議事ロックス -地方議会議事録検索-


滋賀県 湖南市

平成17年 12月 定例会 12月16日−04号




平成17年 12月 定例会 − 12月16日−04号







平成17年 12月 定例会



        平成17年12月湖南市議会定例会会議録

                      平成17年12月16日(金曜日)開議

1.議事日程

  第 1.会議録署名議員の指名

  第 2.一般質問

1.会議に付した事件

  日程第 1.会議録署名議員の指名

  日程第 2.一般質問

1.会議に出席した議員(24名)

    1番  金谷健治君      2番  山本吉宗君

    3番  松本浩有君      4番  上野雅代君

    5番  植中 都君      6番  赤祖父裕美君

    7番  伊地智良雄君     8番  上西 保君

    9番  大継健藏君     10番  望月 卓君

   11番  田中文子君     12番  坂田政富君

   13番  大久保英雄君    14番  桑原田郁郎君

   15番  鵜飼八千子君    16番  鈴木美智枝君

   17番  谷 靖啓君     18番  森  淳君

   19番  松山克子君     20番  福島清彦君

   21番  中村武治君     22番  矢野進次君

   23番  石原善春君     24番  立入 勲君

1.会議に欠席した議員

     なし

1.会議に出席した説明員

     市長                谷畑英吾君

  委任説明員

     助役                中津 勇君

     収入役               上西佐喜夫君

     教育長               奥村容久君

     代表監査委員            園田光昭君

     総務部長              小菅富夫君

     市民生活部長            川合清蔵君

     健康福祉部長            服部祥雄君

     産業建設部長            谷口忠一君

     地域調整局長            中村善太郎君

     教育部長              山中恒男君

     政策監

                       中籔定次君

     (総務課長事務取扱)

     政策監

                       井後良紀君

     (政策秘書課長事務取扱)

     政策監

                       麻生弘子君

     (社会福祉課長事務取扱兼子育て支援課長事務取扱)

     政策監

                       宮治正男君

     (生涯学習課長事務取扱)

     改革推進課長            倉田幸夫君

     財務課長              谷口繁弥君

     税務課長

                       森田幹雄君

     (兼納税推進課長)

     市民課長              岡田茂一郎君

     環境課長              菅沼正治君

     健康政策課長            山本治夫君

     建設課長              青木小司君

     農林課長              奥村義範君

     商工観光課長            新海善弘君

     都市計画課長            高田 薫君

     学校教育課長            松浦龍一君

     安心安全課長心得          三善正二郎君

     高齢福祉介護課長心得        井上利和君

1.議場に出席した事務局職員

     局長                奥村 修君

     書記                緩利哲也君



△議長あいさつ



○議長(立入勲君) 

 皆さんおはようございます。

 連日寒い日が続いておりますが、今日は少しましかなと思いましたので、久しぶりに書斎の窓を開いて外の景色を眺めていたのですが、梅のつぼみがちょっと膨らんでまいりましたし、その下に生えておりますサザンカの小さな木ですが、大変濃い緑の葉を出して、その中に2輪3輪の、またローズピンクの花が見えておりました。大変この色のコントラストがすばらしいなと思って、思いにふけっておったのですが、春遠からじ、だんだんと春が近づいてきたなという感がいたします。

 この議場に入っていますと暖房が効いておりまして、大変温こうございまして、特にこの議長席、高いところでございますので、もう半そでになりたいなというぐらいの温かさでありますが、まさにこの議場の中、きょうは傍聴席にはコスモスの花が満開になっています。そんなことで、ちょうど10月の初旬の気候かなというふうな感じに思っておりますが、傍聴席のコスモスの会の皆さん、きょうは御苦労さんでございます。

 きょうは一般質問ということで、8名の議員が一般質問をいたします。一番湖南市を心配していただきます議員さんから、ひとつ真剣に取り組んでいただいております様子を、ひとつまた見ていただきたいなと思っております。

 どうか一日よろしくお願いします。御苦労さんでございます。



△開会 午前9時32分



○議長(立入勲君) 

 ただいまの出席議員は24人です。

 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。

 本日の議事日程をお手元に配付しておきましたから御了承願います。

 日程に先立ち、諸般の報告を行います。

 本日の説明員として出席を求めました者の職・氏名の一覧表をお手元に配付しておきましたから御了承願います。

 これで諸般の報告を終わります。



△日程第1.会議録署名議員の指名



○議長(立入勲君) 

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、9番、大継健藏議員及び10番、望月 卓議員を指名します。



△日程第2.一般質問



○議長(立入勲君) 

 日程第2、一般質問を行います。

 通告書の順番に発言を許します。

 12番、坂田政富議員。



◆12番(坂田政富君) 登壇

 おはようございます。

 一般質問を行います。

 第2回防犯灯研究会での防犯灯費用市負担決議についての市長発言についてお聞きをいたします。

 市長は、「財源手当のない支出を決議されたことが自治の根幹を踏みにじる行為であると認識」、地域自治のあり方については「天につばをするように、単純に市の一般会計からの全額を出すわけにはいかない」、このように市長は発言されておりますが、議会人として、地方政治に携わる一人として、市長のこの発言を聞き過ごすことはできません。議会決議を「自治の根幹を踏みにじる行為」と、このように言われるのはどういうことか。その発言の真意を伺いたいと思います。

 防犯灯費用の市負担については、市民の皆さんが長年願ってこられたことであります。安心・安全なまちづくりとは市行政の責任でございます。その事業の費用負担は市が負担すべき、これは安心・安全まちづくりの基本である地方自治の本旨に基づく事業である、このように私は考えます。

 決議は、議会の果たす役割から、そのことは当然でありますし、市民の願いが決議となったものでございます。決議したことが、どうして自治の根幹を踏みにじる行為、このように認識されるのかお尋ねをしたいと思います。

 市長発言は、既に皆さんも御存じのようにホームページで広く明らかにされていることでございますので、防犯灯の費用は当然市が負担するべき、また市長の品位を疑う、このような批判の声が多くなってきておりますし、広い範囲に及んできています。

 市民に、また議会に対し陳謝、そして発言の訂正を求めたいと思います。市長、お答えを願いたいと思います。

 私は、来年度の予算編成におきましては、防犯灯費用は市の負担とするように取り組むことを求めたいと思います。これについてもお答え願いたいと思います。

 2006年度予算編成についてお伺いをいたします。

 平成18年度予算編成方針については、基本的な考えを明らかにされておられます。税収入の増加に期待はできない、三位一体の改革により、国庫補助金のその負担金の廃止、さらには縮減、地方交付税の大幅削減、税源移譲の先送り、合併特例後の地方交付税がより激減する、このように認識をされておりまして、予算編成では部局枠、その予算編成方式の導入をする。そして官から民への事業転換に取り組む予算編成であると、このように言われています。その中身は、厳しい財政状況の中、歳出全般にわたって徹底した見直し、このことが強調をされております。

 部局枠予算編成といっても、財政事情がよくなるものでもございません。各部局の予算は徹底して削減されることが予想されております。各部・各課に、市民に対し説明の責任と、市民に納得を求めることまで責任が負わされている方針であります。「財政を取り巻く環境は、いまだかつて経験したことのない非常に厳しいものがある」、このように言われるのであれば、市長、各部・各課に丸投げをせずに、みずから責任を持って、今まで以上にそのことに当たるべきものと考えますが、市長のお考えを伺いたいと思います。

 2006年度予算編成に関する要望書、11月の14日に市長に提出をいたしました。要望の186項目、どれも市民の皆さんの切実な願いでございます。市長はどのように受けとめ、取り組もうとされているのかお聞きをいたします。

 小泉第3次内閣の発足で、庶民大増税、憲法の改悪、地方自治体への財源削減など、市民の暮らしと地方自治を壊す構造改革が進められてきています。市民の皆さんは今、国民いじめの政治から市民の暮らしを守ってほしい、合併後後退した福祉、暮らしの施策をもとに戻してほしい、「市民参加のまちづくり」と言うならば、市民の願いや思いを聞いてほしい、市政に望んでいることはこのことであります。

 市長、市民の望んでおられるこのことにどう応えられようとするのか、お答えください。

 市長、「財源全体の縮小が予想され、むだの排除、事業転換、費用対効果をねらい」、こんなふうに言われておりますが、三雲駅周辺整備事業や公園事業など、これまでのむだな公共事業など、その財政のあり方に真剣な反省が必要であると考えます。しかし、谷畑市政は市民の福祉、暮らしにかかわる施策は切り捨て、新幹線の栗東駅新駅には3億円もの負担金の持ち出しなど、その反省はなく、市長の大型公共事業を推し進める姿勢は変わってはいない。その姿勢こそ改めるべきであります。

 今、8万筆を超すこの住民投票条例制定のための署名が寄せられ、選管に提出されております。市民の皆さんは、むだな事業に税金が惜しみなく投入される、このことへの怒りの声を大きく上げておられます。

 一昨日も私に、市長の地元の有力な方でございますが、3億円持ち出しに抗議の電話がございました。その方は「知事にも出会いに行く」、ここまで言われております。このような市民の怒りの声を正面から受けとめ、市民本位の政治姿勢に改めることを求めますが、市長の答弁を求めたいと思います。

 以上、この場での質問を終わって、自席で再質問いたします。



○議長(立入勲君) 

 市長、答弁。



◎市長(谷畑英吾君) 登壇

 おはようございます。

 12番、坂田議員の一般質問にお答えを申し上げます。

 まず、防犯灯の費用に関してでございます。

 議員御指摘いただいております発言は、10月5日に防犯灯研究会の冒頭のあいさつということでさせていただいたものでありまして、その日のうちにホームページに掲載をさせていただきました。当然、その場で区長の皆さんも聞いていただいていたと思いますけれども、それから2カ月ほどたって初めて11月27日付の「湖南民報」で御指摘をいただいたというわけでございます。

 先ほども議員おっしゃられましたし、この中に「財源手当を言うならば新幹線びわこ栗東駅3億円負担をやめてはどうですか。(住民)」と書いてございます。

 先ほども議員が引き合いに出されました新幹線についてでありますけれども、平成5年3月2日の2月県議会の一般質問で、日本共産党の吉原 稔県議は、「私は、栗東の新駅はべつにあってもいいと思っている」とおっしゃっておられます。また、平成6年8月の共産党の新幹線栗東新駅に関する政策におきましては、東海道新幹線の平均的な駅舎間距離から見て、滋賀県にあと二つはあってもおかしくないというようなことを指摘して、栗東新駅の建設は肯定されるべきとされておられます。また、平成8年9月30日の9月県議会では森 茂樹県議が、「新幹線や鉄道の整備あるいは都市内におけるバス路線や電車のような大量交通機関の充実をこそ展望するべきだと考えます」と発言されておられますし、その12月12日の12月県議会では吉原 稔県議が、「我が党は栗東新幹線の整備に全力を挙げ、県の金も人も投入するべきである」と明確に主張をしておられます。

 これは新幹線の問題を議論するわけではありませんで、防犯灯の電気代の問題ではあるのですけれども、実はその財源問題一つを取り上げましても、こうした背景となる情報というものが全く示されない中で進められてきたのではないかなと思っているわけでございます。

 ですから、例えば全額をどちらが持つのかというような、そういった定義の仕方は、俗に入りやすい極めて単純な議論ではありますけれども、その反面、サービスと負担との関係を不明朗なものといたしまして、物事の本質が見えてこないのではないかなと思っているわけでございます。

 例えば、旧石部町におきましては、商店の広告灯までこれ、いつの間にか税金で電気代を負担するようになっているようでありますけれども、旧甲西町においては防犯灯の所有者は区であります。当事者であります旧甲西町の区関係者の意見を聞くこともなく、またもう一つ、財政責任を持っております市の参加がない中で議論をされました。しかも市議会議員選挙の直前ということでありまして、それに対して憤りを感じたということを発言させていただいたところでございます。

 もっとも、この「湖南民報」の「市長の発言」と書いてありますところには、「市議会議員選挙の直前に行われたことに対して残念な思いでいっぱい」と後ろに書いてあるのですけれども、その前で都合よく切っておられます。発言をとらえて議論をするというのであれば、きちんと全文を対象にしていただきたいなと思っております。

 そこで、先ほど議員が、その見解をということでありました。真意といたしましては、問題が幾つもあるなと思っております。そのうちの幾つかを指摘をさせていただきたいと思います。

 まずは、権限の問題であります。

 議会におきましては、地方自治法第96条に議決事件が列挙されております。この議決事件、制限列挙でありますので、議決事項以外の事項がその決議をされた場合、どれぐらいの効果を持つのかということは、個別に検討しなければならないと思っております。

 行政実例におきましては、「議会の単なる希望と解すべきか」という問いに対しまして、「お見込みのとおり」とされておりますし、最高裁の判例におきましても、「議会が裁量の範囲を著しく逸脱し、もしくは裁量権の乱用に当たる場合には、その決議は違法となるものというべきである」とされているところであります。

 では、その裁量権でありますけれども、地方自治法第112条第1項が、議員の議案提出権について「但し、予算については、この限りでない。」と明文の規定により定めておりますのは、こと予算案については議員に提案権がないとされ、提案権は首長に専属しているということでありますし、総合行政の中で財政運営の責任を負わされ、予算提案権が専属しております執行部に何らの事実確認がないままに上程、審議、議決されたことに対して、議会の権限の側面から大きな疑問を持っているものであります。

 望月議員が質疑をされまして、大久保議員が1,200万円ぐらいあれば大丈夫ですよと、いとも簡単におっしゃっておられる。こうした感覚で財政を議論されるのが極めて遺憾であると感じているところであります。

 次に、対象の問題であります。

 防犯灯という極めてあいまいな表現が問題を複雑にしていると思っております。明かりが何でも防犯灯であれば、自宅の街灯も防犯灯かという話になるわけでありまして、本来は幹線道路にあるものは道路照明、集落間にある街路灯、集落内の防犯灯、商店街の商店街灯、個人宅の外灯など、多様な照明があるわけであります。それぞれの性質や役割、戸数や電気代などを詳細に場合分けして議論しなければならなかったはずでありますけれども、十把一からげに防犯灯の電気代を全額市負担とされたのは、かなり乱暴な誘導であったと思っておりますし、責任ある行政といたしましては、一体どこからどこまで負担をするべきなのか、技術的にどこまでの決議をいただいたものか、そういった判別もつかず困惑しているばかりであります。決議のみを急がれた真意を推し量りたいなと思っております。

 それから次に、事実関係が間違っているということを指摘させていただきます。

 防犯灯研究会の報告なるものが出ているとされ、議論が誘導されましたが、当時は、ただ第1回目の研究会が開催されただけでありまして、大久保議員が「研究会を重ねられてその中間報告をもらった」と発言されましたのは、まさにその後で「流れをもちろん知らないわけではありません」と言われたことと矛盾しているわけであります。

 また、実際には第1回の会議記録にすぎなかったものを、最初は「報告」と称し、またその後では「答申」と、より権威が高いと錯覚するようにすりかえられるなど、事実関係を大きく曲げた中での議論ではなかったかと思っております。

 その証拠に、12月13日に区長会から「調整についての回答」というものをいただきました。この内容は、設置管理は行政が行うべきであると。また、旧石部町では区負担とはできない。また、設置管理は地域が行うべきである。また、行政の施設となれば速やかな対応ができない場合がある。また、道路照明灯、商店街灯、防犯灯等の設置基準を明確にし、設置管理も平等にすべき。と、こういった形で、まとめ切れなかったさまざまな意見が並列に書かれておりまして、決して区長会の総意が全額市負担ではなかったということが明らかであります。

 私は、こういった形で多数決という手法をとれば簡単に済んだものを、多数決という手法をとらずに粘り強く議論を重ねられた区長会の皆さんに心から敬意を表したいと思っております。

 そして、第1回防犯灯研究会での区長の総意が、全額市負担ということではなかったということが明らかであれば、当時提案された内容が区長会の意向に沿った決議だというふうには思われなかった議員もおられたのではないかなと思っております。しかし、私どもはその決議の審議の場では、そういった事実関係について御説明をさせていただく機会をついに与えていただけませんでした。決議の背景となった事実関係が、実は事実と全く違っていたということを指摘させていただきたいと思っております。

 確かに、旧石部町の区長さんからは、区加入率が5割であり、負担は難しいという御意見があったということも事実でありますが、それに対して、もっとみずから区の活動を活性化して、加入率を上げる努力が足りないのではないかという反対の意見もあるということも、これは事実として承知をいたしているところであります。

 区長会の議事録を繰りますと、「市の財政に限りがあり、自分たちの区の防犯灯は住民自治の一環として、市と区と住民が三位一体となって維持していくべきであります」とか、「議会が区長会をおろそかにしているように感じられ、大変遺憾であります」とか、「無料ならどんどん防犯灯がふえていってしまう」でありますとか、さらには「住民自治の基本を否定し、壊してしまうものではないか」というような、多くのご意見があったというのが事実であります。そして、これは内緒の話ではなくて、区長の皆さんがすべて知っておられることであります。

 また、もう1点、9月定例会の討論の中で、当時の奥村信夫議員が、草津市・大津市・守山市各市の状況についても調査をした上で、「本来、行政が負担すべき、そういう方向で今、意見がまとめられつつあります」と、防犯灯研究会の議論を紹介しておられますが、当時、行政から防犯灯研究会に示しました各市の状況につきましては、大津市は市が負担しているのが道路照明のみ、草津市は予算の本数のみで、それ以上は出さない。守山市が集落間や集落の入り口、通学路、栗東市が主要幹線道路と自治会の間、甲賀市も自治会の間、野洲市も集落の間ということでありまして、集落内の防犯灯電気代全額を市が負担しているところなど一つもありませんでした。

 そういった資料を見て、本当に区長会の皆さんが全額市が負担すべきだという結論が唯一であるとされたとは決して思えないわけでありますし、3回、防犯灯研究会を重ねられました。そして区長会全体会でも2回議論をされました。その結果は、先ほど御紹介させていただきましたとおりであります。このように、議会の議論も極めて区長会の議論と異なっていたなと、こちら側の席から見せていただいておりました。

 旧石部町において、それまで地元で負担されていた電気代が、商店街の広告灯と一緒に全額町負担となった経過につきましては承知をいたしませんが、今回、区長会において議論を始めた途端に、議会が決議を急がれるに至った経過もおおむね判明はしておりますが、同様に承知をいたさないところであります。

 そして、サービスと負担の関係について、市民が全く知らないところでの動きということは問題があるのではないかと。やはり正しい情報に基づいてきちんと議論をされなければならないと考えております。なぜならば、それが議会制民主主義のイロハのイであると思ったからであります。

 今回、区長会において大変な御苦労をいただいて議論していただきましたことにつきましては、旧石部町・旧甲西町の自治に対する考え方の違いを明確に出しましたし、その点の議論が深まったことは、湖南市の健全な自治・民主主義の発展にとってまことに喜ぶべきことであったと思っております。この上は、来年度予算編成を進める過程で、限られた財源ではありますが、その中で議論をしてまいりたいと思っております。

 次に、18年度予算編成方針についての御質問でございます。

 来年度の予算編成につきましては、議員御指摘のとおり部局枠予算編成ということをさせていただきました。これは何も丸投げというわけではありません。議員御紹介いただきましたとおりに、「予算編成方針」という確固とした方針をまず示しまして、その枠内でそれぞれが知恵を絞り工夫をするというやり方でございます。ですから丸投げというわけではありませんし、特にそれぞれが知恵を絞り工夫をするということであれば、それぞれが説明責任も当然負ってくるということは、これは行政上の当然の帰結であると考えているわけでございます。

 財政事情がこの部局枠予算編成によってよくなるわけではないということは、議員の御指摘のとおりだと思っております。しかし、財政事情がよくなるか悪くなるかということではなくて、その外在的要因として、既に環境上、財政状況は悪化しつつあるわけであります。それを食い止めるということが大事なわけでありまして、合併の初年度に大きな予算を組んで、その後で大騒ぎをしている事例というものも見ております。

 本市におきましては本年度予算、非常に苦しい中で編成をさせていただきましたが、来年度予算につきましても非常に苦しい中ではありますけれども、それぞれの所管が知恵を絞り、工夫をしながらつくっていく必要があるかと思っているわけであります。

 それから、小泉内閣の問題につきましては、昨日も田中議員にお話しをさせていただきました。地方自治体自体も非常に苦しい中にあるということでございます。ですから、その中において、やはりこの合併の効果をできる限り早く出すために、適時適切に集中した歳出にかえていく必要があろうかと思っているわけでございます。

 それと、もう1点、費用対効果の関係から過去の大型公共投資ということでございます。

 議員の御指摘も当然のことだと思っております。私自身も過去の流れとしての大型の公共投資ということは、後世に負担というものも当然残ってくるので、世代間の負担割合というのも当然視野に入れながら考える必要があろうかと思っているわけでございます。

 ただ、その際に考えなければならないのは、そういったものを通じて得られる効用というものであります。その効用というものが目に見える場合と見えない場合とあります。そういったものを全体として勘案しながら考えていく必要があろうかと思っているところでございます。

 最後に、新幹線のお話をしていただきましたが、冒頭に答弁をさせていただいたとおりでございます。

 以上でございます。よろしくお願い申し上げます。



○議長(立入勲君) 

 12番、坂田政富議員。



◆12番(坂田政富君) 

 もう少し市長、簡単に、私が聞いているところのポイントを抑えて答弁をしていただきたいと思うんですよ。これだったら時間を無理に意識的に延ばしている、こう言われても仕方ないですよ。



○議長(立入勲君) 

 あなたのその時間がむだです。



◆12番(坂田政富君) 

 議長は何言うとるんや、あんた。

 いいですか、今答弁いただいたわけですが、冒頭に新幹線の新駅問題をとらえて、日本共産党のとってきた態度についても、中身も何も、その理由も十分に紹介もしないで、そういったところを、実際には日本共産党も賛成してきて今になって何だと、こう言わんばかりの答弁であったわけですが、やはり今、経済情勢は変わってきている。地方自治体にかけられてきている、あなた一番よく知っているわけでしょう、国が何をやってきているか。こういう中での大変なときの今の新駅の設置の問題を指摘しているのですよ、そうでしょう。これでもまだ市長はそういうふうに言われるのですか。

 市民の皆さんは、栗東駅に新駅をつくる、こんなこと何もゴーのサインを出していないんですよ。今、既に8万を超える「その事業待った」、「住民投票で決めよ」、こういう形で、実際には運動が起こって、選管への署名の提出、こうなっているわけです。情勢をしっかりと見ていただきたい、このことを言っているわけですよ。いいですか。

 それで私が聞きましたのは、防犯灯の費用の市負担、いろいろいきさつは今まであった、確かにあったでしょう。だけど、これは実際に言われるように、道路や公園など公共の施設で不特定の人が受益する、そういう防犯灯の管理は行政の負担とすると考えることが妥当、こういったことで、元市会議員の皆さんもそういう形での意見が寄せられている。当然のこととして市が負担するべき。区には電気代の予算もない、区民の理解は到底得られない。

 市が市民の安全と安心をどう守っていくのか、このことを考えるべき、これが市民の皆さんの声なんです。これは、現区長からも声が寄せられています。皆さん、そうじゃないでしょうか。きょう傍聴されている方もそう聞いておられますよ、違いますか、そうでしょう。

 いろいろ理屈は言われましたけれども、むだなところにはお金をつぎ込み、市民が願っておられるところにはお金をつぎ込まない、こういうことになっているわけですね。ひどい話だと私は思います。

 そこでですね、私は言いましたように、「自治の根幹を踏みにじる行為」、決議をそのようにあなたはあいさつの中で表現された。どこが自治の根幹を踏みにじったのか、もし踏みにじったとしたら、市長は法的な措置をとったらいいじゃないですか。当然として、議会として、その住民の皆さんの願いをくみ上げた決議、これなんです。これをも市長は否定されるのですか。しっかりととらえていただきたい。このことについてどうなのか。

 私はやはり市民の皆さんが、この公の場での陳謝、訂正、求めております。さらには「天につばをするような」、賢明な市長がね、こんなふうな言葉であいさつに立つというのは、この5万6,000の市を背負って立つ市長の、私は言葉だというふうには思いません。何が「つば」なんですか。ここのところをしっかりと答弁を願いたいと思います。

 それから、一つは、財源手当は支出のそういう課題そのものを見たときに、決議をしてはならないと、支出の問題で。こんな財源がかかわる問題は決議をしてはならない、こんなふうなとらまえ方を市長はされているそうですが、私はそうじゃないと思います。これ、いついっかどれだけのお金を出すというような決議ですか。中身をよく見てから、ぜひ市長の言い分を聞きたいと思います。

 それから、この時期の問題で言われました、時期の問題で。そしたら市長はどうですか、決議のその時期はいつと考えておられるのですか。決議を議会がするのは、議会自身の判断でやるわけです。これは本当に、市長は独断的な物の考え方、ここで露呈されましたけれども、私は訂正をしていただきたい、このように求めておきます。答弁を願いたいと思います。先にそれをやってください、短く。



○議長(立入勲君) 

 市長、答弁。



◎市長(谷畑英吾君) 登壇

 12番、坂田議員の再質問にお答えをいたします。

 先ほど私がるる説明を申し上げましたことにつきましては、区長会においてもそういった議論もされておられますし、ことさら私、個人的な意見のみではないなと思っているわけでございます。先ほど来、議員が区長の意見だということを言っておられますけれども、実際、区長会に臨んでおりますと、そういった状況ではないなということがわかるわけでございます。

 特に、先ほど法的にどうだとおっしゃっておられますけれども、やはり地方自治法上も総計予算主義ということももちまして、財政運営責任が執行部側にあるということは明確であろうと思っております。

 また、地方財政法第3条「地方公共団体は、合理的な基準によりその経費を算定し、これを予算に計上しなければならない。」というわけであります。ですから先ほど申しましたとおり、どこからどこまでが防犯灯なのかということもない中で、全額市負担と言われましても、責任ある行政としてはこれに対応することはできないということを申し上げたわけでございます。

 また、「天につばをするような」というようなことをおっしゃられました。「寝てつばをはく」という言葉もありますけれども、やはりそれは、みずからの行動がみずからに因果応報で返ってくるということを示したかったということでございますので、御理解を賜りたいと思っております。

 決議の時期についてはいつがいいかということは、議員御指摘のとおりでございます。当然、議会が自身で判断されるものであろうと思っておりますけれども、議会がそういった時期にするというのは、区長会をないがしろにするということは区長さんの側から出てきた御意見でございますので、御紹介をさせていただきたいと思っております。



◆12番(坂田政富君) 

 自治の根幹を踏みにじるという問題について、もう一度答弁してください。これは大事な問題ですよ。飛ばしたらだめですよ。



○議長(立入勲君) 

 12番、坂田政富議員。



◆12番(坂田政富君) 

 市長ね、重大な問題はね、「自治の根幹を踏みにじる行為」というふうに規定されたのですよ。これは私は絶対に許せません。決議がどうして自治の根幹を踏みにじる行為か。あなたが気に入らないものを決議したら、すべてこういうふうに言われるのですか。議会制民主主義をどう考えているのですか、どうとらえているのですか。それ答弁してください、先に。



○議長(立入勲君) 

 市長、答弁。



◎市長(谷畑英吾君) 登壇

 12番、坂田議員の再質問にお答えをいたします。

 「自治の根幹を踏みにじる行為」と言う前に「財源手当のない支出を決議されたことが」ということをつけております。しかも先ほど来、るる御説明を申し上げておりますとおり、その議会の議論、こちらから一言の発言も許されないまま見せていただいておりました。極めて誘導的かなと思っておりますし、正確な事実関係、そして資料も情報も何もない中で、極めて情緒的にされたなと思っております。情緒的にされるというのは、非常に全体主義にもつながっていくおそれもあるところでありまして、やはり自治の根幹は非常に累卵の危機にあったなと、私自身見せていただきました。そういった観点で発言をさせていただきました。

 そういったことで御理解を賜りたいと思っております。



○議長(立入勲君) 

 12番、坂田政富議員。



◆12番(坂田政富君) 

 皆さんも聞いてのとおり、肝心なところで全部逃げられる。そうでしょう。一番大事な事柄ですよ。議会がこれほど本当にひどいことを言われてですね、黙っているわけにはいかない、そうでしょう。このことで私は言っているのですよ。これ、議会制民主主義をあなたは否定することになります。このことで正面からの答えができない。後の問題につきましても、私が指摘したことにはすべてですね、やはり私が指摘したことを認めなければならない、こういう状況にあると。はっきりしています、そうでしょう。

 それでは、予算の関係に移ります。

 予算の中で私は申し上げておりますのは、実際に予算編成が部・課、こういったところに丸投げをされる。「丸投げじゃない」、こんなことを言われていますけれども、実際は、すべて市民の皆さんの苦情や、予算を削ったら苦情が来ます、そのことについて全部説明責任を負わされていく。それで納得するまでちゃんとやれ、こういう指示が来ているわけでしょう。

 私は、これは本当にね、こんな財政の厳しいときならば、市長がみずから先頭に立って、矢面に立って、市民にその説明をしていく、このことが大事ではないか、このことを言っているわけです。ひとつその決意を答えていただきたい。

 それからもう一つは、日本共産党議員団が提出させていただきました186項目の切実な願い、どう取り組もうとされておられるのか。

 そしてまた、具体的に申し上げました。国民いじめの政治から市民の暮らしを守ってほしい。合併後、後退した福祉や暮らしの制度、もとに戻してほしい。市民も、言い分を聞いてほしい、まちづくりに参加したい、こういう思いがさまざまあるわけですが、これらについての市民の要望にどうこたえようとされるのか、このことが今の答弁の中では出ていません。再度答弁を求めます。



○議長(立入勲君) 

 市長、答弁。



◎市長(谷畑英吾君) 登壇

 12番、坂田議員の再質問にお答えをいたします。

 市民の矢面に立てということでございます。常にそうしているつもりではあります。私自身は、それを職員も当然同じようにするべきだと考えておりますし、職員は市民の税金で給与をいただいてサービスを提供するというものでありますので、当然、説明責任というものはみずから襟を正して果たす、そういった責務があると思っております。

 ですから、そういったことで枠というものを設けさせていただきまして、その中で、今までは縦割りで、横のお金というのが余っていても使えなかったという中を、枠を外しまして、その枠の中であれば自分たちの総意と工夫で効率的、効果的な施策が組めるというような形をとらせていただいたわけでございます。

 ですから、その点について、当然のごとく市役所全体で対応していく問題であろうと思っておりますし、予算編成を終えた後、予算の提案というものも当然、執行部として責任を持って議会にお示しをさせていただくということになるわけでございますので、決して矢面に立たないというわけではないと。御理解を願いたいと思っております。

 それから、要望についてのお話でございます。私は共産党の市長ではございませんけれども、全市を見ていく市長といたしまして、またそのほかの議員さんからの御要望もお伺いをいたしておりますし、また市民の皆さんからの御要望もございます。そういった中で、やはり優先順位をつけながら、限られた財源の中で対応していく必要があろうかと思っているわけでございます。

 ですから、市民の要望にどうこたえるのかということでありますけれども、やはりまずは、財源が逼迫しているということがまず第一にあるということを御認識をいただければなと思っております。

 先ほどの防犯灯の話につきましては、私からもいろいろと問題提起をさせていただいたということも御理解賜りたいと思っております。



○議長(立入勲君) 

 12番、坂田政富議員。

 もう時間がないので短くお願いします。



◆12番(坂田政富君) 

 一つは、官から民への事業転換に取り組むそういう予算編成、こうも言われていますね。これについてひとつ、条例が実際には議会を通過しておりますけれども、この先行きが見えない。見えないまま議会を通してしまった、こういう事態があるわけですから、ここでやはり市長、これからの過程を含めて明確な答弁を願いたいというふうに思います。

 先ほど申しました予算の問題について少し返りますが、市民の暮らしを守るということで頑張ってほしい。そしてまた、今後退してきた福祉・暮らしの問題で、もとに戻してほしい、こういう願いですね、こういうものについてしっかりと前向きに検討を願う、このことを私は求めたいと思うんです。

 決して市長だけが大変な状況だというふうに私は思っていません。全国皆、それぞれ自治体は大変な状況にあるわけです。ぜひそのことを考えて、ぜひ工夫を凝らしていただきたいと思います。

 答弁をお願いします。



○議長(立入勲君) 

 市長、答弁。



◎市長(谷畑英吾君) 登壇

 12番、坂田議員の再質問にお答えをいたします。

 官から民への転換ということでありますが、今回、指定管理者制度に関する条例を御提案させていただきまして可決をいただきました。説明をさせていただきましたとおり、2年間猶予期間をいただきまして、その中で検討をしてまいりたいと考えているところでございます。

 また、最後には議員からも力強いエールをいただいたと思っております。予算編成の中でいろいろと考慮してまいりたいと、考えてまいりたいと思っております。



○議長(立入勲君) 

 これで、12番、坂田政富議員の一般質問を終わります。

 次いで、2番、山本吉宗議員の発言を許します。



◆2番(山本吉宗君) 登壇

 それでは、私は2点の一般質問をさせていただきたいと思います。

 一つ目は、中郡橋の西側に新橋の架橋、それから二つ目には心肺蘇生法の実施の拡大とAEDの配備をという、この2点について質問をいたします。

 まず初めの、中郡橋の西側に新橋の架橋をという件でございますが、県道石部草津線及び竜王石部線の朝夕の渋滞が慢性化しております。道路機能としては飽和状況にあります。県下一の渋滞箇所とも言われておりまして、石部菩提寺間の交通の難所でもあります。相互の発展を阻害する一要因でもあり、住民の悩みの種ともなっております。

 私は、今日まで何回か要望してきましたが、国道1号バイパスの完成を待つのみという答弁でありました。また、国道1号の信号機の調整を行うとの答弁でもありました。しかし、国道1号の緩和はできても、南北の県道の緩和は期待薄と考えます。したがって現在、都市計画道路として整備いただいている石部竜王線の先線を、国道1号または石部駅まで延長する。また、近い将来、中郡橋の改修に備えて、中郡橋西側に新橋の架橋を強く要望したいというように思います。

 二つ目の、心肺蘇生法の実施の拡大とAEDの配備を。

 私たちは、いつどこで突然のけがや病気に襲われるか予測できません。このようなとき、病院に行くまでの応急手当が必要となります。けがや病気の中には、脳卒中のように意識がなくなって呼吸ができなくなり、ついに心臓がとまってしまうものや、プールでおぼれたり、のどにおもちを詰まらせたときのように、呼吸ができなくなって心臓がとまってしまうもの、大怪我をしてショックにより心臓がとまってしまうものなど、特に重篤なものがありますが、このようなとき、救急車が来るまでに何らかの処置をしないと助かりません。私たちの周りで人が倒れたとき、市民の生命を守るためにも、早い通報、早い応急手当が求められます。

 AEDとは、救急現場で一般の人でも簡単に安心して除細動ができるように設計された機器であり、コンピュータによって傷病者の心臓のリズムを自動的に調べて除細動が必要かどうか自動的に決定し、どういう操作をすべきか音声メッセージで指示してくれるものであります。簡単な講習で行うことが認められております。

 湖南市においても不特定多数の集まるイベント会場や、また公共施設等にAEDを配備し、一人でも多く心肺蘇生の講習を受け、幅を広げて身近に使用でき、救命に役立てる必要があります。湖南市における現状と今後の取り組み及び考え方をお聞きいたします。

 後は自席にて質問いたします。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 産業建設部長、答弁。



◎産業建設部長(谷口忠一君) 登壇

 山本議員の質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 現在、平成19年度側道の開通と同時に供用開始を目標に、県より都市計画道路として鋭意整備していただいている主要地方道竜王石部線を現在の国道1号を越える石部駅まで延伸し、石部菩提寺との交流につきまして、それを進めるために中郡橋の改修にも対応できるよう、野洲川に新橋の要望をいただきました。

 現在、国道1号は1日2万4,000台を超える車が利用し、慢性的な停滞を引き起こしています。国道に隣接する道路の停滞は、国道停滞が大きな原因であり、これを解決すべく、国において岩根川に国道1号バイパスの整備を行っております。

 議員も御存じのように、国道1号バイパスは本線の供用開始のめどが立っておりませんが、野洲川を横断する橋は今現在、御存じのように橋脚もできまして、遅くても平成24年までには完成します。国道1号バイパスが完成しますと、通過車両は現在の国道を利用しなくなると考えられます。これは、同時に側道が19年に完成しても同じような状況になると考えております。

 湖南市におきましては、新しく野洲川に橋をかけるとしても、財政事情からも今後10年以上の年月が必要だと思います。県において橋梁の架橋を要望しておりますが、それも同様です。

 したがって、国道1号バイパスの側道が供用開始になってから、その開通を見て新規に橋梁が必要かどうか判断をしたいと考えております。

 そしてまた、都市計画が今現在二分しております。そのことから、その都市計画道路を先に街路決定を打たなければなりませんので、県の方針がまだ出ておりませんが、大津湖南に統一される段階で街路決定も考えていかなければならない。もちろん、都市計画審議会、議員の皆さんと協議しながら進めてまいりたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 健康福祉部長、答弁。



◎健康福祉部長(服部祥雄君) 登壇

 山本議員の御質問にお答えさせていただきたいと思います。また、後ほど14番議員の桑原田さんも同様の御質問をいただいておりますが、まず最初にお答えさせていただきたいと思います。

 御質問の自動体外式除細動器につきましては、御承知のとおり広く一般の方々に使用が認められていることでございまして、その使用に係る普及啓発事業を率先して担うべき公的機関の職員に対して緊急の意識高揚を図る目的から、先般9月1日に、市職員に対しましてAEDを用いた緊急蘇生法の講習会を開催いたしました。また、これに要する保健所あるいは消防署の応援を求め、そして湖南の保健センターにおきまして開催をさせていただきました。各関係機関から約30名の方々が御参加をいただいたところでございます。

 今後におきましても、この緊急蘇生法の講習会を計画的に行ってまいりたいと考えているところでございますし、来年度におきましても、こういった講習会を同時に持っていきたいと思っているところでございます。

 また、御質問の中で、緊急蘇生法のこういった機器についてでございますが、特に今後必要と思われる箇所の関係機関と十分調整をしながら、機器の購入等につきましても検討をしてまいりたいと、かように考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(立入勲君) 

 2番、山本吉宗議員。



◆2番(山本吉宗君) 

 それでは、まず橋の件で再質問をしたいと思いますけれども、新市都市建設計画にも明記されているのですけれども、野洲川を挟んだ南北移動軸の強化に向けて適切な間隔での橋の設置を国・県と連携を進めていくということが書いてあるわけですが、既に今現在、南北の橋を見てみますと、旧甲西区域では5本の橋がかかっております。旧石部においては、今度国道のバイパスの橋がかかるわけで、それを含めますと2本ということになりますが、非常に厳しい渋滞というのが続くものと思います。

 先ほど言いましたように、バイパスができましても、どうしても石部から菩提寺方面、菩提寺から石部方面へ来られる直通の車が非常に多いわけです。ですから、そのバイパスの方に逃げる車というのはありますが、それが大きくこれをかわすというようなことが余り考えられないという意味からいたしまして、その点、先ほども言われましたように、新しくやっても10年かかるとかいうようなことはありますけれども、私も来年やれとか再来年やれとかいう問題じゃなくして、やはりこれをテーブルの上に早く乗せて検討して、準備にかかるというようなことができるのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 建設課長、答弁。



◎建設課長(青木小司君) 

 山本議員の再質問にお答えさせていただきます。

 おっしゃっていただいているように、新市建設計画の中では、橋梁の設置ということを掲げさせてもらっております。しかしながら、先ほど部長の方がお答えいたしましたように、現在の国道1号の渋滞というのが、そこに流入する道路の渋滞の要因だというふうに考えています。

 今現在、国道1号は2万4,000台程度、一日で車が流れているわけですが、平成11年当時はもう少し信号も少なく、2万7,000台ぐらい車も流れておりました。結局、渋滞が多くなって車の流れる量も少なくなり、周りの生活道路にまで車が流入しているというのが実情でございます。

 今度国道1号のバイパスの本線が開通しましたらということは、大分先の話になってしまいますが、少なくとも側道が開通して、野洲川に架橋が終わればですね、多くの車はそちらを通るというふうに思いますし、そのことによって、先ほど山本議員がおっしゃっていただきました信号機の調整というのは相当できるのではないかなというふうに思います。国道1号が流れることによって、そこの渋滞がなくなるということになりますと、それに取りつける道路の信号時間の調整が相当できるのではないかというふうに思います。

 したがいまして、先ほど部長がお答えさせていただきましたように、年月も必要ですし、今後の判断をさせていただいてやらせてもらった方が、今の新市建設計画の中で合併特例債ということも考えられるわけですが、後に負債を残すということもありますし、効果的な運用を考えれば、そのときに判断をさせてもらっても遅くはないというふうに執行部としては考えさせていただいたので、御返事をさせていただいたところですので、御理解をいただきたいというふうに思います。



○議長(立入勲君) 

 2番、山本吉宗議員。



◆2番(山本吉宗君) 

 今、答弁いただきましたけれども、私もこれで3回目の一般質問になっておりまして、この問題、答えはほとんど同じような状況でございます。

 12月1日から3月31日までコミュニティバスの実証運行というのがされましたけれども、やはりその区間については通勤時間は除外した形でされているということでございます。

 そういう問題も即解決というわけにいきませんけれども、やはりこれらの問題も今、国1バイパスの相当期待がされている。また、国1バイパスが通ることによって国道1号の現在の1号の信号機の調整というのがされて、相当解決されるんじゃないかというようなお話でございますけれども、現在の実態を見てみますと、例えば、国道1号から菩提寺方面へ行く場合に、やはり混んでいるときには約100台の車がとまっているわけでございます。それが大体、1信号で20台から二十二、三台が通過するということで、今度調整されたらどういう時間帯になるかわかりませんけれども、本当にそれで解決するのかというような問題もございます。

 私は、1年2年で解決する問題じゃないのですけれども、やはり国1バイパスが通ってから考えるのではなくして、やはり今から対策をとっていただきたいなと。また、菩提寺方面から石部方面、石部駅を利用される人の問題も考えますと、やはりそこに当然1本あっていいんじゃないかと。また、今後のことから考えますと、1本そこに必要じゃないかというように思います。

 その点、何回もお話ししていましても同じ結論だと思いますので、その点についてはそういう考え方で、ひとつやっていただきたいということをお願いいたしたいと思います。

 次に、心肺蘇生法の実施の拡大とAEDの配備ということで、これも今のこういう時期でございますので、心筋梗塞や不整脈というようなことで突然に心臓がとまるということがあります。やはり心肺蘇生で気道の確保や人工呼吸、心臓マッサージをということをやるAEDで電気ショックを速やかにやるということが必要になろうかと思います。

 先ほども、9月に講習をされてというお話がありましたけれども、大体これは10名以上あれば消防署の方でちゃんと指導もしてくれるようでございますし、何とか一人でも多くこの講習をふやしていかなきゃいけないと。

 また、AEDも、大体金額的には二、三十万円というようなものでございますので、やはり一応、公共施設等に配備を実際する必要があるのではないかというように思います。そういう意味から、今この電気ショックを与えるのが1分間おくれると、7%から10%の割合で生存退院率が下がってくるというようなことも言われていますし、大体、救急車が現場へ来るのが、全国平均では6分かかるというようなことも出ております。

 したがって、先ほどのお話の中から、そういう設備的にAEDを配備するという考え方はあるかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 健康福祉部長、答弁。



◎健康福祉部長(服部祥雄君) 

 先ほど申し上げましたように、職員の人材育成という面からは、来年度も計画的に進めてまいりたいと、かように思っております。また、そういった機器につきましても、医療用はやはり200万円近くかかりますし、消防署のそういった常備の方もプロ用としてそれぐらいの額になっておりますが、一般の方々の使用におきましては、今議員さんが申されましたように30万円程度というようなことでございますが、市といたしましては、やはり限られた財源の中で十分に精査して、各関係機関と調整をしてまいりたいと、このように思っております。

 以上でございます。



○議長(立入勲君) 

 2番、山本吉宗議員。



◆2番(山本吉宗君) 

 今、部長の方からもお話ありましたように、職員の方の講習をふやす、あるいは一般的な講習をふやしていただく。また、設備的にもひとつふやしていただいて、こういう事故があちこちで起こりますので、ひとつこれからの対策としてよろしくお願いしたいと思います。

 私の質問は一応これだけなんですが、先ほどの橋の件につきましても、ひとつ再度お願いをしておきたいのですけれども、国1バイパスができればということではなくして、事前にすべて検討して、テーブルの上にのせるというところまで、ひとつ何とかお願いいたしまして、時間は早いようですけど、私の質問を終わります。



○議長(立入勲君) 

 これで、2番、山本吉宗議員の一般質問を終わります。

 会議途中ですが、暫時休憩します。

 再開は10時45分といたします。



△休憩 午前10時35分

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△再開 午前10時49分



○議長(立入勲君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 説明員のうち助役から、公務のため本日この後の会議についての欠席届が出ておりますので、御了承願います。

 なお、8番、上西 保議員の一般質問の際には、質問の内容が助役本人に関する質問であることから、助役より提出のあった答弁書を総務部長に代読させますので、御了承願います。

 次いで、6番、赤祖父裕美議員の発言を許します。



◆6番(赤祖父裕美君) 登壇

 議長のお許しを得ましたので、私の一般質問をさせていただきます。

 本日は、このようにたくさんの傍聴の方の前で非常に緊張いたしますけれども、一生懸命質問をさせていただきます。

 私の質問は、大きく3点についてお聞きいたします。

 まず初めに、通学路の安全、湖南市の防犯施策状況についてお聞きをいたします。

 広島・栃木両県で、下校途中の小学校1年生の女の子の命が奪われた事件は、私たち学校に通わせている保護者にとって、また学校関係者に大きな衝撃を与えました。このような痛ましい事件を二度と繰り返さないために、湖南市としても施策を講じなければなりません。

 安心安全課による2台のパトロールカーの巡回、各学校単位によるPTAパトロール、ボランティア団体による巡回パトロール、防犯ブザーの配布、24時間緊急通報システムの設置など、さまざまな取り組みが進められてきていますが、子どもが一人になる空白をどう埋めるかは重要な課題です。

 自宅近くでは必ず一人になるため、市域全体で見守る体制づくりが必要とされ、各市で開催された対策会議では、地域や保護者、学校との連携が最重要であると強調しています。

 また、滋賀県では既にボランティアで活動していただいている方を含め、県内の国公立の小学校を対象に、スクールガード、学校安全ボランティアを養成し、主として不審者から児童を守る見解から、巡回、警備を実施していただくことにより、児童における登下校の通学路の安全及び校内での安全確保をさらに確立したいとしています。

 11月20日現在、この湖南市にも17件近くの不審者情報が寄せられていますが、栃木県今市市の小学1年生女児の殺害事件で、事件前に児童から寄せられた不審者情報が一日おくれて一斉連絡されていたことがわかりました。「早く注意を喚起していれば事件が防げたのではないか」との指摘も出ているようで、「おくれた」では済まない問題。「そういう情報は、保護者だけでなく地域全体に早く知らせられるべきである」と意見が寄せられています。事件を受けて、携帯メール配信の準備をされているとのことです。隣りの栗東市も、12月より登録制で不審者情報の配信を始められたそうです。

 そこで市長にお聞きをいたします。情報伝達手段として、通信システム、タウンメール導入は、より早く確かな情報を得るという観点からも、総合的に考えても必要と考えますが、湖南市としての今後の方向性をお聞きいたします。

 次に、担当課にお聞きをいたします。

 ことしも湖南市PTA連絡協議会が通学路危険箇所の協議をされましたが、ことしは湖南市となり初めて、石部地区ではなされなかった各学校のPTA会長がバスに乗り、その危険箇所を見て回られました。非常に活気的なことで、すばらしいことだと思います。

 湖南市になり範囲も広がり、43カ所ほどの見学は大変な作業であったと思いますが、最重要危険箇所幾つかを取り上げて担当課に要望されたのか、お聞きいたします。

 また、要望者はその回答を心待ちにしておられます。石部地区においては、結局回答が出ず、またことしも同じものを提出しているとお聞きしていますが、各学校PTAの最終説明はいつごろになりますか。

 地域区長要望との連携は必要であると常々感じていますが、特に石部地区においては、まだなされていない地区があるようですが、より重要な箇所を地域でまとめ、的確に要望する観点からも、その統一を図るような計画はおありですか。

 また、各小学校区別に交通安全の視点でつくられたものではない、犯人の目線を意識した、だれがどこで一人になるかなどがわかりやすく表示した安全マップは作成されていますか、お聞きをいたします。

 そしてもう1点、安心安全課にお聞きをいたします。自主的に立ち上がった防犯組織について、市民の目線から見た子どもを見守る活動として大いに期待するところです。たくさんの団体に活動していただきたいと願うところですが、その団体への活動費については、会計報告をした上での必要と認めたものについては市が支援していくべきと考えますが、今後のそのようなお考えはありますか。

 大きく二つ目の質問をいたします。

 湖南三山とその周辺施設を含めた観光地化に向けて、その取り組み、その問題点について質問いたします。

 先日11月12日から27日までの16日間、「湖南三山」秋の一斉同時公開が開催されました。湖南市の観光マップを見てみますと、本当に歴史・文化に恵まれた美しい自然をたくさん残し、すばらしい湖南市に住まわせていただき、幸せに思っております。常楽寺9,500人をはじめ、長寿寺、善水寺を訪れた方は、新聞発表、合計2万5,600人と、多くの方が湖南市に訪れられました。思いもよらないお客様に関係者は戸惑われたのではないでしょうか。バスの運転手さんが、「来年はもっと多いですよ」と言われていたように伺いますが、ことしが初めてということもあり、かなり反省点もたくさんあるように伺います。各地域の方々や関係団体の知恵を出し合い、少しずつ改善されていくことを望む者の1人であります。

 湖南市としての取り組みの今後の方向性についてお聞きをいたします。

 まず一つ目、交通手段について、観光客サービスのアイデア、受入体制について。二つ目、じゅらくの里、雨山ハイキングコース、うつくし松、十二坊温泉などを含めた取り組み、そしてPRとルート設定について。三つ目に、お土産、地産販売の拡大について、お伺いをいたします。

 最後の質問になりますが、石部学童保育新設事業についてお聞きをいたします。

 現在、石部子育て支援センター交流室を借りて学童保育を実施されていますが、当初七、八人であった子どもたちが、現在50人を超えています。

 まず、一番に困っておられるのは、トイレが一つしかないということです。また、この交流室は午前中、サークル活動にも使われ、学童の子どもたちが元気に遊んだ後に上がる少しの砂でも、サークル活動に来られる赤ちゃんには、すぐに口にしてしまうので困るということで、とても気を遣う状況が続いているとのことでした。

 現在、女性が仕事をすることは時代の流れにおいてふえつつあります。安心して女性が働ける体制を整えることは、今後ますます必要とされます。別の場所に新設していただけるのを心待ちにしておられますが、現在の進捗状況をお聞きいたします。

 また、指定管理者制度がこの議会でも認めましたが、導入されていくと思われますが、利用者の負担増は懸念されるところですが、その体制導入についてもお聞きをいたしたいと思います。

 以上、後は自席で質問させていただきます。



○議長(立入勲君) 

 市長、答弁。



◎市長(谷畑英吾君) 登壇

 6番、赤祖父議員の御質問にお答えをいたします。

 まず1番目に、通学路の安全、市民の防犯体制についての御質問でございます。

 先ほども赤祖父議員が御指摘をいただきましたとおり、昨今、昨年の奈良に引き続きまして、広島・栃木各県で下校途中の子どもさんの命をねらうという事件が続いているわけでございます。私自身も、長男、次男は小学校に行っておりますし、三男も来年は小学校に上がるということで、非常に関心を持って見ているわけでございますけれども、当然、地域においても、そういった児童の安心・安全の確保ということは非常に大きな関心事であると認識をしているところであります。

 子どもたちの安心・安全の確保につきましては、先ほど議員が御指摘いただきましたとおり、湖南市としてもさまざまな手段をとっているわけでございます。そういったものにつきまして、最近ぽつぽつと周辺の自治体においても取り上げることがあるということでありますけれども、本市としては非常に職員が恥ずかしがり屋なのか知りませんが、そういうPRが足りないという面もあると思っているところであります。

 ただ、池田小学校の事件以来、学校を高い塀でくるんでしまって、地域社会と隔絶してしまうというような方向性が一時期打ち出されてきたと思っております。しかし、それでは最近の事例であります通学途上の安全ということは当然賄えないわけでありまして、やはり学校については地域全体で包み込んでいくということが大事なのではないかなと考えているところでございます。

 甲賀警察署長さんとお話をさせていただく際にも、ほとんどが児童の安心・安全に関するものが多いと思っておりますし、公安委員会が信号機を初めとして交通安全施策を打つ際には、まず第一に通学安全ということがその頭に上がってくるということでございます。

 やはり地域において学校と子どもたちを包み込む、その中で安心・安全を確保していくということが非常に大事なわけでありまして、これまで日本の社会において安全が確保されてきたのは、そういった地域の中での抑止力というものが非常に大きかったのではないかなと思っております。

 今後、公民館や学童保育所、また老人クラブさんなどとも連携をしながら、地域運営学校ということで取り組みを進めていくという必要があると思っておりまして、現在それを進めさせていただいているところでございます。

 議員御指摘でありますタウンメールについてでございます。これにつきましては過日、来年度予算を編成するに際しまして、各部局の考え方についてオープンにさせていただきまして、市民の皆さんからの御意見をいただくという取り組みをさせていただいた中に挙げていたものでございます。

 これにつきましては、携帯電話等のメール機能を活用いたしまして、情報を素早く必要なところに送るというシステムでございます。議員御指摘のように、栗東市もそういった取り組みをしていかれるということでありますし、また県警も同様の取り組みをしておられます。

 それぞれのシステムにおきましては、不審者情報ということでありますけれども、やはりその不審者情報だけではなくて、その機能を使いますと、例えば災害情報でありますとか、またコミュニティの中での行事連絡でありますとか、また、行政においては意識調査をその中でしていくというようなことにも使えるのではないかと、そういうようなさまざまな使い勝手について、現在検討をさせていただいているところでありまして、そういう利用方法等を使った費用対効果も勘案しまして、現在のところは予算編成作業の中で議論をさせていただいておりますけれども、できる限り早く導入をしてまいりたいと考えているところでございます。

 それから、そのほかの安心・安全に関する御質問につきましては、各担当並びに教育委員会より答弁がございます。

 それからもう1点、湖南三山についての御質問でございます。

 議員御指摘のとおり、予想以上の人出ということでございましたが、その人手を受けて、やはり地域において何とかまちづくりにつなげていかなければいけないという、ボランティアまたまちづくりの芽が吹いてきたなと思っております。この芽は、まちづくりにきちんとつなげていくということが、市としてはしていかなければならないと思っているわけでございます。

 もう1点、湖南三山につきましては、三つのお寺が今までばらばらであったものを線でつないだだけで、これだけお客さんが来ていただきました。これを面的にどういうふうに展開していくかということを、今後市としては考えていく必要があろうかと思っております。湖南市内に非常に魅力ある歴史的な遺物、さらには先ほど議員がおっしゃられました天然資源の部分もございます。そういったものをいかに外から来られる方に楽しんでいただけるか、おもてなしの心をどうしていくかということについても議論をしていかなければならないと思っております。

 湖南三山、合併の中で極めて短期的には効果が出てこないと言われている中で、極めて短期的に効果が発揮できた事例であると、県においても注目をいただいているわけであります。せっかく効果が出てきたものであります。これを大切に育ててまいりたいと考えております。

 そのほかの点につきましては、担当より答弁を申し上げます。



○議長(立入勲君) 

 学校教育課長、答弁。



◎学校教育課長(松浦龍一君) 登壇

 赤祖父議員の一般質問にお答えいたします。

 まず、PTA連絡協議会の通学路危険箇所要望書の件でございますが、これがその写しでございますけれども、本年7月16日にPTA連絡協議会の役員の皆様とPTA連絡事務局及び学校教育課担当者で通学路の危険箇所43カ所をバスで巡視いたしました。巡視後、詳細に協議、検討されまして、結果について要望書として集約され、11月21日に学校教育課に提出をいただいております。

 学校教育課といたしましては、提出された重点箇所51カ所の要望事項につきまして、道路、施設等を管理する所管の担当課と改善対応策について検討をしてまいります。各課より報告を受けた回答内容につきましては精査し、PTA連絡協議会及び区長様の方へ2月上旬をめどに報告をさせていただきます。

 要望の中には、区代表者から直接担当者へ要求されているような案件もございまして、時間を必要とする案件も数多くございますが、速やかに報告できるようにいたしたいと思っております。

 次に、石部地区の取り組みでございますが、このPTA連協の要望書の中に20カ所に絞った要望が出されております。これは各地域区長様が目を通されて、そして署名というのか、それもされておられるところもございまして、区長様の目が通っておりますので、先ほど申しましたとおり、PTA連絡協議会及び区長様の方へ御報告いたします。そして、PTA連絡協議会、区長様とも協議しながら、すぐにできないものは精査をいたしまして、年次計画を立てるなど担当課へ積極的に働きかけていきたいと考えております。

 教育委員会といたしましては、PTA、学校、関係課との連携、調整を図り、改善が図れるものは図り、関係機関への協力が必要な場合は積極的に働きかけ等を行い、改善に努めてまいりたいと思っている所存でございます。

 次に、幼児、児童・生徒の安全確保につきましては、先ほど市長様より申されたとおり、昨今の状況から、緊急かつ重要課題というふうに認識しております。

 小学校区別の危険箇所は各学校で十分把握しておりますし、通学路マップ、これが通学路マップになっておりまして、各小学校ごとに、小学生が登下校する地図でございます。これに基づきまして、各関係機関にパトロールの強化をお願いしているところでございます。

 それから、「こども110番」の旗設置マップ、それから不審者出没マップ、これは市内全域に今年度出没しました不審者、それをマークをしまして、石部中学校区それから日枝中学校区、それから甲西中学校区、甲西北中学校区というように、最近の不審者出没をマーキングしたものをつくっております。

 今後、これをさらに公民館等に配置しまして、事故防止の啓発と申しましょうか、そういうあたりにも活用していきたいと思っております。

 それから、各校で子どもたちがつくった「地域安全マップ」、そういうあたりを各校で工夫して取り組んでおります。

 児童・生徒に対しましてはどのような指導をしておりますかと申しますと、複数での下校、不審者に対する対応の仕方の確認、万一の場合の大声のあげ方、「こども110番」の場所の周知徹底、防犯ブザーの携帯等の指導を行っております。このように、子どもに危険予測、回避力をつける指導を行っておりますので、議員が申されましたCAP研修は大変重要だと考えております。実際に、そのようにCAP研修を取り入れて指導されております小学校もございます。

 また、市内全域の児童・生徒の通学路、児童一人になる通学路につきましても、各小学校で把握してございますので、下校時刻に合わせまして、先ほど申しましたマップを中心にしながら、時間も合わせながら、安心安全課によるパトロール、警察、少年センターとの関係機関、各学校単位のPTAパトロール、それからボランティア団体や教職員によるパトロールによって、下校時の児童の安全を守るパトロールの徹底をしておりますし、お願いもしております。

 さらに、児童・生徒を参加させての通学路の危険箇所、不審者出現の危険性のある箇所、「こども110番のいえ」のマップ等の総合的な地域安全マップの作成を検討しております。子どもたちの目線に立ったそういうマップづくり、そういうあたりが重要だというふうに考えております。そのときにも、だれが・どこで一人になるのか、そういうあたりをわかりやすく表示したマップも検討していきたいと思っております。

 ただ、通学路マップは、建物とか交通事情とかそういう周囲の状況が変化しますと危険箇所等も変化しますので、定期的な点検と申しましょうか、見直しも必要となっておりますので、そういう部分も検討しております。

 以上でございます。



○議長(立入勲君) 

 安心安全課長心得、答弁。



◎安心安全課長心得(三善正二郎君) 登壇

 6番、赤祖父議員の質問にお答えをいたします。

 近年、本当に治安情勢が悪くなっているということでございまして、市におきましてもさまざまな不審者情報がございます。そういったことで、2名の地域安全サポーターを採用させていただいて、下校時間帯を中心に回らせていただいておりますが、先ごろも不審者情報事案の報告を受けまして、すぐに重点的にその方に回ってくれということで、携帯電話でも連絡をし、回らせていただいているところでございますけれども、市行政や関係者だけでは十分なパトロールができないということで、さまざまな地域ボランティアの方とかPTAの方、また門口おかえり運動の実施ということを通じても、見守りということでお願いをさせていただいております。

 そういった中で、先ほど防犯組織の活動費ということで、支援していくべきだというお話がございました。市といたしましては、例えばジャンパーとかステッカー、こういった防犯の資材を配布をさせていただくとかいったような格好でのことは考えさせていただきたいというふうに思いますけれども、いわゆるガソリン代といった経費については支援がさせていただけないということでございますので、御理解いただきたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 産業建設部長、答弁。



◎産業建設部長(谷口忠一君) 登壇

 赤祖父議員の質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 今、市長が申し上げましたように、本当に市としては初めての試みでございますので、地域の皆さん、両商工会、ボランティアの皆さんには大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

 交通手段につきまして御質問でございますが、同時公開中の湖南三山へのアクセスにつきましては、JRを利用されている方につきましては、石部駅・甲西駅を拠点とした市内循環バスと三山を結ぶ巡回バスに乗り継いでいただいて回っていただけるように計画をし、アピールに努めました。

 この間、バスの利用につきましては、臨時バスにつきましては1,972名と、11月の「ふれあい号」・「めぐるくん」の利用者数が、対前年比16%を増加しております。人数で言いますと約1,000人の増加が見られます、11月で。全体で約3,000人の方がご利用いただいたものと想定されます。

 そしてまた、団体バス等でお見えになった方につきましては、事前予約が各寺で大型バス20台から30台以上ございました。それぞれ800人から1,300人の来訪者があったと想定されます。

 期間中の拝観者数につきましては、お寺によって違いますが、7,600人から9,500人と御報告をいただいております。延べ、全体で2万5,000人以上の来訪者をお迎えをすることができたというふうに思っております。

 また、観光客サービス受入体制として、情報発進につきましては、JRと観光物産協会のタイアップによりまして、アーバンネットワークのJR280駅と、その駅にポスターを掲示をさせていただきました。観光パンフレットを8万枚印刷させていただきましてPRをいたしました。そしてまた、大変、県の「ビジターズビューロー」の全面的な協力もいただきましたし、NHKそして東京新聞、中日スポーツ、福井新聞ほか主要紙の滋賀版におきまして取り上げていただきまして、大変効果があったというふうに思っています。そしてまた、旅行者4社の企画書にも掲載をしていただきましたし、大変多くの反響をいただきました。このため、10月下旬ごろから11月12日の同時公開までに250件からの問い合わせを商工観光課の方で電話対応をさせていただきました。

 また、12日から27日までの16日間にわたり、三カ寺それぞれにおきまして、住職を初め地域を挙げた多くの皆さんのボランティアのもと、来訪されるお客さんへのもてなし、日々努力をしてまいりました。また、観光物産協会の役員の皆さんには、期間中交代で三カ寺に出向いていただきまして、延べ48人、そして周辺の観光案内やアクセス等の説明をいただきました。また、観光ボランティアの皆さんには、甲西駅に期間中、午前中でしたか出向いていただきまして、観光案内や臨時バスの案内等をしていただきました。

 また、三カ寺におきましては、お茶席コーナーの設置だとか、両商工会、地元等の協力をいただきながら、軽食やお土産等、地場の野菜等を販売していただきました。それに御尽力をいただいてまいりました。

 また、トイレにつきましては、能力的には心配された石部の長寿寺・善水寺には仮設トイレを設置させていただいて対応してまいりました。

 また、駐車場につきましても、三カ寺とも狭うございますので、その状況に応じて誘導員や地元のシルバー、ガードマン等を配置をしていき、対応をいただいておりましたが、特に23日の祭日につきましては、能力を超えるお客さんが来ていただき、一部お待ちいただく状況にありました。全体的には事故もなく対応させていただきました。

 三カ寺には雨山の運動公園や十二坊温泉ゆらら、ハイキングコース等の掲載をした市の観光マップ等を配置いたしましてPRに努めてまいりましたが、当初予定していたより来訪者が大変多く、パンフレットにつきましても、湖南三山のパンフレット1万部の増部、そしてまた追加でまた1万部対応してまいりました。なお、ゆらら温泉の利用者につきましても、前年の11月に比べて8%の伸びとなり、11月だけで1万3,756人の利用者がございました。

 そして、地産品の販売につきましては、甲西・石部両商工会が中心に取りまとめていただきまして、地酒だとかお菓子、漬物、下田焼、おすし等の販売をしていただきました。そしてまた、生活改善グループ、グリーンファーム等の皆さんから、御飯だとか汁物等の芋つぶし、野菜類等の販売をいただきました。期間中、全体で約330万円の売り上げがあったというふうにお聞きをいたしております。

 今後、先ほど市長が申し上げましたように、三カ寺とその地域の皆さん、観光物産協会、両商工会等の関係者が反省会そして情報交換会を開催する中で、今年度の課題につきまして、たくさん課題がありました。既に聞いておりますが、それを検証して、整理して、それぞれの役割を確認し、連結する中で、それぞれができるところから地域活性化につながる改善がないかということで進めてまいりたいというふうに思っています。

 なお、次年度の取り組みにつきましては、とりあえず三カ寺の住職さんにお集まりをいただいて、基本的なお考えをお伺いをして、地域を初め関係各位の協力のもと、方向づけをしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 子育て支援課長、答弁。



◎政策監社会福祉課長事務取扱兼子育て支援課長事務取扱(麻生弘子君) 登壇

 石部学童保育所新設事業に関しましての答弁をさせていただきます。

 現在の石部学童保育所におきましては、議員御指摘いただきましたように、石部保育所に併設の石部子育て支援センターと施設共有利用いたしております関係上、持続的な活動に不便を来しておりますことから、国・県の補助を受けまして施設整備を計画いたしております。

 建設の場所といたしましては、市立石部小学校と都市公園の十禅寺公園に隣接いたします市有地、現況は山林となっておりますところを、切り土いたしまして用地を確保いたし、建設を予定いたしております。地元説明会も開催させていただきまして、地元の皆様の理解、御支援をお願いいたしまして、現在、平成18年度補助に向けまして県に協議書を提出させていただいております。

 なお、各学童保育所におきましては、地域に開かれた地域に見守られた学童保育所を目指し、放課後までの時間帯を地域の皆さんにも御利用いただき、また子どもたちと高齢者の方々の触れ合い地域交流事業活動にも取り組んでいただいておりまして、石部学童保育所の新設に伴いまして、地域のお年寄りを初め住民の方々の居場所づくりに活用いただき、地域における子どもたちが安心して生活できる場所であるとともに、地域住民の交流の場として子育て支援体制の強化を図るとともに、地域の老人等の生きがい支援対策としての共存施設となるよう望んでおります。

 なお、指定管理者制度の導入につきましては、現在、各小学校9学童保育所を公設民営にて保護者会に委託させていただいており、施設の管理運営について既に委託している施設につきましては2年間の猶予はありますが、直接行うもの以外は指定管理者制度を導入することが義務づけられましたことによりまして、今議会で指定管理者制度導入の対象施設として条例可決いただきましたので、今後は導入に向け進めてまいりたいと思っております。

 現在、学童保育所の運営につきましては、地域の実態に合ったそれぞれの運営が実施されてきましたが、制度の導入によりまして、民間事業者のノウハウを幅広く活用し、公的施設への多様な市民ニーズに対しましても、より効果的かつ効率的な運営ができるものと考えております。

 現保護者会におきましても、より組織を充実していくために、またコストの削減を図るために、市内保護者会の統一も視野に入れて検討いただいておりまして、指定管理者制度にのっとり、学童保育所のより一層の管理運営が図られるものと期待いたしております。

 よろしくお願いいたします。



○議長(立入勲君) 

 6番、赤祖父裕美議員。



◆6番(赤祖父裕美君) 

 ちょっとかなりたくさんの量でしたので、一通り熱心な答弁をいただきまして、あと5分ということですが、学童の方につきましては、皆さん切望されております。今、県の補助金の制度をいただけるように申請中ということです。一日も早く補助金をいただきまして、新設の方向で事が流れればいいと、私も切に願っているわけですが、指定管理者制度が導入されることにより、少し石部の方は高くなるんじゃないかなという懸念をされておりますが、そこの部分も皆さん、使用者の面もある程度考慮して進んでいってほしいなとは思っていますが、学童の方については補助金の体制を待つということで、結構でございます。

 それと、湖南三山についても、本当にたくさんの方が突然に来られたということで、うれしい反面、受入体制ということでも戸惑われたということは事実であるようです。

 また、反省会も次に行われまして、地元としての宝、そういった歴史、自然をどのようにPRして、それを増収に図るかということは、また地域の方が考え、そして周りの各団体、そして市の方と協力し合って、今後また数年、ことしは1年目ですので次につなげていっていただきたいと思いますし、ぜひとも来年の開催を私は切望しているものであります。

 また、道路の方の案内等が少なかったようにも聞いておりますので、そういったこともまた反省会の方で出るのではないかなと思っています。

 1点なんですけれども、通学路のことですが、大津市の方では自主防犯組織ということで結成が相次いでいて、そして滋賀県の安全まちづくり条例に基づく補助金制度というものを使用しながら、防犯意識の高まりを組織化として後押ししているというような記事を目にしましたけれども、こういった条例を活用しながらの補助金体制を今後もとられていくというような方向性はございますでしょうか。

 そして、PTAの連絡協議会の方で出された、私もこの要望書を全部持っておりますけれども、もう一つ石部の方の区長印がなかったりもしております。私の地区に関しても、区長との話がまだもう一つできてないようにもお聞きしております。そういったところで会長さんが一年一年に交替される中、統一的に図っていくような、そういった建設的なまとめといいますか、そういったところをやはり教育委員会の方でも持っていっていただきたいなと思っています。

 来年も出しています、来年も出していますというようなそういった要望書もたくさんありますので、そういったところ2点についてお聞きをいたします。



○議長(立入勲君) 

 教育部長、答弁。



◎教育部長(山中恒男君) 登壇

 石部地域の通学路の要望の関係でございますけれども、今、議員おっしゃっいましたように、毎年同じようなものが出てくるということで、そしてPTAの会長さんも変わるということでございますので、教育委員会としましては、それは前年度としてはまとめて、それを継続して、先ほど課長が言いましたように、年次計画でできるものはそういう形で、年度を越して持っていくということと、毎年同じようなものが出ないような形で進めていきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。



○議長(立入勲君) 

 時間が来ましたので、これで6番、赤祖父裕美議員の一般質問を終わります。

 次いで、9番、大継健藏議員の発言を許します。



◆9番(大継健藏君) 登壇

 一般質問を行います。

 傍聴の皆さん、市政に関して本当に何かと興味を持っていただいて、きょうは傍聴、本当に御苦労さんでございます。

 18年度の部局枠別予算編成について、一般質問いたします。市長と各部局長に質問をいたします。

 去る11月7日の本会議で谷畑市長があいさつされた中で、特に議会での大きな役割の一つとして、予算議決権の重要性について述べられました。また、過去の旧石部・甲西両町の予算、財政出動に対して、ある種の疑問点も投げかけられました。当市の17年度予算編成に対して、同時期に合併された甲賀市、また高島市の予算編成の内容に対しても言及されましたし、きょうも坂田議員の質問に、チラッとそういう内容のお話もございました。

 そういう観点から、市長の予算編成に対する並々なる思いを感じ取って、市政の最重要課題であることを確認した上で、当市が18年度予算編成に従来の積み上げ要求方式予算から脱却し、部局別枠予算編成を導入し、また広く市民に予算案を公開して予算編成の市民参加を求めるという新しい18年度予算編成の取り組みが始まることになりました。

 市長がこの新方式を導入することに踏み切られた基本的なお考え、また各部局長を初め職員へ期待される18年度の予算編成とはいかがなものか、市長にお尋ねいたします。

 各部長さんへの質問は、自席で行います。



○議長(立入勲君) 

 市長、答弁。



◎市長(谷畑英吾君) 登壇

 9番、大継議員の一般質問にお答えをいたします。

 平成18年度部局枠予算編成の導入についてという御質問でございます。

 この方式を採用するに至ったいきさつということでございますけれども、この点につきましては、先ほども議員が御指摘いただきましたとおり、11月7日の市議会議員選挙終了後の初めての議会において表明をさせていただいたというところでございます。

 先ほどおっしゃられましたように、これまでの積み上げ型の予算編成というのは、もう既に破綻を来たしているのではないかなということが問題意識でございます。

 私ども行政がお預かりしている分野と申しますのは、実はどの分野をとりましても必要であるという主張、まずそれオンリーであります。その「必要である」の中に、それぞれが軽重があるということでありまして、まずは行政がやる内容は、必要ないことはしていないというのがこれまでの日本の行政における常識とされてきたところでございます。

 ですから、それぞれの各専門部局が「必要である」というふうに要求してまいりましたものにつきましては、その専門部局と違う専門部局は、それに対して口を挟めない、そういうような状況にあったと思っております。これは一つ、官僚制の弊害であろうとも思っておりますけれども、それをやはり打破していかなければ、これから非常に財政的に逼迫をしてくるという中において、持続的な財政というものは非常に難しいであろうと考えたわけでございます。

 そういった中、やはり国におきましても、いわゆる三位一体の改革ということで先般、政府と与党の間で妥結をいたしましたし、その中におきましては、やはり地方財政の縮小ということも求められてくるわけでございます。

 その中におきまして、基金の残高自体も市としても底をつきかけているという中において、毎年度、予算を編成していくその苦労というのは非常に大きなものでございます。特に、その予算編成に力を尽くす余りに、それだけで職員の力が尽きてしまうというのが全国の自治体、また政府の状況ではなかったかなと反省をしているわけでございます。

 ですから今般は、やはり各部局に枠を示させていただきまして、その枠の中でそれぞれが知恵と工夫をもって予算をみずから編成をしていただくということが大事ではないかと思っているわけでございます。

 やはり、これまでの行政の中においての予算編成につきましては、各担当が予算担当部局に対して要求をする、そしてそれに対して財政部局が査定をする、こういったせめぎ合いという中で編成をされてまいりました。

 ただ、実はこういう編成の仕方につきましては、右上がりの経済状況、財政状況の中であれば最適なものであったかもしれませんけれども、これから拡大が望めない中において、どこに最適に資源を配分していくかということを考えようと思いますと、やはり現場に近いところで工夫をし合ながらやっていくということが非常に大事なことではないかなと思っているわけでございます。

 特に、本市におきましては、先日来もお話ししておりますように、一般的に毎年かかってくる経費であります経常経費比率が91.6%ということで、新しいことに回すお金というものはほとんどないというような状況でありまして、生活費だけでほとんど予算を使ってしまうということは、やはり健全ではないだろうと考えております。ですから、その生活費の切り詰め方を、やはり現場においてそれぞれの知恵を絞ってやりくりをしていただきたいということであります。

 そういった中で、これまでは一定の割合をマイナスシーリングという形でそれぞれに掛けていたわけですけれども、やはりそれでは現場においてもやる気も出てきませんし、一方的に切られたという発想にしかならないわけでございます。やはり限られた枠ではあるけれども、みずからが議論をして、ここがいいんじゃないか、いや、ここはやめた方がいいんじゃないかと、そういった中で編成をしてくるということが、職員の自発性というものを引き出すもとにもなるかと考えているわけでございます。

 特に、財源の重点化ということが大事でありますし、またそれを機動性を持たせるということが大事でありますので、その際には部局の中において相互に連携をしていくということが非常に大事ではないかなと思っているわけでございます。その部局間の連携ということは、当然市長なり財政部局なりも参加をする中において諮っていくという形になってこようかと思っているわけでございます。

 そういった観点から、各部局ごとに枠というものを示させていただきまして、その中でそれぞれが知恵を絞るようにということを言ったわけでありまして、その知恵を絞った結果として予算要求ということをしてくるようにということにさせていただいたわけでございます。

 ですから、過去のいきさつに縛られることなく、柔軟な発想で予算編成ができるのではないかなということが、この枠予算編成を導入したもとの考え方ということでございます。

 現場でありますので、当然、環境の変化に非常に敏感であるということでありますし、部局の中であれば、やはり隣りの課は違う課であったとしても似通った仕事をしております。そしたら「これはむだじゃないか」というような発想も当然出てくるわけでありますし、「いや、こっちの方が大事なんだ」、「ああ、それはわかる」と、そういうようなことで議論をしながら予算編成をきちんとしていかなければならないなと思っております。

 そういった観点で、この部局枠予算ということを導入いたしましたので、職員に対する期待というものにつきましては、やはり部局内の全職員が予算編成に参加をして、そして議論をして、それをつくり上げて、つくり上げたものであるので、みずから説明をし、そして執行していくということをしていただきたく思っておりますし、そのために各部局が自立、そして責任体制ということを明確に確立していくということが重要ではないかなと考えているわけでございます。

 もう1点が、市民に対して予算編成過程を公開するというやり方、今回は試行的に取り組みをさせていただきました。本来であれば、先に枠を示した中で、その枠の中でプラスするかマイナスするかという知恵を絞るべきであったと思っておりますけども、今回は全くフリーハンドでいたしましたので、プラス要因ばかりが目立ったと思っております。

 それにつきましては、先ほど申しました積み上げ方式がこういったものだったのだというふうに御理解をいただけたらいいかと思っております。「本来であればこれをするけれども、そのかわりに財源はここをなくしてやっていきたいけれども、どうか」という聞き方というのが非常に大切ではなかったかなと思っておりますけれども、今回まず試行的取り組みということでございます。今回の反省をもとに、また来年度以降も市民の皆さんにもお伺いをしてまいらなければならないと思っているわけでございます。

 それとともに、やはり議会においても十分に議論をしていただくという必要があろうかと思っております。例年よりも予算編成のスケジュールを前倒しいたしておりますので、その点で議会においても十分な議論をお願いを申し上げたいと思っているところでございます。

 以上でございます。



○議長(立入勲君) 

 9番、大継健藏議員。



◆9番(大継健藏君) 

 市長に18年度の部局枠別予算編成についてのお考えをお聞きしたわけですけれども、市長の今の答弁を受けられた上で、それぞれの各部長にお伺いいたします。

 今の市長の答弁をどういうふうにお聞きになって各部長、18年度の予算編成に御苦労をいただいたか。まず、市民生活部長の方から答弁お願いいたします。



○議長(立入勲君) 

 市民生活部長、答弁。



◎市民生活部長(川合清蔵君) 登壇

 市民生活部における予算の対応ということでございますが、特に市民生活部おいては国保会計の問題、それから、いわゆる市民税以下、固定資産税等々の税の収納の問題についてでございますけれども、まず1点目の、国民健康保険の特別会計におきましては、一般会計から繰り入れをいたしているということでございます。保健基盤の安定制度の導入により、出産一時金に対する繰り入れや、いわゆる福祉医療費の波及分および事務費等の繰り入れがあるわけでございます。

 平成17年度当初予算におきましては、法定内繰り入れといたしまして、保健基盤安定繰入金軽減分といたしまして7,800万円、保険者支援分といたしまして1,700万円、出産一時金2,640万円、そしてマル福医療費波及分1,400万円、事務費相当額3,000万円の1億6,540万円を法定内繰り入れとして繰り入れをいたしております。さらに、法定外繰り入れとして、医療費分の3%相当額3,792万4,000円、合併による税率調整といたしまして、平成17年度に限りまして3,000万円、合計6,792万4,000円の法定外としての繰り入れでございます。総合計いたしますと、平成17年度においては2億3,332万4,000円を一般会計からの繰り入れをいたしました。

 今後におきましては、基準外の繰り入れ基準といたしまして、不確定要素が多く、流動化の厳しい医療費の動向に対応するためにも、一般医療費の3%から5%の範囲内におきまして、弾力的に一般会計からの繰り入れとして対応をしていきたいと考えております。

 と申し上げますのは、先ほども申し上げましたように、年度によって不特定要素が医療費には多くございます。そうしたものを、その動向によりまして毎年一般会計との調整をすることなく、医療費の何%というものをはっきりと明確にし、単年度の国保会計の収支をしていくと。よって、赤字が出れば積立金からの取り崩し、黒字が出れば一般会計からの繰り入れをなくすじゃなくて、特別会計に積み立てをしていくというようなシステムが必要でなかろうかと、このように考えております。



◆9番(大継健藏君) 

 議長、質問の内容と違って、ちょっと先走ってお答えいただいています。

 まあ結構です。

 ちょっと議長、すみません。



○議長(立入勲君) 

 9番、大継健藏議員。



◆9番(大継健藏君) 

 ちょっと質問通告しておきましたので、ちょっと市民生活部長、先走ってお答えいただきましたのですが、それはそれで結構なんですけれども、国保の特別会計の一般会計からの繰り入れを一定基準化するということを示されておられます。これは、ほかの特別会計にも当てはまることだと思うんですけれども、国保に対しては、もちろん市民のすべての方が国保に加入されているわけではありません。国保会計が赤字だからといって繰り入れを際限なくしては不適切であるということは言うまでもありませんので、今の答弁で結構かと思います。

 それと、滞納税の取り組みについてお伺いをいたしますけれども、国の方は物納の枠を広げてまでも税収入の確保に取り組むようであります。そういう予定を発表されております。

 湖南市、十数億円の滞納税があるということでございますけれども、この数年間の滞納の税が減少傾向にあるのか増加傾向にあるのか、その辺をひとつお聞かせ願いたいのと、年間の滞納税の回収分と、その1年間の滞納の差額がマイナスかプラスか、その辺をひとつお聞かせ願いたいと思います。

 行政サービスの対価として税を市民からちょうだいしているわけですので、商売でたとえれば、商品を売った代金として売掛金を回収にあがるという民間のことと同様でありますので、その辺お力いただいていると思いますけれども、減少傾向にあるのか増加傾向にあるのか、1年分の差額がプラスかマイナスか、その辺すみませんがお答え願います。



○議長(立入勲君) 

 税務課長、答弁。



◎税務課長(森田幹雄君) 登壇

 滞納の徴収とパーセントですけれども、12年度から随時、甲西、石部という形で集計を持っておりますと、一時的に15年度が一番最高の徴収率が上がっております。それから現在、また降下の傾向が見られるというところでございます。

 調定額につきましても、一定というまではいきません。現年度分を繰り越すと、またもとの数字に戻るという追っかけ合いの形になっております。

 それで、後ほど部長が答弁しますけれども、先に現年をつぶそうということで、部課の方の職員7班で現年度をつぶしているところでございます。繰り越してしまうと、なかなか忘れていたという分が取れませんので、その忘れていたという部分を今現在、職員で回っているところでございます。



○議長(立入勲君) 

 9番、大継健藏議員。



◆9番(大継健藏君) 

 時間がございませんので、健康福祉部長にお尋ねいたします。

 私、質問通告に出しておきましたけれども、防犯と防災と同様に、防疫体制というものが市としても大変重要な課題であると思います。

 昨今言われております、例えば鳥インフルエンザが何らかの形で湖南市に迷い込んできたというとあかんけども、感染の緊急事態が発生したと、そういう場合の取り組み、対応力について、保健所との連絡・調整ということもあると思いますけれども、その辺ひとつ防疫体制ということでお伺いいたしたいと思いします。



○議長(立入勲君) 

 産業建設部長、答弁。



◎産業建設部長(谷口忠一君) 登壇

 お答えを申し上げたいと思います。

 健康福祉部長に御指名なんですが、鳥類の関係でございまして、鳥インフルエンザの関係は農林部で管轄させていただいておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 本年におきましては、8月に茨城県で、弱毒なんですが鳥インフルエンザが確認されたところでございますけれども、テレビ等で御存じのように、東南アジア、タイ等では人への感染ということで確認されております。渡り鳥が飛来する時期になりましたので、国・県と各市町におきまして鳥インフルエンザの発生への警戒をしているところでございます。

 そこで、緊急事態体制での対策はどうだということですが、県においての鳥インフルエンザの発生時の防疫対応スケジュールに従いまして、県と連携を密にいたしまして、本市におきましても11月28日に、助役をトップに、午前9時から防疫対策本部の立ち上げをさせていただきまして、市の養鶏農家だとか愛玩鶏の飼育者の状況もございますので、その辺の状況も報告させていただいて、今後の取り組みにさせていただきました。

 そしてまた、その午後だったのですが、11月28日の午後、甲賀地域の連絡調整会議というのがございまして、課長が出席をさせていただきまして、管内の防疫対策等の確認をさせていただいたということでございます。

 今後ですが、課長レベルでの幹事会を、この議会が終わりました12月21日に開催をさせていただいて、緊急事態発生時の危機管理体制ということで、課長を中心に総務班、そして渉外班、健康管理対策班、教育対策班と4班に分かれまして、この危機管理の体制を4班に分けて体制を図っていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(立入勲君) 

 9番、大継健藏議員。



◆9番(大継健藏君) 

 そういう鳥インフルエンザ等の防疫体制ということで、緊急事態の発生に対する危機管理体制を立ち上げてやっていただいているということで、市民の安心・安全につながる防疫体制の市としての取り組みをよろしくお願いしたいと思います。

 もう一つ、道路と河川の基盤の整備事業について、産業建設部長にお伺いいたします。

 石部の村井川の改修整備事業は、本年度も事業として取り組んでいただいているわけですけれども、18年度の計画、どの地先まで計画がされて、どのように行われるのか。

 また、これは今後大きな予算も必要ですけれども、落合川の平地河川化への計画等は市としてお考えになっていただいているのかどうか、その辺ひとつお伺いしたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 産業建設部長、答弁。



◎産業建設部長(谷口忠一君) 登壇

 大継議員の質問にお答えさせていただきたいと思います。

 村井川の改修につきましては、合併後16年・17年と継続でさせていただきました。8,000万円近くの一般単独で投資をさせていただきました。そういうことで、旧石部のときからの引き継ぎでございますが、石原線までは一次工事という形で進めてまいりましたが、その後の18年度の継続ということでは、第2期になりますので、新年度の上流部での着手は見送らせていただきたいなと。

 旧石部のほかの区長さんからもたくさん、旧石部の方の要望をいただいております。そんな中で、先ほど枠の配分の中でのバランスというものがございまして、やはりたくさん要望いただいているのですが、まず土地なのですが、やはり地元の協力が得られるところから優先順位を決めまして、枠内でおさめていきたいなというふうに思っていますので、ほかの事業もございます。そんな関係で、今回18年度は、新年度は上流部分の着手につきましては見送らせていただきたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 落合川につきましては、もう前々から、旧石部のときから平地河川への要望というのは、国・県に対してしていただいております。昨年の産業建設常任委員会におきましても、現地も調査をしていただきましたし、現状の危険をつぶさに見ていただきました。県に対しましては、以前より旧石部のときから早期に着手されるようにという要望を行ってきておられます。しかし、県におきましても財政事情が大変厳しいということで、着手するとの連絡は今のところございません。現状は、概略の測量をしていただいておりますけれども、机の上での計画法線を入れたままでございます。

 今後は、議員の皆さんのさらなるお力添えをいただきまして、一日も早い事業着手に取りつけたいというふうに思いますので、御協力のほどを、ひとつよろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(立入勲君) 

 9番、大継健藏議員。



◆9番(大継健藏君) 

 私も議員として、微力でございますが、ひとつ一生懸命やらせていただきたいと思います。

 先ほど山本議員の方から、中郡橋の西にもう一本橋をということで一般質問がありましたけれども、石部・菩提寺の人口は、湖南市の人口の約半数近い2万5,000人余りの石部・菩提寺の地区には住んでいると。なおかつ、竜王・野洲方面からの流入者も多い。さきほどの答弁、建設課長の方から答弁ありましたけれども、国1バイパスの兼ね合いと信号の秒数の調整で、何とかその状態を見てということでございましたけれども、とにかく菩提寺の人のお話を聞くと、自分の畑に行くのも何十分ほどかかって畑へ行かんならんという切実な声もあります。

 過日、市長が甲西橋を生活道路として工事の着工を予定しているということでございますけれども、私は甲西橋よりも中郡橋の西側に橋を一つつけていただければなと、かように考えております。これは緊急課題で、予定してなかったのですけど、ちょっと一言、要望としてお願いしておきたいと思います。

 地域調整局長にお伺いいたします。

 西庁舎の市民開放課ということで、3フロア、4フロアを市民に開放し、住民の福祉の増進を図ると、そういうお考えで進めていただいていることと思いますけれども、具体的に改修内容と、予算がどれぐらいかかるのか。私は1年でしたけれども、議場のあとどういう、石部の議会の議場の使用等も含めて、ひとつお考えをお聞かせください。



○議長(立入勲君) 

 大継議員にちょっとお尋ねします。細部にわたってのは通告の中に入っていませんのですが、この予算編成にわたっての関連した質問ということでよろしいですね。



◆9番(大継健藏君) 

 そうです。



○議長(立入勲君) 

 それでは地域調整局長、答弁。



◎地域調整局長(中村善太郎君) 登壇

 お答えをいたします。

 西庁舎の市民開放の件でございますけれども、予算につきましては、補正予算の方で認めていただいて、今現在、入札の段階に入ってきています。1・2階につきましては、事務所の方に市民の方が入ってこられますと、それぞれ支障を来しますので、1・2階につきましては、2階は今、教育委員会が利用していますけれども、それぞれ事務所につきましてはパイプシャッターでシャッターをつけさせていただきます。そして今、西庁舎につきましては耐震の関係もございますけれども、空調の設備がもう随分と古いものでございますので、電気の方でそれぞれ孤立した空調を考えておりますので、その関係を今年度やらせていただいて、あと3階・4階につきましては、今のところ聞かせてもらっておりますのが、財産管理委員会と区長さんの方で長く使わせてほしいというようなことを聞かせてもらっておりますので、それと一緒に議場の方も教育委員会の方とお話をさせていただきながら進めさせていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 9番、大継健藏議員。



◆9番(大継健藏君) 

 いろいろと各部長に質問いたしました。ちょっと議長からも質問の内容について注文がございましたけれども、ひとつ御了解いただきまして、質問の内容をかんがみて、各部長さんには、ひとつ18年度の予算編成の実行に当たって、市長の意をくんで、ひとつよろしくお願いしたいと思います。

 以上、質問を終わります。



○議長(立入勲君) 

 これで、9番、大継健藏議員の一般質問を終わります。

 会議途中ですが、暫時休憩いたします。

 再開は午後1時5分からといたします。



△休憩 午後0時04分

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△再開 午後1時07分



○議長(立入勲君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 次いで、10番、望月 卓議員の発言を許します。



◆10番(望月卓君) 登壇

 ここに議長のお許しを得ましたので、市長に一般質問をいたします。

 近年、自然災害が多く発生しております。特に一昨年は、日本各地で自然災害が発生しました。本年は運よくというか、幸いにも自然災害が、小さなものはありましたが、大きな災害はことしはなかったように見受けられます。

 今、ここ30年以内に東海地方、関東地方におきましては大きな地震発生の可能性がある、かなり高い確率であるというふうに言われております。

 先日、テレビで見た情報なんですが、東京のある大手会社のビルの地下室には、地震災害用の防災対策といたしまして、食料、飲料、応急手当用の医療もしくは医療器具などがたくさん備蓄されておりました。

 企業と行政とは取り組みが、また対応が基本的に異なり、行政は指針を示し指導する立場と考えます。滋賀県は、幸いにも非常に災害が少ない地域と言われており、実際に災害は起きておりません。

 去る12月8日に、甲賀市では大規模な断水が発生し、本市からも多方面にわたり協力体制がとられました。甲賀市の皆様には大変お気の毒ですが、実際にこのような災害が発生いたしますと、ライフラインが寸断され、市民生活に大きな支障を来しました。官は官、民は民、個は個、家庭は家庭で、おのおのが自分の立場を守るのが基本ですが、とかくその場その時になりますと、あれがない、これが不足と、つい行政に甘え、指摘、非難するのが世の常です。

 そこで、自分たちの生活は自分たちで守るという基本姿勢から、常日ごろ湖南市では、一般企業の企業活動、また市民生活における地震対策用、近隣火災対策用、はたまた断水対策用など、これだけは一般市民として、また行政として備えておいてほしいなど、よく市民に災害への備えについて訴え、また指針を示す用意があるかどうかをお尋ねいたします。

 2番目といたしまして、東海地方、特に静岡県では、地震に対して真剣に取り組み、毎年防災の日には、行政、学校、地域が連携をとり、防災訓練を大規模に実施いたしております。

 湖南市において、行政、地域、学校までとは言いませんが、市職員だけでも、また私たちも含めまして、地震、火災などの防災訓練をされるおつもりはないでしょうか。

 3番目といたしまして、今12月定例議会におきまして、湖南市地域ふれあい公園条例が制定されました。もたらす結果といたしましては、ますます地域におけるコミュニティ活動が活発になることと思われます。さらには、地域の方々が「自分たちの公園」と、親しみと愛着を持ってくれることを期待するものであります。

 そこで、以前にも質問いたしましたが、公園の出入り口付近の段差解消はどのような取り組みをされるのでしょうか。市の管理の中でされるのか、または地域にゆだねてお任せするのか、その点をお尋ねいたします。

 四つ目といたしまして、都市公園21箇所ある公園の維持管理をシルバー人材センターにゆだねておりますが、多忙が原因かわかりませんが、特にことしは管理が不十分とまでは申しませんが、かなり後手後手になっているように見受けられます。やはりその地域内にある都市公園は、周りから見ればそこの自治会に属していると解釈されます。そこで各自治会に、無償での管理は大変だと思いますが、現在シルバー人材センターに委託しているのと同じような金額もしくはそれよりも若干安目の金額などで管理委託はできないでしょうか。

 五つ目といたしまして、森北公園についてお尋ねいたします。

 現在、乳幼児用の乳母車も高齢者用の手押し車も、車いすも容易に入れなく、利用者が大変少ない現状をどのように見ておられますでしょうか。また、今後どのような活性化を考えておられるのでしょうか。

 森北公園の平面化などすることにより、利用方法といたしましては、枕木とかそういうものを利用した、公園としての価値を損なわない平面の駐車場などの活用はいかがでしょうか。

 また、その費用、工期、工法につきましては、現在ある樹木、石は引き取りに来てもらい、重機、人夫についてはボランティアでというような考えで、工期を長くして、市民みんなで公園を、自分たちの活用しやすいような、利用しやすいような公園に、自分たちの公園、自分たちでつくるのだという、そういう運用はできないでしょうか。

 以上。また自席から質問させていただきます。



○議長(立入勲君) 

 市長、答弁。



◎市長(谷畑英吾君) 登壇

 10番、望月議員の一般質問にお答えをいたします。

 自然災害の備えについてという御質問でございます。

 議員御指摘いただきましたとおり、この地域につきましては自然災害が少ない地域であるということでありますけれども、東海地震、東南海地震、また琵琶湖西岸断層帯ということもありまして、これからはそういった災害の備えということについても意を用いていかなければならない時期に差しかかっていると思っております。

 そういった中におきまして、先般12月8日から10日まで、隣接の甲賀市におきまして断水ということが発生いたしました。およそ6万人ということでありまして、湖南市の人口を超える給水人口に対しての断水ということでありまして、その初動体制から、ずっと隣接市として見せていただいておりましたけれども、やはり危機管理対応ということが非常に不足してきたのではないかと考えているところでございます。

 そういった点もございまして、現在その甲賀市の給水状況に関して、市役所内で課題等がなかったかどうかについて調査、整理をさせている最中でございます。そういったものも含めまして、市としての危機管理体制をもう一度根底から見直しをかけていかなければならないと考えているところでございます。

 特に、先ほど議員が御指摘いただきましたように、災害発生時の食料・医療体勢ということでございます。

 備蓄につきましては、まず市として対応させていただいておりますのが、東庁舎と各公民館には防災倉庫を設置をいたしておりまして、その中で、乾パン100グラムの缶入りでありますが8,400缶、それから100グラムのアルファ米でありますが、これが3,330袋、それから500リットルの給水タンク7個、給水用ポリ容器20リットルを30個、救急箱50人用を6セット、そして石部防災センターに18リットル缶のクラッカーを6缶、缶入りソフトパン480缶、もち150袋、2リットルの保存水300本、給水用ポリ容器20リットルを30個、そして給水容器15個を備蓄しているところでございます。こういった食料、飲料水につきましては、保存期間5年となっておりますので、その都度、入れかえをさせていただいているところでございます。

 また、石部防災センター前に20トンの循環系緊急飲料水タンクを設置いたしまして、災害時に飲料水として使用ができるような形で対応しております。

 また、西寺地先に40トンのセーフティタワーを設置をさせていただいているところでございます。

 次に、医療用の備蓄ということでありますが、先ほどの防災倉庫に救急箱を6セット置かせていただいていると申し上げましたが、そのほかにもパック毛布を1,200枚、それから石部防災センターにも救急箱50人用を3セット、パック毛布を100枚、そして二つ折りタンカーを3台、フィルターマスク10箱を備蓄をさせていただいているところでございます。

 このうち、先ほどの甲賀市の給水対応という形で、本市からも給水用のポリ容器については緊急に30個、甲賀市に貸与をさせていただいてところでございます。また、その際には1トン給水車3台、フル稼働をさせていただきましたし、市役所東庁舎の横の給水ポイントに、各市町からの応援の給水車両が列をなしたという状況になっております。

 その際には、やはり危機対応ということでありますので、迅速に対応しなければならないということで、相互応援協定ではないわけでありますけれども、その枠を超えて、直接甲賀市とやりとりをさせていただき、必要な応援ということをさせていただいたわけでございます。

 やはりそういった中、今回の状況を見させていただきましても、やはり市役所だけで対応するというのは非常に難しい状況だったかなと思っているわけでございます。

 特に、県、企業庁、そして所管の生活衛生課、こういったところとの連携というものの不足ということも露呈をいたしておりますし、それをもちまして、けさの新聞でも、県がその検討をもう一度始めるということも言っておりました。それとともに、今回の給水事故に際しましては、民間企業からの給水車両の提供ということもありましたし、各企業の独自防衛という形での給水ということもございました。

 もう1点、甲賀病院におきましては、日に200トン以上の水を使用するということでもありましたし、特に重症透析患者につきましては、大量の水を使用するということでありましたので、そういった観点での防衛策ということも考えなければならないという反省点があったと思っております。

 そうした中におきまして、やはり行政で救援活動を、今回の場合は水に限られたわけでありますが、恐らく各給水場に並ばれた甲賀市民の方々は大変御苦労いただいたと思っておりますけれども、どうしても行政だけの対応というのには限りがあったということを反省しなければならないと思っております。

 やはり市民の皆様方におかれましても、行政が動くまでの間、自活できるだけの対応ということは日ごろからしていただかなければならないと思っているわけでありまして、その目安としては、やはり家族が3日間程度過ごしていただくための必要な量ということになろうかと思っております。

 各国そして各地域での危機管理、そして非常災害対応という中におきましても、やはり完全に行政機構が復旧するまでは3日ぐらいかかるというのが常のようでありますので、そういった形で、常に食べておられるもの、使っておられるものを少し余分に買い置きをいただくということで対応をしていただくことも必要ではないかなと思っているわけであります。笑い事ではないと思っております。真剣な答弁でございます。そういったことで、やはり飲料水で申しますと9リットルかける人数分ということであろうかと思っております。

 そういった点につきまして、ことし2月の広報で、非常持ち出し品についてリストアップをさせていただきましたし、3月に広報記事ということで、特に特集版を出させていただいたところでございます。

 それから2点目の、職員の非常訓練ということでございます。

 やはり今回の甲賀市の断水事故を見ましても、やはり常日ごろからの対応ということが非常に大事であると考えているところでございます。

 そういった中におきまして、やはり市だけではなくて、当然企業なり、そして自衛隊なり、県なり、警察なり、消防なり、こういったところとの連携ということも非常に大事であると考えているところでございます。

 そこまで広げるというのは非常に大規模になりますし、また、県におきましても、毎年9月1日には「防災の日」ということで、県下全体で災害訓練をしているということもございます。たちまちではありますけれども、まずは職員の非常講習訓練ということについては、毎年1回はしていかなければならないと考えておりますし、たちまち年明けには、1月17日の阪神・淡路大震災の日というものもございます。また、3月20日には地下鉄サリン事件という日もめぐってまいるわけでありますし、そういった観点で危機管理という面、職員の中にも十分に浸透させてまいりたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。

 そのほかの点につきましては、担当より答弁をさせます。



○議長(立入勲君) 

 産業建設部長、答弁。



◎産業建設部長(谷口忠一君) 登壇

 望月議員の質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 3の、以前質問していましたが、市内の168カ所の公園のうち、各地域で災害集合場所に指定されている公園の出入り口の付近の段差の解消はいつごろ解決しますかということなんですが、現在、湖南市では災害時における避難場所として、市役所を初めとして、各小学校・中学校、公民館など合わせまして48カ所指定されております。これらの指定箇所以外の避難場所としては、大きな空閑地としては、やはり都市公園そしてふれあい公園等が上げられると思います。

 まず、公園は一時的な避難地、延焼防止をするための位置づけとして大きな役割を果たしていると言えます。

 市内にあります都市公園の21カ所、そしてふれあい公園は164カ所あるわけなんですが、その出入り口の段差、確かに段差があります。しかしながら、この間条例で認めていただいて、図面は164カ所の写真などを見てみますと、車がとまっているところもあるんです。びっくりしたんですが、何箇所か、やはりこれは段差を確かにバリアフリーにするのもいいんですが、車の駐車場に公園がなるというおそれのところもありますので、やはり地域の区長さんと十分相談をさせていただきながら進めていかなければならないなということを感じました。

 現在、各地域の自治会におきましては、ふるさと防災チームを結成していただいておりまして、災害時の対応の仕方など、各地域独自で計画をしていただいておりますが、市としても今後、公園の出入り口を初め、地区の区長さんと十分協議しながら、市内の公園施設のバリアフリー化の対策を今後、中・長期的に計画をして、安全で安心した施設の御利用がいただけるように計画していかなければならないというふうに考えております。

 それから現在、都市公園の21カ所の公園につきましては、シルバー人材センターに草刈りをやっていただいておりますけれども、それを各所管で、自治会に委託できないかということなんですが、湖南市内の地域に点在するふれあい公園164カ所あるのですが、維持運営につきましては、やはり自治会で自主運営をしていただいておりますし、それから樹木の手入れ、草刈り、それからごみ処理、施設の美化保全などにつきましてもお世話になっております。先ほどの段差の管理につきましては、やはりバリアフリーとかそういうものにつきましては、市の方で管理をしていかなければならないというふうに思っています。

 それから、湖南市における公園管理につきましては、Aランク・Bランク・Cランクというふうに分けておりまして、先ほど申し上げました164カ所のうち、2,500平米以上の公園もございます。そういうところで、その公園につきましては、やはり市の方で管理をさせていただいておりますし、都市公園によっては多目的で多くの方々が御利用いただいておりまして、また施設規模も大きく、労力、経費も必要と考えられ、自治会のふれあい公園の管理をお願いしていることからしても、都市公園については市が管理しておりますが、市内の都市公園の21カ所は、年に2回程度、除草・清掃作業をシルバー人材センターにお願いをしております。

 経費もかさむことでございますので、質問ありました今後の運営につきましては、公園設置の趣旨を逸脱しない範囲内で、その利用形態について、区自治会組織をはじめ公共団体と協議しながら、幅広い御協力を、どこか2カ所ぐらいをモデルにして、維持管理ができるかどうかも含めて、討してまいりたいというふうに思っていますのでよろしくお願いを申し上げます。

 それから、森北公園でございますけれども、森北公園につきましては、平成2年に都市公園の補助事業で建設されたものでございます。一部、平成8年に東側を駐車場にということで改修されまして、現公園として位置づけられております。今現在、100メートルの100メートルということで、1ヘクタールの面積がございます。

 御質問いただきました利用者数の確かに減退、それから施設の改修につきましては、平成18年度より中心市街地の活性化計画の基本計画にも入っておりますので、まちづくり交付金の事業の一環として公園の改修を進めてまいりたいというふうに思っています。

 森北公園につきましては、段差が三つあると思います。今現在ある駐車場が1段、そしてその上に管理事務所があるんですが、それが2段目、そして公園ということで3段階に分かれております。

 先ほど平地化したらどれぐらいかかるのかということだったのですが、事務所の位置の2段階目で真ん中ですね、事務所の位置で、とてもこの、補助事業をいただいておりますので平地かというのはなかなか難しいと思いますが、1,500万円ぐらいかかると。そして、駐車場を道路の高さにすると3,500万円ぐらいかかるというふうに考えています。

 森北公園につきましては、補助対象で事業化されておりますことから、各施設に処分の期限期間が設定されておりまして、改修計画を進めるに当たっては、関係機関、国・県との調整が必要となりますが、周囲の自治会や公共施設の整合性を図りながら、地域にマッチした親しみを持っていただけるような、利用していただけるような公園としてリニューアル化できるよう計画を進めてまいりたいというふうに考えております。

 また、改修時やその後の利用につきまして、維持管理等において、周囲の区自治会や各種団体に呼びかけ、活動いただけないか検討していく必要があるというふうに考えております。

 以上、湖南市内の公園につきましては、今後、維持管理運営につきまして検討を重ねてまいりたいというふうに思っていますので、御理解をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 10番、望月 卓議員。



◆10番(望月卓君) 

 どうもいろいろとありがとうございました。

 都市公園につきましては、年2回、シルバー人材センターに手入れの方をお願いしているということでしたが、特にことしは草が、結局今は枯れましてが、何か伸びた状態が結構長くありましたので、大体年2回というのは、いつといつごろかということと、また森北公園1カ所でしたら、どれぐらいのお金でお願いしているのかなということを教えてもらいたいのですが。



○議長(立入勲君) 

 都市計画課長、答弁。



◎都市計画課長(高田薫君) 登壇

 再質問についてお答えさせていただきます。

 除草の委託期日ということで、第1回目につきましては、6月を挟んで、その草の状況に応じて前後させていただいております。2回目につきましては、大体11月ごろの予定で管理をさせていただいております。

 それと、委託経費につきましては、大体今のところ発注額、平米当たり50円程度でシルバー人材センターの方に依頼をさせていただいております。それの面積分ということでございます。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 10番、望月 卓議員。



◆10番(望月卓君) 

 委託の後の管理というかチェックというのですか、そういうのは、21カ所は市の方で管理それとも、もうそこに委託してあるからそれでいいのだという形でしょうか、そこのところをお聞かせ願います。



○議長(立入勲君) 

 都市計画課長、答弁。



◎都市計画課長(高田薫君) 登壇

 ただいまの質問でございますが、1回目の清掃が終わった段階で事務局の方に連絡が来た段階で、担当職員が見回りをさせていただいております。

 それと、写真の方も着工前と着工後を提出していただいておりますので、書類的にも管理をさせていただいております。

 以上でございます。



○議長(立入勲君) 

 10番、望月 卓議員。



◆10番(望月卓君) 

 安心安全課長の方にちょっとお尋ねいたします。

 ことし2月と3月に、確かに広報には載っていたのですが、あと今回の甲賀市の断水等を踏まえて、市長が申されていました危機管理を浸透させたいということに対して、安全安心課の方ではどのようなことを考えておられるでしょうか。



○議長(立入勲君) 

 安心安全課長心得、答弁。



◎安心安全課長心得(三善正二郎君) 登壇

 お答えをいたします。

 当然、議員御指摘のとおり、例えば、地震にいたしましてもそうですが、あらかじめ「こんにちは」というふうな格好ではやってきません、突然やってくるわけでございますので、できることから、それぞれ皆さん方、まずは自分の命・財産は自分で守ると。そしてまた、それでその次に、自分たちの地域は自分たちで守ると。それ以降にならないと、なかなか行政による救助、支援がさせていただけないということが現実でございますので、当然、ことしも広報等でも非常持出品等こういったものをそろえるという必要があるということでのリストアップなり、そしてまた非常備蓄ということで、特に救援活動が向けられるまで、やはり3日、できればもう少し5日分ぐらい、特に水等は確保してほしいなということでございまして、日持ちのするものとか、そういったもので、日ごろお使いのものを少し多くと市長も申しましたけれども、そういった格好で負担にならない格好で備蓄をしていただくということで、今後とも広報等を通じまして市民の皆さん方に、まずは自分の命は自分で守るんだということを周知といいますか、啓発をしてまいりたいというふうに思っております。



○議長(立入勲君) 

 10番、望月 卓議員。



◆10番(望月卓君) 

 最後に一つお尋ねします。

 東庁舎・西庁舎におかれまして、もし災害等があったときの火元責任者というのは、たしか明示があると思うんですが、実際、ガスの元栓、東庁舎、西庁舎の一番の元栓はどなたが閉めるようになっているのでしょうか、そこだけお聞かせください。



○議長(立入勲君) 

 総務部長、答弁。



◎総務部長(小菅富夫君) 登壇

 確かなことではないんですが、一応、東庁舎・西庁舎につきましては、それぞれの施設管理者ということになっていると思います。



○議長(立入勲君) 

 10番、望月 卓議員。



◆10番(望月卓君) 

 私は今、一応そういう明示とか表示があると思いますがということを前提でお話しさせてもらったのですが、やはり元栓が今どこにあるとか、それについては一番身近な人が一応して、閉めたかどうかの確認は、その責任表示者の人がするのだとか、そういうところをちょっと答弁してほしかったのですが、その辺のところ、今後の一つの防災訓練といたしまして、きちっとしてもらえるようにお願いいたしまして、私の質問を終わります。



○議長(立入勲君) 

 これで、10番、望月 卓議員の一般質問を終わります。

 次いで、17番、谷 靖啓議員の発言を許します。



◆17番(谷靖啓君) 登壇

 一般質問をさせていただきます。

 資源ごみの分別収集について、この件につきましては、6月の一般質問でも行っておりますが、引き続き現在の資源化率の現状と向上対策についてお尋ねします。

 平成17年4月から、一般燃えるごみの中からプラスチック類を分別し、資源ごみとして収集することとなりました。資源化率は、4月は17.7%、5月は22.9%と徐々に向上しております。行政の広報等の周知、市民の皆さんの分別に対する関心も高まってきて、8月には50%、11月では59%まで上昇したと聞いております

 8月に、民生常任委員会におりましたときに、伊賀市の「ヤマゼン」、これは廃プラスチックの処理業者でございますけれども、そこに見学に行ったとき、ちょうど湖南市の廃プラスチックの収集日で、搬入されたものを見せていただきましたが、ジュースの缶、ドリンクの空き瓶、台所の生ごみ等の入っている袋が多々ありました。50%の資源化率ですけれども、10%は良品のプラスチックということで、プラスチック製のパレットの原料とされていると聞いております。

 これにつきましては、甲賀市甲南町の「エコパレット滋賀」へ持っていかれて、そこでパレットを製造しておられる、そこも見学させていただきました。残りの40%は固形燃料として、製鉄等の補充として利用されていると聞いております。

 収集処理費用も、当初予算では1トン8万4,000円と聞いております。「ヤマゼン」は7万1,000円で処理していただけるということで、トン当たり1万3,000円安くつくということで、来年の3月、今年度いっぱいまで契約されているときいております。

 収集処理の重量も、7月分は55トンと聞いておりましたが、11月は40トンと減ってきております。費用もその分、安くついているとは思いますが、まだ41%の不良品が入っているということで、資源化率をもっと上げれば、費用についても安くつくと思います。ただ半面、燃えるごみの方が増えるんじゃないかと懸念しております。現在、燃えるごみとして収集されております費用、1トン当たりの費用はどれぐらいついているのか、ひとつ参考にお聞かせいただきたいと思います。

 資源化率を上げるためにも、今後機会あるごとに広報等で周知する必要はありますが、委員会の中でもいろいろ話が出ておりましたけれども、ごみ袋に名前を書いてもらってはどうか、一般燃えるごみにつきましては、プライバシーの関係等で、地域によって書いておられる地域、書かなくて出されている地域等がありますけれども、プラスチック類の袋だけでも書いて出してもらって、出される方個々に責任を持って分別していただく意味からも、よいことではないかと思いますが、市の考えをお聞かせいただきたいと思います。

 次に、中間処理施設の建設計画についてでございますが、6月定例会の一般質問でお尋ねいたしました。そのとき市長は、「中間処理施設についてはリサイクルプラザの工場内で独自に処理できないか検討しておりましたが、高さ等が足りないため、西側に増築して機械を設置し、市の取り組みとして考えておりますので、いましばらく検討の猶予をいただきたい」と回答をいただきました。

 その後、主管部課でいろいろと検討されていると思いますが、現状、進捗状況等をお聞かせいただきたいと思います。

 次に、コミュニティバスの運行についてでございますが、湖南市との相互乗り継ぎ、公立甲賀病院へのアクセス等についてでございます。

 コミュニティバスの運行については、JRバス、滋賀交通バスの廃止に伴い、市民の交通手段として対応していただいております。特に、JR三雲駅・下田間は利用者も多く、便利に利用していただいており、喜んでいただいているところでございます。

 以前、他の議員からも質問がありました甲賀病院へのアクセスの件ですが、体の不自由な方、高齢者の方等で、診察あるいは見舞い等で甲賀病院へ行かれる場合、JR三雲駅で乗り継ぎされるわけですが、甲賀市のコミュニティバス「柏木ルート」になっておりますけれども、甲賀病院へ行ける便は1日5便、午前中は2便でございます。一便は8時台にあります。診察を受けられる場合ですと、その便で間に合うわけですが、もう一便は、甲賀病院へ着いた時点で診察受付時間が閉まっている状態になります。

 また、甲賀市八田からの甲賀病院へのバスの便は1日15便あります。湖南市のコミュニティバスの停留所とは距離があり、なかなかそこまで歩いて行かれるということはできません。人によっては、直接自宅から自転車で八田の停留所まで行って利用されているということも聞いております。

 体の自由な方、高齢者の方が利用しやすいように、甲賀市の柏木ルートと下田線・三雲駅ルートの時間の調整、甲賀市の八田ルート、下田線の甲西駅ルートとのドッキングはできないか。湖南市と甲賀市とおのおののコミュニティバスの運行条件も違いますし、いろいろと問題はあろうかと思いますけれども、調整は大変だと思います。早期に無理とは思いますけれども、できるだけ早い時期に何便かを調整して、高齢者、体の不自由な方の利用ができるように御努力いただきたい。そのための市の考えをお聞かせいただきたいと思います。

 以上。

 後は自席で質問させていただきます。



○議長(立入勲君) 

 市民生活部長、答弁。



◎市民生活部長(川合清蔵君) 登壇

 谷議員の一般質問にお答えを申し上げます。

 まず、廃プラスチックの分別収集の現状と今後の対応についてという中で、1点目の資源化率の現状と向上対策ということでございます。

 御質問の中にもございましたように、11月分の廃プラスチックの分別収集は40.73トンで、そのうち23.6トンは再資源化されました。さらに23.6トンのうち、全体の16%に当たる6.5トンはマテリアルリサイクル、いわゆるプラスチック製品の原料として再製されました。それでも、まだまだ異物が混じっており、もっともっと啓発を進めていかなければならないと考えております。

 啓発の方法につきましては、区や団体へ直接出向いていった、説明会を中心にチラシの配布や「広報こなん」及びインターネットでも進めてまいりました。そうした中で、総会等々にもお願いをしてまいってきたところでございます。さらに最近では、市内の「平和堂」等のスーパーやコンビニ各社に、プラスチック類、ごみ分の分別収集に伴うプラスチック容器等の商品表示方法につきましてもお願いの文書を送付させていただいたところでございます。これは、いわゆる商品のカバーにビニールで包装してございます。そこのところに紙が張ってございます。その紙をできればビニールに変えていただきたい。変えていただくことによって、廃プラスチックとして処分できるということで、各社にお願いを申し上げたところでございます。

 そこで、委託方法等の方策といたしまして、一つは貼る位置の一定化、二つ目には大きさや枚数の抑制、三つ目には材質ということになるわけでございます。最近使用されるようになってきたプラスチック製のラベルやシールをできるだけ使用してほしいと、先ほど申し上げましたように要望してまいったところでございます。

 三つ目は、かなりは解決することでございますが、これからも資源化向上率に向けて、こういった努力を続けていきたいと考えております。

 そこで、御質問のございました廃プラスチックのみの処分の袋に名前をということも御質問の中にございました。この件につきましては、内部研究をさせていただきたいと、かように思います。

 それから、処理費の件でございますが、1トン3万1,000円でございます。

 次に、中間処理施設の建設計画についてでございますが、当初は既存の工場棟内に圧縮機を搬入できないか検討をいたしましたが、これには問題が多く、不可能な形となりました。今は工場と西側のガレージセール広場、そこに新たな建屋を建設できないかを検討いたしておりますが、これも経費という大きな問題を抱えており、処理能力を1日2トン、5時間運転とし、月25日、50トンといたしますと、工事費だけでも2億数千万円見込まれます。あと、さらに施設運営費や維持修繕費等莫大な費用が必要となります。

 平成18年度において、廃棄物処理計画を策定する予定をいたしております。この建設計画につきましては、この計画の中で、議員の皆様方の御意見をいただきながら詰めていきたいと、かように考えております。

 次に、コミュニティバス運行についての甲賀市への乗り継ぎ、病院へのアクセス等についての御質問でございますが、コミュニティバスの甲賀市との相互乗り継ぎについて、並びに公立甲賀病院へのアクセス等の件でございますが、現在、甲賀市のコミュニティバスがJR三雲駅へ乗り入れております。御質問の中にございましたとおりでございますが、湖南市の市民がバスを利用しながら公立甲賀病院に行く場合に、JR三雲駅から甲賀市のコミュニティバスに乗りかえていただくということでございますが、市民の交通生活の維持と安心・安全な運行を検討していただくために、御承知のように5月から湖南市コミュニティバス運行を考える市民会議を立ち上げさせていただき、市民参加のもと、バスの運行のあり方について御検討をいただいてきました。会議の中で、甲賀市との相互乗り継ぎ、甲賀病院へのアクセス等についても御意見をいただいております。

 現在、市民会議では現行ルートのダイヤの見直しについて協議をいただいており、まず市内の運行ルートとダイヤ改善を行うことが先決かと考えます。そうした中、甲賀市との相互乗り入れ、甲賀病院アクセス等についても、議員が御質問の中にございましたように、甲賀市から三雲駅へ乗り入れをいたしております。ただ、市の運行計画と甲賀市の運行計画の、いわゆる市間の活用面において、若干接続に問題があると申しますのは、時間差がございます。これは今後、利用者の御意見、御要望を十分お聞きした中で、甲賀市の協議を進めてまいりたいと考えているところでございます。

 あわせて、八田地先の問題も含め、さらには現段階では三雲駅からダイハツまで乗り入れておりますけれども、また、ダイハツから近江八幡といったルートを、それぞれの市の運行ダイヤを中心に進めてきたものでございまして、来年の4月に向けて、そうした隣市とのダイヤ運行については、さらに協議できるものから相互調整した中で、1便でも多く利用できるような形で取り組んでまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 17番、谷 靖啓議員。



◆17番(谷靖啓君) 

 今のコミュニティバスにつきましては、部長の御回答いただいたそれで結構でございます。4月に向けて、できる限り御要望に対応できるような形でお願いしたいと思います。

 次に、中間処理施設の関係でございますけれども、今現在、伊賀市の「ヤマゼン」ですか、そちらの方で処理をいただいているわけですけれども、このリサイクルプラザの空き地ですね、今現在、駐車場になっております場所がございますけれども、そこでの建築等も検討されていたということですけれども、今後あの場所では全然だめということですか、それともあそこで処理、建物自体も直営で建てるか、あるいは土地だけ貸して業者にしてもらうか、いろいろ方法はあろうかと思いますけれども、あそこで処理するという余地はないわけですか。今後も、それですと業者に委託して、今現在「ヤマゼン」の方でお願いしてますけれども、ああいう形でないとだめか、その点ちょっとお聞かせいただきたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 市民生活部長、答弁。



◎市民生活部長(川合清蔵君) 登壇

 環境問題、特にごみ処理については、本来は各市町村、湖南市でございますと、市の方で住民のものは処理をしていくべきと、私はそのように認識しているところでございます。

 平成17年4月以降、湖南市にはリサイクルプラザという施設があるわけでございますので、そうした区域の中で廃プラスチックのものも処理できないかということを考えながら今日まで取り組んできたのが今日までの現状です。

 ところが、先ほども申し上げましたように、新しく機器を設置するにつきましては莫大な経費が必要となり、さらにはそうした機器が今日の経済発展の状況の中、どれだけの期間そうしたもので運行ができるのかという点も危惧されるわけでございます。

 それで今、幸いと申しますか、伊賀の方で処理をしていただいているところでございますが、当初から今日までの経緯を見てみますと、委託した経費が、案外安くお願いをしていただいているという経費面の結果、どのように対応していくかということが必要かと思います。

 よって、18年度に計画書を策定していく中で、最終的な結論を出していかなければならないわけでございますが、行政だけでなかなか判断できにくい点もございますので、そうした点につきましては、議員の皆様方のお力を拝借させていただいて進めていきたいと、かように思っております。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 17番、谷 靖啓議員。



◆17番(谷靖啓君) 

 おおよそは理解させていただきました。

 今後とも、この廃プラスチックについては住民の皆さんの絶大なる協力を得ないと実現できないということですので、だんだん向上ができないということですので、その点、今後も引き続いて周知徹底をお願いしたいと思いますし、先ほども申し上げました、検討するということですけれども、ごみ袋に名前書いて、責任持って住民が分別していただけるような形をとっていただきたいと思います。

 以上で質問を終わります。



○議長(立入勲君) 

 これで、17番、谷 靖啓議員の一般質問を終わります。

 暫時休憩します。

 再開は午後2時10分からといたします。



△休憩 午後2時00分

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△再開 午後2時14分



○議長(立入勲君) 

 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 次いで、8番、上西 保議員の発言を許します。



◆8番(上西保君) 登壇

 議長のお許しをいただきましたので、次の3点について質問をさせていただきます。

 まず1点目、甲西駅を湖南駅に駅名変更について質問をさせていただきます。

 合併して1年が過ぎ、いよいよ新市湖南市の活動開始のごとく、旧甲西町の国宝である善水寺と旧石部町の常楽寺、長寿寺を、これらを観光誘致目的でいち早く「湖南三山」と名づけられたことは皆さんも周知のことと思います。そして11月12日から16日間、キャンペーンが実施をされ、前年度1年間に訪れた3倍以上のお客様が、観光客として2万6,000人もの、新聞紙上の発表でございますが湖南市に来られました。大変な人気でありました。

 今回、鉄道を利用された方も期間中2,000人近くおられ、観光客やお客様に、もっと湖南市にわかりやすく来ていただくためにも、駅名変更はどうでしょうか。湖南市の核づくりにも甲西駅を湖南駅に変更して、さらなる観光客やお客様にわかりやすく案内もできることですし、ここが中心地であるという意思表示をしっかりすることで、今後ますますの湖南市の増収にもつながり、また観光客が増えることと思います。

 大変財政難の時期でもありますが、中心核づくりにおいても、また朝の方で赤祖父議員の質問の中でも市長は、今回は点と点を結んだだけであると。今後、面づくりに、かなりの期待を私どももしているものでございますので、何としても甲西駅を湖南駅に駅名変更のお考えについて、市長にお尋ねをさせていただきます。

 2点目についてです。

 昨年の12月議会において、助役さん、収入役さん、教育長さんそれぞれの立場で、合併して直ちにやらなくてはならないことをお聞きをさせていただきました。早いもので、合併して1年が過ぎ去りました。大変いろいろ御苦労いただくことばかりだったと思いますが、振り返り、特に大変だったことを、助役さん、収入役さん、教育長さんにお尋ねをいたします。

 3点目についてでございます。11月に完了しました企業研修についてお尋ねをいたします。

 湖南市市内の工業会会員の企業に受け入れをしていただいて、幹部、管理職に1カ月間、民間感覚導入研修を実施をされ、行政としては時代の先を行く大変すばらしい研修を実施されたのではないかなと思っております。

 これから職員は、市民に対してしっかり説明責任を果たしていかなければならないことは皆様も周知のとおりです。また、一つの事業に対してしっかりとコストを出して、そしてまた費用対効果など、しっかり民間で学んでいただかなければならないことを考えると、本当に大切な有意義な研修であったと思います。

 この大切な研修内容は、個々の適材適所を十分に考慮されて研修をされたのか。そしてまた、各企業に1カ月間研修に行かれた幹部の方が、学んでこられたことをどのような方法で行政に反映されていかれるのか、総務部長にお尋ねをいたします。

 以上3点。

 再質問に関しましては、自席で質問をさせていただきます。



○議長(立入勲君) 

 市長、答弁。



◎市長(谷畑英吾君) 登壇

 8番、上西議員の一般質問にお答えをいたします。

 まず、甲西駅を湖南駅変更についての御質問でございます。

 JR甲西駅の名称を湖南駅に変更することについての御質問でございますけれども、この駅名称の変更につきましては、まず駅表示の変更などに伴います費用を、JR西日本に対する費用の支払いということで、これを全額地元で負担をするという決意がまず大前提となってまいります。

 また、改名となりますと、当該駅の表示変更というものだけではなくて、また近畿一円の駅表示を変更すれば済むというものでもなく、全国的なデータの変更や料金表路線図の表示、また自動改札のデータなど、すべて変更していくということになってまいります。この変更にかかります経費につきましては、これまでの事例におきますと、特急停車駅では1億円以上、ローカル駅でも5,000万円程度は必要ということでございます。

 また、変更してまいるには、あくまでもJR西日本への要請ということになるわけでありまして、JR側がそれを是とするという判断が必要になってくるわけでありますけれども、そのためには、やはり市民の機運の醸成ということが大事でありまして、地域住民の思いというものが重要になってくると考えております。

 そういった観点で、まず甲西駅の対応ということにつきましては、第一に、この複線化促進の段階的整備としての行き違い設備の設置を進めていくということが、まず最重要ではないかと考えているところでございます。

 したがいまして、先ほど議員の御指摘のとおり、その観光対応でありますとか、核づくり、そして中心地づくりという観点からの必要性ということも一定理解をさせていただくところでありますが、市民の盛り上がりや費用対効果など総合的に判断する必要があると考えておりまして、今後、長期的な視点に立って検討をしてまいりたいと考えているところでございます。

 そのほかの点につきましては、それぞれ担当より答弁を申し上げます。



○議長(立入勲君) 

 収入役、答弁。



◎収入役(上西左喜夫君) 登壇

 8番議員さんの御質問にお答えを申し上げます。

 昨年11月に収入役を拝命させていただきまして1年という経過があったわけでございます。そうした中で、収入役としてどのような苦労というのですか、あったかということでございますが、それぞれの職務につきましては、私の職務として、それぞれ精一杯させていただいているというような状況でございます。

 当面、特にこうした財政状況が大変、先ほども市長から申しましたように、大変厳しい状況にございます。特に、国の財政構造計画におきましても、それぞれ地方の公共団体の財政状況、また仕組みは大きく変化しつつございます。

 特に、三位一体、地方分権、そうしたことが進む中で、やはり現在、国の方で論議されておりますが税制の問題、また地方交付税の4兆3,000億円の削減など、大変厳しさがございます。

 また、ある一方では、それぞれ今回、児童手当の関係が昨日も出ていましたように、また児童扶養手当等で大きな、制度が変わるような状況でございます。そうした中で、今現状から見ますと、児童手当、扶養手当だけで、今度市の負担が前年対比で約1億5,000万円ほど一般財源が要るような状況にもございます。

 また反面、市税におきましては、特に固定新税が来年評価がえでございまして、そうした中で、大体税金といたしまして、固定資産税で2億5,000万円ほどの減額が見込まれるというような状況でございます。

 そうした中で、プラス要因としては、今回、たばこが1本1円上がるということで、率にしますと0.7%ぐらいが上がるような状況でございまして、今年度たばこ税は3億円余りでございますので、それの0.7%といたしましても1,000万円か2,000万円というような状況でございます。多少、市民税が今度の税制改正で上がる予定でございますので、これも約1億円余り増税になるんじゃなかろうかというような考えを持っておりますが、そうした部門、当面左右いたしましても、2億円以上の減額というのですか、経費が要ってくるというようなことも見込まれております。

 そうした中で、やはりこれから、あくまでもそれぞれ一地方自治体として、やはり自分は自分でそれら地域を守っていかなければならないというのが大きく加速する現状でございます。そうした中、それぞれ市民の皆さん方と、限られた財源を有効かつ効率的に、また創意工夫しながら、市民と協調して事業を進めていかなければならないというような考えでございます。

 先ほども市長が申しましたように、経常収支比率が91.6%ということでございます。家庭で言いますと、もう約8%ぐらいしか投資経費、すなわち修繕とか、ストーブを買ったりテレビを買ったりする金がないというような状況でございます。いかにこれを90%を切らせてもらって80%台にいかにするかが、これからの大きな役割ではなかろうかというように考えております。

 幸い、本年度より3年計画で行政改革のプランを今現在、それぞれ事務レベルで、担当で進めていただいております。後ほどまた、先般設置されました行政改革特別委員会でも、それぞれ担当の方から報告されると思いますが、これらにつきまして、また市民の皆さん方の御協力をいただきながら、やはり市民と行政が役割分担を、これからやはり受益者負担の公平性、また住民自治の確立の問題からも、そうした面をやっぱり明確にしながら、やはり皆さんのそうした情報も入れながら、やはり今後、それぞれ考えていかなければならない時期に来ているのではなかろうかというように思うわけでございます。

 特に、昨年から今年度でございますが、特に私たちといたしまして、前回も申し上げたと思いますが、歳出削減はさることながら、やはり現状の収入をいかに確保するかが大きな課題ではなかろうかということで、前回も申し上げさせていただいたと思います。

 そうした関係で、特に先ほどもございましたように、市税等の滞納、また使用料関係、保育料とか給食費、住宅使用料等々で大きな未収額が過年度ございます。特に昨年、合併の関係で、やはりいろいろな面で職員等も対応しにくい状況でもございましたが、今年度そうした面で、先般、市長の方からそういう関係部署に滞納等につきましての指示が出たというような状況でございまして、今現在それぞれ担当部署で未収金の滞納等の整理に、それぞれの部署で現在当たっていただいているというような状況でございます。

 またもう一つ、監査委員さんからも御指摘ございましたが、特に市有地の中で遊休地がそれぞれございます。道路の残地とか、また公園でありながら実質草原で遊んでいる土地とかいうようなところもございますので、これにつきましても先般、市長の方からそれぞれの担当部署の方に今現在、遊休地の実態調査をするということで、現在そうした調査も進めていただきまして、それらの土地利用を有効に、売却を含めまして有効的な利用活用できないかということも、これもひとつ経費節減の中で進めていきたいなということで、先般来、進めているというのが状況でございます。

 そうしたことから、経費節減はさることながら、やはり現状の収入をいかに確保するかというのが行政としての役割であろうかというように考えておりますし、これらにつきまして、また職員一丸となって努力をしてまいりたいというような考えでございますので、ちょっと答弁になるかどうかわかりませんが、一応私の現状としての考えでございます。よろしくお願いします。

 以上でございます。



○議長(立入勲君) 

 教育長、答弁。



◎教育長(奥村容久君) 登壇

 8番議員さんの御質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 昨年12月の議会におきまして、合併後取りかからなければならない課題ということでの五つの点を挙げさせていただきました。

 一つは、児童・生徒のさまざまな課題に対応するための教育センター、少年センターの設置でございましたが、本年4月より両センターを立ち上げさせていただきました。特に、少年センターの中には、県が推進しております「あすくる事業」というのも同時に立ち上げをさせていただいて、無職少年等の支援対策を今、実施しているところでございます。

 2点目は、学校の運営に関してでございますけれども、地域運営学校制度の導入ということでございました。

 これにつきましては、岩根小学校におきまして、文部科学省の研究指定をいただきながら、目下研究を進めているところでございます。滋賀県では初めての取り組みということになっておりまして、これは市だけでなくて県と連携しながら進めていくということになっております。2年間の研究指定でございますので、その研究指定が終わりましたら順次、市内のほかの学校でもこの制度を取り入れていきたいというふうに考えているところでございます。また、市民センター構想とも連動しながら、これは進めていくべきものではないかというふうに考えているところでございます。

 それから3点目は、通学区域の問題でございます。

 合併してすぐに、この通学区域の問題をどうするかということが課題になっておりまして、先般、柑子袋西の皆さん方の関係者の方々にお集まりをいただきまして、御意見をお伺いをさせていただきました。さまざまな御意見がございまして、この通学区域の問題というのは該当する子どもさんだけの問題でなくて、区の組織にもかかわってくるということでございますので、慎重に対応させていただかんといかんというふうには思っております。そこで、調整区的なそういう考え方も含めて、慎重に進めていきたいなというふうに思っております。

 次に4点目でございますが、就学前教育のあり方についてでございます。

 これにつきましては現在、「幼稚園教育検討委員会」というのを立ち上げさせていただいて幼稚園教育のさまざまな課題について論議をいただいているところでございます。市内には、公立幼稚園それから私立の光星学園の幼稚園がございますが、それも含めてどのようにしていくかということ。あわせて、保育園の問題もございますので、保幼の一元化のことも含めて、引き続き検討してまいりたいというふうに考えておりまして、ある一定の方向をこれからまた出していかなければならないというふうに思っております。

 5点目については、学校の耐震補強、改築の問題でございまして、現在も年次計画に従って進めさせていただいておりますが、先ほどから論議になっておりますように財政的な問題もございますので、財政の許す限り計画的に進めてまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(立入勲君) 

 総務部長、答弁。



◎総務部長(小菅富夫君) 登壇

 上西議員の質問にお答えさせていただきます。

 まず、助役への質問でございますが、助役、緊急の用務が入りまして、本日、本会議を欠席させていただいております。あらかじめ質問通告書により、答弁を準備されておりますので、それを代読させていただきます。

 1年を振り返って、特に苦労したことは何かとの御質問でございますが、市長からは就任に当たって、「役割分担をしながら新しいまちづくりを」との御下命をいただき、自分なりの、とにかく一歩を大切にしていきたいと念じておりました。具体的には、部局をまたがる事柄を後先を間違えず、できれば幾つかを並行して取り組んでいきながら、接着剤の役割を果たしていけたらと考えておりました。

 過ぎた1年を振り返ってみて、自分自身の感想としましては、部長や課長の皆さんと話や協議をするからには、「タイムリーなときに、タイムリーな話題を、タイムリーな方法でということが大事」と心得たつもりでしたが、実際には困難なことでありました。

 一つの仕事を進めていく上で、関係部門との連携なり調整がますます大切になってきていると存じます。「タイムリーなとき」とはいつなのか、「タイムリーな話題」とは何なのか、「タイムリーな方法」とはどのようなものか、これからもこの課題と向かいながら努めていきたいと考えております。

 以上、代読でございました。

 次に、企業研修についての御質問でございます。

 幹部職員の民間派遣研修につきましては、甲西町工業会の御協力を得て、今年度初めて実施することとしたものであり、民間企業における業務を体験させることにより、職員の意識改革と民間感覚による迅速な市民サービスなどの職務能力の向上を図ることを目的といたしております。

 工業会加盟の6社の御協力をいただき、9月を除く6月から11月の5カ月間に、教職員及び他団体への派遣職員を除く55歳未満の政策監及び課長の職にある者21名が、おのおの1カ月間研修いたしました。

 この研修の内容につきましては、企業等によって異なりますが、主に、品質管理、工程管理、人員管理などについての派遣先企業の業務を体験することにより、管理職としてのマネージメント能力を習得するということをねらいといたしております。

 研修先はそれぞれ異なりますものの、各企業においては企業間競争の厳しい中、常にコスト意識を念頭に入れられ、製品の品質向上や顧客満足を高めるための工夫、研究、また作業工程の合理化、効率化への取り組みなどが実践をされておりまして、職員は身をもって企業経営の厳しさを体験したものと考えております。

 今回の研修に御協力いただきました企業におきましては、市職員を受け入れるための研修のプログラムを作成していただいたり、複数の職員を受け入れていただいた企業につきましては、数カ月連続して職員を受け入れるという体制など、いろいろと御苦労をいただいたところではありますが、これからの市行政におきましては、当たり前になってしまうことを違った角度から見ることも大切であり、民間企業という異文化に触れることで新たな発見があったものと考えております。

 今回のこの貴重な体験を通して得たものにつきましては、市役所全体の現在の業務全体あるいは自分の行っている業務に置きかえまして、日常的に生かせるものは生かして、管理職みずからが意識を改革し、率先して各職場における市民サービスの向上を図っていってもらえるものと考えております。

 特に、今回の研修を終えた職員につきましては、事後報告という形で、定例の部課長会議で研修の概要なり自分が感じたことを報告していただきまして、部課長全員で情報の共有化というのを図っております。

 その中で、特に企業が取り組んでおられます「5S運動」、整理・整頓・清掃・清潔・しつけ等といったことにつきまして、市役所内部でも対応できるものではないかなといった報告もされているところでございます。こういったものが今後の市行政の運営に生かされていけるものと考えております。



○議長(立入勲君) 

 8番、上西 保議員。



◆8番(上西保君) 

 非常に懇切丁寧に御答弁いただきましてありがとうございました。特に、総務部長におかれましては、助役が退席をされている中、代読までいただきまして本当にありがとうございました。

 まず1点目の、市長の方にお尋ねをさせていただきます。

 先ほど、費用対効果から考えると、今のこの時期ではないというような感じで御答弁いただきました。確かに駅名変更には5,000万円近い費用がかかるし、また他の駅名等々の変更があり、非常にタイムリーな時期においても約3分の1の費用がかかるそうでございます。湖南市の財政状況から見れば、市長の答弁は理解がいきます。

 時期でないという意味合いの中には、今、政府が全国を1,000の市町村にまで減らそうとしております。単純に人口で割れば、十二、三万人が一つの都市と考える、政府がこれが理想であるというような考えを持っておりますし、私もそれぐらいの大きなものでなければ、なかなか難しいのかなという気持ちもございます。

 湖南市は約5万6,000人でございます。言うてみれば、その約半分の人口でございます。市長はもう少し大きな視野に立ってから、またこの先を見据えての考えも含まれて、今そういった時期でないというような形で理解をさせてもらってもいいものなのか、ちょっとその辺をお聞かせをいただきたいなと。

 よろしくお願いします。



○議長(立入勲君) 

 市長、答弁。



◎市長(谷畑英吾君) 登壇

 8番、上西議員の再質問にお答えをいたします。

 議員の再質問の中身につきましては、恐らく第2段階の合併の可能性に言及をされたものではないかなと思っております。

 実際、現在、大津市へ志賀町が、そして東近江市に蒲生町と能登川町が編入合併と。さらには長浜市とびわ町と浅井町、それから愛知川町と秦荘町という形で、合併ということが現在進められているところでございます。

 そうした中で、市町村合併というものにつきましては、入れ物をどうするのかということの議論も大切でありますけれども、やはり持続可能な地域をどう築いていくか、その入れ物はどうあるべきかという議論の方も、これはまた大切なことではないかなと考えているところでございます。

 過去にも伊地智議員から御質問があったときに御答弁をしたと思っておりますけれども、本市の自立を考えますと、その必要性があると考えたときに検討されるべきものといたしまして、東に甲賀市、北に竜王町、北西に野洲市、西に栗東市、そしてそのさらに西には守山市と草津市があるという答弁を申し上げたと思っております。今後も、先ほど来お話がありました危機管理体制でありますとか、また福祉圏域でありますとか、そういったものを視野に入れますと、議員がおっしゃられた十二、三万人というのは、確かにそれぐらいの大きさということであろうかと思っております。ですから、現在の枠組みが唯一無二というものと考えているわけではないということでございます。

 そうした中で、万一、例えば竜王町、野洲市との2市1町でありますとか、また、いわゆる湖南地域との5市というような形の枠組みになった場合に、恐らく名称上は「湖南市」ということになるのではないかと思います。そういったときに、その大きな湖南市の表玄関となるべき駅はどこかということも、恐らく考えていく必要はあるのかなと思っております。

 行政といたしましては、あらゆる事態に対応するべく検討を想定をしていく必要があろうかと思っておりますので、湖南駅への名称変更につきましては、費用対効果ということもあわせまして、いましばらく検討の時間をいただければと考えております。



○議長(立入勲君) 

 8番、上西 保議員。



◆8番(上西保君) 

 ありがとうございました。

 二つ目の質問でございます。助役さんの方から、本来ですと行政は縦社会というのを、私も昨年の9月議会で、これからは縦と横のクロスをして、情報を十分に共有してほしいということを申しました。本当にいち早く達成をしていただいているということで、非常に喜んでいる次第でございます。

 そしてまた、収入役においては大変財政厳しい折、いろいろ御苦労いただいていると。本当に一番のかなめでございますので、よろしくお願い申し上げます。

 教育長に、再度少しお尋ねをさせていただきます。

 昨今、子どもの大変痛ましい事件が多発しております。学校や家庭だけではどうにも防ぎようのない現状、子どもを犯罪から守るシステムが必要であると思います。

 そこで、まもなく団塊の世代の方が大量に退職されますが、非常に能力も知識も知恵も持った団塊の世代の人たちと学校とのかかわり合い、今の若い御両親は、自分の子どももなかなかしつけができないというか、わからないということをよくお聞きをします。そういったところに団塊の世代の方のお力を借りて、ボランティアで道徳の授業に出ていただいたり、または子どもさんのしつけについて、授業や地域の伝統的なことによりかかわりを持っていただくことによって、そういった方たちと身近に地域の方が接していただく。そうしていただくことによって、子どもさんへの意識が非常に高まってきて、そうすることによって、普段の登下校に対してこの方たちが非常に気にしていただくということも一つの防犯になるのではないかなと、こういった施策、論法を持ち込んでもらえないかなという、そういったお考えについて少し御質問というか、お考えをお聞きさせていただきます。



○議長(立入勲君) 

 教育長、答弁。



◎教育長(奥村容久君) 登壇

 お答えをさせていただきたいと思います。

 子どもの安心・安全の問題について、今、日本各地でさまざまな論議がされているところでございまして、栃木の問題もまだ犯人が捕まっていないという状況でございまして、大変痛ましい事故でございます。

 本市におきましても、先ほど午前中の論議でもございましたように、さまざまな取り組みをさせていただいておりますが、今、議員のおっしゃっておられるように、これから二、三年いたしますと団塊の世代の方々が第一線を退かれるということで、大量にそういう方々が生まれてくるということでございまして、その中で、学校にそういう方の力を貸していただくということは大変いいお話だというふうに思っておりますし、私もそういう方向で、ぜひ取り組みを進めていきたいというふうに思っております。

 先般、地域運営学校制度の先進校の視察ということで、京都の御所南小学校に行かせていただいたときに、既に地域でそういう取り組みを始めておられまして、これを参考にさせていただきたいというふうに思って帰ってきたところでございます。

 特に、授業の中でそういう方に力を貸していただいたり、あるいはまた見守りボランティアをしていただくということは、非常に貴重なことではあるというふうに思っておりますので、ぜひそういう方向でこれからも進めさせていただきたいというふうに考えております。



○議長(立入勲君) 

 8番、上西 保議員。



◆8番(上西保君) 

 ありがとうございました。

 ぜひ頑張っていただきたいと思います。

 最後に、総務部長の方にお聞きをさせていただきます。

 21名の方がこの研修に出られたということでございます。一応、部長・課長級が終えたわけですが、今後もこういった研修は続けていかれる予定ですか、ちょっとその点についてお尋ねいたします。



○議長(立入勲君) 

 総務部長、答弁。



◎総務部長(小菅富夫君) 登壇

 上西議員の再質問にお答えをさせていただきます。

 今回のこの研修でございますが、今回は初年度ということで、課長級以上21名を一斉にさせていただきました関係で、受入先の企業なり、あるいは研修に行っている間の担当部長の職務等が非常に、複数の課長が一遍に抜けるといった状況もございまして、大変な状況であったかと思います。

 今回のこの研修につきましては、早急に総括をいたしまして、一応、研修は継続の方向で考えておりますので、その内容につきまして、研修の対象職員なり受入先の企業の調整などについて再検討を今後していきたいと考えております。



○議長(立入勲君) 

 8番、上西 保議員。



◆8番(上西保君) 

 はい、ありがとうございます。

 本当にこれからの行政とって非常に大切な、有意義な研修ですので、ぜひカリキュラムをしっかり立てていただいて、研修を受ける職員さん、また受け入れていただく企業の方にもメリットのある、実のある研修をお願いしたい。

 本当に大事な1カ月間というのを使っていただくわけでございますので、ぜひこの点をしていただいて、別に市内・市外でなかったらあかんということではない、しっかりとカリキュラムを組んで、どこをどう学ぶのだということを、行っていただく職員にも十分お願いをして、質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(立入勲君) 

 これで、8番、上西 保議員の一般質問を終わります。

 次いで、7番、伊地智良雄議員の発言を許します。



◆7番(伊地智良雄君) 登壇

 本日最後の一般質問ということで、皆さんもお疲れでございますので、短時間に進めさせてもらいたいというふうに思います。

 私は、大きく3点のことにつきまして一般質問をさせていただきます。

 旧甲西町、旧石部町との合併で14カ月が経過をいたしたわけでありますけれども、本当に人によりましては「はや1年余りやな」と思われている方もありますし、「まだ1年余りか」というふうにとらえておられる方も、立場の違いによってあると思いますけれども、そういうふうな中で、やはり今まで住み慣れたまちの風土や制度の中で生活をしてきた方々が、合併によって住みにくいまちになったと感じることがあるのは当たり前のことではないかなというふうに思います。このような生活の変化の違いを一日も早く克服して、湖南市市民は一つだというふうな意識に早くなることが大事であるというふうに考えております。

 その「湖南市は一つ」ということを一日も早く意識の中に植えつけるためには、やはり文化そして体育、スポーツですね、そういったものを通じて、しっかりとしたまちづくりをしていかなくてはならないのではないかなというふうに思います。文化活動、スポーツ活動ですね、こういったものは非常に重要なことであるというふうに考えます。

 そんな中で、文化祭ということにつきまして質問をさせていただきたいと思いますけれども、合併後、第2回目ということで、文化祭が11月3日から6日にかけて開催をされたわけでありますけれども、合併後ということもあって、いろいろ調整をしていかなければならない、そんな局面であったと思いますが、今回、特に住民の方から苦情を聞いておりますのは、出展料金ですね、出展するために料金が1点につき300円必要になったということ。今までは、甲西町の場合は無料であったわけでありますけれども、石部町の場合は料金を取っておられたそうでありますが、そういった調整の中で300円を徴収されるということになった。その背景について、なぜそのような料金を取られるようになったのか。

 そして、今まで審査ですね、出展されたものに対する審査を今までやっておられた。無料で審査をしておられたわけなんですが、料金を取って審査がなくなったという、非常に住民にとっては、参加を今までされていた方にとっては、どういう意味だと、出さんといてくれということかというふうな誤解を招くようなことが今年あったということであります。

 そういうことを決められた背景というものについてですね、なぜそのようになったのか、その辺の御説明をお聞きをしたいなというふうに思います。

 それから、体育振興に関してでありますけれども、我がまちの各種スポーツ団体への支援策、こういったものについて、うちのまちがそういうスポーツ団体の育成に対してどのように考えておられるのかということを、しっかりと一遍、説明をお聞きしたいなというふうに思っております。

 それからもう1点、体育施設ですね、旧甲西町、旧石部町にたくさんの体育施設があるわけでありますが、住民が利用する場合の条件、その辺について簡単で結構でございます、かいつまんでで結構でございますので、説明をお願いしたいなというふうに思います。

 それから3点目でございます。皆さんも御存じのように、非常に今、菩提寺地域が危ない地域になっております。本年の9月に旧の菩提寺区におきまして、深夜に同時多発テロまがいの事件が発生をいたしました。同時に消火栓にホースを突っ込んで、民家にそのホースを投げ込んで一斉に放水をするという大事件であります。2カ所です、同時に。そしてその日、同時に軽トラックが1台盗難に遭っています。明くる日発見されたのは、生田病院の近くに乗り捨ててあったと。その中が粉だらけになっていたと、軽トラックの中が、というのは消火器のあの粉ですね、粉だらけになっていた。そんな悪質な事件が同時に、同じ日に、同じ時間に発生をしているんです。

 その後、地元の区の役員の方々が順番に、毎晩パトロールをし続けていただいて、消防団の方も警察の方もそうなんですけれども、パトロールをしていただいたんですけれども、まだ見つかってない。

 その後、窃盗事件や詐欺事件が菩提寺地域で発生をしております。非常に危ない地域になっております。子どもの事件が、先ほどからも一般質問の中でいろいろ出ておりますが、全国の中で殺人事件が起こっております。何か大きな事件の前触れのような気がいたしているわけでありますけれども、このような大きな事件があった。

 そして、地元はもちろん敏感になって、一生懸命動いていただいているわけでありますが、市当局として、このような問題に対してどのようにお考えなのか。また、どのようなアプローチをしていただいておるのか、そのあたりもお聞きをさせていただきたいというふうに思います。

 後は自席において再質問をさせてもらいますので、どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(立入勲君) 

 教育部長、答弁。



◎教育部長(山中恒男君) 登壇

 7番、伊地智議員の御質問にお答えをさせていただきます。

 まず1点目の、文化祭についてでございます。

 文化祭につきましては、日ごろから個人あるいはサークルで文化活動をされておられます市民の皆さん方の発表の場ということで開催をさせていただいております。

 その中で、この文化祭につきましては、文化協会の方に委託をして、企画から運営まですべてを文化協会にお任せして実施をしていただいております。そのために、会員が会場設置やら展示、あるいは催し物の裏方として役割を担っていただいているのが現状でございます。

 御質問の、今回、出展料をなぜ取ったかというふうなことでございます。先ほど議員さんおっしゃいましたように、旧甲西では取っておりませんし、旧石部の方では取っておられました。

 そんな中で、これは文化協会の中で決められたということでございますけれども、今回この出展出演料を取った経過といいますのは、文化祭を盛り上げるということで、市から一応100万円の委託料をお渡ししておりますけれども、そのほかに文化協会としてさまざまな、いわゆる事前準備から、そしてそういう部分の中で会費もその中から文化祭に賄っていただいているというような部分もございます。そういうような部分で、その経費を負担していただいているという中で、会員さん以外にも出展出演料をいただくということを、先ほど言いましたように文化協会で決められたと聞いております。

 しかしながら今回、個人あるいは団体、団体の中でもお一人ずつの、いわゆるこれは出演といいますか、演技といいますか、歌を歌われるグループも1人300円というふうな徴収をされました。これについては、やはり検討いただく必要があるのではないかなというふうに考えているところでございます。

 そしてもう1点、各種スポーツ団体の支援についてということでございます。各種スポーツ施設への支援につきましては、補助金などの財政的な支援を行っているもの、そしてその団体の企画運営のアドバイスをして支援しているものというふうな方向で、その団体には支援をしておりますけれども、できるだけその団体には自己負担でスポーツに親しめるような活動のできるあり方を指導させていただいているというところでございます。

 もちろん、各種スポーツ団体の方それぞれスポーツの振興に御尽力をいただいているところでございますけれども、そういった中で財政的な支援あるいは企画運営の支援ということで行っているところでございます。

 そして、体育施設につきまして、市外と市内の条件ということでございますけれども、市内に体育施設は20施設ございます。そんな中で、市外の方の利用については5割から10割増しの使用料をいただいているということで、条件的にはそういう部分の、市外と市内の違いということでございます。

 以上でございます。



○議長(立入勲君) 

 市民生活部長、答弁。



◎市民生活部長(川合清蔵君) 登壇

 伊地智議員の質問にお答えを申し上げます。

 先ほど来、議員の質問のあった件につきましては、ほんの一例ということでございまして、全国各地、あらゆる犯罪が多発をいたしております。

 御質問のございましたように、湖南市もその例外ではないわけでございます。特に、菩提寺周辺につきましては、不審者の出没も多いということから、市としてパトロール車の強行運行をしておるところでございますが、こうした犯罪を未然に防ぐには、やはり市だけでは到底賄い切れるものでもございませんし、警察の方々だけでもまた取り締まれるものではございません。

 やはり、午前中にも防犯の件で、ある議員から質問がございましたように、やはり「みずからの安全はみずからが守る」という意識を身につけていただくとともに、防犯自治会を始めとして、身近な地域において相互の連携と協力を図りながら、犯罪防止に努めていただかなければならない、かように考えるところでございます。

 先般、甲賀・湖南の防犯自治会の研修会をさせていただいたところでございます。そうした研修会の中で、甲賀市の希望ケ丘という団地があるわけでございますが、そこでは先ほど申し上げました「みずからの安全はみずからが守っていこう」という一つの組織をこしらえ、互いに住民が連携を取り合い、犯罪のない自治会をこしらえようということの発表があったわけでございますが、そうした中、湖南市の区長さんも出席をしておられたわけでございますが、なかなかいい取り組みをされておるということで、我々湖南市の区域につきましても、そうしたものを大いに取り入れていこうじゃないかという認識をしていただいたところでございます。

 今後はさらに、県、警察、市、自治会、住民が一丸となった取り組みを進めていかなければならないのではないかと、このように感じております。

 以上です。



○議長(立入勲君) 

 7番、伊地智良雄議員。



◆7番(伊地智良雄君) 

 文化祭のことについてでございますけど、今、出展の料金についての説明があったわけでありますけれども、新しい形で湖南市として文化祭を開く上で、本当に突然料金が必要になるとか審査がなくなるとかいうことは、非常に十分検討した上でこのようなことをしていただかないと、住民感情として大変な、まちに対する不信感といいますかね、そういったものが本当に出てくると思います。その辺のところ十分注意をしていただいて、来年度どういうふうにされるのか、十分御検討をしていただきたいなというふうに思います。

 そして、ちょっとこの湖南市によく似た野洲市の方へ行って調べてまいりました。野洲市も野洲町と中主町とが合併になって野洲市になられて、そしてことし、一つの会場で同時にやられたそうであります。ことしは、私とこのまちでは甲西会場と石部会場ということでね、2会場によって行われたそうでありますけれども、野洲市の場合は、展示は中主で、それで出演といいますか、ああいう演劇等ですね、ああいうようなものをされるのは野洲の方でやられたそうでありますけれども、やはりちょっと行くのに遠いという話が出たそうであります。シャトルバスを出せとか。

 そんなことで出展といいますか、そういったものが、両方のまちが合わさりますと、今まで1と1が出ておったら2の数になるそうでありますが、1.5しか出なかったというのが現状であるそうであります。

 うちのまちも、何か料金を取ったから出せなくなったとかいうのがあって1.5らしいのですが、料金によって減ったか減ってないかは、その辺のところはわからないところでありますが、そういう料金を取るということに対してはですね、僕は非常に今回この300円取ることによって、ちょっとお聞きしますところによりますと、どれだけの収入がありましたんやと。15万円ぐらいだったと言っておられるね。15万円のお金を本当にいただいて、合併して初めての文化祭を開催する中において、住民から不信を募るようなそんなやり方というのは、しっかりと考えてやっていただかないと、本当にこれから、非常に今、大事な時期でございますので、しっかりと御検討を賜りたいなというふうに思います。

 そして本年、私とこの、先ほど部長の方からもお話ありましたように、まちから100万円のお金を出されたということでありますけれども、野洲の方では市から30万円だそうです。文化協会の方から25万円ということで、文化協会そのもののあり方が、ちょっと野洲市と私とこの湖南市とでは違うのですけれども、向こうはしっかりと会費を取って、協会をしっかりとしたものにされているように思いますけれども、そういう何か自分たちのことを自分たちでやっていこうという、先ほどからも話出てますが、そのような意識を持ってもらう意味においてですね、これ主催は文化協会ですので、そのあたりしっかりとした協会運営というものになっていきながらですね、準備も、やはりそういった方々に出ていただいて、自主的にやっていただく。そうすることによって、こういう300円を徴収するとかこんなことは必要なくなるんじゃないかなというようなことも思いますので、その辺のことについて今後、来年ですね、どのようにその部分、300円こだわっていますけれども、どのように御検討を、これから検討されると思いますが、どのような方向でお考えになっておられるのか、お聞きをしたいなというふうに思います。

 それから、もう1点ついでにですね、来年度の会場ですね、どのような形でされようとしているのか。ことしは2会場で、出展もそういう、出演してもらうのも2会場でやっておられましたけれども、どのようにお考えなのか。

 それからもう一つは、市展ですね、野洲市なんかでは、そこへ市展を開催をされています。こういったものは当然審査もあり、出演・出展料も取りのという形になろうかと思うんですけれども、そういうふうなものを今後、うちのまちとしてどのようにお考えなのか、ちょっとその点についてお願いします。



○議長(立入勲君) 

 教育長、答弁。



◎教育長(奥村容久君) 登壇

 7番議員さんの質問にお答えさせていただきたいと思います。

 ことしの文化祭については、私もいろんな御意見を伺いましたし、両方の会場に出向いて、つぶさにその現状も見させていただきました。

 せんだって文化協会の反省会がございまして、総括会議でございますけれども、そこにも出させていただいて、先ほど伊地智議員がおっしゃったいろいろな問題もお聞きをさせていただきました。

 この300円の出品料の問題ですけれども、文化協会に参加されている方は、協会費として幾らか納めておられるわけで、それ以外に出される方は納めておられないということがあって、出していただくのなら文化協会に入っているのと同じ形をとりたいということが文化協会の中で話し合われて、こういうふうに取ったということだったということでございます。

 ただ、昨年、旧石部町の方は200円出しておられたということでございまして、旧の甲西町の方は無料であったということで、いきなり300円ということで、これは何事やということになったということと、あわせて先ほどからおっしゃっていますように審査がなくなったということでございます。これは旧の石部町では審査がされてなくて、旧の甲西町では市長賞、それから教育長賞、それから各新聞社賞というのがございまして、審査員に来ていただいて審査していただいて、そういう賞を決めていたということで、昨年までそういう形になっておりました。それがなくなったということで、励みがなくなったと。お金を取られた上に励みがなくなったということで、出品量が減ったんだというふうに私も聞いているわけですけれども、これは改善していかないといかんということでございまして、文化協会の方も、ことしのこの現状を見て、これは何とかせないかんという思いを強くされているということを、この間反省会の席上で述べておられました。

 それで、この300円のことでございますけれども、団体についても300円を一人一人から取られたということで、例えば、ジュニアのバンドでしたら50人ほどのメンバーがいるわけですけど、これ一人ずつ取るということになると大層なお金になりまして、とてもこんなんは出られへんということで、ボランティア広場というのは同時に開催された中央公民館の前のところでございますけれども、そこでまた別にされたということで、今度はそちらの方がにぎやかになって、本体の文化祭の会場ががらがらになったということで、そういう現象が起こったわけでございまして、これも問題だということでございますので、これは来年度、考えていかんならんということでございます。

 それから、市展についてでございますけれども、今私どもは裾野を広げるということと、それから質の高い文化を目指すということ、この二つをやっぱり考えていかなければならないのではないかというふうに思っています。

 それで、だれでもが参加できる、自分がつくったのを見てほしいということで出品できる、自由に出品できるそういう場、これはそれぞれの公民館で公民館まつりというのがされておりますので、そのようなところで裾野を広げていくということ。それから、少し質の高い、レベルの高いものを持っていくために、市展というのをやるということで、昨年は3月にちょっと試みをさせていただいたんですけど、もう少し周知が徹底してなかったということと、あれはどういうことやというようなことがございまして、少し混乱した面もございまして、少しそれを修正しながら、ことしまたやっていきたいと。市展は、今年も開かせていただくということで進めております。

 ただ、この場合、例えばこの間サンヒルズ甲西で、湖南・甲賀の書の部にかかわってくださっている方の非常にレベルの高い展覧会がございました。私も市長もそこに行かせていただいたんですけど、ああいうふうな伝統的なすばらしいものができているということでしたら、そういう関係の方々とも相談しながら進めていけば、より質の高いものができるんじゃないかなというふうに思いますが、難しい点は、芸術というのは一つの個性のぶつかり合いみたいなところがございまして、審査する方をだれにするかということは非常に大きな問題になってきます。その審査員をどう選ぶかによって、作品の質も傾向も変わってまいりますので、そこの辺のところをよく考えながら、関係者の方々と相談をさせていただきながら、この市展を意味あるものにしていきたいというふうに考えております。

 ことしも市展をさせていただきますが、来年度はこのような反省の上に立って、その方向性を考えさせていただきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(立入勲君) 

 7番、伊地智議員。



◆7番(伊地智良雄君) 

 文化祭の関係につきましてはそういうことで、ひとつ本当に住民が喜んで参加できるような、そんな文化祭、市展を目指してお願いをしたいなというふうに思います。

 それから、体育振興についてでありますけれども、まず施設の部分について質問をさせていただきたいと思います。

 実は、私のかかわっておりましたママさんバレーのチームのメンバーから相談がありまして、実は菩提寺に住んでいるんですけれども、雨山の運動公園の体育館を、近畿大会を開催するので借りに行ったということなんですね。借りに行きましたら、「お宅はどこですか、住んでおられるところは」と。「菩提寺です」と。「ああ、菩提寺ですか。石部と違いますな」ということで、減免の率が、石部と甲西と違う状況で、合併するまでは別々だったんですが、合併してからもう1年余りたつのに、なんでそんな行政の方がですよ、同じ住民つかまえて「ああ、あんた菩提寺ですか」と、こんなことを言うようなね、垣根をはよ取らなあかんのに、早くせないかんことと、じっくり時間をかけてやっていかなきゃならんこと、僕は協定項目の中であると思うんですわ。ところがね、早くせなあかんことは一日も早くやってほしい。こんな体育施設なんてものは、もう十分そこに携わっていただいている方々が協議をしていただいたらすぐに決まることなんです、こんなんね。

 石部は、今までは体育協会に登録したチームはゼロ、ただです。ところが、旧甲西町の場合は、総合体育館使う場合は25%の負担なんです、使われる方が。当然、受益者負担というのはあってしかるべきだと思います。それも受益者負担いうたって、丸々の料金じゃないんですよ、丸々の料金は、先ほど部長がおっしゃったようにね、市以外のところの方が借りられる場合は、5倍も10倍も料金を払って使っておられる。我々ここに住む市民は、その5倍も10倍ものお金じゃなしに、もとのお金の25%ですから、少ない負担でその施設は使えるわけなんですね。

 これ、みんなただにせえやという話もあろうかと思いますけれども、全員がそこの施設を使うならただでもいいと思うんですね。ところが一部の方ですから、当然使われる方は、それなりの費用をお支払いをされるというのは、もうこれはしかるべきことだと思います。だけど、そういったことをなぜそんな、今まで放っておくのかというのが私の今の気持ちなんですけど、これはいつ決められるのですか。そのことについて、ちょっと御回答をお願いしたいと思います。



○議長(立入勲君) 

 教育部長、答弁。



◎教育部長(山中恒男君) 登壇

 お答えを申し上げます。

 社会体育施設の利用についての御質問でございます。先ほども言いましたように、現在20カ所の施設がございます。そんな中で、いわゆる料金体系も異なることもさることながら、石部・甲西の減免の基準という部分がまだ調整されてないということで御質問いただきました。

 確かに今のグレードの高い施設、そして建築年度が異なる施設ということで、まだ料金の体系もばらばらでございます。そんな中で今、減免という部分につきましては、それも含めまして調整をしていきたいなと思っております。

 いつになるかということでございますけれども、一応2年以内を目途に統一を図っていきたいというふうに思っています。

 今の施設の減免でございますけれども、石部町の施設につきましては、体育協会のサークルは100%減免ということになっておりますし、旧甲西につきましては、減免基準を適用しています。体育協会の登録サークルについては75%減免というふうな部分でございます。

 そういった中で、今おっしゃいました市内の方が利用される部分につきましては、やはり統一というのは一日も早く調整をしていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(立入勲君) 

 教育部長、答弁。



◎教育部長(山中恒男君) 登壇

 すみません、私、全体の話をさせていただきましたが、その今の湖南市内の方の、そこで減免のことが違うということについては、今初めて聞かせていただいたということでございますので、これは施設管理を委託しているところには、十分そこらへんの減免基準についてはきっちりするような指導をしていきたいなと思っております。



○議長(立入勲君) 

 7番、伊地智議員。



◆7番(伊地智良雄君) 

 このような料金の統一というのは、すぐにでもできることだと思いますので、できるだけ早く、一日も早くしていただかないと、本当に垣根を、甲西町と石部町の住民の垣根を取っ払わなあかんというてんのに、まだ残っているのみたいなこと、何とか一日も早く取っ払ってほしいなというふうに思います。

 そんなことでですね、それぞれこのまちに住む若い人もお年寄りの人も、そういう施設を本当に利用しやすい状況にしていくということが、やはり行政側の仕事だというふうに思いますので、どうぞよろしくお願いをしたいというふうに思います。

 それからもう1点でありますけれども、皆さんも御存じのように、高島市ですね、そちらの方に大リーグの大家選手がプロ野球の養成チームをつくられたというニュースは御存じですよね、自分の私財で。

 それは何で高島になったんだというたら、グラウンドがあったんですね、硬式ができるグラウンドがあった。今も何か大きなグラウンドを甲賀市の方はつくっておられるそうでありますけれども、我が湖南市には、中学生でも硬式野球をやるチームがあるんですけれども、グラウンドがないということで、非常に遠くまで行って練習をしているそうでありますけれども、過去に、このまちも甲西高校が甲子園で活躍をいたしました。あのときには非常にこのまちが燃え上がってですね、非常に勢いのあるまちになったわけでありますが、その後、全然姿が見えないということで、何とかこの甲西高校、甲子園に行ってほしいなと思うのが私の個人的な思いでありますが、この甲子園に行く行かんは別にしまして、このまちが子どもたちを育成するのにどれだけ一生懸命になっているのだというところが非常に大きな問題ではないかなというふうに思うわけであります。

 スポ少の問題もありますし、学校のスポーツのチームもありますし、クラブチームもあります。そんな中で、本当にこのまちがそのような子どもたちが活躍できる場をつくったろかというふうに考えているのかどうかというところが非常に大きな問題だと思います。

 それで、ちょっと話を聞きますとですね、今の市民グラウンドの隣りに野球場がありますけれども、あそこをフェンスさえ改造すればですね、硬式野球ができるグラウンドになるというふうなことを聞いております。しかしながら、あのグラウンドそのものも何かこう、立派なグラウンドがあるのに使われてない。使われてないものですから、何か土が何やもう粘土みたいになってしまってですね、カンカラカンになって、どうも使用するにはお金がまた必要になっているそうでありますけれども、そのあたりですね、今の野球のグラウンド、市民グラウンドの野球のグラウンドのことについて、もしわかる範囲内で教えていただければ。フェンスをつくれば硬式野球ができると聞いているのですが、そのあたり、すみません。



○議長(立入勲君) 

 教育部長、答弁。



◎教育部長(山中恒男君) 登壇

 硬式の野球場の設置ということでの御質問でございます。

 市民グラウンドの隣りの野球場でございますが、今、最後におっしゃった利用については、1月から3月までは芝生の養生ということで使用はしておりません。

 そんな中で、あそこをネットを張れば硬式ができるというふうなお話でございますけれども、今現在のあそこの野球場、軟式ですけれども、それとても越えるというふうなフェンスでございます。そんな中で、おっしゃいました硬式をするとなると、防球ネットというのを非常に高くするということもございます。

 そんな中で、今おっしゃったように市内の青少年のスポーツについての考え方ということもございますけれども、今の時点では、やはり社会体育施設のほかの施設の年数も来ておりますので、改修等に費用がかかるという部分でございますので、現在のところはそういうような計画は立たないなというふうに考えているところでございます。



○議長(立入勲君) 

 7番、伊地智議員。



◆7番(伊地智良雄君) 

 非常に財政の厳しい中で、いろいろ無理を申しておるわけでありますけれども、ひとつずつ進めていただいて、何か夢の持てるような、そんなまちづくりをしていただきたいなと思います。

 そして最後に、菩提寺の安心・安全の問題でありますけれども、部長の方から御説明をいただきました。当然、自分のことは自分で守らなあかんわけでありますけれども、前も一般質問させてもらいましたが、菩提寺に何とか交番を置いてもらえへんやろかと、そういう運動をしていただけないものか、そのあたりをひとつ、こんなん言うたって結論出てこないと思いますので、お願いをさせていただいておきたいなと思います。

 菩提寺の方々は、菩提寺でしっかり守らなあかんという意識にはなっておるんですけれども、そういう、何か駐在さんも一人、お体をこわされて、私よく知っている人で、余りよう責められませんねんけども、何かしっかりした人をね、置いていただけるような、そんな働きかけ。ちょっと非常に今、菩提寺、危機的な状況ですので、強い人をひとつ置いていただけたらありがたいなと思います。

 それから最後に、山本・大継議員もおっしゃっておられましたけれども、菩提寺石部間の大橋をとりあえず。栗東新幹線駅、そしてまた草津の複線・直通化に向けてですね、これから石部駅の駅前の開発というのは非常に重要な位置づけになってくると思いますので、今この合併した際でございます、ひとつ多過ぎるかなと思われるぐらいの橋を一本お願いをして、終わらせてもらいたいと思います。

 ありがとうございます。



○議長(立入勲君) 

 これで7番、伊地智良雄議員の一般質問を終わります。

 お諮りします。

 本日の会議はこれで延会にしたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(立入勲君) 

 異議なしと認めます。

 したがって、本日はこれで延会することに決定しました。

 本日は、これで延会します。



△延会 午後3時29分

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

地方自治法第123条第2項の規定により下記に署名する。

                           平成17年12月16日

                湖南市議会議長   立入 勲

                湖南市議会議員   大継健藏

                湖南市議会議員   望月 卓