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三重県 伊賀市

平成18年第7回定例会(第5日12月14日)




平成18年第7回定例会(第5日12月14日)





        平成18年第7回伊賀市議会(定例会)会議録


         平成18年12月14日(木曜日)(第5日)


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 平成18年12月14日(木)午前10時開議


 日程第 1 市政に対する一般質問について(続行)


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〇会議に付した事件


 議事日程のとおり


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〇出席議員(34名)


  議席番号    氏   名    議席番号    氏   名


    1番  田 山 宏 弥 君   18番  中 本 徳 子 君


    2番  本 城 善 昭 君   19番  桃 井 隆 子 君


    3番  北 出 忠 良 君   20番  恒 岡 弘 二 君


    4番  木 津 直 樹 君   21番  土 井 裕 子 君


    5番  空 森 栄 幸 君   22番  中 岡 久 徳 君


    6番  渡久山 カナエ 君   23番  英   成 樹 君


    7番  前 田 孝 也 君   24番  馬 場 登代光 君


    8番  松 村 頼 清 君   25番  宮 ? 由 隆 君


    9番  森   正 敏 君   26番  森 岡 昭 二 君


   10番  森 本 さとし 君   27番  森 永 勝 二 君


   11番  今 井 博 昭 君   28番  安 本 美栄子 君


   12番  今 井 由 輝 君   29番  山 岡 耕 道 君


   13番  岩 田 佐 俊 君   30番  小 丸 勍 司 君


   14番  大 西 保 定 君   31番  森 野 廣 榮 君


   15番  奥   邦 雄 君   32番  前 川 款 昭 君


   16番  勝 矢 節 義 君   33番  本 村 幸四郎 君


   17番  坂 井   悟 君   34番  葛 原 香 積 君


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〇欠席議員(なし)


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〇説明のため出席した者


  職   名         氏     名


  市長           今 岡 睦 之 君


  助役           権 蛇 英 明 君


  助役           内 保 博 仁 君


  収入役          角 田 康 一 君


  理事           西 澤 民 郎 君


  行政改革・政策評価推進室長


               山 崎 猛 夫 君


  総務部長         中 居 喜 芳 君


  総務部次長        横 尾 純 夫 君


  総務部参事        赤 澤 行 宏 君


  (兼財政課長)


  企画振興部長       西 田 麒代彦 君


  人権政策部長       澤 田 昌 彦 君


  生活環境部長       濱   一 吉 君


  健康福祉部長       長谷川 正 俊 君


  産業振興部長       大 藪 謙 一 君


  建設部長         上 田 耕 二 君


  水道事業管理者      秋 葉 茂 能 君


  教育委員長        勝 本 順 子 君


  教育長          味 岡 一 典 君


  教育部長         安 岡 千 明 君


  教育委員会事務局参事   小 竹 紀 忠 君


  (校区再編担当)


  消防長          山 崎 和 憲 君


  監査委員         福 壽   勇 君


  監査事務局長       槌 野 策 司 君


  市民病院事務長      前 川 慶 大 君


  伊賀支所長        西 出 健一郎 君


  島ヶ原支所長       森 永 喜久雄 君


  阿山支所長        中 川 重 憲 君


  大山田支所長       恵 村 孝 次 君


  青山支所長        城 山 廣 三 君


  出納室参事        堂 山 敏 夫 君


  (兼出納室長)


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〇出席事務局職員


  職   名         氏     名


  局長           永 持 嘉 宣 君


  次長           前 田 裕 三 君


  副参事          森 田 克 義 君


  副参事          森 本 一 生 君


  主任           亀 井 英 樹 君


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            (午前10時00分 開議)


○議長(安本美栄子君)


 おはようございます。


 これより本日の会議を開きます。


 本日、ただいまの出席議員数は33名、会議は成立いたしました。


 議事に入ります前に、議案の訂正について発言を求められておりますので、これを許可いたします。


 総務部長。


○総務部長(中居喜芳君)


 失礼します。恐れ入りますが、議案の訂正をお願いいたしたいと存じます。


 去る12月5日の本会議で上程をいただきまして、設置いただきました予算特別委員会に付託になっております議案第166号、平成18年度三重県伊賀市水道事業会計補正予算(第2号)に関しまして、あわせて提出させていただきました同会計補正予算に関する説明書の一部に誤りがございました。恐れ入りますが、お手元に配付させていただきました正誤表のとおり訂正をいただきたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 お諮りいたします。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。そのように取り扱うことにご異議ございませんか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(安本美栄子君)


 ご異議なしと認め、本日の議事日程は、お手元に配付のとおり決しました。


 これより議事に入ります。


 日程第1 市政に対する一般質問についてを議題といたします。


 昨日に引き続き、市政一般質問を続行いたします。


 質問順位第16番 前田孝也さんの質問を許可いたします。


 前田孝也さん。


             (7番 前田孝也君登壇)


○7番(前田孝也君)


 7番、前田でございます。議長の許可を受けましたので、順次質問に入らせていただきます。


 1年の世相を示す年末恒例の漢字に命という言葉が選ばれまして、京都府の清水寺で昨日、特大の色紙に揮毫されました。過去最多の9万2,500通余の応募がございまして、秋篠宮様に悠仁様が誕生されまして話題があった一方、いじめによる子供の自殺が相次ぐなど、命の重みを痛感したとの、そういった理由での命ということで選ばれたと、こういうことでございました。


 現在のいじめを苦にした子供たちの自殺が相次ぐ教育環境を打開できるのは、学校教育をより充実させて、教員一人一人の力量を精神的な面で含めて向上させるしかないと、こういうふうに考えております。こうした意味合いを含めまして、次世代を担う子供たちにとって望ましい教育環境の創造を理念を持ってとらえ、思いやる心を本当の教育の再生に実現しなければならないと、そういうふうに考えております。


 そこで、伊賀市教育委員会が生徒や保護者を安心させることのできる教育指針というものを示していただきたく、また、それを期待するところでございます。


 伊賀市市議会の定例会による所信表明によりますと、市長の所信表明でございますけれども、上野地区の校区再編計画の進捗状況について語られておりました。上野東中学につきましては、進入道路及び学校用地の造成工事に間もなく着手しますと。関係地域の代表者の方々で構成する建築委員会を立ち上げまして、基本設計づくりを今進めているところであると、こういう説明でありまして、南中学につきましては一部地区の合意が得られず、開校年次を含めて、今後のスケジュール等を見直す必要が出てまいっておりますという、そういう説明でございました。議案の、また課題の解決に全力を傾注して、ここに集中し、解決策を見出すと、こういう説明で閉じていたかなと、こういうふうに承っております。


 伊賀市総合計画基本計画案による、この原案による南地区校区再編実施施策の大望である4中8小案に対しての当該地区総論といたしましては、次世代の子供たちを育てていくべく、偏った学校環境の是正は検討すべきであり、校区再編計画は必要不可欠であり、否定するものではございません。今日、伊賀市教育委員会の取り組まれております子供たちにとって望ましい教育環境を整え、学校教育の充実を図るための指針といたしまして、平成16年度に基本計画を策定いたしまして、その計画実現に向けた取り組みを実施していることは憂慮すべく、高く評価するところでございます。また、この基本計画におきまして、中学校校区の再編を小学校区の再編に先駆けて行うとすることから、上野南地区と上野東地区における実施策定作業が今日進められており、地域の合意と参画を基調として各地区の検討委員会、住民自治協議会、小学校のPTAと協議をしつつ進めている背景、これについては理解をいたしまして、感謝しているところでもございます。そして、現在、候補地の合意の得られていない、私ども当該地区といたしまして、21世紀を担う子供たちの将来を真剣に考え、方向を示唆しようとする、そういう思いは教育委員会と同じでございます。そうした地域の体制、真意を踏まえた上での12月議会一般質問に移らせていただきます。


 1番、校区再編計画について、その1、市教育委員会の責任再考について質問させていただきます。新中学校建設は、学校教育法29条及び23条第1項、第2項の規定に基づき、市教育委員会の責任で再考すべきであると、こういう質問に対しまして、教育委員会からの答弁といたしまして、教育委員会の権限により設置候補地の選定に当たり、諸問題の慎重なる審議を行い、意志問題、交通対策にかかわる技術調査を行ったと、こういうふうな回答がございました。がしかし、当該地区と市教との思惑、見解の相違に、いまだこの問題についても格差がございます。確かに対応策は感じられるものの、各種データの、これをディテールで示していただきたいと、こういうふうに思います。


 2つ目に、子供たちの安全対策について質問させていただきます。


 これまでの一定の対策、措置が述べられてきた状態でございますけれども、書面にてカーブミラーの設置や舗装、それから横断歩道の位置のイメージ、防犯灯の、それからガードレール等の位置の安全策を地図に落として、もっとわかりやすく説明していただきたいと、こういうふうに思います。


 また、道路改良整備などは計画的に実施いたしまして、これはその内容も認めるとこでございますが、開校後も継続して整備を行っていくということ、これが現実な手法と回答しておりますが、開校前にこれは行うべきであり、現実的手法の詳細をお示しいただきたいと、そういうふうに思います。


 通学路設定につきましては、地区住民と綿密な打ち合わせを行い、ラドバンシステム、要は、車と生徒の通行の位置をきちんと決めるという、こういう位置を示すべきと考慮していますが、市長の考え方をお聞かせください。


 次世代の子供たちにとり望ましい教育環境の創設理念から、校内の教育環境は設備計画に盛り込まれているが、通学に関するバス問題については従来の実質を踏襲しているのではないかと、そういうふうに感じられます。バスを増設したり巡回バスを回すといったことは、経済的に苦しいかもしれないが、地域性と先駆者的柔軟で暫定的な発想による交通対策と教育審議環境をどのようにとらまえているのかお伺いしたいと、こういうふうに思います。


 3つ目につきましては、今後の協議についてお伺いさせていただきます。


 伊賀市の金字塔ともなっておる、人が輝く、地域が輝くまちづくりを学校環境と照らし合わせてご説明いただきたいと、こういうふうに思います。


 また、開かれた学校環境づくりを包括的にお示しいただき、過去の規約にとらわれず、新時代に向かっていく教育環境の順応的整合性と交通手段を的確にご説明をいただきたいと、こういうふうに思います。


 伊賀市全体の交通対策と教育環境の創造、理念を生かすために、新たなる発想へと転換を希望するものでございます。そして、開校前の事業計画と工事実施を事前に当該地区と打ち合わせして、解決のないままに先送りをしないことを希望するものでございます。


 大きな2番といたしまして、ITサポートセンターについて質問させていただきます。


 1番、e−Japan構想について。e−Japan構想から、現在、u−Japan構想に見る総務省の将来展望というものは、すさまじい社会の現実性を感じます。e−Japan構想の実情が2004年に報告されました。2005年までには日本を世界最先端国のIT国にするというこの戦略は、具体的な数字目標を示し、高速インターネットで3,000万世帯、超高速インターネット世帯におきましては1,000万世帯が常時接続可能な環境にすると設定し、既にこれも達成されております。平成4年の段階で3,800万の利用料金も3年間で約3分の1となり、国への申請や届けについても、97パーセントが電子化される見込みでございまして、加速されるIT社会を背景に、総務省の祈念構想でありましたe−Japan構想を簡単にご説明していただくとともに、伊賀市情報政策課の住民に対する普及戦略構想をお尋ねしたいと、こういうふうに思います。


 また、旧上野市、伊賀市で国の緊急雇用対策特別交付金によりITサポートセンターが開催されましたが、そのときの委託先、また利用者件数をお伺いしたくお願いいたします。そして、高齢者・障害者を含む講習を受講した市民の状況、今の現状をどのように把握しているのかお聞かせいただきたいと、こういうふうに思います。


 2番目といたしまして、伊賀市としての取り組み方についてお聞かせいただきたいと、こういうふうに思います。


 情報政策課として伊賀市民へのIT戦略の必要性と取り組みをどのようにとらまえているのかお尋ねいたします。そして、伊賀市IT基本戦略として早急に推進、達成すべき分野について、何を重点的に施策目標に上げて活動されているのか、その活動報告をお聞かせいただきたいと、こういうふうに思います。


 次に、伊賀市事務事業事前評価シートについてお尋ねしたいと思います。前年度、500万の予算が18年度については860万になっている内訳について、どうしてこういうふうな格差が大きく出てるのか、その内訳を説明いただきたいと、こういうふうに思います。これにつきましては、昨日の一般質問におきまして、評価シートの統一性、また、評価の甘さというものを指摘されたと、こういうふうな感で聞いておりましたけれども、一次評価でB評価だった高齢者、IT、このサポートセンターが二次評価ではなぜCに評価されたのか、その経緯をご説明いただきたいと、こういうふうに思います。


 3番目、368号線についてお伺いしたいと思います。


 西の玄関口368号線は名張と上野、それから西名阪をじかに結ぶ産業活性化のためにも重要な交通経路でございまして、工業団地への通勤、輸送経路として欠かせない存在となっております。いわば伊賀市の産業経済の要と言っても過言ではない状態でなってるわけでございますが、伊賀市の産業経済の活性化を図るためには、市を挙げてこの名張街道の整備拡幅に努めなければならないと、こういうふうに考えている次第でございますが、市長のご見解をお伺いしたいと、こういうふうに思います。


 次に、信号機の設置についてでございますが、11月の27日に368号線でセンターランド前の交差点でございますが、ここに信号機の点灯式がございました。市行政当局におかれましては、県、警察、公安当局の窓口となり、かなり積極的、果敢に責務の遂行に努められ、無事に工事を完成されました。そのことにつきまして、心から感謝申し上げたいと、こういうふうに思います。ありがとうございます。がしかし、1つだけ質問させていただきます。県公安当局とは一昨年提出した地区要望書、これは当時の地区委員長が提出していると思うんですけれども、この取り扱いをどのような連絡体制で臨んで来られたのか、お尋ねいたします。当該地区、当時の地区委員長の要望書の、これは窓口でございました生活課の濱部長にぜひお伺いしたいと、こういうふうに思います。


 2つ目に四車線工事の進捗状況についてお伺いします。現在、当368号線においては、施工図の作成、測量に約3,000万円が充てんされまして、古山、菖蒲池交差点から大内橋までの四車線実施計画が、県、国の2分の1ずつ、概算でございますが、約5億が予算化、実施段階に入り、来年からいよいよ待望の工事が始まるという、こういう状況であろうかと思いますが、伊賀市としてどのようにこの工事の進捗に携わり、この工事をどのようにとらまえているのか、進捗状況にあわせてご説明いただきたいと、こういうふうに思います。


 最後に、住民参画についてお尋ねいたします。四車線工事の拡幅に際し、留意しなければいけないのが、地産地消、近隣店舗への配慮ではないかなと、こういうふうに考えております。中央分離帯による車の素通り、これはその沿線沿いで商売をしている方々や店舗の商店にとり死活問題となります。地域説明とタウンミーティングをどのように計画されているのか。その行程をお伺いしたいと、こういうふうに思います。


 以上、登壇での質問を終わらせていただきます。


○議長(安本美栄子君)


 答弁願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 おはようございます。本会議一般質問、本日最終日です。どうぞよろしくお願い申し上げます。


 前田議員にお答え申し上げたいと存じます。


 まず、1点目の校区再編計画につきまして数点お尋ねをいただきました。私に対しましては、車と通学、車交通と人の歩行について考え方をというご質問でございました。


 基本的に、通学の安全は何よりも最優先に考えるべきだと。一言で言えば、そういうことでございまして、校区再編計画にかかわっても、通学路の整備含めて、通学、手段、方法等々につきまして、十分教育委員会の方で練り上げていただくということになろうというふうに思います。


 あとの問題につきましては、教委の方からお答えをしていただきます。


 2番目のITサポートセンターの件でございまして、これはたしか平成14年、5年と2カ年だったと思うんですが、厚労省、国の政策で雇用状況が非常に悪いというふうな国の情勢がございまして、国も補助金を出しまして地域雇用を拡大していくというふうな制度が、もう終わってるんですが、2年ほどありまして、その制度を活用して、あわせて森総理が打ち出しましたe−Japanの進捗状況も、日本じゅう余り思わしくないというふうな状況で、それぞれの地域でパソコン等の利用のサポートしていくということに乗りまして、伊賀市、当時の上野市としても取り組んでまいったわけでございますが、この制度がなくなったときに、一時、継続が難しいという状況がございまして、このときも前田議員中心になられまして、習われていた人々の署名も含めて、強い要望が出されまして、その後また引き続いてやってると、こういう状況でございまして、今日では、IT、インフォメーションテクノロジーですか、これが日本じゅう大変広まってまいりました。ただし、統計によりますと、60歳以上の人々につきましては、なかなかやっぱりなじみにくいというデータも出ているんですが、こういった社会になりつつありまして、市といたしましても、今後取り組んでいこうとしているわけでありますが、状況等につきましてお尋ねをいただきましたものですから、担当部からお答え申し上げます。


 それから、評価システムについても、一次でB、二次でCと、このことについてお尋ねをいただきました。このことにつきましても、担当部からお答え申し上げます。


 3番目の368号線についてお尋ねをいただいて、私の方でこの368号線についての重要さについての見解を示せと、こういうご質問でございます。


 伊賀地域、名張を含めまして、一番南に165号線、次に、25号、163号と、こういうふうに東西は幹線が昔から整備をされております。したがって、この伊賀盆地の地域経済の活性化は、どちらといえば、この東西線によって今日まで繁栄をしてきていると言っても言い過ぎではないというふうに思います。残念ながら、南北線は非常に弱いということございます。とりわけ25号線の名阪ができまして、これは東西名阪につながっておりますものですから、たびたび出てまいりますように、日交通量も6万から7万台と名神に迫るような勢いの交通量でございまして、残念ながら事故率もナンバー1と、こんな道路になってしまっております。したがって、この名阪国道を利用した産業活動、経済活動が非常にこの地域経済を支えているということになります。


 ところで、165号線等々からこの名阪国道へのアクセスが368号と、それから伊賀市の南部方面からのアクセスは422号と、こういうことになりまして、この路線が非常に弱いということでありますから、とりわけ368は四車化を目指して整備をされてきておりますが、非常に遅れていると。したがって、これからの整備の進捗を早めていただくということが非常に重要であります。


 第二名神絡みで少し県の方もシャープ関連とかもございまして、従来、北西を重点的に投資をしてまいりました。これは概ね目途がたちましたものですから、あとはその他のところ、今、紀州と伊賀、今後は、というふうにシフトを変えてもらわなければいけないというふうな状況でございます。市といたしましても、そういった意味では非常に南北線の強化について、名阪以北も含めて、以北、以南を含めてこの南北線の強化について努力をしていかなければならない、そういう見解でございますので、またご支援の方、よろしくお願い申し上げます。


 信号機の問題、四車線工事の進捗、地区住民の参画等の問題については、それぞれ担当部からお答え申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 それでは、教育関係校区再編担当参事。


    (教育委員会事務局参事(校区再編担当) 小竹紀忠君登壇)


○教育委員会事務局参事(校区再編担当)(小竹紀忠君)


 それでは、ご質問にお答えを申し上げたいと存じます。


 まず最初に、12月議会の冒頭、市長の所信表明で平成22年度開校を予定しておりました上野南地区中学校につきまして、一部の地区のご同意が得られておらないということで、今後の開校時期を含めたスケジュールの見直しをする必要が出てきた。こうしたことを市長が述べたことに対しまして、新聞各紙が南地区中学校の開校延期か、こういうふうなタイトルの記事を掲載されましたことから、議会の皆様方はもとより、南地区中学校区でいろいろとご協議等にかかわっていらっしゃる地域の皆様方には随分とご心配をおかけをしているのではないかというふうに存じております。このことにつきましては、努力をいたしておりますものの、なかなか難しい問題も抱えてございまして、まずはご心配をおかけを申し上げてることに対しまして、お詫びを申し上げたいと思います。


 南地区中学校の建設候補地が決まりましたのが、ちょうど昨年の12月でございました。その場所を、臭いの問題でスライドさせていただいたのがことしの6月でございました。あれから6カ月経過したわけでございますが、この間、ご同意を得られておらない地区に対しまして、説明会、あるいは懇談会を再三持たせていただいたわけでございます。現在では、ご同意をいただいておりません地区からは、要望という形で意見を賜っているところでございまして、これに対する教育委員会の見解、回答についての相違点がございまして、時間がかかっていると、こういうことでございますので、全体的なことについてはそうしたことでご理解をいただきたいと存じております。


 当初スケジュールよりもかなりの遅れがございますけれども、何とかいたしまして、残されました本年度のできるだけ早い時点での同意を目指しまして、全力を挙げて取り組ませていただきたいと、このように考えているところでございます。


 ところで、ご質問の1番目でございます。本日の前田議員のご質問は、猪田地区の皆様方からのご意見の集約されたものであろうと、ご心配され、懸念されている課題であろうというふうに受けとめさせていただいたところでございます。


 1番目の教育委員会の責任を再考せよ、こういうご指摘でございます。法的にこういうお話がございました。学校教育法で、教育委員会は学校の設置管理及び廃止を定める権限を有している。こうしたことから、教育委員会が学校設置場所を定めるべきであるというふうなことは、猪田地区の皆様方からは一貫してお話をいただいているところでございます。


 これに対して、教育委員会はどのようなことをしてきたかということでございます。1つとしては、ただいま申し上げました、法律で付与されております学校設置の権限を具体的に執行していくために、校区となります地区の皆様方のご参画をいただきました検討協議会というのを設けております。このことも実は教育委員会の一つの権限であるというふうに考えさせていただいております。2つ目に、検討協議会におきまして、長い間かけてご議論いただいて到達した結論を尊重させていただく、このことも教育委員会の責務である、住民の皆さん方のご意見を反映するという手法も、これも教育委員会の責務であるという姿勢を貫かせていただいております。もう1点は、ことしに入りましてから、協議会で民主的にお決めをいただきました学校設置候補地をめぐりまして、有機性、植物性の残渣の発酵から臭いが漂ってくるのではないかという問題が生じてまいったわけでございます。そこで、教育委員会では、この臭いに関する調査をさせていただきまして、現時点では、学校生活に影響を及ぼすものではございませんけれども、将来的にこのような不安要素を抱えたままで学校を建てるということになりましては、今後に憂いを残すということに判断をいたしまして、せっかく協議会が選ばれました場所を基本としながらも、多少北東にスライドをさせていただいたわけでございます。このスライド案もご指摘をいただきましたような、教育的な見地からの検討を加えた職責の判断というふうに考えているところでございます。


 結果的に、この場所は前の候補地よりも西風による臭気の影響を軽減できますとともに、森寺の地域に隣接をいたしましたことから、かねてよりご要望のございました地域の見守りの期待度も、また通学の安全性の確保につきましても、より大きくなったものと、このように考えているところでございます。


 しかしながら、臭いの問題につきましては、かねがねご指摘をいただいておりますとおり、将来への懸念というのは払拭されておりません。そこで、これからの建設までの間も、専門機関等の科学的な調査もお願いをしながら、臭いの影響について留意をいたしてまいりたいと存じておりますとともに、学校の建設後にもやはり臭いの影響が懸念されるわけでございます。臭いが発生した場合につきましては、学校だけで済む問題ではございません。当該地域や学校区全体の問題でございますので、この環境問題の解決に向けまして、住民の皆様ともども、県、市関係部局への働きかけを行ってまいる所存でございます。このことは、検討協議会の中でも確認済みのことでございます。


 これからもまだまだ合意形成が必要な課題が残っておるわけでございますけれども、教育委員会といたしましては、検討協議会での協議の経過、そして合意形成の手続を尊重させていただきまして、それに教育的な立場、あるいは行財政的な見地からもご意見も申し上げまして、総合的な判断のもとに新しい学校づくりをやらせていただきたい、このように考えております。


 2つ目の子供の安全、通学の安全等を中心としたご質問でございます。現下の子供たちの置かれております社会情勢、大変憂慮されるところでございまして、猪田地区の皆さん、保護者の皆様方のご不安をお持ちの気持ちについては、よく理解をさせていただいているところでございます。こうした通学をめぐる大変物騒な環境は、新設の学校にとどまりませず、既設のすべての学校に共通した課題でございまして、教育委員会では、過般、他県で起こりました残虐な事件以後、関係行政機関、住民自治協議会、そして、自治会単位、またPTAの皆様方のご協力をいただきまして、子供たちの安全を守る活動を強化をしていただいているところでございまして、市内の各校区の皆様方のご協力には感謝を申し上げる次第でございます。


 さて、ご質問の南地区中学校の通学環境整備の計画でございますが、基本的にはでございますが、学校の設置場所について、すべての地区が合意、すべての地域が学校の設置候補地へのご同意をいただいた時点で、7地区から学校に至る安全な通学路、また通学路整備の必要な箇所、スクールバスのルートの設定、これらを自治会とか学校関係者を中心に取りまとめをいただきまして、それを最大限尊重しながら、南地区中学校全体にわたる整備計画を作成するということになっているわけでございます。そこには、道路の改良整備というハードの問題、横断歩道や信号機の設置といいました安全設備の部分、そして安全サポーター、あるいはヘルメットというふうなソフトの部分もあることは前に申し述べさせていただいたとおりでございます。これらの交通安全対策を地域の皆様方のご協力をいただきながら作成をして、地図に落とし込み、現場写真も添えて、詳細な計画をつくりたいと、このように考えているところでございます。したがいまして、ルートの決定から危険箇所の調査などは、地域の皆様方のお力をおかりしなければならないと考えております。当然、車と、猪田地区の子供たちは自転車通学が主になろうかと思いますが、自転車との分離、安全確保、そして中学生の動線の確保について、留意をいたしてまいりたいと考えております。


 また、これらの整備計画の推進につきましては、前も申し上げましたとおり、国とか県を含む土木行政とか環境行政、警備の関係する行政など、広範な関係機関との連携した取り組みが必要でございますので、開校までにすべてを実現することは困難ではなかろうかというふうに考えております。


 計画的に実施せよというふうなご質問でございます。特に、開校前にすべて実施計画を明らかにせよとのことでございますが、ただいま建設に向けて進行中の城東中学校のケースを申し上げますと、既に各地区からの通学路整備計画がまとまりました。開校までに取り組むべきもの、開校後も引き続いて行っていくものというふうに、実施年次に分けて現実的な計画をおつくりをいただいております。早いところは本年度に国道関係で実現できる見通しが立ったものもございまして、こうしたことは連携の強化で解決をさせていただけるものというふうに思っているところでございます。したがいまして、南地区中学校の通学路整備につきましても、学校用地の合意が得られましたら、早速検討開始をしていただきまして、それをもとに関係機関との協議、連携を図りながら、城東中学校の例に倣いまして、計画の実現に向けた取り組みを行ってまいりたいと存じております。


 スクールバスの運行につきましてもご質問がございました。猪田地内への乗り入れのご要望等もございましたけれども、これらにつきましては地域全体の、伊賀地域全体の課題も抱えておるところでございますので、ただいまのところは運行基準に基づいて取り扱いをさせていただきたいと、このように存じているところでございます。


 これまでの学校安全対策、どちらかといいますと、学校とか教育委員会中心で行われてきた感がございますけれども、最近では、地域社会全体でお支えをいただかなければならないわけでございます。つきましては、猪田地区では防犯ネットワークの活動が展開されているやに伺っておるところでございますので、地元中学生の安全確保につきまして、これからもお力をおかしいただきたいと、このように存じているところでございます。


 今後の協議についてのお尋ねでございます。南地区中学校区を構成する7つの地域の思いとか、あるいはご要望を一様に満足していただける、こういうふうな実施計画をつくり上げることは非常に困難であるというふうに考えております。教育委員会といたしましては、各地区が持たれております個別の、固有の課題につきましては、できる限り開校までに解決しなければならないというふうに考えておるところでございます。開かれた学校環境づくり、過去の縛りにとらわれない発想が大事ではないかというご指摘でございますが、これから取り組んでまいります伊賀一円の校区再編におきましても、基本基準は基本でございますが、それらは守っていかなければならないわけでございますが、これに当てはまらないケースも出てくるのではないかと、このように考えられるわけでございまして、その点につきましては、いずれできるもの、できないものを明確にさせていただきながら、校区の皆様方のご理解とご協力を求めていくほかにないというふうに思っているところでございます。したがいまして、猪田地区におかれまして、社会情勢あるいは農村環境に起因する道路の事情等を勘案した通学路の安全確保等のご心配につきましては、その解決を図りますために、今後積極的に地域にお伺いをさせていただきまして、話し合いの機会を持たせていただきたいと考えているところでございます。


 しかしながら、通学路の安全、安心確保につきましては、猪田地区のみならず、徒歩とか自転車通学地域となります南中学校区の地域におかれましては共通した課題でございますので、これは話し合いをさせていただくことによりまして、必ずや解決の道が開けるものというふうに確信をいたしております。いずれにいたしましても、教育委員会といたしましては、新しい学校の施設の面、環境面、通学時の安全対策面、あらゆる面にわたりまして、ご指摘のとおり、次代を担う子供たちの教育の場所づくりのために、最善の努力と実践をいたしまして、人と地域が輝く中によい学校を目指していきたい、このように考えておりますので、今後、猪田地区におかれましても、これまでご説明申し上げてまいりました一定の対策、考え方、そして、今日まで積み上げていただいてまいりました協議会の協議経過を踏まえていただきまして、問題解決についてのご協力をお願いを申し上げたいと、このように考えておるところでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 企画振興部長。


          (企画振興部長 西田麒代彦君登壇)


○企画振興部長(西田麒代彦君)


 私の方から4点お答え申し上げたいと思います。


 まず、e−Japan構想でございますが、これは先ほど全体的なことで市長が申し上げましたが、要するに、いつでも、どこでも、何でも、だれでも、環境、医療、福祉、防災、防犯等のサービスがIT戦略によって受けられるというふうなことでございますので、そういう点では4つの項目が特にございまして、光ファイバー等のブロードバンド化を全域にやっていく、あるいは、移動通信システムを実現していく、また、地上波デジタル放送へ移行していく、次に、ICタグ、ICチップの活用と普及というふうなことで、その結果、高齢者とか障害者とか外国人の方もユニバーサルな社会になっていくというふうな、情報サービスを通じてユニバーサルな社会になっていくというふうなことの実現を目指したものでございますので、ちょっと時間の都合もございますので、その辺の要点だけ申し上げておきたいと思います。


 次に、伊賀市の取り組みでございますが、伊賀市が特に重点を置いておりますのは、だれでも安心して利用できるITということで、今、インターネットの利用率は50歳代が63パーセントとなっておりますが、60歳以上は22パーセントにとどまっているというふうなことで、特に高齢者がIT技術を取得のための講座等を行うことよってIT技術を取得する、これが大事だというふうなことで、質問いただいてますように、国の緊急雇用対策におきまして、旧上野においては14年、15年度においてふれあいプラザで開設したITサポートセンターは多くの皆さんのご利用をいただきました。その後も多くの皆さんのご要望により再開した経緯もございます。


 合併後もその必要性を十分認識しまして、本市の委託事業として、社会福祉協議会が情報格差の対象となる60歳以上の高齢者対象の認知症予防のためのパソコン講座を行っております。この講座は、延べ人数1,600人余りを対象としまして、その実施目的は認知症予防ということですが、結果得られるものはIT技術の習得ということでございまして、各支所内においてもパソコン講座を開設しておるところでございます。現在のパソコン教室の行政評価につきましては、先ほどご質問いただいておりますが、担当課長の一次評価ではBであったのに、二次評価ではCになったんではないかというふうなご質問がございました。これにつきましては、評価システムの採点の仕方、評価の仕方ということで差異がございまして、必ずしも二次のCが評価点として低いというふうなことではございませんので、評価の方法として、変わってくることもあるということをご理解いただきたいと思います。なお、二次評価につきましては、全体のコストというふうなものを念頭に置きながら、限られた財源をどう配分していくかということも考慮しながら評価していくものでございますので、全体の中でバランスをとっていって、施策を進めると、そういうふうな観点で行いますので、決して事業項目を軽視するとか、そういうふうな視点では行っておりませんので、ご理解いただきたいと思います。


 なお、評価シートの中で860万円はどんなものかということでございますが、860万円と書いてあるもののうち、360万円は人件費に充当するものでございまして、実際の事業に充当するのは500万円でございまして、これはITサポート事業に要する経費という内容でございますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。


○議長(安本美栄子君)


 生活環境部長。


           (生活環境部長 濱 一吉君登壇)


○生活環境部長(濱 一吉君)


 368号線の信号機の設置についてご質問いただきました。長い間のセンターランドの自治会の方からご要望いただいて、やっと設置をしていただきました。その要望等の経路で、どういうふうなことで、この最終設置がなったかということでございますが、再三地元の方からご要望書をいただいております。それを、私ども市長の副申をつけまして、その都度、公安委員会あるいは警察本部の方へ要望しております。今回、信号機の設置になったわけでございますが、要望の中身につきましては、もう1点、信号機の設置にあわせて交差点の改良ということもご要望いただいております。この交差点の改良につきましては、右折レーンの新設設置、これもあわせて要望いただいて、私どもも県、あるいは公安委員会、警察の方へ要望してるんですけれども、今回、これについては実現されなかったということで、遺憾に思っております。


 このセンターランドの入り口の信号機でございますが、名張方面に向かっての右折レーンがございませんので、時間帯によりまして交通渋滞が生じていることもございます。今後、実態を調査いたしまして、再度、県、公安委員会、警察等にこの旨の要望を行ってまいりたいと思いますので、ご理解をいただきたいと思います。


○議長(安本美栄子君)


 建設部長。


            (建設部長 上田耕二君登壇)


○建設部長(上田耕二君)


 368号線の四車線化につきましてご答弁申し上げます。


 一般国道368号線につきましては、ご案内のように伊賀市を起点といたしまして、多気郡多気町に通ずる延長87キロメートルの幹線道路でございます。市長が申し上げましたように、伊賀地域の発展を支える重要な幹線道路といたしまして、昭和54年に名張市内で、また、63年に旧の上野市内でございますが、バイパス工事に着工されたところでございます。平成12年2月に2車線で供用開始をしたところでございます。その後も交通量がふえておりまして、バイパス完成後も増加をいたしておりまして、特に名阪国道の南側でございます大内橋の南詰めの交差点から、菖蒲池地内でございますが、旧道とバイパスの交差点がございます。この間についての交通渋滞がひどいというふうなご案内のとおりでございます。私どもも従来から県の方へ四車線化に向けましての工事を要望してきたところでございます。このたび、先ほど議員さんがご質問でなさいましたように、四車線化の工事が国庫補助対象事業といたしまして事業化されたということでございます。その区間につきましては、議員さんお触れになりましたように、大内橋の南詰め交差点から旧道とそれから菖蒲池地内のバイパス、この間4キロメートルを四車線化の工事に着手をするということで、本年度、お触れになりましたように3,000万の事業費をもちまして、調査費ということでいろんな調査をやっていただいております。


 議員さんご質問の中でお触れになった、大変正確な情報を得られておりまして、回答も重複いたしますが、おっしゃられますように、全体事業費は約5億円ということでございます。完成年度につきましては、少し未確定というふうな、県の言及ではそういうふうなこと、希望として平成22年度を完成に、目途にしていると、こういうことでございます。今後、おっしゃられますように、調査設計を終えまして、工事の実施ということになっていくわけでございますが、来年から工事の実施になるかどうかというのはちょっとまだ未定でございます。


 それから、地区住民の参画ということでご質問いただきました。おっしゃられますように、特にこの4キロ区間の中で、大内橋の南詰めの交差点から金坪の交差点までにつきまして、この間につきまして、沿道に沿道サービス的な商店、店舗がたくさん並んでございます、ご案内のように。現況では反対車線へも車の合い間を縫って渡れるわけですが、今度、中央分離帯ができますと、一たん反対車線へ向いて、Uターンをしてまた戻ってこんなんと、こういうふうな状況が生じてまいります。利用の方もやっぱり片車線に偏ってしまうといいますか、そういうふうな傾向に、これは物理的にならざるを得ないと、こういうふうなこともございまして、これが大きな課題でございます。私どももそういった課題は十分認識しておりまして、近く、警察、それから事業主体の県、それから市の関係、私どもと、それから生活環境部になると思うんですが、この4者が寄りまして、そういった問題、課題の整理のための、協議のための協議会的なものを立ち上げるということになってございます。その中で、おっしゃるように、住民の方にどう参画をしていただくんだ。いわゆる店舗の方、あるいは代表者の方になるかわかりませんが、そういったことも含めまして、その場で議論をしながら、沿線の住民の商店の方の課題を整理しながら、その場で進めていきたいと、このように思っております。以上でございます。


○議長(安本美栄子君)


 前田孝也さん。


○7番(前田孝也君)一定のご答弁をいただきまして、ありがとうございます。特に、教育委員会の方からはご丁寧なご答弁をいただきまして、ありがとうございます。時間がありませんので、あともう一度だけ質問させていただきます。


 さきの6日の新聞報道によりまして、南地区の工事の遅れというもの云々のことがございました。その中で、各新聞社の中で唯一私自身が見て、これは心地いいなと、こういうふうに思ったのは、教育長の言葉でございまして、遺恨を残さずに全地区の総意のもとで学校建築をやりたいと、こういうふうなことを新聞の中に掲載されておりました。これは私、非常に心地よく感じ、ぜひそういった方向で進めていただきたいなと、こういうふうな思いを込めて、1つだけ教育長にお尋ねしたいのは、花之木の地区の件でございまして、これはもう時間もございませんので、簡単にご答弁いただければ結構かと思います。過去においての不履行、そういったものについて、今回徹底してやっていただけるんかどうかというもののとらまえ方をどうかご答弁いただきたいと、こういうふうに思います。


 それと、もう一つ、サポートセンターについてでございますけれども、市長の方から、森総理のときにこのe−Japan構想というのが展開されましたと。ところが、宙づりになったというふうなご答弁をいただきました。まさにそのとおりでございまして、森総理におきましては、キーがたたけないのにe−Japan構想というものをやったということで、非常にそういった意味合いも含めて、伊賀市もこれだけようやく教育というんか、それぞれのサポートのやってまいりました。それが今、1,300人近い人たちが宙づりになっている状況というのを考えると、全く森総理のやってきた、そういったふうに近いことをやっていると、こういうふうな状況でございますので、この分については後ほどまた3月の一般質問の中に織り込みたいと、こういうふうに思います。


 時間がございませんので、先ほどの最後の質問だけをひとつよろしくお願いいたします。


○議長(安本美栄子君)


 教育長。


            (教育長 味岡一典君登壇)


○教育長(味岡一典君)


 過去の遺恨を残すことなくということで、花之木地区におきましては、成和中学校ができたときの平成4年でございました。そのときのまだ約束事が、通学路の問題ですが、守られてなかったということで、これが非常に現在にもそれが尾を引いていると、不信感を持っていると。そういったことが絶対ないようにやっていきたい、こう思っておりますので、ご理解いただきたいと思います。


○議長(安本美栄子君)


 前田孝也さん。


○7番(前田孝也君)


 もうほとんど時間がございません。少しだけITサポートについて、これはもうご答弁結構でございますので、次の質問につなげたいという意味合いの中でちょっと聞いていただきたいと、こういうふうに思いますが、これはシートの関係なんですけども、Bでランクづけたものは、第2シートに移行したときにCの評価をされてると、そういうことでございます。Cの評価というのは予算を削減いたしまして、その効果を図ると、こういうふうに定義されています。予算をかけずにこの効果はどういうふうに効果をもたらそうとされているのか、ひとつ次の課題とさせていただきますので、後でまたそういう方法、施策を見出しているのであれば、ご答弁いただきたいと、こういうふうに思います。


 以上、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(安本美栄子君)


 これをもちまして前田孝也さんの質問を終了いたします。


 質問順位第17番 森正敏さんの質問を許可いたします。


 森正敏さん。


             (9番 森 正敏君登壇)


○9番(森 正敏君)


 おはようございます。もう最後です、あとお二人残っているだけでございますので、よろしくお願いいたします。


 9番の森正敏でございます。議長に通告をいたしましたとおり、質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、9月の議会で、私、防犯のところで、駅前交番に警察官がいない、いつも不在だと、これでは困るということで質問をさせていただきましたところ、1カ月後に早速名張警察署から警部補とほかの警察官がお見えになりまして、署長が随分気にしておりますと、今までの4人体制を5人体制にさせていただいて、常駐をさせていただきます、さらに、もう1人増員を今計画をしておりますと、こういうような確約をいただきました。関係者の皆さんにお礼を申し上げるとともに、まだ、伊賀市内ではそういう交番もまだたくさんあるはずございますので、早速そういう不在の交番がないようにご努力をいただきたい、このように思っております。


 さて、1番の質問でございます。林業の振興について、伊賀市森林整備計画の具体的内容、小さな?として、森林環境創造事業の施策内容ということについてお尋ねをしたいと思います。


 伊賀市はご存じのように、60パーセントが森林でございまして、その森林は水源の涵養、あるいは土砂災害の防止、地球温暖化防止、さらには野生の鳥獣等の生息地にもなりますし、また私どもの安らぎの場を提供してくれる等々、非常に重要で多能の機能を持っている、私は宝物であると、そう感じております。この森林が、こうした機能を発揮するためには、適正なやっぱり管理を継続して行っていく、これが必要でございます。伊賀市の森林面積は3万4,680ヘクタールだそうでございますが、そのうちの杉、ヒノキの人工林は約55パーセントを占めております。林業を取り巻く情勢は非常に厳しくて、外材の輸入、これは40年代に始まったと思います。市長が同僚議員の答弁の中でそのような話をされておりまして、40年ごろから住宅の需要がどんどんふえてまいりまして、外材を入れるようになってまいりまして、45年度には、外材と日本の木材、国内材との比が逆転をいたしました。今や国内材は18パーセントしか使われていない。そういうような状態になっておりますが、こういう外材の輸入による木材価格の長期的な低迷や、あるいは高齢化によります担い手不足のために下草の刈り取りとか間伐、あるいは枝打ちとかいうようなサイクルが回らない。そして放置される森林の荒廃が進んでおります。


 こうした中で伊賀市の緊急間伐の施策は山林地主たちの大きな励みになっておるところでございます。青山地域だけで行われた杉、ヒノキの間伐補助金制度が、ことしから市内全域に拡大をされまして、10万1,000本の間伐が行われております。来年度も実施するとの市長が明言されておりますので、これは林業を業とされてる人たちだけでなく、CO2の削減による温暖化防止等もありまして、あらゆる人たちに歓迎される朗報であります。市長は林業振興の施策として、所信表明の中で、伊賀市森林整備計画を策定すると発表されました。この内容についてまずお尋ねをしておきたいと思います。


 次に、今定例会の補正で上がっております森林環境創造事業、これはどういうものなのか、具体的な内容の説明をお願いをいたします。


 次に、2番目に移ります。伊賀市の交通計画について、バス路線の拡充についてということでお尋ねをいたしますが、この件につきましては既に同僚議員の質問もございましたので、重複を避けたいと思います。


 私ども伊賀市議会では、交通対策特別委員会を設置をいたしまして、議員独自にバス路線の新設、延長を地元住民の要望を聞きながら地図の中に書き入れているところでございます。また、11月には、豊田市の方へ行きまして、先進地の交通政策の研修に行ったりいたしまして、今後伊賀市の交通体系をどうするかというのを検討中でございます。私どもの書き入れたバス路線図については、もう既に当局の方も見ていただいておると思いますけれども、それをどのような形で取り組んでいってもらうのか、その点を1点まず聞かせておいてほしいと思います。


 豊田市では、2カ所の自動車学校のスクールバスを活用をしたり、あるいは乗客の少ない路線にディマンド方式を採用したり、効率のよい交通施策を実施しておりますけれども、伊賀市では、そういう施策はするのかどうか。中間報告がこの間あったようでございますけれども、その辺もお聞きをしたいと思います。


 ディマンド方式というのは、必要に応じて電話をかけたら、バスがそこへ行って乗せていくという、いわゆるドア・ツー・ドアの送迎ができ、タクシーより安くバスより便利、町内全域、これは千葉県でやってるんですけども、300円で生活の足。衛星システムを利用して効率的な配車ができる。このような宣伝文句といったらおかしいですけども、実際にこういうことをやっておりまして、かなりの費用の削減をされておりますので、空気を運ぶバス路線ということから、こういう形に切りかえながら、住民の足を確保していく、こういう施策があってもいいじゃないかと思います。豊田市も既にやっておりますけれども、そういう点で、これを導入する気があるのかどうか、その辺についてお願いをしたいと思います。


 3点目でございます。今、問題になっている命でございますけれども、児童生徒の自殺防止について、伊賀市でいじめの実態と対策について、こういうことでも質問をさせてもらうわけですが、これも既に同僚議員の質問で、教育長より、伊賀市内の小・中学校のいじめの実態を、また、その対策をお聞きしたので、改めて実態、対策についてはお尋ねはいたしませんけれども、どの子供にも、どの学校にも起こり得る問題でありまして、やっぱり早期発見、早期対応というのが問題を深刻化させない、問題を防ぐ、こういうことになりますので、いじめがあるかないかということよりも、いじめをどう解決できたかという方面に重点を置いていく、これが大事かと思います。今までの教育長の答弁から、伊賀市の場合は、大きくそういう意味では評価ができるんではないか、このように思っているところでございます。


 今、いじめ・自殺に対する報道が過熱をしておりまして、これが悩んでいる子供たちへ大いに影響があるんじゃないかと、私はそう思います。福岡県の中学校で男子生徒が、教師が絡んだいじめが原因で自殺をしました。学校側の対応が連日報道をされまして、その後、立て続けにいじめによる自殺が続きまして、報道が過熱傾向にあり、いじめと自殺を短絡的に結びつける報道のあり方というものに、私自身少し問題があるんじゃないか。私はそう考えております。いじめられたら自殺という連鎖反応を断ち切るために、報道のガイドライン、こういうのを設ける必要があると思うんですが、これは伊賀市でどうこうせいという問題じゃないんですけども、一定のやっぱりそういうラインが必要じゃないかなという思いをしているところでございます。


 いじめに遭ってない子供たちにとっては、そういう報道については余り大きな影響がないんじゃないかと思うんですけれども、今いじめに悩んでいる子供たちや自殺の危険の大きい子供たちの影響というのはやっぱりはかり知れないものがあります。いじめで苦しい、辛うじて死を思いとどまっているのに、いじめられたら自殺という、こういう誤ったメッセージを与えるのは非常に危険であるんじゃないか、このように感じております。報道を制限せよというのではございませんが、学校が悪い、教師が悪い、教育委員会は何をしてるんやというような報道は、連日続くことになりますと、子供たちが学校不信になり、相談する場所がなくなってしまうおそれがある。いじめ自殺に対する報道のあり方について、教育長はどうお考えになっていらっしゃるか。お考えをお聞きしたいと思います。


 以上で登壇しての第1回目の質問を終わります。


○議長(安本美栄子君)答弁願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 お答え申し上げます。林業の振興につきまして、2点ほどお尋ねをいただきました。


 伊賀市が558平方キロ、6割が森林ということでございまして、これのまた60パーセントほどが民有林でありますから、個人の山ということになります。三百二、三十、326ヘクタールほどございます、民有林が。そのうちまた6割ほどが人工林ということで、180数ヘクタールが人工林、すなわち人の手の加わった、今じゃ美林という表現がよくないのかわかりませんが、手入れさえすれば美林になる人工林ということですから、この森林資源というのは伊賀市にとりまして将来的にも非常に大きな財産であるというふうに認識をするべきであるというふうに思っております。


 したがって、このすばらしい伊賀市の財産を後世にきちっと引き継いで守り抜いていくことが、言いかえれば、地球環境にも貢献する、もちろん地域の住民生活にも貢献するという観点に立ちまして、地域の行政として、できる範囲で、そういった施策を展開していくというのは当たり前のことであるというふうに思っております。


 その一つといたしまして、国の方も森林法という法律がございますから、県に森林計画という、地域での森林計画をつくらせるようになってまして、これと連動いたしまして、今、準備をいたしておりますが、来年から5カ年計画、この地域における整備計画を樹立をして、それに基づいて森林整備を行っていくということを現在としては計画をいたしているところでございます。


 概要等につきましては担当部から後ほどお答え申し上げます。


 あわせまして、2つ目にお尋ねをいただきました森林環境創造事業でございますが、これはもう既に伊賀市各地区におきまして、県と連動して間伐やったり、広葉樹を植えたり、こういう事業でございますが、つぶさな内容につきましては後ほど担当部からお答え申し上げます。1つは、冒頭申し上げましたようなことを実践するために計画書をつくる、創造事業をあわせてやっていくと、こういうことになろうかというふうに思います。それぞれの内容については担当部からお答え申し上げます。


 交通計画につきまして、種々ご意見お述べになったんですが、ディマンド交通について導入するのかというご質問でございました。確かに、ディマンド方式につきまして、ドア・ツー・ドアですから、特に交通弱者と言われる方につきましては便利な交通手段であるというふうに思います。ただ、伊賀市のように、558というふうな、非常に集落も分散しておりましたり、何ていうんですか、密集度の少ない地域がたくさんある地域におきまして、必ずしもこのディマンドが有効な交通手段とは言い切れない。都市部の住宅密集地とか、そういうところは隣の人を拾って、また隣の人を乗せて、その人たちが2人なり3人なり4人なり乗って、それぞれの目的のところまで送ってもらうというふうなシステムでございますから、ある意味において住宅が連檐をしているようなところでは非常に有効な交通手段いうふうに思います。したがって、これも全くしないと、こういうことではなくて、現在、伊賀市でもって19年度以降の交通体系について検討してございます。これらを含めて、やはりいろんな交通方法を、交通手段を複合的に組み合わせてやっていくことが伊賀市としては望ましいというふうに私は考えておりますので、ここのところには地域の方々みずからが、何ていうんですか、車を出してやっていくんだと、またそういったことも含めて、複合的に組み合わせながら、伊賀市の交通対策、交通弱者対策をやっていく必要があるという見解でございます。ご理解をいただきたいと思います。


 その他のことにつきまして、私の方からは以上でございます。


○議長(安本美栄子君)


 教育長。


            (教育長 味岡一典君登壇)


○教育長(味岡一典君)


 いじめにかかわりまして、特に児童生徒の自殺問題、これが非常に大きく報道されておりますし、これはあってはならないことでございますので。幸い、伊賀市のいじめの実態、対策は既にお答えしたとおりでございますけれども、いじめが原因でみずから命を絶つという一つの状況は現時点ではないということでございます。


 しかし、いじめを受けている児童生徒の心理的圧迫する、そういったものを先生が、教職員がしっかり受けとめることが大事であるということで、全国的に有名な精神科医である斉藤学さんという方がおります。この方は引きこもりとか、いろんな本を書いている人ですけども、その方が一般的に自殺というのは何かといったら、特にコミュニケーション能力の不足からくるSOS発信機能の不全であるということを言ってみえます。これはやはり自分の置かれている立場とか心の状態というのは人に伝えていくということが大事だと。伝えると何かのアクションがあります。そういうことをまず一番にやっていかなきゃならないということで、したがって、議員さんおっしゃいますように、早期発見、早期対策ということです。これがまず一番の自殺やいじめを防止する一つの方法であるということで、伊賀市としましては、それじゃあ、いじめの現状をやはり知るということ、まず学校が知るということ、これに最重点を置いてるわけですけども、それが一体どういう状況で発見されてくるかということですけれども、これは17年度の10月までのいじめの伊賀市の現状、これはこの前もご報告申し上げましたんですけども、全部で63件あって、57件ぐらいがもう解決をしておるということでございましたが、そのデータをしっかり見てみますと、いじめが発見できたきっかけというのは、担任の先生がまず発見したというのが33件あります。担任の先生みずからが子供の様子を見とって、おかしい、いじめられてるの違うかといって発見したのが33件、それから、いじめられた本人が担任や周りの人に訴えて出てきたということが19件なんです。ということは、この現状を見ましても、まず学校が一生懸命働きかけてる現状と子供がやはり担任に心を開いてる現状というのがある程度、これはうまく機能してるなというように私は伊賀市の場合は見ております。したがって、こういうことをやはりきめ細かく、やはり担任が子供と意思疎通、いわゆるコミュニケーションをとっていく。子供も一つのしっかりコミュニケーション能力をつけて、先生にも訴え、周りの人にも訴え、子供たちにも訴える。こういうことをまずつくっていくということですから、一応伊賀市におきましては、いじめ発見のきっかけといったものは、一応63件中33件が担任が発見、気づいておるし、それから、本人の訴えが19件あったと。あと、保護者からの訴えが1件、それからほかの教師からの情報で6件、それから家族からの訴えが1件、ほかの子供からの訴えが3件ということで、これが全部で63件の内容でございます。したがって、全体にいじめという現象に対して、それを取り巻く包囲網的なのものといったものはきちっと学校の中でできているなというふうに私は感じてるんです。


 しかし、私は先ほども議員さんが伊賀市の取り組み、一応評価をできると言っていただいたんですけども、決して私は安心をしておりません。まだまだこれはきちっと心引き締めてやっていかなならんということですんで、突然にそういった、自殺といったことが突然に起こりますから、まだまだ警戒をしておるということです。


 そういうことでの報道機関、いわゆるいじめられたら自殺、この報道のガイドライン等をということで、これは全国的なことですから、これは全国的な一つの取り組みをしてもらわなきゃならないんですけれども、これはやっぱり、しかし、報道機関がそれを報道するということも私は大事じゃないか。ただし、興味本位の報道は困る。だから、お昼のワイドショー的な、いじめに関してどういう興味本位のものになってくるかといいますと、私は思うんですけども、確かにいじめによって自殺があった。しかも、学校の対応がなかなか発見できてなくて、事実関係がわかってない。その中でもたもたしている状況で、まだそんなもんいじめと言えんのかといったようなものがワイドショーなんかで報道されていく。そうすると、学校は何してんのや、教育委員会なんかは信頼できない、こういうことが醸成されてきますし、しかも、それが大きく報道されることによって、いじめ即自殺といったような一つの子供の短絡的な発想が働いていくというように思います。


 しかし、私は、この報道機関、特に伊賀市の報道機関におきましては、各新聞社とも、それからケーブルテレビ等のテレビも非常に私は協力的であろうかと思っております。そのことに関しましては、私思うんですけども、私は一つの報道機関に対する姿勢としましては、批判を受けることも、協力を願いたいこともすべてやっぱり情報提供していくべきであるというように思っております。ただし、その情報の提供の仕方は正しい情報をきちっと伝えていく。だから、その中から推測をされることとか、そういったことについては私どもとしてはできない。全国のやっぱりいじめ問題で自殺があったときに、問題はどこにあるかといったら、学校としては正しい現実をつかめてない段階で、自殺なんか起こりますと報道機関が入ってまいりますから、そのときは現状までのことしか言えないわけです。本当にそれがいじめであったかどうかといったことやとか、そういったことは現状までしか言えない。はっきりといじめという事実でこの子は自殺なんだということがわかれば、これはきちっとした報道もやっていきますけども、したがって、その時点で、私は、全国の学校の校長が、頭を下げてやってる校長さん、あれ本当に私はつらい立場に置かれてると思うんです。というのは、わかってないんですよ、まだ完全に。ただし、わかってない自体は学校の怠慢やと思うんですけども、まだ状況がつかめてない。その中において、新聞社やらいろんな報道機関の方が見えて、一応情報を提供しなきゃならない。そこどこまで言えるんか。下手なこと言いますと、これはいじめた子なんかが果たして加害者であるんかどうかがわからない。そういうことにおいてのあこまでしか言えない。しかし、事実がはっきりつかめれば、正しい情報を報道機関にきちっと伝えられるということですから、その中のことが、何か隠してるんではないか、隠ぺいしてるんじゃないかという話になる。明らかに隠ぺいしておったような教育委員会もありますけれども。


 したがって、私はやはり報道機関というのがそういったことをきちっと正しく報道していただくことは大事であります。そのことから、全国的なこういう関心が呼び起こされていって、すべての取り組みが始まってくるわけですから。だから、私は報道機関に対しては、そういう一つの態度でおります。伊賀市の報道機関は非常に協力的ですし、ケーブルテレビなんかはいじめ問題について私に特集で聞くといって、子供にも訴えさせていただきました。そういうこともありますから、報道機関というのはそういった意味で非常に大事な機関ではないかというように思っているわけです。以上でございます。


○議長(安本美栄子君)


 産業振興部長。


           (産業振興部長 大藪謙一君登壇)


○産業振興部長(大藪謙一君)


 森林振興にかかわりまして、2点ほどご質問いただきました。基本的なことにつきましては、市長がご答弁申し上げましたですけども、まず森林計画の具体的な内容ということでございます。


 森林計画については、既に設置されておるんですけども、計画そのものは10年間の設定でありますけども、5年ごとに見直しというようなことでございまして、特に森林法の第10条5項といいましょうか、市町村の責務の中に義務づけられております。特に、項目といたしましては、ご指摘いただきました伐採、造林、間伐、保育に関すること、植樹の方法を明記をしていくいうようなこと、それから水源涵養でありますとか災害防止に注目した公益機能を有する整備を図るということと区域設定を明確にしていく。こんなことをしながら諸施策を推進していこうということでございます。


 特に、この森林計画につきましては、先刻申し上げましたですけども、伊賀市で整備していくわけでありますけども、国の森林計画を、特に県が非常に力も入れていただいてますので、県の地域計画を得て一体的に進めなさいというような指示事項もございますので、そういったことで、そういう整合性を問いながら取り組んでいきたいと考えております。しかし、ご指摘いただきましたように、総じて、生産林から、大きな動きとしては環境林への対策ということになってきてるのも事実でございます。


 それと関連いたしまして、ご質問いただきました環境創造事業の概要でございますけども、そういう大きな流れを受けまして、県の方で設置いただいた県事業というようなことで、平成14年ぐらいから進めてきておる事業でございます。計画の非常に重要な考え方といたしましては、20年間やっていきましょうよということでございます。それから、もう一つは、非常に個人的な民有林であるんですけども、公有材として位置づけていこうというようなことで、事業費については管理委託を地権者からとる手続をいたしまして、ある事業主体、いわゆる森林組合でありますとか、事業主体に契約をしていくというような事業でございます。そういうことで、特に県の事業が80パーセント、市が20パーセントということで、全く地権者は負担のないということでございますので、そこで公有材としての位置づけが非常に重要になるとともに、今申しました環境林への取り組みが非常に問われてるわけでございます。


 20年間の委託期間中につきましては、公益性に基づいた事業を受託者、事業体とともに進めていきましょうというようなこととか、雇用の創出も言われておりますけど、なかなか今厳しい状況でもございます。そういった中で、大きな作業といたしましては、人工林の間伐でありますとか植栽、それからいわゆる新法の広葉樹の受光伐を進めていきましょう。その他附帯事項で作業道の整備とかいうようなことを環境林として20年間進めていこうということで、当伊賀市におきましても、そういった青山、大山田が中心になるんですけども、他の上野も含めまして、14地域で約311ヘクを、20年間ということでありますけど、概ねこの事業の採択基準は30ヘクぐらいのエリアを想定しておりますので、そういった意味では10地区を5年ぐらいで総ぐるみしていって、事業を、環境林に向けての取り組みというようなことを進めていくのが環境創造事業の取り組みの概要ということでございます。


 以上、簡単ですけど、ご説明とさせていただきます。


○議長(安本美栄子君)


 企画振興部長。


          (企画振興部長 西田麒代彦君登壇)


○企画振興部長(西田麒代彦君)


 バスを中心とした交通計画のことについて答弁させていただきます。


 まず、初日にご質問いただいたこととは重複しないように、あるいは答弁させていただいたこととは重複しないようにいうことでございますので、その点については留意したいと思います。


 まず、地区の説明会をさせていただきました。その中で中間案を皆さんに説明したわけでございますが、現在の方式の改良というふうな部分が多くて、もっと原状を回復、いわゆる現状に合った、あるいは、もう少し温かい施策というのができないのかというふうなご批判をいただきました。それから、議会の方では、特別委員会の方でいろんなルートの提案もいただいております。それから、議会の方では豊田市の方へ視察を行っていただいたということで、私どもも一緒に勉強させていただいたと、そういうふうな経緯がございます。そのようなことを踏まえまして、結論的には、先ほど市長が申し上げたような、複合的な方策でやっていかなくてはならないなというふうなことを考えておるということでございますが、ディマンド方式でございますが、多くのディマンドは一定のルートあるいは時間が定められておりまして、それで効率的に走るというふうなことが多いわけでございますが、もう少し違った方式、伊賀市の558平方キロに合ったような方式がないだろうかというふうなことで、例えば、地域で自主運行をしていただけるような方法がないんだろうか。あるいは、バスとタクシーの中間のような方法は模索できないか。あるいは、企業のバスを運行と合わせられないか。また、スクール等の整合性を図ることにおいて、地域の要望にこたえていけないか。あるいは、近隣の中で何とか助け合いというふうなことでやっていただく方式はないんだろうかと。いろんな方式を組み合わせて、計画を策定して、交通弱者の対策に取り組んでいきたいということで、現在、こういう方式どうだろうか、ああいう方式どうだろうか、これは法的に、また法律の問題もございまして、法律的に可能だろうか。これは有償でどのようにやっていったらいいんだろうかというふうなことを検討しているというのが実情でございます。


 もちろん議会の皆さんがせっかくご熱心に検討いただいているということも加味しまして、交通計画の成案をつくりまして、タウンミーティングとか、あるいはパブリックコメントに諮っていくというふうな手はずを整えてまいりたいと思っております。しかしながら、大変困難な課題であるということは、私どもも、やるごとに重い課題だなということを認識しておりますので、そういう点では、すべての皆さんに十分お答えできた、かゆいところへ手の届くというふうなことは非常に困難でございますが、精いっぱいの内容をつくっていくようにしたいなというふうなことで現在取り組んでいるというのが現状でございますので、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(安本美栄子君)


 森正敏さん。


○9番(森 正敏君)


 一定の答弁をいただきましてありがとうございました。


 まず、森林の件から入って、2回目の質問をさせてもらいますが、先ほど、伊賀市の計画、5年ごと見直すという中に、林道を整備していくという項目が入っているのかどうかお尋ねをしたいと思います。


 この間、市長さんが来ていただいて、各地を回っていただいたときに、林道整備というのがあちこちで出てきておりますので、そういうのも含めた計画かどうか、お尋ねをしたいと思います。


 それから、城東中学校の話が今出たわけでございますが、この中学校を建てるときに木材を使用した学校を建てるのかどうか。伊賀市の中で生産をされた、やっぱり地元の木材を使った温かい感じの学校を私どもは希望しているわけでございますが、友生小学校も木材ですし、青山小学校についても一部木材でございますので、そういう計画があるのかどうか。もしそういう計画があるとすれば、どれほど木材を使っていくのか。その辺についてもお尋ねをしたいと思います。


 それから、バスの件につきましては、今、スクールバスが走ってるんですが、豊田市の場合は自動車学校のスクールバスを利用してるんですが、伊賀市ではそういうわけにはいきませんから、今走っているスクールバスを利用できないか。スクールバスに恐らく乗るお客さんは高齢者の方が多いと思いますから、そういう子供たちと高齢者の触れ合いの中で、いじめの問題も発見できるだろうし、また、私ども古い言葉で言うと、長幼の序というような古い言葉があるんですけども、お年寄りに席を譲るということも出てくるだろうし、そういう意味では非常にいいあれがあると思いますので、スクールバスに一般の人を乗せるのに法律的にどうなのかどうか。何がネックになってるのかどうか。その辺もお答えをいただきたいと思います。


 それから、いじめの問題ですけども、決して報道機関が悪いということじゃなくて、過熱な報道はだめだという話をさせていただきました。きょうも朝出てきたら、ある同僚の議員がこういうことを言いました。ある高等学校で自殺をした子がいたと。ここじゃないですよ。自殺した人、この子に対して、みんながかわいそうやかわいそうや、周囲がかわいそうやなかわいそうやなということで、それも報道として出ていくと、それで悩んでる子供、そうか、ああいうふうにみんなから言うてくれるんかというてまたいくというようなことがあったという話を聞いておりますので、そういうことが言いたかったわけでございますから、決して報道機関が悪いということじゃないので、その辺だけをご理解いただきたいと思います。


 それから、いじめの解決というのには、やっぱり学校の責任だけではなくて、家庭、地域、社会の果たす役割というのが非常に大きいわけですね。とりわけ家庭での親子の触れ合いが重要なんですけども、今はお母さんも働きに行っとるし、お父さんも働きに行ってるしということで、なかなか触れ合いができない。また、地域の人と子供たちの触れ合いについても、防犯の立場から、知らない人から声かけたら逃げよとか、いろいろそういう教えがありますから、その辺はもう子供と地域の触れ合うというのが大変なときになってきておりますので、この辺についての思いを、教育委員長さんずっと出てきてもらっておりますから、1回ひとつお尋ねをしておきたいと思います。


 以上が第2の質問でございます。


○議長(安本美栄子君)


 答弁をお願いいたします。


 産業振興部長。


           (産業振興部長 大藪謙一君登壇)


○産業振興部長(大藪謙一君)


 1点目の森林計画にかかわりまして、林道の計画があるのかということでありますけど、地域から見ましたら全部林道になると思いますけども、意味的には林道の概念が非常にたくさんございますし、基準もございます。特に、この森林計画の中で扱いますのはいわゆる作業道というような考え方を持っておりまして、そこにはそういった国、県のいわゆる、私ども、いわゆる農村整備的にいう、峠越え、峰越えの林道でありますとか、都市、地域間を結ぶ道路とか、そういうのは入っておりませんので、いわゆる作業道ということでご理解をいただきたいと思います。全体的には、行政ですべて林道整備ということで進めていきますけども。特に、この森林計画におきましては、作業道ということで項目に位置づけております。計画としては、今後、進捗によりますけども、90カ所ぐらいを網羅して、その面積に対してこのぐらいの道路が必要だということを明記していくことといたしておりますので、ご理解をいただきたいと思います。


 木材運用につきましては、ちょっと推進はするもの、教育委員会の方でお願いしたいと思います。


○議長(安本美栄子君)


 教育委員長。


           (教育委員長 勝本順子君登壇)


○教育委員長(勝本順子君)


 失礼いたします。突然のご指名でございますので、うまくお答えできるかどうかわかりませんけれども、私なりにお答えさせていただきます。


 ある人が、幸せになるのは簡単よと言われたことがあります。笑顔で人に優しく生活していったら幸せになれるんだよって。だけども、その笑顔、子供の笑顔をなくしているというのがいじめだと思うんです。そのいじめの中で、今、森議員さん、家庭や地域の力、触れ合いがなくなっているということで、私のご意見をということで言わせていただきます。


 実は、私、3人子供がおります。長男が中学校のときにいじめに遭いました。1年間で2回学生服買いかえました。目もここ真っ黒になって帰ってきたことあります。解決はしてもらいました。学校の先生一生懸命取り組んでいただいて、最終的に解決できたんですけれども、後で息子に聞いてみますと、死んでみたいと思ったことあると言いました。だけど、ずっとよく考えたら、何でいじめられてる僕が死んで、いじめているあいつが生き残らんなんやと、それはおかしいと、そういうふうに思えたと言うんです。何で思えたかなと思ったら、やっぱりそこには学校の先生の力、それから家族の力もあったんではないかなと今、私は思わせてもらってます。中学校になった息子が実はおばあちゃんと一緒に寝始めたんです。普通じゃ考えられないことですよね。それはやっぱり心に傷があったからだということで、家族はいろいろ考えて、そういうことも含めて包んでいかないといかんと思って、それを何日間か繰り返して、やっぱり息子はそうやって死んだらあかん、死ぬのはおかしい、いじめられている者が死ぬのはおかしいという結論に達して、死なずに済んで、その間に解決に結びつけられたということがあります。


 だから、やっぱり親、それから近所のおばちゃんが、先日、教育長から答弁させてもらったように、ちょっとした声かけ、そういったものでいろんな方面で見守っていくということの大切さを、やっぱり私は実感しております。そして、中学校の卒業式で、私は毎年申し上げることは、子供たちに夢をいっぱい持って、いっぱいいろんなことにチャレンジしてほしいということを申し上げます。そして、一言、あなた方がしてはいけないこと、それは親より先に死ぬことやって、それだけは必ず言うようにしております。皆さんも事あるごとにそういった言葉がけ、子供たちにしていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いします。ありがとうございます。


○議長(安本美栄子君)


 教育長。


            (教育長 味岡一典君登壇)


○教育長(味岡一典君)


 城東中学校の建築にかかわって、木材をどうするのかということでございますが、まだ、現在はいわゆる建築委員会というのを立ち上げまして、学校配置をどうするかと。いわゆる土地がこれだけあるんだけれども、どこに校舎を置いて、体育館を置いてというところまでの論議をしているわけでございます。だから、これから中に木を使うか、使わんかというのはいろいろ論議されるんですけれども。ちなみに、今現在建設してます上野東小学校でございますが、これはやはり建築委員会では木材をたくたん使っていただきたい、しかも、伊賀の木材を使っていただきたいというご意見がかなりありました。ところが、伊賀の木材を使うと値段が大分高いようでございます。というのは、やはり林道の整備やとか、そういったことが絡んでまいりますから、言うならば、南の方の尾鷲近くの木材の方が何か安くなるとかいうようなことで、青山小学校を建てたときは、どうも町の方からそのための補助金というんですか、を出して地元産の木を使ったということですが、ただし、これは、何としても、金があんまりかかり過ぎるとなかなか、やはり最低限の費用でなるべく立派なものをつくろうと考えてますんで、そういったとこはやはり建築業者がやっぱり絡んでまいることだと思います。


 いずれにしましても、木材志向はどこでおいても強うございます。今現在建っておりますところの友生小学校、久米小学校なんかはずっと木材を使っておりますし、特に久米小学校は全部木材でつくられておるという状況でございます。


 そんなことで、以上でございます。


○議長(安本美栄子君)


 企画振興部長。


          (企画振興部長 西田麒代彦君登壇)


○企画振興部長(西田麒代彦君)


 交通計画の中で、一番解決の方法として現実的なことにつきましては、スクールバスへの一般混乗、あるいはその逆も含めて、これが非常に有力な手段であるということは、財政面からだけでなく、先ほど質問議員さんおっしゃっていただいたような効果も期待できますので、いい方法だなというふうに考えております。


 法的には可能であるというふうなことで進めたいと考えておりますが、同じような時間に同じようなルートを走ってるバスとの調整とか、あるいはダイヤの設定、ルートの再編、また、料金設定の方法、いろいろ考えた上で実現を図っていって、双方が、通学者も一般住民もともに有効に活用できるような方法として進めてまいりたいというふうに考えております。


○議長(安本美栄子君)


 森正敏さん。


○9番(森 正敏君)


 教育委員長さんには突然の質問で、親の立場から答えていただきました。ありがとうございました。


 森林が、樹木が光合成で成長していくこの過程で、二酸化炭素を吸収するわけですけども、日本の森林全体での量は1億トンに当たるそうでございます。50年杉1本で年間14キログラムのCO2を吸収するわけですけども、1人の人間が排出するCO2は320キログラムで、杉が23本分だそうです。伊賀市全体からいくと、間伐だけでも10万何ぼするんですから、かなりのあれがあると思いますから、伊賀市の空気を正常化していく、あるいは温暖化防止していく上においての森林の大切さというのを痛感をしているわけでございますが、どうぞ行政もその辺に力を入れていただいて、美林をつくっていただきたい、このように思うところでございます。


 また、伊賀市の中でのいじめによる自殺というのが現在ございません。これをそのまま続けていただいて、子供たちの学校、学校があるからほんまに喜んで行くんだというような、そういう子供たちになっていただきたいし、学校側もそうしていただきたいということを最後にお願いをしまして、私の質問とさせていただきます。ありがとうございました。


○議長(安本美栄子君)


 これをもって森正敏さんの質問を終了いたします。


 会議途中ではございますが、午さんのため午後1時まで休憩といたします。


            (午前11時47分 休憩)


             ─────────────


            (午後 1時00分 再開)


○議長(安本美栄子君)


 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 市政一般質問を続行いたします。


 質問順位第18番 渡久山カナエさんの質問を許可いたします。


 渡久山カナエさん。


            (6番 渡久山カナエ君登壇)


○6番(渡久山カナエ君)


 6番、渡久山カナエでございます。議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきます。


 1つ目はいじめ問題、2つ目が障害者自立支援についてでございますが、いじめ問題につきましては、昨今の発生や報道などの影響で多くの方が既に質問されておりますので、現状に関しましては割愛させていただきます。この後、少し重複する部分も出てくるかもしれませんが、ご答弁の方よろしくお願い申し上げます。


 同じ子供を持つ母親として、命がけで産み育てた我が子が自らの命を絶つことなどは到底思いもつかないことですし、また、納得できることではありません。いじめは今に始まったことではなく、私たちが学生時代だった遠い昔にもありました。先ほども教育委員長が息子さんのお話をしてくださいましたが、私も実は娘が小学校時代に受けたいじめがありまして、それを思い出しました。それはある女の子からの非難中傷の手紙でした。当時担任だった先生が絶対に見過ごすわけにはいかないと筆跡を調べてくださり、相手の子を見つけてくださいました。時間はかかりましたが、先生が何度も先方さんへ足を運んでいただいたようで、その後、その子とお母さんが一緒に我が家に見えて、娘に謝ってくれました。娘の受けた心の傷は決してすぐに消えるものではありませんでしたが、そのときに尽力してくださった先生には本当に頭の下がる思いがしました。いじめられている子供たちは嘆き苦しみ、毎日恐怖と向き合いながら、長い長い1日を生きております。親にも担任の先生にも打ち明けられずに、孤立化、無力化へと進んでいく。人間関係は希薄になり、心を許せず、本音を言えば自分がいじめの標的になる。そして、見て見ぬふりをする。これが大きな問題になっているわけです。他者の痛みや苦しみに対して不感症になってしまうことが一番怖いことです。こういった現状の報告を教育委員会として受けられた後、どのように対応されているのか。サポート体制といったものはあるのでしょうか。そして、予防策としては何が必要なのか、お聞かせください。


 さて、いじめの定義ですが、県ではいじめを従来の狭い定義ではなく、いじめられている児童生徒の立場に立って幅広く点検したところ、件数が倍増したとの報告がありました。この狭い定義というのと幅広い定義というのを教えていただけますでしょうか。また、伊賀市ではこの実態に差はありましたでしょうか。


 次に、複眼的な教員配置ということ、これを言いますと、予算云々ということになってきますので、申しわけないと思いつつですが、あえていじめを根絶していくための方法の一つとして、複眼的な教員配置を求めます。私なりに複数の先生方に個人的に聞き取りをさせていただきました。その中でこんなお声がありました。それは、30人以上の学級の先生なんですが、子供が見えないとおっしゃいました。フリーで動ける先生が欲しい。人的配置をしていただきたいという思いです。少人数学級を推進していただいている学校もありますが、子供たちに直接的にかかわれる時間の拡大、また、複数の教員による複眼的な考察を可能とできる体制の整備等、学校現場への支援の強化やサポートの充実をお願いしたいと思います。


 次に、スピーディーな相談体制ということで、三重県教育委員会から相談できる体制がこのようにあるよとのことで、こういったチラシをいただきました。もちろん教育長もご存じだと思うんですけれども、これは県からいただいてきたものなんですが。その中には、困ったときの電話相談はこちらということで9カ所の電話番号が書いてあるんです。ですが、この相談窓口はほとんどが平日のみ、つまり土、日、祝日、年末年始の休日は除くとなっています。また、平日でもほとんどが5時までとなっており、一体どれだけの効果があるのかなと考えさせられます。ただ1つ、チャイルドライン24というのは、毎週金曜日お昼の2時から土曜日お昼の2時までの24時間体制をとっていただいております。ちなみに、この電話番号はフリーダイヤルで0120−969−147となっています。伊賀市でも、教育研究センターなど3カ所だったと思うんですけれども、教育長がお答えいただいておりました、窓口を設けていただいているということでした。念のために、相談窓口の時間帯をまず教えていただきたいと思います。


 そして、次に、CAPプログラムですが、これは以前にも聞かせていただいたんですけれども、子供たちがいじめ、誘拐、虐待、性的暴力などから自分を守れるように、自分の持っている力を引き出すことの大切さを、教育プログラムの中でCAPプログラムというのがあって、その活動が全国に広がっております。それは、自分の持つ内なる力を引き出してあげる。だれもが安心して自信を持って自由に生きる権利があることを教える内容となっております。このCAPプログラムの活動が最近注目されているところでもあるんですけれども、ある学校では授業の中にも取り入れられているということも聞かせていただきました。伊賀市での現在の取り組み状況はいかがでしょうか、教えてください。


 そして、教師塾などの研修ということなんですが、いじめについて、児童生徒のことについて、今、お尋ねしてきたんですけれども、少し視点を変えて聞かせていただきたいと思います。例えば、教師が子供をいじめているという実態はないでしょうか。また、教師間でのいじめはないでしょうか。確執であったり、あつれきであったり、派閥であったり。各学校の校長先生以下、教師の皆さん同士が仲間意識の上に立って、子供たちと接してくださっているでしょうか。38校、今、伊賀市内にあるわけですので、いろんな学校があるとは思うんですけれども、いじめる側の根底にあるのは、さまざまな形での家庭内に問題があると私は思っております。そういった意味で、学校を一つの家庭と見るならば、校長先生はおじいちゃんであったりおばあちゃんであったり、そして、先生方がお父さんであったりお母さんであったり、そして、児童生徒は兄弟であったり姉妹であったり、そういう役目になるのかなと思います。そうなりますと、教育長はお若いですけれども、ひいおじいちゃんという立場になるのかと私は思っております、隠居さんと呼ばれておりますが。個々の家庭にあっても、親や祖父母が仲よくて暮らしているところというのは、子供は安心して穏やかに生きていけるのだと思います。また、先生方も働きやすい環境の職場であれば、子供のサインもキャッチしやすいのではないかと思うのですが、例えば、新採のクラス担任がおられたとします。その先生は負担に感じてはおられないでしょうか。保護者とのあつれきの中で悩んでおられる先生もおられるのではないでしょうか。また、ベテラン先生の場合でも、一生懸命頑張っていただいているのに、出るくいは打たれるといったような、そんな現状はないでしょうか。


 個人で聞き取りさせていただいたときの先生の声の中に、ある日、職員室で高学年を持ちたくない、これ小学校の場合でした、小学校の先生でしたが、高学年は持ちたくない、自殺されたら困る、そんなことが起きたら教師何してたんや、何でも学校が悪い、先生が悪いと言われる、そんな話が飛び出してきたそうです。これが本音なのかなと思いました。この話をしてくださった先生のクラスでもいじめはあったけれども、時間をかけて根気よく対応していったということを聞かせていただいております。また、今の若い先生はしっかり勉強しているけれども、心が発達していないように思えるとの声もいただきました。もちろんすべての先生のことではないですけれども。


 そういった現状を聞かせていただいたら、先生方には大変ご多忙であるとは思いますが、いじめだけでななくて、さまざまな課題に対して対応していただくために、教師塾、これは東京の杉並であったり、京都でもされているということで聞かせてもらっておりますが、教師塾の開催はできないでしょうか。また、校長先生には定年までの事なかれではなく、一家の主として、我が子の命を守るという立場で、リーダー研修の開催を望みますが、いかがでしょうか。


 2点目でございます。障害者自立支援について。私ども公明党三重県本部では、県内14市に障害者自立支援法に関する緊急アンケート調査を実施いたしました。その結果は、11月20日に緊急要望として三重県知事に提出されました。ご存じのとおり、障害者自立支援法はことし10月から本格施行され、身体、知的、精神の3障害に分かれていた種別感の不公平を是正するとともに、福祉サービスの一元化、家庭や地域、そして社会での自立を目的としております。持続可能な制度とするために、原則1割の自己負担が導入されております。過度の負担にならないように上限額を設定していますが、特に低所得者にとっては負担が重いとのお声が多く、私も個々のご意見をお聞きし、おしかりもいただいているところでございます。


 国としては、補正予算や新年度予算の中で負担軽減策を図っていくとのことですが、三重県内では既に市独自で実施されているところがあります。桑名市では平成16年12月の合併時より補装具、日常生活用具について自己負担の2分の1助成を実施し、この10月以降も継続されています。また、ほかの軽減策についても、現在検討中とありました。松阪市では、10月1日から居宅サービス利用者の低所得者1、2の対象者に対して、負担した利用料の半額を支給ということでした。それに、鳥羽市でも、来年4月に月額負担上限額を2分の1に軽減する予定だそうでございます。


 ですが、伊賀市においては検討していないとなっておりました。先日もどなたか質問されて、質問の中でおっしゃっておられましたが、市長は国の決めた制度だからということをよく言われます。そんな思いが反映された結果なのかなと感じました。あえて、もう少し前向きに伊賀市独自の負担軽減策を検討していただける余地はないものかと質問させていただきます。


 最後は、きらめき工房の行方についてでございます。通所されている保護者の方から、きらめき工房どうなるんやろと相談をいただきました。市の方では平成20年度から指定管理者制度に移行するおつもりだとお聞かせいただきました。青山分場の開所式でも市長はいずれは法人化にとおっしゃったので、保護者さんの気持ちの中では、わかっているのだけれど、最初の親の会の皆さんの説明会の中で、経費削減のためにという言葉が前面に出てしまったことで、保護者の方はとても不安に思っておられました。


 まずお聞きしたいのは、市としてどのような方向性を考えておられるのか、教えてください。


 以上で登壇での質問を終わります。


○議長(安本美栄子君)


 答弁願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 自立支援法につきましてお尋ねいただいたんですが、これも国の財政再建の一環でやっている話でして、決していい法律とは私は思っておりません。その欠陥が早々と見えてまいりましたから、国の方も是正すべく今、遅くとも19年度から入れてまいります。その情勢を見て、それでもなおかつということになれば、市で考えるという考え方でございます。


 それから、きらめき工房につきましては、前々から申し上げておりますように、公共施設、公的機関で直営でやってきたものでありますが、指定管理者制度が導入されましたものですから、これはやっぱり福祉、特にこういった障害者福祉なんかの分野は、やっぱり民間の運営の方が私は柔軟に対応できてると、官民比較した場合にね。ということを考えたときに、ご利用いただいている皆さん方にとっては、これから長い目で見て、官が運営するより民が運営した方が利用者にとってサービスも深くなると、そういうふうに思うときに、やっぱり指定管理者にお願いしていくのがその人たちのためにもなるというふうに思っております。ただ、今すぐというわけになかなかまいりませんので、保護者の方のご意見等々も十分聞かせていただきながら、取り組んでいきたいと思います。


 そもそも保護者の方を中心として法人をこさえて、そこの法人で運営をしていきたいというお話があったんですが、なかなか新規の法人を設立しても、やっぱり運営費その他で相当、何ていうんですか、財政に弾力性がなければ、法人をこさえたその人たちが連名で印鑑ついて、銀行から借り入れを起こして、それを運営資金に充てるとか、そういうことなども深く考えていかないと、なかなか難しいというお話も、合併直後なんかにさせていただいた経過の中でですね。しかしながら、サービスが低下すればいかんわけでありますから、サービスがやっぱり第一ということでは、保護者の皆さん方のご意見も十分聞きながら、19年度中ぐらいに結論を出すべきだというふうに思っております。


○議長(安本美栄子君)


 教育長。


            (教育長 味岡一典君登壇)


○教育長(味岡一典君)


 いじめについていろいろとご説明を申し上げてるにもかかわらず、まだたくさんこれだけのご質問いただきまして、大変私はありがたく思ってるのか、不快に思っているのか。


 しかし、今、渡久山議員さんの、私はいろいろとご質問において、学校の現場へ入られて、そして、ある先生がこう言ったとかいうことは、これはあり得ります。ですから、そのことについて一々言い出したら、これは900人の集団の中において、そんなことが起こり得るということですから。しかし、私は基本的にはそういう一つの先生が子供をいじめてるといったような現状は私はないというように今とらえているわけですけれども、事実そういう事実があったら、もっとはっきりどこどこの学校でどなたがということをきちんと学校教育課の方に申し出てください。これは聞いておりますと、非常に一つの不信を招きますから、本当にそうなんかという話になりますからね、そういう部分ははっきりと申し出てもらったらいいと思うんで、こういうところでこういう事実でありますよということで、匿名的に言われる、秘匿的に言われますと、私は非常にこれ不快に思っておりますので、そういう一つの事実が、例えば、若い先生の心が発達してないんやったら、どんな事実で発達してないのかということやとか、それから、高学年を持ちたくないと言ってる先生がおったら、どこの学校でどういうことなんかと。ただし、先生の担任希望というのはありますから、確かに高学年の担任は難しいです。私も学校現場におったとき、私は小学校5年、6年、5年、6年ばっかりだったです。なかなかそこは担任希望が少ないです。というのは、5年生、6年生の特に女の子の集団の難しさ、これは非常に難しいんです。だから、そういうところに自信のない先生は、私はそこを避けたいということはあってもいいんじゃないですか。ですから、そういったことを否定的にとらえられて、マイナス要因でしゃべられますと、一つの教育に対する不信感を招きますから、そういうことははっきりと学校教育課に言ってもらいたいと思いますんで。ただし、それは否定されるべきことであるんかどうかということについては、今後こちらで考えるということですから。そういうことを前提に置いて、まずお答え申し上げたいと思います。


 報告を受けた後、教員の対応、予防策はと。これ、今までも何回も何回も言っております。したがって、これについてお答えすることは、それ以上何回もお答えすることはないのであって、そういうご認識をいただきたい。だから、まだ私の答弁で不満だったら、こういう部分が抜けてるからこうですよと言うていただきたいと思います。そういうことを一つ言っておきます。


 それから、次に、いじめの定義的なものということでございますが、それにつきましては、いじめの基本的な定義は、これは全国的にきちっと制定されてる定義でございますが、自分より弱い者に対して一方的に身体的、心理的な攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているもの、これがいじめの定義であります。ということは、ほんじゃあ、この定義に入らないものはいじめでないのかということになりますから、そうではないです。この定義に入らない、いじめられてる子がいじめられてると感じたら、この定義の範囲に入らなくても、これはいじめの現象として私どもはつかんでいきたいと思ってますんで、この定義に余りこだわって、これは定義ではございませんから、入りませんからいじめではありませんと。これ全国のあちこちで問題の起こった学校において、そういう、校長がしているわけですけども、最後はそこに至りつくわけですね。この定義にはまらないからいじめではありません。だから、自殺されたのはいじめが原因であるかどうかわかりませんという答えが出てくるわけですけども、そうではないということです。やはり子供がいじめられてると、あるいは自分が何か外から圧迫加えられてると感じたら、それはいじめである、こういうとらえ方ですから、したがって、私どもの報告というのは、この定義に従っての報告ではございません。だから、伊賀市でそんなに差があるはずもないですし、実態的ないじめをきちっとここで報告しているわけですから、そのようにご認識をいただきたいと思います。


 それから、複眼的な教員の配置ということですけども、これは、ですから、30人以上の学級は子供が見えにくい。どこの学校がそういうふうに言ったか私はどうか知りませんけれども、確かにそういう事実はあると思います。35人、私はかつて48人のクラスを持ったことがあります。なかなか机間巡視をするにも横歩きをせんと歩けないというような状況です。ただ、その中において見えにくいということは、確かに人数が多くなればあり得ります。しかし、その中において、現在でも少人数指導とか、そういったような方法もとりながら、しかも、いじめにつきましては複眼的なと、そんなの最初からやっております。私、何回もお答えしてますように、学校総体で取り組んでいると言ってるんですから、ですから、一つの、1人の先生がやってないと。いろんな先生がそれを見て、そして、先ほどの表にありましたようにお伝えしましたように、それだけのいじめの実態を発見しているわけですから、先生が。ですから、複眼的なことは当然それはいいんですけど、これは予算にも限りがあるわけですから、例えば30人学級を実現せよといったって、これがなかなか今できていない。ただし、三重県では小学校1年生、2年生、中学校では35人とかいう学級設定をしております。これが各自治体の最大のやり方だと思うんですよ。だから、それがいじめでありますから、20人学級をやっていくということは、恐らく今の日本の国の財政状況から言っても、それはやっていけない。だから、現在ある定数の中において、最大限の効果を発揮して、複眼的な見方をしていっているんですが、配置となりますと、そこにプラスアルファですから、1人の先生を雇うと年間に800万ぐらいの金が要るわけです、600万、800万の。それを10人、20人雇っていけるはずがないんです。これは全国的にそうですから、そういう事実で、要するに、複眼的な配置をして、それが解決できたら一番それは楽ですけども、なかなかそうやなくて、やっぱりハートの問題で解決していかないとだめだというように私は思います。


 それから、いじめの相談体制ということです。これは、議員さんもよくご存じのように、これも報告をさせていただきましたんですが、伊賀市の青少年センターの教育相談、それから伊賀市教育研究センター、それからふれあい教室も、それから教育委員会もということで、これはいずれも8時半から5時15分までの時間帯ということであります。ただし、教育委員会なんかは、夜中の10時、11時と学校教育課やっておりますから、電話が入れば、そこで受け付けることは、私は可能だと思います。


 それから、さらに、伊賀の児童相談所、これが中央児童相談所へ直接つながってきます。これは、例えば虐待の減少やとか、そういった形で児童相談所へ行きますと、これ深刻なものは、深夜でも、中央児相へぽんと電話が入って、そこで相談に乗ってもらえるという事実がありますから、これは24時間体制になっております。それから、三重県総合教育センター、この場合はこれ9時から21時、これは月、水、金、それから火、木は9時から17時、それから、チャイルドライン24というのは金曜日の14時から土曜日の14時まで。それから子供家庭相談、これが月曜日から金曜日までは9時から20時、それから土、日、祝日は10時から16時。ただし、今、三重県もこれで24時間体制をつくっていかなきゃならないということで、そういう努力をして、今後そういった24時間体制ができていく予定になっております。


 それから、CAPのことでございますが、これはもうCAPもこの議会で何回か取り上げられたわけでございます。ただし、まだこのCAPといったものがそんなに一般に普及しているわけでございませんで、ある人に言いましたら、CAPって帽子かとかペットボトルのキャップかというような言い方をされる方があるわけですけども、このCAPにつきましては、これはアメリカの一つの設定ですね。アメリカのこれは1978年米国オハイオ州、コロンバスのレイプ救援センターで初めて開発されたものであります。レイプ救援センターというのです。こういったことが、レイプ救援センターといったものが設定されているのはアメリカなんですよね。ですから、このCAPというのは何かいったら、これチャイルド・アソールト・プリベンションといいまして、子供の虐待を防止するという、その頭文字なんです。それがCAPのプログラムでありまして、そして、それが、人権意識をしっかり持って、暴力をみずから守るための知識や技能、スキルを持つこということで、そういう能力を子供のときから育てると、いわゆる大人にも育てていくという一つの取り組みであります。


 この一番中心になっておりますのはロールプレーといいまして、役割演技的な劇をしていく。それを見ていろいろ話し合うといったようなもんが、小学校の子供たちの中には一番適切な取り扱い方じゃないかと思うんですけども、これを、教育委員会としてはこういうCAPという一つの取り組みもありますということは学校へ知らせてあります。知らせることによって、学校がそれじゃあそれを取り入れてみようかと。ただし、これを取り入れるにつけては、例えば、CAPプログラムのすべての権限はN/ICAPという組織が持っています。許可なく、子供ワークショップを模倣、実施することはかたく禁じられていますといったような一つの文言があるんです。これは何かといいましたら、恐らくいいかげんなことやるなということやと思うんです。ここの言うたとおりのことをやっていけということなんでしょうけども。ただ、これはそういうロールプレーヤーとかなんとか、いろいろ使うのもいいし、CAPということを聞けば何か新しい発想になりますけれども、こういった手法は今までもいろんなとこが取り入れてます。例えば、今、何回も出しますが、伊賀市のいじめマニュアル、これにもそういったことをきちっと取り入れて、例えばロールプレーによりいじめの場面を再現し、どんな気持ちでいじめ行為をしたのかを考え合うといったようなことをきちっと入れてあります。そういう中で、ロールプレーというのは、役、いじめられている子、いじめてる子、見ている子、そういう役を決めて劇をして、そして、その劇を子供に見せて、後いろいろと話し合いをさせるということなんです。そういったことがやはりいじめのされてる子、いじめてる子たちの心に迫っての論議ができるということですから、ですから、CAPという言葉を使わなくても、そういう一つの内容的なものは取り入れてますから、そういう新しいプログラムを入れていくと、そこにいろんなものが付随してまいりますから、今の学校の一つの体制の中ではそれはできない。というのは、時間が足りないんです。わざわざ取り組んでですね。しかし、そういう手法的なものは、これは例えば道徳の時間やとか、あるいは全校集会の場面とか、そういった場面では、これは取り入れていけますので、そういう方向で行きます。組織的にいくと、それなりの時間を持っていかなきゃならないので、そういう状況であるということ。


 ちなみに、このCAPにつきましては、上野東小学校がそういった取り組みをやったということで、これ東小学校では、保護者の皆さんが中心になって、そういったことをやり、それで、CAPを取り入れて、いろんな論議をしたというような一つの経験もありまして、これは非常によかったという一つの評価もいただいております。やった結果の話でございますが。そんな中で、CAPと言わなくても、そういった一つの手法的なものをきちっと取り入れて、学校の教育の中に展開していったらいいんじゃないかというように私は思うんですけれども。


 それから、教師塾に関してです。これは、そこで教師の人間関係、これがいかにも、議員さんがおっしゃるのには、私がひいおじいちゃんになってるわけですが、何か教師の人間関係が悪いんではないかという一つの発想で言われますと、皆さん聞かれると、学校の先生そんなんかという発想になりますけども、ごく一部においては、それはいろいろ先生同士、仲の悪い先生もおるかもしれません。しかし、基本的には、私はあちこち学校回ってますけど、先生は随分お互いに協力し合いながら教育をやっておりますので、そういうことについては余り私はご心配をしていただく必要はないんじゃないかなと思います。


 働きやすい環境って、確かに、私もかつて勤めた、ずっと昔の学校ですけれども、そういう中においては、先生間の中に派閥があったりして、その中において、なかなか自分の派閥しか動けないというような事実がありましたけど、伊賀市の中では人権同和教育やとか、そういったことに熱心に取り組む中において、そういうことは現在では、私はほとんど解消しているんではないかなというように思いますんですが、何かそういう問題点があって、それを対外的にとか、いろいろな校内的にまずいという現象があるんでしたら、ここで言わずに、学校教育課の方へ言っていただきたい。ここで言いますと、どうしても個人名を出してこなきゃなりませんから、そういうことは一つの名誉毀損になってきたりしますから、そういうことを言っていただいたら、こちらは是正する指導をしていきたいと思っております。


 教師塾といったような塾は、こちらは全く設定するつもりはございません。と申しますのは、どういうことかといいますと、そういう塾的なものはちゃんとあるわけです。なぜかといいますと、これは私、伊賀市の教育研究センター、これをつくっていただいたという中において、伊賀市の教育研究センターでは年間に30講座ほどの教師の研修講座を持ってます。夏休みなんかは、先生はそこへどんどん出かけて研修をしてます。それから、三重県総合教育センターでは、年間100以上の講座があります。これも先生が自由に受講できます。ただし、これは夏休みが中心で物すごく込みますけれども、ウイークデーもやっておりますが、それに行ってもらおうと思えば、先生は子供を自習させるというか、そのクラスがあきになって行かなきゃならないですから、そういったことではやはりちょっと、余りそれには参加しないようですけども、とにかく夏休み中なんかは、これは非常にたくさんの先生がそこに参加をされるという現状がございます。


 それから、さらに、先生の研修につきましては、教職員の初任者研修、それから教職経験5年研修、それから、教職経験10年研修といったものが義務づけられておりますので、そういう研修も受けながら、一定の時間数を研修に費やしておるということですんで、そういった塾なんてもので、私、塾って余りイメージよくないですけども、塾といったものをつくって、そこでわざわざ、例えば横浜やら京都は、それは先生がその何々塾の講習を受けるいったら8,000円金取られるというんですよ、受講料が。こちらは全部無料ですから。しかも、教育のそれぞれの実践家がそういった講座を開いておりまして、それを受けられるという体制が三重県にはありますので、あちこちの都道府県でもそれはやっておると思います。そういう一つのご認識をお願いいたしたい。


 それから、新採の対応。これは、新採教員につきましては、これは教員初任者研修というのがあります。これは非常にたくさんの研修がありまして、学級を持つと、そこへ何回か出なきゃならないので、ほかの先生がそれをカバーしてるという状況があります。今の状況では、新採教員はみんなどこの職場も非常に大事に育てております。ですから、そういった、わからんことは何でも聞きなさい、それから、こうしなさいということで、新採がいじめられているというような現象はない。ただ、新規採用教員が学校に来たけど、なかなか子供が言うこときかない。そして、悩んで悩んでという形で、過去にですよ、それでかなりいわゆるうつ的な病気になられて、退職されたというケースはありました。しかし、それは学校が一生懸命支えておりました。支えておるけれども、そういう現状は起こってくるということはあり得ます。


 若い先生は心が発達していないと言いますけれども、若い先生の心は、やはり今流の若い発達の仕方をしてますから、そういうものが、どちらかというと子供の、今流の子供にフィットするという可能性もあります。しかし、いざ何か、非常にいじめというような深刻な問題が起こったときは、なかなか対応し切れない。しかし、私が過去見た、校長のときに見た経験ですけども、新採の先生が学級の中で問題が起こったときに、必死になって取り組んでました。必死になって、保護者の家行き、子供と話をしてやってました。それを見たとき、私は本当に涙がこぼれるほどのこの人の努力というのあった。だから、今の若い人というのは若いなりの育ち方をして、今の子供に近い精神状況であります。そういう子供たちとのフィットができる。ただし、いざ問題が起こったら必死で取り組んでおるという状況ですんで、たまにはそりゃ適応がまずかったケースもあります。


 それから、先生が子供をいじめているという現状は、伊賀市では今のところそういったものは一切耳にしておりません。ただし、先生の対応のまずさはあります。対応のまずさはあったケースもあります。そんなときは、教育委員会もそこにかかわって、一緒に解決をしていくというような発想で考えておりますので。


 たくさんご質問なさいましたんですけれども、全部お答えしたかどうか、したつもりでありますが、そんな形でよろしくお願いします。


○議長(安本美栄子君)


 健康福祉部長。


          (健康福祉部長 長谷川正俊君登壇)


○健康福祉部長(長谷川正俊君)


 2点お尋ねいただきまして、きらめき工房の方向性につきましては、既に市長の方が答弁をさせていただきましたので、省略をさせていただきまして、障害者自立支援法の伴います伊賀市としての軽減措置についての考え方ということでございます。


 ご質問の中でもございましたように、10月からこの自立支援法が本格的に稼働されました。個別的に、給付決定が行われるわけでございますけれども、障害福祉サービス、いわゆる自立支援給付と市の利用者の方々がそれぞれの状況に応じて実施できる地域生活支援事業に大別されまして、早くも2カ月余りが経過したところでございますけれども、議員の質問の中にもございましたように、利用者の1割負担の導入や事業主さん、事業所さんへの報酬が、今まで月払いでございましたけれども、日払い化しましたと。それで、これまでにない大変抜本的な見直しを行われましたことによりまして、1割負担が大きく、施設の利用回数も減らしておられる方や、また、施設の中で働いている工賃よりも利用者の1割負担が大きくなるなど、さまざまな問題が、この伊賀市だけではなくて、全国的に生じております。このような状況の中で、先ほどおっしゃっていただきましたように、市独自での軽減措置、特に低所得者層に対する措置をとっているところが松阪市、それから、松阪市につきましては利用料の2分の1を軽減して、市が負担いたしまして償還方式をすると。それから、桑名市につきましては、補装具、義足とか補聴器ですけれども、また日常生活用具、特殊ベッド等の個人負担分の2分の1を市が助成をいたしますと。それから、19年度には、鳥羽市が低所得者層1、2に対しましての標準額を2分の1程度減額措置を講じる予定であるというようなことになっております。


 しかし、この中でも、唯一残っておりましたのが、三重県が独自の施策として行いました障害者グループホーム等移行支援モデル事業というのがございまして、これにつきましても、伊賀市の方は、これは県が2分の1、市が2分の1の補助でございますけれども、グループホームを利用されている方の家賃を月額2分の1を負担いたしましたと。ただし、月額家賃が1万7,700円を超える場合につきましては、8,850円を限度とするという制度が創設されておりまして、既に要綱もつくり上げまして、10月1日から施行いたしております。伊賀市の中では24名の方が対象となりますので、後ほどご審議をいただきます補正予算に所要額を計上しているところでございます。


 こうしたいろんな問題が全国的に出ておりますことから、本年11月30日の自由民主党社会保障制度調査会障害者福祉委員会におきましても、障害者自立支援法の円滑な運営のための改善策についてという中間案が求められまして、厚生労働省の方に提出をされております。これを受けまして、与党で必要な調整を行い、早い時期に改善策を講じるとされております。


 主な内容といたしましては、先ほどから議論となっております利用者の負担の軽減、つまり、工賃より利用者負担が大きいのはおかしいというような問題、それから、事業者に対する激変緩和措置、報酬の日割り化になりましたもので、これの従来の報酬の80パーセントの保障ということになっているわけですけれども、経過的に90パーセントをめどとしての保障強化を行うと。それから、利用者が利用しやすくなるような通所についての送迎加算を行うと。これは今まで、報酬の中に入っておりましたんですけれども、その報酬の中から外れてしまいましたので、施設によっては送迎サービスを中止しているところもございますので、送迎加算を設けるというようなことでございます。


 それから、次に、サービスへの移行のための緊急的な措置といたしまして、小規模作業所等につきましては、一定の補助を出していこう。また、グループホーム立ち上げの支援、それから視覚障害者等に対する移動支援の充実等々織り込まれた原案が出されておりますので、このようなことを受けまして、市の方といたしましても、市長の指示もございまして、伊賀市内の施設の各利用者の方々のご意向、要望をまとめまして、これも直接、国の方へ要請行動をとるべきであろうというようなことでございます。また、県下14市の社会福祉事務所長会議も、11月の末にございまして、同じような問題に悩んでおりますけれども、やはり政策的な問題、それから財政的な問題上から困難であるので、やはり国、県に要望いたしまして、県とともに軽減措置を実施していくようにという協議会での結論を得たところでございます。


 以上のような状況でございますので、伊賀市といたしましても、国や県の動向を踏まえながら、今後、適切に対応してまいりたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 渡久山カナエさん。


○6番(渡久山カナエ君)


 一定のご答弁をいただきました。教育長からはかなり厳しいお言葉をいただいたんですけれども、私は、まず現場を知ることが大事だなということで、複数の先生方に聞かせていただいたのは事実でございます。こういったことを個別には申し上げることはできませんので、控えさせていただきますが、そういったこともおわかりいただきたいと思います。


 いじめの定義につきましては、教育長の方からは、本当にいじめられた側の子供たちの立場に立って行っていただいているということで、これは当然のことなんですけれども、これからもしっかり見ていっていただきたいなというふうに思います。


 それと、スピーディーな相談体制ということで、先ほども教育長の方から、相談窓口の時間帯のことも言っていただきました。


 夜回り先生と呼ばれる水谷修先生がおっしゃってたんですけれども、子供たちが死にたい、助けてという、そういう叫びを上げたくなる時間帯が夜中の2時というふうに聞かせていただいたんです。そういった意味では24時間対応の相談窓口があればなと思うんですけれども、先ほどのご答弁の中で、県もそれを進めていってくれるであろうというお話でしたので、そのことはいいんですけれども、この間の先輩議員の答弁の中で、教育長が携帯メールの実情をお話ししてくださいました。授業中にでもメールが飛び交っているというようなことも聞いたこともあるんですが、そこからいじめが発生しているのも、教育長のおっしゃるとおりだと思います。


 どうして小学生や中学生に携帯電話が必要なんでしょうか。これは親御さんに聞かせてもらうと、子供が欲しいって言ったからとか、子供と連絡をとるためというふうなことも聞かせていただきました。でも、本当に子供の実情というのを知らないことには、言葉と同じで、携帯電話も凶器になりかねないわけです。しかし、これほど普及しているものを今さら禁止というようなことも言えないのかなと思うんですけれども、例えば、もし、携帯電話を子供たちが使っている現状を見たときに、逆の発想で、先ほども24時間体制の相談窓口ということも言わせてもらったんですが、Eメール相談というような、そういった開設ができないかなと思うんです。今いる場所、今この時間に自分の気持ちを相手にわかってほしい、伝えたい、だれかに聞いてほしいというのが、悩みを持った方の、子供さんたちのニーズなのではないかなというふうに思うんですね。Eメールの場合ですと、パソコンだけではなくて、携帯電話からも文書が送信ができますので、そういったことを受けていただくような、そしてまた、返信していただくような、子供たちは今、何かメール依存症みたいなところがあって、その辺も、それがいいのかどうかちょっと私にはわからないんですけれども、そういった相談体制も考えていただくことはできないかなというふうに思います。


 それと、CAPの実践なんですけれども、東小学校のお話をしていただきました。非常によかったという体験された方々の思いというのは、私もちょっと一度受けたことがあるんですけれども、これはよかったなというふうに私も思っております。そのほかにもいろんな形で市として取り組んでいただいてるわけですから、これはCAPにこだわることもないかなというふうに思っております。


 それと、きのう、「潮」という月刊誌を読んでおりまして、今、教育再生会議の委員であります義家先生の寄稿が載っておりました。タイトルは「いじめ解決はまず発見すること。」というふうにあったんですね。解決するために、救済から発見への意識転換が必要である。いつどこで起こっているのか、基本的に休み時間に教室で、また、トイレの中でというふうにあったんですね。つまり、教師のいない場所を選んでいるということです。義家先生の提案は、まず教師が職員トイレではなくて、生徒と同じトイレを使用すること、そして、休み時間のアクションプランの実施ということで、休み時間に子供たちを見守るというか、そういうことを先生がローテーションを組んでいくことが大事だということをおっしゃってました。


 先ほどの教育長のお話でしたら、休み時間の先生方が子供たちとかかわっていただいているということは、もう既に実施もしていただいていることだと思うんですけれども、その次に、義家先生が事例を通しての取り組みが事細かに書いてあるんですね。それは、順番から言いますと、まず子供たちの人間関係を見ていく、いじめられている子を発見して、その子と向き合っていく。そして、その子に安心感を与えていくという。そして、ここが大事かなと思うんですけども、いじめた側の親に連絡をして、そして徹底した指導をする旨を伝えるということらしいです。そして、いじめている子供との対話をしっかりしていく。それプラス、傍観者であったクラス内の子供たちに対して、見て見ぬふりをすることが、それもいじめなんだということを断言する。傍観者の中には、いじめを見るのも嫌だったけれども、だからといって、自分がいじめやめろなんてことを言うと、逆に自分がターゲットにされることが怖くて言えなかったというような、そんな子供たちがいるということをおっしゃってました。


 その傍観者の子供たちが集団のグループをつくることによって、一大勢力にすることで、いじめに立ち向かうことができるんではないか。つまり、1人で声上げても逆にいじめられるけども、それが5人になったら、そのクラス全体の意見につながっていくんではないかというような意見でした。この事例は、もちろんこれは義家先生の自分自身の体験に基づいておっしゃってたもんで、発見後3日から1週間で解決しなければ解決するのが難しくなってくるということもおっしゃってました。


 伊賀市の現状を見ましても、いじめ発見のきっかけというのは、半数は担任の先生が発見されているということで教育長もおっしゃっておりました。これが早期発見ならば、解決も早いかもしれないんですけども、その発見の時期というのも大事だなと思います。心がずたずたにされた後だったら、最悪な結果にもなりかねないわけですので、そういった意味でも、こういうことを参考にしていただければなというふうに思います。もちろん伊賀市ではいろんな形で取り組んでいただいていることはよくわかっております。


 ただ、先ほどのトイレの話なんですけれども、ある中学校で、女子トイレの中にたばこの吸いがらが落ちているということを聞きました。また、トイレの壁がぼこぼこになっているというような話も聞かせていただきました。先生が日常的に生徒のトイレを使用してくださったら、こういう事態も避けられるのかなというふうに思います。たばこを吸うことはいけないことなんですが、それにしてもモラルがないというか、吸ったたばこの吸いがらそのままほうってしまうというような、とてもお行儀の悪い話で、大人でも今はたばこを吸う場所が決められていたりとか、そして携帯灰皿を持っておられる。そういった中で、もしかしたら、その子供さんは私のことを見て、私はここでたばこ吸ってるんやわということを言いたいのかもしれないし、また、逆にいじめられて、たばこを強要されている場合も考えられるかなと、そんなことも考えました。


 いずれにしましても、いじめというのは100パーセントいじめる側が悪いわけです。ということは、いじめている子への対応がとても大事になってくると思いますもんで、先ほども申し上げましたけれども、他者に対しての痛みや苦しみに対して不感症でいるのは、これはもう人権教育の前に、私は家庭教育の問題だと思います。何でもかんでも学校に教育をお願いするというのでなくて、まず家庭がしっかりしていかないといけないと思うんです。日々の生活の中で人々への感謝の思いだとか優しい心を育んでいくことを、そういった大切なことを親が子供たちに伝えていくことが大事だと思っております。そういった意味で、いじめている子、加害者といいますか、事件性になってくると、これは加害者になってくるわけですから、いじめている子やその保護者さんへの対応はどういうふうにされているのか、教えていただけたらなと思います。


 それと、障害者の方ですけれども、自立支援に関しても、負担軽減策のことに関しては、それなりにご苦労していただいているなと思いますし、また、県では先ほども教えていただいたように、グループホームの家賃の月額の2分の1を負担ということも実施されていくわけですので、これに関しては、今後の国や県の成り行きも見ていかなくてはならないなというふうに思いますし、また、市長の方も独自で軽減策を考えていただけるようにお願いしたいなというふうに思います。


 あと、きらめき工房の件ですけれども、指定管理者、その制度が、例えば5条適用というのがありましたよね。その5条適用をされるとしたならば、どんな条件が必要になってくるのか。また、それは一体だれが決めていくべきものなのか、教えていただければ、権蛇助役にお願いしたいかなというふうに思います。


 それとまた、今現在は公募されていない段階なので、あんまりなこと言えないんですけれども、ただ、今、3者ぐらいの方から手を挙げたいといったようなお声があると私は聞いております。例えば公募にすると決定した場合、もしかしたら今以上に応募があるかもしれません。そうしたときに、選定委員会ではいろんな資料などをもとに、点数をつけられていくことになると思うんですけれども、それは恐らく机上で行われる作業だと思うんですね。保護者さんにとっては、一体どんな団体が、どんな事業者がどういった形で運営をしてもらえるのかという不安があると思いますもんで、そういう保護者さんの、保護者への説明会の中で、実際に手を挙げられる予定とか、手を挙げられる予定なのか、手を挙げられた方なのか、ちょっとその辺わかりませんが、そういった業者さんや団体さんに来ていただいて、保護者の方が直接説明を受けられるというようなことはできないのでしょうか。ちょっと教えていただきたいと思います。


○議長(安本美栄子君)


 答弁願います。


 教育長。


            (教育長 味岡一典君登壇)


○教育長(味岡一典君)


 携帯の現状、これは前もご報告申し上げましたんですけれども、携帯をEメール相談で利用できないかといったこと、これは一つの新しい方向じゃないかなと思います。ただし、私は思いますけど、子供にはバラエティー番組、それからゲーム、それから携帯、この3つが3悪やと私思ってますんで、こういったものなるべく持たさん方がいいなと、これがまず事実ですが、そういう利用価値はあるんじゃないかなと思います。


 それから、義家さんや水谷先生のことおっしゃいました。私もどちらの方もこっちの伊賀市に来ていただいて講演をしてもらってます。水谷先生は2回来てもらっております。夜中まで大変ご苦労さんですけども、あれはなかなか常人にできることではない。それから、義家さんのおっしゃったいじめ対応、これは全部伊賀市がやってることですから、何も目新しいことはございません。


 保護者に対しての対応、これはマニュアル、いわゆるQ&A、これに全部細かく書いてあります。ですから、読んだら、もう時間があと3分45秒しかないんで、読めませんが、まず一遍教育委員会にこれ一部求めてみて読んでみてください。そういうことでのご理解をいただきたいと思います。


○議長(安本美栄子君)


 権蛇助役。


             (助役 権蛇英明君登壇)


○助役(権蛇英明君)


 指定管理について、時間もございませんので、急いでお答えをさせてもらいます。


 公の施設を指定管理にする場合、原則は公募でございます。ただ、公募せずに、先ほどおっしゃった特定の団体を指定する、これ5条適用というんですが、これができる場合は5つぐらい決められております。1つは、地域等の活力を活用した管理を行うことにより、その事業効果が明白に期待できるもの、次には、特定の団体以外では施設の設置目的の達成に適正な運営が確保できないことが明らかな場合、さらには、施設の事業内容によって、事業の継続性の観点や現受託団体の実績等から、その団体をした方がいい場合、あと2つぐらいございますが、こういった場合は5条適用ができます。


 それで、どういう形にするかということでございますが、これはそれぞれの担当部署、今のきらめき工房を例に出しますと、高齢障害課がこれは5条適用した方がいいのか、公募にした方がいいのかを決定していただきます。その中で、これは5条適用の方がいいということであれば、5条適用をすると、こういうことになります。


 それから、選定委員会でどうして決めるかということですが、5条適用の場合でも、あるいは公募の場合でも、募集要網というのを出します。その施設をどういう形で運営してもらえますかと、あるいは、どんなぐらいお金がかかりますかとか、そういったものを書いてもらって、募集要網を出します。その募集要網を出す段階で、例えば先ほど議員が言われたように、保護者ですとか利用者の方の意見を聞いた上で募集要網をつくるということはできます。その募集要網で募集したものに対して、先ほどの例でしたら、3者が出てきたら、それぞれ出てまいりますから、その内容について選定委員会で決定すると、こういうことになります。


 したがって、ポイントだけもう一度申し上げますと、5条適用できる場合は、先ほど申し上げた5つの条件あります。それを採用するかしないかは、今回の例ですと、高齢障害課が決定します。その決定に基づいて募集要網というのをつくります。それで出てきた募集要網に基づいて応募されたものについて、選定委員会で決定すると、このようになります。ですから、ぜひ、保護者の方のご意見等を反映させたいということであれば、募集要網をつくる高齢障害課の方と十分ご議論いただいて、その意見も盛り込んだ募集要網を出すと、こういうことになってこようと思います。


○議長(安本美栄子君)


 渡久山カナエさん。


○6番(渡久山カナエ君)


 教育長のおっしゃるように、Q&Aをまた後でいただきたいと思います。


 きらめき工房のことですけれども、今のご説明で大変よくわかりました。この趣旨はまた本当によく理解できますもんで、できるわけなんですけれども、障害を持った方々が日々の生活の繰り返しの中で、一つ一つ物事をなし遂げるためには、かなりな時間がかかっていくということなんですね。その辺のところもご理解いただきたいと思います。


 時間ありませんので、以上で終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(安本美栄子君)


 これをもって渡久山カナエさんの質問を終了いたします。


 続いて、質問順位第19番 岩田佐俊さんの質問を許可いたします。


 岩田佐俊さん。


             (13番 岩田佐俊君登壇)


○13番(岩田佐俊君)


 今本会議最後の質問者となりました。大変お疲れのことと思いますけども、どうか答弁の方、よろしくお願い申し上げます。まだおったんかいなというような顔されてますけれども、おったんですよ。ひとつお願いしますね。既にお菓子のまんじゅうに例えれば、あんこがもう食べ尽くされまして、皮が残っているといった感じでございますけども、皮は皮なりのよさがございますので、よろしくお願いしたいと思います。


 それでは、議長より発言許可が出ましたので、順次質問を行わせていただきます。


 まず、最初に、建設部に関しての1点目ですが、下請業者名の公表規定についてお尋ねをしたいと思います。


 東小学校校舎改築に関しまして、ゼネコン単体で発注され、あるゼネコンさんがとられました。契約には議会の承認が必要とのことでございまして、臨時議会におきまして賛成多数で可決をされました。でも、その中には反対意見もございました。なぜ地元業者で十分対応能力があるのにかかわらず、ゼネコン単体での発注を認めたのかとの意見もございました。行政側の地元業者を考慮されない、こういった行為に理解しがたいとの意見もございました。しかし、今回、発注条件で工事高の30パーセントは地元業者へ使えという発注の条件でございました。もうそろそろと下請リストも提出されていると思いまして、建設部の方へ11月の7日にお尋ねしたところ、上司の許可が必要だとか、下請との契約がなされていないとかの理由で、ほんの少数の業者名が記載された名簿を提出いただきました。約7年間、議員をさせていただいておりますけども、こうした対応をされた記憶はございません。明確な公表規定がつくられているのでしょうか。答弁の方よろしくお願いしたいと思います。


 2点目に、最低制限価格を設定しない入札の功罪に関して質問をしたいと思います。


 国の勧めもございまして、近年、全国的にこうした入札制度を取り入れて実施されている自治体がふえてきているようでございますが、伊賀市におきましても、しらさぎクリーンセンターの焼却炉の解体費用に、3年前は約9億円の見積もりでした。昨年度は約4億5,000万円の見積もりでございました。先般行なわれました業者が実施された額は何と1億6,000万弱でございました。


 その他の物件でも、伊賀市はもとより、全国的にただただびっくりする単価で落札されておりまして、設計価格の大体30パーセント台から50パーセント台がざらでございまして、私自身もこれはまことによい制度でございまして、以前の一般質問でも市長に、今後はこのような入札を実施すれば、行財政改革の最も有力な手段であると思われるので、今後も積極的に推進してはと申し上げたわけでございますが、しかし、最近、この制度に疑問を投げかける自治体の意見や業者の意見も出てまいりました。


 とりわけ、工事目的物の品質低下、工事の手抜き、下請への不当なしわ寄せ、労働条件悪化、工事の異常の発生、また、地元業者育成に悪影響が及ぶなど、こうした事態に陥らないためにも、この制度を推進しつつ、こうした弊害への対応策を考える必要があると思われますが、この入札制度について、市長のお考えと今後の方針についてお聞きしたいと思います。


 次に、教育行政に関してでございますけども、いじめ問題が全国的に報じられておりまして、今一般質問でも教育長に対する質問が多うございまして、先ほどの渡久山議員さんの質問にも、まるで反問権があるかのごとくお答えいただきまして、議会改革検討委員会でやっています反問権も、これではちょっとなくしてもらったらなというのを申し上げなあきませんなと思ったけども、今回も私もそれにたがわず、1点目に、新設なる城東中学校におきまして、学び舎となる構想についてお聞きしたいと思います。


 先般の同僚議員の南部中学校の質問ございましたけども、同じ時期に出発して城東中学校はもう造成にかからせていただいてます。校名も決まりました。同じ議員としてこうした質問をさせていただくのはありがたいなと思ってますけども、どうか行政も先の議員さんの意向に沿うように、しっかりと努力をしてあげていただきたいと思います。


 9月議会では安全な通学路確保についてお尋ねをいたしましたけれども、開校に向けて全力で取り組みますとのことでございました。答弁いただきましたので、よろしくお願いをしておきます。


 さて、今回は、学び舎、校舎そのものの構想についての質問でございますけども、近年、合併以前から、各支所管内でも、小・中学校の整備がされましたし、また、旧上野市の際にも、小・中学校の改築をされ、多目的ホールの新設や屋外デッキ等の設置がなされておりまして、それぞれ特色のある学び舎づくりに努力をされたと思うんでございますけども、完成後に手直しをされたり、問題となった今後改善しなくてはならない箇所も出てきたと思います。


 たしか崇広中学校のテラスの色が最初紫色で塗ってられたと思うんですね。市長さんもごらんになって、あの色はちょっといかがなもんやということで今の色に、茶色に塗り直されたということ伺ってるんですけども、多分私、そのときに一緒におったんかな、市長さんもこの紫の色ではなと言ったことを私、記憶してるんですけども、そうしたこともございまして、その後、久米小学校でも屋外の、何ですか、あれは展望台ではございませんが、屋外デッキと言った方がいいかな、あそこにも手すりが木製でございまして、雨風にさらされるところにございますので、こんな木製の手すり、あんなものはやっぱりステンレスかさびないものにかえてはということをもうさきに言ったこともあるんですけども、この質問までに久米小の方へお邪魔して、一度物件の点検をしたいなと思ったんでございますけども、近いうちに一遍お邪魔して、どういう状態になっているか見させていただこうと思っております。また、友生小学校でもこの夏、換気が悪くて、まるでサウナぶろに入っているような感じであったとお聞きしております。恐らく教育委員会の方、学校の方へPTAの方からクレームがついたというようなこともお聞きしてるんでございますけども、こうしたことで、いろいろと問題が出ておりますけども、あの建設されます城東中学校の土地は、農地としては一等地でありまして、泣く泣く手放した、協力したということでございます。周辺も田園風景にマッチした学び舎であってほしいと思いますし、内容的にも設備にも、これまでのノウハウを生かした集大成的な機能を備えた学校づくりを目指したものでならないと思います。市民の皆さんからもどんな学校できるんやなとお聞きするんですけども、私まだわかってません。この際、発表できる範囲でひとつよろしくお願いしたいと思います。


 次に、2点目に、ライフスキル教育、心の教育について、取り組みについてお尋ねをしたいと思います。


 この3月議会で、教育の大切さを申し上げましたところ、教育長からも、これには積極的に取り組んでいきたいというお話を聞かせていただきましたが、当分先の話かなと実は思ってましたら、4月にこのライフスキル教育のセミナーが津市の方で開かれまして、教育長が参加をしていただきました。県下ではたった1人の教育長でございまして、ほかの市町の教育委員会さん、教育長にご案内申し上げたそうでございますけども、参加をいただけなかった。たった1人、当市の教育長が参加されまして、いきなりごあいさつをせいということで、していただいた中に、やはりこのライフスキル教育の大切さということで述べていただきました。実際、その場で実践をしていただきました。そのことについてもまた教育長に感想をちょっとお願いしたいと思ってるんでございますけども。


 ところが、またその後、7月の28日、教育委員会主催のキャリア教育の一環として、教職員を初め、その他の方々で約100名ぐらいの参加を得まして、ライフスキル教育講座を開催していただきました。全国の中学校へこの教育を実践していただくべき推進をしている民間の奉仕団体を通じて広く訴えている青少年育成支援フォーラムJIYDといった機関の講師の方や、既に取り組んでいる三重県下、津市立豊里中学校の校長先生を講師として、教育委員会の方からみずからの手で手配をいただきました。講演を開催いただきました。そのことが県下の各市、各町の教育委員会の関心を持っていただく大きなきっかけになったと伺っております。もう後へは引くことができなくなってしまいました。


 参加された先生方にご意見を伺いましたところ、確かによい事業であり、ぜひ実施すべきだなとは思うけども、授業の時間がとれるだろうかという思いの方もおいでなりました。恐らく勉強を教える時間が足らない、時間的に限度がいっぱいいっぱいであるという、夏休みを返上してまで、短縮してまで授業をしているのが現状であろうかと思われますので、もっともだと思うんでございますけども、テストの点数アップに時間をとるか、人間形成のための心の教育に時間をとるかは、教育長の方針が大きく物を言うのではと思います。今後の取り組みについての教育長の所見をお聞きしたいと思います。


 3点目にございますけども、国際化が進む中、小・中学校に対する取り組みについてお聞きしたいと思います。


 この伊賀市におきまして、県下ではもっとも海外からの方々が比率から見て多く住んでおられる市でございまして、言葉の不自由さゆえに、生活する上で大きな問題となっているのが現状であります。とりわけ子供たちにとっては、この言葉の壁が学校生活においても問題が起きると伺っておりますが、先生方の対応にも限界が来ているのではと懸念しているところでございます。ある小学校でございますけども、約3分の1の生徒が海外からの中途入学生であり、国籍も何ヶ国かに分かれておりまして、当然言葉もそれぞれ違うわけでございますけども、先生はたった1人で頑張っておる、対応しているといったが今の状態だそうでございます。常識的に考えてもとても無理で授業しかできないと思われますが、各小・中学校におきまして、どのような状態で今、授業が行われているのか、それに対する対策とは今後どのようにとられるのか、所見をお聞きしたいと思います。


 最後に、消防本部に、行政に関してでございますけども、救急車の不的確使用といいますか、不正使用の現状と対策についてお聞きしたいと思います。これまでにもこうした不心得者によって救急車を出動したという事例も報告されておりますけども、ごく少数であったと思っていましたが、年々とこうした不的確な救急出動がふえてまいったそうでございまして、偶然にもきょう出しなに、家の方で、テレビで横浜市のこのことが出ておりまして、きょうはこの質問するのにラッキーやなと思って見たんでございますけれども、何と子供が熱を出したさかいにすぐに来いということで飛んで行ったら、それが愛犬だったとか、犬ですよ。それから、病院どっちみち行きたいからすぐ来いと行ったら、荷物を持って待ってるご老人がおって、何かといったら、きょうは入院する日やで連れていけというようなことがあったり、寒い寒い、寒くてかなわんので早く来てくれって行ったら、ストーブのつけ方わからへんのでつけよとかですね。常識では考えられませんね。それから、えらいこと、けがしたけがしたと行ったら、猫のひっかき傷がついとって、これけがしたんやと。ちょっと救急薬でも塗りゃいいのだけども、それでも呼ぶわけですね。それと、年に同じ方が117回通報があって行った。3日に1回呼ぶわけですね。行かんわけに行かんやそうでございます。そうしたことで、非常にきょうのテレビでは、横浜市も大体6割の方が不的確な使用をされてるということで、正味本当に救急性があったのは4割だということを言っておられました。


 必要最低限度の救急車の配備しかされていないこの伊賀市でございますので、ゆゆしきこの状況でございますね。この伊賀市におきましてもこうした状況はどうでございますやろ。ちょっとそれを聞かせていただきたいなと思いますし、それに対する対応といったものも考えてみえると思うんでございますけども、ひとつ消防長の答弁もいただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。


 これにて登壇しての質問を終わります。


○議長(安本美栄子君)


 答弁願います。


 市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 19番、最後ということで、大変、時節柄いい質問をいただいたのかなというふうに思ってございます。


 下請業者の公表規定の問題ですけれど、これは建設業法によりまして、一定の工事以上のやつは、工事体制台帳というのを現場へ整えておかなければなりませんですから、これは当然公表、どなたでも、どなたでもって変な言い方、公表すべきものであります。詳しいことはまた担当部からお答えすると思います。


 それから、?の最低制限価格の設定しない入札の功罪ですが、功も罪もあるのではないかなというふうに思います。先般、入札しました、要するに一定の条件をつけて、焼却炉の話ですが、除却してしまってくださいと。これは最低制限価格を、国の方もこれは入れる性格のものではないという指導もあったんですけども、要するにきれいにして返していただいたらいいわけですから、できるだけ安くしていただいたのがありがたいという話でございます。


 さらに、特殊な工事その他で、特殊な要するに契約、例えば自動車を買うと。クラウンならクラウンの何というやつを買うというときに、定価がございますね。それを何ぼにまけてもらうかはメーカーさんの努力次第ですから、別に最低制限価格を入れなくても安い方が、性能が決まってるわけですから、そういうのは入れる必要はないと思います。こういう物品でも同じことが言えるんだろうと思います。


 それから、もう一つは、物をつくり上げるときに、こうこうこういうふうなものをつくってくださいと、幾ら以内でというふうなことがある。すなわち性能発注というやつですね。機械なんかを指定をしまして、こういう機械を使って、こういうものを、例えば水処理の機械なんかの場合でもそういうことが言えますが、つくり上げてくださいというようなときには、必ずしも最低制限価格を入れる必要はない。


 ただし、一般の建設の工事につきましては、これは最低制限価格が必要です。最低制限価格というのはどういうところから出てくるかと申しますと、直接工事費、すなわちセメントが幾らかかって、そこへ工賃が幾らかかって、それ直接工事費ですね。建設の全体の費用というのは、そういった実際には幾らかかりますねという直接工事費に、それから現場管理費要ります。現場きちっと管理する費用、それから仮設の例えば足場つくったり、ガードマンを雇ったり、そういうものが要ります。共通の仮設費というのが要ります。それから、直接の管理費というのもまた要りますね。ですから、直接工事費は最低でも確保しなければ、さっきおっしゃられますように、何ていうんですか、手抜き工事になったり、そういうこともできますから。したがって、どこでも直接工事費は最低制限価格を割るような、直接工事費を割るような最低制限価格の設定はいたしません。管理費について、100パーセント見るやつを6割、基準は大体6割ですね、共通管理費の、最低制限は。だから4割管理費は切ってもまだ管理いけますねと。それから、共通の、失礼しました、共通仮設費かな、6割は。(発言する者あり)そうですね、失礼しました。共通仮設費ですね。これ100パーセントは工事費の設計のときに見ますけども、6割が最低制限価格の掛け率になっております。その他、現場管理費は3パーセントぐらいは、3割は見ないかんとかって、そういうのはあるんですが、少なくとも直接工事費を割ったような最低制限価格は設定いたしません。その他の俗に言う諸経費的なやつを少し値切ると申しますか、引くのが最低制限価格の設定になってまいりますので、直接工事費を切るような最低制限価格をしたら、これはとてもやないですけど。


 したがって、そういう場合に入札をされますと失格になってしまいます。それは品質の一定の確保ができないということで、せっかく入札していただいても失格になってしまうということになりますので、たびたび申し上げる、直工だけは切らないような入札をしていただかないと失格になってしまうということでございます。


○議長(安本美栄子君)


 教育長。


            (教育長 味岡一典君登壇)


○教育長(味岡一典君)


 城東中学校のことに関しましては、後で担当参事の方からお答えをいたしたいと思います。


 ライフスキル教育についてということでございますが、これは、私はライフスキル教育に着目したというのは、大体、私、横文字でいろいろ言うてるの好きやないんです。CAPにしてもライフスキル、どちらかというたらアメリカの教育システムの中において開発されてきたプログラムであろうかと。それはアメリカというのはやはり教育のシステムも違いますし、社会の体制も違いますから、そのまま日本に持ってきてもいろいろ問題があると。ただし、内容的なものは取り入れれるとこは取り入れる。


 ただし、ライフスキル教育は、私なぜこれに着目したかといいますと、最初に岩田議員さんがここで質問をされて、そのときはそれほど関心がなかったんですけども、そうすると、柘植中学校がライフスキル教育という実践をしてやって、その研究報告が出てきたんです。あれ、議員さんが言う前にここの学校が実践してるやないかと思って、内容をしっかり読んでみると、これはなかなか伊賀市のキャリア教育の分野で非常にこれは役に立つなと。特に小学校のキャリア教育なんですけど、小学校でなかなか職業を意識したという教育にならないんですが、まずコミュニケーション能力をつけて、子供が社会的対応をどうしていくかといったようなことをやはり身につけさせなきゃならない。そのためにこれは役に立つ。それから、中学校の生徒指導上のいろいろな問題においてもいろいろな効果があるということで、私はこれについての講習を、講習というか、研修会に参加してみたりした結果、これは確かにうちのキャリア教育に役に立つと、こう判断して、いわゆる講座を全部の学校に対して開いたというのが一つの現状でございます。


 感想をと、こうおっしゃいましたんですけども、今、それが感想でございます。


 そういう中で、ライフスキル教育をその後どのようにやっとるんかということですけども、これはそういう7月に開催した一つの研修会ですべての学校においてこれが完了されたと。そして、まず教職員同士で相手の話を上手に聞くスキルのワークショップを実施した学校が何校かあったということ。


 そして、このライフスキル教育の手法を生かした学校での取り組みにつきましては、まず阿山中学校、ここが自己決定能力やコミュニケーション能力育成のためライフスキルの手法を生かした話し合い活動を設定した。それから、成和中学校では差別や偏見に立ち向かうためにどうしていくかという授業の中に導入をしていった。それから、府中中学校におきましては、他者の話をよく聞き、他者の考えを受容し、自分の考えを伝える等、コミュニケーションスキル能力向上のため、各教科で少人数の学習グループによる学習指導の展開にこれを利用していると。あるいは、柘植中学校は、これ一番伊賀では古いんでして、ここはいろんなことをライフスキルを取り入れてやっております。特に、いわゆる差別に遭ったときどう返すかとか、差別と出会ったときどうはね返すか、それから、いわゆるコミュニケーション、初めての対人関係をどうとっていくかとかいったことで、柘植中学校はこれを活用しているということで、それなりのいろんな成果がぼつぼつと上がりつつあると思うんですが、とにかくキャリア教育を実施していく上においては、これは非常に有効な手段であろうというように思っております。


 教育長は、テストの点数アップに時間をとるのか、人間形成のための心の教育に時間をとるのか、教育長の方針が大きく物を言うということでございましたんですけども、私は欲張りですんで、学力アップも人間形成も両方ともをとる、こういうことで考えておりますので、どちらかに偏してという形にはなりません。したがって、そういった意味で、これは学力アップの面でも、やはりそういう話し合い活動に使えていきますし、それから人間形成を育成していくためにもこれは役に立っていくという判断でございます。


 それから、次に、いわゆる国際化に対応する一つの教育ということでお聞きなんですけども、議員さん、外国人の児童が3分の1ある学校って、こんな学校、伊賀市にはございませんです。ちょっとどっかのお聞き違いやと思うんですけども、一番多いのが上野東小で64人、全校児童が673人です。これが、それから、西小学校が全校が630人中40人、それから、長田小学校が69人中10人、それから、緑ケ丘中学校が494人中16人、こういうところが非常に外国の子たちの多い学校でございますので、3分の1というところは全国的にはありますよ。横浜とか愛知県とかいうところは3分の1以上あるところがあるんです。半数近くの外国人の子という学校もあります。伊賀ではそれは現時点ではございません。


 そういう中において、どのような状態で授業が行われているか、また、それに対する対策はということでございますが、これ外国人の子供の教育というのは、まず一番に、やはりこれもコミュニケーションの力を育てなきゃならない、だから日本語指導なんです。日本語指導をまずやるということ。この日本語指導をやるのに、これともう一つは、指導体制、教員の数をどのように設定していくかという、この2点がポイントやと思うんですけどね。


 ところが、こういう文言があるんです。最初に外国人の子たちが日本に来始めたころには、国の施策としてというか、方針としては、外国の子供たちには就学の義務は法的に定められていませんが、まず、外国人の子供の教育をやらなきゃならないということです。これは、就学の義務が定められていませんがというような文言をのせんでいいのにのせてきたもんで、そしたら、外国人の子供の教育というのはついでにしときゃいいんやと。来ても来こんでも構へんのやという、非常に最初のころは否定的な、そういったものが教育現場の中に横溢してました。しかし、こんな発想で外国人の子たちを扱っていけば、絶対に日本は将来のフランスになります。フランスで暴動が起こったでしょう。あれは事実そうなんですよ。外国の人たちに対する扱いが、教育もなされてなかった、進路保障もなされてなかった。そういうことからああいう暴動に発展するんです。これからの国際化の時代というのは、日本はどんどん少子化をしてきます。外国人の労働者も働いてもらわなきゃならない。その中で、お互いにそれがきちっとした教育がなされて、平等な扱いがなされないといけない。そういった意味でも、この外国人の子たちの教育というのは非常に重要です。


 アメリカなんかでもそうなんですけども、アメリカでも英語をまず教えるということなんです、あそこは。私も実際、現場見てきましたけど、英語を勉強する教室があります。そこへ日本の子たちが行って一生懸命勉強して、大体1年ぐらいで英語がぺらぺらになって、書けて、普通の教室へ帰ってきます。日本でも同じです。日本語をまず教える。その日本語を教えるにつけては、これは日本人教師が日本語で教える。ですから、日本人教師がブラジル語やとか、ポルトガル語というんですかね、スペイン語使って教えるんじゃないんです。とにかく日本人教師が日本語で教えていく。


 そうすると、そのためには一つの教材開発が必要です。教材開発はかつて平成12年、3年で東小学校でやりました。これ三重県中に回してありますし、全国にもこれ発信してます。これくらいの一遍見せましたけどね、ここで、冊子。いわゆる年間35週、1週間に1時間の授業をどう展開するか。その教材開発の一番基本的には、教材がフラットな構造である。フラットというのは段階を追わない。文型を中心にして、例えば文法でいうたら、基礎的なとこから始まってだんだん程度の高いとこへ入ると、これをやらない。とにかく文型をとにかくたくさん、35並べて、どっからでも入れていく。というのは、外国の子は2学期に入ってきたり、3学期に入ってきたりしますから、どこから入ってもその授業が受けれらるという教材を開発しております。これは、日本語指導の有名な大倉先生という人を雇ってきて、そして、やったんですけども。それで、それともう一つは、1週間に、その子が1時間の日本語指導を受けるときに、これは何ですかという文型を習ったとします。そうすると、その文型をその1週間、そのクラスの子がその外国の子たちに対して、これを何ですかを徹底して使ってあげるんです。これは何ですか、これは鉛筆です。これは何ですか、これはノートです。そうすると、その子は大体これは何ですかが覚えるんですよ。その文型を35パターン覚えるころにはほぼ日本語ができてきます。


 ただ、問題は、その次に来るものは読み書き、日本語の指導で難しいのは、アルファベットなら26文字で済むんですけども、日本語は平仮名あり、片仮名があり、漢字あり、漢字は900字、1,000字近くあります。それを勉強するのに、外国の子たちは、今、これは東小学校の教材ですけども、こういった一つの教材を設定しまして、ここに書いてあるのが、まず、平仮名で1、漢字で1を書きます。こちらにはスパニョール、スペイン語ではウノ、ポルトガルではウン、こういうこれは言語を使ってあげるんですね。こうして、こうしたものを対比しながらこれを覚えさせていって、こういう一つのシートで、ここへ平仮名を書く練習をします。例えば、これでしたら、ここにお父さん、お母さん、タードレとマードレがあるわけですが、ここにお父さん、お母さんという日本語を書いて、そして覚えていく。だから、読み、書き、話す、聞く、この4つが同時進行でやっていくということですね。特にこれは低学年の子の日本語指導は非常に難しいです。そんな理屈も何もわからない、嫌いやったら僕はやめようと言ってしまいますから、それをやはり関心づけておもしろくやっていくというのが、場合によってはここに塗り絵をつけて、絵を塗らしたりしながら覚えていっているというような形での日本語指導をやっておりますので、伊賀市は独特のそういう一つの日本語指導の教材開発をしてやって、それを使ってやっておるという一つの現状であります。


 そういった中において、教師の指導体制は、やはり日本人の先生が日本語を教える。ただし、そこには巡回指導員の先生といって、ブラジルの先生が入って、それはブラジル語が必要なときはサポートする、そういったような体制をとっているということ。それから、もう一つ大事なことは進路指導、これは伊賀市だけでございますが、外国人のための高校進学のためのガイダンスというのをやっております。これにたくさん外国の子たちが、小学校の子供たちも来てそれを勉強して、そして、そこでいろいろ説明を聞いて、よし、僕はそしたら日本では高等学校行けるんだという意欲を持つと、ますます日本語を勉強してきます。とにかく日本語をしっかりやって、それができるころになって、日常会話ができるころになったら、教室のいわゆる理科、算数、社会を勉強する。こういう一つの体制でやっておりますので。


 ちなみに、進路指導ですけども、この前も申し上げたかわかりませんが、進路の保障ということで、ことし卒業した外国の子たちは11名でした、中学校を卒業した子は。そのうち8名が公立の全日制の高等学校へ行ってます。もうそこ行こうと思えば一般入試を受けるんですからね。8名の子が行ってる。それから、2名は就職しました。1名は家事手伝いという状況であります。だから、こういう一つの実績を持ってるのは、非常に全国的に評価されまして、日本教育新聞って全国紙ですけども、教育界の、これにちゃんと緑ヶ丘中学校の実績がばんばんと載せられております。


 伊賀市の教育、かなり載っておりますので、いわゆるキャリア教育も、それから、ライフスキル教育やいろんなものが全国の、「ゆう」とか、そういった雑誌にも載せて、マニフェストなんかも載っております。そういう状況で全国に発信してますんで、議員さんたち、伊賀市の教育をよく見てください。特に、中瀬小学校見てくださいと   言いましたでしょう。遠いとこの視察もいいですけど地元の視察もしていただければ。どうぞよろしくお願いします。


○議長(安本美栄子君)


 校区再編担当参事。


     (教育委員会事務局参事(校区再編担当) 小竹紀忠君登壇)


○教育委員会事務局参事(校区再編担当)(小竹紀忠君)


 ご質問にお答えを申し上げたいと思います。


 合併以前に建設された新しい学校におきまして、完成後、ご指摘をいただいたような不具合が一部生じておることにつきましては、承知をいたしておるところでございまして、子供たちの学校生活に支障のないような対応をさせていただいたり、今後も改善する方向で検討させていただいておりますので、まずご承知おきいただきたいと思います。


 ところで、城東中学校の建設に向けましては、これまでの学校建設の経験と反省に基づきまして目新しさとか、あるいはデザイン等にとらわれることなく、真に子供たちの学び舎としてふさわしいものとするために、既に9月の段階で校区となる学校関係者、PTA関係者、そして、地域の代表12名で構成する建設委員会を立ち上げたことは申し上げたとおりでございます。


 そこで、学校建設の基本となります施設環境の整備方針、新設の計画方針につきまして、市、建設部、それに教育委員会も加わりまして、それぞれの立場から思いを出し合いまして、以後の計画の根幹となる考え方をまとめたところでございます。


 その1つは、機能面において大変教育をめぐる流れ激しゅうございますから、そうした変化に対応し得る弾力的な施設環境、例えば、多目的なホールですとかランチルームですとか、あるいは先ほどご質問のありました外国語対応の教室ですとか、そういうふうなものをとらえたもの。2つ目に健康かつ安全で、豊かでゆとりと潤いのある施設環境、これはユニバーサルデザインということを念頭に入れておりますし、一部木材の使用でございますとか、空調の設備とか、そうしたことを視野に入れた柱立てでございます。3つ目には、地域と連携した施設環境、コミュニティースクールを目指すと、こういうことになってございますので、地域開放スペース等も含めた考え方。4つ目には、長期的に有効的に使うための施設整備、以後のメンテナンスも含めたものの考え方。最後でございますが、校区再編の第1号校となるわけでございますので、今後の伊賀市としての一貫性のある学校づくり、こうした方針を立てていただいたところでございます。


 また、これらの基本的な考え方とあわせまして、11月からはこの方針を具体化するための作業、すなわち基本計画づくりを進めているところでございます。目下のところ、学校の規模、子供たちの数に対して、建物は、館はどうするのか、2階建てなのか、3階建てなのか、また校舎、体育館等、どういう主な施設を置くのか、そのゾーニング、どの位置にどれを置くのか、そうしたことについての検討を行っているところでございまして、おおよその骨組みは今月中にはつくり上げたいというふうに考えております。


 次のステップは基本計画づくりでございます。建設委員会では、この作業に先立ちまして、10月には校区となります地区自治会、住民自治協議会、さらには、将来、開校時にこの学校に通うことになります小学6年生から4年生を対象にいたしまして、新しい学校施設の基本構想に係りますご意見とか構想とかアイデアを募集をさせていただきました。14件の応募があったわけでございます。さらには、10月には建設委員によりまして、県内の新設施設、中学校施設を視察をしております。そこでは徹底して、経済効率、あるいは学校の安全性を優先したつくりの学校と、もう一つは地域の歴史、伝統を取り入れた、どちらかというと重厚な雰囲気のつくりの学校、異なったタイプの施設の見学をしていただいたところでございます。


 12月になりましてからは、住民の皆さんからご提案のありました14件のアイデアと、建設委員が視察をして感じたご意見を基にしまして、設計業者を交えた協議を開始したところでございます。ただいまのところ、ご質問ではございますが、建設委員会としての構想はまだでき上がっておりません。日程的には、本設計計画、基本設計を来年の2月末には仕上げる、こういうふうなことにいたしておりますことから、余り時間的な余裕がございませんので、今月中にもう一度建設委員会を開催するなど、ご指摘をいただきました城東中学校、ご期待をいただいている城東中学校としての目指す学校のイメージ、そして、学校の機能などの協議を初め、法律的にも、あるいは財政的にも、おおよそ実現可能な全体構想をつくり上げるために協議を重ねてまいりたいと、このように考えているところでございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。


○議長(安本美栄子君)


 建設部長。


            (建設部長 上田耕二君登壇)


○建設部長(上田耕二君)


 下請業者名の公表につきまして、市長から建設業法ということでお答えがございました。詳しいことということでございますので、私の方から詳しいことにつきましてお答えさせていただきます。


 建設業法の第24条の7では、特定建設業者は発注者から直接建設工事を請け負った場合において、当該建設工事を施工するために締結した下請契約の請負代金の額が、土木工事におきましては3,000万円、建築工事におきましては4,500万円以上となるときは、建設工事の適正な施工を確保するため、当該建設工事において下請負人の称号または名称、当該下請負人に係る建設工事の内容及び工期、その他の事項を記載した施工体制台帳を作成し、工事現場ごとに備え置かなければならない。また、特定建設業者は、当該建設工事における各下請負人の分担関係を表示した施工体系図を作成し、これを現場の見やすい場所に掲げなければならない。このように規定をいたしております。


 これを東小学校の場合に合わせますというか、当てはめますと、特定建設業者というのは、市と契約をいたしております施工業者でございます。この施工業者は、当然、東小学校の規模から申し上げますと、建築工事で4,500万円以上の下請金額でございます。したがいまして、市長が先ほど申し上げました施工体制台帳、施工体系図を作成して、体系図については現場に備えると、こうなっております。


 私ども本市独自での公表基準というのは設けておりません。したがいまして、施工体制台帳、それから施工体系図につきましては、市の方へ提出をされておりますので、この公表につきましては、情報公開条例に基づきまして処理をさせていただくことになると思います。


 それから、先ほど議員さん、かつてない思いをということでおっしゃって、つまり不愉快な思いをということであったということで、おわび申し上げます。以上でございます。


○議長(安本美栄子君)


 消防長。


            (消防長 山崎和憲君登壇)


○消防長(山崎和憲君)


 失礼いたします。ただいま岩田議員さんからご質問をいただきました、救急車の不的確使用の現状と対策についてでございますが、本来、消防の救急出動につきましては、災害により生じた事故、また屋外、屋内での事故、屋内におきます生命に危険を及ぼし、また悪化するおそれがある疾病で、緊急に医療機関に搬送する必要があり、また、搬送する手段のないときに救急出動するものと消防法では定められております。


 しかし、今、議員さんからご質問をいただきましたとおり、本来の救急搬送の趣旨を逸脱した安易な救急要請が全国的に後を絶たず、本当に生命にかかわる、1分1秒を争う救急出動に支障を来すと、都市または大きな市では懸念されているため、このような緊急性のない救急出動、また、先ほど議員さんがお話しになられましたように、救急の対象となるのが不適当であったと、そのような認識不足などにつきまして、国を初め全国では、どのようにしてこのような救急を抑制していこうかと考えて、検討会を立ち上げておるのが現状でございます。


 次に、お尋ねの伊賀市消防本部におきます救急出動の状況といたしましては、これまた議員さんからご質問による伊賀市消防本部の趣旨に反する救急出動でございますが、本当に先ほども例を挙げていただきましたが、緊急性がなく、その例に類似する救急出動も多くあることが、そのとおりでございます。


 伊賀市消防本部といたしましては、これらの対応といたしまして、今、伊賀市消防本部が進めております救命講習、救急フェアなどの機会を通じまして、市民の皆様に正しい救急車の利用をお願いすることを進めていきます。何とぞよろしくご協力賜りますようお願いいたします。


○議長(安本美栄子君)


 岩田佐俊さん。


○13番(岩田佐俊君)


 一定のご答弁いただきました。


 まず、第1点目の下請業者名の公表規定ということでございますけども、よくわかりましたけども、実は、私、何でこれ行かせていただいたかといいますと、30パーセントを達成できてるのかというのはございましたけども、ほかに、耳に入ってきましたことは、ある業者の下請、地元ですよね、内定したと。内定したといいますか、いただいたというか、元請さんから受注を受けたということで、うれしくてあちこち言うて回ってるわけですね。入ってきまして、よかったよかった、これは地元の企業ですから、よかったと思ってました。ところが、またどっかから、いやいや、実は天の声があって、また、例の上野市時代から暗躍している他市の業者がある部門の工事に参入してきて、ゼネコンさんも弱ってるという話が伝わってまいりまして。ならば、一度行かせていただいて、公表ということになったわけでございますけども、突然行かせていただいて、あるかなと思ったら、ぽっと見せていただきましたが、たくさん持ってみえまして、ずっとね、その中心部のとこをぱっと見たら、さすが地元の業者が頑張って、これ受注されてましてんなということで、ああ、よかったよかったということで、じゃあ、これコピーでお願いしますといったら、はい、わかりましたと言ったんですけども、一向にコピーくれないし、問いただしたら、先ほどの上司の許可とか、契約できてないとか言ったんですけどね。でも、おかしいでしょう。出したというのは、これ決まったということじゃないんですか。それ何のために、これ業者が契約できてないから、公表するなって、わざわざ行政の方から業者の方へ電話したんですか。岩田議員がこれとりに来たけども、出してもよろしいかって頼んでたんですわ。そうじゃないでしょう。だから、本当でしたら、あれ私、行政の方で金銭契約をきちっと、業者、元請が持ってきて、点検して、それで行政がそれを公表するって、行政側サイドでしてるのか。でも、私はどうも腑に落ちないのは、確かに私は書いてあったのを見てるわけですよね。それで、いただいて、ファクス送ってきたら、この下の方があらへんのですよ、これ。どうもこれ何か出したら都合悪いって言われたのか、そのところがちょっと今、不可思議なこと思ってるんですけど、いずれ今出てくるのか、次に出るのかわかりませんけども、私が聞いた風のうわさが本当かうそかというの、これでしばらくしたら出ると思いますので、楽しみに待ってたいと思いますので、よろしくお願いします。


 部長、謝る必要はないんですよ、あなたは。担当の方がちょっとそういうことで、わけのわからんことをしただけのことでございますので、部長さんから断っていただくことは何もございませんので、ご心配せんでいいように。


 それと、ライフスキル教育、心の教育でございますけど、私これ申し上げたのは、実は、今般たくさん質問出てますいじめの問題ですよね。これどうも、何かいじめの問題、視点が何か違うような気がしてなりません。国がおっしゃるのには、何ていうか、出席停止をさせたらいいとか、問題起こってから、電話せいとか通報せいとか言ってますけども、要は、このいじめが起こらない方法をとるのが先ですよね。病気になって寝込むよりも、介護予防で金使えと市長さんも言ってますよね。そういう意味で、先にこういうようなことを起こらないような策をとる。まさに心の教育をしたらいいと僕思うんですね。


 教育長さんも実際実践されましたけども、いじめる側といじめられる側に分かれて、生徒お互いフォーラムするんですよね。よくわかるよね、やったら。要は、このライフスキル教育、心の教育は、実際にしてみて、やっぱり自分らで仮想ないじめ役、される役をつくって、どこが問題やということを実際生徒自身に考えさす力が、これライフスキル教育、心の教育の原点だと僕は思うんです。ですから、いじめだけではございません。喫煙にしたって、飲酒にしたって、それにしたってやっぱり同じですよね。こういうこともやっぱり実際、学校の中でやってみる、やらせてみる、そして、心の教育を通じて、子供たちを素直に育ててあげるということがないと、事が起こってから、何ぼその策を考えてしても、なかなかそれはもとへ戻りにくい。


 ですから、私はこのJIYDという組織、これは先生方を2日間講義に来ていただいて、認定証取っていただいて、そして生徒に教えるというような機関でございますけども、お金を出します、先生方には2日間だけの日程をとってください、そして生徒に教えてください。どうも中学校1年生を対象にしているJIYDさんの活動でございまして、これからはやっぱり教育長、そのいじめ問題なんかがいろいろ出てきますけども、この心の教育のライフスキル教育を進めることによって、そうした問題が解消されていくと僕は思います。


 そうですよね、いじめる側といじめられる側に立って仮想にやったらよくわかるじゃありませんか。私はそういう経験を今の子供がしてない、学校でもなかなかできにくい、家庭でもできにくい、社会でもできにくいとなったら、でも頼るところは学校ですよね。先生、教育長も時間がない、教える時間が本当にないということで、現場の先生方も苦慮されておりますけれども、でも、これは決して、しなくてはならない事業ですから、私はこういうことは伊賀市においてはぜひとも進めていただきたいと思っております。


 そういうことで、柘植中学校さんの方でも先にこれ取り組んでいただいているということでございましたけど、これ、教育長も、学校の勉強も大事やし、心の教育も大事や。確かに、それは教育長の立場ではそれは当然でございます。どっちが悪いとかええとかいうわけではございません。しなければならないことでございますけども、ぜひこうした支援団体もありますので、財政的には大変伊賀市も緊迫しておりますので、そうした支援を、金銭的な支援をしてやるというとこがございましたら、ぜひ話に乗っていただいて、ひとつ先生方の参加の方をよろしくお願いしたいと思いますので、今お願いしておきます。


 それと、東部中学校でございますけども、まだはっきりできてないということでございますけども、基本計画ができてないということでございますけども、2月の末にはきちっとしたものができるということでございますので、また見せていただいて、3月議会でまた何ら指摘するとこがございましたら、させていただきたいと思います。よろしくお願い申し上げたいと思います。


 それと、先ほどの海外からの子供たちの件でございますけども、私やっぱり勘違いしてましたかね、3分の1と聞いたような気したんですけど、ちょっとそれは勘違いと思いますけど、今聞かせていただいたら、1人の先生しかいない学校ですけど、日本語を主に教えてやってくれてるということでございますので、ある程度は対応できると思いますけども、大体、こちらへ来てどれぐらいで日常会話ができるようなあれですか、期間ですかね。1年か、半年か、ちょっと高学年は早いでしょうけれども、やっぱり低学年は遅いと言ってましたけども。それちょっと教えてください。


 それと、救急車の不正使用でございますけども、これ間違ってというんか、そういった不認識な方の使用に対して、条例をつくったらどうかなということ私思っております。この朝見てた横浜市も、たまたま見てましたら、条例つくりを進めたいということで、そうしたことで、罰則規定なり罰金規定なりを定めていったら、もうちょっと実際わかっていただけるのではないかということで話をしてましたけども。


 1つ、この条例をつくってみたらという件はどないですかね。ちょっとそれもひとつお願いしたいと思います。


 そういうことで2回目、お願いします。


○議長(安本美栄子君)


 教育長。


○教育長(味岡一典君)


 お尋ねの件は、どれぐらいで日常会話が話せるようになるかということでございますが、これ個人差もあります。ただし、大体私が今まで東小学校で校長していたようなことで見ておりましたら、大体早い子で半年、1年たてばかなりの。だから、どの程度を日常会話とするかということですけど、必要なひとつ会話ができるということで。日本語で授業が受けられるようになるのはやっぱり1年は確実にかかります、文字を覚えて。だから、高学年より低学年っていうの反対なんです、低学年の方が早いんです。小さい子が順応が高い。だから、2年生の子がちゃんとポルトガル語と日本語の通訳をする女の子なんかいてね、ほんで、私らもだれも通訳おらんかったら、その子呼んできたら、ちゃっちゃっちゃっと易しいことは通訳してくれる。そういう状況がありますので、そういうことだけお答えします。


○議長(安本美栄子君)


 建設部長。


○建設部長(上田耕二君)


 先ほど議員さんがおっしゃってたうわさとか、いろんな表現されて、私どもはそのことにつきましては承知をいたしておりません。


 それから、下請の確定してない部分、内定という部分がございましたので、確定済み、契約済みの部分をお渡しさせていただいたということで、そのときにしっかりとそういう説明をさせていただけばよかったんですが、言葉足らずで、不愉快な思いをさせまして、申しわけございませんでした。


○議長(安本美栄子君)


 消防長。


○消防長(山崎和憲君)


 失礼いたします。条例の作成についてでございますが、消防の救急車の利用につきましては、消防法上、現在、救急にしろ、消防にしろ、消防の責任においてやることとなっております。今現在、議員さんがご質問いただきますような条例につきましては、国が、国の総務省、消防庁が進めておりますので、その動向を見ながら、全国消防がそれに倣っていくと考えております。以上でございます。


○議長(安本美栄子君)


 岩田佐俊さん。


○13番(岩田佐俊君)


 もう一点お願いします。


 東小学校の改築に関してでございますけども、元請が30パーセント達成できなかった場合は、何か罰則とかございますか。それをちょっと1点だけお聞きします。


○議長(安本美栄子君)


 建設部長。


○建設部長(上田耕二君)


 義務として課しておりますので、常に把握をいたしております。現時点におきましても、30パーセントを軽くという表現は、大幅にクリアをいたしております。そういうクリアしないものはないものと思っております。


○議長(安本美栄子君)


 岩田佐俊さん。


○13番(岩田佐俊君)


 もう時間ございませんのやけども、ひとつしっかりとまた伊賀市行政のために取り組んでいただけるようお願いいたしまして、一般質問終わります。


○議長(安本美栄子君)


 これをもって岩田佐俊さんの質問を。


 大西保定さん。


○14番(大西保定君)


 済みません、もう終わりなのに、ごめんなさい。今、岩田議員さんの建設部に関して、下請業者名の公表について、るる質問されたんですけど、葛原議員さんから、いつだったんかな、質問したときに、全国に広がってる業者間の癒着ないんかということで市長にお聞きになったと思います。市長さんはないということを明言されて、僕もないと思うてるんですけど、岩田議員さんから質問、いろいろの下請業者のやつでご質問されるとき、天の声とか言いますと、何かあるみたいに感じるんで、そこらのやつをきちっと、はっきりと、岩田さんもはっきり言うのがいいと思うし、市長さんもないのやったらないで、そういうことじゃなくして、それはやっぱりしとかんな、これテレビで見てますさかい、あたかもあるような感じがされるんで、そのことをきちっと精査、本人さんにも確認してもうて、議長さん。市長さんはないという答弁していただいて、それは精査してください。そうせんな、これまたマスコミというんか、もろもろの問題というのが、いろいろ全国的にいろいろ関心持ってることのご質問されますと、書き方というんか、とらえ方の問題が市民の方がありますので、そこらのことをお願いしときたいと思います。これは議運で諮るんかどうか知りませんけど、そこらは議長さんにお任せしますから、お願いしておきたいと思います。


○議長(安本美栄子君)


 わかりました。ただいまの質疑のラリーの中で天の声というような文言につきましては、確認の発言をしていただきたいと思います。


 岩田佐俊さん。


○13番(岩田佐俊君)


 不的確な発言がございましたので、ここで改めて取り消しをお願いいたします。


○議長(安本美栄子君)


 わかりました。


 これをもちまして岩田佐俊さんの質問を終了いたします。


 以上で通告者による市政一般質問は終わりました。


 以上で本日の議事日程は終了いたしました。


 本会議の再開日は、12月22日午前10時といたします。


 本日はこれをもちまして散会いたします。大変ご苦労さまでございました。


            (午後 3時00分 散会)


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