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滋賀県 守山市

平成25年第3回定例会(第 3日 9月12日)




平成25年第3回定例会(第 3日 9月12日)





 



第3回守山市議会定例会会議録(第3日)





  1. 議 事 日 程


     第1. 個人質問(議案質疑(認定第1号から認定第9号までおよび議第49


         号から議第57号まで)ならびに一般質問)


          討論、一部採決


     第2. 委員会付託(認定第1号から認定第9号まで、議第49号から議第5


         5号までおよび議第57号)





  2. 本日の会議に付した事件


     日程第1. 個人質問(議案質疑(認定第1号から認定第9号までおよび議第


           49号から議第57号まで)ならびに一般質問)


            討論、一部採決


     日程第2. 委員会付託(認定第1号から認定第9号まで、議第49号から議


           第55号までおよび議第57号)





  3. 出席議員は次のとおりである。


     1番  松 葉 栄太郎          2番  小 川 泰 江


     3番  國 枝 敏 孝          4番  新 野 富美夫


     5番  石 田 敬 治          6番  田 中 仁一郎


     8番  筈 井 昌 彦          9番  中 野 隆 三


    10番  山 崎 直 規         11番  澁 谷 成 子


    12番  小 西 孝 司         13番  下 村   勳


    14番  奥 野 真 弓         15番  小 牧 一 美


    16番  池 田 眞 二         17番  高 田 正 司


    18番  藤 木   猛         19番  廣 實 照 美


    20番  森   貴 尉         21番  本 城 政 良


    22番  田 中 国 夫





  4. 欠席議員は次のとおりである。


     7番  西 村 利 次





  5. 会議に出席した説明員


        市長          宮 本 和 宏


        監査委員        伊 藤   潔


      上記の者に委任または嘱託を受けた職員


        副市長         秋 山 新 治


        教育長         上 路   博


        政策調整部長      島 戸 克 浩


        危機管理局長      三 品 正 一


        総務部長        川那辺 守 雄


        環境生活部長      田 中 良 信


        健康福祉部長


        (兼)こども家庭局長  岩 井 寿 夫


        健康福祉部理事     北 野 豊 弘


        都市経済部長      小 田   豊


        都市活性化局長     松 永 之 和


        上下水道事業所長


        (併)都市経済部理事  金 森 修 一


        教育部長        冨 田 一 男


        市民病院事務長     寺 田 巳喜男


        会計管理者       高 岡 秀 和


        財政課長        今 井   剛





  6. 会議に出席した議会事務局職員


        局長          川那辺 孝 藏


        書記          西 野 達 夫


        書記          北 脇 嘉 久


        書記          林 下 宜 史


        書記          貝 増 則 彦





             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


                  再開 午前9時29分


○議長(田中国夫) 皆さん、おはようございます。


 ただいま定足数に達しておりますから、平成25年第3回守山市議会定例会を再開いたします。


 これより本日の会議を開きます。


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


  日程第1 個人質問(議案質疑(認定第1号から認定第9号までおよび議第49号から議第57号まで)ならびに一般質問)


○議長(田中国夫) 日程第1、昨日に引き続き、個人質問を行います。


 発言順位は、4番新野富美夫君、5番石田敬治君、6番田中仁一郎君、21番本城政良君、2番小川泰江さん、12番小西孝司君の順位により順次質問を許します。


 4番新野富美夫君。


               〔4番 新野富美夫君 登壇〕


○4番(新野富美夫) おはようございます。


 ただいま議長のお許しを賜りましたので、発言通告書に基づき、質問をいたします。


 市の公共施設マネジメント計画、ファシリティーマネジメントについて、質問いたします。


 このファシリティーマネジメントについては、昨年の3月議会で同僚議員から質問がありました。1年半経過した今日の市の課題を踏まえ、再度お伺いしたいと思います。


 ファシリティーマネジメントとは、企業、団体等が組織活動のために施設とその環境を総合的に企画、管理、活用する経営活動と定義されています。地方自治体の場合では、行政サービスの向上に努めながらも、できる限り少ない経費で、最適な施設の経営管理を行う手法と定義され、全市的、総合的な視点から、公共施設の効果的かつ効率的な管理運営を推進するための方針として、公共施設マネジメント計画を策定し、施設の有効活用や統廃合、適切な改修や維持管理、稼働率向上などを図ることが必要としています。


 先月8月22日には、市職員を対象に地方自治体におけるファシリティーマネジメントの活用について、講師に武庫川女子大生活環境学部の非常勤講師の今井祐輔氏を迎えてのセミナーが行われ、私も参加をさせていただきました。30名ぐらいの市職員が熱心に勉強されており、ファシリティーマネジメントの重要性を感じられたことと思います。


 内容は、地方自治体の施設に関する共通の悩み、また、行政がファシリティーマネジメントを導入するメリット、財政の効率化・健全化のための公的不動産戦略の考え方など、細かく解説いただきました。その中で、ファシリティーマネジャーの存在が重要と認識しました。このファシリティーマネジャーに望む能力とは、基本的に、マネジメント能力、計画管理能力、プロジェクト管理能力、財務評価能力、建築関連知識、不動産関連知識、財務・会計関連知識、環境・資源・安全・防災知識などが必要で、施設所有者のトップである市長にもアドバイスができる能力が要るとお聞きしました。守山市の規模なら、二、三名は必要と示唆いただきました。


 前回の同僚議員の質問では、本市の主要な公共建築物の老朽化が進む中で、建築物や設備の大規模修繕や建てかえなどの時期を相次いで迎えることになり、本市にとって大きな財政負担となることが予想されることから、多くの施設を総合的に束ねて、科学的に維持管理していくファシリティーマネジメントの導入を提案されました。


 具体的には、本市が抱える施設課題は、環境センターの更新、市役所庁舎の整備を初め図書館や市民運動公園などの施設整備の検討が求められる中、長期的な展望に基づき、公共施設整備再編計画、整備プログラムの策定が必要ということでした。


 行政の見解については、平成24年度においては、公共施設を初めとする全ての保有資産の既存データを整理し、公有財産の精緻化事業を実施していくとし、施設課題については、総合計画に基づく長期的な視点から、財政改革プログラムとの整合性や財政的な視点から調整を図り、優先度をつけた中で、年次計画のもとで取り組むとしています。


 そこでお伺いします。以上の見解を受け、行政の取り組みに対して一定の理解は示すところですが、公共施設マネジメントについて、見解から1年半が経過した中、事務的な進捗状況はどうなのか、お伺いします。


 次に、施設のデータベース化は今年度中までかかるとお聞きしますが、先日のセミナーから感じますと、データ集めには2年もかからないのではと考えるところです。また、だれがこのファシリティーマネジメントにかかわっていかれるのか、まずはファシリティーマネージャーの育成を初め、特命チームをつくり、役割を推進していく必要があると思います。


 また、そのような中で、今議会の補正予算では、大型児童センター施設改修に係る設計費170万円を計上され、来年度改修工事に着手するという計画があり、さらに、浮気保育園、図書館や運動公園の整備等も計画されるということから考え、マネジメント計画の喫緊な取り組みが必要と思うところです。


 市では、今後10年間に想定される公共施設整備に係る市の試算では、現在大きな課題となっております環境センターや、庁舎の整備などを含めますと、総額は330億円規模になると見込まれ、国・県の補助金ならびに市債による財源を除く市の一般財源の持ち出しは120億円規模になると聞いております。このような想定からも、早く長期的な施設計画の策定が必要と思います。


 そこでお伺いします。今後の市の公共施設整備を考えると、まずは公共施設マネジメント計画をしっかりと示した上で、市民に理解を求めていくことが一番重要であると思いますがいかがか、総務部長にこのことへの見解をお伺いし、質問を終わります。


○議長(田中国夫) 総務部長。


              〔総務部長 川那辺守雄君 登壇〕


○総務部長(川那辺守雄) それでは、新野議員御質問の市の公共施設マネジメント計画について、お答えをいたします。


 答弁の前に、まず議員におかれましては、ファシリティーマネジメントに深く関心をお持ちいただく中、去る8月22日に開催いたしました職員研修に御参加いただき、ありがとうございました。今後とも御指導、御鞭撻のほどよろしくお願いいたします。


 さて、御案内のとおり、本市の主要な公共施設は、市の庁舎を初め、その多くが建築後25年から50年近くを経過しており、今後、維持補修や改修・改築の時期を控え、多額の財政負担が見込まれるところでございます。


 そうした中、議員仰せのとおり、今日の社会経済情勢や厳しい財政状況下においては、それぞれの公共施設個々の対応ではなく、公共施設を全市的、総合的な視点から把握し、戦略的、計画的に経営管理していく、いわゆるファシリティーマネジメントの取り組みが大変重要となってきており、本市でもそうした認識のもと、その前段における基礎業務として、平成24年度からの2カ年計画で公有財産台帳の精緻化事業に取り組んでまいっているところでございます。


 そこで、御質問1点目の、事業の進捗状況についてでございますが、特にデータ集めに時間をかけ過ぎではとのことでございますが、現在取り組んでおります精緻化事業は、単に財産台帳をデータベース化するだけでなく、公共施設の土地・建物について、現地確認による調査・検証、ならびに資産の評価を行いますとともに、加えて、将来の推計人口や財政面から、本市としての各公共施設の適正な保有量の算定や、課題の整理など、ファシリティーマネジメントの実施に向けた基礎となる業務を2年計画で進めているものでございます。


 次に、ファシリティーマネジメントの推進体制についてでございますが、その所管部署なり、特命チームの設置の必要性などの御示唆をいただきました。仰せのとおり、ファシリティーマネジメントの推進には、全ての公共施設を一括的に捉えた中で、単に財産管理の面だけでなく、その戦略的な方針検討について、企画力を初め建築や財務の知識などの総合的なマネジメント力とともに、行財政計画にも資する重要な取り組みとして、組織を横断的な実行力を備えた組織体制が必要というふうに存じますので、推進していくにあたり、どういう形がふさわしいのか、鋭意検討してまいりたいというに考えております。


 最後に、公共施設マネジメント計画の策定についてでございますが、今後、個々の施設の設置目的や利用実態、また、管理コスト面などから分析を行いまして、維持補修による長寿命化を図っていくのか、建てかえを行うのか、あるいは他の用途に転用するのか、さらには廃止していくのかなどの方向性を定めまして、財政計画との整合を図ります中で、将来にわたる施設価値の維持と向上に向けまして、しっかりと、かつ早期にマネジメント計画を策定してまいりたいというふうに考えております。


 そうした上で、議会を初め、市民の皆さんの御理解をいただく中で、公共施設の整備を進めていくことが大事であるというふうに考えております。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 4番新野富美夫君、よろしいですか。


○4番(新野富美夫) はい。


○議長(田中国夫) 5番石田敬治君。


                〔5番 石田敬治君 登壇〕


○5番(石田敬治) 議長のお許しをいただきましたので、発言通告書に基づき、質問をさせていただきます。


 時が過ぎるのは早いもので、来月10月3日には、市議会議員に当選させていただきまして3年目を迎えることになります。これまでの2年間のありようを振り返り、初心を忘れないようにとの意味で、自分で解釈しております西郷隆盛が残した「温飽従来素志を亡う」という言葉をかみしめ、自分の立ち位置を確認する中で、以後の議員活動をしてまいりたいと考えておりますので、諸兄の御指導、御鞭撻をお願いを申し上げます。


 それでは、質問に入らせていただきます。


 昨年12月に発生しました笹子トンネル天井落下事故を教訓に、公共施設のメンテナンスのあり方、将来の人口や財政を予測する中で、耐用年数を迎える公共施設のあり方について、それぞれの市町村で種々の議論や取り組みがなされ、その一部がマスコミに紹介されているところでございます。


 そうしたことから、市民の多くの皆さんが日常気にすることなく利用されている市内の橋梁の安心・安全への取り組みについて、都市経済部長にお伺いします。


 市が管理する橋梁について、建設管理課にお聞きしましたところ、総数465橋、そのうち長さ10メートル以上32橋、災害時に市が通行を確保を要する緊急輸送経路で13橋の計45橋につきましては、平成21年度に点検を実施し、平成24年度に長寿命化計画を作成したということでありました。そこで、まず、長寿命化計画の期間、概算事業費、計画のポイントについて、お伺いします。


 次に、さきの45橋以外の残る420橋への管理、修繕等についても、適切な対応が必要と思いますが、具体的にどのような対処手法をお考えかお伺いします。


 また、市内には、市の管理以外の橋梁があります。市民にとっては管理がどこであれ、橋梁は安心して安全に利用できるものとして、日々の暮らしがございます。こうしたことから、市の管理以外の橋梁の数と、その安心・安全への取り組み状況について、お伺いします。


 いずれにいたしましても、市民の安心・安全への確保は最優先されるべきものであります。至近な事例を紹介させていただきますと、去る8月14日のお昼前に、地域の方から守山中学校の通学路で、一部舗装が欠け、くぼみがあるという連絡がございまして、すぐに建設管理課長にその旨をお伝えさせていただきました。ちょうどその日は御承知のようにお盆の夏季集中休暇期間でありましたので、まあ修繕は盆明けかと思っておりましたところ、午後3時ごろにそこを通りましたら、もう既に合材で舗装されておりました。こうした安心・安全への素早い対応に、地域の方も感謝されておられたところでございます。


 橋梁の管理につきましても、市民の安心と安全のために、素早い対応と計画的な取り組みはもちろん、他団体との事業連携も十分に図る中で進めていただきたいとの思いを申し上げ、私の質問を終わらせていただきます。


○議長(田中国夫) 都市経済部長。


              〔都市経済部長 小田 豊君 登壇〕


○都市経済部長(小田 豊) 石田議員御質問の市内の橋梁の安心・安全への取り組みについて、お答えいたします。


 先ほどは、道路陥没への迅速な対応について、お褒めのお言葉をいただき、まことにありがとうございます。


 さて、議員仰せのとおり、本市の市道にかかる465橋のうち、10m以上の橋梁および緊急輸送道路にかかる5m以上の橋梁、計45橋について、長寿命化修繕計画を作成いたしております。まず、長寿命化修繕計画の期間について、お答えいたします。従来の損傷が大きくなってから修繕を行う対症療法から、損傷が大きくなる前に予防的な対策を行う予防保全へ転換することで、今後想定されるコストの縮減を図り、10年スパンでの修繕計画を策定していくものでございます。


 次に、概算事業費について、お答えいたします。専門業者による点検を5年ごとに実施して、優先順位や効果的な補修対策の検討を行い、今後10年というスパンで、おおむね4億円程度を想定しております。その内容につきましては、5年ごとにしっかり点検した結果を踏まえて、修正見直しをしてまいります。


 次に、計画のポイントについて、お答えします。長寿命化修繕計画とは、今後、費用の増大が見込まれる橋梁の修繕やかけかえ等に対応するため、計画的な補修が可能となるよう、予算計画とあわせて安全性の確保とコスト縮減を図るものです。本市といたしましても、この長寿命化修繕計画をもとに、将来的な財政負担の低減および道路交通の安全性を確保し、効率的な橋梁の維持管理を行ってまいります。


 次に、残る420橋における管理・修繕につきましては、毎年行われる橋梁維持管理実務講習会への参加により、点検技術の向上を図る中、日常点検におけるパトロールや職員による点検等を行い、修繕を含む維持管理を行ってまいります。


 最後に、県管理の市内橋梁数と長寿命化修繕計画への取り組み状況について、お答えします。市内の橋梁数は146橋ある中、長大橋と言われる15m以上の22橋につきましては、長寿命化修繕計画が作成され、基本的な橋梁の維持管理を進められている中、残る橋梁におきましても、職員による点検を実施されております。


 今後におきまして、県の長寿命化修繕計画における修繕実施箇所との整合を図りつつ、本市修繕計画の実施を行ってまいります。


 以上、答弁とさせていただきます。


○議長(田中国夫) 5番石田敬治君、よろしいですか。


○5番(石田敬治) はい。


○議長(田中国夫) 6番田中仁一郎君。


               〔6番 田中仁一郎君 登壇〕


○6番(田中仁一郎) ただいま議長のお許しを賜りましたので、質問に立たせていただきます。


 通告に基づき、次の2点の一般質問を総括質問方式でさせていただきます。


 質問1として、今後の守山のまちづくりのベースとなる将来人口の考え方について、市長に質問いたします。


 8月28日、総務省が発表した住民基本台帳に基づく3月末時点の人口調査は、日本経済の重荷となる少子高齢化の加速を浮き彫りにしました。日本人の総人口は前年より26万6,004人減り、1億2,639万3,679人と4年連続で減少しました。47都道府県の中で人口が増加したのは、東京都、沖縄県、愛知県、宮城県、埼玉県、神奈川県、福岡県、滋賀県の8都県に限られました。近畿2府4県におきましても、滋賀県を除く2府3県で3万3,427人減り、唯一滋賀県のみ891人の人口増加となりました。本市の3月末の人口は、7万9,427人で、前年同月より742人、0.9%の人口増加でした。


 私は、人口の増減がその地域の住みやすさの総合的な評価尺度の一つになると考えています。我が国の人口が減少する中で、本市の人口増加が続いていることは、宮本市長をはじめ職員が一丸となって、「住みやすさ日本一が実感できるまち守山」の実現に努められている成果のあらわれであると評価するものです。


 さて、本市では、環境センターや庁舎、そして義務教育施設や図書館などの市民生活を支える公共施設の建てかえや、増築・改修が課題となっています。庁舎や図書館などの鉄筋コンクリートづくりの建築の耐用年数は、五、六十年と言われています。計画されてからその役割を終えるまで、半世紀以上にわたって市民生活を支え続ける公共施設だけに、計画段階における将来を見通した十分な検討が必要となってきます。私は、これらの公共施設の機能や規模を計画するにあたっては、本市の将来の人口をどのように想定するかが検討のベースになると考えています。


 第3回庁舎のあり方検討委員会において、庁舎規模の想定について、2040年の想定人口を8万6,337人として議論されています。この想定人口は、国立社会保障人口問題研究所から本年3月に発表された日本の地域別将来推計人口によると思われます。この将来推計人口は、平成22年の国勢調査報告の基準人口をもとに、コーホート要因法を用いて推計されており、現時点で最も信頼できる将来推計人口であると考えられます。


 しかし、私は、本市の将来を語るベースとして、少し物足りなさを感じています。想定人口8万6,337人が多い、少ないからではなく、「私たちが住む守山の将来はこうありたい」との夢や思いが、少し希薄であると感じるからです。なぜ夢や思いが希薄と感じるのか、現庁舎の来歴を述べて説明させていただきます。


 現庁舎が建設された昭和40年は、守山町が発足して10年、市制実現を目指していたころです。当時の守山町の人口は3万1,676人でした。そして、新庁舎が竣工して5年目の昭和45年7月1日、人口3万5,112人の新生守山市が発足し、市役所開所式が行われました。


 市制施行とともに、北川俊一市長は、都市づくりの基本となる守山市総合発展計画を策定し、のどかな田園都市を理念とし、計画目標年次を昭和60年、将来の人口目標を10万人としました。昭和47年4月、この基本構想に基づき、昭和55年の人口を5万3,000人と推定して、守山市総合発展計画・基本計画が策定されました。引き続いて、守山市総合発展計画の改定ごとに、歴代の市長や職員が、「私たちが住む守山の将来はこうありたい」という思いで、目標年次における想定人口を設定されてきています。


 「子育てがしやすく住みよいまち」と、本市の評価が高まるにつれて、社会的流入がふえ、平成22年の人口7万7,586人は、第4次守山市総合計画の想定人口7万4,000人を超えるまでに発展してきました。本年8月31日の人口は7万9,793人と、現庁舎が竣工した昭和40年の人口の、実に2.5倍に増加してきています。ましてや、これほど自動車が利用されるとは、50年前には想像もできなかったことでしょう。


 激変する社会環境の中で、半世紀にわたって本市の市民サービスの拠点であり続けられた現庁舎は、将来の人口目標を10万人との思いをベースに計画されたからではないでしょうか。今後の守山のまちづくりにあたっては、国立社会保障人口問題研究所の地域別将来推計人口に加え、「守山の将来はこうありたい」と話し合う場を設け、市民や行政の夢や思いを都市計画に反映すべきと考えますが、市長のお考えをお聞きいたします。


 質問2として、本市全域のバランスのとれた発展について、市長に質問させていただきます。


 第5次守山市総合計画の中で、本市の総人口は、平成32年に8万4,767人と推定されています。学区別人口推計もなされ、人口が増加し続ける地域と人口が減少し続ける地域に分かれています。前述しました日本の地域別将来推計人口では、平成32年は8万2,686人、平成52年は8万6,337人と推計されています。本市の推計人口と若干の差がありますが、今後、約30年間にわたって、本市の人口がふえ続けるであろうと推計されています。


 私は、平成52年までの学区別の将来人口を推計するようお願いしたいと考えております。現状の施策をとり続けた場合、人口増加の地域の子育て支援施設や学校、都市インフラに問題はないのか。今後のマンション建設をどう考えればいいのか。一方、人口減少地域の人口はどうか。どのような施策をとれば人口減少に歯どめがかかるのか。学区ごとの将来推計人口を把握することで、潜在する課題があらわになり、衆知を集めた対策が考えられるのではないかと期待するものです。


 中心市街地活性化事業は、施設の利用者や散策される人々がふえるなど、魅力的で歩いて楽しいまちが形成され、商店街のさまざまな活動と相まって、本市の評価を高めるのに大きく貢献しています。「こんなまちに住みたい」との市民と行政の思い、強い意志が、本市が立地的に恵まれていて通勤・通学に便利で、自然に恵まれ、災害が少なく住みよいまちに、魅力的で住んで楽しいまちを加えることができたと考えています。「元気なまちにしたい」、「こんなまちに住みたい」との人々の思いを結集できるよう、まずは学区別の将来推計人口など、本市の将来に向けての現状把握と、「本市の将来はこうありたい」との強い意志が必要と考えています。


 以上、2点の質問について、市長にお尋ねいたします。


○議長(田中国夫) 市長。


                〔市長 宮本和宏君 登壇〕


○市長(宮本和宏) それでは、ただいまの田中仁一郎議員の質問について、お答えを申し上げます。


 まず、ただいまは議員から日本全体の人口が減少に転じている中、本市においては人口増加が続いており、これまでのまちづくりに高い評価を賜りましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。


 さて、今、議員から2点の御質問をいただきました。まず1点目の御質問、今後のまちづくりのベースとなる将来人口の考え方について、お答えを申し上げます。


 まず、現在、各学区において、守山まるごと活性化プランの策定に向けた話し合いを進めていただいております。特に、人口が減少しております玉津学区、また中洲学区では、地区計画の活用や、農地転用により新住民を積極的に受け入れ、人口増加を図れないか。こういう意見が出ている一方で、活性化の取り組みは、まず地域のつながりを強くすることから。そのためには、即座に人口をふやすよりも、住民同士がつながり合える仕掛けづくりが必要。こういったさまざまな意見が出されているところでございます。


 本市といたしましては、これまでから人口減少や少子高齢化が進む地域の活性化や、コミュニティーの維持のため、地区計画制度の積極的な活用を進めますとともに、農業振興地域の農用地区域、いわゆる青地における住宅開発につきましても、これまでに滋賀県農政課と2回の協議を行いまして、研究を進めてきたところでございます。


 地区計画につきましては、玉津学区の石田自治会において、地元案を取りまとめていただき、去る8月8日に、市に対しまして提案書を提出いただいたところでございます。また、中洲学区の立田自治会では、策定委員会が立ち上げられ、素案を作成し、近々自治会内で協議をされる予定とお伺いをしております。このほか、荒見自治会において、10月の提案に向けて地元案を作成いただいているところでございます。


 議員御指摘の、本市の目指すべき都市像や地域のあり方といたしまして、将来の人口規模をどのように想定するかということにつきましては、都市計画マスタープランや総合計画で定めているところでございます。都市計画マスタープランでは、目標人口を平成27年で8万1,000人、総合計画では平成32年で8万4,000人としているところでございます。これは、コーホート変化率法による人口推計での想定を踏まえたものでございます。


 この想定を大きく上回る仮定のもとで、市街化区域を急激に拡大をし、大規模な住宅開発が行われた場合には、その後、20年から30年先に、一気にその地域で高齢化が進むこともあることから、本市ではできるだけ長期的に持続的発展を遂げるべく、市街化区域の拡大は順次行うべきであると考えているところでございます。


 本市の持つ大きな特性であります田園都市という、都市と自然が一体となった秩序のある環境を維持・継続することが必要である一方で、日本全体が人口減少社会に入っていること、また、先ほど申し上げましたとおり、市街化区域の急激な拡大は決して望ましくないこと、さらには、食料安全保障の観点から、大規模な青地農地の転用は困難である。これらの状況に鑑みまして、今後ともこのまちづくりの基本的な考えを踏襲していくべきであると私は考えております。


 そのような中、私といたしましては、長期的な視点に立ち、人口増加を可能な限り継続をさせ、また、市の活力を少しでも長く維持するための積極的な施策といたしまして、中心市街地活性化事業、また、地区計画の推進、守山まるごと活性化の展開、子育て支援や教育環境の充実、これらに取り組むことによりまして、市域全域で、「このまちで暮らしたい。暮らし続けたい」という思いを抱いていただけるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。


 いずれにいたしましても、現行の都市計画マスタープランの目標年次が平成27年となっておりますことから、平成27年度には見直し作業を行う必要があると考えております。現行の都市計画マスタープランの策定につきましては、当時、私も職員としてかかわらせていただきましたが、この際には、平成18年度から各学区代表の市民おおむね100人によるワークショップを行いまして、地域別構想を取りまとめますとともに、市街化区域のあり方を含みます全体構想を定めたところでございます。


 次回の見直しにおきましても、人口推計に加えまして、市民の皆様の意見を踏まえながら取り組むべきであると考えております。しかしながら、現実的な範囲の中で市民の思い、また行政の夢、思い、こういうものを盛り込む中で、この次期の見直しを行っていければと考えているところでございます。


 続きまして、2点目の本市全域のバランスのとれた発展について、お答えを申し上げます。


 議員お尋ねの平成52年までの学区別人口の推計でございますが、国立社会保障人口問題研究所に確認をいたしましたところ、市域内の地域別のデータはないとの回答でございました。しかしながら、第5次総合計画策定の際に行った人口推計の中で、平成52年の推計値がございますので、それをまず御説明申し上げます。


 これは、コーホート変化率法を用いまして、平成15年から平成20年の5年間の人口推移のトレンドから求めました平成52年の推計結果でございます。これによりますと、市全体の人口は9万5,931人、学区別では守山学区4万200人、吉身学区1万4,110人、小津学区4,660人、玉津学区2,450人、河西学区1万5,220人、速野学区1万9,730人、中洲学区1,870人でございます。


 なお、守山学区については、現在の人口約2万4,000人から著しく増加をしております。これは、先ほど申し上げました平成15年から20年の5年間のトレンドをそのまま引っ張った形で推計を行っております。この5年間に駅前周辺でマンション開発等がございましたので、特に守山学区については大きく人口が伸びているということでございます。


 この本市が推計をいたしました平成52年における推計人口5万5,931人と、平成24年度に推計をされました日本の地域別将来推計人口の平成52年における8万6,337人には、大きな乖離があるところでございます。このように、人口推計はその時点での特定要因が大きく反映されるものでございます。このことから、人口の規模が小さくなるほど、また期間が長くなるほど、実数との差が拡大する傾向にありまして、その精度には一定の限界がございます。このことから、学区別という規模の小さい範囲における平成52年の人口推計値は、あくまで参考としてお示しできる程度のものであると考えているところでございます。


 議員仰せのように、将来人口を推計することは課題を明確化し、地域のまちづくりの方向性を検討し、必要な対策を実施するために不可欠な基礎データであります。このことから、現在人口の減少が見込まれる地域での地区計画の説明にあたりましては、現在の延長線上にある将来のトレンドとしての人口推計結果と取り組みが実施された場合の人口シミュレーションをお示しをした上で、将来の地域をどのようにしたいか、住民の皆様同士の話し合いを進めていただいているところでございます。


 今後におきましても、先ほど申し上げました都市計画マスタープランの見直しはもとより、地域のまちづくりの方向性を検討する場面では、地域ごとの人口推計の結果をお示しし、地域の皆様の意見を踏まえながら検討することを基本に取り組んでまいりたいと考えております。


 以上、答弁とさせていただきます。


○議長(田中国夫) 6番田中仁一郎君、よろしいですか。


 田中仁一郎君。


               〔6番 田中仁一郎君 登壇〕


○6番(田中仁一郎) 大変丁寧な御回答、ありがとうございます。


 それでは、質問2に関連して、再質問をさせていただきます。


 本年第1回市議会において、同僚議員のほうから守山小学校の児童増にかかわる対応についての質問がなされましたが、基本的には現校舎を活用する中で児童増に対応できるとの回答でした。この8月5日から7日、1期生議員で、昨年に引き続いて東日本大震災の大津波の被災地を視察してまいりました。大津波では多くのとうとい命が奪われました。津波が襲ってくるまでの間に避難する時間があったのに、被害を大きくした原因の一つに、大丈夫だろうと勝手に思い込んでしまう正常化の偏見、正常性バイアスがあったと言われています。都合の悪いことはあえて無視し、楽観的に考えてしまう心理現象を言うそうです。


 人口推計を超えて増加している学区と、人口推計を超えて減少している学区があります。平成24年度の守山学区のゼロ歳から4歳児は1,612人です。対して、中洲学区のゼロ歳から4歳児は96人、それに対して65歳以上は756人です。「何とかなるだろう」との正常化の偏見、正常性バイアスに陥ることなく、どのような施策をとるべきかを考える必要があると思います。


 「学区の将来はこうありたい」という志をもとに、想定人口を設定し、その実現に向けて行政と市民がベクトルを合わせて、ともに頑張ることが成果につながっていると私は考えております。


 私のこの所見を述べて、質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(田中国夫) よろしいか。


○6番(田中仁一郎) はい、結構です。


○議長(田中国夫) それでは、暫時休憩しますので、よろしくお願いいたします。


○議長(田中国夫) 暫時休憩いたします。


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


                  休憩 午前10時16分


                  再開 午前10時30分


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


○議長(田中国夫) 休憩前に引き続き、会議を開きます。


 21番本城政良君。


                〔21番 本城政良君 登壇〕


○21番(本城政良) ただいま議長のお許しをいただきましたので、私は1点、図書館のことについて、お尋ねをしていきたいと思います。


 本市の図書館は、御承知のとおり昭和53年4月に、最初は約600平方メートルの規模で開館されております。これは当時としては、滋賀県下において公立図書館の設置順位としては3番目という、非常に早く開館されておりまして、先人の施策に敬意を表するところであります。


 その後、平成元年にそれまでの約600平方メートルから延べ床面積で2,688平方メートルの3階建ての建物に増築され、現在に至っているというところであります。また、当初駐車場は、前庭の10台だけでありましたが、平成8年になって図書館に隣接する土地を目田川河川公園の整備利用としての駐車場が約1,288平方メートルで57台の規模で整備されました。これを図書館の駐車場として流用しておられます。


 また、平成14年には図書館の西側に大型児童センター、いわゆる「ほほえみセンター」が開設されました。このときに図書館前庭駐車場が削られてなくなりまして、これの代がえ駐車場としてか、平成16年に1,045平方メートル、約33台、両方合わせて90台の駐車場ができて今日に至っております。


 今、申し上げましたように、正確には図書館の駐車場としては1台も存在していないということであります。同じ市で整備をしている駐車場でありますから、私はそれを知らないで図書館の駐車場という認識でおりました。そこで、図書館の検討課題でも言われております常時満車ぎみの駐車場の改善策として、図書館の駐車場用に1,534平方メートルを購入するという予定であります。


 図書館の敷地は、もともと2,940平方メートルで、その敷地に建築面積1,415平方メートル。一方で、隣接する大型児童センターは1,610平方メートルの敷地で、600平方メートル余りの建物。整理をいたしますと、図書館としての敷地は2,940平方メートルと、このたび購入する1,534平方メートルの合計4,474平方メートル。大型児童センターは1,610平方メートルと1,045平方メートルの、計2,655平方メートル、そして目田川河川公園の駐車場が1,288平方メートルということで、あの辺一帯が運営されていることになります。


 文教福祉常任委員会協議会におきまして、大型児童センターについてのあり方についての説明がありましたが、その中で、現状の課題として、児童の遊び場がゼロ歳児から高校生までがプレイルーム1カ所で利用制限をして利用することなどを挙げ、今後の利用形態として、一部の機能を隣接する図書館の一部で、年長児童の居場所スペースの確保という検討課題が挙げられております。


 また一方では、図書館整備基本計画の検討が進められておりまして、その中においての計画の目的としては、利用者が年々増加をし、市民のニーズも多種多様になる傾向にありますことから、図書館が将来にわたり豊かな読書環境および文化環境を維持し、市民文化の拠点となるように整備基本計画を策定するということで進められております。


 また一方で、近隣の3市の2008年現在の図書館施設の整備状況をここで申し上げますと、野洲市は平成14年に新しくされて、平家建ての3,561平方メートル、蔵書数が30万8,702冊、および中主の分館となっております。栗東市は、栗東市立図書館が、延べ床面積2,344平方メートル、開架面積1,030平方メートル、「開架」というのは、図書棚で、通常自由に取り出せる面積でございます。蔵書数24万9,885冊、西図書館が1,148平方メートルで開架面積が526平方メートル、蔵書数が11万4,290冊。草津市は、市立図書館が延べ床面積で2,780平方メートル、開架面積が1,009平方メートル、蔵書数で30万9,465冊、南草津図書館が延べ床面積707平方メートルで、開架面積が626平方メートル、蔵書数で13万4,155冊などとなっております。


 守山市の現状は、1館で延べ床面積が2,688平方メートルで、開架面積が1,219平方メートルであります。蔵書数は2008年現在では、26万5,460冊でございます。図書館機能からいえば、現在検討されておられる課題にも出ておりますように、閲覧スペースが狭い。書架が高い。蔵書の収納庫、書庫が満杯であるなど、フロア面積の狭いことから起こっている課題であります。最初の建物からの築年数や時代とともに事務室が2階にあることなど、機能的にも無理が起こっているという課題も指摘されております。


 教育委員会では、これらの課題解決のために、現在の図書館を拡張して充実を図ると、施設整備策をまとめることとし、あわせて、駅前および北部地域にも図書機能を具体的に詰めていくというふうに提言しておられます。施設の環境は課題で述べられておると思いますが、さきに申し上げたとおり、土地の形状、建物の機能性、築35年を経過している施設、駐車場の必要面積などから、課題解決ができるのか、図書館としての開架面積満杯状態の書庫の拡充、広いゆとりのある閲覧スペースは何よりも図書館機能の大事な部分であります。


 教育長にお尋ねいたしますが、今いろいろと申し上げたように、現在の建物を生かしての機能拡張と図書機能の充実が図れるのか。あるいは、財政的な問題が課題になると思いますが、これを考慮しないで、教育長の立場としては、あるべき図書館はどうなのか、その見解について伺います。また、駅前および北部地域の位置づけについてのお考えについても伺います。


 また、さきに述べました、きのうの廣實議員の質問に対する答弁でもありましたように、大型児童センターの一部を図書館施設の一部を利用するということとなっておりますが、この点についての答弁もあわせてお願いいたします。


 次に、市の図書館の整備についての課題は検討されているとおりでありますから、同じことについて、市の財政を含めて、市長に、この図書館についてのお考えを伺います。


 後段になりますけども、私は今日まで学校施設の耐震化を最重点課題として取り組んでまいりました結果、守山中学校の改築をもって、一定のめどがついてきております。市民の文化施設として不可欠な図書館の施設を、快適でゆとりのある利用しやすい施設にすることも、「住みやすさ日本一」の一つの要件かとも思っています。賢明な見解をお示しされることを期待して、私の質問といたします。


○議長(田中国夫) 市長。


                〔市長 宮本和宏君 登壇〕


○市長(宮本和宏) それでは、ただいまの本城議員の図書館に係ります御質問について、お答えを申し上げます。


 現在の図書館は、開館当時と比べまして、市の人口の増加に伴いまして、利用者数もふえ、また、市民ニーズも多種多様化をしておりますことから、確実な資料提供や市民の文化・芸術活動を含んだ、生涯学習活動の場となるには、狭隘であり、機能的にも不足をしていると認識をしているところでございます。


 市民の文化・芸術の拠点として、図書館を整備することは、私の就任当時からの課題というふうに認識をしております。議員も御指摘のとおり、財政的にも学校施設の耐震化を最重点課題として、これまで取り組んできておりますし、また、これまでは図書館整備の国の補助制度がなく、整備がなかなか難しい。こういった状況でございました。


 先ほど御指摘をいただきました、今、図書館の駐車場として目田川河川公園の駐車場を活用しているということにつきましても、図書館自体の補助制度がなかったということも一つの要因であるというふうに考えているところでございます。


 しかしながら、ことし1月に、国土交通省の地方都市再生リノベーション事業、こういうものが立ち上げられまして、この補助対象に図書館整備も新たに加えられました。これにより、補助率が2分の1で、財源確保が見込まれますことから、今後、市の財政計画と整合を図る中で、充実に係る検討を進めていきたいと、このように考えております。


 現在、図書館のこの充実の検討につきましては、図書館整備基本計画検討委員会の中で御議論賜っておりますが、その中では、1つには、図書館の不足している資料を充実させ、蔵書をふやし、くつろいで本を読めるスペースや調べ物をする学習席を確保すること。2つには、図書館の本やCD、DVDなどを活用した文化・芸術活動を支援するための多目的なスペースを確保すること。3つには、児童生徒の活動となる場を図書館で確保することにより、児童生徒が一層利用することが見込め、相乗効果が生まれること。4つには、目田川河川公園や成人病センターからのアクセスを考慮し、誰もが気軽に来館できる環境を整備し、目田川河川公園に面した快適な閲覧スペースを確保すること。5つには、駅から市民運動公園までの川に沿った回廊を意識し、公園・病院・図書館が一体となった魅力的な空間とすること。こういったことにつきまして、先ほど申し上げました検討委員会の中で、外部委員も交えて議論をいただいているところでございます。


 今後におきましては、先ほど申し上げましたように、機能を実現するために必要な整備内容を精査いたしますとともに、必要な整備費用を算出する中で、基本的には現図書館の増築・改修を進めるべきであると考えているところでございますが、現在の場所で建てかえた場合の試算も含めまして、議員の皆様にしっかりと比較提示をいたしまして議論させていただく中で、今後の方向性を見定めてまいりたいと考えております。


 いずれにしましても、本城議員御指摘のとおり、本市の住みやすさをより一層引き上げる大きな機能として、この図書館というのは期待されることから、ともに議論をしっかりさせていただく中で、すばらしい図書館の充実を図っていきたいと、このように考えております。


 以上、私の答弁とさせていただきます。


○議長(田中国夫) 教育長。


               〔教育長 上路 博君 登壇〕


○教育長(上路 博) それでは、本城議員の御質問、図書館について、お答えを申し上げます。


 まず、図書館の果たす役割は、市民の皆様に本や雑誌などの資料を提供することで、市民生活に役立ち、そして人々の暮らしを豊かにしていくこと。また、子ども読書活動を推進し、子どもたちが本を読むことで知識をふやし、心を育て、物事を判断する力を養うことでございます。そのためには、図書館は多種多様な資料が充実していることが、一番大切でございます。


 図書館のあり方につきましては、これまでいろいろな場で議論をいただき、最終的には議員の皆様は平成23年12月の文教福祉常任委員会において、今後の図書館の充実方法といたしまして、現在の図書館に機能を集中させ、蔵書をふやし、市民への資料提供を確実にする。また、増築によって足りない機能、スペースを確保し、市民の居場所となるようにする。子育て世代が増加している駅周辺、北部には、小さなころから本に親しみ、豊かな心を育てるために、絵本を置き、読み聞かせができて、親子が触れ合えるコーナーを設ける。そういう方向でお示しをして協議をさせていただいておりました。


 なお、今年度は、今、市長答弁にございましたように、図書館整備基本計画検討委員会を立ち上げて、土地取得のための準備経費をお認めいただき、事業を進めているところでございます。


 それでは1点目の現有の建物を生かして図書館の機能拡張と充実が図れるのか。あるべき図書館の姿はどうなのかについて、お答えを申し上げます。


 最初に、議員御指摘の駐車場につきましては、現在、図書館専用の駐車場ではございません。目田川公園や大型児童センターの整備に合わせて、共用する形で有効利用を図っているものでございます。しかし、行事が重なるときなどは、駐車場が不足するという状況でありますが、近隣の用地を取得できる見込みとなりましたので、駐車場台数が増加する予定でございます。


 次に、あるべき図書館の姿でございますが、現在の開架・閲覧スペース、いわゆる図書館のあそこの部分ですが、不足している課題を解決し、ゆったりと本を読むスペースや、あるいは調べ物をする、学習するスペース、あるいは、今、書庫がかなり狭いですけど、書庫数の確保が必要であると考えております。


 また、今、隣接する自然豊かな目田川の立地を生かして、そこに本を読むスペースも確保することも大切でございます。さらに、図書館法には、図書館はレクリエーション等にも資するということが記述されておりまして、これらのことから、資料の充実に加えまして、生涯学習の一環として、これらの資料を活用したさまざまな文化・芸術活動を行う場も強化する必要があると思っております。


 このように、図書館を充実することによりまして、より多くの市民の皆様が学びや憩いの場として、利用していただけることが、今、守山の目指すべき図書館になるものと考えております。


 整備の方法といたしましては、現図書館は平成21年度には、耐震補強・改修工事をさせていただいておりまして、まだまだ活用できる施設でございますことから、基本的には現施設を改修・増築を考えておりますが、現在の場所で、さらに新しく建てかえる場合の比較を含め、議員の皆様にお示しもし、議論をさせていただく中で、今後の方向性を見定めていきたいと考えております。


 2点目の駅前および北部地域の位置づけでございますが、先ほども申し上げましたが、平成23年12月の文教福祉常任委員会時、お示ししました中では、現図書館を増築・改修し、充実した上で、駅周辺には子育て世代、駅利用者を主な対象とした絵本、児童書、実用書、文庫本などを置き、北部地域には、子育て世代を対象とした絵本などを置くこととなっています。


 さらに、どちらも親子で本に親しめる読み聞かせコーナーを設置し、予約・リクエスト本の貸し出しサービスなども実施することとなっておりますが、駅前、北部のあり方につきましては、図書館整備基本計画検討委員会で再度、整理し、議員の皆様と議論をさせていただこうと、こう考えております。


 3点目の大型児童センターの一部を図書館で利用することについてでございますが、図書館本来の機能を充実した上で、児童・生徒の居場所を提供することは、以前から中高生の利用が少ないという図書館の課題もございましたので、図書の利用も促進されて、相乗効果が生まれるのではないかと考えております。


 以上3点について、お答えをさせていただきましたことは、この図書館整備基本計画検討委員会で現在協議をしているところでございます。協議の状況につきましては、今後、議員の皆様にお示しし、議論をさせていただき、今後の方向性を見定めてまいりたいと考えております。


 以上、答弁とさせていただきます。


○議長(田中国夫) 21番本城政良君、よろしいですか。


 本城政良君。


                〔21番 本城政良君 登壇〕


○21番(本城政良) ありがとうございます。


 二、三点ちょっともう一度お伺いしたいと思います。


 まず1点目につきましては、今、教育長が答弁いただきました駅前、北部のあり方の課題でございますが、このことについては、検討委員会で検討中ということでありますが、私ども議会といたしましても、公共施設調査特別委員会を立ち上げますので、その場で広く議員の我々とも議論をさせていただきたいと思っていますが、その点について、お伺いします。


 それから、次に、今の現有施設を基本的には拡張していくというお話なんですけども、今度取得される駐車場面積を合わせても、8,800平方メートル余りだと思うんです。坪数でいうと二千五、六百坪やと思うんですが、この中に2つの建物を整備、拡張して整備するということを想定しますと、非常に面積が、これではちょっと狭いんじゃないかと思います。


 例えば駐車場もおっしゃってますが、今度拡張される駐車場も1,500平米ということは、車1台で大体30平米ほど要りますので、通路等々入れますとね、そうすると50台ぐらいしかふえない。全部、今現有の駐車場を一切さわらず、プラス増加ということだけで、もう百四、五十台にしかならない。だけど、今の建物を拡充していくと、建築面積、いわゆる平面積で相当食い込むはずなので、もう少し現有面積が、駐車場面積が多分減るんじゃないかということを思います。


 それから、図書館というのは、やっぱり高層建物はできない。いわゆる荷重の関係等々ありまして、できないと思うんですよね。ですから、もう平家建てか、地下に書庫をして、平家で開架面積を確保する。いわゆる閲覧スペースを確保する。そういうようなことをいろいろ私、素人ながら考えていきますと、2つの施設を合わせ持つというのは、非常に厳しいのかなというふうに推測いたします。


 したがって、できましたら、私の希望としては、どちらかの施設を切り離してするか、あるいは、もう荷重のかからない施設だけを丸々上にほうり上げてしまうか、何か抜本的な考え方をしないと無理ではないのかなというふうに推測しますので、例えば天井高についても、今の天井高では低い。今は普通はもっと階高は高いです。最初に私が申し上げたように今のそういう増築というのは、財政的な面を考慮しないでフラットに考えたときには、新設したほうがいいんじゃないかという意味で申し上げたんですが、いずれにしましても、将来、一回つくれば長いスパンで手狭であろうがなかろうが、やっぱり使っていかんならん。そういうことを考えたときに、一回の投資を多少かかっても、この際きちっとしようというふうにするか、ずるずると増築をちょこちょこっとしてやっていくか、その選択の問題だと思うんです。


 したがって、その辺をよく考えて、その点、市長にもう一度、改めて検討することも含めて考えられるのかどうか、あるいは、教育長にも、今の児童センター、きのうの廣實さんの健康福祉部理事の答弁からも、これ僕はまず、ちょっと無理かなと思います。ちょっと無理をしてるかなというふうに聞こえますので、この点についても再検討できるかどうか、お答え願います。


○議長(田中国夫) 市長。


                〔市長 宮本和宏君 登壇〕


○市長(宮本和宏) ただいま図書館にかける本城議員の思いをお聞かせいただきまして、ありがとうございます。


 今いろいろおっしゃっていただいた点は、ごもっともな点もたくさんございます。我々、今は必要な機能というのを、まず整理をして、それぞれどういう面積が必要なのかという、まだそういう議論をしてる段階でありますので、どういうふうにそれがおさまるのかというのは、これからしっかり詰めていく段階であります。


 議会においても、公共施設の整備に係る特別委員会をつくっていただきました。そういう中で、決して現行の図書館の施設がそれほど、もう使えないというところまで老朽化をしていないという状況の中で、現実的には増築というのが筋じゃないかと思っておりますが、長期的な財政負担も含めて、先ほど答弁もしましたように、建てかえた場合はどうなのかということもあわせて、しっかり情報提供する中で、まず特別委員会でもしっかり議論をいただきたいと思っております。


 決して行政先行ではなく、これは本当に市民の、まさしく夢、またその思いを持ってつくれる施設でありますので、ぜひそういう方向で前向きな議論を重ねていきたいと、このように考えております。よろしくお願いいたします。


○議長(田中国夫) 教育長。


               〔教育長 上路 博君 登壇〕


○教育長(上路 博) 本城議員の再質問について、お答え申し上げます。


 まず1点目の駅前と北部のことにつきましては、当然この検討委員会でした部分を、また議員の皆様と一緒に協議をさせてもらおうと、こう思います。


 そして、2点目の、まず駐車場をこうしても狭いのではないかという問題につきましては、今まで市民の皆様にとりまして、この図書館は、大体真ん中にあって愛着がある、そしてまたいろんなアクセスもいいという部分がございます。そのあたりで、基本的には、先ほど申し上げましたように、増築・改修と踏まえて検討していく。そして新しく建てるというのも検討していきたいなと考えております。


 そしてから、今の平家でいく。3階建ては無理ではないかなという、そういうことにつきまして、今のこの場所で検討をさせていただけるとありがたいなと思います。今どうするかはもう少し、図書館整備検討委員会でやっておりますので、そこで出てきた案を、議員の皆様に示していきながら、議員の皆様とよりよい方向に進めていけたらと、こう考えております。


 実は、都市再生のリノベーション事業の対象が、今、図書館になったということで、その場所での、いわゆる増築とか建てかえでこの事業が使えるということで、ほかの場所は何かちょっと使えないみたいですので、今の場所でそういうことも含めて、議員の皆様としっかりと検討させていただき、そして、今まで親しまれた図書館でございますし、また、図書館協議会の皆様方やいろんな方は、今のこの場所がよく親しまれて、「これを充実してや」ということも声も聞いておりますので、そこら辺も踏まえながら、しっかりと議員の皆様とよりよい図書館になるように、議論をさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


○21番(本城政良) ぜひよろしくお願いします。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) ただいま議長の許可をいただきましたので、通告に基づき、一般質問を2件させていただきます。


 まず1件目は、守山中学校の改築に関してです。


 守山中学校は、昭和37年に湖南中学・三和中学・明富中学の3校が統合されて発足し、当時、市内中学生の全てが通学した大規模中学校でした。ここにいらっしゃる方も多くがその卒業生であり、さまざまな思い出、そして愛着のある場所であることが推察されます。私自身はその範疇ではありませんが、PTAとして50周年記念事業の実行委員を務めさせていただき、記念誌づくりなどを担当し、その歴史と伝統の一端に触れることができました。


 現校舎は、開講当時のままの建物であるため、老朽化が進み、耐震化対策もあり、昨年度、改築に向けての事業がスタートしたことは皆様御承知のとおりであります。この事業を進めるにあたっては、技術的に最適な設計提案を採用するという目的のもと、コンペ方式が採用され、全国からの予想をはるかに上回る109作品の応募があり、一次選考、二次選考を経て、最優秀作品が選ばれ、現在、基本設計から着工への段取りに向かって進んでいるところです。


 公開プレゼンテーションや市民アンケートの実施、模型の市内循環展示など、市民を巻き込むための工夫が随所に施され、市内外からも注目される画期的な取り組みであったことは大いに評価されるべきだと考えます。


 一方、守山では前例のない取り組みであっただけに、「教育施設にコンペ方式がそぐうのか」、「デザイン優先で使い勝手や機能面が犠牲になるのでは」、「本当に現場の声が反映されているのか」といった不安の声が聞かれるのも事実です。


 今回の取り組みを、市長がおっしゃるような今後の目指すべき教育施設のあり方を体現する施設へとつなげていくためにも、この事業の成果と課題、そして展望を論点を整理しながら検証してまいりたいと考えております。


 まずは、今回最大の特徴であり、また、浮気保育園改築事業でも採用されているコンペ方式ということについて、お伺いいたします。最近は、教育施設においても採用例が多いプロポーザル方式ではなく、あえて発注者、設計者双方の労力、経費、時間の負担が大きいとされるコンペ方式とした理由について、教育部長にお伺いいたします。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) それでは、小川議員1点目の御質問、守山中学校の改築について、まず、コンペ方式を採用した理由について、お答えをいたします。


 プロポーザル方式は、最も適した設計者を選ぶ方式であり、一方、コンペ方式は最もすぐれた設計作品を選ぶ方式でございます。守山中学校の改築につきましては、守山の風土や景観にふさわしく、守山中学校の伝統・文化に配慮した学校づくり、教育環境の質的向上が図れる学校づくり、環境を考慮した学校づくり、経済性や効率性、維持管理の容易性等に配慮した学校づくりの4つの基本方針としており、その方針を満たすため、改築に係る要求水準をお示しし、技術的にも適切な設計を採用したと考えたところでございます。


 また、この施設は、将来にわたり市民に愛着を持たれる施設となることを目的としておりますことから、市民に図面や模型といった具体的に目で見て理解いただける、設計提案をいただけるコンペ方式を採用したところでございます。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) 御答弁ありがとうございます。


 ただいまの答弁から考えますと、このコンペ方式とプロポーザル方式の一番大きな違いは、実際の現物に近いものを市民の方に見ていただいて、より市民とともにつくり上げることができるというところが、一番のメリットであったというふうに、私のほうで理解させていただきましたが、その理解でよろしいでしょうか。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) そのように考えております。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) では、後にもこの点については触れさせていただきますが、続いて、次の論点に移りたいと思います。


 実際の設計段階についてということで、選定段階で提示された、このプランのほうから、実際の工事に反映される設計を、現在、作成中でありますが、その際には、きめ細かな修正がなされたと聞いております。コンペ方式で、先ほど問題点として挙げさせていただきました「本当に現場の声が反映されるのか」という危惧に対して、その際、先生や生徒、地域の声が、実際の設計の段階でどれだけきめ細かく反映されたということかを、確認の意味も含めて教えていただけるでしょうか。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) それでは、設計の際にということでございます。教職員や生徒、地域の意見がどれだけ反映されたかということでございます。


 本年、3月から5月までに、教職員を対象に2回、生徒を対象に2回、保護者を対象に2回、地域住民を対象に3回、合計9回の説明会を開催し、取り組み概要、および設計提案の趣旨を御説明し、意見の聴取を行いました。結果、平面の計画におきまして、特別支援学級や通級指導教室の位置、トイレの位置や数、教育相談室の位置や大きさ、また、緊急車両のアプローチ等について、利用者観点から御意見をいただき、よりよい設計にするよう努めております。


 そのほかにも、理科室、音楽室など特別教室につきましては、教科を担当する先生方から、備品を含めた教室のレイアウトなどについてヒアリングを実施し、また、校長先生とは随時意見交換を行います中、利用者の使い勝手を考慮した設計となるよう、取り組んでおります。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) ありがとうございます。


 かなりいろいろな、配置であったりとかトイレ設備の数など、きめ細かく実際の先生方の声、生徒の声を反映していただいたということが確認できたかと思います。ここまで一生懸命、実際に反映させていただいたんですが、これから実際の工事に入るにあたり、さらにさまざまな課題に直面するということが想像されます。


 前回、委員会だったと思うんですが、コンペ選定委員が、そのまま建設委員会となり、同じ委員で完成までの進行をきちんと監視していきたいという希望があって、それが設定されたということを聞きました。この建設委員会のまた役割、現在までの会議状況などについて、お伺いいたします。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) それでは、建設委員会の役割などについて、お答えをいたします。建設委員会につきましては、本年6月7日に設立し、コンペ審査委員会において選定されました設計提案の内容が、設計および建設団体におきまして適切に反映されるよう、また、課題が解消されますよう、専門家、地域住民、教職員の立場より技術的な指導、支援をいただく役割を担っております。6月7日に第1回を開催したところでございます。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) 建設委員会のほう、6月7日に第1回目が開催されたということで、そのときにさまざまな説明がなされたかと思います。実際のその建設委員の方々から、そのときの会議で出たような意見であったりとかいうものが、もし具体的にあるようでしたら、今わかる範囲でお答えいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) 第1回目につきましては、今日までコンペ審査委員会ということで、いろいろと取り組んでいただきまして、コンペ審査委員の皆様方のほうから、今後の設計でありますとか、先ほどお答えしましたように、工事の段階でも私どもがかかわる責任があると、こういう御提案もいただきましたものですから、私どももこの施設をよりよいものに完成していくという視点から、ぜひ検討委員会の設置ということで、取り上げさせていただいたものでございます。


 第1回目につきましては、まずは建設委員会の大きな趣旨ということで御確認をいただきますことを、加えまして、一部、先ほども申し上げました平面の計画ということも出ておりましたので、そのあたりについても、少し報告はさせていただいたということでございます。


 今後、設計をまとめていく段階にありまして、さらなる御指導と御助言をいただくというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


 こうした建設委員会というものにつきましては、コンペということで終わるということではなくて、最後の完成まで審査いただいた方が最後まで見ていただけるということで、類を見ない委員会ということでございますので、今後もよろしくお願いしたいというふうに考えてございます。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) ありがとうございます。


 皆様、コンペで選ぶだけで終わるのではなく、きちんと完成までにかかわっていただけるということで、まさに先ほどありました思い、そして、夢が込められた校舎になっていくのではと期待されると考えます。


 では、続きまして、工事段階での対応について、お伺いいたします。


 現在、仮設校舎建設、運動場がどこまで使えるかなどの調整が進んでいるかと思います。特に、運動場に関しては、整地などの関係で、予定よりも時間的、場所的制約が出てくる可能性が高く、体育大会や今年度総体準優勝に輝いた部活動にも影響が出ることが危惧されております。その際の市民グラウンドの利用についても、なかなか中学校優先というわけにはいかないのではないかという危惧も出ております。


 これだけの大規模な工事、ある程度の制約はいたし方ないとは思いますが、子どもたちのためには、その影響を最小限にとどめることが行政の役割だと考えます。仮校舎の教室数の確保、運動場の確保、また、市民公園利用の調整といった課題の把握状況と、その具体的な対策について、お伺いいたします。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) それでは4点目で、工事段階ということで、仮設のことについて、御質問いただきました。現在、設計を進めている中で、工事期間中の生徒の良好な学習環境につきまして確保できますよう、また、影響を最小限にとどめるよう、仮設の計画を現在、検討している最中でございます。


 なお、運動場につきましては、仮設計画を検討します中、隣接します市民運動公園等の代がえグラウンドの一時的な利用も含めて、配慮をしてまいります。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) この問題の中で、特に運動場の確保ということは、かなり問題になってくるのではないかと考えております。市民運動公園の利用についてということなんですが、仮校舎建設が始まる来年1月から、校舎解体が完了する9月までだと私は理解しておりますが、物理的にどう考えても、やっぱり運動場は足りなくなるのではないか。その際には、この市民運動公園の利用を、部活ということでも、どうしても具体的に使っていかなければならないのではないかと考えております。


 ただ、今、一応「配慮してまいります」という御答弁はいただきましたが、もう少し具体的に、この運動公園利用について、お考えが、また方針があるようでしたら、お伺いしたいと思います。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) 仮設の計画につきましては、先ほども申し上げましたように、現在、検討しているところでございます。工事中につきましては、グラウンドの面積ということが縮小することになりますので、少し御迷惑をおかけしますけども、その不足分につきましては、隣接する市民運動公園のほうを利用できますよう指定管理者であります文化体育振興事業団との協議を行い、できる限り確保できるよう調整をしてまいります。


 そうした中で、特に体育大会でありますとか、本番の練習、また春季の大会等、直前の部活動につきましても、優先的に利用できるよう、協議をしてまいりたいというふうに考えてございます。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) ぜひとも、やっぱり運動場の確保ということでお願いできたらと考えております。


 今、運動公園を実際に使っている方への配慮も、もちろん必要だと考えますが、実際、期間限定であって、子どもたちということで、できれば粘り強く交渉していただいて、確保のほう、よろしくお願いいたします。


 それでは、続きまして、6月議会終了後に配付されました、この守山中学校校舎改築基本設計・実施設計委託業務コンペ作品集について、お伺いしたいと思います。


 最初に見たとき、正直、こんな立派なものが必要なんだろうかという素朴な疑問を持ちました。これに関しては、もちろん賛否両論あるかと思いますが、同じような感想を持った方も、一定いるのではないでしょうか。この冊子の目的、そして費用のほう、そして配布先、また今後の活用方法などについて、まずお聞かせいただけるでしょうか。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) それでは、コンペの作品集について、お答えをいたします。


 今回のコンペにつきましては、大変短い間だったんですけれども、全国から109者という多くの方から提案をいただいたところでございます。各提案者の尽力によりまして、豊かな教育空間のあり方、建築と自然環境と景観との関係、地域社会と学校とのかかわりなど、新たな学校建築のあり方に対する貴重な示唆が得られたことは、非常に価値があることと考えてございます。


 今回のように、多くの設計者からアイデアを、設計提案として無償で提供いただくコンペの場合に、提案を作品集としてまとめ、提案者および関係機関に配付することが一般的に実施もされており、慣例ともなっているところでございます。


 さらに、高い透明性や公正性を確保する中で、設計者を選定した過程を、内外に伝え、市としての説明責任を果たす必要がありますことから、作品集を作成したものでございます。


 費用につきましては、今回の設計に係る一連の経費といたしまして、設計委託料の中から193万円を支出し、400冊印刷したところでございます。配布先等につきましては、国、県および国立・県立の図書館等、官公庁、行政庁および各提案者ということになってございます。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) ただいまの答弁で、一応こういうものをつくるのは一般的で、また慣例となっているとお伺いいたしました。確かに、例えば建設業界であったり一般企業ではそうかもしれませんが、市民の税金を使い、かつ教育施設であるということを考えると、やはり一般市民感覚からいうと、一般的で慣例というのは、若干かけ離れた印象を受けてまいります。その点に関して、いかがでしょうか。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) 先ほども御説明申し上げましたように、設計の一連の行為の中の必要な、経費に係ります仕事だと考えております。実際に設計を作成するとなりますと、かなりの経費、労力等も要るわけですけれども、今回、このコンペ方式によりまして、先ほども申し上げましたような、すばらしい設計提案が109者から提案されまして、すばらしい作品を選定いただいているということを思いますので、設計の仕事をしていくうちでは、その一連の行為の一つの経緯というふうに考えてございます。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) これが1冊5,000円。高いか安いか、その考えは人によって違ってくるかと思います。こちらのほう、今400冊作成してということをお伺いいたしました。私が聞いたところによりますと、200冊は関係機関に配布して、まだ半分近く170冊がまだ在庫として残っていると聞いております。こちらを今後どのように、じゃあこれだけお金をかけて、すばらしい作品集ができたということで活用していくのかということについて、具体的に何かありましたら、お聞かせいただけますか。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) それでは、具体的にはということでございましたけれども、今ちょっと考えておりますといいますか、今後の作品集の活用ということにつきましては、中学校の建設につきましては、この仕事が今始まったばかりでございます。この冊子につきましては、守山市の取り組みを広く広報していくという目的で作成しているものでございますから、今後、施設が完成するまでには随分時間も、また期間もございますし、そしてさらに完成後につきましては、より多くの視察の方が見込まれるというふうにも予測もいたしますので、その際にしっかりと活用し、広報してまいりたいというふうに考えてございます。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) ぜひともこれは活用していただきたいと思いますが、ただ、今、「またいろんな視察の際にも」と、これから渡していきたいということもおっしゃいました。これ、作品集ということになっております。研究者や専門家のための限定されたものになってしまうのではないか。専門学校がつくったものなら、それでもいいと思うんですが、例えば、自分自身が行政視察で他市に訪れて、これをいただいた場合、じゃあこういう視察の際、何が知りたいのかということに関しましては、作品というよりは、例えばこれを決めた過程、そして手法、そして、先ほども出ておりました、どのようにして市民の方、いろんな方を巻き込んでいって、先生方の意見を反映させていったのかということこそが知りたいのではないかと思います。


 また、こちら、先ほども伺いましたが、設計段階ではかなり修正を重ねられているということをお伺いしました。これが実際の建築になってくると、恐らくもっとさまざま変わってくることが出てくるんだと思いますので、その過程と、例えば最終完成した実物ですね、どういうふうに取り組んで、こういう建物ができたのかということをきちんと一連の流れで紹介してこそ、やはり資料としての意義があるのではないかと考えております。


 これが最終的に、完成した、竣工した暁に、またそれを実際使ってみて、いろんな暁にということでは、何かやはり、ここまでのものを途中段階、まだ途中段階だと思うんです、これは。つくったからには、やはり最終のものも必要かと思いますが、何かそういったものをきちんとした形でつくられるという予定はございますでしょうか。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) 御意見いただきましたように、守山中学校の建設事業が完成いたしました暁には、完成までの経過をしっかり踏まえた報告書というものは大切だと、重要であると考えてございます。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) ぜひともその点、お願いしたいのと、その際には、やはり先ほど答弁でもおっしゃいました透明性ですね、どうやって決めたかということに関しまして、この資料のほうでは、例えば最終段階でどのように決めたとかいうことが余り詳しくは述べられておりません。最後の最終プレゼンから、その最終を決めた過程、そういうことにつきましても、例えば公開できる範囲でいいので、また含めていくなど、検討いただければありがたいなと考えております。


 それでは、続きまして、竣工後、想定される課題への対応についてという段階のことをお伺いしたいと思います。


 中心市街地活性化事業の一環として建築された守山小学校・幼稚園の例でも、実際に使ってみると、幼稚園の丸い窓は、見た目はかわいいが開閉できず風通しが悪い。吹き抜け部にロープとネットを張っているといったふぐあいが生じています。今回の守山中学校に関しましても、例えば、特殊な形状の屋根の雨音対策。そして、先ほどもトンネルの落下事故でありました、このつり屋根というものに関しての強度、素材の強度、水たまり、メンテナンスなどは大丈夫なんだろうか。また、大きなガラス部分からの直射日光や温度管理は大丈夫なのか。外とつながっていない中庭が4カ所あるが、冠水などはしないのか。市民との交流スペース、コミュニティースペースが設置されているが、実際の運用はセキュリティーとのせめぎ合いになると考えられる。きちんとこのスペースを活用するためのビジョンはあるんだろうか。今回提案されているクールトレンチという仕組みだが、本当に風を呼び込んで室内を快適に保つことができるかは完成しないとわからないのではないか。その効果がシミュレーションどおりにいかない場合の対策は想定しているのか。冷暖房効率が悪そうなデザインでもあり、昨今の酷暑を鑑みると、今後エアコン導入の話が出た際などに困るのではないか。こういった危惧が既に聞かれます。


 子どもたちによりよい教育環境を切れ目なく提供するためにも、いざふぐあいが起こってから、「さて、どうしよう」ではなく、想定されるものは、ある場合にはある程度の対策も含めて、あらかじめ考えておく必要があるかと思いますが、いかがでしょうか、お考えをお聞かせください。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) それでは、工事竣工時に想定される課題への対応につきまして、現在は、その対応について検討を進めているというところでございます。


 まず、屋根でございますが、屋根の雨音につきましては、静粛性の高い金属板ふき工法の選定で十分な静粛性を確保できるよう検討しております。また、水たまりにつきましては、勾配および余裕のある排水計画により発生の抑制をいたします。また、屋根の強度につきましては、構造計算上、問題がございません。最後に、屋根のメンテナンスにつきましては、雨どい掃除に屋根に登れるような仕様にするなど、維持管理が容易にできるよう、今現在、検討をしているというところでございます。


 次に、校舎外壁にあるガラス面からの直射日光と温度管理ということにつきまして、彩光のシミュレーションを行いまして、年間を通して直射日光が室内に侵入しないよう、ひさしやルーバーを設置し、温度上昇を抑える設計の工夫を検討しております。


 次に、中庭の冠水対策につきまして、地下にピットを設け、先日の名古屋での1時間110ミリの局地的な大雨にも対応できるよう、屋外に排水できるよう検討をいたしております。


 次に、コミュニティースペースにつきましては、コンペ提案のときに要求水準におきまして、校舎全体にわたり生徒が人間関係を形成しやすく、ゆとりと潤いのある豊かな空間を創造するように、また、子どもたちが地域コミュニティーと密接に交流することを掲げておりましたことから、提案をいただいたところでございます。実際の運用における外部からの不審者対策といたしましては、学校玄関へのインターホンの設置や防犯カメラの設置により、セキュリティーを確保してまいりたいと考えてございます。


 また、コミュニティースペースの具体的な活用につきましては、PTA役員の皆様の会合であったり、また、その他詳細につきましては、今後、学校側と協議して取り組んでまいりたいと考えております。


 最後に、クールトレンチでございます。クールトレンチにつきましては、外気に比べて夏涼しく冬暖かい地中熱を利用して、室温調整を行う仕組みでございます。外からの空気を校舎外にある2カ所の取り入れ口から取り込み、校舎床下のトレンチという細長い空間を通し、地中熱との温度差を利用し、夏は暑い空気を冷やし、冬は冷たい空気を暖めて、全教室に供給しようとするものでございます。


 守山中学校では、トレンチ内を最低でも50メートル以上通るようにしており、また、送風ファンより床下から各教室に導くこととしておりますことから、想定した機能が発揮できるよう、シミュレーションを行い、現在も検討しているところでございます。


 また、エアコンの導入が計画された場合はというお尋ねでございましたが、クールトレンチを活用した対応ができるよう、検討もしております。


 なお、最後になりますけれども、御懸念いただいております想定される課題につきましては、コンペの審査段階からも一部御指摘もいただいております。設計業者に対し、しっかりと指示をし、適切に解消できるよう対応を求めていますとともに、建設委員会で設計および建設段階においてチェックをいただくなど、想定される課題にしっかりと取り組んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) 確かに私たちも建築に関しては、委員さんも含め、素人であります。地域の方たちの委員という意味ですね。その専門家が大丈夫だと言われると、もうそれを信じるしかないという側面はあります。ただ、これを実際にやってみて違ったことがあるなら、きちんと対応ができる体制は想定しながらお願いしたいと思います。


 その中の一つといたしまして、クールトレンチ、これは最近ほかの学校などでも実施されている例があるかと伺っております。職員さんもそこに見学に行ったという話も聞いておりますが、そのときの状況ですね、実際どうだったかというところが、もしわかるようでありましたら、わかる範囲で教えていただけないでしょうか。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) 近江八幡市の島小学校のことかと思うんですけども、先日、私どもの次長以下担当を含めて、現地のほうを視察させてもらってきました。規模的に守山中学校ほど大きくございませんので、そのクールトレンチの長さもちょっと短かったということを聞いておりますけども、外から入った瞬間には、やっぱり冷やりとしたというような感想も聞いておるところでございます。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) 確かにこのシステムで、何度か、二、三度ぐらいは下げることができるのではないかというシミュレーションも伺っております。37度の外から入ったら35度でも、確かに冷やっとするかと思いますが、これがやはりずっと中にいると、またそれはそれで暑く、人間って感じるものだとは思います。まさにこれも使ってみないとわからない部分もあるかと思います。


 先ほども申しましたように、じゃあ次、この酷暑の中、子どもたちの健康面でもエアコンを、じゃあ導入しようということになった場合、例えば守山小学校などでも、その配管のためのスペースは設計の中でもあけてあると聞いております。今回に関しては、先ほど答弁にもありましたクールトレンチの排気のスペースを利用するという話がありましたが、そこがさまざまな、このエアコン導入の際にもかなり有効に活用できるということで、よろしいんでしょうか。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) 一つの考え方でもあるんですけれども、先ほどお答えしましたように、仮に各部屋にエアコンということになりますと、各教室にエアコンを設置ということになるわけですけども、クールトレンチということで、それを利用しますと、各教室に風を配送するという、送るという仕組みは既にできておりますので、地中にエアコンのような設備を設置すると、イニシャルコストやランニングコスト等が少し抑えられるのではというふうに考えてはおりますが、そういう工夫も検討していこうというふうに考えてございます。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) ありがとうございます。


 このクールトレンチを活用して、もしエアコン導入という際にも、より効率的なエアコンができるのではないかということのお考えだと思います。環境モデル都市の構想などでも、キャッチフレーズの1つにもあります「我慢するエコから楽しむエコへ」ということで、エコも守りながら、やはり快適な教育環境をぜひとも整えていただけたらと考えております。


 先ほど確認させていただきました、今回の守山中学校改築事業の一番の意義は、最先端のデザインや技術ではなく、市民に公開し、透明性を確保し、生徒も含めた市民参加でつくり上げたということだと確認させていただきました。この試みを一過性のパフォーマンスで終わらせることなく、ぜひとも継続して市民へ情報提供や参画していく工夫をしつつ、子どもたちが過ごしやすく、先生方が使いやすく、地域の方々に親しまれる、まさに50年後まで愛情を持って皆さんに愛される、誇れる校舎にしていただきたいと思います。


 それでは、2点目の質問に移らせていただきます。


 前段でも触れましたが、現在、待機児童への有効な対策として、浮気保育園の改築事業が守山中学校と同様のコンペ方式で進んでおります。この8月23日に公示され、問い合わせも多数入ってきていると聞いております。予算規模としては、守山中学校の約5分の1と、かなり小さくなりますが、それだけに地元事業者の参入なども期待されるところです。


 選定委員会も既に予定より多く2回開催され、活発な意見交換がなされたと聞いております。ぜひとも先生、保護者、地域、みんなでつくり上げる、愛される保育園にしていただきたいと考えております。守山中学校のコンペ事業の成果と、そして課題も踏まえて、地域や保護者、先生の声をどのように反映させているのか、こども家庭局長にお伺いいたします。


○議長(田中国夫) こども家庭局長。


             〔こども家庭局長 岩井寿夫君 登壇〕


○こども家庭局長(岩井寿夫) 浮気保育園改築についての御質問にお答えを申し上げます。


 浮気保育園の改築につきましては、施設の老朽化への対応と、狭隘な状態を改善することとあわせまして、課題でございます待機児童の解消を図るべく、コンペ方式を採用する中、園舎の改築に係る基本設計および実施設計業務の取り組みを進めているところでございます。


 御質問の地域や保護者、先生の声をどのように反映させているのかについてでございますが、今回の審査委員の構成につきましては、建築、景観の専門家4名のうち3名を守山中学校での審査委員の経験を生かすため、引き続き任用するとともに、地域、保護者会、現場の保育士から6名を任命し、審査委員11名のうち過半数を占める委員構成により、地域、保護者、現場の声をより反映できる環境に努めております。


 また、改築に係ります基本理念や基本方針、施設の要求水準書などの作成にあたりましては、保護者会が実施されましたアンケート結果や、要望事項の一部を盛り込む中、基本設計および実施設計業務委託の実施に係る公告を行ったところでございます。


 今後におきましても、皆様方のお声をお聞きする中、守山市における保育園整備のあり方を市内外に広く示すモデル性を持った象徴的な保育園の整備を目指したいと考えております。


 以上、答弁とさせていただきます。


○議長(田中国夫) 2番小川泰江さん。


                〔2番 小川泰江君 登壇〕


○2番(小川泰江) 先ほどの守山中学校の審査委員の中には、なかなか保護者代表という方が含まれておりませんでしたが、今回、保育園のほうでは保護者代表で3名ほど含まれていると聞いております。また、ここにも書いてありますように、11名のうち過半数が地域保護者、現場の声を反映できる環境ということで、ぜひともそのあたりは吸い上げながら、よりよいものをつくっていただけたらと思います。


 実際にでも、きちんとこれらの声を、要求水準のほうに反映させて仕様書をつくられているということを聞いております。でも、実際提案された設計が、その要求水準を本当に満たしているのかどうか、先ほども申しましたが、なかなか専門家の方に大丈夫と言われると素人には判断がつかない場合が多いかと考えます。専門家以外の選定委員さんにとっては、こういった設計に関する業務にかかわることは初めての経験でもあり、責任もあるだけに不安だという声も聞かれます。設計に関してなど、できるだけその方たちにわかりやすい説明を心がけるとともに、この基本設計、実施設計の段階で、守山中学校でもそれはかなり精いっぱいなされておりますが、現場のニーズに即した修正がきくことを、きちんと担保してほしいと考えておりますが、この点はいかがでしょうか。


○議長(田中国夫) こども家庭局長。


             〔こども家庭局長 岩井寿夫君 登壇〕


○こども家庭局長(岩井寿夫) お答えを申し上げます。


 議員仰せのとおり、地域代表や保護者からコンペ審査委員にお願いしております方々の中には、当然のことながら専門知識を持たないことから、判断に迷うような不安をお持ちの方もおられることと思いますので、これまで以上に、各委員に寄り添う中で、丁寧な説明をしてまいりたいと考えております。


 また、今回の公告に合わせて配布をいたしておりますコンペ方式説明書の中では、「当該基本設計、実施設計業務の実施にあたっては、地域住民および浮気保育園振興会等の関係者からの意見を十分に反映するものとする。」と明記をいたしておりますことから、設計業者の選定後におきましても、要望や意見聴取などに努めてまいりたいと考えております。


 以上、答弁とさせていただきます。


○議長(田中国夫) 12番小西孝司君。


                〔12番 小西孝司君 登壇〕


○12番(小西孝司) ただいま議長に発言のお許しをいただきましたので、私は通告書に従い、一般質問を1点させていただきます。


 今、守山市においての危機管理体制の再度の確認をさせていただきます。


 2011年3月11日に、東北地方を襲った地震、大津波、そして福島原発事故は、2年を過ぎても問題ばかりで解決のめどが立っていないのがほとんどで、手つかずのことが多く残っていると聞いております。そして、まだまだ避難生活を余儀なくされ、先の見通しがつかず、避難されている方の中には、もとの生活を諦めてしまって、苦悩の日々を送っておられると聞いております。また、地域によっては、瓦れきの処理は進んでいるものの、復興においてはまだまだ停滞していると聞いております。


 また、この年の9月3日、4日には、台風12号による紀伊半島を中心に甚大な被害をもたらした紀伊半島大水害は、死者、行方不明のほか、住家や店舗、農地などに甚大な被害をもたらした。このような被害を県、市町、関係機関が一丸となって取り組んださまざまな対応や、災害の被害状況に関する記録などの収集整理を行うとともに、紀伊半島大水害の教訓を後世に語り継ぐことが、今後の防災・減災対策に資することが大切と考えますが、しかし、ことし平成25年夏、日本の全国各地で自然災害が勃発、2011年の紀伊半島の大水害の教訓は、果たして生かされていたのか、または、それ以上の想定外の事態が起こっているのか、各地で災害が起こり、その上、大切な人命、財産をなくされています。


 このようなことは、いつ何どき我が身に降りかかってくるか、被害に遭った当事者だけの問題ではないと、住民一人一人が危機管理に対する意識づけが必要であると思います。幸い我が町守山市においては、山がなく、そちらのほうは心配ありません。また、河川の整備も計画的に進められ、河川の氾濫も心配しなくても安心だと思います。それこそ、安全で安心して暮らせる、生活できる守山です。


 しかし、自然災害には、予期せぬ事態が起こり得る、そのような意味で、今、守山市としても、想定外の災害が勃発する可能性があると考えます。災害時における危機管理体制と救助体制、そして、支援体制は、危機管理課よりお聞きしましたが、いま一度、もっときめ細やかな体制をお尋ねしたいと思います。


 特に、重点的にお聞きしたいのは、JR沿線より東側の体制が、今、見えてこないのです。理想としては、有事のとき、守山市指定の広域避難場所に、資機材、食料、飲料等が設置してあって、避難者の受け入れ等がスムーズな形でできるのが一番と思います。しかし、JR沿線の東側においては、資機材は設置されているものの、食料、飲料水は設置されていないと聞いています。災害が発生し、守山が東西分断、JR沿線によってされたと仮定した場合、どのような手だてを打って対応するのかを、危機管理局長にお尋ねします。


○議長(田中国夫) 危機管理局長。


              〔危機管理局長 三品正一君 登壇〕


○危機管理局長(三品正一) 小西議員の御質問、JR東側における危機管理体制について、お答え申し上げます。


 議員仰せのように、平成23年には東北地方を中心に悲惨な災害が発生するとともに、全国各地で局地的豪雨や竜巻等の自然災害が発生し、今なお、そのつめ跡は残り、復興対策に全力が注がれている状況でございます。そうした中で、本市では、災害時における非常用食料や飲料水の確保につきましては、自助のもと、各自がまずは備蓄するよう、防災マップ等で周知を行っているところでございますが、非常時の場合を想定し、本市におきましては、1日分の食料と飲料水を、北部防災備蓄倉庫と守山市コミュニティー防災センターに備蓄し、各避難所へ配送できるように整備しているところでございます。


 また、資機材の備蓄におきましても、市内小学校付近に9カ所や、都市公園等4カ所と南部防災備蓄倉庫(旧女子高跡地)1カ所、あわせて14カ所に小型動力ポンプ発電機などの資機材を備蓄し、各地区で対処できるように整備をしております。


 議員仰せの大規模な災害時に、JR沿線で東西が分断されたと仮定した場合の手だてにつきましては、現在のところ、近隣3市を含む県下13市および他府県自治体との相互応援協定、コンビニエンスストアおよび株式会社平和堂などとの生活物資の調達等の協定、さらには滋賀県の備蓄により対応することとしております。


 なお、琵琶湖大橋取付道路の守山栗東線、通称「レインボーロード」の吉身跨線橋につきましては、滋賀県道路公社が平成8年および平成10年に耐震化を完了し、現在、長寿命化による橋梁補修工事が実施されており、これによりJR沿線で東西が分断されることのないよう、取り組みがなされているところでございます。


 また、現在、JR駅東側における避難所といたしまして、立入が丘幼稚園、立入が丘小学校、ライズヴィル都賀山を指定しており、公共避難場所とあわせて、民間避難場所としてダイハツディーゼル株式会社守山事業所グラウンド、日本バイリーン株式会社滋賀工場駐車場、ワコール流通株式会社日本流通センター南駐車場、各企業の御協力のもと、指定をさせていただいているところでございます。


 今後につきましては、当該場所への食料や飲料水、または資機材の配送が円滑になされる手段について、検討してまいりたいと存じます。


 以上、答弁とさせていただきます。


○議長(田中国夫) 12番小西孝司君、よろしいですか。


 先ほどの本城議員の再質問のうち、図書館とほほえみセンターとの関連についての答弁が抜けておりましたので、教育長より答弁するとの申し出がありましたので、これを許します。


 教育長。


               〔教育長 上路 博君 登壇〕


○教育長(上路 博) 先ほどの大型児童センターと図書館との関係でございますけれども、先ほども申し上げましたように、大型児童センターへ来ている子どもさんが図書館を活用することによりまして、相互に図書館の活用も伸び、そして同じまた、その中で学習もできて、よりうまくいけて相乗効果が出るかなというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


 以上です。


○議長(田中国夫) これをもって通告による発言は終わりました。


 これより、個人質問に対する関連質問を許します。


 なお、質問方式は総括方式とし、発言時間は15分以内であります。また、発言は誰のどの質問に関連してかを明確にしてお願いします。


 質問はありませんか。


 15番小牧一美さん。


                〔15番 小牧一美君 登壇〕


○15番(小牧一美) それでは、私は、昨日の松葉栄太郎議員の質問に対する市長の答弁と、ならびに先ほどの小川議員に対する教育部長の答弁に対しての関連質問を行わせていただきたいと思います。


 昨日の松葉栄太郎議員の税と社会保障の一体改革による市民生活への影響について、市長からの答弁は、例えば医療費の負担1割から2割は、国保の加入者は2,542人ということでした。また、介護保険について、要支援1と2が対象外になるということではなくて、あくまでも介護保険制度の枠内では財源は確保されている。それは地域支援事業に移行するので、地域の実情に応じて、今までよりも多様にできるんだというような楽観的な答弁でした。


 また、特養老人ホームの入所基準が改悪によって変わっていくと、要介護1と2の人たちが入れなくなるということに対しては、新規入所について制限するということであって、今入っている人たちを締め出すものではないので心配ないというようなニュアンスの発言があったことに対しまして、最後に市長は、市民生活への影響について問われたときに、「市民の負担増大は避けては通れない。だから仕方がない」というような答弁だったというふうに思います。


 この税と社会保障の一体改革がされることで、国民の多くが本当に心配をしています。お医者さんに行くのに、1割から2割になるという人たちが2,542人ふえるということをわかっている。ただでさえ今、お医者さんに行くと、医療費が本当に高くて、2回行かないかんところを1回に抑えようかと、財布と相談しながらでないと、お医者さんに行けないという人たちがいる中で、これからますますその心配がふえるということが、今2,542人ということを実際、市長はわかった上で、その増大することもやむを得ないというような答弁をされることについて、いかがなものかというふうに思うわけです。


 もっと市民の皆さんの願いに即した、その願いをどう軽減するかという立場での答弁が必要ではないかというふうに思います。特別養護老人ホーム、今でさえ待機の人たちが何百人というふうにいる中で、今、要介護1・2で入っておられる方で33人です。その人たちは締め出さないけども新たには入れないということについても、心配する発言がないということについては、大変遺憾だというふうに思っています。


 消費税の増税につきましても、市長の答弁は、社会保障のあり方もさることながらと、経済、財政を優先するというようなニュアンスの発言がありまして、消費税の増税についても、国民の多くがとっても心配をしている。とりわけ地域経済は本当に冷え込むのではないかということは、どこからも発言をされているわけで、昨日の市長の答弁については、余りにも市民の生活実感を直視をしない発言ではなかったかというふうに思うんです。


 改めまして、市長としては、仮に国のこの制度改正があったとしても、今はまだ議論の最中なんですから、市長は市民の命と暮らしをしっかり守るというのが市長の役割です。その責任を果たすためにすべきことは、「国がしっかり責任を持て」ということを、地方自治体としては発信をしなければ、国がやることだから仕方がないということで全部、市に覆いかぶさってきたら、市長は市民の命と暮らしを守れない状況になるわけです。


 ですから、きちんと社会保障の改悪による市民生活への影響がこれだけ大きくなるということに対して、市長は市民の生活、先ほど出されたシミュレーションを見たときに、何が困るのか、国がどういう責任を負うべきなのかということを、改めて市長はどのように感じていらっしゃるのか、お伺いをします。


 2点目に、この方向やむなしという市長の立場かもわかりません。しかし、それならば、これに向かっていく国のあり方があるならば、じゃあ守山市はこの困っている人たちがこれからふえるのがわかっているわけですから、他市に先駆けて、例えば特養ホームを整備をしていくんだとか、医療費の負担がふえる方たちに対しては市独自で医療費の軽減を考えていくんだとか、そういうことに向かってシミュレーションをきちんと、施策を展開するというような、積極的な市民応援の施策を打ち出すべきではないかというふうに思うわけです。


 私の質問に変わりますが、私はそんなに大きなことを言っているわけではなくて、せめて他市がやっていることを守山市がやって、それは一面的な見方というふうにおっしゃいましたが、他市がやっていることは市民に喜ばれるからやっているわけですよ。なので、こういう社会保障の改悪が、今まさに始まろうとする前の段階において、守山市は、宮本市長は、本当に市民を応援してくれているんだなと実感が持てるような、それこそ本当に、そこら辺に転がっている小さな要望を実現してくれたとなります。


 きょうの議論で、図書館はずっと前から市民の課題、議会でも何回も取り上げられています。そのことについて前向きな答弁があったことは大変積極的だというふうに思いますが、給食にしても、乳幼児医療費の無料化にしても、コミュニティーバスにしても、そういうことを、市民の暮らしを応援してるという実感できるような施策を、宮本市長が打ち出すべきだというふうに考えますが、いかがでしょうか。


 次、2点目は、教育部長にお伺いいたします。


 なかなか厳しい質問で頑張っていただきたいというふうに思います。私は、コンペ方式につきまして、疑問を持っているものです。先ほどの小川さんの発言では、市民の意見やらが反映する形でよいものをつくっていくという方向の中でコンペ方式を評価をするという発言でありましたが、コンペ方式の危険性というか、私もプレゼンテーションを見させていただいたときに、本当にすばらしい作品ばかりで、日本の建設技術には本当に敬服する感想を持ちましたが、やはりその選定をするときに、珍しいとか真新しい、ハイカラというようなところに目が行って、本当の教育施設としての使い勝手というところを、しっかり吟味することができないような危険性があるというふうに、コンペ方式は思っているわけです。


 確認をさせていただきたいわけですが、先ほど小川さんが、最後の守山中学校の建物が実際つくられたときの心配事を、るる述べられました。そのことに対して、「検討している」ということを教育部長はおっしゃられましたが、先ほど出された心配事というのは、選定時にどれぐらい出されていたのかお聞きいたします。


 もう一つは、コンペのときに、運動場が不足をするということは、その時点できちんと説明をし、対策について、どれだけ説明をされていたのでしょうか。


 3点目は、これを見るときに、先ほどは日光の入ってくるのがないというふうにシミュレーションをしてるというふうに聞かされましたが、これ、壁全部ガラスなので、本当に全部、どこから太陽が差し込むことも、校舎には差し込まないのかということが、本当に疑問なわけです。私ども、かつて学校を建てるとかいうときに、大きなガラスにすると、割れたときにすごく修理費用が高いので、ガラスは小さくするというのが昔の常識だったんですが、これをほとんどガラスなので、その修繕費用、とりわけこの屋根の形状の特殊性、窓枠の特殊性とか、そういうことも含めて、修繕に係る費用についてを、市はどのように考えていらっしゃるのか、その3点について、お伺いしたいと思います。


○議長(田中国夫) 市長。


                〔市長 宮本和宏君 登壇〕


○市長(宮本和宏) それでは、ただいまの小牧議員の、松葉議員の答弁への関連質問ということにつきまして、お答えを申し上げます。


 まず、税と社会保障の一体改革による市民生活への影響ということで、社会保障に関連して御指摘いただいた点について、御説明申し上げます。


 まず、基本的には今後、高齢化がどんどん進んでいくと。これは世界のどの国も体験していない超高齢社会に入っていくという中で、やはり国民が幅広い世代で負担をしながら、しっかり今の社会保障制度を維持していくと、こうせざるを得ない。そういう意味では一部負担が増すということも、そこはいろんな配慮は要りますけども、最終的にはやむを得ないものではないかと、基本的には考えているところであります。ただ、この制度を持続していくと、ここが一番大事だと思っておりますので、まずはそのように、大前提として考えております。


 今、御指摘のありました、まず70歳から74歳、いわゆる後期高齢者の医療費の負担増ということについてでございます。これにつきましては、皆さん御存じのとおり、法律上は今、窓口負担というのは2割になっているわけでございます。ただ、当時の議論の中で、特例措置により1割負担となっているところでありまして、今回の国民会議の報告書においては、世代間の公平を図るために、この特例措置の中止が記載されたというところでございます。


 今回この報告書の中に書かれている内容としては、その経過措置といたしまして、この特例を中止する場合も、新たに70歳になった方から段階的に進めるとともに、低所得者の負担への配慮、こういうものが報告書には盛り込まれると聞いております。また、低所得者の高額療養費の自己負担上限額の引き下げ、これもあわせて行われるというふうに聞いているところでありまして、低額所得者等、そういう負担が本当に大きくなる方については、しっかりと配慮がされるとお聞きをしているところでございます。


 また、今回入った報告書に盛り込まれた中では、私が評価していますのは、いわゆる国保の広域化、都道府県単位の広域化をするということです。これまで本市がずっと要望したものについて、実現されたということについて、評価をしているところでございます。


 こういったように、一定の方向性は出されたわけでございます。今後、国に対して意見はということでございますが、基本的な方向性としては、私は理解しているところでございまして、今後、詳細な制度設計、特にその段階で市民への影響が出てまいりますので、こういったものについては、市としても市長会等を通じまして、しっかりと国に対して言うべきことは言ってまいりたいと、このように考えております。


 また、地域経済の冷え込みということについての御指摘がありましたが、今この冷え込みができるだけ生じないように、国においても十二分な議論がされているところであります。新聞報道を見ておりますと、補正予算で経済対策2兆円なり5兆円、こういった数字も出てきているところでございますので、こういった国の経済対策も踏まえ、また、これまでから答弁をしていますとおり、市としてどんな対応ができるのか、ここもあわせて考えていきたいと思っております。


 また、この社会保障の関連でいろんな影響が出てくることを見据えて、守山としても、特養とそういう施設をどんどんつくっていったらどうかという御提案もありましたが、今回の第5次の介護保険計画、これは24年度から来年度26年度まででございますが、この中で、小規模な特養施設、これは29床でありますし、グループホームの設置、これも3カ所、また、地域密着型の小規模多機能の施設整備、こういう、ある意味先を見越して第5次の計画の中でかなり位置づけをして、前倒しをして整備をしておりますので、こういったことは対策としては講じているというふうに考えているところでございます。


 また、市民の声を聞いてどう対応するか。これについては、基本的に市民の小さな声も、しっかりくみ上げて、市として判断をして対応してきているところでございます。給食のことをそれに合わせてちらっとおっしゃられましたが、給食についてはこれまでどおり考えているところでございますので、以上、私の答弁とさせていただきます。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) ただいまの小牧議員さんからの関連質問に対しまして、少し答弁協議をしたいと考えておりまして、少しお時間をいただきたいので、よろしくお願いしたいと思っております。議長のほうにお願いを申し上げます。


○議長(田中国夫) ただいま教育部長から、答弁に対する時間をいただきたいとの、協議時間が欲しいということで申し出がありましたので、これを許します。


 時間がちょうど12時ということで、暫時休憩の後、再開し、答弁をお願いすると、こういうことで、皆さんよろしくお願いします。


 暫時休憩します。


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


                  休憩 午後0時07分


                  再開 午後1時00分


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


○議長(田中国夫) 休憩前に引き続き、会議を開きます。


 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) それでは、3点のお尋ねのうち、まず1点目にお答えいたします。


 審査委員会におきましても、雨じまいや細部のおさまりなどについて、御指摘がありましたけれども、設計、また施工段階でしっかりと配慮するようにしなければならないというような指摘もいただいているところでございます。このことにつきましては、審査委員会と同じメンバーで建設委員会を設けて、二重、三重のチェックをすることとしております。問題が生じないよう、万全に取り組んでまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。


 次に、2点目でございます。工事期間中の運動場につきましては、授業の支障なきよう、また可能な限り広くとれますよう対応してまいります。また、部活動につきましては、隣接する運動公園を活用してまいります。


 3点目でございます。提案いただきましたパネルの写真におきましては、大きな1枚ガラスに見えますけれども、サッシで細分化されており、また複層のガラスとなっておりますことで、大きく見ますと1枚のガラスについては耐久性がございます。


 以上、答弁といたします。


○議長(田中国夫) 15番小牧一美さん。


                〔15番 小牧一美君 登壇〕


○15番(小牧一美) では、市長に再度お伺いをいたします。


 先ほどの答弁では、社会保障の一体改革は基本的に国の改革について、同じ思いだということを言われたというふうに理解をいたします。


 しかし、市長、今の段階でも、今の社会保障制度、先ほど市長は守山市において、小規模多機能の特養ホーム等、介護保険の計画に基づいて充実をしていく計画だというふうにおっしゃられましたが、今の時点でも充足をしていない。それがますますできなくなる状況にあるというのが、今ここで議論されている内容です。そのことについて、やはり、特養の待機入所希望者だって100人以上ですよね、守山市は。それを先ほど29床がこれから見込まれるとおっしゃいましたが、全く足りない状況がある中で、今後は要介護1・2の人たちは新たに特養ホームに入れないというふうな制度にしていこうということです。


 介護保険についても、先ほど市長は、これは制度を維持していくためのものでやむを得ないというふうにおっしゃいましたが、もう制度維持どころか、国民にしてみたら介護保険て、高齢化社会に対する、その制度をつくることで、広く社会全体で介護を担っていこうという趣旨のもとに介護保険ができまして、40歳以降の人たちについては、介護保険料を一律に払っているわけですが、実際利用するときになったらそれが利用できない状況が、今、広く生まれているにもかかわらず、それがますます利用ができなくさせられるという方向に対して、地方自治体としては、市民の暮らしの実態をつぶさに見る中で、この改悪については、やはり市民の本当に困窮する人たちが出てくるということをしっかり見ていただいて、国にこの制度の改悪について、是とするものではなく、やはり実態を踏まえた意見をきちんと述べるべきではないかということを、市長の意見をお伺いしたいというふうに思います。


 以上です。


○議長(田中国夫) 市長。


                〔市長 宮本和宏君 登壇〕


○市長(宮本和宏) それでは、ただいまの再質問にお答えを申し上げます。


 要介護1・2の方の特養の入所制限にかかわっての話でございますが、介護度は5まであるわけでございまして、当然重度の方が、やはり特養に入るという、そういう政策の趣旨というのは、私は十分理解できると思っております。


 介護度の中でも、軽度の方については、在宅のほうでもしっかり支援できるように、市としては取り組んでいきたいと、このように考えているところでございます。


 以上、答弁とさせていただきます。


○15番(小牧一美) 終わります。


○議長(田中国夫) ほかに関連質問はありませんか。


 21番本城政良君。


                〔21番 本城政良君 登壇〕


○21番(本城政良) 私、図書館のほうから、もう私、質問できませんので、ほほえみセンターのほうから関連質問を1点だけさせてもらいたいと思います。


 きのう、廣實議員のほほえみセンターのあり方の中で、ほほえみセンターがいっぱいやから、文化的な活動については、一部図書館の一部を居場所スペースでどうのこうのという話が出てましたので、このことについては、先ほど私、質問の中で申し上げておったように、そもそもこれ、小さいんですが、この図書館の配置図を見たら、そんなとこに増築して、さらに居場所スペースをつくっていいのか悪いのかという議論を、議員の皆さんも、これ、先ほど私が申し上げたように、特別委員会を立ち上げる中で検討すると、委員会に行って話をしましょうということで、市長が今、約束していただいたので、このことについては、やっぱりせっかくつくるんやったらということなので、この隣接する図書館のこのことについては、私はいかがかなと思ってるんです。このことについて、再度、こども家庭局長に質問をしたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(田中国夫) こども家庭局長。


             〔こども家庭局長 岩井寿夫君 登壇〕


○こども家庭局長(岩井寿夫) 昨日の廣實議員の御質問に関連しての、本城議員の御質問にお答えを申し上げます。


 図書館での年長児の居場所の確保につきましては、昨日答弁いたしました。新たな整備ができますときに、そのスペースを確保していただくように、図書館の検討委員会のほうに、こども部局のほうから申し上げております。


 ただこれも市長が答弁をいたしておりますように、図書館の整備につきましては、議会の皆様方とも十分に協議をする中でということでございますので、必ずしもそれが実現するかというと、協議を踏まえてのこととなりますので、万が一そうなった場合には、他の公共施設等で検討をさせていただきたいというように思います。


 以上でございます。


○21番(本城政良) 結構です。


○議長(田中国夫) ほかに関連質問はありませんか。


 11番澁谷成子さん。


                〔11番 澁谷成子君 登壇〕


○11番(澁谷成子) 私は、小川議員と関連質問の小牧議員の、守山中学校の建設について、確認の意味で質問させていただきます。


 小川議員のほうからは、建設する前からちょっと心配事とか、何かいろいろと、るるおっしゃってましたけれども、その趣旨についてと、そしてその答弁について、また小牧議員のほうからも懸念されること等、質問されておられましたけれども、そのことについて、今、教育部長のほうから審査委員会と建設委員会でしっかりチェックをしていくという御答弁をいただきましたけれども、私たち、常任委員会でもしっかり審議をしたつもりでおりますので、しっかりとまたそこら辺をチェックをしていただいて、しっかりしたすばらしい建物を建てていただきますようにお願いするとともに、継続してチェックをしていただけるかどうか、確認の意味で質問しておきたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(田中国夫) 教育部長。


               〔教育部長 冨田一男君 登壇〕


○教育部長(冨田一男) ただいま御質問いただきました。先ほどもお答えいたしましたように、コンペ審査委員会のほうからも、そういうことについては、しっかり対応しなければならないというところの部分が出ておりますので、そのことについては、しっかり対応して、その結果については、また御報告させていただくということで、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(田中国夫) よろしいか。


○11番(澁谷成子) はい、よろしくお願いします。


○議長(田中国夫) ほかに関連質問はありませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(田中国夫) ないようでありますので、これをもって個人質問を終結いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議第56号の人事案件につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(田中国夫) 御異議なしと認めます。


 よって、議第56号の人事案件につきましては、委員会付託を省略することに決しました。


 これより討論を行います。


 討論はありませんか。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(田中国夫) ないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。


 それでは、議第56号について採決いたします。


 本件は、原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。


                   〔起立全員〕


○議長(田中国夫) 御着席願います。


 起立全員であります。


 よって、本件は、原案のとおり同意することに決しました。


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


  日程第2 委員会付託(認定第1号から認定第9号まで、議第49号から議第55号までおよび議第57号)


○議長(田中国夫) 日程第2、認定第1号から認定第9号まで、議第49号から議第55号までおよび議第57号につきましては、お手元に配付いたしておきました議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会および決算特別委員会に付託いたします。


 お諮りいたします。


 明13日、17日から20日までおよび24日の6日間は休会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(田中国夫) 御異議なしと認めます。


 よって、明13日、17日から20日までおよび24日の6日間は休会といたします。


 なお、14日から16日まで、21日から23日までは、市の休日のため休会であります。


 休会中に各常任委員会および決算特別委員会をお開き願いまして、付託案件の審査をお願いいたします。


 これをもって本日の議事日程は全部終了いたしました。


 来る25日に本会議を再開し、各常任委員会および決算特別委員会の審査結果の報告、質疑、討論、採決および各特別委員会の審査報告等を行います。本日はこれにて散会いたします。


 御苦労さまでございました。


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


                  散会 午後1時14分





 守山市議会会議規則第117条の規定により、下記に署名する。





                           平成25年9月12日








                     守山市議会議長  田 中 国 夫








                     署 名 議 員  森   貴 尉








                     署 名 議 員  本 城 政 良