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三重県 志摩市

平成18年第2回定例会(第4号 6月14日)




平成18年第2回定例会(第4号 6月14日)





 



         平成18年(2006年)第2回志摩市議会(定例会)会議録


                   第 4 号


              平成18年6月14日(水曜日)





                会議に出欠席の議員氏名


出席議員26名


    1番  小 田 幸 道 君       2番  ? 口 三代和 君


    3番  森 本 雅 太 君       4番  出 間 敏 和 君


    5番  西 ? 甚 吾 君       6番  廣 岡 安 吉 君


    7番  中 村 八 郎 君       8番  杉 本 三八一 君


    9番  小 森   仁 君      10番  野 名 澄 代 君


   11番  山 下   弘 君      12番  松 尾 忠 一 君


   13番  中 川 弘 幸 君      14番  森 本 紘 正 君


   15番  小 河 光 昭 君      16番  坂 口   洋 君


   17番  上 村 繁 子 君      18番  西 尾 種 生 君


   19番  三 橋 文 夫 君      20番  大 口 秀 和 君


   21番  森     昶 君      22番  山 際   優 君


   23番  畑   美津子 君      24番  杉 木 弘 明 君


   25番  谷 口   覚 君      26番  ? 岡 英 史 君





欠席議員なし





             職務のため出席した事務局職員の職氏名


 議会事務局長    井 上   司 君   議事課長   岡   英 雄 君


 議事係長      平 井   正 君   議事係    水 谷   聖 君





               会議に出席した説明員の職氏名


 市長        竹 内 千 尋 君   助役     田 中   稔 君


 収入役       磯 和 光 春 君   総務部長   谷 崎   豊 君


 参事兼市長公室長  西 村   仁 君   企画部長   竹 内 勇 記 君


 産業振興部長    山 ? 哲 也 君   観光戦略室長 中 村 達 久 君


 建設部長      谷 口 一 馬 君   健康福祉部長 宮 本 源 光 君


 生活環境部長    山 川 勘 一 君   上下水道部長 中 川 洋 司 君


 病院事業部長    信 田   仁 君   総務課長   山 本 美 弘 君


 教育委員長     大 東 弘 郎 君   教育長    西 岡 松太夫 君


 教育部長      松 井 浩 三 君





                  議事日程第4号


              平成18年6月14日 (水曜日)


                午 前 9 時 開 議





 日程第1 一般質問





                  会議に付した事件





 日程第1 一般質問





                 午前9時00分 開議


                   開 会・開 議





○議長(?岡英史君) 皆さんおはようございます。


 ただいまの出席議員数は26名であります。


 地方自治法第113条の規定により、定足数に達しておりますので、直ちに、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付のとおりであります。





                 一 般 質 問





○議長(?岡英史君) 日程第1 昨日に引き続き一般質問を行います。


 まず、6番廣岡安吉君、登壇してください。


              (6番 廣岡安吉君 登壇)


○6番(廣岡安吉君) 皆さんおはようございます。


 議長のお許しが出ましたので、通告してありますところの質問をさせてもらいます。


 私は、三つ項目を挙げております。


 まず一つは、認知症の中の徘徊老人対策についてですね。これは今年の予算書の特別会計の介護保険特別会計の中に、41ページなんですが、認知症高齢者見守り事業というのがあるんですが、このことを住民はどれぐらい知っているのかという疑問から、この事業の中身について、詳しい説明を求めるものであります。


 それから、2点目は、防波堤の避難階段を増設、点検する時期ではないのかということ。これは安乗岬から御座岬までの表海、あくまで太平洋岸に面した表海の各種の防波堤には、避難階段やスロープが設置されているわけですが、間隔が広いところや狭いところがありまして、いざという時のために、間隔の広いところは増設、そして設置してないところには新設する必要があるのではないかと。そしてまた、何十年か前に建設された階段については、もう一度点検する必要があるのではないかと、これが2点目ですね。


 それから、3点目に、市の体育施設のグラウンドで認定されたところは何ヶ所あるのか。と言いますのは、先ほども話、説明は議員に対してありましたけども、来年の10月にはシニアソフトボールの全国大会が開かれるという、志摩市で開催される予定と聞いておりますが、市内5町にある市の体育施設、グラウンド、何ヶ所使って行うのか、その市の方針と今後の予定について聞いておきます。


 以上、壇上からの質問として、後は自席にて再質問を行いたいと思います。


○議長(?岡英史君) 逐次、答弁を許します。


 市長。


              (市長 竹内千尋君 登壇)


○市長(竹内千尋君) 皆さんおはようございます。廣岡議員の一般質問にお答えをいたします。


 まず、1点目でございますけども、徘徊老人対策についてということでお尋ねをいただきました。


 今回、議員ご指摘のように、介護保険特別会計の中に徘徊老人対策として、認知症の高齢者見守り事業というのがあるということでございます。


 この事業は、高齢化社会が進む中、認知症による徘徊高齢者が増加傾向にありまして、昨年度は市内で2人の方が、認知症の方ということになるわけですけども、行方不明となり、いまだに発見できない状況にあるということでございます。


 また、今年度に入ってからも、3人の方が行方不明となったということでございますが、幸い住民の皆さんのご協力もありまして、早期に発見をされ、大事に至りませんでした。


 本市におきましても、これらの状況を踏まえまして、徘徊高齢者家族支援事業実施要綱を制定し、認知症による徘徊高齢者を介護されているご家族が、安心して介護できる環境の整備に努めることを目的に、現在、事業を推進しておるところでございます。


 当事業の内容でございますが、1点目としまして、位置検索サービスでありまして、これは加入に伴う経費が1件当たり7,350円を助成をしておるということでございます。この位置検索サービスは、徘徊の可能性のある高齢者に位置情報を知らせる発信機を携帯をしてもらうということで、人工衛星や携帯電話の基地局を利用することによりまして、行方不明時に早期発見をし、高齢者の方を保護できるようにするというようなシステムということであります。誤差は5メートルから10メートルというふうになっておるということでございます。


 ただ、問題点といたしましては、本人が常に携帯をしていただかないといけないということでありまして、これまでの利用状況は、平成17年度では利用申請というものがなかったということでございます。18年度になりましてから、5月末現在において2件の利用申請があり、現在、利用決定をし、ご利用いただいておるということでございます。


 2点目としまして、認知症に関する情報の提供と啓発を行い、地域住民の皆さんの病気に対する知識を普及することで、徘徊高齢者への早期対応を促し、地域での見守りや支援に役立てていただければというふうに考えております。


 3点目といたしまして、認知症による徘徊高齢者の行方不明者が増加傾向にあるということですから、今後は、早期発見の対応策として、地域の住民や事業所にもご協力を願い、これは仮称ですけれども、「認知症高齢者見守りネットワーク」の構築に向け、取り組んでいきたいというふうに考えております。


 何件かのこの認知症による行方不明の方というのは、例えばデイサービスの事業所のデイサービスの利用者であったりということと重なるわけですね。その方が事業所から一時帰宅をしたりとか、あるいはデイサービスだけではないですけども、そういった自宅に帰ったときに行方不明になるというケースもありますので、ぜひこういった介護保険施設との連携ということも視野に入れながら、取り組む必要があるというふうに考えております。


 次に、住民に対する周知状況ということでありますが、これまでは個々の相談や会議の場での情報提供のみでありました。しかし、増え続ける徘徊高齢者の状況に対応するために、本年4月からはふくし総合支援センター及び地区支援センターを中心に、民生委員協議会等各種会議の場におきましても啓発に努めておるということでございます。行方不明になられ発見された家庭にも、個別に対応しておるということでございます。


 認知症の高齢者見守り事業が充実することによりまして、介護する家族の方々が安心して生活することができますし、消防団員等の非常出動等も減少できますので、今後とも取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。


 続きまして、2点目の防波堤の避難階段を増設・点検というようなご趣旨でお尋ねをいただきました。


 これまでの海岸整備は、高潮・また海岸侵食などの自然災害から、国土及び人命・財産を守るということを優先的に整備を、県また国にお願いをしてきたということでありますが、近年、住民の皆さんの海岸に対するニーズが多様化してきているということでございまして、「防護」「環境」「利用」が調和した海岸の保全整備が望まれておるということでございます。


 このような状況の中、県において今後の海岸のあるべき姿の実現を目指した基本的な事項を「伊勢湾沿岸整備マスタープラン」として、平成11年9月に策定をしております。今後の海岸整備につきましては、このマスタープランの方針に基づきまして、各地区海岸ごとに、海岸の整備方針となる海岸整備アクションプログラムを策定しておるということです。アクションプログラムでは補助事業、単独事業を含めた海岸保全施設整備事業を行っていくということでございます。


 今回ご質問の避難階段でありますとか、またスロープなどの既存施設の維持補修及び新設についてということでございますが、地元自治会などからの要望によりまして、個別に県に要望を行っております。特に、防潮扉の整備との関連が強い階段ということでございますけども、この設置につきましては、県と連携して設置場所などの調査検討を行っておるということでございます。


 耐震性ということにつきましては、一部考慮されておりますが、液状化などにより被害が発生をするおそれがある施設につきましては、平成7年の兵庫県南部地震後に耐震点検を行っておりまして、三重県のホームページにも公表されております。特に老朽化している海岸保全施設につきましては、今後、堤防、また護岸の天端、表面、基礎部分などのクラック、沈下、空洞化、漏水の確認を県と連携を密にして点検や調査を行い、今後も海岸保全施設の整備につきましては、引き続き国、県に強く要望をしてまいります。


 続きまして、3点目のお尋ねでございますが、市の体育施設のグラウンドについてということでお尋ねをいただきました。


 議員が仰せになったように、第21回の全日本シニアソフトボール大会が、来年になりますけれども、財団法人日本ソフトボール協会の主催で行われまして、59歳以上の男子で構成をされました、全国の地区予選を勝ち抜いた47チームと、地元の1チームを加えた48チーム、約1,000人の選手が参加をして、平成19年10月12日から15日の4日間にわたり、志摩市で開催をされる予定ということでございます。


 この大会も全国規模の大会、全国大会ということで、誘致に至ったということは、関係者の皆さんの努力を含め、市としても本当にありがたいことだというふうに思っておりまして、1,000人のシニアのソフトボールの愛好家の方々が集まるということですから、当然、4日間開催をされて、宿泊を伴うということになりますし、選手の方々のみならず、シニアの大会となりますと、これまでのササユリカップとかの例を見ますと、ご家族連れの方々も多くいらっしゃるということですから、観光面での集客交流効果と言いますか、地域経済への波及効果というものも大いに期待をしながら、大会運営についても協力をしていきたいというふうに考えているところでございます。


 この大会の実施に当たりまして、平成18年度に既に準備委員会が設置をされまして、平成19年度には実行委員会を立ち上げ、開催に向けた準備が進められていく予定ということでございます。


 現在、市内には各種目対応の公認グラウンドはございませんが、主催者側が設定する施設基準ということに合致をすれば、競技実施は可能になるものと考えております。


 市におきましては、この大会が全国に志摩市をアピールする絶好の機会と考えておりますし、大会準備委員会におきましても、志摩市全体で大会を盛り上げるべく、市内各地の会場で実施をできるよう検討がされているということでございます。


 また、本大会開催に当たりましては、志摩市のソフトボール協会を中心に、志摩市が後援という形で協力体制をとっていく中で、大会に必要な会場の提供や、また人員体制につきましても、万全の支援を行っていきたいというふうに考えております。


 大会に参加をされる全国からの選手及び関係者など志摩市に来訪をいただくたくさんの方々に喜ばれる大会になるよう努めてまいるということでございますので、よろしくお願いをいたします。


 以上、壇上からの私の答弁とさせていただきます。


○議長(?岡英史君) 廣岡安吉君。


○6番(廣岡安吉君) それでは、まず認知症の方からいきます。


 利用状況はわかりましたね。それから、この予算というものは、見てのとおり7万4,000円、10人分が上がっているわけなんですが、この制度というのは、ほとんど知らない人の方が多い。例えば今、話にありましたように、家族の人がいなくなったときに、探す場合は、放送を流したり、聞くところによると、いや、放送はしないでほしいという、そういう家庭があったりとか、志摩全体に放送するわけではないと思うんですけども、できれば早く、みんなそうなんですが、なるだけ早く探したい、見つけたい、それは皆、どの家族でも一緒であります。


 それで、もっとこれを知ってもらうためには、自治会やとか、女性の会、老人会、そういったとこで、ほとんど話はされていると思うんですけども、やっぱり紙面で流すよりは口頭でいろいいろ伝えた方が、今、周知度としては一番いいんじゃないかと、こう思いますので、私も民生委員の人にもこういうことがあるのを知ってますかと聞いてみましたけども、知っていると答えた人はいなかったですね、私が聞いた人の中ではね。


 そういう状態でありますから、もっとケーブルテレビで流すなりとか、今までに広報でこのことについて知らせたことがあるか、その辺も聞いてみたいと思いますし、何と言っても、本人より家族が知っていることが一番でありますから、家族の方に、こういうサービスがありますよということがわからないとだめだと思います。


 それで、今さっき言われましたように、セコムですね、ココセコムというパンフレットもあるんですが、これを持っていただいて、そういう徘徊老人の人には持っていただくということが一番いいということを言われました。


 じゃ、今、徘徊老人として、認知症の中の徘徊老人として、志摩で大体何人いるのかと、認められているというとおかしいかもしれませんけど、市がつかんでいる人数とか、そこのところも聞いておきます。


 そして、その家庭を優先的に、10人しか予算はないですけども、もっとこれは広げていただいて、何かの時のために持っていただく、半強制かもしれませんけども、渡すというか、お金の要ることでありますから、どうかと思いますけども、なるべくそういうふうな方向で持っていただいたらどうかと思いますが、部長、わかっている範囲でお願いします。


○議長(?岡英史君) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(宮本源光君) 徘徊老人が何人いるかというふうなことでございますが、具体的な医学的な部分での何と言いましょうか、診断というふうな部分でいきますと、私どもで現段階ではつかみきれてないというのが実情でございます。


 ただ、介護保険制度の中で、認定の度合いというふうなことで申しますと、徘徊される老人というのは、ある意味、元気な老人でないと徘徊がされないというのも実情でございますので、そういう部分から数値を推定しますと、おおよそ市内で100名ほどが見えるであろうというふうには思っております。


 後、PRの部分につきましては、現段階でそれぞれの会議の中でもお話を申し上げてきておりますし、また、旧町の中でもそれぞれ制度として浸透してきた部分もあるわけですが、改めて今年度、そういうことも含めて、再度、会議等、また地域福祉計画の中で、それぞれの地域を回らせていただくというふうなことも含めてございますので、周知をさせていただきたいというふうに思っております。


 現実に行方不明者の家族の方との対応というふうなことで申しますと、今年度3件ありました中でも、繰り返しの方も現実にありまして、個々に私どもの職員が出向きまして、家族の方に、この制度の利用というふうなことをPRをさせていただいて、現実には今回、2件の方がその対応をしていただいたというのも実情でございます。


 ただ、過去に加入されておる中で、途中で辞められたと、現実的に余り、本当に行方不明にならん限り、この装置いうのは、ある意味、効果が非常にあらわれにくいというようなこともあって、家族の方が途中で解約されたというようなことも現実にはございます。それぞれの家族の思いの部分も含めてありまして、私どものある意味、皆さんの理解を得なければ、十分この部分が充実していかないというのも事実かなあというふうに思っております。


 行方不明の状況の中では、やはりどうしても明るいうちに私どもへの情報というのも、逆に私どもが老人の方があの辺歩いてたよねというようなことで、家族にご連絡する場合も中にはありますが、現実的に夕方までは待っていたいという家族の思いと言いましょうか、放送という部分も含めて、なかなかご理解が得られない場合もございます。


 夕方になりますと、やはり見つかりにくいということもあって、家族の方には、その旨も含めてお伝えしておりますが、なかなか理解が得られない場合もあるというのも現実でございますし、それぞれの家族の思いも含めて、できるだけこの制度が充実することによって、早期に、また行方不明というふうなことにならないというようなことも含めて、対応を充実させていただきたいなというふうに思っています。


 予算的には、今年度、おっしゃられるように10件というふうな予定をしておりますが、過去の17年度には実際なかったと、ご希望なかったというようなことも含めてのことでございます。今後の推移も見ながら、もしこの部分で不足するようであれば、また対応を考えていきたいというふうに思います。


○議長(?岡英史君) 廣岡安吉君。


○6番(廣岡安吉君) 今、おおよそですが100名という人数ですね。できるだけこの家庭に、こういうシステムがあるということを、今回を契機に知らせてやっていただきたい。家族にしても、実際に行方不明になったりしますと、その家族だけやなしに、親戚、友達、先ほども言われた消防団も出動するとなると大変な経費も要ることでもありますし、やはり徘徊が始まった段階において、家族のだんなさんにしろ嫁さんにしろ、仕事を休む場合も出てきたりというようなことも聞いておりますので、ぜひこのシステムを知らしめてもらいたいというふうに考えております。


 できるだけ1人でも多くの人に利用していただくように、実際にああいうふうに捜索するとなると大変なことになりますので、ぜひ来年度から予算を増やすなり、もっと知らせるなり、そしてこの次に出る広報しまには、ぜひこのシステムがありますということを掲載していただくようお願いしておきます。


 それから、2点目に入ります。


 今回は堤防に関して、あくまでも太平洋側に対してのことで質問しているわけなんですが、ちょっと地区別に気になったとこだけ、見てきたところを言います。県の方は、ここに資料いただいてますけども、これ昨年ですかね、堤防の耐震診断の結果がここに出ているわけなんですけども、これも参考にはなりますが、これは私が今回言うのは、海岸線にあるところの階段とかスロープに関したことの質問をしてますので、これはちょっと置いておきます。


 それから、実際には、安乗には何ヶ所か浜があるんですが、墓の下のとこの前の浜はブロの浜と言うらしいんですけど、あそこがかなり古い堤防で、これは階段がついておりますが、非常に上り下りがやりにくいと。ここは現在、海女さんが操業している浜でありまして、その階段を利用していると、ブロの浜ですね、ここが非常に二、三ヶ所あるんですが、非常にもう古いので、できれば改修してもらいたいなあというふうなところがありました。


 それから、国府に行きます。国府から甲賀の海岸ですね、ここはいつも話に出るとこなんですけども、低いところはありますが、今回はその階段とスロープに関しまして、非常に長い距離の間、堤防というより、あれは石積みみたいなとこなんですけども、これは国府から甲賀にかけて長いところは500メートルほど階段のないところがあります。


 今から、この7、8は海水浴、夏休みでもありますし、常時、サーフィンの人も年間来ておりますが、この間はどうしても階段なりスロープはつける必要があると見てきました。


 国府の方のパークゴルフ場の方の防波堤、堤防もいろいろつくり方がありまして、波返しと言いますか、堤防が海の方に、きちっとそった堤防もあるわけなんですが、これが通称波返しというんですけども、冬季オリンピックの荒川静香さんが出てからは、イナバウアー堤防といったことも言われておりまして、非常におもしろい名前がついておるんですが、ここのところが直していただくところがあります。ぜひ一度見ていただきたい。


 部長か課長は、私に質問出てから見ていただいたでしょうかね、海岸線、海岸とか。後でまたお答え願います。


 それから畔名に行きますと、これまた古い堤防なんですけども、階段がなくて、はしごがかかっているというとこもあります。これも恐らく民間がしたのかどうか知りません。一度見ていただくと、ここはもう完全に危ないとこでありました。


 それから、片田の大野浜ですね、あの前の長い線ですね。あそこも今言った、そういう波返しのイナバウアー堤防があるんですけども、それのところに必要なところがありました。


 それから、布施田、広の浜ですね、この辺も200メートルにわたってついてないところもあります。古い堤防なんかは、特にそういう階段、スロープがついてありません。そういったところがあります。そこのところにやはり必要であると、今は前島からずっとこの太平洋側に関しては、海女さんの漁がありますので、みんながみんなそこの浜へ行くわけじゃないですけども、やっぱりいざと言うときに、そういう階段、スロープが必要であろうと、こういうふうに思います。


 そこで、先ほどの市長は、国・県に強く要望していくということで言われましたけども、その私が今言ったところの質問が出てから、現場を見に行かれたかどうかを聞いておきます。


○議長(?岡英史君) 建設部長。


○建設部長(谷口一馬君) 現場は歩かせていただきました。確かに階段のついておるところは、たくさんついておるところ、特に御座海岸なんかは非常にたくさんついております。それと、以前からの堤防につきましては、長い、議員さんおっしゃるように200メートル、またあるいは300メートルと離れておるところもあります。これにつきましては、今度、8月の中旬までに県単事業の要望がありますので、必要に応じて自治会等から必要性を訴えていただきながら、県に要望していきたいというふうに考えております。


 それと、ブロの浜でございますが、これは新規事業で採択をされておりまして、設計図もでき上がっておるように聞いております。これにつきましては、海岸があるところについては、新しい階段、あるいはスロープになっていくものと思っております。以上でございます。


 今現在は、ブロの浜が国庫事業の高潮対策事業で、今年から始まるということになっております。


 この工事につきましては、今の現在の堤防の前に、張りコンクリートをしまして、高さを上げると、すると、亀裂が入っておりますので、それを直していくという工事でございます。それに離岸堤が、今年の関係では30メーター離岸堤をしていくということなっております。以上です。


○議長(?岡英史君) 産業振興部長。


○産業振興部長(山?哲也君) 農林の方にも農地海岸がございます。安乗岬から御座岬までの防波堤につきましては、農林関係の高潮対策用施設としての農地海岸でございます。阿児町には国府に3施設、志摩町には和具から御座まで12施設、合わせまして15施設ございます。いずれも県の施設でございますけども、18年度から20年度にかけまして主要箇所、主に背後に民家のある箇所につきまして調査を実施していく予定がございます。


 階段やスロープの増設等につきましては、県への要望もしていくつもりでございます。よろしくお願いします。


○議長(?岡英史君) 廣岡安吉君。


○6番(廣岡安吉君) 一応、海岸の方は見てきたということですね。わかりました。それで、今のぜひ私のさっき言いました国府から甲賀にかけての約500メートルに関する階段のないところですね、ここをぜひまた視察、見ていただきたい。ここも直すところ、要望として上げておいていただきたい。これはもうすぐ、来月から夏休みに入りますんで、もうすぐというわけにはいきませんけども、よく見ていただいて、ぜひ来年度は採用になるように働いていただきたいと、こういうふうに思っております。


 では、次に3点目に入ります。


 この会場について、部長の方から詳しい説明をいただきたいんですが、どの地区のどの場所、何ヶ所で何会場かというようなことですね、わかるように説明してください。


○議長(?岡英史君) 教育部長。


○教育部長(松井浩三君) 全国シニアソフトボール大会の会場の件でございますが、現在、準備委員会が設置されておりまして、そちらの方から市の方に、開催しますという申請書が出ております。その中には、志摩市各町で8会場を予定しているということでございます。しかし、まだ現在、準備会の方で、会場の方の決定については、現在、検討中でございますので、どこどこで実施するということは、まだ確定はされておりません。以上です。


○議長(?岡英史君) 廣岡安吉君。


○6番(廣岡安吉君) 会場がまだ決まってないということですが、この10日の土曜日でしたか、何ヶ所かの会場も見て回ってもらってますね。それで、市としては、開催する方としては、やっぱりいいグラウンドを使って、本当は全部の五つの町でやりたいんだと、こういう要望を持っておるんですけども、中にはそりゃ使えないグラウンドもあるかと思うんです。


 そこで、10日の日の会場の視察ですね、これの結果も今教えて、発表できますか。


○議長(?岡英史君) 教育部長。


○教育部長(松井浩三君) 10日の日に会場視察をされたということでございますが、まだあの準備会の方から、教育委員会に対してどこどこを視察したとかいう情報は入っておりませんので、もし入りましたら、また廣岡議員さんには、こういう会場でということで、視察をしましたということで、連絡はさせていただきたいと、そのように思っております。


○議長(?岡英史君) 廣岡安吉君。


○6番(廣岡安吉君) 一応、私の聞いているところで、7会場で8施設と言いますか、8面のグラウンドが要るんだというふうに聞いています。それで、中には使用するグラウンドとして、やっぱりちょっと直さなければいけないところもあると、しかし、簡単に土を入れてすぐに使えるところと、またそうでなくて大きく修理をしないと使えないグラウンドもあると、こういうふうに聞いてまして、市の方としては、もしグラウンド整備に1ヶ所で大きな修理費が要るようであれば、その会場を整備しても、後また皆さんが使ってもらえるならいいですけど、もう後、使えないんであれば、余り大きな金額をそこに修理と言いますか、することは考えた方がいいんじゃないかと、こういうふうに思うんですが、どうですか。


○議長(?岡英史君) 教育部長。


○教育部長(松井浩三君) ソフトボールのグラウンドについては、特別ルールというのがございまして、どうしても経費がかかるということであれば、また準備委員会の方と相談させていただきまして、なるべく経費のかからない程度でやりたいと思います。


 また、一応、準備会の方には、グラウンド整備、主要会場の協力と、それから人員体制については、万全を期したいということでやっておりますので、今後もいろいろ相談していきたいと、そのように考えております。


○議長(?岡英史君) 廣岡安吉君。


○6番(廣岡安吉君) ぜひそのように、準備委員会の方とも話して、大きな修理が要るんであれは、そこはよく考えて判断していただきたいと、こういうふうに思っております。


 以上、現状と問題点から対応策を聞いて話をしてきたわけなんですが、戻りますけども、認知症の中の徘徊については、ぜひとも先ほどの答弁のように、力を入れてやっていただきたい。


 ここにお見えの方が、ほとんどが認知症に間もなくなるか、いずれはそういう可能性も含めておりまして、市長、40代といえども例外ではございませんので、ぜひこの徘徊対策について力を注いでいただきたいなと、こういうふうに思っております。


 以上で、私からの質問を終わりますが、市長、何か特に答弁があれば、お答えがあればですね、時間がありますので、私側から後11分はありますので、もし市長の日ごろ思っていることがありましたら、何かひとつお伝え願いまして、私の質問は終わらせていただきます。


○議長(?岡英史君) 以上で、廣岡安吉君の一般質問を終わりますが、市長、何かありますか。


 それでは、次に、10番野名澄代君、登壇してください。


              (10番 野名澄代君 登壇)


○10番(野名澄代君) 野名です。よろしくお願いいたします。最終ランナー近くになりますと、これまでの質問と重複する部分もありますが、答弁は同じ内容で結構ですので、簡単明瞭にお願いいたします。


 まず、三重大学が県立志摩病院へ産婦人科の医師派遣をやめ、日赤に集約する方針であるということを、5月10日の新聞報道で知りました。新臨床研修医制度が実施されてから、地方の病院での医師確保が非常に難しいということは承知いたしておりますが、志摩病院から産婦人科医が引き揚げられるという、この大問題に、市長の対応は議会に報告することもせず、関係機関に要望書を提出しただけのことでした。


 この経緯と市長の対応については、昨日までの一般質問の中で十分お聞きしましたので省きますが、市議としてこの問題を新聞報道でしか知り得なかったことに対し、私は非常に憤慨いたしております。議会を何と心得るかと、このように憤慨いたしております。


 志摩病院は確かに県立病院です。しかし、志摩市のこの医療、これは志摩病院なくては、志摩市の医療はどうなるのでしょうか。そこらあたりをしっかりご認識されて、私は、市長は一生懸命働いていただきたかった。そして、それを議会に、議会と一緒になって働いて、その結果において産婦人科医が引き揚げられるというのであれば、これはある意味においては仕方のないことです。しかし、要望書1枚、非常に消極的ではなかろうか、そのように考えております。


 5月31日の全員協議会の席上で、市長は昨年の8月に伊勢市と志摩市のブロック化は聞いているが、産婦人科医の撤退といった具体的な話は聞いていないと説明されました。そうでしたね。しかし、昨年8月11日に、国の地域医療に関する関係省庁連絡会議では、医師確保総合対策をまとめ、小児科、産科における医療資源の集約化、重点化に関するワーキンググループを設置しています。市長は聞いていないと言われましたが、このことを知っていたなら、具体的に聞いていなくても、今回のことは予想できることではないでしょうか。


 壇上においては、市長が昨年の8月に聞かれたという伊勢市と志摩市の集約化の内容と、要望書の提出だけでよいと判断された理由についてお伺いいたします。


 後は自席にて1問1答方式でお伺いしますが、今回は、市長、今回は市長の考え方をお聞きいたしますので、補足説明は私が必要とするまで、市長のご答弁のみでお願いいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(?岡英史君) 逐次答弁を許します。


 市長。


              (市長 竹内千尋君 登壇)


○市長(竹内千尋君) 野名議員の一般質問にお答えをいたします。


 県立志摩病院の産科の撤退問題ということで、昨日もこの件について質疑がございまして、お答えもしたところでございます。


 このことにつきましては、昨日も答弁したわけですが、私としても、志摩市の子供を産む環境ということに対して重大な問題だというふうに認識しておりまして、そのことを伺ってから、要望書を出しながら、関係機関の皆さんと協議をしながら、対応もしてきたところでございます。


 そのようなことが実際あるということでは、この志摩市にとっても重大なことでございますので、その重要性というものを今後もしっかり訴え続けながら、まだ現在も進行形の話、進捗している最中の話ですので、これからもさらに力を入れて、皆さん方とともにこのことを訴えていくということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。


 また、本来的には、県立志摩病院ということで、野名議員からもその辺はご理解いただいておるところでございますけれども、三重県はじめ県会議員さんも含めてお話もしておるわけでございますけれども、人事の話であるとか、あるいは予算執行に関しては、その県の病院事業庁のところが、本来的な予算の執行、あるいは意思決定をするところですから、そこに対して強力に働きかけを今後も行っていきたいというふうに考えております。


 その上で、この前、勉強会での国の方針ということでありましたですけども、伊勢志摩のその統合の話というのは、今年になって出てきた話でありまして、まさにそれは全国的な問題として、産婦人科医が不足をしている、あるいは小児科医が非常に勤務状況が厳しい状況になってきているということで、一つは数日間にわたる過酷な勤務の実態があるということ、もう一つは、医療過誤等の出産に伴う事故等に伴う訴訟が増えているということで、非常に産婦人科医そのものが減ってきているというような状況にあるということで、そういう流れについては、聞いているということでございます。


 しかし、それも、じゃ具体的な検討はどこでなされるかと言えば、まさに県立病院であったりとか、病院事業庁でそういったことが話し合われるわけですから、そこの議論が一番大事だというふうに私は思っております。その上で、地元の自治体として、そのことについてしっかり対応をしていかないといけないというふうに思っておりまして、ですから、具体的な11月、今年の11月に向けて、そういう作業が行われるというふうにもお聞きしましたし、県立の病院からそのような話があるという時には、その扱いについては、慎重に扱ってほしいというお話もありましたので、まずお話を伺った上で、そのことについて、そういう状況が出てきたときには、市としてもこの志摩市における産科の維持について力添えをということでございましたので、現在に至っておるということでございます。


 具体的なそういった話が出る以前にも、きのうも少し触れましたですけども、新聞に田川院長さんが、志摩病院の産科の状況について、でき得る限り、志摩で子供を産む環境というのを整えていきたいんだと。実数としては400人ぐらい生まれている中で、現状においても約300人ぐらいが伊勢方面の病院、あるいは個人病院で出産をされておると。百数十名が志摩で出産をされておるということですけども、そこの何というんですか、選択というのも、産もうとする母親、女性の方が選択を既にしておるわけですね。それは病院の環境であるとか、あるいは今、民間の病院がすぐれたサービスをしようというような競争の中で、選択もしておるのかもしれませんが、そういった部分についても、よく対応するということが、現時点においても大切な課題だということも、院長からも伺った次第でございます。


 一方、私どもでは、市立病院もありますので、そういった中で、この地域の医療・保健・福祉を考えていく中で、また地域医療を考えていく中で、また子育ての環境を考えていく上でも、私も個別に産婦人科医の方々とお話もしながら、じゃ本来的にどうすれば、この地域に産婦人科医の方々、あるいはドクターがですね、お医者様が、この地域で医療を、研修医も含めて来て、この地域で医療をしたいと、しようと思えるのかという環境については、どういったことが大事なのかということも、今、私自身も積極的に意見交換をしているところでございます。


 そういった中で、私は道はあるというふうに認識しておりまして、そういったことを今後、県立志摩病院であるとか、あるいは市立病院でありますとか、そういった関係機関と連携をしながら、この地域の産科、あるいは小児科も含めてですけども、そういった連携の体制、役割分担も含めて対策を講じていきたいというふうに思います。


 その先駆けと申しますか、県立志摩病院においては、現在、休日医療、あるいは小児科の部分も共同して、開業医の皆さんと県立志摩病院が連携をして行っておる。それは県立志摩病院、志摩だけでの今取り組みだということで注目もされておるということですので、こういった部分を、より今後も協働してやっていきたいというふうに考えております。


 以上、壇上からの答弁とさせていただきます。


○議長(?岡英史君) 野名澄代君。


○10番(野名澄代君) 市長、「道はある」そのようにおっしゃられましたでしょう。その道が見えてこないんですよ。私は、なぜ怒っているかと。病院については市長よりももしかしたら医師確保が難しいということは、私は苦労しておりますから、百も承知で物を言っております。結果ではないんですよ。過程なんですよ。市長の道が私たちに見えてこないんですよ。要望書1枚でしょう、体は出向かずに。私は、その要望書1枚、どこに届くんですか。市長の熱意、だれが受けとめてくれるんですか。


 私は思うんですよ。議会にもそういったことは教えてほしい。議会と行政と一丸となって世論を高めて、志摩市の医師を引き揚げると大変なことになるな、そういうふうに県に思わせるような、そういうのも一つの方法論だと私、思うんですよ。志摩市の志摩病院の医師を引き揚げるとしたら、これは志摩市の市民はどうなるのか、怒り狂うなと、それほどの渦を盛り上げるのも、これが市長の役目じゃありませんか。胸に畳んで何ですか。志摩市の女性は、志摩市の人口の半分は女性なんですよ。出産だけではないんですよ。婦人科の手術もそうなんです。そうじゃありませんか。


 済んだことをきゃんきゃん言っているわけではないんですけども、やはり結果というのは、過程の後の結果があるんですよ。私はやはり何事においても議会にも相談していただきたい。この私も含めた26名の議員、志摩市のために一生懸命働こうと思っております。昨日までの一般質問でも、皆さんの熱意は市長に伝わっているでしょう。一緒になって志摩市のために働きたい、そのためには市長は情報をやはり議会に提供しなきゃいけませんでしょう。どのようにお考えですか。


○議長(?岡英史君) 市長。


○市長(竹内千尋君) 今回の県立志摩病院の産婦人科医の話ということで、この話がこちらから、その要望書については、4月7日付で三重大学の附属病院と県立志摩病院と三重県の病院事業庁、伊勢県民センター、伊勢保健所に出させていただいたということでございまして、その後、4月20日付にその回答が三重大学の医学部の附属病院長、また同産婦人科医長から事情説明の返事があったということでございます。


 その後、自治会、あるいは婦人会の皆さんにもお話をして、署名活動等も始めていくというような流れになってきたということでございますけれども、ご指摘の点も十分受けとめながら、まだ現在も進行形の話ですし、せんだっての議会の冒頭にも、議会の皆さんのご理解を得て、意見書も採択していただいたということですから、今後もこういった志摩の非常に大きな課題ですので、ぜひ力を合わせて、こういった取り組みについては当たっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいというふうに思います。


○議長(?岡英史君) 野名澄代君。


○10番(野名澄代君) 市長がこれから一生懸命、熱意を持って対応していただくというご答弁ですから、がちゃがちゃいつまでもどうした、どうしたと言っても解決しませんけども、私はその要望書1枚、これがいけないと言ってんですよ。これからもそうですよ。昨日、畑議員も取り上げておりましたが、脳外科に対してもそうなんです。志摩病院というのは県立ですけど、予算の伴わない市民病院と同じ位置づけでありませんか。それであるならば、金を要らずして、市民のためにある病院です。一生懸命協力体制をとっていくのが市長の役目じゃありませんか。そうでしょう。そう思われませんか。それでしたら、やはり何事においても、ご自分一人の、市長はそれは体も大きいことですから、腹にもいっぱい入ることだと思いますけども、やはり議会にも相談して、何事でも他力本願ではなくて、住民が、自治会が、女性の会が署名運動ということではなくて、その一番の頂点のその市長が、リーダーシップをとって世論を上げなくては、そうでないと市長、何によってもそうでしょう。そのようにお願いいたします。


 そして、今度はその市長の考え方の中で、私は違うと言われれば、人の心はわかりませんから、いや、そうだと、私は断じることはできませんが、言葉の端々に志摩病院が県立病院だからというご認識が強いと、そのように、これまでの全員協議会においても、またこの一般質問のご答弁の中でも私は多々感じる部分がありました。


 志摩病院は県立ですけども、志摩市にとってなくてはならない重要な位置づけにある病院ということをしっかりご認識されて、これから熱意を持って、そして議会にも、市民にも見えるような形で、要望書1枚で働きましたと言われることのないように、要望書1枚では働きが薄いから、鈍いから問題にされるんですよ、市長。一生懸命働いて、あれほどやっても、この医師の少ない状況の中で、市長はようやった、仕方がないと、そう言っていただけるような、目に見える働きをお願いしたいと思います。要望しておきます。


 次に、この関連ですけども、志摩病院の利便性を向上させるために、バス乗り入れの増発を提案いたしたいと思います。


 現在、バス路線の志摩病院の乗り入れ状況は、御座から伊勢線までの志摩病院到着が8時42分、9時2分、9時32分、13時12分、15時12分の計5便で、10時の時間帯がありません。病院の出る時間は8時53分、9時50分、10時50分、12時47分、14時47分、15時47分、計6便で、13時の時間帯がありません。


 私はバスを利用しませんので、バスの発着時間を今単純に提示いたしました。ですが、この志摩病院の後退を防ぐためには、やはり市も市としてある程度県にも、この利便性の向上というものについても要望していっていただきたい、そのように思います。どの時間帯が不便なのか私はわかりませんので、利用者に調査し、志摩病院でのこの利便性向上について、しっかりご検討いただきたいと思うのです。


 この路線は、赤字路線ということで、国や県から補助金が出ていますから、県にも加勢いただくことは容易ではないかと推測します。市長はどのようにお考えでしょうか。


○議長(?岡英史君) 市長。


○市長(竹内千尋君) 先ほどの県立志摩病院の関係のお話ですけども、昨日も含めて、いわゆる仕組みの話をしているわけであって、心情的な分はもちろんしっかりやらないといけないというのは大前提であって、その取り組みをやっておるわけですが、機構的には私たちは市民であって、志摩市民であって、三重県民であるわけですから、その市民、県民、市、県の中で、私どもは今、この志摩市の中で市立病院もあって、予算執行は市立病院に対してこういった財政負担をしましょうというお話を本来的にしておって、県の病院事業庁においては、三重県の予算があって、病院事業庁の予算があって、それを審議する県議会があって、志摩市にも県会議員さんがおられて、人事とか執行に対していろんな議論があって、そういったことが決められていくと。それについてきのうは県立志摩病院に対して、市の財政負担はという話があったので、本来的には県のそういった機関に対して、市が市立病院も抱えながら、財政負担をしていくということは、基本的にはない話だというふうなことで、そういった事実関係もやっぱり確認して、市と県の要は役割の機構上の、あるいは予算執行上の話もしているということですので、これは事実としてやっぱり押さえないといけない部分だということでお話をしているわけでございます。


 もちろん合併して、志摩市一本になって、この地域の県立志摩病院というのは、基幹的な病院であって、志摩市だけではなくて、例えば宿田曽もはじめ南伊勢町の方もお越しになられますし、鳥羽からも来られるわけですから、そういった広域的な視野、視点の中での位置づけというのは、大いにと言いますか、そこは大事な話でありますから、今後も基幹的な病院である県立志摩病院と、そして市立病院のあり方であるとか、あるいは医師確保の部分について、野名議員も大王病院を運営してきたということで、ご苦労も常日ごろから伺っておりますので、十分そういった部分も参考にさせていただきながら、今後、その対応に当たっていきたいというふうに考えております。


 その上で、そのバス路線などについても、旧町単位でも、例えばバス運行に対して、乗り入れに対して便宜を図ったりとか、誘導したりとか、あるいは補助制度を持っていたいというようなこともありますので、県立志摩病院についても、基本的に今、バス路線は赤字ではありますけども、いわゆる病院にかかる方々というのは交通弱者の方であったりという方も多いわけですから、全体的なそういう交通弱者の方々のための利便性を高めていく、あるいは保っていくために、バスのそういった運行ダイヤについても申し入れすべきところは申し入れもしていこうと思いますし、よりそういった部分の利用に関するソフト的な部分というのは、大いにこれからも事務所同士の連絡会議はあるわけですけども、さらにもっと拡大して、そういう協議の場というのも持っていくということも可能だと思いますし、市で今検討しておりますデマンド交通であるとか、あるいは市内の病院に関するそういったアクセスといったことも含めて、しっかり検討していきたいと、総合的なその病院の運営ということに関しても、協議の場を持っていきたいというふうに考えております。


○議長(?岡英史君) 野名澄代君。


○10番(野名澄代君) そうですね。予算執行の面、それから責任というのについては、それは市長の言われるとおり常識なんですよね。県の責任が市長に来るわけがない、そうでしょう。私は言葉の端々に、市長が消極的であると感じたいうのは、その予算のそれではないんですよ。要望書1枚、県の問題だと。市に直接責任のある問題でありませんわね。そうでしょう。ですから、市長の潜在意識の中に、その志摩病院が私の責任の管轄の部分ではないと、そういうふうな意識があって、要望書1枚かと。だって要望書1枚じゃないですか。これじゃないじゃないですか。そのように思ったんですよ。もういつまでも言ってても、時間のむだですから、ただ、それを指摘したと。その部分で、私は消極的であったと、そういうふうに感じたんです。


 でも、市長が違うと、違うんであるならば、これから市長はしっかりと、ああ、野名はああ言うたけど、違うんだと。私も含めて皆さんに見せていただきたい。志摩病院はなくてはならない病院である。市立病院もしかりですけども、そういう目に見える働きをしていただきたい、そのように思います。もういつまでも一緒のことを言うとっても時間がありませんから、これはこれで結構です。


 次に、昨日、畑議員の質問において、よく畑議員の名が出て申しわけございません、この市立病院の統合調査費315万円の答申をお聞きいたしました。そこで、再度お尋ねいたします。この答申に基づいて、市長、市立病院の場所はどこにされますか。細かい説明はきのうお聞きしましたので結構です。


○議長(?岡英史君) 市長。


○市長(竹内千尋君) きのうお答えしたとおりでございまして、市立病院の位置と言いますか、現在二つの市立病院があって、一つの診療所があるということでして、コンサルから出された前島病院を建てかえた場合、大王病院を改築した場合という金額を示させていただいたと。含めて老健と診療所の話をさせていただいたということで、位置については、現在、より慎重に検討しておるということでございます。以上です。


○議長(?岡英史君) 野名澄代君。


○10番(野名澄代君) 市長、病院に対する答申は何度ありましたか、お答えください。


○議長(?岡英史君) 市長。


○市長(竹内千尋君) ですから、そういったことを含めて、野名議員わかっていてお尋ねだと思いますけれども、市立病院の位置も大事なんですけども、この地域の医療・保健・福祉について、非常に大事な話となりますので、コンサルからはそういった話が出て、それにそういった観点から見れば、当然、帰着すべきところはそこに帰着するというふうになるわけですが、さらに推し進めて、よりこの地域の医療・保健・福祉を総合的に、かつ地域包括ケアと言いますか、そういったことも含めて、あるいは赤字体質の病院経営ということも含めて、何とかもっと向上させることができないのかという検討を、今、懸命の努力をしておるということでございますので、間もなくご相談をしたいというふうに思います。


○議長(?岡英史君) 野名澄代君。


○10番(野名澄代君) 間もなく、間もなくと、12月から6月に至りました。私も百も承知で言っております。それの判断ができないようでは、この議員として座ってはおりませんし、当然、市長も市長とて、その程度のことの判断ができなければ、市長として失格です。でも、それはあくまでも私の推測の中です。市長の口からきちんとした、どこにしますということはお聞きしておりません。聞いていない限りは、私の推測で、ああ、わかっているんだということにはならないと思いませんか。そうでしょう。


 病院に対する答申は4度ありました。そうでしたね。まず1度目は、志摩地域公立医療機関交流協議会、2度目は、合併協議会に設置された医療福祉体制推進小委員会から合併推進協儀会に移行しました。続いて、3度目は、経営戦略会議の提言です。さあ、4度目です。315万円もかけた市立病院統合調査費のコンサルの答申です。これだけの答申を受けて、内容はほぼ似ていると思います、根本的骨格部分。市長がなお言えない、その理由とは何なんでしょうか。再度お聞かせください。


○議長(?岡英史君) 市長。


○市長(竹内千尋君) 野名議員におかれましては、そのこともわかっていてお尋ねの部分もあろうかと思いますけれども、大王町長をやられておられて、いろんな状況判断をしながら、重要事項を決定していくわけでございますけども、今回のご指摘のように4回、そういった答申もいただいております。


 先ほど来、ずっと議論があるように、県立志摩病院の課題、市立病院の課題、それは医療サービスとともに、例えば医師確保の問題、あるいは赤字の問題であるとか、そういったこともある。開業医の皆さんの問題というようなことがあって、総合的に、単に市立病院の位置ということだけではなくて、そういった医師確保の問題であるとか、あるいは訪問診療を初め、よりこの地域に合った地域医療のあり方ということを、現在、最終的な詰めを財政負担も含めてやっておるということでございますので、そういった部分を今、そこら辺を今しっかり最終的な検討をしておりまして、その部分について、公表できる前段階になりましたら、そのことも合わせて議会の皆さんとも、よく協議をしていきたいというふうに考えております。


○議長(?岡英史君) 野名澄代君。


○10番(野名澄代君) 伺います。百も承知で言ってますから、なかなか私も矛先が鈍いですけども、でも市長、全体を考えるわけですよ、地域医療の中で。診療所、市立病院、そして志摩病院、この志摩市一円の中で、そうでしょう。そして、その中で役割分担をしながら、地域医療をどのように充実していくか、これが大切なんですよ。


 でも、市長と私の考え方の大きな違いは、市長は全部しながら一緒にいくと。私は違うと思うんですよ。まず、どこをどうすると場所を決めて、それからここはどのように生かす、ここはどうする、それが本来の手法ではないでしょうか。いつまで、いつまでとじらされて、怒らんもんはないんですよ。そうでしょう。ある程度のやはり見える部分、方向性、そういったものを市長が示さなきゃ、だれが示すんですか。


 私はね、市長にお伺いしたいです、このときに。合併時の重要案件についての約束事ですね、それについて市長はどのように考えておられるのか。


 まず、例を挙げましょう、全般を言ってもわかりにくいですから。私は他町のことは存じませんので、大王町を例にいたします。市立病院の場所、船越保育所の移転ですね。検討しますよという問題では済まされることではないんですよね。市長の立場や感情で決められるような軽いものでは当然ありません。他町においてもそうだと思うんですよ。合併協議の中で、診療所を併設した老健施設は、元ここにおられる志摩町長が選択されましたね、ご記憶でしょう。大王病院については、大王町だけの、大王町の住民だけの病院であってはならないと、そういうことで、療養型ということを私は提案いたしました。市長はこの議論、何度もわたってした議論ですから、あえてここで申すこともないですけども、ご記憶のことと思います。それらを踏まえて大王町は住民投票いたしました。そうでしたね。


 私は合併する際の町と町の小さな部分はよろしいですわ、財政的なことで、それは市長、責められるものではない。やはり財政が成り立たないときは、ある程度、苦渋の選択はしなきゃならない時もありますわ、そうでしょう。でも、一番大切な、重要な、最優先事業、最重要課題、そういったもの、そういった町と町との約束事ですね、これをどのように考えておられるのか。


 いつになっても決定できない理由はどこにあるのか。市長にすれば、もうちょっともうちょっと、私にすれば、合併してからどんだけたっとんですかと、百も承知で物を言っております。私もその席に座ったことがありますから、市長の立場というものは十分わかっております。でも、私が市長だったら、もう言ってますわ。やはりそこらあたりは、言うべきことを言わないこと、そこらあたりをしっかり選別していただきたいと思うんですよ。


 私は市長としてやっていただきたいことは、まず、病院ですね、病院をどこにするか、市立病院。市立病院をどのような体制に持っていくのか。そして、病院の少ないと言うんですか、ないと言うんですか、そういった地区、そこの救急体制をどのようにして充実していくのか。先ほどおっしゃられました市立病院の赤字、どのようにして持っていくのか。当然、勤務されておられる先生方、お医者様のご意見というのは、これは当然のことだと思うんですよ。専門の方から聞きながら、そして状況を踏まえ、ここに座っておられる大王病院の事務局長なんかは病院のベテランですわ。そういった、そのスタッフを全部背中に負いながら、背負って、そのピラミッドとなって、そして今から志摩市の医療の後退を防ぐべく、これからのことに前向きに取り組んでいくのが、市長としての役目じゃありませんか。病院をどこにするのか、この12月からの議会の中で、出ない日はないでしょうが。何度も何度も何度も言われる前に、前向きに私はやっていただきたい、そのように思うんですよ。


 でも、いつまで言ったって、これももう24分しかありませんから時間のむだでしょうし、市長、このままいきますと、市長は優柔不断というそしりは免れませんよ。そこらあたりはきっちりと決断するべきはして、説明するべきはして、志摩市丸を、志摩市の羅針盤じゃありませんか、方向を定めて、よりよい方向へ進んでいっていただきたいと思うんです。途中でこれはいかんなあと思ったら立ち止まって、また方向転換を図ればいいじゃないですか。そういうことを私は市長にお願いしたいと思います。


 最終決断、しばらく待ってくださいということですから、この場で時期を決めていただきます。いつですか。いつ、その病院の場所を提示していただけるんですか。


○議長(?岡英史君) 市長。


○市長(竹内千尋君) 質問の全般の部分でございますけども、もちろん町同士の約束ということを含めて、あるいは各町の議会の議決を含めて、今回の合併というのが進められてきて志摩市が誕生したということでございます。したがいまして、各町の合併に伴う優先的な事業ということは、当然重く受けとめておりまして、きのうの質問にもお答えしたように、例えば旧大王町のそういった船越の保育所についての重要性ということも含めて、当然重く受けとめながら、現在、検討しておるということでございます。


 加えて、これもきのうの繰り返しになりますけども、二つの国保病院、一つの診療所、こういったことも合併に際しての最重要課題ということで、けんけんがくがくの議論がされてきたということですから、これらの扱いについては、より慎重に、これまで50年の歴史、あるいは80年の歴史を持つ町同士が一つになったということですし、それぞれの町で、これまで続けられてきた、例えば医療のサービスであるとか、あるいは福祉のサービスというのを一つにしていかないといけないということですから、それは一気にすとんと行かせるというのは、それはなかなか難しい部分もあろうかと思います。しかし、その中でも、野名議員おっしゃるように、住民の皆さんにもより説明をしながら、こういう姿を目指していくということを出していくということが必要な時期でございますので、そういった部分について、しっかり説明できる段階ということが、もう間もなく来ているというふうに思いますので、その時期について、まず議会の方にご説明をしながら進めていくということで、ご理解をよろしくお願いしたいと思います。


○議長(?岡英史君) 野名澄代君。


○10番(野名澄代君) 話の出たついでに、船越保育所の移転ですけども、市長はご記憶されていることと思いますが、まず浜島は小学校ですね。それから、その磯部町は積み立てをしながら庁舎建設のため、随分、積み立てをされておりました。役場が老朽化しているということで、合併前にというお話でした。志摩町は、御座小学校しましたよね。阿児町はたくさんありますから、一つ置いて、そして今度は大王ですけども、その保育所建設のときには、一応は特例債が一番有利であると、そういうことで私は合併後に託しますよと、そういうふうにして、皆さん4人の首長さんに、どなたが長に立ったとしても、大王町だけではなくて、全体のその最優先事業、課題、そういったものは必ず配慮していただくように、守っていただくように、そういうお話は、私もしましたし、また市長さんもしましたよね。


 ですから、そういったことを踏まえて、私は市長が軽々しく、その旧町のその挙げてあるそういう優先課題や事業、そういったものは軽々しくは扱ってはいただきたくない。そして、それをほごにする場合には、当然、きちんとした説明責任を果たしていただきたい、そのように思うんですよ。これは結構です、答弁は。もう19分しかありませんので。


 では、この志摩市の医療体制として、志摩病院と市立病院及び老健施設に併設が予想される診療所、これをまとめて市長はどのような地域医療を考えておられるのか。市長の目指す地域医療をお伺いいたします。


○議長(?岡英史君) 市長。


○市長(竹内千尋君) ちょっと誤解があるといけませんので、1点だけちょっとお答えしておきますけども、決して阿児町はたくさん羅列をしているということではなくて、5町でそれぞれが納得をして、優先的な順位はこれこれだということで、三つ程度上げたということで、そういうことではないということで。わかって言ってらっしゃるというふうには思いますけども、改めて確認させていただきました。


 それで、船越の保育所はもちろんそういったことで重く受けとめているということは、しっかり対応していくということですので、その辺もご理解いただきたいというふうに思います。


 それと、老健と併設される診療所ということですが、きのうも少し一端をご説明をしてきたわけですけれども、基本的に100床の老健となりますと、1人のドクターは必要になるということですから、最低限、その形ではスタートできるわけですけども、今後の地域医療を考えたときに、やはりそういった、老健をつくるということは、この地域の例えば高齢者か増えてきて、高齢化率が高まって、寝たきりの方が多いということで、現在もその特別養護老人ホーム等の待機者が多いということですから、それらの環境を考えたときに、有意義なことだというふうには思います。


 ただ、しかし、今後、地域の中で、健康寿命の話もありますけれども、そういったことにできるだけならない、予防に重点を置いたことを考えていくということは、個々人の健康管理とかということのみならず、市の財政にとっても、なってからの対応というよりも、ならないための施策というのを、今後、医療と保健と福祉を連動させた形に持っていくということで、同時になし遂げていきたいというふうに思っております。


 そのためには、例えば出向いての訪問看護であるとか、訪問診療であるとか、あるいはかかりつけの開業医の皆さんと市立病院が連携をして、カルテとかを例えば共有したりとか、そういったことを市立病院、あるいは県立志摩病院とも連携をしながらというようなことで、よりこの地域のそういう一人一人の市民の皆さんの健康管理というものを総合的に、かつ統合的にやっていくということを目指していきたいというふうに思います。


 そういったことを志摩地域で地域医療という形でやった場合に、そこでじゃそういう仕事をやりたいドクターはどうなのかといった場合に、いろいろ全国的な話とか、あるいはドクターにお目にかかってお話を聞いたときに、そういったことこそが、総合的な自分の医師としての技量を高めることにもなって、経験を積めることにもなるということで、そういうことにやりがいを持つ医師というのはいるんだと。だから、決して都市部だけに研修医が固まるのではなくて、まさにそういった地域医療ですね、地域の包括的な医療をしっかり、その地域はやろうとしているところには、研修医も来ているということですので、私はそういったことを今回の病院の一つの統合ということではありますけれども、志摩市がこの志摩の圏域の中で一つになって誕生したということを含めた中で、この志摩市の医療・保健・福祉が総合的に財政も含めて、持続可能な形ということを目指した取り組みを行っていきたいというふうに考えております。


○議長(?岡英史君) 野名澄代君。


○10番(野名澄代君) 市長の答弁を聞くと、なるほど、なるほどと思うんですよ。具体的にきちっとやってくださいね。


 そして、志摩市に何が不足なのか。高齢者が多いんですよね。病院へ行きたくても行けなくて、ずるずると進行していく、そういったこともあり得ると思うんですよ。ですから、在宅看護をどうするのか、そうしたその地域医療ですね、市長の言われる、私もまさしくそのとおりだと思います。きちんとした地域医療を充実させることが、国保の負担も軽くなりますし、また市の財政においても、ある程度の負担がかからない、そのように思いますので、しっかりと、これも目に見えるように、私は近眼です、57になりまして、ちょっと老眼も入ってきました。人より目が悪いので、市長の働きが見えないのか、それとも市長の働きがみんなに見えにくいのかよくわかりません。ですから、見えるような形で、見えるということは情報を常に私たちはキャッチする立場ですから、投げてください。情報をいただければ、ああ、市長、頑張ってんだなと、私たちも協力できることはないかと、率先してこの26名、多分動くと思います。嫌という人は1人もいないように思います。ですから、常に議会に情報を投げてほしい。要望しておきます。


 それから、市立病院の医師確保対策ですね。今は医師の招聘というのは、本当に至難の技に近いほどのことです。ですが、一応は、この対策として、市長が何かお考えがあるのであれば、具体的にお聞かせいただきたいと思います。


○議長(?岡英史君) 市長。


○市長(竹内千尋君) 答弁の中でも若干触れておりますけれども、医師確保について、現在の研修医制度が始まって、一般的にはいわゆる都市部に対して、その研修医が集中しているということで、医局の体制が、これまで確固たるものがあって、ある程度医局との関係の中で、ドクターを確保できるという状態があったというふうには言われておりますけれども、それだけではなくて、どうも例えば地域医療というような取り組みの中で、本当に地域医療をやりたい医師の皆さんもいらっしゃるということですから、要は、その医師を招き入れる立場の自治体が、そういう目指すべき地域医療の形というものをしっかり出せば、私は地域医療をやりたいドクターの方々を確保できるような道がつけられるのではないかということを考えながら、現在、その関係部局ともども、そういう体制づくりについて、今回の老健でありますとか、あるいは診療所でありますとか、あるいは市立病院を含めた中で検討しておるということでございますので、よろしくお願いをしたいと思います。


○議長(?岡英史君) 野名澄代君。


○10番(野名澄代君) 私も一例として、一応は三重県は平成16年度から医師確保対策として奨学金制度の導入と、それから三重大医学部に県の高校出身者優遇する推薦入試の地域枠を設けていますよね。16年度が5名でした、今は10名確かなったように思うんですけどね。県の実績では、まだ1人、2人ほどだそうです。周知されているのか、それとも違うのか、よくわかりませんが、私はかねがね思ってたんですけども、そちらに座っていたときの自分ですね、1年8カ月しかありませんでしたので、それを形としてよう残しませんでしたけども、このときに私は知事さんに、健康福祉部、県民局長にも提案したんですけども、その後のことだと思うんですけども、やはり地域で医師を育てていかないと、例えば三重大に名古屋から来、東京から来したら、またそっちへ帰っていくんですよ。ですから、やはりそういったことを踏まえて、三重県では、この地域枠の推薦ということを実施されたのだと思うんです。


 私は財政が許すのであれば、この制度を県の制度に、県内の病院を持っている自治体も一緒に協働して、そして、この三重県の中で医師を育てていく、そういった施策も大切なのではなかろうかと。それが結果的には長い目で見ると、安定した医師確保につながり、またそして予算的にも尾鷲で4,000万でしたか、幾らでした、5,000万でした、そういうような多額て語弊があるかもしれませんけども、そういうような給料体制にしなくても、ある程度、医師確保はできるのではないかと。志摩市だけではとてもできる問題ではありませんから、三重県の中、そして三重県内の自治体と、県と自治体と協働して、そしてその自治医大版ですか、そういったものをつくる必要があるのではないかと、その時期に差しかかっているのではないかと、このように考えます。


 これについてのご答弁は結構です。市長がこれから精査されて、いろいろな方面から検討されて、そしてよいと思えば提案していただいたら結構です。これはちょっとまだ時期尚早かなと思われたら、それはそれで結構ですけども、そういった医師の育成ということも、これからは大切ではなかろうかと。十二分な能力があっても、経済的な理由で進学できないという方はたくさんおられると思うんですよ。そういう方が、この制度を利用してということもあり得るわけですから、ご検討いただきたいと、このように思います。


 もう8分ですので、ちょっと端折ります。答弁は結構ですので。


 志摩市の観光戦略の具体策と観光地のトイレについては、ガメラとして出間議員もおっしゃられましたが、一応は重複しますので省かせていただきまして、このガメラを利用して、このガメラに相乗りした志摩市の観光戦略、そういったものについて、何かお考えあるのでしょうか。なければ、これからご検討いただきたいと思うんですけども、いかがですか。これは市長じゃなくて結構です。担当部署でよろしいです。


○議長(?岡英史君) 観光戦略室長。


○観光戦略室長(中村達久君) 最近話題の映画化されましたガメラにつきましては、現在、制作の方で募集がかかっております。大王の商工会、大王支部の方で、このガメラをもらい受けようという運動が高まりつつありますので、志摩市としても、このガメラが大王に戻ってくる、志摩市に戻ってくるような体制を、準備を進めております。


○議長(?岡英史君) 野名澄代君。


○10番(野名澄代君) そうですね。私もガメラによく似ておりますので、代用で座っててもガメラと思うんですけど、1年中灯台の下に座ってはおれませんので、やはりそういうことも大切だと思うんですけど、今度は相乗り効果ですね。宿泊客をいかに増やすか、1人1万円として、一例ですよ、精査してありませんから、思いつきの話ですから、そこらあたりは市長の頭の片隅に入れていただいて結構ですけども、宿泊するのに、抽せんで何名様、1人1万円として8,000円のとこへ泊まりたければ3人で2万4,000円、後の1万4,000円自分で負担してください。1万8,000円のところへ泊まりたければ、8,000円自分で出してください、そういう話の中で、「抽せんでガメラの誕生地、志摩市へ」そういったキャッチフレーズ、いろいろ考えていただいて、相乗り効果で、日帰りではなかなかお金を落としはいきません。ですから、これから宿泊客をいかに増やすか、市長が言われましたが、自然を大切にする、自然が一番いい、私もそう思います。つくられたものは飽きが来ますから、お金を替えてどんどんどんどん変えていかなければいけない。でも、人はふるさとというんですか、そういったものを心のよりどころにする部分てあるじゃないですか。


 ですから、志摩市の自然は、やはり自然で売り出していただいて、市長はトップセールスとして外へ行くのも結構です。ここに座ってばかりいても何の効果もありませんからね。でも、せっかく映画化されて、私も映画は見てきました。大王埼、それから志摩町の橋ですね、随分、自分が見るよりもきれいだなと思って見たんですけど、市長もそこらあたりで5月に熱心に灯台へも来てくださって、ガメラでどのような観光客というものがということで、観光客の動向について、市長さん、来られましたでしょう。やはりそういった熱意が見えるんですよ。そうでしょう。今から観光施策の中で、そういった部分もお考えいただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。


○議長(?岡英史君) 市長。


○市長(竹内千尋君) ガメラも撮影隊が来たときにも、私も地元で歓迎会やろうということで、あの監督さんと、後、子供役をやられた富岡君とも親しくお話もさせていただいたということですけども、本当に私も映画も見たときに、なかなか、単なる怪獣映画ということではなくて、非常にヒューマニズムと言いますか、感動させられるすばらしい映画だなあというふうに感じました。


 また、その情景の中に、志摩市の大王の風景であるとか、その橋の風景であるとかが散りばめられておりまして、この志摩市のイメージ、あるいは波切のイメージがいって、非常にほのぼのとしたいいイメージが描かれているなあということを感じました。


 ゴールデンウィークのときにも、波切の方へ行ったら、映画のロケ地ですねということで、家族連れで来てた方もおりましたし、映画の舞台になったかまぼこ屋さんであるとか真珠屋さんを訪れる方々もいたということですので、そういったロケ地めぐりというような部分についても、しっかり対応していきたいというふうにも思いますし、伊勢志摩フィルムコミッションという映画の誘致の団体もありまして、今度、私もそこの会長を務めておりますので、よりそういった、ほかにも映画もありますので、今後もそういった映画によるこの地域のイメージアップと言いますか、ブランド力をつけていくこと、そして、その映画は、単に映画館での上映だけではなくて、ビデオとか、DVDにこれから落とされて、販売されるということですから、そういったことも視野に入れながら、しっかりした取り組みを行っていきたいというふうに思っております。


 地元の大王の観光協会の方で、そういったガメラを一回こちらへ持ってこようという機運が高まってきているということですので、市としてどういう協力ができるかということも含めて、今、担当部局の方で調整をしておるということですので、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(?岡英史君) 野名澄代君。


○10番(野名澄代君) 後3分ですので。


 私がガメラを見に行った日が最終日でした。そのせいなのか、6名ぐらいでした。やはりこのガメラはヒットしないことには、志摩市が名が上がらないんですよね。ですから、やはり私たちもガメラをヒットさせるよう、行政側もそうですけれども、しっかりと宣伝をしていただきたい、このように思います。


 いろいろ言いましたけども、苦言を呈するということは、市長を信頼してのことです。どうでもいいんでしたら、私、何も言いませんわ。そこらあたりを心に踏まえて、市政に、市民に、議会に見えるように、しっかりと志摩市のために働いていただきたいと思います。


 最後になりますが、緊急通報装置については、時間切れということで、次回に回させていただきます。これで終わります。


○議長(?岡英史君) 以上で、野名澄代君の一般質問を終わります。





                   休  憩





○議長(?岡英史君) 暫時休憩いたします。再開は10時55分。





               午前10時38分 休憩


               午前10時55分 再開





                   開  議





○議長(?岡英史君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。


 次に、20番大口秀和君、登壇してください。


              (20番 大口秀和君 登壇)


○20番(大口秀和君) 市民の方々から、温かくも厳しい目線で、市民本位の政治をせよと負託を受けましたことに心から感謝をいたしまして、この場で発言をさせていただきます。


 それでは、通告書に基づきまして、市長に2項目の質問をさせていただきます。市長におきましては、できるだけ簡潔でわかりやすい答弁をお願いいたします。


 1番目は、医師確保についてお尋ねをいたします。


 さて、今、志摩市では、県立病院と市立病院の役割を、その分担と連携、そして病院と診療所の病診連携など、市民の命と健康を守る地域医療のあり方について、合併前からも、合併後も、いろいろな議論がなされております。


 そして市長は、昨日の同僚議員の質問の中で、これまでの前島病院を残すのか、大王病院を残すのかが問題となっている中、病院の増改築を手がけたらどうなるのか、それぞれ二つのうち一つ一つの病院の増築、改築の建設費の予測を数字であらわし、またそれに基づいて病院経営をした場合、どちらが損が大きいのか、利益が出るのかの営業の試算に触れ、前島、大王、どちらを市立病院にしたらいいのか、両病院の統廃合の前提となるような答弁をされましたが、すぐにその後の話として、市立病院を一方に決めるには、結論を出したくとも、それ以前に地域医療のあり方をどうするのかの結論と、特にこの地域への医師確保が大変困難で、医師確保の解決が見えない限り、それがネックとなって、どちらを市立病院にするかとは、確と断言できないとして、結論には言及しませんでした。


 確かに国の方で研修医制度というものが制定されてから、前島病院、大王病院、そして浜島診療所と、この二つの市立病院と診療所でも慢性的な医師不足が表面化してきており、市民からは不安の声が聞こえてきております。


 テレビをご覧の方によくわかるように、この研修医制度というものを説明させていただきます。


 これは近年、医療の専門分科が著しく、医師の専門科志向が強いため、研修も大病院での高度専門医療が中心になりがちなので、卒業後の医師は2年間は専門の分野に属さず、内科6カ月、外科と救急部門6カ月、小児科、産婦人科、精神科、保健、地域医療などの各3カ月の必修を行い、診療に従事する医師は、この2年以上のスケジュールを修養し、全人的な医療を経験した後で、専門分野に進むというもので、この制度のため、これまでいた医師が勉強のために引き揚げる現象を起こします。これが研修医制度です。


 また、さらに、追い打ちをかけるように、県立志摩病院でも、先には脳外科が撤退し、今度はこの志摩病院から産婦人科の離脱と産科医の撤退が表にあらわれて、市民からは、子供が地元で産めない、親元での不安のない里帰り出産ができない、婦人病はどこで診てもらったらいいのかと、志摩市民はもとより、南伊勢町民を初め、特に次世代を産み育てる若い婦人層の不安を駆り立てています。


 そして、このことに危機感を持った市民のグループからは、産婦人科の存続に関する要望書の署名運動が始まりました。また、当志摩市議会でも本定例会早々の6月5日に、志摩市議会教育民生常任委員会委員長の畑美津子議員を提出者に、県立志摩病院産婦人科医師確保を求める意見書が全会一致で可決され、提出されたところです。


 そこで、これらのことに対処すべく、合併前の旧志摩町での取り組みの一部を紹介させていただき、長期的な視野で解決の糸口をともに探りたいと思います。


 旧志摩町では、平成6年、今から12年前に、当時、慢性的な保健師不足の解消と、その後の高齢化社会に対応するため、平成6年9月16日に志摩町保健師養成奨学金支援要綱を制定し、保健師の確保に努め、成果を上げました。


 また、平成9年には、同じく看護師の慢性的な不足と、その後の予測し得る高齢化社会に対応するため、志摩町看護師養成奨学金要綱を定め、看護師の確保に努めてきました。


 また、その後、進展する高齢化の中、お年寄りさんなどが、けがなどで入院治療後に満足なリハビリを受けられず、後遺症を残したり、健康長寿にそぐわない事態がまま発生することから、さらなる住民の健康を願い、リハビリの専門家である理学療法士と作業療法士を確保するため、また新たに志摩町理学療法士及び作業療法士養成奨学資金支給要綱を定め、この確保にも取り組み、地域医療に欠かせない人材を自前で育て、良質な地域医療を実現するべく、その人材を充ててまいりました。


 そこで、これらの実績を検証の上、短期的には志摩病院の産婦人科の継続もしっかり訴えながら、医師の確保も図りながら、長期的な視点で、この地域での良質な医療従事者確保のために、志摩市医師養成奨学金要綱みたいなものを立ち上げて、現在はもちろん将来にも備えるべきではないかと思いますが、このことに関して市長はいかが思われますか、お答えをお願いします。


 次に、2番目として、市民サービスと行政事務に対して、効率的、効果的な職員配置についてをお尋ねさせていただきます。


 志摩市の職員人事は、市長の雇用の権限であり、一議員として口を挟むべきものでないし、市長の執行権の侵害となりかねませんが、市民サービスと行政事務の効率という観点から、質問させていただきます。


 先般の年度始めの人事異動で、市長は小幅ながらも機構改革を行い、それぞれに職員を配置しましたが、今回の人事は市民にとって満足なサービスを提供できると市長は確信していますか、まずそれをお聞かせ願いたいと思います。


 また、今回の人事は、市長にとりましては十分なものとなりましたか、その付近の所見をお伺いいたします。


 以上、壇上での質問を終わりますが、再質問につきましては、自席で行いたいと思いますので、よろしくお願いします。


○議長(?岡英史君) 逐次、答弁を許します。


 市長。


              (市長 竹内千尋君 登壇)


○市長(竹内千尋君) 大口議員の一般質問にお答えをいたします。


 医師確保についてということでお尋ねをいただきました。先ほど野名議員の質問にもあったわけでございますけども、合併前において、旧町において、それぞれ旧大王町、旧志摩町、そして旧浜島町において、それぞれ国保病院、また診療所という形で、地域医療を行っていくために、医師確保も含めて、あるいは病院事業を運営していくということで、それぞれにそれぞれの時代にもおいてご苦労いただいて、そして、これまでも脈々とそのサービスが続けられてきておるということに敬意を表しますと同時に、感謝を申し上げる次第でございます。


 その中で、それぞれの医師確保などについて、その町独自の取り組みということが続けられてきたということですから、参考にさせていただくべきところは大いに今後も参考にさせていただきたいというふうに考えております。


 1点目に、志摩地域の医師確保のための奨学金制度を創設してはどうかというようなお尋ねもいただいておりますが、医師を除く医療技術者養成のための奨学金制度ということですが、合併前の志摩町及び大王町で、看護師希望者を初め、利用していただいていったところでございます。


 合併前5年間の利用実績ということでございますけども、両町合わせまして看護師が4名、そして理学療法士が1名、作業療法士が2名、薬剤師が1名、衛生関係1名の計9名であったということでございます。


 合併後の医療技術者養成のための奨学金の対象職種ということでございますが、これについては看護師のみということになっております。この制度の概要といたしましては、支給金額は1カ月5万円ということでございまして、支給期間が最高4年間ということになっております。


 支給を受けた奨学金ということでございますけども、義務勤務期間として支給を受けた期間に2年を加算した期間、志摩市の看護師として勤務をした場合は、この返還が免除をされて、これ以外は支給を受けた金額を返還をしていただく制度ということになっておるということであります。


 なお、現在の利用者ということでございますが、1名の方が、この制度を今利用していただいておるということでございます。


 議員がお触れになった医師養成のための例えば奨学金制度というようなことでございますけども、三重県が県の事業として平成16年度から発足をさせているということでございまして、県下の公立病院を持つ自治体では、いまだこのような制度が設置をされていないという状況ではあります。


 しかしながら、将来の備えという観点から、三重県の制度の内容も参考にして、検討はしてみたいというふうに考えております。


 これについては、自治体病院を経営する三重県内の自治体の運営の協議会ということもありますし、志摩市の制度として、そういったことを考えていくということについて、先ほど申し上げたように、検討はしてみる価値があるというふうに思っておりますので、そのようにしてみたいというふうに考えております。


 また、二つ目の今回の市民サービスと行政事務に対しての職員配置、人事についてのお尋ねということでございますけども、基本的に、合併ということを通じて、職員数が約1,000人になったということでございます。一番感じるところは、機構改革ということも考えながら、職員数というのは、同様の規模の団体、自治体に比べると、かなり多いということになります。そういったことから、10年間にわたって200人を削減していく定員適正化計画というものを持ちながらやっていくということで、昨年、2年間で約40人を現在のところは減らしてきたということでございまして、それに伴って課の統合といったようなことも、今回の機構改革に伴って行ってきたということでございます。


 あわせて、その適正配置といったようなことを考えたときに、やはりそういった1,000人ぐらいの規模となりますと、それなりの人事評価のシステムというものが必要になってくるということでございますので、今年度から職員の人事評価システムを入れるべく、今回、今年度からの取り組みを始めているということでございます。それは個々の適正、あるいは足らざるところを伸ばしていくという、職員を育成するという観点から、導入をしていくということでございまして、それぞれの機構改革の中の仕組みとともに、この中で職員がどういった形で仕事を進めていくのか、あるいは仕事をした結果、どうなのかといったようなことを、しっかりとらえた上で、人事の配置もしていこうというような取り組みであるということでございますので、あわせてそういった取り組みを本年度から始めておるということでございます。


 ですから、今回の機構改革というものは、合併して2年間がたって、段階的なものだというふうにも思っておりますし、この前、答弁申し上げたように、本庁舎を建設に向かって今、進めておるわけですけれども、本来的には、本庁舎ができて、そしてそれぞれの部とかが部の本来的な機構改革をして、市長のあり方も含めたときというのが、本来的な機構改革の一つのステップの重要な節目になろうと思いますけども、それまでの間、でき得る限り、最良の形で住民サービスが行われる体制づくりについて、現在もそれを考えながら行ってきたということでございまして、具体的に申し上げますと、この前の答弁でも触れましたが、庁舎整備対策課というのを企画政策課から分離をしたと。あるいは生活環境部では環境課から清掃課を分離させたというようなこと、そして健康福祉部が介護保険制度の改革や障害者自立支援法が施行される中で、これに対応すべく「ふくし総合支援センター」を新設をしている。あるいは産業振興部では商工観光政策課から観光戦略室を分離をさせまして、本年度の最大のイベントであります全国自然公園大会、あるいはミズノクラシックゴルフというような大会への対応というようなことで、部長を配置をして、機動力の向上などを図ってきておるということでございます。


 教育委員会においては、学校教育課から給食課を分離独立させまして、成長期の子供たちの食育の推進であるとか、あるいは地産地消を含めた給食のあり方、また現在、5ヶ所において同様の給食を、要はしていくための組織、また施設というふうになっておるわけでございますけども、例えば地産地消を進めていくために、地元でとれた野菜とか、あるいは水産品とかを集中的にそこで確保をして、それぞれの役割分担を給食センターで行うというようなことも含めた取り組み、施設の統合的なあり方ということも検討するために、給食課を設けたということでございます。


 さらに、職員の意識改革を行うということの観点の中から、現在の防災の危機管理ということをさらに徹底していくために、地域防災室の中に危機管理監というものを設置をして当たっておるということでございまして、人事異動ということについても、それらの機構改革した上での職員の希望調書を考慮しながら、適材適所の人員配置に努めたということでございます。


 現在、そのことに関して、国においても財政改革の中で集中改革プランということで、それぞれの実態に具体的なプランとしてそれを示しなさいということもありまして、そういったプランも立てておるということでございます。


 そうは言っても、職員を減らしていくばかりでは、また業務の継続性であるとか、あるいは若い人たちの活躍の場ということも含めて、職員の採用ということは、一方では大切に考えていかなければいけないということで、職員の採用計画については、合併協議において、10年間で先ほど申し上げましたように、職員数200人の削減目標があるということで、また、かつ地方公務員制度改革が進められる中で、平成17年度を初年度とする5年間の行政改革の目標を数値化する集中改革プランというのが国から示されまして、職員の定員管理の適正化において、その削減目標の数値を公表することとなっております。


 志摩市においては、今後、5年間の削減目標を73人、純減率が8.0%といたしておりまして、平成22年4月1日の職員数を843人と設定をしておるということでございます。この数値目標の設定に当たりまして、市では向こう10年間の定員適正化計画というものを策定しまして、定年退職に勧奨退職の見込み数を加えた職員減の状況から、新規採用者の予定数を定めまして、集中改革プランの目標値を設定しております。今後の行政改革の進捗状況や社会情勢を考慮しまして、5年後に見直しを図る中で、職員採用計画を立てておるということでございます。


 平成19年度の職員採用の計画ということでございますけれども、昨年同様に、三重県の町村会に委託をして、市町等の職員対応選考試験を実施をする予定をしておりまして、7月の広報しまで広報していく予定であるということでございます。


 したがいまして、答弁で触れてきたわけでございますけれども、今回の機構改革、あるいは人事ということに関して、市民サービス、あるいは市民の皆さんとの声も含めてどうなのかということに関しては、現段階で考え得る最良のものを行ってきたということでございますけども、さらに、市民の皆さんの声も伺いながら、あるいは議会の皆さんの声もしっかり受けとめながら、今後の機構改革、あるいは事務事業の執行ということに当たってまいりたいというふうに考えております。


 以上、壇上からの答弁とさせていただきます。


○議長(?岡英史君) 大口秀和君。


○20番(大口秀和君) 総務部長にお尋ねいたします。


 規則と条例と要綱の成立条件について、一つご教示をお願いいたします。


○議長(?岡英史君) 総務部長。


○総務課長(山本美弘君) ただいまの質問にお答えをさせていただきたいと思います。


 規則条例要綱の成立要件ということでお答えします。


 規則、要綱を除きまして、条例につきましては、ご承知のように議会の議決事項ということでよろしいでしょうか。


 規則と要綱につきましては、市長の決定権限ということになっております。


○議長(?岡英史君) 大口秀和君。


○20番(大口秀和君) 今、総務部長が申したように、規則、要綱というものは、これは市長部局の権限なんです。ですから、市長がその気になれば、こういった医師確保の養成資金法いうのはすぐにつくれるはずなんです。なぜこんなことを言うかと言いますと、今、先ほどの同僚議員からの質問でもあったように、大変に市長の対応についていろいろ問われております。やはりここは、まずこういうものを立ち上げて、まず志摩市としても将来にわたっては、きちんとした医師を確保するんだという意思を示しながら、例えば8年間、10年間、何とか押しとどまっていていただけないかと、そういう交渉が必要と思います。


 そしてまた、今回、もちろん予算の伴うものでありますけれども、この予算は仮にきょう、あす、決めたとしても、来年の予算に反映されるものです。決して医師確保、良質な医療従事者をつくるとすれば、議会も市民も決して反対するものではないと思います。そういう意味で、このような確保を図っていただきたい。


 そして、義務規定がありますように、多様な医療従事者がこの地域でつくられれば、前島病院でも大王病院でも、どちらにも一つ診療科目を設けていただいて、より多機能な形での市民の命と健康を守っていただきたい、そう思います。


 このことに関して、これは病院事務長、お尋ねいたしますけども、こういうことが可能なのか、可能でないのか、その辺のお考えをお聞かせください。


○議長(?岡英史君) 病院事業部長。


○病院事業部長(信田 仁君) お尋ねの医師に対する奨学金の制度ということでございます。確かに有効な手段の一つであると思います。大口議員もご承知のことと存じますが、今度の研修制度、義務年数を経て、奨学金を受けた方が市立病院なり市に来ていただくようになると、大体30歳ぐらいと想定されます。私の今までの経験からいきますと、その30歳から約10年間ぐらいが一番重要な時期かなと、医師にとって。そういう部分を含めて、やっぱり小中規模の病院へ赴任をしていただくというのはなかなか難しいものがあるというような考え方も持ちながら、そういうことの検討をしていくべきかなというふうに考えております。


○議長(?岡英史君) 大口秀和君。


○20番(大口秀和君) 決してこの案には、いろいろな方々の意見をいただきましても、決して反対ではないと思いますので、これは市長、早々に前向きに取り組んでいただきたいと思います。


 それと、この創設については、これまでといたしますけれども、これまでの同僚議員の議論を振り返りながら、一つ私も苦言なり意見を呈しながら、ちょっとお話ししたいと思います。


 先ほどから聞いておりますと、市長は、この県立病院についても、本来的には県の組織であり、志摩市は関与しないものというようなニュアンスで、なかなか積極として見られませんけども、この志摩病院に訪れる大半は、志摩市民です。これは同僚議員も言うように、そしたら、本当に安い経費で志摩市民の命と健康を守っていただいているんであれば、本当にもっともっと積極的にこちらから発言をするべきだと思います。


 もう一つは、400人の出産があって、そのうちの100人ほどだと、ほかはよその病院へ行くんだと言い方をされましたけれども、これもやっぱり以前に戻りまして、市長の方から、自分たちの町や市にある病院は自分たちで守るんだという意識を、啓蒙をしっかりと志摩市民に伝えていただきたいと思います。そうすれば、決して利益が落ちることもなく、また医局部門の撤退を考えることもなかったと思いますので、これについても遅きには失しますけれども、そういった自分たちの町の病院や診療所を守るために、できるだけ市内での診療をしていただけるような件をお願いいたします。


 もう一つは、先ほどから見ておりますと、県立病院であるとか、それから市民が行かないだろうということ以前に、ここは積極的に市長がいろいろな政治判断をされて動くべきだと思います。ただ、従来の法律にのってだとか、そのような組織にのっとったもんだから、声がかけられないというのじゃなくて、なぜ市長の権限があるのか。我々は報酬をいただいております。一般の方々が勤務されますと、それは生活給であります。しかし、市長の給料が高い、我々が本当に世間相場から見れば、多くの報酬をいただいておるのも、それは責任給の部分であります。その責任給をいただくのは、住民の税金でありますから、そこをしっかり自覚していただいて、その責任給の重さに負けないように、住民本来の政治をしていただきたいと思います。


 市長は、市民お1人お1人の愛情と、市民への将来の幸せのために、情熱をかけて今後も行動していっていただきたいと思います。


 その次に移りますのは、次に人事異動でありますけども、私は旧町時代には、よく職員の方から電話をいただいて、一緒に飲食をともにすることがあって、いろんなお話を聞かせていただくことがありました。特にいろんな部分で聞いておったんですけども、きょうは上下水道部のことについて言及いたします。本来であれば、全課的に調査もし、自分なりの意見を取りまとめたいところでありますけれども、いかんせん、私の努力不足で、水道部についてのお話をしたいと思います。


 水道の方では、確かこの4月に1名退職されたという報告を受けましたけども、この原因は市長、何だと思われますか。それについて市長の所見をお聞かせ願いたいと思います。


○議長(?岡英史君) 市長。


○市長(竹内千尋君) 先ほど医療のお話もいただきましたので、誤解があるといけませんので、少し答弁させていただきますけども、あくまでも心情的な部分と、昨日、例えば県立志摩病院に対して補助金の投入はしてはどうかというお話もございましたので、その分について機構的な役割分担とか検討しての業務と言いますか、果たすべき役割、市として果たすべき役割の中で、制度的にそういったことは本来的にできないというふうに思いますけれども、そういった財政負担のことも含めて説明をしたということでございまして、もちろん志摩病院のあり方について、市としても重大な関心を持って動いていくというのは大事なことでございますので、今後ともそういったことについて、しっかり対応していきたいと、現在もその進行形の話でございますので、しっかり動いていきたいというふうにも思っております。


 ただ、本来的には、議員もご指摘のように、声を大にして、そういったことを訴えていくとともに、根本的な部分についての問題点とか課題があるわけですから、それは今日的な課題としてしっかり対応しないといけないというふうにも思っておりまして、先ほどの奨学金制度の提案ということも含めてそうだと思いますが、ご指摘のように、例えば研修制度のご説明もいただいたんですけども、まさに小児科とか産婦人科とかの現場での対応をしっかり学びながら、2年後、専門的なところに入っていくと、そして、全人的な医療に当たっていくということですから、そういう体制を地域でいかにつくれるかということも、医師確保の重要な道であるというようなことで、それは市立病院、あるいは県立病院問わず、地域の中でそういった連携のあり方を考えていくというのは、根本的なことを解決していく一つのすべだと思いますし、その中にそういった奨学金制度も、その手段の一つとしてあるのだというふうに思いますから、その部分もあわせてしっかり取り組んでいくということでございます。


 上下水道部の人事に関しての個別の話について、ここで議論するというのはいかがなものかというふうにも思いますので、一般論的に申し上げますと、人事の配置を行って、私も民間の会社を経験してきたものではありますけれども、人事の発令によって、いろんな分野にいくわけですね。その時々に個人的ないろんな感情とか思いとか、これは今までやってきたことのない仕事だなあと思いつつも、あるいは場合によっては名古屋とか東京とか遠隔地への、そこへ移動しなさいということもあるわけですけども、その時々によって自分の使命を果たすべく、その業務に邁進をしていくということが、最も大切なことだというふうに思っております。


○議長(?岡英史君) 大口秀和君。


○20番(大口秀和君) 私は、外から見るだけで、現在の上下水道部と話をしたことないんですよ。ただ、こう見てみると、4月人事が終わってから、4月から5月にかけてやめるというのは、これは何があったのかなと、自分なりに推測したわけです。もちろん水道課は18名という定員が今定数条例でありますけれども、やはりそこに2名足らない、しかも私の心配するのは、これは志摩町当時もそうだったんですけれども、その部内に有資格者がいないということも多々あったんです。ですから、その有資格者を育てながらも、その水道課内の質を上げようと努力したことがありました。


 その中には、一つには、市長ご存じのように、水道施設管理技師というのが要りますね。その中には二つとして、水道浄化施設管理技師と水道管路布設管理技師、そしてどうしてもなくてはならないものが、水道技術管理者です。これ必ず1名要ります。そして、後は給水工事主任とか、こういう資格を持った方が本当におられるのか。もし、そういう方々がおられないで、例えば一つの業務が何人かの方々に偏在すると、どうしても1人だけの肩に負わる、そういう意味でこの辞めた方は、そういうことを感づかれたんでないかと、そんな気がいたします。


 それですから、やはり一つの課を異動するときには、やっぱり私、これは推測ですけども、そういったことも加味しながら動いていただきたい。ましてや水道というのは、この何年間の未収金があります。その未収金対策についても、やはり全職員で動くのか、水道部が音頭とるのか、そういうことも考えると、ここの人員は、私はおろそかにできないんではないかと思います。


 それでまた、三重県の方でも、水道企業庁をまた市におろすというような話も聞いております。今より多面的に対応しなければならないような部署であると思いますので、そういうことを踏まえながらやっていただきたいと思います。それがひいては住民の行政サービスの向上ということであります。


 もう一つは、私が仄聞した話でありますけども、ある幼稚園で担任を受けた方が、その資格がないということで、重荷を感じて辞められたとも聞いております。そういう意味で、私、それも結局は入園式のときにお母さん方は、その方に期待をしたわけなんです。ところが、1月もせんうちに辞められると、お母さん方の期待も、また不安感もわいてきます。そういう意味で、本当に適正な人事が配されたのか、非常に疑問でありますので、また今後はそういうきめの細かいことも精査しながら、行政サービス向上ということで、人員配置をお願いしたい。


 もう一つは、先ほど10年間で200人と言いますけども、やはりただ言葉で言うのは簡単なんです。要は、役場の職員が受け持つ事務を所掌事務と言いますけども、それの見直しとか、後は行財政改革委員会とか、そういうようなものをたくさん立ち上げて、多面的なことを勘案しながら、まず第一に年次的な定数条例の取りかかりが大事だと思いますけども、この定数条例本来であれば、合併した当初に、ある程度のひな形が示されるべきでなかったかと思いますが、このことについてはいかがお考えですか。


○議長(?岡英史君) 市長。


○市長(竹内千尋君) 旧町時代から合併して志摩市になったということで、人口も少ないところでは6,000人から、人口的には約6万人になったということですし、それに伴って職員数も100人ぐらいから300人というところもあったと思いますけれども、そこが一気に合併したことによって、1,000人規模になったということです。臨時職員も含めると、もう少し数が増えるわけですけれども、そうだからこそ、町時代にはもっと、今議員言われるように、頻繁に個々人の顔というのが、日常の事務事業を執行する中でも、もっと目が届いていたと、時間も含めて、そういった部分もあると思いますけれども、現在、庁舎も分散しているということも含めて、このいわゆる市になって、1,000人規模の人事管理を行っていくシステムの構築というのは確かに必要なことでございまして、そういったことも含めて、今回の人事評価システムといったこともあわせて行っておるということでございます。


 基本的に業務的な中身について、その必須の例えば資格的なことということもしっかり把握をするというのも、その人事管理システムの一つでありましょうし、今後、ますますそういった部分について、いわゆる企業で言う人事課というような役割というのが大事になってくるというふうに思いますので、その職員の事務事業能力が高まっていくということが、すなわちひいては住民サービスの向上につながっていくということですから、しっかりしたそういう仕組みづくりについて、今後も注意をしてまいります。


 そして、それ、行政改革プラン、定員のことも含めてお尋ねもございましたですけども、行財政改革という部分については、この志摩市にとっても大事な重要課題の一つということですので、今後もしっかりした取り組みを行ってまいりたいというふうに考えております。


○議長(?岡英史君) 大口秀和君。


○20番(大口秀和君) 上下水道部長にお尋ねします。


 先ほど言いました水道施設管理技師2種類、それから水道技術管理者、給水工事主任は十分おられるんでしょうか。それを聞いて、後もう一つは、よりよい業者サービスを期待しまして、質問を終わりたいと思いますので、よろしくお願いします。


○議長(?岡英史君) 上下水道部長。


○上下水道部長(中川洋司君) ただいまの質問にお答えします。


 ただいま正確な資料を持ってないので、確たることは言えませんけれども、その資格を持っている方は、我々の部にも配属をされておりますが、十分と言いますと、必ずしもそうではない部分もございますので、それらの配置等についても、よく考えていきたいと、このように考えます。


○議長(?岡英史君) 総務部長。


○総務部長(谷崎 豊君) ただいまの資格の関係の答弁でございますけども、ちょっと総務部の立場で補足をさせていただきたいと思います。


 有資格者の配置につきましては、今回の人事異動に伴いまして、一応、見直しを含めまして、かつ前年に市になったことによりまして、国・県の指導も受けておりまして、その中で一定の資格者を配置をするということも指導を受けておりますので、そういったことを背景といたしまして、充足をするような今回、人事異動はさせていただきましたということで、ご理解をよろしくお願いしたいと思います。


○議長(?岡英史君) 以上で、大口秀和君の一般質問を終わります。





                   休  憩





○議長(?岡英史君) 午さん休憩します。午後は13時に再開いたします。





               午前11時37分 休憩





               午後 1時00分 再開





                   開  議





○議長(?岡英史君) 午前に引き続き、会議を開きます。


 先に上下水道部長から発言を求められておりますので、これを許します。


 上下水道部長。


○上下水道部長(中川洋司君) 失礼をいたします。議長のお許しを得まして、答弁の訂正をさせていただきます。


 午前中の大口議員の水道技術管理者の配置に対する質問に対しまして、管理職に資格者がいないといけないと、こういう解釈で十分でない旨、答弁をいたしましたが、私の判断の誤りでございました。


 現在、備えるべき技術職員につきましては、すべて規定どおり整っておりますので、おわびして、訂正を申し上げます。大変申しわけございませんでした。よろしくお願いいたします。


○議長(?岡英史君) それでは、次に、一般質問です。


 7番中村八郎君、登壇してください。


              (7番 中村八郎君 登壇)


○7番(中村八郎君) 議長のお許しを得まして、通告に従って質問をさせていただきます。


 自治体の公共投資は着眼大局・着手小局でなければならないと言われますが、幅広い福祉サービスの社会にあっては、着眼大局で着手も大局でなければ対策は完備できない観点から、私は今回、志摩市を公共サービスと成熟社会のシステムづくりについて市長に、また公共サービスの部門での市民の最もニーズの高い子育てや保育の支援対策、そして老人の介護、障害者に対する支援対策等々の広い範囲にわたる地域福祉サービスの充実と事業計画のプロセスについて、担当部長にお尋ねをします。


 地方公共団体の役目として、いわゆる働くこと、雇用対策、産物を生み出すこと、育てること、教えること、話し合いを取り決めること、看病すること、介護をすること、みとること等々、これら人間が生きていく上で、一つたりとも欠かすことができない大半を、人々は現在、社会の公共サービスに委託をしている。そして、この社会システムからサービスを買う、受けるわけでありますが、それらを委託しているシステムの機能や組織が脆弱である不安定な社会は、未熟社会であって、充実した福祉社会ではありません。


 住んで良し、訪れて良しを志摩市のまちづくりの理念として、第一次志摩市総合計画が策定され、六つの分野の志として、施策を明らかにしておりますが、住んで良しは、まさに志摩市が成熟社会を目指す理念であると確信をしております。これから展開される事業のプロセス、アウトカムを明確に提示することはもちろんのこと、私が前段で申し上げました公共サービス事業に対して、市民が安心して委託ができる、そしてサービスが受けられる、成熟で完璧な社会システムの構築をどのように図っていく考えがあるのか、市長並びに福祉部長にお尋ねをいたします。


 3番目になっておりますけども、2番目の問題として、地域の力となる共助社会の助成を図っていく上での、行政と市民の信頼関係について、お尋ねをしたいと思います。


 最近、大人の社会におけるみせかけやにせものといった偽装、偽造問題が勃発、横行をしている社会、片や幼い子供らに対して、また年老いた老人に対する虐待等、予想しない残虐な事件が多発している現状、これらを含めた社会の現象に対して、行政としてどのように対策を講ずるべきか、国のレベルの議論としてではなく、地域社会としても考えていかなければならない大切な部分であると考えます。


 他者に心を配る、世話をする、面倒を見る等々、このようなお互いが助け合える、また住民同士のサービスと共助社会を助成する環境づくりが大切なことであり、そのことがひいては地域の力として目に見えるシステムとして機能するものと考えますが、行政と市民、役所と住民、これらの相互の信頼関係について、今後、どのように対応、展開を図っていく考えがあるのか、市長にお伺いをいたします。


 再質問は自席にて行います。


○議長(?岡英史君) 逐次、答弁を許します。


 市長。


              (市長 竹内千尋君 登壇)


○市長(竹内千尋君) 中村議員の一般質問にお答えいたします。


 志摩市の公共サービスと成熟社会についてということでございまして、議員のお説ですね、ごもっともでございまして、私もそういった地域社会を構築すべく最大限の努力をこれからも傾けてまいりたいというふうに考えております。


 質問の1点目の志摩市の公共サービスと成熟社会のシステムづくりについてということでお尋ねをいただきました。昨年、12月の定例会では、志摩市として初めてのまちづくりの指針である志摩市総合計画ということで、まちづくりの指針、志摩市総合計画基本構想について、議員の皆さんのご賛同を得て、今年度から新基本構想に基づく総合計画が本格的にスタートしたということでございます。


 それぞれの展開される事業につきましては、ご指摘のように、プロセスであるとか、あるいは委託する場合は、その委託料や委託先などについて明確な理由であるとか、また事業実施後の効果・成果をオープンにすることで、市民の皆さんとの信頼関係を構築するということが大切であるというふうにも思っております。


 また、市民の皆さんが安心して委託し利用できる公共サービスとは、介護サービスであったりとか、また子育て支援サービスであったりするかと思いますが、当市におきましては、社会福祉協議会を初めとして、民間社会福祉法人、またNPO法人などが福祉サービス事業を展開しておりまして、市民の皆さんの選択肢は年々広がっており、議員言われるように、成熟社会に到達すべく、さらに努力をしてまいりたいというふうに思っております。


 特にその福祉サービスにおいて、ご指摘のあったアウトカムとか、成果の指標といったようなことを、今後、しっかり考えていく必要があるというふうに思っております。


 介護保険制度においても、単にサービスを投入したと、投入量であるとか、サービスの利用水準といったようなことが、これまで問題とされてきたわけでございますけども、投入された費用がどのような成果となってアウトカム、いわゆる成果となってあらわれてきたのかということを指標としてあらわしながら、その結果をオープンにしながら、求め得る水準にまで高めていくという作業が、今後は必要になってくるというふうに思っております。


 例えば介護保険制度で言えば、介護サービスを行って、1年後の在宅維持率がこういうふうに変化をしました、何%になりました。また要介護度の維持率が何%改善しましたというようなことを、ちゃんと指標化して、目標に向かった数字というのを明らかにしていく必要もあるというふうに考えております。


 今、志摩市において地域福祉計画ということを策定しておるわけでございますけれども、こういった場合にも、まさに例えば志摩市に住み続けたいと思う市民の割合というのが、例えばアンケートを取ったときに、八十数%のものを2年後には例えば90%にしたいというようなことを、指標的に出した上で、その目標値に対して事業を行って、その達成度をしっかり把握をしていくという作業も今後必要になってくるというふうに考えておるところでございます。


 特にそういった福祉サービスにおいては、その過程を市民の皆さんと共有しながら行っていくということが必要であって、まさに地域福祉計画の今策定作業の中では、さまざまな社会福祉協議会の皆さんであるとか、あるいは民生委員の皆さんであるとか、また市民の皆さんであるとか、ボランティアの皆さんであるとか、あるいはNPOの皆さんが参画しておるわけですけど、ですから、そういった部分をプロセスの中でも織り込みながら、成果としてこのように変わってきましたということをしっかり位置づけていきたいというふうに考えております。


 その後の共助という部分も関係してくるわけでございますけども、やはり充実した福祉社会を構築しながら、地域の力となるこういった共助社会の醸成を図っていくということを考えたときに、やはり先ほど議員がご指摘のように、今の児童虐待の様子であるとか、あるいは日々、事件、事故がたくさん起こるわけですけれども、そういう世の中のあり方をしっかりとらえながら、じゃその本質的なところはどういったところに原因があるのだろうかということを考えていくということは、本当に大事なことで、市として地域社会の中にあって、望むべき姿をどういうふうにしていこうかというふうに考えたときに、私は、それはその共助の精神というものを一番早く考えていくのには、やっぱり子供たちの教育であろうというふうに考えております。


 今、小学生の子供たち、あるいは中学生の子供たちが15歳とすると、5年たてば、その子供たちは成人になるわけですから、地域社会の担い手として、そういう倫理観であるとか、あるいは道徳観を持った人たちがあらわれてくるというのが最も早いと思いますし、そういった子供たちを考えたときには、そうしたときには、やはり学校というのが一つの大きな役割を担ってくるのではないかということを思っております。


 今、この志摩市の「ふくし夢まちづくり委員会」ということで、先ほど触れさせていただいたように、多くの皆さんがご参画をいただいておるということでございますし、1月に開催をされました「志摩市・ふくし夢まちづくり市民合同発表祭」ということにおいては、市民の皆さんみずから地域に助け合い仲間をつくっていこうという心強い提案を行っていただいたということでございます。


 その中では、子供たちの発表ということもありまして、子供たちが地域の中で、高齢者の皆さんと触れ合って、そのことによって、今までは単なるお年寄りだというふうな観点から、いやいや結構その高齢者の方というのは、いろんな知恵とか、いろんな生活に関する深い考え方があって、そのことが非常によくわかった。いわば命の大切さということも含めて、子供たちは深く認識をしたというような感想を述べておって、私も随分、この地域福祉計画を策定する上で、子供たちがそこに参画するという意味合いが、非常に大きいんだなあということを思った次第でございます。


 その中でも、3級ホームヘルパーの子供たちがその資格を取得しようということで、まさに子供たちも、その福祉の現場で命の大切さ、あるいは他人を思いやる気持ちを醸成していくという意味でも、非常に大きな効果があったんだろうというふうなことを感じた次第でございます。


 具体的にそういったことを生かしながら、今後の地域福祉計画をしっかり、後1年を切っておるわけですけれども、策定をしながら、望むべきこの志摩市のそういった「みんなのことはみんなでやろう」という共助社会の構築といったようなことについて、歩みを進めていきたいというふうに考えております。


 また、その共助社会を構築をしていくために、手段的なこととして、例えばその教育の過程においても、あるいは制度的に表彰制度をボランティアの活動とかにおいて、すばらしい活動をされた団体とか、個人の皆さんに表彰していくというような表彰制度であるとか、あるいは場づくりといったようなことも大事だと思います。地区の社会福祉協議会の皆さんであるとか、自治会の方であるとか、また民生委員の方であるとか、あるいはNPOの皆さんが活躍しやすい、活動しやすい活動拠点ということも考えていく必要があるというふうに思います。それは今、考えておる、構想しておる市役所の機能の中に、そういった場所があっても、私はいいと思いますし、そういう交流することによって、おのおのの団体が、さらに高め合うことができる、あるいはそのそれぞれの個人、団体の交流を通じた情報交換が進むことによって、共助の部分がもっと進む部分も、私はあるというふうに思っております。活動の拠点であって、そこが情報の拠点であるというふうなことが進められるのではないかというふうに思っております。


 せんだってもインターネット広報で、子育てのボランティアの方々が集って、フリーマーケットを開催したわけでございますけども、まさしくそこが子育ての皆さんの情報交換の場であったりとか、あるいはそこに集っているお母さん方が、それぞれに例えば新聞記者の方がいたりとか、あるいはこれまで仕事上で国関係の仕事をしていたりとか、さまざまな方々がいらっしゃるわけですね。ですから、そういった交流の場づくりということも、行政としてはしっかり考えていくことによって、地域内の人的資源をもっと有機的に結びつけることによって、まちづくりにご参画いただけるようなことが、私は可能であるということも実感をいたしました。


 ですから、そういったことを通じながら、先ほど議員お触れになったアウトカム指標といったようなことも含めてとらえていくということが、今後の志摩市の共助社会あるいは望むべき福祉の体制が整った志摩市になっていくのではないかということを思っております。


 そういったことで、私の壇上からの答弁とさせていただきます。


○議長(?岡英史君) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(宮本源光君) では、私の方からは、2点目と言いましょうか、議員からは大変広い範囲、子育て支援から介護、それから看病、また地域福祉全般にわたるご質問というふうなことでございまして、十分答えきれるかどうかというふうなこともございますが、答弁申し上げたいと思います。


 先ほどの市長の答弁と一部重複する部分もあろうかと思いますが、地域福祉サービスの充実と事業計画のプロセスというふうなことについて答弁させていただきたいと思います。


 議員もご承知のように、地域福祉サービスを充実するというふうなことの中で、昨年、市の総合計画が樹立されておりますし、また、昨年から今年度にかけまして、私どもでは地域福祉計画というふうなものに取り組んでおります。この地域福祉計画は、ある意味、福祉の総合計画というふうな認識のもとに、ボランティア活動の活性化、また地域のサロンづくり、先ほどもご質問の中にございましたが、見守りネットワークとか虐待も含めた、それぞれの範囲を行政が中心ですべてができるというふうなことではなく、むしろ市民、また社会福祉協議会、またそれぞれの事業所、NPO法人などの関係団体の方と協働していくというふうな考え方のもとに、今、計画の具体的な部分、昨年度はある意味、調査的な事業というふうなことも含めて取り組んでまいっております。


 この計画の策定のプロセスにおきまして、非常にたくさんの方の住民の方のご参加をいただいております。今、市長から答弁がありましたように、「夢まちづくり委員会」等も含めて、昨年度実施しました、それぞれの会議、また参加いただいた人数で見ますと、策定委員会、地区座談会、福祉セミナー、研修会、井戸端会議等につきましては、174回の開催で5,000人を超える参加をいただいております。また、この事業の中では、中高生のホームヘルパーの養成事業というふうなことも実施しておりまして、144名の方が修了をしておるという実情もございます。


 また、アンケート調査、それから高齢者との交流、それから子供夢まちづくりプロジェクト等についても、それぞれの学校等の協力も得まして、住民の方がどのような福祉、またどのようなまちづくりを望んでみえるのかというふうなことについて、ある意味、各地域で意見をお聞かせ願ったというのが現状でございます。


 安心して暮らせるまちづくりというふうなことを目指した、住民参画というふうな大きなねらいでございまして、皆さん方にはそれぞれの地区で、またそれぞれの会合の中で、活動をいただいておりますし、今年度も同様に続けていただくというふうな予定をしております。


 従来、福祉は行政主導というふうな形が非常に主体であったかというふうに思いますが、やはりそういう中では、住民の皆さんからの要望というふうなことを受けとめて、事業展開をしてきたというのが実情かなと思いますが、そういう時代と言いましょうか、そういうプロセスというのは、やはり現在の自立支援というふうなことも含めた、全体の中では、やはり方向を変える必要があるというふうなことで、昨年度からそういうふうな、新たな手法をもって取り組みを進めさせていただいております。


 これは、市民の持つ知識や経験、それからエネルギーを地域の力へ変えていただくというふうなことを目指しておりますし、皆さんでできること、また行政でなければできないことを、それぞれ自助、共助、公助によって担っていく部分を明確にしていくというふうなことも一つの目的でございます。


 昨年いただいた、それぞれの地区での困りごと等については、今年度、また同様に各地区で座談会等を開催させていただく中で、皆さんで解決をいただくことも含めて、具体的な話し合いを進めさせていただいて、地域福祉計画に反映をさせていただこうというふうに思っております。


 それから、議員のご質問にありました虐待というふうなことでございます。特に最近は連日と言っていいほど、ある意味、虐待というふうなことが、新聞、テレビ等で放映、報道もされております。この地区におきます昨年1年間で、私ども志摩市内で児童虐待というふうなことで相談を受理しております件数ですが、22件ございます。それぞれ身体的虐待から、心理的虐待、非常に範囲も広くなっておりますし、またどちらかと言うと、やはり報道等でも非常に取り上げられておりますが、父母のかかわる部分が非常に多いというのも、この状況となっております。


 年齢的にはやはり小学校までの部分が非常に構成的には多くなっておりますし、しつけと虐待の部分というのは、非常にわかりにくいと言いましょうか、いうふうなこともあって、なかなか目にされたと言いましょうか、近隣に住んでみえる方についても、なかなか判断しづらいというふうなこともあろうかと思います。


 私ども先日、協力員というふうなことも皆さんにお願いをしてきておりまして、虐待とまではいかなくとも、そういうふうに見える部分については、お知らせをいただく中で、私どもが個々に対応させていただいて、必要であれば、それなりの対策というふうなことにつなげていきたいというふうなことを考えております。


 特にこの虐待防止の協力員というふうな説明会というふうなことを開催させていただいたのは、やはり広い地域の目で見ていただく必要があるというふうなことも含んでおります。また、この制度そのものは、県下でも他に現段階では実施されてないというふうなこともございまして、この成果を私ども少しでもあれば、取り組んでいく意義があるものというふうに思っておりますし、またこれによって虐待というふうなものが少しでも減少できればというふうに思っております。


 若年層の犯罪、またこれらの横行というふうなことでいきますと、家庭教育とかモラルの低下というふうなことも考えられます。先に食育というふうなことの中でも申し上げましたが、いろんな部分にこの食べるというふうなこともかかわりがあるというふうに言われておりますし、最近では個食という、一人で食べる食事が多い中で、人間形成に問題があるというふうな言われ方もしております。これらも含めて、やはりさまざまな背景が考えられますが、子供を育てていくという「人づくり」というふうなことは、非常に大切だというふうに思っております。


 昨年から行政と社会福祉協議会が共催で実施しております「中高生の3級ヘルパー養成」というふうなことにつきましては、これらへの対策も、またこれらの対策の一助というふうなことも含めて考えておりまして、早期に福祉に興味を持っていただくというようなことも大きなねらいでございますので、今後も継続して実施をしていきたいというふうに思っております。


 また、現在行っております地域福祉セミナーにつきましても、ある意味、市民に福祉を知っていただく機会というふうなことでもございます。また、これらに認知症等の対応講座を開催をして、認知症の知識を皆さん方に啓発をさせていただきたいというふうにも思っております。


 今、申し上げましたように、社会福祉の総合計画というふうなことで、地域福祉計画の策定計画の中で、やはり市民の皆さん方の参画を得るというふうなことが、ある意味、福祉への意識の啓発、また皆さんの参画というふうなことが最も得やすいんではないかというふうに思っておりますので、これらの進捗の中で、皆さんの参画をどんどんいただいて、よりこの地域が住みやすい地域を目指していきたいというふうにも思っております。


 従来はどちらかと言うと、制度的に中央からの指示待ちと言いましょうか、制度が構築されてからの対応というふうなことが多ございましたが、昨年来、志摩市になってから、新たなシステムづくりというふうなことにも力を注いでおります。今申し上げたような取り組みの中で、福祉の充実をより図っていきたいというふうに思っておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。


○議長(?岡英史君) 中村八郎君。


○7番(中村八郎君) 後10分ほどでございますけれども、再質問の中で、二つほどちょっとお聞きしたいと思いますけども、例えば出生率が1.25まで低下した原因は、子供を産みにくい、子供を育てにくいという社会環境の悪化が原因と言われております。やはりこれも全国的な現象と片づける問題ではなく、後になって地域格差があらわれてくる状況を考えると、市政に対しての行政評価というものは、問われるのは当然であります。


 そこで、同僚議員からも昨日、あるいはまたきょうあたりも質問がありましたけども、志摩市のワークライフバランス、いわゆる仕事と生活の調和、仕事と育児の両立といった社会をどのように図っていく考えがあるのかということと、収入額が222万1,000円、それから実質収入、所得ですね、150万4,210円、依存収入63万7,890円、これは広報に出ました志摩市の18年度予算の志摩さん一家のバランスシートですね、これが提示されておりました。このような市の財政事情を踏まえた状況で、部長もいろいろ言われましたけど、まだこの策定の段階であると思いますけども、執行部として、将来に向かってのそのようなものが確実にそういうふうなものが、住みよい志摩市というものが構築できるのかどうか、その辺のところもちょっと所見でお話を聞かせていただきたい。


○議長(?岡英史君) 市長。


○市長(竹内千尋君) 全国的な少子高齢化の中で、少子化をどう考えていくのか、あるいはとらえていくのかというのは、まさしく地域社会にとっても大事な話だというふうに考えております。


 そういう中で、例えば国民負担率の問題であるとか、今、日本が4割程度、あるいは今高福祉社会と言われる、高負担高福祉と言われるスウェーデンで、約70%ぐらいという形で社会保障費が年々増大していく中で、負担と給付の割合というのをどうとらえていくのかというのは、本当に全国的なことでもありますし、私たちの生活、あるいは福祉を考えていく上でも、しっかりとそこのところは議論していかないといけない問題であろうというふうにも思っております。


 少子高齢化の少子、子供たちが少なくなっているという部分については、まさしく子育てのそういった制度的なことをしっかり制度として位置づけていくということはもちろんのことでありますけれども、だからといって子供たちが増えてくるとも限らないということですね。ですから、いろんな社会的な制度というのをここで見直す、あるいは望むべき姿に変えていくということは、必要なことだというふうにも思っておるところでございます。


 先進諸国がいずれも子供たちの数が減ってきておるということでございますが、今後もそういうプロセスと言いますか、先ほどの指標のことを言えば、子育てのしやすい環境をつくりながら、子育ての支援策に対する満足度はどれぐらいに今なっているのかといったようなことを、時点、時点でしっかり把握をしながら、支援策というものを市としても考えていきたいというふうにも考えているところでございます。


○議長(?岡英史君) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(宮本源光君) 少子化というふうな部分で申しますと、私どもの担当部署では、少子化から高齢者まで、すべてをある意味担当させていただいております。子育て支援というふうな部分、もちろん本来からいきますと、少子化というふうな原因、非常にたくさんございまして、それぞれの対策がうまく機能しませんと、これらの全体的な数字が上昇しないというのも事実だと思います。


 晩婚化も含めて、当然、それぞれの要因があるというふうには思っておりますが、子育て支援というふうなことの中では、やはりもちろん現在実施しております保育所、早朝、それから延長も含めて、また放課後児童クラブ等の充実というようなことも、もちろん必要だというふうに思っておりますし、それぞれの地域でお聞かせ願いますと、やはり休日等の保育、それから夜間保育というふうなことが、これは職業の非常に広域というふうなことも含めて、勤務時間が非常に不規則というふうな実情もあるんかなあというふうに思いますが、そういうふうな需要もたくさんございます。


 これらについて、じゃ今後、どのような形で取り組めるのかと。もちろん施設的なものもありますし、ハード、ソフト、両面からの全体的な整備が必要だというふうなこともございます。それぞれの取り組みの中で、また皆さんのご要望もお聞きしながら、これらをいかに充実していくかというふうなことは、非常に大切なことだというふうにも思っております。それぞれの地域で皆さんの需要に合った形が、いかに早期につくれるかというようなことについても、検討を進めさせていただきたいというふうに思います。


○議長(?岡英史君) 中村八郎君。


○7番(中村八郎君) 一遍には、40分ぐらいの中では議論はできないと思いますけど、また次回に繰り越して、いろいろとまた議論したいと思います。ありがとうございました。


○議長(?岡英史君) 以上で、中村八郎君の一般質問を終わります。


 続いて、11番山下 弘君、登壇してください。


              (11番 山下 弘君 登壇)


○11番(山下 弘君) 通告書に従いまして一般質問をさせていただきます。


 私、最近、バスケットボールに凝ってまして、やる方じゃなくて見る方なんですけども、昨日も志摩市内の中学校のバスケットボールの試合を、三重県大会でございますけども、見に行ってまいりました。惜しくも3位ということで終わりましたけども、あのスピーディなパスワークと言いますか、そのような形で、市長も学生時代、アメフトの選手だったというふうに伺っております。どうぞ質問もスピーディにします。また、答弁の方もスピーディにお願いしたいということで、早速ですけども、質問に入りたいというふうに思います。


 市民活動は、環境や福祉、そして地域活性化イベントなど、多様な面で展開されています。4月23日に開催されました志摩ロードパーティーにおいても、約1,000名のボランティアの方によって、大きな事故もなく運営されました。今後の行政としての民間主導のイベントへの支援策と、各分野での市民活動、団体ネットワーク構築の現況と取り組みについてお伺いいたします。


 他の質問においては、自席にて1問1答で行いたいというふうに思いますので、ひとつよろしく答弁の方、お願いいたしたいと思います。


○議長(?岡英史君) 逐次、答弁を許します。


 市長。


              (市長 竹内千尋君 登壇)


○市長(竹内千尋君) 山下議員の一般質問にお答えをいたします。


 市民活動団体のネットワーク構築についてということでお尋ねをいただきました。


 議員ご指摘の志摩ロードパーティーということで、ハーフマラソン大会が行われたということでございます。天候的には小雨模様ということでございましたが、4,260名の方が参加をされたということで、県下でも最大級の大会として皆さんに認識をしていただいたということでございます。これも皆さん方のご協力のおかげと感謝を申し上げる次第でございます。


 また、特筆すべきは、運営スタッフとして約1,000人の方々にご協力をいただいたということですが、市職員も市民ボランティアとして126名参加をいたしたところでございます。民間主導のイベントへの支援策ということと、各分野での市民活動団体ネットワーク構築の現況と取り組みということでお尋ねでございますが、最初に民間主導のイベントの支援策については、基本的にそのイベントが公益性の高いものか、あるいは事業的な効果はもとより、市の財政運営を視野に入れた判断によりまして、人的な支援も含めて市民活動の活性化のためには、今後とも支援をしていく施策を展開をしていきたいというふうに考えております。


 それは先ほど申し上げたように、単に財政的な支援ということだけではなくて、人的な支援ということも含めてということでございますし、まさに今回のハーフマラソンの取り組みなども、最初はそのボランティアの方々が始めたということでありますけれども、そこが拡大してきたというプロセスの中には、行政としていろいろ相談もしながら、もっと違う、拡大できるような方向へ進めていくというようなことも可能かと思いますので、人的支援の部分も含めたことについて、今後も考えていきたいというふうに考えております。


 市民活動団体のネットワーク構築の現況と取り組みということでございますが、これについては、担当部長から答弁がありますので、よろしくお願いをいたします。


○議長(?岡英史君) 企画部長。


○企画部長(竹内勇記君) 市民活動団体ネットワーク構築の現況と取り組みについてお答えをさせていただきます。


 志摩市総合計画では、市民活動の活性化支援を施策の方向として、「地域の担い手となる人材育成を推進し、市民活動団体やNPO等の市民団体の連携強化を図り、市民活動がより効率的に機能できるよう交流の場づくりを促進し、相互理解がさらに深まるよう支援する。」としています。


 NPOは、それぞれの設立目的や活動内容が異なっておりまして、共通のテーブルで議論することは現状ではございませんが、産業界でも異業種交流が必要不可欠となっている現在、それぞれの市民活動団体やNPOなどの市民団体が一堂に会して、情報交換や相互理解を深めることも重要でございまして、ネットワークを構築する必要があると考えております。


 県も「新しい公」という考え方の中で、モデル事業として、それぞれのNPO法人を資金的に応援する中間支援組織を設置し、資金提供者、中間支援組織、NPO等地域団体の3者で構成するシステムづくりを提案をしております。


 志摩市におきましても、NPOや地域団体等の情報収集を行いまして、その情報をデータベース化し、今後、それらの組織のネットワークづくりを行っていきたいと考えております。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) 4月23日、日曜日の第48回自然公園大会、プレイベントとしてウエルネスリゾート志摩ロードパーティー、ハーフマラソン2006がご存じのとおり開催されました。磯部地区の皆さんを初め、市職員、そして志摩市民の皆様の絶大なるご支援とご協力をいただきまして、無事大会を終えることができました。私もボランティアとして、また大会実行委員長として参加させていただきました。まことにありがとうございました。


 また、当日はゲストランナー、千葉真子さんをお迎えし、北海道から2名、九州1名、四国16名、大阪892名、奈良438名、京都175名、愛知が470名、兵庫121名、県外総勢2,360名余り、また志摩市341名を含め、三重県内で1,900名余りの総参加者数4,260名の参加をいただきました。レース性の高い種目に関しましては、やはり遠方からの参加者が多くなり、宿泊も多数あったというふうに伺っております。


 また、ウォーキングやジョギングなどの種目に関しましては、やはり近郊からの申し込みが多くありました。そして、当日、来場者数約1万5,000名、ボランティアスタッフ、大変ご苦労かけました。約1,000名の共同参加となり、また志摩物産市場にぎやか志摩ショーには49ブースの参加をいただき、おおよそ600万円の売上となりました。志摩市より100万円、また自然公園大会より76万2,000円の助成金をいただき、ランナーの参加費1,039万4,434円、また大手企業の特別協賛金2,072万円、地元企業組合協賛金と広告費等で550万2,000円、総額3,897万7,534円の事業決算となりました。


 多少の雨もありましたが、ランナーにとっては心地よい雨となり、事故もなく、盛会のうちに無事終了することができました。志摩市民が一丸となり、ボランティアスタッフとしての参加や沿道の声援、また郷土料理等が楽しめる伊勢物産市にぎやか志摩ショーや各町のお祭りを披露していただきました。志摩の心よりのおもてなしを、ランナーやその家族、観客に十分伝えることができたと確信しております。


 今後は、参加者や市民からの貴重なご意見を励みに、全国各地のお客様が満足されるような志摩エリアの新しい風物詩となることを目指して活動していこうと、大会会長、山崎昭会長の思いでございます。


 この活動を通して、志摩市内のボランティアメンバーは他市、どこにも負けない心意気とパワーがあります。その力を最大限に発揮できるようにするために、ネットワークの構築が必要であると考えております。


 また、災害時においても、隣組、十軒組、自治会の活動にもまさる力を発揮してくれる若いメンバーも多数参加しております。先ほどの答弁にもありましたけども、市役所内にボランティアのデータベース化をしていただいて、市民活動団体の大局となるようなことが必要ではないかと考えます。再度、部長の所見を伺いたいと思います。


○議長(?岡英史君) 企画部長。


○企画部長(竹内勇記君) お答えさせていただきます。


 現在、市内で活動しているNPO団体は9団体、それから志摩市の社会福祉協議会のボランティアセンターに登録している団体が60団体あります。さらに、阿児支所の地域振興課で行っておりました清掃ボランティアの登録を、本年度から市全域に拡大しましたところ、10団体の登録もありました。それぞれの団体の活動目的は、高齢者の介護支援とか青少年の健全育成など多種多様でありますが、各種イベントでのボランティアスタッフとか、団体PRを兼ねた出店にご協力いただく団体もありますので、広く知られた団体もありますが、多くの団体の認知度が平均的に低いのが現状であります。


 それで、最近のイベントにおきましては、小さなお子さんを持つお母さん方の参加を応援するために、その会場に育児室の設置をしております。この育児室のスタッフもボランティアの協力によって成り立っておるんですが、この場合、ファミリーサポートセンターとか社協のボランティアセンターに問い合わせをしていただきますと、スタッフを紹介してもらうというシステムになっておるようです。


 そのようなことで、この育児サポートに見られるようなこのシステムを、すべてのNPO団体やボランティア団体に広げたネットワークの構築を目指したいと考えております。


 それで、市で開催するイベントなどへのスタッフ募集や、これらの団体の活用や、その共同イベントの開催を希望する方への情報提供なども行っていきたいと考えております。今すぐにというわけではないんですが、ネットワークを構築した上での話でございます。


 しかし、その中にも、個人情報の観点から、その登録内容の公表の範囲の問題とか、本来、利用対象とできない営利活動の判断基準の問題とか、また同種の団体間での活用に偏りが生じないかとか、いろいろそのネットワークの構築までにルールづくりなんかも必要ではないかと考えております。


 これから関係する団体の皆様や機関の皆様と協議を重ねまして、企画政策課の所管でもございます市民参画といった観点から、市としての担当窓口ということで、早期のネットワークの構築を目指していきたいと考えております。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) よろしくお願いいたします。


 続きまして、昭和28年に離島振興法が制定されて以来、離島の振興整備は、各方面で実を結んでいると思いますが、また、多くの問題を抱えております。離島振興における総合的な課題と施策について、お伺いしたいというふうに思います。


 また、その中において、渡鹿野地区における喫緊の課題についてお伺いをいたします。


 まず、ごみ収集運搬業務委託に関して、これまでは消費生活協同組合が2名の職員を採用し、その業務の一環として、ごみ収集を行ってまいりました。ところが、組合が17年末に廃業のため、18年度から渡鹿野区として運営をすることになりました。市より300万円の助成をいただいておりますが、2名の人件費だけでも591万8,000円が必要と伺っております。区として新たに大きな課題として持ち上がったことに苦慮していると聞いております。市としての現状の認識と対策について、所見をお伺いしたいというふうに思います。


 もう1点、渡鹿野〜和部航路の渡船の件でございます。油の高騰により、渡船料が見直されました。そこで、生活弱者、被介護者、また学生等に対する渡船料の助成について、少しお伺いいたします。


 島内には住民の生活の需要を満たす物資も資材も店舗も十分にはない状態です。自ずと島外から生活物資を調達する必要があります。公的機関は漁協と郵便局、農協は14年に支所を引き揚げました。島民は公用であれ私用であれ、この船の航路を利用いたします。また、公的役職などの会議出席、生涯学習や社会体育といった活動、福祉施設の利用、また学校でのクラブ活動等での帰宅の遅れなどによると、現在、県・市より補助をいただいています県道船を使えない時間帯になってしまいます。これが最終便が午後5時15分ということでございます。ちなみに渡鹿野〜和部線は私営企業3社が運営しております。


 18年6月1日より割引券としてありました渡船券が廃止になりました。この航路に関しましては、時間が遅くなるたびに、値段が50円とか100円とかいうふうに上がっていきます。そんな中で、渡船券というものが廃止になりまして、18時から20時の間に150円で乗れたものが200円になりました。これは正規の金額なんですけども、今まではそこを割り引いていただいたということでございます。島民の足として、またその島民の足を軽くして、島民と本土住民との交流を推進すべきでもあると考えますが、市の所見をお伺いいたします。


 以上、2点、よろしくお願いいたします。


○議長(?岡英史君) 企画部長。


○企画部長(竹内勇記君) まず、離島振興整備の取り組みについてということでございますが、先日の?口議員へのご質問に対する答弁と重複する部分があるかと思いますが、昭和28年の離島振興法制定以来、島の生活基盤は、島の住民による自主的な振興努力と、旧町において行った公共事業を中心とした諸施策の実施によりまして改善をされてきておりますが、離島を取り巻く自然的、経済的、社会的諸条件は厳しく、ご指摘のとおり、いまだにさまざまな問題を抱えております。


 現在、市としましても、平成15年4月に策定されました三重県離島振興計画や、合併前の旧町において策定されましたそれぞれの離島振興計画に基づきまして、離島振興を推進しているところでございます。例えば間崎の離島航路確保のために、厳しい財政の中、補助金の投入も行っております。


 医療・福祉の問題、離島航路の問題等、対応すべき課題も多くあります。しかしながら、島民の皆様との協議の中で「あれも これも」ではなく「あれか これか」の選択が必要であり、すべてを行政でということになると、なかなか立ち行かなくなるのも現状であります。


 今後、市の現状についてのご理解を得ながら、島民の皆様が設立されました、昨年4月に発足しました「志摩市離島振興協議会」との協議を重ねて、総合的に検討してまいりたいと考えております。


 なお、三重県におきましては、人が住むいわゆる有人離島は、鳥羽市と志摩市の2市のみとなっております。せんだっても知事が鳥羽市の離島を訪れまして、島の皆様といろいろな意見を交わしております。志摩市の離島ということだけではなく、三重県の離島としてとらえてもらって、県も離島振興に取り組んでいただきたいというふうに考えております。全国離島振興三重県支部連絡協議会等を通じて、県への協力等も働きかけていきたいと考えております。


 それで、次に、渡鹿野〜和部航路のご質問でございますが、市の管理状況や体制についてでございますが、現在、渡鹿野〜和部航路は、市道の認定はされておりません。しかしながら、以前に離島対岸の和部の船着き場の浮き桟橋等についてご要望もいただいていることも承知しております。


 また、原油高騰による渡船料の値上げにつきましても、区と渡船業者との協議の中で、値上げについては踏みとどまっていただいたというような話も聞いております。石油の高騰は離島航路を走る船舶だけではなく、車社会全般に大きく影響を与えるものであることは十分認識をしております。


 それと、学生の件につきましては、教育委員会の方から答弁があると思いますが、生活弱者に対する渡船料の助成につきましても、離島以外にも公共交通体系から大きく外れる地域に生活をする方々もたくさんおります。すべての地域に生活する交通弱者と言われる方々に助成を行うことは困難ではないかとも考えますが、渡船料金がバス料金と比較してどうなのかとかいうことも検討し、今後、研究をしてまいりたいと考えております。


 同じ離島とはいえ、それぞれの地域が抱える問題は本当にそれぞれでございまして、離島としての問題はもちろん、それぞれの地域が抱える問題につきましても、それぞれの島民の皆様と十分協議をし、また先ほど言いました志摩市離島振興協議会も立ち上げておりますので、両島の皆様の情報交換、情報の共有もしていただく中で、いろいろな問題点につきまして、重要度、緊急度を把握しながら、施策に反映をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(?岡英史君) 教育部長。


○教育部長(松井浩三君) 学生に対する渡船料の助成につきましては、渡鹿野地区の児童・生徒は、的矢小学校、あるいは的矢中学校に通学いたしております。その通学方法といたしましては、県から本市に運航を委託されている県道船にて行われております。したがいまして、渡船料は不要となっております。


 このことは一般の市民の皆様も同様であります。


 議員お尋ねの学生とは、高校生あるいは大学生等を指すものとして申し上げますと、基本的に小・中学生以外につきましては、義務教育の範疇から外れておりまして、その対応も個々の就学先、また、年齢範囲、昼間・夜間の別、収入の有無など、多岐にわたる事情がございます。このようなことから、市といたしましては、現在のところ渡船料の助成については、想定していないのが現状でございます。


○議長(?岡英史君) 生活環境部長。


○生活環境部長(山川勘一君) 山下議員からの質問のありました渡鹿野区のごみ収集業務の委託内容等について、答弁をさせていただきます。


 この契約につきましては、旧磯部町から引き続き実施している項目でありまして、昭和48年に起因すると伺っております。清掃センター施設の維持管理及び可燃、不燃、資源ごみの収集運搬、並びにごみ運搬船の運航等、維持管理を含めた一般廃棄物収集業務、運搬委託業務等について委託をしているものであります。


 本年度におきましても、17年度と同じ内容で、また同じ金額で契約を更新をいたしましたところ、その後、当契約金額に関して渡鹿野区業務運営資金に関する増額の要望が出ておると、こういうふうなところでありまして、市長の方から担当部で検討するようにと指示を受けたところでございます。


 現在の取り組み状況でありますが、委託業務の状況把握を清掃センター、磯部の清掃センターですが、こちらでしているところであります。本定例会が閉会をいたしましたら、現地に赴きまして、自治会等と検討をしていきたいと、こう考えております。よろしくお願いをいたします。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) ごみ収集に関しましては、18年度になってから初めて渡鹿野地区の区が管理運営というふうな形になったということで、大変混乱していると言いますか、少しその辺を含めて、十分な協議をしていただきたいというふうに考えます。


 また、学生に対する渡船料の助成についてということでございますけども、他の学生に関しても、地区の学生に関しても補助がないというふうなお答えでございます。ただ、島民、本土と、それから島との違いというところも含めて、また高校生に関しましては、例えば志摩町地区であれば、志摩高バス、それから山商バス、山高バスというものが出ております。それも含めて、再度また精査していただいて、ご検討をいただければありがたいかなというふうに思いますので、その辺はよろしくお願いいたします。


 次に、同じく渡船の件でございます。介護施設に本土のデイサービス、またリハビリ等として通う場合においても、実際には介護にかかる方というのは、歩くこと自体がままならない方が多いかなというふうにも思われます。そんな中で、県道船までは渡鹿野地区においては700メートルから800メートルの距離を徒歩で行かなければならないというふうな状況でございます。そんな中で、渡鹿野〜和部線というのが大変便利な地理的な条件というふうな航路になっております。


 そこで、被介護者が介護者の料金も負担しながら本土の介護施設に通っているというふうな状況であると伺っております。この件に関しましては、どのようなお考えを持っていますか。よろしくお願いいたします。


○議長(?岡英史君) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(宮本源光君) 渡鹿野区の高齢化率というふうなことで見ますと、36%ということで、旧町の磯部から比べますと10ポイントほど高いという実情にあろうかと思います。介護福祉の数値で見ますと、それぞれ訪問介護、それから居宅療養者等も含めてございまして、ご利用30名ほどの方が、それぞれの登録がされておるというのが実情であるというふうに思っております。


 通所リハビリをされておる方は、現段階で2名、それから通所介護2名というふうなことが主になろうかというふうに思いますが、現段階でそれに付き添われる方等について、助成措置なり、また介護保険での対応というふうなことはございません。制度的にもないというようなことでございます。


 ただ、渡鹿野島には、介護保険サービスの事業所があるというふうなこともございまして、これらについても制度的には離島、有人離島の部分については10%の介護保険料アップというふうな制度がございますが、現実的には本土と同様な料金で運営をされておるというふうにお聞きをしております。そういう意味では、被保険者の負担も1割というふうな中で、推移をしておるというふうに聞いております。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) 少し飛びますが、今の部長の答弁の中で、離島地域における特別地域加算にかかる利用者負担額軽減措置という措置があるかというふうに思います。先ほどの話の中でも、離島地域においては、訪問系の介護サービスについて、15%相当の特別地域加算が行われることから、利用者負担についても15%相当分増額されることになっております。


 このため、離島と地域でない地域の住民との負担の均衡を図る観点から、市町村の判断により、利用者負担の一部を減額することにより、離島と地域における介護保険サービスの利用促進を図ることを目的とする事業が、各市町村の判断で設けられるというふうな措置があります。これに関して、志摩市は現状はいかがでしょうか。


○議長(?岡英史君) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(宮本源光君) 先ほども少し触れさせていただきましたが、議員おっしゃられるように、100分の15、15%の単位数を加算することができるというふうなことの中に、渡鹿野、それから市内ですと間崎というふうなところが指定の区域になってございます。


 ただ、現状、事業者の状況というふうなことで申し上げますと、特別加算を算定せずに、それぞれ事業者が運営をされておるというふうにお聞きをしております。ですから、実質的には、本土と同様な料金の中で、島内での活動というふうなことがされておるというふうなことでございます。


 ただ、これは、そうですね、対象者への負担というふうな部分が、結果として15%、膨らんでまいるということを考えての措置というふうなことだろうと思いますが、一方、ケアプランの作成につきましては、被保険者の負担がないというふうなこともございまして15%の加算をされて、請求がなされておるという実情もございます。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) 確かに渡鹿野地区においては、特別地域加算の15%を算定せずに利用者への負担を軽減するということも含めて、単位数より13%の割引を設定して介護報酬の本土との均等化を図った事業者があります。先ほど部長が言われたように、これは企業努力と地域の顔見知りの介護者に少しでも介護を受けていただきたいという観点から、このような割引をした事業者が生まれたというとこでございます。


 ただ、この割引に関しても、やはり今の特別地域加算にかかる利用者負担額軽減措置を志摩市でとれば、これはこの事業者に関しては、それ相応の金額で事業が運営できるということでございますんで、その辺は少し考慮の必要があるんじゃないかというふうに考えます。


 ただ、15%を加算しましても、これに関しては市の方が、ただいま訪問介護を受ける方は、10%を9%に削減された金額を支払いまして、その2分の1を市がその業者に支払うというふうな形になるかというふうに思いますんで、それを考慮すれば、この自助努力で頑張っている業者も、少しはいい目が、また次の事業に、また次の介護にその分を展開できるんじゃないかというふうに思いますんで、この軽減措置に関しての検討を、今後お願いしたいというふうに思いますけども、その辺の所見をお願いいたします。


○議長(?岡英史君) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(宮本源光君) おっしゃられるとおりでございまして、ある意味、事業者の努力によって費用軽減というような形になっております。全体的には先日も間崎での事業者、事業展開というようなことについても触れさせていただきましたが、全体的に今申し上げたようなことも含めて、介護福祉計画全般に影響する分も含めて、私ども事業の拡大、また施設の充実というようなことを、広い見地で検討する必要があるというふうにも思っております。


 現状の部分と、それから制度的な部分に差があるというふうなことは認識をしておりますので、その辺も含めて今後、検討させていただきたいというふうに思います。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) ぜひともご検討を期待しております。


 少し戻りますけども、先ほどの渡船料の件でございます。緊急時の渡船の利用料ということでございます。緊急時に例えば救急患者が発生したというとき、的矢港から使用した仕立て船の費用は、これまでその家族等が負担をしております。例えば現在、消防署と船会社との話がどうもされたというふうに聞いておりますが、それは確かなことなのかというのがまず1点と、今までは例えば救急隊員が渡鹿野島まで渡る渡船料は、その家族がどうも支払っていたような形でございます。また、渡鹿野島から和部なり、また他の港まで行く渡船料に関しては、もちろんその家族が払っていたというふうに伺っております。この問題がまず1点と、それから夜間に、例えば何かの事件があったというときに、警察の方に連絡をいたしまして、警察の方が島へ渡ってくるというときに、その渡船料が連絡した方の支払いとなるということでございます。


 ただ、これは加害者、被害者関係なしに、例えば被害者の場合でも、その渡船料を自分で支払うと、もちろん行き帰り両方ですけども、そのような負担が強いられるということでございます。それが例えば夜間の場合、渡船料、チャーターになりますので、3,000円とか1万円とか1万5,000円とか、そういう高額な金額になってしまいますんで、この本土との不均衡というものが、果たしてこのままでいいのかというところで、少し行政として、何らかの手を打つべきじゃないんかというふうなことが考えられます。これに関して所見をお伺いいたしたいと思います。


○議長(?岡英史君) 総務部長。


○総務部長(谷崎 豊君) ただいまの山下議員の救急対応、事件対応時の船賃につきましてお答えをいたしたいと思います。


 平成17年1月19日付で渡鹿野区より渡船料の助成を求める要望書が市長あてに提出をされております。要望書には、緊急時の渡船の利用料について、救急患者の搬送に伴い、家族が特別に船を仕立ててその対応に当たり、さらにはその費用についても負担をしている現状であると記載をされております。


 山下議員が今おっしゃっていただきましたように、この件につきましては、平成17年3月に志摩広域消防組合と、地元渡船業者3社と救急搬送について協定を締結いたしまして、現在に至っております。


 その協定内容につきましては、救急出動に伴う定期船使用といたしまして、輪番定期船への運航要請を行うというものでございます。また、磯部町三ヶ所、的矢、阿児町国府字和部から渡鹿野島間の24時間の運航を行うというものであります。救急1件につきましては、往復1,500円といたしまして、乗船対象者につきましては、救急隊員、患者、患者の家族という内容でございます。


 一方、警察の事件、事故等の対応につきましては、公共交通機関等の運行期間中につきましては、交通手段として渡船を利用して渡鹿野へ渡るということでございますけれども、事件、事故に緊急性がある場合につきましては、仕立て船などの手段によることとなりまして、この場合は議員おっしゃるように、通報者等の負担となっているようでございます。


 警察署には、現在、警察艇が2隻ございます。鳥羽警察署に問い合わせをいたしましたところ、平成17年度でございますけれども、渡鹿野区では2件の事案がありまして、いずれも警察艇を使用したとのことで、個人負担が発生をしたというようなことは、17年度はなかったようでございました。


 ただ、警察艇の利用につきましては、天候とか潮の干満などによって、現場への回航が左右されますけれども、警察としては、可能な場合は警察艇を利用したいということでございますけれども、先ほど企画部長も申し上げましたが、今後につきましては、全国離島振興三重県支部連絡協議会を通じまして、三重県の離島という観点からも、県へも対応について働きかけをしてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) その警察艇は、停泊地はどこなんでしょうかね、お伺いします。


○議長(?岡英史君) 総務部長。


○総務部長(谷崎 豊君) 鳥羽というふうに伺っております。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) 鳥羽であれば、大変、夜間とか、それから先ほど言われた荒れた海の日、また風が強い日というのは、大変難しい問題が発生すると思います。ぜひともそういう事案が発生する前に、ひとつその辺の協議を市の方と警察の方含めて、また地区も含めてするべきじゃないかというふうに考えますが、それに対してはいかがでしょうか。


○議長(?岡英史君) 総務部長。


○総務部長(谷崎 豊君) 現状はただいま申し上げましたように、島民の負担ということでございますので、この点につきましては、当然、警察等とも話し合いの上、改善すべきというふうに考えておりますので、また一方では、企画部長が申し上げましたように、三重県の中の有人離島というふうな問題もございますので、振興協議会の方を通じまして県の方へも働きかけをさせていただきたいということで、ご理解よろしくお願いしたいと思います。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) ぜひとも、これは緊急の場合のことなんで、事件、事故が起こってからでは遅いかというふうに思いますんで、できれば早急に協議の方を持っていただいて、いい解決策を見い出していただきたいというふうに考えます。


 続きまして、市内各地においては、個性豊かな生活文化や伝統文化を保存・継承しながら、その効率的な活用により、集客交流と市民活動の活性化を図る上で、いろんな活動をなされております。そんな中で、絵描きの町大王の町並み保存と、またその大王大賞の作品の使用状況というものをお伺いいたします。


 まず1点目に、絵描きの町大王大賞の出展作品の常設の展示場所の現況と、作品の観光資源としての利用の状況はどのようなものなのかというのがまず1点。


 2点目に、灯台付近に文化的価値が生まれそうなと言いますか、見る目によってはもう生まれているということでございますけども、かつおぶしのいぶし小屋があります。絵描きの人々から、何とか保存の方法はないものかと聞かれます。大変趣がある建物ではございますが、何分、相当傷んでおるようでございます。その1点だけではございませんが、そういう絵描きの方々から見た大王町の町並み保存に対する施策についてお伺いいたします。


 まず、その2点をひとつよろしくお願いいたします。


○議長(?岡英史君) 観光戦略室長。


○観光戦略室長(中村達久君) それでは、絵描きの町大王の町並み保存と整備についてのお答えをさせていただきます。


 まず、常設展示と観光資源としての利用につきましてお答えを申し上げます。


 現在、志摩市で管理しております大賞展の作品は48作品となっております。県庁、県民局、ロビーのほか、大王支所、病院、また市役所にも展示をしております。大賞展開催の年には、宿泊施設や商店をお借りしての街角ギャラリーを開設しておりますが、期間後は常設展示はしておりません。


 今後の方向としましては、庁舎建設も予定されており、今後、市の施設の有効利用の面からも、市の施設での常設展示も考えてまいりたいというふうに思っております。


 次に、かつおぶしのいぶし小屋の保存につきましては、絵描きの町という観光面から、ぜひ残したいところではございますが、個人の持ち物であるということ、また防災面からも保存等には若干の問題があろうかと思います。しかしながら、文化財的な方向からも検討はしてみたいというふうに考えておりますが、去る6日の日に、所有者の方とお話をさせていただきましたので、その内容について若干、ご説明を申し上げます。


 大王埼のかつおいぶし小屋は、現在も使用をしているということでございます。台風で建物が大変なことになっているが、現在修復を検討中であるということでございます。


 絵描きの方、メディア、その他業者の方からも問い合わせも多いということでございます。昔ながらのかつおいぶし小屋を残してほしいという声も聞いているということ、現在の雰囲気はそのままにして、修復できないかということを検討中であるということでございます。そのままの状態を守ろうとすると、お金もかかるので、悩んでいるということでございます。観光資源ということからの保存についても考えてみるということでございます。


 いずれにしましても、大変、絵描きの皆さんからも好評な建物でございますので、所有者の方ともよくご相談をさせていただきたいというふうに考えております。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) 大賞展は48点でございますけども、他の作品展いうのは、もうこれ全部描いた方にお返ししているわけですか。


 それと、もうこの48点に関しては、市の所有物ということでよろしいんでしょうか。


○議長(?岡英史君) 観光戦略室長。


○観光戦略室長(中村達久君) そのとおりでございます。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) 展示場所がなければ、当志摩支所も随分大きな建物でございまして、随分壁は空いてますんで、ひとついい作品を地域の方々、また子供たちにも見せてやっていただきたいということで、ぜひとも日の目を見るようなところに展示していただきたいというふうにひとつお願いをいたしておきます。


 また、かつおのいぶし小屋に関しましては、大変台風で被害を受けているということで、私も見てきましたけども、ちょっと修復できるんかなというふうな気もするんですけども、何か持ち主さん、頑張って直してみるというふうな話です。言ってました。部長の方も、十分いろんな知恵を出し合って、いい形で残していただきたいというふうに思います。絵描きの方々からも、大変その辺を苦慮しているということでございますので、ひとつよろしくお願いいたします。


 続きまして、同じく、その隣に大王の灯台を望む一番のポイントと言いますか、絵を描くポイントがあるんですけども、そこに空き地がありまして、その空き地がどうも元の所有者から他の人に変わりまして、そこにどうも建物が建ちそうな雰囲気だということを、その地域の方々が言ってまして、それを絵描きさんがたまたままたをその人に聞きまして、その絵描きさんが一番これ大王灯台を描くポイントとしては重要なポイントであるというのは、そこに例えばマンションとか、ちょっとやはり近代的なものが建ってしまうと、もうあの大王を望む景観が、もう台なしになってしまうというふうなことを言っております。


 そこで、再開発に対する、何とか指導とかそういう建物の制限とかいうものが、その地区内にあるのかないのか、またあればどのような形のものがあるのかというところをお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。


○議長(?岡英史君) 建設部長。


○建設部長(谷口一馬君) 山下議員のご質問にお答えしたいと思います。


 今、確かにそこ、土地台帳等を調べてみますと、確かに移っております。この場所につきましては、まだ開発とか、建築確認とかいうものは出ておりません。ただ、ここの地域は、都市計画区域内でありまして、国立公園の普通地域となっております。建ぺい率は70%、容積率が200%ということで、面積的からいきますと、うちの都市計画法によります開発には当たりません。


 ただ、私、これちょっと思っておるんですが、1,000平米以上ですので、志摩市の資源と環境の保全に関する条例に該当してくるかなあというふうには思っておりますが、今のところ建築をするにおいて、建設部の方としては規制がないというのが現状でございます。


 平成17年6月1日から景観法が全面的に施行されておりますが、ただ、この志摩市においては、景観行政団体にはなっておりませんので、三重県の方が景観行政団体ということになっておりますので、その点からもちょっと協議ができるかなとは思っておりますが、今のところ市においては何の規制もないというふうなところでございます。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) 大変重要なポイントだというふうに、私も見まして、思っております。そこで、一度建物が建ってしまうと、市長、もう多分50年、60年はそれを崩すことはできない、形を変えることはできないというふうなものでございます。今のお話によりますと、規制をかけることができないであろうというのが、今の答弁でございます。規制じゃなくて、何とかその情報を早くキャッチして、景観に何とか合うような建物に、もし建てるんであれば、建物にしていただきたいと、景観を考慮した建物にしていただきたいというふうなお願いをするだけでも、十分価値があるかというふうに思いますんで、その辺も含めて、本当に一度建ってしまったら、もう50年、60年、多分そこの場所は、絵には描けないというふうな形があらわれますんで、ひとつ市長、何とかその辺のお声かけをできるように考えていただけませんか。


○議長(?岡英史君)  建設部長。


○建設部長(谷口一馬君) すみません、私がお答えさせていただきます。


 この前、担当の方と、その現地も見てきました。確かにかつおぶしの小屋の横でありまして、以前、旅館等建っておったかというふうに聞いております。そこに清掃をする方々がおりまして、木を切っておりました。聞きましたら、頼まれて清掃をしているだけだというふうに言っておりましたが、今後、県等と協議をしていく中で、どのような対処ができるかというのを、県と協議していきたいというふうに考えております。


 今のところ景観法の景観区というふうな条件じゃないと、なかなか難しいようには思っております。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) ぜひとも情報を早くキャッチしながら、対応をお願いしたいと思います。


 続きまして、平成18年度診療報酬改定におきまして、現状の医療体系との相違点が多くあらわれたというふうに思います。志摩市立病院における対策と、今後想定できる幾つかの病院形態があるかというふうに考えますが、その点に関しまして、答弁をお願いいたします。


○議長(?岡英史君) 病院事業部長。


○病院事業部長(信田 仁君) 今回の改正につきましては、3月23日ぐらいに骨組みが示されまして、この時点で小中規模の病院の運営に大きな影響を及ぼすものということが、その時点で判明いたしました。市立病院にとっても経営の根幹にかかわる改正となっておりまして、喫緊の対策といたしましては、先日の条例の一部改正でその内容を説明させていただきましたとおり、病棟の体系を変える必要が生じたということでございます。


 また、今後の想定といたしましては、平成24年度までに全国で38万床の療養病床があるわけですが、それを15万床までに削減するということで、厚労省が既に決定いたしております。残された療養病床につきましても、いわゆる社会的入院のような医療の必要度の低い患者さんは、入院が非常に厳しくなるということが想定されます。入院患者さんのADL、医療区分によって在宅医療等への仕分けを行わないと、病院経営が困難になる診療報酬の仕組みとなっております。


 このために療養病床にあっても、入院期間をこれまでよりも大幅に短縮していく必要があるというふうに想定がなされます。地方での医師不足同様、全国的に看護師が不足しております。今回の施設側の診療報酬条例の設置基準としましては、志摩市の市立病院にとっては、看護体制の強化ということが言われておるんですが、ある部分、少し大きな規模の病院になりますと、反対に看護体制の弱体へもつながっておるというような改正内容にもなっておるというふうになっております。


 これらのことも踏まえまして、療養病床では、看護師、准看護師だけが夜間勤務の対象でなく、看護補助員、いわゆる介護福祉士やヘルパー資格を有した人たちでも可能ということになりますので、当市におきましては、その方々の採用条件を見直した上で、確保に努めたいというふうに考えております。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) もう時間がないんで、端的にお願いします。


 平成24年に長期療養型病棟の廃止が、参議院で決定されましたね、昼のテレビでやってました。24年に廃止でございます。というと、大王病院の件も、またそのような中にはまるかなというふうに思いますんで、あの大王病院の病棟に関しましては、例えば介護老人保健施設、または老人福祉施設としての利用が可能な形態になっているのかどうか、1点、お願いします。


○議長(?岡英史君) 時間内で。病院事業部長。


○病院事業部長(信田 仁君) 現行の法のままで施設基準であれば、特例で可能ということでございます。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君。


○11番(山下 弘君) 後、救急医療は、もう何年前から大王病院中心になっているんでしょうか。


○議長(?岡英史君) 病院事業部長。


○病院事業部長(信田 仁君) 療養型に転換した時点で、指定から外れるというようにご理解いただきたいと思います。


○議長(?岡英史君) 山下 弘君、まとめてください。


○11番(山下 弘君) どうもありがとうございました。これにて終わります。


○議長(?岡英史君) 以上で、山下 弘君の一般質問を終わります。





                   休  憩





○議長(?岡英史君) 暫時休憩いたします。14時50分から再開いたします。





                午後2時36分 休憩





                午後2時50分 再開





                   開  議





○議長(?岡英史君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。


 次に、15番小河光昭君、登壇してください。


              (15番 小河光昭君 登壇)


○15番(小河光昭君) 今議会において一般質問、最後の通告者ということで、私の質問の順位が回ってまいりました。質問させていただきます。3日間に及ぶ一般質問ということで、市長を初め執行部の皆様方、大変お疲れのことだと思いますが、ラスト1時間、どうかおつき合いのほどよろしくお願いいたします。


 今回、私の質問は大きく3点上げさせていただきました。まず、1点目に、志摩市のスポーツの推進について、2点目に志摩市における福祉のあり方について、3点目に鳥羽志勢広域連合についてということであります。


 それでは、まず最初に、志摩市のスポーツ振興についてお伺いいたします。


 志摩市においても、スポーツの愛好家によってさまざまな競技が執り行われております。社会人で言えば、市の体育協会を主といたしまして、各専門部でそれぞれの活動が執り行われております。また、少年の方に目を向けますと、志摩市のスポーツ少年団が主となり、青少年の健全育成を兼ねて、各団でスポーツが執り行われております。


 しかし、残念なことに、この両団体ともに専門的要素が強いということで、登録されて活動されている方は、志摩市全体で見たらごく一部の方ではないかと思います。健康のためにスポーツを行いたい、あるいは自分の体力に合ったスポーツ、年齢に合ったスポーツを楽しみたいという方、たくさんおられようかと思いますが、なかなかそのスポーツ活動ができない、また活動する場がないというのが、今までの志摩市における状況ではなかろうかと思っております。


 そんな中で、国の施策として計画されました地域総合型スポーツクラブ、これによってたくさんの方がスポーツを楽しめる環境づくりができ、また生涯スポーツ社会の実現に向けて、大きな期待が寄せられたと思っております。志摩市においても、いち早く磯部が総合型地域スポーツクラブに取り組みまして、本年度からは志摩町においても活動がなされたと。また浜島町においては、その準備に入ったというふうにお伺いしております。


 市においても、このスポーツクラブに対しまして、補助金を出して、バックアップをしているということから、このスポーツクラブに対しまして、大きな期待を寄せていることではなかろうかと思っております。


 そういう意味から、市として、このスポーツクラブにどういうものを期待しているのか、どのような形になればいいのかということについて、市長の思いをお伺いしたいと思います。


 また、磯部のスポーツクラブは、平成14年6月20日に立ち上がったと聞いておりますが、ちょうどこの時期で4年が経過したということで、今現在の磯部のスポーツクラブの状況はどのようになっておられるか、これが市が思う、市長が思うスポーツクラブに向かって進んでいるのかどうか、その点についてお伺いしたいと思います。


 続きまして、スポーツによる志摩市の発展について、お伺いいたします。


 私が思うスポーツによる志摩市の発展とは、たくさんの方に志摩市にスポーツを通じて来ていただいて、そのことによって志摩市の活性化につなげていこうと、こういうふうな考えを持っております。本年度におかれましても、そのような行事取り組みが執り行われております。先ほどからも話にありましたように、4月に行われましたロードパーティー、ハーフマラソン、これもそうですし、また磯部地区を中心となって行ったササユリカップ、そして何と言っても大きな目玉は、11月に予定されている全米女子オープンゴルフではなかろうかと思います。


 スポーツをするためにたくさんの人に志摩市に来ていただく、あるいは大きな有名な大会を開催することによって、その応援、また観客としてたくさんの方に志摩市に来ていただく、そうすることによって、志摩市の発展を考えていきたい、こういうふうに思っております。


 市長が志摩市のスポーツタウン志摩市、これについて真剣に取り組んでいただけるんであるならば、やはり志摩市の地域住民の方が、より多くの方がスポーツに楽しんでいただける環境づくり、イコール創造型地域スポーツクラブの成功ではなかろうかと思っておりますし、それと並行して、たくさんの方に志摩市に来ていただき、スポーツを通じてたくさんの方に来ていただく、このような環境とか状況、大会を開催していただきたいと、このように思っております。その点について、市長のお考えをお伺いいたします。


 続きまして、大きく2点目なんですが、志摩市の福祉のあり方について、お伺いいたします。


 最初に、介護事業、支援事業についてお伺いいたします。今年度は介護保険料の見直しの年であるということで、その結果、保険料が大幅にアップいたしました。保険料のアップによって、保険税の徴収率の低下というものが心配されないのかどうか、その点について、まずお伺いいたします。


 また、保険料が大幅にアップしたということは、それだけ介護の利用者が大幅に増えたということではなかろうかと思います。それを考えますと、高齢化社会を迎えて、今後、また3年後の見直しのときに保険料が大幅にアップするようなことが懸念されます。その点についても、お伺いしておきます。3年後、18から20、21から23年の保険料についても、シミュレーションができていると思いますので、一体どれぐらいになるかということをお伺いしたいと思います。


 そして、そういうことで、この介護保険事業につきまして、何年か経過したわけなんですが、この保険事業についてのこれまでの問題点、あるいは改善していかなければならない点等があるんであれば、お伺いしておきたい。


 そしてまた、この介護保険事業に関しまして、市長の思いというものをお伺いしたいと思っております。


 続きまして、支援事業につきましては、今年度から地域包括支援センター、あるいは地区支援センターというふうな新しい組織というんですか、システムとして動いていると思います。この体制になったばかりなんですが、これによる問題点、これは順調に進んでいるのか等をお伺いしたいと思います。


 次に、障害者福祉についてお伺いいたします。


 障害者自立支援法の施行により、利用者のサービスにかかる費用が1割かかりました。また、そのほかの費用も必要になったということで、これまでサービスを受けていた利用者の方が、自己負担の増ということでサービスを受ける率が低下したということはないのか、あるとすればどれほど低下しているのか、この点についてお伺いいたします。


 そして、福祉、最後については、地域の医療についてお伺いするわけなんですが、昨日、きょうと、市立病院のことについては、再三、質問されておりますので、再度、確認したい点のみを自席にて再度質問させていただきます。


 そして、大きな3点目として、鳥羽志勢広域連合に関しましても、確認したい点を自席にて質問させていただきます。


 以上で、壇上からの質問とさせていただきます。


○議長(?岡英史君)  逐次、答弁を許します。


 市長。


              (市長 竹内千尋君 登壇)


○市長(竹内千尋君) 小河議員の一般質問にお答えをいたします。


 志摩市のスポーツ推進についてということで、お尋ねをいただきました。時まさに、今、ドイツにおいてワールドカップの開催がされておるということで、日本チームが初戦、オーストラリアに負けたというのは非常に残念ではありますけれども、ぜひ頑張ってもらって、野球におけるWBCのこともありますし、最後まであきらめずに頑張ってほしいものだというふうに思っております。その中で、四日市中央工業出身の坪井選手も頑張っておるということで、本当にうれしく思っているところでございますが、そういったスポーツを観るということに関しても、私たちの気持ちそのものが高揚するわけでございますし、国の代表として戦っておるということに関しても、国民全体が盛り上がっているということも、本当にすばらしいことだなあというふうにも思いますし、また行く先で交流がそれぞれの国同士で行われておるということも、また非常に意味のあることだなあというように思っております。


 そういった観点から考えますと、地域においても、あるいは県もそうですし、市においてもそうですが、そういったスポーツのもたらす影響と言いますか、そういった部分については、今後も市としても、その効果を十二分に認識をしながら、しっかりした取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。


 そのご指摘の総合型地域スポーツクラブということでございますが、この主役というのはもちろん地域住民であって、地域の実情に合った活動を、会員の皆さんで考え、発展をさせていくということでございます。これによりまして、生涯にわたって、いつでも、どこでも、だれでも手軽にスポーツを楽しめ、複数の種目のスポーツが行えるということですし、また、子供から高齢者まで幅広い世代が、自己レベルに合ったスポーツ活動を日常化できるというようなことでございます。


 文部科学省においても、平成12年9月にスポーツ振興基本計画が文科省の方で策定をしまして、その中で生涯スポーツの重要性に鑑みまして、早急に全国の各市町村において総合型地域スポーツクラブを育成することと掲げておるということでございます。


 ワールドカップが開催されておりますドイツも、ドイツスポーツユーゲンと言いますか、そういうサッカーを中心とした地域のクラブの代表的な取り組みがドイツの取り組みというようなことでございまして、日本においても、このスポーツクラブが注目をされてきたというのは、もちろんその一番の注目されてきたのは、Jリーグの発足によって、地域の名前を冠したクラブチームがしっかりプロのチームとして活躍をいたしながら、そこをピラミッドのトップとして、その地域に根差した子供たちの取り組みから、スポーツ全体の取り組みを地域ぐるみで行うというような流れになってきているというようなことでございます。


 したがいまして、総合型地域スポーツクラブを地域で考えていくときに、そういったことも頭に置きながら、今後、志摩市のスポーツクラブの育成というようなことを考えていかなければいけないというふうにも思っております。


 その中には、もちろんスポーツに取り組む人たちはもちろん、指導する方々をどうしていくのか、経費をどのような形で分かち合っていくのかというようなことも大事でありまして、現行、総合型スポーツクラブが始まる前からお取り組みをいただいております体育協会であるとか、またここに例えば相撲のクラブであるとか、また卓球のクラブというような形での自主運営を基本とした取り組みも行われておるということですから、それらを体系的にこの地域で行っていくという中で、この総合型地域スポーツクラブを考えていかなければいけないというふうに思っております。


 志摩市もこのスポーツタウン構想というようなことで進めていきたいということで、先ほどお触れになられました、今年は11月にですね、4月にはハーフマラソンがあって、4,000人ほどの方々が来られた。11月にはミズノクラシックゴルフということで、世界のトップ選手が志摩に来てプレーをするというようなことでございます。そういったことで、こういうスポーツの振興と、あるいは集客交流も含めた地域の取り組みということを、今後も推進をしてまいりたいというふうに考えております。


 要点を申し上げますと、一つは、例えば先ほど申し上げたトップアスリートですよね、世界レベルの例えばオリンピック選手やワールドカップに出場するような一流の選手を輩出をするということを目標にしながら、競技力の向上であるとかを図っていくということも、一つの目標だというふうにも思います。


 また、もう一つは、スポーツを通じた健康増進というようなことで、ウオーキングであるとか、あるいはパークゴルフの取り組みもそうだと思いますが、こういった効果、そしてもう一つは、子供たちがスポーツを取り組むことによって、心身の鍛錬とともに、他人のために汗を流すことを学んだりとか、あるいはルールを守ることの重要性といったようなことも学べる場というのが、私はスポーツだというふうにも思っております。


 そして、先ほど申し上げた集客交流策として、世界的な、あるいは全国的な大会の誘致ということでございまして、先ほどの質問にもあったような、関係者の皆さんのこれまでの例えばササユリカップ等のシニアのソフトボールの大会を、来年は全国大会のベースで開催をしていただくということでございまして、こういう世界的な、あるいは全国的な大会を誘致をすることによって、この地域の振興を図っていくということも、もう一つの目的ということでございます。


 そういう一流選手が、ここに来てもらうことによって、地域のブランドイメージを高めながら、そういう一流選手が来る地域なんだというようなイメージづくりというのも、また大事だというふうにも思いますし、スポーツ合宿であるとか、サーフィンであるとか、釣りであるとか、カヌーというようなことを楽しめる場でもありますので、指導者の養成であるとか、あるいはインストラクター、ガイドなどの養成ということを含めた中で、新規の雇用を生み出すということも可能だというふうにも思いますので、こうした部分は志摩市のみならず、伊勢鳥羽志摩の広域的な取り組みの中でも、こういうスポーツの振興の構想ということをしっかりやっていく必要があると考えております。


 その受け皿の一つが、伊勢志摩観光コンベンションということで発足をいたしましたので、私もその代表の立場で、今後、広域的なあり方についてもしっかり対応していきたいというふうに考えております。


 そういった中、そういうものと、総合型の地域スポーツクラブの位置づけということも考えていかないといけないということですので、関係者の皆さんともども、しっかり協議を進めていきたいというふうに考えております。


 続きまして、志摩市の福祉のあり方ということで、介護支援事業についてということで、介護保険を含めたお尋ねをいただきました。介護保険制度についてでございますけども、従来の措置から契約へということの流れの中で、私は社会福祉法人はじめ、これまで官がその措置制度の中でサービスをしてきたということから変化をしてきたわけですけれども、例えば社会福祉法人、またNPO法人の皆さんはじめ、さまざまなサービス主体が、さまざまな工夫を持って地域の中でその基盤をつくり上げてきたということですから、非常に従来、潜在化していた高齢者の皆さんの福祉サービスというものが顕在化してきた、そういうできるだけ福祉のサービスを必要な方については、介護予防ということも含めて、積極的に、軽いうちに介護のそういうサービスを受けていこうということによって、その水準が上がったものだというふうに認識をしております。


 また同時に、介護サービスが介護保険によって始まったことによって、施設の充実であるとか、あるいはそれに携る、いわゆるその福祉サービスを行う新規の雇用を誘発できたというふうにも思っております。取り組みが始まって、この地域の人数もかなり増えたと、若い人を中心にサービススタッフとして働く方も増えてきているということですので、そういった効果を介護保険というのは生み出しているというふうに考えておるところでございます。


 介護保険料ということでございますが、平成17年度に策定をいたしました第3期の介護保険事業計画において、介護サービスの量や要介護認定者数の見込みなどから、保険給付費等を推計し、算出をしておるということでございまして、当市におきましては、第3期における本人が住民税非課税で世帯構成員に住民税課税者のいる第4段階の方の基準月額は3,640円となるということでございます。第2期における基準月額が2,440円の約1.5倍になったということでございます。しかしながら、この保険料基準月額は、平成18年度から20年度において介護保険事業を運営していくために必要な額を見込んでおるということでございます。


 保険料の収納に関しましては、今後の高齢化率の上昇や介護保険制度の目的を住民の方々に十分理解していただいた上で、確実に納めていただくよう、今後も努力をしていきたいと考えております。


 また、ご指摘のように、このような状況が今後も継続するようであれば、さらに保険料の上昇が予想されるということでございまして、介護保険制度そのものの存続が危惧をされることになります。


 このため、今般、保険料の上昇を抑制し、介護保険制度を再構築するために、大改正が行われたということでございまして、内容としては軽度者の方の状態像を踏まえまして、できる限り要支援、要介護状態にならない、あるいは重度化しない介護予防を重視したシステムの確立、また施設給付の見直し、地域包括支援センターや地域密着型サービス等、新たなサービス体系の確立、サービスの質の確保・向上のための見直し等が主な改正の内容だということでございます。


 市としても、みんなが支え合いながら、安心感のある地域づくりを目指して、この介護保険事業を推進をしていくということでございますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。


 また、4月からは、地域福祉の理念を具現化する第一歩として、志摩ふくし総合支援センターを位置づけながら、地域の福祉サービスについて、相談窓口を一本化をしながら、対応してきておるということでございまして、4月の相談件数ということですが、地域福祉課の議会資料としてお届けをいたしましたように、226件ということでございます。高齢者の虐待相談や通報など、危機介入の必要なケースや成年後見制度の利用相談などによりまして、高度な問題にも現在対応しておるということでございます。


 また、地区支援センターにやいても、「看板を掲げた途端、相談が増えた」という地区もありまして、潜在化していた問題ケースが、相談窓口を明らかにしたことによって、公的機関へつながり始めたというような効果も出ているということでございます。


 特にトラブルというものはありませんが、浜島、磯部地区支援センターの専門職が非常勤で、ふくし総合支援センターから週2回出向している、出向いている状況となっております。今後とも本センターの充実を図りながら、市民の皆さんの「安心して暮らせるまち」というものを目指してまいります。


 続きまして、障害者福祉についてお尋ねをいただきました。障害者自立支援法の施行によりまして、利用者の方の1割負担が必要になったということで、志摩市におきましてもどれだけ利用者が低下したのかというご質問もいただいておりますが、この福祉サービスの利用につきましては、利用者とサービス提供事業者との契約により成立をしているところでございます。


 10月から、この本格実施ということでございまして、現在はみなし支給期間であるということでございまして、今のところはほとんど変わりなくサービスを利用されておるというようでございます。


 特に障害程度が重い方につきましては、施設入所・ホームヘルプサービス、またデイサービス等を以前と同様に利用されておりますが、障害程度が比較的軽い方につきましては、サービス利用料・昼食代等、どの程度の負担増になるか、まだ不明瞭なこともありまして、現在、サービス利用回数、利用時間を検討しながら利用しているものと把握をしておるところでございます。


 障害者の皆様方から、10月以降につきましても、「現状の福祉サービスを継続して利用できるのか」というようなお尋ねの声もいただいておりますが、障害者の皆さんのみならず、介護保険の該当者の方を含め、法の趣旨である地域での自立をした生活を支援する目的に沿って取り組んでまいりたいというふうに考えております。


 以上、壇上からの答弁とさせていただきます。


○議長(?岡英史君) 教育長。


○教育長(西岡松太夫君) 志摩市のスポーツクラブの現状について、お答えさせていただきます。


 磯部スポーツクラブにつきましては、平成14年6月20日に県下3番目の総合型地域スポーツクラブとして誕生しました。当初は、近隣市町村に参考となるクラブも少なく、手探り状態で発足したのでございますが、県教育委員会や有識者などの指導助言をいただきながら、現在では県内外から高く評価されるクラブとして活動を展開しております。


 発足当初の会員は、小中学生が240人、60歳未満の一般が333人、60歳以上が36人の合計609人で、教室数は14教室でございました。講演会、研修会、指導者講習会を実施しながら、またスポーツドクター相談会も行うなど、積極的な活動を展開しておりましたが、地域住民参加型のスポーツ大会等のイベント開催は2回と少なく、よりしっかりとした組織の確立と充実は課題でございました。


 平成17年度になりますと、会員は小中学生が339人、60歳未満の一般が453人、60歳以上が115人の合計907人と、それぞれの世代で1.5倍に増えました。教室数も19教室、スポーツ大会等のイベント数も9回と増えました。講演会や研修会等も継続されるなど、地域のニーズを踏まえたスポーツクラブになるよう努力をしているところでございます。


 ちなみに志摩町では、志摩スポーツクラブが平成18年2月5日に発足しました。3月1日から募集を始めまして、6月1日現在では326人の会員が集まっております。このクラブでは21教室4事業を計画し、既に活動がスタートしております。


 浜島町におきましては、スポーツクラブの設立準備委員会立ち上げのための検討会も設置され、地域のニーズに合ったスポーツクラブづくりの検討が始まっております。


 多くの市民がスポーツに親しみ、自己の健康・体力の維持増進、競技力の向上を目指す、そういったクラブとして、スポーツ環境を良くしていくことに加え、スポーツクラブみずからが自主運営を基本とした活動をすることが不可欠でございます。


 その運営の具体的方法としましては、自主事業、受託事業、及び助成等が上げられますが、受益者負担も視野に入れてのスポーツクラブ活動の充実を図りながら、市民が主体となり、自主運営に努めることで、自立が促進されることを期待しておるわけでございます。


 こうして、各地域にスポーツクラブが設立され、スポーツ活動がより身近なものとして、気軽に参加できることによりまして、市民の交流の場となり、スポーツ間の連絡協調が活発に行われ、それぞれのクラブ運営の向上につながり、また相互のクラブがネットワークで結ばれ、会員の交流が可能となれば、より良い生涯スポーツの振興ができるものと考えております。


 スポーツクラブの活動が、地域住民の元気の源となり、地域スポーツ振興の核となる役割を担っていただけるよう期待するものであります。以上でございます。


○議長(?岡英史君) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(宮本源光君) ご質問いただきました中で、介護保険制度の全般的な部分、また3年後というふうな想定もご質問いただきました。ご存じのように、2000年に始まりました介護保険制度、6年たちまして、この間、もちろん保険料というふうな部分で取り上げますと、この部分も上昇もしておりますし、また一方では給付費も非常に大きく膨らんでおるというふうな現状でございます。


 そういう中で、制度的な見直しというふうなこと、今回、特に大きく等級の見直しと、それから予防サービスの新設というふうなものが打ち出されております。この3年後というふうなことを想定しますと、現在、想定できる分というふうなことで、私どもも次への一つの方向というのを検討をしておりますが、全体的には年齢での、何と言いましょうか、従来、年齢でひとつとこう区切っておった分が一体化していくであろうと。ですから、障害者、今回、障害者自立支援法が、身体、心身、それから精神も含めた一体化がされておりますが、これらとの一体化というふうなことが想定できるというふうにも考えております。


 ただ、これが現段階で方向として定まっておるかというふうなことについては、定かではございません。そういう可能性も当然あるというふうなことでございます。これらについては、従来からの福祉関係の全体的な流れの中で、検討してみますと、そういうふうな方向にあるというふうにも考えております。


 従来からの中でいきますと、介護保険制度の中でもホテルコストの負担というふうな改正もございましたし、それぞれ自立支援というふうな方向にすべてが統一化されてまいっておりますので、今後の改正点というふうなことの中では、今申し上げたような方向も当然視野に入れながら、私どもとしてはその制度のあり方というふうなものを整理をしていく必要があるというふうに思っております。


 それから、包括支援センターについては、介護保険制度の中で制度化されたものでございますが、志摩市におきましては、福祉支援総合センターというようなことで、もう少し幅広く、年齢層も超えて、それぞれご相談を受けさせていただく部分、また支援につなげていく制度を持っております。お届けした資料については、4月分の相談内容というふうなことではございますが、5月を今取りまとめ中で、ざっと見てみますと、件数的にはおおよそ4月を少し超える程度あろうかというふうに思います。


 相談の内容等については、ほぼ同様な内容だというふうには思っておりますし、問題点というふうなことで申し上げると、徐々に私どもの職員も慣れの部分も含めて、より充実させていただけておりますので、ある意味、4月より5月の方が、より充実させていただいておるというふうな認識もしております。


 当然、より幅広く、年齢も含めて、あらゆる相談を実態としてはお受けさせていただいておるということで、市役所内の各部署への連携というふうなことについても、徐々にその辺がうまく機能しておるというふうな認識もしております。


 それから、障害者の自立支援法については、現段階でいろんなお話はいただくんですが、実質的にサービスの部分で、従来から少し後退したというふうなお話ももちろんいただいてはおりますが、それぞれの実態というふうなことをご相談いただいた方については見えておる分もございますが、皆さん控えておられる部分については、なかなか実態把握がしづらいというふうなこともございます。個々の今申し上げた支援センターでの相談というふうな中にも、おっしゃられるような部分もございますので、より相談の中で、対応を充実させていただきたいというふうに思っております。


○議長(?岡英史君) 小河光昭君。


○15番(小河光昭君) 再質問をさせていただきます。


 福祉部長、何か私、資料、出したと言いましたよね、どんな資料ですか。


○議長(?岡英史君) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(宮本源光君) 中に地域福祉課という資料を出させていただいております。


○議長(?岡英史君) 小河光昭君。


○15番(小河光昭君) それでは、総合型地域スポーツクラブのことについて、少しお伺いいたします。


 まず、最初に、教育長からも答弁いただいたわけなんですが、基本的にこのスポーツクラブは、志摩市においても成功させたいと、こういうふうな思いを持っております。市長も同じ思いだと思います。そんな中で、流れ的にはいい方向に進んでいると思うんですが、教育長答弁の中であった自主運営、これについて非常に私の方が心配しております。


 まず、予算関係で、18年度の資料をいただいたわけなんですが、640万ほどの予算の中で活動されるということになっておりますが、その内訳がやはり市からの出している340万という補助が半分以上占めているということで、これが立ち上げてから4年たったというスポーツクラブの中であって、その半分の金額が補助で賄われているということは、今後、どうなっていくのかと、市としての考えとして、このスポーツクラブに対する補助をいつまで続けていくのか、いつになったら自分でできる、自主運営できる組織になるのかということを非常に心配しております。


 自主運営するということは、それだけの費用が今度要るということは、会員数を多く集めなければいけないと、会員数が多く集まって初めて地域の総合型スポーツクラブとして成立すると、私は考えておりますので、今の現状では、まだまだ会員数が少ないと、このように思っておりますので、市として簡単に今後の補助についてはどのような話し合いをされているのかということだけをお伺いいたします。


○議長(?岡英史君) 教育長。


○教育長(西岡松太夫君) 議員おっしゃるとおりでございまして、もともとがtotoの方からの助成をいただいておりまして、それが当初から、もう年々減ってくるということは、そのシナリオどおりでございまして、今回はこれがゼロになったということであります。したがいまして、そのときにこのスポーツクラブをどうしていくんだということは、皆さんに大きな課題として私ども自分らで切り開いていくように検討しなさいということで、いろいろと一緒になって検討をさせていただいておるところでございます。


 ちょっと答弁の中でも申し上げましたように、いろいろと自主的ないわゆる運営をしていくために、いわゆる自主事業やら受託事業やらということを取り入れながら、そしてまた、この助成、「市の助成は減っていくぞよ」という中で、そういったことも踏まえた中で、皆さんでこれをいかにうまく運転していくか、またこの会を協力していくかというようなことについて、今検討も進めているところでございます。


○議長(?岡英史君) 小河光昭君。


○15番(小河光昭君) 今、教育長の最初の答弁の中に、会員数も合計で907人というふうな数字が出ましたが、ホームページで出したやつによりますと、予算の金額は同じなんですが、会員数が720名になっておりますので、900何人とは200人ぐらいの差がありますので、そこら辺、しっかり、ちょっと確認して、もし900人の会員数があるんであれば、ホームページも正しい数字を載せていただきたいと思います。


 それと、市長、お願いなんですが、このクラブを成功さすためにも、今後のやり方というのをしっかり協議していただいて、いつまでも補助に頼る組織じゃなしに、自主運営できる組織にどんどん持っていっていただきたいと、私、こう思いますので、そのための後押しは幾らしていただいてもいいんですが、いつまでも補助補助というような組織であれば、これは意味がないと私は思っておりますので、非常に冷たい言い方ですが。と言いますのは、既存の体育協会でスポーツやってこられた方、スポーツ少年団で指導者と少年のスポーツにかかわっておられる方というのもいっぱいおります。それに対して、スポーツクラブには340万、志摩町のスポーツクラブには400万、志摩市の体育協会には5町全体で400万の補助しか出てないわけなんですが、それでもそこの人数というのは、減ることなく、続けてスポーツやっているわけなんですから、ましてお金のこと言うとあれなんですが、スポーツ少年団には全体で250万ぐらいしか出てないという、一番肝心なとこが一番少ないということになっておりますので、それも踏まえた上で、全体を考えたら、もう総合型地域スポーツクラブで自主運営で一つの志摩市の組織ができるというのが、もう最高の形だと思いますので、その形になるようにどうかひとつ後押しの方をよろしくお願いいたします。


 すみません、スポーツクラブはもう自分の一方的な要望だけで終わりたいと思います。


 続きまして、福祉関係の方なんですが、ちょっと細かい点を、この介護保険事業計画、これを見せていただくと、22年でしたか、22年ぐらいまでの推定した数字と、最終は26年の数字というのが入っているわけなんですが、こういうふうな数字が上がっておりますので、21から23年の保険料というのも、4階層の方なんですが、出てくるのかなあというふうに思って質問させていただきました。


 というのは、その金額が幾らというのはいいんですが、やはり一般の住民の方からしてみたら、今回の改正で保険料が上がったというのはすごい負担になっている。これ事実であると思いますし、やっぱり合併をして少しということですから、市になって見直されて上がったと、こういうふうな勘違いしている方もおられると思いますし、ですから、もうこの介護保険の金額については、3年、3年の見直しがあると、だから20年から23年については、また新しい見直しがあるから、そのときは間違いなく利用者増えていると思いますから、上がると。そういうふうなことをやっぱり一般住民の人がわかっていれば、またそのときになって、また上がったという、そういう意識が薄れるかなあと思いまして、一つ質問に入れさせていただきました。


 後、それと、志摩市におけるケアマネジャーの数というのは、全事業所で働いている数というのは把握しているでしょうか。


○議長(?岡英史君) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(宮本源光君) 議員おっしゃられるように、保険料、もちろん給付との関係で、その期、その期で膨らんでくるというのは実態であるというふうに思います。ただ、これの部分については、給付との関係、非常に大きな部分ございますので、もちろん制度的なものも含めて、住民の方には十分周知をさせていただく必要があるというふうにも思っております。


 ケアマネジャーの数値につきましては、今、手元に持っておりませんが、常時、毎年制度的には試験制度の中でこの地域でも増えておるというふうな認識は持っておりますし、それぞれの事業所の中で、養成もされておるというふうに認識をしております。


○議長(?岡英史君) 小河光昭君。


○15番(小河光昭君) なぜお伺いしたかというと、この資料を見ますと、平成18年度の認定者が約2,500人ということで、その中で割り振りますと、介護1から介護5の方が2,000人ぐらいおられるということで、確か詳しくわからないんですが、法改正によってケアマネの持てる数が40人と、そういうふうなことをお伺いしましたので、そうなると志摩市全体で50人のケアマネジャーがいないとプランが立てられないというふうなことになろうかと思いますので、ちょっと人数をお伺いしました。


 その中で、一つ、ちょっとお伺いいたします。要支援が始まったということで、今の説明の中にも、地区の支援センターができたということで、ちょっと気になったのが、浜島が常勤じゃなしに阿児の方から週2回行っているというんですか。私、聞いた話によりますと、この要支援に関しましては、介護関係の支援事業に関するケアプランというのが、保健師さんが立てるというふうにお伺いしたんですが、その保健師さんというのが、地区のセンターの方が行っていると、こういうふうにお伺いしたんですが、浜島に週2回行っているだけで、そのプラン、しっかり立てられるのかどうか、その点はどうなんですか。


○議長(?岡英史君) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(宮本源光君) 地区支援センターという組織の中で、浜島、それから磯部については、専門の技術職等の不足もございまして、現段階では、今申し上げたような状況で、巡回と言いましょうか、それぞれに対応させていただいております。


 もちろん相談も含めて、それぞれの私どもが出向く日というふうな形ももちろんございますし、ただ、常時的には、支所の職員も含めて、窓口業務という部分では対応していただいております。必要に応じて、電話等の連絡、また自宅への訪問というふうなことは、また別途対応させていただくという中で取り組みをしておりまして、その日以外一切出向かないという意味ではございませんので、ある意味、一応、日程だけ決めさせていただいて、決めた日には必ずその日にお伺いすると。それ以外については、要請に応じてお邪魔するというような形をとっております。


○議長(?岡英史君) 小河光昭君。


○15番(小河光昭君) 私の心配しているのは、そのケアプランについてということで、その介護の方の支援に認定された方のケアプランということで、私の勘違いも多分あると思うんですが、この資料を見せていただくと、その数が約600人、592人という数字が出ておりますので、これを地区の支援センターの看護師さんがケアプランを立てるんであれば、単純に計算しても、1人、100人のケアプラン、100人以上のケアプランを立てているのかなあと、そういうふうに勝手に解釈しましたので、そうなったら週2回行っているだけで、そんな仕事できるのかなあと、こういうふうに思いまして、多分勘違いなんですか。この点についてお願いします。


○議長(?岡英史君) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(宮本源光君) それぞれの地域でのもちろん何と言いましょう、取り組みというふうな部分では、全体の職員が連携を取りながら、社協さんとも連携を取りながらやらせていただいておりますので、十分対応させていただいておるというふうに思っております。


 それぞれで私どもに苦情等が寄せられておるというようなこともございませんので、現状では、理解をいただいておるんかなあというふうに思っております。


○議長(?岡英史君) 小河光昭君。


○15番(小河光昭君) それと、もう1点、ちょっと疑問に思っていることなんですが、その支援事業の中で、推移された数字を引きますと、65歳以上の高齢者が1万6,687人という数字が出ております。認定者の数を引きますと、1万4,000人のまだ65歳の高齢者の方がいるということで、そんな中で、この支援事業で始まった特定高齢者把握事業、これはその中から予防介護が必要な方を審査して、その支援を行うということかなあと私思っているわけなんですが、その1万4,000人を超える65歳以上の高齢者の方のその審査というのは、どういう形でやるのか、それとももう働いている人は除外して行うのか。介護予防を受ける対象になる特定高齢者の選び方というのは、どういうような形で、だれが選ぶのか、その点について。


○議長(?岡英史君) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(宮本源光君) この部分については、当然、私どもの健康推進という事業の中でも、基本健康診査とか、いろんな段階で基本機能のチェックとか、健診等の中でも、健康相談の中でも、対応をそれぞれさせていただいておりまして、おっしゃられるように、すべての高齢者の方を通知申し上げて、すべての方に対応するということじゃなくて、それぞれの健康相談とか、高齢者を対象にした講演とか、いろんな形の中で、自主的に何と言いましょうか、申告いただく、参加いただくという形で、ある意味、本人さんが必要と感じるかどうかというふうなことで、一律的に皆さんを、今おっしゃられた1万4,000人の方を一律的に対策をということにはならないというふうにご理解いただきたいと思います。





                   休  憩





○議長(?岡英史君) 暫時休憩します。





                午後3時38分 休憩





                午後3時52分 再開





                   開  議





○議長(?岡英史君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。


 健康福祉部長。


○健康福祉部長(宮本源光君) 今、議員からご質問がありました部分というふうなことで申しますと、1万6,000人の対象者、議員からというふうに言われましたが、それの私どもとしては、約5%、800人を見込んでおります。それぞれ対象者をおよそこれに見込みまして、事業展開をさせていただくというような予定をしております。


 それから、ケアプラン等については、40人という部分もございますが、できないというわけではございませんが、報酬部分との兼ね合いの中で、この辺が皆さんの一つの取り扱いのめどかなあというふうにも思っておりまして、それぞれの部分、また私どもの職員との兼ね合いも含めながら、事業展開をさせていただきたいというふうに思っております。


○議長(?岡英史君) 小河光昭君。


○15番(小河光昭君) もう時間があれですので、志摩市の医療のあり方についてちょっと確認させていただきます。老健施設につきましては、平成19年の7月末をもって完成予定だという答弁を、同僚議員の質問でいただきました。この6月中にある程度の設計ができ上がってくると、そういうふうな答弁もいただきました。


 そんな中で、診療所の部分については、医師の問題があるということで、ちょっと私、わかりにくかったわけなんですが、今回、でき上がってくる老健施設の中に診療所はもう含まれていないと、いるのか、いないのか、簡単にお願いします。


○議長(?岡英史君) 健康福祉部長。


○健康福祉部長(宮本源光君) 老健施設の中に内蔵すると言いましょうか、施設として位置づけられた部分、医師の1名以上の配置ということが必要でございます。この中には診療所と言いましょうか、診察室が当然必要だというふうに考えておりまして、もちろん設計の中に診察室というふうな機能を持たせております。


○議長(?岡英史君) 小河光昭君。


○15番(小河光昭君) そしたら、次の市立病院の関係なんですが、市長、質問書の中にもあったわけなんですが、12月議会、3月議会で質問させていただいて、3月議会では市長が、この3月20日の答申をいただいた後に、4月、5月に全協を開いていただいて、説明があると信じておりましたので、余り深いことを質問なかったわけなんですが、ここに来ても明快な答弁いただけないということで、これは聞いても先ほどの答弁以上のものは返ってこないと思っておりますので、これ以上聞いてもだめなんですが、とりあえず市長の早い決断ということを、ちょっと市長、耳痛いかわかりませんが、今回、この議会の中で4回目のことを言います。市長の立ち上げた提言書の中にあった提言です。「時間の浪費は結果的に大きな負の財産として返ってくる」と、こういうことが提言されておりますので、もう近いうちに皆さんの前に提示するという答弁をいただいてますので、本当に早いうちに方向性を見せていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 最後に、飛ばして広域連合の問題について、こちらの方も同僚議員が質問したときに、ちょっと私は理解しにくい答弁しか返ってこなかったわけなんですが、次の日の新聞には、答弁された言葉じゃないような報道が新聞でされていたと、私、思ったんですが、新聞報道されたような対処をしていただくんであれば、問題ないわけなんですが、整理いたしますと、し尿処理施設の工事をめぐる談合疑惑ということで、その業者が談合疑惑で摘発されたと。その中で、落札率が95%前後に抑えると、そして落とした業者がほかの業者に対して談合金の支払いがされていたと、こういうところまではまず間違いないんじゃないかなあと思っております。そんな中で、三重県といたしましても、その業者に対して指名停止というのを、1年か2年か忘れましたが、行ったというふうな報道もされていたと思います。


 その中に、鳥羽志勢広域連合が発注したし尿処理施設が、落札率が一番高い金額、95.4%で落札されて、栗田工業名古屋支店が52億2,000万で落としたというふうになっております。こうなってきますと、先の質問にもあったように、志摩市としては、シミュレーションの中に大きな返済計画があるということですから、当然こういう事実が、事実だと思いますよ、ちらっと聞いた話では、きのう起訴されたという話もお伺いしました。賠償というようなものを、大きな声を上げて、市長、志摩市として、連合長じゃないですよ、志摩市の市長として、志摩市のむだな税金を使ったらだめなんですから、それを返してもらおうということで、その方向でしっかりと前向きの前向きの検討でお願いしたいんですが、いかがですか。


○議長(?岡英史君)  市長。


○市長(竹内千尋君) 今の件に関しては、前向きの検討というよりも、決められた手順というものがあるわけですから、昨日というか、今回の議会でも触れさせていただいたように、広域連合の対応というものについては、各構成市町による市、あるいは町ということも含めて、共通した課題だということでございますので、この課題に対しては、その連合も市も一体のものとして、しっかりとした手順にのっとって、取り組んでいくというようなことでございます。


 また、先ほどの診療所の関係の件でございますけども、病院のコンサルによる資料というものに関しては、一両日中に準備をしまして、議員の皆様にも、お手元にお届けしたいというふうに思いますので、そういった資料をもとに、また協議をしたいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。


○議長(?岡英史君) 小河光昭君。


○15番(小河光昭君) 広域連合ということで、聞く話によりますと、広域連合議会の日程もまだ決まっていないということで、関係議員の方は、周りから入ってくる情報によって混乱する部分もありますので、早く連合長に申し出て、連合議会を開いていただくようにお願いしたいと思いますので、以上で、私の質問を終わります。


○議長(?岡英史君) 以上で、小河光昭君の一般質問を終わります。


 日程の終了の前に、病院事業部長と教育長から発言を求められておりますので、これを許します。


 病院事業部長。


○病院事業部長(信田 仁君) 先ほどの山下議員さんの一般質問の最終の部分で、時間がないということで、内容確認を私が怠ったまま、適正でない答弁をしてしまったような気がしますので、質問の要旨としましては、大王病院を介護保険施設に転用できるかというような内容であったように思います。


 介護保険施設と言いましても、さまざまな種類があるわけでございます。特に特養、老健というような入所型の施設となりますと、現在、個室ユニット型というのが基本となっております。今回の療養型病床の削減に伴う転換の場合の介護保険施設の基準というものを、申しわけございませんが、まだ私、把握いたしておりません。それに一方で転換のための補助金制度が創設されているというふうに聞いておりますので、現行のままでは無理ではないのかなあというふうに考えますので、そのように答弁を修正させていただきたいと思います。ご迷惑をおかけいたします。


○議長(?岡英史君) 教育長。


○教育長(西岡松太夫君) 先ほどの小河議員への私の答弁の中で、ちょっと数字が小河議員さんと合わなかった部分がございますので、説明させていただきます。


 いわゆるその磯部スポーツクラブの会員数の件ですが、私は907名という数字を発表しました。これは17年度の実績でございます。それで、議員の方はホームページの数で720と、こういうことでございます。これは4月25日付のホームページでございます。きょう現在の数字は817名ということになっております。今後は、例年のように徐々に増えていって、昨年実績に近づくものと、かように思っております。以上でございます。





                   散  会





○議長(?岡英史君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。


 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。


 あすは午前9時から開会いたします。


                午後4時02分 散会