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滋賀県 高島市

平成24年  9月 定例会 09月14日−02号




平成24年  9月 定例会 − 09月14日−02号









平成24年  9月 定例会



          平成24年9月高島市議会定例会(第2号)

                        平成24年9月14日(金曜日)

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議事日程 第2号

                          平成24年9月14日(金)

                             午前10時00分開会

第1 一般質問

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本日の会議に付した事件

第1 日程第1の件

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会議に出席した議員(19名)

    1番 粟津まりさん      2番 森脇 徹君

    3番 福井節子さん      4番 石田 哲君

    5番 駒井芳彦君       6番 万木 豊君

    7番 廣本昌久君       8番 秋永安次君

    9番 前川 勉君       10番 橋本恒夫君

    11番 澤本長俊君       12番 山川恒雄君

    13番 大日 翼君       14番 小島洋祐君

    15番 八田吉喜君       16番 梅村彦一君

    17番 宮内英明君       18番 大西勝巳君

    19番 清水日出夫君

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会議に欠席した議員(なし)

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会議に出席した説明員

               市長             西川喜代治君

               副市長            竹脇義成君

               教育委員長          北川暢子さん

               教育長            高橋博志君

               総務部長           金谷一夫君

               政策部長           内村泰雄君

               市民環境部長         山田善嗣君

               健康福祉部長         森脇 博君

               産業経済部長         古谷傳平君

               土木交通部長         山本博和君

               上下水道部長         高島成弘君

               会計管理者          澤 孝彦君

               教育部長           北川伊久男君

               病院事務部長         高木 正君

               消防長            山下 勇君

               総務部次長          澤田市郎君

               政策部次長          古谷和美さん

               市民環境部次長        藤田 昭君

               産業経済部次長        俣野吉治君

               主席教育次長         上原重治君

               健康福祉部管理官       松島正博君

               土木交通部管理官       早藤武彦君

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会議に出席した事務局職員

               議会事務局長         仁賀久宣

               議事課長           上山幸応

               議事課参事          西川 亨

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     午前10時00分 開会



○議長(駒井芳彦君) 

 皆さん、おはようございます。

 本日は各会派代表による一般質問を行っていただきます。また、18日と19日には議員個人による一般質問を行っていただく予定です。

 あらかじめお願いをいたします。質問の持ち時間はあらかじめ決められているとおりでありますが、仮に質問の途中であっても、持ち時間を経過した場合は、その段階で質問を打ち切らせていただきますので、ご了承願います。特に質問内容が通告以外の事項に及んでいると判断した場合は、発言を制止することもあります。発言の制止を行った項目については、答弁を必要としないことにさせていただきます。以上のことにご理解をいただき、スムーズな議会運営ができますよう格段のご協力をお願いいたします。

 なお、2番、森脇徹君及び17番、宮内英明から一般質問に関連し、資料配付並びにパネルを議場へ持ち込み使用したいとの申し出がありましたので、これを許可しました。

 これより本日の会議を開きます。本日の議事日程は、それぞれお手元に配付のとおりであります。

 これより日程に入ります。

 それでは、日程第1、一般質問を行います。発言通告書が提出されておりますので、順次発言を許します。

 まず、17番、宮内英明君の発言を許します。

 17番、宮内英明君。

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△高島新政クラブ 代表質問



◆17番(宮内英明君) 

 おはようございます。新政クラブ代表質問の宮内でございます。

 私は今回の質問の中で、特に先般お亡くなりになりました渡邊議員を含めた質問をいたしたいと。ご容赦お願いしたいと思います。ここで心からご冥福をお祈りいたします。

 まず、1点目でございます。高島市いじめ等防止条例の制定についてでございます。滋賀県知事は8月21日の定例会見で、いじめ等子どもの人権問題解決に向けた条例制定を検討していく考えを示しました。いじめ等の問題解決に導くには、権限と制度変更が必要な場合があると指摘。実際に解決への出口を探すには条例化も必要だろうと述べた。早ければ、今月内に発足する対策本部には、行政中心の部内に加え、専門家によるいじめ対策の調査研究チームを置くと説明し、専門家を中心に条例等の具体的な内容を議論していく。また県は、いじめの解決の出口の1つとして、子どもの人権問題に権限を持って対処できる第三者機関設置も検討している、子どもの人権オンブズパーソン制度等の先進例を調査していると報道されています。教育委員会の見解をお伺いしたいと思います。

 大津市では、昨年10月に起こった、いじめ関連が指摘されている生徒の自殺が現在も問題になっている。昨年、本市内でも発生したいじめ等に対して、事案解決に向けた条例制定の必要はないのか、あわせて伺いたいと思います。

 2点目でございます。高島市交通対策問題について、道路と鉄道について伺いたいと思います。7月26日、27日、国土交通省道路局、鉄道局で研修を行いました。そこで伺います。

 道路についてでございます。国道161号線高島バイパス安曇川工区(安曇川〜鴨川)の延長2.5kmの高規格道路の青柳交差点改良計画についてを問います。2点目、国道161号線湖北バイパス(海津〜西浜)延長2.5kmの高規格道路の海津区の事業内容について伺います。3点目、国道161号線小松拡幅(高島市勝野〜大津市北小松)延長6.5kmの高規格道路、小松地区2.4kmのバイパス部の事業内容について伺います。4点目、国道161号線志賀バイパス(大津市北小松〜荒川)延長6.4kmの高規格道路(北比良地区周辺整備工事)残3.4km間の本年度暫定2車線の供用開始予定バイパス部の事業内容について伺います。

 5点目、国道303号線(追分工区)道路改良事業について伺います。国道303号線は岐阜県岐阜市から福井県三方上中郡若狭町に至る一般国道であり、道路改築計画箇所は滋賀県高島市今津町の4.4km区間である。対象地域は陸上自衛隊の饗庭野演習場が広がり、計画区間もその演習場内を通過する特殊な地域状況である。対象区間の上ノ瀬橋から保坂の367号線交差点までは一応の道路整備は終わっているものの、40年前の規格で整備してあることから、道路線形が悪く、幅員も十分でなく、通行車両の衝突や転落事故、冬季のスリップ事故等が発生し、早急に対応が望まれております。滋賀県では平成21年度より道路改良事業に取り組むことになり、トンネルによるバイパス区間も含め、問題の多い箇所から順次事業を進めるが、全線開通まで約8年を要するとしておりますが、その点についてお伺いしたいと思います。特に国の直轄道路に格上げを要望し、早期高規格道路に見直しはできないものか、担当部長に伺いたいと思います。また、市長にもあわせて伺いたいと思います。

 次に、鉄道についてでございますが、滋賀県は昨年8月26日、2030年ごろに実現を目指す滋賀交通ビジョンを策定するため、第1回懇話会を県大津合同庁舎で開き、北陸新幹線やリニア新幹線等、高速交通網が県内交通に及ぼす影響を検証する懇話会で、学識経験者や交通事業者、国や市町の関係者、経済団体から14人で構成され、座長には京都大学大学院の文世一教授を選出し、来年中に交通ビジョン案を答申する。懇話会の中で知事は、交通は生活に欠かせない基盤、県民側からの課題に幅広く目を配ってほしいとあいさつし、県は本年度の業務計画案を公表し、議論の課題や進め方を提示しております。北陸新幹線については、県内を通る場合には波及効果や既存鉄道網の活用策等を探る。また、車社会の進展状況を説明し、マイカーから公共交通への転換や交通空白地での交通手段の確保を課題に上げた。少子・高齢化に伴う交通需要減少で公共交通が衰退する可能性や温暖化対策としての視点からの重要性を指摘しております。

 まず、1点目、県と関係市町村でつくる北陸新幹線連絡調整会議で、敦賀以西延長に湖西線を経由するフリーゲージの導入案が浮上したことについて、フリーゲージトレインの安全性と、異なる路線間の問題点、輸送に対するダイヤ改正による在来線に対する影響について、耐久性の評価、保全性、経済性の分析・検証について問題はないのか、所見を伺いたいと思います。特にJR湖西線を利用する貨物列車の運行状況についてもあわせて伺いたいと思います。2点目、鉄道と地域連携、これからの地域社会を考える上で、交通基盤の整備と地域振興、湖西地域・若狭地域の自然と共生、固有な文化、伝統、豊かな住環境等、双方向にとって魅力ある大都市近郊路線として琵琶湖若狭快速鉄道の存在意義と期待効果について所見を伺いたいと思います。

 3点目、高島市環境都市宣言について、「びわ湖源流の郷たかしま」は、水と緑、里山から湖辺まで、すばらしい環境を将来の世代に引き継ぐため、市民、事業者、行政が一体となって環境の保全とよりよい環境の創造に取り組む環境都市宣言をすべきではないか、伺いたいと思います。

 私たちは高島市を心から愛し、市民としての自覚と誇りを持って、この豊かな自然を市民みんなの力で四季を通して、自然と触れ合えるまち、きれいな住み心地のよいまちとして未来へとつなぐ責務を負っております。今、都市化の進展は地域のつながりを希薄にして、かけがえのない自然環境、生活環境、歴史的環境、文化的環境の存続を危うくしつつあります。その原因は日常生活や事業活動に起因していることを私たちは改めて認識し、市民一人一人が高島市、我がまちを愛し、我が故郷を慈しむ心を醸成し、良好な環境を保全し、創造していかなければなりません。

 そこで、私たちは例えば市民、事業者、市、あらゆる主体が協働して環境創造に取り組むまちを目指す。1つ、人と自然と産業が調和する共生のまちを目指す。1つ、地球に優しい循環のまちを目指す、これらを基本とした高島市の四季の恵みが実感できるまち、環境都市高島を目指して、まちづくり、地域づくりに取り組むために宣言すべきではないでしょうか。

 4点目です。高島市空き家等の適正管理に関する条例制定についてでございます。高島市内の空き家等の一部に管理が適正に行われていない状態が見受けられる。これらに対して適正化を図ることにより、生活環境の保全及び清潔で安全な市民生活に寄与するため、空き家等の適正管理に関する条例制定を提案したいと思いますが、所見を伺いたいと思います。

 まず、1点目でございます。例えば建物その他の工作物の老朽化が著しく、倒壊のおそれがあること。2点目に自然現象により建物その他の工作物の一部が飛散すること。3点目には廃棄物の不法投棄場所になっていること。4点目は害虫または悪臭の発生する場所になっている。5点目は犬、猫等のすみかになっていること。6点目は、火災の予防上、危険な箇所になっていること。7点目に、犯罪及び青少年の非行の防止上、好ましくない場所になっていること。8点目には交通の障害になっていること。9点目は、前各号に掲げるもののほか、良好な景観及び生活環境を著しく損なうこと。空き家等の所有者が当該敷地に繁茂した草木または廃棄物を除去し、近隣住民の生活環境の保全及び安全の確保に支障を及ぼさないよう、当該空き家等を適正に管理が行われないと思われる空き家等を発見したときに、適正な処置をする、このような条例の制定を考えるべきではないかと思いますが、担当部長に伺いたいと思います。

 5点目です。犬の多頭飼育(県条例)と本市多頭飼育業者の指導を伺いたいと思います。高島市内で県条例の対象となる多頭飼育業者の適正指導について伺います。まず、1でございますが、業者数は。2点目、現在の犬の頭数について。登録している犬でございます。3点目、消毒液の使用種類と取り扱いの指導について。4点目、排水の処理機能について(7人槽、50匹)。

 参考に、エンジェルズの現時点の内容を列記しておきました。調査したところ、飼育頭数は100頭、それから犬の野外飼育が61頭、仮設プレハブ、不法建築、1号、2号棟が物置になっている。仮設のプレハブ1号、野外洗浄機など、洗い場になっている。仮設のプレハブ1号棟、2号棟は汚水排水の場所になっている。こういうことで、私は前回も、去年の8月にも質問しておりますが、ブログで非常にたたかれまして、仮設住宅は建築許可は要らないと。けれども、法的には、土木事務所へ聞きますと、仮設住宅でも一応建築許可は必要だということでございますので、やはり適切な指導をすべきではないかと思います。以上、5点について質問をいたしたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 17番、宮内英明君の質問に対する当局の答弁を求めます。

 高橋教育長。



◎教育長(高橋博志君) 

 それでは、宮内議員の質問番号1、高島市いじめ等防止条例の制定についてのご質問にお答えしたいというふうに思います。

 滋賀県におきまして、いじめ等子どもの人権問題に向けた条例制定の検討や子どもの人権問題に権限をもって対処できる第三者機関として子どもの人権オンブズパーソン制度の調査についての動きがあることは承知しており、その動向を注視しているところでございます。子どもの人権問題に権限をもって対処できる第三者機関の設置についてでございますが、現在、教育委員会に教育相談・課題対応室を設置しており、保護者等からの電話や面談による相談を行い、学校訪問を行って、相談内容の解決に努力しております。議員ご質問の第三者機関ではありませんが、現有の教育相談・課題対応室の機能を活用して、子どもや保護者等がいつでも安心して相談できるようにし、いじめの早期発見、早期対応、早期解決を図りたいと考えております。

 次に、条例制定の必要性についてでございますが、教育委員会では、いじめ対策指針に基づいて、指導主事やスクールカウンセラー等を学校に派遣して支援、指導をするとともに、各学校のいじめ対策の取り組み状況を点検しております。また、いじめ対策プロジェクトチームを設置し、いじめ防止の取り組みの検討や、いじめ事件のその後の対応について確認、協議しております。

 各学校では、ストップいじめ行動計画に基づいて、教員、子ども、保護者、それぞれの立場から、いじめ対策に取り組んでおります。子どもたちにいじめに関するアンケートをとることやPTAでいじめに関する研修会を持つことについては、市内のすべての学校で行っております。8月26日にはストップいじめ対策会議を実施し、小・中学生から、いじめをなくすにはどうすればよいかなどについて子どもの立場からの意見を聞きました。今後も、子どもの目線に立って、いじめの対策指針並びにストップいじめ行動計画を改善し、いじめをしない、させない、見逃さない学校づくりに家庭や地域と連携して取り組みたいと考えております。

 教育委員会といたしましては、本年3月に策定しました高島市いじめ対策指針に基づき、いじめの未然防止、早期発見、早期対応、早期解決に全力を挙げて取り組んでまいります。以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 それでは、宮内議員の質問番号2の高島市交通対策問題についてお答えをいたします。

 まず、国道161号の4つの工区につきましての事業内容等でございますが、最初に高島バイパス安曇川工区につきましては、本年度事業費は7,200万円で、交通安全対策事業として青柳北の交差点改良が計画され、土質調査及び詳細調査設計が実施されます。湖北バイパスは事業費1億円で、海津地区の用地測量と物件調査のほか、一部、用地取得が実施されます。小松拡幅は事業費1億円で、北小松地区2.4kmのバイパス部の用地測量及び用地取得が実施されます。また、志賀バイパスは事業費2億4,000万円で、北比良地区周辺の整備が実施されており、この秋に暫定2車線で供用開始が予定されています。

 次に、国道303号追分工区でございますが、滋賀県では、厳しい財政状況が今後も続くとの想定のもとに、真に必要な道路整備を重点的かつスピーディーに進めるため、滋賀県道路整備アクションプログラムが策定されています。国道303号は、このアクションプログラムでランクAの重点化事業に位置づけられ、平成15年より整備工事に事業着手されてまいりました。今後の予定でありますが、延長4.1kmを5工区に分けて計画がされており、トンネル部を含む梅原方面までの改良延長1,570mは平成26年度の供用開始が予定されています。また、平成27年度は生見地区の改良延長970mが、平成28年度は27年度実施区間から東のほうへ改良延長590mが実施される予定であり、随時供用が図られることとなっています。このほか、保坂方面で2つの橋梁のかけかえがある改良延長930mについては、平成29年度に完成予定と伺っております。

 なお、ご質問の国道303号の直轄国道への格上げであります。直轄国道は道路法第13条において規定され、国が管理する区間として指定された区間を指しますが、国土交通省の基本的な考えは、直轄国道は、国レベルの機能を担う一般国道のうち、高速自動車国道とともに、交通上、国土管理上、重要性が高い中核的、根幹的なネットワークに係る区間に限定するとされています。同法施行規則の中で国が整備、管理すべき指定区間の基準として3つが定められております。内容は議員お手元にお渡しをしているとおりでございます。直轄国道への格上げにつきましては、これまでも県と協議を行ってまいりましたが、国道303号は、連絡する都市及び現況の直轄国道の配置から、指定の基準に該当するとは言いがたく、国管理の指定区間とするには困難であるとされています。

 次に、質問番号2の鉄道についてお答えいたします。滋賀県では平成23年度から2年間をかけて今後の交通政策の基本指針となる滋賀交通ビジョンの策定が進められており、この6月に中間報告として骨子が明らかにされました。その中で、鉄道を取り巻く広域交通や地域交通の課題をはじめ、近畿、中部、北陸の各圏域間の円滑な交流と連携、さらには生活に必要な交通手段の確保等についての将来像と施策の方向性が示されたところであります。

 ご質問の1点目、北陸新幹線についてでありますが、国では北陸新幹線の敦賀以西について暫定ルートとして湖西線に軌間可変電車(フリーゲージトレイン)を導入することが取りまとめられました。フリーゲージトレインの安全性については、国の軌間可変技術評価委員会における技術評価において在来線急曲線部で目標の速度での安全・安定走行が確認されていますが、さらに新たな試験車両の開発と走行試験、車両・地上設備の製作コスト及び保守コストの分析、検証がされているところであり、今後の動向を注視してまいりたいと考えております。

 なお、JR湖西線利用の貨物列車の運行につきましては、標準運行として青森方面の下りでは9便で、大阪方面の上りでは7便が運行し、コンテナ貨物を主に輸送しております。

 次に、2点目の琵琶湖若狭湾快速鉄道についてでありますが、この事業の実現には採算性や財源の確保、周辺地域へのインパクトなど、不透明な点もあり、加えて、福井、滋賀、両県での市民意識や地域の盛り上がりにも熱意と機運の温度差もあり、いま一つ一枚岩となり得ていない状況にございます。風土の異なる隣接地域間を結ぶことで新たな物流の拡大等、地域構造の再編が期待できるところでありますが、高島市としては、必要性はもとより、経済波及効果などを含めて、より慎重に議論、検討を重ねて対応していきたいと考えております。

 次に、質問番号3の環境都市宣言についてお答えいたします。

 市の特性である豊かな自然環境をよりよいものとし、将来に継承していくため、平成19年に今後の環境政策の筋道を明らかにした高島市環境基本条例の制定とあわせ、各種の環境施策を総合的かつ計画的に推進するための高島市環境基本計画を策定しています。また、推進に当たっては、行政はもとより、市民や団体、事業者がそれぞれの役割と責務に応じた環境の保全と創造のための行動を自主的かつ積極的に実践していくことが肝要でありますことから、現在、地域ぐるみで取り組んでいるごみ減量大作戦の推進、太陽光をはじめとする自然エネルギーの普及、また農林分野では森林、里山の保全や環境保全型農業の推進など、環境に配慮した取り組みを進めているところでございます。さらに、本市の豊かな自然環境をしっかりと守り、これを地域資源として、あらゆる産業につなげていくという「びわ湖源流の郷たかしま」をキーワードとした取り組みは、市民に自然環境や自然の大切さを理解し、より認識を深めていただけるのではないかと考えております。引き続き市民にわかりやすく普及啓発を図ってまいります。

 議員からご提案いただきました環境都市宣言は、市民一人ひとりに環境保全に対する自覚を持ってもらうことや、市民、団体、事業者、行政が一体となって取り組んでいくことの重要性を認識していただく観点からも有益な方法であると認識しておりますが、今後、環境施策の推進を図っていく中で、環境都市宣言の実施等につきまして判断をさせていただきたいと思います。

 次に、質問番号4の空き家等の適正管理に関する条例制定についてのご質問にお答えいたします。

 市内では適正に管理されていない空き家が高齢化の進展とともに増えつつあり、不審火による火災や犯罪などの防災・防犯上の問題をはじめ、土地利用の非効率、景観の阻害など、さまざまな課題が派生しています。議員ご提案の空き家等の適正管理に関する条例の制定ですが、本市では平成19年7月に、環境基本計画の実効性を高め、効果的な推進を図るため、履行されない場合や違反した場合の罰則規定も盛り込んだ高島市未来へ誇れる環境保全条例を制定し、空き家の適正な管理に努めているところであります。これまで空き家解消に向けて本条例を適用した事例はございませんが、今後、市民への啓発に努め、より効果的な運用を図ってまいりたいと考えております。

 最後に、質問番号5にお答えをいたします。

 1点目の業者数ですが、市内の動物取り扱い業の登録を行っております業者数は19者であります。

 2点目の犬の登録数ですが、市内には本年4月1日現在で3,755頭の登録があります。

 3点目の消毒液の種類と取り扱い指導についてですが、消毒液は主に医薬部外品であるハイターや医薬品であるミルトン、動物用医薬品であるビルコンS等の塩素系のものが一般的に使用されており、使用に関しては製品ごとに定められた適正な取り扱いをすることが使用者に義務づけられております。

 4点目のご質問は今津町にあります多頭飼育業者と思われますが、浄化槽は平成20年9月に多頭飼育業者と集落排水処理施設管理者との協議がなされ、集落排水処理施設の前処理施設として設置されたものと認識をしております。以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 ありがとうございました。私、約束をした中で、これから逐次、一問一答で再質問したいと思います。

 まず、教育長から、いじめの問題で対応が、それぞれ答弁いただきましたが、きょうの新聞も出ていますね。参考資料もたくさんつけていますけれども、各地で、いじめの防止に対する条例が条例化されております。きょうの新聞は大津市議会が条例素案を検討と、本当に高島市の対応で一番先に取り組まなければならないのではないかなと思いますけれども、条例制定については今の状態で教育長はそれでよろしいと言うのでありますか。今、何か、その必要がないような答弁ではなかったかと思いますが、その点についてお伺いしたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 高橋教育長。



◎教育長(高橋博志君) 

 去年というか、去年度3月の段階で、いじめ対策指針というのを制定いたしました。そして、各学校においてもストップいじめ行動計画であったり、あるいは年間計画というものを策定してまいりました。その中には、特に、いじめ対策指針の中には基本理念あるいは責務等が明確化しておりました。いじめ対策会議を経て、取り組みを進めているというような状況でございます。もう少しこの状況を見させていただきたいというふうに思いますし、大体、条例等に載っている内容につきましては、指針の中にもそこそこ明文化されているのだということでご理解願えたらというふうに思います。以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 身内のことのように教育委員会は今おっしゃったような対策プロジェクトチームを設置していると、いじめ対策指針で対応していこうというような考えです。けれども、条例は、議会も、それから執行者のほうも真剣に考えていくべきではないか。北広島市等では対策委員会を設置してやっていっている。それから、大津市のきょうの新聞なんかは議会が対応する。市長はどう思われますか。市のほうでは、教育委員会は特異なものだから、教育行政だから、そっちに任せておいたらいいという考えになるのですか、市長。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 私も、ほかの議員からもご質問いただいておりますが、行政委員会へ私のほうから一々指図をして、どうしなさい、こうしなさいということにつきましては、できるだけ控えさせていただくという思いでおります。しかし、今ご質問にありましたようないじめ対策、あるいは教育委員会でもいろいろ課題、問題が生じておりますが、これは月に2回、私と副市長と教育長が集まった3役の調整会議というものをしておりまして、その中で3人が議論して方向づけというものを出させていただいております。

 今ご質問の条例制定等々について、それは議員のおっしゃるように必要かもしれませんが、現段階におきましては、性急な条例制定というよりも、やはりいじめをどうしてなくしていくのかということの議論というもののほうが本当に大切かなという思いをしております。条例をつくったから、いじめがなくなるということではないわけでございますので、やはりこれは教育委員さん8名がいらっしゃいますし、当然、事務局のほうからも課題提起をされて、議論されているというふうに私は思っております。ですから、今、教育長からありましたように、いじめ対策指針というものがほかのまちには私は決して負けない内容になっているということを思っておりまして、当面はやはりこういった指針に基づきまして教育委員会を通じ、また学校の教職員を通じ、また地域、子どもをあわせた中での対策あるいは方向づけというものを当面は実施させていただきたい、こういう思いをしております。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 我々議会のほうには内容は全く伝達されていない。だから、本当に教育委員会が取り組んでいる内容についてはやはり議会のほうにも、できたら、きょうでも私はそういう資料が欲しかったのです。全くわからないから、どういう方向で動いているかなという面では、やはり不親切だなと。議会のほうも一生懸命取り組むという考えは、やはり今、取り組みの方法を事前に欲しかったなと。こういう答弁書でなしに、取り組んでいる内容がわかるようなものをぜひともお願いしたいと思いますし、早急に制定ができるような方向で、まだまだと、内輪のことだから、ゆっくり過ぎる。ひとつ、もし参考資料があれば、議会のほうに届けていただきたいと思います。

 次に、交通対策でございますが、いろいろ市長が、担当者が一生懸命にやっていただきましたが、ことしは、いかんせん、要求の39%ですか、予算がつかないということで、どんどんおくれて、この地図が、予定の日時を過ぎても、できていかないということでは、我々市民にとっては非常に不安でございます。

 それから、今までも、それぞれの立場で陳情等やっておられますよね。もっと積極的に、市民が本当に困っているだと、市民の先にやってほしいという要望を突き詰めるためには、僕はもっと、署名活動でもして、関係者だけでなしに、やはり要求を市民の立場からやっていくべきではないかと思いますが、部長、ひとつよろしくお願いします、答弁を、取り組みについて。



○議長(駒井芳彦君) 

 山本土木交通部長。



◎土木交通部長(山本博和君) 

 今の要望の方法、手法等でございますけれども、6月にも答弁をさせていただきまして、国道も県道にも関しましても、市長のほうが県でありますとか滋賀国道事務所でありますとか近畿整備局、また国土交通省というところに事あるごとに要望に足を運んでいただいている状況でございます。

 ご質問の市民を取り込んだというようなことでございますが、その辺、十分また研究もさせていただいて、議員おっしゃいます積極的な要望によりまして、スムーズに事業手法ができますよう今後とも取り組んでいきたいというふうに考えております。以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 161期成同盟会とか京都大原何か期成同盟会、いっぱいあるけれども、本当はその事務局のメンバーだけが動いて、熱意が全然伝わっていないとかね。今まで、うちの清水議員も前回質問したら、研究をしますと。研究をいつまでするのですか。やはり陳情の方法ももっともっと真剣さがなかったら、定期的に期成同盟会が寄って、話をして、少しも進歩がないではないですか。だから、研究をどこまでしているのかわからないので、期成同盟会とか大原小浜道のあれとかね。高規格道路というのはやはり熱意があったら、国交省も言っていましたよ、一緒に行きまして。やはり地元の熱意があったら、できますよと。直轄だったら、すぐでもできます、直轄でないから、できませんよと。部長、どうですか。研究だけではない。どういう研究をしているのですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 私のほうからお答えをさせていただきます。

 熱意がないとかというご発言でございますが、それは決してそういうことではございません。議員が東京の国土交通省の国道・防災課のほうへ行かれて、たしか課長補佐の説明を受けておられたということもお聞きもしておりますが、ちょうどその日のその時間に私はそこの課長に現場に来ていただきまして、安曇川の青柳北の現場も見ていただきました。その後、161の期成同盟会の総会があったわけでございますが、私も熱意を伝えるということは非常に大事だということを考えておりまして、先ほど部長が言いましたように、私が東京に行ったときには事あるごとに総務省と国土交通省のポイントにつきましてはすべてお邪魔をしながら、お話もしていただいております。

 そうした中で、就任させていただいたときには、湖北バイパス、安曇川工区、また小松拡幅の部分についても予算割り当てはなかったというふうにたしか覚えておりますが、その後2年間活動させていただいた中で、3地域とも予算づけがされたということでございます。やはりこれは議員各位の陳情等々もございますが、事務方によりましての滋賀国道あるいは近畿整備局、また国交省への要望、また国会議員を通じての活動によってこういった実りができてきたのではないかということを思っております。ただ、今こういった国の予算が厳しい中で、今までなかったところへの箇所づけをして予算をどんどんつけるということは非常に厳しいということも危惧をしております。それでは困りますので、これから早くこの工事ができるように努めていきたいと思っております。

 また、安曇川の工区につきましては、一般的な国道改良の予算はつかないよということで、いろいろご相談申し上げましたら、交通安全の交差点改良での事業採択をしますよということまでも国の担当課長さんからもお話を聞かせていただいて、予算組みがされておりますので、こういったことはこれからも力いっぱい国に働きかけて予算づけをしていただくように頑張っていきたいな、こういう思いをしております。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 市長は一生懸命やっている、それはわかりますよ。けれども、我々市民も署名運動をしてでも、やはり303を高規格道路に上げていくような運動をしていかねば、とてもできませんよ、何年たっても。ひとつそういう面では、研究ばかりしないで、積極的に署名、議員もしますから、お願いしたいと思います。

 次に、鉄道の問題について伺います。

 これは渡邊さんが一生懸命強調されておりました。特に琵琶湖環状線、環状になっていない。塩津でおりて、塩津駅の乗りかえの機能が、あのホームの狭さ、待合室のなさ、安全面からしても、琵琶湖環状線と言えない。国交省では琵琶湖環状線と言わないのですね。琵琶湖環状線とは、我々市民は、くるっと回ると思っていた。ところが、あそこで乗りかえて、ホームで待って、非常に狭い。待合室もない。そういうふうな要望はできないのですか。環状線の意義、その点についてお伺いしたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 環状線の問題でございます。

 今現在では、環状線構想の中で我々のほうも基金を出して、そのための対策というものをお願いした中で、名前だけかもしれませんが、環状線という形で一応決着は見たなということは思っております。ただ、今おっしゃっているように、直通であれば、本当に長浜、彦根に行くのは便利でございますが、乗りかえが、今の状況では、どうしても出てくるということは、やはり下りについて、下りから上りという形のルート化というものはできない。ちょうど、申しますと、こちらから大津へ行くときに、山科へ行って、乗りかえをして大津に行くというような形でございます。これは、琵琶湖線のような形のたくさんの鉄道が走っていると、本当に便利でございますが、何せ乗客数あるいは便数等々、どちらが先かということは言いがたいと思うのですが、現状では非常に不便な状況になっていることは事実でございます。

 この辺につきましては、毎年、JR西日本のほうに参りまして、時間帯、あるいは、どこまで延長する、これは京都から永原、また敦賀から京都まで、こういった全体的な鉄道の増便、あるいは快速化等々についての要望をしているわけでございますが、なかなか思ったような形での回答を得られていないというのが現実でございます。これからも、やはり高島市民にとりまして便利な鉄道となるような形で活動をさせていただきたい。これは先ほどの道路と同じでございまして、執行部だけが言っていたのでは、なかなか進まない面もありますので、これから議員各位のお力をかりまして、こういった活動を地道に続けていきたいという思いをしております。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 琵琶湖環状線、名前は環状線、けれども、実際は環状機能を果たしていない。高島から実際に環状線を使って行く通学の子ども、それから観光客について調査したことはありますか、部長。



○議長(駒井芳彦君) 

 山本土木交通部長。



◎土木交通部長(山本博和君) 

 申しわけございませんが、そういった調査はしておりませんが、高島市から長浜市のほうへ、長浜市のほうから高島のほうへという通学の生徒が数十名おられるということは認識いたしております。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 ぜひともやはり状況を把握して、私個人的でも、2人の子どもが向こうへ通っているのですね。それが、時間帯によって、帰ってこない。そんな、僕以外に、ほかの家庭の子どもを一緒に連れて帰ったり、送ったりしておる。環状線でもない。本当に通勤、通学に使う、観光に使う重要な鉄道です。ひとつ、もうちょっと調査し、それこそ研究して、ぜひとも塩津駅の乗り降りの解消、それから安全のための待合室等の設置を、これから特に雪がふると、あそこ、立っていられませんよ。あそこ、行かれたことありますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内議員、通告外と判断いたします。質問を変えてください。



◆17番(宮内英明君) 

 はい。

 次に、それなら、JR湖西線のバリアフリー、進んでおりますが、そこで北陸新幹線の敦賀から新大阪間のフリーゲージの話が新聞報道されました。新聞では列車まで発表された。本当に市民はこれで安全なのかなという不安感があります。我々議員は勉強しました。市民向けのフリーゲージトレインの説明会とか、そういうことは考えておられますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 フリーゲージトレインのご質問でございますが、国のほうは、あと12年後に敦賀までの高規格新幹線を整備しましょうというお話が決定されたところでございます。その後、同時ぐらいに、できたら敦賀から新幹線を大阪まで走らせたいという中で、財源の問題で、在来線を活用したフリーゲージを導入したいというお話がございました。

 その中で、安全性とか説明とか等々のことでございますが、これはあくまで今、構想の段階、12年先の段階でございまして、フリーゲージそのものは、今、長崎新幹線のほうで車両の開発とか安全走行とかのテストがされているということをお聞きしておりますが、今後、説明がどうかということでございますが、もう少し具体化されないと、説明そのものもできないのではないか。

 ただ、今回走るフリーゲージは今走っておりますサンダーバードよりも車両が重たいということもお聞きもしておりまして、今の昭和49年に開業しました湖西線が、耐震化はされておりますが、重量、スピードに耐えるかどうかということはこれからやはり調査をされて、万一、湖西線に走る場合には改良がされているということも思っております。ただ、これは私の想像でございますので、もう少し時間をいただいて、方向なり確実性が出てきたときにやはり市民にお知らせしないと、夢としては私は湖西線にフリーゲージを走らせたいという気持ちはありますが、現実、それがどうなる、こうなるということまでの決定には至っていないわけです。

 その決定をするしないまでの説明というお話かもしれませんが、余りにも決定していない中で説明をしましても、どうなるのだと聞かれても、我々もお答えするすべもございませんし、お答えするだけの能力もないわけでございますので、その辺は、確かに議員おっしゃるように、説明をして広めるということも大事かもしれませんが、もう少ししっかりした内容までを把握しないことには、私としては少し控えさせていただきたいなという思いをしております。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 時期尚早だと判断していると。けれども、市民は大きな不安と期待があると思いますよね。やはり将来に向かって本当に取り組んでいくのかどうかという姿勢は示すべきではないかと思います。

 次に、湖西線を貨物列車がどんどん走って、下りが9便で、上りが7便、この時間帯はいつごろ走っているのですかね。



○議長(駒井芳彦君) 

 山本土木交通部長。



◎土木交通部長(山本博和君) 

 貨物の時間帯でございます。

 まず、上りの大阪方面ですけれども、午前2時から5時の時間帯で4便が夜行の運行となってございます。7便のうち3便が午前8時から23時、午後11時の運行となっております。下りの青森方面ですけれども、9便でございまして、零時から2時の時間帯で3便、それから4時から6時の時間帯で2便と、それから16時から23時が4便という運行になっております。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 湖西線に乗っていると、大体、貨物列車が堅田で追い抜きますね。その列車は今津の駅にとまっていますよね。在来線の列車が、本当ならば、貨物列車が通らなかったら、もう一本ぐらい走らせられるわけ、その辺はやはり本数を増やす要素としてね。もともとJRは貨物列車を扱わない、通さないという方針だったよね、最初。ところが、今、貨物車がどんどん走っている。それを国土交通省で質問したら、フリーゲージの列車を走らす試験走行で重さをテストしているというようなことを言ったのですよね。どういうことですか。それはやはり我々は旅客列車が一本でも通れるような方法で要望していかなければいけないのではないですか。ダイヤ改正にぜひともそこを突いて、貨物列車がどんどん在来線を追い抜いて、今津でとまっているのです。ああいうのだったら、普通列車をもう一本増やしてほしい。その辺、どうですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 山本土木交通部長。



◎土木交通部長(山本博和君) 

 先般、研修にも私同行させていただきまして、鉄道局の方から説明を聞いたところでございます。議員とちょっとニュアンスが違うわけなのですが、フリーゲージトレインを走行さす場合に軽量化を図っていこうということが今言われておりますが、現在の湖西線のいわゆる鉄道の構造といいますか、それにつきましては、現行、貨物が走っておる中で、それ相応の重量が現在通っているということで、問題がないのではないかというような説明と私は記憶いたしております。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 ダイヤ改正にはやはりそういう点も突いて要望していただきたいと思います。一本でも増やしてほしい。

 次に進みます。3点目の高島市環境都市宣言についてですが、4番目の空き家条例等を含めて、今、高島市はごみ減量作戦とか、それぞれの条例で、的確に環境基本条例で対応していると。それならば、やはり今、それだけ一生懸命やって取り組んで、成果を上げているのだから、私は当然、環境都市宣言をしてもいいのではなかろうかという時期に来ておるのではなかろうかと思いますが、見解を伺いたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 山田市民環境部長。



◎市民環境部長(山田善嗣君) 

 確かに高島市はいろんな部分で環境保全という形で積極的に取り組んでおります。その中で、市民、それから事業者とか集落とか団体に対して、いろんな部分での保全意識を認識してもらう、また啓発をするという意味で、現在、環境保全に取り組むべき方向、行動を定めているのは、先ほど申しました環境基本条例、環境基本計画、それに未来へ誇れる環境保全条例、さらに「びわ湖源流の郷たかしま」戦略でございます。特に未来へ誇れる環境保全条例につきましては、ここで違反される方については勧告、命令、それから罰則までというような規定までも設けておりまして、これらを今後しっかり進めることによって、市民の方に自覚や認識、これも深めてもらえるのではないかなというふうには考えております。引き続き市民への啓発を努め、より効果的な方法によって環境保全の施策を進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 こういうふうな立派な「めざそうよ!紙ごみ減量日本一」、これは環境都市宣言をするのに最もふさわしい。私、この間、仙台に行きました。非常にきれいなまち並みであったし、それで、私が高島市の環境都市宣言をしろと言うのは、市民は一生懸命努力しておるけれども、よそからしたら、観光に来た人が、ポイ捨てでどんどん缶を捨てたり、物を捨てたりして帰っている。高島市はこれだけ環境を一生懸命やっておるということは伝わっていないのですよ。だから、ぜひとも、湖周道路でもあれだけきれいに一生懸命、みんながやっている。けれども、その後ろからツーリングの自転車がぼんと缶を捨てたり、物を捨てたり、ここは物捨て場所ぐらいに考えているのかな。私は、高島市はそんなまちと違いますよということを言うためにも、やはり都市宣言をすべきではないかと思います。そういう面では、市長の所見をお伺いしたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 ただいま議員のご質問にありました、市民を含めて、あるいは市外の方々がごみを捨てるのだと、こういった面を解決するために高島市も一定のほかの事業にも取り組んでいる中で宣言をしたらどうかというお話でございます。

 高島市環境基本条例というのがございます。今、条例というものは、第1条、第2条という形でずっと規定をさせていただいておりますが、その前に前文というものがあります。条例すべてにはないわけなのですが、環境基本条例につきましては前文があります。この前文の内容が、今、議員がおっしゃっているいわゆる環境都市宣言の内容であるのかなということも思うわけです。

 少し朗読させていただきますと、「私たちのまち『高島市』は、古来より緑豊かな山々と清き水が流れる川と生命を育む琵琶湖に囲まれ、美しく豊かな自然の中で、生活を営み、郷を築き、関西圏と北陸圏を結ぶ交通の要衝として栄え、さまざまな歴史や文化、景観を形づくってきた。」、後、少し飛ばせていただきますが、「21世紀をむかえ、今こそ私たちは、将来の世代に自然と調和した健康で文化的な生活を営むことができる良好な環境を引き継ぐため、社会構造を自然と人が共生する持続可能な循環型社会へと変えていかなければならない。このような認識のもと、市、市民、事業者が一体となって互いの協働により、美しく豊かな高島市の環境を保全し、持続可能な循環型社会を実現する」という趣旨で条例が制定されておりまして、これをそのまま引用したら、都市宣言になるのではないかな、こういう思いをしておりますが、先ほど申し上げましたように、しばらくお時間をいただきまして、都市宣言等につきましては判断をさせていただきたい、こういう思いをしております。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 参考資料に、たくさん都市宣言をやっているところありますので、参考にしていただければ幸いと思いまして、質問をいたしました。

 次に、最後でございます。昨年のちょうど8月にも同じ項目で質問をしました。実際に現状をどの程度掌握しておられるのかということを含めて、多頭飼育の犬の状態が守られていないのですよね。だから、頭数にしても、私、参考資料につけておりましたように、今100頭、それから浄化能力も超えた頭数が今野外で飼育されていると。参考資料に写真も添付しました。

 それから、不法建築をやっている。指導も少しもされない。5月の風の吹いた折は、屋根が飛んできた。田んぼの中、落ちた。少しも撤去しない。今、渇水で水がなくなると、また溝からポンプアップして使っている。そういう問題については掌握されているでしょうか、市民環境部長。



○議長(駒井芳彦君) 

 山田市民環境部長。



◎市民環境部長(山田善嗣君) 

 今、議員おっしゃったとおり、頭数でございますけれども、現在、市が把握している中では、業者の所有の犬が68、東北からの被災犬が45で、合わせて113頭ということで確認をしております。

 ただ、議員申されましたとおり、施設の排水の規模等につきましても、平成20年当時のそういう頭数によって定められているということでございますし、特に被災犬が受け入れられたその後、23年度につきましてはトータルで13回にわたって、県の動物保護管理センターとの合同等も含めまして、河川の水質の調査とか騒音、現地へ立ち入っての指導等に努めているところでございます。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 土木の関係ですが、仮設の建物の指導は県とどういうふうな協議、そのままずっと建っているけれども、されている対応は。



○議長(駒井芳彦君) 

 山本土木交通部長。



◎土木交通部長(山本博和君) 

 議員ご指摘のとおり、あの建物につきましては建築確認が要るということでございます。そんな中で、建築確認につきましては、ご質問にありますように、建築基準法の違反ということでございまして、これに対しましては我々も職員とともに適切な指導をされるよう土木事務所に要請、依頼をしております。

 当初、県のほうで、ああいった東日本災害のことでちょっと時間がかかったようでございますが、その後、これにつきましては建築確認が要るという建物ということは県のほうから聞いているところでございます。建築確認が要るという建物ということを聞いております。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 1年以上たつのですよね。これはやはり適正な、正直者がばかを見ないような方法で指導することは適正にしてもらいたい。ぜひともお願いしたいと思います。

 それから、合併浄化槽は、61頭も増えているのだから、何か浄化槽組合と、地元のあれと話しているから、いいだろうと、そんなばかなことはないので、やはり市民環境部が適切に、これはオーバーしているから、だめですよとか、指導をするのですよというようなことは言わなければいけないでしょう。農業集落排水の管理はもう市に移管されているのではないですか。何も地元は関係ないではないですか。その辺はどうなっているのですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 高島上下水道部長。



◎上下水道部長(高島成弘君) 

 先ほど言われた50頭の浄化槽のそれを超えているということでありますけれども、それにつきましては多頭飼育のエンジェルズのほうに、できるだけ50頭を守るような感じで指導しておりますし、それに伴いまして、そこから出ています酒波の処理場におきましても、ここ3年間ほど全く水質を超えたような項目もありませんので、今後とも、さらに浄化槽の点検とか保守をするように、業者のほうに指導してまいりたいと考えております。



○議長(駒井芳彦君) 

 宮内君。



◆17番(宮内英明君) 

 今ごらんのように、建物は土木だし、排水は下水道、それから指導は市民環境部、やはり3者が連携して適正な指導をぜひともお願いしたい。

 これで私の質問を終わります。



○議長(駒井芳彦君) 

 以上で、17番、宮内英明君の質問を終わります。

 ここで暫時休憩いたします。

     午前11時11分 休憩

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     午前11時24分 開議



○議長(駒井芳彦君) 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次に、2番、森脇徹君の発言を許します。

 2番、森脇徹君。

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△日本共産党高島市会議員団 代表質問



◆2番(森脇徹君) 

 2番、森脇徹でございます。日本共産党市会議員団を代表して、市長並びに教育長に質問いたします。よろしくお願いいたします。

 私は教育、暮らし、地域活性の課題で通告させていただいております。

 まず、子どもが主体の高島市教育で伺います。

 学校は本来、学ぶ喜びと友情をはぐくみ、互いに成長し合える、子どもにとって楽しいところであり、人間的自立を確かなものにする場であります。そうであるがゆえに、児童生徒が学校に通うことで苦痛と悩みが増え、人間の尊厳まで失う場などということがあっては断じてなりません。このことが本市の教育方針の基軸となっているのか、冒頭に伺います。

 その上で、学力テストや各種テスト、進学実績など、数値目標の達成度を至上課題にしてはいないか。不登校や情緒不安定な児童生徒に寄り添って時間をかけ一緒に克服することを、学校はもちろん、市教委自身が喜びとする高島市の教育環境を目指せているか、伺うものであります。2つに、学校により児童生徒と向き合う課題に違いはありますが、学校長や市教委の判断で、学校・学年単位で特別な体制で教職員の配置が必要なとき、県と市の臨時講師や支援員をフルに活用し、人的配置の傾斜配置を適時機敏に行える学校運営を期待したいと思うのですが、実際と課題はいかがでしょうか、伺います。

 2つに、ストップいじめ対策会議が8月に開かれ、私も傍聴いたしました。互いの権利、人権を尊重し合う学校と地域をどうつくるかを痛感したところであります。この点で、大人の責任と同時に子ども自身が果たせる役割の大きさに子ども意見で私は気づかされました。特に「先生に相談しやすい環境をつくってほしい」「いろんな個性を受け入れていかないと」「生徒会でいじめ問題の話し合いを始めました」「先生にゆとりを与えてほしい」などの子ども意見に着目いたしました。第2回目につながる意見でありますが、市教委として子ども意見に真剣に向き合い、22ある学校から、保護者から、地域から発せられる子どもの期待にこたえる学校づくりに、子ども意見にこたえ、改善すべきは実践に踏み出す、実行していく構えでこの対策会議を開かれたのか、伺います。

 3つに、いじめ防止条例とした規範を強める自治体条例制定が1つの流れとなっていますが、私ども議員団は、いじめ防止に特化した条例で規範を強化しても、人権じゅうりんといじめをなくすことは難しいと考えます。いじめに特化した条例ではなく、高島市子ども権利条例を提案したいと思います。この条例は、市民が子どもと向き合い、市内に住み、通う子どもの権利を明らかにし、その権利を子どもたちに正しく知らせることで、子ども自身がみずからの権利を理解し、ほかの子どもの権利を尊重し、人を思いやる心を持てる、そういう目的を持った市条例の制定の方向を提起したいと思うのですが、いかがでしょうか。

 その方向を目指せるのなら、検討段階で市長部局と市教委が連携し、地域の青少年関係者の英知を生かし、児童生徒や青少年と一緒に学習し、意見を聞くなど、子どもの参画を得ていけば、市民ぐるみの取り組みになると同時に、子ども自身の人権と権利を醸成できていくことを確信したいと思いますが、いかがでしょうか。

 4つに、子ども・若者支援地域協議会設置を、要綱に基づく設置規定ではなく、条例化し、その設置目的が市民的に再認識され、協議会を組織し、目的に責任を持つ関係者の役割をより明白にした協議会にしていくべきではないでしょうか。事務局体制も、兼務ではなく、専任体制がとれないか、伺うものであります。

 5番目に、市教育委員会の役割と権能を市民にわかりやすく示す必要があると考えるものであります。この点で、年度当初の定例議会の本会議において、教育所信と教育行政方針の報告を議会を通じ市民に話されることを求めてまいりました。議会を通じ、市民に教育所信をなされる組織の意思がおありや否や、伺うものであります。

 6つ目に、今津西小学校を小規模特認校に指定し、ゆったりとした学校環境で教育を受けたいことを願う保護者と児童が通学できるようにし、地域の理解と協力を無理なく得ながら、現児童と保護者を励ます学校運営にする教育方針につき伺うものであります。

 大きな2つ目に環境センターの課題であります。

 環境センターの延命化方策に当たり、センター施設の精密診断の事業としてプロポーザルで発注する年度であります。ガス化溶融炉という先端大型システムの実際把握であり、診断者を求める公募でありますが、延命化方策を左右する事業であります。

 その点で1つに、公募に当たり、応じてきた専門業者を選択できる技術専門性と施設のノウハウにおき、現施設を熟知している特別な専門性が必要であります。延命策選択にふさわしい専門者を特定委任できるのか、伺います。

 2つ目に、環境センターは建築時に建造物設計そのものを建造業者に一括請負契約した経過があります。施設の心臓部の設計を川崎重工業が保有したまま、施設改良における公平性と透明性を担保できる長寿・延命化計画を策定できるのか、伺います。

 3つ目に、環境センターで焼却する紙類などを減らし、分別リサイクルを増やす市民的学習促進の状況と減量到達と今後はどうでしょうか。自治会と民間回収業者との連携など、どこまで推進できたか、伺うものであります。

 大きな3点目に、市民の暮らしを支える上下水道事業で伺うものであります。

 まず、上水道事業であります。1点には、今後、市水道事業基本計画に基づく施設の耐震化方策などを抱える上水事業におき、市民のおいしく料金の低い命の水、上水の供給単価を維持し、県下一、料金の低さを継続する上での課題と方策を伺います。2つに、市民所得の格差拡大と生活困窮度が増す中、上下水道料金の納付における現状を伺います。滞納世帯に対し命の水を給水する事業観点で丁寧な納付指導ができているのか、伺います。3つに、市上水に加入できない1970年前後の開発団地などの私設備管理の現状と課題はどうでしょうか。市への水道に係る要望事項を団地ごとに把握されているのか、また可能な支援策を講じておられるか、伺います。

 下水事業についてであります。1点には、不明水対策で、市下水と県との連携で具体的な改善点はありましたでしょうか。2点に、県流域下水と市下水の管理連携の中で、市衛生センターの今後はどうでしょうか。3点に、県への流域下水負担金の納付におき、県域の負担の平準化を基本方策として協議、調整され、市は適切な意見を行っておられるか、市民負担軽減へ見直されるのか、伺うものであります。

 次に、大きな4点目に、観光政策であります。

 今津ビラデスト、新旭風車村、マキノ高原について、施設リニューアル整備に当たり、施設のあり方と今後の運営計画を対象に活性化計画を策定すべく、プロポーザルが出ております。市産業経済部と観光振興課において、現指定管理者の施設管理と運営実態を把握し、その時々の改善策と方針を酌み尽くし、かつ市内観光団体の振興英知を集約し、市として主体的に活性振興策の検証と課題を十分積み上げた上でのプロポーザル、業務委託になっているのか、伺います。

 次に、大きな5点に、林業活性策であります。

 1点に、林業政策の柱は木を育てるから切り出した木材をいかに使うかに移っております。国は10年後の木材自給率50%を目指す森林・林業再生プランを明らかにし、住宅や公共建築物などへの木材利用を推進しています。この方策に基づく市の森林整備計画があり、高島市森林組合などが策定する森林経営計画におき、集団集約化の再生林業が25年度から実施されます。小規模な林家が多く、境界が明確でない山林、不在地主が増えているなど、課題を抱えた中での集約・集団化事業であります。また、公社造林地のウエートが高い林班が多く、法人が大規模山林所有で経営している林野もあります。こうした高島市森林の現況から、これらの課題を克服して、集団・集約化林政を高島市林野で計画をつくって実行ができるのか、克服する努力がどこまでできているのか、伺うものであります。

 2点に、市は公共建築物における木材利用方針を策定中でありますが、市と公的な事業所、また市内の産業、民間事業所、市内の地域産材利用を飛躍的に増やさないと、地域材の循環はできません。市は本格木造モデルハウスを今されていますが、これに対する期待がある中、木造・木質化を着実に進めることが求められております。その点で1つに、市の公共事業発注におき、建造物の可能な限りの木造化実施、工事仕様書における材料と備品指定で木質化を増やす利用計画となっているかどうか、伺います。2つに、増改築を含む民間事業所における建造物、一般住宅におけるリフォーム改修と耐震補強に木質化を採用の市民と事業者を支援、激励する仕組みをさらに拡充できないか、伺うものであります。

 3つ目に、防衛省障害防止事業であります演習場周辺砲撃音住宅防音工事が始まります。市の本当に力を入れた取り組みの中で大きな取り組みであります。私は評価したいと思うのであります。地域経済活性の期待が高まっております。事務手続補助業務、この申請業務の一部を一般競争入札と防衛省はしました。業務委託方針の中、市内工務店など地元業者が優先的に受注できる仕組みはできましたか。設計工事仕様におき、振動防止や音の遮断材料に木質化材料を使用推奨する仕組みがつくれないか、伺うものであります。この事業におきまして、当初の8地区指定に加え、防音工事対象地区の拡大要望が強く出されております。要望活動の中で具体的な進展はあったのか、伺うものであります。以上でございます。よろしくご答弁をお願いいたします。



○議長(駒井芳彦君) 

 2番、森脇徹君の質問に対する当局の答弁を求めます。

 高橋教育長。



◎教育長(高橋博志君) 

 森脇議員の質問番号1、子どもの命と人権を守る学校と地域社会をについてのご質問にお答えいたします。

 まず、1点目の本市の教育方針の基軸についてでございますが、各小・中学校では市の教育行政基本方針に基づき、「やさしく、強く、志をもった高島の子」を育てることを柱に、体力、学力の向上、心の教育の充実、安心・安全のための学習の充実を取り組みの重点として教育を展開しているところでございます。

 子どもたちの成長を喜びとする、こういう教育環境を目指しているかについてでございますが、学校教育を充実させていくためには、到達目標としての数値目標を設定することも必要となります。到達目標を含めた計画の策定、教育実践、評価、改善というサイクルのもとで、教職員と児童生徒が目標を共有して努力し、成果を喜び合う、よりよい学校づくりを目指しています。

 また、人的配置の傾斜配置を適時、機敏に行える学校運営の実際と課題についてでございますが、本市では年間を通じて学校長からのヒアリングや学校訪問等で当該校の現状や教育課題等を十分に把握し、全市的な視野で県費及び市費の加配措置をすることにより、各校の抱えている今日的な教育課題の解決と学校の教育力向上に努めております。

 次に、2点目の子どもの意見にこたえる学校づくり、実践に踏み出す構えでストップいじめ対策会議を開いたかについてでございますが、子ども会議では、いじめをなくすにはどうすればよいかの問いかけに対し、子どもたちは、相談しやすい雰囲気をつくること、先生だけでなく、自分たちもいじめられている人といじめている人の間に入っていける雰囲気づくりが大切であるなどと意見を発表しました。また、大人にしてほしいことや言いたいことはの問いかけに対しては、親や先生はもっと子どもの話を聞いてほしいと、多くの子どもが意見を述べました。今後、12月に第2回ストップいじめ対策会議を実施し、各学校での実践交流を行う予定をしております。これらの会議を踏まえ、会議で出された子どもたちの率直な意見を大切にし、子ども目線に立ったいじめ対策を充実させてまいりたいと考えております。

 次に、3点目のいじめ防止条例についてでございますが、全国各地で起こっている子どものいじめや虐待等を防ぐため、いじめに特化した、いじめ防止条例や子ども条例等の制定の動きがあります。平成18年4月、滋賀県においては、子どもが人権を尊重され、夢を持って健やかに育ち、子どもを安心して育てることのできる環境づくりについて基本理念を定め、次代の社会を担うすべての子どもを健やかにはぐくむ社会の実現に寄与する目的で、滋賀県子ども条例が制定されています。また、児童に自信と誇りを持たせ、心身の健全な発達を助長することを目的に掲げた条例を制定している自治体もあります。

 このように、全国にはさまざまな取り組みや制度がありますが、こうした施策や推進体制が構築されても、いじめ等を防止することができないのが現状でございます。市では、まず大人と子どもの信頼関係が確立される地域づくりが展開できるよう、家庭・学校・地域社会がそれぞれの責務と役割を確認し、気がついたら、声かけをするなど、いじめ等に対する社会の意識を変え、繰り返し継続的にその目的を果たせる環境づくりに努めることが重要かと認識しております。

 次に、4点目の子ども・若者支援地域協議会の設置規定を条例化してはについてでございますが、高島市は県下で唯一、協議会を設置している自治体であり、子ども・若者支援においては先進的な取り組みを行っているものと自負しております。設置規定の条例化につきましては、協議会の設置からまだ1年5カ月しか経過していない状況であることから、今後、他の先進自治体の状況も調査研究した上でその必要性について考えてまいります。

 また、事務局体制の専任化についてですが、さきの6月定例議会においてもご答弁申し上げましたとおり、子ども・若者への支援体制充実の必要性は感じております。ただ、ことし4月に組織がえを行い、青少年育成室と少年センター、あすくる高島を青少年課として社会教育課から独立させ、青少年教育部門を充実させたことから、青少年課と少年センター、あすくる高島の連携が十分できておりますので、現状では協議会事務局職員を専任化する必要はないと考えております。

 次に、5点目の年度教育行政方針として教育施策の所信を市民に報告することについてでございますが、ご指摘のとおり、一部の自治体において教育行政方針の所信を表明されていることは承知しております。現在、教育委員会で毎年度作成しております高島市教育行政基本方針は高島市総合計画に基づいた内容であり、教育に関する重要な事項につきましては市長の施策方針に含まれていますので、改めて教育委員会として所信を述べさせていただくことは考えておりません。また、高島市教育行政基本方針の重点事項につきましては、広報たかしまに掲載しているところでございます。

 次に、6点目の今津西小学校の小規模特認校の指定についてでございますが、小規模特認校は特定の学校について従来の通学区域を残したままで通学区域に関係なく就学を認める制度であり、平成9年に文部科学省が通学区域の弾力的運用に関する通知をしたことから、一部の自治体で取り組みがなされております。今津西小学校につきましては、平成24年度教育行政基本方針で、子どもにとって望ましい学校教育環境を第一に考え、積極的に保護者や地域住民の意見を聴取し、統廃合を推進するために具体的な方策を検討するとして、現在、統廃合を推進する方向で地元区長や保護者との協議をしておりますので、小規模特認校として指定することは考えておりません。以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 続きまして、森脇議員、質問番号2のご質問にお答えをいたします。

 まず、1点目の延命策選択にふさわしい専門者の特定委託についてでありますが、本年度、施設などの今後のあり方を検証するための基礎資料となる長寿命化計画を策定することとしています。本業務の受託者には、高度な専門性や技術力を有するだけでなく、ごみ処理施設の構造を熟知した上で、今後の施設のあり方について提案ができる企画力や創造力、経験が求められていることから、委託業務等における具体的な取り組み方法について提案を求めるプロポーザル方式により受託者の選定を進めています。また、選定に当たっての審査には、長寿命化計画や流動床ガス化溶融方式を含め、廃棄物処理施設全般にわたる専門知識をお持ちの大学教授や県の担当部局等に審査員としてお願いいたしました。

 次に、2点目の公平性と透明性が担保できる長寿命化計画が策定できるのかでありますが、本計画は今後の施設のあり方を検証するための基礎資料となる重要な計画であり、各種データの収集や精密機能診断をもとに、施設の状態や劣化度合い、寿命の予測等を行う必要があります。また、本施設は炉の形式が流動床ガス化溶融方式で、川崎重工株式会社による設計・製作・施工は全国に2例しかない特殊な焼却炉であり、施設の長寿命化の検討に当たっては、さまざまなデータを蓄積するプラントメーカーの技術的な支援や提案が不可欠であります。こうしたことから、長寿命化計画の策定に当たっては、これらの技術的な支援や提案を受けながら、ごみ処理施設の構造を熟知した委託業者を選定し、適切な延命化計画となるよう努めてまいりたいと考えています。

 次に、3点目の環境センターの可燃紙類の削減等でありますが、昨年度より取り組んでいますごみ減量大作戦は、協働提案事業によりシルバー人材センターとエコライフ推進協議会の協力を得て、延べ1,011回の学習会を開催するなど、市民へのごみ減量の意識啓発に努めてまいりました。その結果、市民皆様にごみ減量への認識が次第に浸透し、当初計画には届かないものの、収集ごみとして525t、また環境センターへの直接持ち込みごみで441t、合わせて966tの可燃ごみを削減することができました。

 一方、区、自治会においては、紙類を民間回収業者に直接引き渡していただいているケースが増えており、これらを勘案しますと、相当の削減効果が上がっているものと思われます。引き続き、皆様のご協力を得ながら、ごみ減量に積極的に取り組んでまいりたいと考えています。

 次に、質問番号3の上下水道事業のご質問にお答えいたします。

 まず、上水道事業1点目の上水道の供給単価を維持する上での課題と方策についてであります。

 水道事業は、独立採算制により運営している公営企業であり、安全で良質な水を絶え間なく安定的に供給する義務を負っているため、健全で持続可能な経営が求められます。しかし、近年、人口減少や節水意識の高まり等により、自主財源である給水収益が年々減少傾向にある中で、浄水場や配水池及び機械装置など、多くの施設の経常経費の確保と老朽化した施設の更新と改良などが大きな課題となっています。このため、将来予測に見合った規模の施設整備や計画的な更新と改良、加えて大規模災害に備えた耐震化に要する多額の資金確保が求められており、施設の適正な運営を行う上で、将来ともに現行料金を維持することは極めて難しいものと考えております。

 次に、2点目の上下水道料金の納付の状況と給付指導のあり方についてであります。

 まず、上下水道料金の滞納額の現状を申し上げますと、滞納額は、本年度7月請求分までの過年度、現年度合わせて1億800万円で、滞納者は1,346人となっています。納期内納付者との公平性と、水道事業や下水道事業会計における自主財源の確保からも、未収債権の回収は喫緊の課題と言えます。

 次に、滞納者への納付指導についてでありますが、文書や電話による催告はもとより、特に個別相談におけるきめ細かな交渉に重点を置き、滞納者の経済状況等に応じた納付計画を定め、滞納額の早期圧縮に努めているところであります。

 次に、3点目につきましては、市内には多数の開発団地がありますが、水道施設がある団地や個別井戸を利用されているところなど、さまざまであります。そうした施設は、私的な施設であることから、市で管理状況を把握することは困難な状態にあります。そうした中、幾つかの団地から給水の要望をお聞きしているところですが、市の水道事業で給水する場合、法に基づく規制や地理的、物理的要件などから、団地既存施設に直ちに水道水を供給することは困難であります。

 なお、これまでの個別要望に対しましては、それら制約や技術的要件、費用負担などを説明申し上げ、団地内の施設の設備等に対する技術的支援や施設管理のアドバイスを行っています。

 次に、下水道事業のご質問にお答えします。

 1点目の不明水対策と市と県との連携で具体的な改善点でありますが、県から毎日の流入データの提供や異常水量時の報告等で連携を行っています。不明水対策としましては、マンホール内の目視、本管のテレビカメラ調査、管内洗浄工などの管渠施設の調査を実施するほか、不良箇所についてはその都度修繕工事を行っています。なお、単年度で終了することは非常に難しいことから、長期的な計画のもと、確実に実施していくことが重要と認識しております。

 次に、2点目の市衛生センターの今後についてでありますが、昭和51年に嫌気性消化処理方式によりしい用開始されて以来36年が経過し、近年、施設の老朽化が進行し、根本的な施設更新の必要性に迫られています。このような背景から、効率的な再整備の方策について検討してきた結果、近傍に位置する流域下水道高島浄化センターで共同処理する方策が最も適切との結論から、現在、県との協議・調整を行っているところであり、年内には一定の方向が示される見込みとなっています。

 次に、3点目の琵琶湖流域下水道維持管理負担金見直しについてでありますが、高島処理区の維持管理負担金につきましては、県内他の3処理区の単価に比べ、大きな格差が生じていることは受益者負担の公平性の観点から重く受けとめており、これまで県当局へ下水道事業における懸案事項として、たび重なる要望活動を行ってまいりました。特に昨年度は、第2期経営計画の見直しに先立ち、本市独自のシミュレーションをもとに、本年6月には県に対し特別要望を行ったところであります。なお、ご質問の市民負担の見直しにつきましては、現段階ではお答えできませんが、現在、県が進めております第2期経営計画の素案の策定作業が10月中にはまとめられ、仮算定での負担金単価が示されることになっており、その計画内容を十分検討した上で、対応してまいりたいと考えております。

 次に、質問番号4についてお答えします。

 市観光施設リニューアルにつきましては、市内の観光施設のほとんどが設置後二十数年を経過し、相当老朽化が進んできたこと、また時代とともに利用者ニーズも多様化してきたことから、現行どおりの維持管理を継続することは大変困難な状況にあります。今回の計画策定は、今後の観光振興を展開する上での諸施策のあり方を検討するもので、市内15カ所の観光振興の指定管理施設のうち、特に大きなマキノ高原、ビラデスト今津、新旭風車村について維持管理費の軽減、設備の長寿命化等について診断と施設のカルテづくりを行うこととしております。

 市におきましては、これらを参考にしながら、市の施設そのものの継続、廃止、売却などを視野に置いた踏み込んだ方針を提案してまいりたいと考えております。

 次に、質問番号5のご質問にお答えをいたします。

 まず1点目の国が策定した森林・林業再生プランに基づく集約化の課題と市の取り組みでありますが、境界の不明確な放置林につきましては、補助制度により境界の明確化を支援し、みずから適切な経営を実施することが困難な小規模林家につきましては、意欲ある林業事業体への委託を働きかけるなど、林業の集約化のための森林経営計画に参加できるよう努めてまいりたいと考えております。

 また、公社や法人等の大規模森林所有者が参画しないことで、森林経営計画が策定できず、意欲ある林家の森林整備が滞ることがないよう、市としても県と協力のもと、本制度の啓蒙、普及を行ってまいります。

 次に、2点目の現在市において策定中の公共建築物における木材利用方法についてお答えいたします。

 まず、1つ目の市が整備する公共建築物においては、積極的に市内産材の利用に取り組むことはもとより、木造化が困難と判断される建築物においても、内装等の木質化に取り組むことを明記します。また、使用される机、書棚等の備品の原材料、さらには公共土木工事における資材等についても検討しております。

 次に、2つ目の民間事業所における建造物や一般住宅におけるリフォーム改修時の木質化への支援につきましては、既に住まい手応援事業として支援をさせていただいており、現時点でのさらなる拡充は考えておりません。

 次に、3つ目の饗庭野演習場周辺住宅防音工事についてでございますが、念願でございました住宅防音工事が本年5月に、国において対象地域の公告がされ、今年度より実施されることとなりました。住宅防音工事が進みますと、周辺地域の方々への長年の懸案事項が解決に踏み出すことになりますし、この事業に市内の業者の皆さんが参加していただくことで、地域経済の活性化につながるものと大きな期待を寄せております。本事業は、国が直接、指定地域の住民の方に防音工事に係る経費を補助するものでありまして、設計や工事の発注は住宅の所有者が業者選定を行い、契約することになります。これまで市内業者の受注に向けて住民説明会の機会を通じて、対象地域の方々にお願いをしておりますし、長く続く事業でありますことから、地域経済活性化の起爆剤となるよう、市内業者の受注に向け働きかけていきたいと考えています。

 また、遮音資材につきましては、既に国で実証実験がされ、仕様が定められていることから、木質化材料を用いることは難しいと思われますが、仕上げ剤や下地材などについては市内産の活用を積極的に働きかけていきたいと考えております。

 防音工事対象地域の拡大につきましては、国より本年2月に、対象地域の案が示され、直ちに地域拡大に向け、対象地域外での常時騒音測定器の設置を強く要望し、本年度、5カ所の予算が確保され、現在、業者発注の準備が進められています。この事業は、先の長い事業となることから、対象となる地域の拡大に向け、粘り強く働きかけていきたいと考えておりますし、地元業者への受注機会の拡大に向け、関係の皆さんと一緒に取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 ここで暫時休憩いたします。

     午後0時02分 休憩

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     午後1時20分 開議



○議長(駒井芳彦君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 それでは、全体的に質問に対して丁寧なご答弁をいただきましたが、再質問をさせていただきます。

 最初に、教育問題でお問いをいたします。その中で、市の教育委員会の本会議の場での教育所信についてお尋ねをしましたが、する考えはないと、こういうことでございました。

 それでは、お聞きしたいのですが、今年度、市長の施政方針、この場で教育課題、どういうお話をされたかご存じですか。教育長か教育部長か。

 出てこないようですので、頭の中にあるかと思ったのですが、教育所信で市長の中で言われているのは、10行にわたり、いじめ問題とおっしゃっている。あれが一番今の中心課題、市教委としての中心課題かもしれない。私はこれだけだったのだろうかということを聞きたいのです。本当に大筋の教育所信を私は教育長が、あるいは教育委員長がお話しされる機会、市長が市長として教育行政に余り立ち入るつもりはないと、こういうご答弁を全議員にされましたけれども、こういうことからしても、やはり所信を表明される、また私ども議員の質問に答えてもらう、こういうこと、これ市民の皆さん求めておられると思うのですが、これどうでしょうね、教育長。



○議長(駒井芳彦君) 

 高橋教育長。



◎教育長(高橋博志君) 

 確かにおっしゃるとおりというふうに思っています。ただ、先ほども申しましたように、市長の表明等の中に入ってきているということと、そして私たちも表現するというか、表明する場が幾つか与えられているというようなことで、その中に乗っかっていたというようなことで理解願えたらというふうに思うのですが、よろしくお願いいたします。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 教育長は必要性を否定されなかった。私ども、こういう形で教育方針、確かに議会に説明いただいています、議会全員協議会のほうで。市長、それはあくまでも議員全員協議会という場なので、公式に残っているものでありませんので、そういう点でやっぱりそういう、私はそれが市民に開かれた、そしてまた必要性を本当に感じてもらえる市の教育委員会ではないだろうかと思うのです。

 これはちょっと北川委員長には申しわけないのですけれども、そういう意味合いで、委員長とされてそうした場がもし与えられたら、委員長としてもお話しいただくようなこと、個人的にも考えられますでしょうか。議長これはお願いしたいのですが。



○議長(駒井芳彦君) 

 高橋教育長。



◎教育長(高橋博志君) 

 ほかの市町というふうな中でも、確かにおっしゃるような状況があります。教育委員長が答えているケース、そして教育長が答えているケース、そして市政方針の中に盛り込まれているケースというような3つのケースがあるのかなというふうに思います。そういうようなことで、もし機会が与えられたらということであるならば、我々だってそれを拒否するというような立場にはございませんので、十分対処していけたらというふうに思います。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 前向きなお考えをいただきました。ぜひ組織としてもご協議いただきたいなと。また、私どもも議会の中で大いにほかの会派の議員諸氏に提供させていただきたいと思っております。

 さて、いじめ問題ですが、先ほど答弁で、いじめに特化した条例をつくってもなくならないという答弁をされました。私どももその点は同感であります。その上で、私ども議員団が提起をさせていただいたのは、子どもの生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利、こういう権利を丁寧にわかりやすく盛り込んだ条例案、子どもの権利条例はどうだろうかという提起をしたわけでありますが、こういう方向、市民的に議論していく、そうした中で、条例までいかなくても、憲章であるとか、宣言であるとか、いろんなことが考えられると思うのですが、私も形ばかりにこだわるわけではないのですが、やっぱり全市民的な議論が一番大事だと思いますので、こういう点、事務実行者としての教育部長、どうでしょうか。何かお考えはありますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 北川教育部長。



◎教育部長(北川伊久男君) 

 先ほども教育長から答弁をさせていただきましたように、子どものそういう条例等につきましては、当然これは教育委員会だけで議論すべきものではございませんし、これは市長部局の、あるいは人権担当部局、あるいは福祉担当部局等、関連部局と連携をしながら策定を資するということになろうかと思いますので、十分これについては今後連携、研究をさせていただきというふうに考えております。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 ぜひそうした点で前向きなお考えをお持ちいただきたいと思います。

 さて、このいじめ特化条例ではなくならないということも含めまして、いわゆる規範強化でこの子どもの間のいじめというのはなくならないという教育観は恐らく共有できると思うのです。その点でお聞きしたいのは、文部科学省が5年前にいじめ防止通達として規範意識の強化と指導体制、こういう文書を出していますね。これは確認できますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 上原主席教育次長。



◎主席教育次長(上原重治君) 

 ただいま議員がご指摘されました通達につきましては、ただいま私持ち合わせておりませんので、平成18年度の通達だろうと思いますが、今現在持ち合わせておりません。申しわけございません。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 そうですね。18年度から19年度に確定されて、19年度に出ております。実に膨大なものです、130ページほどあるのですね。これは子どもと学校教育にかかわる規範、規律、道徳、そういうことについて、このように各中央教育委員会、学校現場で取り扱われたいという文書なのですが、この結果、こういうことをやってきて、この5年間のいじめや相談の件数というのは、動態はどうでしょうか。この動態は、数の移り変わり、これはお聞きできますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 上原主席教育次長。



◎主席教育次長(上原重治君) 

 教育相談につきましてですが、本市の教育委員会には、教育相談課題対応室を設置しておりまして、対応しておりますが、現在、私の手持ちの資料では、昨年度、電話、面談含めまして601件ということで、平成22年が532件ですので、69件増ということで、現在も非常に相談は増えている状況がございます。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 相談が増えている、それだけやっぱり市民の子どもたちの人権に対する、あるいは権利に対する意識が大きくなっている背景だし、これを重大なものにさせない、そういう取り組みのあらわれでもあると私は思うのです。

 そういう中で、この8月の子ども会議なのですが、この中で子ども意見、これは答弁にもありましたが、大人が、学校が、市教委が取り組むべきこと、特に今、何を優先的に考えておられますでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 上原主席教育次長。



◎主席教育次長(上原重治君) 

 8月26日に実施いたしましたストップいじめ対策会議の趣旨につきましては、まず子どもたちの目線に立って、そして子どもたちの悩みを一緒に聞いて、そして考えて、その子どもたちの願いに沿った施策をしようと。また、それを聞いた大人委員の意見を反映して、学校や家庭や地域での施策を考えようというふうに思いましたので、今現在、それを集約して、次の12月の会議をもってさらに施策につなげればというふうに思っております。以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 その施策の中身につきまして、私なりに思い、こいねがっている中身をお聞きしたいと思うのですが、その中で特に生徒さんが出たのは、先生にゆとりをと。決めつける前に生徒の意見をじっくり聞く、そういう時間を持ってほしいと。担任の先生に加え、副担任を置いて相談しやすい環境をつくってほしいと、こういうことが出ましたわね。この回答は何があるかなと思ったのは、一つはやっぱりクラス編成の体制を、これは劇的に少なく、少人数にするという、これでないかという一つの方向、これについてお聞きしたいのですが、現在35人以上の学級数は我が市で小・中学校の中でどこがありましょうか。これ、ちょっと資料もお配りしているので、教えていただけますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 上原主席教育次長。



◎主席教育次長(上原重治君) 

 現在、35人以上の学級を持っている学校数は4校でございます。以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 4校ということで、私の手元にある資料で見てみましても、学校名が出てくるのですが、この中で特に気になっているのが、1年生から2年生になるときに、同じ1年で118人でも、2年生になるときに4が3になるのです。4が3になるしかならないのですか。どうですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 上原主席教育次長。



◎主席教育次長(上原重治君) 

 ただいま1年生が2年生になるときに、4学級が3学級になるというのは、中学校の場合というふうに思いますが、これは、滋賀県は現在小学校1年生から3年生、そして中学校1年生につきましては、35人以下学級で実施できるように体制をとっていただいていますので、中学校1年生は35人学級でいけるのですが、2年生になりますと40人学級の制度になるというところで、そういう今ご指摘の内容になると思います。以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 これはもうそうしかならないのですか。過去、市内のある学校で学級崩壊というのか、そういう問題があって、年度途中にクラスを2つに分けた。少人数にした。こういうことがあったと覚えているのですが、こういう実績はなかったですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 上原主席教育次長。



◎主席教育次長(上原重治君) 

 ただいまご指摘がありましたものにつきましては、緊急を要した場合でございます。その実績はございます。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 実績はあるということで、こういう緊急な事態というのは、そうあちこち起こったら、これは起こってはいけないことでありますので、しかしできなくはないのです。そういう意味では、私、今、全国的に気になっているのは、中学2年生のいろんな事件が多いですね。これはやっぱり教務的にも、教科書的にもそういうような背景があるのですか。どうでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 上原主席教育次長。



◎主席教育次長(上原重治君) 

 先ほどご指摘がありました部分につきましては、1つの学級を少人数で分けて実施したということで、制度上できているわけではございません。今後、学年が進むにつれて、そういう学級編成になるということは望ましいことだろうと私も思いますが、現在の制度の中ではできないということになっております。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 これ制度上の実現がなるように、市教委としても力を尽くしていただきたい。市長、これ教育の現場の問題でありますけれども、財政的にも、いわゆる本来の定数の中ではいけないのですよ。市の臨時講師であるとか、いろんな形、そういうことが要請されれば、これは市としても、市長部局としてもこたえる、そういうお考えはございますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 私も補助教員につきましては、当初よりも随分増えているなということを思っておりますし、これはやはり教育委員会との相談の中で決定もさせていただいております。また、私も学校の先生方、組合も含めてなのですけれども、お話もさせていただいた中で、補助教員とは本当はありがたいというお声も聞いています。ただ、我々が予算をつけて、教育委員会もそういう要求があって、学校に加配しているわけなのですが、その声というものが一切上がってこない。それがいいのか、悪いのかということも私はお聞きしていない。組合の中でいろいろ話させてもらった中で、いいことはいいとして、何で言ってもらえませんかというお話もさせてもらっています。

 そういうことで、やはり当然、委員会としては先生方と、また組合も含めてお話もされていると思いますので、そういった中で協議し、また私との相談がありましたら、判断はさせていただきたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 今、そのお話で、私はある中学校へ行ったのです。そしたら、関係者はおっしゃっていましたけれども、3年生にどうしても課題があったのだと。そこで、よりクラスを増やしたいのだが、増やせない。一定臨時講師だとか、あるいはまた支援員とか、そういう形はできるので、何とか市教委にお願いして、また市にお願いして、それが実現した後、そういうことも聞いていますので、これはやっぱり現場では喜ばれていると思いますし、今の市長のお考えは、引き続き現場の要望にこたえた結果だと思いますので、そうしたことも評価したいと思いますので、市教委自身も機敏にそういうあれにこたえていただきたい。

 それから、次にですが、先ほどのいじめ指針なのですが、我々議会にもお話がございました。この中で気になったのですが、アンケートを学期に1回はとると、こういうことを取り組みされていますが、この辺は頻度が多過ぎはしませんか。現場に負担がいってはいませんか。



○議長(駒井芳彦君) 

 上原主席教育次長。



◎主席教育次長(上原重治君) 

 アンケートにつきましては、学期に1回はというふうに指針の中で求めておりますが、学校のほうでは、より子どもたちの近いところからということで、もう少し頻度を上げて実施していただいて、つぶさに子どもたちと教育相談に入っていただいて、非常にきめ細かくいじめ対策、早期発見につないでいただいている学校がございますので、それは大変望ましいことだというふうに考えております。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 それが具体的な中身として、現場であらわれていたらいいと思うのですが、一方では、考え方によれば、文書で伝えるという方法もあるでしょう。一方では、私自身は児童生徒の成長やそれからすると、みんなのクラスで、見えるところで、お互いの顔が見えるところで、固有名詞というわけにはなかなかいかないかもしれないけれども、気づかないいじめが、弱いものの子どもさんに対するあれがあるよと。皆さんどう思うかという率直な議論の場というのは、こういう取り組みというのは、市教委としても現場にきめ細かなお話はされていますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 上原主席教育次長。



◎主席教育次長(上原重治君) 

 いじめ対策につきましては、やはり教育の本道だと。人を思いやる心、あるいは人間愛、あるいは集団の中で生活、その中で社会性を身につけるということですから、教育が一番果たさなければならない活動だというふうに思っています。

 そして、今、議員がおっしゃった学級活動等で取り組む話し合い活動なんかも重要な部分であろうと思います。また、私は児童会や生徒会で子ども同士が支え合う、そういう取り組みも今後進めていきたいということで、過日の校長会でも私のほうから説明をさせていただいたところでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 そこのところが、うまく両方がなるように、リンクするようにしていただきたいと思うのです。アンケートの年間3回、4回というのも、私は現場にとっては負担だと思います。まとめなければならない。何かあったら対応できる手にはなるけれども。そういう意味合いでは、両方がうまくリンクするようにお願いしておきたいと。

 それから、教師の多忙化の問題をお聞きしたいのですが、先生方の基本勤務は何時から何時ですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 上原主席教育次長。



◎主席教育次長(上原重治君) 

 勤務時間は7時間45分を設定しておりますが、その時間の開始、終了、休憩時間については、勤務時間の割り振りは学校長が行いますので、学校によってそれぞれ違いますので、一概に何時ということは今ここでは申し上げられません。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 そこの基本勤務の上に立って、各学校でどういう勤務実態になっているのか、これは十分おつかみでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 上原主席教育次長。



◎主席教育次長(上原重治君) 

 それぞれの学校で勤務時間の実態、調査は特別にはしておりませんが、それぞれの学校長との話の中では、そのような勤務実態については聞いております。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 主席は時間をおっしゃらないけれども、先だってもある先生にお会いしまして、遅いですねと。7時、8時過ぎていますねと。きのうも実は9時回っていましたと。この時期はそうなのですけれどもというお話でしたけれども、しかしこれ、8時、9時が常態化されている。中には深夜というお話も耳に入ってくるので、これは先生方、本当に30人、35人の子どもさんを持っていただいて、学校のいろんな問題、取り組み、報告、大変だと思います。私は、これ市教委としてできることというのを考えたのですが、その中で報告物がありますね。具体的にどういう報告物があるでしょうか。人事評価であるとか、学校評価だとか、あるいはいろんな調査であるとか、そういうものを含めて、どうでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 上原主席教育次長。



◎主席教育次長(上原重治君) 

 報告物というのは、今議員がおっしゃった内容のものはございます。ただ、すべてをここで報告案件を言うというのは難しいですので、今議員がおっしゃったのはそのとおりだと思います。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 その中で、管理者だから当たり前だとおっしゃるかもしれないけれども、校長先生の学校評価、これは一体どれだけあるのかと思って、ネットで出してみたら、これだけありました。これだけの、47項目。校長先生だからやむを得んのかもしれないけれども、これだけのことをされるのだなと。これで具体的に当然成果はというふうに、私もすぐに成果の声が出てしまうのですが、これを毎年のように頻繁にやる必要があるのかなと。もっと教育的把握の仕方、教育的、お互いの面会のあり方、こういうのを考えられませんか。主席はどう思っておられますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 上原主席教育次長。



◎主席教育次長(上原重治君) 

 今、議員のほうから学校評価という表現をされましたので、学校評価ということで説明をさせていただきますが、答弁の中にもございますが、学校ではそれぞれ1年の最初に計画を立てております。その計画には、教師の計画、それから子どもたちが取り組む計画、それを保護者に伝えて、保護者とともに計画に協力していただくというような形での計画を立てて、そして実践をし、それを評価して、次年度に改善に生かすというサイクルで進めております。議員がお示しになったのが学校評価かどうか、ちょっと私もここからは見えませんでしたのであれですが、やはり学校、よりよい学校に年度ごとに改善していくためには、学校評価は一定必要だというふうに考えております。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 内容を述べている時間はありませんが、市になって何年目かのときに、ある学校へ行きましたら、ある校長先生がおっしゃっていました。森脇議員、これが私の悩みですとおっしゃったのは、前のフロッピー、四角い、この中にこれが入っているのですとおっしゃったのです。膨大な校長先生の仕事なのだろうね。私は何年かに一回はあってもいいと。しかし、本当に毎年、毎年、毎学期、パソコンと向き合う時間があったら、担任の先生と子どもたちと、その表情にきているのは何かと。そういうところが私はもっともっと時間が要る。そのためには思い切ってこういうのをばさっと削る。これぐらいのことを高島市教委がやったら、全国注目するのと違いますか。私はそれぐらいのことを今やらないといけないのではないかという思いがします。

 同時に、市の事務評価ですが、この経営改革何とか今、全部の事業、何事業と、市教委でどれだけやっていますか。これはどうでしょうか。経営改革プラン。

 後ろからもお話がありますので、総務なら総務部長なりすべて頭に入っていると思ったのだけれども。経営改革の内部評価、これは1,000ありますね。これは政策部になるのか。政策部長。



○議長(駒井芳彦君) 

 内村政策部長。



◎政策部長(内村泰雄君) 

 ただいまその資料を持ち合わせておりませんので、正確な数字というのはお答えできません。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 これは教育委員会からいただいたものだけれども、市教委の分だけれども、市全体のはたしか報告受けているのは1,026か1,050かおっしゃっていたと思うのだけれども、その膨大な内部事務評価をやっていただいているのだけれども、政策部で市の教育部を含めて全部の評価をやっていただいている。市教委は市教委でまた教育予算に係っているものを全部やっていただいているのですね。県に報告いただくけれども。私はこういう屋上屋を重ねるようなやり方が必要なのかなと。これ皆渡して、要点だけやっていただいたらいいのではないですか。これもうばたんと減らしたらどうですか、こういう仕事。やっぱりやりますか。これは教育部長。



○議長(駒井芳彦君) 

 北川教育部長。



◎教育部長(北川伊久男君) 

 点検評価の件でございますけれども、教育行政に関しましては法で定まっておりまして、これについてはきちっと報告させていただくということになっていますので、毎年度報告をさせていただいているというところでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 中央教育委員会の組織等に係る法に基づいてこういうふうになっているのですが、私はこういう分野は、本当にもうばさっと合理化できることをしたらいいと、本当にそう思います。市長、これどういうふうに聞いていただいていますか。もう全部、今までやっているとおり全部必要だと思いますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 評価の問題等々に関連しての事務量が膨大であるということで、もう少し改革したらどうかというようなご質問かと思います。先ほどご質問のありました内部評価につきましては、これは市が実施している事業、これは教育委員会、あるいはほかの行政機関皆含めたものですが、これについてただ単に漫然と事業をすることではなくて、やっている事業が、それが正しいのか、正しくないのか、効果があるのか、効果がないのかという1,000を超える事業すべてについて職員が点検をやった、こういうのが内部評価。あわせまして、私はその責任の、点検をやらせるということは、その仕事について職員の能力も上げたいなという思いでやらせていただきました。

 今、議員のご質問の中の学校等々が委員会に報告する問題、報告等々の評価につきましては、実は私はしておりませんし、それは県の組織の中の事務処理の中で実施されることでございますので、そこまでは我々が踏み込めるということについてはいかがなものかなということは思います。

 ただ、先生方が子どもに向き合う時間というもの、これは本当に大切な時間でございまして、これを統計とか事務処理によって本当に対応できないような今時間帯であり、組織体系になっているということであれば、やはりそういうものも改善の中で少しずつ減らしていくべきであると、これは当然我々もそう思っております。そういうことにつきましては、なかなか県のほうも教育委員会と知事部局がありますし、我々も市長部局と教育委員会がありますが、市長部局からも一度県のほうに提案という形で、そういう事務改善を図るようなご質問なりをさせていただく、そういう中で少しずつでもそういう改善ができていければいいのかなと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 私は、内部評価そのものは否定しているわけではありませんので、前向きにされる点もあるので、その上にダブってやることはないでしょうという、そこはやっぱりもっと現場の皆さんの動きをもっと子どもと学校に向き合えるように、そういう形で市長から前向きなお答えをいただいたので、ぜひ発言いただきたいと思います。

 次に、西小学校問題、課題に移ります。西小学校課題で市教委が8月に地域を訪問していますが、いつ、どことどこでなされたか、どういうお話を、それをお教えいただけますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 北川教育部長。



◎教育部長(北川伊久男君) 

 ただいまの西小の件でございますけれども、日は今手元にございませんが、2回寄せていただきました。1回目につきましては地元の役員さん、2回目については保護者の方と学校統廃合も含めまして、学校のあり方につきましていろいろ意見交換をさせていただいたというところでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 最初の答弁では、統廃合の方向で動いていると、こういうことをおっしゃって、ちょっとショックなのですが、先にこれ西地区の役員さんとお話されたと。後で、2回目は保護者と。それでよかったのでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 北川教育部長。



◎教育部長(北川伊久男君) 

 2回で終わるということは考えておりません。十分に関係者の皆さんと話をさせていただきながらご理解いただきたいというスタンスでおりますので、今後も継続したいと考えております。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 今後、ぜひ中身について、私は考え直していただきたい。というのは、1回目、地域の区長さんが出られているでしょう。その中で、西小学校、実は市が近々統廃合の方向でということを含めた切り出しをされているわけですよね。そうして、区長会に意見を聞き、その後、保護者会に聞いているわけですね。その内容を保護者会に持ち込んでいっているのでしょう。私は保護者の方、ショックだと思いますよ。これ、保護者や子ども、学校、これが中心にならないといけないのではないですか。まず本当に向き合うということをしないと、本当に。これ真綿で何かを絞めているみたいなものではないですか。そう思いませんか。この実行責任者はどなたですか。教育長、それでよかったのですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 高橋教育長。



◎教育長(高橋博志君) 

 方向性として間違っているとは思っていません。現実的に今の子どもの置かれている立場等をかんがみたときに、やっぱりそこへの配慮は何をもってしてやらなくてはならないか。そういうことを十分保護者の方、あるいは地域の方に理解していただく、そのことが大事かなというふうに思っています。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 そういうご答弁をされましたけれども、では、お聞きしますが、西地域に先だって、8月26日ですが、西小学校の一斉清掃があったときに、西学区に定住しようという若い方が、子どもさんも一緒に参加されていたという情報はつかんでおられますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 高橋教育長。



◎教育長(高橋博志君) 

 聞いております。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 この方は椋川に定住なされようという思いを強くされていて、椋川を支援する会にこの間何年かご一緒されていて、こういったところで生活、子どもに教育を受けさせたいという思いで、来られる思いを固めておられる方なのです。私は、こうした方のあれを断ち切ってしまいませんか。地域の方の、この世代の方に託する夢を断ち切ってしまいませんか。市民環境部、定住促進しているのでしょう。どうなのですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 山田市民環境部長。



◎市民環境部長(山田善嗣君) 

 特に椋川地域につきましては、限界集落ということで、集落の中で椋川だけではなしに角川等を含めまして協議会をつくっていまして、定住促進に向けたいろいろな地域での活動について側面的な支援をさせていただいているところでございます。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 ここにお見えの方はよくおわかりでしょうけれども、私は椋川分校の出身です。そして、今、東学区に住んでいるということでしたね。自己矛盾を感じながらということもあるのです、正直。しかし一方では、椋川を残したい、地域を残したいという思いの中で、私なりにできることはやらねばならないと思っているのです、そういう反省も込めて。そういう私の環境です。そうであるがゆえにという思いも含めてです、これは。だから、そんな個人的な思いではないのですが、私はそうした点、本当にそうした方に学校を盛り上げていただきたい。3人が、4人、5人、6人になってほしいという方の思いを摘むことは、私は絶対ならぬというふうに思うのです。このことを強く申し上げて、同時に統廃合ということになれば、冬季間の大変な凍結の雪の道の学習源が確保できるのか、本当に辛らつな問題があります。そういうことも含めて厳しく提起をしておきますので、それを白紙に戻してお話しされる、そういう点の言及はいただけますか。もうそれがあっても前へ前へ行くだけよということですか、教育長。



○議長(駒井芳彦君) 

 高橋教育長。



◎教育長(高橋博志君) 

 先ほども申しましたように、十分意向を聞くということの姿勢は崩しません。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 十分意向を聞く、私は白紙の状態で臨んでいただきたい、そう強く求めて次の質問です。

 環境センター問題ですが、皆さんに資料をお配りさせてもらっているのですけれども、この中の答弁で、施設構造を熟知した専門家が必要と答弁されました。こう答弁されるのなら、23年度まで、市が技術コンサルを委託していましたね。それが24年度変わっているのですが、なぜ変わったのですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 山田市民環境部長。



◎市民環境部長(山田善嗣君) 

 まず、答弁でも書かせていただいているとおり、高島の環境センターにつきましては、全国で2つしかないというような流動式の溶融炉でございます。特に今までの実績というものもございませんし、いろんな技術面での、ことしになって10年目に入るわけですけれども、その間の中でいろいろと問題なり、課題が生まれてきたということでございまして、今年度から新たな技術支援を得るための業者に委託をしているということでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 これ部長は大分苦しい答弁しているね。23年までの技術コンサルは、あの壁が落下した、あのときも、詰まったという粉砕機ですか、あのときもこれは構造的なものですよ。技術コンサルのせいではないですね。川崎重工の構造的なもので落下し、あるいは劣化があったのでしょう。だから、技術コンサルの責任というのは、そんなこと今あれですか、庁内の統一見解ですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 施設の管理者が変わったということの内容でございますが、今まで設置して、今部長が言いましたように、ことしで約10年が経過するということです。今まで専門業者といいますと、先ほど申し上げましたように、設計をして施工して、あと管理しておりました。それが当然今まで管理してきたわけで、途中で変えました。変えたのは、心臓部まで行かずに、ただ高い経費をもって直す見積もり、あるいは同じことをするのでも、低い金額で施工はしていただける、こういう考え方があったわけです。それは、今は心臓部以外では、体でいいましたら骨部分、いわゆる筋肉とか皮とか、そういったものの修繕については今までの業者で済んだわけです。ところが、10年たってくると、いよいよ心臓部の施設について一定の改修なり支障が出てくるということが生じてまいりました。そういうことから、その中身については設計し、工事をした業者、関連する業者でないと中身がなぶれないようなことになっています。ですから、お金、委託料そのものにつきましては、私は適正な額だと思うのですが、今後はやはり設計・施工した業者によってしっかりと中身を点検してもらうような方向に持っていかないと、焼却炉そのものが延命化できるのかどうかということが確認できない。ですから、今回、業者をもとのといいますか、溶融炉の経験のある一定のコンサルタントに管理をお願いしているということでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 流れはのみこんだのですが、それは市の方針の中で、技術者が本当に公正に部品調達など含めてやってくれるということできたのだから、受けた業者は技術コンサルの責任ではないわね。そういう転換があったということですが、これはどこのコンサルになるのですか。そしてまた、こうしたプロポーザルで選ぶ、選定役のどこかの専門員さん、大学の先生、これはどこのどういう方なのですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 山田市民環境部長。



◎市民環境部長(山田善嗣君) 

 今回のプロポーザルの審査につきましては、特に流動式の溶融炉の構造的、また技術的に、熟知しているような大学の先生ということで、京都大学のほうの先生をお願いしているところでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 藤田市民環境部次長。



◎市民環境部次長(藤田昭君) 

 今現在のコンサル業者というのは東京のほうから来てもらっております。以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 大学の先生というのは、こういう資料が出てくるのですが、高岡先生ですね。東京の業者というのは東京エコサービス、これでいいですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 藤田市民環境部次長。



◎市民環境部次長(藤田昭君) 

 プロポーザルに関しましては、おっしゃるとおりでございますし、コンサル業者につきましては、今の施設の管理に関するコンサル業者は東京エコでございます。以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 実はお配りした資料、今の高岡さん、それから東京エコが出てきます。川重が出てきます。それから、武田先生というのが出てくるのですが、実はこの資料はこういう構図になっていまして、武田先生というのは高岡先生の先輩です。武田先生が主宰をされるフォーラム環境塾というのがありまして、この顧問には先生方や日本環境センター、あるいは財団の産業廃棄物施設関係、それから常任世話人としてこうしたそうそうたるメンバーです。特に東京ガスであるとか、ありますね。東京ガスというのは、東京エコサービスの出資会社、エコサービスというのは東京23区の出資と東京ガスが出資した会社です。合同会社ですけれども。あと世話人というのはこれだけ。要するに日本の大型溶融炉をはじめ、焼却炉のそうそうたるスタッフがそろった場がフォーラム環境塾というように私は見てとったのです。ここに高島が今している長寿延命化、こういうお方に任せていくということになるのですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 藤田市民環境部次長。



◎市民環境部次長(藤田昭君) 

 一つ確認をしたいのですけれども、フォーラムの部分につきましては、環境事業にかかわる企業の若手中堅技術者でございますけれども、これを育成する目的で2001年に設立をされているというふうに聞き及んでおります。また、私どもが今回選定をかけておりますプロポーザルは、東京エコではございません。それは今の技術、私どものコンサル業者、また別の業者を今選定しているということでございますので、そこはお間違いのないようにお願いいたします。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 私が言いたいのは、この延命事業については、特定の業者、特定の技術スタッフということだけでなくて、複数、複眼の分野で深く分析をしていく。方向づけもやるのでしょう。長寿延命化は大変な事業です。大分で出ている事業で、うちの5倍ぐらいあるけれども、もう25億、30億の世界ですよね。だから、施設も相当になるということですよね、これは。だから、そういうことも含めて、今後どうするかも含めて、これは複眼の専門スタッフ、市の皆さんも懸命に努力していただいてチームをつくっていただく、そういう方向をしてもらう必要があるのではないですか。市長、どうでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 この延命化計画等々のねらいはもう一つございます。というのは、確かに今ある施設は大変なお金を投資しまして、耐用年数が約15年という中で、今10年を過ぎてしまっている。ここで、今ある溶融炉をそのまま延命化するのがいいのか、これは一つの延命化計画としてやります。ところが、延命化するために相当のお金がかかります。お金がかかるものが、新しく建てたほうがいいのかということも私は検討したいという思いを持っています。先生方ご本人というのは、また担当が十分検討して選定をして、また評価をしていただくということになろうかと思うのですが、思いとしては延命化策という計画づくりはしますが、本当にあの施設をそのまま延ばしたほうがいいのか、あるいは建てたほうがいいのかという一つの判断で今やらせていただいておりますので、その点だけひとつご理解いただきたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 そこは市長のそういうご発言は、私ども議員としてもしっかり受けとめないといけない。あるいは市民的にも受けとめないといけないと思っていますし、そういう深い取り組みができるような、基礎的な資料を、その部分でも複眼の目でするということを、これはくれぐれも申し上げておきたいと思います。

 次に移ります。

 上水課題でありますが、上水事業でご努力いただいているのですが、県下での本市の水道料金の位置、それからこうした計画を進めていくときに、今の料金を維持できないとおっしゃっているけれども、どれぐらいの改定を想定しているのですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 高島上下水道部長。



◎上下水道部長(高島成弘君) 

 上下水道料金におきましては、現在、県下の下から2番目であります。

 次の質問をもう一度お願いします。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 県下で下から2番目と。市では一番安い料金をやっていただいていますね。そういう意味合いでは、本当に企業会計として営々としてやっていただいている、その努力は認めたいと思うのです。これ旧町村の引き継ぎをしっかり受けて。この点、こういうこともありながら、残念ながら一番低い金額でありながら、1,000人を超える滞納なされざるを得ない状況があるのですが、しかしこれ、3年、4年、5年という、向こうに引き上げというようなことを仮に考えているとすれば、これ消費税オンしてきますから、消費税そんなの実施させたらいけないと思いますけれども、増税を。こういう形で相当な額のアップになってくるのではないですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 高島上下水道部長。



◎上下水道部長(高島成弘君) 

 料金の値上げにつきましては、現在、耐震等、あるいは市の基本計画等ありますので、その辺を見ながら、それとまた現在の経営の状況を見ながら考えていきたいと考えております。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 可能な支援を受けて、財政的な補助も細かに受けていただいて、安い金額に、料金にぜひとも抑えていただきたい。

 それから、上水問題で、団地の上水ですけれども、これは本当に把握できないのですか。昭和50年以降、30ぐらい開発団地がありますね。それは公に入っているのか、私の施設にせざるを得ないのか、どういう課題があるのか。これも全市つかめるのでしょう。



○議長(駒井芳彦君) 

 高島上下水道部長。



◎上下水道部長(高島成弘君) 

 現在つかんでおりますのは、市のほうに団地のほうから相談に来られた団地をつかんでおりまして、それ以外にも数たくさんありますけれども、その部分については把握しておりません。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 これ私ども議員団のところに寄せられているだけでも、安曇川で2カ所であるとか、今津で5カ所であるとか、相談があるのですよ、本当に。もう30年たって私設水道ポンプをかえないといけない。220万かかったと。かえようと思うのだけれども、150万かかると。3世帯しかないから、もう出しようがないということがあるのです。実際、これ切実に受けとめてもらわないといけないと思うのですが、全国で私施設の上水道に対する公的な助成をしている市もあるということはご存じですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 高島上下水道部長。



◎上下水道部長(高島成弘君) 

 申しわけございません。把握しておりません。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 遠いけれども、盛岡市では上限200万、それから工事費の2分の1を助成すると。それで定住者を増やしたいということで取り組んでいるところもあるのです。

 水質検査ですが、これは今どうなっていますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 高島上下水道部長。



◎上下水道部長(高島成弘君) 

 宅造地に関しましては、水質検査は個人でやっていただくことになっております。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 個人なのですが、県の保健所に出しますね。今まで県がやっていたけれども、去年ぐらい、おととしぐらいからですか、民間の協会に委託していますね。料金は有料になっているね。こういう分野を私は支援できないだろうかと。考えられませんか。



○議長(駒井芳彦君) 

 高島上下水道部長。



◎上下水道部長(高島成弘君) 

 現段階におきましては、施設そのものが個人の施設であるということですので、補助金のことについては現在のところは考えておりません。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 市長、これこの場で振って何ですが、市内には40を超える団地があって、しかも1,000世帯近く生活されていますよ。せめて工事費までいかなくても、水質検査の補助金、これぐらい支援できませんか。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 補助金等の問題の前に、先ほど法に基づく規制ということも申し上げました。これはやはり今、高島市の水道計画の中で受益地というものがありまして、エリアがあります。その範囲でしか、今は上水道として整備することが、あるいは簡易水道として整備することしかできないことがまず一つございます。

 そのほかに、我々としても、地域の方々、団地の方々の要望によりまして、接続したいところはたくさんあります。しかし、そこへ水道管を通す、あるいはそういう手続きをするというときには、通すときの使用料をくださいとか、通ったらだめですよ、自動車入れたらだめですよとか、そういったいろいろ規制がありまして、なかなかこちらの思うとおりにできない部分もたくさんあるということも、多分議員はご承知だと思いますが、そういったこともありまして、なかなか思うように団地すべてについて上水道、あるいは簡易水道に接続するということは非常に難しいと思っています。

 この水道と同じような形で合併浄化槽の設置助成というものがあるわけでございますが、今、私も議員から提案いただいた簡易水道等々、水道水の検査経費まで補助となりますと、やはり個人的な支援をどこまでしたらいいのかということがありまして、ここではいわかりましたということは言えません。やはり一つの団体なり、一つのエリアとして管理していただく中で、水というのは本当に大切なものでございますので、そういった団体でいろいろと決められて、ご相談を受けて、その地域、地域によってまた考え方も違うと思いますので、その辺はまず担当の部とご相談していただくということが大事かなと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 個人ではなくて、自治会組合というのですか、当然そういうところがございますし、要請、要望がありましたら丁寧に対応していただき、何が支援できるのか、そういうことも含めて、個々の事例は全部違いますから、ぜひ丁寧な対応をいただきたい。

 それから、プロポーザルの観光施設の問題ですが、仕様書にありますところの大型施設の継続、廃止、売却するためにはということですが、この2ページに、現在の問題点5点とありますね。これを説明してもらえませんか。プロポーザルの仕様書。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 問題点として、そこに5点上げさせていただいているとおりでございまして、1点目につきましては、ここに書かせていただいているように、利用者ニーズが計画当時から相当変わっておりますので、ある施設につきましては減少傾向が見られるという問題点を上げさせていただいております。

 2点目につきましては、特定の施設を上げさせていただいて申しわけないのですが、冬場の利用ということで、12月から3月の利用でございますので、それまでの除雪等々の問題があるということをここに書かせていただいたものでございます。

 また、3番目につきましては、民間施設との比較をここに書かせていただいておりまして、ここの民間施設といいますのは、指定管理者というような意味ではなしに、一般の大きな会社の観光施設に比べまして、私どもの努力もあるのですが、少し努力が必要ではないかなというような課題でございます。

 それから、4番目につきましては、老朽が著しい施設についてということで、今後増大する維持管理についての問題意識をここに列記させていただいたものでございます。

 また、5番につきましては、施設自体の費用対効果に疑問があるということで、ここでだんだんと時代背景が変わってまいりまして、今の利用形態が果たして正しいのかどうかということの問題意識でございまして、まさに今回発注させていただきましたのは、こういう5つの問題点を大きな目線でもう一つ検証してまいりたいということでございます。以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 その問題点はわかったのですが、しかし、私関係者にお聞きしたのですが、そのように風車村、これ花の鑑賞客、この動態はどうですか。それから、ビラデスト、年間の売り上げは減っているのですか。両方とも。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 売上げの前に現状の認識ということでお答えさせていただきたいと思いますが、風車村につきましては、施設が20年が経過をしておりまして、植栽等々大きくなりまして道路から見にくいということもございます。また、風車が今はとまってございます。当時は水車を利用した風車というような画期的なものでございましたけれども、現状はそういうことで、稼働していないというふうな問題点があろうかと思います。

 それから、ビラデスト今津につきましては、先ほど申しましたように、4月1日から11月30日までの8カ月間というものの営業でございますので、冬季のそうした稼働についての問題点があろうかなというふうに思います。

 続きまして、利用の減少云々のご質問でございますが、ビラデスト今津につきましては、ほぼ3万3,000人ぐらいの利用客で横ばいというふうにご報告をいただいております。それから、風車村につきましては、大分昔に比べますと、半減、十四、五万人かなというふうに、現在は十二、三万ぐらいというふうに報告をいただいているところでございます。以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 動態としてはそういうことなのでしょう。しかし、今このプロポーザルを出して、やっぱり一番関心の高いのは指定管理で、精いっぱい、目いっぱい、決まった額でやっている業者さんです。指定管理業者ですね。だから、おっしゃるのは、ビラデストもこの夏は去年よりも300万売上げが増えて、一番この間では売上げが多かったと。3,100万だったと。また、風車村もハピナスですかね、花ショウブでもだめだということで、運用できないということで、これにかえられて、ここ3年ぐらい2万人ぐらい盛り返しておられますね。そういう実際の指定管理者が向き合って努力している、それがこういうふうに十把一からげにニーズにこたえた運営をしていないというふうに全国に発信しているのです。指定管理者の方とプロポーザルを出される前に向き合ってこられましたか、3つとも。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 指定管理者の皆様方の努力につきましてはご報告をいただいたとおりでございまして、売上げが伸びている施設もございますので、感謝を申し上げているところでございます。

 また、私ども、指定管理者とのキャッチボールでございますけれども、年に1件は必ず全指定管理者に集まっていただきまして、現有の施設の問題点について話し合いをさせていただくというような場を持たせていただきますし、担当は現場にも参りまして、そうした優先順位をつけさせていただいているというところでございます。誤解のないように申し上げておきたいのですが、今回は現有施設を云々ということではなしに、将来高島市が合併いたしまして、類似の施設もございますし、また設立当時からの観光客のニーズの変更もございますので、そうした大きな観点から、高島市の施設を、ストックを総合的な目線で検討したいという意味の統合云々というご回答をさせていただいたつもりでございます。以上でございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 そこはしっかり指定管理者の皆さんと向き合ってください。毎年毎年、神経とがらせて指定管理、市民の財産を受けたからには、その施設をどう生かすかというように頑張っているのです。そこはひとつしっかり向き合っていただくようにお願いしたい。

 それから、施設自体の費用対効果に疑問な点があるとおっしゃったわね。代表的なものに、私は今津ですけれども、ビラデストにある、皆さんに写真をつけていますけれども、一体何のため、これ何の建物だったのですか、もともとは、森のふしぎ館という名前は通っているのだけれども。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 お恥ずかしい話ですが、施設自体は承知をしておりますが、当時の目的はちょっと理解をしておりません。失礼します。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 この議場でも宮内議員と私ぐらいかなと、失礼、市長もご存じだと思うのですが。当時山の上に、私もこんなもの何や、山の上に。最初はノアの方舟といって、とんでもないコンクリートの施設だったけれども、そんなもの全然だめだということでこれをしたのだけれども、これは本当に、中身はもう20年たつから、もう雨が振ったら雨漏り、中に本当に1体何十万もする動物のあれがあります。もうこれは何百万。だから、こういうこれどうしますか。補修といっても大変なことですよ。これ、私は市長批判ということではないのですよ。ただ、私どもはこれに反対してきたわけで、こんな上に4億、何をつくるんだと。丸太の掘立てでええと私は言ったのです。これは当たっていると思うけれども、これしかし、これは現場の責任ではないです。市民の皆さんにこの使い道でどうしましょう、こう考えるのですという、これはプロポーザルを第三者に出してもらうのと違って、市自身が反省をしながら示さないといけないのではないですか。市長、どうでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 確かに森のふしぎ館の整備につきましては、ちょうど私が財政にいるときに、担当の者が整備をしたかなという思いをしております。その活用のときには、やはりキャンプ場で利用される方々がその施設に入って、いろいろな部屋がありますので、そういったものを見ていただきましょうということ、そしてまた動物のはく製とかそういうものも置きまして、この山の中にはこういう動物がいるのですよと知らせましょうといった一つの目的、そしてもう一つは、あそこは山の上で落雷等がありますと避難するところがないというところで、やはりキャンプに来られた方が一時避難できるような施設もと考えた、あわせ持った中での施設整備だったかなということも思っております。

 その施設を今後どうするのだということは、今担当部長が申し上げましたように、観光施設のリニューアルの中で、当然一つの提案というものがあればと思いますし、私はそれは解体というよりも、一定改修といいますか、した中で、やはり避難所とか、待避所かいった、そういった意味でのものと、夜間でのその中で訪れた方々がゲームができたり、遊べたり、交流を図れるような施設という目的でやっていけばいいのかなという思いをしております。



○議長(駒井芳彦君) 

 森脇君。



◆2番(森脇徹君) 

 解体というものでもないでしょうし、どう生かすかということで、最小限の費用は要るでしょうけれども、これはしっかり、市が主導権握ってやってください。第三者に判断してもらうものではないと思います。この点申し上げておきます。

 それから、あと1問ぐらいしかできないでしょうけれども、騒音防止の事業でありますが、地元が……、できませんか。これはまた場所をかえてさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(駒井芳彦君) 

 以上で、2番、森脇徹君の質問を終わります。

 ここで暫時休憩いたします。

     午後2時27分 休憩

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     午後2時40分 開議



○議長(駒井芳彦君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 次に、11番、澤本長俊君の発言を許します。

 11番、澤本長俊君。

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△たかしま21 代表質問



◆11番(澤本長俊君) 

 11番、澤本でございます。会派たかしま21を代表いたしまして質問をさせていただきます。

 今回の質問で、私たち議員にとって最後の代表質問になることから、西川市長の3年8カ月の市政運営に対し、市長自身が反省すべきことはなかったか、またすでにマスコミ報道において2期目への意欲を示されていることから、2期目の市政運営への思いが鮮明に描かれていることと思いますので、そういったことを踏まえて、以下項目ごとに市長の所見を伺います。

 まず、行財政改革について伺います。

 市長は以前、高島市の標準的予算を240億から250億とおっしゃっておられました。今後、約30億円減少すると予測できる歳入に対し、庁舎のあり方、またその他たくさんある公共施設のあり方、職員の雇用、人材派遣など、結果的に現時点でははっきり方向性が示されていない状況と言えますが、こんな状況で将来展望はしっかり描けておられるのでしょうか。現在のことは当然大事なことですが、それと同時に10年先、20年先、またその先の高島市の将来のことを考えて市政運営することも大事なことであると考えます。

 しかし、今回のサッカー場建設用地取得案件一つとってみても、とても将来を見据えた考えとは到底思えませんが、その点いかがでしょうか。

 次に、若者定住・IJUターン推進について伺います。

 高島市のすべての基盤づくりにおいて、最も重要であるのが若者定住であると言えるのではないでしょうか。しかし、正直なところ、西川市長からは、余り強い思いが私たちたかしま21には伝わってきません。若者定住に対し、市長はどのようにお考えなのでしょうか。また、いろいろな分野の方が高島市に転入されてこられたことも、一時は増えたように思いましたが、この西川市政になって、特に増えたということが聞こえてきません。IJUターンに対し、どのようにお考えなのでしょうか。若者定住・IJUターンに対し、特にこの3年8カ月の取り組みについてお伺いいたします。

 次に、経済・雇用対策について伺います。

 これまで企業活動支援事業など、積極的に対策を講じられてこられましたが、現状の市内の新規雇用状況は非常に厳しい状況と言え、とても元気な状況とは言えないと思います。西川市長は7つの元気として、元気のない高島市を元気にすると公約されてこられました。しかし、この3年8カ月で、市内が元気になったでしょうか。なったとするならば、具体的にどのように元気になったのでしょうか。なっていないなら、せめて元気の光ぐらいは見えてきているでしょうか。現状の市内を見渡して、市長自身、どのように感じておられるか、お伺いいたします。

 次に、医療・福祉について伺います。

 この3年8カ月の間に市民病院も完成し、そのほかにも介護施設が幾つもでき、施設としては大分整備できてきたと言えると考えます。しかし、現状はそういった施設で仕事をしてもらう人については、数にしても、待遇にしても、大変厳しい状況と言えるのではないでしょうか。市長は、福祉専門員の支援も公約に掲げ、対策も講じられておられますが、この厳しい現状に対し、市長自身、どのように感じ、どのように考えておられるでしょうか、お伺いいたします。

 次に、観光振興について伺います。

 観光協会については、市長の強い思いにおいて、事業展開して自立するのではなく、市内の観光振興に専念すべしと、市の指定管理からはほぼ外れました。しかし、今現在も、たくさんの職員さんが勤務されていますが、2期目への思いとして、適正規模の問題も含め、どのようにお考えなのでしょうか。また、市長の強い思いで着地型観光を強く打ち出されてきましたが、現状をどのように理解し、感じておられるでしょうか。市民の声も含め、以前と余り変わっていないのではと感じますが、実際のところは成果が上がっているのでしょうか。また、光は見えてきているのでしょうか、伺います。

 次に、各種協議会などの意義について伺います。

 事務局を市の担当部局があずかり、各協議会などの委員や理事は、関係住民が中心に構成されている河川や道路の促進協議会が幾つかあります。市長はマニフェストで、こういった協議会を見直すことをうたわれていますが、こういった協議会に対し、市長の思いも含め、どのように見直されたのか、お伺いいたします。

 次に、教育委員会について伺います。

 市長は、教育委員会は自主性に任せると公約にもうたわれておられます。選挙管理委員会や監査委員会は当然、公平、独自性を持ち、市長がどうこうできるものではないと私も考えます。しかし、教育委員会については、少し違うように思います。教育委員の任命は市長が、その予算も市長が、しかし運営は教育委員会にでは、何か納得いかず、どうかというふうにも思います。確かに教育委員会は首長から一定の独立性の原則があることからいたし方ないことも理解いたします。それなら、教育委員会にもっと子どもたちの将来に対し、責任を持ってもらうべきではないかと考えます。現状では、事務担当者から出された案件を審議し、議論される程度で、私自身が感じる分としては、責任感というものが少ないというふうに感じられます。このことに対し、市長はどのようにお考えでしょうか。2期目への思いも含め、所見を伺います。

 最後に、行政サービスの向上と人材育成について伺います。

 24年から26年度の第3期高島市経営改革プランの中で、行政サービスの担い手である職員の意識改革と能力開発が不可欠であるとして、平成20年に策定された高島市人材育成基本方針に基づき、意欲的に切り開く職員の人材育成に努めてこられたと思うが、西川市政になって、市民の声や職員の声を総合的に評価すると、人材育成どころか、余りにも市長のリーダーシップが強過ぎて、職員のモチベーションがどんどん低下していっているように感じるわけですが、その点について市長の謙虚なる所見を伺います。

 以上で、たかしま21を代表しての質問といたします。簡潔明瞭な答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(駒井芳彦君) 

 11番、澤本長俊君の質問に対する当局の答弁を求めます。

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 それでは、澤本議員のご質問にお答えします。簡潔明瞭ということでございますが、本当にたくさんの質問をいただいておりますので、少し長くなるかもしれませんが、お許しをいただきたいと思います。

 まず、1点目の行財政改革についてでございますが、高島市の財政状況につきましては、昨年12月にお示しした長期財政計画のとおり、依存財源の柱である地方交付税について、合併算定がえの期間が終了する平成27年度から順次逓減され、平成31年度には一本算定により、約29億円の歳入減になると見込んでおります。一方、今回の消費税率の引き上げによる地方配分の増額や総務省が市町村合併により自治体が広域化したことによる財政需要を踏まえて、交付税制度全般の見直し方針を固めたことなど、地方財政にとって光明は垣間見えるものの、楽観視できない状況は依然として続くものと考えられます。

 そうした背景の中で、議員から将来展望が描けているのかとのご質問にお答えをいたします。

 まず、庁舎のあり方については、既に専門コンサルタントに業務を委託し、検討を進めておりますし、公共施設のあり方についても、庁内検討に入っている段階であります。また、職員の雇用や人材派遣の問題に関しましても、職員数適正化計画の策定を進めているほか、人材派遣期限を迎えるに当たって、来年度の臨時職員雇用計画を検討中でありますので、しっかりとした計画が整い次第、議会のほうへ報告させていただきたいと考えております。

 特に具体例を挙げていただきましたサッカー場用地取得事業につきましては、かねてから今津総合運動公園を質の高い市内のスポーツ施設の拠点として将来的に整備をしていきたいとの思いは、以前の議員のご質問にもお答えさせていただいております。今回はその整備用地について先行取得するものであり、今後補助事業の見込み、財源の確保とあわせて詳細な整備計画を策定してまいります。

 2点目の若者定住、IJUターン推進につきましては、全国的に人口減少社会に突入し、本市におきましても少子高齢化により市内の人口は減少しております。特に山間地域におきましては、集落活動を維持していくことが困難な地域が出てきております。こうした状況を緩和するためにも、若者のIJUターンを受け入れることが地域の基盤づくりに重要であると考えております。このため、さきに策定いたしました総合計画後期基本計画において、若者の定住促進を主要プロジェクトの第1番目に挙げ、本年3月定例議会におきましては若者定住促進条例の5年間延長を提案申し上げ、可決いただいたところでございます。

 これまでの取り組みとして、住宅確保のための支援・補助制度を継続・拡大し、住宅リフォーム工事補助金、定住住宅取得補助金に加えて、本年からは新たに「おいでよ高島・若者マイホーム支援事業」を創設し、市内に移住する若者の住宅新築に対し200万円、中古住宅の取得に対して100万円を交付する施策を打ち出したところ、反響もあり、現状では年内に当初予算計上額に達する見込みでございます。

 こうした施策の積み重ねにより、平成21年度以降本年8月末までで、40歳未満の若者33世帯が市内に移住されてこられました。また、芸術家の定住促進につきましては、NPO法人結びめ、安曇川流域・森と家づくりの会などとともに高島市アーティストクロス協議会を組織し、市内で活躍されている芸術家の交流や紹介を通じて一層の移住を促進しており、本年度に定住された現代美術作家を含め、全年齢で41名の方が創作活動に励んでおられます。このほか、専従で設置している定住相談員の対応も好評で、大阪市、吹田市、守口市での出張定住相談の実施や定住後の移住者交流会でのアフターケアも行っております。

 私は、こうした取り組みが若者定住に取り組む高島市をPRし、徐々に成果があらわれてきているものと思っております。若者の定住促進には、高島で「暮らす、働く」という面で住宅支援、就業の場の創出、商工業の振興、企業の支援、交通網の充実が求められ、「育てる」という面では周産期から乳幼児期、学齢期に至る子育て支援や教育の充実、「楽しむ、感じる」という面ではスポーツや文化活動、豊かな自然環境など、若者が生き生きと暮らせるようあらゆる角度からの魅力ある地域づくりが重要であると考えております。より一層のIJUターンの促進に向け、プロジェクトとして取り組んでまいります。

 3点目の経済雇用対策につきましては、経済のグローバル化がより一層進む中で、この3年半を顧みますと、経済、雇用の情勢は当市に限らず日本全体が大変厳しい状況にあり、今後においても慢性化しつつある円高、企業の節電影響など、経済を取り巻く環境はより厳しいものと認識しております。市政をお預かりした際は、リーマンショックに端を発する世界同時不況で市内事業者の雇用情勢も急激に悪化し、一時は有効求人倍率が0.23倍まで落ち込んだことから、経営基盤の安定を図るべく、市独自に企業巡回訪問員を設置し現状把握に努めるとともに、国の雇用関係助成制度の周知や信用保証料の補給を行うなど、市内企業の経営基盤の強化に努めてまいりました。

 その後も、平成22年度には満了となる企業活動支援条例をさらに2年間延長し、事業所の設備投資や市内雇用の増進を支援させていただきました。また、市の発注工事につきましては、就任以来可能な限り市内業者の受注拡大に努めるとともに、住まい手応援事業に断熱構造化の改修や予防バリアフリーを加えるなど個人消費の拡大を促し、民間事業者のさらなる受注拡大を図ってまいりました。同時に、織物や扇骨など地場産業の活力強化のための高性能サイジング機械の導入や竹林再生産業活用推進事業などに取り組むとともに、本年度は「びわ湖源流の郷たかしま」をキーワードに、地域産業に活力を与え、地場産業の活性化を図るため先進的な営業戦略が必要との考えのもと、引き続き地産地消、地産外商を展開し、5月にはびわ湖たかしまコレクションで高島ちぢみを全国にアピールしたことにより、その後の販売促進に大きく寄与したもので、少しは光明が見えたのではないかと考えております。

 こうした取り組みの中、この7月の市の有効求人倍率は0.79倍と、県内では2番目に高い数値となっております。このことは、厳しい経済情勢の中で市内事業者の皆様が頑張っていただいている成果ではないかと考えるものであります。市内の事業所を訪問した私の感想でございますが、事業主や従業員の方が前向きに一生懸命それぞれの仕事に精を出しておられる姿こそが、高島市の元気の象徴ではないかと考えます。事業者が前向きに取り組んでいただくことが地域を元気にすることにつながるものであり、今後におきましても事業所に寄り添うことを基本に、経済・雇用施策を展開してまいります。

 4点目の医療・福祉につきましては、高島市民病院や介護などの福祉施設の整備は一定の段階まで到達しましたが、その施設で働く職員の労働環境は、労働基準法など法令の範囲内の条件ではあるものの厳しい状況にあることは承知しております。この状況改善は全国的にも必要とされることから、昨年度の介護保険法改正において、介護人材の確保とサービスの質の向上を図るため、介護職員処遇改善加算の創設や人件費の地域差の適正な反映、いわゆる地域加算など、職員の処遇改善への対応を含むものとなりました。本市におきましては、介護職員等の養成講座をNPO法人との共催で実施し、市福祉担当や社会福祉法人、あるいは医療機関など関係する職員が講師やサポート役として、人材育成に向けて支援・協力を行っております。また、毎年ハローワーク高島など関係機関とともに福祉の職場説明会、就職フェアを開催、求人面接会や資格取得相談コーナーを設置し対応しております。これからも引き続き福祉専門員の人材育成や確保に取り組んでまいります。

 5点目の観光振興でございます。びわ湖高島観光協会の運営のあり方につきましては、市外からの誘客を図るため、高島ならではの体験メニューを中心とした旅行商品の開発や情報発信体制を整備するとともに、営業活動を積極的に展開していただきたいと考えています。これまでは観光協会みずからが現地案内までされてきましたが、今後は地域へ来られてからのおもてなしについては、地域の人々と一緒になって土地の文化や人の温かさと魅力を発信していただくなど、観光を通じた中で地域振興を図っていくことが必要と考えております。こうした中、今後の観光協会が果たすべき役割も含め、協会の組織のあり方を検討いただいております。

 次に、着地型観光についてでありますが、旅行者を受け入れる側が地域でお勧めの観光資源をもとにした旅行商品や体験プログラムを企画することは、地域の独自性が高く、高島ならではのさまざまな体験ができることから、地域に密着した活性化策であると考えます。今年度、着地型観光を推進するため、パンフレットの作成や修学・教育旅行の誘致活動、さらには受け入れ側のおもてなし体制を充実するため、民宿等の経営者を対象に研修会を開催します。着地型観光パンフレットにつきましては、6月に作成しました秋冬ツアー企画に地元高島ならではの氷魚漁見学ツアーや産業フェアと連携した富有柿のもぎとり体験と新そばを味わうツアー等、8カ所の企画をいたしました。また、修学旅行の団体受け入れにつきましても、東京、神奈川方面の学校から新規に来ていただき、自然体験をしていただきました。なお、着地型観光推進のための営業活動につきましては、観光協会やびわこビジターズビューローと連携する中で、延べ10日間、10地区、70を超える旅行社、学校等への営業活動を展開しているところでございます。

 6点目の各種協議会等の意義につきましては、現在、河川におきましては安曇川水系治山治水事業促進協議会及び鴨川河川改修事業促進協議会があり、道路におきましては国道161号改良整備促進期成同盟会、京都大原今津小浜間国道整備促進期成同盟会及び県道麻生古屋梅ノ木線改良促進協議会があります。平成23年度には、ソフト面で構成していた鯖街道交流促進会議とハード面の国道303号追分隧道開削促進期成同盟会を新たに鯖街道まちづくり連携協議会として組織統合を行い、効率化を図りました。また、これら協議会の事業推進においては、設立後から長い年月が経過し、高島市合併前の旧町村で取り組まれていたものであり、地元の関係区や関係団体より貴重なご意見をいただくことは必要でございますが、今後は高島市としての活動も視野に入れていく必要があると思っております。なお、市を超える団体については、各協議会の目的達成と地域住民の安全・安心な地域づくり、地域の活性化のため、引き続きそれぞれの協議会の活動を支援してまいりたいと考えております。

 7点目の教育委員会につきましては、教育委員会は地方自治法や地方教育行政の組織及び運営に関する法律をはじめとする関係法令等により規定された組織であり、教育行政に責任を持っている組織であると考えております。また、現在の8人の教育委員は私が任命しており、それぞれの職責を果たしていただいているものと考えております。

 最後に、8点目の行政サービスの向上と人材育成についてでございます。ご質問のとおり、行政サービスの向上には職員の人材育成と能力開発が極めて重要であり、職員に求められる政策立案力、実行力、判断力、調整力を高め、常に改善意識を持った職員を育成するため、本市の人材育成基本方針に基づき人材育成に努めているところでございます。

 ご質問の中で、市長のリーダーシップが強過ぎて職員のモチベーションが低下しているとのご所見をいただきましたが、私は、市政をお預かりしている市長としては確固たる信念と政治理念、そして何よりも強いリーダーシップが必要と認識しております。その上で、以前のような年功序列や競争力を持たない職場環境では意欲的な人材が育たないとの思いから、すべての職員が切磋琢磨して力をつけるため、また上司となる部長や次長、課長がそれぞれの組織をまとめられる力をつけてもらうため、時には注意し、また時には叱責することがありますが、私は職員のやる気を育て、潜在的な能力を引き出すには一定の緊張感が不可欠と認識しておりますので、今後ともそういった信念のもと、市政のかなめとなる人材の育成に努めてまいりたいと考えております。職員は市の財産であるとの認識は議員と共通するところでありますので、今後ともよい職員を育てたい、能力あるリーダーを育てたい思いで職員と向き合っていきたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 幾つか質問させていただきましたが、答弁いただいて納得できる部分については、再質問する必要はないので飛ばさせていただきます。特に今、まずは先ほどから言っています福祉専門員の人材育成、確保、待遇改善等については、市長も同じような思いで強く取り組んでいきたいというふうに答弁いただきましたので、ぜひお願いいたしたいというふうに思います。

 質問の順序が多少前後するかもしれませんが、よろしいでしょうか、議長。まず、若者定住、IJUターンについて再質問をさせていただきます。先ほどの答弁で、平成21年度以後33世帯が移住されてきたということでありますが、平成21年以降といいますと西川市長になられてからということだと思いますが、それ以前はどうであったのか。これは市長に聞いてもわからないと思いますが、担当部のほうから、わかるでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 山田市民環境部長。



◎市民環境部長(山田善嗣君) 

 21年度以降につきましては、ちょっと今手元に資料がございませんのでお答えすることはできません。

          (「21年以前は」の声あり)

 すみません。以前につきましては、ちょっと手元に資料がございません。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 別に責めるつもりはないのですが、一応こういった統計の質問をさせていただいているので、総合的に見た質問もするということで、一応データぐらい持っておいていただきたいなというふうに思います。

 それはさておきまして、確かに33世帯が移住されてきたということでありますが、それと同時に、人口増加率を見てみますと、増減率では県内で1位、率でいっても市の中では一番減少率が高いということも言えるのではないかというふうに思います。そういう観点から考えますと、この33世帯、これが多いのか少ないのかという部分は、増えているのか減っているのかという部分も含めまして今のちょっとデータを知りたかったのですが、入ってこられた方が33世帯ある中で出て行っておられる、出て行っておられるという言い方はおかしいですね。転出されている方も県内ではトップであるということを市長、どのようにお考えですかね。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 私もちょっと宙でしか申し上げられませんが、大体1年間に高島市で生まれる子どもさんが約400人。それと、亡くなられる方が約670前後でございます。自然増減にしましても、ここで三百四、五十人、年間で減ってきているということです。そこで、国勢調査の平均をとりますと、大体1年間に500人ほどが減ってきているということになりますと、差し引き130人が高島市から出て行っておられる。これは差し引きでございますので、先ほど若者定住とか芸術家とか、入ってこられたというのは加味しておりませんが、それを差し引きしても大体120ぐらいはこの自然増以外に減ってきているというふうに思っております。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 先ほどから、最初に答弁いただいて、若者定住、IJUターン、いろんな施策を持って対応していただいているということでありますが、これは求人というか経済雇用にも非常に関連するのですが、私が言いたいのは、この入ってこられた部分を重要視するよりも、転出されていく部分を、特にこのことを考えていただく担当部としては重要視していただきたいなというふうに思うのです。転出されるということは、高島市より何らかの理由でそっちのほうがその方にとってはいいということだと思うのです。それは仕事にとってなのか何なのかはわかりませんが、入ってきたからよかったのだというのではなく、これはもう以前からももう当然市長も十分ご理解されていると思うのですが、高島市から何で転出が多いのだという部分をやっぱり重要視するべきだと思うのです。そういった部分で私は以前から、私自身の考えとしては子ども中心のまちにしてということをずっと市議会議員になってから申し上げているのですが、何か特化したこのまちの魅力というか、そういう部分がやっぱり必要ではないかというふうに思うのです。この若者定住、IJUターンという部分で、住宅の支援、それももう全然いいことだと思います。IJUターン、これについては専門員、移住専門員を置かれてということも決して否定はしませんし、悪いことではないというふうに思います。が、しかし、その専門員の方がもう強く高島市はこういうまちなのですと自信を持って言える部分というのが必要だと思うのです。

 市長は、以前も同じような質問をさせていただいたときには保育料が標準の半額ぐらいだということで、子育てには力を入れているまちだとか等という答弁はいただいた経緯があるのですが、いま一歩、県内全域だけを見ても、ああ、子育てだったら高島だなというふうに県内の方だけをとってもイメージ的に出てこない現状があるというふうに思うのですが、若者定住、IJUターンについて、今後も先ほどの答弁いただいた中では強くプロジェクトを組んでやっていただくということですので、そういった観点を十分に考慮していって進めていただきたいというふうに思うのですが、この件に関しまして、改めて市長、ご答弁いただけますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 確かに私も議員の思いと同じで、やはり高島に生まれ育った子どもさんは高島で就職して生活をしていただきたい、これは私の思いでございますし、多分議員の思いと共通しているというふうに思います。ただ、高島市に就職する場所がないのかというと、そうではないわけです。私も企業回りをたくさんさせていただいております。例えば、例を申し上げますと、新旭ですと太陽精機、小さいところですと京都シールとか、高島晒、また新旭電子等々、新旭だけでも10ほど回らせていただいております。ところが、ここで求人はするのだけれどもなかなか高島の卒業生が就職してくれないのだと言われました。これは前にも私申し上げたと思います。これは子どもさんの教育の中で、高島はこんなところですよというPRが足らないということもあるだろうし、企業さんそのものがもっと努力をされて、こういったすばらしい企業ですよというPRも足らない面もあるだろうし、子どもさん自身がやはり京阪神に近いということで、いろいろお話聞いておりますと遊ぶところがないという言葉が随分返ってきます。その遊ぶところとはどういうところだとお聞きするのだけれども、なかなか答えが返ってこない。

 福祉の面についても、確かに働くところはたくさんあります。お答えもさせていただきましたが、確かに給料が安くて条件が悪い、だから今の若い子はなかなかそういったところに行きたがらないということもあるわけです。これは、今福祉とか産業だけの分野で私は解決はできないと思います。これは当然ご質問にありました教育委員会の問題もありましょうし、そして農林水産業、あるいは商工業の問題もあります。そして、住環境がいいのかどうかという問題もあります。子育て関係の支援が足るのか足らないのかという問題もあります。やはりこれは市全体の行政としてやはり底上げしていくということが本当に大事だなと。そういった中で、少しずつでも定住していただく方があるし、また外から高島市へ住んでいただく方もあろうか、こういうふうに思っているところでございます。いずれにしても、この問題は非常に大きな問題で、この議場の場でいくら議論をしても人が増えるということではございませんので、やはり職員と一緒になってそれぞれの分野で頑張っていただいて、人を呼び寄せるような対策、定住していただくような対策というものを総合的に取り組んでいきたい。

 ただ、私がもう1つ思いますのは、今まで企業誘致、これは当然していかなければならないということは思います。それともう1つ、今商工会等々で問題になっておりますのは、駅周辺のいわゆる商工振興の問題があって、非常に駅が寂れてくる、周辺が寂れてくるというお話があります。幸い高島市というのは京阪神に非常に近いということで、やはり駅周辺は商店街というイメージを脱却して、やはり駅周辺に住んでいただこうと。そして、環境のいいところで暮らしていただいて、働くときは都会に行ってもらってまた帰ってきてもらうと。こういう対策の、住宅を中心としたまちづくりというもの、駅中心として住宅を中心としたまちづくりというものを進めていくというのも1つの考え方かなということは思っています。これは商工会の青年部とか農業の団体とかたくさん、女性部もありますが、そういった中で今お話もさせていただいて、方向づけなりもしていきたいなということを思っておりますし、事実そういったご意見をちょうだいもしておりますので、これは執行部だけではなくて議員各位からも1つの提案をしていただいて、まちづくりというものを一緒に進めていただきたい、進めていきたいな、こういう思いがしております。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 若者定住、またIJUターン、これについては、今市長申されたようにこうすればどうなるのだというものではないという部分は、私もそのように思います。ただ、今市長申されましたが、普通の業務というよりちょっと、ほかの業務も大切ですが、将来を見据えた高島市ということを考えますと最も重要な案件であるというふうに私は思いますので、その点ここにおられる部長、次長、あとこの放送を聞いておられる職員の皆さんすべてにおいて将来展望を持って、このプロジェクトをされるということですので、それに取り組んでいただきたいというふうに思います。

 次の質問をさせていただきますが、観光協会についてですが、観光協会の役割や組織のあり方を今現在検討いただいているという先ほどのご答弁でありましたけれども、これまで市長の強い思いで、市長としてのリーダーシップで、観光協会についてもその思いを伝えて今まで進めてこられているというふうに私自身は感じるわけですが、市長自身の考える組織のあり方ですね、観光協会の。あと、当然年間現在4,500万ぐらいですか、協会育成費が市からいっているわけですが、そのこともありますので、協会の市長の思う、考える適正規模という部分はどういうものなのかという分をお聞かせ願えればというふうに思いますが。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 先ほどご質問の中で、観光協会の職員の適正数ということでいただいていてお答えできなかったのは本当に申しわけございません。これはすぐ1年先、2年先ということではなくて、やはり10年ぐらいのスパンを考えて、今私が思っております観光協会は企画立案、商品の開発等々やっていただく、本当に頭脳の部分を担っていただきたいという思いで、今担当を通じまして協会と話もし、私もまた観光協会の会長さん、副会長さんともお話もさせていただいております。そうした中で、将来展望の中では、やはり観光協会としては5人程度でそういった企画立案ができるのではないかと。あと、それを手足となって動く者は、当然観光協会もあると思いますが、市の商工観光課もありますし、またほかの企業さんもあります。私は、将来的に思っているのは、今マキノですと1つのグループがありまして、ピラミッド型に方向づけができています。もう1つ、今朽木のほうでお願いしまして、どういう方向がいいのか検討してくださいということもお願いしておりますし、大体方向づけというのをいただいております。やはりそういった方々に現場で活動していただいて、その頭が観光協会でいろいろ調整していただく、こういう方向づけに持っていきたい。そのためには、やはり最低5人ぐらいの職員さんというものが必要ではないかな、こういう思いをしております。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 今、市長のほうから初めて将来的にということですが、頭脳の面で中心に5人程度ということをご答弁いただきました。確かに今市長申されるように、中で実務という部分ではなく企画立案、頭脳の面でという部分では5名程度という部分では、今現在私自身もその部分だけをとるなら、そうかなというふうにも思います。ただ、今現在、先ほども言いましたけれどもたくさんの職員さんがおられるので、今後どのように形をし、全部、今マキノの例と朽木の例をちょっと少し出されましたけれども、あくまで高島市観光協会ということで市全部という部分もありますので、市の中の全部で観光振興という部分、これは中で今まで携わってこられた方、それも含めまして一定の、協会員さんも納得のいくような形をつくってもらうべきだと。これまでの話を聞きますと、協会の中の部分と、協会員さんですね。一般の企業さんというか商店なり、会員さんですね。会員さんと協会との間に大きな溝があったりと、そういうこともあったようにも聞きますので、やはりその辺が一緒にならないと高島市の観光の底上げというものができないというふうに思いますので、しっかりとした形を構築できるように、現在ある観光協会とまた市の観光振興課と十分に協議いただいて、将来展望を見据えていただきたいなと、ここでもその分を申し上げておきます。

 同じく観光協会ということで、もう1点、着地型観光についてですね。先ほど頑張って営業活動を展開しているということでありますけれども、着地型観光という言葉をお聞きしたのが今から3年か4年ほど前ですから、西川市長になられてからかなというふうに思うのですが、もうかれこれ、これに取り組んでいくということをお聞きしてから1年、2年と経過していっているわけなのですが、現状、営業活動をしているということは先ほど答弁いただきましたけれども、成果としましてはどの程度のものなのか。きょう言って、あしたそしたらすぐお客さんが来るのかとは思いませんが、1年、2年と積み重ねてこられたわけですから、現状としてはどのような状況かなと。これは担当部長に聞いたほうがいいのかなというふうに思いますが。



○議長(駒井芳彦君) 

 古谷産業経済部長。



◎産業経済部長(古谷傳平君) 

 1つの事例でご報告をさせていただきますが、教育旅行というふうなことで頑張ってまいりまして、新規の中学生、これは従来ですと京都に泊まって帰ってしまうということで、私どもの着地型の観光ですと私どもに泊まっていただきたいというような発想の中で、昨年度は横浜また名古屋のほうから4校、262名の方がお見えいただきました。そのほかに、教育旅行といたしまして大阪6、岐阜1、東京1というふうなことで、先ほど冒頭申しました4校のほかに6校ございまして、10校、1,600人ぐらいが集客できたということでございます。また、営業活動のもう1つ事例で申し上げますと、いろいろ秋冬型のパンフレットとかをつくって集客に向けて頑張っているわけでございます。これにつきましては、残念ながら昨年度は6つの企画、これは秋冬のツアーでございますがやらせていただきましたけれども、86名というふうなことで、やっぱりこれからまだまだ力を入れさせていただいて、新たな着地型を将来に向けて頑張ってまいることが必要と考えているところでございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 この観光振興については、着地型観光、市長が打ち出されたわけですが、トップがどうなろうと、これはどうこうという意味ではなく、もう年明けに選挙もあることですので、市長がかわればまた方針が変わるのだというような形ではなく、1つの高島市の観光という形でいくということで、この形でいくというふうに進んでいるので、しっかりと進めていただきたいと思いますし、今お聞きしたら数校の学校が来ていただいているということで、そのときの対応がやはり今後につながると思います。とりあえず来ていただくことというより、来ていただいたときの受け皿のほうの対応1つでやはりこういった観光とかは、口ききというのはすごく影響しますので、その辺十分考慮して関係者とも進めていただきたいというふうに思います。

 それでは、次の質問をさせていただきます。次、各種協議会についてということで、今後は高島市としての活動も視野に入れてという先ほどのご答弁でありましたけれども、当然これまでも高島市として活動はされてきておられるし、そういった動きをしていただいていると思うのですが、あえて言わせていただくと、少し前、以前私自身が先ほどから出ております安曇川水系の委員であるということで、県のほうに要望活動をさせていただきたいというふうに担当部局にその会長とともに日程等も含めましてお願いに上がったところ、なかなか同行していただけないと。どうしても行くならご自身たちで行ってくれというようなことであったのですが、その少し前に総会があったわけですよね。その場ではしっかりと要望活動も含めましてというような総会でのごあいさつ等もあったかというふうに思うのですが、そういった観点からすると極めて理解しがたいと。これについては、これは市長の指示でそういう方向になったのかどうかという部分、なかなかわかりづらい部分がありますので、その辺の部分、思いも含めまして市長のほうからご答弁いただけますでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 担当部長が答えました同行できにくいという面については、私が指示しております。というのは、合併前につきまして、例えば安曇川の河川改修あるいは鴨川の河川改修等々について、町をまたいで、2つの町が共同してやっていたということです。これは同じように、新旭と安曇川が安曇川の改修を促進しましょうと。ですから、1つの町でやってもなかなか効果がない。だから2つの、受益のあるところは2つが負担金を出し合いながらやりましょう、だから活動しましょうということでやっていたわけです。今は、合併しましたら本当にその町というものが取り払われましたので、高島市として前向きに活動していく、やっていこう、それが筋ではないかということを私担当部長に申し上げて、今回は1回遠慮しろということを申し上げました。

 ただ、それは協議会がありますので、協議会独自の活動としてはやっていただいたらいいと思うのです。それをやり出すと、例えば石田川はどうですか、百瀬川はどうですかと。全部水系があるわけですね。それは、そしたらそこの地域でやってくれ、例えば地域にやってくださいということではないわけでして、やはり高島として均衡ある河道改修、河川改修をどうしていくかということは、市をまとめて県なりあるいは国に持っていくべきという私判断をしましたので、そういうことは担当部長に申し上げた。が、しかし、組織の中で活動されるということは、予算もございますので、それは会長さんはじめ役員の方々でやっていただいたら、それは私は否定するものでもないし、またそのときには県会議員を活用してやっていただくということもいいのではないか、こういう思いをしております。ただ、要望はしてはだめですよということは、私は一度も言ったことがございません。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 今市長申される、市全域を見渡した中で市としてのということは一定理解できます。が、それならば私先ほども申しましたように、ほんの数日前に総会があったわけですね、そこで。そのときになぜその協議会の委員さん、理事の皆さん方等々来られている中でそういった思いを話されないのかなと。私自身は、たまたま委員であり副会長という職責を今預かっているわけで、中に来られている委員の皆さん、それから理事の皆さん、皆さん方それぞれ地域の安全・安心が大事だしという思いで今まで活動されてきているので、総会という部分、一番皆さん方に説明するにはもってこいの場所であって、そこでの説明なく、24年度の事業計画には要望等も入っている中で、それも承認しという部分で、その辺はもう極めて理解しがたいと。そこでやっぱりそういった市長の思いを、今後はそういうふうに考えさせていただきたいというようなごあいさつをいただけていたら委員の皆さん方も、理解されたかどうかというのは私皆さん方ではないのでわかりませんが、一定耳を傾けられたのではないかなというふうに思うのですが、市長、いかがでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 私もその場にお邪魔しまして、ちょっとどちらの会か忘れたのですが、安曇川水系か、あとのところはちょっと行かなかったのですが、ごあいさつもさせていただきました。その中では、要望活動はさせていただきますということを確かに申し上げています。これは、やはり市全体、まち全体を眺めた場合に、必要なものについてはすべて同じレベルに上げまして要望するという思いで申し上げました。ただ、議員がおっしゃっているように、私の舌が足らずに説明ができなかったという点については、これは真摯に受けとめましておわびをさせていただきたいと思いますし、今後そういう機会がありましたら私の思いはしっかりと述べさせていただきたいと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 今市長のほうからそういうご答弁をいただいたので、それ以上どうこう言うつもりはないのですが、それぞれの協議会、促進協議会等ですね。名前は幾つかありますが、それぞれによってそれぞれの関係する方、関係地域の皆さん方がいろんな思いを持って今までずっと長い年月をかけてその協議会を育ててこられたという部分もありますので、市全部、当然市長としては市全域を見渡してという部分は当然だと思いますが、その協議会ごとの思いという部分も十分考慮していただきたいというふうに思います。その部分は申し上げて、この件についてはよしとして次の質問をさせていただきます。

 次、教育委員会についてということで、先ほど私最初の質問で非常に厳しいような言い方をさせていただいたのですが、私が言いたいのは、今回はよく取り上げられていますいじめ問題等もありますが、いじめだけではなくほかのことでも、何か事が起こったときにどこから指示が出るのかと、どこで協議されているのか、だれがそれで責任を持って進めるのかと、その辺の部分が、高島市のことをどうのこうのではなくどこの自治体でもよく、私らはマスコミ報道しかわかりませんが、マスコミ等の報道で見ていますと、だれが責任者なのだと、どこからこの指示を出しているのだというふうに疑問に思うような報道が多々あるのですが、高島市についての状況というのも私自身もわかりません、はっきりと。当然、教育委員会という委員の8人の方で構成されていて、教育長、教育委員長という方もおられますので、そこの部分がしっかりと責任を持って指示出されているのかなというふうには私自身は推測するのですが、実際のところはどうなのかという部分を確認の意味でお聞かせ願えますでしょうか。これは教育長にお聞きしたほうが一番いいのかなと。



○議長(駒井芳彦君) 

 高橋教育長。



◎教育長(高橋博志君) 

 基本的には事務局ということが主になるというふうに思うのですが、事務局の長は私ですので、私からの指示というのが主になるのかなというふうに思います。そして、あと合議制という形をとりますので、合議制をとらなくてはならない部分については合議制をとるというような形になります。ですから、スピードが遅いだとか、あるいは形骸化であるとかいろいろ言われますけれども、そういった面でやはり問題性が出てくるのかなというふうに思っています。これで答えになったかどうかわかりませんが、よろしくお願いしたいと。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 私自身が今なぜあえてこういう話をさせていただくかというと、わかりにくいという部分もありますし、学校現場でいきますと校長という立場の責任者がおられると思うのです。その校長、各学校の校長という部分とこの教育委員会という部分と、その辺がもう一般の方には極めてわかりにくい。例えば、そこの学校1つで何か問題なり何なりどういったことでも含めて起こった場合に、それは学校の責任なのでしょうか。それとも、それをもう1つ統括する教育委員会なのでしょうか。だれが最高責任者なのでしょうか。なぜそういうことをあえて言うかというと、極めてその辺が最終的な責任という部分になると見えにくい。一般行政職ですと、すべてにおいて市長がやっぱり責任を負われると思うのです。その辺で、やっぱり教育委員会という部分はまた別枠なのかなというふうに感じるのですが、その辺わかりにくいのでご答弁いただけますでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 高橋教育長。



◎教育長(高橋博志君) 

 学校というのは、1つの独立機関でございます。そして、自分のところで判断がつかない場合とか、あるいは、基本的には報告義務がございますので教育委員会に報告してくるというような形をとるということになりますし、そして、その中の判断は、先ほども申しましたように合議制の判断であったり私の判断であったり事務局判断であったりというような形になるのかなというふうに思います。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 これまでも数多く教育委員会関連のいろいろな質問をさせていただいてきたのですけれども、高島の子どもたちのためにという思いでいろいろと質問をさせていただいてきましたが、なかなか学校という部分と、今教育長のほうからご答弁いただきましたが、学校が持っている責任という部分と教育委員会が持っている責任、また教育長が持たれる責任、そしてまた、今横にお座りいただいています教育委員長の責任と。数回しか言わせていただいていないのですが、教育委員会の定例会等を見ましても、これはもうあくまで私の主観ですが、もう言葉が悪ければちょっと訂正しますが、極めて俗に言うしゃんしゃんムードがあるようにしか感じないのです。もうこれは厳しく申し上げて、言葉が悪いかもしれませんが、そのように感じるという部分で極めて、異論はございましょうが、私自身が何度か傍聴に寄せていただいたときに感じたのは、そういう感じがしました。なぜなら、1つの問題、案件等に対して、なかなか掘り下げたような意見が余り聞けなかった。たまたまそうだったのかもしれませんが、あえて私こんな場で厳しいことを申し上げるのは、やはり今問題視されていますいじめの問題もそう、あといろんな学校の中での事故や事件、いろいろとあると思いますが、やっぱり高島市の中で8名おられる教育委員という、責任ある立場だと私は思いますのでしっかりと、それぞれ8色の特色を出すために8人の方を市長は任命されているというふうに思いますので、言葉は過ぎたかもしれませんがそういった思いで、私から思いとして申し上げておきます。もし何かございましたら、一言ありましたら。



○議長(駒井芳彦君) 

 高橋教育長。



◎教育長(高橋博志君) 

 基本的には、常駐というのは私だけです。そして、あとの7名の方については、市民を代表してボランティアで参加していただいているというような形が主であろうというふうに思います。そして、その人々は市のある別の組織の代表であったり、あるいは自分で仕事をお持ちの方もおいでになるというようなことで、そこの教育委員会の内容すべてをつかんでいるというような状況にはないということをまず理解していただきたいというふうに思っています。ですから、教育委員の方々のその力量を発揮するということにおいては、いろんな形の場の方がおいでになるわけですけれども、その人たちの目を通して市のそういった教育行政における偏りがないかということを基本的に点検していただいている、あるいはその部分でのチェックをしていただいていると。それが主な仕事になっているのではないかなというふうに私は感じております。ですから、そういう意味で、すべての教育委員の方々はその力を十分発揮していただいていると。自分の目を通しての形になりますが、やはり発揮していただいているのだというふうに思います。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 もし言葉が過ぎたら私のほうからも謝りますが、あえて言わせていただいたのは、先ほどからも言っていますように、教育委員会のことについてはなかなか市長が直接意見を述べられないというか、意見交換はされているのでしょうが、市長のほうから指示ができないという部分で、独立性を持っているという部分がありますので、その部分を十分踏まえて責任感を持ってやっていただきたいということを確認の意味でちょっと申し上げさせていただきました。言葉が過ぎれば申しわけありません。

 それでは、次、最初の行財政改革についてでありますが、庁舎の建設につきましては確かに議会でも庁舎の特別委員会もありますので、コンサルによっていろいろ調査していただいているということは十分私もわかっております。が、公共施設ということで、庁舎だけではなくほかにもたくさん公共施設があります。あえて今回今津の運動公園で、サッカー場のことを例として挙げましたが、運動公園1つについても、運動するグラウンドとしても市内には幾つもあるわけです。そういった観点から考えますと、この少し前の総務の常任委員会のときでも申し上げましたが、やはりこのような大きな事業を進めるに当たっては、やっぱり将来的に考えても一定まとめていかなければいけない公共施設というふうに私は思いますので、そのことから考えても類似施設、それとの整合性といいますか、ただ単に市長の思いで先ほどから、以前からも言われているように、今津総合運動公園に高機能な、高機能というのですか、高度な運動スポーツ施設という思いだけで果たして、一から用地を取得してサッカー場ということで果たしてすぐそういう方向へいっていいのかなと。先ほど同僚議員から質問があった、別のことでありますけれども、例えば同じように観光施設1つについても、あり方等プロポーザルして利用者とか民間施設との比較とか老朽化とか費用対効果とかを調査されるわけですよね。総事業費については、天然芝と人工芝等によって違いますが6億から7億の事業で、やはり単に市長のここに高度な運動場をつくりたいのだという思いだけで、果たして7億からの事業をそれだけでいっていいのかなというふうに思うのですが、市民の皆さん方にここにするにはこうなのだという理由が私にはいまだに理解できないのですが、市長、いかがでしょうか。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 今、サッカー場についてのご質問でございます。確かに市内には幾つかのスポーツ施設がありまして、それはそれなりの活用を今しております。何度も申し上げて、今議員のご質問にもありましたけれども、やはり一定総合運動公園として質の高いレベルを持っていくということは、私は必要だと思っております。しかし、その質が高いものを持っていくだけのことではないわけでして、やはりそれに対する波及効果というのが随分あるのではないかなということを思っています。例えば、今あるテニスコートは人工芝なのですが、あれをやることによって県の大会もあり、例えばある安曇川の民宿の方が常に活用して宿泊してもらって、車で送り迎えしながら利用することによって、この宿泊というものの民間の活用というのは当然出てきております。これは私も実際そこにおりまして、何でこの業者さんがここまで申し込まれるのかなということを感じたこともあるのですが、そういうこともあるわけです。それと、また運動場が本当に広いということで、大会もあります。これは1つの整備をすることによって、今は2万人という増加が見込めるということも私も思っておりますし、ご報告もさせていただいております。そうなると、やはりあそこの民宿に泊まりますよと。民宿に泊まるということは、当然お金が落ちるということですので、周辺への波及効果というのが非常に出てくる。そして、私もちょいちょいコンビニに寄って、事業所だけでなくてそういったご商売をやっているコンビニにも寄りますけれども、やはり一定何かが1週間あると売り上げが随分違うのだと。だから、そういうことをもっともっと活用してほしいというご意見も出てきている。そういうことも聞いているということも事実でございますので、ただ、質の高いというだけで物事を整備するのではなくて、やはり高島市のこれはスポーツを通じた一定、先ほどお話しした着地型観光にも結びつくのかなという思いもしておりまして、やはりこれは、今サッカー場を整備するということで言っておりますが、これは本当に高島全体のそれぞれのスポーツの面からの底上げということになってくるのではないかなと思います。

 その中で、大変厳しいご意見もちょうだいしておりまして、多分これはある党のチラシを見てのことだと思いますが、今津町に豪華なサッカーコートを3面作成する計画か、7億円程度支出するらしいということが云々として書かれています。これは、7億円というのはあくまで今事務方がはじいた概算でございまして、実際どれだけになるかということはわかりません。これは人工芝にするのか天然芝にするのかによっても随分違います。その中で採算が全くとれない、とれる見込みがない計画は直ちに中止されたいという思いでお手紙もちょうだいしておりますが、これは先ほど言いましたように、サッカー場ならサッカー場だけを見て、そこにスポーツをする方だけを見て判断するのではなくて、やはり高島市全体、あるいは地域の活性化も含めた、あるいは波及効果を含めた中で物事を判断していくべきということも感じますし、やはりそういったグレードの高いところで子どもさんがプレーすることによって、子どもの健康という面もあるだろうし交流という面もあるだろうし、やはりこういった活動によって1つの先ほどからお話ありましたいじめという問題についても、スポーツをやっていけば私はなくなるという感覚もありますので、そういったやはり教育とか商工業、観光、すべて含めた中で物事を判断させていただきたいな、こういう思いで今思っております。ですから、今用地は取得をさせていただきますが、これがどういう形になるかということは、これから来年にかかりまして基本計画なりあるいは実施設計をしていく中でそういった費用対効果を含めて皆さん方に提示をして議論をしていただきたい、こういう思いをしております。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 私自身も、サッカー場をつくることには別に反対の思いはありません。以前から申し上げておりますように、ほかの施設、また今津運動公園の中のグラウンドの再利用等々、先ほどからも言っていますが、今市長の答弁でやっぱりサッカーだけではなくそのほかの波及効果ということも答弁いただいたのですが、私はなおのことそれなら今ある、1つ例を挙げると安曇川なりの梅ノ子運動公園ですね。あそこにそのまま、外周はそのまま利用できますし、中は芝を張りかえたら同じぐらいの規模のものができると。今の宿泊なり人を呼び込むという部分についても、これはデータをとったわけではないのではっきりわかりませんが、安曇川地域、今津と安曇川という部分、運動公園2つありますのであえて例を挙げますが、宿泊なり何なりの入り込み数ですね。決していい状況ではないのではないかなと。これは先ほどから言っています道路や川の協議会と一緒で、市内全部を見ていただきたいという部分から考えると、今の宿泊なり何なりのことも含めて、以前、先日の委員会では、今津は入り込み数が年々少しずつ増えてきているというようなことをお聞かせ願いました。それなら今度は、下がっているのかどうかというのはわかりませんが、こちら側の、市内の南側の活性化も図ればいいではないかと。なおかつ、あえて用地取得しない状態で、今の計画よりはるかに安価で思いを遂げられるのではないかなという部分で、先日も細かく委員会の中で質問をさせていただいたのですが、なかなか市長の思いとはかけ離れていたようで、市長からの答弁も納得のいく答弁ではなかったのですが、この件については最後にもう1点だけ聞きますが、そういった観点の調査という部分はされたのでしょうか。これはもう担当部に聞いたほうがいいのですかね。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 今ご質問のありました調査の件につきまして、調査はしておりません。ただ、先ほど来申し上げていますように、やはり地域にバランスのある運動施設というものも配置をされておりますし、そのバランスの中でどこを中心に持っていくかということをやっぱり大事にしていきたい。梅ノ子につきましても、確かにたくさんの利用があります。ですから、以前にその梅ノ子周辺で、例えば民宿なんかできませんかねというお話をかけさせてもいただいておりますが、なかなかそういったところまでいっていないのが事実でございます。やはり近くに民宿があって、活用することによってより波及効果が生まれて人がたくさん来るということも大事でございますので、いろいろ地域性があります。例えばマキノですとピックランド、さらさがあった、農業と観光というものに取り組んだ地域活動もありますし、朽木ですと鯖街道を中心として林業振興を図りながら人を寄せますよというところもありますし、高島ですと病院なり乙女ヶ池、また棚田というものを活用した中で、あるいはガリバーという国際交流の中で地域を振興していきましょう、安曇川は商工業を中心としてやりましょう、やはりそういった1つの区分けというものはやっぱりしていくべきではないかなと。何もかも同じレベルでまちを全部上げていく、基礎的な福祉というものは上げていく必要はありますけれども、地域の特色を出した施策というものは、これは私は必要ではないかなという思いをしております。



○議長(駒井芳彦君) 

 澤本君。



◆11番(澤本長俊君) 

 いくらやりとりしても一緒かなというふうに思いますが、私自身、それは市長が今申されるように一定の、市内全域を見渡していろんな分野のゾーンのような考え方は、私は別に異論はないです。しかし、この質問をさせていただいた本質であります、やはり10年先、20年先を見たときにどうなのだと。そのときの、そしたら類似施設の運動公園なり何なりはそしたらどうするのだと、そしたら今の今津運動公園をどうするのだと、そういった部分までしっかりと示して、やっぱり7億なのです。7億ではないといえば確かに7億ではないです。芝なら5億、人工芝なら7億ということで、6億、7億ぐらいの事業に対して、僕は先日委員会で担当者に対しても怒る思いで言ったのは、今6億、7億のお金はそんなに簡単なものではないだろうと。何もサッカーするのはいけないと言っているわけではないのです。それは子どもに夢を持って、それもいいことだと思いますよ。だけれども、将来的に見てどうなのだと。市内の全部の施設を見渡した上で物事を考えていくべきだろうということを私は申し上げたい。今津の運動公園、サッカー場できて、野球場できて、それは今のそこだけを見たらいいかもしれません。そしたら、今のこっち側で使っている新旭だったら野球場、安曇川だったら梅ノ子と、同じような広いグラウンドとかそういった部分の利用なり設定なりいろんな部分を考えた上で、そういった調査も含めた上でこういった事業をやっぱり出してくるべきだというふうに思います。これが私どもたかしま21の思いです。それだけ申し上げて、今回はもう質問を終わらせていただきます。



○議長(駒井芳彦君) 

 以上で、11番、澤本長俊君の質問を終わります。

 ここで、暫時休憩いたします。

     午後4時02分 休憩

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     午後4時15分 開議



○議長(駒井芳彦君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 次に、15番、八田吉喜君の発言を許します。

 八田吉喜君。

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△高島市民クラブ 代表質問



◆15番(八田吉喜君) 

 高島市民クラブの八田です。私の質問も同僚議員とよく似た質問で、最後で皆さん退屈されていると思いますが、もうしばらくおつき合いのほうをしていただきたいと思います。

 私は、大きく2つに分けて質問いたします。

 1問目として、合併からはや7年8カ月が過ぎ、私たち議員も2期目を終えようとしています。このようなときに合併したことを振り返り、きょうまでの歩みを思い出すと、高島が1つになったことは大変よかったと思います。旧村ごとにいた首長が1人になり、また、76人いた町村会議員を20人まで削減したことに加え、市の職員の数にも変化が生まれ、合併当時に比べ約200人減という大きなスリム化が図られました。今はまた市の施設や市の関係する団体にまでメスを入れ、要るもの、要らないものの仕分け作業を行い、さらなる経費削減や効率化を希求している中で、市内を見渡せば「これは要らないのではないか」と思う施設や「なぜ今も使っているの」と思う施設があります。これは、県の施設にその多くを見ることができますが、高島市の誕生後、特に出入りも以前に比べ少なくなったであろう今津県事務所や土木事務所、近年何をされているかがよくわからない保健所などの施設が見受けられます。市は市民生活の窓口になっているので市民からわかりやすく、国のことはテレビや新聞で報道されていることからその動きがわかるけれども、県のことに関しては非常にわかりづらく、理解しにくいなという思いを感じているのは私だけでしょうか。

 今、大きな話題となっているいじめのことに関しても、教育委員会があり、県行政とは一線が画されているとはいうものの、教職員の人事権を握っている県が今回の件に関しても全くと言っても過言ではないほど表に出てこないが、学校の先生や職員は県の職員であることを忘れているのか。高島市内の学校で起きたいじめ問題でも、生徒のことや家庭での問題は表に出すけれども、学校組織のことや教師のことに関しては何も出てこないし、出さないけれども、こんなことで問題解決が図られ、良好な教育現場が果たしてつくられていくのだろうか。国と市との距離があらゆる面において近くなったなと感じる一方で、県との距離感に改善の兆しが見えず、ますます遠ざかっていると思えるが、市は県とどのように向き合っていけばいいのでしょうか。主従の関係から離れ、今は対等・協力の関係にある県と市の流れは今後どのようになるのか、また、どのような役割分担を果たしていくべきなのかを聞くものです。

 2問目に、来春に投開票が予定されている市長選挙に、西川市長は7月20日、再選を目指し立候補する意向を固められ、記者会見で正式に発表されました。立候補表明の大きな柱としているのが「住みたいまち、住み続けたいまち びわ湖源流の郷たかしま」のまちづくりであり、「がんばります やります 7つのお約束」を掲げられ、その具体な政策は今後高島市総合計画とびわ湖源流の郷たかしま戦略をもとに策定されているのが示されていると思います。そこでお聞きいたします。記者会見で、市長就任期間の3年6カ月を総括した感想として、「市長マニフェストに基づき、高島市の広大な耕地に種をまき、水をやり、少しずつ芽が出てきた」と評され、「次は実りの季節を迎えるために不断の努力を重ねていきたい」と述べておられますが、この「実りの季節」を迎えることが目的でなく、収穫を市民に還元し、その喜びを市民とともに分かち合い、さらなる「実りの季節」を迎えるための土壌づくりの第一歩として今から始めなければならないと思うが、いかがですか。そのためには、市民が喜びを感じる当たり前の還元であり、力の強い者、声の大きな者のみが恩恵を受ける行政でなく、負担に応じた、だれもが納得できる施策が当たり前の行政だと思うが、その具体について、胸に秘めたるものがあれば述べていただきたい。

 また、記者会見の中で「ぶれず」という言葉を使われておられ、市長の実直さを如実に言いあらわしている言葉だと思うが、「もったいない」と言って公選に出馬し、任期半ばでリニアモーターカー新駅の誘致を言い出し、某市民のみならず県民からもひんしゅく、疑念の声を浴び、保身のため釈明に奔走している某自治体の首長のようになっていただきたくないし、正面を向き、真っ直ぐに歩みを進めていただきたいとの思いから、「がんばります やります 7つのお約束」100%実現と、それに向けての決意をお聞かせください。以上2点に対しての答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(駒井芳彦君) 

 15番、八田吉喜君の質問に対する当局の答弁を求めます。

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 八田議員の質問番号1のご質問にお答えいたします。

 まず、1点目の県の施設についてでありますが、公共施設については、これまで県民のニーズに応じた行政サービスを提供する観点から、大きな役割を果たしてきたものと認識をしております。滋賀県におきましても、平成21年度に外郭団体および公の施設見直し計画を策定し、類似施設の整備状況、施設の利用状況や県が担うべき役割を見きわめるなどの観点から、施設の見直しに取り組んできていると承知しております。市内にある公共施設に関しましても、市民のニーズを十分に把握し、見直すべき施設は積極的に見直すとともに、そうでない施設についても効果的・効率的な管理運営を図っていただくことを期待しております。

 次に、2点目の、今大きく取り上げられているいじめについてでございますが、県と市が連携しながらその防止対策や問題発生時の対応を進めていくことが大事であると考えております。ただ、昨年高島市内の中学校で起きたいじめ事件におきましては、県教育委員会と市教育委員会、学校との連携した動きが見えにくい状況にあると私も感じておりました。事件そのものについては、もっと早い時期から注意を払うべきだったように思いますし、市教育委員会へは被害を受けた生徒のケアを最優先していただき、周りの子どもたちの心のケアに努めるとともに、相手の気持ちをよく考え、行動できる人を育成する教育を徹底していただくよう強く申しました。今後のいじめ対策につきましては、国や県のいじめ対策の動向に注視し、市教育委員会が策定したいじめ対策指針に基づき、各学校や地域で子どもの目線を大切にしたいじめ防止対策を進めてまいります。

 次に、3点目の県と市の関係についてですが、県と市町は地方自治体として、基礎自治体と広域自治体との一定の役割分担はあるものの明確な区分があるわけではなく、常に対等なパートナーとして連携、協力して地方行政を進めていくことが、地域の発展や市民・県民のサービスの向上につながるものと考えます。さまざまな面で、県と市町で意見、議論の食い違うこともありますが、地方自治体としての目的は同じでありますことから、基礎自治体と広域自治体との役割分担を基本として、今後も双方が真摯に連携、協力して、魅力ある地域づくりなど地域の発展を担ってまいりたいと思います。

 次に、質問番号2についてお答えいたします。

 1点目の、次の実りの季節を迎えるための土壌づくりの第一歩として今から始めなければならないことについてでございますが、私は市長就任以来、市民皆様お一人おひとりの暮らしの向上を目指して一歩一歩積み上げ、「市民の生活が一番」「人・地域を大切にする」高島市をつくるため、毎日を全力投球で市政運営に努めてまいりました。市民生活に直結する施策、事業に力を注ぎ、お一人おひとりに喜びを感じていただけることがまちづくりの基本であると思っております。マニフェストに基づき、種をまき、水をやり、少しずつ芽が出てきたと思っておりますが、やり残したこと、また新たな課題もたくさん生じてまいりましたので、さらに次の「実りの季節」を目指し、引き続き市民の皆様の声に真摯に耳を傾け、気持ちを大切にする市政運営に努めてまいりたいと考えています。

 2点目の、当たり前の行政の具体についてでございますが、先ほども申し上げましたように、マニフェストに掲げていた「7つの元気」の達成が市民皆様の負託におこたえすることであるとの思いで1期4年を務めさせていただいております。今日まで、地道ではありますが振り返りますと、市民病院の改築や私立幼稚園・保育園、介護施設、老人ホームなどの改築支援、就学前までの福祉医療の充実、アレルギー・障がい児に対する補助員の配置、保育園等の運営強化支援、予防接種等の充実、ドクターヘリの実現など市民の生命・健康を守る医療・福祉基盤の充実や、安心して子どもを産み育てることができる環境、すべての学校施設の耐震化、小中一貫校への取り組み、補助教員の充実等に取り組むことができました。また、高島ちぢみ、帆布等の繊維工業や扇骨製造業への支援、安全・安心の農産物認証制度の創設、高島の木の家といった地場産業振興や地場産品の高付加価値化を推進し、市外への広報、発信についても、関係機関のご協力をいただきながら攻めの施策を展開してまいりました。さらに、国道161号バイパスのマキノ地区、安曇川地区、小松地区の整備促進、国道303号追分隧道の着手、幹線各市道の改良整備など、市民生活に欠かせない社会資本である道路整備についても、数多くの路線に取り組むことができました。

 これらについて、市民皆様の評価はどうか、評価に値する市政運営ができたのかとの思いもございますが、多くの皆様のお力添えをいただいたからこそ実現できたものと深く感謝を申し上げます。皆様にマニフェストでお約束した「7つの元気」、これが私の目指した施策であり、その達成に全身全霊を尽くしてまいりました。これからも市民皆様に正面から目を向け、1つでも喜びを感じていただきたい。そして、まちが明るく元気になっていく、まちの福祉を底上げしていく、このことが私にとって当たり前の考えであり、行政運営であると思っています。

 次に、3点目の「がんばります やります 7つのお約束」の100%実現とそれに向けての決意でございますが、1期4年の成果をもとに、より安定したまちの運営を進めてまいりたいと考えています。私は「芯柱」、市政への心構えとして、7つの項目を挙げております。皆さんのご意見をお聞きして、そして議論しながら、市民参加型事業を推進する。また、現在進めております産業連携、地産地消、地産外商により、元気でにぎわいのあるまちづくりの推進。教育の推進では、仲間づくり、きずなづくりに取り組むことにより、心も体も健やかな高島の子どもを育てるとともに、乳幼児から高齢者まで福祉・医療・保健の充実に努め、市民皆様に安心安全に暮らしていただけるような支援体制の構築。そして、何といっても生活や産業基盤をしっかりとしたものにするため、原子力や地震に対する防災安全対策、さらなる国道整備の促進、JR湖西線の増便、利便性の確保に努めてまいります。また、「びわ湖源流の郷たかしま」の「里山・里住・里湖」の自然環境の利活用と保全に配慮した教育と環境づくり、将来に負担を残さないよう行財政改革にも引き続き真剣に取り組んでまいりたいと考えています。そして、市民皆様とともに喜び合える「実りの季節」を迎えるため、正面を向き真っ直ぐに、そしてぶれずに、一歩一歩確実に進んでまいりたい。「チェンジから、さらなる前進」に向け、再度挑戦をさせていただきたいと思っております。議員各位の格別のご支援をいただきますようにお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。



○議長(駒井芳彦君) 

 八田君。



◆15番(八田吉喜君) 

 今答弁をいただいたのですが、またこの問題について先ほどから同僚議員もたくさん質問されているので、私のほうからは、これからは県に長年にわたって勤務され、また企画部長までされた副市長にお聞きをしたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 確かに、保健所や県事務所、土木事務所にしても、今まで高島が6つに分かれていたときはなくてはならないもの、市長が言われているように大きな役割があったと思います。しかし、もうそれから今の私の質問した7年8カ月がたち、それでも同じように施設が8つほどあります。そうした中で、今後県がどのように思っておられるのか、また、こうした方向にいくということは当然副市長などはご存じであったと思うのですが、そういった中で、この高島について県がどういう、県がまちづくりというのはおかしいですけれども、どのような体制に持っていこうと思われていたことがあるのならば、また企画部長としてその辺はわかっておられるのではないかなと思うことから、質問させていただきます。



○議長(駒井芳彦君) 

 竹脇副市長。



◎副市長(竹脇義成君) 

 県と市の関係につきましては、ただいま市長のほうから総括的な、基本的な答弁をいただきましたので、私のほうからはそれに加えることはないのですが、前職を絡めてのお話でございましたので、ちょっと所見を述べさせていただきたいと思います。ただ、ちょっと調べてみますと、県もかなり行革が進んでいまして、この10年の間に調べてみますと、平成13年から23年の間に672人ほど職員を削減しております。削減率で18%になるのですが、それに比べて、市は合併時724人で160減らされていますので、率としては22%ということで、市の取り組みも大変熱心にされているということも事実でございます。今八田議員おっしゃいましたように、県の地方機関ですが、21年に県事務所というのがなくなりまして、その次、環境総合事務所というものになったのですが、それもまた変わりまして、この24年4月からは環境事務所だけになったということで、要は基礎的自治体を優先する、合併によりまして基本となる自治体を優先するという、そういう基本的な考え方から、県の出先機関は今までは総合事務所であったわけですが、それから専門化ということで、それぞれ専門分野ごとに事務所になっている、事務所をつくっているということでございまして、来年度また今の環境事務所等をまた統合するというふうな動きもあるようでございまして、一方的に無駄なものがあるというわけではございませんし、土木は土木事務所、保健は保健事務所、それは医療とか健康とか職員の管理とかそういう意味でそれなりの機能を果たしているのですが、要は、高島の場合は1事務所1市でございますので、また違った方向あたりを考えていく必要が当然あるというふうに思っております。よろしいですか、もうちょっとしゃべらせていただいて。

 県と市町との関係ですね。必ずしも一枚岩になっていないという話をよく聞きます。過日も市長会から知事に対して、県の主要な施策を決めるときには十分な事前調整が必要だというふうなお話も申し入れもされたようでございますが、こういったことは余り例がない話で、やはり我々行政マンにとっても不幸なことですし、県民にとっても必ずしもプラスでないということでございますので、そういう流れというのはどこかで線を引いてもらいたいというふうに思っているわけですが、私が昔、10年前ですので、高島に対する思いというのは一番持っていたわけですが、先ほど来、市長の話にもありましたように、地域の顔をそれぞれ、地域の顔を生かしたまちづくりというのが基本的に大事だということでございまして、そういう意味では、いろんな今改修等で大きな負担になっておりますけれども、ガリバーとか朽木の想い出の森とかああいうものを随分させていただいたのですが、地域の特性を生かすまちづくりというのをぜひこれからも進めていただきたいという思いです。その方向というのは、全く今後とも間違いがないというふうに思っております。



○議長(駒井芳彦君) 

 八田君。



◆15番(八田吉喜君) 

 はい、ありがとうございます。

 今までの質問した中で、特に私の思いの中で、高島病院が新築するということは県もわかっているし、当然、建てることによっていろんな話し合いもあったと思うのです。そうしたときに、何で保健所をあの中に入れないのかなという思いがものすごくあったのですよ。今やっておられることを聞いても、もうきょうび、犬の予防注射ですら皆その辺のペット屋さんでやってもらうというようなことになっている中で、今、保健所がやっているのといったら散髪屋さんとか美容院さんとか、例えばどこかお店が開店するときの、そういったときの衛生管理の指導に行かれる、言い方は悪いけれどもその程度かなと、極端なことを言えば。それだったら、当然、医者もいることだし、高島病院の中の一角を借りれば済むのではないかなという思いがあったので質問させてもらったのです。

 といいますのは、今、私どもの庁舎の問題でいろいろと話が出ています。たとえどこに庁舎を置いたとしても、またそのような器をつくらなければならないわけですから、その中に県が一部入るとか、そういったことによって、かなり無駄が省けるのと違うかなと、そういう思いが県としてはないのかなという思いがあったので。そういうことについては、県は今までそういう例はないのですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 竹脇副市長。



◎副市長(竹脇義成君) 

 同じ屋根の下で県の機関とまちの機関が一緒になっているというのは、ちょっと私、記憶ありませんが、例えば彦根ですと、彦根県事務所と市役所が同じ敷地にあって廊下でつながっているという、そういったのがございますが、ただ、今、議員のお話の件に関しまして、これからやっぱり県と市町というのは、いろいろあっても交流をしていかなければならないと。お互いに対等、協力の関係ですので、例えば職員の交流というのも当然ありますし、今のお話のありました合同庁舎の件は、市長がかねてからそういう発想のもとに県当局への働きかけも既にされておりますし、恐らくこの高島の実態からいいますと、今度庁舎を仮に新築されるとなれば、それも大きなテーマになってくると思いますし、そんなに難しいことではないと思います。ただ、県がどれだけ財政負担してくれるかという問題はあろうかと思いますが、まさしくこれからの流れの取り組みだと思います。保健所の話がちょっと早過ぎたのだと思いますけれども、これから十分話があるのだと思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 八田君。



◆15番(八田吉喜君) 

 そうした中で、先ほどから同僚議員から、何人かもう出ているのですけれども、このいじめの問題にしても、結局、市の中でも市の教育委員会と執行部との、先ほどの同僚議員の質問を聞いていても、ちょっと答弁ができないところがあって非常に残念だなと思ったのですけれども。これ、県へ行っても同じような組織があるわけですよね。私も、何人か県の前の教育委員長さんらとお話ししたこともあって、組織的によく似ているなという思いも、今になったら、ああ、こうなのだなということが理解できているのですけれども、当時、県の教育委員の方としゃべっていると、県立高校の話しか出てこない。各市町村の学校の話というようなもの聞いたことがないぐらいのレベルではないかなと私は思っているのです。

 そうした中で、こういういじめが起きても、県自体も把握してないから出ように出られないし、手の打ち方もわからないし。だからマスコミに追われても、県自体は何も、しゃべること自体がわかってない。そこへもってきて何とかしなければならないといったら、今度警察のOBでも入れて監視させようかと。そんな問題と違うと思うのですけれどもね、教育というのは。ああいう話を聞いていると、これ、私のところのまちにもあったこのいじめの問題を、私は全協でも言いましたけれども、もっと早くこれマスコミに出していたら、もっと何らかの、僕は、大津に対しても早い処置ができたかもわからない。これはかもの話ですけれどもね。ひどい言い方をすれば、信号をつけてほしかったら何人か死なないと信号つかないとか、こういうことを言われますけれども、それとよく似たことを学校がしているようではちょっと異常ではないかなと思うのですけれども、副市長は県におられたときに、学校関係の人とよく交流も持っておられたみたいですから、あのときに私もよく一緒にお話しさせてもらった中で、実質、県立高校の話はあったけれども、各市町村の中学校や小学校の話はありましたか。僕、本当に記憶がないのですが。それについて。



○議長(駒井芳彦君) 

 竹脇副市長。



◎副市長(竹脇義成君) 

 今の件にお答えしますが、まさに、私、平成8年に教育委員会の総務課長を1年させてもらったのですが、そのとき総務課で教育委員会のお世話もさせていただいたことがあるのですが、まさにご指摘のとおり、教育の委員会の中で特に話題になっているのは、やっぱり県立学校ですね。小中の環境もよほどのことがあればいろいろ議論もされたように思いますけれども、大半は県立学校の生徒募集とか、将来構想とか、あるいは教員の人事とか、そういうことが中心であったというふうに思うのですが、やはり、その市町の教育委員会の主体性というか自主性というのはかなり尊重されていまして、そこから上がってくる事案しか考える対象のまな板に乗せないという、そういう機運があったのだと思います。今でもそういうことが続いているのではないかなと。今回のいじめ事件で大きく様変わりはしてくると思うのですが、新しい県の教育委員会と市町との教育委員会のあり方というのが、恐らくもう真剣にこれから議論されていくのではないかなという、私の個人的な思いでございますが、そういう思いがいたします。



○議長(駒井芳彦君) 

 八田君。



◆15番(八田吉喜君) 

 私の思いも副市長の思いも大体一緒だったというので、まあまあ理解したらいけないのだけれども、現状がそうでしたということなのですけれども。先ほどの話の中にも、いじめ対策指針というのをおっしゃっていましたが、同僚議員の質問の中でも、私らは何もそれに対して、この内容がどうだとも聞いてないし説明も受けてない。そうした中で、今度はそれをやっていくのだということで、それをある程度見ていてほしいような言い方をされたのですけれども、何を見ているのかわからないものに見ていてもしようがないと思うのですよね。やっぱりきちっとした、ああ、こういうことをやられるのだ、こういうことをやられるのだということで見ていくのだったら、ああ、それはちょっと間違い違いますか、これはこうと違いますかとかいうことが何かの機会で言えたとしても、それが全然我々わからないことで聞くということもできず。

 例えば、それを、もっと言えば県の教育委員会に提出して、県の教育委員会が市の教育委員会をチェックするとか、そういう機能が働くのだったらいいけれども、それ自体も、何か先ほどから話を聞いているとそんなこともないみたいだし、何のためのいじめ対策指針なのか。何か自分らで囲っているだけの話で、ほかには出さないよと。自分らだけで知っていて、相手もどうなっても、またそれに合った今度問題をつくればいいのだと、答えが出てきてから問題をつくっているというこのやり方ですね。それだったらどうにでも書き直せるし、どうにでもできますよね。その辺のところが僕はちょっとおかしいのではないかなと。そういうところをきちっと見るのが県の役目であって、そのために職員を配置しているのだから、それならこの職員に対しては、この能力がないのだったら人事異動しなければならないとかというのが県の役割と違うかなと思うのですけれども、それについては副市長、どう思われますか。



○議長(駒井芳彦君) 

 竹脇副市長。



◎副市長(竹脇義成君) 

 大変デリケートな話だと思うのですけれども、県として、各市のこういう個々の対策指針というものの中にまで口を挟むという、そういう体制になっていないと思うし、それが必ずしもよくないという場合もございますので。やはり、そういうものがあるという実態というのは当然把握しておかなければならないですけれども、中身というのはやっぱり市の教育委員会が主体になって、地域の実態を踏まえてお考えになっていただく内容だというふうに思います。

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△会議時間の延長



○議長(駒井芳彦君) 

 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。

 八田君、質問を続けてください。

 八田君。



◆15番(八田吉喜君) 

 いや、それはつくられるというのはよくわかるのですよ。つくった後だれがチェックするのかと。どういうぐあいにそれの、果たして、つくられたのが100%そこでつくられたやつがいいとか、悪いとか、ここはちょっと直さなければいけないなとかいう話が当然あると思うのですよ。そこだけでつくられて、僕は100%というのはないと思うのですよ。そんなことであれば今までこんな問題は起きてないのだから。何かこういう問題が起きているということは、今までやっておられた方のやっぱりどこかにミスがあったというか、手の届かないところがあったというのが現実だと思うのですよ。だから、それをもう一回見直してやられた中で、もう一度チェックをするというのが、その周りの執行部であり、県であり、また我々議員と違うかなと思うのですよ。そこのところの、まあまあ私らも一部を担っているのと違うかなという思いで聞かせてもらったのですけれども。それについて。



○議長(駒井芳彦君) 

 竹脇副市長。



◎副市長(竹脇義成君) 

 議員、申しわけないですけれども、この指針のあり方とか、そういうものはやっぱり委員会サイドで、十分あの中でご議論いただいて、これが高島市の教育にとって一番ベストだというものを当然おつくりになっているはずですので、それはそこでいいのではないかと思いますが、当然、そういった事例というのは県のほうへ送られていると思いますが、あとの細かい話は、ちょっと私、事情わかりませんので、委員会のほうにお尋ねいただきたいというふうに思います。



○議長(駒井芳彦君) 

 八田君。



◆15番(八田吉喜君) 

 それについて、教育長はどういうご意見をお持ちですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 高橋教育長。



◎教育長(高橋博志君) 

 チェック機能としての答弁になると思うのですが、チェックとしては、今、子ども、そして保護者、そして地域住民等を入れたいじめ会議というのを持っていますし、あるいは教育委員会自体、そして議会、そういった中でチェックしていただけたらというふうに思いますので。もう少しチェック機能を明確化していくということで、こちらも考えていきたいというふうに思っています。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 八田君。



◆15番(八田吉喜君) 

 そうしたら今後はそういうことについても、我々にも情報提供はあるということでいいのですか。



○議長(駒井芳彦君) 

 高橋教育長。



◎教育長(高橋博志君) 

 そのようにいたしますし、先ほどもあったのですが、このいじめ対策指針というのは、先ほども宮内議員から質問がありました。4月6日に全員協議会のときに提示させていただいたというふうに思っております。以上です。



○議長(駒井芳彦君) 

 八田君。



◆15番(八田吉喜君) 

 それでは、2問目の再質問といいますか、私の思いをちょっと述べさせていただいて、市長の思いを聞かせてほしいのですけれども、先ほども同僚議員から話が出ていたのですけれども、今までたくさんの高島市にある施設、いろいろと近年見直しもされているし、よくわかるのです。そうした中で、先ほど市長が、環境センターの件も、いや、修理だけと違う、新規のことも考えていると言われたので安心したのですけれども、私も広域議員をしているときから、あそこの問題についてかなり喧々諤々とやってきた中で、まだまだ市民の方が、あそこの現況を知らない人が多い。あれだけのものができているのだから、何でも燃やせる、いつまででも使える、こういう思いを持っておられる人が非常に多いという中で、私は、今後、だれがいいとか悪いとかと違って、今までつくってきた市の施設について、僕は反省を一度して、その中でこうあるべきではないか、こうするべきではないかということを市長にやっていただきたいなという思いなのです。

 というのは、私は、2年にわたって新聞を出させていただいた中で、マキノ・ドーマーの件、環境センターの件、私は新旭だったから熱供給施設とか、なのはな園とか、さくら園とかのいろんな問題に携わってきました。そのときにいろいろなことを言いましたが、なかなか、やはり一議員の言うことが通らないという中で、今、初めてそれが、わかってもらえてきたと言ったら変ですけれども、環境センターのように大きな問題になってきて、さあ、果たしてどうしようかということになってきましたね。現状、先ほど同僚議員の質問の中にもあったけれども、あれだけの建物をどう維持するのか。あれ総額で、焼却炉のほうが28億4,549万、リサイクルプラザ34億8,495万、これだけのお金をかけてやられているわけです。

 だから、これを今後どのようにするのかと。果たしてああいうところにつくって正しかったのかどうかというところへ、僕はきちっと目を向けていただいてやってもらいたいなと。一番山のてっぺんまでごみを持っていくのに、冬場はあそこを一番先に除雪しなければならない。大きい除雪車が今津から上がる分と朽木から上がる分で2台とられる。そしたらまちの除雪はおくれる。ましてや、あれだけの炉を冷やすのに冷却水はない。今は、夏場はこれだれ雨が降らないと、多分タンクローリーが走っていると思います。しかし、そんなことをしたって焼け石に水で、あれだけの炉を冷やそうと思ったらどれだけの水が必要なのだと、普通で考えても答えは出ていると思うのです。

 そうした中で、いろんな、これからの市長の思いは、私はよくわかったつもりですし、この3年8カ月よくやられてきたと私は思っております。また、これからもその思いで真っすぐにやっていただきたいし、しかし、ちょっと立ちどまって反省という部分をつくってもらいたい。それは、先ほども言いましたけれども、新幹線の駅をもったいないと言って放った、滋賀県。何でもったいないのかという反省をしなかった。当初、出べそ駅で70億から80億でできる駅を、何で240億まで膨らませたのかと。ただ、その240億の駅をつかまえてみんながもったいないと言っただけで、何も70億、80億の駅をつくっていたらそんな問題でもなかったし、当然要るものであると僕は思っていました。ただ一言の理由なき数字だけのもったいないで、県民みんながやめさせてしまったと。そのときの理由は言わず、いまだかつてその反省は一度もされていない。

 僕は、せめても、そのときに各自治体が反省をすべきであったと思うし、それによってみんなが声を上げて、それは間違いだとか、それは合っているだとか、僕は言うべきであると思うのです。そうしたことをこれからの4年間に私は市長に生かしていただきたいし、そういった意味で頑張って挑戦をしていただきたい。微力でありますが応援させてもらいますので、よろしくお願いします。最後に市長の思いを一言、今の言ったことで。



○議長(駒井芳彦君) 

 西川市長。



◎市長(西川喜代治君) 

 まず、ごみ焼却場の関係のことがお話がありましたので、少しお話もさせていただきたいと思いますが、当時は5町1村という中で、非常に、首長さんが6人おられて、これをまとめるというのは本当に大変だったと思いますし、当然その地域から出てきておられる議員が広域議員として議論された。やはり、なかなか首長がまとまらない中で、議会がまとまるということも本当に困難であったと思いますし、そういうような思いがあって多分統一ができなかった。場所等も一時はある地域に行ったり、変わって最終的に今の杉山の途中谷地域までいったという結論もお聞きもしております。

 確かに、施設についての反省ということは本当に大事かと思います。これは私も本当に、今までやってきた中で、すべてが100%ということは思っておりませんし、反省する点もたくさんあります。やはりそれは人間として、首長以前の問題で人間として、やっぱりもう少し考えた中で物事を進めていかなければならないということも十分承知もしておりますので、その点はしっかり肝に銘じまして進めさせていただきたいと思います。

 ただ、合併しますと、首長は1人であり、議員皆様方が20人いらっしゃいます。これは、こういった議会の場で議論していくということは本当に大事かと思うのですが、ただ、議員からは質問をいただけます。我々はお答えをするだけでございまして、我々のほうもこういった場で質問をさせていただきますと、思いも伝わるでしょうし、議員のお考えもよくわかると思いますので、そういった本当の、質問、答えだけでなくて、この場でお互いが質問し、意見を出し合い、議論をするというような、そういった場の議会にしていただきますと、よりよいまたまちづくりというものができていくのではないかなと思います。その場合、私はできる限り、今までからもやっておりましたように、それぞれのまちを回らせていただいて意見を聞きながら、本当に取り組みをこれからもさせていただきたい。やはり市民のお声というのは、非常に私も大切にもしております。また、こういった議会の場でご答弁させていただくときも、やはり市民の皆様方のご意見を聞いておきますと、議員が質問されたときに、一定のその体験の中で話もできると、また気持ちも伝わっていくという思いもしますので、これは大切にしていきたい。

 最後のお願いでございますが、私もまた一生懸命頑張るようさせていただきたいと思います。また、議会の場でも、お互いが質問し、意見を出し合い、議論ができる、こういった実りのある議会になることを切に希望いたしまして、お礼の言葉とさせていただきます。ありがとうございます。



○議長(駒井芳彦君) 

 八田君。



◆15番(八田吉喜君) 

 それでは、私の質問を終わらせていただきます。



○議長(駒井芳彦君) 

 以上で、15番、八田吉喜君の質問を終わります。

 これをもって、会派代表による質問を終わります。

 お諮りいたします。本日の一般質問は、ただいまの質問をもって終わることとし、通告いただいております残りの一般質問につきましては、明15日及び16日並びに17日は高島市議会会議規則第10条第1項の規定により休会となることから、18日に続行いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

          (「異議 なし」)

 異議なしと認めます。よって、本日の一般質問はただいまの質問をもって終わることとし、残りの一般質問は18日に続行することに決定いたしました。

 18日の会議は、定刻午前10時より会議を開き、一般質問を行いますので、時間励行でご参集願います。

 本日はこれをもって散会いたします。ご苦労さまでした。

     午後5時04分 散会

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