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滋賀県 大津市

平成25年 3月15日交通対策特別委員会−03月15日-01号




平成25年 3月15日交通対策特別委員会

             大津市議会交通対策特別委員会会議記録

1 日  時    平成25年3月15日(金曜日)
             午後1時00分 開議  午後2時12分 散会

2 場  所    第3委員会室

3 会議及び調査に付した事件
 (1)  公共交通にかかる地域の課題と今後の対策の方向性について(13:00〜13:35)
 (2)  大津市道路網整備計画(案)に対する意見募集の結果について(13:35〜14:08)
 (3)  委員長報告(案)について(14:10〜14:12)

4 会議に出席した委員(11人)
      横田 好雄 、 伊藤  茂 、 奥村  功 、 岸本 典子 、 北村 正二 、
     草川  肇 、 近藤 眞弘 、 鷲見 達夫 、 仲野 弘子 、 藤井 重美 、
     山本 哲平

5 会議を欠席した委員(1人)
     黄野瀬明子

6 会議に出席した説明員
 (1)  建設部   計12人
     伊藤技術統括監、井上建設部長、杉本建設部技監、西村建設部管理監(道路建設課長)、船見交通・建設監理課長、澤田交通・建設監理課長補佐、初田交通・建設監理課副参事、鈴木交通・建設監理課主幹、小嶋広域事業調整課参事、井上道路建設課参事、堀井道路管理課長、北河道路管理課参事
 (2)  都市計画部   計2人
     伊藤技術統括監、若園都市計画部政策監

7 会議に出席した事務局職員
     畑先議会事務局副参事、田中議会事務局主任

8 会議を傍聴した者
 (1)  議員傍聴    なし
 (2)  一般傍聴    なし
 (3)  市政記者傍聴  なし
 (4)  執行部傍聴   なし

9 その他特記事項   なし

10 議事の経過概要    別紙のとおり



                  (議事の経過概要)
13:00〜
○横田好雄 委員長  ただいまから交通対策特別委員会を開催いたします。
 その前に、副委員長が産後休暇ということでございまして本日出席できません。御了解をいただきまして、10名の委員の皆さんの御支援と御協力をよろしくお願いいたします。
 それでは、本日の委員会はお手元に配付をいたしております日程に従いまして進めてまいります。
 次に、申し上げます。
 委員会における発言におきましては、はっきりした声で要点を明確に述べていただくようお願いをします。また、発言を行うときは、委員長との発言と同時に挙手をし、委員長からの発言許可を受けた後、必ずマイクの青色のボタンを押し、マイクの先端のランプが赤色に点灯したことを確認の後、発言をしてください。
13:01〜
○横田好雄 委員長  それでは、執行部より御挨拶、そして引き続いて本日の公共交通に係ります地域の課題と今後の対策の方向性について御説明をお願いいたします。

◎井上 建設部長  一言御挨拶申し上げます。
 本日は、交通対策特別委員会を開催いただき、誠にありがとうございます。本市における交通をめぐる諸問題について調査研究をいただいてまいりましたこの委員会も、本日で今年度の区切りを迎えることとなりました。この間、各委員におかれましては、市内の主要幹線道路における渋滞対策や公共交通の維持、活性化対策をはじめとした課題を取り上げていただき、積極的な御意見や御提案をいただいてまいりました。本日の委員会では、前回御報告いたしましたバス交通実態調査の結果に続きまして、公共交通に係る地域の課題と今後の対策の方向性について説明させていただきます。また、1月下旬から2月中旬にかけて実施いたしました大津市道路網整備計画案に対するパブリックコメントの結果につきましても御報告させていただきますので、よろしくお願い申し上げまして、私からの挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

◎船見 交通・建設監理課長  それでは、公共交通に係る地域の課題と今後の対策の方向性につきまして御説明申し上げます。
 12月の本委員会では、路線バスの実態調査に基づき、利用人口が少ない特に市街地外縁部の多くの路線は、運行距離が長く効率が悪いことから経営を圧迫し、その地域の高齢化とともに利用者が減少して減便がさらなる利便性の悪化を招く悪循環につきまして御報告させていただきました。今回は、この実態調査を踏まえまして、いわゆる交通の不便な地域を抽出し、地域にお住まいの高齢者の方に日常の移動に関するアンケート調査を実施し、その結果をもとに今後地域別に検討していきます交通システムの方向性について取りまとめましたので、御報告させていただきます。
 お手元の資料の1ページをお願いいたします。
 市内の交通の不便な地域として、JR駅やバス停から一定距離以上離れていたり、路線バスの運行本数が概ね1日10往復以下となっております地域、志賀地域、葛川、比叡平、晴嵐台、大石、上田上地域の六つの地域を抽出いたしております。
 次の2ページにそれぞれの地域の特徴を掲げてございます。
 まず、志賀地域でございますが、特に路線バスが運行されていない木戸、小松両学区の山手側に集落が点在している地域が対象で、御覧のように高齢化率につきましても市内平均に比べまして高くなっております。次の葛川地域ですが、高齢化率が極端に高く人口も非常に少ない地域で、路線バスも市の補助路線といたしまして1日3往復しかない地域でございます。比叡平地域も、高齢化率が比較的高く、一団の団地としてまとまっている地域で、中学校の生徒も利用する路線バスが1日10.5往復しておりますけれども、バス事業者が退出の意向を示しており、現在補助金により実証運行をしている地域でございます。晴嵐台地域は、南郷四丁目、南郷上山町を対象としており、道幅が狭く坂道が多い団地で、バス路線がなく、既存の瀬田川沿いのバス停まで距離がある地域でございます。次の大石地域は、大石グリーンハイツや大石富川、曽束、小田原地域などで、高齢化率はグリーンハイツに若い世代が多いことから全体としては低くなっておりますけれども、それ以外は高齢化が進みまして、人口も分散しております。路線バスも、市の補助によりまして1日2往復から8往復を実施している地域でございます。最後の上田上地域ですが、路線バスが少ない牧町、堂町を対象といたしております。高齢化率は高く人口も分散しておりまして、石山駅まで1日8往復で、昼間の便がなくなったことから、現在、市の補助によりまして2往復を実証運行している地域でございます。
 次の3ページでございますが、今回のアンケート調査の概要でございます。
 それぞれ六つの地域の高齢者を対象に、地域に合った公共交通のあり方を検討するために、日常の移動に関するアンケート調査を実施したものでございます。1,200人に対しまして、706名の方から御回答をいただいたところでございます。
 次の4ページから5ページにかけまして、それぞれの地域の外出の頻度とよく行かれます外出先をお聞きしたものでございますが、まず4ページで、各地域共通で、外出は概ね週に2日から3日以内というのが概ね5割以上でございます。次のよく出かけられる外出先でございますが、商業施設と医療福祉施設が合わせましてそれぞれ概ね6割以上となってございます。
 6ページでございますが、外出の際に困っておられる内容として、地域別に申しますと、多い内容を申しますと、志賀地域では、駅やバス停までが遠い、駅など階段の昇降がつらいなどでございます。下の葛川地域では、バスの運行本数が少ない、お金がかかるなど。7ページでございます。比叡平地域でございますが、運行本数が少ない、お金がかかるなど。下の晴嵐台地域は、駅やバス停までが遠い、特に困っていないなどが多くなってございます。8ページでございますが、大石地域は、特に困っていない、時間がかかるなど。上田上地域は、運行本数が少ない、困っていないなどとなっております。
 次の9ページでございますが、公共交通充実に向けた取り組みが必要かという、どうかという質問でございますが、各地域とも見て御覧のように概ね7割以上の方が何らかの対策が必要と回答されておられます。
 10ページは、移動の際に困っていることを改善し、便利にするために既存の路線バスの運賃値上げが受け入れられるかどうかということでございます。志賀地域と晴嵐台地域はバス路線がないため除いておりますが、葛川地域はこれ以上の値上げは受け入れられないという方が6割近くと高くなっております。それ以外の比叡平、大石、上田上地域はほぼ拮抗した割合となってございます。
 次の11ページでございますが、新たな交通手段を導入する場合に、効率のよいものにするための工夫が受け入れられるかどうかということをお尋ねしております。11ページでございますが、事前に利用者登録をすることにつきましては、各地域とも半分以上、5割以上の方が受け入れられるとされております。12ページの利用する際の、これも事前に時間とか人数を予約することにつきましては、各地域それぞれ4割以上の方が受け入れ可能とされておりまして、特に志賀地域では6割以上の方が肯定的、片や比叡平と上田上では約2割の方が否定的な回答でございました。
 13ページでございます。相乗りについてお尋ねをしておりますけれども、各地域概ね5割以上の方が肯定的に回答されております。特に高いのは志賀地域で7割近くとなってございます。
 14ページでございますが、相乗りをするために各自のそれぞれの外出の時間を調整できるかということでございますが、こちらにつきましても概ね5割以上の方が時間調整について受け入れ可能と答えておられます。
 次の15ページでございます。
 新たな交通手段を結節点となります駅や主要なバス停まで導入する場合の受け入れられる限度運賃についてお尋ねをしております。志賀地域では、最寄りのJR駅まで300円以下という方が8割以上でございます。葛川地域は、結節点となります下在地バス停まで300円ないし500円以下という方が7割以上を占めてございます。比叡平地域は、JR大津京駅まで300円ないし500円以下という方がほぼ9割強ということでございます。晴嵐台地域は、最寄りとなります瀬田川沿いの南郷一丁目バス停まで300円以下が8割強、大石地域は、こちらも結節点となります大石小学校のバス停まで300円以下という回答が7割強となってございます。上田上地域は、結節点となります田上里バス停まで300円ないし500円以下という方が9割以上でございます。
 次の16ページは、今申し上げました結果を一覧表にまとめたものでございます。
 恐れ入ります17ページでございますが、17ページ以降が地域に合った交通システムについての検討についてでございます。
 まず、17ページ、18ページに、考えられる交通手段につきまして、種類別にその特徴や導入適正、長所、短所などをまとめてございます。17ページでございますが、定時定路線型、これは決まった時刻に決まったルートを走行するもので、路線バスや乗り合いタクシーなどの形態が考えられます。中でも、さらにバス停を固定したバス停設置型、ルート上の一定の区間でどこでも乗降できますフリー乗降型に分けてございます。バス停設置型は、ある程度まとまった需要がある地域に有効でございますが、逆に人口密度が低い地域などでは非効率となります。フリー乗降型は、道幅が広くて利用者が比較的少ない地域において有効でございますが、逆に安全面での問題や定時制が低下するおそれなどが考えられます。その横のデマンド型でございますが、予約に応じまして運行する形態であります。比較的需要が少ない地域において効率的な形態と考えられます。ルートの設定の仕方によりまして、次の18ページに書いてございますように停留所設定型、迂回停留所設定型、ドア・ツー・ドア型などの形態がございます。停留所設置型は、決められたルート上の停留所を予約に応じて運行するタイプでございます。定時制が確保しやすい形態ということが言えます。迂回停留所設置型は、あらかじめ停留所を多目に設定しておき、予約状況に応じまして止まる停留所を選別して運行する形態で、これは利用者が歩く距離を短縮できますが、定時制の確保が難しくなってまいります。ドア・ツー・ドアは、文字どおり自宅から目的地まで運ぶもので、利便性は高まりますが、乗り合いの場合は迂回により所要時間や経費が大きくなってしまいます。このデマンド型は、前の17ページに戻りますけれども、メリットといたしまして、小型車両などを使用することで需要が少ない地域で効率的な運行が可能になりますけれども、予約の必要性や乗り合いの場合は運行距離や時間が大きく変動するというマイナス面が考えられます。17ページ最後のタクシー券補助でございますが、これは極端に需要が少ない地域でタクシー運賃を助成する形態であります。導入コストが少ないというメリットがございますが、対象者をある程度限定しないと財政負担が大きくなることや、他の地域との公平性などの課題が考えられます。
 19ページをお願いいたします。
 ここでは、交通の不便な地域につきまして、これまで見てきました地域の特性やアンケート結果を踏まえまして、地域別に今後の交通システム検討の方向性をまとめてございます。
 まず、志賀地域は、駅までの距離が遠いことから、新たな交通手段が求められておりますが、まとまった需要が見込まれず、狭隘な道路も多い地域であります。アンケートでは事前予約や相乗り、時間調整などには肯定的な御意見が多いことから、今後の検討の方向性といたしましては、小型車両の乗り合いによりますデマンド型の交通手段などが考えられます。
 下の葛川地域は、運行本数の増加が求められており、バス運賃を値上げして増便するか、それにかわる輸送サービスなどを検討していくこととなります。しかしながら、利用人口が少なく運行距離も長い地域で、今以上の増便は経費が大きくかさむこと、またアンケート調査ではこれ以上の利用者負担を求めることは困難なこと、一方で、事前予約や相乗り、時間調整への抵抗が少ないことから、乗り合いによりますデマンド型やタクシー券補助などのサービスが考えられます。
 比叡平地域も、運行本数の増への要望が強いことから、バス運賃の値上げによる増便かそれにかわる交通手段などの検討となります。値上げにつきましては、地域で意見が分かれておりますが、事前予約、相乗り、時間調整等につきましてはこちらも肯定的な意見が多く見られます。また、一団の団地で通勤通学時には比較的多くの利用が見込まれることから、今後検討の方向性といたしましては、朝夕は定時定路線型の路線バス、昼間は乗り合いのデマンド型の併用などが考えられます。
 晴嵐台地域は、既存のバス停までの交通手段が求められており、新たな輸送サービスなどを検討するに当たりましては、一団の団地で一定の需要が見込まれる一方、地域の道路が狭隘で坂道が多く使用車両が限られることから、利用者の数によりましては定時定路線型の小型の路線バスや乗り合いのデマンド型などが考えられます。
 大石地域は、時間がかかる乗り継ぎの利便性向上などへの意見に対しまして、運賃値上げでバスを増便するか、これにかわる輸送サービスなどが検討対象となってまいります。値上げに対しましては意見が分かれてございますが、事前予約や相乗り、時間調整には肯定的でありますことから、今後の検討の方向性といたしましては、値上げによる定時定路線バスの増便や利用者数によりましては乗り合いのデマンド型などが考えられます。
 上田上地域も、運行本数の増加のために値上げをするか、それにかわる輸送サービスなどの検討となりますけれども、大石と同じく値上げにつきましては意見が分かれてございます。一方、事前予約や相乗り、時間調整などには肯定的でありますことから、方向性といたしましては、利用実態に合わせて定時定路線型の既存バスの運賃値上げによる増便か、もしくは乗り合いのデマンド型などが考えられます。
 最後に、20ページの今後の進め方でございますけれども、今回はあくまでもアンケート調査をもとに地域ごとに考えられる輸送サービスを机上で取りまとめたものでございますことから、翌平成25年度にはより詳細に課題や問題点を整理しまして、例えば具体的に使用する車両や運行エリア、運行ダイヤなどを想定して、運営経費やそれに見合う運賃なども推測し、さらには並行しまして既存の輸送サービスの改善策なども検討し、それらを比較しながら、特に既存の交通事業者などへの影響も考慮しながら、実際に実用化できるかどうか、その可能性を探ってまいります。その結果、導入が可能と見込まれる場合は、さらに検討を加えまして、モデル地域を選定して実用化プランを立て、平成26年度にはモデル地域におきまして一定の期間を限定した実証運行を行ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。
13:18〜
○横田好雄 委員長  ありがとうございました。
 ただいま船見課長から1ページから20ページにわたり御説明をいただきました。表のところで、一つには、交通の不便な地域の整理、二つには、アンケート調査の結果について、三つ目には、地域に合った交通システムの検討ということでまとめしていただきまして、御説明を受けました。委員の皆さん、御質問ございましたらどうぞ。

◆山本哲平 委員  1点教えていただきたいんですが、今回のアンケートは65歳以上を対象としています。恐らく車の運転ができないというふうなところが大きな理由なのかなと思うわけでありますが、人口を見てましたら葛川が高齢化率50%を超えていますが、ほかの地域は20%から30%の間ですので、当該地域の人口カバー率でいえば、アンケートでカバーできる分は少数かなと。実際、若い方でも免許がない方、あるいは車を持っていない方もいらっしゃいますし、通勤通学の動向等もしっかりと調査した上で今後の方向性を決めるべきかなと思いますので、改めてこのアンケートの対象を65歳にした理由をお聞かせいただきたいなというふうに思います。

◎船見 交通・建設監理課長  山本委員御指摘のとおり、今回のアンケート調査対象につきましては65歳以上ということにさせていただいております。委員もおっしゃいましたように、基本的に各年代それぞれいろんな事情の方がございますけれども、特に若い方につきましては今回対象にいたしました地域につきましてはもともとそういう不便さということで自動車利用の方が大変多く見られますことから、特徴的に特にお困りの方を考えますときに、高齢者の方、免許を返納された高齢者の方とか、そういった方がより切実な御意見をいただけるのではないかということで対象とさせていただきましたが、最後にも申しましたように今後これからの具体的な実用化に向けてのプランを検討するに当たりましては、より詳細に地域の需要動向でありますとか実態をさらに調べて、どういった利用が見込まれるか、そういった詳しいことまで検討しないと、実際の運行計画でありますとか、そういったものが立てられませんので、そういったことも今後詳細に検討してまいりたいということで、今回につきましては御指摘のとおり65歳以上に限定をさせていただいたところでございます。
 以上でございます。

◆鷲見達夫 委員  一つ教えていただきたいんですけれど、アンケート調査の結果、いろいろ検討していただいているんですけど、話を聞いてますと平成26年度ぐらいにモデル地域の選定をすると。そのモデル地域を選定するというのはどういう基準でされるんですか。

◎船見 交通・建設監理課長  平成25年度に、今六つの地域を申し上げましたけれども、考えられる検討の方向性というものを先ほどデマンドでありますとか定時定路線型と申しましたけれども、そういったことをより詳細に、前段でも申しましたそういった詳細調査も踏まえて実態に合わせたような計画を立てまして、例えば経費でありますとか、それに見合うような運賃設定等々も検討した中で、本当に実現可能なのかどうか、それと既存の交通事業者、バス路線のない地域はまた別ですけれども、ある地域につきましてはそういった交通事業者への影響等も考慮しないと実現可能かどうかというのが判断できませんので、そういったことを十分に調査した結果、可能と見込まれる地域がございましたら、それにつきまして実証運行に向けた実用化プランを平成25年度中に立てたいということでございますので、ちょっとどの地域を選定可能かどうか、実現可能かどうかというのにかかってまいりますので、そういった意味では平成25年度にそういった検討を行ってまいりたいというふうなことでございます。
 以上でございます。

◆北村正二 委員  大変こうした取り組みを段階的に進めていただいてありがたいなと思うんですが、私、どうしても北部に住んでおりますので志賀地域の、過去パワーアップ事業でしたかね、数年前にね、あのときは大変好評だとはいえ、一人頭700円ぐらいかかってたかな、広報活動も入れたらもっとかかってたと思うんですが、結局、利用者数の問題ももちろんありますし、それから受益者負担のイメージですね、この辺はちょっと段階的に進めていかれると思うんですが、この受益者負担のイメージは大体どのような感じで、もし持っておられたらお聞かせ願いたいんですが。

◎船見 交通・建設監理課長  北村委員の御質問の受益者負担の考え方ですけども、まず基本的に考えますのは、こういった交通サービスの事業をするに当たりましては、収支均衡というのをまず一番に考えるのが妥当かと考えますので、それにつきましてはまだ詳細な運行経費とかそういったプランがまだできておりませんので、経費比較等をしておりませんので何とも申せませんけれども、基本、ベースとしましては赤字まずありきの話ではなしに、まず均衡を考えるということで今後考えてまいりたいと、現段階ではそれ以上のことはちょっと申せませんけれども、御理解いただきたいと思います。
 以上でございます。

◆藤井重美 委員 交通不便な地域の整理をしていただいたんですが、この中で地域に関する特徴の中にまとまった需要が見込まれる地域、見込まれない地域と仕分けしていただいているんですが、こういうふうに言い切る何か指標があってこういうふうに決められたんでしょうか。といいますのは、さっきの平成26年度からモデル地域での云々出てましたけど、これ参考になると思うんですが、65歳以上とか関係なくこれは整理された文言だと思うんですけど、こういうふうに言い切る、その指標というのはどこに出てくるんですかね、それをちょっと教えていただきたいんですが。

◎船見 交通・建設監理課長  特徴の中でまとまった需要が見込まれる、見込まれないというその辺の指標がどこにあるのかということですけれども、まず地域の人口というのが一つありまして、それと前回御報告申し上げました既存バス路線がある地域につきましては実態調査に基づきまして年間輸送人員等が出ておりますので、そういったことも参考にしこういった表現をさせていただきました。この地域の選別につきましては、JR駅とかバス停から一定、1ページの表にございますようにJR駅からですと1?、バス停からですと300m離れた地域の外側の地域ですね、それと1日の運行本数が概ね10往復以下の人数が少ない地域のある程度固まった地域を対象にさせていただいておりますので、じゃあまとまった需要が見込まれるか、見込まれないかということは一応その人口的なところから判断しておりますけども、先ほども申していますように実際のプランを立てるに当たりましては、利用予測とか、もう一歩踏み込んだ例えばアンケート調査をするなり、利用者の見込みを立てた上でないと収支のその辺の検討もできませんので、そういったことが必要かと考えております。
 以上でございます。

◆藤井重美 委員 そのエリアの人口というのは非常に大きな参考にはなると思うんですが、一概に私は言えないんじゃないかというふうに思っています。要するに、多いからバス便数が多くて、だからもっと需要が見込まれるのか、バスの便が少ないから乗ってくださらないので需要が見込めないというのは、これは一概に言えないんじゃないかというふうに思ってまして、もっと詳細なアンケートというか、そういうのをしないと、こういうことが先にインプットされますと、また次のステップに進むときにちょっと問題になるんじゃないかと、こういうふうに思ってまして、例えば比叡平はまとまった団地ですので、坂の距離はあるんかもしれませんが、例えば人口、高齢化率が非常に低いということは、単純に考えれば皆さん車をお持ちなので、そういうことに本当にバス便を値上げして増便しても乗ってくださるニーズがあるのかどうかというところまで見込まないと、本当に需要があるかどうかというのは僕はわからないんじゃないかと思ってまして、余りこういうことが先走りしないように政策というか、施策は進めたほうがいいんじゃないかと、こういうふうに思っておるんですが、見解をもう一回お伺いしたいと思います。

◎船見 交通・建設監理課長  まさに御指摘のとおりでございまして、一応今回の調査につきましてはこういう表現をさせていただいておりますが、実用化に向けた検討に当たりましてはそこが一番重要なポイントになろうかと思いますので、それをどういった形で把握するかということの検討も必要なんですけれども、そういったことを十分今後詳細に検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◆仲野弘子 委員  アンケートの結果のまとめでございますけれども、これ外出というので商業と医療というのが出ておりますけれども、この地域の病院の専属のバスが出ていると思うんですけれども、それを除いての考えか、ちょっとそれだけ教えていただきたいと思います。

◎船見 交通・建設監理課長  今回この資料につきましては、5ページにございますように大きく商業施設、医療福祉施設、公共施設等々分けてわかりやすく書いておるんですけれども、アンケートの回答の中では個々の病院名でありますとか、商店名等を上げていただいておりますので、それについては十分こちらのほうで把握しておりますので、ちょっと余りにも細かくなり過ぎましたので種類別に分類させていただきました。
 以上でございます。

◆岸本典子 委員  先ほど北村委員がおっしゃったりとか、藤井委員がおっしゃっていることと若干かぶるんですけども、これまで議会の中でも、ほかの自治体でコミュニティバスやらを出したりとかして、それが結局大きな赤字を生んでて自治体が困っているという話はこれまでも出てたんですけど、この収支均衡の考え方として、今既に既存、志賀地域みたいにバスのないところもありますけど、葛川であったりとか、そんなところなんかはもう、比叡平であったりとか、バスに今既にお金を出されてますよね。今後、こういう不便地域を、新しく不便地域を設定されてやっていくときに、どうしてもやっぱり一定の赤字は、どういうやり方をするかは、もちろんできるだけ少なくしながらというのはもちろんわかるんですけど、そこがどこまでここで答えていただけるかわからへんのやけど、どうしても全く赤字なしでというのは難しいと思うんですけど、その辺を今既にあるところとないところも含めて、ちょっともう一度。

◎船見 交通・建設監理課長  今、岸本委員御指摘の点でございますけれども、例えば葛川を例に申しますと、今通常の大型バスが運行しております。よく空気を運んでるんじゃないかという御指摘をいただいているわけなんですけれども、例えばこれを小型車両でそういった例えばタクシー車両を使ったデマンド型の輸送をしたときに、需要にも、どれだけの方が利用されるかにもよりますけれども、それを具体的に検討して、じゃあそれを例えば乗り合いでやった場合に、例えば1往復するのにタクシー料金が何ぼになるのかということによって、幾らに設定することによって収支均衡が図れるかということを検討する必要がございますので、まずそういったことで収支均衡が図れる料金設定が幾らになるのかと、それが利用される方に負担可能なのかどうか、理解が得られるのかどうかということを今後検討していきますので、はなから赤字を想定した中でやるということではなしにと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。結果的にどうなるかというのはまた地域の方々の御意見も聞きながら判断することになろうかと思いますけれども。
 以上でございます。

◆伊藤茂 委員  アンケートのことなんですけども、3ページに1,200配って706の回答がありましたよという部分で、恐らく4ページから8ページまでは複数回答可能ですよということでこの数字になったと思うんです。9ページになりますと、1番の必要であるという方を対象に、以後、10ページ以降の設問に答えてくださいというふうな多分アンケートやと思うんですけども、その中で、葛川地域が9ページの1番で必要である47名ということですけども、あとの10ページ以降、非常に不明とか無回答というのが葛川だけ非常に高いんですよね、これ。例えば12ページだったら、16人、34%の方が不明とか無回答、同じように13ページもそうですよね。これは何か原因があったんですか。交通の充実に向けた取り組みは必要やと思うてんのやけど、あともうわからへんとか、無回答やったというのが何人かいはるというのが、ちょっとこの辺がアンケートとしてどうなんかなという気がする、何か原因があったら教えていただきたいんですけども。

◎船見 交通・建設監理課長  確かに御指摘のとおりその他の回答ということの人数につきましては、今、これは反省ですけれども、特に高齢者の方を対象のアンケートでございますので、設問の仕方とか表現によりましてちょっと御理解いただけない部分があったのかなと、これはちょっと反省も含めてなんですけれども、そういったことが原因になっているのではないかと考えております。
 以上でございます。

○横田好雄 委員長  他にございませんか。

                   (「なし」)
13:35〜
○横田好雄 委員長  他に質問もないようでございますので、引き続きまして執行部より次の大津市道路網整備計画案に対する意見募集の結果について御説明をお願いします。

◎西村 建設部管理監  それでは、御説明させていただきます。
 お手元の資料21ページからになります。
 位置とかの関係は、こちらのレーザーポイントで参事のほうからさせていただきますので、よろしくお願いします。
 昨年度に東南部地域の道路網計画を策定いたしまして、昨年6月にこの委員会で説明しております。今年度には北中部地域の道路網計画を策定し、昨年の12月に当委員会で説明させていただきました。今回、東南部と北中あわせまして大津市全体の道路網整備計画の案を策定いたしましたので、御説明します。
 以前に説明させていただいたところと重複するところもあろうかと思いますが、おさらいになるのでよろしくお願いいたします。その後、意見募集の結果について報告いたします。
 まず、21ページをお開きください。
 昨年の委員会でも説明しておりますので説明は割愛させていただきますが、近江大橋の無料化などの将来ネットワークの中で、道路網整備計画、整備プログラムを策定することによりまして、効率的、効果的に道路整備を推進することができ、大津が車で移動しやすいまちとなるということで、そういった目的のために今回策定をさせていただきました。
 次の22ページをお願いします。
 東南部地域の現況の問題点でございますが、これも何回も説明しておりますので割愛させていただきますが、一言で言いますと、瀬田川断面の交通容量が大変不足しているということが大きな課題であるということであります。
 次、23ページをお願いします。
 東南部地域の混雑状況でございます。黄色の丸印が混雑多発箇所ということで、県内の約3割が集中しておりまして、また各断面の混雑度もかなり高くなっているという現状がおわかりかと思います。
 次、24ページをお願いします。
 東南部地域の平成30年頃の問題点ということでございますが、今年の12月に近江大橋の無料化というが一応計画されておりまして、その後、におの浜付近では大渋滞が発生しますということを以前から説明させていただきました。そういった大きな大渋滞というふうな問題が起こるということが懸念されます。
 次に、25ページ、北中部地域の現況の問題点ということでございます。北中部地域につきましては、この右の青色のグラフを見ておわかりかと思いますが、渋滞もかなり低いということで、東南部に比べましたらそんなに大きな問題はないのかなということがおわかりかと思います。
 次、26ページ、同じく北中部地域の平成30年頃の問題点ということでございます。平成30年頃には琵琶湖大橋がまた無料化ということを計画されていますので、そのときにはシミュレーションをいたしますと堅田の琵琶湖大橋の西詰め付近では若干混雑度が1.0から1.2ぐらいに上がるということが想定されます。比較的東南部に比べますとそんなに深刻な大渋滞は起こらないということが予想されます。
 次、27ページをお願いします。
 東南部地域の道路網整備計画ということでございますが、20年後に赤色の太い波線の道路整備が進むということで、各断面、赤色というか、ピンク色の縦の棒グラフがございますが、混雑度が1.0前後に落ちるということがおわかりかと思います。
 次に、また北中部に戻りまして、28ページをお願いします。
 20年後のまたこれも赤色の太い線が道路整備の箇所でございますが、各断面の混雑度はかなり低いということで、特に右側の青のグラフを見ていただきますと、1.2ぐらいの渋滞度が1.0、また堅田のまちなかでは0.61というかなり減少するということがおわかりかと思います。
 次に、29ページ、道路整備プログラムの策定手順でございます。詳しい説明は時間の関係もありますので省かせていただきますが、以前にも説明したとおりなんですが、今説明しました東南部と北中部地域の道路網整備計画の未整備区間、すなわち将来整備すべき区間を対象に評価しております。
 次に、本文に行きます。30ページをお願いします。
 この30ページと次のページが整備プログラムの表であります。まず、30ページなんですが、上の薄茶色の路線、区間番号3、3.4.1本堅田和邇線から6路線、それが短期ということで5年以内に着手する路線でございます。下の黄色の路線、区間番号2、3.4.57今宿和邇中浜線から7路線、これが中期ということで5年から10年以内でございます。次のページをめくっていただきますと、区間番号1、3.4.63大堂川線から12路線ございます。これが長期、10年から20年以内の路線ということになります。そこで、区間番号4と5、上から二つ目、三つ目ですが、3.4.50桜かや線につきましては、プログラム上は長期路線になるんですが、堅田駅西口土地区画整理事業を今現在施工中ということで、その関連で来年度から都市計画のほうで一部事業着手ということを聞いておりますので、括弧書きの短期としても位置づけしておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それと、区間番号につきましては、次に説明いたします番号と対応しますので、御承知ください。
 次に、最後の32ページの図を見ていただきたいと思います。
 これが大津市全体の整備計画をあらわした図ということで、大津市は縦に長いということで、右上のほうは旧志賀町地域が入ってございます。赤色が短期路線で、次に緑色が中期路線、それと紫色が長期路線でございます。
 まず、短期に整備しなければならない路線から説明をいたします。この図で、画面で区間番号10、3.4.46比叡辻日吉線です。これは、JR比叡山坂本駅の北側というか、湖西線、湖西バイパスより山手側の日吉大社の大鳥居までの延長690mの県道比叡山線を拡幅する都市計画道路でございます。この区間につきましては、今年度予備設計に着手しておりまして、来年度に事業認可をとって本格的に事業着手をする予定でございます。
 次に、ちょっと小さいのでわかりにくいので拡大した図を御覧ください。これ区間番号の3、3.4.1本堅田和邇線でございます。琵琶湖大橋西詰めの交差点から県道高島大津線を北に800mほど行ったところから浜側を南下いたしまして、真野川を横断し、道の駅、琵琶湖大橋の米プラザがございます。その西側あたりを通って琵琶湖大橋のアンダー、下をくぐり、既に整備済みの区間と接続されます。延長は0.28mでございます。
 次、区間番号7、3.5.101、ちょっとわかりにくいんですが、本堅田衣川線ということで、国道161号、仰木口の交差点がございますが、そこから浜側へ堅田高校と堅田小学校の南側で東洋紡のちょっと北側なんですが、そこを通る延長550mの道路です。国道161号より山手側の県道仰木本堅田線、通称仰木道と言ってますが、その道路につきましては県のほうで同時期に整備する予定でございます。
 次に、区間番号15、3.4.72浜街道、南のほう、ちょっと拡大図がございます。区間番号15番、3.4.72浜街道大江線でございます。この路線も以前にも説明をしておりますが、湖南幹線、近江大橋取りつけ道から、草津イオンがありますが、その南側から延びている都市計画道路でございまして、ちょうど長沢川にある大萱橋の交差点までの300mの区間は完成をしております。ちょうどこの図で茶色に塗ってますが、完成しております。それから南進をし、湖州平団地というのがあって、その入り口付近からいわゆる通称浜街道ですね、浜街道に一部重複する区間がございまして、それから若干またそれるんですが、JR琵琶湖線を横断し、国道1号、国道1号と琵琶湖線の間はちょっと一部できているところがございますが、そこにタッチをいたしまして、それから1号からは瀬田小学校の東側、鳥居川南大萱線と交差して、瀬田中学校の南側を通って、庄山線というのがございます、そこに重複いたしまして京滋バイパスにタッチいたします。延長は2.43?になります。
 次、区間番号16、3.5.106大江橋本線です。これは、国道1号大江二丁の交差点、ちょうど芝山タイヤのあるところとフレンドですかね、できたところですが、南へ0.4?の区間と、瀬田西インターから新緑苑団地へのメーン通りから瀬田川新緑苑団地の入り口付近、主要地方道瀬田大石東線、瀬田川沿いの県道ですが、その県道にタッチする0.43?の区間、合計0.93?の距離がございます。
 それと、区間番号17、短期の最後の路線ですが、3.4.16鳥居川南大萱線でございます。これも南大萱月輪線、瀬田東支所一里山公園のある横から学園通りと交差し、先ほどの説明しました浜街道大江線と交差しまして、それからさらに三大寺の近江国庁跡のちょうど南側のほうまでの延長でございます。1.95?ございます。
 ということで、短期についてはそういった路線がございます。
 次に、中期に整備しなければならない路線ということで、主な路線だけちょっと説明させていただきますが、戻りまして区間番号9、これもちょっとわかりにくいんで申しわけないんですが、3.3.22浜大津堅田線ということで、国道161号のちょうど国道衣川の交差点より浜側へ延びておりまして、次に説明いたします3.5.102出町線へつながる延長280mの道路です。
 次に、区間番号8が3.5.102出町線ということで、今の3.3.22の浜大津堅田線から、先ほど短期の説明をいたしました3.4.1本堅田和邇線を結ぶ道路でございます。延長が1.586mになります。したがいまして、区間番号3と、赤色の部分ですね、それと短期、それと8、9、その歯抜けの部分は茶色で既にもう整備が済んでおります。それが中期でつながるということで、先ほども説明いたしましたように国道161号の渋滞がかなり緩和されるということが期待できます。
 次に、区間番号22ということで、3.4.19大江霊仙寺線、緑の路線でございます。南大萱月輪線との交差部分、瀬田北小学校のちょうど北側から草津市のほうに延びております。延長は0.68?になりますが、草津市側のほうでは、もう皆さんも御存じかと思うんですが、もう事業はかなり進捗しておりまして、今後、草津市とまた調整をして進めていきたいと思っております。
 ということで、中期の路線については主なものを説明させていただきました。
 次に、長期に整備しなければならない路線につきましては紫色の路線ということで、皆さんまた見ていただきまして、今回ちょっと説明のほうは時間の関係がございますので省略をさせていただきます。
 それと、水色の路線でございますが、右下の凡例に、国、県での施行が想定され優先順位の検討外とする路線、区間とありますが、水色の路線は基本的には20年後も概成済みのまま、すなわち都市計画決定幅員よりは狭い暫定整備としてシミュレーションをしております。例えば、湖西バイパスにつきましては、計画は4車線はあります。坂本北までは4車線ということで今工事をしておられますが、坂本より以北は2車線のままということでございます。それと、161号につきましても、浜大津四丁目の交差点から下阪本一丁目の交差点までは計画は4車線であります。しかし、現状はリバーシブルレーンの3車線、もしくは2車線のままとしております。
 ただし、県道の主要地方道伊香立浜大津線につきましては、現時点では未着手の下在地生津工区、それと坂本工区がまだ完成しておりませんので、そういったものがつながって全線開通したものということで考えております。
 それと、東南部のほうなんですが、ここのほうが以前にも説明いたしました国の直轄事業である大津・山科バイパス、それと国道1号バイパスとしての国の事業を想定しております瀬田川横断道路、それと今後県と調整が必要な丸の内平尾線があります。これらの3路線も全線開通するものとしておりますので、御承知ください。
 以上、今後20年間にかなり路線の整備をしていかなければならないわけでございますが、東南部地域においては年間39億円の事業費がかかります。北中部地域では年間12億円の事業費が必要でございます。両地域合わせますと51億円もの予算を獲得しなければ道路網整備が計画どおりに進みません。今後、これだけの莫大な予算を獲得するための手法を考え、たとえ獲得できたとしても、この事業を予算を執行するだけのスタッフをどのように確保するかとかといういろんな諸問題がございます。また、来年度に予定しております瀬田川横断道路や丸の内平尾線の東南部地域の渋滞対策検討、また瀬田地域などにおける道路網整備実施計画などの策定の折には、国、県などの関係機関と十分協議、調整をした上で対処していきたいと考えております。
 次に、最後に、お手元の一番最後の白いA4の横向きの資料を御覧ください。1月29日から2月18日まで実施いたしました市民の意見募集、パブリックコメントの結果について御報告させていただきます。内容については、御覧のとおりなんですが、1名の方から御意見をいただきました。
 まず、1番、歩行者の問題点について記載がないとの御意見をいただきましたが、それに対しての本市の考え方は、本計画では自動車交通の流れの変化を検証しているもので、歩行者の問題点については記載しておりませんと。ただし、都市計画道路などの幹線道路を整備していく上では、両側に歩道整備をしていくという考えでありますということでございます。
 次に、2番、混雑度は、時間帯別に検討しないといけないのではないか、例えば朝夕のみなら、その原因である通勤交通に対し、企業や市民等に対し時差出勤等を呼びかけるのも一案ではないかとの御意見に対しての本市の考え方は、混雑度は日単位あるいは昼間12時間で算出するものでありますので、時間帯別の検証は行っていないということと、電車やバスなどの公共交通機関の利用促進をソフト施策として従来からも実施しており、今後もより一層進めていきたいという考え方であります。
 最後に3番、国道の整備等には時間を要することから、それまでの間、交通量制限も考えてはどうかとの御意見に対しては、道路は誰でも通行できるものでありますので、交通制限を加えることは大変困難であるということと、先ほども御説明いたしました公共交通機関の利用促進を一層進めていきたいという考えでありますということで、一応うちの考え方を示させていただいております。
 以上、貴重な御意見をいただきましたので、予定では来週の月曜日、18日に市のホームページでこのことを公開する予定でございます。
 以上で大津市道路網整備計画案についての説明を終わります。よろしくお願いします。
13:53〜
○横田好雄 委員長  御説明ありがとうございました。
 委員の皆さん、ただいまの御説明に対しまして何か御質問等がございましたらどうぞ遠慮なく御質問をいただきたいと思います。

◆奥村功 委員  ちょっとお伺いしたいんですけれども、32ページの22番、区間番号22番の大江霊仙寺線の関係なんですけれども、それについては草津のほうからどんどんどんどん今延伸してきていると思うんですけれども、以前言っとったんですけれども、要するに向こうのこっち側に延伸してくるのは構へん、向こうがやっておられることなんで、草津市がやってる、その横の線ね、要するに近江大橋の道路と1号線のつなぎの部分、横の部分ですね、東西の部分、そのラインの部分は何か大津市のほうから話されてるんですかね。

◎西村 建設部管理監  今おっしゃっているちょうどこの22番なんですが、この部分につきましては、ちょうどこのあたりに今JRさんのほうで新駅設置とかという話が今浮上しておりまして、草津市さんに聞いてみますと区画整理、ちょうど南草津のほうと同じような区画整理を今考えておられまして、そのときに、例えばそれが、駅の関係もあるんですが、その区画整理が進むとなればこのラインですね、一応東西の、都計道路、草津さんの地域に入ってますが、それも一応整備をやっていかなあかんということを考えておられると聞いております。
 以上でございます。

◆奥村功 委員  今言っておられるように、ライン的にはつないでいくよという話で、しかし近江大橋が無料化になるにしても、ちょうど栗東のあの辺から山手幹線がどんどんどんどんこっち側に向いて走ってきてますんで、当然、平成30年、平成35年ぐらいになってくると大津市のほうに対して車の量が増えてくるやろうという、その辺の部分は何か考えておられますか。

◎西村 建設部管理監  今奥村委員の御指摘ですが、多分心配されているのは、今の大江霊仙寺線のほうも草津とつながると、そっちのほうに車が入ってくる、また湖南幹線とか、また山手幹線つながると大津地域、特に瀬田地域のほうに入っていくんではないかという御心配なんですが、あくまでシミュレーション上の話なんですが、湖南幹線、山手幹線が開通することによりまして、大体平成30年前後に開通するという想定をしていますが、交通量にしまして1万台ぐらい逆に減ってしまうという、要するに山手幹線にかなり台数が行くということですね。そういったシミュレーションをしておりますので、それはあくまで中途半端な形で事業が終わると具合悪いんですが、全線開通するということになれば、意外と瀬田のほうにはそんなに流入しないんじゃないかと。ということは、通過交通がかなり山手幹線のほうに乗っていかれるという予想をしてますので、あくまでこれはシミュレーションですのでそういったことでちょっと御理解いただきたいと思います。
 以上です。

○横田好雄 委員長  他にございましたら。

◆藤井重美 委員 1点だけ確認しておきたいんですが、近江大橋が無料化になりますが、その道路整備すると短期でも結構な時間がかかります。今年の12月だっけね、なった場合、たちまち大混雑になると思うんですが、その応急処置的なものでもいいんですけど、これは県がやるんかもわかりませんけれども、県にどういうふうなことをやってくれるんかみたいな、打ち合わせみたいなんはやっていらっしゃるんでしょうか。その辺ちょっと確認をしておきたいと。

◎西村 建設部管理監  今藤井委員の御指摘ですが、たちまちこの12月に近江大橋が無料化ということで、大変な混雑が予想されるということなんですが、実は先日、県の道路課の方が来られまして、来年度予算計上をされておりまして、委託調査ということで、近江大橋が無料化になったときにどういう状態になるのかというシミュレーションをされる、その中で、市のほうに来られたのは、ちょうど大津市道が抜け道になるということで、今現在、抜け道のいろんな想定される路線を上げてくれという依頼がありまして、来週早々にそれを上げさせてもらうんですが、それによってどうされるんですかとお聞きしてみますと、それによってシミュレーションをして台数とかそういったものも全部つかんで、いわゆる短期的な話なんで、現道での交通安全対策とか、そういったものを大津市のほうにまたお願いすることになるかもしれませんということをおっしゃっていましたんで、それもこの秋ぐらいには多分成果が上がると思いますので、ちょっとどたばたであれなんですが、そういったことも一応考えていますと、県と調整をさせていただいていますということです。
 以上でございます。

◆藤井重美 委員 万全を期してやっていただきたいと思うんですが、特に抜け道になる分は基本的には生活道路とも言うべき道ばかりでございますんで、抜け道と予想されるところには保育園であったり、そういうところも結構ありますので、それも万全に、そして県にしてもらわなくちゃいけないようなことはしっかり申し上げると、こういうスタンスでぜひともお願いしたいなと、こういうふうに思いますんで、よろしくお願いします。

◆山本哲平 委員  先ほどの説明の中で、一番印象深かったのが財源の確保、それが本当にちょっと厳しいんやというふうな印象を私持ったんですが、ちょっと今大津市の中期財政計画を持っていませんので細かい数字はわかりませんが、大津市の中期財政計画を踏まえて今どういう状況かということと、あと国のほうの補助とかをある程度引っ張ってくることになると思うんですが、国も政権がかわって、今後、今までとちょっと方向が変わってくるのかもしれませんが、最新の国の動向等ももしわかっている範囲で何かあれば、そのあたりも御説明いただければなと思います。
 以上です。

◎西村 建設部管理監  山本委員の指摘、まず1点目の中期財政計画との整合性というか、その辺の御指摘だったと思うんですが、一応中期財政計画のほうでは、今後5年、10年ですね、の辺の整備にあわせまして一応それだけの額は上げております。満額じゃないと思いますが、そこそこ上がっているということで御理解いただきたいと思います。
 それと、2点目の国の補助金ということで、国の今後の動向とかその辺のお話、御指摘やったと思うんですが、今社会資本整備交付金というか、資本整備交付金で交付金、55%の補助率なんですが、それで補助をいただいているということですが、この4月からまた防災・安全交付金というメニューができまして、いろいろとその中には当然通学路の関係とか、そういった橋梁の寿命化の関係とかございますが、要するに渋滞対策とか、そういったこともそれにもありますし、また通常のもともとの社会資本の交付金にもございますし、そういった中で、補助の裏の起債が今90%なんです。全国防災とかそういった分は100%という、そういう制度もございますけど、極力今後国のほうに対して補助率のアップとか、またその辺の裏起債の率のアップとか、そういったことを要望していきたいと思いますし、また今の道路の性格上、国道1号のバイパスとか、そういったものに関しては極力当然国のほうにお願いすると。また、ちょっと説明してなかったですが、ちょうど今のこの図の紫の部分ですね、南郷桐生線がございます。この部分がうちのほうで一応長期で上げてるんですが、この3月末に出ます県のアクションプランでは5年以内に着手すべき路線ということで、県のほうで南郷桐生線の代替路線ということで捉まえられて、早期に着手したいということもひょっと表明されるかと聞いてますので、その辺、今想定している事業費が全て市のほうで負担するというわけではなく、今後また綿密に県、国と調整をしながら事業を進めていきたいと思いますので、御理解ください。
 以上です。

○横田好雄 委員長  他にございましたら。

◆草川肇 委員  ちょっと全体的なお話しになるんですけども、この道路整備計画で今回5年、10年というスパンでいろいろとシミュレーションをされて計画を立てていただいているという中で、当然大型の商業施設であったり、あるいは今お話しにありましたように国や県の動向でさまざまな形で進捗状況が変わってくるだろうというのは容易に想像ができるわけです。そういった意味で、この整備計画の第2次、第3次という、そういう部分の計画性はあるのかないのかお聞かせ願いたいんですが。

◎西村 建設部管理監  今の草川委員の御指摘ですが、今こういう形で5年、10年、20年先まで策定してそのままやりっ放しというわけでなくて、総合計画とかマスタープランと同じように一応5年間という期間で区切って見直しをしていくというふうに考えていますので、とりあえず今の5年以内の短期の事業のほうを見ながら5年後にまた見直しをしていくということを考えております。
 以上でございます。

◆仲野弘子 委員  30ページの7番でございますけれども、道路の計画、堅田のほうたくさんしていただきまして本当に申しわけございません。ありがとうございます。それで、7番なんですけれども、3.5.101本堅田衣川線なんですけれども、都市計画審議会でこの前認可のほう、道路の決定をしていただいたということで、14mということで、ありがとうございました。それで、この分なんですけれども、あと測量のほうは事業課のほうでずっとしていただいたと思うんですけれども、今後の予定がわかってればちょっと教えていただきたいと思います。

◎西村 建設部管理監  仲野委員の今おっしゃっている3.5.101本堅田衣川線の路線ですが、実は私聞いてみますと昨日市の都市計画審議会があって、市の都市計画審議会はあったんですけど、これ県道もございますので、県決定ということで、今度3月の28日でしたかね、に県の都計審があると聞いてますので、それによって正式に、4月になりますけど、告示のほうは、12mから14m、それと一部ルートの変更も含めて決定されると聞いてますので、それができた後に、本格的にこちらのほうも事業のほうに着手できると思ってますので、今の想定では来年度にそれの準備をした上で、早ければ再来年度以降になりますが、平成26年度以降に県と調整しながら、あと西口の区画整理事業の進捗も見ながら決めていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 以上です。

○横田好雄 委員長  ほかにございませんか。

                   (「なし」)

○横田好雄 委員長  他に質問もございませんので、以上で協議を終了いたしたいと、このように思います。
 それでは、今年度当委員会の調査に御協力いただきました執行部の皆様方に一言御礼を申し上げます。
 昨年の5月に当委員会を設置いたしまして、都市計画部、建設部、伊藤技術統括監には、当委員会の重点調査項目ですね、いわゆる交通渋滞でありますとか、また大津市と他の都市を結ぶ交通体系の整備とか、いろいろな課題を背負っていただいてまして、何をするのにもやっぱりハード事業で、ソフト事業もありますが、やはりハード事業でございますので、しっかり構えていただいて、我々もこの1年間、特に大津市の執行部の皆さんが将来に向けて御検討いただいています内容をしっかりと、今日は副委員長休んでますけど、12名が受け止めさせていただきました。議会の開催中のみならず、閉会中にも、百聞は一見にしかずということで、現地を見せていただきました。そういうことで、他の道路管理者にも御足労いただきながら1年間勉強させていただきまして、本当に1年間ありがとうございました。後ほどまたこの当委員会を継続するかどうかについては最終確認をしたいと思っていますが、現状ではやはり今我々が勉強させていただく中に、執行部も課題がございますし、議員としても一番関心を持つ部分だろうと思ってますんで、できることなら引き続き、メンバーは変わると思いますが、またお世話になるかもしれませんので、そのことを申し上げ、今後もひとつ御活躍をいただきますことを、市民を代表し、委員を代表して厚く御礼を申し上げまして、終わります。執行部の皆さん、御苦労さんでございました。
〜14:08
                   (執行部退席)
14:10〜
○横田好雄 委員長  引き続き委員会を続行させていただきます。
 続いて、引き続いて委員長報告案について協議したいと、このように思います。当委員会は次年度も継続して調査研究を続けるものとして、今回の報告は中間報告といたしたいと思いますが、御異議ございませんですか。

                   (「結構」)

○横田好雄 委員長  ありがとうございます。
 それでは、そのようにいたしたいと、このように思います。
 委員長報告案について、委員各位に事前に配付をさせていただいた際、特に御意見等がありませんでしたので、この内容で報告させていただきたいと思いますが、よろしいですか。

                   (「結構」)

○横田好雄 委員長  ありがとうございます。
 それでは、これは閉会日に私が報告をさせていただきたいと思います。
 それでは、最後の委員会につき委員長から委員の皆さんに挨拶をさせていただきます。
 今も執行部に申し上げましたとおり、いろいろと委員12名で勉強をさせていただきました。今まだ緒についたというか、あっこういうことかという時点で1年間が過ぎ去ったという状況でございまして、やはり委員として大津市の新しいまちづくりには道路アクセス、市長がおっしゃっているように何とか今の財源確保をしながら一歩一歩着実にそれぞれの地域が潤うように願うところでございますし、いろいろと皆さんの率直な御意見をいただきまして活発な委員会であったと思っております。副委員長お休みでございますが、委員長、副委員長からあわせて委員の皆さんに厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。
 以上で交通対策特別委員会を終了いたします。御苦労さまでございました。
〜14:12