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滋賀県 栗東市

平成19年 3月臨時会(第1日 3月30日)




平成19年 3月臨時会(第1日 3月30日)





 
          平成19年3月栗東市議会臨時会会議録


                   平成19年3月30日(金曜日)開会





1.議 事 日 程


  第1.会議録署名議員の指名について


  第2.会期決定について


  第3.副議長選挙について


  第4.議席の一部変更について


  第5.議案第 30号 平成19年度栗東市一般会計予算に対する修正案の議決にか


             かる再議について





1.会議に付した事件


  日程第1.会議録署名議員の指名について


  日程第2.特別委員会委員長中間報告について


  日程第3.副議長選挙について


  日程第4.議席の一部変更について


  追加日程第1.議員 三木敏達君に対する懲罰動議


  追加日程第2.懲罰特別委員会結果報告


  日程第5.議案第 30号 平成19年度栗東市一般会計予算に対する修正案の議決


               にかかる再議について





1.会議に出席した議員(19名)


    1番 林   好 男 君    2番 國 松   篤 君


    3番 太 田 浩 美 君    4番 國 松 清太郎 君


    5番 太 田 利 貞 君    6番 久 徳 政 和 君


    7番 野 村 昌 弘 君    8番 谷 口 儀 禮 君


    9番 西 村 政 之 君   10番 中 前 純 一 君


   11番 伊 藤 矢守司 君   12番 馬 場 美代子 君


   13番 池 田 久 代 君   14番 ? 野 正 勝 君


   15番 宇 野   哲 君   16番 北 野 一 郎 君


   17番 三 浦 忠一郎 君   18番 井之口 秀 行 君


   20番 三 木 敏 達 君





1.会議に欠席した議員


   な  し





1.会議に出席した説明員


  市     長     國 松 正 一 君


  助     役     中 村 洋 三 君


  教育長         岩 ? 洋 子 君


  総務部長        平 田 善 之 君


  総務部理事       駒 井 義 昭 君


  健康福祉部長      小 関   清 君


  環境経済部長      乾 澤   亮 君


  交通政策部兼建設部技監 廣 瀬 昌 治 君


  交通政策部長      山 本 一 正 君


  建設部長        武 村 泰 博 君


  教育部長        高 岡 正 秀 君


  関係各課長





1.会議に出席した事務局職員


  局     長       北 野 一 郎


  課     長       青 木 春 美


  係     長       月 舘 正 一











   開会  午後2時57分


○議長(三木敏達君)


 ただいまの出席議員は19名であります。


 定足数に達しております。


 よって、平成19年第4回栗東市議会臨時会は成立いたしましたので、開会いたします。


 これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、お手許に配付いたしておきました別紙議事日程表のとおりであります。


 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。


 平成19年3月29日付けで川? 等君から議員辞職願が本職に提出され、これを許可いたしましたので、会議規則第99条第2項において準用する第98条第3項の規定により、報告いたします。


 次に、本臨時会に出席を求めたものは、市長、助役、教育長、各部長及び関係課長であります。


 これより日程に入ります。


 〜日程第1.会議録署名議員の指名について〜


○議長(三木敏達君)


 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。


 会議規則第120条の規定により、


        5番 太田利貞議員


       14番 ?野正勝議員


 を指名いたします。


 〜日程第2.会期決定について〜


○議長(三木敏達君)


 日程第2 会期決定についてを議題といたします。


 お諮りいたします。


 本臨時会の会期は、本日1日限りといたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(三木敏達君)


 ご異議なしと認めます。


 よって、会期は、本日1日限りと決しました。


 〜日程第3.副議長選挙について〜


○議長(三木敏達君)


 日程第3 これより副議長の選挙を行います。


 お諮りいたします。


 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


             (「異議あり」と呼ぶ者あり)


○議長(三木敏達君)


 それでは、異議ありということでございますので、5番 太田利貞議員から異議ありとの声がありましたので、それでは、先に申しました指名推選ではなしに、投票によります選挙を行いたいと思いますが、ご異議ございませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(三木敏達君)


 それでは、副議長選挙をただいまより行います。


 それでは、選挙の方法は、投票によることに決しました。


 議場の閉鎖を命じます。


                 (議場閉鎖)


○議長(三木敏達君)


 ただいまの出席議員は19名であります。


 これより投票用紙を配付させます。


                (投票用紙配付)


○議長(三木敏達君)


 それでは、投票用紙の配付漏れはありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(三木敏達君)


 配付漏れなしと認めます。


 それでは、ただいまより投票箱を改めさせます。


                 (投票箱点検)


○議長(三木敏達君)


 投票箱は異状なしと認めます。


 念のため申し上げます。


 投票は単記無記名であります。


 投票用紙の被選挙人の氏名を記載し、点呼に応じて順次投票を願います。


 ただいまから投票を行います。


 局長より点呼しますので、投票をお願いいたします。


               (事務局長点呼 投票)


○議会事務局長(北野一郎君)


 それでは、氏名を申し上げます。


 1番 林 好男議員、2番 國松 篤議員、3番 太田浩美議員、4番 國松清太郎議員、5番 太田利貞議員、6番 久徳政和議員、7番 野村昌弘議員、8番 谷口儀禮議員、9番 西村政之議員、10番 中前純一議員、11番 伊藤矢守司議員、12番 馬場美代子議員、13番 池田久代議員、14番 ?野正勝議員、15番 宇野 哲議員、16番 北野一郎議員、17番 三浦忠一郎議員、18番 井之口秀行議員、20番 三木敏達議員。


○議長(三木敏達君)


 それでは、投票漏れはありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(三木敏達君)


 投票漏れなしと認めます。


 投票を終了いたします。


 会議規則第32条第2項の規定により、本職より開票立会人の指名をいたします。


 開票立会人に、


     1番 林 好男議員


     8番 谷口儀禮議員


 を指名いたします。


 両議員の立ち会いをお願いいたします。


 ただいまから開票をいたします。


                 (開  票)


○議長(三木敏達君)


 それでは、選挙の結果を報告いたします。


 投票総数19票


 有効投票10票


 無効投票 9票


 有効投票中


 國松 篤議員       10票


 以上のとおりであります。


 本選挙の法定得票数は3票であります。


 よって、國松 篤議員が副議長に当選されました。


 議場の閉鎖を解きます。


                 (議場開鎖)


○議長(三木敏達君)


 ただいま副議長に当選されました國松篤議員が議場におられますので、会議規則第33条第2項の規定により、当選の告知をいたします。


 ただいま副議長に当選されました國松篤議員から就任のごあいさつの許可を求められておりますので、これを許します。


○2番(國松 篤君)


 それでは、一言御礼を申し上げます。


 ただいま副議長の選挙に投票で当選させていただきまして、誠にありがとうございます。私、浅学非才な者でございますけれども、副議長の任、あと限られた時間でございますけれども、精一杯務めさせていただきます。そして、議長の補助もしっかり微力でありますけれども、させていただきたいと思います。どうもありがとうございました。


 〜日程第4.議席の一部変更について〜


○議長(三木敏達君)


 日程第4 議席の一部変更についてを議題といたします。


 2番 國松 篤議員の議席番号を19番に変更いたします。


 議席の変更を願う間、しばらく休憩いたします。


               休憩 午後3時12分





               再開 午後3時13分


○議長(三木敏達君)


 再開いたします。


              (「議長」と言う者あり)


○議長(三木敏達君)


 18番 井之口議員。


○18番(井之口秀行君)


 三木敏達議員の懲罰動議を提出いたします。


              (「賛成」と言う者あり)


○議長(三木敏達君)


 ただいま18番 井之口秀行議員から提出されました動議には、私が関係しますので、議長席を副議長と交替いたします。


              (議長席を副議長と交替)


○副議長(國松 篤君)


 議長の申し出により、議長席を交替いたしましたので、よろしくお願いを申し上げます。


 ただいま三木敏達君に対する懲罰動議が提出されました。


 この動議は、先議動議でありますので、直ちに日程に追加し、追加日程第1として議題とすることについて採決を行います。


 地方自治法第117条の規定により、三木敏達君の退場を求めます。


                 (除斥者退場)


○副議長(國松 篤君)


 採決は、起立により行います。


 お諮りいたします。


 三木敏達君に対する懲罰動議を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに賛成の方の起立を求めます。


                (起 立 多 数)


○副議長(國松 篤君)


 起立多数であります。


 よって、三木敏達君に対する懲罰動議を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決しました。


 休憩をいたします。


               休憩 午後3時17分





               再開 午後3時52分


○副議長(國松 篤君)


 それでは、再開をいたします。


 〜追加日程第1.議員三木敏達君に対する懲罰動議〜


○副議長(國松 篤君)


 追加日程第1 三木敏達君に対する懲罰動議を議題といたします。


 それでは、提案者の説明を求めます。


 18番 井之口秀行議員。


○18番(井之口秀行君)登壇


 それでは、三木敏達議員に対する懲罰動議の文書を朗読して提案理由といたします。


 議員三木敏達君に対する懲罰動議


 次の理由により、議員三木敏達君に懲罰を科されたいので、地方自治法第135条第2項及び会議規則第110条第1項の規定により動議を提出いたします。


 理由


 三木敏達議員は秘密会として開催されている新幹線(仮称)南びわ湖駅設置対策特別委員会に議長として出席し、職務上その審査の内容を知り得る立場にあったが、議場外の私的な場において第三者にその秘密とする事項を漏らしました。


 同特別委員会は審査中であり、その秘密性が継続されている状況下でのこの行為は、会議規則第97条(秘密の保持)第2項に定める守秘義務に反し、地方自治法第134条第1項に定める懲罰理由に相当するものである。


 よってここに三木敏達議員に対する懲罰動議を提出いたします。


 どうぞよろしくお願いいたします。


○副議長(國松 篤君)


 それでは、提案者に対して質疑を行います。


 質疑はありませんか。


 12番 馬場議員。


○12番(馬場美代子君)


 この動議提出の理由の中に3行目、議場外の私的な場において第三者にその秘密とする事項を漏らしたとありますが、その秘密とする事項とは具体的に何なのでしょうか、お示し下さい。


○副議長(國松 篤君)


 18番 井之口議員。


○18番(井之口秀行君)


 既に全員協議会、また、個人会派の部屋において、その内容たる文書をペーパーで持って皆さんのお手許に届いているというふうに私は思っておりますが、それを読んでもらったら、その内容はお分かりというふうに思っております。


○副議長(國松 篤君)


 休憩をさせていただきます。


               休憩 午後3時56分





               再開 午後4時12分


○副議長(國松 篤君)


 それでは、再開をいたします。


 他にございませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○副議長(國松 篤君)


 質疑もないようでありますので、提案者に対する質疑は、これをもって終結いたします。


 懲罰の議案については、会議規則第111条の規定により、委員会付託を省略することが出来ないことになっております。


 よって、本件については、委員会条例第6条の規定により、7人の委員をもって構成する懲罰特別委員会を設置し、これに付託して審査することといたします。


 お諮りいたします。


 委員会条例第7条第1項の規定により、懲罰特別委員会委員に、10番 中前純一議員、11番 伊藤矢守司議員、12番 馬場美代子議員、13番 池田久代議員、15番 宇野 哲議員、16番 北野一郎議員、17番 三浦忠一郎議員を指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○副議長(國松 篤君)


 ご異議なしと認めます。


 よって、ただいま指名いたしました7名の議員を懲罰特別委員会委員に選任することに決しました。


 休憩いたします。


               休憩 午後4時15分





               再開 午後4時52分


○副議長(國松 篤君)


 ただいまより再開をいたします。


 この際、延刻をしておきます。


 休憩の間、懲罰特別委員会が開催されましたので、その結果について報告を求めるため、この際、懲罰特別委員会結果報告を日程に追加し、追加日程第2として議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○副議長(國松 篤君)


 ご異議なしと認めます。


 よって、懲罰特別委員会結果報告を日程に追加し、追加日程第2として議題とすることに決しました。


 〜追加日程第2.懲罰特別委員会結果報告〜


○副議長(國松 篤君)


 追加日程第2 懲罰特別委員会結果報告を議題といたします。


 懲罰特別委員会委員長から審査の結果の報告を求めます。


 10番 中前議員。


○10番(中前純一君)登壇


 それでは、懲罰特別委員会の結果報告を行います。


 休憩中に本人から詳細内容を聞き、慎重に審査いたしました結果、秘密会の内容を漏らしたことは誠に重大であります。議長という職責の重要性から、地方自治法第135条の規定による、公開の議場における陳謝と決定いたしましたので、報告といたします。


 以上です。


○副議長(國松 篤君)


 これより懲罰特別委員会委員長報告に対して質疑を行います。


 質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○副議長(國松 篤君)


 質疑もないようでありますので、懲罰特別委員会委員長報告に対する質疑は、これをもって終結いたします。


             (「議長、動議」と言う者あり)


              (「賛成」と言う者あり)


○副議長(國松 篤君)


 5番 太田議員。


○5番(太田利貞君)


 ただいまの委員長報告につきましては、委員会の結果は、公開の議場における陳謝であります。しかしながら、本件は、提案理由にもありましたとおり、職務上知り得た内容を議場外の私的な場において第三者に漏らしたという事実があり、これは極めて重大な守秘義務違反であります。


 よって、地方自治法第135条第1項第3号の一定期間の出席停止とすることが相当であると判断いたすところから、本件の懲罰は、今臨時会の会期中の出席停止とすることを求めます。


○副議長(國松 篤君)


 休憩をいたします。


               休憩 午後4時55分





               再開 午後4時56分


○副議長(國松 篤君)


 再開をいたします。


 ただいま5番 太田利貞議員から動議が提出されました。


 この動議は、先議動議でありますので、直ちに議題とすることについて採決を行います。


 採決は、起立によって行います。


 お諮りいたします。


 5番 太田利貞議員から提出されました動議を議題とすることに賛成の方の起立を求めます。


                (起 立 多 数)


○副議長(國松 篤君)


 起立多数であります。


 よって、5番 太田利貞議員から提出された動議を議題とすることに決しました。


 休憩をいたします。


               休憩 午後4時57分





               再開 午後5時32分


○副議長(國松 篤君)


 再開をいたします。


 5番 太田利貞議員からただいまの動議の提案理由の説明を求めます。


 5番 太田議員。


○5番(太田利貞君)登壇


 議員三木敏達君の懲罰を今臨時会の会期中の出席停止とすることを求めます。


 理由は、先ほどの懲罰特別委員会の委員長報告について、委員会の結果は公開の議場における陳謝でありました。しかしながら、本件は、提案理由にもありましたとおり、職務上知り得た内容を議場外の私的な場において第三者に漏らしたという事実があり、これは、極めて重大な守秘義務違反であります。


 よって、地方自治法第135条第1項第3号の一定期間の出席停止とすることが相当であると判断することから、本件の懲罰は、今臨時会の会期中の出席停止とすることを求めます。


 以上、よろしくご審議をお願いいたします。


○副議長(國松 篤君)


 それでは、提案者に対し質疑を行います。


 質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○副議長(國松 篤君)


 質疑もないようでありますので、提案者に対する質疑は、これをもって終結いたします。


 討論を行います。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○副議長(國松 篤君)


 討論もないようでありますので、討論はこれをもって終結いたします。


 それでは、採決を行います。


 5番 太田利貞議員の提案は、三木敏達議員の懲罰は、今臨時議会の出席停止であります。


 本案について賛成の方の起立を求めます。


                (起 立 多 数)


○副議長(國松 篤君)


 起立多数と認めます。


 よって、本件は、三木敏達君に今臨時議会の出席停止の懲罰を科することに決しました。


 三木敏達君の入場、着席を求めます。


               (除斥者入場・着席)


○副議長(國松 篤君)


 それでは、20番に着席をお願いいたします。


 ただいまの議決に基づいて、三木敏達君に懲罰の宣告を行います。


 三木敏達君の起立を求めます。


 三木敏達君に今臨時議会の出席停止の懲罰を科します。


 三木敏達君の退場を求めます。


                 (除斥者退場)


 〜日程第5.議案第30号 平成19年度栗東市一般会計予算に対する修正案の議決にかかる再議について〜


○副議長(國松 篤君)


 日程第5 議案第30号 平成19年度栗東市一般会計予算に対する修正案の議決にかかる再議についてを議題といたします。


 先に議決をした議案第30号 平成19年度栗東市一般会計予算に対する修正案については、市長から地方自治法第176条第1項の規定により、再議に付されました。


 市長から再議に付した理由の説明を求めます。


 市長。


○市長(國松正一君)登壇


 議員各位には、年度末の慌ただしさに加え、本日は、滋賀県議会議員一般選挙の告示日でもあり、何かとお忙しい中、平成19年第4回栗東市議会臨時会を招集いたしましたところ、ご参集賜り、厚く御礼を申し上げます。


 ただいま説明を求められました再議請求についての理由について説明をいたします。


 平成19年第3回栗東市議会定例会において、3月23日に議決された議案第30号 平成19年度栗東市一般会計予算に対する修正案につきまして、新幹線新駅設置は人口減少、少子高齢社会、地方分権等地方を取り巻く厳しい環境に鑑み、地域経済活性化のための地域振興、福祉・教育の向上等必要な公共サービスの提供を将来にわたり持続し得る「まちづくりの装置」として必要不可欠であり、この実現のため、平成17年度栗東市一般会計予算における東海道新幹線新駅設置工事促進事業の債務負担行為議決を始めとする関係議会議決並びに各種協定等の諸手続を経て推進して来ましたが、今般、平成19年度栗東市一般会計予算において、東海道新幹線新駅設置関連予算を修正されたことは、これらと相反することであると考えます。


 この事態を受け入れることは、新幹線新駅設置にあたり、東海旅客鉄道株式会社、滋賀県(仮称)南びわ湖駅設置促進協議会並びに栗東市が推進、締結し進めて来た基本協定及び工事協定等の履行がかなわず、地方自治体として信義ある誠実な判断であるとは到底考えられません。まして、これらの計画により、共に取り組んで来た関係市並びに事業に同意いただいている新都心土地区画整理事業地権者等の栗東市への信頼を失墜することは必至であります。


 よって、かかる平成19年度栗東市一般会計予算に対する修正案については異議があるので、地方自治法第176条第1項の規定により、再議を求めるものであります。


○副議長(國松 篤君)


 ただいま市長から説明のありました再議理由についての質疑を行います。


 質疑はありませんか。


 3番 太田浩美議員。


○3番(太田浩美君)


 ただいまの國松市長からの再議の請求において、何点か質問をさせていただきたいと思います。


 まず、平成19年度の一般会計の予算に、収入見込みのない県負担金21億5,000万円や借金の出来ない14億6,000万円を収入に見込むことは、地方財政法と地方自治法の違反であるということで修正の動議を提出したところですが、この違法であるという点における市長の考えが、今の再議請求の説明では全く示されませんでしたが、この点についてはいかがお考えでしょうか。


 2点目、今年度で既に工事費として支払った3,580万円の起債については、県は同意をしないということを言っておられますが、この3,580万円の財源はどのようにされるのかお聞きをします。


 3点目、県は新幹線新駅の予算については、来年度は1円も計上をされておりません。このことは、先の県議会で全会一致で決まったことであります。つまりすべての党派、会派の方が、嘉田知事の提案されている予算、政策である限りなき中止に近い凍結を支持されたということになったわけです。このことから、21億5,000万円の当市における歳入不足というのが生じることになりますが、これについての対応はどのようにされるのでしょうか。


 4点目、市長の先ほどの再議の請求でいろいろ理由がありましたが、JRとの協定の履行が出来ないことは、JR等々に対して不誠実であるというようなことを言われました。ということは、この新駅というのは一体誰のための駅であるかということなのですが、随分今までの経過からも、JRとの協定については、守らなければならないと気を遣っていらっしゃるのはよく分かるのですが、それ以上に市民の皆さんとの約束ももちろん守っていかなければ私はならないと思います。平成16年の12月ぐらいから翌年度2月ぐらいにかけて、市内の公民館や自治会館等々で説明会を開催されておられますが、その時に、どこの会場でも一般財源は一切この計画では使わない、税金はこの計画に使わないから市民の皆さんの暮らしには迷惑かけることはありませんという説明をされて来ました。この約束こそ、まず何よりも一番に栗東市の市長として、市民の皆さんに対して守らなければならないことではないのでしょうか。そのように思うのですが、その辺はどのようにお考えなのでしょうか。


 以上、よろしくお願いいたします。


○副議長(國松 篤君)


 市長。


○市長(國松正一君)


 太田浩美議員の質問にお答えをいたします。


 まず、第1点目は、地方財政法違反ではないかということでございますけれども、私どもは適法であるという判断のもとに、この21億5,000万円並びに14億数千万円の起債分を計上させていただいておるわけです。これは、3番目の質問にも関連するかと思うのですけれども、工事協定というのを平成17年の12月に結びました。その中では、年度協定を毎年結ぶということになっております。その工事協定の中でどのような内容になっているかと言いますと、各年度にJR東海に幾ら払うかという契約と同時に、県、各市が幾らその年度分を持つかという契約になっておりまして、その中に明確に、平成19年度は滋賀県が21億5,000万円を負担するということになっております。


 従いまして、21億5,000万円は、滋賀県は117億円足らずの債務負担行為を既に議決をしておられますから、21億5,000万円の予算を計上されないことが異常であって、だから、栗東市としては、予算が計上される、されないに関係なく21億5,000万円は払ってもらうと、こういうような考えをいたしております。


 起債のことにつきましては、現在、上告中であります。従って、それがまだ違法だというふうに確定したわけではございません。


 2点目は、総務部長の方からお答えをさせていただきますが、今21億5,000万円の全会一致で可決されたではないかということでありますけれども、ただいま説明したとおりであります。


 それから、JRの方を向いて市民の方を向いてないのじゃないかという4点目の質問でありますけれども、これは、栗東市の将来、つまり栗東市民のためにJR東海と基本協定、そして工事協定、年度協定等々幾つも協定並びに覚書を結んだわけでございます。これは、これを履行することが自治体の大きな責務であろうと思っております。そういった点で、これを履行することが栗東市民のためになるのだと、私はこのように思っております。そして、説明会において、一般財源は使わないと申し上げた。確かにこれは一般財源は原則ですね、私どもとしては使った形での予算編成はしておりません。詳しくはまた、2点、4点については総務部長の方から答弁をいたさせます。


 以上です。


○副議長(國松 篤君)


 総務部長。


○総務部長(平田善之君)


 ご質問にお答え申し上げます。


 まず、平成18年度の起債3,580万円の件でございますが、今現在、県からの同意予定額通知は届いていない状況でございますが、これにつきましては、市といたしましては、まず承服が出来ないということで、速やかに予定額通知をしていただくように、県知事宛てに申し入れをしているところでございます。


 それと、従いまして、本日中にそのような形で同意があるということをお願い申し上げているところでございます。今、県の不同意方針でございますので、まだ不同意が決定したというものではございません。


 それと、4点目の一般財源の関係でございますけれども、基本的に今まで申し上げておりますとおり、特定財源を充当するという形で今後、対応を図っていくものでございまして、県からの歳入或いは起債については、それぞれの条件が整い次第、歳入として組み込まれていくということで考えておりますので、対応は一般財源ではないということで考えているところでございます。


○副議長(國松 篤君)


 3番 太田浩美議員。


○3番(太田浩美君)


 ただいまのもうちょっと質問をさせていただきます。


 まず、市長は適法であるというふうにおっしゃいましたが、我々としては、地方自治法の第208条、第210条。地方財政法の第3条、第4条というところをきちっと謳って、この点において違法であるのではないかと指摘をさせていただいたところですが、適法であるとおっしゃるのなら、もう少し具体的に、どの点で適法なのか、どういうところで法に合っているのかということをお示しいただきたいと思います。それがまず1点目です。


 あと、起債とかについては、もうちゃんと県もするということで承認されたというふうにおっしゃいましたが、それは確か知事が代わられる前のことであったと思います。その後に限りなく中止に近い凍結という形で知事選をされた嘉田知事が当選されたわけですから、地方自治体というところは、民意によって方針が変わることというのはあり得ることです。そういう形で変わってきて、それによって市民、県民の民意もはっきりしましたし、そこに県議会が同意をしたわけですから、これを市長は前のことにおっしゃいますけれども、今、県議会のこの全会一致というのは市民、県民の民意としてもう少し重く受け止めるべきだと私は思いますが、その点はいかがでしょうか。


 それと、3点目に、県知事に3,580万円のこの財源等々についてはお願いをしているとおっしゃいますけれども、これに対する同意をしていただける見通しというのは、どの程度あるのでしょうか。新聞等々でも報道をされていますが、今後も県は起債は同意しないというふうに言っていますが、この点についてはいかがでしょうか。


 以上、よろしくお願いいたします。


○副議長(國松 篤君)


 市長。


○市長(國松正一君)


 違法とおっしゃる方が適法を証明せよということでございますけれども、違法と言う方が違法を証明するのが本来の姿ではないかと思います。しかしながら、予算編成におきましては、地方財政法の条項に則りまして編成をしているというところから適法であると、このように考えております。


 それから、起債の承認ではなくて、債務負担行為は現知事以前のことであったということでございますけれども、しかし、前々から言っていますけれども、会社で言えば社長が代わったからといってですね、方針転換をですね、するということについては、やはりそれなりの手続も必要かと思うのですけれども、何ら債務負担行為については議決はされておりません。


 従って、これは当然、その債務議決に基づいて予算を滋賀県は本来なら計上すべきであったと、このように考えます。ただし、栗東市としては、それが計上されようがされまいが、やはり工事協定に則って、平成19年度分の21億5,000万円は負担すると、こういうようになっているわけですから、当然負担する義務が滋賀県にあると、このように考えております。


 3点目につきましては、総務部長から答弁をさせます。


○副議長(國松 篤君)


 総務部長。


○総務部長(平田善之君)


 追質問についてお答えを申し上げます。


 県が起債を発行することについて同意をしない理由は、前提条件が整っていないということでございまして、このような前提条件ということは、平成17年度の起債の許可を県はされていると。それに基づきまして、同じような内容で起債を発行するわけでございますので、いわゆる同意予定額通知をしないということについては、承服が出来ないというように考えておりまして、今申し上げましたように、県知事宛てに申し入れ書を提出しているものでございます。


○副議長(國松 篤君)


 3番 太田浩美議員。


○3番(太田浩美君)


 ただいまの答えで、前提条件が整っていないからということでおっしゃいましたけれども、そうなると、だけれども、この起債が同意されなければ、これはどこから出すのかというのが大きな問題になってくると思います。市長は、JRの約束、ただいまの答弁でも県との約束というのを随分出されますが、私は、何よりも市民との約束を、これからどういう形になろうとも私は守っていかなければならないというふうに思っています。一般財源には手を付けないとおっしゃったということは、今回、目の前にある3,580万円のこの支払いにも一般財源には、もちろんを手を付けられませんね。これが1点目です。


 それと、今本当に地方の財政も大変だというふうに思っています。国の三位一体改革等もありますし、それと同時に、私たち市民の暮らしも定率減税の廃止等で本当に大変になってきています。介護保険料も上げられましたし、これから4月から国民健康保険税も上がります。そんな中でも、市長が説明された時に、一般財源には手を付けないということに本当に理解を示して、新駅をつくることに賛成しようとおっしゃった方もおられると思います。ここで、やっぱり一般財源に手を付けてしまえば、その方々も裏切ることにもなるし、約束違反にもなってしまうと。これは言わざるを得ません。もし一般財源に手を付けるとするなら、この計画は即中止すべきであるというふうに考えますが、この点についてはいかがでしょうか。


 最後の質問になるのですけれども、県と県にお願いをするというようなことばかりで、本当に確約が取れない状態です。こういう計画自体に本当に無理があるのではないかなと、私は思います。多くの市民の方が要らないと言っているJRのこの新駅のために、大量の税金を使っていくということは、もうきっぱりやめて、本当の自治体本来の仕事である市民の願っている福祉や暮らしを守ることに、やはり力を入れる市政への転換を私は求めておきたいと思います。


 以上です。


○副議長(國松 篤君)


 総務部長。


○総務部長(平田善之君)


 一般財源の関係でございますが、今現実に県については、同意がされないという状況に今現在なっているところでございまして、これにつきましては当然、最悪の事態になれば、いわゆる別の特定財源を充当していくという措置が必要である。


 従いまして、そのような対応を図って一般財源には、3,580万円分については、一般財源には手を付けないというような形で予算の組み替えをしていきたいというふうに考えております。


○副議長(國松 篤君)


 市長。


○市長(國松正一君)


 太田浩美議員の3点目の質問でありますけれども、県にお願いしなければ出来ないような計画は無理があるというようにおっしゃいましたですが、これは、ご存じのように基本協定、工事協定等々ですね、滋賀県と栗東市と構成市ですね、関係市が一緒になってやる事業だということでございまして、何もお願いして栗東市がつくる事業じゃなくて、滋賀南部の玄関口として、滋賀県の発展の礎として、玄関口としてつくるわけですから、お願いをしているわけじゃなくて、滋賀県は当然、基本協定も工事協定も、押印をした以上は、やはり我々と一緒になって同じ方向でその地域発展のために取り組むことが本来の姿であると。そうしたことから、お願いしているわけでは決してございません。


○副議長(國松 篤君)


 他に質疑はございませんか。


 10番 中前純一議員。


○10番(中前純一君)


 確かにおっしゃるとおり、協定に則ってJR東海に支払うのが当然でございます。ある金は払うなとは、我々は申し上げておりません。財源がないから困る。だから、起債の方法に頼ったわけでございまして、43億円はまだこれは係争中でございます。しかし、21億5,000万円は県議会で全会賛成のもとで支払うということに決まっております。県議選の結果によっては、復活させるかも知りませんけれども、このことは大きく県民を裏切る行為であって、到底補正等で復活されるものとは望めません。


 そこで、この協定に則って21億5,000万円県が支払わない場合、仮定ですからお答えになれない場合はお答えいただかなくても結構ですけれども、市長として、県を告訴するつもりはあるでしょうか、ないでしょうか。


○副議長(國松 篤君)


 市長。


○市長(國松正一君)


 この前の議会でも申し上げたと思うのですけれども、既に21億5,000万円は、平成19年度においては支払って欲しいという要請をいたしております。それに対する回答は来ましたけれども、その回答の中身は、現在、正副会長会議でその協議中なので、その結論を見極めますと、こういうようなあれで、支払いませんとは書いてない。ですから、まず払ってもらうように努力する。払ってもらわなければ、今、中前議員がおっしゃったようなそういう措置も善後策としては考えていかなければならないと、このように考えてます。


○副議長(國松 篤君)


 他に質疑はありませんか。


 12番 馬場美代子議員。


○12番(馬場美代子君)


 考え方等については、私は代表質問、個人質問でも取り上げて来ました。そういう中でですね、とりわけこの再議請求の中の文面にもありますようにですね、債務負担行為等の議決も議決ですし、様々な議決がされて来ました。その関連予算、平成19年度の修正された、これも議決。市長は自ら、これ相反することでありますと、こういう相反する議決がね、議会で、同じ議会で行われると。そういう歴史の流れの中で行われる。それこそね、これが政治であり、民主主義だと思うのですね。そういう立場から地方自治体というのは、その結論において、民意において変わることがあるということが当然の大前提になると。このことを私は否定すること自体がね、本当に民主主義の否定であるというふうに思います。それが市長にとって気に入る結論であるか、気に入らない結論であるか。そういうことではなくて、やっぱり時代の流れの中で、あとの議決がよりやっぱり優先をしていく、このことについて是非お示しをいただきたいと思います。まず第1にですね。


 それからですね、債務負担行為を議決した後、県もですね、した以上、予算を計上しないのはけしからんということですけれども、知事というよりもですね、議会が本当に自民党も公明党も民主党もね、日本共産党も、いろいろな問題点は指摘もしながらも、一定の前進部分を評価をして賛成をした。そういう意味では、推進派の皆さんも平成19年度については予算を付けないことにね、議会が賛成をしたわけですね。これはね、単に知事の問題だけではなくて、と言うことは、今まで議決をした債務負担行為、これを否定したことになる。私は、そういうふうに思いますが、このことを本当に重く受け止めるべきだと思いますが、市長はいかがでしょうか。


 そういう意味で、さっきも中前議員がおっしゃいましたけれども、本当に告訴をしてでもやるのか。それから、私は、今この時期にですね、この再議を出すにあたって、本当に入って来なければどうするのか。それに代わる財源、まだ決まったものでないから考えられないとか、それはまさにね、有権者に対する、市民に対する無責任な問題だと思うのですね。やっぱり責任ある態度というのは、それに代わる財源、起債も含めて。明確に示していく。今のこの3,580万円についても、別の特定財源を考えるということですけれども、それならこういう特定財源があるのだということを私は示してこそ、この事業が本当に出来る見通しみたいなものを市民に明らかにすることが出来ると思うのですね。


 そういう点で、1点目は、まずそういうこの民主主義の動き。地方自治体と民主主義の問題についてお答えいただきたい。


 それから、2点目は、本当に県負担金、起債。これ平成19年度だけじゃなくて、全体117億円、それから起債、この問題について、やっぱりもしだめな場合についてはどう考えるのか。その辺もね、現時点では考えるべきであるし、示すべきだと。再議を出した以上、示すべきだということから、是非お示しをいただきたいと思います。


 そこ二つお願いします。


○副議長(國松 篤君)


 市長。


○市長(國松正一君)


 馬場議員の質問にお答えをいたします。


 言うと、再議が民主主義に反するのではないかというようなことをおっしゃっているのではないかと思いますけれども、民主主義は当然、尊重されると言うか、守られるべきものだと思いますが、しかし、それによってですね、自治体が大変な損害を被ったり、ましてや県民である栗東市民が大きな損失、損害を被るというような民主主義はあってはならないというふうに考えております。


 従って、私は、私も市民との約束がございまして、約束をもって昨年の10月に当選をさせていただいた。


 従って、この約束を守るために、この再議という、これは地方自治法上、市長に認められた職務権限であります。これを行使する。これは決して民主主義に反する行為ではないと、このように考えております。


 2点目は、総務部長からお答えをいたします。


○副議長(國松 篤君)


 総務部長。


○総務部長(平田善之君)


 ご質問にお答え申し上げます。


 来年度の予算の中で、原案でございますけれども、県支出金なり起債の収入がないという場合でございますが、原案の予算に計上しておりますとおり、入って来るものとこれは確信して提案をさせていただいたものでございます。よろしくお願い申し上げたいというように思います。


 それと、今年度の不同意、同意をされないという場合の代替財源でございますけれども、これにつきましては今現在、先ほども申し上げましたように、同意の予定額通知が届いていないという状況でございますし、これにつきましては、先ほど申し上げました特定財源、具体的には基金の取り崩しで対応を図りたい。今後、その代替財源の分につきましては、全体の基金額が不足するわけでございますけれども、まちづくり交付金、国の財源等の修正をいたしまして、一般財源を充当しない形で組み立てていきたいというふうに考えております。


○副議長(國松 篤君)


 12番 馬場美代子議員。


○12番(馬場美代子君)


 新年度予算及び将来の見込みで、入って来るものと確信して提案をしていると。もちろん提案時点ではそういうことですけれども、その後の動きの中で、滋賀県がそれこそ13日の最終日議会で、本当に私は、やっぱり自民党から、いわゆる推進ね、県議会では、その推進側であるそういうすべてが1円も盛り込んでないその予算を議決したと、県議会が。それは、やっぱり市長がおっしゃるように、私の市民との約束ですということですけれども、逆に言ったら県議会では、県知事の県民との約束の中でね、それを県が議決をしたわけですから、この重みは本当に大きい。これを無視をして、とにかく入って来るのだという説明だけではね、市民の不安は拭いきれないと思うのですね。


 そういう点で、あとの不同意の場合に、結局は基金をおっしゃいました。マスコミでも一部そのような報道がありました。しかしね、基金は、確かに基金というふうな貯金ですけれども、これの原資はそれこそ一般財源ですよね。一般財源を使うことなのですよ。基金は一般財源です。それをたまたまね、積み立てていた貯金であるということであって、原資は一般財源。ここを私は間違ってはいけない。このように思います。しかもですね、基金は35億円しかないのですよ。35億3,000万円ぐらいしか。そうすると、この起債が認められなかった部分、それから、県が負担をしない部分、これを入れるとですね、本当に県が負担しないということを含めると、240億円の内、周辺自治体は23億円ぐらいですから、結局210億円余りが本当に栗東市の負担になってくると。強引に進めるのだったらですよ。それなら今、やっぱりその部分も含めたね、財源をきちっと示す必要が私はあるということを思いますが、これについて、本当に責任ある姿勢、それこそ県を告訴してでもやるのだとかね、そういうことを私は市民に示すべきだというふうに思います。それも示さないような、そういう市長の提案に対してですね、それこそ議会がこれを認めるようなことがあれば、市民から厳しい審判を受ける、このように思いますけれども、市長はいかがですか。


○副議長(國松 篤君)


 市長。


○市長(國松正一君)


 馬場議員の質問にお答えをいたします。


 予算のですね、提案権と言うか、編成権というのは知事にしかないわけでございまして、県の場合はですね。だから、それに全会一致で賛成されたということですけれども、それを否決すれば県民生活に重大な影響を及ぼすという、そういったマクロ的な判断から、私は賛成をされたのではないかと、こういうように考えております。


 しかし、その計上はされてない。私が先ほどから申しておりますように、計上されているとかされてないとかではなくて、既に平成19年度は21億5,000万円負担する義務が県にあるということですから、私といたしましては、ある新聞には予算を計上しろと申し入れたとなってます。そうではなくて、計上をするせんにかからわず、支払われるよう要請をしたわけでございます。


 従って、そういった県には義務があるし、なおかつその裏づけとしての債務負担も取ってあるから、これを計上する栗東市の予算については何ら不都合がないと、このように考えております。


 後半の質問については、総務部長から答弁をさせます。


○副議長(國松 篤君)


 総務部長。


○総務部長(平田善之君)


 追質問にお答え申し上げます。


 基金につきましては、原資つきまして、それはおっしゃるとおり一般財源で積み立てたものでございますけれども、これは、性質的に特定目的基金でございまして、この特定目的基金は特定財源であるということで、財政上、分類をされているところでございますし、今までの長期財政計画の中でも特定財源として説明をさせていただいた中でご理解をいただいているものとして判断をさせていただいております。


○副議長(國松 篤君)


 12番 馬場美代子議員。


○12番(馬場美代子君)


 とりわけ今回のこの修正案を我々が共同提案をしたのは、やっぱり財源の信憑性、そういう面から法的にね、問題があると。そういう法に触れる予算、これを我々は認めるわけにいかないということで3会派が共同提案をしました。しかし、当局は適法であるという判断で、これは見解の相違だというふうに思いますけれども、仮にこの修正案が再議の場合は、3分の2になりますので、これがどう言うのですかね、賛成少数となって原案が復活をするというふうなことになってもですね、現状のこの県が予算化をしていない、県が出さないと言っている状況が変わるわけではありませんし、それから、恐らく最高裁への上告についても受理がされないだろう。本当に専門家の意見では99%そのような見解を私たちはお聞きをしています。それは原告団の見解だろうというふうに市長はおっしゃいますけれども、これについてはですね、もう時間が解決をする問題であります。


 決して仮に予算が覆ったとしても、これが本当に歳入の見込みが立ったということにはならないという状況のもとで、私は何度も申し上げますけれども、市が本当にこの事業をやろうとすればするほど、今の時点で代わる財源、これを示す責任がある。市民の不安を払拭する上からも、市がそれに代わる財源を明確に示す必要がある。このことを強く申し上げたいと思いますけれども、再度いかがでしょうか。


○副議長(國松 篤君)


 総務部長。


○総務部長(平田善之君)


 追質問にお答え申し上げます。


 今まで答弁しておりますとおり、予算に計上いたしました県支出金並びに起債につきましては、歳入があるということで判断しておりますので、大体の財源等につきましては、今のところご説明する段階ではないということでございます。


○副議長(國松 篤君)


 他に質疑はございませんか。


 4番 國松清太郎議員。


○4番(國松清太郎君)


 ちょっと確認をします。


 1点目は、この修正予算が可決された後ですね、JR東海は何かコメントがあったのかなかったのかですね、JRはどのように考えているのか、あればお聞きをしたいと思います。


 もう1点は、要はこの予算編成、予算を編成する時にですね、契約があるから債務負担行為が承認されているから当然払うべきだと。しかし、相手が払わないと言った時にですよ、それを見込んで予算編成するというのはね、それは間違った予算編成だと思います。やはりきちっと財源を示して、それで予算編成するのが自治体としての当然の任務じゃないですか。その点はどのようにお考えか示していただきたい。


○副議長(國松 篤君)


 交通政策部長。


○交通政策部長(山本一正君)


 1点目のJR東海のコメントでございますけれども、この修正案等についてのコメントは聞いておりません。


○副議長(國松 篤君)


 総務部長。


○総務部長(平田善之君)


 ご質問にお答え申し上げます。


 基本的には、債務負担行為というものが、これは予算上もそうですし、市としては拘束を受けるわけでございまして、これにつきましては、予算計上する義務があるということで判断しております。


○副議長(國松 篤君)


 4番 國松清太郎議員。


○4番(國松清太郎君)


 義務がある、ないということでいろいろ理解の仕方によるか知りませんが、少なくともこの工事協定はですね、或いは基本協定によっても、契約が不履行の場合、どうするのかというのは、相互に話し合って解決するということになっていると思うのですね。なっているはず。そういう点で私は、県が負担金を計上しないということであればね、素直にやはり栗東市としても、それを受け入れてJRと話し合いをすると。それがやはり自治体としての仕事だというふうに私は思います。


 そういう点でも、違法か違法でないかという点でね、こちらは違法と言っているのですが、市長の方は違法でないと。これはね、違法でないと言う以上であれば、この財源をきちっと示して確保しないといけませんね。将来の見通しもない、それをやはり予算計上することについては、明らかに違法性があるというふうに私は思います。


 そういう点で何遍も議論しているわけですから、平行線になるようなことですけれども、やはり私は自治体としての仕事としてですよ、財源をきちっと確保して予算計上するのが当たり前じゃないですか。それがどうなるか分からない。0のものを入って来るというようなのはね、明らかに私は違法な予算計上だと言わざるを得ません。改めてこのことを主張しておきたいと思います。


○副議長(國松 篤君)


 市長。


○市長(國松正一君)


 國松清太郎議員の前半の質問にお答えをさせていただきますけれども、滋賀県が払わなかったら払わないということでJR東海と交渉をすべきであるという主張でございますけれども、契約上、栗東市はJRとの交渉の窓口になっております。お金の流れで言いますと、促進協議会の関係市は促進協議会の口座に入れるとなっております。滋賀県は直接栗東市の口座に入れるということになっておりますので、その栗東市の口座は開けておりますので、まずやはり滋賀県が栗東市に振り込んでもらって、それをJRに払い込むと、そういうような構図でありますので、JRに払わないから何とかして欲しいというような交渉は出来るような状況にはないと、こういうふうに言えます。


 後半については、総務部長から答弁をさせます。


○副議長(國松 篤君)


 総務部長。


○総務部長(平田善之君)


 追質問にお答え申し上げます。


 基本的に前の議会でもお答え申し上げましたとおり、いわゆる総計予算主義ということから、年間に入る収入並びに支払う支出というものは、予定も含めて計上するというのが基本的なルールでございます。


 従いまして、新幹線新駅の関連の課題或いは条件が解決した場合、当然、県は予算計上をするということでございますので、その条件が成就した場合、入って来るということで県の支出金につきましては、市の当初予算に計上したものでございます。


○副議長(國松 篤君)


 4番 國松清太郎議員。


○4番(國松清太郎君)


 今、部長の方からね、条件が整ったら入って来るとおっしゃってますので、その条件とは具体的にどういう条件なのかですね、明らかにされたい。


○副議長(國松 篤君)


 総務部長。


○総務部長(平田善之君)


 追質問にお答え申し上げます。


 促進協議会での合意が得られ、JRへの支出が、それが出来るという状況になった時というふうに考えております。


○副議長(國松 篤君)


 他に質疑はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○副議長(國松 篤君)


 質疑もないようでありますので、質疑はこれで終結いたします。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


 12番 馬場美代子議員。


○12番(馬場美代子君)登壇


 ご苦労さまです。


 我々日本共産党議員団、市民ネットワーク、栗政会、この3会派で共同をして、本当に財源に責任を持つ、行政に責任を持つという立場から、46億3,500万円減額をする修正予算を提出し、可決がされました。しかもその根拠は、県が見込んでいない21億5,000万円及び大津地方裁判所、大阪高裁と2度にわたる起債差し止め判決、これを重く受け止めて、そして、新年度の14億6,000万円、これも本当に起債が出来ない、そういう中で財源に責任が持てないという立場から、地方財政法、自治法上の問題として修正予算を提出したわけであります。


 今回の再議にあたっても、そのことをお聞きをしても適法であるというだけであります。しかし今、こういう時期の中で、本当にこれが仮に入って来ない場合、借金が出来ない場合、市民の皆さんにそれに代わる財源をきちっと示していく、そのことが最も今、やっぱり信頼を勝ち取っていく上で重要であるというふうに考えます。再議を出す以上、それを市民に示す必要がある。ところが、今の質疑の中でも全く示されないままに、適法であるという言及にとどまっているという点では残念であります。


 それから、再議請求のその理由の中にでもですね、債務負担行為議決をはじめとする関係議会議決並びに各種協定の諸手続を経て推進して来ました。これも議決でありますし、同時に平成19年度の今回の修正予算、これも同じ議会での構成メンバーでの議決であります。そして、これらと相反することであると考えます。この点についても、まさに政治が生きているというのは、そのことを示しているのではないでしょうか。そして、滋賀県議会でも知事の提案、0提案も知事の権限として行われたことでありますけれども、これに対して従来、債務負担を議決をした、その同じ議員が新年度予算に、やっぱり0予算を可決させたという点では、債務負担行為そのものが効力を失っていると言わざるを得ません。そういう中で、本当に県から入って来る見通しは限りなく0に近いわけですから、代わる財源を示すのが当然であります。


 まさにこういう法に触れる、見通しもないこういう予算を復活させ、議決をするとするならば、私は市長にとどまらず、栗東市議会そのものの良識が問われる、このことを強く申し上げまして、この再議請求について反対の討論といたします。


○副議長(國松 篤君)


 他に討論はありませんか。


              (「なし」と呼ぶ者あり)


○副議長(國松 篤君)


 討論もないようでありますので、討論はこれで終結いたします。


 これより採決を行います。


 なお、採決は起立により行います。


 本件について、先の議決のとおり決定することについては、地方自治法第176条第3項の規定により、出席議員の3分の2以上の同意が必要であります。


 ただいまの出席議員は18人であります。


 お諮りいたします。


 議案第30号 平成19年度栗東市一般会計予算に対する修正案について、先の議決のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


               (起立3分の2以下)


○副議長(國松 篤君)


 起立3分の2に達していないと認めます。


 よって、議案第30号に対する修正案は、先の議決のとおり決定することは否決いたしました。


 議案第30号 平成19年度栗東市一般会計予算に対する修正案は、先の議決のとおり決定することは否決されましたので、改めて修正前の原案について採決を行います。


 なお、採決は起立により行います。


 修正前の原案については、それぞれの常任委員会委員長報告は可決すべきものでありますので、念のため申し添えておきます。


 お諮りいたします。


 議案第30号 平成19年度栗東市一般会計予算については、それぞれの常任委員会委員長報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。


                (起 立 多 数)


○副議長(國松 篤君)


 起立多数と認めます。


 よって、議案第30号は、それぞれの常任委員会委員長報告のとおり可決いたしました。


 以上で、本臨時会に付議されました案件は、すべて終了いたしました。


 市長から発言を求められておりますので、これを許します。


 市長。


○市長(國松正一君)登壇


 平成19年第4回栗東市議会臨時会の閉会にあたり一言御礼を申し上げます。


 議員の皆様方には、統一地方選挙の最中にもかかわりませず、ご出席を賜りまして、改めて御礼を申し上げます。


 本日付議されました議案第30号 平成19年度栗東市一般会計予算に対する修正案の議決にかかる再議につきましては、慎重にご審議を賜り、去る3月定例会に提案いたしました当初原案どおり可決を賜りましたことに厚く御礼を申し上げます。


 明後日から平成19年度がスタートいたしますが、議決賜りました予算等を十分活かして、引き続き官から民へを基本理念とし、人をまもり、まちを育てるをキーワードに、安心安全のまちづくりを積極的に進めて、風格都市 栗東づくりに、職員一丸となって努めてまいります。今後とも議員皆様方の変わらぬご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。


 さて、市議会も特に緊急案件のない限り、本日をもちまして、議員の皆様の任期最終の議会となることと存じます。今期限りで勇退をされます議員の方々には、今日まで地方自治の振興と市政発展のために尽くされましたご功績に対し、深く経緯を表しますと共に、感謝を申し上げます。今後は健康にご留意されまして、大所高所よりのご指導、ご鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。また、来る4月22日の市議会議員選挙に向けまして再出馬予定の方々にはご奮闘をお祈り申し上げ、再び本議場で市政の審議にご尽力を賜りますことを念願いたしております。


 多年にわたります議員の皆様方のご厚情に対し、重ねて深甚なる感謝の意を表しまして、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。


○副議長(國松 篤君)


 これをもって平成19年第4回栗東市議会臨時会を閉会いたします。


   閉会 午後6時30分





 地方自治法第123条第2項の規定により、下記に署名する。





               平成19年3月30日





 栗東市議会議長  三 木 敏 達





 栗東市議会副議長 國 松   篤





 署 名 議 員  太 田 利 貞





 署 名 議 員  ? 野 正 勝