議事ロックス -地方議会議事録検索-


三重県 鳥羽市

平成25年  4月 臨時会(第1回) 04月24日−01号




平成25年  4月 臨時会(第1回) − 04月24日−01号







平成25年  4月 臨時会(第1回)



          平成25年第1回鳥羽市議会(臨時会)会議録

                 平成25年4月24日(水曜日)午前10時開会

◯出席議員(14名)

       1番   戸上 健君         2番   中世古 泉君

       3番   井村行夫君         4番   松井一弥君

       5番   浜口一利君         6番   木下爲一君

       7番   坂倉広子君         8番   世古安秀君

       9番   橋本真一郎君       10番   坂倉紀男君

      11番   村山俊幸君        12番   山本泰秋君

      13番   野村保夫君        14番   寺本春夫君

◯欠席議員(なし)

◯議場出席説明者

   市長       木田久主一君  副市長      木下憲一君

   会計管理者    田岡洋子君   企画財政課長   上村和弘君

   企画財政課

   副参事(企画   濱口博也君   総務課長     中村 孝君

   経営担当)

   総務課副参事

   (防災危機    世古雅人君   市民課長     梅村 守君

   管理担当)

   税務課長     高橋 達君   健康福祉課長   寺田勝治君

   健康福祉課

   副参事(子育   西川丈司君   環境課長     東川元洋君

   て支援担当)

   観光課長     山下正樹君   農水商工課長   益田由典君

                    建設課副参事

                    (建設・

   建設課長     松尾直至君            堀口 敦君

                    まちづくり

                    整備担当)

   定期船課長    下村悦生君   水道課長     南川則之君

   教育委員長    大松正嗣君   教育長      斎藤陽二君

                    教委

   教委総務課長   松井真澄君            清水敏也君

                    生涯学習課長

   監査委員     村林 守君

◯職務のため議場に出席した事務局職員

                    次長

   事務局長     寺本孝夫君            吉川久寿男君

                    兼庶務係長

   議事係長     北村純一君



◯本日の会議に付した事件

  日程  議案番号      件名

   1        会議録署名議員の指名

   2        会期の決定

   3    40  専決処分した事件の承認について

       (鳥羽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例)

   4    41  副市長の選任について

                (午前10時00分 開会)



○議長(坂倉紀男君) 皆さん、おはようございます。

 ただいまから平成25年第1回臨時市議会を開会し、本日の会議を開きます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△諸般の報告



○議長(坂倉紀男君) 議事に先立ち、諸般の報告をいたします。

 地方自治法第121条の定めにより、関係当局に対し説明員の出席を要求いたしましたところ、お手元に配付いたしてあります文書のとおり通知に接しましたので、ご承知おき願います。

 続いて、監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定により例月出納検査の結果報告が提出されておりますので、ごらんおき願います。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(坂倉紀男君) これより議事に入ります。

 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第85条の規定により、14番、寺本春夫議員、1番、戸上 健議員を指名いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第2 会期の決定



○議長(坂倉紀男君) 続いて、日程第2、会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期臨時会の会期は、本日1日限りといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(坂倉紀男君) ありがとうございます。ご異議なしと認めます。

 よって、会期は本日1日限りと決定いたしました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第3 議案第40号



○議長(坂倉紀男君) 続いて、日程第3、議案第40号を議題といたします。

 上程議案に対する趣旨説明を求めます。

 市長。

     (市長 木田久主一君 登壇)



◎市長(木田久主一君) おはようございます。本日、平成25年第1回臨時市議会を招集いたしましたところ、議員の皆様にはお忙しい中、ご出席いただきまして厚く御礼申し上げます。

 皆様ご承知のとおり、このたびの市長選挙において無投票となり、再度、市政を担わせていただくこととなりました。鳥羽市長として課せられました重責を担うに当たりまして、市民一人ひとりの声を大切にし、「議会・市民の皆様と築きあげてきた堅実な行財政経営」を基本とし、議員の皆様と建設的な議論を交わしてより一層の連携を図りながら、粉骨砕身、全力を尽くして市政経営に取り組む決意であります。解決しなければならない課題はたくさんあります。これまで以上に議員の皆様方のご支援、ご指導をお願い申し上げる次第であります。

 それでは、提出いたしました議案についてご説明申し上げます。

 議案第40号、鳥羽市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきましては、3月末に地方税法の一部を改正する法律が公布、施行され、緊急に本条例を改正する必要が生じたことから、地方自治法第179条の規定により専決処分いたしましたので、報告申し上げ、承認をお願いするものであります。

 以上、よろしくお願いいたします。



○議長(坂倉紀男君) 提案者の趣旨説明は終わりました。

 議案精読のため、暫時休憩いたします。

                (午前10時05分 休憩)

               −−−−−−−−−−−−−−−

                (午前10時10分 再開)



○議長(坂倉紀男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 これより議案に対する質疑に入ります。

 会議規則第50条の規定により発言の通告が参っておりますので、発言を許します。

 1番、戸上 健議員。



◆1番(戸上健君) おはようございます。議案に対する質疑を行います。

 冒頭、市長、ご挨拶なさいまして、3期目、市民のために粉骨砕身するとおっしゃいました。我々議会も全身全霊を傾けて、市長ともども鳥羽市民の暮らし向上のために頑張らなきゃいかんという決意を、私自身も新たにいたしました。本議会には監査委員に新しくなられた村林さん、ガバナンスの5月号を拝読いたしまして、それから議場には初めての課長も3人いらっしゃいます。この質疑では、新しい方には質問しませんもんで、ご安心ください。寺田さんは質問します。

 それでは、市長が専決処分なさったこの議案第40号、鳥羽市国民健康保険税条例の一部改正、これについてお聞きします。

 市民にとってどうなるのかということを、議会の場でさらさなきゃいけませんので、その点お伺いいたします。

 市民課長、あなたの所管ですけれども、この専決処分、これが通りますと、我々が承認しますと、現行に比べて当該者は負担、これどうなりますか。



○議長(坂倉紀男君) 市民課長。



◎市民課長(梅村守君) お答えします。

 この条例の一部改正によりまして、現在、5年間の経過措置の中でとられた方が2分の1の軽減がございますけども、それがあと3年間に関しまして4分の1の軽減ということになりまして、合わせますと8年間の軽減措置の期間となります。

 以上です。



○議長(坂倉紀男君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) 課長、私がお聞きしましたのは、そういう中身じゃないんです。中身はこれから聞きますから。現行に比べて、この専決処分を我々議会が認めると、被保険者、当該のこれに充当する市民の方は、現行よりも負担増になるや否や、これを聞いたんです。イエスかノーかお答えください。



○議長(坂倉紀男君) 市民課長。



◎市民課長(梅村守君) 今軽減されている方に関しましては、ふえるのは確かでございます。ただし、この法律が消えます、消えるんじゃなくって延長になりましたので、4分の1は逆に利益になっておるということと考えております。

 以上です。



○議長(坂倉紀男君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) いろいろつけ足したけれども、私は核心部分をお聞きしたんです。ふえるのかどうか、ふえるのか減るのか、現状維持かと。ふえるという答弁ですね。何でふえるかというのは先ほど市民課長言いましたけれども、現行はこれ2分の1軽減なんです。この5年間はね。平成20年にこの後期高齢者医療制度始まって、これさまざまな欠陥がありました。そのために、付随する細則をいろいろつくらなきゃいけなかったんです。今回のこれもその一つです。ですから、その穴埋めのために5年間、これは延長、軽減措置を2分の1とってきたんです。それは正当だったわけですね。正当性があったわけです。2分の1軽減するということは。何で軽減するかというと、これは負担増が一気に高まるからなんですよ。その現状からすれば、当然2分の1軽減しなきゃいかんということになって、この5年間続けたんです。5年間の法的な期限が切れた、じゃ、どうするのかというのが、今回の専決処分でしょう。それに対して、課長さっきも言ったけれども、これまでは2分の1軽減だった。ですから、仮に1万円軽減されておった、1万円の負担で5,000円軽減されとった人が、今度は4分の1軽減になると。2,500円だけの軽減になるという意味ですよね。

 課長、私の今の説明、合うてますか。合うておれば、その場でうなずいてもらえれば結構です。違ってる、聞いてなかった。



○議長(坂倉紀男君) 市民課長。



◎市民課長(梅村守君) 確かに今の軽減をそのままで考えますと負担増になりますけども、ただし、今回の法律がなくなるということを考えて4分の1軽減ということになりますと、逆に4分の1は利益という、市民に対してはふえる、軽減されていることと考えております。



○議長(坂倉紀男君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) ですから、私が聞きましたように、それはよくわかっているんです。法律がなくなると。法律がなくなればもとに戻るわけですから、2分の1軽減がなくなるわけですから、100%負担になるということですから、それは仮に1万円これまで負担しとったものが5,000円軽減になった場合、5,000円5年間軽減しとったんだけれども、それがもとの1万円に戻るという意味なんですよ。それは認めてるんです。それはそのとおりで、法律的にはそうなったと。ですから、あなたは「ただし、こうです」ということをおっしゃったけども、私はその「ただし」の後は、後から聞くんです。ですから、私が今質問したことについて簡潔にお答えください。

 それでは、健康福祉課長、これまでも議場にいらっしゃいましたから答弁なれていると思うんだけれども、この後期高齢者、75歳以上、それから仮にこれまで74歳の夫と73歳の妻の場合、両方とも国保世帯、これが1年たって夫が75歳になったら、世帯これ分離されて、夫は後期高齢者の保険に入る、妻はこれまでどおり74歳だから、1年たっても国保にそのままとどまるということなわけですね。ですから、高齢分野ですから、当然健康福祉課長としては所管します。どれだけ今回の議案によってふえるか、そのあたり既にデータお持ちですか。データを持っておるかどうか。はい、持ってませんか、わかりました。

 この専決処分の、我々議会にも、この具体的なデータ、どれだけこの専決処分を行われたら、どれだけ負担がふえるのか、7割軽減世帯、5割軽減世帯、2割軽減世帯、単身世帯、それぞれどれだけかというのは、僕は市民課へ行ってこれ質疑するもんで資料もらったけれども、議会には出てないんですよ。そうでしょう。出した、出てないわね。出てないんですよ。ですから、いとも簡単に、これ国が決めてきたから市も専決処分やむなしということで決めてしまって、議会も、これ質疑しなければすいすいと通ってしまう。じゃ、その中身がそんなすいすいと通していいものかどうか伺っていきます。

 市民課長、課からこれを特定世帯の国民健康保険税軽減見込額、このデータ頂戴いたしました。そして課長と課長補佐に、詳しく僕もレクチャーを受けました。そこでお聞きします。この7割単身軽減世帯、これ66世帯ありますけれども、これまでの軽減額、これが廃止になった場合、これ幾らになって、そしてこの2分の1が4分の1の専決処分、我々が認めた場合、どうなって、負担増は現行に比べてどれだけふえるのか、それをお答えください。



○議長(坂倉紀男君) 市民課長。



◎市民課長(梅村守君) お答えします。

 7割軽減世帯に関しましては、医療保険分といたしまして66世帯の分がございまして、もし廃止されますと6,300円という金額になります。ただ、5年目までは半額ですので3,150円となっております。ただ、6年目以降に関しましては、1人当たり4,725円の課税となりまして、1,575円の増となっております。後期高齢者医療分に関しましても、同様に5年で廃止の場合ですと1,240円でございますけども、今までは半額の720円とありまして、6年目以降に関しましては1,008円となりまして、360円のアップとなりまして、トータルでいきますと1,620円の増となっております。これは1人当たり、1世帯当たりでございます。



○議長(坂倉紀男君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) 課長答弁したとおりなんですよ。1,630円、28円、20円、1,620円の負担増なんですよ。もう少し詳しく言いますと、現在は現行の場合、3,150円でよかったんです。2分の1負担でね。本当は6,300円だったんです。しかし、さっきも言いましたけれども、5年前にこの制度ができたときは6,300円なんだけども、それにかぶせたらこれはとてももたないということになって、2分の1、半分に軽減しますということで、5年間、その750円が続いてきたんです。ということは、この軽減は国会でも全会一致です。2分の1はね。妥当性があったということなんですよ。そうでしょう。それが今回、国のほうはどうしたかというと、4分の1にしますと。軽減措置を撤廃するということなんだけれども、それをやめて4分の1だけ軽減いたしますと。課長、さっき答弁したように向こう3年間延長しますということにしました。どうなったかというと4,725円、国保だけでですよ。ということは1,575円、これにさっきの後期高齢の三百幾らを足してプラスアルファになるわけです。1,800円ぐらいになるわけやな。

 一番負担の重いのは、単身軽減のみの世帯。これは鳥羽の場合、今、さっき66世帯だったけれども68世帯、一番多いんですよ。68世帯で、本当は2万1,000円負担があったんだけれども、これが2分の1軽減になったから1万500円で済んどったんです。1万円助かっとったんですよ。それ当たり前なんです、助けて。それが4分の1負担になると1万5,750円、5,250円ふえるんですよ。それだけ、5,250円ふえるんですよ。とんでもない、こんなもの。

 保険料はどうかといいますと、均等割と平等割があって、均等割は奥さんもそれだけ、ご主人もそれだけ。平等割は各世帯にかかってくるんだから。夫が後期高齢のほうへ75歳になっていくと、世帯は奥さんだけになるんですよ。そうでしょう。その奥さんに世帯分がかかってくるんですよ。ですから、それを是正していくというのがこの法の趣旨だったわけです。

 これ課長、副市長、課長ちょっとかわいそうだから、副市長、この軽減措置が、国がとったと、5年間。これは国会も全会一致で通りました。ということは、僕もさっき言いましたけれども妥当性があったというふうに判断していいわけですね。うなずいているか、うなずいてもらえばそれで結構です。うなずいているから、副市長もこれは妥当性があったということなんですよ。その妥当性があったやつを廃止してしまうんです。そして、あんまりえらいから今度は半分まけとったけれども、今度は4分の1だけにしますと。これで何とかこらえてくださいというのが、この議案です。ですから、課長の皆さんもあんまりわからなかったでしょう、この議案、わかっとった、我々議会もそうなんですよ、議員も。それを、こんなたった1日の専決処分ですいすい通していくと。全国でもそうです。

 私はこういう、副市長、国が、この妥当性認めてきたのに、こんなものを政令で改定していくと。今は地方分権の時代で、この3月議会でも自分たちで考える条例制定、これやりました。今回の条例も、国から言われたから「はい、そうですか」と。「はい、さようでございますか」ということですいすい通すんじゃなくて、鳥羽独自に鳥羽の現状、国保世帯の現状をにらんで判断すべきだと僕は思うんですけれども、それは違いますか。あなたのご所見どうですか。



○議長(坂倉紀男君) 副市長。



◎副市長(木下憲一君) 戸上議員のご質疑にお答えをいたします。

 確かに言われるように、私どもは国の上位法に基づいて各条例を整備しております。戸上議員ご質疑の地方税法につきましては、去る3月30日に公布されて、4月の1日に施行されております。この間に専決処分をしておりますけど、どうしても国保全体を運営していく場合は、上位法に従って地方自治体は運営していくというふうに考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。



○議長(坂倉紀男君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) 行政側の立場は私も理解しています。よくわかります。

 市民課長、これそもそも、突然3月30日に来たわけじゃないわけでしょう。2月段階でわかっておりましたわね。うなずいているからそうなんです。2月段階でわかっておったんですよ。ですから、例えば全国では、まず、その前に聞きますけれども、これ、これだけ負担増になるんです。現行に比べてですよ。これについて国保の運協それから当該の国保世帯、市民の皆さんからいろんな声、リサーチされましたでしょうか。



○議長(坂倉紀男君) 市民課長。



◎市民課長(梅村守君) リサーチはしておりません。



○議長(坂倉紀男君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) こういうふうに、市民に波及する影響があるにもかかわらず運協も開かない。運協も開いてないでしょう。開いた、開いてないわね。運協も開かない。国保運営協議会です。国保の問題はこの場で審議しなきゃいかんのです、本当はね。そんなことは。運協も開かないし、当該市民のいろんな状況について調べもしないということなんです。

 それで、僕調べましたけれども、神戸市はこの2月に第2回の国民健康保険運営協議会、これを、運協を開いて、そしてこの問題も議論をしております。きっちりこの政令改正案、後期以降後5年経過世帯への軽減延長、これについてどうなっておるのかというのをここに詳しく書いて、そして運協の委員の皆さん、運協には被保険者代表者も入っているんだから、そうでしょう、そこでもんで意見も十分聞いて、そして決着つけとるんです。本来、これが本来のあり方でしょう。違うか。それで、何で神戸市はできて鳥羽市はできなかったのか、その理由、お答えください。



○議長(坂倉紀男君) 市民課長。



◎市民課長(梅村守君) 鳥羽市の場合は、税で国保税としてとっておりまして、3月の30日に公布されまして、その段階でしておりますので、ちょっとできなかったというのが現実でございます。料に関しましては2月の段階でわかっておりましたので、3月定例議会に上程ができたとは思っております。



○議長(坂倉紀男君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) 課長明快に答弁したように、そのとおりなんですよ。税と料の違いなんです。それだけなんです。料と税の違い。さっき僕が紹介した神戸市は国民健康保険料です。鳥羽は保険税です。この場で税と料の違いは何かということは質問しませんけれども、これはいとも簡単。税の場合はさかのぼって賦課できる期限、これが3年。料の場合は2年。それから時効、これが料の場合は2年。税の場合は5年。税の位置づけですけれども、滞納処分、この差し押さえをする場合の権利、国税、地方税と同順位、税の場合はね。料の場合は国税、地方税に次ぐ順位と。ですから、単に収納がやりやすい、徴収がやりやすいかどうかだけなんですよ。税と料の違いは。ですから、これは委員会、その他の議論になると思うんですけれども、これ今後の鳥羽市の検討材料です。

 そこで、さっき副市長も専決処分したとおっしゃいました。今回、私、質疑通告二つ出しまして、一つは専決処分した理由なんです。それで、保険税だから30日に国から公布が来て、時間がないから4月1日から施行でやむを得ないんだと。それはそのとおりだと思います。国が悪い。こんなものは。できるはずがないんだから。しかし、しかしできるはずがなくても、30日に公布されるのであれば、30日の夜、夜中ということはあるかもわからんけれども、夜中ではもう議会の招集が不可能なのか、夜中ということはないと思うんですよ。

 総務課長、これ僕、2年前のちょうど5月、4月でしたか、臨時議会で、当初、3.11の大津波でカキが、鳥羽のカキも大被害を受けて、これに対して国と県の緊急措置事業ができて、市長が専決処分なさって、すぐに対応、瓦れき処理ですけれども、それを出しました。それを議案で上程されて専決処分。何でこれ専決処分にしたのかと、僕そのとき質問しました。専決の理由。当時の岡田総務課長は、これはもう四つの条件がありますね。179条の1項で、四つの条件の最初、いとまがなかったんだと、これに該当しますという答弁でした。ですから、あれは市民にとってはプラスだから僕は認めました。今回は市民にとってマイナスなんですよ。だから、これ議会としてご無理ごもっともと異議なしで通ってはいかんのですよ。何とか我々議会も考えなきゃいかんのだけれども、当局としてもこういう住民にかかわることは議会でもんでもらわなきゃいかんと。どうすればできるかということを検討、そのあたりの検討をどういうふうになさったか、ちょっとそれを教えてください。



○議長(坂倉紀男君) 総務課長。



◎総務課長(中村孝君) お答えをいたします。

 通年議会の議論もありますけども、県下で1市だけ通年議会で、30日に今回の件は、3月30日に議会を招集して審議をしたというふうに、調べたところありました。ただ、その場合も、きょう言ってあす招集するわけでありますので、非常に皆さん都合をつけてもらうということと、それから事務的にいろんな処理を間違ってはならんという部分もありますし、時間外に及ぶことが多いので経費の問題もありますので、慎重に議論をしてどうしていくかということについてしていかないといけないということで、まだそういう意味では熟していないというふうに考えております。



○議長(坂倉紀男君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) 総務課長答弁したように、こういう市民に直接かかわる、しかも、負担増にかかわるような市民の暮らしを多少なりとも圧迫するような議案に対しては、議会の議論に付するという姿勢を当局としては持っていただきたい。今回は、これはあなた方を責めてもあかん、これはもう国が悪いということを指摘して、私の質疑……



○議長(坂倉紀男君) 市長。



◎市長(木田久主一君) ただいまの戸上議員のご質疑ですけども、今回のこの条例は、鳥羽市民にとってマイナスだと言われているわけですけども、絶対的な価値から言えばそうなんです。2分の1の軽減が4分の1になるわけですから、これはマイナスなんですけども、しかし、私たちとしては、その5年間の措置がもう切れて、その後、今回のこの条例がないと4分の1の軽減がなくなるわけなんです。するともう軽減ゼロでいかなければならない。それを4分の1の軽減を認める条例ということで、これは市民にプラスになるという判断のもとに、その2日間の間に、2日といいますか、1日の間にそういった専決をしたということでありまして、そこで議会を開いたり、運営協議会を開いたり議論はできますけども、しかしそこで、いや、鳥羽市は2分の1にするんだというのが非常に難しい。それはもうペナルティーもありますし、やっぱりこれは市民、国民にマイナスになることを国がやってきたわけで、それを認めなかったら4分の1も認められないと。せめて4分の1だけでも市民にプラスになるようにということで専決処分をしたということで、議員の皆さん、そして市民の皆さんにはご理解いただきたいと思います。市民にマイナスになるという意識は、議会も私たちも全く一緒なんです。2分の1が4分の1になるのは、全く一緒なんです。しかし、これをせざるを得ないというところで専決処分をしたということで、ご理解をお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(坂倉紀男君) 戸上議員。



◆1番(戸上健君) 市長の苦衷も私もこれはわかりますし、全国に共産党の市長、これは今六つかな、ありますけれども、そこでもこの専決処分はせざるを得ないんですよ。これはもう国が悪い。前段でレクチャーを受けるときに、市民課長、課長補佐にお聞きしまして、鳥羽市でこの2分の1を継続するという今のやり方を、鳥羽市としての独自の条例でつくれんのかと聞きましたけれども、さっき市長が答弁なさったようにさまざまな、国がそんなことをするとまたペナルティーかけるんです。地方分権に真っ向からこれは反するんだけれども、まだまだ国はそんなレベルにすぎないということを指摘して、私の質疑を終わります。



○議長(坂倉紀男君) 以上で、通告による質疑は終了いたしました。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第40号については、会議規則第36条第3項の規定により委員会への付託を省略いたしたいと思います。

 これにご異議ございませんか。

     (「異議なし」の声あり)



○議長(坂倉紀男君) ありがとうございます。ご異議なしと認めます。

 よって、議案第40号については委員会付託を省略することに決定いたしました。

 これより討論に入ります。

 討論はございませんか。

 戸上議員。

     (1番 戸上 健君 登壇)



◆1番(戸上健君) ただいまの専決処分に対する反対の討論をいたします。

 市長のご答弁で、これをもし認めなければ鳥羽市民の負担がふえるんだとおっしゃいました。それはそのとおりかもわかりません。しかし、私は三つの理由で、これは認めるわけにいかんと、この議案は、という立場です。

 まず、第1に、住民の負担増。これは質疑の中でも明らかにしました。現行よりは負担がふえるんです。そういうふえるものに我々がすいすい、「ああ、そうですか」と賛成するわけにいかない。

 それから二つ目は、国のこの政令によって地方自治体へ押しつける今の仕組み、それを、これも異も唱えずにすいすいと合点するわけにいかないと。これが二つ目の理由。

 それから三つ目は、我々議会というのは住民代表機関なわけですね。住民にかかわる議案に対しては、さっきも委員会付託省略になったけれども、本来、こういう議案については委員会に付託して、みっちりもんで、その上で、きょうも一日日程とってあるんだから、委員会開いて本来はそれをやるべきだというのが僕の意見です。それは議会側の問題ですからあえてこれ以上言いません。今後の問題です。ですから、こういう市民にかかわるものに対しては、縦横斜め、十分議案の審議権、これを議会としては行使すべきであったと。それをしないで今回私の質疑だけにとどまったわけですから、これを認めるわけにいきません。

 今回の議案は、国保世帯の所得は、平均でも161万5,116円、これが国保世帯の所得なんです。161万円しかないんです。ですから、国保料そのものの値上げもそうだけれども、それに付随するような負担増があってはならんと、私は思います。議員諸兄の賛同をお願い申し上げて、私の討論といたします。



○議長(坂倉紀男君) 他に討論はございませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(坂倉紀男君) ありがとうございます。討論なしと認め、討論を終結いたします。

 これより議案第40号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案を原案どおり承認するに賛成の諸君は挙手を願います。

     (挙手多数)



○議長(坂倉紀男君) ありがとうございます。挙手多数であります。

 よって、議案第40号は原案どおり承認されました。



○議長(坂倉紀男君) 暫時休憩いたします。

                (午前10時41分 休憩)

               −−−−−−−−−−−−−−−

                (午前10時47分 再開)



○議長(坂倉紀男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第4 議案第41号



○議長(坂倉紀男君) 続いて、日程第4、議案第41号を議題といたします。

 上程議案に対する趣旨説明を求めます。

 市長。

     (市長 木田久主一君 登壇)



◎市長(木田久主一君) 議案第41号、副市長の選任についてご説明させていただきます。

 現副市長の木下憲一氏の任期が4月30日をもって満了となりますことから、再度、同氏を副市長に選任したくお願いするものであります。

 議員の皆様もご承知のとおり、木下氏は、行政知識、行政経験も豊富で、本市が直面しております喫緊の課題に果敢に取り組んでいただいていることから、私の3期目の補佐役として適任者であると思います。どうぞよろしくご審議賜り、ご同意くださいますようお願い申し上げます。



○議長(坂倉紀男君) 提案者の趣旨説明は終わりました。

 議案精読のため、暫時休憩いたします。

                (午前10時49分 休憩)

               −−−−−−−−−−−−−−−

                (午前10時54分 再開)



○議長(坂倉紀男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。

 これより議案に対する質疑に入ります。

 ご質疑はございませんか。

     (「なし」の声あり)



○議長(坂倉紀男君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。

 これより議案第41号を採決いたします。

 お諮りいたします。

 本案を原案どおり同意することに賛成の諸君は挙手を願います。

     (挙手全員)



○議長(坂倉紀男君) ありがとうございます。挙手全員であります。

 よって、議案第41号は原案どおり同意することに決定いたしました。

 ただいま副市長に任命されました木下憲一氏からご挨拶がありますので、ご静聴願います。

     (副市長 木下憲一君 登壇)



◎副市長(木下憲一君) 議長のお許しをいただきましたので、一言ご挨拶を申し上げます。

 先ほどは副市長の選任同意議案に全員で可決承認をいただき、改めて御礼を申し上げます。

 私も木田市長のもと、4年間副市長として、また、執行職の責任者として、鳥羽市のいろんな課題に対応してまいりました。ご案内のとおり去る21日、木田市政も新しくスタートをしております。その間、市長が人口減少の歯どめ、少子高齢化、それから減災・防災等市民に数々のお約束もしております。これらが任期中に一つでも多く遂行されるよう努力する次第でございます。今後とも議事機関である市議会と、私ども執行部の連携をより強化しながら、建設的な意見をこの議場で交わしながら、市民一人ひとりが幸せになるよう、市民福祉の向上と安心な鳥羽づくりに邁進する覚悟でございますので、今後ともご指導・ご鞭撻のほどよろしく申し上げ、私のご挨拶とさせていただきます。

 本日はどうもありがとうございました。(拍手)



○議長(坂倉紀男君) 以上をもちまして、本日の日程は全部終了いたしました。

 市長。

     (市長 木田久主一君 登壇)



◎市長(木田久主一君) 第1回臨時市議会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。

 今回提案いたしました議案につきましては、いずれも原案どおりご承認、ご同意いただきましてありがとうございました。この秋にはご遷宮を控え、景気も少し上向いてきてはおりますが、本市の行財政状況はまだまだ厳しい環境にあります。人口減や防災・減災対策など早急に対応を迫られている課題は山積しております。市民ニーズを受けとめ、議会の皆さんと相談をしながら3期目へと臨んでいきたいと考えております。

 今後も市民の皆さんが安全で安心して生活できるまちづくりを目指して市政経営に取り組んでまいりますので、議員の皆様方のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。

 どうもありがとうございました。



○議長(坂倉紀男君) これをもちまして、平成25年第1回臨時市議会を閉会いたします。

                (午前10時59分 閉会)

               −−−−−−−−−−−−−−−

議長はこの会議録をつくり署名議員とともにここに署名する。

 平成25年4月24日

             鳥羽市議会議長     坂倉紀男

             署名議員(14番)   寺本春夫

             署名議員(1番)    戸上 健