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滋賀県 守山市

平成21年第2回臨時会(第 1日 5月26日)




平成21年第2回臨時会(第 1日 5月26日)





 



第2回守山市議会臨時会会議録





  1. 議 事 日 程


     第1. 会議録署名議員の指名


     第2. 会期の決定


     第3. 議第35号から議第39号まで(専決処分につき承認を求めることに


         ついて外4件)


            市長提出


            提案説明


      第4. 議案質疑(議第35号から議第39号まで)


            討論、一部採決


      第5. 委員会付託(議第39号)


      第6. 議第39号(守山市特別職の職員で常勤のものの給与および旅費に


          関する条例等の一部を改正する条例案)


            総務常任委員長より委員会審査結果報告


            質疑、討論、採決





  2. 本日の会議に付した事件


     日程第1. 会議録署名議員の指名


     日程第2. 会期の決定


     日程第3. 議第35号から議第39号まで


           (専決処分につき承認を求めることについて外4件)


            市長提出


            提案説明


      日程第4. 議案質疑(議第35号から議第39号まで)


            討論、一部採決


      日程第5. 委員会付託(議第39号)


      日程第6. 議第39号(守山市特別職の職員で常勤のものの給与および旅


            費に関する条例等の一部を改正する条例案)


            総務常任委員長より委員会審査結果報告


            質疑、討論、採決





  3. 出席議員は次のとおりである。


     1番  小 牧 一 美          2番  下 村   勳


     3番  奥 野 真 弓          4番  西 村 利 次


     5番  筈 井 昌 彦          6番  池 田 眞 二


     7番  中 島 幸 一          8番  中 野 隆 三


     9番  田 中 国 夫         10番  寺 田 武 正


    11番  森   貴 尉         12番  小 原 敬 治


    13番  澁 谷 成 子         14番  山 川 明 男


    15番  廣 實 照 美         16番  富 樫   孝


    17番  大 瀬 洋 子         18番  岩 佐 弘 明


    19番  高 田 正 司         20番  藤 木   猛


    21番  赤 井 清 司         22番  本 城 政 良





  4. 欠席議員は次のとおりである。


     な   し





  5. 会議に出席した説明員


        市長          山 田 亘 宏


      上記の者に委任または嘱託を受けた職員


        副市長         松 村   茂


        教育長         上 路   博


        事務監         森 中 高 史


        技監          宮 本 和 宏


        政策調整部長      大 塚   了


        総務部長        金 森 悦 雄


        環境生活部長      川那辺 孝 藏


        健康福祉部長      古 高 弘 士


        健康福祉部理事     宮 城   豊


        健康福祉部理事     坪 倉 繁 美


        都市経済部長      秋 山 新 治


        上下水道事業所長


        (兼)都市経済部理事   西 村 信 吾


        教育部長        三 品 長 治


        市民病院事務長     杲   教 順


        会計管理者       西 村 俊 彦


        財政課長        竹 村 隆 夫





  6. 会議に出席した議会事務局職員


        局長          小 嶋 宣 秀


        書記          松 岡 幹 雄


        書記          東 出 雅 文


        書記          神 藤 高 敏


        書記          松 山   正





             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


                  開会 午前9時31分


○議長(本城政良) 皆さん、おはようございます。


 ただいま定足数に達しておりますから、平成21年第2回守山市議会臨時会は成立いたしました。よって、これより開会いたします。


 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。


 本臨時会に市長より提出されました案件は、専決案件4件、条例案件1件の計5件であります。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。


 また、さきの平成21年第1回定例会において可決いたしました「真に消費者の立場に立つ消費者行政の確立を求める意見書」「肝炎対策の拡充・基本法の制定を求める意見書」「子宮頸がん予防ワクチンに関する意見書」につきましては、3月23日付で内閣総理大臣初め関係機関に送付いたしましたので、ご報告いたします。


 以上で、諸般の報告を終わります。


 これより本日の会議を開きます。


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


  日程第1 会議録署名議員の指名


○議長(本城政良) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は会議規則第117条の規定により、19番高田正司君、20番藤木猛君を指名いたします。


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


  日程第2 会期の決定


○議長(本城政良) 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。


 今期臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(本城政良) ご異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は、本日1日と決定いたしました。


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


  日程第3 議第35号から議第39号まで(専決処分につき承認を求めることについて外4件)


○議長(本城政良) 日程第3、議第35号から議第39号までを一括議題といたします。


 事務局長をして議件を朗読いたさせます。


 事務局長。


○議会事務局長(小嶋宣秀) 朗読いたします。


 議第35号専決処分につき承認を求めることについて、議第36号専決処分につき承認を求めることについて、議第37号専決処分につき承認を求めることについて、議第38号専決処分につき承認を求めることについて、議第39号守山市特別職の職員で常勤のものの給与および旅費に関する条例等の一部を改正する条例案。


 以上。


○議長(本城政良) 市長より提案理由の説明を求めます。


 市長。


                〔市長 山田亘宏君 登壇〕


○市長(山田亘宏) おはようございます。


 急にご審議を賜りたい案件が生じましたので、本日、平成21年第2回守山市議会臨時会を招集をさせていただきましたところ、議員の皆様方にはご多忙の中にもかかわらず、ご健勝にてご参会を賜り、滞りなく開会の運びに至りましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。


 本日の市議会臨時会に提出をさせていただきました案件は、専決案件4件および条例案件1件の計5件でございます。


 提案理由を申し上げます前にお許しをいただいて、最初に新型インフルエンザへの本市の対応状況についてご報告を申し上げたいと存じます。


 本市においては、メキシコ、アメリカでの発生を受けまして、世界保健機構、WHOでございますが、新型インフルエンザの発生であるとして、警戒レベルをフェーズ4に格上げしたのが4月28日でございますが、この段階でいち早く危機管理対策本部におけます第1回新型インフルエンザ対策本部会を開催いたしまして、以降、本市での発生を想定した対応策の検討を重ねますとともに、ホームページや広報、あるいは学校等の連絡網を通じまして、また大型連休を含みます休日についても問い合わせ窓口を開設するなど、市民の皆様への情報発信と相談への万全な対応に努めてまいりました。


 去る5月16日に神戸市で初めて国内感染が確認されて以降、兵庫県ならびに大阪府において急速な広がりを見せる中に、ついに20日には滋賀県内で感染が確認されたところでございます。


 このことから、本市でも、滋賀県からの要請を踏まえまして、同日中に市民への感染拡大を防ぐ対応措置を決定をいたしまして、市民の皆様に対して、このことへのご理解とご協力をお願いを申し上げますとともに、自主防衛を呼びかける緊急メッセージを発したところでございます。


 主な対応策でございますが、5月21日から本日の26日までの間におきまして、幼稚園、小・中学校、保育所などの臨時休業ならびに可能な範囲での市の施設の休館の措置、さらに市主催の各種事業やイベントなどは、基本的に延期または中止といたしますとともに、民間の社会福祉施設など、あるいは各種団体の事業などにつきましても同様に、その休業や自粛を要請してまいったところでございます。


 こうした措置は、市民の皆様にとっては大変急なことでもございまして、日常の生活面、あるいはお仕事、事業活動などなど、さまざまな面で困惑、あるいは戸惑いを招いたものと存じますが、この間、今日まで本市での患者の発生もなく、大した混乱もなく推移しておりますことは、市民の皆様の深いご理解とご協力のおかげと心から感謝を申し上げる次第でございます。


 こうした中、政府は、22日でございますが、今回の新型インフルエンザは、感染力は強いものの弱毒性である、また抗インフルエンザウイルス薬の治療が有効であるなど、いわゆる季節性インフルエンザとの類似点が多い。このようなことから、地域の実情に応じた柔軟な対応を行うこととする基本的な対処方針を示しましたところでございます。


 これを受けて、県では、休業措置などをとっている本日26日までに感染拡大がない状況であれば、明日27日からは解除する旨を表明をされたところでございます。


 したがいまして、本市でも、県の方針に従いまして、明日27日から学校・園・保育所ならびに休業措置などの休業措置、あるいは市の施設の休館措置を解除いたしまして、平常体制に戻してまいりたいと考えております。


 また、市主催のイベントなどの措置についても同様といたしまして、あわせて民間の社会福祉施設などの各種催し物の開催につきましても、市と同様の対応を要請してまいりたいと考えております。


 そうは申しますものの、依然、予断を許さない状況が続きますことから、今後とも国・県などと連携を図りますとともに、市民の皆様には、引き続き手洗い、うがいなどの励行、また人ごみなどでのマスクの着用などの予防対策を啓発いたします中、状況に応じた適切な対応に努めてまいりたいと考えておりますので、議員各位を初めとして市民の皆様の一層のご理解とご協力をお願い申し上げる次第でございます。


 次に、市内中学生の転落死亡事案について、ご報告を申し上げます。


 去る5月16日でございます。明富中学校の2年生の生徒がマンションから転落し、命を落とすという、まことに痛ましい出来事が起こりました。


 学校では、早々、保護者を交えた全校集会を開催をいたしまして、このことの報告と改めて子どもたちに命の大切さを説き、教育委員会では、当校生徒の心のケアのためのスクールカウンセラーの緊急配備を行いますとともに、臨時の校園長会を開催をいたしまして、この場でも一人一人の子どもをきめ細やかに把握することと命の大切さについての指導強化を図ったところでございます。


 今後、こうしたことが二度と起こりませぬよう、子どもたちにしっかりと寄り添うことで、学校生活を支えてまいりたいと存じております。


 それでは、本日提出をさせていただきました案件について、提案理由をご説明を申し上げます。


 議第35号から議第38号までの4件は、地方自治法の規定に基づき専決処分いたしましたもので、その承認をお願いいたすものでございます。


 まず、議第35号でございますが、平成20年度守山市一般会計補正予算(第9号)を定めたものでございます。歳入でございますが、河西小学校地震補強・大規模改造事業に係ります交付金の追加交付ならびに焔魔堂公園整備事業に係ります財源対策債の追加内示がございましたことから、歳入総額に2,016万5,000円を増額し、歳出においてこれを全額基金に積み立てたものでございます。


 次に、議第36号から議第38号でございますが、さきの2月定例会においてあらかじめ概要説明をさせていただきましたところでございますが、いずれも本年4月に施行されました地方税法等の一部を改正する法律のうち、21年度当初から適用された部分について、市税条例などの改正を行ったものでございます。


 最後に、議第39号でございますが、経済状況の悪化を受け、民間の夏季一時金が大きく減少していることにかんがみ、官民格差を是正するための暫定的な措置といたしまして、人事院勧告に準じ、特別職および一般職員等に係ります、この6月期の期末勤勉手当について、その支給月数の一部を凍結することに伴い、関係条例に必要な改正を行おうとするものでございます。


 以上、本日提出させていただきました案件についての提案理由とさせていただきます。


 何とぞ十分なご審議をいただきまして、しかるべくご賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


 ありがとうございました。


○議長(本城政良) 暫時休憩いたします。


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


                  休憩 午前9時44分


                  再開 午前10時05分


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


○議長(本城政良) 休憩前に引き続き、会議を開きます。


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


  日程第4 議案質疑(議第35号から議第39号まで)


○議長(本城政良) 日程第4、議第35号から議第39号までを一括議題とし、議案に対する質疑を行います。


 質疑および答弁は、簡単明瞭にお願いいたします。


 発言通告書が提出されております。2番下村勳君、1番小牧一美さんの順位のより、順次質問を許します。


 2番下村勳君。


                〔2番 下村 勳君 登壇〕


○2番(下村 勳) ただいま議長のお許しを賜りましたので、私は議第39号の提案について、市長に質問いたします。


 質問に入ります前に、5月16日、明富中の女子生徒が転落死したことについて、心から哀悼の意をあらわすものでございます。


 この一報を聞いたとき、私を含め多くの市民が衝撃を受けたであろうと察します。女子生徒の保護者はもちろんのこと、友人や先生方においては、自責の念に駆られ、通常の精神状態に戻るには、より多くのケアやサポートが必要と思われます。教育委員会が現在とられているカウンセラーへの緊急配置の措置は適切であり、今後も引き続き学校や生徒の支援をお願いするものであります。


 さて、質問に移ります。


 今般の人事院勧告によって、守山市職員および特別職の夏期手当の一部を凍結する提案でありますが、そもそも人事院や県人事委員会が設立された経緯や目的、意義とは何であるのか。また、今回の事態がもたらす守山市への影響、労働者の地位等についてお尋ねいたします。


 そもそも、公務員労働者は、憲法で保障された労働基本権が制約されており、その代償措置として設けられたのが人事院勧告制度であると認識しております。したがって、公務員労働者の生活と権利を保障するために、官民格差やその他の事情を考慮して給与改善を行うことが使命であります。


 それが、ここ近年、人事院は給与改善をするどころか、公務員の労働者としての基本権を抑圧し、低賃金体制に抑え込むことが目的の人事院勧告制度になり下がっていることが大きな問題であります。


 しかも、その結果、公務員に対する賃金の抑制が民間企業の労使交渉の場に持ち込まれ、民間給与の賃金抑制にも使われている現実があります。


 そして、今回も、民間の労働者が苦しんでいるから、公務員もそのことに見合った夏期手当の削減は辛抱せよという勧告は、人事院の公務員労働者を守る本来の役割や生活を放棄していると言わざるを得ません。


 このような民間と公務員が互いの足を引っ張り合っている状況は、内需に閉塞感をもたらし、日本経済にとって決して好ましくありません。


 このようなことが今後も続くようであるならば、一層のこと、人事院勧告制度を廃止し、公務員労働者においても、労働基本権を復活させるべきというのが最近の労働・就労等を専門とする学識経験者のそろった考え方でもあります。


 市長は、私どものこのような主張に対して、人事院勧告制度そのものの性格をどうとらえ、今後の制度のあり方についてどのような思いを持っておられるのか、またこのことによって影響を受ける職員の士気が心配されますが、どのように説明されるのか、お伺いいたします。


 以上、質問を終わります。


○議長(本城政良) 市長。


                〔市長 山田亘宏君 登壇〕


○市長(山田亘宏) それでは、下村議員のご質問に答えてまいります。


 まず、1点目の「人事院勧告制度の性格と今後のこの制度のあり方について」にお答えをいたしたいと思います。


 人事院については、今、議員が仰せのとおりでございまして、国家公務員法に基づき、国家公務員の人事管理の中立公平性を確保し、労働基本権制約の代償機能を果たすため、中立第三者機関・専門機関として設置されているところであります。


 また、人事委員についても、地方公務員法に基づき、都道府県および政令指定都市において人事院と同様の事務を処理するために設置されているものでございます。


 人事院勧告制度についてでございますが、今回のような給与に関する勧告のほかに、勤務条件の変更、人事行政改善、休暇制度などに関する勧告を任命権者等に対して行うもので、人事委員会においても同様の勧告が行われているところでございます。


 今回の措置についてでございますけれども、提案理由でも申し上げましたとおり、急激な景気の悪化を受けて、本年のことしの春闘におけます一時金、ボーナスでございますが、この回答が非常に厳しいマイナス回答となっていることから、人事院では、民間企業に勤める労働者の皆さんと一般職の公務員との給与水準を比較して、双方の給与水準の格差をなくすという本来の給与勧告の趣旨に基づいて、緊急調査を実施した上で、これらの結果に基づいて、今回の臨時勧告、一部凍結でございますが、実施したものでありまして、今日の経済状況および人事院勧告の趣旨においてはやむを得ないものと考えております。


 こうした中で、本市では、人事委員会を設置をいたしておりませんので、今日までの人事院勧告を十分に尊重し、市民の皆様にもご理解いただく中で職員の給与改定などを行ってきておりますことから、今回の臨時勧告についても、その趣旨を十分尊重する中で条例改正をお願いをするものでございますので、ご理解を賜りたいと存じます。


 なお、ご質問2点目の職員の士気についてでございますが、今回の件に関して、去る5月10日に職員労働組合との交渉を行ったところでございます。


 組合からは、異例の臨時勧告ということでございますので、勧告制度そのものを危惧する意見、あるいは手当引き下げについて納得ができないなどの意見がございましたが、この厳しい経済状況において、勤務時間短縮の実施時期を1年間延長したときと同様に、市民の痛みを共有することについて、組合として、納得はできないが、やむを得ないという回答を得ました。


 今後とも、人事院勧告に準拠した給与等の改正制度を堅持してほしいとの要請を受けたところでございます。


 なお、今回の措置を行いません場合には、12月に支給いたします期末勤勉手当を一度に大きく減額をする必要が生じます。個々の職員の生活設計にも大きな影響を及ぼす恐れがあることから、現段階において今回の措置が適切な方法であるものと考えております。


 ご理解をいただきたいと存じます。


○議長(本城政良) 2番下村勳君、よろしいか。


 2番下村勳君。


                〔2番 下村 勳君 登壇〕


○2番(下村 勳) ただいま市長の方からお答えをいただきまして、確かに民間の厳しい経済状況下、賃金にあって、公務員は別という考え方は、私もそれはおかしいというふうに思っております。


 ただ、その公務員の、いわゆる人事院勧告制度、その制度の性格も今説明していただきましたが、じゃあ公務員の労働権、それはどういうふうに保障されるのか。


 私が申していたのは、こういうことで人事院が人事院の役割を果たさないようであれば、いっそのことそれをやめて、公務員に労働基本権を与えるべきではないかということを申し上げましたが、そのことについて市長に再度ご質問したいと思います。


○議長(本城政良) 市長。


                〔市長 山田亘宏君 登壇〕


○市長(山田亘宏) 改めてご答弁をいたします。


 今の日本の公務員全体の制度が地方公務員法という中で定められていると同時に、いわゆる待遇について、あるいは労働条件については、申し上げたとおり、人事院がその社会全体の中で判断をした上で勧告をしてくるという制度で、私たちの守山市もその制度にずっと準拠してきたわけです。


 おっしゃるように、労働の基本権等々を、端的に言えば、ストライキが打てるような状況もあっていいんじゃないかということなんでしょうが、まず一つは、国全体で統一的になされている今の制度そのものをまず変えないといけませんね。


 私自身が常々申していますが、今の中央政府がすべて物事を決めて、各都道府県なり自治体に物事を通達してくるという、この制度そのものを改めることが必要になってくると思います。ですから、私どもに守山市という自治体ではなくて、政府をつくることによって、今おっしゃったようなことが私は可能だと思います。


 いわゆる地方分権というのか、地方主権をしっかり確立していくことでないと、なかなか今、議員がおっしゃる、ただそのことのよしあしはちょっと私今お答えすることは避けたいと思います。そうすることがいいのか、本当にそれでいいのかというのは別として、そういうものを実行しようと思いますと、東京、いわゆる霞ヶ関でずっと定められ、国会で承認を得られた、今のシステムそのものを東京で変えられるとなれば、これは大変なことだと思いますので、少なくとも地方主権、もう少し言いますと地方政府をつくっていくことが私どもの守山市に勤務している職員の皆さんの実態を極めて身近に物事の実態を掌握し、議会と相談をさせていただくことによって物事が進められていくという、この制度に変えていくことであろうと考えていますので、ご理解いただけたらと思います。


○議長(本城政良) 1番小牧一美さん。


                〔1番 小牧一美君 登壇〕


○1番(小牧一美) それでは、質疑に入ります前に、一言申し上げたいと思います。


 先般の明富中学校の生徒の転落事故は、私も本当にまことに痛ましい事故で、胸のつぶれる思いがいたしました。学校を初め教育委員会が生徒や教職員の皆さんのカウンセリングを初め万全な対応をしていただいていることに、本当に感謝をいたします。


 今後、このようなことが二度と繰り返されてはならないというふうに強く思っています。それと同時に、命の大切さを子どもたちに改めて深く胸に刻む指導が求められています。


 そして、この日本社会が人と人とのつながりの中で生きる喜びを実感できる、そういう社会になっていく、そういうことを私たち大人としてしっかりつくっていく必要があるということを改めて考えているところです。


 それでは、質疑をさせていただきます。


 議第39号について、3点お伺いいたします。


 まず、第1点です。今回の条例改正案は、人事院勧告を受けたものですが、既に決まっている夏季一時金を、なぜ異例と言うべき前倒しをして減額をするのでしょうか。


 第2点目、この減額によって守山市の職員にどのような影響があるのでしょうか。その平均額と減額の総額について明らかにしていただきたいと思います。


 3点目、今回の減額は、冷え込んでいる地域経済にむしろ悪影響を及ぼすのではないかと思っています。その点についてどのようなご認識をお持ちでしょうか。総務部長に3点お伺いいたします。


○議長(本城政良) 総務部長。


               〔総務部長 金森悦雄君 登壇〕


○総務部長(金森悦雄) それでは、小牧議員の議第39号に対しますご質問にお答えをいたします。


 まず1点目のご質問に対してのお答えでございますが、提案理由で市長がご説明申し上げましたとおり、昨年来の世界的な経済情勢の悪化を受けまして、本年の春闘におけます夏季一時金、ボーナスの回答は非常に厳しいマイナス回答であったというふうに理解をいたしております。


 このような非常に厳しい状況を受けまして、国家公務員に対します人事院では、民間企業に勤める労働者と一般職の国家公務員との給与水準を比較し、双方の給与水準の格差をなくすという本来の人事院勧告の趣旨に基づき、民間企業に対し緊急調査を実施をされ、それらの結果に基づきまして今回の臨時勧告を実施されたものというふうに考えております。


 なお、先ほどの下村議員の市長答弁にありましたとおり、本市におきましては、人事委員会制度、人事委員会を持っておりませんので、今日まで人事院勧告を十分尊重いたします中で給与改定等を行ってきておりますことから、今回の臨時勧告につきましてもその趣旨を十分尊重する中で今回の条例改正をお願いするものでございます。どうぞご理解をいただきたいと存じます。


 2点目の職員にどのような影響があるのかという、平均額と減額の総額についてのご質問をいただきました。


 一般職の職員につきましての今回の6月期の一時金減額についての平均で約7万3,760円、ちょっと小さい数字でございますが、7万3,760円と算定をいたしております。これはマイナスの9.3%という状況でございます。特別職、それから議員の皆様を含めましての総額といたしましては、約4,860万円の見込みというふうに算定をさせていただいております。


 次、第3点目の現在の地域経済に対する影響というお話でございました。確かに、公務員の手当を削減することによりまして、一部消費が抑制されるという予想もあるわけでございますが、それにも増しまして公務員の給与制度に対します市民の皆様のご理解、こういうものをいただくのがやっぱり第一だというふうに思います。


 この厳しい経済状況におきまして、今回の措置は、市長が答弁させていただきましたとおり、やむを得ないものというふうに考えております。どうぞよろしくお願いをいたします。


 以上、答弁とさせていただきます。


○議長(本城政良) 1番小牧一美さん、よろしいか。


 1番小牧一美さん。


                〔1番 小牧一美君 登壇〕


○1番(小牧一美) ただいまの総務部長の答弁に対しまして、再質問させていただきます。


 1点目のことですけれども、そもそも人事院勧告で給与の勧告を受けた場合に、反映されるのは冬にそれが反映されるべきものを前倒しをして今回することについてどのように思っておられるのか。


 また、国が仮にそういうふうな状況になったとしても、守山市としてそれをしていくということに対して、守山市としてどのような見解を持っているのかということをお伺いをしたいというふうに思います。


 3点目ですが、地域経済、先ほど第2点目の質問の中で4,800万円というお金の額が、守山市だけでも公務員の皆さんは4,800万円の収入が減額になっているということです。地域経済がこれだけ状況が悪化しているときに、収入がそれだけ減るということは、ますます地域経済にとっては悪影響ということを指摘をさせていただいています。その点について、やむを得ないということだけではなくて、どのような影響を考えているのかということを再度答弁いただきたいと思います。


○議長(本城政良) 総務部長。


               〔総務部長 金森悦雄君 登壇〕


○総務部長(金森悦雄) 小牧議員の再度のご質問に対してお答えをいたします。


 まず、1点目の本市としてどうなのかというお話でございますが、原則、私ども先ほど答弁を申し上げましたとおり、人事委員会という制度を持っておりません。したがいまして、どのような措置をするかにつきましては、人事院が全国を調査しますので、私どもですと本市の国家公務員と言いますと、埋立地にございます陸運事務所ですか、それから昔ですと農業の施設がありましたが、そういうようなことで、私どももそういうような中ではしっかりと国家公務員の勧告の中には形として入っております。そういうような意味で、先ほど申しましたように、私どもはしっかりと国家公務員の人事院勧告というものに準拠した中で今日までも取り組んできております。今は、前倒しというお話をしていただきましたが、今日まで、上がるときにもやっぱりしっかりと上げさせていただいたケースもございますので、そこらはしっかりとご理解をいただきたいというふうに思います。


 それから、2点目の地域経済に対する影響というご質問でございました。


 確かに、先ほどの額が、私ども職員に対して、あるいは議員の皆様も含めて、支給ができないというのか、しないわけですが、今ご質問の部分につきましては、しっかりとやっぱり別の経済対策ということで取り組んでいくべき話であろうというふうに思います。それを一緒にする中での話ではなくて、これはしっかりと私ども職員、それから特別職等々の給与についての議案ということでご理解をいただきたいというふうに思います。


 以上、答弁とさせていただきます。


○議長(本城政良) 以上で、議案質疑を終わります。


 これをもって、通告による発言は終わりました。


 これより、議案質疑に対する関連質問を許します。


 質疑はありませんか。


 16番富樫孝君。


                〔16番 富樫 孝君 登壇〕


○16番(富樫 孝) 私は、下村勳さんの質問、議第39号守山市特別職の職員で常勤のものの給与および旅費に関する条例等の一部を改正する条例案について、関連して質問をいたします。


 人勧の持つ意味、私は極めて深いというふうに十分理解ができます。しかしながら、人勧そのものが現在の就業の問題の崩壊、このように表現されているわけですけれども、このことによって極めてあいまいになってきた。そのことは否めない事実であろうと、このように私は思っています。


 こういう中にあって、地方自治の自立も含めて、労使の対等な交渉が各地方自治においても極めて顕著でなければならないと、このように理解できるし、判断ができると思います。


 労使交渉の中で労働組合は、「納得できないがやむを得ない」というふうに答弁があったというふうに聞き及びました。


 100年に一度という不況下において、この守山市においても一部の下請業者等のご意見を聞きますと、「極めて採算がとれない仕事であっても、固定費が出たらやむを得ない。そのまま仕事をしていく。したがって、夏季のボーナスなんかとてもじゃないが」という意見も十分私も耳にしております。


 そして、守山市の職員の給与、私、考え直しますと、守山市の職員をだれが雇っているのか、市民が雇っているんでしょう。雇い主は市民。そういうことからしますと、今回の夏季一時金の一部凍結については、まさしくやむを得ない措置と、このように判断いたします。


 しかしながら、1人10万円前後になる今回の凍結の問題、現在も、これからについても、これの説明、「納得いかないがやむを得ない」だけじゃなしに、納得いく説明を、市長も含めて、市の幹部は、このことが市の職員全員に広がるような努力、このことが十分一番重要であるというふうに思っておりますけれども、このことについて市長の決意、あるいは考え方、こういったものをお尋ねしておきたいと思います。


 以上です。


○議長(本城政良) 市長。


                〔市長 山田亘宏君 登壇〕


○市長(山田亘宏) それでは、富樫議員のご質問にお答えいたします。


 やむを得ないという言葉で職員は申しておる、そういう職員もおりましたが、基本的に納得してくれていると私は理解をしております。


 以上、答弁とさせていただきます。


○議長(本城政良) 16番富樫孝君、よろしいか。


 ほかに関連質問はありませんか。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(本城政良) ないようでありますので、これをもって議案質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議第35号から議第38号までの専決処分の承認につきましては、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。


               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(本城政良) ご異議なしと認めます。よって、議第35号から議第38号までの専決処分の承認につきましては、委員会付託を省略することに決しました。


 ただいまの議第35号から議第38号までについて討論を行います。


 討論ありませんか。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(本城政良) ないようでありますので、これをもって討論を終結いたします。


 それでは、ただいま議題となっております議第35号から議第38号までについて採決いたします。


 まず、議第35号について、起立により採決いたします。


 本件は、原案のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。


                   〔起立全員〕


○議長(本城政良) ご着席願います。起立全員であります。よって、本件は原案のとおり承認することに決しました。


 次に、議第36号について、起立により採決いたします。


 本件は、原案のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。


                   〔起立全員〕


○議長(本城政良) ご着席願います。起立全員であります。よって、本件は原案のとおり承認することに決しました。


 次に、議第37号について、起立により採決いたします。


 本件は、原案のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。


                   〔起立全員〕


○議長(本城政良) ご着席願います。起立全員であります。よって、本件は原案のとおり承認することに決しました。


 次に、議第38号について、起立により採決いたします。


 本件は、原案のとおり承認することに賛成の諸君の起立を求めます。


                   〔起立全員〕


○議長(本城政良) ご着席願います。起立全員であります。よって、本件は原案のとおり承認することに決しました。


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


  日程第5 委員会付託(議第39号)


○議長(本城政良) 日程第5、議第39号につきましては、お手元に配付いたしておきました議案付託表のとおり、所管の委員会に付託いたします。


 ただいまから暫時休憩をいたしますので、休憩中に常任委員会をお開き願いまして、付託議案の審査をお願いいたします。


 暫時休憩といたします。


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


                  休憩 午前10時38分


                  再開 午前11時03分


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


○議長(本城政良) 休憩前に引き続き、会議を開きます。


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


  日程第6 議第39号(守山市特別職の職員で常勤のものの給与および旅費に関する条例等の一部を改正する


     条例案)


○議長(本城政良) 日程第6、議第39号を議題として、総務常任委員長からの審査結果の報告を求めます。


 総務常任委員長。


             〔総務常任委員長 小原敬治君 登壇〕


○総務常任委員長(小原敬治) ただいま議長のご指名をいただきましたので、総務常任委員会の審査結果をご報告いたします。


 本臨時会におきまして当委員会に付託を受けました案件は、議第39号守山市特別職の職員で常勤のものの給与および旅費に関する条例等の一部を改正する条例案の条例案件1件でありました。


 本臨時会休憩中の午前10時42分から当委員会を開催し、理事者側より副市長を初め関係部課長の出席を求め、詳細な説明を受け、活発な質疑応答を繰り返し、慎重審議の結果、議第39号は全員一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。


 以上、総務常任委員会の審査結果の報告を終わります。


○議長(本城政良) ただいまの総務常任委員長の報告に対する質疑はありませんか。


                〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(本城政良) ないようでありますので、総務常任委員長の審査結果の報告ならびに報告に対する質疑を終結いたします。


 これより討論を行います。


 発言通告書が提出されておりますので、これを許します。


 1番小牧一美さん。


                〔1番 小牧一美君 登壇〕


○1番(小牧一美) では、議第39号守山市特別職の職員で常勤のものの給与および旅費に関する条例等の一部を改正する条例案について、反対の立場から討論を行います。


 人事院は、5月1日、民間企業の夏季一時金が大幅に落ち込む見込みになったことから、4月中に異例とも言える特別調査を実施しました。その結果を踏まえて、既に決まっている国家公務員の夏季一時金を0.2カ月分減額するよう勧告を行いました。地方公務員についても、今回の国の取り扱いを基本に対応するよう鳩山総務大臣が求めており、本条例改正案はこうした動きの中で出されてきたものです。


 しかし、そもそも公務員の一時金は、民間企業の昨年末と当年夏の支給実績を調査をして、それとの比較で総額を決めて、民間のことしの夏の一時金落ち込みも含めて、8月に人事院が支給額を勧告する仕組みであり、これがこれまでのルールでした。


 ただ、8月の勧告では、6月30日支給の夏季一時金に間に合わないために、年末の一時金にまとめて反映させるやり方をとっています。民間の一時金が下がっているから当然という意見があるかもしれませんが、民間の夏季一時金の減額は公務員にも反映されます。それが6カ月遅いだけなのです。今回の措置は、それを前倒ししようというものです。


 今回の措置が地域経済に大きな影響を及ぼすことは明らかです。深刻な経済危機のもとで、今、経済を立て直すのには、国内の内需を拡大させることが不可欠です。これが大事なことは、政府自身も認めているところです。


 今、求められていることは、大企業に雇用をしっかり守る責任を果たさせること、国民が安心して暮らせる施策を打ち出すことが緊急に求められています。内需拡大が大事なことは、主要金融サミットでの国際的な公約であり、日本政府も15兆円もの経済対策を盛り込んだ経済対策を決めたばかりです。国民の購買意欲を抑制する今回の措置は、経済対策を逆行させるものにつながります。


 地方財政のもと、既に公務員は給与の減額措置をとっています。その上に一時金が削減されれば、冷え込んでいる消費をさらに悪化させることは明らかです。それは、さらに民間企業の賃金の引き下げにも影響して、地域最低賃金にも大きく影響するでしょう。消費の低迷と景気悪化の悪循環を加速させることにしかならない今回の条例改正案には、反対をするものです。


 以上、反対討論といたします。


○議長(本城政良) これをもって討論を終結いたします。


 それでは、ただいま議題となっております議第39号について、起立により採決いたします。


 本件に対する総務常任委員長の報告は可決であります。本件は、総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                   〔起立多数〕


○議長(本城政良) ご着席願います。起立多数であります。よって、本件は総務常任委員長の報告のとおり決しました。


 以上で、本臨時会に付議されました案件の審査は全部終了いたしました。


 この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。


 市長。


                〔市長 山田亘宏君 登壇〕


○市長(山田亘宏) ただいま議長のお許しを賜りましたので、平成21年第2回守山市議会臨時会が閉会されるに当たりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。


 本日は、専決案件が4件、条例案件1件について、1日という会期日程ではございましたが、慎重にご審議の上、原案のとおりお認めをいただきまして、衷心より厚く御礼を申し上げる次第でございます。


 日増しに夏らしくなってまいりました。議員各位にはご多忙のこととは存じますが、何とぞご健康に十分留意をしていただいて、市政の発展にますますご尽力を賜りますようにお願いを申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつにさせていただきます。


 ありがとうございました。


○議長(本城政良) 議員各位におかれましては、本会議ならびに委員会におきまして慎重にご審議を賜り、無事終了いたしましたことを心から御礼申し上げます。


 これをもちまして、平成21年第2回守山市議会臨時会を閉会いたします。


 どうもご苦労さまでございました。


             〜〜〜〜〜〜〜〜 ◯ 〜〜〜〜〜〜〜〜


                  閉会 午前11時11分





 守山市議会会議規則第117条の規定により、下記に署名する。





                          平成21年5月26日








                     守山市議会議長 本 城 政 良








                     署 名 議 員 高 田 正 司








                     署 名 議 員 藤 木   猛