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滋賀県 甲賀市

平成19年  6月 定例会(第3回) 06月11日−02号




平成19年  6月 定例会(第3回) − 06月11日−02号









平成19年  6月 定例会(第3回)



      平成19年第3回甲賀市議会定例会会議録(第2号)

 平成19年6月11日 午前10時40分 平成19年第3回甲賀市議会定例会第2日目の会議は、甲賀市議場に招集された。

1.出席議員

     1番  山岡光広        2番  林 勝彦

     3番  松本昌市        4番  朏 藤男

     5番  鵜飼 勲        6番  土山定信

     7番  木村泰男        8番  酒巻昌市

     9番  藤井克宏       10番  辻 金雄

    11番  小松正人       12番  石川善太郎

    13番  加藤和孝       14番  野田卓治

    15番  福西義幸       16番  伴 資男

    17番  辻 重治       18番  河合定郎

    19番  村山庄衛       20番  中西弥兵衛

    21番  安井直明       22番  友廣 勇

    23番  白坂萬里子      24番  岩田孝之

    25番  葛原章年       26番  今村和夫

    27番  中島 茂       28番  橋本律子

    29番  山川宏治       30番  服部治男

2.欠席議員

         (なし)

3.職務のため議場に出席した者

   議会事務局長     中山鉄雄   議会事務局長補佐   原田義雄

   書記         平岡鉄朗   書記         松本秀人

4.地方自治法第121条の規定により、説明のため出席した者

   市長         中嶋武嗣   副市長        今井恵之助

   収入役        南  清   代表監査委員     相川良和

   教育委員会委員長   藤田照治   教育長        宮木道雄

   総務部長       村山富一   企画部長       杉本 忠

   財務部長       倉田一良   市民環境部長     稲葉則雄

   健康福祉部長     古川六洋   産業経済部長     服部金次

   建設部長       田中喜克   上下水道部長     渡辺久雄

   土山支所長      松山 仁   甲賀支所長      辻 正喜

   甲南支所長      大谷 完   信楽支所長      中西好晴

   教育委員会事務局長  竹崎文雄   監査委員事務局長   森田則久

   農業委員会事務局長  橋本光興   水口市民病院事務部長 富田博明

5.議事日程

  日程第1        会議録署名議員の指名

  日程第2        議案第103号契約の締結につき議決を求めることについての撤回について

  日程第3 議案第87号 甲賀市固定資産評価員の選任につき同意を求めることについて

  日程第4 議案第88号 専決処分につき承認を求めることについて

  日程第5 議案第89号 専決処分につき承認を求めることについて

  日程第6 議案第90号 専決処分につき承認を求めることについて

  日程第7 議案第91号 専決処分につき承認を求めることについて

  日程第8 議案第92号 専決処分につき承認を求めることについて

  日程第9 議案第93号 専準処分につき承認を求めることについて

  日程第10 議案第94号 専決処分につき承認を求めることについて

  日程第11 議案第95号 甲賀市税条例の一部を改正する条例の制定について

  日程第12 議案第96号 甲賀市児童クラブ条例の一部を改正する条例の制定について

  日程第13 議案第97号 甲賀市農村公園条例の一部を改正する条例の制定について

  日程第14 議案第98号 甲賀市農村集落センター条例の一部を改正する条例の制定について

  日程第15 議案第99号 甲賀市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について

  日程第16 議案第100号 平成19年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)

  日程第17 議案第101号 訴訟事件の和解につき議決を求めることについて

  日程第18 議案第102号 契約の変更締結につき議決を求めることについて

  日程第19 議案第103号 契約の締結につき議決を求めることについて

  日程第20 議案第104号 市道路線の廃止につき議決を求めることについて

  日程第21 議案第105号 市道路線の認定につき議決を求めることについて

  日程第22 意見書案第3号 申請すれば一割負担に戻る「現役なみ所得」とされた70歳以上の人への医療費改善策を求める意見書の提出について

  日程第23 意見書案第4号 最低賃金に関する意見書の提出について

6.議事の経過

          (開会 午前10時39分)



○議長(服部治男) ただいまの出席議員は30名であります。

 あらかじめご通知申し上げましたように、会議規則第9条第2項の規定により、会議時間を繰り下げ、これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程については、お手元に配布したとおり編成いたしましたので、ご報告申し上げますとともに、ご了承賜りたいと存じます。

 これより日程に入ります。

 日程第1、議録署名議員の指名を行います。

 会議録の署名議員は、会議規則第81条の規定により、

 29番 山川宏治議員及び

  1番 山岡光広議員を指名いたします。

 日程第2、議案第103号 契約の締結につき議決を求めることについての撤回についての件を議題といたします。

 提出者より、撤回の理由の説明を求めます。

 市長。



◎市長(中嶋武嗣) 議案第103号 契約の締結につき議決を求めることについての撤回について、その提案理由を申し上げます。

 本件につきましては、議案に重大な誤記がありましたので、取り下げをお願いするものであります。



○議長(服部治男) これより、議案第103号 契約の締結につき議決を求めることについての撤回について、質疑を行います。

 質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)



○議長(服部治男) 質疑なしと認めます。

 以上で質疑を終了いたします。

 これより討論を行います。

 まず、原案に反対者の発言を許します。

 討論はありませんか。

          (「なし」の声あり)



○議長(服部治男) 討論なしと認めます。

 以上で討論を終了いたします。

 これより、議案第103号 契約の締結につき議決を求めるとについての撤回についての件を採決いたします。

 本案は、これを承認することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、議案第103号 契約の締結につき議決を求めるこについての撤回につきましては、これを承認することに決定いたしました。

 議案第103号 契約の締結につき議決を求めることについて、ただいま撤回の承認を決定いたしましたので、本日の議事日加第19号については削除いたします。

 この際、日程第3、議案第87号 甲賀市固定資産評価員の選任につき同意を求めることについての件から、日程第23、意見書案第4号 最低賃金に関する意見書の提出についての件のうち、削除となった日程第19、議案第103号 契約の締結につき議決を求めることについてを除く20件を一括議題といたします。

 まず、議案第87号 甲賀市固定資産評価員の選任につき同意を求めることについては、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第87号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり同意することに決定いたしました。

 次に、議案第88号 専決処分につき承認を求めることについては、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 これより討論を行います。

 討論の通告がありますので、原案に反対者の発言を許します。

 21番、安井議員。



◆21番(安井直明) ただいま上程されております議案第88号 専決処分につき承認を求めることについて、甲賀市税条例の一部を改正する条例の制定について、議案に反対の立場から討論をいたします。

 この条例の一部改正は、地方税法の改正に伴うものでありますが、内容を見てみますと、付則第10条の2第6項で、高齢者、障がい者等が居住する既存の住宅について一定のバリアフリー改修工事を行った場合に、翌年度の固定資産税を3分の1減額するという特例措置が創設されるという利点もありますが、一方、第19条の3では、上場株式等の配当、譲渡益の軽減税率の期限が到来するために延長しようというものであり、こうした証券優遇税制は、一握りの富裕層に減税の恩恵を与える金持ち減税と言わざるを得ません。

 上場株式等の配当、譲渡益の軽減税率の制度は、個人資産の貯蓄から投資へ、これが課題だとして、株式市場の低迷や金融機関の不良債権問題に対応するものとして、5年間の時限措置として導入されました。

 昨年の政府税調答申では、現在の経済状況は大幅に改善されているとして、廃止と言われていたものです。しかし、日本経団連からの働きかけなど、与党税調の中で1年延長して廃止することを決め、今回の改正となっています。

 格差社会が広がり貧困層がふえている中、むしろこのような減税制度は当初からすべきでないものです。この6月から住民税が大幅に増税となっている中、一部の富裕層だけを優遇する条例改正には反対です。



○議長(服部治男) 以上で討論を終了いたします。

 これより、議案第88号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(服部治男) 起立多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、議案第89号 専決処分につき承認を求めることについて質疑を行います。

 議員1名から質疑の通告がありますので、発言を許します。

 1番、山岡議員。



◆1番(山岡光広) 議案第89号 専決第10号 甲賀市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、4点、財務部長にお尋ねをします。

 提案説明でもありましたけれども、地方税法の一部を改正する法律、地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が、ことし3月30日に公布された、4月1日に施行されたことに伴い、専決処分したというふうに説明されました。

 改正点は、医療費分の上限が見直されて、基礎課税限度額が、これまでの53万から56万円、3万円に引き上げられたわけです。そこで、4点お尋ねをします。

 まず第1は、そのことによる影響を受ける世帯は何世帯なのでしょうか。また、そのことによって国保会計への増収分はどれだけふえると見込んでおられるのでしょうか。

 第3点は、通常、限度額を超える世帯が5%を超える場合には見直すということになっているようですけれども、甲賀市の場合は何%ぐらいになるのでしょうか。

 第4点は、なぜ専決としたのかという問題です。確かに、法律改正は4月1日施行となるものですけれども、事は市民の皆さんの暮らし、生活にかかわる重要な案件です。議案として議会に付するのが当然だと考えます。まして、国民健康保険は地方自治体の裁量権が大きいわけです。

 先日、一般質問の準備のために京田辺市を訪れました。そこでもお聞きしたわけですけれども、京田辺市では、専決ではなく、先ほどの理由から、今後、議案として議会に提出していく考えであるというふうに述べられておられました。このことを踏まえて、専決としたのはなぜなのか、この点についてもご説明をいただきたいと思います。



○議長(服部治男) 財務部長。



◎財務部長(倉田一良) それでは、ただいまの山岡光広議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 1点目の国保税の基礎課税限度額の変更に伴って影響を受ける国保世帯でありますが、平成18年度末の賦課データをもとに試算をさせていただきました。算出税額が53万円を超える超過世帯は、449世帯となります。限度額が56万円となりますと、この超過世帯は399世帯となります。差し引き50世帯が、課税限度額の変更によって限度超過世帯から限度内世帯に移行するということになります。

 2点目の国保会計への増収分はどれだけかにつきましては、基礎課税限度額が53万円ですと、同じ試算で限度超過額、すなわち税額が53万円を超える世帯の合計は約1億7,000万円で、これが56万円になりますと、約1億5,800万円となりますので、差し引き1,200万円ほどの差額と推計されるところであります。

 なお、1点目と2点目の答弁に関連いたしますけれども、国保事業を運営するために必要な全体税額は別の要素で決定されることから、この差額を税額超過世帯が負担することにより、課税限度額未満の世帯の負担すべき保険税が減少することになります。すなわち、今回の条例改正による税額の増収は発生しませんし、影響を受ける世帯ということを拡大解釈すれば、全世帯に及ぶということになろうかと思います。

 3点目の限度額を超える世帯が国保世帯の何%のときに改正が必要と言われているか、甲賀市の場合、現状は何%かのご質問でございます。

 先ほどご質問の中でおっしゃいましたように、厚生労働省においては、限度額の適用を受ける世帯数が全世帯に占める割合が5%を超えないように適時見直しを行うこととしております。甲賀市の現状でありますけれども、その率は現在3.5%でございます。

 4点目の、なぜ専決したのかのご質問でございますけれども、市長が提案説明で申し上げておりますように、地方税法等の一部改正する法律が去る3月30日に公布され、本案に関する改正は4月1日施行とされたことに伴い、特に緊急を要するための議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると判断されたので、地方自治法第179条の第1項の規定により専決処分をさせていただいたものでございます。

 以上、山岡議員へのお答えとさせていただきます。



○議長(服部治男) ほかに質疑はありませんか。

 1番、山岡議員。



◆1番(山岡光広) 今、ご答弁ありましたように、5%を超えないよう適時見直すと、これが厚生労働省の指導であるわけですよね。同時に、今、ご報告がありましたように、甲賀市の場合は3.5%だという報告がありました。専決をしたのは時間的余裕がなかったから専決をしたのだと、こういうふうにもおっしゃいました。5%で適時見直すと。したがって、今現在、3.5%ですから、時間的余裕という点では、もう少し様子を見て議案に付するということは当然できたわけだと思いますけれども、急いでその改正する必要がなかったんではないかなと思いますが、この点、改めてお尋ねをします。

 もう1点、限度額の世帯の方々が完納しておられるのかどうか、この点わかれば教えていただきたいと思います。



○議長(服部治男) 財務部長。



◎財務部長(倉田一良) 専決処分をした理由でございますけれども、議案としてその4月1日施行、さかのぼるということは可能ではあるわけでございますけれども、この今回の改正につきましては、やはり広く適正というんですか、負担の公平さを保つために必要であるという判断をさせていただきまして、市としてこれは改正が必要ということで、4月1日に施行という形で専決をさせていただいたところでございます。

 なお、53万円の限度額超過世帯の滞納については、ちょっときちっとした算出をさせていただいておりません。ご了承いただきたいと思います。



○議長(服部治男) ほかに質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)



○議長(服部治男) 質疑なしと認めます。

 以上で質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 これより討論を行います。

 討論の通告がありますので、原案に反対者の発言を許します。

 1番、山岡議員。



◆1番(山岡光広) 議案第89号 専決第10号 甲賀市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論します。

 先ほどの質疑でも述べましたが、今回の条例改正は、地方税法の改正及び関連の政令並びに施行規則が改正されるためではありますけれども、本来、専決処分として提案するのではなく議案として提案すべき内容だと思います。

 しかも、厚生労働省が見直しの基準としている基準限度額の世帯が全体の5%を超えない範囲でという点から見ても、甲賀市の場合は、先ほどの答弁でも明らかなように、3.5%でありますから、まだまだ頭打ちという状況ではなく、急いで改正する必要はありません。

 しかも、今回の改正の背景には、所得が全く変わらないのに公的年金控除の廃止や老年者控除の廃止、定率減税の廃止など、税制改正によって所得割額がふえ国民健康保険税が引き上げられるなど、市民の負担増が重なっているときだけに、今でも高過ぎる国保税をさらに引き上げることになります。

 国民健康保険制度については、国保税の滞納、医療費の伸び、さらに後期高齢者医療制度の導入など、さまざまな課題があり、その健全化が甲賀市民の命と健康にとって大事なときであるときだけに、国の法律が改正されたからということだけで専決処分とするのは問題であり、抜本的な改善策を講じる必要があるということを指摘して、反対討論といたします。



○議長(服部治男) 以上で討論を終了いたします。

 これより、議案第89号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立多数)



○議長(服部治男) 起立多数であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、議案第90号 専決処分につき承認を求めることについては、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第90号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、議案第91号 専決処分につき承認を求めることについて質疑を行います。

 議員2名から質疑の通告がありますので、順次発言を許します。

 初めに、22番、友廣議員。



◆22番(友廣勇) 専決第5号 平成18年度甲賀市一般会計補正予算(第8号)について、1点のみ質問させていただきます。

 ページは13ページの1款2項1目 固定資産税についてです。

 平成17年度の決算で、9億9,047万6,479円の市税の滞納があり、そのうち7割が固定資産税であります。総額は、およそ7億600万円。これに対して、平成18年度の当初予算には7,590万円が計上されていますが、今回、5,000万円の補正がされました。当初予算に対する収納率は65.87%でありますが、滞納総額に対する徴収率は、わずか7%です。今後のさらなる徴収努力を求めるとともに、この5,000万円の件数と、過日の本会議で課題ともなりました大口滞納者のその後の取り扱いについてお聞きいたします。

 以上です。



○議長(服部治男) 財務部長。



◎財務部長(倉田一良) それでは、ただいまの友廣 勇議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 歳入で、固定資産税の過年度分の補正についてでありますが、平成18年度当初予算に計上しております過年度分7,590万円につきましては、平成17年度決算の収入未済見込み額に実績から判断した収納見込み率を掛けまして算出をしております。

 平成18年度において、年4回の催告書の送付と滞納整理の臨戸訪問等により、市税全体で約500件の滞納者の完納をしていただいたところであります。また、分割納付等により、引き続き誠実に納付をしていただいている滞納者もありますことから、結果として、平成19年3月末での固定資産税の徴収見込み額が当初見込みよりも約7%、額にして約5,000万円の増加が見込めるため補正を行ったものであります。

 これの件数でありますけれども、主には大口滞納者の分割納付2件ということでご理解をいただけたらと思います。

 参考でありますけれども、平成19年3月末の滞納者の数は1,263名でございます。

 次に、大口滞納者につきましては、不動産等の差し押さえを行うなどの法的措置をした上で、努めて分割納付をいただくよう促しております。ただいま申し上げましたとおり、一部を分割納付いただいた滞納者や完納へ向け努力いただいている滞納者がありますが、いずれの滞納者にも引き続き納付していただき、滞納額を計画的に減少されるよう努めているところであります。

 しかしながら、直近にも大口滞納者の倒産が発生するなど、完納に向けた取り組みは厳しい状況にありますが、引き続き滞納の完納に向け努力をしてまいりたいと考えております。

 以上、友廣議員のご質問にお答えをさせていただきました。



○議長(服部治男) 友廣議員。



◆22番(友廣勇) 1点確認なんですけども、先ほど19年度末で滞納者が1,263名、これ平成19年ですか、18年ですか。19年ですか、19年ですね。わかりました。



○議長(服部治男) 次に、21番、安井議員。



◆21番(安井直明) ただいま上程されております議案第91号 専決処分につき承認を求めることにつきまして、平成18年度一般会計補正予算の19ページについて質問をいたします。

 14款の国庫支出金 2項の国庫補助金 4目の土木費国庫補助金と6目の教育費国庫補助金であります。

 今まで、この予算や決算に私は上がっていないと思うんですが、首都圏の近郊整備地帯等事業補助金というのがあります。提案説明の中で、17年度の精算と説明がありましたが、どういうものか1点お聞きしたいと思います。

 次に、土木費の国庫補助金の都市計画費国庫補助金、この中に首都圏の近郊整備地帯等事業補助金というのが1,006万1,000円あります。また、スポーツの森の整備事業補助金と振り替えになっております。小学校の国庫補助金にも同様、653万円が計上されています。中学校の国庫補助金の中にも448万5,000円がありますが、これはどういう目的の補助金で、何に使われようとしているのか、質問をいたします。



○議長(服部治男) 財務部長。



◎財務部長(倉田一良) それでは、ただいま安井直明議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 首都圏近郊整備地帯等事業補助金についてでありますが、当補助金につきましては、首都圏、近畿圏及び中部圏の近郊整備地帯の整備のための国の財政上の特別措置に関する法律に基づくものでありまして、首都圏と並ぶ我が国の経済文化の中心としてふさわしい近畿圏の建設と秩序ある発展を図ることを目的として行う事業のうち、同法第4条で定められる公営住宅や教育施設など、特定事業に係る経費に対して、本来の施設整備補助金にかさ上げして特別措置されるものであります。

 今回の補正につきましては、対象事業が平成16年度及び平成17年度に実施しましたスポーツの森整備事業と、平成17年度に実施しました小・中学校の公立学校施設整備事業でありまして、このように当該補助金が過年度の事業実績に基づき交付される補助金でありますことから、特定財源とせず一般財源扱いとしているところでございます。

 なお、今まで予算や決算にこの名称で上がっていなかったことにつきましては、本体の補助金の名称を使って増額をさせていただいておったためで、これの部分が明確になっていなかったことによるものでございます。

 以上、安井直明議員に対する答弁とさせていただきます。



○議長(服部治男) 安井議員。



◆21番(安井直明) 今、財務部長から説明いただきましたが、この名称ですけれども、これ首都圏を移転するという問題について、今、この時期にむだであるということを、私ども予算のたびに、また決算のたびに言い続けてきたことなんですが、この近畿地方がですね、首都圏とはもう到底考えられないと。本体の名前でされたということなんですが、少なくとも、ここ近畿圏をぜひ入れてもらうというふうにしないと、初めてでこんなことわからないと思うんですが、なぜその近畿圏という名前も入れてわかりやすくしなかったんか、今まで全然出てきてないのに、今回の補正予算でいきなりこの首都圏というのが出てくるというのはいかがなものかと思うんですが、その点、どう考えているのかについても質問しておきたいと思います。



○議長(服部治男) 財務部長。



◎財務部長(倉田一良) ただいまの再質問にお答えをさせていただきます。

 確かに、国等からの通知につきましては、首都圏近郊整備地帯等事業補助金ということで、こういう名称を使っておりましたので、これに基づき予算科目に上げさせていただきました。

 内容といたしましては、首都圏、近畿圏及び中部圏の近郊整備ということでございます。かなり、これでも長い名称でございますので、ご了承いただけたらと思っております。



○議長(服部治男) ほかに質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)



○議長(服部治男) 質疑なしと認めます。

 以上で質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第91号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、議案第92号 専決処分につき承認を求めることについては、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第92号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、議案第93号 専決処分につき承認を求めることについては、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については、委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第93号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、議案第94号 専決処分につき承認を求めるこについては、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第94号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、議案第95号 甲賀市税条例の一部を改正する条例の制定については、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第95号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、議案第96号 甲賀市児童クラブ条例の一部を改正する条例の制定については、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第96号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、議案第97号 甲賀市農村公園条例の一部を改正する条例の制定については、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第97号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、議案第98号 甲賀市農村集落センター条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。

 議員1名から質疑の通告がありますので、発言を許します。

 11番、小松議員。



◆11番(小松正人) 上程されております議案第98号 甲賀市農村集落センター条例の一部を改正する条例の制定について、3点について産業経済部長にお伺いします。

 一つ目は、大河原ふれあいホールの調理実習室、これの広さ、面積ですね、それと実習用備品数ですが、同時に掲載されております黒滝農作業休養センターと比較してどうであるかという点であります。

 二つ目は、このふれあいホールの調理実習室の利用料、金額ですが、半日が4,000円となっています。黒滝の休養センター、調理実習室は半日1,000円でありますが、これとの比較において4倍も高いわけでありますが、その辺の理由をお伺いいたします。

 三つ目につきましては、調理実習室の利用頻度はどれくらいが想定されるかということであります。集落外の人の利用が可能であるかどうか、この点についてお伺いいたします。



○議長(服部治男) 産業経済部長。



◎産業経済部長(服部金次) それでは、小松正人議員のご質問にお答えいたします。

 まず、1点目の大河原ふれあいホールの調理実習室の広さ、面積、また実習用容器備品数は黒滝の農作業休養センターと比較してどうかでございますが、大河原ふれあいホールの調理実習室の面積は33.78平米で、黒滝農作業休養センターの調理室の面積は11.64でございます。

 また、実習容器の備品数でありますが、大河原ふれあいホールの場合は、農産物などの加工を計画していることから、すべて業務用の設備としております。専用排気設備つきガスレンジが2基、うち1基はオーブンつき。冷凍冷蔵庫1台、包丁・まな板、消毒保管機1台、給湯器1基、シンクつきテーブル3基、調理テーブル1基、テーブル用戸棚4基であります。

 一方、黒滝農作業休養センターは、地域の集会所の調理室として計画されていることから、家庭用のガスコンロ1基、シンクつきテーブル1基、瞬間湯沸かし器1基であります。農産物等の加工をする業務用と家庭用の調理室の違いであり、面積にしても3倍の大きさとなっております。

 次に、2点目の調理実習室の利用料金は4,000円、半日とあるが、黒滝と比較して4倍高い理由についてでありますが、当該施設は地元地域が直接管理運営することにより、地域の活性化と農業振興を図るべく県営中山間地域総合整備事業により整備したものでございます。

 また、使用料の設定は、旧町内の類似施設を基本に検討をしましたが、先ほども申し上げましたとおり、当該施設は農産物などの加工を計画されておりますことから、黒滝農作業休養センターの調理室と異なり、すべて業務用の設備を設置しております。

 このような設備の関係で、電気、ガスの運転費用が一般の集会施設と比較し高額となりますことから、運転費用を算出し地元関係者と協議しました結果、実費相当額として設定をすることとさせていただきました。

 次に、3点目の調理実習室の利用頻度はどれくらいが想定されるかについてでありますが、この計画では、都市住民、地域住民、婦人会、料理グループによる郷土料理の実習・体験として年間12回、酪農関係者と地域住民や婦人会による酪農職員試作研究会として年21回、地元小学生と地域農業者を中心とした交流活動として年4回、都市住民との地域ふれあい交流体験活動として年間1回の計38回の利用と、年間延べ利用人数につきましては960人を見込んでおります。

 今後は、地元大河原地域の活性化のため、計画に基づいて地域の皆さんの新たな発想で、この施設を有効に活用していただきたいと考えております。

 以上、小松正人議員に対します答弁といたします。



○議長(服部治男) 以上で通告による質疑は終わりました。

 ほかに質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)



○議長(服部治男) 質疑なしと認めます。

 以上で質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第98号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、議案第99号 甲賀市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について質凝を行います。

 議員1名より質疑の通告がありますので、発言を許します。

 11番、小松議員。



◆11番(小松正人) 上程されております議案第99号 甲賀市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について、建設部長に3点についてお伺いします。

 一つは、新設甲賀市菅谷公園でありますが、これは水口町ひのきが丘40番地、地図上での位置がよくわかりません。この一つ目の大きなところはよくわかるんですが、これを求めたいと思います。

 それから、設置されたこの公園ですが、どれくらいの広さなのか、また遊具類、どのようなものになるか、市民の利用はどのように考えられるかと、どれくらいの利用が考えられるかという点であります。

 三つ目は、条例の施行は7月1日とありますが、菅谷公園のオープンということについてはどうか、この3点についてお伺いします。



○議長(服部治男) 建設部長。



◎建設部長(田中喜克) 小松正人議員のご質問にお答えいたします。

 まず、新設の水口町ひのきが丘40番地の菅谷公園の位置でございますが、お手元に資料を配付させていただきましたとおり、近江水口第2テクノパーク内のひのきが丘工業団地内に都市公園として設置させていただきます。

 次に、設置された遊具類はどのようなものかについてでございますが、そしてまた、どのくらいの利用があるかでございますが、本公園は、計画段階で地元菅谷自治区のご意見を拝聴いたしながら、遊具類は2人用のブランコ1基、滑り台1基、スプリング遊具2基、砂場1カ所、ベンチを兼ねました健康遊具4基を設置しております。

 また、公園の利用につきましては、自由広場もございますので、地元の自治区のゲートボール、そしてグラウンドゴルフ等にご利用いただけるかと思っております。また、第2テクノパークひのきが丘工業団地に勤務の方々の憩いの場として利用させていただく予定でございます。

 なお、オープン等につきましては、地元との協議等もございますので、施行日については1月の1日ということでさせていただきました。

 よろしくお願い申し上げます。



○議長(服部治男) 以上で通告による質疑は終わりました。

 ほかに質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)



○議長(服部治男) 質疑なしと認めます。

 以上で質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第99号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、議案第100号 平成19年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)について質疑を行います。

 議員3名から質疑の通告がありますので、順次発言を許します。

 初めに、4番、朏議員。



◆4番(朏藤男) それでは、平成19年度甲賀市一般会計補正予算(第1号)につきまして、質問させていただきます。

 ページ数11ページ、3款1項9目 後期高齢者事業費で後期高齢者システム改修業務委託でございますが、委託費3,300万円は比較的大きなシステム改修と思われます。これは、新たにシステムを構築されるものでしょうか、また、現在のシステムに追加変更されるものでしょうか。

 加えて、システム改修費の算出に当たりまして、どのような方法で算出されたかということをお伺いしたいと思いますが、コンピュータシステムの作成や改修に当たりましては、一般的にブラックボックス的な要素が多分にありまして、最初に手がけた業者が引き続き改修やメンテナンスを行うというのが定例のようになっているかと思いますが、データベースの構造、またはシステムの仕様をオープンにすることによりまして複数の業者による競争ができ、金額も抑えることができると思いますけれども、そういった検討がなされているのかどうか、このことはほかの市の業務のほとんどのシステムについても言えることだと思いますが、どのように算定されているのか、企画部長にお伺いいたします。

 以上でございます。



○議長(服部治男) 企画部長。



◎企画部長(杉本忠) それでは、朏 藤男議員のご質問にお答えをいたします。

 ただいまご質問を受けましたように、後期高齢者医療制度は、75歳以上の高齢者を対象に、県域の広域連合が保険者となる新たな医療保険制度であり、平成20年4月より運用が開始されることとなっております。

 この後期高齢者医療制度に関する電算システムは、国保中央会が開発し広域連合が運用する広域連合電算処理システムと、市町村が運用する後期高齢者市町村システムに分かれておりまして、今回、補正予算に計上しました委託業務につきましては、後期高齢者市町村システムを新たに開発することと、これと連携します老人保健システムの改修費を見込んでものでございます。

 なお、このシステムの開発等に係る経費の算定につきましては、甲賀市電算システムの構築業者より聴取しました作業数量等に関する見積もりを参考に予算計上したものであり、情報政策において見積もり内容の精査を行っております。

 なお、ご質問の電算システムの改修や補修については、仕様等を公開し複数の業者に参加機会を与える方法も必要なこととは認識をいたしておりますが、既存の電算システムの改修や補修、また、これらのシステムと連携しなければならない新たなシステムの開発には、システムの隅々まで熟知していることが必須であり、仕様の公開だけでは既存のシステムを十分把握することが困難であると考えております。また、システム障害を回避する上においても、これらの業務についてはシステムの構築業者に委託することが、最適であると認識をしております。

 なお、システム改修費等の算定におきましては、積算の根拠となる作業数量を算出する際に、システムを熟知している構築業者の見積もった数量を参考に、同類の契約に係る実績や他市町の状況を考慮した上で、コスト意識を持って積算し、当市の財政状況や社会情勢等を加味した中で厳しく予定価格を設定し、適正化に努めているところでありますので、ご理解賜りたいと存じます。

 以上、朏 藤男議員に対する答弁といたします。



○議長(服部治男) 次に、20番、中西議員。



◆20番(中西弥兵衛) 同じく一般会計補正予算、13ページ、8款2項4目 工事請負費、第二名神対策事業において、土山サービスエリア内のバスストップ整備費として1,000万円計上されております。4月の第二名神対策特別委員会でも議論がありましたが、パーク・アンド・ライドを視野に入れた駐車場整備も含め、現時点での計画内容を示していただきたい。

 なお、今後、甲南インターチェンジ、信楽インターチェンジ付近でのバスストップも当然必要と考えられますが、その後、バス運行会社との検討協議は進んでおるのか、企画部長にお尋ねいたします。



○議長(服部治男) 企画部長。



◎企画部長(杉本忠) 中西弥兵衛議員のご質問にお答えをいたします。

 1点目の高速バスストップ設置の事業概要についてでありますが、ご承知いただきますように、去る3月16日に、国土交通省近畿地方整備局から、近畿自動車道、名古屋・神戸・土山バスストップとして位置決定がなされました。これを受けて、新名神高速道路の供用開始にあわせて、設置要望自治体が道路法に基づく占用許可を受け、事業実施をするものでございます。

 事業の概要につきましては、ネクスコ中日本が高速道路区域としているエリア内に、上下線それぞれバス停留車線、停留所までの歩道舗装、照明とシェルター、上屋でありますが、表示板等の計画をいたしております。

 また、エリア外にはパーク・アンド・ライド用の駐車場を計画していますが、これは土山サービスエリアの休憩施設を運営する土山ハイウェイサービス株式会社と調整中でございまして、今回の予算には計上いたしておりません。

 次に、甲南パーキングエリア、信楽インターチェンジへの高速バスストップの設置についてでありますが、今回の高速バスストップ設置は、旧日本道路公団がネクスコに民営化され、初めて道路占用として許可されたものであります。特に、設置許可の前提となりますバスストップの位置については、本線上には設けられないことやパーク・アンド・ライド用の駐車場確保、周辺交通とのアクセスの課題に加え、何よりもバス会社の運行意向が重要となることから、土山バスストップのほかに設置は大変厳しい状況かと思いますが、今後の状況を見ながら要望活動はしていきたいというふうに考えております。

 市内のインターチェンジが供用開始を迎える中、地域間連携や受け入れ態勢の充実等により、観光や産業の振興等が図られ、新名神高速道路を生かした広域的な交流や活力が生まれる甲賀市となるよう、新名神高速道路を核とした関連施設の充実に向け、関係部署は連携して取り組んでまいりたいと考えております。

 以上、中西弥兵衛議員に対する答弁といたします。



○議長(服部治男) 次に、21番、安井議員。



◆21番(安井直明) ただいま上程されております議案第100号 平成19年度一般会計補正予算(第1号)につきまして、土山サービスエリアの問題につきまして質問をいたします。

 ただいま同僚議員から質問がありましたので、重なる部分があるかとは思いますが、13ページ、8款2項4目の土山サービスエリアバスストップ整備工事費1,000万です。これは、歳入の繰入金とも関連するわけですが、第二名神対策事業、新たに新名神という名称に変わりましたが、このサービスエリアバスストップ整備工事について、もう一度、この目的、何のためにこれをつくるのかという点を明らかにしていただきたい。

 2点目です。1,000万で何をするのか、歩道舗装、上屋等、今、説明がありましたが、1,000万で何をするのか質問をいたします。

 3点目は、今後ですね、この土山サービスエリアについて、市として設備投資を今後考えているとするならば、何を、どの程度の予算を必要とするのか、その規模についても質問したいと思います。



○議長(服部治男) 企画部長。



◎企画部長(杉本忠) それでは、安井議員のご質問にお答えをいたします。

 1点目のバスストップ整備工事の目的についてでありますが、新たな交通の要衝となる土山バスストップを設置することで、当市と京阪神、名古屋、東京方面への高速バス利用が可能となり、高速交通機関の確保により大幅な時間短縮が図られるなど、利便性を向上させる施設整備の一環として行うものでございます。

 また、主要都市部から当市へのアクセス向上という面では、観光等の来訪客の増加にもつながるものと考えており、高速道路の利用者へ当地域の魅力をPRしていくことで、地域の活性化につながるものと判断をいたしております。

 2点目でございますが、先ほどの中西議員のご質問とも関連いたしますが、上下線にそれぞれバス停留車線、停留所までの歩道舗装、照明、シェルター、上屋でありますが、表示板等の1,000万の工事の範囲内で実施をするということで考えております。

 このことは、市の施設として新名神高速道路の供用開始当初に間に合うよう、高速バスストップの整備を進め、交通利便性の向上を図るとともに、市内外に向け、交通の要衝としての当市の位置づけを明確にしていくものであり、ほかの高速バス事業者に対しても利用を促すことにつながるものと考えております。

 なお、今回の施設整備は、市の単独予算として計上しておりまして、将来的な広域交通網の構築を見越した投資として、市内外の多くの方にご利用いただくことで、広域交流による情報の発信と、さらなる地域経済の振興を生み出すものと確信をいたしております。

 また、3点目でございますけども、計画中のパーク・アンド・ライド用の駐車場、施設の電気設備等に係る維持管理経費のほかには、現時点で投資的な予算が必要なものは考えておりません。

 以上、安井直明議員に対する答弁といたします。



○議長(服部治男) 安井議員。



◆21番(安井直明) ただいま、企画部長から答弁いただきまして、高速バスをとまらせて市と京阪神の交流をさらに深めていきたいという内容や、今回の1,000万の工事が舗装とか、照明とか、上屋とか、表示板等にこの1,000万を使うということなんですが、ちょっと立ち入って質問しますが、コミュニティバスをここに乗り入れて、よりこの甲賀市の人が東京とか、四日市とか、大津方面に行くときに利便性を図っていくということも市の計画に持っておられるようですが、その問題と、そのことによってコミュニティバスがそこを運行することによって、車を運転できない方等が利用されるのは大いに結構だと思うんですが、その計画はどこら辺までいっているのか、そういう計画の中で上屋もできるというふうに私は思っているんですが、その点が1点です。

 それと、道路占用として許可してもらうのだということなんですが、この費用負担ですが、高速バスはとめて、もちろん市の要請があったからこそ高速バスがとまるということは当然だと思いますが、お願いをして、言うてみたら請願してとめていただいたというのはわかるんですが、高速バスみずからが、今おっしゃいました歩道、照明、上屋、表示板等について費用負担をするということは一切ないのか、また、そういう要求をすることはできないのか、要求するということになれば何がこの高速バスから返ってくるのか、その点について、費用負担の問題についてもちょっと見解を聞きたいと思います。



○議長(服部治男) 企画部長。



◎企画部長(杉本忠) それでは、再質問を2点いただきました。お答えをいたしたいと思います。

 まず、1点目のコミュニティバスの乗り入れでございますが、究極の目標は乗り入れをするという前提の中で計画を進めておりますが、今回、バスストップを設置することで、確実にバス事業者がとまりたいと意思表示をされているのは20者、県内のバス事業組合を通じて照会した20事業者の中3者であります。その3事業者と、今後、どの時間帯、どの方面ということで細部協議していくことが必要だと、まず考えております。

 そういった中で、時間帯等によっては、コミュニティバスの乗り入れも、今後、視野に入れながら、いろんな時間帯についても調整をしていきたい。しかしながら、当初から乗り入れをするということはなかなか難しいかなという判断をいたしております。

 それと、2点目でありますが、先ほど言いますように、今回の分については、バスストップについては、その土地を占用するという中で、今回、調整をしております。そういった中で、一定の最低限度の部分については市の予算をもって利用される方への利益を図っていきたい。しかしながら、今後、表示板、当然、案内等、ダイヤ等も必要になるわけでありますので、そういった分については、必要な分についてはバス事業者への費用負担の要請もしていきたいというふうに考えておりますので、ご理解いただきますようにお願いを申し上げます。

 以上、2点の再質問のお答えとさせていただきます。



○議長(服部治男) 以上で通告による質疑は終わりました。

 ほかに質疑はありませんか。

 1番、山岡議員。



◆1番(山岡光広) 先ほどの同僚議員の後期高齢者システム改修業務にかかわる質疑に関連してお尋ねをします。

 先ほどの答弁との関連なんですけれども、確かに作業数量によって大きく変わるということは承知しておりますし、この間、私もこの問題、適正化というか、適正な価格とはどういうものなのかということについても質疑をしてきました。

 二つお尋ねをしたいんですけども、今回の後期高齢者システム改修業務については、先ほどご答弁がありましたように、滋賀県一つの、いわば県域として後期高齢者を扱うという点では、これまでのシステム改修業務の単価と基本的には、もう少し安くなるのではないかというふうに思うのが一つです。そういう点では、従来の単価とどうなのかということが一つと、もう一つは、先ほどご紹介がありましたように、他市町との関連で、いわば考慮、踏まえてと、こういうことだったんですけれども、他市町と比べて甲賀市の単価はどうであったのかということについて、2点お尋ねをします。



○議長(服部治男) 企画部長。



◎企画部長(杉本忠) 山岡議員から、2点ご質問をいただきました。

 後期高齢者の市町村のシステムの関係でございますけども、先ほどお答えをさせていただきましたように、基本的には国保中央会でシステムをされた部分については、広域連合が使うシステムであります。それによって、市町村のシステムを新たに開発、それから一部既存のシステムの改修をしていかんならんということであります。

 ですから、基本的には、その部分のシステムを構築する日数、それから、今回新たに改修する部分で、単に高齢者の老人保健の部分だけではございませんでして、税のデータ、収納システムから7本の関係するシステムの変更が生じてまいります。そういった部分を一定の作業量を調整しながら予算化をさせていただいておりまして、かなり厳しい見積もりで予算計上をさせていただいておりますので、1点目のお答えとさせていただきたいと思います。

 それと、他の市町村との比較でありますが、市町村によってはシステムの内容が違います。甲賀市のように、すべて中枢の部分、本体の部分の頭脳を中心に置きながら、それぞれシステムを構築しているやり方と、汎用コンピュータといいまして、それぞれのシステムが別個に動いている部分等が市町村によっても違いますので、簡単に他のまちとの比較はでき得ませんけども、県内の同じようなコンピュータ処理をしている団体との比較も検討した結果でありますので、2点についての山岡光広議員へのお答えとさせていただきます。



○議長(服部治男) 以上で質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については、討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第100号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、議案第101号 訴訟事件の和解につき議決を求めることについて質疑を行います。

 議員2名から質疑の通告がありますので、順次発言を許します。

 初めに、28番、橋本議員。



◆28番(橋本律子) 議案第101号 訴訟事件の和解につき議決を求めることについて、3点ご質問させていただきます。

 本訴訟事件は、旧甲南町での公設民営の委託形態の中での事件でございました。その後、合併後に受け継がれた経過の中で、被害者に対しての関係者の悲しい、痛ましい状況は、とても言い尽くせないものがございました。そんな覚えがございます。そんな中、市長みずからは仏前にお参りいただいたこともあり、ある一定の誠意をあらわしていただいたと、関係者からも喜んでおられたことを聞いております。本会議での説明の中で述べられました今後の対応について、次の点についてお伺いいたします。

 まず、1点目であります。設置者と受託者、今は管理者でございますが、との間で、随時運営面での調整がどう図られているのか。

 2点目でございます。市が、この事件を教訓として、今後、どう生かされようとするのか。再発防止に努めるのは当然のことではございますが、市の事業がどう反映されているかの視点が大切であることからも、具体的にお伺いするものであります。

 3点目でございます。管理運営の徹底と、より安心・安全な環境づくりをどう図るか、他の公設民営、現在では指定管理者制度になっておる面ではございますが、そういった点についても関与することからも、どう図っていくかをお伺いするものでございます。

 この事件、西森葵君のとうとい命、このことを決して忘れてはならないと存じます。また、市長が提言しておられます愛ある行政、指針としておられます愛ある行政をよりスムーズに推し進めるためにも、いま一度、検討する姿勢を望むところでございます。改めて、より安心・安全な体制づくりをどう考えるか、以上、市長の意をお伺いするものであります。

 以上。



○議長(服部治男) 市長。



◎市長(中嶋武嗣) それでは、ただいまの橋本律子議員のご質問にお答えをいたします。

 議員のご質問にもありましたとおり、今回の事件は絶対に起こしてはならない事件であり、私だけでなく、所管いたします歴代の担当部長や課長も、異動のたびにお参りをさせていただき、重大な事実に誠意を持って受けとめてきたところでございます。

 今回の事件は、平成17年10月23日に、西森様ご両親が原告となり、16回にわたる弁論期日を得て、去る5月17日に和解点に達したところでありますが、裁判が始まってから1年7カ月、事件から3年1カ月という時間を要しました。ご両親はじめ、ご家族の皆様の胸中に去来するものは、元気で健在ならばという未来ある幼子の生命のことでありますが、法にのっとり裁判所が勧告した和解案により、三者が合意したものであります。

 こうした中で、まず1点目の設置者と受託者との間で随時運営面での調整が図られているのかという点について、ご答弁を申し上げます。

 旧甲南町と社会福祉法人甲南会との間におきまして、合併前の平成8年4月1日に締結された甲南町立のぞみ保育園管理運営委託契約書が新市へ引き継がれ、その後、平成17年4月1日、甲賀市甲南のぞみ保育園管理運営委託契約書を締結し、その際、同じく公設民営である水口北区保育園との整合を図るため、事故の対応及び損害のために必要を生じた経費の負担の文言を整理をさせていただきました。

 そして、指定管理者制度の導入によりまして、平成18年4月1日、設置者であります甲賀市と指定管理者であります社会福祉法人甲南会との間におきまして、甲賀市甲南のぞみ保育園指定管理者基本協定書を締結し、両者が相互に協力し、施設を適正かつ円滑に管理するために必要な事項を定めております。

 業務を実施するに当たって満たさなければならない条件は、管理運営基準書に示してあり、必要と認める場合は、業務の範囲や業務実施条件の変更を求めることができるとしております。このようなことから、必要が生じたときは即座に協議調整に入ることとなっております。

 2点目の、今後、市がどのように教訓として生かすかという点につきましては、議員ご指摘のように、今回の事件によって市の事業への反映をどうするものではなく、また、どう変えるものではなく、むしろすべての事業に理事者、職員一人一人が常に緊張感を持って、役職をわきまえ何事にも全力で取り組まなければならないと再認識をいたしております。特に、将来ある一人のお子様が亡くなったということを真摯に受けとめ、これからの保育園運営につきましては、園児の安全確保は無論のこと、二度とこのような事故が起こらないように、園の運営に努めていくことを各保育園に徹底をいたしております。

 また、市立各保育園におきましては、本件事故のあった4月15日の出来事を忘れないためにも、毎月15日を安全の日として、保育園運営の中で子どもたちが安全に、安心に過ごすことができるように、教育の確認に努めているところであります。

 3点目の管理運営の徹底と、より安心・安全な環境づくりをどう図るかについてでありますが、園長をはじめ、保育従事者の一人一人が子どもの安全確保を第一に考え、危機管理マニュアルの徹底をするとともに、施設の定期的な点検や危機管理についての研修や訓練を実施を行い、危機管理の意識の高揚に努めているところであります。同時に、保護者等に対しまして、子どもの安全に関しての啓発を随時行いながら、事故防止に努めております。お預かりいたしておりますお子様全員を大切に、発達段階に応じた、きめ細かな保養の充実を図ってまいります。

 私は、ことし1月の仕事始めにおいて、徒然草第93段の命についてのくだりより、命あることを喜べということを、そして市民を敬えという意味で市民の目を畏れるということを全職員に申し上げてまいりました。常々、命あることを喜びながら、また、とうとびながら日々楽しまざらむやのごとく、生命という至上の宝をもって業務に精励するよう訓辞をしたところでございます。幼き命が私たちに教えてくれたことを、市役所全職員が一木、一草、一石に至るまで、万物に命があることを改めて心いたし、同じ過ちを繰り返すことなく、明るく元気なまちとして発展していくことにより、私の目指すすべての人の愛を大切にする行政の推進につながっていくものと確信をいたしております。

 以上、橋本律子議員に対します答弁といたします。



○議長(服部治男) 橋本議員。



◆28番(橋本律子) ただいま、市長の、今、安全の日を設定しながら徹底していくという、その思いで聞かせていただきましたが、事故はどんな場合でも起こると考えます。どんな場所、機会、場合においても起こり得る。そのことの危機管理体制も整えていくということも前向きにとらえていただいておること、このことを契機に本当に命の大切さを再認識して、見えない部分ではありますが、その背景に誠意と人間としてのなぐさめ、そのことを忘れてはならないと存じます。そして、事故に遭った方々、また、その背景にあった方々、それぞれではありますが、その相手の立場に立って考え行動できる、そんな人、環境づくりを、そして愛ある行政を目指して、このことを大きく進めていただきたいと望むところでございます。

 以上、質問を終わります。



○議長(服部治男) 次に、1番、山岡議員。



◆1番(山岡光広) 議案第101号、訴訟事件の和解につき議決を求めることについて、先ほどの同僚議員の質疑とも重なる部分もありますけれども、健康福祉部長にお尋ねをします。

 人間の命は、何事にも変えがたいものがあります。甲賀市では、4月の機構改革で、こども未来課という新しい課が発足しました。その名称のとおり、未来ある子どもたちの命と健康を守り育てることは、自治体として非常に大事な責務だと思います。3歳と1カ月という幼い我が子を不慮の事故で失ったご家族の悲しみは、私たちには推しはかれないものがあります。しかも、福祉の現場での事故だけに、いつまでも無念さが残るのは当然だと思います。

 今回、原告と社会福祉法人甲南会、甲賀市の三者の間で提案されていますように、8項目の内容で和解することになったわけです。その具体的な内容には触れませんけれども、さきの本会議での提案説明にありましたように、また今回、市長のご答弁にもありましたが、今回、事故を教訓として、市民の命と健康を守るために今後に生かすべき教訓とは何なのか。特に、事故後、改善されたこと、給食や職員体制の問題も含めて具体的にお答えいただきたいと思います。

 また、今後、改善の方向で検討すべき課題についてどう考えておられるのか、同時に、さきのご答弁にもありましたけれども、非常に、最近、公的責任が問われるべき事業が、コストの面から指定管理に移行されることに対して、果たしてこれで安全が図れるのかどうか、危惧する市民の皆さんの声が出ていますけれども、公的責任についてどう考えておられるのか、この点についてお尋ねをしたいと思います。



○議長(服部治男) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(古川六洋) 山岡光広議員のご質問にお答えをいたします。

 最初に、ご質問の内容から、さきの橋本議員に対する市長答弁と重なる部分がありますので、お断りを申し上げておきたいと思います。

 さて、今回の事故について何を教訓とするのかのうち、事故後に改善したことについてでありますが、将来のある大切なお子様を亡くされたことを真摯に受けとめ、これからの保育園運営においては、園児の安全確保はもちろんのこと、二度とこのような事故を起こさないように、安全で安心な保育園運営に努めていくことを徹底いたしております。

 市立の各保育園におきましては、本件事故のあった4月15日を忘れないためにも、毎月15日を安全の日として設定し、保育園運営の中で子どもたちが安全に過ごすことができるように、よくかんで食べることも含め、食事の礼儀作法と基本姿勢の指導、さらに交通指導、避難訓練などを通じて安全な生活に必要な習慣や態度を身につけるための教育の確認に努めているところであります。

 また、園長をはじめ保育従事者の一人一人が、子どもの安全確保を第一に考えた危機管理マニュアルの徹底とともに、定期的な施設、あるいは遊具の安全点検、保育園・幼稚園の危機管理について、まず職員研修では救急救命や不審者対応の研修・訓練を実施をし、そして保護者向けには、安全教育に対する講演会や保健ニュース、安全ニュースを配布して啓発を行うことで、事故防止に努め、あわせて危機管理意識の高揚に努めているところであります。

 とりわけ、甲南のぞみ保育園では、保育中は子どもから目を離さないことが一番大切であるという事故後の教訓から、月に2回程度、給食やおやつの時間を3歳児から5歳児の色別クラスで10名程度の、1班10名程度の班編制をすることで、5歳児が3歳児を見守ることができ、保育士が子どもの行動、状況をよりよく注視できるように改善されました。また、安全食育面の観点から、毎月中旬に翌月の献立を検討する給食委員会を開催するように改善されました。

 さらに、給食の時間には音楽を使いながら、よくかんで食べる習慣を身につけさせることや、のどに詰まりそうな食材を使ったときは、調理師の方などが各保育室に入って指導をなさっておられるとも伺っております。

 次に、今後、検討すべき課題についてどう考えているのかについてでありますが、事故後、3年以上が経過している中で、先ほどから申し上げてまいりましたように、何点かの改善策を講じてまいり、また、講じられてまいりましたが、当然のことながら、これで完全というものはありません。各保育園からは、どんな小さなけがであっても事故報告を受けており、その原因や背景を分析することによって、再び事故を繰り返さないよう努めているとともに、万一、事故が起こっても、その被害が最小限にとどめられるように、現場と常に情報を共有することに心がけております。

 園の運営は、かけがえのない大切なお子様をお預かりしているということを十分自覚し、一人一人に適した対応ができるように、保育園・幼稚園に求められる質の高い保育や教育をしていくために、さらなる保育の充実を図っているところであります。

 また、3点目といたしまして、公的責任が問われる中で、現在の指定管理者で、その辺が大丈夫かというようなご質問であったかというふうに思っておりますけども、先ほども市長答弁の中でありましたように、指定管理はのぞみ保育園だけではございませんで、他の保育園、あるいは他の施設もそうでございますけれども、基本協定書を交わし、また具体的には管理運営基準を示しながら、双方が十分協議する中で、事故防止には万全を努めているところでありますが、その事故によって、それぞれの状況、それから原因、背景がすべて異なってまいりますので、ここですべてそれが、いわゆる設置者の責任である、あるいは委託者の責任であるということは申し上げられませんけども、当然、その都度、十分な協議を行いながら、責任の分野がある場合には、当然、その責任を果たしていかなければならないというふうに思っておりますので、以上、答弁とさせていただきたいと思います。



○議長(服部治男) 以上で通告による質疑は終わりました。

 ほかに質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)



○議長(服部治男) 以上で質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第101号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 暫時休憩いたします。

 再開は、追って連絡いたしますので、しばらくお待ちいただきたいと思います。

          (休憩 午後0時07分)

          (再開 午後0時08分)



○議長(服部治男) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。

 次に、議案第102号 契約の変更締結につき議決を求めことについて質疑を行います。

 議員1名から質疑の通告がありますので、発言を許します。

 11番、小松議員。



◆11番(小松正人) 提案されています議案102号 契約の変更締結につき議決を求めることについて、3点についてお伺いします。教育長並びに事務局長にお願いいたします。

 まず、1点目は、当初契約の時点で3億2,340万円が整備工事内容として契約をされました。今回の工事変更内容であります熱源設備工事は、6,255万4,800円という巨額の追加変更額であります。更新整備を要する箇所として、当初から当然に想定されるべき工事の内容ではなかったか、この点についてお伺いします。

 2つ目は、床暖房設備について、より快適な環境設定として好ましいことであります。なぜ途中で新設の発想が出てきたのか、どなたか市民の発想によるものなのか、新設決定に至る根拠と経緯について説明を求めます。

 3点目であります。以前に、ホールについての概要説明がありました。私は、あいこうか市民ホールの改修・改造について、旧水口文芸会館を利用させていただいていた一人として幾つかの提案をさせていただきました。特に、ホール内での事故・緊急事態発生のときに大きな避難誘導路が必要であると、こういうことを提案を申し上げました。今回、床暖房の設備等についての新規の工事については、こういうことは新設工事としてできるなら、私の提案についても十分に検討してもらってよかったんではないか、こういうことをお聞きしたいというふうに思います。

 3点についてお願いいたします。



○議長(服部治男) 教育長。



◎教育長(宮木道雄) それでは、小松正人議員のご質問にお答えをいたします。

 まず、当初契約時において今回の工事変更内容の熱源設備工事は更新整備として想定された内容でなかったのかという質問でありますが、当初の段階では、今日までの機械メンテナンスの状況や作動確認等の調査ではふぐあいな箇所は認められませんでした。しかし、解体工事が進捗していく中で、熱源発生装置内部や配管内部等にさびや劣化現象が発見され、空調機能が低下しているということが判明をいたしました。

 そのため、今回の改修工事後、時を経ずして、また空調段階のふぐあいが生じ利用者の皆さんに再び閉館してご迷惑をかけることや、改修に伴うむだな費用負担を避けるため、今回の改修事業に組み入れ、補修工事を実施させていただくものであります。

 なお、2点目以降のご質問につきましては、工事施行面に係る詳細事項でありますので、事務局長より答弁させます。

 以上、小松正人議員に対する答弁といたします。



○議長(服部治男) 教育委員会事務局長。



◎教育委員会事務局長(竹崎文雄) それでは、小松正人議員の2点目以降の質問につきまして答弁をさせていただきます。

 2点目の床暖房について、新設に至る検討についてでありますが、従前から舞台の前面ゾーン、前列から7列前後の部分でございますけれども、特に冬季、冬の間でございますが、暖房効率が低く足元が冷えるというようなご意見をいただいておりました。そこで、ホールに来館される皆さんに今まで以上の空調環境をご提供させていくため、空調の吹き出し口の増設とか、ホール内の空気を循環させ暖房効率を向上させる等の検討を行いました結果、工事施工経費や天井高15メートルでの暖房効率から判断し、今回の工事にあわせ床暖房設備を新設することと判断いたしたものでございます。

 次に、3点目の小松議員の市民ホール整備に関する提案に対する検討内容でありますが、以前に工事概要につきましてご説明を申し上げた際、議員各位から貴重なご意見をいただきました。意見の多かった客席の増設につきまして、あらゆる角度から検討いたしました。しかしながら、本工事につきましては新設工事でなく既存施設の改修工事を基本として実施いたすもので、既存工事の構造上からも改修できる一定の限度もありますので、いただきましたご意見を尊重しながら、ホールの最重要課題であります音響とバリアフリーの充実を優先とし、加えてお客様にゆったりとした座席で見やすいホールとしての整備内容とさせていただいておりますので、ご理解いただきたいと存じます。

 以上、小松正人議員への答弁といたします。



○議長(服部治男) 小松議員。



◆11番(小松正人) 再問として、2点をお伺いします。

 まず、県がですね、当初1億数千万ということで設備を改造するということは当初から言われてました。ところが、それが3倍、あるいは3倍半ですね、倍に近い、こういう状況になってきてるわけであります。県が、その時点、甲賀市への移転以前に県が診断をしています。空調設備に問題がなかったのかどうかということを一つ伺います。

 それから、二つ目は、市民はリニューアルオープンを一日も早く望んでいるところであります。床暖房設備の工事によって、工期が延長することはないか、業者さん、契約者との工期についての確認が得られているかどうか、この2点についてお伺いします。



○議長(服部治男) 教育委員会事務局長。



◎教育委員会事務局長(竹崎文雄) 再問にお答えをいたしたいと思います。

 県の調査の段階で空調設備に問題はなかったのかというお尋ねでございますけれども、県が調査をしている中では、先ほど答弁をしておりますように、ふぐあいという部分はございませんでした。ただ、暖房効率が悪いという話はございましたけれども、ふぐあいがあるということはなかったということでございます。

 そしてまた、2点目の床暖房設備を新設することで工期に影響はないのかということでございますが、工期につきましては影響はございません。予定の工期内で工事を完了することができるというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(服部治男) 小松議員。



◆11番(小松正人) 考えているじゃなしに、確認がとられているかということを私は質問してます。



○議長(服部治男) 教育委員会事務局長。



◎教育委員会事務局長(竹崎文雄) 工期については、大丈夫でございます。確認はとれております。



○議長(服部治男) 以上で、通告による質疑は終わりました。

 ほかに質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)



○議長(服部治男) 質疑なしと認めます。

 以上で質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第102号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、議案第104号 市道路線の廃止につき議決を求めることについては、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第104号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することた決定いたしました。

 次に、議案第105号 市道路線の認定につき議決を求めることについて質疑を行います。

 議員1名から質疑の通告がありますので、発言を許します。

 6番、土山議員。



◆6番(土山定信) それでは、議案第105号 市道路線の認定につき議決を求めることについての質問をいたします。

 提出されました資料の中の整理番号5番、路線番号2万1034号、大河原1号線につきまして質問いたします。

 本市道認定は、図面に載っていますように、次の次のページに図面がありますが、国道477号線が改良工事が行われています。大変すばらしい工事だと思っています。その道路が完成が間近になっており、それによって市道に、言葉は悪いかもわかりませんが、格下げと一般に言われる言葉なんですけど、市道認定をしようと思っている道路だと私は理解しておりますが、本道路はまだ完成しておりません。国道475号線、現在、ほんのもう少しなんですけど、区画線もできまして、私の言葉で言いますと、現在のところはタイヤをつけたヘリコプターしか飛べないというような道路になっております。このような事態にですね、なぜこのような時期に市道認定をしなければならなかったのか、一般の素朴な質問であります。一般の人なら、新しい道路を供用開始してからいろいろ検討して市道認定という方にいくのが一般かなと思っておりますけど、まだ通れない段階で市道認定の上程されたこの時期につきまして、1点質問させていただきます。

 次、2点目ですけど、先ほども大変問題になっています安全についての質問をいたします。

 私は、安全の意見は無礼講であると思っております。無礼講という宴会で使う言葉と安全とが結びつかないかもわかりませんが、私たち現場の者は、とにかく安全については上下関係なし、もうとにかく危ないということは危ないと言おうというのが基本であり、また、それがまた安全の一方向だと思っています。そのことで、少し心配事がありますので質問させていただきます。

 図面を見ていただきましたら、この道路には宮下橋という野洲川に渡る橋がございます。恐らく若宮神社の下流でありますので宮下橋という名前がついたのだと思いますけど、この橋は昭和28年の3月に完成しております。親柱ですね、手すりの横の太い柱のとこに、そのように記録が残っています。大変古い橋になっております。

 また、この橋、いろいろなことで私もちょっと心配になりまして見てみたんですけど、けたとか、また皆さんが心配になっておられます地震地策ですね、東海地震の県境にございますので、地震対策につきましても少し興味を持ち見ました。地震エネルギーは、その都度見直しされておりまして、その地震エネルギーを見直すたびに対策がとられています。私は、さすがにその国道の名のもとの県管理の道だなというふうに、よく管理されている道だなと私は思いました。それでも少しですね、気になった点がございます。橋脚、橋の足ですね、橋台があって、橋脚という足がございます。この足は3本足でございます。その真ん中がですね、少し、私、傾いてるというような気がいたしました。これは、見る目によって変わりますし、少し傾いているなという気がいたしました。当然、県はですね、この辺の安全管理は十分行っておりますし、私も見る限り、きょう、あす危険だなというような感じはしませんでしたけど、今後、市がこの道路を認定して受け継いでいくということになりましたら、県からどのような情報が入っているのかお聞きしたいと思います。

 以上です。



○議長(服部治男) 建設部長。



◎建設部長(田中喜克) 土山定信議員のご質問にお答えいたします。

 まず、市道認定を今議会で上程することについてでございますが、国道477号のバイパス工事を現在進めている中で、県営の中山間地域総合整備事業によりまして、現道部分に融雪設備を設置いただくことになります。その施工時期の関係から、今議会に市道認定を上程させていただいたものでございます。

 なお、認定後の供用開始の時期につきましては、国道バイパスの部分との供用開始の同時期に市道としての供用開始するものでございまして、国道バイパス工事が完了するまでは、現道の国道として県において管理をいただくことになります。

 このようなことから、宮下橋の橋脚につきましても、国道バイパスの工事が完了までに、道路の移管協議の中で現道の管理者滋賀県と協議を重ねてまいりたいと思います。

 以上、土山定信議員の質問に対する答弁といたします。



○議長(服部治男) 土山議員。



◆6番(土山定信) ありがとうございました。

 この宮下橋、先ほどからたくさん安全についての議論がされておりますが、宮下橋は橋自体よりも、大変キャンプ場として有名な場所です。雨が降ったりすると、橋の下へたくさん避難されてますし、また暑いときになりますと、たくさんの方が橋の下へ集まっておられます。そういう意味では、非常に市民の安全というとこでですね、しっかりと市として見張っていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(服部治男) 以上で通告による質疑は終わりました。

 ほかに質疑はありませんか。

          (「なし」の声あり)



○議長(服部治男) 質疑なしと認めます。

 以上で質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、議案第105号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、意見書案第3号 申請すれば一割負担に戻る「現役なみ所得」とされた70歳以上の人への医療費改善策を求める意見書の提出については、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 本案については討論の通告がありませんので、討論なしと認め、討論を終了いたします。

 これより、意見書案第3号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立全員)



○議長(服部治男) 起立全員であります。

 よって、本案は原案のとおり可決することに決定いたしました。

 次に、意見書案第4号 最低賃金に関する意見書の提出ついては、質疑の通告がありませんので、質疑なしと認め、質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、本案については委員会の付託を省略することに決しました。

 これより討論を行います。

 討論の通告がありますので、順次発言を許します。

 初めに、原案に反対者の発言を許します。

 4番 朏議員。



◆4番(朏藤男) ただいま上程されております意見書第4号 最低賃金に関する意見書について、反対の立場から討論をいたします。

 本意見書においては、ワーキングプアの問題を取り上げられ、最低賃金の引き上げを求められておりますが、我が国の景気が好調と言われている中で、会社数全体の99%を占める中小零細企業においては、その大半が景気がよくなったとは言いがたい状況にあります。

 大手企業が大きな利益を上げる中、中小零細企業との格差も大きくなっております。このような状況の中、中小零細企業にとって最低賃金の引き上げは会社の存続にかかわる大きな影響を与えます。安易に労働者だけの問題ではありません。ヨーロッパ諸国等の例も挙げて意見されていますが、諸外国では労働者が幾らの賃金を出してもらえるのか交渉するのが一般的でしょうが、我が国では、企業側が提示した賃金を見て納得のいく職につくというように、労働者が職業を選択する中で賃金の提示がなされており、最低賃金を決めるまでもなく、求人のない企業は賃金の額をふやさざるを得ないと思われます。

 また、仕事の内容にも、軽労働のもの、重労働のもの、知識や経験を要するもの、また要しないもの等さまざまであり、地方の情勢等も踏まえ、中央最低賃金審議会からの目安を、地方最低賃金審議会の中で、公益や労働者、使用者それぞれの代表の委員により審議が尽くされて結論が出ることとなっていることから、毎年、妥当な最低賃金が決定されているものと認識いたしております。

 以上のような観点より、意見書案第4号 最低賃金に関する意見書に対する反対討論といたします。

 以上です。



○議長(服部治男) 次に、原案に賛成者の発言を許します。

 21番、安井議員。



◆21番(安井直明) ただいま上程されております意見書案第4号 最低賃金に関する意見書に賛成の立場から討論をいたします。

 提案説明でもありましたように、我が国では、働いても生活保護水準の収入さえ得られないワーキングプア、働く貧民層が大きな社会問題となりまして、NHKテレビやマスコミでも取り上げられています。大企業が空前の業績を謳歌する一方で、雇用・就業環境の改善は進まず、賃金水準の低下に歯どめがかからない状況にあります。生活不安を取り除くべき社会保障制度でも、充実どころか負担増や給付削減の方向にあり、生活を維持するために必要な賃金や所得が得られない労働者、国民はふえる一方です。

 全国どこで働いても、生活の安定、労働力の質的向上が可能となる賃金を保障する全国一律の最低賃金制を確立して、それを基軸として、だれもが安心して暮らせる社会生活の最低限度を保障する制度を築くことは、今や急務の課題であります。

 滋賀県の地域別最低賃金は662円で、1日8時間働いたとして、月22日働くということで、これを計算してみますと、11万6,512円にしかなりません。これでは、到底生活はできません。

 先ほど、反対討論の中で仕事の内容もさまざまだとおっしゃいました。しかし、最低賃金制は、賃金の安い労働者について賃金の最低保障を行う制度、そして最低賃金は労働者の生計費を考慮して決めなければならないわけで、最低賃金が労働者の生活の安定を第一の目的にしているから当然で、この場合、憲法25条や労基法第1条の精神を尊重されるべきことは言うまでもありません。

 同時に、反対討論の中で、1,000円とすれば中小零細企業はやっていけないという声があります。私どもも、そのとおりだと思っております。問題は、最低賃金の抜本的引き上げ、これを図ることと中小零細業者の経営を守る対策と同時並行に進める必要があるということは言うまでもありません。最低賃金制と中小企業の関係、この関係は最低賃金制の創設を審議した1958年の国会でも議論になっております。

 法が制定されたのは1959年で、最低賃金制は中小企業の経営を圧迫するから、最低賃金制を施行する以前に中小企業対策を先行させるべきだという問題が提起されたのに対して、当時の岸 信介首相は、むしろ先行ということではなしに並行して進めるべきだ、この制度が施行されて中小零細企業の劣悪な労働条件が改善され、能率も上がり、事業も安定し、そしてですね、安定した、この中小企業の経営にも貢献できる。今、安倍首相にも、この立場が必要であります。

 この点で、大企業による単価の買いたたきなど、下請いじめを横行させている政治責任、この責任が、今、問わなければなりませんし、日本一の大もうけをしている大企業、例えばトヨタ自動車、下請に韓国価格やアジア価格という超低単価を押しつけています。

 中小企業を痛めつけている、この規制緩和、この規制緩和万能論を抜本的に見直すことも必要です。規制緩和されたタクシー業者でも、平均賃金が最低賃金を下回ってということが言われておりますし、最低賃金を引き上げる中小企業への助成金や無利子の融資も必要です。

 また、日本の最低賃金制は、制度面でも、金額でもヨーロッパの最低賃金制から大きく立ちおくれています。ヨーロッパ諸国は、法定の最低賃金制を定める国のうち、キプロスを除くすべての国が全国一律の最低賃金制を採用しています。日本のように、地域間格差を認めておりません。

 例えば、2006年の厚生労働省の調べでは、ベルギーでは17万円、フランスでは17万、アイルランドも18万、ルクセンブルクも20万9,000円、オランダで17万、イギリスで17万、日本が11万5,000円。ヨーロッパ諸国は、格差と貧困の拡大を重視し、その是正のために最低賃金を大幅に引き上げているんです。過去6年間の引き上げ率は、最も低い国でも13%、最も高い国では44%に達しています。この間の日本の引き上げは、わずか2%でしかありません。日本でも、世界の水準におくれることなく、暮らしが成り立つ賃金が保障されなければならないと考えています。

 きのうの新聞にも載っておりましたが、最低賃金が日本は余りにも低いということが新聞報道でされております。暮らしが成り立つ賃金が保障されるように、本意見書に賛成の立場からの討論といたします。

 議員各位のご賛同を、よろしくお願い申し上げます。



○議長(服部治男) 以上で討論を終了いたします。

 これより、意見書案第4号についての件を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。

          (起立少数)



○議長(服部治男) 起立少数であります。

 よって、本案は否決されました。

 お諮りいたします。

 議事の都合により、6月12日は休会といたしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」の声あり)



○議長(服部治男) ご異議なしと認めます。

 よって、6月12日は休会とすることに決定いたしました。

 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。

 本日は、これをもって散会いたします。

 なお、次回は6月13日、午前10時より会議を開きますので、ご参集願います。

 この後、午後1時20分より、第3委員会室において広報特別委員会を開催したい旨、委員長から申し出がありましたので、各委員はご参集をください。

 ご苦労さんでした。

          (散会 午後0時37分)

 この会議録の内容が正確であることを証するため、地方自治法123条第2項の規定により署名する。

            甲賀市議会  議長

              同    議員

              同    議員