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滋賀県 長浜市

平成27年第1回定例会 03月12日−04号




平成27年第1回定例会 − 03月12日−04号







平成27年第1回定例会



          平成27年長浜市議会第1回定例会会議録

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            平成27年3月12日(木曜日)

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議事日程

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 各議員個人・一般質問

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本日の会議に付した事件

 日程第1 会議録署名議員の指名

 日程第2 各議員個人・一般質問

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応 招 議 員 ( 26名 )

出 席 議 員 ( 25名 )

  1番 佐 金 利 幸 君            2番 中 川   勇 君

  3番 山 崎 正 直 君            4番 草 野   豊 君

  5番 中 川 リョウ 君            6番 矢 守 昭 男 君

  7番 轟   保 幸 君            8番 柴 田 清 行 君

  9番 西 邑 定 幸 君            10番 竹 本 直 隆 君

  11番 東   久 雄 君            12番 鋒 山 紀 子 さん

  13番 石 田 節 子 さん           14番 浅 見 勝 也 君

  15番 柴 田 光 男 君            17番 藤 井   繁 君

  18番 松 本 長 治 君            19番 森 田 義 人 君

  20番 竹 内 達 夫 君            21番 鬼 頭 明 男 君

  22番 浅 見 信 夫 君            23番 吉 田   豊 君

  24番 中 嶌 康 雄 君            25番 西 尾 孝 之 君

  26番 押 谷 與茂嗣 君

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欠 席 議 員 ( 1名 )

  16番 阪 本 重 光 君

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事務局出席職員氏名

 事務局長 伊 藤 喜久雄 君         次長   西 川   昇 君

 副参事  大 塚 邦 生 君         主幹   内 藤 長 人 君

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説明のため出席した者の職氏名

 市長     藤 井 勇 治 君       副市長    大 塚 義 之 君

 総務部長   藤 居 茂 樹 君       企画部長   藤 原 久美子 さん

 市民生活部長 中 井 正 彦 君       健康福祉部長 川 崎 圭 司 君

 産業経済部長 北 川 雅 英 君       都市建設部長 今 井 克 美 君

 教育長    北 川 貢 造 君       教育部長   嶋 田 孝 次 君

 長浜病院事務局長               湖北病院事務局長

        柴 田 博 文 君              中 川 健 治 君

 北部振興局長 米 澤 辰 雄 君       財政課副参事 西 川 琢 也 君

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    (午前9時00分 開議)



○議長(竹本直隆君) 皆さん、おはようございます。

 定刻にご参集いただき、まことにありがとうございます。

 会議に先立ち、ご報告を申しあげます。

 本日の会議に阪本重光議員より欠席の届けを受けておりますので、ご報告いたします。

 それでは、あらかじめご連絡申しあげましたとおり、会議規則第9条第2項の規定により会議時間を繰り上げ、これより本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(竹本直隆君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において草野 豊議員、佐金利幸議員を指名いたします。

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△日程第2 各議員個人・一般質問



○議長(竹本直隆君) 日程第2、昨日に引き続き議員個人による一般質問を行います。

 それでは、発言通告表の順位により順次発言を許します。

 まず、矢守昭男議員、登壇願います。



◆6番(矢守昭男君) (登壇)皆様、おはようございます。

 発言通告に基づき、大項目2点について質問させていただきます。

 長浜市民の皆様は、滋賀県の中でも図書館の利用者、関心を持たれている方がたくさんおられます。旧長浜市役所の解体に伴い、また平成31年に中央図書館などが隣接されます。どうなるか、市民の皆様方の関心が高まっております。

 そこで、市としては、長浜市図書館基本計画の設定について、基本理念、基本方針、基本目標、重点目標などについて、平成27年から平成31年に進められます。そこで、長浜市も基本構想に基づき中間的計画を出され、平成25年度の利用者15.8%に、また平成28年度20%、平成31年度は25%と評価のためのサービス指数指標を出されています。私も、そのようになれるよう市の当局に、誰もが利用していただける図書館になっていただくことが全てだと思います。

 大項目1番に入らさせていただきます。

 図書館におけるサービスの現状について。

 図書館にさらなる関心を持っていただくための現状の施策と今後の方策について問う。

 平成22年から入館者数が減少傾向にあり、現在は約1割減となり、今後も減少傾向と推測されます。また、本を予約される方は、平成22年では約7万8,000冊数であったのが、平成25年では約14万4,000冊数と、ほぼ倍の方が予約され、人気ベストセラーだと3カ月から半年も待たれる方がおられます。本に対する関心も大きくあると思い、また旧伊香郡木之本町、西浅井町、余呉町は公民館図書室となり、もっとサービスの向上をしてほしいと思います。

 黒田官兵衛ゆかりの地としても地域の歴史のある木之本町には、公益財団法人の営業をされている江北図書館などございます。長浜市としても重要な資料となり、長浜市の財産だと思います。かかわりが少ないと思われ、そのような図書館など、さらなる関心を持っていただくための施策と今後の方策について問います。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) それでは、1点目のご質問にお答えさせていただきます。

 来館者数が減少傾向にありますのは、インターネットの普及などにより、図書館に来館しなくても、どこでも素早く情報収集ができるなど、社会背景の変化もその一因であると考えております。そのことから、現在図書館では、身近なことから専門的なことまで幅広く知ることのできる本の充実や司書による調べ物のお手伝いを重点的に行っているところでございます。また、本を提供するための棚づくりやコーナーの設置を工夫し、展示や連続講座なども積極的に開催しているところでございます。

 さらには、図書館に関心のある市民の方に本の修理や棚の整理、音訳やお話し会などを行う図書館ボランティアとしてご活動していただいているところでございます。

 今後も、現在行っているこれらの事業をより推進するとともに、そのことを積極的に広報してまいりたいと考えているところでございます。さらには、市民の皆様に関心の高い情報や生活に役立つ情報を図書館から発信、提供してまいりたいと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) 図書館を利用される方が地域によっては利用しにくい状態があり、またそのような状態があり、北部地域のほうでは利用される方が利用しにくいという情報を聞いております。そのため、さらなる関心をいただくために、具体的にお答えいただけますようお願いいたします。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) それでは、再問のほうにお答えさせていただきます。

 現在北部地域におきましては、長浜市立の図書館としては存在していないところでございますので、今回策定中の長浜市図書館基本計画の中では、北部にございます三つの公民館に設置されている図書館を市立図書館の中に組み込みまして、長浜市の市立図書館のサービスがより北部のほうに行き渡るように拡充していきたいと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) ありがとうございます。ぜひともよろしくお願いいたします。

 続きまして、2番に入ります。

 学校の巡回文庫と市立学校図書館、市立図書館の蔵書の一元管理、学校への司書の配置について。

 現在は長浜小学校、湯田小学校、高月小学校しか図書司書の方がおられませんが、全ての小学校に司書を設置する予定はないか。

 また、たからばこ、巡回文庫のことについて、学級ごとに回され、各学校の子どもたちから評価を得ていると聞きます。現在では図書館管理はできていますが、学校の蔵書の管理ができれば、データ管理、予約対応に役立ち、迅速な対応ができます。そこで、学校の巡回文庫と学校図書館、図書館の蔵書一元管理について問います。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) それでは、2点目の質問についてお答えさせていただきます。

 まず、学級巡回文庫でございますが、学級巡回文庫につきましては、おはなしのたからばこといたしまして毎月40冊の本を各クラスへ届けさせていただいておりまして、子どもたちの身近に本があることで、よく手にとられ、よく読まれているところでございます。これからも身近に新鮮な本が届けられるように、さらに充実してまいりたいと考えているところでございます。

 次に、学校図書館と市立図書館の蔵書一元管理につきましては、学校図書館と市立図書館が同じコンピューターシステムでつながっていれば、児童・生徒の求める本を効率的に提供し、より読書活動を広げることが可能となりますので、今後導入を視野に入れた検討を進めてまいりたいと考えているところでございます。

 なお、市立図書館でございますが、現在図書館システムの更新を予定しておりまして、その際には学校図書館への拡張性を持ったものにしたいと考えているところでございます。

 最後に、来年度の学校司書の配置でございますが、現在は3校に配置してるところでございますが、これにつきましては拡大の方向で考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) 図書館の司書の方については、今3校となっておりますが、具体的にいつごろまでに全学校に配置していただけるか。

 また、たからばこについてなんですが、今現在は40冊とお聞きしておりますが、増冊していただくなり、今後の具体的によきように導いていただくためにお答えをいただきたいと思います。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) それでは、再問のほうにお答えさせていただきます。

 学校図書館司書でございますが、前回の6月議会におきまして、教育長がお答えさせていただきましたとおり、当面小学校40校のうち半数の20校に配置を目指したいと考えているところでございます。

 また、学級巡回文庫でございますが、現在40冊とさせていただいておりまして、こちらについては毎年度図書の内容が変わるように、また手にとった児童・生徒が同じ本が行き渡らないように配慮しているところでございまして、そういった点を含めまして現在40冊とさせていただいておりまして、本の拡充する必要性があるかどうかについては今後研究させていただきたいと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) ちょっと今一つ質問を忘れておりまして、図書館の蔵書の一元管理について、検討していただくということでございますが、その辺について、いつごろまでしていただいて、効果的に市民の皆様に説明できるようなことを具体的にお答えいただけますようによろしくお願いいたします。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) 再々問のほうにお答えさせていただきます。

 学校図書館と市立図書館の蔵書一元管理につきましては、先ほど申しましたとおり、学校図書館と市立図書館が同じコンピューターの中でつながれば、より効率的に本が提供できると考えているところでございまして、具体的にいつまでということは今申しあげることはできませんが、導入に向けて検討してまいりたいと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) わかりました。できるだけ早くお願いいたします。

 続きまして、3点目に入ります。

 キッズルーム等利用者向けサービスの向上に向けての方策について問う。

 現在図書館においては、キッズルームは旧びわ町や旧浅井町の図書館のみ設置されており、地域の方も大変好評とお聞きしているので、ぜひ要望が出る前に設置を推進したいと考えております。

 長浜市立図書館では、金曜日など、赤ちゃんタイム等、お子様連れの保護者の皆様に喜んでいただくサービス等があります。他の図書館でも同様なサービスが提供できないかと考えております。また、キッズスペースでは、ガラス張りの可動式の間仕切りを使うことで、会議やおはなしタイム等の多目的利用ができるような工夫が必要だと考えております。

 また、市として利用者向けに、館内では静かにいようとの、またご一緒のお子様には責任を持って注意してくださいと注意書きがございます。このように、たくさんの皆様にもっと頻繁に利用していただけるようなサービス向上について問います。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) それでは、3点目の質問にお答えさせていただきます。

 市内の6図書館では、お子様連れの方にゆったりとお過ごししていただけるように、木のおもちゃなどを置いたじゅうたん敷きのコーナーを設けているところでございます。また、赤ちゃんタイムにつきましては、3年前から浅井図書館とびわ図書館でそれぞれに週1回実施しておりまして、この時間は大変喜ばれており、今後全館に取り組みを広げるように検討しているところでございます。その他、乳幼児向けのおはなし会や季節の行事、夏休み中のイベントなど、多様な活動を行い、お子様連れで来館していただけるよう取り組んでいるところでございます。

 また、第2次長浜市子ども読書活動推進計画に沿って、けやきっ子プロジェクトと称し、子どもはもちろん、子どもと本をつなぐ大人の方への活動支援も進めているところでございます。

 現在の各図書館内に多目的利用のためのスペースを新たに設けることについては、利用者のニーズを見ながら検討を行いたいと思いますが、今ある部屋やコーナーを生かし、小さなお子様連れでも安心して気兼ねなくお過ごしいただけるよう工夫してまいりたいと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) 今先ほどお答えいただきました多目的ルームについてなんですが、私の知っているとこでございますと、ルーム等の利用者向けサービスを向上していただくためには、虎姫支所の図書館にあります場所で視聴覚室というのがございまして、その場所が週1回から2回というしか利用されておりませんで、その場所についても、ぜひともお子様からお年寄りまで、また学生さん、いろんな方が利用していただけるスペースがあいております。そのようなスペースをぜひとも利用者のサービスの向上のために、その点について、市のお考えを教えてください。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) 再問のほうにお答えさせていただきます。

 議員ご指摘のように、施設を有効利用することは非常に大切だと考えております。今後図書館の行事はもとより、調べ物のための部屋や談話室、おはなし会のグループやボランティアグループの活動支援など、多様の活動の場として利用できるように検討してまいりたいと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) たくさんの皆様に利用していただくためのサービス向上についてなんですが、浅井の図書館では、勤め人の方に利用していただくために、閉館時間を1時間遅らされて利用されていたこともお聞きしております。そのようなことに対して、利用者のサービス向上について、その点についてお答えを願います。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) 再々問のほうにお答えさせていただきます。

 先ほど議員のほうからご指摘いただきました浅井図書館の例もございますように、図書館自体の利用状況を見きわめまして、その状況に応じまして、ご利用者の方が利用しやすいように運営等について工夫して、できるとこがあるかどうか、今後検討させていただきたいと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) ありがとうございます。

 次に入ります。

 4点目、電子化等新しいシステムの導入について問う。

 電子書籍の提供については、私の調べでは、現在電子書籍の導入している県は、国で11県33館となり、今年度実証検証の2館を含め10館の導入が進められている段階で、まだまだ発展途上であると言えると考えます。システムとしては、24時間貸し出し、自動返却等があって、スマートフォンやタブレットで気軽に読める等の利点があります。そのため、県内の図書館においては、電子書籍等、新しいシステムが導入し得るかどうかについて問います。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) それでは、4点目の質問についてお答えさせていただきます。

 電子書籍として販売されている作品につきましては、個人向けの作品は多く出回るようになってきておりますが、公共図書館で提供が可能な著作権要件を備えた作品につきましては、まだ多く存在していないのが現状でございます。このため、電子書籍の提供は、現在のところ本市では行っておりませんし、また県内のどの図書館においても行っていないところでございます。

 しかし、今後著作権要件が緩和され、利用しやすい環境が整えば、電子書籍を提供することができるよう準備してまいりたいと考えているところでございます。電子書籍などの新しい情報提供をすることについては、今後市民の皆様のニーズにお応えできるよう検討し、サービスの向上に努めてまいりたいと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) 再問に入らさせていただきます。

 スマートフォンやタブレットなどは、ここ2年ほどで急速に普及しております。電子書籍等も急激に皆様方に浸透していただき、市民の皆様方は図書館等、また無料で利用していただけることが最大の目的であり、また関心を持っていただけると思います。その辺について具体的に問います。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) 再問のほうにお答えさせていただきます。

 電子書籍につきましては、先ほどお答えさせていただきましたように、公共図書館での提供が可能な著作権要件を備えた作品が現時点ではあまり多くないというものがございます。今後そういった著作権要件が満たされたものが多く出回ってきましたら、そういった状況を踏まえまして、市民の皆様のほうに電子書籍のサービスが提供できるかどうかについて検討していきたいと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) 私は、電子書籍を入れていただきたい理由の一つとして、読むことの困難な方、色とか変えられて見える方がおられ、それによってたくさんの方が利用していただくことができるということをお聞きしておりますので、そのような方がぜひとも入れてほしいということをお聞きしておりますので、その辺についてお答えをいただきますようお願いいたします。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) 再々問のほうにお答えさせていただきます。

 しょうがいのある方々につきましては、そういった方々に対しても本が利用できるような本の拡大されたものや音声での本が聞き取れるようなものなどを用意させていただいておりますが、議員ご指摘のように、そういった方々に対して、そういった今回の電子書籍について、有効なものであるということは認識しておりますので、今後の著作権要件等が緩和されましたら、導入に向けて検討をさせていただきたいと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) ありがとうございます。ぜひともよろしくお願いいたします。

 大項目2点目に入ります。

 本庁跡地予定の中央図書館について問います。

 (1)中央図書館を中央集客型とする計画の具体的な構想について問う。

 新しく中央図書館ができることで、既存の各図書館を利用していただいている市民の皆様方から、豊富な品ぞろえの本が中央図書館に流れてしまうのではないかと不安や不満の声が上がっています。なぜ中央集客型の図書館を新しく設置するのか、具体的な構想について問います。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) 議員のご質問についてお答えさせていただきます。

 市内各図書館につきましては、それぞれに特色があり、多くの市民にご利用いただいているところでございます。一方で、高まる図書館への期待やさまざまな要望にお応えしていくことや図書館サービスを市内隅々まで届けることなど、課題も多くあるところでございます。

 そこで、この課題を解決するために、市立図書館のかなめとなる中央図書館を新設いたしまして、地域の図書館と一体となったサービス網を構築していきたいと考えているところでございます。中央図書館には、各館をバックアップする機能を強化する考えでございまして、企画運営部門の機能の強化や職員のスキルアップを図る研修部門など、組織の機能強化を図ってまいりたいと考えているところでございます。また、各館をつなぐ物流の拠点にしたいと考えているところでございます。

 一方、地域の各館では、利用度の高い生活に密着した図書や雑誌、新聞を充実させ、気軽に利用していただけるよう、使いやすくしていきたいと考えているところでございます。あわせて、図書館間の物流便を充実させますので、地域間での予約した本につきましても、翌日には届くように、これまでよりも便利にご利用いただけるようにしていきたいと考えているところでございます。中央図書館がバックアップすることによって、お求めの本や情報を地域の各館へきちんとお送りすることによって、市の全域へこれまでより質の高いサービスを提供することができるものと考えておりまして、市全体の図書館サービスを格段に向上できるものと考えているところでございます。

 中央図書館の規模や施設の形態は、長浜市役所本庁跡地等整備基本構想に沿い、市民の皆様のご意見をお聞きしながら、これから具体的に検討してまいりたいと考えております。また、地域の各館のあり方につきましても、これにあわせて検討してまいりたいと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) 今部長お答えいただきましたまた翌日に届くという形でございますが、先ほど1番のほうで述べさせていただきました予約させていただくについては、月曜日と金曜日予約という形で、なかなか翌日には届かないと思いますので、ぜひとも、ちょっと話は戻るんですけども、月曜日、水曜日、金曜日という形で、そういう形でサービス向上やら具体的にしていただけたらと思います。その辺について問います。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) それでは、再問のほうにお答えさせていただきます。

 現在策定中の長浜市の図書館基本計画の中でも、図書館間の物流便については充実させる方向で書かせていただいておりまして、先ほど申しましたように、中央館が建築された際には、地域間で予約した本につきましても、今までのようにではなく、翌日には届くように、物流間の充実を図っていきたいと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) ありがとうございます。

 次に入ります。

 長浜市立図書館を廃し、新たに本庁跡地に計画される中央図書館を設立する意味を問う。

 今まで長浜市立図書館は、市民の皆様方から身近で愛される図書館として長年にわたり喜んでいただいているとお聞きしていますが、その図書館を廃し、新たに中央図書館を設置する必要性があるかということについて問います。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) それでは、議員のご質問についてお答えさせていただきます。

 長浜図書館は、昭和58年に湖北地方で初めて開館した図書館でございます。以来30年あまり、地域の皆様に愛され、地域の皆様とともに歩んでまいりました。しかし、近年利用圏域の拡大に伴い、駐車場が不足し、土日祝日、特に講演会などの際には大変混雑し、ご不便をおかけしているところでございます。また、開架スペースが狭いために、多種多様な本を並べ、見て選んでいただくことが困難な状況となっているところでございます。しょうがいのある方や小さな子どもをお連れでの親子様、また高齢の方などにとって、利用しやすい施設、設備であるとは、現状では言えないところがあるところでございます。

 このため、館の周辺地域へのサービスだけでなく、市全域へのサービスを強化するかなめとなるために、これからの長浜市にふさわしい中央図書館に移転改築しようと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) 大きな行事など、不便で駐車場が使えないということで、近隣住民の方から苦情等もはじめ、ございましたとお聞きしておりましたが、愛された図書館でございまして、なくなる近隣住民の皆様方からもさみしい声が出ておりますので、今後も利用しやすい状態にしていただきたいと思います。

 次に入ります。

 本庁跡地図書館の利便性向上に向けての方策について問う。

 本庁跡地の図書館には、市民の皆様が期待されていると思いますが、今まで以上の冊数と内容を含めて、利用、利便性向上に向けて提案をすべきだと考えます。その方策について問います。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) それでは、議員のご質問にお答えさせていただきます。

 中央図書館は、書架に並んだ多くの本の中から、見て、手にとって選んだり、関連するさまざまな本を発見したり、思いがけない本と出会ったりという楽しみが広がるよう、開架スペースを広くとりたいと考えているところでございます。また、利用者の質問や要望に対し、より迅速に詳しく正確にお応えできるよう、専門性の高い本を幅広く備え、体制を整えることを考えているところでございます。

 現在策定中の長浜市図書館基本計画では、図書館の目指す姿を地域と人がつながる知の拠点としているところでございます。長浜市には、地域ごとに受け継がれてきた歴史的、文化的な資源がたくさんあり、各地域の図書館にその地域に関する本などの情報を備えることはもちろんでございますが、中央図書館に行けば、市内のどの地域のことも知ることができるよう、情報の収集と提供、発信をしていきたいと考えているところでございます。

 また、本について語り合ったり、小さなお子様をお連れでも気兼ねなくお過ごしができるよう、多少はにぎやかでも構わないゾーンを設けることを考えておりますし、静かにするゾーンと区別することで、誰もが安心して気軽に集える市民交流の場にしていきたいと考えているところでございます。

 また、目の不自由な方のための音訳や対面朗読を行うことができる防音の専用室を設けたいと考えているところでございます。

 大人も子どももわくわくできるような図書館を市民の皆様と一緒につくっていきたいと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 矢守議員。



◆6番(矢守昭男君) ぜひとも、小さなお子様の洋式トイレから子育て世代へのサービス、またお年寄りの方のトイレ等サービス、しょうがい者の方へのサービス、来館が困難な人へのサービスなど、誰もが利用していただけるように、利便性に向けて方策についてしていただきたいと思います。

 図書館の利用者が安心・安全で喜んでいただけることがサービスの向上につながると思います。今後ともよき方向に向けていただけますように、以上をもちまして一般質問を終わりたいと思います。(拍手)



○議長(竹本直隆君) 次に、押谷與茂嗣議員、登壇願います。



◆26番(押谷與茂嗣君) (登壇)おはようございます。

 それでは、質問に入らさせていただきます。

 不祥事についてでございますが、これは既にたくさんの議員から質問が出ておりますが、重複するところは避けていただいて結構ですので、ピンポイント的に質問させていただきます。答弁のほうもわかりやすくよろしくお願いをいたします。

 今回の不祥事について、どのように検証され、どのように総括され、どのように今後取り組んでいこうと考えておられますか、よろしくお願いいたします。



○議長(竹本直隆君) 副市長。



◎副市長(大塚義之君) 不祥事の総括についてでございますが、平成22年の不祥事以来、さまざまな防止策を講じてきたはずであるにもかかわらず、なぜ再びこのようなことが起きたのかということの検証に尽きるというふうに思っております。不祥事発生直後から、各部局におきまして、全職員の参加のもと、検証や再発防止対策の検討を行い、その結果をコンプライアンス推進本部会議において、さらに協議検討を重ねてまいりましたが、総括すれば、不祥事防止対策としてやらなければならないとしたことが十分できていなかったり、またその十分できていなかったということの検証もできていなかったということであるというふうに考えているところでございます。

 こうした反省点に立ちまして、さらなる防止策として、一つ目に、職場研修を確実に実施することによるコンプライアンスハンドブック等のルールの周知徹底、そして二つ目に、内部統制制度の本格導入によるルールを守る仕組みの改善、三つ目に、人事評価による給与反映や部局長による部下への指導監督の強化などによる規律と管理監督の徹底、そして四つ目に、危機管理マニュアルの再整備、そして五つ目に、入札契約制度の見直しや携帯電話の業務使用制限、それから相談窓口の設置などによる不祥事を防ぐための環境改善に取り組んでいくことといたしました。

 また、今回決めたことが再び不十分なまま終わらぬよう、部課長の責任のもとでこれらを確実に実行し、その状況は、私が本部長でありますコンプライアンス推進本部会議でしっかり検証していきたいというふうに考えてるところでございます。



○議長(竹本直隆君) 押谷議員。



◆26番(押谷與茂嗣君) いろいろとお話しいただきました。しかしながら、幾つもなかなか、人間の能力というのは決まっておると思うんです。そんな中で、一つ一つ積み重ねていくということが大事やと思うんで、その点を特に重視しながら徐々に、こういう起きてはならんことが何回も起きてるということで、大変心配もしております。そんな点からも含めて、職員から今副市長という立場で、本部長も兼務されておられるということですので、職員の心も特に十分わかっていただいてるという副市長さんですので、その点も含めて、再度よろしくお願いいたします。



○議長(竹本直隆君) 副市長。



◎副市長(大塚義之君) 議員仰せのとおり、一つ一つ確実に実行していくということが大切だろうかと思います。幾つかの項目につきまして、スケジュール、いつまでに誰が何をどのようにするかということも明確にしまして、すぐ取りかかれるものはすぐに取りかかる、一定時間が要って、検討すべきものはしっかりと検討していくということで、仕組みを整えていきたいというふうに考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 押谷議員。



◆26番(押谷與茂嗣君) よろしくお願いします。

 それでは、2点目の民間企業に学ぶ防止策についてでございますが、民間企業の場合はもう少しシビアにといいますか厳正に対応しているというのが大体民間企業に通じる話やと思うんです。決して、役所やさかい甘いとは言いませんが、もう少し民間企業から導入された防止策というのを考えはあるんでしょうか、よろしくお願いします。



○議長(竹本直隆君) 副市長。



◎副市長(大塚義之君) 確かに民間企業に学ぶところが多いというふうに思っております。民間企業に学ぶ、特に職員研修につきまして、市内部での検討だけでは取り組みが欠ける部分があるのではないかというふうに思っておりまして、コンプライアンス推進室の職員が、事件後、地元金融機関を訪問させていただき、リスク管理などの具体的な取り組み等を勉強させていただきました。当然市役所としては、市役所とは業務の内容が異なりますが、年間の推進計画策定やチェック体制、階層別の研修、朝礼等での対応などを具体的な事例として参考とさせていただくことが大変多くございまして、本市としましても、可能な限りこれらを取り入れていきたいというふうに考えているところでございます。

 また、引き続き市内にございますほかの事業所などへも出向きまして、コンプライアンスの対応や推進手法など、さらに参考とさせていただく機会を設け、今後の職員研修にも活かしていきたいというふうに考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 押谷議員。



◆26番(押谷與茂嗣君) 今民間の企業、いろんなとこへ聞きに行ったという副市長からのお話ありましたが、ただ行くだけじゃなくて、いい方法は何かなかったでしょうか。



○議長(竹本直隆君) 副市長。



◎副市長(大塚義之君) 職員研修でも繰り返し繰り返しコンプライアンスの徹底を図っておられるというところで、朝礼等でも朗読等々をしっかりなされてるというのが1点、それからチェック体制として、特別な専門的な部署を設けてチェックに当たるというような組織的な取り組み等々が大変参考になったというふうに思っております。



○議長(竹本直隆君) 押谷議員。



◆26番(押谷與茂嗣君) 今副市長からもう一つ出るんかと思いましたが、あえてこっちから提言させてもらいますが、これは風通しをようさせるというのが一番先決やと思うんです。そうなると、いろんな職員の意見も聞かなあかんということで、アンケートなんかどういうぐあいに思っておられますか、よろしくお願いします。



○議長(竹本直隆君) 副市長。



◎副市長(大塚義之君) ご指摘のとおり、風通しがよい組織というものは必須であるというふうに考えております。それぞれが、職員一人ひとりが意見を言い合える、また先日の答弁でも申しあげておりましたが、それぞれが注意をし合う空気というものが大切であろうかというふうに思っております。今回の検証作業におきましても、職員一人ひとりが自分の課題として今回の問題を検証し、何が足らなかったのか、自分たちは何をすべきなのかということを一人ひとり考えていただいて、集約したものとして取りまとめさせていただきました。

 アンケートも一つの手法であろうかと思いますが、職員面談等を通して、フェース・ツー・フェースでしっかりとして意見交換をするというのほうが大事であるというふうに思っております。



○議長(竹本直隆君) 押谷議員。



◆26番(押谷與茂嗣君) それでは、次の副市長の立場からこの防止策、2番とかぶるかもわかりませんが、副市長が思われてる防止策というのがもし考えあればお聞かせ願えませんでしょうか。



○議長(竹本直隆君) 副市長。



◎副市長(大塚義之君) 今回の検証でもまとめておりますとおり、服装や身だしなみにしましても、また仕事に対する取り組み姿勢につきましても、部下を指導するのは所属長の責務でございまして、部下が起こした不祥事の責任の一端は所属長にあるというふうに考えております。このため、所属長が業務管理とともに、人事管理、職場環境管理のリーダーシップを発揮していただき、さらには所属長の職員管理能力や危機管理能力を高めるため、部局長が所属長への指導を確実に行うこととしております。

 私の役割としましては、部局長が各部局をきちっとマネジメントできているかを確認しながら、コンプライアンス推進本部の本部長として、不祥事防止の取り組みが確実に実行されているかを検証して、必要な指導、指示を行うことであるというふうに考えておりまして、しっかり指示をしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(竹本直隆君) 押谷議員。



◆26番(押谷與茂嗣君) ありがとうございます。

 上に立つ者は、なかなか下のとこまで目に届かないと言いますが、見本を示してしていくということもあります。私も小さいながらちょっと商売をしておりますが、そんな中で絶えず傲岸不遜という言葉を大事にしながら、常日ごろ頑張っておるような状況ですが、そういう言葉を胸にして、当然この言葉、副市長さんご存じやと思いますが、そういう言葉を胸に置きながら部下に指示するということが、部下に対してもきちっと伝わるんでないかというぐあいに考えておりますが、そのことに関して、もしコメントがあればよろしくお願いします。



○議長(竹本直隆君) 副市長。



◎副市長(大塚義之君) ご指摘のとおり、大きな組織でございますが、市長あるいは私を中心にそれぞれの部長が、そして部長が課長を、それから課長がグループリーダーをということで、組織的な対応をしていきたいというふうに感じておりますが、そういった組織として職員と接するだけではなく、それぞれの一人ひとりの職員と膝を突き合わせた、先ほどのも重なりますが、風通しのよい、自分の意見をしっかり言えるような組織となるよう努力してまいりたいというふうに考えております。



○議長(竹本直隆君) 押谷議員。



◆26番(押谷與茂嗣君) またことわざになりますが、蟹は甲羅に似せて穴を掘ると。その立場立場で、その器器で、物事は決まっていくというようなことなんですので、本部長である副市長さん、大変ご苦労さんですが、特に職員経験をされて副市長という立場になっておられますので、再度この熱い思いというのを職員に伝わるように言うてもらえれば、この質問したことがよかったんじゃないかと思うんで、よろしくお願いします。



○議長(竹本直隆君) 副市長。



◎副市長(大塚義之君) 今回の事例を大いに反省し、事実を真摯に受けとめて、今後このようなことがないよう、しっかりと組織としても取り組んでまいりたいというふうに思ってるところでございます。



○議長(竹本直隆君) 押谷議員。



◆26番(押谷與茂嗣君) それでは、4点目の人事制度面からの防止策についてお伺いします。

 聞くところによりますと、昇級試験が今回はもうなくなったというようなことで、大変人事制度面からどういう意味もあるかわかりませんが、人事制度面からにおいてのこの防止策について、もしお考えあればお聞かせ願えますか。



○議長(竹本直隆君) 副市長。



◎副市長(大塚義之君) 人事制度面からの防止策についてでございますが、長浜市不祥事根絶宣言の三つの柱の一つであります不祥事を起こさない仕組みをつくりますの中に、人事異動での配慮というものがございます。現金の取り扱いの機会が多い部署、あるいは契約を担当する部署、そして業務上利害関係がある業者とかかわる機会が多い部署につきましては、特定の職員が長期間に一つの職務に従事しないよう、人事異動において配慮をしていきますとしております。引き続いて、防止策の一つとして対応をしてまいりたいというふうに考えております。

 また、今回の取り組みの中では、服務に係るものや仕事の基本ルールを所属長の責任のもと、繰り返し指導しても改善が見られない職員につきましては、人事評価を行った上で、勤勉手当あるいは昇給昇格に反映させることで、ルールを厳守できない場合のペナルティーを明確にしながら、日常的な行動レベルを正すとしておりまして、速やかにルールやその制度を構築してまいりたいというふうに考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 押谷議員。



◆26番(押谷與茂嗣君) 何はともあれ、風通しをよくして、伝達もスムーズに通ることが大事ですが、その中に不平不満があっては、それが根源になるというぐあいに考えます。二度と三度と起きないようというような話がありますが、これを機にさらに副市長のコンプライアンス本部長としてのさらなることをこのことに関して頑張っていただくことを期待して、質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)



○議長(竹本直隆君) 次に、佐金利幸議員、登壇願います。



◆1番(佐金利幸君) (登壇)それでは、発言通告にのっとりまして質問をさせていただきます。

 大項目二つございます。

 まず1点目ですが、空家等対策の推進に関する特別措置法施行後の具体的な空き家対策についてお尋ねいたします。

 昨年9月、第3回定例会において、中川 勇議員より、利活用困難な空き家に対する具体策の一般質問に対し、今井都市建設部長は、空き家対策懇話会を立ち上げ、市民の意見を酌み取り、関係部署間では庁内会議を立ち上げ、連携を図る旨、答弁されています。その後、11月に国会で、空家等対策の推進に関する特別措置法が成立し、平成27年2月26日に一部施行されるとともに、国土交通省及び総務省から空き家等に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための基本的な指針が示されました。法第4条では、市町村の責務として、空き家等対策計画の作成や計画に基づく空き家等に関する対策の実施、その他の空き家等に関する必要な措置を適切に講ずるよう努めることが規定されており、住みよいまちを目指す当市においても、法を適切に活用して、特に特定空き家問題に対して、正面から取り組みを進めていく必要があるのではないかと思います。

 ここに言われてます特定空き家ですが、今まで利活用困難とか、そういう言葉で言われてたんですけども、特定空き家とは、そのまま放置すれば、倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態、または著しく衛生上有害となるおそれのある状態、適切な管理が行われていないことにより、著しく景観を損なっている状態、その他、周辺の生活環境の保全を図るために放置することが不適切である状態にあると認められる空き家等を言うと、こういうふうになっております。

 実はこちらに写真があるんですけども、これはほとんど家が壊れてます。かやぶき屋根なんですが、もう落ちてまして、いわゆる地棟が落ちてるといいますか、そして周りはこういうふうに木が散乱して、この周りの家は非常にきれいなまち並みです。ところが、ここだけポンと、これは1年や2年でできたわけではなくて、長い間かかって、20年や30年とかかって、こういう空き家が存在するということでございます。こういったものを特定空き家と申します。

 そこで、質問をいたします。

 1番目、先の定例会で、都市建設部長は、当時の時点で、利活用困難な空き家の数について、180戸を認識していると答弁されています。これらいわゆる特定空き家のそれぞれについて、市当局は指針に示されるような所在地、現況、所有者等の氏名などのデータベースを整備されているかお尋ねいたします。



○議長(竹本直隆君) 都市建設部長。



◎都市建設部長(今井克美君) 特定空き家等のデータベースの整備についてのご質問にお答えをいたします。

 昨年度現地調査を行ったものにつきましてはデータベース化はしておりませんが、本年度相談を受けたものにつきましてはデータベース化を進めております。また、180戸は推計値でございまして、実際に現地で危険な空き家だと確認したのは39戸になり、その場所や状況についての情報は調査結果として保管をしているところでございます。

 今後は、法律が一部施行したことで可能となった固定資産税情報の利用と関係者への問い合わせ等を行うとともに、既に取り組みを実施されている自治体の基準や手法を参考にしながら、特定空き家等に関する情報のさらなるデータベース化を進めてまいりたいと考えております。



○議長(竹本直隆君) 佐金議員。



◆1番(佐金利幸君) わかりました。180戸というのは正確な数字ではないということがわかりました。実は、こういった特定空き家、非常に地域の方は心配してますし、非常に不愉快な思いで毎日を暮らしておられます。どうか至急に特定空き家をつかんでもらって、データベース化していただきたいと思います。

 2点目です。

 地域住民は、長年放置されている廃屋状態となっている特定空き家に大変迷惑し、一日でも早く対処してほしいと願っています。懇話会や庁内会議では、特定空き家に関してどのような議論がされ、その議論を踏まえて、市当局はどのような結論を得て、今後どのようなスタンスで取り組んでいこうとされているのでしょうか。さきの定例会で、法律の施行時には法律に基づいた計画策定や条例制定などに取り組めるように準備を進めていこうと考えている旨答弁されていることを踏まえ、計画の策定や条例の制定を進めているのかどうか、あわせてお尋ねいたします。



○議長(竹本直隆君) 都市建設部長。



◎都市建設部長(今井克美君) 特定空き家等に対する計画の策定や条例の制定についてのご質問にお答えをいたします。

 現在取り組みを進めている空き家対策懇話会では、本市における空き家対策のあり方や計画の策定に向けた議論をしていただいており、予防や活用に関する意見が多い中で、特定空き家等についても条例の制定でありますとか除却支援制度の創設に関する意見をいただいております。

 また、空き家等の発生要因は、一つに特定できるものではなく、住まいの各段階にわたっていると考えられることから、予防、活用、除却を一つの流れの中で捉えて、それぞれの段階に応じた効果的な対策を検討し、取りまとめていく必要があると考えております。

 そういったことから、本年度末には懇話会等の意見を参考にした計画の骨子を作成するとともに、さらに議論を深めながら、全体的な空き家対策を示す空家等対策計画を策定していく予定でございます。また、議員ご指摘の特定空き家対策についても、空き家対策全体の中で、重要な対策の一つとして位置づけをしていく予定をしております。

 一方、空き家等に関する条例につきましては、本年5月に国から示される予定の特定空家等に対する措置を適切に実施していくための指針を踏まえながら、本年9月を目途に、空家等対策計画の策定とあわせて制定できるように取り組みを進めているところでございます。

 以上です。



○議長(竹本直隆君) 佐金議員。



◆1番(佐金利幸君) 今部長のほうから、今年度中に条例を制定するというのをお話を伺いましたので、実は彦根市、これは平成25年4月、そして隣の米原市は今年3月の議会に提案するということで、各自治体のほうは既にもう動き出しております。先ほど、何度も言いますけども、地域の住民の方はこの特定空き家に対して非常に迷惑をしておりますので、どうか一日も早くこれを条例を制定していただくようにお願いしたいと思います。

 それでは、3番目の質問に入らせていただきます。

 特定空き家問題にいち早く対処し、地域住民の安全、財産を守るためには、特定空き家に対する市当局のスタンスを明らかにするとともに、対策に実効力を持たせるため、固定資産税の住宅用地特例の不適用、あるいは平成27年5月26日から可能となる特定空き家への立入調査や特定空き家の所有者に対する除却等の勧告、勧告に従わない場合の行政代執行が有効であると考えられますが、市当局ではこうした取り組みを行っていく考えはありますでしょうか。取り組みを行うのであれば、取り組みの内容とその開始時期についてもあわせてお尋ねいたします。



○議長(竹本直隆君) 都市建設部長。



◎都市建設部長(今井克美君) 行政代執行などの取り組み有無とその時期についてのご質問にお答えをいたします。

 昨年4月から、空き家に関する窓口をすまい政策推進室に一本化をし、既に30件の相談を受けており、その中には特定空き家等に関する相談も多く見られます。相談案件については、現地確認や聞き取り等を行っておりますが、所有者不明のものや相続関係等の問題で対応が困難なものがあることから、その解決のためにはこのたび法律で規定されました指導や勧告等の取り組みが必要であるというふうに考えております。また、指導や勧告、さらには行政代執行を行うことは、現状対策として効果があるとともに、予防や抑止の面でも一定の効果があるのではないかというふうに考えております。しかしながら、行政代執行には、実施の条件や基準、費用対効果の面で課題があることから、関係者との広範かつ慎重な議論を重ねながら対応していく必要があると考えているところでもございます。

 また、取り組みの時期につきましては、本年5月に国から示される指針を踏まえるとともに、空き家対策懇話会等で議論をさらに深めながら検討をしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(竹本直隆君) 佐金議員。



◆1番(佐金利幸君) ありがとうございます。実はこの特定空き家、人様の財産の建物ですから、勝手に行政が取り外すとかどっかへ持っていってしまうということは、本当に非常に難しい問題なんです。それはよくわかります。しかし、そういった空き家が現実にこの世に存在してます。これは大変重大な重たい話だと私は考えてます。

 これが、全国こういうのはたくさんありまして、そのためによって今回この指針とかが出たはずなんですけども、この指針の中のこの協議会の組織ということで、市町村長は地域住民、市町村の議会の議員、法務、不動産、建築、福祉、文化等に関する学識経験者、その他市町村長が必要と認めた者で構成するということで、これ非常に、人様の財産を撤去して、裁判をかけてどけてしまうわけですから、一朝一夕ではいかないと私も思います。しかし、これはもう無視して通るわけにはいきません。何としてでもこれはやってもらわないと、長浜市民、非常に、今は30件と言われましたが、皆さん弱っておられますので、一つどけてしまえば、後ずっといきますので、どうかこの制度をしっかりとつくってもらいたいと思います。

 今日言うてすぐというにはならんと思いますので、ある時期が来たら、再度この特定空き家について質問をさせていただきますので、今日はこれで終わらさせていただきます。

 それでは、大項目の第2問へ参ります。

 観音坂トンネルのアクセス道路についてです。

 実は私、南小足ですので、私の家のちょっと300メーター前にこの今の道路があるわけなんですけども、観音坂トンネルの完成を間近に控え、そのアクセス道路についてお尋ねをいたします。

 観音坂トンネルは、昭和8年につくられ、幅員が狭く、通学通勤者をはじめ、地元から長年にわたり改築が要望され、ようやく来年3月にトンネル本体は完成するということを聞いております。新しいトンネルが完成すると、周辺の自動車通行量も今以上になると予想されます。

 一方、トンネル整備に伴う市道三成公グリーンロードの改修について、地元石田町自治会、七条自治会からは、市当局から、その完成が10年先になる旨、説明を受けています。両町を抜ける県道間田長浜線は、昔ながらの道路で、町民にとって大切な生活道路ですが、幅員も狭く曲線で、歩道もなく、現在でも電柱や壁への接触事故が多発しているにもかかわらず、現状では引き続きこの県道が観音坂トンネルの主要なアクセス道路になることが予想されます。今以上に危険が増大するのではないかと懸念されます。

 そこで、1問目です。

 市道の改修、10年って地元のほうは聞いておりますが、5年程度に短縮はできないでしょうか、お尋ねします。



○議長(竹本直隆君) 都市建設部長。



◎都市建設部長(今井克美君) 1点目の質問にお答えをいたします。

 市道石田宮司線につきましては、観音坂トンネルへのアクセス道路として、石田町から七条町地先の県道東上坂近江線までの約1.6キロメートルの道路整備を長浜市道路アクションプログラムに位置づけまして、計画をしているところでございます。平成27年度から路線測量や予備設計を進めていきたいと考えておりますが、実施設計業務に2年、また全線にわたり用地買収が必要になってまいりますので、用地境界の確認作業、測量図の作成等、用地の取得に3年は要すると思われます。本工事につきましても、用水管路の移設等、沿線農地の耕作との関係もございますし、現道交通を維持しながらの工事となりますので、工区を分けての施工ということになることから、四、五年程度は必要であるというふうに考えておりますので、全線を5年間に短縮して完了するということは非常に難しいと考えております。

 市の事業としては大型の事業となりますが、事業実施に当たっては地元の協力をいただきながら、できるだけ早期の完成に向けて、事業促進に鋭意努めてまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。



○議長(竹本直隆君) 佐金委員。



◆1番(佐金利幸君) わかりました。今5年間ほど短くならないかということをお尋ねしましたが、それはできないというご返答でしたので、地元のほうの協力もないと、これはなかなか先に進めないと思いますので、その辺のことを地元でまたお話をさせてもらいたいと思いますし、10年と言われましたんですが、非常に危険な今の間田長浜線ですので、どうか狭い道路ですので、その辺のことはご理解をお願いしたいと思います。

 2点目参ります。

 トンネル完成時は、石田−七条間の住民の安全を考慮して、市道を主道路として、今の三成公グリーンロードですね、こちらを主道路にして、県道を副道路とする考えはないのかお尋ねいたします。



○議長(竹本直隆君) 都市建設部長。



◎都市建設部長(今井克美君) 2点目のご質問にお答えいたします。

 市道石田宮司線への車の流れを誘導するには、県道間田長浜線との接続部の交差点改良が必要となってまいります。今後新トンネルの開通に伴う交通量の推移を注視し、市道整備を進める中で、県や公安委員会と協議を行って、必要な安全対策を講じてまいりたいというふうに考えております。



○議長(竹本直隆君) 佐金議員。



◆1番(佐金利幸君) 今その辺は検討するというような中身でしたんですけども、実は三成公グリーンロードから近江長岡へ行く場合は、そちらのほうが今一旦停止になっております。県道の間田線のほうが石田町内へ入っていくほうがストレートで入っていくわけですけども、そこは今の車の量を考えますと、そちらへずっと流れますので、どうか今の3差路のところを直線にしてもらって、そちらのほうへ主道路になるように早急に考えてもらいたいと思います。

 3点目参ります。

 石田−七条間の県道は、幅員が狭く、歩道がありません。市として、歩行者に対して安全対策をどのように考えておられるのかお尋ねいたします。



○議長(竹本直隆君) 都市建設部長。



◎都市建設部長(今井克美君) 3点目のご質問にお答えいたします。

 ご指摘のとおり、県道間田長浜線の石田町から七条町の区間につきましては、沿道に家屋が建ち並び、拡幅や歩道設置は困難な状況です。

 新トンネルの供用に伴う交通量増加対策のために、市としましては、県道バイパスとして市道石田宮司線の整備を早急に進めることと県道における必要な交通安全対策につきましては、道路管理者である滋賀県に対応を要請してまいりたいというふうに考えております。



○議長(竹本直隆君) 佐金議員。



◆1番(佐金利幸君) ありがとうございます。あの道路は本当に狭くて、対向するのも実は怖いような道路でございます。歩道もないということですので、どうかグリーンベルトのような形を、これは県道ですので、市道ではございませんので何ですけども、どうかそういった安全対策を同時に考えていただけるようにお願いしたいと思います。

 これで私の質問を終わります。ありがとうございました。(拍手)



○議長(竹本直隆君) 次に、西尾孝之議員、登壇願います。



◆25番(西尾孝之君) (登壇)おはようございます。

 昨日鋒山紀子さんがかなり緊張しておられて、ちょっと声をかけたんですけども、慣れというのは怖いもんですね。私も、ついこの間まで、この質問に立つと心臓がかなり躍ってたんですけども、今日は心臓も躍らず、質問をできるということで。今日階段を下から6階まで上がってきたんですけども、年とってえらかったですわ。でも、運動するというのはええことで、これからも一所懸命これまた上っていこうかなと思ってますけども。

 じゃあ、余談な話になりまして、質問に入らさせていただきます。

 市民プールに塩素が入ってることなんですけども、これどのように処理しているのかお伺いいたします。

 せんだって私の友達が、湖北町のある学校が塩素まじりの水を農業用水に流している。だから、一遍学校に聞きに行ってきたところ、ある校長先生が、塩素は分離する。分離すると、結構害があるということを言われたらしいです。その聞きに行った人も、そんなこと言われるとは思わなかったらしいです。

 それで、それを私のとこに報告をしに来て、インターネットで調べさせていただきました。広島県庄原市で、同じようにプールの水を、6月ぐらいです、川に流したら、アユが500匹ぐらい死んだらしいんです。原因は何かって調べたら、塩素まじりの水を川に流している。すぐに近隣住民、またそういう関係の方々に謝罪に行ってるんですけども。

 私の認識では殺菌とか、そういうのはするのに、別に害やないんじゃないかなと思ってたんですけども、やはり害があるということで、その辺をどのように長浜市は処理しているのか、またどのように指導しているのか、その辺をお伺いいたします。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) 1点目の質問についてお答えさせていただきます。

 プールの水の処理につきましては、文部科学省が定める学校環境衛生基準マニュアルに従いまして、適切に処理させていただいているところでございます。具体的に申しあげますと、プールの清掃や足洗い槽、腰洗い槽の水の処理につきましては、中和剤を用いまして塩素を中和させていただき、また一昼夜以上置いて、残留塩素を消滅させてから排水するようにしているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 西尾議員。



◆25番(西尾孝之君) ありがとうございます。

 この水、下水道にはつなぐということはできないのかな。その辺よろしくお願いします。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) 再問のほうにお答えさせていただきます。

 現在長浜市におきましては、学校管理衛生マニュアルに従いまして、各学校において適切に処理していただいているところであり、議員先ほどお話しされたような事故等の報告は現在のところ受けてはいないところでございます。したがいまして、引き続きましてこのマニュアルに従いまして管理をしていきたいと考えているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 西尾議員。



◆25番(西尾孝之君) そのマニュアルの内容というのは、そうすると、川に流しているということですか。マニュアルにはそういうふうに書いてあるということですか。



○議長(竹本直隆君) 教育部長。



◎教育部長(嶋田孝次君) マニュアルでございますけども、プール水等の排水につきまして、このマニュアルにおきましては、公共用水域へ直接学校プール水を排水する場合、通常の残留塩素濃度では人に対して毒性はないが、魚介類に対しては毒性を示し、悪影響を与えたり死滅させたりしてしまうことがあると。そこで、プール本体及び腰洗い槽からの排水については、必ず次の方法によって脱塩素をし、DPD法等で残留塩素濃度の減少を確認してから排水を行う必要があると書いておりまして、その具体的な方法といたしまして、中和剤で中和する、排水槽に一時ため、一昼夜以上放置して残留塩素の自然消滅をさせるということが書いているところでございます。



○議長(竹本直隆君) 西尾議員。



◆25番(西尾孝之君) 分離したりするんで、きちっと処理していただくように。広島みたいにアユが死んだり、またそういうことが長浜市でもあったりしたらかなんので、その辺はよく考えてしてほしいと思います。

 じゃあ次に、質問入ります。

 職員の不祥事の質問でありますが、私、人生今年で57歳になるんですけども、私自身皆さん方にああやこうや言えるような男ではないというのは、自分自身自覚しております。なぜかというたら、私も警察に捕まったことがある、親を泣かせたことがある、嫁を苦しめたことや何遍も泣かせたことがある男でございます。そんな男が皆さん方にああやこうや言える立場でないというのはよくわかっております。でも、そんな男をこの議場に上げてくださった皆さんのために、私はあえて今日は皆さん方にきつい質問をさせていただきますけども、その辺をよく聞いていただいて、今後の職員の指導に当たってほしいと思います。

 昨日で東北大震災、4年を迎えました。私は、忘れもしません。5月に夜、もうそれも12時前だったんですよ、市長に電話を一本入れた。市長、今気仙沼は自転車もない。子どもが買い物に行く、親が我が子を探しに行く、歩いてあの危ない瓦れきの中へみんなが行っている。何とか市長、自転車を送ってくれないか。中古でもいい。お願いしたのを今でも鮮明に覚えております。そのときに市長は、一つ返事で、よし、西尾、わかった。中古みたいなもんは、そんなことはできない。さらを100台、藤井勇治市長は送ってくれた。そのときに被災地の人は、何と私に言ったか。西尾さん、その市長にぜひ会いたい。一度連れてきてほしい。私は、被災地の話をしているわけじゃありません。不祥事の話をするに当たっては、これはどうしても皆さん方に話をしておきたいと思いまして、議長、話をそれているわけじゃありませんので、ビーだけはならさないようによろしくお願いを申しあげます。

 藤井市長は自転車を納めるときに、私は、来ると思ってた。でも、来なかった。そのときに私は、腹は立ちましたけども、考えたら、よくよく考えたら、市民の税金で買うんだから、何も自分はいい格好するんじゃない。長浜市民が一丸となって、この100台の新車の自転車を買ったんだ。市民が胸を張って、東北の人に喜んでもらえるだろうと、そういう思いであえて来なかったんだろうと、今私は思います。

 市長は今回2期目に当たって、私は、昨日も、おとついの日から一睡もしておりません。除雪をしながら、タイヤショベルに乗りながら、市長のことをずっと考えていた。この4年間、そして2期目の4年間、一生懸命、私は、やるだろう、これからもやるだろうと思っております。今回不祥事が起きて、22年8月でしたか、不祥事が起きたときに市長は、前代未聞の不祥事が起きた。辞書を調べたら、今までにない出来事ということを書いてありました。市長は、その言葉をあえて使ったというのは、わしの任期の間には前代未聞のそういう出来事は絶対にないだろう。させない。そういう思いで、私は、前代未聞という言葉を使ったと、自分では理解しているわけであります。それが2度も起きてしまった。

 職員の皆さん、あなた方、我々議員も含めて、市長も含めて、市民に選ばれた我々をばかにしているのか、私はあえて言いたい。それも、今回副市長、そして市長が給料10%カット。それだけで、皆さんあとは誰もけじめとらない。そんなことで、これから不祥事が防げるんですか。

 ここにあなた方、この間、昨日からずっと私は答弁聞いてるんですけども、何ができなかったのか、何が足りなかったのか、検証してまいりますとか、いろいろきれいごとを言ってますけども、あなた方はばかじゃないでしょう。わかってるでしょう、どういうふうにしたら防げるのか。あなた方には身分は保障されているけども、誰も責任をとろうとしない。それが、今回の不祥事をつくっているんです。

 私が警察に捕まったとき、嫁は、謝ることは幾らでもするけども、お父さん、家の金がなくなるようなこと、弁護士を頼まんならんようなことだけは絶対にしてほしくない。親に頭を下げて弁護士費用を借りに行かすような、そんなことはもう二度としてほしくない。涙ながらにうちの嫁は言いました。それはなぜか。夫婦である以上、夫の管理をする、旦那は嫁の管理をする。そして、父親は子どもの管理をきちっとする。子どもが何かしたときにも、親がきちっと責任をとって、全財産はたいてでも子どもの責任を親はとるんです。でも、あなた方は何も責任をとらない。堂々とそこに座って、やくざの世界なら、丸坊主にして指を切る。こんなことはあなた方にしろとは言いませんけども。

 ただ、私は言いたいのは、5年前、私は忘れもしません、業者がこういう疑い、値段を漏らしているから、西尾さん、何とかこれをとめてほしい。職員に言いに行きました。でも、聞く耳持たない。でも、なぜ業者がそれを漏らしているかという予測がつくかというたら、同じように積算をしているから、だからわかるんです。

 もう一つわかりやすく言ったら、行政が積算、現価計算をして、きちっと値段を出す。そして、それをピンポイントできちっととる。これ値段が漏れているから。もう一つ、積算間違ってても、ピンポイントで入札をとりにいくんです。これは明らかに、正しい積算ができてても、正しくない積算ができててもとりにいくということは、値段が漏れているんです。それを業者がわかる。でも、それに携わってる職員、職員もわかっているんです、業者と同じように。周りの職員さんも薄々は気づいてたと私は思います。でも、自分たちには証拠もないから、わかっていても言わない。

 疑わずは罰せずという言葉がありますけども、グレーという、職員さんが、これはどうも怪しいな、グレーのあれが出たら、あなた方にはそのグレーを白にすることも黒にすることもできるんです。なぜ、そしたらみんなが怪しいなと思われたときには、職員さんに注意するなり、そういうことをしてこなかったから、こういうふうになったんでしょう。

 そしてもう一つ、私は、連帯責任でその部署の課長、部長は同じように責任をとる。その責任を私はある意味決めれば、おい、おまえら誰か悪いことしたら、わしまで責任とらんならんから、給料半年1円ももらえんようになるから、おまえら頑張ってくれよ。でも、今の役所の仕組みでは、それがないじゃないですか。だから、みんな見て見ぬふりをして、こういう結果になっていくんですよ。

 そしてもう一つ、この年功序列、定年前になったら課長、部長になる。前も言いましたけども、定年前になったら、何もしたくないですよ。穏便に定年を迎えたい。下の部下には何もやかましいことを言いたくない。穏便に済ませたい。それが、市長、悪影響を及ぼしているんです。本来課長、部長は、部下が不祥事を起こしたら、自分も同じように責任をとる。これをすれば、私は防げるようになっていくと思います。何が足りなかったのか、何が不足したのか、その辺お答えお願いします。



○議長(竹本直隆君) 都市建設部長。



◎都市建設部長(今井克美君) 本年1月17日、本市の都市建設部道路河川課所属の職員が官製談合防止法違反及び公契約関係競売入札妨害容疑で逮捕されましたことは、大変遺憾であり、市民の皆様との信頼関係が一瞬のうちに失われることになり、市民の皆様に対し、おわびの気持ちでいっぱいであります。まことに申しわけございませんでした。

 平成22年8月に都市建設部職員が逮捕されるという事件、不祥事発生以降、職員研修以外にも、都市建設部としましてもできうる取り組みを行ってきたつもりではございましたが、取り組みが不十分であったということで、こういった不祥事が発生したというふうに認識をしております。そういったことから、強い反省のもとに、今日までの取り組みにおいて、何が足りなかったのか、何が不十分であったのか等を検証いたしまして、できることは即時に実施するとして、実施できるものは実行に移しました。

 具体的には、積算システムからの価格漏えい対策として、積算担当者に割り当てておりますログインパスワードを一旦全て変更いたしまして、他人に知られることがないよう厳重に管理することといたしました。また、設計書の鍵付ロッカーでの保管でありますとか、金額のわかる設計書の部分の封かん、財務会計システムからの漏えい防止策として金額を未記入とした財務帳票の起票などを実施しております。今後におきましては、再発防止対策マニュアルの策定も予定をしております。

 再発防止のためには制度や仕組みも大切ではございますが、最も根幹をなすものは、職員の意識改革であるというふうに思います。不祥事の発覚後、直ちに都市建設部の職員を集め、注意喚起の訓示を私自ら行い、起訴後にも再度再発防止に向けた訓示と研修を行ってまいりました。また、本日は特に業者との接触がある部署の職員を対象としたコンプライアンス研修を行う予定をしております。全庁の各部署におきましても、直ちにコンプライアンスに関する職場研修を行っております。さらに、管理職としましても、職員の様子について、気配りと目配りによりまして、日々の変化にも意識を傾注することとしたいと考えております。

 今回の不祥事発生を厳粛に受けとめ、職員のあらゆる不正を断ち切る勇気、正しいことをやり抜く力、小さな間違いも見逃さない行動力を磨き、全庁を挙げて綱紀粛正に取り組み、職員の体質改善を図ることにより、市民の皆様の市政に対する信頼を一日も早く回復すべく、不退転の決意で取り組んでまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(竹本直隆君) 西尾議員。



◆25番(西尾孝之君) 今の答弁を聞いてると、昨日からずっと同じことばっかですよね。何が足りなかったのか。部長は、本当はよくわかっているでしょう、今私が言ったように。幾ら市長やら副市長、上の人間が一所懸命やってても、下の者が何か不祥事したら、必ず上の者の顔が潰れるんです。同じその部署で皆さん方、連帯責任をこれから責任のもとでとっていくという気はないですか。不祥事が起きたら、わしの給料は半年間要らない。一緒にやめてもええ。だから、市長、この部署は私に任せてください。不祥事が起きないように、きちっと市民サービスの向上を、そして職員が褒めてもらえるような、そういう部署をつくってまいります。そういう男気というのか、そういうそれが今回この二つできなかったかと、足りなかったこと、その辺があなた方に足りないんじゃないですか。再度お願い申しあげます。



○議長(竹本直隆君) 都市建設部長。



◎都市建設部長(今井克美君) 部長といたしまして、今回の不祥事を未然に防げなかったということには責任も感じておりますし、今後公判が進む中で懲罰委員会等も開かれると思いますので、そういった中で責任もとっていきたいと考えております。



○議長(竹本直隆君) 西尾議員。



◆25番(西尾孝之君) それと、アンケート、風通しをよくするにはぜひアンケートを、押谷與茂嗣議員さんも言いましたけども、私もこれも書きたかったんですけども、ぜひアンケートをとってほしいと思います。

 市民は、私に何人か電話ありましたけど、こういうきついことを言った人がいます。西尾、値段を漏えいして、ある業者に教える。そして、不当に市民の税金を得る。業者から接待を受ける。言うてみたら、これは盗人と一緒やぞ、我々の税金を適正な入札でとったんなら。ぜひ議員さんがしっかりしてもらって、チェックをしてもらう。

 湖北町高田、今回道路工事をする予定でありました。間接的に、皆さん方は責任をとっておりませんけども、市民はえらい迷惑。わしらも市民も、ある意味では責任をとらんならん。だから、仕事がなくてもしょうがないわなって、こう言った人もいます。ある意味、市民も責任をとってるんです。きちっとチェックする議員を選ばなかったということで。ぜひ恨むのは私を恨んでください。でも、市民に目を向けて、胸を張れるようなこれから長浜市政をつくっていきましょうよ。よろしくお願い申しあげます。

 私の質問を終わります。(拍手)



○議長(竹本直隆君) それでは、これをもって議員個人による一般質問を終結いたします。

 本日の日程はこれをもって全部終了いたしました。

 お諮りいたします。

 明13日から18日までの6日間は委員会審査のため休会いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(竹本直隆君) ご異議なしと認めます。

 よって明13日から18日までの6日間は休会することに決しました。

 なお、19日の会議は午前10時に再開いたしまして、各常任委員長から委員会審査の結果報告を求め、採決を行います。

 本日はこれにて散会いたします。

 ご苦労さまでした。

    (午前10時36分 散会)







 会 議 録 署 名 議 員



   議 長   竹 本 直 隆



   議 員   草 野   豊



   議 員   佐 金 利 幸