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平成24年 6月13日文教・警察常任委員会−06月13日-01号




平成24年 6月13日文教・警察常任委員会

             文教・警察常任委員会 会議要録

                               開会 10時02分
1 開催日時      平成24年6月13日(水)
                               閉会 11時28分

2 開催場所      第五委員会室

3 出席した委員    野田委員長、今江副委員長
            山本(進)委員、冨波委員、粉川委員、宇賀委員、
            赤堀委員、吉田委員、谷委員

4 出席した説明員   河原教育長および関係職員

5 事務局職員     宮川主幹、藤澤副主幹

6 会議に付した事件  別紙次第書のとおり

7 配付した参考資料  別紙のとおり

8 議事の経過概要   別紙のとおり



                  議事の経過概要

開会宣告  10時02分

《教育委員会所管分》

1 県立高等学校の再編について
(1)当局説明  猪田教育企画室長
(2)質疑、意見等
○野田藤雄 委員長  きのうの長浜の未来を拓く教育検討委員会から、知事、教育長、それから議長あてに提言書をいただいています。
 また、先日の県民参画委員会では、皆さん御出席いただきまして、いろいろ御意見等いただきまして大変ありがとうございました。それも踏まえまして、ただいまの説明につきまして、質疑、意見等ございましたらお願いいたします。

◆宇賀武 委員  今、経過を踏まえて、るる御説明がありましたが、その中で、平成22年の8月から11月にかけて、県民あるいは保護者を対象に計9回、御意見を聴く会というものを持ち、広く意見を聴取したというお話でした。しかし、長浜市におきましても、彦根市におきましても、その他地域から聞こえてくる声は、皆さんの解釈とは反対に、余りにも性急過ぎて意見が集約されていないと、現段階では聞き入れられていないと。ですから、もっともっとコンセンサスを得る努力に努めるべきだという声のほうが強いんですよね。だから、先ほど説明あった部分とそれぞれの地域とのギャップがいまだあると私自身は考えるのですが、その辺についての見解をもう一度お聞かせいただきたいと思います。

◎猪田 教育企画室長  先ほども御説明申し上げましたが、これまでから全県を対象に御意見を聞いてまいりました。そうした中で、3市につきましては、地域を挙げて多くの御意見をいただいているということでございますので、改めてその地域の皆様の思いを吸い上げるべく、現在、意見を聴く会を開催しているということでございます。

◆粉川清美 委員  今の御意見、御質問と関連するんですけど、地域のお声の特に強い3市について、これから多くの意見を聞かれるということなのですが、滋賀県は全県一区制なので、意見を聞いた後でその地域の問題だけではなく、やはり県全体として、高校再編をどう考えていくかという議論や、県立高校のあり方等についてまとめていく必要があると思うのです。きのうも御要望の中でスケジュールについて示してほしいという御意見が出たように新聞で報道されていますけれども、そういう地域の意見を聞いて、これから全県的な議論を進めてとなると、今後のスケジュールはどのように考えていらっしゃるのですか。

◎猪田 教育企画室長  これまでから全県を対象に意見を聞いてきたということでございます。同じような答えになりますけれども、地域を挙げて多くの御意見をいただいている3市において、その思いを見きわめるべく、さらにその意見を聴く会を開催させていただいているところでございます。
 全県ということでございますが、策定までの各段階に応じまして、今後とも保護者でありますとか教育関係団体等に対しまして、しっかりと意見を聞きながら策定を進めてまいりたいと考えているところでございます。

◆粉川清美 委員  確認なんですが、これから地域要望の強い3市から意見を聞いて、それが済んだら、全県的にもう一度皆さんの意見を聞いていかれるということですか。全県的な議論を進めるということですね。

◎猪田 教育企画室長  策定までにはいろいろな段階があるかと思いますので、そうした中で、全県の意見も、改めて聞く場もあると考えているところでございます。

◆冨波義明 委員  二度にわたり延期をされまして、また、このたび長浜市さんほかの地域の声を聞いて、ゼロベースから始められるかどうかわかりませんけれども、とにかく立ちどまって、仕切り直してということをおっしゃってると思うのです。それは県民の声ですとか県議会の決議もあってそうされたのですけども、長浜市の未来を拓く教育検討委員会さんの取り組みは、いわば教育の原点というんですか、教育論から始めて、滋賀県の教育のあり方はどうするのだという、比較的根本から考える御提言をいただいたわけです。そういうさまざまな声について立ちどまるということになりますと、滋賀県のほうは、資料の「県立高等学校再編をめぐるこれまでの経過について」を見ていますと、私どもとしてはこの手順を踏んでやってきたと、今御説明がありました。けれども、この提言を受けて仕切り直すということならば、その前に必要なことは、滋賀県が平成20年7月の県立学校のあり方検討委員会から、ずっと今までやってこられたことの検証、なぜ滋賀県として手順を踏んできたつもりだったにもかかわらず、やり直さなければいけないかという検証が必要だと思うんです。その辺についての総括というのか、県の教育委員会としてどうお考えなのでしょうか。

◎猪田 教育企画室長  先ほど説明の中で申し上げましたように、県としても一定の手順を踏まえきたと考えているわけでございますが、やはり具体的な名前が出たということで、唐突感を抱かれたということが非常に大きかったのではないかと考えてございます。そうしたことから、より丁寧な説明の必要性を感じ、現在改めて意見を聴く会というものを開催させていただいているところでございます。

◆冨波義明 委員  個別の名前が出た段階で反対が出て、それがきつかったのでもう1回考え直そうと立ちどまったわけですけども、やはり相当自信を持って、これでという姿勢で、仮に具体的な名前が出ても、こうなんだ、ああなんだというぐらいの姿勢がないことが、混乱を招いた原因ではないかと私は思うのです。その点は、次回出される場合には、堂々とそういうのに説明できるような案にしていただきたいと思います。

◆吉田清一 委員  統廃合を含む再編計画ですが、一たん立ちどまって考えてみましょうと。そして、もっと意見を聞きましょうと、現場へ赴いていただいている。これは一定評価できると思いますが、今後どうやっていくのか、ここが全然見えてこないんですね。最初に出された再編計画を一たん立ちどまって考えてということまではわかるけれども、今後どうするのか。一部コースの話をされましたが、今後の進め方がはっきりしない。彦根市や長浜市、甲賀市の現場へ行っていただいているのはいいのですが、行って何をしゃべってきたのかということが一番大事なのです。今後の計画ですね。
 一つ一つお聞きしますが、中学3年生が高校進学を控えて、何月ごろまでには次年度の高校の受け入れ体制を決めなければならないのですか。9月ごろですか。

◎猪田 教育企画室長  中学生の進路指導については各段階ございまして、まず夏休みに各学校への体験入学というのが始まるということでございます。その後、保護者との三者懇談とか、徐々に進路指導というのが本格化をしていくという状況になっていくことになります。
 中学3年生ということでございますので、例えば今の原案でございますと、平成26年度から統合となっているわけでございますけれども、中学校3年生そのものが、改革の対象になるということにはなってないわけでございまして、そうしたことなどを考えながら、中学生に対する影響ができるだけ少なくなるような形で進めさせていただきたいと思っております。

◆吉田清一 委員  来年度ではなく、平成26年度からやろうということですか。

◎猪田 教育企画室長  はい。

◆吉田清一 委員  それで、今、国際文化コースと福祉コースの話をされましたが、これは平成25年度からやろうということですか。平成26年度というのは聞いたことがありません。

◎猪田 教育企画室長  今の再編計画の原案でございますけれども、現段階では、統合については平成26年度からということになってございます。コースの設置については平成25年度ということで、中身によって少し実施時期というものが違っているという状況でございます。

◆吉田清一 委員  議会でもそんな説明ですし、彦根や長浜、甲賀へ行っても、そんな説明をしてたら、みんなにわけがわからないと言われる。

○野田藤雄 委員長  委員さんの中でも、もう平成25年4月からだと思ってる人もおられるんですよ。今、それは。

◆吉田清一 委員  平成25年ですね。

○野田藤雄 委員長  平成25年の4月からと思っている人もいる。

◆吉田清一 委員  教育委員会は、それすらはっきりしてないじゃないですか。

○野田藤雄 委員長  例えば、きのうの話でも、藤井市長がそんな認識でしたね。

◆吉田清一 委員  それで、要は次年度と考えた場合に、平成25年でも平成26年でもいいけども、例えば今コースの話は平成25年の4月じゃないですか。これはいつごろまでにきちっと受け入れ体制として、高校を所管する県の教育委員会として、いつごろまでには、はっきりしていかないといけないのかという質問です。

○野田藤雄 委員長  例えば平成26年の4月だとすると、いつまでという話ですね。

◆吉田清一 委員  前年の9月か10月か知りませんが、そういうふうに答えてください。

◎猪田 教育企画室長  平成25年実施ということになりますと、まさにこの6月ということになります。

◆吉田清一 委員  6月。

◎猪田 教育企画室長  はい。

◆吉田清一 委員  前年の6月と理解しておいたらいいのですね。

◎猪田 教育企画室長  そうです。入試要綱というのがございますので。

◆吉田清一 委員  何だろうが関係ないんです。時期を聞いているんです。

◎猪田 教育企画室長  6月です。

◆吉田清一 委員  6月。

◎猪田 教育企画室長  はい。

◆吉田清一 委員  もう6月。やっぱりその辺が、教育委員会として曖昧なんですね。はっきり言ってこない。だから皆、想像で思っているだけで、マスコミの皆さんもそうだと思う、多分そう違うかなと。今まではっきりしたそういう説明を聞いたことないですよ。
 もう一遍確認するけれども、きょう説明のあった国際文化コース、福祉健康コース、これは平成25年の4月からスタートさせたいと。では前年の6月、今ですね。はっきり公式な発言をして、きちっとやっていきたいという意味ですね。
 同時にそのほかもありましたね、声の大きい長浜とか。第1次の原案をそっくりそのまま河原教育長になって受け継ぐのか、あるいは全部が全部受け継がないのか、あるいはほかに付加して再編計画をするのかがはっきりしない。今検討中でしょうが、平成26年4月からなら検討期間がもう1年あるわけですね。
 だから、もう第1次の原案を出していて、一たん立ちどまって考えるというのであれば、やはり早急に今後どういう形で検討しますと。検討の輪郭がわからない。検討していることは確かだろうけども、検討の輪郭を示さんことには、わかないと思うのですが、どうですか。

◎河原 教育長  今、吉田委員さんからありましたように、スケジュール、そして輪郭をしっかり示さなければならないということで、そのことに全力を尽くしていきたいと考えております。
 先ほど6月ということを言いましたのは、6月に入試要綱が出ますので、学科等の改編が伴うものにつきましては、6月にきちっと出さなければならないということはあります。
 ただ、先ほどありましたように、仮に平成26年度からだとして、今の中学校3年生が来年入学する平成25年度については、長浜でありますとかでできないとしても、高校へ行った後に自分の学校がどうなるかということを、明確に示していかなければならない。入った後にどうなるかがわかるということは避けたいということで、これまで7月、夏休みまでと前教育長は言っていたと思うのですが、少し立ちどまるということであっても、今言われたスケジュール、全体の枠組みにつきましては8月、生徒がいろいろ進路を考える時期、進路調査をする時期が9月の中ごろです。先ほど吉田委員さんが言われましたように、どんなに遅くなっても9月には枠をしっかり示し、スケジュールも連動しますのできちっと示して、今の中学3年生は直接自分は関係がなくても、その学校がどうなるということがありますので、そういう意味で、これまでも7月にはこだわらないとしても、できるだけ早くと言っておりました。中身はそういうことと理解していただけたらと思います。

◆吉田清一 委員  そうすると平成26年4月スタートにおいても、今の中学3年が入学して、その次の年に2年生になって1年生が来るか来ないのかわからない状況ではぐあい悪いと。だから、再編計画を検討、再検討してもらって、その結論は8月ないしは遅くとも9月に発表するということですね。

◎河原 教育長  そのように思っております。

◆吉田清一 委員  わかりました。
 もう一つ。長浜の未来を拓く教育検討委員会に、この前、寄せてもらいました。私、最後に時間がなくて言いそびれたんですが、長浜の未来を拓く検討委員会の設置要綱の第1条、目的のところに、高校再編についての意見を言うとか、あるいは議論を交わすとかいうことは一切書いてないんです。お持ちの方は、見ていただいたらと思いますが、あれは、教育論あるいは人材育成論をたたいてくれということが目的になってるんです。そういうことを第1次提言の中で折り込まれたように思うし、あのときの話では、2次提言でもう少し統廃合について具体的にどうこうとおっしゃっていました。諮問内容がどうなっているのかわかりませんが、県もオブザーバーで入っていますが、何を討議されているのですか。教育論、人材育成論を討議されていて、県がオブザーバーで入っているということであれば、あの委員会に議会の我々、委員会が振り回されることはないと思うんです。だから、やはり長浜もきちっと目的のところに書いておかないといけないし、県の教育委員会もオブザーバーで入ってるのなら、そういうことをきちっとアドバイスしないといけないと思う。
 要綱の目的に書いていたことを今言ったんですが、長浜の市長から教育検討委員会にされた諮問内容は、だれかわかっていますか。

○野田藤雄 委員長  室長も毎回参加していますが、どうですか。

◎猪田 教育企画室長  今、その資料を持ってございませんけれども、要綱の中身でございますが、長浜市における教育ならびに人材の育成のあり方について検討するために設置するという目的がございまして、委員会の事務といたしまして、一つは長浜市内の滋賀県立高等学校のあり方に関することという事務を設けられて、検討をされていると承知をいたしております。

◆吉田清一 委員  長浜市内にある高校の教育論あるいは人材育成について検討しているということを今おっしゃいましたね。長浜市内にある高校のということは、要綱の何条に書いてあるのですか。

◎猪田 教育企画室長  2条でございます。

◆吉田清一 委員  2条に書いてあるの。

◎猪田 教育企画室長  はい。

◆吉田清一 委員  すると1条と2条を合わせて考えないといけないのですね。
 もう一つ、このコースの件ですが、今、国際文化コースで、北大津と水口の学科を廃止して1学級をコースにすると。学科だと25単位云々と話があったし、同時に志望者も少ないと。これはもう少し説明が要るのと違いますか。なぜ国際文化学科を廃止し、こういうコースに切りかえるのか。なぜだめだったのか、教育内容、先生あるいは運営がだめだったので、生徒の寄りが悪かったということなのか。何のことかさっぱりわからない。学科を廃止しコースに変えます。これだけでは説明不足ですよ。その辺、もう少し詳しい説明してもらわないといけない。

◎猪田 教育企画室長  今回、学科を廃止いたしまして、コースに変えるということでございますけれども、一つは、グローバル社会を生きる国際人としての資質や能力を育成しようということがございます。
 今、教育課程としては、非常に英語教育に偏った課程になってございまして、英語だけではなく、論理的な思考能力でございますとか、もっと幅広い視野というものを育成をしていくという必要があるということでございます。英語教育以外に地域や国の歴史、文化、そういったものを学んで、国際人としての資質を高めていく必要があるということで、今回このようなコースにさせていただくというものでございます。
 それと英語ばかり勉強するということで、生徒が嫌っている部分にも志望率の低迷があるという課題も解決してまいりたいという思いでございますので、よろしくお願い申し上げます。

◆吉田清一 委員  この学科は、北大津も水口も何年やってきたのですか。

◎猪田 教育企画室長  平成9年からでございます。

◆吉田清一 委員  やはり学科を廃止する、あるいはどことどこの学校を統廃合するとかは、もう少し丁寧に説明しないと、そんなことではいけないと思いますよ。小さな話で学科とコースの話だから、何も全てなくなるわけではないという程度の話と思ったらいけない。生徒の身になったら、もう少し詳しい説明も必要ですよ。

◆谷康彦 委員  今の考え方ですと、平成26年からという答弁があったんですが、当初から平成26年ですよね、平成25年からも一部はありますけれど。これは当初からの話で、今、延期というのか1年延ばしたわけですね。私の理解では10年計画だったと思う。その10年がそのまま1年延びると理解をしていたんです。たしかそういう説明もあったように思います。ですから、何もかもが1年ずつおくれると思っていたんですが、そういう話ではなかったのですか。ですから、本来は平成25年、平成26年の計画を全部それを平成26年、平成27年にと、1年延びたら全部延びるのでないと、10年計画というものが、本来何のための10年だったのかということもわからなくなる気がするのですが。

◎猪田 教育企画室長  策定時期と統合年度、統合の手法にもいろいろなやり方があろうかと思います。そういうところをどう組み合わせていくのかということで、もう少しその辺については検討をさせていただきたいと考えているところでございます。

◆谷康彦 委員  関連するんですけども、今、教育長から平成26年開始だと、中学生がコース選択する場合、1年と何カ月間の余裕があるということですね。そうすると、ことし選択をする人も、自分の1年後の後輩がどうなるかいうことがわかると。当初の計画で、去年の計画で1年延ばす前の説明では、2年と何カ月間の余裕があるということだったんですよ。その時点でも、コース選定に影響が出るという配慮から、夏休み前までには策定しなければならないという説明があったと思うのです。1年多いんですよ。それが今の教育長の説明では、それが1年少なくなる。全く影響の受けとめ方に違いがあるように思うんですが、その点はいかがなんですか。1年でも2年でも3年でもいいのですか。

◎河原 教育長  今、猪田室長のほうから言いましたように、どの段階で再編を子供たちに提示するかということにつきましては、再編時に生徒をどのような形で入れるのか。あるところで全く切ってしまって、その子らの下が空白になるように入れるのか。他府県もやっているわけですけれども校舎ですね、西校舎、東校舎のような手法を使うことによって、できるだけ早く子供たちにいいものを提示していくということもできると考えております。ただ、そのあたりにつきましても、全体像と同時にスケジュールをしっかりと練り合わせ、そしてどのような形で統合をしていくのかというシステムにつきまして、しっかりと考えたいと思います。そういう中で、どうしても学科改編とかがありますと、先ほど言われましたように、場合によれば平成27年ということを考えざるを得ないことになると思います。今言われましたように、前と同じ形でそのままスライドではなくて、一番いい形を考えて、どの時期からどこができるのか、できるだけいろいろなことを考えたいと思います。長浜、彦根そして甲賀もございますし、それが全部動くのかそうではないのか。そういうことを十分考えまして、さきに吉田委員が何回も言われましたけど、全体像とスケジュールとどういうシステムで行こうかということをしっかりと検討し、そして提示ができるようにしていきたいと思っております。全体を組み合わせてということがありますので、そのまま移動ではなくて、いろいろ考えさせていただきたいということで、よろしくお願いしたいと思います。

◆谷康彦 委員  先日の長浜の未来を拓く教育委員会との県民参画委員会の中で、かなり唐突という声が出ました。僕は、地域にとって唐突というのは、唐突であるかないかは別にして、唐突であってもやむを得ない部分があると思うのです。けれども、子供にとって唐突というのは、やはり非常にぐあいが悪いと思うのです。その点については、聞いているといろいろなやり方があるということですけども、平成25年、平成26年、そう余裕はないと思うんです。これまでとは違うと思う。その配慮は十分にお願いをしておきたいと思います。

◆赤堀義次 委員  この間の長浜の未来を拓く教育検討委員会との県民参画委員会に参加させてもらいましたが、あれだけ地域の各階層から出られた方が、長浜の統廃合の問題に真剣に取り組んでおられるということは、それだけ地域の児童、生徒に対する思いが伝わったということでございます。こんなことまた繰り返したら申しわけないんですけど、心情的になぜ長浜と彦根なのかということが、湖北地域に住んでる人間に非常に印象が悪かったと思うわけでございます。長浜市長に聞いておりますと、今度の教育長は非常に理解をしてもらえるということで、大変高く評価をしておられました。ということは、いろいろな課題について、コミュニケーションを深めながら地域の実情に配慮していただけると、市長は認識をしているように私は受け取ったわけです。再三、教育長と長浜の市長とお話をされた内容を、私らは知る由もございませんが、当初、長浜の市長も、長浜と彦根の市長が立ちどまって考えてくれという要望で、きつい考え方でございました。今度の河原教育長になったら、非常に理解度が高いということを言われましたので、その辺、教育委員会としてどう考え方が変わったのかということをお聞きしたい。
 それから、きょうの資料にも出ていますけども定時制高校について、特に北に住む人間としては、夜から深夜、朝にかけて想像以上に積雪の多い地域でございますが、そういう地域から能登川の学校まで通えと。我々湖北に住む人間としては、米原までぐらいが非常に雪が多く、南に行くほど雪はだんだんうそのように少なくなってくる。能登川まで通うとなると、行きは何とか行けても、学校が終わってさあ帰るときに、交通、JRがとまってしまうとか、事故があって動かない、こんなことが予想されるわけです。だから、能登川まで定時制に行けということではなしに、せめて彦根にそういう定時制の学校をつくったってもらうことが、北から通う生徒には非常にありがたいのではないか。我々湖北に住む人間が雪のつらさというのはよくわかっていますので、そういうこともご配慮はしていただけないものかという思いも持っておるわけでございます。
 県がこういう手続で進めてこられたことを、いかに県民に理解をしてもらいながら、100%してもらえなくても、やはり理解を得ながら、教育委員会としては、こういう形で進みますということを、はっきりある程度出していかなければいけない。お互いに言い分もありますから、やはり教育の機会均等ということを頭に置きながら、さりとてイニシアチブをしっかりとりながら、あるところで教育委員会にしっかりとした指針を出してもらわなければならないという思いを持っております。

◎河原 教育長  再編案につきましては、これまでも教育委員会として検討委員会また産業教育審議会をして、昨年、原案を出しました。あの原案というのは、いろいろなことを考えて、いろいろなことを踏まえながら出したものですので、本当によく考えられていたと思っています。ただ、それぞれの地域の実情等がありまして、具体論になったときに、いろいろな問題が出てきたというところがあろうかと思います。
 今の定時制の問題も、今赤堀委員様からありましたように、十分検討しなければならないことだと思っております。
 また、長浜において、どういう学校をつくってほしいかということを、2次提言でと言われますが、これまで会議録を全部いただいておりますので、どういう学校をつくってほしいかということにつきましても、一定理解は示せる部分がありますし、原案をどのように一部修正をすることによって、そこを切り抜けられる方法を考えていくというのが教育委員会の仕事かと思っております。彦根は彦根のいろいろな意見がありまして、長浜とは全く違う形ですので、それはどのような形で一部修正をすれば行けるのか、甲賀も全く同じだというぐあいに考えております。
 そういう意味で、これまでの議論をしっかり踏まえながらも、地域の意見をしっかり踏まえ、原案を一部修正してできるところをしっかり見きわめる。そしてもう一つ唐突の中に、どのような形で再編が進むかとか、スケジュール的なものが、実際に十分に示せていない部分がありました。例えば後輩が全く入ってこないのではないか、クラブができなくなるのではないかという問題も聞いておりますし、そこを先ほど言ったようにどのような形で再編の具体案をつくっていけば、うまくいくかということをしっかりと踏まえ、まず意見を聞く。そして我々もベースをもとにしまして、どこをどうさわって、一層いいものを子供たちに提示できるかということで、全力で考えるという姿勢をしっかりと示させていただいているということで、誠心誠意させていただいているということで、御理解いただきたいと思います。

◆山本進一 委員  今、僕が心配しているのは、まず、スケジュールを聞いて、一番問題になるのは、やはり再編の中で統廃合のところなんですね。これは将来の少子化を踏まえて、再編を避けて通れないと。この再編の統廃合のところをやっていかなければいけないのですが、この検討委員会を見ていると、教育論、教育のあり方みたいな形をずっと言われた。長浜市から、今度もこれは総論であって、また各論を出してくると言われた。全然違う方向のことばかりをやっているように見受けられるので、そこらを含めて、もう少し指針をきちっと示して、再編の一番の大事なところを突いていかないと。高校のあり方はここの教育委員会がやることなので、それを一々長浜のほうから聞いて、どうこう言ったら、どんどんおくれていくと思うので、やはりはっきり話し合って、きちっとそういうスケジュールも含めてやられないと、スケジュール的にも厳しいと思っているんです。そういうところは、どうお考えでしょうか。

◎猪田 教育企画室長  いつまでも宙ぶらりんな状態で、影響を受けるのは子供たちでございまして、そのことについて長浜市のほうについても御理解いただき、また話し合いもさせていただきながら、できるだけ早く策定できるように努めてまいりたいと考えてございます。

○今江政彦 副委員長  1点目は、この再編の原点は、この間、長浜でも出ていましたけど、平成18年の全県一区制です。この全県一区制は、以前のようにブロック制であれば、やっぱり優秀な生徒はそこから出ていかないということで、地域のそれなりの教育力のレベルを守れるというメリットやデメリットもあると思うのです。もう6年ほどたつわけですけど、現状で県の全県一区制について、メリット、デメリットをどのように評価したのかというのが1点。
 それと、いわゆるやり方ですね。去年の7月に長浜市長と彦根市長が、甲賀の市長も含めて大きく反対されたということなんですけど、ずっと僕も流れを見ていて、方法は確かにあると思うんです。余り細かい話を事前に相談すると、まとめられないということで、ある程度まとめて、ばっと出して、たたいてもらってという方法ももちろんあろうかと思います。今の状況を見たら、やはりいろいろなプロセスで言っておられますが、総論の話で皆聞いておられて各論の話の議論はせずに、ぽんと各論の結果が出たら反発されるのは当然です。私的なことで申し上げると、例えば八幡の養護学校が廃止になって野洲へ動いたとき、そのときに特別支援の体制自体も大きく変わったところですし、八幡も老朽化したので、いずれか建てかえなければならないということもあったと思うのです。けれども、地元にしたら、昭和40年代に地元の人が田んぼをそのために提供されて、その間、夏の日は、日赤奉仕団の女性が草刈りに奉仕で出て来られるし、あるいは学校医、学校薬剤師あるいはボランティアの方が劣悪な環境の中でも一生懸命支えてきたという部分がありました。そういう経緯があるので、結論としてはそういう計画かもしれませんけれども、僕も覚えているんですが、十分な説明もなしに、当時の市長のところへ県の教育委員会の人が来られて、次の議会で用地の取得の議案を出しますと、決まったことを報告に来られた。市長にしたら、過去の経緯も含めて知っておられるので、八幡の一生懸命支えてこられた人が野洲に行っても同じことはできないわけで、そういう方向にしたと決まったことを報告したというところがあった。そうした流れが、恐らくずっときているのではないか。だから、当然、彦根市長も、長浜市長も反発されて、その辺、基本的なスタンスの問題かと思います。教育長がかわられて、先ほどの話があるように、それぞれの首長さんともしっかり対応していこうという話だったと思います。どうしても一部しなければならないといって、今回6月に特別支援で出ますね。このように小出しに出てくるところを見ても、その辺の基本的な姿勢が本当に変わっているのかという思いもあるので、以上の2点について、御見解をお聞かせいただきたいと思います。

◎猪田 教育企画室長  全県一区につきましては、もともと学校の選択肢を拡大すると、そして進路希望と自分に合った高等学校を主体的に選択できるようにという趣旨で実施をさせていただいたものでございます。そういうことで、例えば、学校がそこにあるのに学区が異なっていて行けなかったものが、行けるようになったというようなことで、全県一区の導入のねらいというのは、一定、達成ができていると考えております。
 一方、導入したときに懸念されました遠距離通学になってしまうとか、あるいは県外へたくさん子供たちが逃げてしまうといったことも懸念されていたわけでございますけれども、基本的に隣の通学区域までがほとんどということでございます。また、逆に県外への流出というのは、減っている状況があるわけでございます。
 先ほどおっしゃいましたこともあって、完璧な制度というのはなかなか難しいわけでございますけれども、いずれにしましても、生徒の主体的な学校選択が行えるかどうかが大事であると考えてございます。そうした機会を保障しております全県一区制度のもとで、進路希望等に応じた自分の学校選択できるような学校づくり、魅力ある学校づくりを進めていきたいというのが、県教育委員会としての立場でございます。
 それから、やり方ということでございます。いろいろと先ほどおっしゃっていただきましたけれども、そういう中で教育長と関係市長と会っていただきまして、信頼関係のもとに進めていくということで、現在そのもとで話をさせていただきながら、進めさせていただいているということでございます。

○今江政彦 副委員長  今、広い議論をしていくと、なかなかまとめられないというのは確かにわかります。ただ、例えばそのエリアの首長さん、それから高校の校長先生は内部ではないですか。その辺はもうちょっと。一つの例で言うと、例えばこの7月に出たときに、八幡でしたら、八幡工業の建築科がなくなるという計画があって、学校はなくならない話ですが、その辺、少し聞かせてもらおうと思って校長先生にお出会いしようと思うたら、私自身も詳しい経緯は、十分聞いていないというような答えが返ってきました。その辺を見ても、地元関係者を含めてもう少しやり方があったのではないかと。今から言っても仕方ないと思いますが、先ほどの全県一区のメリット、デメリットの部分と、今のやり方の部分をしっかり踏まえて、これからスタートしていかなければならないので、その辺をしっかり踏まえて、できるだけ早く高校再編計画をお願いしたいと申し上げて終わります。

◆冨波義明 委員  私も少し勘違いしてて、今はらはらしてるんですけども、去年、一たん立ちどまろうということになった。そして、長浜さんではいろいろな動きがあって提言を出された。私は、彦根、長浜の意見を中心に考える必要はないと思うんです。やっぱり県の教育委員会さんですから、県全体を考えられたらいいと思うんです。ただし、新しい教育長さんになられて、幾つか回られましたよね。それを私は新聞で見る限りでは、随分と姿勢が柔軟になられた、あるいは各市長さんからも、先ほどから出ているように随分信頼を得られた。私たちもそれを見聞きしていると、これはそういう細かなことではなしに、今までの一番大きな問題になっていたことから変えられるんだろう。もっと簡単にいいますと、長浜さんが提言されたように、長浜の未来を拓く教育検討委員会が考えたように、滋賀県でも、新たにそういう検討委員会をつくって、ゼロから考えられるのかと思ったんです。でも、そんなことをすれば膨大な時間がかかりますので、その辺どういうふうに折り合いをつけられるのかと思って聞いていましたら、先ほど質問がありましたように、2年半余裕があったものを、単にそこを縮めただけで、ひょっとしたら昨年度までと同じ案ですね。あれは相当考えられた案だという話がさっきから出ていましたので、あれを少し変えられたものを今回出されるのかと思って、今心配しているんです。そうなりますと、一遍信頼がなくなったものを、徐々に回復して皆さんの期待が高まったところで、またそれを少し変えただけと言ったら、今度はどすんと県の教育委員会に対する信頼が、もう一つ厳しく私は落ちるように考えて、それは非常にまずいと思うのです。提言は提言として、いろいろなところから言われたのを聞いたらいいのですけども、私も勘違いしていたのかもわかりませんけど、例えば、先ほど検証ができてないと言いましたけど、平成20年に立ち上げられた県立学校のあり方検討委員会、そもそも私、一番問題だと思うんですが、先ほど吉田委員からもありましたように、1番目には、県立学校の課程と学科のあり方を検討しようというのが1つですね。2つ目は、県立高等学校の適切な、適正な規模のあり方が2つ目です。3つ目は、県立学校の適正な配置ですね、どこに位置するか。この3つを検討しなさいということで始められたのが、この県立学校のあり方検討委員会のスタートだったと思うのです。この3つから始めたのが、どこでどう変わったのか知りませんが、さきほども簡単に言うのは少しややこしいから、ここだけは先にやっておくような格好で、学科を減らしてコースをつけると。私も多少は知っていますので、ここは規模が変わらないのでいいと思うのですけども、やはり考え方ですね。学校の学科とかコースというのは、どういうことであるのだということをはっきりしておかないと。北大津高等学校の国際文化、このごろは国際学科になっているんですか。国文、国文と言っていました。国際文化学科と私は思ったんですが、もう変わっているんですか。国文、国文と言っていましたので。

◎草野 学校教育課長  国際学科です。

◆冨波義明 委員  それをつくられたときには、先ほど室長が言われたような理念のもとでつくられたはずなんです。ところが、今度はもう少し現実をいうと、人が集まらないということで、コースに変えようというときも、同じような理念をおっしゃられると、そんなのだったら学科のときもそういう理念だったではないかという突っ込みが入る。やっぱりそこには大きな理念がないといけない。簡単に人数が集まらないから、こっちへやっておけば、どこでもクラスいけると。学科で集めておくと、少ない人数でやらないといけないから困るので、コースにしておけばというような発想があってやられているんですけど、それもやはりこの検討委員会が最初に検討された3つの課題から私は大きく逸脱しているやり方だと思うのです。ですから、今まで県の教育委員会が、学校再編について始められた平成20年から積み重ねられてきた、ここの検証をきちっとやらないと。言われたから、ストップかかりましたから、やり直しましたというので、やはりそのままのを通さないかんというところで、小出しに小出しに小さいところだけをやっていくという、小手先のことはもう一つ信頼をなくすのではないかと思って、余計に私心配になってきたんですけども、いかがですか。
 教育長、あちこち回られて、随分信頼を得られて、随分皆さん期待を持たれていると思うんですよ。きのう、長浜市長も、赤堀委員がおっしゃったように、やってくれるで、あれはなかなかいい、今までと感触違うと喜んで帰られたんです。それを今度、少し違うようなことでぼんと出したら、これはやはりもう信頼がね、信頼の部分というのですかね、大きなものがあると思うのです。我々も勘違いしているのかもわかりませんけど、もう少しはっきりとその辺は意思表示をしていただきたいと思うのです。

◎河原 教育長  今後の県立学校のあり方について、今、お示しをいただきましたように、全体の規模、配置、課程のあり方、そういう形で生徒が減ったときに、全体的に教育をどうするのか、その中に統合も含めて検討するという形になってきたという、冨波委員のおっしゃられたとおりだと思っております。私自身も、この検討をするときに、常にこの県立学校のあり方の報告ならびに産業教育審議会の答申をしっかり見ながら、その全体像をしっかりと踏まえながら進めていかなければならないと、十分考えております。そのような形の中で、いわゆる具体論になってきたときに、しっかりと全体像を踏まえて、具体論を示すということと。もう一つは、昨年10月に県議会の決議をいただきましたように、やはり十分に説明をするという。原案をつくるところにつきましては、やはりこれは教育委員会の我々の責務でありますので、それはまずしっかりとつくりまして、それを示したときに、その理由、全体ビジョンも含めまして、しっかりと説明をさせていただくという形で進めていくということが肝要だと思って、進めているところでございます。

○野田藤雄 委員長  今、冨波委員は、長浜市長とかに話しに行って、今度の教育長は話がわかるという印象を持っていると、例えば提言も踏まえて、十分に考えてやってくれるだろうと思っておられるのですよ。今、冨波委員は、提言は提言でいろいろなことが出てくるだろうが、それはそれで置いておいて、教育委員会でちゃんと考えていくという考え方だと。市長はそうは思っておられませんので、十分うちの言っていることをしっかり守ってくれると思ってられるのですよ。それを今、冨波委員は言われたと思うのです。そうですね。

◆冨波義明 委員  はい。

○野田藤雄 委員長  その辺でしっかりと。

◆冨波義明 委員  長浜さんを対象にしなくてもね、長浜さんの意見は、やはり一つの県民の大きな声だと思います。長浜を裏切るというのは、長浜さんのあの声というのは、やはり全県的な声だと思いますので、それを裏切ることになると余計にまずいのではないかという心配をします。

○野田藤雄 委員長  提言を出しても、しっかりと見てくれるのかということです。

◆吉田清一 委員  確認ですが、先ほどの話から平成26年からスタートする統廃合においても、ことしの9月ぐらいに発表するということですね。そうすると、仮に長浜との対比をした場合には、第1次提言がきのう出ましたね。第2次は12月と言っておられましたね。まあ、それはよろしいですね。その辺を少し思うだけで、長浜は長浜、県は県でやったらいいのですからね。
 やっぱりせっかくの機会で、この常任委員会を開いているのですからね。やはり具体にしゃべってもらいたい。もう一つ確認したいのは、去年の7月に出た原案の範囲というか、私はさっき輪郭と言ったんですが、教育長が河原教育長にかわられて、統廃合、再編の輪郭が変わるのか、要するに項目が変わるのかどうか。項目をつけ加えんのか、あるいは減らすのか、あそこに書いてある項目を減らすのか、あるいはあの範囲でやるのか。ちょっと微妙なところがあるのですね。AとBを一緒にしたいというところは検討の課題であるけれども、一緒にしたいというのが、一緒にしないという結論もその範囲内ということと考えた場合にはね。せっかく前教育委員会がそういう諮問機関を置いて検討されてきた。河原教育長になって直接行っておられるだけです。だから、ちゃんとやはりバランスがとれているかどうか。
 だからお尋ねしたいのは、私の言う輪郭というか項目ですね。AとBは一緒にするとか、AとBとCはどうこうとかいう、その輪郭は変わらないということですか。どういうふうに理解しておいたらいいのですか。せっかく昼まで常任委員会を2時間ほど時間を使っているのですから。その辺ちょっと、教育長。

◎河原 教育長  統廃合で、ほかのコースとかいろいろな問題は別としまして、2つの学校を一つにしていくと示しているのは、長浜と彦根の2つだけです。長浜におきましては、長浜北高校と長浜高校を統合するということで原案が出まして、長浜北高校を長浜高校へという形の原案を昨年に出させていただきました。
 彦根につきましては、彦根翔陽と彦根西を統合するということです。
 学校の数が幾つもあるわけではありませんし、ゼロからつくるわけではありませんので、具体的にはどことどこを統合するのか、また、そこにどういう学科の形にするのかという事柄があると思いますが、まず、第1段階の、どことどこの学校を統合するかといいますと、昨年ずっと議論していただきました長浜北高校と長浜高校、長浜には福祉学科がありますけれども、両方とも普通科ということで、この統合以外の組み合わせというのもいろいろ検討はしておりますけれども、いろいろなことを考えたとしても、まずその組み合わせというのは、妥当だというぐあいに考えます。
 彦根の場合も、彦根西と彦根翔陽の組み合わせ以外の組み合わせを考えることは、やはりないと考えております。ただ、その中で、先ほど吉田委員も言われたように、次の段階で学科、普通科、福祉、また総合学科というような学科の部分、系列の部分につきましては、地域のいろいろな御意見をいただいている中で、やはり一定深く検討して、修正すべきは修正しなければならないかと思っております。

◆吉田清一 委員  大変な作業だと思いますが、9月にきちっと正式発表しないといけないというのであれば、やはり1カ月あるいはそれ以上の周知期間というのかね。先ほどの説明では、9月にはもう進路の生徒の要望を書いてもらわないといけないと。それと同時に発表していては、時間的に余裕がないですね。だから、来週から6月議会が始まるし、7月の議会中の委員会で、そこそこのことは出さないといけないのと違うかと。これが7月の初めになります。そうすると、8月、9月、よく数えても2カ月ほどですよね。また、そういう周知期間がないと、どたばたしなければなりません。二の舞を踏んでもらったら困るのですから。だから、その辺よく考えて教育委員会と詰めてもらって、次の6月議会の常任委員会には、そこそこ発表できるようなことをしないといけない。
 話をお聞きする、回る、話し合いをする、それ大事なことですよ。大事なことですが、これがいいことばかりにつながらない場合もあるのですよ。いろいろなことを聞き過ぎて、結局はできないという。今まで滋賀県にはそんな教育長おられませんでしたしね。

◆宇賀武 委員  きょうの委員会として確認させてもらいたいと思うんですが、先ほどからの皆さんの御質問の中で、教育長の基本的な考え方としては、昨年の7月の11日に教育委員会としてこの再編計画の原案を議決されたわけですね。それを受けて、県民にコンセンサスを得るために県民への説明会等を実施してこられたわけです。我々当議会も、もう少し立ちどまってという意見もさせていただきました。その中でいろいろと思案もしていただいてきたのが、結果的には、その再編計画、原案というものは、一つの基本路線で、これはもう変わりませんよと。しかし、教育長がかわられてからるる回っていただく中で、一定の方の意見もお聞きする中で、一部修正、意見を反映するという意味ですね。修正という言葉が適正ではないかもわかりませんが、意見を反映させていただく部分も一部あるという部分の中でのこれからの取り組みでよろしいですね。基本的な教育長の考え方として。その辺の確認だけお願いします。

◎河原 教育長  今言われましたように、これまでのこともしっかり踏まえながらも、地域の実情等のことも踏まえまして、一部その意見を取り入れた計画を出して、理解をしていただけるような、また子供たちにとって喜んでいただけるような再編案として出せるように努力していきたいと思っております。

◆宇賀武 委員  そのためには説明責任を絶対に果たしてもらわないといけない。もうぶれたらいけないわけですよ。ぶれたら、説明責任が果たせていないということです。その辺の路線をきちっと決定していただいて、そして説明を果たしていただく。期間もそうはありませんが、そういう決意の中で取り組んでいただきたいと思います。

○野田藤雄 委員長  ほかに発言もあろうかと思いますけれども、本件につきましては、これで終わります。本当にたくさんの意見が出ていました。この6月の議会開会中の常任委員会でそこそこの姿を見せてほしいという意見もございました。できるかどうかわかりませんが、いろいろ意見が出ていましたのでそこを十分踏まえて、皆さん心配していますので、取り組んでいただきたいと思います。

2 委員会の運営方針等について
  協議の結果、今年度の運営方針は、「課題に積極的に対応し、行政調査や県民参画委員会等で県民の生の声も調査し、慎重かつ迅速な審議と活発な議論を行う。」こととされた。
  また、重点審議事項には、「将来を見据えたスポーツの振興について」と「災害に対応する警察施設等の整備について」が位置づけられた。

閉会宣告  11時28分

 県政記者傍聴:毎日、読売、中日、京都、NHK、BBC
 一般傍聴  :2人