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三重県 亀山市

平成18年教育民生委員会( 8月18日)




平成18年教育民生委員会( 8月18日)





             教育民生委員会会議録


 
1 開催日時 平成18年8月18日(金) 午前9時00分〜午前9時55分


2 開催場所 第1委員会室


3 出席者  委員長   前 田   稔


       副委員長  宮 崎 勝 郎


       委員    片 岡 武 男  増 亦   肇   池 田 依 子


             小 川 久 子  葛 西   豊   打 田 孝 夫


             国 分   修  森   淳之祐


       議長    竹 井 道 男


4 欠席委員       打 田 儀 一


5 理事者  助役       小 坂 勝 宏  環境森林部長   木 下 弘 志


       環境保全対策室長 川原林 秀 樹  斎場建設室長   峯     武


       環境保全対策室主任主査兼廃棄物対策室主任主査


                谷 口 広 幸  環境保全対策室主任主査


                                  木 崎 保 光


6 事務局  西 川 省 三  浦 野 光 雄  城   隆 郎  松 永 篤 人


7 傍聴者  (一般)     蔵 城 勇 郎


       (議員)     伊 藤 彦太郎  服 部 孝 規  小 坂 直 親


                松 上   孝


8 案件  ? 請願の継続審査


          請願第1号 小野川北岸の土砂の撤去指導についての請願書


9 経過  次のとおり





               午前9時00分  開 会


○前田稔委員長  おはようございます。


 公私ともに大変お忙しい中を早朝より出席をいただきまして、ありがとうございます。本日は小野川北岸の継続案件になっておりました事案について審査をしていただきたいというふうに思います。


 本日、小坂助役が見えておりますので、一言ごあいさつをいただきたいと思います。よろしくお願いします。


○小坂助役  改めて、おはようございます。


 本日は、お盆も過ぎて、何となく台風10号で生々しい雰囲気の中でございますけれども、6月に引き続いて継続審査となられた小野川北岸の土砂問題につきまして、その後、行政が業者といろいろと接触し指導を図ってまいりました。その経過をご報告をし、ご審査の参考にしていただきたいと思ってご報告をさせていただく次第でございます。どうぞよろしくご審査のほどをお願いします。


 そのほか1件、日東電工関係の問題につきましても少しご報告をすることがございます。どうぞよろしくお願いします。


 なお、フェロシルト問題については、後の全協で市長がまたご報告をする予定でございますので、ご理解をお願いしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。


○前田稔委員長  ありがとうございました。


 それでは、委員会を始めるわけでございますけれども、傍聴希望者がございます。その方は、今回の請願の当事者の方でございまして、その方についての傍聴の許可について、委員さんにお諮りをしたいと思います。


 傍聴の許可を認めるということで、ご異議のある方。


              (「異議なし」と呼ぶ者あり)


○前田稔委員長  なしということでよろしいですか。


                (発言する者なし)


○前田稔委員長  それでは、傍聴を認めるということで、ご通知いただきます。


 それから、本日、打田委員については欠席でございまして、国分さんはもうすぐ見えるということでございます。


 それでは、ただいまより教育民生委員会を開催いたします。


 それでは、継続審査案件になっておりました小野川北岸の土砂の撤去指導についての請願書の件についての経過報告を説明していただきたいというふうに思います。


 それでは、よろしくお願いします。


 川原林環境保全対策室長。


○川原林環境保全対策室長  おはようございます。


 環境森林部環境保全対策室の川原林でございます。


 ただいま委員長よりご報告を求められましたので、ただいまから小野川北岸土砂撤去についての進捗等につきまして、お手元の資料に基づきまして時系列でお示しをいたしておりますので、それぞれ内容について若干ご報告を申し上げたいと存じます。


 まず、6月5日、事業者、設計者等を現地に呼び出しまして、同日、関係室担当で開発審議等についての意向や法定外道路、赤道等の再確認をいたしまして、事業者に現地の状況を認識させるとともに、図面に現況を落して提出させるよう、また具体的な撤去方法について示すよう指導をいたしております。


 翌6月6日には、環境森林部長と当職員で請願者から請願の趣旨について尋ねましたが、当該開発地の農地転用に係る経緯や、また遊水地としての機能について主張されまして、請願の趣旨である土砂の撤去については残念ながら話にはなりませんでした。


 6月12日でございますが、現地の立ち会いの際に指示をいたしました現況図面等提出をさせました。


 6月14日には、事業者が請願者宅を訪問されまして、請願の趣旨である土砂撤去について、事業者所有の西側隣接地に搬出したい旨伺ったものの、終始30年前の土地の購入に至る農地転用の件や、また遊水地の機能についてお話をされたということで、本文の土砂撤去については聞いていただけなかったという報告を受けております。


 6月16日には、事業者から具体的な撤去方法について書面にて提出をいただきました。一つは当該開発地に隣接する所有地に搬出する方法、もう一つは土砂等を必要とする事業所を探す二つの方法で、いずれかの方法によって実現すべく努力をしたいという内容でございました。


 一つ目の方法につきましては、請願の対象となっております隣接する土地との間に田を所有する方がお見えになりまして、なかなかちょっと了承は得られないというようなことを聞いております。それから、この場所につきましては、砂防指定地ではございませんので、同意等の必要はございませんが、道義的に他の所有者にご理解をいただきたいということで、再三そういう話をしているというふうに聞いております。


 また二つ目のものにつきましても、現在の土木業者から土砂を必要とする事業はほとんどなく、逆に埋立地を必要とする状況の中では搬出先がなかなかなく困難をしているというようなことでございました。


 6月21日に事業者が再び請願者宅を訪問されましたが、前回と同様ご了承いただけないというような報告を受けております。


 それから、7月11日に事業者より約5,000立米程度ですが、搬出先が見つかったというような報告がございました。しかしながら、撤去量の約8分の1程度でございますことから、抜本的な解決には至らず、かえって中途半端になるということも事業者も懸念をされまして、協議の結果、見送ることになりました。


 7月14日、また事業者が三たび請願者宅を訪問されております。これにつきましても同様に、了承が得られないとの報告を受けております。


 8月5日に、以上のような問題を抱えながら、今後どのような方法で撤去すればよいか協議をいたしております。市といたしましては、請願の趣旨を満たすことのできる現実性がある手法として事業者が示される隣接する所有地に法令遵守のもとに開発行為を進めることが有効なものと思料いたしております。


 このように、事業者と十分これまで協議を重ねながら、市としては指導してまいったところでございます。指導等の内容については以上でございます。


○前田稔委員長  以上、経過報告の説明をいただきました。


 これについての質疑等ございましたら、よろしくお願いします。


 増亦委員。


○増亦肇委員  ここに出ています8月5日に対策をするということで、隣接地に搬入するというような計画ということですけれども、過去3回も理解を求めても理解が得られなかったということですけれども、今後、その隣接地の理解を求められるような可能性はあるんですか。それとも全然なしで、また。その辺の見通しはどうですか。


○前田稔委員長  川原林室長。


○川原林環境保全対策室長  これまで3回ほど事業者の方が請願者宅をご訪問されまして、ご理解をいただくように訪問されておりますが、この地につきましては、委員の皆さん方もご承知だと思うんですけれども、遊水地ではないというような県の回答を受けております。また、砂防指定地でもございませんので、特にそういった制限もないかというふうに考えております。そういう面からいきますと、道義的に請願者の方にお願いに上がっておるということで、請願の趣旨を満たすためには事業者の言われるように隣接地のところに薄く、広く搬出するという方法も現実性がある話かなあというふうには考えております。


○前田稔委員長  増亦委員。


○増亦肇委員  ということは、道義的に本人さんのところへお願いに行っているということだけれども、強行すれば可能というふうにとってもいいわけですね。強行というか、それもあえてあんまり強行するというのは差し支えると思うんだけれども、本当に理解を得るために行っておっても、なかなか話にならんと。請願の趣旨による土砂をどけてくださいよということについての請願についての方法については、そこへ捨てざるを得ないんだというふうなことですね。


○前田稔委員長  木下部長。


○木下環境森林部長  この件は、まず最初の開発行為の審査の段階で、土砂をある程度そこへ搬入するということについては、開発行為として適法であるということを認めてきた経緯がございます、過去、それから今。


 実は請願の趣旨でございます土砂を全量どけるということはほとんど考えられないということが一点ですね。当初予定しておった仮置きということの中で1.5メーターを超える土量があるということについては、やはりその上限を満たしてもらうということになります。ですから、幸いかどうかは別問題でございますが、川原林の方から先ほど説明がありましたように、隣接の土地がたまたま事業者の土地が多くまだ残っておるわけでございますので、そこへ新たに変更計画を出されて開発行為ということになれば、我が方はその件について却下するすべが恐らく今の段階ではないんではないかということは予測をされるわけです。


 また、あえて言えば、その開発行為はやはりある面では適法だということを考えざるを得ないという状況でございます。


○前田稔委員長  片岡委員。


○片岡武男委員  ちょっとわからんで教えてください。


 平成17年の8月9日、開発行為変更届け書提出、完了予定が平成18年1月31日と一番下に書いてあるんですけれども、これっていうのは、この1.5メーターまで下げてなら埋め立ててもいいということで許可されたんですか。その辺について。


○前田稔委員長  川原林室長。


○川原林環境保全対策室長  これにつきましては、仮置きということで、平成17年の8月9日に仮置きの土を置くということで、その行為が平成18年1月31日まで仮置きの期間をほしいということで、本市の方で許可をいたしております。


○前田稔委員長  片岡委員。


○片岡武男委員  その仮置きの、現状の2メーター、1.5メーターより高いということであれば1.5メーターまで下げよということを指導されるのが本来であって、何かそれが適法であれば、そこまで下げてしまえばもう終わるのか、その辺については僕らわからんけれども、ちょっと教えてください。


○前田稔委員長  木下部長。


○木下環境森林部長  これは昨年の8月でございます。


 仮置きの土量をGLから1.5メーターということに当初の計画はなっておりまして、その1.5メーターとした要因は、恐らく一般的に言われる砂防の関係で2メーター以内ということを想定したもんやと思われます。しかしながら、その行為に対して、当時、市はこれでよろしいよということを認めておるんですが、たまたま1.5メーター以上のところがあったということで、今回変更がまた指導しまして、例えば2メーター、3メーターとなったときにそれをいかんよということは、今現在ではちょっと不可能じゃないかなということは考えられます。


○前田稔委員長  片岡委員。


○片岡武男委員  今の不可能だという言葉を聞いておると、これから先どうなるんやと、僕ちょっとまたほかの委員さんにでも聞いてください。


○前田稔委員長  国分委員。


○国分修委員  るる説明を聞いていますと、これは遊水地でもない、あるいは砂防指定地でもないとなると、市としても早くせんならんという以上、私らも現地を見せてもらったんですけれども、部長の説明のように隣に事業者の土地があってそこへ持っていくという努力が今後あるのであればもう少し前へ進むのでは。全く誠意がないということでもないようですので、この請願についてを採択するについては慎重審査が必要であると思います。


 そういう意味で、私はさらに事業者の、あるいは請願者に対する市の努力があれば、少しでも前へ進み解決の方向にいくような気もしますので、もう少し時間をかけた方がいいのでは。しかしこれ9月議会も控えておりますし、あるいは我々任期の問題もございますので、その間に市当局も努力をしてもらって、その結果を踏まえて最終結論を出した方が私はいいのではないかと思います。以上です。


○前田稔委員長  ほかに。


 小川委員さん。


○小川久子委員  すみません。何か話を戻すみたいですけど、さっきから仮置き、仮置きという言葉が出ているわけですけど、これはもともとここの場所にずうっと置くというんじゃなくて、とりあえずそこの土地に置いておくという意味で仮置きということでしょうか。


○前田稔委員長  川原林室長。


○川原林環境保全対策室長  一応、仮置きということでございますので、仮置きの期間がどれぐらいかということであろうかと思いますけれども、その期間は完了の日からおおむね1年程度であろうというふうに考えておりますけれども、この仮置きについては、今申し上げましたように、仮置きですので搬出をしなければならないと。やはり搬出に当たっては事業者の言われるような隣接の所有地に搬出をしたいというのが事業者の方から提出されておりますので、そういった方法がとれないのかということで、今、事業者も請願者の方に対しましてご理解をいただくよう再三訪問しているというようなことでございます。


○前田稔委員長  小川委員。


○小川久子委員  先ほどの説明ですと、何か1.5メーターの申請の中で超えている部分をこの西側に移すという話でしたけど、今の説明ですと、今ある場所は仮置きであるから、これは全部撤去して、正規の場所に移すという意味にとってよろしいんですか。


○前田稔委員長  木下部長。


○木下環境森林部長  仮置きということは、いわゆる本造成にかわるという段階で特にまだその開発行為を変更という形で出していただくということになります。ですから、仮置いた土量を全量、例えば、今、川原林がちょっと触れましたけれども、仮置きの期間内に外へ出すということは、そういう場合があるケースもございますが、その仮置きの段階から本造成にかわるというケースもあるわけでございます。以上です。


○前田稔委員長  小川委員。


○小川久子委員  実際の話、これはもう本造成のあれが出るということ、1.5メーター以下でしたら。という見通しがあるということですね。


○前田稔委員長  木下部長。


○木下環境森林部長  いわゆる本来の開発行為になりますと、1.5メーターという高さの制限が果たして妥当かどうかということもまた含めて、検討せんならんということでございます。それから、仮置きだから、とりあえずあんまり高く積んでその周囲の土地に対して被害を出さないように、例えば土砂の崩落とか、そういうことによって被害を出さないという前提で1.5メーターという上限をつけたわけでございます。


 ですから、今度ちゃんとした構造を持った、例えば擁壁とかそういうことを利用した中で2メーターということが出てまいりますんですけど、それが本来妥当かどうかというのは、行為が出た段階で検討はさせてもらいます。


○前田稔委員長  小川委員。


○小川久子委員  そうしますと、これは自分の土地ということで、なかなか仮置きだから全量というのは難しいというのが実態みたいに私は感じましたし、もう一つ問題として、ここは今まで遊水地の機能を持っていたのに、土を置いたことで遊水地機能がなくなったんではないかというような、こういう趣旨の請願書を出してみえるわけですけど、遊水地として指定はしていなかっても、今まで長い年月の間にここは遊水地としての役割も果たしてきたんだと。その点が、今度そのまんまもし本造成にかかってきた場合に問題が起こるのではないかということが一番危惧されるわけなんですけど、そこら辺が市としてはこの土地の形状とかいろんな流れからいってどういうふうに考えてみえるんですか。


○前田稔委員長  木下部長。


○木下環境森林部長  実は県の遊水地の指定というものは、この件は全くございません。それで、その土地に遊水機能があったかどうかということについては、当時、昭和の時代に農転があったということで、雑種地になっておるわけでございます。だからその時点で、もし万が一遊水機能があったんだということを言われましても、地目が変わった段階で、田畑からいわゆる機能が変わっておるわけでございます。したがって、そこに遊水機能があったんだということは、何らその当時から担保はされておらないというふうに理解するのが一番妥当ではないかなと思っております。


○前田稔委員長  小川委員。


○小川久子委員  名目上といいますか、一応書類で判断しますと、県も指定していないし、雑種地の段階で宅地になろうと何になろうと、それは別に違法でも何でもないというのが、表向きはそうなんですけど、ただあそこの場所が本当に台風とか大水が出たときに危険というか、被害が出るような見込みがあるのかどうか、そこら辺のところは今の現状を見てどう思っていらっしゃるか、それをお聞きしたいんですが。


○前田稔委員長  木下部長。


○木下環境森林部長  河川管理の方の県の方とも一度そういった相談はしたんですが、現状でハイウォーターを超えて水が回るということは、まず今の段階ではあり得ないということは県の方も想定しておるわけでございます。


 特にあの下の方で1号線を越えておる橋がございまして、その断面からいってもなかなかその案件には該当しない。加えて、申請地の近隣のあの地域一帯のところで、全く造成がなかったかということになりますと、田んぼの農転も含めて、再三農転があって、造成が散見される現状でございます。


 市内がいろいろと変わっていく中で、そういう懸念が今からもずうっと続くであろうと、そういうことを考えますと、必ずあの地域の、特に上流とか下流とかの部分が遊水機能はあるんだということになりますと、あの地域は全く開発ができないということになってまいりまして、そのための遊水機能を認証するというか、あの地域について担保するということは、今もってないわけでございますので、まずそういう点は、今の現状では市の方では不可能であろうということを考えます。


○前田稔委員長  宮崎委員。


○宮崎勝郎委員  特に今のに絡む話ですが、遊水機能が、この請願が出されている部分だけじゃなしに、私、今の話を聞いておりますと、例えば1号線のところの小野川にかかっておる橋等の改良等も今後は県の方に働きかけてやっていかなければ、例えば国道沿いの部分についても同じようなことが言えるんじゃないかと私は思うわけでございますが、そこらはちょっと木下部長の方からの答弁は難しいだろうと思います。これは特に市全体としての考えを一遍助役さんの方からお聞かせ願いたいなと思います。


○前田稔委員長  小坂助役。


○小坂助役  今回、請願の趣になったこの一定の限られた土地の議論をもって、市域全体の遊水地とか、そういう議論までこれを発展し、今私が論評するということは極めて困難でありますので、これはお許しをいただきたいと思います。


○前田稔委員長  宮崎委員。


○宮崎勝郎委員  いずれにしましても、この請願の出ておる部分の遊水機能云々というのは、これは非常に今の段階では難しいと私も思います。過去からの状況は私もあまりわかっていません。あの地域もいわゆる旧関町の部分、亀山市との境界の部分でございますのでよくわからない部分があるんですが、請願された部分は、現在管理課の方で指導はされております。特に指導が事業者に指導しておるのか、それか請願者に対してのそういうお話もされておるのか、もう一回そこをお聞かせ願いたい。


○前田稔委員長  木下部長。


○木下環境森林部長  これはあくまで行為の申請者でございます事業主に対して指導を行っていくわけでございます。


○前田稔委員長  宮崎委員。


○宮崎勝郎委員  市としては一応指導はやられておると理解しておるんですが、この請願について特に私が思いますのは、この委員会においては紹介議員も2名ほど見えますので、私はそこらの方の紹介者の意思もちょっとお聞かせ願いたいというふうに思っておりますので、そこらを求めたいと思います。


○前田稔委員長  ほかに。


 森委員。


○森淳之祐委員  先ほど、国分委員が言われたのに全く私も同感なんですが、今までこうして撤去指導をしてくれという請願に基づいて、行政としては、先ほど報告がございましたように指導を続けていただいておるわけであります。要は請願者とそれから事業者ともにご理解をいただかないとこれを解決する問題ではないと思いますので、行政といたしましてもやはり請願者のご理解もいただくようにご努力いただきながら、あわせて事業者に指導していただきたいということを進めていただいて、その経緯を眺めたいと思います。


○前田稔委員長  ほかに。


 葛西委員。


○葛西豊委員  先ほど来、部長の方からもお話がありましたが、1.5メートル以上に土砂が積まれておる。それを平常の1.5メートル以内までそれを撤去すれば却下することはできないというような感じで今、部長からお話があったわけですが、そういった形の法令遵守に基づいてやるところまでの指導はやっていただかなきゃならないというふうな思いがします。


 それともう一つ言えることは、今台風シーズン、昨年も、その南鹿島なり、うちの地元の東御幸なり、災害にちなんで避難、ありましたね。そういった形の中で、台風シーズンにのっとって災害とかそういうようなものが出てくる要素はないのか、そんな感じが、一番今の場合はそれを審査すべきと思うわけなんで、そこのところをどういうふうに考えてみえますか。それをほうっておきますと、あるいはこういうような形でほうっておいて、今度はいよいよ我々から言うておるのにそういうものを撤去させないというのはちょっとおかしいじゃないかということで、人災的な感じの形に見られへんかなというふうなところまでいきますので、それを徹底して実現してもらう。その法令遵守に基づいてしてもらうのと、それから災害の問題、そういう2点について、まずお尋ねします。


○前田稔委員長  木下部長。


○木下環境森林部長  天災の件については、開発行為を受ける環境といたしましては、そこまでも検討ができるものでもございません。ですから各室ですね。担当部局に対してそういう懸念の発生のおそれがないかということは常日ごろ言っておるわけでございまして、河川を担当する者、また県の方、そこら辺との連携は当然やっていかなければいけないということは考えております。


 しかしながら、現地は鈴鹿川の本川の河床の縦断勾配は決まっておるわけです。また、それから上流になると、その現地はやはり縦断勾配も当然ながら決まっている。そうしますと、どこまで降雨量を想定するかということでございまして、いわゆる驚異的なとんでもない雨が降った場合に、本来そういうことが起こり得ることがないのに起こったということがあるということを考えてから開発行為を進めていくことだということになりますと、いわゆる40年、50年の確率を求めるのか、そこら辺が非常に微妙なことになってくるわけでございます。これはあえてこの現地がどうのこうのいうまでに、市内全体の開発行為まで影響してくる。だからそこは、あるいはそういう場合になったときに、大きな工事でございますと、例えばそこに調整地を設けるということを指導しておりますので、そこのあたりは、これは多分というか、いわゆる私どもの見解ではあえてそういうことはストップはできないということを考えております。


○前田稔委員長  葛西委員。


○葛西豊委員  部長の方から答弁がありましたが、そうしますと、以前言われた1.5メートルという基準は、これはどうしても開発行為上で、それ以下には下げなければならんという問題は、これは必然的にあるわけなんですね。


○前田稔委員長  木下部長。


○木下環境森林部長  一たん市が過去許可をした開発行為については、やはり土盛りの高さを1.5メーターとしておるわけでございます。ですから1.5メーターだけは守りなさいよということは指導せんならんと。で指導しております。現地は、まだ1.5メーターに満たない部分もあるわけです。また同時に、その所有地が事業者のもっと広範囲にあるわけでございますので、そこへ変更で持っていくよということになった場合に、歯どめがきかないと。しかしながら、請願者のご意思を尊重する中で、やっぱり請願者に対してそういうことをちゃんと説明をして、いわゆる同意というか、要望をもとに何とか円満な解決が図れんかということで行ったわけですが、再三やらせております。


 しかしながら、どうも30数年前の農地転用の問題から行政に対しての不信感というか、そういうものをお持ちになってみえるわけですね。そこで、その間ずうっと放置をしておったということに対しての、今まで長年持ってみえたお考えがあまりにも強いということで、本来その開発行為に対してどういうふうな解決方法があるんだということまで話が至らないということがございます。


 過去、私も4月以降この問題については大変重要な問題だという認識をしておりまして、すぐに当然事業者の方も呼んで、今の経緯の中には入っておりませんが、事業者にいわゆる不謹慎なことではいかんということを言いまして、これはやっぱり市として大きな問題なんだよと。だからおまえたちももっと真剣に考えないかんということは再三言うたわけでございます。


 また、請願の方にもお会いもしまして、お話も申し上げました。しかし、どうも論点がかみ合わない。そもそも農地転用がどうも絡んでおるということがありますので、もう我が方では何ともしようがないと。いたし方がないということが現状でございます。


 そういった中で唯一残された手は、議会に出ました請願書の趣旨でございます。適正な指導をするということが私どもの現実の行為がそういうことにかなっておるかということを考えますと、今までとにかくこれに対してはあの手この手といろんな手法を検討して、業者の指導もやってまいったわけでございます。確かに議会の方がどういうご判断をされるのかはわかりませんが、我が方といたしましては、やっぱりこれはもう打つべき手は打ったと。あとはどうしても事業者と請願を出された方の双方が理解をされるということがないと、もうどうしてもこれは残ってしまう物権ではないかなあということを考えております。


○前田稔委員長  葛西委員。


○葛西豊委員  先ほど部長が言われました、行政に対する農地転用のための不信感、それは33年とか言われましたが、それはどういうふうなんですか。今現在、この開発行為に対する問題以外に、そういうようなところで開発行為が出た時点での問題であって、これを今請願が出されておる問題、それ以外に不信感を持ったという話なんですかね。


○前田稔委員長  川原林室長。


○川原林環境保全対策室長  この請願の趣旨とは一つ離れて、この開発地であります当時の農地転用が、当時非農地というような証明のもとに農地転用がされたというようなことをお伺いをしておりまして、その当時の経過、経緯については詳細には私どもも存じてはおりませんが、請願者の方からはそういった当時の農地転用についておかしいというようなご発言がございました。そのことだけは聞いておりますが、それ以上のことは詳しくは存じておりません。


○前田稔委員長  葛西委員。


○葛西豊委員  最後に、平成18年7月11日に事業者から搬出先が見つかったと連絡、あるいは先ほど国分委員の方から、そういった形でもうちょっと回数をというふうな話がありましたが、部長の方からは、もう指導的な問題については、やるだけのことはやったというふうなことですけれども、この請願の審査事項を踏まえて、もう一度最終的な段階での事業者と請願者のご意見を聞いていただいて、何とか折り合いがつけばそれにこしたことはございませんので、そういった方向でもう一度お願いできないかと思います。


○前田稔委員長  それでは、時間もあまりございませんし、大体意見も出尽くしましたんで、それでただいま紹介議員から出席を求めて意見を聞いてはどうかという宮崎委員からの発言がございまして、これについては、委員会は審査のために必要があると認めるときは紹介議員の説明を求めることができるということで、委員会の議決を経て委員長からそれを通知するという形での亀山市議会の会議規則でそういうふうに定められておりますもんで、次回定例会の中での委員会に紹介議員の出席を求める場合、ここで議決をしておかないとそれができませんので、それについて宮崎委員からの紹介議員からの説明を求めたいということでありましたので、諮らせていただきたいと思いますが、それでよろしいでしょうか。


                (発言する者なし)


○前田稔委員長  それでは、次回、紹介議員からの説明を求めるということで。


 それと、今回、この継続案件になっておりますものは、10月いっぱいで改選ということで、本来また次、仮に採択、不採択、継続という三つの選択があるわけですけれども、継続になった場合は、改選ということで、そのまま本来ですと10月にもう一回定例会が終わってから臨時議会を開くというような形になるんですけれども、とてもそういうことは事実上不可能ということになりまして、そういった場合の継続案件については、消滅をするというふうになっております。ですので、最もベストなのは採択か不採択かをして終わるというのが委員会としてはベストであるとは思いますけれども、案件の内容にもよりますけれども、今回、ここで結論は出さずに、まだもう少し時間があるからということで、次の9月の定例会の中でもう一回審査をして採決をしたいと思います。


 それで、今までの経過ですけれども、請願の趣旨である指導については、もう先ほども理事者側の十分指導はしてきたということで、それはよく理解できたと思いますけれども、6月定例会の中でも事業者に対してのおもしという形で継続にしようということでそういうふうになってきたわけで、内部的にはきちっとその状況でいろいろ事業者、それから当事者との間でも話も進んでおるんですけれども、1.5メーター以下にできるかどうかというその結果がまだ出ていないということで、そこら辺のところで、まだ少し時間がありますので、9月定例会にもう一度、先ほど森委員や国分委員や葛西委員からもありましたように、次の定例会で再度審査をしたいというふうに思いますので、それでよろしいでしょうか。


             (「よろしいです」と呼ぶ者あり)


○前田稔委員長  ありがとうございます。


 それでは、その他の件で。


 川原林室長。


○川原林環境保全対策室長  日東電工株式会社亀山事業所の方から土壌汚染があったということでございますので、これについてご報告を申し上げたいと思っています。


 お手元の資料に基づいてご説明を申し上げたいと思います。


 日東電工株式会社亀山事業所において、新たな工場棟の建設を目的に既存の工場を解体して更地にするため土壌調査、約1万1,400平米でございますが、自主的に調査を実施されたんですけど、調査の敷地の一部からポリ塩化ビフェニル、いわゆるPCBと弗素の湧出量が環境基準を超えて検出されたものでございます。


 この土壌調査につきましては、調査範囲の縦30メートル横30メートルピッチの13区画、65地点で特定有害物質であるシアンやベンゼン、カドミウム、ポリ塩化ビフェニルなど、全項目について実施をされたもので、この中でPCBの湧出量が1区画で、また弗素の湧出量が1区画で環境基準を超えて検出されたものでございます。PCBにつきましては、13区画のうち一つの区画で0.0009ミリグラム/リットル、環境基準は検出されないことでございます。また、弗素については一つの区画で1.3ミリグラム/リットル、環境基準は0.8で、それぞれ検出されました。さらに、検出された区画におきましてそれぞれ5地点で土壌調査をされたところ、汚染ポイントが特定されまして、PCBが0.0042、弗素が4.1検出をされました。


 このため、平成18年8月10日、三重県生活環境の保全に関する条例第72条の4第1項の規定に基づき、土壌汚染発見に係る届け出書を三重県知事あて、亀山事業所の方から提出をされたものでございます。


 亀山市と日東電工株式会社亀山事業所とは、環境保全協定書を締結していることもございまして、今回、土壌調査全項目を自主的に行われ、土壌汚染が確認されたもので、当事業所においては、その他への汚染がないかどうか、観測井戸7地点と場内にある工業用井戸6地点の地下水について調査をされたところ、すべての井戸で環境基準に適合し、場外への流出がないことを確認されております。また、PCBに汚染された土壌につきましては、既に隔離済みであります。


 この届け出書を受理した翌8月11日に、三重県四日市の農業商工事務所、鈴鹿環境課と亀山市は同事業所の立入調査を行い、観測井戸、それから汚染箇所の土壌及び隣接いたします民家の井戸水をサンプリングをするとともに、汚染土壌が隔離され適正に保管されているかどうか、確認をいたしました。今後、このサンプリングの結果を公表するとともに、PCB汚染について行政の指導のもと原因を追求することといたしております。


 なお、当事業所では8月11日に近隣4自治会の自治会長を初めとする住民に対し説明会を開催されるとともに、汚染の原因究明と隔離した汚染土壌が外部へ流出しないよう万全の防止策を講じ管理いたしております。また、三重県と亀山市の指導に基づき今後は対応していただくとともに、場内に設置してある観測井戸及び工業用水の井戸での地下水モニタリングを継続していただくことというふうになっております。以上、ご報告を終わります。


○前田稔委員長  これについての何か質問がございましたら。


 片岡委員。


○片岡武男委員  僕らも四日市におりまして、確かに昔のやり方でいくと、こういう環境基準の悪いものもそのままほうったりとか、そういうこともあったんで、恐らくこの会社も、使っておって捨てたやつがこうやって出てきたと思われるんで、やっぱり今の時代でちゃんと対策されるということでありますんで、ちゃんと対策だけしてやっていただきたい。その後、監視だけはまた行政さんもよろしくお願いしたいと思います。以上です。


○前田稔委員長  ほかにございませんか。


                (発言する者なし)


○前田稔委員長  なければ、これで委員会を終わらせていただきます。


 どうもご苦労さまでございました。


               午前9時55分  閉 会





 亀山市議会委員会条例第30条の規定により、ここに署名する。





  平成 18 年 8 月 18 日








         教育民生委員会委員長  前 田   稔