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滋賀県 近江八幡市

平成18年第1回 3月定例会 03月23日−05号




平成18年第1回 3月定例会 − 03月23日−05号







平成18年第1回 3月定例会



         平成18年第1回(3月)近江八幡市議会定例会



                    平成18年3月23日(木) 午前9時30分開議

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1. 議 事 日 程

   第1 会議録署名議員の指名

   第2 委員会審査報告

   第3 討論・採決

   第4 議案の上程

      議第60号〜議第63号

   第5 質疑

      議第60号〜議第63号

   第6 委員会付託

      議第60号〜議第63号

   第7 委員会審査報告

      議第60号〜議第63号

   第8 討論・採決

      議第60号〜議第63号



1. 会議に付議した事件

   日程第1 会議録署名議員の指名

   日程第2 委員会審査報告

   日程第3 討論・採決

   日程第4 議案の上程

        議第60号〜議第63号

   日程第5 質疑

        議第60号〜議第63号

   日程第6 委員会付託

        議第60号〜議第63号

   日程第8 討論・採決

        議第60号〜議第63号



1. 会議に出席した議員(23名)

   1番  深 井 博 正 君        2番  川 崎 益 弘 君

   3番  中 村   巧 君        4番  加 藤 昌 宏 君

   5番  池 上 知 世 君        6番  有 村 國 俊 君

   7番  小 川 廣 司 君        8番  矢 掛   弘 君

   9番  中 谷 哲 夫 君        10番  井 上 伊 織 君

   11番  川 村 裕 治 君        12番  小 林 良 一 君

   13番  高 木 健 三 君        15番  塩 田 善 弥 君

   16番  前 出 幸 久 君        17番  井 上 栄一郎 君

   18番  福 本 匡 志 君        19番  山 本 英 夫 君

   20番  相 馬   学 君        21番  西 居   勉 君

   22番  大 橋 正 光 君        23番  辻     恪 君

   24番  友 清 尚 昭 君



1. 会議に欠席した議員(1名)

   14番  坂 井 千代枝 君



1. 会議に出席した説明員(19名)

   市長      川 端 五兵衞 君  代表監査委員  福 井 二 郎 君

   助役      岡 田 三 正 君  収入役     永 福 敏 一 君

   教育長     國 松 嘉 仲 君  政策監     嶌 本 敏 雄 君

   文化政策部長  北 村 博 史 君  総務部長    中 江 義 一 君

   市民環境部長  村 田 一 幸 君  健康福祉部長  藤 井 稔 弘 君

   産業経済部長  大 森 喜 三 君  建設部長    玉 本 邦 雄 君

   人権政策室長  三 崎   昇 君  教育部長    向 井 美津男 君

   病院事業管理者 澤 田 克 徳 君  市民病院院長  槙     系 君

   市民病院事務長 土 田 康 人 君  財政課長    村 田 正 美 君

   秘書広報課長  今 江 政 彦 君



1. 議場に出席した事務局職員(4名)

   事務局長    須 田 智 廣

   事務局次長   木 村 正 善

   副主幹     山 下 彰 人

   副主幹     杉 浦 寿 廣







               午前9時30分 開議



○議長(福本匡志君) 皆さんおはようございます。

 本日、14番坂井千代枝さんより欠席の届けを受けておりますので、ご報告いたします。

 これより本日の会議を開きます。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(福本匡志君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員に、

 9番 中谷哲夫君

 11番 川村裕治君

 12番 小林良一君

の3名を指名します。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第2 委員会審査報告



○議長(福本匡志君) 次に、日程第2、委員会審査報告に入ります。

 各常任委員会に審査を付託していました諸案件を一括議題とし、各常任委員会の報告を求めます。

 まず、総務常任委員会の報告を求めます。

 21番西居勉君。

             〔21番 西居 勉君 登壇〕



◆21番(西居勉君) 皆さんおはようございます。

 ただいまより総務常任委員会の審査報告を行います。

 本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査のため、3月17日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告いたします。

議第1号 平成17年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)のうち委員会所管部分

は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。

議第14号 平成18年度近江八幡市一般会計予算のうち本委員会所管部分

は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。

議第25号 平成18年度近江八幡市文化会館事業特別会計予算

は、原案を可決すべきものと決しました。

議第28号 近江八幡市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例の制定について

議第29号 近江八幡市国民保護協議会条例の制定について

 以上2件は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。

議第33号 近江八幡市長、助役及び収入役の給与及び旅費に関する条例及び近江八幡市教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議第34号 近江八幡市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について

議第35号 近江八幡市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議第36号 近江八幡市使用料条例の一部を改正する条例の制定について

議第38号 近江八幡市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について

議第39号 近江八幡市立資料館条例及び近江八幡市重要文化財旧西川家住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について

 以上5件は、原案を可決すべきものと決しました。

議第49号 近江八幡市第五次国土利用計画を定めることにつき議決を求めることについて

は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。

議第52号 滋賀県自治会館管理組合規約の一部を変更することにつき議決を求めることについて

議第54号 滋賀県市町村職員研修センター規約の一部を変更することにつき議決を求めることについて

議第56号 町及び字の区域及び名称の変更につき議決を求めることについて

 以上3件は、原案を可決すべきものと決しました。

議第58号 平成17年度近江八幡市一般会計補正予算(第6号)

は、原案を可決すべきものと決しました。

 以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。



○議長(福本匡志君) 次に、教育厚生常任委員会の報告を求めます。

 6番有村國俊君。

             〔6番 有村國俊君 登壇〕



◆6番(有村國俊君) ただいまより教育厚生常任委員会の審査報告を行います。

 本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査のため、3月20日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたのでご報告いたします。

議第1号 平成17年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)のうち本委員会所管部分

議第4号 平成17年度近江八幡市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)

議第8号 平成17年度近江八幡市介護認定審査会共同設置事業特別会計補正予算(第1号)

議第11号 平成17年度近江八幡市障害児通園事業特別会計補正予算(第1号)

 以上4件は、原案を可決すべきものと決しました。

議第9号 平成17年度近江八幡市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)

は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。

議第14号 平成18年度近江八幡市一般会計予算のうち本委員会所管部分

議第23号 平成18年度近江八幡市介護保険事業特別会計予算

 以上2件は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。

議第17号 平成18年度近江八幡市住宅新築資金等貸付特別会計予算

議第22号 平成18年度近江八幡市介護認定審査会共同設置事業特別会計予算

議第24号 平成18年度近江八幡市障害児通園事業特別会計予算

 以上3件は、原案を可決すべきものと決しました。

議第30号 近江八幡市障害程度区分等審査会の委員の定数を定める条例の制定について

議第32号 近江八幡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議第40号 近江八幡市立心身障害児通園センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議第42号 近江八幡市総合介護条例の全部を改正する条例の制定について

 以上4件は、原案を可決すべきものと決しました

議第31号 近江八幡市介護保険条例の制定について

は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。

議第46号 公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて

は、原案を可決すべきものと決しました。

 以上で教育厚生常任委員会の審査報告を終わります。議員の皆様のご賛同をよろしくお願い申し上げます。



○議長(福本匡志君) 次に、建設病院常任委員会の報告を求めます。

 24番友清尚昭君。

             〔24番 友清尚昭君 登壇〕



◆24番(友清尚昭君) 皆さんおはようございます。

 ただいまから建設病院常任委員会の審査報告を行います。

 本定例会において当委員会に付託された諸案件を審査のため、3月20日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたのでご報告申し上げます。

議第1号 平成17年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)のうち本委員会所管部分

議第7号 平成17年度近江八幡市近江八幡駅南部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)

議第13号 平成17年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)

 以上3件は、原案を可決すべきものと決しました。

議第14号 平成18年度近江八幡市一般会計予算のうち本委員会所管部分

議第20号 平成18年度近江八幡市近江八幡駅南部土地区画整理事業特別会計予算

議第27号 平成18年度近江八幡市病院事業会計予算

 以上3件は、原案を可決すべきものと決しました。

議第45号 近江八幡市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について

は、原案を可決すべきものと決しました。

議第55号 市道路線の認定につき議決を求めることについて

は、原案を可決すべきものと決しました。

 なお、審査過程について少しご報告をいたしますと、平成18年度一般会計予算の審査では、市道黒橋八木線の早期開通、市道若宮上田線への積極的な取り組みをはじめ、市民からの要望の多い道路改修や河川、側溝改修などには、予算確保に努められ極力早い対応ができるよう求める意見、改良住宅では建設後三十数年が経過している住宅も多く、家賃収入以上に修繕費がかさむ状況下、精力的な取り組みで譲渡促進に努力されると同時に、家賃の引き上げも視野に入れるべきである、また改良住宅の管理運営にあっては法令遵守を厳格に求める意見がありました。

 病院事業予算及び使用料改正の審査では、新病院開院に当たって32億円の起債、いわゆる借り入れを起こし、36億5,000万円の費用をかけて医療機器の整備を行うとの説明、使用料改正では新病院から採用される個室室料改正であり、新しい室料は1万8,900円の特別室2室、8,400円の個室A21室、5,250円の個室B75室でありますが、室料の単価設定の考え方の質問に対して、近隣と比較したが、部屋の大きさや設備や備品等の状況から比較は難しいが、他の病院よりは低く設定できているとの答弁がありました。新病院は医療機器の整備や移転による繰上償還、施設解体による損失など、しばらくは大変厳しい経営となるが、医師をはじめ病院スタッフの努力で健全な経営へと転換されるよう期待する意見が多くあったことを申し上げ、建設病院常任委員会の審査報告を終わります。

 なお、当委員会は10月開院予定の新病院近江八幡市立総合医療センターの運営にあっては、地域経済の活性化からも重要であると認識、今議会開会日の6日午後、新病院で医療部門以外のすべての管理運営を受け持つSPCと協議会を持ち、職員採用にあっては地元を優先に採用することや、運営事業では地元企業の積極的採用をされるよう強く求めました。SPC側からは、事業契約書の第2条に事業者は本事業の実施に当たっては地域社会及び地域経済への貢献に努めるものとするとの条項を守るためにも引き続き努力したいとのことでござました。

 その後、新病院の視察を行いました。5階の中央に設置される透析センターから順次4階病棟の感染病棟や無菌室、3階病棟の分娩室や新生児室、院内学級、プレイルームをはじめとした小児病棟、回復リハビリ病棟、2階の手術室や集中治療室、外来リハビリや医局を含む管理室、1階の外来、中央診療、救急、薬剤、レストラン、売店と、約2時間かけて視察を行いました。既に病院実務者による要求性能確認作業も始まっていました。明るくゆとりある空間のデイルームや病室、3階に設置される庭園、風格を漂わせる八幡瓦の威容など、すばらしい施設の完成を目の当たりに確認いたしました。視察段階では内装工事などはほぼ完了し、植栽と外構の残工事が行われている状況でありました。

 今後10月の開院に向けて医療機器の据えつけをはじめ病院スタッフの研修等が行われますが、万全の体制で臨んでいただき、無事に開院の日が迎えられますよう期待し、あわせてご報告といたします。議員の皆さんのご賛同をよろしくお願いを申し上げます。



○議長(福本匡志君) 次に、環境経済常任委員会の報告を求めます。

 9番中谷哲夫君。

             〔9番 中谷哲夫君 登壇〕



◆9番(中谷哲夫君) ただいまより環境経済常任委員会の審査報告を行います。

 本定例会において当委員会に付託されました諸案件を審査のため、3月17日に委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告をいたします。

議第1号 平成17年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)のうち本委員会所管部分

議第2号 平成17年度近江八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)

議第3号 平成17年度近江八幡市と畜場特別会計補正予算(第2号)

議第5号 平成17年度近江八幡市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)

議第6号 平成17年度近江八幡市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)

議第10号 平成17年度近江八幡市大中の湖地区基幹水利施設管理事業特別会計補正予算(第1号)

議第12号 平成17年度近江八幡市水道事業会計補正予算(第2号)

議第59号 平成17年度近江八幡市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)

 以上8件は、原案を可決すべきものと決しました。

議第14号 平成18年度近江八幡市一般会計予算のうち本委員会所管部分

議第15号 平成18年度近江八幡市国民健康保険特別会計予算

議第19号 平成18年度近江八幡市老人保健事業特別会計予算

 以上3件は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。

議第16号 平成18年度近江八幡市と畜場特別会計予算

議第18号 平成18年度近江八幡市公共下水道事業特別会計予算

議第21号 平成18年度近江八幡市農業集落排水事業特別会計予算

議第26号 平成18年度近江八幡市水道事業会計予算

 以上4件は、原案を可決すべきものと決しました。

議第37号 近江八幡市手数料条例の一部を改正する条例の制定について

議第43号 琵琶湖干拓大中の湖地区新田排水機場管理条例を廃止する条例の制定について

議第44号 近江八幡市土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について

 以上3件は、原案を可決すべきものと決しました。

議第41号 近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について

は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。

議第47号 公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて

議第48号 公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて

 以上2件は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。

議第50号 近江八幡市、東近江市及び安土町における大中の湖地区基幹水利施設管理事業事務委託の廃止に関する協議につき議決を求めることについて

議第51号 安土町、近江八幡市及び東近江市における大中の湖地区基幹水利施設管理事業事務委託に関する協議につき議決を求めることについて

議第53号 滋賀県市町村交通災害共済組合規約の一部を変更することにつき議決を求めることについて

 以上3件は、原案を可決すべきものと決しました。

 以上で環境経済常任委員会に付託されました案件につきましてはすべて可決されましたが、審議の中で第1クリーンセンターの閉鎖に伴い、今後のし尿処理については八日市衛生プラント組合へ投入することになりますが、この交渉経過の中で当局の説明責任が十分に果たされていない部分があり、委員に一部誤解を与えたことは遺憾である旨、当局に注意を喚起いたしました。また、農政全般については、今後積極的な農業振興対策に取り組まれたい旨の強い意見がありましたことを申し添え、審査報告といたします。議員皆様方のご賛同をよろしくお願いをいたします。



○議長(福本匡志君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。

             (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福本匡志君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。

 討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。

 休憩します。

               午前9時53分 休憩

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

               午前10時8分 再開



○議長(福本匡志君) 再開します。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第3 討論・採決



○議長(福本匡志君) それでは、日程第3、討論・採決に入ります。

 討論を行います。

 3名より発言通告がありましたので、順次これを許します。

 まず、4番加藤昌宏君の発言を許します。

 4番加藤昌宏君。

             〔4番 加藤昌宏君 登壇〕



◆4番(加藤昌宏君) 加藤昌宏でございます。日本共産党を代表して、討論を行います。

 私は本議会に提案された議案のうち議第1号、議第9号、議第14号、議第15号、議第19号、議第23号、議第28号、議第29号、議第31号、議第41号、議第47号、議第48号、議第49号に反対の討論を行います。

 最初に、議第1号平成17年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)と議第47号、議第48号の公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについては関連がありますので、あわせて反対の討論を行います。

 議第1号の第2条債務負担行為の追加は、第2表債務負担行為補正によるとして提案されているうち、共同浴場施設管理運営事業に平成18年度から平成20年度の期間で574万円の限度額が計上されています。これは、議第47号及び議第48号で示されている八幡町及び末広町の両市営の共同浴場を3年間にわたり指定管理者として地元自治会に管理運営業務を委託するための管理委託料です。これまでも両浴場は当該自治会に運営が委託されてきましたが、八幡町の過去数年間の報告書の中でどうしても理解しがたい部分が多数見られたため、指定管理者とすることに同意できません。当局のこれまでの市営共同浴場に対する対応姿勢及びチェックにも大きな問題があったと指摘しなければなりません。このことは今回提案された限度額算定根拠の信頼性にもつながるものです。

 また、滋賀県公衆浴場確保対策費補助金と同額の40万円も含め、管理費として計上されています。民間と大きく違う点は、3万円以上の施設修繕などはすべて市が実施しなければなりません。民間と同じ額は出して当たり前という考えそのものが既に大きな間違いと言わざるを得ません。

 末広第2浴場については、委託料の減額が長きにわたり交渉、指導されてきた努力は認めますが、これまでの2つの共同浴場の運営は同和対策事業の延長での考え方そのものです。

 さらに、今後の施設運営について大規模改修が必要とされるときには、存廃を含めて協議するとなっていますが、行政の方針の検討がいまだ不十分です。

 以上の理由から、指定管理者の指定のための債務負担行為を計上した議第1号の提案に反対するとともに、市営の共同浴場を指定管理者の指定とする議第47号及び議第48号に反対します。

 次に、議第9号、議第23号、議第31号は、今般改定された介護保険制度の利用者、被保険者の負担増にかかわる問題として共通しますので、あわせて反対討論を行います。

 議第9号平成17年度近江八幡市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)には、昨年10月より実施されている施設利用者のホテルコスト、いわゆる食費、居住費の導入で、自己負担の増加分が反映されています。

 議第23号平成18年度近江八幡市介護保険事業特別会計、議第31号近江八幡市介護保険条例の制定についてには、第1号被保険者の介護保険料の値上げが反映されています。本市においては介護保険がスタートしたとき、平成12年に基準額で月2,720円だったのが、平成15年に3,348円になり、今回3,840円という提案であります。

 小泉構造改革の総仕上げと言われる国の本年度予算は今国会で審議中で、間もなく成立されようとしています。2006年度国家予算の特徴は、超多額の借金漬け財政をつくり上げてきたこれまでの自民党政治の責任は不問にしたままの国民犠牲の予算編成と言わねばなりません。中でも、福祉、社会保障の改悪などで弱者、高齢者への負担増がメジロ押しです。介護保険制度は既に昨年法律として成立しています。ホテルコストの導入は昨年10月から早々と実施され、この4月からは制度の本格的スタートとなります。介護保険制度でも国の財政支出を抑え、財界、大企業の負担を抑えて、自立、自助、共助の名で国民負担をふやす大改悪を進めてきました。見直しのたびに保険料や利用料の引き上げが続けられ、市民にとっては将来の福祉や社会保障制度への不安ははかり知れないものとなっています。

 以上の趣旨から、この3つの議案に反対するものです。

 議第14号平成18年度一般会計予算について、同和行政に関する予算が依然として継続されていることに反対を表明します。市長の総合センター事業を廃止するとの方向に沿った部分で今年度の予算化が加味されていないことです。予算額は減少させてはいるものの、他の予算措置に倣った内容にすぎません。思い切った廃止に踏み出すべきであります。本市の財政難を危惧してきた割には、依然としてこの分野にメスが入れられていないと指摘しなければなりません。それは人権センター支援事業であり、隣保館運営事業です。部落解放人権政策確立要求実行委員会負担金の廃止、解同事務所に行政施設を提供することも、事の経過からするならやめるべきです。同和特別対策の法令上の根拠が既になくなっていることも含めて、本予算に市長の意向を反映させることは当然であります。まず、このことをもって本議案に反対するものです。

 そのほかにも歳入のうちごみ処理手数料2億340万円が計上されています。これは平成18年4月1日から第2クリーンセンターへ持ち込みごみの手数料が条例改正により値上げされる約1億円近い分が含まれています。昨年12月議会に反対したとおり、これだけの負担を市民に、とりわけ事業者にかけることは利益の吸い上げになり、地域経済にとって悪い影響を与えるだけです。なお、さきの12月議会で条例が制定されたにもかかわらず、実施前の本議会で我が党も含めた2会派の代表質問及び賛成会派の議員から一般質問で取り上げられたことは、これまでの議会では見られなかった異例の出来事でした。当局が住民に負担増を求めることに対する安易な態度、議会にも十分に納得してもらえない状況を十分に反省する必要があります。ごみ手数料の引き上げの再検討を求め、この予算に反対します。

 また、国民保護法に関する条例に連動する協議会委員の予算なども含まれていることも問題です。議第28号、議第29号に反対する立場からも、本事項の予算化に反対するものです。

 また、2つの市営共同浴場の指定管理者導入に伴う共同浴場等施設維持管理事業及び共同浴場運営事業に指定管理者委託料を盛り込んでいます。これも議第47号、議第48号に反対の立場から、本予算化に反対するものです。

 あわせて、障害者の大きな怒りを買った自立支援とはほど遠い障害者自立支援法をさきの国会で成立させました。この法律もこの4月から実施されます。障害者が利用するサービスや公費負担医療は、障害者が利益を受けるものだとしてその利益に応じて負担をするという応益負担の考え方を導入し、原則1割の定率負担を決めました。本予算にはその内容も反映されていることから、反対をします。

 次は、議第15号平成18年度近江八幡市国民健康保険特別会計予算ですが、本市において今年度の保険料値上げを抑制する努力がなされたことは評価いたします。しかし、年金控除額引き下げによる国保料の引き上げや、40歳から64歳の2号被保険者の介護保険料の値上げの予定が盛り込まれています。また、年々上がる国保料が払えず、滞納者もふえています。本市において収納率は上がったとはいうものの、滞納者の保険証取り上げの制裁措置として国の圧力のもとに行われている資格証明書や短期被保険者証の発行は、以前と比べて激増しています。資格証明書は、平成15年には37件だったものが、平成16年には316件、平成18年2月には278件ということです。短期証も同時期で431件、458件、508件と増加しています。資格証は事実上の国保証の取り上げを意味します。保険料を払えない人に医療費を全額準備できるはずがありません。このような人は保険証がないと医療にかかることはほとんど無理です。このような資格証、短期証の発行は認められないという立場からの反対をいたします。

 所得が減る中で保険料は上がり続ける、これでは滞納者がふえて当然です。滞納者がふえて財政が悪化すると保険料がさらに引き上げられ、必死に頑張っても支払い不能に陥り、滞納世帯がじわじわと広がる構図です。まさに悪循環です。これは国保法を改悪して次々と国庫負担を引き下げてきたことが最大の原因です。小泉内閣は2000年4月に滞納世帯から保険証の取り上げを市町村の義務としました。このような国の仕打ちにも反対するものです。

 議第19号平成18年度近江八幡市老人保健事業特別会計予算についても、今国会で医療制度の改革大綱の中身が審議されています。国民にとって大改悪の内容です。一定以上の所得がある70歳以上の高齢者の医療費窓口負担を2割から3割へ引き上げを、本年4月から実施しようとしています。療養病床で入院する70歳以上の高齢者には介護保険と同様にホテルコストの自己負担を導入、これも10月からの実施をもくろんでいます。その他、70歳から74歳の高齢者の医療費自己負担を現在の1割から2割に引き上げることや、75歳以上には後期高齢者医療制度を創設し、年金から保険料を天引きする制度を押し通そうとしています。このような高齢者への負担増を盛り込む改悪内容を前提とした本議案に反対するものです。

 議第28号近江八幡市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例の制定について及び議第29号近江八幡市国民保護協議会条例の制定について、この条例はいずれも武力攻撃事態などにおける国民の保護のための措置に関する法律の規定に基づき条例を制定するものですが、国民保護法とは日本がアメリカとともに戦争を進めるための武力攻撃事態法などと連動するものです。武力攻撃事態法では、相手が日本に武力攻撃予測事態に入ったと認めれば武力を行使できるものとなっています。これは国連憲章違反の明確な先制攻撃です。

 ブッシュ大統領が表明する、北朝鮮はならず者国家であり、必要とあるなら先制攻撃も辞さないという危険な立場は、現在日本周辺で考えられる最も可能性のある大きな危険です。もし、米軍が北朝鮮に先制攻撃を行ったとすれば、これに対して北朝鮮が反撃の体制を整えるでしょう。この事態を見て日本は武力攻撃予測事態としてアメリカと戦闘態勢に入ることになります。これは空想ではありません。既に現実の政治で起こっていることです。1994年、アメリカが北朝鮮に核疑惑ありとして一触即発の事態になったことがあります。先日も羽田空港を横田基地と連動した軍民共用空港にするとの構想が出されましたが、まさにこれはこの先取りと言えます。

 政府の資料でも、国民保護を強調するものの、アメリカの軍事戦略と日本の同盟関係での武力攻撃事態の可能性は覆い隠しています。自然災害と同列に置いたり、テロ行為を想定した事態などもあおり、国民保護の措置が必要としています。テロの可能性を考えても、米国内での同時多発テロに見られるように、アメリカの軍事戦略と結びついて起きたことを考えれば、そのような敵をつくった原因に問題があったと言わなければなりません。日米戦争協力の道を断ち切ることが国民保護の最大の保障となることを肝に銘じなければなりません。

 このようなときに、市長の名前で権利の制限や土地の取り上げなどが行われようとするものであります。このような戦争体制づくりを認めるわけにはいきません。日本共産党は反戦平和を貫いてきた党として、このような条例には断固反対するものです。

 議第41号近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定については、1月1日からの地方税法改定に伴う措置であります。税負担につながる税法の改定から来るものであり、反対します。

 議第49号近江八幡市第五次国土利用計画を定めることにつき議決を求めることについて、リゾートネックレス構想がなくなったことについては評価するものです。我が党はこれまでリゾートネックレス構想と農工団地計画に長く反対してきました。これまで北部地域について農村地域工業等導入促進法による工業団地の形成を促進するとしてきたいわゆる農工団地計画は破綻しました。平成5年4月には地方拠点都市地域の整備及び産業業務施設の再配置の促進に関する法律によって、滋賀県知事から指定を受けた東近江地方拠点都市地域の重点的推進地域整備として位置づけ、平成7年11月に実施計画を作成していました。当時既に破綻している計画であり、やめるべきだと主張した我が党質問に対して、同時期につくられた10年間の近江八幡総合発展計画に基づくとして、平成13年の第四次国土利用計画の中にも当計画の促進をうたってこられました。この計画が持ち上がったときに市内事業者による土地購入を促進させ、150反の優良農地を今日のように荒れ放題の状態にさせた責任は当局にあります。あわせて、土地を買い占めた事業者などの責任も大きなものがあります。この状況をつくり出した当局の十分な反省がないまま、今回の第五次近江八幡市国土利用計画では、農工団地の部分が環境及び農業振興に配慮した住宅の形成を促進するとして、実質土地所有者ら事業者の提案によるエコ村構想実現を目指すものとなっています。行政の主体性のない土地利用計画と言わざるを得ません。

 小泉内閣は昨年、今後10年間の農政の指針となる食料・農業・農村基本計画を決め、同年10月には品目横断的経営安定対策を決めました。これは価格支持政策を全廃し、一定規模以上の農業経営以外を農業の担い手から排除するという家族経営を全面的に破壊する政策を推し進めるものです。しかし、対象となる大規模経営の安定も、貿易拡大最優先のWTO農業協定に国内政策を合わせたもので、輸入自由化や価格政策の放棄などを基本とした基本法のもとでは経営を安定させる保障はどこにもありません。新たな対策の対象外となる圧倒的多数の農家は生産を放棄せざるを得なくなり、農地の荒廃を進めるものとなります。耕作放棄の広がりなど新計画が指摘する最近の危機的事態は、基本法のもとで農産物の輸入が急増し、価格暴落が広がり、農業経営が破綻させられた結果です。

 この近江八幡市国土利用計画は、農業経営の大規模化の進行、そして農用地の高度な利用を図るとし、さらに政府の方針に基づく農用地については集落における土地利用調整により担い手への利用集積を図るとされていますが、近い将来近江八幡市農村地域の破壊を招く国土利用計画になることは間違いありません。

 以上の趣旨から、本議案の議決には反対するものであります。議員各位のご賛同をよろしくお願いします。



○議長(福本匡志君) 次に、9番中谷哲夫君の発言を許します。

 9番中谷哲夫君。

             〔9番 中谷哲夫君 登壇〕



◆9番(中谷哲夫君) 創政会の中谷でございます。

 私は議第28号近江八幡市国民保護対策本部及び近江八幡市緊急対処事態対策本部条例の制定についてと議第29号近江八幡市国民保護協議会条例の制定について、総務常任委員長の報告のとおり条例を制定することに賛成の討論を行います。

 ご承知のように、我が国をめぐる安全保障の環境が依然として不透明、不安定な中で、米国における同時多発テロや近年の日本海における武装不審船の出現は国民に大きな不安を与えています。予期しない危険に備えることの重要性を再認識させられ、我が国の緊急事態に対処し得る体制の整備がますます重要になってまいりました。

 平成15年6月に国家の緊急事態に対処するため、平和と独立並びに国民の安全確保に関する法律、これは武力事態対処法と言うんですが、そういう法律が、有事関連三法というのが成立をいたしました。この法律を受けて平成16年6月に自由民主党、公明党、民主党の合意に基づき、武力事態等における国民の保護のための措置に関する法律、すなわち国民保護法でありますけれども、これが成立をいたしました。このことによりまして、武力攻撃などの非常事態等における住民の避難、救援などの方法を定めるために、各地方自治体は住民の意見を聞きながら国民保護協議会と国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部に関する条例を制定し、万一の事態に備えることとなりました。

 この条例の制定について一部の人たちは、アメリカの戦争政策に加担するものであるとか、基本的人権の抑圧、あるいは近江八幡市の人権擁護都市宣言にも矛盾するなどと言っております。また、極端な者は、無防備こそテロや紛争を防ぐ手だてなどと、現下の情勢を認識しない全く無責任な議論をいたしております。このような主張で国民の生命と財産が守れるんでしょうか。全くの空論と言わねばなりません。備えあれば憂いなしと言うではありませんか。万一の非常時に住民が混乱することなく整然と対処できるよう備えておくことは、国や地方自治体の当然の責務であります。日本国憲法は国民の基本的人権を尊重しております。万一非常時にこの基本的人権に制限を加える場合にあっても、その制限は武力攻撃事態等に対処するため公正かつ適正な手続で行われる必要最小限度のものに限られるのであります。

 よって、私どもは外部からの万一の武力攻撃等から国民の生命、財産を守る策を講じることは当然の責務として、今議会に提案されている議第28号近江八幡市国民保護対策本部及び近江八幡市緊急対処事態対策本部条例と議第29号近江八幡市国民保護協議会条例の2案に、総務常任委員長の報告のとおり賛成するものであります。議員皆様方のご賛同をお願い申し上げ、賛成討論といたします。



○議長(福本匡志君) 次に、3番中村巧君の発言を許します。

 3番中村巧君。

             〔3番 中村 巧君 登壇〕



◆3番(中村巧君) 市民の眼の中村巧でございます。

 反対討論に入る前に、2点要望させていただきます。

 まず1点目は、先ほど環境経済常任委員会報告でも指摘がありましたし尿処理投入交渉に当たっては、説明責任を十分果たし、透明性の高い事務推進に努めていただきたく、改めて強く要望します。

 2点目は、介護保険法改正でこの4月からの介護保険料値上がりが低所得者に重い負担となって、保険料滞納もふえてくるのではないかと心配しています。低所得な高齢者の暮らしを保障していくため、保険料減免の制度の充実をさらに進めていただきたいことを要望します。

 では、討論に移ります。

 議第28号市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例と議第29号市国民保護協議会条例の制定について、反対の立場で討論します。

 この条例は、さきの質問の折にも指摘しましたが、有事関連法の一つとしての武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律に基づいて提案されました。この国民保護法は、有事いわゆる戦時を想定してトップダウン方式で地方自治体に対して避難計画などの策定を求めるものです。国民の保護といえば耳ざわりはよいが、国民の保護という言葉とは裏腹に、国民の自由と権利を制限し、自治体等の権限も侵害していくおそれがあるだけでなく、アメリカが行う戦争に国民すべてが引きずり込まれるという極めて危険な法律と問題にされています。

 日本国憲法は、さきの戦争で中国はじめアジア諸国を侵略し、2,000万とも言われている人々に多大な犠牲をもたらした反省から制定されました。そして、前文では政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないよう決意するとともに、第9条では戦争を放棄し、軍隊を持たない平和な国家を目指していくことを決意しました。そして、憲法13条では、すべて国民は個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については公共の福祉に反しない限り立法その他国政の上で最大の尊重を必要とすると、国民の基本的人権を保障しています。

 当市の人権擁護宣言の一人ひとりの基本的人権を永久の権利として尊重する、人権を互いに侵さず侵されず、すべての市民が平等に生きる権利を保障するとした宣言も、そうした精神に基づいています。また、昭和62年6月の市議会で議員提案として「湖国文化都市近江八幡」平和都市宣言も原案可決しています。宣言では、私たちは湖国文化都市近江八幡の豊かな自然と歴史、文化に恵まれた平和を享有している。この平和を恒久のものとするため、世界唯一の被爆国の国民として、全世界の人々に被爆の恐ろしさ、苦しみを訴え、再びその惨禍を繰り返してはならないと平和国家を目指した宣言を行っています。

 武力攻撃事態として、1、地上部隊が上陸攻撃、2、ゲリラ特殊部隊による攻撃、3、弾道ミサイル攻撃、4、航空機攻撃の4つが上げられていますが、こうした戦時法が機能してくるときは市民の命と人権、財産が守られる保障はありません。戦争をなくし戦争を起こさせないようにしていくことこそ、市民の命と財産を守っていくことができる最良の道であると確信しています。国や自治体で有事への備えとして計画や訓練が想定されていますが、何よりも必要なのはそうした有事を招かないように憲法や人権擁護宣言、平和都市宣言などの崇高な精神を生かした施策こそ、憲法92条に明記されている地方自治の本旨にかなったものと考えます。そうした意味からも、無防備都市宣言は大きな意義があるものと確信しています。

 自治体は住民の命と権利、財産を守っていくことが最大の任務でありますが、このたび提案されました2つの条例は、可決されれば計画作成は議会の承認も必要としません。報告で事足りるものであり、これでは市民の命と権利、財産を守っていくものとはなり得ず、憲法と地方自治の本旨に背くものと理解し、条例制定に反対します。

 次に、議第45号病院事業使用料及び手数料条例の一部改正に反対の立場で討論します。

 この条例案は今秋10月に開院する運びになっています市民病院の個室利用料、いわゆる差額ベッド料改定にかかわるもので、現行1,580円から7,350円で、2ベッド室含め56室、6ランクあったものを個室を42室ふやし98室に、ランクは3ランクと選択の幅が狭く、料金も5,250円から1万8,900円に、市外居住の方は7,350円から2万3,100円と大幅な値上げとなるものです。過日の質問の折にも指摘しましたが、プライバシーが守れないと個室を利用する人がふえているとはいえ、長期の入院ともなれば経済的な負担は大きく、5,250円の個室に仮に1カ月入ると15万7,500円、最高の2万3,100円だと69万3,000円にもなります。医療は市民の共通の基本的なニーズにこたえていくためのものであり、所得、経済的な格差によって差別される性格のものではなく、このたびの大幅な個室料値上げ案は自治体病院として妥当なものかと疑問を抱くものです。

 さきの質問に対して、個室利用料については他の病院と比べると利用料は低めに設定している、利用に当たってはご承諾をいただいた方のご利用になり、また市外居住の方には公平負担を考えたとの趣旨の回答だったと理解しています。しかしながら、患者は好んで医療を受けるために病院に足を運んでいるわけでもなく、健康上仕方ないから医療を受けていることを考えれば、公的医療保険の対象外となっている個室料や食費、雑費などの負担は大きい。殊に個室料の負担が重く、不安を感じるのではないでしょうか。

 ところで、関連のホームページなどを見ますと、全病床中の差額ベッドは平均すれば14%で、1ベッド当たりの差額平均はおよそ4,950円とのことです。こうした統計から見ると、新市民病院は病床数から見て個室の割合が24%と高くなるとともに、利用料も5,000円から最高の2万3,000円に設定されていますが、これでは低く利用料が設定されているとは理解できません。

 だれもが経済的な不安もなく安心してかかれる医療を保障していくことが自治体病院の使命であることを考えれば、このたびの料金設定は経済的格差によって医療環境に差別化を招くものと危惧し、見直しを求めるものです。

 また、適正な料金設定は健全経営の条件ではあるが、市外居住者への高額な料金設定により入院患者の伸びを抑制していくことになれば医療収益の縮小につながり、病院経営にも影響を及ぼすおそれもあり、病院事業使用料及び手数料条例の一部改正に反対し、討論を終わります。議員皆様の温かいご賛同をお願いいたします。

 以上で終わります。ありがとうございました。



○議長(福本匡志君) 以上で討論を終わり、これより採決します。

 まず、反対討論のある案件を起立により採決します。

 お諮りします。

 議第1号平成17年度近江八幡市一般会計補正予算(第5号)は、総務、教育厚生、建設病院及び環境経済の各常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第1号は原案を可決することに決しました。

 次に、お諮りします。

 議第9号平成17年度近江八幡市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)は、教育厚生常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第9号は原案を可決することに決しました。

 次に、お諮りします。

 議第14号平成18年度近江八幡市一般会計予算は、総務、教育厚生、建設病院及び環境経済、各常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第14号は原案を可決することに決しました。

 次に、お諮りします。

 議第15号平成18年度近江八幡市国民健康保険特別会計予算は、環境経済常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第15号は原案を可決することに決しました。

 次に、お諮りします。

 議第19号平成18年度近江八幡市老人保健事業特別会計予算は、環境経済常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第19号は原案を可決することに決しました。

 次に、お諮りします。

 議第23号平成18年度近江八幡市介護保険事業特別会計予算は、教育厚生常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第23号は原案を可決することに決しました。

 次に、お諮りします。

 議第28号近江八幡市国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部条例の制定については、総務常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第28号は原案を可決することに決しました。

 次に、お諮りします。

 議第29号近江八幡市国民保護協議会条例の制定については、総務常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第29号は原案を可決することに決しました。

 次に、お諮りします。

 議第31号近江八幡市介護保険条例の制定については、教育厚生常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第31号は原案を可決することに決しました。

 次に、お諮りします。

 議第41号近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定については、環境経済常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第41号は原案を可決することに決しました。

 次に、お諮りします。

 議第45号近江八幡市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定については、建設病院常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第45号は原案を可決することに決しました。

 次に、お諮りします。

 議第47号公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについては、環境経済常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第47号は原案を可決することに決しました。

 次に、お諮りします。

 議第48号公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについては、環境経済常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第48号は原案を可決することに決しました。

 次に、お諮りします。

 議第49号近江八幡市第五次国土利用計画を定めることにつき議決を求めることについては、総務常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第49号は原案を可決することに決しました。

 次に、市長提案議案のうち反対討論のない案件を採決します。

 まず、議第2号から議第8号まで及び議第10号から議第13号並びに議第58号から議第59号までの13件を一括採決します。

 お諮りします。

 議第2号平成17年度近江八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議第3号平成17年度近江八幡市と畜場特別会計補正予算(第2号)、議第4号平成17年度近江八幡市住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第1号)、議第5号平成17年度近江八幡市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)、議第6号平成17年度近江八幡市老人保健事業特別会計補正予算(第2号)、議第7号平成17年度近江八幡市近江八幡駅南部土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、議第8号平成17年度近江八幡市介護認定審査会共同設置事業特別会計補正予算(第1号)、議第10号平成17年度近江八幡市大中の湖地区基幹水利施設管理事業特別会計補正予算(第1号)、議第11号平成17年度近江八幡市障害児通園事業特別会計補正予算(第1号)、議第12号平成17年度近江八幡市水道事業会計補正予算(第2号)、議第13号平成17年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)、議第58号平成17年度近江八幡市一般会計補正予算(第6号)、議第59号平成17年度近江八幡市公共下水道事業特別会計補正予算(第5号)、以上13件は教育厚生、建設病院及び環境経済の各常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福本匡志君) 異議なしと認めます。よって、議第2号から議第8号まで及び議第10号から議第13号並びに議第58号から議第59号までの13件は原案を可決することに決しました。

 次に、議第16号から議第18号まで及び議第20号から議第22号まで並びに議第24号から議第27号までの10件を一括採決します。

 お諮りします。

 議第16号平成18年度近江八幡市と畜場特別会計予算、議第17号平成18年度近江八幡市住宅新築資金等貸付特別会計予算、議第18号平成18年度近江八幡市公共下水道事業特別会計予算、議第20号平成18年度近江八幡市近江八幡駅南部土地区画整理事業特別会計予算、議第21号平成18年度近江八幡市農業集落排水事業特別会計予算、議第22号平成18年度近江八幡市介護認定審査会共同設置事業特別会計予算、議第24号平成18年度近江八幡市障害児通園事業特別会計予算、議第25号平成18年度近江八幡市文化会館事業特別会計予算、議第26号平成18年度近江八幡市水道事業会計予算、議第27号平成18年度近江八幡市病院事業会計予算、以上10件は総務、教育厚生、建設病院及び環境経済の各常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福本匡志君) 異議なしと認めます。よって、議第16号から議第18号まで及び議第20号から議第22号まで並びに議第24号から議第27号までの10件は原案を可決することに決しました。

 次に、議第30号及び議第32号から議第40号まで並びに議第42号から議第44号までの13件を一括採決します。

 お諮りします。

 議第30号近江八幡市障害程度区分等審査会の委員の定数を定める条例の制定について、議第32号近江八幡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第33号近江八幡市長、助役及び収入役の給与及び旅費に関する条例及び近江八幡市教育長の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第34号近江八幡市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、議第35号近江八幡市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第36号近江八幡市使用料条例の一部を改正する条例の制定について、議第37号近江八幡市手数料条例の一部を改正する条例の制定について、議第38号近江八幡市特別会計条例の一部を改正する条例の制定について、議第39号近江八幡市立資料館条例及び近江八幡市重要文化財旧西川家住宅管理条例の一部を改正する条例の制定について、議第40号近江八幡市立心身障害児通園センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議第42号近江八幡市総合介護条例の全部を改正する条例の制定について、議第43号琵琶湖干拓大中の湖地区新田排水機場管理条例を廃止する条例の制定について、議第44号近江八幡市土地改良事業分担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について、以上13件は総務、教育厚生及び環境経済の各常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福本匡志君) 異議なしと認めます。よって、議第30号及び議第32号から議第40号まで並びに議第42号から議第44号までの13件は原案を可決することに決しました。

 次に、議第46号及び議第50号から議第56号の8件を一括採決します。

 お諮りします。

 議第46号公の施設の指定管理者の指定につき議決を求めることについて、議第50号近江八幡市、東近江市及び安土町における大中の湖地区基幹水利施設管理事業事務委託の廃止に関する協議につき議決を求めることについて、議第51号安土町、近江八幡市及び東近江市における大中の湖地区基幹水利施設管理事業事務委託に関する協議につき議決を求めることについて、議第52号滋賀県自治会館管理組合規約の一部を変更することにつき議決を求めることについて、議第53号滋賀県市町村交通災害共済組合規約の一部を変更することにつき議決を求めることについて、議第54号滋賀県市町村職員研修センター規約の一部を変更することにつき議決を求めることについて、議第55号市道路線の認定につき議決を求めることについて、議第56号町及び字の区域及び名称の変更につき議決を求めることについて、以上8件は総務、教育厚生、建設病院及び環境経済の各常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することにご異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福本匡志君) 異議なしと認めます。よって、議第46号及び議第50号から議第56号の8件は原案を可決することに決しました。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第4 議案の上程(提案理由説明)

      議第60号〜議第63号



○議長(福本匡志君) 次に、日程第4、議案の上程を行います。

 議第60号から議第63号を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。

 議会事務局長須田智廣君。



◎事務局長(須田智廣君) 朗読いたします。

 平成18年第1回(3月)近江八幡市議会定例会追加提出議案

議第60号 近江八幡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて

議第61号、議第62号、議第63号、以上3件、いずれも財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて

 以上であります。



○議長(福本匡志君) 提案理由の説明を求めます。

 市長川端五兵衞君。

             〔市長 川端五兵衞君 登壇〕



◎市長(川端五兵衞君) 本日追加いたします案件につきまして、提案理由のご説明を申し上げたいと思います。

 まず、議第60号につきましては、近江八幡市公平委員会委員の任期満了に伴いまして、引き続き小西忠一氏を選任いたしたく提案するものであります。

 次に、議第61号から議第63号までにつきましては、財産区管理委員の任期満了に伴いまして、竹財産区、東財産区、西宿財産区の管理委員を選任したく提案するものであります。

 以上、追加いたしました4議案につきまして、ご審議を賜りましてご可決賜りますようにお願い申し上げます。

 ありがとうございました。



○議長(福本匡志君) それでは、ただいま上程いたしました議第60号から議第63号について質疑のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。

 休憩します。

               午前11時6分 休憩

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

               午前11時6分 再開



○議長(福本匡志君) 再開します。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第5 質疑



○議長(福本匡志君) それでは、日程第5、質疑に入ります。

 発言通告がありませんので、質疑なしと認めます。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第6 委員会付託



○議長(福本匡志君) 次に、日程第6、委員会付託に入ります。

 お諮りします。

 ただいま議題となっています議第60号から議第63号については、会議規則の規定により委員会付託を省略したいと思いますが、これに異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福本匡志君) 異議なしと認めます。よって、議第60号から議第63号については委員会付託を省略することに決しました。

 討論のある方は、後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。

 休憩します。

               午前11時7分 休憩

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

               午前11時7分 再開



○議長(福本匡志君) 再開します。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第8 討論・採決



○議長(福本匡志君) それでは、日程第8、討論・採決に入ります。

 発言通告がありませんので、討論なしと認めて、これより採決いたします。

 まず、議第60号を起立により採決します。

 お諮りします。

 議第60号近江八幡市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立全員〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第60号は原案を同意することに決しました。

 次に、議第61号を起立により採決します。

 お諮りします。

 議第61号財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立全員〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第61号は原案に同意することに決しました。

 次に、議第62号を起立により採決します。

 お諮りします。

 議第62号財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立全員〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第62号は原案に同意することに決しました。

 次に、議第63号を起立により採決します。

 お諮りします。

 議第63号財産区管理委員の選任につき同意を求めることについては、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立全員〕



○議長(福本匡志君) ご着席ください。起立全員と認めます。よって、議第63号は原案に同意することに決しました。

 次に、お諮りします。

 行政改革特別委員会及び広域環境対策特別委員会の各委員長より、委員会において審査中の事件につき会議規則の規定に基づき閉会中の継続審査の申し出があります。各特別委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付すことにしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福本匡志君) 異議なしと認めます。よって、各特別委員長からの申し出のとおり閉会中の継続審査に付すことに決しました。

 以上をもって本日の日程は全部終了し、本定例会に付議されました案件はすべて議了しました。

 ここで市長からごあいさつをいただきます。

 市長川端五兵衞君。

             〔市長 川端五兵衞君 登壇〕



◎市長(川端五兵衞君) 18年第1回3月定例会の閉会に当たりまして一言御礼のごあいさつを申し上げます。

 議員各位におかれましては、去る3月6日に定例会を招集させていただきましたところ、提案させていただきました議案につきまして慎重なるご審議を賜りまして全案とも原案どおりご承認、ご可決賜りまして、まことにありがとうございました。審議の過程におきまして皆さんから賜りました多数のご意見、ご提言につきましては、これを真摯に受けとめまして、今後の市政運営に当たりまして適正かつ慎重に生かしてまいりたいと存じます。

 さて、来月からいよいよ新しい年度がスタートいたします。新年度予算は従来の積み上げ方式から経営成績を主眼に置いた枠配分方式を採用し、各部におきましても各種事業をこれまで以上に精査し、議論を重ねた上で編成作業を終えたものでありました。これまで行政の文化化を進める中で、職員の政策形成能力を高め、行政が地域における真のオピニオンリーダーとなるべく取り組んでまいりましたが、平成18年度はまさにその成果が問われる年であると考えております。

 加えて、本年は高齢社会を支える介護保険制度の大幅な改正をはじめ、少子化が加速する中での子育て環境の整備、住民の命を守る新病院の開院、これまで進めてまいりましたワンストップサービスの大きな目標であります都市開発センターの開設、そして今や21世紀における我が国の大きなテーマとなりました美しい環境づくりなど、今まで以上に取り組むべき課題が多くございますが、これを円滑に進行するため、現在機構組織の見直しも鋭意進めているところであります。

 三位一体改革によります厳しい財政の環境、また地域経済が伸び悩むという社会情勢の中で、いずれの自治体も鋭意行政改革に取り組んでおられますが、いまだ手探り状態というところもなきにしもあらずと、暗中模索の中での都市経営となっているのが現実であります。しかしながら、これを乗り切ってすべての市民の皆さんがここで住み続けたい、ここで生涯を終えたいという死にがいのあるまち、そして遠くから、日本各地から若い人たちがみずからの夢を託して、そしてみずからの将来を実現するための居場所を求めてやってくるまち、そんな終の栖を実現するためには、行政がこのまちの将来のあるべき姿をしっかりと描きながら業務に取り組む、つまりストーリー性を持ったまちづくりに邁進することが大切であります。

 私はこれまで近江八幡のまちづくりに長く取り組んでまいりましたが、いいまちの基準とは何かと聞かれたとき、必ず自分の住んでいるまちを愛している住民がどのぐらいの比率でいるのかと、その比率の高さによるんだといって答えてまいりました。自分にまちが何をしてくれるんだと要求するのではなくて、自分がこのまちのために何ができるかを常に心がけるということであります。

 もっと具体的に言いますれば、まちづくりとは身銭を切ることの一言に尽きます。自分の住んでいるまちのためにどれだけの人がいわゆる身銭を切れるかということであります。身銭を切るという言葉には4つの意味があります。1番目は、本当にいわゆるお金を出せる人はお金を出してください。しかし、お金がなくても身銭を切ることができると。つまり、体力のある、労力を使えることができる人は自分の労力をどうかまちのためにボランティア活動等を通して打ち込んでほしい。そして、いや体力もないんだという人は、どうかこれまでの知恵を絞ってほしい。そして、その次にお願いしたいのは、知恵も体力ももう限界だよと、お金もないよと言われたら、いいえ、それじゃあ近江八幡がよくなるために祈りをくださいと。この4つの身銭を切ってほしいと、これが私たちの願いであります。

 こうしたまちづくりのありようや心意気というのは、遠く歴史をたどれば八幡が廃城をした後の奮起したあの自主独立の気概心であるとかというところにたどり着くでしょうし、また琵琶湖は洪水の歴史を抱えております。幾年も幾年も毎年毎年やってくる洪水に打ちひしがれずに、毎年新しく踏ん張ってきた農業に携わる人たちの根底に流れるその精神、そういったものにルーツを求めることができると思っております。時代は変わりましたが、この先人によって築き上げられた豊かな歴史や文化、そして美しい風景を守りながら、市民の皆さんとともにここで生涯を終えたいと思う終の栖づくりを目指して邁進してまいりますので、議員各位におかれましてはなお一層ご理解とご指導を賜りますようお願い申し上げる次第であります。

 湖国に春を告げる左義長祭りも終わりまして、来月には1000年以上の伝統を誇る八幡祭り、そして5月には篠田の花火等々、各地域でたくさんのお祭りが行われますが、これら近江八幡の祭りが多くの人々の力によって末永く守り伝えられていきますように念願するものであります。

 これからは一年じゅうで最も過ごしやすい季節にはなりますが、議員各位におかれましてはどうか健康には十分ご留意を賜りましてご活躍いただきますようご祈念申し上げまして、閉会のあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。



○議長(福本匡志君) 閉会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。

 議員各位におかれましては、平成18年度の当初予算はじめ数多くの案件を慎重にご審議いただき、また議事運営に格別のご協力を賜り、本日ここに無事閉会の運びとなりましたことに対しまして厚く御礼を申し上げます。

 また、市長はじめ当局の皆さん方におかれましては、真摯に審議にご協力をいただき深く感謝をいたしますとともに、審議の過程で各議員が述べられました意見を十分に尊重され、適切なる運営に努められるようお願いを申し上げます。

 さて、気になります景気については、原油価格高騰の対応に苦慮しているものの、各業種ともに緩やかに改善し、景気の明るさが見え始めてきているようであります。しかしながら、国の三位一体の改革の影響を受け、各自治体においては苦難の予算編成を余儀なくされたところであります。今後も同様の事態が予想されるところであります。平成18年度の予算編成作業のご苦労に対し、市長並びに当局に敬意を表するとともに、今後とも第5次行政改革大綱に基づき実効性の高い行政改革を進め、適正、効果的な行財政運営をお願いを申し上げます。

 さて、文部科学大臣から重要文化的景観の第1号に近江八幡市の水郷風景が選定されました。市にとりまして大変な名誉な出来事であります。幸いにも当市は豊かな自然環境や歴史的環境に恵まれております。この上は全国で第1号の選定を誇りにしながら、風景はみんなのものをまちづくりの大きな要素として次世代へ継承していくことが大切であります。

 18年度予算では、市民の心の満足度を高める行政の文化力の形成を高め、市民生活に密着した事業を推進するため、6本の柱を基本に示されたところであります。6万9,000市民がこの近江八幡を終の栖として安全に安心して暮らせるまちづくりに一層のご尽力を賜りますようお願いを申し上げます。

 議会といたしましても、本市のさらなる発展のため、なお一層努めてまいりたいと考えております。

 寒さも和らぎ、桜のつぼみも膨らむ待望の春の到来となってまいりました。時節柄、皆さん方におかれましては健康に十分ご留意いただいて、ご活躍いただきますようご祈念を申し上げます。

 それでは、これをもちまして平成18年第1回近江八幡市議会定例会を閉会いたします。

 大変ご苦労さんでございました。

               午前11時22分 閉会

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





 会議規則第81条の規定により下記に署名する。

  平成18年3月23日



      近江八幡市議会議長

           福 本 匡 志



      署 名 議 員

           中 谷 哲 夫



      署 名 議 員

           川 村 裕 治



      署 名 議 員

           小 林 良 一