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滋賀県 大津市

平成25年 5月17日施設常任委員会−05月17日-01号




平成25年 5月17日施設常任委員会

              大津市議会施設常任委員会会議記録

1 日  時    平成25年5月17日(金曜日)
             午後1時25分 開議  午後1時48分 散会

2 場  所    第4委員会室

3 会議及び調査に付した事件
 1 付託案件の審査
  (1)  企業局(13:25〜13:48)
     議案第85号 損害賠償の額を定めることについて
     議案第86号 損害賠償の額を定めることについて
     議案第87号 損害賠償の額を定めることについて

4 会議に出席した委員(9人)
     礒田 英清 、 杉浦 智子 、 泉  恒彦 、 桐田 真人 、 草川  肇 、
     鷲見 達夫 、 藤井 重美 、 古尾谷雅博 、 横田 好雄

5 会議を欠席した委員   なし

6 会議に出席した説明員
 (1)  企業局   計14人
     山本公営企業管理者、山口企業局長、井上企業局次長(企業総務長)、田中水道部水道事業長、田井中ガス部ガス事業長、塚本ガス部管理監(ガス計画管理課長)、山極企業総務課長、松岡企業総務課長補佐、多賀企業総務課総務係長、堀内ガス計画管理課参事、山本ガス計画管理課主幹、小山ガス施設課長、鈴鹿ガス施設課参事、中村ガス施設課長補佐

7 会議に出席した事務局職員
     野村議事調査課主査、田中議事調査課主任

8 会議を傍聴した者
 (1)  議員傍聴    なし
 (2)  一般傍聴    なし
 (3)  市政記者傍聴  なし
 (4)  執行部傍聴   なし

9 その他特記事項   なし

10 議事の経過概要    別紙のとおり



                  (議事の経過概要)
13:25〜
○礒田英清 委員長  それでは、ただいまより施設常任委員会を開会いたします。
 本日の委員会は、先ほどの本会議において当委員会に付託を受けました案件について審査をいたしますので、よろしくお願いをいたします。
 次に、申し上げます。
 議事運営をスムーズに行うため、委員会における発言に当たりましては、委員長との発言と同時に挙手をしていただきまして、私の許可を得た後、委員は氏名を、執行部は所属と名前を告げてから発言していただきますようにお願いをいたします。
 それでは、執行部の御挨拶をお願いいたします。

◎山本 公営企業管理者  本日は、ただいま提出いたしました企業局に関わる議案の審議のため、施設常任委員会を開催いただき、誠にありがとうございます。
 御審議を願う議案につきましては、昨年8月に発生いたしました石山外畑町の土砂災害に伴う火災事故の被害者に対する損害賠償の額を定めることについての3案件でございます。これはこのほど被害をこうむられた御家族と損害賠償に関わる示談及び仮示談に至りましたことから、本議会に議案を提出させていただいたものでございます。この間、被害をこうむられた御家族をはじめ地域の皆様に多大な御迷惑を、また委員の皆様には大変な御心配をおかけいたしましたが、おかげをもちまして皆様の御理解、御協力を賜る中で仮示談にまで到達することができましたことに、この場をおかりしてお礼を申し上げます。
 なお、詳細につきましては、この後、担当から御説明を申し上げますので、よろしく御審議を賜りますようお願い申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。
13:27〜
○礒田英清 委員長  それでは、議案第85号から議案第87号までは関連をいたしますので、一括議題といたします。
 執行部の説明を求めます。

◎塚本 ガス部管理監  それでは、議案書の7ページから10ページをお願いします。
 議案第85号、議案第86号及び議案第87号の損害賠償の額を定めることについてにつきまして、お手元にお配りした資料を用いましてあわせて御説明させていただきます。
 提出させていただいた三つの議案は、企業局の管理する施設に関わって発生いたしました火災事故により損害をこうむられた世帯に対する賠償の額を定めることについてでございます。
 それでは、資料1の火災事故の概要についてですが、既に委員御承知のとおり平成24年8月14日に大津市南部豪雨災害が発生した日ですが、午前5時56分頃、大津市石山外畑町の住宅地の山手の渓流から大雨による土石流が発生し、流出した土石流が住宅地の土地、家屋に流入する等の被害が発生しました。この災害により、企業局の管理する液化石油ガスボンベ庫が破壊され、液化石油ガスボンベが流出し、当該ガスボンベから漏出したガスが何らかの要因により着火したことにより、近隣住民の居宅及び作業場兼居宅が全焼するに及んだものです。
 これらの被害状況については、資料の裏面を御覧ください。
 上段は、石山外畑町の位置図でありまして、黄色の着色部は滋賀県により平成19年3月30日に土砂災害防止法に基づき、土砂災害警戒区域に指定された箇所であります。なお、これは住民の危険性を知らしめ、避難体制の整備を行うことを目的とするもので、危険箇所の改善自体を義務づけるものではございません。本市のボンベ庫及び被災者宅はこの地域に存していました。また、赤色の着色部は特別警戒区域に指定された箇所で、人身に影響を及ぼすとして人家の建てかえ時においては補強することなどが求められるものであります。
 次に、中段からは火災発生時及び鎮火後の状況を、左から被災者の居宅、作業場兼居宅、ボンベ庫の順に並べた写真データを添付させていただきました。
 それでは、もとの表面に戻っていただきまして、2の議案の概要等についてでありますが、火災の被災者は6名が同居する世帯であり、居宅及び作業場兼居宅をはじめ、家財、自家用車等を焼失する被害に見舞われ、また休業等により逸失された利益がございます。議案を提出させていただいたのは、(1)の表の?から?の仮示談に至っている三つの案件でございますが、ここでは相手方世帯に対する損害賠償の全体についてあわせて御説明を申し上げます。
 (1)、(2)の仮示談と示談の概要についてでありますが、発災日以降、相手方と協議を重ねてきた結果、平成25年4月17日に被災者6名全員と損害賠償に係る示談及び仮示談が成立しました。被災者6名の個別の損害賠償額は表中に記載したとおりでありますが、このうち(1)の?の世帯主と父親との共有名義になっている居宅及び作業場兼居宅並びにこれらに係る慰謝料を合わせた約641万2,000円、次に?の父親所有の家財及びこれらに係る慰謝料を合わせた114万4,000円、?の世帯主所有の家財、自家用車2台等及びこれらに係る慰謝料並びに休業補償等の逸失利益を合わせた約970万6,000円、以上の仮示談に至った3案件については、損害賠償の額が50万円以上となることから、地方自治法、地方公営企業法及び大津市水道事業、下水道事業及びガス事業の設置に関する条例の規定に基づき、損害賠償の額を定めることについて議決を必要としますので、本議会にお諮りするものです。
 一方、(2)の表の?から?にありますとおり、世帯主の妻、子2名、母親の計4件は、損害賠償の額が50万円未満であるため、双方合意のもと、直接示談に至りました。
 なお、損害賠償の額の算定は、物損は時価により賠償することが原則であることを踏まえまして、相手方から提出された被害調書に基づいて市及び市が加入する保険会社が算定した被害の時価と逸失利益等を合計した米印2の金額と、既に相手方が相手方の加入する保険会社から支給を受けた保険金である米印3の金額との差をもって求めたもので、この差額である米印1の金額を世帯への損害賠償額とすることで双方が合意し、示談及び仮示談に至っているものです。
 また、今後の見通しについてでありますが、(2)の表の下の米印3に記しますとおり、相手方が加入する保険会社が支出した保険金の時価該当額につきましては、相手方の保険会社から本市に求償される見込みであり、今後相互に精査の上、協議が調いましたら、別途直近の議会にお諮りした上で賠償額を定めることとするものです。
 次に、3の市の損害賠償金への保険の適用についてでありますが、この火災事故の損害賠償については、相手方とお互いに譲り合い、示談あるいは仮示談に到達したものですが、仮に争いになっていた場合には、本市にガスボンベ庫の管理の瑕疵がないとは言い切れず、国家賠償法上の支払い義務が発生すると認められることから、今後見込まれる相手方保険会社からの求償も含め損害賠償金の全額に対し、本市が加入する損害賠償責任保険が適用されるものであります。
 以上、議案第85号、議案第86号及び議案第87号の説明とさせていただきます。どうぞ御審議のほどよろしくお願いいたします。
13:35〜
○礒田英清 委員長  それでは、説明が終わりましたので、質疑に入りたいと思います。
 どうぞお願いいたします。

◆藤井重美 委員 ちょっとお伺いしたいんですが、相手さんの入った保険会社が先に被害者の方にお支払いしていると、その後、求償はあるやもしれんというか、あるということが前提なんでしょうね。市とその相手方の保険会社さんと、その関係はどうなるんですか。先に被害者さんは保険をずっとお支払いしているから、何がしかの事故があった場合には、保険会社さんはあるんでしょうけれども、そういうのは差し引きして、この金額になるんですか。そこら辺の関係はもう一つようわからんのですが、それちょっとわかれば教えていただきたいと思います。

◎塚本 ガス部管理監  ただいまの御質問ですけれども、簡単に申し上げますと、大津市が保険に入っていなかった場合は、この総額が損害賠償の対象額になるんですが、今回相手方が保険会社に加入されてましたので、その相手方の保険会社が一時立てかえのような形で被害者にお支払いになったと。原因者である大津市に対して、その仮にお支払いになられた額は、当然大津市に責任があるということで、今後それに見合う、いわゆる賠償、補償額を求償されるということになります。
 したがいまして、大津市が今後相手方の保険会社との交渉に入っていくということになります。

◆藤井重美 委員 ということは、この米印3の4,300万円何がし、それについてのその総額については今後市と相手方保険会社さんとの協議でこの金額がどうなるやらわからんと。オーケーの場合はオーケーやし、これは違うという交渉もこれからするというか、できるという判断でよろしいですか。

◎塚本 ガス部管理監  今おっしゃられたとおりでありまして、この額を一番上限と、この範囲の中で交渉を進めていきます。

◆古尾谷雅博 委員  ちょっと金額大きいんであれなんですが、確認だけしとくんですけれども、この総額が今回大津市がお支払いするのと、保険会社さんがお支払いしはった総額というのが、もう賠償額の総額になるんですけれども、これ逆に言ったら、今大津市が一千八百何万円を払おうとしているということは、もう10割大津市に過失があるという判断でよろしいでしょうか。

◎塚本 ガス部管理監  もちろん先ほども御説明させていただきましたけれども、最終的な争いになった場合には国家賠償法上の責任というものが問われるということで、大津市もそのように考えてますし、大津市が加入してます保険会社とも事故が起こった以降、早急にその確認をとったところ、双方がそれでその線で間違いないというような判断をいたしましたので、このような運びになっております。

◆古尾谷雅博 委員  言ってみたら、その賠償の裁判になったら、大津市が負けるであろうという判断でよろしいですか。

○礒田英清 委員長  いかがですか、それに対する答弁。

◎塚本 ガス部管理監  今おっしゃられたとおり、大津市がその非を認め、その対象になるということです。

◆藤井重美 委員 この地域に新しくガス管を引いたりということができないのであれば、また同じようなガスボンベ庫をつくらないといけないと思いますけれども、この黄色いエリアのゾーンでは、このままでいくとつくれないというふうに思うんですが、どのような今後の計画になっているのか、ちょっと教えていただきたいと思います。

◎小山 ガス施設課長  復元の御質問でしたので、現在進めております用地確保なんですが、この黄色いラインを外れた場所、川沿いの県道沿いの県有地を現在当たっております。ほぼ県有地の用地確保ができましたので、今後このいわゆる災害の範囲外のところで、従前のボンベ庫ではなくて、バルク方式と申しまして、タンクのようなものを地下に埋めるというような形で復元をしたいと考えております。
 以上です。

○杉浦 副委員長  そもそものところでちょっと伺いたいんですけれども、今回のこの8月14日に起きたのは自然災害ですよね。そのときに今お話しの中にあった、この土砂災害警戒区域とかこの土砂災害特別警戒区域にこのボンベが設置をされていたから大津市にもそういう過失があるというか、そういうことで今回のこの賠償というようなことが行われるのか。そもそも自然の災害であると、そういう賠償の責任というところになると、保険もそういう特別の保険に入っていなければなかなか賠償はされへんのかなというふうに思うんですが、今回のところもこれ以外にもたくさん土石流で被害をこうむらはったおうちがたくさんあって、市の職員さんも行ってくれはっていろいろ復旧については市のほうも随分努力をされたと思うんですけれども、そういうこととの精査というか、そのあたりの考え方みたいなものを改めてお聞かせ願えないでしょうか。

◎塚本 ガス部管理監  確かに委員おっしゃるとおり、自然災害がもともと発生源ということにはなりますけれども、先ほども申し上げましたとおり、平成19年3月30日にいわゆる土砂災害防止法に基づいてそういう地域が決められました。その地域の中にボンベ庫があったと、その事実を知っていながらいわゆるそのままの状態で放置といいますか、ガス供給をしていたことに対してはやはりそのガス事業者である大津市に責任があるという判断でこのような対応をしております。
 以上です。

○礒田英清 委員長  ほかに。いいですか。

                   (「なし」)
13:44〜
○礒田英清 委員長  それでは、質疑がないようですので、討論に入ります。
 どうぞ。

                   (「なし」)
13:45〜
○礒田英清 委員長  それでは、討論もないようですので、採決に入ります。
 お諮りいたします。
 議案第85号 損害賠償の額を定めることについてに賛成の方は挙手を願います。

                   (賛成者挙手)

○礒田英清 委員長  ありがとうございます。
 挙手全員であります。
 よって、議案第85号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第86号 損害賠償の額を定めることについてに賛成の方は挙手を願います。

                   (賛成者挙手)

○礒田英清 委員長  ありがとうございます。
 挙手全員であります。
 よって、議案第86号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
 次に、議案第87号 損害賠償の額を定めることについてに賛成の方は挙手を願います。

                   (賛成者挙手)

○礒田英清 委員長  ありがとうございます。
 挙手全員であります。
 よって、議案第87号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
 以上をもって当委員会に付託を受けました案件についての審査を終わります。
 執行部の皆様、御苦労さまでした。
 委員の方はちょっとお待ちください。
〜13:46
                   (執行部退席)
13:47〜
○礒田英清 委員長  それでは、委員長報告の確認をさせていただきます。
 先ほどの審査結果を受けて、議案第85号、議案第86号、議案第87号、以上3件はいずれも全委員異議なくということで、原案のとおり可決すべきものと決しましたと報告をいたしますので、よろしくお願いを申し上げます。
 以上をもって本日の委員会を終わります。委員の皆様御苦労さまでした。ありがとうございました。
〜13:48