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三重県 鳥羽市

平成25年  9月 定例会(第3回) 09月13日−04号




平成25年  9月 定例会(第3回) − 09月13日−04号







平成25年  9月 定例会(第3回)



          平成25年第3回鳥羽市議会(定例会)会議録

              平成25年9月13日(金曜日)午前10時01分開議

◯出席議員(13名)

       1番   戸上 健君         2番   中世古 泉君

       3番   井村行夫君         4番   松井一弥君

       5番   浜口一利君         6番   木下爲一君

       7番   坂倉広子君         8番   世古安秀君

       9番   橋本真一郎君       10番   坂倉紀男君

      11番   村山俊幸君        12番   山本泰秋君

      13番   野村保夫君

◯欠席議員(1名)

      14番   寺本春夫君

◯議場出席説明者

   市長       木田久主一君  副市長      木下憲一君

   会計管理者    田岡洋子君   企画財政課長   上村和弘君

   企画財政課

   副参事(企画   濱口博也君   総務課長     中村 孝君

   経営担当)

   総務部副参事

   (防災危機    世古雅人君   市民課長     梅村 守君

   管理担当)

   税務課長     高橋 達君   健康福祉課長   寺田勝治君

   健康福祉課

   副参事(子育   西川丈司君   環境課長     東川元洋君

   て支援担当)

   観光課長     山下正樹君   農水商工課長   益田由典君

                    建設課副参事

                    (建設・

   建設課長     松尾直至君            堀口 敦君

                    まちづくり

                    整備担当)

   定期船課長    下村悦生君   水道課長     南川則之君

   消防長      細木正蔵君   教育長      斎藤陽二君

                    教委

   教委総務課長   松井真澄君            柴原豊彦君

                    学校教育課長

   教委

            清水敏也君   監査委員     村林 守君

   生涯学習課長

◯職務のため議場に出席した事務局職員

                    次長

   事務局長     寺本孝夫君            吉川久寿男君

                    兼庶務課長

   議事係長     北村純一君

◯本日の会議に付した事件

  日程  議案番号      件名

   1        議案第61号〜議案第72号、請願第3号〜請願第6号

   2        認定第1号〜認定第2号

   3    73  教育委員会委員の任命について

                (午前10時01分 開議)



○議長(野村保夫君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまから本日の会議を開きます。

 議場内の温度が上昇しておりますので、上着をとっていただいて結構でございます。

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△日程第1 議案第61号〜議案第72号、請願第3号〜請願第6号



○議長(野村保夫君) 日程第1、議案第61号から議案第72号及び請願第3号から請願第6号の16件を一括議題といたします。

 これより議案に対する質疑に入ります。

 会議規則第50条の規定により、発言の通告がまいっておりますので、発言を許します。

 8番、世古安秀議員。



◆8番(世古安秀君) 皆さん、おはようございます。

 通告してあります1件につきまして質疑を行います。議案第61号、平成25年度鳥羽市一般会計補正予算(第4号)、款4衛生費、目4環境保全対策費、合併浄化槽普及啓発事業についてであります。

 それでは、通告してあります件に基づいて質問をいたしますので、よろしくお願いします。

 まず最初、1番目の合併浄化槽普及啓発事業について、事業の目的について、そして2番の事業内容の詳細について、どのようなものか、あわせてお答え願います。環境課長、お願いします。



○議長(野村保夫君) 環境課長。



◎環境課長(東川元洋君) お答えいたします。

 生活排水による河川・海域の水質汚濁が問題となっており、伊勢湾や的矢湾、加茂川を初めとする水域の水質汚濁の改善、自然環境の保全を目的として、合併浄化槽普及啓発事業を推進していきます。

 事業内容は、浄化槽設置整備事業として、川や海の汚れを防止するため、家庭などから排出されるし尿及び台所、風呂などの生活雑排水を処理する合併浄化槽を設置する住宅等に対して、設置費用の一部を補助し、合併浄化槽の普及促進に努めています。

 24年度からは、単独浄化槽やくみ取りから合併浄化槽への転換を推進するため、単独浄化槽撤去費として9万円、配管費として6万円の上乗せ補助を行うなど、補助金額の見直しを行いました。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 世古議員。



◆8番(世古安秀君) ありがとうございます。これまでのし尿の単独浄化槽だけやなしに、合併浄化槽ということで、し尿と、それから生活排水、台所とか風呂の排水に対しても、合併浄化槽をつくってきれいにして海に流すと、こういう制度のもとに補助金を、設置をするのに補助金を行うということであります。

 それでは、この事業に対しての国、県、市の補助の具体的な内容をお伺いします。



○議長(野村保夫君) 環境課長。



◎環境課長(東川元洋君) お答えいたします。

 平成6年度から、生活排水による公共水域の水質汚濁を防止するため、合併浄化槽の普及を目的とする浄化槽設置整備事業補助金制度を設けています。

 現在、補助の対象となる形態は、1、合併浄化槽の新設、2、くみ取りから合併浄化槽への転換、3、単独浄化槽から合併浄化槽への転換があり、本市の場合、循環型社会形成推進地域計画で合併浄化槽の設置予定数を掲げています。補助率は、国の場合、循環型社会形成推進交付金交付要綱で定められた基準額の3分の1であり、三重県におきましても、浄化槽設置促進事業補助金交付要領で同じく基準額の3分の1となっており、残りの3分の1を市が負担することとなっております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 世古議員。



◆8番(世古安秀君) 補助金に関しては国と県と市が行うということであります。

 それでは、今回の補正予算、増額になっておりますけれども、676万円の補正予算であります。今回の増額に至った経緯をお伺いいたします。



○議長(野村保夫君) 環境課長。



◎環境課長(東川元洋君) お答えいたします。

 なぜ補正の増額に至ったのかということでございますけれども、議員ご承知のとおり、平成24年度からの浄化槽設置整備事業は、新築時に浄化槽を設置する場合に支援していた従来の補助額を半額にし、単独浄化槽やくみ取り槽から合併浄化槽へ転換する場合には、新たに配管費用や撤去費用も補助対象として、従来の補助額に上乗せをするものに衣がえをいたしました。

 平成25年度当初予算では、24年度の実績をもとに、新築に対する補助件数が多くなることを見込んでいましたけれども、ことし8月までの実績では、新築での設置よりも単独浄化槽からの転換が多く、浄化槽設置届出書や事業者にも確認したところ、今後も単独浄化槽等からの転換に係る補助申請がふえることが予想されるために、今回、この第3回定例市議会に補正予算として上程をさせていただきました。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 世古議員。



◆8番(世古安秀君) ありがとうございます。

 先ほどの課長の答弁、これまで新築時だけにしか補助をしていなかった分を24年度から新しく、古い浄化槽から新しい浄化槽にかえたり、くみ取りから新しい浄化槽にかえたり、合併浄化槽にかえたりするのに補助が手厚くなったということで、去年から取り組んでいるところがどんどんと市民にも知らされて、希望者がどんどんとふえてきて増額に至ったということでありますけれども、これはやっぱり市民にとっては非常にありがたい制度だと思うんですね。家を建てて、浄化槽をつくって、もうどんどんとやっぱり古くなってくると、知らないうちに、埋められている浄化槽が破れたり漏れを起こしたりという場合があるわけですよね。そういうことで、ある程度年数がたったものは、もう取りかえる必要があるかと思うんです。そういう人たちにとっては非常にありがたい制度だと私は考えます。

 そこで、その申請手続ですね、どういう過程で申請をするのかと。その手続について、行われるのかお聞きいたします。



○議長(野村保夫君) 環境課長。



◎環境課長(東川元洋君) お答えいたします。

 まず、都市計画区域内に浄化槽を設置する場合は建設課のほうに浄化槽調書を提出し、都市計画区域外の場合であれば環境課に浄化槽設置届出書を提出いたします。その後、浄化槽設置整備事業補助金事前申込書を提出していただきまして、必要書類を整えて、工事着工10日前をめどに補助金等交付申請書を提出していただきます。

 また、工事の完了後は、必要書類を整えた上、速やかに補助事業等実績報告書を環境課に提出し、私どもで現地確認の後、補助金の交付を行っています。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 世古議員。



◆8番(世古安秀君) 申請、市民からまずは建設課のほうへ届け出て、それと同時に環境課のほうへも届け出が出るということですけれども、かなりやっぱり時間がかかる、日数がかかるということを聞いております。

 それで、例えば、合併浄化槽の取りかえの申請をしてから、実際にそれが工事をして、申請の許可をして、そして工事をして使えるようになるまではどれぐらいの日数がかかるのか、それをちょっと課長、調べたことがというか、そういうのはどれぐらいの日数かというのはわかりますか。



○議長(野村保夫君) 環境課長。



◎環境課長(東川元洋君) お答えいたします。

 それぞれ差はありますね。平均しますと1カ月弱ぐらいで見ていただくといいのかなとは思いますけれども、もっとかかるケースもあります。最終的にその許可といいますか、設置に関して許可を出すのは三重県になりますので、それとの兼ね合いもあって、補助申請の段階に、申請書を出していただくまでの間にどのぐらいかかるかというと、その程度かなというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 世古議員。



◆8番(世古安秀君) 補助申請から完成するまではそれぐらいかなというふうに。実際に工事をしてから、トイレであれば使えなくなるんですけれども、その辺の、工事をしてから完成までの、これは工事、業者によっても、そこの土地の違う場所で浄化槽を設置できれば工事は早いだろうし、今ある浄化槽を撤去してまた新しくしようと思えば、また日数はかかるだろうと思いますけれども、少しでも、やっぱり市民にとってはトイレとか風呂とか、それから勝手場ですね、そういう生活に必要な部分がちょっと時間がかかると困るということですので、スピーディーな、その申請も含めて、県に対して申請の確認をしたりという手間が非常に1カ月ぐらいかかるということでしたけれども、工事がやっぱりスピーディーに市民にとってできるような、そういう指導というと語弊があるかもわかりませんけれども、そういう方向をぜひ進めていただきたいなと思います。

 それでは、申請における市内の業者、これは工事とか申請の許可業者というのがあるかと思いますけれども、それは市内で何軒あるのか、お答えください。



○議長(野村保夫君) 環境課長。



◎環境課長(東川元洋君) お答えいたします。

 浄化槽設備士の資格を有する浄化槽設置工事事業者としては、過去の申請等から確認できるだけで、市内に8事業者があります。

 また、9月12日現在の平成25年度補助金申請件数、今現在47件ですけれども、その47件のうち、市内業者による申請件数は6件となっております。今年度補助金申請件数に占める市内業者の割合は、受注割合約13%となっております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 世古議員。



◆8番(世古安秀君) 市内業者は8軒あって、やっぱりこの申請に対して、全申請が70−−25年度の補助金の申請は47件ということで、その中の市内の業者を使うのが6件ということで、13%という、今、答弁でありました。できるだけ地元の業者を利用するというか、使っていただきたいというふうに思うんですよね。そういう手続も、申請の手続とかそういうのもあるかと思うんですけれども、あとはその業者ですね、依頼した業者がどこの申請するところを選ぶかということもあるんですけれども……

     (何事か発言するものあり)



◆8番(世古安秀君) もちろんそれもあるんですけれども……

     (「予算委員会でやれ」の声あり)



◆8番(世古安秀君) 質疑、私が質疑してるのに黙っててくださいよ。

     (「所管の長がこんなこと質疑しとる者がどこにあるのや」の声あり)



◆8番(世古安秀君) 質疑の意味が違います。

     (「何の意味が違うのや」の声あり)



◆8番(世古安秀君) 議長、ちょっと。



○議長(野村保夫君) ちょっと、静粛にお願いします。



◆8番(世古安秀君) そういうことですので、できるだけそういう地元の業者を活用していただきたいというふうに思っております。

 次に、合併浄化槽普及啓発事業は、非常に私は大事な事業であるというふうに考えております。今後、この普及と啓発をどのように行っていくのか、また、それに対しての課題は何なのか、課長、お答えください。



○議長(野村保夫君) 環境課長。



◎環境課長(東川元洋君) まず、普及・啓発の現状を申し上げますと、浄化槽設置整備事業補助金の補助対象や補助金額などの概要について、これは年度当初に、それから、法定点検や保守点検など維持管理の大切さについては、浄化槽の日に合わせて、10月1日号の広報とばに記事を掲載しております。また、市のホームページや行政放送などを活用した広報・啓発もあわせて行っております。

 こうした地道な広報の取り組みは、くみ取りや単独浄化槽から合併浄化槽への転換に少なからず効果が上がっているものと思われますので、これからも継続をしていきたいと考えております。

 その中でも、合併浄化槽への転換を決める際の動機づけとなるのはやはり補助金額であると思いますので、今後、浄化槽設置整備事業補助金制度の周知につきましては、とばメールなど新たな情報発信の方法も含めて十分に検討し、強化をしたいと考えております。

 もう一つ、普及・啓発を図る上での課題ということでお尋ねをいただきましたけれども、これにつきましては、合併浄化槽に切りかえようという住民の皆さんの意識を持っていただくということがいかに難しいかということだろうというふうに感じております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 世古議員。



◆8番(世古安秀君) それでは、課題の中で、一つは、この普及を進める上で一つの課題として、ひとり暮らしとか2人暮らしのお年寄りが住んでいる家庭の中でも、同じような基準のもとの合併浄化槽、規模の浄化槽をつけなければいけないのかどうか。鳥羽市は特に高齢者とか、それからひとり暮らし、2人暮らしの人がふえてきておりますので、そういう人たちも、もしかえる場合にその基準で設けなければいけないのかどうか、課長、お答えください。



○議長(野村保夫君) 環境課長。



◎環境課長(東川元洋君) お答えいたします。

 浄化槽の人槽の決定は、日本工業規格、JISの建築物の用途別によるし尿浄化槽の処理対象人員算定基準に定めるところによるとされております。

 具体的には、住宅の場合、建築延べ面積で130平方メートル以下が5人槽、130平方メートルを超えると7人槽となっておりますので、そこには、その住宅で暮らしておられる方の人数が算出の根拠になっていないというのが現状でございます。

 以上です。



○議長(野村保夫君) 世古議員。



◆8番(世古安秀君) ひとり暮らし、2人暮らしの方でも、住宅の面積によって何人槽ということが決まるということですけれども、これは、そういう国の基準に従って、JISですか、その基準に従って行っているということですけれども、この辺の現状は、鳥羽市の現状は、先ほど言いましたように、そういうひとり暮らし、2人暮らしの人もふえてきておりますので、そういう、国に対してぜひ何らかの措置、緩和措置とかも要望していただきたいと思います。

 次に、次の課題としまして、単独槽から合併浄化槽へ転換する場合、既設の浄化槽が撤去できないさまざまな事情が考えられます。特に離島地区なんかでは、家の敷地が狭いと玄関のところへ浄化槽をいけたり、あるいは床下にいけたりということがあるわけですね。そうなってくると、撤去をするのに、その浄化槽を破って取り出して、撤去して新しく設置をしなければいけないというようなことが考えられますけれども、この古い浄化槽を撤去しないと国や県の補助の対象にならないのか、その辺についてお伺いいたします。



○議長(野村保夫君) 環境課長。



◎環境課長(東川元洋君) お答えいたします。

 国からの浄化槽を設置する際における指導指針によりますと、撤去するのが望ましいというふうにあります。しかし、さまざまな事情により、掘り起こすと家屋や外壁の一部を破損するなどの例が考えられますので、そのようなケースに対応できるように、平成25年度から、単独槽からの転換に関しては設置費、撤去費、配管費というふうに細分化をいたしました。単独槽をもしおっしゃられるような理由で撤去できない場合については、撤去費を除いた額が補助対象となります。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 世古議員。



◆8番(世古安秀君) わかりました。撤去をしなければ撤去費の補助はないということだけで、撤去をしなくても全体の補助の対象にはなるということであります。ありがとうございます。

 それでは、今後、この浄化槽の補助金、国・県のいろんな、両方とも補助をもらって、鳥羽市も3分の1、3分の1、3分の1ということでいただいていますけれども、今後の国や県の動きはどのようになるのかをお伺いいたします。また、それに対して鳥羽市としてはどういう方向で進めていくのかをお伺いいたします。



○議長(野村保夫君) 環境課長。



◎環境課長(東川元洋君) お答えいたします。

 平成26年度から、新築に関する補助金については県のほうの補助金がなくなりますので、現在、それに対する対応を市としては検討中でございます。

 当市といたしましては、生活排水処理施設整備の向上を図るために、単独槽やくみ取り槽から合併浄化槽への転換の推進に努めて、県や国の動向に注意しながら、合併浄化槽の普及啓発を行っていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 世古議員。



◆8番(世古安秀君) 先ほどの課長の答弁では、もう来年からは、新築のところに対しての補助金、県の補助はもう打ち切られるということでした。そうなると、今度、鳥羽市で、新築をして申請をした場合の補助が受けられないということになるのか、それとも鳥羽市もその分を補填して従来と同じようにしていくのか、今検討中ということであります。

 市長に最後にお伺いします。

 その辺の、今後、合併浄化槽の推進というのは、鳥羽市の美しい景観とか自然、漁民の海を守るためには、非常に大事な私は事業であると思っております。今後、市長としてはどのように推進していくのかということをお答え願いたいと思います。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) 世古議員のご質疑にお答えいたします。

 鳥羽市はこのきれいな景色・景観と、それから豊かな海の幸を売りにしているという中で、水質をきれいにするというのは非常に大事だと思っております。そういう中で、一方では、森と海・きずな事業によって森林の整備を進めるとともに、栄養豊かな水を海へ流すというようなことでこの事業を進めておりまして、もう一つは、やっぱり大事なのは、生活から出る雑排水等をきれいにして流すということが大事な2本の柱だというふうに思っております。私の3期目の公約でも、住環境、海、川を守るために合併浄化槽設置をより一層促進するというのを公約に掲げておりまして、その公約どおり、しっかりと合併処理浄化槽をふやしていきたいと、こう思っております。

 以上、答弁といたします。



○議長(野村保夫君) 世古議員。



◆8番(世古安秀君) 私は今回この件につきまして質疑をしたのは、質疑というのは議案に対して疑義がある場合に、賛成するか反対するかどちらか迷っている場合に質疑をするということになっております。私は、この金額では少ないのではないかと、補正予算というものについて。680万円、10件ぐらいふえるということだけですので、少ないのではないかという疑義を持って、もっとふやしたらどうかというところの根本に私は質疑をさせていただいたということであります。その辺はまた予算委員会でも。私は提言して30分話しましたから、私1人が予算委員会で30分とるというのはできませんから、あえてここで質疑をさせていただいたということでありますので、ご理解をいただきたいと思います。

 市長言われたように、市長の公約の中にもあって、森と海のきずな事業、そして合併浄化槽の推進ということをうたっておりますので、今後、県の補助も打ち切られるということもありますけれども、国の事業を活用して、国や県にもまた働きかけていただいて、今後、合併浄化槽の普及活動にぜひ取り組んでいただきたいと思います。

 以上です。終わります。ありがとうございました。



○議長(野村保夫君) 以上で、通告による質疑は終了いたしました。

 これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております日程第1、議案第61号から議案第72号及び請願第3号から請願第6号の各議案をそれぞれ所管の常任委員会に付託することにいたします。

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△日程第2 認定第1号、認定第2号



○議長(野村保夫君) 続いて、日程第2、認定第1号及び認定第2号を議題といたします。

 これより認定第1号及び認定第2号に対する質疑に入ります。

 会議規則第50条の規定により、発言の通告がまいっておりますので、発言を許します。

 1番、戸上 健議員。



◆1番(戸上健君) 認定第1号、平成24年度鳥羽市一般会計及び各特別会計歳入歳出決算認定について質疑いたします。

 ご承知のように、議会の権限、これは地方自治法96条で15項目定められております。第1が条例制定権、2番目が予算の議決権、そして3番目がこの決算の認定権。ですから、非常に重要な役割を我々議会は担っておるわけです。言うまでもなく、地方財政法第4条では、必要最少限の支出しかしてはならんとうたわれております。果たしてそうなっておるのかどうか、これはきちんと決算委員会でも吟味しなきゃなりません。

 私は、細かい点はその委員会でやります。特にこの24年度決算というのは、市長、予算編成のときにおっしゃられましたけれども、2期8年の集大成予算なんだと。それを今度決算するわけですわね。ですから、市長ご自身がこの決算について、税金の使途についてどういうふうなご認識を持っていらっしゃるのか、それを議会としては本来は真正面からお聞きしなきゃならんのです。ところが、市長ご自身が我々議会に対して、またごらんになっている納税者・市民に対してこの所信を披瀝できる場、これ唯一の場というのはこの本会議場しかないんです。予算決算常任委員会には市長は参加なさいませんからね。副市長がこれ、いわば代理するわけなんです。ですから、市長ご自身も、ご自身の口から、みずから手がけた24年度決算について、これ説明なさりたいと思うんです。そういうお気持は、これ、市長、どうなんでしょうか。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) 思わぬ親切な質問をいただきましてありがとうございます。

 当然、市民に対して説明をする場というのは必要だというふうに思いますので、こういった場を活用させていただいて、質疑に対して、それに応じて自分の考え、また自分の感想を発表したいなと思います。

 以上です。



○議長(野村保夫君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) 去年も私はこの場で言いましたけれども、市長ご自身が予算決算常任委員会に出席なすって議員の質疑に答えるという議会もございます。熊野なんかもそうです。ですから、大いにそれは検討していただきたいということは言うたんですけれども、今回も残念ながら市長は出席なさいませんので、この場で、主に市長にお聞きしたいと思うんです。副市長もそうです。お聞きします。それから担当課長もね、サジェスチョンすべき数字的な問題があれば、それをお答えください。

 3点に絞ってお聞きします。

 まず1点目が、この決算について、納税者・市民に対する説明責任ですね。これはきちんと果たされたのかどうか、これが1点目。それから2点目、この24年度予算によって市民の暮らし、これはどこまで前進したのか。それから3点目が各指標ですね。いろんな、経常収支比率なんかもございます。ですから、それが果たして好転したのか、悪化したのか、このあたりは市民が一番市長の口から知りたい中身だと思いますので、そこを、この3点お聞きしたいと思うんです。

 まず1点目。私、今回のこの成果説明書、一読いたしまして感じ入りました。去年の予算決算常任委員会で各議員から指摘された改善提案、これがほとんど盛り込まれております、私も言いましたけれども。ですから、執行部側が本当に今回は努力なさったと、市民に対する説明責任、これを果たしたというふうに思います。

 これ、どういう点が主に改善されましたでしょうか。



○議長(野村保夫君) 企画財政課長。



◎企画財政課長(上村和弘君) お答えをいたします。

 平成24年度決算成果説明書の作成に当たりましては、決算分析結果や実施した事業内容をよりわかりやすいものに改訂をいたしました。

 改善した点としましては、「決算の概要」におきまして、予算編成の基本方針に掲げた特別枠予算の実施状況がわかるよう重点事業等を整理し、決算の総括として記述をしましたほか、歳入の説明におきまして、新たな自主財源への取り組み状況や自主財源の前年度対比状況など、財源の性質分類の状況をよりわかりやすくした決算表を追加いたしました。

 また、今回、大きな特徴としまして、各課の事業説明において、課の総括、また新たに実施した事業、そして予算を伴わない事業など、それぞれ担当課としてのまとめを前文のほうに記述をいたしました。

 以上、答弁とします。



○議長(野村保夫君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) 財政課長が答弁しましたけれども、最初の2ページに決算の総括、これ初めて今年度から掲載いたしました。今年度実施した重点事業、これについても、23項目、23本を挙げて、これ非常にわかりやすいです。それから、自主財源と依存財源ですね、これも決算委員会で議員から指摘がありました。もっとこの点強化すべきだということもありました。早速改善がなされております。

 課長答弁したように、各課の報告−−私も、決算委員会のまとめで各議員が1人ずつまとめを言うことになっておりますけれども、そこでも冒頭、単なるシートの報告だけではなくて、我が課がこの1年間どういうことをなして、その中でどんな成果があったんだと、どこがまだ足らんのだというところを、総括文というのをリード部分をぜひつけてほしいということを言いました。それから、ゼロ予算事業、非常に工夫して、予算をほとんど使わずにやっている、こういうことをやりましたということも市民にぜひ説明する必要があるんではないかということを言いました。それ早速、今回は実現をいたしました。これは大したもんだというふうに思います。

 さらなる私の改善提案もありますけれども、きょうは質疑の場ですので、それはやめて、委員会でまた提案をいたします。

 二つ目が、市民の暮らしを応援したかどうかという点ですけれども、先ほども紹介した23本の、2ページのこの重点項目ですね。これ、私、拝見しまして、若者への定住支援事業とか高校生の通学・下宿費の補助を初めとして、鳥羽市がこんなに力入れたんだということを付記してあります。

 そこでお聞きしたいんですけれども、この鳥羽が県内他市に比べても、類団に比べても、全国でも、これはぬきんでているといいますか、誇るべき24年度の施策ですと、事業ですという点があれば、市民の皆さんにご紹介いただきたいと思います。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) 他市と比較してぬきんでていると言われるとなかなか厳しい面もあろうかと思いますけれども、ただ、市長に就任して以来、いろんなことを考えてやってきたんですけれども、例えば、最も難しいこの人口減、少子高齢化に対応する施策ですね、それがありますし、それから、鳥羽市にありますすばらしい財産といいますか、食材、これを地産地消を含めて鳥羽の観光にどのように役立てるかというこのこと。それから、3番目としては、こういったいろんな施策が総合的にまとまって、鳥羽に住んでいてよかったと思っていただけるような施策、これは1番目の人口減にも対応するんですけれども、そういうことを考えながらやってきたというふうにいえると思います。ただ、その結果がどうであるかと言われると、人口減も続いていまして、なかなかこちらが期待しただけの効果が出ていないということもあろうかと思います。

 それから、個々のもので言うと、人口減対策としては、子育て支援ということについては三重県の各市町に比べてまあ一歩進んでいるんではないかなというふうに感じております。このことは、実際に鳥羽市民から、あるいは市外の方からも、鳥羽市は子育てがいいなということは私の耳にも時々入ってくるということを考えると、ある程度の成果が上がっているのかなというふうに思います。継続事業ですけれども、保育所・幼稚園2人目以降無料化、これも、特に3人、4人、子供のある人からは本当に喜んでいただいていると思います。それから、中学3年生までの医療費の無料化も、割合世間で言われておりますけれども、なかなかそこまで実現しているところは少ないと、いまだに少ないという状況だと思います。それから、この平成24年度から、とばっ子子育て応援券、これを新たに新規事業としてスタートしましたし、それから、高校生の通学費の助成も、全国的に見てもこれも少ないんじゃないかなというふうに思います。

 それから、若者の定住応援事業、これはシティプロモーション事業を展開して、近鉄の中にそういう宣伝をしている。そしてまた、定住応援で家を建てる場合に100万円に上げた。これは25年度からですけれども、そういったことで一歩進んでいるんではないかなと思っております。

 それから、高齢者施策としては、いきいきお出かけ券の交付というのも新たに24年度にやらせていただいた。

 それから、産業振興策としては、一つは、地域の特産品の開発ということで、海藻の商品開発ということで海の葉っぱを活用した漁村地域の活性化事業を行いました。

 それから、観光振興では、日帰り客がふえてくる中で、首都圏への誘客ということに力を入れたと思っております。

 それから、森林環境整備では、先ほどの世古議員の質疑の中にもありましたけれども、森と海・きずな事業ということで、ささいな規模といえばそうなんですけれども、これが全国的に行われれば非常に大きな効果が出ると思われるこの事業を進めさせていただいているというふうに思っております。これは森林をよくすると同時に、海の状況をよくするということにつながると思います。

 それから、市民の安全・安心を守る防災対策としては、市内全域を対象として一斉津波避難訓練、これは第2回を三重県と合同で実施して、5,000人以上の人に出ていただきました。それを今後は夜間とか、あるいはウイークデーに広げていきたいというふうに思っております。それから、ハード面では津波避難路の整備、これも以前に比べて10倍くらいの予算ふやしまして、とにかく命を守るという方向で進めてきているというふうに思っておりますし、それから防災ラジオの有償配布、とばメール、衛星携帯電話の配備、こういうことを24年度にやらせていただきました。

 それから、子供たちの保育・教育環境整備ということでは、加茂小学校の建設とか安楽島保育所の、これはまだ建設まで至っておりませんけれども、スタートしましたし、それから相差保育所、これは相差の皆さんが相差の地区につくってほしいというのが、すぐには間に合わないということで、国崎の小学校があいた部分にとりあえず移転したと。これは特筆すべきことじゃないかなと。今、保護者の皆さん、地域の皆さんに本当に喜んで、安心していただいているんじゃないかと、こんなふうに思っております。

 ほかにもいろいろあると思いますけれども、とりあえず目玉としてはそのあたりがあるんじゃないかなと思います。

 以上です。



○議長(野村保夫君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) 市長、ちょっと遠慮なさって、他市に比べたら一歩だとおっしゃいましたけれども、私は大いに鳥羽市民としても鳥羽市議会としても胸張れる24年度決算の中身に、おおむねなったんではないかというふうに思うんです。

 きょうも新聞読んでおりましたら、衰退の一途をたどる鳥羽というような記述もありました。僕は、ああいうのを見ると非常に残念で、やっぱり鳥羽でもこれだけみんな頑張ってね、行政と議会と力合わせて、市民とともに、この鳥羽の今の現状を食いとめて前進させようという機運が盛り上がっておるし、24年度決算はそれが端的にあらわれたという評価もきちんとしてほしいというふうに思うんです。

 市長、さっきおっしゃいましたけれども、そのほかに、例えば海女文化、それから自主財源の確保、これは別途企画財政課が掲載しました。そして職員の緊急非常招集訓練、これなさいましてね、総務課の報告の中にありますけれども、308人中282人結集したと。僕、この数字見てね、本当にこれは感銘しました。あれは、ちょっと悪いけれども、前市政のときだったと思います。もう10年以上前のこの非常呼集、25%しか職員は参集しなかったと。うちの民報でもこれたたいた記憶がありますけれども、それから思いますともう隔世の感がいたします。それだけやっぱり職員の皆さんも、こういう善処のときだということが今回のこの総括文の中では出ております。

 ゼロ予算事業についても、13課28事業あります。もっと僕は、これ落としているのもあるんで、またこれ決算委員会のときには指摘したいと思います。

 我々議会も、タブレット端末使用して、この一般質問でも7人全員がタブレット端末使って、このモニターで映し出したでしょう。これ市民にわかりやすい、それから全国放映ですから、全国の皆さんにわかりやすいと。事務局で聞いたら、全国の議会でも、全質問者が端末を使ってわかりやすい質問をしたというのは屈指だそうです。もうほとんどないんじゃないかと言うておりました。ちょっと議会を褒めて手前みそかもわかりませんけれども、そういう執行部の努力が我々議会にも反映しているんだというふうに受けとめていただきたいというふうに思います。この24年度決算では77団体685人がほかから鳥羽へ視察に来て、それで事務局の知恵で、鳥羽に泊まるということが条件になっていますからね、これだけ泊まられたんですよ。ということは、観光・宿泊の皆さんにも、民宿の皆さんにも効果をもたらしたわけです。相乗効果を与えております。

 問題点はまた決算委員会で指摘します。

 財政指標の好転、悪化の問題ですけれども、一番市民が心配するのは黒字か赤字かということなんです。この点では、実質収支、これはここ数年、この動向、これはどうなっておりますか。



○議長(野村保夫君) 副市長。



◎副市長(木下憲一君) それでは、戸上議員のご質疑に概要のほうで私が答弁をさせていただきます。

 議員お尋ねの10年前と比べ財政指標が好転したかどうか、その概要について、私のほうでご答弁をさせていただきます。

 確かに、10年前の決算状況を見ますと、ご承知のように実質収支では黒字になっておりますけれども、その中に、財政調整基金を取り崩しながら決算を打てたというような状況がございました。ある意味では、平成14年、15年は、鳥羽市の財政にとっては危機的な状態というふうに私も認識をしておりました。その当時、中期財政見通しであるとか行政改革を推し進めた結果、形式収支、実質収支とも黒字になったのは確かでございます。

 議員お尋ねのように、財政指数は好転したように思われますけれども、財政構造の中には、後でご指摘があると思うんですけれども、地方債の現在高であるとか、そういうものは若干多くなりつつあります。

 それから、きょうも市長とお話をさせていただいたんですけれども、予算編成をするときに、決算とは直接関係ないですけれども、かなり経常的な経費がふえておりますもので、市長の政策的な事業を若干執行職の責任者として抑えぎみに編成する傾向もございますもので、その辺はまた予算決算常任委員会等でご説明させていただきますので、よろしくお願いします。

 あとの数字につきましては担当課長に答弁させますので、よろしくお願いします。



○議長(野村保夫君) 企画財政課長。



◎企画財政課長(上村和弘君) 先ほど議員から、ここ数年の状況ということでお尋ねがありましたので、平成22年度から、このころに3億4,500万円の実質収支がありました。そこで、実質収支比率については5.4%ということで、それ以後、23、24年と3億円台、24年度につきましては3億8,500万円の実質収支額というところで、この3年間は安定してきた状態にあるということは言えると思っております。



○議長(野村保夫君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) 答弁のありました財政指標、実質収支ですね、これは赤字か黒字かを示すメルクマールとして非常に−−生の数字なんでね、形式収支じゃないんです。実質の数字ですから、非常に大事な数字で、3億8,000万円鳥羽の場合は黒字になったと。黒字がどんどん出ればそれでいいというものじゃありません、地方財政はね、それだけ余したわけだから。監査委員の報告でも不用額について各課触れられております。ということは、使い切れなかったという面もあるわけで、節約したという反面、使い切れなかったという両面があるわけで、これはまた問題になろうかというふうに思うんです。

 この市税の税収ですね、歳入。歳入の面では、市税、これが6年ぶりに30億円を割り込んで、29億円台になりました。

 副市長、減りましたけれども、個人市民税や法人税、これはふえているんですね。減ったのは、都市計画税、それから固定資産税、これが1億2,000万円ぐらい減りました。これは減って悪いことなんでしょうか。ちょっと答えにくいかいな。議長、すみません。

 これだけね、29億円に市税が減ったということは、これは大変な事態になるんじゃないかという心配も市民はすると思うんですよ。しかし、市税、個人市民税と法人税はふえているわけなんです。ふえたということは、それだけ、これは対前年での課税ですから、景気がよかったということになりますし、これは税率の改正も1点あります。問題になったこの都市計画税、固定資産税ですが、これは評価替えがあって、そのために減ったわけなんです。1億2,000万円減ったということは、それだけ、ある意味ではこれは減税になったということなんです、市民の立場からすれば。行政の立場からすれば減収だけれども、減収で困ったなですけれども、市民からすれば、鳥羽の固定資産税は高いと、何とかならんのか。都市計画税も、何で俺らのところだけ都市計画税賦課されるんだと、そんなもの早くやめてくれという声もあります。そういう点からすれば、1億2,000万円減って、大体6,000世帯ですから、私、計算してみましたら、1世帯当たり2万円減税になっとるんです。これ間違いない。副市長うなずいてみえるから、そうなんですよ。ですから両面から、今回のこういう税収についても歳入についても見なきゃいかんのじゃないかというふうに思うんです。たばこ税も514万円減りましたけれども、これは禁煙が広がったせいでしょう。結構なことで、健康福祉課長の立場からすれば、メタボ対策かそういう成人病対策からして結構なことなんですよ。だから、行政からすれば減ってちょっと困ったなだけれども、全体から見れば効果だというふうに思うんです。

 そこで、これ問題は、副市長、余裕を示す経常収支比率、いわば地方財政のエンゲル係数ですね。これ、24年度決算は88.2%、その前は86、84と、ここ3年で後退しておるんです。これをどう分析なさいますでしょうか。



○議長(野村保夫君) 副市長。



◎副市長(木下憲一君) 戸上議員のご質疑にお答えをいたします。

 確かに議員ご指摘のように、経常収支比率につきましては毎年2ポイント程度上昇をしております。ただ、議員言われた10年前と比較しますと、経常収支比率は90を超えておりました。その当時、経常収支比率で大きな構成を占めていたのが人件費、それから物件費も入りますけれども、特に特別会計の繰出金、これが十何億というような超えるような記憶をしております。先ほどご答弁申し上げたとおり、その当時に行政改革の一端として経常収支比率を下げる努力をして、最近、この二、三年ですけれども、議員さんのお叱りを受けましたけれども、解消はさせていただきましたけれども、若干24年度決算でもそういう傾向が見られますので、できる限り、法の範囲の中でそういうものには今後ともメスを入れていきたいというふうに考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(野村保夫君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) 副市長答弁したように、10年前は91%、92%になったときもあるんです、この経常収支比率がね。ということは、適正な数字は70%から80%、それから、80%から90%がやや硬直化、90%から100%になると弾力性を欠くということになるんです。100%以上は硬直化ということになるんです。ですから、今、88%ですので、やや弾力性を欠くという水準なんです。

 この経常収支比率というのは、この議場の皆さんはようわかっておるけれども、市民の皆さん、ごらんになっている皆さんは、一般財源、これ自由に鳥羽市が使える金ですね。これが幾らあるか。その中で、経常経費一般財源、その自由に使える金から、必ず支出しなきゃならない金、これを引いた、これを分母にして割った数字なんです。ですから、これは高くなる、100%になると、自由に使える余裕の金はないということなんですね。ですから、うちは88%ですから−−副市長、僕の今の説明で間違いありませんね。この24年度の決算カードをもらいましたけれども、この数字見ますと経常収支比率88.2%で、経常財源、これ63億円、経常経費は56億円。ですから88%になるんです、これ割るからね。そうなりますと、自由に使えるお金は24年度7億5,000万円しかなかったんです、市長がゆとりのあるお金というのは。ですから、さっき副市長が答弁したように、非常に市長にとって、もっといろいろ施策を打ちたかったけれども、これだけしかお金がなかったということなんです。

 そこで、さっき副市長がちょっと触れられた地方債の残高ですね。これについて最後にお聞きしたいと思うんです。

 126億円と過去最高になりました。市民の皆さんも、これだけ借金ふえて大丈夫かと心配をしております。しかし、市長も、一般質問でも答弁なさいましたけれども、全部がこれは市民に負担される借金ではありません。後年度、地方交付税で補填されます。ですから、この中身はこういうふうに分析しているというあたりを説明してください。



○議長(野村保夫君) 副市長。



◎副市長(木下憲一君) それでは、戸上議員の再度のご質疑にお答えをいたします。

 地方債現在高の現状と構成、それから関連がある実質公債費比率等についてご説明をさせていただきます。

 ご案内のように、地方債現在高はこの二、三年増加傾向にありますけれども、各議員さんご承知のように、有利な市債といわれる過疎債、辺地債等を有効に使いながら投資的経費に充当しております。ただ、ご案内のように、有利な起債につきましては元利償還金が75%と交付税に算入されますので、実質の生の市税はその残りが充当されております。

 それから、もう1点、地方債、実質公債費比率につきましては、対前年度比若干ポイントは下がっておりますけれども、先ほども申し上げましたように、元金と利子を返していくのに交付税算入の償還額が多いですから、生の税金、市税等はその残りを充当しておりますので、いい状況かなというふうに個人的には考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(野村保夫君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) 私は126億円を心配しておるけれども、実質どれだけ返さなきゃいかんのかと、市民の一般財源で。という数字を知りたかったんだけれども、これはまた決算委員会で報告してください。そんなに心配しておらんという副市長の答弁でした。

 それで、借金はこれ126億円あるけれども、一体、じゃ、貯金はどれだけあるんだというのも市民は心配するんですよ。4億円弱でしょう。3億7,000万円。これ、きのうも財政課長と話をしよったんですが、この剰余金の処理ですね。地方財政法の第7条で、決算上、剰余金生じた場合、2分の1を下らない金額を翌々年度までに積み立て、または地方債の繰上償還に充てなければならないという法的な縛りになっております。これ、財政課長、間違いないわね。そのとおりなんですよ。ということは、3億8,000万円の、冒頭言ったように実質収支、黒字になったんです。本来であれば2億円近く、これ積み立てなきゃいかんのです、翌々年度までにですよ。ですから、去年、おととしも3億七、八千万、9千万円の黒字が出たわけですから、これだけ今回は積み立てなきゃいけなかった。なぜ積み立てなかったのかということが問われるわけなんです。

 今回、財調に積み立てたのは、わずか65万円でしょう。そんなはした金積み立てて、市民は、一方では熊野市のように42億円財調だけで積み立てておるところもあります。それだけ積み立てやんならんのかどうかというのは、これはちょっと他市のことをあんまり言うとまた語弊がありますので余り言いませんけれども、それにしても、鳥羽市は名張市に次いでやったかな、29市町のうち、一番この財調については少ない市です。そこで市民は心配すると思うんです。このあたり、どういうふうに分析なさいますでしょうか。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) 今、財調の議論ですけれども、私、考えるのに、財調というのは、そもそも財政を調整するために取り崩したり積み立てたりするものが財調だと思うんです。しかし、鳥羽市の場合はそこまでいっていませんので、私が就任したときに9,000万円ぐらいしかなかったと思うんです。それが今、3億何千万円になって、もう積み立てるだけで一度も使ったことがないと。それが果たして調整金かと言われると、首をかしげたくなるというふうに思うんです。

 だから、予算を組むときに取り崩して予算を組んで、そして不用額が出たら半分積み立てるという、こういう形になると思うんですけれども、1円も取り崩していませんので、どうしても補正予算とかそういう費用のために使ってしまうというのが今の鳥羽市の現状だというふうに思っております。それでも、ぼちぼちふやしていますので、これが例えば10億円とかになれば非常に有用なツールになるんじゃないかと。今のところはそういった状況で、鳥羽市はほかの市町に比べて財調がない、それを活用し切れていないというのが現状だというふうに思います。

 それから、ちょっと戻るんですけれども、先ほどの経常収支比率についても、確かに厳しくなってきていますけれども、しかし、これは見方によれば、例えばエアコンを全部小学校、中学校に入れたと。そうすると、その後は当然、電気代等が飛躍的にふえるわけですよね。そうすると経常収支比率が上がってくるということになるわけですよね。それから、子供たちの医療費の無料化にしても、導入した当初は、自由に使えるお金の中からそういう施策をやるわけですけれども、それが継続してやられてくると、これが経常収支比率を上げる原因にもなるというようなことで、非常にその点は難しくて、実際にいろんなやりたいことをどんどんやれば経常収支比率は上がってしまうという、そういうジレンマもあるんじゃないかと。蛇足ですけれども、そういう気持ちでおります。



○議長(野村保夫君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) 私は、市長、一般質問で、エアコンをぜひつけたってほしいと言いました。きょうも高温で、子供たち、ね、教育長、汗かきながら授業しておりますので、これはぜひ実現したってほしい。そのために経常収支比率が一、二%上がってもとやかく言いません。議会も言わんと思うんです。僕も、経常収支比率こんなに上がってけしからんやないかということは言いませんでしたでしょう。90%になれば、超すと弾力性を欠くということになるんで、そこを心配したという程度ですので、お含みおきいただきたいと思います。

 以上で質疑を終わります。



○議長(野村保夫君) 以上で、通告による質疑は終了いたしました。

 これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております日程第2、認定第1号及び認定第2号の各議案を予算決算常任委員会に付託することにいたします。

 なお、予算決算常任委員会に、地方自治法第98条第1項の規定による検閲並びに検査権を委任したいと思います。これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(野村保夫君) ご異議なしと認めます。

 よって、予算決算常任委員会に検閲並びに検査権を委任することに決定いたしました。

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△日程第3 議案第73号



○議長(野村保夫君) 続いて、日程第3、議案第73号、教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

 上程議案に対する趣旨説明を求めます。

 市長。

     (市長 木田久主一君 登壇)



◎市長(木田久主一君) 本日、追加議案としまして人事案件1件を提出いたしましたので、提案理由についてご説明申し上げます。

 議案第73号、教育委員会委員の任命につきましては、本市の委員は5名で、任期は4年であります。当委員であります関戸くみ子氏の任期がこの9月30日をもって満了となりますことから、その後任として江崎ユミ氏を任命するものであります。

 よろしくご審議賜り、ご同意くださいますようお願い申し上げます。



○議長(野村保夫君) 提案者の趣旨説明は終わりました。

 議案精読のため、暫時休憩いたします。

                (午前11時10分 休憩)

               −−−−−−−−−−−−−−−

                (午前11時18分 再開)



○議長(野村保夫君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 これより上程議案に対する質疑に入ります。

 ご質疑はございませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(野村保夫君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 これより議案第73号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案を原案どおり同意することに賛成の諸君は挙手を願います。

     (挙手全員)



○議長(野村保夫君) ありがとうございます。挙手全員であります。

 よって、議案第73号は原案どおり同意することに決定いたしました。

 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。

 明14日から10月1日までは、各常任委員会のため本会議を休会といたします。

 なお、本会議は10月2日午前10時より再開いたしますから、定刻までにご参集願います。

 本日はこれをもちまして散会いたします。

                (午前11時19分 散会)

               −−−−−−−−−−−−−−−

議長はこの会議録をつくり署名議員とともにここに署名する。

 平成25年9月13日

             鳥羽市議会議長     野村保夫

             署名議員(8番)    世古安秀

             署名議員(9番)    橋本真一郎