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滋賀県 近江八幡市

平成16年第3回 9月定例会 09月06日−01号




平成16年第3回 9月定例会 − 09月06日−01号







平成16年第3回 9月定例会



         平成16年第3回(9月)近江八幡市議会定例会



                    平成16年9月6日(月) 午前9時30分開会

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1. 議 事 日 程

   第1 会議録署名議員の指名

   第2 会期の決定

   第3 諸般の報告

      議長報告、監査報告、市長報告

   第4 議案の上程(提案理由説明)

      議第74号〜議第103号



1. 会議に付議した事件

   日程第1 会議録署名議員の指名

   日程第2 会期の決定

   日程第3 諸般の報告

        議長報告、監査報告、市長報告

   日程第4 議案の上程(提案理由説明)

        議第74号〜議第103号



1. 会議に出席した議員(24名)

   1番  深 井 博 正 君        2番  川 崎 益 弘 君

   3番  中 村   巧 君        4番  加 藤 昌 宏 君

   5番  池 上 知 世 君        6番  有 村 國 俊 君

   7番  小 川 廣 司 君        8番  矢 掛   弘 君

   9番  中 谷 哲 夫 君        10番  井 上 伊 織 君

   11番  川 村 裕 治 君        12番  小 林 良 一 君

   13番  高 木 健 三 君        14番  坂 井 千代枝 君

   15番  塩 田 善 弥 君        16番  前 出 幸 久 君

   17番  井 上 栄一郎 君        18番  福 本 匡 志 君

   19番  山 本 英 夫 君        20番  相 馬   学 君

   21番  西 居   勉 君        22番  大 橋 正 光 君

   23番  辻     恪 君        24番  友 清 尚 昭 君



1. 会議に欠席した議員(なし)



1. 会議に出席した説明員(18名)

   市長      川 端 五兵衞 君  代表監査委員  福 井 二 郎 君

   助役      岡 田 三 正 君  収入役     永 福 敏 一 君

   教育長     堀   徳 治 君  文化政策部長  西 村 喜 一 君

   文化政策部理事 北 村 博 史 君  総務部長    須 田 智 廣 君

   市民環境部長  山 本   清 君  健康福祉部長  藤 井 稔 弘 君

   産業経済部長  嶌 本 敏 雄 君  建設部長    玉 本 邦 雄 君

   人権政策室長  三 崎   昇 君  教育部長    加 納   隆 君

   病院事業管理者 澤 田 克 徳 君  市民病院事務長 向 井 美津男 君

   財政課長    村 田 正 美 君  秘書広報課長  今 江 政 彦 君



1. 議場に出席した事務局職員(4名)

   事務局長    佐 藤 弘 明

   事務局次長   川 南   隆

   副主幹     山 下 彰 人

   主査      杉 浦 寿 廣







               午前9時30分 開会



○議長(井上栄一郎君) 皆さんおはようございます。

 本日招集されました平成16年第3回近江八幡市議会定例会をただいまから開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(井上栄一郎君) それでは、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員に、

 4番 加藤昌宏君

 5番 池上知世さん

 6番 有村國俊君

の3名を指名します。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第2 会期の決定



○議長(井上栄一郎君) 次に、日程第2、会期の決定を議題とします。

 お諮りします。

 本定例会の会期は、お手元に配付しました案のとおり、本日から9月24日までの19日間としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上栄一郎君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は本日から9月24日までの19日間と決定いたしました。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第3 諸般の報告



○議長(井上栄一郎君) 次に、日程第3、諸般の報告を行います。

 まず、議長報告を行います。

 さきの定例会以降における議長等の活動状況につきましては、お手元に配付いたしました報告書のとおりでございます。ご了承をお願い申し上げます。

 次に、監査報告に入ります。

 監査委員の報告を求めます。

 24番友清尚昭君。

             〔24番 友清尚昭君 登壇〕



◆24番(友清尚昭君) 皆さんおはようございます。

 ただいまから監査結果のご報告を申し上げます。

 初めに、平成15年度近江八幡市公営企業会計決算審査についてご報告をいたします。

 地方公営企業法第30条第2項に基づき、市長から審査に付されました水道事業会計、病院事業会計の各決算書及び附属書類が地方公営企業法その他関係法令に準じて作成されているか、決算書類の計数は正確か、また公営企業としての財務内容等を正しく表示しているか等に関しまして、担当部長はじめ職員の説明を求め、関係書類、帳簿等の計数を照合するとともに、公営企業としての経営分析比較の検討を加えながら、公正、慎重に決算審査を実施いたしました。

 その結果、決算書類等の計数は正確であり、経営成績や財政状態を正当にあらわしているものと認めました。しかしながら、それぞれの企業が経営の健全化と効率化を推進することにより、公営企業としての経営基盤の充実強化を図り、本来の目的である公共福祉の増進へ格段の研さんと尽力を要望するものであります。

 次に、平成15年度近江八幡市一般会計、各特別会計歳入歳出決算並びに基金運用状況等の審査についてご報告いたします。

 地方自治法第233条第2項及び同法第241条第5項に基づき、平成16年7月15日付で市長から審査に付されました15年度の決算書とその附属書類、帳簿、基金運用に係る帳簿書類等について、収入役及び関係職員の説明を求め、各会計ごとの歳入歳出決算計数及び現金等あり高の照合を行うとともに、財務状況の分析比較検討を行い、予算執行状況をはじめ関係事務処理等に対し、例月出納検査や定期監査結果を重視しながら、公正、慎重に審査を実施いたしました。

 その結果、歳入歳出等の決算計数は正確であり、予算執行並びに基金運用、財産管理については、留意と改善を要する事項が一部において見られたものの、所期の目的に向けておおむね適正かつ経済的、効率的に執行されているものと認めました。

 なお、自主財源の根幹である市税の減収は市の財政運営に大きく影響を及ぼすことから、市税の確保はもちろんのこと国民健康保険料及び使用料等、すべての収入の向上、収入未済の解消へ格段の力を傾注されるよう重ねて要請するものであります。

 これらの意見をもちまして、過日市長に決算審査意見書を提出いたしましたので、積極的な取り組みをお願いをいたします。

 次に、地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、平成16年5、6、7月に執行されました一般会計、各特別会計、各基金会計並びに各公営企業会計の出納検査の結果、いずれも現金等のあり高をはじめ歳入歳出等の計数は正しく、かつ出納事務処理につきましてもおおむね適正なものと認めました。よって、同条第3項の規定に従い、この結果を市長及び議長にご報告いたしました。

 詳細な内容は、決算審査意見書と例月出納検査報告書のとおりでございますので、ごらんくださいますようお願い申し上げます。

 これをもちまして監査報告を終わらせていただきます。



○議長(井上栄一郎君) 次に、市長報告に入ります。

 地方自治法の規定に基づき、報第14号専決処分の報告について、損害賠償の額を定めることについて、以上1件の報告が提出されましたので、ご了承をお願いいたします。

 以上をもちまして諸般の報告を終わります。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第4 議案の上程(提案理由説明)

      議第74号〜議第103号



○議長(井上栄一郎君) 次に、日程第4、議案の上程を行います。

 議第74号から議第103号までの30件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。

 議会事務局長佐藤弘明君。



◎事務局長(佐藤弘明君) 朗読いたします。

 平成16年第3回(9月)近江八幡市議会定例会提出議案

議第74号 専決処分の承認を求めることについて

      平成16年度近江八幡市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)

議第75号 平成15年度近江八幡市一般会計決算の認定を求めることについて

議第76号 平成15年度近江八幡市国民健康保険特別会計決算の認定を求めることについて

議第77号 平成15年度近江八幡市と畜場特別会計決算の認定を求めることについて

議第78号 平成15年度近江八幡市住宅新築資金等貸付特別会計決算の認定を求めることについて

議第79号 平成15年度近江八幡市公共下水道事業特別会計決算の認定を求めることについて

議第80号 平成15年度近江八幡市老人保健事業特別会計決算の認定を求めることについて

議第81号 平成15年度近江八幡市近江八幡駅南部土地区画整理事業特別会計決算の認定を求めることについて

議第82号 平成15年度近江八幡市農業集落排水事業特別会計決算の認定を求めることについて

議第83号 平成15年度近江八幡市介護認定審査会共同設置事業特別会計決算の認定を求めることについて

議第84号 平成15年度近江八幡市介護保険事業特別会計決算の認定を求めることについて

議第85号 平成15年度近江八幡市大中の湖地区基幹水利施設管理事業特別会計決算の認定を求めることについて

議第86号 平成15年度近江八幡市障害児通園事業特別会計決算の認定を求めることについて

議第87号 平成15年度近江八幡市水道事業会計決算の認定を求めるこについて

議第88号 平成15年度近江八幡市病院事業会計決算の認定を求めることについて

議第89号 平成16年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)

議第90号 平成16年度近江八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)

議第91号 平成16年度近江八幡市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)

議第92号 平成16年度近江八幡市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)

議第93号 平成16年度近江八幡市障害児通園事業特別会計補正予算(第1号)

議第94号 平成16年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)

議第95号 近江八幡市個人情報保護条例の制定について

議第96号 近江八幡市情報公開・個人情報保護運営審議会条例の制定について

議第97号 近江八幡市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について

議第98号 近江八幡市総合計画審議会条例及び近江八幡市史編纂委員会設置条例の一部を改正する条例の制定について

議第99号 近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定について

議第100号 近江八幡市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について

議第101号 市道路線の廃止につき議決を求めることについて

議第102号 市道路線の認定につき議決を求めることについて

議第103号 滋賀県自治会館管理組合規約の一部を変更することにつき議決を求めることについて

 以上でございます。



○議長(井上栄一郎君) 提案理由の説明を求めます。

 市長川端五兵衞君。

             〔市長 川端五兵衞君 登壇〕



◎市長(川端五兵衞君) 皆さんおはようございます。

 平成16年度の第3回近江八幡市議会定例会の開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 議員各位におかれましては、公私何かとご多忙の中、ご出席を賜りまして心から感謝を申し上げますとともに、常日ごろから市政発展のために、それぞれの分野でご活躍をいただいておりますことに対し、心から改めて御礼を申し上げるものであります。

 さて、17日間にわたって熱戦が繰り広げられましたオリンピック・アテネ大会も8月29日に閉会をいたしました。

 日本勢は金メダル16個という快挙をなし遂げました。

 会場では当初から心配をされておりましたテロの事件もなく、大会期間中は世界の人々がテレビの前にくぎづけになったと、まことに喜ばしい大会でありました。

 特に我が国の若者、わけても女性アスリートたちの輝きは他の国を圧倒し、美しくもたくましい日本人を世界にPRしてくれたものと思います。

 大きな感動と希望を我々に与えてくれました選手の皆さん方のご健闘に対しまして心から拍手を送りたいと思います。

 さて、昨日は紀伊半島沖を地震源に19時7分と23時57分の2回にわたりまして大きな地震が発生いたしました。本市におきましても震度4を観測いたしました。直ちに防災担当職員をはじめ関係職員が参集し、警察署や消防署など関係機関とともに安全確認をいたしましたが、市内では特に大きな災害もなく幸いでありました。突然の大きな揺れに対しまして驚かれた方々も多かったことと存じますが、慌てて外へ逃げ出さない、直ちに火元を確認して、もし出火をしていたら初期消火に努める等、落ちついて行動できますよう今後も十分心がけていただきたいと存じます。

 また、去る9月1日は防災の日でありました。くしくも同日の夜、浅間山で噴火がありました。火口から2キロ程度の範囲で噴石が落下し、群馬県の嬬恋村などでは住民が避難をされたようであります。現在は小康状態ということであり、一日も早く火山活動が終息しますようにお祈りするものであります。

 まさに災害はいつやってくるかわからないということでありますが、災害に対する備えということで、本市におきましては、去る8月22日に金田小学校を会場といたしまして防災総合訓練を実施いたしました。

 当日は、自治会、消防団をはじめ関係各団体や地域の住民の皆さん約600人にご参加をいただきました。この訓練は、市の地域防災計画に基づきまして災害発生時に迅速かつ的確な応急対策活動ができますように、関係機関及び地域住民との協力体制の確立と市民の防災意識の高揚を図るため実施したものでありまして、避難広報訓練、炊き出し訓練、復旧訓練、初期消火訓練など24項目にわたりまして実施をさせていただきました。

 また、今回は、先日の美浜原発蒸気漏れ事件、昨年のふげん原発の火災事故を受けまして、放射能測定器ガイガーカウンターと、市民病院で備蓄をいたしております放射線の予防薬ヨウ化カリウム丸を避難所前で展示をいたしまして、万一そのような事故が起こった場合の備えにつきまして、市民病院の薬剤師が説明するなど啓発活動を実施させていただきました。

 皆さんのご協力によりまして、終了後の講評では、関係機関、団体が協力して行われたすばらしい訓練であったといういい評価をちょうだいいたしました。ご参加いただきました皆様方に改めて厚く御礼を申し上げたいと存じます。

 ご高承のとおり、本年は台風が数多く上陸いたしました。6月には本市でも、突風で吹き飛ばされました屋根で新幹線の架線が切断されるという大事故を起こしております。また、福井県をはじめ他県では集中豪雨によります災害でとうとい人命が失われました。多くの人々が被災されました。こうしたことを教訓といたしまして、行政から災害に関する情報をいち早く提供する体制を確立し、市民、各種団体、企業、行政がネットワークを組みながら今後も防災に取り組んでまいりたいと存じます。

 次に、ことしの水稲の作柄状況についてでありますが、去る8月25日の農水省の発表によりますと、8月15日現在におきます滋賀県内の作柄は、やや良と見込まれるということであります。これから台風の影響も懸念されることから、今後順調に推移いたしますよう期待をするところであります。

 ご承知のとおり、平成14年12月に米政策改革大綱が決定されまして、米づくりのあるべき姿の実現に向けた取り組みが始まり、水田農業推進協議会が設置されまして、現在も売れる米づくりのための検討をしていただいているところであります。かって、全国に名をはせた江州米のようなブランド米が確立されるよう、これからも努めてまいりたいと存じます。

 また、水郷野菜という愛称で、本市の農産物を消費者ニーズにこたえられる特産物として生産する取り組みを進めてまいりましたが、このたびそのブランドマークが完成いたしました。生産者を消費者にわかりやすくするため江州水郷という文字を使いまして、絵柄は水質浄化の役割を果たし、またすだれなど本市の上質の産物となっておりますヨシと和船をデザインしたものでありまして、色は白抜きで、紫の1色刷りといたしました。色につきましては、市内の大型商業施設等々でアンケート調査をいたしまして、専門家の意見を伺いながら、いろんな野菜に対応できる目立ちやすい色ということで決定をいたしました。

 現在、45軒余りの農家から使用申請が出されましておりますが、この水郷野菜が本市の良質の特産物として広くPRされますよう議員各位のご理解とご協力を切望する次第であります。

 次に、うれしい記事をご紹介したいと存じます。

 去る7月10日の日本経済新聞で、なんでもランキング「夫婦で歩く歴史的町並み」が紹介されました。1位は岐阜県の高山市でありまして、以下鎌倉、京都祇園と続きまして、近江八幡は12位にランクインをされました。これは全国の主な歴史的町並み123カ所から10名の専門家が選んだものであります。

 ご承知のとおり、現在本市では風景づくり条例に取り組んでおりますが、本市の歴史的町並みが、こうした形で上位にランクされましたことは大変うれしいことでありまして、これまで景観や生活様式、地域文化などを守ってこられた住民の方々の取り組み、あるいは意識が高く評価されたものと存じます。

 現在、本市では八幡堀から北之庄沢、そして西の湖一帯を、さきの文化財保護法の改正によりまして、新しく文化財のジャンルとして設けられました重要文化的景観の指定を受けたいと考えておりまして、実現に向けてさまざまな取り組みをしているところであります。7月13日には文化庁の専門家をお招きいたしまして、私も含めまして安土町長さんや行政関係職員を対象に研修会も実施したところであります。

 現在、文化庁では保存活用事業のモデル地域として本市をはじめ9カ所、全国で9カ所を選定され、具体策を錬っておられますが、この重要文化的景観の第1号の指定を受けるということを目指しておりまして、本市から安土町にまたがる文化と歴史あふれる美しい景観の保存、復元を果たしてまいりたいと存じます。

 また、このような取り組みの中で、近江八幡が近い将来到来するであろう在宅勤務、SOHOの時代において、ここで住んでみたい、そして生涯を終えたいと思えるようなついのすみかになることを目指してまいりたいと存じます。議員各位のご理解、ご協力のほどお願いを申し上げます。

 次に、皆様方にも大変ご心配をいただいております三位一体改革についてでありますが、ご承知のとおり、全国知事会をはじめといたします地方6団体は、政府の要請により取りまとめられました国庫補助負担金等に関する改革案を、去る8月24日小泉総理に提出いたしました。

 これは、平成17年度、18年度における3兆円規模の税源移譲に見合う国庫補助負担金廃止の具体策を取りまとめたものでありますが、三位一体改革に地方の意見を確実に反映することを担保するための両者の協議機関を設置することや、税源移譲との一体的な実施、地方交付税による確実な財政措置、地方財政計画を作成するに当たっては、地方公共団体の意見を反映することなどが前提条件となるものであります。

 地方自治体では、現在の危機的な財政状況の中で、行政改革等によります各種経費の削減あるいは事務効率化等を図りながら、個性豊かな地域社会の形成に取り組んでおりますが、少子・高齢化への対応や地域経済の活性化など新たな行政課題に直面する中で、自己決定、自己責任に基づきます地方税財政の確立が必要でありまして、このことが三位一体改革の本旨でもあります。

 改革の初年度であります平成16年は、国の財政再建のみを先行するような姿であって、国に対する不信感を募らせるような内容でもありましたが、平成17年度、18年度においては、地方の提案を真摯に受けとめ、地方分権改革の本旨にかなった改革が行われるよう希望するものであります。

 また、法人税などの偏ったあり方については、私自身常々疑問を感じているところであります。地方交付税制度により今日まで地方自治体の一定水準の維持確保は図られてきたものの、高度経済成長期に工場や企業誘致を積極的に行ったところと、気持はあってもかなわなかったところでは今も財政力に大きな格差が生じております。

 当市では、かねてから農業振興という大きな課題がありまして、国の国策に従ってまちづくりを進めてまいったところから、地理的環境というものがあり、このような波には乗れなかったということがありました。そういったところで優良企業を創業し、また人材を過去から多く輩出し、また日本経済をまさに陰で支える役割を果たす一方で、地域にあっては、沼沢地あるいはまた湿地はもちろん寸地も余さず開墾し、美田と化した勤勉なる我らが先人たちの残した地理的環境がゆえに、他市に比べ企業誘致がはかどらなかったために、結果として法人税が少ないという状況になっております。

 均衡ある地方の発展のためにも地域格差の大きい法人市民税を抜本的に見直し、国から地方への交付税の財源として再配分されること並びに現在交付税財源となっております消費税の5%のうちの50%を地方税とされまして、本来の意味での地域間格差をなくし、正しい地域間競争のステージを準備していただくべきだと強く要望するものであり、まさにまちづくりは人づくりであるという言葉を私たちのまちで実現をさせてほしいものだと思うわけであります。

 次に、幾つかの報告をさせていただきたいと存じます。

 かねてから行政改革大綱を検討する中で、姉妹都市グランドラピッズにも1年にわたり2名の職員を派遣いたしまして研究を重ねてまいりました市民総合窓口を、今月の21日からスタートすることになりました。二度にわたる来庁者の調査結果を踏まえまして、新たな市役所機能の検討を行った結果、8課16業務154種類のサービスを1カ所の窓口で提供できるようになりました。1階ロビーの市民窓口センターでは、市民の皆さんのご用件をいすに座ってお伺いできるようローカウンターを設置し、待ち時間がわかるよう番号の発券機を導入しますとともに、案内役としてフロア・アシスタントを置きまして、適切なご案内ができるようにしてまいりたいと存じます。また、開発業務の窓口を10月から開発調整センターに一元化したいと思っております。これによりまして一層迅速な処理ができますように努めてまいりたいと存じますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。

 さて、来月にはいよいよ市制施行50周年記念式典が開催されます。記念式典当日は、みずウオーク2004びわ湖水郷大会が、県内はじめ県外からの参加者を含め2,000人規模で同時開催をされる予定でおります。近江八幡を広くPRするため観光物産協会をはじめ関係機関の方々にもご協力をお願いしておりまして、この大会が多くの市民の皆さんのお力によりまして盛大に開催されますよう期待をしております。

 また、これまで市民の皆さんから近江八幡市に寄贈をいただいておりました数多くの貴重な美術品を、式典当日を含めまして5日間にわたって展示をさせていただきたいと思っております。寄贈者の方々の心意気、また郷土を愛する心、そしてすばらしい美術品を通していま一度そういったお気持ちを味わっていただきたいと思うわけであります。

 また、市制50周年を記念いたしまして発刊されます市史第1巻「街道と町並み」もいよいよ来月の発売予定であります。図表や写真を多くいたしまして、子どもから大人まで楽しく読めるように工夫を凝らしてあります。できるだけ多くの皆さんにごらんをいただきまして、次の世代に本市の豊かな歴史や文化が引き継がれていきますよう大きく期待をするものであります。

 なお、1冊3,000円でありますが、全巻予約をいただきますと2,700円となります。議員をはじめ全市民、そして本市の出身者の方々、あるいはまた関係の各位におかれましても、ご理解、ご協力のほどをよろしくお願いを申し上げたいと存じます。

 さて、本日提案いたします案件は、専決処分1件、決算認定が14件、補正予算6件、条例案件6件、議決案件3件であります。以上30件につきまして慎重なご審議をいただきまして、ご承認、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、開会に際してのあいさつとさせていただきます。

 引き続きまして、提案説明をさせていただきます。

 議第74号専決処分の承認を求めることにつきましては、公共下水道事業特別会計で、公営企業金融公庫から年率7.2%でお借りしておりました市債を年率2.4%の利率になりますように借りかえを行った関係で、専決処分をさせていただいたものであります。

 平成16年度近江八幡市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)で、歳入歳出それぞれに4,940万円を追加し、予算総額を32億3,340万円とさせていただいたものであります。この内容は、市債を財源に公債費を追加したものであります。

 第2表地方債の補正につきましては、下水道高資本費対策借換債の発行に伴い追加をしたものであります。

 この議案につきましては、借りかえの手続の関係で、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、平成16年7月27日に専決処分をさせていただいたものであります。

 この予算の専決事件につきましては、緊急を要し議会を招集いたしますいとまがございませんでしたので、今回議会のご承認をお願いするものであります。

 次に、議第75号平成15年度近江八幡市一般会計決算の認定を求めることについてから議第86号平成15年度近江八幡市障害児通園事業特別会計決算の認定を求めることについてまでにつきましては、後ほど収入役がご説明を申し上げますので、よろしくお願いを申し上げます。

 次に、議第87号平成15年度近江八幡市水道事業会計決算の認定を求めることにつきましては、まず業務面におきまして前年度と比較し、給水戸数は219戸増加いたしまして2万3,929戸となりましたが、給水人口は6万8,256人で、169人減少しております。また、有収水量につきましても約2%減収いたしております。

 会計面につきましては、収益の総額が13億6,100万5,700円で、費用総額13億5,469万9,240円となり、経営の効率化を図ることによりまして630万6,460円の純益を計上することができました。

 工事関係におきましては、送配水管の設備改良に8億6,482万510円を投入いたしまして、施設及び設備の拡充を行うとともに、水道水のより安全強化を図るため、鉛製給水管の全面更新事業について5カ年の計画を立てまして着手したところであります。今後も経営の合理化、施設の拡充を図り、水道水の安全供給に努めるものであります。

 議第88号平成15年度近江八幡市病院事業会計決算の認定を求めることにつきましては、平成15年度の患者利用状況につきましては、前年度と比較いたしまして、入院患者につきましては4,722人、外来患者につきましては1万6,629人の減少となりました。医療の高度化、診療や看護の安全の確保、医療サービスの向上のため超電導磁気共鳴断層撮影装置MRI、また内視鏡ビデオスコープシステム、透析用監視装置等の医療器具機械の設置を行いまして、診療体制の一層の拡充を図るとともに、新病院の建設整備に向けましてPFI近江八幡株式会社との事業契約の締結を行いまして、基本設計に着手するなど事業の推進に努めたところであります。

 会計面におきましては、収益的収入80億5,519万8,042円、収益的支出80億5,189万1,238円となりまして、差し引き330万6,804円の純益を計上することができました。今後におきましても、新病院の開院に向けまして事業の推進を図りつつ地域住民のニーズに適切にこたえ、より良質な医療の提供と病院の質の向上を目指し、健全な病院運営に努力をしてまいりたいと存じます。

 次に、議第89号平成16年度近江八幡市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれに8億2,200万円を追加いたしまして、予算総額を229億2,200万円とさせていただくものであります。

 主な内容につきましては、総務費において庁舎維持管理事業で総合窓口システム整備に伴う工事請負費等をはじめ減債基金への積立金、戸籍事務電算化事業で戸籍の電算化にかかわる使用料など3億382万2,000円を追加いたしました。

 民生費において、障害者支援事業で新たな対象施設の増加あるいは児童扶養手当の対象者の増加に伴う扶助費、国民健康保険特別会計への繰出金など8,480万5,000円を追加しました。

 農林水産業費におきまして、土地改良事業、農村総合整備推進事業や単独治山事業で工事請負費など7,917万1,000円を追加しました。

 土木費において、その他市道改良事業や河川改良整備事業で工事請負費、住宅施設維持管理事業で市営住宅の修繕費など8,063万円を追加しました。

 教育費において、小学校の設備整備事業及び中学校の設備整備事業で、FFファンヒーター導入に伴います備品購入費、公民館施設維持管理事業で公民館の屋根の修繕に伴います工事請負費、社会体育施設改修事業で市立運動公園野球場のスコアボードの整備に伴う工事請負費など2億3,761万円を追加しました。

 さらに、各費目において物件費等を精査し追加させていただくものであります。これらの財源につきましては、市税、地方交付税、国庫支出金、県支出金、財産収入、繰越金、諸収入、市債等を充当させていただくものであります。

 第2表債務負担行為補正につきましては、戸籍事務電算システム使用料、図書館システム使用料を追加させていただくものであります。

 第3表地方債の補正につきましては、それぞれの事業内容等に応じまして追加変更をさせていただくものであります。

 次に、議第90号平成16年度近江八幡市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれに2,700万円を追加し、予算総額を46億8,000万円とさせていただくものであります。

 主な内容につきましては、総務費において国保料賦課徴収事業等で物件費と、また基金積立金におきまして、財政調整基金積立金で繰越金に伴う積立金、諸支出金において療養給付費国庫支出金等返還金で、償還金、利子及び割引料を追加させていただくものであります。これらの財源につきましては、国民健康保険料と繰入金、繰越金で財源調整を行い充当させていただくものであります。

 次に、議第91号平成16年度近江八幡市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれに230万円を追加いたしまして、予算総額を32億3,570万円とさせていただくものであります。

 主な内容につきましては、下水道事業費において賃金など物件費等を追加させていただくものであります。これらの財源につきましては、繰入金と繰越金、諸収入で財源調整を行い充当させていただくものであります。

 第2表債務負担行為補正につきましては、受益者負担金管理システム使用料を追加させていただくものであります。

 次に、議第92号平成16年度近江八幡市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれに4,410万円を追加し、予算総額を30億7,710万円とさせていただくものであります。

 主な内容につきましては、基金積立金において介護給付費準備基金で繰越金の計上に伴う基金への積立金などを追加させていただくものであります。これらの財源につきましては、繰入金と国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、繰越金で財源調整を行い充当させていただくものであります。

 次に、議第93号平成16年度近江八幡市障害児通園事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出にそれぞれ60万円を追加し予算総額を3,760万円とさせていただくものであります。

 内容につきましては、障害児通園事業費において発達相談員の報償費を追加させていただくものであります。

 次に、議第94号平成16年度近江八幡市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、資本的収支予算で787万5,000円を追加し予算総額を6億2,824万6,000円とするものであります。

 この内容につきましては、建設改良費で病院の健全経営維持を目的としたコンサルティング契約を施行するに当たり委託料を追加させていただくものであり、同額を過年度分損益勘定留保資金をもって充当させていただくものであります。

 第3条債務負担行為につきましては、近江八幡市民病院健全経営維持事業を追加させていただくものであります。

 次に、条例関係につきましてご説明を申し上げます。

 議第95号近江八幡市個人情報保護条例の制定につきましては、本市が保有します個人情報の開示や訂正を求める権利を明らかにし、個人情報の適切な取り扱いの確保や保護に関し必要な事項を定め、個人の権利、利益の侵害の防止を図り、公正で民主的な市政の推進に寄与するため条例を制定いたしたく提案するものであります。

 議第96号近江八幡市情報公開・個人情報保護運営審議会条例の制定につきましては、近江八幡市個人情報保護条例の制定を適正かつ円滑に運営するための運営審議会を、現在設置しています情報公開運営審議会と一体化して設置をいたしたく条例を制定するものであります。

 議第97号近江八幡市情報公開条例の一部を改正する条例の制定につきましては、近江八幡市情報公開・個人情報保護運営審議会条例の制定に伴いまして、情報公開運営審議会に関する規定を削除する等の条例の改正を行いたく提案するものであります。

 議第98号近江八幡市総合計画審議会条例及び近江八幡市史編纂委員会設置条例の一部を改正する条例の制定につきましては、行政機構改革により新たに文化政策部が創設されましたことに伴いまして、審議会等の庶務担当についての条例の整備を行いたく提案するものであります。

 次に、議第99号近江八幡市税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、地方税法の一部が改正されましたことに伴いまして、本市におきましても市民税の老年者控除額を削除する等所要の改正を行いたく提案するものであります。

 議第100号近江八幡市病院事業使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定につきましては、所得税法等の一部を改正する法律の施行によりまして、消費税の総額表示の規定が設けられましたのに伴いまして、病院事業にかかわります使用料等についての消費税を含めた総額表示を行いたく提案するものであります。

 議第101号市道路線の廃止につき議決を求めることにつきましては、浅小井町地先の道路につきまして市道の廃止を行いたく道路法の定めるところによりまして提案するものであります。

 議第102号市道路線の認定につき議決を求めることにつきましては、浅小井町地先の道路につきまして市道の認定を行いたく道路法の定めるところにより提案するものであります。

 議第103号滋賀県自治会館管理組合規約の一部を変更することにつきまして議決を求めることにつきましては、本年10月1日付の市町の廃置分合に伴いまして規約の一部を改正するものであります。

 以上30議案につきまして、ご審議を賜りご可決いただきますようお願い申し上げまして、提案説明とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(井上栄一郎君) 続いて、説明を求めます。

 収入役永福敏一君。

             〔収入役 永福敏一君 登壇〕



◎収入役(永福敏一君) 皆さんおはようございます。

 それでは、引き続きまして平成15年度の決算認定に関係いたします案件についてご説明を申し上げます。

 景気が回復の兆しが出てきたと言われておりますけれども、市税は市民税、固定資産税で、平成14年度と比較いたしますと、約4億7,000万円の収入が落ち込んでおります。各種の報道では大企業を中心に平成16年度4月期の決算では大幅に収益の改善が進んでいると、このように報道をされておりますけれども、中小企業はまだまだ厳しい経営状況にあるようでございまして、市内の企業の経営者の皆さんにお聞きをいたしますと、まだまだ景気回復までの実感はないようでございます。今後、景気が本格的に回復をいたしましても、今日までのような経済成長を望むことはもはや困難であり、今後大きな税収の伸びを期待することはできないと考えております。

 一方、国におきましては、先ほども市長のごあいさつの中でもございましたように、三位一体改革が進められておりまして、国庫補助制度、地方交付税の見直し等とあわせまして税源移譲が議論をされております。しかし、地方交付税は前年度対比で6.5%減の15兆8,729億円に削減をされました。また、当市は今年度、平成16年度の普通交付税決定額は前年度よりも3.5%減の35億2,433万円になっております。今後も削減は避けられない状況でございまして、また先ほども申し上げましたように、三位一体改革の中で税源移譲も議論はされておりますけれども、我々地方自治体が受ける影響は予断ができない状況であると思います。

 このような状況の中で多様化する市民要望にこたえるためには、右肩上がりの経済成長時代はもはや考えられず、問題の解決を先送りせず、今までの高度成長時代の行政システムを根本的に見直しをするとともに、従前の役所の古い常識、古い慣習から脱却をして、職員一人ひとりが担当する事業の点検、整理を行い、行政コストを考えて行政運営をしていかなければ今回の財政危機を乗り切ることはできないと、こんなふうに考えております。

 それでは、平成15年度決算から見た当市の財政状況について若干触れさせていただきたいと思います。

 平成15年度の一般会計及び特別会計を合わせました決算額は、歳入総額369億7,382万7,000円で、歳出総額は363億9,109万7,000円でございますので、差し引き5億8,272万9,000円の黒字決算でございます。うち繰越財源が2億831万9,000円を差し引きますと、実質的には3億7,441万円の黒字決算となった次第でございます。昨年度と比較いたしますと、歳入では3,493万7,000円、率にいたしまして0.09%と増加し、歳出は1億2,356万5,000円で、率で0.34%増加を逆にいたしております。

 市町村の財政力をはかります指標の一つであります財政力指数は、数値が大きいほど財政に余裕があるということになりますが、当市の財政力指数は0.646で大変厳しい状況でございます。昨年度と比べましてほぼ横ばいの状況でもございます。

 財政構造の弾力性を判断する経常収支比率、経常経費に充てられた経常一般財源の比率のことでございまして、比率が低いほど財政に弾力性があるということになりますけれども、平成14年度は79.8%でございましたが、平成15年度におきましては80%で、若干状況が悪くなってきておりますが、県下8市が、平均で82.1%でございますので、県下8市の平均よりも近江八幡市は弾力性は高い状況にあるというふうに申し上げられると思います。

 次に、基金、起債の状況でございますが、基金は今年3月31日現在で67億5,600万円でございまして、市民1人当たりにいたしますと10万121円でございまして、県下8市で平均をとりますと、8万6,694円でございますので、当市は1人当たり約1万3,000円多く、平均よりも基金を多く保有をしているということになるわけでございます。

 起債また借入金につきましては、貸借対照表、バランスシートで比較しなければ一概に市債が多い、借金が多い少ないだけでの判断はできませんが、平成15年度末で217億6,580万円でございまして、市民1人当たりにいたしますと32万1,000円になります。8市で平均をとった数字よりも近江八幡市は市債額は一番少ない、市民1人当たりに直しますと一番少ない市債額になっております。

 それでは、まず議第75号について、平成15年度近江八幡市一般会計決算の認定を求めることについてご説明を申し上げます。

 歳入歳出の重立った事項のみを申し上げます。

 歳入決算額は216億9,500万8,000円で、昨年度よりも5億4,469万4,000円、率で2.5%減少をいたしております。歳出は212億4,911万6,000円で、3億8,336万4,000円、率で1.8%減少をいたしました。歳入歳出差し引き額は4億4,589万1,000円で、うち明許繰越財源が1億296万2,000円でございますので、これを差し引きますと、実質収支は3億4,292万9,000円の黒字決算でございます。

 歳入につきましては、市税は景気の低迷によりまして、先ほども申し上げましたように市民税、個人、法人で4億7,041万円の落ち込みがございました。合計で80億5,695万4,000円となりました。昨年度よりも、率でいたしますと5.5%減少をいたしておりまして、収納率は90.1%で、昨年度よりも0.3%悪くなっている状況でございますが、逆に滞納額は昨年度よりも802万4,000円減少し、8億5,062万6,000円となっております。

 また、使用料及び手数料につきましては、特に住宅使用料が7,473万2,000円の収入済みに対しまして、滞納額が年間住宅使用料収入よりも多い9,132万3,000円と大幅に増加をし、昨年度よりも1,348万4,000円増加をいたしております。

 次に市債、借入金の発行状況でございますが、21億6,780万円で、昨年度よりも2億9,000万円増加をいたしております。これは減税や地方交付税改正法により減額になった財源補てんに減税補てん債、臨時財政対策債を発行したためでございます。

 歳出につきましては、決算額は212億4,911万6,000円で、執行率は97.1%でございます。不要不急となったものは、予算執行を控えていくように心がけをいたしましたこともございまして、執行残不用額は2億6,342万7,000円となりました。また公債費、借金の返済については、減税補てん債、臨時財政対策債等の発行によりまして増加の傾向にありまして、決算額の中で占める公債費の割合が、平成14年度は11.2%、平成15年度では11.5%、わずかではございますが、増加の傾向にございます。公債費はご承知のとおり財政運営に硬直化を来すことになりますので、今後十分注意をしていかなければならないと、こんなふうに考えております。

 なお、平成15年度末の公債費負担比率、これは一般財源総額の公債費充当財源が占める割合のことでございますが、これは16.0%で、ほぼ県下8市の平均比率でございます。

 なお、平成15年度末の公有財産等の資産保有状況につきましては、決算書に添付をいたしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。

 続きまして、各特別会計決算の認定に関することについてご説明を申し上げます。

 議第76号平成15年度近江八幡市国民健康保険特別会計決算の認定を求めることについてご説明を申し上げます。

 歳入決算額は45億782万6,000円で、歳出決算額は44億9,158万6,000円でございますので、差し引き額1,623万9,000円の黒字決算となりました。

 歳入につきましては、保険料、国県支出金、交付金等が主な財源でございますが、保険料の収入率は75.6%で、昨年度よりも収入率は0.6%向上をいたしておりますが、保険料と従前の税を合わせます滞納額が4億2,954万7,000円と大きな額になっておりまして、滞納問題は国保会計を抱える市町村の大きな課題でございます。

 なお、不納欠損処分につきましても、同じく税と料を合わせまして6,194万2,000円となっておりまして、保険税から保険料に移行したことも影響いたしまして昨年の倍以上に大幅に不納欠損処理が増加をいたしております。

 繰入金は一般会計から3億7,698万2,000円、基金から1億4,112万4,000円、合わせまして5億1,810万7,000円の繰り入れをいたしております。

 歳出につきましては、44億9,158万6,000円で、そのうち保険給付費が28億3,992万3,000円で、昨年度よりも4億5,957万9,000円増加をいたしておりまして、19.3%の伸びでございます。これは高齢化の進展に伴いまして医療費の増加、経済不況によりまして失業者が増加し、社会保険から国民保険に加入者が増加したことが主な原因だと思います。

 なお、不用額は4,081万3,000円でございます。

 次に、議第77号平成15年度近江八幡市と畜場特別会計決算の認定を求めることについてご説明を申し上げます。

 平成15年度の解体頭数は4,937頭で、昨年度よりも269頭減少をいたしておりますけれども、BSE問題はほぼ落ちついた状況にあるというふうに判断をいたしております。

 歳入決算額は6,153万8,000円で、歳出決算額は6,166万8,000円となり、昨年度よりも約4,500万円ほど減少をいたしておりますが、これは昨年度はBSE問題等によりまして焼却炉の改修や備品等の整備を行った結果、予算が増加したためでございます。差し引き額は13万円の赤字決算となり、平成16年度会計から繰上充用し処理をいたしております。施設の老朽化が進んでおりますので、解体頭数もまた今後増加を望むことはできない状況でもございますので、新食肉施設の早期実現が望まれるところでございます。

 次に、議第78号平成15年度近江八幡市住宅新築資金等貸付特別会計決算の認定を求めることについてご説明申し上げます。

 現在では貸付金の償還事務のみを行う会計でございまして、歳入は7,438万6,000円、歳出は7,378万2,000円で、差し引き額60万3,000円の黒字決算となっております。

 歳入の主な財源は貸付金の償還金でございますが、約2,082万5,000円の滞納がございまして、滞納額は昨年度より10万2,000円増加をいたしております。収納率は78.1%と低く、貸付金の償還額よりも繰入金の方が255万8,000円多いという状況でございまして、今後貸付金の回収が大きな課題でございます。

 次に、議第79号平成15年度近江八幡市公共下水道事業特別会計決算の認定を求めることについてご説明を申し上げます。

 歳入は28億2,632万6,000円で、歳出は26億8,561万3,000円でございますので、差し引き1億4,071万2,000円の黒字決算でございますが、歳入では一般会計から10億4,921万7,000円の繰入金をいたしておりますのと、市債7億3,980万円のほか自主財源といたしまして下水道の使用料や加入分担金が主な財源でございます。合計で4億6,868万円の収入となっておりますけれども、使用料分担金の未収金が2,850万2,000円と昨年度よりも増加の傾向にございます。

 歳出につきましては、26億8,561万3,000円でございますが、そのうち翌年度へ繰り越します繰越額がその約半分の10億4,745万7,000円でございます。市債残高も昨年度よりも1.4%増加をし、182億3,728万8,000円となっておりまして、市債の償還費であります公債費も9億9,983万1,000円と、昨年度よりも6,761万5,000円増加をいたしました。下水道の事業認可面積は1,191.1ヘクタールでございますが、進捗率は72.8%、水洗化率は68.4%でございまして、水洗化率を伸ばすことが今後の使用料や分担金の増加につながりますので、水洗化普及促進を図ることがたちまちの課題であると、こんなふうに思っております。

 次に、議第80号平成15年度近江八幡市老人保健事業特別会計決算の認定を求めることについてご説明を申し上げます。

 歳入49億2,114万1,000円、歳出は49億6,874万5,000円で、差し引きますと4,760万4,000円の赤字決算となり、平成16年度から繰上充用し決算処理をいたしております。

 老人保健事業会計は年々予算が増加をし、市からの繰入金も2億9,349万4,000円と、昨年度よりも約3,089万円増加をいたしております。高齢社会の到来によりまして、対象者の増加により平成14年度10月から老人保健法が改正をされまして、個人負担額の完全定率性が実施をされました。これによって医療費の伸びの抑制につながるのではないかと、こんなふうに言われておりますけれども、抑制にはつながっておりませんで、受給対象者数は、14年度は8,072人、15年度は7,780人で、292人減少いたしておりますが、受診件数は一昨年、平成14年度は17万1,331件で、平成15年度は17万5,917件と件数は逆に増加をいたしております。

 次に、議第81号平成15年度近江八幡市近江八幡駅南部土地区画整理事業特別会計決算の認定を求めることについてご説明を申し上げます。

 歳入は1億6,851万7,000円、歳出は1億6,851万3,000円で、差し引き4,000円の黒字決算となりました。

 昭和58年に始まりました事業で、平成13年度で換地も完了いたしました。清算のみの会計を行う特別会計でございます。

 なお、清算徴収金が561万8,000円未収となっております。

 次に、議第82号平成15年度近江八幡市農業集落排水事業特別会計決算の認定を求めることについてご説明を申し上げます。

 この特別会計は農業集落排水の使用料と一般会計からの繰入金で運営されている会計でございまして、歳入は3,999万6,000円、歳出は3,967万1,000円で、差し引き32万5,000円の黒字決算となっております。

 次に、議第83号平成15年度近江八幡市介護認定審査会共同設置事業特別会計決算の認定を求めることについてご説明を申し上げます。

 この会計は、ご承知のとおり1市4町が共同で介護認定審査会を設置し、審査、判定業務を共同処理をする会計でございまして、構成市町の分担金で運営されております。歳入歳出とも3,863万1,000円でございます。

 次に、議第84号平成15年度近江八幡市介護保険事業特別会計決算の認定を求めることについてご説明を申し上げます。

 歳入は25億8,095万1,000円、歳出が25億5,426万4,000円で、差し引き2,668万6,000円の黒字決算でございます。

 介護保険制度も4年目を迎えまして、事業計画の見直し、保険料の23%の引き上げが行われております。15年度末の認定者数は1,723人で、80%がサービスを利用されております。今後はサービスの向上と利用、低所得者対策、収納率のアップ等が今後の課題としてうたっております。

 次に、議第85号平成15年度近江八幡市大中の湖地区基幹水利施設管理事業特別会計決算の認定を求めることについてご説明を申し上げます。

 この特別会計につきましては、平成13年度から能登川町、安土町、1市2町で大中干拓地の排水機水場を管理するために設置をされている会計で、歳入金につきましては、それぞれの市町村の分担金が財源でございまして、歳入歳出とも2,349万8,000円でございます。

 次に、議第86号平成15年度近江八幡市障害児通園事業特別会計決算の認定を求めることについてご説明を申し上げます。

 今まで本市、竜王町及び安土町の広域で心身障害児通園センターを設置をいたしまして、心身障害児の地域療養を実施をいたしてまいりました。通園センターをより充実し、その必要性を位置づけるために、今年度から障害児通園事業を特別会計といたしました。通園対象者数は30名、うち竜王町は4名、安土町が2名でございまして、集団療育225回、事後相談312回、専門職による指導、個別相談を実施をいたしております。

 歳入歳出とも3,600万4,000円でございます。

 以上で一般会計、特別会計の決算に関係いたします案件についてご説明を申し上げましたが、詳細につきましては、お手元に配付いたしております主要施策の成果、監査委員さんから提出されております決算意見書を参考にいただきましてご審議を賜り、認定をいただきますようにお願い申し上げます。よろしくお願い申し上げます。



○議長(井上栄一郎君) 以上で提案理由の説明は終わりました。

 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。

 明7日から13日までは議案熟読のため休会とし、14日定刻に再開し、代表質問及び個人質問を行います。

 発言予定者は、発言通告書に発言内容を詳細かつ具体的に記入の上、9日午前中に事務局へ提出をお願いします。

 本日はこれをもちまして散会します。

 ご苦労さまでございました。

               午前10時45分 散会

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜





 会議規則第81条の規定により下記に署名する。

  平成16年9月6日



      近江八幡市議会議長

           井 上 栄一郎



      署 名 議 員

           加 藤 昌 宏



      署 名 議 員

           池 上 知 世



      署 名 議 員

           有 村 國 俊