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三重県 亀山市

平成17年 3月定例会(第4日 3月16日)




平成17年 3月定例会(第4日 3月16日)





 
 平成17年3月16日(水)午前10時 開議


第  1 市政に関する一般質問


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〇本日の会議に付した事件


 議事日程のとおり


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〇出席議員(32名)


  1番   伊 藤 彦太郎 君     2番   加 藤 正 信 君


  3番   前 田 耕 一 君     4番   中 村 嘉 孝 君


  5番   坊 野 洋 昭 君     6番   宮 崎 勝 郎 君


  7番   片 岡 武 男 君     8番   宮 村 和 典 君


  9番   前 田   稔 君    10番   服 部 孝 規 君


 11番   小 坂 直 親 君    12番   増 亦   肇 君


 13番   杉 本 巳 範 君    14番   松 上   孝 君


 15番   宮 ? 伸 夫 君    16番   竹 井 道 男 君


 17番   中 川 賢 一 君    18番   池 田 依 子 君


 19番   小 川 久 子 君    20番   大 井 捷 夫 君


 21番   豊 田 勝 行 君    22番   橋 本 孝 一 君


 23番   水 野 雪 男 君    24番   葛 西   豊 君


 25番   打 田 孝 夫 君    26番   打 田 儀 一 君


 27番   櫻 井 清 蔵 君    28番   山 川 秋 雄 君


 29番   国 分   修 君    30番   桜 井   勉 君


 31番   森   淳之祐 君    32番   矢 野 英 直 君


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〇欠席議員(1名)


 33番   辻 村 博 史 君


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〇会議に出席した説明員氏名


 市長              田 中 亮 太 君


 助役              小 坂 勝 宏 君


 収入役             草 川   徹 君


 企画課長            匹 田   哲 君


 企画課企画監          古 川 鉄 也 君


 総務課長            石 山 覚 紀 君


 総務課防災対策監        草 川 義 照 君


 財務課長            浦 野 徳 輝 君


 工事検査監           原 田 健 三 君


 税務課長            笠 井   博 君


 税務課副参事          川 戸 正 則 君


 市民課長            服 部 雄 二 君


 市民課副参事          最 所 一 子 君


 生活環境課長          木 下 弘 志 君


 生活環境課副参事        国 分   純 君


 保健福祉課長          橋 爪 斉 昭 君


 保健福祉課副参事        田 中 一 正 君


 保健福祉課副参事        小 林 一 路 君


 商工農林課長          別 府 一 夫 君


 商工農林課副参事        多 田 照 和 君


 商工農林課副参事        桜 井 紀 久 君


 建設課長            水 野   博 君


 建設課副参事          浜 口 伸 介 君


 建設課副参事          川 瀬 行 雄 君


 建築指導課長          一 見   敏 君


 下水道課長           水 野 義 弘 君


 市民サービス課長        木 崎 辰 雄 君


 市民サービス課副参事      櫻 井 光 乘 君


 医療センター事務局長      松 田   守 君


 会計課長            青 木 七 重 君


 消防本部消防長         米 田   功 君


 消防総務課長          竹 中 壽 徳 君


 水道課長            西 川 省 三 君


 教育委員会委員長        横 山 瑳江子 君


 教育長             伊 東 靖 男 君


 教育総務課長          村 田 敏 彦 君


 学校教育課長          高 橋   均 君


 社会教育課長          木 下 喜代子 君


 図書館長            安 藤 利 幸 君


 監査委員            加 藤   隆 君


 監査委員事務局長        西 川 幸 夫 君


 選挙管理委員会事務局長     桜 井 康 次 君


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〇事務局職員


 事務局長               主幹(兼)議事調査係長


           山 ? 裕 康           城   隆 郎


 議事調査係書記   松 永 篤 人


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〇会議の次第


               (午前10時00分 開議)


○議長(森 淳之祐君)


 ただいまから本日の会議を開きます。


 本日の議事につきましては、お手元に配付の議事日程第4号により取り進めます。


 これより日程第1、市政に関する一般質問を行います。


 通告に従い、順次発言を許します。


 5番 坊野洋昭議員。


○5番(坊野洋昭君)(登壇)


 おはようございます。


 緑風会の坊野洋昭でございます。今回も質問の時間をいただきました。よろしくお願いいたします。


 さて、三位一体の改革、地方分権、民間活力の導入、市町村合併の推進、小泉首相が盛んに申されております。政府もその方向で動き出しているようですし、全国の知事会でも地方分権を進めるために、権限移譲と税源の移譲を要求して動き出しています。なかなか道のりは険しそうです。


 三重県でも市町村への若干の権限の移譲があり、また合併によって新亀山市が誕生いたしました。合併に力を尽くされました清水町長、田中市長に深甚なる感謝を申し上げます。


 清水孝哉氏がこの場におられないことは少々寂しい思いも感じますが、新亀山市の市長に田中亮太氏が就任をされましたことに心からお祝いを申し上げます。おめでとうございます。


 早速質問に入らせていただきます。


 地方分権についてお伺いをいたします。


 1点目、地方分権の考え方から、平成12年度より県からの権限移譲があったわけですが、何が亀山市に対して移譲をされたのか、その事務内容と移譲された結果、市でどの程度の仕事量になったのか、いわゆる処理された件数をお聞かせください。


 2点目です。今後、権限移譲を検討されている事務内容には何があるのかということ。


 3点目です。亀山市として今後強く移譲を要求したい、期待をすると、そういう事務内容がほかにあるかどうか。あるとすれば何を要求したいのかということをお聞かせください。


 4点目です。権限移譲を要求し、県にそれを承知させるために、亀山市としての取り組み、すなわち県への働きかけとしてどのような方策を考えておられるのかという点についてお聞かせください。


 5点目です。権限移譲を受けると、当然市としましては事務量が増加します。ひいては人が要る、人件費がかさんできますよということも考えられるわけです。そういう権限移譲を受けたことによるメリットと、逆に言いますとデメリットの部分があろうかと思います。メリットとデメリットについてどのように考えておられるのか、今後についての展望をお聞かせください。


 大きな2点目です。合併についてお伺いをいたします。


 ことし1月11日、旧関町と旧亀山市が合併し、新亀山市が誕生をいたしました。合併をしなければ地方交付税はあげませんよと、ある意味では国からのおどしというふうな考え方があります。逆に、合併をしたら合併特例債の発行を認めますよと。その合併特例債の返還については国が援助をしますよと、こういうふうな甘い言葉もあった。結局合併したところはだまされたんと違うやろうかと、果たして合併そのものがよかったんやろうかと、こういうふうな意見を言われる方もあります。しかし、亀山市と関町、もともとが地域的な問題もありまして、親戚といいますか、兄弟みたいな関係だったと私は認識しております。そういう意味では、この二つが一緒になりまして、新しい亀山市ができたことは非常に喜ばしいことだと考えております。


 まず、合併についての1点目ですが、新亀山市の人件費についてです。


 合併以前の亀山市、関町の職員数はそれぞれ何名だったのかということと、それぞれの人件費は昨年度どのくらいだったのかということ。そして、合併後、職員数は何名になったのか、そして平成17年度人件費はどのぐらいになるのかということをお聞かせいただきたい。


 2点目、観光協会についてお尋ねをいたします。


 合併協議の中で、旧関町の観光協会をもとにして、今後合併を速やかに新亀山市の観光協会を立ち上げる、こういう合併協議の中身になっておるかと理解しておりますけれども、旧亀山市には観光協会がなかったわけですね。これがなぜなのか、理由があればお聞かせをいただきたい。さらに、旧関町観光協会の年間の補助金はどのくらいだったのか。新亀山市では新亀山市の観光協会に対して、初年度幾らの補助金を予定されているのかということをお聞かせいただきたい。


 また、新亀山市の観光協会が発足するに当たって、民主導によるものか、官主導のものになるのか、お考えがあればお聞かせをいただきたい。


 以上、1回目の質問を終わります。


○議長(森 淳之祐君)


 坊野洋昭議員の質問に対する答弁を求めます。


 石山総務課長。


○総務課長(石山覚紀君)(登壇)


 それでは、順次お答えをさせていただきます。


 まず、地方分権についてご質問をいただいております。


 現在のところ、知事の権限に属する事務のうち、すべての市町村が処理することとされております事務や、また個別の市町村で処理することとする事務が市町村長に移譲されております。処理件数につきましては、昨日もお答えさせていただきましたが、すべての市町村が移譲できる事務として166件、それから個別の市町村が処理する事務におきましては464件となっております。この数字につきましては、平成15年度の結果に基づいたものを16年度に交付金として交付されるそのもととなる件数でございますので、ご了承賜りたいと思います。また、この事務に伴います交付金、1年おくれで、16年度につきましては、亀山市が255万3,000円、旧関町分が81万3,000円でございます。


 次に、今後予定のものは何かということでございますが、今現在、県と市が対等協力関係を築くために協議会を設置しておりまして、県と市町村の新しい関係づくり協議会なるものを設置いたしまして、この協議会において、県あるいは市の職員、こういった構成メンバーでもって権限移譲についての検討部会をつくりまして、ここで権限移譲について具体的な中身を検討してまいります。


 きょうも中日新聞に出ておりましたが、具体案がまとまりましたので、県におきましては、権限移譲整備推進方針を提出して、県議会の方にも報告して、7月には市町村にこういったメニューの一覧3,153項目ということが出ておりましたが、これが示されることになっておりまして、これら市町村がこれからこういった事務について移譲できるかどうかを今から協議を行っていくわけでございます。したがいまして、今現在、これということをお示しできませんが、ご了承を賜りたいと思います。


 それからまた、強く要望していく項目につきましても、今後、これらメニューに沿って、市町村が果たしてそれが受けられるかどうかといったことも協議しながら進めていく予定をいたしております。


 いずれにいたしましても、市民サービスの向上につながり、また行政の迅速が図られるということでございまして、行政の自主的な取り組みが効果的にこの事務執行に結びつくものでなければならないというふうに考えております。


 最近、特に16年度からでございますが、今までの例と若干違いました、住民に関係の深いものといたしまして、16年度では赤道、水路のこういった法定外の公共物の移譲、それからまた農地転用の許可事務、こういったものを16年度に新たに権移譲をいたしたところでございます。


 次に、これからの取り組みでございますが、ただいまも申し上げましたとおり、こういった県と市町村と新しい関係づくり協議会、こういった協議会もつくっていただいておりますので、職員参画して、こういった移譲についてこれからも研究を重ねていかなければならないと考えております。特に、この権限移譲、県の方にも人的あるいは財政的支援も要望はいたしておりますが、こういった三千数目による移譲でございます。私どもは、財政的支援もさることながら、果たして住民に近い市町村がこういった権限を受けて、人的な面から果たしてこれがうまくいくのかということも考えておりまして、特に人的支援について県の方にも要望をしてまいりたいというふうに考えております。


 それから、今後の展望でございますが、この権限移譲のメリットは、先ほど申し上げましたように、住民の利便性及び行政の自主性の向上が図られるということが大事なことだと考えておりまして、これら権限移譲によります人件費の増、また人的な支援をいただかないと、なかなか私どもも、じゃあ受けるということにはなりませんけれども、住民の利便性、行政の自主性、こういったものを主眼に積極的に効果等も考えて、総合的に検討していきたいというふうに考えております。この権限移譲の事務は、特に許可事務というものの権限が市町村に権限移譲されるということでございます。先ほども申し上げました、最も住民に近い市がその業務を移譲するわけでございますので、私どもが考えておる以上に、いろんな問題が出てまいるということを考えております。コンプライアンスも近いがゆえに、相当問題になってくる。こういったことを十分総合的に勘案いたしまして、今後、議会の方にもご相談しながら進めていかなければならないというふうに考えております。


 次に、人件費の問題でございます。具体的に細かい数字で示せということでございますので、まず数字をお答え申し上げたいと思います。


 まず、職員数でございますが、合併前、旧関町は96人、それから旧亀山市が396人、合計で492人でございます。まことに申しわけございませんが、一般会計ベースでお答えを申し上げます。ご了承いただきたいと思います。それから、職員数の合併後でございますが、旧関町が84人、それから旧亀山市が382人、合計で466人、したがいまして26人の減となっております。


 次に人件費でございますが、これも一般会計17年度当初予算の数字で申し上げます。


 合併前につきましては、それぞれの旧市町の16年度当初予算の人件費の数字でございます。関町が7億2,495万7,000円、亀山市が30億9,085万7,000円、合計で38億1,581万4,000円でございます。合併後の人件費でございますが、平成17年度当初予算でお示しをいたしておりますとおり、合計で35億5,271万円でございます。この内訳が、旧関におきましては5億6,459万8,000円、亀山では29億8,811万2,000円でございまして、16年度当初比較いたしまして2億6,310万4,000円というふうになっております。


 職員の数字は以上でございますが、特に一般職だけでなく、特別職につきましても、ご承知のとおり数が減ったということで減額となっております。今後、合併後の市の規模、産業構造など考慮しながら、速やかに定員管理適正化計画を策定して、人件費の削減に努めてまいりたいと考えております。


 なお、合併協議会で類似団体、これはあくまでも予想でございまして、お示しをした数字がございます。17年度では一般会計ベース475人という数字を出していただいたところでございまして、現在それから比べますと、既にここでは当初予算の方が職員数も減っておるという数字になりますけれども、今後10年後、合併協議会でお示しいたしました数字は430名ということになっておりまして、これら職員の適正管理計画に基づきまして、今予想しております数字に近くなるような考え方で削減をしていかなければならないというふうに考えております。以上でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 多田商工農林課副参事。


○商工農林課副参事(多田照和君)(登壇)


 観光協会につきまして4点ほどご質問いただいておりますので、お答えをさせていただきます。


 まず1点目の、亀山市に観光協会がなかった理由といったことでお尋ねをいただいております。旧関町におきましては関町観光協会が組織をされておりまして、活動がされてきておりますが、旧亀山市におきましては、石水渓観光協会は組織されておりますものの、これまで市域全体を包括する観光協会の設立までには機運が盛り上がらず、今に至っているところでございます。新市の観光協会につきましては、議員ご指摘のとおり、合併協議の中で現在の関町観光協会をもとに、新市全域を網羅する新たな観光協会の設立に向け、調整するといった調整方針をいただいております。既に関町の観光協会では、新市の観光協会設立に向けた準備のための協議をいただいておるところでございます。


 新しい観光協会は官主導か民主導かといったことでご質問もいただいております。新しい観光協会では、関宿を初め、亀山城や石水渓等の既存の観光資源、さらには新たな観光資源の掘り起こしなど、広い視点で自主的な観光振興に向けた取り組みをしていただけるものと期待をいたしておりまして、事務局職員の人件費やイベントの支援を行うことといたしております。


 また、旧関町での観光協会に対する補助につきましては、イベント支援が主なものでございまして、平年ベースで540万円程度支出をされております。新市の観光協会につきましても、これらイベントの支援と、さらに観光協会の自主的な活動を行っていただくための事務局人件費の補助を考えております。この人件費の補助が約670万円ほど予定いたしておりまして、新市の観光協会補助金につきましては、予算といたしまして1,223万2,000円を計上させていただいておるところでございます。


○議長(森 淳之祐君)


 坊野議員。


○5番(坊野洋昭君)(登壇)


 ありがとうございました。


 地方分権についてです。答弁によりますと、権限移譲まだまだ不十分なところがあるのではないかというふうに考えております。ただ、新聞紙上などによりますと、県でこういうふうな権限移譲をやったとか、今考えているとかいうことが出てきておるんですが、なかなか三重県分につきましてそういう情報が出てきていなかったという点もありますので、理解の仕方に違いがあるかもわかりませんが、もっともっと要求するべきところは要求すべきだというふうに考えております。


 2回目の質問ですけれども、今後移譲を要求したい、亀山市としてはこの点だけは何としても地方へ譲ってほしいという内容があればお聞きしたかったんですが、その点については答弁の中でお示しがなかったようですが、特に考えておられることがあれば再度お答えをいただきたいと考えております。


 それから、赤道、青道と呼ばれる土地が権限移譲された、もともと国有地としてあったものを市有地へ変更になったとお聞きをいたしております。開発が進んで、通路であったあぜ道、あるいは山道、こういうものが取り残された、これが赤道だと考えております。それから、農業用に使われていた水路等が開発によって取り残されたというものを青と呼んでいるようです。


 開発・土地利用の際に、国有地になっておりましたので、払い下げに非常に時間がかかる。それから開発のたびに今まであった道や水路を移設をしたいと、そういう事態が起こったときに、やはり県や国へ上申をしてという形で、非常に時間がかかり過ぎていた、そういうことが大きな障害になっていた。これは明らかな事実であるというふうに思うわけですけれども、そういうことを考えますと、赤道や青道の権限移譲というのがある意味では遅きに失したのではないかと、遅いんじゃないかというのが感想なんですね。そういうことを考えますと、もっと事前に市としては権限移譲を要求すべきところがあるのではなかろうかと考えるわけです。それから農地転用の手続も権限移譲があったということですけれども、やはり市としていろいろな開発とか土地利用を考えるときに、やはり農地転用の許可についても、市として迅速に取り扱いをするという意味から考えますと、今回の権限移譲は本当にある意味ではありがたいことだと思いながらも、どうしても遅きに失した、何で今ごろなんやという気持ちがあるわけです。そういうことを考えた上でも、やはりもっともっと権限移譲を要求すべきこと、市として何としても地方へ権限を移譲してほしいという内容のものが何かあるのではなかろうかということをお聞かせいただきたいということがございます。


 それと、赤道の市有地になった登記がえをするという点で、建設課を中心に、非常にご苦労をされていたことはよくわかっておるわけですけれども、権限移譲を受けるメリットが当然出てくるはずですね。ただそのメリットを得るために赤道、青道につきまして考えて見ますと、登記がえをするたびに大変な労力が要ったと。当然人件費もかかっておりますし、非常に長い日数を要して現場の確認等も行われた、こういうふうに考えておるわけです。そういうことを考えますと、まず手続上の労力とか人件費、デメリットが先に来てしまった。今後はそれなりのメリットは出てくるものだということが十分考えられます。そこで、赤道、青道について、今回の権限移譲につきましてメリット、デメリット、さらには将来に向けてはこういういいこともありますよという形での総括をひとつお聞かせいただければありがたいと思います。よろしくお願いします。


 もう一つ、合併についてです。合併の最大のメリットは行政コストの引き下げだと、すなわち人件費の削減だと言われております。私自身も行政のスリム化、それに伴う人件費の削減が、合併の一番のメリットだと考えております。昨年末の行政改革の説明の中で、亀山市のベースでの話しなんですけれども、行政側の説明の中で22名が退職をすることになった。しかし、それに伴って臨時職員が120数名ふえたという説明があったというふうに理解しておるんですけれども、これを分析してみますと、実に22名の退職者の5倍の臨時職員が必要になったという評価ができることになります。ただし、人件費削減とかいうこともあって22名が退職されましたよと、新しい補充はないんですよというところまではいいわけですけれども、頭数だけで考えてみますと、やめた人の5倍もの臨時の職員が必要になったと。こういうふうな説明では、市民感情として単純に考えますと、とても理解できないわけですよね。ある意味では、正規の職員の方にとっては喜ばしい数字です。それ見よ、おれが一人おらんようになったら5人人が要るのやぞと。そういう意味では、非常に職員の皆さんが頑張ってこられたという評価にもつながるんだろうと思いますけれども、やはり単純に数字だけで比較しますと、これでは人件費削減になっとらんのと違うのかというふうな、ごく素朴な疑問が市民の中から出てくる。これは仕方がないんじゃないか。


 それから、仮に新年度新規採用を2人予定していますよと。そういう数字を入れますと、実質減は亀山市ベースで考えると20人ですよと。臨時の職員の数で割ってみますと、実に6倍もの数字になってしまう。単純に数字だけの比較ではいかない、いろんな事情もあるということは十分わかりますけれども、そこらの点を含めまして、新年度新規採用予定があるのかないのか、あるとすれば何名なのかという点をお聞かせいただきたいということと、合併による人件費の削減に関して、先ほど重々聞かせていただきましたけれども、再度市民が納得のいただけるようにご説明をいただきたい。


 もう1点、観光協会についてでございます。


 観光協会につきましては、説明を伺いました。亀山市に観光協会がなかったのは、機運が盛り上がってこなかったというふうなことをお伺いいたしました。私ども、ふだんの生活の中でいろんな人と話をしておりますと、「ええっ、亀山市には観光協会はなかったんか、全然知らなんだ、当然あるもんやとばっかり思っとった、えらいこっちゃなあ」と。別に今までもあると思い込んでいたという方が大多数でございました。私自身も恥ずかしい話ながら、亀山市に観光協会がなかったということを知らなかった。非常にお恥ずかしい話ではあるんですけれども、ただいろいろなところで石水渓の観光協会とか、それから関町観光協会とかいろんな看板を見たりして、ごく自然に亀山市観光協会なるものがあるもんだという思い込みがあったわけです。そういう点で、今回いろんな話をしてみますと、まず亀山市に観光協会がなかったということを市民の方は自覚をされていない。そんな中で、関町の観光につきましては、非常に大々的に宣伝もされ、努力もされてきたということは皆さん周知のことだと、こんなふうに考えております。


 先ほどの質問の中で、新しい亀山市の観光協会を立ち上げていくために、やはり官主導になるものなのか、民主導になるべきものかという点についてちょっとお答えがなかったように思うんですが、再度お聞かせをいただきたいということがあります。


 以上、2回目の質問を終わります。


○議長(森 淳之祐君)


 小坂助役。


○助役(小坂勝宏君)(登壇)


 幾つかご質問をいただきました中で、正規職員を減らす割に臨時的雇用の職員が非常にふえているではないか、これについてのご答弁を申し上げます。


 ご議論をいただいておりますもとは、16年の11月に、旧亀山市が平成9年度から15年度までに行政改革大綱を掲げて、どのような事業に取り組み、そしてどのような成果を上げながら、どれだけの、荒っぽいけれどもお金をかけたかということを整理して、総務委員会にご報告をしたと。その総務委員会にご報告をいたしました私どもの本当の気持ちは、単年度単年度でぶつぶつとちぎって議論をしていては、これからの本当の議論ができないから、この際、合併を前にここで総括をして、議員さん方にも見ていただいて、さまざまなご議論をいただきながら、また将来に生かしていきたいという思いで出させていただいたところでございます。もちろんそのときの集計いたしました表は、極めて荒っぽいところがございます。だから、これを一つの傾向として、範囲内としてご理解を賜りたいと思っていたところでありますが、その中で、平成9年度から15年度末までに22人の職員を減らしましたと。減らしたというより、そういう企業経営努力をいたしましたと、これは事実でございます。もとより、議員ご指摘の三位一体改革、地方分権、そして効率的な自治体の経営ということにつきましては、それ以前から最少の経費で最大の効果を上げるという言葉の中に、そういう取り組みが従来から求められてきていたところでございますので、そういう思いも込めてこの一覧表に総括をいたしてみたものでございます。


 そこで、これはぜひともご理解を賜りたいのは、結論になると思いますが、正規職員を減らしたということと、一歩事業現場で機動的に対処しなければならない事業にそういう臨時的雇用の職員を充当したということは、少し同一で並列的に対比するのは、私どもとしては対比するものではないというふうな思いがございます。正規職員は、例えば22人減らさずに、欠員が生じたからまたその数だけ埋めますということで代々ずっと繰り返していきますと、地方公務員の生涯賃金が3億円ぐらいだろうと、10年ほど前からそういうことが言われておるわけでございますが、これがずっと旧態依然として継続したとしたら、これは将来、非常に大きな財政負担になるであろうことはご理解を賜れると思います。一方、さはさりながら、各種の現場におきまして、待ったなしの事態が動いておるわけでございます。


 例えば代表的な例で申し上げますと、各学校の介助員というのが非常にふえております。これは、従来はいろんな施設とかそういうところで学んでおられたお子さんが、地域の学校で勉強したい、勉強させたいという親御さんの願いが非常に強く出てまいりました。それに対しては、教育委員会の中で障害児の就学指導委員会、これはいろんな識者や専門家が入っております。そこで、この子には介助員が必要であるかどうか、あるいはその地域で学ぶのが適当であるかどうかという判定をしていただきます。そこで、それがその地域の学校で学ぶべきだと、学ばせた方がいいんじゃないかという判定をいただけば、教育委員会から介助する人1対1でそこに配備してくださいと、こういうことになりますと、当然私ども市長部局としてはその人を雇用するための経費を持っていきます。これは減らした職員の人数の人件費と対比する性格のものではない一側面だとご理解を賜りたいと思うわけであります。


 そのほかに、あまりたくさん申し述べますと言いわけ風に聞こえますので、代表的な例を言いますと、保育所における障害児が出てきたと。それにも1対1でフォローしていかなあかんというふうな事情も当然ございます。あるいは、市史編さんを8年かけてやるんだと。じゃあ今まで雇用している学芸員だけでは到底足りない、いろんな調査をするためにそういう学芸員を臨時的に嘱託として一定年数雇用するとか、これは4人雇用したとか、そういう要素がいっぱいあるわけです。これらの要素をすべて正規職員で賄えば、とんでもないことになることは明白です。ただ単に銭勘定だけじゃなしに、そういうふうに全体を見て、最少の経費で最大の効果を上げるように、そういう工夫の中でこういう措置をさせていただいておるわけでございます。


 ですので、この総括表をごらんいただきますと、正規職員を22名減らしながら、特にここ五、六年前から大きな行政を取り巻く環境が変わってきておりまして、情報公開に対応するために、やっぱり窓口で職員をきっちりとさせてかないかん、あるいはコンピューターの情報化構想というものをお示しして、それを進めております。そのための体制も必要でございます。市民参画も進めていかなければなりません。ISOの認証取得も進めていきます。企業誘致をするための体制をつくります。あるいは合併を推進するための組織もつくります。滞納整理のための組織もつくります。そういう事業に取り組みながら、組織の見直しとか、そういう工夫の中でそれに従事する職員を生み出してきた、そういうこともあるわけです。


 ちょっと長くなってしまいましたけれども、正規職員が減った数と、事業現場で機動的に対応している人たちの数をダイレクトに比較するというのは少しいかがなものかと私は自分自身で思っております。そういう点を十分ご理解いただきたい。これは必要経費に相当するものであるという感じになっておると思います。物によっては事業の委託という形でそれを対応していくということもまたあるかもしれません。在家庭で免許を有しながら、在家庭の方々もそこで腕を振るうという機会もまたあるわけでございます。いろんな面で総合的にひとつご理解を賜りたいと存じます。


○議長(森 淳之祐君)


 水野建設課長。


○建設課長(水野 博君)(登壇)


 地方分権の中で、法定外公共物の国からの譲与に伴うメリットなど、今後の展望、その総括についてのご質問でございますが、この法定外公共物とは里道や水路などのことで、地方分権一括法の制定により、その機能と財産管理の権限が市町村の自治事務とされたところでございます。


 その譲与につきましては、旧町では平成12年度より、旧市では14年度より国から譲与を受け、今年度に譲与手続業務が完了するところでございます。この管理は、地元が自主的に行ってきたことから、従来の国管理から地元に密着した市へ移管されることは、さまざまなメリットがあると考えられるところでございます。例えば、議員もご所見ございましたように、境界査定では、譲与の前は三重県が査定しており、申請から査定まで数ヵ月を要した場合もございましたが、市に移管されたことにより立ち会いが迅速に行われるようになりました。また、用途廃止・申請につきましても、従来ですと市・県を経由し、国に進達され、用途廃止の可否について半年程度の時間を要していたところでございますが、境界査定と同様、廃止決定まで2ヵ月程度まで短縮されてきております。市の将来のまちづくり計画に沿った形で総合的に判断を行って、用途廃止の決定をなすことができる、こういったメリットもあると、このように考えております。


○議長(森 淳之祐君)


 石山総務課長。


○総務課長(石山覚紀君)(登壇)


 権限移譲につきまして、再度のお答えをさせていただきます。


 きょうの新聞でもございましたが、2006年度から146法令3,153項目ということでございます。この一括法は475本の法律が改正されておりまして、まだまだこの項目もふえてくるということでございます。


 議員ご質問いただきました、どうしても要求したいものということでございますが、今現在、この7月にメニューが示されてまいります。財政的、人的で果たして受けられるのかという協議、これも市全体諸課が担当しておりますので、そういった協議の中でこのものについてはということで研究をさせていただき、この場でこれがということをお答えできませんので、ひとつご了承をいただきたいというふうに思います。


 それから、本年4月1日の職員採用でございますが、この4月1日の採用は、保育士が5名、消防職で2名の採用予定をいたしておるところでございます。


○議長(森 淳之祐君)


 多田商工農林課副参事。


○商工農林課副参事(多田照和君)(登壇)


 新しい観光協会の設立は、官主導で行うのか、民主導で行うのかといったご質問をいただいております。新しい観光協会につきましては、民主導で、できるだけ早い時期に設立をしていただけるよう働きかけてまいりたいと考えております。協会の活動の中枢を担っていただきます事務局長及び事務補助員の人件費について、ご支援をさせていただきたいと考えておるところでございます。


○議長(森 淳之祐君)


 坊野洋昭議員。


○5番(坊野洋昭君)(登壇)


 ありがとうございました。


 人件費の件につきましては、いろいろご説明をいただきまして、私でも感覚的にはよくわかるんです。ただ、説明をなされるときに、その一部の数字だけが表へ出たときに、やはり誤解を生みやすい、そういう側面もあろうかと思います。そういう点も含めて、説明をいただくときに十分なご説明をしていただかないと、表の数字だけを見てそういう批判が出てくるのだと。私どもそういう点はよくわかっておるんですが、一般の市民の方と話をする中で説明をするときに、なかなかそういう部分での材料を我々が持ち合わせていないということが誤解を生む最大の原因にもなっているんじゃなかろうかと思いますので、今後は私どももしっかり勉強させていただかなければならないわけですけれども、そういういろんな説明の中で、もうちょっと配慮をされて説明をいただきたいということを申し上げておきます。


 人件費につきましては、合併でいろいろな困難があるときで、それから大きな工場を誘致いたしましたとか、それから交通の要衝の地として、いろいろな高速道路、国道1号線のバイパスの問題とか、いろんなことで非常に大変な時期にあると。極端なことを言いますと、猫の手もかりたいほどだということは十分理解できます。ただし、合併の最大のメリットはやはり人件費の問題だということは周知の事実ですので、数年後といいますか、いつかは必ず結果を出さなければならない。きちっとした数字としてそれがあらわれてこないと、なかなか市民の方には納得いただけないのではないかということがあります。今後、そういう面での検証は必要だと思いますし、大変なことだろうと思いますけれども、さらなる努力が必要であるということは肝に銘じておいていただいて、数年後にやはりこういう結果が出ましたよと、よかったなということが言えるような形で持っていっていただきたいということをお願いしておきたいと思います。


 それから、観光協会、民営化しなければいけないとか、そういう記事をよく見かけるわけです。一部の市町村で、観光課という部署を持ってますよと、そこで観光客の誘致等について大変な努力をされていますよというところが一部あるかには聞いておりますが、大半の観光協会につきましては、ほとんど民営であるというふうにお聞きをしております。大半が民間主導のものである、民営の観光協会であるということがわかっていながら、何で観光協会の民営化だという議論が沸き上がってくるのかということを考えてみますと、やはり補助金が出される、補助金だけが頼りの観光協会であると。運営のためのすべてとは言いませんが、大多数を補助金に頼っているという部分から出てきているのではなかろうかという気がします。


 その中で亀山市に観光協会がなかったのは、市民の声として、そういう盛り上がりがなかったんだということは先ほど説明を受けました。ただし、私どもが聞いている話の中では、前の今井市長さんが観光協会を嫌いやったんやと。観光はごみをほうっていくだけで、あれはもうけにならんと、こんな感覚をどうも持っておられたみたいやなあという話を、うそか本当か知りませんが、どこかで聞いたことがございます。そういうことを考えてみますと、やはり関町の観光協会というのは非常にいろんな活動をされ、努力をされたということは、ある意味では周知の話でございます。そこへもともと観光協会がなかった、機運が盛り上がらなかった新亀山市ができた、非常に難しい問題が出てくるだろうと思います。ある意味では、民主導でいくべきだという考えもありますけれども、やはりいろんな部分で市の方が援助をするといいますか、いろんな形でかかわっていかないと問題が起こってくる心配があります。


 新観光協会の発足に対しましては、やはり十分な検討が必要であろうかと思います。そうでないと、旧関町の観光協会の皆さんの中に、亀山市を今度抱えていかんならん、どうもあまりやる気はなさそうだという形での不満が生じるようなことでは非常に困った問題になろうかと思います。そういった意味で主導性を発揮して、円満な形で立派な観光協会が発足できるような指導をされることをお願いしておきたいと思います。


 以上で質問を終わらせていただきます。


○議長(森 淳之祐君)


 5番 坊野洋昭議員の質問は終わりました。


 質問の途中ですが、15分間休憩いたします。


               (午前11時02分 休憩)


       ───────────────────────────────


               (午前11時18分 再開)


○議長(森 淳之祐君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、23番 水野雪男議員。


○23番(水野雪男君)(登壇)


 私は昨年、議長の立場にありました関係から、1年ぶりの質問であります。質問の機会をいただきまして、感謝いたしております。


 初めに、新しい亀山市が発足しましてから早くも2ヵ月を経過いたしましたが、合併後、そして田中市長が再選されましてから、初の一般質問でありますので、新亀山市を構築していくに当たりまして、基本となるべき事項につきまして質問することにいたしました。


 ご承知のとおり、合併協議会策定の新市建設計画におきましては、その基本理念を地域住民の自主性を尊重する市民参画型のまちづくりとして、新市まちづくり計画が成案されました。また、田中市長が市長選挙に出馬されるに当たって示されましたマニフェストは、新亀山活力創造プランとして、自立した5万人都市を掲げられております。そして、六つの柱を掲げられておりますが、このマニフェストにおきましても、施策を進める上では、市民の参画と協働が基本となっております。新しい亀山市の行政、執行体制は整ってまいりました。これから中・長期を見据えた総合計画の検討が始まるところであります。私は、合併の効果を最大のものに、そして地方分権、自主自立という課題の中で、市民参加による行政運営は必須条件であると認識をいたしております。また、これからの行政にありましては、国の三位一体改革が及ぼす地方財政の影響や、当市の新産業政策による市税収入の動向、さらに少子・高齢化に伴います負担増等を考慮に入れた中期的な財政見通しについても心しておかなければなりません。あわせて、県のクリスタルバレー構想での液晶産業集積化の進捗は速いテンポで進んでおります関係から、シャープ亀山第2工場の建設の計画も伺っておるところであります。これに対します市の対応について、基本となります事項について質問することにいたしました。


 それでは、通告の順序に従いまして質問をしてまいります。


 まず、1番目は、新亀山市民の一体感の醸成についてであります。


 市長のマニフェスト、さらに先日の市長の平成17年度施策及び予算編成方針におきましては、旧亀山と関、この二つの輪を信頼の一つの輪にすることとなっております。私は、両首長は共通点はありますものの、これまでの行政の中で、長い行政方針や施策から来ている諸制度や、受益と負担の関係等からいいまして、一般市民にとりましては、感情の面で大きいものがあると思っております。しかし、これらを克服して合併した今、こうした感情を乗り越えて一体感をはぐくんでいく、いわば4万8,000市民の一体化を図ることが何よりも大切だと思っております。そこで、新亀山市民の一体感の醸成につきまして、3点の質問をいたします。


 まず第1点は、両市町の市民、この二つの輪を信頼の一つの輪にするための施策をどうお考えになっておるのか、お尋ねしたいと思います。


 第2点は、道路整備とバス路線の再編についてであります。


 市民の一体感をはぐくむためには、何よりも人の交流、活性化がなければなりません。そのための条件づくりとして、まず人が動きやすい環境整備が必要となってまいります。その中で、新亀山市の東西・南北幹線道路は、県事業もありますけれども、その整備が遅々として進んでいない状況にあります。また、市民の足の確保という点では、従来の地方運行バス事業、市バス運行事業や、地域生活交通再編事業、旧関町によります巡回バス、加太福祉バスなどの見直し、再編を図ることも急がなければならないと思うところであります。市民の一体感を確かなものにしていくために、道路整備とバス路線の再編について、どうお考えなのかを伺いたいと思います。


 第3点は、公共施設の利活用の促進についてであります。


 先日、各常任委員会の所管事務に係る管内視察がありましたし、私たちの会派も、旧関町の主な公共施設を見学させていただきました。旧関町には、ご承知のとおり北部ふれあい交流センター、文化交流センター、関宿町並み保存に係る各施設、B&G海洋センター、総合スポーツ公園、馬子唄会館、林業総合センター、そして関支所の2階、3階、さらに関ロッジというふうに、立派な施設がたくさんございます。しかし、総じては申しませんけれども、その利用状況、利用頻度は低いように思っております。一方、旧関町の皆さんの立場からしますと、旧亀山市の公共施設を利用するという思いもあると考えるものであります。新亀山市民が歴史や文化を語り、スポーツでの交流、さらにはイベント等の諸行事の中で人の交わりを進めていく上では、これらの公共施設を開催の場所とするなど、有効利用を図らなければならないと考えますが、公共施設の利活用の促進についてどうお考えなのかを伺いたいと思います。


 2番目には、市民参画型のまちづくりの問題であります。


 初めに申しましたように、新市まちづくり計画や新亀山活力創造プランにおきましては、その進み方の共通点として、市民参加と協働による新市の構築が唱えられております。もともと、地方分権の思想は、国から県へ、県から市町村への権限を移譲する、いわゆる機関委任事務の廃止から始まります。そして、国の財政の窮迫化や少子・高齢化に対応のため、市町村合併が進んでまいりました。次のステップは、市民に行政に参加をしていただく、そういうことだと思います。今まさに市行政が市民に施策を与えていくという従来のスタイルではなく、新しい公と言われますように、市民が参加し、創造し、協働で施策を講じていくというふうに変化をしております。こうした時代の変遷の中で、市民の参加と協働といった行政スタイルをつくり上げていくために、施策について三つを質問いたします。


 第1点は、新しい発想での参加、協働の考え方であります。


 これまで、施策や事業の立案、検討の過程では、ワークショップ方式の採用や、パブリックコメント、また各種審議会や検討委員会等に民間人の参入を求めてまいりましたが、新しい発想での参加、協働の方式というものはどうお考えなのか、お伺いをしたいと思います。


 第2点は、合併特例法の地域審議会にかわる組織についてであります。


 合併協議会では、合併特例法第5条4に基づく地域審議会は設置せずに、それにかわる組織を設置して諸準備を進めていくというふうに言われております。そのことは、特例法では旧行政区域単位の地域審議会であることから、新市民の地域の溝を避けるという意味で、これにかわる組織を設置するということが確認されたというふうに認識をいたしております。私は、この判断は正しいと思っていますし、そこで市民参加という観点で、地域審議会にかわる組織とはどういう位置づけで、どういう陣容で、そして何を求めていくのか、伺いたいと思います。


 第3点は、住民自治基本条例(仮称)の制定についてであります。


 これは、私の提言を交えて質問いたしますが、既に新市まちづくり計画の中におきましては、きのうもお話がございましたように、まちづくり基本条例を制定する方法が示されております。私が提起します(仮称)住民自治基本条例は、市の自主自立、そしてこれの振興軸として、地域での市民の参加、協働、言いかえれば、自分たちの地域はみずからが治めていこうとする、こういうことを基本とする条例でございます。この条例は市行政にとりまして、地域での補完性の原則の考え方で、住民自治を視点に据えた市の最高規範であると思っております。具体的には、市民の参加の権利と責務、地域自治のための地域協議会の設置と仕組み、議会の役割と責務、行政の役割と責務、財政運営等を明らかにすることによりまして、市行政におけるそれぞれの役割、権限、責務を条例化することを指しております。本定例会の市長の施政方針では、自立した5万都市をつくり上げるとして、合併後のまちづくりのモデルとして全国に発信するとあります。私は、この市長の意気込みを高く評価するものでありますが、そうであれば、新産業施策が全国でも有名になりましたけれども、こうした分権型自治体としての基本とも言うべき(仮称)住民自治基本条例を制定して、これを推進すべきと考えますが、どうでしょうか。これからこれについてどう思われるか、新市まちづくり計画にいうまちづくり基本計画の構想との対比においてお答えをいただきたいと思います。


 3番目は、新市の財政見通しについてであります。


 国の構造改革の一端として、三位一体改革は国庫補助負担金の削減、地方交付税の見直し、そして税源移譲を同時に進めようとしていますが、省庁間の対立や、さらには地方六団体の反発など、遅々として進まない状況にあります。当市にとりましては、提案されています17年度一般会計予算に見られますように、国庫補助負担金の削減による影響額は2億4,000万、一方所得譲与税が1億8,000万、ざっと見てその差額6,000万円が国から交付されない、いわゆる減額されたことになります。今後も三位一体改革が進みますと、さらに減額を覚悟しておかなければなりません。


 また、当市にとりましては、液晶産業、関連企業の進出や拡充によりまして市税収入が増加したことから、17年度一般会計予算におきましては、普通交付税が3億円まで減少いたしました。そして、説明がありましたように、市税収入の増によって普通交付税不交付団体となってまいります。このほか、少子・高齢化の進行による福祉の関係、負担増などを勘案し、財政の見通しについて質問するものでございます。


 第1点は中期的に見た財政の見通しであります。ここでいいます中期的とは、総合計画の関係からも10年程度を指しております。今申し上げましたように、国の三位一体の改革の影響、市税収入増によります地方交付税の不交付団体になること、一方では高齢化社会に移行を含めて、中期的な市の財政見通しをどう予測してみえるのかをお尋ねしたいと思います。


 第2点の、合併特例債の問題、取り扱い、活用についてでありますが、一昨日の議案質疑や、また昨日の一般質問で、竹井議員、中村議員の質問で合併特例債の活用についての答弁がされましたので、この項は割愛させていただきます。ただ、建設事業のための特例債101億、地域振興基金のための特例債13億7,000万の扱いにつきましては、この起債が、例えば3年据え置き15年返済と考えますと、18年という長い期間の借り入れでございます。一方では、地方交付金の交付団体がいつまで続くのか、そういうことを考慮して、また借入金との関係も含めまして、活用していただくことをお願いしておきたいと思います。


 4番目は、シャープ亀山工場の現状と第2工場の建設対応であります。


 ことしの1月、シャープの松田社長は、年頭記者会見で、来年10月稼働を目標として、世界最大の第8世代と呼ばれる大型ガラス基板を導入した生産性の高い亀山第2工場を、投資額約1,500億で建設すると発表されました。当市にとりましては、昨年の1月、第1工場の稼働に続く第2工場の建設であり、非常にありがたいことだと思います。聞くところによりますと、ことしの夏ごろ工事着工と言われておりますし、速いテンポで建設工事が進んでいくと予想されます。かつて第1工場建設当時の平成14年から15年にかけて、工事関係者の出退場時の交通渋滞や、宿泊施設の不足など、幾つもの課題がありました。第1工場稼働後におきましても、関係企業を含む従業員の住宅不足が上げられてきたところであります。こうした第1工場建設と、稼働後の反省の中から、道路問題は県の関係もあるものの、当市にとりましても、その対応を急がなければなりません。こうしたことから、三つの点について質問をいたしたいと思います。


 一つは現状認識としての質問でありますが、既に第1工場は第3工事まで終了したと聞いております。関連企業の生産設備等も整備されてまいりました。これによりまして、現段階では、シャープ第1工場は完成と見られるわけであります。そういうことから、現状としての雇用の面で、関連企業を含めた従業員数のうち亀山市在住者数の状況、さらにシャープ亀山工場建設当初からの新設住宅戸数、また当初計画の製品出荷高は、平成18年度に4,000億と言われていましたが、現行における生産ベースとしたときの製品出荷高は、年間どの程度になっているのかをまずお聞きしたいと思います。


 第2点は、産業政策上必要とする道路網の整備についてであります。


 道路整備につきましては、新市一体感の醸成の中で、人の交流という観点で質問いたしましたが、ここでいう道路整備は、広い意味で産業政策上必要とする道路を指しております。第2工場建設中はもちろんのこと、第2工場稼働ともなりますと、物流や人の移動増による交通渋滞、交通安全の問題が懸念されるわけであります。こうした懸念に対しまして、幹線道路は県事業とはいいますものの、亀山関線、四日市関線、国道1号関バイパス、フラワー道路等での交通緩和策を急がなければならないと思います。そこで、産業政策上必要とする道路整備をどうしていくのか、あわせて交通渋滞にどう対処するのかについて、交通安全面も含めてご回答いただきたいと思います。


 第3点は、住宅建設の促進についてでありますが、第1点の質問で、関連企業を含む従業員で、市内在住者を、また新設住宅戸数をお聞きしたところでありますが、よく亀山市は住宅が不足していると聞いております。そのため、亀山市に勤務地を持ちながら、鈴鹿市や津市など、周辺都市に家を構える人が多いと聞いております。シャープ第2工場の稼働開始、また関係企業拡充等に伴う従業員数の増加を予想する中で、自立した5万都市を目指すなら、住宅建設が必要条件となってまいります。また、こうした実態を踏まえ、市として住宅確保のためにこの方策をどう思ってみえるのかを質問いたしまして、第1回の質問を終わります。ご答弁をよろしくお願い申し上げます。


○議長(森 淳之祐君)


 水野雪男議員の質問に対する答弁を求めます。


 田中市長。


○市長(田中亮太君)(登壇)


 まず、水野議員から私の政策、公約という中で、この新亀山市総合計画の中で、旧関町、旧亀山市二つの町の合併の中で、これを一つの輪、二つの輪と例えて、二つの輪を一つの輪にするといううたい文句を出したところに関しましての、これが一番私どもとしては大事なところということで、水野議員にまずお答えをさせていただきたいと存じます。


 合併後の新市の一体感をどのように醸成していくかという中で、その方策についていろいろとご質問をいただいたところでございます。市民参画のまちづくりを進めていく上でも、やはり一番の土台となりますのは、亀山・関地域の一体感であり、最重要課題ととらえております。合併後の一体感を高める手法といたしましては、さまざまな方法があると存じますが、当面は、例えばイベントなどによる相互交流や各種団体の統合などであり、その手続等は順次進められているところでございます。また、新市まちづくり計画におきましても、市民による自治活動やコミュニティー活動など、多面的な地域自治活動を支援することといたしているところでございます。また、旧市町には歴史・文化、多くの史跡、自然の豊かな地域特性、さらに新たな企業進出による地域課題など、共通する事項がたくさんあるところでございます。こういう中で、共通のテーマによる交流や連携を通じた出会いと相互理解により、市民のネットワークを順次拡大していくことも大切であると考えているところでございます。


 特に、私どもいろいろな場でお話をさせていただきましたけれども、市民の、また経済の活動を通じて、こういう面につきましては共通性が多々ある、そして新しい市民の方々の意識も相当理解されている中で、少し行政には壁があるという問題を提起したところもございます。そういう面で、この壁というものはやはり今まで50年の二つの町の自治の中で、特に分かれている施策というものもできてきているところであろうと思いますけれども、この問題については、中・長期的には新しいまちづくりを進める中で、新亀山市を郷土として誇りを持っていただけるような個性あるまちづくりをしていくことが何よりも重要であろうというふうに考えているところでございます。そういう意味で、環境、福祉、教育、生活基盤整備などの総合的な施策の展開によって、一体感の醸成に努めてまいらなければならないと考えるところでございます。


 その中で、もう一つこれと関連しまして、水野議員も触れられましたけれども、道路関係の整備も非常に大事であります。やはり人、物、情報の一体化は人々の間のネットワークと申しますか、そういうものがきっちりでき上がってきてこそ大事なものであろうというふうに思っているところでございまして、私どもでいえば、高速道路、国道、さらには県道津関線も入れ、亀山関線も入れ、そしてまた関町の中の都市計画道路も入れて、私どもの日々の生活のスムーズな動きと同時に、中心であります私どもの産業というものの全国とのつながり、このネットワークというものが非常に大事であるというふうに思うところでございます。


 水野議員もおっしゃいましたけれども、渋滞問題と言われましたけれども、私どももやっぱりネットワークというものが整備されなければ、場所場所でやはり渋滞とか障害というものが起こってくるという認識のもとに、これからさらに道路についての考え方を入れて、市民が利用しやすい、そして利用するのに便利なものをつくり上げるということが必要であろうと思っておるところでございます。


 そういう面から、いろいろ考えられますのに、バスの問題でありますとか、それ以外にもいろんな市民生活の中で、これが一つの大きな解決に近づいていくような、二つが一つになるような、そんな大きな条件であろうかと、その条件づくりはぜひとも私どもは強く取り組んでいかなければならないと思っているところでございます。道路についての投資が多過ぎるとか、いろいろ言われることもあるんですけれども、私どもとしては、そういう人々の動き、またその中で経済生活が十分に機能していける、そうしたときの二つの町の将来というものが保証されるんだという思いでいるということを申し上げまして、個々の問題につきましては、担当の方からご答弁をさせていただきますのでよろしくお願い申し上げます。


○議長(森 淳之祐君)


 水野建設課長。


○建設課長(水野 博君)(登壇)


 亀山市民の一体感の醸成についての中で、道路整備とバス路線の再編をどう考えるのかのご質問でございますが、道路の性格から、地域間を結ぶ幹線道路、集落間の生活道路という位置づけがありますが、議員ご指摘の人の交流に対する道路整備は、主に幹線道路であるというふうに考えております。


 幹線道路の道路整備といたしましては、国道1号関バイパスや、県道亀山関線などの東西幹線、和賀白川線や国道306号、県道四日市関線などの南北幹線の事業が位置づけられ、各路線についてその整備が進められております。その中でも、旧亀山市域と旧関町域をつなげる県道亀山関線につきましては、三重県新道路戦略における重点整備路線として位置づけられておりまして、平成16年度地元説明会、あるいは路線測量を実施し、新年度より用地測量を順次進めていくというふうな計画であると県から伺っております。これらの幹線道路の整備を進めることにより、合併により広がった市域のつながりを高め、市民相互の交流を活発化するとともに、バス路線の整備促進にもつながる可能性があるものと考えており、市事業の推進はもちろんのこと、国、三重県に対しましてもさらなる幹線道路整備の促進を働きかけてまいりたいと考えております。


○議長(森 淳之祐君)


 別府商工農林課長。


○商工農林課長(別府一夫君)(登壇)


 バス路線の再編で、人の交流を生む新市のバス路線再編の考え方はということでお答えさせていただきたいと思います。


 新市におけるバス等身近な交通手段につきましては、合併前の両市町の考え方や利用者動向はもとより、将来的な需要量や移動形態、地域特性、現在実施中の運行事業の動向等を十分考慮した上で、中期的な視点に立って段階的な整理を行いつつ、サービス水準等を確立いたしまして、望ましい形態へと見直しを図っていく必要があると考えておるところでございます。


 そのため、新市全体を見据えた中で、その方向性について、庁内検討組織を通じまして検討を始めているところでございます。その中で、議員ご提言の新市における旧市町間交流の促進といった視点も含めまして、考えてまいりたいと存じます。以上でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 匹田企画課長。


○企画課長(匹田 哲君)(登壇)


 公共施設の利活用の促進でございますが、合併によりまして、新市の公共施設数がかなり増加をいたしております。その中には、同一または類似施設や、旧亀山市、旧関町それぞれの地域性や特色のある施設もございます。このようなことから、広報紙で亀山施設めぐりの特集を組み、施設の概要をお知らせするコーナーを設けたところでございます。今後も新市の施設の紹介を続け、市民の皆様に情報を提供することにより、利用促進と市民交流につながればと考えております。


 また、新市まちづくり計画では、公共施設の統合性と適正配置の中で、効率的な整備と運営を基本に、市民の利便性を低下させないよう市民とともに施設のあり方を考え、また既存施設の有効活用など、効率的な施設運営の推進に努めることとしております。このため、公共施設の活用につきましては、イベントでの活用を初め、さまざまな市民ニーズや市民活動にこたえられるよう、施設使用料や利用形態の見直し、さらに管理方法も含め、今後総合的に検討してまいりたいと存じます。


 次に、市民参画型のまちづくりのうち、新しい発想での参画・協働についてでございますが、亀山市は福祉や環境、生涯学習などの自主的な市民活動が大変活気のあるまちとして高い評価をいただいております。また、自治会やコミュニティーを中心に地域で活発な活動が行われてまいりました。このほか、さまざまなイベントやワークショップによる行政との協働も盛んで、市民参画が定着してきていると感じております。議員ご質問の新しい発想での市民参画の方式でございますが、分権の時代にふさわしい新たな自治の仕組みを構築する礎といたしまして、地域みずからが発想し、主体となって地域づくりを進めていただく組織への支援や、また広く市政へのご意見をいただく手法として、インターネット媒体を利用した従来の市政モニターにかわる新しい方式の検討などを今後進めてまいりたいと存じます。


 次に、地域審議会にかわる組織でございますが、合併後における地域住民の意見や考えを新市の施策に反映することにより住民の一体感を醸成し、新市の均衡ある発展に資していくための提言を行う組織として、地域審議会にかわる組織を立ち上げていきたいと考えております。また、委員構成につきましては、旧亀山市、旧関町のバランスも考慮の上、市内に住所を有する方、また市内に勤務する方の中から公募による委員、公共的団体に推薦いただく委員、市内事業所等に推薦いただく委員に学識経験者を加え、さらに男女比も考慮した構成を考えているところでございます。


 次に、住民自治基本条例の制定についてでございますが、地方分権及び三位一体の改革の進展に伴いまして、地方自治体にも改革と自立が求められております。一方、地方自治体の主役である市民にも、みずからの地域の課題をみずから解決していくことが求められております。このため、市民の意識改革とともに、市民参画と協働を一層推進していくことが、市民と行政にとりまして重要な課題となっております。このような中、新市まちづくり計画では、市民と協働してまちづくりを進めるため、行政、市民、それぞれの役割や権利を明確にするまちづくり基本条例の制定を掲げており、さまざまな分野への市民参画を基本とした行政運営により、市民が主体となった地域づくりを目指すとしております。この条例は、市民みずからが合意形成を図り、いかに多くの市民がかかわって制定に至ったかの過程が重要であると考えております。このため、市民参画による地域活動をさらに推進するとともに、地域みずからの発想による地域づくりへの支援や、自主的な市民活動、市民交流を促進するなど、市民主体のまちづくり基本条例の制定に向け、まずは機運の醸成に努めてまいりたいと存じます。


○議長(森 淳之祐君)


 浦野財務課長。


○財務課長(浦野徳輝君)(登壇)


 財政の見通しでございますが、新市の財政計画につきましては、昨年3月に新市まちづくり計画でお示しをさせていただいておりますとおり、平成17年度から19年度までは小学校建設事業や企業誘致奨励金の交付などにより収入不足が生じるものの、以降はおおむね黒字に転換し、奨励金の交付が終了する平成25年度以降は黒字額が大きく増加することとなっております。しかしながら、新たな企業立地によります市税の大幅な増収によります予想を超える産業振興奨励金の交付、国庫補助負担金、地方交付税制度の見直しなどの三位一体の改革の実行などにより情勢が変化しており、財政計画に大きな影響が生じることは認識いたしておるところでございまして、これまで以上の厳しさを増すことが予想されますので、慎重な財政運営を図る必要があるものと考えております。


 これらを踏まえました新たな財政計画につきましては、平成17年度から新市の総合計画の策定に着手いたしてまいりますが、計画の実効性を図る上でも財政計画は必要でございますので、この中で改めてお示しをさせていただきたいと存じます。


○議長(森 淳之祐君)


 多田商工農林課副参事。


○商工農林課副参事(多田照和君)(登壇)


 シャープ亀山工場の現状と第2工場建設への対応についてということで、3点ご質問いただいております。


 まず第1点目の、第1工場稼働後の売上高、従業員数と市内在住者数、新築住宅数ということでお尋ねをいただいております。


 シャープ亀山工場が操業を開始されまして1年強が経過いたしましたが、その間、三重亀山産ブランドの大型液晶テレビの生産が良好に進められ、亀山工場は国内外を問わず、最先端の物づくり拠点として注目されてまいりました。今後も地上波デジタル放送の普及によるブラウン管テレビからの買いかえ需要を考えますと、生産能力は増強基調にございます。平成16年度の製造品出荷額はまだ公表されておりませんが、本市といたしましても、飛躍的な増加が確実視できるところでございます。


 このような中、県調査によりますと、昨年12月時点におけるシャープ亀山工場内、シャープ株式会社と協力企業10社を含めた総雇用者数は約2,650人を数えておりまして、既に操業開始時点と比べますと、約900人の増員となっております。これら雇用者の市内在住率につきましては、新規企業の立地に対し、住宅供給が追いついていないといった現状から2割程度にとどまっておりますが、今後住宅を含むさまざまな都市機能の充実に合わせ、市内定住の方向に努めてまいりたいと存じます。


 続きまして、2点目の交通渋滞対策でございますが、既存工場の生産活動と並行して実施されますシャープ亀山第2工場の建設は、亀山関テクノヒルズ内の立地企業の従業員の通勤や関係者の往来等を考えますと、工業団地造成工事から実施された第1工場の建設とは大きく環境が異なるものと認識いたしております。また、企業立地スピードに対し、当該工業団地内及びその周辺の道路整備が立ちおくれている事実でありまして、特に地域内における交通渋滞が危惧されるところでございます。そのため、既に建設工事関係者と行政間で連絡調整会議を設けながら、これらの諸問題も含め事前調整を進めておりますので、それらを通じて地域の日常生活に支障を来さないよう、できる限りの対応を検討してまいりたいと考えております。


 続きまして、住宅建設の促進策についてのお尋ねでございます。


 市内の民間賃貸共同住宅の状況につきましては、旧亀山市と旧関町の建築確認申請件数の合計を見ますと、平成14年度で249戸、平成15年度では467戸と、着実に増加傾向にあります。本年度も昨年度を上回るペースで推移をいたしておるところでございます。そのうち、民間賃貸共同住宅新築促進条例の適用対象となる本年度の民間賃貸共同住宅の累計は、交付決定件数も含めまして12棟96戸となる予定でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 水野建設課長。


○建設課長(水野 博君)(登壇)


 シャープ亀山工場の現状と第2工場建設への対応についての中で、産業政策上必要とする道路整備を急げというようなご質問でございますが、テクノヒルズ開発事業に伴う周辺道路整備につきましては、国道1号関バイパスを初めフラワー道路、県道四日市関線や亀山関線といった主要幹線が挙げられ、これらの道路整備につきましては、最重点施策と認識して整備を進められているところであります。市においては、和賀白川線の整備に全力で取り組んでおります。


 これらのテクノヒルズを中心とする道路ネットワークの整備状況といたしまして、まず国道1号関バイパスにつきましては、全長7.1キロメートルのうち2.5キロメートル区間が事業中であり、日々目に見える形で整備が進められており、名阪国道のランプ接続区間につきましては平成18年度に供用が開始されるという予定と伺っております。


 また、北方向へのネットワークを構成するフラワー道路につきましては、平成18年度の供用開始と伺っており、四日市関線につきましても平行して進められ、一刻も早い完成に向け、関係機関に働きかけてまいりたいと存じます。一方、東西に延びる県道亀山関線でございますが、工業団地周辺の道路網上、大変重要な道路であることから、先ほどご答弁申し上げましたように、早期完成に向け強力に働きかけているところでございます。


○議長(森 淳之祐君)


 質問の途中ですが、昼食のため午後1時まで休憩いたします。


               (午後 0時05分 休憩)


       ───────────────────────────────


               (午後 1時03分 再開)


○議長(森 淳之祐君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 23番 水野雪男議員の質問を続けます。


○23番(水野雪男君)(登壇)


 午前中に引き続きまして、2回目の質問をさせていただきます。


 市民の一体感の醸成という点につきまして、三つの質問をさせていただきます。二つの輪を信頼の一つの輪にする、市長のご答弁は、人、物、情報のネットワークをつくるために、いろんな面でのご努力をいただく、この一体感が当面の最重点課題だというようなご答弁をいただきました。また、道路整備は和賀白川線も含めましてご答弁をいただきました。進捗状況もお聞きしたところでございますし、バス問題は庁内に検討委員会を既に設けて検討されておるということでございます。公共施設も有効的利用、運用ということでご答弁をいただきましたが、これまで関・亀山、隣でありましたけれども、やはり自治体の違い、ほとんどが交流がなかったと見ていいと思います。新市になりまして、これらを克服して、市民の一心同体化を図る、いわゆる心の境界をなくしていくということが最も大事なことではないかというふうに思います。今ご答弁がございましたように、市民同士の文化・体育・芸能、あるいはまた子供を持つ親、小・中学生、商工関係など、あらゆる任意の団体を初めとする各種団体の統一化ということも、そしてまた合同での親睦交流ということが大事ではないかというふうに思っております。


 各種イベントにつきましても、今までお客さんだという感覚から、そういう立場でなくて、みんなのイベントという考え方で計画実施をしていくということが肝要ではないかというふうにも思うわけであります。さらに、施政方針で、市民と地域を語る会、年2回開催ということがありましたが、ぜひそういう行政と市民の接触の場ということもぜひ必要だと思っておりますし、精力的に開催をしていただきたいというふうに思うところであります。


 道路問題、バス問題も含めまして、一体感をつくってあげるというようなことで2回目の質問をいたしますが、一つは各種団体、任意団体の統一支援の問題でございます。合併協議会では、公共的団体という呼び方をしておりますが、38団体の任意団体がある、それを統一支援をしていくという意味のことが書かれておりますが、既に自治会連合会やあるいは商工団体の統一化の動きがございます。また、きょう質問がございました観光協会の拡充・統一、その方向は伺っておりますけれども、合併協議の公共的団体38団体の統一について、あるいはまた志を同じくするボランティア団体とかNPO、そういったことを含めて可能なものを統一していくということが大切だと思います。市といたしまして、任意団体の統一について、支援についてどう思ってみえるのか、任意であるから市はそのままということにはならないと思いますので、そういうこと含めてご答弁をいただきたいと思います。


 次いで、実はコミュニティーの組織、あるいはコミュニティセンター設置について尋ねる予定でございましたが、中村委員からの質問もありましたので省きますけれども、さきに質問いたしましたように、公共施設の利活用という面で、そういう視点で現在の立派な旧関町の各施設について、コミュニティセンターとしての活用を前向きにひとつご検討をいただきたいと思います。今管理人さんが見える施設もございますし、亀山のコミュニティーに比べますと、非常に立派なコミュニティーになると思いますけれども、そういうものも含めてご検討いただきたいということをお願いしておきたいと思います。


 次いで、市民参画型のまちづくりについてでありますが、今の時代、市民参加の行政への転換という時期にあることは認識しなければならないと思います。行政の市役所の役割、そして市民の役割、責任という観点で、住民自治体基本条例の制定を提起をいたします。


 私の質問は、この二つ目の地域審議会にかわる組織と、住民自治基本条例の制定というものが一つのセットに考えて質問をしたつもりでございます。特に地域審議会にかわる組織につきましては、今のご答弁を聞いておりますと、市民参加・協働ということを掲げながら、核心的な施策を見つけていくという意味で、どうも全市一つの組織のように聞こえました。しかし、私が言っていますのは、住民基本条例にもありますように、細かくいけば今のコミュニティーというものが一つの地域協議会だと、そういう中でその地域の問題について市長さんの諮問に答えていくとか、あるいは逆に地域の新しい発想による問題点を市役所に上げていく。そして、何らかの格好で横の連携、均衡化を図った施策を新しい市の行政として位置づけていくというふうに考えておるからでございます。


 一過性ではないと思いますけれども、やはり行政執行機関に付随する検討組織、総合的な見地もありますけれども、地域協議会的なもので細かく地域の諮問をしていく、あるいはまた得意な問題について提起をしていくというようなことが本当の意味での市民参加と協働というふうに思います。そして、本当に市民参加型のまちづくりを目指すなら、市民が積極的にこれにかかわれるような仕組みをつくっていくということが大事じゃないかと思うんです。


 そこで、もう一度確認も含めて質問いたしますが、この組織は市一本なのか、そうであればその下部組織として現在のコミュニティー組織、あるいは小学校組織でもよろしいし、中学校単位でもいいと思いますけれども、そういうものの下に下部組織として成り立っていくというような一つの地域審議会にかわるものなのかどうか、私はそういうことを含めてやった方がいいのではないかというように思いますので、お答えをいただきたいと思います。


 次いで財政問題でありますが、答弁いただきまして、中期的な財政の見通し、不透明ではございますけれども、ご答弁によりますと、17年から9年にかけて苦しいけれども、それ以降は好転するというようなお話がございました。しかし、産業振興基金の奨励金の支給とかいうものを含めて、財政運営はこれからも厳しいんですわというようなお話がありましたし、また今までの答弁の中でも公債費がどのぐらいになるとか、あるいは公債比率がどのぐらいになるというお話もこの論議の中であったところであります。


 言われますように、合併協議会での新市まちづくり計画では、財政シミュレーションといたしまして、大型投資は入っておりませんけれども、平成17年度の一般会計規模は190億、そして徐々に減少して、3年先には170億程度になるというふうなことが予想されておりましたが、これは大型投資が入ってないと思います。したがいまして、さらに苦しい状態、しかも財政調整基金はここ四、五年繰入金に入れて、そして積み立てができないという状態が組まれておりますが、私はそういうことも含めまして、これからの財政は健全でありたいと思いますし、確実な堅実な財政運営をしていかないかんというふうに思っておるところであります。そういうものに関連をいたしますけれども、財政のあり方について二つ質問をさせていただきます。


 一つは、合併はもともと行政コストを下げるというようなことが大きな目標でございましたし、いわゆるスケールメリットに求めるということでもあったと思うんです。昨日、豊田議員の質問の中で、一般会計の近隣都市との人口1人当たりの金額が幾らかという質問がございまして、その中では1人当たり年間27万から38万円、亀山が38万円で一番高い。しかし、それを見ておりますと、人口が4万8,000だから高いということも考えられるわけでございまして、そういう意味で、行政コストというのはやっぱり4万8,000の都市ではそう大きなものは期待できんなと思いますが、しかし、財政の面から合併のメリットを出していくという意味で何に求めていくのか、人件費は多少よくなりました。人件費を含めて人件費のほかも考えられる合併のメリット、財政的にどうなるのかということをお聞きをいたしたいと思います。


 第2点は行政改革との関係であります。


 これは一つの視点としてとらえておりますが、新しい市で行政改革大綱をつくるというふうになっております。特に、私は市民の利益と負担という観点で質問をするわけでありますが、昨日の論議の中で、受益は大きいものがいい、負担は小さい方がいいというようなお話がございます。私はこれからの時代はそうではないと思います。行政改革とは受益と負担だけではございませんで、仕事のやり方とかあるいは組織、ISO、いわゆる環境関係等、いろんな面での改革をしていかないかんと思いますが、今までの経済成長の中で、昭和30年代から大変経済成長の中で先行きが明るかった、したがって、そういう中で新しい補助金も設けてきましたし、また金額も景気ももっともっと上がるであろうという考え方の中でそういう補助金等が支給されてきたし、現在のものがあると思うんです。しかし、今の時代、こういうものは決して先行き不透明な経済でございますし、成長率も予言しがたい難しい状態になっております。そういう中で、受益と負担の関係を見直す時期に来ているのではないか、FA団体、NPOとかボランティア団体の背景もありまして、奉仕の精神ということを持ちつつ、こういった発想から生まれたのではないかというふうに思います。団体や個人に対しまして政策上必要な現状は否定しませんけれども、これからの時代受益と負担という関係におきまして、市民の皆さんのご理解をいただくということも大事でございますけれども、こういう市の財政、そして市民の地域における自主自立という観点も含めまして、受益と負担についてどうお考えなのか、特に行政改革の観点からお聞きを申し上げたいと思います。


 シャープの問題でありますが、順調に推移している。敬意を表したいと思います。速いテンポで第2工場の建設も予定されておりますし、この関係について質問をしたわけでありますが、産業政策上必要とする道路につきましては、県に働きかけていく、いわゆる従来型の答弁でありました。県が進めようとしているクリスタルバレー構想でございます。この一翼を担っている亀山市でございます。どうか県に強く要請をしていただきますようお願いしておきます。


 また、住宅建設の促進の見地から、民間賃貸共同住宅新築促進条例の適用期間の延長等についても検討するという所見をいただきましたが、人口をふやしていくという意味では、独身向けも結構ですけれども、やはりそれよりも大事なことは、家族持ちの住宅を確保する、これは永住・定住ということにつながると思っております。そういう意味でちょっと参考までに申し上げますが、昨年、静岡県の島田市を訪れました。人口7万7,000の都市でございますが、地域経済活性化事業という一つで住宅建設または購入した方に奨励金制度を設けるという制度がございまして、これを視察させていただきました。もともと島田市は「木のまち」と呼ばれておりまして、建設業も多いという背景もございますが、定住化を促進するということと、市内の商店の活性化のために3年間の時限条例で、住宅を新築または購入した人に、床面積1平方メートル当たり5,000円、最高100万円の島田市の金券を支給する。この金券は、市内の商店で何を買ってもよろしいという制度でございます。その実績は7万7,000の人口で年間100戸、そして金券が6,000万円、1戸当たり60万円になります。多額の奨励金と思いますけれども、これを亀山市に置きかえてみますと、市民税は17億8,000万、4万8,000人として、税金が37万円になります。それは3人家族で5年ですと11万円ぐらいになりますけれども、1戸60万の奨励金を出しても、固定資産税は別として6年以内で償却しています。しかも定住してくれるというようなことであります。


 また、商店の活性化ということでございますが、ほかにも林業とか建設業とかそういう波及効果があるというふうにお聞きをしたところであります。このメリットということを聞きまして、アイデアの時代ではないかと思いましたが、こうした一つの例を含めて、家族持ちの定住対策として、住宅建設の促進をしなければいけないと思いますけれども、この問題についてどうお考えなのか質問いたしまして、2回目の質問を終わりたいと思います。


○議長(森 淳之祐君)


 匹田企画課長。


○企画課長(匹田 哲君)(登壇)


 公共的団体の統合につきましては、合併協議会の協議の中で両市町共通の団体につきましては、合併時に統合できるように努める、また統合に時間を要する団体についても、引き続き統合に向け検討が進められるよう調整に努めるとの調整方針が決められております。このことから、公共的団体等の統合につきましては、関係各課が中心となり、統合に向け調整に努めているところでございます。なお、合併時に社会福祉法人、亀山市社会福祉協議会や亀山市老人クラブ連合会など、13の団体が統一されております。また、自治会連合会、青少年育成市民会議、子供会育成者連絡協議会、雇用対策協議会など11の団体につきましては、今後夏までに個々の総会で統一される運びとなっております。このほかの団体、商工会議所、茶業組合などにつきましては、今後統合に向け引き続き担当課を中心に支援を行ってまいりたいと考えております。


 次に、市民参画型のまちづくりのうち、参画を促進するための組織についてでございますが、まず、地域審議会にかわる組織は、総合計画策定に向け地域の一体感を醸成するような事業を協議・提案いただく組織としてひとつ設置をいたしたいというふうに思っております。また、総合計画策定後におけるまちづくりを推進するための仕組みづくり、あるいはまちづくり基本条例制定に向けた受け皿づくりにつきましては、コミュニティー単位、小学校単位、または中学校単位などが考えられますけれども、既存の住民組織との整合などもございますので、今後十分に市民の声を伺い、検討していきたいというふうに思っております。以上でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 浦野財務課長。


○財務課長(浦野徳輝君)(登壇)


 合併効果でございますが、新市まちづくり計画の財政計画でもご説明をさせていただいておりますが、歳入につきましては、普通交付税の合併算定がえ及び合併補正、特別交付税による財政措置、合併特例債による措置、また国・県からの合併支援補助金、新たな都市計画税の増収。一方、歳入におきましては、職員人件費とか特別職及び各種委員報酬、物件費におきましては、電算経費等の削減によります合併効果を見込んでおります。なお、これらによります合併効果は、平成17年度予算では、歳入におきましては約6億4,000万円の合併効果、歳出におきましては約3億2,000万円の削減効果を見込み、計上いたしております。


○議長(森 淳之祐君)


 石山総務課長。


○総務課長(石山覚紀君)(登壇)


 行政改革の観点からご質問いただきましたので、答弁申し上げます。


 行政改革大綱につきましては、新市になりまして、これから大綱を策定する予定となっておりまして、従来、旧亀山市で大綱を取得いたしまして、職員の意識改革が一つの基礎づくりをしたということでございまして、今後、この補助金の見直しは当然でございますが、こういったものに加えて交付資金あるいは使用料、手数料、それから各種検診の自己負担、こういった公費負担の見直しについても見直しを行っていきたいというふうに思っております。地域全体の均衡を早く保つ必要もございますし、それからまた住民サービスと住民負担の公平性、こういった確保からぜひこの行政改革で取り組んでまいりたいというふうに考えております。


○議長(森 淳之祐君)


 多田商工農林課副参事。


○商工農林課副参事(多田照和君)(登壇)


 シャープ亀山第2工場の影響等を考慮いたしますと、引き続き市内の就業人口の増加が予測されるところでございます。これら流入人口の定住化に向けた住宅環境整備を都市課題としてとらえまして、議員ご提案の家族向けの住宅への補助金についても、亀山市に新たなふるさととして定住していただけるような支援がどのようにできるのか、今後調査検討を行ってまいりたいと考えております。


○議長(森 淳之祐君)


 水野議員。


○23番(水野雪男君)(登壇)


 3回目の質問でございます。もう時間がございませんので、きょうは新しい亀山市を築き上げていくということを中心に、細かいことじゃなくて大きな見地から質問させていただきます。


 最後に市長さんに一つだけ質問して終わりたいと思いますが、それは施政方針あるいはマニフェストで示させております5万都市をつくり上げていく、そういう中で合併後のまちづくりのモデルとして全国に発信するという胸を張ったような方向が示されましたので、全国に発信するような合併のモデルというのがどういうことをお考えになっておるのか質問をいたしまして、私の質問を終わります。よろしくお願いします。


○議長(森 淳之祐君)


 田中市長。


○市長(田中亮太君)(登壇)


 お答えをさせていただきたいと存じます。


 既に水野議員には、平成12年ごろであったかと思いますけれども、私たちの町が人口が減る、ちょうど少子・高齢化が進む、そんな中で国を通じて年金、保険というものが減ってくる中で、こういうものがどうなっていくのであろうか、我が亀山市ではどういうふうにこれを防いで、そして市民の生活を安定させていくかという種々のご意見をいただいたと存じます。


 そんな中で、その当時は、まだバブルがはじけた後の大変難しいときでございましたけれども、私が申し上げましたのは、当時で申し上げます人口の減、これは外国へ産業も流れ出す、人も流れ出す、そんな中で私ども亀山も人をふやすにはということで、ひとつ発想を変えて、こちらに産業を何とか誘致できないかという中で、その当時の動きを逆転させますならば人口もふえるであろう、そんな中で少子・高齢化もとまり、そしてそれが反対の方へ動くんじゃないか、そして、そこから生まれる所得というか、そういうものが市民にわかってきますれば、大部分は国の関係でありますけれども、年金とかまた保険というものが何とか安定していくのではないかと、こんな意味のことを一度申し上げたことがある。そのような趣旨のことを申し上げたことを覚えているところであります。


 そこから、私ども今度液晶産業が今までの既存の産業に一緒に並んで、そして亀山で活動を始めるという中で、産業構造が相当変わってきている。そして新しい産業クラスターをつくり上げている、これが進んでいくという中で、人、物、特に物は最近よく言われます液晶テレビの亀山産というようなブランドがありますけれども、そういう人、物、情報というものを生かした新産業を起こして新しいまちづくりにつなげるシステム、こういうものは今までにないような組織であるというふうに思っておるところでありまして、そんな中で亀山では人々が集まって、また新しい形の、今までのようにたくさんの従業員を集めてゆっくりと製品をつくってということが許されない中で、新しい産業が非常に厳しい形でありますけれども、高度の生産物を生産する中で、ここで働く人々もその持てる力を最大限に発揮するようなものをつくって新しい物づくりの形、日本の物づくりというものを進めてもらう、それを全国各地に発信していくということが大事なんだという考え方を申し上げたつもりでございます。


 現に我が三重県でも、四日市の東芝、さらには多度、今は桑名市ですけれども、富士通、こういうところもその今まで韓国に競争で後退したようなものを避けて、自分たちは高度のLSI関係の製品をつくるという形で、早くつくる、そして大量に、そして安くという形で日本のデジタル産業の小さいものですけれども一つの中心を占めていくようなものをつくって元気が出ようとしておるところでありますけれども、私どもとしては最初の旗振りをしたと、この思いは全国にもっともっとふやしていくならば、日本の産業というものも発展していく、そしてまた新しい日本の力というものが出てくるんだという思いを持ちながらこういうことを申し上げたところでありますので、ご理解のほどをお願い申し上げたいと存じます。


○議長(森 淳之祐君)


 23番 水野雪男議員の質問が終わりました。


 次に、12番 増亦 肇議員。


○12番(増亦 肇君)(登壇)


 合併後初めての定例会で、質問をさせていただくことを光栄に思っております。


 旧関の議員として、ふるさとの発展並びに新市の躍進を願い、市民派ではなく、庶民派として、庶民の目線に合った口調で直球勝負、6点ほど一般質問をさせていただきます。詳細につきましては、ヒアリングと少し異なる点もあろうと思いますが、ご理解をお願いいたします。さらに、今まで各議員さんもそれぞれご質問されまして、重複するところはできるだけ避けたいと思っておりますので、その辺もよろしくお願いいたします。


 さらに、議長にお願いしたいんですけれども、私、簡単に済ませますので、当然理事者側の答弁にもよりますけれども、簡単に終わりますので、途中でストップとしないように、よろしくご配慮をお願いいたします。


 まず、1点目が、歴史文化に対する取り組みについてであります。


 関がふえたことで歴史文化の価値が増したと思われますが、亀山関を一体化した歴史文化施策をどのように進めていこうとしていらっしゃるのでしょうか。先日、前田議員がおっしゃいました坂下から亀山宿の歴史回廊につきましてはわかりましたので、それ以外にありましたらご答弁をお願いいたします。また、旧関町の重要伝統的建造物群保存地区をどのようになされていこうとしていらっしゃるのかもお答えをお願いいたします。


 2点目につきまして、地域の構成について。


 周辺地区の交通弱者に対する足の確保として、現在地域バス等の運行がありますが、これも先ほど水野先生の中で検討委員会を組織してやっていくというようなお話がございましたので、それはそれで結構ですけれども、検討委員会はいつごろなされるのか、また結論をいつまでに出そうとされているのかをお聞かせください。さらに、関と亀山の交通の連絡網、特にこれはどのようにされようとするのか、それもよろしくお願いをいたします。また、関西線、亀山・名古屋間の複線化の運動を今までどのように進めていらっしゃったのか。今後の運動方針は。また、関が合併したことによりまして、亀山以西への運動も含めてどのようになされるのかお答えください。現在の経営はJR東海、JR西日本と、亀山駅で分かれていますが、合併を機会に柘植駅を境にするような運動ができないものでしょうか。


 3点目につきまして、市長の公約につきまして。


 市長は当選をなされた日に、NHKテレビに出演され、当選のインタビューで、重点的な施策として、市民参画及び少子化対策を強調されていましたが、市民参画をどのように進めようとしているのかというふうにお聞きしようと思っていましたが、これも先ほど市民参画につきましては、検討委員会か何かをやっていくんだという話をされていましたけれども、もう少し具体的なご回答をお願いいたします。さらに、少子化対策につきましても、先ほど申し上げましたように強調されていましたが、どのような方策があるのでしょうか。また、合併をしてよかったと喜び合えるまちづくりというご発言が、合併後あらゆる場所で発言をされているように思います。関に対してのご配慮というふうに勝手に受けとめております。旧亀山市との整合性を含め、どのようなご計画があるのでしょうか。


 4点目は、都市計画税についてであります。


 都市計画税が旧関町に課せられますが、旧亀山市の中で税収はどれぐらい入っていたのでしょうか。また、旧関町に課せられる金額はどれぐらいの予定をされていますか。


 次に5点目は、三重地方税管理回収機構についてであります。


 三重県の全市町村で構成された地方税管理回収機構に依頼した件数及び回収実績はどのようになっていますか。


 6点目は、亀山駅周辺の整備についてであります。


 新亀山市の玄関口としての亀山駅前が衰退をして相当な期間がたっていますが、再開発の構想は過去にもあったと思いますが、どのような対処をなされてきたんでしょうか。何とかして昔のにぎわいを取り戻す施策は考えられないのか。また、南北横断道路はできないものか。旧1号線、JR線、鈴鹿川と、問題は多くあり過ぎますが、何とかできる方法がないでしょうか。


 以上6点、よろしくお願いします。


○議長(森 淳之祐君)


 増亦議員の質問に対する答弁を求めます。


 田中市長。


○市長(田中亮太君)(登壇)


 それでは、増亦議員のご質問に私から一部お答えをさせていただきたいと存じます。


 まず、この歴史文化について、市長にという特にご指名があったようでございますので、少し申し上げたいと存じますけれども、昨日、前田議員のご質問でもお答えいたしましたように、関宿の町並みや重要伝統的建造物群の保存地区は、新生亀山市の軸となるであろうと考えておるということを申し上げたと存じます。新市まちづくり計画にございます歴史文化回廊構想につきまして、東海道を基軸といたしまして、亀山城や鹿伏兎城、さらには古代の道にかかわる遺跡や豊かな自然と共生する棚田など、多くの歴史的遺産を包括しているということも申し上げたところでございます。そんな中で、特に関の重要伝統的建造物群保存地区と対比できる亀山の地域における歴史文化というもの、これはやはり石川氏の居城亀山城が中心となったこの地域の歴史文化というもの、これは軽く見るものではないものと思っておるところでございます。亀山城はもちろんでございますけれども、この西公園、亀山城址のご庭園、さらにはそれからつながる公園の池という方では、堀跡の池でございますけれども、それと、さらに先日亀山西小学校、発掘に際してあらわれてまいりました亀山城主の御殿跡も出てまいりました。これについてもこれからたくさんの方々に亀山のお城の跡、こんな中にこんな御殿跡もあったんだということも見ていただけるという形の歴史的な遺産はやはり私どもも整備して、たくさんの方々、亀山も最近たくさんの方々が来ていらっしゃいますけれども、その数もふやして、そして新亀山には二つの行くところがある、バスで行けば1日そこで全部過ごせるというような、皆様に見ていただける歴史文化というものもぜひとも整備していきたいというふうな考え方をしておるところであります。


 それから、次に新市のまちづくりの中で、市民参画をどのようにしていくかというお話もございました。先ほども申し上げたところでありますけれども、新市のまちづくりには市民一人一人が主役となって、市民と行政が互いに力を合わせて進めていくことが何よりも必要だと思っておるところであります。このためには、市民の自主的なまちづくり活動を支援するとともに、だれもがまちづくりに積極的に参加していただく仕組みづくりをする、さらには施策の立案、推進の過程において、市民に参画・協働していただくことが市民の満足度を高めることにつながっていくものと思うところであります。


 特に、地域から合併により利便性が欠けるようになったという声をいただくことのないように、市民の皆さん方の意見を聞かせていただく、市長と市政を語る会などにみずから出向いて、真剣にご意見をお伺いし、問題点を検証し、解消していく取り組みを行って、皆様方のご意見を施策に反映していくという所存でございます。また、5万都市を目指していく際には、企業誘致に伴う市内定住対策とともに、少子化対策を初め、総合的な施策を講じることにより、5万都市が実現できるものと存じます。


 先ほど水野議員にもお答え申し上げましたけれども、少子・高齢化の中で、これからの私どもの社会を背負ってもらえる子供たち、この子供たちの施策をぜひとも充実していかなければならないと考えているところであります。今回提案いたしております予算の中にも、学齢前児童の医療費の無料化に取り組んでいるところでもありますし、また、こういうものも入れて、教育・福祉・医療が連携して子供に関するさまざまな相談の窓口を一本化した子供支援室の設置も計画していることから、この少子化対策については諸準備を進め、これからさらに充実を図っていかなければならないというふうに考えているところでございます。私からは以上でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 木下社会教育課長。


○社会教育課長(木下喜代子君)(登壇)


 歴史文化に対する取り組みについてのご質問にご答弁申し上げます。


 新たな亀山市域には、現在国指定となっております慈恩寺の阿弥陀如来立像、野村一里塚、関地蔵院、正法寺山荘など7件があり、また県指定の文化財が11件、さらに市指定となっておりますのが105件と、議員ご指摘のように多くの歴史文化遺産が散在いたし、歴史文化の価値が増したところでございます。現在、既に亀山宿並びに亀山城周辺では、武家屋敷である加藤家の保存整備や、二の丸整備事業も進めております。関宿の町並み保存事業につきましても、これまで同様、継続して取り組んでまいります。さらに、坂下宿に関しましても、坂下地区公民館活動を通じて、歴史文化遺産の掘り起こしや住民活動の支援に取り組んでいるところでもございます。これらの多くの歴史遺産をさらに活用いたしながら、みずからの住むまちに誇りを持ち、いつまでもここに住み続けたいと願うまちづくりに向けて、東海道を基軸とした歴史文化回廊の拠点づくりを進めてまいりたいと存じます。そのため、多くの方々のご意見をいただきながら、基本的な長期計画を策定し、その上で具体的な整備のあり方を今後推進してまいりたいと考えております。


 また、関宿重要伝統的建造物群保存地区につきましては、新生亀山市の軸となるとともに、貴重な歴史的景観を有する新市のいやしの空間でもありますことから、当該地域にお住まいの方々の生活を支援し、住居環境の整備や、地域の実情に合った生活基盤の整備を進めてまいりたいと思っております。新年度におきましても、修理・修景事業を行いながら、市民の皆さんと行政が一体となって守り、継承してまいりたいと存じます。なお、重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けて20年が経過をいたしたところです。保存審議会を中心としまして、関係機関の皆様のご指導をいただきながら、さらに市民生活が溶け込んだ特色のある町並みのあり方についても検討してまいりたいと考えておりますので、ご理解いただきたいと存じます。


○議長(森 淳之祐君)


 別府商工農林課長。


○商工農林課長(別府一夫君)(登壇)


 バス路線の見直しに関係して、全体的な交通網の考え方につきましては、先ほど水野議員にお答えさせていただきましたのでご理解いただいておると思っておるところでございます。


 3点ほどご質問いただきましたけれども、検討委員会をいつごろするのかという質問でございますけれども、今現在、新市のバス路線の見直しの進め方につきまして、定期的ではなしに、随時開催しておるところでございます。そしてまた、結論につきましては、今現在、新市の実情に即した交通手段の確立ということで、段階的な見直しの中で、早急に対応をしなくてはならない事項を段階的に見直しを図っていくということで、その早急につきましては早い時期に結論を出したいと。それにつきましては結論が出た場合は、おのおのも議会の方に報告をさせていただいておるというようなやり方で行っております。


 また、亀山・関の連絡網ということでございますけれども、現在新市全体を見据えた中での方向性につきましては、庁内検討委員会において検討を行っているということをお答えさせていただきましたけれども、中でも関地域と、それから市中心部周辺との交通連携のあり方につきましては、今後解決すべき検討課題の一つと認識しておりますので、さらに具体的方策等につきまして議論を重ねまして、一定の時期には議会への報告をさせていただきたいと考えておりますので、ご理解を願いたいと思います。以上でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 最所市民課副参事。


○市民課副参事(最所一子君)(登壇)


 市民参画についてご答弁申し上げます。


 本市には、自治会、コミュニティーなど、地域を拠点として活動する市民団体や、さまざまな分野で活動する市民団体が少なくとも230以上ございます。先ほども市長が申し上げましたとおり、みずからのまちはみずからで考え、つくっていくという自主性、主体性を持つ市民と協働して施策を推進していくことが重要であり、このことが柔軟なサービスの提供につながるとともに、自発的活動に参加する人々が輝くことになるものと考えております。市民参画は特別なものではなく、それぞれの得意とするもの、例えば趣味なども、活用する場さえあればすばらしい市民参画となるものと思っております。市民参画を推進するために、それぞれの持てる能力、あるいは技術を生かせる機会を提供し、支援していくのが行政の仕事であると考えております。


 市では、自主性、主体性を持った市民の行動、活動を支援するため、市民が自由に使える場として、市民活動コーナーを市役所1階に設け、市民活動情報の提供を行い、市民活動が促進される環境整備や備品の貸し出しを行っております。また、市民参画をスムーズに推進するために、職員の意識改革のための研修なども行っております。さらに、毎月21日には、市役所の会議室を提供し、「きらめき亀山21」と称した市民交流の場づくりを行っております。「きらめき亀山21」の場からさまざまな分野の活動が創出され、まちづくりに寄与すべく活動をしていただいております。


 去る2月27日に開催されました第5回市民交流会には、200人以上の市民が集い、「新しい亀山について語ろう」をテーマに、これから亀山市がどんなまちになっていったらよいか、自分たちの熱い思いを語り合いましたが、時間が足らないぐらい活発な意見交換をしていただきました。このように、まちづくりの根幹をなす市民活動の支援をしていただくことで、市民参画の地盤がつくられ、個性と躍動感のあるまちが形成されていくものと考えております。今後も、さまざまな側面から支援してまいりたいと考えております。


○議長(森 淳之祐君)


 橋爪保健福祉課長。


○保健福祉課長(橋爪斉昭君)(登壇)


 少子化対策関係についてお答え申し上げたいと存じます。


 急速な少子化の進行を踏まえ、少子化の流れを変えるため、従来の取り組みに加え、もう一段の対策を推進することが必要なことから、国の基本政策として、次世代育成支援対策推進法が制定され、現在、それぞれの市町村において施策目標と施策の方向性などを定めた市町村行動計画を策定しているところでございます。新亀山市における行動計画につきましては、策定委員会の委員さんや関係者の方々から幅広いご意見、ご要望をいただき、また熱心な議論を展開していただき、ほぼでき上がったところでございます。冊子として製本したものではございませんが、来る3月23日の教育民生常任委員会に関係資料を提出させていただきたいと考えております。


 少子化対策のメニューでありますが、今回策定いたしました子育ち応援プランの中から保健福祉課が所管するものの一例を取り上げてみますと、先ほど市長がお答え申し上げましたように、福祉・教育が連携した、子供に関するさまざまな相談の窓口の一本化、仮称ではございますが、子供支援室の設置を考えております。また、この相談窓口につきましては、相談内容によっては小児科医に直結するものも考えられますので、保健・福祉、さらにそこへ医療をも加えたものにしたいと考えております。


 次に、不妊治療の助成であります。これにつきましては、不妊治療の経済的負担の軽減を図るため、市の単独事業として費用の一部を助成してまいりたいと考えております。


 次に、特別保育の充実でありますが、女性の社会進出や就業時間の多様化に対応するため、延長保育や一時保育、また土曜保育の充実など、保育サービスの拡充を図ってまいりたいと考えております。また、これも先ほど市長がお答え申し上げましたように、市民課が所管する乳幼児医療費の助成がございます。これは対象者を就学前までに引き上げ、保護者の経済的負担の軽減を図るもの、このようなメニューもあるところでございます。今後、関係各課において、今回策定いたしました子育ち応援プランに基づき、総合的かつ計画的に少子化対策を進めていくものと考えております。以上でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 匹田企画課長。


○企画課長(匹田 哲君)(登壇)


 合併してよかったと喜び合えるまちづくりへの計画はとのことでございますが、今回提案をいたしております平成17年度予算におきまして、合併協議会で確認され、市民の方々から評価をいただいております乳幼児や心身障害者に対する医療費助成の対象者を拡大した事業費を計上いたしております。


 また、新市の一体感を醸成するための主要事業につきましては、現在調査をいたしておりまして、6月定例会へ補正予算として提案をいたす予定でございます。今後は、新市まちづくり計画や市長公約の新亀山活力創造プランを盛り込みました第1次総合計画を2ヵ年をかけて策定し、それを具現化していくことが、合併してよかったと喜び合えるまちづくりにつながるものと考えております。


○議長(森 淳之祐君)


 笠井税務課長。


○税務課長(笠井 博君)(登壇)


 都市計画税についてご答弁申し上げます。


 まず、旧亀山市の都市計画税の税収はどれだけあったのかというご質問でございましたが、旧亀山市分の平成15年度の決算でございますが、4億6,100万円でございます。16年度は、決算見込みとして5億4,300万円を見込んでおります。旧関町分の都市計画税についてでございますが、以前に開催されました合併に係る協議会の中では、平成18年度から課税することとしておりまして、約8,000万円の税収を見込んでおります。以上でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 川戸税務課副参事。


○税務課副参事(川戸正則君)(登壇)


 大きな5点目の管理回収機構についてでございますが、三重県全市町村で構成されている回収機構による当市の回収実績及び今後の考え方というご質問でございますが、三重地方税管理回収機構への移管事項、移管事案は、旧亀山市で1件、旧関町で5件の事案を移管しております。旧関町の保全につきましては、昨年の5月、6月に移管したもので、現在の処理状況は不動産差し押さえが1件、預金の差し押さえ1件、分納誓約1件。この分納誓約については、今月には完納予定となっております。2月末での収納済額でございますが、82万708円となっております。また、旧亀山市の1件につきましては、昨年11月に移管したもので、先般不動産公売が実施され、落札されましたので、この後、諸手続を経て回収の見込みでございます。


 今後の回収機構への移管に関しましては、機構で割り当てしている件数というものもございますが、特に権利関係等が複雑な事案や、緊急性を要する滞納事案等、その処理に係る費用対効果を見きわめながら当市滞納処分等判定委員会に諮り、検討してまいりたいと考えております。


○議長(森 淳之祐君)


 古川企画課企画監。


○企画課企画監(古川鉄也君)(登壇)


 亀山駅周辺整備についてご答弁申し上げます。


 本市の玄関口であります亀山駅前周辺の商業機能は、以前と比べて弱まってきております一方、液晶関連産業の誘致によりまして、乗降客の増加やタクシー会社の新規参入、ビジネスホテルの建設など、駅周辺機能を高めるためのプラス材料も出てきております。このような中、旧亀山市議会におきましても、議員各位から亀山駅及び駅周辺整備につきまして、さまざまなご提言をいただいておるところでございます。昨年、駅舎及び駅前周辺の整備を行った自治体へ視察に参りましたが、駅前周辺整備には地元の熱意と長い年月、さらに多額の事業費が必要でございます。今まで亀山駅周辺の道路整備事業といたしまして、駅前の人の回遊性を進めていくための暮らしの道づくり事業を進めてまいりましたが、今後、新市のまちづくりを行っていく中で、地元の皆さんの駅前周辺整備についての意向をお聞きするとともに、市民の皆さんや学識経験者の方々を交えて議論する場の設置などを検討していかなければならないと考えております。


○議長(森 淳之祐君)


 別府商工農林課長。


○商工農林課長(別府一夫君)(登壇)


 先ほどご質問いただきまして、2点ほど抜かしまして申しわけありませんでした。ただいまよりお答えさせていただきたいと思います。


 地域交通の中で、関西線複線化の運動の進捗はということで、現状でございますけれども、関西本線は都市間の連携、交通機能や本市の交通の基本的インフラとして重要であり、さらなる利便性向上の必要性を認識しているところでございます。そのため、市といたしましても、継続的に沿線の自治体と広域的な連携を図りながら、観光名所などの地域資源を活用した利用促進事業を実施するとともに、企業誘致による将来的な利用客増加の可能性を強くアピールして、JRに複線化の要望を行っているところでございます。しかし、JRは民営化以降、輸送量に応じた設備投資を行うとの見解を示しており、現時点での複線化実現は非常に厳しい状況でございますが、関西線の役割が沿線自治体の発展に非常に重要なものと考えておりますので、今後とも要望活動を継続してまいりたいと考えております。


 次に、JR東海・JR西日本の経営の境駅を柘植駅まで延ばす運動を起こせないかということでございますが、国鉄民営化以降、JR東海と西日本が結節する亀山駅で列車を乗り継ぐ利用者から乗りかえに時間がかかり、不便であるという声をたびたび伺っておるところでございます。このことに関しましては、毎年JRに対して改善の要望を行っているところでございますが、ダイヤ改正の度にJR側も極力乗りかえ時間が短くなるよう努力をしていただいてはおりますが、依然として調整が図られていないダイヤも見受けられるところでございます。そのため、まずは利便性の向上を優先と考えまして、今後ともJRに繰り返し要望してまいりたいと存じます。


 なお、議員ご提案のJRの経営境駅の変更が可能かどうかということにつきましては、今後調査してまいりたいと存じます。以上でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 増亦議員。


○12番(増亦 肇君)(登壇)


 懇切丁寧なご答弁ありがとうございました。


 歴史文化につきましては、市長の答弁をいただきまして、最重要というようなお考えでございますので、今後ともよろしくお願いをいたしたいと思っております。


 さらに、重要的伝統建造物群保存地区も現在のまま維持をしていくということでございますが、関宿の伝建地区につきましては、住民の生活、その他の思いが複雑に入り組んでおります。現地調査もされ、さらに交流もされて、よりよいものに仕上げていってほしいと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。


 次に、関西線の件でございますが、確かにJRへの運動、輸送量の問題等々ございまして、非常に困難なことだと思っております。しかし、利用客がふえればというような口ぶりでございましたけれども、例えば利用客をふやすのに駐車場の整備等々も考えられると思いますが、現在は駐車場の確保というのはできておるのか、またそれは可能なのかどうか、再度よろしくお願いいたします。


 それから、亀山以西への件でございますが、合併以前は、亀山、関、伊賀、阿山、島ヶ原、伊賀上野と、多くの首長さんが見えましたけれども、合併したメリットといいましょうか、こちらからは関・亀山が合併して亀山市、あちらからは合併されて伊賀市ということで、2市が話し合いをすれば何とか話が進むかなという気もいたしますので、一度話し合いの場を持っていただけたらと思いますが、いかがでございましょうか。


 それから、市民参画につきましては種々ありまして、例えば先ほどご答弁ございました、「きらめき亀山21」が盛大にやっているということでお聞きいたしましたが、実は私、去年もことしもきらめき亀山に行きまして見させていただいたんですけれども、人口4万に対しまして参加している方が、先ほど活発だというご意見でございましたけれども、どうも少ないような気がしていたし方ないんでございますが、会場によるんですかね。どうも集まりにくいような気がいたしますので、何とかこれを伸ばすのであればもう少し頑張ってやってほしいと。これも民活でやると言われれば民活の話で、そちらを大いにPRしていただければ結構かと思います。


 それから、少子化問題でございますが、これも子供支援室をやる、小児科医も含めて特別それもやっていくということで、それはかなり充実されるような気がいたします。しかし、少子化問題というのは言葉で言うのは確かに簡単ではございますが、実際の効果があらわれるのは時間がかかると思います。その判断基準というのがあると思いますが、私の勝手な意見でございますが、例えば判断基準にされるのを将来の人口が5万人という目標がある中で、現在4万8,000人、2,000人ふやさないかんわけでございますが、その2,000人のうち、乳幼児で1,000人ぐらいふえたらいいかなと思っていますが、それに向かって努力してほしいというか、ハードルが高いかどうかよくわかりませんけれども、目標を持ってふやしていくというふうなことも考えていただきたいと思います。また、少子化問題につきましては、先日のラジオで民間企業が少子化対策の一環として、そういったことをやるということを言っていましたので、参考になると思いますから申し上げますと、従業員の育児休暇を1年から3年にいたしますと。また、子育て支援として、就学前までの期間は8時間労働を6時間労働にするといったような内容でした。詳しくはそれ以後調べていないのでございますけれども、事情はそれぞれあると思いますけれども、やればできるという見本だと思います。これは今回、たまたま出されています議案第27号でフレックスタイムのようなことで子育ての支援をしていくということでございますが、さらに一歩進められて、こういった方策もあるのでご検討をお願いをいたしたいと思います。


 それから、合併してどうだということでございましたが、6月の補正で合併してよかったと言われるものをある程度出したいというようにお聞きいたしましたので、それに期待をしておりますので、よろしくお願いをいたします。


 さらに都市計画税でございますが、金額的にはわかりましたし、関が平成18年から約8,000万円の税収があるというふうにお聞きをいたしました。都市計画といいますのは目的税であって、公園とか道路整備とかに使用されるべきと思いますが、現在の亀山の都市計画税はそのように別額なのか、どんぶりなのか、そこら辺もお聞きしたいと思っております。だから、8,000万という金額がありますと、例えば3年ですと2億4,000万になるわけでございますが、関の合併の説明会が何度もなされた中で、都市計画税がかかりますよ、これはデメリットですよという話が出ていました。それにもかかわらず皆様方が納得されておりますけれども、関に対してどのような使い道をなされるのか、プランがありましたらで結構ですが、お教えください。


 それから、駅前の開発でございますが、いろいろと方策を模索してほしいと思っておりますが、これも私案で、私の提案があるのでこれも聞いておってほしいと思います。それは、亀山駅をステーション市役所というような形で活用してはと思っております。井田川駅、下庄駅、関駅、加太駅からと、利便性は非常にあると思います。さらに、市役所の玄関口が東京とか中部国際空港セントレアへ直結するわけでございます。そういったことも含めて、中央へ、世界へと利便性が増してくるような気がいたします。そこで、「改札口を出ればそこは市役所受付だった」というようなキャッチフレーズにされたらいかがでしょうかね。全国に亀山を売るにはいいチャンスだと思います。何か意見がございましたら、よろしくお願いをいたします。


○議長(森 淳之祐君)


 田中市長。


○市長(田中亮太君)(登壇)


 増亦議員の5万人構想という形で、5万人ということで、また言及がございました。亀山市住民登録というものが、平成15年の段階で4万人でございました。15年で4万1,000人、そして関町と合併して7,200人プラスで4万8,200人だったんですが、今現在では4万8,600人となっているところでございまして、これが社会増であるか自然増であるか、そこを少し確かに把握はしておりませんけれども、着実に人口がふえ、私どもの目指すまちづくりの一つの呼び声は達成できるというふうに考えているということを申し上げたいと存じます。


○議長(森 淳之祐君)


 匹田企画課長。


○企画課長(匹田 哲君)(登壇)


 JR関西線につきまして、伊賀市と協議をとのご提言でございますけれども、今年度伊賀県民局、北勢県民局、伊賀市、亀山市で勉強会開催との県からの情報を得ておりますので、亀山市といたしましてもその場に入りまして情報を収集してまいりたいと。特に利用促進に関する協議というふうに伺っております。


○議長(森 淳之祐君)


 別府商工農林課長。


○商工農林課長(別府一夫君)(登壇)


 駅前の駐車場確保についてご質問いただきましたけれども、今は個人の駐車場に頼っているという現状でございまして、どの程度不足しているかという数字はつかんでおりませんけれども、何らかの形で調査が必要かと思っております。以上でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 浦野財務課長。


○財務課長(浦野徳輝君)(登壇)


 都市計画税のことについてご質問いただきましたので、ご答弁申し上げます。


 旧亀山市におきましては、都市計画道路、また都市公園事業、公共下水道事業等に充当いたしております。平成18年度から旧関町にも都市計画税が課税されるわけでございますが、その使途につきましては、旧亀山市と同様に都市計画道路、公園、公共下水道事業等に充当してまいりたいと考えております。


○議長(森 淳之祐君)


 増亦議員。


○12番(増亦 肇君)(登壇)


 3度目でございます。時間も押していますので、はしょっていきます。


 最後でございますけれども、合併してよかったと言ってもらえるように、理事者側も我々議員も頑張って努力をしていきたいと思っておりますので、よろしくご理解をお願いいたします。


 最後に、合併という名のトンネルを抜けると、そこは〇〇だった。〇〇の部分はそれぞれが考えてもらいたいと思ってますが、理事者側を代表いたしまして、合併協の事務局としてご苦労をおかけいたしました草川収入役さん、何かありましたらお言葉を賜りたいのでよろしくお願いします。


○議長(森 淳之祐君)


 草川収入役。


○収入役(草川 徹君)(登壇)


 増亦議員さんには、合併協議会存続期間中、合併協議会委員として非常に多角的なご議論に参画をいただきまして、ありがとうございました。ただいまのご提言でございますが、先に見えるもの、これは新市の新しい、今までになかった観点を入れた発展であるというふうに思っております。


○議長(森 淳之祐君)


 12番 増亦 肇議員の質問は終わりました。


 質問の途中ですが、15分間休憩いたします。


               (午後 2時25分 休憩)


       ───────────────────────────────


               (午後 2時43分 再開)


○議長(森 淳之祐君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、3番 前田耕一議員。


○3番(前田耕一君)(登壇)


 市民クラブの前田耕一でございます。


 新市発足後、初めての定例会に質問の機会をいただき、ありがとうございます。合併により議員数が増加した中での一般質問でございますので、多少の緊張感を持ちながら、早速質問に入らせていただきます。


 私からは、液晶関連企業の増設計画に伴う雇用対策、環境と共生するまちづくり、スポーツ施策の推進の3点についてお伺いをいたします。


 まず1件目として、液晶関連企業の中で中核となっているシャープ亀山工場の第2工場建設計画に係る雇用対策についてお伺いいたします。


 シャープ株式会社は、現在操業中の第1工場に続いて大型液晶パネルの生産を行う第2工場の建設を1月に発表しております。計画では、本年7月着工、そして来年秋の稼働を目指すとの報道もなされております。この計画発表について市長は先日の施政方針の中で、第2工場の規模は第1工場の投資レベルということで、非常に高い期待を寄せていると述べられておりました。しかし、私はこの第2工場の建設に本当に高い期待を寄せていいものか、疑問を感じずにはいられない思いがあります。確かにシャープ進出決定後、税増収、既存企業の設備投資、タクシーの新規参入、ビジネスホテルの新規開業など全国的に注目を浴びてはおりますが、奨励金支給要件の一つであり、また市民が一番望んでいたであろう雇用創出効果がいまだはっきりと目に見えてこないからであります。


 そこで、2点についてお伺いをいたします。まず、現在操業中のシャープの社員は約800名程度と聞いておりますが、亀山市内在住者で新規に雇用され、現在就労中の従業員は何名程度かお示しください。


 2点目として、第2工場は来年秋ごろには稼働予定ということでございますが、従業員規模はどの程度になるのか、また従業員の採用計画について、行政としてどの程度把握しているのかをお答えください。


 2件目として、環境と共生するまちづくりについて2点のお伺いをします。


 市長は、施政方針の中で、環境と共生するまちづくりを目指す中で、大規模自然公園のコンセプト作成のための組織づくりを進めると述べられました。まず、この大規模自然公園について具体的にどのような公園をイメージしているのか、またコンセプト作成のための組織づくりについて、どのような計画をお持ちなのかお示しください。


 2点目として、平成7年に基本構想が示されながら、平成10年に景気の低迷や事業手法が未確定との理由で、凍結と言っていいのか、とにかくいまだに着工されていない自然の森公園の計画はどうなっているのか、お伺いいたします。


 3件目として、スポーツ施策の推進について3点のお伺いをいたします。


 私は過去の定例会の一般質問の中でも申し上げましたが、スポーツは体を動かすという基本的な欲求にこたえるとともに、爽快感、達成感、仲間との連帯感、楽しさや喜びを与えてくれると思っております。また、健康の保持・増進、体力の向上のみならず青少年の人間形成など、心身の健全育成にも重要な役割を果たしているものと確信しております。あわせて、健康保持・増進、体力の向上によって、医療や福祉関連経費の節減にも相当の効果が生まれているものだと考えております。そこで、まずスポーツの振興、あるいはスポーツの位置づけについて行政としてどのようにお考えか、お伺いをいたします。できれば市長、教育長にもそれぞれの立場からお示しいただければ幸いでございます。


 2点目として、スポーツ施設の充実・改修についてお伺いいたします。この点についても、私は過去の一般質問の中で幾つかの不備、改修、疑問について指摘、要望、思いを述べてまいりましたが、その後、検討、あるいは改善をされたものがあるのかないのか、あるのであればその内容をお示しください。


 3点目として、スポーツ振興室、あるいはスポーツ課等の新設についてのお考えをお伺いします。


 現在、旧亀山市の運動施設の管理・運営は建設課、旧関町の施設は教育委員会が所管となっております。そして、利用規定にも差異が見られますが、新市発足を契機に所管を一本化し、利用規定の整合性を図るためにも、振興室、あるいはスポーツ課を新設すべきと考えますが、お考えがあればお示しください。


 以上3件7点について明解な答弁をお願いいたしまして、1回目の質問を終わります。よろしくお願いします。


○議長(森 淳之祐君)


 多田商工農林課副参事。


○商工農林課副参事(多田照和君)(登壇)


 液晶関連企業の増設計画に伴う雇用対策についてといった観点から2点ご質問をいただいております。


 まず、雇用の現況についてお答えをさせていただきます。シャープ亀山工場は昨年1月に本格操業を開始され、1年余りが経過いたしましたが、この間、亀山工場産ブランドの液晶テレビが国内外に出荷され、亀山の知名度向上の一翼を担っていただいております。県の調査によりますと、第1工場の操業を開始された当初の雇用者数は、協力企業を含めまして約1,750人でありましたが、昨年12月末には2,650人へと事業拡大に伴い、増加をいたしております。このうち3分の1、約950人がシャープ社員でありまして、ほぼこのシャープの社員につきましては倍増となっております。さらに、亀山工場敷地外の関連企業も含めますと、これまでに約4,700人の雇用を生み出していることとなりまして、本市の雇用の場の確保にも大きく寄与しているものと考えております。なお、亀山工場では、大型液晶テレビの組み立て部門におきまして、コスト削減の観点からアウトソーシングの導入もされていると伺っておりますが、これらも含めた液晶関連企業への雇用機会は増加傾向にあり、シャープ株式会社立地に伴う雇用の効果はあらわれていると考えておるところでございます。ちなみに、昨年の県内の高校卒業者数1万8,741人でございましたが、そのうち就職をされた方が4,370人、率にしまして23.3%でございます。このうち、液晶関連事業所への就業をされた方が121人とお伺いをいたしております。また、地元の亀山高校の卒業生につきましては258人お見えでございまして、そのうち就職された方が159名、61.6%の就職率でございます。そのうち液晶関連事業所への就職が41人ということでございまして、就職者の約4割強が液晶関連産業への就職となっております。


 次に、今後の雇用対策でございますが、去る1月12日にシャープ株式会社から、亀山第2工場の建設が発表されまして、平成18年10月の稼働を目途に、現在工事着手に向けた法手続が行われておるところでございます。この第2工場は40インチ、50インチ台の大型液晶パネルを生産する工場でございまして、世界最大の2メートル16センチ掛ける2メートル60センチといった大きなマザーガラス、第8世代と呼んでおりますが、こういったマザーガラスを採用し、稼働初期段階で月1万5,000枚を投入する計画と伺っております。第2工場での雇用規模につきましては、現段階では公表されておりませんが、詳細な採用計画が発表され次第、第1工場の際に市内での雇用説明会を開催しましたように、今回も地域からの雇用を積極的に働きかけてまいりたいと存じます。なお、液晶パネル工場という性格から、技術者を中心とした募集になるのではないかと推察をしておるところでございます。


○議長(森 淳之祐君)


 水野建設課長。


○建設課長(水野 博君)(登壇)


 環境と共生するまちづくりについての中で、大規模自然公園のコンセプト作成と自然の森公園計画の関連についてのご質問でございますが、この大規模自然公園につきましては、従来の自然の森公園を指すものでございます。この自然の森公園構想につきましては、昨年6月の亀山市議会で森議員にお答えしたとおり、平成6年策定の同公園構想、総事業費35億円、総面積30ヘクタールによる、いわゆる都市型公園のままでの建設は困難との認識のもと、全体的な計画見直しのため、事例研究を主に行ってまいりましたところでございます。その中で、これからの里山型公園には、継続的な管理手法やそのための人づくり、組織づくりが大変重要であるとの調査結果を得たことから、これらのソフト面を含めたコンセプトづくりを進めてまいりたいと考えております。したがいまして、鈴鹿川をまたぐ和賀白川線の今後の開通も視野に入れながら、また広く市民の参画とご協力を得るためにも、里山に関するイベント等の開催も並行して検討し、熟度を高めてまいりたいと存じます。


 次に、スポーツ施設の推進についての中で、スポーツ振興と、2点目にスポーツ施設の充実・改修についてという2点のご質問でございますが、都市公園内の附帯施設として整備してまいりました各種運動施設に関しましては、老朽化による修繕、運動に対する市民ニーズや利用形態の変化に伴う改修、特定課題への対応のための工事など、それぞれの状況に応じ、公園管理者として一体的な対応に努めてきております。そのため、修繕につきましては、緊急性、あるいは安全性といった観点から個々に優先性を検討し、年次的に行ってきております。また、市民ニーズ面では、利用者増の観点や市民のご要望を踏まえ、例えば来年度には東野公園アリーナ部分改修により、人気のフットサルへのご利用におこたえいたしたいとも考えております。一方、特定課題、例えば駐車場の増設などにつきましては適地の問題が、また体育館等の施設改修には構造的検討や費用面の課題などがありますが、今後も関係課や地域社会振興会などと連携を図り、市民、利用者、各種団体のお声を聞きながら、よりご利用いただける施設の充実、管理に努めてまいりたいと存じます。


○議長(森 淳之祐君)


 木下社会教育課長。


○社会教育課長(木下喜代子君)(登壇)


 スポーツ振興についてのご質問にお答えいたします。


 市民の皆さんが、それぞれの体力や年齢、技術、興味、関心に応じてだれもがいつでもどこでもスポーツに親しむことができる生涯スポーツ社会を確立するために、スポーツ振興審議会委員や体育指導委員の皆様を中心にご努力をいただいているところでございます。高齢化社会が進展する現在、スポーツに関しては親しむ方とそうでない方といった二極化の傾向にあり、その対策といたしまして、ゲートボールやグラウンドゴルフ大会を初め各種教室の開催など、豊富なメニューで参加の機会づくりに努めているところでございます。一方、体育協会では24の協議種目団体が、スポーツ少年団では16の団がそれぞれ活動を展開しており、さらに先般設立されましたレクリエーション協会では、ニュースポーツや軽スポーツ分野で市のスポーツ振興に貢献いただけるものと期待しているところでもございます。


 幅広い年代の多くの方々に、議員ご指摘のように、健康保持・増進、体力向上に向けてさらにスポーツに親しんでいただきますよう、関係課と連携を深めながら、利用者の立場に立ったスポーツの振興に力を注いでまいりたいと存じますので、ご理解いただきたいと存じます。


○議長(森 淳之祐君)


 石山総務課長。


○総務課長(石山覚紀君)(登壇)


 スポーツ施設の所管の課の一元化についてご質問いただきました。


 旧亀山のスポーツ施設でございますが、ご承知のとおり、現在、補助事業で建築したということで、多くが公園の施設として位置づけられております。こういった施設は管理制度をとっておりまして、議員もご承知のとおり、地方自治法の改正によります指定管理者制度を、3年の猶予が与えられておりますけれども、今年度中にはこの活用について結論を出していかなければならないというふうに考えております。また、合併をいたしまして他の施設も多くふえておりますのでただいま申し上げました指定管理者制度の活用も含め、それぞれ施設の所管課と協議した上で、組織やその一元化について検討させていただきたいというふうに考えております。


 今、指定管理者制度の結論を今年度中と申しましたが、17年度中でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 前田議員。


○3番(前田耕一君)(登壇)


 ご答弁ありがとうございます。個々の点についてご答弁をいただいたんですが、まだちょっと今いちやなという部分もございますので、2回目の質問に入らせていただきます。


 まず、液晶関連企業シャープの雇用の現況について、今シャープは950名の社員があの工場にいるとお答えをいただきました。それ以外にアウトソーシングを含めて四千数百名ということでございますが、私が質問をさせてもらっておりますのはシャープのみに限ってでございますので、2回目の答弁についてもそれを頭に入れての答弁をよろしくお願いします。


 なぜかと申しますと、このシャープに対しまして、産業振興条例の適用を受けまして45億円の奨励金の支給が決定して、既に一部給付に入っておるわけでございますけれども、この振興奨励金の支給要件に就労の場の確保という大きな目的がございまして、その中身を見ますと、新規雇用者数300人以上の事業所の新設というようになっております。新規雇用者というものはどんなものかと考えてみた場合、新たに採用されたものと私は理解しているんですけれども、この条例の内容を見ますと、転勤してみえた方も新規雇用者に入るという解釈で、300人をクリアしておるということで45億の支給が決定していると思うんですけれども、市民の皆さんが期待しておった就労の主な確保というのは、当然亀山市内に在住の市民の皆さんが期待しておったと思うんですけれども、そういう点で今現在見える従業員のうち、このシャープが進出してきた以降に新規に採用された亀山市内の市民は何名ぐらいいて、現在何名ぐらいが在籍しているかということをお答えいただきたかったわけでございます。


 今の話、あるいは県の内容なんかを見ましても、シャープからは具体的に数字が取れないという話でございますけれども、45億の金を払うんであれば、当然その中身、従業員のどういう地域の方が何名ぐらい、いつごろ入社されたとかいうような数字の把握はすべきであると思いますし、要望してもいいんじゃないかと思います。常に従業員の状況というのは把握しておいていただいて、行政として要望・要請する部分があれば要請していっても何ら遠慮することはないかと思いますので、ぜひその辺の数字について逐一、できれば毎月報告をいただくぐらいのつもりで対応していただければ非常にありがたいと思いますし、当然すべきだと思います。よろしくお願いします。


 今後の雇用対策についてということでお伺いした点につきましても、採用計画等については具体的に数字が出ていないということでございますけれども、普通、企業が新たに進出、あるいは増設する場合には、当然投下資本とか、面積とか、生産品目とか、発表があると思います。そこへどんな企業でも何名ぐらいの規模の従業員で、その工場を立ち上げた場合、操業していくということは、発表があると思うんですね。今回シャープ全然ないです。もしあるとすれば、本来であれば今の時期にも絶対に従業員数というものは数字を出しておかないといけないわけですね。なぜかと申しますと、今回のシャープの場合、来年10月に操業ということになりますと、例えば、来年3月に高校を卒業する生徒を採用しようと思ったら、ことしの6月には来年3月に学校を卒業する生徒用の求人を6月あるいは7月ごろに職業安定所の方に出さなければいけないわけですね。今の時点で何名採用するか全然わからんということはあり得んと思います。当然発表すべきものでありますし、把握しておくべきものじゃないかと思いますので、早急にその辺の状況を把握していただきたい。もしその数字がないとすれば、恐らく先ほど説明ありましたように、アウトソーシング、請負関連で従業員を採用されると思うんですけれども、私が得ている情報の中には、これは確かなのかどうか自信ないのであまり大きな声で言うような数字じゃないんですけれども、日系の方なんか、ブラジルの方から直接雇用してきて、それも3けたの数字の労働者をこちらへ採用してきて、現場へつけるという形をとるような企業があるようでございます。なぜかと申しますと、地元での採用がアウトソーシングの企業はしにくい状態になっているというんですね、仕事が厳しいのか労働条件があまりよくないのか、いろいろな要件があると思いますけれども、地元での、あるいは県内も含めてですけれども、応募者の数が非常に少ないと。だから、この周辺で賄えないから、全国あるいは海外へ従業員の確保に向かっておるということも聞いております。


 その顕著にもなっておりますのが、先ほどアパートの建設状況、住宅建設、14年と15年で約700戸ぐらい建設されておるわけですね。16年度はもっと、ある程度の数が建設されておると思いますし、現在建設中のアパートも結構あります。それから市内だけじゃなく、市周辺にもあるんですけれども、それでもアパートは足らない足らないと言っておりますね。その割には亀山市の人口ふえておりません。4万8,600人という数字を1月現在いただいておりますけれども、地元の方はほとんどアパートへ入居されてないんですね。アウトソーシングで通ってみえる方は、今ほとんどが企業の雇用構造の変化から、直接雇用による終身雇用から経営の合理化とかのいろいろな事情によりまして、アウトソーシングの導入ということで、臨時アルバイトという形での従業員の採用になっておりますから、当然正規雇用よりも労働条件はあまりよくないです。ですから、定着率が非常に悪いというんですか、1年間勤続ある方が果たしてどのぐらいおるんかなといった場合、数字を私自身は持ってないんですけれども、決して定着率がいいような状態じゃないと思うんですよ。だから、よそから従業員を地元へ持ってこないかんと。確かにたくさんの方がこの地域には住まわれて、雇用の場を確保したというような形に見えますけれども、実際に、じゃあ地元の人が何名ぐらいシャープの社員として働いてみえるかといったら、あまり目に見えてこないというような状況だと思います。


 特に、高校生の状況なんかを見ましても、ことしの3月に卒業した亀山高校の生徒は6人ですか、採用されたのは。昨年もたしか6人と聞いております。県内で大体50人ぐらい、去年もことしも採用があったようでございますけれども、過去の亀山へ進出してきた企業はたくさんありますけれども、奨励金制度がないときです。それでも毎年2けたの地元の高校生なんかの採用があったと思うんです。800人もの規模の大きい工場じゃなしに、もっと小さい規模の工場でも相当数の方が入社されていると思いますし、シャープ関連ではこの6人以外でも就職された方もいるようですけれども、聞いてみますと定着率は非常に悪いというようなことを聞いております。そういう点を考えましても、きちっと亀山市民が期待できるような形での雇用の場を確保するためには、非常に難しいことかもわかりませんけれども、行政としてもシャープに対して厳しい指導を要望していただいて、市民の皆さんが納得できるような雇用の場づくりの対策を考えてほしいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 2件目の、大規模自然公園のコンセプトについてお伺いいたします。


 これを進めていただくのはよくわかりました。そして、自然の森公園と中身は同じものというような解釈をさせてもらったんですけれども、コンセプト作成のための組織、いつごろどのような規模で組織をつくった対象者、どういう方を対象にこの組織づくりを進めるのかをお答えください。


 私、この内容を見たときに、自然の森公園は旧亀山市の計画で、大規模自然公園は新市になってから新しい別個の計画で、自然の森公園は消えてしまったんかなあと。従来もあって期待していたらなくなったんで、あれっと思って非常にショックを受けて確認させていただく意味で質問させてもらったんですけれども、今お伺いしましたら、里山型公園に切りかえていくということでございますので、この公園そのものの内容、中身についてはいろいろ意見があるかと思いますけれども、計画は続けておるということで、安心をしたんですけれども、旧来の自然の森公園の場所を含めての計画なのかどうか、改めて確認したいと思います。それと、規模とかその辺について、どの程度になるか、多分まだ出ないかと思いますけれども、何か具体的な案をお持ちであればお示しをいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


 それから、3点目のスポーツ施策についてお伺いいたします。


 私が、市長あるいは教育長に何かお考えとかスポーツ振興について思いがあればということでお伺いしましたのは、市長のマニフェスト、あるいは新市まちづくり計画の中にスポーツのスも出てこないんですね。確かにまちづくりの方では、ソフト部分ではちらっと上げてもらってはございましたけれども、私は従来から施設の充実を強く申し上げてきましたが、その辺についてどのような考えをお持ちなのか。全くそのことを考えていないんやと。多少のフォローはソフト部分でするから、やりなさいということなのか、ちょっとその辺のところがお伺いをしたかったので、できればお言葉をということで申し上げました。


 確かにスポーツにつきましては、ハード部分、ソフト部分もありますけれども、ソフト部分につきましては、行政が前面に立って計画を進めていかなくても、今競技スポーツ、レクスポーツ等を含めまして、いろいろな組織・団体がございますから、そこで結構積極的に、あるいは活発に活動はしているわけですね。亀山の場合、どうしても低迷ぎみかなあと感じるのは、やっぱり施設の部分で十分じゃないのでなかなか目に見えてこない。去年のある議会でしたか、試合をするんであれば他市の施設を使ってやってくれという答弁もございましたけれども、そんな状況だから亀山市はなかなかスポーツは低迷していて、目に見えてこないというような感じに見受けられるかもわかりませんけれども、施設さえ充実すれば、まだまだ競技人口もふえてこようかと思いますし、活発な体制がつくっていけるんじゃないかと思いますので、その辺につきまして、ハード部分の充実についての何かお考えがあればぜひお伺いをしたいと思っておりますので、よろしくお願いします。


 それから、スポーツ振興室の新設についてということでございますけれども、指定管理者制度が入ってきますから、それを機会に、ぜひいい形の独立した振興室なりスポーツ課という組織をつくっていただいて、ますます亀山市のスポーツ振興に拍車がかかるようにしていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。ということで、特に環境と行政づくりの大規模自然公園の点、それからスポーツ振興の一部についての2回目の答弁をお願いして、2回目の質問を終わります。


○議長(森 淳之祐君)


 田中市長。


○市長(田中亮太君)(登壇)


 前田議員のスポーツ施設の問題について、特に私の意見をということでお問いかけいただいたところでございます。


 私ども亀山市では、スポーツ施設につきましては市民の利用ということで、相当充実をさせてきていただいたところでございます。しかしながら、人口構成、または競技者人口等も考えましたときに、特に前田議員がよく言われます競技用スポーツ施設につきましては、非常に難しい面があろうかと思っております。今までつくられました施設につきましても、野球場にしても一つ、またソフトボール場にしても一つ、そういうふうにこれが人口の割合からいけば、亀山市は全国的に見ても、公園を入れたスポーツ施設の面積も入れた公園というのは、指折りの面積を持っておると自負しておるところでありますけれども、しかしながら、前田議員のようにスポーツに堪能な方々には、これが不足に感じられるのはもちろんのことではないかと思っております。


 しかしながら、私どもこの10数年前に県知事に強く要望いたしました。鈴鹿市、亀山市、それから河芸町、この三つのまちで、県営のスポーツ施設、競技施設をぜひともこの地方につくってほしいということで知事に強く要望したところであります。それが鈴鹿スポーツ公園として実現がなされたところであります。こういう中で、あの施設は大変広い、いろいろな施設がある、そして十分使えるという中で、これが十分使ってもらっているかというと、これも非常に難しいところもあるようでございます。今のスポーツされる方もいろいろの場面で何とか協会の競技というだけではなしに、人によっては自分たちでやっていくスポーツ、同じバスケットボールでも協会でなく、同好会とか、こういう形でやっている方も私知っておりますけれども、そういうふうに最近はいろいろとスポーツの幅も広い、そしてそんな中で本当に競技というものについて、一生懸命やろうかという範囲も狭いような気がしているところであります。我が市から私も見せていただいたのは、橋本議員のプールをよく利用されている姿は見ておりますけれども、スポーツとして利用される方はないわけでございまして、そういう意味で施設が知事も初め鈴鹿の市長さん、亀山市長、河芸町長、そういうところの願いという中で実現できたものが、どうも利用がうまくいってないんじゃないかなというふうな思いをしておるところであります。ぜひともああいうところを使ってやっていただけるように、お願いをしたいと思っておるところであります。そういうことで、亀山市として、さらにこれをという形でスポーツ施設をつくるということは、今非常に難しいところであるということだけは申し上げておきたいと存じます。以上でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 多田商工農林課副参事。


○商工農林課副参事(多田照和君)(登壇)


 再度のご質問で、亀山市民は何人シャープ株式会社に採用されておるのかといったご質問をいただいております。


 シャープ亀山工場からの求人につきましては、技術系が主となっておりまして、市内には技術系の高校もございませんことから、亀山高校の数字でお答えをさせていただいたところでございます。私ども先ほど市内、県内の高校卒業者のうち、シャープ株式会社へ入られた数を漏らしましたが、46名でございます。そのうちの6名が亀山高校からの卒業生ということでございます。ただ、このシャープ株式会社約950名今就労されてみえますけれども、そのうちの約23%強に当たります220人の方が市内に在住をいただいておるということをお伝えをさせていただきたいと思います。


○議長(森 淳之祐君)


 水野建設課長。


○建設課長(水野 博君)(登壇)


 環境と共生するまちづくりの中で、再度の質問で3点ほどご質問いただきました。


 まず1点目のコンセプト作成のための組織づくり、どういうふうな対象者を考えているのかということでございます。この公園のコンセプトは、先ほどもご答弁申し上げておりますが、里山の自然、あるいは体験とか学習とか、そういった幅広い観点から自然型の公園を目指しております。したがいまして、環境、福祉、教育、あるいは地産地消、そういった関係の中の幅広いご専門の方々に入っていただき、ご議論していただきたい、こんなふうに考えております。


 それから、2点目の場所につきましては、今まで考えておりました自然の森公園の計画の場所を考えているところであります。


 3点目の規模等につきましては、先ほどもご答弁申しましたように、30ヘクタール35億円という大規模な都市型の公園でありましたが、これは仮称ではございますが、リニューアル検討委員会的なものの中で、コスト縮減も考えながら議論し、検討を加えてまいりたいと、こんなふうに考えております。


○議長(森 淳之祐君)


 前田議員。


○3番(前田耕一君)(登壇)


 今おのおのからいろいろご答弁いただきまして、どうもありがとうございます。


 最後3回目でございますので、思いだけを述べて終わらせてもらいたいんですけれども、市長の方から今ご答弁いただき、どうもありがとうございました。多分今市長がおっしゃってみえたのは、鈴鹿の県営スポーツガーデンのことだと思うんですけれども、たまたま私、あそこの運営・管理に携わっておりまして、市長が言ってみえるような状況が、確かに交通アクセスの問題なんかもあって、人が十分にという部分もあるんですけれども、平日なんか特にいまいちという部分もございます。


 ところが、私はいつも申しますが、サッカーやっていますのでサッカー場の方は希望が多くてしようがないんですね。そうすると、あそこは天然芝ですので、どうしても芝が傷むということで、週に2回とか、1日3試合とか規制があって、新年度人工芝のグラウンドに変えようかなという話もあるんですけれども、利用が少ないのは何か問題があるということでございますので、亀山でも、私が言っているのは、競技スポーツもレクスポーツもあわせてできるような施設があれば、本当にどんな形でも対応できるからということでふだんから言っておるわけでございますが、今回申し上げたのは、例にとりますと西野運動公園の体育館、ロビーが非常に狭いということも過去に申し上げましたが、あの狭いロビーに自販機が5台も置いてあると。ちょっと大きいイベントなんかあったら、玄関入ったらもう靴脱ぎ場が10人も入ればいっぱいで、げた箱が100人分ぐらいしかないというのでは、非常に使い勝手が悪いから、改修とか見直しせよというのは、とりあえずは細かい分についての充実ということを考えたらどうかということを申し上げておるわけでございますので、その辺について、現在のところ所管は建設課でございますので、いま一度見直しを考えていただければ幸いかと思いますので、よろしくお願いいたします。


 それから、シャープ関連のことについてでございますけれども、950人のうち約20数%が亀山市在住だということはわかるんですけれども、亀山市民で何名ぐらいが採用されたかというのも非常に重要なことだと思うんですよ。ほかで採用されて亀山へ来て、とりあえず亀山へ住居を構えたという方だけを取り上げるんじゃなしに、亀山市民で何名ぐらい採用したか、あるいは雇用されたかということをやっぱり考えてほしいと。ある協力企業の労務の担当者の方にお聞きしましたら、市内のほかの企業としょっちゅう横の連携をとってみえるそうなんですけれども、シャープ行ってもだれも顔見知りがおらんと、別の世界へ来たような感じがすると言われるんですね。というのは、まだ日も浅いということもあるんですけれども、どこの会社へ行っても、何ぼ新しい企業が進出したときでも、亀山市内の人が2人や3人は構内を走り回っておると。顔は合わせないけれども、そういえば亀山の人と顔を合わすことないなという声も聞いたことがあります。それだけ、こちらへ来てなじめない方も多いんかと思いますけれども、亀山市内、従来から住まれている市民の方の採用が非常に少ないんじゃないかと思います。そういう点で私は質問させてもらっておりますので、確かに技術系の人が多い、必要だということはよくわかるんですけれども、それ以外に仕事は幾つかもあるかと思いますので、その辺のところをシャープの方と連携を密にしていただいて、地元で採用してもいいような人材の枠というか、求人があれば、ぜひ優先的に情報をいただくということをして、市民にアピールしていくのも一つの方向じゃないかと思いますので、よろしくお願いいたします。


 それから、大規模自然公園の中身、今どういうものかということをお伺いしたんですけれども、地元としては何らかの形で南部の方への資本投下というか、開発を期待しておるというのは当然ございますが、私も含めてでございますけれども、この自然の森公園のような形式のもの、今度は里山型になるということでございますけれども、必ずしも100%、もろ手を挙げて喜んでおるわけではございません。できれば、早い時期に地域とも十分連絡調整していただいて、地域の要望を取り入れていただいた形での施設になるように強く要望して、質問を終わります。どうもありがとうございました。


○議長(森 淳之祐君)


 3番 前田耕一議員の質問は終わりました。


 質問の途中ですが、暫時休憩をいたします。


 休憩時間は20分程度といたします。


               (午後 3時30分 休憩)


       ───────────────────────────────


               (午後 3時53分 再開)


○議長(森 淳之祐君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、6番 宮崎勝郎議員。


○6番(宮崎勝郎君)(登壇)


 緑風会の宮崎勝郎です。一昨日の質疑に引き続きまして、一般質問の機会をいただきましたので、通告に従いまして質問をいたします。


 1月11日に新亀山市が生まれ、新市の初代市長としての施政方針を立て、市政を推進されていくものと思っております。そこで私は、バス運行、道路整備、観光振興、機構改革、学校運営についての5点ほどお尋ねをいたします。


 まず第1点目ですが、生活基盤の充実の身近な交通手段の確保については、市中心部をネットワークするさわやか号、関地区巡回バス、さらに加太福祉バス、また地域生活交通再編事業としての試行運転している野登・白川ルートを運行して、交通手段の確立を図られています。また、昨年まで実施してきた実験バス等も含めて、バス運行検討委員会等で検討されてきたものと思っております。そこでお尋ねいたします。自主運行バス、コミュニティバス、福祉バス等の運行の利用状況はいかがですか。


 2点目ですが、道路整備については、亀山は交通の要衡として、高速道路等については充実してまいりました。また、国道1号線のバイパス、国道306号線、県道、市道面の整備につきましても努力されていると思っております。しかし、シャープ株式会社の誘致、操業に伴い、交通量の増加による交通渋滞が発生しております。特に、神辺白川地区内の道路渋滞も危惧されておりますが、またシャープ株式会社の雇用についても、鈴鹿市、津市等の周辺地域もふえてきているものと思っております。私の地域の市道野村楠平尾線、県道鈴鹿関線も交通量が増加してきております。そこで、これら県道、市道の交差については、その部分についての改良整備についてお尋ねいたします。また、来年にはシャープ亀山第2工場の操業も予定されておりますので、さらに交通量の増加には拍車がかかるものと思っております。特に私が思いますのには、和賀白川線の早期開通も考慮されてはいかがかということをお尋ねいたします。


 3点目でございますが、観光の振興については、新たな観光協会の設立に支援し、力を注がれていくものと思っております。当市の観光資源としても、鈴鹿山系の豊かな自然の中には野登山、坂本地区の棚田、石水渓、関町の坂下があります。また、資源には以前から整備されております能褒野神社、日本武尊御墓から、また白鳥伝説の古代の道、また江戸の面影を残す東海道亀山宿、関宿、坂下宿の歴史文化回廊、また亀山城の多聞櫓、さらにシャープ、また白木の国分寺、関ロッジ周辺の観音さん等、もう少しあるものと思っております。最近、亀山城周辺、それと関宿には多くの観光客も訪れられている中、さらに整備を図っていかなければならないと思っております。特に、関宿につきましては伝統的建造物群保存地区に指定され、昔名残のまちづくりに旧関町においても力を注がれ、また温泉も掘削され、観光客の来関にも力を注がれたと思っております。


 そこでお尋ねいたします。今後、当時の観光資源を整備し、発掘していく中で、関宿の伝統的建造物群の保存とどのようにリンクしていくのかお尋ねいたします。


 4点目ですが、新市が生まれてから市職員も増加し、業務においても増加したものと思っております。過去に機構改革され、大課制をしかれたことが数年前だと思いますが、さらに各課とも大きくなり、特に私の感じておるところでは、保健福祉課、学校教育課、社会教育課等がさらに所帯が大きくなり、業務管理、さらには人事管理にも支障が出ないかと危惧しております。そこで、前にも質問いたしましたが、部制、大課制についてどのように考えられておるのか、お尋ねいたします。


 5点目ですが、最近、学校侵入事件が全国で二、三件発生している中、特に大阪寝屋川の学校侵入事件は、職員が殺された事件をもとに、当市の学校においてもセキュリティーの確保のためにフェンスの取りつけ、また施錠が施されようとしております。以前より、地域に開かれた学校として、地域の方々に気楽に学校へ訪れてもらうように推進され、子供の健全育成にも協力を求められておりました。さらには、子供の健全育成のためにも子供会活動、スポーツ少年団の活動、地域住民のスポーツ振興のための学校開放の施策を講じられておりますが、学校施設のフェンス、かぎの取りつけにより不便が生じるものと思っております。


 そこでお尋ねいたします。地域に開かれた学校と学校侵入事件とのかかわり、今後どのように対処していくのかお尋ねいたします。今まで、各議員さんが質問した中、重複した部分も多々あると思います。私はまた私なりに2回目の質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくご答弁をお願いします。


○議長(森 淳之祐君)


 別府商工農林課長。


○商工農林課長(別府一夫君)(登壇)


 バス運行につきまして、現在の利用状況はということでご質問いただきましたので、お答えさせていただきます。


 市内のバス等の利用状況でございますが、コミュニティー系及び福祉系バスにつきましては、運行が定着したさわやか号や、路線再編により野登・白川を統合したルートは、1便当たり約10人と順調に推移いたしておりますが、関地区巡回バス、加太福祉バス、白川ルートにつきましては3人未満の利用であり、路線間・地域間での輸送量の格差が顕著化してきておるところでございます。また、廃止代替えバス4路線につきましても全体的に低調な利用でありまして、特に域内路線化された亀山坂下線につきましては、1便当たり3人を下回る状況が続いております。以上でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 水野建設課長。


○建設課長(水野 博君)(登壇)


 道路整備につきまして、県道、市道のかかわる部分の整備を今後どのように進めていくのかというようなご質問でございます。


 市の南北をつなぐ和賀白川線の整備につきましては、関係自治会や水利組合などのご理解を得たことから、用地取得に向け全力で取り組んでおり、地権者の約6割の方に契約をいただいたところでございます。また、県道の危険な箇所など、ボトルネック点になります市道野村楠平尾線と県道鈴鹿関線との交差部については、視距改良を図りたいと考えております。本路線の整備とあわせ、早期にこの県道部分にも着手し、安全確保が図れるよう努力してまいりたいと考えております。


 また、本路線は市道路整備プログラムを初め、新市まちづくり計画で早期の完成に向け位置づけているところでもあり、より一層関係者のご理解、ご協力をいただきながら、少しでも早く供用できるよう事業の推進を図ってまいりたいと、このように考えております。


○議長(森 淳之祐君)


 多田商工農林課副参事。


○商工農林課副参事(多田照和君)(登壇)


 関宿の伝統的建造物群と、これをもとにした観光の振興についてといったことでご質問をいただいております。


 関宿は、三重県で唯一、また東海道で唯一の重要伝統的建造物群保存地区として、昭和59年に文化庁から選定を受け、これまで旧関町で20年にわたり町並みの保存・修復事業を続けてこられました結果、近年には多くの観光客が訪れるようになってきております。また、関宿はそこが地域住民の皆さんの生活の場であり、そのことが関宿の一つの特徴、また魅力ともなっておるところでございます。今後、関宿を中心に観光振興を進めるに当たりましては、文化遺産としての関宿、地域住民生活の場である関宿と調和した、関宿ならではの観光振興のあり方を、教育委員会、担当部局、またそこにお住まいの地域の住民の皆さんとも十分話し合いをしながら進めていくことが大切であると考えておるところでございます。また、関宿を一つの核といたしまして、議員ご提案のように、亀山城周辺や東海道の宿場でもございます亀山宿、坂下宿との連携、また石水渓、坂本棚田、名阪森林パークなどといった自然を生かした資源、白鳥伝説の地、日本武尊御墓等との連携、あるいは亀山茶などの地場産品、液晶産業や地元企業についても新たな観光資源としてとらえ、これらのネットワーク化を図っていくことが、新市の特徴を生かした観光振興、集客交流につなげていけるものと考えておるところでございます。


○議長(森 淳之祐君)


 木下社会教育課長。


○社会教育課長(木下喜代子君)(登壇)


 伝建地区の保存と観光とのリンクについてのご質問にお答えいたします。


 重要伝統的建造物群保存地区は、この地域にお住まいの方々が生活を営みながら古い町家を保存していくという強い意志により、今から20年前に国の選定を受けたものでございます。ご存じのように、観光を主とした宿場とは一味違った、暮らしの場としての息づきのある町並みでございます。ここ数年、関宿の町並みを訪れる見学者は年間30万人を数えるほどになり、さらに情報を発信しながらたくさんの方にご見学をいただき、関宿のよさを知るとともに、伝統建造物の保存の重要性を感じ取ってもらいたいと願っているところでもございます。この伝統的建造物を保存するために、地区内で行われる建築行為は、景観を整えることから許可制度をとっており、景観に配慮された建築という諸条件がございますので、開始に当たっても補助事業として修理・修景に取り組んで、景観に十分な配慮をいたしているところでもございます。今後も、この町並みを市の貴重な景観として残し、歴史文化にあふれた町がつくられることによって、結果として多くの方に来ていただき、町や暮らしぶりを見てもらい、保存の大切さを知っていただく、そうすることが住む価値を見出してもらうこととなり、町の活性化につながるという、従来型の観光誘致でなく、新たな形の観光として、市民の皆さんと行政が一体となり継承してまいりたいと存じておりますので、ご理解いただきたいと存じます。


○議長(森 淳之祐君)


 石山総務課長。


○総務課長(石山覚紀君)(登壇)


 新市の組織・機構につきましては、合併協議会で確認されております3点の基本方針、これらを十分踏まえた上で迅速に対応できる、フラットな組織体制を考えていきたいと思っております。議員ご指摘の部制、あるいは今まで続けてまいりました大課制が、新市では市民サービスが図られるか、効率的か、それから早い事務処理ができるかと、こういったものを含めて新市のふさわしい新たな組織を検討してまいりたいというふうに考えております。


○議長(森 淳之祐君)


 高橋学校教育課長。


○学校教育課長(高橋 均君)(登壇)


 地域に開かれた学校運営についてというお尋ねにお答えします。


 開かれた学校づくりにつきましては、学校が家庭や地域社会とともに子供たちを育てていくという観点から、学校施設の開放、あるいは教育機能の開放、学校情報の公開、教育活動や学校運営の公開などを行っているものであり、今後ともその重要性は変わらず、さらに推進を図っていかなければなりません。また、学校侵入事件に対する児童・生徒の安全確保につきましては、教職員の具体的な役割分担などを定めた危機管理マニュアルの作成など、校内体制の整備、あるいは学校の入り口や受付を明示したり、あるいは来訪者の確認をするなど、授業時間、あるいは休み時間等における子供の安全の確保に努めているところであります。さらに、保護者や関係機関のご協力と連携による学校内及びその周辺、あるいは子供たちの通学路、あるいは地域での生活全般の安全確保など、今後組織的な活動が大切になると思われます。今後とも幼児、児童・生徒の安全確保のため、警察、保護者、地域などと緊密な連携、協力をとり、地域に開かれた学校づくりと外部からの不審者等の侵入者防止のための安全管理、施設整備とは区別して、同時進行的に取り組みを進め、今後とも開かれた学校づくりの運営に努めてまいりたいと考えております。以上でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 宮崎勝郎議員。


○6番(宮崎勝郎君)(登壇)


 2回目の質問に入らせていただきます。


 まず、バス運行につきましてでございますが、先ほどお聞かせ願った利用状況よくわかりました。


 さわやか号を含むコミュニティバス等については、野登線は10人ほどということでございますが、加太、関地区の巡回バス、それから白川ルートについては3人以下となっておりますが、3人以下とは1.幾つと違うかと私は推測するんですけれども、きちっとした数字をまた教えてください。これが例えば3人以下でいけば、費用対効果についても非常に難しい問題だろうと、かようにもと思っております。しかし、住民の足を確保するというのは非常に大事なものでありまして、今まで関町時代にどのように取り組まれてきたのかはちょっとわかりませんが、これも方法論もあるだろうと思います。例えば、今までは関地域内を巡回しておるバスであったもの、また加太から関の役場とかそういうところへ回っておったんだろうと思いますけれども、そういう部分じゃなくして、今後は例えば亀山駅までは乗りつける、また乗ってきてもらう、それから例えば医療センターまで行ってもらう、またさわやか号とのアクセスをうまくやっていくとかいうようなことも考えられれば、また利用度もふえるだろうと思いますし、今後市民の足ということで、非常に大事だろうと思っております。これについても、今後さらに工夫を重ねていただいて、利用者がふえることを願っておる次第でございます。


 それから、前にも実験バス等でされまして、実験バスも乗降客が少なかったということもございます。しかし、以前に示されました南部地域にコミュニティバス等を走らせるという部分も聞いておったわけでございますが、今後そういう部分、聞くところによりますと、前に新聞でちょっと見たんですが、鈴鹿市の例えば南部地域、合川、御薗、あちらの方へ鈴鹿市はコミュニティバスを走らせるということになりますと、路線バスの問題も出てこようと思います。今、白子から亀山へ来ておるバスもあります。この広域路線についてはどうなるか私はわかりませんが、そういう部分も含めて、南部地域にもそういうコミュニティバスを走らせてはどうかというふうにも思っておりますし、また他のバスの空白地域もあろうと思います。バス検討委員会の中でいろいろ検討されると思います。さらに市民が使いやすい、利用しやすい状況を検討されまして、よい方向に向かっていただきたいなと、かように思っております。


 それから、2点目の道路整備でございますが、私が言いました県道鈴鹿関線、市道野村楠平尾線の交差部の改良についても質問したわけでございますけれども、今後早急にということでよろしくお願いしたいと思いますが、いずれにしましても、道路整備につきましてはいろいろな場所で渋滞なり問題も出てこようと思います。特に、先般、私が観光バスで鈴鹿から安知本まで帰るのに、天神の白山線の交差部分から西へ行って、観光バスに乗っておったら大型トレーラーが来ました。バスはとまりましたが対向ができません。そのような道路が亀山の基幹道路かと思うと、情けない話だと私は思っております。今まで皆さん、感じられたことがなかったかどうかわかりません。


 最近は、あの道路も産業道路のように大型トラックがばんばん走ります。地域住民だけやなしに、皆さん方が通行する中で、交通事故が起こらないのは不思議だなあと思うぐらいでございます。しかし、あの道路につきましても、以前は即死事故等も二、三件発生しております。私も消防におった関係でそういう部分は見ておりますが、その後も何ら改良されないという部分もございます。しかし、鈴鹿市に行きますと歩道がついてまあまあ広さも確保されている。途端に、亀山に入ったら何にもなしの道路でございます。ただ車が走れるという道路だけでございます。それも含めまして、市内の道路をさらにもう一度検討していただきまして、県道、国道、特に市道をさらに整備をしていただくようにお願いしたいというふうに思っております。


 それから、和賀白川線につきましても全力を挙げてということで答弁がございましたが、私はシャープが操業して、さらに交通アクセスをするためにも、一年でも早くやっていただかないと、さらにさらに交通渋滞なり交通障害が出ます。地元住民がどの地域においても歩道のない部分を歩くのは非常に危険だと思いますので、それも含めまして全市的に道路の見直しをお願いしたいなと、かように思っております。


 それから、3点目の観光の振興についてでございますが、るる今まで各議員さんが聞かれまして、私も非常に一緒のことを聞かんならんなあという部分もございましたんですが、今までの答弁の中でも、特に私は関宿の問題をここに出しておりますが、私はここで聞きたいのは、全市的の観光資源というのをさらにもう一歩入りたいなと、かように思っております。特に関宿周辺につきましては、年間30万人の観光客が来られております。合併しまして、関ロッジが亀山市の管理の下になったわけでございますけれども、このロッジを利用した観光というのはいかがなものか。私が思っておりますのは、特に関宿温泉も掘削されまして、この利用をロッジに利用したらという部分も考えておったわけでございます。皆さん方も、プラザの問題も提案されておりますが、私は観光面を含めてそういうロッジへ引き込んで、さらに宿泊客を伸ばし、健全な企業会計の運営にもなろうかと思いますし、周辺も観光資源は多々あります。その部分も含めまして、また考えをお聞かせ願いたいと思います。


 それから、旧亀山の周辺で多聞櫓もございます。侍屋敷がございます。この周辺の整備につきましても、先ほどの市長の答弁の中にもございましたが観光客がふえたということもございますので、そういう点の整備をさらに進めていただきたいなあと、かように思いますし、我が会派の先輩の故打田議員が、私、確かに亀山城を復元したらどうやという話をちょっと耳にしたことがございます。私も観光の目的でいけばそれも同感かなあという思いもございます。今後、この部分につきましては、前は西小学校が改築中でございますので、なかなか場所的にも非常に難しいだろうなと思いながら話はしておるんですけれども、そういう部分も含めてまた考えがあるならお聞かせ願いたいと思います。


 それから、鈴鹿山系の自然を資源として、いろいろな部分で石水渓、坂本の棚田、けさほどももらいましたけれども、みつまた祭りですか、そういうチラシもいただきましたが、それぞれそういうような部分も地域の人は取り組んでおられます。行政として今後どのように、何もかも支援だけしていくんじゃなしに、行政としてももっと取り組みをしていったらどうかなと、もっと強くその部分は思います。いろいろございます。以前にも私ちょっと提案させていただきましたが、南部地域には鎌倉の道ということで、金王道もございます。そういうなものも整備し、さらに観光客をふやしたらどうかということも考えていただきたいなと、かように思っております。


 それから4点目でございますが、機構改革についての大課制、部制ということで、これは合併協議会でもいろいろ協議されていたと思いますけども、新市になりましてもう二月たちます。ある程度はもう大体読めてきただろうなと思います。これについて、今後の思いを、課長が無理なら助役なり市長なり、よろしくお願いしたいと思います。


 例えば、保健福祉課の例を挙げますと、橋爪課長は大変えらいだろうと思います。保育園も含めると150人ぐらいおるんと違いますか。確かに私はそう思います。社会教育課にしても五、六十人おるんと違いますか。そのような数を一人の課長が管理ができるわけがないと思います。やはりそういう部分も含めまして、組織改革につきましては十分早い機会に検討され、部制なり課の分課をするなりやっていただきたいと思います。特に保育園の保育士さんにつきましても、それぞれの園長さんについては、それこそ主幹だろうと私は思っております。こういうような部分につきましても、当然幼稚園も一緒ですが、やはりその部分の課長クラスなり管理職を充てるべきだろうなと私も思っておりますので、そういう部分も含めてお願いしたいと思います。


 それから次に5番目ですが、地域に開かれた学校運営につきましては、学校教育課長よりるる答弁を伺いました。しかし、フェンスをし、錠をした場合に、これが開かれた学校としてうまくいきますか。ハードだけの措置じゃなくて、私はソフト面でも何とかならないのかなというふうに思います。この部分については、今までも地域に開かれた学校、授業参観に父兄だけじゃなしに地域の人も来てくださいよ、これは強く強く学校側から地域にいろいろな場を通じて話されておることだと思います。こういう部分と、一つ事件があったんで、すぐさま錠をしてという、当然それは対応してもらわならんと思います。しかし、錠をかけてフェンスつけて、そんでええわと、そんなわけじゃないと私は思います。もう少しソフト的にも考えられて、何とか地域住民が開かれた学校という中で、お年寄りの方も孫の授業参観にも平素からも行かれております。こんなようなことをしたら多分足が遠のくだろうと、かように思っております。それから、これを施錠、フェンスをしたならば、我々地域住民が学校開放の中で夜間にスポーツをする、それから子供会、スポーツ少年団等子供の育成のために頑張っております。この施錠されたことによって、我々それこそ使う場所がなくなります。しかし、子供らはやはり学校のグランドを使ってスポーツを楽しんだり練習に励んだりしていくのが非常にいいかと思います。それぞれの地域にもそれぞれのグラウンドは持っておる部分もありますが、しかし、学校のグラウンドを地域に使っていただいて、開かれた学校というふうで、我々も今までも頑張ってきたつもりでございますが、この事件によって、錠だけかけてハード的にとめますというふうでは私は何とも悲しい話だなあと思いますので、その点についてもご答弁をお願いいたします。2回目の質問終わります。


○議長(森 淳之祐君)


 小坂助役。


○助役(小坂勝宏君)(登壇)


 機構改革についてのお尋ねを賜っております。


 6年前に私がここに採用していただいて、そのころからを振り返ってみますと、かなり情勢が変わってきた。当時は一つ一つのルーチンを片づけていくという感じが強かったんですけど、今やもう一課で何かのプランを処理できるということは、もうほとんどないと言っても過言ではないくらい横断的なかかわり、あるいは一つの施策を立てるにいたしましても、幾つかの課が連携しながら立てていかなければならない、そういうことが非常にひしひしと感じていることでございます。今のままでそれを無理していこうとすると、職員の個人的な能力とかそういったものに頼っていかざるを得ないようなこともあって、やはりこれは新市スタートとともに、もっとシステムとして機能していけるようなものに考えていかないかんのやないかなというふうに強く感じておるところでございます。


 さらに、新市ともなれば、あるいは従来の土台をもとに、さらに行政の品質を向上させていく、あるいはいろんなスパイラルをしながら高いところを目指していくというふうな取り組みを行うためには、それぞれの関連する部門にそれをぐっとにらんでいける、現場にそういう人が必要なのではないかなと思ったりもいたします。そういった面で、ただいま総務課長がご質問に対し、そういうことを含んだ答弁をさせていただいたと感じております。そういった場合、部長にだれをとか、そんな話はちょっとここではいたしにくいところもございますが、ともかく組織的に、横断的に、強力に、そして品質も上げながら進められる、こういう組織を考えていく必要があると考えておるところでございます。そのためには、部とか一つの固まりをつかまえて、そこに責任者を置く、それを部と呼ぶのか何と呼ぶのかはいろいろと呼び名があると思いますが、そういうことを考えていかなきゃならんと、そういうふうに思っております。


○議長(森 淳之祐君)


 別府商工農林課長。


○商工農林課長(別府一夫君)(登壇)


 再度のご質問をいただきまして、まず3ルートの詳細な利用状況でございますけれども、白川ルート1便当たりは2.5人、加太福祉バスが2.8人、関の巡回バスが1.3人ということで、3人未満というようなお答えをさせていただいたわけでございます。それとまた、関地域を運行しているバスにつきましても、増亦議員さんにもお答えさせていただきましたように、市中心部とのアクセスを考えなければならない、これが検討課題の一つと認識しておりますもので、基本的には新市全体のバランスを考慮した見直しが必要と考えております。


 また、南部地区の交通網のことでございますけども、亀山南部地域の身近な交通手段につきましては、現行の広域廃止、代替路線はもとより、事前予約制、施設送迎サービスのさらなる活用が望まれるところでございます。今後は亀山市民の広域移動が少ない広域廃止、代替路線の見直しも視野に入れながら、引き続き関係自治体との協議を重ねるとともに、新市全体のサービスバランスも考慮した上で、本地域の方向づけを行ってまいりたいと考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。


○議長(森 淳之祐君)


 多田商工農林課副参事。


○商工農林課副参事(多田照和君)(登壇)


 議員から、関宿の観光魅力を高めるために、関ロッジに関宿温泉を利用してはどうかといったご提案もいただきました。この件につきましては、昨日、前田議員にもお答えをさせていただきましたが、地域資源を活用したにぎわいづくりに関する調査・検討を進めていく中で、一つの提案として受けとめさせていただきたいと、このように思っております。


○議長(森 淳之祐君)


 木下社会教育課長。


○社会教育課長(木下喜代子君)(登壇)


 多聞櫓や周辺整備の中で、具体的に亀山城の復元というご提案をいただきましたが、御承知のように、現在西小学校の改築に伴いまして、埋門や帯曲輪の整備を進めているところでございます。将来、こうした城下一帯における整備計画の中で、地域の皆様方のお声も十分お聞きもしてまいりたいと存じております。


○議長(森 淳之祐君)


 高橋学校教育課長。


○学校教育課長(高橋 均君)(登壇)


 学校運営と学校施設についてのお尋ねです。


 議員もご指摘のように、学校というのはもともと人々が集まるところです。子供にとっては学びの場であり、遊びの場であると。あるいは学校は地域の文化センターでもあり、スポーツの場でもありと、いろいろな方にご利用いただく施設かと思います。


 昨日も前田議員から、学校が要塞のようになっていいのかというようなご指摘がありました。私もそんなことは望んでおりません。極めてオープンに開かれた施設整備でありたいとは思いますが、ただ現在のような社会情勢ですと、今後の動向によっては、今以上にまた閉じた施設にせざるを得ない状況もあり得るかと思います。しかしながら、先ほども申し上げましたように、学校運営の理念としては、あくまでも開かれた学校、施設は閉じられるかもしれませんが、学校経営、学校運営の理念としてはもっともっと地域に開かれた学校、そういった方向で今後検討を進めていきたいというふうに思っております。以上でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 宮崎勝郎議員。


○6番(宮崎勝郎君)(登壇)


 答弁ありがとうございました。


 バス運行について、3回目の質問をさせていただきます。それからバス運行と機構改革、地域に開かれた学校運営について、3点ほど質問します。


 バス運行についての今後の検討を答弁いただいたんですが、多分検討委員会の委員長は助役であろうと思いますが、助役さんの意向を一度聞かせていただきたいと思います。


 それから、機構改革については、私は助役の答弁が全然わかりません。検討していくのかどうかということをお聞きしたつもりでございますが、わかりませんので、再度検討する余地があるかないかだけ答えていただきたいなと、かように思っております。検討する余地がなければなしで結構でございます。


 それから、地域に開かれた学校運営については、私はソフト面の部分もお聞きしたわけでございますが、ハード面の施錠、フェンスだけで答えが返りませんが、いかがですか。再度答弁願います。


○議長(森 淳之祐君)


 小坂助役。


○助役(小坂勝宏君)(登壇)


 まず1点目、組織機構につきましては、少し私の申し上げ方が回りくどかったかもしれませんが、十分検討する余地があるというふうな意向で申し上げております。


 それから、二つ目のバスについてのご質問をちょうだいしたわけでございます。これも新市のまちづくりを進めるに当たって、さまざまな市民の方々のご意見や討議をする場がるるございました。なおかつ、合併協議会の場におきましても、そういうお声もたくさん上がっておりました。そうした意味から、私自身もよくそういう話は一職員として聞かせてもらっておりましたが、これは協議会で確認しましたとおり、新市の実情に即した移動手段の確立ということにつきましては、このバス検討委員会で真剣に取り組まなければならないということで、先日も委員会で申し合わせをいたしたところでございます。ただ、事によっては少し時間をいただかないと答えを出せないものもございますので、そこら辺はまたいろんなご報告もさせていただく機会がございますと思いますので、また聞き取っていただいて、ご理解を賜りたいと存じます。


 あったらあったで便利だということと、実際やってみたら随分と市費の持ち出しが大きくなるというふうな課題はいつもつきまとう問題でもございます。そういった点では、また大局的なご指導も賜らんならんこともあり得るかもしれません。そのときはどうぞよろしくお願い申し上げます。


○議長(森 淳之祐君)


 高橋学校教育課長。


○学校教育課長(高橋 均君)(登壇)


 学校の安全確保について、再度のご質問にお答えします。


 ご指摘のように、安全確保のためにハード面とソフト面の両面が大切かと思います。特にソフト面について、一番の大もとは、以前にも申し上げましたが、まずは子供たち一人一人が自分の体や自分の命を守るという、子供任せかとおっしゃるんじゃなくて、まずは子供がやっぱりその意識を持つことが一番の根本だと思うんです。そして、その子供を守る我々教職員の校内体制の整備、その中では危機管理マニュアルの作成、あるいはふだんからの安全点検、あるいは緊急時の事故防止のための訓練、そういったことがソフト面として重要だろうというふうに思います。そしてまた、もう一つ大きく地域でお願いすることは、多くの大人の方たちの目で子供たちをふだんから見守っていただきたい、こういったお願いもしていきたいなというふうに思っております。以上でございます。


○議長(森 淳之祐君)


 木下社会教育課長。


○社会教育課長(木下喜代子君)(登壇)


 開かれた学校運営の一つとして、現在、学校開放事業やスポーツ少年団、子供会等が学校施設を利用していただきながらスポーツ活動をされているところでございますが、幸いこれまで不審者や侵入者による事案は発生いたしておりません。これもひとえに地域の指導者や保護者の皆様方のお力添えによるものと存じます。今後も生涯スポーツの普及と振興を図ってまいる中で学校の施設を活用いただきながら、さらに地域のスポーツ活動や子供会活動を推進していただきたいと存じます。そして、指導者や保護者の皆様方、地域の方々のなお一層のご理解をいただき、ご使用される方々によりまして、子供たちの安全確保にご協力を賜りますようお願いをしてまいりたいと思っておりますので、お願いします。


○議長(森 淳之祐君)


 6番 宮崎勝郎議員の質問は終わりました。


 本日の開議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長いたします。


 質問の途中ですが、15分間休憩をいたします。


               (午後 4時45分 休憩)


       ───────────────────────────────


               (午後 5時01分 再開)


○議長(森 淳之祐君)


 休憩前に引き続き会議を開きます。


 次に、25番 打田孝夫議員。


○25番(打田孝夫君)(登壇)


 新市全体の方向性につきましては、各議員の皆さん方が質問をしていただき、また理事者側の答弁もいただいておりますので、私は旧関町の思惑について質問をさせていただきますので、よろしくお願いをしたいと思います。


 まず、それまでに1点だけお尋ねをしておきたいと思います。特に、きのう温泉の成分についての表をいただきました。これを見ますと、2月2日に科学技術センターから出ておるものでございます。それが、私が質問をするということで3月8日に出しまして、そのときにはどうもマル秘事項やったと思われるような答弁をいただいておるわけであります。これは個人の情報の秘密、そういうものの保持につながるものと違いますし、また公の利益を損なうようなものではございません。こういうものがすぐに出せないという体質自体をどのように考えてみえるか、ひとつ担当課長からお聞きしたいと思います。助役で結構です。


○議長(森 淳之祐君)


 小坂助役。


○助役(小坂勝宏君)(登壇)


 2月2日と申しますと、ちょうど私、失職中でございました。直接そういう情報をキャッチした立場かどうかということは別にいたしまして、一般論としてこれをお答えするとすれば、やっぱり注視の案件でございますから、やはり個人情報に当たるとか、機密情報とか、そういうものではないと、一般論としてお答えさせていただきました。


○議長(森 淳之祐君)


 打田孝夫議員。


○25番(打田孝夫君)(登壇)


 そこで質問をさせていただきます。1回目をしたということで結構ですので、2回目の質問ということで、特にその中の関宿のにぎわいゾーンの整備計画についてでございます。その一つ目の温泉の成分の報告なんですけれども、それはこの調査結果の中で十分知らせていただいておりますので、その分については結構でございます。


 そこで、これらの成分を含めた結果の中で、今度9月に温泉審議会が開催されると思うんですけれども、8月にはそれを審議会に出す手続は必要ではなかろうかと考えます。そういう中で、例えば先ほど申しました秘密の部分があるということは、これからできた後に多くの県民並びに地域から来ていただくということのPRがまず大事ではなかろうかと思うんです。そういう中で、秘密にしておくということ自身が不思議でならないわけなんです。ぜひ情報、皆さんに発信していただいて、できるだけ多くの皆さんが、温泉ができた暁には入浴に来ていただくという方向づけをしておいていただかんと、何やらどうも秘密主義では困るんではなかろうかと思います。


 この温泉施設につきましては、旧関町民は大変期待をしておりまして、特に掘削の塔は壊されまして、今は駐車場に変身をしておるわけなんですけれども、そういう中で、あれは掘ったけれども施設としてはできないのではなかろうかという町民の意見が大多数であります。特に、1日目、2日目のいろいろな皆さん方の質問の中から答弁を聞いておりますと、合併協議会の中でもそういうことは約束してないんやという答弁のように私の方に聞こえておりますし、町民の皆さんはそういうふうにとらえていられるのは現実ではなかろうかと思います。町民としては、ぜひ施設をつくっていただき、いい温泉をつくっていただくというのが願いでございます。


 特にこの調査結果の中では、県下唯一のいろいろな成分の入った温泉であるということも調査結果から言われております。これは理事者の皆さん方もこの結果を見ていただいたらわかると思いますが、そういう形で発表もされておりますし、ぜひこの温泉につきましては早急にしていただきたいというのが町民の願いであります。そこらをよく理解をしていただき、きのうのような答弁をいただくと、町民としては本当にこれはできるんかなあ、やっぱりできんのと違うかというような疑問を生じるのは当然だろうと思います。ぜひその辺も、かたい決意の中で理事者側は答弁をしていただくとありがたいと思います。


 特にこの施設は、関宿のにぎわいゾーンの中で宿場町はもちろんですが、旧関町の役場、今の関支所を中心とした施設全体の整備計画であります。特にその中で、町有地もございますが、私有地が大部分であります。そこにそういうふうな施設をつくるということになりますと、これらの借地、または購入が必要になってきます。そうすると、一日も早くそれに着手をしていただくというのが最低条件ではなかろうかと思います。ぜひその点で、早急にする方向で着手をしていただきたいと思います。特にこの施設をつくるについては、合併協議会の中でも話をしましたし、関町の議会の中でも私もこの特別委員会の委員長として特例債を使った中での建設が必要ではなかろうかというような形で報告もしております。だから、特例債の利用計画について考え方がありましたらひとつ報告を願いたいと思います。そして、この施設の着工時期をまず示していただきたいと思います。


 温泉部分については以上でございます。これについては、答弁次第でまた質問をさせていただきます。


 次に、にぎわいゾーンの中の関支所を含めた施設の整備の中で、図書館の整備であります。これは亀山の第2図書館としての提案がなされたのではなかろうかと思います。これは、関支所の2階部分が空きましたのでその部分を整備し、第2図書館としての整備をするという方向づけであったと考えております。特にこれは箱物をつくるのではなく、中のものを整備をしただけで十分私はいけるのではなかろうかと。こういうものは早急に取りかかっていただきたい。特に、今、関町にあります町民会館についてはバリアフリー化もされておりませんし、エレベーターもついておりませんので、今度の庁舎につきましてはエレベーターもついておりますので、2階部分を改造されて、そういうものをつくっていただくということは、大変体の不自由な方も利用できますし、そういう方向で進んでいただきたいと思います。


 次に、3番目のコミュニティセンターですけど、これは関支所を中心とした関の中央コミュニティセンターをつくるという話です。現在あります関の町民会館につきましては、建物を取り壊さなければならないという形であります。なぜかといいますと、その下にある水路の腐食のために、近い将来には崩れるのではなかろうかという指摘がございます。そういう中で、新しいものをつくる、またその施設自身につきましては、町民会館の方につきましても、今いろいろな会議をしますのにパイプいすを並べないとできないというような施設でございます。建屋はいいんですけど、中の構造につきましてはそういう形で、大変不便を感じておるのが現状であります。この中央コミュニティセンターにつきましては、可動式のいすをちゃんと設けた施設にしていくという方向づけは関町の中ではおおむね了解をしていた事項でございます。これらについていかにお考えか、ひとつ答弁をいただくとありがたいと思います。


○議長(森 淳之祐君)


 多田商工農林課副参事。


○商工農林課副参事(多田照和君)(登壇)


 打田議員から、関宿温泉の活用についてのご質問をいただきました。昨日、前田議員にもお答えをしておりますので、温泉の湧出量等については省略をさせていただきますが、現在この源泉からは毎分約20リットルほど自噴をいたしておるといった状況でございます。その自噴しておる温泉水を見てみますと、議員にもお渡しをさせていただきましたが、ナトリウムイオン、あるいはカルシウムイオン、マグネシウムイオン、カリウムイオン、第一鉄イオンといった部分で相当高い数値が出ております。また、蒸発残留物につきましても21.72グラムといった数値が出ておりまして、大変濃度が濃いといいますか、そういった温泉でございます。この温泉がどのような効果があるのかといったことにつきましては、今後研究をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。なお、この成分分析の依頼をいたしました三重県科学技術振興センターの担当の技師からは、「非常に濃い温泉ですね」というお言葉をいただいた反面、これの利用に当たっては過敏な方に対する注意も必要ではないかといった助言もいただいてまいったところでございます。


 次に、温泉審議会への報告準備は8月にはしていかないかんやないかといったご意見でございます。この揚湯のための動力ポンプを設置いたしますには、知事に申請を行いまして、知事が三重県の温泉審議会に諮るといった手続が必要となります。この審議会は、2月と9月の年2回開催をされております。しかし、今といたしましては、まずこの温泉をどのように活用していくのかといったことをしっかり検討することが必要だろうと考えておるところでございます。


 次に、ご質問の3点目の、関町民の温泉施設の思いの理解といったことでご質問をいただいております。関宿温泉は、新市におけます一つの資源としてとらえておりまして、今後、関地域を初めとする市民の皆さんとの意見交換も積極的に行いながら、ほかの資源ともあわせ、その活用につき検討してまいりたいと、このように考えております。


 それから、利用地の準備の件と特例債の利用の件、それから工事着工の時期につきましてお答えをさせていただきます。関宿周辺、あるいはもっと広い範囲での地域資源を生かしたにぎわいづくりについての総合的な検討を行ってまいりたいと、このように考えております。昨日前田議員にもお答えさせていただきましたが、関宿のにぎわいづくりのための検討もさせていただきたいと考えております。その中で、温泉の活用方法を考えてまいりたいと考えておるところでございます。したがいまして、今の段階で利用地を特定することは難しく、また特例債事業として認められるかどうか、工事着工時期がいつになるかといった点につきましても、今現在お答えする段階には至っておりませんので、ご理解をいただきたいと存じます。


○議長(森 淳之祐君)


 匹田企画課長。


○企画課長(匹田 哲君)(登壇)


 図書館及びコミュニティセンター整備に関してでございますが、新市まちづくり計画では、公共的施設の統合整理と適正配置の中で、効率的な整備と運営を基本に、市民の利便性を低下させないよう市民とともに施設のあり方を考え、また既存施設の有効活用など効率的な施設運営の推進に努めるとしております。また、関宿にぎわいゾーンやその周辺で、この地域のポテンシャルを生かし、さまざまな手法による新たな触れ合い、交流が生まれる事業を、市民とともに検討し進めるとしております。したがいまして、これらの検討を進める中で、関支所の2階、3階部分の活用のあり方や図書館の分館、並びに地区コミュニティセンターの整備等につきましても、既存施設の有効活用を含め総合的に検討してまいりたいと存じます。


○議長(森 淳之祐君)


 打田孝夫議員。


○25番(打田孝夫君)(登壇)


 関町での今までの経緯を申しますと、皆さん方もよくご存じやと思うんです。特に皆さん方もご存じのとおり、年間30万人強の町外からの来町がございます。そういう中で、関町の温泉につきましては、福祉はもちろんですが、観光面でもぜひ必要な施設として関町は認めておりました。これは、前清水町長もそういう形で進めておりますし、引き継ぎもあったんやなかろうかと私は思っております。そういう中での活用方法をするには、一日も早くそういうものをせんことには、新しい市になったでそんなことは御破算や、初めからやと言われるとちょっと不満が残りますね。特に町民としては大変不満が残るわけです。町民はいつ建設にかかり、そういう施設ができるものかということを待望しておるわけです。今の段階ではもう掘削の塔もこけてしまったし、駐車場として利用をされておるだけですので、垂れ流しになっておる温泉水については、農作物に被害を与えるのではなかろうかという部分だけぐらいしか残ってないわけでございます。そういうのをなくして、やっぱり前向きに、今の答弁を聞いておりますと、後退ぎみの答弁としかとれないわけですね。ぜひ前向きにつくっていきたいんだと。前の議員も質問されましたように、たくさん出たときには、うちは町の施設の関ロッジにも活用していきたいというのが町民の願いであります。


 それも含めて聞いていただかんと、亀山にあいあいがありますし、そこには温泉があるんやから、二つも施設なんか要らんやないかというものには当てはまらんのではなかろうかと思います。ぜひこの施設は一日も早く取りかかっていただき、完成をしていただく方向に向けて動いていただくのが関町民の願いであります。何遍も言いますが、ぜひこれにつきましては早期の着工を願う次第であります。


 特に、利用地につきましては、私有地が大部分でありますね。その施設で関町のときには地権者にも話をしておりまして、ある程度の了解をいただいておると感じております。その方々は、「ここはしようがないなあ、そういう施設をつくるんやったら」というような形でご理解をいただいておると私は感じております。そういう人にも「何や、こんなん言っとるだけでできやんだんか」というような期待外れの返答は当時の担当者としてはしにくいのではなかろうか。そこらも含めて、十分皆さん方が考えていただくということが大事だと。特に特例債につきまして、そういう施設をつくるのには特例債の中に含まれておらんのと違うかという発言もございます。それは特例債の中で、新市のまちづくりの中の関町の思いをつくるということには、特例債の中でも認められておるんではなかろうかと考えております。ぜひ、うちもそのときに亀山市の合併協議会の中でも、115億の中の22億ぐらいはその施設に投入していただいたらという話もさせていただいたと思います。そういう中での温泉の思いですので、ぜひ前向きにひとつ、担当課ではなかなか話が通じんようですので、市長に答弁をいただくとありがたいと思います。


 特に、こういう施設をつくるのは、担当課がいかにやる気があるかどうかの話であります。担当課がやる気がなかったら絶対に前に進まん事業やと思います。ぜひ市長の方で、担当課がそういう考え方やったら、もうかえてでもやっぱりつくろうかというような意欲を見せていただくことが大事ではなかろうかと思いますので、ぜひその点も含めて答弁をいただくとありがたい。特にまた、新しく収入役に就任された方については、合併協議会の中での先導役としてそういう点も含めて進めていただいたと思いますので、市長の後で結構ですので、ひとつご所見をいただくとありがたいと思いますので、よろしくお願いをしたいと思います。


 次に、図書館の整備につきましても、合併協議会の中でも第2図書館としての提案がなされたと違うかなあと私は思っておるんですけれども、私らがそういうふうな感じで考えておったんです。これもできんような感じで答弁をされると、合併協議会で私もずっと行かせていただいておって、何をしてきたんかなあというのが町民の思いやと思うんです。おまえらせっかく合併協議会に派遣しておっても、何も決めてきやへんだんかというような感じでございます。これはほかのそのとき出ていただいた議員さんもそうですし、また関町からも出ておりました議員以外の委員さんにも確認をしてありますので、そういう方向で進めていただくのが本筋ではなかろうかと思います。


 中央コミュニティセンターにつきましても、今の町民会館でいいというわけにはいきません。耐震診断の結果では、鉄筋ですし、それでもいいかもわかりませんが、エレベーターもありませんし、バリアフリー化にもなっておりませんので、今の関支所がその点につきましては十分対応できるのではなかろうかと。あれについては、そんなにお金をかけんでもできる施設です。そういう中で、ぜひ改築をしていただく方向に考えていただかんと、合併協議会の中でも協議をしてきたものが無になるのと違うか、関町として本当に思惑が全部ゼロになっておるのと違うかなあという感じでおりますので、その点は市長の決断をよろしくお願いをしたいと思います。


○議長(森 淳之祐君)


 田中市長。


○市長(田中亮太君)(登壇)


 打田議員からのご質問がございました。私ども合併協定書というもの、これが合併の基本でございまして、これをもとに合併ができたところであります。合併協定の中での新市まちづくり計画ができ上がったところでありますけれども、そのどこの部分にも「温泉」という言葉が入っていないということだけはご確認いただきたい。入っていましたか。入ってないと思いますよ。ですから、私どもはやっぱり行政マンですから、文書にあったものを否定するとか、文書にないものを承認するとかいうことは行政の最高責任者としては恥ずかしいことでございますので、それはご理解をいただいておきたいと思っておるところでございます。


 さて、昨日、前田議員にも申し上げましたけれども、関町の温泉を掘られたということは私どもは耳にはしておるところでありますけれども、私が亀山市長を退任するとき、また2月7日に就任したときに、私どもに温泉というものが予算とかそういうものを入れて引き継ぎがあったということはございません。昨日も申し上げましたけれども、温泉につきましては、16年度本予算で水質の検査をするということだけは引き継ぎを受けているところでありまして、その後私どもは引き継ぎを受ける中では、市民有識者等で検討する検討組織を立ち上げ、新市まちづくり計画の趣旨を踏まえた中で、温泉活用による効果の検討を行うということをいただいたわけでございますから、それ以上のものは私は認識はしておらない。昨日も前田議員に申し上げましたけれども、次なる段階のときにこれをどういうふうにするかという検討をさせていただく、そういうふうにお答えをさせていただくということを申し上げたところでございます。そういうことで、関町の方々が非常に温泉も欲しいという思いもあるわけでございますけれども、その温泉がこれからつくるんだとしても、つくる前にこの温泉はどういうふうに利用できるかということは、検討をきっちりしなきゃいけないと思っておるところでございます。


 今申し上げますけれども、温泉の質につきましても、濃いということが、本当は濃い方がいいのかという問題がございます。例えば、温泉の蒸発残留物1リッター当たり21.72グラムということは、1リッターを蒸発させますと、下に残渣物が21.72グラムあるということでございます。これをそのまま使えるのか、これをこすのかということもありましょうし、さらには四つの成分が大変に濃い、塩分が多い、そんな中でこういうものを今まで使っているところは、例を挙げますれば、木下町にあるタートル温泉、ここは水で大変希釈しております。この関の場合、やるにしても、この濃さで温泉として使えるかどうか、これは私はやっぱりきっちりした調査をしていかなければならない。そしてその後、使えるとなればどうしていくかということを考える。そういう段階をきっちり踏んでいかないと、この問題で私がこれに取り組むとして、予算を皆さんで認めていただいて、そしてその建設を進めようとして、その中で間違いが起こったときには、私の市民に対する責任が起こってくるわけですので、これは幾ら打田議員が言われても私の責任、大事なものとしてこれはお受けできない。やっぱりきっちりした段階を踏んだやり方でいかなければいけないということだけは申し上げておきたいと思います。


○議長(森 淳之祐君)


 匹田企画課長。


○企画課長(匹田 哲君)(登壇)


 図書館に関してでございますが、新市まちづくり計画に、「亀山図書館には、新たな関分館を設けるなど、生涯学習の関連施設のネットワーク化を図り、身近に利用できる施設環境の充実を図ります」というふうに記述がしてございます。


 それから、同じく地区コミュニティーの活動につきましても、「地域活動の拠点として既存の施設の有効活用や施設の充実・整備を図るとともに、各地域のリーダ育成や組織づくりを支援します」というふうにしてございますので、先ほども申し上げましたように、既存施設の有効活用を含め、担当部署を含めまして総合的に検討してまいりたいと、このように考えておるところでございます。


○議長(森 淳之祐君)


 25番 打田孝夫議員の質問は終わりました。


 以上で、本日予定をいたしておりました議員の質問は終了いたしました。


 次に、お諮りいたします。


 まだ質問は終了いたしておりませんが、本日の会議はこの程度にとどめ、あすにお願いしたいと思います。


 これにご異議ございませんか。


                 (「異議なし」の声あり)


○議長(森 淳之祐君)


 ご異議なしと認めます。


 したがって、そのように決定いたしました。


 明17日は、午前10時から会議を開き、引き続き市政に関する一般質問を行います。


 本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでございました。


               (午後 5時33分 散会)