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滋賀県 長浜市

平成28年第1回定例会 03月03日−01号




平成28年第1回定例会 − 03月03日−01号







平成28年第1回定例会



          平成28年長浜市議会第1回定例会会議録

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平成28年3月3日(木曜日)

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議事日程

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 会期の決定

 日程第3 諸般の報告

 日程第4 議案第5号 平成28年度長浜市一般会計予算

      議案第6号 平成28年度長浜市国民健康保険特別会計予算

      議案第7号 平成28年度長浜市国民健康保険特別会計(直診勘定)予算

      議案第8号 平成28年度長浜市後期高齢者医療保険特別会計予算

      議案第9号 平成28年度長浜市介護保険特別会計予算

      議案第10号 平成28年度長浜市休日急患診療所特別会計予算

      議案第11号 平成28年度長浜市公共下水道事業特別会計予算

      議案第12号 平成28年度長浜市農業集落排水事業特別会計予算

      議案第13号 平成28年度長浜市簡易水道事業特別会計予算

      議案第14号 平成28年度長浜市病院事業会計予算

      議案第15号 平成28年度長浜市老人保健施設事業会計予算

      議案第16号 平成27年度長浜市一般会計補正予算(第7号)

      議案第17号 平成27年度長浜市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

      議案第18号 平成27年度長浜市診療所特別会計補正予算(第1号)

      議案第19号 平成27年度長浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)

      議案第20号 長浜市行政不服審査法施行条例の制定について

      議案第21号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

      議案第22号 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

      議案第23号 長浜市公共施設等整備基金条例の制定について

      議案第24号 スポーツ及び文化に係る事務の管理及び執行に関する条例の制定について

      議案第25号 長浜市市民活動センター条例の制定について

      議案第26号 長浜市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について

      議案第27号 長浜市事務分掌条例の一部改正について

      議案第28号 長浜市職員定数条例の一部改正について

      議案第29号 長浜市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について

      議案第30号 長浜市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について

      議案第31号 長浜市手数料条例の一部改正について

      議案第32号 長浜市国民健康保険条例の一部改正について

      議案第33号 長浜市介護保険条例等の一部改正について

      議案第34号 長浜市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について

      議案第35号 長浜市山間へき地医療体制強化基金条例の一部改正について

      議案第36号 長浜市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について

      議案第37号 長浜市指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例の一部改正について

      議案第38号 長浜市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について

      議案第39号 長浜市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について

      議案第40号 長浜市番号法に基づく個人番号の利用等に関する条例の一部改正について

      議案第41号 冨田人形会館条例の廃止について

      議案第42号 長浜市特別養護老人ホーム等管理運営基金条例の廃止について

      議案第43号 長浜市過疎地域自立促進計画の策定について

      議案第44号 きのもと交遊館の指定管理者の指定について

      議案第45号 虎姫時遊館の指定管理者の指定について

      議案第46号 余呉文化ホール等の指定管理者の指定について

      議案第47号 財産の譲渡について

      議案第48号 財産の譲渡について

      議案第49号 財産の貸付けについて

      諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて

      市長提案説明

 日程第5 意見書案第1号 滋賀国体「水球競技」の長浜市開催を可能とする「多目的温水プール」の新設を求める意見書

      議員提案説明

      質疑、討論

      採決

 日程第6 委員会提出議案第1号 長浜市議会会議規則の一部を改正する規則

      委員長提案説明

      質疑、討論

      採決

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本日の会議に付した事件

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 会期の決定

 日程第3 諸般の報告

 日程第4 議案第5号 平成28年度長浜市一般会計予算

      議案第6号 平成28年度長浜市国民健康保険特別会計予算

      議案第7号 平成28年度長浜市国民健康保険特別会計(直診勘定)予算

      議案第8号 平成28年度長浜市後期高齢者医療保険特別会計予算

      議案第9号 平成28年度長浜市介護保険特別会計予算

      議案第10号 平成28年度長浜市休日急患診療所特別会計予算

      議案第11号 平成28年度長浜市公共下水道事業特別会計予算

      議案第12号 平成28年度長浜市農業集落排水事業特別会計予算

      議案第13号 平成28年度長浜市簡易水道事業特別会計予算

      議案第14号 平成28年度長浜市病院事業会計予算

      議案第15号 平成28年度長浜市老人保健施設事業会計予算

      議案第16号 平成27年度長浜市一般会計補正予算(第7号)

      議案第17号 平成27年度長浜市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

      議案第18号 平成27年度長浜市診療所特別会計補正予算(第1号)

      議案第19号 平成27年度長浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第3号)

      議案第20号 長浜市行政不服審査法施行条例の制定について

      議案第21号 行政不服審査法の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

      議案第22号 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

      議案第23号 長浜市公共施設等整備基金条例の制定について

      議案第24号 スポーツ及び文化に係る事務の管理及び執行に関する条例の制定について

      議案第25号 長浜市市民活動センター条例の制定について

      議案第26号 長浜市消費生活センターの組織及び運営等に関する条例の制定について

      議案第27号 長浜市事務分掌条例の一部改正について

      議案第28号 長浜市職員定数条例の一部改正について

      議案第29号 長浜市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について

      議案第30号 長浜市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について

      議案第31号 長浜市手数料条例の一部改正について

      議案第32号 長浜市国民健康保険条例の一部改正について

      議案第33号 長浜市介護保険条例等の一部改正について

      議案第34号 長浜市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について

      議案第35号 長浜市山間へき地医療体制強化基金条例の一部改正について

      議案第36号 長浜市過疎地域における固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について

      議案第37号 長浜市指定地域密着型サービス事業者等の指定に関する基準を定める条例の一部改正について

      議案第38号 長浜市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について

      議案第39号 長浜市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について

      議案第40号 長浜市番号法に基づく個人番号の利用等に関する条例の一部改正について

      議案第41号 冨田人形会館条例の廃止について

      議案第42号 長浜市特別養護老人ホーム等管理運営基金条例の廃止について

      議案第43号 長浜市過疎地域自立促進計画の策定について

      議案第44号 きのもと交遊館の指定管理者の指定について

      議案第45号 虎姫時遊館の指定管理者の指定について

      議案第46号 余呉文化ホール等の指定管理者の指定について

      議案第47号 財産の譲渡について

      議案第48号 財産の譲渡について

      議案第49号 財産の貸付けについて

      諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて

      市長提案説明

 日程第5 意見書案第1号 滋賀国体「水球競技」の長浜市開催を可能とする「多目的温水プール」の新設を求める意見書

      議員提案説明

      質疑、討論

      採決

 日程第6 委員会提出議案第1号 長浜市議会会議規則の一部を改正する規則

      委員長提案説明

      質疑、討論

      採決

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応 招 議 員 ( 26名 )

出 席 議 員 ( 26名 )

  1番 佐 金 利 幸 君            2番 中 川   勇 君

  3番 山 崎 正 直 君            4番 草 野   豊 君

  5番 中 川 リョウ 君            6番 矢 守 昭 男 君

  7番 轟   保 幸 君            8番 西 邑 定 幸 君

  9番 浅 見 勝 也 君            10番 松 本 長 治 君

  11番 森 田 義 人 君            12番 石 田 節 子 さん

  13番 吉 田   豊 君            14番 中 嶌 康 雄 君

  15番 柴 田 光 男 君            16番 阪 本 重 光 君

  17番 藤 井   繁 君            18番 竹 本 直 隆 君

  19番 柴 田 清 行 君            20番 竹 内 達 夫 君

  21番 鬼 頭 明 男 君            22番 浅 見 信 夫 君

  23番 東   久 雄 君            24番 鋒 山 紀 子 さん

  25番 西 尾 孝 之 君            26番 押 谷 與茂嗣 君

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欠 席 議 員 ( 0名 )

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事務局出席職員氏名

 事務局長 中 井 正 彦 君         次長   細 川   顕 君

 副参事  大 塚 邦 生 君         主幹   内 藤 長 人 君

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説明のため出席した者の職氏名

 市長     藤 井 勇 治 君       副市長    大 塚 義 之 君

 総務部長   且 本 安 彦 君       総合政策部長 藤 原 久美子 さん

 市民協働部長 米 澤 辰 雄 君       市民生活部長 寺 村 治 彦 君

 健康福祉部長 川 崎 圭 司 君       産業経済部長 北 川 雅 英 君

 都市建設部長 今 井 克 美 君       北部振興局長 佃   光 広 君

 教育長    北 川 貢 造 君       教育部長   嶋 田 孝 次 君

 会計管理者  平 尾 真 弓 さん      長浜病院事務局長

                               柴 田 博 文 君

 湖北病院事務局長               防災危機管理監藤 本 茂 良 君

        西 川   昇 君

 財政課長   藤 居   敏 君       財政課副参事 西 川 琢 也 君

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    (午前10時00分 開会)



○議長(浅見勝也君) 皆さんおはようございます。

 定刻にご参集いただき、まことにありがとうございます。

 これより平成28年長浜市議会第1回定例会を開会いたします。

 直ちに本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(浅見勝也君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において西邑定幸議員、藤井 繁議員を指名いたします。

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△日程第2 会期の決定



○議長(浅見勝也君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。

 今期定例会につきましては、去る2月25日に開催されました議会運営委員会におきまして、既に配付いたしております会期予定表のとおりご協議をいただきました。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期につきましては、本日から3月24日までの22日間といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅見勝也君) ご異議なしと認めます。

 よって会期は本日から3月24日までの22日間と決しました。

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△日程第3 諸般の報告



○議長(浅見勝也君) 日程第3、事務局長から諸般の報告をいたします。

 議会事務局長。



◎事務局長(中井正彦君) ご報告申しあげます。

 まず、議案の送付についてでありますが、平成28年2月25日付、長財第145号で藤井勇治市長から浅見勝也議長宛てに今期定例会に提出するため議案45件の送付がありました。

 案件は、送付書記載のとおり、議案第5号 平成28年度長浜市一般会計予算外44件及び諮問第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。

 あわせて、予算に関する説明書及び地方自治法第180条の規定による市長の専決処分についての報告、長浜市債権管理条例第6条第3項の規定による長浜市債権管理計画及び平成28年度徴収計画の報告がそれぞれ提出されております。

 次に、同日付長病医第162号及び長病湖医第281号で平成28年度徴収計画について、野田秀樹病院事業管理者から浅見勝也議長宛てに報告が提出されております。

 次に、請願2件を受理しております。

 案件は、請願第1号 TPP(環太平洋連携協定)交渉に関する意見書の提出を求める請願外1件であります。

 次に、意見書案の送付についてご報告いたします。

 今期定例会に提出するため、平成28年2月23日付で意見書案1件の提出がありました。

 案件は、意見書案第1号 滋賀国体「水球競技」の長浜市開催を可能とする「多目的温水プール」の新設を求める意見書、提出者は柴田清行議員外4名であります。

 次に、今期定例会に提出するため平成28年3月3日付で柴田光男議会運営委員長から地方自治法第112条及び会議規則第14条第2項の規定により、議案1件の提出がありました。

 案件は、委員会提出議案第1号 長浜市議会会議規則の一部を改正する規則についてであります。

 これらの議案、諮問及び請願、意見書案並びに関係書類につきましては、先般その写しを議員の皆様方にお届けしております。

 最後に、監査委員から平成27年12月及び平成28年1月に実施されました定期監査報告書、同じく同月に実施されました例月現金出納検査報告書が地方自治法の定めにより提出され、議会事務局に保管いたしております。

 以上、報告を終わります。

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△日程第4 議案第5号から議案第49号までについて

      諮問第1号について

      市長提案説明



○議長(浅見勝也君) 日程第4、議案第5号から議案第49号まで及び諮問第1号についてを一括議題といたします。

 市長から提案理由の説明を求めます。

 市長。



◎市長(藤井勇治君) (登壇)本日、ここに平成28年長浜市議会第1回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはご健勝にてご参集を賜り、厚くお礼を申しあげます。

 それでは、平成28年度の予算をはじめとする諸案件の提案に当たり、新しい年度に向けた市政の運営に対する所信を申しあげたいと存じますので、議員各位をはじめ、広く市民の皆様方のご理解とご賛同をお願い申しあげる次第であります。

 さて、今年の秋にはいよいよ市民が待ち望んでおりました長い歴史の中で連綿として受け継がれてまいりました長浜曳山祭が国連の教育科学文化の機関でありますユネスコの無形文化遺産に登録される見込みでございます。このことは、滋賀県下で初めてであり、我がふるさとの大きな誇りであります。

 本市には、この曳山祭をはじめ、丹生茶わん祭、冨田人形、各地の太鼓踊りなど、地域の皆さんが大事に守り継いでいる伝統文化や祭事が数多くございます。

 私は、ぜひ大勢の皆さんにこれらにじかに触れていただきたく、またそのすばらしさを全国に紹介するため、我が長浜市で10月29日、30日の2日間にわたり、国内外の芸能団体約30団体が集まって高円宮妃殿下が名誉総裁となっておられます地域伝統芸能大会の全国大会「日本の祭りinながはま2016」を開催いたします。

 地域の皆さんや経済、観光、文化をはじめとする各関係機関、関係者の皆様のご協力を賜りながら、まさに官民一体のオール長浜体制でこの行事をぜひとも成功させ、これを契機に歴史文化を生かしたまちづくりをさらに推進し、地方創生への機運を高めることによって、我が市から我が国の地方創生への大きなうねりとなるよう強い決意を持って力強い一歩を踏み出してまいります。

 さらに、政府においても地方創生と一億総活躍社会の実現に重点を置き、我が国が将来に向けて直面する人口の急減、超高齢化という課題に取り組むべく、さまざまな動きが始まっております。今国会の安倍首相の施政方針演説においても地方創生への挑戦、一億総活躍社会への挑戦が織り込まれ、新年度以降、ますます加速化する状況であります。

 私はこれまで私の信条として政治は夢の実現であることと、議論を積み重ね、結論を出す政治をかたく持ち、強い使命感を持って未来に希望が持てる12万都市長浜市をつくるためにオープンで開かれたクリーンな市政、公平・平等で格差のない公平な市政、常に市民目線に立ち市民参加の市政、これを提唱し、市民の皆さんと一緒になって汗をかき、私のマニフェストに掲げます8策の視点をもとに66項目の施策を継続的に取り組み、ほぼ全ての項目に着手し、今年度においては地方創生先行型交付金や地方創生加速化交付金を最大限活用し、各施策を順調に展開してまいりました。

 今後の市政運営におきましても、こうした国の動きにスピード感を持って呼応し、長浜市まち・ひと・しごと創生総合戦略をもとに持続可能な地域社会の実現に向け各施策を推進し、雇用の創出と地域経済の活性化、定住・交流人口の獲得、少子化対策、都市の魅力創出をさらに加速化し、市民の皆さんとともに着実な市政を推進してまいります。

 私も長浜市政を預かり2期目2年が経過し、折り返し地点となりました。私は常々、継続は未来への力であると申しあげております。価値観が多様化する中、この長浜市が若者や子育て世代に選ばれるまちとなるために、また高齢化社会は進みますが、健康寿命日本一のまちを目指し、切れ目のない総合的な施策を展開し、誰もがいつまでもいきいきと安心して過ごせるよう、これからも夢と希望が叶い、誇れるまち長浜の実現に向け、地方創生事業などの各施策においても私も強い信念のもと先頭に立って指導力を発揮し、職員とともに総力で取り組み、全力を尽くしてまいります。

 今後も市政の発展のため市民の皆さんとの対話と、議員各位と真摯な議論を積み重ねてまいる所存でございますので、市民の皆様、議員各位の絶大なるご支援をお願い申しあげて私の所信とさせていただきます。

 次に、平成28年度予算につきまして、その概要をご説明申しあげます。

 先月25日に内閣府が発表いたしました月例経済報告によりますと、我が国経済の基調判断を、景気はこのところ一部に弱さも見られるが穏やかな回復基調が続いているとしておりますが、日本銀行のマイナス金利政策の導入による影響など地方経済を取り巻く状況はいまだ不確定な要素もあり、その動向については今後注視していく必要があります。

 一方、本市の財政状況についてでありますが、基幹収入である市税は、個人市民税については給与所得の増加により増収が見込まれるものの、法人市民税については、税制改正の影響により減収を見込んでおり、全体の傾向としては人口減少により長期縮小傾向が続くと予測されます。その見通しは依然として厳しい状況にあります。

 また、歳出においても、少子高齢化の進展による社会保障の関係経費の増加が著しく、今後の財政運営は極めて厳しい局面になっております。

 このような状況の中、政府においては、昨年度策定された経済・財政再生計画に基づき、経済再生と財政健全化の両立を実現し、国の構造的な問題である少子高齢化に真正面から挑み、希望を生み出す強い経済、夢をつむぐ子育て支援、安心につながる社会保障の新・三本の矢の実現を目的とする一億総活躍社会の実現に向けて全力を挙げるという基本方針のもとに政府予算が編成され、とりわけ必要性、緊急性の高い施策については一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策として平成27年度補正予算として措置がされ、実施されたところであります。

 また、地方財政対策につきましては、重点課題対応として高齢者支援や自治体情報システム改革に取り組むために必要な経費が新たに盛り込まれたほか、引き続き地方公共団体が自主性、主体性を最大限に発揮して地方創生に取り組むための、まち・ひと・しごと創生事業費も盛り込まれ、地方一般財源の総額は前年度を上回る額が確保されたところであります。

 私は、今回の予算編成に当たりまして、本市の喫緊の課題であります人口減少対策及び地域経済の活力回復について、さきの臨時会でご議決を賜りました補正予算とあわせて、長浜市まち・ひと・しごと創生総合戦略を早期に実現する14カ月予算として、合併7年目、私の2期目の折り返しの年であることを念頭に、市民の誰もが活き活きと輝ける選ばれるまち・活躍できるまちの実現に向けて力強い一歩を踏み出す決意を込めた予算編成をしたところであります。

 予算総額につきましては、一般会計においては511億4,000万円としまして、平成27年度比0.4%の減、全会計では1,046億円余りとしまして、同じく平成27年度との対比で2.4%減ということになります。

 防災行政無線整備などの投資的事業費が減少しましたことから予算規模は縮小となりましたが、私がマニフェストに掲げております結婚、妊娠、子育てなど市民が暮らしやすい施策を中心として、これを着実に推進する予算や長浜市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づく施策の推進に係る予算については積極的に確保をいたしました。

 それでは、地方創生推進事業をはじめとする重点的に取り組む事業など、主要な施策について基本構想の実現に向けて設定しておりますので、六つの中期的計画推進テーマに基づき、順次ご説明を申しあげます。

 初めに、定住・交流人口の獲得を目指した取り組みについてであります。

 28年度は、本市の強みである他の自治体がまねのできない歴史・文化に重きを置き、我が国の文化芸術の中心であります東京上野に設置をいたします歴史・文化情報発信拠点を中心とした首都圏における恒常的な情報発信や7月に予定しております東京藝術大学美術館での東京観音展の開催、またNHK大河ドラマ「真田丸」の放映にあわせた観光誘客を行い、戦国の聖地・長浜、観音の里・長浜として都市のブランド力のさらなる周知向上を図ってまいります。

 次に、移住定住の取り組みについてであります。

 本市においても人口減少の対策は喫緊の課題であり、長浜市まち・ひと・しごと創生総合戦略においても重点施策として位置づけております。

 移住定住に関連した団体と連携した協議会の設置を行い、市全域を網羅するワンストップ型の総合窓口を新たに設置するなど受け入れ窓口の整備を行うとともに、あわせて首都圏において地元企業と連携し、就職面接及び移住相談などの地元就業支援フェアを開催し、就労と暮らしの両面から本市の魅力を伝え、定住及び就労の促進を図ってまいるほか、市内転入者による定住住宅改修や起業に対する支援制度を創設し、積極的に移住定住の施策を推進してまいります。

 また、私は人口減少対策の鍵は若者であると考えております。若者が活躍するまちは活力あるまち・魅力あるまちであります。

 この若者を中心とした魅力あるひとの育成と活動の支援として、本市を題材とした写真や座談会を通じて地域を元気にする人材の発掘・育成、民間事業者とのタイアップによる都市圏での情報発信や若者による文化芸術を生かした新たなまちづくりとして長浜ユース文化芸術祭や長浜ものがたり大賞の開催など、本市の新たな魅力の創出及び発信をあわせて行ってまいります。

 これら移住定住受け入れ窓口の整備、都会から長浜への就労・創業支援、定住住宅改修への支援や都会の若者の関心を惹起するプロモーションを通じて本市への移住定住の促進を図ってまいります。

 第2に、少子化対策の推進とオール長浜で進める教育・人材育成についてであります。

 本市においても加速化する少子化への対策は急務であり、危機感とスピード感を持って横断的かつ総合的な取り組みを着実に実施するため、私が本部長となり、長浜市子ども子育て支援・少子化対策推進本部を設置し、取り組んでおります。

 子どもは我が市、我が国の未来への礎であり、未来を築き、社会を担う宝であります。長浜市子ども・子育て支援事業計画の基本理念である、子どもが輝き、未来を見つめ、地域で育む明るい長浜のもと、子どもたちが自分らしくいきいきと笑顔で健やかに成長できるようにとの思いを込め、子どもの健全な心身の成長に不可欠である小学校給食費の2学期からの完全無料化の実施をいたします。この施策は、全国でも12万都市以上では例がなく、滋賀県下では初めてであります。

 さらに、幼稚園・保育所保育料についても、これまでの年齢条件を撤廃し、所得に関係なく全ての第2子以降の児童を半額、第3子以降を無償とするなど、子育て世帯の経済的負担を大幅に軽減し、地域、さらには社会全体で子育て家庭を優しく見守り、応援する取り組みを強く進めてまいります。

 子どもたちを心身ともに健康な大人に育て上げることは、保護者だけでなく市民全体の責務であります。

 私は、この学校給食の完全無料化を通じて、長浜こどものちかい、長浜子育て憲章の理念とする子育ての施策として、子どもたちが感謝の気持ちと市民全体で支え合う協働の仕組みを学び、理解することが必ず将来の長浜市を担う人材の育成に寄与するものであると強く信じております。

 また、安心して子どもを生み育てられる環境づくりと女性が働きやすく社会で活躍できる環境づくりを推進するため、妊娠初期からの専門職による相談体制の整備、産後の心身のケアや育児サポートの支援、市内で産後ケア事業を実施する事業者への支援を行うとともに、病児・病後児保育についても市内に病児保育施設を整備及び運営いただく事業者への支援を新たに行うことで包括的な切れ目のない環境整備に努めてまいります。

 また、子育て世帯のライフスタイルの多様化や就労ニーズの高まりにより、保育所へ入所を希望される児童は年々増加しており、本市における待機児童も増えております。民間保育所の整備を支援するなど、保護者の皆さんが安心して就労いただけるよう待機児童の解消を図ってまいります。

 さらに、放課後児童クラブの待機児童解消に向けた取り組みとして、引き続き開設場所の確保に努めるとともに、民間施設の受け入れ体制整備のため運営及び施設整備への支援を行うほか、自治会等の施設を利用し、児童の居場所づくりを実施いただく団体に対しても新たに支援を行い、放課後における児童の健全な育成を図るとともに、子育て世帯が仕事と子育ての両立を図ることができるよう環境整備を進めてまいります。

 次に、教育についてであります。

 私は、教育の充実は市政の最重要の柱といたしております。

 長浜市教育振興基本計画の基本方針である、つながりあい、学びあい、豊かに生きる人づくりをめざすながはまの実現と、長浜こどものちかい、長浜子育て憲章が目指す子ども像を実現するために、引き続き乳幼児期における就学前教育の充実をはじめ、学びの基盤形成となる学び続ける意欲の向上、身につけるべき学習態度の確立、基礎基本の定着を旨とする低学年段階でのさらに踏み込んだきめ細やかな指導の徹底を図るために小学校低学年における指導員の重点配置や、さらなる子どもの読書活動の推進を図るために学校図書館の司書の増員配置についても新たな予算措置を講じたところであります。

 教育環境の整備として、全小中学校のトイレの洋式化に向けて、引き続き順次改修工事を進めてまいるほか、北部地域の学校給食の拠点センターとなります(仮称)長浜北部学校給食センターについて公設民営方式で平成30年秋の運用開始を目指し、実施設計に着手するなど、教育環境の向上に向け、積極的に推進してまいります。

 また、私と教育長がさらに連携を強化し、将来の本市における学校、教育のあり方について議論を重ね、郷土を愛する心が育まれ、未来に羽ばたく子どもたちの健やかな育成に努めてまいります。

 さらには、平成32年開催の東京オリンピック・パラリンピックや平成36年開催予定の滋賀国体を見据え、引き続きジュニアアスリートの育成に取り組むほか、子どもたちの夢と希望、意欲と向上を養い、生涯スポーツの礎とするため、ながはまスポーツ夢プロジェクト事業として著名なアスリートを招聘し、講演やスポーツ教室の開催、さらには北部地域のスポーツ拠点施設として国体の柔道競技場会場の候補となっております北部地域総合体育館整備に向け、基本計画設計業務に着手するなど、スポーツの夢を実現できる環境を整えてまいります。

 第3は、災害に強い地域づくりと安全対策の強化についてであります。

 地震、台風をはじめ、近年頻発しているゲリラ豪雨や土砂災害などのあらゆる自然災害から市民を守り、市民生活の安全性を確保するためには防災体制の確立が必要不可欠であります。

 自助・共助・公助が密接に連携をとり、進めていくことが肝要であり、地域住民の皆さんが参加して地域の状況や特性に応じた防災マップ、避難計画の作成や災害図上訓練の実施、さらに自主防災組織などへの防災活動、資機材支援を通じて、災害に強い地域づくりを推進してまいります。

 避難所の整備につきましては、指定避難所となります小中学校に防災倉庫を整備し、引き続き避難所開設時に必要な資機材の備蓄を進めてまいります。

 また、地震被害想定等を踏まえた防災関係機関による実動訓練等もあわせた総合防災訓練を10月に、原子力災害時の住民の避難行動と関係機関との連携を確認するための原子力防災訓練を11月に実施し、市民の防災意識の向上と関係機関との連携を強化し、防災体制の強化に努めてまいります。

 今後も市民の皆様や関係機関との連携を図りながら、地域防災力の向上と災害に強い安全・安心なまちづくりに取り組んでまいります。

 地域での防犯力向上を図るため、市と自治会とでそれぞれ防犯灯のLED化を進めておりますが、自治会への支援を拡充し、犯罪防止環境づくりの取り組みをさらに推進してまいります。

 また、冬期における市道の除排雪について、自治会をはじめ地域住民の皆様や委託業者の方々のご協力を賜りながら合併前の水準基準を維持しつつ、地域の実情に応じた除雪を現在行っております。

 今後は雪寒事業のあり方について検討を進め、より効果的、効率的な除雪体制の整備を行い、冬期における毎日の市民生活をしっかりと守るため、万全を期してまいります。

 また、本市の市道総延長の約3割は狭隘な道路となっておりますことから、日常生活の利便性の向上、安全・安心で良好な住環境の確保や防災機能の強化の観点から新たに支援制度を設け、解消に向けて取り組んでまいります。

 第4は、市民の暮らしを守り、安心して生活できる地域社会についてであります。

 持続可能な都市経営と地方創生を実現していくためには、市民自治基本条例の精神にのっとり、市民協働によるまちづくりの施策の推進が急務であります。

 現在、市内24の地域で設立されました地域づくり協議会において、日ごろより地域の皆さんの力で地域課題の解決に取り組んでいただいており、今後のより活発な活動を期待いたしまして、地域づくり協議会に国の集落支援員制度を活用した地域活力プランナーの配置を行うことや、また地域づくり活動に熱心に取り組んでいただいている地域にお応えするため、モデル地区においては、より柔軟に効果的な地域活動をいただけるよう支援を行ってまいります。

 さらに、市民活動の支援や交流の拠点となる市民活動センターを市役所本庁舎ときのもと交遊館に開設し、身近な地域課題を解決できる人材の育成を主眼とし、市民活動を支援してまいります。

 全ての人が自分らしく自然で心豊かに生活を送ることができるよう「ともに支え、ともに暮らすやさしいまち長浜」の実現を目指すしょうがい福祉プランに基づき、しょうがいのある人が安心して地域で暮らすことができるよう、相談支援員を増員し、個々のニーズや特性を把握し、事業所等と連携しながら相談支援機能の強化を図ってまいります。

 高齢者施策につきましては、みんなで支えあい、いきいきと暮らせる、あたたかな長寿福祉のまちを基本理念に高齢者の社会参加、壮年期からの健康づくり、介護事業者の活動と連携し、高齢者が慣れ親しんだ身近な地域で気楽に交流しながら体力の維持に努め、趣味の発表や催し物、伝承講座などの活動ができる寄り合いの場所づくりなどの介護予防施策を推進し、健康寿命日本一のまちを目指し、憩いのあるまちづくりにつなげてまいります。

 介護保険事業につきましては、制度の改正によりまして介護予防・日常生活支援総合事業が創設され、来年4月までに全国の市町村において実施されます。

 本市は、県内に先駆けて総合事業を開始し、地域の実情に応じて高齢者の元気アップに結びつく支援体制を強化してまいります。

 さらに、これらの事業の実施にあわせて地域包括支援センターを本年4月からこれまでの2カ所から5カ所に増設し、各センターに社会福祉士をはじめとする専門職の配置を行い、今まで以上に機動性、利便性を高め、介護予防や介護サービスを一体的に実施してまいります。

 次に、地域医療の確保につきましては、市民の皆さんの健康と命を守るためにしっかり取り組んでまいります。

 病院事業につきましては、市立長浜病院において、外来受診時から入院、退院後の在宅、地域医療にスムーズにつなげるため、患者さんに寄り添える総合支援センターの整備を進めてまいります。湖北病院においては、院内に居宅介護支援事業所を開設し、北部地域の在宅医療の充実を図ってまいります。

 第5は、地域経済の活性化と持続可能な農林業の推進についてであります。

 雇用の創出及び地域経済の活性化は、人口減少対策と並ぶ本市の喫緊の課題の一つであります。

 このため、長浜市まち・ひと・しごと創生総合戦略、長浜市産業振興ビジョンに基づき、大都市圏に集中している企業の本社機能やリスク分散に向けたバックアップ施設の誘致を積極的に行うほか、国の認定を受けた創業支援事業計画に基づき、幅広い層を対象とした創業塾を開催し、市内での起業者を増やす取り組みや地域資源を活用した産業の創出を支援する取り組みを行ってまいります。

 先ほども移住定住の促進の中で述べましたとおり、首都圏において長浜への就労、移住相談を行い、市内転入者への起業に要する費用の支援を行うなど、新たな雇用の創出と地域経済の活力回復に向けた施策を着実に推進してまいります。

 さらに、今春プレオープンをいたします浅井三姉妹の郷を拠点とした周辺施設整備に支援を行い、来年3月に供用開始が予定されております小谷城スマートインターチェンジと連携し、これを核とした新しい活力あるまちづくりを具現化する施策を推進してまいります。

 また近年、本市を訪れていただいております外国人観光客は増加傾向にあり、東京オリンピック・パラリンピックの開催に向け、さらに増加が見込まれるところであります。

 インバウンド事業については、産学官金連携のもと、本市の魅力ある歴史や文化を海外に向け発信するとともに、国際観光都市の魅力を高めるため、市内の公共施設における無線LANの整備や店舗の免税機器の導入、さらには商店街の一括免税カウンターの運営支援など外国人観光客の受け入れ体制をしっかりと整え、さらなる外国人観光客の誘客を図り、地域経済の活性化につなげてまいります。

 農業振興につきましては、本市の農業の持続可能な発展を図るため、長浜市農業活性化プランに基づき、ひと、もの、交流・連携をキーワードとして6次産業の取り組みをはじめとする地産地消の取り組みを引き続き支援し、特産品化や高収益作物の実証栽培の取り組みへの支援により、農水産業者の所得向上と地域活性化を図ってまいります。

 さらに、雇用を創出し、市外からの新たな人の流れを生み出す取り組みといたしまして、小谷城スマートインターチェンジの周辺を核として、民間事業者と連携し、稲作に代わる持続可能な農林業の実現を目指す農業と林業、食とエネルギー、付加価値の高いアグリビジネスをテーマとする新たなビジネスモデルを確立する取り組みについても注力してまいります。

 また、中山間地域において、農業経営の継続と農地の保全管理が課題となっており、農作物の高付加価値化が図れる取り組みへの支援や新たな農業経営と担い手を創出する活動への支援を行い、農産物への有害鳥獣の被害を最小限に食い止めるため防護柵の整備に対する支援を行うなど、引き続き地域の皆さんとともにしっかりと取り組んでまいります。

 林業の振興につきましては、長浜市森づくり計画に基づき着実な事業実施を進めるとともに、林業に携わる人材の育成と地域の実情に応じた自伐型林業システムの構築に引き続き取り組み、地域の皆さんをはじめ、地域おこし協力隊、関係団体と連携しながら、林業、森林の活性化に努めてまいります。

 第6は、都市の成熟に向けた魅力あるまちづくりについてであります。

 第2期中心市街地活性化基本計画の中核事業となる長浜駅東地区市街地再開発事業については最終年となり、あわせて周辺都市計画道路の整備を行い、引き続き官民一体となって進めてまいります。

 また、元浜町13番街区市街地再開発事業についても事業実施に向けた支援を行い、長浜のにぎわい、顔となるまちづくりの取り組みを力強く推進してまいります。

 さらに、移転しました市役所の跡地に平成31年度の供用開始を目指し、市民活動や産業支援、文化、地域交流の機能を集約した多機能型の知の拠点となりますよう産業文化交流拠点整備に着手し、中心市街地活性化の推進を図ってまいります。

 また、地域の活性化や地域内外の交流人口の創出の実現につながる魅力あるまちづくりの取組としまして、一昨年に閉校となりました旧上草野小学校をリノベーションし、スポーツを中心とした健康維持や増進につながる取り組みについても支援を行ってまいります。

 次に、北部地域振興であります。

 初めに、丹生ダムの対策でございますが、先般丹生ダム対策委員会が近畿地方整備局へ意見書を提出されたところであります。今後は、国による検証手続が再開され、対応方針が決定されることになりますが、本市といたしましては、長年のご苦労が報われますよう、地元の皆さんに寄り添いながら関係行政機関との調整、協議に当たってまいります。

 また、北部地域の発展には、かつては北国街道の宿場町として栄えた木之本宿が活気を取り戻し、北部地域の中心として再び活気に満ちた地域となることが必要不可欠であります。まちなかの空き家や空き店舗の利活用に向けた積極的な情報発信を引き続き行うとともに、新たに策定いたしました木之本宿再生計画に基づき、歴史的な景観の保全や北国街道のまちなみを生かしたまちづくりの展開を行ってまいります。

 また、昨年委嘱いたしました地域おこし協力隊員6名が与えられたミッションを遂行すべく地域おこしの活動に使命感を持って取り組んでいただいております。引き続きこの活動を支援し、北部地域の活性化のため、自然、歴史、文化、イベントなど、北部の魅力や特性を積極的に市内外に情報発信するとともに、地域の活性化や定住人口の増加につながる取り組みを展開してまいります。

 最後に、本市の行財政運営についてであります。

 私は、市長就任後の7年目、来年度末までにこれまでの行政改革の積極的かつ確実な取り組みにより一般会計の市債残高の約2割、100億円の削減に成功し、健全財政を維持することに努めてまいります。

 28年度は、本市のまちづくりを推進する上で長期的な展望に立った目指すべき将来像を明らかにし、その実現に向けて総合的かつ計画的に行政を運営していく指針とするため、平成29年度から向こう10年間の基本構想と平成29年度及び30年度の2カ年の基本計画を定める本市の最上位の計画となります長浜市総合計画を策定いたします。

 また、社会情勢の変化や厳しい財政状況の中、公共サービスの質を確保し、市民満足度の維持や向上を図りつつ、将来にわたって持続可能な地域づくりを進めるため、民間活力のさらなる活用を総合的かつ計画的に推進していくための基本的な方向性を示した長浜市官民パートナーシップ推進基本方針を定めましたが、今後実施計画を策定し、より効果的、効率的な公共サービスの提供が行えるよう努めてまいります。

 さらに、公共施設の有効活用の推進を行うため、公共施設等総合管理計画に基づいた個別施設計画の策定についても市民の皆様のご意見も取り入れながら進めてまいります。

 また、地方公会計の整備については、固定資産台帳の整備を進めており、引き続き平成29年度からの制度運用を目指してシステムの改修を行うとともに、あわせて平成30年度からの地方公営企業会計の適用に向けても円滑な移行ができるよう準備を進めてまいります。

 また、市民の皆様に信頼される行政、長浜市役所へ向け、これまでの職員による不祥事を教訓とし、業務リスク管理体制の整備をすべく、既存のルールの理解と認識、その徹底を図るため、長浜市業務リスク管理基本方針を定め、内部統制をはじめとするコンプライアンスに関する取り組みを進めてきており、今年はさらに定着化が図れるよう進めてまいります。

 これらの取り組みによりまして、第3次長浜市行政改革大綱の目標であります生産性、地域力、経営力の向上で築く「協働でつくる輝きと風格のあるまち長浜」の実現に向け、合併効果が見える新たな行財政改革を議員各位のご協力を賜りながら市民の皆さんとともに着実に進め、健全財政の維持に努めてまいります。

 次に、その他の議案について、その概要をご説明申しあげます。

 議案第16号から議案第19号までは、平成27年度の補正予算です。

 一般会計では、総額2億1,700万円余りの減額補正を行うものであり、決算の見込みに合わせた予算整理を行うものと、追加事業による新たに予算措置を講じるものです。

 その主なものとしまして、地域農業の担い手確保や経営強化のための支援に要する経費など国の補正予算に基づき予算措置を講じるものや市の老朽化施設の解体に要する経費、旅行観光者の受け入れ体制整備に要する経費、基金への積み立てを措置したものです。

 また、事業の進捗状況を踏まえ、翌年度に予算を繰り越す必要がありますことから、繰越明許費を設定しております。

 また、債務負担行為の設定につきまして、指定管理料に伴うものを設定しております。

 特別会計につきましては、一般会計同様に決算見込みにあわせた整理を行いますとともに、国民健康保険特別会計は保険給付費の追加や基金への積み立てを行うもの、公共下水道事業特別会計は繰越明許費の設定を行うものです。

 次に、議案第20号から議案第42号までは条例の制定、廃止及び改正であります。

 議案第20号及び議案第21号は、行政不服審査法が全部改正されたことに伴い、本市において設置いたします附属機関に関する事項や審議手続などについて新たに設け、関連する条例についても所要の改正を行うものです。

 議案第22号は、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律の施行に伴い、関連する条例について所要の改正を行うものです。

 議案第23号は、本市や一部事務組合が所有する施設の老朽化対策のための財源を確保するために新たな公共施設等整備基金を設置するものです。

 議案第24号は、教育委員会が所掌するスポーツ及び文化に関する事務について責任体制の一元化及び意思決定のスピード化を図るため、市長がその事務を管理執行するものです。

 議案第25号は、市民活動の活性化を図り、市民協働のまちづくりを推進するため、市民活動を支援する長浜市市民活動センターを設置するものです。

 議案第26号は、消費者安全法が改正されたことに伴い、消費生活センターを設置するものです。

 議案第27号は、28年度の組織機構を整備するため、改正を行うものです。

 議案第28号は、28年度の組織機構の整備にあわせて本市職員の定数について調整を行うため、改正を行うものです。

 議案第29号は、地方公務員災害補償法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、公務災害の補償と他の年金との併給における調整率の改正を行うものです。

 議案第30号は、全ての特別職非常勤職員の報酬額について、依拠すべき支給単位及び報酬額の上限を定めるものです。

 議案第31号は、法改正などにより新たな認定制度が創設されることに伴い、認定申請に係る手数料を定めるものです。

 議案第32号は、国民健康保険制度における保険料負担の公平の確保及び中低所得者層の保険料負担の軽減を図るため、国民健康保険法施行令の改正により、保険料の賦課限度額の引き上げ及び軽減措置の拡大を行うものです。

 議案第33号は、平成28年度から介護予防・日常生活支援総合事業を実施すること及び番号法の施行に伴い、所要の改正を行うものです。

 議案第34号は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴い、公務災害の補償と他の年金との併給における調整率の改正を行うものです。

 議案第35号は、長浜市国民健康保険直営診療所事業の安定的運営を図るため条例を改正するとともに、長浜市診療所管理運営基金を廃止し、長浜市山間へき地医療体制強化基金に統合するものです。

 議案第36号は、過疎地域の固定資産税の課税免除期間を省令で定める期間の平成29年3月31日まで延長するものです。

 議案第37号から議案第39号までは、介護保険法の改正に伴い、通所介護のうち利用定員が厚生労働省令で定める数未満のものを地域密着型サービスに位置づけるとされたため、条例で基準を定めるものです。

 議案第40号は、個人情報の保護に関する法律及び行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が改正されることに伴い、所要の改正を行うものです。

 議案第41号は、冨田人形会館の今後の有効活用を検討するため、公の機能を廃止することに伴い、条例を廃止するものです。

 議案第42号は、特別養護老人ホーム伊香の里及び軽費老人ホームケアハウス伊香についての譲渡事業が完了したため、条例を廃止するものです。

 議案第43号から議案第49号までは、事件議案となります。

 議案第43号は、過疎地域自立促進特別措置法が改正され、平成32年度末までに期限が延長されたことに伴い、引き続き余呉地域における計画を定めるものであります。

 議案第44号から議案第46号までは、きのもと交遊館、虎姫時遊館及び余呉文化ホール等の指定管理者を指定することについて、議決をお願いするものであります。

 議案第47号は、自治会の自治会館の用に供するため、認可地縁団体である小足新町自治会に市有財産である建物を無償譲渡することについて、議決をお願いするものです。

 議案第48号は、村中墓地の経営許可を取得するため、認可地縁団体である相撲庭町自治会に市有財産である土地を無償譲渡することについて、議決をお願いするものであります。

 議案第49号は、旧上草野小学校施設の利活用について、地域の活性化や新たな交流人口の創出などを図るため、株式会社日本水泳振興会に市有財産である土地及び建物を無償貸し付けすることについて議決をお願いするものです。

 続いて、諮問第1号は、1名の現人権擁護委員の方が任期満了を迎えることになり、寺村茂子氏を新たに推薦するものです。

 寺村氏は、長きにわたり教職を務められ、人格、見識ともに高く、広く社会実情に通じ、人権擁護への深い理解をお持ちであり、人権擁護委員として適任であり、人権擁護委員法に基づく議会の意見をいただき、法務大臣に推薦したいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

 以上が本日ご提案申しあげました諸議案でありますが、何とぞ慎重なるご審議の上、ご議決を賜りますようよろしくお願いを申しあげます。ありがとうございました。

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△日程第5 意見書案第1号について

      議員提案説明

      質疑、討論

      採決



○議長(浅見勝也君) 日程第5、意見書案第1号についてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 柴田清行議員、登壇願います。

 柴田清行議員。



◆19番(柴田清行君) (登壇)提出議員を代表いたしまして、意見書案第1号を朗読いたしまして、提案説明とさせていただきます。

 意見書案第1号。

 滋賀国体「水球競技」の長浜市開催を可能とする「多目的温水プール」の新設を求める意見書。

 長浜市は2度の市町合併を経て、琵琶湖と同面積の市域を有する一定規模の都市として生まれ変わりました。今日、地方を取り巻く情勢は厳しく、国においても地方創生総合戦略を策定し、地域再生に向けて動き出し、当市においても、市民が安心して暮らせる自立した市政運営を進めていかなければなりません。

 人口減少、少子高齢化が進む中、湖北特有の人との縁、人との絆をより重視したまちづくりを目指す長浜市では、市民の健康維持と健康増進はもとより、スポーツ振興による心と身体の成長が、まちづくりの大きな財産になると期待しているところです。

 しかしながら、湖北圏域については県有スポーツ施設の相次ぐ廃止により充実した運動・健康増進施設がありません。

 一方、全国の地方自治体が積極的に整備を進めている施設に「温水プール」があります。ご存知の通り、「温水プール」には多面的な効用があり、超高齢社会での健康増進、身体障害者の機能回復、幼少期における水への親しみ、学校プールの補完等、オールシーズン利活用ができる「温水プール」の新設については、これまでも市民の方から強い要望と多くの署名を頂き、その実現に大きな期待を寄せてもらっていますが、今日に至っても実現の目途が立っていません。

 こうした中、滋賀県での国体開催が決定し、長浜市内では水球競技開催に向け、関係者が各方面に対して取り組んでいるところであります。昭和56年に開催された一巡目の滋賀国体では、市内の県立長浜商工高等学校(現県立長浜北星高等学校)が初優勝を果たし、その後今日に至るまでオリンピック選手の育成や多くの水球競技者を全国に輩出してきました。又、昨年開催のリオオリンピックのアジア大陸予選で日本がオリンピックの出場権を獲得しましたが、地元選手がその一員として出場したことは記憶に新しいところです。

 歴史ある経緯を踏まえた上で、また、滋賀県北部地域の振興策として、長浜市の熱い思いに応えていただきたく、つきましては、

 1、滋賀国体「水球競技」の長浜市での開催。

 2、県の施策による「水球競技」を可能とする多目的温水プールの新設。

 以上2点を強く要望します。

  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。

 平成28年3月3日

  滋賀県知事 宛



  長 浜 市 議 会 議 長

 議員各位の皆様のご賛同をよろしくお願い申しあげます。



○議長(浅見勝也君) ただいま提案のありました意見書案第1号に対する質疑を行います。

 質疑のある方は、発言通告書をご提出ください。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅見勝也君) 発言の通告がありませんので、質疑なしと認めます。

 これより討論に入ります。

 討論のある方は発言通告書をご提出ください。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅見勝也君) 発言の通告がありませんので、討論なしと認めます。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております意見書案第1号につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅見勝也君) ご異議なしと認めます。

 よって意見書案第1号につきましては、委員会付託を省略し、直ちに採決をすることに決しました。

 これより採決いたします。

 意見書案第1号 滋賀国体「水球競技」の長浜市開催を可能とする「多目的温水プール」の新設を求める意見書について、原案のとおり決することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅見勝也君) ご異議なしと認めます。

 よって意見書案第1号は可決されました。

 ただいま可決されました意見書案第1号につきましては、議長から関係機関へ提出をいたします。

 なお、意見書の中での字句等の整理を要するものにつきましては、議長に一任をお願いいたします。

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△日程第6 委員会提出議案第1号について

      委員長提案説明

      質疑、討論

      採決



○議長(浅見勝也君) 日程第6、委員会提出議案第1号についてを議題といたします。

 提出者から提案理由の説明を求めます。

 議会運営委員長 柴田光男議員、登壇願います。

 議会運営委員長。



◆議会運営委員長(柴田光男君) (登壇)提出委員会を代表いたしまして、委員会提出議案第1号 長浜市議会会議規則の一部を改正する規則について提案理由を説明いたします。

 長浜市議会会議規則の一部改正につきましては、近年の男女共同参画の状況に鑑み、長浜市議会においても男女共同参画を考慮した議会活動を促進するため、会議への欠席に関する規定の一部を改正するものであります。

 以上、議員各位のご賛同をよろしくお願い申しあげ、提案理由の説明といたします。



○議長(浅見勝也君) ただいま提案のありました委員会提出議案第1号に対する質疑を行います。

 質疑のある方は、発言通告書をご提出ください。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅見勝也君) 発言の通告がありませんので、質疑なしと認めます。

 これより討論に入ります。

 討論のある方は、発言通告書をご提出ください。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅見勝也君) 発言の通告がありませんので、討論なしと認めます。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております委員会提出議案第1号につきましては、会議規則第37条第2項の規定により委員会付託を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅見勝也君) ご異議なしと認めます。

 よって委員会提出議案第1号につきましては、委員会付託を省略し、直ちに採決することに決しました。

 これより採決いたします。

 委員会提出議案第1号 長浜市議会会議規則の一部を改正する規則について、原案のとおり決することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅見勝也君) ご異議なしと認めます。

 よって委員会提出議案第1号は可決されました。

 本日の日程はこれをもって全部終了いたしました。

 お諮りいたします。

 明3月4日から3月13日までの10日間は議案熟読のため休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(浅見勝也君) ご異議なしと認めます。

 よって明3月4日から3月13日までの10日間は休会とすることに決定いたしました。

 なお、発言通告書は内容を詳細かつ具体的に記入の上、3月7日月曜日正午までに議会事務局へご提出ください。

 本日はこれをもって散会いたします。

 皆様ご苦労さまでした。

    (午前11時04分 散会)







 会 議 録 署 名 議 員



  議 長   浅 見 勝 也



  議 員   西 邑 定 幸



  議 員   藤 井   繁