議事ロックス -地方議会議事録検索-


滋賀県 長浜市

平成27年第2回定例会 06月26日−05号




平成27年第2回定例会 − 06月26日−05号







平成27年第2回定例会



          平成27年長浜市議会第2回定例会会議録

────────────────────────────────────

平成27年6月26日(金曜日)

────────────────────────────────────

議事日程

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 継続審査中の意見書案第1号について

      総務教育常任委員長報告

      質疑、討論

      採決

 日程第3 議案第61号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決第1号)

      議案第62号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決第2号)

      議案第63号 平成27年度長浜市一般会計補正予算(第1号)

      議案第64号 長浜市税条例の一部改正について

      議案第65号 長浜市民スポーツ施設条例の一部改正について

      議案第66号 財産の取得について

      議案第67号 工事請負契約について

      議案第68号 工事請負契約について

      議案第69号 財産の譲渡について

      請願第1号 「安全保障関連法案」は、国民の合意を得る徹底した慎重審議を求める意見書に関する請願

      意見書案第4号 原発再稼働については国民的理解を充分に求める意見書

      意見書案第5号 高齢者をターゲットとする悪質な振り込め詐欺等の犯罪に対する罰則の強化及び犯罪予防啓発の強化を求める意見書

      意見書案第6号 農地転用許可権限の移譲に関連し「地域の農業の振興に関する地方公共団体の計画(27号計画)」の活用について地域事情を考慮した弾力的な運用措置及び農用地区域の除外要件見直しを求める意見書

      各常任委員長報告

      質疑、討論

      採決

 日程第4 農業委員会委員の推薦について

────────────────────────────────────

本日の会議に付した事件

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 継続審査中の意見書案第1号について

      総務教育常任委員長報告

      質疑、討論

      採決

 日程第3 議案第61号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決第1号)

      議案第62号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決第2号)

      議案第63号 平成27年度長浜市一般会計補正予算(第1号)

      議案第64号 長浜市税条例の一部改正について

      議案第65号 長浜市民スポーツ施設条例の一部改正について

      議案第66号 財産の取得について

      議案第67号 工事請負契約について

      議案第68号 工事請負契約について

      議案第69号 財産の譲渡について

      請願第1号 「安全保障関連法案」は、国民の合意を得る徹底した慎重審議を求める意見書に関する請願

      意見書案第4号 原発再稼働については国民的理解を充分に求める意見書

      意見書案第5号 高齢者をターゲットとする悪質な振り込め詐欺等の犯罪に対する罰則の強化及び犯罪予防啓発の強化を求める意見書

      意見書案第6号 農地転用許可権限の移譲に関連し「地域の農業の振興に関する地方公共団体の計画(27号計画)」の活用について地域事情を考慮した弾力的な運用措置及び農用地区域の除外要件見直しを求める意見書

      各常任委員長報告

      質疑、討論

      採決

 日程第4 農業委員会委員の推薦について

────────────────────────────────────

応 招 議 員 ( 26名 )

出 席 議 員 ( 26名 )

  1番 佐 金 利 幸 君            2番 中 川   勇 君

  3番 山 崎 正 直 君            4番 草 野   豊 君

  5番 中 川 リョウ 君            6番 矢 守 昭 男 君

  7番 轟   保 幸 君            8番 柴 田 清 行 君

  9番 西 邑 定 幸 君            10番 竹 本 直 隆 君

  11番 東   久 雄 君            12番 鋒 山 紀 子 さん

  13番 石 田 節 子 さん           14番 浅 見 勝 也 君

  15番 柴 田 光 男 君            16番 阪 本 重 光 君

  17番 藤 井   繁 君            18番 松 本 長 治 君

  19番 森 田 義 人 君            20番 竹 内 達 夫 君

  21番 鬼 頭 明 男 君            22番 浅 見 信 夫 君

  23番 吉 田   豊 君            24番 中 嶌 康 雄 君

  25番 西 尾 孝 之 君            26番 押 谷 與茂嗣 君

────────────────────────────────────

欠 席 議 員 ( 0名 )

────────────────────────────────────

事務局出席職員氏名

 事務局長 中 井 正 彦 君         次長   細 川   顕 君

 副参事  大 塚 邦 生 君         主幹   内 藤 長 人 君

────────────────────────────────────

説明のため出席した者の職氏名

 市長     藤 井 勇 治 君       副市長    大 塚 義 之 君

 総務部長   且 本 安 彦 君       総合政策部長 藤 原 久美子 さん

 市民協働部長 米 澤 辰 雄 君       市民生活部長 寺 村 治 彦 君

 健康福祉部長 川 崎 圭 司 君       産業経済部長 北 川 雅 英 君

 都市建設部長 今 井 克 美 君       北部振興局長 佃   光 広 君

 教育長    北 川 貢 造 君       教育部長   嶋 田 孝 次 君

 会計管理者  平 尾 真 弓 さん      長浜病院事務局長

                               柴 田 博 文 君

 湖北病院事務局長               防災危機管理監藤 本 茂 良 君

        西 川   昇 君

 財政課長   藤 居   敏 君       財政課副参事 西 川 琢 也 君

────────────────────────────────────



    (午前10時00分 開議)



○議長(竹本直隆君) 皆さん、定刻にお集まりいただき、ありがとうございます。

 これより本日の会議を開きます。

─────────────────────



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(竹本直隆君) 日程第1、会議録署名議員を指名いたします。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において阪本重光議員、柴田清行議員を指名いたします。

─────────────────────



△日程第2 継続審査中の意見書案第1号について

      総務教育常任委員長報告

      質疑、討論

      採決



○議長(竹本直隆君) 日程第2、継続審査中の意見書案第1号についてを議題といたします。

 本件に関し、総務教育常任委員長から委員会審査の結果報告を求めます。

 総務教育常任委員長 東 久雄議員、登壇願います。



◆総務教育常任委員長(東久雄君) (登壇)平成27年長浜市議会第1回定例会におきまして、継続審査となっておりました意見書案の審査結果をご報告申しあげます。

 意見書案第1号 国民の命と安全を守るために、原発再稼働を行わないことを求める意見書につきましては、賛成少数により否決すべきものと決しました。

 以上、総務教育常任委員会の報告を終わります。



○議長(竹本直隆君) ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) 質疑なしと認めます。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これを許します。

 浅見信夫議員、登壇願います。



◆22番(浅見信夫君) (登壇)それでは、平成27年長浜市議会第1回定例会以降、継続審査中でありました意見書案第1号 国民の命と安全を守るために、原発再稼働を行わないことを求める意見書について賛成する立場から、意見書案の提案内容に沿って討論を行います。

 福島原発事故から4年がたっています。しかし、事故の原因そのものはいまだ根本的に解明されていません。炉心部分がどのような状態にあるのか全くわからない状態であります。被害住民の生活再建は進まず、今も12万人もの人が避難生活を余儀なくされています。ふるさとに戻った人たちも、放射能の恐怖におびえながら、明日の見えない不安な時間を過ごして、子どもたちはいつ発症するかもしれない病気への不安にさいなまれています。

 原発事故後、世論は脱原発に大きく傾きました。官邸前の行動をはじめ、全国至るところで国民が原発反対の声を上げております。このような状況の中で、事故後初めて原発の是非を問う裁判が、昨年5月21日、福井地裁で行われ、樋口裁判長は、あらゆる法分野において最高の価値を持つ人格権が広範に奪われる事態を招く可能性を有するとして、大飯原発3号、4号機の運転差し止めを命ずる歴史的判決を言い渡しました。またその後、今年4月14日、福井地裁は、高浜原発3、4号機に対して、運転してはならないとして、再稼働を差し止める仮処分決定を下しました。この決定は、新規制基準は緩やかに過ぎ、これに適合しても本県原発の安全性は確保されていない、新規制基準は合理性を欠くものであると厳しく断じています。これは高浜原発に限らず、全国の原発に当てはまるもので、大飯原発差し止め判決などに続く、極めて重要な判断だと思います。

 今年4月22日の川内原発1、2号機の稼働差し止めの仮処分決定の申し立てを却下した鹿児島地裁の決定は、今申しましたように、原発の危険性を指摘する良識的な司法判断の流れに相反するもので、原告住民は即時抗告を行い、二度と核事故を起こさないために裁判を続けて闘っています。

 さて、一昨年の9月以降、日本では原発が一機も稼働しておりません。この事実が、原発に依存しなくても国民生活や経済は破綻しないことを証明しています。ところが、政府はこの状況や国民の声に目を向けることなく、原発を重要なベースロード電源と位置づけ、原発の再稼働と新規原発の建設に向けて突き進もうとしております。さらに、首相自身によるトップセールスで、インドやトルコに原発を輸出することまで企図しております。

 今年1月に滋賀県から30キロメートルに立地する高浜3、4号機も原子力規制委員会の審査を通り、早ければ今年の夏以降にも再稼働される可能性もあります。もう一刻の猶予もなく、国民と世論と運動、司法の良識、さらに自治体の首長と議会の力を一つに束ね、原発再稼働を止めることが必要であると思います。政府においては、国民の声に耳を傾け、原発再稼働は中止するよう強く求め、意見書案第1号については賛成するものであります。議員各位のご賛同を得て、本意見書が採択されますようよろしくお願いを申しあげて、討論といたします。よろしくお願いします。(拍手)



○議長(竹本直隆君) 以上で通告による討論は終わりました。

 これをもって討論を終結いたします。

 これより採決いたします。

 採決は電子採決により行います。

 電子採決は賛成者を白の表示、反対者を青の表示となります。

 念のため申しあげます。

 意見書案第1号に対する総務教育常任委員長の報告は否決であります。

 意見書案第1号 国民の命と安全を守るために、原発再稼働を行わないことを求める意見書について、総務教育常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。

 表決漏れはございませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) 表決漏れなしと認め、確定いたします。

 賛成22人で、多数であります。

 よって意見書案第1号については否決されました。

─────────────────────



△日程第3 議案第61号から議案第69号まで

      請願第1号

      意見書案第4号から意見書案第6号までについて

      各常任委員長報告

      質疑、討論

      採決



○議長(竹本直隆君) 日程第3、議案第61号から議案第69号まで及び請願第1号並びに意見書案第4号から意見書案第6号までについてを一括議題といたします。

 本件に関し、各常任委員長から委員会審査の結果報告を求めます。

 まず、総務教育常任委員長 東 久雄議員、登壇願います。



◆総務教育常任委員長(東久雄君) (登壇)平成27年長浜市議会第2回定例会におきまして、総務教育常任委員会に付託を受けました議案の審査結果をご報告申しあげます。

 まず、議案第61号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決第1号)、平成26年度長浜市一般会計補正予算(第10号)のうち当委員会付託分につきましては、全員一致で承認すべきものと決しました。

 次に、議案第63号 平成27年度長浜市一般会計補正予算(第1号)のうち当委員会付託分につきましては、全員一致で可決すべきものと決しました。

 次に、議案第65号 長浜市民スポーツ施設条例の一部改正につきましては、全員一致で可決すべきものと決しました。

 次に、議案第67号 工事請負契約につきましては、全員一致で可決すべきものと決しました。

 次に、請願第1号 「安全保障関連法案」は、国民の合意を得る徹底した慎重審議を求める意見書に関する請願につきましては、審査過程におきまして趣旨了承との意見もございましたが、採決の結果、賛成少数により不採択とすべきものと決しました。

 次に、意見書案第4号 原発再稼働については国民的理解を充分に求める意見書につきましては、賛成多数により可決すべきものと決しました。

 最後に、意見書案第5号 高齢者をターゲットとする悪質な振り込め詐欺等の犯罪に対する罰則の強化及び犯罪予防啓発の強化を求める意見書につきましては、全員一致で可決すべきものと決しました。

 以上、総務教育常任委員会の報告を終わります。



○議長(竹本直隆君) ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) 質疑なしと認めます。

 次に、健康福祉常任委員長 石田節子議員、登壇願います。



◆健康福祉常任委員長(石田節子さん) (登壇)平成27年長浜市議会第2回定例会におきまして、健康福祉常任委員会に付託を受けました議案の審査結果を報告いたします。

 まず、議案第62号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決第2号)、長浜市税条例等の一部改正につきましては、全員一致で承認すべきものと決しました。

 次に、議案第64号 長浜市税条例の一部改正につきましては、全員一致で可決すべきものと決しました。

 以上、健康福祉常任委員会の報告を終わります。



○議長(竹本直隆君) ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) 質疑なしと認めます。

 次に、産業建設常任委員長 中嶌康雄議員、登壇願います。



◆産業建設常任委員長(中嶌康雄君) (登壇)平成27年長浜市議会第2回定例会におきまして、当産業建設常任委員会に付託を受けました議案の審査結果について報告いたします。

 まず、議案第61号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決第1号)、平成26年度長浜市一般会計補正予算(第10号)のうち当委員会付託分につきましては、全員一致で承認すべきものと決しました。

 次に、議案第63号 平成27年度長浜市一般会計補正予算(第1号)のうち当委員会付託分につきましては、全員一致で可決すべきものと決しました。

 次に、議案第66号 財産の取得について、議案第68号 工事請負契約について及び議案第69号 財産の譲渡につきましては、いずれも全員一致で可決すべきものと決しました。

 最後に、意見書案第6号 農地転用許可権限の移譲に関連し「地域の農業の振興に関する地方公共団体の計画(27号計画)」の活用について地域事情を考慮した弾力的な運用措置及び農用地区域の除外要件見直しを求める意見書につきましては、賛成多数で可決すべきものと決しました。本意見書案につきましては、提出者の了解を得まして、お手元に配付のとおり、一部文書の整理をさせていただきました。

 なお、今般の委員会審査における当委員会としての意見を申しあげます。

 まず、地域の元気創造プランに基づき交付される地域経済循環創造事業交付金に係る事業につきましては、これを契機により一層市内全域の農業活性化につながるよう努力されたいとの意見。

 次に、今後の公共工事の発注については、市内業者の受注機会の拡大を図り、市内経済の活性化を図ることこそ、地方が元気になる一番の施策であり、地元企業としっかり信頼関係を築く入札制度改革に取り組むよう、より一層の努力をされたいとの意見。

 また、報告事項について、長浜市空家等対策計画の策定に当たっては、当市の環境と実情に合った計画等策定や条例制定をされるようにとの意見。

 さらに、債権放棄につきましては、債権者と連帯保証人の関係や放棄に至るまでの手立てを今後につきましては明確にされ、できる限り収納率の向上に努められたいとの意見がありました。

 当局におかれましては、これらのことを十分に勘案され、事業を進められるよう申し添えます。

 以上で産業建設常任委員会の報告を終わります。



○議長(竹本直隆君) ただいまの報告に対し、質疑はありませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) 質疑なしと認めます。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありますので、これを許します。

 まず、鬼頭明男議員、登壇願います。



◆21番(鬼頭明男君) (登壇)おはようございます。

 私は、請願第1号 「安全保障関連法案」は、国民の合意を得る徹底した慎重審議を求める意見書に関する請願に賛成の立場で討論いたします。

 今度の法案は、米国が世界のどこであれ、アフガニスタン戦争、イラク戦争のような戦争を起こした際に、これまで政府が戦闘地域と呼んでいた場所まで自衛隊を派兵し、米軍への軍事支援ができるようにするものです。日本は、アフガニスタン戦争、イラク戦争のとき、非戦闘地域を建前として、自衛隊を派兵しました。自衛隊員は言っています。いつ何が飛んでくるか怖かった。警備を交代しても眠れなかった。非戦闘地域でも恐怖なんです。さらに、心の傷を抱えて、56人の人が自殺をしています。非戦闘地域でも、これだけの犠牲者です。これが戦闘地域となると、さらなる犠牲者が出ることは明らかです。また、米軍の帰還兵では、1日平均22人、年間8,000人と、戦死者より多い人が自殺をしています。その多くが、無実の民間人を殺してしまったと深い自責の念に駆られ、命を絶っているんです。こんな思いを若者にさせるわけにはいきません。戦闘地域に若者を送るわけにはいきません。

 ところが、今安倍首相は9条の改定を念頭に置きながら、日本を再び戦争のできる国、戦争する国にしようと躍起になっています。4月にはアメリカに行き、日本の国会でまだ法案を提出もしていない安全法制の制定を約束してきました。一体誰のための政治をしているのでしょうか。国民の世論は、安全法案を今国会で成立させることについて、必要がないが60%で、必要があるの23%を大きく上回っています。国民は、国の将来を決定的に左右するこの問題について、早急に事を進めることを望んでいません。

 また、かつて自民党の穏健派として良識を守り抜いた古賀 誠氏も、集団的自衛権の行使容認を含む安全保障法制について、中身を見てみると、集団的自衛権の議論から大きく踏み越しているとんでもない法制化が進められている。議会だけで決する問題ではない。国民の合意が必要だと強く批判しています。

 戦後70年という節目の時期に当たり、政治に携わる人も私たち市民も、過去の歴史に誠実に、かつ真摯に向き合い、その反省をもとに、じっくり時間をかけ、国民的議論を積み上げながら、これから私たちの進むべき基本的な方向を見出していく必要があるのではないでしょうか。私たちは、約4万世帯、12万5,000人に上る長浜市民の生活における福祉の増進は、すぐれて平和で安全な社会によって築かれるものと思っております。

 以上をもちまして請願第1号 「安全保障関連法案」は、国民の合意を得る徹底した慎重審議を求める意見書に関する請願に賛成といたします。議員各位のご賛同を切にお願いいたしまして、賛成討論とさせていただきます。(拍手)



○議長(竹本直隆君) 次に、浅見信夫議員、登壇願います。



◆22番(浅見信夫君) (登壇)それでは、意見書案第4号 原発再稼働については国民的理解を充分に求める意見書について反対する立場から、意見書案の提案説明や質疑を踏まえて、論点を整理して討論を行います。

 第1に、意見書案第4号は、先ほど否決されました意見書案第1号と趣旨が異なり、原発再稼働はやるべきことをやって、国民的理解を求めるものであるとされております。また、原発は生活、経済を支えるものとして再稼働か否かを検討すべきであると、提案者は質疑の中で説明されました。しかし、意見書案第4号にあるように、原発事故の原因究明もできておらず、12万人の人々が故郷に帰れず、今も避難生活を強いられているのが現実であります。このような状況を生み出した化学事故から導き出せる教訓は、原発再稼働の中止であり、それは国民多数の声となっています。命を中心とする国民の人格権は経済効率性よりも優先されるというのが、福井地裁大飯原発差し止め訴訟の最も大切なテーマであったと思っております。

 第2に、意見書案第4号の質疑の中で、原発再稼働に対する司法の判断は一定せず、新規制基準は電源喪失等の事故に鑑み、津波、防潮堤、電源確保等、多様な内容となっており、原子力規制委員会の審査は安全・安心が担保されるとされております。しかし、原子力規制委員会の新規制基準は合理性を欠くものであると高浜原発差し止めの仮処分決定でも明らかにされています。

 新規制基準の不合理性は、1、福島第一原発の原因は究明されておらず、究明の上に立っていないということ、2、新規制基準は避難計画の合理性を審査しない、3、新規制基準は原発の立地審査をしない、4、フィルター付きベント免震重要棟、第2制御室の設置を5年間も猶予している、5、新規制基準では、EUでは基準となっているコアキャッチャーや二重格納容器も求められていない、6、過酷事故対策として求めているのは、電源車や給水車等、仮設の設備のみであるなど、多くの問題が指摘されており、このことから司法の場でも原発再稼働の中止の考えは大きな基本的な流れとなっているわけであります。

 第3に、意見書案第4号の質疑の中で、原発事故に対するリスクを、例えば飛行機事故に対するリスクをクリアして、安全な航空運行が可能なようにクリアしなければならないと説明されました。しかし、原発事故は、他の事故に見られない異質の危険があります。一たび重大事故が発生し、放射性物質が外部に放出されると、もはやそれを抑える手段は存在せず、被害は空間的にどこまでも広がる危険があり、時間的にも将来にわたって危害を及ぼす可能性があり、地域社会の存続さえ危うくすることになってしまいます。この点で、安全な原発などあり得ず、再稼働は中止し、原発の廃炉こそが合理的な解決策になると思っております。

 第4に、意見書案第4号では、避難計画の策定と具体的実施策を明確にするとされておりますけれども、先ほど述べましたように、新規制基準は避難計画の合理性は審査せず、各自治体への丸投げの状況であり、このようなもとでは再稼働は許されないと思います。

 第5に、意見書案第4号では、使用済み核燃料について、子や孫に引き継がないためにも、その処理、処分の方法を早期に解決をと求めております。しかし、現在の原発技術は本質的に未完成で危険なものであり、処分方法は見出せておりません。日本のほとんどの原発で使われているのは軽水炉という原子炉でありますが、その仕組みは冷却水で炉心を冷やし続けることによって、辛うじて安定が保たれる、そういうものであります。使用済みの核燃料は、原発の貯蔵プールに貯蔵。あと数年で満杯になる原発も少なくありません。使用済み核燃料を後始末する方法が全く見つけ出されておらず、その点からいっても原発再稼働はやめるべきだというふうに思っております。

 最後に、意見書案第4号で、原発再稼働については国民的理解を十分に求めるとされておりますが、そうであるなら、国民的理解は再稼働の中止が圧倒的多数であることを直視し、政府に原発再稼働の中止こそを求めることが重要ではないかと思われます。

 以上、幾つかの問題点を指摘し、意見書案第4号 原発再稼働については国民的理解を充分に求める意見書については反対するものであります。議員各位の討論に対する賛同をよろしくお願い申しあげまして、討論といたします。よろしくお願いします。(拍手)



○議長(竹本直隆君) 次に、竹内達夫議員、登壇願います。



◆20番(竹内達夫君) (登壇)意見書案第6号 農地転用許可権限の移譲に関連し「地域の農業の振興に関する地方公共団体の計画(27号計画)」の活用について地域事情を考慮した弾力的な運用措置及び農用地区域の除外要件見直しを求める意見書について反対の立場で討論をさせていただきます。

 優良農地が不動産業者や、あるいは企業によって乱開発のないよう、農振法や農地法によって厳しい網かけがされております。ところが、意見書案は、工業用地等の地域の特性に応じた振興地域事情を考慮した弾力的な運用措置を求めております。

 2点目の土地改良事業等を行った場合、8年経過が必要と規制されていますが、防災事業等、緊急性を伴う事業については特例的な取り扱いが認められております。この特例的な取り扱いを下記事案について、同等の取り扱いをするよう運用の見直しを求めております。

 昨年12月に、内容は少し異なっておりましたけれども、同趣旨の意見書が提出されて、継続審査となっている経過がございます。そこで、まず(1)ですけれども、農村集落の住人、これは農業後継予定者等の部分が削除され、範囲を広げたこと、今回の同意見書につきましては提出をされてから2度も訂正をされておりまして、2回目は産業建設常任委員会が審査をして採択された後にこの訂正がされているということで、このような例はあまりないのであります。

 そういう点では、少し私はこの(2)の部分でも太陽光発電パネルの設置は書いてありますけれども、既にこれは実現しているので、別にここで見直しする必要や緩和する必要はないと、このようにも思っております。こういう点では、少しこの文面にも不備があることを指摘しておきます。

 (3)におきましては、地方自治体が認めた農用地に行われる雇用創出事業、地元中小企業の設備投資等については、優良農地を守る歯止めがきかなくなる可能性も含まれておりますので、よってこの意見書案第6号は同意するわけにはまいりません。議員各位のご賛同をお願いいたしまして、討論といたします。(拍手)



○議長(竹本直隆君) 以上で通告による討論は終わりました。

 これをもって討論を終結いたします。

 これより採決に入ります。

 まず、議案第61号について採決いたします。

 議案第61号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決第1号)について、総務教育常任委員長及び産業建設常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) ご異議なしと認めます。

 よって議案第61号については承認されました。

 次に、議案第62号について採決いたします。

 議案第62号 専決処分事項の承認を求めることについて(専決第2号)について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) ご異議なしと認めます。

 よって議案第62号については承認されました。

 次に、議案第63号について採決いたします。

 議案第63号 平成27年度長浜市一般会計補正予算(第1号)について、総務教育常任委員長及び産業建設常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) ご異議なしと認めます。

 よって議案第63号については可決されました。

 次に、議案第64号について採決いたします。

 議案第64号 長浜市税条例の一部改正について、健康福祉常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) ご異議なしと認めます。

 よって議案第64号については可決されました。

 次に、議案第65号について採決いたします。

 議案第65号 長浜市民スポーツ施設条例の一部改正について、総務教育常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) ご異議なしと認めます。

 よって議案第65号については可決されました。

 次に、議案第66号について採決いたします。

 議案第66号 財産の取得について、産業建設常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) ご異議なしと認めます。

 よって議案第66号については可決されました。

 次に、議案第67号について採決いたします。

 議案第67号 工事請負契約について、総務教育常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) ご異議なしと認めます。

 よって議案第67号については可決されました。

 次に、議案第68号について採決いたします。

 議案第68号 工事請負契約について、産業建設常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) ご異議なしと認めます。

 よって議案第68号については可決されました。

 次に、議案第69号について採決いたします。

 議案第69号 財産の譲渡について、産業建設常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) ご異議なしと認めます。

 よって議案第69号については可決されました。

 次に、請願第1号について採決いたします。

 採決は電子採決により行います。

 念のため申しあげます。

 請願第1号に対する総務教育常任委員長の報告は不採択であります。

 請願第1号 「安全保障関連法案」は、国民の合意を得る徹底した慎重審議を求める意見書に関する請願について、総務教育常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。

 表決漏れはございませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) 表決漏れなしと認め、確定いたします。

 賛成は22人、多数であります。

 よって請願第1号については不採択とすることに決しました。

 次に、意見書案第4号について採決いたします。

 採決は電子採決により行います。

 念のため申しあげます。

 意見書案第4号に対する総務教育常任委員長の報告は可決であります。

 意見書案第4号 原発再稼働については国民的理解を充分に求める意見書について、総務教育常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。

 表決漏れはございませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) 表決漏れなしと認め、確定いたします。

 賛成は20人で、多数であります。

 よって意見書案第4号については可決されました。

 次に、意見書案第5号について採決いたします。

 意見書案第5号 高齢者をターゲットとする悪質な振り込め詐欺等の犯罪に対する罰則の強化及び犯罪予防啓発の強化を求める意見書について、総務教育常任委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) ご異議なしと認めます。

 よって意見書案第5号については可決されました。

 次に、意見書案第6号について採決いたします。

 採決は電子採決により行います。

 念のため申しあげます。

 意見書案第6号に対する産業建設常任委員長の報告は可決であります。

 意見書案第6号 農地転用許可権限の移譲に関連し「地域の農業の振興に関する地方公共団体の計画(27号計画)」の活用について地域事情を考慮した弾力的な運用措置及び農用地区域の除外要件見直しを求める意見書について、産業建設常任委員長報告のとおり決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。

 表決漏れはございませんか。

    〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) 表決漏れなしと認め、確定いたします。

 賛成は22人で、多数であります。

 よって意見書案第6号については可決されました。

 ただいま可決されました意見書案第4号から意見書案第6号までにつきましては、議長から関係機関に提出をいたします。

 なお、意見書の中で字句等の整理を要するものにつきましては、議長に一任をお願いいたします。

─────────────────────



△日程第4 農業委員会委員の推薦について



○議長(竹本直隆君) 日程第4、農業委員会委員の推薦についてを議題といたします。

 農業委員会委員につきましては、7月19日に任期満了となることから、再度本議会から推薦する必要があります。

 お諮りいたします。

 本件につきましては、学識経験を有する者4人について、議長において指名し、推薦いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) ご異議なしと認めます。

 よって学識経験を有する者4人については議長において指名し、推薦することに決しました。

 それでは、指名いたします。

 農業委員会委員に長浜市公園町5番3号、中島一枝さん、長浜市内保町1854番地、西橋絹子さん、長浜市湖北町海老江282番地、北村洋子さん、長浜市高月町西柳野490番地1、岩佐信子さん、以上4人を推薦いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) ご異議なしと認めます。

 よって農業委員会委員に中島一枝さん、西橋絹子さん、北村洋子さん、岩佐信子さん、以上の4人を推薦することに決しました。

 本日の日程はこれをもって全部終了いたしました。

 市長。



◎市長(藤井勇治君) 平成27年長浜市議会第2回定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申しあげます。

 本定例会におきましては、一般会計補正予算をはじめ、条例改正など、議員の皆様方には長時間にわたり慎重なるご審議を賜り、いずれもご議決をいただきましたことに、厚くお礼を申しあげます。

 ご審議の中で賜りました貴重なご意見につきましては、十分に拝聴いたしまして、今後適正な執行に留意をし、市政の運営に努めてまいりたいと考えております。

 結びになりますが、暦の上では夏至を迎え、暑さが日ごとに厳しくなってまいりますが、議員の皆様方にはますますご健勝にてご活躍されんことを心より祈念いたしまして、閉会のご挨拶といたします。ありがとうございました。



○議長(竹本直隆君) 以上をもちまして平成27年長浜市議会第2回定例会を閉会いたします。

 ご苦労さまでした。

    (午前10時46分 閉会)



 会 議 録 署 名 議 員



   議 長   竹 本 直 隆



   議 員   阪 本 重 光



   議 員   柴 田 清 行