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平成24年 5月16日文教・警察常任委員会−05月16日-01号




平成24年 5月16日文教・警察常任委員会

             文教・警察常任委員会 会議要録

                               開会 13時02分
1 開催日時      平成24年5月16日(水)
                               閉会 15時40分
                        (休憩 14時11分〜14時17分)

2 開催場所      第五委員会室

3 出席した委員    野田委員長、今江副委員長
            山本(進)委員、冨波委員、粉川委員、赤堀委員、
            吉田委員、谷委員
            (欠席:宇賀委員)

4 出席した説明員   河原教育長、福本警察本部長および関係職員

5 事務局職員     宮川主幹、藤澤副主幹

6 会議に付した事件  別紙次第書のとおり

7 配付した参考資料  別紙のとおり

8 議事の経過概要   別紙のとおり



                  議事の経過概要

開会宣告  13時02分

《警察本部所管分》

1 平成24年度警察本部の主要施策について
(1)当局説明  福本警察本部長および原田警務部参事官
(2)質疑、意見等
○今江政彦 副委員長  警察の整備ということで、近江八幡のほうにいよいよ取りかかるということです。地元のことで申しわけないんですが、新しい近江八幡署の整備にあわせて、例えば、南口の交番派出所あるいは竜王のほうも、行政のほうからいろいろ要望も出ていると思うんです。八幡署の本署の整備にあわせて、交番派出所も人員配置、施設も含めて、署管内全体の体制の見直しも同時にされるのか、その辺のお考えをお聞かせいただけたらと思うんです。

◎堀 生活安全部参事官  交番、駐在所につきましては、地域の住民の皆様にとって最も身近な警察施設でございます。毎年、市などから新設等の要望が出ております。本部の地域課では、地域住民の皆様の御意見や要望等を尊重しながら、用地の確保を含めまして、地域開発等に伴う世帯数や人口の増加の状況、事故や事件の発生状況、それから110番もふえているんですけども、その通報の量的な状況、道路整備等に伴う道路交通環境の変化の状況、地域における交番、駐在所の生活安全センターとしての立地条件、それから警察活動の拠点としての立地条件等を、総合的にあるいは将来的に検討いたしまして、交番、駐在所の適正配置それから人員の適正配置に努めていきたいと考えております。

○今江政彦 副委員長  待望の近江八幡署の新築ということですので、その辺も含めて、できるだけ早く整備できるようお願いしたいと思います。

◆粉川清美 委員  2点教えていただきたいんですが、1点目は、1番の防犯対策の中で、ストーカーやDV防止のために対策を打っていただくということで、大変心強く思っているんですが、御説明の中で一時避難について触れていただいたんですが、今、一時避難といえば民間シェルターのことなのかと思って聞いていたんですが、その一時避難の現状について教えていただきたいと思います。
 もう1点は、2番目の交通安全対策の中で、高齢者の死亡事故等が多い中で、さまざまな対策を事業として計画していただいています。ここでも触れていただきましたが、最近の通学路での子供たちの事故を受けて、教育委員会と連携した協議等を進めていただいているように新聞等で報道されておりますけれども、特に通学路安全対策について、本年力を入れていく部分があれば教えていただきたいと思います。

◎大山 生活安全部参事官  1点目のストーカー、DV等の被害者の一時避難ということについてお答えさせていただきます。
 これについては、ほとんど警察のほうに相談を受けますが、草津の笠山にある児童相談所の中に婦人センターが、彦根のほうにも同様の婦人センターがありまして、そちらのセンターの所長を含め相談員の方々と連携して、無理をお願いして保護していただき、そこでいろいろなカウンセリング等をやっていただいているということです。ことしになってその数が非常にふえまして、先般も草津の笠山の婦人センターの相談員の皆さん方と、関係警察署の刑事課長、生安課長で情報交換をしました。今後とも連携を密にして、保護の要請のあり方とか、被害者にとって支障を来さないような対応、被害女性の保護対策に万全を期していきたいと考えております。

◎堀井 交通部参事官  通学路の問題に関しましては、県警といたしましては、新入学が始まる前から、通学路の点検ですとか交流活動を実施しております。なお、亀岡の事故とかいろいろな事故がございまして、さらに徹底する意味で交通誘導活動から通学路の点検等を、道路管理者、学校、PTA等と協力してやっているところでございます。
 なお、交通事故防止に関しましては、やはり交通安全教育、交通環境の整備それから取り締まりの3点で総合的にやっております。一つは運転手のマナーの問題で、今の死亡事故の状況とかを見ますと歩行者の事故が多く、運転手が横断歩道でとまらないとか、横断中の人をはねるとかいうのが多うございますので、横断者を守るキャンペーンとか、横断歩行者妨害の違反取り締まりを、昨年以上に徹底してやっています。このような中で、死亡事故のないように今後進めていきたいと思っております。

◆冨波義明 委員  1点は交通安全対策のことなんですけども、特に、車に乗っておられた方も自転車にかえられているという御時世ですので、自転車の安全走行について、特に中学生、高校生の安全教育について、マナーと今おっしゃったんですけど、それよりも私は社会的責任の教育を充実させていただきたいと思います。私も現場にいて、さまざまなことで工夫をしてきたんですけど、一番効果的で我々としても一番ありがたいのは、中学生、高校生に自転車の事故を自分が起こしたときについてくる社会的な責任ということですね。これを案外と子供たちは知らないんです。相当、金額的にも補償をしていかなければならないということを高校生は知りません。有効なソフト、ビデオであったりDVDというものを積極的に準備をしていただいて、中学校、高校へできるだけ配布して、それで交通安全対策に対応していただきますようにひとつお願いをしたいと思います。これが大人になってからの交通安全にもつながることですので、その辺がどうなっているのか、ひとつ教えていただきたいと思います。
 2点目は、4番の防災対策のところの7番の車両航空機燃料の備蓄施設の問題なんですけども、先般も千葉のほうに液状化のことを調査に行ってきて、液状化のことについて随分心配しています。大津警察署があるところが、どのような地質状況にあるのか、あの辺も液状化については危険地域ではないかと感じているんです。そういう意味で、地質的な安全の検証が1点と、もしも万が一のことがあった場合、住宅街でもございますし、名神高速からおりてくるところで交通の要衝でもあります。あの辺はそういう備蓄施設として安全なところなのかという検証とともに、地域住民の方への十分な説明をしていただきたいと思います。その辺のところがどういうなっているのか2点お尋ねします。

◎堀井 交通部参事官  1点目の自転車の教育の問題でございますけれども、かねてより県警察といたしましては、小学校や中学校に赴いて自転車の交通安全教室をどんどんやっております。本年に入りまして、そういう自転車の問題が出てまいりましたので、教育委員会とか学校関係者といろいろな連絡会議等を開きまして、自主的な計画をやっていただきたいと申し入れしております。先般、学校関係者を集めた講習会がございました。いろいろな取り組みを自主的に取り入れてやっていただきたいと思っておりますし、本県の自転車事故は約1,500件で横ばい状態でございますけど、今後も引き続き自転車の安全教育を徹底してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。

◎奥村 警務部参事官  2点目の備蓄設備についてでありますけれども、場所的には、警察本部、米原警察署、航空隊を考えております。液状化で一番心配になるのは、琵琶湖があったところの警察本部でありますけれども、参考といたしまして、この場所については、県警本部を建築するときに液状化対策として、地下43メートルから65メートルまで下がると支持層といわれるかたい地盤がありますので、そこまでの基礎ぐいを打ち込んで県警本部を建設しております。そういった対策を立てて、地元住民の方にもしっかり説明しながら進めていきたいと考えております。

◆冨波義明 委員  2番目のことは結構でございます。1番目ですけども、亀岡の無免許の少年が突っ込んだということで、きのうから話題になっています。京都地検が一晩じゅう運転していた以上は運転は未熟ではないという判断で、ほかにも状況はあったらしいんですけども、危険運転ではなく普通の自動車運転のほうで持っていかれた。このことは、案外子供たちにとっては大きなインパクトがありまして、とんでもないへ理屈かなというような。いろいろ事情があって法的な壁があるからそういう結論になったというのは十分わかるんですけども、単純に考えますと、やっぱり一晩じゅう走っていたのは未熟ではないと、大人がそういう判断をしたということは非常に大きなことがあると思うんです。そういう意味でも、私は、交通安全に対するマナーとかルールの問題ではなしに、社会的な責任っていう観点から、ぜひ子供たちには中学校くらいから高校にかけて、社会的な責任という観点でしっかりと指導をして、学校の先生にしていただきたいし、警察もそういう支援をする教材を整えていただきたいという趣旨でございますので、どうぞよろしくお願いします。

○野田藤雄 委員長  意見ということですね。

◆山本進一 委員  再稼働しなかったら電力不足で、ひょっとしたらこの夏に計画停電もある可能性が出てきました。それへの対応と、今期に50基、新しい電池のある信号機もつくられるみたいですけども、2,382基のうち対応できている信号機はどれぐらいあるのかお教え願いたいと思います。

◎松岡 交通規制課長  現在2,382基の信号機がございます。そのうちバッテリーと発動発電機がついている信号機は41基ございます。そのほかに、発動発電機を持っていけば信号機が稼働するところは百数十カ所であります。計画停電につきましては、まだはっきりわかりません。政府のほうで検討されておりまして、関電も今後協議されることと思います。そのエリアとか、規模、その辺はわかりませんけれど、重要交差点につきましては警察官を従事させて、安全を図ってまいりたいと考えます。

2 平成23年度包括外部監査の結果および意見に対する概要報告について
(1)当局説明  奥村警務部参事官
(2)質疑、意見等
◆吉田清一 委員  包括外部監査の指摘のとおり、修繕計画というのは大事だと思います。素人目からも検討していただければと思います。同時に、先ほど説明があった地域の警察署の改築についても。交番、駐在所、あるいは警察職員の寝泊まりしている官舎、そういうものが私の聞いている範囲では、半分以上傷んだり、耐震性がかなり弱っているということをお聞きしております。今、県も財政的に難しいときでありますけれども、指摘されたように警察本部庁舎、駐在、交番、そういうところも含めて、中長期計画を立てないといけないのではないか。メンテナンスコストあるいは改修コストも、ならしていくのが利口な方法ではないかと思います。今まで警察の皆さん方は遠慮深いのか、余り貪欲でないのかどうかわかりませんが、そういうことに関して10年もう少し前から余り聞いたことがなかった。だから、そういう中長期計画をきちっと立てる。もちろん計画を立てるには、将来見通しの知事部局との整合もありますけども、やはり一歩一歩進んでいかんといけないと思うんですけどもどうですか。

◎福本 警察本部長  吉田委員おっしゃったとおりでございまして、私ども県警察として反省をしないといけないところが多いと思っております。私ども単に勤務環境をよくして欲しいなどという気持ちはさらさらございません。重々御理解を賜っておりますように、警察署あるいは駐在所、交番というのは、災害があったときの一つの拠点でございます。また、駐在所などは日々起こる事故や犯罪についても、瞬時に対応しなければならない拠点でございます。災害のときにもきちっと機能ができるように計画的に、また、財政上の問題もございますので、いっときにというわけにはいかないと思います。みんなで計画をしっかりと立て、県民の皆様、あるいは県議会の皆様にきちっと必要性なども御説明をしながら、しかも、効率的に実施していく方向で御指摘を胸に努力をしてまいりたいと思います。よろしく御指導お願い申し上げます。

◆吉田清一 委員  できることなら、今年度の常任委員会のメンバーのうちに、その計画が見られるようにお願いできたらと思います。

○野田藤雄 委員長  そういうことで本部長。

◆赤堀義次 委員  今、言われたように駐在所、交番で昭和40年代の前半にできたひどい施設があるらしい。ところがそういうことが、僕らにはなかなか直接伝わってこない。警察本部がいろいろなことで予算をつけてもらえないのか、ほかもあるということで遠慮されておるのか。やっぱりもっとその辺の情報を常任委員会に十分理解をしてもらうと、委員長を初め皆さんに動いてもらえます。僕らも応援しますのでよろしくお願いしたいと思います。

◎福本 警察本部長  重ねてありがとうございます。同時に重ねて反省をいたしております。まず、委員の皆様方にどういう考え方できちっと整理をしていくのかということを御説明させていただきたいと思っております。また、今おっしゃっていただいたように、私も昨年20カ所ぐらい駐在所を訪問しました。一部新しいのもございましたが、シロアリに食われているような中で御家族ともども勤務されているような、大変に厳しいところも幾つもあったことは事実でございます。警察はとかく勤務環境をよくして欲しいと、いろいろ要求しているんではないのかと思われるのが、私どもどうしても嫌なものですから、従来そういうところを説明する努力が全く足りなかったと思います。けれども、例えば災害のときに駐在がつぶれますと、本当に地域のこと一番わかっている駐在所の勤務員が県民の方のいろいろな救出、救助もできないというような、かえって近隣の方に御迷惑をおかけするようになるような観点もございます。きちっと現状を整理して御説明し、どういう考え方で進めていきたいかということについても、委員の皆様の御指導をいただきながら、きちっと計画をつくって進めてまいりたいと思いますので、よろしく御指導、御支援のほうをお願い申し上げます。

休憩宣告  14時11分

再開宣告  14時17分

《教育委員会所管分》

3 平成24年度教育委員会の主要施策について
(1)当局説明  河原教育長および安田教育委員会事務局教育次長
(2)質疑、意見等
◆粉川清美 委員  1点目は、2ページにあります県立高校再編に向けた取り組みなんですが、教育長がかわられて新聞等で記者会見をなさったり、現場に足を運んでおられる状況を読ませていただいてるんですけども、せっかくの機会でございますので、そういった取り組みなり考え方について、直接お話をお伺いできればと思っております。
 その中で、これも新聞に書いてあったことですが、長浜の再編計画との関連で、今月中に保護者らへのアンケートや意見交換会を行い、地域の思いを受けとめ、できるだけ早く教育環境を整えたいと、教育企画室長が言っておられます。このアンケートや意見交換会について予定がわかれば教えていただきたいと思います。
 もう1点は、7ページのところで、環境教育推進費の2番のところで、環境教育のすぐれた取り組みを交流して、これまでの環境教育の実践を総括するという事業の中でぜひお願いしたいと思います。数年前までフローティングとの関係もありますが、「うみのこ」を動かす燃料に、子供たちが実際に種を植え、花を育て、油をつくり、食し、リサイクルするという、私は本当に全国に誇る実践的な体験的な環境教育だと全国にPRをしていた事業があったんですが、数年前に廃止されました。新たないろいろな環境教育が時代とともに出てきてますので、よりよい方法があればそれはそれで評価ができると思うんですけども、子供たちの体験を通じた環境教育っていうのは大変重要だと思うんです。ぜひこういう総括の中で今まで取り組んでこられて中止した事業も含めて、総括をしていただけたらと思います。これはお願いなんですが、いかがですか。

○野田藤雄 委員長  粉川委員、1点目は、この後、県立高等学校の再編計画の策定についての議題があります。そこで詳しく説明をしてもらいますので、2点目の答弁をお願いいたします。

◎平井 学校教育課主席参事  環境教育につきましては、今御意見をいただきましたように、体験とあわせて取り組んでいくことが非常に大事だと思っております。お話にあった菜種油を採取してバイオディーゼルで使うという取り組みにつきましては、ちょっと実態の調査をしておりませんが、今も実践している学校は少ないのですがあると聞いております。それに限らず、いろいろな環境を自分たちでよくしていく取り組みとか体験活動というのは、今回のしが環境教育リーディング事業というのがございますので、そういった形で持続可能な社会づくりというのを目指して取り組んでまいりたいと考えております。

◆冨波義明 委員  例のPTA会費のことなんですけども、この間から新聞にもたくさん出ております。県の予算が少なくなってまいりますと、学校の中ではいろいろなことを考えて、どっかから捻出しなければいけないということで、結局PTA会費に頼るのも無理もないこととは考えてはいるんですけども、それにしてもPTA会費についてはさまざまな問題が起きているところです。
 新聞で読みましたところ、他府県ですけど、ある地域の小学校だったか、中学校だったかで、PTA会費を徹底的に見直した結果、PTA会費を半額にして運営されてるという取り組みが紹介されていました。そこで、ざっとで結構なんですけど、滋賀県の小学校、中学校、高等学校で、小学校では年間幾らぐらい、中学校では幾らぐらい、高等学校では幾らぐらいなのか。また、市町が指導されている部分はあると思うんですけども、全体的にPTA会費のあり方とか、使途についての指導は、県の教育委員会としてされているかどうか、その辺のところをお聞かせ願いたい。

◎木村 教育総務課長  PTAの会費については、3月末から他府県を含めていろいろと指摘をされております。我々としても、ここは一定襟を正したいと思いますが、実は実態が把握ができておりません。今、冨波委員のほうから、小・中・高の大体の額というお話もございましたが、申しわけございませんが把握をしておりません。大体聞いていますと、高校でも年間二、三万円のところから10万円近いところまであるようにも聞いておりますけれども、その辺の実態もはっきりとはしておりません。
 PTAというのはあくまで独立した組織でもありますから、県のほうからこうしなさいとか、ああしなさいということは基本的には難しい面があろうかと思っております。それぞれの学校が独自にいろいろな活動をされる中で、教員と保護者の方が集まって、いろいろな教育に対する御支援もいただくこともあろうかと思いますし、みずから研修等もされていると存じております。そういった中で、今御指摘のありました全国的にも使い方がやっぱりおかしいという話題もいろいろ出ておりますので、私ども今まで学校徴収金の使い方という意味で、その辺の適正な使い方についての徴収金の扱いということは、きちっと指導をしてきておりますけれども、PTAの事務を実際学校の事務方がやっているケースがございますので、今回は、PTAの会費の使い道も含めまして、どこまでできるかわかりませんが、一遍洗い出しをしながら御批判の受けることのないように整理をしていきたい。それを今月ぐらいにワーキングを立ち上げまして、今年度検討していきたいと考えております。

◆冨波義明 委員  聞くところによりますと、兄弟で違う学校行かれたときにこんなにも違うのかという声を私も聞いたので、ぜひ適正な指導をお願いしたいと思います。

◆山本進一 委員  琵琶湖文化館の収蔵品のところですけども、これに係るお金だとわかるんですが、県外でされる展示に対して850万円ほど出てるんですか。

◎勝身 教育委員会事務局管理監  お手元の資料に上げさせていただいております琵琶湖文化館の、神と仏の「美」の発信事業の主な予算としては、同時に開催いたします写真パネル展を琵琶湖文化館の収蔵品を三井美術館とか、静岡の美術館で展覧会を開いていただくということでございます。展覧会の開催経費については、それぞれの美術館でお持ちいただいていますけれども、より滋賀の美といいますか、滋賀の文化財のよさをわかっていただくために、あわせて写真パネル展をしていきたいと考えております。これに係る経費でございます。

◆赤堀義次 委員  20ページのびわ湖毎日マラソンの開催に3,000万円という予算が出ているんですが、ずっと前は1,000万円か、2,000万円も出ていなかったように思うんです。本来毎日の主催者側と案分して県も負担していたが、どういうわけで3,000万円になったのか経緯を教えてください。

◎金山 スポーツ健康課長  これは過去からもずっと3,000万円で推移していると思っております。

◆赤堀義次 委員  本当ですか。

◎金山 スポーツ健康課長  はい。そんなに大きく増減はしていないと思います。赤堀委員御指摘のように、毎日マラソンという冠がついておりますので、毎日とNHKと陸連と滋賀県、滋賀県の半額は大津市が持っているということで実行委員会を組んでおりまして、県の負担金額については、当初からずっと3,000万円で推移していると思います。

◆赤堀義次 委員  思い違いでしょうか、本当に前からそんなに出してましたか。

○野田藤雄 委員長  そういうことでございます。

◆赤堀義次 委員  わかりました。

○今江政彦 副委員長  4ページの教職員の安全衛生管理体制ということで、昨今の教員の皆さんは、保護者の対応とかなかなか大変で、メンタルヘルスの疾病で休職を余儀なくされているということです。保護者の願いをしっかり受けとめるというのは重要なんですが、モンスターペアレンツという言葉で代表されるように、実際に私も幾つかケースを知っていますけれど、明らかに不当要求という部分もあると思いますので、その辺の対応をしっかりしないといけない。平成24年度のその辺の体制はどう考えていらっしゃるのかというのが1点。
 それから、もう1点は、8ページの外国人児童生徒コミュニケーション支援事業で、そういう指導の支援員の派遣ということで結構なんですが、次の段階の高校進学につなげられるかどうかという、その辺の部分の課題がたくさんあると思います。いっとき高校入試でルビ打ちするとか、試験時間を延長するという対応をしてもらったんです。去年でしたか、関係の団体から辞書持ち込みを検討してほしいとか、外国人向けの入試の改善という提案があったと思うんです。その辺について平成24年度はどういう取り組まれるのか、お教えいただけたらと思います。

◎矢野 教職員課長  市町の職員のメンタルヘルスの取り組みにつきましては、労働安全衛生法という法律もございまして、その法律に基づいて健診等も行われているところでございます。また、市によっては相談窓口を設けて、そこでメンタルヘルスの問題について専門家の相談を受けられるという体制もとられていると聞いております。
 また、無理難題を言う保護者対応でございますけれども、できるだけ複数で対応するように学校のほうでは指導されていると聞いております。

◎中井 福利課長  県立学校のほうでございますけども、学校のほうで産業医でありますとか衛生管理医というのを設けており、平成23年度で相談を受けておりますのを申し上げますと、医師のほうで58件、精神相談のほうは23件、心のカウンセラーの心の相談室ということで12件ということで、相談を受けております。

◎草野 学校教育課長  2点目のコミュニケーション支援に関しまして、帰国生徒、あるいは外国人生徒の高等学校入学者選抜の件でございます。問題のルビ打ちと10分間延長は、昨年度はセットにさせていただきました。今まではどちらかということでしたが、セットにしたほうがきちっと支援できるということでさせていただきましたのと、辞書を持ち込むことも可能にしたところでございます。さらに、今考えておりますのは、日本へ帰ってくる、あるいは日本へ来てからの年数でございまして、今は3年以内と考えておりますが、3年以内ですと中学校の最初から日本にいたということになりますが、小学校の高学年からいるけれども、やっぱりまだ少し厳しいものがあるという子供に対する措置ができないことになっておりますので、そこら辺の配慮を検討していこうと今考えているところでございます。

○今江政彦 副委員長  先ほどの保護者対応で、それも結構なんですが、さっき言った不当要求に近いものは、担当の教員と離してしまって、校長なり教頭なり、どこか管理の部分で受けるようにしないと、なかなか難しいケースがあります。その辺御検討されてと思うんですけど、特に保護者と対峙している教員に負担がかかると、どうしても今言ったような面倒なことになりますので、先ほどおっしゃった複数対応を含めて、厄介なものは切り離して対応するという体制をつくってほしいと思います。要望で結構です。

◆赤堀義次 委員  二、三日前だったか、長浜高校で爆破予告とかで試験中に生徒をみんな出させたと、緊急のことが新聞に載っていた。教育委員会ではどういう範囲まで把握しているのか。

◎金山 スポーツ健康課長  今、赤堀委員から御指摘がありました長浜高校の爆破予告の件でございます。詳細になるかもわかりませんが、新聞にも出ておりましたが、朝8時14分に長浜高校に、きょうじゅうに学校を爆破するという脅迫の電話が入ったということで、緊急に学校長を中心に職員で打ち合わせさせていただいて、学校から教育委員会スポーツ健康課等々、それから事務長から警察のほうに一報を入れていただいたのが8時25分でございます。すぐに長浜署員の方が来ていただきまして、対応、協議していただいたということでございます。当日は試験がございまして、中間試験の1日目でしたので、テストをやっておったんですけども、警察の方が来ていただいて緊急に職員会議、それからショートホームルームをして、直ちに生徒をグラウンドに避難させるということでございました。警察官15名の方と教職員で校舎の点検をして、安全を確認した後に生徒を校舎に戻して、2時間目のテストをしたということでございます。御案内のとおり、長浜高校、隣に高等養護学校がございますけれども、2時間目で切り上げて完全下校ということで生徒を帰した後、警察の方も含めましてパトロールを継続させて、学校長、事務長、教頭は23時まで学校に待機させていただいたということでございます。
 教育委員会としましても、すぐに職員を教育委員会から現場に派遣いたしまして、現場との連絡、対応をさせていただいたところでございます。それから翌日も連絡をとりました。その後は今のところ変化はないということでございますし、今後の対応としても、校内外のパトロール、警察の方のパトロール、職員の校内のパトロールを継続して現在行っているところでございます。少し詳細な情報でございましたが、このように教育委員会としても対応させていただいたところでございます。

◆赤堀義次 委員  長浜にも県立高校はたくさんあるけど、なぜあえて長浜高校でターゲットにしたのか、心当たりはないわけですね。もちろん原因はわからないんですね。

◎金山 スポーツ健康課長  全くわかっておりません。今回は長浜高校でございますが、補足でございますが、長浜市内の高等学校にすぐに連絡をして、虎姫高校ですとか、長浜農業高校とか、長浜北星高校とかも全部連絡させていただいて、緊急体制をとるよう連絡させていただきました。なぜ長浜高校なのかということは全くわかっておりません。

◆赤堀義次 委員  生徒が試験の途中にみんな出たわけでしょう。生徒の動揺というか、動揺はするでしょうけど、試験への差しさわりはないのですか。後ずっと試験を続けたということですが、生徒は心理的に大丈夫ですか。

◎金山 スポーツ健康課長  2限目を続けたということですけれども、安全確認をされたということもありますし、ショートホームルームをして、教職員のほうから生徒にもこういう事情だということを、きちっと話をしたということですので、現場での混乱はなかったと聞いております。その点はしっかりと教職員が対応してくれたと思っております。

◆冨波義明 委員  今の赤堀委員の御心配ももっともなんですけども、長いこと高等学校で生徒指導をやっていますと、あの記事から感じることは、なぜ長浜高校だっていう観点よりも、学校の中は大変だろうと思うんです。つまりテスト中だったということから考えますと、中の生徒たちがどういう反応を示すのか、学校の先生の対応ですとか、生徒の対応は大変だと思います。また、さまざまな人権の問題も絡んでまいりますので、その辺を慎重にしてやってほしいと思います。

4 平成24年度中に策定、変更が予定されている計画等について
(1)当局説明  猪田教育企画室長および金山スポーツ健康課長
(2)質疑、意見等
○野田藤雄 委員長  まず、先ほどの粉川委員の質問につきまして、教育長の答弁をお願いします。

◎河原 教育長  最初に御質問がありましたように、就任いたしましてから長浜市、彦根市、甲賀市の市長様のところへお話をさせていただきに行きました。今回の再編問題は非常に重要な施策でありますし、総論から具体論に入りましたこともありまして、そこでの議論を進めていかなければなりません。各市におきまして課題が違うということもありまして、それぞれの市長様と意見交換をさせていただきました。その中でお話をさせていただきました事柄につきましては、しっかりと御意見をもう一度聞くというところ、これは具体論という意味になると思いますが、そういうことを聞く中で、地域の願いにかなった再編案を、これまでの案を踏まえながらになりますが、どのような形でより一層いいものにかえて提出できるかということを、策定するベースをまずつくらせていただくということでお聞きさせてもらいました。その中で、それぞれの地域でお聞きをする対象は少しずつ違いますが、高等学校長、小・中学校長、PTA、地域によれば協議会、教育委員様、市の教育委員様、さらに市の政策の関係の方々、そういう方々から御意見を伺うということで、市長様とお話をさせていただきました。先ほど室長のほうからありましたように、ぜひそういう場を持ってやってほしいということでした。その中で、日程調整をさせていただいておりますが、高等学校長につきましては既にしたところもあるんですけれども、今、市のほうで調整してもらっている段階で、5月中、少し6月にずれ込むかと思いますが全力で聞き、それを踏まえて教育委員会として具体案を詰めていきたいと考えて進めていくところでございます。

◆粉川清美 委員  新聞記事に今月中に保護者らへのアンケートとありますが、アンケートもされるんですか。

◎猪田 教育企画室長  アンケートも考えておりまして、どういう形でするかという制度設計について、今検討をしている最中でございます。

◆粉川清美 委員  結構です。

◆谷康彦 委員  今のお話を聞いてですけど、設置する当該市の御意見を伺うということはよくわかるんですけれども、市立ではなしに県立高校のお話だと思うんです。そうすると、関係者は市外にも当然いるわけです、県下全域に広がってるわけなんですよね。当該市以外の意見ということは重要であると思うんですが、これの扱いについて、市の意見との整合性などについて、どのように考えていこうとされるのか。

◎猪田 教育企画室長  高校再編に関しましては、これまでから広く全県を対象に御意見を聞いてきたところでございます。今回は、特に地域における教育の思いというところをもう少し見きわめていきたいというところで、今回はこの3市に限って、そういう取り組みをさせていただこうかと考えさせていただいたところでございます。

◆谷康彦 委員  意見を聞くということは大事ですけど、やはり意見は広く聞くということでないと、どうしても聞いたところの意見の影響力が大きい、影響を及ぼされるんではないかと危惧もします。その点に十分注意を払ってやっていただきたいと思います。

◆冨波義明 委員  たちまち7月あたりから高校への進路指導が始まるわけですので、アンケートをとったりするのは、タイムスケジュール的にとっても厳しいと感じていたんですが、この間、教育長は今年度に限らないというニュアンスのことを、新聞で読んだ記憶があるんですけど、そこら辺はいかがでしょうか。

◎猪田 教育企画室長  できるだけ早い段階で策定をしたいという思いに変わりはございません。今、少し立ちどまっている宙ぶらりんな状況にあることもございますし、早い段階で子供たちの教育環境を整えていきたいという思いの中で、やはり中学校3年生の進路指導にできるだけ影響が及ばない、早い段階で策定したいという思いでいるということでございます。

◆赤堀義次 委員  今の話を聞いていると、もう日がありませんよ。子供たちの進路指導に影響がないように対応したいと言うのなら、今は5月の半ばを過ぎている。地元は1年間、言いたいことをそれぞれ言っているのだから、ある程度聞いて、最後は教育委員会の腹づもりというのか、指針を出さなかったら、また引っ張っていくことになる。最後は腹をくくらないといけないと思う。

◎猪田 教育企画室長  これから御意見をしっかりお伺いいたしまして、地域の思いをしっかり見きわめた上で、早急に教育委員会としての方針というものを打ち出してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

○野田藤雄 委員長  私の地元でもそういう委員会をつくってやっておられます。そこでも前回の委員会では本当にほとんど時期の話だったと思います。御意見を聞きながらしっかりとやっていただきたい。

5 国体検討懇話会の設置について
(1)当局説明  金山スポーツ健康課長
(2)質疑、意見等
◆冨波義明 委員  国体開催については、国体だからスポーツ施設という狭い観点だけではなく、昨年度私たちも埼玉県まで視察に行き施設を見せていただきましたが、こういう時代ですので、防災機能を備えた総合的な会場を考えてほしい。総合開会式を行うメーン会場となる施設をこれから計画される折には、部局との十分な連絡の上で、防災機能も備えたスポーツだけにとどまらない、そういう面も含めて十分検討していっていただきたいと思います。

◆谷康彦 委員  国体の開催に手を挙げるということはもう決まったのですか。

◎金山 スポーツ健康課長  まだ決めているものではありません。申しましたように平成36年に滋賀県の2巡目の順番が回ってくると想定されますので、この検討懇話会の中で、やるとしたらこういう準備なり課題の整理をしていこうということで検討するということでございます。

閉会宣告  15時40分

 県政記者傍聴:毎日、産経
 一般傍聴  :なし