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滋賀県 近江八幡市

平成17年第1回 2月臨時会 02月14日−01号




平成17年第1回 2月臨時会 − 02月14日−01号







平成17年第1回 2月臨時会



        平成17年第1回(2月)近江八幡市議会臨時会



                    平成17年2月14日(月) 午前9時30分開会

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1. 議 事 日 程

   第1 会議録署名議員の指名

   第2 会期の決定

   第3 議案の上程(提案理由説明)

      議第1号〜議第2号

   第4 質疑

   第5 委員会付託

   第6 委員会審査報告

   第7 討論・採決

   第8 市町合併特別委員会の設置及び同委員の選任



1. 会議に付議した事件

   日程第1 会議録署名議員の指名

   日程第2 会期の決定

   日程第3 議案の上程(提案理由説明)

        議第1号〜議第2号

   日程第4 質疑

   日程第5 委員会付託

   日程第6 委員会審査報告

   日程第7 討論・採決

   日程第8 市町合併特別委員会の設置及び同委員の選任



1. 会議に出席した議員(24名)

   1番  深 井 博 正 君        2番  川 崎 益 弘 君

   3番  中 村   巧 君        4番  加 藤 昌 宏 君

   5番  池 上 知 世 君        6番  有 村 國 俊 君

   7番  小 川 廣 司 君        8番  矢 掛   弘 君

   9番  中 谷 哲 夫 君        10番  井 上 伊 織 君

   11番  川 村 裕 治 君        12番  小 林 良 一 君

   13番  高 木 健 三 君        14番  坂 井 千代枝 君

   15番  塩 田 善 弥 君        16番  前 出 幸 久 君

   17番  井 上 栄一郎 君        18番  福 本 匡 志 君

   19番  山 本 英 夫 君        20番  相 馬   学 君

   21番  西 居   勉 君        22番  大 橋 正 光 君

   23番  辻     恪 君        24番  友 清 尚 昭 君



1. 会議に欠席した議員(なし)



1. 会議に出席した説明員(17名)

   市長      川 端 五兵衞 君  代表監査委員  福 井 二 郎 君

   助役      岡 田 三 正 君  収入役     永 福 敏 一 君

   教育長     堀   徳 治 君  文化政策部長  西 村 喜 一 君

   文化政策部理事 北 村 博 史 君  総務部長    須 田 智 廣 君

   市民環境部長  山 本   清 君  健康福祉部長  藤 井 稔 弘 君

   産業経済部長  嶌 本 敏 雄 君  建設部長    玉 本 邦 雄 君

   人権政策室長  三 崎   昇 君  教育部長    加 納   隆 君

   市民病院事務長 向 井 美津男 君  財政課長    村 田 正 美 君

   秘書広報課長  今 江 政 彦 君



1. 議場に出席した事務局職員(4名)

   事務局長    佐 藤 弘 明

   事務局次長   川 南   隆

   副主幹     山 下 彰 人

   主査      杉 浦 寿 廣







               午前9時31分 開会



○議長(井上栄一郎君) 皆さんおはようございます。

 本日招集されました平成17年第1回近江八幡市議会臨時会をただいまから開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(井上栄一郎君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員に、

 10番 井上伊織君

 11番 川村裕治君

 12番 小林良一君

の3名を指名します。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第2 会期の決定



○議長(井上栄一郎君) 次に、日程第2、会期の決定を議題とします。

 お諮りします。

 本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思いますが、これに異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上栄一郎君) 異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第3 議案の上程(提案理由説明)

      議第1号〜議第2号



○議長(井上栄一郎君) 次に、日程第3、議案の上程を行います。

 議第1号から議第2号までの2件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。

 議会事務局長佐藤弘明君。



◎事務局長(佐藤弘明君) 朗読いたします。

 平成17年第1回(2月)近江八幡市議会臨時会提出議案

議第1号 平成16年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)

議第2号 近江八幡市・安土町合併協議会の設置につき議決を求めることについて

 以上でございます。



○議長(井上栄一郎君) 提案理由の説明を求めます。

 市長川端五兵衞君。

             〔市長 川端五兵衞君 登壇〕



◎市長(川端五兵衞君) 皆さんおはようございます。

 まだまだ風が冷たい毎日が続いておりますが、いよいよ2月4日にはもう既に立春を過ぎまして、これからは日一日と暖かくなることを期待しているところであります。

 本日、平成17年第1回近江八幡市議会臨時会を招集していただくことにいたしましたところ、議員の皆様におかれましてはまことにご多端の中をご出席賜りまして心から御礼を申し上げる次第でございます。

 また、常日ごろから市政の発展のために、それぞれの分野でご支援、ご活躍をいただいておりますことに対しましても、心から感謝を申し上げる次第であります。

 さて、新聞報道などでもご承知のとおり、安土町さんでは本年1月6日に町議会で合併促進の決議をなされました。以来、有志の議員さんを中心に懇談会や署名活動を展開されるとともに、合併特例法期限内の合併を目指して、町内でさまざまな議論をされてこられました。その結果、多くの町民の方より協議会の立ち上げに賛同する意思表示が行われたということで、2月8日午前10時に津村町長と国分議長の両氏が本市に来訪されまして、私と議長あてに合併特例法に基づく期限内合併を目指した協議会の立ち上げについて、文書による申し入れを受けました。

 ところで、私はこれまで議会でも申し上げてまいりましたように、市町村合併は地方分権が進む中で、住民に身近な分野で発生するさまざまな課題に的確に対応できる行財政基盤の強化のためには大変有効な手段であり、可能な限り、その実現の可能性を追求していくことが行政に課せられた使命であるという思いには現在も変わっておりません。今後の日程といたしましては、本日提案をいたします法定協議会の設置をお認めいただきました暁には、今週にでも第1回の協議会を開催いたしまして、3月初旬には新市の建設計画の素案を提示させていただきまして、住民の皆さんのご意見もちょうだいしてまいりたいと考えております。

 また、市民の皆さんへの報告として、まず最初に市連合自治会に対しまして、今回の合併協議の申し入れの経過につきまして、2月9日に開催されました幹事会で報告をさせていただいたところでございますが、今後は学区単位でご説明をさせていただきますとともに、広報紙、ホットテレビなどを通じまして、市民の皆様にも広くお知らせをしてまいりたいと存じます。

 なお、合併協議の推進体制の整備のために、本市では12名、安土町で5名の職員の人事異動の内示をいたしております。3月末の県知事に対します合併申請の提出に向けまして、限られた時限ではありますが、鋭意努力してまいりますので、議員各位をはじめ市民の皆さんのご理解とご支援を賜りますようによろしくお願いを申し上げます。

 さて、本日提案させていただきます案件は、補正予算1件、議決案件1件であります。

 以上、2件につきまして慎重なるご審議をいただきまして、ご可決賜りますようにお願いいたしまして、開会に際してのあいさつとさせていただきます。

 引き続き、提案説明をさせていただきます。

 議第1号平成16年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)及び議第2号近江八幡市・安土町合併協議会の設置につき議決を求めることにつきましては、ともに近江八幡市・安土町合併協議会の設置に伴うものであります。

 平成16年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれに770万円を追加し、予算総額を232億2,870万円とさせていただくものであります。この内容につきましては、近江八幡市・安土町合併協議会への負担金を追加するもので、この財源につきましては市税、国庫支出金、県支出金等を充当させていただくものであります。

 続きまして、近江八幡市・安土町合併協議会の設置につき議決を求めることにつきましては、近江八幡市と安土町の合併を協議するための協議会を設置したく審議をお願いするものであります。

 以上、提案させていただきました2議案につきまして、ご審議をいただきご可決賜りますようお願い申し上げまして、提案の説明とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(井上栄一郎君) 以上で提案理由の説明は終わりました。

 それでは、ただいま上程しました議第1号から議第2号までについて、質疑のある方は後刻、休憩中に事務局へ発言通告をお願いいたします。

 休憩します。

               午前9時39分 休憩

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

               午前9時51分 再開



○議長(井上栄一郎君) 再開します。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第4 質疑



○議長(井上栄一郎君) それでは、日程第4、質疑に入ります。

 4名から発言通告がありますので、これを許します。

 まず、22番大橋正光君の発言を許します。

 22番大橋正光君。

             〔22番 大橋正光君 登壇〕



◆22番(大橋正光君) 皆さんおはようございます。

 ただいま議長のお許しをいただきましたので、創政会を代表して代表質問を行います。

 議第2号近江八幡市・安土町合併協議会の設置について。

 今日まで近江八幡市の合併議論を振り返ってみますと、平成14年5月に2市5町での合併研究会が立ち上がり、8カ月にわたって延べ6回の議論を重ねて、気運の高まりを見せながらも、足並みがそろわなかった苦い経験があります。その後、議会として近隣町との合併を模索してきましたが、一定の方向性を見出すには至らなかった経緯があります。ここに来て、安土町から合併問題が浮上したことは、やっと合併の第一歩として迷路から抜け出ることができるような感がいたし、まことに感無量であります。

 1つ、基本的なまちづくりの考え方について。

 このたびの安土町の合併協議会設置についての提案は、地方分権の時代の要請に沿うものであり、今後の近江八幡市のまちづくりの可能性を広げるものとして歓迎するものであります。地方にできることは地方でという原則のもとに、自己決定、自己責任が求められる地方分権の時代には、市もそれにふさわしい行財政の能力が求められているところであります。この理由として、1つには交通網や情報通信網の発達により、住民の生活圏が拡大しており、行政サービスも現在の市町村の区域を超えた広域的な対応が必要となっていることが上げられます。

 次に、これから少子・高齢社会においては保健・福祉サービスの多様化、高度化が求められるところであり、市としてもそれにこたえられる体制の整備とサービスの充実という両面から対応を迫られているのではないかと考えられるのであります。

 また、保健・福祉に限らず、行政サービス全般に対する住民ニーズはより幅広く、さらに高度な内容が要求される状況であります。これらに対応するためにも、専門職員の確保や多方面にわたる行政サービスの実現に向けての体制の整備も欠かすことができません。このような状況にもかかわらず、国、地方を通じた財政は危機的な状態にあり、三位一体の名のもとに改革の流れは急を告げております。地方への補助金や地方交付税の削減はますます進み、市においても今後一段と厳しい財政運営が見込まれるところであります。このような情勢のもとにおいては、合併による行財政基盤の拡大、強化と行政運営の効率化は市にとっても緊急の重要課題と言わなければなりません。

 以上のように財政基盤の強化と行政運営の効率化は、市町村合併を考える上で大きな要素でありますが、それに尽きるというものでもありません。近江八幡市と安土町は、歴史的なつながりも深く、お互いにさまざまな資源を有しているところであり、これらを有効に組み合わせることによって、夢のある将来像を描くこともできるのではないかと考えるところであります。

 そこで、市長はかねがね市町村合併に取り組む基本的な考えとして、表明してこられたビジョン合併を目指すという方針に基づいて、今回安土町からの申し入れを受けて合併協議に踏み出すに当たり、どのようなまちづくりを目指していこうと考えておられるのか、その基本的な考え方をお尋ねをいたします。

 また、新設対等合併を目指すという姿勢を表明しておられるところでございますが、その基本姿勢に基づき合併協議に臨む基本的なスタンスについてもあわせてお尋ねいたします。

 2つ目、広域行政に取り組む考え方について。

 今後の広域行政に取り組む考え方につきましてお尋ねいたします。

 これまで東近江は一つという目標を掲げて、今日までの広域行政を支えてきた東近江圏域内での大同合併に向けたさまざまな取り組みを重ね、滋賀県における中核都市の形成を目指してこられた市長の姿勢について深く敬意を表するものであります。冒頭にも申し上げましたとおり、2市5町をはじめとして、その気運が高まりを見せながらも、さまざまな事情によって実現に至らなかったこれまでの経過については、まことに残念ではありますが、今回安土町との合併の協議の取り組みは、その方向に向けて大きな一歩を踏み出すものではないでしょうか。この機会に、改めて将来の広域行政に取り組む基本的な考え方についてお尋ねしていきたいと思います。

 さらに、将来の広域のまちづくりを描くに当たっては、安土町とともに隣接する竜王町との関係についても考えておく必要があると言えるでしょう。広域行政の推進という見地から、竜王町に対して今後どのような姿勢で臨むつもりでおられるのか、そのお考えをあわせてお尋ね申し上げます。

 3つ目、合併協議を進めていく手順について。

 今後の合併協議を進めていく手順についてお尋ねいたします。

 ?合併推進室体制について。

 今回の合併協議の申し入れは、現行合併特例法の期限内の合併申請を目指したものでありますが、ご承知のとおり知事への合併申請の期限は3月末日であります。この期限までの申請に向けて、全庁的な取り組みが必要になると思われますが、どのような体制でこれに臨もうとされているのか、またどのような手順で、どのような協議を進めようとされているのかお尋ねをいたします。

 ?法定協議会の構成メンバーについて。

 次に、今回設置が提案されている法定協議会の場において、合併に関するさまざまな協議事項が話し合われるわけであります。したがいまして、この協議会では市内の各分野の意見がバランスよく集約されて協議が進められるよう配慮すべきであると考えますが、この協議会の構成についてどのような考え方で行おうとされているのかお尋ねいたします。

 ?市民への周知と理解について。

 さらに、合併を推進するに当たっては市民の理解が不可欠と考えられます。安土町との1市1町での合併協議については、昨年2月にも各学区において説明会が持たれているところであり、これらを通じて市民の皆さんの理解も得られていると考えられますが、今後協議が進められれば、そこでどのような案が検討され、どのような議論がなされているのかについて広報が必要であると考えます。市民の皆さんに対してどのように周知を図り、理解を深めていこうと考えておられるのかお尋ねいたします。

 また、どんなまちを目指すのか、どんな合併を目指すのかについて展望を示し、新しいまちのマスタープランとも言える新市の建設計画については、市民の関心も高いと考えられるところであり、どのように周知を図っていくのか、また市民の思いをどのように酌み取っていこうと考えておられるのか、考え方をお尋ねいたします。

 ?新市の名称の選定について。

 新市の名称の選定についてお尋ねいたします。

 これまで市町の名称は、それぞれ土地の歴史や文化を今に伝える一種の文化財であるという考え方の下に、新市の名称の決定に当たっては専門家の意見を聞く機会をつくる必要があるという考え方を示しておられるところではありますが、今後どのような手順を考えておられるのかお聞きいたします。

 ?職員への周知と理解について。

 合併協議の推進に向けて全庁的な体制で臨むのならば、庁内の職員に対してその趣旨の徹底が図られるべきであると考えますが、この点についてはどのように措置されているのかお尋ねいたします。

 ?平成17年度予算案の方向性について。

 合併協議が開始されるとなれば、現在提案が準備されている平成17年度予算において見直しが行われるのかどうか、その影響についてお尋ねをいたします。

 最後に大きい4番、現行合併特例法期限内の合併申請に向けた不退転の決意について。

 今回の合併協議に踏み出すに当たり、現行合併特例法の適用を目指す考え方についてお尋ねをいたします。

 これまで市として合併に取り組むのであれば、現行の合併特例法の期限内の申請を目指す考え方を示されてきたところであります。合併に当たっては、電算システムの統合をはじめとして、さまざまな経費も必要となってまいります。また、合併特例債につきましても、真に必要な用途に使う限り今後のまちづくりの可能性を広げるものとして大変有効な制度であると考えます。同じく合併を目指すものであれば、国等による支援措置の充実している現行の特例法期限内の合併を目指すべきであるという考え方に賛同するものであります。期限内の県知事への申請に向けては、精力的かつ効率的な取り組みが必要になってまいりますが、改めて現行合併特例法の期限内の合併申請に向けて不退転で取り組む決意についてお尋ねして私の質問を終わります。



○議長(井上栄一郎君) 当局の回答を求めます。

 市長。

             〔市長 川端五兵衞君 登壇〕



◎市長(川端五兵衞君) 大橋議員の合併協議に臨む考え方等についてのご質問にお答えいたします。

 まず、安土町との合併協議に踏み出すに当たりましてどのような姿勢で臨み、どのようなまちづくりを目指すのかというお尋ねでありますが、合併協議に臨む基本的な姿勢は新設対等合併を目指すということであります。安土と近江八幡は、織豊時代は言うに及ばず、縄文、弥生の太古から歴史的・文化的・地理的に親子、兄弟のような関係にあり、また昨今に至っては両市町にまたがる西の湖をめぐる水郷地帯を対象に文化庁の重要文化的景観の指定に向けての取り組みのための国の調査費をいただいて、両市町による協議会の立ち上げをはじめといたしまして、住民レベルでも西の湖博物館構想においては両市町の多くの住民が参画した大規模なプロジェクトが結成されるなど、多くの共通した取り組みや観光ウォークなどのイベントも盛んになってまいりました。このようにまちづくりの共通項も多くありまして、生活圏域を共有している間柄でありますことから、どちらがどちらかを一区域として編入するという形ではなくて、お互いに対等の立場で意見を出し合って、お互いの歴史・文化を生かした新しいまちづくりに取り組む新設対等合併方式がこの地域の特性を最大限に生かすまちづくりにつながるものと考えるからでございます。

 また、新しいまちづくりに臨む考え方といたしまして、一言で言えば実のある合併の実現ということであります。実のある合併とは、単に人口や面積がふえるという膨張ではなく、新しいまちとして成長するものでなくてはなりません。それは、例えば全国に誇れる歴史・文化資産を生かしたまちづくり、美しい風土を守り育て次の世代に引き継いでいくとともに、環境に配慮した終生住み続けられるまちであり、各種の生活基盤の充実した活力あるまちづくりであります。もちろんスケールメリットを生かした行政の効率化、高度化によります住民サービスの充実、向上を目指すとともに、住民によりますまちづくり、住民自治の一層の促進を目指してまいりたいと考えております。

 次に、将来の広域行政に取り組む基本的な考え方でありますが、合併は将来のまちのあり方を大きく左右するものでありますから、今日までの広域行政を支えてきました東近江圏域内においての合併論議が必要ではないかという考えのもとに、これまで何度となく関係市町に呼びかけを行ってまいりました。この考え方は、現在も変わりはありません。したがいまして、議員のご指摘のとおり、まずは安土町と近江八幡市が一つになり、東近江地域は一つに向けての拠点としての第一歩を踏み出すことが肝要と考えます。そして、将来的には東近江地域が一つとなり、滋賀県の中核都市として発展していくべきであり、その機運が高まりを見せ機が熟すときがいずれやってくるものと考えております。

 また、このような見地から、ご指摘のとおり隣接する竜王町との関係も大変重要でございます。将来の広域合併を目指すという考え方では、安土町の津村町長さんも同様の考え方を持っておられ、去る10日に両市町の議長さん、津村さんとともに竜王町役場に赴きまして、安土町と近江八幡市との合併協議にこれから入りたいという旨のお知らせと将来合併に向けた方向づけが、町としてなされればご一緒に取り組みませんかというお話をしてまいったところでありました。竜王町さんといたしましては、現在自立の方向でのまちづくりに取り組んでおられるところではありますが、山口町長さんからは将来をにらんで真剣に今こそ考える必要があると思うというお話がありまして、真摯に受けとめていただいたものと受けとめて帰ってまいりました。今後も機会をとらえて、この問題についての話し合いを続けてまいりたいと考えているところでございます。

 最後に、現行合併特例法の期限内に合併を目指すという決意についてのお尋ねでございますが、これまでから申し上げてましたとおり、可能性のある限り期限内合併を目指すというのが基本姿勢であり、安土町さんにおいてもこの考え方では一致しております。新しいまちづくりの可能性を大きいものにしていくために、期限内合併がぜひとも必要であるという決意で取り組む所存でありますので、議員の皆さんのご理解とご支援をぜひともお願い申し上げ、回答とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(井上栄一郎君) 当局の回答を求めます。

 助役。

             〔助役 岡田三正君 登壇〕



◎助役(岡田三正君) 大橋議員のご質問の中で、ただいま市長がお答えをさせていただきました以外の部分につきましてご回答申し上げたいと思います。

 まず、合併推進室体制についてでございますけれども、この合併を推進するに当たりましてどのような体制でということかというふうに存じております。大変短期間の中で多くの資料の作成が必要でございます。そういうことから、本日付をもちまして12名の本市では人事異動を行いました。そのうち、この議会でご可決をいただきまして合併協議会の設置が認められましたならば、近江八幡市からは専任職員として10名を派遣をする予定でございます。

 また、安土町から5名がお越しになると、このように聞いております。そのほか滋賀県の県の職員さんが1名派遣をいただける予定だというふうに思っております。

 また、そのほか本市の内部の調整につきましては、文化政策部の中の広域行政推進室が窓口となりまして対応をしていくと、こういうふうに考えております。事務局のもとには、専任の派遣職員のほかにも各セクションごとに専門部会及び分科会の下部組織を事務局内に設けまして、両市町のさまざまな行政施策についての調整を図っていく予定でございます。

 また、この合併協議会の事務局の体制につきましては、その中で総務班、また計画班、推進班という3つの分野に分けまして、それぞれが職員を配分して事務の進行に当たると、このように進められるというふうに聞いているところでございますので、ご理解をお願い申し上げます。

 どのような手順で、どのような協議を進めるのかと、こういうご質問がその中でございました。これにつきましては、本日ご可決をいただきましたならば、今週からでございますけれども、毎週火曜日に首長及び幹事の合同会議を火曜日に持ちたいと、このように思っておられます。

 また、毎木曜日に合併協議会を開催をしていくという予定でございます。大体、合併議決を正式にいただきますまでに5回程度の合併協議会の開催を予定をいたしているところでございます。

 また、この合併協議会の中には新市のまちづくり計画、また新市の名称の2点につきましては合併協議会の中に小委員会を設置をいたしまして、ここで十分な協議をいただくと、このようなことを考えられているところでございます。

 次に、職員への周知と理解でございますけれども、本市の職員につきましては数年前から2市5町の合併あるいはまた1市5町の合併、そして今の安土町との1市1町の合併、幾つかのこういう経過がこの中にございまして、その都度職員に対しましては研修会あるいは説明会等をもちまして、必要性については十分認識をいただいてきたというふうに理解をしているところでございます。したがいまして、今回安土町との合併につきましても職員にはそれの理解は深まっているものと認識をしておりますけれども、合併協議会での合意事項等につきましては直ちに全職員に情報提供ができるよう努めてまいりたい、このように思うところでございますし、また先ほど申し上げました合併協議会の事務局の中の専門部会あるいは分科会等に多くの職員が参画をすることになるところでございます。そういった方面からも、また周知徹底が図られていくというふうに認識をしているところでございますので、よろしくお願い申し上げます。

 次に、平成17年度予算の方向性ということでございますけれども、17年度予算につきましては現在案を内示をいたしまして、各議員の皆様にもご説明をさせていただいたところでございますけれども、安土町との合併によりまして支障等が来さないよう、一部見直しをしていく必要があろうというふうに考えております。今考えておりますことは、総合発展計画の後年の5カ年の実施計画の策定を17年度に行いたいと、こういうことで予算の内示をいたしましたが、これについては見送りをしていくという方向で検討をしていきたいというふうに考えております。これは今安土町との合併が進みますならば、その中で新しいまちづくりの新市のまちづくり計画がつくられてまいりますので、必要でないのではないかと、このように考えております。

 また、合併に伴います合併協議会の17年度の負担金、これも新たに新年度予算の中に組み込んでいきたいと、このように思っているところでございますので、ご理解をお願いを申し上げます。

 あと以下、担当部の方でご回答申し上げます。

 以上でございます。



○議長(井上栄一郎君) 当局の回答を求めます。

 文化政策部理事。

             〔文化政策部理事 北村博史君 登壇〕



◎文化政策部理事(北村博史君) 大橋議員のご質問のうち、市長、助役がご答弁申し上げました以外の部分について答弁をさせていただきます。

 まず、合併協議を進めていく手順等についてのご質問の中で、法定協議会の構成メンバーについての考え方のご質問でございますが、法定協議会の構成につきましては地方自治法252条の3及び市町村の合併の特例に関する法律第3条の規定に基づきまして、ただいま議案でご提案をさせていただいております規約の案第6条から第8条までのとおり提案をさせていただいているところでございます。

 その内訳でございますが、会長、副会長につきましては1市1町の長をもって充てることとしておりまして、委員につきましては1市1町の議会から各3名の参加をいただきますほか、学識経験を有する方17名以内で構成することとしております。この学識経験を有する方の構成につきましては、議決をいただいた上で具体的な検討を行うものではございますが、県内の協議会では県から1名参加いただくのが通例となっておりますので、残る16名を近江八幡市と安土町からおのおの8名以内の委員に参加いただく方向で、安土町とは調整を行っているところでございます。この近江八幡市側の委員につきましては、議員もご指摘のとおり市内の各分野の意見がバランスよく集約されて協議が行われるよう配慮する必要があると考えております。具体的には、議決後でございますが、商工、観光、企業関係、福祉関係、農林水産関係、自治会関係、教育関係、医療関係のほか、住民主体のまちづくりに取り組んでおられる方などが検討の対象になってくるのではないかと考えているところでございます。

 次に、市民への周知と理解についての措置でございますが、合併協議の内容について、どのように市民の皆さんに周知を図り、理解を高めていこうと考えているのかというご質問であったと思いますが、これも議決をいただいた上でのことでございますが、法定協議会の議論を傍聴席も設けて公開で行うことはもちろん、開催の都度、提案や議論の内容について協議会だよりを作成いたしまして、全世帯に配布するよう計画をしております。

 また、市の広報紙やホットテレビでの行政番組など、機会をとらえて周知を図りまして、ご理解を高めていただけるよう取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

 新市のまちづくり計画につきましては、協議会だよりの臨時号を発行して特集をいたしますほか、その概要について全世帯へ配布させていただきまして、市民の皆さんから計画内容に対するご意見をお伺いしてまいりたいと考えております。

 また、このまちづくり計画の素案が協議会に提案されましたら、市民の皆さんがご理解を深めていただけますよう、その内容について各学区単位に説明会を開催してまいることを計画しております。

 続きまして、新市の名称の選定についてのお尋ねでございますが、さきにお答えもございましたが、法定協議会に名称選定の小委員会を設けることを計画しております。具体的には、法定協議会において協議、決定していただくことではございますが、この小委員会に歴史や文化についての専門家に参加していただきまして、専門的な立場からも検討を加えていただきまして原案を作成願い、法定協議会で決定していただくという手順を考えております。

 以上でございます。ご理解、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(井上栄一郎君) 質問はありませんか。

 大橋正光君。



◆22番(大橋正光君) 質問をさせていただきますが、要望にとどめさせていただこうと思います。

 安土町との合併問題については、突として発生してきたということで時間的ないとまがないという形で大変な作業がこれから急ピッチで進められるんじゃないかと思いますので、大変ご苦労をいただくだろう、こういうことは思います。いずれにしても、ここまで安土町の状態が気運が高まってきたんですから、きちっと受けて立つと、いわゆる不退転の決意はいかがですかと言わさせていただいたら、十分その気持ちでもって対応していきたいと、心強いお言葉をいただきましたので、そのことについて一つきつく、強く要望しておきたいと思います。

 また、広域合併の問題につきまして東近江圏域は一つやと、2市7町と今日まで行政区域しておりました基本的な状態については今も変わらないということで、安土町との合併についてはその第一歩だという形のお示しをいただいたことについても、大変ありがたく思うもんでございます。特に先ほど近接する竜王町との問題につきまして、安土町さんと両方が議長さんも含めて何とか一緒になれんかという形で訪問されてきたということもお聞きさせていただき、また新聞報道で見てみますと竜王町さんもそのことを真摯に受けとめたということで、現在の状況は議会や住民に意見を聞いた上で回答を申し上げさせていただくというような言葉になっている新聞報道を見させていただくわけなんですが、いずれにしても仄聞いたしますと、この3日間の連休で合併に向けて、多分近江八幡と安土町さんが誘いにかけられたかと思いますが、それがゆえに3日間何か幹部会議をして、何か粛々とどうしようというような形で議論されていると、きょうも県の方と何かすり合わせをやっておられるというような方に仄聞をするわけでございますが、いずれにしても1市1町での立ち上げを早急に行い、そしてまた竜王町さんが一緒になれるんでしたら、そのことについて快く前向きでいければなと、こんなことを思うんでございますが、その件についても今後積極的によろしくお願い申し上げておきたいと思います。

 また、先ほど言われましたこのエリアは歴史的にも、また文化的にも非常にすばらしい安土町との関係がございます。特に、北之庄沢とか西の湖の一帯をまちづくりとした景観形成の名勝指定や大中町、近江八幡、安土町がバイオ農業の確立ということも言われておりますし、そういう構想や新市の名称においても歴史的な中世のいわゆる最終が安土でありますし、近世の始まりは近江八幡だと言われておりますし、この現実を直視しながら、また新しい、すばらしいまちができるかな、また名称ができるのかなという形で、私個人的にも夢を膨らませているものでございます。いずれにいたしましても、両市町の住民が誇れるまちであり、そしてまたよかったなと言っていただける住民のまちづくりを目指して、最大限努力していただきたいと思うんでございます。我々議会も精いっぱいそれに向けて努力させていただくことをお誓いさせていただいて再問とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(井上栄一郎君) 以上で22番大橋正光君の質疑を終わります。

 次に、7番小川廣司君の発言を許します。

             〔7番 小川廣司君 登壇〕



◆7番(小川廣司君) 日本共産党を代表して質問いたします。

 議第2号近江八幡市・安土町合併協議会の設置を求めることについてであります。

 政府が1990年代半ばから進めてきた平成の大合併、1999年の地方分権一括法成立を機に、猛烈な押しつけが本格化しました。政府は国から地方へ、官から民へを掲げて、国と自治体の責任を放棄、後退させ、福祉や教育などの水準を保障してきた地方への財政支出を削減しようとしています。国の合併を進める大きなねらいの一つです。

 滋賀県では、滋賀民報が報道しました記事によれば、1月24日、県民本位の滋賀県民主県政をつくる会が予算編成などで国が知事に申し出た中で、3月末までに合併を申請させようと県が市町に圧力をかけているとの参加者の抗議の声に、指導はしていないと言いながら、3月31日までに合併を決めるかどうかは地方交付税が減らされないことへの担保がかかっている。また、財源が厳しいことを認識した上でどうするのか話しさせてもらっているなどと関与の事実を述べたと言われています。

 さて、地方自治の本旨とは何かの規定は特にありませんが、2003年4月の地方制度調査会の中間報告の前書きで、地方分権は地方自治の本旨の実現ということがその根幹となるものである。地方自治の本旨は、国と地方との適切な任務分担を踏まえ、地域の住民が地域の行政や経営に対して主体的に取り組むという住民自治と地域の独自性と自律性が確保されるという団体自治を確立することであると書かれています。合併は、地方自治が問われる土台を決める根本的な問題であり、何よりも住民の意思と合併する自治体の自主性が尊重されなければなりません。合併を強制することはできません。

 昨年5月、合併特例法が改正され、合併の取り組み促進がされてきましたが、合併特例債はこの3月31日をもって廃止されます。合併の誘導策は、何よりも合併特例債です。この国が定めた市町村合併に関する特例措置が適用される期限、本年3月31日に間に合わす、文字どおり駆け込み合併が各地で進んできました。具体的に質問いたします。

 本市と安土町の合併のための法定協議会立ち上げと今計画されているスケジュールから見ますと、まさにこの駆け込み合併です。本市にとって、このような合併をなぜ必要とするのか、特例債目当ての合併ですか、お聞きいたします。お答えください。

 次に、私ども会派代表者会議や全員協議会などでも聞いてまいりましたが、改めてお聞きします。

 住民の意思をどのようにとらえておられますかお答えください。

 次に、滋賀県知事に合併申請書を提出するまでのスケジュールはまことにハード、提案確認項目とされているものだけでも、これからの実質日数を超えています。実質協議先送りの合併協議会を進めていくのか、合併の議決をそれぞれの議会で行うまでに具体的にどこまで決められるのかお答えください。

 また、先ほどからも出ておりますが、住民への説明責任はどう果たされようとしているのか、以上について明快なる答弁を求めて質問といたします。



○議長(井上栄一郎君) 当局の回答を求めます。

 市長。

             〔市長 川端五兵衞君 登壇〕



◎市長(川端五兵衞君) 小川議員のご質問の中で、駆け込みというお話がございましたが、それについての見解を少し申し上げたいと存じます。

 駆け込みという言葉をどのように理解するかというのは、またそれぞれ人によって違うと思うんです。せっぱ詰まってというふうなこととか、あるいは今までのんびり構えていたけども、突然気がついてとか、そして慌てて行動を起こすといったふうに私はこれまで理解をその言葉にしておりました。しかしながら、今回の場合はそのような駆け込みとはとらえておりません。これは、人それぞれによって言葉の解釈、定義づけは違うと思いますからお許しください。

 既に過去から、当市にとって合併とは何か、また合併をするのならそのあり方、先ほども申し上げましたようにいわゆる枠組みだけでやるのか、あるいはまたビジョンを持って行うのが正しいとすると、あるいはまた合併は地域や予算規模や、あるいは人口をふやすだけでなくて、本当にそこに本質的な意味での成長がなければいけない。これは企業でも同じでございまして、私も企業を経営しておりましたときに、みずからの手で3度合併をいたしましたので、そのことにつきましては痛いほど知っておるわけでございます。

 また、合併の目指すものは何か等々、近江八幡にとっての近隣の市町との合併をする場合のさまざまな予想をいたしまして、提案などをいたしまして協議を重ねてきました。これらは、もちろん議会の皆様方にも申し上げてまいりましたし、また市民の方々にも機会をとらえてパンフレットをつくったり、あるいはまた説明会でお知らせをしてきたり、あるいはテレビを通したり、インターネットで公開をしてまいったところであります。したがいまして、今ここに来てようやく機が熟したというんでしょうか、そのように考えておるわけでありまして、駆け込みというふうなようにはとらえておりません。ご理解を賜りたいと存じます。

 また、これから3月末までに非常に短時間ではないだろうかと、短時間でそういった事務的な能力を超えるんではないだろうかというお話がございましたが、当方の職員の能力から図りまして、十分対応可能と考えております。加えて、さまざまな条項がございます。細部の条項につきましては、これまで2市5町の際に洗い出しをしております資料もございますし、また安土町さんにおきましては3町合併の経験も踏まえておられまして、そのときにおつくりになったいろんな資料というのをお持ちでございまして、双方基本資料については十分整っておるところでございます。事務局の担当者すべて、まさに欣喜雀躍して任務に当たってくれるものと期待をいたしておるところであります。

 また、特例債の必要性についてでございますが、合併をもし目指すのであれば、国などによります財政支援が充実している現行の合併特例法期限内の合併を目指すべきものでありまして、可能性のある限りこれに取り組んでいくというのが市民の福祉の向上につながると確信をいたしております。これまでも申し上げてまいりましたように、これが合併に取り組む基本的な考え方といたしております。合併特例債は、国によります財政支援措置の主要なものの一つでありまして、合併市町村の一体性の速やかな確立を図る、あるいはまた合併市町村の建設を総合的かつ効果的に推進するための事業などに充当することができる起債の措置でありまして、借り入れた資金の元利償還金の70%が地方交付税で措置をされるというのが、他に類を見ない充実した支援措置でございます。合併に伴い、特に必要となる経費が対象になるわけでありまして、その必要の限りにおいては活用すべきものと考えております。しかしながら、不要なものにそれを使うといった乱暴な扱いは避けなければなりません。したがいまして、今後の合併により、もし新しい市が誕生いたしましたならば、そのまちづくりの可能性をより広げるものとして有効に活用するべきものであると考えております。財政がすべてというわけではありませんが、財政は地方自治体にとって基本的なものであり、重要なモメントであると考えておるから、あえて特例債の必要性について触れさせていただきました。

 以上で回答といたします。ありがとうございました。



○議長(井上栄一郎君) 当局の回答を求めます。

 文化政策部理事。

             〔文化政策部理事 北村博史君 登壇〕



◎文化政策部理事(北村博史君) 小川議員のご質問のうち、2番目のご質問でございますが、住民の意思をいかがとらえているのかという点につきまして答弁をさせていただきます。

 これまでも申し上げてまいりましたとおり、市町村合併の必要性につきましては平成13年10月と平成14年7月に実施いたしました市民アンケート調査におきまして、合併を必要と認める意見が過半数であったということから、合併については理解をいただいているものと考えております。

 また、安土町との合併協議につきましては、平成15年に本市から提案したところに基づいて、平成16年2月に各学区において説明会を実施しております。協議に取り組む考え方につきましては、当時と基本的に異なるものではございませんで、どのような考え方で1市1町でのまちづくりに取り組んでいくのかについては、一定理解をいただいているのではないかと考えております。

 既に大橋議員の質問への答弁でも申し上げましたとおり、今後はまちづくり計画の素案ができました段階で市民の皆さんのご意見を伺ってまいりたいというふうに考えております。これまでも申し上げておりますとおり、その段階で初めてどのような合併になるのかということを知っていただけるということですので、具体的なご意見も出てくるものと考えております。

 続きまして、3番目のご質問でございますが、合併協議におきまして具体的にどこまで決めるのかということでございますが、法定協議会の議決をいただきましたら、その協議会の中で協議すべき項目についてはすべて協議会に提案をさせていただくというものと考えております。具体的に、そこでどこまでお決めいただけるのか、もしくはほかの先行いたします合併の事例でも見られますとおり、今後の調整に残すと、あるいは新市での調整を行うというような形になるのか、その辺のところは協議会でお決めいただくということになりますので、この点ご理解をお願い申し上げます。

 それから、住民の皆さんへの説明責任ということにつきましてはご理解につきまして、さきにご答弁をさせていただいておりますような形で対応を図ってまいりたいと考えておりますので、あわせてご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(井上栄一郎君) 質問はありませんか。

 小川廣司君。



◆7番(小川廣司君) 質問いたします。

 今市長から駆け込み合併について答えをいただきました。また、北村理事からもそれぞれについていただきました。安土の方で約1年前に住民アンケートをとられました。近江八幡市が申し入れた合併について、その真意を問われたのであります。皆さんご承知のように、合併をしてもいいと、何らかの形で合併を進めていこうという方たちは34%という結果が出ています。それを受けて、安土町政はこの1年とりあえず単独で行こうというふうなことでやってこられました。しかし、ことしの1月に入って非常に安土町の方では動きがありました。1月15日付で安土町が発行している合併推進だよりでは、町長が今の最終局面を静観するだけで行政の責任を果たせるのか、このように問われた答えに、1年前この時期が事実上の法定期限内での合併の最終局面であったと思っている。この時期というのはアンケートをとられた時期だと記憶しております。このように言っておられます。

 また、さらに残り3カ月弱、この時期に合併の判こは押せても、町民の理解を得ることはまず不可能に近いと考える。合併特例債だけを考えた合併というのには、賛同しかねるとも言われておられます。議会議決というのは、安土が1月に入って臨時議会を開かれ、八幡との合併を進めよう、こういう議会議決でありますけれども、これを推進できない旨をそのように表明されたと、私どもとっておりました。本市は、先ほど市長が申し述べられたように、常に合併を追求していくとの考えのもとやってこられました。合併を考えた当初は、建設計画をつくるのに2年ぐらいはかかる、このように広報紙上で申し述べておられました。

 しかし、先ほど申されたように、その間いろいろと建設計画なり、いろんなところの合併を考えてこられた結果、いろんな計画もできてきた、このようなことではないかと思うんでありますけれども、それでも1カ月少しの間で進める合併、安土がこのように申しておられるし、何があって極端に変わってきたのかはともかくとしまして、本市においても住民の十分な理解が得られるとは考えにくいのではないでしょうか。新聞紙上いろいろと安土の状況について報道されています。そのことを住民の皆さん多くが知っておられます。本当に住民の理解得られるのか、またもう既に学区への説明会もやられておると、このように聞いておりますが、どのような意見が出ているのかお聞かせください。



○議長(井上栄一郎君) 回答を求めます。

 文化政策部理事。

             〔文化政策部理事 北村博史君 登壇〕



◎文化政策部理事(北村博史君) 小川議員の質問にお答えを申し上げます。

 合併に関する準備期間ということについて、かつて約2年ということが言われたということがございます。これは、かなり前になりますが、当時先行事例をもとに参考として言われたものというふうに聞いております。まだ先行事例が少なく試行錯誤といいますか、調査研究などにも期間を要していた事例をもとに算定された部分もあったのではないかと考えております。参考に、県が発行しております市町村合併に関する情報紙「市町村合併を考える」の中では、準備期間につきまして、あくまでも目安ということで既に合併した市町村のノウハウを学ぶことなどで円滑に協議を進めれば、準備期間をより短くすることもできるという趣旨のことも書かれております。

 今回の協議の場合、仮に来年3月の合併を想定いたしますと、準備期間は約14カ月ということになりますが、本市としてのこれまでの市町村合併に向けた調査研究、昨年までの1市1町での合併協議に向けた準備、さらには安土町における3町合併の際の経験、また県の支援も受けまして、これまでの合併市町村のノウハウの活用などを図ってまいりまして、かつまた議会をはじめとする関係各位のご支援、ご協力も得ながら精力的かつ効率的な協議に取り組みまして、現行合併特例法期限内の合併の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

 それから、説明会ということでございますが、説明会でのご意見ということでございますが、これまでのところスケジュールを説明をさせていただきました中で、まちづくり計画ができましたときに改めて説明をさせていただきますというようなことを申し上げましたところ、そのときに合併に対する理解をより深めるために、安土町の状況あるいは近江八幡市の現況、行政の状況がどうなっているのかというようなことについて資料の提供をお願いしたいというようなご意見をいただいているところでございます。

 以上でございます。



○議長(井上栄一郎君) 質問はありませんか。

 小川廣司君。



◆7番(小川廣司君) 質問します。

 今説明会をしたところでは、まちづくり計画をできた段階で、また資料を持ってあがるというふうにお聞きしました。それは当然ではないかと思うんでありますけれども、聞くところによりますと、やはり住民は急に降ってわいたというか、もうあきらめていた合併、それが急に進んだ。この過程をほとんど理解されていないように、すべてがすべてではないと思いますけども、そういった意見が多数出たと、このようにも聞いています。それは自治会長さんの集まりであったというふうに思いますけれども、そういった人たちですらそういった段階、今まで安土の方に連合自治会長名で合併を推進してほしい。このように書かれた文書も出されておるようでありますけれども、しかし一般の市民は新聞なんかを読んでどうなってんねやというようなことではないかと思うんであります。本当にこの1カ月間でそういったことが説明し切れるのか、非常に心配であります。

 建設計画が安土と八幡では大きな違いがあるんではなかろうか、このように理解するところであります。なぜかといいますと、基盤整備が安土の場合と八幡の場合では大きく異なると考えます。基盤整備というか、例えば焼却炉の施設など、近江八幡市には病院なども含めて多数持っておる。こういうところと安土の場合は、一部清掃なりに加盟しておられる、広域で進めてこられた。こういったところで大きな考え方に差異が出てきてるんじゃないかと。したがって、前回アンケートの結果が先ほど言いましたような結果にもなってるんじゃなかろうか、こういうように思うんであります。

 前、本市も当局は誤解を生んでいる、十分な理解が得られていない、このようにも申し述べておられました。こういったことについて、この1カ月間で果たして埋まっていくのかどうか、私は先ほどの件とあわせて十分に納得できないところであります。その点どう考えておられるのか、お答えください。



○議長(井上栄一郎君) 回答を求めます。

 助役。

             〔助役 岡田三正君 登壇〕



◎助役(岡田三正君) 小川議員の再問の中で、特に安土町と本市とのいろんな施策に差異があると、特にごみ問題、し尿あるいは斎場、これらは別でございます。しかし、これらのことにつきましては今すぐそれをこちらへとかということじゃなくて、それぞれに施設は利用できるわけでございますので、ただ費用の負担をどうするのかとか、いろんなことがございます。ございますが、それはまた話し合いで解決が可能な分野というふうに考えております。

 ごみにつきましては、今1市7町の方で新しい施設を建設をされておられますけれども、そちらの方での当面の対応なり、いろんなことで今すぐに近江八幡市と合併したから、すべて近江八幡市の施設へと、そういうことの考え方ではなくて、一定の期間内に解決をしていけるよう、これは努めてまいらなければならない。1行政、2施設という、そういう分野も視野に入れながら、これからはそういうことについての解決は不可能でない、可能性というのは十分話し合いの中でできていくことだというふうに思っておりますし、将来はやはり2市7町、いわゆる東近江という区域が一つの行政体になることを望んでいるところでございますので、そういった分についての心配はそう大きな問題ではないというふうに考えておりますので、ご理解をお願いいたします。



○議長(井上栄一郎君) 質問はありませんか。

 小川廣司君。



◆7番(小川廣司君) 質問します。

 建設計画等の協議については、できる範囲やっていこうというようなことだと北村理事の最初の回答で、いうふうにとらえたんですけれども、もし間違っておればお答えいただいたら結構ですけども、ただ県に出さなくてはならない、どうしても合併をするんだというときに、言わなければならない中に、先ほどの質問の中でも出てましたけれども、新市の名称等があると思うんです。これは先送りにはできない問題だと、私は考えています。

 それと、新市の名称をめぐって全国で合併が破綻したところ、これもあるんではなかろうか、このように思うんであります。そうすれば、新市の名称というのは非常に大事なことで、先ほどは住民の皆さんにも声を聞いていきたい、これは非常に大事なことだと思いますけれども、こういうこともおっしゃっておられます。しかし、安土の方で1月の臨時議会の資料として出された中に、安土の名前を残すのはこの機会を逃してはないと断言する、このように書かれていました。このことについて、どう考えておられるのかお聞きいたします。



○議長(井上栄一郎君) 回答を求めます。

 助役。

             〔助役 岡田三正君 登壇〕



◎助役(岡田三正君) 小川議員のご質問の中で、新市の名称について安土町さんの議会でのお言葉というんですか、そういうものをどういうふうにとらえるのかと、こういうことでございますけれども、先ほども回答の中で申し上げましたように、新しい名称については小委員会等を合併協議会の中でつくって議論をいただくということに尽きるわけでございます。ちょっとどういう意味でおっしゃられたのかの真意は定かではございませんけれども、このことにつきましては今ここでどうのこうのというよりも、そういう中の議論の中で納得がいく結論が出していただけるということに期待をするところでございます。そういう意味でご理解をお願いをしたいというふうに思うわけでございます。



○議長(井上栄一郎君) 質問はありませんか。

 小川廣司君。



◆7番(小川廣司君) 合併協議会で審議をと、当然のことだというふうに思いますけれども、安土の方で賛成の署名を集めておられる。新聞報道もなされてます。3,400でしたですか、の何がしの署名を集めた。こういった署名や説明会の中で、このことがたびたび出されていたようであります。だから、知らないでは済まないかなと思うんであります。

 また、合併協議会にそういうことで安土さんは入ってこられるということが、私は安土の議会をどうこう言うわけではありませんけれども、しかしもしもそういうことがあって入ってこられるということであれば、大変問題ではなかろうかというふうに思うんであります。どういったスタンス、前、川端市長は先ほども申し上げられましたけども、委員会などをつくって歴史的な背景、歴史的なところなんかを見ていったり、いろいろなところで検討していきたい、このようにおっしゃっておられます。そういうとらまえ方をされているようにはどうも思ってないんであります。こういったところ、何かご意見があればお答えください。

 さらに、お聞きしておきたいと思います。

 以前の定例会の中で、合併特例区が新しく昨年の5月の改正に当たって決められました。持ってもいいと、5年間の経過というようなことが出されていました。こういったことがひょっとして考えられるのではなかろうかなというふうにも思うんでありますけれども、そういったお考えはないのかどうか、何せ短期間でやってしまおうということですので、こういったことが考えられているかどうか、先ほどは職員の優秀な人たちですべての条件をクリアしていくんだと、こういうこともおっしゃっておられましたけども、このことについてお聞きいたします。



○議長(井上栄一郎君) 回答を求めます。

 市長。

             〔市長 川端五兵衞君 登壇〕



◎市長(川端五兵衞君) 名称についていろいろと取りざたがされておりますけども、基本的には双方がこれまでいろいろと歴史的な、あるいは学術的な、あるいは文化的なおつき合いのありました学者の先生たちに当たりまして、およそ2名ずつぐらい推挙をして、その方に専門家委員会というのをまずつくっていただくというところからスタートをしようと、これは基本的にそのようなことの話し合いは行われておりました。地名というのは、歴史的、文化的な背景をきちんと考えなきゃいけないというふうなことから、そのようなことを常に提案をしてまいりました。安土町さん側も安土の名前を残すということについてのこだわりは十分あるけども、その中で住民が納得ができるような名前が出てきた場合には、そういうことについてもご理解がいただけるんじゃないだろうかというふうな考えを持っておりますが、いずれにしましても専門家委員会さんの幾つかの案、余り出てこないと思いますけども、それについての十分な説明資料のついたもの、つまり何かファッショナブルなとか、あるいはよく言われるんですが、まさにいろんな方々、市の、あるいは町の内外からも含めて合併新市の名前を公募するというふうなことは今回考えておりません。そういうことじゃなくって、きちんとした歴史の中から自然とわいてきたような形のもの、そういうものが本当に安土の名前、安土の精神を残すものであり、同じく八幡の名前、あるいはまた八幡人の精神を残すものと考えておりますので、高度なご配慮をいただきたい、ご理解もちょうだいしたいと思っております。よろしくお願いします。



○議長(井上栄一郎君) 回答を求めます。

 助役。

             〔助役 岡田三正君 登壇〕



◎助役(岡田三正君) 小川議員のご質問の中で、合併特例区の考え方はというご質問があったというふうに思います。

 議員が述べていただきましたように、昨年の5月の法律改正によりまして合併特例区というのが設置ができると、こういう改正がございました。少しその条文をご紹介いたしますと、第5条の8という条文でございますけれども、合併市町村において、市町村の合併後の一定期間、合併関係市町村の区域であった地域の住民の意見を反映しつつ、その地域を単位として一定の事務を処理することにより、当該事務の効果的な処理または当該地域の住民の生活の利便性の向上等が図られ、もって合併市町村の一体性の円滑な確立に資すると認めるときは、合併関係市町村の協議により期間を定めて、合併市町村の区域の全部または一部の区域に1または2以上の合併関係市町村の区域であった区域をその区域として合併特例区を設けることができる。こういう規定がございます。これは議会の議決を要すると、こういうことにもなっております。こういった分野も、これから合併協議会の中で真剣に話し合われるものというふうに理解をしているところでございます。

 以上、回答とさせていただきます。



○議長(井上栄一郎君) 質問はありませんか。

 小川廣司君。



◆7番(小川廣司君) 助役のお答えいただきましたことに関して言えば、合併特例区も全然考えないことはないと、審議の中で考える一つの事項ですよと、こういうふうにとらえといていいんだというふうに、うなずいていただいてますんで、そのようにとらえておきます。

 それから、名前の件で市長にお答えいただきました。2名ずつぐらい専門的な人を入れてということでありました。

 それでは、協議会委員の選考は既に終わっているのかどうかについてお聞きいたします。



○議長(井上栄一郎君) 回答を求めます。

 文化政策部理事。

             〔文化政策部理事 北村博史君 登壇〕



◎文化政策部理事(北村博史君) 小川議員のご質問にお答えを申し上げます。

 法定協議会の構成委員につきましては、その構成につきましての規約につきましても今回、本議会に提案をさせていただいているところでございます。具体的な構成等につきましては、議決をいただきまして準備にかかるということでございますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(井上栄一郎君) 質問はありませんか。

 小川廣司君。



◆7番(小川廣司君) 非常に型にはまったお答えで、そのとおりはそのとおりなんですけども、ただあしたからっていうか、もう議決された後すぐ進めていかないかんと、そういう予定表も参考までに出していただいてます。そういったことからすれば、もう既に決めていっておかないかんのじゃないかと、こういうように思うんですけれども、ここで発表できない状況なんでしょうね。そんなことを聞くのはやぼだと、こうおっしゃるのかもしれませんけども、実際そういったことも非常に大事なことだと、こういうふうに思っておるんであります。こういったことが、言えばとんとんとんと進んでいくといった中で、住民にいろいろな形で説明していきましょうと、こういうことをおっしゃられましたけども、結局住民が意見を挟むところがこれからだんだんだんだんなくなってくるんじゃないかなというふうに思うんであります。そういった点、非常に私は危惧するところであります。ここんところを十分にやっていかないと、合併しても仮に成立したとしても、後にしこりを残す合併が誕生するんじゃなかろうかと、このように思うんであります。本当に時間のないということについて十分に認識される必要があるんではなかろうかなというふうに思っております。質問は終わっておきます。



○議長(井上栄一郎君) 以上で7番小川廣司君の質疑を終わります。

 休憩します。

               午前11時13分 休憩

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

               午前11時27分 再開



○議長(井上栄一郎君) 再開します。

 次に、21番西居勉君の発言を許します。

 21番西居勉君。

             〔21番 西居 勉君 登壇〕



◆21番(西居勉君) 議長のお許しをいただきましたんで、新しい風の会を代表して質問を行います。

 議第2号近江八幡市・安土町合併協議会の設置についてでございます。

 このたび合併の特例に関する法律に基づく期限内合併を目指した近江八幡市及び安土町、1市1町による協議会の立ち上げについて1年余の間、紆余曲折はありましたが、安土当局及び議会の決断に対し敬意をあらわすとともに、心から歓迎を申し上げます。合併を成功させなければならないと、決意を新たにする次第であります。

 さて、1999年7月地方分権一括法が成立をいたして以来、2004年4月新合併特例法の成立によって、2005年3月末日までに合併申請を行い、2006年3月末日までに合併を行う、このように法令改正が行われたところでございます。法的根拠をもとに協議会の設置を行うものでありますが、逆算すると合併申請まで約50日余り、合併期限まで13カ月余り、短期間の中でどのようにして生活圏と行政圏を一致させ、一定規模を確保し、一方でコミュニティーを基礎とする住民自治との両立を図るか、大変な作業と考えるが、千載一遇のチャンスととらえ、当局及び議会とも協調して努力しなければならないと考えるものであります。

 私は、協議会の具体的な進め方、さらにはその地域の何の問題を解決し、何を生み出すのか、住民全体で共有すべき目標が明確にならなければならないと思うが、住民との協働のあり方についてお伺いをする予定でございます。

 先ほどさまざまな角度から議論が行われまして、十分理解をいたしたところでございます。

 そこで、1点だけ、地方分権一括法の内容は議員の在任特例あるいは定数特例、さらには特例債の発行、いわゆる事業費の95%地方債の発行が認められる。そのうちの70%が普通交付税で還元をされる。このことが大きな一括法の内容であります。

 そこで、財政支援のいわゆる特例債は新市のまちづくりの有効的な活用をするという意味で、いかほどになるのかということを1点だけお伺いをいたしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(井上栄一郎君) 当局の回答を求めます。

 文化政策部理事。

             〔文化政策部理事 北村博史君 登壇〕



◎文化政策部理事(北村博史君) ただいまの西居議員のご質問にお答えを申し上げます。

 合併特例債の規模についてのご質問であるというふうに考えますが、これを安土町と、それから近江八幡市の場合に当てはめまして試算をいたしますと、全体事業費としまして約161億円ということでございます。これは合併から10カ年度間、これの事業の合算額で事業規模としてこの額ということでございます。このうち、合併特例債の起債が可能になります額といいますのは、先ほど議員もご指摘をいただきましたとおり、標準全体事業費の95%ということになりますので約153億円、そのうち交付税の算入が可能と見込まれる額が起債可能額の70%ということで約107億円と、計算上はこういう額となってまいります。

 以上でございます。



○議長(井上栄一郎君) 質問はありませんか。

 西居勉君。



◆21番(西居勉君) ただいまのご答弁をいただいて、この特例債が新市のまちづくりの目玉事業と言われる、市民から見てなるほど近江八幡市と安土町が合併して、ああこんなすばらしいまちができるんだなと、こういう形で有効活用が行われるように、これからの合併協議会で議論をお願いを申し上げておきたいと思います。

 さて、地方分権の始まった今、責任ある市町村体制をつくるには一定の規模と能力が必要であり、それはサービス供給を担う行財政の経営面からも、職員体制など人的面からも、広域的なまちづくりの面からも必要であります。半世紀前の枠組みである市町村を21世紀という新しい時代にふさわしい形にどう再構築するのか、それが平成の大合併の課題であると認識をいたしております。合併は手段であり目的ではない。それは新たなる地域再生の手段であり、足腰の強い自治体をつくる構造改革としての手段だと考えております。目標は、地域である。各地域において、どうすれば将来栄える地域となれるか、それらを焦点に合併協議が行われなければならないと考えております。本日の本会議の議論からいたしましても、具体的な選択をめぐってはさまざまな思惑が渦巻き、地域間のあつれきが生じることも予想されますが、小異を捨てて大同につくといった真摯な心構えで合併協議に臨まれることを期待して要望として終わります。



○議長(井上栄一郎君) 以上で21番西居勉君の質疑を終わります。

 次に、3番中村巧君の発言を許します。

 3番中村巧君。

             〔3番 中村 巧君 登壇〕



◆3番(中村巧君) 市民の眼の中村巧でございます。私は、市民すべての皆さんを代表してという思いで質問させていただきます。

 議第2号近江八幡市・安土町合併協議会の設置について質問します。

 先ほど安土町との合併協議会設置についての提案が行われました。12月議会では、現行特例法の期限内での合併は見通しがないというのが現状であるとの趣旨の回答だっただけに、正直言って私を含め突然の提案に市民の皆さんも驚いておられるのではないでしょうか。このたびの提案では、現行特例法の期限内である平成17年3月末の合併を目標に合併協議会を立ち上げようとしていますが、なぜ3月末合併でなければならないのか疑問を感じます。これまで合併の枠組みが先行するのではなく、まずどのようなまちづくりをしていくのかの論議が大切であると、市長も言っておられたと理解しています。

 市町村合併は、市民にとっては自治の基本にかかわる問題であるにもかかわらず、現行特例法の期限内である平成17年3月末が間近に迫っているこの時期に、突如として合併の枠組み論が俎上に上ってきました。そして、協議会日程案を見ても合併の成就が目的になってしまったように感じられます。合併は、手段であっても目的になってはならないと考えています。合併すれば長きにわたり続いていくものであるだけに、まちづくりについてしっかりとした目標と未来設計が求められています。それだけに地域住民の合意形成が不可欠と考えられていますが、これまでに安土町民皆さんと真剣な論議の時間も一体感もなかったのではないでしょうか。前置きが長くなりましたが、自主合併が原則とされている平成の大合併は、安土町と近江八幡市住民の自主的な判断が重要であるとの認識のもとに幾つか質問します。

 まず、初めにお聞きしますが、このたびの安土町との合併はなぜ平成17年3月末の現行特例法の期限内でなければならないのでしょうか。また、合併によってどのような行政効果があるのでしょうか。

 2つ目は、具体的に安土町との合併という案件について、地方自治の基本にかかわる区域の変更については住民の合意が必要であり、地域住民の自主的な判断が自主合併の大原則だと考えています。首長や議会だけの判断だけで合併話を進めてもいいのか自問自答しています。合併という重要案件については、住民皆さんの意向を聞くべきだと考えていますが、どのようにとらえていますか。この問題については、さきの議員が質問されましたので、その回答の中で市民アンケートを実施し、過半数の賛成を得て一定の理解を得ているとの回答でしたが、市民全体から見て、その回答の過半数が市民の意向を得たとしておられますが、全体から見て市民の意向を反映したということになっているのでしょうか、どうでしょうか。

 以前に発行されました近江八幡市町村合併を考えようという冊子の中に、アンケートの結果が出ております。一つの例ですが、回答者3,172人、賛成51%となりますと、賛成が1,600人です。全体から見れば少数ではないでしょうか。その辺のところをよろしくお願いいたします。

 3つ目は、さきにも触れましたが、合併は50年、60年と長きにわたるもので、市民生活にとっても極めて影響が大きい新市建設計画が合併を前提にした協議会設置後、10日あるいは2週間で素案が提示されることになっています。新市計画は、2年、3年あるいは数年かけ、まちづくりの未来像について論議を尽くしてから合併協議へと進んでいくことが必要だと認識していますが、どのように考えられていますか、お答えください。

 簡単ですが、以上で質問を終わります。



○議長(井上栄一郎君) 当局の回答を求めます。

 文化政策部理事。

             〔文化政策部理事 北村博史君 登壇〕



◎文化政策部理事(北村博史君) 中村議員のご質問に答弁を申し上げます。

 まず、平成17年3月末の現行特例法の期限内でなければ、なぜならないのかという点でございます。また、合併によってどのような行政効果があるのかというご質問でございますが、これにつきましては既に先行いたしますご質問に対してお答えをさせていただいているところと同様でございますが、同じく合併を目指すのであれば、国等による財政支援が充実している現行の合併特例法期限内の合併を目指すべきであると、可能性のある限りこれに取り組んでいくというのがこれまでも申し上げてきました合併に取り組む本市の基本的な考え方でございます。

 合併特例債は、非常に有利な、他に類を見ない充実した支援措置ということでございます。三位一体の改革が進みます中で、起債に対する交付税措置につきましても縮減される方向にある中で、非常にほかの類を見ない充実した措置ということで、また、ただ充実した措置とは言いながら、何にでも使うというような問題ではありませんので、合併に伴い特に必要となる経費が対象ということでもありますし、その必要な限りにおいて活用するというものと考えております。したがいまして、合併により誕生します新市のまちづくりの可能性をより広げるものとして有効に活用するべきというふうに考えております。

 先ほど市長が申し上げましたとおり、財政がすべてというものではございませんが、財政は地方公共団体にとりましても存立の基本となる重要な問題ということでございますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、どのような行政効果があるのかということでございますが、これはどのような必要で合併に取り組むのかという、必要性の問題と裏表の関係ということになるのではないかと考えております。昨年、本市も市制50周年を迎えさせていただきましたけれども、市町村合併によりまして誕生しました近江八幡市も50年を迎えております。この過去50年の間に起きました近江八幡市を取り巻く変化というものの中で、大きなものの一つがやはりモータリゼーションの進展とか、あるいは情報通信技術の発展というようなことで、住民の皆さんの生活範囲が拡大してきているということではないかと考えております。したがいまして、生活圏の拡大ということに対応しました広域的な対応ということが一つの、これまでの50年に対する対応ということではないかなというふうに考えております。

 また、これからの50年ということを考えますと、どうしても考慮に入れてこないといけないという部分は、やはり少子・高齢化の進展ということではないかと考えております。少子・高齢化は、現在の年齢構成、それから出生率の状況とか考えますと、これは必ず今後50年の間に避けられない問題であるというふうに考えております。したがいまして、本市の今後50年を考えました中で、この少子・高齢化に対応した行政サービスの充実等につきまして、これは合併については選択肢を排除して考えるということはできないものであるというふうに考えております。

 それから、そのほか現在国、地方を通じます財政の状況に基づきまして進められております三位一体の改革という状況もございます。これによります将来の財政見通しというような問題もございますので、その問題に対応するための合併に伴います行財政基盤の拡大強化ということについては、避けて通ることができない課題であるというふうに考えております。それらの課題に対します対応を図るという選択肢の中では、やはり合併という問題が非常に有効な手段であるというふうに考えておりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 それから、過去の住民アンケートについてのご質問でございますが、例えば平成13年10月のアンケートにつきましては、市民の中から1万人の方を抽出いたしましてアンケートを発送をしております。先ほどご指摘のあったような回収の状況であったわけでございますが、これにつきましては全体から見て統計的に見ましても十分意味のある規模の数字というふうに考えておりますので、あわせてご理解を賜りたいとお願い申し上げます。

 最後に新市建設計画につきましては、まちづくりの未来像についての議論を尽くしてというご意見でございます。これにつきましても、既にご説明を申し上げたところでございますが、仮に来年3月の合併を想定いたしますと、準備期間は約14カ月ということになりますが、本市としてこれまで市町村合併に向けた調査研究、それから昨年までの1市1町での合併協議に向けた準備、さらには安土町における3町合併の際の経験、また県の支援も受けまして、これまでの合併市町村のノウハウの活用などを図りまして、かつ議会をはじめとする皆様のご理解、ご支援、それからご協力も得ながら精力的かつ効率的な協議に取り組んで現行合併特例法期限内の合併の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますので、あわせてご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(井上栄一郎君) 質問はありませんか。

 中村巧君。



◆3番(中村巧君) アンケートの件でございますが、先ほど私が申しましたように51%の数字となると、やはり1,600ぐらいの回答だったと思うんです。それをやっぱり市の全体から見ますと、やはり10%も満たしていない。非常に合併という重要な問題になるときに、やはり住民の賛同は少なくっても6割、7割の回答が寄せられて、初めて住民の合併への感動がわいてくるんではないかと、喜びがわいてくるんではないかと思うんです。しかし、そういう点において1,600がやっぱりアンケートで住民の意向がよしとされるのは、私非常に疑問に思うんですけれども、その辺のところやはりもう一度私はアンケートなり、住民投票なりをされる必要があるんではないかと思いますが、その点についてどのようにお考えでしょうか。



○議長(井上栄一郎君) 回答を求めます。

 文化政策部理事。

             〔文化政策部理事 北村博史君 登壇〕



◎文化政策部理事(北村博史君) 中村議員のご質問にお答えを申し上げます。

 アンケートの状況に対します考え方という部分であろうかと思いますが、先ほども申し上げましたとおり、アンケートにつきましては統計的にも市民の皆さんが全体としてどういうような考え方をしておられるのかということにつきましては、十分その傾向を判断する資料としては意味のあるものというふうに受けとめております。

 アンケートを参考にさせていただきまして、今後建設計画の素案がまとまりましたら、それにつきましての住民の皆さんの思いというものにつきましてもお尋ねをさせていただきたいというふうに考えております。

 それを受けまして、最終的に合併を行うかどうかということの意思決定ということにつきましては、やはり市町村合併というものにつきましては非常に幅広く多様な問題点を含む課題ではないかなというふうに考えております。その内容を判断するにつきましては、やはり専門的なことについても理解していただくことも必要でありますし、それからまずはやはり総合的な判断が必要ということではないかというふうに考えております。

 また、合併をいたしまして効果がすぐにあらわれるというようなものでもございませんので、長期的な視点に立った政治判断ということが必要になってくるんじゃないかなというふうに考えているところでございます。したがいまして、最終的には行政の内容につきまして専門的な見識も備えておられます議員の皆様、住民を代表する政治家である議員の皆様に総合的な判断をお願いするというようなことが適当ではないかというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(井上栄一郎君) 質問はありませんか。

 中村巧君。



◆3番(中村巧君) 先ほどから幾つかもう質問が出ておりますので、質問が限られてくるようになってきたんですけれども、合併特例債について先ほど153億円という回答でございましたが、市町村の振興基金もその中に入っているんでしょうか、それとも市町村振興基金は例えば39億円なり40億円なりというふうになるんでしょうか。



○議長(井上栄一郎君) 回答を求めます。

 文化政策部理事。

             〔文化政策部理事 北村博史君 登壇〕



◎文化政策部理事(北村博史君) 中村議員のただいまのご質問にお答えを申し上げます。

 先ほど私が申し上げました合併特例債につきまして、標準全体事業費、事業費として規模が約161億円ということを申し上げました。これは、実は合併後の市町村のまちづくりのための建設事業に対する財政措置として約161億円の事業規模ということでございます。今ほどご指摘のございました合併後の市町村の振興のための基金に対する財政措置、これは計算しますと約17億円ございまして、したがいまして合計しますと約178億円というのが両方を合算した規模ということでございます。

 以上、補足をいたしましてご回答とさせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(井上栄一郎君) 質問はありませんか。

 中村巧君。



◆3番(中村巧君) 先ほど財政見通しとか少子・高齢化に対する対応とかというご回答がございました。確かに、これから財政の問題で少子・高齢化というのは、非常に大きな問題だと感じております。その点で合併特例債を最大借り入れたとすれば、やはり51億円以上の、いわゆるまた借金が残るんではないかと思います。それでなくっても、市債の未償還額が約200億円、そして特別会計合わせると400億円もございます。そして、これから病院の繰入金の増加とか、もろもろの経費がたくさん要ってきます。

 その反面、先ほどおっしゃったように少子・高齢化で税収の伸びが期待できません。この点で財政計画というのをはっきりと持たなければいけないんじゃないかと思うんですけれども、これから建設計画の中でもいろいろと返済計画なり出てくると思いますが、この点についてこれからの今後、例えば15年たてば交付金が来なくなります。この点で本当に借金返しが市民に大きな負担を与えずにできるのかどうなのか、その辺の見通しについてお答えください。



○議長(井上栄一郎君) 文化政策部理事。

             〔文化政策部理事 北村博史君 登壇〕



◎文化政策部理事(北村博史君) 中村議員のただいまのご質問にお答えを申し上げます。

 合併新市の財政の見通し、あるいは合併特例債による事業についての返済の見通しというようなご質問であったかというふうに思いますが、新市の財政計画ということにつきましては、先ほど来申し上げております新市の建設計画、新しい合併市のまちづくり計画の中で策定をしていくということになっております。新市のまちづくり計画といいますのは、新市の財政計画と一体のものというふうに考えております。また、そのように作成していかなければならないということでもございます。したがいまして、財政計画につきましては新市の計画の中にどういうものを盛り込んでくるのかということによりまして変わってくるものでありまして、それはやはり今後の協議会での協議の中で新市のまちづくり計画を検討する中で、あわせて検討をしていっていただく事項であるというふうに考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(井上栄一郎君) 質問はありませんか。

 中村巧君。



◆3番(中村巧君) それと、特例債によって一時的に財政が膨らむ、そして大きな事業が展開されるということでございますが、一方振り返ってみますと国も深刻な財政危機に陥っています。700兆円という借金に悩んでいる日本でございます。その中で、3月末の期限内に合併をする市町村が出てきまして、駆け込みの起債がどっと出てきます。国の財政は、パンクするような状況になってくると思います。そうしたその財政破綻の中で、再び国民に税の負担なりで、消費税の値上げなりではね返ってくるということになると思うんです。この特例債について、本当に慎重に取り組んでいかなければ私たちの暮らしを破滅していくと思いますので、その辺の点について国の財政危機をどのようにとらえていらっしゃいますか。



○議長(井上栄一郎君) 回答を求めます。

 文化政策部理事。

             〔文化政策部理事 北村博史君 登壇〕



◎文化政策部理事(北村博史君) 中村議員のただいまの質問にお答えを申し上げます。

 国の財政状況ということにつきましては、大変危機的な状況にあるということは既にご承知のとおりでございます。それに対する対応が国として必要になってくるということでございますが、ただいまの合併問題との関係で申し上げますと、合併特例債というものの償還というようなことにつきましては、先ほども申し上げましたとおり、新市のまちづくり計画の中でどういうような事業に対応していくのかということ、どのような計画を描くのかと、そういうことによって、またそれに必要とする財源をどのように賄っていくのかというような問題と一体のものというふうに考えられます。したがいまして、今後協議の中でどのようなまちづくりの計画を考えていくのかということの中で考えていく問題ということであると考えておりますので、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(井上栄一郎君) 質問はありませんか。

 中村巧君。



◆3番(中村巧君) それと、安土町との合併の協議会の規約の件でございますが、この前の全員協議会のときにも質問させていただきましたが、この中に委員で1市1町の議会の代表各3名となっております。しかし、特例法では議会の議員というふうに書かれているだけだと思うんです。やはり代表というのは議会の表現としては不適切ではないかと思います。やはりこれは議会の議員というふうに直していくべきではないかと思いますが、その辺のお考えをお願いいたします。



○議長(井上栄一郎君) 回答を求めます。

 文化政策部理事。

             〔文化政策部理事 北村博史君 登壇〕



◎文化政策部理事(北村博史君) 中村議員の規約についてのご質問にお答えを申し上げます。

 法定協議会の構成の中で、議会の代表3名という表現でございますが、この代表と申しますのは議会の議員の皆さんの意見を代弁していただくというような意味合いで代表というような表現をとらせていただいているところでございます。法定協議会の中で、議会の皆さんにご参加をいただければ結構かというふうにも考えますが、協議会の規模というのも効率的なといいますか、いわゆる議論が拡散せず集約を図っていけるというような点から考えますと、おのずとやはり協議会の規模というのも一定の限度があろうかと思います。そのような中で、議会の中からは各市町から3名ずつご参加をいただきまして、各議会の議員の皆さんの意見の代弁者として協議会の議論に参画していただくというような趣旨で規約を提案させていただいておりますので、ご理解を賜りたいと思います。



○議長(井上栄一郎君) 中村巧君。



◆3番(中村巧君) 今の理事の趣旨につきましては、十分私も理解はしております。しかし、規約でございますので、やはり議会の議員という形にしていただけないか要望をさせていただきます。

 以上で質問を終わります。



○議長(井上栄一郎君) 以上で3番中村巧君の質疑を終わります。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第5 委員会付託



○議長(井上栄一郎君) 次に、日程第5、委員会付託に入ります。

 それでは、本臨時会に上程しました案件はお手元に配付しました議案付託表のとおり、総務常任委員会に付託します。

 総務常任委員会は、委員会を開催され後刻審査報告を願います。

 なお、総務常任委員会は第3・4委員会室で開議されますので、よろしくお願いいたします。

 休憩します。

               午後0時6分 休憩

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

               午後2時6分 再開



○議長(井上栄一郎君) 再開します。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第6 委員会審査報告



○議長(井上栄一郎君) 次に、日程第6、委員会審査報告に入ります。

 総務常任委員会に審査を付託していました諸案件を一括議題とし、総務常任委員会の報告を求めます。

 22番大橋正光君。

             〔22番 大橋正光君 登壇〕



◆22番(大橋正光君) 皆さんご苦労さんです。

 ただいまから総務常任委員会の審査報告を行います。

 本臨時会において当委員会に付託された案件を審査のため、先ほど委員会を開き、当局の説明を求め慎重に審査した結果、次のとおり決しましたので報告します。

議第1号 平成16年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)

は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。

議第2号 近江八幡市・安土町合併協議会の設置につき議決を求めることについて

は、賛成多数で原案を可決すべきものと決しました。

 以上で総務常任委員会の審査報告を終わります。議員皆様のご賛同をよろしくお願いします。



○議長(井上栄一郎君) ただいまの審査報告に対して質疑はありませんか。

             (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上栄一郎君) 質疑がないようでありますので、以上で委員会の審査報告を終わります。

 討論のある方は後刻休憩中に事務局へ発言通告をお願いします。

 休憩します。

               午後2時8分 休憩

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

               午後2時17分 再開



○議長(井上栄一郎君) 再開します。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第7 討論・採決



○議長(井上栄一郎君) それでは、日程第7、討論・採決に入ります。

 討論を行います。

 3名より発言通告がありましたので、順次これを許します。

 まず、7番小川廣司君の発言を許します。

 7番小川廣司君。

             〔7番 小川廣司君 登壇〕



◆7番(小川廣司君) 日本共産党を代表して討論を行います。

 議第1号、議第2号、いずれも関係しておりますので、一緒に反対の討論を行います。

 先ほどの本会議の中、また常任委員会の中でも質問をしていろいろと明らかになってきておりますが、ことし3月31日の市町村合併特例の期限切れを前に合併特例債が可能である合併成立を目指す法定協議会及びその予算措置の議案に反対するものであります。

 まず、特例債というのがこれから本当に国が担保してくれるのかどうか、国、地方合わせて770兆円と言われている財政赤字の中、この特例債がどういった意味を持つのか。今厳しい状況がある中での合併協議となります。先ほどの質問の中でも私申し上げましたが、地方自治の本旨についてでありますが、もう一度申し上げます。

 2003年4月の地方制度調査会の中間報告の前書きで、地方分権は地方自治の本旨の実現ということがその根幹となるものである。地方自治の本旨は、国と地方との適切な任務分担を踏まえ、地域の住民が地域の行政や経営に対して主体的に取り組むという住民自治と地域の独自性と自律性が確保されるという団体自治を確立することであると書かれています。

 合併は、地方自治が行われる土台を決める根本的な問題であり、何よりも住民の意思と合併する自治体の自主性が尊重されなければなりません。しかしながら、今回の法定協議会立ち上げは合併調印期日をあと1カ月と少しの間に決めるという、住民の意思が到底反映されるものとは思えません。

 また、先ほど申し上げました特例債を当て込む新市の建設計画も、恐らく双方出し合うだけの時間しか与えられていないのではないでしょうか。これまで近江八幡市は、情報が行き届かないなどで誤解されてきたとも当局は言ってこられましたが、このようなことが十分に相手の安土の方から来られる担当者にも伝わり、それが住民に理解を得られるとは思えません。双方にとって同じようなことであります。とりあえず合併を決めよう、決めてしまう。そして、後は約1年かけて調整すればいいで済まされる仕事ではないと考えます。物理的に時間の制約があり過ぎます。

 先ほどの本会議の中で、駆け込み合併の考え方については市長は見解の相違と言われました。しかし、この駆け込み合併であることに私は間違いないと、このように考えるところであります。法律に基づく住民投票の時間的余裕も与えられないのではないでしょうか。住民投票の是非については、議論もあるところでありますけれども、そのような時間的保障もされない状況に追い込まれている、このように考えるところであります。

 安土と本市では、基盤整備の現状なども全く異なっています。双方不安を残したままの法定協議会立ち上げは、無理を押し通すものであります。合併後も大きなしこりとなることも予想されます。私は、今回3月31日までの合併特例の期限切れを前に合併をするということを決めて、合併協議会の設置を求める本議案に反対するものであります。今回、議員の決断がこれから50年先の近江八幡市を左右する大変重要な、これは案件だと考えます。今決めることが近江八幡のまちづくりをこれから左右していきます。どうか議員の皆さん、私どもの今申し上げました反対討論にご賛同をいただきたくお願い申し上げて反対討論といたします。



○議長(井上栄一郎君) 次に、24番友清尚昭君の発言を許します。

 24番友清尚昭君。

             〔24番 友清尚昭君 登壇〕



◆24番(友清尚昭君) 私は、公明党議員団を代表して、議第1号及び議第2号について総務常任委員会委員長の報告に賛成の討論を行います。

 本日提案された2つの議案は、ともに本市と安土町の1市1町の合併に向けた議案であります。今日まで当市議会として合併問題を協議、研究、検討するために特別委員会を設置し、先進地視察を行い協議、検討され、平成14年度第1回臨時会で中間報告が行われております。その中で地方交付税など、将来の財源の問題や地方分権社会、少子・高齢化への対応等を考えると、行政主導で合併を推進すべきであるという多数意見と報告されていますが、この考え方は今も変わっていないと考えるところでございます。むしろ行政当局はこの報告を受けて、合併に向けての不断の努力と取り組みがなされ、今回の喜ぶべき結果を生み出したものと考えています。

 全国的な合併議論の高まりは、平成11年度の地方分権一括法の制定による地方分権化の加速とともに、市町村合併特例法の改正により、平成の大合併と言われるような広まりとなってまいりました。特に話題となりました長野県山口村と岐阜県中津川市の合併は、県域を越えた合併でありました。県域を越える合併という高い高いハードルをクリアしての合併は、行政間の努力以上に住民の深い理解が成功へと導いたものではないかと思います。地方分権の推進は、地方自治体の体力、気力が一層重要となり、責任感、決定力、実行力、そして自主財源力などが問われることになります。

 また、社会経済状況の変化を的確にとらえることも大切であります。住民の生活圏域が大きく広がり、情報社会の進展また産業・文化・教育・医療・福祉など、各分野において住民間の交流は広大な範囲になっております。さらには、高度な情報技術の進展や少子・高齢化など、それを背景に住民ニーズの多様化が迫っております。このような環境の中で、行政の果たすべき役割は大きな変化と重要な時期を迎えており、財政力、行政力、そして政策形成能力など、総合的な能力が問われ、将来を担う世代に責任の持てる基盤を今つくらなければならないと考えるものであります。将来を見通し、大きな視野に立ってこれら変革の時代に対応していかなければならないと考えるものであります。そのためには、市町村合併は重要な選択肢の一つであります。

 当然、将来の近江八幡市を決める重大な時期でもあり、市民の皆さんの意向が大変重要であります。この点では、当局も大変苦労いただくところでありますが、市民が最も知りたいことは合併した場合、新しいまちのビジョンであり、また合併した場合のメリット、デメリットであると考えられます。そのために、今まで再三当局におかれましては説明もされ、また合併協議会において建設計画をはじめあらゆる項目についての協議を行うことが必要であることは、たびたび表明をされているところでございます。ぜひ引き続いて努力をいただき、市民の理解と協力の上でこの協議会の状況が進展することを強く望み、総務常任委員会委員長の報告に賛成の討論をいたします。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いを申し上げます。



○議長(井上栄一郎君) 次に、3番中村巧君の発言を許します。

 3番中村巧君。

             〔3番 中村 巧君 登壇〕



◆3番(中村巧君) 市民の眼の中村巧でございます。

 議第2号近江八幡市・安土町合併協議会の設置について、議第1号関連、総務委員会の可決に反対する立場で討論いたします。

 先ほどの質問でも述べましたが、市民にとっても極めて影響が大きく、その決定には地域住民の自主的な判断が不可欠だと認識しています。こうした合併について安土町と本市の間で合併の協議を行うための合併協議立ち上げに関しては異論はありません。国も合併協議会設立から合併実現まで目安として約2年必要だ、この間十分にまちづくり等について論議を尽くし、作業過程に入っていくことを求めていると理解しています。

 しかし、このたびの安土町と本市との合併協議会は、合併協議会日程案ではきょうの議決を受け、17日に第1回協議会を開き、1カ月後の3月17日第5回協議会で締めくくり、24日に合併調印式が想定されています。殊に新市建設計画に至っては、あす15日作成作業に入り、約2週間で素案を提示することになっています。合併は、企業誘致や公共施設の誘致を決めるようなものではなく、50年、60年と長きにわたり住民に大きな影響を与えるものであり、関係が気まずくなったといっても結婚と同じく簡単に別れることができない関係になります。こうした重要な案件については、2年、3年、いや5年、6年かける大きな事業であると確信しています。

 特に、ガバナンスの時代を迎えていると言われている昨今、合併についての判断を行うにはもっと時間をかけ論議を尽くし、共通の目標と未来像を互いの住民が抱いていくようにならなければならないと考えています。そうした過程を得なければ、住民の感動も喜びも生まれてこないのではないでしょうか。民主主義のプロセスは、時間がかかるものであります。こうした時間を省略せず、このような過程をもっと大切にし、地域住民に行政改革やまちづくりの道筋をきっちりと提起していただきたいと願っています。

 最後になりますが、合併協議会の立ち上げ、合併について論議を重ねていくことには異論はありませんが、何が何でも現行特例法の期限までにつじつまを合わせるための合併協議は、拙速の余り将来に禍根を残さないかという不安が大きく、合併は手段であって目的になってはならず、苦渋の選択ではありますが、期限にこだわらない長期の協議を期待し、このたびの近江八幡市・安土町合併協議会の設置案に反対し討論を終わります。議員皆様の賛同をお願いいたします。



○議長(井上栄一郎君) 以上で討論を終わり、これより採決します。

 まず、議第1号を採決します。

 お諮りします。

 議第1号平成16年度近江八幡市一般会計補正予算(第3号)は、総務常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(井上栄一郎君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第1号は原案を可決することに決しました。

 次に、議第2号を採決します。

 お諮りします。

 議第2号近江八幡市・安土町合併協議会の設置につき議決を求めることについては、総務常任委員会の審査報告のとおり原案を可決することに賛成の諸君の起立を求めます。

             〔起立多数〕



○議長(井上栄一郎君) ご着席ください。起立多数と認めます。よって、議第2号は原案を可決することに決しました。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第8 市町合併特別委員会の設置及び同委員の選任



○議長(井上栄一郎君) 次に、日程第8、市町合併特別委員会の設置及び同委員の選任を議題とします。

 お諮りします。

 市町合併に関する諸問題を審議のため、8人の委員をもって構成する市町合併特別委員会を設置し、これを閉会中の継続審査に付したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上栄一郎君) ご異議なしと認めます。よって、本件については8人の委員をもって構成する市町合併特別委員会を設置し、市町合併に関する諸問題を審議するため、閉会中の継続審査に付することに決しました。

 引き続き、お諮りします。

 ただいま設置されました市町合併特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、小川廣司君、川村裕治君、高木健三君、福本匡志君、山本英夫君、西居勉君、大橋正光君、友清尚昭君の以上8人を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上栄一郎君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名しました8人の方々を市町合併特別委員会委員に選任することに決しました。

 それでは、市町合併特別委員会は後刻休憩中に委員会を開催され、委員長及び副委員長の互選をお願いいたします。

 なお、市町合併特別委員会は第3・4委員会室で開議されます。

 休憩します。

               午後2時38分 休憩

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

               午後2時47分 再開



○議長(井上栄一郎君) 再開します。

 先ほど休憩中に市町合併特別委員会の委員長及び副委員長の互選が行われましたので、その結果を報告します。

 委員長福本匡志君、副委員長友清尚昭君に決定をいたしました。

 以上をもって本日の日程は全部終了し、本臨時会に付議されました案件はすべて議了しました。

 ここで市長からごあいさつをいただきます。

 市長川端五兵衞君。

             〔市長 川端五兵衞君 登壇〕



◎市長(川端五兵衞君) 閉会に当たりまして一言御礼のごあいさつを申し上げます。

 議員各位におかれましては、平成17年第1回臨時会を招集させていただきましたところ、提案させていただきました議案につきまして慎重なるご審議をいただき、ご可決を賜りまことにありがとうございました。心から厚く御礼を申し上げます。

 審議の経過におきまして、皆様方から賜りました幾多のご意見、ご提言につきましてはこれを真摯に受けとめまして、今後の市政執行に当たり適正かつ慎重に生かせてまいりたいと考えております。本日の臨時議会において、予算案並びに合併協議会の設置について議決をいただきましたので、開会のあいさつにも触れさせていただきましたように、今後の日程といたしまして協議会の委員の任命を行い、今週中にも第1回の協議会を開催し、3月初旬の新市建設計画の素案の提示をさせていただき、市民の皆さんのご意見をちょうだいすることをはじめ定められた新市名、事務所の位置等々、都合25項目につき協議を重ね、これを決定して3月末の県知事に対する合併申請の提出に向かって鋭意努力をしてまいりたいと存じます。議員をはじめ市民の皆様のご理解、ご支援を賜りますようにお願いを申し上げます。

 湖国に春の訪れを告げる左義長祭りも間近になってまいりました。皆様方におかれましては、どうか健康には十分ご留意をいただきましてご活躍いただきますよう心からご祈念いたしまして、閉会の御礼のあいさつとさせていただきます。まことにありがとうございました。



○議長(井上栄一郎君) 平成17年第1回(2月)臨時会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日、開会されました本臨時会も、議員各位のご協力並びに市長をはじめ当局の皆様方の格別のご協力をいただきまして、ここに無事閉会の運びとなりましたことに対し、厚くお礼を申し上げます。

 さて、本日かねてから懸案でありました合併について、安土町との1市1町の枠組みによる法定協議会の立ち上げが議決されました。現在、三位一体改革が進み、地方交付税の削減と地方の税財源の確保が困難な状況にあり、今後どの自治体の財政も大きく圧迫されることは必至であることから、合併協議は避けて通れない課題でありました。しかしながら、ここに至る道程は決して平たんであったことではなかったことはご承知のとおりでありますが、新しいまちづくりを望む多くの思いが、まさに機が熟し本日の議決となったものと存じます。今後、法定協議会において具体的な計画が協議されますが、住民の幸せを第一とするすばらしいまちづくりの建設計画が策定され、また実行されることを望むものでございます。議会といたしましても、全力を傾けて支援してまいりたいと存じております。

 結びに、議員皆様方にはますますご健勝で市政発展並びに市民福祉の向上のため、ご尽力を賜りますようお願い申し上げ、閉会に当たってのごあいさつといたします。

 それでは、これをもちまして平成17年第1回臨時会を閉会いたします。

 皆様大変ご苦労さまでございました。

               午後2時52分 閉会

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 会議規則第81条の規定により下記に署名する。

  平成17年2月14日



      近江八幡市議会議長

           井 上 栄一郎



      署 名 議 員

           井 上 伊 織



      署 名 議 員

           川 村 裕 治



      署 名 議 員

           小 林 良 一