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三重県 名張市

平成15年第306回( 6月)定例会 06月23日−03号




平成15年第306回( 6月)定例会 − 06月23日−03号







平成15年第306回( 6月)定例会



         平成15年名張市議会第306回定例会会議録 第3号



              平成15年6月23日(月曜日)

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                 議事日程 第3号

          平成15年6月23日(月曜日) 午前10時開議

第1 会議録署名議員の指名

第2 一般質問

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  本日の会議に付した事件

   議事日程のとおり

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  出席議員

   田合  豪      吉住美智子      石井  政      小田 俊朗

   宮下  健      永岡  禎      福田 博行      上村 博美

   藤島 幸子      中川 敬三      松崎  勉      梶田 淑子

   田郷誠之助      樫本 勝久      橋本 隆雄      橋本マサ子

   柳生 大輔      和田真由美      山下 松一      山村 博亮

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  欠席議員

   なし

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  説明のため出席した者

   市長        亀井 利克       助役        中川  博

   収入役       松本 豊明       教育委員長     森本 孝子

   教育長       手島 新蔵       監査委員      山本 昭始

   水道事業管理者   岡松 正郎       総務部長      和田  満

   企画財政部長    家里 英夫       市民部長      雪岡 弘雄

   生活環境部長    三好  晃       健康福祉部長    森本 和夫

   産業部長      森本 昭生       建設部長      西出  勉

   都市環境部長    山下 員啓       教育次長      奥田 正昭

   市立病院事務局長  志村 秀郎       水道部長      吉永 博志

   消防担当参事    稲森 歳典       環境衛生担当参事  上田 三男

   監査委員事務局長  米岡 一男       農業委員会事務局長 見邨 光生

   斎場建設事業担当理事堀永  猛       秘書室長      中野 栄蔵

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  事務局職員出席者

   事務局長      森岡 繁一       次長        金谷 保史

   総務調査室長    塚本 美鈴       書記        黒岩 宏昭

   書記        吉岡 恵子

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                 午前10時0分開議

  (議長橋本隆雄議長席に着く)



○議長(橋本隆雄) おはようございます。

 ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(橋本隆雄) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において橋本マサ子議員、柳生大輔議員を指名いたします。

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△日程第2 一般質問



○議長(橋本隆雄) 日程第2、これより6月20日に引き続き一般質問を行います。

 発言は、議長の指名により順次これを許します。

 松崎 勉議員。

  (議員松崎 勉登壇)



◆議員(松崎勉) 皆さんおはようございます。

 第306回定例会2日目の質問をさせていただきます。今回は、一般質問を1題だけとし、環境問題について、特に清掃工場の問題を議題として一般質問をさせていただきます。

 梅雨前線もますます発展をいたし、雨に打たれた新緑も一段と初々しく、緑の映える季節となりました。満々と水をたたえ、誇らしげに流れる青蓮寺川、名張川、水の恵みに支えられた本当にすばらしい私たちのまち、ふるさとであります。6月に入り、各河川の上流及び支流には蛍が飛び交い、市民の皆さんがご家族連れで蛍狩りを楽しんでいる姿を見かけるころとなりました。昔より、蛍がたくさん飛び交う年は豊作であり、またその地方のお米は大変うまいとのことであります。また、蛍の乱舞する姿、光景を見るとき、今まさにはやりのいやしのときであります。いやされる場であります。最近の近辺の漁業組合も次々とアユ釣りの解禁になっております。若アユが踊り、蛍が飛び交う、このきれいな私たち市民にとっては大変大切な川を後世により美しくして残していかなくてはならないと思います。

 また、きょう6月23日は、くしくもさきの大戦の組織的な終戦の日であります。沖縄でもいろいろな催しがされております。犠牲になられた方々、あるいは家族の皆さん方に衷心より厚く哀悼の意を申し上げるものであります。

 聞くところによりますと、学徒動員の看護婦は、いよいよ自決せよと命令が下った傷病兵に青酸カリを1袋ずつ配ったというふうな悲惨なときであったものです。私たち平和を愛する者は、これからも未来永劫にわたって子々孫々に平和の大切さを訴え、明るい住みやすい社会をつくっていかなければならないと思います。

 新清掃工場の移転候補地についてと題しまして一般質問をさせていただきます。

 近年、人口の増加に伴い、また生活環境も大きく変化し、ごみの量も年々増加しております。現在稼働中の焼却場においては、昭和45年7月に処理能力30トンで始まり、昭和51年には下比奈知地内において第2清掃工場が完成いたしました。青蓮寺地内の清掃工場を第1とし、第1と第2でごみの焼却処理をしておりました。その後、青蓮寺地内の清掃工場を処理能力100トンの清掃工場に改装し、下比奈知地内の第2清掃工場は平成7年7月、最終処分場建設のため解体されました。その後、今日まで関係地区の市民の皆々様方のご理解とご協力のもとに今日に至っておるところでございます。名張市の発展、人口の増加とともに歩んでまいりましたが、一時の延長のご協力をいただき、いよいよ平成20年までの立地協定となりました。そのために、早急に移転候補地の決定をしなければならないこととなりました。このことにつきましては、多くの市民の皆様のご理解はいただけることだと思います。

 先般の平成15年4月23日及び4月28日の両日にわたり開催された市議会の重要施策調査特別委員会において突然提案された、比奈知ダム土捨て場に立地をしたい、そのための調査をしたいとのことでありました。全く突然の提案であり、私を含めすべての議員は初めて聞かされ、大変驚きました。また、周辺の住民にとっては、それこそ寝耳に水であり、大変な驚きでありました。

 平成13年1月に比奈知ダム土捨場整備懇話会から出されております「比奈知ダム土捨場等の整備に関する報告書」及び同じく平成13年6月14日に上比奈知地区の区政方針「地域の活性と住みよい村に整備」に関する要望書が出されております。その内容については、私は十分に認識もし、理解もいたしております。その要望書の中身については、周辺の整備を行い、展望台、散策路、つり橋、サイクリング道路、林間遊歩道及び湖面の活用、植栽など、いろいろと盛りだくさんの多方面にわたるアイデアが盛り込まれております。将来、市民が誇れる憩いの場として、いやしの場として、夢がいっぱいの提言であります。また、上比奈知地区より私にお知らせをいただいております平成13年6月14日発行の上比奈知地区区政方針「地域の活性と住みよい村に整備」の要望書の中にも、いろいろと多岐にわたるお考え、ご要望が出されております。その中身も私はお聞かせいただき、承知をいたしております。

 現在、市の予算なども削減され、大変厳しい市政運営を迫られているときでありますので、ご要望、ご提言に対し、研究を重ねて、将来には地元の方々、市民の方々に大変喜んでいただけるようなものにしたいと常々考えていたところであります。ところが、そのご要望、ご提言とは全く違った新清掃工場立地に向けた調査をしたいとのことであります。上比奈知地区及び比奈知ダム土捨場整備懇話会より提出されておりますそのご要望、ご提言との関連はどのようになるのですか、お伺いをいたします。

 また、その後、上比奈知地区より新清掃工場の誘致が要望されているとのことでありますが、いろいろの要望書を私にいただき、ご提言、ご苦言もいただいておるところでありますが、その要望書は今回の重要施策調査特別委員会で発表されるまで私は知りませんでした。今まで各ご要望、ご提言についてはいろいろとお聞かせいただいておるところでありますが、なぜ清掃工場立地についての要望だけはお聞かせいただかなかったのでしょうか、不思議でなりません。上比奈知地区区民はお知らせいただいておったのでしょうが、下比奈知、滝之原、長瀬地域に至っては全く知りませんでした。それでもよいのでしょうか、お伺いをいたします。上比奈知地区の了解だけ取りつければそれでよいというものではないと思いますが、いかがでしょうか。

 ましてや、名張川及び比奈知ダムに最も近い下比奈知地区にも前もってお話し合いをすべきではないでしょうか、お伺いをいたします。

 比奈知ダムの貯水、名張川に及ぼす影響は未来にわたって長く続くものと思われます。ちょうどこの時期、先ほど申し上げましたように、たくさんの蛍が乱舞する花瀬川、若アユが踊る名張川にも大きく影響を及ぼすものと思われます。

 以上のように申し上げますと、いや、現在の設備は高度になり、万全であり、心配するような問題が起きないものであるとご説明をいただきました。優秀な近代設備だそうです。ところが、そのような近代設備で心配はありませんとの国や県や各電力会社の説明のあった日本各地の原子力発電所、どれ一つとってみても放射能漏れに対応される問題を起こさなかった発電所は日本列島のどこにあるのでしょうか。各地でいろいろなトラブルを起こしているのも市民の皆様は既にご承知のことであります。また、重要施策調査特別委員会でも申し上げましたが、セブンナインの確率と言われます99.99999%と9が7個並ぶ確率の高いあのスペースシャトルも、私たちの目の黒い間にエンデバーとコロンビアと2度も爆発事故を起こし、とうとい命が失われました。また、最近のロシアのソユーズに至っては、予定地よりも500キロメートルずれたところに着地をいたしております。精密に計算されたものでもこのとおりであります。

 さらに、国内では、非常に安全である2,000件にも上る生体肝移植、本年5月4日には40代の女性が提供者として初めてとうとい命を落とされたと、新聞の報道がありました。

 このように、いろいろの事例を申し上げましたが、市民の皆さんにもご理解いただけると思いますが、絶対安全なものはありません。ましてや、幾ら安全と言われても、原子力発電所より厳重だということはないでしょう。いかがですか、お伺いをいたします。

 建設については、地元の同意は当然のことでありますが、その立地を前提にした調査をするというのであれば、近隣地域との話し合いは欠かせないものと思います。

 調査以前の問題だと思いますが、いかがでしょうか。

 当局のご説明によりますと、迷惑施設ではありませんと。市長もドイツに視察に行かれたようでありますが、私は迷惑施設にほかならないと思います。説明によりますと、山の中へ、しかも周辺に民家がなく、見えないところだと言われましたが、なぜ山の中で民家のない、見えないところに設置しようとするのですか、ご説明された市民の皆様のよく見えるところに設置すればよいのではないでしょうか、お伺いをいたしておきます。

 先日の重要施策調査特別委員会の中で、ドイツの清掃工場の話がありました。立派な工場で、本当にきれいで、町の中に立地され、市民が清掃工場とすぐに気がつかないぐらい立派だそうです。私はドイツへは行っておりませんが、お隣の滋賀県に視察に行かせていただきました。守山市・中主町・野洲町の環境衛生組合であります。ドイツまで行かなくとも、ここは平野の中央に位置しており、四方八方どこからでもよく見える施設になっております。また、ドイツのプラントはすぐれたものと市民のお考えもあるようですが、私の調査した手元の資料によりますと、最近ドイツでも多々の清掃工場の事故を起こしております。また、イタリアでも事故の報告もされております。日本ではまだまだガス化溶融炉については、実績は少ないですが、事故の報告はあります。お隣の上野のRDFは、再三にわたり事故を起こしておるのが実情であります。

 いろいろの事由については申し上げましたが、市民が出す、市民が排出したごみは市民が責任を持って解決をしなければならない、また処理をしなければならないのは間違いのない事実であります。私たちの責任において処理をしなければならない、これは間違いのないことであります。私たちの地区は嫌だから、他の地区へ持っていけと申し上げておるのではございません。第1に、なぜ名張市民の大切な大切な水がめの横なのですか、なぜ水源の近くなのですか、お尋ねをいたします。

 また、比奈知地区には市民としての責任を果たすべく、東山墓苑、火葬棟、ごみの最終処分場、産廃処理場などがございます。市民としての責任は十分果たしていると思いますが、ご協力はさせていただいておると思います。

 市長はいつも申されております。こういった問題はガラス張りでなければならない、また立案の時点より市民の意見をいただくこと、どのようにしてこうなったかということ、プロセスが大切だ、今までの特にガラス張りでなかった点を改めていくと、口ぐせのように申されております。立地の要望の出ている件、なぜお知らせいただかなかったのですか。また、なぜ土捨場になったのですか。だれと、どこの市民と相談されたのですか。どこに市民の声を反映されているのですか、お伺いをいたしておきます。

 現在、私たち名張市は市長の強力な指導力のもと、地域づくり予算を公民館単位で実施されようとしておりますが、地域同士の協力を得られないような問題が起こり、地域間がぎすぎすして地域づくりにも大きく影響してまいります。遠い昔より、上比奈知、下比奈知、滝之原地区とは深く交流を持ち、いろいろなことについて話し合ったり協力し合ったり相談をしている大切な仲間であります。元比奈知村であります。比奈知地区ブロックの地域づくりについても、困難な原因となることは避けられないと思います。

 4月23日及び4月28日の重要施策調査特別委員会において、新清掃工場の移転候補地の問題が突然天から降ってきました。慌てて下比奈知区長は緊急区民集会を召集されました。平成15年4月27日の夕方のことであります。助役初め担当者がご説明に来ていただきました。比奈知地区区民の93%、約三百余名の参加があり、白熱した議論を交わされたことは身をもっておわかりのことと思います。どのように受けとめておられるのですか、お伺いをいたします。

 亀井市長はいつも申されております。今まではとかくテーブルの下で話し合いを進めてこられましたが、私はテーブルの上でお話し合いをして解決をしてまいりますと言われております。どこのテーブルの上でお決めになられたのですか。どこで、どこの市民の声をお聞きになられたのですか。どのようにして市民の意見を申し上げるところがあるのですか。立案の段階で、どのようにして市民が参加できるのですか。どのような市民が参加されたのですか、お尋ねをいたしておきます。

 以上のような諸問題がたくさんあり、下比奈知地区は、区長はもとより市民こぞって白紙撤回されるまで運動を続けられると強い決意であります。いろんな条件によって折り合いをつけるというものではありません。いずれにいたしましても、下比奈知区民は後世に子供たち、孫に説明のつかないことはできないということであります。市長の親切で市民によくわかる、地域の住民によく理解していただけるご答弁を求めて、私の壇上での一般質問を終わります。



○議長(橋本隆雄) 市長。

  (市長亀井利克登壇)



◎市長(亀井利克) 松崎議員のご質問にお答えをいたしたいと思います。

 まず、その前に、この新清掃工場の立地の問題につきましては、松崎議員を初め地元の皆様方に大変ご心配をおかけをいたしておりまして、申しわけなく思わせていただいているところでございます。

 それでは、経過も含めまして私の方からご答弁を申し上げたいと存じます。

 新清掃工場の立地場所の選定につきましては、その選定の経過、選定理由等をさきの重要施策調査特別委員会──これは4月23日、そして4月28日でございますけれども──でご説明させていただき、議員の皆様方にもいろいろとご議論をいただいたところでございます。また、今日までの状況につきましては、松崎議員からもるるお話をいただいた状況でございまして、多くのご質問もいただきましたので、重複する部分もあるかもしれませんが、その点はお許しをいただきまして、その後の取り組み状況等を含めまして、私どもの考え方についてのご説明なりご答弁をさせていただきたいと存じます。

 この新清掃工場の選定理由につきましては、既にご説明をさせていただいておりますけれども、必要面積が確保できること、国定公園内、住宅専用地域等でないことの基礎的な条件設定のもと、名張市内11カ所、青山町内3カ所の候補地を選定し、その後さまざまな観点からの検討、絞り込みを行ってまいりました。

 具体的に申し上げますと、1点目といたしましては、市街地及び将来の市街地から500メートル以上離れていること、学校、病院等から300メートル以上離れていること等の地理的な選定条件。そして、2点目といたしまして、急傾斜地、地滑り防止区域等でないことの地理的条件。3点目として、保安林や国定公園等でないことといった法律的な条件などからの検討を行うとともに、収集・運搬の効率性、用地取得の容易性、将来計画や他施設との関連等の立地環境の造成工事や水道工事等設置に係る投資の必要性、さらには立地に係る地域との合意形成の状況など、それぞれの候補地が持つ候補地特性等を踏まえ、選定をいたしてまいりました。

 このような検討を行ってきた中、建設用地すべてを名張市土地開発公社が所有しており、用地取得が容易であり、また公共用地の有効利用につながること、集落から比較的離れていること、整備が求められている土捨場の整備計画の推進が図れることとあわせて、焼却施設の立地要望等が出されていること等の観点を重視して、最終的に上比奈知の土捨場跡地が候補地として望ましいものと判断してきたところでございます。

 また、選定のプロセスにつきましては、さまざまな議論もあろうかと存じますが、私どもといたしましては、一般論として、ごみ処理施設がまだまだ迷惑施設としての位置づけが強い状況の今日においては、その立地場所の選定に当たっては、住民の方々の利害関係等個人的な感情や恣意的な意思で左右されることなく、限られた市域の中で、先ほど申し上げてまいりました地理的、地形的、効率性や立地環境等の候補地の特性などにより、あくまでも客観的に選定していくことが重要との判断により、取り組んでまいったところでございます。

 その後、議会に説明させていただき、議会での議論、ご理解をいただいた後に、関係周辺地域におきましてもご理解とご協力が得られるよう十分な説明責任を果たしていくことといたしていたところでございます。

 なぜ迷惑施設を集中させるのかというご質問につきましては、先ほども申し上げてまいりましたけれども、さまざまな制約条件等を加味した上で、あくまでも客観的に判断をしたところであり、集中させる、させないといった観点の選定を行ってきたわけではございませんので、ご理解をいただきたいと存じます。

 こういったことから、さきの重要施策調査特別委員会以降、下比奈知地区は4月27日、長瀬地区は5月24日及び奈垣・羽根地区は5月26日に説明をさせていただくとともに、区長幹事会においても説明をさせていただいたところでございます。

 下比奈知地区の説明会においては、三百有余人にも及ぶ区民の皆様方の出席をいただいた中で、立地選定に至った経緯、選定の考え方等についてご説明をさせていただいたところでございますが、立地についての反対を表明されました。現在では下比奈知地区を初め、まだまだ十分ご理解をいただくに至ってない状況にありますけれども、引き続きそのための必要な調査についても取り組ませていただきながら、ご理解とご協力が得られますよう十分に説明責任を果たしてまいりたいと考えているところでございます。

 また、今回のように、行政側の客観的な判断が要求される案件につきましては、市として一定の方針の決定について、過程、理由を明確にするとともに、方針決定以降の住民に対する説明責任を十分に果たしていくことが、私が常々申し上げておりますガラス張り市政の実現につながるものと考えているところでございます。

 このごみ処理施設は、今日の我々市民生活に欠かすことのできない重要なインフラ整備であるにもかかわらず、まだまだ迷惑施設として位置づけがなされている状況でございます。このことは施設に対する一般的なイメージのほか、施設の安全性に対する不安が根底にあるものと思っております。

 こうしたことから、今後市としても立地による周辺への影響につきましても、科学的な治験に基づき予測、判断し、そのための適切な対応、措置を講じていくなど、安全性の確保に全力を尽くしていくとともに、最新、最良で最適なごみ処理施設技術の導入はもとより、適正な運転管理のもと、市民の皆様方に安心していただけるような施設づくりを重要課題として取り組んでまいりたいと考えているところでございます。

 この安全性の確保につきましては、ダイオキシンなどの有害物質の排出抑制を初め、環境への影響の低減を図るためさまざまな処理技術の研究、開発が進められており、近年その技術は著しく向上いたしております。

 その中でも、公害防止効果が大きく、ごみ処理の安定化並びに減量化、減容化にすぐれている熱分解ガス化溶融方式を採用していきたいと考えております。熱分解ガス化溶融方式は、酸素のない状態あるいは低酸素雰囲気中で加熱──これは約500度ぐらいで加熱します。蒸すという状況です──で溶融する方式であり、これまでの方式に対しまして次世代型処理方式と言われております。

 また、この熱分解ガスを完全燃焼させるために、ダイオキシン類を初め大気汚染防止法で規定されている有害物質の発生抑制に効果があるとされております。

 さらに、今回の施設整備におきましては、青蓮寺の現在の施設同様に、工場内からの排水を場外に排水することのないクローズドシステムを行っていくことといたしてございます。

 つまりは、ガス化溶融というのは、ごみを燃やすのではなくして、ごみを蒸しまして、その発生したガスのみが燃えるという方式でございます。その燃えたガスによって、炭となった状態になっているわけです、残りのものが。それをその熱を利用して溶かしてしまうと、溶融してしまうと、こういう施設であるわけでございます。もちろんながら、工場内からは排水は出さないと。これはもう今の青蓮寺の清掃工場も同様でございますけれども、工場内からの排水は出さない方式でやることといたしてございます。

 したがいまして、安全性の面から、この施設の立地が貯水池の横、平地、この近くだからどうかということではなく、このような場所であろうとも、どのような場所であろうとも、周辺環境に悪影響を及ぼすことがないように施設をつくってまいりますので、ご理解を賜りたいと存じます。

 このごみ処理施設へのルートでございますけれども、これは2つのルートを想定いたしているわけでございますが、この中で私どもが直接収集・運搬に利用しております収集車並びに委託業者が使っている収集車、つまりパッカー車についてでございますが、これは国道368号下比奈知トンネルより、通称滝之原口から上比奈知中央線、広出兼前線を経て上比奈知長瀬線からのルートをメーンルートとして活用していく方針で検討をいたしているところでございます。また、現在では土曜、日曜日の収集業務は行っていない状況にもあります。

 いずれにいたしましても、パッカー車の予測通行量といたしましては1日約80台を見込んでおります。観光スポットとしての国道368号から直接比奈知ダム堰堤に入るルート等、その周辺のイメージに悪影響を及ぼすことは少ないものと考えているところでございます。

 今回のごみ処理施設の計画につきましては、先ほども申し上げてまいりましたけれども、比奈知ダム左岸土捨場跡地の利用計画推進とあわせて誘致要望をいただいているところでございます。この比奈知ダム土捨場の跡地利用につきましては、平成11年3月に水資源開発公団より譲渡を受けて以来、その活用方法についての市民提言を募集の上、比奈知ダム土捨場整備懇話会を設置し、一定の方向を見出していただき、平成13年1月に報告書として提言いただいたところでございます。

 その中では、3つの整備方針が位置づけられております。1つ目として、温泉、市民プール等の健康増進施設といったシンボル施設の整備を、2つ目として、スポーツ・レクリエーション施設のほか、公園施設、自然観察等の体験型、滞在型の施設整備を、3つ目として、熱源施設の併設、周辺山林の自然を生かした利活用の循環型社会、自然との共生への取り組みといった内容となってございます。以上のことから、今回のごみ処理施設で余熱を活用すること、リサイクルプラザでの環境学習、教育の場づくりなどについては、循環型社会、自然との共生への取り組みにつながるものと考えております。

 今後、この比奈知ダム土捨場跡地の利用計画につきましては、比奈知ダム土捨場整備懇話会報告書や地元要望、さらには市民のご意見を反映しながら、むしろ新清掃工場を循環型社会、自然との共生のシンボルとして、多くの人々の交流や野外活動、観光資源として活用でき得るよう検討を進めたいといたしているところでございます。

 このことは名張市土地利用マスタープランにおいても、比奈知ダム周辺を観光・レクリエーション拠点として位置づけているところであり、松崎議員からもご所見をいただいておりますこの観光スポットとしてのイメージにつながる計画づくりに努めていきたいと考えておりますので、今後ともご理解、ご協力を賜りたいと存じます。

 それから、上比奈知地区からの要望の扱いでございます。これは平成14年3月11日、前市長に出されたものでございます。私も、なぜこの時期に出されたのか定かではございませんけれども、この時期に前市長に出されていたものでございます。ただ、でございますけれども、これまでの要望書の扱いにつきましては、通常議会に報告はされておりませんでした。ただ、関係があるというそういう委員会であったり、そのときにはその都度報告をさせていただいておったと、こういうことでございまして、今回4月23日の重要施策調査特別委員会において、こういう要望が出されておりますということをご報告申し上げたところでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 松崎 勉議員。



◆議員(松崎勉) それでは、2度目の質問をさせていただきます。

 市長は今ご答弁いただきましたが、微妙な問題であるゆえ、なかなか表に出して説明とかいろんなことをしていくということは非常に難しい面があるということも私はよく理解をしております。最後に申されました要望書も、前市長の時代であったということでありますが、混乱しておったときであろうと思います。私はそのときを申し上げておるのではありません。1年たって今やっておるのに、その前にこういうことが出ておるということは一切私は聞いておりません。そういうものをなぜお聞かせいただかなかったのかというふうに申し上げておるわけでございます。大切なところでありますので、そういうことも連絡いただくのが本筋ではないかなというふうに思っております。

 それから、一度下比奈知の地内にあった清掃工場であります。それを青蓮寺へ100トン規模に改修をいたしますと、そして現在お願いをいたしておるわけですけども、それをなぜあなた、最近はUターン現象がはやっておるので、Uターンするのかしれませんが、なぜ下比奈知地区にまた持って帰ってくるのですか。その辺をお聞かせをいただきたいと思います。

 それから、比奈知区長の区長幹事より区長幹事会に提出された白紙撤回要望書が区長会より市長に提出されておると思いますが、その取り扱いについてはいかがになっておるのですか。どのように回答及び処理をされたのか、お尋ねをいたしておきたいと思います。

 それから、5月26日と6月16日の区長役員会ではどのようなお話の内容であったのですか、区長幹事会の内容について、お聞かせいただける範囲で結構ですので、お聞かせをいただきたい。

 それから、先ほどパッカー車が1日80台、行き帰りで160台ですね、往復する、またその他の自前で運搬される、持っていかれる車も大変多くございます。あるいは、シルバーセンターや業者は往復いたしますが、その問題はここに入っておらないと思いますが、いかほどの予測をされておるのですか、お答えをいただきたいと思います。

 財政非常事態の当名張市であります。隣接住民の理解を得ないまま5,000万円の調査費をつぎ込んで進めても、当該地区の納得は得られず、むだになると思いますが、どのようにお考えをされておるのか、お尋ねをいたします。

 それから、上比奈知地区とはどんだけの話し合いをしておったのか、どういう話し合いをしておったのか私は存じませんが、その話の内容の中にどのような約束の条件があったのですか。また、約束されたのであれば、先ほど市長が将来にわたって夢のあるプランづくりということをいろいろ申されました。私もそれには同感でございます。しかし、約束されたこと、先ほど申されたこと、市長の在任中に解決できる問題であるのですか、どうですか。清掃工場は在任中に完成するでしょう。いろいろの附帯の夢のような話はいろいろされました。私はそれに異論を挟むつもりはありません。それは市長の在任中に責任がある行動を起こせるんですか。責任のある対応をできるのですか。まだまだ先の長い話で、まず清掃工場ありきじゃないですか。そのように思いますが、どのように解決されるのですか。絵にかいたもちでは食べることができません。明快なご答弁をお願い申し上げたいと思います。

 選定理由につきましては、市長から何点かご回答をいただきました。一々ごもっともの選定理由でありますが、他の14カ所は存じませんが、今市長の説明されたこととそんなに変わらない、そんなにここ以外にほかは大変だというふうなものではないというふうに私は思いますが、そんなに土捨場とよそとが違いがあって、土捨場はそんなに有利なのですか。もう一度ご答弁をいただきたいと思います。

 土地は名張市の持っている土地だと。お説のとおりでありますが、名張市の土地は名張じゅうにいろんなところで持っております。そこの利用もさせていただけるんじゃないでしょうか。

 場外に排水はしないとの説明でありますが、大方これからの建設する焼却場については、そういうことであろうかと思います。ところが、機械の故障で温度が上がらなかった、焼却するごみが足らなかった、稼動中にトラブルを起こしたというふうなことで、5年や10年や20年は漏れないでしょう。それから後のこと、だれが責任をとるんですか。大変なことだと私は思います。水がめに影響がない、私たちの生きている間には間違いなく影響はないでしょう。その後のことについて心配を申し上げておるのであります。最近では、戦争が終わって58年になりますが、陸軍の何や知らんものが漏れてきたと、だれが埋めたものかわからない、何が埋まっとるかわからないという状況も発生いたしております。そういうことにしないとおっしゃっておりますが、そういうことになればだれが責任をとるんですか。そのときはだれもおりません。そういった面について私たちは子や孫の代までの危惧をいたしておるのであります。そういうことについてのご答弁をお願い申し上げたいと思います。

 そして、市民がどの時点で入って、今の時点でありますと80%ぐらいできてしまってからいよいよやりたいんやということで、市民の意見を聞くんだと言われておりますが、もっともっと底辺の段階から市民の声を反映させるべきじゃないですか。プロセスが大切だ大切だとおっしゃっておりますが、これからこうなってきたというプロセスはご説明されるのですか。私たちにはなぜこうなってきたというプロセスは全然見えてまいりません。私がよう見ないのですか。どこかに見えるようにしてあるんですか。お答えをいただきたいと思います。

 以上で私の2回目の質問を終わります。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 何点かご質問がございましたので、順次お答えをいたしたいと存じます。

 この要望書の扱いについて再度のお尋ねでございますけれども、先ほども申し上げましたとおり、今まで市民の皆さんから多く執行部に対して出される要望書につきましては、議会の方へは報告をしていなかったということです。ただ、関係があると思われるそういう議会ですね、その折に報告をし、そして説明をさせていただいておったということでございまして、今回もそのようにさせていただいたところでございますので、これはご理解をいただきたいなというふうに思ってございます。

 それから、これが非常に行政不信を呼んでいるというふうに私は思うんですけども、当初下比奈知に焼却施設が立地をされていた。それが青蓮寺の新清掃工場が使えるようになったら、ここはもう必要なくなった。こういうことであったわけですね。ところが、新清掃工場が青蓮寺へできたと。今度は、市がそれをすり変えて、今度はここで最終処分場をお願いできないかと、こういうことのお話があったわけですね。ですから、そういうことについての不信があるというふうに私は思います。ですから、そういうことのないように今後そういう事務は進めていかなければならない。例えば、新清掃工場とそういうスポーツ施設なんかをできる限り同時着工していくとか、そういう配慮をしていかなければならんのではなかろうかなと。

 もう一点は、この最終処分場につきましては、もう5年程度もつかもたないかというそういう状況にあるというふうに思うわけでございますけれども、そういたしましたら、そこの今度は活用も地域の皆様方とともに考えさせていただいて、運動公園にしていくのか、市民の皆さん方がいろいろお集いいただいて、いろんなお話し合い等をいただけるような憩いの空間をつくっていくのか、そういうようなことは市民の皆さんも関係地域の皆さんもお入りいただいて、そういうことの利活用について話し合いをしていったらどうやろうかと、こんなふうにも思わせていただいているところでございます。

 それから、区長会からの白紙撤回の要望書ということですが、比奈知の区長幹事さんの方から区長会の方へ白紙撤回の要望書が出されました。それを受けて区長会の幹事会が開かれたわけでございます。それで、要望はいただいてございません。白紙撤回の要望はいただいてございませんけれども、その後に私の方から区長幹事会を開会いただいた折に、これの経過等についての説明はさせていただいたところでございます。

 それから、車の台数の予測ですけれども、これはちょっと担当の局長の方からさせたいと思います。

 それから、調査がむだになるのと違うかと。これはむだになってもいたし方ないことなんですよね。しかしながら、きっちりした説明責任を果たさせていただこうと思いますと、きっちりした説明に基づいて説明をさせていただかなきゃならんわけですよ。ですから、やっぱりこの調査はさせていただかなければならないというふうに思っているところでございます。これは説明責任を果たすためにも大変重要な部分やというふうに思ってるんです。それによって、これは断念をしなければならないという状況もこれはできてくるわけでございます。

 それから、上比奈知との約束はしてあるのかということなんですが、上比奈知地区との確認をいたしましたことは、今の要望を出されているこの要望ですね、この要望は現在でもそういう思いを持っていただいてるかという確認をさせていただいたわけです。それは持っていると、誘致することについて積極的に協力していくと、こういう思いは持っていただいていると、こういうことです。そして、何か約束があるのではないかということなんですが、これはこの土捨場の懇話会で出されているそういう要望書がございますけれども、それも同時に可能なところからやっていくと、同時に。ですから、スポーツ施設とかも同時にやらせていただいたらどうかと、こういうふうにも思っているところでございます。

 それから、土捨場の優位性なんですけれども、これはもう先ほどからも再三申し上げて、これまでの議会でも申し上げてきたとおりでございますので、これは重複を避けさせていただきたいと、こんなふうに思っております。

 それから、他の市有地の有効活用ですね、これにつきましては、実は今その検討をいたしているところでございまして、方向性は大体8月ぐらいに出させていただけるのではなかろうかなと、こんなふうに思っております。

 それから、将来に向けての安全性についてのお尋ねでございます。これはもちろんながら、将来に向けても安全であり続ける施設でなければならんわけでございますが、その辺に向けてはこれからも漏れないように、そういう安全性の面につきましては細心の注意を払っていかなければならないと。これは今の施設も同様のことでございます。

 それから、いつの時期から市民参加なんだということでございますけれども、私はこの有効活用も含めまして、早い時期にそういう市民参加をしていただいたらどうかなと、地元の皆さんを含んで、そんな考え方を持っております。

 私の方からは以上です。



○議長(橋本隆雄) 環境衛生担当参事。



◎環境衛生担当参事(上田三男) 私の方から、ごみの収集運搬車台数につきましてお答え申し上げたいと思います。

 私どもでは、最近になりまして一応現在の清掃工場並びに不燃物処理場に入っております収集運搬車両を調査をいたしました結果、いわゆる清掃車──パッカー車でございますけども──1日80台、それから一般の市民の方が持ち込まれてくる乗用車等が80台ということで、合計160台、これの往復を私どもが指定をさせていただきますメーンルートを通じて皆さんに搬入をしていただこうと思っております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 松崎議員。



◆議員(松崎勉) 最後の質問をさせていただきます。

 要望書の件でありますが、市長のおっしゃるとおり、全部一々その要望書は私は知りませんので、なぜ出さんのやということを申し上げておるわけではございません。こういう重要な問題で重要なことがあったので、せめて地域の皆さん方にはお知らせをいただけなかったのかと、それを申し上げておるわけでございます。一々そんなもの全部出すわけにはこれは絶対いかないと思います。その辺を私は申し上げておるわけでございます。

 それから、できる限り市民の皆さんと話し合いながらやっていきたい。それは市長のモットーでありますが、結構なことでありますが、やることについて、例えば整備をしてグラウンドをするということぐらいは、それは清掃工場と一緒にやることは可能でしょう。そんなにかかるものじゃないでしょう。しかし、その清掃工場に附帯するものについていろんなものをやっていきますという約束は、今もちょっとにおわせておりましたが、そういうことについては、清掃工場だけができて、あとは次の第2期工事だと、次やっていくんだということになるんではないですかと。市長の何年先か知りませんが、任期中に全部結論が出るんですかと。いや、やっていくつもりやったのやということになりはせんのかと私は申し上げておるところでございます。いろんなことをやることについては何も異論のないところであります。しかし、私どもが申し上げておりますのは、こういうことになってきた。なぜこういうことに、土捨場が清掃工場になったというプロセスが知りたいわけです。なぜ、これから話し合いをしていくとおっしゃっておりますが、これからじゃないんです。なぜ今日までこういう状態で話が積み重なってきたものを地域の住民が全く知らなかったのかと。だから、市民はどこでどのように入って意見を申すところがあるんですかと。そういうプロセスが大切じゃないかなと。今まではとかくガラス張りでなかったと、すりガラスであったと、テーブルの上でやっていきたいと、立ち上がりの時点から市民の声を聞きたいと市長は申されておるのに合わんじゃないですかと私は申し上げておるのであります。これからのことについてはこれから皆さんで話し合っていけばいいと思いますが、これからの危惧するのは、あれもやりたい、これもやりたい、こういうこともやりたい、非常に結構なことでありますが、それが責任の持てる範囲内でできるんですかと、こういう社会情勢の中でできるんですかと、このように申し上げておるんです。

 それから、地元との対話につきましては、これからどういう方針であるのか、どういうご予定であるのか、お聞きをしたいと思います。地域住民にいたしましては、これからも白紙撤回を求めて強力な運動を推進していくと、地元の方は申されております。そういうことにつきましても市長からの説明責任はあると思いますので、そういう点につきましてと3点お伺いをいたしまして、私の質問を終わります。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 要望書の扱いについて再度ご質問いただいたわけでございます。これは平成14年3月11日といいますから、まさに選挙戦のさなかであったわけですね。それが前任者に対して出されていると。その中で、いろいろこの扱いについても、市長がかわりましていろいろ事務方にも迷いがあったのではないかとは思うわけでございますが。ただ、これは今までの慣例のとおりきちっとさせていただいてることは確かなことですから、これは理解をいただきたいんです。

 それで、もう一つは、この出ていった時点で、それじゃあ後下比奈知地区の方はご存知ですかとか、そういう配慮がなかったのかというそういう趣旨もあったように思いますけれども、時期が時期だけに大変混乱してるときでもございますので、それはご容赦いただきたいなと、こんなふうに思います。

 それから、整備の同時着工の問題ですけど、これは今まで今の最終処分場でそういうふうな行政不信を招くようなことがあったわけです。ですから、私はこれは同時着工していかなければならないと、こんなふうに思ってます。その施設の整備の状況につきましても、これも関係の皆様方にお入りをいただいたりしていく中でつくっていかなければならないと、こんなふうに思っているところでございます。

 今ではリサイクルプラザといって、教育施設みたいなものでございますけども、それはもう当初から予定にはあるわけですね。しかし、あとのスポーツ施設とか、私は福祉施設、余熱利用した高齢者の方々や障害者の方々も一緒になって作業できるそういう菜園とか、余熱利用した、そういうものもいいのではないかと思ってるんですが、これは関係の方々でいろいろお話し合いいただいてやっていただいたらどうやろというふうに思うわけでございます。

 それから、できるのかということなんですが、これは市民の皆さんにご理解をいただいてしなければならないというふうに思ってるんです。

 それから、今後の地域の皆様方との理解をいただく活動についてお尋ねございましたが、私もこれも一からのスタートという気持ちで臨ませていただきたいと、こんなふうに思っているところでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 田郷誠之助議員。

  (議員田郷誠之助登壇)



◆議員(田郷誠之助) 松崎議員、ご苦労さまでございました。

 創業と守成いずれが難きと、私はこのテーマから質問に入らせていただきます。

 ここに上げました貞観政要と申しますのは、わざわざここで詳しく説明申し上げるまでもなく、政治学、また中国の古典をたしなまれておられる方には広く読まれている書物でございます。また、我が国では、実に平安時代から一貫して日本人の帝王学というよりリーダー学の教科書でありました。日本は中国と違って、鎌倉時代以降は権力が分散しておりましたから、さまざまなリーダーがこの貞観政要を読んで、リーダーはいかにあるべきか、また終わりをこれまでに全うできなかったリーダーには何が欠けていたのかを学んだわけであります。貞観政要が書かれたのが、ちょうど日本から最初の遣唐使が中国へ行ったのが中国年号では貞観5年、西暦631年でございますから、そのころでございます。そうして、貞観政要はまず帝王の必読書ということで、まず天皇に進講、御進講と言われておりますが、進講され、やがて北条、足利、徳川といった権力者の必読書になり、また民間の知識人も僧侶も広く読んでおりました。おもしろいことに、日蓮上人は筆写までしております。

 書物の紹介に時間をかけておられませんのではしょりますが、あの北条政子、それに徳川家康などはこの書物から強い影響を受けたと言われます。家康が藤原惺窩から講義を受けたのが文禄2年、1593年、ちょうど関が原の7年前ですけれども、恐らくこの時点で家康は天下を治めるという大望のもとに、帝王学として学んだのであろうと思っておりますが、慶長5年には本にまでしております。天下をとった後のことまで既に考えていた。家康の頭の中には常に貞観政要があったことがわかります。

 さて、創業と守成いずれが難き、人口に膾炙された貞観政要の有名な言葉であります。主人公の太宗が部下に質問した。初めて新しく国を興すのと、その国を維持・発展させていくのとではいずれが難しいと思うかと。

 これを名張市の現在の状況に当てはめて翻訳いたしますと、こうなります。市長が申しますのに、私はこれまでの名張の市政はこれでよいとは思っていなかった。そこで、市長選挙という戦争に挑戦して、前の市長には圧勝した。いよいよ市政一新すべく、市政一新プログラムをつくって新しい体制づくりに取り組んでいるが、君たちに意見を聞きたいのだ。あの激しかった選挙に勝つのと、これから市政一新プログラムを成功させるのとを比べた場合、果たしてどちらが難しいと思うかねと。

 こういった意味の質問に対して、さきの太宗の場合、周囲の部下の答えは2つに分かれました。唐という一つの国を建てて、そのトップに立つという大偉業、これほど難しいことがあろうかという意見に対して、いやいや、これからこそふんどしを締め直して新しい国づくりを始めるのだ。守成の方が難しい。最後に太宗いわく、創業の難きは行けり。これは創業も難しいが、もはやそれは過ぎ去ったことだ。守成の難きはまさに諸公とこれを慎まん。これからは皆と一緒にぜいたくは戒め、慎重に一歩一歩天下の基礎を固めていこうではないか。いい言葉ですね。しかも、最後の太宗の言葉なんかは、まさに名張市の亀井市長の施政方針演説と全く同じ。その精神も同じであります。

 たまたま亀井市長は外国語がお好きだから、片仮名言葉がたくさん入ってくる。ニューパブリックマネジメントとかですね。私の場合は、どちらかといえば昔から文化とのつながりの強い、生活にも根差した漢字の方が好きであります。このことについても、前にも触れましたけれども、後ほど触れる予定であります。

 私が愛読する貞観政要と同じ趣旨の施政方針の亀井市政であるならば、名張市にとっても市民にとっても私にとっても万々歳ではないかということになるのですが、1年間が経過した現在、ニューパブリックマネジメントも具体的にその実態をあらわしつつあるのですが、私がよい方に解釈していた看板も、中身は思っていたのとは違うことが多い。私にとっては、まさに羊頭を掲げて狗肉を売る亀井市政に陥ってしまう危険を感じるのであります。

 施政はかたし、徳川家康も施政の難しさを十分わかっていただけに、一種の危機感を常に抱いていた、そのことが家康の数多い伝記からもうかがえるのであります。ところが、亀井市長にはこの危機感がないと申し上げたいのであります。

 時間の経過とともにわかってくることがあります。創業は成れりと私は思っておりました。ところが、私の見方は甘かった。創業は成っていなかった。創業とは、前政権から権力をかち取る。昔なら戦争によって、今は選挙によって政権をかち取る。それは前政権の否定からスタートしなければならない。もちろん、今の民主政治の世の中、常識で考えても毎日の市民生活が急に変わるのではなく、わかりやすい表現で言えば、あしき部分の否定であります。私は余り直接はっきり言ってしまうと、議会発言で過去たびたび注意を受けたり、議事録抹消処分も受けておりますので、このあたりの表現、非常に気を使うのでありますが、前政権、すなわち富永市長時代のあしき遺産の引き継ぎだけは絶対に否定しなければ、本当の意味の創業はないと言いたいのであります。富永市政から亀井市政への転換は禅譲ではないのであります。富永市政からの脱皮には、人間から猿への進化でまだしっぽの根っこが残っている程度のことは認められるとしても、オナガザルのしっぽのような長くて目立つあしき遺産は名張市の今後の速やかな立て直しのためにも、亀井市長は引きずっていてはならないのであります。

 富永市政の放漫経営のツケは、土地開発公社や斎場計画、さらには清掃工場にもその影を落としています。これらについては質問の最後で触れますが、私の本日の質問はすべてが相互に関連し合っております。断ち切るものはいさぎよく断ち切る、その強い意志こそが今必要なのではないですか。今、亀井市長は、断ち切るにしても、その対象を間違えている。億単位のあしき遺産を断ち切らねばならないやいばを改革という名のもとに、ひょっとすると市民や職員に向けている。経済社会の情勢の厳しさを百も承知している市民、また市の職員は、余りもドラスチックな、外国語を使いましたが、余りにも厳しい改革に戸惑い、かつ、時には疑念を抱きながらも、亀井市長の誠実な姿勢に引かれて、現在のところ不満を口に出すことは控えております。

 しかし、私、仏の顔も何度までとか申します。亀井市長のよい点は、よく長所とか短所とか申しますが、その長所は、自分が間違っていたと判断したときには素直にその過ちを認められるところにあります。過ちは改むるにはばかることなかれ。しかし、過ちはその都度謝るだけで済むものではない。その過ちのよってきたゆえん、すなわち誤りの発生原因を究明して、同じ過ちを二度と起こらないように対策を講じることが大切であります。

 貞観政要について少し追加説明をしておきますが、主人公の唐の太宗は24年間帝の位についています。太宗没後の後継者は、高宗、中宗、睿宗と続きますが、いずれも病弱であった。また、信頼も薄く、わずかの間で帝位からおろされています。このときに中国唯一の女帝として出現したのが則天武后であります。あの有名な。時代背景がわかっていただけると思います。

 この時期、再び位についた中宗に仕えた呉兢という硬骨漢がおりました。そうして、太宗のような立派な政治が再び戻ってほしいとの願望を込めて書いたのがこの貞観政要であります。呉兢という人は太宗を必要以上に美化せず、おせじも使わない、絶対に筆を曲げない歴史家でありました。だから、太宗の欠点やたくさんの過ちについても遠慮せずに書いています。ところが、一方の太宗という人にはすばらしい長所がありました。自分の欠点をよくわきまえていた。忠告されれば素直に聞き入れ、改めるべきことは直ちに改めた。この辺は亀井市長もそっくりじゃないですか。忠告、直言には少しも機嫌を悪くせず、かえって忠告してくれた人には必ず特別ボーナスを出したと。亀井市長からも特別ボーナスが出るんなら、第1号はぜひ私にお願いしたいと思いますが。

 このように呉兢は書いております。後々、広く日本にまで影響を与えたのもむべなるかなと思うのであります。貞観政要では、この後、情報、コミュニケーション、百年の大計、人材の見分け方、権力の腐敗、縁故と情実人事、後継者問題、さらには減税こそが唯一の政権維持の道である、戦を好めば国民は疲弊する、まことの道を尽くせ、まさに今の日本の政治家が直面している問題に明快に答えを出しています。歴史こそは私たちにとって最高の教科書であります。ご感想をいただきたいと思います。

 では、次の2番目の質問、亀井市政の改革の柱、ニューパブリックマネジメントについてであります。

 質問の表題には、「動き出した地方自治体改革(三重県の県政改革)」を頭に書いておりますが、これは三重県が全国の都道府県に先駆けて実行に移している地方自治体改革の事例とその実践論を北川前知事の片腕として取り組んだ元総務部長、総務局長の村尾氏と関西学院教授森脇氏との共著の書名であります。この本が出版されましたのが4年前の3月でした。私も買って、県の方の議員をしておった関係で、三重県政に携わっておりましたから、私が県政から離れた後に登板された北川知事の次々と打ち出される県政改革論に人一倍関心を抱いておりました。

 そのとき亀井市長は、三重県会議員として北川知事による県政の改革には深くかかわってこられたわけであります。また、1年前に亀井市長が誕生するや、市長の要請を受けて北川前知事推薦の中川助役が市長の片腕として赴任された。そうしてでき上がりつつある名張市市政一新プログラムは、まさに前北川知事、前県議亀井市長、前県幹部職員の中川助役の合作であると見ても差し支えないでしょう。

 さすがに、全国知事の中でも行政改革の名うての旗手としてその名を知られた北川前知事の地方分権を柱とする地方自治体論は、私たちにも自覚を促す刺激的な提言でありました。したがって、「動き出した地方自治体改革」という書物を読む限りにおいては全くの正論であり、私もその推進には大きな期待を寄せていたところであります。

 しかしながら、一方において、名張市のニューパブリックマネジメントの計画策定、実践の過程において若干の不安を感じていたのも事実であります。このことは議員に対する説明会の席上でも意見として申し上げてきたのでありますが、計画策定が余りにも性急に過ぎること、また計画策定の段階で職場のそれぞれ要員の一人一人の意見が十分に吸収され、また計画に十分反映されているのかという点などなどであります。計画の中身が職員の自発的な意思の結果としてまとまったものなのか、すなわちボトムアップと言えるのか。それとも、急を要するがゆえに、目標がトップから示され、それに沿って職員が納得、合意したもの、すなわちトップダウンであるのか。理想の推進策としては、当然ながら職員挙げて自発的に成果を上げる運動としてはボトムアップの方であることはだれしも思いは同じであります。しかし、これには運動の推進の成員の一員として、その運動の目的から成員相互の役割分担、運動の問題意識の統一など、じっくり時間をかけて準備と勉強が必要であります。

  (議長橋本隆雄退席 副議長上村博美議長席に着く)

 このような過程を一、二年、十二分に消化してこそ万全の体制ができるのでないでしょうか。いや、そんな時間はかけておられない、事は急を要するのだとばかりに作成されたのが今回のニューパブリックマネジメントであると私は見ているのであります。

 したがって、私は先ほども申し上げたように、ニューパブリックマネジメントの成否は、職員のやる気にかかっている部分が大きいのであり、その計画の評価は今からできるものではない、少なくとも1年間の実践期間を見てみないとわからないと申し上げてきたのであります。

 ここでどうしても触れておかなければならない問題が、職員給与の問題であります。私は、公務員一律2%ダウンに加えて、名張市によるプラス2%のダウンが問題が多いとして反対の意見を述べてまいりました。私は労使間の問題は口を挟むことは避けますが、ここでは一般論として申し上げます。それは給与とやる気との相関関係についてであります。

 私たち市会議員も今回、みずから申し入れて5%減らしました。もちろん減らない方がよいのに違いありませんが、職員も、さらには市民の皆さんのいろんな収入が軒並みダウンしているとき、議員としてもせめて世間並みに減収を覚悟しての自主的減収をしたわけではありますが、名張市の歳出に対する効果はもちろん微々たるものでしかありません。そうして、議員としての活動は、収入が減ったからそれだけ議員としての責任感、議員としての職務への自覚、日常活動がレベルダウンしたかというと、そんなことは全くない。かえって危機意識から、やる気は逆に旺盛になったと言えると思います。ちょっと格好をつけているかもしれません。

 しかし、議員の場合はあくまで例外であります。職員の皆さんの場合は、給与は基本的に家族を含めた生活費であります。たとえ1%や2%であっても、家計簿に与える影響は大きいものがあります。一般論で申し上げますと、給与が減るとやる気にはマイナスの影響が出てまいります。今は名張市が市政一新のプログラムを掲げて全職員が一丸となってプログラムの早期達成に取り組もうとするときに、構成員の肝心の職員の給与がマイナス、これは家族の不満と相まって肝心のプログラムの推進には決してプラスにはならないと私は危惧するものであります。いや、市の職員は1年、2年のことだから、きっと辛抱してくれます、名張市の危機を乗り切るため、全員一丸となって市長に協力してくれますとおっしゃるでしょう。もちろん私もそうあってほしいと願っております。労使間による十分な話し合い、職員組合との十分な意思疎通をお願いしておきます。

 さて、名張市のニューパブリックマネジメントは三重県の改革が下敷きになっていると申し上げましたが、その三重県の改革の実際の推進者は一人一人の県職員であります。そうして、その職員が仕事を進めながら、また県民との窓口として取り組みながら、この改革は所期のねらいどおりに進捗しているかをどのように自己評価しているだろうかということでありますが、これを正式に調査したものは手元にはありませんが、非公式に聴取したところでは、フィフティー・フィフティー、英語で申し上げましたが、50対50というところだとの評価だそうであります。この50対50をわずか任期2期の間によくやったものだとプラスに評価するか、それとも、何だ、あれだけ派手にPRして、ジャーナリズムに騒がれて、改革の旗手とまで呼ばれたのに、職員の目から見た評価は50対50かと、それでは大山鳴動してネズミ一匹ではないかと見るのか、お手本であるはずの三重県の改革がこんな程度であります。大変難しい。所詮、行政改革の評価というものはこういうものであります。

 したがって、さきにも申し上げたように、もっと緻密な計画を立てた上で、三重県以上に十分な準備体制を整えた上で取り組んでほしかったと悔やむものであります。

 この2番目の質問の最後に申し上げておきたいことがあります。それは表題のニューパブリックマネジメントを初めとして、余りにも片仮名言葉が多いということであります。それぞれの片仮名言葉を一つ一つ取り上げれば切りがありませんが、この片仮名が多く散りばめられた諸政策は、この際私としては、思い切ってもとの本を見て原書で呼んだ方がかえってよく理解できるのではとまで思ったものであります。それほど借り物としての印象が強いのであります。

 片仮名言葉、もちろんここで申し上げているのは、外国語を発音のまま片仮名にしているもので、読むだけなら子供にでも読める、しかし意味がわからない言葉を指していることは申すまでもありません。特に、高齢者や外国語にふなれな方々は、最近の町にあふれる外国語には大変不便を感じておられますし、読み物に出てくる片仮名の新語はあっさり飛ばして読み続けるそうであります。

 そこで、その読み方でニューパブリックマネジメントを読むとすれば、十分にその趣旨が理解できないでしょう。一人でも多くの市民に一日でも早く新しいシステムを理解してもらわなければならないはずのものが、逆に、最初に目に触れる段階から市民に拒否反応を起こさせることは、市長も当然のことながら望んでおられないはず。

 市長、助役、市職員など、提案側はもちろん、我々議員も職務柄じっくり読み、十分な理解はできていますが、全市民巻き込んでの名張市の歴史始まって以来の改革とも呼ばれる今回の改革が、肝心の市民の心に、頭に、胃の腑に消化されないままに推移してしまうことになれば、しょせん、せっかくの改革も絵にかいたもちに堕しかねないのであります。

 昔はこのようなものを世間では「外国かぶれ」と形容しておりました。輸入物を賛美する風潮でありますが、今や、いかにグローバリズムの時代とはいえ、いやしくもこれらニューパブリックマネジメントは80年代、ニュージーランドで初めて導入された一種の政治哲学であります。

 国にはそれぞれの歴史背景、経済環境がありますから、同じものをそのままほかの国へ輸入しても、必ずしもそのまま根づくものではありません。我が国が明治、大正にかけて西洋文物を積極的に取り入れたときも、いかに日本の言葉で表現するかに努力を重ねたことは、数々の事例があります。

 時間の関係で事例紹介は省かせていただきますが、名張の場合、このプログラムの作成過程で片仮名言葉による障害を十分認識していた証拠があります。それは冊子にまとめたプログラムの最終ページに用語の解説欄がわざわざ設けられていることでもわかります。

 シティズンズチャーター、ちょっと舌かみそうですが、名張市には永岡市長のときから市民憲章があります。その市民憲章と混同しないために、わざわざ片仮名を使ったのか、いや、若干ニュアンスが違うので、あえてシティズンズチャーターとしたのか。いずれにしても必要以上に片仮名が多いことは確かです。

 そうして、さらに申し上げるなら、内容、意味、趣旨の理解の点からは片仮名よりも、むしろ漢字の方がずっと日本人には理解しやすい。

 私は本当に真剣に、この新政策のねらいを全市民に理解してほしいという熱意があるならば、直ちに全文日本語に書きかえる作業に取り組むべきだと思う。それをやってこそ市民も感動し、全市民の活動へと盛り上がることでしょう。だから準備不足、着手を急ぎ過ぎたというのであります。

 次に、市政一新プログラムにおいて、果たして教育文化にはどのような施策が打ち出されるのか、私は全神経を集中して見守っていく覚悟であります。

 教育投資と申しますけれども、教育にはお金もかかるが、時間もかかるものであります。小中学生たちが将来社会人として活躍するまでには、短くて二、三十年、指導的役割を果たす年ごろまでには40年、50年という長い時間を要するのであります。現時点での教育投資は、将来世界的に貢献する可能性をすら秘めているのであります。

 その意味においても、このたびの改革は、改革という名に恥じない前向きの姿勢で教育面については示されるべきと考えます。現在まで示されている具体策の範囲には、まだ私が心配している教育への財政面の影響は不明でありますが、どうか広く長い視野でもって教育関連予算へ配慮されることを期待するものであります。

 本当に将来を見据えた、腹の据わった市長であるところを、一本筋を通して見せていただきたい。一律何%とか、平均何%とかいったことではなく、教育は逆に思い切った増額をする。これまでのしわ寄せの挽回も含め、部門別にめり張りのきいた施策が必要です。このことで名張市が教育に力を入れる市であるという評価を定着させる、そういう評価を高めることこそ、今のような窒息しそうな社会情勢の中でも、市民が希望を持てるようになるのであります。

 一点豪華主義、財政圧縮をどれにもこれにもでは、夢も希望もない。一点豪華主義で、名張は教育の予算を減らさないどころか、かえってふやす。よそが何と言おうが、名張はやります。これが地方分権ではないですか。

 地方分権の主唱者である亀井市長は、まず名張独自の看板を掲げて、どーんと打ち上げるべきです。そのためには、名張の意見をひっ下げて、小泉首相に直談判をやるべきです。名張を留守にしても、助役が控えています。

 伊賀市の合併に入らなかった。補助金はどうなるだろうかなどと、くよくよしていないで、三位一体が三すくみになっているとかいう中央の土手っ腹に、地方の元気な弾をぶち込んできてはいかがですか。

 今時代は変わってきています。亀井市長も名張を思う気持ちから新施策を打ち出している、その気持ち、姿勢はとうとい。しかし、今議会初日からどうも市長、元気がない。初め、人がそのように言ったので、改めて市長の答弁などを聞きながら、私もそうかなと思いました。

 市長、元気を出してくださいよ。その元気を私への答弁で示してください。

 閑話休題、質問に戻ります。

 関西元気文化論であります。

 ここでも元気を出せという言葉が出てきました。私はつい今、市長に元気を出してくださいと申し上げましたが、河合文化庁長官は関西の文化に元気を取り戻したいという発想であります。

 これまで関西で文化にかかわる人たちに共通する悩みが、文化的施設も文化予算もすべて中央優先、私たちの利用範囲では、芸術劇場がせいぜいのところで、あとは私立の大小劇場が文化予算の穴を埋めていたというありさまです。そこへ最近は近鉄も不採算、そういう部門の小劇場とか、あやめ池などがしわ寄せを食っています。こういった経済の不況に伴う文化沈滞ムードの中にあって、河合長官の関西元気文化論には、ほのぼのとしたものを感じるのであります。

 河合長官によれば、文化に元気を与えるのは2つのM、一つはマネー、一つはマインド──よく英語が出てきますが失礼します──であると、河合長官の持論であります。全くそのとおり。マインドはこの場合、政策であると同時に意欲でもあると、私は解釈します。

 河合長官は、文化庁の出先を京都に置くと同時に、関西の文化力を高めることをねらっていると言われます。

 ここで正確に理解しておかなければいけないのは、経済力に対して文化力と言いますが、文化力は、例えば文化的催しを行って、その収入を計算に入れて、すなわち文化の経済力を文化力と思いがちでありますが、これはかつてのエコノミックアニマルの誤解であります。私は文化力とは、経済的にはかえってお金を使う力のことだ、採算の合うような文化ではなくって──もともと文化は採算に合わない──それを度外視した文化の創造こそが文化力であります。

 その文化力を育てる2つのMが自治体に求められるのであります。これもまた1年や2年刻みでその成果を測定できるものではありません。さきの教育のところで申し上げたのと同じことであります。これはひとつぜひ、亀井市長、直接河合長官とかけ合って、名張市の文化に特別の配慮を申し入れてはいかがですか。

 最後に、重要課題として土地開発公社、清掃工場、斎場用地の3項目を上げております。

 私は今まで、さきの3番目の、特に文化行政を議論しているときは気分爽快に話を進めることができました。ところが、この4番目の質問まで参りましたとき、途端に沈うつな気持ちに陥りました。

 人間だれしも口に出して気分の悪くなることは言いたくないものです。しかしながら、最初の質問において、市長に強く意見を申し上げた。市長が新しい政策を掲げて、せっかく船出をするに当たって、過去の清算すべきものはきれいに整理してこそ、市長の理想どおりに専念できるのだ、これからの新しい名張市の出発に当たって、あえて過去の問題点を指摘するゆえんであります。

 まず、土地開発公社。

 先般、公社の平成14年度の事業報告及び決算報告の説明を受けました。

 土地を商品としてきた企業が、大小問わず苦難に遭っていることは周知のことでありますが、その土地価格の評価をめぐって金融機関すらが浮沈の間をさまよっているのが現実であります。

 その点、我が名張市の土地開発公社は長らく堅実で、投機的性格の土地購入が以前はなかったことは、その限りにおいては公社にとりよかったと思っていたのであります。

 ところが、堅実なる公社において異変が生じている。それが滝之原工業団地の開発であります。

 結論を申し上げますと、決算報告において未整理土地として27億円余の計上がされているのでありますが、特に補足説明があり、簿価は27億円であるが、実勢価格はこの6割であるとのことであります。

 滝之原工業団地は造成のでき上がりはすばらしいものでありましたが、関係者も周知のとおり、既に経済が沈滞ムードの中にあって、工場進出する企業の当ては全くないという時期に当たっておりました。

 近畿地区も含めた広域の災害対策訓練がこの広大な滝之原工業団地の用地で行われたときは、それは見事なもので、大型ヘリの発着、大型消防車、消火作業、すべて映画の特撮というか、大スペクタクルを見ているようでありましたが、私たちの口から漏れるのは、ため息ばかり。工場の誘致がゼロのまま、こんな大がかりな訓練にしか使うことができない。宝の持ちぐされだと、気持ちは暗くなるばかりでありました。

 幸い1件だけその後、進出があった。それは斎場であります。これは工業団地隣接地の牧場に当初予定されていたのを工業団地内へ変更したことによるもので、実質期待していた一般工場ではありません。今後果たして期待できるのか。担当者は誘致PRに懸命のようでありますが、現在の環境では期待する方が無理であります。

 ここにおいて、私は滝之原工業団地の建設計画の当初の課程にそもそも問題があることを指摘したいのであります。

 土地を造成すれば必ず工場が来るという時代が、既に終わっていた段階で、なぜあえて造成に踏み切ったのか。そうして、すべての造成の清算が不良資産、売るにも買い手のない27億5,000万円余。仮に万が一、土地が全部実勢価格で売れたとしても、およそ10億円の損失となるのが実情であります。経過説明をしてください。

 次の清掃工場に移ります。

 清掃工場については、移転先に係る問題と、もう一つ、現在稼働中のごみ焼却施設に係る問題の2つについてお尋ねします。

 まず、第1点の移転先についてであります。

 私は現時点においては、現在の青蓮寺との協定期限後の移転先については、あくまでも白紙という認識を持っております。

 本日も朝からの松崎議員の質問は、移転候補地として名指しをされている比奈知地区の状況説明一本で終始したということは、問題の重要性、特に地元住民の合意の重要性を理解する上で大変勉強になりました。

 候補地として調査に入ることは必ずしも、調査に入ることは必ずしも反対ではなくとも、調査の前提になる地元住民の同意がない限り、調査にかかることは必要以上に地元住民の不信感を強め、なるものさえならなくなる。これまでにおける行政と住民との迷惑施設協議のイロハのイであります。

 既に現段階で比奈知の名前がひとり歩きしたり、不協和音が飛び交うようでは、事態が泥沼化する心配すらあります。しかるべき当事者間の交渉と、ある程度の合意が認められた段階で遠慮しつつ公表するのが誠意ある交渉ルールと思うものでありますが、仄聞するところ、合意の兆しが認められない限りは、一たん白紙に戻すのが妥当な結論ではないかと、私は考えるものであります。

 そこで、念のためお尋ねいたしますが、青蓮寺における再々延長という話は全く出されていないのかどうか。地域住民の皆さんには延長の話は極めて過酷な問題ではありますが、話の順序として、これまでの経緯をお尋ねしておきます。

 次に、現在の清掃工場の焼却施設の整備工事に関する質問であります。

 廃棄物処理法の改正で焼却処理の際のダイオキシン排出の規制基準が厳しくなった。それに伴い新しい規制基準をクリアするために焼却施設の各装置の改造や更新を行いましたが、その工事着工に当たり、関係各社が入札を行っています。その手続は定められたとおりに行われているものと、提出を受けた書類からは判断せざるを得ないのでありますが、さきの定例議会においても、一、二の議員から質問が出された経緯があります。局長の甚だ表面的、通り一遍の答弁でありましたので、改めて説明を求めるとともに、監査委員の監査結果もあわせてお尋ねいたします。

 次の質問、斎場用地と書いておりますが、これは既に工業団地で斎場建設が順調に進められていますが、そこではなくて、それまでに斎場用地と呼びならされていた牧場のことであります。

 牧場の移転が延び延びになったまま、斎場建設も延ばしに延ばされ、やっと亀井市長の誕生によって、すっきりした速やかな斎場建設が軌道に乗っていることはご同慶の至りであります。

 この斎場建設は、名張市民の念願であると同時に、亀井市長の看板公約でもあったわけで、一日も早い完成を市民一同が待っております。そして現在、亀井市長は牧場主との間で誠心誠意、契約の解除を交渉中であることに、私は法的な問題を離れて牧場主がもとのとおり、現在の牧場で営業を継続されるものと考えておりましたところ、聞くところによると、既に牧場主は白山町に新しい牧場用地を入手されて、牛舎を建設中であるとのことであります。

 さすれば、牧場の移転が行われる可能性もあるわけでございまして、現在の牧場の営業継続をする意思の全くないことは予測されます。このあたりの事実関係を、名張市は、また亀井市長は承知されているのか。事実とすれば、速やかに対応策を講じる必要も出てまいります。

 これ以上、立ち入った質問は控えますが、支障のない範囲のご答弁をお願いします。

 以上です。



○副議長(上村博美) 暫時休憩いたします。(休憩午前11時52分)

  (議長橋本隆雄議長席に着く)



○議長(橋本隆雄) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。(再開午後1時0分)

 市長。

  (市長亀井利克登壇)



◎市長(亀井利克) 午前中の田郷議員のご質問にお答えをいたしたいと存じます。

 「貞観政要」という、大変私にとりましても懐かしい本の名称であるわけですが、私も学生時代読んだ記憶がございます。訳本でございますけれども、原田種成さんのものやら山本七平さんのものを読んだ記憶があるわけでございますが、これは唐の太宗の政治に関する言行を、太宗が没後50年ぐらいたってから、歴史家である呉兢が記録にとどめたものであるわけです。

 これは政治のもとを儒教、道徳に置くという、そういうことでございまして、まだほかにも「孔子」であったり「孟子」であったり「孫子」であったり「呉子」であったり「韓非子」であったり、そんなものも学生時代に読んだ記憶がございます。徳をもって治めるということにつきましては、私はそうなければならないというふうにも思っているところでございます。

 創業と守成いずれが難きっていうことなんですが、これは太宗というのは唐の二代目の君子であったわけでございます。ですから、守成が難しいということを説かれているわけでございますけれども、私は今の時代は、まさに創業の時代ではなかろうかなあというふうにも思っているところでございます。

 明治維新以来130年間続いてきた中央集権型社会システムが立ち行かなくなって、そして国の方で平成12年4月に地方分権一括法をスタートさせて、ギブアップ宣言をなされたわけでございます。

 そんな中で、私はむしろ、また全く違ったそういう社会をつくっていかなければならないという、そういう時代ではなかろうかなあと。徳川家康よりも、むしろ織田信長のそんな時代ではなかろうかなあと、こんなふうにも思わしていただいているところでございます。

 それでは、質問にお答えをいたしたいと思います。

 古くから我が国の多くのリーダーに大きな影響を与えてきました「貞観政要」を通して、さまざまな観点から貴重なご提言をいただいたところでございます。

 政治に携わる者といたしまして、確固とした理念や信念を持つべきであるとのご所見でありますけれども、ご指摘のとおりであるというふうに思います。

 具体的な問題は、後ほどお答えさせていただくわけでございますが、総じて申し上げれば、私は政治家として最も大切なことは、人々の幸せを第一に考えるということであると考えております。平凡でありますけれども、市民の幸せを願い、そうした観点から、視点から考えて、懸命に行動することが市長として最も重要な要件であると思うところでございます。

 名張に理想の自治体を創造していくため、ご指摘の趣旨を踏まえながら、今後さらに精進を重ねてまいりたいと存じますので、今後ともどうかご指導、ご協力を賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。

 初めに、人を生かすことの重要性に触れながら、リーダーは独断専行を廃し、部下の意見を幅広く受け入れ、誤りのない判断を行うべきであるという趣旨から、ブレーン等の活用についての、ご提言もあったわけでございます。

 「良薬は口に苦く病に利あり、忠言は耳に逆らいて行いに利あり」という言葉がございますけれども、「貞観政要」では部下の諫言を受け入れることの重要性が強調されているところであり、実際に古来の中国では諫議太夫という専門職が設けられており、太宗も諫議太夫を初めとする臣下の率直な意見や批判を求め、その意見を尊重しながら政治を行ってきたと言われておりますが、このことは現代においても大いに参考にしなければならないことだと思ってございます。

 リーダーにはさまざまな要件が求められていると思いますが、高い理想と思慮を配し、公正な判断、さらには人の意見を聞き、人を生かすという謙虚さや度量が重要であると考えております。この点につきましては、積極的に市民の声を聞き市民の参画を求めるということ、職員を初めとしたさまざまな人材を活用していくという2つの側面があると考えております。

 1つ目の視点は、端的に申し上げれば、公開、参画、説明責任、すなわち運営手法の問題であります。

 行政運営の向上を図るための最も重要なポイントは、情報公開と市民皆様との対話であると考えており、ガラス張りの市政を実現するため、パブリックコメント(市民からの意見をお聞きすること)の実施や、市長への手紙、まちかどトークの実施など、さまざまな施策を推進してまいりました。今後さらに市民の皆さんがまちづくりへ主体的に参画していただけるような仕組みや取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 2つ目の視点は、市役所という組織にありまして、組織の長として有識者や職員の素直な意見を求めるとともに、人を生かし、さまざまな問題の解決や政策形成に生かしていくということ、すなわち経営機能の向上の問題であります。

 私は特定の人をブレーンとして位置づけ重用するのではなく、すべての職員が大きな役割を担っており、組織としての政策形成機能や意志決定過程の充実を図ることが大切であると考えております。

 こうしたことから、庁議等会議システムの改善、部長への権限移譲、室制度の導入による組織階層のフラット化、各部への政策室の設置などに取り組んでまいりました。また、職員の生の声を聞くため、本年度から部別に職場ヒアリングを実施しております。

 今後も目標管理や行政評価制度を導入することにより、職員が能力を発揮し、責任とやりがいを持って職務を遂行できるように努めてまいりたいと考えております。

 さらに、大学等との連携を強化し、多様な人々からまちづくりについてアドバイスをいただけるような仕組みについても、積極的に検討をいたしてまいりたいと考えてございます。

 言うまでもございませんけれども、行政は不断の改革が求められています。21世紀を迎え分権型社会への移行、急激な少子・高齢化の進展や情報通信技術の発達、環境問題の深刻化、危機的な財政状況など、大きな時代変化に対応していくためには、これまでの発想を転換し、勇気を持って改革していかなければならないことが数多くあります。

 こうしたことから、私は市政一新を公約に掲げ、さまざまな改革を推進しつつあることはご承知のとおりでございます。

 一方、市長が変わっても名張市という自治体は継続していることから、これまでの経過や約束、取り組みをすべて否定することは不可能であり、また適当でもございません。市民の幸せのために改革すべきものは改革し、継続すべきものは継続していくということが大切であり、改革のための改革、断絶のための断絶ではあってはならないと思うのであります。

 右肩上がりの時代が終わり、持続可能、すなわち守成ということが時代の大きなテーマとなっておりますけれども、持続可能な発展を目指すことは極めて困難な事業であり、ご指摘のとおり大きな改革が求められておりますが、それを可能にする最大のかぎは、人であると考えてございます。

 豊かな名張の地域特性を大切にしながら、最大の地域資源である多様な市民の力を生かし、すぐれた職員の能力を存分に発揮していただきながら、協働してまちづくりに取り組む中に、必ずや福祉の理想郷が実現するものと確信をいたしているものでございます。

 私は改革の方向性については、これは決して間違ってないと信念を持つものでございます。また、既に先進自治体においては、実施されていることでもあるわけでございますけれども、方向性については決して間違ってないというふうに思ってございます。

 ニューパブリックマネジメント等に関することについては、助役の方がお答えをさせていただきます。

 教育についての議員のご所見がございました。私も教育とか福祉は費用対効果で割り切れない部分が多くあるということは理解をいたしているところでございます。最小のエネルギーで最大の効果を生むという、その行政の基本的理念は変えてはなりませんけれども、最小の効果のために最大のまたエネルギーを使わなければならんこともあることはよく理解をいたしておりますし、それは教育、あるいはまた福祉の分野に多いということも理解をいたしているところでございます。

 文化行政についてのご答弁を私の方からさせていただきます。

 名張市の文化行政の位置づけにつきましては、まず改革における教育文化の柱について申し上げますけれども、時代の流れにより少子・高齢化、情報化、国際化等が進展し、人々の物の見方、考え方等価値観が大きく変わってまいりました。

 私たちの人生が80年、そして90年と言われ、一生涯を通じて健康で豊かで活力に満ちた生活を営むことは、だれしもが望む願いであります。この願いをかなえる方策は、まさに文化であり、芸術であると考えるものでもございます。

 この文化、芸術は生きがい、健康、仲間づくり、地域づくり等と大きくかかわり、また地域福祉は教育活動とつながっていると考えております。

 人々は生きる時代を選ぶことができませんが、その時代にしか感じることのできない文化、芸術等が数多くあります。ふるさとを見詰め、自分を見詰めるとき、すばらしい文化、芸術に接して生きがいを感じ取れる環境づくりが、市行政に求められていると実感いたしてございます。

 本年度におきましては、文化、芸術の振興を図るため、薪能や美術展覧会、沖津藻の名張文化顕彰事業として今治市との交流事業等を行ってまいります。また、文化施設等の保存、修繕等に係る経費は少なくありませんけれども、必要に応じその内容、時期等を勘案し順次整備を進めてまいりたいというふうにも思ってございます。

 文化、芸術活動の振興のため、既存の施設の整備充実も名張市の担う重要な課題でありますが、現在各地区で行われている文化、芸術の振興が市民の生きがいづくりとして、地域で継承され創造されていくよう努めてまいりたいと考えております。

 関西元気文化圏についてご提言もございました。

 政治経済の中心として、その役割を負っている東京への一極集中を広く文化面で是正しようと、本年5月22日、河合隼雄文化庁長官の構想のもと、山田啓二京都府知事や井戸敏三兵庫県知事、国松善次滋賀県知事等により、文化事業を進めていくことが決められました。この事業は、東京中心の経済力に対し、関西には歴史と文化の蓄積があり、底力を発揮する場があります。多くの文化、芸術は関西から発信しているのも事実であります。

 名張市におきまして、例えば伝統芸能の一つであります能楽の大成者観阿弥が初めて座を起こした創座の地でもございます。このような歴史的、また地理的条件等を踏まえ、名張市でしか感じ取れない歴史や文化を全国に発信し、名張市の文化の発展向上に努めてまいりたいと考えているところでございます。

 先般も河合隼雄長官に名張へお越しをいただいて、一緒に食事をさせていただきながら、名張市の文化についても述べさせていただいたところでございますが、実は河合隼雄長官の奥さんのお父さんが名張の方でございまして、名張のこともよくご存じで、名張へも何回かお越しもいただいてあったわけでございますけれども、長官には私も名張の文化についてご説明を申し上げておいたところでございます。

 残余のことについては、助役あるいはまた担当部長の方からお答えをいたしたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 助役。



◎助役(中川博) 改革が拙速ではないかというご意見でございましたが、長期にわたります景気の低迷や、危機的な財政の窮迫化、それとか少子・高齢化の進行などによりまして、今日、国や地方ではどこでも行財政改革が必要となって行われております。

 こうした中、当市におきましては、さらに急激に財政の硬直化が進みまして、昨年財政非常事態宣言を発するということに至りました。そういう中、小手先の改善だけでは到底克服できない危機的な状況にあるというふうに認識しております。一刻も早くこの危機的な財政状況を回避いたしまして、自主自立のできる、足腰の強い自治体をつくっていくためには、行政の仕組み、規範そのものの転換をスピード感のある大胆な改革で推進しなければならないと思っております。

 このため、プログラムにおいては、多くの課題を短期2年で集中して取り組むことにしておりまして、決して拙速な改革であるとは考えておりませんので、ご理解をいただきたいと思っております。

 また、このプログラムをつくるに当たりまして、職員の意見を十分に聞いて、ボトムアップでつくるべきではなかったかということでございますけれども、その中で市長と私と北川前知事ですか、3人でつくったんじゃないかというようなことも言われておりましたけれども、とんでもない話でございまして、この市政一新プログラムは、実は数年前に、もう既に名張市の職員の手でつくられたものがございます。それがベースになっておりまして、そのベースにいたしまして、市政一新本部とか、あと市政一新市民会議あるいは市政一新委員会、それから全職員から意見をいただきました一案一新運動、そういったものを加味いたしまして、リニューアルしたものが、この市政一新プログラムでございまして、このプログラム、実はコンサルとかそういったものは一切入っておりませんでして、職員の手づくりのプログラムでございます。これはこの点につきましては、私は全国に自慢できるようなプログラムではないかなあというふうに思っているところでございます。

 それから、職員の一案一新でございますけれども、これも747件、個人から提案がございました。それから所属からは183件、合わせて900件余りの提案がございまして、即座に、昨年度中も即座に実行したものが31項目ございます。それからこのプログラムにその意見を取り入れたものも100件程度ございます。そういった形で職員の意見を十分に取り入れながら、このプログラムはつくってきたつもりでございます。

 それからもう一つ、職員給与の2%カットの問題ですけども、これでやる気が起こらないんじゃないかということもご指摘ございました。

 これは市政一新とは若干別問題でございますけれども、財政非常事態という事態が、これ重なって昨年度は起こってきました。それで財政健全化のための緊急対策ということで、どうしても平成15年度の予算を編成するためには、職員の給与の2%をカットせざるを得ないということになりまして、何とか職員組合とも協議を重ねさせていただいたんですけれども、結局3月までには合意に至りませんでした。市長は苦渋の選択をしていただいたわけなんですけれども、職員組合の合意のないまま2%のカットを強行させていただいたんですけれども、ただこの平成15年度の予算を目の当たりにしていただいて、かなりの職員の方がこの2%カットやむなしというふうに思っていただいてるんじゃないかなあというふうに、今は感じておるんでございますけれども、いずれにいたしましても、この財政健全化の救急対策を実施しているこの2年間の間に市政一新に早急に取り組みまして、この緊急非常事態を脱しまして、正常な姿に戻していきたいなあというふうに思っておるところでございます。

 それから、さわやか運動、北川改革が県職員、半分ぐらいしか評価されてないよということもございましたけども、確かに北川前知事が就任いたしましたころ、私もそこにおったんですけれども、あれが就任が4月でしたんですけれども、もう7月には、さわやか運動という運動を前面に打ち出しまして、職員の方に行革運動を求めてきました。私も最初のころは何のことだかということで、こんなことが職員に認知されるのかなあというふうな感じで思うとったわけなんですけれども、改革ということは、今で言う市政一新でもそうなんですけれども、過去の自分のやってきたことを、まるで否定されるような、まずは自己否定から始まるように思われがちなんですけれども、決して私はそうは思ってないんですけれども、それぞれの時代でそれぞれ最善を尽くしてきたと、職員は最善を尽くしたてきたと思っておるんですけれど、時代の流れでそういう昔のやり方では通用しなくなりまして、新しいやり方にしてくださいということで突きつけられたわけなんですけれども、そこで、やはり自分を否定されるということで拒否反応は当然あるわけですけども、それがこのいつの時点の調査だかはちょっと定かではありませんけども、半分もこれは評価をしているという、逆にですね、半分も評価をしているということは、これは間違いではなかったんじゃないかなあというふうに逆に思っているところでございます。

 続きましては、片仮名用語の使い過ぎというものもご指摘をいただきました。

 これは全庁的にはできるだけ片仮名文字の使用を避ける努力をするとともに、文書責任者等への周知徹底も行ってまいりたいと思っております。

 ただ、先ほどから申し上げているようなニューパブリックマネジメントとか、シティズンズチャーターとかいった片仮名文字なんですけれども、こういったものは全国的に行われています改革の根底に流れる基本的な言葉となっております。こういった言葉は我が国だけで考え出されたものではありません。当然そうなんですけれども、国際化の中にあって欧米諸国が取り組んだ改革方式に模範を置いたものが多くあるわけでございます。このために基本的な部分でありますニューパブリックマネジメントなど、どうしても片仮名文字を使わざるを得ないような場合が出てきます。

 こういった場合には用語解説をつけ加えるなどして、市民の皆様にご理解をいただけるよう工夫をしております。それで、この市政一新プログラムの後なんかにも用語解説をつけさせていただきました。

 それから、あともう一点、この片仮名用語を使う意味なんですけれども、この用語の持つ意味を理解していただくこと自体が改革への意識啓発につながるのではないかなあと、そんなふうにも考えておりますので、ある意味ちょっとわざと使うという意味も、効果もあるということで、何とぞご理解賜りますようにお願い申し上げたいと思います。

 それから、あと一点、私の方から土地開発公社の関係のご質問がございました。

 滝之原工業団地が厳しい情勢だと、確かに簿価と、それから実勢価格を比べるとかなりの差が出てきております。そのこと事態は問題意識は持ってはおるんですけれども、なかなか厳しい企業の立地状況でございまして、すぐさまあそこを、この問題を解決する策はないんでございますけれども、その経過説明をということでございましたけれども、この団地につきましてはバブルの始まる崩壊前から話がございまして、平成4年ぐらいにこの団地造成が具体化されてきたということでございます。でき上がったのは平成12年1月にでき上がったということでございます。

 その後、企業誘致に向けて努力をしておりまして、平成13年度から平成14年度にかけては3,000件の企業を回っていただいたりもしております。それから、昨年度は名張市企業立地促進条例というものもつくらさせていただきまして、企業誘致には努めておるところでございますけども、いまだ斎場以外の立地はございません。

 厳しい情勢でございますけど、これは、ただ全国的に見てこういう工業団地、たくさんございまして、確かにこういう不景気が長く続くというのを、これ見通している人がいれば、こういうことにはならなかったんかもわかりませんけども、当時としてはこの不景気がこんなに長く続くとは、なかなか判断し切れない状況であったものと思われます。全国の状況から見て、そういう判断も難しかったんかなあというふうには思っておるんですけれども、ただ、結果としてこういうふうに遊休の土地を残しておるわけでございますので、この点につきましては、あらゆる手段を講じて売却とかそういった遊休利用につきまして取り組んでいきたいなあというふうに思っております。

 以上です。



○議長(橋本隆雄) 衛生担当参事。



◎環境衛生担当参事(上田三男) 清掃工場にかかわりまして2件のご質問をいただきましたので、お答えをさせていただきます。

 まず初めに、新清掃工場についての現状等のご質問でございましたが、新清掃工場の建設に関する件につきましては、さきに4月23日と4月28日に開かれました重要施策調査特別委員会において建設予定地を名張市上比奈知字松尾2683の2ほか40筆、面積3.9ヘクタールとし、立地に向けた調査検討を進めていきたい旨を説明をさせていただきました。

 この重要施策調査特別委員会におきましても、たくさんの議員さんからもご意見をいただきました。新清掃工場につきましては、調査項目やその内容及び建設に必要な年次からかんがみまして、まず事前調査の部分から着手をお願いし、現在いたしておるところでございます。

 また、現在の青蓮寺の清掃工場の地元と再三延長等の話があるかないかというご質問でございますが、ご承知のように、青蓮寺地区等におきましては、昭和45年から今日まで33年の長きにわたりましてお願いをしてきまして、さらに5カ年の延長をお願いし、このたび協定を結ばしていただきまして期限を平成20年6月までということの内容で締結をさせてもらっておりますので、ご報告をさせてもらっておきます。

 それから、2つ目の、既設処理施設、すなわち現在の清掃工場の排ガス対策工事につきまして、前回の3月議会で石井議員さんからご質問をいただきました。その件に関連しましてのご質問ということでお答えを申し上げます。

 このたび平成13年度と平成14年度の2カ年の継続事業として実施いたしました当該の整備工事は、清掃工場精密機能検査結果に基づく老朽化対策として一連の改修工事を施し、さらなる安全かつ安定的な操業を図ったものでございます。当該工事は性能発注方式として計画し、ダイオキシン類除去につきましては電気集じん機を主体とした改造により行うものといたしました。

 本排ガス対策工事は、事務手続及び工事内容とも適切に行われたものであり、当清掃工場と同規模とされる施設との工事金額についても適正であると考えております。

 ちなみに、この整備工事は全体で16億5,900万円でございまして、そのうち約65%が排ガス高度処理施設整備工事で10億7,700万円となっております。残り約35%が老朽化対策工事で、金額にしまして5億8,200万円ということでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 斎場建設事業担当理事。



◎斎場建設事業担当理事(堀永猛) それでは、斎場建設関係についてお答えを申し上げます。

 斎場建設事業につきましては、現火葬場の移転計画を表明して以来三十数余年を経過する長年の懸案事業であり、緊急かつ最重点事業としてこれまで取り組みを進めてきた中で、新斎場の早期建設と財政負担の軽減を図るためには新斎場の建設位置を変更することが最も実現性が高いと判断し、また議員各位、地元滝之原区を初め市民の皆様のご理解をいただきながら、鋭意事業展開に努めてきたところであります。

 来春完成に向けまして、現在順調に建設工事を進めさせていただいており、いよいよ来年4月から新しい施設で業務を開始したいと考えております。

 ご質問の中の前計画地における権利関係者の白山町でのお話につきましては、聞き及んでおりますが、権利関係者と円満解決が図れるよう、引き続き誠意を持って話し合いを進める努力をしてまいりますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。



○議長(橋本隆雄) 監査委員。



◎監査委員(山本昭始) 清掃工場につきまして、監査委員としても一言というようなご質問でございました。

 ただいま担当参事からも説明をいたしておりましたが、この工事は、ご承知のとおり伊賀南部環境衛生組合の事業でございます。したがって、伊賀南部環境衛生組合の平成13年度、平成14年度の両年度にわたって工事をいたしておるものでございます。

 平成13年度につきましては、既に決算を終えておりますので、平成13年度の伊賀南部環境衛生組合会計の中のごみ焼却場建設費という一つ、目が起こされておりまして、その中で支出された金額は10億3,400万円余りという数字になっております。この中には事務費等も含まれておりますが、そういう数字でございます。

 それから、平成14年度につきましては毎月、これは伊賀南部環境衛生組合の監査ということで、私と青山町の監査委員さんとで監査を実施している次第でございます。

 平成14年度につきましては、皆さんご承知のように会計年度は4月1日から3月31日までということになっておりますが、4月と5月は出納整理期間ということになっておりまして、5月分は今月の27日に例月出納検査を実施するということになりまして、5月分はまだ実施をいたしておりません。したがって、きっちりした計数についてはちょっとまだ未定ですし、さらにまた、決算書などがつくられまして、決算審査をいたして皆さん方にまたご報告をする機会があろうと思いますけれども、この建設事業費につきましては、大体1月に大まかな支払いは終わっているようでございます。

 そういう中で、我々も青山町の監査委員さんが現在欠員になっておりまして、組合議会でまた議会選出の監査委員さんをつくっていただかなければならんということもございますので、平成14年度の5月分、さらにはこの組合の決算審査というものを経た上で、またご報告をさせていただくことになろうと思います。

 数値につきましては、ただいま参事から申し上げておりましたように思っております。ただ、相当大きな金額を投資して、使えるのは5年間ではちょっとというような気持ちはないこともございませんけれども、これは地元との約束、それは工事をそれだけかけなければできないというような状況でございますから、やむを得ないところはあるんではないかなあと、こんな判断をいたしております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 田郷議員。



◆議員(田郷誠之助) ご説明お聞きいたしました。

 まず初めに、市長は本当に、私がご提言申し上げた「貞観政要」、若くして熟読されておられたと、いやさすがだなあと、私も官服をするものでございます。

 ところが、ちょっと聞いてて気になったんです。「貞観政要」で、私は徳川家康、尊敬してると申し上げましたけど、どちらかといえば織田信長という名前が出てまいりまた。織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、3人の性格を比較して歌があります。織田信長はホトトギス鳴かないものだから「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」、豊臣秀吉は「鳴かぬなら鳴かしてみせようホトトギス」、徳川家康は「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」でしたね。そうすると「殺してしまえホトトギス」ということで、これがそういう、何ていいますか、厳しい姿勢がやはりこの今回の政策に一貫して、私は流れていると、私の表現したことが、やっぱり当たっていたんではなかろうか。給与のカットだって、まあ表現確かにいろいろ事情はありますけれども、やっぱりニュアンスの差っていうものはそこに自然と出てくるわけであります。

 私はあえて、だからその織田信長の「殺してしまえホトトギス」という、この気性を発揮してもらう部分は、先ほど私があえて継続性は断絶せよと申し上げたときに、継続性はやはり必要なんだという表現だけで済みましたけれども、私があのときに断絶せよと申し上げたのは、あしき部分は断ち切れと、そのあしき部分を断ち切る、これひとつ、織田信長流にやってほしいんです。それをまず申し上げておきたいと思います。

 過去の清算ということは、やはり大事なんです。日本人にはこれが極めて弱い。しかし最近ちょっと新聞を見てましたら、71年前、要するにソ連のスターリンの業績をたたえた、いわゆる新聞記者がいたわけです。そのソ連の暗部を十分新聞記者として承知していながら、そういう問題点は表に出さないで報道していたというようなこと、ソ連のスターリンの業績をたたえる記事、これがピューリッツァー賞を受けてる。71年前に。しかし、今それの見直しが問題になってきてるわけです。見直そうじゃないかということで、これは新聞記者の最高の栄誉と言われているピューリッツァー賞、71年前にさかのぼって、その新聞記者の栄誉を剥奪するぐらいの、これはヨーロッパの人たちはとことんやることはやる、正義は正義、あしきものはあしきものとして切るという姿勢に、私はこの記事を読んで感服しているんですけれども、71年前どころか、ここ五、六年ぐらいのことなら、いろいろもっともっと織田信長流に、やはり刃を振り回していただきたい。私はそれを亀井市長に期待しているわけでございます。

 その他いろいろと助役のご説明の中で、市政一新プログラム、ボトムアップで、もう何年か前からもう職員の意見を取り入れて、職員手づくりの基本的にはプログラムなんだという説明。もちろん私はもうでき上がったものをどうのこうの言うんじゃなくして、とにかく軌道に乗りつつあるものは、やはりやってもらって、私は経緯を見ながら私の意見を横から申し上げていく。だから、何もひっくり返して、もうつくり直せと言っても、それは何も絶対できるものじゃないと思うから、それは私の意見として聞いておいていただきたいけれども、引き続いて今後の実施状況の経緯というものは十分私なりに見守っていきたい、このように思います。

 それから、片仮名言葉ですね。

 正直言うて、私質問のときも今も、しょっちゅう片仮名言葉が出るものですから、議場からも笑いの声が出てるわけでございますけれども、これは、わかっている者同士でしゃべるときはそれでええんですよ。言い訳してるわけやないですけど。

 私が言いたいのは、市民の、だから今のニューパブリックマネジメントと、表題がそうなんだと、それを、表題の片仮名、あえて書きたかったら括弧して下に書けばいいんであって、表題はそれこそ市民が、ああやりたいという気持ちを起こさせるような、何かすばらしい、私今ここで知恵はわきませんけど、そういうものがいいんじゃないかと、こう言うてるんです。

 今すぐやれとは言いませんけれども、裏見たら用語の意味がわかるとかいうことですけれども、私はやっぱり一般市民の人が抵抗感を感じないようにということが、私のお話しした気持ちなんです。その辺を一応ご理解しておいていただきたいと思います。

 そうして、さっきの清掃工場の比奈知の問題でございますけれども、私の質問に対するご答弁で、白紙に戻すというようなことを私が質問の中で申し上げた。で、私はここではっきりと申し上げておきたいんですけれども、住民の合意が前提であると、これが私は重ねて申し上げておるわけです。

 前の特別委員会でも調査に着手するという提言があったことに対して、あくまでも住民の合意が前提だよと念を押してるはずなんです。それをここで確認したいし、だからそういう意味では、私が現状あくまでも白紙撤回したのと同じ状況になければならないということを言ってることを確認しておいてほしいと思うんです。

 もう調査に入るのは当然のような状況にもしあるとすれば、私があそこであれだけの意見を出したのが何の意味があったのかということがわからないんで、大勢は調査を黙認しているようなお進めであったかにも思いますけれども、あくまでもそういうものじゃないはずです。これは議会でも改めて確認もしてもらいたいと思いますけれども、これきょうも非常に住民の方たちが心配をして聞きに来ておられる中で、その辺のところは、はっきりとさせておいてほしいと思います。

 全部申し上げておきましょうか。いや、その辺までとりあえず。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 「貞観政要」の中で織田信長の時代やということで申し上げて、私は織田信長になるんやとかいうことではないんですね。時代背景としては、今そういう改革の時代であるということを申し上げたところでございまして、徳をもって治めていくというのは、私の政治信条でもあるというふうなことはご理解をいただきたいなあというふうに思っているところでございます。

 そんな中で、あしき習慣というものは、これはもう断ち切っていかなければならないと、これはもう思っているところでございます。

 それから、新清掃工場の中での住民の合意ということにつきまして、住民に合意をいただくためには、やっぱりきちっとした説明責任を果たしてまいらなければならんわけでございます。それのためのいろんな手続、あるいはまた調査も必要になってくる部分もあるということで申し上げてきたところでございます。



○議長(橋本隆雄) 田郷議員。



◆議員(田郷誠之助) では、重ねて申し上げますが、住民合意が前提であるということは、重ねて相互確認したということで、次に、最後でございますが、これはもう大きな問題ですね。

 改革全般について、夢のない改革は正直言って、ただの修繕屋です。その点、今のこの市長が夢を追う姿勢、僕はその姿勢には共感を覚えているんです。非常に夢を追う姿勢。

 しかし、その長い暗いトンネルを、やはり通り抜けていかなければ、その先、桃源郷というものはあらわれないということでも、やはり考え方としては一緒だと思います。

 しかし、長いトンネルを抜けた先が明るい桃源郷で、果たしてあるのか。再びそこには暗いトンネルが待っていたということになるのか。この辺は、もう本当にこの桃源郷というものの姿を速やかに、早く市民にも示すことが大事やと思います。これは一つ申し上げておきたい。もうこれは答弁要りませんから、私の意見と。あえておっしゃりたい場合にはお聞きしますけれども。

 それから、そのほか私はあとの方の3つの問題点、いろいろご答弁もありましたけれども、そのまま聞きおくと、しかし、問題意識を持って問題のある部分については速やかに対応、解決策、引き続いて私も注目をし続けることを申し上げて、私のきょうの質問は終わります。これで、ほかのもうご答弁は結構です。



○議長(橋本隆雄) 橋本マサ子議員。

  (議員橋本マサ子登壇)



◆議員(橋本マサ子) 本日の最後の一般質問者となりました。日本共産党議員団を代表させていただき、私の方から質問をさせていただきます。

 国民の暮らしが大きく揺れている今、多くの借金を残した過去の行財政運営の反省もなく、少子・高齢化のみを前面に打ち出し、公的責任のもとで果たしてきた役割を投げ捨てていく行財政改革を進める法律が、枚挙にいとまがないほど連日国会で議論され通過していることに、怒りを覚えつつ質問をさせていただきます。

 なぜ怒りを覚えるかというと、それは今後の市民生活に大きな影響が出てくるからでございます。

 高齢者がふえれば社会保障費が増加するのは当然のことです。それを承知しながら歴代自民党政府は財界の要求に従って法人税を大幅減税し、所得税の最高税率を引き下げて、基幹税を空洞化させてきたものです。

 同時に、低所得者ほど負担が重い消費税を導入し、税率を引き上げ、社会保障も連日改悪して、今国民に負担増を押しつけてきております。政府が一連の制度見直しで進めてきたのは、十分な負担能力を持つ大企業や高額所得者の負担を減らし、圧倒的多数を占める中低所得層や中小企業に添加することでした。こうした方向が家計消費の冷え込みの大きな原因となり、日本経済の活力をそぎ落としてきたことは明らかでございます。

 とりわけ6年前の消費税税率引き上げと医療の負担増は、日本経済をどん底に突き落とし、さらに不良債権処理策と国民負担増がこれに拍車をかけています。中小企業をつぶす一方で、りそなには2兆円をぽんと公的資金で支えるという手法は、とても理解できません。

 一口に2兆円とは、名張市の一般会計の予算約200億円とすると、100の自治体の一般会計予算が組めることになります。そして、今年度の社会保障の負担増を全部やめても、まだ余ると言われています。

 このような政治が行われる中、国民は現在どのような状況にさらされているでしょうか。暮らしや営業などが維持できなくなり、人々の生活にさまざまな影響を及ぼし、悲惨なところへと追い込まれている実態は、ここで私が申し上げるまでもなく、連日新聞などで報道されているところでございます。

 名張市でも事業者は減り、大阪などへ勤めるサラリーマンがリストラに遭ったことから、その退職金で税収がふえるといった喜べない実態もあります。

 また、従来の生活が維持できないことから、生活設計の変更を余儀なくされ、市営住宅の入居に対する競争率は厳しく、就学援助や保育所入所の申請も増加してきています。

 特に生活保護世帯の伸びはここ数年間で急激に伸びており、2000年4月と、3年後のことし、2003年4月を比較すると1.84倍と、およそ2倍に膨らんでいます。

 この上、不安定雇用の激増が懸念される労働基準法改悪、年金給付の繰り延べ、介護保険料の引き上げ、さらに消費税を10%以上にも引き上げようとしています。

 今税金の使い方をしっかり改めて、国民の暮らしを守ることが先決だと思いますが、このような状況に対して、市長はどのように思われますか、お聞きいたします。

 さて、イラク戦争には7割の国民が反対していたにもかかわらず、戦争をしない国から戦争をする国へと、9割の国会議員で有事法を成立させたことについて、各種団体から大きな批判が寄せられ、発動させないための行動が後を絶ちません。このまま進みますと、自治体にも影響が出てくるときが来ると思いますが、この有事法制について、どのように思われていますか。

 また、自衛隊の三重地方連絡部長から、いわゆる対象者名簿の提供の依頼がこれまで行われていると聞いています。いつごろから行われ、何人ぐらいを紹介したのかなど、全国的な問題として取り上げられています。名張市ではこの点についてどのように対応されてきたか、お尋ねをいたします。

 さて、名張市でも財政健全化に向けて市政一新プログラムが発表され、改革プログラム61項目の中、さきの3月議会で議論が百出した地域予算関連や組織機構の改革など、既にスタートされているものが6項目あります。そして残された項目のほとんどが来年度からの実施を目標にしています。

 果たしてこんなに多くの改革を、しかも短期間でどのようにして進めるのかと、計画を見ただけでその信憑性が問われます。また、経費節減と合理化が前面に出た内容となっており、市民や職員の声がどのように生かされたのかと思います。

 行政の政策や改革は市民の意向をくみ上げた上で、しっかりと練られたものでなければなりません。政策ができ上がるまでのプロセスが大切です。しかし、この間の様子を見ていると、そのプロセスが全く見えません。机上の計画だけで改革断行と言われても、それは実動困難であり、民主的ではありません。

 4月から実施をしてきた6項目の現状と問題点はなかったかなど、感想を含めて簡潔にお答えいただきたいと思います。

 また、4月から福祉面でのサービスの削減が多く実施されました。それに加えて教育面での経費節減があり、自治体が最低の責任を負わなければならない分野で、大変な取りこぼしをしていることがわかりました。

 名張中学校と赤目中学校での老朽化による雨漏りが指摘されていたにもかかわらず、改修がおくれていたということです。教室や廊下の雨漏りが改善されず、バケツやぞうきんでしのいでいることから、床がめくれ、生徒がつまづき、けがをするといった状態もあったようです。緊急の対策が必要だと思いますが、老朽化した市内の教育施設の実態をどのように把握されていますか。

 また、耐震診断を終えるには、今の計画ではことしを含めてあと3年もかかります。一日も早く診断を終了して、改修計画を急ぐ必要があるのではないかと思うのですが、いかがでしょうか、あわせてご答弁願います。

 さて、この市政一新の中で、保育所や給食業務の民間委託の方向性が出されています。改革の名のもとに効率化を進める政府の方針が、名張市にも到来したと言えます。

 時あたかも、地方独立行政法人法案が6月3日、衆議院の総務委員会で自民党など与党3党の賛成多数で委員会可決されました。これは自治体の病院や保育所など、公的部門を法人にして、50%以上の出資を自治体に義務づけながら、議会の関与を設立時の定款や公共料金の上限枠の決定に限定するなど、議会と住民のチェックがほとんど及ばない制度設計になっています。また、自治体の長の判断だけで職員は公務員資格が奪われることにもなります。

 自治体は営利を目的とする民間企業とは違って、住民福祉の増進を図ることが基本的任務です。それが法人化されることで採算性の追求を迫られれば、住民の負担をふやすか、事業の廃止を含むサービスの縮減を図ることになります。これは自治体が住民生活に欠かせない事業への責任を投げ捨ててしまうことを可能にする制度であり、住民に大きな影響を与える危険な法律でございます。既に進められている民間委託への方向性に拍車をかけるものであり、我が党は反対をいたしました。

 私は財政の効率化を目指すときに、子育てに向けた効率化による経費削減を求めてはならないという立場に立って質問をします。

 保育の制度改革の動きは、1992年の公立保育所人件費の地方交付税化に始まりました。しかし、これは自治体の強い反発に遭い、撤回が余儀なくされました。

 ところが政府はあきらめずに、1997年6月に児童福祉法を改正し、保育所を措置施設から外しました。言葉の上では措置制度がなくなりましたが、国や自治体の保育における実質的な責任は担保されていました。しかし、政府はふえ続ける待機児童の解消を理由に、行政運用を通じて次々と保育所制度の後退を図ってきたのです。それは最低基準の弾力化です。保育士の非常勤化、あるいは職員配置の弾力化、児童の定員の弾力化、1人当たりの施設面積の弾力化などにより、保育内容が後退を余儀なくされてきたのが実態です。

 このような政府の方針が名張市の保育行政にも反映されています。臨時保育士の急増、また施設面積はそのままで、受け入れをふやしていることから、本来、児童の遊技場や交流の場であるホールを2つに区切って使用していることです。応急的な対応になっているため、実態としては狭い面積に児童がひたすら忍耐強く過ごしている姿がありました。

 ある関係者は、とても人間の生活するスペースではないと言っておられました。時折つねったりひっかいたりと、けんかが生じるのも避けられないのではないでしょうか。最低基準の弾力化は児童の生活空間の保持ということからしても、正常な状況とは言えません。

 市長はこのような実態を把握されておりますでしょうか。もし把握されておられるなら、その感想をお聞かせください。

 私は保育所の民営化を唱える前に、このような実態こそ一日も早く解消することが公的な責任を果たすことだと思いますが、いかがでしょうか。

 今回の市政一新に掲げられている保育所の民営化及び保育所と小学校の給食業務の民間委託については、来年度から実施となっており、いずれも効率化による経費削減と書かれています。しかも、小学校の給食業務については、民間委託を実施する中で、市民サービスの向上を実現させるとあります。

 民営化をすることで、保育内容にしても、給食内容にしても、児童の発達を保障でき得るのでしょうか。また、その仕事に従事している保育士や調理員の身分保障はどうなるのでしょうか、お考えをお聞きいたします。

 そして、現時点で具体化されている計画の内容をお伺いさせていただきます。

 次に、介護保険制度の充実を願い質問いたします。

 利用者が自由に選択できるサービスをうたい文句にして、介護保険がスタートして3年が過ぎました。

 ところが、寝たきりのお年寄りなどが入る特別養護老人ホームは、希望しても入れない待機者が急増しています。厚生労働省は新しい入所基準を決めましたが、問題解決にはほど遠いのが実情となっています。

 新しい基準として、介護の必要の程度や家族等の状況を考え、必要性が高いと認められる入所申込者を優先的に入所させるよう義務づけたものです。

 名張市でも県が作成した指針に基づき、各施設で入所基準をつくって運用しています。

 川崎市のある特別養護老人ホームは、要介護度による点数が重視されており、軽い要介護1は5点で、介護度が重くなるほど点数がふえ、要介護5になると30点になると言われています。

 また、三重県の指針では、介護の必要性の補足として居宅サービスの利用状況などとなっているため、もっと利用したくとも利用料を節約しなければならない人にとって、点数が低くなるといった問題点があると言われています。

 介護度が軽くても、痴呆の症状があったり、経済的に調整している人などに対しても、公平に判断した点数にするべきだと思うのですが、そういった配慮はされているのでしょうか。名張市での運用状況をお尋ねいたします。

 政府は、2004年度までに36万床を整備するとしていますが、ことし4月現在でおよそ34万床にとどまっています。全国的な実態に見合った整備目標そのものの見直しが必要になります。

 名張市での待機者もかなり増加しているようです。先日も痴呆が始まった母親が一日も早く入所できなければ夜も寝られない、私を含めて兄弟がいるが、働かなければ生活が維持できない、何とかしてほしいと訴えられました。このような人がほかにも大勢いるのではないかと思います。

 現在何人の待機者がいますか、そして、その解消策としてどのようなことをお考えになっていますか、お尋ねを申します。

 続きまして、介護保険の事業とは直接関係がないわけですが、関連した高齢者の福祉サービスでもありますので、昨年度まで実施されていた移送サービスの復活をお願いするものでございます。

 昨年度までは外出支援サービス事業として、リフトつきやストレッチャー装着車両で、移動が必要な高齢者に対して医療機関や施設の入退所などへの送迎を支援していました。利用できる対象者は寝たきりなどで公共交通機関やタクシーなどの乗車が困難な高齢者で、これは無料で実施されていました。

 ところが、もっと幅広い人たちがいろいろなことに利用できるようにと、ことしから対象者を広げました。そのことにより、利用券の給付へと内容が変わったのです。そのことで幅広く多くの人が利用できるようになり、拡大していただいたことはそのまま続けていただきたいのですが、年間2万4,000円の利用券では、例えば梅が丘から市立病院までの往復をリフトつきや、ストレッチャー装着車両で移動すると、4回ぐらいしか利用できないというふうに言われています。せめて低所得者に対して無料での復活をお願いしたいという声が寄せられています。

 このような弱者に対してこそ福祉の心を働かせていただき、安心して病院へ通うことができるよう、公的な配慮をお願いするものですが、いかがでしょうか。

 次に、これも介護保険関連ということになりますが、介護保険で65歳以上の要介護認定者は所得税の障害者控除、特別障害者控除が受けられます。障害者控除の申請に当たっては、各市町村の判断と権限による認定書があれば、障害者控除を受けることができます。

 昨年も要請してまいりましたが、申請があれば受け付けますということだけでした。しかし、市民の皆さんの中には、きちんと徹底されていないというのが現状の姿です。

 そのようなことから、ぜひ名張市独自の要綱をつくっていただき、その上で市民の皆さんへの周知徹底をお願いするものですが、いかがでしょうか、お答えください。

 確定申告の期限は3月15日ですが、障害者控除は還付請求することができます。還付については5年間さかのぼり、年間を通じて請求することができますので、市民の皆さんにとって不況が長引き、暮らしにくくなっている折、少しでも節税できる内容にしてあげるべきだと思います。ぜひともお取り組みをお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

 最後に、新清掃工場の建設計画という時期にさしかかり、私たちがごみ問題についてどのような認識を持つかで、その選択肢が変わってくることを述べながら、新しく整備するに当たり、まず基本的なお考えをお尋ねいたします。

 今日のごみ問題を環境汚染問題として掲げざるを得なくなってきた基本的な責任は、どこにあるかといえば、一つには、最終的にはごみになるものを製造販売する事業者に問題があります。

 2つ目には、最終的にはごみになり焼却することで環境汚染問題を引き起こすことが予想されるのに、塩ビなど環境汚染の原因となる物質を含む容器包装や素材などを製造販売してきた事業者の利益追求を規制してこなかったことで、結果的にごみ発生を野放しにしてきた国の責任です。

 3つ目は、市町村にも責任の一端があります。それは、焼却に適さないごみを可能な限り焼却し、その結果、環境汚染問題や高額な焼却施設を整備するための財政問題、また環境が汚染されることから、施設建設地での紛争などに対する責任です。

 そして、4つ目には、大量生産、大量販売、大量消費、大量廃棄の流れをつくり出した国や経済界の使い捨てライフスタイルに流され、環境を汚染する原因となる大量のごみを排出してきた市民や事業者などの責任も軽くないと言えます。

 このような流れから、市町村はごみの減量化と焼却することを中心とした処理、そのための施設建設に追われてきました。しかし、このままの流れで進めることは、何らごみ問題の解決には至らないという結論に達するのではないでしょうか。

 ごみ問題を根本的に解決する早道は、いつまでも分別やリサイクルを続け、いつまでも燃やすことに多額の財政を投入するのでなく、ごみとなるものをつくる製造元への規制と、責任を負わせることではないでしょうか。

 しかし、現実の問題として、今すぐにごみゼロ社会の実現や、環境を汚染する物質の発生を全面的にシャットアウトすることはできません。ただ、今から新しく清掃工場の建設計画を進めるに当たっては、そのような将来像を描きながら内容を練り上げる必要があるのではないかと思うのです。

 幸いに今、市民の多くは分別収集や資源ごみの回収に努力し、環境問題にも関心を寄せています。そのような市民の意識をより育てつつ、ごみの発生源である企業に最終処理までの責任をとらせる法律を国につくらせることが急がれるのではないでしょうか。

 そのような方向性が確かになれば、環境を汚染する問題が解消され、自治体が高い経費を投入して大規模な焼却施設をつくる必要もなく、標準的な技術対応で処理ができるようになります。これこそ、むだを省くということになるのではないでしょうか。ぜひこのような観点で、新清掃工場の計画を組み立てていただきたいと思います。

 現在は、朝からのご議論にもありましたが、建設予定地やガス化溶融施設での提示はされています。しかし問題は山積です。

 まず、先ほど申し上げた根本問題の解決と、分別に対する市民の協力や将来のごみを予測した結果、計画をつくられているのかどうか、お尋ねをいたします。

 さて、ごみ収集業務について2005年度から業務の効率化と低コスト化を目指して、民間委託を進めていく方向が示されています。

 市内周辺部の収集方法に対して、分別収集に努力しているのに、一部では可燃も不燃のごみもみんな一緒に回収している。これでは、私たちの努力が実らないと苦情が入ってきました。

 聞くところによると、直営の職員は、そのような内容が判別できたときは名張市の進めている分別収集に反するため、市民の皆さんの意識改革を進めるためにも、収集せずにその場に置いて帰るか、持ち帰って職員の手で分別しているということでございました。

 名張市では、一部委託をされているようですが、委託業者の場合は、どのようになっているのでしょうか、把握されていますか、お伺いをいたします。

 次に、現在青山町との一部事務組合で運営されていますが、合併とのかかわりの中で、仮に解散になった場合の職員の処遇について、あらゆる角度からの身分保障の問題が出てくるのではないかと思います。どのように考えておられるか、お尋ねをいたします。

 さらに、7月から可燃ごみの完全週2回取りとするため、祝祭日も回収することになりました。今までになかった休日の出勤が新たに加わることから、家族への犠牲も余儀なくされます。条例での祝祭日勤務などの補償についてはどのように考えておられますか。

 また、このような職員の勤務状態が変化することなどについて、直接携わる職員への説明はされておられるのかどうか、お尋ねをいたします。

 ごみ問題の最後になりますが、現在桔梗が丘と旧市街地の一部で各戸収集が行われています。ほかの住宅地ではステーション方式になっておりますが、入居が進む中で、ステーションの場所が次第になくなってきております。

 このような関係から、各住宅地からは各戸収集の要望が多く聞かれます。そのためには、その労力に耐え得る職員の体制を整えないといけないと思いますが、その辺のお考えはいかがでしょうか。これからのごみ問題の計画にかかわり、この点についても十分ご検討をいただきたいと思うのですが、その点のお考えをお聞きしたいと思います。

 以上、1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(橋本隆雄) 市長。

  (市長亀井利克登壇)



◎市長(亀井利克) 橋本マサ子議員のご質問にお答えをいたしたいと存じます。

 まず、この今長期間に及ぶ経済不況、そしてまた、それに対しての自治体の存続についての考え方を述べよというふうなことのご質問をいただいたわけでございます。

 今日の我が国の状況は、長期にわたる経済の低迷、国、地方を通じた危機的な財政の逼迫化、少子・高齢化の進行等で、これまでの考え方や仕組みが大きく変化をしてきております。これらの時代の変化に対応するため、国、地方を通じて歴史的な節目となる大規模な行財政改革が行われているのが現在の状況であると、私は認識をいたしているところでございます。

 これらの改革の根底には、右肩上がりの経済の時代、税が潤沢であった感覚をいつまでも引きずり、このままの行政サービスを続け、改革を怠れば、行政自身が破綻し立ち行かなくなるといった危機感がございます。それに加え、当市では皆様もご承知のとおり、昨年度財政非常事態宣言を行わざるを得なかった、さらに厳しい財政事情がございます。

 今回策定いたしました市政一新プログラムによる改革は、福祉の理想郷、市民の幸せを追及するものであり、行財政運営を見直すことによりまして、自主自立のできる足腰の強い元気な名張市を目指しているところでございます。

 この改革では、「革新・一新」を基本的な考え方とし、民営化や民間委託、また市民との協働のシステムの構築等、行政の仕組みや規範そのものの転換により、ダイナミックな改革を図る考えであります。部分的には、市民の皆様にも我慢をお願いする部分も出てきましょうが、決してそれだけの暗いイメージのものではなく、行政のやり方の転換によって経費の削減とサービスの維持、向上を目的とする、まさに明るい未来を目指し、市民の暮らしを揺るがすのではなく、市民の暮らしを守る改革であることをご理解をいただきたいというふうに思います。

 今まさに、この社会の枠組み、パラダイムの大転換のそんな時期でもあるわけでございます。これはかつて1980年代でアメリカが、そしてレーガンが経験をした、その改革を今我が国はしようといたしているところでございます。

 政治は現実をしっかり受けとめなければならない。それに改革を加えて、そして次なる展望に向けて確かな一歩を記していかなければならないと、常日ごろから申し上げているところでございまして、この現実はしっかり受けとめていかなければならないというふうに思っているところでございます。

 そして見事再生を、アメリカもイギリスもなさったわけでございますから、今その改革のときにありと、こんなふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 急ぎ過ぎではないかという、そういうご指摘もあったわけでございますけれども、今回我が国の地方自治体を取り巻く状況、これらに加え、特に昨年9月の非常事態宣言を行った当市の状況から、今や改革は待ったなしであると、私は認識しているからでございます。

 財政非常事態宣言を行った昨年度にも説明いたしましたとおり、本市の財政状況は極めて厳しい事態を迎えております。

 昨年度には財政調整基金は底をつき、本年度においては、人件費抑制や緊急対策によるさまざまな緊縮削減策を講じ予算編成をいたしたところでございますが、基幹税目であります市民税等の当初調定額は非常に厳しい数字となっております。

 具体的には、個人市民税では前年度と比較して約4億6,000万円の減額、これは12%の減額になるわけでございます。固定資産税では約2億6,000万円の減額、これは5.2%にもなるわけでございます。これらが見込まれ、特に個人市民税はここ10年間で最低の調定額となる見込みでございます。

 既決予算が危ぶまれるのみならず、来年度においてもさらなる財源不足が心配されます。さらに、現在進めている公共下水道や区画整理事業、また今後予定される清掃工場を初めとするさまざまな主要事業への対応も、極めて困難であると言わざるを得ません。市民の生活を守り、山積する課題に対応するためには、一刻も早く健全財政を取り戻す必要がございます。

 このため、再三申し上げているとおり、小手先ではなく根幹的な改革を、サービスの維持向上と経費削減効果を出す改革を断じて進めなければならないものでございます。今議会でも多くの議論となっております民営化や民間委託、住民との協働等がまさにこれらの改革でもございます。

 全国の自治体の多くは既にこういった改革に取り組んでおり、横浜のあの中田市長も1年でできないものは4年たってもできない、こういう強い決意のもとで改革を行っているわけでございます。

 決して拙速と考えているわけではございません。改革待ったなしの時局を認識し、勇気を持って行動を行う必要があり、名張市の明るい未来のために目標と年度を設定し、今こそ一歩一歩着実に改革を進めていくことが求められていると、私は考えているものでございます。

 ですから、余り長く、これでもかこれでもかということだったら、私はいかんと思ってるんです。ある一定の期間でスピードをもってやり遂げる、そして次なる一歩を踏み出していくと、こういう姿勢でなければならないというふうに思ってございます。

 個別具体的なことにつきましては、助役なり担当部長がお答えをさせていただきますけれども、この保育所のスペースの問題について、市長どう思ってるんやということでおっしゃっていただきましたので、その部分についてお答えをいたしたいと思います。

 保育スペースが狭くなると、非常にこれは残念なことでございますけれども、ただ、ご理解をいただきたいことは、待機児童をやっぱり解消していかなければならないということも、ご理解をいただきたいわけでございます。

 毎年4月1日の時点では待機児童がゼロになってるんです。それは学校へ上がるお子さん、それから新たに入ってきていただくお子さん、それを調査いたしまして、そして施設をちょっと間仕切りなんかもさせていただいてる作業があるわけでございますが、させていただいてるということでございます。

 去年は待機児童が1年かかって40名になったわけです。ところが、ことしは、もう連休が終わった時点で50人を超えておりまして、現在、もう60名を超えているという、そういう状況にもあるわけです。そんな状況の中で、何とかこの待機児童を解消しなければならない。今担当職員と一丸となって、その対策を講じるべく議論を重ねているところでもあるわけでございまして、何とかその部分をご理解をいただきたいなあと、そんなふうに思わしていただいてるところでございます。

 私の方からは以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 助役。



◎助役(中川博) 私の方から、本年4月から実施項目、実施するということになってます項目につきましての現状と、それから保育所の民営化の検討の現状を回答させていただきます。

 まず、本年4月の実施項目の1つ目として、情報公開・開示の充実というのがございました。これにつきましては、開かれた市政の実現に向けて庁舎1階に情報公開窓口を設置し、市民の利便性を図ったところでございます。

 また、情報公開の請求につきましても、窓口、ファックスだけでなく、今後インターネットでの受け付けも検討しているところでございます。

 続きまして、組織機構改革につきましては、もう既にご承知のように、4月から課・係を廃止いたしまして、室制度を導入いたしました。行政サービスの円滑化と、意志決定のスピードアップを図ったところでございます。

 続きまして、作業服の見直しにつきましてですけども、作業服の必要性を踏まえ、規格等の統一を決定し、さらに職員の意向を再確認しながら、関係室とも協議を重ねた上で、経費節減の観点を含め、内規を制定して支給基準を明らかにするとともに、単価契約による購入方法に改めることといたしております。

 これ、若干おくれてはおるんですけど、内規は7月1日施行を予定しております。

 それから、補助交付金の見直しですけれども、平成15年度の当初予算編成時におきまして、財政健全化緊急対策の一環ということもありまして、見直しを実施させていただいております。対前年度比約20%、金額にして6,800万円を削減いたしました。今後も補助金の適正さ、公益性及び補助効果の観点から、より一層の整理、合理化の手法を検討してまいりたいと考えております。

 続きまして、地域予算制度の導入です。

 本年4月に名張市ゆめづくり地域交付金の交付に関する条例を施行するとともに、地域振興推進チーム職員124名を各地域に派遣しております。地域づくり委員会設置等の支援体制を整備いたしました。現在、地域におきまして、地域づくり委員会の設置に向けて取り組んでいただいているところであります。

 現況としましては、蔵持地域、赤目地域、百合が丘地域から既に設置届をいただいております。さらに名張地域、錦生地域、薦原地域につきましても6月から7月にかけて設立総会を開催されると伺っておりまして、引き続き上半期には14のすべての地域で組織化していただけるように取り組んでまいりたいと思っております。

 職員の意識改革につきましては、一案一新運動による職員の提案や、職員学習会の取り組みを継続して実施するとともに、本来業務にとどまらず、市職員として身につけるべき広範な知識習得等についての研修を実施いたしております。現在行政改革評価室と研修相談室との連携により、早急な職員の意識改革に向けた具体的な取り組みを検討中でございます。

 4月実施の項目については以上です。

 続きまして、保育所の民営化でございます。

 保育所の民営化を進める背景には、近年著しく増大、多様化する保育ニーズへの対応を今後、より一層推進する必要がある反面、財政非常事態という、これまでに経験のない厳しい財政状況のもとで、保育所運営に多くの費用を要しているという実態がございます。そういった中で、市民サービスの資質向上を図るため、民間活力を導入することにより、サービスと効率性の両面から最大の効果を求めるものでございます。

 このような中で、保育所の民営化につきましては、モデルケースとして来年度より1園を実施する計画でありまして、そのため検討を進めているところです。

 民営化に当たりまして重要なことは、保育所民営化の趣旨を保護者を初め関係者の皆様に十分ご理解をいただくことであろうと考えております。今後、具体案がまとまり次第、説明会を開催するなど、説明責任を果たしてまいりたいと思っておるところです。

 給食業務委託につきましては、保育所の民営化と一体的に進めることを基本として検討しております。

 いずれにいたしましても、子供たちにとって有益なものとなるよう進めてまいりますので、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 それからもう一つ、今現在勤めている職員の身分保障についてというご質問がございました。

 この保育所の民営化を進めるに当たりまして、現在いる市の職員の身分保障は必ず行うと、身分保障をしながら保育所の民営化は進めていきたいというふうに考えております。

 ですから、一気に全部の保育所を民営化してしまうということはないということです。最終的にも一部の公立の保育所は必要があるのではないかなあと、今のところ思っております。公営でないとできないようなサービスもあるのではないかなあというふうに思っております。その辺の役割分担といいますか、そういったすみ分けみたいなものも今後検討していきたいなあというふうに思っております。

 以上です。



○議長(橋本隆雄) 教育次長。



◎教育次長(奥田正昭) 教育委員会事務局の方から2点につきましてご回答を申し上げます。

 まず、1点目でございますが、教育施設の老朽化に伴う対応と耐震補強についてお答え申し上げます。

 昭和50年代に建築いたしました木造校舎の改築、児童・生徒の急増に伴い新設した学校建築につきまして、ただいま冒頭ご指摘ございましたように、雨漏りや給食厨房設備、あるいは浄化槽設備、給排水設備の老朽化が著しくなってきております。これに対処するため、限られた予算を効果的に使うため、維持補修を中心に実施しているところでございます。

 維持補修は今後ますます増加してくることが予想されますが、中・長期的な施設の改善にも取り組んでまいりたいと考えております。

 ちなみに、本年度中は年次的に実施をいたしております低学年用便所改修と水泳プールの漏水改修を予定いたしております。

 現在年次的に行っております耐震診断事業は平成17年度に完了し、その結果に基づいて優先順位を立てて、計画的に耐震改修に取り組んでいきたいと考えております。

 2点目の学校給食の民間委託につきましては、学校給食の本来の目的でございます教育的側面や安全衛生管理面に十分配慮しつつ、民間のよさを取り入れた効率的な運用を図ろうとするものであります。

 具体的には、来年度小学校1校でモデル的に実施をさせていただきまして、その成果を検証した上で、年次的に1校ずつふやしていく計画をいたしております。

 今後の進め方でございますが、教育委員会を中心に、庁内の専門チームや教育委員会内に設置をいたしております学校給食システム検討委員会で十分な議論を重ね、あわせて保護者や学校関係者等との十分な理解を深めながら、民間委託の導入に万全を期してまいりたいと考えております。



○議長(橋本隆雄) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(森本和夫) それでは、私の方から介護保険制度にかかわりましてご質問がございましたので、お答えをさせていただきたいと思います。

 まず、1点目でございますけれども、特別養護老人ホームへの待機者の解消策等でございますけれども、この特別養護老人ホームへの入所等につきましては、議員の方からご指摘もいただいておりますように、昨年度まで、入所の順番につきましては申し込み順であったために、急を要する申し込み者の方でありましても、順番が来ないと入所できない状況でございました。そのために、これまで相当の期間を待たなければならないというようなことが、全国的にも問題になっておりました。

 国におきましては平成14年8月に入所基準について省令の改正が行われまして、これを受け、三重県でも本年4月に入所基準の策定指針を策定されたところでございます。

 市内の各施設におきましても、この県の策定指針に基づきまして入所基準を作成し運営しているところでございます。したがいまして、市内の特別養護老人ホームにつきましても、必要性が高い希望者から優先的に入所できる状況ということになっているところでございます。

 それから、待機者の問題でございますが、5月現在での特別養護老人ホームへの申込者は全部で約340名ということになっております。

 これらの申込者のための施設整備についてのお尋ねでございますけれども、現在市内には4カ所の特別養護老人ホームがございまして、ベッド数につきましては現在190床となっているところでございます。

 介護保険の事業計画の見直し後におきましては、平成17年でございますけれども、この計画値では248床というふうに見積もっているところでございます。また、本年の4月現在での特別養護老人ホームの利用者は市内の施設と、それから市外の施設の利用されております方と合わせまして233名ということになっているところでございます。

 それから、待機者の解消に向けましての施設整備につきましては、本年度中に既存の施設におきまして20床の増床ということが図られることになっております。また在宅で待機している申込者のために、ショートステイの増床計画も提出されているところでございます。

 今後のご指摘のような施設整備につきましては、介護保険事業計画に基づきまして、介護保険の推進協議会におきまして検討をしていただきたいと、このように考えているところでございます。

 次に、2点目の低所得者に対します移送サービスの問題でございます。

 寝たきりなど座位が保てない高齢者が公共交通機関等の利用が困難であるために、ストレッチャー装着車両による移送サービスが実施されているところでございます。

 この移送サービスにつきましては、平成14年度までは障害施策の重度身体障害者等移動支援事業といたしまして、利用者には自己負担なしで実施をしていたところでございますけれども、本年度から利用者に年間、ご質問にございましたように2万4,000円の利用券を交付いたしまして移送サービスを利用していただき、利用券分を超えた分につきましては自己の負担でお願いをいたしているところでございます。

 この利用券で足りない分についてのサービスを今後どのように対応していくかということにつきましても検討課題でございますけれども、昨年度まで移送サービスに利用いたしておりましたストレッチャーの装着車両の有効活用につきましても、あわせて検討してまいりたいと、このように考えているところでございます。

 それからもう一つ、税の障害者特別控除の周知問題でございます。

 所得税法等に係ります要介護認定者の障害者控除につきましては、介護保険制度施行前から施行されているところでございまして、その周知につきましては、税務署が毎年発行されております所得税の確定申告の手引に掲載されているところでございますけれども、市といたしましても、介護保険サービス事業提供者に、制度の周知を図り、該当すると思われます介護保険サービス利用者に個々に周知をしていただきますよう、これまで連絡をいたしていたところでございますけれども、さらに年2回、全戸配布をいたしております介護保険の広報紙等においても、その周知を徹底してまいりたいと、このように考えているところでございますので、あわせてよろしくご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 市民部長。



◎市民部長(雪岡弘雄) 自衛官の募集広報の資料提供事務につきましてご答弁を申し上げます。

 この事務は自衛隊法第97条に定める事務で、地方自治法の法定事務として行っておるものでございまして、いつから紹介、何人ぐらいということのお尋ねでございました。

 いつからということに関しましては、文書処理規程に基づきまして、古い文書については廃棄されておるというところでございまして、引き継ぎで聞き賜っておりますのは、昭和40年代から行っているというふうに聞いているところでございます。

 また、対象者につきましては、一応満17歳に達するお方のお名前、生年月日、世帯主、現住所という形で報告をさせていただいているところでございまして、平成13年度は1,291人、男女合わせてでございますが、それから平成14年度は1,182人の方々となっております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 環境衛生担当参事。



◎環境衛生担当参事(上田三男) 新清掃工場建設計画にかかわりまして4点ほどご質問をいただきましたので、お答えをさせていただきます。

 まず、ごみ処理事業の現状分析と、新しい清掃工場の計画へどのように反映させるかという点につきましてでございますが、ごみの減量化並びに分別資源化につきましては、市民の皆様方の協力をいただき、現在では燃やすごみ、燃やさないごみ、粗大ごみ、資源といった4種、さらに資源を中心に瓶、缶類を初め新聞雑誌や段ボール、繊維類、ペットボトルや白色トレー、金属類などの21にも及ぶ分別収集を実施しているところであります。

 今日まで排出されるごみ量については、使い捨て商品の増加、コンビニなど流通サービス業の拡大などにより増加の一途にありましたが、ごみが抱える問題が深刻さを増す状況から、ごみの排出抑制、リサイクル運動への要請が高まり、本市においては平成13年2月にごみゼロリサイクル社会を目指してアクションプログラムを作成し、さまざまな施策を展開しているところであります。

 皆様方のご協力をいただき、燃やすごみにつきましては平成13年度、平成14年度と減少傾向にあり、一方、燃やさないごみについては大幅な増加抑制には一定の成果を上げましたものの、横ばい傾向にございます。

 しかし、一般家庭から排出されるごみの分別、資源化の取り組みに比べ、事業者などから排出される事業系ごみについては、余り分別、資源化が進んでいないのが現状ではないかと思っています。この事業系ごみの分別収集については、以前にも増して着実な減量化並びに分別、資源化の取り組みが促進されるよう要請していくとともに、その収集を行っている許可事業者に対しても、清掃工場受け入れ側での適切な指導要請をしてまいりたいと考えております。

 今後、このアクションプログラムの減量目標などの達成に向けては、新たな分別、資源化の取り組み、さらなる分別、資源化及び排出抑制の取り組みなど、プログラムに基づく永続的、総合的な政策の推進、市民、事業者と行政が一体となっての取り組みを強化していくことが重要と考えております。

 新清掃工場の計画におきましては、既にご説明もさせていただいているところでありますが、従来のように、単に焼却施設を整備するだけではなく、燃やさないごみ、粗大ごみについても破砕、分別することにより、資源化を図るといったリサイクルプラザ施設を併設することとしております。

 これまですべてを埋め立て処分していたものを再分別し、金属などについては資源回収を行い、焼却が可能なものについては焼却処理を行うといった適正処理により、最終処分量の大幅な減量化になるものと考えております。

 このように、今回の計画においては現在のこうした分別、資源化の取り組み、さらにはアクションプログラムに基づく今後の取り組みについても踏まえた中で、ごみ量などの推計を行い、施設規模などの設定を行っているところであります。

 したがいまして、廃棄物循環型社会の形成といったことの中で、引き続き排出抑制や資源化などに積極的に取り組んでいくとともに、適切な処理、さらには熱エネルギーの活用も視野に入れながら一体的、総合的な整備を図ってまいりたいと考えているところであります。

 次に、青山町の合併にかかわる一部事務組合の動向については、今後関係市町において十分な協議を重ね検討していかなければなりません。どのような状況になっても、伊賀南部環境衛生組合の職員の身分の取り扱いなどに関しましては、労働組合と協議いたしながら、現在の身分などを保障する方向で検討されていくと思います。

 続きまして、いわゆるハッピーマンデーといいますか、この7月から実施いたします祝祭日の収集並びに年末のごみの、可燃ごみでございますが、収集の件でございます。

 このことにつきましても、市民の方から長年のご要望、いわゆるハッピーマンデー、月曜日の日指定の方は火曜日、金曜日のものよりも祝祭日が多いと、現実平均15日間ございます。そういったことで、そういった不公平感、それから年末の皆さんがお掃除をしていただいたときの掃除のごみにつきましては、車を運転されない方とか、お年寄りの方、こういった方のために、大変暗いニュースばかりがある、続いておるわけでございますけども、ひとつ私どもこういった明るいことも提供をさせていただいてと思って頑張らしていただくわけでございます。

 それで、たちまちは7月21日の海の日から──月曜日でございますけども──の実施になりまして、本年度は7回、それから年末29日、30日の可燃ごみを収集させていただくわけでございます。

 このことにつきましては、職員労働組合を通じまして、清掃職員といろいろ、どういった形のローテーションを組んだりということで、今協議をさせてもらっておりまして、7月21日にはスムーズな運営を図りたいと思っておりますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。

 それから、最後でございますけども、梅が丘の各戸収集の要望をいただいておるわけでございますが、ごみの収集につきましては昭和30年代に名張地区旧町で可燃ごみの収集が始まり、続いて初期の桔梗が丘地区が収集区域となり、当時は各戸収集による収集方式でございました、その後、村落部のごみ収集開始や、相次ぐ大規模住宅団地の開発により収集区域の拡大、急激な人口の増加によるごみの増大への対応、また不燃ごみや資源ごみの収集開始に対応する必要が生じたため、収集体制の見直しを行い、新たに現在のステーション方式を取り入れたことで実施してまいりました。

 こうした経過の中で、ごみの収集方法につきましては収集効率、費用面及び収集作業における安全面などを考慮し、今後も現在のステーション収集方式を続けていかざるを得ないと考えております。

 ちなみに、収集費用を試算いたしますと、市内全域を各戸収集とした場合、現有車両、人員に加え、パッカー車7台の増車、清掃員21名の増員が見込まれ、費用にしましたら車両購入費で5,300万円程度、年間維持費で350万円程度、人件費年間1億4,300万円程度、合計1億9,950万円ということになります。

 また、梅が丘地区単独での各戸収集費用を世帯数から試算してみますと、車両購入費が2,300万円程度、年間維持が150万円程度、人件費が6,200万円程度ということで、約8,650万円ということになります。

 これらの事情をひとつご理解をいただきまして、今後ともよろしくご協力を賜りますようお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 橋本マサ子議員。



◆議員(橋本マサ子) 一通りお答えいただいておりましたが、幾つか抜けておるところもあったかというふうに思います。

 まず最初に、有事法が国会で通ったわけですが、これは大変自衛隊の方々も危険な思いをするような方向になってきているわけですが、一般住民の皆さんも巻き込んでしまうような、なかなかわかりにくい法律の中身がたくさん網羅されているわけなんです。

 指定公共機関の協力というふうなことも出てきておりますので、そのこともかんがみますと、やはり自治体の長として一定のしっかりした考えを持って対応していただかなくてはならないというふうに思うわけですが、現時点では、まだその法律の隅々までは情報提供がされていないわけですし、隅々までの議論もされていないという中で決まっていってしまった大変危険な中身です。このことについて、市長はどのように思っておられますかということをお聞きしておりましたが、ご答弁がありませんでしたので、再度お願いをしたいというふうに思います。

 それから、自衛隊の方々から要請があった情報提供なんですが、やはりこのことにつきましては、個人情報保護の観点からも、私はしてはならないというふうに思うわけです。ましてやこれからこういうことについて、本当に厳しく見ていかなきゃならないというふうに思いますので、今後このようなことをしてほしくないというふうに思うわけですが、この辺についてご答弁を再度いただきたいと思います。

 それから、ことし4月に入ってから実施されてきた中身、一定ご説明をいただいてきたわけですが、この中で地域予算につきましては、本当にいろんな問題を含む中で、初日の一般質問の中でも、問題がありながら進めてきたというふうなことです。

 この地域予算制度にかかわりまして、公民館の地域運営、委託化というふうなこともあるわけですが、この2つのことについては問題ありということを、当局が認めながら進めてきたということが、私は大きな問題があるというふうに思うわけです。

 やはりこういうことを決めていく中では、きちっとした状況が整理されてから進めていくべきだというふうに思いますので、この点については、以前にもたくさんの意見を申してきましたので、意見だけ申しておきますので、今後の取り組み状況を見ていきたいというふうに思いますが、まだまだこのことについては、住民の皆さんも十分な理解をされてないというふうに思いますので、このことも含めて今後の対応をしていっていただきたいということをお願いしておきたいというふうに思います。

 それから、学校の老朽化対策で一定ご答弁をいただいたわけです。ですが、緊急の対策として、私は具体的に名前を上げて症状も申し上げて、一体どうするんかというふうなことで質問をさせていただいたわけですが、このことについてのはっきりしたご答弁がございませんでした。そのことについては、もう一度お答えいただきたいというふうに思います。

 耐震の調査が終わるのは平成17年度ということは、私も存じておりまして、それでは遅いのではないか、もっと早められないのかというふうなことで質問をさせていただいたと思っております。そのことについて、やはりこのことは教育施設も十分避難施設というふうなことになっております。そういう点では、一日も早く耐震の調査を済ませて、強化する工事も進めなければいけないし、むしろこういった緊急の老朽化対策っていうのは、一日でも置いとくことができないというふうに思うわけです。

 今このように梅雨の時期でもありますし、子供たちをこんな状況のままで放置していいのかというふうなことは、大きな名張市の問題点であろうかというふうに思いますので、具体的な問題を提起しました。このことに対する措置はどうなさるのかについて、もう一度ご答弁をいただきたいというふうに思います。

 それから、保育所の民営化並びに保育所及び小学校の給食業務の民間委託についてでございます。

 限りなく民営化と民間委託でこの場をしのいでいくんだというふうな、市長、助役のご答弁であったかというふうに思いますが、私は最初に申し上げたように、子育てに対してこのような財政的な面での効率化を求めてはならないというふうに思うわけです。

 保育所の運営にしましても、あるいは給食の業務にしましても、私たちはそれこそ少なくなってきている子供たちをいかに育てていくかということは、もちろん親もそうですけれども、こうした中間で、保育所でお預かりさせていただく、学校でお預かりさせていただく、そういう状況の中での行政の責任というのは非常に大きいと思います。少ない子育てをなぜ行政が責任を負って、公的な責任を負って十分な対応をできないのかというふうなことで、私はこのことについては納得がいかないわけです。

 例えば保育所につきましても、状況について、先ほど申し上げましたような緊急の対策をしていただきたいというふうに思いますが、今実は全国的にも民営化が図られているのは、私も存じております。もうそれこそ市長がおっしゃるように、名張市は後から追っかけているような状況かもわかりません。これは国の方向性にのっとって各市町村で進められているわけですけれども、このような状況が本当に子供たちの発達にいいのかどうかというふうなことをきちんと考えてほしいというふうに思うわけです。

 保育所の運営にしましても、私は保育所に行っておられる子どもさんたちだけの保育の場ではなくって、その周辺で過ごされる地域で育っている子供さんたちにも十分周辺地域とのかかわりを持って子育てを進めていくという必要があろうかというふうに思うわけです。

 今核家族の中で非常に悩みを持って子育てをなさっている方がたくさんいらっしゃいますし、名張市ではこども支援センターを設けていただきましたが、まだまだ周辺の方から行きにくいという部分もありましょうし、保育所でやはりこういう状況をつくり上げていただきたい、悩みにこたえて子育ての支援をしていただく、そんな方向性を図っていただきたいというふうに思うわけです。

 そういう点では、民間委託するよりは公的で対応する保育所の子供たちでなく、名張市の子供全体を見渡して子育てをしていくという考え方が大事ではないかというふうに思います。

 市長はこれからの計画を組み立てる中で、子供たちを育成していく、子供たちの支援をすることが最も大切だということを、私は初日の一般質問の答弁で聞かせていただきました。その辺に立ち返っていただいて、こういったことを民間委託に頼らないように、ぜひしていただきたいというふうに思っております。

 それから、人を育てるというのは短期間ではできないというふうな観点に立って、保育所運営にかかわりまして要望申し上げたいと思うわけですが、若い入りたての人たちは、各施設をローテーションをしていろんなことを学んでいただきたいというふうに思うわけですが、一定経験年数を経た保育士さんにしましては、施設を責任持っていただいて、その園をどのような地域に開かれた園にしていくかというふうなこと、そして地域の人たちに親しまれる、そんな園をつくり上げるために一定年数の、ローテーションの年数の幅を広げていただきたいというふうに思うわけですけれども、その辺についてのお考えも、ぜひ練り上げてお答えいただけたらなというふうに思います。

 給食関係につきましてですが、一体的に進めていくということですが、この給食こそ私は自園で、また自校でやっていかなければならない内容だと思っております。

 もちろん保育所には給食調理室を設けなければならないという、そういう取り決めがあるかというふうに思いますが、現実の問題として、そのようなところも弾力化といいますか、緩和されてきているのが国の方向性ではありますが、いかに名張の子供たちをきちんと育てていくか、きちんと発達を保障していくかという面で、私はぜひ今までどおりの給食業務を進めていただきたいと思います。

 学校給食にかかわりまして、同じように進めていく、また庁内での専門チームの中で話し合いながら進めていくというふうなことでございましたが、具体的なことを進めていくというふうなことで、どういう形でするのかというふうなことをお聞きしたわけですが、その点についてご答弁がありませんでした。

 先般お聞きをした部分では、自校方式ではするけれども、調理員さんだけ派遣していただくというふうなことだったかのように思います。その辺について、まだ具体的に練られてないのかもわかりませんけれども、その方向性につきましても、私は問題ありというふうに思っております。これは学校給食法ではきちっと法律の中で位置づけられているわけなんです。

 そもそもこの学校給食というものは、1963年にPTA、教職員組合、農林省が共同して国の責任で学校給食を求める国会請願に取り組んで、昭和54年6月からこの法律が成立し施行されてきたという経過があるわけです。

 こういう法律に基づいて児童が食という体験を通して生きる力の原点を学ぶ場である、教育の一環として学校給食が実施されるということは、児童みずからの食体験を通じての食の営みと、今日の、将来の生活を維持していく、そういうふうなことでの位置づけがされているというふうに思います。

 教育の一環として学校給食が取り組まれているというふうなことは、法律に基づいてきちっと位置づけをされておりますし、義務教育諸学校設置者がみずからの責任において学校給食を実施することが義務づけられているわけなんです。こういう法律に基づいて義務づけられていることにもかかわらず、民間委託をしていくというふうなことの内容について、私は賛同できるものではありません。

 そしてまた、私は聞き取りをいたしましたときにお話をいただきました、自校でするけれども調理員だけ派遣していただく、これも学校給食法に反していると同時に、職業安定法といいますか、職業安定法、労働派遣法、地方自治法にも違反をしている、そういうふうなことが大阪の方で既にこういうことが進められてきているわけですが、弁護士会の見解としても出されているような状況でもありますので、十分な配慮をして、私は進めていかなければならないというふうに思いますし、学校給食法に基づいてきちんと自校で、それも今市長は、地域の皆さんとの協力もして地産地消の運動も広げながら、学校にもこういう部分を進めていきたいというふうにおっしゃっておりますので、そういったことを実現するためには、やはり公で最後まで責任を持ってやらないといけないというふうに思いますので、その辺の具体的な計画が、もし考えられているとしたら、大変大きな問題になってくるというふうに思います。

 このような法律にかかわって、どのようにお考えになっておられますか、見解をお聞きしときたいというふうに思います。

 特別養護老人ホームにつきましては、一定不足の状況ではありますが、本年度中に既設の施設での増床の予定があるというふうなこともお聞きしておりますし、特に足りないところについては、ショートステイの対応というふうなことも十分お願いしたいというふうに思うわけですが、この点についても施設の皆さんにもご理解いただきながら、増床のお願いをしたいというふうに思っております。

 こういった高齢者の問題については、本当に私は今回これ1点しか申し上げませんが、多くの問題がたくさんあるわけです。やはり身近で利用できる施設、特別養護老人ホームのみならず、グループホームとかケアハウスとか、そういった部分も、これから市内での要求にこたえていっていただきたいなというふうに思っております。

 緊急度に応じて運用していただいております面につきまして、十分な対応をしていただいているというふうには思います。できるだけ本当に緊急でっていうのは、本人だけの体ではなくって、介護をされる方、家族の状況なども含めてきちっと対応していただくようにお願いをしたいというふうに思います。

 それから、移送サービスにつきまして、今、昨年利用していた車両が1台遊んでいるというふうなことも聞いております。できるだけ早くこの有効活用を含めて、低所得者の方に配慮のされた移送サービスを進めていただきたいというふうに思います。

 拡大されたものは喜んでいただいておりますので、そのまま進めていただき、カットした分について、私は本当に福祉の観点から、憲法にありますように健康な生活維持を保障するというふうなことは、公的な配慮で進めなければいけないというふうに思いますので、一日も早くそのようなことを取り組んでいただきますように、お願いを申し上げます。

 それから、障害者控除につきまして、今後介護保険関係のニュースでの周知徹底も行っていくというふうなことでございました。

 私は要綱の作成をぜひ名張市独自のものを、要綱をつくってほしいというふうなことをお願い申してたというふうに思うわけです。

 上野を初めとする伊賀広域では、この要綱が既につくられておりまして、上野市の例を見ますと、お一人の方、2万円以上も税の軽減ができたというふうなことも聞かしていただいております。このようなことを知らなければ申告はしないわけで、こういう方法もあるんだよというふうなことをぜひ知っていただく、そしてそれにこたえるためにも要綱づくりというのは大変大事なことであるというふうに思います。

 現状では本当に、この議会におきましても私たちは反対をいたしましたが、配偶者特別控除も2005年からなくなりますし、こういうふうな国民に負担増ばかりを押しつけられている現在のもとで、やはりこのような税対策というふうなことを、これは名張市に影響がないわけでして、お知らせをして市民の皆さんにこういった適用を当然受けていただくという権利がありますので、お知らせをしていただくというふうなことについて、もう少し力を入れていただきたいなというふうに思います。

 そんなに大きなことではないかというふうに思いますが、このこういったことの一つ一つが、やはり市民の皆さんにとって恩恵を被っていただくという大事なことでもありますので、ぜひともお願いをしときたいと思います。

 それから、清掃工場につきまして、一定現状をお知らせいただきました。そして今後の計画については、こういった皆さんの分別収集なりの成果を踏まえた計画をしていくというふうなお答えだったかというふうに思います。

 決して、このごみの収集にかかわりまして、末端である行政がすべてを請け負わなければならないというふうなことにはならないと思います。こういうことこそ、本当にきちっと対応することで財政の削減はできるというふうに思いますので、この辺を踏まえて、ぜひ今後の検討に入っていただきたいというふうに思います。

 いろいろお答えいただいたわけですが、分別収集につきまして、先ほどもお答えがありましたように、事業系の分別が進んでないというふうなことでございました。私どももこのことについては非常に心配をしております。

 先日、亀山市の方にお邪魔いたしましたら、前の、現在使っている焼却場を整備するときに亀山市にごみのお世話になったわけですけれども、医療系の注射針などが入っていたというふうなことを聞かせていただきました。

 私は病院関係で質問したときには、市立病院はそのことは専門家にゆだねているというふうなことでしたが、では一体どうしてこんなものが入っていたのかというふうなことなんですが、その辺についてどのようになっているのかというふうなことをお聞きしときたいというふうに思います。

 分別収集にかかわりまして、業者への指導強化、こういうことはきちっとやっていかなければいけないというふうに思いますので、この辺についてお願いします。

 また、合併にかかわりましては、必ず現状の職員については身分保障をということで、そういう検討をされているというふうなことでございますので、私からもお願いをしときたいというふうに思います。

 それから、可燃ごみの収集につきまして、非常に連休が入ったりすると抜けるところがあるということで、私どももその辺の要望は聞かせていただいておりました。そして取り組んでいただくのは、労働者の皆さんの協議のもとであるならば、それは必要ではないかというふうに思うわけですが、その辺、十分な協議がなされたのかというふうなことで、少し心配があるわけです。

 そしてまた、労働条件ですね、ローテーションなどは協議をしていくというふうなことでございましたが、労働条件、条例できちっと決められている給与を保障するのか、時間外というふうなことに係るわけですが、その辺についても職員の方と十分話をして進めていただきたいというふうに思います。

 ステーション方式から各戸収集ということで、非常に住宅の皆さん方が、今住宅が張りついてきている中で困っている様相があちこちにあるわけですので、これも今後の計画の中で対応していただくように、結構な金額にもなりますが、やはり市民の皆さんの日々のサービスの向上というふうな点からいいますと、どこを削ってどこに厚くするかというふうなことも含めて、今後の計画の中でご検討をお願いしたいというふうに思います。

 それから、今、朝から議論されていた新清掃工場の予定地ですね、建設の予定地の問題でいろんな議論がありました。私どもも聞かせていただく中で、本当にこれは少し現場っていうか、きちっと練られた話ではなかった。だから、やはりこういった問題が後になって起こってくるのではないかというふうなことを感じながら聞かせていただきました。

 こういうことをやはりこのままで進めていきますと、ありきで進めますと、ずっと前にも斎場の問題で、それこそありきで進めてきたことによって、これだけ年数も遅くなり、問題がまだまだ解決しない状況に至っているわけです。ですので、最初が肝心ということを、私は申し上げたいというふうに思います。

 午前中からの議論を聞いておりますと、このまま進めて、本当にスムーズにいくというふうにはいかないというふうに思います。いかなる手法を講じても、私は一層迷路に入るんではないかというふうなことを感じさせていただきました。

 今ここで何をしなければいけないかというふうなことで思うわけですが、この絡まった糸を解きほぐしていくためには、やはりこの、今出されているものを原点に戻していただいて、ということは白紙に戻して、私は新清掃工場の建設に当たり検討委員会を早急に立ち上げていただきたいというふうに思うわけです。住民の代表、学識経験者、そして現場で働く職員、技術的な専門家、そういう方々を含めて早急に検討委員会をつくっていただいて、十分な議論をしていただき、そしてだれが聞いても、どこから見ても、常識的な事業推進となるように、私は進めていただきたいというふうに思っております。

 先ほど当局の提案をずっと聞いておりましても、やはり皆さんからいろんな意見が出されて、それが協議されて決められてきたのではないなというふうな点が幾つか感じるわけなんです。

 例えば比奈知ダムの土捨場にした場合に、予定される建設地の周辺に土地を持っておられる方々へ説明がどうなさったのかということとか、また働く職員の声がここに生かされているのかというふうなこともあるわけです。

 といいますのは、現清掃組合のところを私はしばしば通るわけですが、職員が歩いて百合が丘のバス停まで行かれております。そこから通っておられるわけです。

 こういうところに持っていったときに、肝心な働き手の職員の交通手段はどうするのかということが、私は考えられて、こういう計画が立てられたのかということも不審に思いましたし、またご案内もいただいたわけですが、冬場の積雪時とか凍結時に対応する対策は考えていらっしゃるのかというふうなこと、ここに決めるなら、まだまだいろんな問題が出てくるということは、十分な議論がされていなかったというふうな反映であろうかというふうに思いますし、地域の皆さんからそういう異論があるということも、またこれしかりではないかというふうに思います。ですから、これはやはりきちっと、今正していく必要があるというふうに思うわけです。

 機種につきましても、ガス化溶融っていうふうなことのご説明があったわけですが、ガス化溶融の機種も幾つか種類があります。どのようなものを計画しようとされているのかというふうなこともお聞きしときたいというふうに思います。

 まず、今までのご答弁漏れと、今お聞きした分とを含めて、2回目の質問とさせていただきます。



○議長(橋本隆雄) 暫時休憩をいたします。(休憩午後3時18分)



○議長(橋本隆雄) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。(再開午後3時36分)

 市長。



◎市長(亀井利克) 有事法についての市長の所見ということでお尋ねがございましたけれども、基本的には国会に判断をゆだねるべき事件であると、こんなふうに思うわけでございます。

 そんな中で条文等を読む限りにおきましては、基礎的自治体が、それじゃどういうふうなことの責めを負うかということが、なかなか読み取りにくい部分であるわけでございます。ですけど、今後、逐条解説等がなされる中で、引き続いて勉強をいたしてまいりたいと、こんなふうに思っているところでございます。

 それから、保育所、給食等の民営化についてのお尋ねの中で、議員のご質問を聞かしていただくとき、何かしら公が上で民が下やと、こういうふうな思いをお持ち、先入観をお持ちでないのかなあというふうに私は感じさせていただいたわけでございますけれども、私は決してそんなことはないと、先進地等の調査をする中ででも、そういうことはないというふうに思ってるんです。

 市民の皆さんも、選択をしていくという、そういうこともできるようになるし、サービスの向上も図っていけるのではないかなと、図っていただけるのではないかなあと、こういうふうなことも思わしていただいているところでございます。

 いずれにいたしましても、子育て支援対策を充実していくということは、これは今かかろうとしている地域福祉計画はもとよりでございますが、総合計画の中でも大きな柱を占める部分であるというふうに思っているところでございます。この部分は充実をしていきたいというふうに思っているわけでございます。

 給食の地産地消というのは、これはもう基本的なことでございまして、これはどこがやっていただこうと、これは強く要請していかなければならなんことやというふうに思ってございます。

 新清掃工場の立地についていろいろご所見を述べられたわけでございますが、今後いろんな施設の整備等につきましては、市民の皆さんにもお入りをいただく、そういうふうなことも含めて検討をいたしましてまいりたいというふうに思っているところでございます。

 私の方からは以上です。



○議長(橋本隆雄) 教育次長。



◎教育次長(奥田正昭) それでは、名張中学校の雨漏りでございますが、原因は外壁からの漏水と思われます。現在天井に点検口を設けまして雨漏り箇所を調査中でございます。原因を見きわめまして、改修に直ちに取り組みをいたします。

 それから、赤目中学校についてでございますが、屋上からの雨漏りにつきましては、調査が完了いたしました。現在発注に向けて準備を進めているところでございます。

 次に、耐震と並行して具体的な補強措置をということでございますが、この耐震補強につきましては、かねてから議会あるいは私どもの教育委員会におきましても強い指摘、あるいは要請があることは十分認識をさせていただいております。何せこうした財政非常事態宣言下のもとでもございますし、文部科学省におきましても全国的なテーマとなっておりまして、この補助金のあり方等につきまして現在検討されておるということでございますので、こうした点を見きわめまして、なるべく早期に改修に着手できますよう、努力してまいりたいと思います。

 それからもう一点、学校給食についてでございますが、ただいま市長からも答弁ありましたように、これは、学校給食の改革につきましては、昭和60年の学校給食業務の運営の合理化について、文部科学省通知、さらに平成6年の地方公共団体における行政改革推進のための指針が示されまして、調理業務の委託化が学校給食法の趣旨を満たし、学校給食の目的と役割を十分果たすものというふうにしております。この提言や動向を踏まえまして、教育委員会、私ども事務局といたしましては民間委託を考えてまいりたいと、このように考えております。

 決して、学校給食法に定めております目的、あるいは趣旨等に抵触したり、あるいは安全上危惧をいただかないというように、万全を期してまいりたいと、このように考えております。

 以上です。



○議長(橋本隆雄) 市民部長。



◎市民部長(雪岡弘雄) 自衛官募集事務の件でございます。

 この情報の提供の要請項目は、先ほど申しましたとおり、住民基本台帳の項目の中からでございまして、それ以外の情報を提供を求められたことも、提供したこともございません。

 そういう中で、住民基本台帳法第11条では、氏名、生年月日、現住所、男女の4項目につきましては、何人も閲覧ができるということになっておりまして、そういう中で、この事務が法定受託事務という趣旨の中で、住民基本台帳法に定める趣旨の内容についての提供は問題ないと、このように考えているところでございます。



○議長(橋本隆雄) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(森本和夫) 何点かお尋ねがございましたので、私の方からお答え申し上げたいと思います。

 まず、子育て支援につきましての保育所の役割でございますけれども、議員ご指摘のように、保育所におきましては入所家庭だけの子育ての支援を行うだけではなしに、現在もそうでございますけれども、地域の子育て支援の拠点となるよう、現在もやっているところでございますし、今後につきましてもそういうような基本的な考え方の中で取り組んでまいりたいと、このように考えているところでございます。

 それから、2つ目に、保育士の配置問題でございますけれども、この職員の配置につきましては、保育運営に支障のないように経験豊富な者と、採用からの年数が短いという、浅い年代層に応じまして、適正に配置をいたしているところでございます。

 今後につきましても、そういうような異動年数等も考慮した中で、適正な配置を行ってまいりたいと、このように考えております。

 それからもう一つは、介護保険にかかわりまして障害者控除の要綱をつくるかどうかというお尋ねでございましたですけども、他市の例も挙げていただいたところでございますけれども、この障害者控除につきましては、所得税法に基づいて規定されているものと、全く内容につきましては同一内容でございますので、私どもといたしましては、先ほど申し上げましたように、制度の周知を図ると、周知を徹底して図っていくという考えでございまして、あえて要綱を作成する必要はないんじゃないかなと、このように考えているところでございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 生活環境部長。



◎生活環境部長(三好晃) 議員からご質問ございました事業系一般廃棄物の減量化対策につきまして私の方からお答え申し上げます。

 事業系のごみ、いわゆる事業所から排出されます一般廃棄物につきましては、議員もご所見のとおり、法令等によりまして事業所みずからの責任と負担によってこれを適正に処理することと、このようにされているところでございます。

 したがいまして、事業者は廃棄物の処理に当たりましては、日ごろの事業活動により生じたその廃棄物をできる限り資源化、あるいは減量化の取り組みを図ることとされているところでございます。

 市側といたしましては、本年の2月でございますが、このような事業系のごみの出し方ということでパンフレットを新しく再編いたしまして、約3,000部制作いたしまして、各事業所向けに配布をさせていただいております。

 そうしたことの中で、できるだけ今後このような事業者向けへの取り組みにつきまして、積極的にその取り組みの強化を図っていきたいと、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。

 環境衛生担当参事。



◎環境衛生担当参事(上田三男) 再度の質問、5点ほどございましたけども、お答えをさせていただきます。

 1点目の亀山市への処理依頼時に混入した医療廃棄物の件でございますが、私どもの排ガス対策工事施工に起因しまして、平成14年1月から9月まで亀山市へごみ処理、焼却処理の委託をしておりましたが、亀山市から搬入ごみの中に医療系廃棄物が混入しているとの連絡がございまして、調査しました結果、その事実を確認いたしました。そのため、当該医療機関及びごみ収集業者に再度このようなことのないよう指導及び厳重注意を行いました。

 また、このような医療系廃棄物につきましては、定期的に名賀医師会と協議をいたしております。

 2つ目の比奈知ダム土捨場の周辺の所有者への今後の対応等でございますけども、現在立地をさせていただきます地域並びに周辺地域への今後、今調査をさせていただいております環境影響調査を初め事前調査、これらをもって、きちっとした説明責任を果たさせていただくため、今後、まず地域に説明を適宜させてもらいたいなと思っております。

 また、周辺の所有者につきましては、必要の都度、また対応をさせていただきたいなと思っております。

 それから、雪氷対策でございます。具体的な計画は今後調査検討を行ってまいりますが、当面は融雪剤の散布を考えております。

 それから、この場所の選定にかかわりましても、議員からもお話しいただき、またこれも含めまして交通アクセスについて検討を行ってまいりましたが、そういった職員の通勤等の個別具体的な関係につきましても、今後検討していきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。

 それから、最後のガス化溶融方式でございますが、先ほど市長の方からもこちらの特異性、特徴等、十分ガス化溶融炉の方式の説明がされたわけでございまして、私どもとしましても、この公害の防止効果が大変大きく、ごみの処理の安定化並びに減量化、減容化にすぐれておりますこの熱分解ガス化溶融方式を採用していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(橋本隆雄) 橋本議員。



◆議員(橋本マサ子) 最後の質問をさせていただきたいというふうに思います。

 教育施設の老朽化対策につきましては、緊急の部分は手当てをしていただくというふうなことで理解をさせていただきたいというふうに思います。

 それから、学校給食の関係で、文部科学省の方で合理化対策というふうなことで、さまざまな緩和をしてきているというふうなことでもあります。それは私どもも認識しているわけですが、それにのっとって各地域が委託化を進めているというふうな実態もあるということも認識をしているわけです。

 多分、同じような方法で、この委託をするとすれば同じような方法でされるのではないかというふうに思うわけですが、各地でこの給食業務、調理員さんを外から派遣することによって、どんなことが起こったかということをちょっと紹介しておきたいというふうに思います。

 調理員さんもやはり子供たちとのふれあいが大事ではないかというふうに思うわけです。それは教育の一環として、やはりそういう場を設ける、新入学の1年生は調理場をずっと見学するというふうなこともカリキュラムの中に入っているというふうなことでもございますので、そういう部分が委託をされたことによって十分なし遂げられない、交流が図れなくなったというふうなことも、問題点として出てきておりますし、また派遣法によりまして、1年を超えてはならないというふうなこと、これも今いろいろな改悪がされているわけで、変わったりはしてきているかと思うわけですが、そういうことから見ますと、調理員さんもころころ派遣によって変わってくるというふうなことでは、栄養士さんがせっかく育てても、調理員さんがころころ変わったのでは、また一から出直しをしてしまう、そういうふうなことでは、公としての責任が果たせなくなってしまうのではないかというふうに思いますし、子供たちの栄養のある安全な給食を食べていただくというふうなことを担保する上で、私は困難であろうというふうに思いますし、このような問題点、まだまだ私申し上げたかったわけですが、すべてを申し上げるわけにはいきませんが、また後で担当とお話ししたいというふうに思います。問題点を指摘しておくことにとどめたいというふうに思います。

 それから、市長が民間委託にかかわって、公が上で民が下っていうふうに感じるというふうなことでございました。

 私はそんなことは申しておりません。それが実態としてどうなるのかというふうなことをつかんでいるわけではありませんが、例えば民間で行った場合に、経営者が成り立たなくて撤退をしたら、じゃその子供たちはどうなるのかというふうなことも心配されるわけです。そういう不採算部門とか、あるいは保育料が払えなくて大変な人の子供たちも見ていく、そういうところも公で果たさなければいけない部分であろうかというふうに思います。

 市長が本当に名張市民の子育てをきちんと発達の保障をするというふうな観点で考えるならば、私は保育所の民間委託とか、あるいは給食の民間委託というふうなことには至らないというふうに思うわけですけれども、今問題点を申し上げました、その点も踏まえて、もう一度、市長の子育てにかかわってのご見解をお聞きしときたいというふうに思います。

 それから、新清掃工場の件につきまして、市長から市民の方にも入っていただき、これから検討をされるというふうなことでした。このことでは、まだもうちょっとあいまいであろうというふうに思います。

 どのような方々に入っていただいて、いつから検討を始めるのか、今の問題を白紙に戻して初めからスタートしていただきたいと、それで、だれから見ても、これは常識的に認めなければならないというふうに考える、そういう方向性を出していただきたいわけですが、その辺について、もう一度市長の考え方をお聞きしときたいというふうに思います。

 それから、ガス化溶融炉とか、またこの比奈知ダムの土捨場というふうなことで、少し私は心配する部分がありましたので質問はさせていただきましたけれども、まだまだこの辺については住民合意がなされていない部分であろうかというふうに思いますので、この点について、私は見解をお聞きしたわけではない、こういう問題点があるよというふうなことを言わせていただいたというふうなことでございますので、よろしくお願いしたいというふうに思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 子育ては公で担わなければならん部分がきちっとあるということは、私は認識をいたしているわけでございます。それは放棄するということではございません。

 ただ、サービス等が向上するということもるるあるわけでございます。例えば、公では園児を迎えにいくとか、こういうことはできないわけです。ところが、民間ならそういう措置も講じていただける可能性も出てくるわけです。ですから、そうなったら、またその園へ預けていただく方の、その地域、あるいはまた、ニーズ等もいろいろ変わってくるというふうにも思わしていただいているところでございます。

 それから、新清掃工場についてのお尋ねでございますけれども、これはいいかげんな議論を積み上げてきたということではないということは、ご理解をいただきたいわけです。感覚的にすっとやったということではないです。これは当初からきっちりした議論を積み上げてきてここへ至ったということは、ご理解をいただきたいなあというふうに思ってます。

 整備手法等につきましてのそういう市民の皆さんにお入りいただいての、そういう委員会というか、その立ち上げについては、今後検討をいたしてまいりたいと思ってございます。



○議長(橋本隆雄) 一般質問はあすも続行することとし、本日はこれをもって散会いたします。

                 午後3時57分散会

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議長は、この会議録をつくり、署名者とともに署名する。



  議 長



  副議長



  議 員



  議 員