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三重県 伊賀市

平成20年第3回定例会(第1日 2月28日)




平成20年第3回定例会(第1日 2月28日)





        平成20年第3回伊賀市議会(定例会)会議録


         平成20年2月28日(木曜日)(第1日)


         ─────────────────────


 
 平成20年2月28日(木)午前10時開議


 日程第 1 会期決定について


   第 2 会議録署名議員の指名について


   第 3 施政方針について


   第 4 教育行政方針について


   第 5 請願の委員会付託について


   第 6 議案第 3号 平成20年度三重県伊賀市一般会計予算


       議案第 4号 平成20年度三重県伊賀市国民健康保険事業特別会計予算


       議案第 5号 平成20年度三重県伊賀市簡易水道事業特別会計予算


       議案第 6号 平成20年度三重県伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計予


              算


       議案第 7号 平成20年度三重県伊賀市駐車場事業特別会計予算


       議案第 8号 平成20年度三重県伊賀市老人保健特別会計予算


       議案第 9号 平成20年度三重県伊賀市介護保険事業特別会計予算


       議案第10号 平成20年度三重県伊賀市農業集落排水事業特別会計予算


       議案第11号 平成20年度三重県伊賀市公共下水道事業特別会計予算


       議案第12号 平成20年度三重県伊賀市浄化槽事業特別会計予算


       議案第13号 平成20年度三重県伊賀市サービスエリア特別会計予算


       議案第14号 平成20年度三重県伊賀市市街地再開発事業特別会計予算


       議案第15号 平成20年度三重県伊賀市後期高齢者医療特別会計予算


       議案第16号 平成20年度三重県伊賀市病院事業会計予算


       議案第17号 平成20年度三重県伊賀市水道事業会計予算


       議案第18号 平成20年度三重県伊賀市島ヶ原財産区特別会計予算


       議案第19号 平成20年度三重県伊賀市大山田財産区特別会計予算


       議案第20号 平成20年度三重県伊賀市一般会計補正予算(第3号)


       議案第21号 平成19年度三重県伊賀市国民健康保険事業特別会計補正


              予算(第3号)


       議案第22号 平成19年度三重県伊賀市簡易水道事業特別会計補正予算


              (第3号)


       議案第23号 平成19年度三重県伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計補


              正予算(第2号)


       議案第24号 平成19年度三重県伊賀市駐車場事業特別会計補正予算(


              第1号)


       議案第25号 平成19年度三重県伊賀市老人保健特別会計補正予算(第


              2号)


       議案第26号 平成19年度三重県伊賀市介護保険事業特別会計補正予算


              (第3号)


       議案第27号 平成19年度三重県伊賀市農業集落排水事業特別会計補正


              予算(第2号)


       議案第28号 平成19年度三重県伊賀市公共下水道事業特別会計補正予


              算(第2号)


       議案第29号 平成19年度三重県伊賀市浄化槽事業特別会計補正予算(


              第2号)


       議案第30号 平成19年度三重県伊賀市市街地再開発事業特別会計補正


              予算(第2号)


       議案第31号 平成19年度三重県伊賀市病院事業会計補正予算(第3号


              )


       議案第32号 平成19年度三重県伊賀市水道事業会計補正予算(第3号


              )


       議案第33号 平成19年度三重県伊賀市島ヶ原財産区特別会計補正予算


              (第1号)


       議案第34号 平成19年度三重県伊賀市大山田財産区特別会計補正予算


              (第2号)


                     一括上程───予算特委(全員)設置付託


   第 7 議案第35号 伊賀市柘植財産区議会設置条例の制定について


                         上 程───総務常任委員会付託


   第 8 議案第36号 伊賀市教育行政評価委員会の設置に関する条例の制定につ


              いて


                       上 程───教育民生常任委員会付託


   第 9 議案第37号 伊賀市特別用途地区建築条例の制定について


                       上 程───建設水道常任委員会付託


   第10 議案第38号 行政組織変更に伴う関係条例を整理する条例の制定につい


              て


   第11 議案第39号 伊賀市男女共同参画推進条例等の一部改正について


   第12 議案第40号 伊賀市土地開発基金条例の一部改正について


   第13 議案第41号 伊賀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正に


              ついて


   第14 議案第42号 伊賀市職員の修学部分休業に関する条例の一部改正につい


              て


                         上 程───総務常任委員会付託


   第15 議案第43号 伊賀市地区市民センター条例の一部改正について


   第16 議案第44号 伊賀市手数料条例の一部改正について


   第17 議案第45号 伊賀市放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部


              改正について


   第18 議案第46号 伊賀市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正につ


              いて


   第19 議案第47号 伊賀市福祉医療費の助成に関する条例及び伊賀市健診セン


              ター設置条例の一部改正について


   第20 議案第48号 伊賀市特別会計条例の一部改正について


   第21 議案第49号 伊賀市立上野総合市民病院の診療報酬額の基準及び使用料、


              手数料等に関する条例の一部改正について


                       上 程───教育民生常任委員会付託


   第22 議案第50号 伊賀市集会施設条例の一部改正について


                       上 程───産業経済常任委員会付託


   第23 議案第51号 伊賀市建築基準法関係手数料条例の一部改正について


   第24 議案第52号 伊賀市営住宅管理条例の一部改正について


                       上 程───建設水道常任委員会付託


   第25 議案第53号 伊賀市田端達郎奨学基金の設置及び管理に関する条例の廃


              止について


   第26 議案第54号 伊賀市子ども読書活動推進計画の策定について


                       上 程───教育民生常任委員会付託


   第27 議案第55号 伊賀市水道事業基本計画の策定について


                       上 程───建設水道常任委員会付託


   第28 議案第58号 市営土地改良事業の施行について


       議案第59号 市営土地改良事業の経費の賦課の基準並びに徴収の時期及


              び方法を定めることについて


                      一括上程───産業経済常任委員会付託


   第29 議案第60号 伊賀市土地開発公社定款の一部変更について


                         上 程───総務常任委員会付託


   第30 議案第61号 市道路線の認定について


   第31 議案第62号 市道路線の変更について


                       上 程───建設水道常任委員会付託


   第32 農事組合法人「伊賀の里モクモク手づくりファーム」問題調査特別委員長


       報告について


   第33 発議第 2号 道路特定財源の確保を求める意見書(案)の提出について


                               上 程───採 決


         ─────────────────────


〇会議に付した事件


 日程第 1 会期決定について


   第 2 会議録署名議員の指名について


   第 3 施政方針について


   第 4 教育行政方針について


   第 5 請願の委員会付託について


   第 6 議案第 3号 平成20年度三重県伊賀市一般会計予算


       議案第 4号 平成20年度三重県伊賀市国民健康保険事業特別会計予算


       議案第 5号 平成20年度三重県伊賀市簡易水道事業特別会計予算


       議案第 6号 平成20年度三重県伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計予


              算


       議案第 7号 平成20年度三重県伊賀市駐車場事業特別会計予算


       議案第 8号 平成20年度三重県伊賀市老人保健特別会計予算


       議案第 9号 平成20年度三重県伊賀市介護保険事業特別会計予算


       議案第10号 平成20年度三重県伊賀市農業集落排水事業特別会計予算


       議案第11号 平成20年度三重県伊賀市公共下水道事業特別会計予算


       議案第12号 平成20年度三重県伊賀市浄化槽事業特別会計予算


       議案第13号 平成20年度三重県伊賀市サービスエリア特別会計予算


       議案第14号 平成20年度三重県伊賀市市街地再開発事業特別会計予算


       議案第15号 平成20年度三重県伊賀市後期高齢者医療特別会計予算


       議案第16号 平成20年度三重県伊賀市病院事業会計予算


       議案第17号 平成20年度三重県伊賀市水道事業会計予算


       議案第18号 平成20年度三重県伊賀市島ヶ原財産区特別会計予算


       議案第19号 平成20年度三重県伊賀市大山田財産区特別会計予算


       議案第20号 平成20年度三重県伊賀市一般会計補正予算(第3号)


       議案第21号 平成19年度三重県伊賀市国民健康保険事業特別会計補正


              予算(第3号)


       議案第22号 平成19年度三重県伊賀市簡易水道事業特別会計補正予算


              (第3号)


       議案第23号 平成19年度三重県伊賀市住宅新築資金等貸付特別会計補


              正予算(第2号)


       議案第24号 平成19年度三重県伊賀市駐車場事業特別会計補正予算(


              第1号)


       議案第25号 平成19年度三重県伊賀市老人保健特別会計補正予算(第


              2号)


       議案第26号 平成19年度三重県伊賀市介護保険事業特別会計補正予算


              (第3号)


       議案第27号 平成19年度三重県伊賀市農業集落排水事業特別会計補正


              予算(第2号)


       議案第28号 平成19年度三重県伊賀市公共下水道事業特別会計補正予


              算(第2号)


       議案第29号 平成19年度三重県伊賀市浄化槽事業特別会計補正予算(


              第2号)


       議案第30号 平成19年度三重県伊賀市市街地再開発事業特別会計補正


              予算(第2号)


       議案第31号 平成19年度三重県伊賀市病院事業会計補正予算(第3号


              )


       議案第32号 平成19年度三重県伊賀市水道事業会計補正予算(第3号


              )


       議案第33号 平成19年度三重県伊賀市島ヶ原財産区特別会計補正予算


              (第1号)


       議案第34号 平成19年度三重県伊賀市大山田財産区特別会計補正予算


              (第2号)


                     一括上程───予算特委(全員)設置付託


   第 7 議案第35号 伊賀市柘植財産区議会設置条例の制定について


                         上 程───総務常任委員会付託


   第 8 議案第36号 伊賀市教育行政評価委員会の設置に関する条例の制定につ


              いて


                       上 程───教育民生常任委員会付託


   第 9 議案第37号 伊賀市特別用途地区建築条例の制定について


                       上 程───建設水道常任委員会付託


   第10 議案第38号 行政組織変更に伴う関係条例を整理する条例の制定につい


              て


   第11 議案第39号 伊賀市男女共同参画推進条例等の一部改正について


   第12 議案第40号 伊賀市土地開発基金条例の一部改正について


   第13 議案第41号 伊賀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正に


              ついて


   第14 議案第42号 伊賀市職員の修学部分休業に関する条例の一部改正につい


              て


                         上 程───総務常任委員会付託


   第15 議案第43号 伊賀市地区市民センター条例の一部改正について


   第16 議案第44号 伊賀市手数料条例の一部改正について


   第17 議案第45号 伊賀市放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部


              改正について


   第18 議案第46号 伊賀市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正につ


              いて


   第19 議案第47号 伊賀市福祉医療費の助成に関する条例及び伊賀市健診セン


              ター設置条例の一部改正について


   第20 議案第48号 伊賀市特別会計条例の一部改正について


   第21 議案第49号 伊賀市立上野総合市民病院の診療報酬額の基準及び使用料、


              手数料等に関する条例の一部改正について


                       上 程───教育民生常任委員会付託


   第22 議案第50号 伊賀市集会施設条例の一部改正について


                       上 程───産業経済常任委員会付託


   第23 議案第51号 伊賀市建築基準法関係手数料条例の一部改正について


   第24 議案第52号 伊賀市営住宅管理条例の一部改正について


                       上 程───建設水道常任委員会付託


   第25 議案第53号 伊賀市田端達郎奨学基金の設置及び管理に関する条例の廃


              止について


   第26 議案第54号 伊賀市子ども読書活動推進計画の策定について


                       上 程───教育民生常任委員会付託


   第27 議案第55号 伊賀市水道事業基本計画の策定について


                       上 程───建設水道常任委員会付託


   第28 議案第58号 市営土地改良事業の施行について


       議案第59号 市営土地改良事業の経費の賦課の基準並びに徴収の時期及


              び方法を定めることについて


                      一括上程───産業経済常任委員会付託


   第29 議案第60号 伊賀市土地開発公社定款の一部変更について


                         上 程───総務常任委員会付託


   第30 議案第61号 市道路線の認定について


   第31 議案第62号 市道路線の変更について


                       上 程───建設水道常任委員会付託


   第32 農事組合法人「伊賀の里モクモク手づくりファーム」問題調査特別委員長


       報告について


   第33 選挙人、中岡久徳君の告発について


   第34 発議第 2号 道路特定財源の確保を求める意見書(案)の提出について


                               上 程───採 決


         ─────────────────────


〇出席議員(33名)


 議席番号    氏   名    議席番号    氏   名


    1番  田 山 宏 弥 君   18番  中 本 徳 子 君


    2番  本 城 善 昭 君   19番  桃 井 隆 子 君


    3番  北 出 忠 良 君   20番  恒 岡 弘 二 君


    4番  木 津 直 樹 君   21番  土 井 裕 子 君


    5番  空 森 栄 幸 君   22番  中 岡 久 徳 君


    6番  渡久山 カナエ 君   23番  英   成 樹 君


    7番  前 田 孝 也 君   24番  馬 場 登代光 君


    8番  松 村 頼 清 君   26番  森 岡 昭 二 君


    9番  森   正 敏 君   27番  森 永 勝 二 君


   10番  森 本 さとし 君   28番  安 本 美栄子 君


   11番  今 井 博 昭 君   29番  山 岡 耕 道 君


   12番  今 井 由 輝 君   30番  小 丸 勍 司 君


   13番  岩 田 佐 俊 君   31番  森 野 廣 榮 君


   14番  大 西 保 定 君   32番  前 川 款 昭 君


   15番  奥   邦 雄 君   33番  本 村 幸四郎 君


   16番  勝 矢 節 義 君   34番  葛 原 香 積 君


   17番  坂 井   悟 君


         ─────────────────────


〇欠席議員(1名)


   25番  宮 ? 由 隆 君


         ─────────────────────


〇説明のため出席した者


 職   名          氏     名


  市長           今 岡 睦 之 君


  副市長          内 保 博 仁 君


  収入役          角 田 康 一 君


  理事           廣   行 雄 君


  総務部長         赤 澤 行 宏 君


  総務部参事        岡 部 隆 次 君


  企画振興部長       中 嶋   孝 君


  人権政策部長       澤 田 昌 彦 君


  生活環境部長       永 持 嘉 宣 君


  健康福祉部長       槌 野 策 司 君


  産業振興部長       半 田 泰 士 君


  建設部長         上 田 耕 二 君


  水道事業管理者      濱   一 吉 君


  教育委員長        勝 本 順 子 君


  教育長          味 岡 一 典 君


  教育部長         森 永 喜久雄 君


  消防長          山 崎 和 憲 君


  監査委員         福 壽   勇 君


  監査委員事務局長     松 本 博 臣 君


  市民病院事務長兼事務部長 武 藤 隆 勇 君


  伊賀支所長        西 出 健一郎 君


  島ヶ原副支所長      池 口 法 行 君


  阿山支所長        中 川 重 憲 君


  大山田支所長       恵 村 孝 次 君


  青山支所長        城 山 廣 三 君


  出納室長         岡 部 洋 子 君


  財政課長         西 堀   薫 君


         ─────────────────────


〇出席事務局職員


 職   名          氏     名


  局長           松 永 彰 生 君


  次長           前 田 裕 三 君


  副参事          花 岡 穣 一 君


  庶務係長         川 出 敦 子 君


         ─────────────────────





            (午前10時00分 開会)


○議長(岩田佐俊君)


 おはようございます。


 これより平成20年第3回伊賀市議会定例会を開会します。


 本日、ただいままでの出席議員数は33名、会議は成立しました。


 お諮りします。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。そのように取り扱うことにご異議ありませんか。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご異議なしと認めます。よって、本日の議事日程は、お手元に配付のとおり決しました。


 議事に入るに先立ち諸般の報告をいたします。


 地方自治法第125条に基づく平成19年度中に採択した請願の処理の経過及び結果報告書、同法第180条第1項の規定による専決処分報告事項の概要でありますが、いずれもお手元に配付のとおり報告がありましたので、ご了承願います。


 これより議事に入ります。


 日程第1 会期決定についてを議題とします。


 本定例会の会期は、本日より3月25日までの27日間と定めたいと思いますが、これにご異議ありませんか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、27日間と決しました。


 次に、日程第2 会議録署名議員の指名についてを議題とします。


 会議規則第83条により、議長において、15番 奥邦雄君、16番 勝矢節義君を指名します。


 次に、日程第3 施政方針についてを議題とします。


 市長の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 おはようございます。


 けさからも雪が舞っておりましたように、ことしは雪が多い年に感じてございますが、この冬型の気圧配置はどうやら長続きしないで、全国的に3月、4月は気温が高いと見られておりますが、春の訪れを待ち遠しい昨今でございます。


 さて、平成20年第3回伊賀市議会定例会を招集させていただきましたところ、公私何かとお忙しい中ご出席いただき、まことにありがとうございます。


 平素、市政運営に格別のご協力、ご鞭撻を賜っておりますこととともに、またこのたびは議会基本条例の制定によりまして、全国から1,000人を超える方々が本市に視察に来訪され、本市を市民に開かれた議会のまち、市民参加を推進する議会のまちとして全国に発信していただきましたことに対しまして、厚く御礼申し上げます。


 開会に当たり、平成20年度の予算を初め、これに関連する議案のご審議をお願いするに際しまして、私の市政に関する所信を申し上げ、議員各位を初め、広く市民の皆様方のご理解とご協力を賜りたいと存じます。


 まず、国際情勢でございます。アメリカ合衆国のブッシュ大統領は先月28日、上下両院合同会議で今回の内政・外交の基本姿勢を示す一般教書演説を行いました。ブッシュさんにとりましては2009年1月までの任期中では最後となる今回の演説は、サブプライムローンの焦げつき問題で金融市場の混乱が続いていることを受けまして、経済政策に力点を置いた内容になってございました。外交問題では、イラクの治安改善を背景に、昨年来のイラクへの米軍増派戦略の成功を誇示することにとどまっておりまして、北朝鮮問題に触れておりませんでした。このことは、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議が進展していない結果であるとも思われますが、速やかに北朝鮮非核化への取り組みを進めるとともに、日本人拉致問題解決に向けましてもさらなる取り組みを進めていただきたいと思っております。


 国内の政治情勢でございます。衆参で与野党勢力が逆転するいわゆるねじれ国会が続く中、揮発油税の暫定税率維持を含む歳入関連法案の扱いが最大の焦点となっております。この暫定税率が廃止になった場合、県、市町の税収が半減することとなりまして、道路整備事業への投資だけではなく、必要な維持管理もできないおそれがあります。このことから、三重県内道路関係4団体で構成をいたしております、みえのみち整備促進協議会で道路整備や道路特定財源の必要性を訴えるため、2月3日に決起大会を行いました。そして道路特定財源の暫定税率の10年間延長を求めることを決議いたしました。そして去る2月19日に、私、三重県道路協会長といたしまして、決起大会での決議をもちまして、内閣府、財務省及び国土交通省等に要望行動を行ってまいりました。


 このような状況でございますので、本市の道路整備のために議員の皆様には今議会で地方自治法第99条の規定に基づく道路財源に係る意見書の提出につきましてお願いをさせていただきました。何とぞよろしくご配意賜りますようお願い申し上げます。


 国内の社会情勢につきまして、昨年に引き続き私たちを取り巻く社会情勢は少子化の進行による人口減少社会の到来、地球環境問題の深刻化、食品への不安の増大、さらに人々の価値観の多様化など、激しく変化しております。その急激な変化にさまざまな制度や社会システムの改変が追いついていっていない状況の中で、将来への希望が見出しにくく、漠然とした不安感や閉塞感が広がっております。こうした中、市民の皆様が日々の暮らしで感じる不安を一つ一つ取り除き、生活の安心安全を確保することによって、社会の明るさと元気を引き出し、はぐくんでいくことが今、行政に求められている役割であると考えております。


 本市におきましては、ことし、藤堂高虎公が慶長13年、伊賀に入府されてから400年を迎える節目の年に当たります。藤田達生さん著の「江戸時代の設計者 異能の武将・藤堂高虎」という書物によりますと、高虎公は上野に城下町をつくるとき、商業の振興を重視し、町筋を直線化して何本かを平行させ、道幅を拡大し、上野で商売する場合は城下に場所を限定するなどの政策によりまして、上野の城下町を商都として育成しようといたしておりました。くしくも既に400年前に現在の伊賀流コンパクトシティとよく似たコンセプトでまちづくりを行っていたのでございます。ことしは上野市駅前再開発事業を核とした中心市街地活性化計画を策定いたしまして、国の認定を受ける予定でございます。高虎公の思いを生かすべく、伊賀市の未来を託すすばらしい計画になるよう、しっかりと取り組んでまいりたいと存じます。


 なお、高虎公の伊賀入府400年の記念イベントといたしましては、上野城薪能開催日であります、ことしは9月13日に、藤堂高虎公入府400年記念まちづくりシンポジウムの開催を予定いたしております。


 また、平成20年度の予算編成でございますが、昨年度から導入してまいりました枠配分方式をさらに拡大いたしまして編成を行い、総合計画との連携はもとより、組織内分権の理念によりまして、各部長の各種事務事業に対する行政評価を最大限に尊重し、予算配分の重点化、効率化をこれまで以上に追求いたしました。詳細につきましては予算編成方針で述べさせていただきますが、平成20年度予算は厳しい財政状況の中ではございますが、伊賀市の将来の地域活性化へ向けての第一歩として重要な予算であると認識いたしております。


 それでは、主要施策の具体的な内容につきまして、伊賀市総合計画の6つの分野ごとに順次申し上げます。


 第1の分野につきましては、健康福祉でございます。


 「健やかに暮らせる安心なまちづくり」「地域で支え合う福祉のまちづくり」など5つの政策がございます。


 まず、上野総合市民病院の件であります。自院の長所短所を把握しながら、病院の改善ポイントを明確にするため、平成17年度から財団法人日本医療機能評価機構が定めました病院機能評価の認定を目指してまして、病棟改築及び機器更新等のハード面、また職員教育プログラムの再構築等のソフト面などの整備を行ってまいりました。その結果、病院組織の運営と地域における役割、患者の権利と安全の確保の体制、療養環境と患者サービス等8つの評価項目につきまして審査を受けました。一定以上の水準にあるということが評価されたことから、昨年12月17日に現在の中では最高水準であります病院機能評価バージョン5という認定を受けました。今後はさらにこの認定を励みといたしまして、職員一同、高度で良質な医療及びあったかな心のこもった医療の提供を目指しまして、病院運営に当たってまいります。


 また、3病院救急輪番制の件であります。医師不足による救急医療体制維持の難しさは、伊賀地域3病院共通の課題でございまして、伊賀市内2病院の現在の救急体制も持続困難な状況でございます。この伊賀地域の救急医療体制を維持するために、伊賀市、名張市が救急医療体制を1日交代で受け持つことで合意いたしまして、ことし4月1日から実施することになりました。これによりまして、伊賀市の当番の日は上野総合市民病院と岡波総合病院がそれぞれ交互に担当いたします。名張市の当番の日は、名張市立病院が担当することになります。なお、この輪番制実施に際しましては、新聞折り込みやチラシやポスター等で市民の皆様に周知を図ってまいりたいと考えております。


 健康増進につきましてでございます。健康づくりにつきましては、平成20年度も健康の駅長さんを中心に自主的な活動に取り組んでいただき、健康づくりにつきまして市民意識の高揚を図っていただくとともに、市といたしましてはあらゆる機会をとらえまして、忍にん体操等の健康づくりメニューの普及を図り、健康づくりの推進に努めてまいりたいと考えております。また、母子保健事業でございますが、妊婦健診の公費負担につきましては従来2回でございましたが、ことしから5回まで拡大をいたしますとともに、こんにちは赤ちゃん訪問事業を実施しまして、育児相談や子育て支援に関する情報提供を行いまして、お母さんの育児に対する不安の解消を図りたいと考えております。なお、老人保健事業としての基本健診は、20年度から特定健診に移行をいたしまして、メタボリックシンドローム対策を取り入れた予防改善に向けての生活改善を指導する特定保健指導につきましても実施することにいたしてございます。


 次に、医療制度でございますが、健康保険法の一部改正等によりまして、75歳以上の高齢者の方や65歳以上の一定の障害のある方などを対象にいたしました後期高齢者医療制度は本年4月からスタートすることになってございます。このことによりまして、75歳以上の高齢者の方々は新たな後期高齢者医療制度に加入していただくことになりまして、介護保険制度と同様に被保険者の方一人一人に対しまして、保険料の算定、賦課することになります。後期高齢者医療制度への加入によりまして、従前の国民健康保険や社会保険から脱退することから、それぞれの保険の保険料の負担はなくなりますが、社会保険等の被扶養者としての保険料の実質的負担がなかった方は、新たに後期高齢者医療制度の保険料を負担していただくことになります。なお、加えて義務教育就学前の子供の自己負担額の軽減、退職者医療制度の改正等が予定されておりますが、これらの制度改正につきましては、県、後期高齢者広域連合と協力しまして、県政だよりとかチラシ配布あるいは広報、さらに出前講座などによりまして、市民の皆様への周知を図り、ご理解いただけるように努めているところでございます。


 地域福祉の推進でございます。伊賀市地域福祉計画につきまして、平成18年6月に策定しましたが、現在、テーマ別部会を設置いたしまして、それぞれの推進方策について検討するとともに、社会情勢の変化に対応し、計画の推進結果を評価することによって、明らかになる課題の改善を図るため、平成20年度に計画の一部見直しを行う予定でございます。


 障害者福祉につきましてでございますが、障害のある人が安心して就労などが続けられるよう、職場での悩み事の相談や企業との調整を行いまして、就労の定着を図る障害者就労定着支援事業や障害のある人が速やかに一般住宅へ入居ができる支援として、障害者住宅入居等支援事業を新たに実施していきたいと考えております。また、グループホーム等を新たに整備しようとする社会福祉法人等に対しまして、整備費補助を行うとともに、平成19年度から開始をいたしております障がい者職場実習モデル事業を引き続き実施してまいります。なお、発達支援システムの構築につきましては、一貫した途切れないの相談支援やネットワークづくりを行う体制の整備が必要でございまして、その体制として各年代で支援を行っている専門職、例えば教諭、保育士、保健師などを配置する発達支援担当部署の設置に向けて検討を進めてまいりたいと考えております。


 また、本年度策定を進めてまいりました伊賀市障がい者福祉計画の最終案がまとまりました。この計画は新しい伊賀市のまちづくりに障害のある人が市民の一員として参加し、住みなれたまちでいつまでも安心してともに助け合って暮らせるよう、一人一人のニーズと思いに沿って支援を行う取り組みを進めていくための計画でございます。計画の期間は平成20年度から平成23年度までの4カ年といたしております。また、計画推進の取り組みといたしましては、障がい者自立支援協議会を設置いたしまして、幅広い障害者支援機関の代表等の参加を得ながら、障害者福祉を推進していく上でのさまざま課題について協議を行っていくことになってございます。


 子育て支援の関係でございますが、放課後児童クラブにつきましては、施設の老朽化に伴い現在改築いたしております青山小学校区放課後児童クラブは、来月から使用開始いたす予定でございます。また、現在整備を進めております友生小学校区放課後児童クラブにつきましては、本年夏に開所する予定でございます。なお、今議会におきましては、島ヶ原放課後児童クラブの改修と子育て支援センターを併設するための予算や、上野東小学校区内の待機児童の解消を図るために緑ケ丘中学校敷地内に放課後児童クラブを新設するための予算を提案させていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。


 次に、介護保険の関係でございます。住みなれた地域での生活の継続を目指した地域密着型サービスとして、平成20年度に認知症対応型共同生活介護施設及び小規模多機能型居宅介護施設の整備を進めてまいりたいと考えております。


 第4期介護保険事業計画でございます。地域ケア体制整備構想や療養病床の再編などを踏まえた介護保険サービスの需要見込みや基盤整備の考え方などにつきまして、三重県介護保険事業支援計画やみえ地域ケア体制整備構想と整合をとりながら、介護予防の一層の推進を図るため、平成20年度中に策定を予定いたしてございます。


 第2の分野でありますが、生活・環境であります。


 「災害や火災に備える安全なまちづくり」「暮らしを支える生活環境の整ったまちづくり」など8つの政策でございますが、住宅の耐震対策であります。地震に強いまちづくりを推進するため、昭和56年5月31日以前に建築された旧耐震基準の木造住宅を所有する市民の皆様に対しまして、無料の耐震診断や耐震診断により倒壊の危険性が高いと診断された住宅の耐震改修の補助を引き続き行ってまいりたいと存じます。


 消防行政でございますが、伊賀市合併に伴いまして、新たに伊賀市消防団が発足して3年経過いたしましたが、現状では少子高齢化により消防団員の確保が困難となってまいっております。また、サラリーマンの団員が多い地域にございましては、昼間の災害の発生に即応できない状況にもなっている等の問題が起こっております。このようなことから、適正で効率よく、なおかつ市民の皆様の安全安心な生活を守るために、消防施設、消防団員数及び各分団の編成等を見直すことが急務であることから、伊賀市消防団適正化計画を策定いたしております。今年度中に適正化計画の素案を策定いたしまして、平成20年度から各地域の皆様にご説明をさせていただき、ご意見をお伺いいたしたいと存じますので、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。


 次に火災予防であります。本市内で発生する火災が最近増加いたしております。去る1月には7件の火災が発生いたしまして、そのうち6件が住宅火災でございました。残念ながら1人の高齢者の方がお亡くなりなりました。このような火災を防ぐため、消防法及び伊賀市火災予防条例が改正されまして、すべての住宅にことし5月31日までに住宅用火災報知機の設置が義務づけられるようになりました。このことにつきまして、広報紙とかチラシ、ケーブルテレビ等を通じて周知を行っておりますが、自分たちの命を火災から守るためでございますので、早期に火災報知機の設置をお願いいたしたいと存じます。


 治水関係では、特に川上ダムにつきまして現在近畿地方整備局においてダム本体の工事着手に向けた法的続きでありますところの淀川水系新河川整備計画の策定が鋭意進められております。本市におきましても昨年12月に琵琶湖・淀川流域の82市町村とともに、治水対策、利水の安定供給のため、川上ダムの早期完成を強く要望いたしましたところでございますが、平成20年度で36億円の予算が計上されております。今後も引き続きダム本体工事の早期着手及び事業費の縮減に向けた取り組みを各関係機関に対しまして強力に進めてまいります。


 上水道事業でございます。上野上水道では平成12年度から実施してます第8次拡張事業によりまして、上野第3配水池が完成いたします。これによりまして、平成21年4月より三重県企業庁からの受水が可能となりますので、今後さらなる広域化促進と未給水地区の解消や配水管整備を図ってまいります。


 伊賀上水道では、引き続き小杉地区で配水管、希望ヶ丘地区での公共下水道工事に伴う老朽管の更新事業を進めてまいります。阿山上水道におきましては、緊急時拠点事業によりまして、緊急遮断弁の整備のほか、公共下水道工事に伴う老朽管の更新事業を並行して進めております。


 簡易水道事業であります。我山、出屋敷、比土及び古郡簡易水道の再編推進事業でございますが、平成19年度に完了いたしましたことから、20年度に上野上水道に統合を予定いたしております。さらに、第2西部簡水につきまして、21年統合に向けた整備を進めてまいります。このほか、阿波簡易水道の第3次拡張事業、馬野簡水の生活基盤近代化事業を平成20年度におきましても継続して進めてまいります。


 川上ダムを水源といたしまして、三重県企業庁により進められております伊賀水道用水供給事業につきましては、平成19年度末での進捗率が86パーセントになっており、平成20年度約32億円の事業費によりまして、取水施設、送水施設、浄水場等の整備を完成いたしまして、平成21年4月からの給水開始を目指して工事が進められております。


 平成18年度から策定中の伊賀市水道事業基本計画についてでございます。所定の事務手続を終えまして、今議会に上程させていただきたいと存じております。よろしくご審議をいただきたいと思います。


 下水道関係でございますが、公共下水道事業では、希望ヶ丘処理区と河合処理区におきまして引き続き管路工事などの面整備を実施してまいりますとともに、計画中の上野処理区、青山処理区につきましても、処理場建設予定地の関係地区との協議を行い、理解を得られるよう努めてまいります。


 農業集落排水事業では、引き続き神戸地区の建設を進めてまいりますとともに、計画中であります花垣地区、依那古地区につきましては、平成20年度から建設に着手する予定でございます。また、供用開始後7年以上が経過いたしまして、機械設備等が老朽化した処理施設につきましては、計画的に更新を行っていく予定でありますが、平成20年度は桂地区、古山地区、比自岐地区の3処理施設の機能強化対策事業を実施する予定でございます。また、その財源につきましては、分担金徴収条例の改正も含めまして検討してまいりたいと存じます。


 次に、リサイクル施設の建設でございます。しらさぎクリーンセンターで処理をいたしております金属製粗大ごみ及び金属類、瓶類、アルミ缶、ペットボトルなどの燃えないごみを合理的、経済的、衛生的に資源化するため、さくらリサイクルセンターの敷地内に平成20年度、21年度の2カ年計画でリサイクル施設の建設を予定いたしております。


 都市計画関係でございますが、景観計画の策定につきましては、現在、具体的な景観形成基準等について審議会委員の皆様のご意見を伺いながら素案の取りまとめを行っておりますが、まとまった素案につきましてはパブリックコメント等を行い、市民の皆様の意見をお聞きした後に議会の皆様にお諮りいたしまして、景観計画を策定を仕上げてまいりたいと存じております。


 しらさぎクリーンセンター跡地利用計画につきましては、その周辺の土地も含めた中で、運動施設に加えまして一部防災機能も付加した公園であるしらさぎ運動公園を整備する予定となっております。現在、地元の方々にその概要についてのご説明を申し上げ、全体的な跡地利用についてご理解を求めているところでございますが、ご理解を得られましたら早急に都市計画決定を行う必要がございますので、この法手続を行ってまいりたいと考えております。


 また、都市計画の基本であります都市マスタープランにつきましては、平成21年度策定を目途に鋭意取り組んでいる状況でございます。


 中心市街地の活性化の推進につきましては、まちづくり三法の改正に伴いまして、伊賀流コンパクトシティを目指し、平成19年度から国の認定に向けて中心市街地活性化基本計画の策定に取り組んでいるところでございます。昨年から国との事前協議に入っておりまして、実施事業や数値目標等の指導指摘事項をいただきまして、修正等を行っているところでありますが、早期に申請できるよう鋭意努力をしてまいりたいと考えております。


 なお、国の認定を受けた後は、基本計画に沿った事業を関係各課や株式会社まちづくり伊賀上野などと連携しながら鋭意進めてまいります。


 中心市街地活性化事業として先導的な役割が期待されております上野市駅前地区市街地再開発事業でありますが、去る1月31日から2月13日までの間、権利変換計画書(案)の縦覧を行いまして、事務手続を経て三重県知事への権利変換計画の認可申請を行いまして、3月上旬には認可される予定でございます。その後、20日後に権利変換期日の設定を行いまして、権利者皆様方への保証関係業務を実施いたしまして、ことしの夏ごろには商工会議所など再開発区域の南側エリアの建物を除却する予定でございます。


 公営住宅の建設でございますが、若年層の定住及び子育て世帯の支援を目的といたしました阿山河合団地の第2期工事10戸分につきましては、平成20年度に建設工事に着手いたしまして、21年度から入居していただけるよう工事を進めてまいる予定でございます。


 第3の分野は、教育・文化であります。


 「明るい未来の希望を育むまちづくり」「だれもが尊重される人権文化のまちづくり」など政策は6つございます。


 校区再編計画につきましては、上野地区の校区再編計画でありますが、まず第1段階の中学校校区再編では、城東中学校の校舎及び関連施設工事を完了いたしまして、平成21年4月の開校に向けて準備を整えるほか、仮称上野南地区中学校につきましても、学校用地取得に向けた取り組みを進めてまいります。第2段階の小学校区再編では、城東中学校の開校を受けまして、仮称上野北部地区小学校及び仮称上野東部地区小学校の円滑な統合再編の実施に向け、住民の合意と参画を基調といたしまして、校区関係者との協議を行う予定になってございます。上野地区以外の校区再編につきましては、引き続き阿山及び伊賀地区関係者による検討会やら懇談会を積極的に開催いたしておる状況でございます。


 学校教育でありますが、来年度におきましても本市の教育における3本柱であります学力の向上と人権教育の充実とキャリア教育の推進を基調といたしまして推進してまいります。具体的な教育目標を小・中学校、幼稚園それぞれがマニフェストとして公表いたしまして、保護者や地域の皆様から学校評価をいただいておりますが、20年度はことしいただいた評価結果から、小・中学校、幼稚園それぞれがマニフェストをさらに充実したものにつくり上げ、学校運営に活用いたしたいと考えております。


 次に、ふたば及びしろはと幼稚園の統合園舎の建設の件であります。保護者の皆様や地域の関係者の皆様等へ一定の理解を図りつつ、平成22年4月開園を目指して事業の推進を図ってまいります。


 また、児童急増に伴いまして教室不足が見込まれております友生小学校につきましては、教室棟の増築を行い、児童がよりよい環境で学校生活に励めるよう、施設整備を行ってまいります。


 生涯学習についてでございます。子供たちの成長に応じた読書習慣の定着を目指すために伊賀市子ども読書活動推進計画を策定いたしましておりますので、今議会に提案させていただきたいと存じます。また、今年度からすべての子供を対象とし、安全安心な子供の活動拠点を設け、地域の方々の参画を得て子供たちとともに勉強やスポーツ、文化活動、地域住民との交流活動等の取り組みを推進する放課後子ども教室が始まりました。現在、新居小学校区で開設されておりますが、伊賀市放課後子どもプラン施策検討委員会で放課後児童クラブとの連携を進め、開設校区をふやしてまいりたいと存じます。


 文化財保護でございますが、国県の補助を受けまして、国史跡上野城跡の石垣修復と消失をいたしました石垣の復元工事を行うとともに、石垣整備地の発掘調査を実施してまいります。また、国史跡旧崇廣堂の中土塀保存修理や旧小田小学校本館の外壁補修工事を行います。


 スポーツ振興施策についてでございます。平成20年度にはサッカー競技を通しまして青少年の健全育成と競技の普及、振興を目指しまして、元日本代表選手団を招きます「宝くじスポーツフェア ドリームサッカー事業」を開催する予定でございます。


 次に、文化振興の推進についてでございますが、新芭蕉翁記念館整備構想の策定につきましては、昨年11月に各種団体の代表の方々や学識経験者、市民公募の方々などで構成する仮称新芭蕉翁記念館整備計画委員会を設置いたしまして、記念館の基本理念や機能、立地場所などをご検討いただいているところでございます。委員会から整備構想につきましての答申を受けた後、市としての構想を決定いたしまして、平成20年度において構想に基づき規模、展示内容等を計画する基本計画の策定に取り組んでまいりたいと考えております。


 人権施策につきましては、これまでも市の重要施策として取り組みを進めてまいりました。しかしながら、依然として差別事件が後を絶たず、近年、匿名性を利用した悪質かつ陰湿化の傾向を強め、中でもインターネット掲示板や携帯サイト上への差別書き込みにつきましては、その内容は個人への誹謗中傷や同和地区を差別的に表現し、差別意識を助長するなど、極めて深刻な状況にあります。昨年から伊賀県民センター及び名張市との広域連携で取り組んでおりますインターネット掲示板モニター事業によりまして、引き続き差別の拡散、防止のため、的確かつ迅速な対応に努めてまいります。


 また、市民啓発全般につきましては、これまでの取り組み成果と課題を明らかにし、市民意識調査や現状を踏まえまして、効果的な取り組みの充実、強化を図っていくことが肝要であります。そのために現在の啓発媒体を工夫したり、啓発資料や学習教材を整備し、さまざまな情報提供に努める一方、草の根運動や地区懇談会などの自主的な取り組みに対する支援策を通じまして、地域における推進体制の整備と人権教育、啓発の充実に努めているところであります。


 同和施策につきましても、本市の重要施策として特別対策から一般対策へ移行しながらも、同和問題の解決に向けて必要な事業を実施してまいりました。これまでの成果を踏まえながら、なお残された諸課題の解決に向け、今後の同和施策の指針に示すべく策定を進めております伊賀市同和施策推進計画については、現在、同和施策審議会において精力的にご審議をいただいておりまして、6月策定を目途に現在進めております。


 第4の分野は、産業振興であります。


 「地域資源を活かした活力あるまちづくり」など4つの政策がございます。


 水田農業政策でありますが、平成19年度から実施されております品目横断的経営安定対策、米政策改革対策及び農地・水・環境保全向上対策ですが、19年産の全国的な米の過剰作付によって早くも見直しを余儀なくされておりまして、国においては制度の基本を維持しつつ、実態に即した必要な改善等を行いまして、その着実な推進を図っていくことになりました。


 まず、品目横断的経営安定対策につきましては、水田・畑作経営所得安定対策というものに変更され、これまですべての農業者を対象に品目的に講じられておりました経営安定対策を見直しまして、施策の対象となる担い手を明確化した上で、その経営の安定を図ることになりました。


 米政策改革対策でございますが、本市におきましては関係の各機関のご協力及び各農家のご理解を得まして、毎年生産調整目標が達成されておりますが、平成20年産米につきましても、引き続き生産調整目標達成に取り組んでまいります。


 また、農地・水・環境保全向上対策につきましては、手続の大幅な簡素化が図られるようでございます。さらに地域でのお取り組みを推進いただけるものと考えております。本市といたしましても、県、農業協同組合、農業委員会など関係機関、団体とさらなる連携、協力を図りながら、集落座談会などの開催によりまして、制度の周知徹底を図りますとともに、安定的な担い手の育成確保等に向けまして集落営農の推進を重点的に取り組んでまいり、伊賀米ブランドの充実と地域特産野菜や果樹、花卉、園芸作物等の振興を図ってまいります。


 また、鳥獣害対策でございますが、鳥獣による農林水産業等に係る被害の防止のための特別措置に関する法律というのが今月から施行されましたので、本市では平成19年度末で実施いたしました被害状況調査の結果に基づき、中長期的な抜本対策を検討していきたいと存じます。平成20年度におきましても引き続いて電気さく等共同防止施設に対する助成を行いますとともに、猟友会の皆様にご協力いただき、サル、シカ、イノシシ、アライグマなど有害獣の駆除を推進してまいります。


 農業生産基盤の整備でございますが、平成20年度は上野西部地区におきまして農林振興総合整備事業として集落道、農道、防火水槽の整備に取り組む予定でございます。また、土地改良施設維持管理適正化事業によりまして、阿山支所管内の大沢池の改修事業に取り組みますととも、地域では主体的にお取り組みいただいております農業施設の維持管理支援についても進めてまいります。


 林業関係でございます。森林の有する豊かな公益的機能を高めるため、伊賀、島ヶ原、大山田、青山の地域で引き続き森林環境創造事業に取り組みます。また、平成18年度から市内全域の人工林を対象に緊急間伐推進事業の支援を行ってまいりましたが、平成20年度におきましても助成制度を継続いたしますので、効果的な間伐施業をお願いいたしたいと思います。


 バイオマスタウン構想の推進であります。19年度から一部取り組みを進めております菜の花プロジェクトにつきまして、三重大学伊賀拠点との連携のもと、廃食油を利用したバイオディーゼル燃料の試験プラントを設置いたしたいと考えております。また、菜種の栽培推進も積極的に支援いたしまして、搾油のほかグリーンツーリズムなど観光面での利活用も進めてまいりたいと考えております。


 産学官連携、三重大学伊賀拠点施設設置事業の推進でございますが、三重大学大学院生物資源学研究科を中心に共同研究機能、研究開発機能、インキュベート機能、情報交流・人材育成機能を備えた施設といたしまして設置に向け推進しているところでございます。建設に当たりまして、公益法人や第三セクターなどが企業立地促進法に基づく地域企業促進等共用施設整備費補助金を受けられることから、事業主体を財団法人伊賀市文化都市協会にお願いいたしまして、本補助事業の平成20年度採択に向け取り組んでまいりたいと存じます。今後、補助申請、建設に係る事務、運営等は、財団法人伊賀市文化都市協会が主体となりますが、協会はもとより、従前どおり三重大学とも協議を行いながら、21年1月に開設に向けまして整備を進めてまいりたいと存じます。


 工業振興関係でございます。景気の回復基調とともに市内の工業団地への企業進出も順調に推移いたしております。地域雇用も拡大してまいりました。一方、地場の中小企業では、経済のグローバル化、消費者ニーズの変化、情報化等が進む中、依然として業績は好転していないのも現状であります。さらなる企業イノベーションの推進が求められております。


 こうした状況のもと、伊賀市におきましては、企業立地促進法に基づく伊賀・名張地域産業活性化基本計画を策定しまして、市内の民間所有地への企業誘致により、メディカル関連産業や高付加価値型産業の集積、形成等を通じまして、地域経済の活性化を図る必要があります。また、産学官連携伊賀拠点施設の整備に伴い、三重大学の研究シーズと企業のニーズをマッチングさせながら、ベンチャー企業等による起業機会の拡大や新産業の創出を図るとともに、農林業者、民間企業、三重大学等の連携によりまして、高付加価値型の加工食品等の新商品開発やアグリビジネスの創出など、農商工連携の推進を図ってまいりたいと考えております。


 なお、喜ばしいニュースといたしまして、ことし1月11日に伊賀市の伝統産業でもあります「伊賀くみひも」が、特許庁によりまして地域団体商標に登録されました。地域団体商標登録は、地域ブランドを適切に保護することで事業者の信用を維持し、地域経済の発展を支援することを目的といたしました制度でありまして、これにより三重県伊賀組紐協同組合を中心とした伊賀組みひも業界がさらに進展されるものと期待をいたしております。


 観光振興でございますが、昨年6月に観光立国推進基本計画が策定されておりまして、その基本方針の一つに、観光の発展を通じ、地域住民が誇りと愛着を持つことのできる活力に満ちた地域社会を実現することと、少子高齢化社会において観光による交流人口の拡大が極めて重要であると位置づけられております。また、観光の形態も団体旅行が激減いたしておりまして、個人や小さなグループでの観光が主流になりつつありまして、観光施設を見て回る観光から、むしろ地域の素材を体感する、地域そのものを味わう観光にと、確実に変化いたしております。


 伊賀市における観光の情勢を見ましても、個人や小さなグループでの観光が多くなってきておりますし、地域の素材を体感する意味で、4月から5月の連休明けまで開催をいたしますNIJAフェスタも伊賀忍者になれるまちとして定着してまいりました。しかし、忍者だけではなく、伊賀市は地域固有の伝統文化、歴史などの宝庫でもあります。これらの魅力を観光客の皆様に見てもらう、味わってもらう、喜んでもらう、そのことで自分自身が楽しくなる、地域が元気になる、このような地域社会の発展につながる観光を推進してまいりたいと考えております。


 第5の分野、交流基盤でございます。


 「市内外を移動しやすいまちづくり」「郷土を支える交流のまちづくり」など5つの政策がございます。


 伊賀線の件でありますが、昨年10月に運行部分が新会社の伊賀鉄道株式会社に引き継がれました。伊賀線存続のため、事業者、行政、利用者が一体となって支えていく伊賀線再生計画が事業者から国へ申請されまして、認定されたところであります。今後は、再生計画に基づきまして、行政として支援していく事業を推進してまいりたいと存じます。また、2月17日には、伊賀線応援団でありますところの伊賀鉄道友の会の総会が開催されましたが、伊賀線存続のサポーター役として今後の活躍を大いに期待をさせていただいているところであります。


 関西本線の整備促進でありますが、三重県に対しまして重要施策の一つとしてぜひとも取り組むよう求めていくとともに、JR西日本、JR東海に対しまして、亀山−加茂間の電化促進、乗りかえ時間の改善など、利用者の利便性向上を要望してまいりたいと存じます。


 道路関係でございますが、地域間の交流や連携を促進する名阪国道の高規格化整備、南北軸の地域高規格道路名神名阪連絡道路の早期具体化や国道368号の四車線化整備、国道422号三田坂バイパス、川上ダム整備に関連いたします県道松阪青山線、青山美杉線の整備促進を初め、国道163号長野トンネルや国道25号一ツ家バイパス、県道上野名張線バイパス、伊賀信楽線など整備促進につきましても関係機関に引き続いて働きかけてまいります。


 また、これらの幹線道路に接続いたし、地域住民の暮らしを支える生活道路といたしましての市道整備につきましては、その主なものといたしまして、佐那具千歳線など7路線を地方道路交付金事業での整備を進めておりますが、東湯舟上友田線につきましては、本年3月末で完成予定であります。広域農道整備事業に関連いたします腰山福川線など4路線の整備は道路整備交付金事業で、下町南裏瀧ヶ鼻線ほか1路線はまちづくり交付金事業でそれぞれ継続事業として実施してまいりたいと考えております。


 情報化施策の推進であります。効率的な行政運営のための情報化施策として、電子決裁システムの導入を計画いたしておりますが、そのシステム導入の前段階として、職員の服務管理などの業務の電子化でありますところの庶務管理システム導入をする予定でございまして、また電子申請届け出システムや公共施設の予約管理システムなどにつきましては、三重県と県内自治体で構成をいたしております三重県電子自治体推進連絡協議会におきまして、さらに共同化に向けた検討を進めてまいりたいと存じます。


 多文化共生社会の推進についてでございます。現在、市役所に来られる外国人の方が増加いたしておりますことから、担当窓口まで職員が案内できるよう、日本語を併記したポルトガル語、スペイン語、中国語、英語による用件振り分けシートを活用いたしまして、スムーズな案内ができるよう取り組んでいるところでございます。また、通訳がいなくても対応できるように、外国人市民が指を指しながら手続が進められる外国語と日本語を併記した指差しシートを三重県と伊賀市を含む県内の多文化共生に取り組むんでおります市町が集まり製作しているところでありまして、平成20年度中には活用できるようになります。


 第6の分野は仕組みでございます。


 「一体感を生み出す市民と行政の協働のしくみ」など8つの政策があります。


 まず、市民活動支援についてであります。平成19年度から実施しております市民公益活動支援事業につきまして、平成20年度からマッチングギフト方式を導入いたしたいと存じます。これにつきましては、市民の皆様や企業、団体などから市民公益活動への寄附を募りまして、その寄附金を伊賀市振興基金に積み立てて基金利子を財源といたしまして、寄附額の倍の金額を平成21年度以降の市民公益活動支援事業の予算に反映させるものでございます。自分たちの地域をよくしていこうという活動をみんなで支え合える仕組みとして導入するものでありまして、これによりさらなる市民公益活動の促進に努めてまいりたいと考えております。


 次に、地区市民センターの整備でありますが、直接市民と接する行政の地域窓口といたしまして、また、住民自治の活動拠点となります自治センターを包括した施設として、ことし4月1日から新たに西柘植、河合、玉滝、丸柱、山田、阿波の6つの地区市民センターを開設することになりました。今議会に伊賀市地区市民センター条例の一部改正につきまして上程させていただいております。よろしくお願い申し上げます。


 以上、新年度に向けまして市政の主要な施策について申し述べさせていただきました。これらのほかにも重要な事務事業がたくさんございます。新年度は私の今任期の最終年度となることから、残された課題や計画した事業に全力で取り組んでまいります。また、昨年は不祥事が続いた年でもございました。ことしは市政の信頼回復の年になるよう、全職員が一丸となって頑張る所存でございます。今後とも議会の皆様初め、市民の皆様方の格別のご指導、ご協力を心からお願い申し上げ、平成20年度の施政方針といたします。


 なお、今議会に提案させていただいております諸議案につきましても、よろしくご審議をいただきまして、ご可決を賜りますようお願い申し上げる次第でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございます。


○議長(岩田佐俊君)


 次に、日程第4 教育行政方針についてを議題といたします。


 教育委員長の説明を求めます。


 教育委員長。


○教育委員長(勝本順子君)


 おはようございます。


 平成20年度教育行政方針を申し上げる前に、まず皆様にお断りを申し上げなければなりません。議員さんのお手元に配付されている行政方針の要旨でございますが、私どもでは昨日までによりわかりやすい文章にするため、内容の変更はないんですけれども、何カ所か変更、訂正を加えておりました。ところが本日来てみますと変更前のものが印刷に回し、印刷されていたというところでございます。私どもの不注意でございます。申しわけございません。文字の訂正だけまず申し上げまずので、よろしくお願いいたします。


 4ページをごらんください。上から10行目でございます。左っ側に沿って見ていただきますと、「昨年度より」とございます。これを「平成19年度より」というふうにしていただきたいと思います。それから5ページでございます。上から11行目、段落のところで「次に、伊賀市の次代を担う子どもたち」なんですけれども「子どこ」というふうになっています。「も」に直していただきたいと思います。それから……(発言する者あり)よろしいでしょうか。そのずうっと下でございます。中央より、公民館の本文の2行目でございます。同じく「子どこ」となっておりますが、「子ども」に訂正していただきたいと思います。申しわけございません、お手数をとります。


 それでは、平成20年度伊賀市の教育行政を進めるに当たりまして、教育委員会の基本的な考え方を述べさせていただきます。内容は変わりませんけれども、ところどころ変更ございますので、ご了承いただきたいと思います。


 戦後、我が国の教育は、教育の機会均等の理念のもとに教育の普及、拡大と教育水準の向上が図られ、経済成長の礎として重要な役割を担ってまいりました。しかし、今日の国内産業や経済状況の変化とともに、急速な情報化や国際化の進展、少子高齢社会の到来などによって、教育を取り巻く環境は大きく変わってまいりました。少子化や核家族化、経済の閉塞感といった問題は、家庭や地域の教育力の低下を招き、青少年が夢や目標を持ちにくい状況をつくり出しました。青少年の規範意識や道徳心、自律心を低下させ、いじめ、不登校、非行問題を初め、若年の雇用問題にも深刻な影響を与えています。


 こうした中、教育の根本にさかのぼった改革が必要であるとして、教育基本法が一昨年12月に改正されました。これまでの教育基本法が掲げてきた普遍的な理念を継承しつつ、公共の精神など日本人が持っていた規範意識を大切に、またそれらを醸成してきた我が国の伝統と文化の尊重などを通して、21世紀を切り開く心豊かでたくましい日本人の育成を目指すとされているところでございます。


 当市におきましても、市の未来を開くためには教育が極めて重要な役割を担っていることを自覚するとともに、教育委員会が教育理念として掲げております「市民一人ひとりが確かな人生観をもち、心豊かで健やかに成長すること」を目指した取り組みを、継続的、累積的に進めてまいる所存でございます。


 また、基本法の改正を受けて、昨年6月に地方教育行政の組織及び運営に関する法律及び学校教育法も改正され、本年4月1日より施行されることとなっております。


 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正では、教育委員会の責任体制の明確化や体制の充実、教育における地方分権の推進、国の責任の果たし方などが規定されました。特に教育委員会の責任体制の明確化に関しましては、教育委員会が行う事務事業の点検及び評価を行い、評価結果を議会へ報告するとともに、市民への公表が求められることになりました。この点検評価は、外部の専門的知識を有する方の知見を活用して進められることとなっております。当市におきましてもより客観性を持った事務事業の評価を進め、事務改善に努め、市民のご期待におこたえできる教育行政を推進してまいります。


 一方、学校教育法の改正では、学校教育の充実を図るため、義務教育目標が規定されるとともに、学校の組織運営体制の見直し等が図られました。学校教育の充実を図るため、さきに申し上げた教育行政事務の評価と同様、学校評価の実施と公表が義務化されましたが、当市におきましては2年前から、今の時代に即した教育を実践するため、学力の向上と定着、人権教育の充実、キャリア教育の推進を3本柱とする学校・園マニフェストを作成し、教育目標達成に向けての取り組みを公表、実践してまいりました。本年度はこれらの取り組みと法改正に伴い義務化された学校評価の組み合わせにより、継続的な学校運営の改善を進め、これまで以上に開かれた学校・園を目指してまいります。


 続きまして、校区再編計画の推進について申し上げます。


 まず、上野地区の校区再編につきましては、10カ年計画の中間点となりますので、中学校区の再編を中心にさらなる推進を図るため、鋭意努力してまいります。城東中学校は、平成21年4の開校に向けまして、校舎及び関連施設工事の完成はもとより、生徒の円滑な転校に向けた取り組みを行うほか、学校運営協議会制度、いわゆるコミュニティースクールの導入準備を行います。仮称上野南地区中学校につきましては、学校用地の取得のための手続に着手しますほか、開発許可等に必要な事前調査を行ってまいります。


 小学校区の再編につきましては、現在取り組んでおります仮称上野北部地区小学校を初めとする統合再編成に向けまして、地域関係者等との協議、懇談を行ってまいります。


 また、阿山地区では、小学校の再編に向け、学校設置場所の選定などの協議を進めてまいります。伊賀地区につきましては、関係者による懇談会を開催し、望ましい校区のあり方について検討してまいります。


 また、昨年度からご心配をおかけしております幼稚園舎の耐震力不足をもとにした公立幼稚園の統合ですが、幼児教育の将来問題を考慮しつつ、早急に対応の必要な施設の課題を解決する方法として、関係者の皆様方との協議等を重ねてまいりました。20年度も幼児への安心な教育環境を提供するため、統合幼稚園の設置に向けた諸準備に取り組んでまいります。


 平成20年度の子供の数は幼稚園2園で167名、小学校25校で5,137名、中学校12校で2,620名を予定しております。この子供たち一人一人が自分の将来に夢を持つことで学ぶことの意味を自覚し、人間尊重の精神と豊かな感性を持ち備え、誇りと自信を持ってたくましく生きていくための教育を目指した取り組みを進めてまいります。


 そのための具体的な取り組みとして、まず、確かな学力の定着に努めます。授業の質を高め、わかりやすい授業を展開し、授業形態の工夫をすることなどはもちろん必要ですが、発展的内容や個別指導を行うためには授業時間の確保が必要です。伊賀市ではこれまで試行も含めて3年間、学校創立記念日を授業日とすることと、夏休みの3日間短縮を実施してまいりました。その結果、当市の小・中学校の授業時数は、すべての学年において標準総授業時数を上回っております。そこで今後も継続実施することで、授業時数の確保をしたいと考えております。


 学力調査についてでございますが、本年度4月には全国学力・学習状況調査が小学校6年生と中学校3年生において実施されましたが、当市では以前から独自に小学校4年生から中学校2年生までの標準学力調査も実施しており、それぞれの学校においては調査結果をもとに課題を把握、検証し、一人一人の学力向上を目指しているところでございます。


 なお、子供たちの学習状況に係るアンケート等によりますと、家庭での学習時間が非常に少ないことが明らかになっております。学力を定着させるためには家庭学習が重要になります。そこで、家庭学習の時間を、例えば小学校ならば学年掛ける10分というような、具体的目標を設定し、学校と家庭が連携することにより、子供たちの学力の定着を図ってまいる所存でございます。


 人権学習ですが、20年度も人権同和教育を重要な柱として推進してまいります。いじめやインターネット上での人権侵害等が発生していることにかんがみ、子供たちが日々安心して過ごせるよう仲間づくりを進め、道徳性を育て、人間としてのあり方や生き方をしっかり考えられるよう取り組みます。さらに、部落差別を初めとするあらゆる差別を許さない実践的な人間を育てる教育を、道徳や特別活動の時間、総合的な学習の時間を中心により深めてまいります。子供たちがさまざまな生き方に出会ってつかんだみずからの生き方を大切にし、多くの仲間とつながっていく機会として、部落問題を考える小中学生の集いを来年度もさらに充実させてまいります。


 続きまして、子供たち一人一人の生き方と学びをつなげ、進路保障を目指すキャリア教育についてでございます。本年度と同様、小・中学校における職場体験活動、キャリア教育推進フォーラムの開催、コミュニケーション能力や生活面での問題解決力を身につけることができるライフスキル教育の実践等、保護者、地域の皆様方とともに、小・中学校9年間のキャリア教育を一層充実してまいります。


 また、特別支援教育につきましては、個々の児童生徒の状況を十分把握した上で支援の充実を図り、各学校に設置されている特別支援教育推進委員会の機能を充実させ、それぞれの学校における指導体制の確立を図ってまいります。その上で、通常学級に在籍するLD、ADHD、高機能自閉症、アスペルガー症候群等の児童生徒を含む障害のある児童生徒に適切な指導と必要な支援をさらに充実するため、各校のコーディネーターによる個別の支援プログラムの作成等、庁内関係各課や関係機関との連携を密にして対応を進めてまいります。


 食育についてでございます。食生活の多様化が進む中で、子供たちの朝食の欠食、肥満傾向、偏食など、食生活の乱れが課題となっております。子供たちが生涯にわたって心身ともに健康に生活していくため、栄養や食事のとり方などについて正しい知識のもとに、みずから判断して実践していく力をつけさせていくことが必要となっています。このため、義務教育9年間の子供が最も成長する時期におきまして、それぞれの学校で、学校、家庭、地域及び関係諸団体が連携、協力して、地域の特性を生かした学校給食の実施や食に関するさまざまな体験活動等を企画し、食に関する指導体制を確立してまいります。


 伊賀市では、平成19年度から学校給食が完全実施となりました。学校給食につきましては、基本的には手づくり献立を推進し、安全で栄養バランスのとれた食事を提供するとともに、望ましい食習慣や食生活が身につくよう給食指導を充実してまいります。また、学校給食の食材につきましては、伊賀産食材の購入をこれまで以上に推進し、児童生徒が食材を通して地域の産業や自然に対する理解を深める取り組みにつなげてまいります。


 生涯学習について申し上げます。生涯学習は本人の自発的な意思に基づき、自分に適した手段や方法によって年齢を問わず学びたいときに学ぶという特性を有しています。人々の価値観や生き方そのものが多様化する中で、心の豊かさや生活の質の向上を求めて趣味や教養を深めるための学習やボランティア活動など、さまざまな生涯学習活動に取り組む人がふえております。こうした活動は学習者自身の自己実現のみならず、社会全体にとって人々の社会参加を促し、地域社会の活性化につながる有意義なものです。平成18年の市民意識調査では、生涯学習への意欲を持たれている人は78.6パーセントに上っています。これらの人々が生き生きと生活するために生涯学習の果たす役割は大きいと言えます。活動の場を求める人々を支援してまいります。


 人権同和教育について申し上げます。差別発言や差別落書き、携帯電話等インターネットによる人権侵害など、差別はいまだ続いております。同和問題と初めとしたあらゆる差別をなくすため、総合的、計画的な取り組みを進めておりますが、差別を解消していくには私たち一人一人が人権同和問題は自分の問題であり、課題であることを正しく認識し、行動しなければなりません。平成19年度伊賀市人権同和教育基本方針を作成いたしました。今後も学校教育分野と社会教育分野が連携し、人権同和教育を教育の根幹に据えて取り組んでまいります。社会教育では、公民館活動に人権同和教育を位置づけ、人権同和問題の解決に向けて同和教育研究団体と連携し取り組みを進めるとともに、教育集会所における活動の充実に努めます。


 青少年健全育成について申し上げます。平成19年の秋に実施した子供の読書活動に関する調査では、伊賀市の小・中・高校生のうち、「本を読むのが好き」「どちらかというとすき」と回答したのは78パーセントで、全国平均の85.6パーセントと比べ7.6パーセントも低くなっています。子供は読書によって言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、想像力を豊かにしていきます。また、読書活動は子供の生涯にわたる学習活動の基盤となるものです。平成20年度は19年度に策定した伊賀市子ども読書活動推進計画に基づき、子供たちの成長に応じた読書活動の定着を進めてまいります。


 また、伊賀市の次代を担う子供たちの健やかな成長を願い、社会全体で青少年の育成に取り組むため、既に策定いたしました輝け!いがっ子憲章の周知を図ります。具体的な活動として、輝け!いがっ子憲章フォトコンテストを実施し、啓発活動事業として取り組みます。


 公民館でございます。本市では、中央公民館、上野公民館、西柘植公民館、島ヶ原公民館、阿山公民館、大山田公民館、青山公民館、そして27の分館において子供から高齢者までそれぞれのニーズに応じた多様な講座や教室が開かれており、公民館が生涯学習の拠点となっております。また、各地区のサークル協議会が自主的な活動を通して伊賀市の地域の文化づくりを進めています。平成20年度もこれらの活動を支援してまいります。また、昨年に続き平成20年度も三重大学、皇學館大学と協力し、伊賀市民大学講座・伊賀文化フォーラム2008を開催いたします。伊賀市民大学講座の会場を中央公民館だけでなく、地区公民館とすることにより、専門性の高い学習の機会を身近なところで提供してまいります。


 次に、社会体育の分野におきましては、だれもが気軽に楽しみ、元気をはぐくむスポーツ振興を基本理念として、すべての市民が生涯にわたっていつでもどこでもだれとでも生き生きとスポーツをする機会づくり、環境づくりに着手し、推進してまいります。


 以上、平成20年度教育行政方針とさせていただきます。


 今後とも皆様方のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 次に、日程第5 請願の委員会付託についてを議題とします。


 書記をして朗読させます。


               (書記 朗読)


○議長(岩田佐俊君)


 ただいま朗読しました請願第29号は産業経済常任委員会へ、請願第30号は教育民生常任委員会へ、それぞれ審査を付託します。


 次に日程第6 議案第3号から議案第34号までの予算関係32議案を一括上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました平成20年度の一般会計初め各特別会計、企業会計及び財産区特別会計予算案のご審議をいただくに当たりまして、予算編成方針とその概要につきましてご説明を申し上げます。


 我が国はバブル崩壊後の長い低迷から脱却をいたしまして、新しい成長の姿を確立していく重要な時期であります。同時に本格的な人口減少社会の到来、少子高齢化に伴う社会保障費の増大や内外経済の構造的な変化、地球環境問題などの難しい課題に直面いたしております。我が国がバブル崩壊後の負の遺産の解消に取り組んでいる間に世界経済は大きく構造変化いたしておりまして、その動きに取り残されているのが現状ではないかと思っております。


 また、経済は平成14年初めを底といたしまして改善に向かっておりまして、息の長い回復を続けております。


 こうした中、雇用情勢は厳しさが残る中で、このところ改善に足踏みが見られるほか、現在、改正建築基準法施行の影響により、住宅建設の減少等も生じております。さらに景気回復は地域間にばらつきがみられまして、中小企業の中にも回復が及んでないところが多い状況であります。


 こうした状況のもと、政府の経済見通しでは、経済財政改革の基本方針2007に基づきまして、自立と共生を基本に、改革への取り組みを加速、深化すること等を通じ、企業部門の好調さを持続し、これが家計部門に波及し、民間需要中心の経済成長を実現することが期待されており、サブプライム住宅ローン問題を背景とする金融資本市場の変動や米国経済の動向、原油価格の高騰等が我が国経済に与える影響につきましては、注視する必要があるといたしております。


 また、政府が示しております平成20年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度においては、政府・日本銀行の一体となった取り組み等により、物価の安定のもとでの民間需要中心の経済成長を見込み、平成20年度の国内総生産は、名目では2.1パーセント程度で、物価変動の影響を除いた実質GDPでは2パーセント程度になるといたしております。


 また、政府は平成20年度予算編成の基本方針の中で、平成23年度に国と地方の基礎的財政収支の黒字化を確実に達成するなど、歳出歳入一体改革をさらに進め、21世紀にふさわしい簡素で効率的な政府をつくり上げていかなければならないといたしております。


 このため、行政改革推進法に基づきまして、民間活動の領域を拡大し、行政機構の整理・合理化を図る観点から、1つといたしまして、国、地方の定数純減方針にのっとり総人件費改革等を推進する。2つといたしまして、公務員制度改革、規制改革、民間活力の活用や市場化テストの積極的な実施、公益法人制度改革等に取り組む。3つといたしまして、予算のむだを徹底して排除するため、官が行う必要があるか等の基本的に視点に従って、事業の仕分け、見直しを行うとし、公共事業関係費は前年度予算額から3パーセントを削減、義務的経費の自然増分も制度・施策の抜本的見直しで抑制を図るほか、政策評価等を活用いたしまして、歳出の効率化、合理化を進めるとの基本的な考え方を示しております。


 地方財政でございますが、国と地方の信頼関係を維持しつつ、基本方針2006及び基本方針2007にのっとりまして、国の取り組みと歩調を合わせて人件費、投資的経費、一般行政経費の各分野にわたり厳しく抑制を図るとともに、安定的な財政運営に必要となる地方税、地方交付税等の一般財源の総額を確保するといたしまして、1つに、財政面からも地方が自立できるよう地方税財政の改革に取り組む。2つ目といたしまして、国、地方の財政状況を踏まえつつ、国庫補助負担金、地方交付税、税源移譲を含めた税源配分の見直しの一体的な改革に向け、地方債を含め検討する。3つ目といたしまして、法人2税を中心に税源が偏在するなど地方公共団体間で財政力に格差があることを踏まえまして、地方間の税源の偏在是正について具体策を策定し、その格差の縮小を目指すということでございます。4つ目といたしまして、ふるさとに対する納税者の貢献やかかわりの深い地域への応援が可能となる税制上の方策の実現に向け検討する。5つ目といたしまして、地方公共団体においては地方行革新指針等を踏まえ、より一層積極的に地方行革に取り組むことといたしております。


 これらの5本の方針に基づきまして編成された国の20年度一般会予算の規模でございますが、社会保障費や地方交付税交付金などがふえたのを受けまして、前年度当初比で0.2パーセント増の83兆613億円と過去2番目の規模に膨らんでおります。


 一方、20年度の地方財政計画でございますが、財政力の弱い小規模市町村などに地方交付税を重点配分するため、歳出特別枠として地方再生対策費4,000億円を創設いたしたため、計画規模が7年ぶりに増加し、前年度比0.3パーセント増の83兆4,014億円となっております。この地方再生対策費4,000億円は、1,500億円が都道府県に、2,500億円が市町村にそれぞれ割り当てられますが、特に財政状況の厳しい地域に重点配分されるということでございます。この地方再生対策費の創設により、過去6年連続で縮小しておりました地財計画の規模は増加に転じますが、地方再生対策費を除けば0.2パー減ということでございます。


 さて、本市の財政見通しと予算編成方針でございます。平成20年度で伊賀市といたしまして4年目を迎えるわけでございます。伊賀市の将来像として、「ひとが輝く


 地域が輝く〜住みよさが実感できる自立と共生のまち〜」を目指しまして、住民主体の新しい自治の仕組みづくりを行いながら事業を進めてまいりました。住民主体ということで、各地域の特色を尊重しながらも伊賀市全体の一体化を図っていくという難しい課題に取り組んでまいりました。


 平成20年度の予算編成でございますが、昨年度から導入しております枠配分方式による編成をさらに拡大して行いました。市民の皆様に近く精度の高い情報を有している事業担当部が、事務事業評価によりまして事業の有効性、必要性を判断いたしまして、地域住民のニーズ似合った行政サービスを実現しようとするものでございます。組織内分権の理念に基づき、各部長の各種事務事業に対する行政評価を最大限に尊重いたしまして、予算配分の重点化、効率化をこれまで以上に追求したものでございます。合併による財政支援が受けられる間に、伊賀市の将来を見据えた事業を推進するとともに、定員適正化計画による職員数削減に対応するため、行政運営の簡素化、行財政改革による効率化を図っていかなければならないと思います。このため平成20年度予算は、歳出の改革を軌道に乗せるとともに、地域活性化に向けた夢のある事業を盛り込み、改革と飛躍のための第一歩として重要な予算であると認識いたしております。


 こういった考え方によりまして編成した平成20年度の伊賀市の予算についてご説明申し上げますので、お手元の各会計別当初予算の対前年度比較表をごらんいただきたいと思います。各会計別当初予算の対前年度比較表でございます。


 これのまず1ページごらんくださいませ。一般会計につきましては421億8,147万9,000円になってございまして、前年度に比べ0.7パーセント増になってございます。この予算額には借入利息5パーセント以上の政府資金を借りかえるための予算4億6,378万7,000円が含まれております。このため、この金額を予算額から差し引きますと、残額としまして417億1,769万2,000円となりまして、平成19年度予算より0.4パーセントの減となります。


 特別会計におきましては、別途議案48号で、後期高齢者医療特別会計の設置を提案させていただきますが、国民健康保険事業特別会計など12特別会計で、老人保健特別会計が約84億8,800万円の減額になることなどから、特別会計本体の合計は前年度に比べまして23.7パーセント減の239億319万4,000円になってございます。


 企業会計につきましては、病院事業会計、水道事業会計合わせまして96億7,682万3,000円でございます。前年度比28.2パーセント増となっております。これにつきましては、水道事業会計に市債を借りかえるための予算約18億円が含まれているためでございます。


 財産区特別会計につきましては、島ヶ原財産区特別会計はほぼ前年度並み、また大山田の財産区特別会計では、水源林造成事業の増などによりまして、前年度比80.8パーの増となっております。


 以上、平成20年度の伊賀市全会計の総額といたしましては、前年度比6.2パーセントの減の予算額で49億9,955万6,000円減の758億175万6,000円といたしております。


 それでは、一般会計の概要につきまして歳出の方から申し上げますので、資料6ページをごらんください。


 性質別に見ますと、人件費では、前年度と比較いたしまして2億9,116万8,000円減の94億3,076万2,000円で、3パーセントの減となってございますが、職員の定員適正化計画を進めておりまして、一般会計では19年度に比べ一般職で43人の減員でございます。給料では約1億8,300万円の減でございます。職員手当てで約1億1,200万円の減となることなどが主な要因でございます。


 物件費でありますが、前年度に比べて約1億3,000万円増の63億4,615万9,000円となってございます。養護老人ホーム偕楽荘指定管理料では1億1,700万円、指定道路図作成業務委託料2,900万円、暮らし・にぎわい再生事業計画策定委託料900万円、仮称新芭蕉翁記念館建設事業基本計画策定委託料770万円、次世代育成支援地域行動計画策定委託料367万5,000円、人権啓発推進経費で地区懇モデル事業等委託料321万4,000円、やはたまちづくり事業で住宅建替等計画作成委託料300万円などを計上いたしております。


 維持補修費でございますが、前年度比18.7パーセント増の8億6,978万8,000円となっております。これは市道の維持補修経費や公園の維持管理経費が増加しておりますほか、伊賀上野武道館の天井補強工事、さらに大山田東体育館耐震補強工事など、各支所管内で共通、重複した公共施設の老朽化が進み、施設補修経費なども増加いたしているためでございます。


 扶助費であります。前年度比1.0パーセント増の41億3,331万円でございます。これは生活扶助費、児童手当扶助費、障害者自立支援給付事業の介護・訓練等給付費の増などでございます。


 補助費等では44億6,568万円であります。前年度比16パーセントの増でございます。これは三重県後期高齢者医療広域連合負担金で5億9,867万2,000円、工場誘致奨励金2億5,033万2,000円、伊賀南部環境衛生組合負担金4億8,155万6,000円、中山間地域等直接支払交付金9,196万7,000円、伊賀線運営費補助金5,000万円、住民自治協議会地域交付金4,292万8,000円、障害者グループホーム等緊急整備事業補助金3,000万円などが主なものでございます。


 投資的経費につきましては、それぞれの事業の評価結果や方向性などを踏まえまして選択し、将来の財政負担なども考慮しながら事業を絞り込んでおりまして、総額で60億8,344万3,000円、前年度に比べまして2.5パーセント増といたしております。


 この主な事業でございますが、城東中学校整備工事費で約16億1,100万円を初め、リサイクルセンター建設工事費4億円、仮称三重大学伊賀拠点施設整備費補助金2億7,000万円、畜産生産基盤育成強化事業補助金2億5,000万円、地区市民センター整備事業約1億7,300万円、ゆめが丘摺見線道路新設事業1億円、ストックヤードの建設工事費約9,500万円、仮称治田ふれあいプラザ整備工事費8,100万円、仮称しらさぎ運動公園整備事業費で6,600万円、放課後児童施設整備事業約4,400万円、バイオマスタウン構想に基づくBDF製造プラント整備工事費で3,800万円、統合幼稚園建設事業1,940万円などでございます。


 公債費は、前年度と比較して5.8パー増の67億6,824万1,000円でございます。これには公債費負担の軽減を図るため、借入利息が5パーセント以上の政府資金約4億6,000万円を低利なものに借りかえる予算が含まれているためでございます。


 投資・出資・貸付金でございますが、対前年比11.6パー増の2億9,190万円計上しております。水道事業会計へ出資金を前年度より約8,400万円増額いたしましたほか、貸付金で勤労者の持家促進資金融資貸付金につきまして1億円を計上いたしております。


 積立金では3億5,860万7,000円計上いたしまして、前年度より64パーセント減でございますが、これは前年度に合併特例債を活用した伊賀市振興基金への積立金6億円を計上いたしておったためでございます。


 繰出金が34億358万9,000円でございます。前年度比6.8パーセントの減でございますが、本年4月から医療制度が改革されることにより、後期高齢者医療特別会計へ繰出金約2億9,500万円を計上いたしまして、老人保健特別会計への繰出金を約6億8,300万円減額したことが主な要因でございます。


 予備費でありますが、昨年と同額3,000万円の計上でございます。


 次に、歳入をご説明申し上げますので、資料の2ページをごらんください。


 歳入の中心を占める市税の収入見込みでございます。平成19年度から3兆円規模の税源移譲と個人所得課税の定率減税廃止等が行われておりますが、市民税のうち個人は所得の伸びが思ったほど見込めず、前年度比4.1パーセントの減となりました。法人では、景気回復を反映いたしまして、前年度比11.4パーセントの増、また固定資産税はゆめが丘地域への企業進出が順調にいっているという理由などから前年度比5.4パーセントの増となる見込みでございます。市税総額では154億3,540万8,000円と見込んでおりまして、前年度比で2.1パーセントの増でございます。


 地方譲与税につきましては、自動車重量譲与税及び地方道路譲与税で国の指標を参考にいたしまして7億600万円計上しました。


 利子割交付金から自動車取得税交付金までの各交付金につきましては、国が示す指標及び19年度交付実績などを勘案いたしまして増減を加え、それぞれの額を計上いたしております。


 地方特例交付金でありますが、前年度比15.3パーセント減の8,470万2,000円の見込みでございます。


 地方交付税であります。地方再生対策費が導入されまして、地方交付税は3年ぶりに1.3パーセント増加に転じたと報道されておりますが、地方再生対策費を除く地方交付税は圧縮基調にあるということを考慮いたしまして、普通交付税につきましては前年度と同額73億5,000万、特別交付税は前年度より1億円減の10億円と見積もっております。


 分担金・負担金、国県支出金などの特定財源は、歳出に対応いたしまして所定の額を計上しております。


 財産収入7,753万6,000円でございまして、前年度比45パーの増でございますが、私有財産の貸し付け収入やこのところの金利上昇によりまして、基金利子、収入の増加を見込んでおります。


 繰入金につきましては、基金繰入金で、前年度比4億2,600万円の繰り入れを縮減しておりますが、財政調整のため財政調整基金から6億4,000万円、公共施設等整備基金から1億9,000万円、職員退職手当基金から1億円など繰り入れが主なもので、他会計繰入金を含めまして約12億2,197万7,000円の繰り入れを予定いたしております。繰越金は前年度の剰余金として5億円計上いたしております。


 諸収入で7億4,739万2,000円を計上いたしておりますが、地域総合整備資金などの貸付金元利収入等が主なものでございます。


 市債では、臨時財政対策債をほぼ前年度と同額10億9,740万円、退職手当債として1億2,270万円計上いたしております。合併特例債では、城東中学校建設事業など33事業を対象として30億1,770万円の発行を予定いたしております。市債の合計は前年度より9,360万円少ない57億1,370万円でございます。


 次に、特別会計につきまして説明します。


 国民健康保険事業特別会計は、事業勘定が昨年度と比べ0.2パーセント増の92億4,158万1,000円となりまして、直営診療施設勘定診療所費は、前年度比10.1パーセント減の1億6,257万2,000円であります。両会計合計いたしますと前年度とほぼ同額の94億415万3,000円となっております。特に事業勘定では、後期高齢者医療制度が施行されますので、老人保健医療費拠出金を前年度比14億6,200万円減額しまして、11カ月分の後期高齢者支援金9億7,300万円や、特定健康診査等に係る経費約8,200万円を計上いたしております。また、歳入では、65歳から74歳の加入率等に応じて支給される前期高齢者交付金約20億3,900万円を新たに計上いたしました。


 また、診療所費では、山田診療所の自動血球計数装置購入費190万円計上しております。


 簡易水道事業特別会計では、我山・出屋敷・比土・古郡簡易水道再編推進事業が完成いたしましたことによりまして、前年度比20.1パーセント減、8億5,370万4,000円でございます。20年度は馬野地区簡易水道整備事業1億7,400万円計上しまして、老朽化をしております配水施設及び浄水施設の更新を行う予定でございます。


 住宅新築資金等貸付特別会計につきましては、公債費などの減により、前年度に比べて5パーセント減の9,360万4,000円といたしております。


 駐車場事業特別会計では、駐車場使用料収入の増によりまして前年度比3.6パーセント増の5,950万2,000円でございます。


 老人保健特別会計につきましては、後期高齢者医療制度が4月から始まるため、3月分及び月おくれで請求のある医療費について予算を計上し、予算額は前年度比90.2パーセントの減の9億2,037万5,000円といたしております。


 介護保険事業特別会計では、前年度比3.6パーセント増の69億7,372万4,000円といたしておりますが、これは居宅介護サービス給付費約1億2,600万円の増、介護予防サービス給付費9,000万円の増などが主な要因であります。


 農業集落排水事業特別会計では、前年度比62パーセント増の22億5,144万9,000円といたしておりますが、22処理施設を管理するための施設管理費や神戸地区の建設を継続するとともに、花垣、依那古地区における団体営整備促進事業に着手するほか、桂、古山、比自岐地区の機能強化対策事業も進めまして、建設改良費として約14億4,700万円計上いたしております。


 公共下水道事業特別会計は、前年度に比べ8億6,900万円減の16億8,759万6,000円にいたしてございます。建設事業が河合処理区及び希望ヶ丘処理区の建設を継続するとともに、上野処理区や青山処理区の計画費を含めた建設改良費では、前年度に比べまして9億900万円減の9億7,792万を計上いたしております。また、施設管理費では、新都市浄化センターなど7施設を管理するための経費2億6,324万8,000円を計上いたしております。


 浄化槽事業特別会計は、生活排水処理施設整備事業など合わせまして6,259万4,000円といたしております。本年度の浄化槽整備事業の対象は35基を予定いたしております。


 サービスエリア特別会計は、事業収入の増などによりまして、前年度比42.3パー増の2,149万と見込んでおります。


 市街地再開発事業特別会計では、20年度は権利変換に伴う補償業務等を実施し、事業の進捗を図るほか、埋蔵文化財発掘調査などを含め6億494万6,000円の計上でございます。


 後期高齢者医療特別会計でありますが、この4月1日から後期高齢者医療制度がスタートするため、新しく設置を予定いたしております被保険者証の引き渡しや各種届け出、申請の受け付けや保険料の徴収事務を行うための一般管理費や徴収費合わせて4,400万円計上いたしましたほか、後期高齢者医療広域連合納付金で9億2,441万8,000円を計上いたしております。また、歳入といたしましては、保険料約6億7,400万円、一般会計繰入金約2億9,500万円などを見込んでおります。


 企業会計でございます。病院事業会計では、収益的支出で前年度比1.1パーセント減の36億5,018万7,000円見込んでおります。資本的支出では、透析装置や内視鏡光源装置などの医療器械を更新する費用で5,000万円や、病院の耐震対策実施設計1,100万円と耐震対策工事費約2億5,000万円などを計上いたしまして、合わせて4億3,585万1,000円でございます。


 水道事業会計でありますが、収益的支出で前年度比5.5パーセント増の20億2,038万4,000円の計上でございます。資本的支出におきまして、前年度比21億134万2,000円増の合計35億7,040万1,000円にいたしておりますが、借入利率が5パー以上の市債を借りかえる予算約18億円見込んでおりますほか、配水管更新等工事請負費約4億6,500万円、上野上水道第8次拡張事業工事請負費約4億2,500万円、伊賀水道用水供給事業負担金約1億1,200万円などを計上いたしております。


 財産区特別会計につきましては、島ヶ原財産区特別会計で、財産区有林における除間伐等の造林事業や作業道等新設工事費などを見込み、全体で2,988万2,000円といたしております。大山田財産区特別会計におきましては、区有林造成事業や水源林造成事業などの事業費を見込み、全体で1,037万8,000円を計上しております。


 以上、平成20年度の予算編成方針を申し上げますとともに、各会計予算の提案説明とさせていただきたいと存じます。


 引き続きまして、議案第20号から議案第34号までの平成19年度一般会計補正予算の第3号、国民健康保険事業特別会計など10特別会計、病院事業会計及び水道事業会計の2企業会計、島ヶ原財産区特別会計及び大山田財産区特別会計の補正予算案につきましても上程をされておりますので、その概要をご説明申し上げます。


 今回の補正でございますが、各会計を通じましてそれぞれ決算見込みによります予算補正を行っております。


 まず、議案第20号の一般会計補正予算(第3号)でありますが、既定の予算額から歳入歳出それぞれ13億7,996万2,000円減額いたしまして、補正後の予算額を歳入歳出それぞれ420億2,199万3,000円といたしております。


 歳出につきましては、公債費積立金、繰出金で増額いたしておりますが、人件費、物件費、扶助費、補助費等投資的経費などの経費で減額となっております。人件費では、職員給料や期末手当など減額でございまして、時間外勤務手当や退職手当を増額いたしまして、合わせまして5,000万円の減額補正を行っております。物件費では、ゆめが丘保育所指定管理料や行政バス運行委託料などが減額となりますので、全体で約3,700万円の減額補正といたしております。扶助費では、医療扶助費、生活扶助費などの生活保護費、児童扶養手当扶助費、母子生活支援施設設置費や老人ホームの措置費などが減額となりますので、合わせまして2億3,100万円の減額補正でございます。また、補助費等は、約2億4,600万円の減額補正でございますが、伊賀南部環境衛生組合負担金や私立保育所等運営費負担金、障害者支援事業負担金などを減額しております。投資的経費は、約12億3,000万円の減額補正でございます。産学官連携研究開発拠点整備工事費、仮称上野東地区中学校整備工事費、緑ケ丘中学校耐震補強改修工事費、ストックヤード建設工事費などを減額しましたほか、中学校施設改修工事費や久米小学校耐震補強工事費など増額いたしております。公債費では、約2,700万円の増額補正としておりますが、これは補償金免除に係ります繰り上げ償還であります。積立金では、職員退職手当基金積立金、公共施設等整備基金積立金、地域振興基金積立金などを増額し、合わせて約3億600万円の増額補正でございます。繰出金では、約1億500万円の増額補正としておりますが、国民健康保険事業特別会計繰出金や簡易水道事業特別会計繰出金など増額したほか、市街地再開発事業特別会計繰出金、介護保険事業特別会計繰出金などを減額いたしております。


 歳入につきましては、国県支出金、分担金負担金等の特定財源は、それぞれの事業費の変更に伴いまして所定の増減を行っておりますが、一般財源では決算見込みによりまして、市税で約1億5,200万円、自動車取得税交付金で4,800万円など減額いたしますほか、ゴルフ場利用税交付金で約3,900万円、配当割交付金、地方消費税交付金でそれぞれ3,200万円の増額いたしております。


 なお、これらの歳入歳出予算の事業費の変更及び決算見込みによりまして、継続費、債務負担行為及び地方債につきまして所要の補正を行っておりますほか、文化会館設備費改修事業など29事業につきまして、繰越明許費の設定を行いました。


 特別会計では、サービスエリア特別会計を除く10特別会計で補正を行っておりますが、国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)事業勘定では、約3億5,900万円の減額補正でございます。過年度国庫支出金精算返還金や療養給付費などを増額いたしますほか、老人保健拠出金や高額医療費など療養費などを決算見込みにより減額しております。また、直営診療施設勘定診療所費におきまして施設管理費を減額いたしますほか、医業費を増額いたしまして、合わせて100万円の減額補正でございます。


 簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)では、約2億200万円の減額補正でございますが、補償金免除の繰り上げ償還のための市債元金償還金を増額いたしますほか、簡易水道管理費、簡易水道改良事業費及び統合簡水での所定の財源とともに決算見込みにより減額補正でございます。


 住宅新築資金等貸付特別会計補正予算(第2号)では、平成19年度中に借受人から繰り上げ返済のありました貸付金について、年度内に市債の繰り上げ償還を行うため、市債元金の増額補正でございます。


 駐車場特別会計補正予算(第1号)では、約400万円の増額でございますが、決算見込みによりまして一般会計繰越金など増額を行っております。


 老人保健特別会計補正予算(第2号)におきましては、医療給付費などの減額や医療費支給費などの増額によりまして、合わせて約6,200万円の減額補正でございます。


 介護保険事業特別会計補正予算(第3号)には、約2,700万円の減額補正でございますが、総務管理費や介護サービス等諸費、特定入所者介護サービス等費を減額いたしますほか、介護予防サービス等諸費や介護給付費準備基金積立金など増額いたしております。


 農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)におきましては、約1,300万円の減額補正でございます。建設改良費などで所定の財源とともに決算見込みによる補正でございます。


 公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)では、建設改良費、市債利子や施設管理費など合わせて6,000万円を所定の財源とともに決算見込みへ減額でございます。


 浄化槽事業特別会計補正予算(第2号)では、約6,700万円の減額補正でございますが、浄化槽事業財政基金積立金、生活排水処理施設整備事業費や生活排水処理施設維持費などの減額でございます。


 市街地再開発特別会計補正予算(第2号)では、既設建物除却工事を新規計上するほか、事業補正費を減額するなど所定の財源とともに決算見込みによりまして約9,300万円の減額補正でございます。


 企業会計の病院事業会計補正予算(第3号)では、収益的支出で約3億2,400万円の減額補正でございますが、給与費や材料費、経費などで決算見込みによる減額を行い、資本的支出につきましては建設改良費を減額いたしたほか、企業債償還金で補償費免除に係る繰り上げ償還を計上いたしまして、合わせて5,300万円の減額補正でございます。


 水道事業会計補正予算(第3号)では、収益的支出で約1億1,300万円の増額補正でございますが、受託工事費や原水及び浄水費などについて、決算見込みによる減額を行いますほか、退職手当引当金や減価償却費など増額いたしております。資本的支出では、約3億7,000万円の増額補正でございますが、配水及び給水施設費や原水及び浄水施設費に係る工事費など決算見込みにより減額いたしまして、企業債償還金では補償金免除による繰り上げ償還金の計上など増額補正でございます。


 島ヶ原財産区特別会計補正予算(第1号)では、島ヶ原財産区基金積立金の増額や財産区有林造成費などで決算見込みによる増減を行い、合わせて200万円の増額補正でございます。


 大山田財産区特別会計補正予算(第2号)では、約100万円の増額補正でございますが、大山田財産区基金積立金や緑資源機構構造林造成事業などの増額でございます。


 以上、今回の補正は一般会計、10特別会計、2企業会計、2財産区特別会計合わせまして21億4,894万8,000円の減額を行いまして、補正後の全会計の予算総額813億1,537万3,000円にしようとするものでございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


 松村頼清君。


○8番(松村頼清君)


 ただいま上程中の予算関係32議案につきましては、議員全員で構成する予算特別委員会を設置し、審査を付託する旨の動議を提出いたします。(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ただいま松村頼清君から予算関係32議案については、議員全員で構成する予算特別委員会を設置し、審査を付託したいとの動議が出され、所定の賛成者があり、動議は成立いたしました。


 お諮りします。ただいまの動議のとおり決することにご異議ございませんか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご異議なしと認めます。よって、議案第3号から議案第34号までの予算関係32議案は、いずれも議員全員で構成する予算特別委員会を設置し、審査を付託します。


 会議の途中でございますけども、1時15分まで休憩します。


            (午後 0時03分 休憩)


             ─────────────


            (午後 1時15分 再開)


○議長(岩田佐俊君)


 休憩前に引き続き会議を再開します。


 まず、当局より発言を求められておりますので、許可します。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 午前中の予算編成方針の中で、ちょっと精査いたしましたら、原稿が間違えておったところがございまして、まことに申しわけございませんが訂正をお願いをさせていただきたいと存じます。


 お手元に配付をさせていただいております編成方針の8ページの上から6行目でございまして、これは全くの間違いでございまして大変失礼しました。「市債の合計は、前年度より9千3百60万円少ない」と書いてございますんですが、反対の多いでございまして、「9千3百60万円多い57億1千3百70万円」ということにご訂正をお願いを申し上げたいと存じます。失礼しました。


○議長(岩田佐俊君)


 次に、日程第7 議案第35号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第35号でございます。伊賀市柘植財産区議会設置条例を制定いたしたいと存じます。


 財産区議会の設置につきましては、地方自治法第295条の規定に基づきまして、三重県知事が伊賀市議会に設置条例の制定の議案の提出をいたしまして議決を得ることになっておりますが、提案説明につきましては、三重県知事から伊賀市長において行うよう依頼されておりますので、私の方でかわって説明をさせていただきます。


 柘植財産区議会につきましては、地方自治法施行令第3条に基づきまして、合併後も引き続き旧伊賀町の条例でありました伊賀町柘植財産区議会設置条例を暫定施行いたしまして設置しておりましたが、今般、合併後3年余経過をいたしまして、柘植財産区議会から伊賀町の名を冠した条例名を伊賀市に改めるよう、との意向を受けまして暫定施行条例でございます旧条例を廃止をいたしまして、新たに伊賀市柘植財産区議会設置条例を制定しようとするものでございます。


 その内容でありますが、財産区議会議員の設置、定数、任期、選挙権、被選挙権及び選挙人名簿等について規定いたしております。また、附則におきまして施行期日を平成20年4月1日からと規定いたしておりますほか、旧条例の廃止に係る規定、また経過措置といたしまして、旧条例に基づいて有する財産区議会議員の任期を新条例において引き続き通算することと規定いたしております。


 なお、本条例の制定、手続、内容等につきまして、提案者である三重県と協議済みでございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、総務常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第8 議案第36号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第36号、伊賀市教育行政評価委員会の設置に関する条例の制定でございます。


 地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正に伴いまして、教育委員会が行う事務の管理執行状況につきまして、教育委員会がみずから点検及び評価を行い、その結果を公表することなどが義務づけられました。この点検及び評価を行うに当たりまして、学識経験を有する者の知見の活用を図るものとされましたことから、教育行政評価委員会を設置する条例を制定しようとするものでございます。


 その内容といたしましては、委員会の所掌事項や組織、会議等について規定いたしております。


 この条例は、平成20年4月1日から施行することにいたしてございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第9 議案第37号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案37号でございますが、伊賀市特別用途地区建築条例を制定いたしたいと存じます。


 制定の理由でございますが、現在本市におきまして重要施策の一つであります中心市街地の活性化を図るため、また都市機能の無秩序な拡散を見直すとともに、大規模集客施設等の郊外立地を抑制し、市全体として均衡のとれた拠点集中型の都市構造の実現を図るために「「うえのまち」を生かす−くらしとにぎわいのまちづくり−」を基本コンセプトに、中心市街地活性化法に基づく基本計画を策定いたしまして、国の認定を受けるべく作業を進めているところでございます。その認定の条件といたしまして、準工業地域内において特別用途地区に関する都市計画決定を行うとともに、1万平方メートルを超える大規模集客施設の立地を制限する条例の制定が必要でありますことから、本条例の制定をいたすものでございます。


 主な内容でございますが、特別用途地区内の建築制限や既存建築物に対する制限の緩和に関する規定、違反行為に対する罰則及び両罰規定等を設けております。


 なお、この条例は特別用途地区に関する都市計画の決定の告示の日から施行することといたしております。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、建設水道常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第9 議案第38号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第38号、行政組織変更に伴う関係条例を整理する条例の制定についてでございます。


 組織改編のため現行組織を変更することに伴いまして関係条例を整理するための条例の制定を行うものでございます。


 制定の理由及び内容でありますが、住民サービスのより一層の向上と事務処理の効率化を図るため、現行組織の見直しを行いました結果、課等の新設などを行いましたので、これに伴う課等の名称を変更する必要のある伊賀市勤労者福祉会館条例など6条例につきまして、所要の改正を行うものでございます。


 この条例は、平成20年4月1日から施行することにいたしてございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、総務常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第11 議案第39号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第39号、伊賀市男女共同参画推進条例等の一部改正についてでございます。


 伊賀市男女共同参画推進条例ほか審議会等附属機関の設置に係る条例の一部を改正いたしたいと存じます。


 その理由でございますが、附属機関の設置等に関する条例の制定に伴い、規則または要綱等により設置されておりました審議会等の附属機関つきまして、条例による設置に改めるための条例案を、前回の12月定例会におきましてご議決をいただいたところでございます。その際、議会の皆様方から表現や規定についてより統一性、整合性をとるべきとのご意見をちょうだいいたしました。つきましては、従前からの条例に根拠を置く附属機関につきましても再度当該条例の規定を見直し、表現の統一、内容の整合を図るなど、所要の改正を行いたいと存じます。


 内容でございますが、伊賀市男女共同参画推進条例、伊賀市人権政策審議会条例、伊賀市健康づくり推進条例、伊賀市環境基本条例、伊賀市介護保険運営委員会条例、伊賀市交通安全対策会議条例、伊賀市モーテル等類似施設建築審議会条例、伊賀市都市計画審議会条例、伊賀市消防委員会条例、伊賀市文化財保護条例、伊賀市特別職報酬等審議会条例、伊賀市意育教育特区学校審議会設置条例、伊賀市総合計画審議会条例、伊賀市地域活性化条例、伊賀市同和施策審議会条例、伊賀市国民保護協議会条例の計16条例の一部につきまして所要の改正をいたしており、特に会議に関しましては、会議の成立用件に係る規定、議事の成立用件に係る規定、会議の公開または非公開に係る規定及び会議における委員等の除斥に係る規定につきまして、必要な規定の追加や不要な規定を削る等の改正をいたしております。


 なお、この条例は平成20年4月1日から施行することといたしております。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、総務常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第12 議案第40号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第40号であります。伊賀市土地開発基金条例の一部を改正いたしたいと存じます。


 土地開発基金は公共用地の先行取得を目的といたしまして、市町村合併時には11億円の基金額で設置されました。現在の基金の運用状況ございますが、平成18年度決算では現金預金が1億1,150万8,598円で、債権といたしましては2億1,670万円、土地開発公社へ貸し付けております。また、市内21カ所に土地を保有いたしておりまして、帳簿上の資産総額は6億7,197万1,402円となっております。


 今回の改正の理由及び内容でありますが、基金が保有いたしております土地は、公共事業の促進のため好景気の地価高騰時に先行取得した土地が多く、帳簿上の資産額と土地の実勢価格との差額が大きくなっております。そこで、保有資産の価格の見直しを進めるため、土地鑑定士に土地の評価を依頼いたしましたところ、総額で3億4,750万円となりました。土地取得額と比較いたしますと約48パーセント下落いたしておりますことから、基金が保有する現金預金と債権並びにこのたび保有資産を見直しをいたしました額をもちまして、土地開発基金の額を6億7,570万円にいたしたいと存じます。


 また、基金の処分につきましては、処分後の基金の額が基金総額を下回らない範囲におきまして行うことができる旨の規定としておりますが、土地価格の変動等によりまして、基金総額を維持することが大変困難でありますので、この規定を予算の定めるところにより、追加して基金に積み立て、またはその一部の処分が行われたときは、基金の額は当該積立額相当額を増加し、または当該処分額相当額を減少するものとする旨の規定に改めたいと存じます。


 この条例は、平成20年4月1日から施行するものといたしてございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、総務常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第13 議案第41号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第41号でございますが、伊賀市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正いたしたいと存じます。


 改正の理由でございますが、国家公務員においては、民間企業の通常の勤務形態の従業員では休息時間に相当する制度がほとんど普及していないこと等を考慮して廃止されることになります。このことから、国との均衡を失しないようにするため、本市におきましても本条例に規定いたしております休息時間の規定を廃止する改正を行おうとするものでございます。


 この条例は、平成20年4月1日から施行するものといたしております。


 また、この改正によりまして、本条例を引用しております伊賀市職員の給与に関する条例につきましても、引用する条名を改正する必要が出てまいりますので、あわせて附則において改正させていただきたいと思います。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、総務常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第14 議案第42号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第42号でございます。伊賀市職員の修学部分休業に関する条例の一部改正でございます。


 改正の理由でありますが、学校教育法の一部を改正する法律が平成19年12月26日から施行されたことに伴い、本条例において学校教育法を引用している部分につきまして、所要の改正を行おうとするものでございます。


 その内容でありますが、本条例中に引用しております学校教育法の条名を改める改正をいたしております。


 なお、この条例は公布の日から施行することといたしておりますが、改正後の伊賀市職員の修学部分休業に関する条例の規定の適用につきましては、改正学校教育法の施行にあわせまして、平成19年12月26日といたしております。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、総務常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第15 議案第43号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第43号でございます。伊賀市地区市民センター条例の一部を改正いたしたいと思います。


 このたび西柘植、河合、玉滝、丸柱、山田及び阿波の6地区におきまして、新たに地区市民センターが整備され、平成20年4月1日から開設することに伴いまして、6つの地区市民センターの名称及び位置を条例に追加しようとするものでございます。


 この条例は、平成20年4月1日から施行することといたしております。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第16 議案第44号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程をいただきました議案第44号でございます。伊賀市手数料条例の一部改正でございます。


 改正の理由でありますが、自己の情報を他人に知られたくないという国民の意識の高まりから、戸籍の公開制度を厳格なものに改めるべく、戸籍法の一部を改正する法律が平成19年5月11日公布されたことに伴いまして、本条例の一部を改正するもんでございます。


 その内容でございますが、別表第1で規定しております戸籍法に基づく事務につきまして、法改正にあわせた所要の改正をするものであります。


 この条例は、戸籍法の一部を改正する法律の施行の日から施行することにいたしてございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第17 議案第45号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第45号でありますが、伊賀市放課後児童クラブ設置及び管理に関する条例の一部改正でございます。


 その理由でございますが、友生小学校区に設置いたしました放課後児童クラブ風の丘では多数の入会希望者がございまして、平成19年度募集で37人、20年度募集で34人が待機していただいているところでございます。本市におきましては、全般的には少子化の傾向にありますが、当該校区では若年層の人口急増絡みで共働き家庭や核家族が多いことから、今後も利用者の増加が予想されまして、子育て支援策として環境の整備を図る必要がございます。こうした状況から、放課後児童クラブ第2風の丘といたしまして新たに60人定員の施設を設置いたしたいと存じます。


 内容でございますが、別表に新たに設置する施設の名称及び位置の追加を行うものといたしております。


 この条例は、公布の日から施行することといたしてございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第18 議案第46号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第46号、伊賀市介護保険条例の一部を改正する条例の一部改正についてでございます。


 介護保険法施行令及び介護保険の国庫負担金の算定に関する政令の一部を改正する政令の一部を改正する政令が公布されました。これに伴いまして、税制改正等の影響により介護保険の保険料負担が大幅に上昇するものにつきまして、平成18年度、平成19年度に講じました介護保険料の激変緩和措置を平成20年度において講ずることができるように伊賀市においても整備するものでございます。


 この条例は、平成20年4月1日から施行することといたしてございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第19 議案第47号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第47号、伊賀市福祉医療費の助成に関する条例及び伊賀市健診センター設置条例の一部改正についてでございます。


 平成20年4月に老人保健法が高齢者の医療の確保に関する法律に改正されることに伴いまして、両条例ともに法の引用箇所の改正を行うものでございます。


 この条例は、平成20年4月1日から施行することといたしております。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第19 議案第48号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第48号でございます。伊賀市特別会計条例の一部を改正いたしたいと存じます。


 後期高齢者医療制度に関しまして、三重県内のすべての市町が加入する三重県後期高齢者医療広域連合が後期高齢者医療制度の事務を行いまして、各種届け出の申請や受け付け等の窓口業務及び保険料徴収については、市町が行うことになってございます。広域連合負担金や保険料等につきましては、事業の円滑な運営とその経理の適正化を図るため、一般会計から切り離しまして独立の経理を行うことが必要となってまいります。そのため、伊賀市後期高齢者医療特別会計を設置するものとして、設置に当たりまして伊賀市特別会計条例の一部を改正しようとするものであります。


 この条例は、平成20年4月1日から施行することといたしております。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第21 議案第49号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第49号、伊賀市立上野総合市民病院の診療報酬額の基準及び使用料、手数料等に関する条例の一部改正についてでございます。


 健康保険法等の一部を改正する法律が平成18年6月に成立いたしましたことによりまして、老人保健法が高齢者の医療の確保に関する法律に改正され、平成20年4月1日から施行されることになってございます。これを受けまして、伊賀市立上野総合市民病院の診療報酬額の基準及び使用料、手数料等に関する条例第2条に、「老人保健法」というふうに明記しております法律の名称を「高齢者の医療の確保に関する法律」という名称に変更しようとするものでございます。


 また、当院における医師不足は全国の他の地域と同様でございまして、医師の勤務状況は過酷であり、過重勤務の軽減が必要でございます。この対策といたしまして、病診連携のもとで特に医師不足が顕著な内科と整形外科の2科を、紹介型というふうなことに位置づけといたしまして、初診で受診される場合には、開業医等から紹介状が必要とさせていただきます。紹介状を持たずに来院された場合には、別途保険外併用療養費が必要となり、その料金を1,050円と定めたいと存じます。


 この条例は、平成20年4月1日から施行することといたしております。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第22 議案第50号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第50号でございます。伊賀市集会施設条例の一部を改正いたしたいと思います。


 理由でありますが、現在、市内に25カ所あります集会施設のうち、丸柱山村活性化支援センター及び玉滝・内保高齢者活動センター内に地区市民センター事務所を設置することに伴いまして、所要の改正をいたすものでございます。


 内容でありますが、本条例で定めております集会施設につきましては、阿山多目的集会施設を除きまして、指定管理者が管理をする施設となっておりましたが、今回、丸柱山村活性化支援センター及び玉滝・内保高齢者活動センターに地区市民センター事務所を設置することに伴いまして、それらの管理形態を市の直営施設に改める改正を行っております。


 この条例は、平成20年4月1日から施行するものといたしてございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、産業経済常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第23 議案第51号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第51号でございます。伊賀市建築基準法関係手数料条例の一部改正でございます。


 本市におきましては、平成11年度から限定特定行政庁としまして、建築基準法第6条第1項第4号に規定する小規模建築の確認申請の審査業務等を行ってまいりましたが、昨年6月に建築確認及び検査の厳格化を柱とする建築物の安全性の確保を図るための建築基準法等の一部改正する法律が施行されまして、構造計算適合性判定制度の導入、確認審査等に関する指針の制定及びそれに基づく審査の実施等により、確認審査及び検査に要する時間が増加したことなどによりまして、三重県を初め県内の特定行政庁では、平成20年6月1日から手数料の改定を予定をいたしております。本市におきましても、三重県の手数料の取り扱い区分との整合を図り、建築確認及び完了検査手数料を県と同額とするため、本条例の一部を改正するものでございます。


 改正の主な内容でありますが、建築物や工作物に関する確認申請または計画通知手数料の額、完了検査申請または完了通知手数料の額を改めるなど、所要の改正をいたしております。


 この条例は、平成20年6月1日から施行することといたしてございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、建設水道常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第24 議案第52号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第52号でございます。伊賀市営住宅管理条例の一部を改正いたしたいと存じます。


 その理由でございますが、昨年の4月20日に東京都町田市の都営住宅におきまして、暴力団員による立てこもり発砲事件が発生したことを受け、公営住宅の入居者等の生活の安全と平穏の確保を図る目的で、国土交通省が警察庁と連携いたしまして、公営住宅における暴力団排除の基本方針を示しました。このことに伴いまして、本市におきましても市営住宅の入居者及び周辺住民の生活の安全と平穏を確保するため、市営住宅入居対象者から暴力団員を排除することにつきまして、本条例の一部を改正いたしたいと存じます。


 主な内容でありますが、市営住宅の入居の資格に暴力団員でないことを加えることや、同居の承認及び入居の承継につきましても、暴力団員であるときはその承認をしないこと、入居者または同居者が暴力団員であることが判明したときは、住宅の明け渡し等を請求することができる規定を設けるなど、所要の改正をいたしております。


 この条例は、平成20年4月1日から施行することといたしております。


 よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、建設水道常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第25 議案第53号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第53号、伊賀市田端達郎奨学基金の設置及び管理に関する条例の廃止につきましてであります。


 伊賀市田端達郎奨学基金は、田端氏の100万円の寄附によりまして昭和52年に設置され、その運用益は市立古山小学校の卒業児童、入学児童に送る記念品料として活用されてまいりましたが、基金の設置時期と比較した貨幣価値の変化、また、近年の低金利状況から、基金設置目的に沿った活用を行うための有効な運用益が見込めないのが現状でありまして、故田端達郎氏のご遺族の方ともご相談させていただいた結果、基金原資の取り崩しによる古山小学校の教育環境整備への活用にご賛同いただきましたことから、当該基金の設置及び管理に関する条例を平成20年4月30日をもちまして廃止しようとするものでございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第26 議案第54号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第54号、伊賀市子ども読書活動推進計画の策定についてでございます。


 子どもの読書活動の推進に関する法律第9条第2項の規定に基づきまして、子供の読書活動に関する計画を定めるものでございます。


 この計画は、子供たちの成長に応じました読書習慣を定着させるために、家庭、地域、学校などが果たす役割を示したものであります。


 計画の策定につきましては、公募の市民の委員を含む伊賀市子ども健全育成施策検討委員会で審議を重ねていただきまして、取りまとめていただいた中間案について、ことし1月にパブリックコメントを実施いたしまして、市民の皆様や議会の皆様からいただきました貴重なご意見等を反映させ、さらに議論を重ねていただいたところであります。そして去る2月8日に伊賀市子ども読書活動推進計画の策定について答申をいただきました。


 この答申を受けて策定をいたしました伊賀市子ども読書活動推進計画について、伊賀市議会の議決すべき事件を定める条例第3条規定によりまして、議会の議決を賜りたいと存じます。


 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第27 議案第55号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第55号、伊賀市水道事業基本計画の策定についてであります。


 本計画は、厚生労働省が示す水道ビジョンや伊賀市総合計画に基づき市民に親しまれ、安全でおいしい水を将来にわたって安定して供給できるよう取り組んでいくため策定するものでございます。


 計画の策定につきましては、公募の委員を含む水道事業基本計画策定委員会で審議を重ねていただき、取りまとめていただいた中間案について、昨年11月にパブリックコメントを実施し、市民の皆様や議会の皆様や議会の皆様からちょうだいいたしました貴重なご意見等を計画案に反映させ、さらに議論を重ねていただいたところでございます。


 委員会からは去る2月13日に答申をいただき、この答申を受けまして策定いたしました伊賀市水道事業基本計画について、伊賀市議会の議決すべき事件を定める条例第3条の規定によりまして、議会の議決を賜りたいと存じます。


 よろしくご審議のほどお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、建設水道常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第28 議案第58号及び議案第59号を一括上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第58号及び第59号でありますが、市営土地改良事業の施行に伴いまして、市営土地改良事業の経費の賦課の基準及びに徴収の時期及び方法を定めることについてであります。


 まず、議案第58号でありますが、市営土地改良事業の施行につきまして、土地改良法第96条の2第2項の規定によりまして、議会の議決を賜りたいと存じます。


 その内容でありますが、基盤整備促進事業計画概要書に基づきまして、上野支所管内の猪田・西出地区の農業生産基盤整備のため、農業用排水路の整備を行うものであります。事業期間は平成20年度から21年度までの2カ年間で実施するものでございます。


 次に、議案第59号でございますが、猪田・西出地区の市営土地改良事業の経費の賦課につきまして、伊賀市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例第2条第2項の規定によりまして、議会の承認を賜りたいと存じます。


 この事業につきましては、事業費3,000万円で農林水産省所管の基盤整備促進事業により整備いたしますので、事業費の国と県の負担割合は国50パーセント、県10パーセントとなっております。事務費につきましては、国50パーセントとなっております。また、受益者負担割合でありますが、事業費の15パーセント、事務費の25パーセントをご負担いただく予定でございます。市の負担分は、国県及び受益者負担分を除いた額で757万500円を予定いたしております。


 受益者負担金の徴収の時期につきまして、毎年3月1日から3月31日までで、徴収の方法は納入通知書により徴収するものといたしております。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、議案第58号及び議案第59号は、それぞれ産業経済常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第29 議案第60号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第60号、伊賀市土地開発公社定款の一部変更についてでございます。


 公有地の拡大の推進に関する法律第14条第2項の規定に基づきまして、議会の議決を賜りたいと存じます。


 変更の理由及び内容であります。平成19年10月1日に日本郵政公社が民営化されまして、株式会社ゆうちょ銀行に変わったことに伴いまして、本定款の第25条第2号から、「郵便貯金又は」を削る改正をいたすものでございます。


 なお、この定款は、三重県知事の認可のあった日から施行するものでございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、総務常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第30 議案第61号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第61号、市道路線の認定についてでございます。


 今回新たに1路線、延長で750.8メートルを旧路線に加えまして認定いたしたいと存じます。


 この道路につきましては、国道バイパスに伴う旧道移管による道路でありまして、市道として管理が必要になったため、認定しようとするもんでございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、建設水道常任委員会へ審査を付託します。


 次に、日程第31 議案第62号を上程します。


 当局の説明を求めます。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第62号、市道路線の変更についてでございます。


 今回5路線を変更いたしたいと存じます。


 これらの道路につきましては、市の道路建設計画に伴うものが2路線、ほ場整備事業に伴うものが2路線、生活道路に伴うものが1路線で、ともに起点及び終点の見直しが生じたため、変更を行おうとするものでございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。よって、本案は、建設水道常任委員会へ審査を付託します。


 会議の途中でございますけども、10分間の休憩します。


            (午後 2時00分 休憩)


             ─────────────


            (午後 2時10分 再開)


○議長(岩田佐俊君)


 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 次に、日程第32 農事組合法人「伊賀の里モクモク手づくりファーム」問題調査特別委員長報告についてを議題といたします。


 特別委員長の報告を求めます。


 勝矢君。


            (16番 勝矢節義君登壇)


○16番(勝矢節義君)


 ただいま議長からご指名をいただきまして、発議第7号によりまして、9月20日でしたか、農事組合法人の「モクモクファーム」問題調査特別委員会の最終報告がやっとまとまりましたので、皆様方にご報告を申し上げたい、このように思います。


 調査報告につきましては、本委員会に付託の事件について調査の結果、下記のとおり決定いたしましたので、会議規則第105条の規定によりまして報告を申し上げたいと思います。


 調査の趣旨でございますが、本調査特別委員会設置の経緯は、平成19年5月29日に設置された中岡久徳議員に係る伊賀市議会議員政治倫理審査会の審査過程において、市行政の執行に対して不信の念を抱かざるを得ない事実が発覚したことに起因するものでございます。


 農業組合法人伊賀の里モクモク手づくりファームが市へ提出しました農業振興地域整備計画変更申し出に関してでありますが、平成18年10月31日付で市が受理したものの、伊賀市農業振興地域整備促進協議会などにて関係者から意見聴取を行い、市としては、計画案を作成し、県に対し変更事前相談が行われたのは、7カ月も経過した平成19年6月8日でありました。他の計画変更申し出においては、このように日数を要することはなくて、行政の不作為によるものと考えられる。これが第1点であります。


 また、平成18年11月13日付の伊賀市農業振興地域整備促進協議会の会議録の内容が、さきに述べた政治倫理審査会へ市が提出されたものと同審査会委員が入手した、市が農事組合法人伊賀の里モクモク手づくりファームへ送付されたものとは異なっておりました。内容の異なる会議録が2つ存在することは常識では考えられないことであります。


 ついては、これら2事案について真相究明を行うため、本特別委員会が設置されたのでございます。


 先ほども申し上げましたように、9月20日に第1回目の委員会を開催いたしまして、正副委員長の互選、委員長に私、勝矢が、副委員長に本村幸四郎氏、委員に松村頼清君、奥邦雄君、坂井悟君、安本美栄子君、小丸勍司君の合計7名で委員会が構成をされたわけでございます。


 そこで、調査をしていく中で、調査に関連して不正と思われるような事件が発覚をしてまいりました。その事件が現在、進行中の事件とともに調査する必要があると認めるならば、委員会の議決に基づいてこれを議長に報告すればできるということでございまして、そこで諮りましたところ全会一致でございました。


 そこで、これに付託された調査事件につきましては、1つには、農事組合法人伊賀の里モクモク手づくりファームに係る農業振興地域整備計画変更申し出に関する事項の中で、農事組合法人の伊賀の里モクモク手づくりファームに係る農業振興地域整備促進協議会会議録に関する事項、そして2点目は、前1項の調査を行うに当たり、委員会の議決による調査事件。2つ目の1番でございますが、伊賀市農業振興地域整備促進協議会、中岡久徳副会長が市内飲食店で接待を受けたこと、2つ目といたしまして、農事組合法人伊賀の里モクモク手づくりファームが事業者として建設された農学舎の入札に伴う事項、そして3つ目は、伊賀市農業振興地域整備促進協議会、中岡副会長が農林水産省に出向き同省担当者へ同協議会会議資料を手渡した事項、以上が付加されたところでございます。


 そこで、4番目でございますが、調査特別委員会の開催状況と主な議題というところでございますが、少しここらを割愛させていただきまして、19年9月20日から20年2月27日まで計20回の委員会を開催したところでございます。そして参考人として招致いたしましたのが5回、そして証人喚問が4回でございます。その中で1回だけ委員会を非公開といたしました。理由はまたご質問があれば後ほどその理由についてご説明を申し上げたいと思います。他の19回はすべて公開をいたしまして、報道関係はもとより、地域関係者、議員の傍聴もいただいております。


 次に、5番目でございます。参考人の出頭等というところでございますが、記載されておりますように、農事組合法人の従業員、氏名は森川氏、それから篠原氏が出頭をいただきました。そして伊賀市農業振興地域整備促進協議会の正副会長、いわゆる淺野氏、そして中岡氏、この2名が出席を求めたところでございます。さらには、この協議会に対する事務局の担当の前職員並びに現職員、内保副市長を含めて計7名が2回にわたって出席を求めております。さらには、いわゆる下流域と言われる地域、この事業の周辺地域の方々8名にもご出席をいただきました。そして事務局を担当されておられました元市職員の方2名、これは大藪さんと光岡さんでございますが、2名を出席を求めたところでございます。都合30名の出頭をいただいております。


 そこで、記録等あるいは資料等の提出というところ、4ページでございますが、ごらんいただきたいと思うんですが、これも少し大筋のみを説明をさせていただきたいと思います。そこで、我々が取り寄せました資料は、合計にいたしまして30点ございます。その中で、特に農業振興地域整備促進協議会の報告書、これが5点を含めて記載のとおりでございます。そこで19年の11月22日に追加といたしまして資料を求めておりまして、これが7件ございます。そういったところで審査をさせていただきました。


 これより7番のところでは、調査の内容と結果、これは朗読をもって説明をいたしたいなというふうに思います。よろしくおつき合いのほどをお願いを申し上げます。少々時間をいただきますが、ご辛抱いただきたいと思います。


 調査の内容と結果。1つ目には、農事組合法人伊賀の里モクモク手づくりファームに係る農業振興地域整備計画変更申し出に関する事項。1、確認事項。過誤なき、何ら誤りのない書類として受理されたものが、7カ月間、伊賀市農業振興地域整備促進協議会で審議されなかった理由について、会長の淺野氏からはおくれた原因は協議会にあると行政が言っていること対して、事務局の指示どおり粛々と協議を進めてきたが、この案件は大型畜産事業で下流域への排水、改良区からの意見書等もあり、委員の中には現地を把握していないため、現地視察も行ったから時間を要した。またモクモクが下流域へ説明するに当たり、区長の更改時期と重なり長引いたことも原因の一つである。責任は当協議会、行政双方にあるとのことでありました。さらに、事務局から用途変更は地元の同意は必要ないと説明があったにもかかわらず、なぜ中岡副会長が説明にこだわったことかについての見解では、6,000頭もの豚を常時飼育する施設で排液が下流に放流されるから下流域の同意が必要と主張されたと思うとの証言でございました。


 中岡氏からは、平成18年11月13日、初めて同協議会でモクモクの養豚事業を審議しようと事務局から提案する直前に、地元説明がなされてないということを述べられて、審議が保留になったことにつきましては、申請地が青蓮寺パイロット地内であり、そこの土地改良区から下流域へ十分説明されたい旨の意見書があった。また、7カ月要したことについては、事業者が下流域へ説明を行っていないことが延びた原因と思う。さらに、おくれた理由を行政の責任、協議会の責任となすりつけ合うことは問題であるという証言でありました。


 松浦氏からは、中岡氏が下流域で反対運動を起こさせる旨の発言については、反対運動を起こすとは聞いていないが、職場に来られて、自分も下流域住民の一人として反対だと言われていたとの証言であります。


 内保氏からは、協議会は会長によって運営されており、事務局がそれに対して口出しできない状況であった。また、中岡副会長の発言が他の委員に影響を少なからず与えた。5回の会議録から読み取れることができるというようにおっしゃっておられます。さらに淺野会長へは、速やかに処理いただきたい旨の依頼を二、三回した。7カ月を要した責任は行政にはないとの証言でありました。


 また、半田氏からは、モクモクが下流域の地区に説明できなかった、これも進まなかった一因である。また、事務局として協議会に下流域の同意は必要ない旨の説明は十分したとのことであった。さらにモクモクからは、行政に対して圧力があったと言われることに対しては、圧力はなかったと証言。


 モクモクの篠原氏からは、中岡氏が7カ月要したのはモクモクが下流域へ説明を行わなかったことが原因と言われているのに対して、申請した時点と7カ月後とは状態は全く変わっておらず、言われる下流域への説明がなかったので協議が保留されたのは事実ではない。また、間接的であるが、市職員から中岡氏が下流域で反対運動を起こすとか、事業をつぶすとか言っていると聞いたと証言されております。


 同じくモクモクの森川氏でございますが、中岡氏と初めて会ったときから、私は農水省と太いパイプがある、補助金事業はいつでもとめられるとの発言をしていたし、実際、農水省に行かれ、県、市を通じて当社へ話があった。すごく圧力を感じていたとの証言でございます。


 次に、下流域へ説明がなされなかった理由についてでございますが、モクモクの篠原氏からは、依那古地区の区長をお訪ねしたとき、複数の区長から依那古地区全体として判断することなので、個々の区長を訪ねられても困ると言われ、来てもらっては困ると言われた区長とたびたび訪問するのもモクモクに対する心証を悪くするだけで、事業の推進にはならないと考えた。また、自治協議会長へ行くと、各区を回って説明してほしいとのことで、あっちに聞いてくれ、こっちに聞いてくれとのことであった。これらのことを踏まえ、だれかが何らかの圧力をかけていると思ったとの証言でございます。さらに、養豚事業にかかわっては、下流域の依那古地区と折衝を始めようとした平成18年11月、12月ごろには、中岡氏とは1対1でやりとりする関係ではなくなっていた。また、立証する証拠はないが、依那古地区へ説明の依頼に行ったとき、区長、関係者と話しする中で、何か話にくそうで背後に何か圧力があると感じていた。私たちが知り得る中では、中岡氏が一番可能性が高いと考えていたとの証言であります。


 また、同じモクモクの森川氏からは、当時の光岡課長、松浦副参事からは、中岡氏が下流域が反対すると言っているから先に行って話した方がいいといったような電話を何回ももらったとの証言であります。


 次に、同協議会での審議に関係者の出席を求めなかった理由についてでございます。会長の淺野氏からは、2月6日の協議会でモクモクの担当者を呼び、説明を求めることを会長が提案されましたが、呼ぶことができなかったと理由につきましては、中岡副会長から時期尚早との発言があったとの証言。


 中岡氏からは、淺野会長が事業者から説明を求めようとしたが反対した理由については、事業者が下流域への説明が十分なされていないからとの証言でありました。


 平成18年6月5日、同協議会で急進展し承認された理由についてでございますが、会長の淺野氏からは、事務局の担当者から排水基準が変わったので皆さんに図っていただきたいとの意見があり、当日、養豚事業の排水基準は100であるが、モクモクは独自に基準を20にする旨の説明を受けたとの証言。


 中岡氏からは、排水基準が100から20に変更されたことについては6月5日の協議会で初めて知ったとの証言。


 藤岡氏からは、4月9日、モクモクから原水100トンから50トン、放流水が日量102トンから51トンに、BODが最大値25ミリグラム、日平均20ミリグラムという数字が示され、農集並みの排水基準になったこと、要望に応じ下流域と環境保全協定書を締結すること、また、6月に入り、下流域地区の自治会が説明を聞くと言われていること、この3点が急進展した理由と思うとの証言であります。


 モクモクの篠原氏からは、当社の水質基準については当初から今までから変わっておらず、途中で変更したことはない。BODの排水基準については100で流すとは言っておらず、最初から25という値を出したと記憶しているとの証言であります。さらに、下流域でどういった状況になれば事業実施できるかについて行政との話し合いの中で、下流域が事業に理解をされたとの証明として協定書の締結があるとのことであったとの証言であります。


 また、同じくモクモクの森川氏からは、地元、市、モクモクの三者で協定を交わす、この協定については、2月ごろの猪田地区での説明でも言っているが、依那古地区にあってはまだ説明していないとの証言。


 その他、モクモクの篠原氏からは、中岡氏を事業妨害として法的手段をとらなかった理由については、当社のような中小企業には費用的、時間的な余裕がない。また、何らかの要求があったかについては、金品の要求やそれに類する発言は記憶にないとの証言であります。


 半田氏からは、同協議会で農業振興地域整備変更計画を審査するときは、個人情報が含まれるので非公開で運用していた。しかし、協議会の公開、非公開、開催日時などを市民へ周知してなかったことは、行政側のミスであったとの証言。


 本委員会といたしましてのここまで意見及び指摘事項でございますが、平成19年6月5日、申請当時、平成18年10月31日から何らの変更もない状態であるにもかかわらず急進展し、同協議会が承認したことについては、調査の結果、何らかの力が働いたと考える。6月5日の開催の同協議会を非公開にしたことについては、当日の協議案件は、モクモクの用途変更のみであり、会議録等から見るに個人情報は含まれておらず非公開の必要性はない。事前に広く市民に知らしめ公開していれば、下流域の住民の方々も傍聴することができ、当該事業に対して理解を得ることができたのではないかと考える。さらに、平成18年10月31日に誤りなき書類として受け付けておきながら、同年11月13日の協議会にて下流域の説明がないのに審査するのはおかしいという発言があったものの、当局は提案説明すらしなかったことは、行政側の職務不履行と思われる。


 次に、2つ目のことでございますが、農事組合法人伊賀の里モクモク手づくりファームに係る伊賀市農業振興地域整備促進協議会議事録に関する事項でございまして、そこでお手元にも記載しておりますように、2種類の議事録がございます。まず1つは、Aというものでございますが、モクモクへ送付された議事録の中には、中岡委員という委員名は塗りつぶしてはございません。下流域、依那古へ事業計画の説明がない。自治会長には11月10日に確認を行ったが説明がないとのこと。11月7日に農水省で聞いたが、地元の理解、協力がなければ採択しないとのことであった。説明がない以上、当協議会では審査するのはおかしい。これがモクモクへ送付された議事録の抜粋であります。そして政倫審の審査会の方で提出された議事録におきましては、中岡委員というところは塗りつぶされております。そして、下流域(依那古)への事業計画の説明がない。自治会長には今もって説明がないとのこと。説明がない以上、当協議会では審査することはおかしい。そしてその下に米印で、他の委員も同様。下流域への説明が必要との意見がある。これが食い違っておる、2つが存在するという原本でございます。


 そして、確認事項といたしまして、議事録が2つ存在することになった経緯についてでございますが、淺野氏からは、会議録が2通あることは承知していない。マスコミの報道により知ったとの証言。


 中岡氏からは、会議録が2通あることを最近知った。関与はしていないとの証言。


 藤岡氏からは、モクモクへの会議録は、当事者でもあるので諮問結果を詳細記載し、政倫審へは従前の協議会会議録に倣い要点筆記であったと証言。


 また、モクモクの篠原氏からは、11月17日付の文書については、当社から保留になった理由を文書として欲しいとは言ったが、議事録が欲しいとは言っていないという証言であります。


 委員名を塗りつぶして、企業名は塗りつぶしてなかった理由についてでございますが、半田氏からは政倫審から協議会に対してモクモクに関する会議録の情報公開であったので、モクモクという名前は消さず、委員名を消した。また、だれかの指示とかではなく、私の指示であるとの証言でございました。


 また、藤岡氏からは、協議会に対する情報公開であったので、6月5日の会議に出席した委員すべてに押印をもらい、決裁を受けたとの証言でございます。


 そこで、委員会としての意見及び指摘事項でございますが、行政はモクモクへ文書は詳細報告と言うが、委員会の様子、前述議事録Bの米印の部分が記されていない。一方、議会へは委員の発言が一部カットされている。このことは行政の恣意的行為と思われる。もう一つは、委員名を塗りつぶしていることについては、行政は個人情報保護の観点から行ったと言うものの、民間事業者であるモクモクへの文書は塗りつぶしてすることなく、議会への提出文書のみ施している。こういったことに疑問を呈するわけでございます。あえて言うならば、同協議会委員は、非常勤特別職公務員であるからして、塗りつぶすことの必要性は見当たらない。以上が指摘事項でございます。


 続いて3番目でございますが、伊賀市農業振興地域整備促進協議会、中岡久徳副会長が市内飲食店で接待を受けた事項でございます。


 確認事項といたしまして、接待についてであります。


 中岡氏から、元市職員の城下氏から何度となく誘いがあり、平成18年3月21日、越前ずしで城下氏、モクモクの社長と従業員、また同年9月9日、栄玉亭でモクモクの従業員2名と会った。その席上、モクモクが言われている、おれは農水省に顔がきく、おれが反対すれば事業がとまる。またわかったわかったと事業に理解を示したことについては、酒も入っていたので記憶にはないとの証言であります。


 モクモクの篠原氏からは、平成18年3月21日に越前ずし、同年9月9日に栄玉亭で中岡氏を接待したとの証言。


 同じ森川氏からは、越前ずしでは中岡氏、城下氏、当社社長の木村、私の4名、栄玉亭では、中岡氏、篠原、私の3名であった。3月21日の越前ずしは、中岡氏から養豚を古山でするらしいが下流域にはわしという議員がいる。そこらをまとめるのはおれしかいないとの話があり、私の知り合いの城下氏に相談をし、会うことになった。この席上、下流域のことは任せておけと言われた。また、9月9日の栄玉亭は、市民農園の入札前であり、中岡氏から進入路のことなどで意見をもらっていたので、何とか取りまとめていただけないものかというお願いであった。さらに、その後、2回ほどモクモクの方へ友達と来られたが、世話になっている先生とのことで飲食代金はもらっていないとの証言であります。


 接待後についてありますが、モクモクの篠原氏からは、平成18年3月ごろの時点では、中岡氏は下流域についてはおれに任せておけと言われていた。その後、頻繁に連絡をとるようになり、市民農園の入札にかける前後には、進入路について工事の入札業者の選定について事細かに意見を言われ、意向にそぐわないときは事業実施することができないといった発言もあった。さらに、この市民農園事業にあっては、平成18年5月に地元である予野地区の区長、組長に説明しているにもかかわらず、10月22日、市民農園に関して農水省へ出向かれ、地域住民への事業説明がないので行政指導されたいと言われたとの証言でございます。


 そして、同じモクモクの森川氏からは、記録資料等提出のうち、本委員会委員から提出を受けた記録等の市議会議員、中岡久徳氏から伊賀市議会議員政治倫理委員会へあてた回答書と題する文書1で、あとモクモクの社員を連れてお返しをしたことについては9月9日、栄玉亭の後、名阪銀座のスナックへ連れていってもらったが、某砂利会社の社長のツケで飲ませてもらったとの証言であります。


 委員会といたしまして、これにつきましての意見及び指摘事項でございますが、中岡久徳議員が民間事業者から市内飲食店で接待を受けたことは、自他ともに認める事実であった。このことは、市議会議員という公職にある者にあってはならない行為であり、かつ地域をも意のままになるがごとき発言や行為は許されるものではない。


 次に、4番目でございますが、農事組合法人伊賀の里モクモク手づくりファームが事業者として建設された農学舎の入札に伴う事項でございます。


 確認事項といたしまして、入札業者及び、6で記録資料等の提出のうち、本委員会委員から提出を受けた記録のメモ、業者名が記載されたものについては、篠原氏、森川氏からは、平成18年9月15日、森川へ中岡氏から西明寺の町野欣榮堂へ呼び出しがあり、農学舎に係る業者リストを見せると、市の入札を管轄する部局に確認したところ、県外業者及びAランク以外の業者が入っているので、このまま入札を行うと補助金を受けることができないとの指摘があった。市議会議員からの指摘でもあるので、持ち帰り相談するとのことで別れましたが、別れた後も森川へ電話にて、このままでは事業が実施できない旨の連絡が何回もあった。翌日、16日にも同じ場所に呼び出しがあり、建設業者名が書かれたメモを渡され、そのような業者を選定しなければ事業が実施できないと伝えられた。なお、メモ中、丸をして線を引いているのは当社が選定していた業者であって、何も書いていないのが中岡氏から指摘のあった業者であり、線を引かれたのは中岡氏である。当社としては、行政担当部局ではなく、第三者の市議会議員が直接面談し、また電話で再三にわたり業者選定に関与してくることに疑問を感じるとともに、中岡氏が希望する業者を落札させたいのだという意図を明確に感じた。その上で、中岡氏との話の中で、再三にわたり事業をとめる旨の圧力を受けていたので、中岡氏の希望にそぐわないと事業がおくれるか、もしくはできなくなると強く感じた。よって、この状況打開のため、当社として中岡氏から提供された業者リストと当社の予定業者に共通した社もあるので、業者選定においては完全に希望には添えないものの、できるだけに考慮すること。また、当社が求めている仕様、予定価格を下回る価格であればどこの業者でもいいこと、そして予定価格は5,000万円程度であることを伝え、この局面を切り抜けようとしたとの証言であります。


 中岡氏からは、行政、業者に対し入札参加業者名を尋ねたが、教えてもらっていない。また、入札予定価格については尋ねた記憶はないとの証言であります。


 松浦氏からは、中岡氏から電話にて入札業者名の問い合わせ、また資料を求められたが、モクモクの事業であり、市職員としての守秘義務から教えることができないと断ったとの証言であります。


 そこで、委員会としての意見及び指摘事項でございますが、中岡久徳議員自身が認める行政担当者、モクモクの担当者に対し、入札業者名、入札資料を要求した行為は、市議会議員としての倫理観の欠如と言わざるを得ない。また、モクモクの担当者の証言だけであり、中岡議員には記憶にないとの証言をされている入札業者名が記載されたメモ、予定価格5,000万円などについては、委員の中には、事実とすれば刑法にも抵触するのではないかとの意見も出されるほどの重大な行為と考えられる。


 次に、5番目でございます。平成19年の6月20日でございますが、伊賀市農業振興地域整備促進協議会、中岡久徳副会長が農林水産省に出向き、同省担当者へ同協議会会議資料を手渡した事項でございます。


 確認事項といたしまして、会議資料を手渡した経緯についてでありますが、淺野氏からは会長として指示はしていない、行かれたことも事後知ったとの証言であります。中岡氏からは、資料を手渡したことはだれの指示でもなく、また、農水省へ出向いたのは、協議会で通過したことの報告をしたとの証言であります。半田氏からは、協議会資料は、農水省の担当者に手渡されていたことにつきましては、指摘があるまで知らなかったとの証言でありました。


 委員会としての意見及び指摘事項につきましては、中岡久徳議員には、モクモクの2つの事業に対して農水省へ出向き意見を述べている事実は、東海農政局等からの資料で明白である。このことにより、市、モクモクとも県に呼び出され、指導を受けることになっが、モクモクの証言によれば、農学舎の建設に当たって地域住民への事業説明がないなどと事実無根の発言もあったようである。市議会議員として農水省に出向き意見を述べたことは、調査の結果、農水省との太いパイプを誇示するためではなかったのかと考えられる。


 8番でございます。告発、被告発人。住所、伊賀市市部482番地の7。職業、会社役員。氏名、中岡久徳。


 告発の経緯でございますが、平成19年12月3日、本調査特別委員会で、中岡氏は、入札参加業者名を尋ねたが教えてもらっていないと証言されているが、モクモクの篠原氏は、中岡氏に農学舎に係る業者リストを見せろと証言されていること、また、別添資料などから判断するに中岡氏の証言が事実と反するため、虚偽の陳述があったとして、本調査特別委員会で採決の結果、地方自治法第100条第9項の規定により告発することに決定をいたしました。


 最後になりますが、結びといたしまして、1点目の調査事項であり、モクモクの養豚事業に係る農業振興地域整備計画変更申し出が承認まで7カ月も要したことにつきましては、協議会での審査において当該事業は大規模な養豚事業であることから、排水問題に過敏になり、法的には定めのない下流域地区への説明、同意を業者に求めたことにある。しかし、行政においても一定の責任を回避することはできない。なぜならば、協議会への行政関与を認めるものではないが、一定の助言、指導はあってしかるべきと考える。さらに、事業主体が民間の事業であるものの、補助金の受け皿が市であること、また、総合計画でも伊賀豚のブランド化の推進をうたっていることからして、当初よりモクモク、地区との間に入り、話し合いの場の設定など積極的に取り組むべきであったと考える。今後、市が総合計画などに掲げ取り組んでいる施策、事業に対しては、民間事業者が主体であろうとも、行政として、地域産業振興のためにも積極的、かつ節度ある関与を求めるものである。


 次に、2点目の調査事項でございますが、平成18年11月13日付同協議会議事録が内容の異なったものが2つ存在することについては、関係した職員の説明にある、議会の提出された議事録については、慣例に倣い、要点筆記を行ったことについては一定の理解を示すものの、社会通念上、2種類の議事録が存在することについては疑問を呈さざるを得ない。


 また、委員名を塗りつぶしてあった件については、同協議会の委員の決裁を得ているものの、同協議会委員は一般市民ではなく公人と考えられ、かつ正規のルールに基づき議会から請求されたものであるからして、委員名を塗りつぶしたことの正当性は認めがたい。塗りつぶしたことにより、同協議会事務局が特定の委員を擁護するがための行為であったのではないか、要らぬ憶測を招くことになるわけであります。行政の職員においては、これを機会に、議会には執行機関の監視を行う監視機関としての役割を負っていることを十分認識されたい。


 続いて、3点目、4点目、5点目の調査事項につきましては、調査過程において当委員会が必要と認め、追加した事項でありますが、中岡久徳氏がモクモクの2つの事業に関与した事実関係の調査に関するものであり、前日の7項の調査内容と結果に記載した確認事項、意見及び指摘事項のとおりである。本委員会の調査の中で判明したことは、伊賀市農業振興地域整備促進協議会副会長である、市議会議員、中岡久徳氏が、農事組合法人「伊賀の里モクモク手づくりファーム」が事業主体である2つの事業に深く関与している事実である。


 その理由として、関係者の証言、意見聴取から、中岡氏がモクモクへ声かけを行い、平成18年3月21日、同年9月9日、市内飲食店でモクモクから接待を受けている。また、自身が認めるように、1つ目の事業である農学舎の建設に伴う入札業者名を、業者、担当者、モクモクの担当者へ問い合わせている。2つ目の養豚事業については、この事業に係る農業振興地域整備計画変更申し出を審議する伊賀市農業振興地域整備促進協議会において、同協議会副会長として、下流域地区への同意、説明の必要性について積極的に発言を行い、同協議会での審議が遅滞した。さらに、2つの事業に関して、補助金元である農水省へ出向き意見を述べている。このように、市議会議員の身分にある者が民間の許認可事業に深く関与していたことは非常に残念なことであると述べざるを得ない。


 ついては、このようなことが二度と起こることのないよう、議会としては、伊賀市議会議員政治倫理条例において懲罰を科することができるよう改正を行うべきであると考えるところであります。


 今回の事件は前述したとおり、中岡氏の行政への介入と行政の公正な対応ができなかったことが大きな要因であり、行政の不作為と言わざるを得ない。ついては、当委員会は、市長に対し次の2点を強く要請する。


 1つ、今回の事例のように、市長の諮問機関か行政のどちらかに責任があるのか明確でなかったことなど、権限を行使する者がとった行動や政策において責任を負い、その所在を外部に向かって公開するアカウンタビリティー、いわゆる説明責任を果たし、旧態依然とした組織風土を抜本的に改革すること。2つ目といたしまして、議員等の口ききに対応するための職員に対する働きかけに関する取扱要綱はあるものの、実質機能をしているとは考えがたい。


 よって、当該要綱を充実させるとともに、伊賀市議会基本条例第8条第1項第4号で規定した議員が行う市長等への口頭による要請に対して、両者の関係の透明性を図るため、日時、要請内容、対応及び経過等を記録した文書を作成する。これを行政職員に対し実効されるよう指導するとともに、コンプライアンス、いわゆる法令遵守を徹底させること。


 終わりに、我々議員にありましては本委員会調査結果を真摯に受けとめ、伊賀市自治基本条例第41条で言う、議員の責務を旨に行動すべきであることを再確認させられたところであります。


 以上、当委員会の報告とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようよろしくお願いを申し上げます。(発言する者あり)


 皆さんにちょっとお断り申し上げたいと思います。


 先ほど7ページのところで、上から6行目、「平成18年6月5日」とありますが、「平成19年」でありますので、ご訂正願います。よろしくお願いしておきます。


○議長(岩田佐俊君)


 報告に対し、ご質疑はございませんか。


 葛原香積君。


○34番(葛原香積君)


 委員長に3点お伺いいたします。


 1点は、農業振興地域整備計画変更、平成18年10月31日から7カ月も経過した行政の不作為だと指摘して、設立した委員会の中で、この行政の不作為に対する、最後の方で市長の方へも要望する申し入れがございましたけど、行政の不作為ということを指摘しておきながら、これについての処置についてどういうぐあいになくなってしまったのかということが1点と、内容の異なる会議録、もう説明はいたしませんけれども、これが2つ存在したので、どちらが本当の会議録か、それだけ、報告にございませんでしたので、明記していただきたい。


 2点目は、私が大概傍聴させていただいたわけでございますけれども、平成20年2月8日開催の第17回会議で、今、非公開と言いましたけれども、いろいろ条例等、この模範条例等も見せていただきますと、傍聴議員を出ていけということを言われたということは、秘密会であったというようなこの地方議会の条例ではそういう形でございますけれども、非公開というのと秘密会と違いまして、秘密会扱いで私を退席させたということですが、そこら辺あたりの委員会で採決をとられて、秘密会というのは、非公開もそうですけど、採決をとられて決められると思うんですけど、この経緯についてお尋ねいたします。


 それから1点目は、会社員N氏のことについては、大概、第3、第4、第5、3点のいろいろの事実から、最終的に告発するということに決まったようでございます。これについては異議は申し上げませんけれども、先ほど何回も申し上げますように、後から出てきた委員会で取り上げた、これも同じ効用、100条の委員会の効果としては一緒でございますし、採決をとって、委員の挙手を求めて議題に入れてあるもんですから正当な議事だとこれは認めますけれども、あと、前の2点の行政の不作為等に対する2点についての、これはどういう処置を、最後に市長に要望書を出されただけでこれで終わりかということも再度お聞きしておきたいと思います。


 それと、N氏が接待を受けたという事実を明確にしておりますけれども、このことについては何ら委員会としては処置をする方策がなかったのか、あったのか、その点についてをお尋ねしておきます。


○議長(岩田佐俊君)勝矢委員長。


○16番(勝矢節義君)


 ただいま葛原議員の方から質問がございました不作為、行政に対して不作為に対して何らの処置もないのかという質問であるんですが、まず、行政に対しても関与は非常にあったというようなことについて、行政も、私どもが何回か証人喚問なり参考人招致をして聞かせていただく中では苦しい答弁が再三多々あったわけなんですが、そういったことも踏まえて、今後我々が、今この100条調査をやらせていただきまして我々も感じておりますことは、まず問題の発生の背景、そして問題の最終原因、そして結果、で、今後に対する対策というものは重きを置いて私もやらせていただきましたし、委員の方にもそういったお考えでおやりをいただいたところでございます。そういったことで、行政に対しては市長に対してそういったことを申し上げて、これには処罰しないということでございます。


 そこで、もう一つは会議録でございますが、会議録が2点あったということは、議事録というのは何回もこれは参考人招致なり証人喚問の中でも聞かせていただきましたんですが、いずれがどうであるかという、その辺も先ほども申し上げましたように、何らかの圧力があってそういったことになったのではないかということで、私は深くはこれを取り上げるつもりはないわけなんですけども、あったことは事実である。2種類あったっていう、存在したということは事実でありますが、いずれが正しかったかということは、行政からモクモクへ送られたということはいわゆる正真正銘であります。政倫審の方へ送られたのは中岡委員というところが塗抹されてあったというようなことで、内容も一部違っているというようなことで、どちらが正しいかということにつきましては、要点筆記であったという事柄も一つ。で、議事録というのは農振協の中ではあくまでも要点筆記ということをよく答弁の中で聞かせていただいておりました。そんなんで、それが2種類も存在したということについてはいまだにまだ解明はされておりません。いずれが悪いか、悪くないかは、これは当然先ほども指摘事項の中でも申し上げたとおりでございますので、お読みいただけたらと、このように思います。


 そしてもう1点は、2月8日、これを非公開とさせていただいたということは、調査報告書をまとめるときには非公開としてもよろしいということが、これは法的にも許されているところでございますので、その辺はご理解をいただきたいと、このように思います。


○議長(岩田佐俊君)


 勝矢委員長、接待についての委員会としての質問はなかったんですか。(発言する者あり)


 葛原香積君、もう一度お願いします。


○34番(葛原香積君)


 もう1回説明します。


 何回も出てきてますように、あるお寿司屋さんですか、あと料亭かどこか知りませんけれども、2回、N氏が接待を受けたということを明記されておりますけれども、接待を受けたということは、私ら一般的な市民から考えますと、何らその業者との癒着に結びつくような行為じゃなかったんかと、このように予測されるわけですけど、私は委員じゃございませんけど、そういうことについてこれ以上深く入り込まなかったのか、また、この処置についてどういうようにされたのかについてお尋ねします。


○議長(岩田佐俊君)


 勝矢委員長。


○16番(勝矢節義君)


 先ほどもこの指摘事項等の中で説明をさせていただいております。それ以外にそれ以上はないと思いますんですが、お尋ねの件、接待はどちらにも悪うございます。それは当然でありますんですが、受けたこと、事実そういったところへ入っていったというのはおかしな話であって、そういう接待をせざるを得ないような状況をつくっているのは要因としてあるわけでございますんで、その辺をご理解いただけたらと、このように思います。


○議長(岩田佐俊君)


 葛原香積君。


○34番(葛原香積君)


 それは入れなかったということでございますけれども、この接待を受けたということは、一般的に何らかが奥にあるようなことでございます。このことについて刑事告発はできなかったのか、その点についてお尋ねしているんですけど、その点についてお尋ねいたします。


○議長(岩田佐俊君)


 勝矢節義君。


○16番(勝矢節義君)


 証人喚問の中では、12月3日、先ほども説明をさせていただいておりますんですが、中岡久徳氏のいわゆるお答えはほとんどが記憶になかった、定かでないというのが大半でございまして、あるとか、ないとかいうことをはっきりした文言というものがございませんでした。しかし、一方のモクモクの答弁は非常に明快で、ここらをいずれが正しいか、正しくないかということを、我々は100条の中ではこれは判定をしがたいいうようなことで、告発といいますのは、いわゆる調査を司直に依頼するというようなことでございますので、その辺でご理解をいただけたらと、このように思います。


○議長(岩田佐俊君)


 他にございませんか。


 恒岡弘二君。


○20番(恒岡弘二君)


 きょう、これは初めてのご報告を100条委員会の方からちょうだいしたわけでございますけれども、大変長い間の審査、また証人喚問等をやっていただきまして大変ご苦労さんであったと思います。


 全体を今聞かせていただきまして、すぐには把握ができないんですけれども、私どもは、ちょうど私どもの班でございますけれども、12月議会の報告をご当地でさせてもらうことになりまして、そこでちょっと聞かせてもらったことで委員長にお尋ねしたい。それから、このことについて行政の担当の方にもひとつお聞きしたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 1つは、ご当地へ行かせていただくにつきましては、こんな大きな問題を、おまえたちは何も中身を持ってこないでここへ説明会に来たのかというふうに聞かれました。私はその時点では何のご報告もいただいておらないわけでございますので、当然議会が公式にお聞きした部分についてはご説明させてもらうつもりでおりましたけれども、聞いておりませんので現時点ではお話しできないということで、お断りを申し上げたわけでございます。


 その一つの大きな理由は、当地区の当関係者に対して、議会から呼ばれ、罪人扱いされたんやと。それに対してきょうは何の返事もない、持ってこないということにお怒りがあったんだろうと思います。これは行っていただいた議員の皆さんがよく聞いていただいていることが、このことが1点でございます。


 それから、いろいろと流れはあったわけですけれども、これは終末の排水の流れは伊賀市の市民の水の飲み物に、取水口に注ぐんだと。したがって、市全体の問題であるんだよということをくれぐれも認識してくれと、このことを言われました。そういうことでは行政の方はどういうふうな指導をされておったのかいうふうに思います。


 この2点についてお尋ねをしておきます。


○議長(岩田佐俊君)


 勝矢委員長。


○16番(勝矢節義君)


 まず、1点目の恒岡議員のご質問でございますんですが、100条は調査の過程の中では公表はできません。そういったことで、先ほど恒岡議員がおっしゃられたとおりでございます。


 そこで、下流域地区の区長のお怒りっていう、罪人扱いというようなことでございます。ご足労いただきましたことは事実でございます。8名の方がお越しをいただきました。いろんな受け取り方があったかと思います。その方がお怒りになっておられるかと思うんですけども、また、他の区長におかれましては、行ってよかった、出席してよかったというようなお話も聞いたやに私は記憶いたしております。そんなことで、それは人それぞれでございますんで、ご理解をいただきたいと、このように思います。


○議長(岩田佐俊君)


 行政の方の、水に関して、どうですか。


 半田部長。


○産業振興部長(半田泰士君)


 失礼します。


 畜産業の振興にかかわりまして、これの案件もそうでございますけども、いつかの議会でも申し上げましたですけども、畜産も振興していきたいわけでございますが、しかし、いわゆる環境というものは大変大事な部分でございますので、環境とマッチングした中で畜産振興をという形で、それぞれの、もちろん国の環境基準も大切でございますし、それ以外に、例えば国の補助事業とかを使って事業展開をする場合でしたら、国の方、特に今は農林水産省の方はさらに厳しい環境基準を、基準といいますか、環境のあり方を求めてまいります。地域の皆さん方のご理解をちょうだいした上でそれを進めてくださいということで、今後とも企業の皆さん方は、そういった事業者の方々にはそういった方向でご指導も申し上げてまいりたいと、このように考えているところでございます。


○議長(岩田佐俊君)


 恒岡弘二君。


○20番(恒岡弘二君)


 行政の方に申し上げたいのは、先ほどもご報告にありましたように、行政指導っていうのが非常に足らないんじゃないかというふうなニュアンスの言葉がたくさん出てまいります。私もこれ全体を今読んでいただきまして、そういうふうに感じる部分がございます。そこで、水道にお尋ねしますが、私は現地をはっきり知らないで申し上げるのは恐縮なんですけれども、この水はやはり取水口の上流に入るんですか、入らないんですか。


○議長(岩田佐俊君)


 水道管理者。


○水道事業管理者(濱 一吉君)


 現在、守田の方で木津川から水を取水しております。その上に今計画されております養豚事業場がございますんで、養豚事業場から依那古地区の矢田川を通して木津川に水が流れて、その流れた分については取水口に流れてまいると思います。


○議長(岩田佐俊君)


 他にございませんか。


 森永さん。


○27番(森永勝二君)


 1つは、最初2点の問題で審査は始まると。これについては議会で決議して、特別委員会を、100条委員会をこしらえたわけです。具体的にこれ、その後、委員会の中では委員によって採決したということですけども、3つの点が加わってます。この時点、この加わった時点というのはどの時点で加わったのか、まず教えてください。委員長に聞いて。


○議長(岩田佐俊君)


 勝矢委員長。


○16番(勝矢節義君)


 ちょっと何回かっていうところは記憶がありませんが、早い機会だったと思います。といいますのは、いわゆる我々が調査いたしておりますのは、農事法人のモクモクの手づくりファームの用途変更に係る事件であります。ですから、それに関連して、先ほど申し上げた3点は出てきて当然であろうと思います。そこで、全会一致で委員会の議決を得て、議長に報告をさせていただいたところでございます。その辺はひとつご理解をいただけたらと、このように思います。


○議長(岩田佐俊君)


 森永君。


○27番(森永勝二君)


 はっきりとここでという回答でなかったように思うんですが、やっぱりこれは非常に大事な問題で、調査をする場合は、最初にこういうことで調査に入りますというのを明確にするわけですから、その関係で、途中でこういうのが入って決議する場合は、どこでどうだったんかちゅうことははっきり言うていただく必要があるし、この3つが加わった理由についてもう少し詳しく説明してほしいんですが。


○議長(岩田佐俊君)


 勝矢節義君。


○16番(勝矢節義君)


 今、先ほど早い機会ということを申し上げましたんですが、19年の11月27日、追加調査事項の委員会の議決についてというところでひとつ皆さんに諮ったところでございますんですが、その対象になっておりますモクモクの用途変更につきましては、こういった、先ほど申し上げたような中岡議員に対する事柄というものは関連をして当然ではなかったのかなというふうに思うわけでございます。それは政倫審の委員長でも何でもございません。別途100条の中で調査途中において、こういった関連する事件、不正な事柄が発覚をしてきたわけでございますので、その辺はひとつご理解をいただきたいと、このように思います。


○議長(岩田佐俊君)


 森永君。


○27番(森永勝二君)


 もう1点は、その3つ加わったわけですけどね、後で、この調査の中で関連ある事項が出てきたというんですけども、全然関係ない事業も含めて調査されたわけですよね。だから、これは具体的には、この2つのあれと関係ある形でその拡張をされていったんじゃなくて、新たな問題も含めた形で調査が広がってきていると思うんですけども、こういう形で広げていくという調査そのものが本当にいいんかどうかという点ですね。そこらも多分議論されたと思うんですよね。その議論された中身について、もう少し説明していただきたいんですよね。


○議長(岩田佐俊君)


 委員長、いいですか。


 勝矢君。


○16番(勝矢節義君)


 追加いたしました3点につきましては、当然調査をしております問題はモクモクの用途変更に係る事柄でございました。ですから、当然中岡氏がそこに出てきて不思議でも何でもないわけでございます。先ほども申し上げましたように、政倫審の延長ではない。また、100条そのものも中岡ありきで取り組んだということではないということだけご理解をいただけたらと、このように思います。


○議長(岩田佐俊君)


 森永君。


○27番(森永勝二君)


 もう1点聞いておきたいんですが、この告発の中身ですよね。告発した理由というのは、結局は証言が違ったと。その証言が違った中で、N氏の方が明らかに違う証言をしているというように判断をしたというんですよね。これは最初の2つの調査項目、これとの関係で、実際には内容そのものは全く変わった事業、違う事業なんですよね。この点について、告発するということは、やっぱり調査をする中でこの問題についてこういう偽証があるから告発すると。だから、そこが非常に大事な点で、先ほど葛原議員も述べてましたけども、特に問題ある接待の問題って、非常にこれは大問題なんですけどね、ただ、接待の問題ということよりもこれが大きく見えるからこういう方向でやったんだと思うんだけども、やっぱり最初の2項目で具体的に調査してきた中で、これとの関係、全く関係なしに告発するということについてはどんなやりとりをされたんか。その辺の問題をもう少し解明してください。


○議長(岩田佐俊君)


 勝矢委員長。


○16番(勝矢節義君)


 一方で証人喚問を主体にお考えをいただけたらと思うんですけども、我々も証人喚問の中で、特に12月3日、中岡氏が我々の問いかけに対しまして、すべてに近いほど、記憶にない、定かでないというようなお答えが大半を占めたわけでございます。その中で1点だけ食い違う部分があったわけでございます。片一方のモクモクの方では、きちっと明確にそれが答弁をされておられました。それをいずれが正しいかを判断するのは、我々100条の中では、これはできません。


 したがいまして、告発という言葉は、調査依頼にイコールつながっていくわけでございまして、司直の方で調査を依頼をということで告発をすることになったわけでございます。言うた、言わないというのか1回だけしかなかったんです。そこで、これがいわゆる宣誓した証人が虚偽の陳述をしたということに触れたわけでございます。その辺をひとつご理解をいただけたらと、こんなふうに思います。


○議長(岩田佐俊君)


 他に。


 大西議員さん。


○14番(大西保定君)


 葛原議員、恒岡議員、森永議員さんがほとんど聞いてくれたんであれですけど、1点だけ委員長さんに聞きたいと思います。


 何というんですか、100条や政倫審や、それまでの中岡に絞ってないって言いますけど、僕も100条委員会をつくったときに、こうやと言うて賛成された方もいると思います。やっぱりそのことをきちっと、何ぼ委員会で委員さんであっても、そのことをきちっとしとくべきであったんじゃないかなと、まず1点、そのことだけ申し上げておきたいと思います。


 後で意見を申し上げますけど、自分も情報公開で、何か12月3日ですか、それ、これをとらせてもらいました。委員長さんがおっしゃるようなこともあるんですけど、ちょっとここでひっかかる問題、委員さんで、副委員長さんの本村さんがこのようにも言っています。ちょっと読ませてもらいます。


 先ほど4番の項目でお尋ねしたわけでございますけど、市民農園については松浦氏を通して市民農園のメンバーを教えてくれたと言われたけれど、松浦氏は教えられないと断られたと証言しております。だけども、聞かれたということは、事業者には松浦氏から話があって、事業者の方はいわゆる越権行為ではないかと申し上げたけど、聞かれたので、次です、ファクスで教えたらということで、こういうぐあいに本村さんがメモを渡されたと言っておりますけどという、そのことについて事実かどうかお尋ねしますということを、意見で中岡氏に聞いているんです。


 ファクスで教えたらということは、業者さんがファクスで中岡さんに送ったんか、だれに送ったんか、ちゃんと残ってると思います。中岡さんがそんなことはないって多分言うたと思うんですけど、そこらは調べられたんか、調べられへんのか、まずお聞きだけいたします。


○議長(岩田佐俊君)


 勝矢委員長。


○16番(勝矢節義君)


 この証人喚問につきましては、主たる質問が私の方からまず証人にさせていただきましたが、詳細的な質問につきましては本村副委員長の方からしております。そこで、副委員長にひとつこの点については、ファクスの点につきましては本村副委員長の方でひとつ答弁をしていただきたいと、このように思います。


○議長(岩田佐俊君)


 本村副委員長。


○33番(本村幸四郎君)


 今、大西議員からの質問でございますけども、私どもは証人喚問するのに何点か質問項目を決めておいて、総体的には委員長が、細部に渡っては副委員長が質問をするというルールで進めておりました。その質問項目の中で、モクモクさんの方に喚問をしましたときに聞かれたことについては、先ほど委員長からお話がありましたように、細部に渡って何回も確認、聞かれ、業者名を教えろと、どういうもんが入ったのだけでも、行政の方は聞かれたけど、教えるわけにはいかないと断られたと。そういうようなことで、ファクス等で送ったけれども、また再度その要求があったということが言われたから、それは事実ですかどうかということをお尋ねしたのであって、今、大西議員がおっしゃられたように、私たちはそのファクスをもってそれを聞いたわけではございません。証言があったからお尋ねをしたのであって、ですから、あとについては今委員長から言われたように、欣榮堂の中で何月何日にどういうことであったということはしていたけども、そのファクスは私たちはモクモクの方から言ったからやったことで、そのファクスは私どもは見ておりません。


○議長(岩田佐俊君)


 大西保定君。


○14番(大西保定君)


 私は聞いたことだけ答えてもうたらよろしいんですけど、ずっとつけ加えてきてくれて、また最後の意見のときには申し上げますけど、ファクスちゅうのはさな、業者に中岡議員さんからもいつか、このやつをいつ見たんかそうかわかりませんけど、ファクスちゅうのは自分はもろうてへんと、そういうことをあれしてくれたんですがって多分言うたと思います。そういう形の中では、やっぱり告発しようと思うたら、それは意見のときには言いますけどさな、どっちもきちっと精査せなんだら、初めから中岡悪とか、いわゆるそれはおれは違うと思いますんで、ファクスのやつだけ教えたらちゅうんか、そのことだけはきちっと、これから告発するせんは別にしろ、調べてください。そうせんな、後で大きい問題になると思います。中岡さんところはもうてへんちゅうてるしさな、向こうは送ったちゅうんだったら証拠があると思うんで、そのことだけ申し上げておきます。


○議長(岩田佐俊君)


 他にご質疑ございませんか。


 森永君。


○27番(森永勝二君)


 一応結論が出まして、議長の方へ答申があったわけですよね。


○議長(岩田佐俊君)


 はい。


○27番(森永勝二君)


 議長は関係する議員に対して説明されたと思うんですが、そのことについての結果だけ教えてください。


○議長(岩田佐俊君)


 ルールにのっとりまして、きのう委員長から答申を受けまして、すぐ中岡氏の方へお電話させていただきまして、答申をもらった資料を送らさせていただきました。それにつきまして、中岡氏の方にまた別の資料でもってこうした対応をとったらどうですかというようなことも申し上げたんでございますけども。はい、そうでございます。


 他にございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。


 よって、討論に入ります。ご意見はございませんか。


 森永さん。


○27番(森永勝二君)


 いろいろ聞かせていただきました。委員の方も非常に大変だったと思うんですが、私はやっぱり一つの意見として、最初2つの問題で調査に入ったと。その後、それに関係する形で広がっていくのはいいんだけども、ところが、全然関係のないというんか、別の事業でのやりとりの中での内容で、それで、その中での食い違いについて告発するという形になっているんですよね。本来これがモクモクと養豚事業との絡みで具体的にどうだったんかという点では少し飛躍し過ぎる。飲み食いとか、そういうことについては、私は問題は非常に大きいと思うんですよね。こういうことは一切あってはならないわけですし。


 だから、そういうことがあるだけに、モクモクと接待あった中でそういうやりとりがあってその問題が明らかになってきたわけですけども、やっぱり大事な点は最初の入り口ですね。入り口で調査特別委員会を構成して、それで調査して、そこへきちっと戻るということができなければ、本当の告発の意味が私はないのではないかと。これは私の意見ですから、それぞれいろいろ意見があると思うんですよね。そんなことで、今回の結果については私は反対をしておきたいと思います。


○議長(岩田佐俊君)


 他にご意見はございませんか。


 大西議員。


○14番(大西保定君)


 私は議会として告発しようとするならば、やっぱり業者の言い分と中岡氏の言い分が相対しているのであるから、どちらの言い分も検証しなければならないと思います。業者の言い分が初めから正しいとは判断してないと思いますが、事を進めてきたことに対して、私のこれまでの50年の人権擁護の運動経験から申し上げますと、少し配慮が足らなかったと感じております。


 今回の事件でございますが、中岡氏の行政への介入と、行政の公正な対応ができなかったことが大きな要因であり、行政の不作為と言わざるを得ないと言っております。行政は、一人の議員の力で方針等を変えるのでしょうか。私にはそうは思えません。仮に委員会の指摘のとおりであるならば、そんな頼りない行政こそ処分されるべきだと私は思います。


 今、社会や学校でいじめが大きな社会問題となっております。告発すると言うならば、言った、言わないだけで中岡氏だけに絞ることは、人権擁護、今も取り組んでいる私から見ますと、数による議会内のいじめとしか映りません。これは私だけかもわかりません。


 断固告発に反対したいと思います。議員各位の常識を信じ、告発を前提とした委員会の報告には反対したいと思います。


○議長(岩田佐俊君)


 他にご意見はございませんか。


 小丸勍司君。


○30番(小丸勍司君)


 ちょっと確認をさせてもらっておきたいんですが、私も委員の一人であります。この委員長の報告に対して賛否の問題なんですけれども、委員長報告に対する賛否という内容と、それと、先ほど来話のございます告発に対する賛否と、これを2つに分けるというふうに私も前もって聞かせてもらっているんですけれども、私は分けた方がいいと思うんですが、議長、そのあたり、どのように取り扱われますか。


○議長(岩田佐俊君)


 分けてさせていただこうと思っております。


○30番(小丸勍司君)


 そういうことね。


○議長(岩田佐俊君)


 はい、そうでございます。


 葛原香積君。


○34番(葛原香積君)


 これは当然でしょう。今は委員長報告、質疑があって報告を了承するかしないかですので、告発するのとはまた全然議題が私は違うと思います。


○議長(岩田佐俊君)


 はい、そうです。


 他にございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご意見なしと認めます。


 よって、採決に入りますが、起立していただきまして、着席と申し上げるまでは座らないように、くれぐれもよろしくお願い申し上げます。


 それでは、農事組合法人「伊賀の里モクモク手づくりファーム」問題調査特別委員長報告についてを可決することに賛成の方の起立を求めます。


             (賛 成 者 起 立)


○議長(岩田佐俊君)


 着席をどうぞしてください。


 起立多数であります。よって、農事組合法人「伊賀の里モクモク手づくりファーム」問題調査特別委員長報告については、委員長の報告のとおり決しました。


 これをもって、農事組合法人「伊賀の里モクモク手づくりファーム」問題に関する調査を終了いたします。


 資料の配付をさせていただきます。少しお待ちください。


                〔資料配付〕


○議長(岩田佐俊君)


 お諮りいたします。ただいま農事組合法人「伊賀の里モクモク手づくりファーム」問題調査特別委員長から、農事組合法人「伊賀の里モクモク手づくりファーム」が事業者として建設された農学舎の入札に伴う事項に関する調査において、選挙人、中岡久徳君の証言の中で虚偽の陳述があったと報告があり、委員長から、お手元に配付のとおり告発申し出書が提出されております。ついては、選挙人、中岡久徳君の告発についてを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご異議なしと認めます。よって、選挙人、中岡久徳君の告発についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。


 委員長の説明を求めます。


 勝矢節義君。


            (16番 勝矢節義君登壇)


○16番(勝矢節義君)


 それでは、私の方から朗読をさせていただきます。


 平成20年2月27日。伊賀市議会議長、岩田佐俊様。農事組合法人「伊賀の里モクモク手づくりファーム」問題調査特別委員長、勝矢節義。


 告発申し出書。本委員会は、農事組合法人「伊賀の里モクモク手づくりファーム」が事業者として建設された農学舎の入札に伴う事件に関し、伊賀市市部482番地の7、選挙人、中岡久徳氏が虚偽の陳述をしたことにより、地方自治法第100条第9項の規定により告発するものと決定したので申し出ます。以上でございます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


 大西さん。


○14番(大西保定君)


 先ほど間違えてごめんなさい。基本的に反対したいと思います、告発に。


 先ほども少し触れたんですけど、やっぱり今、社会でいじめとか等々あります。僕から見たら議会の中のいじめにしか感じられません。何で感じられへんと申しますと、最初2つ、こうやって100条委員会をつくって、3、4、5の4の中で虚偽のなにやということで言うた、言わないで告発しているわけですね。それで、そのときに、先ほどのファクスのやつも少し聞いたんですけど、やはりそこまでしようと思うたら、本人さんが、中岡さんがそんなん自分ところにもうてへんちゅったら、やっぱりそのこともきちっと検証せんなあかんと思う。もしも初めから、ストーリーとかなにやとか、委員長さんが先ほど来政倫審の延長と違うというか、中岡さん個人と違うとか言いながらさな、初めから悪う、悪は中岡であってさな、なにやとか、そういう問題をずっと展開されているように感じました。そういう形の中では、告発ちゅうのは議題にするならば、やっぱりもっともっときちっとしたことというのが本当に必要と違うんですか。そういうことの中で、反対したいと思います。


○議長(岩田佐俊君)


 他にご質疑ありませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご異議なしと認めます。よって、討論に入ります。ご意見はございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご意見なしと認めます。


 よって、採決に入ります。


 選挙人、中岡久徳君を地方自治法第100条第9項の規定により告発することに賛成の方の起立を求めます。


             (賛 成 者 起 立)


○議長(岩田佐俊君)


 着席してください。


 起立多数であります。よって、本議会は、選挙人、中岡久徳君を地方自治法第100条第9項の規定により告発することに決しました。


 次に、日程を繰り下げ、日程第33を日程第34とし、発議第2号を上程します。


 発議者代表の説明を求めます。


 恒岡弘二君。


            (20番 恒岡弘二君登壇)


○20番(恒岡弘二君)


 ただいま議題となりました発議第2号は、朗読をもって提案とさせていただきます。


 道路特定財源の確保を求める意見書(案)


 道路は国民生活や経済、社会活動を支える最も基礎的な社会基盤であり、安全で安心できる国土の実現には欠くことのできないものである。しかしながら、地方における道路整備はまだまだ不十分であり、本市においても、大動脈となる名阪国道を初め、広域連携軸となる幹線道路や合併した旧市町村間を結ぶ国道、県道、さらには住民生活に密着した市道の早期整備が求められている。また、歩道やガードレールなどの交通安全対策や、老朽化が進む橋梁などの更新や維持も重要な課題である。


 これらの課題に適切に対処し、おくれている地方の道路の整備、維持管理を適切に進めるためには、安定的な財源の確保が不可欠である。こうした中、道路特定財源の暫定税率が失効した場合、道路事業費が大幅に減額になり、本市の道路行政に多大な影響を及ぼすことが懸念されるとともに、厳しい地方財政状況の中、暫定税率の失効による減収は、本市の行財政全体に影響を及ぼす可能性がある。


 よって、国においては、道路特定財源の見直しに当たって地方の実情や意見を十分に踏まえ、下記の事項について取り組まれるように強く要望する。


 記。1、道路特定財源については、地方の貴重な財源となっている現状にかんがみ、現行の税体系を維持するとともに、暫定税率の適用期限を迎える平成20年度以降も現行の税率水準を維持する法案を今年度内に確実に成立させること。2、地方が真に必要な道路整備、計画的な維持管理を行うため、道路特定財源をそのための財源として確保し、国の歳出を上回る道路特定財源については地方の道路整備に配分すること。


 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 平成20年2月28日、三重県伊賀市議会


 衆・参両院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、国土交通大臣、内閣府特命担当大臣あてに提出したいと存じます。


 以上、よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げます。


○議長(岩田佐俊君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。本案は、委員会付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 ご異議なしと認めます。


 よって、討論に入ります。ご意見はございませんか。


 森野さん。


○31番(森野廣榮君)


 政府は暫定税率維持を前提として、10年間で59兆円の中期道路計画を作成し、今国会に法案提出しております。


 道路特定財源という仕組みは1954年に創設されたもので、50年以上この仕組みで道路がつくられてきました。この仕組みを維持したままで計画に盛り込まれたすべての道路整備が今後も本当に必要なのか。そのためのコストにむだがないのか、きちっとした検証もせず、本則の2倍近い暫定税率がこれから先10年間も適用され続けることは問題であります。


 福祉、環境、教育など、国民生活にかかわる財政支出への要請が高まる中で、道路だけが聖域化されることになりかねない。また、地方の道路特定財源は、地方の自主性、ニーズに関係なく、国の法律に基づき地方税収の一部を強制的に道路整備に充当するものであり、地方分権の推進という観点から見ると逆行するものであります。


 民主党は、このように道路特定財源制度の廃止を通じて、透明な議論によって税金の使い道を決定できる仕組み、地方税の使い道は地方が独自の責任と判断で決定できる仕組みに変えることによって真の民主主義国家、地方分権国家への転換を実現したいと考えております。


 以上をもちまして、本意見書に関しまして反対の立場をとらせていただきます。


○議長(岩田佐俊君)


 他にご意見はございませんか。


 森永さん。


○27番(森永勝二君)


 私は今回の意見書の提出に反対をしたいと思います。


 反対の理由は、私は議会の中でも十分議論はやっぱり足らないと思いますね。そんなことで、1点だけ、これについて、今、特に国会の中では議論をされています。いろんな角度からされているわけですけども、実は道路特定財源に基づく道路中期計画、素案というのがあるんですが、今後10年間で59兆円の道路整備を行う計画、そのようになっているわけですね。もともとこれは65兆円でした。昨年の自公の同意で59兆円に下がっているんですよね。問題は、この下がった59兆円の内容が問題なんです。


 1つは、計画全体は6兆円減ったわけですけども、高速道路建設など、基幹ネットワークの整備は建設コスト削減分の5パーセントを減らしただけで、実際には計画全体に占める割合は35パーセントで、2パーセントふえているんですよね。だから、結局そういうことですから、何が何でも2万1,000キロメートルの高速道路の新規建設を続けていこうと、これがこの姿勢がはっきりしているわけです。


 中期計画の中でもう一つ問題なのは、真に必要な道路計画とされているのですけども、地方単独事業分が省かれております。地方自治体が通学路の歩道整備や橋の修繕など身近な生活道路の整備を行う場合は、多くが地方単独事業になっているんです。中期計画は単独事業を無視して、地方を切り捨てる考えが非常にはっきりとあらわれている内容になっております。


 この中で特に総務省が集計データを示しているんですけども、道路関係費における公債費ですね、これが全国の都道府県でどうなっているかというのを統計で出しているんですが、97年度で1.9兆円から、2006年度は3.5兆円へ、1.8倍にふえております。都道府県では2.2倍。このようにふえているわけです。


 結局、それと、高速道路建設の地方負担分が高規格幹線道路で約3割、地域高規格道路では45パーセントにも上がっている一方で、今言うたように、維持補修費が減っているということが非常に大事な問題です。だから、これをどんどんどんどん続けていきますと、地方の借金がどんどん膨らんでいく。そういう現状があります。これについても国会で我が党の穀田氏が質問しているわけですけども、公明党の冬柴国交相もそのとおりということで認めているんですわ。こういう実態があるわけです。


 だから、道路特定財源を一般財源化をしても、実際には地方自治体が生活道路に対して国が回していく、そういう保証は一つもないわけですよね。だから、本当に切実な道路を直すのであれば、一般財源化して、そして必要な道路にこのお金を自由に回していくと、そういうことが大事であります。そのために私は一般財源化が必要だと、そのように思っています。


 以上、今回の提案については反対をしておきたいと思います。


○議長(岩田佐俊君)


 他にご意見ございませんか。


 今井由輝君。


○12番(今井由輝君)


 ちょっと僕は賛成の意味で質問したいと思うんですけども、伊賀市として道路特定財源、これ例えば通らなかったらどれぐらいの道路に対する当市でなるんか、その議論が尽くされてないという意見も出ましたんで、ちょっと言うてやってほしいと思うんです。(発言する者あり)


○議長(岩田佐俊君)


 今、討論でございますので、質問じゃございませんのでご容赦願います。


 ご意見なしと認めます。


 よって、採決に入ります。


 本案に対し、可決することに賛成の方の起立を求めます。


             (賛 成 者 起 立)


○議長(岩田佐俊君)


 はい、ありがとうございました。座ってください。


 起立多数であります。よって、発議第2号は、可決しました。


 以上で本日の議事日程は終了いたしました。


 本会議の再開日は、来る3月5日の午前10時といたします。


 なお、3月5日につきましては代表質問を、また、6日、7日、10日につきましては市政一般質問を予定いたしております。市政一般質問の通告書は、質問の内容を詳細に記入の上提出願います。また、代表質問の通告の方法につきましても市政一般質問と同様の取り扱いとなりますので、ご了承願います。


 特に市政一般質問につきましては、一昨年8月25日開催の会派代表者会議で依頼いたしておりますとおり、質問内容につきましてはそれぞれの会派で調整いただきますよう、よろしくお願いいたします。


 なお、市政一般質問並びに代表質問の通告締め切りはいずれも明日2月29日の正午となっておりますので、ご了承願います。


 本日はこれをもって散会いたします。ご苦労さんでした。


            (午後 3時50分 散会)


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