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三重県 いなべ市

平成17年第4回定例会(第3日12月14日)




平成17年第4回定例会(第3日12月14日)





                  平成17年


              いなべ市議会(第4回)定例会


             平成17年12月14日午前9時開会





 
開会(開議)の宣告


日程第 1          一般質問





2 出席議員


    1番 小 林 昌 彦        13番 種 村 正 巳


    2番 川 瀬 利 夫        14番 林   正 男


    3番 近 藤 幸 洋        15番 水 谷 治 喜


    4番 城 野 正 昭        16番 伊 藤 弘 美


    5番 岡   英 昭        17番 奧 岡 征 士


    6番 小 林 俊 彦        18番 清 水 保 次


    7番 鈴 木 順 子        19番 小 川 みどり


    8番 伊 藤 和 子        20番 水 貝 一 道


    9番 衣 笠 民 子        21番 出 口   正


   10番 位 田 まさ子        22番 小 川 克 己


   11番 川 ? 智比呂        23番 太 田 政 俊


   12番 藤 本 司 生        24番 石 原   瞭





3 欠席議員


   なし





4 地方自治法第121条により出席した者の職氏名


市長          日 沖   靖   収入役         岡   正 文


教育長         日 沖   貴   市長公室長       岡   清 英


総務部長兼企画部長   渡 辺 広 次   建設部長        伊 藤   晃


福祉部長兼福祉事務所長 安 藤 喜 之   農林商工部次長     伊 藤 一 人


教育委員会教育次長   川 島   修   水道部次長       伊 藤 清 治


市民部次長兼北勢庁舎地域調整監


            安 藤 博 幸   総務部次長       里 村   薫


企画部次長       名 村 之 彦   市長公室次長      奧 岡 史 郎


藤原庁舎地域調整監   野 々 清 重   大安庁舎地域調整監   安 藤 三 成


員弁庁舎地域調整監   辻   清 成   法務課長        小 西 初 枝


財政課長        近 藤 重 年





5 職務のため出席した者の職氏名


議会事務局長      川 瀬   学   議会事務局議事課長   小 寺 修 栄


議会事務局庶務課長   江 上 安比古   議会事務局議事課長補佐 太 田 正 人


議会事務局庶務課主幹  小 林 治 夫   議会事務局議事課主事  城 野 雅 子








              (午前 9時00分 再開)





○議長(太田 政俊君)  おはようございます


 ただいまの出席議員数は24名であります。


 これより本日の会議を開きます。


 傍聴人の方に申し上げます。傍聴人の方々は、いなべ市議会傍聴規則を厳守していただきますようお願いいたします。


 また、この際、議長から一言注文を申し上げます。


 市長、執行部及び議員各位は、会議の開会定刻前には必ず議席に着くようお願いを申し上げます。また、議員各位は議場内でのマナーを極力守って、厳粛な議場で混乱のないよう、ひとつよろしくご協力のほどお願いいたします。


 また、本日の議事は、昨日に続き一般質問であります。


 それでは、受付順に一般質問を許します。


 受付14番、8番、伊藤和子君。


○8番(伊藤 和子君)  おはようございます。8番、伊藤和子です。


 改選後初の一般質問をさせていただくわけですが、60名が在籍していた議場とは、座る場所も変わり、正直まだ落ちつきません。また、随分雰囲気も変り、緊張していますが、新鮮な気持ちで質問させていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。


 12月は師走ということで、ふだん落ちついている先生でさえ走ると言われています。大変慌しい季節ですが、市長はふだんから十分に走り回って見えますので、毎日が師走と言えるかもしれません。


 きょうは時間もたっぷりありますので、急がずにじっくりお答えいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。


 それでは、通告書に従って、二つの項目について質問させていただきます。


 まず、子供の安全対策のあり方についてお伺いします。


 先月の11月22日に、広島市安芸地区で小学校1年生の女の子が下校中に殺害され、ダンボール箱に入れられていたという悲惨な事故が起こってしまいました。その十日後の12月2日には、栃木県今市市で、また小学校1年生の女の子が下校途中でいなくなり、翌日、60キロメートルも離れた茨城県大宮市の林道わきで遺体で発見されました。いずれも、下校途中に幼い命が奪われるという、あってはならない事故が起こってしまいました。広島市の犯人は鈴鹿市の住吉に潜伏していたところを逮捕されたということで、身近なところに犯人の魔の手が迫っていることを感じずにはいられませんでした。


 今市市でも防犯ブザーを持たせていたと報道されていましたし、110番の家の設置や不審者情報の連絡網もつくっていたと新聞にも掲載されていました。


 安全対策がとられていたにもかかわらず、このような悲惨な事故が起こってしまい、被害者のご家族の心中を思うと察するに余るものがあり、私たちは、こういう事件が二度と起こらないように、真剣に考えていかなければならないと強く感じています。


 そこで、このような悲惨な事件を目の当たりにして、いなべ市として何か対策を打たれましたでしょうか。具体的にあればお聞きしたいと思います。


 これは、早急に行動を起こしていただきたいという願いを込めて質問をさせていただきます。


 まず、次の三つの点について、教育委員会のお考えをお聞きします。


 1番目に、危険な通学路の見直しを行うべきだと思いますが、いかがでしょうか。


 この質問は、昨日の小林議員の質問の中でお答えいただいた内容とかなり重複してしまいました。昨日のお答えでは、今まで交通量の少ないところを通学路に考えていたが、今後は、防犯を主に通学路を見直すということであったと理解しています。私は、この見直しを、いつ、だれが、どのような方法で行われるのかお聞きします。


 2番目に、栃木県の事件で、学校の校長先生が、先生の異動が多くて、不審者の情報の引き継ぎが先生の間で十分に行われていなかったと話されていましたが、いなべ市ではそのようなことはないと思いますが、大丈夫でしょうか。


 また、不審者については一般公開も必要だと思いますが、どのような状況でしょうか。


 三つ目に、防犯ブザーの効果が望めないという見解が出ていました。いなべ市も、本年度より全児童に配布されているとお聞きしていますが、それについてどう考えてみえますか。また、今後の対策があればお聞かせください。


 次に、二つの点について、いなべ市としてのお考えをお聞きします。


 これはちょっと新聞で読んだんですけれども、文部科学省が安全対策を地域ぐるみで進めるために、本年度予算に7億5,000万円を計上とありました。いなべ市にこのお金がどのように入っているのかというところが、ちょっと私もまだ勉強不足でわからないんですけれども、どのように使われているのでしょうか、入っているとしたら。また、今後、地域ぐるみで子供を守っていくためにどんな方法を考えてみえるのかお聞きします。


 2番目に、現在、各地域に、子供を守る家ということでお世話になっていますが、この内容について具体的にお答えいただきたいと思います。


 大きな二つ目です。


 北勢中学校と員弁中学校の早期給食実施についてお伺いします。


 この問題については、合併当初より、2年間、一般質問でも4回にわたりお願いをしてまいりました。多くの問題が山積している中で、同じ質問を何度も繰り返さなければならないわけを、執行部の皆さんはどうご理解いただいているのでしょうか。合併後に、まず取り組まなければならない重要な課題だと考えるから訴え続けてきたわけです。この必要性については十分意見も述べさせていただきましたし、工法についての議論も十分させていただいたと思っています。市長ご自身も、給食実施の必要性は十分ご理解いただいているところですし、今までの2年間の努力は決してむだになっていないと確信しています。今回のいなべ市議会議員の選挙中も、多くのお母さん方から一番多くお聞きした要望でした。また、合併直後の市長選挙でも、市長ご自身の口から発せられた約束だと、お母さん方は今も信じてみえます。いつか給食にしますではいけないんです。早期に実施をしてほしいという強い願いなんです。もう2年間もたってしまい市民の皆さんには遅いという実感なんです。


 今までは、私も、このご質問を受けるたびに実情を説明させていただき、ご理解をいただくように努力をしてまいりました。しかし、もう限界に来ているとしか言いようがありません。


 そこで、教育委員会にお尋ねします。


 アンケートを実施するという9月議会のご答弁でしたが、その後どうなっているのでしょうか、進行状況をお聞きします。


 次に、市長にお伺いします。


 2年間待ち続けてきた給食問題を最優先に取り組むべきだと思いますが、いかがでしょうか。まだおくれるということなら、これ以上、市民の皆さんに何と説明をされるのでしょうか、お伺いします。


 以上、大きく2点の質問をさせていただきます。じっくりご答弁、よろしくお願いいたします。


○議長(太田 政俊君)  市長、日沖靖君。


○市長(日沖 靖君)  子供の安全対策についてご答弁をさせていただきます。


 文部科学省の7億円につきましては、今初めてお聞きしましたので、調べられる範囲で調べていきたいと思います。今、手元に資料がございませんので、ご容赦いただけるとありがたいと思っております。


 それと、子供さんの痛ましい事故が立て続けて起こりました。非常に、市としても、そして教育委員会としても危惧しているところでございます。


 その中で、やはり地域の防犯力といいますか、そういうものをいかに高めるかが大きな課題であろうということで、昨日の教育長からの答弁もありましたように、登下校、特に下校時の街角の人員、大人の数を増やしていただく、これを地域にお願いするのが一つの大きな有効な手段であろうということで、各自治会長会の中で議論もさせていただいております。その中で、各自治会、地域も防犯のボランティア団体を立ち上げて、自治外ぐるみでそれに取り組んでいただいているところもございます。それが、藤原の本郷地区と阿下喜地区が防犯のそういうボランティア団体を結成して、実際に活動をしていただいております。それと、広くですけど、「いなべをよくしよう」という、其原を舞台として活躍いただいているところも、そういう防犯について取り組んでいただいております。3団体、今、そういう防犯の活動をしていただいておりますので、こういう活動をすべての地域の中で何か取り組んでいただくような形をお願いしていけないのかなと思っております。


 それほど、必ずしも見回るということだけじゃなくて、下校時に少し表に出るだけで結構ですので、そういったことをやっていけるように、働きかけをしていきたいと思っております。


 それと、給食についてですけれども、給食については、前回の議会、そして、前々回も申し上げておりますけれども、中学校の学校給食だけの問題ではありませんで、すべてのバランスを考えて、徐々に給食を整備させてもらってまいりました。今年の4月からは、員弁町、北勢町の保育園で米飯給食がございませんでしたので、それを開始させていただきました。それと、今年の9月から、員弁町の西小学校、東小学校での米飯給食、これもございませんでしたので、それを開始させていただきました。これで、市内すべての保育所と小学校で米飯給食が実施を今現在されている状況でございます。


 次に、北勢町、員弁中学校の給食化について取り組んでいきたいと思いますので、保育所、小学校の優先をまず考えておりましたので、何も策をしていなかったということではございませんので、ご認識いただけるとありがたいと思っております。


 給食化をどんどん進めてまいりますと経常経費は必ず上がります。ですから、今の給食の制度ですと、材料費のみ保護者の方にご負担をいただいているのが現状でございます。ですから、施設費、人件費、これは市の負担になってまいります。ですから、厳しい財政の中でそれを早急に生み出していく必要がありますし、建設費が大きなイニシャルコストがかかってまいりますので、それと用地、そういったことを、できるだけコストのかからない方向で、ローコストの中で早急に実施できるように検討していきたいと考えております。


 以上です。


○議長(太田 政俊君)  教育長、日沖貴君。


○教育長(日沖 貴君)  子供の安全についてご答弁をさせていただきたいと思います。


 まず、危険な通学路の見直しでございますが、いつ、だれが、どのような方法でというご質問でございました。


 ちょうど12日、今週の月曜日ですけども、市の校長会を招集いたしまして、いろいろな安全対策について議論をし、お願いをしたところですが、先の小林議員のときにもお話させていただきましたが、いわゆる交通事故ということを主においた通学路から、防犯という観点も入れた見直しをということを依頼したところであります。いつということになりますが、昨日からもう始まっていると思います。


 それから、だれがということですが、それぞれの学校には地区の担当の職員がおりますので、実際にそういう職員が通学路を知っておりますので、実際の現場を回って確認をしておるというふうに思います。また、これについては、次回の市の校長会で確認をさせていただきたいと思っております。


 それから、教師間の不審者情報の引き継ぎの問題でございますが、これにつきましては、非常に私どもも学校も神経を尖らせているところでございます。このいなべ市の19校の学校、中規模、小規模の学校でございまして、比較的、職員への意思の伝達がしやすい状況でございます。地域からもたらされた不審者の情報、それから、警察からファクスで送られてきます情報、そういったものをすぐに全職員が情報を共有して、子供が帰るまでにはきちっとした対策をとるようにしているところでございます。


 また、一般の公開ということでございますけれども、これも、先ほど述べさせていただきましたけれども、現在、企画部で情報発信システムの中に、いわゆる災害等での休校情報、あるいは防犯情報を希望される方に登録いただいて、携帯の方へ配信するというようなシステムも今考えているところでございますので、もう少し待っていただけるとありがたいと思います。


 それから、ブザーの効果についてでございますが、確かに一人になったとき、周りにだれもいないとき、鳴らして聞こえないという場所ですと、これは効果というものは期待はできないわけでございますけれども、しかし、このように、昨年度から、いなべ市のすべての児童生徒に防犯ブザーを配布しておりますが、そのことが、いなべ市の子供たちは皆防犯ベルを持っているということが、ひとつは、私は、大きな抑止力にもなっているのではないかなと思っております。幸いにして、防犯ベルを使って助けを求めたという報告はされておりませんので、ありがたいことだなと思っておるところでございます。


 それから、今、市長のところで文部科学省の事業のことのご質問があったと思いますが、私ども、きちっとこれを調べたというわけでございませんが、さまざまな情報が教育委員会にも入ってまいります。その中での私の記憶によりますと、いわゆる防犯の専門家あるいは警察のOBの方々を中心として、専門的な、地域を巡回する、あるいは地域のいわゆる防犯ボランティアを育成する、そういった組織といいますか、それがつくられるということでございまして、そういった人数の確保ということが一つはございます。全国的には、60箇所、国の方で指定して、そして、その地域でそういった方々が活躍されて、それぞれの小中学校を回られたり、あるいはボランティアの方々の要請をされるというふうに承っております。


 このいなべ市につきましては、そういった指定が残念ながらございませんでしたので、お知らせをしておきたいと思います。


 それから、子供を守る家でございますけれども、現在、いなべ市内でおよそ1,000軒程度ございます。先ほどの、校長会でも依頼をしたところですけれども、それぞれ旗とかいろいろなものを立てていただいて、子供が避難できるような状況をつくっていただいておりまして、大変感謝をしているところでございます。現実に、これまで、私の知っている限りでは、1件、事なきを得た事案がございました。しかし、この間の校長会でお願いしたのは、子供一人一人に、自分の通学路のどのあたりにあるのかということを確認するように指導していただきたいということをお願いしたところでございます。子供が自分の通う通学路で、どこに幾つあるか、どこにあるかということによって身の処し方も変ってまいろうかと思いまして、そのようなこともお願いしたところです。


 子供の安全といいますのは、すべての人たちでやっぱり力を結集していかなければ守れないと思いますので、さまざまな機会をとらえて、いろいろお願いもしてまいりたいというふうに思っております。


 中学校の給食のことについては、今アンケートを実施中でございます。詳しくは次長の方から、進捗状況についてご報告させていただきます。


 以上でございます。


○議長(太田 政俊君)  教育次長、川島修君。


○教育次長(川島 修君)  北勢中学校と員弁中学校の給食でございますが、以前から議会でも申し上げておりますように、アンケートを実施して、その結果を分析いたしまして、結果を尊重しながら進めてまいります。というふうに申し上げておりました。先般、北勢中学校、員弁中学校ともにアンケートを配布いたしました。ただ、中学校につきましては、どうしても中学生にお渡しさせていただきますと、家庭の方まで届かないケースもございますので、中学校につきましては、間もなく個人面談が各学校でございますので、この個人面談のときに、保護者の方に直接ご説明をしてお渡しするようにということで、各中学校で対処していただいております。小学校につきましては、既に配布済みでございまして、年内、北勢町は19日、員弁町は20日の日にアンケートを回収する予定でございます。このアンケートを年度内に分析をいたしまして、18年度以降の給食のあり方について、どういうふうに進めていくか、十分分析をして進めてまいりたいと、このように考えております。


 アンケートにつきましては、給食をするかしないか、端的にいいますとそういったアンケートになっております。その中には、お子さんが毎朝朝食を食べていくかどうか、好き嫌いがあるかどうか、こういったことも、教育委員会としてこのアンケートの際に、参考までに、今の子供たちの状況を把握したいということも含めまして、給食化するかしないか、それに含めて、あわせてアンケートを徴収させていただいております。このアンケート結果につきましては、またご報告もさせていただきまして、ご理解いただきたいと思っております。


 どうぞよろしくお願いいたします。


○議長(太田 政俊君)  8番、伊藤和子君。


○8番(伊藤 和子君)  ご答弁ありがとうございました。


 まず、給食のことなんですけれども、アンケートを実施していただいているということで、もしアンケート用紙の中身を見せていただければ、また後で見せてください。


 それから、市長おっしゃられましたように、確かに給食のことを何もしていないと言っているわけではないんですけれども、私は、中学校の給食をずっとお願いしてきたんです。もちろん、米飯給食、保育園とかでもすごく大切だとは思うんですけれども、一番格差是正の問題点といいますか、皆さんが待ち望んでみえる、私が一番お母さん方からお聞きしてきたのは中学校の給食問題なんです。いろいろ財政のことも苦しいとは思いますし、いろいろなこともよくわかるんですけれども、やはり本当に一番に取り組まなくてはならないと思います。建物の建設とか用地のこととか、それは方法の問題であって、自校式とかセンター方式とか、この間の議会でいろいろ議論させていただきましたが、あのときも、やっぱりそれなりに一長一短があり、これがいいということは、私の口からもこれなんだということは言えませんけども、アンケートの結果にもよりますけれども、その結果、どのような結果になっても、もしセンターで決まって、センターのまずい部分は、そういうふうにいけないところは補充していけばいいんですし、自校方式が割に否定されてますけども、自校方式の悪いところをうまく埋めていければ、方法によっては何とでもなると思うんです。要は早く実施してほしいというところの願いをお分かりいただきたいんですけれども、その早期実施に向けて、本当に早く給食をせなあかんのやという意識を持ってみえるのかどうか、そこのところ、もう一度、意思確認をさせていただきたいと思います。


 それから、安全対策なんですけれども、今回の二つの事件で共通点が4点ございました。小学校1年生の女の子ということ、それから下校途中ということ、Y字路で起こっているということ、友達と別れた直後に起こっているということ、このことを踏まえると、今までのいなべ市が行ってみえる安全対策、それから、今教育長が述べられました通学路の見直し、それだけで本当にいいのかなという、まだまだ心配が残ります。


 例えば、昨日も集団下校の話がございましたが、朝でも登校していても、忘れ物をして戻るとか、そんなときに必ず一人になるときがあると思うんですね。これも私もちょっと新聞で読んだんですけれども、忘れ物をしても取りに戻らないという約束をされた学校もございます。それもやっぱり、犯罪者というか、ねらう方から見たら一人になるところをねらうわけですから、そこら辺も、忘れ物を取りに戻らないということがいいことか悪いことかは、それはもちろん教育の面から見たら違う話なんですけれども、安全のことを考えたら、そういうことも細かく指導していかなければならない時期かなというふうにも思います。


 それから、今までの通学路は、交通安全を考えて、車が余り通らないところということになっていますので、それはやっぱり入りやすい場所でもありますし、見られにくい場所というところがありますので、犯罪が起こる危険性がかなり強いと思います。


 あちこちごめんなさい、ちょっと順番が前後するかもわかりませんが、防犯ベルのことでも、周りに人がいなかったりとか、それから、今はいろいろな音が世の中に聞こえてきますので、防犯ベルを鳴らしても、その音が防犯ベルの音かどうかということも難しいと思います。防犯ベルを持たせているという、すごくそれはいいことで、大切なことなんですけれども、それをまたもう一つ、こういう事件が起こった以上、それプラス、防犯ベルを持たせているでいいということでは完全じゃないと思いますので、その辺、何かもし知恵があれば、少しやはり防犯ベルのこともまだもうちょっと考える余地があるのじゃないかなというような気がします。


 それから、スクールバスを使ってみえる地域もあるんですけれども、昨日の質問で、今後どうかというところで、危険な地域があればというお答えだったんですけれども、スクールバスとか親による送迎とかというのは、予算的にというか、やはり自治体としては無理ですよね、無理ですよねというか、やっぱりこれは財政的に、安全を考えたらもちろんスクールバスとか親による送迎ということに、専門家の意見でいくとなるんですけれども、それは難しい自治体もあるということが書いてありましたし、多分、そういうのは無理なんかなと思いますが、一応、いなべ市としての確認をさせていただきます。


 それから、いろいろな地域でいろいろな安全を守るために行われていることを、ちょっと私も、事件が起こってから新聞をずっとチェックしてまして、ちょっと書いていたので、いろいろなことを言わせていただきますが、教育委員会が公用車でパトロールしているところもあるそうです。先ほど、通学路のチェックをだれが行うというところで、担当の職員さんがみえるということだったんですけれども、子供たちに危険を予知する能力を養うために、子供たちが校区内を歩いて、危険な場所を地図でチェックする地域安全マップというのをつくっている学校もございます。事件は、いつ、どこでも起こり得るわけです。起こってからでは遅いので、保護者が子供の通学路を歩いて安全点検するということも必要だと思います。


 それから、下校時にボランティアの方にお願いをするとかという話も出ていましたが、お年寄りの方たちがゲートボールをしてみえますよね。その時間の一部を子供のパトロールに回っていただくようにしたらどうかとか、それから、シルバーポリス、警察官のOBの方に登下校にあわせて散歩をしていただくとか。先ほど、補助のところで、何かいなべ市はそれに該当していないんだということをおっしゃってみえましたが、もしそういうちょっと専門知識の方がいなべ市内にもみえるのでしたら、ぜひそういう方にも要望をお願いしていったらどうかと思います。


 それから、不審者の情報なんですけれども、今、企画部の方で企画されているということでしたが、これは、昨日、希望者にというご答弁でしたけれども、パソコンで情報を流したり、携帯メールで不審者の出没情報を無料配信するという方法もございます。その辺、やはり希望者だけでいいのかなというところは、やはり少し疑問に残ります。


 それから、地域活動の手薄なところが犯罪にねらわれやすいというところもございますので、その辺、やはり地域でのまとまった安全対策というのがすごく大切だと思います。


 最近、各地で緊急集会が開かれていますし、スクールガードの養成講習会も開かれています。そういうところにも積極的に参加していただくのも大切だと思います。


 あと、大人は子供を守るのと、それと、子供が自分で守る力をつける、自分で守る力をつけさせるという、そういう二つのことを同時に行う必要があると思います。


 それと、集団下校して、山間部のところもいなべ市はかなり多いので、結局、最後は一人になってしまいます。その最後に一人にどうしてもなってしまうんだということではいけなくて、結局、その最後の一人が一番ねらわれる対象になりますので、その辺のところ、だれが最後になるとか、最後になる子の安全のところ、そんな細かいところも考えていただきたいなと思いますので、済みません、もう一度ご答弁、よろしくお願いします。


○議長(太田 政俊君)  市長、日沖靖君。


○市長(日沖 靖君)  議員ご提案のように、やはり安全対策は地域ぐるみ、さまざまな取り組みをやっていかないと、なかなか地域の安全確保が難しい時代になってまいりました。ですから、自治会長会もございますので、自治会長会の皆様にもお願いをしながら、地域でのそういう防犯活動の取り組み、いわば地域の防犯力ですね、そういったものを強化していただけるように努力をしていきたいと思っておりますし、議員がおっしゃるように、幾らやっても、最後の一人が一番遠くなるんだということですので、今、我々は都市計画の中で危惧しているのが、学校区の、特に市の境ですね、そういうところの住宅開発の案件につきましては、少し意見を述べさせていただいております。余りにも通学校区から外れるところ、そういったところでの住宅開発、これは少し控えていただくようにさせていただいております、あえて。ですから、できるだけ、住宅を開発する、そのときはお子さんがいらっしゃらなくても、行く末、お子さんがいらっしゃるようになりますので、そういったときの通学路、そういったことも前提にした開発ですね、そういったことを念頭に入れていただくようにお願いをしております。


 それと、給食問題につきましては、申しわけないですけど、私も2年前の市長選挙のときに給食の問題については訴えをさせていただきました、実際に。ですけど、私が今やらせていただいている政策は、すべて旧町からの引き継ぎ事項をさせていただいておりますので、ですから、旧町時代からのいっぱい懸案事項を各町でお持ちでした。ですから、それをできるだけ早急にそれが実現できますように、それに取り組まさせていただいております。まだ取り組みになっていないところも、土地の問題とかいろいろな問題でなっていないところもございます。ですから、特に員弁町では、西小学校の建て替え問題が大きな課題でございましたので、それを何とかせざるを得ないということで取り組まさせていただいておりますし、北勢町さんでしたら、阿下喜温泉が最大の懸案事項でございました。やっとここで竣工という、そこまでこぎつけることができました。しかし、山郷幼稚園の問題につきましては、やはり根本的な解決まではいっておりません。やはり用地の問題という大きな壁に当たっております。藤原地区でも、移住地の問題というのがまだ片づいておりません。ですから、いろいろな各町、各町での懸案事項がありますので、そういったことを最優先に取り組まさせていただいておりますので、ご理解をいただけるとありがたいと思っております。


 以上です。


○議長(太田 政俊君)  教育長、日沖貴君。。


○教育長(日沖 貴君)  今さまざまなご提案をいただきました。今後、またいろいろ指導する場合に参考にさせていただきたいというふうに思います。


 一人一人の子供の命を守ること、私どもの重要な使命でございます。しかし、お家までたどり着くまでというのには本当に限界もございます、感じております。これはやはり保護者の方々、そして地域の方々のお助けがないことには守れませんので、ぜひよろしくお願いをいたしたいと思いますし、また、そういった啓発のお願いもこれからしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(太田 政俊君)  8番、伊藤和子君。


○8番(伊藤 和子君)  ありがとうございました。


 給食については、本当にもしお金さえあればというか、本当に実施を早くしてほしいところですが、給食実施していただくんですけども、その辺の説明は、そういうふうな私の口からも、そういうふうな旧町の懸案事項が先だからという説明でお母さん方に納得いただけるのかどうかわかりませんが、やはり約束はすごく、こちらは大変多くの問題を抱えていますが、中学校は3年間ですので、もうどんどんどんどん期待外れというか、何か裏切られたような気持ちにお母さん方がならないように、すごく希望を持てるような、そんなやっぱりいなべ市であってほしいと思いますので、できるだけ、旧町の懸案事項と並ぶ勢いで、ぜひ早期に実施していただくことを望みます。


 それから、安全対策ですけれども、本当に学校と地域の連携が一番必要で、やっぱり社会が子供たちを守っていかなければ大切な子供たちを守ることができません。私たちがかつて通ったころの、本当に普通だったら楽しい思い出が残る通学路とは、そんな通学路を今味わえない子供たちに、せめて地域の人たちの温かい目が注がれて、この地域のせめて子供たちが安全で過ごしやすく、そして、私たちのいなべ市を任せられる、そんな子供たちを皆さんの手で育てていきたいと思います。


 どうか、やらなければならないという言葉だけじゃなくて、早急に地域の方に、自治会なりすぐ声をかけていただいて、具体的に動いていただくことが一番大切だと思いますので、よろしくお願いいたします。


 これで私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


○議長(太田 政俊君)  以上で、伊藤和子君の一般質問を終わります。


 次に、受付15番、4番、城野正昭君。


○4番(城野 正昭君)  4番議員の城野正昭でございます。


 一般質問通告書に基づきまして質問をさせていただきます。


 質問の前に、ちょっと申し上げるんですけれども、今回、フェロシルトの問題が非常にクローズアップされまして、社会問題化されております。


 それで、私、ここにフェロシルトのボーリング調査の検体資料を入手いたしまして、きょう持ってきておるんですけども、これは、また休憩時間にそこに置いておきますので、皆さん、ひとつ見ておいていただきたいと思います。フェロシルトの問題が非常に問題化されまして、フェロシルトというのは一体どんなもんかというようなことも皆様方知っていただく意味でも、見ておいていただいたらありがたいなというふうに思っております。


 それでは、フェロシルトの公害問題に対しましては、私は、一応行政のかかわり、どう対処しているかということをお聞きするつもりでおりましたけれども、昨日、伊藤議員、また川?議員が質問をされまして、両議員に対する回答が、非常に細かいところまで回答いただきましたので、私の質問に対する回答だと解釈をさせていただきまして、省略をさせていただきたい。ただ、1、2点、このフェロシルトに関するご質問を申し上げたいと思います。


 このフェロシルトの問題は、昨日も説明がありましたように、地元でいろいろ地元説明会等々開かれて、積極的に市としてもかかわって努力をしていただくということはよくわかりましたが、先般、地元から市長あてに嘆願書が出たという話を聞いております。その嘆願書に対する回答がまだないというようなことを地元の方がおっしゃってみえるようでして、県が一応許認可権者であるんですけれども、県に任すんではなくて、いわゆる市としての取り組みを住民に回答することで、住民が安堵するんではないかというふうに思っておりますので、回答をしてやってもらいたいと思いますが、いかがなもんでしょうか。


 それから、いわゆる両地域の住民において、六価クロム及びフッ素の汚染に不安を抱いておられることは間違いなく、河川、それから井戸水、農作物に対する影響調査、昨日のお話ですと、3カ月に1回の地下水調査をするという話をお聞きしましたけれども、この3カ月に1回の地下水調査は、石原産業がやるのか、また独自としてやっていくのか、どちらかということをお伺いしたいというふうに思います。


 続きまして、小学校の便所改良につきまして、当面、建て替え計画のない小学校がかなりあると思うんですけれども、その中で、洋式便所のない学校が多くあるということが父兄の方々からの声として聞こえてまいりました。最近は、一応いなべ市としましても、下水道工事もほぼ100%に近い完備で、恐らく80%近くの本管への引き込みも完了しとるんじゃないかと思いますけれども、そういう改良時に、ほとんどの家庭が洋式便所ということになっておると思います。そういうところで育っている子供たちが、学校へ行きますと和式の便所しかないということで、非常に用便に苦労しておるというような話を聞いております。そういうことで、何とか、こういう時代、時期でもありますので、予算的なこと等々は当然あるわけですけれども、部分的にでも洋式便所に改良したらいかがかと思うが、どうでしょうか。


 それから、もう1点は、員弁大安連絡道路についてでございますけれども、いなべ市の合併当初から、三重県が、員弁高校の横に員弁川の橋梁をかけるという計画は聞いておりました。それが、話はありましたけれども、橋をかけても、員弁町側がどこへ抜くのかというのが決まらんと、なかなか県としてもその橋をかけるのも難しいというような話を聞いておりまして、員弁町側の早期解決が課題となっておりました。員弁町側としても、聞くところによりますと、橋を渡ってから東の方へ抜けるのか、北へ抜けるのかというのをいろいろ検討をしているように聞いておりましたが、最近、日沖市長さんが員弁町内、あちこちみえたときにお話をお伺いしますと、事あるごとに、要するにキクヤの交差点、池の脇の交差点にその道をつけるというような話をよく聞くわけですけれども、最近になって、そういう方向性が具体化してきたからこそ市長はおっしゃってるんだなというような感じがいたしますので、今の現状の道路についての進捗状況をお聞かせいただきたい。


 あわせて、トヨタ車体への連絡道路、これにつきましては、合併する以前、員弁町時代から話があったわけですけども、員弁警察の東の交差点から笠田大溜の下を通って市之原に抜く道路ですけども、これも、合併以前、員弁町時代からの計画道路であり、こういうこともあわせて、現在の長きにわたる計画の進捗状況をお聞かせいただきたいというふうに思います。


 以上で壇上の質問を終わります。


○議長(太田 政俊君)  市長、日沖靖君。


○市長(日沖 靖君)  まず、フェロシルトにつきまして、これは昨日も答弁させていただきましたけれども、市といたしましても、環境への影響、それについては、最大限懸念がないように、地元の皆さんが安心していただけるように調査を断続的に実施をしていきたいと思っております。ですから、地下水、河川の汚染がないように監視をしていきたいと思っております。そして、そのすべての経費につきましては石原産業さんに請求をさせていただくつもりでおります。


 それと、昨日、川?議員からご要望のありました、石原産業自身、それと、県にも来ていただきまして、それで議会の皆さんにご説明をしていただくということで要望をさせていただきたいと思いますので、直接、県、石原産業から経緯、そして、今後の対策も直に聞いていただけたらと思っております。


 それと、地元の要望ということでしたけれども、地元の要望は、いろいろな地元説明会、そして個別にいろいろ賜っておりますので、それにつきましては、すべて私どもでご懸念のないように今進めさせていただいております。


 ただ、1点、昨日、伊藤弘美議員からもありましたが、用地そのものを、もともとあそこの土地は工業団地計画があったということで賜っております。ですから、そこをすべて、強いて言いましたら、土地開発公社で購入をさせていただいて、新たな開発をという案件につきましては、私どもは、このフェロシルトの問題が最優先ですよということを、昨日、伊藤弘美議員の中でも答弁をさせていただきました。唯一、地元の方に少しご寛容いただきたいという回答をさせていただいているのは、その用地の購入の問題かなと、私はちょっと中身を精査しておりませんのでわからないんですけれども、いろいろな要望を賜っておりますので、どの要望かよくわからないんですが、環境に対するいろいろな問題、それと人体の健康被害、そういったものについては、すべて地元の皆さんにご懸念がないように最善の努力をさせていただいておりますので、ご理解いただけるとありがたいと思っております。


 小学校につきましては、また教育委員会、そして、道につきましては建設部より答弁をさせていただきます。


 よろしくお願いします。


○議長(太田 政俊君)  教育次長、川島修君。


○教育次長(川島 修君)  議員の二つ目のご質問の、小学校のトイレの洋式化でございますが、議員おっしゃるとおり、員弁町と北勢町の小学校が、特に洋式化についてはおくれております。これが現状でございます。ただ、議員もおっしゃってみえますように、当面、建て替え計画のない学校、これについて、洋式化を部分的にでも実施したらどうかということでございますが、教育委員会といたしましても、本年度中にそういったトイレの実態を調査して、トイレの改修計画、こういったものを作っていこうというふうに考えております。18年度に向けて、そういった、できれば予算化もしていきたいなというふうに思っておりますが、各学校のすべてのトイレを洋式化するということは、ちょっとそこまでは必要ないと考えております。障害者の方、または、それぞれの学年のフロアにございますトイレの一部を洋式化していく、この程度の改修でいいように思っておりますし、和式のよさも必要性も場合によってはあろうかと思いますので、衛生面とかその辺のことも含めて、トイレの改修については全国的な動きでございます。いなべ市としても、そういった方向で洋式化について取り組んでまいりたいと、このように考えております。


 実施については、その辺の18年度以降の計画を作り上げた上で進めてまいりたいと思っておりますので、ご理解のほど、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(太田 政俊君)  建設部長、伊藤晃君。


○建設部長(伊藤 晃君)  員弁大安連絡道路についてでございますが、現状は、大安員弁線は、大安町地内の国道365号線、その先には市道平塚339号線との交差点と員弁町地内の国道421号を結ぶ、延長2キロ、幅員11.5メーターの路線で、県道四日市員弁線のバイパスとしての事業化を三重県に要望しております。現在、この路線を都市計画道路に決定するため、県とルート案などを協議しております。今後、地元自治会で説明会を開催し、いなべ市都市計画審議会に諮り、18年度中に都市計画決定をする計画でございます。


 現在の案では、国道421号から三岐鉄道北勢線にかけて、住宅地の中を通り抜けるため、多数の建物が移転対象となります。実数については、詳細設計を行わないと把握できません。所有者の方と地元の理解をいただく必要がございます。


 工事着工時期につきましては、平成21年度以降となる予定ですが、早期着工、早期完成を三重県に要望しているところでございます。


 それと、トヨタ車体の連絡道路、警察のところからというお話でございますが、トヨタ車体等を結ぶ路線として大安員弁線を実現するため、県と協議を進めているところでございますが、同じ目的である2路線同時進行は非常に難しい部分がございます。市としましては、まず、大安員弁線の事業推進を強く求め、その事業の進捗を見ながら検討していきたい、このように考えております。


 以上でございます。


○議長(太田 政俊君)  4番、城野正昭君。


○4番(城野 正昭君)  フェロシルトの問題に対しましては、今ご答弁いただいたように、積極的に取り組んでいただきたいというふうに思いますのと、撤去時期につきまして、一応、大安町は2月の中旬完了、それから、藤原町は7月下旬完了というようなことでの計画になっておるようでございますけれども、今、新聞紙上等々いろいろ状況を聞いてみますと、石原産業の処分場がなくて困っておるというようなことをよく聞くわけですけれども、この処分場がないがために、その処分の時期がおくれるという可能性は十分考えられるというふうに思いますので、この辺をよく監視し、打ち合わせをしながら、おくれることのないように、最大限、努力をしていただきたいというふうに思います。


 いずれにしましてもリサイクル製品として認可した、県の許認可権者としての責任は重大ではあるんですけれども、いなべ市としても、県、いなべ市、それから住民が一体となって、石原産業に対し早期の撤去処分を強く要請をしていっていただきたいというふうに思います。


 それから、小学校の便所改良につきましては、前向きな答弁をいただきまして安心をしておるわけですけれども、先ほど申されましたように、全体をかえるということは大変なことでございまして、せめて、やはり3分の1ぐらいの改良はしたらどうかなというふうに思いますのと、ぜひ、18年度の予算で予算化をしていただきまして、実行に向けて努力をお願いしたいなというふうに思います。


 それから、道路につきましては、今まで、私どもではわかり得なかったことを回答いただきましたのでよくわかりましたが、これからも、あと、自治会なり、地元、地主との折衝、それは非常に難しい話ではあろうと思いますけれども、何とかそれが実現できるように努力をしていっていただきたい。


 それと、18年度中にそういう計画をきちっとしたいということであれば、そういう地元の説明、地主のご了解の折衝というものを、非常に大事な場面かと思いますので、ひとつ積極的に取り組むことをお願いしたいなというふうに思います。


 それから、トヨタ車体の連絡道路につきましても、いわゆる、今、員弁町では、世界でも有数のトヨタ車体ということで、いなべ市としても、税源に対して寄与してもらっておるわけですけれども、トヨタ車体は、現在、今一日当たり900台の生産が行われておりまして、その輸送に対しまして、大型のキャリアカーが、一日当たり250台走行しておるというような報告がされております。そういう点から見ますと、その道路網の整備というのは、これからますますトヨタ車体としても、いろいろな面で増設等も考えられましょうし、員弁町の道路整備が多少おくれておるというふうに思われますので、計画の早期実行に向けて努力をしてもらいたいということを思います。


 以上の要望を付け加えまして、私の質問を終わります。


○議長(太田 政俊君)  以上で、城野正昭君の一般質問を終了いたします。


 ここで、10時15分まで休憩をいたします。


              (午前10時00分 休憩)


              (午前10時13分 再開)


○議長(太田 政俊君)  会議を再開します。


 休憩前に引き続き、一般質問を続けます。


 受付16番、9番、衣笠民子君。


○9番(衣笠 民子君)  9番議員、日本共産党の衣笠民子でございます。


 通告書に従い、乳幼児医療費助成制度の年齢引き上げについて、小・中学校通学路の安全対策についての二つの事項にわたり一般質問を行います。


 市が今まで培ってきた保育園、小・中学校、文化施設、生活基盤整備などを今後も有効に利用し、維持していくためには、ある程度人口を維持することが必要です。また、そのことで、将来も安定した税収を確保していくことにもつながります。


 いなべ市総合計画基本構想案の中でも、いなべ市でも少子化が進行していくと予想されていますが、若い世帯が住み続ける、または、若い世帯がいなべ市に転居してくる方策をどのように考えるか、市長の見解をお聞かせください。


 次に、乳幼児医療費助成制度についてお聞きします。


 現在、いなべ市では、三重県の制度にならって4歳未満無料ですが、市単独で、対象を小学校入学前まで引き上げた場合、どれだけの金額が必要かお聞きします。


 昨日、他の議員の一般質問で、入院費だけの無料化実施について述べられていましたが、当然、今ある制度を後退させず、年齢の引き上げが住民の希望ですので、そこのところ、よろしくお願いします。


 もう一つ、乳幼児医療費の助成制度で住民の強い要望は、現物支給、窓口での無料にしていただきたいということですが、どのように考えるか、市長の見解をお聞かせください。


 次に、小・中学校通学路の安全対策についてお聞きします。


 いなべ市では、学校とPTAで小・中学校通学路の安全点検、危険箇所の把握はされていると思いますが、各家庭にその情報の周知が十分なされているかが大切な点です。どのように行っているかお聞かせください。


 次に、行政として危険箇所の把握、改善が行われなくてはならないわけですが、どのように改善を行っているかお聞かせください。


 以上をもちまして、壇上での質問を終わります。後は自席にて質問させていただきます。


○議長(太田 政俊君)  市長、日沖靖君。


○市長(日沖 靖君)  少子化対策につきましては、平成16年度から、次世代育成支援対策推進法に定める施策と実施のために、有識者、関係団体、企業などから広く意見を聞くいなべ市次世代育成支援地域行動計画策定委員会を設置いたしまして、平成17年3月には、いなべ市次世代育成支援地域行動計画を策定しております。この計画書の作成に当たり、理念といたしましては、「市民がいなべ市に住むことに喜びを感じながら、子供を健やかに生み育てられる社会となるよう、人々の相互扶助や支え合いの精神を大切にしながら、人と人との共生の視点から、さまざまな支援をしていく」ということでしております。平成17年度に入りましても、同委員会におきまして進捗状況を報告し、各委員からのご意見をちょうだいしております。


 その中で、子供の健康確保の一つに乳幼児医療費の助成があり、乳幼児は身体が未発達であるため、保護者の医療費の負担が大きくなることから、安心して子育てを支えていく環境づくりを目的に補助し、今後とも継続して助成をしていきたいと考えております。


 今、県の制度と言いましたけれども、2分の1は市の負担でございますので、市と県で4歳未満の医療費の助成をしております。それを6歳まで、就学前まで拡大をした場合、そのときは年間3,300万円かかります。それと、現物支給方式にするようにということでございましたけれども、この制度は三重県福祉医療制度に基づいて、すべての市町村と県が協議をした結果、今の制度にまとまり、実施している事業でございますので、県下の医療機関、そして、他のいろいろな調整も済ませた形で今の制度ができております。ですから、愛知県とか他の府県とは少し異なっておりますけれども、三重県としては、今の統一的な形で進んでおりますので、今の制度の中で運用をさせていただきたいと考えております。


 あと、教育委員会より答弁をさせていただきます。


○議長(太田 政俊君)  教育長、日沖貴君。


○教育長(日沖 貴君)  小・中学校の通学路の安全点検、危険箇所の周知のことについてお答えをさせていただきます。


 これまでもご答弁させていただいておりますけれども、子供の通学路につきましては、交通事故防止という面からの設定を重視しておりましたが、今、子供の防犯という面での視点も入れて見直す、こういうことをやっているところでございます。


 危険箇所等の家庭への周知といいますか、こういったものにつきましては、毎年、長期休みといいますか、例えば夏休み等、学校ごとに、それぞれPTAの方々にいろいろご協力を願って、危険箇所に赤い旗を立てていただくとか、あるいはそういった危険のマップみたいなものをつくって、家庭へ配布して協力を依頼しているところでございます。2番の、危険箇所の把握、改善とも関係するわけですけれども、今、伊藤議員からも少しご提案もございましたが、子供とともに、一度、通学路を先生方と歩いていただいて、そして、安全マップというんですか、これは学習とも兼ねていると思うんです。こういったものも一緒に作成する中で、子供たちが、大人がいろいろな点で配慮して守っていくということも必要ですけれども、子供自身も危険回避の能力というものもやっぱり身につけていかせる必要があると思いますので、こういったこともしていきたいと思います。


 いろいろ状況が、年々いろいろな事件が起こって、新しい課題が我々に提起されるところでございます。いつも子供の安全という視点からさまざまな事柄に配慮し、また、目配りをして教育を行っていくよう、学校とも連携して進めていきたいと思います。


 以上でございます。


○議長(太田 政俊君)  9番、衣笠民子君。


○9番(衣笠 民子君)  私も、乳幼児医療費の助成制度の年齢引き上げが、若い世帯が住み続ける、または、若い世帯がいなべ市に転居してくる大変有効な方策と考えています。それは、既に近隣のまちで若い世代の人口増加を目指して、まちの政策として、東員町では小学校3年生まで医療費の無料の年齢を引き上げてみえます。朝日町でも就学前まで引き上げています。東員町、朝日町は、そのまちの財政基盤の確立のためにも、重要な政策の一つとして取り組んでいます。


 また、いなべ市に現在住んでみえる若い世帯にとっても、子供の医療費の問題は強い関心と要望があります。ましてや、近隣のまちで、いなべ市より充実し始めているという現状と、合併をして市になったのだから、何らかのレベルが上がってほしいという住民感情からしても、今、乳幼児医療費の助成制度の年齢引き上げは避けて通れないことです。


 そこで、市長も実施に踏み切る発言をされたのだと思っていますけれども、先ほども触れましたように、昨日の答弁のように、入院に限ると、せっかく年齢を引き上げても制度自体を後退させてしまうことになり、成果も十分上がりません。乳幼児医療費の助成制度の年齢引き上げが、若い世帯が住み続ける、または、若い世帯がいなべ市に転居してくる大変有効な方策として成果があらわれるのには一定の時間がかかることですが、その分だけ、早く、有効に取り組めば、早い時期に成果があらわれてくることになります。


 将来の医療費削減に向けて、中高年の元気づくりに力を入れられたり、将来の税収増を見越して、企業への支援を打ち出されている市長ですので、それらと比べたら、たった年間3,000万円ぐらいの投資ですぐに市民に喜ばれ、いなべ市の運営にとって、若い世帯の増加を将来は見越しても有効な手段ですので、通院も含めて、来年度から乳幼児医療費の助成制度を、まず就学前まで年齢を引き上げてください。


 このことを答弁願います。


 それから、また、現物支給、窓口での無料の問題ですが、県としてはということを盛んにさっきの答弁では言われてましたけれども、ぜひ、いなべ市としてできることをしていただきたいと思っているわけです。


 いなべ総合病院といなべ市の関係からすれば、普通の私立病院とは言えないと考えられますので、ぜひ、いなべ総合病院にまず現物支給、窓口での無料に協力を要請してください。


 ご答弁をお願いします。


 それから、2番目の方ですけれども、これからは、安全なまちづくりにしても、いろいろな面で今まで以上に住民と行政の協力、協働の関係が大切になってまいります。幸いなことに、いなべ市では、既に住民の意識は高い方だと感じています。それに比べると、行政の方の歩み寄りが足りないのではないかと思われます。その事例としては、大安南金井の西の方の通学路で、横断が危険な場所、また、藤原の立田小から清水団地への通学路は暗い問題があります。住民の声があり、せっかく対処がされていても、住民へ伝わっていなければ、声を挙げてもどうなっているのと張り合いもなくなってしまいます。通学路の危険箇所改善の問題は、要望があったら最優先で取り組み、その経過が住民に十分伝わるようにしていただきたいと考えます。ただ、通学路というと教育委員会が対応すると普通考えていますけれども、横断歩道の設置などは建設部道路維持課に申請が必要なようですが、住民にわかりやすいよう、教育委員会が対処し、教育委員会が住民にも経過説明などを行うことはできないでしょうか。


 ご答弁お願いします。


○議長(太田 政俊君)  市長、日沖靖君。


○市長(日沖 靖君)  医療費の助成制度につきまして、勘違いがあると困りますけれども、今までの県の福祉医療制度、これはそのまま存続をしますので、後退という表現は適切ではございませんので、訂正をいただけるとありがたいと思っております。


 ですから、今まである県の福祉医療制度、これの上乗せという形で、今度、鈴木議員のところで答弁をさせていただきましたように、4歳までは県の医療制度がございますので、だから、5歳、6歳の入院についても、これは市単独事業で補助をさせていただくように、来年度の4月から実施できるように準備をさせていただきますということで答弁をさせていただきましたので、後退ではございませんので、よろしくお願いをしたいと思っております。


 それと、現物支給方式ということですけれども、今は簡易な償還払い方式ということで県下統一をされております。ですから、県で統一された制度でございますので、それを単独で、一部のところだけかえるというのは、非常に、それこそ大混乱を引き起こしますので、県の福祉医療制度の、次に改定があるのかどうかわかりません、そこの中で議論をしていきたいと考えております。


 それと、いろいろな危険箇所とか、それは、各PTAから教育委員会に対して、学校の先生と一緒になりまして見回りをしていただいて、危険箇所の要望が市に出てまいります。ですから、それを、例えば防犯灯のことであれば総務の方で検討させていただいておりますし、街路灯であれば建設の方で討議をさせていただいておりますので、全く全体として全然歩調が合っていないということにはなっておりません。ですけど、南金井ガソリン道路の横断につきましては、要は信号機の10数メーターのところで子供が渡ろうとされますので、少し横断歩道の方に回っていただくようにお願いをしております。それと、待避所を、土地改良事業の中で通学路を変更させていただいて、自分らの待避をつくっていただきたいんですけれども、やはり民有地でございますので、今の現状になっているという状況でございますから、やはり用地の問題が物すごく大きな問題になっていることをご認識いただけるとありがたいと思っております。


 鍋坂の旧サークルKの前、それもしかりです。交通事故がおきまして物すごく危険だということで、我々としても努力をさせていただきましたが、用地を確保させていただくのが、地権者のご理解が、今の現状が限界であったということで、今の状況でさせていただいております。篠立の清水住宅の前の明かりはちょっと今把握しておりませんので、また暗いということであれば、自治会長さんとご相談の上、対処していきたいと考えております。


 市全体、組織の中で子供の通学路についても検討させていただいておりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。


 以上です。


○議長(太田 政俊君)  9番、衣笠民子君。


○9番(衣笠 民子君)  乳幼児医療費助成のことですけれども、今あるものがなくなるわけではないので、ある意味後退ではないと言えば後退では、言葉の上ではそうですけれども、でも、住民の目線からという意味では、せっかく年齢は引き上がったけれども、県プラスの部分、市単独の部分が今までの制度と変わるのであれば、住民の意識としては後退だと思います。それが住民としての意識です。


 ですから、やはり行政は行政の考え方があると思いますけれども、やはりいつでも住民の目線に立って、住民の希望をなるべく効果的に実施できるよう頑張っていただきたいと思います。


 それから、現物支給の問題でも、もう県の制度だからとか、一部変えるだけでは煩雑だからではなく、行政はもう煩雑なことでも、それが仕事ですので、住民のためには工夫を凝らして頑張っていただきたいと思います。


 住民としてのやはり希望は現物支給、それは、やはり名古屋から越してこられた方などは切実に思っている問題だと思います。ましてや小さな子供を抱えての、2、3カ月おくれてお金が戻ってくるという問題は、私たちが考えている以上に切実な問題です。よろしくお願いいたします。


 それから、もう一つ、通学路の問題もそうですが、行政から考えれば、確かに足並みをそろえてやっているのは私もよくわかっています。しかし、住民から見れば、窓口が一つではないということは、どうなっているのか目に見えないということです。ですので、先ほど言いましたように、やはり通学路という入り口ならば、教育委員会という窓口が一番住民の目線からすると自然なことではないでしょうか。そういったことで行政側の努力を求めたいと思います。


 以上で質問を終わります。


○議長(太田 政俊君)  以上で、衣笠民子君の一般質問を終わります。


 次に、受付17番、24番、石原瞭君。


○24番(石原 瞭君)  私は、通告書に3点の問題について書きましたけれども、最初は、産業廃棄物と環境というふうに書きました。


 フェロシルトの問題につきましては、日本共産党議員団は、市に対して、5月18日に実態調査と早急な対策を申し入れ、6月議会、9月議会で一般質問で取り上げ、11月1日にも、早期撤去と汚染被害の対応を求める緊急の申し入れを行ってまいりました。この間、県に対しても、県内で施行された自治体の議員とも協力して何度も交渉し、リサイクル品としての認定取り消しを求めたり、撤去の方策を探ったり、責任追及をしてまいりました。


 さらに、石原産業に対しては、責任の追及、撤去の申し入れ、佐々木憲昭国会議員と製造工場内の立ち入りなども行ってまいりましたし、先日、12月12日には、県議会に対して、議員提案のリサイクル条例の改正経過などを明らかにするように求め、申し入れを行っているところでございます。


 連日、マスコミでも取り上げられておりますように、企業の犯罪的な行為や、これにお墨つきを与えてきた三重県の責任は、司法の裁きを受けなければならないと考えております。


 フェロシルトにつきましては、今議会では多くの議員の皆さんに取り上げていただいており、大変心強く思っております。昨日からの答弁で明らかになっているように、幸い、撤去されるという方向が決まっており、期限も明らかにされております。しかし、先の議員も述べられましたように、処分場はないという問題や、撤去が始まっている岐阜県などの事例を聞きましても、産業廃棄物を運ぶ専用のトラックが十分手当てできないなどで、撤去がはかどっていないということも聞いております。私たちとしては、本当に撤去されるまでしっかり監視を強めていかなければならないと思います。また、撤去の後には大きな穴ができるわけですから、そこがどうなるかについてもしっかり見届けなければならないと思います。


 いなべ市の環境を守るという上で、市内の造成地や土砂採集跡地について、何が埋められたのかは、この際、できる限り総点検が必要であり、それは県の仕事だなどと言っていないで、いなべ市として主体的にしっかり把握していただくように求めるものであります。


 以上、フェロシルトにつきましては、跡地の安全についてどう考えているのか。あやしい場所の総点検が必要ではないのか。一連のフェロシルト騒ぎで大変ご苦労をおかけしてまいりましたけれども、これを通じて、市として学んだ教訓は何かについてお伺いをするものでございます。


 次に、アスベストについてでございますけれども、日本共産党いなべ市議団は、この問題でも、市に対して、8月3日、実態調査と被害防止策についての申し入れを行ってまいりました。


 昨日も、他の議員に対する答弁で、公共施設対策について中間的な報告がありました。既に丹生川小学校などでは撤去工事が実施をされており、民間でも、現在、員弁町の旧パルの解体工事が進められております。こういう状況の中で、アスベストの撤去工事がどのように行われているのか、とりわけ、周辺住民への説明はどのようにやられているのか、いないのか、お尋ねをいたします。


 そのほか、いなべ市の中に、環境問題で、監視の必要な場所は何ヵ所あり、どのような体制で実施をされているかについてお尋ねをいたします。


 先ほども申しましたが、産業廃棄物については三重県のやる仕事だというのではなく、いなべ市の市民の環境を守るという立場から、主体的にしっかり対策をとっていただくことが何よりも求められますけれども、県とのかかわり、市民の役割についてのお考えがあればお聞かせをいただきたいと思います。


 二つ目は、インフルエンザの問題でございます。


 最近、マスコミで、新型インフルエンザということが報道されております。例の鳥インフルエンザが変形して人間に感染し、猛威を振るうというもので、タミフルという予防薬がどうのこうのという問題でございますけれども、三重県の状況や、この問題に対するいなべ市としての対応策について、どうなっているかお尋ねをいたします。


 また、普通のインフルエンザの予防接種についてでございますけれども、いなべ市の補助の実態についてお伺いをいたします。


 医療機関同士や他の市とも、この予防接種の値段が違うというのはなぜなのかという問題。二つ目は、いなべ市と東員町が医師会と契約している3,800円はどのようにして決まるのか。高齢者には市の2,700円の補助がありまして、1,100円で受けられるということになっておりますが、この問題については市民にどのように周知をしているのか。また、施設入所者、特に認知症の患者は本人の意思確認ができないので補助が受けられないということで、実際には半強制的に接種されていっても、3,000円ほどの徴収がされているという例もあります。何とかならないのか、人間として差別的に扱っているということになっているのではないかというふうに思いますが、この点について解明を求めたいと思います。


 三つ目は、阿下喜温泉の問題でございます。


 私たちは、温泉はあるにこしたことはないが、厳しい、厳しいといういなべ市の財政状況の中で、今、温浴施設を建設するのはいかがなもんかということで申し上げてまいりました。しかし、完成した以上、市民に喜ばれる施設として、今後どう活用していくかについて真剣に考えていかなければならないと思っております。


 12月15日に施設についてはほぼ完成するということで、その後、外溝工事、中の問題などについて工事が進められるということでございます。


 昨日の答弁で、3月21日にオープンをし、18年度の歳入は2,700万円、歳出は8,500万円を計上するということが述べられましたし、入場者は年間6万人を想定し、名称は「あじさいの里」とするなどが明らかになりました。今議会の議案には、入場料400円とか、入湯税150円なども提案をされております。しかし、いまだに見えてこない部分もありますので、次の点について質問をいたします。


 デイサービスの計画、パワーリハビリのスペースの利用計画、元気クラブ体験スペースの利用計画、また、健康増進施設とした意味、市の福祉計画の中の位置づけ、維持管理費用の見積もりなどについて、これは歳出8,500万円ということではないかと思いますが、その内訳などについてお伺いをするものでございます。


 以上、壇上からの質問を終わります。


○議長(太田 政俊君)  市長、日沖靖君。


○市長(日沖 靖君)  フェロシルトの問題につきましては、早急な撤去、それと、環境への調査を徹底していきたいと考えております。そして、フェロシルトからの教訓、そして、いろいろな背景についてですけれども、これは、議員ご指摘のように県の許認可事項でございますけれども、今後とも、不穏な兆候がありましたら、県と連携をし、監視の強化をしていきたいと考えております。


 それと、いろいろな開発行為がございます。そういったことも、開発許可申請の所管のところ、要は開発行為許可申請、これ都市計画法ですけれども、そして、林であれば、林地の開発行為許可申請、これは森林法の中で出てまいります。制限地域内の行為許可申請、これは砂防法でございます。そういったことで、所轄するところがございますので、その開発申請については監視をしております。しかし、県の廃棄物監視・指導室、そういったところとも連携を強化いたしまして、いろいろな点で疑義がある、それとか不穏な動きがありましたら、市としても監視をしていきたいと考えております。


 アスベストについては、担当部より答弁をさせていただきますので、お願いします。


 それと、インフルエンザにつきましては、多分、今問題になっているのは、タミフルというワクチンの在庫の問題だと思うんですけれども、それについては、厚生労働省から各都道府県に対する通達がありますので、都道府県の方で適切に管理をされているということで認識をしております。


 それと、インフルエンザの接種の問題でございますけれども、現在は、10月15日から1月31日までの間に予防接種の補助をさせていただきながら進めさせていただいております。今年度は、11月末までに3,500名が予防接種をしていただいているということで賜っております。この費用の3,800円というのがどこで決まったかということですが、これは医師会さんとの協議の中で決められているものだということで認識をしております。そのうちの2,700円が公費補助、そして、自己負担額が1,100円で予防接種を受けられるということで、この周知徹底を、医療機関及び広報、ホームページで掲載をさせていただいて、多くの方に利用をいただいております。


 施設入居者、そういった方への要望接種のことについてでございますが、予防接種は、接種希望者である対象者に接種を行うのが、現在の予防接種法の一部を改正する法律及びインフルエンザ予防接種実施要綱の中で、「予防接種は接種希望者である対象者に接種を行うが、対象者の意思を確認できない場合は、予防接種法に基づいた接種を行うことができる」ということの中で、施設利用者については適切に運用されているものと理解をしております。


 それと、阿下喜温泉でございますけれども、ようやく概要が見えてまいりましたので、今後とも、できるだけ皆さんに喜んでいただける施設にして、オープン後も多くの皆さんにご利用いただけるとありがたいと思っております。


 そのキーワードは、清潔であり、そしてくつろげる、そして健康で良質の、そして美しい、おいしさといいますか、レストランも中に入りますので、そういうものをお値打ちの料金の中で提供させていただけたらと思っております。


 デイサービスのスペースでございますけれども、新規開店に伴う混雑が予想されるために、当面の間は、一般利用者の休憩スペースとして利用を図っていきたいと考えております。


 そして、パワーリハビリのスペースでございますけれども、トレーニング機器を設置いたしまして、健康増進事業の一環として、一般利用者に開放して、トレーニングルームとしての利用を図っていきたいと考えております。


 そして、元気クラブについてですけれども、元気クラブの体験の拠点として、だれでも気軽に体験できる場所にしていくということを考えております。行政サービスの一つといたしまして、健康増進事業の一部を元気クラブいなべに委託し、元気づくり体験事業を、トレーニングルームのスペース、それと、元気クラブ体験スペース、これで展開をしていきたいと思っております。温泉施設の利用価値を高めるには、健康増進ということを全面的に打ち出した温泉ということでPRをしていきたいと考えております。また、元気づくり体験スペースの有効活用を図るため、温泉の営業時間中は利用できるようにいたしまして、温泉と合わせた相乗効果をもって、住民の皆さんの心身のリフレッシュの場とさせていただきたいと考えております。


 市の福祉計画の中での位置づけということでのご質問だったと思います。


 現在の福祉センター、保健センターと同様に、健康増進事業及び介護保険関連事業を展開するための重要な拠点として位置づけがなされている施設でございますので、よろしくお願いをします。


 それと、昨日も申しましたけれども、「あじさいの里」という名称でこれから運営を図っていきたいと思います。平成18年度の概算で、入り込み客を6万人と考えております。6万人というちょっと少な目で設定をさせていただき、料金は400円、そして、団体が12枚で4,000円ということで売り出させていただこうと考えております。


 その中で、採算面、昨日も申し上げましたけれども、今の概要で、収入が2,680万円、そして、歳出の方が8,500万円を考えております。そうしますと、採算につきましては5,820万円の一般財源が必要となってまいります。コストと利用者のバランスということでの算出をさせていただきました。入り込み客を20万人と想定すれば十分な利益が出るわけですけれども、我々はそれほど低い、目標数値を余り過大に設定をすることはせずに、6万人ということで設定をさせていただきましたので、ご理解いただけるとありがたいと思っております。


 以上です。


○議長(太田 政俊君)  総務部長、渡辺広次君。


○総務部長(渡辺 広次君)  失礼をいたします。


 アスベスト撤去工事に対します対応と周辺住民への説明という点でございますが、この件につきましては、3月議会のときに申し上げましたし、また、小林議員さん、先般、ご質問がございました。これの関連もございます。それにつきまして、概略的にご説明をさせていただきます。


 建築物の解体等の作業における石綿対策ということでございまして、石綿障害予防規則というものが平成17年7月1日より施行がされております。このようなパンフレットが出ております。厚生労働省、都道府県労働局労働基準監督所という形で出ておりますので、報告を申し上げます。


 その内容でございますが、建築物等の解体等における主な対策ということでございまして、事前調査、作業の計画、届け出、安全衛生法の第9条、石綿規則の第5条というのが出ておりまして、それに伴います特別な教育を受けられると。それから、作業主任者、保護部等出塵化、解体をするときは、水などを打ちまして出塵、そういうものをすると、ほこりが立たないようにというんですか、隔離・立入禁止等注文者の配慮というような形で作業を進めるように規則ができております。それで、具体的に申し上げますけれども、周辺住民の方への説明でございますが、作業内容、を見やすいところに掲示するようになっております。また、石綿がない場合でも、解体作業等は、住民の不安を解消するため、その旨を掲示するように推進をしていますということでございます。


 それで、先ほど、旧パルのお話が出たわけでございますが、これにつきましても、員弁のパル跡地に住宅開発が予定されておりまして、現在、開発指示が出されておるんですが、取り壊しを現在やっております。周辺住民から粉じんなど心配があり、市に照会がございました。県の桑名環境グループに紹介いたしましたところ、届け出は提出済みでございました。県が現地を確認いたしまして、粉じん測定機を2基設置しておるということで、また、外周でございますが、外周を囲みまして、周辺の住民の方に対しまして、作業内容等の掲示をしてあることの確認もしておりまして、私どもの都市計画の者も現地の方へ行ったということで確認をいたしております。


 以上でございます。よろしくお願いいたします。


○議長(太田 政俊君)  24番、石原瞭君。


○24番(石原 瞭君)  最初の問題では、市内の造成地とか土砂採取跡地の総点検が必要ではないかというようなことも申し上げましたんですが、それから、アスベストの撤去工事の実態はわかりましたけれども、やはり周辺の住民に対する説明が必要ではないかというふうに思います。行政の側として、例えば、丹生川小学校の撤去につきましては、周りの方にどういう説明をされたのかということをお伺いしたいと思いますし、それから、お答えがありませんでしたが、市内における問題箇所の監視体制というのはどうなっているのかということをお聞かせいただきたいと思います。


 それから、インフルエンザの問題につきましては、今、市長からありましたけれども、私が一番問題にしたいのは、最後に申し上げました、特に認知症の患者については補助が受けられないということについて、いろいろ住民からの苦情も私のところにも入ってまいりますが、実は、これは、担当の方からのヒアリングもいたしまして、丁寧に説明は受けたんですけれども、そういうことを向こうに伝えましても、どうしても納得が得られないということもございまして、これはやっぱり市として何とかしていかなあかんのではないかと。他の方法なんかもいろいろ駆使をして、そういう方について人間として扱ってないというふうな強い怒りの声もございますので、同じ扱いになるように、市として真剣に努力していくことが必要ではないかと思いますので、この辺について、担当の方から答弁をいただきたいと思います。


 それから、阿下喜温泉の問題につきましても、デイサービスであるとかパワーリハビリについては、当初言われておったことからちょっと相当大きく外れてきておるなというふうなことを感じないわけでもないわけですが、現状ではそういう方向でいくという方向であったと思います。そういう中で、1点お答えがなかったのは、18年度の予算計上の中の歳出の内訳について、8,500万円というがくっとしたもんでなく、燃料であるとか人件費であるとかという内訳をお聞かせいただきたいと思います。


○議長(太田 政俊君)  市長、日沖靖君。


○市長(日沖 靖君)  すみません、インフルエンザの認知症の件につきましては、具体的にどこの施設か私は把握しておりませんけれども、人権侵害がその施設の中で行われているのであれば、我々の人権として対応していきたいと思っております。しかし、法律の中であるのであれば、今の予防接種法の枠内で施設の方が適切に管理をされておられるのかなと思っておりますので、まず、施設の方と、その利用されている保護者の方とよくお話し合いをいただくのが先決かなと思っております。


 それと、18年度予算の内訳はということは、3月予算の中で計上させていただきますので、今は概略を説明させていただきました。手元に資料がございませんので、よろしくお願いをいたしたいと思っております。


 それと、いろいろなことが、特にパワーリハビリというようなことが変ってきたというご指摘も一部にあったと思いますけれども、それは国の法律、介護保険法の運用が相当変ってきております。ですから、当初はパワーリハビリということが全面的に出ていたわけですけれども、介護保険法の改正の目玉のような形で。しかし、パワーリハビリというところの是非について国会の中でいろいろなご議論があり、そして、パワーリハビリというのが今トーンダウンをしております。ですから、そういう関係上、我々とすれば、当時の法改正のいろいろな動きの中で、パワーリハビリということでご報告もさせていただき、計画もさせていただきました。しかし、現在は、健常者も含めた、要は一般成人の方も含めた形での健康増進のトレーニングルームというような形に位置づけをさせていただきたいと思っておりますので、一部、国の動き、そして、法律のいろいろな改正の中で変更があるのはご容赦いただけるとありがたいと思っております。


 以上です。


○議長(太田 政俊君)  教育次長、川島修君。


○教育次長(川島 修君)  丹生川小学校のアスベストの工事のことで、周辺への周知ということでご質問がございましたが、ご存じのように、丹生川小学校の屋内運動場、体育館でございまして、密閉された中での作業になります。この丹生川小学校のアスベストに関しましては、天井の方から落石したものに対して含有率が1.1%ということでございました。これにつきましては、体育館を利用してみえる方、これは小学生も含めて一般開放もしておりますので、そういう方々に対して、即使用を中止いたしまして、その時点で学校の方から周知がされたものと。利用されてみえる方に対しては中止されたというふうに考えておりますし、密閉された屋内運動場の中での作業でございまして、作業の手順にもございますように、水等で飛散しないように、防止をしながらの作業ということでございます。周辺に周知したかどうかについては確認してみないと、今ご答弁するわけにいきませんけれども、作業場は飛散のおそれがないように、密閉された室内での作業というふうに理解はしておりますが、周辺の周知につきましては、また後ほど調べさせていただきたいと思います。


 以上でございます。


○議長(太田 政俊君)  総務部長、渡辺広次君。


○総務部長兼企画部長(渡辺 広次君)  補足説明をさせていただくわけでございますけれども、先般、小林議員のときにもご説明申し上げましたが、吹き付けアスベスト等の使用が確認された場合でございますが、飛散性、危険性のある施設及び使用箇所につきましては、先ほど、教育委員会の次長から申し上げました、使用禁止または立入禁止等の処置をいたして、被害防止に努めておるような現状でございます。現在も、そういう箇所につきましては看板も設置しておるというような状況でございます。


 なお、その調査結果に基づきまして、先般も申し上げましたが、18年度の予算を計上させていただきまして、対策をしていきたいというふうに考えております。


 以上でございます。よろしくお願いいたします。


○議長(太田 政俊君)  24番、石原瞭君。


○24番(石原 瞭君)  産業廃棄物の問題につきましては、私は、大きな企業と三重県がやってきた問題について、こんな事態になるということはだれも予想していなかったというふうに思います。しかし、実際には、産業廃棄物というのは行き場がなくて、いろいろな形で、どこかへ安く処分をしようということで、全国いろいろな形で動いておるわけで、今後もこういう問題が出ないとは限らないというふうに思っておりますので、とりわけ環境を守るという点で、しっかり市としても対応をしていっていただきたいと思います。


 今回の問題につきましても、ちゃんとしたいわゆる処理場に搬入いたしますと、トン当たり8,300円かかる。しかも三重県は産廃税というのを取っておりまして、その上に1,000円の上乗せがあるということで、正式に処理をしますと9,300円のお金がかかるわけです。だから、企業としては何とかこれを免れたいということでやってくるのは、ある意味当然のことでございますので、市としても、「これは県の仕事だ」などと言っておれない、本当に主体的な対応が必要であるというふうに思います。


 その中で、特に、これは藤原町の場合でも、最初に、住民の方が、赤い水が流れたということについて大騒ぎになったという経過がありまして、やはりそのときに行政側が県を呼んで、県がこれは認定したもんだからということで、県が認めたんだから仕方がないというような状況の中で、今回のような事態につながっていったと。今、市長も申されましたように、これを本当に防止していくためには、不穏な兆候といいますか、その辺については住民の声をしっかりと受けとめて、安心のできるような体制をどうつくっていくかということについては、しっかりと市の環境としてもやっていっていただきたいと思います。


 それから、インフルエンザの問題につきましては、再三言いますけれども、これは法的な問題とか施設の問題ということではなしに、私がお尋ねをしたいのは、市として同じような扱いになるようないろいろな方策があるんではないかということで、ひとつ研究をしていただきたいと思います。


 阿下喜温泉につきましても、当初お聞かせいただいておりました状況から非常に変ってきた。ある意味、市長の言われるように、社会情勢の変化ということも一部にはございますけれども、これほど大きなお金を使っておるわけでございますので、計画段階からその点のことも十分想定をした中で進められてきた問題であると思いますし、特にデイサービスの問題などにつきましては具体的にお話のあった部分もございます。健康増進施設とした意義ということもありますので、単なる一般の温泉ということではないというようなお話でございましたけれども、少し方向が変ってきたなというふうにも思っているところでございます。


 しかし、何にせよ、ここまで完成をした以上、本当に市民に喜ばれるという形で、有効な施設としてどう活用していくかにつきましては、今後とも真剣に努力していただきたいということを訴えまして、私の質問を終わります。


○議長(太田 政俊君)  以上で、石原瞭君の一般質問を終わります。


 これで、すべての一般質問を終了いたしました。


 本日の日程はこれで終了いたします。


 次回は、12月16日、午前9時から再開をいたします。


 本日はこれをもちまして散会いたします。


 ご苦労さまでございました。





              (午前11時05分 散会)








地方自治法第123条の規定により、ここに署名する。








              いなべ市議会議長








              いなべ市署名議員








              いなべ市署名議員








              いなべ市署名議員