議事ロックス -地方議会議事録検索-


三重県 伊賀市

平成17年第5回定例会(第3日 9月13日)




平成17年第5回定例会(第3日 9月13日)





         平成17年第5回伊賀市議会(定例会)会議録


          平成17年9月13日(火曜日)(第3日)


         ─────────────────────


 
  平成17年9月13日(火)午前10時開議


  日程第 1 市政に対する一般質問について(続行)


         ─────────────────────


〇会議に付した事件


  議事日程のとおり


         ─────────────────────


〇出席議員(33名)


  議席番号    氏   名    議席番号    氏   名


    1番  田 山 宏 弥 君   18番  中 本 徳 子 君


    2番  本 城 善 昭 君   19番  桃 井 隆 子 君


    3番  北 出 忠 良 君   20番  恒 岡 弘 二 君


    4番  木 津 直 樹 君   21番  土 井 裕 子 君


    5番  空 森 栄 幸 君   22番  中 岡 久 徳 君


    6番  渡久山 カナエ 君   23番  英   成 樹 君


    7番  前 田 孝 也 君   24番  馬 場 登代光 君


    8番  松 村 頼 清 君   25番  宮 ? 由 隆 君


    9番  森   正 敏 君   26番  森 岡 昭 二 君


   10番  森 本 さとし 君   27番  森 永 勝 二 君


   11番  今 井 博 昭 君   28番  安 本 美栄子 君


   12番  今 井 由 輝 君   29番  山 岡 耕 道 君


   13番  岩 田 佐 俊 君   30番  小 丸 勍 司 君


                    31番  森 野 廣 榮 君


   15番  奥   邦 雄 君   32番  前 川 款 昭 君


   16番  勝 矢 節 義 君   33番  本 村 幸四郎 君


   17番  坂 井   悟 君   34番  葛 原 香 積 君


         ─────────────────────


〇欠席議員(1名)


   14番  大 西 保 定 君


         ─────────────────────


〇説明のため出席した者


  職   名         氏     名


  市長           今 岡 睦 之 君


  助役           権 蛇 英 明 君


  助役           内 保 博 仁 君


  収入役          角 田 康 一 君


  総務部次長        松 永 彰 生 君


  総務部参事        山 崎 猛 夫 君


  (兼総務課長)


  総務部参事        赤 澤 行 宏 君


  (兼財政課長)


  総務部参事        中 森 純 明 君


  (兼契約監理課長)


  企画振興部長       西 田 麒代彦 君


  人権政策部長       澤 田 昌 彦 君


  生活環境部長       濱   一 吉 君


  健康福祉部長       前 川 慶 大 君


  産業振興部長       西 田 正 美 君


  建設部長         西 澤 民 郎 君


  教育委員長        福 井 良 之 君


  職務代理者


  教育長          味 岡 一 典 君


  教育部長         安 岡 千 明 君


  消防長          山 崎 和 憲 君


  監査委員         福 壽   勇 君


  監査事務局長       内 田 健 次 君


  水道事業管理者      秋 葉 茂 能 君


  市民病院事務長      大 藪 謙 一 君


  上野支所長        長谷川 正 俊 君


  伊賀支所長        藤 島 信 義 君


  島ヶ原支所長       森 永 喜久雄 君


  阿山支所長        中 川 重 憲 君


  大山田支所長       恵 村 孝 次 君


  青山支所長        城 山 廣 三 君


  出納室参事        堂 山 敏 夫 君


  (兼出納室長)


         ─────────────────────


〇出席事務局職員


  職   名         氏     名


  局   長        山 村 伯 二 君


  次   長        久 保 善 信 君


  副 参 事        森 田 克 義 君


  副 参 事        森 本 一 生 君


  主   任        亀 井 英 樹 君


         ─────────────────────





            (午前10時00分 開議)


○議長(小丸勍司君)


 おはようございます。


 これより本日の会議を開きます。


 本日、ただいままでの出席議員数は33名、会議は成立をいたしました。


 お諮りします。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりでございます。そのように取り扱うことにご異議ございませんですか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小丸勍司君)


 ご異議なしと認めます。よって、本日の議事日程は、お手元に配付のとおり決しました。


 これより議事に入ります。


 日程第1 市政に対する一般質問についてを議題とします。


 昨日に引き続きまして、市政の一般質問を続行いたします。


 それでは、質問順位第9番 岩田佐俊君の質問を許可します。


 岩田佐俊君。


             (9番 岩田佐俊君登壇)


○13番(岩田佐俊君)


 おはようございます。


 議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従いまして、順次質問をしたいと思います。


 昨日、国旗、市旗に対しまして同僚議員から少しもっときちっとできんもんかというご発言がございました。私、きょうはきちっとした格好で国旗も市旗もなっとると思いましたけども、相変わらずだらんとしておりまして、同僚議員と同じ心境でございます。あしたは、きちっと国旗、市旗が見える格好にしていただけたら幸いでございます。また、あすの一番の議員さんの質問も、それなりにきちっとした質問もできるんではないかと思っておりますので、期待をしております。よろしくお願い申し上げます。


 最初に、第1点目に入札制度におきましての質問でございますけども、昨日も同僚議員さんからも質問が出てございました。防災無線に関しましては、この後の議員全員での懇談会がございますそうでございますので、私はこの件については述べさせていただきます。ことしの台風の14号の災害に大勢の皆様方が被災されました。災害に遭われまして、けがをされた方、命を亡くされた方たくさんみえられますけども、30名近い方が行方不明、または死亡ということで、ご冥福をお祈りしたいと思います。


 そうした被災地の中で、宮崎県のある町でございましたが、けが人ゼロ、そしてもちろん死傷者ゼロという地区がございまして、何名かの人命が近隣の市町村では奪われたにもかかわらず、1人の犠牲も出さなかったということでございました。なぜかといいますと、これはテレビの中の住民の方の発言でございますけども、防災無線での避難放送がいち早く出されたために助かったとのことでございました。私たちのこの伊賀市におきましても、過去には山津波、また河川のはんらんなどによりまして大勢の方の被害が出ました。また最近では、東南海地震がいつ起こってもおかしくない状況でございます。また、台風も、まだこれからことし先来るかもしれません。1分後に地震が起きるかもしれません。


 この防災無線、6月に決定するはずでございましたが、いまだにできておりません。一日も早く防災無線の設置の必要性を感じるところでございますが、入札の失態によりまして今日このありさまでございます。これから先、災害が起こって、防災無線の設置が遅れたために災害が大きくなったというようなことがございましたら、これはまさしく人災でございます。だれが責任をとるんでしょうか、よくお考えをいただきたいと思います。市民のためにも、一日も早く防災無線の設置を望むところでございます。


 さて、入札につきまして不可解、不透明だと私が思える入札が私が議員となる前からも幾つかの物件にございました。こうしたことを明確にしたいがために、これまでの一般質問でも何度かお尋ねをしたわけでございますが、私たちが知り得る資料、情報収集には限度がございまして、なかなか知りたいところまではたどり着かなかった。こうしたのが今までの現状でございますが、昨今、パソコン等の普及、また入札制度、情報の開示などによりまして、これまで以上に容易に手に入ることになりました。議員にとっては、より密度の高い質問ができると思っております。


 昨年の11月でしたか、土木建設工事の入札におきまして、3件の物件を1社が独占落札をされたといった件で同僚議員が、これは宝くじに当たるよりも難しいのではないかと思うが、不正というものがあっんではないかという質問をされました。行政よりは、調査した結果、何ら問題がなかったとの答弁でございましたけども、ここにお見えになる多くの議員、また市民の多くの皆さんも半信半疑であったのではと思っております。私もその一人でございます。そうしたことがあったわけではないでしょうが、入札については8月1日の運用改正で、公平を期すために最低制限価格に0.1から0.2、0.3の3段階の数字を乗じた額をくじ引きで決めて最低制限価格とするように決めてると、きのうも実は行政の方から発言がございましたけども。


 また、一方では、会計規則では、最低制限価格を予定価格の3分の2から5分の4の範囲内で定めるように規定しているとのことでございますけども、私が調査した結果では、8月以降の入札におきましては、そのように定めたとおり実施をされていない。すなわちくじ引きを引く場合とそうでない入札があったとお聞きしております。なぜ規定どおりにそうした入札を実施されていないのか、お聞きしたいと思います。


 また、この種の質問で必ず出てくるのは、地元企業育成の面からの入札制度でございまして、伊賀市へ税金を納めている市内業者の方が申されておるのには、伊賀市のお役所は口と腹が違うと言われております。地元企業の育成は大事と言っておきながら、実際には市外業者の育成に温かい手を差し伸べているのではないかと言われています。


 先般、私の手元にある市のこと、ある市と言ったらわかりませんので、はっきりと名張市さんでございます。名張市さんの資料が届きました。条件つき一般競争入札の参加条件なる書類が届きましたので目を通しますと、まず1番に、この名張市に本店を置く者が1番の入札資格、2番にこの市に支店、営業所を置くもの、3番目に上記以外のものとなっておりました。種目別に、また金額的に分かれておりましたが、この伊賀市と同等の名張市でありますから、このような条件づきでなければ発注物件への参入もできるわけでございますけれど、ほとんどの物件がこの1番の本店を名張市に置くものに該当するものばかりでございました。伊賀市の業者の参入できないとのことでございます。そこがこの伊賀市へは、名張市の業者さん以外にもまだ他県の業者も堂々と参入して仕事をされているとのことでございます。


 税金はしっかり納めなさい、しっかり稼ぎなさい。役所のお仕事は市外の業者発注とは、いかがなものかという、もう激怒に近い思いをされております。伊賀市と名張市の発注の違いがあるんでしょうね。ひとつその発注の違いをお尋ねをしたいと思います。このような声を踏まえて適切に対応すべきだと思いますが、市長のお考えもあわせてお聞きしたいと思います。


 次に、2点目のより安全な水道水確保についてお尋ねをいたします。


 市長の所信表明の中で、小田水源地におきましては、急速ろ過施設の設置等を行い、より安心な水の供給に努めてまいりますと述べられておりました。昨年でございましたが、水道水の濁り水問題がございまして、その節に水のろ過とはいかがなもんかといったことで、私なりに少しばかし勉強させていただきました。大まかに3つの方式がございまして、それぞれに水質基準といった項目での濁度、それと酸素吸入量とか微生物の混入量、その排除、大腸菌等の処理能力数値が記されております。なおかつ、経済性、維持管理費、処理性能などを見比べて総合的な評価を私なりにした場合、一番よい方法ではないと思われます。なぜこのような急速ろ過を採用しているのか、お聞きしたいと思いますが、直接体内へ吸収をされる水でございますから、より安全な水の確保を考えての設備設置を検討・導入されるのが当然だと思いますが、なぜ急速ろ過にされたのか、ご答弁をいただきたいと思います。


 以上で、登壇としての質問を終わります。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 おはようございます。


 本日も、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。


 私にお尋ねをいただいた点についてお答え申し上げます。


 名張市さんにおきまして、条件がついておりまして、1番は市内に本店、2番は支店、3番にその他という条件づき、これは伊賀市の方法と違うのではないかと。ちょっと私、詳しいそこまでわかりませんので、これは担当の方からお答えいたしますが。地元の事業所、これは建設工事だけではなくて、あらゆる面で地元の方々にお世話いただくというのは、これは最も重要なことであるというのはかねてから申し上げていることでございます。


 ただ、特に建設関係とか、その他機械関係におきましても、地元で技術的に対応できないとか、さらには金額的に非常に高い金額で、過去もこういう例があるんですが、地元の人で組を組んで参加をしてくださいというふうな、いわゆるジョイントベンチャー方式でお願いをしようという方針を固めてしたんですが、一定の金額以上、相当の金額になりますと、銀行がお金を出さない、地元の業者に対しまして、運転資金ですな。そういうふうな状況もあるようでありまして、高い金額の場合には。したがって、辞退をされたというふうな例もありまして、その辺の会社の規模というところと、銀行の融資の問題とか、そういうふうなところを、これまた地元の方も自助努力をしてもらわないと、なかなか発注することができないというふうな実態もあります。しかし、基本はやはり地元の方にお願いをしていくというのが原則でありますので、地元企業様におかれましても、受け皿の体制を整えていただくということに努力をいただきたいというふうに思っております。


 細かいことにつきましては、それぞれの部署からお答えいたします。


○議長(小丸勍司君)


 秋葉水道管理者。


          (水道事業管理者 秋葉茂能君登壇)


○水道事業管理者(秋葉茂能君)


 市長の所信表明に係りまして、小田水源地におきます急速ろ過の選定理由ということでお尋ねでございます。


 これにつきましては、ご案内のとおりで、小田の水源地は約9,000トンの水を取水をいたしておりまして、地下水並びに伏流水ということで、それぞれ取水をいたしております。それで、目的ということでございますが、最近クリプトスポリジウムという大変難しい名前の原虫といいますか、そういうのがいろいろ世間を騒がせておりまして、これにつきましての検査というのを平成14年度から行っておりまして、毎月検査をいたしております。それで、過去に3度ほど嫌気性芽胞菌という難しい菌なんですが、これがいると、その原虫が含まれておる可能性が高いという、そういう指標菌というか、そういう菌が過去に3度ほど発見をされております。それで、厚労省の方も平成13年度からその対策につきましての指標・指針というのが出されております。


 その対策の中で、特にろ過をする方式として、緩速ろ過、それから膜ろ過、それから急速ろ過という3つのそれぞれ処理について、そういう施設を設けなさいというような通知が出ております。いずれも急速であったり膜ろ過であったり緩速ろ過であったり、その3つの方式を採用してやりなさいということでございます。それで、上水濁度と言いまして処理をした後の濁度が0.1以下であれば、その原虫が除去されているというようなことで指導を受けております。それで、小田の水源地では過去、服部川におきまして3度ほどその指標菌が発見されております。これがそういう原虫が含まれている可能性があるいうことでございますので、これについての対策を講じるということで、平成16年でございますが、厚生労働省の方で認可をいただいております。これは急速ろ過によってろ過をしていこうということで、既に変更認可をいただいて事業を進めてるというようなことでございます。


 この当時、いわゆる急速ろ過、それから膜ろ過という2つ、緩速ろ過というのは旧来の方式でございまして、用地面積もどんと要るというようなことでございますので、現実性が、この施設については可能性がないということで、膜ろ過あるいは急速ろ過でそれぞれ検討を進めておりました。特に膜ろ過という新しい方式でございますが、これは相当建設費が高くつくというようなことでございまして、急速ろ過あるいは膜ろ過いずれかの方式でやればいいということでございますので、建設費が高い、それからランニングコストが高いというようなことがございまして、平成16年度に急速ろ過設備を設置してということで変更認可をちょうだいして、そういうことで事業を進めております。実際の工事につきましては、本年度から2カ年程度かけましてろ過設備を設置してやりたいということでございますので、その選定理由といたしましては、建設費が高い、それから維持管理費が高いということで、急速ろ過を採用したという経緯でございます。以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 中森総務部参事。


        (総務部参事兼契約管理課長 中森純明君登壇)


○総務部参事兼契約管理課長(中森純明君)


 失礼します。岩田議員の1つ目の質問の中で、8月以降定められたとおり実施しているかどうかということについてお答え申し上げたいと思います。


 平成17年8月1日、入札制度の改正を行ったところでありますが、建設工事の予定価格並びに最低制限価格の適正な設定の考え方並びに運用についてご説明を申し上げたいと思います。予定価格の適正な設定の考え方につきましては、総務省自治行政局長並びに国土交通省総務政策局長通達で、予定価格は取引の実例価格に基づき工事の標準的な価格として設定されるもので、予定価格の積算に当たっては、適正な品質を確保するために必要な労務費、資材費、機械損料、諸経費等を工事前に積み上げ、標準的な価格を算定していますが、設計金額の一部を正当な理由なく工事をする、いわゆる歩切りは、手抜き工事と公共工事の品質、安全性の低下や一層の著しい低価格での受注を惹起するなど不良、不適格業者による不正行為を一層増大させ、建設業の健全な発展を阻害するおそれのあることから、発注者は厳に慎むということになっております。また、伊賀市会計規則第77条第4項において、予定価格は、契約の目的となる物件または一部について、取引の実例、市場価格、需要の状況、履行の難易、数量の高及び履行期間の長短等を考慮して適正に定めることとなっております。


 最低制限価格の適正な設定の考え方につきましては、伊賀市会計規則第78条第1項において、市長は、工事または製造その他の請負を一般競争入札に付する場合において、地方自治法施行令第167条の10第2項の規定により、最低制限価格を設けるときは、予定価格の5分の4から3分の2の範囲で定めなければならないとなっております。従来、改正前の最低制限価格運用につきましては、発注者としての健全な企業経営のもと、適正な技術力を保持する企業が品質の確保、労働災害の防止、元請、下請の正常な関係維持の3つの視点から、設計図書に基づき必要な価格を決定することが不可欠であることから、最低制限価格を予定価格の5分の4から3分の2の範囲内で計算式により算出された工事施工に伴う最低限必要な費用、これはPと申しますが、Pとし、ただし、計算式により算出された金額は、予定価格の3分の2を下回るときは3分の2、5分の4を上回るときは5分の4とし、最低制限価格算出の際の端数処理については1,000円未満を切り上げ、5分の4で設定のときのみ切り捨てておりましたが、8月1日以降の入札制度の改正、運用により、公募型指名競争入札の適用業種の拡大と合併後において、議員の方から指摘がございました最低制限価格と同一価格で落札した建設工事があり、このことについて議会から指摘を受けたことを踏まえ、良好な施工を確保するための最低限必要な費用Pを仮の最低制限価格としてくじ引きにより決定し、掛け率1.01、1.02、1.03を乗じたうちから1つを選び、乗じた金額をもって最低制限価格として、その金額は予定価格の3分の2を下回るときは3分の2、5分の4を上回るときは5分の4とし、最低制限価格算出の際の端数処理につきましては、100円未満切り捨て、5分の4で設定されたときのみ切り捨てとして、その価格をもって最低制限価格としております。


 なお、この最低制限価格設定の運用につきましては、建設工事で一般競争入札並びに公募型指名競争入札において運用しております。ここで、8月以降実施してないということでご指摘があったわけでございますけども、この運用のとおり実施させていただいております。公募型指名競争入札につきましては、8月1日以前に指名通知を出させていただいた工事については、くじ引きをしておりません。また、一般競争入札につきましては、確認通知書を送らせていただいた日が8月1日以降の工事については、運用させていただいてます。


 それからもう一つ、名張市の条件つき一般競争入札と伊賀市の違いはということでございますけども、伊賀市の入札制度の改革につきましては、合併前に適正価格の中から平成15年9月1日に上野市で改革をさせていただきました。この改革の内容につきましては、三重県の中でございます地域公募型、公募型指名競争入札、それから一般競争入札、3点を基本というか、参考にさせていただいて、平成15年9月につくらせていただいたものを、伊賀市合併と同時に合併協議会等でご協議をいただいて、11月1日から実施しているところでございます。


 その内容につきまして申し上げたいと思います。一般競争入札については、1億5,000万以上の建設工事について行うこととなっております。これは議会議決等の関係がございまして、それから三重県におきましては、2億円以上の建設工事等については一般競争入札で全県的にやられてるということでございまして、また8,000万以上2億円未満の工事については、全県的に公募型指名競争入札ということで行っております。また、7,000万以上8,000万につきましては、伊賀管内のエリアにおいて公募型指名競争入札、7,000万以下の工事については地域公募型指名競争入札ということでございまして、この地域公募型指名競争入札と公募型指名競争入札をミックスした中で今回、伊賀市として公募型指名競争入札と一般競争入札、県の場合は公募型指名競争入札で下限がございませんけども、伊賀市の場合につきましては、公募型指名競争入札につきましては130万以上1億5,000万未満の工事というふうに設定させていただいております。


 なお、名張市のことなんですけども、名張市の条件つき一般競争入札につきましては、すべての金額について条件つき、一般競争入札の中に地域要件に関する業種別発注基準というのがございまして、地域、今、岩田議員の方から市内業者優先順位1、2、3ということをお聞かせいただいたんですけども、伊賀市の場合におきましても、格付発注基準があるわけでございますけども、入札参加資格の中に準市内、県内業者、県外業者の取り扱いということの中で明示させていただいております。市内業者で施工対応のできる場合の工事等については市内本店業者、それから施工対応業者が少数の場合の工事等については市内、準市内、県内、県外の優先順位とするということで決めさせていただいておるところでございます。


 名張市についての条件つきについては、上野市の入札制度と違いがあるということなんですが、伊賀市につきましては、三重県の一般競争なり公募型指名競争入札を参考にしながら、同じ要件でつくらせていただいたということでご理解いただきたいと。


 以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 岩田佐俊君。


○13番(岩田佐俊君)


 一定のご答弁をいただきました。今、中森課長さんの方から、るる熱心にお聞きしたわけでございますけども、要は理屈ではない、名張市さんのこうしたやり方が名張市さんの業者が潤ってる現実でございまして、なぜ伊賀市さんはこういうことをしないのかなと、向こうの業者の方が不思議がっておられるわけですね。まことに向こうの業者は結構な話や。伊賀市へはどんどん行かせてもらうけども、うちへは入ってこんというふうなことを言ってます。今、聞かせてもろた内容を私はすべて、とてもやないけど理解することはできません。ただ、単純に考えて、名張市さんの業者の方が潤ってる。伊賀市の業者は潤ってない。


 市長さんが申しましたように、受け皿の体制が整ってないやないかというようなことをおっしゃられましたけども、ある物件でそうした市長さんがお感じになった、こんなことでは地元の業者では発注できんなというようなこともあったそうでございますけども、私は、特異なケースやなかったか、ほかに何か原因があったのではないかというような気がしております。また、小さい業者でもJVという企業体ですることもできますし、名張市さんの方ではそういったこともきちっと明確にされておると聞いております。そういうことでございますので、理屈抜きにして市内の業者がよかったな、潤ってるなというような体制に持っていっていただきたい。規格とか県の要綱にマッチしてるから伊賀市もそれでいいんじゃというような冷たいことは、やっぱり私は承諾できません。やはり一歩でも、お隣の名張市さんの業者が言われるように温かい地元の行政であってもらいたいと私は思います。


 それから、くじ引きの制度でございますけども、私、勘違いしてたんかわかりませんけども、8月以前に発注かけたやつは8月以降の入札でもしてないということでございますね。公募型とか、それから一般の指名が別やということはございませんですね。皆さん、これからすべての入札に関しては、くじを引いてやるということで間違いはないわけでございますね。そこのところをひとつ確認したいと思います。


 それと、水道のことでございますけども。今、管理者の方からいろいろと急速ろ過方式がいいということでお聞きしたんですけども、私、これ手元に実は寄せた資料でございますけども、これ見てますと、今の管理者のお話と全く違うんですね。経済性、建設工事においては、ほとんど全く同じでございまして、大腸菌の除去率でございますけども、急速ろ過は97パーセント、もう一つの方式は完全に100パーセントでございます。それから、舌をかむような難しい言葉、クリプトスポリジウムとかいうのがございました。これも除去性能は、急速ろ過99から99.7、しかし、もう一方は99.999997という数字が出ておりまして、さらなる除去性能がいいわけでございまして、総合評価として、ランニングコストも安くつくということを申されておりましたけども、総合的なランニングコストは最も急速ろ過は高価となると出てます。人件費を含めたランニングコストでは、急速ろ過よりも随分安いということになっております。水質、水量に対応が容易であるという一つの膜ろ過方式がございまして、今お聞きしたら、何か急速ろ過の方がいいように言ってましたけども、急速ろ過と膜ろ過の項目を間違えてませんか、管理者さん。私の持ってるのと全然違ってるんやけども。これまた何でしたら見てください。でも、これはもう決定したことですか。もうどうもならん、決定して、もう既に発注かけて工事にかかるということで、変更とかいうことはできないんでしょうね。その辺ちょっとお聞きしてもよろしいか。


○議長(小丸勍司君)


 答弁求めます。


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 くじ引きの件ですが、すべての物品、すべての請負に適用しているわけではありません。内容については、担当からお答え申し上げます。


○議長(小丸勍司君)


 秋葉水道管理者。


          (水道事業管理者 秋葉茂能君登壇)


○水道事業管理者(秋葉茂能君)


 ろ過機の件でございますが、議員ご指摘のとおり、膜ろ過についてはかなり高い率で除去できると。ご承知のとおり、99.99パーセントというようなことでございます。急速ろ過につきましても、一定の凝集剤、それからpH調整なんかを行いますと、それに近い率が得られるというようなことでございます。建設費等につきましても、最近は膜ろ過方式という方式については、小規模なものについてはかなり全国的に普及をしているということでございまして、16年度に認可をとっておりますが、この当時については相当建設費についても開きがございましたし、あとのランニングコストについては、膜を交換していくと。濁度がどんと上がってまいりますと、その膜を交換をしていかなきゃならないというようなことでございまして、この膜についても相当高価であるというようなことでございます。そういうことで、変更認可の時点で急速ろ過を採用してきたということでございますので、事業には本年度からかかるということで既に予定をいたしておりますので、今から法的な手続をやっていくと、また相当な時間がかかってくるというようなこともございますし、既に変更認可もいただいておりますので、その方針に沿って進めたいというぐあいに思っております。


○議長(小丸勍司君)


 中森総務部参事。


        (総務部参事兼契約管理課長 中森純明君登壇)


○総務部参事兼契約管理課長(中森純明君)


 最低制限価格のくじによる方法につきましては、一般競争入札、公募型指名競争入札の2つの方法による場合のみでございます。それを運用しております。


○議長(小丸勍司君)


 岩田佐俊君。


○13番(岩田佐俊君)


 私は、入札というのは、そんな色分けできるもんでもない、どうしてすべてではないのかな。入札には、これはくじ引きをしなければならん、これはしなくてもええっていうことを逆に考えてみると、くじ引きをすると都合の悪いような入札がございますんですかね。したらあかんさかいにせえへんのかというようなことを思うんですけど、どうしてそういうふうな色分けというか、線引きしてあるんですか。入札関係というのは、すべてやっぱり一応そういったことでされるのが私は順当やと思うんですけどね。これは単純な意見ですけども。これどうして分けられているんですかね。すべてではないんですかね。そこんとこをお聞きできますか。


 それと、水道の件ですけどね、修理代等の転嫁が、これ急速ろ過の場合、非常にようけかかるけども、あとの膜式のやつは要らないということになってますけどね。管理者の持っていた資料というのは非常に古い資料じゃないですか。私のこれ最新式ですさかいに、新しいさかいに、ちょっと時間がたってますので、こういった機械的な処理方法は日進月歩ございますので、1年前に比べたらそれは随分と使用の面とか、いろんな面で急速ろ過よりも膜ろ過の方がええなと思いましたんやけども、決定された当時はやっぱり急速ろ過の方がよかったんですか、新設したときは。(発言する者あり)ああ、なるほど。妙なところで納得したらあきませんけど、人体に入る水ですからね、やっぱりこれからずっと飲料水として使うのに、少しでもいい水を飲みたいというのは、これは人としては本当に安全性から考えると心情ですから、これから許可とってまたすると遅くなるとか遅くならんとかいう問題やなしに、やはりより安全な水をいただくという面では、少し時間が遅れてもいい方法でやっていただきたいというのが私の意見でございまして、そうしたこともできたらしてほしいなと思うんですけども、無理なんですかね。市長さん、やっぱり無理ですかな。一遍その辺のところをお聞かせ願えますかね。


 それで、先ほどのなぜそんな線引きして入札をするのかということも、だれがそんなの決めてんのや、一遍その辺も聞かせてくれますか。お願いします。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ろ過方式等につきましては、これは水道の方で多分いろいろ研究して決定されたんだろうというふうに理解をいたしております。


 また、その入札方式ですが、ちょっとなぜくじ引きのない入札があるのかというのは、私の方もその決定の経緯については実はよくわかりませんもんですから、多分指名審査会とか、そういう機関で議論をして決定されてるというふうに思いますので、その経緯については承知している者の方からお答え申し上げたいと思います。


○議長(小丸勍司君)


 中森総務部参事。


        (総務部参事兼契約管理課長 中森純明君登壇)


○総務部参事兼契約管理課長(中森純明君)


 8月1日の入札制度の改正に伴い、公募型指名競争入札適用業種、以前は土木一式工事、建築一式工事であったわけですけども、ほかの業種、4業種、管工事、それから造園工事、舗装工事、電気工事、その業種、いわゆる建設業法の中にございます28業種のうち、指定建設業7業種のうち6業種を公募型指名競争入札適用業種にすることによって指名がなくなってくるという形の中から、公募型指名競争入札適用業種をすることよって、くじを引いていくということ、これは議会の中で、土木一式工事の中で、議員さんがご指摘の3件ほど同じ業者で同一価格で最低制限価格があったということと業種拡大という形の中で決定したということでございます。


 また、あと入札方法には今、一般競争、公募型指名競争入札、随意契約とあるんですけども、指名競争入札につきましては、緊急時とか災害時とか、そういうときのみの指名競争しかないということでございまして、公募なり一般競争の数字以降について、くじ引きによって最低制限価格を決めていく。ほかのことについては、最低制限価格については従来のとおりやっていくということでなっております。ただ、運用につきましては、運用内規の中で決めさせていただいて運用してるところでございます。


 これは、入札制度の改革につきましては、6月の中旬、議員の皆さんにご説明させていただきましたけども、それ以前に指名審査会等に提案させていただきまして、それによって決定させていただいて、業者なり説明もしながら行ってきたところでございます。


○議長(小丸勍司君)


 岩田佐俊君。


○13番(岩田佐俊君)


 課長から今お聞きしたんですけども、その指名審査会の席で、今度は議員の方からは一般質問で、なぜそのような業種に分けてそのようなことになるのか、それは腑に落ちん、やはりすべての入札にそうしたくじ引き制度を導入してやったらいいじゃないかというような意見もあったということをくれぐれも今度の審査会の方で申し上げていただきたいと思います。


 それと、水道ですけども、アスベスト今問題になってますけど、あれ30年ぐらい前は国がどんどんその工事やりなさいと言って推奨して進めたわけですね。今になったら、これえらいこっちゃと言ってあたふたしてるんですけどね。やはり人の体にこういう害を与えるようなことではあかんわけでございまして、そのときは皆、各市町村は国の推奨するがごとく先を争ってアスベスト工事をしたわけですよね、あれたしか。そうなんですよ、国が推奨したんですよ、あれは。決して勝手にしたわけじゃありませんよ。でも、今こんな状態ですよね。やっぱり水の安全性でもそうですよね。国がええからいうてうのみにしたら、これから30年したらえらい被害が出てきたらあきませんので、30年後に、あのときにどこやらの議員が水道の安全性言うたけども、しときゃよかったなって後悔せんでええように、きちっとした対応をお願いしたいと思います。


 そういったことで、私の質問はこれで終わります。


○議長(小丸勍司君)


 これをもって岩田佐俊君の質問を終了します。


 続いて、質問順位第10番 本城善昭君の質問を許可します。


 本城善昭君。


             (2番 本城善昭君登壇)


○2番(本城善昭君)


 今、議長の許可をいただきましたので、通告どおり登壇により質問をさせていただきます。


 きのうといい、きょうといい、議場内のたたずまいについて同僚議員が触れられました。私も若干ちょっと触れてみたいと思います。たしか7月、8月、9月、クールビズ、朝から私もちょっと聞かせてもらいました。我々は、議員は自由であるということで、議長さんは上着にネクタイされてます。ただ、市の今、職員さんの皆さん見てみますと、市長以下助役さん、正装されてます。クールビズの期間であったのではないですか。ちょっと若干その辺決まりは決まりであると思います。国では、小泉さん、まだこういう格好通しておられます。


 まず、それでは触れていきたいと思います。行財政改革についてということで、まず1点目は、行政評価システムの取り組みについてを聞いていきたいと思います。


 今、国、地方を合わせて700兆円以上にも上る大借金を抱え、国政では郵政改革を本丸として構造改革を進めていくということで、選挙の争点にもなりました。また、我が伊賀市においても、これは財政課で確認したんですけれど、559億円という借入金を抱え、従来の例えば年度末に予算さえ消化すれば、それで事業は終わったんだという前例踏襲等の行政システムでは立ち行かなくなっているのが現状であろうかと思います。きのうも、例えば病院改革であるとか、あるいは道路をつくるとか、あるいは河川の浚渫、あるいはコミュニティーバスの充実等々、私も後に述べさせてもらいますけれども、次世代育成支援の対策であるとか、あるいは農業改革、農業推進、そういった面についての財源の手当てというのは、この行財政改革を進めていかなくては立ち行かなくなってまいると思います。


 市役所は、文字どおり市民に役立つところと書きます。役所は、顧客である市民のためにあることを念頭に仕事を進め、成果を検証しながら改革を行い、地域の課題を解決していくというのが使命であろうかと思います。職員の意識改革と生活者起点の行政運営等を目指して、北川さんが在任当時の三重県では、事務事業評価というのを取り入れられました。行政評価とは、政策、施策、事務事業について、事前、事中、事後を問わずに一定の基準とか、あるいは成果の指標をもちまして、その事業が果たして妥当であったのかどうかという妥当性、あるいは達成度、どの程度事業が目的を達成したのかということを評価するものであろうかと思います。


 今、当市の行財政改革推進委員会において、まず1番目に財政の危機的状況の中でいかに少ない財源で、いかに多数の市民の満足を得るか。地方分権という観点から、自立した自治体の実現、政策の自立性あるいは自立した財政力ということ、あるいは市民の視点から情報開示を進めていかなくてはならない、あるいは説明責任を果たしていくんだということ。あるいは本当の意味での評価等を改善ができてるかということを背景にして、今、事務局から素案が提示され、私も先日、傍聴もさせていただきましたが、導入に向けての本格的な議論が今されようとしております。市として、今後の、これは行革審に対する諮問だけですので、それに対する取り組みをどういうふうに考えておられるのか、これをまずお聞かせ願いたいと思います。


 次に、指定管理者制度の指定済みの選定経緯についてということであります。


 これは小泉改革の一環として、平成15年6月13日に地方自治法の一部が改正され、従来の管理委託制度から指定管理者制度が導入されたということであります。この制度の目的といいますと、公の施設の管理主体の範囲を民間の事業者まで広げることによって、民間の経営ノウハウを活用し、財政危機の中で施設管理費用の効率化を図るとともに、多才なメニューを提示することによって、多様化する市民のニーズにこたえていくというのが主な大きな目的であるということで、創設されたものであるということであります。


 それで、顧客としての市民をいかに満足させることができるか、市民のためにある役所を、いかに財源の乏しい中でむだなく効率的に運営するか、行政評価とともに指定管理者制度というのは、公共団体をいかに効率的に運営、経営するか、住民サービスの質をいかに高めていくかという公共経営、公共団体を経営していくという、そういった視点にも立つものと言われております。とすれば、既に指定管理者の置かれた施設、今4つほど置かれているというふうに聞いておりますけれども、どういう経緯で選定されたのか、今、検証させいただくことによって、今後12月議会において取り組みというんですか、4月からの導入に向けて今の段階で、我々は、市の取り組みにどういった姿勢で取り組んでいかれるのかということを参考にさせていただきたい。とともに、市民の立場から、あるいは納税者の視点から、税金がむだなく使われているかということも大きく問わせていただきたいということでございます。既存の4施設の経緯を明らかにしていただきたいということがこれ2点目でございます。


 それと、3番目ですね。指定管理者の例外規定は限定的に行っていただきたいということなんです。言いかえれば、当該手続条例、これは専門的に手続条例の第5条には、市長は、公の施設の性格、規模、機能等を考慮し、設置目的を効果的かつ効率的に達成するため、地域等の活力を活用した管理を行うことにより、事業効果が明確に期待できると認められるときは、第3条の規定による申請によらず、公募しなくてもいいという規定があります。どういった場合が適用されるのか、この辺のやっぱり明確な基準というのを示していただきたいなと思います。以上で行財政改革についての質問でございます。


 次に、次世代育成対策支援についてということで、まず基本的な取り組み、推進体制についてをお聞きいたします。


 高齢化社会の影響が強まる中、超少子化や人口減、労働生産人口の減少が既に始まっております。国はもとより、自治体も行財政改革とともに少子化対策は大変重要な政策課題になってきております。さきの衆議院選挙においても、大きな争点になっておりました。市長の昨年12月、本年3月議会での施政方針でも、少子化対策の推進について述べられております。子供が健康で生き生きとはぐくまれるまちを目指すことを目標に、家庭、保育所、保育園、幼稚園、学校、地域、企業と行政の連携のもとに子育て支援の充実を図り、関係団体との連携のもと施策の推進を図るというふうに述べられております。


 今、子供を育てるには、女性は人生設計の大幅な変更を迫られてる。といいますのは、まず仕事をやめるという女性が約6割以上占められておりますし、そして、仕事を断念することによる生涯所得の損失等、人生で一番失うものが大きいというふうに言われております。最も力を入れるべき大きな課題は、子育てが人生ロスにならないような社会の仕組みづくりをしていくんだということは、これは国も大きく言っております。つまり子育てしながら働き続けることが可能となる仕組みづくりの実現であると。まず、保育所機能の充実策、これは当然でございます。あるいは地域の人材を子育て家族支援者として養成し、活用する、地域の取り組みですね。あるいは産休や育休の後に男女とも多様な働きができるような地道な職場改革を企業に求めていくということ等、地域を変え、職場を変え、人生をも、我々の子育て観ですね、そういう人々の生き方を変えるという意味において、これは大変重要な政策課題にもなってきていると思います。


 また、これは自治体間における、栄えるか、あるいは衰退するかという地域間競争にもなってまいります。安心して子供を産み育てられる伊賀市にしないと、若い世代は我が市に定住してくれません。近隣の自治体の施策がよければ、若い世代が移り住んでいってしまいます。そして、近隣の自治体が繁栄するということになっております。今、厚生労働省の推進モデルで、全国49自治体というのがモデル自治体に手を挙げました。その中には、大都市の100万という都市から、あるいは4万という小さな自治体まで、合わせて49の自治体が名乗りを上げました。その中で、我が三重県からも鈴鹿市と名張市が手を挙げて、モデル地方自治体に挙げて、積極的に取り組んでいこうという姿勢をも示しております。だから、こういったさなか、基本的なことをお聞きいたしますけども、どういった取り組み、推進体制にしていくおつもりなのか、その辺を2番目にお聞かせ願いたいと思います。


 次に、3番目の課題に移らせてもらいます。中山間地域農業についてということで、これは特定の地域に限定したことでお聞きいたします。


 旧上野市、これは新居・三田地区でございますけれども、指定漏れ地域の救済についてということでございます。農業、農村は、単に食糧供給の生産基盤だけではなく、水源涵養機能、洪水防止機能、市民の保健・休養機能等多面的機能を持つということは、もう既にご紹介のことと思います。こういった国民固有の資産として認識されている農村地域を維持・発展させていくためにも、良好な生産基盤及び集落の維持が求められておりますことはご紹介のことであります。しかしながら、中山間地域では、就業人口の急速な減少や高齢化が進み、また急傾斜地域等、生産条件の不利も相まって耕作放棄地が増加して、農地の多面的機能が低下し、公益的機能の低下等経済的損失が生じてまいります。ということで対象地域を指定し、さまざまな助成措置が講じられるようになってきております。


 中山間地域対象地域の指定の経緯につきましては、昭和25年2月1日現在の市町村区分で指定されております。その当時、旧上野市、旧府中村、猪田村等々ございました。特定農産法、山村振興法により、旧丸柱村と旧花垣村、旧古山村が該当したわけであります。あと旧小田村とか、旧久米村、花之木村、長田村、新居村、三田村については、昭和25年の指定以前に旧上野市に合併されておりましたので、農林統計上は旧上野市に含まれ、農業地域類型上は都市的地域という分類になっております。ところが、現況はといいますと、その当時から現在まで傾斜地等農業生産条件の不利な中山間地域のままであります。合併の数年の後先の違いだけで、単に行政区域の線引きが変わっただけということで対象外にされてきたわけであります。そういった経緯があります。


 近年はといいますと、イノシシあるいは猿、シカ等の害獣被害も多く、また農道も未整備な地域も多く、耕作放棄地も年々ふえる傾向にあります。このことについては、当該2地区からも要望とか陳情をたびたびさせていただいたと思うんですけれど、一向に取り上げていただいてないそうでございます。せめて60年近くこういった不当な、不公平なといいますか、行政の谷間に漏れ、農地、農村を守ってきた両地区、中山間地域農業を今、救済する必要とか余地はないものでございましょうか。現時点で何らかの救済措置を講じる必要があると考えられるのか、あるいはもう考える余地がないというふうにお考えなのか、まずその辺を聞かせていただきたいなと思います。


 次に、これは伊賀地域、中山間地全般についての質問でございます。中山間地域農業の推進についてということで、昨日の同僚議員の質問に対する答弁で市長は、地域の特産品づくりにふれられておりました。これに関して質問させていただきます。


 新しい食料・農業・農村基本計画によりますと、農村形態の活性化という項目があります。この項目の中で、次のように述べられております。地域の特性に応じた農業の展開やバイオマスを含む地域資源の活用を図る。また、農産物の加工、地産地消の取り組み、農業と商工業との連携、情報通信技術を活用した特産品販売や観光地域づくりを推進することにより、地域の主体性と創意工夫を生かした多様な産業の育成を推進する。その際、女性や高齢者を含め、農村内外の多様な主体が有する技術や能力の発揮を促進するというふうにうたわれております。


 これらについては、農山間地域農業の生き延びる上で取り組まなければならない事柄というのが述べられております。地域地域それぞれの特性を生かした特産品づくり、市長の述べられた特産品づくりであります。不利益な生産条件下にある中山間地域農業でありますけれども、伊賀市全域を見渡してみますと、それぞれ豊かな地域資源がございます。これらを踏まえて農山間地域農業の推進策についてご答弁をお願いしたいと思います。


 以上により、登壇による質問を終わらせていただきます。


○議長(小丸勍司君)


 答弁求めます。


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 お答え申し上げますが、本城議員につきましては、相当深いところまで勉強されておりまして、敬意を表したいと思います。


 1点目に直接のご質問の内容ではないんですが、クールビズについての感想をお述べをいただきました。私は、ここ特に後半になりましてから、議会の場合、ここは非常に神聖な場所でありますから、例えば1人でも議員さんの中でネクタイされておられる方がいたら、私もしようと、こういうふうに実は決意をして臨んでおります。そもそもCO2の削減をするというのが目的でありまして、クールビズそのものが目的ではございません。28度という温度に設定すると。28度で寒いと思う人は服を着込んだらいいわけで、暑いと思う人は半そででもという、そういう状況の中でスタートいたしておりますので、その辺をひとつご理解いただきたいと思います。


 さて、本題に入らせていただきます。行財政改革について数点お尋ねをいただきました。


 行政評価システムの取り組みについて、今後の取り組みをどうするのかというご質問でございます。いろんな社会の情勢とか、あるいは市民の考え方だとか、あるいは官民の多様な働きとか、そういった情勢についてお述べをいただいたんですが、これはまさにおっしゃられるとおりでございまして、そういった一つの時代背景を受けまして、伊賀市におきましても、特に合併後やがて1年経過をするわけでありますが、実態といたしまして、本年4月から伊賀市の新年度がスタートをしております。伊賀市の将来のあるべき姿について、あらゆる分野で現在準備を進めております。その一つにつきまして行政評価システムと、こういうことになります。現在、市議会においでいただいたというお話がございますが、19年度から導入をしたいということで、精力的に内容についてご審議をいただいているという状況でございます。そんなことでございまして、またご意見等をお述べをいただければ大変ありがたいというふうに思います。


 そして、管理者制度でございます。ご質問は現在4つの施設の選定経緯でございますが、そもそも公共の施設は直営以外では管理してはいけませんという時代も実はあったんです。ついこの法律ができるまでは、公共施設は公的機関にのみ管理させてもいいと。ですから、どこでも、県でも市町村でも寄附行為というものをつくりまして、財団法人だとか、そういったのを立ち上げまして、これも行革の当時の一環でございます。そういう公的機関に公共の施設を管理をさせてきた。ある日、突然法律が新しくなりまして、これらも含めて民間のノウハウ等も導入しながら指定管理者制度を導入して、競争によって管理をさせなさいと、こういうことになったわけです。法律ですから、これは遵法国家でございますから守るわけでございますが、そんなことで、市民の方々の満足度だとか、税のむだ遣いだとかには配慮をしてするのが当然のことでございまして、そういった中で、これの法律はまずは議会の議決が要ると。これは市民の代表の皆さん方によって、この指定管理者でいいということをご審議をいただいて、議決がすべて必要であるということが大変大きな特徴でございます。この4つにつきましても、それぞれ伊賀市になってから議決をいただいた施設もありますし、合併前に既に議決を済ませて、伊賀市に合併したというところもありますが、その経過につきまして担当の方からお答えを申し上げたいと思います。


 それで、伊賀市のこれからの指定管理につきましては、指定管理者制度によって指定管理者を決定する前に、議案として提出する前に選定委員会というものをつくりまして、まずは選定委員会で原案と申しますか、指定管理者にふさわしいかどうかというものを委員会で選定をしていただいて、そこで通過をしたものについて議案として出させていただく、こういう予定をいたしております。


 それから、この中でもう一つ、?の5条適用のお話でしたね。例外的に限定をしまして指定をすると、行政が。これは、そういう制度も法律の中にうたわれておりまして、例えば本城議員の居住地にあります三田地区市民センターという伊賀市の施設がございます。地域によりまして、公共でつくった地域の公民館的な集会所的なやつが結構あるんです、伊賀市内に。特に旧町村におきましては、そういった施設がありまして、一時、山村振興法、今でもあるんかどうかはちょっとよくわかりませんが、山村振興法に基づいて、そういう集会所なんかを構造改善の一環としてつくることができたり、2次構というのは、あなたも専門家ですからご存じですから、2次構なんかの制度にのりまして、要するに農林の補助を受けて、地域地域で集会所なんかをつくってある場所が、特に町村で山振なんかの指定を受けてる、あるいは過疎なんかを受けてるところは、そういう制度でもってつくった、いわゆる伊賀市の施設がございます。これは、従来からその地域集落の自治会さんなんかに管理を無料でお願いをしてるという経緯があります。地域の方は、それを地域の振興の拠点として有効に活用していただいてる。そういったものにつきましては、公募いたしましても、恐らく応募してくれる人もいないと思いますし、まして無料ということになれば、なおさらの話でありますが、そういう例外的な施設を結構伊賀市の中にはたくさんございます。そのほかにも5条適用がふさわしいとするものもあろうと思います。そういうものにつきまして、まずは委員会の方で議論をしていただくということになっております。


 それから、次世代育成の件であります。これはたびたび申し上げておりますように、少子化というのが大変深刻な問題であります。このままいきますと、2050年には日本の人口が半分になると言われております。ということになれば、これは全く国力そのものが低下をしてくるということになりますから、しかしながら、なかなか子供が生まれてこないということ。たまたま生まれてこられた子供は、国の宝でも、地域の宝でもありますから、これはきちっと育てていくのが社会の責務だというふうに私は常々思っております。そういう状況の中ですから、前にも申し上げました子育て憲章とか、これ現在、教育委員会を中心として憲章に取り組んでいただいておりますし、子育ての行動計画、これにつきましても現在、策定に向けて鋭意取り組みをいただいております。


 子育てというのは、非常に幅広いと思います。生まれたばかりの赤ちゃんから、あるいは就学前の児童から義務教育の期間、さらには高校の期間と、成人になるまでがやっぱり子育ての対象になりますから、あらゆる期間、あらゆる分野でもって支援をしていく必要があるというふうに思います。


 そこで、お尋ねをいただいたんですが、どういう取り組みをしていくんかということでございまして、その中に女性の人生ロスというような表現もございます。特に伊賀地域におきましては、まだまだ3世帯同居のご家庭もたくさんありまして、特に小さな子供の育成につきましては、これは母親だけに任せておくというのはもう時代遅れというふうに私は思っております。したがって、父親も子育てに責任を持つと。そして、おじいさん、おばあさんもおられれば、我が家の孫ですから、子育てを一生懸命やると。そういう総合力で小さな子供については子育てやっていかないと、少子化の大きな要因の一つは、私はそこにあるんかなと。働きながら赤ちゃんを産む、そして自分が一人で大きくしなきゃいけないといったら、女性にとって大変な話ですから、それは一つは従来のこの日本のあしき文化といいますか、ここのところをお互いがもう少し勉強していく必要があるのかなというふうに思います。そういうこともありますけれども、そういう啓発もやっぱりこれからは必要な時代に入ってきてるのかなというふうに感じておりますから、そういうことも含めまして、あわせて次世代育成支援計画等に基づきまして、地域の子育て支援をしてまいります。このことについては、もっと具体的な取り組みにつきましては権蛇助役の方からもう少し詳しくお答えします。


 中山間地域農業につきましても、さすが専門家でいらっしゃいまして、昭和の合併以前のところからお述べいただいて、私も余りよくわからなかったんですが。結論は、いい方法はないかどうかというご質問でありました。私は、取り組み方によってはできるんではないかなと、今でこそできるんではないかと。従来はできません。農水省と建設省の縦割りの弊害が非常に強かったという時代ですから、そんなこともありまして、旧上野市が線引きをしました。三田の一部に市街化区域があります。新居の一部にも市街化区域があります。これは名実ともに都市部だと、書類の上では。だけど、実態はそうではない。猿の出てくる田んぼも山もあると、こういうことでして、これ実社会に合うてるのかどうかということを、小泉内閣になってから構造改革特区という、言ってみれば規制緩和の方策を国自体が考え出しました。ですから、あえて新居、三田を中山間地域の指定を受けようとするならば、構造改革特区の指定しかまずはない。しかし、これもやり方によってはいけるんではないかというふうに思います。お互いに勉強していきたいというふうに思います。それ以外に私は救う道はないのかなというふうに思います。


 それから、中山間地域農業の推進について、ご所見も入れてご質問をいただきました。まさに地域の特性を生かしまして、伊賀市全体が言ってみれば、この城下町、中心市街地を除いて大きな大きな農村地帯という、空の方から見たら、ヘリコプターに乗って伊賀市を眺めれば、農山村地域だと言っても言い過ぎではないと、そういうふうに私は思います。したがって、大きいということは、それぞれの地域に特徴があるということですから、この特徴を生かして農山村振興をやっていくというのは当然の話であります。


 そういうふうなことでありますが、特に農政等におきまして、従来は国が決めてきて、県がそのとおり流してきて、そして市町村へ来て、市町村が農村地域の皆さん方に、こうこうこういう制度でこうなったと、言うことを聞いてくださいと、こういうのが従来の農政であります。それがころころころころ変わるもんですから、もうしまいに農民の方も、農業の方も腹立ってきて、一体どうなってんのやと、こういう話が現在の状況であるということを考えたときに、時代が平成12年の地方分権一括法以降、変化があらわれてまいりまして、これによって合併したわけでありますけども、伊賀市が誕生いたしました。


 そこで生まれたのが住民自治協議会ということであります。これは相当の権限を持ってくれておりまして、そのかわり責任もあると。自分たちの地域は自分たちでやっていくんだと。自分たちで考えて、汗を流していくんだという、片一方での責任もありますから、制度は制度として有効に活用していただければいいと思いますけども、自治協議会を中心として、この地域はこういうことで村おこしをするんだということを協議会を中心としておやりをいただくと。それを行政がバックアップしていくという形に組織上もなってまいりましたから、そういった意味では、地域特性を生かしながら中山間地域の農業の推進をしていけるんではないかというふうに思っております。まだ緒についたばっかりであります。農村地域にお住まいの方も、従来の制度がそれこそ明治以来から続いておりますから、長年にわたって国の制度を守ってきたと申しますか、そういうことでは今の時代のやり方がぴんとこないかもわかりませんが、農村地域にお住まいをいただいてる若手を中心として、その気になって芽生えてきてる場所もありますから、そういったことにも期待をしてまいりたいというふうに思います。


 私からは以上です。


○議長(小丸勍司君)


 権蛇助役。


             (助役 権蛇英明君登壇)


○助役(権蛇英明君)


 次世代育成支援対策について、市長の方から私に答えよということでございますので、少しお答えさせてもらいますが、やはり次世代育成支援、すなわち少子化対策、これは市長も申しましたが、今、日本ですべての課題の根源というんですか、これは少子化にあるんじゃないかと私も思ってます。例えば年金の問題にしろ、学校での教育の問題にしろ、あるいは産業を支える労働人口の問題にしても、この解決が本当に、本城議員言われました、今回の総選挙でも大きな争点になっていくというのはよくわかります。そういった中で、うちの市におきましても、次世代育成支援対策地域行動計画、非常に長い名前ですが、これを3月に策定をいたしまして、これに基づいて今後、次世代育成、すなわち少子化対策をやっていくわけでございますが、この分野は、先ほど申し上げましたように非常に多岐にわたってます。当然うちで言いますと健康福祉部もそうですし、教育もそうでございますし、産業振興もそうです。あわせて企画もいろんな対策をとっていかなければならない。こういったこともありまして、私どもの伊賀市におきましては、平成16年11月に合併した時点で、少子化対策の担当参事というのを企画の中に置きまして、その中で担当参事がいろんな部局を調整しながら、あるいは総合的に検討しながら進めているところでございます。


 細部につきましては、その担当であります部長の方からお答え申し上げますが、やはりこれからは個々の部だけではなく、いろんな部門が総合的に調整しながら少子化対策に取り組んでいく。そういった中で具体的にどうしていくか、こういったことが大切であろうと、このように思いますので、細部につきましては企画部長の方からお答えを申し上げます。


○議長(小丸勍司君)


 西田企画振興部長。


          (企画振興部長 西田麒代彦君登壇)


○企画振興部長(西田麒代彦君)


 次世代支援の総括的なことは、市長並びに助役の方から申し上げたとおりでございまして、いわゆる支援対策、行動計画の内容につきましては、もう既に発表させていただいてありますので避けさせていただきますが、特に4点ございまして、家庭における子育ての支援、それから保育所、幼稚園、学校における保育、教育の充実、それから地域、企業、教育力の向上と子育て支援の充実、それに加えて推進体制の整備ということで、このことにつきましては、行政のみにかかわらず、市民とか、あるいは企業含めた地域全体での取り組みということが必要でございまして、風土づくりもしていかなければならないというふうに考えております。


 また、これらの施策の評価とか検証を図るために、関係団体とか、あるいは市民の皆さんの参画を得まして、仮称ではございますけれども、伊賀市の少子化対策推進委員会というのを年度内に設置して、検証をしていって取り組みを進めるということで計画しておりますので、近くその委員会を設置しようというふうな段取りでございます。


○議長(小丸勍司君)


 支所長。


          (島ヶ原支所長 森永喜久雄君登壇)


○島ヶ原支所長(森永喜久雄君)


 失礼をいたします。島ヶ原支所の森永でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。


 先ほどご質問いただきました島ヶ原ふれあいの里の指定管理者の選定経緯につきましてご報告を申し上げたいと思います。


 まず、平成16年9月16日に指定管理者仕様書の提示を行いまして、その後、申請書並びに提案書を受理をいたしまして、その提出された書類等の内容審査等を行いました。そして、議会の議員さん全員で構成をされております温泉開発特別委員会で指定についてご報告を申し上げ、ご承認をいただいたところでございます。選定につきましては、公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第5条の選定の特例を適用いたしております。


 しまがはら郷づくり公社につきましては、温泉掘削によりまして待望の温泉が湧出したことから、ふれあいの里施設のリニューアルを行いまして、温泉施設や健康づくり施設、また特産品加工施設を加えた新たなふれあいの里を管理運営するとともに、地域の振興に貢献し、もって地域住民皆様方の健康と福祉を増進することを目的に、平成16年4月に旧島ヶ原村が準備室として開設をし、同年7月にしまがはら郷づくり公社として設立されたものでございます。そして、平成16年9月21日に指定管理者としてしまがはら郷づくり公社を指定する議会議決をいただきました。その後、指定管理者への指定通知を、そして告示、そして平成16年9月28日に指定管理者と基本協定及び年度協定の締結をいたしました。そして、平成16年10月1日にしまがはら郷づくり公社が島ヶ原ふれあいの里の指定管理者として管理を開始いたしました。


 以上、経緯につきましてご報告をさせていただき、ご回答とさせていただきます。どうかよろしくお願いを申し上げます。


○議長(小丸勍司君)


 中川阿山支所長。


           (阿山支所長 中川重憲君登壇)


○阿山支所長(中川重憲君)


 阿山支所管内でございますけども、2つの施設がございます。まず1つ目の施設といたしまして、阿山交流促進施設、道の駅「阿山」でございます。この施設につきましては、現在の道の駅の北側に隣接しておりますB&Gの海洋センターというのがございまして、この駐車場にテントを張りまして、地元の農業者が青空市を月1回開いてたというような経緯がございます。こうした農業者団体から何らかの施設を設置するようにということで旧阿山町の時代に要望がございまして、国土交通省の道の駅の制度を活用しまして、平成15年の12月に設置をしたものでございます。


 この施設の目的としましては、地域情報を提供するとともに、地域産業の振興並びに市民の福祉の増進を図るというような目的でございまして、そうしたことからこの施設の運営管理につきましては、地域の活力が活用でき、創意に満ちた活動のできる組織が必要ということから、地元の商工観光団体、それと農業者団体、また個人から出資をいただきまして、中小企業等協同組合法に基づく相互扶助を目的に……(発言する者あり)


○議長(小丸勍司君)


 ちょっとお待ちください。簡単に。


○阿山支所長(中川重憲君)


 県の知事の認可を必要とする事業協同組合、阿山物産振興協同組合を設立をいたしました。旧阿山町の議会で議決をされ、現在に至っているところでございます。(「議事進行」と呼ぶ者あり)


○議長(小丸勍司君)


 恵村大山田支所長。


           (大山田支所長 恵村孝次君登壇)


○大山田支所長(恵村孝次君)


 時間もございませんので、端的に申し上げます。


 大山田支所管内におきましては、大山田福祉センターを指定管理いたしております。そこで、この指定管理者制度による管理につきましては、公募をいたしました。公募いたしましたが、この指定の申請をされたのが社会福祉法人、大山田村社会福祉協議会のみでございました。そこで、申請内容を条例に基づきまして審査をいたしました結果、福祉センターを管理に行うに適した法人であることから、平成16年大山田村議会第1回定例会におきまして議会の議決を得まして、村長が指定をした次第でございます。


 以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 本城善昭君。


○2番(本城善昭君)


 再質問させていただきます。


 先ほど島ヶ原の指定管理者、どなたを指定されたんですか。(「郷づくり公社」と呼ぶ者あり)それと、財務内容というんですか、その辺ちょっと先に調べさせていただいたんですけれど、市税からの繰り入れ、年間2,410万というふうにもなってるんですけれど、こういった事業収支内容と、だれが選定されたのか、その辺ちょっとお聞きいたします。


○議長(小丸勍司君)


 森永島ヶ原支所長。


          (島ヶ原支所長 森永喜久雄君登壇)


○島ヶ原支所長(森永喜久雄君)


 失礼いたします。しまがはら郷づくり公社に指定管理として決定をいたしました。先ほど財務内容についての本城議員さんからのご質問ございましたが、これにつきましては、新しい施設が温泉棟、そして健康づくり棟、そして特産品加工施設という、西の玄関としての健康づくりを中心とした施設としてつくらせていただいたわけでございます。そういうことの意味から、この郷づくり公社に対しまして一般会計におきまして、先ほどお話ございました2,400万余りの委託料を計上し、可決をいただいたところでございます。


 今後におきましては、公社として今、全面的に少しでも少なく、またこれは独立採算ということの中で頑張っておりますが、そういうことで、当初そういうこともすべて加味をした中で、旧島ヶ原村として議会の方で9月21日に議決をいただいて、今日に進んでいるということでございます。何遍も申し上げますが、今できたばかりの施設でございます。そういうことで、大変健康づくり施設等とか金額的なこともございますが、公社としても、また地域としても一生懸命、たくさんお客さんが来ていただけるようにしておりますので、どうか皆様方におかれましても、議員の皆様におかれましても、一人でも多くご活用いただきますよう、よろしくご支援を賜りますようお願い申し上げます。


 以上でございます。ありがとうございます。


○議長(小丸勍司君)


 本城善昭君。


○2番(本城善昭君)


 管理者はだれですか、指定管理者。


○議長(小丸勍司君)


 森永支所長。


          (島ヶ原支所長 森永喜久雄君登壇)


○島ヶ原支所長(森永喜久雄君)


 先ほど申し上げました、しまがはら郷づくり公社でございます。


○2番(本城善昭君)


 指定管理者はだれに選定されたんですか、理事長。


○島ヶ原支所長(森永喜久雄君)


 理事長ですか。当初、島ヶ原村長が理事長としておなりをいただいたところでございます。また、今につきましては、3月の4日でございましたか、理事会で内保助役さんに理事長さんをご無理をいただいて、おなりをいただいたところでございます。


 以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 本城善昭君。


○2番(本城善昭君)


 指定管理者として公募されたということなんですけれども、助役が指定管理者としてふさわしいかどうか。それと、2,410万ですか、委託金という形で市税を繰り入れするという、本当に民間活力を生かしたそういった行政サービスの対応性と財務内容をできるだけ改善するということから考えてみますと、この前も担当者から直接お聞きしたんですけれど、市税を繰り入れるために助役に指定管理者になってもらったというふうにも聞いております。だから、全然指定管理者のこの制度を置くに至った趣旨に反するようなことになってるかと思うんですけれど、いかがですか、助役さん。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 今のご質問の中で、要するに一般会計から繰り入れるために助役に理事長になってもらったというのは、これは全く当たらない話でありまして、さっきも少し申し上げましたが、従来は公的機関のみ管理ができると、こういう制度が長く続きました。したがって、例えば旧上野でいきますと、文化都市協会の従来の理事長は私、上野市長であります。恐らく各町村とも、そういう公社、寄附行為に基づくところの長は町村長がなっております。ですから、税金を投入するために行政のトップがその長になってるということではございません。その辺は、担当者が言うとったとおっしゃいますが、どの担当者が言っとったかちょっと教えていただきたい。大場ではなくても結構でございますから、それは全く担当者の意識を変えさせないといけませんですから。そういうことでありますので、ご理解いただきたいと思います。


○議長(小丸勍司君)


 本城善昭君。


○2番(本城善昭君)


 助役が指定管理者となったということなんですけれども、どういった方針で今後運営されていくのか、こういう委託金を入れてまで。例えば東のさるびのでは、経常利益を計上してまして、減価償却あるいは将来のまた改修資金とか、建てかえ資金、そういった面においても利益を計上していってるという施設があります。当然西でも同じような類似の施設でありますから、助役としても当然経常利益を上げて、今までの借金で建てられた、そういった分の減価償却をお考えのことと思いますけれども、その辺を端的にお答え願いたいと思います。


○議長(小丸勍司君)


 内保助役。


             (助役 内保博仁君登壇)


○助役(内保博仁君)


 先ほどから指定管理者の件でお話をいただいておりますが、指定管理者というのは公社の方が指定管理者になっておりまして、その公社の理事長を私が3月にお引き受けをしたということでございます。お引き受けするに当たっては、既に2月にこの公社の公社規約というのができておりまして、その中に一応市役所の方から理事で出ていったんですが、この公社規約の中に理事長は伊賀市助役が務めると、こういうふうに既に既成の規約ができておりまして、理事長を引き受けたということでございまして、大山田のさるびのにつきましても、あちらの方にも理事でお邪魔をしてるということで、両方の経営状況を把握させていただいておるところでございます。議員のお話のように、大変年度契約で島ヶ原のやぶっちゃの温泉公社については、多額の委託料が市の方から払われておりますので、経営面につきましては今後、理事長としてしっかり頑張っていきたいなと、こんなふうに思わせていただいております。


○議長(小丸勍司君)


 本城善昭君。


○2番(本城善昭君)


 わかりました。


 次に、ちょっと時間がないんですけれども、子育て支援の推進体制、取り組み体制ということで今、企画部に調整のために参事を置かれていると。副参事が社会福祉課ですか、2人の体制で本当にこういう大きな課題をどうやって推進していかれるのか、その辺甚だ私も心もとないなというふうに感じております。例えば事業を推進するのが、健康福祉部に次世代対策支援室というふうな機構を設けて、今それぞれの違う部署にわたっております事業メニューをグループごとにまとめられて、健康福祉部の中で一つの課なり室を設けられて、単に各部にわたる仕事を調整するだけではなく、推進するような母体、それはぜひとも私は必要だというふうに感じております。まだほかの他市の例を見ますと、本当に積極的に熱心に取り組まれてるところは、ちゃんとした推進室、対策室、それを設けてます。それも我が方で言うと健康福祉部の中にそういった部局を設けて推進していかないと、とてもやないけど、こういった大きな課題をこなしていくことはできないと思います。だから、そういった点に取り組まれるつもりかどうか、その辺をまずお聞かせ願いたいと思います。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 いずれにしても、子育て支援には取り組んでまいります。それを組織上どうするかという、内部にも組織・機構検討委員会というのがございまして、そういう中で論議をして、おっしゃるような組織が必要ということであれば、機構改革をするということになります。どういう機構であれ、子育て支援に取り組むということには間違いございません。


○議長(小丸勍司君)


 本城善昭君。


○2番(本城善昭君)


 もう時間がないんですけれど、指定管理者の制度につきましては、短い期間にざっと出していくんじゃなくて、例えば名張市でしたら、3年間は例外措置として出さないと。その間に事業内容とか、どういった公共サービスであるかということを市民に周知徹底させて、原則的に3年後を全面公開していくというふうな方法をとっている市もあります。あと四日市もそうなんですけれども、四日市は73施設ございます。そのうち18年度中に公募するという団体、あるいは3年先とか、あるいは5年先とか、そういった方法で順次本当に進めていくような体制をもとっております。したがいまして、そういった先進地の事例も参考にしていただいて、指定管理者の導入ということも図っていただきたいということと、もう一つは、既設の既に設定された部分についても、単なる看板のかけかえに終わることなく、できるだけ民間事業者を公募して、行政内容に対してテストを受けるというんですか、市場化テストと先ほど市長さんも言われましたけれども、できるだけ民間事業者と競わせて改革に進めていただきたい、指定管理者を選定していただきたいというふうに思います。


 以上で質問を終わります。


○議長(小丸勍司君)


 これをもって本城善昭君の質問を終了します。


 続いて、質問順位11番 中本徳子君の質問を許可します。


 中本徳子君。


            (18番 中本徳子君登壇)


○18番(中本徳子君)


 議長よりお許しをいただきましたので、通告をいたしておきました4点について上段より質問をさせていただきます。


 まず1点目でございますが、ダムの進捗についてお尋ねをいたします。


 旧阿山町民は、とりわけ川上地区の皆さん方のダムの行方については、川上ダム完成のみを祈るばかりであります。38年前、ダムの予備調査が開始をされ、なかなか長い間反対を続けてまいりました住民の方たちも、ようやく国の事業ということで移転交渉に応じていただき、引っ越しを始めたのが7年前、昨年の5月に全世帯の移転が終わりました。ところが、近年、環境問題への感心が高まり、また不況の中、財政難から全国的にダム事業が見直される時期と重なり、8年前に河川法が改正され、今後の河川工事の整備計画には、従来の治水、利水に加え、環境の視点が考慮されるようになりました。自治体の首長と学識経験者、住民の意見を聞くことも盛り込まれてまいりました。


 そして、淀川水系では淀川水系流域委員会が4年前設置され、検討が加えられ、4年間の任期を終えた2年前、ダムは原則として建設しないという提言が出され、注目を浴びました。2月からは新しい新役員に入れかわりましたが、そうしてことし7月に国交省は、2つのダムの中止と2つのダムの縮小を発表しております。このように私は川上ダムについて認識をいたしておりますが、縮小が事実上決定をいたしておりますので、何としても川上ダム完成に向けての伊賀市としての取り組みを積極的に行うべきであります。その決意を市長に問うものであります。


 縮小内容と現在の取り組み状況は、国交省は、ことし7月に琵琶湖淀川水系の5つのダム建設計画に中止2ダム、縮小2ダム、推進1ダムを決定されました。5ダムの当初事業費総額は3,520億円であり、川上ダムにありましては850億円が見込まれております。既につけかえ道路、その他の整備等に400億円が投じられておりますが、何としても完成をさせなければなりません。縮小内容はどうなっているのか、お尋ねをいたします。


 また、ダム周辺整備事業の道路の進捗状況、特に松阪青山線、松阪美杉線、名張青山線についてお尋ねをいたします。


 2点目でございます。保育園の環境状況について、園内の空調整備等についてお尋ねをいたします。


 夏のエコスタイルキャンペーン、6月21日から9月23日の間、地球温暖化防止のため、クーラーの温度は28度で適正冷房を保っている今日であります。ことしは猛暑が続き、温度が上昇しましたが、クーラー設置の部屋は我慢することができました。特に保育園での青山さくら園では、ついている部屋とついていない部屋が多いように思います。子供さんたちのお昼寝は、クーラーのついてる部屋にたくさんの子供たちが一堂に集まり、お昼寝タイムをしております。私も現地を見させていただきましたが、それはそれは大変なことです。また、部屋は西日が当たり、38度ぐらいの温度が上がるそうです。子供さんたちの体温と変わらないような暑さだそうです。


 幼児時期は、特に汗をかかせた方が健康によいという時期もありましたが、近年は暖冬続きのため、暑さもひとしおでございます。子供さんたちのついていない各部屋にクーラーをつけてやりたいものです。各部屋にクーラーがあれば、大遊戯場を仕切ってのお昼寝をしなくてよいと思います。各クラスごとでのお昼寝になると思います。せめてお昼寝のときぐらいは快適な温度の部屋で寝かせてやりたいものです。市全体で他の保育所ではクーラーが全部設置されているのでしょうか、お尋ねをいたしますのと、来年度の取り組みについてお尋ねをいたします。


 続いて、臨時職員の雇用方法についてお尋ねをいたします。


 男女共同参画時代を迎え、女性が男性と同様に社会に参加をし、ともに活動をしていくことが当たり前のことであり、認識を得る時代になってきたわけであります。男女共同参画に関し、意識調査の結果報告の中で、労働について見てみたいものと思います。その中で、女性が仕事を持つことについて、あなたはどのようにお考えですか。旧上野市での調査でございます。子供ができても仕事を持ち続けると答えたのは、平成9年で25.8パーセントが平成16年では48.4パーセントとなってきております。今までは、子供ができると子育てのために仕事をやめて、子育て終了後に復帰、仕事につくといった状態から、社会・経済等の情勢からも出産後も仕事を継続していくのが当たり前の時代となってまいりました。


 その中で、今回取り上げましたのは、保育園職員の雇用状況は大丈夫か、お聞きするものであります。子育ての中で子供の教育は3歳ぐらいまでに決まると言われておりますが、この時代の分野を受け持っていただく保育園での育て方、重要な役割を担うものであります。既に正職員の方の教育も徹底されておられると思いますが、臨時職員の方々やパート職員に対する教育は大丈夫でしょうか。


 次に、雇用については、特に臨時やパート職員について十分な対応がなされているのでしょうか。急に職員に用がかかりましたとき、例えば急なお葬式や職員自身にも体調不良等で休まなければならなくなったときの対応は大丈夫ですか。市としての取り組みは、お勤めの皆さんたちも人材を各支所単位で気にかけていただいてるようでございますが、全体での求人方法はどのようにしているのですか、お尋ねをいたします。


 3点目でございます。森林施策についてお尋ねをいたします。


 全市にわたります間伐推進補助事業計画、6月定例議会におきましても質問をさせていただきましたときに、市の農林行政として間伐事業を検証、評価して、よければ広めていきたいとの市長のご答弁をいただいております。どのように検証し、評価がなされたのか、また今後の見通しについてお聞きしたいと思います。


 全国津々浦々まで山という山にありましては、戦後の住宅事情も変わり、針葉林の植林が行われ、40年から50年たち、木が随分成長いたしました。積齢の伐採期を迎えた今日、木材不況になり、先行きが不安定でございます。日本列島、植えて植えて植林の時期が随分続きました。また、その植林施策の奨励金もついていました。農林課は一生懸命植林を続けてまいりましたが、今日の木材不況のツケをどう対応していくのか、お尋ねをいたします。


 次、森林関係設備の充実を、木材の低迷に歯どめをしなければなりません。木材の利用を高めるために、地元産の間伐等を立て看板等に、建設関係にその利用がなされておりますことは本当にうれしい限りでありますが、さらに木材を使った新規の開発に取り組む法人づくりに取り組んでもらいたいものと思います。地方分権の時代になりました。市として森林施策について具体的に取り組み、全国に発信していけるようなものをつくり上げたいものです。市長のお考え、また担当のお考えもお尋ねをいたします。


 4点目、市営の公園と管理状況についてお尋ねをいたします。公園、特に支所等周辺の除草作業についてお尋ねをいたします。この支所は青山支所でございます。


 平成16年11月に新生伊賀市が誕生して、早いものであと2カ月で1年を迎えようとしております。各市町村での継続的な課題事業は、すべて採決されています。市民全員がこのまちに住んでよかったと思われるまちづくりを目指しております。まちの環境美化の点からも、公園や公共施設での周辺の除草は定期的に行うことが必要かと思われます。


 私の住む旧青山町の北部グラウンドでは、国道165号線沿いにあり、近くには観光バスの発車場所でもあります。このグラウンドは各種団体の方々の利用が多く、今までは草の生えているようなことはなかったのでありますが、今は草がぼうぼうの状態でございます。人目にもつきやすく、新しい青山グラウンドができた、また上津小学校のグラウンドも整備をされておりますので、いろんな団体は随分そちらを利用いたしております。そういうことの中で、このグラウンドにつきましては利用が少なくなってきているのは現状であります。旧青山町時代にありましては、このような草ぼうぼうのようなことはなく、グラウンドとしての存在価値がありました。ことしは、殊のほか暑さが厳しく、草の伸びもよく、今では手のつけられないような状況にありますが、緊急事態の避難場所等にも使えるところでありますので、今のような状態ではすぐに使えないのでは、とても困っております。管理についてどのようになっているのか、お聞きいたします。


 そのほか各公共施設の除草作業、特に外周りでございますが、どのような状況でどのようにして管理をしているのか、お尋ねをいたします。


 以上、上段からの質問は終わらせていただきます。


○議長(小丸勍司君)


 中本徳子君の質問の途中でありますが、午さんのため午後1時30分まで休憩いたします。


            (午前11時58分 休憩)


             ─────────────


            (午後 1時30分 再開)


○議長(小丸勍司君)


 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。


 中本徳子君の質問に対する答弁を求めます。


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 中本議員のご質問にお答え申し上げたいと思います。


 まず1点目、川上ダムの関係でございます。移転を完了していただいた方含めまして、随分と多くの方々にこの事業につきましては、長年にわたってご理解とお世話をいただいてきました。途中で流域委員会ができまして、一時はどうなることかというふうな心配もあったんですが、特に利害関係者、流域の受益者を含めまして一定の組織を組んでいただきまして、たびたび国交省等々へ地域の実情を訴えに行っていただきました。あるときは夜行のバスで東京まで行っていただいたりというようなこと、こういったもろもろの運動等が功を奏した。その結果、先般の国交省の発表になって、河川管理者としてはこのダムについては廃止しないという決定をいただいたことは、これまでご苦労をおかけをしてきた皆様方に対する一つの本当に私自身も安堵の気持ちを持っております。


 そういった中で、縮小についてどうなのかというふうなご質問でございました。現実問題として、利水の需要が当初計画に比べまして減ってきているのは間違いございません。伊賀の利水も再算定をした中で、当初計画をしたときの人口予測よりもやはり減ってまいっておりますから、そういった意味では当初計画よりも何がしかの縮小は、これはやむを得ないというふうにも思っておりますが、現在のところ、それではどの程度縮小するのかということについては、まだ具体的な数字が発表されていないと。これはあくまでも国が県なり関係の自治体なりの資料を集めまして、そして国交省の方で最終決定すると、こういうことでございます。その時点にまでは現在至っていないということでございますが、水需要の観点から、小さくなるということには間違いないというふうな予測でございます。したがって、まだ発表されておりませんものですから、お尋ねの件につきましてはお答えすることができません。


 2つ目の今後の取り組みに対する決意というご質問でございまして、引き続いて、今度はいかに水価を安くしてもらうかということがポイントになってまいります。それにはどういうふうな知恵を出してるんかということ等につきましても、全力を挙げてまいる決意でございます。


 2つ目、保育園の環境状況についてお尋ねをいただきました。


 1点目の園内の空調設備の関係でございます。


 伊賀市全体の状況につきましては担当からお答え申し上げますが、最近の陽気と申しますか、天候も含めまして、恐らく地球環境の問題で提起されているような状況がこういった山林等々の多い地域でも影響があるんだろうと思いますけれど、そういう意味では気温等も、本日なども33度ございました、屋外で。今ごろ33度といったら昔は考えられない気温でございますけれど。そんなことが起こりまして、そういった意味では、そういう環境に合わせた施設整備ということも必要であろうかということでは、点検をするようにいたしたいと思います。


 それから、?の臨時職員の雇用方法の件でございます。


 現在、臨職の採用の決定等についてどのように行っているのかというご質問につきましては、私も詳しく承知しておりませんものですから、書類審査あるいは面接等を行っております担当の方からお答えを申し上げたいと思います。さらに、こういった方々に対する教育とか待遇の面につきましても、担当からお答え申し上げます。


 それから、森林施策のことでございます。


 青山におきましては、一定の制度も継続をされておりまして、間伐等に尽力をいただいております。まだ実態としまして現地も私自身は見せてもらってないというふうな状況でありますが、ぜひとも機会をとらまえて一度この目で確認をさせていただいて、実際にいい方法であるということであれば、これは広めていきたいという気持ちには変わりございませんが、現在のところまだ少し検証をしていないという状況でございます。


 木材不況というのは長年続いておりまして、この業種も景気のいい時代と、さらに今のような時代と非常に落差が激しい業種であるというふうにも思っております。国の施策とのかかわりもありまして、このことによって、むやみやたらに戦後植林をしてしまったということ、このことがひいては逆の意味での環境破壊、あるいは災害の危険にさらされるというような状況になっております。このことにつきましては、やはり末端の地方行政としては人々を災害から守ると、そういう部分も含めて取り組んでいく必要があるのではないかと。そのことによって、逆に言えば木材産業に対する経済効果ということもあらわれるというふうに思いますが、特に青山地区を中心としまして、それぞれの従来の木材を扱っておられました製材関係の方々も、独自のアイデアでもって間伐材を使って座板をつくったり、あるいはテーブルをつくったり、あの6つの製材団地の中でもそういう方もお見えでありますし、やはりそういう知恵を使ってやっていくということが必要であると思いますし、そういう意味では、青山地区の木材関係の方々が大変努力をされてるなというふうにも思っております。


 ここ近年というか、つい最近でありますけれど、県が工事用のさく板みたいなやつも、青山地内の製材の業者さんに木製でやってほしいというふうな、試作品をつくってくれというふうな注文を受けたという話も聞き及んでおりますし、そういったことで、公共としてもできるだけ地場産の木材を使う努力をすると同時に、関係の業界の方々も知恵と汗を出していただくということが必要であるというふうに思っております。そういったことにつきましての支援を行政はしていくという形になろうかというふうに思います。


 森林全体のすばらしい施策を考えて全国へ発信したいと、非常に結構なお考えであるというふうに思います。一度と申しますか、地域地域でそういう業界の方々の集まりとかがあるんだろうと思います。したがって、そういう業界の集まりとかの中で、その人たち自体がどういうふうにすれば活性化してくるのかという勉強会などもやっていただくことが必要かなと思います。農業を含めまして林業につきましても、国の一定の制度等も新しくまた生まれ変わろうとしておりますから、こういう制度を活用しながら活性化をしていくということが必要であろうというふうに思います。


 それから、4番目の市営公園の管理状況、特に公園につきましては、旧青山中学校のグラウンドのことをお尋ねをいただきました。建物でもそうですが、土地でも使わないと荒れ放題になってくると。残念ながらそういう状況はもう当たり前のことでありまして、有効に利用してもらうということが一番いいわけであります。


 この日曜日の日に伊賀町のグラウンドで、新市になりましてから伊賀市グラウンドゴルフ協会というのができまして、会員さん1,500名というておっしゃってます。この日曜日に第1回の選手権大会、伊賀市長杯がありまして、私も第1回ということでは開会式に行っておりました。そうすると、ちょっときちっとした大きさはわからないんですが、伊賀町のグラウンドというのは大変大きくて、長い方で約400メーターぐらいあるんかなという感じのところです。その正面のところに、これまた随分高い土手がありまして、土手が2方、正面と右の方へというか、西、南に土手がありまして、これも全部で五、六百メーター延長あるんでしょうかね。高さが少なくとも10メーター以上はあるように見えました。片一方でグラウンドゴルフをやってますし、その向いの土手でたくさんの人が草を刈ってくれておりました。それで、業者の人がしてる様子じゃなかったものですから、見せてもらいに行って、これ出合いで刈ってくれてるのって言ったら、そやそやって言って、こういう話で、たくさんのグループというか、チームを組んで土手を、多分あの辺の地域の方が出合いという従来の古きよきシステムを使って草刈りをしていただいてまして、お礼を申し上げてきたんですけれど、そういう地域もあります。


 ですから、この青山グラウンドの草は、その地域ですぐ刈ってくれとは申しませんが、そういういろいろな地域の仕組みがあれば、これはすべてが行政がやるという話ではなくて、そういったことも自治協議会等々で議論をいただいて、それを側面的に行政が支援していくという仕組みづくりをぼちぼち始めていかなければいけないのではないのかなと。あくまで伊賀町のやつも毎年毎年全くボランティアでといったら、これまた続く話ではないということも思いますから、よく言われました住民自治協議会がコミュニティービジネスっていうんですか、小銭稼ぎというんですか、そういうのを行政とタイアップをして、こういった地域でできることはやはり地域の方にお世話をおかけするようなシステムの構築に努めてまいりたいというふうに思います。


 さらに、支所等の周辺の管理につきましてもお尋ねをいただきました。こういったこと全般にわたっての、市の施設全般にわたっての周辺の管理につきましては、担当部の方からお答え申し上げたいと思います。


 私からは以上です。


○議長(小丸勍司君)


 前川健康福祉部長。


           (健康福祉部長 前川慶大君登壇)


○健康福祉部長(前川慶大君)


 伊賀管内の保育所、保育園の空調設備のお問い合わせでございますけども、主にこもはクーラーという形でお答えをさせていただきます。


 現在、保育所、保育園につきましては、空調設備につきましては、従来から各支所管内において地域格差がございます。当初は風の通りを生かした自然環境を考え、設置なしに進んできたところもございますし、建てかえ時を検討されて未設置の場所もございます。あわせて予算面等による未設置の現状でございます。しかし、園児が増加している中で、また地球温暖化現象により室内の温度が急激に上昇することにより、児童の体調面を第一に考慮していかなければならないと現在も考えております。それで、伊賀管内の状況でございますけども、伊賀管内22保育所、保育園がございます。その中で、未満児の部屋でございますけども、未満児は0歳、1歳、2歳児を指すわけでございますけど、これは22のうち19が整っております。3歳の保育室につきましては、14が整っております。4歳児は12が整っております。5歳児も12が整っております。遊戯室につきましては21整っております。したがいまして、上野管内、島ヶ原管内が完備されてるということになります。個々については控えさせていただきます。


 続きまして、保育園の臨時職員の雇用の関係でございますけども、実は現在、ゆめが丘の保育所、いわゆる公設民営でございますけども、合わせまして23カ所ございますけども、そのうち入所数は1,612名でございます。それで、低年齢児につきましては、ゼロ歳児が40名、1歳児が140名、2歳児が208名と、全体の24パーセントを占めている状況でございます。4、5歳児の職員の配置基準は、30名に1人の職員でいいわけでございますけども、ゼロ歳児になりますと3人の1人の職員を配置しなければならないという状況がございますもんで、非常にその職員数は求められている状況でございます。


 ちなみに近年、共稼ぎ世帯が増加してきている中で、先ほど申し上げますように、低年齢児が非常にふえてきております。そんな中で正規職員では賄えず、臨時職員を雇用しているところでありますが、各支所、各園、各所に対しまして募集のお願いをいたしまして、あわせましてハローワークの方へも募集のお願いをしている状況でございますが、なかなか人数がそろわず、資格のない方も雇用している実情もございます。また、職員の休暇の代替臨時職員も確保してはおりますが、人数が少ないため十分対応ができていないところであります。今後、平成18年度以降につきましても、広報及びハローワークに早くから働きかけて、保護者から安心していただける保育園、保育所づくりを目指していきたいというふうに思っております。


 それとあわせまして研修についてというお尋ねでございましたけども、研修につきましては、各所、各園の中で研修はなされております。また、今年度合併された関係上、公立の保育園、保育所も一つの研究会という、ほのわ会というんですけども、こういうものを整えておるところでございますし、また伊賀市と、協会さんでございますけども、公立・私立連絡協議会の設立も図っていただいております。そんな中で研修体制を整えるわけでございますけども、研修の中身につきましては、保育者の資質向上のための研修及び研究、子育て支援に関する専門的知識の啓発、研修会、講演会、視察研修等の開催、関係諸団体との連携及び行政機関との連絡提携が主なものでございます。


 以上です。


○議長(小丸勍司君)


 西田産業振興部長。


           (産業振興部長 西田正美君登壇)


○産業振興部長(西田正美君)


 今後の林業施策でございますが、基本的には市長の方から答弁をいたしたとおりでございますが、産業振興部といたしまして、国、県の有効施策を活用していくことは当然でございますが、青山支所管内におきましては、森林づくりに立脚したビジネス化が積極的に展開をされております。例えば7月でございましたか、青山林業従事者企業組合が中小企業と協同組合法に基づきます認可法人として誕生をいたしておりますし、地域の特産に特化したビジネス展開が生まれてまいっておりますので、中小企業施策を活用したビジネス育成支援に努めてまいりたいと考えております。


○議長(小丸勍司君)


 城山青山支所長。


           (青山支所長 城山廣三君登壇)


○青山支所長(城山廣三君)


 私の方から1の?の川上ダムの現在の取り組み状況の中で、県道3線の進捗状況と、4の?の公園等の維持管理について答弁をさせていただきます。


 まず、1の?の県道3線、松阪青山線、青山美杉線、そして名張青山線の進捗状況でございますけれども、松阪青山線が72パーセント、青山美杉線が14パーセント、これはいずれも17年6月末現在でございます。水資源機構の提出によります進捗状況でございます。それから、名張青山線ですが、これは伊賀県民局の資料でございますけれども、約85パーセントでございます。いずれも今年度につきましても、事業を進捗しておるところでございます。


 それから、市道関係につきましては、ほぼ阿保・種生線その1、その2、その3が終わりまして、10月に入れば供用開始という状況でございますので、あわせてご理解をお願いしたいと思います。


 続きまして、4の?公園等の管理ですが、議員さんご指摘のとおり、北部公園グラウンドにつきましては草が大変生えております。これの維持管理につきましては、現在のところ教育委員会青山分室の管理下でございますけれども、このグラウンドにつきましては、体育用施設のグラウンドとしては今位置づけしておりません。従来から都市公園の位置づけをしております。そういった中で、現在につきましては、大きなイベント、例えば消防の訓練等々がありますれば、教育委員会並びに関係課等々で草刈りをしております。そういったことで、日常的な管理につきましては、大きなイベント時に行うという現状でございます。


 今後、いわゆる農業祭といいますか、産業祭の場所が北部公園ということを聞いておりますので、その際の草刈りになろうと思います。それから庁舎周辺、3月までが用務員さんがおったわけですけども、4月以降おりません。その中で職員が定期的に行っておりますけれども、今後、ご存じのとおりケヤキの葉が落ちれば、かなり大変なということがございますけれども、そういった場合には、シルバーなり委託も考えておりますけれども、先般の課長会議でも、職員全員で出られる者は5時以降清掃に協力してくれということで周知徹底をしましたので、そういった形で職員で体制がとれるような方向にしていきたいと、このように考えております。


 以上、2点につきましてご答弁申し上げます。


○議長(小丸勍司君)


 長谷川上野支所長。


           (上野支所長 長谷川正俊君登壇)


○上野支所長(長谷川正俊君)


 ご質問の第4番目の市営の公園等の管理状況につきまして、上野支所管内のご説明を申し上げます。


 上野公園を初めといたしまして、上野東公園、また鍵屋の辻公園等都市公園施設の管理につきましては、その管理業務を委託いたしております。また、庁舎周辺及び駐車場の清掃業務につきましてもシルバー人材センターに委託しておりまして、清掃及び除草、ごみ、空き缶、落ち葉等を指定の集積場に集めまして、作業日といたしましては、水曜日、土日、祝祭日及び年末年始を除く毎日行っております。


 なお、庁内の草刈り機を使用した除草作業につきましては、上野支所の営繕担当の嘱託職員が行っております。


 以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 松永総務部次長。


           (総務部次長 松永彰生君登壇)


○総務部次長(松永彰生君)


 市全般の公共施設の除草等につきましては、一元管理ではなく、本庁、支所ともそれぞれの施設管理部署で対応していただいてるところでございます。なお、少しの除草といったものにつきましては、時間外で各支所の職員さん等がボランティアで除草作業等をやっていただいてるということも聞いております。


 以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 西澤建設部長。


            (建設部長 西澤民郎君登壇)


○建設部長(西澤民郎君)


 市内全般の公園の管理についてお尋ねがございましたので、お答えをいたしたいと思います。


 伊賀市には現在、都市公園法に基づきます公告をいたしております都市公園は、上野公園を初めとして26公園ございます。現在これらのすべての管理につきましては、青山の北公園とかいう管理の方法を除きまして、市が原則管理を行っております。ほかにも都市公園としての告示はされておりませんけども、上野市街地に市民緑地が3カ所ございまして、地域の住民の皆さんで通常管理をお願いしているところでございます。


 また、市が管理をしている公園以外に、開発団地の公園もございますけども、原則的にはその団地の定住者が張りつくまでは開発業者の方で管理をお願いしておりまして、地域のコミュニティーが整ってきた団地は、地域住民の最も身近な公園といたしまして、地域の住民の方で通常管理をしていただいております。


 このように市内外から不特定の方が訪れます公園につきましては、市で管理を行いまして、地域の身近な公園は地域のコミュニティーが整ったところから順次地域の方々にお願いしてるところでございます。


 以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 中本徳子君。


○18番(中本徳子君)


 ご答弁ありがとうございました。順序は違っていくかもわかりませんが、お許しをいただいております。


 先ほどから市長の答弁はいただきまして、大変市の中でも特に林業に関係いたします青山町、大山田につきましては、緊急間伐といいますか、この事業につきましては本当に需要が多い。何とかしてこちらがやってくれやってくれということでお願いをしなくても、この事業に取り組んだことによりまして、本当にどんどんどんどんと需要があるということで、大変私はうれしく思っております。といいますのは、本当に近年、林業が衰退し、採算がとれないという状態でありますけども、それと引き続いて高齢化が大変進んでいる中で、山が崩壊をしてまいりましたけども、山を放っていくということは本当にこれは一つ山崩れの原因が私は一番大切だと思いますのと、人が入って手入れをしない限り、山の中に太陽の光が入りませんので、随分根が張っていきませんので、これは地面を崩壊をさせていくもとだと思いますので、この事業につきましては、一層の市長の方のご支援といいますか、よろしくお願いしたいと思いますのと、先ほど答弁の中に、私もここで書いてたんですけど、市長の方に本当に時間がありましたら、一度間伐をいたしました山を見ていただきまして評価いただきたいなと思います。本当に間伐をした山、していない山とでは雲泥の違いでございます。本当に手入れをしてこそ私は山だと思いますし、国土保全にもこれは大切な事業でございますので、農山村事業といいますか、大切な部分でございますので、何とぞしっかりお取り組みをいただきたいと思います。


 それと、先ほどから部長の方の答弁もいただきましたけど、国、また県の事業ということで、大変な林業関係の補助事業もたくさんメニューはいただいておりますけども、一番心配をいたしますのはやはり担い手だと思います。どんどんどんどん高齢化が進んでいる中での担い手、これは本当に養成をしていかなければ大変なことになるんじゃないかなと心配をいたしております。


 それと、木材の需要でございますが、今先ほど市長からも答弁をいただきましたですけど、これからはいよいよ小学校の統廃合が今問題になってきておりますが、そういう点につきましても、地場産をどんどん使っていってほしい、そんなことも私は要望をしておきます。といいますのは、青山小学校でございますが、本当に表向きは鉄筋で建ち上がっておりますけど、中は全部青山産、地場産の木材でございますので、お入りいただきました人はわかっていただくと思いますが、木のにおいがぷんぷんする、本当にすばらしい学校ができ上がっておりますので、こういう中にもひとつ木材関係の皆さんたちにも活力を与えていただくという意味でも、本当に私は材木関係の皆さんは採算はとても合わなかったと思います。合わなかったにもかかわりませず、皆さんたちは、地元のことだから、子供のことだからということで一生懸命お取り組みをいただきまして、すばらしい学校ができ上がっておりますので、また今後の学校建設につきましても、木材のそんな利用も考えていただきたいなと、こんなふうに思っております。


 それから、臨時職員の雇用でございますけども、私も調べさせていただきましたら、大体園では資格を持たれた職員さんとパートの人とが半々が園を担っていただいてるというのが実情ではないかなと思います。これはひとつそんなたくさんの園の中には、職員さんが8割とか7割あるとこもあるかもわからないですけども、大体半々ぐらいの体制じゃないかと思いますが、これからの雇用につきましても、私は今ここに上げましたのは、本当にパートの皆さんたちを探していくのが近年とても四苦八苦しているということで、部長の方の答弁もいただきました。人材シルバーの方にも求人を出す。そしてまた、伊賀市の市だよりにも、これからは載せていく、そういうこと。それからまた、私、思いますのに、各区では区長さんもいてくれますので、そういうとこを通して本当にパートでお勤めいただく方を探していくということで、それには私は少しぐらい魅力のあるパート、本当に小さいお子さんをお世話いただく、これはこの保育園だけじゃない、その職種その職種によりまして、皆さん大切な仕事だと思いますが、特にこのような小さいお子さんを預かっていただくとこにつきましては、本当に大変なお仕事でございますんで、そういうふうな点からも、少しぐらいは何かよそのパートよりは魅力のあるようなパートであれば、人材探しももう少しぐらい楽ではないかなと思いますのと、近年、今のさくら保育園でございますが、当初は180人ぐらいの定数で始めましたが、今は200、それには一つの定数がありますけども、200ちょっと超えてると思います。そんなことの中で、壇上からも申し上げましたが、女性が仕事を持つようになりましたので、早朝、延長とさくらの方では行っていただいておりますので、人気は本当にどんどん高まっている中でございますが、先生方の確保でございますが、私はこれは一番大切だと思いますのと、目いっぱいの少ない人数よりも少しぐらいゆとりのある、お仕事していただく皆さん方にも心のゆとりが持てるような、きちきちいっぱいでは、何か起こったとき、さあ、あすはどうしようというふうなことでは、私はとてもこれは大変なことだと思いますので、少しぐらいゆとりのあるような人数も確保していただく方がいいのではないかなと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。


 それから、グラウンドでございますが、都市公園の中のグラウンドということで、大変申しわけございませんでした。このことでございますが、本当に何か今は支所長の方から、イベントがあるときにみんなが出て手入れをしていくということのお答えをいただきましたが、追っかけ追っかけイベントがあればいいですが、イベントからイベントというのは大変遠いようにも思いますので、今まではボランティアでしていただいていたようにも思いますのと、また職員の皆さんたちが力を合わせていただいた部分もありましたが、近年はボランティアの皆さんたちが見受けなくなったように思いますが、そういうふうな点、本当に職員の皆さんたちがしていただくことも大切だとは思いますが、ボランティアの皆さん、そしてまたNPO法人の皆さんたちとも力を合わせて、やはり一番人目のつく場所でございますので、私は、ほっておいてはいないだろうと思いますが、余り周りから目につくようなことのないようにしていただきたいなと、こんなふうに思います。たまたま壇上から申し上げましたが、バスの乗りおりをする場所でございますので、一番市民の皆さんが、これは何になっていくんだろう、何かの建物が建つんだろうかというふうなことで随分心配をしている部分もありますので、大変急なことではありますが、また今お取り組みもいただくということで支所長の方から答弁をいただきましたので、ほっといたしましたです。


 それから、今、私がここから申し上げたいなと思っていたことを支所長がおっしゃっていただきましたので、これも安心をいたしました。私も県庁の方に昼の時間に出向きましたときに、支所長の方がお答えいただきましたが、お昼の時間帯か、少し時間を繰り上げてかわからないですけども、皆さん職員さんが袋を持ちまして草を引いたり、ごみを拾ったりしている姿も見受けましたので、本当に今、支所長のお考えはうれしく思っております。といいますのは、やはり合併になりまして、支所にお越しいただく住民の皆さんが少なくなったかわからないです。でも、玄関というのは一番人目のつく場所でございますので、やっぱり気持ちよく、すきっとした形で、来ていただく人をお迎えするという言い方はちょっと不適切かもわかりませんけども、清掃っていうのは一番大事な部分でありますので、このこともこれから行っていただけるということで大変安心をいたしました。よろしくお願いをいたします。


 それから、川上ダムにつきましてでございますが、本当に合併になりまして、市長にとりましては、今までは前の青山町長が随分取り組んでまいりましたが、これは国の事業でございまして、本当に上野市長もともどもご努力をいただいておりました。そして、今、合併になりましたので、引き続きの市長のご努力に本当に私たちも敬意を表したいと思いますが、まだまだこのダムにつきましては、今年度、来年度の予算につきましてもわかりにくい、きちっとした結果が出ていないということのご答弁をいただきましたが、本当に地元としてもっと何かみんなで決起集会をやったような、ああいうふうなものの取り組みをしていいのであれば、またみんなで力を合わせて取り組んで、このダムにつきましては16年が完成でございましたので、今このままいきますと随分遅くなっていくように思いますが、協力をいただきました地元の皆さんにとりましては本当に苦渋の選択をしていただきまして、先祖の骨までも掘り返して移転をしていただいてるというふうな中でありますので、ダムをつくらないなら帰りたい、こういうふうなものも新聞に報道されましたように、本当に地元にとりましては一大決心をしていただいておりますので、一日も、1年でも早い取り組みをいただきまして完成をいただきたいと思っておりますので、国交省なり水資源機構なりと大変なこれからの交渉が始まろうと思いますが、市長にとりましては一層のご奮闘をいただきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。


 それでは、保育所の件だけご答弁をいただきたいなと思います。


○議長(小丸勍司君)


 前川健康福祉部長。


           (健康福祉部長 前川慶大君登壇)


○健康福祉部長(前川慶大君)


 臨時の保育士さんの待遇のことでございますね。それは、ほかの職種、ほかの臨時職員も多うございますもんで、一存でいきませんもんで、人事担当部ともご相談申し上げたいと、かように思います。


○議長(小丸勍司君)


 中本徳子君。


○18番(中本徳子君)


 私の質問がわかりにくかったと思います。ごめんなさい。私がお尋ねをしておりますのが雇用の問題でございまして、本当に今は多分半々ぐらいじゃなかろうかなと思います、正職員さんとパートの方たちとの、そのような園の中身でなかろうかと思いますが。今後この雇用でございますが、どのような雇用をしていくのか、また少子化の時代でございますので、子供たちのこれからまだまだ出生率等も年々わかりにくうございますけども、このような雇用状態をどのようにお考えなのか、それをお尋ねしておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(小丸勍司君)


 前川健康福祉部長。


           (健康福祉部長 前川慶大君登壇)


○健康福祉部長(前川慶大君)


 正規の保育士さんと臨時の保育士さんの割合でございますけども、臨時の方は39パーセントでございます。ちなみに正規の職員は129名、臨時の方が81名でございます。そして、先ほどもう少しゆとりのある人員配置といいましょうか、そういうお話も受けとったわけでございますけども、いろいろ先ほど申し上げましたように、職員の配置基準というのは国の基準もございます。そして、伊賀市で設定した基準もございます。伊賀市につきましては、国と違いますのは、特に1歳児でございますけども、国の基準は1歳児は6人に対して1人の職員と、かようになっておりますけども、伊賀市の場合は1歳児に限っては5人に対して1人という形でさせてもらっております。それと、主任の保育士さんも登用しておりますし、また特に一番問題になるのは、途中で入所されます障害を持たれた方の部分とか、そういうものもゆとりを持っていきたいと、かように考えておりますもんで、ひとつよろしくお願い申し上げます。


○議長(小丸勍司君)


 中本徳子君。


○18番(中本徳子君)


 ありがとうございました。


 次は、林業の関係でもう1点だけお尋ねをしておきます。たくさんの県と国とのメニューの中の担い手でございますが、これはどこが今担っていてくれてるのか。たくさんの林業関係の事業等があるわけでございますが、この担い手を育てていただいておる関係、事業所といいますのは、それはどこが担っていただいているのか、お尋ねをいたします。


○議長(小丸勍司君)


 西田産業振興部長。


           (産業振興部長 西田正美君登壇)


○産業振興部長(西田正美君)


 林業も農業もそうでございますが、担い手と申しますのは、それぞれの地域でお育ていただくものだと考えております。


○議長(小丸勍司君)


 中本徳子君。


○18番(中本徳子君)


 補助事業の中身でございますが、これは仕事をしていただく場所を提供する補助なのか、本当に担い手という部分ではどのようにこれから考えていらっしゃるのかといいますのは、大変質問の途中でございますが、もう時間が来ましたので、また部長のお考えがありましたら紙面でもお答えをいただきたいと思いますので、よろしくお願いをしておきます。


 それでは、時間が参りましたので、これで終わります。


○議長(小丸勍司君)


 これをもって中本徳子君の質問を終了します。


 続いて、質問順位第12番 空森栄幸君の質問を許可します。


 空森栄幸君。


             (5番 空森栄幸君登壇)


○5番(空森栄幸君)


 ただいま議長により一般質問の許可をいただきましたので、中心市街地のまちづくりについて、アスベストについてのこの2点について質問をさせていただきます。


 まず、中心市街地のまちづくりについてでございますが、中心市街地とは地方都市の顔であり、より多くの市民が集い、また当市を訪れる方々がまず第一に足を運ぶ地域であると私は解釈しております。平成の時代になってモータリゼーション化の進展、生活様式の変化、大店法の改正による大型店の郊外立地の進展などにより、国内のあちこちで中心市街地の衰退が取りざたされております。ほとんどの地方都市においては、効果的な治療薬を見出せないまま、国の示した方策を実践し、その地方独特の個性が発揮されない金太郎あめ的なまちづくりが行われているように思えてなりません。


 全国の中心市街地というまちは、それぞれの気候風土に適合するよう、そこに暮らす先人たちによって長い年月をかけて形成されたものであり、それぞれのまちにはそれぞれの個性があるべきだと思います。伊賀市におきましては、天正年間に織田信長の攻撃により破滅的な打撃をこうむりましたが、慶長年間に入って藤堂高虎の手により城下町が形成され、昭和の戦災から免れたことも幸いして、当時の町割りが約400年通過した今でも、ほぼ原形をとどめた形で残っており、全国的にも非常に貴重なまちであると伺っており、これは我が市にとって一つの大きな財産であると常々思っております。


 これまで今岡市長は、中心市街地のハード事業として銀座通りの拡幅事業、ウオーキングトレール事業などを手がけられ、今度は上野市駅前地区の整備を計画されており、中心市街地のハード整備にご尽力いただいてるところでございますが、この駅前地区という点整備とあわせ、先人から受け継いだ歴史的な町割りを生かした中心市街地のまちづくりを進めていってはどうかと私は考えております。


 具体的には、伝統ある町家や歴史的な建物が多く残されている通りに重点を置き、通りに面する部分において、この町が形成された時代である400年前の町並みを思わせるようなファサードの整備を進めていってはどうか。そして、そこを結ぶ町中の道路については、多大な費用と時間を要する道路拡幅をするのではなく、現行道路の枠内で土日通行の規制をかけたり、ゆめが丘の住宅区域のように舗装の施工やデザインを工夫することにより、住む人はもとより来外者も楽しく安心して歩ける歩行空間を確保するのとあわせて、景観を阻害する電線、電柱の地中化、あるいは寺町のように電柱を通りの裏手に配置することにより整備を図ってはどうか。このように伊賀市の上野地区に来なければ体験できないような整備を図ることにより、貴重な外貨の獲得をもたらす観光客も増加するとともに、住む人の愛着心も高まり、まちににぎわいが戻ってくるのではないでしょうか。


 また、中心市街地の活性化において、まず住む人をふやしていくことが重要であり、住む人が増加することによって、商業や業務が連鎖的に発展し、まちのにぎわいが復活するのではないでしょうか。そのためには、生活者の視点に立った整備が必要であり、公共下水道の整備、住む人のコミュニティーである町中公園の整備、防災設備の整備などが必要であろうかと思います。特に公共下水道につきましては、三重県内の中でも当市は非常に遅れておると伺っております。旧上野の市街地全域を一括処理するものではなく、例えば地域住民がまとまった地区から整備をするという手法は検討できないのでしょうか。


 以上、中心市街地のまちづくりについて、私の思いを述べさせていただきました。中心市街地のまちづくりにつきましては、昨日、同僚議員が2人も質問されておりまして、市長のまちづくりのコンセンサスはよくわかっておりますが、それ以外の出てこなかった部分においての質問をさせていただきたいと思います。先ほど私の思いでも述べさせてもらいました町中の電線地中埋設、また寺町のように電柱を通りの裏手に配置することはできないのか。そして、町中の公共下水道の整備はどうなっているのか。3つ目の町中の防災設備の整備がどうなっているのか、お尋ねいたします。


 次に、アスベストについてでございます。


 アスベストは、皆さんよくご存じのとおり、天然の鉱物繊維で、火山から吹き出た溶岩が水で冷やされるとき、特殊な条件のもとでアスベストの結晶が繊維状に成長した、いわば寒い冬の夜、土の中に水分が凍って霜柱がどんどん伸びていくのと似ているそうでございます。こうしてできたアスベストを石炭と同じように掘り出して使ってきたそうでございますが、このもの自体はとても安い、リーズナブルな鉱物でございまして、非常に利用されてきたそうでございます。また、アスベストは非常に細い繊維で、1本の繊維の細さは髪の毛の5000分の1くらいで、熱や薬品に強く、摩耗にも耐え、ピアノ線よりも強いと言われるほど切れにくく、紡いで織ることもでき、こんな便利な繊維はほかにないそうでございます。一時は奇跡の鉱物とか天然の贈り物と呼ばれ、さまざまな用途に使われてまいりました。


 ところが、この便利なアスベストの繊維を肺に吸い込むと、20年から50年後にがんになるおそれが出てまいりました。奇跡の鉱物は、同時に静かなる時限爆弾であったわけでございます。以前は、ビル等の構築工事において保温、断熱の目的で石綿を吹きつける作業が行われていましたが、昭和50年に原則禁止されました。その後も安価な工業材料でしたので、スレート材、ブレーキライニングやブレーキパッド、防音材、断熱材、保温材などで使用されてましたが、現在では原則として製造が禁止されております。昨夜、私、テレビを見ておりましたら、今もまだアスベストを使用してる会社が14社あって、19の製品がまだつくられていると報じられておりました。労災保険及び繊維保険における石綿暴露による肺がん及び中皮腫の認定件数は、平成11年度から16年度だけで531名、うち401名の方が亡くなられております。


 ここで、お尋ねいたします。この静かなる時限爆弾アスベストを使用した伊賀市の公共の建物は一体どれくらいあるのでしょうか。また、劣化して飛散してるかどうか、この方の検査をしてるのかどうかをお尋ねいたします。


 以上、登壇での質問とさせていただきます。適切なご回答をよろしくお願いいたします。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 まず、第1点目の中心市街地のまちづくりにつきまして、この件につきましては、多くの議員の方からも既にご質問いただき、お答え申し上げておりますが、3点ほど今回、空森議員からお尋ねをいただきました。


 おっしゃいますように、おかげさまにと申しますか、戦災に遭ってないということで、重要な町並みが保全をされていると、全国でも数少ない城下町であるというふうには思っておりますが、逆に言えば、このことが居住空間として現在の生活様式にマッチしてるかどうかという観点から見てみたら、必ずしもそうでもないというマイナス点も実は持ってまして、そのことによるまちの空洞化というのも、これも現実の問題でございます。快適な居住空間を創出するということにつきましては、これは旧上野市の時代からの長年懸案のやはり問題でございます。中心市街地における懸案の問題でございます。


 下水につきましては、先人の大変立派な方が残していただいた、いわゆる都市下水、これは上水道より先に整備された都市下水がありまして、これをまだ使ってると、そんな状況であります。ところが、今言う都市下水ですから、基本的に雨水、家庭雑排と、こういうことでありますが、生活雑排水全般を処理をする、いわゆる下水道につきましては整備がされてないというふうなことで、これまた長年にわたりまして、この整備についていろいろと議論をしていただいたり、重ねてまいったんですが、実態としてまだ着手もできてないという状況はご理解いただいてるとおりでございます。特に公共下水道をやるとしたときに、終末処理場が必要になってまいります。終末処理場の位置につきましては、大変その立地場所について難しい問題があります。いうのは、この中心市街地の中にその場所がはっきり言ってないわけですね。言ってみれば、周辺の地域のどこかで設置をしなければいけない。ところが、周辺のその地区の下水道処理は既にもう完了してるということでありますので、そういった意味での中心市街地の公共下水が今日まで進まない大きな原因でございます。


 今、ご提案をいただいた少しのブロックでコミニティー・プラントと申しますが、そういった合併槽の大きなプラントの方式とか、最近はいろんな方法が実施されるようになってまいりました。旧上野市から引き続きまして、公共下水道の検討をしていただく一般の民間の方々なんかの入っていただいた委員会がございまして、これがもうずっと引き続いて議論をいただいております。そういった委員会の方でも、今後そのことについて議論をしていただくようにいたしたいというふうに思います。


 あわせまして景観の一つとしまして電柱の地中化等々を進めてはどうかというご提言というか、ご意見でございます。道路を整備する際に地中化するというのは比較的容易であります。ところで、幹線道路の整備は、中心市街地でも、あと銀座通りの延長といたしまして信用金庫の角から、少しこの駅前広場のところまでが街路の整備が残っておりますが、そういう意味では、街路整備といたしましては、この中心市街地ではおおむね完了を今の時点でいたしております。都市計画上はいろんな街路があるんですが、なかなか着手というのは短な時間にはできないという状況から考えまして、例えば三筋町なんもウオーキングトレールで事業が切れてからも、舗装等につきまして一定の景観を配慮した舗装やとか側溝の整備とかをしてまいりました。ところで、電柱の地中化となりますと、大変な大規模な予算が必要になってまいりますもんですから、手がつけてられないというふうな状況でございます。


 そういったことも含めまして、もう1点、防災という観点のご質問もいただきましたが、このまちの中にはポケットパーク的な小さな公園も実はほとんどないと言っても言い過ぎではない。ですから、これからの中心市街地につきましては、おっしゃられますように、防災を兼ねた小さなポケットパークのような整備をするということ、これは中心市街地の活性化計画の中の都市計画、プランニングのペーパーには出ておるんです。ですから、今後のまちの中の整備としては、現在、もとの上野市中心市街地活性化基本計画というのはあったんですが、今度、伊賀市になりまして改めて中心市街地の活性化計画を策定をいたしております。そういった中でも、おっしゃられるようなご意見を反映されたようなものにしていただければというふうに思っておりまして、また機会を見てアドバイスをしていただければ大変ありがたいと。


 あわせまして現在進めておりますのは、景観保全の事業を進めております。景観条例も当然あるわけでありますが、そんなことで、これは町並みの街区の景観を保全するという事業でございまして、1軒1軒だけというよりも、その町全体がという観点に立ちまして、ほかの地域の、例えば西町さんなら西町さんの町内会へお話を持っていきまして協力をいただきたいというふうな事業展開をいたしてまして、いうことは、個人個人のそれぞれの建物、おうちでありますから、修繕等をされる、あるいは改築等をされるときには、そういう城下町にふさわしい景観保持できるような景観を保存してください、維持してくださいというような、そういう仕組みでございまして、そんなこともあわせて進めているわけでございます。そういうものができ上がってまいりますと、冒頭おっしゃられました快適な回遊する空間としても、この城下町がそういう意味では一つは多くの人が住みやすいまち、もう一つは、よそから来ていただいても快適な空間であるという、そういうまちづくりに向けて今後とも続けていきたいというふうに思います。


 アスベストにつきましては、担当からお答え申し上げます。


○議長(小丸勍司君)


 松永総務部次長。


           (総務部次長 松永彰生君登壇)


○総務部次長(松永彰生君)


 総務部の方から、市の公共施設のアスベストの使用状況調査につきまして申し上げたいと思います。


 市の公共施設のアスベストの状況につきまして、全施設を対象に露出状態にあります吹きつけアスベストの使用状況につきまして、7月28日から実態調査を行いまして、8月19日までに調査を終えました。その調査の結果でございますが、調査の実施施設数470施設実施いたしました。そのうち2施設が一部事務組合の施設でございます。露出状態のある吹きつけアスベストを使用しております施設につきまして5施設ございます。その内訳でございますが、上野ふれあいプラザで一般市民の方が出入りのしない空調機械室等の天井、壁など930平方メートル、介護保険課が事務所として使用いたしております旧上野郵便局の2階の、現在は使用しておりませんが、給湯室、洗濯室等で28平方メートル、市立緑ヶ丘中学校の単独施設であります機械室の壁、天井42平方メートル、伊賀食肉センターの単独施設でありますポンプ室70平方メートル、しらさぎクリーンセンターの旧清掃工場の焼却施設の誘引・送風機室など710平方メートルでございます。今までの調査の状況は、以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 空森栄幸君。


○5番(空森栄幸君)


 一定の答弁いただきました。私、この電線の地中埋設という質問を以前、上野市の時代に一遍、2年前に質問させてもらいまして、あの当時、中部電力があかんと言うさかいできへんみたいな話で言われたように思ってるんですねんやけども、この地中埋設、私が思ってるのでは、とりあえず三筋町、だんじりが巡行できるその道だけでも何とかやってもらえないかなと。これ約3.7キロございまして、この地中埋設するのに共同工方式の場合でしたら、メーターに35万かかるという非常に高額な工事ではございますけども、それで計算しますと12億9,500万円かかる。しかし、国の補助があるんで、これ半分でできる。6億4,750万円が市の負担になると。それで、合併特例債を使ったら35パーセントで済む。2億2,662万5,000円でこの三筋町が完成するんです。大きな箱物で、高いお金使っておりますけども、それは必要なものやから仕方ないとしても、また一つこのぐらいの金額、大きな金額ですけども、ぜひ一度市長にお考えいただきたいなと。三筋町が電線がなくなりましたら、本当に景観的にはすごくよくなりますし、また、先ほど市長が言われましたけども、その町ごとに景観条例でお願いしてると、私も大賛成でございます。前のときに、この上野町が江戸時代にタイムスリップしたぐらいの抜本改革すると、観光客もたくさん見えて、外貨も上がるんじゃないか、そう話させてもらいました。今、調べさせてもらった金額ぐらいだったら前向きにご検討いただけるんじゃないかな。できたら、市長のやってもええなというお声だけでも聞きたいなと今回は思っておったんですけども、ちょっと厚かまし過ぎるかどうかわかりませんけども、ぜひこの金額で進めていただきたいなと思っております。


 それと、公共下水道でございますけども、今現在、昔の下水を使っているということで、公共下水道というものをつくらなければならない中で、この前、商工会議所で勉強会がございまして、浄化槽の併用をしたら安くできるんじゃないかなと。かなり金額的に浄化槽使うと安くできると。公共下水道となってきますと、かなりの金額になるはずでございます。この浄化槽の併用もされたらいかがかなと、そのこともちょっと2つ目に市長にお聞きしたいと思います。


 それと、防災設備に関しましては、これからいろいろと町中の公園等でつくっていかれるということを聞かせていただきましたので、結構でございます。


 それと、アスベストでございますけども、このアスベスト、5施設があるということでございますけども、これからの処理方法でございますね、これは一体どうされるのか、お聞きしたいと思います。


 以上、ご答弁よろしくお願いいたします。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 電柱の問題ですが、試算もしていただきまして、非常に誘惑されるようなご質問でございまして、一遍研究をいたしたいと思います。いずれにしましても、まきと炭とランプとくみ取り便所の時代は電柱がなかったわけですから、その以後電気が通うようになりまして、そのために電柱が立ってきたと。初めは、あこは電柱ができた、これはありがたいと、こういう話でしたが。時代が変われば、これは邪魔者になってくると。いろんな時代の変遷でいろいろあるんですが、確かに景観的に電柱もそうですが、電線がぶらぶらと何本もあるのが、実際問題としてまちの景観等を阻害してるのは間違いないと思います。そういうことも含めて、少し勉強をさせていただきたいと思います。


 あわせまして、快適な住空間といえば、くみ取り便所をやっぱりなくさないことには、あるいはおふろの水もストレートで下水へ流す、台所の水もストレートで下水へ現在流れて、浄化をしないで都市下水へ流れて川へ行ってると、こういうことによりまして、例えば久米川とか往古川とか、大変汚れてる川が水質が悪い状態が続いてるということもありますから、あわせて将来のこの中心市街地の問題は、ご指摘を今いただいたポイントが最大の問題であると認識でございます。行政だけが取り組める事業というのは一部限られておりますが、やはり地域住民の方々も自助努力というものが必要になってまいりますから、そういった観点に立ちまして市街地のまちづくりを総合的に進めていきたいと思います。


○議長(小丸勍司君)


 松永総務部次長。


           (総務部次長 松永彰生君登壇)


○総務部次長(松永彰生君)


 アスベストに関します今後の市の対応というお尋ねでございますが、上野ふれあいプラザにつきましては、3階のロビーなど4カ所で空気中のアスベスト粉じん濃度の測定を実施いたしました。その結果、4地点ともアスベスト粉じん濃度は検出されませんでした。他の施設につきましても、アスベストは飛散する状況にはございませんが、市の方でアスベスト対策連絡会議いうのを今立ち上げまして、この連絡会議の委員長には内保助役が長となりまして連絡会議を立ち上げました。そういった中で、今後アスベストの除去あるいは具体的なスケジュール等につきまして内部で立ち上げまして、アスベスト対策連絡会議で十分検討を加えていきたいと、かように思っております。


 なお、しらさぎクリーンセンターの旧清掃工場、焼却施設につきましては、平成18年度の解体を予定いたしております。


 以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 これは旧上野市時代から続いてるんですが、先ほども少し申し上げましたように、公共下水道上野処理区推進委員会という委員会がございまして、上野処理区の公共下水道について1回終末処理場の位置等々も議論をしていただいたんですが、最終的に昨年ですが、その位置をどうしても同意がもらえないということであきらめたという経緯がありまして、改めてご検討をこの委員会でいただいております。つきましては、最近、さっき申し上げましたように、合併浄化槽の大型のやつなんかも非常に技術が進歩してきておりまして、そういったことも、併用の問題をご発言いただきましたもんですから、含めましてこの委員会の方でまた総合的にご検討いただくようにしてまいります。


○議長(小丸勍司君)


 空森栄幸君。


○5番(空森栄幸君)


 どうもご回答ありがとうございました。この電柱の地中化だけでもきょううんと言うてくれへんかなと思ったんですが、それはちょっと無理ですわな。大分勉強して、リーズナブルになってきてるもんやさかいに、これぐらいやったらぽっと手が出そうな金額やなと思うてたんですのやけども、うんと言うてくれませんのやけども、これひとつ前向きにご検討の方よろしくお願いしたいと思います。その他のことも大体お聞きいたしました。


 アスベストも、またこれからそしたらその検討委員会、連絡協議会ですか、連絡会議でいろいろとその方法というのを考えてくれるということでございますので、なるべく早く除去作業に入っていただきたいなと思います。早くしないと市民の皆さんも心配ですし、皆さんの寄り添うとこでございますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。


 以上で質問終わります。


○議長(小丸勍司君)


 これをもって空森栄幸君の質問を終了します。


 続きまして、質問順位第13番 森岡昭二君の質問を許可します。


 森岡昭二君。


            (26番 森岡昭二君登壇)


○26番(森岡昭二君)


 議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして一般質問したいと思います。


 まず1番目、アスベスト対策につきましては、先ほど同僚議員の方からもご質問ありましたように、特にアスベストにつきましては、長年の結果として今、大きな問題として出てるわけでございますけれども、実は10年ほど前にもこの問題が大きく取りざたされました。私も経験をしたところでございます。といいますのも、旧伊賀町の今の伊賀町中央公民館のホールの天井がアスベストの簡式の吹きつけで、天井そのものすべてアスベストが使われておりました。ちょうど私、その当時、旧伊賀町の役場職員として教育委員会に、中央公民館の1室に事務所がございまして、その間10年ぐらいそのホールに毎日1回か2回は出ておりました。そういう中で、今思いますと、やっぱり天井の粉じん等々が床の方に飛散してたという事実があったような記憶をしております。ちょうど20年ぐらいたちましたので、そろそろ私、肺の病で何かありましたら、それが原因かわかりませんので、記憶にとどめていただけたらと、このように思ってますけど、それは冗談としまして。


 そういうことで、今、国の方でも、来年の通常国会で石綿新法ということで労務災害の対象外、5年までですので、それ以降15年、20年たっておりますので、そういう健康被害の方に対する、当然遺族の方も含めての補償対策の新法ができるということでございまして、非常に中身を期待するところでございます。また、アスベストという市がカナダにありまして、そこで原材料も発掘をしてるという現状もあります。そういう意味では、まだまだ世界各地でアスベスト石綿にかかわる業種なり仕事に携わっている方がたくさんおられるという、一方でそういう現状もございます。


 そういう状況の中で、同僚議員以下、このアスベストの問題、今回の議会でも取り上げていただいております。私の場合、特に公営住宅、さらには改良住宅、特に同和対策事業で行われました住宅対策につきましては、昭和45年から10年間の間でそれぞれこの投資、旧6市町村でかなりの改良住宅、さらには公営住宅の建設がされてきました。あわせて増築の部分もございます。それ以外にも、その45年以前の公営住宅が上野支所管内たくさんございます。そういう中での石綿アスベストの状況、被害、さらには現場で使われてる状況があるのかないのか。今、総務次長の方から、公共施設の現状を報告受けた中には住宅関係が出ておりませんでしたが、その辺のところで問題がないのかあるのか、お聞きをしたいと思います。


 2番目の公共施設につきましては先ほどご報告いただきましたので、省略をさせていただきます。


 続きまして、学校教育についてでございますけれども、1番目、夏休み短縮の成果ということでございます。


 成果といいましても、これからの結果ですということの回答があると思うんですけども。夏休み短縮は、全国的にも11の都道府県で実施をされておると。特に私、ここで、夏休み短縮は多いところでたしか1週間の短縮と。当市の場合は3日間ということでございました。どれだけの効果が望めるのかというところでございます。


 それ以前として、ちょっと現場なり保護者の皆さん方とお話聞いてみますと、教育委員会としての権限の中で、トップダウンでこの夏休みの短縮が決められたんと違うかと。私は、特に子供の意見は絶対反対やと思っております。さらに教職員の意見、保護者におかれましては賛成、反対おられるかと思うんですけども。いずれにしましても、教育委員会としてのトップダウン方式で決定をされたんじゃないかということに対しての一定の見解をいただきたい。


 さらには、夏休みを8月31日までというところに僕は値打ちもあると思うんです。といいますのは、3日間短縮することにおいて、子供もかなり慌てますし、東京のディズニーランドの入場者の一番少ない日は8月の31日でございます。そういうことも入れますと、子供たちの夏休みの意義といいますか、そういうところも踏まえた上での効果はいかがなものかと。さらには、7月の先に3日間その分とったらどうか、いろんな意見があると思うんですけども。要は冷静な議論の上で決定をされたのかどうか、その辺を伺いたいと思っております。


 続いて、2番の学校給食につきましても同じ状況で、今の議論を聞いてますと、いろんな検討委員会をやってますけども、トップダウン方式でのやり方やないかというふうな気もします。その後の対応につきましてお聞きをしたいと思います。私の6月の一般質問の中で市長は、子供のためになることだったら、そうやればいいと、そうするべきだという回答をいただいてます。僕もそのとおりだと思っておりますので、学校給食、その後の教育委員会としての対応につきましてお聞きをしたいと思います。


 それから、学力検査結果につきましては、きのうも同僚議員の方から結果出ましたので、わかりましたんですけども。1つお聞きしたいのは、私も現役の高校生2人、子供がおります。そういう経験から、学力検査、国の文部科学省も来年度ですか、再来年ですか、小学校、中学校の1学年ずつ全国で一斉にやるということになっておりますけども、私の子供の経験からしましても、本当に学力検査の結果が学校がすべて保障されたものであるんかどうかと。といいますのは、民間の学習塾に依存している現状があるわけでございます。その辺の学力検査の中の結果として教育長は、民間の学習塾のポイントといいますか、学力検査に対するとらえ方、影響、どのように感じておられるのか、お聞きをしたいと思います。


 続きまして、子育て支援についてでございますけども、先ほども今定例会でも子育て支援につきましては同僚議員のご質問がございました。内容等々聞かせていただいております。いずれにしましても、次世代育成支援対策推進法に基づきまして、この3月に伊賀市としての行動計画、アクションプランが10年の計画のうち半分の5年の行動計画がこうしてまとめられておりまして、17年から21年までの目標でございまして、具体的にある部分では21年までに目標値を上げて取り組みはされるように、この中でプランとして上がっております。そこで、本年度の子育て支援の行動計画の5年間のうちの5分の1ですけども、当初ということで、どれだけの量として新市として対応、対策なれるのか、お聞きをしたいと思っております。


 ある市で、伊賀市と同じぐらいの人口規模、10万ちょっとなんですけども、そこの市では、児童手当が2歳まで市の持ち出しを含めて2万出しております。それで、乳幼児医療費につきましては、全額市の負担でございます。さらには、子育てサポートセンターといいますか、子育てを助ける、そういった、この伊賀市にもありますけども、ファミリーサポートセンターということでございますけども、そういう制度を既につくられまして、支援を求める人、支援できる人、そういう関係で1時間600円ということで、実際に親が病気や、例えば仕事でどうしても家をあけなくてはならない状況があった場合に、そういう活用をできる制度をもう既にやってるところがございますし、さらには土日の保育の開放をして、そこへ市が1万2,000円個々の家庭に助成をすると、そういったいろんなさまざまな対応、取り組みが全国的にやられているわけでございますけども、伊賀市のその部分の、一部分でございますけども、見えてこない部分がございますので、明らかにできるところにつきましてはお答えを願いたいと思います。


 最後に、人権・同和対策関係の基本方針についてということでございますけども、従来、旧6カ市町村においては、それぞれ各地域で同和対策、さらには人権施策、さらには同和教育、人権教育、さらには保育関係、同和保育、人権保育、さらには啓発、こういった形で基本方針が制定をされておりました。してないところもございました。それに基づいて同和対策の総合計画を樹立して、そしてアクションプランで推進していくという形をとってきたと思うんですけど。この新市につきましては、まだ一本化と言ったらあれですけども、統一した基本方針ができておりません。唯一今定例会で人権擁護都市宣言が提案されると。さらには、同和政策審議会ですか、その条例が上程されておりますけども、そういう中での統一した基本方針、さらには指針の作成はどのように考えて、どのようにされるのかをお聞きをしたいと思います。


 以上、登壇での質問にかえさせていただきますので、答弁よろしくお願いしたいと思います。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 お答え申し上げたいと思います。


 アスベスト対策関係でございまして、長年中央公民館で天井にアスベストを吹きつけてあるところで作業されたということでございますが、ぜひ一度病院へ行かれて、早いうちに検査された方がいいというふうに思います。ぜひともお願いしたいと思います。


 そんな状況の中で、ここ近年、クローズアップをされておりまして、これが国、地方挙げて調査に緊急にそれぞれの地域で入っております。それで、私ども伊賀市におきまして、今お尋ねの公営住宅関係でございますが、全体で約1,600戸、伊賀市の中で公営住宅があると思っております。その中で、他のところというか、伊賀支所のこれ大土団地の公営住宅に昭和53年に屋根の結露防止で一部アスベストの吹きつけ、アスベストと申しますか、石綿の材料が吹きつけてあるということがわかりまして、当時の工事関係者を通じて調べたんですが、現実問題として石綿が問題になりまして、アスベストが昭和50年に販売禁止になったというようなこともあったと。したがって、大土団地の場合は53年施工だから多分大丈夫だろうという話であったのですが、念のためにこれの一部を8月の末に採取いたしまして、現在、分析センターで分析委託をしてるんですが、まだ答えが来てないというふうな状況でございまして、逐次調査をいたしまして、使用してある箇所があれば、こういった状況で取り組んでまいりたいというふうに思います。


 学校教育につきましては、教育委員会の方からお答えをいただきます。


 子育て支援につきましてでございますが、これもどなたかのご質問がございましたように、現在、子育て憲章及び行動計画を策定をいたしております。一定の方向づけが出てまいりましたら、議会の皆様方にまたご審議をいただきたいと考えておりますが、17年度から21年度までのアクションプランの中での本年度分につきましての細部にわたる対策につきましては、担当部からお答え申し上げたいと存じます。


 次に、人権・同和対策関係の基本方針の問題でございまして、これも新市になりましてから同和対策の総合計画をつくるわけでありますが、新市になりまして、従来から意識調査をやってない地区がございまして、伊賀市の中に。まずそれを17年度中にやりまして、この意識調査の結果も踏まえた中で18年度に策定をすると、こういうスケジュール、行程表になってございまして、そういった意味で、17年度におきましては、そのような方向で取り組んでいく予定でございます。また、細部につきまして補足は担当部から説明をさせていただきたいと思います。


 私の方からは以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 味岡教育長。


            (教育長 味岡一典君登壇)


○教育長(味岡一典君)


 まず、夏休みの短縮の成果についてのお尋ねということでございますが、まだはっきりとこういう成果が出ておりますということは、現時点では言えないんでございますが、まず学校5日制の導入等から考えたときに、学力の低下の心配があるということがあり、現実に学力調査をした結果、日本の子供の学力はやっぱりそれほど高くなかったという現状がございます。そういった中で、それではそれを高めるためにいろんな施策、手段があるわけなんですけれども、そのためにまず授業時数が十分に確保されているのかどうかということが最初に懸念されるところであります。現実に昨年度の授業時数を調査いたしましたところ、特に中学校においては明らかに標準時間数を十分に確保し切れていないという現状があるわけです。したがって、1年間で教えるべき内容が教えられなくて、次の年に持ち越したという話も聞いとるんですけども。それから、ある一部の小学校においても、年間の必要授業時数が確保されてなかったという一つの結果も出ております。


 そういったところから、やはり授業時数をまず確保する必要があるだろうということで、先ほど議員さんがおっしゃいましたように、全国でも11都道府県で実施されてる市があるということでございますが、確かにそのとおりでございます。多いところはやはり1週間というふうにやってるところもあるわけですが、そのほかに、この前からもお話ししてますんですけども、学習指導要領において定められた指導内容以外の発展的な内容の指導というのが入ってきてるわけです。その部分もやはり指導をしていただこうと思えば、明らかにこれは授業時数が足りないだろうと。


 ただし、これ授業時数の調査を現在いたしておりますけども、そういう中で、まずトップダウンで決められたと、こうおっしゃるんですが、これ確かにそういうようにおっしゃる団体もみえるんです、トップダウントップダウンと。それで、そういう印象があったかもしれません。と申しますのは、夏休みを短縮をしていきたいということで、これは一つの教育の施策として、どこかがやはりこれを言い出していかなきゃならない。そういうことで、まずそしたらボトムアップという発想では、なかなかこういうものは出てこないんです。それで、やはり授業時数を確保するためには、ある程度の夏休みの短縮を一遍考えてみたらどうでしょうかということでの提起を申し上げてるわけです。その中において、まず校長会、それから教職員組合、それからPTA、こういった団体に一応事前にお諮りをいたしました。それで、いろんなご意見もいただきました。中には猛烈に反対をされた団体もあります。いたし方ないだろうと言われたところもあります。積極的に賛成というようなことは余りなかったように思います。だから、そういう中で2回、3回と会議を持つ中において、トップダウンはないかという批判を私は今受けております。


 しかし、教育政策というのはどこかからか出していかなきゃならない。これは教育委員会が一番のそういう政策をしていく責任がある主体であろうかと思いますので、これを私は出していったわけです。そして、いろいろと論議もし、反対の論議も聞きながら、一応ことしは試しにやってみたい、試行です。だから、実際やってみないことには、それがどういう成果を生み、そしてどういうように授業時数が不足をしておって、どういう効果を生んでいくかということはわからない。まず論議の材料として、ことしはあくまでも試行と、新聞にも試行という形で発表もさせてもらったんですが、ところが、その試行をしようと思えば、夏休みの初めの7月のぎりぎりなんかで試行しますって言ったって、子供たちはいろいろと計画を立てますから、なかなかそれは突然の発表にはできないということで、いろいろと論議を詰める中で、5月の終わりぐらいにそれをまず発表していったということです。だから、ここの一つの手続上の問題においては、確かに焦ったというか、急いだということがあります。そういう部分が十分に論議を尽くされないままで、トップダウンであるという一つの解釈というか、理解になったんじゃないかなと私は思うんですけども。


 現実に、ある団体からは市長に対して一つの猛烈な抗議文といいますか、教育委員会を指導せよというような、そういう文書もいただいております。私もこれ見せていただきました。しかし、どこか教育政策というのはやっぱりそれを提起していかなきゃならない。そういう中において、夏休みの短縮を今そういう形で試行していったと。ですから、この試行を踏まえて、それからさらに授業時数の確保等もどの程度できてるんか、それから学力調査の結果等も踏まえて、今後、それじゃあ来年度夏休みをどうしていくのかという論議は、これは十分に皆さんと論議をしていきたいというふうに思うわけです。そういう中において、来年度から本格的実施という形でもしやるとするならなるわけですから、そのときには十分な論議を尽くして、ことしの一つの試行も見た上で尽くして論議をしていきたいと。決してそんなトップダウンというような発想でとらえられないように考えていきたいというように思ってるんですが、いずれにいたしましても、どこかが一石を投じなきゃならない。その投じた投じ方の問題であったろうかというふうに私は思うんです。


 まず、短縮の効果ということにつきましては、校長さんらからいろいろ話を聞いとるわけですが、ゆとりを持って2学期のスタートを切ることができたとか、運動会の準備が早くできるようになったとか、それから中学校では、スポーツ部活動に充実して取り組むことができたというような一つの前向きな意見も聞いております。ところが、子供たちにとっては、なかなかやはり3日間短縮されたということは非常に、本来よその学校はみんな休んでるのに、僕らで何やというような形で、本当に8月の29日は何か子供たちの呪詛の声が私に迫ってくるような感じがいたしたんですけども。しかし、中には、早くなったけれども、これで友達にも早く会えたからいいんだというようなことを言っていた子も新聞発表上の中ではあったようでございますから、しかし、子供の意見を聞いて、そしてそれを、じゃあ夏休みをどうしようと言ったら、これは絶対に子供は31日まできちっと休みをとりたいということは当然だと思いますので、できたらこれはやっぱり大人の発想として、いろんな団体とも話をしながら考えていきたいというように思ってるわけであります。


 いずれにいたしましても、今後、各学校に対して本試行のためのアンケートもとっていきたいし、保護者の方のご意見も聞いていきたい。そういう中において、PTAとか学校代表者、それから教育委員会、三者の代表で組織しております伊賀市教育懇談会というものを10月27日に開催しまして、夏休みの短縮の成果や問題点を話し合い、今後またいろんな保護者の皆さんとも話し合いながら、来年度へどのように実施していくかという形で、本格的にやるやらないについての話を持っていきたいというように思ってるわけでございます。


 それから次に、学校給食の問題でございますけども、これもトップダウンでというようにおっしゃったわけですが、これにつきましては、この前の6月の議会においても、いろいろとご説明も申し上げ、ご理解を賜るようにしたわけですけれども、やはりこれにつきましては、その後の対応ということで、まず旧上野市内の6中学校を民間委託のセンター方式でやっていくと。それにつきまして、調理場が非常に古くなっておる柘植中学校、霊峰中学校、青山中学校、ここの調理場の改修ということを考えるよりも、これはできたらセンター方式でお願いできないでしょうかということ。それから、さらに現在センター方式でやっておる阿山中学、それから大山田中学、ここにつきましても今後、センターがかなり古くなっておる状況もありますから、行く行くは中学校の給食をセンター方式で実施をしていきたい。小学校は、現在センターで実施しているところも含めて自校でやっていきたいと、これは食育の観点等もありましょうから。そういうことの一つの方向を、これも一つの教育の施策として出しているわけでございます。


 これは、しかし、先ほどの夏休みと同じでございますが、それぞれの学校へ行ってやはり説明をしなきゃならない、保護者の方に。この前から柘植中学校と霊峰中学校と青山中学校の3校の、19年度から実施される予定ということですから、それ以後、中学校へ進まれる保護者の方々に対しての説明会を持たせていただきました、夜ですね。いろんなご意見があるわけですけれども、これからさらに旧上野市の学校の保護者の方にも説明をしていかなきゃならないと思いますが、現在、いずれにしましても、そういう一つの方向での説明会を実施をいたしておるというところでございます。


 説明会の内容につきましては、いろんなご意見がやっぱりございます。それは一方的に決めつけて押しつけではないかということも、かなり厳しいご意見もいただきました。中には、地産地消をどのようにやっていくんだと。旧伊賀町においては、孫の食べる食材は自分たちでつくるんだということで、それぞれの各農家が野菜やらをつくって学校の方へ納入してくれたり、いい米を安く納入してくれたと。そういう方向はどうなるんだというような話もいろいろ聞かせていただきました。私は、そういう地産地消の発想は今後とも生かしていくべきであろうから、新しくできたセンターでも契約農家等もつくってやっていくべきであると思いますと、それはいい方法を聞かせてもらいましたというようなご意見も申してきました。


 それから、文化祭やとか体育祭、授業参観日を特別に日曜日にやるときなんかはどうするんやというご意見もありました。それはそういう対応ができるようにやりますというようなことやとか、民間委託についての食材の安全性の疑問というようなものを出されましたが、食材はあくまでも市の方で購入しますというようなご説明やとか、それから、とにかく一方的な押しつけはやっぱり困るというようなご意見もありますんで、ですから、先ほどの夏休みも同じですけども、やろうと思えば、すべて校区再編と同じでございます。校区再編も、これは一つのどこかが申し出でこなきゃならないとこですが。やはりご理解というか、合意と参画という発想は非常に大事やと思いますもんで、そういう一つのご理解を得るための話し合いとか、あるいは必要な資料は十分に提供していって、そして最終的に合意を得た上で実施をしていくという考え方でおりますんで、今とにかくそういう説明をしに各学校へいろいろ回っているという状況でございます。


 それから、学力検査の問題につきましてですけども、これはきのうも議員さんの質問に細かくご説明申し上げたんですが、塾の関係をおっしゃいますんですけども、子供の学力は、それじゃあ学校でつけられなくて、塾でつけられてるんではないかというような考え方も確かにあると私は思います。しかし、これは、それじゃあ塾へ行ってる子、行ってない子っていろいろあるわけですから、学校としては学習指導要領にのっとった学力をきちっとそこで形成してるわけですから、その学力がどのようにすべての子供に身についているのかということをまず確認して、その上での今後の指導の資料にしていくということですので、私は塾の関係のことは、これは言われればすべて切りがないと思うんです。ある子供は塾へ行って非常に程度の高い勉強をしてるかもしれません。ある子は塾へ行ってないかもしれません。しかし、公立学校としては、そういうことはやはり意識をして、それじゃあ塾へ行ってる子はどうなんだ、行ってない子はどうなんだという形の調査やとか対応はできません。ですから、公立学校としては、すべての子供たちに一定の教材があって、指導内容があって、それを指導したことはきちっと正しい学力検査でもって調査をして、そしてこの子供にはこの部分の学力が落ち込んでるから、こうつけなきゃならない、この学年はこういった部分を特に力を入れなきゃならないということをやっていくための一つの調査でございますんで、塾の影響ということについては今のところ、確かにあるかもしれません、ないかもしれません。しかし、そこまで考えていったらやっていけないということでございますので、そういう形でのご理解をいただきたいと思います。


 以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 前川健康福祉部長。


           (健康福祉部長 前川慶大君登壇)


○健康福祉部長(前川慶大君)


 ただいまお尋ねの今年度の施策ということでございますけども、新市では子育てに夢が感じられ、子育てが幸せと感じられることのできる地域社会の実現を目指し、子育ての支援、子供の健全育成の目標と方向性を明確にし、住民、団体、企業、行政が協働し、認識しながら、幅広い分野でのさまざまな施策、事業を実施することを目指しているところでございます。


 本年度の事前の取り組みを重視し、地域に根差した施策についてでございますけども、子育て支援センターの開設、これは公3で私が3カ所ですけども、青山の増設があるわけですけども、現在はまだ職員の関係で開設に至っておりません。そして、特別保育では、17の一時保育と延長保育の16という拡大、そして放課後児童クラブでございますけども、12現在あるんですけども、今年度3カ所をつくりましたということでございます。そして、ファミリーサポートセンターのことをおっしゃってたと思うんですけど、ファミリーサポートセンターはもちろん予算も計上いただいて、上野支所で取り組んでいただいてるわけでございますけども、過日もそういう募集をかけましたけども、応募者が見えなかったということで、今もっては委託先については今後は社会福祉法人の方へ事業委託について打診をしていくという考え方を持っているようでございます。


 そういうことも含めまして、これからはやっぱり子育てと仕事の両立支援ということから、働きやすい条件と良好な就労の場の確保が重要でございます。保育サービスや地域での見守りの充実により、働ける環境をつくる一方、子育てをしながら働ける就労環境を企業側にも求めていくことが必要であると考えております。


 以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 澤田人権政策部長。


           (人権政策部長 澤田昌彦君登壇)


○人権政策部長(澤田昌彦君)


 失礼いたします。人権同和対策関係の基本方針についてご質問いただいた中で、同和行政を進めていく中で基本方針、指針、総合計画あるいは基本計画という部分で策定していくというのが、先ほど市長がご答弁申し上げましたとおりでございます。また、スケジュール的にも今年度に人権意識の調査をいたしまして、来年度に向けて策定していきたいと、このように思っております。それで、一部と言いますと、具体的に島ヶ原地区なんですけれども、未調査でございまして、その調査費につきましては、今議会に補正予算として計上させていただいておりますので、どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。


 それから、人権については全般にわたって策定をさせていただくわけですけれども、同和行政にいたしましても、法律が切れたからといって同和行政そのものを切り捨てていくわけではございませんので、現在なおさまざまな差別そのものが残っておりますし、教育・啓発の部分でも非常に重要な部分でございますので、これらにつきましても実態調査を今年度にいたしまして、また18年度に具体的な同和行政の方針といいますか、基本方針的なものを出していきたいと、このように考えております。


 以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 森岡昭二君。


○26番(森岡昭二君)


 ありがとうございます。まず、アスベスト対策につきましては、さほど伊賀市、影響が少ないということで安心をいたしました。なお、まだまだあるところには使われてるかわかりませんので、これからも気をつけて取り組みを深めていただきたいと思います。


 学校教育についてですけども、先ほど教育長、ご説明いただきました。特に学校の行事が多過ぎる。さらには、先生方の行動が多忙過ぎる。例えば出張とか研修等で。そのための授業時間のカットというのは当然生まれてる、私の経験からそのようにも感じるわけでございます。その辺のところをどう調査されているのか、お聞きをしたいと思います。


 学校給食につきましては、また改めて12月にご質問をさせていただきたいと思います。


 学力と今の授業時間の問題でございますけども、今、教育特区で認められたものにつきましては、市町村独自で教職員の採用が許されておりまして、これは来年度、全国的に広がりまして、法改正におきまして、市町村単独で教職員を採用できるということが実現します。そういう中で、少人数教育、さらには英語教育、不登校対策等々で、今まで特区の関係市町村、26市町村につきましては200人の採用でやってるわけでございますけども、当市としても来年、そういう形で法改正ができましたら、特に学力保障、教育長言われたように、私も当然現学級で学力保障、さらには学校で進路保障していくというのは、これは同和教育の基本でありまして、我々もそのように教えられてきましたし、それを現場で保障していくいうのが教育の本来のあり方だと私も思っております。そういう意味では、独自に採用できるこの制度をフルにやっぱり活用し、そういう学力保障、さらにはそういう授業時間短縮の問題にも解決になる。さらには不登校の問題、引きこもりの問題等々にも、そういうことで対応できると思うんですけども、教育長の考え方をお聞きしたいと思います。


 それと、子育て支援につきましては、具体的に私、今申し上げました児童手当、さらには医療費負担の問題、現状をお聞かせをいただきたいと思います。


 それで、人権・同和対策の基本方針につきましては、私、客観的に見てますと、やっぱり本庁の人権啓発担当のスタッフが少ないと思っております。というのは、その中で人権と同和対策と男女参画の3つの分野に分かれるらしいですけども、今の支所と本庁の絡みからいいます、支所から1名ずつ兼務で当然いくと思うんですけども、兼務でいいと思うんですけども、やっぱりスタッフを充実をしなければ、こういった具体的な事務的な中身、さらには総合計画というのは非常に今現状では厳しい状況だと思うんですけども、その辺の対応につきましては市長の方からご答弁いただけたらと思ってますので、よろしくお願いします。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 一定の人員の中で、それぞれ特に内部で人員配置につきましては十分検討していただいて、そしてそれぞれの部署に職員が張りついているんですが、現実的に人権啓発の人員が足りないというのは、直接今のところ私の耳には入ってないんであります。今後、一度また担当の方とも聞き取りをやってみたいと思います。


○議長(小丸勍司君)


 味岡教育長。


            (教育長 味岡一典君登壇)


○教育長(味岡一典君)


 学校の方は確かに行事が多いとか、あるいは先生が多忙過ぎるという現状は、これはやはりかなりあります。ただ、随分いわゆる授業をカットしてまで、そういったようにやろうという雰囲気は大分なくなってきてます。特に先生の研修なんかでも、今までは一応授業を1時間ぐらいカットして研修に参加しておったと言うんですけども、現在これは夏休み中に研修をしていくとか、それからふだんの日の研修でも、子供の授業がちゃんと全部6時間目まで成立してから研修をやっていくというような形のものをとっておりますので、授業を大事にしていくという一つの方向はあります。


 ただ、一つの学校を代表してどこどこへ出張していかなければならないというケースがありますから、この場合は、これはそのクラスが留守になる間は、だれかほかの先生がそこへ入ってその指導の対応をしておるとか、現に私がかつて比自岐小学校という学校での校長をしたことがあるんですけども、そこは非常に児童数も少ないが、先生の数も少ないです。先生が出られますと、本当に授業が1時間だれかかわりの者もいけないというて、校長、教頭、私は特に校長で、よくクラスに入って授業をしました。その先生には、どこまで国語は進んだんやと、ここまで。ほな、そこからあと続きはこういうふうにやるからなとか、算数はこうするからなという形で授業を進めて、子供の授業の方に犠牲にならないようにということをやっていったつもりでございます。


 だから、学校としては、そういう努力をやっています。しかし、それじゃあ授業が全く全部がきちっとそういう形で、完璧な形でなされているかということにつきましては、やはり多少のそういう影響はあるだろうと。しかし、学校としては、これは学校の行事というのは指導の教育課程の中での一つでございます。したがって、例えば運動会なんかでもかなりの時間数を使って練習をしておりますけれども、これは体育の時間がそれだけそちらに使い込んでるということで、終わってからほかの授業に当てはめるとか、そういうような一つの対応をしてると思いますが。そういった中での授業カットということについては、それは今現時点ではそんなにやってないというように私は確信をしているんですけども。


 それから、学力を高めるために特区申請と、現在は特区ですけど、来年より確かに市町村によって先生を雇えるというシステムがやっぱりできてきます。しかし、これは、伊賀市の場合は、現在でも随分そういった形での学校をサポートしてくださる人材をたくさんいただいてると思います。例えば介助員、障害児学級に身を置く子たちの介助をするための、これは伊賀市は非常にたくさんの定数を充足してくださってるように思いますし、それから学校支援委員さん、それから登下校のサポートをしていただく方、こういう方たちが随分やはり学校へ入ってきてくださっているというように思います。


 さらに、少人数学級とか、それから習熟度別学級とか、それからチームティーチングの指導とかいうような一つのとらえ方で各学校は努力してるわけですけれども、そのための定数については県の方からかなりの定数が今ついておりますので、まだまだそれはふえたにこしたことはないですけれども、一応現時点では必要な学校にはそういう定数が県の方から来ているというように私は認識しております。したがって、今後そういうことで市町村独自で非常勤講師さんを雇ってというような方向が可能であり、これは財政的な面から見ても、いろんな面でも可能であり、またそれが一番有効であるという方向であれば、そういう一つの予算もとって今後やっていきたいと思うんですが、現時点では私は今の体制で一応間に合っていると、十分に満たされてるという言い方はちょっとできないんですけども、間に合ってるなというように考えております。


 以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 前川健康福祉部長。


           (健康福祉部長 前川慶大君登壇)


○健康福祉部長(前川慶大君)


 児童手当、それと医療費の件でございますけれども、申しわけございませんけれども、児童手当は国の制度にのっとりまして、8月現在で6,712名が児童の対象となっております。合併時の去年の11月に比べまして328名の増ということで、金額につきましては、第1子、第2子が5,000円、第3子以降は1万円でございます。それと、乳児の医療費でございますけれども、ご承知のように三重県の助成制度におきましては、4歳まで医療費を見るという制度になっておりますけども、合併後におきまして伊賀市では6歳まで引き上げまして、5歳児と6歳児につきましては、入院の関係だけてございますけども、入院費を助成対象に市単独で行っている実情でございます。どうかよろしくご理解を賜りますようお願い申し上げます。


○議長(小丸勍司君)


 森岡昭二君。


○26番(森岡昭二君)


 先ほどの学校の自前のといいますか、市の単独採用につきましては、これはまたそういう制度ができますと、県なり国の教職員定数にもいろいろ影響してこようかと思っておりますので、そういう状況を見きわめながら、この伊賀市、多いのは何ぼ多かってもいいわけでございまして、指導者が。そういう観点でとらえていただきまして、対応をしていただくということでお願いしたいと思っております。


 それと、最後に市長にお尋ねをしたいと思います。


 今、人口減が2007年から下降するということで一般的に言われてましたですけども、さらにことしからこの6カ月、上半期で3万1,030人がもう人口減ってるらしいようでございます。これから急速に人口が減ってくる。その一方で少子化の問題が大きく出てくるわけでございます。さらには、フリーター、ニート、この対策もしていかないと、税収の問題、さらには社会保障の問題で言われてますような、いろんな影響が出てきます。そういう意味では、市長の施策として決断持ってやっぱり少子化対策、これはただ単にプランだけじゃなくして、市長の決断がかなり必要になるかと思っておりますが、再度市長の少子化対策に対するこれからの決意を最後に答弁をお願いしまして、質問を終わりたいと思います。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 昨年の11月に市長選挙がございまして、私の大変幼稚なマニフェストでございますけれども、ここにもうたいましたように、日本社会、地域社会全般にわたって、諸悪の根源は少子化だということで、少子化対策につきまして全力でやっていきますという公約もいたしました。そのうちの一つは、これも健全育成条例あるいは子育て憲章、アクションプログラム、そして学校教育の中では、地域と学校と一緒になって一つの組織でもって、地域でも子育てをするような仕組みづくりとか、数点にわたりまして、従来市でやってなかったことにつきましてやるつもりでございます。細かい内容につきましては、そのつかさつかさで作業を進めていただいております。折に触れてまたごらんいただきながら、ご指導をいただければというふうに思ってございます。


○議長(小丸勍司君)


 これをもって森岡昭二君の質問を終了します。


 お諮りします。会議時間をさらに2時間30分延長し、午後6時30分までといたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小丸勍司君)


 ご異議なしと認めます。よって、会議時間をさらに2時間30分延長し、午後6時30分までといたしたいと思います。


 会議の途中でありますが、15分間休憩いたします。


            (午後 3時40分 休憩)


             ─────────────


            (午後 3時59分 再開)


○議長(小丸勍司君)


 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 続きまして、質問順位第14番 森本 さとし君の質問を許可いたします。


 森本 さとし君。


            (10番 森本 さとし君登壇)


○10番(森本 さとし君)


 さきに通告をさせていただきました大きく3点につきまして、お伺いをいたしたいと思います。


 まず第1点は、同僚議員が何回か質問されておりますが、指定管理者制度についてでございます。重複する部分につきましては割愛をしながら、違った視点からお伺いをいたしたいと、このように思います。


 政府は、不完全な三位一体改革を推進して、財政の破綻を地元自治体に押しつけております。地方自治体もスリム化し、これを消化しようとする一方策として、民間活力の活用が大変重要であろうと思われますが、この活用には十分な検討と議論が前提となると思います。法律が制定されたからといって導入を急ぐのは、一考されるべきではないかと考えます。地方自治法の改正によって、その第244条の2第3項に、普通地方公共団体は、公の施設の設置の目的を効果的に達成するため必要があると認めるときは、条例の定めるところにより、法人その他の団体であって、当該普通地方公共団体が指定するもの、すなわち指定管理者に当該公の施設の管理を行わせることができると規定されておるわけでございまして、伊賀市もこれを導入しようとしているところであります。


 さきに同僚議員が指摘されました名張市とか四日市の例、これは私も調査いたしました。この措置は例外でも何でもないと思います。法律は指定管理者に管理させることができるとなっているわけでございますから、これは全く遵法措置であると考えております。市が設置している施設は約350に及んでいると前回の市長のご答弁にございましたですが、これらのほとんどは市民生活に直結しているものでございます。さきの議会でも私、申し上げましたように、地域住民が熱い思いと期待を持って設置した施設の管理が第三者に委託された場合、自分たちの施設利用に不便、不利益が生じるのではないかという不安を抱く市民が多数おるわけでございます。


 ここで再度お伺いいたしますのは、さきの議会全員協議会でこれが議論されたときの状況を見るとき、私を含めて議員の皆様も十分な理解がなされていないように思われ、市民の皆様も不安が先走りしてるのではないかと心配されるからでございます。指定管理者制度の地方自治法の期待する精神、すなわち立法者の意思、制度の内容、特に市民の側から見たメリット、デメリットをわかりやすくご説明をお願いいたしたいと思うんです。この件につきましては、本日、総務部長ご欠席でございますので、権蛇助役さん、よろしくお願いいたします。


 加えて設置条例に基づいて設置されている市の施設の中で、既に指定管理者制度を導入している施設、今回導入しようとしている施設、市長が管理する直営施設、または管理委託を実施している施設、しようとしている施設があると思いますが、その仕分け基準を明確にお示し願いたい。また、地方自治法第244条2の2項に該当する重要な公の施設もあるやに思いますが、そこらあたりについてもご説明をお願いいたします。


 なお、一般質問終了日までで結構でございますが、公の施設の管理区分別一覧表を交付願います。これはさきにお願いしてございますので、できておりましたら、本日交付願えれば、まことに幸いでございます。


 なお、施設によっては、制度適用が非常に難しいものがあると思います。例えばふるさと会館伊賀、あやま文化ホールなどは、図書館を併設しております。これについてどのような運用をされようとしているのか、お考えをお示し願いたいと思います。


 また、指定管理者制度の本格的な導入に当たりまして、既にこの制度を導入済みの施設について、総合的な結果検証を行い、本格導入の参考とされたいと思いますが、準備されているのでございましょうか。なお、本格導入の暁には、常に検証、改善に注意を払っていただきたいと思います。


 次に、2つ目の寄附金、負担金、補助金等でございますが、ちょっと設問がおかしゅうございます。これは特に農林関係に的を絞ってお伺いをいたします。


 伊賀市は、6市町村が合併したものであって、それぞれの地域にはそれぞれの歴史文化があり、地理的特性がございます。旧上野市中心部は台地であり、商業地として発展し、周辺農村は農業を生業として発展してきました。特に農業にあっては、我が国の主食である米の生産と自然環境の保全、水資源の涵養という重要な使命を果たし、市場原理に左右される米価を克服し、営々と田畑を守ってきたのでございます。それが我が国経済の国際化によって、工業立国としての道を歩むようになり、政府は、国策としてビジョンのない、市長もお認めのそのときばったりの無責任な農業政策を目まぐるしく変えて、農民に押しつけているのでございます。農村は、工業発展のため食糧と労働力の供給源としての務めを果たしてきたのは我が国近代史が示すところでございます。農業には、他の産業と異なる性格があることを再認識願いたいと思うのでございます。


 そこで、補助金等でございますが、財政事情厳しいことは私も百も承知いたしておりますが、今、当市が打ち出している施策は、18年度から20年度までにその補助金の額を30パーセント減額しようとされております。財政当局の指示では、平成18年度から一定率の削減を行い、20年度達成という一律削減であり、そこには行政のめり張りも特徴も見られません。また、その作業の中で行政効果の測定を命じておりますが、私がさきの定例会で指摘した行政評価システム導入について、市長は平成17年度中に準備し、18年度導入することでご答弁をいただいておりますが、本日の同僚議員の質問に対し19年度の導入と答弁されているのは、まことに残念でございます。また、このときバランスシートの作成も提案いたしておりまして、市長は同じように17年度準備し、18年度から導入とご答弁いただいておりますが、これは準備を順調に始めていただいてるものと思います。


 市長はよく言われる、伊賀市は広い。確かに広い伊賀市でありますが、砂漠や原野が広いのではございません。山間、へき地にも人が生活し、そこには固有の文化があり、産業があります。市長は既に市内の状況を十分把握されていると思いますが、これらの特徴を予算に反映されてこそ、一体化したバランスのとれた伊賀市の発展につながるものと思います。周辺町村の施設は多目的に利用されることが多く、例えば阿山地区における竹谷池、これは農業用水の池でございますが、ここは上水道の水源としても利用されております。また、石川地内には新池という池がございます。これは過去に阿山町の簡易水道が使用し、改良センター建設のときに池の水源である谷を埋め、保水力を減少させ、加えて現在はB&Gのボートの漕艇場としての働きをしております。そのときのいろいろな協定がございまして、ここに協定書があるわけでございますけども、必要とあればまたお示しさせていただきますが。


 健全財政確立のためには、補助金削減は避けて通れないとは思いますが、現在の補助金を出すに至った経緯と削減することによる影響を十分検討して、100パーセント継続するもの、極端に言えば50パーセントあるいはゼロになるものなどもあってもよいと思いますが、市長のお考えをお尋ねいたします。


 また、地域事情により地元と取り交わしたこのような協定書など、ほかにもたくさんあると思いますが、これが新市ではどのような取り扱いをされるのか、あわせてお伺いをいたします。


 市駅前開発に50億の投入するのも、伊賀市中心部の整備であり、めり張りのある特徴ある施策であると思います。がしかし、10万市民に直結する小さな補助金を一律30パーセント削減される施策を果たして市民がどのように受けとめられているか危惧するところでございます。理想とする伊賀市形成発展のための市長の基本的スタンスを明確にされ、これに基づいて市長のお考えをお尋ねするところでございます。


 次に、3番目の市の組織の現状認識と対応でございますが、市長は先刻、支所職員との面接、意見交換をされたようでございますが、新生伊賀市の組織について種々課題が提起されたと思います。事情の許す限り公開願い、それに対する対応についてどのようにされているのか、お聞かせ願います。


 伊賀市自治基本条例の第37条に、市は、住民自治活動をできるだけ市民に身近なところで支援するため、法第155条第1項で定める支所を設置し、市民が自主的かつ主体的に自治を行えるよう、地域の実情に応じた柔軟な対応に努めなければならないとし、その第2項に、市長は、前項で定めた目的を達成するため、市長の権限に属する事務のうち市民に身近な事務を積極的に支所長へ委任するよう努めなければならないと規定しております。市長から支所長への権限委任の詳細について、決裁規定により定めることになっておりますが、事情が許せば決裁規定もお示し願います。


 今、市民の目に映っているのは、余りにも本庁集権であります。例えば補助金の交付使途が細かく規定されておりまして、市民が有効に使用できにくい。市民がこの活用を申請しましても、支所の窓口は本庁の見解はこうですといって話になりません。また、地域の要望事項に対する回答が非常に遅い。結論が遅いわけでございます。これは組織の問題だと思うんです。決裁文書を定型のやつを見せていただきましたが、起案者が起案して、最終決裁権者が決裁するまでに19個判こを押してありました。これだけ判こ押してたら、これは手間が要ります。これ民間でしたら大変なことになるわけです。皆さんご承知のことと思いますが、某日本の企業が海外で活躍して、先発の大資本、大企業と対等に戦って勝った例があります。これは何だったかといいますと、営業で今日聞いてきたことをすぐ持ち帰って海外の支社で検討し、すぐ日本の本社に連絡し、翌日そのディーラーのところへ、実はこうこうこうですと。この結論の早いので勝ったわけなんです。そういうふうな厳しい今、社会になってるわけでございますが、営々として官僚の仕事をされてたんでは困るんではないかなと。その決裁規定なんか見て、改良すべきところは大いに改良していただきたいと、このように思います。


 それから、緊急を要する交通対策の要望でございますが、これに対する的確な回答がないと。これについては私、前回の本会議で各地域から出てる要望一覧とその取り組み状況についてお聞きいたしましたが、把握された結果とその後の対応をお聞きいたします。


 また、住民が要望する国、県の事業について、本庁の動きが住民にはわからないわけでございます。具体的にはどんな要望が多いかといいますと、先日、「阿山地区における市の政策について」というテーマで懇談会が持たれました。これは各地区の区長と行政と議員が出たわけでございます。そのときのちょっと出た項目を多いのを紹介しますと、例えば県道、市道の改良・補修、これは県の事業ですから、それはと、こうおっしゃられるかわかりませんが、これは市が積極的に県の方へ働きかけていただかないとできない話でございます。具体的にどこかというと、これは前から言っておりますけれども、川合小学校区内の円徳院の県道、これは非常にわき道がありません。狭い道なんです。それから、千貝馬田地内の変形交差点、非常に中学生が事故をたびたび起こしております。こういうふうなところ、それから友田小学校の周辺の道路が非常に狭隘でございます。また、これは全市的に言えることでございますが、信号機、街路灯、防犯灯の設置が強く要望されております。


 また、先日の同僚議員の質問にもございましたですが、河川の浚渫でございますけども、これは中小河川、特に小さい河川ですね。小さい河川で、民家の密集してるところに川があると。大体川というのは、川いっぱい水が流れるんじゃなしに、ちょっとわきへちょろちょろ流れてる。そしたら、片方は物すごく土砂が堆積して、堤防と同じ高さになってる。これは現認もしてきました。しかし、これにつきましては先日、建設部長のお話で、県の方は実際見ていただいたということでございますので、期待をいたしております。それから、今出ております行政バスとか、あるいは廃棄物の不法投棄、こういうのが住民の声として非常に多く出ているわけでございます。例を挙げますと切りがございませんが、こういうところで本庁集権と私が言うたことが認識されると思うんですけども、これについて市長のお考えをお尋ねしたいと、このように思います。


 それから、住民自治協議会を設立して、住民自治によるバランスのとれた伊賀市の建設を標榜する当市にとって、住民の意欲の足かせとならないように組織面の十分な配慮を望むとともに、他に類を見ない立派な伊賀市の憲法である伊賀市自治基本条例が空文化することのないよう、常に最大の努力を払われるよう切望いたしまして、登壇での質問を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。


○議長(小丸勍司君)


 答弁を求めます。


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 ご答弁申し上げます。


 まず、指定管理者制度につきまして、詳しい内容につきましては助役ご指名でございますから、助役の方からご答弁申し上げますが、おっしゃいますように、指定管理者を指定して管理をしていく上におきまして、従来より利用する住民、市民の方の不利益になるような指定管理はこれはいけません。というようなことはもう当然のことでありまして、従前よりもサービスがよくなって当たり前の話だというふうに私は理解をいたしております。従来からたくさんの施設がございまして、例えば旧上野市でいきますと、文化会館等につきまして、文化都市協会という、これ外郭団体です。寄附行為の団体でございまして、ここが管理をしてるんですが、この法律ができ上がって、それこそどうしたらいいかということで日夜勉強を重ねております。


 先ほどふるさと会館のお話が出ましたが、こういった会館につきまして、実は伊賀市に4館ございます。1つは伊賀市の文化会館、もう一つは青山ホール、さらにご発言のふるさと会館、あやま文化ホールと、これ4つございまして、この4者がたびたび会合を重ねて、現在の段階はそれぞれ直営でやったり、いろいろやってます。同じ文化事業をやるにしても、うまく規模、内容等によりまして、これをそれぞれが役割分担をしてやることによりまして内容も充実をしていく。そのためにはどうしたらいいかというようなことを実際問題、非常にこの制度ができてから研究をやっております。ということは、この制度の導入によって従来の受託団体そのものも活性化をして勉強をするようになったというふうなことでございまして、詳しい区分けの一覧表等々のご指摘ございました。これは担当の方からお答え申し上げたいというふうに存じます。


 農業問題でございます。特に農業関係の補助金についてのお考えの一端をお述べをいただきながら、お説のとおりでございまして、補助金はそのときそのとき、制度ができたときに、これを補助をすることによって、負担金と少しは意味が違う。補助金の場合は政策的なものがあろうかと思いますから、それは一律という話ではなくて、必要な補助金であれば、その補助によって例えば補助をされた団体が飛躍的に伸びるというようなことであれば、それはむしろプラスしてもいいというふうに思いますが、内容によっては、もうこれはどうでもというんですか、補助しなくてもいいのではないか、これは自力でやっていただけるんではないかというふうなものについてはカットをすべきだと思います。そういうでこぼこがありながら、基準財政需要額のおおむね健全財政を維持をするには2パーセントという基準がございまして、現在その倍の約4パーセントの補助金がありますから、これを2パーセントというのは大変ですから、当面3パーセントまで下げるように目標を設定をして、それぞれの担当部で検討すると、こういう状況でございます。


 それから、市役所組織の現状の関係でございまして、とりわけ支所の職員との対話集会をやりました。いろいろと合併によりまして支所の職員にも仕事のやりづらさとか、住民の方からの苦情が多いということは余り支所の職員からは出ませんでした。ただ、自分たちが毎日の仕事をしていく上に、今の決裁の問題でもそうであります。時間がかかり過ぎだとか、こういうことは本庁ですきっと決めてもらうべきだとか、そういう意見が多々ございました。ですから、そういったことも踏まえまして現在、組織検討委員会の中で新年度、18年度の新組織の改革に向けまして議論を進めていただいておりまして、新しい組織にはそういった職員の気持ちの反映、さらには地域住民の思いが反映をされるべきだというふうに思っております。そのことによって、改善すべきは当然改善をしていかなければいけないというふうに思います。


 本庁集権という表現を使われましたんですが、支所の皆さんと懇談をしてる中では、こういうことは支所で決定をするよりむしろ本庁で決定した方がいいのではないかというふうな、細かい案件は別にいたしまして、そういう意見が多うございました。ですから、伊賀市全体の意思決定をする、しかもそれは地域限定の事務事業であっても、伊賀市全体で意思決定をするようなことについては、むしろ本庁で意思決定をした方が公正、公平と面からいっても、いいのではないかと。それらの意見を踏まえて、今度の事務分掌、決裁規定等々も改善されるというふうに実は思っております。


 さらに、この中で直接は通告書にはないんですが、県道、市道等々の改修問題につきましてもお触れをいただきまして、住民自治基本条例に忠実にやはり、これは職員も、あるいは部課部課それぞれの部署におきましても、基本条例についてはきちっと認識をしながら日々の仕事をしていく必要があるということは、たびたび案件案件ごとにこれはこうこうで地元の同意が要りますよとか、そういう話は実は私からも直接担当部にしております。今後も、この基本条例は遵守をしながら、市民の皆様も含めて共通の一つのルールという認識で仕事をしていかなければいけないのではないかというふうに思ってございます。


 インフラの整備及び補修等につきましては、全市的に大変いまだにご要望が多うございます。特に県管理の道、川等につきまして大変要望が多いです。市管理の道、川につきましてもご要望ありますが、できるだけ身近なものにつきましては、これは全市的に緊急度とか重要度をやっぱり勘案しながら進めていく必要があるというふうに思ってまして、市の川、道につきましては、そういう観点で進める。それから、県の管理する道、川につきましてのご要望につきまして、その都度その都度副申をつけまして県へ申し入れをしてるというふうな状況でございまして、今後もご要望はできるだけ早期に、できるできないという答えを含めて地元の人にきちっと申し上げることが必要やという認識のもとで進めてまいりたいと思います。


 私の方からは以上です。


○議長(小丸勍司君)


 権蛇助役。


             (助役 権蛇英明君登壇)


○助役(権蛇英明君)


 森本議員の指定管理者の導入につきましてご答弁申し上げたいと思います。


 まず、今、市長申し上げましたが、伊賀市といたしましては、来年の4月1日から指定管理者制度を導入したい、このように思っております。それで、メリット等でございますが、この指定管理者制度を導入することによって、大きく2つのメリットというんですか、目標を持っております。1つは、住民サービスを向上させるということでございます。それからもう一つは、管理経費を節減すると、この大きな2つの目的を持ってこの指定管理者制度を導入したい、このように思っております。


 そういった中で、森本議員ご指摘がありました、具体的に住民にとってどういうメリットがあるんだと、こういうことでございますが、当然住民サービスの向上というのを目指しておりますから、それに向かってやるわけでございますが、具体的にまずは民間を含む団体に委託するわけでございます。したがって、これまでの公的な団体のみでは持っていなかった新しいノウハウを使える。少し個人的になるんですが、公あるいは役所がサービス提供というのはなかなか難しい。やはりそういったことになれている民間がサービスを提供するのが本来であると私は思っております。そういった中で、民間の方に、あるいは民間のノウハウを持った団体に管理委託することによって、臨機応変に住民ニーズに応じた対応ができるんではないか、あるいは的確にできるのではないか、このように思います。また、基本的には、公募でございますから、公募していただく団体については競争の原理が働きます。したがって、場合によったら、住民の方が利用してもらう場合の利用料金の低減にもつながっていくのではないかと、このように思っております。したがって、やはり民間で管理していただいて、的確なサービスを提供していくというのは可能ではないかと、このように思わせていただきます。


 それから、少し制度そのものに入らせていただきたいと思うんですが、きょうの別の議員さんからも出てましたが、公募するのが基本でございます。手続条例におきましても、基本的には指定管理者は公募すると。ただし、指定管理者の特例という形で5条適用をしていくと、こういうことになっておりますし、その基本方針でやっていきたい、このように思っております。


 それからもう一つは、公募された候補者というんですか、公募された方を決定するにつきましても、いろんな市内各界、各層から成る選定委員会をつくりまして、そこで十分ご議論をいただきたいと思っております。今考えておりますのは、この選定委員会、選定委員8名、これは各関係団体の代表の方、それから学識経験者、こういった層から、それから申しわけございませんが、行政の代表という形で助役も入れということになっておりますが、例えば商工関係の代表者、あるいはスポーツ関係の代表者、あるいは文化団体の代表者、それから税理士の方と、こういった方が入っていただくわけですから、選考に当たっては、先ほど申し上げた住民サービスの向上あるいは経費の節減、こういったものを十分検討した上でご議論いただいて指定管理者を決定すると、こういうことになりますから、そういった面からも大きなメリットが期待できるのではないかと、このように思います。


 それから、細部につきましては担当の方から申し上げますが、現在、指定管理者制度を導入しようとする施設につきましては148を考えております。先ほど森本議員がおっしゃったように、公の施設は大体350ぐらいございます。そのうちの指定管理者制度を導入するということでやっていきたいと思っておりますのは、現時点で158ございます。そのうちの4施設につきましては既に、これもきょうでしたか、大きいのがありましたように、4つの施設については指定管理者が決まっておりますが、残りの144につきましてはこの制度を導入していきたいと、このように思っております。


 あわせてこの144のうちで、先ほどの5条適用をする、公募しない、要するに一本釣りするのも含まれておりますが、繰り返しになりますが、基本的には公募するわけでございます。それで、例外的に公募しない、そういったもののはっきりした基準も持っておらないと不公平になりますし、先ほどの本来の目的に沿いませんから、少し申し上げますと、公募しない場合、要するに5条適用で一本釣りって言ったらおかしいですけども、する場合、これは地域等の活力を活用した管理を行うことにより事業効果が明確に期待できる、あるいは特定の団体以外では設置目的の達成や適正な運営が確保できないもの、あるいはこれまでの事業の継続性という観点を考えてというようなことで、5つの項目を持っております。これに当てはまるものについては公募しないという形になります。ただ、この公募しない、Aというところに委託します。要するに5条適用しますよといったものでも、先ほど申し上げた選考委員会には諮って、適当かどうかをご判断いただいて、申し遅れましたが、その後で議会の承認を得ると、こういうことになりますし、公募をする場合、公募をして1団体しか出てこない場合、これにつきましても、選考委員会にかけて、果たしてこれでいいのかということも判断した上で議会へお出しすると、こういう仕組みになっております。こういう仕組みの中で、繰り返しますが、少しでも住民サービスの向上になる団体、あるいはある面では経費の節減を図れる団体、これを指定管理者として指定していきたいと、このように思っております。


 あとの細部につきまして、担当の方からお答えをさせていただきたいと思います。以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 松永総務部次長。


           (総務部次長 松永彰生君登壇)


○総務部次長(松永彰生君)


 助役の方から基本的な考えを申し上げたんですが、細部にわたります部分につきましては、担当の方からお答えさせていただきたいと思います。


 まず1点目、既に導入された施設、4つございましたんですが、を参考にしてどういう検証をしていくのかということでございます。施設の利用実績あるいは経費の実績等の現状を指定管理者制度導入前あるいは導入後と比較をいたしまして、十分検証していきたいと。次の指定期間の更新という時期が来ますので、十分そういったことも検討、参考にさせていただきたいと、このように考えております。


 それから、5条適用するのか、あるいは一般公募するのかといった区分表につきましては、現在検討をまだ重ねている段階でございます。今の時点ではちょっと少しまだ整理ができておりませんのでお出しできないんですが、いずれ近いうちに表にまとめましてお渡しできるようにさせていただきたいと思っております。


 それと、地方自治法の244条の2の第2項で規定されております重要な施設というのは、本市では定めておりません。


 それともう1点、助役の方から指定管理者制度のメリットにつきまして申し上げたんですが、あわせてそのデメリットにつきまして申し上げたいと思います。基本的にはメリットが多いんですが、デメリットもございまして、その業務の範囲ですとか業務内容、仕様ですとか、事細かに協定をしなければならないということで、事務的に非常に煩雑になる可能性が1点ございます。それともう一つでございますが、似てるんですが、指定にやはり縛られまして弾力的運用がしにくいといったことがデメリットとして考えられます。


 以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 安岡教育部長。


            (教育部長 安岡千明君登壇)


○教育部長(安岡千明君)


 あやま文化ホールの管理につきましてお尋ねいただきました。


 今回、指定管理者制度の導入を計画しておりますのは、さんさんホールの管理の部分だけでございまして、図書室の管理運営につきましては、従来どおり阿山分室が行うということでしております。


 なお、ホールと分室の建屋内の共通部分につきまして、これの管理をどうしていくかということにつきましては今後、詰めていきたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 森本 さとし君。


○10番(森本 さとし君)


 いろいろご答弁ありがとうございました。お願いしたところで、ちょっとまだご答弁いただいてない部分があるわけでございますが、旧市町村時代に取り交わしたこういうふうな協定書が新市ではどのように取り扱われるのか、基本的なスタンスを教えていただきたい、これが1点でございます。


 それから、指定管理者の問題で、今、阿山のさんさんホールのみというご答弁をいただいたんですが、これふるさと会館伊賀も図書室が併設されておりますですね。それで、これ実際分離しての管理というのはうまくいくんですかな。非常に心配するわけなんですけれども。それと、これに付随しまして、現在こういうところには職員さんが張りついてるわけでございますが、指定管理者制度になったときに、これら職員さんをばさっと首切るというようなことのないように、人ぐち管理を委託するというような配慮をひとつお願いしたいと思うんですが、それができるのかどうかということをお聞きしたい。


 それから、あれやこれやと飛んで失礼でございますが、バランスシートの作成準備はされておると思うんですが、進捗状況もあわせてお聞きをさせていただきたい。とりあえずこれだけお願いいたします。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 私の方から1点だけ考え方を。細かい協定等につきましては、多分合併前にいろいろやっていると思うので、ちょっと細部にわたって私すべて承知をいたしておりませんが、基本的に旧市町村でそれぞれ地元との協定があるとするならば、現在もそれが生きてるような協定であれば、それは伊賀市が継承をしていくということになります。ただ、期限つきだとか、その協定が不要になった協定とかがあれば、これは別でございますが、その協定があることによって現在も継続してやらなければならないということがあれば、それは双方誠意を持って守っていくということになると思います。


 あとのことについては、それぞれの担当担当でお答えいたします。


○議長(小丸勍司君)


 藤島伊賀支所長。


           (伊賀支所長 藤島信義君登壇)


○伊賀支所長(藤島信義君)


 伊賀町の図書館は現在、議員さんのおっしゃるとおり、ふるさと会館の大ホールの入り口にありまして、大ホールで大きな催しをするときは休館をしておるというのが現状でございます。現在、伊賀支所内で支所の議場等を含めまして、施設改善・改修計画を協議中でありまして、その中で、まだ場所は決まっておりませんが、西柘植公民館等に図書館を移動しなければならないと、このように思っております。


○議長(小丸勍司君)


 赤澤参事。


         (総務部参事兼財政課長 赤澤行宏君登壇)


○総務部参事兼財政課長(赤澤行宏君)


 バランスシートと、それからコスト計算書の件でございますけれども、先に総務部長の方が18年度で作成したいということでお約束させていただいておりますので、昭和44年にさかのぼって資料を収集しなければいけないということもございますので、ほとんどの旧町村ができておりませんので、現在その収集を行っております。


 それから、念のためでございますけども、バランスシート等の導入の市の数が前年度より低くなっておりまして、若干この辺は危惧しておるわけですけれども、旧自治省方式でやるか、その他の方式も含めまして現在検討しておりますので、よろしくお願いします。


○議長(小丸勍司君)


 森本 さとし君。


○10番(森本 さとし君)


 18年度中の導入というご答弁をいただきました。ひとつ大変だと思いますけれども、よろしくお願い申し上げます。バランスシートは、前も私、申し上げましたですけれども、コスト計算とともに、この2つが両輪になって行政の執行状況、その結果を市民に理解していただくと、努力した跡がこれにあらわれるわけですから、今の単年度の円グラフで広報に出しても、歳出してちょんと、これでは何もなりませんので、ひとつ早急に18年度の導入をお願いいたします。


 それから、先ほど私、本庁集権という言葉を使ったのがちょっと使い過ぎかもわかりません。ごめんなさい。といいますのは、基本条例37条は、支所に非常に思い権限を持たすということが規定されてるわけなんですが、現実にどこの支所ということじゃなしに、私らが聞いておりますのは、支所の課長から本庁の課長へ案件が上がってきて、結局一番37条が期待している支所長、副支所長はつんぼ桟敷に遭ってるというような事実を聞いてるわけなんです。そういうのは恐らく市長さんの耳には直接入らないと思いますけれども、やはりこの辺を支所長さん、それから副支所長さんもしっかりと支所内の実態を把握していただいて、本庁の部長さんと同じ格であるわけですから、その辺はしっかりやっていただきたいと。


 それで、先ほどちょっと私、申し上げましたですけども、決裁に19も判こを押してるわけなんですが、これは官庁の今までの慣習といいますか、あれを押すことによって責任が分散されると思うんです。みんながぼこぼこ押しとるからというふうな、そんな安易な押し方はされてないと思いますよ。思いますけども、人間の心理として、その辺を今ちょうど改善を検討されておるということでございますので、あわせてひとつ発想の転換をして改善していただいたらありがたいなというか、それができないとおっしゃられれば、それで結構なんですけども。一考していただいたらどうかなと思いますので、その辺をよろしくお願い申し上げます。大げさな本庁集権なんていう言葉を使いましたですけども、そういうふうなことを耳にしますもんで、申し上げたんでございますので、意のあるところをひとつお酌み取りを願いたいと思います。


 それから、支所長への権限の移譲なんですが、決裁規定で決めるということになってるわけですけれども、これはやはり部長と同等の権限を持っているんでしょうね。これは、先ほど言いました三者懇談会でも出たんです。一体、支所にどんな権限があるんやと、何もないじゃないかというような極端な意見があったわけなんですが、その辺を市民の生の声としてお聞きをいただけたらと思いますので、この点についてひとつまた市長さんのお考えをちょっとお聞かせ願えれば幸いでございます。


○議長(小丸勍司君)


 発言の途中でありますが、議長から申し添えます。


 ただいま森本 さとし君から、発言内容に不穏当な発言がございましたので、議事録から削除をさせていただきます。ご了承願います。


 答弁求めます。


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 それは支所長が知らぬ間にというところで使われた表現であります。しかし、相当支所長権限の部分があるんじゃないかというふうに思っております。要するに支所長だけで済んでしまう決裁というのは相当あるんではないのかなというふうに私は思ってるんですけども、何本ぐらいあるのかちょっとよくわかりません。ただ、例えば土木関係とか、特に簡単な例で言いますと、道路なんかの整備について、市道なら市道の整備をするということについて、それを本庁が全く知らない間に各支所支所で自分ところの市道を整備をするというふうなことの意思決定がされてきた場合、これは伊賀市全体としての緊急度、重要度という観点からいきますと、バランスを欠くことになりますから、そういう部分については恐らく本庁合議という格好になってるんではないかというふうには思ってるんですが。そういった部分を除いて支所の中だけで完結をしてしまう決裁というのは相当たくさんあるんではないかというふうに思いますが、詳しい組織についてわかってる者がおれば、お答え申し上げたいと思います。


○議長(小丸勍司君)


 松永総務部次長。


           (総務部次長 松永彰生君登壇)


○総務部次長(松永彰生君)


 決裁規定の関係でございますけど、伊賀市事務決裁規定に基づきまして処理を行っております。その内容の重要性ですとか支出の金額によりまして、市長、助役、部長と支所長は全く一緒の決裁の規定になっております。部長及び支所長と、次長及び副支所長、課長決裁と5つの区分に分かれております。また、本庁の担当部ですとか財政課等への合議というのも、決裁規定の中で定められております。


 本庁にはたくさん19もの判こというお話でございますが、合議を行うということでございますけど、この意味でございますが、総合的な調整事務を行う必要からということでございます。金額、事業内容によりまして、支所での課長決裁を終えまして、副支所長の決裁あるいは支所長の決裁を得ずに本庁合議で完結する事業と、あるいは各支所間で統一した基準で執行する事務事業もありますことから、本庁合議につきましては少なからずございますので、若干時間も要してるということでございます。


○議長(小丸勍司君)


 森本 さとし君。


○10番(森本 さとし君)


 いろいろご答弁をいただきましてありがとうございました。よくわかりましたんですが、私が先ほど申し上げてますように、いろんな点についてやはり発想の転換をして、ちょっと立場を変えて改善に持っていくというような努力も今後していっていただきたいなと……。


○議長(小丸勍司君)


 発言の途中でありますが、先ほどのご発言に対して、おわびの言葉をお願いします。


○10番(森本 さとし君)


 ちょっと休憩してもらえませんかな。(発言する者あり)いや、私が意味を理解してないんです。


○議長(小丸勍司君)


 差別を助長する発言でありましたから、したがいまして、それを……(発言する者あり)


 それでは、発言中でありますが、おわかりになってないようですね。


 では、暫時休憩します。


            (午後 4時51分 休憩)


             ─────────────


            (午後 5時05分 再開)


○議長(小丸勍司君)


 休憩前に引き続き会議を再開いたします。


 森本 さとし君の発言を許可します。


 森本 さとし君。


○10番(森本 さとし君)


 私の先ほどの発言の中に大変無意識のうちに不穏当な言葉があったということで、その部分を議事録から削除していただきたいと思います。


○議長(小丸勍司君)


 よって、不穏当な部分につきましては、議事録から削除をさせていただきます。


 それでは、続行いたします。


 それでは、森本 さとし君、続いて質問がございましたら、時間がありますから、どうぞ。


○10番(森本 さとし君)


 先ほど途中でございましたので、済みません、どうも。大体ご答弁をいただきました。ありがとうございました。


 ただ、気になりますのは、指定管理者制度でございますが、経費の削減とサービスの向上というのは、これは相反するものでございます。住民のサービスの向上をして管理経費を削減しようということで、指定管理者制度を導入するわけでございますけども、指定管理者は純然たる民の場合は、これは利益を追求する団体でございます。そうすると、利益を追求しようと思うと、どこかで合理化、しわ寄せが出てくると思いますので、これの運用につきましては選定委員会で選定するということでございますし、また議会に諮るということでございますので、個々についてはそのときに議論をすればいいわけでございますけれども、非常に指定管理者制度の導入というのは難しい運用上問題があると思いますので、この点については十分注意を払って進めていただきたい、これをお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(小丸勍司君)


 これをもって森本 さとし君の質問を終了いたします。


 続いて、質問順位第15番 馬場登代光君の質問を許可します。


            (24番 馬場登代光君登壇)


○24番(馬場登代光君)


 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、通告書に基づきまして順次発言させていただきます。


 まず第1は、観光行政についてであります。


 その1、忍者のまちおこしをお考えですか。映画やテレビ、漫画でおなじみの忍者は、今や全世界で日本をイメージする国際語となっております。一役伊賀忍者が脚光を浴びることになったのは、昭和30年代の忍者小説ブーム、司馬遼太郎が直木賞を受賞して、その後、映画化された「梟の城」、柴田錬三郎の「赤い影法師」、村山知義の「忍びの者」、山田風太郎の「くのいち忍法帖」があり、中でも「梟の城」、「忍びの者」は、元上野市長で忍術研究家の故奥瀬平七郎氏の資料提供によりつくられております。同氏は、忍法とか忍術等の多くの本を出版されており、私も上野図書館で忍者の本をずっと集めて読みましたが、奥瀬元市長の本がたくさん出てまいりました。大した人だなと思わせていただきました。今の今岡市長さんも大した人物でございますが、奥瀬さんのこの本を見て特に感じさせていただきました。


 伊賀の観光の目玉には、もう一つ芭蕉があります。芭蕉さんは1人の人物であり、奥の細道を1人で旅に出られております。忍者は子供から大人まで、だれでもなれます。春の忍者フェスティバルには、子供から大人まで忍者衣装でまちを歩いているじゃありませんか。中でも一家で歩く親子の忍者姿がほほえましいと私は思います。近く9月17日ですか、封切りされます「忍 SINOBI」という映画がございます。これは松竹の映画でございますが、これも話題になりましょうが、こうしたテレビ等のメディアの効果というのは大きなものがございます。何も資本というか、元手のかからないマスコミへの売り込みとしては、いろいろなまちおこしに何も元手がかからなくて効果の上がるという点で大した手法だと思いますが、こうした売り込みもなされているのでしょうか。


 一方、観光客の受け入れ体制は万全でしょうか。第1は、観光客の駐車場の問題だと思います。私は、子供の夏休みでもあり、会社等の盆休みであることしの平日の8月16日、17両日、公園の付近でずっと半日程度この様子を見ておりました。私設というか、私のつくった駐車場も含めて、すべて満車でございました。あいているのは、公園に入る手前にある白鳳門駐車場だけであります。ところが、16は月曜、17日は火曜で平日ですから、条例によりまして観光客が入ることはできません。観光客を呼んでおきながら何で入れないんかといって、いろいろ管理、受け付けの方がしかられておる姿を見ました。もう怒って罵声の声も聞きました。公園の入り口の駐車場があいては1台、あいては1台という程度の進行になりまして、もう数珠つなぎの状態が続いておりました。その中でもう怒って帰っていく人もいるということで、この駐車場の番人さんが言われておりました。この現状を市当局は知っておられるのかどうか、また駐車場対策をどうなされようとしているのか、お伺いいたします。


 忍者フェスティバル時期以外は、観光客は忍者博物館目当ての方が多いと思います。私は、公園まで何度も歩いて見ました。やたら目につくのは骨とう市の看板でございます。この入り口から子供を連れて歩いてきた、骨とう品の看板が立ってるあたりに忍者の人形でも何でもいいですから、あのあたりにあれば、人疲れしてる中で、ああ、忍者が見えた、もう一息やでと言うて子供にも勇気づけられるような、楽しみがわくような言葉も発せられるんじゃないかと思いますが、どうでしょうか。


 次に、レスト前に来ましてまず目につくのは、便所という字のトイレの看板の字でございます。私はぱっと一瞬見て、いろいろな情景を感じますので申し上げるんですが、この便所は都市計画課が管理しておりまして、地下がトイレでございます。そして男が右端、女が一番外れの左の端ということで、そばへ行くまでわからない。忍者の便所のような感がいたします。今どきトイレのとこで便所という字は見当たらない。みんなどこへ行っても、バスで観光旅行しても、トイレへ行ったらお手洗いと書いてありますね。そして、男の女のマークさえあればいいと思います。ところが、これは忍者のまちですから、男の忍者と女の忍者をかいてあってもいいし、また忍者トイレという表現でもいいし、普通ならお手洗いでしょうね。だれもそういうことを感じる人がいないということは、観光に携わっておられる市当局の方も余りそういうことを気づかないということは、いつも私は早くから気づいてたんですけど、これは駐車場の問題にしても何にも関心の持てない人ばかりが役所で座ってる、そんな状態では上野のまちおこしはできないと私は思うんでございます。そうした私の感じでございました。


 それから、レストハウスから忍者博物館までの道路でございますが、私は、この土地は文化財の指定地でございまして、何にも直せへんのかなと思ったんですけども、文化財課で聞きますと、簡易舗装ならできるということでございます。また、ちょっとした改修なんかでも、文化庁と打ち合わせたら簡単にできるんじゃないかと思いますが、バリアフリー化というのはそれでも難しいと思いますが、簡単なレストハウスの手前は舗装してありますが、あこから博物館までぐらい舗装をしたらどうかと思うんですが、いかがでございましょうか。


 それから、食堂ですが、何か外観だけ眺めて食堂へ入ろうという気分がわかない。もっと食堂らしく美しくできないもんかと思って私は感じております。レストハウスとか食堂とか、まだほか公園に1カ所、鍵屋の辻に1カ所と、こうした施設がございますが、私が尋ねたときに、これは普通財産だから指定管理者制度にのらないということをおっしゃっておられた。これは今でも変わらないんですか。こういう経営というんですか、管理されてる人が、これは永久私のもんやというような感覚でやっているから、こうしたまちおこしの改装とか、そういうことに取り組めないんじゃないかと。意見も言えない。私はそういうふうに感じるんですけども、そうした指定管理者にはなれないんでしょうか。制度にはのらないんでしょうか。もう一度お伺いしたいと思います。


 それから、前議会で継続審査になりました忍者博物館の譲渡でありますけども、譲渡した場合に何らかの市への見返りというか、例えば昔、京都で観光税を取ったお寺もございました。また、市では環境負担金制度というのもあります。また、譲渡する契約時に何割か、金額的に何ぼか、また売り上げの何パーセントか、そういうふうな市への財政へ入るお金がもらえないものか、こうした条例をつくってすることもできるんかどうか。そうしたことができれば、例えば観光協会に譲渡した場合、市もそうした潤いがある、また観光協会はもちろんのことですが、共存共栄で両者まちおこしに取り組むという意気込みも変わってくるんじゃないかと思いますが、そうしたことができるんかどうかもお尋ねしたい。これは私が調べた関係では、スポーツ関係の施設の利用関係なんかでも、売り上げの何パーセントとかを取ってるとこもございますから、市独自で私はできると思うんですが、当局の見解をお尋ね申し上げます。


 2番目、温泉事業は順調ですか。温泉は、予算上から健康づくりの部門かもしれませんが、私は、人が集まるという意味で観光ととらえさせていただきました。


 伊賀市営温泉は、大山田さるびの、島ヶ原やぶっちゃの2カ所があり、さるびの大山田温泉は市から100万円の助成、人的助成もありますが、決算は黒字で推移しております。前大山田村長が陣頭指揮のもと運営され、順調に推移していくものと思わせていただきました。私もこの日曜日にも行ってまいりました。いろいろ私の感ずるところはまた自席でお話し申し上げますが、温泉にしても何にしても初めが物すごく人が減って、順次だんだんだんだんと落っていきますが、今大体この程度でとどまるんじゃないかというような感じもしております。いろいろな数字も見せてもらった中で、健全な運営ができるんじゃないかと思わせいただきます。


 一方、やぶっちゃの島ヶ原温泉は、ことわざで言われますが、火のないところに煙は立たないということわざがございます。この温泉について、いろいろなうわさを耳にいたします。まず駐車場の問題、これは小学校の残土が使えるということで、随意契約で小学校の建設と同じ業者がかかわったことから始まっております。小学校の建設にも問題がある業者に、なぜこの随意契約をさせなければならなかったのか、この点についてお伺いしたいと思います。


 やぶっちゃは、しまがはら郷づくり公社で運営されております。朝からも指定管理者としてのいろいろな話も出てまいっておりますが、この公社の中に役員の中心的な方は、日本旅行元職員でございます。そして、厨房の備品は日本旅行の子会社の日旅産業で、茶わんから何から何まで購入されております。島ヶ原のある方は、この業者は入札指名業者かどうか聞きにいったら、そのときは、当時の書類がないのでわからないということでありましたが、後からあるという回答を得ています。正式な入札であれ、疑問視されております。一体何があるのですか、お伺いいたします。


 次に、食堂には、里山料理どんど、麦屋長兵衛、バーベキューテラスくろべこ、展望部屋やぶいり、地下にはこたつ山、これ俳句の季語か何かええ名前かなと思うんですけども、名前がずらっと並んだ食堂街みたいな、私、素人から見れば、みんな委託してやってるんかと思ったけども、みんな公社が運営してるということでございます。予約制ではやぶいりとこたつ山は、業者より食製品を納入されて、また料理品を納入されてやっているわけでございます。以前この場所で食堂を委託されていた島ヶ原商工会の会員には一声もかからず、島ヶ原以外の業者も入り、この業者から油酸化防止機、つい立て、食器類も購入されております。茶わん、皿まで購入されている。一体この業者は主力は食製品納入業者か、食器類販売業者か、何なのですか。この議会では、地元の業者を使えとよく言われております。茶わんやら皿やら、こんなん地元から買えるところがないんですか。伊賀で茶わんも皿も買えるところないんですか。市から管理委託金2,410万円が投入され、朝の話では内保助役がこの公社の理事長に就任されております。内保助役はこの実態をご存じかどうか、助役から答弁ください。


 次に、市営施設の改革についてであります。


 偕楽荘、きらめき工房の運営方法をお考えですか。旧伊賀町の老人ホーム「偕楽荘」、障害者授産施設きらめき工房の2施設でありますが、合併前は伊賀地区町村福祉組合として運営されていたのですが、合併後、市営施設となったわけであります。この施設には、偕楽荘は職員11名、嘱託4名、きらめき工房は職員6名、嘱託7名おり、合併前の組合当時の嘱託の待遇は通勤費もあり、ボーナスもあり、一般職員と余り変わらなかったのでありますが、合併後は全く同じ仕事をしながら、通勤費もなし、ボーナスもなしとして、何にもありません。嘱託の中には、特にきらめき工房は比較的若い方がおり、採用時にお世話いただいた方からは、数カ月後で職員にしてもらってやろうと言われて、これは前町長も知ってるはずでございます。ところが、去年の暮れのボーナスのときに初めてボーナスはもらえないということで、職員になってないということがわかった、親の話でございますが。旧上野市では、これに似た施設は、老人ホーム恒風寮では業務委託、障害者授産施設は民間で運営されております。人の話では、これ5年ぐらいかけて検討されるとの話でございますが、旧伊賀町の特殊なこのいきさつから、嘱託の方の不満、若い方の将来性を考えるとき、一刻も早く独立運営方法を考え、指定管理者制度の導入も視野に入れ取り組まれることを望みますが、どうお考えですか、お伺いいたします。


 時間もございません。アスベスト使用施設についてでございますが、どんな対策をお考えですか。これも2人の議員から質問ございまして、大体わかっております。


 その中で、住民の生活に関係のある施設、食肉センター、これはどんな状態か。それから、ふれあいプラザの、これはいろいろ私も毎日ほど行ってますからわかってますが、特にニューライフ1階のスーパーですが、あれももう以前より問題になってるときに、天井を張って、何もそうした影響がないということでありましょうが、地震とか、こうしたいろいろな突発的に揺られて天井のすき間から落ちてくる状態も考えられます。そうした中で、連絡協議会を設けて協議されるということでございますが、どうしたことを考えて、対策というのはいろいろとどんなものを、今の状態でええということで、ほかの目で見えるとこだけ直していこうという話し合いにされるのか。そういう点もお伺いしたいと思います。


 また、忍者のまちおこしの点で申し上げた駐車場の点で、いろいろほかに駐車場がないかということで探しておりました中で、元郵便局のところもアスベストの関係でございますが、そうした施設を取り壊して駐車場にするとかいうような方法も考えていただくのか、そういうこともお伺いして、第1回目の壇上での質問を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 お答え申し上げたいと存じます。


 まず、1点の観光行政の中で忍者博物館の譲渡問題についてお尋ねをいただきました。これにつきましては、観光協会の方から議会に対しまして請願が出ているんですが、継続審査という状況になっておりますから、議会のご意思を尊重するという意味で、現在のところ行政としては動いておりませんが、最終譲渡するということになれば、当然今でも赤字を出しておりますだんじり会館とか、そういったものも同時に観光協会に管理委託をしておりますから、忍者博物館でもうけたお金をそちらの方へつぎ込んでいるという状況でありますし、社団法人ですので、純粋の株式会社とか、そういうことではなくて、利潤を追求をするのが目的の法人ではございませんもんですから、これは公的責務を帯びた法人でありまして、したがって、そういった意味では、譲渡するということになれば観光協会の出費が伴うと申しますか、条件もいろいろそういうことを、行政財産としてのほかの施設につきましても管理を一緒にしてもらうとか、そういう協議には入りたいと思いますが、現在のところそういった議会の状況でございますから、今動いてないという状況でございます。


 観光にかかわりまして、白鳳門駐車場の件は私は知っているんですが、私以外の担当者は知ってるかどうかはちょっと聞いておりませんので、よくわかりません。その他公園の関係につきましては、管理をいたしております建設部の西澤部長の方からお答え申し上げます。


 それから、次にご質問いただいた温泉事業については内保助役ご指名でございますから、そちらの方からお答え申し上げますが。


 それから、2番の市営施設の改革につきまして、偕楽荘ときらめき工房の運営につきましてお尋ねをいただきました。指定管理者制度導入を視野に入れて検討せということでございます。行政側といたしましても、そのつもりで指定管理者制度を導入しながら、これは社会福祉法人でないと運営できませんが、そういったことも視野に入れながら取り組みを進めておるところでございます。


 それから、アスベストのことで、ふれあいプラザを駐車場にというお話がございますが、現在のところ地震があって壊れたりなんかしますと、それは別の話ですが、非常に堅固な建物でございまして、そういった意味では、天井も張ってございますし、各階にアスベストのああいう糸片と申しますか、そういったものの検出もないわけでありますから、現状のまま進めてまいりたいというふうに思っております。


 私からは以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 内保助役。


             (助役 内保博仁君登壇)


○助役(内保博仁君)


 馬場議員のご質問にお答えをさせていただきます。


 まず、本城議員からもお尋ねいただいたところでございますが、私、当施設の理事に就任をさせていただいたのが3月でございまして、3月の理事会で理事長に就任をさせていただいておりますので、その後のことにつきましては理解をいたしておりますが、私の理解のできない部分については支所長の方から答えをさせていただきますので、ご理解をいただきたいと思います。特にお尋ねの駐車場の工事の関係とか、ある理事の選出の経過とか、その中の理事の議員お話しの日本旅行のOBの方とか、あるいは日旅産業からの備品の納入につきましては、就任前のことでございまして、ひとつこの辺については、指導監督をしておる支所の担当課の資料によりまして支所長の方から説明をさせていただきたいと思います。


 2月の9日にオープンをいたしまして、2月と3月で温泉を利用いただいた方が3万2,000少しの数字と聞かせていただいております。したがいまして、大山田のさるびの温泉と比較をさせていただきますのに少し資料を見てみたんですが、17年度の1・四半期で数字を拾ってみますと、やぶっちゃとさるびのにつきまして比較をいたしましたが、やぶっちゃにつきましては、3カ月でトータル4万8,000人少々の入客でございまして、これを年間ベースにいたしますと約20万人の入客数になろうかと思います。さらに、さるびのにつきましては、3カ月の合計をいたしますと6万7,500少々でございますので、これを年間ベースにいたしますと27万人ぐらいな入客になろうと思います。


 また、両温泉施設の経営面を考えますときに、そこにおる従業員の関係でございますが、さるびのにつきましては、正職7名、パート、アルバイト含めまして59名ということで、総勢66名で、市職員1名派遣をいたしております。また、やぶっちゃにつきましては、正職5名、パート、アルバイトでございますが、登録パート、アルバイトも含めまして140という数字でございますが、それぞれ時間で割りますと週40時間の出勤といたしますと、平均で64名ということでございまして、職員数につきましても、ほぼ両施設とも同規模の雇用状況だというふうに見させていただいております。


 その中で、先ほどもご指摘のございます内部の店舗の経営とか、あるいは物品の納入につきましては、馬場議員のご指摘のことにつきまして、一度公社の方にも持ち帰りまして、理事会で十分議論させていただいて、適正な運営を行い、さらに17年度の会計年度末には評価いただける経営となるように公社の職員に指導をいたしてまいりたいと、このように考えさせていただいております。


 前段申し上げましたように、支所長から補足の説明をさせますので、よろしくお願いいたします。


○議長(小丸勍司君)


 森永支所長。


          (島ヶ原支所長 森永喜久雄君登壇)


○島ヶ原支所長(森永喜久雄君)


 失礼いたします。島ヶ原支所長の森永でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。


 今、馬場議員さんの方から3点ご質問いただきました。


 まず1点目でございますが、ふれあいの里の駐車場の随意契約の関係でございます。この件につきましてまずお願いとご報告を申し上げたいと思います。この工事につきましては、平成16年4月から5月にかけて実施をいたしました工事でございます。当時、温浴施設等の建設の計画がございまして、その作業をされる方の駐車場や、また資材の置き場、ストックヤードといいましょうか、そういう置き場等として、また現場事務所の設置場所等が必要であったということ、そしてやぶっちゃランドの営業を休止して建設をすることを決定をしておりましたが、既設の駐車場、広場では手狭であることから、駐車場の造成を実施いたしました。造成に当たりましては、大量の土砂を必要とするために、島ヶ原小・中学校の校舎等の建築工事におきまして搬出される残土750立米を利用することによりまして、コストの削減を見込み、時価に比べて著しく有利な価格で契約を締結することができるとして、公社の建設工事を請け負っておられました会社と随意契約をさせていただいたところでございます。


 続きまして第2点でございますが、厨房備品等の関係でございます。日旅産業さんの関係でございますが、この日旅産業さんにつきましては、日本旅行さんの100パーセントの出資の子会社さんでございます。幅広い分野の業務をされておる会社でございます。この備品と契約をいたしましたのが、まず第1回目につきましては、これは合併前でございますが、旧島ヶ原村がこの株式会社日旅産業と物品購入を締結いたしましたのは平成16年の10月の29日でございます。契約額が590万1,000円ということでございます。また、伊賀市になりましても指名審査を経ましてしておりますが、旧島ヶ原当時ではこの10月29日の分だけでございます。この物品の購入の契約に関しましては、6社を指名をいたしました。それで、この提案方式によりまして入札を実施をいたしまして、そのうち1社、旧上野市内の業者さんにつきましては辞退をされましたので、5社で実施をされまして、そして提案につきましては部門別の提案として、審査の結果、展望部屋、そして浴場の備品については株式会社日旅産業に決定し、そして休憩室、物飯所、レストラン、めん類どころ、バーベキュー、それとテラスの備品については、これは名張市内の業者の方に、そして地下和室、搬入庫の備品については、これは名古屋市内の業者にそれぞれ決定をさせていただいたところでございます。


 業者の選定につきましては、旧島ヶ原村におきましては、取扱業者も少ないために、地域性には余りこだわらず、熱心に営業活動をされ、指名願が提出されている業者の中から選定いたしまして、官公庁との実績については、今回発注の備品が通常官公庁が頻繁に取り扱う物品ではないと考え、官公庁との実績は重視はしませんでした。しかし、この株式会社日旅産業につきましては、旅館等の店舗改装からOAシステムの開発、お手伝い、また健康商品を中心とした通信販売やIT関連事業など、マーケットを先取りしたコンサルティング型企画提案のできる商社として、業種としても20項目系列で上がっている業者さんでございまして、その事業展開を図っております。これは会社案内と、それと指名審査の申請で確認をいたしました。伊賀市におきましても、厨房機器取扱業者としての指名願が提出され、登録されております。伊賀市合併後におきましても、備品や消耗品を日旅産業から購入をしておりますが、すべて伊賀市内の業者の方も参加した中で入札を行っておりまして、最低価格者の株式会社日旅産業と契約をしたものでございます。


 それと、3点目でございますが、先ほど助役さんの方からもお話がございましたように、この里山どんど、麦屋長兵衛、バーベキューテラス、そして展望のやぶいり、こたつ山、特にやぶいりとこたつ山の関係について馬場議員さんの方からご質問がございました。この件につきましては、公社としては料理等の配ぜん、いろんなことも考え、運営等について考えて、最善の方法をしたものと考えておりますが、これにつきましてご質問いただきましたので、また公社の方と細部にわたっての検討を今後してまいりまして、適切な方向で進めてまいりたいと思っております。


 以上で、ご質問いただきました3点につきましてお願いとご報告とさせていただきます。どうもありがとうございました。


○議長(小丸勍司君)


 長谷川上野支所長。


           (上野支所長 長谷川正俊君登壇)


○上野支所長(長谷川正俊君)


 失礼いたします。1番目の観光行政の中で忍者のまちおこしについてでございますが、まず1点目、レストハウス横の公衆トイレにつきましては、現在、男女の区別の案内表示がなされておりません。したがいまして、観光客の方、また市民の方々に大変ご迷惑をかけておりますので、わかりやすく利用していただけるように案内板を設置したいと考えております。


 第2点目のレストハウスから忍者屋敷の間の舗装でございますけれども、この間につきましては、ご指摘いただきましたとおり未舗装の砂利道でございます。現状をみますと、忍者屋敷の一部に簡易なコンクリート舗装がされておりますけれども、観光食堂の入り口につきましては、U字型の側溝、西側には縁石が設置されておりまして、議員さんがご指示いただきました簡易舗装につきましては、現場を見ますと、技術的にやはり若干の掘削作業をしなければ、この側溝と縁石の高さに帳じりを合わせることができないというようなことがございまして、教育委員会を通じまして、史跡指定の関係もございますので、文化庁と工法につきまして打ち合わせを行いたいと考えております。


 第3点目の公園敷地内にございます公園観光食堂、それから通称休憩所のレストハウス、それから愛間亭並びに鍵屋の辻公園にございます数馬茶屋につきましては、それぞれ公園施設にあるわけでございますけれども、地方自治法の244条の公の施設という形での位置づけが困難でございましたもので、普通財産といたしまして観光協会の方へ賃貸借を行っております。そして、観光協会の方がそれぞれの経営をされてる業者さんに経営業務の委託契約を行ってるというのが状況でございまして、まず公の施設としての位置づけをどうするかということを決めない限り、指定管理の導入云々については申し上げることはできませんので、ご了承いただきたいと思います。


 もう1点、白鳳門駐車場の件でございますけれども、丸之内交番の建てかえに伴いまして、庁舎へお越しいただく住民の方々の駐車場不足を解消するという意味で、開庁時には開放させていただくということで条例を改正させていただきました。現在のところ約一日平均50から60駐車をしていただいております。特に月曜日、それから連休明けの利用が多い状況でございます。大変観光誘致の中では駐車場不足でご迷惑をかけておるとは思いますが、どうぞよろしくご理解いただきたいと思います。


 以上でございます。


○議長(小丸勍司君)


 馬場登代光君。


○24番(馬場登代光君)


 時間もございません。私は、この忍者博物館の中、負担金的なものは、駐車場を探している中で、校区の再編計画もございます中で、桃青中があいてきたら、あの辺へ行って、また前、質問させてもらった赤い橋をかけてあこへ渡る。その中にはいろいろな資金が要りますから、そういうところに使えるような財源を生み出すために申し上げたところでございます。これは、時間もございませんので回答は要りません。


 それから、一番私が不思議に思うのは、交番というか警察の駐在所、今メーン通りの一番人の目につくようなところにございます。交番というのは、まち通りにあって、まちの見張り番でございます。聞くところによると、あの市役所の駐車場の中へ交番を移すことを聞きますが、これは一体だれがこんなことを考えるんですか。そしたら、これから今後、庁舎を建てかえるとかいうようなときに、価値がなくなるんじゃないですか。これは仮に今の交番を直すためにプレハブとかを建てるための仮の交番なのか、永久にあこへコンクリート製の固定した交番をするのか、その1点お尋ねします。


 それと、温泉の関係でございますが、私はいろいろ実際に見た中で、サウナの問題が一番問題になると思います。大山田にしても、蒸気でするサウナがあります。ミートサウナというんですか、あれとか、それからやぶっちゃのサウナも狭過ぎる。8人かけられるようになってますが、上へ4人座ったら足を投げ出しますから、もう4人しか座ってない。その状態を私は見てきました。あれも考えてもらわないけないと思います。


 それから、偕楽荘ときらめき工房の点でございますが、今、市長が指定管理者制度を検討するということでございます。時期はこの12月議会で提案できるような状態で、来年の4月ごろからできるかどうか、そのめどをちょっとわかっていたらお聞かせいただきたい。よろしくお願いいたします。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 1点目の交番の位置は、私が決定いたしました。と申しますのは、あの角の交番が、今度はあちこちの駐在所がなくなってまいりまして、2階建ての計画がございます。あの平家建ての現在の交番も、特にこの前の道路を東進する車にとって左折するときにブラインドとなりまして、あんなとこに言ってみれば何で交番があんのやみたいな意見を、最近は出なくなったんですが、就任した当座、相当聞きました。おまけに今度は2階建てと、こういうことになりますと、なおブラインドになって、交通安全上問題ありということの中ではございますが、丸之内のあの交番でありますので、市有地の一角で、あれはあの角っこへ従来から県警へ賃貸をいたしておりますから、その場所をむしろこちらの方が、そういった部分につきましても、もう少しあれから入って歩道際の現在の市の看板のあるあの辺がどうかとか、いろいろ検討したんですが、最終的に今の場所に決定をしたということでございます。現在の交番は、新しくできた後は撤去いたしまして、これは県の方で撤去します。後は駐車場に拡張すると、こういう予定でございます。


 それから、偕楽荘ときらめきの関係でございます。12月議会提案はちょっと無理でございます。現在は直営でやっておりますから、これは指定管理者制度といいましても、さっきも言いましたように、管理運営をするのは社会福祉法人ということになりますし、法人には一つの言ってみれば法律による厳格な規定もありますし、資格の専門職を有するということも必要になってまいりますので、12月議会には提案が、相手さんのあることですから無理と思いますが、将来そういう方向でお願いをすべきだと。要するに恒風寮のように公設民営ということが望ましいというふうに思っております。


○議長(小丸勍司君)


 内保助役。


             (助役 内保博仁君登壇)


○助役(内保博仁君)


 再度ご質問にお答えをさせていただきます。


 市長も常々申しておりますように、新しい伊賀市の西の玄関口、また東の玄関口ということで両施設が健全に管理運営されることが大事なことでございますので、いろいろとご指摘をいただいたことにつきましては、それぞれの理事会で十分お伝えをいたしながら、改善をする部分については改善をいたしてまいりたいと、このように考えさせていただいております。


 なおまた、それぞれの公社に理事として私が従事をいたしておりますが、指導するという部分もございますので、そのあたりにつきましても、できるだけ早い時期に理事長の席は外していただいて、民間の方に理事長をお務めいただいて、行政の方からきちっとした指導をいたしてまいりたいと、このように考えておりますので、今後ともひとつよろしくお願いを申し上げます。


○議長(小丸勍司君)


 馬場登代光君。


○24番(馬場登代光君)


 温泉の方は、やはり今、内保助役が言われたように、私は最後言わせていただこうと思ったんですけども、市からの補助をし、そして温泉はいろいろ経過、さるびのを見てたときに、だんだんだんだんと下がっていく。いつかは固定的なお客が来ると思いますけども、今はよくても先は難しい。いろいろな問題がありますよ。あの施設の中には、和菓子工房、こんにゃく工房なんか、あんなん大山田の温泉と比べてみなさい。あんな野菜売り場は狭いし、またこれ温泉が主体か食堂か主体か、さっぱりわからんような島ヶ原の状態でした。そういうこともあります。


 最後に市長にもう一度質問させていただきます。偕楽荘、きらめき工房についてどの程度、できるだけ早くしていただかな、私が申し上げたように、いろいろな不満がわき上がってきます。それはなぜかというと、旧上野市の状態と臨時とか、そういう嘱託が、入った時点からそうでしたから、そう差がなかったから、そういうふうな感情的なことが起こってきておりますので、できるだけ早い運営方法を検討していただきたい。どの程度のめどでしていただくか、それだけちょっとお答えください。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 17年度内ぐらいには一定の結論を出したいというふうに思っております。


○議長(小丸勍司君)


 馬場登代光君。


○24番(馬場登代光君)


 18年度でそうしたことが実行されるということですね。案だけ出すだけではいつでも出せますが。


○議長(小丸勍司君)


 今岡市長。


             (市長 今岡睦之君登壇)


○市長(今岡睦之君)


 これは伊賀市の現在は施設であり職員であります、嘱託も含めて。ですから、こちらの一方的な思いだけでは、なかなか実現いたしません。受け皿の方もきちっと、人も何もかも含めてオーケーだという話にならないと、これは契約が成立いたしませんですから、行政が一方的にこうせいああせい、相手さんのあることでございますので、その話し合いの決着を17年度以内ぐらいに決定したい。しかし、18年度頭からするには、もし受けていただいても諸準備がありますから、運営母体が変わったといっても、そんなに即運営が入られるということにはなりにくいと思います。しかし、意思というんですか、お互いの考え方だけは17年度内に、法人さんですから、それぞれ独立した理事会等法人の意思決定機関がありますから、これは個人対個人の話と違いますので、そういう意味では時間のかかることはご理解いただきたいと思います。


○議長(小丸勍司君)


 これをもって馬場登代光君の質問を終了します。


 昨日、恒岡弘二君の質問に関連しまして、JRの関西本線の固定資産税を中心にした答弁がまとまったようでございますので、ただいまから西田企画振興部長より、その報告をいたさせます。


 西田部長。


          (企画振興部長 西田麒代彦君登壇)


○企画振興部長(西田麒代彦君)


 議長のお許しを得ましたので、2点だけ答弁させていただきます。


 小浜線の工事において運休があったのかということにつきましては、工事期間中全線運休が1回、19日間ありました。それから、部分運休が4回、46日間ありまして、延べ65日間運休しております。これはいずれも春休み、夏休みの期間でございます。


 なお、全線運休は電柱設置工事、部分運休の場合は、河川とか通信・信号工事でございます。この間は、いずれも代替バス運行を行っております。


 次に、関西線電化工事の固定資産税についてどうなっているのかということでございますが、これにつきましては、工事費180万円の場合は、工事費に工事管理費10パーセントを加えて198億円に、これに単純に税率1.4パーセントを掛け、年間2億7,720万円固定資産税が増加するというふうに計算しておるわけでございます。また、同じく工事費が260億円の場合、工事管理費10パーセントを加えて、286億円に固定資産税1.4パーセントを掛け、年間4億40万円固定資産税が増加するということでございます。


 なお、工事費につきましては、180億円の場合は現在のいわゆるルートをそのまま改良していくということでございますし、260億円の方はトンネル5本と木津川橋梁を新しくつくりかえるという案でございますので、よろしくご理解のほどをお願いしたいと思います。


○議長(小丸勍司君)


 市政一般質問は、本日はこの程度にとどめ、明日に延会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。


            (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(小丸勍司君)


 ご異議なしと認めます。よって、市政一般質問を本日はこの程度にとどめ、明日に延会します。


 なお、明日9月14日の本会議の会議時刻は、午前10時といたします。


 ご苦労さまでございました。


            (午後 6時10分 延会)


             ─────────────