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三重県 鳥羽市

平成25年  6月 定例会(第2回) 06月13日−03号




平成25年  6月 定例会(第2回) − 06月13日−03号







平成25年  6月 定例会(第2回)



          平成25年第2回鳥羽市議会(定例会)会議録

              平成25年6月13日(木曜日)午前10時02分開議

◯出席議員(14名)

       1番   戸上 健君         2番   中世古 泉君

       3番   井村行夫君         4番   松井一弥君

       5番   浜口一利君         6番   木下爲一君

       7番   坂倉広子君         8番   世古安秀君

       9番   橋本真一郎君       10番   坂倉紀男君

      11番   村山俊幸君        12番   山本泰秋君

      13番   野村保夫君        14番   寺本春夫君

◯欠席議員(なし)

◯議場出席説明者

   市長       木田久主一君  副市長      木下憲一君

   会計管理者    田岡洋子君   企画財政課長   上村和弘君

   企画財政課

   副参事(企画   濱口博也君   総務課長     中村 孝君

   経営担当)

   総務課副参事

   (防災危機    世古雅人君   市民課長     梅村 守君

   管理担当)

   税務課長     高橋 達君   健康福祉課長   寺田勝治君

   健康福祉課

   副参事(子育   西川丈司君   環境課長     東川元洋君

   て支援担当)

   観光課長     山下正樹君   農水商工課長   益田由典君

                    建設課副参事

                    (建設・

   建設課長     松尾直至君            堀口 敦君

                    まちづくり

                    整備担当)

   定期船課長    下村悦生君   水道課長     南川則之君

   消防長      細木正蔵君   教育委員長    大松正嗣君

   教育長      斎藤陽二君   教委総務課長   松井真澄君

   教委

            清水敏也君   監査委員     村林 守君

   生涯学習課長

◯職務のため議場に出席した事務局職員

                    次長

   事務局長     寺本孝夫君            吉川久寿男君

                    兼庶務係長

   議事係長     北村純一君

◯本日の会議に付した事件

  日程  議案番号      件名

   1        一般質問

   2    57  伊勢市との定住自立圏形成協定の締結について

   3  請願 1  消費税増税を再検討する意見書の採択を求める請願

   4  請願 2  TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加に反対する請願

                (午前10時02分 開議)



○議長(野村保夫君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまから本日の会議を開きます。

 議場内の温度が上昇しておりますので、上着をとっていただいて結構でございます。

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△日程第1 一般質問



○議長(野村保夫君) 日程第1、一般質問を行います。

 会議規則第61条の定めによりまして発言の通告がまいっておりますので、順次発言を許します。

 11番、村山俊幸議員。



◆11番(村山俊幸君) お許しを得ましたので、1件につき一般質問を行います。

 今回の質問は市公有財産の管理運営についてであります。

 各地域の人口減、高齢化が進む中で、それぞれの公共施設の維持管理は、老朽化も含め、市にとって大きな政策課題の一つとなっております。現状把握はもちろん、経営的な視点から計画的に管理する必要があります。

 そこで、1点目は市内各地域の運用実態はどうなっているのかであります。

 まず、建築当時の地元負担金に負担率にばらつきはないのか、その点をご答弁願います、総務課長。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) おはようございます。よろしくお願いします。村山議員のご質問にお答えをいたします。

 過去に建設されました公民館や老人憩の家等の公共施設に関しましては、その目的や施設の規模に応じて施設整備されてきました。建設時の状況によりまして、地元の協力金として寄附金をいただくこともありました。したがいまして、寄附金につきましてはそれぞれ違いがあったというふうに認識をしております。

 以上であります。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 確かに言われるとおり、予算の出によっていろいろなばらつきが出てくるというのは私も認識しておりますけれども、これまでのことですから、もうそれは今さら言ってもしようがありません。

 ただ、やっぱりその中でも負担金の負担率というのはばらつきがあると。憩の家、あるいは公民館、あるいは自治会館、コミュニティー、それから漁業センター、そういった中でも、これは離島は離島振興法でいろいろと優遇措置をされていますから、そういう点ではばらつきがあっても仕方ないかなというふうに思いますけれども。

 それでは、もう一つ、ランニングコスト、それの維持管理の市負担分、あるいは地元負担分にばらつきはないのか、そこら辺はどうですか。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) お答えをいたします。

 ランニングコストといいますか、光熱水費の負担につきましても、市の負担の部分がある施設、あるいは地元負担がある施設といろいろさまざまであります。これは使用目的等に応じてその都度協議をし、歴史を持って決められてきたものだというふうに認識しております。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) そうなんですよ。ばらつきがあるんですけれども、ただ、同じ−−例えば公民館でも地元負担分の違いがあるとか、そういうことがあると思いますし、コミュニティーの施設で、例えば今回畔蛸、船津、桃取でしたか、これコミュニティーの利用料金の我々に対しての条例案が出されました。そのときに見たんですけれども、やっぱり施設の利用料金の違いがある、ここら辺はどういうふうに考えておるかということなんですよね。その点はどうですか。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) 施設の大きさによって決めてくるというのが普通でありまして、冷暖房の施設がどれだけかとか、いろいろあると思いますけれども、ただ、統一したそういう料金の決め方があるかというと、ないということでありますので、少しアンバランスな部分があるかとも思われます。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) そのアンバランスというか不公平な部分は、早急に標準料金といいますか、公平化を図っていただきたい、このように私は思います。早急に取り組んでくださいな。

 じゃ、私、今言いましたけれども、市長にお聞きします。

 船津コミュニティーのときに、これからの施設の負担金につきましては統一して25%をお願いしたいというようなことを市長が言っておったということですけれども、そこら辺はどうなんですか。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) 村山議員のご質問にお答えいたします。

 きょうの村山議員の最初の質問のように、建設の場合においても、またその後のランニングコストにおいても、非常にアンバランスであったというのが今までの鳥羽市の状況だというふうに思っております。建設費も、地元負担がゼロであったり、あるいは半分負担したりとか、それからランニングコストも、公民館は全部市が負担する、そして集会所は全部地元が負担すると、このような不公平があったというふうに認識をしておりまして、もう数年前からですけれども、これを是正していこうというふうな話を出しております。

 しかし、それがおくれていまして、やっと、まず建設に当たってはもう全部統一して4分の1負担をしていただこうと。それによって、今までの市の負担というのもそんなに変えずに、市民に対する公平というのが保たれるだろうということとともに、今後はランニングコストについても、今までゼロだったところをすぐに50というわけにいきませんので、10%、20%負担していただいて、今まで100%負担していただいたところはまた10%、20%安くというようなことで、だんだんと、一遍にというんではなくて、最終的には全ての施設を建設費も、それらからランニングコストも皆公平になるようにという方向で、とりあえずああいうふうな発言をさせていただいたということです。

 以上です。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 市長、それでしたら、もうすぐにでも4分の1ということを市長がおっしゃるんであれば、これはやっぱり条例化するなり、あるいは設置基準とかいろんな基準化するなり、各関係部署に言って早急にやっていただきたいと思うんですよ、もうその意向であればね。

 そしたら、市長のその意向を受けて、企画財政課に聞くわけですけれども、今、市長が言われた行政経営の視点から、将来における施設管理のためにも、各施設の施設評価をし、現在各課が所管する施設を私は一元化する必要があるんじゃないかなというふうに思いますけれども、そこら辺はどのように考えておりますか。



○議長(野村保夫君) 企画財政課長。



◎企画財政課長(上村和弘君) お答えをいたします。

 本市の公共施設の管理におきましては、各所管課でもってまず管理をしております。詳細的なデータとかそういったことについての一元化というのは現在しておりません。ただ、これまでも行政改革プランの中で公共施設の位置づけの見直しという項目を掲げて、これまでもちょっと調査をしております。

 そういう中で、これからその施設の利用状況とか維持管理のコスト、将来的にどうなるのか、そういったところの研究を始めているところでございます。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 研究を始めるというんじゃなしに、もう市長は早急にでもその不公平感をなくしたいと言っておるんですから、それこそ本当に行革の中にしっかりと取り組んでやっていただきたい、このように私は思うんですよ。ひとつそこら辺は一歩も二歩も進んで、もう一回答弁をよろしくお願いします。



○議長(野村保夫君) 企画財政課長。



◎企画財政課長(上村和弘君) お答えをいたします。

 議員ご指摘の施設評価、ここに施設白書というふうなものも現在では各市町のほうでも研究されております。議員ご指摘のように一歩も二歩も踏み込んで研究しながら、早急にその方向づけというものを、この公共施設のマネジメントの構築ということに向けて進めていきたいと思います。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 公会計のほうで、やっぱり資産台帳をつくって新たな公会計をするということも含めて、やっぱり資産というものをきちっと一元化して施設を見直す中で、これだけ人口減、老朽化、こういったものの中に要るもの、要らないものという分別をするべきやと思います。

 そしたら、今施設白書の話がありましたけれども、私も前もって聞いたところには、施設白書をすると何千万円という予算がかかるというようなこともあります。だから早急に、施設評価だけは早急にやっていただきたい、このように思うんですよ。

 ただ、近い将来にはやっぱり施設白書をつくって、これからのいろんな−−きのうの議員の質問にもありました。いろんな施設をつくらないかんという状況にある中で、やっぱり計画的な施設計画というもの、施設の建築計画ですね、そういったものもその施設計画の中に織り込んでいただきたいと思います。

 公民館のことなんですけれども、私、ちらっと言わせていただいたのは、公民館によってその管理の費用が変わってくるということと、以前からその公民館の活動について、どんどん縮小といいますか、そういう傾向にあると思うんですけれども、この公民館の方向性については教育委員会はどういうふうに考えていますか。



○議長(野村保夫君) 生涯学習課長。



◎教委生涯学習課長(清水敏也君) お答えいたします。

 公民館につきましては、1公民館と24の分館がございまして、昭和40年代、50年代に建設された施設が多く、雨漏りなどの緊急性の高いものを修繕することといたしましてその維持運営を行っているところであります。既存の公民館につきましては、活用できる範囲でその維持に努めてまいりたいと考えております。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 私が思うのは、その時々のメニューによって、本来というか、今使っている状況はその町内のコミュニティーに使っている部分があるんですけれども、それは時には公民館といいながら、時には老人憩の家といいながら、時には自治会館、時には漁民センター、こういうようなその時々のメニューによってやってきたと思うんです。だから、ここでまず一元化をして、一つの標準化を図るということが必要じゃないかというふうに思います。

 それではもう1点、老人憩の家。この老人憩の家ですけれども、前もって資料をもらいましたけれども、この老人憩の家についてどのように考えておりますか。



○議長(野村保夫君) 健康福祉課長。



◎健康福祉課長(寺田勝治君) お答えをいたします。

 平成25年当初時点におきまして、鳥羽市老人クラブ連合会に団体登録し、活動している老人クラブは29団体であります。それら29団体のうち、老人憩の家を活動拠点としている団体は15団体であります。その他の団体につきましては、市の公民館やコミュニティセンター、自治会等で管理する施設を活動拠点にしているのが現状でございます。

 議員ご質問の活動拠点となる老人憩の家等がない地域におきましては、さきに整備されております公民館などの他の公共施設を利用していただくか、借家等による家賃補助で対応してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 老人憩の家のない地域というのは、まさに私たちの住んでいる相差が老人憩の家がありません。この経緯といいますのは、今まで旧の出張所に老人憩の家ということで老人クラブが使っておったんですけれども、これが海女文化資料館ということで払い下げをしていただいて、そのときにどこかにかわらないかんということで、今回破っていただくというか壊していただく旧の旧の保育所、一番最初の保育所、あそこにかわってもらったんです。

 ただ、雨漏りがえらかって管理ができないというようなことで、当時の福祉課長といろいろ相談したときに、賃貸料金をつけるからどこかを借りてくれというようなこともありまして、だけどもやっぱりなかったんですわ。今現状があれだけの老人クラブの人数が多いところが憩いの家がないという現状なんです。

 私は、これは今の答弁ですと、活動センターなりそういったものを使ってやっていただきたいと言うんですけれども、相差の場合は活動センターというのは漁協も町内会も使っておりまして、相当な使用頻度が高いというところの中に、老人クラブが事務所がないので入りようがないというような状況です。

 だから、ここのところは、担当課は本当に一遍本腰を入れて、私たちも老人クラブの会長からよく言われるんです、何とかできないかということを。ただ、予算がないと言うてはねのけられるんでということやもんで、もうここら辺は本腰入れて考えていただきたいと思います。でないと、これから私も老人クラブへ入りますんで、そのときにはいいところへ入らせていただくようによろしくお願いしますわ。

 それでは、続いて2点目に入ります。市有財産の売却についてであります。

 これは私は以前の一般質問でも聞きました。市は行政経営の観点から、売却可能なものは早く処分したいということは我々何遍も聞いています。

 そこで、現状はどうなのか、そこのところをお聞かせ願います。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) お答えいたします。

 将来利用する可能性のない物件につきましては、積極的に売却を進めていきたいと考えております。ただし、土地を売却するためには分筆や不動産鑑定等、コストもかかることなどで、売れる物件と売れない物件を精査しながら、優先順位をつけて事務を進めていきたいと考えております。

 また、一般競争入札で公募をしても売れない土地に関しましては、新たにインターネットを利用した売却方法を導入するなど、一層の売却に努めたいと考えております。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 前にも質問したときも、ある意味ではそういった感覚の答弁やったかなというふうに思います。優先順位をつけてと。今の時点でまだ優先順位をつけてというような答弁をしておるようでは、私は早急に売りたいという意思があらわれていないと、そのように思います。

 いっとき助役官舎が売れそうやという話も聞いた中で、結局は売れなかったと。これは何に問題があったんですか。売却金額ですか。どうなんですか、そこら辺は。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) お答えいたします。

 市では不動産鑑定評価額を参考に売却予定価格を設定しております。不動産鑑定評価額は、売買実例等も参考にした上で算出されておりますので、相場より著しく高いといったことはないと考えております。

 ただ、日本経済はまだまだ景気が低迷した状態でありまして、消費者の購買意欲が低下しているというふうに考えております。不動産価格も同様に低下し続けているのが現状で、このような局面で、適正な価格であっても不動産が売れないという状況にあるのではないかなというふうに考えているところであります。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 土地の値段というのは、これはインフレ状況になったときにはどうなるかわかりませんけれども、今の場合でしたら年々下がっていくというのが、人口減も含めて年々下がっていくというのが普通の感覚やと思うんですよ。そういうことも含めて、なるべく早く、少々安くても売るというふうな感覚を持っていただきたい。今回の予算の中には菅島のかんらん岩収入もないわけですから、いち早くそういう財産を処分して財政の健全化を図っていただきたい、このように思います。

 私は思うんですけれども、官舎はともかくとしても、市がこういう払い下げのことも含めて、買い入れるときには高い金で買って、払い下げという言い方はおかしいですけれども、売るときには安い値段で売るという傾向もあると思います。そこら辺も踏まえてきちっと精査していただきたいと、このように思います。

 それでは、続いて大坂峠のミニ国調、この問題です。

 大坂峠のミニ国調のときに山林の払い下げ価格を設定して、我々議員も了承した中で、市民から余りにも高いという声がありますが、それを見直す考えはありませんか。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) お答えいたします。

 平成14年から長岡地区で行っております開墾地の払い下げ事業のことだと思いますけれども、昭和20年ごろより開墾した土地を現在に至るまで開墾者に払い下げできていないため、国土調査と並行して払い下げを行うものであります。

 開墾地処理に係る払い下げ価格は、農地で1平米65円、山林で1平米1,992円などと平成13年に設定されたものであります。現在の山林の払い下げ価格につきましては、市全体の地価が下がっていますので、平成13年当時設定された開墾地処理の払い下げ価格より安価であるのではないかと考えております。

 こうしたことから、払い下げ価格の見直しについて、地域の皆さんともよく協議をしていきたいと思います。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) ぜひとも見直していただきたい。私はこのときに関係しておったんで、多分山林はということに頭になかった部分もあったんですけれども、あれは大坂峠のミニ国調をやったときに、今言うた畑の部分は65円、これは昔から嫁入り道具というか、持ってきた長岡村の土地の開墾地の部分は、これは昔からもうただで払い下げするという約束があった中に、固定資産税分ぐらいはもらおうやないかということで65円というふうにしたんです。

 皆さんご承知のように、大坂峠のあそこら辺は、畑といいながら宅地並みのようなところもあります。そんなところも含めて全部払い下げをしたと。その中に山林はどうするんやというときに、山林を払い下げする部分はないやろうという部分で、ここら辺がもう少し熟考すべきところだったんかなと思うんやけれども、今に来てやっぱり余りにも高い。平米65円の農地と、平米1,990円でしたか、山林ということになると、売買事例から言ってもこれは余りにも平米が高い。坪で言うたら6,000円か7,000円、6,500円ぐらいになる。そういうことも含めて見直しをしていただきたいと思います。

 これに絡んで、3点目は市有財産の賃貸料金についてであります。

 私が今言いました一般社会の経済活動においての売買事例、あるいは賃貸事例から見ても、余りにも市の貸し出している部分は安い。払い下げ、今言うたように財産処分をして買ってくださいと言っても、今おる状態が安いから買わないんです、はっきり言って。

 そこのところ、今のままがよいという現状になっておりませんか。そこら辺はどういうふうに考えていますか。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) 普通財産の貸し付けに関しましては、三重県内他市に比べ、鳥羽市は特に安いわけではないと考えております。よって、貸し付け金額が安いから払い下げが進まないとは考えておりません。

 なお、議員ご指摘のように、貸し付けを行っている物件に関しましては、借受人に対しての払い下げを推進するように努力してまいりたいと思います。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 三重県内と見たら、それは安いことはないということですけれども、三重県内を比較するのか、あるいは、今私が言ったように一般社会においての経済活動の考え方の中に、少しでも、例えば半分ぐらいでもいいわけですよ。多分これ半分になっていないと思うんです。年間1万円か2万円の宅地の部分を払い下げて、それを1万円や2万円で使用料を取っておる。こんな状況が、何もこれが安くありませんというような考えにはならんと思うんです。鳥羽市はそれこそ財政の健全化というか、もうやっていけない部分があるから、こういったものに対して行政経営をやろうやないかというようなときに、そこの見直しをするべきなんですよ。

 我孫子前市長が言っておりました。今までの既得権というものを全部取っ払って、これをもう一遍一から見直すんやと。大変な苦労があったけれども、最終的には理解してもらったんやというようなことも含めて、これは市長にもお願いしておきたいんですけれども、そういう既得権についてもう一遍一から見直していただきたいと思うんです。

 しかもその賃貸物件が、目的外使用したり、あるいは又貸ししたり、そんな状況にあることは皆さん百も承知やと思うんですよ。それを見て見ぬふりをしておる、そんなことが本当にいいのかどうかです。総務課長、このことについても一遍、今からでもいいですけれども、多分わかっておると思うんですけれども、このことを腰を据えてじっくりと取り組んでいただきたいと思うんですけれども、そこら辺はどうですか。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) 目的外使用等の契約違反については、あってはならないことであります。議員ご指摘のように腰を据えてやっていきたいと思います。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) しっかりお願いします。

 それでは、4点目に入ります。

 市の各施設における法令遵守のあり方についてということです。各施設と書きましたけれども、公共施設の法令遵守の一例を私、挙げさせていただきます。

 東中学校の横に消防署、保育所、障がい支援センターを建てる目的で高額な土地を購入しました。我々も2月のときに障がい者センターゆめぱーるのオープンに参加し、施設も見学しました。関係者の皆さんにとっては待ちに待った施設であり、高台に建築することができたことはまことに喜ばしい限りです。私も一般質問で市長に、ひだまり横ではいかんのじゃないんですかというようなことで、早速市長がそれに応えて高台に移転をすると。これは本当にありがたいことやと思います。

 しかしながら、東中学校の校門から入り、駐車場を通り抜けていくということに大きな疑問と不安が残りました。案の定、市民の方から、学校用地を抜けていく施設ということはいいんですかと問われました。そこで、もう一度東中学校に行って今の現状を確認しました。ちょっとモニターをお願いします。

     (モニター切替指示)



◆11番(村山俊幸君) これが学校側から見た校門のところです。これは直角に曲がって施設に入る給食センターのところです。これはまた校門側から見た部分です。

 こういうふうに直角に曲がってこう行く。それもこういうバリケードでやってある。これで学校の施設の安心・安全が図られるのかということです。モニター消してください。

     (モニター切替指示)



◆11番(村山俊幸君) 建築基準法で、建築物を建築する場合には敷地は道路に接していなければなりません。皆さんご承知のとおり、今回市が購入した規模の土地に建築するには、あれだけの規模ですから、都市計画法に基づく開発行為許可が必要です。その点の法令遵守は、建設課長、どうなっていますか。



○議長(野村保夫君) 建設課長。



◎建設課長(松尾直至君) 村山議員のご質問にお答えいたします。

 ご指摘の障がい者福祉センターゆめぱーるは、開発面積的には3,000平米未満でございます。3,000平米未満の場合は、市条例の部分で、申請というか届け出で開発することができます。

 また、ゆめぱーるの部分の造成においては建築確認がされております。そのことによって、建物等建築することが可能です。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 3,000平米未満であるからコンプライアンスはちゃんと守っておると。できておると。市条例ということですけれども。じゃ、そしたらあの土地は一体どこの土地ですか。所有者は誰ですか。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) 市の土地であります。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) そうすると、あの土地は市の土地で、ゆめぱーるに貸しておると。賃貸しておるということですね。それでよろしいか。

 聞くところによると無償やというふうに聞いていますけれども、そこら辺の感覚はどうなんですか。なぜ無償なのかという考え方です。これは福祉課長か、誰が答えるの。なぜ無償なんですか。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) 社会福祉法人に貸しているということで、一般的には公共的団体に該当するものと思われますので、無償でということになっております。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 社会福祉法人であれば誰でもいいということじゃないわけでしょう。そこら辺の根本的な考え方を。例えば−−私が言いたいのは、社会福祉協議会の位置づけを市としてはどういうふうに考えておるかということです。ということは、ほかにも社会福祉法人はあると思うんですよ。そこら辺はどうなんですかね。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) はっきりとした位置づけというのはちょっとここでは答えにくいんですが、その都度協議をしてきたものだというふうに考えております。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 今まで市長が理事長であったのを新たな理事長を設けて、人格というものが違うという部分の中に位置づけて今まで来たということもあります。なぜこれが無償なのかなと。建物は社協が持ったと思います。私は以前社会福祉協議会の質問をしたときに、あそこに繰越金、基金が多いと。それは支援センターを建てるときに使うんやということも含めて、市は財政がないのに、財政が逼迫しておるのに、幾らかの賃貸料金をもらうのが普通じゃなかったの。あるいは売買することが普通じゃなかったんですか。

 今、建設課長の答弁の中に、3,000平米未満ですからということがありました。全体が全部市の土地なんですよ。全体が市の土地であれば、2万何がしやなかったんですか。1万平米超えているんですよ。それを開発許可が要らないということになるんですか。そこら辺はどうなんです、建設課長。



○議長(野村保夫君) 建設課長。



◎建設課長(松尾直至君) お答えさせていただきます。

 障がい者福祉センターゆめぱーる申請の部分においては、申請というか届け出の部分ですけれども、届け出の部分におきましては、全体面積といたしまして3,000平米未満、2,900の部分なんですけれども、2,958平米というふうな形で届け出書が出ております。ですので、その部分においては先ほど言いましたように市条例−−市条例というのは鳥羽市の環境と自然を守る条例、これの部分に基づき、事務処理はさせていただいております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 言っていることと答えていることが違うと思うんですけれども、これは一括申請じゃないんですかと言っているんですけれども、まあわかりました。これはもう一遍後でやります。

 皆さん方は常々、市の職員、あるいは市当局は、我々あるいは一般市民に対して法に基づいた説明がなされ、法令、省令、通達、条例、規則、こういったものを掲げてできない理由をいろいろと言いわけをしております。今の説明を聞いておりますと、今回のやり方は最低限の法令遵守であり、ほかに方法があったんじゃないかなというふうに思います。

 今、私、言っていなかったですけれども、今ここに、学校の敷地というのは道路に面していなければならないということで、東中学校線の市道に接するためにこの敷地をゆめぱーるが駐車場から借りたと、こういうことなんですね。

 そこで、教育委員会、教育長にお尋ねします。

 教育委員会は、行政財産である教育施設を良好に維持管理する義務があり、また児童・生徒への安全・安心を守ることに専念しなければなりません。これはきのうの答弁でもそう答えていただきました、我々同僚議員に。

 ゆめぱーるの建設に当たって、校庭ある駐車場の一部を敷地として貸し出す。これは誰の指示で認めたんですか。



○議長(野村保夫君) 教育長。



◎教育長(斎藤陽二君) お答えをさせていただきます。

 東中学校の敷地の一部使用につきまして、承諾の依頼が参りました。その中で、私どもとしましてはその使用の許可を出させていただいております。ただし、そのときに、生徒の安全確保、あるいは中央調理場等の業務の円滑な運営に支障のないようにといったことを条件をつけさせていただいて、そしてそのもとで承諾をさせていただいたということでございます。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 所轄からの依頼という。これ所轄の誰が依頼したんですか。



○議長(野村保夫君) 教育長。



◎教育長(斎藤陽二君) 社会福祉協議会と、それから健康福祉課の副申がございました。

 以上です。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 今の答弁ですと、子供たちの安全を確保して、あるいは給食センターへの支障がないようにと。これを断ることが本当でしょう、そういう考えであれば。今見てもらいましたように−−もう一遍モニター映してください。

     (モニター切替指示)



◆11番(村山俊幸君) こんな状況をつくって、こんな状況をつくって支障がないとは言えませんやろう。私はこれは断るべきやと思うんです。行政財産を社会福祉法人にいっときでも使用させるということが本当はできるんですか。普通は、そう考えたら、いや、これはだめですと。我々の、教育長の立場からいったら、これは無理ですと言うのが普通でしょう。誰が、そしたらあの生徒、教育の現場を守るんですか。教育委員会としてはこれは無理ですと言うのが普通でしょう。なぜ福祉法人のゆめぱーるの施設に−−我々それは言いましたよ、あの支援センターを一日でも早くやっていただきたい、障がい者の皆さん待っているからと。ただ、しかし、こんなやり方はないでしょうと私は言いたいんですよ。

 池田小学校の殺傷事件以来、文科省から児童・生徒を守る安全対策の指導通達が出ているわけですわ。そのことから踏まえて、教育委員会の立場としてはこれはだめですと言うのが普通でしょう、これは。支障がない限りって、支障がない限りというのは、あんた毎日見てこれが支障があるかないか確認していますか、そしたら。できませんでしょう。誰がこれ支障を確認するんですか。これ、事故起きたらどうするんですか。

 子供らがそこで事故起きた。いや、これはゆめぱーるの敷地ですよ。だからあんた方が入ってきたのが悪いって言うんですか。他の車が入ってくる。不審者、部外者が入らないようにというのが校庭の門でしょう。それを年がら年中あけておくという言い方おかしいけれども、常時あけておくような状態で、部外者が入ってくるような状況をつくっているわけですよ。それを何も思わないというのは、これはコンプライアンスに欠けているということですわ。不審者、部外者が入る。それから、こんなことを言うと悪いけれども、東中学校のガラス割りの事件もありました。そういったことから考えると、もっと神経を使う、過剰なぐらい神経を使うということが必要ですやん。そこのところが私は余りにも欠けていると思います。

 じゃ、そしたらそのことを保護者あるいは生徒、あるいは学校、十二分に説明されましたか。



○議長(野村保夫君) 教育長。



◎教育長(斎藤陽二君) 当初からこういう状態ではなかったんですけれども、しかし、少しでも安全を確保するといいますか、きちっと通路というものを分けて、そして職員の駐車場の問題、それからゆめぱーるをご利用いただくそういう方々との区別を図る、そういうことも含めてこういう対応にさせていただきました。それぞれ十分注意をしていただくようにということで、利用者の方、それから施設の方にもお願いし、そしてまた学校のほうにも、十分施設利用者の方にも注意喚起をお願いしていくということでお願いをさせていただいております。

 以上です。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 私が聞いたところではそんなに説明はなかったというふうに聞いています、保護者のほうにも。余りにも学校の運営のやり方に問題があるんじゃないですか。保護者には十分注意をしてくださいということも含めて、こういう施設に貸し出しましたと。しかもこれただでしょう、多分。賃貸契約結んでいますか。総務課長、賃貸契約これ結んでいますか。



○議長(野村保夫君) 教委総務課長。



◎教委総務課長(松井真澄君) 許可を出しているだけで賃貸契約は結んでおりません。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) ゆめぱーるはもう今社会福祉法人とは別のものですよ。市のものじゃないんですよ。そこら辺も含めて、私はそんな契約のことは、それは後できちっとしてもらったらいいけれども、考え方なんです、要するに。契約を結ぶということは、幾日から幾日までという期間もありますやんか。それも含めて皆さんにちゃんと説明する資料としてあるわけでしょう。だから、ただお願いしましたというぐらいの感覚にしかならないわけですよ。

 それが本当に皆さんに納得していただいて、保護者の皆さんに納得していただいて、あるいは生徒にも、ここは気をつけてくださいよと、先生方にもそうです。そこのところが私は手順が間違っているというか、そういう貸し出しすること自体が間違っていると思います。

 もう一つ、モニターつけてください。

     (モニター切替指示)



◆11番(村山俊幸君) しかも、水道は中学校から分水しています。これ、水道管です。本来であればここに進入道路を先につくって、ゆめぱーるに。水道管もやりかえて、ここに排水を流しています。独自の排水工事をするべきでしょう。中学校はこのゆめぱーるから流れてくるような建設の排水にはなっていないはずです。あるいは管も今までの中学校が使う部分の管やと思います。

 これは本当に市全体の問題なんですよ。この大きな開発に当たって、それぞれの関係課が十二分に法令、条例に抵触しないか協議したのかということですよ。水道管もそうです。健康福祉課、あるいは総務課、あるいは教育委員会、建設課、これらが集まって開発協議をするということですけれども、そこのところに本当にこれが抵触しないかどうかとか、あるいは教育委員会の立場はどうかとかいうことを言う人が誰もおらないというのは、おかしいでしょう、これは、市の状態が。身内に甘い体質になっているということです。まあこれでやっておけばええやないかと、建設課長は私に答弁しましたけれども、これは最低限のやり方ですよ。それだったら初めから道をつけて、水道管をいけて、進入路をつくってやっていただけませんかというのが教育長の立場ですよ、こんなことするぐらいならと。

 はい、市長。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) この問題について少しお答えしたいと思うんですけれども、今、議員さんが子供たちの安全を考えてもう少し慎重な態度でやれと、こうおっしゃられるのは非常にありがたいことで、教育委員会としてもこのあたりもっともっと十分気をつけなければならないと、反省する面があるというふうに思います。

 ただ、今回のこのゆめぱーるの建設に当たりましては、もう皆さんよくご存じのように、ひだまりの横に建てるということで用地の取得まで計画されていて、ただ、あの大津波の後、この低いところでは障がいのある子供たちがいざというときには逃げられないじゃないかという議会の皆さんの意見、市民の意見を受けて高台へ移転をすると、こういうことになりました。

 そして、その建設に当たっては、そのときの予算、その年度には使えなかったということで繰り越しをしたということなんですけれども、これには国の補助もあって、それ以上の繰り越しは認められないというふうな中で、どうしても次の年度に建設をしなければならないという状況になりました。

 そしてそういう中で、今、議員さんが言われたように、あの広い土地をきちっと計画して道路等もつくってやるのがもちろん一番いいんですけれども、そうなりますと工事の期間も延びますし、また県の建築確認にも数カ月要するということで、とてもできないという中で、3,000平米以下の場合はそういった時間の短縮もできる、そしてその補助も活用しながら建設ができるということで、どちらかといえば知恵を出して何とかできる方法を探ってやったということなんです。

 そして、そのことによって、東中の皆さんには生徒さんを含めて迷惑をかけるということはもちろんあるんですけれども、やはりこういった事情をいろいろ考えた中で、1年間我慢をしていただいて、協力をしていただいて、そして安全に気をつけて、1年たてば今度は安楽島保育所の建設に向けて、今、議員が言われたような道路、水道、これをきちっとしようということで、苦肉の策ということでやらせていただきましたので、これは本当に待っていた障がい者の子供たちのためにもということですので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) それは私も百も承知です。ただ、教育委員会の立場から言ってそのことが本当によかったのかどうかということと、今言われました早急にやらないかんということで知恵を出してやったということですけれども、もう一つ知恵を出したら、今回の3月議会に市道認定が出ました。

 もうモニターはよろしいわ、これ。市道認定。あそこの−−一遍見てもらおうか。これちょっとモニターつけてください。すぐ消していただいて結構ですけれども。

     (モニター切替指示)



◆11番(村山俊幸君) これ3月議会に東中学校の変更後ということで、これ見にくいですけれども、ここの部分ですね。とにかくここの部分、この市道認定をしようと市はしておるわけです。もっと早くこれをやらなかったんですかということですよ。1年ぐらいかかってゆめぱーるができるぐらいのときに、あるいはこの開発をしようと考えたときに、ここのところからまずやり始めたら、このゆめぱーるまでの取りつけ道路はできておったんじゃないですか。そこのところを知恵を出してという知恵の中に、子供たちの安心・安全が犠牲になっておりませんかと私は言うんですよ。消してください。

     (モニター切替指示)



◆11番(村山俊幸君) そしたら、安楽島保育所に今から取りかかっています。3月に入札も終わって、1億5,300万円ぐらいでしたかね。造成工事が繰越明許でまだいまだに取りかかっておりません。その理由は一体何なんですか。



○議長(野村保夫君) 建設課長。



◎建設課長(松尾直至君) 議員の質問にお答えさせていただきます。

 ただいま造成というか開発の部分、これにおきましては、ご存じのように入札をしております。この部分におきましては、今、県との調整の中で、一部造成の関係で協議をするというところがありましたので、その部分において、申しわけないですけれども、一応少しおくれておるというふうな状況でございます。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 一部の部分というのがどういうことかよくわかりませんけれども、私、県に聞いたところ、ゆめぱーるの部分も一括申請しなければ開発許可がおりないと、そういうふうに聞いていますよ。そこのところも一緒にして開発行為ということで出してくださいということでおくれているんじゃないんですか。

 だから、そこのところどうなんですかね。そうと違うんですか。



○議長(野村保夫君) 建設課長。



◎建設課長(松尾直至君) 議員おっしゃるように、その部分もありますけれども、それについては、先ほど言いましたように、ゆめぱーるの部分は建物というのは平成24年度のときに、先ほど私も答弁させていただいたように、その部分で確認はおりておりますので、建物は建てております。

 今回の部分、言われているのは、先ほど言いましたように安楽島保育所の部分、それから市道認定をされた部分でのこちらの3万平米近くの造成の部分ですけれども、それについては、先ほど言いましたように、それも含めて一部ちょっと県のほうとの話し合いというか、申請の協議の部分の中でちょっと一部行き違い等があって、その部分がありましたので、それで少しおくれているというふうなことでご理解を願いたいと思います。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) 初めにその部分もありますがと。その部分が一番ネックになっておるの違いますか。

 それともう一つ、じゃ、そしたら皆さん方は、これは引き合いに出して悪いんですけれども、大坂峠の施設、山林を今いろんな農園をつくろうというときに、膨大な土地を購入した業者に対して1万平米以内であるから開発許可は要らないというようなことで、3,000平米やったかな、そこら辺忘れたけれども、それ以上になったときには以前の土地も含めて開発許可というものを出しますという答弁しておりました。そうでしょう。その考え方からいったら、全部ひっくるめて開発許可申請をするというのが、これが普通じゃないんですか。市がやることにはそういう柔軟なやり方をとって、一般市民がやることについては、いや、これは全部やっていただくんですわと。この姿勢はどうなんですか。

 これね、皆さん本当に一遍考えていただきたいと思うんですよ、このことについてはもう本当に十二分に。ここら辺のコンプライアンスが。

 時間があれですけれども、教育委員会も含めて、関係法令、条例、規則に基づく申請等の決裁に関係した多数の職員が、一人でも、ここはおかしいんやないかとか、あるいはこのやり方はまずいんじゃないかという遵法精神といいますか、コンプライアンスがあれば、こんなことには私はならなかったと思うんですよ。市が何もかもやるんですよ。開発の申請も、市道をつくるのも、全て市がやることなんです。例えば、他の関係があってできなかったというのはわかりますわ、それやったら。全部市がやることにもっと正論でやっていただきたいと思うんですよ。そんな知恵を出さんと、違うところに私は知恵を出していただきたいと思います。

 副市長、今までのあれで、副市長の考え方も一遍、今後のことも含めて、あの進入路がまだ開発申請がおりていないということの中に、多分に今まで思った以上にあそこを使わないかんという状況にもなるやろうと私は思うんです。そんなことも含めてどうですか。



○議長(野村保夫君) 副市長。



◎副市長(木下憲一君) 村山議員のご質問にお答えをいたします。

 先ほど来、建設課長がご答弁しているように、開発申請の許可が若干おくれております。ただ、私のほうへは、ゆめぱーるの3,000平米以下の開発と今回出している開発申請と一体化というふうには聞いておりません。ただ、今回出している申請につきましては、建設課長が答弁したように若干の変更を県のほうから聞いておりまして、言われるように造成工事の契約も終わっておりますから、業者がいつ工事できるんだという話は建設課には届いております。

 それも含めて、先日ですけれども、担当部長のほうには、安楽島保育所の建設のスケジュールもございますもので、よくお願いをしてきたのが現状です。

 以上、答弁とします。



○議長(野村保夫君) 村山議員。



◆11番(村山俊幸君) くどいようですけれども、本当に今言うた学校敷地を通っての仮施設、仮道路。こういうものを一日でも早く解消するためには、開発申請には十分に神経を使って早くおりるようにと。これは皆さんプロですから。向こうから、県のほうからいろいろ言われて直さないかんような羽目のような申請をしておる、ここら辺がおかしいんです、はっきり言って。県から言われることのないように、こちらから十二分な資料を出して、一発で申請の許可がおりると、そういうことをやっていただきたいと思うんですよ。

 時間がありませんので、最後に私、もうこれ以上言っておっても、皆さんの考え方の中に今回は警鐘といいますか、ということで言わせていただきました。

 きょう、朝、中日新聞の中日春秋、コラムですね。徳川家康の言葉というので、忠臣の利勝に対して家康が言った言葉なんです。「よくよく人の善悪能否をたずね知るべし」というのは、部下を掌握するところの中で、これはここに書いてあることです。トップの周りが追従者ばかりだったら組織は腐る。そこら辺は、私は皆さん肝に銘じてやっていただきたいと思います。

 我々市議会もそうです。何でも賛成では、これはとてもやないけども、市の行政はいい方向には向きません。そんなことも含めて、切磋琢磨しながらやっていくというのが二元代表制の本当の姿ですから、そこのところは我々も十分注意をしてやっていきたいと思いますけれども、追従、追認をするということのないように、これからもひとつよろしくお願い申し上げて、私の質問を終わります。



○議長(野村保夫君) 暫時休憩します。

                (午前10時59分 休憩)

               −−−−−−−−−−−−−−−

                (午前11時12分 再開)



○議長(野村保夫君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 12番、山本泰秋議員。



◆12番(山本泰秋君) お許しを得ましたので、通告してあります鳥羽港・佐田浜地区の整備と活性化について一般質問を行います。

 先日、ひょんなことで、鳥羽の原点とは何かという言葉が私の耳の中に飛び込んできました。私にとっては変にインパクトのある言葉として聞こえてしまいまして、そこで、私なりに、私自身わずかながら知っている鳥羽の歴史・文化等もひもときながら、鳥羽の原点について少し考えてみました。すぐに私の脳裏をよぎったのが、やはり港町のイメージでした。歴史書等でも、昔は風待ち港と言われ、自然の良港として大いににぎわったと記されています。

 そのとき、私、ふと思ったのですが、よく考えてみると、このように鳥羽港が自然の良港としてたたえられてきた背景には、有人4島も含めて、島々に囲まれるという自然的条件のあったことが、古代には泊まり浦とも呼ばれ、自然の良港として港町鳥羽を全国に知らしめたということであります。つまり、逆の言い方をするならば、離島を有していたことが、全国に名をはせるような港町鳥羽を築けたということではないでしょうか。それと、やはりこれも古代から御食国(みけつくに)と言われていたように、豊かな海の食材も鳥羽を支えてきた大きな要素であり、それも鳥羽の原点だと思います。

 昭和52年に国際観光文化都市の指定を受け、観光都市として市の産業の中核を担っているのは、そうした鳥羽の原点があったからこそだと私は思います。物事を始めるときとか、事を前へ進めようとするときなどに、いま一度原点に立ち返ってなどとよく言われます。このことは、私もある意味では非常に大事なことではないかと思っております。

 そこで、今回の質問は、そうした鳥羽の原点、つまり離島、港町、観光等の観点から、その利便性と活性化等々の視点で質問をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それから、今回の質問内容は5項目あるのですが、そのうち4項目が昨年の3月議会での一般質問のとめ直しと続きの質問でありますので、その点についてもあわせてよろしくお願いいたします。

 それでは、まず1点目は、鳥羽港の定期船乗り場桟橋の位置の変更についてであります。

 モニターをお願いします。

     (モニター切替指示)



◆12番(山本泰秋君) 具体的には、モニターを見ていただきたいと思いますが、この写真は前回の質問でも使わせてもらいました関係で、既に桟橋に番号も入れさせてもらってあります。皆さんもご承知のとおり、現在、市営定期船の乗り場として使われている桟橋が7番、8番、9番、10番であるわけです。

 そこで、私の改めての質問並びに提案になるわけですが、7番、8番桟橋はそのままで、9番、10番をこのあいている5番、6番に変更できないかということであります。9番、10番を5番、6番に変更した場合のメリットとしては、前回の質問のときにも申し上げましたが、何といっても、定期船乗り場桟橋が5番、6番、7番、8番になることによって、乗り場桟橋全てがマリンターミナル出口の正面になり、桟橋までの距離がうんと短くなるということで、定期船利用客の利便性が向上すると同時に、ターミナルに入る利用客もぐんとふえることが十分に期待できるということです。

 それから、もう一つのメリットは、現在の桟橋の配置の仕方では8番、9番の入り口部分が狭く−−これでございます−−同時に係船ができない状況になっているが、これらも解消できるなどということで、私自身、昨年の3月議会の一般質問でも桟橋の位置の変更を強く要望させていただいたところです。市長は、実現できるよう県へ働きかけをするなど、努力をすると答えられております。それ以降、県への働きかけ等も含めて、現在どのような状況なのか、まずお聞きをします。



○議長(野村保夫君) まちづくり整備担当副参事。



◎建設課副参事(堀口敦君) お答えいたします。

 佐田浜が平成23年4月に新しい港として開港し、5基ある浮き桟橋については、港湾整備の中で協議され、配置されました。しかし、定期船の使い勝手が悪いということから、定期船課とともに改善を三重県に要望しております。

 議員の提案される5番、6番の浮き桟橋について定期船が利用するという案でございますが、三重県に相談しましたところ、5番、6番の浮き桟橋は小型遊覧船を対象として設計していることから、定期船の接岸ができないという回答となっております。その場合は9番、10番の浮き桟橋の変更という案にもなるかと思います。そういう案にいたしましても、アンカーの入れ直し、また護岸の改良、作業中は港の利用ができなくなるという問題に加え、工事には多額の費用が必要となることや、補助金で施行しているために補助金の返還が発生するなど、そういう理由により、桟橋の配置の変更は困難という三重県からの回答を得ています。

 しかし、我々も一層利用しやすい港を目指して、再度強く三重県に要望してまいりますし、このことにつきましては市長も知事に対して要望しておりますので、ご理解お願いいたします。

 以上、答弁とします。



○議長(野村保夫君) 山本議員。



◆12番(山本泰秋君) 県へ働きかけをしていただいておるということでの答弁がございました。

 そこで、問題になってくるのが、5番、6番のいわゆるポンツーンが小さいと。9番、10番を持っていかないと定期船の乗り場としては不適格やということだと思いますが、そこで、私は、そのチェンジはやるべきではないんかなと、それも早速やるべきではないんかなというように思っております。なぜか。いわゆるこの桟橋は、恐らく半永久的に使わないかん桟橋になってくると思うんです、離島がある限り。そういうことになりますと、先ほど私、申し述べましたように、9番、10番では、一つはターミナルから距離が非常にあるんです。遠いんです。ということで、これを見てもらうと、マリンターミナルも私が入れさせてもらいました。ちなみに言うときます。

 それで、ちょうど、市長、見てもうてわかりますとおり、位置的には5番、6番へ持ってくると、非常に正面に来るわけですね。ということで、10番まで歩く距離、結構あるんです。まして、お年寄りがふえてきておる、また風の強いところなんです。雨の日なんかは大変なようでございます。そういうことも含めて、私は、少々経費がかかるにしてもチェンジをすべき、このように思います。

 それから、何か補助金の返還の関係も言いました。これ、港の中でチェンジするのでも補助金の返還って必要あるんですか。信じられんな、私。ちょっと経費どれだけぐらいかかるんか。補助金の返還のことをもうちょっと答えてください。



○議長(野村保夫君) まちづくり整備担当副参事。



◎建設課副参事(堀口敦君) 三重県との協議の中でも、例えば費用がどのぐらいかかるんやという問いかけもうちはいたしましたけれども、三重県からは、それについては試算していないという形で、回答はいただけませんでした。その中で、言われましたように、国の補助金を使っておることによって、それを改修するとなると、やっぱり適化法という法律がございまして、その中で接触するために、そういう返還のことも生じてくるというふうな三重県からの回答をいただいております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 山本議員。



◆12番(山本泰秋君) ちょっとその補助金の返還、全く納得できないですよ、私。ほかのところへ持っていくというなら、これはまたちょっとわかりますけれども、湾内でチェンジするだけのことで補助金返還、これもうちょっと詳しく調べてください。私は納得できないですね。

 それと、経費ですが、私が一回以前に、前回質問した後ですが、県の担当者に会うたことがありまして、ちょっと聞いてみました、ちょうど佐田浜でありまして。そしたら、大体、これは全くの概算やけれども、2,000万円ぐらいはかかるというような言い方をしておりました。全くその場での概算ですから、多うなるんか少なくなるんかは知りませんが、そんなことを言っておりましたんで、例えば2,000万円かかるにしても、私は早速やるべきやなと。さっき言いましたように、半永久的に使わないかん桟橋。いつ幾日までということなら、もうちょっと辛抱せえやということになりますが、逆ですから。一日も早う離島住民の利便性、それで、さっき言いましたように観光客も非常に利用がしやすくなると思うんです、定期船自体の。ということは、観光活性化にもつながっていくということになりますんで、一石二鳥、一石三鳥ぐらいのメリットが私はあるように思います。

 それから、二つ目に言うた9番、8番が一遍に係船ができないんですよ。できないんです、入り口が狭うて。こういうメリットもあるということで、ぜひとも早速チェンジしてください。強力に県に働きかけてください。市長、どうですか。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) 山本議員のご質問にお答えします。

 私も知事さん、それから県会議員、そういったところへも強く言っていまして、当然、これは直すべきだと思っています。もう一緒の考えです。ただ、それだけのお金で、2,000万円というお金でできるんなら、本当に安いものだというふうに思います。しかし、実際にはもう少しかかるかなという感じがしております。

 以上です。



○議長(野村保夫君) 山本議員。



◆12番(山本泰秋君) ひとつよろしくお願いいたします。

 モニター映してください。

     (モニター切替指示)



◆12番(山本泰秋君) 2点目は、まさに交通安全対策の面からの質問でありますが、私自身、これについても非常に強い要望、意見としていただいておりまして、具体的には、ここのところであります。佐田浜第一駐車場左べたの入り口付近に横断歩道を設置してほしいという意見であります。−−奥ですね。横断歩道のある対面です。これが駅から歩いてきた入り口の正面ですね。ここの前ぐらいですね。

 この質問も昨年3月議会でも要望をさせていただきました。また、建設課長には所定の場所へ、いわゆる第一駐車場の入り口の横断歩道の設置に向けて、鳥羽警察への相談等いろいろ努力をしていただきましたが、結果、現状の道路事情では所定の場所への横断歩道の設置は難しいということがわかりました。といいますのは、駐車場の入り口付近へ横断歩道を設置することは逆に危険性を増すということで、私自身も一時は断念をしておりましたが、その間にこのような声が幾つか聞こえてきました。あそこへの横断歩道は死人が出ないとつけへんのかなどというような声であります。それぐらい大変な、とにかく横断歩道を使わずに、通行量がすごいです。朝とか二、三回見に行ったことがあるんですが、ほとんどがこの第一駐車場の入り口の前からずっと歩きます。そういうことで、この声は、まさに交通安全、危機的な状況かなというような状況でもあります。私も以前に建設課長とこの件で警察に相談に行ったときに知ったわけですが、佐田浜第一駐車場の入り口を例えば30メートルでも出口方面へ移動させることによって、横断歩道の設置は可能になるということでありました。

 市長、こういう事情と状況であります。まして、農水産物直売所の開設計画が持ち上がったところでもありますし、一石二鳥の考え方ができるかどうかはわかりませんが、何せ横断歩道の設置は交通安全、人命にかかわる問題でありますし、一刻も早く佐田浜第一駐車場の入り口の移動を敢行すべきではないかと私、思うのですが、市長、いかがでしょうか。



○議長(野村保夫君) まちづくり整備担当副参事。



◎建設課副参事(堀口敦君) お答えいたします。

 三重県公安委員会の指示を受けて整備されたものが現在の形となっております。昨年3月の議会で議員より横断歩道の指摘を受け、議員と課長が警察に相談に行ってもらいました。その後、我々も再度鳥羽警察と協議をいたしました。議員の提案される場所は、市道鳥羽駅臨港線、幹線の道路です。それと、鳥羽駅臨港2号線というのはパールビルの回っていく道路ですけれども、それと、マリンターミナルへとつながる臨港道路がございます。この三つの道路が隣接する変則的な交差点の中になるということから、臨港道路の右折レーンも干渉していることもあり、安全な横断歩道の設置ができないとの再度の回答を得ております。

 今後、佐田浜の新たな展開が起こり、駐車場の利用形態の変化や人・車の動線に大きな変化が生じたときには、再度また改めて警察との協議もする予定でおります。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 山本議員。



◆12番(山本泰秋君) 私は、もうそのことは、さっき報告させてもらったように知っておるんです。その上で、この実態は放っておかれんなということであえて質問させてもらっておるわけです。そういうことで、これは、駐車場の利用形態云々とかも言うていましたけれども、そんな問題じゃないんですよ。何回も言いますけれども、交通安全、人命にかかわる問題なんです。そこでは精いっぱい行政として努力をせないかん。可能なことは実行せないかん。そういう観点で物を言わせてもうておるんです。

 ということで、具体的には、いろいろ検討、研究も私、してみました。出口の横でもいいんです。ですが、いわゆる盆とか正月、渋滞したときに、逆に非常に混雑すると。ということで、あそこを30メートルぐらい、3分の1ぐらいのところまで持っていくと、横断歩道の設置というのは可能だということで、これは警察の判断も含めて聞いてきておるんです。そうなんです。入り口を真ん中へばっと持っていくということで敢行できんかなと。同時に横断歩道の設置ができないかなということなんです。

 市長、これは経費的にも私は大したことないと思いますんで、思い切って、これは事故が起こってからでは、そら見たかということを言われると同時に、実態的には本当に大変な状況が朝夕あります。そういうことも含めて、市長、どうでしょう。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) おっしゃられることもよくわかるんですけれども、私たちもやっぱり通行する方が近くを通りたいということで、こちらのほうへ戻って横断歩道を利用しないという、そういう心理もわかるんですけれども、今、議員が言われたように、入り口をもう少し鳥羽の駅側のほうへ持っていくという、そういうアイデアも一つの考えだと思います。これから佐田浜に施設をつくるに当たっては、本当はもっと鳥羽駅にうんと入り口は近いほうがいいんですけれども、やっぱり先ほども答弁あったかと思うんですけれども、やっぱり渋滞したときに、どうしても入り口から並ぶ車、これを考えると、鳥羽駅前の信号に近くなればなるほどそのスペースがなくなるということで、公安委員会、警察としては今の位置がベストだと、こういうふうに言っているというふうに聞いていますので、そのあたりはやっぱり議論が必要かなというふうに思っております。



○議長(野村保夫君) 山本議員。



◆12番(山本泰秋君) 私も建設課長と以前に警察へ行って、そのことも含めていろいろディスカッションもさせてもらいました。そのときに、市長は先ほどベストと言われました。だけど、警察もそこら辺は、いわゆる横断歩道じゃないところをどんどんほとんどが歩いておると。恐らく、どうですかね、9割、10人に9人は歩いていますね。

     (「多いわ」の声あり)



◆12番(山本泰秋君) いやいや、私、実態を見とって、ちょっと横から離島の議員、しゃべらんといて。見てあるんで。

 そういうことで、実態的にはそういうことで私も認識しています。それで、警察のほうも言うていました。非常に危ない状態。やっぱり人間おかしなもので、横断歩道帯が入っておるだけで運転者もきちっとそこで注意をします。そういうことも含めて、今の状態やと、ぽんと出てきても、恐らく運転者が注意していないですから、事故が起こる可能性は大です。そういうことも含めて、それからでは遅いですから、こういう声がたくさん出ておるということも含めて、これはマリンターミナルができた当初からの意見でございまして、ですもんで私も前回取り上げさせてもうたということです。警察とも話しまして、私が提案させてもうた真ん中辺へ持っていくかということがベストじゃないんかなと。それで、そこではパールビル問題、そこら辺を解決した上でもう一遍考えようかということで警察とは話をしてきております。

 そういうことなんですが、これはもう、さっきも言いましたが、人の命にかかわる問題でありますんで、それとは先に、一刻も早く横断歩道帯をつくるべきじゃないんかなというように私は思います。そのためには、第一駐車場の入り口の位置を30メートルでも向こうへ持っていけば−−30メートルいうても、私もちょっとはかってみましたが、大まかに。3分の1ぐらいのところです、こちらからね。ということで、渋滞が云々ということも、それやったらある程度解消できるということですんで、ぜひともそういうことで、市長、決断をしていただきたいなというように思います。

     (何事か発言するものあり)



◆12番(山本泰秋君) いや、要は駐車場の入り口の問題なんですよ、警察もネックになっとんのは。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) 今提案されたように、横断歩道だけもう少し真ん中のほうへ持っていくということであれば、これは可能性としては非常に高いと思いますけれども、入り口も一緒にということになると、これは、さっきも言ったように公安委員会とか警察がイエスと言わないものですから、そこにちょっと問題があるというふうに思います。



○議長(野村保夫君) 山本議員。



◆12番(山本泰秋君) 横断歩道帯は、あそこをボックス状にするということですよ。こちらはありますやろ、横断歩道。渡ったすぐのところでスクランブルに。私、こういう提案をさせてもうておるつもりなんですが、ちょっとそこら辺理解してもらえなかったと思う。そういうことも含めて、あそこへいきなり横断歩道をつけるということは、ちょうど第一駐車場の入り口になるんで、そこでかえって危ないと、こういう認識を警察は示しておりました。

 そういうことで、ひとつ、これは人命にかかわることですんで、産地直売所とは先行してちょっとつくっていただきたいなと、このことだけ申し上げておきます。

 モニター。

     (モニター切替指示)



◆12番(山本泰秋君) 次に、3点目の定期船の荷物の取り扱いについてですが、この件も昨年3月議会の質問の中で、中之郷桟橋への減便問題、中之郷での荷物を取り扱わない問題、それが中之郷経済に与える影響などについてただしてきたところでありますし、それに対して市長は、改善できるところは改善したいと答弁されていました。私は、いっそのこと、港町鳥羽のイメージアップのためにも、中之郷を商業港の位置づけをして、特に荷物の取り扱いについては、逆に中之郷桟橋の一元化をしたほうがすっきりとして効率もよいのではないかとの考えから、ダイヤの組みかえなどで苦心をしてでも、思い切って荷物取り扱いの中之郷桟橋への一元化ができないかということで提案をさせていただきました。

 改めてになりますが、まずその点について再度お伺いをしておきたいと思いますが、市長、いかがでしょうか。



○議長(野村保夫君) 定期船課長。



◎定期船課長(下村悦生君) お答えをいたします。

 平成23年4月に経営改善を目的といたしました減船に伴う大幅なダイヤ改正をさせていただくとともに、同時に、荷物取り扱い基地の一元化を目指して、佐田浜マリンターミナルにおきまして荷物の取り扱いをすることといたしております。

 議員ご指摘の件につきましては、これまでにもご提案いただく中で、さきのゴールデンウイークには、繁忙期における物流の停滞を回避するために、中之郷桟橋での荷物の取り扱いを時限的にではありますけれども実施するなどの対処をしながら、種々検討を重ねてまいってきておるところでございます。しかしながら、減船後のダイヤの現状でありますとか事業効率などを勘案いたしますと、現状では中之郷への一元化は非常に難しい情勢であると考えております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 山本議員。



◆12番(山本泰秋君) 先ほど定期船課長の答弁では、船数が6隻から5隻に減った中では、なかなか荷物の中之郷桟橋一元化は難しいということでの答弁であったように思いますが、私は、船数が6隻から5隻に減った中でも、荷物の一元化は可能ではないかなと思っております。

 ここに定期船の時刻表があるんですが、これを見ておりまして、例えば中之郷発の便が極端に少ない桃取便のダイヤの組みかえ等により、何便かふやすことにより−−もちろん全体的には1日の荷物便数は減ることになるわけですが−−中之郷への荷物の一元化は可能になるのではないかなと、このように思っております。これはきっちりと計算してありませんので、これを眺めながらちょっと考えたんですが、そこら辺はどうでしょうかね。



○議長(野村保夫君) 定期船課長。



◎定期船課長(下村悦生君) 現在の5隻運航の体制でできるんではないかというご質問だと思いますけれども、議員ご指摘の桃取便でございますけれども、日中の中之郷への直行便が極めて少ない状態やということがあります。これにつきましては、ダイヤ改正時において、佐田浜・中之郷間において乗り継ぎ便を利用しながら、できるだけ一緒に乗っていただいて中之郷へ行ってもらおうということで減便をさせていただいてきております。なおかつ、海上交通を効率のいい陸上交通にということでの効率化を目指してきております。

 ですので、桃取航路についての直行便をいかにしたら戻せるかというところにつきましても、検討はしてまいりましたけれども、ほかの航路に与える影響でありますとか、例えば中之郷で荷物を積んだ場合に、今の現状でありますと、便数の少ない中では佐田浜で乗せかえが生じるとか、そういった支障が生じてまいりますことから、少し考えにくいところかなというふう思っております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 山本議員。



◆12番(山本泰秋君) 先に言っておきます。私が荷物の取り扱いの中之郷桟橋への一元化にこだわっているのには、もう一つ理由がございます。

 モニターをお願いします。

     (モニター切替指示)



◆12番(山本泰秋君) これがマリンターミナルの正面であります。これも前回に申し上げてきたところでありますが、一つは、マリンターミナルの正面玄関のようなところで荷物の取り扱いをしていること。このことは観光客から見て大変イメージダウンではないかということ。それともう一つは、定期船の利用客が歩く堤防や桟橋をフォークリフトが人と交錯するように行き来していることなどの状況を考えたとき、中之郷桟橋への荷物の一元化が何としても必要な対応ではないんかなというような気がしたからであります。例えば、先ほど課長が言われました、いろいろ苦心をしていただいて、再検討していただいて、中之郷桟橋での荷物の一元化が何としても難しいとなったときには、これから何十年もこの状態が続くのかと考えたとき、マリンターミナルのレイアウトの問題も含め、このままでよいのか大きな疑問符が湧いてきたのが、荷物の取り扱いの中之郷桟橋への一元化にこだわったところでございます。

 いずれにしましても、定期船の荷物の取り扱いの問題、半永久的な問題であるわけですし、ダイヤのこともありますが、中之郷の一元化が何としても無理なときは、マリンターミナルでの荷物取り扱い場所の変更等も含め、しっかりと練り上げ、検討をしていただきたい。このことをお願いしておきます。市長、この件に関していかがでしょう。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) 議員がおっしゃられることもよくわかるんですけれども、このターミナルビル自体は、図面が出てきた時点では私はよかったと思うんです。ここを正面玄関と言われましたけれども、正面玄関は左の奥にありまして、それで横に、そこから離れたところに荷物の取扱所があるという、その図面を見た限りではよかったんです。ただ、玄関前のロータリーを使えなくしたり、やっぱり鳥羽駅からの最短距離とかいうようなことで、利用者の人たちが大回りをしないという、そこまで考えなかった、そのあたりにミスがあったというふうに思います。例えば、この歩道から今の車の後ろのあたりですけれども、ここに塀でも建てて通れなくすれば、もう最初の予定どおりいくわけです。それは、ちゃんと玄関を通って、そして見苦しいものも何も見えないということになるんですけれども、やっぱり利便性を考えたときに、短い距離で船へ行きたいということを考えると、それができないということで今の状況になっているというふうに思います。

 フォークリフト等の走る場所を変えたらという今のお話だったんですけれども、それも私たちも考えたんですけれども、逆に奥のほうにその荷物の取扱所を持っていくと、フォークリフトが走る距離が長くなるわけですよね。そうすると今よりも危険性が増すんではないかなというような、そういう考え方にもなろうかと思います。

 それから、あと1点、桃取の便を少しダイヤを変えてというお話がありましたけれども、今の状況においては本当にぎりぎりで、なかなか便を変えるというのは非常に難しいんです。それは、神島へ行く船が、中之郷で乗って1時間以上かかって神島までかかるというのを何とか解消しようとしても非常に難しくて、ダイヤを考える場合に。そうすると、坂手へ行く便を1便減らさないと神島の便が直通みたいにならないということを考えても、今のダイヤの状況の中で2便、3便変えるというのは非常に難しい点があるというふうに思っております。

 以上です。



○議長(野村保夫君) 山本議員。



◆12番(山本泰秋君) 先ほど市長の答弁の中で、少し提案も含めてしておきたいなと思うことは、例えば、荷物の取次所をマリンターミナルの一番奥に持っていくと−−観光客のイメージダウンも含めての対策ですが。持っていくとした場合に、フォークリフトの距離が遠くなるということを言われました。だから、最初の私の質問と関連してくるんです。定期船乗り場を5番、6番へ持っていくことによって、短くなると。これも一石二鳥やということでございます。

 市長、もうとにかくメリットはあってもデメリットはほとんどない提案を私、させてもうておるつもりです。そういうことで、ええことはどんどん敢行していく。これは市の財政的には追っつかんような経費がかかるということなら話は別ですけれども、私は、できる範囲でどんどん前へ進める。まして、この定期船の関係は、何回も言いますけれども、ここの鳥羽港マリンターミナル、半永久的に使う桟橋でもあるんです。また、観光の拠点でもあるわけですね。そういうことも含めて、ぜひともここら辺についてもしっかりと再度検討していただきたいなということでお願いをしておきます。

 少し飛ばします。次に4番。もう一つちょっと入れさせてもらおうかなと思ったことがあるんですが、ちょっともう飛ばさせてもらいます。

 次に、4点目のパールビル問題についてであります。

 早いもので、パールビルが閉館して5年が経過をいたしました。海の玄関口であり、交通の結節点でもある駅前佐田浜地区の中心に位置するパールビルは、駅前、佐田浜周辺の開発等を行う上でもネックになってきていると考えるわけですが、このパールビル問題の解決に向けて、市としてこれまでいろいろと関与をしてきていると思うのですが、これまでの経過と今置かれている状況と、そして今後の対策等があれば、あわせてお聞きをします。



○議長(野村保夫君) 副市長。



◎副市長(木下憲一君) 山本議員のご質問にお答えをいたします。

 このパールビルの件につきましては、去る平成23年8月に鳥羽パールビル管理組合に対しまして、市が買い取る意向を提案しております。その間、幾度か鳥羽パールビル管理組合の理事会等に私も出席をし、その旨を理事会で対応をお願いしてきました。ただ、このような状況にありましても、理事会としては所有者からの売却承諾、これがいまだに数名とれておりません。しかし、結果的には、所有者全員の同意がないと市が示した意向には添えないことから、現在のその状況は以前とは変わっておりません。

 今後の対応ということですけれども、パールビル管理組合の理事会が先月行われまして、何か理事長もかわるようなことを聞いておりますけれども、新たな理事長が決定するまでも旧の理事長が引き継ぐという旨を聞いておりますので、理事会等にもできれば出席をして、強く要請をしていきたいというふうに思っております。

 以上、答弁とします。



○議長(野村保夫君) 山本議員。



◆12番(山本泰秋君) 状況はわかりましたが、実は私、きょう質問をさせてもらおうかなと思ったのは、いわゆるこの前の全協のときに副市長が、特区申請によって解決をというような話をされました。そこら辺もありましたんで、そこら辺もしっかりちょっと聞きたいなということもありまして質問等に取り上げさせてもうたということですんで、その点についてはどうでしょう。



○議長(野村保夫君) 副市長。



◎副市長(木下憲一君) お答えを申し上げます。構造改革特区のご質問かと思うんですけれども、お答えをさせていただきます。

 現在のパールビルは、通称マンション法という法律に縛られております。正式には建物の区分所有に関する法律、この規定によりますと、先ほどご答弁申し上げたとおり、所有者の全員の同意がないと解体であるとか売却であるとか、そういう行為はできないというふうに規定をされております。しかしながら、東日本大震災の復興を促進するために、災害により区分所有者が滅失した場合、敷地共有者の決議の5分の4以上の多数でそれを売却等ができるような新たな法律ができました。この法律を盾ではないんですけれども、この法律に準じてパールビルができないか、現在、構造改革特区の適用を検討しているところでございます。確かに構造改革特区につきましては提案の時期とか申請の時期等がございまして、現在、所管課において対応させているところでございます。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(野村保夫君) 山本議員。



◆12番(山本泰秋君) 構造改革特区、私も若干ですが勉強させてもらいました。これ少しうまくいかんかなと、この内容を読んでいまして思いました。実際にこれがそのまま適用できるかどうかについては、まだそこのところまで私、勉強しておりませんが、この特区申請等々も含めて、いずれにしても一日でも早いパールビル問題解決にはご尽力をしていただきたいなというように、このことをお願いしまして、この項については閉じさせてもらいます。

 それで、次にいきます。

 それでは、最後の質問になりますが、計画されている鳥羽港農水産物産地直売所の開設についてお聞きをしていきたいと思います。

 昨日は寺本議員から、あすは山本議員から詳しく質問をとエールを送っていただきましたが、昨日の寺本議員ほど詳しく質問することができませんので、よろしくお願いいたします。

 去る5月14日と27日の全員協議会で、農水産物産地直売所開設へ向けての説明をいただきました。資料も見せていただきました。農水産物直売所開設計画への施策に対する理念はすばらしいなと思いました。全協の中で市長も述べられていました。三重大学も全面協力をすると言ってくれているし、漁業組合長もこの事業は反対を蹴飛ばしてでもやると言っているし、市長自身に至っては不退転の決意と言っていますように、気持ちも前面に出て大いに結構なことだと思いますが、ただ、この事業運営をしていく上で、具体的な面になりますと、若干気になる点が幾つか浮かび上がってきます。

 まず、この事業を展開していく上で、具体的で、できれば、かつ持続性のあるような事業計画が示されていない点であります。それともう1点、事業を運営する中で一番基礎となる農産物の供給体制はきちっととれるのかなという点であります。

 まず、この事業計画、農水産物の供給体制の面から先にお聞きをします。



○議長(野村保夫君) 農水商工課長。



◎農水商工課長(益田由典君) お答えいたします。

 本施設の物販機能といたしましては、農産物などの委託販売や水産物などの買い取り販売、総菜などの自前加工品を考えております。農産物につきましては、ご心配のとおり、市内の生産量は現在のところ少量でありますけれども、鳥羽志摩農協管内を地元といたしまして、鳥羽・志摩の生産物を販売する計画でございます。また、友好都市などと連携をしまして、特産品の販売も計画しております。

 今後、市内の農産物につきまして、県や農協と連携をしまして計画的に営農指導を行い、供給体制の充実を図るとともに、生産者が売れるものをつくっていくためのデータをフィードバックすることで販売力の強化を図っていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 山本議員。



◆12番(山本泰秋君) それから、この直売所の開設計画、市民の反響が結構大きく、これまでも私のところへいろいろなご意見が入ってきておりまして、これらも参考にさせていただきながら、もう少し議論をさせていただきたいと思いますが、入ってきている意見について、参考にちょっと申し述べておきたいなと思います。

 一つは、市が税金で施設を建て、経営にはノータッチというのは問題ないのかという意見であります。といいますのは、有限責任事業組合、いわゆるLLP方式ということで、実質は農協、漁協に丸投げするやり方だと思うのですが、これで市民や民間業者の理解は得られるのかということではないでしょうか。

 また、なぜ入れるのは農協と漁協なのかとか、民業圧迫にならないかということ、農協、漁協といえども経営は素人ではないかとか、また、もっと幅広く、例えば商工会議所の料飲土産部会や観光部会なども巻き込んでこの事業は展開すべきではないのかなどのご意見をいただいておりますが、これまでもプロジェクト会議の中で、地域一体化の取り組みなどを含めて十分に協議がされてきた結果での計画になっていると思うのですが、改めてになるかもしれませんが、市民の皆さんの意見も十分に取り入れながら進めてもらいたいなというように、このことをお願いいたします。ここで課長の答弁を聞こうかなと思っていたんですが、そういうことでお願いをしておきます。

 また、市長はさきの全協の中で、民業圧迫の意見が出されたときに、いや、逆に相乗効果をと申されました。私もまさに同感でありまして、そうありたい、そうあってほしいと願っている一人でございます。しかし、私、思うのですが、この事業が成功しなければ相乗効果は起こらないと思うのです。逆にこの事業が失敗するようなことにでもなったら、まさに足の引っ張り合いになり、大変なことになるのではないでしょうか。この直売所が繁盛する、それも持続的に10年、20年と繁盛し続けることによって、そのことが地域周辺に広がり、そうした事態によって相乗効果が起こってくるということだと思うんです。そして、そのことが地域を活性化に導きます。このようなことを思い描いて事業を起こすわけですが……。

 実は先日、5月28日でしたか、志摩市商工会館で「食で地域の活性化を」というテーマで講演会があり、聞きに行ってきました。講師は金丸弘美さんといいまして、内閣官房地域活性化応援隊・地域活性化伝道師という長い肩書きの持ち主ですが、その話を聞いてきまして、この金丸さんの話では、山口県萩市に2001年4月にオープンした道の駅、萩しーまーとを取り上げて話をされていきました。ここで、特徴的なことをちょっと参考に申し述べておきたいと思いますが、この萩しーまーと、結構有名な道の駅になっておるということです。魚が飛ぶように売れ、大繁盛をしているという道の駅だそうです。

     (「iPadに入ってんのか」の声あり)



◆12番(山本泰秋君) 入っていますね。いや、入っていない、ごめんな。

 一つは、この道の駅をつくろうというときに、自分たち、つまり地元の人が喜ぶようなところへ市場をつくろうということで道の駅づくりを始めたそうです。そしてもう一つは、地元の人が喜ぶものをそろえれば観光客が来るという考え方で現在もやっているそうです。事実、道の駅の萩しーまーとは、現在でも地元の客が6割を占めているそうでございます。ちなみに、駅長は13年前に全国公募した駅長だそうです。ぜひとも、参考になるところがあれば参考にしていただきたいと思います。ここでも市長に聞こうかなと思ったんやけれども、もう時間がありませんので。

 いずれにしましても、前段で申し上げましたすばらしい理念のもと企画された農水産物産地直売所の開設、市長は不退転の決意で臨むと申されましたが、私は、ぜひとも、鳥羽市の活性化のためにも、失敗は許されないという固い決意のもと、地域全体で共有できるような事業展開になりますことを強く期待をいたしまして、私の質問を閉じさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) エールありがとうございます。私もこれは本当に大事だというふうに思っております。何もしなかったら何の問題も起こってきませんけれども、やっぱり何かをすればいろんな苦労もあると思います。だけども、それをしないと鳥羽市が発展しない、鳥羽市へたくさんお客さんが来てくれないと、こう思っていますので、これを起爆剤にして鳥羽市がまた活性化できるように、みんなで頑張っていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(野村保夫君) 昼食のため、午後1時まで休憩いたします。

                (午後0時14分 休憩)

               −−−−−−−−−−−−−−−

                (午後1時02分 再開)



○議長(野村保夫君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 3番、井村行夫議員。



◆3番(井村行夫君) 議席番号3番の井村行夫でございます。議長の発言のお許しをいただきましたので、発言させていただきます。

 この6月の真珠議会、私、これで3回目になるわけなんですが、はまおぎのコーラスの皆さん、そして鳥羽小の皆さんの歌声、そして今回、菅島の小学校の皆さんの島っ子ガイド、何かきらりと光る女性、子供たちを見ることができ、また元気をいただいてこの議場に立つことを本当にうれしく思います。また、この6月という月はちょうど私の誕生日の月でございまして、この16日には63歳を迎える、こういう6月でございます。

 今回、ちょうど1年前に私、空き家等の対策について質問をさせていただきました。条例の提案をさせていただきまして、やっと来月7月から実施されるということでございまして、非常に感激であります。

 さて、今回の質問は、空き家等の適正管理に係る条例の実施に当たり、今まで上げさせてもらった中を見させていただいて、今後いろいろな空き家の条件等、それから整備、整理、管理、いろいろな問題点があろうかというふうに思いますんで、それを一つずつ質問したいと思います。

 まず、空き家適正管理する条例はどこかといいますと、建設課でよろしいですか。それでは、建設課にお尋ねをいたします。

 まず、前回、私が質問させていただいた中で、空き家の実態を一応調べてくださいということを言わせてもうたんですが、その後どうなっているか、お聞きをいたします。



○議長(野村保夫君) 建設課長。



◎建設課長(松尾直至君) 井村議員のご質問にお答えさせていただきます。

 平成20年度土地統計調査による鳥羽市の推定空き家戸数は、およそ2,080戸でございます。鳥羽市空き家等適正管理に関する条例の対象空き家は、管理不全な状態の空き家でありますので、そのような状態の空き家につきましては、今後住民の皆様からの情報や市職員による現地調査により、所有者及び状態の調査を行いたいと思います。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) お答えが2,080件ということでございますんですが、その内容は平成20年度からということですんで、それ以降どんどんふえているよというようなことがはっきりしますが、この条例等でその部分も新たにプラスになるというふうにも思われます。

 そのときに危機管理室のほうに、前回の6月議会において、避難所付近、それから危険な建物が−−ブロック等でございますが−−避難路の道路にかかっているところがあるかどうかということをお聞きしたんですが、その後、条例施行後の対処の仕方はどう行っていったか、ここでお尋ねをいたします。



○議長(野村保夫君) 防災危機管理担当副参事。



◎総務課副参事(世古雅人君) 防災上の空き家などの対策についてのご質問にお答えします。

 空き家等の老朽家屋やブロック塀は、地震発生などにより道路などに倒壊し、避難する際に通行の妨げとなりますので、防災上安全を確保していくことが必要であります。しかし、該当の構造物のほとんどは個人の所有であることから、所有者や危険箇所について各地域の町内会などに協力を求めて対処していかなくてはいけないと考えております。これまでにも自治会連合会の会議などで町内会長に協力をお願いしているところでありますので、今後関係部署や地域の方々と連携を図りながら、安全確保に努めていきたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) ということは、これからそういう部分を、この条例によって、いろいろな方々が危ないところを指摘されるわけですが、至急にしないところはそれを危機管理室としてご指導のほどよろしくお願いします。

 続いて、消防長にお尋ねします。

 ちょうど半年ぐらい前に、テレビで空き家の放火を見ました。鳥羽市においてもこの空き家というのが点々としているわけですが、その後鳥羽において空き家に火災はございましたでしょうか。



○議長(野村保夫君) 消防長。



◎消防長(細木正蔵君) お答えします。

 この1年間に空き家等からの建物火災の発生は今のところございません。しかしながら、ほかの都市では町なかの密集した空き家等におきまして不審火、いたずらと思われるような原因になる火災の報道がされています。当市におきましても、万が一このような火災が発生いたしますと多大な危険と損害が予測されます。したがいまして、消防といたしても、今後も住民の安心・安全の確保のために関係各課とも連携してまいりたいと考えています。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) 火災というのは非常に怖くて、1軒がすると、市街地でもそうですけれども、連動して大きな火災になろうかというふうなものが懸念されます。この条例をおきましても、こういうことがないように十分にこの条例を活用していただきたいというふうにも思います。

 それから、ちょうどこれも半年前ぐらいのことだったと思うんですけれども、これは火災にはならなかったんですが、市内の私の近所でございますが、不法侵入、それから盗難事件など、数えても、私、今、頭の中で五、六件あります。犯人は捕まったんですが、そのとき本当に市街地も大騒ぎをしたというところでございます。1軒のうちではガラスを割って侵入し、その中でストーブで干物を焼いて奥の座敷に寝ていたというふうなことも聞いております。これは何たることやというようなことが本当に起きております。本当にますますこの空き家管理というのが重要になってこようか、また所有者にもこの部分を周知していくのに、この条例というのが大事だなというふうにも自分もつくづく思います。

 今回、この条例を作成するに当たって、市民からの意見を聞くということで、パブリックコメントというのがあると思うんですが、このパブリックコメントを実施し、その結果というのがどうであったかというのを建設課にお尋ねいたします。



○議長(野村保夫君) 建設課長。



◎建設課長(松尾直至君) お答えいたします。

 パブリックコメントにつきましては、空き家は全市民にかかわりがあることなので、幅広く意見を聞く必要があることから、鳥羽市パブリックコメント手続実施要綱第3条の市民等に義務を課し、またはその権利を制限する条例に該当いたしますので、平成25年1月10日から2月12日までの約1カ月間において実施をいたしました。

 1名の方から3件のご意見をいただきました。その内容といたしまして、集約して答えさせていただきますと、まず1番目は、条例に対して積極的な方向づけが欲しいというふうなことでございます。それに対して回答というか答えさせていただきましたのは、空き家は所有者の私有財産であり、現行の法律では所有者の管理責任に委ねられています。危険な状態にあると認められた空き家の所有者等に対し、調査、指導、勧告、処置命令を行えますので、私有財産に一歩踏み込んだ働きかけを行うことができるものと考えておりますというふうな回答をさせていただきました。

 また、2問目につきましては、空き家を維持するにも経済的な理由で対応できない者に対して勧告、命令、公表するとはどういうことでしょうかという質問でございました。これに関しましては、本条例は適正に管理されない空き家そのものを問題とし、解体や除去を迫るものではなく、生活環境、防犯、防災上危険な状態を解消するために必要と考えられる空き家の修繕、改修等を所有者に求め、適正管理を促すことを目的にしていますというふうに答えさせていただきました。

 また、最後の3問目につきましては、空き家の有効活用となるような対策をお願いしたいというふうな質問でございました。これにつきましては、本条例は市民等の良好な生活環境の保全及び安全に生活できるようにすることが目的であります。市としましても、空き家店舗対策や定住促進のための施策も考えておりますと、このような部分で回答をさせていただきました。

 また、これらの意見については、今後課題として検討させていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) 私もこのパブリックコメントをインターネットで拝見いたしました。この方は非常に適切に、この条例についてのコメントだなというふうにも自分も感心したわけなんですが、この中で、私も一番このコメントで適切にされているのだなと感じたのは、3問目の空き家の有効利用が大事ということのご指摘が一番の重要なことであろうかというふうにも思いました。空き家には危険な空き家と有効にできる空き家、そして歴史・文化のある空き家というのがそれぞれこれから出てこようかというふうにも思うんですが、これをどのようにするかという形のものをやはり市のほうでも考えておかないかんなというふうな部分もあろうかというふうに思います。

 それで、まず空き家というこの条例に対して、第2条に、本市の区域内に所属する建物その他の工作物及びその敷地並びに空き地で常時無人または使用されていない状態にあるものとありますが、この条例の中で対象となる空き家はどのような状態のものか、建設課にお尋ねをいたします。



○議長(野村保夫君) 建設課長。



◎建設課長(松尾直至君) お答えさせていただきます。

 対象となる空き家は、先ほど井村議員もおっしゃいましたように、条例第2条にあります。その中に、管理不全な状態の空き家という形をいいます。管理不全な状態とは、第2条のほうにも書いてあるんですけれども、朗読させていただきます。建物その他の工作物が老朽化もしくは台風等の自然災害により倒壊するおそれがある状態。次に、建物その他の工作物の全部または一部が飛散による危険な状態。それから、不特定者の侵入による火災もしくは犯罪が誘発されるおそれのある状態。そして最後に、草木の著しい繁茂または害虫、ネズミ等が著しく繁殖し、人の生命、身体もしくは財産または生活環境に害を及ぼすおそれのある状態。このようなことをいいます。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) ということは、この部分に当てはまるところは管理不全というふうな状態でされるわけですけれども、それを市民の方々が、隣の家はこうなっている、こうなっている、困っているという部分が、この中で当てはまる部分については市民から声を聞ける、また言えるというようなことになろうかと思います。

 次に、危険な空き家を認定して、このような状態のものを次どうするかということなんですが、ここに助言・指導・勧告というのがございますが、この部分について、この条例が起こったときに、市民の方々がどのようなことかということが疑問かというふうに思われますんで、この助言・指導・勧告というものがどういうものであるかというのをお聞きいたします。



○議長(野村保夫君) 建設課長。



◎建設課長(松尾直至君) お答えさせていただきます。

 これも俗に言う空き家条例の条例第8条により、実態調査、立入調査により、空き家等が、先ほど言いました管理不全な状態になるおそれがあると認めたとき、所有者に対しまして必要な処置について助言、指導をすることができるというふうな形になっています。また次に、助言、指導を行ったにもかかわらず管理不全な状態にあるときは、期限を定めて勧告をすることができるというふうな形ですんで、このような形で進めていきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) 問題は、その次にそれを行ってもやらなかったらどうかというふうなことにもなろうかと思いますが、それは次のところで触れたいと思います。

 こういう勧告、それからこういう指令を行うときに、建設課が独自に行われるのではなくて、この条例によりますと第10条に空き家審査会というのがありまして、ここでそういうことを決めるというようなことでございますが、この空き家審査会について、どのような審査会か、またお聞きをいたしたいと思います。



○議長(野村保夫君) 建設課長。



◎建設課長(松尾直至君) お答えさせていただきます。

 危険空き家等の状態及び周辺地域に及ぼす影響を総合的に勘案した対応方針について調査する審査会といたしまして、鳥羽市空き家審査会というものを設置いたしております。これは処置命令とか公表に関する事項に対して審査をしていただく会でございます。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) 助言・指導・勧告というところではあれなんですけれども、指令・公表となりますと非常に及ぼすところが大きいかというんですが、またこの審査会というのはどういう方々がこの審査会に入っているのか、お聞きをいたします。



○議長(野村保夫君) 建設課長。



◎建設課長(松尾直至君) お答えさせていただきます。

 審査会の委員さんのほうにおきましては、副市長を初めとして、各担当のほうの課長を選定いたしまして構成しております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) 空き家というのはやっぱり私有の財産でございます。これを指令・公表といった形のものに持っていくということは、非常にそこの責任という部分が多いかなというふうにも思います。私も各メンバーを見ましたところ、副市長が会長になられ、あと総務、環境、建設、市民、税務課長、消防長というような形のことでメンバーに入っているというようなことを見ました。ぜひともよろしくお願いしたいというふうにも思います。

 続いて、この条例ができて、市民の方々に周知をしてもらうということが一番大事だというふうに思うんですが、この条例の実施に当たり、アンケートとか、それから告知・広報活動をどのようにするのかというところをお聞きしたいというふうに思います。



○議長(野村保夫君) 建設課長。



◎建設課長(松尾直至君) お答えさせていただきます。

 議員ご指摘の本条例に対してのアンケートは今のところ考えておりませんが、今後必要があれば検討いたしたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 また、広報についてですが、広報については、平成25年5月16日号の広報とばの暮らしの情報欄に掲載をさせてもらっています。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) ただ、これを広報に載せて、字数だけのものではちょっとアピールもできないかなというふうにも思いますし、アンケートに対しても、条例が実施されてからいろいろな部分も聞くことによって、どういうものがあるかというのはアンケートも実施されたらどうかなというふうに思うんですが。

 まず、私、この条例といいますか、こういう部分をしたときに、ちょっとモニターをお願いします。

     (モニター切替指示)



◆3番(井村行夫君) こういう空き家君といったイメージのこういうキャラクターをひとつして、これからこの空き家君が困っているんだぞというようなことをどうするかというような、一つのキャラクターをしたらどうかというふうにも思いました。それから、困っている空き家というのが、申請というのをするわけなんですが、申請の仕方について、次はどうかというのをお伺いいたします。モニターありがとうございます。

     (モニター切替指示)



○議長(野村保夫君) 建設課長。



◎建設課長(松尾直至君) お答えさせていただきます。

 申請の方法というふうな質問と思いますので、管理不全の状態の空き家についての部分は、情報提供書という様式がありますので、その部分に、こういうところで管理不全の空き家がありますよというふうなことを書いていただいて提出していただくか、また建設課の窓口で口頭とかでも受け付けております。また、電話等によりましてでも受けておりますので、その点よろしくお願いいたしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) モニターをお願いします。

     (モニター切替指示)



◆3番(井村行夫君) 情報提供書というのが一体どんなんであるかというのを私、見てみました。ちょっとこれは字があれなんですけれども、本当に名前と住所と、それからどういう空き家の状態であるかというのを書くようなところになっております。先ほどお聞きしたところによりますと、電話でも、それから口頭でも、隣に瓦が落ちそうだなというようなことでありましたらどんどん言ってくれというようなことをお聞きいたしました。本当に困っているところがございましたら、どんどんと建設課のほうに言っていただけたらなというふうにも思います。ありがとうございます。

     (モニター切替指示)



◆3番(井村行夫君) 続いて、こういう情報提供書が来て、それぞれの方々のところに行って調査、それから分析をするわけなんですけれども、先ほど一番初めにも言ったように、2,000件近い空き家があるわけです。これを半分としても1,000件、それの3分の1としても500、600という方々があるわけなんですけれども、これをどのように管理、分析というような部分に、次の項に入ると思うんですけれども、していくのかなというのが疑問でございます。また、これは重要な資料というふうにも思いますんで、ぜひとも管理等をしていただきたいというふうに思いますんですが、この条例の管理といったところについて、建設課はどのようにお考えですか。



○議長(野村保夫君) 建設課長。



◎建設課長(松尾直至君) お答えさせていただきます。

 本条例の第1条にもありますように、法令に定めるもののほかとあるように、情報提供された内容を精査して、民法、消防法、それから建築基準法、道路法等の現行法令の適用の検討を行い、本条例による場合は、管理不全な状態により、管理部署との調整というふうな形になります。また、データ管理については、エクセル等によりデータを管理していきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) エクセル等でデータを管理するというようなことをお聞きしました。

 私、この空き家等の条例をいろいろなところで見させてもらったときに、秋田県の大仙市というところが先陣を切ってやっておるというようなことで、ちょっと調べさせてもらいました。モニターお願いします。

     (モニター切替指示)



◆3番(井村行夫君) これが空き家の台帳の作成をしておるというようなことで、ここに掲げさせていただきました。やはり空き家の情報処理というのが非常に大事かなというふうにも思います。それで、これがまた犯罪、盗難、それから火災、いろいろなものに危険性のあるものを一つずつチェックしながら、この台帳整理と、コンピューターでございますが、このような一つのひな形をつくりまして、もちろん写真も右側にデータとして入れて、こういうデータ収集、そして空き家についての持ち主から管理者から、いろんな部分をここに書くような、記載するようなデータの処理を、ソフトをするようなことになっております。何かこれを見たときに、やはりこれぐらい考えていかないかん部分になるんかなというふうにも思わせてもらいました。ありがとうございます。

     (モニター切替指示)



◆3番(井村行夫君) ぜひとも台帳製作、そしてエクセル等というふうにありましたんですが、これの管理をきちっとしていただいて、少しでも防災、いろいろな面でこれから安全・安心なまちづくりをするためにも、空き家の管理という部分を管理していただいて、またその分析等々をしていただくことによって住みよいまちというのができるんかな、また、まちの活性化ができるんかなというふうにも思います。

 この重要性を今指摘させていただいたんですが、この条例で問題点は2点あるように思います。一つは、条例を実施して、空き家の解体とか、そのやつを修繕するとかしないとかいう部分について、公表までいって、それをしなければどうなるのかというようなことでございます。この条例を見させていただいたときに、ほかの市では強制代執行をされているところ、それから罰金等を記載されているところがございます。今回のこの条例によりまして、この部分、いわゆる行政代執行と罰金の部分がないというふうに思いました。これは何か理由がございますんですか、建設課にお尋ねをいたします。



○議長(野村保夫君) 建設課長。



◎建設課長(松尾直至君) お答えさせていただきます。

 まず、罰金のほうですけれども、本条例の目的は空き家等の管理の適正化を図ることでありますので、管理不全な状態であるものに対して、罰金を規定してもその解決にはならないと思いましたので、罰金規定は定めませんでした。

 また、井村議員言われました行政代執行については、行政代執行法という法律があるので、その法律には、「義務者がこれを履行しない場合、他の手段によってその履行を確保することが困難であり、かつその不履行を放置することが著しく公益に反すると認められるときは、当該行政庁は、みずから義務者のなすべき行為をなし、または第三者をしてこれをなさしめ、その費用を義務者から徴収することができる」というふうな形のものがありますので、このことに本条例の執行性は確保されていると考えております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) ということは、この代執行という部分が非常なる権力といいますか、そういうものがあるということなんですが、私も、やはり一番は、所有者が持っている自分の家について今どういう現状でどうあるかということを確認していただくのが一番の重要なことか、そしてそのものがどれだけ住民にとって危ないことであるか、また価値のあるものであるか、十分に所有者にわかっていただくのが一番の目的かというふうにも思います。ですので、次の段階としての行政代執行、罰金というようなところも考えたらいいかなというふうにも自分も思います。ですので、このような形でいいのかなというふうに思いました。

 もう1点、大事なことというのをご指摘させていただいたのは、空き家がいろいろあるわけなんですけれども、一つは、本当に危険でもう倒壊しそうな部分というものがあって、その部分を撤去するいろんな方法があるんですけれども、空き家のことでも利活用のできる空き家というのがあるわけです。所有者がこれをどうするかというようなことになろうかと思うんですが、健全な空き家の利用活用についてということで、前回もお聞きをいたしましたんですが、ここで農水商工課にお聞きしたいんですが、空き店舗というのがもちろんあると思うんです。空き家も空き店舗も一緒やと思うんですが、空き店舗について農水としてはどういうふうにお考えですか。



○議長(野村保夫君) 農水商工課長。



◎農水商工課長(益田由典君) お答えいたします。

 中心市街地空き店舗活用事業補助金というのがありまして、中心市街地の活性化を図るために、空き店舗を活用して集客に役立つ施設及び店舗を開設する事業者などに対しまして、改装経費の2分の1以内、限度額50万円の補助金を交付しております。実績といたしましては、平成22年度から開始をし、これまで5件、250万円の補助金を交付しております。なお、この補助金を使わずに独自で空き店舗を活用している例というのもありまして、4件ほどあると聞いております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) 空き店舗についても、需要があり、それなりに使っていただいたということのお知らせでございます。

 続いてですが、空き家店舗ではなく、空き家というのがあるわけです。前回も坂手の空き家のところもいろいろお聞きしたところでございますが、当事者、使っていただきたい方もおられる、またそれをどうするかというようなことで、企画財政課のほうがその部分についていろいろご提案をいただいたというふうに思うんですが、もう一度そのご提案といいますか、有効利用できる空き家についてどうされるか、お聞きをいたします。



○議長(野村保夫君) 企画経営担当副参事。



◎企画財政課副参事(濱口博也君) お答えをいたします。

 定住応援事業として、今回、新築住宅及び中古住宅購入時における事業の拡充案を提案させていただいております。これは鳥羽市への定住促進のほか、利用可能な中古住宅の流通という効果も図るものであります。

 また、第5次総合計画の中においても、移住の受け皿という観点から、空き家情報の収集、提供といった施策の展開も掲げていますことから、今後増加の予想される空き家の利活用などについて、現在、三重県の南部地域活性化局及び東紀州、南勢志摩地域の市町とともに情報交換を行いながら、効果的な方策について研究を進めているところであります。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) どんどんと空き家、有効活用のできるものに対しては、我々も空き家バンクというような登録の仕方もあろうかと思いますので、そこら辺の部分を、空き家を有効活用していただくとそれだけまた人口もふえるということになろうかと思いますんで、進めていただきたいというふうに思います。

 もう一つ空き家で懸念されるのが、店舗、そして利活用できるというようなものなんですが、今度は空き家に対して文化的な空き家、そして町並み的な部分ではあるかと思うんですが、市街地のまちの文化的な空き家に対してはどのように考えているかということをお聞きしたいと思います。



○議長(野村保夫君) 生涯学習課長。



◎教委生涯学習課長(清水敏也君) 井村議員のご質問にお答えさせていただきます。

 歴史的な建造物という形の中でお答えさせていただきます。初めに建物を調べるわけなんでございますけれども、その建物が鳥羽市の歴史上、もしくは建築史上重要である建造物であるかどうか、あるいは鳥羽市の偉人や市を代表する旧家の建造物であるかどうかなど、構造物の状態も含めまして、その建物の価値を調べて判断することになるかと考えます。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) それの最たるものが、大庄屋かどやというふうな形のものに残ったというふうにも自分も思います。

 市長、やっぱり安心・安全なまちづくり、市長が前回、市をどのようなビジョンでといったときに、そのようなことを言われておりました。少子高齢化を迎えることによって、どこの市でもそうなんですけれども、人口がだんだん減り、空き家が残っていく、この部分が一番私にも懸念されることなんですが、一つの条例によって一つのまちが活性化、もしくはいい方向にまた町並みも変わる、そして人々の暮らしを安全にするためにも、老化した家を所有者の形のものに対してどうされるかというのをやはり認識してもらいながら、次に進んでいかないかんというふうに思います。市長、この条例に当たって市長のお考えを、また感想をお聞きしたいと思います。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) 井村議員のご質問にお答えいたします。

 1年前に井村議員のほうから提案されて、そして執行部側としてもこれに対していろいろ研究をした結果、今回でき上がってきたということで非常にうれしく思っています。といいますのは、もう議員の皆さん本当にご心配されておりますように、空き家がふえて、それが景観上も悪い、防災上も悪いという中で、今まで私たちにそれに対応するだけのものがなかったわけですけれども、その対応のツールができたということで非常にうれしく思いますし、これを活用してまちづくりをよりよい方向にやっていきたいと、こういうふうに思っています。

 ただ、まちづくりは行政だけがするものではありませんので、やっぱり持ち主の方たちの認識とかそういったものが非常に大きいと、こう思っていますので、そういった点も十分考えながら、ルールがこうだから、あるいは強制的にこうできるからということではなくて、やはりそこには対話も含めて進めていかなければならない、そういう問題だと思っております。

 以上です。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) ありがとうございます。

 私もこれを上程してよかったなというふうにも今思うわけなんですが、現実的にこの7月からする前に、近隣の空き家が2軒ばかり壊されました。やはり見たときによると、今までの自分がまちを見たりした姿がそこに消えるということは非常に寂しく思ったり、暮らしというのがそこで消えていったなというのを感じさせてもらいます。

 その中で、町並み、それから景観が阻害するという部分で崩れてしまうと、またこれはできないことだというふうにも思うわけなんですけれども、この景観という部分が、非常に私もこれからの次の条例についての大事にせないかん部分ではあろうかというふうにも思います。というのは、やはり老朽化したものをこの条例によって持ち主に言うんですが、なかなかそれがやってもらえないとか、それがしたときに町並みという部分がどれだけのこのまちにとって貴重なものかというものを、やはり景観というものを大事にしたもう一つ一歩進んだものを考えなくてはいけないなというふうに感じました。

 それで、いろいろこの部分について自分も調べさせてもらったところ、三重県に景観計画というのがございまして、景観行政団体というのがございます。これをひもといてみましたんですが、ちょっとモニターをお願いします。

     (モニター切替指示)



◆3番(井村行夫君) これは伊勢市の外宮前のところの景観でございます。これが名張市の町並みをあらわしたところなんですが、この写真を見たときに何かなというふうに自分でも思ったんですが、これが景観まちづくりの推進というところで、景観行政団体というのがありまして、これが景観行政を伴う主体であり、都道府県、政令都市、そして中核都市は、自動的にその市町村または都道府県の協議により景観行政団体となることができるということで、三重県の行政団体ということがここに書かれてありまして、どこの市がこの景観団体に入っているかなというのを調べさせてもらいました。

 伊賀市、四日市、松阪、伊勢、鈴鹿、桑名、亀山、そしてこの24年度に志摩がこの団体になるそうでございます。あれっ、何で鳥羽はここに載っていないのかなと。これは単純なあれなんですけれども、ここら辺がどうであったかというのを、やはりこれからは景観を重視し、観光地としての部分を推進していくならば、こういう行政団体にも入って勉強すべきだなというふうに思ったんですが、まちづくり室ですか、そちらのほうにこれが行っておると思うんですが、入っていないのはどういうことですか。



○議長(野村保夫君) まちづくり整備担当副参事。



◎建設課副参事(堀口敦君) お答えします。

 現在、景観については、三重県の景観計画に基づいて、建築物の新規建築や改装に関する届け出の受理を実施しております。景観行政団体になりますと、独自の景観条例を制定して景観計画の運用を開始することになり、良好な景観の形成に向けての独自の基準をつくり、景観に関する指導や誘導ができるようになります。この景観計画は、一定規模以上の建物の建築、開発等の行為には届け出が必要となり、その行為の経緯には景観に関する制限を受けることになります。三重県内の市では八つの市が今、景観団体となっております。本市におきましては、今後、景観団体となる手続を進めていくとともに、景観計画も整備していきますので、よろしくお願いいたします。

 以上、答弁とします。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) これからその行政団体に入られるというふうなことでございます。過ぎてしまったことは仕方ないんですけれども、もっと早くこういう部分に参画をしていたらというふうにも思わせてもらいます。

 続いて、一つの空き家条例ができて、景観という部分、それから町並みという部分、それから倒廃されたいろんな空き家という部分をこれから見直すことになろうかと思いますが、今回、先輩議員が2名ほど佐田浜地区の市場というのが提案されたときに、佐田浜やなしに市街地のこの中、中心地にできたらなというふうにも自分も思わせてもらいました。しかしながら、そのスペース等々がない。でも、この空き家条例である程度の土地とか建物というものがみんなに認識されて、これからの鳥羽には市街地が一番大事やなというのを感じていただくためにも、どうかというふうにも思いましたんですが、市長の前回、ビジョンを語っていただきたいという、あのビジョンの中に文化というのが少しなかったようにも思いますが、ここで市長にお聞きしてよろしいですか。文化についてどのようにお考えか、お願いいたします。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) この前の井村議員さんの質問ですけれども、文化を軽視していたということではなくて、今までも文化を生かしたまちづくりというのもやってきていますし、これからも大事だという気持ちは全然変わっておりません。そして、よく観光は、やっぱり自分のところにあるものを磨いて、そしてそれを生かすということが大事だと、こう言われている中で、歴史とか文化とかいうものはその土地土地にあるものですので、やはりその点に留意をしてそれを生かしていくというのは非常に大事なことだというふうに思います。そういった観光面でも大事ですし、それから子供たちに誇りを持ってもらうということについても、歴史とか文化とかいうものは大事だというふうに思っております。

 以上です。



○議長(野村保夫君) 井村議員。



◆3番(井村行夫君) 私は文化が一番大事だというふうに自分も思っているんですが、やはり鳥羽市は、国際文化観光都市という名のもとに、やはり文化を大切にした行政が一番必要かというふうに思います。しかしながら、経済、それから効率、いろんな面の経済面を考えますと、市税等々のやりくりを思ったときに、これをどこに優先して使うかというようなことになろうかと思います。2年前に議員に立候補したときも、やはり市営船の問題、効率、それから採算、経済、いろんな面をあわせて減便になった。また、そのためにいろんな方々も支障を来した、不便になったという声もお聞きもいたしました。何かこれから経済優先をしていくと、効率的なものを優先していくと、やっぱり弱者がそのところで一番ないがしろになってしまうかなというふうにも思います。

 これから、震災が起こり、心の時代、きずなの時代といったことが私には一番大事かなというふうに思います。それには文化力を高めるのが、目指すのが一番大事かなと。なぜなら、生活の質を高めるための人々のさまざまな活動及びその成果と広く定義し、文化というのはそのものであるかというふうにも思います。文化力は地域を元気にして暮らしをよりよくしていく力及び人や地域が持っている力を引きつける魅力のあるものというふうに思いますのは、ある方の著書にこのようなことも書いてあります。私はそのとおりだというふうにも感銘をいたしました。

 文化力を政策のベースに位置づけるために、経済的な合理性や効率性、経済的な価値観をそのものに置くのではなくて、やはり文化に着目をして、そして経済と文化のバランスがとれた政策というのがやはり一番これからも重要かというふうにも思います。

 これは私の持論なんですけれども、世の中でお金で買えないものは三つあるという持論です。一つは健康と命。やはりどれだけ健康がよくても、私も手の不自由な一人でございますが、どれだけお金をかけても、その指は戻りません。また、自分の母もがんで亡くなりましたが、その命も、またそれもとうといものであろうかというふうにも思います。もう一つは愛でございます。一体愛とは何かということを自分でいつも疑問視しておったときに、受けるという時間、そしてその心が受け答えをしているのが愛であるかというふうにも思います。もう一つは、過ぎた時間は買えないという持論でございます。このいろいろな部分が行政によって、こういう条例によって、いろいろ変わってきます。悔いのないように、そして自分たちがこのまちをよりよくするために、町並み、そして自分たちの暮らしが一つでも安心・安全なモノに向かっていく、そういう部分が一つあるのには、やはり文化力の向上かというふうにも自分も思います。

 私の一番思っているのは、まちのみんなが笑顔で暮らせるまち、誰もが生き生きと暮らせるまち、安心して子育てができるまち。本当に市長とも同じ意見ではございますが、やはりもう少し文化についても、また我々の向上についても、この部分が一番これからのまちを形成していくのに大事かなというふうにも思います。

 最後になりましたが、ここに私、自分でまちという歌をつくらせていただきました。町並みという歌なんですけれども、ここで歌うという気はありません。ギターを持っておったら歌うことでございますが、自分のつくった詩を読み上げて終わりたいというふうに思います。

 「町並みを歩けば遠い昔の音がする。通り過ぎた幾つかの歴史のにおいがする。町並みは語らないけど、時代を刻んだ人々の生きてきたあかしがそこに詰まっている。歩こう歴史の深さ、重さを感じながら。町並みを守ってきた人々の姿が何だかとても偉大に見える。町並みはこれからも生き続けていくだろう。今を生きる人々の願いを込めながら、町並みを少しずつ姿を変えていくだろう。あすを生きる人々の暮らしに溶け込んで、歩こう人々の生活を感じながら。まちの温かさに包まれたとき、ひとときの安らぎを心にしみるよう。歩こう歴史、重さを感じながら。町並みの温かさを今から会うために、あなたとこれから訪れてみたい。みんなと一緒に歩いてみたい」これが私の歌でございます。

 このような思いでございます。これからもこの条例がひとつこのまちの活性化に寄与する、またそれが成功裏に終わることを願いまして、きょうの一般質問とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(野村保夫君) 暫時休憩します。

                (午後1時56分 休憩)

               −−−−−−−−−−−−−−−

                (午後2時07分 再開)



○議長(野村保夫君) 休憩前に引き続き会議を再開します。

 6番、木下爲一議員。



◆6番(木下爲一君) 議長のお許しを得まして、通告してあります案件について一般質問を行います。

 まず、本年は開会に当たりまして菅島小学校5・6年生の島っ子ガイド、本議会でご紹介いただきまして、本当にありがとうございました。

 それでは、平成24年2月、菅島採石場検討協議会を設置しました。委員には学識経験者2名、自然公園法、採石法、森林法の関係機関、鳥羽商工会議所、鳥羽観光協会、鳥羽磯部漁業協同組合、鳥羽自治会連合会、菅島町内会など、機関の代表及び一般公募による市民2名の計13名で構成し、事業者として鶴田石材株式会社の関係者も参加して、協議会が6回開催されました。各委員からは意見が出されまして、その結果について、同検討協議会から出された提言について市はどのように検討されているのか、その進捗状況について聞きます。

 それでは、まず提言の内容について聞きます。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) お答えをいたします。

 この菅島採石場検討協議会は、菅島採石場における緑化復元及び跡地利用の活用に関する方向性を検討し、市長に提言することを目的に、平成24年2月に設置をされました。本協議会は6回開催され、昨年10月に提言書として報告をいただいております。

 この提言の内容は大きく7項目に分けられております。内容につきましては、緑化復元状況の判断、評価及び緑化の工法と今後の進め方について、採石場跡地の活用について、所有権及び入会権について、協定書及び土石売買契約書について、関係機関の役割の明確化について、景観計画の作成について、地元町内会の意見についての7項目でございます。

 以上であります。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) モニターお願いします。

     (モニター切替指示)



◆6番(木下爲一君) 航空写真ですもんでちょっと薄いですけれども、これは一番上のほうになるんですが。

 緑化方法ということでもう検討されていくということです。現在までの緑化方法は、のり面に在来種、自主種を基本に、専門業者の指導のもと行われてきましたが、今後の緑化の工法と今後の進め方について聞きます。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) 現在の緑化工法は、のり面に30センチの客土を施し、保育ブロックにウバメガシ等の在来種の種子を入れ、のり面に埋め込み、最後に草類の種子を吹きつける方法で行っておりますが、のり面では水分の確保が難しいなど自然環境が厳しいため、樹木の定着率が低く、成長も遅いことから、新たな緑化工法を検討するよう提言されております。

 このことから、現在、市、地元町内会、採石事業者の3者で、土の流出及び水分の確保が比較的容易となる犬走りへの緑化等、新たな緑化について協議中でございます。今後は、環境省、県とも協議を行い、方向を決定していきたいと考えております。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) そうしますと、現在の緑化方法を変えていくこともあるということですか。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) そのように考えております。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) それでは次に、採石場の跡地利用についても検討されているということですか。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) 採石場跡地の活用につきましては、平地が多いほうが、議員の言われるとおり利用範囲は広いと考えますが、しかし、この採石事業は緑化を行うための事業であることから、新たな緑化及び採石事業の方向性が決定された後に、提言書にもありますように跡地利用検討会等を設置し、具体的な跡地利用を検討していきたいと考えております。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) ごめん。跡地利用のことについて私が以前から申していますのは、この下のほうを広げたらどうですかということを一応理解してもらっていますね。はい。

 それでは、次に所有権及び入会権についてお聞きします。

 この場をかりて皆さんにちょっとだけご説明を、偉そうですけど、ちょっとさせてください。

 429−1いうて菅島町内会が申し出ているのは右の半分ですね。真ん中を区切って右の半分。それから、左側の上部です。細く波打っていますけれども、あれ3段か4段になると思います。それが細くずっと429−1ということ。ほんで下のほうが67ということですけれども、そういう感じでご理解願いたいと思います。

 そこで、所有権及び入会権について総務課長に聞きます。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) 所有権及び入会権につきましては、提言書に、過去の報告書を尊重し、市と地元町内会で速やかに話し合い、合意形成を図ることが望ましいと書かれております。現在話し合いを行っていますが、入会権問題は非常に難しく、協議中であります。今後も双方で前向きに話し合いを行い、合意形成を図っていきたいと考えております。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) そこで、私たち議員も菅島採石入会権の認識を高めるように、総務民生常任委員会主催で本日午後3時30分から、鈴鹿国際大学の伊藤 裕先生を迎えて勉強会をいたしますのでご承知ください。そしてまた、ご参加くださればよろしいかと思います。

 次に、菅島採石場協定書及び契約書についてお聞きいたします。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) 提言書におきまして、協定書及び土石売買契約書については、この採石事業の目的は菅島の植物生態系を考慮し回復させることにあり、森林法に基づき採石事業者が提出した事業計画においても、緑化終了後撤退と記されており、採石事業者に許可された林地開発の立場から見ても、緑化工を完成させるための採石事業の延期はやむを得ないとあります。また、採石事業については、地場産業として地域の雇用や地域関連事業所との取引などの経済的理由、また地域の文化や伝統の継承のため、継続を希望する意見もあったとあります。

 このことから、現在、今後の採石場のあり方について、市、地元町内会、採石事業者の3者で協議を行っているところであります。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) 恐らくこれ提言書を受けてからもう9カ月ぐらいたちますわね。そうすると、これ何回か、回数まで結構です。回数的には重ねていますということですか。はい。

 それでは、次に地元町内会の意見についてお聞きします。



○議長(野村保夫君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) この提言書には、地元町内会の意見として、平成23年8月の臨時総会において大山地区及び東山地区の一体活用による跡地利用を想定した採石の継続を決議しており、本決議を重視してほしいとの要望があるとあります。市といたしましても、このことを重く受けとめております。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) 地元町内会の臨時総会をもって、新しく削るということを決議したと。この左側の上の429−1と67の被りにおいて、鳥羽市さん一緒に削りませんかということを話しているということです。

 そこで、ここまでの答弁を聞いていますと、前回から寺本議員がされていますときと余り進んでいないように感じます。確かに採石事業の継続には反対もあります。しかし、私は、鳥羽市においても菅島においても、菅島採石事業は有限で有効な大切な財産であると、そしてまた市内においても経済波及効果の大きい地場産業であると確信しています。そのことからも、ぜひ早期に解決することが大切かと思います。

 そしてまた、業者にもよりますと、採石延長が鳥羽市と合意できた後に調査、測量、設計と行い、行政各所との協議を重ねて、新しい許認可がおりるまでの通常約10カ月がかかると見込まれていますということです。次期計画にスムーズに乗り継ぐには、平成26年3月末日での採石許認可期限を考えると、9月がぎりぎりのタイミングかと聞いています。

 そこで、市長に最後にお尋ねしますけれども、9月までのあれで判断されるという決意かどうかということをお聞きさせていただきます。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) 木下議員のご質問にお答えいたします。

 そういった期限が必要であるということも伺っておりますし、それについては十分配慮したいというふうに思っております。以前からの一般質問にもありますように、この採石事業が雇用の面からも、それから経済的な波及効果、そういったものを見ても非常に大きなものであるということも理解をしておりますし、そしてまた、先ほども議員言われたように反対の意見もあるという中で、今まで鳥羽市と、それから業者の方と、それから菅島町内会3者で話し合いを続けてきていますし、これを加速してできるだけ早く結論を出したいと、そしてこの問題にピリオドを打っていきたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) 確かに鳥羽においては観光産業、それから第1次産業の農林水産、そして地場産業、地場産業が一番乏しいんです。松尾の工業団地の誘致にしても、何しろ人口減につながるのもそこからだとよく市長も言っておられるとおりです。そこのところをよく認識されて、私たちも努力しますんで、すばらしい決断をされるようお願い申し上げ、この件については終わります。

 それでは、次に、2月から運用されているドクターヘリについて聞きます。

 緊急医療用の医療機器などが配備され、救急医療の専門医、看護師が同乗し、救急現場などから医療機関に搬送するまでの間、患者に救命医療を行うことで、実施主体は三重県、基地病院は三重大学附属病院、伊勢赤十字病院に2カ月ごとに常駐し、消防機関からの要請に基づき、救急現場に出動します。医療機関に搬送するまでの間、いち早く患者に救命医療を行い、救命率の向上、後遺症の軽減を得ることで運用されています。

 これまでの鳥羽市と県内の活用状況をお聞かせください。



○議長(野村保夫君) 消防長。



◎消防長(細木正蔵君) お答えします。

 平成24年の当市におきますドクターヘリ活用状況は、15件の要請に対しまして13件に対応していただいております。また、県内全体では、258件の要請に対しまして209件に対応し、残り49件につきましては、視界不良や天候不良等の理由によりまして対応不可能となっております。

 ことしの1月から5月末日までの状況につきましては、当市は要請15件のうち12件に、県内全体では169件のうち122件に対応しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) それでは次に、ドクターヘリ要請地域は、離島や南鳥羽地区が多いのか。事故概要にあってはどうか、お聞きいたします。



○議長(野村保夫君) 消防長。



◎消防長(細木正蔵君) お答えします。

 平成24年の当市における要請地域につきましては、市街地で7件、加茂地区1件、鏡浦地区1件、長岡地区3件、離島地区3件でありまして、事故概要につきましては、急病12件、交通事故、一般負傷、水難事故がそれぞれ1件となっております。

 ことしの5月末日までの状況につきましては、市街地6件、鏡浦地区1件、長岡地区3件、離島地区5件となっておりまして、事故概要につきましては、急病13件、交通事故、一般負傷がそれぞれ1件となっています。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) それでは次に、ドクターヘリ導入されてからいろいろな問題点があるかと思います。そしてまた、ドクターヘリ要請条件をお聞きいたします。



○議長(野村保夫君) 消防長。



◎消防長(細木正蔵君) お答えします。

 ドクターヘリ出動要請基準につきましては、要請基準は大きく次の4点が示されています。1点目は、生命の危機が切迫しているか、その可能性が疑われるとき。2点目は、重症患者であって、搬送に長時間を要することが予想されるとき。3点目は、特殊救急患者−−これはどういうものかといいますと、重症のやけど、生命にかかわるような重い外傷が複数見られる状態、ほかに手足の切断等を指しています。このような患者で搬送時間の短縮を図る必要があるとき。4点目は、救急現場で救急診断処置に医師を必要とするときとなっております。

 また、オーバートリアージの容認も明記されておりまして、オーバートリアージはどういうものかといいますと、実際の症状よりも重症であるとみなすことができますということで、そのようなことから、消防機関等は出動要請後に救急患者が比較的軽症であることが判明した場合には、ドクターヘリの出動をキャンセルすることができるものとし、その際、出動要請した者の責任は問わないこととなっております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) それでは、ドクターヘリの離着陸場所は学校のグラウンドや公園などで、離着陸は、基本的に消防車などが付近の住民の皆さんにヘリの離着陸を呼びかけ、注意喚起また散水して砂ぼこり対策を行いますが、ドクターヘリ要請に伴う消防署の出動体制についてお聞きします。モニターをお願いします。

     (モニター切替指示)



○議長(野村保夫君) 消防長。



◎消防長(細木正蔵君) お答えします。ドクターヘリ要請に伴う消防署の出動体制ということですので、お答えします。

 離島地区以外の地域でドクターヘリ要請があった場合の出動体制につきましては、まず、救急車は119番受信後に救急発生場所へ出動いたします。次に、ランデブーポイントであるヘリポートを選定した後に支援隊が出動し、付近住民等に対する広報活動や安全確保を行った上で、ドクターヘリの着陸誘導を実施いたします。さらに、ヘリポートが未舗装の場合には、砂塵対策のために散水の必要がありますので、消防ポンプ車隊が出動となり、合わせまして3台の消防車両が出動することになります。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) 先ほどは離島地区以外ということでした。それでは、離島地区におけるドクターヘリの要請後の体制はどのようになっていますか。



○議長(野村保夫君) 消防長。



◎消防長(細木正蔵君) お答えします。

 離島におきましては、各地域の漁協支所を初め、町内会、小学校、診療所、消防団の皆様に協力をお願いしています。各地域でドクターヘリ要請時の連絡網を作成いたしまして、各種団体の方々に役割分担を決めていただき、非常に備えていただいているところでございます。

 また、離島地区では、このような状況を踏まえ、昨年5月には答志町で内科疾患を想定したドクターヘリ連携訓練を皮切りに、6月には桃取町で病院転送連携訓練を、9月には坂手町で高所からの転落事故による外傷を想定した訓練、10月には菅島町で病院転送連携訓練、さらにことしの4月に、神島町では堤防からの転落による骨盤骨折を疑う外傷を想定し、各地域で診療所医師等による一次医療処置に始まり、ドクターヘリ要請に伴う関係機関への連絡、ランデブーポイントまでの傷病者搬送、グラウンドへの散水活動も含め、実際に現場までドクターヘリの出動を伴った実践さながらの訓練を実施しまして、各種団体の連携や活動要領を確認したところでございます。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) そうしますと、南鳥羽地区、それにいきますと、市内では7分50秒ですか。そうすると、南鳥羽地区ですと15分から20分まで。これは伊勢の場合で、津の場合ですと15分と20分ということですかね。そうすると、陸地区には常備消防団が駆けつけるということですよね。そうすると、離島地区には常備消防団はおりませんわね。非常勤消防団員ばっかりですわね。そうすると、そのときの対応の仕方で、ヘリコプターが既に到着するのに、散水するとか、そういうことになる状況になると思います。そうすると−−答弁よろしいですよ、これは。

 それからしますと、いろいろな問題点が出てくるのではないんかと思います。学校の運動場を、広いからここにしてくださいよというて、町内会、漁業組合、協力してください、いろいろされて、そのときは訓練ですもんでそれでいいかもしれません。しかし、ドクターヘリ呼ぶときは緊急事態と思います。非常事態ですね。そのときの状況を考えますと、私はヘリポートのところに芝生か舗装を求めるのが必要かと思います。

 それでは、各地でドクターヘリが今まで離発着して、ヘリポート周辺の住民から騒音等で苦情はありましたですか。



○議長(野村保夫君) 消防長。



◎消防長(細木正蔵君) お答えします。

 苦情等はないかということですね。ドクターヘリ要請時には、各消防車両がサイレンを吹鳴し、緊急走行にてランデブーポイントに出動しております。現場到着後には拡声器を利用した広報活動等を実施しておりますが、これまでのところ、ヘリポート周辺住民からの苦情等は承っておりません。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) そうすると、それは非常時ということでご理解、ご協力をしていただいているということですわね。

 それでは次に、ドクターヘリのヘリポートは市内各所で20カ所の指定があると聞いていますが、問題点はありませんか。



○議長(野村保夫君) 消防長。



◎消防長(細木正蔵君) お答えします。

 市内に指定してあります20カ所のランデブーポイントの大半は、各地域の学校グラウンド等を活用させていただいております。その関係から、15カ所で未舗装、舗装していない状態であります。ドクターヘリの離発着時には散水作業が必要となり、安全管理の要因を含め、その人員の確保が課題となっております。

 以上でございます。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) ただいまの答弁では、大半が学校のグラウンドを使用していて、散水作業の要員でその人員が課題となっているとのことです。

 そこで、教育長にお聞きします。

 2年ほど前から校庭の芝生化の取り組みが各地で始められています。芝生化された校庭は、芝のやわらかくて弾むクッションによって、学習活動に多様性と安全性をもたらし、いろいろな身体活動やスポーツ活動をできる場所となり、体育の授業、休み時間、学校行事等において、それぞれの活動が活発化になります。

 子供たちに優しく、散水作業の軽減と一石二鳥と思います。本市も鳥羽市の特徴を生かして、校庭芝生化に取り組まれてはいかがですか、お聞きします。



○議長(野村保夫君) 教育長。



◎教育長(斎藤陽二君) 学校のグラウンドの芝生化ということにつきましてお答えをさせていただきます。あくまでも、学校の教育活動が行われるグラウンドの芝生化ということについてお答えをさせていただきたいというふうに思っています。

 紹介もしていただきましたように、さまざまな活動の多様性、あるいは子供たちがはだしで遊べるとかいったようなこと、そんなことも効果としてあります。そんなことから推進も図られておるというところはございます。

 ただ、校庭の芝生化ということにつきましては、まず芝生をしっかり張るという部分で、かなりの第1次の投資が必要になります。それから、植物ですので、その後の維持管理ということがさらに大変な労力が伴います。特に、芝の管理には芝刈り、それから散水、それから消毒、それから肥料、こんなことをずっと継続してやっていく、そんなことも必要になってまいりますので、今後におきましても、教育委員会、教育的な環境整備ということを目的とした芝生化については、これからもしっかり情報収集もさせていただきながら検討させていただきたいと、このように考えております。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) 教育長におかれましては、校庭の芝生化に対しては、子供のことを考えて、芝生を刈らないかん、短くしやないかん、消毒しやないかんと言われますけれども、ですけど、消防がヘリポートとするときには、確かに学校としても認めていませんか。これ、校長としてはここの係ということに皆、同意していますんさ。そうすると、これ先生らが水まいたり、あれしてくれますんですか。土曜日、日曜日は出てきてしてくれるんですか。そういうあれは、想定はないと思いますんです。要請求めておることと、していかないかんこと、ちょっと矛盾したように思います。

 それができないんであるならば、芝生化が無理であるならば、じゃ、市長のほうにお尋ねしますけれども、そういう非常勤消防団員がみえるところでは、ヘリポートの基地というかそういう特別な施設、例えばコンクリを打つとかゴムのアスファルトを敷いて、ヘリポートやいうてHとよう書いていますわね。あれになっていますけれども、もう人命にかかわることですもので、そういうどっちかを選ばれるということはできませんか、検討として。



○議長(野村保夫君) 市長。



◎市長(木田久主一君) ヘリコプターがおりるときに、やっぱり危険を伴う。砂塵を巻き上げて、それによってヘリコプターが故障したり墜落したりという可能性もあるというところから、いろんな準備が要るわけですよね。それは舗装であり、あるいは議員ご指摘の何か別なものを敷くとか、それから水をまくというようなことがあると思うんです。ただ、グラウンドなどは舗装ができませんので、ほかの場所はそれできます。そして、舗装を既にしてあるところを使っているということもあるわけですよね。だから、そのいずれかを活用していくということになるわけですけれども、やはり現時点においてはどうしても学校のグラウンド等をたくさん利用していますので、水をまくというのが今の主流になっているということだと思います。

 議員が言われたグラウンドの芝生化ということについては、本当にすごくいいことだと思いますけれども、やはりこれには最初の費用がたくさんかかるということと、芝生を維持していくためにかなりの経費がかかってくるということで、今、教育長としてはその点は十分検討したいと、こういうご意見だったというふうに思っています。



○議長(野村保夫君) 木下議員。



◆6番(木下爲一君) そうすると、これ本年度、25年度までにドクターヘリが使われて、市内でこれ一番よう使われておる、場所的にいいのか、患者が発生したところを見ると、近いといえば近いんですんやけれども、これ池上公園です。ここが一番整備されておって、これが一番ようけ使われておるように思います。中央公園とか陸上競技場、いろいろありますけれども、やっぱり人がおったりそんなんであれで、あおぞら保育所の隣の池上公園、これが一番ようけ使われているような状態であります。

 こうしてみると、ただ幅広く場所をいろいろ点々とするんじゃなくて、もう少し場所を固定化というか小さく縮小して、ここであった場合はここ、ここであった場合はここと、現場の事故の場合は別ですけれども、そういう考えもあると思いますので、学校の芝生化とヘリポートの着陸を舗装してくれることと、いろいろと検討していただくようにお願いいたします。

 最後になりますけれども、私、何でこんなに真剣に思いっきり言うかというと、三重県が実施しておりますドクターヘリ事業は、救急患者を一刻も早く病院へ搬送することと、一刻も早く救急患者のもとへ医師を派遣し、適切な医療行為を早期に実施することです。何としましても、市民の皆様の命にかかわることですので、救命率のさらなる向上のために、今後とも地域住民の方々と連携を密にしていただくことをお願い申し上げて、一般質問を終わります。



○議長(野村保夫君) 木下議員、自席へ戻ってください。

 以上をもちまして、一般質問を終結いたします。

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△日程第2 議案第57号



○議長(野村保夫君) 続いて、日程第2、議案第57号の1件を議題といたします。

 上程議案に対する趣旨説明を求めます。

 市長。

     (市長 木田久主一君 登壇)



◎市長(木田久主一君) 本日、追加議案といたしまして議案1件を提出いたしましたので、ご説明申し上げます。

 提案しました伊勢市との定住自立圏形成協定の締結につきましては、市町間の新たな連携を推進するため、去る4月23日に伊勢市を中心とした8市町により、第1回伊勢志摩定住自立圏推進協議会が開催されました。周辺市町が伊勢市と1対1の関係で互いに連携・協力し、圏域の活性化を目指す取り組みを行うというものでありまして、年度内に定住自立圏共生ビジョンの策定を目指すものであります。

 以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。



○議長(野村保夫君) 提案者の趣旨説明は終わりました。

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△日程第3 請願第1号



○議長(野村保夫君) 続いて、日程第3、請願第1号、消費税増税を再検討する意見書の採択を求める請願を議題といたします。

 本案について、紹介議員の説明を許します。

 1番、戸上 健議員。

     (1番 戸上 健君 登壇)



◆1番(戸上健君) お許しを得ましたので、ただいま議題となりました請願第1号、消費税増税を再検討する意見書の採択を求める請願につきまして趣旨説明を申し上げます。

 提出者は、津市海岸町マリンハウス1F、三重県商工団体連合会会長、山口謙治。

 紹介議員は、私、戸上 健でございます。

 以下、朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。

 消費税増税を再検討する意見書の採択を求める請願

 請願趣旨

 御市議会から内閣総理大臣あてに消費税増税再検討を求める意見書をご提出ください。

 請願の理由

 政府は来年4月から8%、再来年10月から10%の消費税増税を方針としています。御承知のごとく消費税は大根にもダイヤモンドにも同じ税率がかかる庶民に負担の重い税制です。年金が削減されるなかでの増税は私たち商売人にとってもその影響ははかりしれません。住民の暮らしを守る地方議会としてこの趣旨をご理解下さり、ご採択をお願い申し上げます。

 2013年5月10日

 鳥羽市議会議長様

 以上でございます。よろしくご審議賜り、ご賛同、ご採択くださいますようお願いを申し上げ、説明とさせていただきます。



○議長(野村保夫君) 紹介議員の説明は終わりました。

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△日程第4 請願第2号



○議長(野村保夫君) 続いて、日程第4、請願第2号、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加に反対する請願を議題といたします。

 本案について、紹介議員の説明を許します。

 1番、戸上 健議員。

     (1番 戸上 健君 登壇)



◆1番(戸上健君) お許しを得ましたので、ただいま議題となりました請願第2号、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加に反対する請願につきまして趣旨説明を申し上げます。

 提出者は、津市観音町429−13、三重県保険医協会会長、渡部泰和以下9団体の会長です。

 紹介議員は、私、戸上 健でございます。

 以下、趣旨の朗読をもちまして説明にかえさせていただきます。

 TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加に反対する請願

 請願趣旨

 いま、TPP問題は重大な局面を迎えています。日米事前協議の「合意」では、コメ、乳製品、砂糖など日本の重要農産物である「聖域確保」の可能性がほとんどないなど、導入されれば国民生活が大きく脅かされます。

 よって、意見書を政府関係機関に提出されるよう請願いたします。

 請願項目

 1.TPPに参加しないこと。

 2.TPP参加までの日米2国間協議を中止すること。

 2013年5月21日

 鳥羽市議会議長 野村保夫様

 以上でございます。

 請願権は憲法に保障された国民の大事な権利です。住民代表機関としての議会として、大過がない限りこれを支持、応援していただきたく、よろしくご審議賜り、ご賛同、ご採択くださいますようお願い申し上げ、説明とさせていただきます。



○議長(野村保夫君) 紹介議員の説明は終わりました。

 以上をもちまして、本日の日程は全部終了しました。

 明14日から16日までは休会といたします。

 本会議は17日午前10時より再開し、議案に対する質疑を行いますから、定刻までにご参集を願います。

 本日はこれをもちまして散会いたします。

                (午後2時55分 散会)

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議長はこの会議録をつくり署名議員とともにここに署名する。

 平成25年6月13日

             鳥羽市議会議長     野村保夫

             署名議員(4番)    松井一弥

             署名議員(5番)    浜口一利