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滋賀県 近江八幡市

平成17年第2回 6月定例会 06月06日−01号




平成17年第2回 6月定例会 − 06月06日−01号







平成17年第2回 6月定例会



         平成17年第2回(6月)近江八幡市議会定例会



                    平成17年6月6日(月) 午前9時30分開会

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1. 議 事 日 程

   第1 会議録署名議員の指名

   第2 会期の決定

   第3 諸般の報告

      議長報告、監査報告、市長報告

   第4 議案の上程(提案理由説明)

      議第58号〜議第73号



1. 会議に付議した事件

   日程第1 会議録署名議員の指名

   日程第2 会期の決定

   日程第3 諸般の報告

        議長報告、監査報告、市長報告

   日程第4 議案の上程(提案理由説明)

        議第58号〜議第73号



1. 会議に出席した議員(24名)

   1番  深 井 博 正 君        2番  川 崎 益 弘 君

   3番  中 村   巧 君        4番  加 藤 昌 宏 君

   5番  池 上 知 世 君        6番  有 村 國 俊 君

   7番  小 川 廣 司 君        8番  矢 掛   弘 君

   9番  中 谷 哲 夫 君        10番  井 上 伊 織 君

   11番  川 村 裕 治 君        12番  小 林 良 一 君

   13番  高 木 健 三 君        14番  坂 井 千代枝 君

   15番  塩 田 善 弥 君        16番  前 出 幸 久 君

   17番  井 上 栄一郎 君        18番  福 本 匡 志 君

   19番  山 本 英 夫 君        20番  相 馬   学 君

   21番  西 居   勉 君        22番  大 橋 正 光 君

   23番  辻     恪 君        24番  友 清 尚 昭 君



1. 会議に欠席した議員(なし)



1. 会議に出席した説明員(17名)

   市長      川 端 五兵衞 君  代表監査委員  福 井 二 郎 君

   助役      岡 田 三 正 君  収入役     永 福 敏 一 君

   教育長     堀   徳 治 君  政策監     嶌 本 敏 雄 君

   文化政策部長  北 村 博 史 君  総務部長    中 江 義 一 君

   市民環境部長  村 田 一 幸 君  健康福祉部長  藤 井 稔 弘 君

   産業経済部長  大 森 喜 三 君  建設部長    玉 本 邦 雄 君

   人権政策室長  三 崎   昇 君  教育部長    向 井 美津男 君

   市民病院事務長 土 田 康 人 君  財政課長    村 田 正 美 君

   秘書広報課長  今 江 政 彦 君



1. 議場に出席した事務局職員(4名)

   事務局長    須 田 智 廣

   事務局次長   木 村 正 善

   副主幹     山 下 彰 人

   副主幹     杉 浦 寿 廣







               午前9時30分 開始



○議長(福本匡志君) 皆さんおはようございます。

 本会議の開会に先立ちまして、全国市議会議長会及び滋賀県市議会議長会から、10年の長きにわたり、地方自治行政の発展並びに市民福祉の増進にご尽力をされましたことに対しまして、前出幸久議員、井上栄一郎議員、山本英夫議員、また福本匡志に対しまして表彰状、また滋賀県市議会議長会の運営等にご尽力されましたことに対しまして、前議長井上栄一郎議員、前副議長高木健三議員に感謝状が授与されましたので、これらの伝達を行います。



◎事務局長(須田智廣君) それでは、まず全国市議会議長会及び滋賀県市議会議長会からの表彰状の伝達を行います。

 まず、前出幸久議員、前の方へお進みくださるようお願いいたします。



○議長(福本匡志君) 

                 表 彰 状

  近江八幡市 前出幸久殿

 あなたは市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第81回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします。

  平成17年5月25日

  全国市議会議長会会長 国松 誠

 代読。

 おめでとうございます。

             (拍  手)



◆16番(前出幸久君) ありがとうございます。



○議長(福本匡志君) 

                 表 彰 状

  近江八幡市議会議員 前出幸久殿

 あなたは近江八幡市議会議員として10年の長きにわたり地方自治の振興並びに市民福祉の増進に寄与され、その功績はまことに顕著であります。ここにその業績をたたえるとともに、今後なお一層の活躍を期待して表彰します。

  平成17年5月20日

  滋賀県市議会議長会会長 北林 肇

 代読。

 おめでとうございます。



◆16番(前出幸久君) ありがとうございます。

             (拍  手)



◎事務局長(須田智廣君) 次に、井上栄一郎議員、前の方へお進みくださるようお願いいたします。



○議長(福本匡志君) 

                 表 彰 状

  近江八幡市 井上栄一郎殿

 以下、同文でございます。

 おめでとうございます。



◆17番(井上栄一郎君) ありがとうございます。

             (拍  手)



○議長(福本匡志君) 

                 表 彰 状

  近江八幡市議会議員 井上栄一郎殿

 以下、同文でございます。

 おめでとうございます。



◆17番(井上栄一郎君) ありがとうございます。

             (拍  手)



◎事務局長(須田智廣君) 次に、山本英夫議員、前の方へお願いいたします。



○議長(福本匡志君) 

                 表 彰 状

  近江八幡市 山本英夫殿

 以下、同文でございます。

 おめでとうございます。



◆19番(山本英夫君) ありがとうございます。

             (拍  手)



○議長(福本匡志君) 

                 表 彰 状

  近江八幡市議会議員 山本英夫殿

 以下、同文でございます。

 おめでとうございます。



◆19番(山本英夫君) ありがとうございます。

             (拍  手)



◎事務局長(須田智廣君) 続きまして、滋賀県市議会議長会からの感謝状の伝達を行います。

 井上栄一郎議員、前の方へお願いいたします。



○議長(福本匡志君) 

                 感 謝 状

  井上栄一郎殿

 あなたは近江八幡市議会議長として滋賀県市議会議長会の運営並びに地方自治行政発展に寄与された功績はまことに顕著であります。

 よってここにその業績をたたえ深甚なる感謝の意を表します。

  平成17年5月20日

  滋賀県市議会議長会会長 北林 肇

 代読。

 おめでとうございます。



◆17番(井上栄一郎君) ありがとうございます。

             (拍  手)



◎事務局長(須田智廣君) 次に、高木健三議員、前の方へお願いいたします。



○議長(福本匡志君) 

                 感 謝 状

  高木健三殿

 あなたは近江八幡市議会副議長として滋賀県市議会議長会の運営並びに地方自治行政発展に寄与された功績はまことに顕著であります。

 よってここにその業績をたたえ深甚なる感謝の意を表します。

  平成17年5月20日

  滋賀県市議会議長会会長 北林 肇

 代読。

 おめでとうございます。



◆13番(高木健三君) ありがとうございます。

             (拍  手)



○議長(福本匡志君) 皆さんおめでとうございました。

 以上で表彰状並びに感謝状の伝達を終わります。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

               午前9時40分 開会



○議長(福本匡志君) それでは、本日招集されました平成17年第2回近江八幡市議会定例会をただいまから開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(福本匡志君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員に、

 21番 西居 勉君

 22番 大橋正光君

 23番 辻  恪君

の3名を指名いたします。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第2 会期の決定



○議長(福本匡志君) 次に、日程第2、会期の決定を議題とします。

 お諮りします。

 本定例会の会期は、お手元に配付いたしました案のとおり、本日から6月22日までの17日間としたいと思いますが、これに異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(福本匡志君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から6月22日までの17日間と決定しました。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第3 諸般の報告



○議長(福本匡志君) 次に、日程第3、諸般の報告を行います。

 まず、議長報告を行います。

 さきの定例会以降における議長等の活動状況につきましては、お手元に配付しました報告書のとおりでございます。ご了承をお願い申し上げます。

 次に、監査報告に入ります。

 監査委員の報告を求めます。

 15番塩田善弥君。

             〔15番 塩田善弥君 登壇〕



◆15番(塩田善弥君) 監査結果をご報告申し上げます。

 最初に、平成16年度定期監査等の結果についてご報告いたします。

 地方自治法第199条第4項及び第5項並びに第7項の規定に基づき、各課と関係出先機関等を対象に監査を実施いたしました。

 監査は、関係資料、書類等の提出を求め、担当部長はじめ関係職員からの説明を受け、主に平成15年度の事務事業が適正かつ最少の経費で最大の効果が上がるよう執行されているか否かに重点を置き、出納検査や決算審査等を勘案しながら、公正不偏の立場から慎重に実施いたしました。

 その結果、予算及び議決並びに関係法令、条例、規則等に適合し、地方自治法第2条第14項、第15項の趣旨に沿っておおむね適正に処理、執行されていましたが、一部是正や検討を要する事項等が見受けられましたので、その主な事項を昨年10月26日と本年4月27日に市長はじめ四役等に対し、「講評」と意見交換を行いました。これらの事項を「意見及び要望」として定期監査等結果報告書に記述し、同法第199条第9項の規定により、市長及び議長並びに各行政委員会に報告するとともに、法の定めにより市民に「公表」しましたので、これを全職員が重く受けとめ、速やかに実効性のある適切な処置と管理職による管理強化・充実を図られるよう要請いたします。

 次に、例月出納検査結果についてご報告申し上げます。

 地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、平成17年2月、3月、4月に執行いたしました一般会計、各特別会計、各公営企業会計、基金会計の出納検査の結果、いずれの会計とも、現金等の在高をはじめ歳入歳出等の計数は正しく、かつ出納に係る事務処理も妥当と認めました。よって、同条第3項の規定に基づき、その結果を市長、議長に報告いたしました。この監査と検査の内容は、配付しております平成16年度定期監査等結果報告書と例月出納検査報告書のとおりでございますので、お目通しください。

 以上をもちまして監査報告を終わります。



○議長(福本匡志君) 次に、市長報告に入ります。

 地方自治法の規定に基づき、報第4号専決処分の報告について、和解及び損害賠償の額を定めることについて、報第5号平成16年度近江八幡市一般会計予算繰越明許費の繰越について、報第6号平成16年度近江八幡市公共下水道事業特別会計予算繰越明許費の繰越について、報第7号平成16年度近江八幡市水道事業会計予算の繰越について、報第8号近江八幡市土地開発公社の平成16年度決算及び平成17年度予算等について、報第9号財団法人近江八幡市文化振興事業団の平成16年度決算及び平成17年度予算等について、報第10号財団法人近江八幡市国際交流協会の平成16年度決算及び平成17年度予算等について、報第11号財団法人近江八幡市人権センターの平成16年度決算及び平成17年度予算等について、報第12号請願の処理の経過及び結果について、以上9件の報告が提出されましたので、これをご了承をお願いいたします。

 以上をもちまして諸般の報告を終わります。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第4 議案の上程(提案理由説明)

      議第58号〜議第73号



○議長(福本匡志君) 次に、日程第4、議案の上程を行います。

 議第58号から議第73号までの16件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。

 議会事務局長須田智廣君。



◎事務局長(須田智廣君) 朗読いたします。

 平成17年第2回(6月)近江八幡市議会定例会提出議案

議第58号 専決処分の承認を求めることについて

     (1) 平成17年度近江八幡市と畜場特別会計補正予算(第1号)

     (2) 平成17年度近江八幡市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)

議第59号 平成17年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)

議第60号 近江八幡市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定について

議第61号 近江八幡市景観法による届出行為等に関する条例の制定について

議第62号 近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について

議第63号 災害による被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議第64号 近江八幡市伝統的建造物群保存地区等における近江八幡市税条例の特例を定める条例の一部を改正する条例の制定について

議第65号 近江八幡市使用料条例の一部を改正する条例の制定について

議第66号 近江八幡市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について

議第67号 近江八幡市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について

議第68号 近江八幡市老人福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について

議第69号 近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について

議第70号 近江八幡市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議第71号 近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について

議第72号 近江八幡市・安土町合併協議会の廃止につき議決を求めることについて

議第73号 近江八幡市と安土町との境界変更につき議決を求めることについて

 以上でございます。



○議長(福本匡志君) 提案理由の説明を求めます。

 市長川端五兵衞君。

             〔市長 川端五兵衞君 登壇〕



◎市長(川端五兵衞君) 皆さんおはようございます。

 早苗の植えつけも終わり、あたりはすっかり夏の装いを整えてまいりました。また、一昨日は久しぶりに夏のきざしを思わせるひょうも降りまして、初めての子どもたちがはしゃいでおりました。

 本日、平成17年第2回近江八幡市議会定例会を招集させていただきましたところ、議員各位におかれましては公私何かとご多忙の中、ご出席を賜りまことにありがとうございます。

 また、常日ごろから市政発展のためそれぞれの分野でご支援、ご活躍をいただいておりますことに対し、心から感謝を申し上げる次第です。

 なお、長年議員として地方自治行政の振興及び市民福祉の増進に寄与されましたご功績により全国と滋賀県の市議会議長会会長表彰をお受けになられました前出議員、井上栄一郎議員、福本議員、山本議員、また滋賀県市議会議長会から同会の運営及び地方行政発展へのご尽力により感謝状をお受けになられました前議長の井上栄一郎議員、同じく滋賀県市議会議長会から感謝状をお受けになられました前副議長の高木議員に対しまして、心からお祝いを申し上げますとともに、今後ますますのご活躍をお祈りいたします。

 さて、5月15日に市文化会館大ホールで開催いたしました日本まんなか共和国文化首都遷都式には、岐阜、福井、三重の県外の方々をはじめ、県内外から900名余りのご参加をいただきました。本市からも、議員各位をはじめ多くの市民の皆さんのご参画を賜り、まことにありがとうございました。

 遷都式では、昨年の文化首都でありました三重県伊賀市長から、共和国の国旗を引き継ぎ、その後近江八幡が文化首都となることを宣言させていただきました。

 ご承知のとおり、私たちのまち近江八幡市は、城下町の風情を残す八幡堀をはじめ豊かなヨシ原の景観を誇る水郷を有し、また縄文、弥生からの伝わるさまざまな古跡、古墳等々、歴史文化に恵まれ、これらは人々の暮らしと深くかかわりながら、すばらしい文化的景観を織りなしてまいっております。

 また、他に先駆けて、企業倫理に目覚め、その社会的責任を提唱し、実践した近江商人の精神を今に引き継ぎながらまちづくりに取り組んでおりますが、これらの有形無形の財産を活用しながら、生涯ここに住み続けたいと感じる「終の栖」のまちづくりを進めるため、近江八幡が文化首都となって地域の文化力の向上を目指していきたいと存じます。

 7月に、沖島で開催されます4県親子文化交流事業をはじめとします関連事業が、1年間にわたって多彩に開催されますので、ぜひとも多くの皆さんがご参加いただきますようにお願い申し上げる次第です。

 この日の午前中には、同時に4県の中で堀割を持つ自治体が全国に呼びかけをいたしまして、堀割サミットを開催いたしました。堀割を見直すことからまちづくりを考える「堀割協議会」という名のもとに協議会を設立いたしました。4県以外からは、姉妹都市の松前町や、また遠くは新潟市の方から、和歌山県湯浅町等々の遠隔地の自治体をはじめ、まちづくりグループなどの18団体、80名余りがご参加いただきまして、今後の事業計画などをお決めいただいた次第です。

 今後、この協議会を中心に、市民の皆さんと行政がネットワークを形成しながら堀割の文化的景観をはぐくむために努力をしてまいりたいと存じますので、よろしくお願いを申し上げます。

 次に、4月25日に発生いたしましたJR福知山線快速列車の脱線事故についてでありますが、107名に上る貴重な人命を奪い、500名を超える負傷者を出すという未曾有の大惨事でありました。遺族の方々をはじめ、被害をお受けになりました皆さんの悲しみや苦しみはいかばかりかとお察し申し上げる次第であります。

 旅客鉄道事業者には特段の安全性の確保が求められている中でこのような大事故が発生し、地域住民の生活や地域経済に重大な影響を及ぼしましたことは、まことに遺憾なことでありました。この事故は、関係する近隣自治体のみならず、地域社会の安全と安心を確保することが使命であるすべての自治体にとりましても大きな衝撃となりました。

 去る5月18日に開催されました近畿市長会におきましても、尼崎市長さんから事故の悲惨な状況を報告されました。それとともに、政府やJRに対しご遺族や被害者の補償、支援に万全を期すことや、安全性の確保のための措置を講ずるよう求める緊急決議が提案され、満場一致で採決されたところであります。

 本市におきましても、さきの臨時会で申し上げましたとおり、安全対策をはじめ関係機関と連携しながら、負傷者の受け入れや大規模災害に対する支援体制など、改めて点検してまいりたいと存じますので、理解のほどをお願い申し上げます。

 地震などの自然災害をはじめ、今回のような過失による大規模事故など、私たちの生活や命を脅かす危険性は常に隣り合わせにあります。幸い、本市におきましては、近年大規模な災害には見舞われておりませんが、ことわざにもありますように、災害は忘れたころにやってまいります。有事には、行政、事業者、市民の3者がそれぞれの役割を果たし、被害が最小限にとどめられるよう平常の備えなど、万全を期してまいりたいと存じます。

 たちまちこれから梅雨期に入ります。集中豪雨の心配も出てまいりました。本市には、日野川をはじめ一級河川が多くあります。昨年5月には、洪水予報河川に指定されました日野川につきまして、報道機関を通じて洪水警報が発せられましたが、幸い危険水位に達することはなく、事なきを得たところでございます。

 最近、他の自治体では、予想外の豪雨で甚大な被害をこうむっているところもありますことから、本市におきましても引き続き河川改修工事の推進とあわせて、万全の水防体制で臨んでまいりたいと存じます。

 去る6月2日には、水防協議会を開催いたしまして、自治会をはじめ関係機関の皆様に17年度の水防計画のご承認を賜りましたが、これをもとに万全を期してまいりますので、市民の皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。

 次に、市町村合併についてでございますが、さきの臨時会でご報告させていただきましたとおり、4月27日に安土町長と議長がご来庁になりまして、それぞれ合併断念を伝える文書を持参され、井上前議長さんと私が同席の上で受理させていただきました。これを受けて、両市町で協議を行いまして合意を得ましたので、今議会で協議会の廃止のための議案を提出することとさせていただいたものであります。

 今後、市町村合併につきましては、国においても新しい合併特例法のもとで引き続き推進が図られることとされておりますが、本市におきましても、これまでから申し上げましたとおり、市町村合併は新しい時代に対応した行財政基盤の強化、市民サービスの充実などを実現する有効な手だての一つであるとの考え方に変わりはありません。したがいまして、今後も新しい時代に対応した行政改革、革新への努力を続けていく中でまちづくりや行政運営の考え方を共有することができ、本市の将来に向けた政策の可能性がより広がると考えられる場合には合併という選択にも取り組んでまいりたいと存じますので、ご理解のほどお願い申し上げます。

 これからの行財政運営につきましては、国が進める三位一体改革が不十分な中で、地方にとりましてはますます厳しい状況が予測されるところでございます。

 税源移譲につきましては、所得税から個人住民税への移譲により3兆円規模を目指すとされておりますが、示された移譲額はいまだ8割にとどまっておりますし、地方交付税につきましても、安定的な財政運営に必要な一般財源の総額を確保するとされておりますが、それは大幅削減されました平成16年度の規模がベースとされるものでありまして、平成18年度以降も地方財政計画の合理化が進められることは必至であり、全く予断を許さない状況でございます。

 さらに、国庫補助金負担金改革につきましても、額、内容ともに不十分であり、とりわけ生活保護費の国庫負担率引き下げにつきましては、まさしく国の歳出の削減を地方にしわ寄せするものと言わざるを得ず、住民の身近なところで行政運営を担っております都市自治体の声が反映された改革にはなっておらないのではないかと思っております。

 本来、三位一体改革は、地方の権限と責任を大幅に拡大し、歳入歳出の両面で自由度を高める真の地方自治の確立に向けた地方分権改革でなければならず、地方交付税によります一般財源の確保など、真の三位一体改革を政府が実現されるよう引き続き要望してまいりたいと存じます。

 また、厚生労働省が6月1日に発表いたしました2004年の人口動態統計で、合計特殊出生率が1.2888で、2003年の1.2905を下回り、過去最低を記録しました。少子化は、政府の予想を上回るペースで進んでおりまして、高齢化への対応を含めまして、今後の地方経営はますます厳しさを増しております。このような厳しい状況の中で、本市では昨年来都市経営推進室を中心に、人件費の抑制や事務事業の抜本的な見直しなど、徹底した行政改革に取り組むとともに、少子・高齢社会にあって、市民の皆さんの情感を満たすことができる行政を目指して、文化化をはじめ、他市の先導となるような取り組みに挑戦しているところでございます。

 その取り組みの一つとして、今年度から職員が自宅で勤務するテレワークの試行を全国の市町村に先駆けてスタートいたしました。テレワークは、ITを活用した新しい勤務体系で、就業と育児、介護の両立が可能になり、今後我が国におきましても、その割合は飛躍的に増加することが予測されます。現在、3名の職員が週1回以上在宅勤務をしておりますが、問題点などを精査しながら、来年度から本格実施をしてまいりたいと存じます。

 これまでも申し上げてまいりましたように、在宅勤務が進んでまいりますと、家族ぐるみで住みたいところで仕事ができる、つまり仕事や勤務地に関係なく住まいを選べる時代になるわけでございますが、そのとき人は何を基準に自分の「終の栖」を選ぶのでありましょうか。まちのインフラや利便性、また生活環境が似たようなものであったなら、最後の決め手になるのは、やはり美しい風景のあるところであろうと考えます。

 本市では、3月に風景づくり条例を制定いたしました。景観行政団体としては近畿で1番目に名乗りを上げました。また、現在取り組んでおります景観計画の策定につきましても、国土交通省の調べによりますと、全国で1番目の例になるのではないかということであります。

 こうしたステップを経まして、この秋には、八幡堀から西の湖の水郷地帯が国の重要的文化景観に指定されるよう取り組んでおりますので、これから近江八幡市の風景にはますます磨きがかかってくるものと存じ、またそのための努力を惜しまないでいきたいと思います。市民の皆様方のご協力も、これ以上に得たいと考えております。

 また、全国に誇れる別れの施設として整備を進めてまいりました新しい火葬場「さざなみ浄苑」を地元自治会をはじめ関係各位のご尽力によりましてようやく完成がいたしまして、いよいよ来月7月1日から供用を開始したいと考えております。

 さざなみ浄苑は、背後に日杉山、前景には豊かな田園の広がり、また遠くには比良山系が望めるという絶好の建設地に和風を基調とした品位ある施設として整備され、本当に近江八幡らしい美しい風景の一つとなりました。

 供用開始に先駆けまして、6月26日、27日の両日には、見学会を予定しておりますので、ぜひ多くの市民の皆様にもごらんいただきたいと存じます。あわせまして、この美しい施設のよさをこれからの近江八幡を担う子どもたちにも見学する機会を設けようと、現在教育委員会の方で起案中でございます。

 また、来年度には、PFIで現在建設中の新病院がその姿をあらわしますが、文化芸術振興基本法第28条に定めます周囲の自然的環境、地域の歴史及び文化等との調和を保った公共施設ということにつきましては、確信を持ってそのとおりで、それを満足させるものと思っておりますので、ご期待いただきたいと存じます。

 さて、本日提案いたします案件は、専決処分1件、補正予算1件、条例案件12件、議決案件2件でございます。以上16件につきまして慎重なるご審議をいただきまして、ご承認、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、冒頭のあいさつにかえさせていただきます。

 引き続きまして、本日提案いたします議案につきましてご説明申し上げます。

 議第58号専決処分の承認を求めることについてのうち、平成17年度近江八幡市と畜場特別会計補正予算(第1号)につきましては、滋賀県と財団法人滋賀食肉公社が準備を進めております新食肉流通施設が完成するまでの間、現在のと畜場を維持管理しなければなりません。平成16年度と畜場特別会計の歳入歳出が確定し、26万5,000円の不足が生じましたので、平成17年度予算におきまして県支出金を財源に繰上充用金を同額追加いたしまして、歳入歳出の予算額を6,526万5,000円とさせていただいたものであります。

 次に、平成17年度近江八幡市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成16年度の老人保健事業特別会計の歳入歳出が確定し、1,392万8,000円の不足が生じましたので、平成17年度予算におきまして、支払基金交付金、国庫支出金を財源に繰上充用金を同額追加、また支払基金交付金、県支出金への償還金として888万6,000円を追加し、合計2,281万4,000円の補正で歳入歳出の予算総額を48億781万4,000円とさせていただいたものであります。

 これらの両会計とも、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成17年5月26日に専決処分をさせていただいたものであります。

 次に、議第59号平成17年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれに720万円を追加し、予算総額を190億8,720万円とさせていただくものであります。

 内容につきましては、総務費においていきいき職員育成事業で、テレワーク事業の追加経費をはじめ、総合発展計画策定事業で第3次総合発展計画等の見直しに係る委託料等、行政改革推進事業で近江八幡市公の施設指定管理者選定審査会委員の報酬を追加するとともに、近江八幡市・安土町合併協議会の廃止に伴う合併協議会負担金を減額し426万7,000円の減額、民生費において福祉医療対策事業で、福祉医療助成制度の県制度の改正に伴いますシステム改修等の物件費、次世代育成支援対策としてつどいの広場事業で、物件費など986万7,000円を追加、教育費において教育指導事業で、算数・数学学力向上事業などの物件費、読書活動推進事業で、寄附金に伴う図書の購入費など160万円を追加させていただくものであります。これらの財源につきましては、市税、国庫支出金、県支出金、寄附金、諸収入を充当させていただくものであります。

 続きまして、条例関係等についてご説明を申し上げます。

 まず、新条例の制定でございますが、議第60号近江八幡市公の施設の指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定につきましては、多様化する市民ニーズにより効果的、効率的に対応するため、本市の公の施設の管理に民間の能力を活用しつつ、市民サービスの向上を図るとともに、経費の節減等を図ることを目的とする指定管理者制度を導入いたしたく、まずその手続に関する条例を制定させていただくものであります。

 議第61号近江八幡市景観法による届出行為等に関する条例の制定につきましては、景観行政団体に指定をいただきました本市におきまして、景観法に基づくところの届け出を要する行為等の規定を定めたく提案するものであります。

 次に、条例の一部改正でございますが、議第62号近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方税法等の一部を改正する法律が施行されましたことに伴いまして、市民税の課税において非課税の範囲から年齢65歳以上の者を除外する等、本市におきましても所要の改正を行いたく提案するものであります。

 議第63号災害による被害者に対する市税の減免に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、震災や火災等の災害によります被害者に対して課します市民税の減免につきまして、その減免に係る合計の所得金額の算定基礎に先物取引に係る雑所得等の金額を加える改正を行いたく提案するものでございます。

 議第64号近江八幡市伝統的建造物群保存地区等における近江八幡市税条例の特例を定める条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方税法等の一部を改正する法律が施行されましたことに伴いまして、本市におきましても登録文化財である家屋に対して課税します固定資産税の課税の特例を削る改正をいたしたく提案するものでございます。

 次に、議第65号近江八幡市使用料条例の一部を改正する条例の制定につきましては、市立運動公園野球場の改修が完了いたしましたので、これに伴い使用料の改正を行いたく提案するものであります。

 議第66号近江八幡市立保育所条例の一部を改正する条例の制定につきましては、市立保育所の入所負担金の減免基準を別に規則で明確に定めるため、当該条例の減免規定を改正したく提案するものであります。

 議第67号近江八幡市福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定につきましては、滋賀県の福祉医療費制度の見直しに伴いまして、重度心身障害者等につきまして福祉医療費に対する自己負担金を求める等、所要の改正を行いたく提案するものであります。

 議第68号近江八幡市老人福祉医療費助成条例の一部を改正する条例の制定につきましては、健康保険法の一部を改正する法律の施行に伴いまして、当該条例におきます引用条項に係る所要の規定の整備を行いたく提案するものであります。

 議第69号近江八幡市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につきましては、国民健康保険法の一部改正に伴いまして、保険基盤安定制度の県負担割合の変更とともに、新たに県財政調整交付金を導入するよう変更になったため、本市におきましても所要の改正を行いたく提案するものであります。

 議第70号近江八幡市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令の施行に伴いまして、本市におきましても消防団員の退職報償金の支給額の引き上げを行いたく提案するものであります。

 議第71号近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきましては、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令の施行に伴いまして、本市におきましても補償事由の用語につきまして所要の改正を行いたく提案するものであります。

 続きまして、議第72号近江八幡市・安土町合併協議会の廃止につき議決を求めることにつきましては、去る4月27日に安土町長及び安土町議会議長から本市に対しましてそれぞれ文書をもって合併断念の申し入れがございまして、これを受け両市町で協議を行いました結果、当合併協議会を廃止することについての合意を得ましたので、地方自治法第252条の6の規定に基づき提案させていただくものであります。

 最後に、議第73号近江八幡市と安土町との境界変更につき議決を求めることにつきましては、県営内野地区ほ場整備事業の施行に伴いまして、両市町の境界に変更が生じ、これを明確化する必要がありますので、地方自治法第7条第6項の規定に基づき提案させていただくものでございます。

 以上、16議案につきましてご審議いただき、ご可決を賜りますようよろしくお願い申し上げまして、提案の説明といたします。ありがとうございました。



○議長(福本匡志君) 以上で提案理由の説明を終わりました。

 以上をもって本日の日程は全部終了しました。

 明7日から13日までは議案熟読のため休会とし、14日定刻に再開し、個人質問を行います。

 発言予定者は発言通告書に発言内容を詳細かつ具体的に記入の上、9日午前中に事務局へ提出をお願いいたします。

 本日はこれをもちまして散会します。

               午前10時22分 散会

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 会議規則第81条の規定により下記に署名する。

  平成17年6月6日



      近江八幡市議会議長

           福 本 匡 志



      署 名 議 員

           西 居   勉



      署 名 議 員

           大 橋 正 光



      署 名 議 員

           辻     恪