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三重県 名張市

平成15年第307回( 9月)定例会 09月18日−06号




平成15年第307回( 9月)定例会 − 09月18日−06号







平成15年第307回( 9月)定例会



         平成15年名張市議会第307回定例会会議録 第6号



              平成15年9月18日(木曜日)

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                 議事日程 第6号

          平成15年9月18日(木曜日) 午前10時開議

第1 会議録署名議員の指名

第2 議案第82号 平成14年度名張市病院事業会計決算の認定について

   議案第83号 平成14年度名張市水道事業会計決算の認定について

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  本日の会議に付した事件

   議事日程のとおり

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  出席議員

   田合  豪      吉住美智子      石井  政      小田 俊朗

   宮下  健      永岡  禎      福田 博行      上村 博美

   藤島 幸子      中川 敬三      松崎  勉      梶田 淑子

   田郷誠之助      樫本 勝久      橋本 隆雄      橋本マサ子

   柳生 大輔      和田真由美      山下 松一      山村 博亮

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  欠席議員

   なし

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  説明のため出席した者

   市長        亀井 利克       助役        中川  博

   収入役       松本 豊明       教育委員長     森本 孝子

   教育長       手島 新蔵       監査委員      山本 昭始

   水道事業管理者   岡松 正郎       総務部長      和田  満

   企画財政部長    家里 英夫       市民部長      雪岡 弘雄

   生活環境部長    三好  晃       健康福祉部長    森本 和夫

   産業部長      森本 昭生       建設部長      西出  勉

   都市環境部長    山下 員啓       教育次長      奥田 正昭

   市立病院事務局長  志村 秀郎       水道部長      吉永 博志

   消防担当参事    稲森 歳典       環境衛生担当参事  上田 三男

   監査委員事務局長  米岡 一男       農業委員会事務局長 見邨 光生

   斎場建設事業担当理事堀永  猛       市立病院業務管理室長松生  昭

   水道部経営管理室長 奥田 代子       秘書室長      中野 栄蔵

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  事務局職員出席者

   事務局長      森岡 繁一       次長        金谷 保史

   総務調査室長    塚本 美鈴       書記        黒岩 宏昭

   書記        吉岡 恵子

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                 午前10時1分開議

  (議長橋本隆雄議長席に着く)



○議長(橋本隆雄) おはようございます。

 ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(橋本隆雄) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において橋本マサ子議員、柳生大輔議員を指名いたします。

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△日程第2 議案第82号 平成14年度名張市病院事業会計決算の認定について

      議案第83号 平成14年度名張市水道事業会計決算の認定について



○議長(橋本隆雄) 日程第2、議案第82号、平成14年度名張市病院事業会計決算の認定について、議案第83号、平成14年度名張市水道事業会計決算の認定についての2議案を一括議題とし、これより質疑を行います。

 山村博亮議員。



◆議員(山村博亮) おはようございます。

 本日、名張市病院事業会計決算について市長に1点だけお尋ねをしておきたいと思います。後々たくさんの議員がおられますので、私の方から簡単にお願いをしておきたいと思います。

 市立病院も開業いたしまして5年目を経過したと、こういう段階の中で、専門領域の2次医療、あるいは24時間の救急医療体制、このことに関して市民も本当に安心して生活が送れるということで、総論的には病院ができてよかったなあという声が大であります。これも、院長初め、医師の皆さん方や、あるいは看護師、事務局等のすべてのチームワークの中で頑張っていただいていると、私は個人的にそのように評価をさせていただいているところであります。

 そんな中で、病院あるいは看護専門学校、そうして介護老人保健施設ゆりの里、こういう3つ合わせて、一般会計からの繰入金で12億2,000万円、そうして本年度単年度の赤字が5億5,000万円、累積赤字が45億円という大変厳しい現況であります。これも単年度的に考えれば、昨年よりも2億266万円、少し減少しているというふうなことで、着々として病院の経営に関しては成果が上がっていると、このように感じているところであります。

 私も、こう個人的に考えますと、いろんな行政の事業として数多く、かなりの支出をしている中で、市民のとうとい命を守ると、このような観点の中から、少々の赤字は仕方がないのじゃないかなと、これは私、個人的にそのように感じているわけでございますけれども、しかしこんな現況の中で、先般来も一般質問で、女性議員の方から産婦人科の増設、あるいはベッド数の300床にしたらどうかと、こういうような数々の要望も出ているのも現実であります。

 そんな中で、今後市長としてこの病院経営をどのように考えて頑張ってやっていっていただけるのかというふうなところをまず冒頭お尋ねをしておきたいと、このように思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 病院会計決算については、大きな赤字であるわけでございますけれども、この2次医療あるいはまた救急医療ということの推進する中で、公的病院の使命を果たさしていただき、そして市民の皆さんの安全で安心の生活を保障する最も基本となる、そういう施設でもあるというふうに思っているわけでございます。

 そんな中で、しかしながらこの12億円という繰り出しがあるわけでございまして、これはこの自主財源が93億円の中で非常に大きな額であるというふうなことは認識をいたしているところでございます。

 そこで、昨年度からこの改革の検討を病院内でやられております。今年度からその計画に沿ったこの改革を進めているところでもあるわけでございます。加えて、この10月から、コンサルタント、これは全国展開しているコンサルタントのうち、いずれか1社を選びまして、また側面的にそういうご指導もいただく中で経費の節減の部分を検討をいたしてまいりたいと、こんなふうにも思っているところでございます。

 そこで、産婦人科の創設等についてのことも述べられたわけでございますけれども、産んで育てるによりよき環境づくりということが、名張市にとっても大きな課題ともなっているわけでございます。慎重に検討する中で、今創設も含めた、これから検討もいたしてまいらなければならないと、こんなふうに思っているところでございます。

 以上です。



○議長(橋本隆雄) 山村議員。



◆議員(山村博亮) この大変厳しい財政の中で、いわゆるいろんな工夫をしながら、コンサルタントのそういった専門家にも診察をしていただいて、そうしてよりよい経営をしていくと、こういうことであるわけでございますし、そのことに関してはそれだけで大変評価もしなければならないと思うところでありますけれども、こんな現況の中で、産婦人科あるいはベッド数の問題、こういうふうなことを考えていかなければならないということは、大変これ市長にとっても苦しいことであろうかと、このように推察をするところであるわけですけれども、しかしながら産婦人科の問題にいたしましても、市内で産婦人科医を務めていただいているそういった病院がかなり減ってくるということを考えますと、市民の強い要望としては、そのような形に考えざるを得ないであろうというところもあるわけでございます。

 しかしながら、この病院がまずできる時点で、いわゆる中勢医療圏の中で、ベッド数が本当にゼロであったと、こういうふうな背景の中で、サブ医療圏を設定していただいて、そうして200床というベッド数を確保して病院ができたと、こういう経緯もあるわけでございますけれども、そんな中で、一般の市民からいえば、なぜそのときにもっとベッド数を考えなかったのだというふうなところもあるわけですけれども、しかしながら過去の経緯としてはそのような形で病院ができたと、これは仕方のない事実であるわけでございます。

 その中で、病院に私も個々に参らしていただくときに、特に介護老人保健施設のゆりの里に、私も個人的にはうちの親がそこへ厄介になったというところもあるわけでございまして、いろいろと聞かせていただきますと、大変、現在も恐らく50名近くの方が待っておられると、こんな中でその介護施設も、もう少し増設をしていただいたら大変ありがたいのになと、こういうふうな意見もたびたび聞くわけでございますけれども、これとて大変今の高齢化社会を迎えた中で難しい問題であろうかと、このようにも考えているところであるわけですけれども、その辺のとこらあたりもひっくるめて、もう一度市長のご答弁をいただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 産婦人科の創設につきましては、一般質問の中で梶田議員にもお答えをいたしましたとおり、検討し、勉強しているところでございますが、これは一朝一夕に創設できるということは非常にならないということでございまして、それまでの間の緊急避難的にどういう措置を講じていくかということは大きな課題やというふうにも思ってございまして、その勉強も並行してしているところでございます。

 それから、増床の件ですが、当時もっとベッド数をいただけなかったのかということでございますけれども、私も実はそのときの医療審議会の委員でございまして、200床がもう精いっぱいのところであったということはご理解をいただきたいと思いますし、そのときにサブ医療圏にしたというのも、かなり高度な政治判断をいただいたということもご理解をいただきたいなというふうに思っているところでございます。

 それから、老健ゆりの里の増床ということでございますけれども、今、国の計画に沿って県の計画がつくられ、県の計画に沿ってまた市の計画をつくっているわけでございますけれども、その中で老健の、今増設のベッド数が割り振りがないという、そういう現実にあるわけでございまして、今のこの時点でちょっと増床していくというのはちょっと難しいかなあというふうに思ってございますけれども、長期的に検討もしていかしていただかなければならないと。必要については十分に認識しているつもりでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 山村議員。



◆議員(山村博亮) この病院の経営ということになりますと、大変長いスパンでやはり考えていかなければならないであろうと、こういうふうに私自身も判断をさせていただいているところでございますけれども、例えば、病院の建設に多額のやっぱりお金を投ずると、それによって借金ができると、そうしてその元金償還金は、徐々には減っていくにいたしましても、10年間ぐらいのスパンで考えていかなければ、なかなか単年度の赤字等も解消ができてこないであろうと、こういうところを考えますと、非常にご努力をいただかなければ、なかなか思うようにいかないというのが、さしずめ今の現況の中での病院経営としてはそのようなところであろうかと、このように思うところであります。

 特に、私が今申し上げているのは、そのベッド数が200床であって、300床にその当時していただいたらということではなくして、その当時市長が今ご答弁いただいたように、サブ医療圏の中で200床というふうな形の中でのベッド数しかとれなかったというところあたりもあるわけでございますし、診療科目にいたしましても、いろいろと数多くの診療科目をということが当初から考えられたところであるわけですけれども、わずか200床の中で、そう多くの診療科目もとれない現況であると。それから、伊賀広域の中で2次医療の完結を図っていくんだと、こういう当初の目的もあわせて、そのような形でやってきたというところが現況であるというふうなことで、そんな背景を見ましても、大変今市長のご答弁の中で、産婦人科の増設ということになっても、ベッド数の増床ということになってもなかなか困難をきわめるであろうと、幾ら政治力を使ってもなかなか思うようにはいかないというのが現況であろうかと、このように思う中で、本当に厳しいその病院経営、本当に本腰を入れてやっていただかなければ、かなりの厳しさがあるというところで、市長として本当にこう真っ向からその市民のいわゆる幸せのために、市民の命を守るためにいわゆる救急医療体制を組んでいるというところを考えれば、本当に厳しい問題であろうかと思います。

 我々議員といたしましても、この病院建設に当たって、いろんなところへ視察にまいらせていただきました。その中で、救急医療体制を組むという病院に関しては、本当に赤字が出ても仕方がないというふうな部分のところがたくさん視察の中でもあったと思います。この医療体制を組まなければ、救急医療体制を組まなければ、ずんずん黒字に転換をしているという病院もたくさんあるわけでございます。私は、個人的には少々の赤字は仕方がないと言ったわけでございますけれども、実際考えてみれば、病院が黒字になってどんどんもうけるというふうな形になってくれば、恐らく市民の側から何で市立病院でそんな黒字になってもうけるんだというふうな逆の発想で反対をされてくるであろうというところあたりも考えられるわけでございますので。赤字というのはできるだけ、これだけ財政厳しい中でどうしても少なくしていかなければならないというところであるわけでございます。そんな中で、この病院事業会計に本当に市長として真っ向からどんなことがあっても市民の要望にこたえられるような病院として、満足のいける経営をやっていくんだと、こういうふうな強い意思のところあたりをもう一度お聞きをしておきたいと、このようにも思うわけでございますので、ご答弁をいただきたいと、このように思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 再々申し上げているとおり、市民のこの安全で安心の生活を保障するに最も重要な施設、機関がこの市立病院であるというふうに思っているところでございます。そんな中で、救急医療の分野というのは、不採算の分野でございます。この分野については市民の皆さんにもご理解をいただきたいなというふうに思いますし、不採算がゆえにまた公的病院として担わせていただかなければならない分野でもあるわけでございます。充実のために一層の努力をいたしてまいることをお誓いを申し上げたいと存じます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 山村議員。



◆議員(山村博亮) その市長のかたい決意を聞かさしていただいて安心をしたわけでございます。とにかく、この病院に関しましては、本当に多くの市民の皆さん方が、特に名張市は住宅地が大変多いわけです。我々旧町や旧村であれば近くに病院があるわけでございますので、ホームドクター的な部分のところでいつでも無理を言って診ていただくというふうなことも可能なわけでございますけれども、新しい住宅地の皆さんの中にはそのようなことはできないということもあって、この市立病院ができて、そうして24時間の救急医療体制を組んだ病院というふうなことで多くの市民が本当に安心して生活を送ることができる、このような現況でございますので、これは本当に何としても、もう市長を初め病院ももちろんのことでございますけれども、総力を挙げていい知恵を絞って、できるだけ少ない赤字の中で経営をしていただくというふうなことが大変ベターであるわけでございますので、くどいようであるわけですけれども、くれぐれもそのような形で、病院事業としては本当に市民のためにもしっかりとやっていくんだという、ただいまの市長の決意を聞かさせていただいて、安心をしたわけでございます。今後ともその点よろしくご支援、ご協力を賜りますようにお願いを申し上げ、私の質問を終わらせていただきます。



○議長(橋本隆雄) 田合 豪議員。



◆議員(田合豪) 水道関係の企業会計の決算についてお伺いさせていただきます。

 まず一番最初に、今年度というか、平成14年度名張市水道事業会計決算書、これに関しまして、今定例会初日に市長の方から、今年度は4,029万8,668円の赤字だということで報告を受けました。これからいろいろ数字の話はさせていただきたいと思うんですが、この水道会計についてまずもって市長の方に、この健全というか、赤字やけどもどういうふうに思っているのかについて、まずご意見をいただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 水道会計につきましては、3年連続の赤字となっているわけでございます。そんな中で、これからいろんな検討もしていかなければならないわけでございますけれども、内部的に改革も今検討をいたしているところでございまして、健全会計に向けたできる限りの内部改革をまず実践をしていかなければならないと、こんなふうに思っているところでございます。



○議長(橋本隆雄) 田合議員。



◆議員(田合豪) ありがとうございます。

 まず、決算書の5ページのところに、当年度純損失ということで、先ほど言いました4,029万8,668円という数字が入っております。この損益計算書をずっとさかのぼっていきますと、この営業外費用の中で(1)番として支払利息及び企業債取扱諸費として8,074万6,904円というのが上がっています。これを単純に考えてみますと、これを例えば利息に関して全部なくなってしまえば、単純にこの決算書自体が黒字になるということが言えると思うんですが、その点に関してちょっとご意見をいただきたいと思っております。



○議長(橋本隆雄) 水道部長。



◎水道部長(吉永博志) ただいま、損益計算書にございます営業外費用の中で、支払利息が八千何がしだということの中で、平成14年度の決算が四千何がしの赤という中で、これがなくなれば赤字が解消されるのではないかというご質問をいただきましたので、お答えを申し上げます。

 この件につきましては企業債ということで、財務省並びに公営企業金融公庫より起債を起こしてございまして、その分に係ります利息でございます。この部分につきましては、これまでからもいろいろと財務事務所に対しまして繰上償還等につきましての要望を重ねてまいったところでございますけれども、現時点におきましては基本的に繰上償還は認めないという姿勢でしか答えが返ってこない状態でございます。また、相当額の赤字決算がないと相談にも応じられないと、こういった見解でございます。これにつきましては、現時点では繰上償還並びに借りかえという措置ができないという状況でございますけれども、今後につきましても、このことにつきまして努力を重ねてまいりたいと、このように考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 田合議員。



◆議員(田合豪) 企業債の話が出ましたんで、決算書の29ページから30ページに関して企業債の明細が記述されております。名張市の平成14年の未償還残高に関しては、10億5,672万7,916円あると。平成14年度の決算額を見てみますと、元金に関してはこの企業債に関して7,932万9,926円を元金で返し、利息に関してはさっき言いました8,074万6,904円返しているということで、この企業債に関しては、今繰上償還ができないということでお話はいただいたわけなんですけれども、実際のところ、この水道会計における資産を計算をしてみますと、これはページ8ページのところで、まず基金のところで、ページ8ページの投資の中の基金の中で、20億1,947万8,778円基金があり、また次のページの預金のところで、流動資産の中の預金のところで、51億7,188万3,634円預金があると。つまり水道会計には、今年度の余剰金を合わせますと、余剰金合計ですね。余剰金も含まれているらしいですが、約72億円の要は資産がありながら、この企業債においては約10億円残高が残っていると。ということは、逆に普通の一般的な庶民の感覚といいますか、住民の感覚もしくは名張市の企業の経営者の感覚からいいますと、預金残高なり基金が70億円あって、借り入れが10億円あると、ということは、70億円の中から極端な話10億円返してしまったら、この8,074万6,904円が消えてしまうわけですから、単年度の平成14年度名張市水道事業損益計算書においては、逆に4,000万円の黒字になってしまうということが言えると思います。

 もちろん、今水道部長の方からお答えいただきましたように、国に対する繰上償還に関しては、難を示しているところであることは重々わかっておるわけなんですけども、ただ議会の当初初日に亀井市長の方から、水道事業に関しては3年連続赤字ですよということがマスコミにどんとのってしまうと、名張市民は水道関係に関しては赤字なんだと、確かに数字上は赤なんです。でも、70億円資金があって、10億円借り入れをやっていて、その資金に対して八千幾ら利息を払っていると。払っているからこそ4,000万円の赤字が出てくるだけで、その8,000万円の利息を払わなければ、逆に言うと4,000万円黒字になるんだよということは、この数字からは伝わりませんし、市民には全然伝わらないところであります。

 ですから、まずそういう事柄も市民に対して情報開示をするんであればしていただく、それから突っ込んではおりませんが、なぜその企業債に関しては償還ができないのか、もしご答弁いただける範囲であれば、ご答弁いただければありがたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 水道部長。



◎水道部長(吉永博志) 全国的に水道事業に関しましては、財務省並びに公営企業金融公庫の起債ということで、それぞれの事業体におきまして事業を起こしているわけでございますけれども、それぞれの企業債につきましては、幸いにもうちの場合にこういった形で余剰資金といいますか、お金があるという中での対比ができるわけでございますけれども、一応収支相見合う金で料金設定をされておりますので、非常になかなか償還ということになりますと難しいという中もございますし、なるほどうちとしては確かに八千何がしの利息を支払っておりますので、比率にしましても、費用の5.6%を占めておりまして、赤字の原因にもなっているという中では、うちも償還なり借りかえをしていきたいと、こういうふうに考えてはおるんですけど、いかんせん、先ほどもお答えをさせていただきましたように、よほどの赤字が継続しているとかということでないと、お認めをいただけないという状況ですので、先ほどもお答えを申し上げましたが、引き続きこの件については努力をさしていただきたいと、こう思いますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(橋本隆雄) 田合議員。



◆議員(田合豪) わかりました。まずここら辺でお願いをしていきたい事柄なんですけれども、今確かにこの企業債の明細を見てみますと、古いもので昭和56年、一番新しいもので平成3年でございます。この財務省からの実際借り入れに関しましても、最近の状態を見てますと、借り入れ自体が起債を起こす際に金利自体の変動型と一定固定型ということで、2種類の借り入れができるようになってきたという話も聞いております。また、この財務省あたりから借り入れをしている分に関しては、国債の利率が絡むということで、地方公共団体からあわせて返されてしまうと、国の方が逆に国民に対して、もしくは優良企業に対して国債を発行しているわけですから、その金利が払えなくなると。ところが、そういう、いろんな本当に兼ね合いがあると思いますし、またその借りている金額の中で、きのう質問にもありましたが、その交付税措置として返していただく分も当然あるわけですから、そこら辺のいろんな兼ね合いがあるから難しいのは重々わかっています。ただ、本当に市民の方から見たら、赤字ですよと言われる事柄に対して、やはりすごく名張は赤字なんだと、ましてや財政非常事態宣言出ておりますんで、水道決算も赤字なんだよと言われてしまうと、こういう細かい数字の分析をせずに伝わっていくものですから、やはりそういう点に関してもひとつ考えていただけたら、何らかの措置を考えていただければありがたいなと思っています。

 それと、もう一点なんですけども、利息の方はこの8,074万6,000円というのは構わないというか、いろいろ事情はわかりますんで、これ以上深くは追及しませんが、その3番目の、5ページのこの3番目の営業外収益の中で受取利息及び配当金というのが61万6,143円あると。これを逆に済みません。先ほど言いました、これを済みません、ちょっと計算しにくかったもので、60万円の受取利息に対して、先ほど言いました基金なり預金の積み立てが72億円ありますから、これを単純に割り算をしてみまして、利息を計算してみたんですが、計算してみると、0.0083、つまり0.01%しかこれ利回りを生んでいないということになります。これ本当に名張の多分中小企業の方が聞かれたら、僕怒ると思うんですけども、70億円金あります。10億円借金あります。70億円資産運用できるわけですから、それに対する受取利息が60万円ちょっとやと。逆に金利が8,000万円払うとると。今本当に中小企業が金のやりくりで大変本当に苦労している中で、その企業会計一つ取り上げて、こういう形の突っ込みをするのは、確かに僕自身もいかがなものかなと思う部分もあるんですけれども、でも考えてみたら、じゃあ72億円で資産運用をやって、61万円しかその利息を生んでいないことに対して説明を願えたらありがたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 水道部長。



◎水道部長(吉永博志) ただいまご質問いただきました受取利息及び配当金の件でございますけれども、これにつきましては、ペイオフ対策ということの中で、当初定期預金で回しておったわけでございますけれども、この分につきましては、ペイオフで1,000万円しか戻ってこないという中で、定期預金から普通預金に変えたということの中での利息が少ないという現象を生んでいるということですので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 田合議員。



◆議員(田合豪) そういう説明というか、済みません。決算の意見書の中にもそういう事柄は書かれてたんで、ペイオフの話が出てくるのかなと思ってました。ところが実際、さっき言いました72億円の資産運用に関して、これは決算書の中で市民に対して赤字ですよという話をするんであれば、これは資産の運用に関しては名張市は失敗しているという言い方を、厳しい言い方をすればそういう分析ができることになるかと思います。ですから、例えばここで営業外収益としてこの配当金がもしふえることができたとすれば、当然当期の純損失、仮に借入金の利息を返したとしても、逆に少なくなることも、これ数字の話としては可能だと思います。実際、本当に考えていただきたいのは、本当にそれが正しいことなのかどうか、またここは市長にお伺いしたいんですが、今水道会計の中で72億円のいろんな基金なり持っておりますが、今後のその水道の事業展開をどういうふうにこの72億円のお金を使いながら、市民にとって本当に安心できる水の供給をするためにどういう事業展開をされようとお考えなのか、その点に関しては市長にお伺いしたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 基金につきましては、今拡張計画、変更計画等に活用すべく、今その計画をいたしているところでございます。



○議長(橋本隆雄) 田合議員。



◆議員(田合豪) 決算の書類から若干ずれますんで、余りしつこく質問するとあれなんですが、やっぱり名張市民の中には、やっぱり団地の中に入っている中で、その市の水道を使わずに団地の水道を使うことによって料金高いなあという声もあります。ですから、逆にその72億円をそういう形で返還ができないんであれば、当然早いうちに安い安価なやっぱり水道料金が引けるように、本当にご尽力いただければ、ありがたいと思っております。

 また、一つ本当にこれはお願いなんですが、3年連続赤字やからということで、住民に対して、ですから水道料金を上げるんだというような解釈にもっていっていただきたくない。その話を最初したくて、今回そこの部分で受取利息なり支払い利息の話をさせてもらいました。住民に伝わるのは、何回も言ってくどいようですが、水道が3年連続赤字ですと、今年度4,000万円赤字ですよ、そういう話しか紙面を通しても本当に伝わりません。ですから、実際分析してみたら、済みません。上辺っつらの分析しかこれもしていないようには思うんですけれども、実際そういうことも言えると思いますんで、その点もやはり市民の方にわかる、またそういう企業債自体が返せないのはなぜか、そういうことも実際情報公開の時代ですから、市民にやはりそういう情報も実は共有していただくことも、私は大変重要な時期に来てるの違うかなと。地方分権の中で、今国と地方の関係、こういう起債、政府資金に対する起債の問題も当然何回も議会の中でも各議員から質問されてるわけなんですけども、そういう問題もやはり長として、何らかの形で本当に早期のうちに解決していただく、これをすることによって会計としては黒字に転用していける、そうすると市民の方も本当に安心して生きていけるというか、名張市というのは水道黒字なんやと言うていただけたら、やはり安心というのがひとつ広がると思いますんで、そういう部分でしっかりとご尽力いただければと思っております。

 答弁は結構ですんで、これで質問を終わらさせていただきます。



○議長(橋本隆雄) 橋本マサ子議員。



◆議員(橋本マサ子) 水道会計につきましてお聞きをいたします。

 まず、最近になって水の需要が大変減っているというふうなことでございます。最近の経済の動向とかも大きく影響している部分もあるのかというふうに思いますが、ことしは特に冷夏というふうなこともあって、一層水の需要が減っているのではないかというふうに思います。今現在、第四次拡張計画が進められているわけですけれども、こういう状況も見ながら将来予測といいますか、少し見直し等もしていく必要があるのではないかなというふうにも思っておりますが、この辺についてどのようにお考えになっているかというふうなことを一つお聞きしたいというふうに思います。

 それからもう一点、第四次拡張計画の中で、大屋戸の浄水場の整備が、今年度、平成15年度から進められるというふうなことになっているかと思いますが、取り組みの状況はどのようになっているかということについてお聞きしたいというふうに思います。



○議長(橋本隆雄) 水道事業管理者。



◎水道事業管理者(岡松正郎) 2点ばかりご質問がございましたですけども、水需要の見直しについては、現在、水道部内におきまして検討部会を設置いたしまして、効率化に向けて検討しております。これにつきましては、後刻、私たちの所属しております常任委員会等にも説明をさしていただき、また重要施策調査特別委員会にも説明をさしていただきたいと、かように思っております。

 それから、大屋戸の浄水場につきましては、議員の皆様も十分現地を視察していただいてわかっていただいておると思うんですが、大屋戸浄水場には、現在では漏水は100トンばかりの日量ですけども、漏水をしております。これについては私たちも十分認識しておりますし、この漏水につきましては、阪神・淡路大震災のときにも、以前にも漏水してたわけでございますが、それを契機といたしまして耐震調査を実施いたしましたところ、その当時で69トンの漏水がございました。そのことから、平成11年に学識経験者とか議会の代表、市民の代表と、それから行政の代表によりまして、大屋戸浄水場改築検討委員会を立ち上げさせていただきまして、その中の結論では、現在の大屋戸浄水場を他のところに改築していったらどうだというご意見をいただきまして、その後水道部内で検討いたしまして、その後大屋戸地区、松原地区の地権者の方にお願いを申し上げましたところ、改築については快くご承諾いただきまして、平成13年、平成14年ということで用地買収を完了さしていただいたところでございます。

 それから、用地買収完了とともに水道部内におきまして効率化計画を立てていかなければならないということで、室長以上で検討委員会を立ち上げ、その結果が8月の末ぐらいにできてまいりまして、これにつきましては常任委員会、所属しております常任委員会の方に説明をさしていただいて、その後また特別委員会にもご説明をさしていただき、着工していきたいと、かように思っています。着工につきましては、予算書にも計上さしていただいておりますけども、平成15年度以内には着工したいと、かように思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 橋本マサ子議員。



◆議員(橋本マサ子) 水の将来予測につきましては、今後またご説明をいただけるというふうなことでございますので、その場でお聞きしたいというふうに思います。

 この漏水が100トンというふうなことにつきまして、私も実は現地を見てまいりました。本当にびっくりしたわけなんです。1日100トンということになりますと、年間3万6,500トンになるわけですよね。それで、これ大体1日の配水といいますか、1万3,000トンというふうなことを聞いておりますので、3日間の水がむだに流れているというふうなことになるわけです。私も、毎日毎日あそこを通りまして、非常に外壁もひびが入って、いろんな老朽化している状況が見えてきておりますし、亀裂も入っていますし、大変な状況だなと思いながら見せていただいたんですけれども、これ何とか改修できないのかっていうふうに聞いたんですが、とてもそれは改修する問題ではない。地下からそういうふうな亀裂が入ってわき出ているので、とてもそこは改修できないというふうなことでございました。建物の一部分に穴があいて、そこからもぴゅうぴゅうぴゅうぴゅう噴き出していますし、それらを集めてもうそれこそ本当にびっくりするような量が側溝に流されているわけなんですね。やっぱり1日100トンという漏水はかなり大きい、金額的にも大きなものにもなりますし、これをこのまま放置するということは、私は大変な状況になるというふうに思います。

 現地で管理していただいている職員の方も非常に苦労して管理していただいていますし、こういう状況を管理するというふうなことは、本当に専門的な技術なり、あるいは知識なりないと、とてもとても維持管理していけない状況であるというふうなことをおっしゃっておられました。車で言うなら、タイヤには溝があって本当に安全に走っているけども、溝のないタイヤで走っているのと同じ状況だというふうに言ってました。これは本当に毎日毎日使う命の水ですので、ぜひとも緊急な対応をしていただく必要があるのではないかというふうなことを私は感じてまいりましたので、本当にこの点については、もう財政が非常に厳しいからというのではなくて、もう毎日毎日大切な水ですので、あそこに配水していただいているというのは梅が丘とか旧町とか桔梗の方にも入るかと思うんですけれども、その辺の人たちの水がいつどうなるかわからないというふうな、それこそ爆弾を抱えているような状況になっているかというふうに思いますので、鋭意努力していただいて、一日も早くこれは着工をお願いしたいというふうに思います。

 あわせまして、この計画がありましたときに、あそこの新しく新設されるところの場所に面している県道なんですよね。県道の拡幅が計画がありまして、水道部におかれましては、この用地も実は確保していただいて、セットバックで協力をお願いするというふうなことになっていたかと思います。私どもは従来から、梅が丘からの中学生ですね、通うのに非常に交通が困難、当初は梅が丘に中学校をということで、大分大きな要望をしていたわけですが、それが実現していないわけです。そういう中で、やはり中学校の生徒減ってきたとはいえ、まだまだ何百人の子供たちが通っておりますので、安全な通学路を確保してあげたいというふうに思いますので、その県道に面したといいますか、セットバックされてるところの部分を一日も早く買い上げていただいて、そして、これを県にですけれども、買い上げていただいて、そこの整備だけでも一日も早くしていただいて、子供たちを安全に通学してもらうような方向に結びつけていただきたいというふうに思うわけですが、この状況につきましては、水道部というよりは、こちらの方になると思うんです。建設部、助役なり建設部なりでお答えいただいたらというふうに思うわけですが、その辺についていかが思っておられますかどうかということをお聞きしておきたいというふうに思います。



○議長(橋本隆雄) 建設部長。



◎建設部長(西出勉) それでは、私の方から県道奈良名張線の歩道整備につきましてお答えをさせていただきたいと存じます。

 議員の方からもご質問がございましたように、確かに梅が丘並びに川西地区からの中学生の通学道路として今現在、旧の県道奈良名張線、今現在市道になっておりますが、この道路を通りまして、大屋戸橋の歩道橋を利用して通学していただいているという状況でございますが、非常に道路も狭隘でございまして、危険も高いということでございまして、以前から県の方へも強く、歩道設置につきましては要望しているところでございます。

 しかし、県といたしましても非常に財政的にも厳しい折でございまして、現在、同じ県道奈良名張線につきましては、夏秋地区でこれは以前からも市からも要望させていただいていた箇所でございますが、夏秋橋から梅が丘のもう一方の入り口のところまでの間の県道整備を着手をしていただいております。こういった状況にありまして、1路線2カ所の事業採択並びに整備ということに非常に難しい状況でもございますので、今後ともその水道の拡張計画とも整合をさせながら、今後とも強く県に要望をしていきたいと、このように考えておりますので、よろしくご理解賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 橋本マサ子議員。



◆議員(橋本マサ子) 漏水の状況は皆さんにも十分知っていただいたかというふうに思うわけで、ここで本当に働いていらっしゃる職員の方は、改修したくても、もう目前にそういった整備があるので、どこまで改修したらいいのかわからないというふうな状況の中で、非常に苦労しながらその対応をしてくださっているわけなんですよね。本当に、日ごろの努力を一生懸命していただいて、やはりこういう努力というのも、これは新しい職員ではできない、本当に年数を経た職員でないとできない技術であろうかというふうに思うわけです。そういうところも認めつつ、一日も早くこの事業に着手をしていただきたいということをお願いしたいというふうに思いますし、これは単なるこれからの計画ということではなしに、あす1日がどうなるかわからないというふうな、大変切迫した状況であるということも認識いただいて、これは水道部のみならず、全庁的な問題点として認識していただいて、前に進めていただきたいというふうにお願いをしておきたいと思います。

 それから、県道の件につきまして、これにかかわって質問させていただいたわけです。一つのところで2路線の整備は難しいというふうなことでございました。この点につきましては、一日も早く引き続きお願いをしたいというふうに思うわけですが、この用地だけでも県に一日も早く買収してもらえるように、聞くところによりますと、2,000万円ほどだというふうにお聞きしておりますので、幾ら財政難とはいえ、やはりこういったものをいつまでも名張市にかぶせておくということはいけないというふうに思いますので、この辺については建設部のみならず、市長なり助役の方からも、しっかりと県の方に申し出ていただきたいというふうに思いますので、その点につきましてのご答弁を、どちらでも結構ですが、お願いしたいというふうに思います。



○議長(橋本隆雄) 助役。



◎助役(中川博) 要望してまいりたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 橋本マサ子議員。



◆議員(橋本マサ子) それでは、一日も早く要望していただき、名張市のためにですのでお願いをしたいというふうに思いますし、引き続き通学路の整備という点では建設部も力を入れていただきたいというふうに思いますので、お願いをしときたいと思います。

 続きまして、病院会計の方でお聞きしたいというふうに思います。

 大変厳しい状況の中にありながら、当年度におきましては2億円余の赤字削減をしていただいたというふうなことでございます。どのような点を努力していただいたのかというふうなことをまずお聞きしたいというふうに思います。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 赤字の努力ということで、その内容はというご質問でございましたが、まず収益につきましては、決算書にもありますように、入院、外来合わせて約二千数百万円のプラスになっておるわけでございますが、一方費用におきましては、全体で8,300万円、これは償還等を省いた金額でございまして、内容的に申し上げますと、材料費でございますが、約900万円余り、それから光熱水費につきましては1,100万円余り、それから使用料及び賃借料でございますが、これは5,000万円ほど削減をいたしておるわけでございますが、これはコンピューターのリース期間が平成13年度で本来なら切れたわけでございますが、それを1年延長したために5,000万円ほど削減できたという内容でございまして、これにつきましては、平成15年度、本年度から新たに新規の導入をいたしましたので、これの削減につきましては単年度で終わるということで、ひとつご理解をいただきたいと思います。

 それから、委託料につきましては、約2,000万円程度の削減をいたしました。

 なお、減価償却につきましても、これはもう償却がだんだん少なくなっていくわけでございますが、2,700万円程度の削減ということと、利息におきましても、これは利息につきましては毎年毎年少なくなっていく、一方元金はふえていくというような、元利償還で行っておりますので、利息につきましては減っていくわけでございますが、これが約1,500万円程度ということで、病院におきましてはそういう内容でございます。

 あと看護学校、それから介護老人保健施設ゆりの里につきましても、それぞれ収入の確保、費用の削減を行いまして、トータルとして2億円程度になったということでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 橋本マサ子議員。



◆議員(橋本マサ子) 聞かせていただきましたように、それぞれに努力をしていただいたというふうに思います。ただ、この努力に本当にご苦労さまでしたというふうなことは言わしていただきたいというふうに思うわけですが、患者さんにとって、この例えば光熱水費とかさまざまな点での削減の部分が、患者さんにとってマイナスにならないように、今後これからまた努力をお願いしたいというふうに思います。

 これから、いろいろなこういう経営的な面につきまして努力をしていただくというふうなことでもございますので、さらにこれから、一般質問でもありましたように、機能評価なども受けていただくというふうなことでもございます。これからの推移を見せていただきたいというふうに思いますが、患者さんにとって、また職員が働きにくくならないように、そういう面での工夫もしていただきながら、今後また引き続き努力をお願いしたいというふうに思います。

 それから、この1年間を見ましても、実は昨年の10月に医療費が、医療法が改悪されました。その後に私は、全体から見ましても患者さんが大分減っているというふうに見受けられるわけです。いただいた資料を見ましても、10月以降の外来患者の特に新患ではなくて再来の患者さんというのが、減り方が顕著になっているわけです。このことにつきましては、やはり医療法の改正というか、改悪というふうに私たちは受けとめたいわけですが、改悪が大きく影響しているのではないかなというふうなことが、このいただいた資料でも顕著にあらわれております。そういう状況の中で、どれぐらいの患者さんが減って、そしてそれと同時にこの診療報酬の引き下げがあったと思うんですが、診療報酬の引き下げによりまして、その影響がどれぐらいあったかというふうなことについてお聞きをしときたいというふうに思います。



○議長(橋本隆雄) 事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) まず、患者数の減になった理由でございますが、今議員がおっしゃいましたように、そういうのも一つの要因かというふうに判断しております。

 それから、診療報酬につきましては、特に入院部分で7,000万円程度の前年度と比較してマイナスになっておるわけでございますが、これは平成14年4月からの診療報酬の改定で初めてマイナス改定、2.7%でしたか、そういう改定が行われたために、入院患者数としては余り変わらないけれども、そういう部分が大きく影響しているのではないかというふうに判断しております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 橋本マサ子議員。



◆議員(橋本マサ子) 確かに入院患者、数はそんなに変わらないというふうに思うわけですが、外来の、特に再来の患者さんが減っているということは、これは私は非常に危険だなと思うのは、慢性疾患ですね、糖尿病とか、ずっと通い続けなければいけない高血圧の人とか、そういう人たちがかなり私は減っているのではないかなというふうに思うわけです。減っているというか、患者さんが調整しているのではないかなというふうに思いますので、こういう人たちのよくなるべき病気もよくならないような状況になってきて、今後これが大きく影響してくるのではないかな、これは名張市の問題としてとらえられる問題ではありませんけれども、国の医療改悪によって、これが後々に大きく影響してくるのではないかということで大変危惧をしております。その辺の実態が私は名張市にもこういう形であらわれているというふうなことを改めて受けとめました。

 また、診療報酬の引き下げでは、入院の方でこれだけ大きな影響も出てきているというふうなことで、これは受けとめておきたいというふうに思います。

 それから、もう一つお聞きしたいというふうに思うんですが、今病院の方に、現在相談窓口といいますか、医療関係での相談、ケースワーカーさんを置いていただいているというふうに思うわけですが、どのような状況で実施していただいているかというふうなことをお聞きしときたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 平成14年度までにつきましては、1人のケースワーカー、嘱託職員でございますが、これを雇用いたしまして、週4日の勤務をお願いし、相談に当たっていただいておるところでございます。相談件数といたしましては、平成14年1月から12月までで約950件でございます。その内容につきましては、入院時における問題、あるいは経済的な問題、心理社会的な問題、あるいはその他というふうになっております。また、この平成15年4月から、玄関の右手になるわけでございますが、医療福祉相談室を設けまして、これには看護師の方から1名常駐をさせまして、その患者相談等に当たっておるわけでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 橋本マサ子議員。



◆議員(橋本マサ子) 平成14年度の結果を見ましても、950件という大変大きな人数の相談があったというふうなことでございます。こういったことから見ましても、大いにこれは効果があるのではないかというふうに思って、私どもは常々この件につきましては市民の皆さんが余り知っておられないので、もっともっとオープンにといいますか、この相談所があるということをオープンにしていただいて、市民の悩みに応じてほしいということをお願いしておりました。ことしこうして玄関の右手に、入りましたら見えるわけですが、なかなかありましても、本当にここに相談にいくということが周知が十分ではないというふうに思いますので、今後広報などでぜひともこういうふうなことを周知をしていただきたいというふうに思います。

 これは、富山県の例なんですけども、これから病院も市民の皆さんのニーズに応じながら、やはり的確に対応していかなければいけないということで、富山県では院長さんがみずから週3回、午前中2時間、これは診察券もお金も不要で、医療の相談に応じているというふうなことをこの間テレビで放送しておりました。こういう、今現在病院にかかっている方以外でも、大変自分の体のことに不安を持っていらっしゃる方とか、また入院されている方の経済的な問題、あるいは心理的な先ほどおっしゃったような問題とか、いろんな悩みを抱えているというふうに思いますので、こういったことが名張の市立病院にもあるんだよというふうなことをもっと市民の皆さんに幅広くお知らせをしていただきたいというふうに思います。

 そういう点で、この間も永岡議員からご紹介がありましたように、患者さんに対して非常に11番目ですか、11番目の方が、ところが非常に多いわけですが、そういうところにランクづけされているというふうなこともありますので、本当に小さなことかもわかりませんが、こういったことももっともっと重要視していただいて、安心してかかっていただけるというか、過ごしていただける、そういう市民の皆さんのサービスに努めていただきたいということをお願いしておきます。

 これからの広報について、もし答えられるならば答えていただきたいというふうに思うわけですが、よろしくお願いします。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) ただいまのご意見につきましては十分検討いたしまして、さらに周知の方法を考えていきたいというふうに考えます。よろしくお願いいたします。



○議長(橋本隆雄) 中川敬三議員。



◆議員(中川敬三) 失礼します。平成14年度の名張市病院事業会計決算につきまして、損益計算の面から質問をさせていただきたいと思います。

 まず、業務実績であります。単年度の損失が減ったということで、今評価をされた意見もございました。私は、逆にやや厳しい面からご質問を申し上げたいと思います。

 業務実績の方で入院患者、それから外来患者数というのが減っております。入院患者数は約1%、外来患者数は約3.9%減っております。また、病床の利用率が、これ1%、89.4%ですから、前年度比1%減っているわけであります。そこで、総論的にまず、この入院患者あるいは外来患者、病床、この辺がなぜマイナス、前年度よりマイナスなのかということ、そしてそれとあわせまして、外来患者の収益がトータルで7.5%アップいたしております。これ外来患者の1人当たりの収益でいきますと、11.9%アップしております。この辺の患者さんの減っているということと、外来患者だけは利益がアップしているという、この辺の因果関係といいますか、その辺をご説明願いたいと思います。

 それと、あわせてもう一点は、実は入院患者数、極めて単純な素朴な質問で恐縮でありますが、入院患者数、外来患者数等々が減っている中で、看護師の数、薬剤師の数、放射線技師の数がふえております。看護師は5人増だったと思います。薬剤師、放射線技師は各1名増であります。この辺のこともあわせてご説明を願いたいと思います。

 まずそこからお願いします。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) まず、入院患者の減でございますが、これにつきましては、中川議員がご指摘のように、病床利用率が若干減ったことにも関係しておるわけでございますが、ただ新規の入院患者、新しい入院患者につきましては、さほど変化がないということになっておりまして、なぜ減った、全体的に人数が減ったかと申しますと、平均在院日数というのがございます。1人の患者さんが何日平均して入院されたかという率でございますが、この率が私どもの病院といたしましては21日以内というふうな決められた病院になっておりまして、これを守るために、前年度より0.2日程度低くなったために入院患者が減ったということで、ひとつご理解いただきたいと思います。

 それから、外来患者数につきましては、4,800人余り1年間で減ったわけでございますが、この要因といたしましては、昨年の4月から投薬、薬でございますが、長期に認められ、あるいは昨年の10月から老人医療費の改定等によって患者数が減ってきておるのが統計でもわかるような状態でございまして、そのような結果が要因であるというふうに一つ理解しておるわけでございます。

 それから、人員の増につきましては、平成13年度内に退職した人数を平成14年度で新規に採用したというようなことでございまして、退職の補充による増であるということでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) そうしますと、この外来患者の収益が上がったというのは、この医療費のあれですか、改定等が主な原因だというふうに理解してよろしいわけですな。

 そしたら、次に移ります。外来患者の収益がなぜ上がったのか、そこのところをちょっとご説明願いたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 大変失礼をいたしました。外来の収益の伸びでございますが、人数が減ってなぜ収益がふえておるんかということでございますが、それぞれの初診料あるいは検査料、あるいは画像の診断料等を分析いたしますと、初診料では救急患者が前年度より536人ふえておるということで、時間外の加算とか、そういうものがふえておるために上がっておるというような内容でございます。

 また、画像の診断料、X線、CTとかMRIの検査でございますが、入院も合わせた数でございますが、X線、CTにつきましては前年度より800件ほどふえておると、またMRI検査につきましては400件ほどふえておるというようなことで、検査料、画像診断料がふえておるのではないかというふうに考えております。

 また、検査でございますが、総数では、前年度と比較いたしますと約9,900件ほどふえておるというようなことで、これらが外来の収益がふえた原因と、大きな要因というふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) わかりました。

 補充ということでありますが、より適切な職員の数というのは、コスト面で大きな問題だと、テーマだと思いますので、その辺をよく検討、チェックをしていっていただきたいと思います。

 次に、医業外収益についてであります。

 まず第1点は、この補助金の内容であります。補助金の内容について説明を願いたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 補助金につきましては、2件あるわけでございますが、まず1件につきましては、院内保育所を設けておりまして、この託児料につきましては、市の保育料に基づいていただいておるわけでございますが、これらの運営経費に不足する分といたしまして、2分の1を市から繰り入れいただいておるということで、その金額が290万円でございます。

 また、伊賀地域におきます第2次救急医療体制の中で、上野市民病院あるいは岡波病院、それから名張市立病院がその体制の中に入っておるわけでございますが、それらに対する輪番制の補助金として国、県の補助をいただいておるのがもう一件の内容でございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) それはわかりました。

 次は、この負担金であります。この当年度の純損失が減った中で、実はこの負担金が7,071万7,000円ふえております。私は、かつてこの負担金について、看護学校の負担金、あるいは老健の負担金についてかつてご質問申し上げたことがあるわけでありますが、老健の、それから看護学校の負担金は1,565万6,000円減っております。ちなみに、平成13年度の看護学校の収益に対する負担金は90.14%であります。これは、かつて私がなぜこれだけ高いのかと指摘をさせていただいたものであります。本年度は負担金が88.67%であります、収益に対して落ちてるわけです。そういう意味では、1,565万6,000円の負担金が減ってございます。老健の方は負担金が、昨年老健の収益に対して35.05%でありました。本年は31.94%、トータルで1,027万5,000円の負担金の減であります。この老健と看護学校の負担金のマイナスを合わせますと、2,593万1,000円であります。そうしますと、トータルしてきますと、医業外収益が7,071万7,000円の負担金の増であります。それにそこから看護学校と老健の減った分をしますと、実質的にはトータルでこの損益計算書の中では負担金が4,478万6,000円ふえているわけであります。会計処理という考え方でなくて、実質的なこの医業外収益というものを判断したときに、実は本年度の当初損失はこの4,478万6,000円を足したものが実は損益の計算という、実質的な損益の計算という考え方に立てば、その分が実はふえているわけでありますから、ふえていると、そういうふうに考えます。つまり、当年度の純損失は5億5,055万2,756円ではなくて、実質的には負担金がその分ふえているわけであるから、5億9,533万8,756円でありますよと、こういうふうに経営分析、経営という部分からいえば分析をしなければならないのではないかというふうに私は厳しく考えております。

 そこで、この看護学校、老健は減っているけれども、この医業外収益では7,071万7,000円ふえてますよという、この辺はどういうことなのかということと、それから今後のこの負担金、実質的には一般会計といいますか、いくわけでありますが、この今後の負担金の増減というのはどういうふうに進んでいくというふうに判断されているのか、そこのところをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) まず、負担金、補助金、出資金というような内容で市の方から繰り入れをしていただいておるわけでございますが、この繰り入れにつきましては、地方公営企業法に基づいた繰り入れでございまして、収入で賄われないものとか、収入を充てることが不適当であるとか、そういうものに対して繰り入れをいただいておるわけでございます。

 そこで、病院の負担金についてその内容を申し上げますと、まず企業債の利息の償還というのがございます。これは、3分の2を繰り入れるということで、この内容に基づいていただいております。それから、救急部門でございますが、先ほどの答弁にもありましたように、不採算でございます。したがって、一応私ども病院側といたしましては、1億5,000万円程度の収入があるけれども、片や5億5,000万円程度の費用がかかっておるという中で、4億円程度の救急部門に対する繰り入れをいただいております。この繰り入れが、要するに前年度と比較いたしまして、約7,000万円余りふえておる内容でございます。そのほか、集中治療室、これが13床ございますが、その2分の1、運営経費の2分の1、それから医師、看護師等の研究研修費の2分の1の繰り入れ、さらにこれは職員の方の追加費用と申しまして、従前の恩給法から共済組合法に変わったために、1人当たりの負担が若干高くなりまして、その追加費用としていただいておるという内容でございます。

 そこでまた、看護学校、介護老人保健施設につきましては、負担金が減っておるということでございますが、看護学校、介護老人保健施設とも赤字分につきましては全額市の方から繰り入れるという当初の約束事に基づいて繰り入れいただいておるわけでございますが、それぞれの施設におきまして、収入の確保あるいは費用の削減等を行いました結果、負担金も徐々に減っておるという内容でございます。

 それから、今後の繰り入れの状況はどうなるかということでございますが、企業債の利息あるいは元金の償還につきましては、先ほど申しましたように、利息は減っていくけれども元金はふえていくと、今後ふえていくということで変化はないということでございまして、その他先ほど申しました研究研修費とか追加費用については、それほど変化はないであろうというふうに考えるわけでございますが、一番大きな救急部門につきましては、救急患者がふえていくとすれば、若干繰り入れも多くなっていくのではないかというふうに考えるわけでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) はい、わかりました。

 それに関してもう一度念を押させていただきたいと思います。この負担金というものが、今おっしゃった例えば企業債の利息の3分の2、救急医療の約4億円程度、その他集中医療の云々、研修の2分の1と、こういうことがこれだけあるので、これは一般会計が負担をすべきであるので、負担金がこれになったという考え方ですね。トータルとしてこの計算書をつくっていく中で、そういうことも含めてトータルとしてこの負担金がこれだけ一般会計から行ったという考え方ではなくて、個別にこうこうこういうのは負担金として当然持つべきものであるから、それが負担金として入りましたよ、結果的にそれを足して引いて計算していったら、過年度の損益がこうなりましたよと、そこのところもう一度確認願いたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 先ほどお答えいたしましたように、法律に基づいて国の方から通達によりまして、こういう内容につきましては繰り入れしなさいよという条項にそれぞれ基づいて計算したものがそういう結果でございます。ひとつその辺ご理解いただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) はい、わかりました。

 そしたら、次の質問にまいりたいと思います。

 未収入金の問題であります。未収入金が、これは平成15年3月31日現在で5億6,900万円、このうち保険者負担分がございますので、自己負担分は過年度分が1,401万4,157円ございます。これは平成13年度までのであります、過年度ですから。ですから、平成14年度の分がまず、まだ数字が出てないようでございますけれども、これを加えるとさらにこの自己負担分というものはふえてくるわけであります。

 そこで、この未収入金の解消対策というのが一つ、これは回収するという意味での解決の一つ、それからやっぱり例えば、ある種特別の理由によって回収をできないとすれば、これは法律的にどう処理していかなきゃいけないのかわかりませんけど、これも必ず回収できないとすれば、それはどこかでもって処理をしていかなければ、本来のこの損益計算書にならないで、粉飾決算になるわけであります。そこのところ法律との兼ね合いもあると思いますので、回収するということと、これを損失で処理をしてしまうということも含めて、これをどう処理していくのか、その辺をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 現実、未収入金につきましては、平成9年の開院以来今日まで、トータルいたしますと3,000万円余りあるわけでございますが、事務担当といたしましても、電話をかけるなり、あるいは文書で請求をいたしておるわけでございますが、なかなかそれに応じていただけないというのが現実でございます。それで、民法によります5年の歳月を過ぎますと、これが請求できないようになるわけでございますが、再三お願いしても応じていただけない方につきましては、やむを得ず不納欠損にいたしておるわけでございますが、今後も引き続いてそういう電話なり文書でお願いするとともに、面談でお願いするなり、あるいは最終的には裁判等も考えていかなくてはならないのかなあというふうに考えるわけでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) この医療法では、お金を払うか払わないか関係なしに、来た患者を診なきゃいかんと、そういうことになっていますので、そこは大変つらいところではありますけれども、こういう経理状況、会計状況の中で、ぜひ努力をしていただきたいと、そういうふうに思います。

 次に参ります。介護老人保健施設であります。この介護老人保健施設が前年度比で入所収益が953万5,240円、通所収益がマイナス236万3,214円であります。実は、私は平成13年度の決算書を見て、平成14年度はどうなのかなと思いましたら、入所収益は余り変わらないんじゃないかなと、むしろこの通所収益、これが伸びていくべきであり、伸びてくるだろうと、そのように考えていたわけであります。これはもう、この介護保険制度の中でどちらの施設さんも通所サービスあるいは通所ケアに力を入れている、なぜなら、入所はベッド数が決まっているからであります。そういうことをかんがみますと、名張市のこの老健も、通所がもっと改善されてくるだろうと、そのように私は判断をしておったんでありますが、この平成14年度を見ますと、これが私の予想とは全く反対であります。そこで、それではこの通所ケアをもっと力を入れなきゃだめだというふうに私は再三申し上げてきたわけですが、この送迎等も含めて、送迎のないデイケアなんて、実績が上がっているところないわけですね。皆さん送迎をやっておる。そういうのを含めてどういう状況にあるのか、デイケアの進捗対策というのはどういう段階なのか、その辺をご説明願いたいと思います。

 それからもう一つは、今介護老健の職員の皆さんは、介護福祉士が1名だけで、あと皆さん看護師さんなんですね。これはまた非常に何といいますか、よそと比較すると、看護師さんがこの介護にほとんど携わっているというのは珍しいケースであります。ゆりの里の場合は入所されている方が要介護度が高いから看護師さんが必要なんだという考え方もあるのかもわかりませんが、やや私はこの体制、職員の体制というのは異常ではないのかなと、これは職員のコスト面からもそうでありますし、その辺をちょっとご説明を願いたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) まず、通所ケアでございますが、議員ご指摘のように、このゆりの里の弱点といたしましては、送迎ができていないということで、定員が10名にあるにもかかわらず、平均いたしますと2.数人というような状況でございまして、その辺のカバーを何とかしようというふうに考えておるわけでございまして、さきにはデイケア用の車を購入して対応しようというふうに考えておったわけでございますが、最近、そういうリース車両もあるというようなことで、できれば年度内のうちにそのリース車両によってデイケアの充実を図っていこうというふうに現在検討をしておるところでございます。

 それから、同じくゆりの里の職員体制でございますが、開設当初、平成9年でございますが、この当初につきましては、看護師が15名の体制で来たわけでございますが、現在は看護師を8名にいたしまして、あと介護福祉士の正規の職員1名と臨時職員2名、あるいはその他の看護助手等を雇用いたしまして、人件費の削減等行っておるわけでございますけども、何せ病院に併設された施設でございまして、介護だけでなしに看護も必要な入所者の方が多くおられるわけでございますので、若干規定の人員よりも多くなることはひとつご理解いただきたいというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) そうしますと、これ平成14年度は看護師が14人でしたが、平成15年度にこれは構成を変えてきたと、そういうふうに今の説明は平成15年度に入ってからと、そういうふうに理解をさせていただいてよろしいのか、確認してください。

 それから、通所ケアにつきまして、今のゆりの里の規模で送迎の車を購入してデイケアをやったときに、私は採算に乗ると思っているんですが、事務局長として車を購入するコストの問題とデイケアの人の人数ふえるのを含めて、採算的っていいますか、損益的にどういうふうに考えているか、そこのところもう一度聞かせていただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) まず、その看護師の体制でございますが、平成9年当時は15名であって、それ以降13名になり、10名になり、現在は8名体制でやっておるというような内容でございまして、規定からいけば6名でしたか、看護師の数は6名でいいわけでございますけども、先ほど申しましたように、病院のやはりバックアップ施設であるということも含めて、8名というような体制で行っておることをひとつご理解いただきたいと思います。

 それから、そのデイケアにおける購入車両にするかリース車両にするかというところでございますけども、ある程度収益あるいは費用を考えてみますと、それはずうっと計算すれば、後年度まで計算すれば買った方がいいだろうというふうに考えるわけでございますが、毎年毎年ある程度の平均した収益を得るならば、リースも余り変わらないというような試算をしておりまして、リースで考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) これ利益という、損益という部分からではなくて、この随意契約というものをぜひ早急に実行していただきたいということをお願い申し上げておきます。

 それから、職員の件でありますが、これは介護老人保健施設ゆりの里の職員数に関して、名張市病院事業会計決算審査意見書の中では、看護師が14名、これは平成13年度と平成14年一緒であります。介護福祉士1名、それから事務職員3名と、トータル18名というのがこの決算審査意見書の中で書かれておりますが、今事務局長のおっしゃった数と違うんでありますが、それはどういうことでありましょうか、お答えください。



○議長(橋本隆雄) 事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 私が最終的に申し上げました数字は、平成15年度からの数字でございまして、ご理解いただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) はい、わかりました。平成15年度ということであります。

 トータルといたしまして、私この損益計算の面から質問をさせていただいたわけであります。例えば、介護老人保健施設もそうでありますが、この辺でもうちょっと収益が、これ介護老人保健施設の収益が、これ昨年度よりトータルで下がっているわけであります。まず、規模としたら介護老人保健施設は小さ過ぎるという見方もございますけれども、それではこの小さい規模の中で介護老人保健施設がもし単独の施設であったらば、民間の施設であったら何をしていかなきゃいけないのかということをぜひ考えてやっていただきたいなということであります。

 それから、以前重要施策調査特別委員会でこれからの経営のいろんな費用等の問題も含めて改善を今市立病院の方、事務局の方で、失礼しました、市立病院全体で今やられるということも聞いておりますので、私はそれがもうつつがなくきちんと進んでいくことを希望して、また来年度の平成15年度のこの決算に対してとても期待をしながら、またそのときを待ちたいと思います。

 どうもありがとうございました。



○議長(橋本隆雄) 小田俊朗議員。



◆議員(小田俊朗) それでは、病院の事業会計について質問させていただきます。

 病院の方は、今先ほど橋本マサ子議員の方から昨年の社会的諸事情の中で大変な政府によるいろんな診療報酬、それから10月からの患者負担が増大する中で患者が減る中でも苦労されているというのをお聞きしました。大変なご苦労をされているというふうに思いますが、この決算の中で一つお聞きしたいのは、これは単純な質問ですが、18ページの会計の重要契約の要旨というのがあります。ここでは、2,000万円以上の分しか報告はされておりません。一方、水道の事業会計の決算書を見ましたら、これは規模が違うかもわかりませんが、工事業務委託の概況と契約の要旨で300万円以上ということになっております。この2,000万円以上というのはどのように規定されておるのか。私は、もう少し下げて、いろんな委託分もありますし、いろんな器具をいろんなところが買われていると思いますので、どういう観点で2,000万円になっておるのかというところを初めにお伺いしたいんですが。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 済みません。勉強不足でその辺の規定はわからないわけでございますが、多分そのような規定もないだろうというふうに判断いたしまして、2,000万円以上ということで病院会計につきましては掲載しておるということであろうというふうに考えるわけでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) その規定もないというのは、よくわからないんですけど、どういうふうに解釈をしたらいいのかですね。例えば、病院の器具はかなり高価なものだということで、300万円ぐらいに下げると、水道みたいにですよ、あらゆるものを載せなならんというふうになるのかなというふうな、私は勝手な解釈をしておるんですが、どういう意図、以前からそうなっておるのか、今回だけ2,000万円なのか、その辺はどうですか。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 重要契約の要旨ということで、病院事業としては4件あらわしておるわけでございますけども、これの規定はないということでございます。従前から2,000万円以上のものを掲載しておるということにしておるわけでございますが、ただいまのご意見も含めて検討をさしていただきたいというふうに思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) 私ごとですが、私の妻も、きょうは木曜日でリハビリの方に毎週木曜日ですね、通わしていただいております。そこで、リハビリの方ではかなりリハビリのやっておられる先生方が苦労されて、手づくりでその患者に合ったリハビリの道具をつくっておられます。予算がない予算がないというふうに上から言われるんで、だけども患者さんが来られると、その方に合った道具を工夫されておる、それも自宅にあるものをいろいろ利用されてやっておられるというのが、涙ぐましい努力をされておられます。そういう面では、できるだけどのようなところにどのような金額が使われておるんかということも明らかになるように、できるだけこの額を下げるようにしていただきたいというふうに思います。

 今、事務局長の方からは、そういう検討しますということでしたので、それでいいです。

 次に、これに関係して、委託の関係で少し病院の給食の問題でお聞きしたいと思います。

 平成14年度の名張市病院事業報告書添付参考資料では、4ページに給食業務委託、5ページにも老人保健施設の給食業務委託があります。これは、この業務は、どちらの業者に委託されておられますか。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 大阪に本社がございます丸玉給食でございます。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) 丸玉給食の、それでは大阪に本社があるんですけども、その食材ですけども、どのような食材を使われておるか、おわかりであればお答え願いたいんですが。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 主要なものでひとつご理解をいただきたいと思いますけども、まずお米につきましては、年間を通して名張市内で購入いたしております。名張市内、産地も名張でございます。

 それから、野菜類でございますが、22品目につきまして名張あるいは伊賀地区を含めた中で購入しておるということでございます。これにつきましては、1年を通して購入しているもの、あるいは期間を限定して名張あるいは伊賀地区内で購入しているもの、そういうものもございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) 地区内で購入しているということは、その地区内産ということでしょうか。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) そうでございます。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) それでは、地区内産ということで安心をしとるわけですけども、私はせんだっての一般質問、補正予算でも言いましたけども、患者さんの安全、安心の立場からいいますと、やはり食が体をつくっていくという立場では、できるだけ地産地消の観点でいろんな公共施設の給食についてはそういうことをぜひ進めていってほしいというふうに思います。ぜひその立場で、産業部の方では地産地消の事業推進を平成13年度、平成14年度、平成15年度と進めていっておられるわけで、そういう観点をぜひ病院ほかいろんな給食関係、食を関係する事業所において、ぜひその観点で取り組んでいただきたいというふうに思うんですが、市長はどういうふうにお考えですか。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 地産地消は今後とも推進してまいりたいと思っています。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) 市長のそのお答えを聞きまして、ぜひ、私先日学校給食を食べにいきたいと思いましたが、病院の方にもまた給食を食べにまいらせてもらいたいと思いますので、その折には事務局長よろしくお願い申し上げます。

 これで終わります。



○議長(橋本隆雄) 暫時休憩いたします。(休憩午前11時44分)



○議長(橋本隆雄) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。(再開午後1時0分)

 和田真由美議員。



◆議員(和田真由美) 今回の企業会計、水道と病院、それぞれにお聞きをしておきたいというふうに思います。

 私が議員をしておりました折は第三次拡張計画ということだったんですが、4年間留守している間に第四次変更事業計画というふうに変わっております。これは2001年から2011年、10年間の間、目標は2010年ということです。事業費につきましては88億円、第二次拡張事業を上回る71億円よりも大きな事業費ということです。私いろいろ見てまいりました。この中で計画給水人口がこの変更事業では9万3,000人になっております。実際的な普及は8万3,000人と、約1万人の差がございます。この辺については、今後の計画給水人口、このままで行かれるのかどうかを1点お聞きをしておきます。

 それと、このたびの変更事業は、大屋戸の浄水場の改築やら富貴ヶ丘の浄水場、この2つの改修事業が上げられております。この点につきましては、橋本マサ子議員からも大屋戸の分については報告がありました。富貴ヶ丘の浄水場について、また第四次変更事業そのものについての進捗状況をお聞きいたしておきたいと思います。

 それと、薬品の使用量につきまして、特に今回いただきました水道事業の年報の方を見てまいりますと、大屋戸と富貴ヶ丘に多少の違いがございます。当然あってしかるべきかもしれませんが、この中で薬品の使用量について、富貴ヶ丘ではポリ塩化アルミニウム、これが大屋戸の2倍になっております。2倍になっているという点についてお聞きをして、なぜ2倍になっているのかと。

 それと、次亜塩素酸ナトリウム、これは大屋戸より5万キログラム富貴ヶ丘が多くなっております。当然、施設も違いますので、お聞かせをいただきたいと。

 また、粉末の活性炭ですね。大屋戸の場合の使用と富貴ヶ丘の使用の場合では違います。なぜこう違うのかという点についてお尋ねをしておきたいというふうに思います。

 そして、ポリ塩化アルミニウム、年々全体的には増加をしております。なぜ増加をしてきたのかという点についてもお聞きをしておきたいと思います。

 以上です。



○議長(橋本隆雄) 水道事業管理者。



◎水道事業管理者(岡松正郎) お答えを申し上げたいと思います。

 和田議員さんが、ちょっと中を抜けていたということでご質問があったと思うんですが、第四次変更事業につきましては、平成13年度から平成22年度までの10年間ということで、88億円の事業費を持って計画をしてまいりまして、現在事業を推進しているところでございます。

 それから、計画人口につきましては、9万3,000人ということでなっておるんですけども、第三次では10万人ということで設定しておったんですが、人口の見通しによりまして9万3,000人ということで進めさしていただいております。8万との1万余りの差がございますけども、計画といたしましては9万3,000人で事業を進めていきたいと、かように思っておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

 それから、大屋戸につきましては、朝から橋本マサ子議員からご質問ありまして、ご説明を申し上げたわけでございますが、浄水場の改築等につきましては、現在水道部におきまして効率化計画を立てまして、これを常任委員会の方にご説明を申し上げ、重要施策調査特別委員会にもご説明をさしていただいて、事業の推進を図ってまいりたいと、こう思っておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 第四次変更事業の大きな項目でございますけども、未普及地域の解消事業ということで、既に国津、吉原地区とか長坂地区、鵜山地区を本年度平成15年度で完成をしていきたいと思っておりますし、中知山につきましては、平成15年度で調査に入りたいと、こう思っておりますので、ひとつご理解を賜りたいと思います。

 それから、第四次の内容でございますが、やはり災害に強い水道施設等も施工していかなければなりませんし、給水管の整備とか、簡易水道の上水道の編入とかというものを取り組んでいきたいと、かように思っておりますので、ひとつご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 水道部長。



◎水道部長(吉永博志) それでは、ただいまのご質問の中で薬品の使用量がふえているという件につきましてお答えを申し上げます。

 まず、ポリ塩化アルミニウムでございますが、これにつきましては昨年7月16日から青蓮寺ダムにおきましてアオコが大量発生をいたしました。これによりまして、粉末活性炭処理とあわせまして、処理をしたわけでございますけれども、この大量発生いたしましたアオコの発生原因でありますミクロキスティスという生物につきましては、凝集阻害というか、これを殺すために凝集剤でございますポリ塩化アルミニウムを1.5倍程度ふやして注入をさせていただいたということによる増でございます。

 一方、次亜塩素酸ナトリウムにつきましては、大屋戸の施設と富貴ヶ丘の施設につきましては能力が違いまして、おおむね大屋戸が2万トン規模、それから富貴ヶ丘につきましては3万7,000トン規模でございまして、使用量につきましては若干ここまでは至っていないんですけれども、施設能力が違う関係もございまして、消毒薬でございます次亜塩素酸ナトリウムにつきましては、富貴ヶ丘の方が多いという結果でございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) 第四次変更事業につきましては、計画給水人口は見直しはしないと、そのままということで、1点市長にお尋ねをしておきたいんですが、今、水道の方はかなり、3年間の赤字ということですが、これは一定、第三次の拡張事業の中で済んでおります、すずらん台などを含めて大きな団地の編入もありましたし、また冷夏、そしていろいろな事情によって、今使用量そのものが、随分と使用そのものが控えられている状況もありますが、これから先この給水の人口をふやすという点では、大きな要素になるのが、私は平成17年完成予定の中央西土地区画整理事業だと思います。ここへの張りつきによっては水道を使われる方、当然ふえるわけですので、これからの状況につきましてこの中央西という部分においてこの給水人口をふやすという部分において、どのように考えておられるのかというのを聞いておきたいというふうに思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 当然ながら、中央西土地区画整理事業内の戸数は今後ふえてまいるわけでございますから、その分は考慮に入れなければならないというふうに思ってございます。これは、担当の部長の方からお答えをさせていただきたいというふうに思います。



○議長(橋本隆雄) 水道事業管理者。



◎水道事業管理者(岡松正郎) 申しわけございません。中央西土地区画の人口増につきましては、既に名張市の人口の推移等を考慮いたしまして、とりあえず9万3,000の中に入っております。そういうことでひとつご理解を賜りたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) 9万3,000の計画給水人口の中にこの中央西土地区画も入れてあるということで理解していいわけですね。わかりました。そういう点については、今後の平成17年度以降、また今回の第四次変更事業の中で、その人口張りつきについては考慮していかなきゃならんなと、そのための努力を市長にお願いをしたいというふうにお願いしときます。

 次に、名張市内にはかなりまだ石綿管、石綿ですね、石綿管があると思います。平成14年度におきましては181メーター処理をしていただいたようですが、まだ2,033メーター残っております。多分旧町の方の部分だと思いますが、これはいつまでになくすのか、そういう計画などについてお聞きをしておきたいと思います。

 もう一点は、消火栓の設置数ですね。ことしは60カ所ほどつけていただいております。今後の予定といいましても、これは市の申し入れということですので、どの程度あるのかわかっておれば、行政側からお願いしたいと思います。

 以上。



○議長(橋本隆雄) 水道部長。



◎水道部長(吉永博志) 何点かご質問をいただきましたので、私の方からお答えをさせていだだきたいと思います。

 まず、石綿管の更新でございます。議員ご指摘のとおり、平成14年度末で2,033メートルの残がございます。これにつきましては、旧町が主で、蔵持町あたりがございますが、これの更新につきましては、第四次変更事業の中でも老朽管の更新ということの中で、耐震の強度からいきましても劣ることから、ダグタイル鋳鉄管に更新をするという工事を予定しているわけでございますけれども、この事業につきましては、単独で行いますと掘削、施工、埋め戻しと、多大な費用がかかりますので、現在名張市が取り組んでおります公共下水道、この事業と整合を図りながら、年次計画によって実施をしてまいりたいと考えているところでございまして、平成17年度あたりまでは公共下水道の担当部署の方とも整合をとって、年次的に整備を図っていくということの予定でございます。

 参考までに、平成17年度までの予定でございますけれども、平成15年度につきましては平尾地内で100メートル、平成16年度につきましては栄町の地内で350メートル、それから平成17年度につきましては、蔵持町里で560メートルの整備を行うと、こういうことで予定をいたしております。

 なお、残につきましても年次的に、平成18年度以降ですね、公共下水道との整合を図りながら更新の事業を行ってまいりたいと、かように考えているところでございます。

 それから、先ほどご質問をいただきながらちょっとご無礼をいたしまして、回答申し上げるのが抜けてた部分がございますので、ご回答申し上げます。

 活性炭の関係でございます。これにつきましては、大屋戸と富貴ヶ丘の浄水場におきましては、活性炭の施設そのものが違いまして、大屋戸の施設につきましては、以前からございます関係もありまして、以前はウエット、俗に言います50%の水分を含んだ部分と、こういうことの中で活性炭の処理を行っているところでございますけれども、富貴ヶ丘につきましてはドライ、水分量が5%以下ということの施設になっておりますので、それぞれ施設に見合った対応をさせていただいていると、こういうことでございます。

 それからもう一点、消火栓でございますが、60カ所と、こういうことで表記をさしていただいてございますが、実は平成14年1月にすずらん台の専用水道を上水に編入させていただいた際の消火栓の部分が抜けておりましたので、この部分が57カ所、年次的に市の要望に基づきまして整備したものが3カ所と、こういうことになっておりますので、そのようにご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) 石綿管につきましては、一定平成18年近くまで計画を持っていただいているということですし、長年この処理については、随分長い期間をかけていただいておりますが、いろいろと人体への影響もありますので、早目に処理をしていただくようにお願いをしておきます。

 それから、薬品の方は、これはそれぞれの諸施設によって違うということです。天候にもいろいろ変更、天候によっても水質というのは変わるわけですが、このポリ塩化アルミニウム、これ自体がアオコの発生で使われるのが非常に多いようです。水質とか飲み水に影響が当然あってはいけないわけですが、大量に使うということについては危惧を持っております。その点については大丈夫なのでしょうか。



○議長(橋本隆雄) 水道部長。



◎水道部長(吉永博志) アオコの発生の状況に応じて、適正に使用量を勘案しまして投入をいたしておりますので、あくまでもアオコを固めて沈殿さすと、こういう目的で使用さしていただいておりますので、そのようにご理解をいただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) いわゆる市民の飲み水ですので、安全を万全にしていただきたいということを要求しておきます。

 それと、あと病院の方について、お時間の関係もありますので、質問さしていただきます。

 県の、医療ネットの廃止が報道されておりましたが、市内の影響についてはどのようになっているのか、お聞かせ願いたいと思います。

 2点目は、医療廃棄物の処理ですね。近年、随分と医療廃棄物が問題になっております。名張においてはきちんとした形で処理はしていただいていると思いますが、その処理方法と費用につきまして、どの程度おかけになっているのか、お尋ねしておきたいと思います。

 以上。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 申しわけございません。医療ネットと言われたと思うんですけども、ちょっと私は理解しておりませんので、申しわけございませんが、よろしくお願いいたしたいと思います。

 廃棄物処理につきましては、医療廃棄物あるいは病院の一般的な廃棄物、それぞれ専門業者に収集あるいは運搬処理というものをお願いしとるところでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 医療ネットについては、県の医療ネットのことをおっしゃっているわけやと思うんですが、これは当方は未加入であるというふうに思っています。中勢でいっときやろうといたしまして立ち上げたんですけれども、思うように加入者ができなかったということがございます。当方は未加入でございます。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) 県の方の医療ネットの廃止で、未加入でよかったなと。入っているところにはかなりの負担金ですか、そういうふうなもので問題が起きているという事例がありました。また、医師会の方でも入っているところがございます。名張の医師会の方どうされているのかちょっと知りませんけども、名張における影響はどうかなということでお尋ねをした次第です。

 医療の廃棄物の処理なんですが、この専門業者に運ばしているということですが、どこの方にそういうふうに処理をされているのかという点について。

 そして、きちっとどこで処理をしたというものが行政の方でわかるようになっているのかどうか、費用についてはどの程度かけられたのかということをお尋ねしておきます。

 それにあわせまして、特定療養費についてお尋ねをしておきます。

 時間外の診療等々などにかけられております特定療養費ですね。昨年12月には名張でも一部条例の改正がされまして、入院期間が180日、これを超えた場合に自己負担の発生ということになりました。ことし1月1日からの施行ですので、入院期間180日超える方、当時お聞きした折にはそういう方はいらっしゃらないということでしたし、もし発生がしてもきちんとした対応をしたいということでございます。そのあたりについて現状はどうなっているのか、お聞きしておきます。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) それぞれ廃棄物につきましては専門業者にとらしておるわけでございますが、まず感染性の廃棄物の収集運搬につきましては、レスキュード三重という会社にお願いしとるわけでございまして、その処理につきましては鉄鋼運輸工業というような大手の鉄鋼業者でございますが、神戸の方にあるわけでございますが、それぞれ収集運搬処理という専門業者でお願いしておるわけでございます。

 また、産業廃棄物につきましては、市内の業者にお願いしておりまして、あと溶液の処理とか人工透析の排水の処理とか、そういうものにつきましては、三重中央開発という業者にお願いをしておるところでございます。

 それから、180日を超えます入院の特定療養費につきましては、現在2名の該当者が入院されておるということでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) 医療の廃棄物につきましては、適正処理をしているというふうに理解をしてよろしいわけですね。

 特定療養費ですが、現在180日を超える方が2名いらっしゃるということです。この方たちは長期入院ということで、条例に基づく自己負担というのを現在されているのかどうかについてもお聞きをしておきたいと思います。

 この特定療養費は、当然事前の提示と、それから患者さんの同意ですね。このあたりも必要かと思います。その点についていかがですか。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 失礼いたしました。廃棄物の処理の方法の中で、どういうふうに確認作業を行っておるかという答弁が漏れたかと思いますが、いわゆる出すとき、あるいはその処理をした後、マニフェストという書類に基づきまして確認作業を行っておるところでございます。

 それから、現在2名おると、特定療養費の負担をいただいている患者様が2名おるということでお答えいたしましたが、現在、施設入所のための若干の入所待ちというような形でおられる方が2名おるわけでございますが、来月の初めぐらいには新たな転院先あるいは入所先を求められることが決定しております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) 医療の廃棄物の処理は、今どの程度の費用かというのは、これがちょっと漏れてたと思います。約で結構です。

 それと、施設入所をお待ちになっている2名の方、自己負担はかかってないというふうに理解していいんですか。どちらなんでしょうか。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 自己負担は当然かかっております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) 調べていただいているんだったら、後日でも結構です。以前からこちらの方で、私の方から要望さしていただきましたが、透析患者の方ですね。昨年12月では41名の方がいらっしゃったわけですが、看護師、臨床工学技士が7名の対応、それから病床数としては11床ということで、現状では限界を超えているということです。その後改善、またこれから先ふやしていただける方向にはなったのでしょうか、お聞きをしておきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) ちょっと書類の、委託費についてはちょっと後でご報告さしていただきますので、お許しをいただきたいと思います。

 なお、透析患者につきましては、40名前後、現在の透析患者であるわけでございますが、許容範囲といたしましては50人ぐらいの許容範囲でございまして、あとわずかなところはいけるんじゃないかというふうに判断をしております。したがって、現在のところそれを増床するとか、そういうことについては特段考えておりません。

 なお、答弁がおくれましたが、廃棄物の処理につきましては、年間で2,267万円程度でございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) きょうはちょっと細かい点をいろいろ聞かせていただきました。透析患者は、50人ぐらいまでは対応できるという今のお答えでしたが、12月の折には41名でかなり限界、病床の方の限界というのもあるかと思うんですが、その点については増床を全く考えてないということです。市中にこういう透析患者の方を受け入れるところもあるんですが、そことの関連の中で11床でこのままでいくというふうに理解をすればいいんでしょうか。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 10名程度の余裕はあるわけでございますが、患者様の都合、勤務の都合とか、そういう都合もございまして、四十数名がいっぱいかというふうに判断しておるわけでございますけども、差し当たって現在は増床するような計画はないということでございます。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) 市内の透析をされているところがありますよね。そことの関係も前はおっしゃってたんで、どのように連携をされておるのかなというのと、市民病院では3サイクルでやっていただいております。当然、長時間の形で患者さんからも要望はあるわけなんですけども、そのあたり現在の看護師、臨床工学技士、7名いらっしゃるわけですが、その範囲でこなせるのかどうか、その辺については何もさわらずに、今の現状でいくというふうに理解をすればいいんでしょうか。



○議長(橋本隆雄) 病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 議員ご所見のように、午前、午後、夜間というような1日のサイクル、3つを設けておるわけでございまして、現在運営しておるわけでございますが、ただ市内にももう一件の透析の専門の機関がございますので、できるだけ市立病院といたしましては、入院患者の方々を中心としてやっておるわけでございますが、その医療機関とも十分連携を取りながら進めておるところでございます。

 また、その体制でございますが、朝の9時ぐらいから透析が始まるわけでございますが、準備等もございまして、7時半ぐらいから準備が始まるわけでございまして、その7名あるいは臨床工学技士1名の中で早く出勤する者、遅く出勤する者というようなフレックスタイムを設けまして、現在その人員で対応しておるわけでございます。

 よろしくお願いします。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) 透析の患者の皆さんは当然入院されている方の病種によっても変わってくると思います。今後減るというよりか、ふえるという方向で以前も増床をお願いしたところです。当然、体制、スタッフ、これがないとできないことですし、1人当たりの時間も非常にかかるというのはよくわかっております。一日も早い形で透析患者の方が安心して市内で受けられるようにということをお願いしておきます。



○議長(橋本隆雄) 本案に対する質疑は、さらに、日程を定めて行うこととし、本日はこれにて散会いたします。

 ご苦労さんでした。

                 午後1時33分散会

           〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

議長は、この会議録をつくり、署名者とともに署名する。



  議 長



  議 員



  議 員