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滋賀県 湖南市

平成18年 12月 定例会 12月14日−03号




平成18年 12月 定例会 − 12月14日−03号







平成18年 12月 定例会



          平成18年12月湖南市議会定例会会議録

                      平成18年12月14日(木曜日)開会

1.議事日程

  第 1.会議録署名議員の指名

  第 2.請願第 9号 「品目横断的経営安定対策」に関する請願(産業建設常任委員長報告)

  第 3.請願第10号 市役所に専任手話通訳者の複数を求める請願(総務常任委員長報告)

  第 4.議案第 129号 市道路線の廃止について(産業建設常任委員長報告)

  第 5.議案第 130号 市道路線の認定について(産業建設常任委員長報告)

  第 6.議案第 131号 市道路線の変更について(産業建設常任委員長報告)

  第 7.一般質問

1.会議に出席した議員(24名)

    1番  金谷健治君      2番  山本吉宗君

    3番  松本浩有君      4番  上野雅代君

    5番  植中 都君      6番  大継健藏君

    7番  森  淳君      8番  松山克子君

    9番  中村武治君     10番  赤祖父裕美君

   11番  田中文子君     12番  坂田政富君

   13番  大久保英雄君    14番  桑原田郁郎君

   15番  鵜飼八千子君    16番  鈴木美智枝君

   17番  伊地智良雄君    18番  上西 保君

   19番  望月 卓君     20番  谷 靖啓君

   21番  福島清彦君     22番  矢野進次君

   23番  石原善春君     24番  立入 勲君

1.会議に欠席した議員

     なし

1.会議に出席した説明員

     市長                谷畑英吾君

  委任説明員

     助役                中津 勇君

     収入役               上西佐喜夫君

     教育長               奥村容久君

     代表監査委員            園田光昭君

     総務部長              奥村 修君

     総務部理事             中鹿 哲君

     市民生活部長            宮治正男君

     健康福祉部長            服部祥雄君

     産業建設部長            谷口忠一君

     教育部長              山中恒男君

     政策監

                       鎌倉康広君

     (地域調整局長兼市民生活課長事務取扱)

     政策監

                       井後良紀君

     (政策秘書課長事務取扱)

     政策監

                       加藤貞一郎君

     (教育総務課長事務取扱)

     総務課長              内山 肇君

     安心安全課長            三善正二郎君

     建設課長              中川弘史君

     都市計画課長            高田 薫君

     農林課長              真野常雄君

     学校教育課長            高橋政宏君

1.議場に出席した事務局職員

     局長                中藪定次君

     書記                奥村良道君



△議長あいさつ



○議長(立入勲君) 

 皆さんおはようございます。ここ二、三日ちょっとうっとうしい日が続いておりますが、比較的気温はまあ高い方でございますが、割合温かい割には風邪がよくはやっているそうでございますので、十分、健康には気をつけて頑張っていただきたいと思います。

 本日、本会議3日目を迎えまして、きょうは委員長報告と一般質問を少し入る予定でございます。特に委員長報告に際しましては、質疑におきましては、きちっと端的にお願いいたしたいと思います。

 きょうはまた、傍聴者の皆さん、おいでいただいております。大変ご苦労さんでございます。どうぞよろしくお願いいたします。



△開会 午前9時30分



○議長(立入勲君) 

 ただいまの出席議員は24人です。

 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

 本日の議事日程を、お手元に配付しておきましたから、ご了承願います。

 日程に先立ち、諸般の報告を行います。

 初めに、市長から委任専決処分事項の報告について提出がありましたので、あらかじめ配付しておきましたから、ご了承願います。

 監査委員から、平成18年10月分に関する検査及び監査の結果についての報告がありましたので、写しをお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。

 次に、本日の説明員として出席を求めました者の職・氏名の一覧表をお手元に配付しておきましたから、ご了承願います。

 これで諸般の報告を終わります。



△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(立入勲君) 

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、19番、望月 卓議員及び20番、谷 靖啓議員を指名します。



△日程第2.請願第9号 「品目横断的経営安定対策」に関する請願



○議長(立入勲君) 

 日程第2、請願第9号 「品目横断的経営安定対策」に関する請願を議題とします。

 本請願について、委員長の報告を求めます。

 産業建設常任委員長。



◆産業建設常任委員長(松本浩有君) 登壇

 ご報告申し上げます。

 12月6日水曜日の定例議会において産業建設常任委員会に付託されました案件、請願第9号、「品目横断的経営安定対策」に関する請願について、行政から谷口産建部長、真野農林課長に説明員としてご出席をお願いし、12月7日14時から請願書の採択の可否について審議いたしました。

 請願事項につきましては、そのまま読ませていただきますが、1番目に、品目的経営安定対策を中止し、意欲あるすべての農家を対象に、価格保証を基本にした経営安定対策を実現すること。2番目に、最低限、農家への周知徹底を図り、地域で十分話し合うことを保証するため、平成19年からの制度の開始を一たん凍結すること。3番目に、規模の大小を基準にするのではなく、地域の実情を踏まえた多様な担い手を確保するための施策を強めること。以上が請願の全容であります。

 まず、最初、紹介議員であります大久保議員から、請願の趣旨説明をしてもらい、引き続き、大綱と市の現状について、真野農林課長、谷口産建部長に説明をお願いし、審議に入りました。

 行政として、現在までの対策についての経過説明等につきましては、食料・農業・農村をめぐる情勢の変化などを踏まえ、平成17年3月25日に閣議決定され、新たな食品・農業・農村基本計画に基づく品目横断的施策への転換による国の施策の変更であり、現段階ですべての農家を対象にする価格保証を基本にした経営安定対策を実現することは非常に難しいと考える。また、この施策の説明は、昨年の農談会、農業組合長会等を通じて説明会を開催されており、実施が19年度から始まるので、各農家の方が一人でも多くのこの施策の対象になるよう努力している。また、各地域が、この施策の対象者となる担い手の要件に合うか、現施策の中で十分検討し、できるだけこの施策の対象農家となるよう努力しているということであります。

 それから質疑に入りましたが、意見等もございます。少しご紹介申し上げますが、農家、何戸が入っているのかなという質問がございました。団体なので、戸数はしっかりした数字は出ませんけれども、岩根、東口、東、西、花園、正福寺、菩提寺、朝国、妙感寺、針、夏見、柑子袋の農家が全部入っておられると、対象にしておられると。それから、その中で上記で100ヘクタールに満たないところ以外、団体で取り組んでいるところは該当しているということでございます。

 改正後の金額はどうなるのかという質問がありましたが、国・県は変わらないと言っている。国・県は奨励金5万円は変わらないということが言われているということであります。

 農家の取り組みによって、また見る角度によって、メリット・デメリットが違うのではないかという質問がありました。それに対して、紹介議員の方から、今までは農家すべてに手を打ってきたが、今回の制度は担い手がないので、個人から法人化、団体化に向けるもので、従来からの農家を大切に思っていない、そういうふうな改革ではないかという意見もありました。

 最終、態度表明の意見として、請願採択を否とする意見は、湖南市でもう既にスタートしており、少し実績も出ている現状である。それから、2番目に、担い手不足や農地荒廃の問題などから取り組まれてきており、他の取り組みとあわせて考えれば、現制度はそのとおり取り組みとしてスタートしたところですので、反対しますという意見。それから、農家人口や作業されていない農地も多い中で、今この改革がスタートされたところであり、この請願に賛成しにくいという意見がありました。

 この請願採択に対する賛成とする意見がございまして、その意見は、安定するのか保障の確約がない。この制度に心配されている人も大変多い。今ここでもう一度立ち止まって考えるべきではなかろうかと。50年に1度と言われる改革であるので、ゆっくり取り組んだらどうか等の意見がございました。

 それから、採択を行いましたけれども、請願第9号、「品目的経営安定対策」を産業建設常任委員会といたしましては採択する1、不採択4で、不採択といたしましたので、ご報告申し上げます。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 これから、委員長報告に対する質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 4番、上野雅代議員。



◆4番(上野雅代君) 

 ただいまの委員長報告に対して質疑を行います。

 この請願の中では、支援を受けるための要件が現実と多くかけ離れているため、多数の農家が対象から外されるということが書いてありますが、先ほどの委員長報告では、ずっと集落のあれを上げられて、100ヘクタールに満たないところ以外、取り組んでいるというようなご報告があったんですけれども、数字的に、この湖南市内で大体農家の何割がこれにちゃんとついていけるのかというようなところがはっきりわからなかったんですけど、その辺と、もう一つは、今の農業の全体を見ていて、やはり担い手を育成するとか、それから経営基盤を大きくして、効率化を図るというようなことは、やっぱりやっていかなければならないことだろうとは思うんですが、今の農業の果たしている農地とか水とか環境保全に対する役割、そういったものがこういう取り組みというか、この安定政策でちゃんとやっていけるのかどうか、湖南市で、そのような討議はなされたんでしょうか。



○議長(立入勲君) 

 産業建設常任委員長、答弁。



◆産業建設常任委員長(松本浩有君) 登壇

 今最後の環境の取り組まれるのでしょうかという、そういうような催促については、だれからも意見も出ませんし、それから取り組みのそのあれは審議はしておりません。

 それから、数字的に、現在どれぐらいの割合でその取り組みが行われているのかという質問に対しましては、これは先ほど申し上げました、各地区、取り組んでおられる各地区の問題と、そのほか詳細についての問題のあれを出してほしいということを、当日、紹介議員であります大久保さんからも出ておりました。それについては、詳細について、できるだけ早く調べてご報告申し上げますということで、行政の方からは聞いております。まだそれは出ておりません。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 4番、上野雅代議員。



◆4番(上野雅代君) 

 県全体で見ると、目標値を達成していると、1,600戸の、認定農家が1,600何十件かの達成率だし、それから協働というか、営農の方も、このことによって50幾つが400幾つかにふえたと、そういうことで県の方では取り組みが達成目標値を超過達成したというようなことは聞いているんです。そういうことであれば、湖南市でもどうなのかなあと思うんですけど、その辺の討議なくして、何かこれが賛否が問われたということ自体が、私はちょっと不思議だなあと、湖南市の現状から見て、と思ったんです。

 漏れ聞くところによれば、湖南市全体ではちゃんといけてると、もうすべて取り組みの準備というか、周知徹底されているというようなことは聞いているので、委員会の報告では、討議されてなくてもどうなんかな、いいんかなというふうに個人的には何となく思ってはいるんですけれども、やはりそういったところをしっかりと討議していただきたかったし、それからまた、農業の果たす役割が、食糧生産だけでなく、国土の維持に大きな役割があるというような観点からも、やはり見ていただきたかったなあというふうに思います。

 その辺の何というか反対理由というのが、いまいち、それから賛成理由も多数の農家が対象から外されるというものの多数が、本当に多数が存在、湖南市にしているのかどうか、その辺もちょっとわからないままで、委員長さんとしては、それでいいんでしょうか、もう一度お伺いします。



○議長(立入勲君) 

 産業建設常任委員長、答弁。



◆産業建設常任委員長(松本浩有君) 登壇

 たくさん意見は出まして、討議している内容もあるんですけれども、かいつまんで申し上げましたので、申しわけございません。そういうふうなところもいろいろと審議の中に出ておりまして、紹介議員からも出ておりました。しかし、最終的に採択されたのは、採択というよりも否決されたのは、もう既に進んでいるということと、相当たってから、今になってから出されたということについて、もっと早く出してもらったら、行政の方も取り組みの前から、ここまで進む前から、少しはいろんな意見を入れながらということになるんでしょうけれども、農家の意見を聞くだけというかたちで進んでおりましたので、だから、現在の状況にあるということの説明もありました。

 それで、細かな話はたくさん出るんですけど、この農業改革の問題については、我々産建委員会としましても、全く、まあいうたらわからないというのか、初めて取り組むような問題でありまして、相当いろいろな面で、その政策がどういうようなものであるかということを聞くのに、時間の大半を費やすというような結果になりまして、それによって最終、採決するというような形になって、否となったわけです。そういうようなことですので、ご了解願いたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 ほかに質疑ありませんか。

 11番、田中文子議員。



◆11番(田中文子君) 

 この品目横断的経営安定対策に対して出されました請願に対しての質問をいたします。

 まず、この今度の大企業経営と言われる4ヘクタール以上の認定農業者、そして集落組織と言われている20ヘクタール以上で一定の要件を満たした集落的な組織ということが、助成対象になるということですが、こういう方たちと、それからその基準から外れる方が大体30%ぐらいですか、いらっしゃるということなんですが、農家の方、認定されるその方たちの農業従事者の年齢をお聞かせいただきたい。大多数の年齢はどれぐらいの方か、そしてその対象から外れるところの農業の従事者の年齢はどのようなものでしょうか。

 それと、後、もう1点ですが、これから、ことしもそうですが、この日本においてもですが、温暖化ということが本当に身近に感じられているんですが、世界的にも何か温暖化であるということで、温暖化のところでは大きく干ばつがあるとか、そういうことで、この食糧自給率という点から見れば、この湖南市で、こういう大きなところ以外の方が、対象から外れたところの小さな農地でやっておられる方、こういう方たちへの支援が全くないということですが、これからのことを考えれば、食糧自給率をもっと高めるためにも、こういう政策であって、小さなところがどんどん切り捨てられて、農業から外れていくということであれば、本当にこれからの日本の食糧自給率、全体的に世界の中から日本がたくさんの外国から食糧を輸入しているという、こういう現状を見れば、これからの湖南市においても農業を、本当にきめ細かくやっていただきたいしというふうな感じで、この年齢のことと、これからの食糧自給率のことなどお話されましたら、その意見、ご紹介ください。



○議長(立入勲君) 

 産業建設常任委員長、答弁。



◆産業建設常任委員長(松本浩有君) 登壇

 食糧自給率やとか、そういうような話も委員会の中では出ておりました。現在、農業が、農家がこれからこのまま続けていくためには、どうしてもこれを大きく、今までの小さな農家を、皆、話し合いのもとに、やはり大きな経営にしていかないと、どうしてもこれからの農家は立ちいかないという説明を聞きまして、これは世の中の経済の流れの中でも同じことでございますけれども、だんだんにその付加価値を上げるといいますか、そういうふうな中において、農家も改革を加えていかないと、これからの農家はやっていけないというような説明をいろいろ聞いたわけであります。

 自給率の問題やとかいう問題についても、いろいろと今の農家の現状というものを聞きましたけれども、それに対してこうあるべきだ、あああるべきだということのあれは、個々の委員の判断によって最終は採択されたわけでありますので、ご容赦願いたいと思います。

 年齢層につきましては、先のデータと同じように、全部そういうふうなデータを出してほしいということで、紹介議員の方から出ておりました。それについては、今まとめてもらっている最中だというふうに理解しております。



○議長(立入勲君) 

 ほかに質疑ありませんか。

 11番、田中文子議員。



◆11番(田中文子君) 

 多分この大きな認定されたところと認定されないところ、残りの30%ぐらいの農家の方が認定されずに放置されているような、放置される農地になっていくんじゃないかと思われますが、そういう方たちをそのように切り捨てたままでいいのかどうかということを、私が一番心配をしております。

 そして、この湖南市においては、学校の給食制度というのがありますので、こちらの方にもっとこういう方たちからも、これから農業をしていって、老後の楽しみとしてされる方もあるでしょうし、またこれが生活の糧として農業を続けていきたいと、そういうところで、つくったものがこの湖南市においても十分それは個人で何か販売するというんじゃなくて、そういう学校とかのところで、お米以外のものをもっと学校給食に取り入れるようにしていただければ、これは食の安全ということも含めて、また身近なところでつくってくれはったお米や、お米以外にも作物ができるように思いますので、そういう点をもう少しお考えいただいたのではないでしょうか。もう少し、この湖南市というところに振り返って、そういう担い手から、担い手がいないというところ、なぜ担い手がいないかというところも、ここでお聞きしたいところなんですが、学校給食への農産物を取り入れるということをお考えいただけるような話はなかったのでしょうか。



○議長(立入勲君) 

 ちょっと本筋から質疑が外れていると思いますが。



◆11番(田中文子君) 

 残りの30%の方、対象から外れている30%ぐらいの方の農家の方たちのことを私は言っております。そういう方たちに対することも考えていただきたい、大きなところばかりではなくて、ということで、そういうお尋ねをしております。

 それから、農家の時給というのが、お米の単価がすごく下がっているように、米価が暴落しているというふうにも聞いておりますが、今、どれぐらいの農家の時給に換算すればなっているのかということもお聞きしたいんですが、そういうお話はなかったでしょうか。



○議長(立入勲君) 

 産業建設常任委員長、答弁。



◆産業建設常任委員長(松本浩有君) 登壇

 そこまではやっておりません。

 それから、もっとほかの多品目にわたる生産だとか、いろんな話が出ておりますけども、これははっきり言いまして、各農家の方が一人でも多くこの施策にやはり参加をしていただくというのか、対象になるように、今一生懸命、行政としても努力をしていると。国の政策で一つ決まってきたことに対して、平成17年3月25日に閣議決定された新たな食料・農業・農村基本計画に基づく形で進んでいるのであって、その辺はご理解願いたい。

 だから、各農家の方が一人でも多くこの施策の対象になるように、なおかつ、できるだけ施策の対象農家となるよう努力しているということでございますので、ひとつその辺でご理解願いたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 ほかに質疑ありませんか。

 12番、坂田政富議員。



◆12番(坂田政富君) 

 品目横断的経営安定対策に関する請願、委員長の報告は否と、こういう報告でございますが、その中身について、報告についてお聞きをしたいと思います。

 委員会でこういった品目横断的経営安定対策の、そのものをこの湖南市に当てはめてどうなのかというところを、やはり十分な報告はいただきたいと思うんですが、そこのところは実際には、湖南市の現状そのものも余り報告がない状況があるわけです。そういうところを踏まえて、実際に出ていないのでデータを要請していると、報告はそうなっているわけですが、そういったデータがないのに、こういったところの願い、請願を否とする決定をされた根拠は一体どこにあるのかと、こう思うんですね。

 この請願の項目の中に、もちろん項目については読み上げられておりますので、知ってのとおりですけども、こういった平成19年からの制度の開始を一たん凍結すること、現状もわからない、そして実際にはそのような対策が行われて、どう湖南市の農家の実態が変わるのかと、こういうことも一切は明らかにされてない。こういう中で結論をつけるという、非常に私は無責任な部分があるのではないか、こう思います。

 だから、そういう点では、先ほどから質疑者の中でもございましたけれども、あえて私はお聞きしたいんですけども、どのように変わるのかと、もう既に取り組んでいるんだと、確信を持って、こういった経営安定ができるんだということで対策をもう、そういったところでは取り組んでいるんだと、こういうご報告でしょう。どのように変わるんですか。ここをお聞きしたいと思うんです。

 具体的にその中で、全体としてこれまでこういった認定されて、品目横断的、この経営安定対策にのっとった形でやられて、振るいにかけられる、こういう状態が実際に起こってくるわけですが、それまでの、これまでの全体のその農家に対する補助額ですね、それから実際に認定後、対策そのものが実施された、そういう状況が予想されます。それでいて補助額がどうなっていくのか、ここは私、はっきりしていただきたいと、こう思うんです。

 続けますが、認定基準そのものも4ヘクタール、集落でいくならば20ヘクタール、こういうふうにお聞きをしているわけですが、湖南市の実態に当てはめてどうなのかと。これは個人でいく分と、それから集落でやっていく分の件数ですね、やはりそれなりの取り組みされているのだったら、既にそれは出ていかなければならないと、数値は明らかにされなければならない、当たり前でしょう、私はそう思います。将来の農家のそういう生きるか死ぬかのそういう瀬戸際に立たされた対策、私は真剣にそこのところは申し上げておきたいと思うんですが、数値を明らかにしていただきたい。

 そういうところで、実際に対策がどういう方向に向くかと言えば、予想されるのは本当に心配が多い、振り落とされる、本当に田んぼがもう使えなくなる、こういうところがやっぱり安定する、そういう対策を講じて安定する根拠、こういうものをはっきりとあらわしていただきたいし、特にそれが私はどこに結びついていくかと言えば、担い手の問題が出てくると思います、担い手。担い手育成を本当にしていかなければ、政府は今、ご承知のとおり、27年度でカロリーベースでは45%、生産額ベースでいけば76%と、そういうふうに目標を設定されているわけですね。そこに本当に到達できるのかどうか。こういう政府みずから出してきた、そういう数値が明らかになっているわけですが、それに当てはめて、湖南市はどうなのか、ここのところをしっかりと見ていただきたい。

 それともう一つは、国民みんなが心配するのは、自給率の問題です。この推移も一つ検討されたのか。数値で示していただき、今後のこういう自給率の問題がどう伸びていくのか、こういうところをひとつぜひ、先ほど申しましたカロリーベースで結構ですが、ぜひその数値を出していただきたい。よろしくお願いしたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 産業建設常任委員長、答弁。



◆産業建設常任委員長(松本浩有君) 登壇

 数値については、何回も申し上げてますように、後ほどいろいろと数値を出すということになっておりますので、それを待ちたいと思います。

 なおかつ、担い手の問題だから、こういうふうな問題が出てきているのであって、ですから今後、農家が生き残るためにはどうしたらいいかということで、この問題、対策が出てきているということでありますので、その辺はご理解願いたい。

 それ以上、内容について、討議いたしました内容については、紹介議員も一緒においでになったわけですから、後ほどいろいろと聞いていただきたい、そのように思います。



○議長(立入勲君) 

 ほかに質疑ありませんか。

 12番、坂田政富議員。



◆12番(坂田政富君) 

 委員長ね、私は難しいことを言っているんじゃないんですよ。現状をどう把握されておるのか、そしてこの対策が実施される、もう既に手にかかって、取り組んでいるんだと言ってるんでしょう。そういう報告でしょう。そしたら、先行くところがわからないで、どこに取り組んでいるんかと、こう言いたくなりますよ。

 当然として、私はそこに疑問がありますので、数値を出していただきたい、このように申し上げておりますので、やはりここが出ない限り、こういった結論出すべきでない。なぜ、どうして、そしたら否という形で出してくるのか。これはやっぱり委員長の責任上、委員会の中でそうした数値をきちっと出して、否とする根拠をやはりきちっと示すべき、このことを私は申し上げているんです。

 ここには疑問が少しでも残れば、農家の経営が大変なことになるならば、そういう疑問が残るなら、凍結する、つまりこういう請願項目にのっとって、誓願書を採択して、そして凍結することを政府に伝えていく、これ大事じゃないんですか。

 農家の皆さんのこれから農業を続けていくかどうか、兼業農家で続けられるかどうか、こういう問題があって、大部分は振り落とされるという状況が実際あるわけです。だから、そこらの点を、私、集落でいくねやったら集落でいくで結構です。それを全部、今の農家の皆さんが全部、そういう形でできるのかと、湖南市で、ここを言ってんですよ。

 だから、私は数値きちっと示してないから、これ納得できないですよ。数値をちゃんと説明していただいて、根拠ある報告をしていただきたい。

 それから、自給率の推移についても、やはり数値を示していただいて、湖南市に当てはめてどうなのか、しっかりと私は報告願いたいと思います。議長、それをちゃんと報告させてくださいよ。



○議長(立入勲君) 

 産業建設常任委員長、答弁。



◆産業建設常任委員長(松本浩有君) 登壇

 そんなあほな説明で申しわけございません。事実、そういうふうに決まったことで、最終的に採決されたことでありますので、一人一人がやはり責任を持って、今のその対策については協議をしたつもりでおります。足りないものは足りないかもわかりませんけれども、しかし、この採決はそういう中になりましたので、ご容赦願いたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 ほかに質疑ありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(立入勲君) 

 これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。

 討論はありませんか。

 まず、原案に賛成者の発言を許します。

 13番、大久保英雄議員。



◆13番(大久保英雄君) 

 委員会の数値が、委員会での現状把握、湖南市の現状についての議論について、私は認定農家の数、参加した集落営農の数等については、行政からの説明員の中にもありました。委員長は、その数をなぜ報告しないのかというのがまず1点。

 それから、この品目横断的経営安定対策、戦後農政の大転換と言われる農政改革であります。その柱であります品目横断的経営安定対策、この対策は、これまで品目ごと、すなわち作目ごとに行ってきた価格政策をすべてを廃止をして、ごく一部の大規模経営、認定農業者は4ヘクタール以上、集落営農組織の20ヘクタールだけを対象に助成金を出すという内容であります。

 私は一般質問でも行いましたけれども、当局の答弁では、この対策に該当する農家は、全農家の3割程度だと、面積にしても4割ぐらいだというふうに述べています。残りは非能率化の名のもとに切り捨てられて、生産の大半を担う農家の経営が大きな打撃を受けて、営農が続けられなくなった。そのために審議でもありましたけれども、耕作の放棄地がふえて、田畑が荒れて自給率が下がる、低下するのは必至であります。

 農業と農村は安全・安心の食糧の供給はもちろんのことであります。先ほど議論がありました、緑豊かな環境や水の保全、環境保全、洪水の防止や水資源のいわゆる涵養など、かけがえのない存在であります。こうした多面的な役割は、農村に多数の農家が住み、営農を続けてこそ発揮されるものであります。

 さて、経営安定対策の実施要綱でありますけれども、湖南市の場合は、麦の場合、10アール当たり約2万円程度です。制度が言っているのは4万円の補助がある。こういうごまかしが、この経営安定対策にあります。農協や行政が国の支援基準の試算値であります4万200円、10アール当たり、これは湖南市に当てはめたら2万円程度にしかなりません。ですから、ここから耕作、あるいは刈り取って、種代、消毒費、乾燥費などを差し引けば、これは赤字になります。行政はともかく担い手にならなければと、そういってこの4万200円を支給するがのごとく説明をしてきて、この計画にのせたというのが現状であります。

 私は、一つは続けたい人、やりたい人すべて農家を大事な担い手として応援をすること。二つ目には、今存在する多様な農家経営を大事にして、できるだけ多く維持する。そして農家経営を支える集落営農をも支援をする。担い手の支援は価格保証に所得保証を組み合わせる。麦、大豆などの価格保証、転作奨励金の充実を求めるものであります。

 したがいまして、今回の品目横断的経営安定対策の請願、委員会の審議は私も参加をしておりましたけれども、数値等について、現状把握のあいまいさが一つはあると思います。私は行政に申し上げたいのは、しっかりとしたデータを、私はきょうの本会議までに、委員長報告までには出してほしい。そして委員長報告がされるべきだというふうに思いました。

 したがいまして、私は、この請願に賛成をするものであります。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 次に、原案に反対者の発言を許します。

 反対討論はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(立入勲君) 

 反対討論がないので、これで討論を終わります。

 これから、請願第9号 「品目横断的経営安定対策」に関する請願を採決します。

 この請願に対する委員長の報告は不採択です。

 したがって、原案について採決します。

 請願第9号 「品目横断的経営安定対策」に関する請願を採択することに賛成の方は起立願います。

     (起立少数)



○議長(立入勲君) 

 ご着席願います。

 起立少数であります。

 したがって、請願第9号 「品目横断的経営安定対策」に関する請願は、不採択とすることに決定しました。



△日程第3.請願第10号 市役所に専任手話通訳者の複数を求める請願



○議長(立入勲君) 

 日程第3、請願第10号 市役所に専任手話通訳者の複数を求める請願を議題とします。

 本請願について、委員長の報告を求めます。

 総務常任委員長。



◆総務常任委員長(山本吉宗君) 登壇

 おはようございます。総務常任委員会に付託されました請願第10号 市役所に専任手話通訳者の複数を求める請願について、12月8日9時半から議員控室におきまして、委員全員出席のもと、審議をいたしました。

 傍聴者といたしまして、湖南市聴覚障がい者協会から4名、手話通訳者が2名、議員1名の傍聴者のもとで審議をいたしました。

 この請願は、2006年10月より地域生活支援事業が始まり、現在、9月より市役所に手話通訳者が1名設置されております。手話通訳者の業務は拡大して、単数の手話通訳者では対応できないと。湖南市、甲賀市でも市の通訳者が休職となって、この事態を防ぐため、手話通訳者の複数設置を求めることの請願であります。

 また、追加要請として、身分保障、給与を正規社員に準ずる手当にするとの要請が出ておりました。

 この請願につきましては、会派代表6名が紹介議員でもあり、内容については結論ありきというものでありましたが、委員会といたしましては、慎重に審議をいたしました。

 坂田委員の紹介議員としての説明の後、各委員からのいろいろご意見が出た内容について、ご報告申し上げます。

 まず、最初に、紹介議員として上がっている6名の方は、全会派の代表であり、各会派ごとに説明を受けており、この請願趣旨に賛同したものが会派代表を通して紹介していると。委員会では、この請願を採択するか否かを審査するのである。基本的に全員賛成であるので、この2つの請願項目について、直ちに採決に入ること。

 次に、現状の認識が必要であり、今日まで空間があったと、早く解決してほしいとの要望が切実である。

 次に、手話通訳の仕事は大変である。精神的緊張が高まる。

 次に、方向は決まっているが、現状はどうなっているのかと。役所にどのぐらい見えているのか。施設ではどのような事柄があるのか。一人だという、こういう場合、都合が悪いとか、いろいろある。複数にする、専任するということになれば、当然、それだけの財源が必要だ。委員会としてどういう形で把握するのか。決めたけれども、いつまでたっても実施できない。ただ、要求というだけでよいのか、その辺の審議はできないのか。

 その次には、滋賀県下では1,400名から1,500名おられると。採択の後でもよいと、中身について勉強したい。傍聴者が来ておられるのは、採択されるかどうか心配して来ておられる。中身については違う部分ではないのか。総務常任委員会としては、人の配置、財源の手当をしっかりする。手話で2人が入られる。どのぐらいの財源が必要かを理解する必要がある。財源問題もあるが、切実さをどうとらえるか。早く解決して、実施してほしいとの願望はある。

 以上のような議論の中で態度表明を行いました。賛成にかわりはないと、現状はどのようになっているか。財政面を把握し、精査し、給与面、身分保障を前向きに考えること。請願項目、追加要請を含む2点、早期実現に努力すること。1人ではやっていけない。利用者は平成10年207、平成17年で1,131となっている。用途が多様化している。即2人体制が必要、手話が市民の中に普及できる体制を早くつくること。障がい者が社会参加する上で保障しなければならない。5時15分以降、社会的参加が始まる。その点を見る必要がある。今日、1人にしておくことは問題、即実施すべき。支援体制は必要であるという、以上のような態度表明のもとに採択を行いました。

 全員挙手、賛成であって、したがって採択と決しました。

 総務常任委員会としましては、手話通訳は理解力と集中力が大変な仕事であります。現在、1人にしておくことは問題であり、請願の趣旨を理解され、1日も早く実施されるよう切望いたします。

 以上をもって報告いたします。



○議長(立入勲君) 

 これから、委員長報告に対する質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 13番、大久保英雄議員。



◆13番(大久保英雄君) 

 委員長報告をお聞きをいたしまして、何点か教えていただきたいというように思います。

 一つは、いわゆる手話通訳者の1人になられた時期ですね、いつから1人でやっておられるのか。当然、欠けたときに、すぐ補充をするというのは、市の当然当局の取る態度であると私は思いますが、1人の期間がどれだけになっているのかという点、それからいわゆる賃金ですね、賃金が他市に比べてどうかというような議論が委員会でされたかどうか。

 非常にこの仕事が大変な仕事であるというのは、委員長報告からも聞き取れました。極度の緊張で、仕事がもう大変だということもお聞きをしました。そういう私の認識なんですけども、このことについて議論の内容、もう少し詳しくご報告いただければありがたいかなというふうに思います。



○議長(立入勲君) 

 総務常任委員長、答弁。



◆総務常任委員長(山本吉宗君) 登壇

 ただいまの質問にお答えしたいと思います。

 手話通訳者がいつから1人になったかと、欠けたときにすぐに手を打つ期間がどのぐらいかという質問ですが、一応、この請願は現在1人を複数にしてほしいという請願でございますので、いつから1人になったかとか、欠けたときにすぐ手を打つとか、そういう一応過去の問題に対しては、議論はいたしておりません。

 それから、賃金に対しましては、他市と比べてどうかという比較はいたしておりません。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 ほかに質疑ありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(立入勲君) 

 これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。

 討論はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(立入勲君) 

 討論なしと認めます。

 これから、請願第10号 市役所に専任手話通訳者の複数を求める請願を採決します。

 この請願に対する委員長の報告は採択です。

 請願第10号 市役所に専任手話通訳者の複数を求める請願は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

     (全員起立)



○議長(立入勲君) 

 ご着席願います。

 全員起立であります。

 したがって、請願第10号 市役所に専任手話通訳者の複数を求める請願は、採択することに決定しました。

 会議途中ですが、暫時休憩します。

 再開は10時35分からといたします。



△休憩 午前10時23分

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△再開 午前10時35分



○議長(立入勲君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。



△日程第4.議案第129号 市道路線の廃止についてから



△日程第6.議案第131号 市道路線の変更について



○議長(立入勲君) 

 日程第4、議案第129号 市道路線の廃止についてから日程第6、議案第131号 市道路線の変更についてまでを一括議題とします。

 本案について、委員長の報告を求めます。

 産業建設常任委員長。



◆産業建設常任委員長(松本浩有君) 登壇

 ご報告申し上げます。

 12月7日午前9時30分から、東庁舎4階の委員会室におきまして、委員全員が集まりましての審議をいたしました。説明員としまして、谷口産業建設部長、それから中川建設課長、園田建設課長補佐、永坂建設主査の出席を願い、産業建設常任委員会を開催いたしました。

 当委員会に付託されました議案は、議案第129号 市道廃止の4カ所、それから議案第130号 市道路線認定11カ所、議案第131号 市道路線変更1カ所であります。

 中川課長から簡単に所在地等の説明を受けまして、9時40分から各路線の現地踏査を実施いたしました。

 まず、議案第129号の市道路線の廃止について、それは路線名が65−1号、東谷団地線1号、それから東谷団地の2号、要するに65−2号、東谷団地2号、65−3号、東谷団地線の3号、それから65−4、それは東谷団地の4号、以上4本の市道につきましては、これは廃止ということで、市営住宅の建て替え時に団地内の道路の形態が変更されており、現状と違うことから、市道を廃止し、一部を市営住宅の敷地として管理をするということであります。

 それから、次には、議案第130号 市道路線の認定については、この4カ所でございますけれども、うち3カ所は開発されたそこに設置された道路であります。それから、これは全部で11カ所あるんですが、要望箇所が4カ所、寄附3カ所、新規東谷団地認定先廃止されたのが1つに固まりまして1カ所、11カ所の認定であります。そのうち開発の3カ所につきましては、水戸町の121号線、122号線、123号線と、仮にその線が決められております。既に開発が終了しているところでありますので、ということで見てまいりました。

 それから、要望の4カ所、奥中村2号線、西出1号線、西出2号線、川田神社線の4カ所、市道認定を要望しておられるところです。地域から要望しておられるところであります。

 それから、議案第131号、市道路線の変更については、市道342号、北山台線であります。今般、県道22号線の設置に伴い、北山台線の接続部分の位置が市道認定ができておりませんでしたので、それを市道認定をするということでございます。

 大変広範囲にわたりましたので、時間が長いことかかりまして、大体12時40分ぐらいに帰庁いたしました。

 それから、午後1時から、この議案の3つにつきまして審議をいたしました。ここで出ました意見等、いろいろあります。官民境界、側溝、法面などがしっかりしているかというところの質問等が出ておりました。それにつきましては、官民境界の確認はできているところでありますけれども、少し明確にする意味においても、また所有者と引き続き話をするという返事でありました。

 市道認定、変更、廃止などは、なぜもっと数回、2回か3回できないのかということに質問がありましたけれども、おおむね区において出された要望について、いろいろと話し合うのが、年に1回ということが大体あれになっておりますので、それでそういうふうな形を取っているということでございます。

 市営住宅の団地の建て替えは、きちっとした書類等が提出されているけれども、こういうようなことはほかにもあるのかという意見が出ました。現在、路線台帳の整備を進めていて、台帳の整備に合わせて確認していきたいということでございます。

 開発による市道はしっかりできているが、要望の市道認定も、開発のようにきちっとしたような形で出されないのかという意見もありました。

 そういうような中におきまして、開発は道路を含めてつくることが義務づけられているけれども、要望による道路は、なかなか里道が多く、基準としては地元からの要望で、今後、拡幅に協力いただける用地がある道路として認定をしていきたいというふうな形でございました。

 少し、この認定についての意見が出ておりますので、これも一応質問の出ていた内容をご紹介させていただきたいと思いますが、市道の道路の維持管理費は、これだけようけできて大丈夫かというような意見が出ておりました。現在、湖南市の中には1,201本の市の道、市道があります。それが延べ28.8キロメートル、維持は1年ですべては不可能であるぐらいの距離数になっておるということでございます。したがって、細部の基準を設けて計画をつくり、修理、整備をしていきたいということでございます。

 この要望もいろいろ出るだろうが、大切であるけれども、行政が危険と思われるところを重点的に取り組んでもらったらどうかなというような話も出ておりました。

 今後、そういうようなことで報告はしていきますと、区長会で報告をしていきますということでございました。

 それから、今後の市道の中で問題となるところはないのかということの質問でありましたけども、特には今のところはありませんということでございました。

 それで、後、態度表明に入りまして、議案第129号、議案第130号、議案第131号、全員一致で可とすることに決定をいたしました。

 なお、最後になりますけれども、北山台線の歩道が、最後、市道になるところの歩道が未設定で、大変危険な状態だろうと思われるので、この歩道を必ず横にそれだけの余裕があるので、ぜひつくってもらうようにということが、委員会全員で提起されましたので、ご報告いたします。

 以上でございます。



○議長(立入勲君) 

 これから、委員長報告に対する質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 12番、坂田政富議員。



◆12番(坂田政富君) 

 質疑いたします。

 129号でございます。市営住宅の中の路線廃止の問題でございますが、今日までこれ長きにわたってこういう形で、こういった処理が出されなかった理由なんですが、私は疑問にちょっと思いますのは、建築物との関係で、いわゆる市たりとも当然としてそういった法的な条件はきちっと守らなければならない、そういう点について、建築物のあるところ、そして、その関係ですね、建築許可の問題も含めてですが、ひとつお聞かせ願いたい。

 もう一つは、なぜここが廃止する、そういう目的ですね、ここのところを明確にしていただきたいと思います。

 それから、130号、これは水戸学区のニューファミリーの住宅がつらなっているところだというふうに思います、田代ヶ池のね。ここのところで、いわゆるここは階段になっておるわけですね。下の方は市道です。ここのところ、市道認定をして、田代ヶ池があれ何号線ですか、ここね、そこと接続というのが普通されるべき措置だというふうに思うんですが、この階段だけ残っているわけでしょう、これ。階段を残した理由ですね。ここはどこの管理になっていくのかね、ひとつお答え願いたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 産業建設常任委員長、答弁。



◆産業建設常任委員長(松本浩有君) 登壇

 129号、これの東谷団地の問題につきましては、現地で踏査している最中に、問題に出ておりましたけれども、大変建設当時、道路として一つのあれがあったけれども、将来、この市営住宅内という形になっておりますので、それが道路という形で認定のままであるならば、将来いろいろな面であれが出てくるという形で、今改めてこれを廃止にして、1カ所にまとめてつけるということでございましたので、特にそれに対して異論もなく、みんなで賛成したわけであります。

 それから、130号の階段という、これは現地もちゃんと見ておりますし、そこから下に階段が、急な階段で下へ下りているということもありますが、現在それが階段、そこを道路とみなすのかどうか、私らはあんまりそのことは感じず、上のその道路の来てあるところまでは、これは認定をするということでございますので、それでOKという形にいたしました。

 あの階段が将来どういうふうになるんでしょうね。私もちょっとはっきりわからなかったんですけども、ひとつその辺はご容赦願いたい、こう思います。



○議長(立入勲君) 

 ほかに質疑はありませんか。

 12番、坂田政富議員。



◆12番(坂田政富君) 

 市営住宅内の市道廃止の問題ですが、市道のあるところで絵をかいて、建て替え住宅、こういう形になってきたと思うんですが、建築物はやっぱり実際に設置していく場合に、当然として許可条件が実際あるわけですが、こういうところはどうなっているのかね、私はちょっと疑問に思うわけです。

 そういうところと、目的は何やとお聞きをしたんですが、まあまあ将来、いろいろなことで、あれがと言われたんかね、出てくるというような話を、結局いろいろあれがというたら、これ何のことや訳わかりませんわね。問題はやっぱりそこら明確にしていく必要が、仮にも委員会で付託されて、市から出された廃止路線、住民にとってはさまざまな形でのこういう問題も生じてくる、こういうこともあり得るわけですね。

 ですから、そこのところは、どういうふうに位置づけて我々審議を提起されているの、どういうふうに位置づけて考えたらいいのかと、そういうところは委員会で出されているというふうに思いますので、もう一度、そういうところについて、建築物との関係、目的、どうしてもここ廃止せなあかんという問題が生じたのか、ここのところをひとつ鋭意お聞かせ願いたい。

 もう一件の階段の水戸学区ですね、ここの件での市道、田代ヶ池何号線かわかりませんが、この何号線のそういうところと、それから下の市道と、普通は接続するわけですね。普通はて、これ階段で接続しているわけですね。この階段部分はどう考えているのかと、このことなんです。

 やはり、よく市道認定の問題で言われるのは、幅員の問題がよく言われたりね、住民の皆さんから認定してほしいと、こう言われて、幅員が足りないとか、行き詰まりやから認定できないとか、こういうことをよく言われますでしょう。そうすると、市言われる、僕らそんなこと何も気にはしてませんけど、そんなこと何も、住民の皆さんの願いに沿ってやったらええというふうに我々は考えるわけですが、そうして市行政がみずから言うてきたことを、ここできちっと断ち切って、階段は面倒見ないよと、ここの問題ですね。そしたら、将来も含めてですが、この階段について、ここのところどういうふうに位置づけて、だれがこれから管理するのかということなんです。

 ほとんどこんなとこ、階段みたいなん車で行くあれがないんですが、私も近くに住んでおりましてようわかるわけですが、すごい近いんですよ。だから、そこの道路は歩いて利用される方がようけおられるわけです。階段は市道にという話がありましたので、参考までに申し上げますが、階段であろうとどこであろうと、道路に認定したら、それで道路をちゃんと、きちっとみなす。たとえ家が建ってても、そこは認定しようと思ったら認定できる、将来的なことを考えたら。だから、それはあり得る話で、これ階段でしょう。だから、それがなぜここで切られて、ここだけの分を認定するのかということをお聞きしたい。将来的にもここのところの管理をどうされるのか、今もどう管理されるのか、ここのところをお聞きしているんですよ。



○議長(立入勲君) 

 産業建設常任委員長、答弁。



◆産業建設常任委員長(松本浩有君) 登壇

 先の方の市営住宅の件については、市営住宅内という形で、道路認定は一括して市営住宅とするというような話に私聞いて、その場で聞いたような気がします。今までそれができてなかったので、今般、新しく道路とみなされる、その県道から進入口と、実際のその道を改めて一つの市道としてみなして、後の敷地内の、市営住宅敷地内の道路は、一応、廃止にするということで説明を聞きました。

 それから、もう一つ、階段の方につきましては、上までを寄贈されたものであって、それを市道認定されたが、階段のとこまでの話はしておりません。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 ほかに質疑ありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(立入勲君) 

 これで質疑を終わります。

 ただいまの一括議題につきましては、討論と採決をそれぞれの議案ごとに行います。

 初めに、議案第129号について討論を行います。

 討論はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(立入勲君) 

 討論なしと認めます。

 これから、議案第129号を採決します。

 本案に対する委員長の報告は可決です。

 議案第129号 市道路線の廃止については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

     (全員起立)



○議長(立入勲君) 

 ご着席願います。

 全員起立であります。

 したがって、議案第129号 市道路線の廃止については、委員長の報告のとおり可決されました。

 続きまして、議案第130号について討論を行います。

 討論はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(立入勲君) 

 討論なしと認めます。

 これから、議案第130号を採決します。

 本案に対する委員長の報告は可決です。

 議案第130号 市道路線の認定については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

     (全員起立)



○議長(立入勲君) 

 ご着席願います。

 全員起立であります。

 したがって、議案第130号 市道路線の認定については、委員長の報告のとおり可決されました。

 続きまして、議案第131号について討論を行います。

 討論はありませんか。

     (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(立入勲君) 

 討論なしと認めます。

 これから、議案第131号を採決します。

 本案に対する委員長の報告は可決です。

 議案第131号 市道路線の変更については、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

     (全員起立)



○議長(立入勲君) 

 ご着席願います。

 全員起立であります。

 したがって、議案第131号 市道路線の変更については、委員長の報告のとおり可決されました。



△日程第7.一般質問



○議長(立入勲君) 

 日程第7、一般質問を行います。

 通告書の順番に発言を許します。

 23番、石原善春議員。



◆23番(石原善春君) 登壇

 皆さんご苦労さんでございます。それでは、12月定例議会、僭越ではございますけども、トップを切って質問をさせていただきます。テーマがテーマだけに、ちょっと能書きが多くなることをご了承願いたい。しかし、時間には終わりたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。

 まず、1点目には、竜王町との合併についてということでお伺いいたします。

 皆さん周知のとおり、平成16年10月1日、私たちは地方分権時代の本格的到来の中において、自己決定、自主決定、自主責任、あるいは自己責任の原則のもと、地域の創意工夫により、個性を生かし、自立した地方行政を運営していくこと、また、権限が得られるかわりに、高度な行政判断や事務がふえてくる、こういう状況の中から、専門的で政策立案能力のある職員の、生意気ですけども確保、またそれらを可能とする財政基盤等々の中から、石部町と甲西町は合併し、湖南市を誕生させたところでございます。

 合併してはや2年余りが過ぎ去った今、谷畑市長の旗振りのもと、我々は旧両町の垣根を越え、2015から2015夢おこし、また未来づくりをキャッチフレーズに、先般、総合計画を作成され、それを審議し、議決したところでございますし、現在、取り組んでいるところでございます。

 一方、総合計画基本構想には、広域連携の将来像についてもうたわれておりますし、確認したところでございます。車社会や通信手段の目まぐるしい発展に伴い、市民の活動範囲は格段に広がっております。広域的な行政課題を効率的に解決する新たな手段を求めることを確認したところでございます。このことは、湖南市単独で、多岐複雑化するすべての行政サービスを賄っていくことは、非常に難しいと予測したものでございます。市民の活動範囲の広域化と重なり、一層の広域連携を進める必要があるところでございます。

 具体的には、復習になりますが、本市の南から東に隣接する甲賀市とは、旧甲賀郡時代から広域行政に取り組んおり、ご存じのとおり、消防、清掃をはじめ各種甲賀広域行政組合として取り組んでおりますし、中核病院である公立甲賀病院組合も設立し、2つの一部事務組合を、住民要望にこたえながら経営しているところでございます。

 また、本市の北西に隣接します栗東市、草津市、守山市、野洲市につきましては、野洲川上下流の関係にもあり、野洲川改修促進協議会、また南部水道受水市連絡協議会等々、広域的な関係が早くから存在し、今日も継続されているところでございます。

 さらに、本市の北に隣接する竜王町は、本市の下田地先と竜王町の山之上地区は古くから深い交流がされていたとお聞きします。近年では、自動車工場が建設され、従業員の多くの方が湖南市に居住されていることは周知のとおりでございます。

 また、人々の交流ばかりか、県下有数の工業団地を抱える本市のものづくり企業群からつくり出された製品は、人の心も一緒に積載して、県道13号線を駆け運んでいるところでございます。

 このように、湖南市は隣接する行政区の協力で成り立っているといっても過言ではございませんし、広域連携の重要性はますます欠かせない状況にあるというふうに感じているところでございます。

 このような広域連携の将来像に、過日、ベクトル合わせをしたのは8月でございましたが、その後、滋賀県は11月2日に第6回滋賀県市町合併推進協議会審議会で、関係市町から意見を聞くという形で、竜王町長の意見も当然お聞きされております。

 その内容は周知だと思いますけども、審議会の質疑の内容も含め、概要だけ話させていただきますと、まず1点目は、我々が湖南市を発足させた先般の合併において、東近江市区域で、2市7町の合併を望む声も多かったことは事実であるが、成立しなかった、1点目に言われています。

 2点目には、住民が判断できる材料をそろえるのが行政であり、私の役目であるというふうに言われております。

 3点目には、地域の理解を得ながらではございますけども、近隣周辺市町との情報交換や、広域でのまちづくりについて話し合いを広げていきたいとも言われています。

 4点目に、合併の必要性は理解しており、住民の皆さんに情報提供しながら、新しく竜王を考える会、また地域再生まちづくり懇談会、そして、議会の合併調査特別委員会という3つの会があるそうですけども、その会の中で勉強している最中であると、また今後も進めていく。

 次に5点目には、新法に基づいて近隣市町との情報交換もしながら、この期間内のできるだけ早い時期に方向性を示すべく、精力的に取り組んでいくというふうに、去る12月2日の審議会の中で、竜王町長さんがこのように審議会で述べておられます。

 そういった5つ等々をお聞きしながら、審議会では11月27日の日に、自主的な市町の合併の推進に関する答申案として、近江八幡市、それから安土町、竜王町の1市2町の組み合わせを答申されております。このような動きのある中で、お伺いします。

 谷畑市長は、新法に基づく合併期限を平成22年3月末として当選された、自主的な市民の合併の推進に関する答申案、近江八幡、安土町、竜王町とも組み合わせていかがお考えなのでしょうか。答えられる範囲で結構でございます。

 また、湖南市と竜王町との広域行政や合併について、いかがお考えなのか、お伺いします。

 次に、今、既に進められております、三雲駅周辺整備について、一部お伺いします。

 三雲駅周辺整備事業用地先行取得についてでございます。三雲駅周辺整備は、かねてからの念願であり、合併を機に関連事業として財源の見通しがつきましたこともあり、設計も進められ、関係機関や地権者の皆さん、そして周辺自治会の皆様とご協議をしながら、精力的に取り組まれている、また取り組んでいるというようにお聞きしております。

 周知のとおり、三雲駅は総合計画で石部駅及び甲西駅とあわせて、湖南三駅の一つとして本市の中心核であり、交通の拠点として位置づけしての整備するものでございます。先行取得した用地は、平成6年バブル期に公共用地として先行取得したものであり、面積は約2万?というふうにお聞きしています。償還は5年据え置きで、平成11年度より元金償還が始まり、平成20年で、あと2年で完了するという予定になっております。

 この間、高金利から低金利へ、低金利時代に入ったというものの、金利につきましては非常に高いレベルであり、また額も大きい額であったのは周知のとおりです。今般の12月の定例議会でも、補正、一般会計補正予算(第3号)でも提案されましたけども、提案議決しましたけども、関係者の、また関係機関のご協力と、あるいはご支援により、利率の額も低減させていただき、湖南市の財政に少しでも負担の軽減に取り組んでいただいたということには、改めて感謝を申し上げたいというように思います。

 とはいえ、巨費を投じて取得した公共用地でございます。今般の駅周辺整備として活用することは受け入れられるわけでございますけども、私は当初予算のときも討論の中でお話しましたが、投資を生むようなことになっては困る、避けていただきたいということを申し上げております。なぜならば、申すまでもなく、本市の財政状況は非常に厳しい状況があり、合併特例債とはいえ、大きな債務をつくっていくことにはかわりございません。そういったことから、また当市の地域内の湖南市内のすべての地域内の公平性ということからも、許されるものではございません。これらのことから、お伺いします。

 1点目には、今回の駅周辺整備で利用される用地面積は、うわさでは聞いておりますけども、どの程度になるのか、正式にお伺いしたい。

 それから2点目、今回、利用した用地の団地の部分があるとするならば、その団地は駅前整備ができ、道路整備ができることから、私は買い手も十分につくということから、競売にかけ、残りの土地については民間活力を、すなわち民間活力にゆだねるべきというふうに考えておりますが、執行部の方の考えをお伺いいたします。

 長くなりましたけど、以上、冒頭質問にかえさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○議長(立入勲君) 

 市長、答弁。



◎市長(谷畑英吾君) 登壇

 23番、石原議員の一般質問にお答えをいたします。

 一般質問の項目2点でありまして、まず、1点目の竜王町の合併についてのご質問でございます。

 現在の市町村合併は、いわゆる平成の大合併と言われまして、その目的は地方分権の進展に伴う地域の自己決定、自己責任が増大することに対応することであるということは、先ほど石原議員からご指摘いただいたとおりでございます。特に平成12年の4月から地方自治法の大改正が現実のものとなりまして、合併特例法の当時の法期限と相まって、市町村合併が全国的に進んでまいったところでございます。

 本市におきましても、その外にあるというわけではありませんで、旧石部町と旧甲西町が平成16年10月に合併して誕生したのは、先ほど議員からもご指摘のあったとおりでございます。

 一方、合併特例法につきましても、その後改正が行われまして、平成17年4月から県知事に合併推進のための合併協議会の設置を、関係する市町村に勧告できるという強力な権限が付与されたところでございます。

 しかし、滋賀県におきましては、滋賀県市町合併推進審議会を設置して議論を進めてこられたわけでありますけれども、ことし7月の知事選挙前後で一時足踏みをしながら、知事選後に答申を取りまとめたものでございます。

 改正合併特例法におきましては、知事の勧告権を規定しながら、各市町村の自主合併を前提としておりまして、関係する市町村の意見を聞くということとされております。その点で対話と共感を標榜される嘉田県政においてこそ、最も注目される取り組みではないかと思っているところでございます。

 そうした中で、県の合併審議会は、自主的な市町の合併の推進に関する答申を取りまとめられ、その中で議員ご指摘のとおり、近江八幡市と安土町、竜王町の1市2町の合併枠組みを示されたものであると理解しているところでございます。

 ところで、竜王町の山口喜代治町長は、ホームページで、「合併は否定するのでなく、意識を高め、当面は自律推進計画の策定と、それに基づくまちづくりを」と題しまして、「市町村合併については否定するのではなく、タウンミーティングなどを通して意識を高め、皆さんからご意見をいただきながら、当面はたくましいまちづくりを進めることになり、現在、まちでは自律推進計画などを策定しているところです。また、何よりたくましいまちづくりのためには、皆さんの力が必要です。地域において、人・ものが交流し、それが大きなパワー、活力となって、キラリと光るまちにしていきたいと思います。」と合併について語っておられ、これが議員ご指摘の県合併審議会での発言になっていると考えております。

 竜王町につきましては、以前から八日市市、近江八幡市を核とする30万人規模の広域合併の動きや、東近江市との合併などもささやかれる一方、当面は単独でまちづくりを進める姿勢も示してこられました。水面下ではいろいろな合併を模索されたとも聞いておりますが、具体的な話まではいかなかったと伺っております。

 また、きょうの京都新聞が、すべて県の事務局案どおりで、目新しさもサプライズもないと、県の答申を解説されておりますけれども、この答申に示された合併枠組みとは別に、今回の近江八幡市長選挙で当選されました冨士谷英正市長は、野洲市をも含めた広域化を目指すとも発言されておりまして、今後、いろいろな枠組みが取りざたされてくるものであると考えております。

 ただ、本市との関係につきましては、竜王町からは現在まで近隣市町関係から踏み込んだお話を伺っておりません。現時点で、本市総合計画の基本構想に、広域連携の将来像の考え方として、幾つかの戦略パターンの一つとして示されてはおりますが、現時点でご報告させていただく動きはないというのが現状でございます。竜王町からお話があれば、その都度ご報告をさせていただきたいと思っております。

 また、広域行政につきましては、野洲市との2市1町で進めさせていただいております。今後、こうした自治体間のいわば地勢学的関係を十分に念頭に置きながら事業をとらえて、適切な自治体間外交を進めてまいりたいと考えております。

 次に、2点目といたしまして、三雲駅周辺整備事業の先行取得用地についてのご質問でございます。

 JR三雲駅につきましては、湖南市の中心核・交流拠点として位置づけられておりまして、アクセス交通基盤の整備強化、公共交通サービスの強化、周辺土地の有効活用と商業サービス等の機能集積強化を図っていかなければならないということは、議員もご承知おきいただいていることだと思っております。

 これらのことから、駅南側にあります市有地の土地活用につきましては、今年度から6カ年で計画しております市道三雲駅線の整備事業とあわせまして、平成20年度より計画を予定をさせていただいているところでございます。

 過去、土地区画整理事業が円滑に進まなかったという経過もありますので、市といたしましては、全体面積約2万?中、3,500?については、交通結節点、駅前広場として整備をし、そのほかには道路事業で移転をお願いしなければならない方々の移転先というものを除きまして、議員ご指摘の競売というご提案もございましたが、例えば草津市が旧西友草津店跡地の活用に導入したような、譲渡価格と事業内容を総合的に評価する公募型提案協議の手法などについてもあわせて検討しながら、民間資本の誘致を推し進めて、地域との一体的なまちづくり計画をして、地域の活性化を図ってまいりたいと考えておりますので、ご理解とご協力をお願いを申し上げます。



○議長(立入勲君) 

 これで23番、石原善春議員の一般質問を終わります。

 次いで、18番、上西 保議員の発言を許します。



◆18番(上西保君) 登壇

 お昼からかなという、ちょっと安心もしておりましたが、突然いただきました。議長のお許しをいただきましたので、大きく分けて3点について質問をさせていただきます。

 まず、1点目は、湖南市の道路整備についてということで、三雲トンネルからの県道伊賀草津線より新生橋を経て県道下田八幡線の道路接続計画が、県のアクションプログラムに上がっていないことは、何度かの一般質問で周知しております。市長と産業建設部の大変なご努力のおかげで、10月の県議会で調査費をお認めいただいたとのお話をお聞きし、皆さん方のご努力に大変感謝を申し上げる次第でございます。

 旧道吉永付近の朝夕の車の往来による子ども危険度は、恐らく湖南市一番ではないでしょうか。そこで、今後、このお認めをいただいた件を、どのような手順で進んでいくのか、まずお尋ねをいたします。

 そしてまた、一日も早く新生橋への接続道路実現のために、延長上の国道1号線バイパスと思川の間に、現在市役所前にある消防署が大変手狭であり、そこへ移転をされる考えがあるのかないのか。また、24時間体制の交番所が工業団地の駐在所のところに設置計画があるそうですが、もっとわかりやすいこの場所での新設のお考えはないのか、その点についてもお聞かせをください。

 そしてまた、市道三雲・石部連絡道路が計画されていますが、その連絡道路と県道伊賀草津線より新生橋に向けて中間地点での接続を考えなければ、せっかくのこの道路計画も意味がなさないと思いますが、市側のお考えをお聞かせください。

 また、新生橋と国道一号線交差点の整備が、本年10月着工し、来年の3月完成とお聞きしてましたが、いまだ工事着工を見ていませんが、どのような経緯かお聞かせを願います。

 そしてまた、先に計画着工されている山手線がいまだ中止半端に放置されていますが、今後どのように進められるのか、市側のお考えをお聞きします。

 続きまして、2点目は、学校教育の現状と食育について、お尋ねをいたします。

 本市のいじめ現状について、お尋ねをいたします。

 いじめは、昔からあったと思いますが、近年のいじめは大変陰湿であり、いとも簡単に自殺まで追い込んでしまい、追い込んだ子どもが本当に悪いと感じていないように思いますし、いじめが一つのゲーム感覚で行われている、そんな感じを受けてならない。そうしたことで、本市の4つの中学校と9つの小学校において、いじめの状況はどのようになっているのかお尋ねをいたします。

 そして、学校給食における食物アレルギー対策と食育の今後について、お尋ねをいたします。

 国立病院機構相模原病院と、全国学校栄養士協議会の小・中学校の給食を対象にした初の全国調査で、年300件以上の食物アレルギー事故の発生が確認されました。死亡例はなかったようですが、発症した児童・生徒の4.7%が入院、59%が医療機関で受診したそうです。原因食物としては、キウイなど果物類と、エビなどの甲殻類がおのおの約2割、乳製品が約1割であったとされております。症状はじんま疹が7割近くで圧倒的に多かったそうですが、命にかかわることもあるアナフィラキシーショックが7.2%もあったそうです。同協議会は、食物アレルギーの子どもに対し、給食の出し方などをまとめた対応の手引を、来年度中に作成することを決められたそうです。

 そこで、本市において、このようなアレルギー対策をどのように確認、対応されているのか、お尋ねをいたします。

 そしてまた、本市に今現在確認されているこういった方が、何名ぐらいおられるのかもお尋ねをいたします。

 大きく分けて3点目、職員の交通ルール遵守について、お尋ねをいたします。

 車を運転する方は、当然、交通ルールを守るのが当たり前のことでございますが、これは皆さんもよくわかっていることであると思います。しかしながら、ちょっとした気持ちのゆるみやバランスが崩れたときに、とんでもないことを犯してしまいます。特に飲酒運転については、2001年の道路交通法改正による罰則強化により、飲酒運転事故は2004年まで大幅に減ったそうですが、しかし、ここ近年、2004年以降はまた再び飲酒運転事故が増加傾向にあると聞いております。

 公務員がかかわった大変悲惨な交通事故が、本年8月25日に福岡県のRV車で転落事故は、私たちに大きな衝撃を与えたのも、記憶に新しいと思います。この事故で加害者と一緒にお酒を飲んだ知人は、飲酒運転幇助、そしてまた、事故後に加害者に飲酒運転がばれないようにお酒を薄めるために水を持ってきた知人には、証拠隠滅容疑でそれぞれ逮捕されたと聞いております。

 お酒と飲酒量と体重によるアルコール消失時間は、大型ビール1本で、体重65キロの人で大体3時間から4時間かかるそうです。日本酒においては、2合で体重80キロの方で5〜6時間、消失するのにかかるそうです。仮に日本酒3合を午後12時ごろまで飲んで、6時間睡眠をとっても、次の日には確実にアルコール度数が検出されると聞いております。当然、飲酒運転による交通違反に問われるわけです。

 こういった悪意のない行動も、違反は違反、職員に対して日ごろから飲酒運転はもちろん、交通ルール遵守について、どのような指導や注意を促していただいているのか、お尋ねをいたします。

 以上、よろしくお願い申し上げます。



○議長(立入勲君) 

 市長、答弁。



◎市長(谷畑英吾君) 登壇

 18番、上西議員の一般質問にお答えをいたします。

 まず最初に、湖南市の道路整備についてのご質問でございます。

 その中で、新生橋に接続をいたします県道草津伊賀線の先線の計画についてのご質問であったと思っております。

 一つは、その先線と国道1号バイパスとの交差部に消防署の移設と派出所の設置ができないかというご質問でございました。

 まず、湖南中央消防署の移転につきましてでありますが、現在の消防庁舎につきましては、狭隘でありますことから、移転対応が必要であるという認識を甲賀広域行政組合においては持っているところでございます。しかし、消防庁舎の建設につきましては、庁舎所在の該当市、すなわち湖南中央消防署でありますと、湖南市が敷地及び庁舎の建設資金を負担するという取り決めがなされておりまして、本市といたしましては、財政負担が課題となってくるところでございます。

 一方、現在、消防本部の広域化を進めることとされておりますので、滋賀県が遅くとも平成19年度中に定めるとされております消防広域化推進計画等の動向を視野に入れながら、甲賀広域行政組合と協議してまいりたいと考えているところでございます。

 次に、派出所に関しましてでありますが、現在、湖南市の交番・駐在所の配置につきましては、24時間体制の交番が石部交番と甲西駅前交番の2カ所でありまして、ほかに駐在所が3カ所ありますものの、市の東部におきましては、24時間体制での治安維持の強化ということが求められているところでございます。

 また、見方を変えますと、これらの交番につきましては、野洲川から南側にいずれも位置しているということでありまして、市北部の防犯体制の強化が強く要望されてきたところでございます。その結果、岩根地区からは少し北にずれるわけでありますが、来年の4月から、現在水戸地区にあります下田駐在所を交番へ格上げするということへのめどがついたという段階でございますので、ご報告を申し上げたいと思っております。

 次に、三雲・石部連絡道路の吉永夏見地区の市道計画についてでございます。

 湖南市内の慢性的な道路渋滞につきましては、市民生活に大きな影響を受けているというところでありますけれども、これは国・県におきます広域道路計画が通過交通の増大に追いついていないというのが原因であるということは、議員もご承知おきいただいていると思っております。国・県の責任につきましては、明確にしながらも、やはりその中で市としても対応をせざるを得ない。市内の適切な道路網の整備につきましては、来年度に道路整備基本計画を策定をしてまいりたいと考えているところでございます。

 お尋ねいただきました吉永夏見地区の道路計画につきましては、県道草津伊賀線の渋滞を解消しながら、旧東海道への車両進入を防ぐために、県道草津伊賀線から国道一号新生橋交差点までの新路線を、これまで県に強く要望してまいったところでありますけれども、これを検討するための調査費を、ことしの9月県議会におきまして県が補正予算の中に計上して、議会において議決をいただいたところでございます。

 今後、この地域全体の市道計画も含めまして、地元との検討会を立ち上げ、道路整備基本計画に位置づけるべき三雲・石部連絡道路の延長路線として県道整備と時期的なそごを来さないように、早期に実施計画の検討を行ってまいりたいと考えておりますので、地元におきましてもご理解とご協力を賜ってまいりたいと考えております。

 国道一号の改良、また吉永山手線の今後の計画、それからいじめ問題、食育問題、そして飲酒問題につきましては、それぞれ担当並びに教育委員会の方より答弁がありますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(立入勲君) 

 建設課長、答弁。



◎建設課長(中川弘史君) 登壇

 それでは、私の方からお答えをさせていただきますものは、まず、新生橋と国道一号との交差点の整備でございます。現在、用地の確保につきましては、一部、契約が完了してないところもございますが、すべて地権者の方の了解を受けております。

 また、水口方面から右折だまりの工事につきましては、着工はおくれておりますが、発注済みでございます。これにつきましては、3月完成ということで、県の方から聞いております。今後は、一日も早い交差点全体の改良が完成しますよう、県に対して強く要望をしていきたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

 それから、もう一つ、吉永山手線の今後の計画でございますが、吉永山手線につきましては、一部工事に着手をさせていただいているところもございますが、夏見地先のサンビレッジの入り口から市道大溝線までの路線について、今年度に計画概要の修正設計を行いまして、また来年度には公図訂正と大砂川から大溝線までの用地買収を実施をしていきたいと考えております。

 今後もこの路線の早期開通に向けて努力をしてまいりたいと思っておりますので、ご理解とご協力をお願い申し上げたいと思います。

 以上でございます。



○議長(立入勲君) 

 教育長、答弁。



◎教育長(奥村容久君) 登壇

 学校教育におけるいじめの現状と、それから学校給食におきます食物アレルギーのことについて、ご答弁申し上げたいというふうに思います。

 いじめについて、今議会の中で多くの議員の皆さん方からご心配をいただいて、質問をいただいております。基本的な考え方について、ご答弁をさせていただきたいというふうに思っております。

 いじめによる児童・生徒の自殺が全国的に相次いでおりまして、今日の教育的な課題として、大きな問題になっております。その背景には、今日の社会的な状況、それから家庭の状況、そして教育現場での対応等さまざまな要因があるものというふうに思っております。

 11月に文部科学省がいじめの実態調査を行いましたが、本市におけるその状況はどうであったかということを申し上げますと、いじめととらえたケースは、小学校で4件、中学校で14件の18件でございます、市内で18件。それからいじめの可能性があるというふうに思われる件数は、小学校で14件、中学校で37件、それからいじめの、教師が取られた調査ですけども、いじめの心配があるのではないかというふうに思われるのが、小学校で50件、中学校で63件ということでございますので、いじめ、もしくはいじめが心配されるという総件数になりますと、180件という、こういう調査の状況でございます。

 これらの現象はいつでも教員が把握しているものでありますので、それ以外に教師が気がついていないというものが含まれているかもわかりません。

 いじめの実態を見てみますと、小学校の5年生、6年生、高学年ぐらいから中学校の1年生、2年生ぐらいまでをピークに、いろんなことが起こります。

 中学校における部活動の中で起こるいじめといいますか、これが特に女生徒の場合は、クラブの中における人間関係のトラブル、これがずっといじめにも発展してくるということが非常に強いような傾向がございます。

 今日のいじめというのは、小学校のときに非常に仲の良かった友達が、中学校へ行って急にいじめっ子、いじめられっ子に変わるとか、あるいはある日、いじめっ子になっていた子が、あるときはいじめられっ子に変わってしまうという、ころころ変わるわけでございます。それからまた、学級にボス的な存在の子が一人おりますと、その辺の人間関係が非常におかしくなってしまうと。学級全体が何かおかしな雰囲気になるというふうなことも報告されております。

 そのようなことで、いじめの形態はいろいろありますが、言葉によるいじめ、言葉でもさまざまなことがありまして、私たちもそれはどういう意味かいなと理解に苦しむような言葉もあるわけですけども、そういう言葉によるいじめ、それから仲間外しのいじめ、危害を加えるいじめというようなものがいろいろございます。

 これも大学の先生なんか、いじめがどうして起こるかという研究をされているわけですけど、いじめが起こりやすい学級のタイプとして、どういう学級に起こるかというと、先生と生徒がなれ合い関係になっているという学級、それからもう一つは、先生の非常に高圧的、管理的要素が強いと、表面は静かになっているように見えても、中でいじめが起こっているという、そういう2つのタイプが、いじめが起こりやすいというふうに分析されております。

 いじめを防ぐためには、やはり一人一人の子どもたちか生き生きと輝く、そういう学級づくりといいますか、満足感のある学級づくり、そういうものが大事かということで、人権感覚の一層の高揚と子どもの人間関係づくりのための研修を今も進めているところでございます。

 また、いじめに走る子どもたちは、家庭やとか学校でのストレスをいっぱいためているという子が多いわけでございまして、ここのところを担任の先生が親身になって、子どもの心を解きほぐして相談に乗ることや、スクールカウンセラーに専門的なカウンセリングをしていただくということが大事かというふうに思っております。今、中学校には全部スクールカウンセラーを配置して、1週間に2回、4時間程度来てもらっているわけですけども、その方たちにカウンセラーをしていただいて、担任の先生とつないでいくというふうなことで、今やっているところでございます。

 それからもう一つ、ストレスを解消する手段として、やっぱり文化活動とか体育活動とか、そういう汗を流すということ、ここがやっぱり大事かということで、そういう意味では部活動はとても大事な活動ではないかなというふうに思っております。

 それから、学校の先生だけのいじめ対策ではなくて、子どもたち自身が小学校でしたら児童会活動、中学校でしたら生徒会活動、こういうのを通じて、子どもみずからがいじめをなくす、そういう活動、運動に立ち上がるという、そういうことも大事かなというふうに思っております。

 せんだって、甲西中学校の方で人権委員会の取り組みが京都新聞に載りましたし、またNHKでも放映されたところでございますが、こういう形が大事かなというふうに思っているところでございます。

 それから、続いて学校給食におきます食物アレルギーの対策でございますけれども、近年、食物アレルギーを原因とする健康被害が増加しておりまして、発生防止の観点から、食物アレルギーを起こすことが明らかになった食品のうち、小麦、それからそば、卵、牛乳及び落花生の5品目を含む加工食品について、平成13年4月から特定原材料を含む旨の表示が義務化されておりまして、それが平成14年の4月1日から完全実施されております。

 そこで、学校給食におきましては、食物アレルギー対策については、基本的なスタンスとして次のような対応をとっております。

 保護者との懇談及び医師の診断資料をもとに、アレルギーの実態を把握するということ、それから担任、養護教諭、給食センターの学校栄養士、保護者との懇談によって、給食のメニューの中で摂取不可能なメニュー、可能なメニューを確認して、摂取不可能なメニューについては、保護者が補充のお弁当をつくって子どもに持たせるというようなことで対応させていただいております。

 現在、アレルギーの子どもがどれぐらいいるかということでございますけれども、小学校で51名、中学校で33名、84名の子どもたちが、何らかの形の食物アレルギーを持っているのではないかということでありますが、極端な例は、乳製品が皮膚にちょっとついただけで、もう発疹を起こすというふうなのがありまして、この生徒さんは給食の献立を見ていただいて、ほとんど学校からお弁当を持っていただくというようなことで対処させていただいているという例もあるところでございます。

 また、食育につきましても、学年に応じた指導をさせていただいているというようなところでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(立入勲君) 

 総務部長、答弁。



◎総務部長(奥村修君) 登壇

 お答えいたします。

 職員の交通ルール遵守、特に飲酒運転を出さないためにというご質問でございます。

 市といたしましては、これまでから職員研修の一環といたしまして、交通安全研修を実施いたしておりますが、今年度は先ほど議員の方からも、福岡県の事故の事例を出されましたけれども、全国的に公務員による飲酒運転による事故が多発したということから、特に今年度は飲酒運転撲滅をテーマとした研修を、去る10月の5日と6日、そして一昨日、12月12日に甲賀警察署の方のご協力をいただきまして、全職員対象に、この研修を実施したところでございます。

 議員もご指摘のとおり、飲酒運転はだれであろうと許されない犯罪行為でありますし、飲酒運転の撲滅は、我々公務員だけに限ったことではございませんけれども、我々公務員はご承知のように法令を遵守し、率先して飲酒運転を排除する立場にありますので、今後もこういった研修をより一層進めていきたいというふうに考えております。

 また、ことしの夏以降、県内外の多くの地方自治体の方で、職員の飲酒運転にかかる懲戒処分の基準の見直しがされてまいりました。湖南市におきましても、これまでの基準を見直しをいたしまして、厳罰化し、この11月1日から施行し、全職員に周知したところでございます。

 このほかに、例年、市とまた職員の互助会の方とも共同いたしまして、シートベルトの着用、これにつきましても、この調査、年に数回、抜き打ちで調査実施をいたしております。

 今後はより一層、職員のこういった交通安全意識の高揚に努めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(立入勲君) 

 18番、上西 保議員。



◆18番(上西保君) 

 本当に懇切丁寧なご答弁ありがとうございました。

 道路について1点、ちょっとお聞かせをください。

 先ほど市長の方の答弁の中で、県道伊賀草津線より新生橋に向けて、県の道路計画におくれをとらないで三雲・石部連絡道路を決定をということをおっしゃっていただきました。

 そんな中で、その市道に道路決定等の設定を打って、道路決定の認定等々の決定を打っていただくという、そういった将来的にお考えがどうなのか、ちょっとお聞かせを願いたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 建設課長、答弁。



◎建設課長(中川弘史君) 登壇

 お答えさせていただきたいと思います。

 今、ご質問いただきました都市計画決定等でございますが、これにつきましては、特に草津伊賀線の国道一号新生橋までの交差点までの新路線の検討でございますが、当然、県の方では地元との検討委員会を、1月末をめどに立ち上げていきたいというように計画をされておるところでございます。

 そしてまた、現在たたき台となります原案を県で作成をしていただいております。その路線につきましては、当然、街路事業ということで、新設に向けましては、都市計画決定等が必要になってくるかなというふうに思っておりますので、ご理解を賜りますようお願いしたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 18番、上西 保議員。



◆18番(上西保君) 

 よろしくお願いいたします。

 それでは、2つ目に、先ほどのいじめについて、可能性があるのが約50件、いじめを心配しているというのが約110件、約160件ぐらいがあるとお聞きしております。こういったときにおいて、学校側がどのような対応というかち、学校側はどのように子どもさん、生徒さんをうまく見ていただいているのかなと、この辺について、学校側がどのように対応されているのか、ちょっとお聞かせをひとついただきたいのと、もう1点、食に関して、約80名、84名の方が何らかの形でアレルギーを持っておられるということで、今、お弁当を持ってきておられるということですが、この方たちに学校給食を別メニューをつくって提供するといったようなお考えがあるのかないのか、この2点についてお聞かせをいただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。



○議長(立入勲君) 

 学校教育課長、答弁。



◎学校教育課長(高橋政宏君) 登壇

 お答えをいたします。

 いじめ問題につきましては、重大な問題として私たち教職員はとらえております。これはどの子どもにも、どの学校にも起こり得るということを認識しながら、次の大きく5点について対応しているところでございます。

 1つは、弱い者をいじめることは、人間として絶対に許されないという強い認識を改めて持つ。2つ目は、いじめられている子どもの立場に立って、親身の指導を行う。3つ目は、これはいじめは学校の問題だけでなくて、家庭教育のあり方に大きなかかわりを持っているということも大事と思っております。4つ目は、いじめの問題は教員の、教師の児童・生徒観とか指導のあり方が問われている問題だというとらえ方もしております。最後に、5点目として、家庭・学校・地域社会など、すべての関係者が役割を果たして、この課題解決に真剣に取り組まないかんということを思っておるところでございますが、先ほど教育長が申し上げました数字は、11月の27日から12月1日までの1週間にわたって、市内の小・中学校合わせて13校で調査した結果でございます。現在も継続して指導をしている部分もございますが、傾向としましては、小学校の低学年では悪口を言う、あるいはちょっかいを出すというようなところがございまして、高学年になるに従い、そういうものがふえてくるわけでございます。

 コミュニケーション不足、そういう問題からやはり出てまいりまして、一番ピークになるのは、全県的な調査結果とも一致している部分がございますけれども、中学校1年生がやはりそういういじめの問題が数的には多くなっております。

 10月から11月まで毎月こういった調査をしておりますけれども、その件数で言いますと、中学1年生で6件という数字が今上がっておりますけれども、一部の生徒から臭いなどと言ってからかわれたり、あるいは部活動で文句を言われるとか、あるいはけんかをしかけられるとか、そういったことが等々あるわけでございます。

 そういったことにつきまして、学校では職員会等を通しまして、どのように取り組んでいけばいいのかというようなことも、逐一相談をしながら、主に子どもの声をじっくり聞いて、カウンセリングしながら、いじめている子については、毅然とした態度で注意をしていくという指導を心がけているところでございまして、さらに家庭との連携も強めて、保護者の意見も聞きながら、指導もさせてもらっているところでございます。

 以上でございます。



○議長(立入勲君) 

 教育総務課長、答弁。



◎教育総務課長(加藤貞一郎君) 登壇

 お答えさせていただきます。

 先ほど教育長の方からご答弁ありましたとおり、今、湖南市の方でアレルギー、何らかの食に対しまして、アレルギーを発する子どもたち84名いるわけなんですが、この子どもたちがすべて現在、学校給食の食材のことによってのアレルギーを示すというような状況ではございませんが、ただ、こういった子どもたちに学校給食をどのような形で各学校で対応していくかと申し上げますと、今、自校方式でやっております旧の石部の3校につきましては、これは非常にアレルギー体質の子どもが少ないということで、代替食品を提供しております。現場でつくっております。

 しかし、旧の甲西で配送しております給食センターで調理をしている内容につきましては、非常にその種類が多いということと、対象者が多いということで、事前に保護者の方々に示しております成分表に基づきまして、学校、そして教育委員会、栄養士等が機密な連絡、情報提供する中で、保護者がそのアレルギーに対する代替食品を家から持参させているというような現状です。

 このような形で、本来でしたならば同じように子どもたちに給食を提供したいという思いは持っておりますが、現在のところ、学校給食センターでつくっている調理につきましては、そのような対応はできないというような現状でございます。



○議長(立入勲君) 

 これで、18番、上西 保議員の一般質問を終わります。

 暫時休憩します。

 再開は午後1時からといたします。



△休憩 午前11時54分

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△再開 午後1時00分



○議長(立入勲君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 次いで、3番、松本浩有議員の発言を許します。



◆3番(松本浩有君) 登壇

 きょう朝からずっとこの議壇に立たさせてもらっているような気がしています。えらい申しわけございません。

 議長のお許しをいただきましたので、ただいまより一般質問をさせていただきます。

 21世紀の最も重要な課題は人づくりであると考えます。そんな気持ちから質問をしたいと思います。

 1番目に、学校教育の現場における児童・生徒の教育と地域・家庭の連携について、これは上西さんのあるいはちょっと質問にも出ておりますけれども、少し違う角度からということになっておりますので、ダブっているところも一緒にご説明をお願いしたいと思います。

 湖南市の将来を担う職員の人材育成について、2つ目は質問でございます。

 以上、2点について質問させていただきます。

 まず、学校教育の現場における児童・生徒の教育と家庭のしつけについて、教育長にお尋ねいたします。

 今日の教育現場においては、不登校の問題や学力低下の問題、さらにはいじめによる児童・生徒の自殺の問題や必修科目の未履修問題など、多くの深刻な課題を抱えております。特に深刻な問題は、いじめによる生徒・児童の自殺の問題であります。いじめにより、児童・生徒はみずからその命を絶つという痛ましい事件が連鎖的に発生していることであります。

 私はこの問題の原因は、学校の教育現場だけにあるのではないと認識しています。家庭や地域を含む社会全体の教育力の低下、子どもは社会のかがみと言われるように、社会の荒廃が子どもたちに大きな影響を及ぼしていることは間違いありません。

 しかしながら、この間のいじめによる生徒・児童の自殺の中には、学校や教職員の対応に問題があった例や、その後の教育委員会の対応が不適切であった例などが多く上げられております。こうした事例を他山の石とせず、みずからの問題と認識して対応しなければなりません。

 そこで、湖南市におけるこの問題への対応について、教育長にお尋ねします。

 まず、この間の全国的ないじめによる生徒・児童の自殺の問題をどのように受けとめておられるのでしょうか。

 次に、この問題に対して、学校現場と教育委員会との間で密接な連携が必要だと考えていますが、この問題に対してどのような連携を取ろうとしておられるのか、お尋ねします。

 最後に、私は、これまで余りにも家庭も地域も教育の責任を放置し過ぎたと思っております。自由主義の履き違え、アンバランスになっている教育環境、おどおどした教師、アンバランスになって、その先生に、本当におどおどしたその教師を見ておりますと、この先生に子どもを任せていいのだろうかというふうな情けない気持ちになることもあります。ある意味では、家庭も地域も社会も学校を支え、教員を支えていかなければならないと思いますが、学校と地域・家庭の連携について、どのように湖南市ではお考えなのか、お尋ねをいたします。

 それから次に、2つ目の問題といたしまして、湖南市職員の人材育成について、総務部長にお尋ねいたします。

 今さら申し上げるまでもなく、市の役割は地域の課題に対して政策を立案し、最小のコストで最大の効果を発揮できるよう、当該施策の実施をしていくことであります。これからの市役所は、今まで以上に住民からの信頼を受け、市民ニーズに対して良質な行政サービスを提供できる組織となるよう、みずから変わっていかなければならないということであります。

 職員一人一人が全体の奉仕者であることを改めて自覚することはもちろんのことでありますが、さらに、組織として意欲を持って職務に取り組み、能力を最大限に発揮し、時代の変化に的確に対応できる人材の育成を積極的に推進していくことが、ますます重要になってくると言えます。そのためには湖南市の職員として求められる職員像を明確にする必要があります。また、そのような職員を育成するための手段、方法を明確にする必要があります。

 そこでお尋ねしますが、湖南市では今後、どのような人材を育成していこうとしておられるのか、また、そのためにはどのような取り組みをしようとしておられるのか、総務部長にお尋ねします。

 以上、2点をご質問申し上げます。後は自席にてお願いしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(立入勲君) 

 教育長、答弁。



◎教育長(奥村容久君) 登壇

 3番、松本議員さんのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 先ほど上西議員さんの方にいじめのことについてお答えをさせていただいたんですけども、ちょっと観点を変えてご答弁をさせていただきたいというふうに思っております。

 全国的な児童・生徒の自殺ということで、教育の今日的な大きな課題になっているということは、もうすべての国民の共通した認識ではないかなというふうに思っておりますが、この問題を見てみますときに、ちょっとここにあるカウンセラーさんが、いじめている子どもについてカウンセラーした指導記録があります。

 ちょっとそれを参考に話をさせていただきたいと思うんですけども、子どもに危害を、友達に危害を加えていた子どもを補導して、そしてカウンセラーが指導しているわけですけども、こういうふうに子どもは言うてるわけですね。「あいつは、いつもいい子ぶってるから、ちょっとからかってやった」と、「何かあいつをからかっていると、スカッとする」と、こういうふうにその子が言うたわけですね。そして、カウンセラーが、「そんなことして本当に楽しいの」と、こういうふうに聞きましたら、子どもは「当たり前じゃ、スカッとする。スカッとすんねや」と、こう、スカッとする、スカッとする、スカッとすると、こういうふうに言うわけですね。というふうに答えました。

 このカウンセラーさんは、何回かカウンセリングをする中で、「いじめられるというのはつらいな」と、「いじめる側はそれがわからないのかなあ」というふうに、こういうふうに問いかけをしましたら、そのA君は、「人をいじめて楽しくなんかない」と、「でも、家では何をやっても怒られるし、学校へ行けば、やってもいないことでも、どうせおまえがやったんやろうという目で見られる。みんなでおれをのけ者にしている。友達をいじめてなんかちっとも楽しくない。たまたまからかったら気分が晴れたから続けているだけや」と、こういうふうに答えたわけですね。

 子どもたちのこの状況を見てみますときに、表面は強がっていても、本当はつらいことたくさん内部で抱えているということがわかります。日々の生活の中で、社会全体のストレスが親に向かっているといいますか、その親のストレスが子どもに向かう、子どものストレスがほかの子どもに向かうと、こういう構図になっているのではないかなというふうに思われます。

 最近、子どもの心が弱くなってしまって、昔やったらいじめられてもそんなことどうもなかったのにという声もよく聞くわけですけれども、これは社会、これは学校を含めてでありますけども、全体にやはりゆとりがなくなってしまって、その結果、大人の心にも子どもたちをフォローするだけの余裕がなくなってしまって、だれかに自分のいら立ちのはけ口を持っていくことで、自分が保たれているという、そういう世の中になってしまっているのではないかという、そういう反省をしてみる必要があるのではないかなというふうに思っております。

 ここで心理学者の河合隼雄さんが、こういう話をしておられるわけですけども、実にうまくぴたっと言い当てているというふうに私は思っているわけですけども、この思春期の子どもというのは、従来は中学校の高学年というのを思ってたんですけど、今はもう小学校の5年生から思春期が始まっているということは、青年期の前期の前倒しの症状がもう5年、6年の間に出てきていると。従来の形で考えたらいかんと。思春期というのは、子どもの中に生じる荒れのすさまじさというものがあるわけで、これをよく理解しつつの、ある線を越える逸脱に対しては絶対に許さんという、そういう姿勢をやっぱり大人が示さないかんねやと、こういうふうに言っておられます。

 そして、もう一つ考えるべきは、家庭における親子関係のあり方やと。本来なら家庭で行うべき新しい人間関係に支えられたしつけということが、余りにもなおざりにされていると。家庭教育の重要性というと、すぐに何を教えるのかなあというので困ってしまうけれども、教えという以前に、親と子がいかにともに生きていくかという、そういうことが大事だと。実はこれが教育の根本なんだというふうにおっしゃっています。最近は子どものためにお金ばかり使って、心を使わない親が余りにも多いという、こういう指摘をされています。このことはぴたっと今の社会情勢を言い当てているのではないかなというふうに私は思っております。

 今、松本議員さんがおっしゃった、この質問の中には、このような回答がうまく、河合隼雄さんの話で言い当てているのではないかなと思いましたので、少し引用をさせていただきました。

 それから、学校の方の取り組みでございますけれども、学校と教育委員会はこのような連携を取っております。

 まず最初に、いじめは早期発見、早期対応が大切でありますので、きめ細かく情報の収集に努めるということで、キャッチした情報については、速やかに学級担任や部活動の顧問に伝えるということであります。それから、いじめが発生した場合は、一人の先生が対応しない。複数の教員で当たるということを言っております。

 それから、2つ目には、常に学校生活で気になる生徒の観察に努めるとともに、定期的に生徒指導部会を開いて、情報公開してくれということを言っております。

 それから、先ほども申しましたように、児童会活動、生徒会活動等々で、子ども自身が主体的な活動を通していじめをなくす活動をするような取り組みをしようということを言っております。

 それから、問題が発生した場合は、すぐに教育委員会に報告していただくということで、問題によっては少年センター、それからふれあい教育相談室、スクールカウンセラーのカウンセリング、それから児童相談所、警察と関係を取っていくということにしております。

 それから、地域や保護者に対しては、問題を隠すことなく、リアルタイムで学校通信などで知らせてほしいということで言うておりますし、既に市内の学校で広報を通じてお知らせをしているところでございます。また、PTAでもいろんな活動をなさっていただいておりまして、家庭・地域での取り組みを啓蒙させていただいているところでございます。

 それから、今、問題になっております出席停止でございますけれども、生徒指導上、課題のある生徒で、指導してもなお指導に応じず、改善が見られないという場合は、保護者了解のもとで、出席停止措置を取るということをしております。現在までにこういう事象があったかということでございますけれども、2件ほどこういう形で生徒指導をしているというところがございます。そのような形で、今、学校と連携を取りながら、いじめに向けて進めているところでございます。

 それから、教員の問題ですけれども、先生に子どもたちを任せていいのかと、情けなくなるような教師がいるという、こういうご指摘でございますけれども、教員も学校で教えるということ、教科を教えるということ、それから進路の指導をするということ、部活動の指導をせんならんということ、それからこういう問題に対応せんならんということ、それから外との間のいろんな折衝とかいろんなことがございまして、非常に多忙になってきております。

 今、大体、多くの小学校では、大体今35人以下の学級にほぼなっておりますけれども、中学校では40人近くというところもございまして、なかなかさまざまな課題を抱えていっていることがありまして、一人一人の子にきちっと対応するというのは、なかなか難しい状況になっております。現場の教師も一生懸命今やっておりますけれども、まだまだ至らない点もたくさんあるんじゃないかなというふうにご指摘をいただいているところでございます。教育委員会に直接いろんな訴えをしておいでになる方がありまして、校長先生も呼んで、学校と連携を取りながら今、その解決に向かっているというところでございます。

 保護者の問題につきましては、先ほどお話をさせていただいたようなことではないかというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(立入勲君) 

 総務部長、答弁。



◎総務部長(奥村修君) 登壇

 答弁のご指名をいただきましたので、お答えをさせていただきます。

 職員の人材育成についてのご質問でございますが、ご承知のように地方自治には3つのゲンがあるというふうによく言われます。1つのゲンは権限でございます。2つ目のゲンが財源と、もう一つの3つ目のゲンが人間ということがよく言われておりますが、特にこの人間、すなわち人材のこの大切さにつきましては、議員ご指摘のとおり、言うまでもないことでございまして、ご指摘のとおりでございます。

 今、分権型社会に向けて急速に改革が進んでおりますが、我々自治体職員は、それの担い手でなければならないというふうに考えておりますし、住民ニーズに即した行政を推進するためには、人材力を高めることがいかに大切であるか論をまたないところであるというふうに思っております。

 また、改革の手法は、各自治体が独自に創意と工夫を凝らして進めていかなければならないというふうに思っておりますし、そのため職員一人一人が意識を改革し、実務能力を高めていかねばならないというふうに考えております。

 さらに、市民のニーズと価値観が多様化する中で、市民の皆さんが必要とされる創造性や専門能力の高い職員、そのうち行政のプロフェッショナルとして自律型人材の育成を目指したいというふうに考えております。

 また、これに向けての取り組みといたしましては、今年度中に湖南市職員人材育成基本方針を策定する予定でございます。現在、その作業を進めておるところでございます。11月に全職員を対象に意識調査を実施したところでございます。この基本方針の中で目指す職員像などを明確にしていく考えでございます。

 そしてまた、人材育成の施策といたしましては、中・長期的に研修計画を策定し、それに基づき職員の能力開発の向上を図ってまいりたいというふうに思っております。そして、職員の採用、そして異動を含めた人事配置を適正に行い、職員が自己の能力を発揮できるように、人事サポート体制を図ってまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(立入勲君) 

 3番、松本浩有議員。



◆3番(松本浩有君) 

 先に職員の教育といいますか、人材育成についての再質問を少しさせていただきます。

 一般企業におきますと、これは社員教育というのは、やはり学校教育から出てきて、そしてそこの職業に就いてもらうということになりますと、その企業の方針といいますか、社会のおきてといいますか、それから社会に通じる人間的なバランスの問題だとか、いろんな問題をとらまえて、社員教育をします。そういうような中から、大変企業に密着した、そこに社員が誕生してくるわけですが、それでも3年、5年、10年というように年月を要することになるわけです。おのずからやはり営利を完全に目的とした企業とは、この職員の場合は違いますけれども、一番最初から、どのような形で教育しておられるのか、その辺をちょっと聞きたいなと思うんですが、今おっしゃいました答弁でありました教育基本方針というものを現在作成中で、詳細について作成して、それをもとにいろいろとやっていきたいとおっしゃいますが、今までのそしたら形は、どんな形でやっておられたのか。

 私が考えますには、例えば明確な方針がないままに、ただ思いつきのような教育と、そういうようなことはないと思うんですけれども、やはりそれは目的があってやっておられるわけなんですけども、単なる思いつきのような形で管理職を、例えば企業へ派遣するとかいうことも、一つの目的を持ってやっておられることだということは思いますが、その辺についての市の考え方といいますか、その規則というもの、考え方、規則というものはどんなものがあるのかということを少し教えていただきたい、そういうように思います。お願いします。



○議長(立入勲君) 

 総務課長、答弁。



◎総務課長(内山肇君) 登壇

 お答えいたします。

 先ほど部長の方から答弁させていただきましたことのまた続きになろうかと思いますけども、今現在、人材育成の基本方針の策定作業に入っております。今まではそしたら何に基づいて研修を行ってきたんかというようなご質問かというふうに思いますが、毎年、年度初めに年間の研修計画を作成しております。これにつきましては、研修委員を中から選びまして、その中でいろいろな研修について、ことしは何に重点を置いて研修をしていこうかとか、人材育成に絡むすべての研修について計画を立てております。それに基づきまして、1年間、年間行事の中に含めましてやっていくわけでございますが、それにつきましては、今後も毎年続けていきたいというふうに思っておりますし、その中で、今策定をしております基本方針を盛り込んでいきたいというふうに思っております。

 ちなみに今現在、私どもの方で年間で職員に対しての研修がございますが、それにつきましては、内部研修と外部研修という2つの研修が大きく分かれております。内部研修につきましては、午前中の方でも部長の方から申し上げました交通安全研修、これも一つの人材育成でございますので、交通安全研修もやっておりますし、また保育士、学校教諭等を対象にいたしました子どもの安全研修、それと全職員を対象にします接遇研修、それと後、新規採用研修、また職場内研修、これが内部研修でございます。これは年通しながら、年間ずっと毎月計画を立ててやっておりますし、外部研修といたしまして、研修センターの方に職員を研修派遣しております。これによりますと、係長級研修、また法制講座、現任3部2部、これは入ってから10年以上とか5年以上とかという職員を対象にしております。

 また、課長級、課長補佐級、職階別の研修に外部の方に研修に行っておりますし、また一番大きなプロフェッショナル、行政のプロフェッショナル、また専門分野の人材を育成するために、専門研修といたしまして、NPOの協働による研修、それとプレゼンテーション、それとコーチング研修、ゼミナール研修、例規研修、それと後、財務会計の研修、それから政策形成の研修、ファシリテーターの研修、企画力養成の研修、クレーム対応等、それぞれ専門分野の研修について、少数ではございますが、年間通じて毎年派遣をしておりますし、研修に行っていただいております。

 そのほか、完全な技術研修といたしまして、建設技術センターの方に研修も、産業建設部を中心に、職員が研修に行っております。

 それと後、これ今、述べました研修の主なといいますか、目的でございますが、やはり人材活用能力、労務管理能力、また意識改革、これも目に見える成果があらわれないというふうに思っておりますが、意識改革は一番必要かなというふうに思っております。そうした中で、先ほど質問していただきました企業研修も取り入れておりますし、そちらの方で企業派遣研修は、意識改革をまずつける研修というふうに位置づけておりますので、ご理解賜りたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 3番、松本浩有議員。



◆3番(松本浩有君) 

 職員に対する研修、いわゆる企業では社員教育といいますけども、大体どういうような研修が行われているかということの内容はわかりましたけれども、それがやはり人材育成というのは1年にしてなるものじゃない。2年でなるもんじゃない。やはり継続的にこの1つの計画を持って進めることが、やはり人間形成の上で大変必要だろうと思いますし、企業にとっても必要とする人材というものを育成するのは、それだけ簡単に1年間、2年間ででき上がるもんじゃない。そういうふうな形のことを、今度の基本方針というんですか、そういうふうな中において、この段階はどれぐらいのことをしないかんとか、それから今おっしゃってました係長級がどうだとか、それから課長補佐、課長というのはどういうふうな、管理職がどうだとか、監督職がどうで管理職がどうだとか、その上のクラスがどうだとかいう問題も、これはあります。

 そういうふうな中において、やはり私はきちっとした教育方針を持ってやるべきだろうと思います。そうでないと、その理由がはっきりしていたら、そういうような問題起こらないだろうと思いますけども、京都新聞にも載りましたように、他の企業に派遣するというんですか、勉強に行くということについて、反旗を翻すような人が出てくると、職員が出てくると、これはもってのほかのことだと思います。やはり決められた職員の教育の当てとして決められたことはやはり守るべきだと、そういうふうに思いますが、それが、教育が思いつきみたいな形にならんように、やはりこの段階的に求めるということと、それから先ほども少し言いましたように、バランス感覚というんですか、社会に通じるバランス感覚というんですか、職員であるがためにだけで許されるような問題やなく、社会全体にバランスのある感覚のある職員が育っていくということが、やはりこれは公僕として市民に奉仕する立場である職員としては、一番大切なことだろうというふうに考えます。

 それから、あるですね、まず、女性の職員が、もうこれから課長というんですか、課長からもうちょっと上までの、どういうんですか、専門職的なとこに行こうとすると、もうやめてしまうという問題、これは女性にありがちな一つの何かがありますけれども、コーチングスタッフというんですか、自分の横にそういうふうな人がなかなかいないというふうなことが大きな、相談相手がいないということも大きな問題点ではなかろうかと思います。

 一つのその中に、教育の中において、すべてがこうあるべきだということは言えないかもわかりませんけれども、やはり女性登用の中でも、最高まで上り詰めるような女性がたくさん出るような形の、日ごろからの要するに職員教育と申しますか、そういうような教育のあれをしっかりと立てるべきだと思いますが、いかがでしょう。少しお返事をいただきたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 総務課長、答弁。



◎総務課長(内山肇君) 登壇

 お答えいたします。

 まず、1点目、こういう研修が目的を明確化して、思いつきによらないで研修をするということをおっしゃっていただきましたが、まさにそのとおりだというふうに思っております。思いつきで研修、この研修があるからこれをぽっと乗るというようなことは考えておりませんし、今後におきましても、やはり意義、目的、そういうなんをはっきりした形で、研修に行く職員に明確化をいたしまして、それをはっきりした上で研修に行っていただくということを、目的を明確化したいというふうにこれからも思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 それと、後、職員の人材育成の関係で、バランス感覚を持った職員ということをおっしゃいましたが、これにつきましても、当然、人材育成、すべてにバランスよくできる、すべてに対して対応できる職員というのはこれからも必要でございますので、そちらの方の研修もすべてオールマイティといいますか、そういう形で持っていきたいというふうに思っております。

 それと、後、コーチングスタッフのことで、相談相手がやはり周りに常にいれば、仕事もスムーズにはかどるし、また住民サービスの方にも向上するやないかというようなご意見かというように思いますが、それにつきましても、やはり異動、人事異動も一つの人材育成でございますので、そちらの中で人間関係がうまくいくような人事異動をしていきたいというふうに思っております。

 それと、最後に、女性職員の管理職と最後まで登用という形で質問をいただきました。これにつきましては、この9月議会におきまして、松山議員だと思うんですが、の方でも質問をいただきまして、お答えさせていただいたと思いますが、女性職員の力量、またいろんな面を考慮いたしまして、対等な立場で、男性であろうが女性であろうが、力のある、意欲のある職員さんにつきましては、やはり管理職登用、最後までいっていただくような職場雰囲気ができるような職場をつくっていきたいというふうに思っておりますので、ご理解よろしくお願いいたします。



○議長(立入勲君) 

 3番、松本浩有議員。



◆3番(松本浩有君) 

 細かくご説明いただきまして、ありがとうございます。これは大切なやはり一般企業でも、やはりこれは公務員の湖南市、市の職員であっても、この組織の中においても共通する大きな問題点であろうと思います。今後の人材育成ということについては、十分に研究していただいて、よろしくお願いしたいと思います。

 ちょっと問題のあれが先に戻りまして、学校教育の問題について戻して質問させていただきたいと思います。

 大概、今までの質問に対しましての回答というものは、今起こっております問題点をえてしてとらまえて、どうしよう、ああしようということが多いと思います。それに対する取り組みといいますか、それに対しては、確かにおっしゃるようにあらゆる教育機関、そういうような機関において研究をしながら、そしてそれに取り組んでおられるということはよくわかりますが、私はもう一度、この教育の原点といいますか、そこに立ち返り、本当の教育というものはどういうようなもんであったんだろうかなと、日本の教育の良さというものはどこにあったんだろうかなということを振り返っていただいて、やはりそれをもとにこれからの教育はどうあるべきかということをやはり考えてもらう必要があるだろうと思うんです。

 ですから、そういうふうなところのことを、時々は言われておりますけれども、なってしまってから、さあどうしようというその意見が多くて、従来からの日本の教育の良さというんですか、そういうふうなものを忘れてしまって、現在の問題が起こっているような気がしてならない。だから、そういうふうなところも反省をして、やはりその上に立って、今の現在の問題に取り組んでもらったらどうかと思うんですが。

 それから、もう一つ、私が気になってしょうがないのが一つあります。それは子ども、私も今ちょっとそういうような立場になりまして、3人の子どもを子育てをするような立場になりまして、毎日やっているんですが、そんな中に、出てくる言葉ですね、これはもうとにかく子ども専用の言葉といいますか、「うざい」やとか「きもい」やとか、それから、どう言うんです、何か「きしょい」やとか、それ一つ一つ聞きますと、物すごい大きい意味があるんですね。一つのことを言うているんじゃないんです。どこにでも大体当てはまるんです。そういうふうなあいまいな日本語を、親の前でも堂々と言うということに、おやじじゃないんですけども、おじいに堂々と言うと、そういうようなことになりますと、私はうるさいほど、「おじいちゃん、うるさい、うるさい」というて子どもは言いますけども、この言葉がどういうような意味やということをようく聞くんですね。大体このときに言いよったから、これに対する言葉やなということはおおよそはわかるんですけども、そういうようなことで子どもにいつも言いますのは、そんないいかげんな日本語を使うなと、もっとしっかりした日本語を言いなさいと言うんですけども、それを言わないと、子どもたちの仲間の中へ入れないらしいですね。

 そういうふうないろいろな問題点もあるらしいですけども、先生が同じようにそういうふうな言葉を使っておられるということが気になります。こういうぐあいに日本の、まあ言うたら国語を教える先生が、子どもと同じようにその言葉を使ってやっておられる、仲ようしているという意味なんでしょうかね。教育者としての威厳もない、何もない。もっとしっかりしたそういうふうなところで、教育者としてのあれをしてほしいなあと思いますが、いかがでしょう、ちょっとお答え願いたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 教育長、答弁。



◎教育長(奥村容久君) 登壇

 お答えをさせていただきたいと思います。

 今、子どもの持っている、読んでいる本ですね、それから子どもの見ているテレビ、それから子どもがやっているゲーム、そういうなのをちょっと見ていただくと、「あっ」と、「えっ」というようなものがたくさんありまして、今子どもが発している言葉というのは、自分で子どもがつくったんではなくて、そういう「きもい」とか「きしょい」とか、いろんなものは全部、全国的な言葉として、何かを自分から友達に対して発するという言葉の一つになってまして、結局子どもたちの読んでいる本、雑誌ですね、本、雑誌、テレビに流されるもの、そういうものの影響を非常に受けているということではないかというふうに思います。

 そういうふうな中で子どもが育ってきていますので、この言葉がいいとか悪いとかいうんでなくて、一つの流行語のようにしてそれを使っているんじゃないかなと。それを使うことによって、友達関係を保っているというようなところがあるのではないかなというふうに思っております。

 議員さんおっしゃるように、学校の先生がそれを使って子どもに逆に言うようなことは、これはもってのほかであるというふうに私は思っておりますし、学校現場におきましても、校長会等を通じて、学校の先生がそういうことを率先して使うというようなことはいかんということで、話をさせてもらいたいというふうに思っております。指導させていただきたいというふうに思っております。

 それから、昔のような教育のよさということをおっしゃっておりますけれども、子どもが昔のようではないということなんですね。そこのところが同じ教育を子どものときから、昔と同じ状態であれば昔と同じ状態ができるんですけど、これが端的にあらわれますのがベテランの教師ですね。50前後のベテランの先生が、今までやっていたと同じやり方でもってやったら、皆学級崩壊を起こしたり休んでしまったりしているという現実があります。今の子どもたちをどう見ていくかというのは、非常に難しい問題で、昔と同じように、同じ子どもだと考えて、同じ手法でもってやれば失敗するということが今起こっているわけで、ここが教育で今難しい問題ではないかというふうに思っております。その辺の子どもの状況もよく見ながら、それにうまく対応していく、そういう教育の手法というのが今求められているのではないかなというふうに思っております。



○議長(立入勲君) 

 3番、松本浩有議員。



◆3番(松本浩有君) 

 ちょっと言いわけがましいことを言うとくようですが、昔の教育そのままに戻せというんじゃなしに、という意味ではございませんので、それはもう理解していただいていると思います。教育がおのずからその時代、時代によって変化をしていくということは大いにわかります。しかし、もっと子どもを信頼し、それから子どもをしかるときにはしかり、しっかりした人間形成というのか、そういうようなものをつくっていったような気がするんです。今果たしてそんな形で子どもがつくられていっているのか、教育がされているのかということに、いささか寂しさを感じるきょうこのごろであるというふうに私は考えております。

 中には、それはどういうふうなとこから出てきているのかということになると、やはり戦後、自由主義の履き違えだとか、いろんなことによって、これからの教育はこうあるべきやというようなことを欧米的にどう言うたらいいんですかね、そういうような形で日本の本当の教育のよさというものが置き去りにされて、それが全くいいもののように進んでいるようなきらいも見られますので、その時分に育ったお母さん方が、もう子ども以上にそういうふうな言葉を使ったり、何やもうむちゃくちゃにやられるお母さんも大変多い、親が多いということで、情けなく思うこともありますけれども、しかし、その教育の基本というのか原点を、もう一度そういうふうな点から教育の点はやはり見直していく必要があるだろうというふうなことは、今、政治的な面におきましても、何かの面にもようけ出てますから、それに対して言うことはないんです。これから進んでいくだろうと思うんですけれども、やはりそういうふうなところを十分に、湖南市すべて何かうまくいっているように、お話聞いてますとなっているように思いますけども、大変厳しいであろうと思います。最後に一言、それだけ申し上げて、ちょっと何かございましたらお願いします。



○議長(立入勲君) 

 教育長、答弁。



◎教育長(奥村容久君) 登壇

 教育の原点のようなことをお話いただいたというふうに私は思っております。山本周五郎の本の中に、日本風土記という本があります。これを読みますと、日本人の持っていたよさといいますか、庶民のすごい精神といいますか、そういうものが非常によくあらわれているというふうに私は思っております。山本周五郎が描いた日本風土記の中に出てくるような、そういう精神といいますか、たくましさというか、そのようなものが今の教育に必要かなというふうなことをちょっと思っております。最後につけ加えさせていただきます。



○議長(立入勲君) 

 3番、松本浩有議員。



◆3番(松本浩有君) 

 ありがとうございました。これで質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(立入勲君) 

 会議途中ですが、暫時休憩します。

 再開は1時55分といたします。



△休憩 午後1時44分

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△再開 午後1時55分



○議長(立入勲君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 次いで、2番、山本吉宗議員の発言を許します。



◆2番(山本吉宗君) 登壇

 それでは、私は落合川の平地河川化の早期着工という質問をいたします。

 天井川である落合川は、近年、特に上流地の宅地開発が進み、一時的な出水で決壊が起こると、広範囲の大災害をもたらす非常に危険な河川であります。そのため、野洲川上流より1,100メートルを早期に平地河川化の整備の要望をいたします。

 上流の宅地開発及び甲西地区のほ場整備も進み、石部地区への流入もさらに増し、危険度がふえている現状であります。最近は予想以上の厳しい降雨があり、決壊のおそれが高まっています。石部地域の立ち並ぶ住宅街、またJR草津線、国道一号線と被害が広まることは目に見えています。落合川の平地河川化は、旧石部町時代からの念願であります。聞くところによると、宮川の改修も終わりました。次に落合川の平地化に着手することになっていたそうです。しかし、現実は置き去りにされています。

 湖南市の対応は、県との交渉に積極性に欠けているのではないでしょうか。地域住民の不安を取り除くため、早期着工の実現に積極果敢な行動を求めます。市長の所見をお伺いいたします。

 後は自席にて再質問いたします。



○議長(立入勲君) 

 市長、答弁。



◎市長(谷畑英吾君) 登壇

 2番、山本議員の落合川平地河川化の早期着工の一般質問にお答えをいたします。

 湖南市の中には落合川を含め26本の1級河川が走っているわけでありますが、その中でも天井川となっているものが6河川ございます。いずれも滋賀県で河川管理を行っているところでありますが、近年、各地で起こっている大雨による災害を考えますと、地域住民が安心して生活をするためには、湖南市にとりましてもすべての天井河川の平地化というものを望んでいるところでございます。

 お尋ねをいただきました落合川の平地化につきましては、旧石部町と旧甲西町との合併以前から地域住民の念願であったと認識しているところでございます。

 現在、湖南市の中では、由良谷川の平地化が進められておりますが、落合川の平地化につきましても、以前から県当局に対して要望を行っているところでありまして、平成17年度には、今後の方向検討のための土質調査が実施されたところであります。

 現在、県当局と平地化への取り組みについて協議をしているところでありますが、その一方、新たに就任されました嘉田知事は、総合的な治水対策という考え方を表明しておられます。その中で、天井川に対するお考えがどのようなものかと申しますと、例えば平成17年2月23日に開催されました、甲賀湖南圏域近江の川づくり検討委員会で、委員として意見を述べられているところであります。そこでは、ほかの委員が、この地域が石部のあたりを中心にして扇状地が広がっていくとして、扇状地の末端部に当たるという指摘をされたのに対しまして、扇状地のしかも上流が花こう岩のもろいところということから、過去300年、400年ぐらいの時間軸で天井川ができていると的確な認識を示されながら、1つは、天井川を自然地理として平地化するのかという点、2つ目は、確かに過去水害を受けてきた人たちは怖い思いをしているから、平地河川化してほしいという要望が高いが、河川整備計画に経済やコストの議論がされておらず、ぱっと平地化したような予算を果たして入れられるんでしょうかという点、3点目が、平地河川化以外の方法で、総合治水ということを並行して議論すると、最初から平地河川化ですと言われるよりは納得しやすいのではないかという、3つの問題提起をされております。

 その上で、高密度利用地域であるので、社会的合意形成を得るのが大変だが、周囲の人は、洪水が怖いという、しかし過去に天井川で切れたのは、伊勢湾台風の守山川ぐらいで、天井川は意外に強いんですねと言っておられます。ですから、どこまで怖いのかということを確実にデータで、地域の歴史で押さえてほしいと述べられるとともに、一方で投入予算に対する計画洪水の確立が妥当かどうかということの議論も必要だとされておりまして、予算について全く返答がないと、当時の県事務局に強く答えを求められております。

 恐らくこうした考え方は、今もお変わりがないことと思っておりますが、県財政の健全化に意を用いておられます知事も、一昨日の県議会の答弁では、芹谷ダムに県民全体の税金を投入することに前向きな姿勢を示されたところであります。

 このように、県の河川政策、治水政策につきましては、まだまだ揺れているところであるのが実際であるわけでありますが、県からは国の補助採択を受けての河川改修と、それからJR草津線と国道一号との取り付けが非常に困難であると回答を得ているところでございます。

 今後の方向といたしましては、あくまで国に平地化の要望をしていくか、県の単独事業により、現在の河川の幅の中での改修を要望するかの選択を県が迫られているところでありまして、市といたしましては、地域住民の安全を考慮し、早期に実現可能な改修方法について、県と協議しながら進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 2番、山本吉宗議員。



◆2番(山本吉宗君) 

 今、市長の方から、県の嘉田知事の考え方等が述べられました。私としましては、現在の石部の排水の根本対策が落合川にあるというように思っております。三雲地区のほ場整備による石部地区への流入土、あるいは排水問題というのは深刻であるということ。それから、先ほど言いましたように、落合川上流の宅地開発、上流に何カ所かの堰堤を設けておりますけれども、急激な降雨のときにはあふれる寸前まで水量が上がっていると、いつ何どき決壊してもおかしくないというような落合川であります。

 この辺の考え方でありますけれども、石部の排水問題を何とかしなきゃいけないという点から、それの根本対策は落合川の平地化にあるというように思うんですが、その点について、お考えをお願いしたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 建設課長、答弁。



◎建設課長(中川弘史君) 登壇

 お答えをさせていただきたいと思います。

 ただいまのご質問でございますが、落合川につきましては、昨年、県によって浚渫をしていただきました。後、石部の頭首工の改修によりまして、落合川自体も、特に旧道から国道まででございますが、1.1メートルまでは河床を下げることができるということで、県の方からは聞いております。したがいまして、現在の落合川を1メートル下げることによりまして、することができれば、現在の落合橋の切り下げも可能になってくるということで、これからはこの件とも含めて、県の方と安全な川になるように検討をしていきたいなというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいなと思います。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 2番、山本吉宗議員。



◆2番(山本吉宗君) 

 今、お話ありましたけども、一部、先ほど市長の中にもお話ありましたが、落合川を平地化するということにつきましては、技術的な難点があるということはお聞きしております。1つは、JR草津線を下げる問題、あるいは国道一号線を下げる問題、それから野洲川の河床の低下、これは頭首工をやったことによって1メートル近くの河床低下になったようでございますけれども、これらの3つの点について、私は技術的には可能だというような方向で聞いておりますけれども、その点については具体的にどのようにお考えでしょうか。



○議長(立入勲君) 

 建設課長、答弁。



◎建設課長(中川弘史君) 登壇

 お答えをさせていただきたいと思います。

 今、議員おっしゃいましたように、先ほどの市長の答弁にもございました、非常に問題となっておりますのは、JR草津線と国道一号、これが技術的に非常に困難であると、特にJRにつきましては、県の方の中でも、なかなか平地化に対しては難しい問題があるということでございます。

 したがいまして、今、県の方と協議をさせていただいておりますのは、特に補助での採択、これは非常に時間がかかるということで、県の方での単独事業ということで、今の河川の幅の中で検討をしていただくということで、今、協議を進めております。

 先ほど議員おっしゃいましたように、今後、技術的な問題も含めまして、どのぐらい河床も下げられて、今の現在の河川幅をどういうふうな利用ができるのかということで、これから具体的に方策を詰めていきたいなというように思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 2番、山本吉宗議員。



◆2番(山本吉宗君) 

 今の説明からいきますと、今のJR草津線の下げる問題や国道一号線を下げる問題については、まだこれから具体的に進めていくということですね。何か方策があるようにはお聞きしたんですけども、それは実態はそうでないと、これから進めていくということでございますけれども、進めるということについては、平地化を進めるということにつながると思うんですが、それでよろしいですね。

 それから、それをちょっと後でお答え願いたいんですが、もう一つ、三雲地区で今ほ場整備を行っておられるんですけれども、ほ場整備をすると、石部への流入、いわゆる水の流れが激しくなりまして、落合川に入らずに、石部の地水に全部入っていくということで、当時の石部町と甲西町の間で、一時田んぼにためるというような方向で同意しているというように聞いているんですが、間違いないでしょうか。



○議長(立入勲君) 

 産業建設部長、答弁。



◎産業建設部長(谷口忠一君) 登壇

 お答え申し上げます。

 今の南部のほ場整備におきましては、2カ所、遊休田という形で、夏見の新田川が、あこも改修されておりませんので、あこの部分の田んぼが5反、5,000?、そして落合川の上流の部分で遊休、水が遊ぶということなんですが、遊ばすということで地主さんにも了解を得て、そういう計画で落合川の上流につきましても5反、5,000?の遊休田を現在計画させていただいているところでございます。



○議長(立入勲君) 

 2番、山本吉宗議員。



◆2番(山本吉宗君) 

 そうしますと、今の旧石部町との同意の件については、その方向で進んでいるという解釈してもよろしいんですね。

 それでは、旧石部町時代に、宮川と落合川の河川の改修計画というものがありまして、県の方は、その当時、2つとも一度にできないということで、宮川が終われば落合川にかかるという、当時の石部町の約束があるそうですけれども、既に宮川の方は完成いたしました。その点の旧石部町から湖南市になって、そういう考え方に対する引き継ぎはあったのかどうか、お聞きしたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 産業建設部長、答弁。



◎産業建設部長(谷口忠一君) 登壇

 お答え申し上げます。

 合併の協議会の中でも新市建設計画の中で、やはり石部は次の天井川の改修については、宮川の次に落合川を優先にしてほしいというような新市建設計画の中でも上がっておりますし、そして、この天井川、今、湖南市にあります、先ほど市長が申し上げました6河川の中でも一番ということで、優先度を1という、河川で1という形で上げさせてもらっておりますし、今現在、宮川が終わったのがことしの3月で、完成したのが3月でございます。若干、次といいましても、すぐに、だから19年、20年からかかるんだということも問題があろうかなと、財政的に問題があろうかなというふうに思っています。

 先ほど国の方で平地河川にするか、そして県が言うている堤防をかさ上げしてまで、現状のままで下げていくのかということも含めて、今後、県と協議しながら進めたいというふうに考えておりますので、ご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。



○議長(立入勲君) 

 2番、山本吉宗議員。



◆2番(山本吉宗君) 

 今までの話を総合いたしますと、落合川の平地河川化については、私は当初の発言の中で、現在もう置き去りにしているんじゃないかということを申し上げましたけれども、市としてはこれを取り上げているということなんですが、問題は、これが湖南市自身が要望に妥協しているのか、それとも具体的に定期的に県との話し合いをしているのかどうか、その点をお聞きしたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 産業建設部長、答弁。



◎産業建設部長(谷口忠一君) 登壇

 お答え申し上げたいと思います。

 この落合川につきましては、ほったらかしにしておくわけではございませんでして、17年度に、今後どのような工法でやっていくのかということを検討していただき、県の方で土質調査までやっていただきました。そんなことで、決して市としましても、先ほど申し上げましたように、湖南市としては、この天井川、6河川ある中で、一番、優先度1で取り組んでおりますので、決してほったらかしにしているということではございませんので、ご理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 2番、山本吉宗議員。



◆2番(山本吉宗君) 

 ありがとうございます。一応、私も質問いたしまして、何点か、その疑問点についてはお聞きしたんですけれども、もうひとつはっきりしないのが、この3点の問題、これは具体的に今後施策していくということであります。

 ただ、この落合川の問題に対しましては、旧石部の住民にとっては非常に不安を持っているわけでございます。この不安を取り除く必要がございます。今、質問いたしました内容をさらに吟味して、市としては本当に積極的にこの問題に取り組んでいただきたいと。

 本来なら、今後の見通しを聞きたいところなんですけれども、きょうの今の質問の内容では、見通しとしてはなかなか言えないだろうというように私は解釈しますので、その点はやめときますが、とにかく早期実現に向けて、さらなる努力をしていただきたいということをつけ加えまして、私の質問を終わります。



○議長(立入勲君) 

 これで2番、山本吉宗君の一般質問を終わります。

 お諮りします。

 本日の会議はこれで延会にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(立入勲君) 

 異議なしと認めます。

 したがって、本日はこれで延会することに決定しました。

 本日は、これで延会します。



△延会 午後2時16分

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地方自治法第123条第2項の規定により下記に署名する。

                            平成18年12月14日

                 湖南市議会議長   立入 勲

                 湖南市議会議員   望月 卓

                 湖南市議会議員   谷 靖啓