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三重県 伊賀市

平成19年第1回定例会(第1日 2月28日)




平成19年第1回定例会(第1日 2月28日)





        平成19年第1回伊賀市議会(定例会)会議録


         平成19年2月28日(水曜日)(第1日)


         ─────────────────────


 
  平成19年2月28日(水)午前10時開議


  日程第 1 会期決定について


      2 会議録署名議員の指名について


      3 施政方針について


      4 教育行政方針について


      5 議案第  1号 平成19年度三重県伊賀市一般会計予算


        議案第  2号 平成19年度三重県伊賀市国民健康保険事業特別会計


                予算


        議案第  3号 平成19年度三重県伊賀市簡易水道事業特別会計予算


        議案第  4号 平成19年度三重県伊賀市住宅新築資金等貸付特別会


                計予算


        議案第  5号 平成19年度三重県伊賀市駐車場事業特別会計予算


        議案第  6号 平成19年度三重県伊賀市老人保健特別会計予算


        議案第  7号 平成19年度三重県伊賀市介護保険事業特別会計予算


        議案第  8号 平成19年度三重県伊賀市農業集落排水事業特別会計


                予算


        議案第  9号 平成19年度三重県伊賀市公共下水道事業特別会計予


                算


        議案第 10号 平成19年度三重県伊賀市浄化槽事業特別会計予算


        議案第 11号 平成19年度三重県伊賀市サービスエリア特別会計予


                算


        議案第 12号 平成19年度三重県伊賀市市街地再開発事業特別会計


                予算


        議案第 13号 平成19年度三重県伊賀市病院事業会計予算


        議案第 14号 平成19年度三重県伊賀市水道事業会計予算


        議案第 15号 平成19年度三重県伊賀市島ヶ原財産区特別会計予算


        議案第 16号 平成19年度三重県伊賀市大山田財産区特別会計予算


        議案第 17号 平成18年度三重県伊賀市一般会計補正予算(第3号


                )


        議案第 18号 平成18年度三重県伊賀市国民健康保険事業特別会計


                補正予算(第3号)


        議案第 19号 平成18年度三重県伊賀市簡易水道事業特別会計補正


                予算(第3号)


        議案第 20号 平成18年度三重県伊賀市住宅新築資金等貸付特別会


                計補正予算(第2号)


        議案第 21号 平成18年度三重県伊賀市駐車場事業特別会計補正予


                算(第1号)


        議案第 22号 平成18年度三重県伊賀市老人保健特別会計補正予算


                (第3号)


        議案第 23号 平成18年度三重県伊賀市介護保険事業特別会計補正


                予算(第3号)


        議案第 24号 平成18年度三重県伊賀市農業集落排水事業特別会計


                補正予算(第2号)


        議案第 25号 平成18年度三重県伊賀市公共下水道事業特別会計補


                正予算(第2号)


        議案第 26号 平成18年度三重県伊賀市浄化槽事業特別会計補正予


                算(第2号)


        議案第 27号 平成18年度三重県伊賀市サービスエリア特別会計補


                正予算(第1号)


        議案第 28号 平成18年度三重県伊賀市病院事業会計補正予算(第


                4号)


        議案第 29号 平成18年度三重県伊賀市水道事業会計補正予算(第


                3号)


        議案第 30号 平成18年度三重県伊賀市伊賀下水道事業会計補正予


                算(第2号)


        議案第 31号 平成18年度三重県伊賀市島ヶ原財産区特別会計補正


                予算(第1号)


        議案第 32号 平成18年度三重県伊賀市大山田財産区特別会計補正


                予算(第1号)


                     一括上程───予算特委(全員)設置付託


    第 6 議案第 33号 伊賀市災害派遣手当の支給に関する条例の制定につい


                て        上 程───総務常任委員会付託


    第 7 議案第 34号 伊賀市ササユリ奨学基金の設置、管理及び処分に関す


                る条例の制定について


        議案第 35号 伊賀市ササユリ奨学金支給条例の制定について


                    一括上程───教育民生常任委員会付託


    第 8 議案第 36号 上野都市計画事業上野市駅前地区第一種市街地再開発


                事業施行に関する条例の制定について


                       上 程───建設水道常任委員会付託


    第 9 議案第 37号 伊賀市駐車場条例の一部改正について


    第10 議案第 38号 伊賀市防災用行政無線の設置及び管理に関する条例の


                一部改正について


    第11 議案第 39号 伊賀市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例等の


                一部改正について


    第12 議案第 40号 伊賀市職員定数条例の一部改正について


    第13 議案第 41号 伊賀市消防本部及び消防署の設置等に関する条例及び


                伊賀市火災予防条例の一部改正について


    第14 議案第 42号 伊賀市監査委員条例の一部改正について


                         上 程───総務常任委員会付託


    第15 議案第 43号 伊賀市国民健康保険税条例の一部改正について


                       上 程───教育民生常任委員会付託


    第16 議案第 44号 伊賀市における三重県営土地改良事業に係る分担金徴


                収条例の一部改正について


                       上 程───産業経済常任委員会付託


    第17 議案第 45号 伊賀市建築基準法関係手数料条例の一部改正について


    第18 議案第 46号 伊賀市農業集落排水処理施設等の設置及び管理に関す


                る条例等の一部改正について


                       上 程───建設水道常任委員会付託


    第19 議案第 47号 伊賀町芭蕉翁顕彰会に関する条例の廃止について


                         上 程───総務常任委員会付託


    第20 議案第 48号 上野市民会館条例の廃止について


    第21 議案第 49号 伊賀市在宅介護支援センターの設置及び管理に関する


                条例の廃止について


    第22 議案第 50号 伊賀町生活福祉資金貸付けに関する条例の廃止につい


                て      上 程───教育民生常任委員会付託


    第23 議案第 51号 三重県自治会館組合規約の変更に関する協議について


    第24 議案第 52号 三重地方税管理回収機構の規約変更に関する協議につ


                いて


                         上 程───総務常任委員会付託


    第25 議案第 53号 伊賀市人権施策総合計画の策定について


    第26 議案第 54号 伊賀市環境基本計画の策定について


    第27 議案第 55号 伊賀市スポーツ振興計画の策定について


    第28 議案第 56号 伊賀市健康21計画の策定について


                       上 程───教育民生常任委員会付託


    第29 議案第 57号 伊賀市地域活性化計画の策定について


    第30 議案第 58号 伊賀市観光振興計画の策定について


                       上 程───産業経済常任委員会付託


    第31 議案第 59号 市営土地改良事業の施行について


        議案第 60号 市営土地改良事業の経費の賦課の基準並びに徴収の時


                期及び方法を定めることについて


                      一括上程───産業経済常任委員会付託


    第32 議案第 61号 工事委託協定の変更について


                       上 程───建設水道常任委員会付託


    第33 議案第 62号 市道路線の認定について


        議案第 63号 市道路線の変更について


                      一括上程───建設水道常任委員会付託


    第34 発議第  1号 伊賀市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正


                について


                               上 程───採 決


    第35 発議第  2号 伊賀市議会基本条例の制定について


                               上 程───採 決


         ─────────────────────


〇会議に付した事件


 議事日程のとおり


         ─────────────────────


〇出席議員(34名)


 議席番号    氏   名    議席番号    氏   名


    1番  田 山 宏 弥 君   18番  中 本 徳 子 君


    2番  本 城 善 昭 君   19番  桃 井 隆 子 君


    3番  北 出 忠 良 君   20番  恒 岡 弘 二 君


    4番  木 津 直 樹 君   21番  土 井 裕 子 君


    5番  空 森 栄 幸 君   22番  中 岡 久 徳 君


    6番  渡久山 カナエ 君   23番  英   成 樹 君


    7番  前 田 孝 也 君   24番  馬 場 登代光 君


    8番  松 村 頼 清 君   25番  宮 ? 由 隆 君


    9番  森   正 敏 君   26番  森 岡 昭 二 君


   10番  森 本 さとし 君   27番  森 永 勝 二 君


   11番  今 井 博 昭 君   28番  安 本 美栄子 君


   12番  今 井 由 輝 君   29番  山 岡 耕 道 君


   13番  岩 田 佐 俊 君   30番  小 丸 勍 司 君


   14番  大 西 保 定 君   31番  森 野 廣 榮 君


   15番  奥   邦 雄 君   32番  前 川 款 昭 君


   16番  勝 矢 節 義 君   33番  本 村 幸四郎 君


   17番  坂 井   悟 君   34番  葛 原 香 積 君


         ─────────────────────


〇欠席議員(なし)


         ─────────────────────


〇説明のため出席した者


 職   名          氏     名


  市長           今 岡 睦 之 君


  助役           権 蛇 英 明 君


  助役           内 保 博 仁 君


  収入役          角 田 康 一 君


  理事           西 澤 民 郎 君


  行政改革・政策評価推進室長


               山 崎 猛 夫 君


  総務部長         中 居 喜 芳 君


  総務部次長        横 尾 純 夫 君


  総務部参事        岡 部 隆 次 君


  (兼総務課長)


  総務部参事        赤 澤 行 宏 君


  (兼財政課長)


  企画振興部長       西 田 麒代彦 君


  人権政策部長       澤 田 昌 彦 君


  生活環境部長       濱   一 吉 君


  健康福祉部長       長谷川 正 俊 君


  産業振興部長       大 藪 謙 一 君


  建設部長         上 田 耕 二 君


  水道事業管理者      秋 葉 茂 能 君


  教育委員長        勝 本 順 子 君


  教育長          味 岡 一 典 君


  教育部長         安 岡 千 明 君


  消防長          山 崎 和 憲 君


  監査委員         福 壽   勇 君


  監査事務局長       槌 野 策 司 君


  市民病院事務長      前 川 慶 大 君


  伊賀支所長        西 出 健一郎 君


  島ヶ原支所長       森 永 喜久雄 君


  阿山支所長        中 川 重 憲 君


  大山田支所長       恵 村 孝 次 君


  青山支所長        城 山 廣 三 君


  出納室参事        堂 山 敏 夫 君


  (兼出納室長)





         ─────────────────────


〇出席事務局職員


 職   名           氏     名


  局長            永 持 嘉 宣 君


  次長            前 田 裕 三 君


  副参事           森 田 克 義 君


  副参事           森 本 一 生 君


  主任            亀 井 英 樹 君


         ─────────────────────





            (午前10時00分 開会)


○議長(安本美栄子君)


 おはようございます。


 これより平成19年第1回伊賀市議会定例会を開会いたします。


 本日、ただいまの出席議員数は34名。会議は成立いたしました。


 お諮りいたします。


 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。そのように取り扱うことにご異議ございませんか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご異議なしと認め、さよう取り扱います。


 議事に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。


 地方自治法第125条に基づく、平成18年中に採択した請願の処理の経過及び結果報告書、同法第180条第1項の規定による専決処分報告事項の概要、さらに、同法第235条の2に基づく例月出納検査結果報告、平成18年11月分及び12月分でございますが、いずれもお手元に配付のとおり報告がございましたので、ご了承を願います。


 さらに、少子高齢化対策特別委員会の副委員長でありました本城善昭さんが辞任され、新たに渡久山カナエさんが就任されておりますので、ご報告を申し上げておきます。


 これより議事に入ります。


 日程第1 会期決定についてを議題といたします。


 本定例会の会期は、本日より3月23日までの24日間と定めたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご異議なしと認め、さよう決しました。


 次に、日程第2 会議録署名議員の指名についてを議題といたします。


 会議規則第83条により、26番 森岡昭二さん、27番 森永勝二さんを指名いたします。


 次に、日程第3 施政方針についてを議題といたします。


 市長の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 おはようございます。


 一雨ごとに春の訪れを感じる昨今でございますが、ことしの冬は異常な暖冬でございまして、日本だけではなく、世界的な傾向のようでございます。生物の未来にかかわる地球からの警告ではないかというふうに実は心配をいたしております。


 さて、平成19年第1回伊賀市議会定例会を招集させていただきました。皆様方には公私何かとお忙しいところをご出席をいただきまして、まことにありがとうございます。


 また、平素、市政運営に格別のご指導、ご協力、ご鞭撻を賜っておりますことを厚く御礼を申し上げたいと存じます。


 先般、北京で開かれておりました北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議ですか、2月13日に共同声明を採択し、閉幕いたしました。北朝鮮があらゆる既存の核施設について再稼働できない状態、いわゆる無力化する見返りといたしまして、重油最大100万トンの経済エネルギー、人道援助を受けることで合意をいたしました。日本といたしましては、拉致問題で進展がない限り、エネルギー支援は難しいという立場でありますが、今後、拉致問題への北朝鮮の誠意ある対応を願ってやみません。


 国内では、大手洋菓子メーカーの消費期限切れ原料使用問題、ガス瞬間湯沸かし器による一酸化炭素中毒事故、あるいはテレビ会社による制作番組の捏造問題など、企業における安全管理意識の後退や倫理観の欠如などから、国民を欺く事件が、このところ、次から次へと発生をいたしております。また、そのほか、我々の生活に看過しがたい不安を与えております犯罪や事件も続発しております。


 かつて日本は遵法精神に富む国民性、経済的発展、低失業率、高水準の教育、地域社会における道徳的な統制の存在、高い検挙率の警察活動などによりまして、先進国の中でも犯罪率の低い国家でありましたが、グローバル化の進展や社会の構造変化によりまして、これらの様子が大きく変化してしまったようで、残念でございます。


 経済関係でありますが、2月15日に発表されました、昨年10月から12月期の国内総生産速報では、実質成長率は、年率換算で4.8パーセントの大幅増となったほか、2月の月例経済報告では、景気の基調判断は、消費に弱さが見られるものの回復しているといたしまして、戦後最長の更新を続ける現在の景気拡大期間は、5年1カ月となりました。


 また、日銀は2月21日に開きました政策委員会、金融政策決定会合で、追加利上げを決定いたしました。これまでの日銀の超低金利政策は、国際金融市場に過剰流動性をもたらし、国内では、預金者から累計300兆円を超える利子所得を奪ってきたと言われておりますが、今回は都心の不動産取引が加熱ぎみでありまして、バブルなき息の長い成長を目指すという日銀の意思表示を、国の内外に示すという意味があったようでございます。


 第166通常国会が始まっております。安倍総理は施政方針演説で、改憲論議を深め、国民投票法案の今国会成立に強い期待を示したほか、消費税引き上げを含む税制改革を、今週から本格的に議論する考えを表明いたしました。教育再生では、教育新時代を開くと宣言し、ゆとり教育、教育委員会などを見直すといたしております。社会保険庁改革では、廃止・解体6分割を断行すると言明し、経済政策では、生産性向上、成長力の強化を強調、また、パート労働者の正規雇用促進や、最低賃金制度見直しなどにも取り組む考えを示されております。


 地方分権につきましては、第2期地方分権改革といたしまして、この春から議論を本格化させ、国と地方の役割分担や、国、地方の税源配分の見直しなどを行い、新地方分権改革一括法を、3年以内に国会に提出することを目指すといたしております。このため、私たち地方六団体では、4月に政府が新設いたします地方分権改革推進委員会に対しまして積極的な提言を行い、新しい国の形について議論を活発化させなければならないと考えております。


 さて、新市誕生後2年4カ月が経過いたしました。これまでは総合計画を初め、伊賀市の将来像を描く各種行政計画の策定とともに、基本となる条例を制定してまいりましたが、ここに来て、市民の皆様方がようやく新市にもなれてきてくださったようでありまして、伊賀市としての一体感も出てきたのではないかと感じております。


 このような状況で、平成19年度予算を編成いたしました。一般会計約418億8,400万円でございまして、特別会計、企業会計、財産区会計を合計いたしました金額といたしまして、約808億100万円となってございます。


 詳細は予算編方針で申し上げますが、本年度は特に市政のジャンプの年と位置づけ、総合計画の実施計画に基づく事業を中心に、各分野にきめ細かく予算配分をいたしております。中でも、特に市民の皆様の立場に立って、住民自治と地域活性化に重点を置いたものといたしております。


 住民自治協議会への地域貢献活動に対する補助金や、地区市民センターの新設などによりまして、住民自治への支援を一層推進するとともに、伊賀市の地域活性化のために、産学官連携事業、中心市街地活性化事業などを核といたしまして、伊賀市の将来を見据えた、夢のある都市にしてまいりたいと存じております。


 それでは、主要施策の具体的内容につきまして申し上げたいと存じますが、今回からは、昨年6月に議決をいただきました伊賀市総合計画の6つの分野ごとに順次申し上げてまいりますので、よろしくご理解のほどをお願い申し上げます。


 第1でございますが、健康福祉の分野です。


 健やかに暮らせる安心なまちづくり、地域で支え合う福祉のまちづくりなど、5つの政策がございます。


 まず、伊賀市健康21計画であります。最終案がまとまりましたので、今議会に議案として提案させていただいております。この計画は、伊賀市健康づくり推進条例の理念に基づきまして、市民一人一人が健やかで充実した生活を送ることができる社会の実現を目指して作成いたしたものでございます。よろしくお願い申し上げます。


 一般の方の応急診療所でございますが、医師不足である二次救急医療の医師の過重労働を改善するために、医師会のご理解とご協力をいただき、設置につきまして6月を目途に準備を進めているところでございます。


 伊賀市健診センターにつきましては、4月の開設に向け、機器の設置、準備を進めております。PET−CTを初めとする高度検診機器を導入いたしまして、がんに代表されます生活習慣病などの早期発見、早期治療体制を構築いたしまして、伊賀地域の総合的な健康検診の拠点にしていきたいと存じます。


 伊賀市地域福祉計画でございます。計画を推進するに当たりまして、重要課題を検討するテーマ別部会を設置いたしまして、それぞれの推進方策につき検討しているところであります。また、この計画の構想に沿いまして、平成19年度からは、各支所のエリア単位に社会福祉士を配置いたしました、支所ふくし相談支援センターを設けまして、あらゆる相談に対応できる体制をスタートさせてまいりたいと考えております。


 なお、現在13カ所あります在宅介護支援センターでございますが、国の制度改正によりまして、平成18年度で廃止をいたしまして、平成19年度からは支所ふくし相談支援センター並びに高齢者ふくし相談室に改編いたしまして、地域の困りごとの発見、聞き取り、窓口への橋渡しを行い、相談支援体制の強化を図ってまいりたいと考えております。


 伊賀地域福祉貢献サポートセンターでございます。伊賀市、名張市、並びにそれぞれの社会福祉協議会で設置をいたしておりますが、認知症高齢者など、判断能力が低下し、自分自身の権利を守ることが十分できない人の福祉サービス利用や財産管理などを支援いたしまして、利益の保護を図っております。昨年8月に開設いたしましたが、認知症高齢者の増加や少子化、核家族化による親族支援機能の低下などによりまして、今後、一層利用者が増加すると予想いたしております。


 伊賀市障害者福祉計画です。平成19年度中に策定を予定いたしておりますが、計画策定委員会のほか、身体、知的、精神、児童の4つのワーキンググループを設けまして、現在、アンケート内容の検討や、障害福祉サービスの目標数値の検討を行っておるところでございます。


 少子化対策です。市民の皆様に子育てに関する情報をNPOの皆様と共同で提供できるよう、環境整備を行うとともに、伊賀市次世代育成支援行動計画に基づく各種プログラムを進めてまいりたいと存じます。また、本年4月には大山田西保育園が開園をする予定でございますが、施設内に子育て支援センターを併設するほか、青山放課後児童クラブの施設改築工事も、平成19年度で予定いたしております。今後とも、地域に密着した子育て支援を実施してまいりたいと存じます。


 また、ひとり親家庭における自立促進を支援するため、仮称、伊賀市ひとり親家庭等自立支援促進計画を、平成19年度及び20年の2カ年で作成をする予定をいたしております。


 介護保険の関係でございます。住みなれた地域で継続した生活を目指すサービスといたしまして、平成19年度は、地域密着型介護老人福祉施設入居者生活介護施設を1施設、認知症対応型共同生活介護施設を1ユニット、整備を行いまして、さまざまなニーズに対しての支援を包括的に提供してまいります。


 第2の分野でございますが、生活・環境でございまして、災害や火災に備える安全なまちづくり、暮らしを支える生活環境の整ったまちづくりなど、8つの政策でございます。


 防災危機管理体制でありますが、伊賀市地域防災計画に基づきまして、初動体制の確立や、市指定避難所の見直し、災害用備蓄資機材の確保など、実施体制の整備を順次進めてまいりたいと考えております。


 伊賀市国民保護計画につきましては、去る2月8日に三重県知事との協議が調いましたので、19年度におきまして、この計画に基づき、避難実施要領などの実施計画を作成する予定でございます。


 地震に強いまちづくりを進めるため、平成15年度から継続して行っております、個人住宅耐震診断事業を引き続き実施してまいりますほか、耐震診断によりまして耐震補強が必要と判定された木造住宅の改修につきましても、引き続き補助を行ってまいりたいと存じます。


 消防行政でございます。このほど、伊賀南部消防組合を解散いたしまして、伊賀市、名張市の行政単位で消防業務を行うことについて協議が調いましたので、4月1日から、市内全域を伊賀市消防本部の管轄といたしたいと存じます。また、現在の青山消防署を伊賀市南消防署と改称いたしまして、丸山分署も含め、伊賀市の南部地域の消防・防災の拠点として、地域住民の安心・安全の確保に努めてまいる所存でございます。


 なお、今議会に、伊賀市消防本部及び消防署の設置に関する条例及び伊賀市火災予防条例の一部改正について提案させていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。


 平成19年度において、仮称、救命の駅を発足させたいと存じます。市民の皆様あるいは観光客の皆様が、不慮の事故でのけがや、急に病気に見舞われたとき、身近な場所に助けを求めたり、119番通報や応急処置等の協力体制を確立するものでございます。発足当初は、市内ガソリンスタンドの皆様方にご協力をいただきまして、その後、順次、各事業所等へと広げてまいりたいと考えております。


 治水関係でございますが、現在、国交省におきまして、淀川水系の河川整備基本方針の策定が進められております。また、川上ダム建設事業につきましては、近畿地方整備局において河川整備計画の策定作業、水資源機構におきましては、道路工事とあわせて、各種計画を進めていただいております。平成19年度は河川整備計画及び事業計画の山場だというふうに伺っておりまして、伊賀市といたしましても、川上ダム本体工事の早期着工に向け、各関係機関への要望を積極的に行うなど、引き続き強力な取り組みを行ってまいります。


 上水道事業です。平成18年度から策定を行っております伊賀市水道事業基本計画でありますが、19年度中の完成を目指して、引き続き作業を進めてまいります。また、20年度には、水道事業の統合に向け、伊賀市上水道事業の創設認可申請を行う予定でございます。上野上水道につきましては、上野上水道第8次拡張事業によりまして、上野第3配水池築造工事を初め、広域化促進のための配水管布設工事、緊急遮断弁の整備を進めております。伊賀上水道でありますが、小杉地区での配水管、希望ヶ丘地区での公共下水道工事に伴う老朽管の更新事業を進めまして、阿山上水道におきましては、緊急遮断弁の整備のほか、川合地区での、これは阿山ハイツでございますが、公共下水道工事に伴う老朽管の更新事業を進めてまいります。


 簡易水道でございますが、我山、出屋敷、比土及び古郡簡水の再編推進事業が平成19年度に完成をする予定でありますので、この4つの簡水を、平成20年4月1日から上野上水道に統合する予定でございます。このほか、阿波簡水の第3次拡張事業、馬野簡水の生活基盤近代化事業を継続して進めております。


 川上ダムを水源といたしまして、三重県企業庁より進められております伊賀水道用水供給事業であります。平成18年度末での進捗率といたしまして、59.1パーセントであります。平成19年度は約40億円の事業費によりまして、取水施設、送水施設、浄水場等の整備が計画されておりまして、平成21年4月からの給水開始を目指して工事が進められております。


 下水道関係であります。公共下水道事業では、島ヶ原処理区につきましては、平成18年度で建設事業が完了いたします。希望ヶ丘処理区につきましては、本年6月1日から供用を開始する予定でございます。河合処理区につきましては、引き続き管渠工事などの面整備を進めてまいります。


 農業集落排水事業では、神戸地区の建設を継続して実施するとともに、花垣地区、依那古地区の事業採択に向けまして、新たに取り組む予定をいたしております。


 浄化槽市町村整備推進事業につきましては、引き続き青山支所管内において実施してまいります。


 また、平成19年度から、伊賀下水道事業会計を農業集落排水事業特別会計と公共下水道事業特別会計に移行いたしまして、会計の統合を行いますとともに、料金システムにつきましても、4月から伊賀支所が稼働することによりまして、全支所の料金システムの統合が完了いたします。同一会計、同一システムのもと、事務の効率化、負担とサービスの公平化に取り組んでまいりたいと思っております。


 伊賀市指定ごみ袋制度の件でありますが、本年1月よりスタートいたしまして、市民の皆様のご協力によりまして、順調に推移をいたしております。今後とも、分別によるごみ減量化への市民の皆様のご理解とご協力をお願いを申し上げる次第でございます。


 また、平成19年度では、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づきまして、伊賀市役所の事務及び事業に関し、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出抑制等を行うため、伊賀市地球温暖化対策実行計画を策定いたし、地球温暖化対策に取り組んでいきたいと存じます。


 本庁舎ほか85施設で取り組んでおりますISO14001につきましては、従来、更新審査を外部審査機関に委託しておりましたが、平成19年度からは、他市や伊賀市内のISO14001認証団体による審査に切りかえまして、自己適合宣言に変更したいと存じます。今後も内部監査員の自立や、職員の意識向上に取り組んでまいる所存でございます。


 伊賀南部衛生組合の新清掃工場建設事業でございますが、用地の造成工事が完了いたしました。現在、焼却施設及びリサイクル施設の実施設計を行っているところでございます。


 都市計画関係でございますが、中心市街地活性化事業でありますが、先導的な役割が期待されております上野市駅前地区市街地再開発事業は、現在、事業計画案の縦覧を行っておるところでありまして、この3月末には三重県知事へ認可申請を行う予定でございます。また、平成19年度におきましては、権利返還計画を定め、三重県知事の認可を得るべく、上野市駅前地区再開発協議会と連携いたしまして、さらなる合意形成の進展を図ってまいりたいと考えております。


 伊賀市の都市の将来像を明らかにし、合併後の伊賀市都市計画区域の一元化を図るため、平成19年度から都市マスタープランの策定に取り組んでまいります。現在先行して策定が進んでおります、中心市街地活性化計画や地域活性化計画などとの整合を図りながら、市民の皆様とともに進めてまいりたいと存じます。


 景観計画に関してでありますが、昨年12月に、三重県下で最初の景観行政団体となりましたが、先人から受け継いだ伝統ある町並みや豊かな自然景観を後世に引き継ぐべく、景観行政の柱となる景観計画を、平成19年度中に策定したいと考えております。


 公営住宅についてでございます。阿山支所管内の子育て支援住宅の第2期工事が10戸分つきまして、平成19年度実施設計、20年度建設を予定いたしております。


 次に、第3の分野でございます。教育・文化であります。


 明るい未来の希望を育むまちづくり、だれもが尊重される人権文化のまちづくりなど、政策は6つでございます。


 学校教育でありますが、平成18年度当初に各学校、幼稚園が策定いたしましたマニフェストにつきまして、平成18年度は初めての取り組みとして試行錯誤を繰り返しながらも、学力向上や指導力向上という面で十分にその成果を上げることができ、現在、この1年間の取り組みについて、保護者の方などに外部評価をお願いしているところでありまして、再度自校で検証した後、来年度も学校教育方針をマニフェストといたしまして公表する予定でございます。


 障害児教育の分野でございますが、平成19年度から特別支援教育に移行となりますことから、各学校での児童生徒の状況を十分把握した上、特別支援教育充実事業を立ち上げまして、特別支援教育の充実と推進を図ってまいります。


 いがっこ給食センター夢でございます。本年4月からの稼働によりまして、市内の全小・中学校において、学校給食が完全実施されることになります。学校給食を通じまして、家庭や地域と連携した食育を進めてまいりますとともに、地産地消を推進いたしまして、安全・安心な学校給食を実施してまいります。


 上野地区校区再編計画につきまして、第1段階の中学校区再編では、仮称、城東中学校の校舎建築に着手いたしますほか、仮称、上野南地区中学校につきましては、住民の合意と参画を基調に据えまして、建設に向けた取り組みを進めてまいります。第2段階の小学校区の再編につきましては、中学校区の再編実施時期との整合を図り、円滑に実施できるよう、関係者による協議を行ってまいります。また、伊賀地区、阿山地区の校区再編につきましても、関係者による検討組織を設置いたしまして、望ましい校区のあり方について検討いたします。


 放課後子ども教室であります。まず、運営委員会を設置いたしまして、ボランティアの確保など、条件の整った校区から、平成19年度中に開設したいと考えております。


 又、近年問題になっております子供の活字離れへの対策でございますが、平成19年度で、子ども読書活動推進計画を策定したいと考えております。子供にとって、読書は新たな価値観を学び、感性や表現力、想像力を高め、人格形成に重要なものでございます。学校、図書館、関係ボランティアの方々にご協力をいただき、策定していきたいと思っております。


 伊賀市のスポーツ振興の基本となります伊賀市スポーツ振興計画がまとまりましたので、今議会に提案させていただいております。今後はこの計画に基づき、施策を推進するための事業の内容を明らかにいたしまして、計画の推進を図っていく予定でございますので、よろしくお願い申し上げます。


 新たなスポーツ需要に対する運動施設の整備と広域防災の充実を図るため、しらさぎクリーンセンター清掃工場跡地周辺を、防災運動公園として整備を進めていきたいと存じております。平成19年度では、防災機能等を付加いたしました公園の整備について、基本計画の策定を実施する予定でございます。


 人権にかかわる施策でございますが、これまで市の重要課題といたしまして、同和問題を初め、子供、女性、障害者、外国人等に対する人権問題の解決に向けてさまざまな取り組みを進めてまいりました。しかしながら、依然として差別事件や事象が行っておりまして、最近では、インターネット掲示板上の携帯サイトにおいて差別書き込みが横行するなど、新たな人権問題も発生いたしまして、差別の拡散防止のために早急な対策が必要となってきております。


 このような中、伊賀市人権施策総合計画の策定に取り組んでまいりましたが、最終案がまとまりましたので、今議会に提案をさせていただいております。この計画は、今後5カ年間の人権にかかわるさまざまな課題解決に向けまして、総合的、計画的な取り組みを進めるためのものでございます。どうかよろしくお願い申し上げます。


 同和施策でございますが、同和問題の早期解消を図ることは国民的な課題でもありまして、これまでも最重要課題として位置づけ、各種施策を展開してまいりました。同和地区の生活環境の改善を初めとする物的な基盤整備につきましては一定の成果を上げてまいりましたが、教育や産業、就労面においてはまだまだ多くの課題が残されたままでありまして、この課題解決が急務でございます。このため、昨年実施いたしました生活実態調査の結果をもとに、平成19年度において、今後の同和施策における課題解決のため、仮称、同和施策推進計画の策定を行ってまいります。


 男女共同参画の推進でございます。伊賀市男女共同参画基本計画に基づいた実施事業の進捗状況について、調査を現在行っております。


 文化の面でございますが、芭蕉翁顕彰会につきましては、平成17年度から、財団法人芭蕉翁顕彰会といがまち芭蕉翁顕彰会との統合に向けた協議が進められてまいりましたが、ことし4月に、財団法人芭蕉翁顕彰会に統一される運びとなりました。俳聖松尾芭蕉翁を顕彰していく組織が拡大されたことで、芭蕉翁生誕地として伊賀市を内外に一層PRしてまいりたいと考えております。


 市史編さん事業でございます。現在、「伊賀市史 資料編 古代・中世」の原稿がほぼ出そろいまして、最終的な確認作業を行っております。神話の時代から藤堂高虎公が伊賀上野城に入城するまでの間の当市にまつわる古文書など代表的なものをまとめたものでございまして、市民の皆様に読みやすいように編集いたしております。新年早々に発注いたしまして、その後、校正作業を経て、平成20年3月に発刊する予定をいたしております。


 次に、第4の分野でございますが、産業振興の分野でございます。


 地域資源を活かした活力あるまちづくりなど、4つの政策がございます。


 農林業でございます。食料の安定供給はもちろんのこと、国土や自然環境の保全、良好な景観の形成など、市民の暮らしに重要な役割を担ってまいります。しかしながら、従事者の減少、高齢化、グローバル化の進展などに伴いまして、大きな転換期を迎えております。このような状況のもと、伊賀市地域活性化計画がまとまりましたので、今議会に提案させていただいております。伊賀市産業の基盤づくりを明確にしながら、本年が伊賀市地域活性化元年となるよう、当面する課題に全力で取り組んでまいりたいと存じます。


 水田農業政策につきましては、平成19年度から品目横断的経営安定対策、米政策改革対策、農地・水・環境保全向上対策、この3本の柱になります施策が実施されます。これらの対策を円滑に実施するため、県、農業協同組合、農業委員会などの関係機関、団体とさらなる連携、協力を図りまして、制度の周知、担い手の育成・確保等に万全を期す所存でございます。


 また、伊賀市の水田農業施策の統一に向けまして、伊賀市水田農業推進協議会を4月初旬に設立いたしまして、伊賀市の水田農業ビジョンを新たに策定する予定でございます。同時に、野菜等の特産物の生産振興につきましても、販売目的特産野菜の作付に対しまして、栽培面積に応じた一定の支援を行ってまいりたいと考えております。


 鳥獣害対策でございますが、引き続きまして、このことにつきましては電気さく等、共同防止施設に対する助成を行いますとともに、猟友会の皆様にご協力をいただき、有害獣の駆除を推進してまいります。また、猿対策につきましては、電波発信機によりまして、群の生態行動を監視いたしまして、出没時の追い払い効果を高めていきたいと存じます。


 農業生産基盤の整備でございます。伊賀支所管内の山畑と西之沢・川西地区におきまして、国の元気な地域づくり交付金を活用した、農地等高度利用促進事業に取り組む予定でございます。規模の大きな農道舗装と用水路改修を実施することによりまして、農産物の生産振興と施設維持管理の軽減を図りたいと考えております。


 林業関係であります。森林の有する公益的機能を高めるため、伊賀、大山田、青山の地域で、引き続きまして森林環境創造事業に取り組んでまいります。また、平成18年度から、市内全域の人工林を対象といたしまして緊急間伐推進事業の支援を行ってまいりましたが、19年度も引き続いて助成制度を継続いたしますので、効果的な間伐施業を行っていただきたいと存じます。


 畜産振興でございます。近年、この分野で意欲的な後継者も育ってまいっておりまして、まことに喜ばしい限りでございます。伊賀牛生産振興協議会への活動支援とか、あるいは生産組織への優良素牛導入支援を行いまして、これまで以上にブランド化の推進を図ってまいりたいと考えております。


 産学官連携事業、三重大学伊賀拠点構想についてでございます。本年1月10日に三重大学にお伺いいたしまして、伊賀市への研究開発拠点の設置を要請させていただきまして、大学院生物資源学研究科を中心に、伊賀拠点設置の合意を得ることができました。現在は三重大学との立地協定を締結すべく、事務的な準備を進めているところでございます。今後は、平成20年度にオープンできるよう、拠点施設の建設を進めるとともに、庁内体制も整備いたしたいと考えております。地域資源を活用いたしまして、機能性食品や新素材の開発を行うなど、新たな需要を創造するほか、バイオマスタウン構想も構築いたしまして、新産業分野で、伊賀市のみならず、全国的な開拓拠点となることを期待いたしております。


 中心市街地活性化事業でございます。昨年10月に中心市街地活性化基本計画策定委員会が設置されまして、当該基本計画を策定いたしているところであります。これまでの委員会での議論を踏まえた素案につきまして、現在パブリックコメントを実施いたしております。さらに、今後、タウンミーティングも予定をいたしておりまして、広く市民の皆様方からご意見をいただきたいと考えております。株式会社まちづくり伊賀上野を中心に、実効性のある基本計画案として取りまとめ、国との事前協議を進めながら、認定申請に向けて取り組んでまいりたいと存じます。


 地域再生マネジャー事業でございます。平成17年度より、3カ年計画で取り組んでまいりました。平成19年度は、新産業創出に向けた調査研究の最終年度となります。これまでのまちなか再生に向けたにぎわい創出のための先導的な取り組みや、名阪国道沿いの遊休地の利活用のため、実現可能な事業推進手法の検討など、新産業起業化研究会においてさらに議論をしていただきまして、新産業創出と地域再生のための実現可能な構想案を取りまとめたいと考えております。


 商業振興関係でございますが、中心市街地商業等の活性化支援に努めてまいりますとともに、中小企業の経営安定化や資金供給の円滑化を図るため、政府の金融セーフティーネット拡充に伴う諸施策を実施いたしまして、国や県の公的融資制度の活用促進に努めてまいります。


 労政・雇用対策の関係では、2007年問題と言われます、団塊の世代が定年退職の時期を迎えます。これまでの長い貴重な人生経験を生かされまして、地域貢献など、新たな自己実現に挑んでいただければと存じております。このため、特に伊賀市におきまして、シルバー人材センター事業を通じた支援などを実施してまいります。また、若者へのU・J・Iターン事業によります就職セミナーを開催するなど、若者の地元就職の機会を図るほか、県機関と協力してフリーター等の就職相談も行い、安定した就職を目指す若者の雇用環境の醸成に努めてまいります。


 観光振興でございます。今議会におきまして、伊賀市観光振興計画を提案させていただいております。この計画は、伊賀市の各地域が有する固有の資源を活用いたしまして、地域の魅力を向上させ、まちのにぎわいを演出しようとするものでございます。


 毎年観光客の皆様に好評を博しております伊賀上野NINJAフェスタにつきましては、ことしはさらに観光客の増加を目指して、開催期間を昨年より1週間早め、3月24日の日曜日から5月6日のゴールデンウイーク終了日までの44日間といたします。期間中、市民の皆様、各種団体の皆様のご協力によりまして、忍者にちなんださまざまなイベントの開催を初め、まちじゅうの空き町家などを活用いたしました、まちなか忍者道場が開設されます。初日の3月24日には、隣接の甲賀市さんとの忍者連携イベントも予定いたしております。


 その他、伊賀焼新緑陶器市、余野公園や青山高原でのつつじまつりなど、春の行楽シーズンに伊賀市を訪れるお客様が一人でも多くなるよう、伊賀流おもてなしによります、まちのにぎわいづくりを積極的に行ってまいりたいと考えております。また、今後は6つの観光協会で構成されております伊賀市観光協会連絡協議会を核といたしまして、市町村合併の効果を発揮していただけるよう、観光施策の事業展開を行っていきたいと考えております。


 地域ブランドでございます。平成18年4月から、地域団体商標登録制度が施行されました。この制度は、地域ブランドを活用いたしまして地域振興を図ろうとするものでありますが、伊賀ブランドといたしまして、このほど三重県組紐協同組合から、伊賀くみひもの商標登録の準備を進めていると伺っております。今後は他の団体につきましても、地域団体商標登録の準備をお願いしたいと考えております。


 次に、第5の分野でございます。交流基盤であります。


 市内外を移動しやすいまちづくり、郷土を支える交流のまちづくりなど、5つの政策がございます。


 伊賀線活性化促進事業でありますが、3月に近畿日本鉄道株式会社と締結いたしました存続に関する覚書に基づきまして、現在、協議を進めております。高校通学生徒を初め、市民の貴重な交通手段であります伊賀線を存続させるため、運行新会社への支出と、それから運営補助による支援等を内容といたしました確認書を新年度早々にも取り交わしまして、本年秋ごろを目途に、伊賀線の運行を新会社へ移行すべく協議を進めてまいりたいと存じます。


 関西本線の整備促進でございます。三重県に対して主体的な取り組みの強化を求めるとともに、引き続き関係団体と連携いたしまして、JR西日本、さらにJR東海に対しまして、加茂から亀山間の電化促進と接続の改善、大阪−名古屋間の直通列車の復活など、利用者の利便性向上を要望してまいりたいと存じます。


 また、地元の方から伊賀上野駅前にトイレのご寄附がございました。近々完成の予定と伺っておりますが、この場をおかりいたしまして、ご好意に対しまして厚くお礼を申し上げる次第でございます。


 伊賀市交通計画につきましては、市民の皆様から計画案に対するご意見を求めるため、3月1日から14日までの間、パブリックコメントを実施いたしますとともに、3月10日、タウンミーティングを開催いたします。これらを踏まえまして、今年度中に交通計画を取りまとめたいと考えております。


 また、廃止代替バスと行政バスの見直しにつきましては、改正道路運送法に基づき設置をいたします地域公共交通会議での議論を経て、当該計画に基づき、平成19年度から段階的に実施してまいります。


 道路関係では、東西軸に比べまして整備がおくれがちな南北軸であります。地域高規格道路名神名阪連絡道路の早期具体化や、地域間の交流や連携を促進する名阪国道の高規格化整備、国道368号線の4車線化整備、国道422号三田坂バイパス、川上ダムに関連します県道松阪青山線、青山美杉線の整備促進を初め、国道163号長野トンネルなどの整備促進につきまして、強力な取り組みを関係機関に働きかけてまいりたいと存じます。


 なお、県道松阪青山線でございますが、平成20年度の早期に供用開始ができるというふうに伺っております。


 また、これらの幹線道路に接続いたしまして地域住民の暮らしを支える生活道路としての市道整備では、主なものといたしまして、佐那具千歳線など7路線を地方道路交付金事業で整備を進めてまいりますほか、山田橋の耐震対策を実施いたす予定でございます。


 広域農道整備事業に関連しております腰山福川線など4路線の整備は道整備交付金事業で、下町南裏滝ヶ鼻線ほか1路線はまちづくり交付金事業で、それぞれ継続事業として実施してまいります。


 電子市役所の構築の件であります。伊賀市総合計画にのっとりまして、順次推進してまいります。平成19年度では、まず職員の勤務管理などの業務につきまして、電子決裁システムの導入を実施したいと考えております。


 国際化の推進でございますが、昨年2月に、外国人市民の声を市政に反映させるため、伊賀市外国人住民協議会を設置いたしました。これまで4回の会合が開催されまして、各委員さんからの意見をもとにテーマを設定いたしまして、熱心にご協議をいただいております。行政といたしましても、今後とも行政窓口サービスあるいは健康保険、年金などの社会福祉制度、子供の教育などの課題につきまして取り組みを進めてまいりたいと考えております。


 国際交流協会でございますが、現在、合併前の旧市町村単位で6つの協会が活動されております。昨年9月に、伊賀市国際交流協会設立推進委員会が設置されまして、統合に向けた協議が進められまして、この4月には、伊賀市国際交流協会の設立総会が開催される運びになったと伺っております。これまでの地域の活動を継続しながら、新しい組織で、一体化した活動が推進されると期待申し上げております。


 第6の分野は、仕組みづくりでございます。


 一体感を生み出す市民と行政の協働のしくみなど、8つの政策がございます。


 伊賀市総合計画についてでございますが、実施計画の進行管理のため、平成19年度早々にも市民参加によるまちづくり市民委員会を設置いたしまして、総合計画の各基本施策の達成度が確認できるよう進めてまいります。


 伊賀市の最高規範と位置づけております自治基本条例でありますが、各地域における自治活動の醸成とともに、市民の皆様へのさらなる周知徹底が重要となってまいりました。このため、条例の解釈や運用の統一化につきまして、市としての基本的な考え方を取りまとめる必要がありまして、現在、庁内で研修や議論、検討を進めております。条例制定後2年余りが経過する中で、条例が現状に即した内容であるかどうかなど、市民参加による自治基本条例推進研究会を設置いたしまして、行政、市民の双方の視点から検討、協議を進めたいと考えております。


 住民自治協議会などへの財政支援の件でありますが、設立交付金は平成18年度で終了いたします。平成19年度からは、地域の自主的で個性的なまちづくり活動を支援するため、地域活動支援補助金を新設する予定でございます。市民の皆様が主体となって地域課題を解決するため、活用いただきたいと存じております。


 去る2月3日、第1回住民自治協議会環境活動報告会を開催させていただきました。12件の事例報告がありまして、大変有意義なものとなりました。今後も先進的な事例報告の場を提供するなど、情報を共有いたしまして、各住民自治協議会の活動が一層活発なものになるよう、環境を整えてまいりたいと考えております。


 地区公民館建設補助金であります。昨年、各地域で市長懇談会を開催させていただきました。地区の公民館出入り口のスロープ化など、小規模工事に対する補助金設置の要望が大変多く出されました。このため、平成19年度からは、従来の新築、改築の補助金に加えまして、バリアフリー化のための補助金を新設させていただきたいと存じます。


 市税の証明並びに収納及び納税相談業務でございます。3月1日から8月31日の間、試行といたしまして、毎週木曜日午後7時30分まで、執務時間の延長を行います。どうぞ地区の皆様にはご利用いただきたいと存じます。


 行財政改革の一環として検討を進めてまいりました民間事業者による優良広告事業の件でございますが、昨年12月から庁内で、伊賀市民間事業者広告事業検討委員会を設置いたしまして検討してまいりましたが、このほど、掲載要綱等を定めましたので、新年度から伊賀市のホームページ広告を手始めに募集いたしたいと考えております。また、今後は財源確保、経費縮減の観点から、封筒、広報紙等につきましても検討予定をいたしております。


 平成19年度の予算編成でございますが、一般会計の編成方針を大幅に改めました。具体的には、政策的経費を除く経常的経費につきまして、各部に一般財源を配当いたしまして、各事業内容を最もよく理解をいたしております担当部署において予算編成を行う、枠配分方式としております。総合計画の実施計画を重視いたしまして、行政評価結果を反映させ、めり張りのある予算編成を目指したところでございます。詳細につきまして、予算編成方針で後ほど申し上げたいと存じます。


 以上、新年度に向けまして、市政の主要な施策について申し述べさせていただきましたが、これらのほかにも重要な事務事業がたくさんございます。平成19年度は、伊賀市の飛躍の年といたしたいと存じますので、今後とも、議会の皆様方を初め、市民の皆様方の格別のご指導、ご協力をお願い申し上げる次第でございます。


 なお、今議会に提案させていただいております諸議案につきまして、よろしくご審議を賜りまして、ご可決を賜りますようお願い申し上げ、開会に際しましてのごあいさつとさせていただきます。よろしくお願いいたします。


○議長(安本美栄子君)


 お疲れさまでした。


 次に、日程第4 教育行政方針についてを議題といたします。


 教育委員長の説明を願います。


 教育委員長。


○教育委員長(勝本順子君)


 失礼いたします。


 平成19年度伊賀市の教育行政を進めるに当たりまして、教育委員会の基本的な考え方を述べさせていただきます。


 伊賀市の教育、文化につきましては、人をはぐくみ文化をつくる、一人一人が輝くことで、伊賀市は限りない可能性を持つという考えに基づく将来構想を持っております。


 人権、環境、平和を創造する21世紀に入り、市民一人一人が心豊かに生活し、調和と活力ある豊かな郷土の未来を開くためには、教育が極めて重要な役割を担っております。


 昭和22年に制定された前教育基本法のもとで、我が国の教育は充実発展し、豊かな経済社会や安全・安心な生活を実現する原動力となるなど、多くの成果を上げてきました。けれども、制定から半世紀以上が経過した今日、科学技術の進歩、情報化、国際化、少子高齢化、家族状況の変化など、我が国の教育をめぐる状況が大きく変化し、さまざまな課題が生じているとして、これらの課題に対応するため、平成18年12月、60年という時を経て、教育基本法が改正され、公布されました。


 こうした情勢の中で、伊賀市の教育の振興を図るため、教育の全領域にわたり、市民との共通理解と連携を図り、きめ細かい方策を推進することによって、市民みずからが相互に高め合う教育を創造し、継続的、累積的に発展させてまいります。


 このような使命に思いをいたし、教育行政を預かる者といたしまして、市民の皆様の期待にこたえるよう、微力ながら、誠心誠意努力してまいりたいと存じます。


 まず、学校教育の置かれている状況でありますが、来年度から比自岐小学校が依那古小学校と統合いたしますので、市内におきましては、2つの公立幼稚園と25の小学校、12の中学校となります。現在のところ、幼稚園児167名、小学生5,207名、中学生2,667名が在籍することとなります。


 義務教育におきましては、知識や技能を単に教え込むことに偏りがちな教育から、生きる力を育成する教育へと転換を図り、実施されておりますが、現行の学習指導要領では、学校での学習時間や学習内容が減らされたことがあり、また、格差の広がり方から、子供たちの学力において二極化が進んでいるという指摘がなされているところでございます。


 このような状況の中、伊賀市におきましては、平成18年度当初、市内すべての学校、幼稚園が、学力、人権、キャリアという3つの視点を盛り込んだマニフェストを作成しました。そして、運営方針を文章化し、保護者や地域に公約、公表いたしました。


 マニフェストの検証につきましては、7月と2月に、学校長、園長との面談を実施いたしました。7月には進捗状況や教職員との協議の状況を聞き取り、2月には、児童生徒や保護者の皆様方による外部評価をもとに、本年度の達成状況や教職員の満足度等の報告を受けました。その中で、マニフェストとして公約、公表することにより、学校としてやるべき教育活動が明確になり、児童生徒や保護者、地域に具体的な目標、取り組み、評価等を提示することができてよかったという実感を、各学校長、園長から聞き取りました。


 学力保障につきまして説明申し上げます。


 学校は、子供たちにとって学びの場であることから、子供一人一人に対しての確かな学力の育成が重要であると考えます。そのため、平成18年度は、学校創立記念日を授業日とするとともに、夏季休業、夏休みの3日間短縮を本格実施し、8月29日から2学期を開始いたしました。その結果、子供たちにとって夏休みの生活からの切りかえにゆとりができ、しっかりとした2学期のスタートを切ることができました。また、学習時間が約24時間増加したことにより、やや余裕を持って学習ができる状況となりました。


 一方、本年度の標準学力検査の結果を踏まえ、学力向上のための研究推進校を何校か指定し、研究を進めているところですが、この事業を来年度も継続いたします。


 その中で、指導方法の工夫ということと、わかる授業づくりということを研究するとともに、より効果的な少人数指導のあり方を追求し、児童生徒の学力の向上を目指してまいりたいと考えております。


 一方、子供たちの生活実態を調査いたしましたところ、家庭での学習習慣が身についていない現状が、課題として明らかになっております。家庭での学習環境づくりや学習の時間の確保につきまして、ご家族の方々の理解と協力がぜひとも必要です。早寝、早起きの習慣、朝ご飯をきちんと食べてから1日がスタートするという基本的な生活習慣を身につけるとともに、我慢することや善悪を判断する力をつけることなどにつきまして、保護者の皆様とともに振り返り、学校と家庭が歩調を合わせて子供たちをはぐくんでいきたいと考えております。


 次に、学校教育では、基礎学力の保障とともに、人権・同和教育を重要な柱として、平成19年度も推進してまいります。


 本年度は、いじめを苦にして自殺に至った児童生徒の報道がたくさんございました。学校、家庭、地域が一つになって、いじめは身近にあるものであり、許せない人権侵害であることを再確認し、子供たち一人一人が命はかけがえのないものであること実感し、安心して過ごせる仲間づくりや人間関係を育てるとともに、豊かな体験に根差した道徳性を育て、人間としてのあり方や生き方を見直させてまいります。


 さらに、部落差別を初めとするあらゆる差別を許さない実践的な人間を育てる教育を、道徳や特別活動の時間、総合的な学習の時間を中心に、より進めてまいります。


 子供たちがさまざまな生き方に出会ってつかんだみずからの生き方を大切にし、多くの仲間とつながっていく機会として、部落問題を考える小・中学生の集いを来年度もさらに充実させてまいります。家庭や地域の皆様におかれましては、子供たちから発信されること、言葉や信号に対して心と耳を向け、そして、目を傾けてしっかりと聞いていただき、人権文化が花開く伊賀市をつくり上げていこうとする願いをぜひとも受けとめていただきたいと思います。


 キャリア教育の推進についてでございますが、本年度、11月25日、伊賀市教育委員会は、キャリア教育優良教育委員会として文部科学大臣表彰を受けることができました。キャリア教育は子供たちの勤労観や職業観を育てるものですが、市内の小・中学校における職場体験活動や、保護者の皆様を初めとする市民の皆様、教職員を対象にしたキャリア教育推進フォーラムの開催などが評価されました。ご協力いただきました皆様に、この場をおかりしてお礼を申し上げます。


 来年度におきましては、コミュニケーション能力や生活面での問題解決力を身につけることができるライフスキル教育の実践を広げ、キャリア教育を一層推進してまいります。


 特別支援教育につきましてお話しさせていただきます。


 来年度4月1日、学校教育法等の一部を改正する法律の施行により、障害の重度・重複化やLD等の、特別な教育的支援を必要とする児童生徒への適切な対応を進めていく上で、特殊教育は、特別支援教育へ転換することとなります。市内の小・中学校におきましては、関係機関との連携のもと、個々の児童生徒の状況を十分把握した上で支援の充実を図り、必要に応じた指導体制の確立を図ってまいります。


 つきましては、来年度から通常学級に在籍するLD、ADHD、高機能自閉症、アスペルガー症候群等の児童生徒を含む障害のある児童生徒に適切な指導と必要な支援を行うため、特別支援教育支援員を若干名配置いたします。


 学校給食についてであります。


 健全な心や体は、食の上に成り立っております。食育は、知育、徳育、体育の基礎となるべきもので、特に義務教育9年間の子供が最も成長する時期、食することの大切さを学ぶ食育を進めていくことが強く求められているところです。


 本年度、ゆめが丘に建設されました、いがっこ給食センター夢では、給食開始を目前に控えて、調理機器の搬入が始まっております。これまで実施されておりませんでした上野地区の6中学校の給食を実施することにより、市内の学校給食は完全実施となります。


 献立の作成や食材の発注は県の学校栄養職員と市の職員によって行い、調理、配送業務は民間委託業者によって行われます。市全体といたしまして、安全で安心できる学校給食を実施することを最優先に取り組んでまいります。


 次に、上野地区の校区再編計画でありますが、仮称、城東中学校につきましては、校舎建築に着手してまいります。それに係る建設事業予算を計上させていただいておりますので、よろしくお願い申し上げます。


 なお、平成21年度開校にあわせて行う、上野地区市街地中学校の校区の見直しにかかわって、該当地区に対する説明会を開催してまいります。


 建設用地に係る地区合意が得られていない、仮称、上野南地区中学校につきましては、速やかな合意形成に努め、学校建設に向けての取り組みを開始してまいります。


 また、第2段階の小学校区の再編につきましては、仮称、上野北部地区小学校の実施計画を策定いたしますほか、仮称、上野東部地区小学校の校区関係者によります検討組織を立ち上げ、検討に入りたいと考えております。


 あわせまして、旧阿山、伊賀地区において、地域の合意と参画を基調に据えました検討協議会を組織し、校区の再編や学校の適正配置等に係る協議を進めてまいります。


 生涯学習の分野では、近年の急激な社会情勢の変化に伴い、市民の生涯学習に対する要求も多岐にわたり、かつ高度な要求としてあらわれております。このような要求にこたえ、また、市民が公平な立場で生涯学習活動ができるように、18年度に、伊賀市生涯学習推進大綱の策定作業を行ってまいりました。新年度におきましては、この生涯学習対綱に基づき、すべての市民がいつでも、どこでも、学びたいときに学べる環境づくりを目指して、諸事業の展開を進めてまいります。


 次に、人権教育の分野ですが、依然として現存する部落差別を初めとするあらゆる差別の解消を図るために、市民の学習の機会や場を提供し、自主的活動の推進、各関係機関、団体との連携を深めて、より一層の啓発活動の推進に努めるとともに、教育集会所事業においても、各地域に応じた人権学習や人権教育を展開してまいります。そのための取り組みの指針となる、伊賀市の人権並びに同和教育に関する基本方針を打ち出し、社会教育、学校教育及び関係機関等の協力連携をいただきながら、一日も早い部落差別の撤廃を目指します。


 青少年の健全育成事業では、今日の青少年を取り巻く環境は急激な変化を見せております。特に近年のメディアによる多種多様な情報は想像を超える勢いで広がり、青少年の育成に大きな影響を及ぼしております。こうした社会環境の中、家庭や地域、学校、行政が一体となって、青少年を取り巻く環境を整備し、青少年の健全育成に取り組んでいかなければなりません。その取り組みの一つとして、放課後子ども教室を開設し、地域の皆様の協力や理解をいただきながら、体験活動や地域との交流活動、学習活動等を通じて、健全な青少年の育成を目指したいと考えております。


 また、子供が読書に親しむ機会をつくり、感性や思考力、想像力を豊かにしていくために、子ども読書活動推進計画を策定し、将来の人格形成に役立てたいと考えております。


 次に、社会体育の分野におきまして、スポーツが生活に欠かせない文化として市民生活の中に根づき、市民のだれもが生涯にわたって、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツに親しめる生涯スポーツの実現に向けて取り組んでまいります。その取り組みの一つとして、今議会に提案させていただいております伊賀市スポーツ振興計画に基づき、現況と課題を踏まえながら、中長期的な視点に立ったスポーツ振興のための施策を展開してまいりたいと考えております。


 以上、平成19年度教育行政方針とさせていただきます。今後とも皆様方のお力添えをいただきますようお願い申し上げます。ありがとうございました。


○議長(安本美栄子君)


 お疲れさまです。


 次に、日程第5 議案第1号から議案第32号までの予算関係32議案を一括上程いたします。


 当初の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました平成19年度の一般会計を初め、各特別会計、企業会計及び財産区特別会計の予算案のご審議をいただくに当たりまして、予算編成方針とその概要についてご説明申し上げます。


 我が国の経済環境は、世界経済の着実な回復が続く中で、企業収益が改善し、設備投資が増加するなど、雇用情勢に厳しさが残っているものの、改善に広がりが見られることから、ようやく正常な状態に戻りつつあると言われております。


 しかしながら、地域間で回復のばらつきが見られまして、雇用形態の改善がまだおくれるなど、回復の実感に乏しいとの指摘もあるとおりでございます。


 政府が示しました平成19年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度におきまして、海外経済の底がたい推移が見込まれ、国内総生産は名目で2.2パーセント程度と、4年連続で増加いたしまして、物価変動の影響を除いた実績GDPでは2パーセント程度になると見通しまして、企業部門、家計部門ともに改善が継続することから、日本経済は物価の安定のもとでの自立的、持続的な経済成長が実現すると見込まれております。


 政府は、平成19年度予算編成の基本方針の中で、平成23年度に国と地方の基礎的財政収支を黒字化するとともに、簡素で効率的な政府を実現するために、これまでの財政健全化策を継続するものとし、そのためには、歳出全般にわたる徹底した見直しを行い、公共事業関係費は、前年度予算額から3パーセント削減、義務的経費の自然増分も、制度、施策の抜本的見通しで抑制を図るほか、政策評価等を利用いたしまして歳出の効率化、合理化を進めるとの基本的な考え方を示しております。


 そして、地方財政につきましては、国と地方の信頼関係を維持しつつ、基本方針2006に沿いまして、国の歳出予算と歩を一にいたしまして、人件費、投資的経費、一般行政経費の分野にわたり、地方歳出を厳しく抑制するといたしまして、1つには、地方分権改革推進法案を踏まえまして、新地方分権一括法案、仮称の3年以内の国会提出に向け検討を進めるとしています。2つ目に、国、地方の財政状況を踏まえつつ、交付税、補助金の見直しとあわせて、税源移譲を含めた税源配分の見直しを行う。3つ目といたしまして、交付税に依存しない不交付団体の速やか増加を目指す。4つ目といたしまして、地方独自のプロジェクトを交付税等で支援する、頑張る地方応援プログラムの実施とともに、新しい基準による交付税算定方式を導入することなどが示されております。


 地方公共団体におきましては、地方行革新指針等を踏まえまして、より一層の地方行革に取り組むことといたしております。


 これらの方針に基づいて編成されました国の平成19年度一般会計予算の規模、82兆9,088億円でございまして、対前年度比4パーセントの増となっております。


 一方、既に国会に提出をされております平成19年度の地方財政計画は、前年度より247億円減の83兆1,261億円で、6年連続減少しておりまして、給与関係経費や投資単独事業などの削減により、地方一般歳出は8年連続マイナスとなる、65兆7,350億円に抑制されております。


 また、安定的な財政運営に必要な一般財源は確保され、地方交付税は現行法定率分を堅持し、その減額は行わないものといたしておりますが、前年度に比べると4.4パーセント減になっているのが現実でございます。


 さて、本市の財政見通しと予算編成方針でございます。


 平成19年度で市町村合併から3年目を迎えるわけでございますが、合併の目的の一つでもございました少子高齢化による社会構造の変化への対応、スケールメリットを生かした職員定員管理計画による人件費の抑制、公共施設等の重点的整備と、地域一体化の促進などにつきまして、それぞれ計画達成の途上でもありまして、あと数年で中間的な成果が出せるものと思われます。


 しかし、この間にも少子化の加速に対応した子育て支援策の拡充や、伊賀南部消防組合の解散による職員数の増加などに対応することとなったほか、短期集中投資による公債費の増嵩が平成25年度まで継続することになっておりまして、義務的経費の高どまりが避けられない情勢でございます。


 普通建設事業では、学校の統廃合、川上ダム周辺整備、市駅前再開発、公共下水道の整備、上水道の配水管布設工事などの諸事業が予定されておりますが、国の公共事業関係経費が5年間で15パーセントの総合コスト削減を図るということから、合併特例債事業を優先的に実施していくこととになります。


 また、国の分権改革工程による、1つ、地方債の完全自由化、2つ目、税源配分の見直し、3つ目、新型交付税や不交付団体の拡大を目指す交付税改革のほか、これらに関連する新分権一括法の整備などが、10年ほどかけて順次実行される予定になっておりまして、こういったことから、歳入の補足は大変困難をきわめることになりそうでございます。


 本年の予算編成におきましては、これらのことを踏まえまして、行財政改革大綱に沿って、身の丈に合った財政運営を行うために、適正な受益者負担や自主財源の確保に努めるほか、事務事業のすべてにおいて有効性、効率性などの視点から見直しを進めまして、積極的にスクラップ・アンド・ビルドを推進することといたし、また、各部局が主体的な創意工夫により、人が輝く、地域が輝くまちづくり実現に向け、総合計画の各基本施策の有効な事業展開を図るために、限られた財源を重点的、効果的に活用することを基本方針といたしました。


 このようにいたしまして、一般会計では、総合計画の実施計画に基づく重点事業の遂行を優先すると同時に、より住民に近く、精度の高い情報を有している事業担当部が、平成18年度に導入いたしました事務事業評価によりまして、事業の有効性、必要性を判断し、地域住民のニーズに合った行政サービスを実現できる、いわゆる枠配分方式による予算編成を行うことといたしました。


 この新しい予算編成システムは、各部局にあらかじめ一般財源を包括的に配分をいたしまして、これに適切に見積もられた特定財源を加えて、各部局がおのおの次の区分ごとに予算要求をし、編成を行っていくものでございます。


 予算編成の全体構成は、まず、総合計画に基づく事務事業経費、それから2つ目といたしまして、人件費、公債費、扶助費の義務的経費、災害復旧費や債務負担行為によります経費などでありますが、これらは特定配分経費として取り扱いまして、三役査定により決定しました。そして3つ目は、上記2項目以外の経費で、枠配分経費として取り扱いまして、各部局が支所や関係各課と調整し、優先順位をつけて行って、要求されたものを基本的に尊重し、枠配分予算を編成いたしました。


 このような方針によりまして編成した平成19年度一般会計予算は、総合計画事業費分で約144億円、人件費等の義務的経費、債務負担行為などの経費で約185億円、そして、枠配分経費分として約90億円、合計418億8,395万4,000円となりまして、前年度に比し、26億8,688万3,000円、6パーセント減となってございます。


 一般会計の予算の概要につきまして、まず、歳入からご説明申し上げます。


 歳入の中心を占める市税でありますが、課税客体、課税標準等の的確な把握に努めるとともに、着実な滞納整理を図り、徴収の確保に努めることといたしております。


 主要税目の収入見込みは、平成19年度に行われます3兆円規模の所得税から住民税への税源移譲と、個人所得税の定率減税の廃止等によりまして、市民税のうち、所得割は36.6パーセントの増、法人税は16.3パーセントの増、固定資産税は1.5パーセントの増となる見込みでありまして、市税総額は151億1,074万7,000円でありまして、対前年度比12.2パーセント増と見積もっております。


 地方譲与税でありますが、所得譲与税が平成18年度をもって廃止されますほか、自動車重量譲与税及び地方道路譲与税は、国の指標を参考にいたしまして、7億1,550万円計上いたしました。


 利子割交付金などの各交付金につきましても、国が示した指標により増減を加え、それぞれの額を計上しております。


 地方特例交付金でございます。児童手当におきます制度拡充に伴う地方負担増分について、地方特例交付金で措置されるとともに、減税補てん特例交付金が平成18年度で廃止されまして、経過措置として特別交付金が一部交付されますものの、前年度より2億6,770万円の減額でございます。


 地方交付税でありますが、平成19年度から新型交付税が導入されるほか、基準財政需要額の算定に用いる単位費用の削減や、平成17年の国勢調査結果の公表に伴いまして、人口、世帯数などが新数値に置きかえられることになっております。また、総額が対前年比で4.4パーセント減少したこと等も勘案いたしまして、普通交付税で、平成18年度の交付額ベースに5.1パーセント減の73億5,000万円といたしております。また、特別交付税は11億円を計上いたしております。


 分担金及び負担金の特定財源でありますが、歳出に対応いたしまして、所定の額を計上しております。


 使用料及び手数料は、前年度に比べまして17.9パーセント増の4億8,375万1,000円としておりますが、これは指定ごみ袋化に伴いまして、可燃ごみ処理手数料が主な増加要因でございます。


 国庫支出金でありますが、児童手当の拡充に伴う負担金の増や、義務教育施設整備に係る安全・安心な学校づくり交付金が見込まれるものの、市町村合併に係る補助金がなくなりますほか、道路等施設整備関係の補助金・交付金が大きく減となる見込みで、35億9,334万2,000円の計上でございます。


 県補助金では、個人県民税に係る徴収取扱交付金制度が改正されましたほか、知事選挙等の執行に伴う委託金の増加、及び障害者の自立支援費制度の改正に伴う給付費や児童手当負担金の増等によりまして、総額で10.9パーセント増の21億3,754万1,000円の計上でございます。


 財産収入であります。5,347万9,000円でありまして、市有財産の貸付収入、基金利子収入の増を見込んでおります。


 繰入金につきましては、財源調整のため、財政調整基金から6億180万円繰り入れをするほか、公共施設等整備基金から3億5,000万円、地域振興基金から2億220万円、川上ダム周辺整備事業基金から9,488万1,000円、職員退職手当基金から7,000万円など、各基金から合計で16億2,135万1,000円の繰り入れを行う予定をいたしまして、他会計からの繰入金を合わせまして、16億4,695万円を計上いたしております。


 繰越金につきましては、前年度の剰余金として5億円を計上いたしました。


 諸収入は7億2,112万4,000円の計上でありますが、ふるさと融資などの貸付金元利収入等でございます。


 市債では、地方財政計画により、減税補てん債を皆減いたしましたほか、臨時財政対策債を15.1パーセント、1億9,500万円減の11億円。また、退職手当債といたしまして、1億9,870万円を計上しております。


 合併特例債でございますが、地区市民センター整備事業など28事業を対象といたしまして、35億6,060万円発行を予定をいたしております。前年度から継続する合併推進事業は、すべて特例債として借り入れることにいたしております。


 市債の合計は、前年度より26億2,160万円少ない、56億2,010万円となっております。


 一方、歳出の概要でございます。


 義務的経費比率が48.2パーセントとなり、対前年比5.4パーセント増ということでございます。これは特に伊賀南部消防組合の解散によりまして、従来の組合分担金の人件費への振りかえと、団塊世代の定年退職により増加する退職手当により、人件費の総額が拡大したこと、また、合併推進事業債や臨時財政対策債の償還が本格化することによる、公債費の増嵩が要因でございます。


 性質別に見ますと、人件費では、職員の定員適正化計画により、初期の計画どおり、減員を達成はいたしておりますものの、現青山消防署を改める南消防署へ職員配置等が必要となるなどいたしまして、差し引き5名の減になりましたほか、市長、助役、収入役及び教育長の給料を約5パーセント減じることといたしまして、また、一般職員では、管理職手当の定額化等によりまして1,000万円の削減を図ることにいたしております。


 退職手当の増加によりまして、人件費の予算額が約97億2,193万円でございまして、前年度と比較いたしまして4.9パーセント増でございます。


 物件費でありますが、18年度から導入いたしました指定管理者制度に基づく管理料につきまして、18年度の決算見込みにより精査いたしまして、給食センターの新規運営費、指定ごみ袋導入費、選挙執行費など、前年度と比べて新たな需要が発生しておりますが、一方、さくらリサイクルセンターの維持管理経費の見直しや経常経費の削減などによりまして、対前年度比5.6パーセント減の62億1,593万2,000円でございます。


 維持補修費でありますが、総額としまして7億3,253万円でありまして、前年度より90.7パーセント増になってございます。これはさくらリサイクルセンターの維持経費区分を大幅に見直しましたことや、上野公園などを直接管理することに改めたことのほか、予算編成方式を、従来の全件査定方式から枠配分方式に改めた結果、老朽施設の維持費に配分される額が増加したことなどによるものでございます。


 扶助費ですが、40億9,044万2,000円で、児童手当が支給範囲拡大と、所得制限の緩和等によりまして約1億3,000万円増加いたしましたほか、生活扶助費や児童扶養手当、就学奨励費が増加いたしておりますが、障害者自立支援法の導入によりまして、全体の増加率は0.4パーセントでございます。


 補助費等につきまして、伊賀南部消防組合の解散や伊賀下水道事業会計の廃止に伴いまして約4億円が減となるほか、行財政改革大綱実施計画に基づきまして、寄附金等の総額を、平成20年度まで、3カ年で30パーセント削減することといたしたことによりまして大きく減額しております。しかし、工場誘致奨励金の急増、あるいは三重県後期高齢者医療広域連合の負担金、伊賀線の運営費補助、住民自治協議会などの地域活動を支援する補助金、農地・水・農村環境保全向上対策に向けた負担金などが新たに発生してまいっておりまして、この結果、補助費等の総額が38億4,932万3,000円でありまして、前年度比9.4パーセント減となっております。


 また、投資的経費でございます。


 総合計画の実施計画の設定時におきまして、対象事業の評価結果や事業の方向性などを踏まえて選択いたしまして、将来の財政負担などを考慮しながら、優先事業を決定したところであります。


 事業費の総額は59億3,773万2,000円でありまして、前年度比32.6パーセントの減でございます。主な事業では、上野東小学校の校舎整備費約10億3,200万円、校区再編による、仮称、上野東地区中学校建設事業費で約7億7,400万円、ゆめが丘に設置をいたします産学官連携研究開発拠点施設整備費4億円、市道東湯舟上友田線ほか7線の臨時道路交付金事業約3億4,600万円、ダム周辺整備及びハーモニーフォレスト整備事業費約3億600万円、阿波地区や壬生野地区に新築を予定しております地区市民センターの整備事業費約2億2,000万円、島ヶ原運動場の広場整備関係経費といたしまして約1億6,100万円などでございます。


 公債費は、前年度と比較いたしまして9.5パーセント増の、約63億9,548万円となっております。


 なお、高金利の政府資金の一部を繰り上げ償還いたしまして、公債費負担の軽減を図る予定をいたしております。


 投資・出資及び貸付金は2億6,150万円でございます。水道事業会計への出資金は6,800万円で、前年度より約2億5,300万円減になったほか、伊賀線の活性化のために、新たな運行会社に100万円出資する予定でございます。


 貸付金の主なものは、勤労者の持家促進資金融資貸付金の1億4,800万円でございまして、伊賀下水道事業会計への貸付金が皆減したこともございまして、全体で、前年比65.8パーセントの減になっております。


 積立金は、前年度より約5億円少ない、9億9,576万1,000円計上いたしました。その内容でございますが、合併特例債を活用いたしました伊賀市振興基金に6億円を積み立てる一方、繰越金の減によりまして、財政調整基金の積立額が減少することから、前年度に比べますと33.4パーセントの減になっております。


 繰出金では、前年度に比べまして約5億8,300万円多い、36億5,332万円になってございます。本年度新たに設置いたしました市街地再開発事業特別会計に対しまして、2億4,100万円を繰り出すほか、伊賀下水道事業会計を整理いたしまして、公共下水道事業及び農業集落排水事業の各特別会計に組み入れることといたしておりまして、両会計への繰出金は、公債費の増もありまして、約3億9,300万円が増加いたしております。他の会計と同様に、国の繰り出し基準外のものについては、さらに厳しく精査いたしまして、各会計で負担願う額を増加せざるを得ない状況になっておりますので、ご理解賜りたいと思います。


 予備費は、3,000万円計上いたしました。


 次に、特別会計につきまして概要を申し上げます。


 国民健康保険事業特別会計でございますが、事業勘定及び直営診療施設勘定診療所費を合わせまして、前年度に比べ23.2パーセント増の94億465万円にいたしております。これは合併以降18年度まで、一般保険者及び退職被保険者等の療養給付費の増嵩に対しまして、保険給付費支払い準備基金の繰り入れで対応してまいりましたが、引き続き療養給付費が増嵩する見込みとなりまして、健全な保険財政の運営を確保するために、今般、保険税の引き上げをお願いせざるを得ない状況となりました。よって、事業勘定の予算規模を対前年比23.4パーセント拡大いたしまして、92億2,373万9,000円にするものでございます。


 診療所費につきましては、大山田診療所のレントゲン設備更新に係る経費約2,100万円見込んでおります。


 簡易水道事業特別会計は、南部、島ヶ原、阿波の各簡易水道整備事業の完成等によりまして、前年度比約9億200万円減の10億6,888万3,000円にいたしてございます。本年度の整備事業は、馬野地区簡水と、これで約3億円、阿波地区で約3,500万円、そして、我山など神戸地区の統合簡水事業費で約9,000万円でございます。


 住宅新築資金等貸付特別会計につきましては、公債費の減によりまして、前年度に比べ、2,000万円減の9,855万5,000円といたしております。


 駐車場事業特別会計の予算額は5,744万6,000円で、駐車場収入のうち、島ヶ原駐車場につきましては、料金の改定をお願いすることにいたします。前年度比1.5パーセント、86万7,000円の減でございます。


 老人保健特別会計につきましては、被保険者の減によりまして医療給付費が約3億1,000万円減少いたしまして、前年度に比べ、3.3パーセント減の94億869万4,000円といたしております。


 介護保険事業特別会計でございますが、前年度より約2億4,400万円多い、67億3,182万1,000円でございます。


 地域密着型介護サービス給付費や施設介護サービス給付費など、介護サービス給付費は大きな伸びを見せておりますが、介護予防サービス給付費や地域支援事業費など、介護予防、要支援者対策などの事業費は減額いたしております。


 次に、農業集落排水事業特別会計でございますが、13億8,978万6,000円といたしております。主な建設事業は、神戸地区における団体営整備促進事業、花垣、依那古地区の事業採択に向けての調査設計業務や、平田、上之庄及び下友生地区の機能強化事業等でございます。


 施設管理費では、従来の18処理施設に、伊賀下水道事業会計で管理をいたしておりました壬生野東部地区排水処理施設を新たに加えて管理することになりました。


 公共下水道事業特別会計でございますが、前年度に比べ、約17億4,300万円増の25億5,645万3,000円でございます。建設事業は、河合地区の処理施設建設及び伊賀下水道事業会計から引き継ぐ希望ヶ丘地区処理施設の建設で、事業費は、合わせて約18億7,800万円でございます。


 また、伊賀下水道事業会計から柘植、せせらぎ、希望ヶ丘の3浄化センターの管理を引き継ぎまして、従来の4施設とあわせて管理することから、施設管理費は前年度比1億6,300万円増の約2億6,000万円の計上でございます。


 浄化槽事業特別会計につきましては、生活排水処理施設整備工事費などで1億1,337万1,000円でございます。本年度の浄化槽整備事業対象は、75基を予定いたしております。


 サービスエリア特別会計は、事業収入の減などによりまして、対前年度比20.4パーセント減の1,510万円の計上でございます。


 市街地再開発事業特別会計は、上野市駅前再開発事業の円滑な運営を行うために本年度新たに設置するものでありますが、予算総額といたしまして4億9,000万円で、権利返還に伴う補償・登記業務を実施するもので、財源は、国庫補助金、市債及び一般会計繰入金でございます。


 企業会計につきましては、病院事業会計で、収益的支出で、前年度比4.1パーセント増の36億9,044万5,000円といたしております。一般会計から運営を委託する健診センターに係る事業収益及び同費用を含んでおります。資本的支出は、前年度に比べまして、3,727万5,000円増の4億7,242万1,000円でございます。建設改良費では、撮影時間が非常に短く、より立体的な画像を抽出することが可能な64列マルチスライスCTなどの医療器械を導入するほか、病院の耐震設計を行うことにいたしてございます。


 水道事業会計であります。収益的支出で、前年度比0.5パーセント減の19億1,523万2,000円でございます。資本的支出におきましては、前年度比23.2パーセント減の14億6,905万9,000円とし、上野上水道第8次拡張事業緊急遮断弁整備事業や配水管更新事業などに取り組みまして、ライフラインの機能強化を図ることにいたしてございます。


 なお、伊賀下水道事業会計は、平成19年3月31日付でもって閉鎖することといたしております。


 次に、財産区特別会計でございますが、島ヶ原財産区特別会計では、財産区有林における除・間伐等の造林事業を実施するなどで2,970万2,000円の計上でございまして、大山田財産区特別会計におきましても、区有林造成、管理事業費等として574万円を計上いたしております。


 以上、平成19年度の予算編成方針を申し上げますとともに、各会計予算の提案説明にかえさせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 続きまして、補正予算の説明をお願いいたします。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 引き続きまして、議案第17号から議案第32号までの、これは平成18年度一般会計補正予算(第3号)、それから国民健康保険事業特別会計など、10特別会計、病院事業会計など、3企業会計、島ヶ原財産区特別会計及び大山田財産区特別会計の補正予算につきまして概要を申し上げます。


 今回の補正につきましては、各会計を通じて、それぞれ決算見込みによる予算補正でございます。


 まず、議案第17号の一般会計補正予算(第3号)でございますが、既定の予算額から歳入歳出それぞれ16億5,542万5,000円減額いたしまして、補正後の予算額、歳入歳出それぞれ447億2,322万6,000円でございます。


 歳出におきましては、人件費、維持補修費などで増額いたしておりますが、物件費、扶助費、補助費等、投資的経費繰出金などの経費で減額でございます。人件費では、職員の退職手当など、合わせて約8,400万円の増額補正でございまして、物件費では、ゆめが丘保育所指定管理料、行政バス運行委託料などが減額となりますので、全体で約1億6,300万円の減額補正でございます。扶助費では、知的障害者施設訓練等支援費などの支援費制度事業、心身障害者医療扶助費、児童扶養手当扶助費などが減額となりますので、合わせて約2億7,100万円の減額補正でございます。また、補助費等は約9,000万円の減額補正となっておりますが、伊賀南部環境衛生組合負担金や交通災害共済見舞金などを減額いたしますほか、伊賀下水道事業会計繰出金や伊賀南部消防組合負担金などを増額いたしております。投資的経費は約9億7,500万円の減額補正といたしておりますが、旧清掃工場建物除却工事費、上野東小学校校舎整備工事費、ダム周辺整備事業費などを減額いたしております。当市出資貸付金では、水道事業会計出資金を減額いたしております。積立金では、公共施設等整備基金積立金、地域振興基金積立金などを増額いたしますほか、環境保全基金積立金などを減額いたしております。繰出金では、簡易水道事業特別会計繰出金、老人保健特別会計繰出金などを減額いたしますほか、国民健康保険事業特別会計繰出金を増額いたしております。


 歳入につきましては、国県支出金、分担金・負担金等の特定財源は、それぞれの事業費の変更に伴いまして所定の増減を行いますが、一般財源では、市税で約1億400万円、地方譲与税で約3,600万円の増額でございます。利子割交付金で約6,200万円の減額でございます。


 なお、これらの歳入歳出予算の事業費の変更及び決算見込みによりまして、継続費、債務負担行為及び地方債につきまして所要の補正を行っておりますほか、繰越明許費の設定を行っております。


 特別会計につきましては、10特別会計のすべての会計で補正を行っておりますが、国民健康保険事業特別会計事業勘定では、後期高齢者医療制度創設準備に係るシステム改修委託料や保険財政共同安定化事業拠出金など増額をいたしますほか、療養給付費や高額医療費拠出金などを決算見込みにより減額しております。


 また、直営診療施設勘定診療所費で予備費や施設管理費を減額いたしますほか、医業費を増額しております。


 簡易水道事業特別会計では、簡易水道事業施設整備基金積立金を増額いたしますほか、簡易水道管理費、簡易水道整備事業費で、所定の財源とともに、決算見込みによる補正でございます。


 住宅新築資金等貸付特別会計におきましては、平成18年度じゅうに借受人から繰り上げ返済のありました貸付金につきまして、年度末に市債の繰り上げ償還を行うため、市債元金の増額補正でございます。


 駐車場事業特別会計では、駐車場指定管理料などの減額を行うとともに、一般会計繰出金などの増額を行いまして、老人保健特別会計では、決算見込みにより、医療給付費の減額などをいたしております。


 介護保険事業特別会計では、居宅介護サービス給付費、施設介護サービス給付費や居宅介護サービス計画給付費を増額する一方で、介護予防サービス給付費と介護予防サービス計画給付費などは減額でございます。


 農業集落排水事業特別会計及び公共下水道事業特別会計では、施設管理費や建設改良費など、所定の財源とともに、決算見込みによる補正でございます。


 浄化槽事業特別会計では、生活排水処理施設などの減額でございます。


 サービスエリア特別会計では、予備費の増額を行っております。


 企業会計の病院事業会計では、収益的支出で、給与費や材料費、経費などでは決算見込みによる減額を行いまして、資本的支出につきましては、その他建設改良費を減額しております。


 水道事業会計では、収益的支出で、原水及び浄水費などについて決算見込みによる増減を行いまして、資本的支出では、原水及び浄水施設費や水道拡張費に係る工事費の減額など、決算見込みによる補正でございます。


 伊賀下水道事業会計では、収益的支出で、施設維持費などにつきまして決算見込みによる増減を行い、資本的支出では、建設改良費において決算見込みによる補正を行うとともに、借入金、償還金を増額いたしております。


 島ヶ原財産区特別会計では、財産区有林造成費などで、決算見込みによる増減を行っております。大山田財産区特別会計では、財産区有林造成費や基金積立金などにつきまして増額補正でございます。


 以上、今回の補正は、一般会計、10特別会計、3企業会計、2財産区特別会計、合わせまして27億7,927万8,000円の減額を行いまして、補正後の全会計の予算総額を834億719万7,000円にしようとするものでございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


 葛原香積さん。


○34番(葛原香積君)


 ただいま上程中の予算関係32議案につきましては、議員全員で構成する予算特別委員会を設置し、審査を付託する旨の動議を提出いたします。


               (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ただいま葛原香積さんから予算関係32議案については、議員全員で構成する予算特別委員会を設置をし、審査を付託したいとの動議が出され、所定の賛成者があり、動議は成立いたしました。


 お諮りいたします。


 ただいまの動議のとおり決することにご異議ございませんか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご異議なしと認め、さよう取り扱うことに決しました。


 次に、日程第6 議案第33号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第33号、伊賀市災害派遣手当の支給に関する条例の制定についてでございます。


 このたび、大垣市及び甲賀市と災害時応援協定を締結いたしましたことと伊賀市国民保護計画が策定されましたことに伴いまして、災害時などに本市からの要請等を受けて派遣された国や地方公共団体の職員に対しまして、災害対策基本法に基づく災害派遣手当や、国民保護法に基づく武力攻撃災害等派遣手当を支給するため、条例を制定いたしたいと存じます。


 内容でございますが、災害派遣手当額、支給方法等について規定するものでございます。


 なお、条例は、公布の日から施行するものといたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、議案第33号は、総務常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第7 議案第34号及び議案第35号の、以上2議案を一括上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 上程いただきました議案第34号、伊賀市ササユリ奨学基金の設置、管理及び処分に関する条例の制定について及び、議案第35号、伊賀市ササユリ奨学金支給条例の制定についてをご説明申し上げます。


 当市におきまして、篤志者からちょうだいいたしておりました寄附金により基金としておりまして、伊賀市馬岡奨学金、伊賀市田中・橋本奨学金、伊賀市南清奨学金、伊賀市桂交通遺児奨学金の4つの奨学金制度を設けているところでございますが、奨学基金の運用状況は、近年の低金利状況から、基金原資を処分して奨学金支給を行っておりまして、四、五年で基金不足が予想される奨学金や、毎年度の募集にもかかわらず、13年間受給者がいない奨学金など、それぞれ諸課題を抱えております。これらの諸課題の解決につきまして、伊賀市行財政改革大綱実施計画の事務事業の見直しにも位置づけられておりまして、奨学金制度の見直しを検討してまいりました。


 このたび、各基金のもとになる寄附金をいただきました篤志者及び関係者の皆様方から、奨学金制度の見直しについてご同意をいただきました。つきましては、4つの基金を一本化することといたしまして、各基金の設置等に関する4つの条例及び各奨学金支給に係る4つの条例を廃止いたしまして、新たに伊賀市ササユリ奨学基金の設置、管理及び処分に関する条例及び伊賀市ササユリ奨学金支給条例を制定をいたしたいと存じます。


 奨学基金及び奨学金の名称につきましては、篤志者の方々の純真な気持ちや、奨学金の募集時期に当たる6月ごろに花を咲かせることが、伊賀市の花、ササユリのイメージと重なることから、ササユリの名称を用いさせていただいております。


 なお、これらの条例は、平成19年4月1日から施行することにいたしてございます。よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、議案第34号、35号の2議案は、教育民生常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第8 議案第36号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第36号、上野都市計画事業上野市駅前地区第一種市街地再開発事業施行に関する条例の制定についてでございます。


 上野市駅前地区市街地再開発事業の施行に伴いまして、都市再開発法第51条及び第52条の規定に基づきまして、本条例を制定いたします。


 この条例につきましては、都市再開発法に基づき、伊賀市で施行を予定をいたしております上野市駅前地区第一種市街地再開発事業に関して、施行に対する基本的な事項を定めるものでございます。


 この条例の内容でありますが、市街地再開発事業の種類及び名称、施行区域に含まれる地域の名称、市街地再開発事業の範囲、費用の分担に関する事項、市街地再開発審査会及びその委員に関する事項等、その他必要な事項を定めるものでございます。


 この条例は、上野市駅前地区第一種市街地再開発事業の事業計画決定の公告の日から施行することにいたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認めます。


 よって、本案は、建設水道常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第9 議案第37号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第37号でございます。伊賀市駐車場条例の一部改正をいたしたいと存じます。


 改正の理由でありますが、市内に11カ所あります市営駐車場のうち、市営島ヶ原駐車場につきまして、昭和50年10月の運営開始以来、これまでに大幅な料金改定は行っておらず、合併後も旧村の料金設定で伊賀市の市営駐車場に移行しております。そのため、他の市営駐車場に比べまして料金が低くなっており、原則として、当該駐車場の収入をもって施設の維持管理を行っておりますことから、現行の駐車料金のままでありますと、指定管理者に適正な維持管理をお願いすることが難しい状況となっております。今後も利用者の利便性の向上と適正な維持管理を図る必要がございますことから、当該駐車場の料金の改定をいたしたいと存じます。


 主な内容でございますが、別表の市営島ヶ原駐車場の駐車料金のうち、月決め駐車の料金を、普通自動車、小型自動車で1カ月2,500円から3,000円に改めるなど、所要の改正を行っております。


 この条例は、平成19年4月1日から施行するものといたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認めます。


 よって、本案は、総務常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第10 議案第38号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第38号、伊賀市防災用行政無線の設置及び管理に関する条例の一部改正についてでございますが、デジタル同報系無線の整備及び合併に伴いまして、各防災無線局の変更手続が完了いたしましたので、本条例を改正いたしたいと存じます。


 内容でございますが、固定系無線につきましては、これまで無線の業務区域が旧上野市の区域を除く区域となっておりましたものを、デジタル同報系無線を整備したことに伴いまして、旧上野市を含めた伊賀市全域とするものとしてございます。


 また、市町村合併によりまして、旧6市町村で設置及び管理をしてまいりましたすべての無線局につきまして、電波法令に基づく呼び出し名称等の変更手続が完了したことに伴い、固定系無線及び移動系無線の設備の位置及び名称を新たに規定するものでございます。


 なお、本条例は、公布の日から施行することといたしてございます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認めます。


 よって、本案は、総務常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第11 議案第39号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第39号でございます。伊賀市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正いたしたいと存じます。


 改正の理由でございますが、本年度、特別職報酬等審議会に、平成17年度に作成いたしました伊賀市財政見通しに基づく計画により、平成19年度に五役の給料を5パーセント引き下げようとする旨の諮問をいたしましたところ、同内容の答申を受けまして、五役の給料を引き下げようとするものでございます。


 その内容でございますが、市長の給料を97万3,000円から92万4,000円に、副市長の給料を75万4,000円から71万6,000円に、教育長の給料を62万3,000円から59万1,500円に、水道事業管理者の給料を60万円から57万円に、収入役の給料を66万8,000円から63万4,000円に改めようとするものでございます。


 なお、この条例は、平成19年4月1日から施行することにいたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認めます。


 よって、本案は、総務常任委員会へ審査を付託いたします。


 会議の途中でございますが、午さんのため、午後1時まで休憩といたします。


             (午前11時58分 休憩)


             ─────────────


             (午後 1時00分 再開)


○議長(安本美栄子君)


 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 日程第12 議案第40号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第40号でございますが、伊賀市職員定数条例の一部を改正いたしたいと存じます。


 その理由でありますが、昨年の12月議会におきまして、伊賀南部消防組合の解散に関する協議についてをご議決いただきまして、本年3月31日付をもちまして、同組合が解散することになります。4月1日からは新たに青山支所管内の消防業務のため、職員の増員が必要となりました。


 また、昨年3月に伊賀市行財政改革大綱の策定にあわせて定めました伊賀市定員適正化計画に基づき、人件費の抑制を進めるとともに、より効率的な行政運営の実現に向け、職員数の削減を始めたところでありますが、現在の本条例は、昨年度の製材事業の廃止による改正以外は、市町村合併のときに定めました職員定数を踏襲しているものでありまして、計画の見込み等を考慮する中では、職員数の限度を示す数値としては、目標と乖離している状況にあると言えます。


 このため、市長の事務部局を初めとする各部局ごとに、現段階で想定いたしております平成19年4月1日現在の職員数を基礎といたしまして、必要とする職員数を確保した上で職員定数の改正を行おうとするものでございます。


 主な内容でありますが、職員の定数に係る規定において、市長の事務部局の職員のうち、上野総合市民病院の職員以外の職員を925人から876人に改めること等、所要の改正をいたしております。


 この条例は、平成19年4月1日から施行することにいたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、総務常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第13 議案第41号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第41号でございます。平成19年3月31日をもちまして伊賀南部消防組合が解散いたしまして、青山地域が伊賀市消防本部の管轄となることに伴いまして、伊賀市消防本部及び消防署の設置に関する条例及び伊賀市火災予防条例の一部を改正いたしたいと存じます。


 最初に、第1条に規定いたしております伊賀市消防本部及び消防署の設置に関する条例の一部改正についてでありますが、青山地域を伊賀市消防本部の管轄といたしまして、現在の青山消防署を伊賀市南消防署とするため、署の位置、管轄区域等につきまして改正を行うものでございます。


 次に、第2条に規定してあります伊賀市火災予防条例の一部改正でございますが、これにつきましても、青山地域が伊賀市消防本部の管轄となるために、管轄区域につきましての改正を行います。


 なお、この条例は平成19年4月1日から施行するものといたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、総務常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第14 議案第42号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第42号、伊賀市監査委員条例の一部改正でございます。


 地方自治法の一部を改正する法律が平成18年6月7日に公布されまして、平成19年4月1日から施行されることによりまして、地方自治法第195条第2項で、監査委員の定数が2人に定められましたため、条例の定数の規定を削る改正を行うものでございます。


 内容といたしましては、条例第2条を削りまして、第3条から第12条までを1条ずつ繰り上げる等、所要の改正を行うものでございます。


 本条例は、平成19年4月1日から施行することといたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、総務常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第15 議案第43号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第43号、伊賀市国民健康保険税条例の一部改正についてご説明申し上げます。


 我が国の医療費は、急速な高齢化や生活習慣病の増加、また、高度医療技術の進歩によりまして、年々増加傾向にあります。健康保険制度維持のため、医療費制度改革が行われております。全国的にも、特に国民健康保険につきましては、高齢者、低所得者層の加入割合が高いことなどで、その運営は極めて危機的な状況にあると言われております。


 本市におきましても、老人保健医療給付対象者の加入割合が約30パーセントを占めておりまして、前期高齢者の医療費を一般被保険者として負担していることと、合併協議に基づきまして、平成17年度から均一課税とする保険税率の引き下げを行ったことなどから、財政運営が非常に厳しいものとなってきております。


 こうした状況にかんがみ、国民健康保険制度の安定的な維持、運営を図るため、保険税の適正な算定を行うべく、税率の見直しにつきまして、去る1月18日、伊賀市国民健康保険運営協議会でご協議をいただきました。その結果、同協議会で見直し改定につきましてご了承をいただきまして、保険税率等を改定いたしたいと存じます。


 改正の概要でございますが、介護納付金賦課額に係る限度額及び医療給付費分、介護納付金分、それぞれの所得割、資産割の税率、均等割額、平等割額を改定するものであります。


 この条例は、平成19年4月1日から施行することといたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第16 議案第44号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第44号でございます。伊賀市における三重県営土地改良事業に係る分担金徴収条例の一部を改正いたしたいと存じます。


 平成18年度で農村総合整備事業が終了いたしまして、平成19年度に事業を開始いたします農村振興総合整備事業につきましての分担金徴収率を定めるため、所要の改正を行うものでございます。


 改正の内容でございますが、第2条の表におきまして、平成18年度で事業完了の農村総合整備事業を削除します。19年度から事業開始の農村振興総合整備事業を追加するものであります。


 農村振興総合整備事業の分担金の率につきましては、類似事業内容の県営事業分担金の率に合わせまして、用排水施設を工事費、事務費ともに100分の12.5とし、農用地保全を工事費の100分の9、事務費の100分の14といたしたいと存じます。


 この条例は、平成19年4月1日から施行することといたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、産業経済常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第17 議案第45号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第45号、伊賀市建築基準法関係手数料条例の一部改正についてご説明申し上げます。


 建築物の安全性の確保を図るための建築基準法等の一部を改正する法律が平成18年6月21日に公布され、構造計算適合性判定制度が導入されたことによりまして、構造計算適合性判定手数料を新たに規定するため、伊賀市建築基準法関係手数料条例の一部を改正いたしたいと存じます。


 その内容でございますが、建築物に関する構造計算適合性判定手数料及びバリアフリー認定申請にあわせて提出する建築確認申請手数料を新たに規定いたしまして、三重県の手数料の基準と整合するよう、確認申請または計画通知手数料及び完了検査申請または完了通知手数料の表に、床面積500平方メートルを超える区分を加える等、所要の改正を行うものでございます。


 この条例は、建築物の安全性の確保を図るための建築基準法の一部を改正する法律の施行の日から施行することといたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、建設水道常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第18 議案第46号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第46号でございます。伊賀市農業集落排水処理施設等の設置及び管理に関する条例等の一部改正についてでありますが、下水道排水設備指定工事店制度を、平成19年4月1日から全市に適用することに伴いまして、伊賀市農業集落排水処理施設等の設置及び管理に関する条例、伊賀市公共下水道条例及び伊賀市戸別合併処理浄化槽の整備に関する条例の一部改正をいたしたいと存じます。


 その主な内容でございますが、農業集落排水処理施設等の設置及び管理に関する条例及び公共下水道条例の条例の附則の経過措置で、上野、大山田支所管内を適用除外すると定めておりました期間を、「当分の間」というのを、「平成19年3月31日までの間」と改めまして、戸別合併処理浄化槽の整備に関する条例につきましては、下水道排水設備指定工事店の規定がなかったため、追加しようとするものでございます。


 あわせまして、農業集落排水処理施設使用料及び公共下水道使用料につきまして、その加算人数等の基準とする日を統一するための改正を、また、戸別合併処理浄化槽の整備に関する条例につきましては、用語の改正、罰則の追加等、所要の改正を行っております。


 この条例は、平成19年4月1日から施行することといたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、建設水道常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第19 議案第47号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第47号でございますが、伊賀町芭蕉翁顕彰会に関する条例を廃止いたしたいと存じます。


 本条例は、伊賀市発足後、旧伊賀町の条例を暫定施行していたものでございますが、平成17年から芭蕉翁顕彰会事業調整会議を設置いたしまして、財団法人芭蕉翁顕彰会と伊賀町芭蕉翁顕彰会との統合について検討、調整を重ねてまいりました結果、去る1月22日開催された第13回の調整会議におきまして事業調整が調いましたので、両団体内でも統合が承認され、新たに4月1日から財団法人芭蕉翁顕彰会として発足することになりましたので、本条例の廃止をいたすものでございます。


 なお、この条例は、平成19年4月1日から施行することといたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、総務常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第20 議案第48号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第48号、上野市民会館条例の廃止についてでございます。


 昭和37年の市民会館設立以来、集会所兼市営結婚式場として利用してまいりましたが、利用者数の減少によりまして市営結婚式場業務を廃止し、その後有効利用策といたしまして、平成12年から教育委員会のふれあい教室として使用してまいりました。しかし、平成17年12月にふれあい教室が教育研究センターに移転し、その後利用者もなく、また、昨年の3月定例会におきまして議決いただきました伊賀市行財政改革大綱においても、公共施設の適正配置と利用の促進の観点から、市民会館の廃止を検討することとなっております。このようなことから、上野市民会館は、所期の目的を達成したと考えられますので、上野市民会館条例を廃止いたしたいと存じます。


 この条例は、平成19年4月1日から施行することといたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第21 議案第49号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第49号、伊賀市在宅介護支援センターの設置及び管理に関する条例の廃止についてでございます。


 現在、本市におきましては、在宅の要援護高齢者の介護者等に対しまして、在宅介護に関する総合的な相談に応じることなどを目的といたしまして、伊賀市西山1650番地に在宅介護支援センターの設置をいたしておりますが、平成18年3月31日付の厚生労働省通知によりまして、在宅介護支援センターの運営に関しては市が主体的に実施しなければならない旨の規制が外されまして、地域包括支援センターがかわってその機能を引き継ぐことを示されましたことから、同条例の廃止をいたしたいと存じます。それにあわせまして、平成19年度からは伊賀市地域福祉計画に位置づけております、新たな保健福祉の総合相談支援体制づくりを進めていく予定でございます。


 この条例は、平成19年4月1日から施行することといたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第22 議案第50号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第50号の伊賀町生活福祉資金貸付けに関する条例の廃止についてでございます。


 本条例は、合併時に暫定施行いたしておりました旧伊賀町の条例でありまして、合併後2年を目途に廃止を検討することになっておりました。この条例による貸付制度の利用状況が少ないこと、及びこれと同様の貸付制度が伊賀市社会福祉協議会に設けられていることから、平成19年3月31日をもって当該条例を廃止いたしたいと存じます。


 なお、この廃止条例の附則で、平成18年度以前の貸し付けに係る償還等については、なお従前の例によることを規定いたしております。


 この条例は平成19年4月1日から施行するものといたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第23 議案第51号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第51号、三重県自治会館組合規約の変更に関する協議についてでございます。


 地方自治法の一部を改正する法律が平成18年6月7日に公布されたことによりまして、当該規約を変更する必要が生じましたことから、規約の変更をするための協議をすることにつきまして、地方自治法第290条の規定により議会の議決を賜りたいと存じます。


 変更の内容でありますが、新たに会計管理者を置くことと、「吏員その他の職員」を「職員」とする変更を行うものでございます。


 なお、この規約は、組合を構成する関係市町の議会の議決をいただきまして、三重県知事に申請をいたしまして、許可を受けた日から施行することといたしております。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、総務常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第24 議案第52号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第52号、三重地方税管理回収機構の規約の変更に関する協議についてでございます。


 地方自治法の一部を改正する法律が平成18年6月7日に公布されたことに伴いまして、当該規約を変更する必要が生じましたことから、規約の変更をするための協議をすることについて、地方自治法第290条の規定により議会の議決を賜りたいと存じます。


 変更の内容でございますが、収入役を廃止し、新たに会計管理者を置くこと、「吏員その他の職員」を「職員」とするなど、所要の変更を行うものでございます。


 なお、この規約は、機構を構成する関係市町の議会の議決をいただきまして、三重県知事に申請をいたしまして、許可を受けた日から施行することといたしてございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、総務常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第25 議案第53号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第53号、伊賀市人権施策総合計画の策定についてでございます。


 伊賀市における部落差別をはじめとするあらゆる差別の撤廃に関する条例第7条の規定に基づいて策定いたしました計画でありまして、市が市民の皆様や企業、団体等とも協働いたしまして、部落差別を初めとするあらゆる差別をなくし、人権が尊重される、明るく住みよい社会を実現することを定めた、伊賀市の人権に関する総合計画でございます。


 計画の策定につきましては、公募の市民の皆様を含む伊賀市人権政策審議会で慎重な審議を重ねていただきまして取りまとめていただいた中間案について、ことし1月にパブリックコメントを実施いたしまして、市民の皆様や議会の皆様からちょうだいいたしました貴重なご意見等を計画案に反映させ、さらに議論を重ねていただいたところでございます。そして、去る2月9日に、伊賀市人権施策総合計画の策定について答申をいただきました。


 この答申を受けまして策定いたしました、伊賀市人権施策総合計画につきまして、伊賀市議会の議決すべき事件を定める条例第3条の規定によりまして、議会の議決を賜りたいと存じます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第26 議案第54号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第54号、伊賀市環境基本計画の策定についてでございます。


 本計画は、伊賀市環境基本条例に基づいて策定するものでございまして、本市における環境の保全に関する施策を総合的、かつ計画的に推進することによりまして、条例の基本理念を具体化するものであります。


 計画の策定につきましては、公募の市民の皆様を含む、伊賀市環境審議会で審議を重ねていただいてまいりました。取りまとめていただきました中間案について、ことし1月にパブリックコメントを実施いたしまして、市民の皆様、あるいは議会の皆様からちょうだいしました貴重なご意見等を計画案に反映させ、さらに議論を重ねていただいたところでございます。そして、去る2月14日に、伊賀市環境基本計画について答申をいただきました。


 この答申を受けまして策定いたしました、伊賀市環境基本計画について、伊賀市議会の議決すべき事件を定める条例第3条の規定によりまして、議会の議決を賜りたいと存じます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第27 議案第55号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第55号、伊賀市スポーツ振興計画の策定についてであります。


 この計画は、スポーツ振興法第4条第3項の規定に基づきまして、市のスポーツの振興に関する計画を定めるものでございます。


 市民の皆様だれもが気軽に、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツを楽しみ、心身ともに健康で豊かな生活を生涯送ることができる社会を目指すためのスポーツ振興の指針となるものでございます。


 計画の策定につきまして、公募の市民の皆様を含む、伊賀市スポーツ振興審議会で審議を重ねてもらいまして取りまとめていただいた中間案につきまして、ことし1月、パブリックコメントやタウンミーティングを実施し、市民の皆様や議会の皆様からちょうだいいたしましたご意見等を計画案に反映させ、さらに議論を重ねていただいたところであります。そして、去る2月8日に、伊賀市スポーツ振興計画の策定につきまして答申をいただきました。


 この答申を受けまして策定いたした伊賀市スポーツ振興計画について、伊賀市議会の議決すべき事件を定める条例第3条の規定によりまして、議会の議決を賜りたいと存じます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第28 議案第56号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第56号、伊賀市健康21計画の策定についてでございます。


 市民一人一人が健やかで充実した生活を送ることができる社会の実現を目指しまして、平成16年11月、伊賀市健康づくり推進条例を制定いたしました。この条例の理念に基づいた基本計画を策定するために、市内の健康づくりサークル、子育てサークル等の皆様のご意見を取り入れながら、医療・保健・福祉・体育関係、住民自治協議会、公募の市民の皆様、市議会代表者の方で組織いただいております健康づくり推進協議会におきまして慎重な議論を重ねていただいてまいりました。そして、取りまとめていただいた中間案につきまして、ことし1月、パブリックコメントを実施いたしまして、さらに協議を重ねていただき、去る2月15日に、伊賀市健康21計画の策定についての答申をいただきました。


 この答申を受けまして策定しました伊賀市健康21計画について、伊賀市議会の議決すべき事件を定める条例第3条の規定によりまして、議会の議決を賜りたいと存じます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、教育民生常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第29 議案第57号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第57号、伊賀市地域活性化計画の策定についてでございます。


 地域産業を持続的に発展させ、活力ある、豊かで住みよい、人が輝く、地域が輝くまちづくりを実現するため、一昨年6月に地域活性化条例を制定いたしまして、この条例に基づき、今後の中長期の産業振興施策を推進し、地域の活性化を図るため、本計画を策定するものでございます。


 この計画策定につきましては、市民アンケートや産業団体、住民自治協議会等への聞き取り等をもとに計画案を策定いたしまして、公募の市民の皆様を含む、伊賀市地域活性化審議会で審議を重ねていただきました。取りまとめていただいた中間案につきまして、ことし1月、パブリックコメントを実施いたしまして、市民の皆様や議会の皆様からいただきましたご意見等を計画案に反映させ、さらに議論を重ねていただいたところであります。そして、去る2月14日、伊賀市地域活性化計画の策定について答申をいただきました。


 この答申を受けまして策定いたしました伊賀市地域活性化計画につきまして、伊賀市議会の議決すべき事件を定める条例第3条の規定によりまして、議会の議決を賜りたいと存じます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、産業経済常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第30 議案第58号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第58号、伊賀市観光振興計画の策定についてでございます。


 伊賀市総合計画の資源ともてなしの心を生かし、観光を振興する、こういう基本施策を具現化いたしまして、観光振興面で地域の活性化を推進するため、本計画を策定するものでございます。


 計画の策定につきましては、伊賀市地域活性化計画の策定作業と連携いたしまして、地域活性化計画の部門別計画と位置づけ、伊賀市地域活性化審議会で審議をいただいてまいりました。そして、取りまとめていただいた中間案につきまして、ことし1月にパブリックコメントを実施し、市民の皆様、議会の皆様からちょうだいした貴重なご意見等を計画案に反映させまして、さらに議論を重ねていただいたところであります。そして、去る2月14日、伊賀市観光振興計画の策定について答申をいただきました。


 この答申を受けまして策定しました伊賀市観光振興計画につきまして、伊賀市議会の議決すべき事件を定める条例第3条の規定によりまして、議会の議決を賜りたいと存じます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、産業経済常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第31 議案第59号及び議案第60号の、以上2議案を一括上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第59号は、市営土地改良事業の施行について及び、議案第60号、市営土地改良事業の経費の賦課の基準並びに徴収の時期及び方法を定めることについてご説明を申し上げます。


 まず、議案第59号でございますが、市営土地改良事業の施行につきまして、土地改良法第96条の2第2項の規定によりまして、議会の議決を賜りたいと存じます。


 事業内容でありますが、基盤整備促進事業計画概要書に基づきまして、伊賀支所管内の西之澤地区の農業生産基盤整備のため、農道整備を行うものでございます。


 次に、議案第60号でございますが、西之澤地区の市営土地改良事業の経費の賦課につきまして、伊賀市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例第2条第2項の規定により、議会の承認をいただきたいと存じます。


 この事業は、総事業費1,350万円で、農林水産省所管の基盤整備促進事業により整備をいたしますので、事業費の国と県との負担割合は、国50、県10パーセントということになってございます。また、受益者負担割合でありますが、事業費の10パーセントをご負担いただく予定となっております。市の負担分は、国県及び受益者負担分を除いた額で、405万円を予定いたしております。受益者負担金の徴収の時期につきましては毎年3月1日から3月31日までで、徴収の方法は納入通知により徴収することでございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、議案第59号、議案第60号の2議案は、いずれも産業経済常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第32 議案第61号を上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第61号、工事委託協定の変更についてでございます。


 特定環境保全公共下水道事業、希望ヶ丘浄化センターの建設工事委託に関する協定の協定金額を変更いたしたいと存じます。


 この協定につきましては、平成17年第6回伊賀市議会定例会でご議決いただきまして、平成17年12月24日、5億3,210万円で協定いたしましたが、水処理設備工事の変更によりまして、平成18年3月24日に、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分を行いまして、920万円減額する変更協定をいたしました。


 今回、水処理設備工事、電気設備工事で発生いたしました入札差金、機器費の見直し等によりまして、9,682万円減額いたしまして、平成19年1月22日に4億2,608万円で仮協定を締結をいたしてございます。


 地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づいて、議会の議決を賜りたいと存じます。よろしくご審議のほどをお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、本案は、建設水道常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第33 議案第62号及び議案第63号の、以上2議案を一括上程いたします。


 当局の説明を願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ただいま上程いただきました議案第62号は、市道路線の認定についてでございまして、議案第63号は、市道路線の変更についてでございます。


 まず、議案第62号につきまして、今回新たに1路線、延長430メートルを旧路線に加え、認定いたしたいと存じます。


 この道路につきましては、国道バイパス整備に伴う旧道移管による道路でございまして、公道として管理が必要となったため、認定を行おうとするものでございます。


 次に、議題63号につきましては、今回1路線変更いたしたいと存じます。


 この道路につきましては、県道道路整備に伴う旧道移管により、起点の見直しが生じたため、変更を行おうとするものでございます。


 よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認め、議案第62号、議案第63号の2議案は、建設水道常任委員会へ審査を付託いたします。


 次に、日程第34 発議第1号を上程いたします。


 発議者代表の説明を願います。


 松村頼清さん。


             (8番 松村頼清君登壇)


○8番(松村頼清君)


 それでは、発議第1号の提案説明をさせていただきます。


 ただいま議題となりました発議第1号の、伊賀市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。


 改正の内容でありますが、現在、政務調査費は会派に交付されておりますが、議員の調査、研究がより一層充実できるよう、議員個人に対して交付しようとするものであります。そのため、会派交付に係る条項の改正や削除を行うものであります。


 なお、会派交付分に係る本年度の収支報告書の提出や、過年度分の収支報告書の保存については、附則において、改正前の条例の効力を有することとしております。


 なお、この条例は、平成19年4月1日から施行することとしております。よろしくご審議の上、ご賛同を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。


 本案は、委員会付託を省略し、討論に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご異議なしと認め、討論に入ります。ご意見ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご意見なしと認め、採決に入ります。


 本案に対し、可決することに賛成の方の起立を求めます。


             (賛 成 者 起 立)


○議長(安本美栄子君)


 全会一致でございます。


 よって、発議第1号は、可決いたしました。


 次に、日程第35 発議第2号を上程いたします。


 発議者代表の説明を願います。


 森本さとしさん。


            (10番 森本 さとし君登壇)


○10番(森本 さとし君)


 ただいま議題となりました発議第2号の、伊賀市議会基本条例の制定についてご説明申し上げます。


 この条例の制定は、伊賀市の憲法であります伊賀市自治基本条例第5章でうたわれております、議会の役割と責務の具現化を目指したものであります。


 制定の経緯は皆様には既にご存じのとおりでございますが、議長から諮問を受けた議会のあり方検討委員会が、6月、7月、8月にかけ、56会場、83団体、500名近い方々から、市民から見た期待される議会、議員のあるべき姿に対するご意見、ご提言をちょうだいし、それらを参考に素案を作成いたしました。その素案をもとに市内6カ所での住民説明会を行うなど、市民の皆様から再度ご意見をお聞かせいただき、修正を加え、11月27日、議長に答申したところであります。その後、7回の議員全員懇談会を開催し、章別に議論を重ね、修正、削除を行ってきたところであります。


 逐条の説明につきましては、議員全員懇談会で既に議論されておりますので、省略させていただきますが、特に本条例の特徴として、1つ目として、第7条で、市民との意見交換の場である議会報告会の設置、2つ目として、第8条で、市民にわかりやすい議会議論並びに審議論点の明確化のために、一問一答方式の導入と行政への反問権の付与、3つ目として、第9条で、政策の公平・透明性の確保と議会審議での論点情報の形成のため、行政に対し、政策の発生源など7項目の提出を求めています。4つ目として、第12条で、二元代表制の一翼を担う議会としての共通認識の醸成を図るなどの政策討論会の設置、5つ目として、第13条で、常任・特別委員会などの活動の一環として、出前講座の設置、6つ目として、第18条で、議案に対する議員の対応の公表、7つ目として、第20条、第21条で、議員の定数、報酬の改正は、議会みずから説明責任を果たすため、議員提案を行うなどが上げられます。


 以上のように、この条例は、伊賀市自治基本条例でうたわれている議会と議員の責務並びに市民参加と情報共有が網羅された、10章、23条から構成されております。


 また、附則において、この条例は、公布の日から施行することとするとともに、第7章の政務調査費について経過措置を設けてあります。


 なお、伊賀市自治基本条例第18条に基づく市民参加の手続、いわゆるパブリックコメントの状況調書を添付いたしておりますので、ごらんください。


 以上、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 説明に対し、ご質疑ございませんか。


 木津直樹さん。


○4番(木津直樹君)


 発議者に対しましてお伺いをいたします。


 この議案が出るまでの過程でありますが、どのような形で議員全体に合意形成をとっていったのか、ご説明をください。


 また、最終答申がなされる前に、なぜ議員全員に中間報告がなかったのかをお伺いいたします。


○議長(安本美栄子君)


 森本さん。


○10番(森本 さとし君)


 ただいまのご質問にお答えいたします。


 この条例の素案の作成の過程についてでございますが、去年、たしか5月に、7つの会派から1名ずつ検討委員が選出されまして、そして、いろいろ検討を重ね、その間、その会派の代表者の方から会派へのいろんな伝達あるいは意見の集約等々がなされてまいりました。


 それで、最終の答申までにはどうしたかということですが、最終答申というのは、案というのはあれなんでしょうか、議長への最終答申を申されているんでしょうか、この現在の最終案なんでしょうか。どちらでしょうか、最終案というのは。


○議長(安本美栄子君)


 までですね。


 はい。


○10番(森本 さとし君)ちょっとその辺、どちらでお答えしたらいいんでしょうか。


○議長(安本美栄子君)


 あり方検討委員会の最終案が出るプロセスですね。


○4番(木津直樹君)


 そうです。はい。


○議長(安本美栄子君)


 ということでございますので、森本さとしさん。


○10番(森本 さとし君)


 あり方検討委員会の最終案が出るまでの過程としましては、各自会派でその案をいろいろ検討していただいて、削除あるいは加えるところ、いろいろございまして、それを調整いたしまして、最終の答申案を作成いたしております。


○議長(安本美栄子君)


 他にございませんか。


               (発言する者あり)


 あったら挙手してくださいね。


 田山さん。


○1番(田山宏弥君)


 この制定されようとしております条例の第11条の中にも、議会の合意形成という条文がございます。この中には、言論の府であることを十分に認識してということに始まり、最後には、議員相互間の議論を尽くして合意形成に努めるものとすると、こういう条文がございます。


 私は、この議会基本条例を制定するに当たって、まだまだ議員間の議論が十分に行われたとは言えないと考えております。


 もう一つは、大事な、大切な議会の条例でありますから、本来なら、大方の議員の一致した考え方のもとに、そういう合意を得てから地区説明会やパブリックコメントを求めるのが本来の姿であったのではないかと思うところでありますけれども、その辺の考え方について、発議者にお尋ねをいたします。


○議長(安本美栄子君)


 森本さとしさん。


○10番(森本 さとし君)


 合意形成が必要であるということは当然のことでございまして、先ほど申し上げましたように、議員全員の方のご意見につきましては、7回に及ぶ議員懇談会でいろいろ説明はされておりますし、私、本日発議いたしましたのは、おっしゃるように、全員の賛成をもってこういう条例はつくるのがこれは当然でございますけれども、しかし、この基本条例につきましては、もう約2年に及ぶ皆さんのいろんな意見が集約されていると思うんです。これは私が思うんです。そして、この最終案につきましては、1月19日、最終の全員懇談会で、この案でいきましょうということを議長から提案があったと思うんです。それで、各逐条解釈につきましては、そのときにもうほとんど全部出尽くしたと私は感じております。以上です。


○議長(安本美栄子君)


 他にございませんか。


 小丸さん。


○30番(小丸勍司君)


 本条例案の件につきまして、発議者に若干質問をさせていただきたいと存じます。


 この条例案につきましては、基本的に、先ほど委員が質問なさっているように、十分なまだ議論が尽くされていないというのが現状であります。それは、基本的に議会のその同意あるいは合意形成の過程、プロセスにおいて、基本的に懇談会を7回というのは私も承知しております。もちろん参加しておりますが。その中でいろいろな会派の集約もありましたけれども、最終的に議員全員の中で意見を集約するのが本来の形であります。それぞれの懇談会の中で、こういった条項については少しおかしいですよとか、もろもろ申し上げてまいりました。しかし、今現在、2つの問題について、まだもう少し精査をしなきゃならない問題があるんです。


○議長(安本美栄子君)


 恐れ入ります。質疑でございますので……。


○30番(小丸勍司君)


 発議者に質問をしているんです。


○議長(安本美栄子君)


 質疑ですので、簡略にお願いしたいと思います。ご意見ではなくして、質問を簡略にお願いいたします。


○30番(小丸勍司君)


 そういった中で、それでは発議者にお尋ねをしましょう。


 まず1つは、この22条、最高規範制の問題であります。この議会の基本条例を最高規範に持っていくということは、設定するということは、これは甚だ不自然であります。


 と申しますのは、例えば北海道の栗山町あるいはニセコ町、このように人口が1万二、三千ぐらいのところですと、あるいは栗山町の場合、これは伊賀市の基本条例を制定する一番の大きな部分でありますから、それを参考にしてつくってあるわけで、基本的にあるわけであります。こういった部分は、例えば栗山町の場合は、住民自治基本条例というものが設定されておりません。よって、議会の基本条例というものを最高規範制として設定してございます。


 しかし、私ども伊賀市は、伊賀市住民自治基本条例というものがきちっと合併の時点で設定をされ、その中で住民自治基本条例が、最高規範制としてきちっと設定をされているわけであります。


 住民自治基本条例の中に、市民のやっていただくこと、議会のやること、行政のやること、三位が1つの形の中で住民自治基本条例として設定されているわけであります。そして、それを最高規範制としているわけです。


 しかし、そこの中に、議会の基本条例に最高規範制をそこにまたもつけるということは、これは1つの市の中に最高規範が2つできることになってまいります。この問題につきましては非常に不自然であるし、これは言ってみれば、きょう、市長が提案をされました、市長の施政方針の中にも、最後のところにありましたね。


 伊賀市の最高規範と位置づけております自治基本条例ですが云々という中に、今後、市民参加による自治基本条例推進研究会を設置するというふうに公表されております。そして、その中に、行政、市民、双方の視点からというふうに記載をされております。本来はここに議会も入らなければならないはずであります、住民自治基本条例を設定する場合には。


 だから、そういう意味を踏まえて、やはりこの最高規範制というのは、これは議会の中に最高規範制を設定するのは、まず基本的に私はおかしいではないかというのが意見であります。その辺について、発議者のお考えを聞きたい。


 2つ目でありますが、第9条の問題であります。


 第9条の問題で、政策の発生源あるいは将来にわたるコスト計算、こういったものは、はっきり申しまして、行政の当然の務めであります。そして、我々議会は、この行政のそれぞれの施策について、議会としてそれをただしていくというのが本来の使命であります。 しかし、にもかかわらず、これを議会の基本条例に入れるということは、私は甚だこれも問題があるというふうに考えているわけであります。


 特に、例えば先ほど申しましたように、北海道のニセコ町のように、わかりやすい予算書、これは大事でしょう。あるいは栗山町のような、そういった人口が1万数千人の人口ですと、これはある程度よくわかる話でありますが、私どもは10万を超える人口の中で、こういった、この9条を設定するということは、特に今小さな自治体というものを政府の方針としても設定されている以上、私は行政に対して過大な負荷を及ぼすというふうな認識であります。


 したがって、議会の中でこれはそれぞれ行政に対してただしていくのが本来の形であり、条例の中に設定するということはいかがなものかというふうに思うわけでありますが、このあたりについても、発議者の森本議員にお尋ねをしたい。


 2点だけお尋ねをしておきます。


○議長(安本美栄子君)


 森本さとしさん。


○10番(森本 さとし君)


 ただいまのご質問にお答えいたします。


 まず第1点の第22条、最高規範制でございますが、あるいは9条の問題ですけれども、逐条的な審議につきましては、私は審議を終えていると思います。ただいまのご意見は、審議中に何回かお聞きをいたしております。しかし、先ほど申し上げましたように、1月19日の最終案について、おおむね皆さんのご同意が得られたと私は解釈して発議をさせていただきました。以上です。


○議長(安本美栄子君)


 他にご質疑ございませんか。


 小丸さん。


○30番(小丸勍司君)


 それでは、発議者に再度お尋ねしましょう。


 では、その最高規範について、確かに私は今までこの問題は少しおかしいですよというふうに申し上げてまいりました。しかし、この条例を今まだこうして提案をなさるということは、そこに最高規範としてどういうふうなお考えを持ってみえるのか。私はまだ納得をしていないわけであります。よって、再度、森本発議者にご説明を願いたい。


○議長(安本美栄子君)


 森本さとしさん。


○10番(森本 さとし君)


 逐条の審議につきましてはもう終えておるわけでございますけれども、最高規範制について再度お尋ねでございますが、私は最高規範というのが一つの組織、一つの集団の中にあって当然という解釈をいたしております。ですから、伊賀市の中に基本自治条例という最高規範があり、議会には議会の本来の姿を守るべき規範があって当然と解釈をいたしております。以上です。


○議長(安本美栄子君)


 他にご質疑ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。


 本案は、委員会付託を省略をし、討論に入りたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご異議なしと認めます。


 よって、討論に入ります。ご異議ございませんか。


               (「はい、委員長」と呼ぶ者あり)


 ご異議、ご意見ですね。


            (発言する者あり)


 奥さん。


○15番(奥 邦雄君)


 今、ご意見数々ある中で、私は賛成という意味でお話をさせていただきますが、ただ、この基本条例、地方自治法で決められた中でのまた議会としての、最高機関としての基本条例でございますので、議員が決めて議員が守るべきものである条例のもとから、大多数というんか、賛成、満場一致の、またそれに近い賛成を得る基本条例であってほしかったなというふうに思っております。


 そういう意味でご意見を申し上げておきたいと存じます。


             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 他にございませんか。ご意見ございませんか。


             (「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご意見なしと認めます。


 よって、採決に入ります。


              (「議長」と呼ぶ者あり)


 空森さん。


○5番(空森栄幸君)


 ただいま提出されております発議第2号に対しまして、本日は採決を行わず、継続審議の動議を提出いたします。


               (「異議なし」と呼ぶ者あり)


 なぜなら大事な議会の基本条例でありますし、議会内での全会一致が望ましく、まだまだ議論の必要があると思いますので、ご賛同賜りますようよろしくお願いいたします。


○議長(安本美栄子君)


 ただいま空森栄幸さんから、本案については採決を行わず、継続審議されたいとの動議が提出され、所定の賛成者があり、動議は成立いたしました。


 本動議を直ちに議題として採決いたします。


 本動議のとおり、本案については、採決を行わず、継続審議することに賛成の方の起立を求めます。


             (賛 成 者 起 立)


○議長(安本美栄子君)


 起立少数であります。


 よって、本動議は、否決されました。


 それでは、発議第2号の採決に入ります。


 本案に対し、可決することに賛成の方の起立を求めます。そのままお待ちください。


             (賛 成 者 起 立)


○議長(安本美栄子君)


 起立多数でございます。


 よって、発議第2号は、可決いたしました。


 以上で本日の議事日程は終了いたしました。


 本会議の再開日は、来る3月5日の午前10時といたします。


 なお、3月5日につきましては、代表質問を、また6日、7日、8日につきましては、市政一般質問を予定しております。


 市政一般質問の通告書は、質問の内容を詳細記入の上、提出願います。


 また、代表質問の通告の方法につきましても、市政一般質問と同様の取り扱いになりますので、ご了承願います。


 特に、市政一般質問につきましては、昨年8月25日開催の会派代表者会議でお願いいたしましたように、質問内容につきましては、それぞれの会派で調整していただきますようよろしくお願いいたします。


 なお、市政一般質問並びに代表質問の通告締め切りは、いずれもあす、3月1日の正午となっておりますので、ご了承願います。


 本日はこれをもって散会をいたします。ご苦労さまでございました。


             (午後 2時04分 散会)


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