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滋賀県 近江八幡市

平成16年第2回 6月定例会 06月07日−01号




平成16年第2回 6月定例会 − 06月07日−01号







平成16年第2回 6月定例会



         平成16年第2回(6月)近江八幡市議会定例会



                    平成16年6月7日(月) 午前9時30分開会

            〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1. 議 事 日 程

   第1 会議録署名議員の指名

   第2 会期の決定

   第3 諸般の報告

      議長報告、監査報告、市長報告

   第4 議案の上程(提案理由説明)

      議第57号〜議第70号



1. 会議に付議した事件

   日程第1 会議録署名議員の指名

   日程第2 会期の決定

   日程第3 諸般の報告

        議長報告、監査報告、市長報告

   日程第4 議案の上程(提案理由説明)

        議第57号〜議第70号



1. 会議に出席した議員(23名)

   1番  深 井 博 正 君        2番  川 崎 益 弘 君

   3番  中 村   巧 君        4番  加 藤 昌 宏 君

   5番  池 上 知 世 君        6番  有 村 國 俊 君

   7番  小 川 廣 司 君        8番  矢 掛   弘 君

   9番  中 谷 哲 夫 君        10番  井 上 伊 織 君

   11番  川 村 裕 治 君        12番  小 林 良 一 君

   13番  高 木 健 三 君        14番  坂 井 千代枝 君

   15番  塩 田 善 弥 君        16番  前 出 幸 久 君

   17番  井 上 栄一郎 君        19番  山 本 英 夫 君

   20番  相 馬   学 君        21番  西 居   勉 君

   22番  大 橋 正 光 君        23番  辻     恪 君

   24番  友 清 尚 昭 君



1. 会議に欠席した議員(1名)

   18番  福 本 匡 志 君



1. 会議に出席した説明員(18名)

   市長      川 端 五兵衞 君  代表監査委員  福 井 二 郎 君

   助役      岡 田 三 正 君  収入役     永 福 敏 一 君

   教育長     堀   徳 治 君  文化政策部長  西 村 喜 一 君

   文化政策部理事 北 村 博 史 君  総務部長    須 田 智 廣 君

   市民環境部長  山 本   清 君  健康福祉部長  藤 井 稔 弘 君

   産業経済部長  嶌 本 敏 雄 君  建設部長    玉 本 邦 雄 君

   人権政策室長  三 崎   昇 君  教育部長    加 納   隆 君

   病院事業管理者 澤 田 克 徳 君  市民病院事務長 向 井 美津男 君

   財政課長    村 田 正 美 君  秘書広報課長  今 江 政 彦 君



1. 議場に出席した事務局職員(4名)

   事務局長    佐 藤 弘 明

   事務局次長   川 南   隆

   副主幹     山 下 彰 人

   主査      杉 浦 寿 廣







               午前9時32分 開始



○議長(井上栄一郎君) 皆さんおはようございます。

 本日、18番福本匡志君より欠席の届け出を受けておりますので、ご報告いたします。

 本会議の開会に先立ちまして、全国市議会議長会及び滋賀県市議会議長会から、10年の長きにわたり、地方自治行政の発展並びに市民福祉の増進にご尽力をされましたことに対しまして、相馬学議員に表彰状が、また全国市議会議長会及び滋賀県市議会議長会から、両議長会の運営等にご尽力されましたことに対しまして、前議長前出幸久議員、前副議長中谷哲夫議員に感謝状が授与されましたので、これらの伝達を行います。



◎事務局長(佐藤弘明君) それでは、まず全国市議会議長会及び滋賀県市議会議長会からの表彰状の伝達を行います。

 相馬学議員、前の方へお願いいたします。



○議長(井上栄一郎君)

                 表 彰 状

  近江八幡市 相馬 学殿

 あなたは市議会議員として10年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第80回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰いたします。

  平成16年5月25日

  全国市議会議長会会長 片山 尹

 代読。

 おめでとうございます。

             (拍  手)

                 表 彰 状

  近江八幡市議会議員 相馬 学殿

 あなたは近江八幡市議会議員として10年の長きにわたり地方自治行政の振興並びに市民福祉の増進に寄与され、その功績はまことに顕著であります。ここにその業績をたたえるとともに、今後なお一層の活躍を期待して表彰します。

  平成16年6月3日

  滋賀県市議会議長会長 北林 肇

 代読。

 おめでとうございます。

             (拍  手)



◎事務局長(佐藤弘明君) 続いて、全国市議会議長会及び滋賀県市議会議長会からの感謝状の伝達を行います。

 前出幸久議員、前の方へお願いいたします。



○議長(井上栄一郎君)

                 感 謝 状

  近江八幡市 前出幸久殿

 あなたは全国市議会議長会評議員として会務運営の重責にあたられ、本会の使命達成に尽くされた功績はまことに顕著なものがありますので、第80回定期総会にあたり深甚な感謝の意を表します。

  平成16年5月25日

  全国市議会議長会会長 片山 尹

 代読。

 おめでとうございます。

             (拍  手)

                 感 謝 状

  前出幸久殿

 あなたは近江八幡市議会議長として滋賀県市議会議長会の運営並びに地方自治行政発展に寄与された功績はまことに顕著であります。

 よってここにその業績をたたえ深甚なる感謝の意を表します。

  平成16年6月3日

  滋賀県市議会議長会会長 北林 肇

             (拍  手)



◎事務局長(佐藤弘明君) 次に、中谷哲夫議員、前の方へお願いいたします。



○議長(井上栄一郎君)

                 感 謝 状

  中谷哲夫殿

 あなたは近江八幡市議会副議長として滋賀県市議会議長会の運営並びに地方自治行政発展に寄与された功績はまことに顕著であります。

 よってここにその業績をたたえ深甚なる感謝の意を表します。

  平成16年6月3日

  滋賀県市議会議長会会長 北林 肇

 代読。

 ご苦労さまでした。

             (拍  手)



○議長(井上栄一郎君) 皆さんおめでとうございました。

 以上で表彰状並びに感謝状の伝達を終わります。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

               午前9時40分 開会



○議長(井上栄一郎君) それでは、本日招集されました平成16年第2回近江八幡市議会定例会をただいまから開会します。

 直ちに本日の会議を開きます。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(井上栄一郎君) まず、日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員に、

 1番 深井博正君

 2番 川崎益弘君

 3番 中村 巧君

の3名を指名します。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第2 会期の決定



○議長(井上栄一郎君) 次に、日程第2、会期の決定を議題とします。

 お諮りします。

 本定例会の会期は、お手元に配付しました案のとおり、本日から6月23日までの17日間としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。

             (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(井上栄一郎君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から6月23日までの17日間と決定いたしました。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第3 諸般の報告



○議長(井上栄一郎君) 次に、日程第3、諸般の報告を行います。

 まず、議長報告を行います。

 さきの定例会以降における議長等の活動状況につきましては、お手元に配付いたしました報告書のとおりでございます。ご了承をお願い申し上げます。

 次に、監査報告に入ります。

 監査委員の報告を求めます。

 8番矢掛弘君。

             〔8番 矢掛 弘君 登壇〕



◆8番(矢掛弘君) 皆さんおはようございます。

 監査結果をご報告申し上げます。

 最初に、平成15年度定期監査等の結果についてご報告いたします。

 地方自治法第199条第4項及び第5項並びに第7項の規定に基づき、各課と関係出先機関等を対象に監査を実施いたしました。

 監査は、関係資料、書類等の提出を求め、担当部長はじめ関係職員からの説明を受け、主に平成14年度の事務事業が適正かつ最少の経費で最大の効果が上がるよう執行されているか否かに重点を置き、出納検査や決算審査等を勘案しながら、公正不偏の立場から慎重に実施いたしました。

 その結果、予算及び議決並びに関係法令、条例、規則等に適合し、地方自治法第2条第14項、第15項の趣旨に沿っておおむね適正に処理、執行されていましたが、一部是正や検討を要する事項等が見受けられましたので、昨年の10月20日と本年4月15日に市長はじめ四役等に対し、「講評」と意見交換が行われました。これらの事項を「意見及び要望」として定期監査等結果報告書に記述し、同法第199条第9項の規定により、市長及び議長並びに各行政委員会に報告するとともに、法の定めにより市民に「公表」しましたので、これを全職員が重く受けとめ、速やかに実効性のある適切な措置を講じられるようお願いいたします。

 次に、例月出納検査結果についてご報告申し上げます。

 地方自治法第235条の2第1項の規定に基づき、平成16年2月、3月、4月に執行しました一般会計、各特別会計、各公営企業会計、基金会計の出納検査の結果、いずれの会計とも、現金等の在高をはじめ歳入歳出等の計数は正しく、かつ出納にかかわる事務処理も妥当と認めました。よって、同条第3項の規定に基づき、その結果を市長、議長に報告いたしました。この監査と検査の内容は、配布しております平成15年度定期監査等結果報告書と例月出納検査報告書のとおりでございますので、お目通しください。

 なお、平成16年4月27日付で地方自治法第242条第1項に基づき、「部落解放同盟近江八幡市協議会への平成15年度分、補助金支出に関する件」につきまして、住民監査請求の提出がありましたので、ご承知願います。

 以上をもちまして監査報告を終わります。



○議長(井上栄一郎君) 次に、市長報告に入ります。

 地方自治法の規定に基づき、報第5号平成15年度近江八幡市一般会計予算繰越明許費の繰越について、報第6号平成15年度近江八幡市公共下水道事業特別会計予算繰越明許費の繰越について、報第7号平成15年度近江八幡市水道事業会計予算の繰越について、報第8号平成15年度近江八幡市病院事業会計予算の繰越について、報第9号近江八幡市土地開発公社の平成15年度決算及び平成16年度予算等について、報第10号財団法人近江八幡市文化振興事業団の平成15年度決算及び平成16年度予算等について、報第11号財団法人近江八幡市国際交流協会の平成15年度決算及び平成16年度予算等について、報第12号財団法人近江八幡市人権センターの平成15年度決算及び平成16年度予算等について、報第13号請願の処理の経過及び結果について、以上9件の報告が提出されましたので、ご了承をお願いいたします。

 以上をもちまして諸般の報告を終わります。

              〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



△日程第4 議案の上程(提案理由説明)

      議第57号〜議第70号



○議長(井上栄一郎君) 次に、日程第4、議案の上程を行います。

 議第57号から議第70号までの14件を一括上程し、件名を事務局から朗読させます。

 議会事務局長佐藤弘明君。



◎事務局長(佐藤弘明君) それでは、朗読いたします。

 平成16年第2回(6月)近江八幡市議会定例会提出議案

議第57号 専決処分の承認を求めることについて

     (1) 平成16年度近江八幡市と畜場特別会計補正予算(第1号)

     (2) 平成16年度近江八幡市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)

議第58号 近江八幡市情報公開条例の一部を改正する条例の制定について

議第59号 近江八幡市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について

議第60号 近江八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議第61号 固定資産税の不均一課税条例の一部を改正する条例の制定について

議第62号 近江八幡市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議第63号 近江八幡市社会福祉法人助成条例の一部を改正する条例の制定について

議第64号 近江八幡市立診療所の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議第65号 近江八幡市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議第66号 近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について

議第67号 財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて

議第68号 財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて

議第69号 財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて

議第70号 財産区管理委員の選任につき同意を求めることについて

 以上でございます。



○議長(井上栄一郎君) 提案理由の説明を求めます。

 市長川端五兵衞君。

             〔市長 川端五兵衞君 登壇〕



◎市長(川端五兵衞君) 皆さんおはようございます。

 本日、平成16年第2回近江八幡市議会の定例会を招集させていただきましたところ、議員各位におかれましては公私何かとご多忙の中、ご出席を賜り厚く御礼を申し上げます。

 また、常日ごろから市政発展のためにそれぞれの分野でご支援、ご活躍をいただいておりますことに対し、心から感謝申し上げるものであります。

 加えて、先ほど伝達式がございましたが、長年議員として地方自治行政の振興並びに市民福祉の増進に寄与されましたご功績によりまして、全国並びに滋賀県の市議会議長会会長表彰をお受けになられました相馬議員さん、また全国市議会議長会から評議員として会務の運営に当たられましたご功績により感謝状と、滋賀県市議会議長会から同会の運営並びに地方自治行政の発展へのご尽力により、感謝状をお受けになられました前議長の前出議員、同じく滋賀県市議会議長会から感謝状をお受けになられました前副議長の中谷議員に対しまして、心からお祝いを申し上げる次第でございます。今後ともますますのご活躍をお祈り申し上げます。

 さて、5月26日に開催されましたチャレンジデーには大変多くの市民の皆さんにご参加をいただき、無事各種の催しを終えることができました。今年で第4回の挑戦となりますが、福岡市の筑後市さんと対戦をいたしまして、本市は4万3,320人のご参加をいただきまして、参加率が63.2%でありました。対戦相手の筑後市さんが28%でありましたので、昨年に引き続き勝利をおさめることができました。

 勝敗は別といたしまして、昨年の参加率が60.5%でありましたので、およそ2.7%増しということで、市民の皆さんの関心が回を重ねるたびに高まっていることを大変喜んでおるところであります。

 ご承知のとおり、このチャレンジデーにつきましては、平成13年3月に策定されました「健康はちまん21プラン」の実践活動として毎年参加をしておりますが、今後も日常生活においてスポーツや運動を取り入れることにより、市民の皆さんが健康づくりに励んでいただけるようにお願いいたしますとともに、開催にご尽力を賜りました実行委員会の皆さん、また関係各位に心から感謝を申し上げる次第であります。今後ともよろしくお願いを申し上げます。

 さて、気になる経済情勢でありますが、5月の月例経済報告によりますと、景気は企業部門の改善に広がりが見られまして、着実な回復を続けているということであります。しかしながら、地域の回復動向にはばらつきがありまして、大企業に比べまして中小企業の状況は依然厳しいものでございます。雇用情勢につきましても、同様にいまだ厳しい状況にあると考えております。

 去る6月3日に開催されました国の経済財政諮問会議において取りまとめられました「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」の案を見ますと、平成17年度及び平成18年度の2年間を重点強化期間と位置づけまして、日本銀行と一体になった政策努力により、デフレからの脱却を確実なものとして、新たな成長に向けて基盤の重点強化を図り、平成18年度以降の名目成長率で2%程度を見込みたいということでありました。

 雇用につきましては、約10%の高い失業率を示す若年層に対します能力開発施策等の拡充、地域の実情に応じた雇用政策の展開、利用者の立場に立った雇用関連事業の再編などが盛り込まれておりました。

 また、懸案になっております三位一体の改革につきましては、全体像をことしの秋には明らかにして、年内に決定をされるとともに、その際には地方の意見を十分に把握するといったことが言われております。

 そして、17年度及び18年度に3兆円程度の国庫補助の負担金改革を行うことから、税源移譲につきましてはおおむね3兆円程度の規模を目指して、地方公共団体に対して国庫補助金負担金の改革の具体案の取りまとめを要請されまして、これを踏まえて検討するということでありまして、大変心配しているところでございましたので、この方向で改革案が進めばいいかというふうなことも考えておるわけであります。

 ご承知のとおり、私ども地方公共団体は、現在かつて経験したことのない財政危機に直面いたしておりまして、人件費の抑制、事務事業の抜本的な見直しなど、徹底した行政改革に取り組んでおるところであります。

 特に本市では、4月15日に都市経営推進室を新設いたしまして、市の行財政全般にわたりまして構造改革を推進しているところであります。しかしながら、地方交付税の大幅削減、また地方に負担を転嫁するような国庫補助の負担金の削減が平成17年度以降も続きます。こうなりますと、住民生活や地方経済にも大きな影響を及ぼすことは必至でございます。真の地方分権の実現のためにも、基幹税によります早急な税源移譲や地方交付税の堅持と充実を今後も国に対して強く求めていきたいと存じます。議員各位の一層のご理解とご支援をお願い申し上げる次第であります。

 次に、安全で安心な地域社会づくりに向けての取り組みであります。これは、私ども地方行政に携わる者の大きな使命でございますが、とりわけ防災や水防活動の充実、健康被害などに対する危機管理体制、児童・生徒の安全対策などは最重要課題と確認して対応しているところであります。

 しかしながら、先週の6月1日に長崎県におきまして、全国の人々を震撼させる小学生による痛ましい殺人事件が発生いたしました。詳細につきましては現在捜査中でありますが、事件の内容を見るたびに、何か私どもの日常生活の中に反省を求められるようなこともさまざまに脳裏をかすめるわけでございます。こうした中で、背景と原因についてしっかりと解明し、事件の再発防止に努めなければならないと強く感じるところであります。

 特に今回の事件で、インターネットによるコミュニケーションが子どもたちの感情に大きな影響を与えたようであります。毎日同じ教室の中で学習している者同士が一方でお互いの顔や様子を見ることなくインターネットで感情をぶつけ合うという奇妙な状況が想像されるわけでありますが、今回の事件にかかわらず、インターネットという生活の利便性を大いに高める媒体が、一方でさまざまな危険性をつくり出しているということを反省しなければならないと感じたところであります。

 次に、健康被害などに対する対策でありますが、SARSの問題をはじめ鳥インフルエンザ対策など、今日まで当市といたしましても、迅速かつ可能な限り適切な対応に努めてまいったところであります。

 幸いにいたしまして、当市におきましては本日まで発症事例はございませんで、今後も引き続き危機管理体制の充実強化、また迅速な対応に努めてまいりたいと存じます。

 現在は全国的な蔓延で大変な課題になっておりますコイヘルペスにつきましては、人体に関する影響はないと現在のところ判定をされておりますが、漁業関係の皆さんには大変な被害をこうむっておるわけでありまして、ただいまの対策といたしましては、蔓延防止のための移動禁止措置などに限られるわけでありまして、こうした事態が一日も早く終息しますよう本市といたしましても努めてまいりたいと思います。

 なお、連日にわたって西の湖等で死んだコイの回収にご尽力をいただいております漁業関係者の皆さんに対しまして、心から感謝を申し上げる次第であります。

 これから梅雨の季節を迎えまして、河川のはんらんなどが心配されるわけでありますが、去る5月31日に水防協議会を開催いたしまして、水防計画等につきましてご審議をいただいたところであります。これらの計画に基づきまして、万全の体制で臨んでまいりたいと存じますので、市の消防団をはじめ自治会や関係機関の皆さんにおかれましてはご支援、ご協力のほどよろしくお願いを申し上げます。

 次に、風景づくり条例についてご報告をさせていただきます。

 新聞報道でもご存じのとおり、毎日新聞社のご主催によりまして毎日・ウイークイン近江八幡が「風景づくりとまちづくり」というテーマで5月22日から月末の30日の間に開催されまして、期間中に写真展、絵画展などを通して、近江八幡の美しい風景やまち並みを全国にPRしていただきました。特に最終日の5月30日には市と毎日新聞社の共催によりまして、風景づくりシンポジウムを近江兄弟社の講堂をお借りいたしまして開催いたしました。当日は約200名の方にお集まりをいただきまして、MBSラジオのパーソナリティーの馬場章夫さんの講演の後、本市の風景条例について懇話会の座長を努めておられます西川幸治県立大学の学長さんをはじめ、4名のパネリストの皆さんに、当市の風景づくりについて熱く語り合っていただいたところでございました。

 思いますに、戦後の日本は物の不足を取り返すことに一生懸命になり過ぎまして、建築につきましても頑丈なもの、あるいは耐用年数が高いものであろうか、あるいは一見近代的なものというふうなことで、これまでの伝統的な木造を壊しまして、鉄筋コンクリートに移行するということがあたかも近代化のごとく受け取りまして、そういった中で日本の古来の、あるいはまた日々の生活文化まで失い、また同時に誇りも失ってきたんではないかと感じるところであります。

 また、その間にさまざまな形で、特に都市部において多くの建物が建てられましたが、それぞれが自己主張というものをするばかりで、伝統的なもの、あるいは系統的なもの、あるいはまたこれまでに培ってきた中から誕生してきた文化を伝えるものがまことに少なくなってしまったと。気がついたときには、あの第二次世界大戦で失った建物の数よりも、戦後にみずから壊した建物の数の方が多かったといった笑うに笑えないというのに気がついたのが昭和50年ごろでございました。機能性や利便性を重視する余り、ほとんどのものが文化の薫りすら感じられないようなものばかりになってきております。

 平成13年12月に制定されました文化芸術振興基本法でやっと公共の建物等の建築に当たっては、その外観等について周囲の自然的環境、地域の歴史及び文化との調和を保つように努めるということが定められましたが、範を垂れるべき私どもが担当しております公共の建物が後世に残していくに足らないというんでしょうか、簡単に言いますと、あと50年したときに保存運動が起こるか否やと考えますと、まことに物寂しい限りであります。

 日本の伝統や歴史を代表する京都ですら、歴史を深く刻む町家が相続税、あるいはまた準防火地域等々の法律に阻まれまして、無味乾燥な細長い鉛筆ビルに変わっていくということなど、大変な事態であります。

 もちろん法律の問題もあるでしょうが、京都の中心市街地で見られますまち並みの崩壊は目を覆うばかりであります。最近になってやっと民間の努力で、貴重な町家を残すためのNPO活動等が活発化してきたようであります。

 他市を思うばかりでなく、こうした伝統的で文化的な価値を有する建物や豊かな自然環境がそのまちの風景を形づくっているわけでありますが、本市におきましても自然に多くの先人たちが長い時間をかけて熟成というんでしょうか、織りなした人々の生活や心に深く息づく風景を守り、はぐくみ、また次の世代へと引き継いでいただきたいと存ずる次第であります。

 魅力ある風景を守り、伝え、またはぐくんでいくためには、そこに住んでいる人たちの意識が大変大事であります。近江八幡を愛する心をはぐくんでまちの文化を高めていくこと、またそれには行政また企業という事業者等々がそれぞれに協力し合って進めていかなければならないと、このように考えまして、現在懇話会、またワーキンググループの皆さんによりまして条例案を検討していただいておるところであります。これは国の条例案との相関がありますので、しばらく時間を要するものと考えております。

 さて、本日提案いたします案件は、専決処分1件、条例案件9件、人事案件4件であります。以上、14件につきまして慎重なるご審議をいただきまして、ご承認、ご可決賜りますようお願い申し上げまして、開会に際してのあいさつにかえさせていただきます。

 引き続きまして、本日提案いたします議案についてご説明申し上げます。

 議第57号専決処分の承認を求めることについてのうち、平成16年度近江八幡市と畜場特別会計補正予算(第1号)につきましては、滋賀県と財団法人滋賀食肉公社が準備を進めております新食肉流通施設が完成するまでの間、現在のと畜場を維持管理しなければなりません。平成15年度と畜場特別会計の歳入歳出が確定いたしまして、13万1,000円の不足を生じましたので、平成16年度予算におきまして県支出金を財源にいたしまして、繰上充用金を同額追加いたしまして、歳入歳出の予算総額を6,513万1,000円とさせていただいたものであります。

 次に、平成16年度近江八幡市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成15年度の老人保健事業特別会計の歳入歳出が確定し、4,766万2,000円不足が生じましたので、平成16年度予算におきまして支払基金交付金、国庫支出金、県支出金を財源に繰上充用金に4,760万5,000円、支払基金交付金への事務費の償還金として5万7,000円を追加し、歳入歳出の予算総額を48億4,766万2,000円とさせていただいたものであります。

 これらの2会計とも地方自治法第179条第1項の規定に基づき、平成16年5月27日に専決処分をさせていただいたものであります。

 続きまして、条例関係についてご説明を申し上げます。

 議第58号近江八幡市情報公開条例の一部を改正する条例の制定につきましては、病院事業に地方公営企業法の全部を適用し、事業管理者が設置されましたことに伴いまして、情報公開条例の対象となります実施機関に病院事業管理者を加えたく提案するものであります。

 議第59号近江八幡市印鑑条例の一部を改正する条例の制定につきましては、印鑑登録を行う際の本人の確認をより厳格化するため、国の印鑑登録証明事務処理要領の改正にあわせまして、所要の改正を行いたく提案をするものであります。

 議第60号近江八幡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、国家公務員の初任給、昇給、昇格等の基準を定める人事院規則の改正に合わせ、本市におきましても職員の退職手当について、退職時の特別昇給等の制度を廃止したく提案するものであります。

 次に、議第61号固定資産税の不均一課税条例の一部を改正する条例の制定につきましては、近畿圏の近郊整備区域及び都市開発区域の整備及び開発に関する法律施行令等の一部改正に伴いまして、本市におきましても適用対象となる工業生産施設の取得価額の要件を8億円を超える額から9億円を超える額に引き上げる改正を行いたく提案をするものであります。

 議第62号近江八幡市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償の基準を定める政令が一部改正されましたことに伴いまして、本市におきましても休業補償等の額の基礎となる補償基礎額及び介護補償の額の改正を行うものであります。

 次に、議第63号近江八幡市社会福祉法人助成条例の一部を改正する条例の制定につきましては、東近江地域の在宅重度障害者通所生活訓練援助事業にかかわります施設が蒲生町に移設され、運営主体が新たに創設されます社会福祉法人となりますことから、この法人に対しましても助成を行いたく提案するものであります。

 議第64号近江八幡市立診療所の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、市民病院の地方公営企業法の全部適用に伴います市病院事業使用料及び手数料の条例の施行に伴いまして、あわせまして診療所において徴収いたします使用料及び手数料の規定の整備を行いたく提案するものであります。

 議第65号近江八幡市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令の一部を改正する政令の施行に伴いまして、本市におきましても消防団員の退職報償金の支給額の引き上げを行いたく提案するものであります。

 次に、議第66号近江八幡市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定につきましては、非常勤消防団員等に係る損害賠償の基準を定める政令の一部を改正する政令の施行に伴いまして、本市におきましても消防団員に係ります補償基礎額等の改正を行いたく提案するものであります。

 議第67号から議第69号につきましては、財産区管理委員の選任につき同意を求めることについてであります。小船木財産区、森尻財産区及び南津田財産区の管理委員の任期満了に伴いまして財産区管理委員を選任することにつきまして同意を求めるものであります。

 議第70号財産区管理委員の選任につき同意を求めることにつきましては、千僧供財産区管理委員の辞任に伴いまして、委員の補充選任をすることにつきまして同意を求めるものであります。

 以上、14議案につきましてご審議をいただき、ご可決賜りますようよろしくお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。ありがとうございました。



○議長(井上栄一郎君) 以上で提案理由の説明を終わりました。

 以上をもって本日の日程は全部終了しました。

 あす8日から14日までは議案熟読のため休会とし、15日定刻に再開し、今議会は代表質問を行わないと決定していただいておりますので、個人質問を行います。

 発言予定者は発言通告書に発言内容を詳細かつ具体的に記入の上、10日午前中に事務局へ提出をお願いいたします。

 本日はこれをもちまして散会します。

 ご苦労さまでした。

               午前10時18分 散会

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 会議規則第81条の規定により下記に署名する。

  平成16年6月7日



      近江八幡市議会議長

           井 上 栄一郎



      署 名 議 員

           深 井 博 正



      署 名 議 員

           川 崎 益 弘



      署 名 議 員

           中 村   巧