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三重県 いなべ市

平成21年第1回定例会(第1日 2月25日)




平成21年第1回定例会(第1日 2月25日)





                  平成21年


              いなべ市議会(第1回)定例会


            平成21年2月25日午前9時 開会





 
開会(開議)の宣告





  日程第 1        会議録署名議員の指名


  日程第 2        会期の決定


  日程第 3        諸般の報告


  日程第 4        施政方針


  日程第 5 報告第 1号 専決処分の報告について(いなべ市立山郷保育所新築工


               事請負契約の変更)


  日程第 6 報告第 2号 専決処分の報告について(いなべ市立丹生川保育園新築


               工事請負契約の変更)


  日程第 7 同意第 1号 いなべ市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意


               を求めることについて


  日程第 8 議案第 1号 いなべ市長の給与の特例に関する条例の制定について


  日程第 9 議案第 2号 いなべ市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及びいな


               べ市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条


               例の制定について


  日程第10 議案第 3号 いなべ市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例


               の制定について


  日程第11 議案第 4号 いなべ市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定


               について


  日程第12 議案第 5号 いなべ市印鑑の登録及び証明に関する条例の一部を改正


               する条例の制定について


  日程第13 議案第 6号 いなべ市税条例の一部を改正する条例の制定について


  日程第14 議案第 7号 いなべ市体育施設条例の一部を改正する条例の制定につ


               いて


  日程第15 議案第 8号 いなべ市立保育所条例の一部を改正する条例の制定につ


               いて


  日程第16 議案第 9号 いなべ市ひとり親家庭等就学金支給条例の一部を改正す


               る条例の制定について


  日程第17 議案第10号 いなべ市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定


               について


  日程第18 議案第11号 いなべ市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定に


               ついて


  日程第19 議案第12号 いなべ市介護保険条例の一部を改正する条例の制定につ


               いて


  日程第20 議案第13号 いなべ市北勢斎場条例の一部を改正する条例の制定につ


               いて


  日程第21 議案第14号 いなべ市放置自動車の発生の防止及び適正処理に関する


               条例の一部を改正する条例の制定について


  日程第22 議案第15号 財産の無償譲渡について(いなべ市立三里保育園)


  日程第23 議案第16号 ふじわら高齢者生活支援センターいこいの指定管理者の


               指定について


  日程第24 議案第17号 三重県市町職員退職手当組合を組織する地方公共団体の


               数の減少に関する協議について


  日程第25 議案第18号 三重県市町職員退職手当組合規約の変更に関する協議に


               ついて


  日程第26 議案第19号 三重県自治会館組合の共同処理する事務の変更及び三重


               県自治会館組合規約の変更に関する協議について


  日程第27 議案第20号 平成20年度いなべ市一般会計補正予算(第4号)


  日程第28 議案第21号 平成20年度いなべ市一般会計補正予算(第5号)


  日程第29 議案第22号 平成20年度いなべ市住宅新築資金等貸付事業特別会計


               補正予算(第2号)


  日程第30 議案第23号 平成20年度いなべ市農業公園事業特別会計補正予算


               (第3号)


  日程第31 議案第24号 平成20年度いなべ市国民健康保険特別会計補正予算


               (第2号)


  日程第32 議案第25号 平成20年度いなべ市老人保健特別会計補正予算(第2


               号)


  日程第33 議案第26号 平成20年度いなべ市後期高齢者医療特別会計補正予算


               (第1号)


  日程第34 議案第27号 平成20年度いなべ市介護保険特別会計補正予算(第2


               号)


  日程第35 議案第28号 平成20年度いなべ市農業集落排水事業特別会計補正予


               算(第2号)


  日程第36 議案第29号 平成20年度いなべ市下水道事業特別会計補正予算(第


               3号)


  日程第37 議案第30号 平成21年度いなべ市一般会計予算


  日程第38 議案第31号 平成21年度いなべ市住宅新築資金等貸付事業特別会計


               予算


  日程第39 議案第32号 平成21年度いなべ市農業公園事業特別会計予算


  日程第40 議案第33号 平成21年度いなべ市国民健康保険特別会計予算


  日程第41 議案第34号 平成21年度いなべ市老人保健特別会計予算


  日程第42 議案第35号 平成21年度いなべ市後期高齢者医療特別会計予算


  日程第43 議案第36号 平成21年度いなべ市介護保険特別会計予算


  日程第44 議案第37号 平成21年度いなべ市農業集落排水事業特別会計予算


  日程第45 議案第38号 平成21年度いなべ市下水道事業特別会計予算


  日程第46 議案第39号 平成21年度いなべ市水道事業会計予算


  日程第47 発議第 1号 いなべ市議会の議員報酬の特例に関する条例の制定につ


               いて





2 出席議員


    1番 小 林 昌 彦           13番 種 村 正 巳


    2番 川 瀬 利 夫           14番 林   正 男


    3番 近 藤 幸 洋           15番 水 谷 治 喜


    4番 城 野 正 昭           16番 伊 藤 弘 美


    5番 岡   英 昭           17番 奥 岡 征 士


    6番 小 林 俊 彦           18番 清 水 保 次


    7番 鈴 木 順 子           19番 小 川 みどり


    8番 伊 藤 和 子           20番 水 貝 一 道


    9番 衣 笠 民 子           21番 出 口   正


   10番 位 田 まさ子           22番 小 川 克 己


   11番 川 ? 智比呂           23番 太 田 政 俊


   12番 藤 本 司 生           24番 石 原   瞭





3 欠席議員


   な し





4 地方自治法第121条により出席した者の職氏名


市長          日 沖   靖   副市長         大 槻 英 治


収入役         小 西 初 枝   教育長         日 沖   貴


企画部長        名 村 之 彦   総務部長        奥 岡 史 郎


まちづくり部次長    種 村 茂 高   まちづくり部次長    溝 口 勝 三


市民部長        安 藤 博 幸   福祉部長        安 藤 喜 之


農林商工部長      清 水 隆 徳   建設部長        小 寺 修 栄


水道部長        安 藤 三 成   教育委員会教育次長   川 島   修


政策課長        岡   正 光   法務情報課長      川 添 隆 史





5 職務のため出席した者の職氏名


議会事務局長      江 上 安比古   議会事務局次長     種 村 道 夫


議会事務局議事課長   太 田 正 人   議会事務局議事課主任  市 川 哲 也








               (午前9時00分 開会)


○議長(奥岡征士君)  皆さん、おはようございます。


 本日は、平成21年第1回いなべ市議会定例会にご出席いただきまして、ご苦労様でございます。


 ただいまの出席議員数は24名でございます。


 定足数に達しておりますので、平成21年第1回いなべ市議会定例会を開会いたします。


 これより、会議を開きます。


 本日の会議は、お手元に配布の議事日程により進めてまいります。


 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 本定例会の会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により9番議員、衣笠民子君、10番議員、位田まさ子君を指名をいたします。


 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りをいたします。


 本定例会の会期は、本日から3月の23日までの27日間といたしたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


               (「異議なし」の声あり)


○議長(奥岡征士君)  異議なしと認めます。


 よって、本定例会の会期は、本日から3月23日までの27日間と決しました。


 日程第3、諸般の報告を行います。


 議長の会議等についての報告及び議員派遣に関する報告並びに監査委員からの例月出納検査の結果報告を諸報告綴りとしてお手元に配付をいたしましたので、ご了承願います。


 日程第4、市長の施政方針を行います。


 市長、日沖 靖君。


○市長(日沖 靖君)  皆さん、おはようございます。


 本日ここに平成21年第1回定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には早朝よりご参集賜り、心より御礼を申し上げます。議員の皆様には普段より市政発展にご尽力いただいておりますことを厚くお礼を申し上げます。


 さて、平成21年の施政を述べさせていただきたいと思っております。お手元に配付をさせていただきました。ご覧ください。


 世界は今金融危機の真っただ中にありまして、残念ながら、いなべ市の財政も危機的な状況となっております。平成21年度の市税収入は、平成19年度の決算と比べまして、22億円、約23%も減少すると予想されており、緊急事態です。


 そこで職員の人件費をはじめ、あらゆる経費の削減に取り組みます。施設の休止や補助金の削減など、市民の皆様に不自由をかけることも含まれますが、知恵を出し工夫を重ねることで経費をかけずに維持できる方法を見つけていきたいと考えます。


 アメリカではオバマ大統領が、変革と国民の団結を訴え、危機に立ち向かおうとしています。いなべ市も市民一人ひとりの英知を結集することで、この難局を乗り越えることができると考えます。市民が団結すれば、財政の危機、ピンチも改革の好機、チャンスとなり、将来に向けた発展の基礎を築くことになると確信しています。市民の皆様のご理解とご協力をお願いをします。


 いなべ市は誕生以来、市民の幸福感、満足感の追求を第一に取り組んできました。それは子育てしやすく、高齢者も障害者も安心して暮らせる福祉のまちづくりであり、次代を担う子どもたちがすくすくと育つ教育のまちづくりです。そして、福祉や教育を支える産業の育成や、環境の整備を進めてきました。


 今後はこれまでの積み重ねを活かし、さらに市民との連携を強めることで、地域の子どもたちや高齢者を地域全体で支え、地域ぐるみで環境を守り、災害に備える地域力の復活を目指します。


 また、昨年に設置されたボランティアの活動拠点「市民活動センター」には、36団体が登録し、活発な活動が始まっています。行政と市民の皆様が一緒なって幸福を追求する市民が主役のまちづくりを進めます。


 農業公園が全国表彰、こんにちは赤ちゃん訪問が県の奨励賞、中里小学校の花づくりが県知事賞、市の情報通信がe都市ランキングで県1位、元気クラブ、住環境整備、そして山郷小学校の特別支援教育が全国の先進事例として紹介されるなど、さまざまな分野で県1位、全国でも有数な事業が育っています。


 また、いなべ産のそばや赤米に黒米は、その品質などが評価されて、契約栽培が広がるなど、年々売り上げを伸ばし、いなべのブランドとして定着しつつあります。全国に誇れる事業や特産品が作り出され、はぐくまれていることは、いなべの知名度が高められ、新たな意欲を生み出します。「いなべのブランド化」は、単に特産品の開発だけではなく、活気に満ちた「いなべの人」そのものがブランドとなるよう人々の活力の輪を広めることになります。皆さんも一緒になって、いなべのブランド化に挑戦しようではありませんか。


 本市の財政状況を説明させていただきます。


 昨年まで本市の税収入は自動車産業を中心とした好調な企業の業績に支えられ、右肩上がりに伸びてきました。しかし、経済危機の影響を受け、平成21年度の法人市民税は前年度の14億円が3億円と8割もの減収を覚悟しなくてはなりません。固定資産税は3年ごとの家屋評価の見直しにより、10%の減収が予想されるものの、昨年夏までは企業の設備投資が活発であったことから、昨年度とほぼ同じ43億円を見込みました。


 従って、平成21年度の市民税は、総額73億円と平成20年度予算85億円に比べ、12億円のマイナス。平成19年度決算の95億円から比較すると22億円、23%のマイナス、大幅な落ち込みとなります。


 また、財政力が低下すると、より多く国から配分される普通交付税は18億円と、平成20年度に比べ2億円の増加にとどまり、税収の減少分の穴を埋めるにはほど遠い状況です。


 このような深刻な財源不足に対し、平成21年度の一般会計予算も166億円と平成20年度予算198億円に比べ32億円、16%切り詰めた緊縮予算としました。


 その内訳は建設事業などの投資的経費を34億円から7億円に8割削減することをはじめ、職員の人件費を3%、1億円削減しました。それでも財源が不足するため、基金を28億円取り崩すとともに財源不足を補う借金である臨時財政対策債で6億円を充当しました。平成21年度は過去の積立金である基金を取り崩すことにより、対応できました。平成22年度は取り崩す基金が底をつき、さらなる経費の削減が求められます。


 いなべ市は、他市と比べ公共施設の数が多く、その維持管理に巨額の費用がかかっています。特にスポーツ施設の数は鈴鹿市の2倍もあり、施設の統廃合や管理を利用者や地域の団体に委託するなど、経費の削減に努めます。


 進出企業や銀行の管理職、病院の勤務医の中には単身でいなべ市に赴任されている方がみえます。単身赴任といえども住民票をいなべ市に移せば、市民税はいなべ市に入ります。そこで適切な住民票の移動をお願いし、税収の確保に努めます。


 また、ふるさと納税をされた市外の方に阿下喜温泉、青川峡キャンピングパークや農業公園の利用券を発行し、観光にあわせた寄付金を促します。


 1 安全で安心な社会をひらく


 〔緊急時の安心医療〕


 全国的に医師や看護師が不足し、医療の崩壊が始まっています。特に救急医療の現場では、当直医の36時間連続勤務など、過酷な勤務状態が医師不足に拍車をかけています。医師や看護師を確保し、市民の医療を守ることは市の大きな課題です。そこで、大学病院に医師の派遣を要請するとともに、いなべ総合病院に対し、研修医の宿泊施設と病院内の託児施設の運営費を補助し、医師や看護師の環境改善を支援します。


 また、大規模災害が発生した場合、災害現場での救急医療が欠かせません。いなべ総合病院は、災害拠点病院の指定を受け、災害発生に備えて研修や訓練を実施しています。こうした活動を支援するため、機材と搬送車両を市が購入し、大規模災害に備えます。


 〔皆で支える公共交通〕


 毎年、北勢線に1億7,000万円、バス運行に1億円の公費が使われています。学生や高齢者にとって、鉄道やバスはなくてはならない生活の足となっていますが、他市と比べ公共交通に対する支出の割合は極めて高く、そのあり方を見直す必要があります。バス運行の中でも藤原地区3,700万円、北勢地区3,100万円、員弁地区2,500万円、自主事業の自家用車という位置づけの大安地区は800万円と、運行形態により費用に大きな格差が生じています。


 北勢線については、平成19年度輸送人員で4%、営業収入で5%の増加となりましたが、依然4億円を超える赤字が続いており、沿線市町からの補助金と三岐鉄道独自の借入金で支えられているのが現状です。10年間で55億円の補助金の期限が平成24年度と、残すところ4年間となりました。平成25年以降の北勢線のあり方を真剣に議論する必要があると感じます。


 〔安全でおいしい、いなべの水〕


 いなべの水はおいしさに定評があり、誇りでもあります。しかし、このおいしい水を全世帯に絶やすことなく供給するには、平坦で密集度の高い地域では考えられない経費がかかります。平成18年度の1立法メートルのあたりの供給コストは235円でしたが、経費の節減に努め、平成19年度は168円、全国平均の179円を下回りました。しかし、料金収入は119円と供給コストを大きく下回り、大きな赤字の現状です。


 そこで、平成20年11月分より平均で6%の値上げを実施し、少し改善いたします。しかし、126円程度にとどまり、依然1立法メートルあたり40円もの赤字が続いています。また、景気の後退による水需要の落ち込みも予想され、厳しい運営が続きます。


 今後、安全でおいしい水の供給を継続していくために、水ビジョンを策定し、老朽化した施設の更新や、施設の耐震化などを計画的に進めるともに、経費の削減に努め、水道会計の健全化を図ります。


 〔初期投資から維持管理への下水道〕


 豊かな自然環境を子々孫々まで守り残すために、家庭などからの生活排水を浄化する下水道や農業集落排水の整備は、重要な課題の一つです。本市の下水道整備率は県内市の中でトップの98%、水洗化率も92%と9割以上の家庭が、つなぎ込みを終え、全体で450億円を超えた大事業は、当初の目的を達成しました。今後、主な事業は維持管理に移りますが、いなべの地形は起伏に富んでおり、マンホールポンプの設置数は310カ所と県下でもずば抜けて多くなっています。


 このことは、停電や災害時の対応が難しいだけでなく、維持管理の費用を押し上げています。しかも合併時に下水道料金を最も低い町にあわせたことから、公費の負担割合は非常に高くなっています。農業集落排水も含めた下水道事業のすべての予算19億円のうち、使用料収入は24%しかなく、必要な経費の69%の13億円は市の一般会計からの助成で賄われ、市の財政を圧迫しています。


 〔安心して暮らせる福祉のまちづくり〕


 いなべ市の高齢化率は平成20年4月時点で22.2%、高齢者に対する要支援・要介護認定者の割合、認定率は14.4%で、年々増加しています。安心して地域で生活していくためには、十分な介護サービスの供給が欠かせません。特に介護療養型医療施設が、平成23年度までに全廃されることから、医療系サービスや地域密着型サービスの充実が求められています。


 しかし、本市のような地域での介護事業は採算をあわせることが難しく、介護サービスの供給者が足りない状況です。そこで、熟人荘や丹生川保育園の隣の土地を介護事業者に貸し出し、施設整備を助成をすることにより介護サービスの充実に努めます。


 また、地域において見守り、支え合える「高齢者見守りネットワーク」の構築や介護家族への支援などを充実させ、住み慣れた家で安心して生活できる環境づくりを進めます。


 2 支えあう地域をひらく


 〔出産前からの育児支援〕


 本市では妊産婦の出産後の育児不安を解消するため、産科医の紹介で妊娠中に小児科医から産後の育児の指導を受けられる「ペリネイタル・ビジット」=「周産期小児保健指導」を行っています。また、出産後の母親の心の健康支援メンタルサポートも兼ねて、「こんにちは赤ちゃん訪問」、「ブック・スタート」「1歳おめでとう訪問」と、3回の全戸訪問を行っています。


 平成21年度からは、さらに2歳児を対象とした「ブック・リスタート」を追加し、全戸訪問を4回とします。このことにより子育て支援センターなどに足を運ぶことをためらいがちの方の支援も充実させ、出産前から3歳まで途切れなく支援する体制を整えます。


 〔子育て応援団の育成〕


 地域になじみの少ない保護者が早く地域に溶け込み、安心して子育てができるように、市内5カ所の子育て支援センターに「子育て応援団」が結成されました。地域のボランティアを中心とした子育て応援団に、絵本の読み聞かせや、おもちゃづくりなど協力いただくことで、希薄化している地域の人間関係が再構築され、地域の子育て力が回復することを期待します。


 〔チャイルドサポート〕


 発達障害児を含む子どもたちの支援として、平成21年度から「子ども総合支援室」を開設し、保育所や学校に通う要支援児の発達を促す支援プログラムを作成します。そして「ステップアップ教室」(療育教室)を開設し、支援を必要とする児童とその保護者を対象に、集団保育では補うことのできない療育を行います。


 今まで、県立小児医療センターあすなろ学園の協力により、市内の保育所の発達障害児の巡回指導を実施してきました。その結果、教育と福祉が連携し、生まれてから就労までの途切れない支援を行うことにより、さらなる発達向上が期待できると提言を受けました。


 そこで、平成20年度は職員二人をあすなろ学園に研修派遣し、平成21年度からその職員を中心に、市独自のチャイルドサポートを始めます。


 〔幼稚園の保育所化〕


 国の規制緩和により、幼稚園の幼児教育と保育所の保育の違いは、ほとんどなくなりました。それに伴い、いなべ市では幼児教育も保育所へ統一することを進めています。平成21年度から阿下喜保育所、十社保育所、山郷保育所で5歳児保育が開始され、ふじわら幼児教育センターでは、平成21年度は5歳児のみ幼稚園を残し、平成22年度からは完全保育所化を実施する予定です。また、公立保育所の運営を市からいなべ市社会福祉協議会へと段階的に移行することを進めています。


 平成21年度は三里保育園を移行し、石榑保育園とともに社会福祉協議会の運営とします。新築された丹生川保育園では、新たに2歳児の保育を実施し、2歳から5歳までの保育が可能になります。同じく建て替えた山郷保育所には、子育て支援センターも併設し、北勢町の子育ての拠点とします。


 また、保育内容を充実させるには、外部からの客観的な意見を取り入れることも重要です。いなべ市では、平成20年度から保育事業の第三者機関による評価を導入しています。毎年1園を選び、数カ月をかけて綿密な調査が実施され、それに基づき評価が行われます。その結果を公表するとともに、評価を受けた園だけでなく、すべての保育所の改善に結びつきたいと考えます。


 〔生涯を通じた健康づくり〕


 心も身体も健康で元気に暮らせることは皆の願いです。しかし、昨年のアンケート調査によると、65歳以上の76%の方は何らかの治療のために通院しています。また、75歳以上の一人あたりの医療費は、平成19年度87万円と県内市の中で2番目に高く、年々増加しています。病気の早期発見、早期治療は大切なことですが、若いころから病気になりにくい健康的な生活習慣を身につけることで、病気を予防することが何より大切です。


 国も治療から予防重視へと政策が移り、平成20年度から特定健康診査、メタボ健診が始まりました。この生活習慣病の予防対策は、各医療保険を運営する保険者に義務づけられたため、市は国民健康保険の方を対象に、特定健康診査を実施しています。さらに受診された中で、医療は必要でないものの危険度の高い方に、生活習慣病、メタボリック・シンドローム予防教室への参加を促し、昨年は30名の方が生活習慣の改善に成功しました。


 また、「元気クラブいなべ」が四日市社会保険病院などの委託を受け、各企業の保険組合加入の方を対象に生活習慣の改善教室、元気づくり体験を実施し、健康づくりに取り組んでいます。


 3 学びあう心をひらく


 〔指導力の強化〕


 全国統一の学力調査は、小学校6年生と中学校3年生を対象に実施されますが、それとは別にいなべ市では独自の事業として、小中学校のすべての学年で学力調査CRTを実施しています。また、アンケート調査をもとにした学級満足度調査QUも引き続き実施し、児童生徒の学習状況をきめ細かく把握し、分析することにより、一人ひとりを大切にするいなべの教育を進めます。


 市内5校を指定し、教育課題についての研究をおし進める「研究指定校制度」を充実させます。指導主事を増員し、きめ細かい指導助言を行うことで、市内小中学校の授業を改善します。


 また、年間延べ1,400名以上が受講する教育研究所の研修講座や、学力向上特別指導員による巡回指導などを通して、教職員の指導力の向上を図ります。


 学習指導要領が改正され、平成23年度から小学5、6年生を対象に外国語活動が始まります。これにいち早く対応するため、平成21年度から市内すべての小学校で外国語活動に取り組み、活動の補助を行う外国人指導員ALTを増員します。また、教職員用パソコン一人1台の環境を整え、年々増大する事務の効率化と情報技術ITを利用した学校間の情報の共有化を進めます。


 〔教育施設の整備〕


 待望の員弁西小学校の新校舎が完成し、平成21年度からは引き続き2カ年かけて体育館とプールの整備を行います。その後に耐震化がされていない員弁東小学校、大安中学校と逐次整備を進めます。員弁西小学校の完成により、市内の小中学校の施設の耐震化率は91%となり、全国平均の62%を大きく上回ることとなります。


 〔特別支援教育の充実〕


 NHK番組クローズアップ現代で、いなべの特別支援教育が先進事例として紹介され、高い評価を得ました。発達障害等、特別な教育支援を必要とする児童生徒やその保護者に対して学校心理士や臨床心理士による巡回相談や教育相談を行い大きな成果を上げています。平成21年度からはチャイルドサポート事業により、生まれてから就労までの途切れのない支援を本格化させ、特別支援教育の充実に努めます。


 〔市民主導のスポーツ、文化活動〕


 いなべ市体育協会は昨年、法人化され、「NPO法人総合スポーツクラブいなべ市体育協会」となりました。それを機会に従来の競技スポーツの普及強化に加えて、平成21年度からは、員弁体育館の受付業務を委託します。また、一昨年に誕生した「いなべ市芸術文化協会」は旧4町の活動を統合し、芸術文化の普及と、その成果の発表会を企画運営しています。その他、さまざまな団体が活躍し、市の活動を支えています。市民主導の活動を支援し、市が直接運営している事業の市民団体への委託を進めます。


 〔男女共同参画と人権啓発〕


 人権尊重のまち宣言がいなべ市議会で決議され、この理念を実現するために人権啓発基本方針が策定されました。一人ひとりの人権が尊重されるまちづくりを進めるともに、性別にかかわらず、自立した個人として能力と個性を十分に発揮できる男女共同参画社会を目指し啓発を進めます。


 また、人権擁護委員と協働した人権相談や擁護活動を実施するとともに、メシェレいなべの活動を支援し、身近な問題を題材にした啓発事業に取り組みます。


 しかし、それらを担当する組織は、従来、人権啓発と男女共同参画は人権啓発課、人権擁護は福祉総務課に分かれていました。平成21年度から2課を融合し「人権福祉課」として取り組みます。


 4 恵み豊かな大地をひらく


 〔担い手と集落営農の支援〕


 太陽の恵みを受け、大地を耕し、食物を得て、我々人類は生き続けてきました。しかし、日本の農業は国際化の中で大きな岐路に立たされています。米価をはじめ農産物価格が低迷する中で、生産資材や飼料は高騰したままで採算が悪化しています。国も農業経営の効率化を第一に考え、担い手への農地の集積を促進しています。また、山間地を抱えるいなべ市では、担い手の育成とともに、平成17年度から集落を基本とした営農を推進するための組織づくりを進めてきました。現在54の組織が誕生し、集落全体で農地を守ろうとする基礎ができてきました。事業の最終年度となる平成21年度は、営農組織を持たない集落を促し、組織化への取り組みを進めます。


 また、平成19年度から実施している農地・水・環境保全向上対策事業には、52の集落が参画し、農地の草刈り、ため池や水路の清掃などに地域が全体となって取り組んでいます。子どもから高齢者まで、3世代が一緒になり交流を図りながら、地域ぐるみで環境を守っていく活動が進んでいます。


 〔農林業への誘い〕


 農業や林業を志す若者や転職して始めてみようという人にとって、就職情報が乏しく、問い合わせ先がわかりにくいのが農林業です。そこで、いなべ市にも就農、就林業の相談窓口を開設し、将来の後継者となりうる意欲的な人材の発掘に努めます。


 〔地球温暖化防止と新エネルギーの普及〕


 豊かな地球を次の世代に残すためには、温暖化防止の取り組みが待ったなしの状況です。いなべ市では家庭や職場で、まずごみを出さないリデュース、次に再利用するリユース、最後に再生利用するリサイクルの取り組みを推進しています。その結果、平成19年度1年間にビン219t、ペットボトル70tが回収され再生されました。プラスチックは376tが回収され、主に鉱炉の還元剤や発電用の燃料として、廃食油31tは農業公園で精製され、重機やごみ収集車の燃料として利用されました。農業公園では道路や堤防等の刈り草を受け入れ堆肥化し、梅やボタンの肥料として利用しています。


 また、放置された森林を間伐、植林し、森を若返らせることにより二酸化炭素の吸収を活発化させる森林整備事業に取り組み、宇賀渓で44ha、川原で21ha、東貝野で16haの森林がよみがえりました。平成21年度も国の補助事業を利用し、森の再生に努めます。さらに、太陽光や風力など化石エネルギーに頼らない新エネルギーの普及を進めます。


 5 確かな未来をひらく


 〔情報技術で市民をつなぐ〕


 情報化への取り組みを評価する「e都市ランキング」でいなべ市は県1位を、また「ITガバナンス」で全国12位を得ました。これは、携帯電話への情報配信「まいめる」やホームページでの地理情報、図書の検索等、市民の皆様にさまざまな情報を提供するとともに、市役所内の情報インフラを整備し、効率的で迅速な事務処理を高く評価されたものです。


 平成21年度からは、地方税の納税手続をインターネットで行えるeLTAXエルタックス=地方税ポータルシステムを導入し、納税者の利便性の向上を図ります。また、従来からの情報誌リンクやケーブルテレビ「いなべ10」の内容を充実させ、新鮮でわかりやすい情報の提供に努めます。


 〔未来につながる道〕


 本年1月、いなべ市と滋賀県東近江市との間に新しい風が通り抜けました。国道421号石榑トンネルの貫通です。平成23年度の開通に向け工事が進んでおり、人や物の新たな流れが期待されます。また、東海環状自動車道の北勢インターチェンジから岐阜県境までの区間、及びいなべ総合学園の東側を通る員弁大安線(仮称)については、測量設計が始まり事業着手の運びとなりました。しかし、道路予算の削減などにより、事業進捗がおくれることも見込まれ、県内外の関係自治体や企業と連携をし、早期完成の要望を続けます。


 市道については、引き続き、市道笠田新田坂東新田線と市道大井田3区292号線の整備を進めます。通勤車両の渋滞緩和と利便性の向上が期待される道だけに地権者のご理解をお願いします。


 県道南濃北勢線の阿下喜小学校付近については、学校の直近を通らないルートへの変更を県に要請し、現在変更ルートの測量設計が行われています。従って、飯倉の新しい橋は完成していますが、全線開通まで今しばらくお待ちをください。


 〔幸せ工場の誘致〕


 大手企業にも雇用不安が広がる中、知的障害者が生き生きと働く「幸せ工場」があります。マスコミでもチョークメーカーの日本理化学工業が多くの障害者を雇用し、話題となっています。障害者や保護者にとって働ける場所があるということは、何よりの願いです。そのような幸せ工場を石榑の前林工業団地へ誘致し、この地が障害者雇用のモデル地区となればと期待しています。地権者と地元の皆さんのご協力をお願いします。


 最後に〔みんなで築く奉仕の輪〕


 社会の高齢化に経済危機、平成21年度は厳しい現実が目につきます。しかし、裏を返せばチャンスかもしれません。経済至上主義から人間性を取り戻すチャンスです。工業が衰退した今、若者が農業や林業に本気で取り組むチャンスです。現金収入はなくなっても、社会に貢献し、支え合うチャンスです。


 60歳前後の団塊の世代と呼ばれている人々がまもなく高齢者になり、産業の衰退が懸念されています。しかし、地域への貢献度が最も高いのが60歳代の人々です。自治会、お寺、神社の役員をはじめ集落営農を支えるのも、この世代の人々です。若い高齢者が多いということは、地域にとって大きな助けとなります。また、経済危機の影響を受け、多くの高齢者が職を失っています。そんなときこそ地域が受け皿となり、自治会、老人クラブ活動や集落営農などが活性化すればと願っています。


 各地域のふれあいサロンは平成19年度には504回と14%増加しました。元気づくり体験は、元気づくりリーダーの養成が進み、各地域の集合所コースだけでなく、自主的な活動が進んでいます。病気の幼児を預かる病時保育も、子どもたちの通学の安全を見守るのも、ごみの分別やリサイクルも、道路や畦の草刈りも、一人ひとりの奉仕の精神がなければ成り立ちません。市民の皆様のご協力をお願いをし、施政方針といたします。


○議長(奥岡征士君)  以上で、市長の施政方針を終了をいたします。


 お諮りいたします。


 日程第5、報告第1号から日程第47、発議第1号までの43案件を一括議題といたしたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


               (「異議なし」の声あり)


○議長(奥岡征士君)  異議なしと認めます。


 よって、日程第5、報告第1号から日程第47、発議第1号までの43案件は一括議題とすることに決しました。


 日程第5、報告第1号、専決処分の報告について、いなべ市立山郷保育所新築工事請負計画の変更から、日程第46、議案第39号、平成21年度いなべ市水道事業会計予算までの42案件につき、提案理由の説明を求めます。


 市長、日沖 靖君。


○市長(日沖 靖君)  それでは、報告案件からお願いをします。


 報告第1号、専決処分の報告につきまして、いなべ市立山郷保育所新築工事請負契約の変更につきましては、4ページをめくっていただきますと、契約金額を2,098万2,150円、約6%を追加し、3億7,273万2,150円としようとするものでございます。


 続きまして、報告第2号、丹生川保育園新築工事請負契約の変更につきましては、6ページをご覧いただきますと、契約金額を890万2,950円、約7%を追加し、1億4,193万7,950円としようとするものでございます。


 続きまして、議案の説明をさせていただきます。


 右肩2番の議案の方をご覧ください。


 同意第1号、いなべ市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることにつきましては、現在お願いをしております児玉文子さんが退任されるため、新たに太田幸子さんをお願いしようとするものでございまして、任期は3年でございます。


 続きまして、議案第1号、いなべ市長の給与の特例に関する条例の制定につきまして、9ページをご覧いただきますと、市長の給与及び期末手当を平成21年度、1年間5%削減しようとするものでございます。


 続きまして、議案第2号、11ページ、いなべ市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及びいなべ市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、12ページ、13ページお開きいただきますと、人事院勧告に従いまして、平成21年度より、いなべ市の職員の勤務時間を従来1日8時間から1日7時間45分に、1週間あたり40時間から38時間45分に改定をし、いなべ市職員の勤務時間、休暇等に関する条例、そして、いなべ市職員の育児休業等に関する条例を改正しようとするものでございます。


 これに伴いまして、庁舎勤務の者につきまして、昼休み45分間を1時間に延長したいと考えております。それに伴います市役所の開庁、閉庁時間は変わらず、8時30分から5時15分までと、以前と同等にさせていただきたいと思います。


 続きまして、議案第3号、いなべ市職員の給与に関する条例の改正につきましては、16ページ、17ページをお開きいただきますと、通勤手当の改定でございます。三重県人事委員会の勧告に準拠して、いなべ市職員の通勤手当を片道10?以上の区分の支給を増額しようとするものでございます。


 詳細につきましては、17ページに各区分が載っておりますが、全体としまして片道10?以上通勤をされておられる職員は、いなべ市で約100名でございます。これに伴います通勤手当の増額分は、全市合わせて年間28万円になろうかと予想されております。


 続きまして、議案第4号、いなべ市個人情報保護条例の改正につきましては、20ページ、21ページをお開きいただきますと、統計法が改正され、平成21年度から施行されることに伴いまして、いなべ市個人情報保護条例を改正しようとするものでございます。


 内容につきましては、統計法により個人情報についての規定がございますので、個人の情報の開示請求及び訂正等の規定がございますので、この条例を適用しない、除外とさせていただきたいということです。


 続きまして、議案第5号、いなべ市印鑑の登録及び証明に関する条例の改正につきましては、24ページ、25ページを開いていただきますと、国から指導に従いまして、印鑑の登録及び申請にかかわる手続の簡素化及び効率化を図るため、いなべ市印鑑の登録及び証明に関する条例を改正しようとするものでございまして、具体的には25ページの中ほど、印鑑登録の廃止につきまして、上から10行目に出ております。印鑑の登録の廃止につきましては、従来、本人だけが申請対象者でございましたが、代理人の申請を可能とするものでございます。


 続きまして、下から4行目、登録事項の改正につきましては、転出や死亡など、印鑑登録を抹消すべき事由が生じたときは、職権で訂正できるものとするものでございます。


 続きまして、議案第6号、いなべ市税条例の改正につきましては、28ページを開いていただきますと、個人住民税及び固定資産税にかかわる前納報奨金を平成22年度より廃止するため、いなべ市税条例を改正しようとするものでございます。既に昨年の議会で、21年度の前納報奨金につきましては、月0.5%から月0.3%に減額をお願いをしておりますが、平成22年度の取り扱いにつきまして、本議会で月0.3%をゼロに廃止をさせていただきたいというものでございます。


 続きまして、議案第7号、いなべ市体育施設条例改正につきましては、32ページを開いていただきますと、いなべ市北勢運動場、旧昭電グラウンドに山郷保育所が建設されることに伴いまして、いなべ市体育施設条例を改正しようとするものでございます。これに伴いまして、フットサルコートはそのまま残りますので、北勢運動場の項目のみを削るということになります。


 議案第8号、いなべ市立保育所条例の改正につきましては、36ページ、いなべ市立山郷保育所、丹生川保育園の移築に伴います住所変更、それと三里保育園の民営化に伴う削除が主な内容でございます。よろしくお願いをします。


 続きまして、議案第9号、いなべ市ひとり親家庭等就学金支給条例の改正につきましては、40ページ、41ページを開いていただきますと、ひとり親家庭と就学金支給の対象年齢を22歳から18歳に見直しをさせていただきたいとするものでございます。


 これに伴いまして、41ページの附則第2号で、現在支給を受けておられる方につきましては、従前の例によるということで、そのまま継続をしていきたいと思っております。


 従いまして、現在受けておられる対象者が、21年度に大学4年生の方が6名、3年生の方が5名、大学2年生の方が6名、大学1年生の方が2名でございますので、支給を受けられておられる現在の方が卒業されるか22歳に到達されるのを待って、新たに19歳からの受け付けを21年度からは廃止をさせていただきたいという内容でございます。


 続きまして、議案第10号、国民健康保険条例の改正につきましては、44、45ページでございます。国の政令の改正に伴いまして、国保の保険料の賦課金のうち介護納付金賦課額の上限を9万円から10万円に改め、それによりまして中間所得者の負担軽減を図ろうとするものでございます。もう一方は、保険料の算定方式を簡素化することに伴いまして、仮算定方式を廃止し、納付回数を10回から9回に改めようとするものでございます。


 続きまして、議案第11号、介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の制定につきましては、48ページ、介護従事者の処遇改善のための特例対策で平成21年度の介護報酬が改定され、約3%上積みされることになります。これに伴います急激な介護保険料の上昇を抑制する措置として基金を設置するため、いなべ市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例を制定しようとするものでございます。後ほど補正予算でも説明させていただきますが、平成20年度に補正予算として国庫からいなべ市の場合、1,976万4千円を得て、それを積立金とさせていただき、それをこの基金の中で積みます。それを平成21年度から3カ年23年度までの間で取り崩し、保険料に充当することによって保険料の軽減を図ろうとするものでございます。


 続きまして、議案第12号、介護保険条例の改正につきまして、52ページ、53ページを開いていただきますと、平成21年度から平成23年度までにおける第4期介護保険事業計画に基づき、介護保険料率を改定するため及び介護従事者処遇改善に伴う保険料の急激な上昇を抑制する介護保険料の特例措置を講ずるため、介護保険条例を改正しようとするものでございます。


 53ページを開いていただきますと、まず、保険料の改定でございますが、第4期介護保険計画によりまして、基準額が保険料率第2条(4)、上から約10行目のところに(4)3万8,700円と出てまいります。これが基準額でございます。従来の基準額が3万6,120円でした。約7.1%上昇し、3万8,700円と基準額をします。しかし、国の特別措置によりまして、53ページ下段第4条の表、経過措置によりまして、約1.4%減額をし、年額3万8,160円にしようとするものでございます。


 続きまして、議案第13号、いなべ市北勢斎場条例の一部を改正する条例でございます。56ページ、57ページ、告別室及び和室の使用料を削るとともに、遺骨の取り扱い等について明確な記載がございませんでしたので、規定を整備しようとする必要があるため、北勢斎場条例を改正しようとするものでございます。


 現在、告別式及び和室につきましては、実質上貸し出してはおりません。ですから実態にあわせ使用料を削らせていただくのが1点。それともう1点につきましては、遺骨の取り扱いについて明確な規定がございませんでしたので、遺族の方に速やかに遺骨を引き取っていただきます。しかし、引き取っていただけない場合、そういったものにつきましては、市が遺骨、灰等を処分することができるという内容でございます。


 続きまして、議案第14号、いなべ市放置自動車の発生の防止及び適正処理に関する条例の改正につきましては、60ページ、三重県の条例が改正をされ、放置自動車の処分をすることができる期間が6カ月から3カ月に短縮されました。このことに伴いまして、市条例を改正し、6カ月から3カ月に同じように短縮しようとするものでございます。


 続きまして、議案第15号、財産の無償譲渡につきまして、63ページ、三里保育園を民営化するため、いなべ市社会福祉協議会に無償譲渡するものでございます。


 続きまして、議案第16号、65ページ、ふじわら高齢者生活支援センターいこいの指定管理者の指定につきまして、このいこいの指定管理者を社団法人元気クラブいなべに指定しようとするものでございます。


 続きまして、議案第17号、67ページ、三重県市町職員退職手当組合を組織する地方公共団体の数の減少について協議をすることにつきましては、68ページ、多気郡大台町、度会郡大紀町中学校組合が平成21年度3月末で解散し、また朝明広域衛生組合では21年4月1日から専任職員が存在しなくなることから、両組合において、三重県市町退職手当組合から脱退決議がなされため、関係諸団体に対する協議をしようとするものでございます。


 続きまして、議案第18号、これも三重県市町職員退職手当組合の規約の変更に関する協議でございます。72ページを開いていただきますと、先ほどの同じように脱退する会がございましたので、それに伴いまして、規約を変更しようとするものでございます。


 次に、議案第19号、75ページ、三重県自治会館組合の共同処理する事務の変更及び三重県自治会館組合規約の変更に関する協議につきましては、三重県自治会館組合の共同処理する事務として、物品及び業務委託にかかわる入札参加資格申請の受け付け及び審査の共同化に関する事務を追加しようとするものでございます。


 以上、議案の説明とさせていただきます。


 続きまして、補正予算に移らせていただきたいと思います。


 一般会計補正予算第4号。平成20年度いなべ市一般関係補正予算第4号につきましては、国の景気対策である定額給付金、子育て応援特別手当に対応するため、歳入歳出それぞれ7億8,154万2,000円を追加し、217億4,211万7,000円とするものでございます。


 その内容につきましては、11ページをご覧いただきますと、国からの定額給付金につきましては、総額、補助金という形で7億1,998万円、これはゼロ歳から18歳が2万円、対象者となるのが8,900人。19歳から64歳の方が金額が1万2,000円、人数が2万8,000人。65歳以上が2万円、対象人員が1万300人。計補助金が7億1,998万円となります。それに伴う電算役務費といたしまして1,334万5,000円、郵送料及び銀行の振込手数料でございます。委託料の970万円につきましては、電算システムの改修、受付事務、コールセンターの設置などを予定しておりますので、そういった業務でございます。


 続きまして、下段の子育て応援特別手当につきましては、本体の補助金2,988万円につきましては、対象者は小学校就学前3年間、平成20年度末で3歳から5歳が対象でございます。第2子以降の子どもに対して、対象人員830名、給付金額一人3万6,000円でございます。合計2,988万円。役務費といたしましては、郵送、銀行振込料として、62万9,000円を、電算の委託として80万5,000円を予定しております。


 続きまして、平成20年度いなべ市一般会計補正予算第5号でございます。平成20年度一般会計補正予算第5号につきましては、歳入歳出それぞれ7億7,015万2,000円を減額し、209億7,196万5,000円としようとするものでございまして、内容につきましては、特別交付税2億円の増額、その他事業費の精査による補正でございます。


 特に税収入につきましては、平成19年度市税収入10億円がこの段階で補正ができました。しかし、平成20年度につきましては、予定しておりました減額はしなくてもよかったのですが、85億円でとまりました。19年度はこれからさらに10億円を積み足すことができたのですが、この段階でとまってしまいました。その分、財政調整基金の取り崩しが減少を余儀なくされ、平成19年度末45億円の残高がありましたが、平成20年度末は35億円と10億円減少をいたしますのが主な内容でございます。


 次に、住宅新築資金貸付事業特別会計の補正予算につきましては、3−3を見ていただきますと、歳入歳出それぞれ181万9,000円を減額し、4,773万4,000円としようとするものでございます。内容につきましては、県補助金の精査による減額分を補正しようとするものでございます。


 続きまして、農業公園事業特別会計の補正予算につきましては、歳入歳出それぞれ224万2,000円を減額し、1億132万6,000円としようとするものでございます。内容につきましては、枯れ草の受け入れの増加により500万円、梅の実とブルーベリーの販売増によりまして、50万円などの増収になったこと。それと消耗品等の精査により224万2,000円の歳出がおさえられたことなどによりまして、浮いた806万4,000円を基金からの繰入金減額で対応をしようとするものでございます。


 続きまして、国民健康保険特別会計の補正予算第2号につきましては、歳入歳出それぞれ2,749万4,000円を減額し、41億9,198万4,000円としようとするものでございます。これにつきましては、事業費の精査による補正です。


 続きまして、老人保健特別会計補正予算第2号につきましては、歳入歳出それぞれ6,605万6,000円を減額し、4億7,826万4,000円としようとするもので、事業の精査による減額補正でございます。


 続きまして、後期高齢者医療特別会計補正予算第1号につきまして、歳入歳出それぞれ5,295万5,000円を減額し、6億9,471万3,000円としようとするもので、これにつきましては、制度の見直しによる料金の軽減措置の拡大により保険料収入が5,000万円強減額したことと、それに伴い広域連合への負担金も5,500万円減額しようとするものでございます。


 続きまして、介護保険特別会計補正予算第2号につきましては、歳入歳出それぞれ1,976万4,000円を追加し、23億277万3,000円としようとするもので、先ほど説明させていただきましたように、国は介護保険従事者の処遇を改善し、3%介護従事者の報酬を上げました。それに伴います特別交付金を発行し、保険者である各市町村で基金を積み立て、平成20年度から3カ年で取り崩し、保険料に充当することにより保険料の軽減を図ろうとするものでございます。


 続きまして、農業集落排水特別会計補正予算第2号につきましては、歳入歳出それぞれ739万5,000円を減額し、2億7,878万7,000円としようとするもので、事業の精査によります補正でございます。


 下水道事業特別会計補正予算第3号につきましては、歳入歳出それぞれ3,682万4,000円を減額し、18億473万6,000円としようとするもので、事業費の精査による補正でございます。


 以上、補正予算の説明を終わります。


 続きまして、当初予算の説明は、当初予算説明資料4−1で説明をさせていただきたいと思います。当初予算説明資料4−1です。これの4ページを開いていただきますと、一般会計を166億円、前年度比16%マイナスの予算とさせていただきたいと思っております。


 続きまして、特別会計につきましては、住宅新築資金貸付特別会計につきまして、総額を歳入歳出それぞれ4,576万円とさせていただきたいと思っております。


 農業公園事業特別会計につきましては、1億2,951万円。そして国民健康保健特別会計につきましては、39億7,730万円。老人保健特別会計につきましては、2,950万円。後期高齢者医療特別会計につきましては、7億4,299万円。介護保険特別会計につきましては、23億40万円。農業集落排水特別会計につきましては、2億6,447万円。下水道事業特別会計につきましては、16億5,237万円とさせていただきたいと思っております。


 残る企業会計、水道会計につきましては、水道事業特別会計41ページ、42ページを開いていただきますと、水道会計の当初予算の状況、収益的収入といたしまして、9億3,429万円とし、そして収益的支出を9億2,954万4,000円とさせていただきたいというものでございます。


 資本的収入につきましては、7億3,379万6,000円。資本的支出につきましては、13億6,779万4,000円としようとするものでございます。


 慎重なご審議、よろしくお願いを申し上げます。


○議長(奥岡征士君)  以上で、市長提出案件の提案理由の説明を終わります。


 次に,日程第47、発議第1号、いなべ市議会の議員報酬の特例に関する条例の制定についての提案理由の説明を求めます。


 11番議員、川?智比呂君。


○11番(川?智比呂君)  それでは、発議第1号のいなべ市議会の議員報酬の特例に関する条例の制定についての提案説明をさせていただきます。


 現下の日本経済は、アメリカのサブプライムローンに端を発した未曾有の金融不況から100年に1度とも言われる世界不況の様相を呈し深刻な景気悪化の状況に直面しております。


 いなべ市におきましても自動車関連の大手企業を含む法人市民税が平成21年度は大幅な減収が予想され、今議会に提案された平成21年度予算案においても前年比8割の減収を予想されるなど、市の財政自体が危機的な状況に陥る状態となります。


 このような厳しい市の財政状況に鑑み、市が経費削減、歳出削減に努力される中、議員としても一層の歳出削減に努力し、この市の危機的な財政状況をともに乗り切っていきたいという観点から今回本条例を提案させていただくものであります。


 発議させていただいた条例の内容としましては、議長、副議長及び議員の報酬の月額を平成21年4月から現議員任期の11月までの間5%減額し、6月の期末手当についても5%減額された額により算出された額とするというものであります。


 いなべ市議会はこれまで議会みずから行財政改革への取り組みとして、議員定数の削減や、他市で実施している費用弁償や議員政務調査費をつけていない中での議員活動を実施しておりますが、今回提案させていただいた議員報酬の削減条例もあわせて、議会改革に率先して取り組んでいる議会であることを申し述べ、本条例の制定についての提案説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。


○議長(奥岡征士君)  以上で、発議第1号の提案理由の説明を終わります。


 ここで、暫時休憩をいたします。


               午前 10時11分 休憩


               午前 10時22分 再開


○議長(奥岡征士君)  会議を再開いたします。


 これより、日程第5、報告第1号、専決処分の報告について、いなべ市立山郷保育所新築工事請負契約の変更及び日程第6、報告第2号、専決処分の報告について、いなべ市立丹生川保育園新築工事請負契約の変更を議題といたします。


 報告第1号及び報告第2号に対する質問を許可いたします。


 質問はございませんか。


               (「質疑なし」の声あり)


○議長(奥岡征士君)  以上で、日程第5及び日程6を終了いたします。


 次に、日程第7、同意第1号、いなべ市固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。


 これより、質疑を許します。


 質疑はございませんか。


               (「質疑なし」の声あり)


○議長(奥岡征士君)  質疑を終結します。


 お諮りいたします。


 同意第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


               (「異議なし」の声あり)


○議長(奥岡征士君)  異議なしと認めます。


 よって、同意第1号は、委員会付託を省略することに決しました。


 同意第1号に対する討論を行います。


 討論はございませんか。


               (「討論なし」の声あり)


○議長(奥岡征士君)  討論を終結いたします。


 同意第1号、いなべ市固定資産評価審査委員会委員の認定につき、同意を求めることについてを採決をいたします。


 本案は、原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。


                (全 員 起 立)


○議長(奥岡征士君)  起立全員であります。


 よって、同意第1号は原案のとおり同意することに決しました。


 次に、日程第8、議案第1号、いなべ市長の給与の特例に関する条例の制定についてを議題といたします。


 これより、質疑を許します。


 質疑はございませんか。


                (「なし」の声あり)


○議長(奥岡征士君)  質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 議案第1号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


               (「異議なし」の声あり)


○議長(奥岡征士君)  異議なしと認めます。


 よって、議案第1号は委員会付託を省略することに決しました。


 議案第1号に対する討論を行います。


 討論はございませんか。


               (「討論なし」の声あり)


○議長(奥岡征士君)  討論を終結します。


 議案第1号、いなべ市長の給与の特例に関する条例の制定についてを採決いたします。


 本案は原案のとおり可決することに、賛成の諸君の起立を求めます。


                (全 員 起 立)


○議長(奥岡征士君)  起立全員であります。


 よって、議案第1号は原案のとおり可決することに決しました。


 続いて、日程第27、議案第20号、平成20年度いなべ市一般会計補正予算第4号を議題といたします。


 これより、質疑を許します。


 質疑はございませんか。


               (「質疑なし」の声あり)


○議長(奥岡征士君)  質疑を終結します。


 お諮りします。


 議案第20号は、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


               (「異議なし」の声あり)


○議長(奥岡征士君)  異議なしと認めます。


 よって、議案第20号は委員会付託を省略することに決しました。


 議案第20号に対する討論を行います。


 討論はございませんか。


○議長(奥岡征士君)  24番、石原 瞭君。


○24番(石原 瞭君)  私はやむを得ず賛成という立場で討論をさせていただきます。


 定額給付金の問題につきましては、今まで現在も大変大きな議論があるところでございます。選挙目当ての究極のばらまきだと批判され、提案した麻生首相も発言のたびにころころと変わってきました。提案は2兆円の定額給付金を配布する引きかえに3年後に消費税を引き上げるというおまけがついており、ばらまき一瞬、増税一生と言われるものであります。


 これに対して、国民の多くも疑問の声を上げており、11月の各世論調査によりましても朝日新聞で、麻生内閣が追加経済対策の目玉と位置づける総額2兆円の定額給付金については、必要な政策だと思わない、63%と出ており、それぞれの世論調査でも同じような傾向になっております。


 また、参議院の予算委員会では、1月の21日、2008年度の第2次補正予算について参考人から意見聴取をしておりますが、その中でも宮川 努学習院大学教授は、景気の後退の長期化に対応できない。社会政策として考えるなら税制の変更で考えるべきだと述べ、経済効果に疑問を呈しました。


 また、日本労働組合連合会、連合の古賀事務局長も、反対だ。2兆円の財源があるなら医療や雇用に回すべきだと述べています。いなべ市内の給付総額の7億円とその事務費につきましても、もし何もひものつかないお金であったら、今回のような無理な事務事業の見直しなどもせず、いなべ市の市民の暮らし向上につなげる施策が大きく前進できたものと思うと非常に残念でございます。


 また、もう1件の子育て応援特別手当については、経済状況が極めて厳しい中、子育て世代への経済的支援が求められているのは当然ですけれども、第2子以降で3歳から6歳の子どもだけが支給対象で、例えば4歳、2歳、ゼロ歳の3人の子どもがあっても対象年齢4歳の子が第1子であるために、対象にならないという不合理があり、手当の支給は今回1回限りで、これでは少子化対策の効果も疑問でございます。必要な人には届かず、政策効果も定かでない、これはまさに定額給付金と同じ構図と言わなければなりません。


 しかし、今回議案第20号、平成20年度一般会計補正予算の第4号は、このような国の第2次補正予算を受けて、国庫補助金を市民に配る事業であり、内容、政策、効果などにつきましては、大変疑問がありますけれども、当面の市民の利益を確保するということに反対するわけにはいきません。制度そのものについての問題点を指摘し、討論といたします。


○議長(奥岡征士君)  ほかに討論ございませんか。


 23番、太田政俊君。


○23番(太田政俊君)  やむを得ず順序が反対になりましたが、反対の立場で討論をいたします。


 まさかと思いましたが、こういう場に立たせていただくのは、非常に不本意でございますが、市民のためにとおっしゃるけど、市民の7割が、8割が反対と言っているこのばらまきの財政を、なぜ、なぜ賛成してもらわなくてはいけないのか。私は目の前にお金が来たらもらう、確かにもらいますけども、こんなばかな2兆円もお金を配るなら丹生川保育園と山郷保育所の総事業費が浮くんですから、市長さんもそのことを考えて、こんな賛成討論なんて、情けない。


 私は一瞬思いました。こんな、一括給付金でくれたら何の不思議もないやないかと。長くなりますが、北勢庁舎に行きました。お前ら何しとんのやと。何も決まらない話を事務事業しているのか。こんなもの、7億2,000万円くれるけど、2,000万円は使うかもわからないけど、7億円は郵便局と農協に滞ったまま使わないぞと、そう言うてきました。


 そしたら、ある職員が、私もおじいさんの口座に入る。そうすると使うのに一軒に一つの口座しかないので、うちの中でけんかしなくてはならない。おじい、わしの金だ。きっと日本中の中で、もらった人の中で、親子げんか、孫とけんかが残る。こんな最悪の制度絶対やめるべきと私は職員さんにもそう言った。いまだにその気持ちは変わりません。この人が賛成した、余計に残念。終わります。


○議長(奥岡征士君)  討論を終結いたします。


 これより、議案第20号、平成20年度いなべ市一般会計補正予算第4号を採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の職員の起立を求めます。


                (多 数 起 立)


○議長(奥岡征士君)  起立多数であります。


 よって、議案第20号は原案のとおり可決することに決しました。


 次に、日程第47、発議第1号、いなべ市議会の議員報酬の特例に関する条例についてを議題といたします。


 これより、質疑を許します。


 質疑はございませんか。


 9番議員、衣笠民子君。


○9番(衣笠民子君)  9番議員、日本共産党の衣笠民子です。私ども日本共産党は議員の歳費は低い方がいいという立場には立ちませんが、今、住民の生活に目を向けますと、この間、年金や給与もふえない中、老年者控除の廃止、定率減税の廃止、各種保険料の値上げなどが重なり、住民の生活は苦しくなるばかりです。そこにきて、大企業の従業員も非正規雇用者はクビを切られ、正規雇用者さえも残業はなくなり、所得の低下を招いている現状です。


 そうしたときに提案された今回の議員の報酬5%、4月から任期一杯の11月の間の報酬削減案には賛成すべきものと判断をしています。しかし、どうしても譲ることのできない点は、議会冒頭で議員の報酬を削減したから住民のサービス低下、負担増やむなしにしてはいけないという点です。税収減の中にあってどのように無駄を省き、国の悪政で痛めつけられている住民の生活を守るのか、議会が一丸となって知恵をしぼるときだと考えます。もちろん、そうした住民の暮らしを守るという考えを前提にこの提案をされているのか確認をさせていただきたいと思い、質疑をします。


○議長(奥岡征士君)  質疑に対する答弁は提出者の川?議員からお願いをいたします。


 答弁席へ登壇をお願いいたします。


 こちらでお願いします。


○11番(川?智比呂君)  ただいまの質問につきまして、ご答弁をいたします。


 住民の生活を守るというのは当然でございまして、そのため、先ほどの提案説明の中でも行財政改革推進をしたい、議員としても協力してそのお金を浮かしたい。その浮いたお金については当然そのような形で行政側がいろんな住民サービスで対応するお金として使っていただくというのは当然でございまして、そのお金をどれに使え、これに使えというような議論をまだ議会運営委員会には提案をしておりませんが、5%を削減した中で約400万円ですか、のお金が浮いてくる。その浮いてきたお金は当然、使われるものと判断しての、これはもう常識だと思います。それをほかのものに使う、どうのこうの、住民サービスに使っていただくというのは常識的なものでありまして、いささかそういうような質問をされるとは思ってなかったんですが、そういうようなふうに使っていただくことは当然であると判断した上での提案でございますので、よろしくお願いいたします。


○議長(奥岡征士君)  ほかに質疑はございませんか。


               (「質疑なし」の声あり)


○議長(奥岡征士君)  質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 発議第1号は、会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。


               (「異議なし」の声あり)


○議長(奥岡征士君)  異議なしと認めます。


 よって、発議第1号は委員会付託を省略することに決しました。


 発議第1号に対する討論を行います。


 討論はございませんか。


 9番議員、衣笠議員。


○9番(衣笠民子君)  9番議員、日本共産党の衣笠民子です。賛成の立場で討論をします。討論は討論という形で重要ですので、内容的には質疑と同じようなことを述べさせていただきますが、よろしくお願いします。


 私ども日本共産党は議員の歳費は低ければ低い方がいいという立場には立ちません。しかし、住民の生活に目を向けて判断しますと、この間、住民の生活は年金や給与もふえない中、老年者控除の廃止、定率減税の廃止、各種保険料の値上げなどが重なり、住民の生活は本当に苦しくなるばかりです。ここにきて、今、大企業の従業員も非正規雇用者はクビを切られ、正規雇用者さえも残業はなくなり、ますますの所得の低下を招いている現状です。


 そうしたときに提案された今回の議員の報酬5%、任期一杯までの報酬削減案には賛成すべきものと判断をいたしました。しかし、どうしても譲ることのできない点は、議会冒頭で議員の報酬を削減したから住民のサービス低下、負担増やむなしにしてはいけないという点です。税収減の中にあってどのように無駄を省き、国の悪政で痛めつけられている住民の生活を守るのか、議会が一丸となって知恵をしぼるときです。党派を超えてこの議会の役割を議員各位ご一緒に果たしていただくという決意をお願いいたしまして、賛成の討論といたします。


○議長(奥岡征士君)  討論を終結いたします。


 発議第1号、いなべ市議会の議員報酬の特例に関する条例の制定についてを採決いたします。


 本案は、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。


                (全 員 起 立)


○議長(奥岡征士君)  起立全員であります。


 よって、発議第1号は原案のとおり可決することに決しました。


 本日の審議は以上であります。なお、43案件を上程いたしましたが、本日審議を終了した案件を除く37案件につきましては、3月11日の本会議において質疑を行います。よって、質疑の発言希望者は質疑通告書を3月2日の正午までに議会事務局へ提出くださるようにお願いをいたします。


 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。


 次回の本会議は3月4日午前9時に再開をし、代表質問を行います。


 それでは、これをもちまして、散会といたします。


 ご苦労様でございました。


              (午後12時03分 閉会)





        地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








              いなべ市議会議長








              いなべ市議会議員








              いなべ市議会議員