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滋賀県 近江八幡市

平成18年第2回 6月定例会 06月21日−04号




平成18年第2回 6月定例会 − 06月21日−04号







平成18年第2回 6月定例会



         平成18年第2回(6月)近江八幡市議会定例会



                    平成18年6月21日(水) 午前9時30分開議

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1. 議 事 日 程

   第1 会議録署名議員の指名

   第2 委員会審査報告

   第3 討論・採決



1. 会議に付議した事件

   日程第1 会議録署名議員の指名

   日程第2 委員会審査報告

   日程第3 討論・採決



1. 会議に出席した議員(22名)

   1番  深 井 博 正 君        2番  川 崎 益 弘 君

   3番  中 村   巧 君        4番  加 藤 昌 宏 君

   5番  池 上 知 世 君        6番  有 村 國 俊 君

   7番  小 川 廣 司 君        8番  矢 掛   弘 君

   9番  中 谷 哲 夫 君        11番  川 村 裕 治 君

   12番  小 林 良 一 君        13番  高 木 健 三 君

   14番  坂 井 千代枝 君        15番  塩 田 善 弥 君

   16番  前 出 幸 久 君        17番  井 上 栄一郎 君

   19番  山 本 英 夫 君        20番  相 馬   学 君

   21番  西 居   勉 君        22番  大 橋 正 光 君

   23番  辻     恪 君        24番  友 清 尚 昭 君



1. 会議に欠席した議員(2名)

   10番  井 上 伊 織 君        18番  福 本 匡 志 君



1. 会議に出席した説明員(18名)

   市長      川 端 五兵衞 君  代表監査委員  福 井 二 郎 君

   助役      岡 田 三 正 君  収入役     永 福 敏 一 君

   教育長     國 松 嘉 仲 君  政策監     玉 本 邦 雄 君

   文化政策部長  立 岡 功 次 君  文化政策部理事 桂 田 俊 夫 君

   総務部長    中 江 義 一 君  市民環境部長  村 田 一 幸 君

   健康福祉部長  西 川 秀 一 君  産業経済部長  北 川 誠 次 君

   人権政策室長  立 花 初 美 君  教育部長    向 井 美津男 君

   病院事業管理者 澤 田 克 徳 君  市民病院事務長 土 田 康 人 君

   財政課長    山 田 義 和 君  秘書広報課長  今 江 政 彦 君



1. 議場に出席した事務局職員(4名)

   事務局長    大 森 喜 三

   事務局次長   木 村 正 善

   副主幹     山 下 彰 人

   副主幹     杉 浦 寿 廣







               午前9時30分 開議



○議長(大橋正光君) 皆さんおはようございます。

 本日、10番井上伊織君、18番福本匡志君より欠席の届け出を受けておりますので、ご報告いたします。

 また、5番池上知世さんより遅刻の届け出を受けておりますので、ご報告いたします。

 これより本日の会議を開きます。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(大橋正光君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員に、

 16番 前出 幸久君

 17番 井上栄一郎君

 19番 山本 英夫君

の3名を指名します。

 ここでお諮りします。

 2番川崎益弘君より、6月14日の会議における発言について、お手元に配付いたしました発言取り消し申出書に記載した部分を取り消したい旨の申し出がありました。この取り消しを許可することにご異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大橋正光君) 異議なしと認めます。よって、川崎益弘君からの発言取り消し申し出を許可することに決しました。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第2 委員会審査報告



○議長(大橋正光君) 次に、日程第2、委員会審査報告に入ります。

 各常任委員会に審査を付託しました諸案件を一括議題とし、各常任委員会の報告を求めます。

 まず、総務常任委員会の報告を求めます。

 13番高木健三君。

             〔13番 高木健三君 登壇〕



◆13番(高木健三君) 皆さんおはようございます。

 それでは、ただいまから総務常任委員会の審査報告を行います。

 本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査のため、6月16日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。

議第68号 平成18年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会所管部分

は、原案を可決すべきものと決しました。

議第69号 近江八幡市文化的景観の保全・再生・創出基金の設置等に関する条例の制定について

議第71号 近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について

議第72号 災害による被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議第73号 固定資産税の不均一課税条例の一部を改正する条例の制定について

議第76号 近江八幡市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 以上5件は、原案を可決すべきものと決しました。

議第77号 近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について

は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。

議第78号 滋賀県自治会館管理組合規約の一部を変更することにつき議決を求めることについて

議第80号 滋賀県市町村職員研修センター規約の一部を変更することにつき議決を求めることについて

 以上2件は、原案を可決すべきものと決しました。

請願第1号 出資法の上限金利の引き下げを求める請願書

は、閉会中の継続審査に付すべきものと決しました。

 以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(大橋正光君) 次に、教育厚生常任委員会の報告を求めます。

 1番深井博正君。

             〔1番 深井博正君 登壇〕



◆1番(深井博正君) 皆さんおはようございます。

 それでは、教育厚生常任委員会の審査報告を行います。

 本定例会において当委員会に付託された案件を審査のため、6月16日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。

議第68号 平成18年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会所管部分

は、原案を可決すべきものと決しました。

 以上で教育厚生常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(大橋正光君) 次に、建設病院常任委員会の報告を求めます。

 20番相馬学君。

             〔20番 相馬 学君 登壇〕



◆20番(相馬学君) それでは、ただいまから建設病院常任委員会の審査報告を行います。

 本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査のため、6月19日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたのでご報告いたします。

議第81号 市道路線の認定につき議決を求めることについて

議第82号 和解及び損害賠償の額を定めることにつき議決を求めることについて

 以上2件は、原案を可決すべきものと決しました。

 以上で建設病院常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆さんのご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(大橋正光君) 次に、環境経済常任委員会の報告を求めます。

 8番矢掛弘君。

             〔8番 矢掛 弘君 登壇〕



◆8番(矢掛弘君) 皆さんおはようございます。

 環境経済常任委員会審査報告を行います。

 それでは、ただいまから審査報告を行いたいと思います。

 本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査のため、6月19日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。

議第67号 専決処分の承認を求めることについて

     (1) 平成18年度近江八幡市と畜場特別会計補正予算(第1号)

     (2) 平成18年度近江八幡市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)

は、原案を承認すべきものと決しました。

議第68号 平成18年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)のうち本委員会所管部分

は、原案を可決すべきものと決しました。

議第70号 近江八幡市舟だまり施設の設置及び管理に関する条例の制定について

議第74号 近江八幡市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について

議第75号 近江八幡市立納骨堂の設置等に関する条例及び近江八幡市立共同墓地の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

 以上3件は、原案を可決すべきものと決しました。

議第79号 滋賀県市町村交通災害共済組合規約の一部を変更することにつき議決を求めることについて

は、原案を可決すべきものと決しました。

 以上で環境経済常任委員会の審査報告を終わります。議員皆様のご賛同をよろしくお願いします。



○議長(大橋正光君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。

             (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大橋正光君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。

 討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。

 休憩します。

               午前9時40分 休憩

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

               午前9時50分 再開



○議長(大橋正光君) 再開します。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第3 討論・採決



○議長(大橋正光君) それでは、日程第3、討論・採決に入ります。

 討論を行います。

 1名より発言通告がありますので、これを許します。

 7番小川廣司君の発言を許します。

             〔7番 小川廣司君 登壇〕



◆7番(小川廣司君) 日本共産党の小川廣司でございます。日本共産党を代表して、議第77号、会第1号意見書に反対し、討論を行います。

 まず、議第77号近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について反対討論を行います。

 本市消防団員の確保は、現在では各地域の協力もあってなされているとお聞きしています。しかし、消防団員のなり手が、日常の仕事などにもよって少なくなってきているのも事実であります。また、消防団員の職務は、常に危険と向き合った仕事であります。他の一般公務員と同列視しなくても、公務災害補償については十分に説明責任が果たせるものであります。国や他の地方自治体などとの関係などから、やむを得ない条例改正の提案と考えますが、公務災害補償のわずかではありますが、実質引き下げとなる本条例の制定に反対するものです。

 次に、近江八幡市民生活を支える道路整備の推進と道路予算の拡充を求める意見書に反対し、討論を行います。

 意見書に言われているところの近江八幡市の道路整備水準は、いまだ不十分のところは我が党も認識しているところであり、この議会でも一部の通学道路の整備を質問したところです。近江八幡市の幹線道路である国道8号線のバイパス促進や日常生活を支える県道及び市道の整備促進、歩道の整備、交通安全対策、環境保全などを進めることは必要であり、私たちも住民とともに国や県にも要望活動もしてきたところです。しかし、ここに言われるところの道路特定財源の確保は、国民の批判が強いむだな高速道路整備の促進を進めています。

 政府はむだな道路はつくらないといって道路4公団の民営化を進めてきましたが、結局全部の道路がつくられることになっています。私どもが認識するところでは、国の一般会計予算で採算のとれない高速道路を建設する直轄高速道路の事業費は、昨年度分が確保され、聖域となっています。また、国土交通省の道路予算全体では三大都市圏環状道路の整備の大型事業には22%増となっていますが、一方、その他一般改築などや維持修繕などは地域に密着した道路予算でありますが、マイナス10%と減ってきています。

 道路特定財源のうち、特に国費分に当たる揮発油税特会直入分、石油ガス税、揮発油税、自動車重量税で3兆5,000億円があります。これらから、例えば2006年度までは国が本州と四国の本四公団から継承した債務の処理に、今年度は4,523億円計上されていますが、これは今年度で終了するため、来年度は大幅な見直しが必要となっています。これらの理由もあってか、道路特定財源の見直しを図ると言っていますが、事実上先送りとされてきています。

 平成18年度近江八幡市における道路特定財源制度関係予算は、地方税分から軽油引取税、自動車取得税、地方譲与税、石油ガス譲与税で合計3億6,600万円で、支出は道路橋りょう費3億9,371万3,000円となっています。このように、地方分の道路特定財源が使われていることも事実でありますが、約6兆円もの巨額な道路特定財源の温存は、むだな公共事業を自動的に促進する仕組みとなっています。国の財源が大きく不足しているとき、特定財源を廃止して一般財源化し、社会保障や環境対策、暮らしに活用し、道路建設は生活道路を中心に必要な予算を配分するよう改革し、まちづくりや環境などとの両立を基本にすべきであります。

 地方道路整備は必要であり、通学道路など安全確保の面などからも早急な対策が必要なところも多くありますが、さきに述べたように、今ある形の道路特定財源の確保には反対する立場から、近江八幡市民生活を支える道路整備の推進と道路予算の拡充を求める意見書に反対いたします。議員皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げ、討論を終わります。



○議長(大橋正光君) 以上で討論を終わり、これより採決します。

 まず、市長提出議案のうち反対討論のある案件を起立により採決します。

 お諮りします。

 議第77号近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定については、総務常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(大橋正光君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第77号は原案を可決することに決しました。

 次に、市長提出議案のうち反対討論のない案件を採決します。

 まず、議第67号を採決します。

 お諮りします。

 議第67号専決処分の承認を求めることについて、(1)平成18年度近江八幡市と畜場特別会計補正予算(第1号)、(2)平成18年度近江八幡市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)は、環境経済常任委員会の審査報告のとおり原案を承認することにご異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大橋正光君) ご異議なしと認めます。よって、議第67号は原案を承認することに決しました。

 次に、議第68号を採決します。

 お諮りします。

 議第68号平成18年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)は、総務、教育厚生及び環境経済の各常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大橋正光君) ご異議なしと認めます。よって、議第68号は原案を可決することに決しました。

 次に、議第69号から議第76号までの8件を一括採決します。

 お諮りします。

 議第69号近江八幡市文化的景観の保全・再生・創出基金の設置等に関する条例の制定について、議第70号近江八幡市舟だまり施設の設置及び管理に関する条例の制定について、議第71号近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について、議第72号災害による被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第73号固定資産税の不均一課税条例の一部を改正する条例の制定について、議第74号近江八幡市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について、議第75号近江八幡市立納骨堂の設置等に関する条例及び近江八幡市立共同墓地の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第76号近江八幡市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について、以上8件は総務及び環境経済の各常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大橋正光君) ご異議なしと認めます。よって、議第69号から議第76号までの8件は原案を可決することに決しました。

 次に、議第78号から議第82号までの5件を一括採決します。

 お諮りします。

 議第78号滋賀県自治会館管理組合規約の一部を変更することにつき議決を求めることについて、議第79号滋賀県市町村交通災害共済組合規約の一部を変更することにつき議決を求めることについて、議第80号滋賀県市町村職員研修センター規約の一部を変更することにつき議決を求めることについて、議第81号市道路線の認定につき議決を求めることについて、議第82号和解及び損害賠償の額を定めることにつき議決を求めることについて、以上5件は総務、建設病院及び環境経済の各常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大橋正光君) ご異議なしと認めます。よって、議第78号から議第82号までの5件は原案を可決することに決しました。

 次に、議員提出議案を採決します。

 会第1号を起立により採決します。

 お諮りします。

 会第1号近江八幡市民生活を支える道路整備の推進と道路予算の拡充を求める意見書の提出については、原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(大橋正光君) ご着席願います。起立多数と認めます。よって、会第1号は原案を可決することに決しました。

 次に、請願第1号についてお諮りします。

 請願第1号出資法の上限金利の引き下げを求める請願書については、総務常任委員会の報告のとおり閉会中の継続審査に付すことにご異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大橋正光君) ご異議なしと認めます。よって、請願第1号出資法の上限金利の引き下げを求める請願書については、閉会中の継続審査に付すことに決しました。

 ここでお諮りします。

 本日意見書が可決されましたが、字句その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に一任願いたいと思いますが、これに異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大橋正光君) ご異議なしと認めます。よって、字句その他の整理は議長に一任願うことに決しました。

 次に、お諮りします。

 行政改革特別委員会及び広域環境対策特別委員会の各委員長より、委員会において審査中の事件につき、会議規則の規定に基づき閉会中の継続審査の申し出があります。各特別委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付すことにしたいと思いますが、これに異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大橋正光君) 異議なしと認めます。よって、各特別委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに決しました。

 以上をもって本日の日程は全部終了し、本定例会に付議されました案件はすべて議了しました。

 改めまして、今回永福敏一収入役におかれましては、任期満了により6月30日付をもって退任されることになりました。退任されるに当たりまして、永福収入役から一言退任のごあいさつを受けたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 永福敏一君。

             〔収入役 永福敏一君 登壇〕



◎収入役(永福敏一君) 退任のあいさつの場を設けていただきました議長さんをはじめ議員の方々に、まずお礼を申し上げたいと存じます。

 私は、今月末の任期をもちまして収入役の職を退任させていただくことになりました。平成10年7月に収入役に任命いただいて以来、無事にきょうを迎えることができましたのは、皆様方の温かいお支えのおかげと、心から厚くお礼を申し上げる次第でございます。本当にありがとうございました。

 顧みますと、就任当初はバブル崩壊の後遺症から、日本の経済は大変な激動の時期にございました。バブル時代の不良債権を抱える多くの金融機関が破綻の危機にさらされるという、戦後だれもが予想できないような金融機関の混乱の中で、金融機関の合併、ペイオフ問題など、金融機関を取り巻く状況は大きな変革期にございました。きょうまでの地方自治体の公金管理の考え方を、根底から考え直さなければならない時期と重なりまして、大変激動する経済環境の中で、あっという間に2期8年が過ぎ去ったように思います。

 また、今地方自治体は大変厳しい財政状況にございますが、同時にまた大きな転換期を迎えていると、こんなふうに私は思います。こうした中にありまして、今後はますます地方自治体の競争が激しくなることが考えられますし、財源も今日までのような国、県の補助金頼みではなく、それぞれの市で独自の財源確保を考えていかなければならない時代を迎えたのではないかというふうに私は思います。しかし、難しい課題ではございますが、英知を出して財源を捻出し、財源を安易に起債に頼ることがあってはならない、こんなふうに私は思っております。

 今、国、地方ともにプライマリーバランスの黒字化が叫ばれていることは、皆さん方もご承知のとおりだと思いますが、起債償還額を起債が上回り、起債残高が増大することがないようにということでございますが、我々地方におきましては、他市では起債残高が増加の傾向にあるというふうに聞いておりますが、しかしながら当市は、幸いにいたしまして議会の関係者や市長さんのご努力のおかげでプライマリーバランスは黒字でございまして、起債残高は減少の傾向にあることは、まことに同慶にたえない次第でございます。

 今後とも、健全財政を志向しながら、風格のあるまち近江八幡市のさらなる発展を祈念いたしますとともに、ご健勝で皆さん方のご活躍を心からご祈念申し上げ、言葉整いませんけれども、退任に当たりましてのあいさつとさせていただきます。長い間大変ありがとうございました。(拍手)



○議長(大橋正光君) ご苦労さんでございました。

 ここで市長からごあいさつをいただきます。

 市長川端五兵衞君。

             〔市長 川端五兵衞君 登壇〕



◎市長(川端五兵衞君) 閉会に当たりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。

 議員各位におかれましては、去る6月5日に平成18年第2回定例会を招集させていただきましたところ、提案させていただきました報告並びに議案につきまして慎重なるご審議を賜り、全案とも原案どおり承認、ご可決賜りまして、まことにありがとうございました。審議の過程におきまして、皆様方から賜りました貴重なご意見やご提言につきましては、これを真摯に受けとめまして、今後の市政執行に当たり適切かつ慎重に生かしてまいりたいと存ずる次第であります。

 ただいまごあいさつをされました永福収入役におかれましては、今月末の任期満了によりまして、2期8年お務めになられました収入役の職を辞されることになりました。一般職としての期間を通算いたしますと、昭和33年4月以来、実に48年余りの長きにわたりまして、近江八幡市の発展と地方自治の振興にご尽力をいただいたところでありまして、その長年のご労苦に対しまして、心から敬意を表する次第でございます。本当にありがとうございました。

 とりわけ、私の就任当初に発覚いたしました市民病院の有価証券の不適切な運用問題につきましては、初期の調査をはじめ外部監査の導入、公金にかかわる資金管理運用要綱の制定など、その卓越した手腕を発揮いただきましたことは、まだ記憶に新しいところであります。

 また、平成17年4月から本格実施されましたペイオフ解禁など、目まぐるしく変化をする我が国の金融情勢の中で、常に最新の情報を収集し、市の幹部に啓蒙され、ともすれば狭くなる行政担当者の目を広く国際経済にまで広げていただいたところであります。

 また一方、常に執行部と一歩離れたところに身を置き、冷静な目で見るという姿勢と的確なアドバイスによって、厳しい財政状況下の資金繰りをはじめ、行政全般の運営を正しい方向に導かれました。例えば、財務会計につきましては、電算化されたとはいいますものの、国際化が進み、他国とのハーモナイゼーションが求められることによりまして、複雑多岐となった金融情勢の中で、最後の判断はどうしても人間の総合的な判断力が必要となりました。二進法によって解析いたしますコンピュータができるものではございません。収入役という職責が最後のチェック機能を果たしていたということによって、正しく安全な市政執行ができたのではないかというのが真実の姿でございます。

 しかしながら、今般、地方自治法の改正によりまして、画一的に収入役の廃止という方向づけがなされましたが、その背景に地方自治体における行財政改革といういかにも正論を装った流行性ニーズが見え隠れすることに対しまして、私は正直なところ疑問視せざるを得ない心境であります。真の行政改革を思うならば、むしろ収入役の機能強化こそ求められるのではないかと存ずる次第であります。

 このことは、平成の初め、国は国公立大学を中心とした大学の経営改革を求め、「自己点検・自己評価」というスローガンをもって推し進め、今日の大学の独立行政法人化に至ったことに思いをいたしますとき、まさに地方自治体における収入役の役割こそ、この自己点検・自己評価を果たす中心的な存在なのだと確信するからであります。

 したがいまして、私は永福収入役に今般いま一度の就任を願ったのでありますが、地方自治法によって来春にはその職が廃止されるものであり、自分としては潔しとしないという永福氏の気持ちを察するに当たりまして、今般の決断もそれなりに意義ありと思うところになった次第でありました。このようなことで、まことに残念なことでありますが、このたび任期満了によりご退任されることになりました。この長年の貴重な経験を生かされまして、ご退任後も近江八幡市の発展のためにご活躍されますことを心から祈念いたします。本当に長い間ありがとうございました。

 さて、会議の冒頭でも申し上げましたが、地方六団体は去る6月7日に総務大臣と衆参両院の議長に対しまして、地方自治法に基づく地方分権の推進に関する意見書を提出いたしました。税財政の改革を中心とした7つの提言がなされましたが、その中で地方交付税を地方共有税に名称を変更し、法定率の見直しをすることなどについても提言をいたしました。これは、地方交付税が国から恩恵的に与えられるものではなくて、みずからの財源を他の自治体のために融通し合うことによって、すべての自治体が国に依存せずに、住民に対して一定水準の行政サービスを提供できるようにすべきであるという、いわばセーフティーネットとしての性格を持つものであるという考え方に基づく提案であります。

 現在の地方交付税の前身は、シャウプ勧告に基づきまして、昭和25年に創設されました地方財政平衡交付金がスタートいたしました。この制度の目的は、地方公共団体の自主性を損なわずに地方財源の均衡を図るとともに、すべての地方公共団体に対して、それぞれ合理的かつ妥当な水準における地方行政を行う場合に必要な財源を保障するとありました。この制度の長所は、現行の地方交付税制度に継承されておりますが、三位一体改革の中で政府によって削減ありきの地方交付税見直しがなされてまいりますのは、当初の目的に反するものでありまして、地方六団体が一致団結して断固阻止せねばなりません。

 以前にも申し上げましたように、現在の我が国の経済社会は、それぞれの地域がともに貢献し合いながらつくり上げてきたものであり、例えば本市におきましては豊かな農地を守るため、20世紀に各地方、近隣地方も大いにその傾向がございましたが、こぞって取り組んできた工場誘致は積極的には行わず、むしろ近隣市町の立地に譲ってきたというものでありました。

 一方、ここ近江八幡では、我が国の産業経済をはじめ化学、工学といった学術、また芸術文化など多岐にわたりまして多くの優秀な人材を輩出してきたという豊かな人的風土を誇る自負がございます。こうしたことを考えますれば、地域の均衡ある発展を目指すためにも、交付税制度あるいは今提言されている地方共有税が、いわゆる地方財政平衡交付金創設当時の理にかなった目的に沿うよう維持されていくことを強く望むものでありまして、今後も市長会等を通して国に働きかけていきたいと存じますので、議員各位の一層のご支援、ご協力をお願いするものであります。

 次に、新聞報道等でご承知のことと存じますが、5月19日の文化審議会において、岩手県一関市の一関本寺の農村景観が本市に続いて重要文化的景観として新たに選定をされるよう答申されました。こうした動きは、今後全国的にも大きく広がっていくものと存じますが、この文化的景観の保存、活用、再生などの意義や課題解決を図るために、またこうした魅力ある日本の原風景を地域で守り、次の世代に引き継いでいくために、本市と一関市、また県内では高島市、そして宇和島市の4市が発起人となりまして、7月18日、19日の両日に、本市のウェルサンピア滋賀におきまして、全国文化的景観地区連絡協議会設立総会を開催する運びとなりました。当日は、設立総会とあわせて各地区の取り組みの報告や記念講演会を行いますとともに、第2回目の掘割協議会も同時に開催される予定であります。

 また、今月の23日から2日間、歴史地理学会が本市を会場に開催されます。「景観保全」をテーマに、研究発表やシンポジウムが行われる予定となっています。初日の23日は、市の文化会館において「歴史地理学と文化景観」と題した公開講演会も開催されますので、議員各位をはじめ関係の皆様方、また市民の数多くのご参加をお願い申し上げる次第であります。

 このように、景観を守ろうという動きが本市から全国に向けて発信されますことは、まことにありがたく、今議会におきましてご可決をいただきました景観再生のための基金に対しても、全国からご協力をいただくきっかけになるものと、大変期待をいたしております。

 基金に対しましては、既に市内の有志の皆様から寄附をお預かりいたしておりますが、この基金設置を契機にいたしまして、本市の美しい景観を後世に引き継ごうという市民意識の向上を図りますとともに、基金条例の適切な運営によりまして、寄附をいただきました方々の善意を尊重した事業を推進してまいりたいと存じます。ご理解とご協力のほどよろしくお願いを申し上げます。

 これから日を追うごとに暑さも増します。議員各位におかれましては、この上とも健康に十分ご留意をいただきまして、ますますのご活躍をなさいますことをお祈り申し上げまして、閉会に当たりましてのあいさつにかえさせていただきたいと存じます。ありがとうございました。



○議長(大橋正光君) 第2回定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る6月5日に開会いたしました本定例会も、議員各位のご協力並びに市長をはじめ当局皆様方の格別のご協力をいただき、本日ここに無事閉会の運びになりましたことに対し、衷心より厚く御礼申し上げます。

 当局の皆様方におかれましては、今定例会におきまして議員各位から出されました貴重な意見や要望を十分に尊重され、市政の発展に一層努められるようお願い申し上げるものでございます。

 さて、川端市長におかれましては、本定例会の冒頭で今期限りの勇退を表明されたところでございます。向こうおよそ半年間の任期を残しての退任表明でありますが、川端市長の今日までの長年にわたるご労苦に対し、改めて深甚の敬意と感謝の意を表するものでございます。

 特に、川端市長は持ち前のまちづくりに対する情熱と信念で、今日まで多くの政策課題に積極果敢に取り組まれ、行政の文化化と終の栖の実現に向けた礎を築かれた功績は、極めて大きいものがございます。この上は、残された任期に全力を傾注され、市民福祉の向上と近江八幡市政発展のためにさらなるご尽力を賜りますよう切望するものでございます。

 また、永福収入役におかれましては、このたび2期8年間の任期を全うされ、今月末をもってめでたく退任することになりました。在任中は卓越した長年の行政手腕を発揮され、複雑多岐にわたる会計事務の処理をはじめ、厳しい財政状況の中での適正な資金管理に努められるとともに、市の三役として近江八幡市の発展に大きく貢献いただきました。今日までのご功績をたたえ、深く感謝を申し上げる次第でございます。今後は一層健康に留意をいただき、地域社会の発展のためにご活躍されますことを心から念願するものでございます。

 いよいよ本格的な梅雨を迎え、何かと体調を壊しやすい時期になります。議員各位におかれましては一層のご自愛の上、ご活躍いただきますようご祈念申し上げ、閉会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。

 それでは、これをもちまして平成18年第2回近江八幡市議会定例会を閉会いたします。

 ご苦労さまでございました。

               午前10時23分 閉会

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 会議規則第81条の規定により下記に署名する。

  平成18年6月21日



      近江八幡市議会議長

           大 橋 正 光



      署 名 議 員

           前 出 幸 久



      署 名 議 員

           井 上 栄一郎



      署 名 議 員

           山 本 英 夫