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三重県 名張市

平成15年第305回( 3月)定例会 03月13日−06号




平成15年第305回( 3月)定例会 − 03月13日−06号







平成15年第305回( 3月)定例会



         平成15年名張市議会第305回定例会会議録 第6号



              平成15年3月13日(木曜日)

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                 議事日程 第6号

          平成15年3月13日(木曜日) 午前10時開議

第1 会議録署名議員の指名

第2 議員提出議案第1号 イラク問題の平和的解決を求める意見書の提出について

第3 議案第 1号 平成15年度名張市一般会計予算について

   議案第 2号 平成15年度名張市福祉資金貸付事業特別会計予算について

   議案第 3号 平成15年度名張市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について

   議案第 4号 平成15年度名張市東山墓園造成事業特別会計予算について

   議案第 5号 平成15年度名張市簡易水道事業特別会計予算について

   議案第 6号 平成15年度名張市農業集落排水事業特別会計予算について

   議案第 7号 平成15年度名張市土地区画整理事業特別会計予算について

   議案第 8号 平成15年度名張市公共下水道事業特別会計予算について

   議案第 9号 平成15年度名張市国民健康保険特別会計予算について

   議案第10号 平成15年度名張市老人保健特別会計予算について

   議案第11号 平成15年度名張市介護保険特別会計予算について

   議案第12号 平成15年度名張市病院事業会計予算について

   議案第13号 平成15年度名張市水道事業会計予算について

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  本日の会議に付した事件

   議事日程のとおり

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  出席議員

   田合  豪      吉住美智子      石井  政      小田 俊朗

   宮下  健      永岡  禎      福田 博行      上村 博美

   藤島 幸子      中川 敬三      松崎  勉      梶田 淑子

   田郷誠之助      樫本 勝久      橋本 隆雄      橋本マサ子

   和田真由美      山下 松一      山村 博亮

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  欠席議員

   柳生 大輔

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  説明のため出席した者

   市長        亀井 利克       助役        中川  博

   収入役       松本 豊明       教育委員長     森本 孝子

   教育長       手島 新蔵       監査委員      山本 昭始

   水道事業管理者   岡松 正郎       総務部長      和田  満

   企画調整部長    家里 英夫       市民部長      見邨 光生

   保健福祉部長    岸上  勇       産業振興部長    森本 昭生

   建設部長      西出  勉       都市環境整備部長  山下 員啓

   教育次長      奥田 正昭       市立病院事務局長  志村 秀郎

   水道部長      森本 和夫       消防担当参事    稲森 歳典

   環境衛生担当参事  三好  晃       監査委員事務局長  雪岡 弘雄

   農業委員会事務局長 吉永 博志       市民部参事     堀永  猛

   秘書室長      中澤 克郎

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  事務局職員出席者

   事務局長      森岡 繁一       次長        金谷 保史

   副参事       中野 栄蔵       書記        黒岩 宏昭

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                 午前10時4分開議

  (議長橋本隆雄議長席に着く)



○議長(橋本隆雄) ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(橋本隆雄) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において永岡 禎議員、福田博行議員を指名いたします。

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△日程第2 議員提出議案第1号 イラク問題の平和的解決を求める意見書の提出について



○議長(橋本隆雄) 日程第2、議員提出議案第1号、イラク問題の平和的解決を求める意見書の提出についてを議題といたします。

 議案を朗読させます。

 事務局長。

  (事務局長議案朗読)



○議長(橋本隆雄) 提案理由の説明を求めます。

 山下松一議員。

  (議員山下松一登壇)



◆議員(山下松一) ただいま議案となっております議員提出議案第1号、イラク問題の平和的解決を求める意見書の提出について、提案者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。

 本議案は、今にも米国などがイラクに対して武力攻撃を開始しようとしている緊迫した情勢にあることから、イラクの国連決議の遵守並びに何としても武力攻撃の事態を避けるための外交に努めるよう、政府に対して強く要望するものであります。

 以上、よろしくご賛同賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。



○議長(橋本隆雄) これより質疑を行います。

 中川議員。



◆議員(中川敬三) この意見書の中で、全体として私はこれでいいと思うんでありますが、今問題になってるのはイラクが国連の決議を遵守するかどうかでなくて、その遵守して速やかに行動を、大量破壊兵器の廃棄の行動を起こすかどうかということが今大きな焦点の問題になっているわけであります。なぜここでもって、よって政府におかれてはイラクが国連決議を遵守し、大量破壊兵器の即時撤廃することを求めると、こういうふうに言わないで、遵守するという穏やかな表現になっているのはなぜでしょうか。それをご質問申し上げます。



○議長(橋本隆雄) 山下議員。

  (議員山下松一登壇)



◆議員(山下松一) ただいま中川議員の方から緩やかになっておると、そういう説明でございましたんですが、この内容に関しましては議会運営委員会で十二分に検討し、そしてこの決議を提出するということになったので、よろしくご理解賜りたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) ちょっとわからないんですが、今私が申し上げたことは議会運営委員会で議論にならなかったのか、それともなったけれども、それは入れないで遵守だけでいいということになったのか、そこのとこだけお聞かせ願います。



○議長(橋本隆雄) 山下議員。



◆議員(山下松一) 自席の方から答弁いたしますけれども、議題になったかどうかと、こういうことでございますけれども、十二分に審議をし、そしてこの内容で提出しようと、こういうことでございますので、よろしくお願いします。



○議長(橋本隆雄) いいですか。

 ほかに質疑ございませんか。

  (「議事進行」と呼ぶ者あり)



○議長(橋本隆雄) 質疑がないようでありますから、これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第1号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(橋本隆雄) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号については委員会付託を省略することに決しました。

 これより討論を行います。……討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。

 これより議員提出議案第1号について採決いたします。

 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(橋本隆雄) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。

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△日程第3 議案第 1号 平成15年度名張市一般会計予算について

      議案第 2号 平成15年度名張市福祉資金貸付事業特別会計予算について

      議案第 3号 平成15年度名張市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について

      議案第 4号 平成15年度名張市東山墓園造成事業特別会計予算について

      議案第 5号 平成15年度名張市簡易水道事業特別会計予算について

      議案第 6号 平成15年度名張市農業集落排水事業特別会計予算について

      議案第 7号 平成15年度名張市土地区画整理事業特別会計予算について

      議案第 8号 平成15年度名張市公共下水道事業特別会計予算について

      議案第 9号 平成15年度名張市国民健康保険特別会計予算について

      議案第10号 平成15年度名張市老人保健特別会計予算について

      議案第11号 平成15年度名張市介護保険特別会計予算について

      議案第12号 平成15年度名張市病院事業会計予算について

      議案第13号 平成15年度名張市水道事業会計予算について



○議長(橋本隆雄) 日程第3、議案第1号、平成15年度名張市一般会計予算について、議案第2号、平成15年度名張市福祉資金貸付事業特別会計予算について、議案第3号、平成15年度名張市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算について、議案第4号、平成15年度名張市東山墓園造成事業特別会計予算について、議案第5号、平成15年度名張市簡易水道事業特別会計予算について、議案第6号、平成15年度名張市農業集落排水事業特別会計予算について、議案第7号、平成15年度名張市土地区画整理事業特別会計予算について、議案第8号、平成15年度名張市公共下水道事業特別会計予算について、議案第9号、平成15年度名張市国民健康保険特別会計予算について、議案第10号、平成15年度名張市老人保健特別会計予算について、議案第11号、平成15年度名張市介護保険特別会計予算について、議案第12号、平成15年度名張市病院事業会計予算について、議案第13号、平成15年度名張市水道事業会計予算についての13議案を一括議題とし、これより質疑を行います。

 山村博亮議員。



◆議員(山村博亮) 当初予算に関しまして、一、二点ご質問させていただきたいと思います。

 後々数多くの議員の皆さん方がおられますので、簡単に質問させていただきたいと思います。

 その前に、一言私の方から議会の立場としてお礼を申し上げたいと思います。

 といいますのは、本年度をもちまして小坂病院長を初め本会議の中におられます岸上部長など、22名の職員や臨時職員の方々が退職されます。それぞれ勤務の期間の長短はございますが、職員として名張市の発展に寄与されてこられました。本当にご苦労さまでございます。退職されましてもお元気で活躍され、また我々に対してご指導や地域の発展にご尽力をいただきますことをお願い申し上げ、また今までのご苦労に感謝いたしまして、議会を代表し、私の方から厚く御礼を申し上げたいと思います。どうもありがとうございました。

 さて、質問でございますが、市長がいわゆる財政非常事態宣言を唱えられて初めての当初予算と、こういう形であるわけでございますけれども、昨年度より3億2,200万円、骨格予算であったわけですけれども、それよりも低い212億5,050万円という当初予算であるわけでございます。

 この中で、いろいろと本当に市長を初め担当部局としてこの予算編成の中で大変ご苦労をされたというふうな形は十分に感じられるわけでございますけれども、この当初予算につきまして、1点お尋ねをさせていただきたいと思います。

 名張市が財政健全化緊急対策にかかわる取り組みということで、先般も重要施策調査特別委員会の中で我々議員にお示しをいただいたわけでございます。といいますのは、平成15年1月より、いわゆる特別職等5役の給料、期末手当の削減、特別職の退職金の削減あるいは管理職の管理職手当及び給与の削減と、こういうようなことを初め当初予算の中でも4月より実施予定というふうな形で、一般職員の給料の削減あるいは特別勤務手当の見直し、時間外勤務手当の見直し、臨時職員の賃金の抑制と、こういうような形で非常に難しい形の中で組まれているというふうに感じるところでございますけれども、このような形で本当に職員が十分に納得をして行政の推進にいろいろとご努力をいただけるものかどうかなということが、私1点感じて質問させていただくわけでございますけれども、この当初予算の中にいわゆるあらゆる基金の取り崩しというふうな形で組み立てられているわけでございますけれども、その中で職員の退職手当基金、これは5億5,000万円ほどあるわけでございますけれども、その一部の1億5,000万円を取り崩して組まれていると。こういうことになりますと、職員の皆さん方としては果たしてこれあと10年、20年勤めても退職金ももうもらえないような時代になってくるのかなあと、こういうふうな危惧を抱いても不思議ではないと、こういうところがあるわけでございます。

 そんな中で、これは一時的な基金の取り崩しではあろうかと、このように感ずるわけでございますけれども、その点市長の方からご答弁をいただき、あるいは担当部局から今後以後どういうふうな形で進展していくのかというところもあわせてお答えをいただきたいと、このように思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 退職基金など繰り入れについてのご質問をいただいたわけでございますけれども、今議員がご指摘のとおり、平成15年度一般会計当初予算において退職手当を2億3,000万円計上しているわけでございます。それに充てる財源として2億3,000万円のうちの退職基金手当から1億5,000万円を繰り入れさしていただいたところでございます。

 現在、この基金残高というのは約5億5,000万円ございまして、平成15年度末には、4億円となる見込みでございます。

 本年度は、超緊縮予算の中でこのような予算といたしておりますけれども、退職手当の今後の必要額を長期的に見てみますと、本当に厳しいのは平成21年度から平成30年度までのこの10年間が最も厳しいわけでございます。この10年間で一般会計分のみで大体280人、約80億円の退職金が必要でございます。これに衛生消防両組合部分を加えますと、100億円を超える額が必要となってまいるわけでございます。ピークは平成25年、昭和28年生まれの職員が一番多いわけでございますけれども、43人おりまして、約12億円単年度で要るということでございます。

 これが実態でございまして、この時期を乗り切ってまいらなければなりません。このために必要なのが退職手当の基金でございまして、健全な財政運営上平準化するためにも大変重要なものであると認識をいたしてございます。これから2年間で財政非常事態から何とかめどをつけて脱却した後には速やかに基金の積み立てをしてまいりたいと、こんなふうに考えているところでございます。

 なおでございますけれども、平成15年度において今後の改革の進みぐあい、市税等歳入の動向次第では基金からの取り崩しを少しでも縮小をいたしてまいりたいと、こんなふうに思ってございます。

 議員もご所見のとおり、この問題は職員の士気にも影響する部分でございます。そしてまた、職員の生涯設計にもかかわる重要な問題であるというふうに認識いたしてございますので、市政一新プログラムの進捗、それから投資的事業のバランスを考えながら基金の積み立てをこれからしていくことといたしてるところでございまして、そこでかねてから財政、企画、行革、人事担当部局で協議を進めておりまして、概算積み立ての額も出てきておるところでございまして、これは私の責任において着実に実行してまいらなければならないと、こんなふうにも思ってるところでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 山村議員。



◆議員(山村博亮) 市長の答弁を職員の皆さん方も聞かれて安心するというふうに思われるわけです。

 絶えず市長が職員と一丸となって全力で市政推進のために頑張ると、こういうふうなことをよく言われるわけでございますけれども、今回富永市政から亀井市政にかわって急遽財政危機宣言が唱えられたわけでございますけれども、その当初予算として非常にこれは注目をしている現実は当然あるわけです。

 そんな中で、職員の皆さん方が不安を抱くということになりますと、行政の推進に関して非常に支障を来してくるであろうと、こういうところがありますので、その点市長のご答弁の中でこれから十分にそういうことのないように、職員も安心して将来設計が立てられ、退職するときにはそら満額というわけにもまいらない部分もあるわけですけれども、少なくとも退職金として支給をされると、こういうことなりますと安心して頑張っていただけると、こういうように思いますので、その点これからの予算編成に関しましても、ことしはこれでいいわけでございますけれども、以後基金の積み立て等にも全力を挙げてお願いをいたしたいと、このように思うところでございます。

 次に、補助金のカットと、こういうことでひとつご答弁をいただきたいと思います。

 補助金の見直しを行うということで、おのおのこれ10%から50%の見直しあるいは全体で20%という削減であるわけですけれども、この中には廃止をされる補助金もたくさんあるわけでございます。当然、補助金を十分に見込んだ中でいろんな事業の展開をしているというのが、補助金制度のそれぞれいただいている団体の今までの経緯としてそのような形で頑張られておられると、こういうことであるわけでございますけれども、この補助金をカットをするということの中で、各諸団体にいろんな形の中から担当部局としても了解を得てこのようなカットに踏み切ったというところがあるわけですけれども、今までからこの補助金のカットということになりますと、大変いろんな物議を醸し出した過去の経緯もあるわけでございまして、今回先般の2月9日の市町村合併ということが、合併をしない、名張市が単独でやっていくということの結論が出たわけでございますけれども、そんな中で非常にこのような厳しい補助金のカットということになりますと、大変なことであるわけでございますので、どのような形でこれを皆さん方にご了解をいただけるのかどうかというところで、市長を初め担当部局のご努力があるわけでございますけれども、その辺のところのご答弁をいただきたい、このように思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 補助金のカットにつきましては、市政一新本部を立ち上げた折に財政見通しの中で、このままでずっと推移していきますと、平成17年度には赤字再建団体に陥るということがわかってきたわけでございます。こういう極端に税収が減っていくとか、あるいはまた本当に交付税が減らされてくるとか、こういう現実は今まで予測がされてなかった部分やと思うんです。ただ、それをずっと加味してやっていきますと、平成17年度にはもう赤字再建団体になると。小手先の改革だけでは平成18年、平成19年度までもつのがやっとだと、こういうふうな状況の中で、やっぱり抜本的な改革を進めていかなければならないということで、この補助金の見直し等につきましても、幹部職員に検討するようにということを申し上げたわけです。

 その中で、各部局の中でいろんな検討がなされ、そして関係団体とのお話し合いをいただく中で何とかご理解をいただいた数字が出てきたのが今のこの予算に反映された部分でもあるわけでございまして、私の方としては曲がりなりにもこの財政事情を受けてご理解をいただいたものやと、こんなふうには理解をさしていただいてるところでございます。

 ただ、全くゼロになってる部分とかもあるわけです。その部分につきましては、私も庁議なんかでも申し上げてるんですが、先進自治体なんかでは予算なし事業というのも展開されたりしてるわけです。これ予算なし事業というのは職員の知恵で、例えばイベントなんかをいろいろ展開していく。あるいはまた裏負担なしの基金事業、国の外郭団体であったり、あるいはまた財団が持ってるそういう基金事業を有効に活用するとか、そういうこともこれからしていっていただきたいと、こういうことのお願いもしてきているところでもあるわけでございますけれども、それも考えながら今後事業展開を図っていかなければならないわけでございますけれども、特別交付税が若干予測よりもカット額が少なく、関係機関のおかげによりまして、また議長を初め議員さんのお力添えによりまして、カット額が少なくしていただける可能性も出てきましたので、補正対応も若干ですけども、可能になってきたのかなという読みもあるわけでございまして、今後その辺もきちっと精査しながら補正対応も進めていけたらなと、こんなふうにも思っているところでございます。



○議長(橋本隆雄) 企画調整部長。



◎企画調整部長(家里英夫) 補助金の見直しにつきましては、地域予算に移行できるものは地域予算に吸収をし、その他につきましては公共性とかその必要性、またその効果、効率性等を庁内で十分にチェックし、議論し、それが例えば趣味的とか、儀礼的とか、慣行的であったとか、そういうようなことを踏まえまして、またあるいはいわゆる長期継続的といいまして、もう設置補助金の発足から期間がたちまして目的が達成されたとか等々を勘案いたしまして、総合的に勘案し、今回厳しい財政状況を踏まえまして必要最低限の経費を計上させていただいたということですので、ご理解をいただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 山村議員。



◆議員(山村博亮) 補助金のカット、市長の方からもるるご説明があったわけでございますけれども、いずれにいたしましてもこれ亀井市政が出発をされて、いわゆる亀井市政の根幹にかかわる問題にもなろうかと、こういうふうな感じもあるわけでございまして、市長としては改革を推進する立場であるわけですので、いろんな市民に痛みも考えていただきながら推進をしていくと、こういうところであるわけでございます。

 そんな中で、今市長なり、担当部局の方からご説明をいただいたわけでございますけれども、市長として各部署の中でいろんな形の補助金カットというのがあるわけでございます。福祉行政の理想郷をというふうなところもございまして、福祉の面でも多少痛みを伴う部分もある。あるいは少子・高齢化を迎えてこれからしっかりと子供たちの育成と、こういうふうなことを考えればそういう団体のいわゆるカットということになりますと、水を差すような状態になってくると、こういうところがあるわけでございますけれども、市長のご答弁のように各いろんな団体等においても十分に配慮した中で補正を組んででもまた対応できるものは対応すると、こういうご答弁であるわけでございますので、私も一応余り突っ込んでもどうかと思うわけでございますので、この辺で終わらしていただくわけでございますけれども、いわゆるむちの部分のところが補助金のカットと、それからあめの部分といえば少し語弊があるかもわかりませんけれども、ゆめづくり地域交付金と、こういう形になろうかと思います。

 先ほど部長の方からも説明があったように、補助金はカットしてもそれを多少ゆめづくり地域予算の中で対応すると、こういうところもあるわけでございまして、それはそれなりに理解はできるわけでございますけれども、そのような形の中で、あるいはまちづくり協議会や地域づくり委員会の中で十分にそれが周知をされてくるのかどうかというところはまだまだこれから時間がかかるものと、このように感じているわけでございます。

 特に、地域づくり委員会、14地区で先般の一般質問でもかなりの議員の皆さん方がご質問されたわけでございますけれども、そんな中でこれもしっかりと受け皿がまだ完全にできておらない中でこの予算を導入するということも非常に難しい部分があるわけでございますけれども、区長さんを筆頭として婦人会や老人会あるいは子供会やPTA、社会福祉協議会や公民館、民生児童委員あるいはその中で、地域の中で市の職員の皆さん方も多数おられるわけでございますので、そのようなメンバーの中でしっかりと受け皿ができるのかどうかと。また、そのような指導を行政の方から十分にやっていただけて、完全な受け皿ができるのかどうかというところは、やはり不安視をするところであるわけでございますので、その辺のところのご答弁を少しいただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 財政非常事態の中ではございますけれども、一つは節約をしていくということが最も重要なことですが、もう一方ではやっぱり新しい仕組み、それも構築をしていかなければならない。特に、地方分権一括法のスタートというのは私もかねてから申し上げてきたところでございますけれども、国が地方自治体に対してもう保護者としての責めは負えなくなったと、ギブアップ宣言をなされたことやと私は理解をしているわけでございます。私ども地方自治体ももう国をも頼れない、そんな時代の中で自律に向けた努力をいたしてまいらなければならない。国がいろいろつくった政策を権限、財源をもって地方自治体を通じて国民に浸透させていったというこの手法がもう成り立たなくなったわけです。ですから、もう行政も官の論理から民の論理へのそんな転換を図っていかなければなりませんし、政策者基点のそういう政策の展開がなされてこなければならないと、こんなふうに思っておりますが、このゆめづくり地域予算はまさしく政策誘導型の補助金制度から、これを市民の自発的活動を支援する補助金というか、交付金制度へのそういう転換であるということを何とかご理解をいただきたいところでございます。

 自分たちのまちは自分たちでつくっていこうと、しかしそれに裏づけになるその財源はどうなるんだと、こういうこともあるわけでございまして、それを自分たちのまちは自分たちでつくっていく、いろんな事業を具現化していく、その財源としてこれが有効に活用されていったらいいと私は思っておるところでございまして、時代も政策誘導型の補助金制度の中ではもう住民意識が高度化、多様化してきておるわけでございますし、また少子・高齢社会の中で、そしてまた右肩下がりの経済の中でいかにこの住民満足度を上げていくかということを考えますときに、その税は有効に使われていかなければならないわけでございます。いかに税を有効に活用していくかというその一つの取り組みでもあるということでございまして、住民が合意のもとでいろんな事業が今後展開されていくことを望んでいるわけでございます。一つの特定の団体だけがいい目するというのではなくして、住民の合意のもとにその配分が決められ、そして事業展開がなされていくと、そういうふうな理想も描いているところでございます。

 それで、あめとむちの部分のあめの部分やと、こういうことでおっしゃっていただいたわけでございますが、一般財源がかなり不足をしております。その中で、ふるさと振興基金を何とか崩さしていただきたい。これはその目的に合った事業でもあるというふうにも思っているところでございます。

 もう一つ、政策誘導型補助金の場合ですと、だんだんだんだんそれが制度ある限り予算が膨らんでいくという可能性もあるわけです。しかし、これは交付金は一定額をしておけば、その中でまた今ちょっとすき間だけ多いですけれども、しかしその事業展開の中でもっともっとボリュームが膨らんできたら、それじゃあふやしてくれるのかというふうな補助金ではないわけでございますから、その中で何とか工夫して、住民の皆さんの工夫によって有効に使われてほしいと、こういう願いも込められているわけでございまして、補助金制度でございましたら際限なくその額が膨らんでいくと。その一つの歯どめにもなってくるというふうにも思わしていただいてるところでございます。

 その中で、組織のことのお尋ねもあったわけでございますけれども、これは地域づくり委員会が組織され、きっちりした計画書が提出されない限りその支出は控えさしていただくというふうに思っておりますし、それぞれの事業の経過とか、決算とかということについては議会にも報告をさせていただかなければならないと、こんなふうにも思わしていただいてるところでございます。

 ですので、今からこの組織をつくる、計画をつくる、そして事業展開をしていく、こういう一連のホップ・ステップ・ジャンプのこの経過の中で、新年度に入りましたら早速市役所の地域振興チームと担当者が地域に出向きまして、そして協働でこれらの組織づくり、あるいはまた事業計画、あるいはまた事業展開、こんなものを協働して、そしてまた住民の主体的な活動をサポートしながら進めていかしていただきたいと、こんなふうに思わしていただいてるところでございます。

 新年度に入りましたら、また早速役員さんが決まりましたら出向かしていただきたいと、こんなふうに思ってるところでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 山村議員。



◆議員(山村博亮) 市長の方からこの受け皿づくりに関しましても全力を挙げて取り組んでいくと、こういうことであるわけでございますけれども、先ほど市長の方からもるるお話しありましたように、この地方分権時代を迎えて地域の活性化を図っていくと、こういうことは十分に理解できるわけでございますし、また逆に地域としていろんな活性化を図るという形の中で、この5,000万円の分配であるわけでございますけれども、逆に活性化を呼べばこれだけの予算ではまた足りないということで、いろいろ上乗せを逆に迫ってくるというふうな分のところも出てこようかと、こういうふうに思われますし、その中で先般来よりまちづくり協議会というのが今十一、二カ所で立ち上げておられるところでございますけれども、これとてハードな事業という形でいろんなまちづくりのためにいろんな問題を抱えている中で、これは相当なやはり金額が導入されなければなかなかうまくいかないと、こういうところもあるわけでございますので、その点を十分に見きわめながらふるさと創世基金7億円ほどあるわけですけれども、これも5,000万円、5,000万円、5,000万円と3年間で取り崩していくということであるわけですけれども、逆にまたふるさとづくりという名目の中で地域が活性化すればより多くの予算の導入も考えなればならないというところもあるわけでございますので、その辺のところあたりを十分に周知をしておいていただきたいというふうに思うところでございます。

 私も議員を長くさせていただいて、10年ほど前に、もう少し前であったかと思いますけれども、名張市の独特の自主財源の確保ということで質問したことがあるわけです。そんな中で、名張市も青蓮寺湖があるので、できたらあそこへ競艇場をと。あるいはまた別の部分で競輪場をやるということもいかがなものかと、こういうふうなことを言ったことを今も覚えているわけでございますけれども、やはり名張市として単独でいろんな事業を考えながら財源の確保をしていくというふうな、これからはやはりそういう時代の流れが全国的に出てくるのではなかろうかと、このようなことも考えるわけでございますので、その辺のところは市長としていろんないい案があるというところであれば、そういう財源の確保というところで少し、今急に言うて急に市長の方からこうやというご答弁はないわけでございますけれども、気持ちとしてそういう形で考えておられるのかどうかというところあたりもちょっとご答弁をいただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 新たなる財源の確保につきましては、これから勉強していきたいというふうには思ってるわけでございますし、ひとつ具体的に新年度からまた考えていきたいなというふうなものもあります。それ2年がかりぐらいでつくっていきたいなというふうにも思っているところでございまして、今後とも議会筋のご指導もよろしくお願いをいたしたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 山村議員。



◆議員(山村博亮) 国も借金が700兆円もあると。こういう形の中で、いわゆる各市町村に対する交付金も年々減少してくると。この傾向はもう十分に考えられるわけでございますので、いろんな名張市独特の財源の確保というふうな形で事業的にもこれから考えていただくということをお願いをしておきたいと思います。

 それから最後に、市政一新市民会議の中でもありますように、このパブリックコメントというのは一般の市民からいわゆるいろんなコメントを聞きながら行政に反映をさせていくと、こういうところであるわけですけれども、少なくとも先般来10名の議員の皆さん方がいろんな質問をされた。また、私ども議員の中からいろんなことを申し上げると。これはもう一番のパブリックコメントであるわけでございます。そんな中で、十分に意思を市長として聞いていただいて、そして財政厳しい折、特に経常経費の増嵩と逆に投資的経費がずんずん本年度も昨年度から比べれば非常に低くなってきていると。特にことしは9.8%と、こういうふうな時代であるわけです。

 そんな中で、私ども議員も市民の千数百名からの皆さん方から負託をされた議員、いろんな形で市民の方から要望が出てくるわけでございます。しかし、一口に財政が厳しいからこんなことはもう一つもできませんよと、こういうふうな答弁をするわけにもいかないという部分があるわけでございますので、十分にこれもパブリックコメントの一つやというふうな形の中で、十分に市長として認識をいただいて、そして多くの議員の皆さん方のそのコメントを十分に市政に反映をしていただくということをくれぐれもお願いを申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 樫本勝久議員。



◆議員(樫本勝久) 今回のこの予算につきまして、特に農業関係についてひとつお伺いをしたいと思います。

 その前に、市長にお伺いいたしたいと思います。

 市長が誕生される前から既にそれぞれのマスタープラン、土地利用マスタープランであったり、それから都市マスタープラン、そして道路交通マスタープラン、農業マスタープラン、さまざまなプランが作成されております。これはおおよそ向こう20年度を見たすべてのプランでありますが、このプランを市長になられて見直していくのか、それともこのプランどおりを基本として進めていくのか、ひとつその辺をお尋ねしておきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 行政は継続するものであるわけでございますから、できる限りそれをベースにして変えていかなければならない、時代にそぐわないものも出てきているわけでもございますが、その分は変えていきますけれども、基本的なことは、考え方については踏襲してまいりたいというふうには思ってございます。



○議長(橋本隆雄) 樫本議員。



◆議員(樫本勝久) それでは、このマスタープランをベースにその時代に合わせて考えていくということをお聞きいたしました。

 特に、市長のこの施政方針の中である名張市農業マスタープランの重点目標である食と農のネットワークづくりと。それから、担い手の育成、そして農業支援センターを拠点として推進してまいりますというような部分がございます。

 この予算書に農業支援センター、研修センターの予算がありますけども、そしたらその次に農産物の直売グループの支援やという部分もございます。この予算書を見てみますと、維持管理費やそういうものであって何ら事業展開するような予算にはなってないわけですけども、どのような展開をなさろうとしているのか、それについてお尋ねしたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 産業振興部長。



◎産業振興部長(森本昭生) それでは、失礼いたします。農業についてのお尋ねでございます。特に農業マスタープランにかかわって、農業支援センターの内容についてはっていうお尋ねだったと思います。

 農業支援センターの果たすべき役割といたしましては、農地の借り手、それから貸し手や農産業受委託の相談、あるいは消費者と生産者を結びつける活動、また家庭菜園の相談など多様な機能の役割が求められているところでございます。こうした役割を果たすため、県農業改良普及所あるいは農業委員会等との連携を促進し、その機能を活用することによって相談業務の充実を図り、少しでもできるところから農業支援を実施しているところでございます。

 平成15年度につきましても、予算ではこのような形になっておりますが、こういった相談業務を進め、特に農作業受委託につきましてはその活動を充実してまいりたいと、このように考えているところでございます。

 また、引き続きましてマスタープランの重要課題となっております食と農のネットワークづくり、地産地消の推進を行い、特に本年度、要するに平成14年度より実施しております学校給食を軸といたしました地産地消の取り組みを行い、また同時に関係機関との連携を図り、食育についても推進してまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 樫本議員。



◆議員(樫本勝久) 今部長から大変きれいに聞こえます声を聞かせていただきました。

 しかし、市民の、住民の皆さんに地産地消運動を進めていく中で、今現在そうしたさまざまな部長が答弁されましたことをすべてその支援センターを拠点としてやろうとするならば、今の人員で十分であると考えておられるんですか、それを1点聞きたいと思います。

 それからもう一つ、今まで名張で無農薬でつくった安全な野菜のみそづくりやいろんな形で市民の一般の皆さんに参加していただいてます。そんな中で、その中で使っているさまざまな道具、調理器具、それらも十分ではない。よそから借り物が多い。そして、それが悪なって、この間も私が見てたらみその豆をゆでて、さあいよいよミンチの機械がといったらミンチの機械が動かない。これどうするんだと右往左往してるんですよ。そんなことの状態というのはよく把握されて先ほどのきれいな言葉が出てくるんですか。市長にもこれをお聞きしたいと思います。

 中身を充実もしなくて、先ほど部長が言われたようなきれいな言葉が推進していけるんでしょうか。それをまず聞きたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 備品等の管理の問題でおっしゃられてるわけでしょうか。これは管理不行き届きであったのかなと、十分に注意をいたしておきたいと、こう思ってるわけでございます。

 ただ、地産地消とか、こういうことを振興していく中で、私は農業、産業とだけでとらまえるのではなくして、園芸農業の持つ効果、教育的効果であったり、あるいはまた福祉的な機能回復させる効果であったり、まちづくりの効果であったり、そういうものをもっともっと活用していきたいと、こう思っておりまして、そのための組織を今年度のうちに立ち上げて、そして園芸農業というものをより普及させていきたいと。それをもってまたこの地産地消が確かなものになっていくことも願ってるところでもございます。



○議長(橋本隆雄) 産業振興部長。



◎産業振興部長(森本昭生) ただいま大変厳しいご意見をいただいてまいりました。私どもといたしましては、やはり人員あるいは備えつけの備品等の充実について、今後とも充実させていただきたいと、このように思ってるところでございます。

 特に、農業支援センターでの業務内容といたしましては、やはり相談業務あるいは営農指導、これが一番の大きな業務ではなかろうかと、このようなことも思っておりますので、できることでありますならばそのような技術的なものが配置できるようなことも今後の課題として、また十分担当部署とも協議もさせていただきたいなと、こんなことも思わさして、といいますのは農協さんの営農指導されておったOBの方あるいは普及所の職員の方でそういうふうな技術を携わった方もおられるかとは思いますので、今後そういうような方面で十分力を注いでいきたいなと、こんな思いも持っておるところでございます。

 それでまた、器具、備品、こういうようなものにつきましても可能な限り充足ができるように今後最善の努力を行ってまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 樫本議員。



◆議員(樫本勝久) また、再びきれいな言葉を聞かせていただきました。これに期待するわけでございます。当初予算ですので、補正予算もあるわけでございますので、期待しとるわけでございます。

 まず、名張の発展は農にあったと私は言っても過言ではないと、このようにも考えております。

 そんな中、この農の部分については政府の転作、減反政策によりまして、本当に農業としては冬眠の状態であって、春がいつ来るかわからないような状態であると私は思っております。

 そんな中で、何とか名張の農地を守っていかなきゃならんということで、既に定年退職された方々が、老骨にむち打って維持管理をしていただいてると、このようにも思ってます。

 なぜそのようになるかといいますと、やはり若者が定着しないという部分、それにはなぜなった。こういうやはり収入面が確保されないという分があるわけでございます。そうした部分の中で今名張市が打ち出している食と農のネットワークで名張市内の自給自足をしようという話なんですよ、これは。

 そんな中で、やはりあの支援センターを拠点として農の部分についてそういう相談業務をしていただくということですけども、あの2人の人数で、そして農というのは、これは日曜日も土曜日もないんですよ。だから、相談するとなれば夜間がほとんど多い。そのぐらいそういう時間もひまも費やして頑張ってる部分であって、夜間に相談というような形の中で時間から時間までというようなつれない運営の仕方をしてたら本当に名前だけあるだけで事業されていないという部分でございます。

 先ほど言った一つの例をとりますと、一般市民の皆さんに名張でとれた無農薬の豆を使ってみそをやりましょうということで、ボランティアでその先生役をして一般公募の方につくっていただいて、楽しみにしていただいて、6カ月後に自分たちでつくった安全なみそを食べようとしているんですよ。それなのに備品一つそろってないというのは、これはけしからん話であります。それだったら、もう初めからやるべきじゃないと思います。そういうことも把握されてるんだろうと思いますけども、この予算書にはただ維持管理費、電気や保安や点検管理費やと、そんなものだけ並んでるだけでは無用のものですよ。だから、これは先ほどの2回目の答弁のその言う当初予算でありますので、補正予算も期待して推移を見守っていきたいと、このようにも考えておりますので、人員確保、それから備品設備の充実、これをしなくてはこれは何にもならんと、このようにも思っております。

 もう一つ、園芸福祉推進事業、これについてどのようなことを展開しようとしているのかお尋ねしたいと思います。

 そしてもう一つ、新山村振興地域連携推進事業、これもお聞きしたいと思います。

 そしてもう一つ、木材産業構造改革事業の補助、これらもどのような部分を考えてるのかお尋ねしておきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 産業振興部長。



◎産業振興部長(森本昭生) 失礼いたします。お尋ねの木材産業構造改革事業でございます。

 この事業につきましては、伊賀プレカット協同組合の羽柄材プレカット加工施設の増設に伴います補助金でございます。

 この補助金でございますが、これはすべて国からの補助金というような形でございまして、私ども一応トンネルというような形の中で国からいただいた補助金をプレカット工場の方へ一応流さしていただくという補助金でございます。

 それから、園芸福祉のお尋ねでございます。

 園芸福祉につきましては、やはり園芸の持つ効用によりまして、人の心をいやすといいますか、そういうような効果があるというような形の中で、今後私ども園芸福祉作業を進めさしていただくというようなことで、このたび園芸福祉協議会を本年度末に立ち上げさしていただきまして、新年度から園芸福祉活動を十分取り入れてまいって人々の心をいやさしていただくと、そういうような取り組みをさせていただくということでございます。

 もう一点、済みません。ちょっと聞き忘れましたが、もう一点。

 大変失礼いたしました。新山村振興地域連携推進事業でございます。これにつきましては、国津地区の活性化を図るための各種の事業、企画調整をさせていただく事業でございます。もうご承知いただいてますように、国津地区につきましては平成14年度予算の中で工芸館、国津の杜はぐくみ工房を建設させていただきまして、地域の活性化を図らさせていただく事業といたしまして、国からの補助金をいただきまして、中山間地域の振興を図らさしていただく事業でございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 樫本議員。



◆議員(樫本勝久) 今部長にお答えいただきました国津の分、これは農林センター管理費の中にこの国津の杜はぐくみ工房やいろんな形であるわけですからそれとは違うでしょ。同じなんですか。既にもう款の部分ではっきり出てるんですよ。それは先ほど出てますので農業研修センター管理費とかという部分は、これは支援センターの部分でしょ。それから、この農林センター管理費というのはこの国津の杜はぐくみ工房の分でしょ。それ同じなんですか。



○議長(橋本隆雄) 産業振興部長。



◎産業振興部長(森本昭生) 失礼いたしました。目で上げさしていただいております管理費につきましては、工芸センター、いわゆる国津の杜はぐくみ工房の管理経費でございまして、ここで上がっております新山村振興地域連携推進事業につきましてはソフト事業でございまして、このような事業を取り組んでいくということでございますので、よろしくご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 樫本議員。



◆議員(樫本勝久) この事業については、この園芸福祉推進事業とこれは先ほど言われましたことを展開するのには名張市内でやはり園芸家にそういうお願いして、1日花つくりの部分を教えていただいて、そういうふうな計画するのか、その場所をそれこそ学習だけの部分にするのか、現場での学習をするのか、その辺について教えていただきたいと思います。

 何にしても、まずそれを先聞きたいです。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) この園芸福祉の関係につきましては、まずその指導者を育てなければならないということがございまして、園芸福祉士をたくさん育てていくと。その方々がそれぞれの施設とかで、あるいはまた子供会で、あるいはまた婦人会で、そういうふうな事業展開がその人を中心になされてくるようにと、こういうことで今指導員の養成をまずやっていかなければならないと、こんなふうに思ってるところでございます。



○議長(橋本隆雄) 樫本議員。



◆議員(樫本勝久) わかりました。理解さしていただきました。

 次に、市長の施政方針の中にも入ってます農産物の特売グループの支援活動を引き続き展開しますという形の中で、先ほど山村議員も言われたように、やはり予算の中にも反映されていない、そしてやはり今までこうした手だてをしていた部分をやはりこの緊縮予算の中でというのはよくよくわかるんですよ。だから、金的な支援も一つ必要ですし、できたら市長が言われてる名張市の持ってる遊休農地、それらも貸し出すなり、ここをどうぞ使ってやってくださいなり、そういう考え方も必要だと思うんですよ。ただ、もう考えてみてどうにもならんとこは売ってしまうねんて、売ってしもたらしまいなんですよ。だから、それを有効利用を考えてから、それでもなおかつそこらの何ともならんというんか、端くれの土地はそら処分していく考え方も一つの方法だと思いますけども、やはりそういう形で観光にも、それから地産地消にも役立つような、そういうふうな考え方をひとつしていただきたいなと、このようにも思います。

 ただ、緊縮予算でありますから、売り払ってしまうねん、収入を確保するんというのやなしにせっかく持ってるんだから、それを有効的にできるようにひとつ考えていただきたい。特に、一つの例をとりますと、この市役所の東側であります学校用地ということで、今だれがどんな形でしてるのか知りません。警察官の駐車スペースになってますわね。あれらも家賃をいただいてるのか、それとも無償で貸し出ししているのか、何とも思わんと勝手に使うてるのか、これはよくわかりませんけど、そういうところもやっぱりこういうような施政方針にまでうたわれてそういうふうに進めていくということですので、ひとつそういうような土地も含めて有効利用するような形のものをつくっていただきたいと要望しておきます。

 それから、この支援センターですけども、これは本当に人員も、それから備品も充実していただきたい。これは当初予算ですので、先ほども言わしてもうたように、そんなたちまち人から借りてきて、あれも国津さんが中山間で買ったやつを借りてきたり、または伊賀の普及所で持ってたものを借りてきたりしてやってるんですよ。それでは余りにもお粗末だと思いますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 産業振興部長。



◎産業振興部長(森本昭生) いただきましたご意見、特に備品整備等でございます。十分検討さしていただいてまいりたいと思っております。



○議長(橋本隆雄) 松崎 勉議員。



◆議員(松崎勉) 何点か当初予算にかかわりましてお尋ねをいたしたいと思います。わかりやすく箇条書きにしていきますので、単刀直入に簡単なご回答で結構です。ご答弁は簡単にお答えいただいたら結構ですので、よろしくお願いを申し上げておきたいと思います。

 まず、予算に関連いたしまして、保育所条例の一部改正についてということで条例の改正がございます。条例改正のページ18から19です。定員の増減について、比奈知保育所110名から120名、名張西保育所90名から120名ということで出ております。この保育所に、この2つの保育所になぜ絞ったのか、この規模が適正であったのか、住民の皆さんの要望であったのか、その他どのような条件であったのかお尋ねをいたします。

 この条例の改正で、待機児童は解消するのかどうかお尋ねをいたしておきます。

 予算書73ページ、中ごろで春季慰霊祭事業補助金とありますが、これはこういう名目でよろしいのでしょうか。

 それから、81ページ、精神障害者の地域生活援助事業のグループホームは今後どのように、大切な事業だと思います。どのように展開していかれるのですか、お尋ねをいたします。

 それから、85ページ、名張市元気っ子対策事業とはどんな事業なのですか、お伺いをいたします。

 101ページ、建設同和対策事業1,957万円は、見月山道路の建設というふうに説明を受けましたが、いつごろの予定かスケジュールをお尋ねいたしておきます。

 まだ本年度秋までに作物をつくっていいのか悪いのか、いや、もうつくらんといてくれというのか、そんなところもございますので、地権者も言うておりますので、その辺をいや、ことしまだいっぱい大丈夫ですということになるのかどうか、お尋ねをいたしておきたいと思います。

 それから、133ページ、地籍調査業務委託料485万5,000円とありますが、こういう事業をやるのにどなたに委託をされるのですか。また、どこを調査されるのですか。

 一般質問で私がお尋ね申し上げましたように、県の平均は43%です。名張はちなみに4.8%です。早急にやらなければならないと思いますが、どういう対策を立てていかれるのか、これはどこでどなたに委託するのか。ちなみに申し上げましたが、和歌山は100%でございます。

 137ページ、橋梁耐震改修事業3,000万円。四間橋とお伺いいたしましたが、これもいつごろのご予定ですか、お尋ねをいたしておきます。

 それから、163ページ、旧市民会館ホール解体1,100万円ということで、教育委員会の方からご説明がありましたが、大変厳しい予算だと思います。地域付近子供たちも多いですので、安全対策は万全にしていけるかどうかお伺いいたしておきます。

 まず、1回目よろしく。



○議長(橋本隆雄) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(岸上勇) 私の方から今議会に提案さしていただいております保育所の定員改正の部分についてのご質問でございます。その関係にお答え申し上げたいと思います。

 まず、今回の条例の中で定員の改正、西保育所と比奈知保育所の改正をお願いしているわけでございます。そういったことで、なぜその保育所への定数改正があったかと、計画されたかということでございます。

 まず、1点目の西保育所の関係でございますが、これも西保育所の改築をいたす際に、その目的等もご説明申してまいりましたが、いわゆる老朽化が非常に激しいということもございまして、全面改築をいたしまして、今後の対応を図っていきたいという形で今全面改築の方向で今進めておるわけでございますが、間もなく完成を迎えております。

 そういった中で、今回のこの西保育所の改正に伴いまして、保育所をとらまえる環境といたしましては非常に保育ニーズが多様化してまいりまして、特に低年齢児の入所希望が非常に多いということ、そういうことも含めて、また先ほどお話し出ましたように待機児童の解消ということも含めまして、西保育所については90名から30名の増員の定数改正をお願いしているわけでございます。

 それから、比奈知保育所の関係につきましては、これも入所の環境は今申し上げたと同じ条件でございますが、特に比奈知保育所の近隣のつつじが丘、また比奈知周辺富貴ケ丘という方々からの入所希望が非常に高うございまして、そういった中で比奈知保育所の定員の増加をいたしまして、待機児童、また保育ニーズに対応していくという形の中で今回定員の増のお願いをいたしたわけでございます。

 第2点目の精神障害者の生活支援、いわゆるグループホームの今後の対応というものはどうかというご質問でございます。

 現在、それぞれ施設の充実を図っていってるわけでございますが、特に精神障害者に対するグループホームにつきましては、過日もご説明申し上げましたように非常にそういう施設整備が国自体でも遅れていたという形の中で、伊賀管内では現在グループホームがないわけでございます。そういった中で、名張市から1名津のグループホームに今入所をさしていただいておりますが、名張市の方向といたしましては、今後は福祉法人の方の整備予定を来年度持っておるわけでございますが、そういった中で市内で暮らす精神障害者の方々におきましても、現在実施しております知的障害者の方々のグループホームと同じような施設整備を行い、生活支援を行っていきたいというふうに考えておりますもので、ひとつご理解を賜りたいと思います。

 続いて、第3点目の名張市の元気っ子対策、いわゆる事業としてはどういう事業をされているかという関係についてお答え申します。

 基本的にはこの事業につきましては国の政策の緊急の地域雇用創出特別基金というものが創設されまして、雇用の機会拡大を図る、そういう国の施策が講じられました。それに伴う基金活用という形の中でそれぞれ事業をいたしているわけでございますが、今お話のございましたいわゆる元気っ子対策もその一部の事業として行っております。

 内容といたしましては、大きな面では子供を育てているお母さん方の支援を行っていくと。支援の方法としてはそれぞれのお母さん方の子育ての経緯もございますが、中には不安をお持ちの方、または悩みをお持ちの方という方々もございます。そういった方々に対して、ご相談を申し上げて保育していく気持ちも生き生きとなるような相談、それからまたご指導、そういうものを行い、子育ての環境づくりを行っていくというのが主な内容でございまして、平成14年4月から実施いたしまして、この2月現在では約466名のお母さん方がご相談に来られて事業のご協力なり支援、指導を行っているという状況でございます。

 それから、第4点目の春の慰霊祭の方向はどうかというご質問でございます。

 名張市におきましても、それぞれ慰霊祭の目的に従って事業展開をいたしているわけでございますが、過去のいろいろな方々の追悼の意を表するという形の中で市といたしまして慰霊祭を実施いたし、それぞれの追悼の意を尽くす事業展開をいたしておるという状況でございますもので、ご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 市民部長。



◎市民部長(見邨光生) 市道見月山線の道路拡幅事業のスケジュールについて申し上げます。

 市道見月山線につきましては、現道幅員が2メートルであるため、4メートルに拡幅させていただくというものでございます。平成14年度で測量設計を行いまして、本年度に用地取得をさせていただきたいと考えております。平成15年度当初予算をお認めいただきましたら早速地権者の方とご協議をさしていただきたいと考えております。ただ、耕作のことをおっしゃっていただいておりますので、あらかじめ大体の予定についてはご連絡させていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 建設部長。



◎建設部長(西出勉) それでは、まず1点目の地籍調査につきまして、お答えをさせていただきます。

 この調査につきましては、現在市の方で進めております辺地事業として道路改良を行っております市道鵜山水越線の改良事業に伴う区間でありますとか、それから農道整備事業で実施いたします県営ふるさと農道の整備に伴いまして、現在の鵜山地区の集落から上野市の市境でございます。これが市道の水越、上野市道でございますが、水越予野線がございますが、そちらに接続する区間でございます。これにつきましては、公図が混乱しておりまして、現在では登記がつかないということの中で公図混乱を解消するために地籍調査を行うものでございまして、辺地事業に伴います実施面積につきましては約40ヘクタール、それから県営ふるさと農道整備事業に伴います実施面積につきましては23ヘクタールで、合わせて63ヘクタールを2カ年の継続事業として実施する予定でございます。

 委託先につきましては、地籍調査ができる能力の持っておられる民間の測量会社等に委託してまいりたいと考えております。

 それから、橋梁の耐震工事の中の四間橋のお話が出ましたが、四間橋につきましては、これは県道蔵持霧生線の路線の中の県道にかかっております橋でございまして、私ども調査いたしますのは市道の中で市道にかかっております橋を調査するものでございます。

 そういうことから、本年度につきましては赤目町の柏原橋、それから蔵持にかかっております、蔵持にあります川北橋、それから名張大橋の耐震工事等、その名張大橋につきましては調査をいたしまして、調査を実施設計を行った上で耐震工事も行いたいと、このように考えておりますので、四間橋等につきましては県の方の蔵持霧生線の改良にあわせてご検討もいただいておると思いますので、その辺も再度県の方へも要望していきたいと、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 教育次長。



◎教育次長(奥田正昭) 旧市民会館ホールの解体事業でございますが、ホール1階、2階を合わせまして733平米を解体しようとするものでございます。躯体側面が鉄筋コンクリートでございまして、屋根は木造となっております。過日のご質問にご答弁申し上げましたように、解体後はバラスを引きまして、暫定的な駐車場ということで、この車両の区画はロープで対応するということになっております。

 それからもう一点、安全面でございますが、ご所見とおり、ご意見のとおり十分気をつけて実施をさしていただきたいと考えております。



○議長(橋本隆雄) 松崎議員。



◆議員(松崎勉) 漏れなくご回答いただきました。

 そして、地籍調査の件ですけども、私何度も申し上げておりますように非常に遅れておる名張でありますので、何とか今部長からご回答のありましたように、そういう業者がおられるようですので、やっぱり市長の言われる民にお任せしてこれは解決していかなければならない。どこかお願いすると、全部公図混乱、公図混乱と。そら、4.3%こんな状態ですから当然ですわな。その辺ご協力をいただき、早急に混乱のないようにしていただき、業者に委託をしていただいて解決を図っていただきたい、このように思います。

 それから、つつじが丘の下、私たちの村と国津の間の山林の中に昔の道がありまして、私は目を覆うばかりのごみの不法投棄見ておりました。もう本当に通るたんびにこれではいかんなというておりましたところが、きれいに片づけていただいて、きれいにお掃除をしていただきました。心がすかっといたしました。本当にありがとうございました。

 そうして、1日目、2日目ですか、通りますともう投棄しております。それを見てみますとご家庭や、また商売人といいますか、そんなじゃなしに何かどっか小さな事務所から捨てたのかなあと思われるようなものを既にほっております。環境パトロールもしていただいておりますが、夜までなかなかできないということで大変でしょうが、防犯灯じゃなしに監視灯ですか、つけるとか、そのような対策をしなければならないんじゃないかなと思ったりもいたしております。その辺のお考えをひとつお聞きしておきます。

 それから、市役所の前、前といいますとどっちですか。私たち入ってくるのが前ですか。どっちかようわかりませんけど、観阿弥創座の地ということでいつも能をやっていただいております横にバス停がございます。バス停、もう風で飛ぶんじゃないですか。そんな感じさえいたします。中へ入りますと何もかもつぶれております。異様な感じがいたします。

 そして、9時25分に東京行きの直行バスが出ます。そのときに、何名かの方がそのバスをお待ちであります。9時25分になりますと、大概の名張市内のバス停はもうおりる方ばっかりで待っておるというのは少ないと思います。こちら毎日おられるんじゃないですか。真っ暗なところで立っておるそうです。付近が暗いですし、民家がありませんし、本当に腹立つほど真っ暗なところで待っておるという状況であります。これはどのようにお考えかお答えをいただきたいと思います。

 それから、市長にお尋ねをいたします。

 2006年には人口が減るということで、しきりに市長は言われております。仰せのとおり間違いのないことだと思います。人口の減ることは間違いありません。したがって、名張の人口も減りますと、このように市長はいつもお答えといいますか、演説をされております。私はちょっと違うんじゃないかなと思います。日本全国の人口が減ることはよく承知しておりますが、名張の人口をふやす努力をする必要があるんじゃないかなと。これは私たちこういう議会にかかわる者につきましては責任の一端があると思いますが、そういう対策について、あるいは働くメディカルバレー、メディカルバレーとこの前も申し上げておりましたが、働く場所も、これは上野はたくさんありますから上野へ働きにいってもらったら、住むのは名張でということじゃなしに、名張でも働く場所は必要だと思いますが、そういった面にお考えをお伺いをいたしておきたいと思います。

 以上です。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 平成12年から名張の人口は減ってきているわけでございまして、これを食いとめて増加にもっていく、そのためには私きのうでした、和田議員にもお答えを申し上げたとおりでございまして、名張は暮らしやすいまちと、これにより磨きをかけていかなければならないと、こんなふうに思ってるところでございまして、それを総合計画へ反映させていくということにいたしているわけでございます。

 働く場は、これは名張においても必要でございますので、これに向けましては先般も条例で可決いただいたとおりでございまして、企業誘致に向けて努力をいたしているところでございます。



○議長(橋本隆雄) 市民部長。



◎市民部長(見邨光生) 不法投棄の関係でご回答申し上げます。

 去る3月2日に県道蔵持霧生線の環境美化行動をお願いしまして、議長さんも参加していただいたわけでございますが、きれいにしていただいた後で即またほかされたということでございます。これにつきましては、環境レンジャーによる巡回パトロールにより不法投棄ごみの徹底やごみマップを作成して環境美化の推進を図っているところでございました。常にまたそういうことによりまして、対応していきたいと思っておりますが、後が絶たないというような状況でございます。今後は市民のモラルについて啓発してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 産業振興部長。



◎産業振興部長(森本昭生) バス停の照明器具の設置でございます。このことにつきしては、三交の方へ私の方強力に働きかけをさせていただきたいと思っておりますので、ご理解賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 松崎議員。



◆議員(松崎勉) 市長のご答弁いただきました。働く場所についてご答弁いただきましたが、人口をふやさなければならない努力はいかにすべきかということでお答えをいただきたいと。

 それから、先ほどの春季慰霊祭の件は、慰霊祭という名前でよろしいんですかと、追悼式じゃないですかという質問ですので、お答えをいただきたいと思います。

 それから、バス停の件につきましては、電気の方向は今言うていただきましたが、建物はあのままでよろしいんですか。

 以上です。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 人口をふやす努力ですけれども、外部から来ていただく努力と、それから産んで育てるによりよき環境づくりをしていくということでございますけれども、それらのことを含めて今後総合計画へ反映をいたしていくということにいたしてるところでございます。



○議長(橋本隆雄) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(岸上勇) 春の慰霊祭の事業補助の関係でございます。

 これは遺族の方々の福利厚生の事業支援という形で補助を出しておりますが、今ご質問いただきました表現、表示の言葉、意味という形につきまして、今後また適切な表現等を検討していきたいと、このように考えてますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 産業振興部長。



◎産業振興部長(森本昭生) 大変失礼しました。バス停そのものの建物につきましても、強力に働きかけさせていただきますので、よろしくご理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 宮下 健議員。



◆議員(宮下健) それでは、ご質問させていただきます。

 このたびの平成15年度の当初予算書につきましては、亀井市長、市長になられてから初めての予算書というふうになろうかと思います。もちろん、私にとりましても初めての年度の全体の予算書ということで、いろいろと取り組んでみましたけども、非常に分厚く、また内容がわかりにくいということでありますので、質問につきましては当を得ない質問になるかもしれませんが、お許しをいただきたいと、このように思います。

 今申し上げましたように、亀井市長になられて初めての予算書、この作成に当たって全般の状況としては非常に厳しい非常事態宣言の中での予算書作成ということ、そしてまた市町村合併につきましても単独でいくという中でのこの予算書の作成ということになったのではないかということで、非常に悩まれたと思いますが、その中で市長としての思いといいますか、あるいはどういう市に持っていこうというような、いわゆるお考えといいますか、そういったものをいかに反映させるかということを、それを具体的にご説明いただきたいというふうに思います。

 そして、やはり予算書というふうに取り上げた場合には、一番問題になります経常収支比率とか、あるいは公債費率というようなものについては今まで非常に厳しい状況であったというのを平成15年度では最終的にはこれぐらいに持っていこうという目標値といいますか、そういったことでどのようなご指示をされたかお聞きしたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 予算編成に当たっての市長の思いを述べよいうことでございますが、かねてからも何度も申し上げてるとおり、お金がなくてもやらなければならない事業がたくさんあるわけです。そのリミットを考えますときに、この平成14年度、平成15年度でできる限り経常収支比率を抑えていく。あるいはまた公債費率を抑えていくと、そのための予算編成に当たらなければならないということは、超緊縮を2年間やらしていただかなければならないということでございます。

 しかし、平成17年度では、これはもう新規事業もどうしてもこれは展開をしていかなければならない状況でもあるわけでございますので、その細かい数字につきましてはちょっと私も今資料を持ち合わせておりませんけれども、この全体の予算に占めるこれらの割合というものをできるだけ抑えるべくこの2年間冬の期間とさせていただきたいと、こんなふうに思ってございます。



○議長(橋本隆雄) 宮下議員。



◆議員(宮下健) 非常に簡潔に答えられまして、本当に平成17年度以降どうなるのかなという、非常に心配な点があります。先ほどちょっと申し上げました経常収支比率というのでは80%を前後にしまして、非常に財政的に厳しい硬直したものになるというようなことを聞いておりますけども、それでは平成17年度以降になるともう早い時期にそういった状況になるというふうに理解してよろしいのでしょうか。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) ちょっと私その資料今持ち合わせておりませんけれども、この改革を進めていきますと、かなり経常収支比率は抑えていけると、こんなふうに思ってるところでございます。ですから、この2年間で市政一新プログラムを着実に実行させていただきたいと、こんなふうに思ってるところでございます。



○議長(橋本隆雄) 企画調整部長。



◎企画調整部長(家里英夫) 市長が申し上げましたとおりでございますが、非常に厳しい財政状況、また将来予測も非常に見込みにくいと。非常に経済状況、また少子・高齢化、また人口の減少等々で非常に見込みにくい状況ですが、過日資料で平成20年度までの、現時点での将来予測の表を提案させていただいたわけですが、とりあえず緊急としましては2年間精いっぱい市民とともにこの難局を乗り切って、その間に名張市のあるべき財政見通しを立てて、以前のような健全財政が維持継続できるように頑張っていきたいということですので、よろしくお願いいたします。



○議長(橋本隆雄) 質問の予算の編成の基本方針あるいは将来見通し、具体的な数値を上げて答弁できませんか。

 宮下議員。



◆議員(宮下健) すべて将来につきましては、仮定ということになりますので、やはりそれなりの努力っていいますか、その辺をお願いをしておきたいと、こういうふうに思います。

 もちろん私どものかかわる部分もありますので、私どももよくそういった面について考えていかなけりゃならないというふうに思います。

 さて、超緊縮財政と今おっしゃっておられましたけども、この予算総括表といいますか、こういったものを前年度と比較してみますと、一般会計ベースでは1.8%減、そして全体では0.6%減というふうになっております。市のレベルでこの1.8%とか0.6%というのが大きい額、あるいは大きい減額というふうに見るべきかどうかっていう、その辺はまずどういうふうに考えておいでになるのかお聞きしたいと、こういうように思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 額の大きさということなんですけれども、余りにも緊縮の中で、投資的経費までも何もしないということであると、これは名張市経済に及ぼす影響が非常に大きいものですから、それもある程度の確保をしておかなければならないという中で、これが精いっぱいの額であったんかなと、こんなふうに思ってございます。

 それから、将来予測については、資料でもお渡ししたとおりでございますが、指数にしてございませんけれども、これは指数は出せるというふうには思っております。後にまたお渡ししたいと思ってますが、将来予測の額はきちっと出さしていただいてあるところでございます。



○議長(橋本隆雄) 宮下議員。



◆議員(宮下健) 今おっしゃられました名張市の今後の財政見通しというものの資料ですが、これを見ますと、例えば平成15年度の市税の予測としては99億円というふうになっておりますが、この平成15年度予算書では93億円ということで、もう既にこれだけの大きな開きがあります。ですから、この財政見通しというものをどこまでのものかということが非常に不安になったものですから、いろいろとお尋ねしたわけでございます。

 結局、平成14年度も最終的には250億円を超える予算になったということで、補正予算で非常に大きな額が年度末までの間に使われたわけでございます。もちろんこれも議会が承認しておることですので、何とも言えませんけども、平成15年度当初、そういったわずか0.6%の平成14年度の当初予算との比較で推移しますけども、それが補正予算が平成14年度並みになった場合に、これが最終的には本当に緊縮財政になるかということが非常に危惧されます。その辺のことにつきまして、お考えをお聞きしたいというように思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 決してそんな補正はできないわけでございます。本当にすき間は知れた額なんですけれども、若干そういう補正は確保できるのかなと、若干でございますけれども。それだけです。



○議長(橋本隆雄) 宮下議員。



◆議員(宮下健) これも予測の問題ですので、非常にお答えにくいかもしれませんけども、やはり緊縮財政というものを組んだからには、最後までそのつもりで、その覚悟で進んでいただきたいと、このように思います。

 続いて質問いたしますが、先ほどの質問にもございましたけども、地域予算のことでございます。

 補助金カットをして、そしてそれにかかわるようなことは地域予算の中で、各まちづくり委員会がそれぞれ考えてやってもらいたいと、こういう趣旨でありますが、それならばなぜふるさと振興基金ですか、そこから地域予算の方に持ってきたかと。

 補助金カットした、その部分をその地域予算に組み入れる、平成15年度からそこに持ってくるというふうにすれば、趣旨が一貫するんではないかなと、こういうふうに思いますが、いかがでしょうか。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 当初ございました将来見通しの中で、2月以降にお渡ししている将来予測の見通しの中では、市税の税収は93億円ということで統一はされているところでございます。

 予期せぬ去年の暮れに大阪のとある企業が2,000人のリストラを行いまして、ことしへ入って、またすぐ700人のリストラがまた違う企業で行われ、その方々が名張の市民の方に多かったということの中で、それは修正をしてきておるわけでございまして、これは統一をされてるところでもございます。

 地域予算、補助金をカットして地域予算に振りかえたんだから、地域、その一般財源の中で確保できなかったということ、できなかったのかという、そういうご質問でございますけれども、これは非常に厳しゅうございまして、できない苦肉の策として、この基金を何とか崩さしていただいたと、繰り入れさしていただいたということでございます。



○議長(橋本隆雄) 宮下議員。



◆議員(宮下健) 苦肉の策ということではありますけども、それは平成15年度はそれでいいかもしれません。平成16年度、17年度どうなるかということを考えた場合には、やはり厳しくともそこからの切り崩しといいますか、いうことはとどまって、一般財源の中から振り向けるべきではなかったかと、こういうふうに思いますが、先ほどのご質問、先輩議員のご質問にもありました、来年度、再来年度、毎年5,000万円ずつをふるさと振興基金から切り崩すというお考えでしょうか。お伺いします。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) できる限りは一般財源から出したいわけでございますけれども、今後その推移を見ながら決めていきたいとは思いますけれども、この基金の趣旨からすれば、合致している使い方であるというふうには私どもは理解してるところでございます。



○議長(橋本隆雄) 宮下議員。



◆議員(宮下健) いろいろとこれは問題がありますので、また別途ご質問さしていただきたいと思います。

 いずれにしましても、非常に厳しい状況の中で、また超緊縮財政ということでありますので、この運用につきましては、やはりそれぞれ効果のある運用をしなければいけないと、こういうふうに思いますし、今後ともご努力をお願いしたいと、こういうように思います。

 終わります。



○議長(橋本隆雄) 田郷誠之助議員。



◆議員(田郷誠之助) 今回は、名張市の行財政一新プログラム、いわゆる市政一新プログラムを離れての予算審議というのはあり得ないなと私は感じております。そのような観点で、私の質問は、まずこのプログラムについてでございます。議論すべき問題点がたくさんあります中で、二、三点。

 まず、表題に経営という表現が入っている。いわゆる企業経営感覚の導入というところがこれまでにはなかった、新しい点であると。これは、私評価している点でございます。

 同時に、実は戸惑いを感じている点。特に、職員の皆さんにとっては、我々以上に恐らく戸惑いがあるだろうと。このあたりのところを、賃金の問題でありますが、お尋ねをしていきたい。

 いわゆる経営感覚の導入が、通常の状態のとき、財政に余裕のあるときに導入されていたのであれば、そうして財政の数字が、これは私の個人的な感覚ですが、単式簿記でなくて複式簿記というような形、いわゆる通常バランスと呼ばれている、そういう形で導入されてきているとすれば、私もそれなりに理解もしやすかったかもしれないのでありますが、簿記の形式は旧のままだし、これは本論とはちょっと離れますが、突然緊縮経営というか、いや実質減量経営という状態が導入されてきて、これには私は大きな戸惑いを感じているのでありまして、それも市長の説明の随所に再建団体という表現、午前中も、先ほども最初の答弁に出てまいりました。

 市の財政が一歩誤れば再建管理団体に転落という表現すら聞かされるとあっては、例年以上に真剣に内容の検討、それから執行に当たってのフォローをしなければならない。これが偽らざる心境であります。

 私は、この経営一新プログラムは、これ一つの革命と呼んでもよいと思います。ここに言う革命は、保守にも革新にもある革命で、経営革命という表現がありますわね。経営革命。どちらかといえば、私が書物で読んだ知識の範囲内では、これまで主に保守的な自治体で積極的に採用していたようであります。それも主として財政危機のときに、職員や市民のある程度の犠牲の上に、危機回避のために減量経営をすると。ちょうど今回の名張のように、人件費の抑制、福祉の打ち切り、経費節減などによって財政収支の均衡を図るねらいがあるわけでございます。

 そこで、問題の本質は何かといえば、一般の企業と自治体とは同じ経営体とはいえ、おのずと違うものがあります。特に、自治体の場合、職員や市民に犠牲を強いるのでありますから、再建実現後の目標、その後の戦略といった目標を掲げておく必要があるわけですね。その辺の全体像がはっきり姿を見せるのが、恐らくまだ二、三カ月を要するだろうと思われます。

 したがって、その辺のところまで踏み込んだことについて、私はこの点は6月の議会でまた質問ができますから、十二分に質問をするつもりであります。今から予告をしておきますので、心準備をしておいていただきたい。

 前置きが長くなりましたけれども、ここで賃金の問題に戻ります。

 これだけの前置きをした上での質問ですから、また前回の一般質問でも、私は賃金とはといった賃金理論の上に立って、少なくともたとえ時限つきであれ、名張市固有の賃下げはあってはならないと申し上げてまいりました。

 この予算書を見るところでは、既に賃下げは組み込み済みということです。私の知る限りでは、いまだ職員組合との間の交渉は解決していないはずであります。しかるに、解決することを前提にした予算書が我々に提示され、仮にこれを議会で承認するとすれば、職員の賃下げを議会が先に認めてしまうことになるのではありませんか。現時点の交渉経緯を教えていただきたい。

 また、交渉が成立していない限り、私は名張市固有部分の賃下げを含まない予算書に修正して、再提出されることを市長に要求するものであります。

 まず、大きな問題であります。初めはこの点、ここで一応終わります。



○議長(橋本隆雄) 総務部長。



◎総務部長(和田満) 人件費の削減等に伴います組合、職員組合との協議の状況でございますが、協議の回数につきましては、12月まで、いわゆる9月に財政非常事態宣言後、給料カットにつきましての交渉は、市長、助役等出席した回数が6回、それからそのほかに事務局等で交渉した回数が6回、計12回でございます。

 それから、平成15年度に入りまして、1月に2回、それから2月に市長、助役等で2回組合交渉を行っておりまして、そのほかにも事務局と7回程度、今までで7回程度交渉をしておりますが、今現在同意を得るまでには至っていない状況でございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 企画調整部長。



◎企画調整部長(家里英夫) 予算編成のあり方につきましてでございますが、予算は政策や施策を実施するためのものであり、市の方針を的確に反映して編成するということは言うまでもありません。

 そういうことで、職員の給料をご指摘のとおり2%抑制するという方針は、これにつきましては、過日の財政健全化緊急対策でも明らかにさしていただきました。この方針に基づきまして、今説明させていただきましたような組合交渉等の諸般の事務を進めている現状でございます。

 そういうことで、平成15年度の予算案につきましては、そういう状況を踏まえ、当然のことといたしまして、財政健全化緊急対策、市政一新プログラム等の方針に基づいて編成をさせていただいたわけでございます。

 また、現実にはこうした措置を講じなければ当初予算が編成できないような、非常に厳しい財政状況にあるということもぜひご理解いただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 暫時休憩をいたします。(休憩午前11時54分)

  (副議長上村博美議長席に着く)



○副議長(上村博美) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。(再開午後1時1分)

 田郷議員。



◆議員(田郷誠之助) 午前中に引き続いてご質問をさしていただきますが、先ほどご答弁いただきましたけれども、私は労使の交渉というのは、回数だけではない、中身ですよね。そういう意味で、実のある交渉が進められているのかということをお聞きしたいわけであります。

 その辺で、余り交渉の内容に立ち入って、この議会でお尋ねするのもどうかと思いますので、そこまでは聞くつもりはありませんので、ここで市長に、交渉成立の腹づもりで誠意を持って交渉に臨んでおられるのかどうかということ、その辺の市長のお気持ちですね、現在の、交渉に臨んでの、それをひとつお聞かせいただきたいと思います。



○副議長(上村博美) 市長。



◎市長(亀井利克) 私は、誠心誠意を持って臨ましていただいてるわけでございますけれども、こういう危機的状況でございますので、何とか2年間ご理解をいただけへんかと、こういうお願いもしてるところでございます。

 特に、名張市の職員は県下にあっても私は優秀やと、こんなふうにも思わしていただいておりまして、むしろ四日市職員よりも、まだ多くても私はいいのではないかと思ってるぐらいでございますけれども、何とかこの2年間をご理解をいただきたいと、こういうことでもお願いをいたしているところでございます。



○副議長(上村博美) 田郷議員。



◆議員(田郷誠之助) ここでこの議論を繰り返しても、これでは進展しないので、確認したいんですが、交渉不成立のままで予算の承認が得られると考えているのかということですよね。このままで推移すれば、もしも議会が交渉不成立を承知で賃下げを含む予算を承認すれば、大きな問題を残すことになるわけです。この辺のところも含めて、あす以降も予算審議ございますんで、時間的にはほかの問題もお話ししたいものでございますから、ここで一応問題提起にとどめて、あす以降、また詳しく議論を交わしたいと思います。

 それでは、次の質問。

 文藝春秋。これですね。これ3月号ですけれど、もう既に4月号が出ておりますが、「日本語大切」という特別企画で、「片仮名外国語は亡国の道」という特別企画で、堺屋太一さんが書いてるんですね。「片仮名外国語は亡国の道」。内容については、わざわざ紹介することもないと思います。

 私たち名張市議会でも、私の記憶する限りでは、過去お二人の女性議員から、片仮名言葉はなるべく使わないという提言をされておられます。

 さて、市政一新プログラムであります。3月9日のこの新聞折り込み、ミニコミ紙ですな、これですね、市政一新プログラムのパブリックコメントを募集という名張市提供の記事が出ておりました。私たちがこのいわゆる言葉を議会で議論をし、私も含めて、また議論した延長線上で広報なばりの同じパブリックコメント募集の記事を読んでいましたんですが、そのときは大した違和感を持たなかったのであります。このミニコミ紙で改めて活字びっしりのパブリックコメント募集記事を目にしたときは、私は改めておやおやと、パブリックコメントと舌かみそうな感じですが、あれれと、市民の皆さん、この言葉に果たしてなじめるかなと、ようし、応募してやろうという気持ちになれるかなと、ちょっと心配な気持ちになりました。

 いや、もうパブリックコメントはすっかり定着した、日常の日本語になっているよというならいざ知らず、私の危惧するところは、パブリックコメントという片仮名言葉が市民に気軽に意見を寄せる気持ちを起こさせるどころか、かえって難しいという物の感じ、近づきがたい感じを与えてしまっているのではないのかなと危惧しているところであります。

 スタートしてしまった今、途中変更せよとまではもちろん申しませんが、せっかくの名張市行財政経営への市民参加の機会ですから、今後は何らかの配慮が欲しいと思っています。

 堺屋太一さんの寄稿文の最後の文章だけ紹介しておきます。

 片仮名表記は、それ自体意味のない記号にすぎない。外来の言葉を日本の言葉として理解したいという知的な冒険心の喪失、意味のない言葉は決して美しくない。それは国会問答でも同じだと。この人、国会にも行って経験したんですね。政治家も官僚も、意味のある美しい日本語に心がけようと、こういう提言をされておられます。私も全く同感なので、これはあえて深くここでは追及するつもりで言うてるわけじゃございませんが、ご意見があれば後ほどお聞かせ願いたいと思います。

 それから、あとは簡単に2点だけ。

 私は、日常の身近な、例えば道路の補修といったことは、わざわざ質問では取り上げてきませんでしたし、まあ直接担当部署に報告をして、よろしくというお願いをすることにとどめていたんでございますが、実は今まで、正直言うてそういった要望が実現したことはなかった。お恥ずかしい。これは1年前、もちろん1年前までの話ですよ。この1年間ではないんです。1年前までの。

 それが、地元市民から受けた要望の場合には、全く私の面目は丸つぶれということでございまして、余り私のように物わかりのいい議員はこんなときは役に立たないなあとつくづく思っておりました。

 ちょうどメンバーもかわられて、非常に私たちの声に対する聞く耳もお持ちのスタッフがそろわれたので、改めてここで、今回は議会質問の場でお願いを一回しておきたいと思います。

 桔梗が丘の一番古い歩道つきの道路でアスファルトは穴ぼこだらけですね。先日来大きな穴ぼこの水を跳ね上げて走る車で、再三私も水をひっかけられたりしたと。これは余りひどいなと思っていたら、パトロールして発見していただいたのか、経緯はわかりませんが、二、三日前に、その特にひどい、極端にひどいところは直っておりました。しかし、ガス管工事の後、1年近くになりますが、ペーブメントはまだかなりの部分ががたがたのままだし、街路樹もふぞろいのままと目も当てられない状態でございます。こんな状態で黙っているのは市会議員失格と、自分を責めている次第であります。

 こういった問題の処理についてご説明をいただきたい。

 それから、もうついでに最後の1点も申し上げておきます。

 市史編さん室でありますが、スタッフも教育委員の先生が加わってスタートしているはずでありますが、体制その他はどうなっているのか。これもしょっちゅう私お聞きしている問題なんですが、計画と進捗状況など、現況をご説明願います。

 以上です。



○副議長(上村博美) 企画調整部長。



◎企画調整部長(家里英夫) 市政一新のこれからの進行につきまして、片仮名用語のあり方についてのご質問いただきました。

 最近は、政策の推進や改革の推進の場面で、専門用語、特に外来語がよく使われる場合がございます。これはなぜかと申しますと、これらの概念を正しく示す日本語はなく、また日本語にしてしまうと意味する範囲が小さくなったり、意味が正しく通じなくなってしまうことがあるからでございます。

 現在、民間、公共とも政策や改革はよく国際的、いわゆるこれもよくグローバル化と言われますが、そのような議論の中で動いてることは議員の皆さんご承知のことと思います。市政一新プログラムでも、ニューパブリックマネジメントとか、シチズンズチャーターという言葉も、いわゆる欧米先進国の考え方の影響を受けているものでございます。

 これらの新しい言葉、外来語を即だめという考えではなしに、どういう意味を持っているのかを理解すること自体も意識転換に通ずる重要なことと認識をしております。

 しかしながら、いたずらに専門用語、片仮名外来語を並べて、全く市民の皆さんに意味が通じないことになってもいいことではありません。

 先ほど実施いたしました市政一新プログラムのパブリックコメントの実施に際しましても、市の広報紙では市民の皆さんにご理解をいただくために、用語の解説を掲載しております。また、庁内におきましても、今後文書の作成においては、そのような状況を勘案しまして、できるだけ片仮名用語、外来語の使用を避ける努力をするとともに、各文書の責任者がおりますので、責任者等への徹底も行っていきたいと思っております。

 今後につきましては、片仮名等専門用語は、その内容をしっかりとわかっていただく努力を十分いたした上で、言葉を厳選し、使っていきたいと思っておりますので、よろしくご理解いただきたいと思います。



○副議長(上村博美) 建設部長。



◎建設部長(西出勉) それでは、道路の補修につきまして、対応等につきましてお答えをさせていただきます。

 道路の補修等につきましては、それぞれ緊急の穴ぼこでありましたり、そういった今ご指摘ありました歩道等の街路樹が影響いたしまして、歩道等が盛り上がっておるというようなところにつきましては、極力我々職員もそういった現場へ行く機会も多いでございますので、そういったときに確認でありますとか、また区長さんからご連絡いただいたり、また通行された市民の方からもそういったことの連絡をいただいております。

 特に、穴ぼこ等につきましては、交通事故にもつながるということでございまして、早急に対応はさせていただいてるところでございます。

 何分市道の延長にいたしましても857キロ程度管理をいたしておりますし、街路樹につきましても、現在の段階では街路樹の本数にいたしますと約5,300本ほどございます。こういったところの中でございまして、緊急なひどいところにつきましては、順次計画的に補修を行っております。

 そういったところでもございますので、もしそういう、特に危険のあるところにつきましては、緊急順位を上げまして対応させていただきたいと、このように思っておるところでございます。

 なお、このような街路樹のことが触れられましたので、少しお話しさしてもいただきますが、街路樹の、特に根切り、剪定等につきましては、先ほど言わしていただきましたように、3年、特に剪定につきましては三、四年周期にいたしまして、その5,300本の本数の街路樹を剪定をさしていただいております。

 そうした関係もございますので、何分その時期的に特に見通しの悪いなり、またそういったいろんな影響が出るというところがあれば、優先的に対応もさせていただきたいと考えておりますので、ご理解賜りたいと存じます。



○副議長(上村博美) 総務部長。



◎総務部長(和田満) 市史編さん事業の進捗でございますが、この事業につきましては、平成6年に市制40周年の事業の一環として市史編さんに着手することを表明をいたしまして、その後総務課内に担当者1名を置いて、事務を進めてまいりまして、ようやく平成14年3月、市史編さん委員会の委員さん10名を委嘱することができました。

 その後、職員の体制につきましても、今現在におきましては、室長1名、それから職員2名、臨職1名、それからシルバー人材センターの方へ委託をしております事業関係がございますもので、その委託の関係で3名ということでございます。

 それで、市史編さん委員会の中で、名張市の編さん大綱を定めていただいてございます。この平成14年度におきましては、委員会の設置要項に基づきまして、監修者とか、それから委員会、それから編集専門委員会、それから専門部会、こういうものを組織、それから体制の確立とその活動を進めております。

 編さん委員会では、市史編さんの基本的な事項を内容といたしました大綱や、それから年次計画、そういうようなものにつきましてご検討いただいておりますし、また編集専門委員会では、どんな内容の市史とするのかを専門的な立場からの検討をいただいております。

 また、部会につきましては、今現在は考古と古代部会、それから民俗部会を設置しておりますが、これにつきましては、専門的な立場での調査活動と抄出のための資料整理を行っております。

 その中で、委員会の中で検討いただいておりますのは、名張市史の特徴は総合的で価値の高い市史と、それから市民にわかりやすくとの観点から、現在検討されておりまして、編さん大綱に基づきまして、巻数といたしましては資料編が6巻、通史編が3巻、年表、索引合わせて1巻と、10巻の予定をいたしております。これを順次発刊していく予定でございます。

 それから、その作成の年度でございますが、これも編さんの時期につきましては、平成14年度から平成26年度までの13カ年を計画をしております。

 したがいまして、平成15年度につきましては、最初に刊行を考えております考古、古代の編を抄出・編集作業を進めていっていただくよう考えてございます。それから、新たに中世部会と近世部会を立ち上げていきたいと、このような予定で進めております。

 以上でございます。



○副議長(上村博美) 小田俊朗議員。



◆議員(小田俊朗) それでは、2003年の当初予算についての質問を行います。

 昨日も補正予算でもいろいろ質問さしてもらったんですが、きょうは基本的な方針というところで、今回の当初予算は亀井市長が市長になられての初めての予算ですので、その点で基本的な点をお伺いしたいと思います、まず。

 今度の予算につきましては、本当に施政方針に基づきまして大胆な取り組みがされておるというふうに思います。

 その基本につきましては、私が思うに、大型事業を継続実施させるために、地域での共助・自立を求める、健康で安心して暮らせるまちづくりを目指しているものだと思われます。

 しかし、このことは私が一般質問で強調いたしました憲法や地方自治法に基づいた福祉の増進、いわゆる公助の立場を投げ捨てていくものになっているのではないかと思います。

  (副議長上村博美退席 議長橋本隆雄議長席に着く)

 今度の予算は、従来の大型事業の継続優先、住民への福祉・教育切り捨ての内容になっているのではないでしょうか。

 そこで、まずお伺いいたします。

 1月23日の第8回市政一新本部会議の中で、市長のあいさつがございます。この市長のあいさつについて、市長の正しい見解をお伺いしたいと思います。

 ここには、こう述べておられます。

 現在、予算査定をしているが、補助金カット案は大変なものだ。団体を多く抱えている部は大変だと思うが、今後私も団体へ出向いて説明さしていただきたいと考えている。合併については、投票率50%に向けて、職員の皆さんへの周知徹底をお願いしたい。ここで以下の3点、説明させていただきたいというふうに述べて、3点述べられてます。

 1点目は、単独か7市町村合併かという選択肢しか名張には残されていない云々と言って、最後に自立した都市をつくるためには、7市町村合併が理想と。これ1点目。

 2つ目のところで、ここに財政問題があると思いますが、単独では厳しい局面になる。中央西土地区画整理事業、公共下水道、新清掃工場の建設等大型事業の実施が困難になるのではないかと考えられると述べておられます。

 3点目は、任意の協議会のことについて述べられてます。

 そこで、1つ目の大型公共事業の実施が困難になると考えておられたのかどうかをお伺いします。

 2つ目、市民投票の結果で、大型公共事業の実施は困難になったのかどうか。

 また、この困難になることを回避するためにどのような手だてを行われたのか。

 これが今度の予算にあらわれてると思うんですが、この3点について、まずお伺いいたします。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 3点といいますのは、この大型公共事業が困難になったのかというところへ集約されてるわけですわね。

 大型公共事業が単独の場合、本当に困難になったのかと、こういうことのご指摘でございますけれども、大型公共事業の中でも見直すべきところは、例えば公共下水道はかなりの見直しを担当部長に命じまして、させているところでございます。それから、中央西土地区画整理事業につきましては、もうこれは平成17年度に事業を終えなければ、国の補助事業から外されるということがございますので、これに向けて進められるようにしているところでございます。けれども、その中でできるだけ見直せる部分ていうのは見直しているところでもあります。

 ですから、完了のその工期というのは、これは守っていかなければなりませんけれども、その内容については、今かなり見直しているところでございます。

 以上です。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) そうすると、単独の市民投票の結果が出て、それで今のところ見直しをされた時点で、これは進めておるというふうに受け取っていいわけですか。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) これは、単独か否かという問題ではなくして、この公共事業のこの部分は、これはどの事業も精査をしていかなければならないと、今後推進していく上において。その中での今この見直しをしているところでもあるわけでございます。

 それで、議員がおっしゃるのは、例えば今凍結してある事業のことでもあるかとも思うんですが、これは例えば特例債なんかを使わしていただけるのならば、そっちの方が資金調達も楽であるし、今後の返済も楽ですから、そういう部分もありますよということで申し上げてきたところでございます。これは説明会の中でも申し上げてきたところでございます。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) 市長のこのあいさつの中では、単独では厳しい局面になると。これで、今言った大型事業の実施が困難になるのではないかというふうに考えられるというふうにあいさつをされてるようですね。その辺で、単独であったら合併特例債が使えないから大変だというふうに理解したらいいんですか。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) それも大きな要因でございます。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) それでは、単独に実際なりましたんで、その辺で今市長は、中央西も公共下水道も見直しを担当部長の方でやってもらってるというふうにお答えになりました。具体的に、どのような見直しをされてこられたのか、これをお答え願えますか。



○議長(橋本隆雄) 都市環境整備部長。



◎都市環境整備部長(山下員啓) 私の方からお答え申し上げます。

 先ほど市長が答弁申し上げましたように、私自身も実は技術屋でございまして、そのような観点から、既に公共下水道の終末処理場については設計がほぼでき上がってたわけでございますが、コスト縮減ということで、非常に厳しい状況の中で見直しを今図っておりまして、具体的には終末処理場のそれぞれ建築の工事の内装なり外装を見直すということがございます。

 具体的には、例えば屋根ふき材を従来の洋風のかわらから和風のかわらにすることによって、事例を申し上げますと、800万円程度下がると。

 そのようなことから、幾つかの項目があるわけでございますけども、例えば玄関のドアをステンレス製からアルミ製にかえると、そういうふうなコスト縮減も図っております。

 それらの点を合わせますと、数字的にはおよそ2,700万円程度コスト縮減が可能だというふうなデータが出ておりますので、それを日本下水道事業団の方に変更の協議を行っております。

 あわせまして、さきの一般質問でも石井議員からご質問をいただいた脱水汚泥の処理設備のことでございますけれども、これは従来ですと、非常に実績の多いベルトプレス型の汚泥の脱水処理機を採用するという設計になっておりましたけども、私どもとしてはこれは当然初期投資、それから将来のランニングコストと申しますか、15年程度の計算をして、初期のイニシアルコストとランニングコストを計算をしてまいりますと、他の機種の方がすぐれておるということでございますので、その方向で今検討を進めておりまして、スクリューなのか、あるいはスクリュープレスなのか、ロータリープレスなのかということで検討を重ねておりますが、現時点ではまだ国の認可をいただいておりませんので、平成15年度に入りまして、国の事業認可の変更をしていきたいと考えておりますが、現時点ではかなり性能的、あるいは先ほど私が申し上げましたように、イニシアルコストとか、あるいは将来のメンテナンスの容易性を考えますと、現時点ではロータリープレスの方が少なくとも上回っておるのではないのかなというふうに考えておりまして、およそイニシアルコストでは9,200万円ほどの減額、コスト縮減になるというふうに今考えております。

 そういうものとあわせまして、さきの10月の末の臨時議会でご承認をいただいた68億円の日本下水道事業団との委託のことでございますが、過日事業団の方が発注をいたしまして、68億円のうちの当初19億円程度を予定しておりました入札が、公募型入札の結果、施行計画あるいはいろんな点を見直しまして、現時点では、今後変更はあると思いますけれども、13億六千数百万円ということに入札結果がなっておりますから、そういうことも含めて、今後さらに一層年次的に発注をしていきますので、そういう観点からコスト縮減に努めてまいりたいというふうに考えております。

 また一方、中央西土地区画整理事業については、もう事業が平成15年度でおよその概成工事なり、あるいはまちづくりの総合支援事業で整備しております公園、あるいはグレードアップ分といった修景設備も予定をしておりますけども、その中でも平尾水路を利用したせせらぎ水路の整備を現在進めておりますけども、その設計も一部見直しまして、当初のハイグレードな、非常に高いグレードのものを、もう少しグレードを下げたり、あるいは年間通水をして、せせらぎを楽しんでいただくということについても平尾水路の余り水を利用さしていただくということですから、その通水期間に合わした機能整備にしていく、あるいは1号公園の整備につきましても、従来はフルセット型の公園整備としておりましたが、そこに植え込む樹木の本数を減らしたり、あるいはあずまやを縮小したりということで、それぞれ縮減対策を講じております。

 まだ詳細な数字はつかんでおりませんけども、それについても相当程度節約できるのではないのかなということで、今現状の取り組みなりを申し上げましたので、よろしくご理解を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) るる述べられましたが、それでも昨年の当初に比べますと、かなり差があります。もちろんその工事の中身によって出てくるわけですが、私が試算したところでは、今度市当局が出しておる各種サービス施策の給付事業の見直しという項目、重要施策のとき出されました。これの総額が1億7,194万円でした。それに加えて、土地区画整理事業、公共下水道特別会計繰り出し、農業基盤整備事業など、これはすべて、農業基盤整備がすべて悪いとは言いませんが、そういうふうないわゆる大型公共投資的な事業を加えますと、約1億8,000万円近くなりました。

 ここで、やはりもうどちらを優先させるかという部分もありますし、もちろん補助金事業がすべて私は正しいとは思っておりません。精査しなきゃならんというふうに思います。

 しかし、今の厳しい中、また例えばこの給付事業の中では、シルバーパス、これも私も取り上げさせてもらいました。たった1,700万円であります。

 こういうものが、例えば公共下水道をもう少し削って、そういうところへ回すというふうなことができないかどうか、そういう福祉の方にできるだけ回すと、一律にカットするんじゃなしに回すというふうな対策は考えられておられなかったのかどうか。この辺をお聞きしたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 福祉を切り捨てて、そして大型公共事業へ回したのではないかと、そういうご指摘でもあるわけでございますけれども、それぞれすべてに努力をさしていただいたということでご理解をいただきたいわけなんですけれども、この公共事業も補助事業を受けてやっておりまして、ある期間内でやり遂げなければならないという、そういう事業でもありますので、その中でいかにコスト縮減を図ってやっていくかと、そこに知恵を絞らしていただいてるところでございます。

 福祉の予算を削るということについては、非常につろうございましたけれども、何とかこの2年、この見直しの中で、もう少しめり張りをつけた予算にしていきたいなと、そんなふうに思っております。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) これ以上の討論をしてもなかなか大変だと思うんですけども、やはりどこを優先するかということ、それと自治体本来の役割というところから外れないように事業施策を選定すると、優先順位をつけるというところも大事だと思います。

 そういう点で、例えばこの農業整備の中で県営ふるさと農道というのがあります。532万5,000円ついておりますが、先ほどどなたかの質問に対して、鵜山水越線、ここは公図混乱で、建設部の方は事業はストップしてます。予算上がってません。農道の方にこの予算が上がっておるんですが、公図混乱で工事ができないと思うんですが、これはどういうふうに考えたらいいんか。そういうふうな点をもう少し細かく見ながらやればどうかと思うんですが、ここの点はどうなっておるかお聞きします。



○議長(橋本隆雄) 産業振興部長。



◎産業振興部長(森本昭生) 県営ふるさと農道の整備でございます。

 県営ふるさと農道の整備につきましては、名張市内で小波田地区と、それから鵜山地区、2カ所で計画し、事業を進めさせていただいてるところでございます。

 平成14年度予算につきましても、両地域とも予算措置をさせていただき、事業の進捗を図らさしていただいてまいりましたが、鵜山地域につきましては、朝から公図混乱地というようなお話もさせていただいたとおりに、公図が混乱しておることから事業が進捗できないことから、平成14年度予算につきましては、それを削減いたしまして、小波田地区の方へ組み替えをさせていただきまして、小波田地区のふるさと農道の整備を図らさせていただいておるところでございます。

 それで、本年度の事業につきましては、鵜山地区につきましては、公図混乱の解消を進めると同時に用地測量業務も進めさせていただくという形の中で予算を計上させていただいておりますので、よろしくご理解をいただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) 公図混乱の中で測量ができるんですか。



○議長(橋本隆雄) 産業振興部長。



◎産業振興部長(森本昭生) 公図混乱を解消してから測量をさせていただくということでございます。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) 先ほどの建設部長の答弁では、公図混乱を解消するのに、私の聞き間違いかわかりませんが、2年ほどかかると言われました。それはそんなにかからんと思いますが、ただ建設部の方の鵜山水越線、これにつきましては予算が上がっておりません。私、確かめました。昨年度予算に上がってましたが、今年度上がってないのはなぜかと聞きました。そうすると、公図混乱なのでストップしておりますと、こういうことでした。

 ところが、同じその続きの公図混乱である場所で農道が整備されると、こういう予算が上がっております。これについては、もう少しそういう部分については検討しなきゃならんのかというふうに私は理解しとんですが。



○議長(橋本隆雄) 産業振興部長。



◎産業振興部長(森本昭生) 大変失礼をいたしました。説明不足で大変申しわけございません。

 本年度予算につきましては、地籍調査と整合を図りながら、用地測量調査を、業務を進めさせていただくということでございますので、よろしくご理解を賜りたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) いずれも今申されました事業については県事業でして、それに対応する県が、対応する予算として名張市の方も組ましていただいてあるわけです。県がそういう方針でやられるということであれば、できるというふうに思ってございます。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) 県営、そういう公図混乱であるから、実際はできないというふうに、市道の方ではされておられますので、少し矛盾がするんじゃないかなあということで、ただ単に予算が上がってるということだけならば、こういうところについては見直しも検討してもらったらどうかなあというふうに思うんです。

 県からの予算をつけるためにそう上げてるのかどうかわかりませんが、そういうところ、532万円ですから、532万円やったらほかの福祉に回すことができるということです。

 そういう細かい精査をもう少しするべきじゃないかというふうに思います。

 同時に、同和対策事業につきましても、昨日もお伺いしましたが、積み上げの予算になっておらないで、昨日は削減されました。今回の予算でも、先ほど松崎議員から質問がありました。確かに、その事業が組んでおられるとこもあると思います。しかし、積み上げでないところについては、もう少し見直していくと。

 さらに、同和対策事業につきましては、既に昨年の3月末に法的には切れましたので、実際一般施策の方に回していくというところで、もう少し事業を縮小するなり、一般施策の中で方向性を展開するなりというところを検討すべきじゃないかと思いますが、その辺はどういうふうに考えておられますか。



○議長(橋本隆雄) 市民部長。



◎市民部長(見邨光生) 同和対策事業の予算の関係でお答え申し上げます。

 昨日もご回答さしていただきましたように、一応対象地域内にあります駐車場、公園、それから火葬場、それから道路、それから下水、排水路、それから農道、林道等の維持管理修繕費をそれぞれ地方改善事業、建設同和対策事業、農林同和対策事業として計上さしていただいているものでございます。

 この事業費につきましては、維持管理修繕費につきましては、過去の実績に基づきました事業費でございまして、それ以外に残事業として認定しております事業等、地元と協議が調っております事業、朝からの松崎議員のおっしゃっていただいた見月山線、それと農林同和対策事業につきましては上三谷水路の送水管の事業、それ等につきまして事業実施ができるものについては、特別その名目で計上さしていただいております。

 この事業費につきましては、建設部なり産業振興部で組んでいただいてる同様の金額となると思いますが、ただ同和課が残っておりますので、同和課の中で対応していくのがわかりやすいということで計上さしていただいてるものでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) 私は、地元の要望も踏まえて、積み上げでやるのは別に構わないと言ってるわけで、それは一般的な市道をつくるとかほ場をつくるというのはいいと思いますが、先ほど過去の実績に基づいてというふうな少し答弁がありましたので、そういうところについてはもう少し検討をすべきではないかというふうに思いましたので、その点について市長はどういうふうにお考えですか。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 一般事業でそのまま継続してやらしていただくと。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) できるだけ早く一般事業に移行すると。ただし、平成4年の段階で、事業を皆さん方から出してもらって、まだ残事業があるというふうに聞いております。既に行ったのが120事業ですかね、何かそういうように聞いてますが、まだまだあるというふうに聞いてます。その実態を、今の時点で実態にあった調査もしながら、その事業が進めていけるのかどうか、進めていくとすれば、きちんと一般施策の中に入れるというふうな対応でお願いしたいと思います。

 できれば、後日残事業の内容を資料でお示し願いたいと思います。

 次に、昨日も質問いたしました緊急地域雇用創出特別基金事業、これは名張市の産業が今の不況の中で、さらにこういう事業をすれば国から100%おりてくる事業です。

 それで、昨日産業振興部長は、さらに可能性を追求するというふうなことで、広げていきたいと言われましたが、ことしの予算では4事業しか上がっておりません。平成14年度はたしか8事業でしたかね。縮小されとるわけです。その辺について、どういうふうに今度の予算を組むのに考えられておったのか。きのうの答弁と整合性のあるように答えてください。



○議長(橋本隆雄) 産業振興部長。



◎産業振興部長(森本昭生) 緊急雇用につきましては、当初名張市が確保できました予算枠につきましては、昨日も申し上げたところでございますが、1億1,200万円でございます。この枠内で各担当部署にご紹介した中で、平成13年度から平成16年度までの4年間で、一応当初7事業を計画をさしていただいたところでございます。しかしながら、雇用情勢の厳しい現状にかんがみまして、当初計画のうち平成16年度事業の一部を休止いたしまして、平成14年度に新たに耐震診断業務を追加さしていただき、平成16年度予定したやつを前倒しさしていただいたところでございます。

 この中で、平成14年度事業を精査したところ、525万4,000円の残額が出てまいりました。この繰り越した分につきましては、平成15年、平成16年度事業に再度充当させていただきたいということでございます。

 したがいまして、平成16年度計画で前倒し休止いたしましたITサポート事業、それから元気っ子対策事業を平成16年度事業として復活させていただいて、再度取り組みをさせていただくということでございますので、ご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 小田議員。



◆議員(小田俊朗) この事業は、昨日も話しましたが、まだ800億円新たに補正されて、そのうち400億円は中小企業事業者にも関与できるようになってます。その辺につきましても大いに名張市としてPRすると、そしてやってもらうということが今求められていると思います。

 ほかの町村では、林道の整備とかホームヘルパーさんの育成事業とか、いろんな事業を展開されておられます。他市町村の例もぜひ研究していただいて、広報なり、関連する事業所さんにPRする、その手だてを打っていただきたいと思います。

 つきましては、昨日も一般質問で述べましたが、中小企業法第6条で地域産業経済の実態調査、そして計画策定、実績まで含めて地方自治体が行うことになってます。そういう意味では、この機会に名張市に地域産業振興条例というふうなものをつくってはいかがなものかというふうに思いますが、市長、いかがですか。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 勉強してまいります。



○議長(橋本隆雄) 田合 豪議員。



◆議員(田合豪) 当初予算に絡みまして、何点か質問をさせていただきます。

 午前中の山村議員の質問の中で、まずゆめづくり関係でございますが、市長の方の答弁の中で、計画書ができるまで支出は控えると、新年度に入ってから、組織、事業計画等を職員が入って決めていきたいというようなご答弁をいただいてると思うんですが、実は先般一般質問の中でも、特に地域の廃品ていうか、資源ごみの回収に関して質問させていただきました。

 きのうも少しそのことも話ししてたんですが、ちょっとPTAとかの事業計画が、この年度末に大体来年の事業のことが、役員決めて組んでいっております。ある地域でも、この前滝之原の話を出して話をしたんですけれども、ある地域でももう市からの補助金が出えへんかったら、ことし廃品回収しゃんとこうかみたいな形の話を聞いております。

 けさの答弁でいきますと、もう来年度入ってからこれをやるんであれば、多分やめようかっていう地域もかなり出てくる可能性があると思いますんで、先般一般質問でも言いましたように、何らかの形でゆめづくりの予算の中でそれは必ず執行するから、ごみゼロの観点からもその事業はぜひその地域でやってる団体に対してやっていくんだよっていうことを明確な時期に早期に出していただかないと、せっかく名張市が長年かけてごみゼロの対策をやってきたことが、今回のそのゆめづくりの予算関係の執行がおくれることで台なしになってしまうところもあると思いますんで、ぜひそこら辺のちょっと市長の考え方をもう一度先にお答え願いたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 地域振興チームと一緒に、その組織、地域振興チームがバックアップさせていただく中で、地域の中で組織なり事業計画はつくられていくことが最も好ましいし、そういう体制で臨みたいというふうにも思わしていただいておるところでございます。

 その中で、説明会の中では、そのごみゼロの資源ごみ回収のことは説明はさせていただいてるところでございます。

 もう一つ、今根本に触れられたわけでございますけれども、私はこの政策誘導型補助金の問題なんですが、これ、ある一定の期間そういう、やるから、補助金やるでやりなはれというこの考え方なんですけども、これで誘導しとくのはいいですけれども、やっぱりある時点では本来の教育されていく中で、本来の姿、自発的にそれが行われるような方向になってきなければならないと。そしたら補助金がなくなったら、すべてやらなくなるわけですよね。

 ですから、私はそういうことがあってはならないし、これは継続してやっていただくように、自発的な、そういう活動に対して支援をしていく、その体制を整えていきたいと思っておりますので、それは説明会でもきちっと申し上げてるところでもございますし、もう一度年度が変わっても、そのことはきちっと説明をして、理解をいただきたいというふうにも思ってございます。



○議長(橋本隆雄) 田合議員。



◆議員(田合豪) 市長の答弁聞いておりますと、確かにそれはそうだと思いますし、ただその説明会でその事柄を述べてることが、要は地域のPTAならPTAに伝わってないんですよね。僕はそこが問題やと思うんです。

 確かに、自発的に廃品回収なり資源ごみの回収ってのは僕もやるべきであって、補助金がなくなるからそれを議論するっていうのはおかしいんですが、現状地域の住民の方が、市長が思われてるほど自立ができてないと言うとまた個人的にいろいろな部分であれかもわかりませんけども、ただそれができてないから、もう補助金なくなんねやったら、せっかくやってきたことやめようっていう議論がやっぱり起こってしもうてるわけなんですね。

 現状は現状で把握していただきたいんですよ。理想は理想でよくわかります。ですから、せっかくそこの部分が、長年そうやってPTAの活動をやっていく中で積み上げてきたことも、またその中に子供らが入ってやってきてたことも、ないからやめようという大人の勝手な判断やとは思うんですけれども、それでなくすことはもったいないですから、再度区長を通じてになるのか、どういう形かよくわかりませんけども、そういう団体に関しては夢づくりの中で予算に関してはフォローすることを考えてるからっていうことを、もう一度その文章か何かで周知徹底していただきたいなっていうふうに考えております。

 ちょっと予算関係で、教育関係の予算で若干お伺いしたいことがございます。

 実は、平成13年度の決算書類と比較させていただいて、当初予算の中で超緊縮予算ということなんでございますが、教育関係の小学校費の中の学校管理費の中の賃金に関してなんですが、一律いろんなところで賃金カットがされてるわけでございます。ところが、平成13年度の決算額で賃金の欄、小学校か、小学校費の学校管理費の中の賃金が9,576万9,000円なのに対して、ことしの当初予算が1億859万7,000円ですかね。1,300万円ぐらいの上積みになっております。市の職員等の賃金カットが言われていく中で、この賃金ていうのは一体何のための賃金なのか、なぜ上昇しているのか、その点をお伺いしたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 教育次長。



◎教育次長(奥田正昭) 小学校管理費の賃金でございますが、この賃金の内訳につきましては、給食調理員、それから用務員、それからもう一つ介助員という、おおむねこの3つの種類の賃金でございます。

 ご指摘のように、年々ふえる傾向にございまして、この介助員につきましては、市単事業として対応してるわけでございますが、この障害児及びその保護者の方の地元小学校での就学希望が大変強うございます。県立の養護学校が望ましいと考えられるお子さんであっても、やはり地元の小中学校に就学をしたいという方が年々ふえておりまして、したがいまして、日常の行動、衣服の着脱、食事の介助、排せつの介助等が必要となってまいります。担任教師だけで対応できない状況でございます。

 ちなみにでございますが、平成14年度では全障害児の中でも61名でございますが、特に重度の方の13名の児童には、12名の介助員を配置をさせていただいておると。

 さらに、平成15年度につきましては、63名にまた数名でございますが、ふえる予定でございます。重度の対象児24名程度いらっしゃるわけですが、この精査、検討を加えまして、18名にふやさしていただいたと。これがこの賃金がふえました最も大きな理由でございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 田合議員。



◆議員(田合豪) 18名っていうのは、予算書の方は常勤、臨時職員賃金17名になってるんですが、ちょっともう少しこの職員の内訳をきっちり、常勤がどんだけで非常勤がどんだけか、ちょっときっちり教えていただけますか。



○議長(橋本隆雄) 教育次長。



◎教育次長(奥田正昭) 小学校管理費におきます、常勤臨時職員でございますが、後刻この場でご返答さしていただきます。



○議長(橋本隆雄) 田合議員。



◆議員(田合豪) あした、あさってというか、今後2回ありますんで、また教育産業のときにでもゆっくりとご答弁いただけたらと思います。

 実は、今回緊縮予算の中で、そこら辺の話も聞いて、ご提言もさせていただきたかったんですが、一応職員というか学校の先生方に関しては一応県費でございますんで、市は関係ないといえば関係ないんですが、その県費の先生方も含めて、特に給食関係の調理人の方が常勤雇用でされてると。近隣の市町村でもあったんですが、例えば名張市であれば、例えば夏場プールであればプールをやってると。夏休みの間というのは、これ給食の調理人の方の、言うたら何ですかね、その業務っていうのは、実際の業務についてはなくなっていくわけでございますんで、これ課がまたがるわけでもなくて、教育委員会の中での話になるかと思いますんで、例えばそこにほかの部門で体育館関係の維持管理費の臨時職員の給与も上がってきてるんですが、その等々との内訳は細かい話になりますんで質問しませんけれども、例えば給食の調理人の方をプールの監視に充てる等々の弾力的な職員の運用をやっぱり考えていっていただかないといけない時期に来てるん違うかなと思っております。

 それからまた、教育関係の予算見ておりますと、これも先般市長がやられました職員の一案一新運動ですかね、済みません。その中でも職員からの提案の中にもあったようでございますけれども、例えば教育委員会関係の予算になりますが、図書館の図書購入費も結構大きな額で、実際上がってるのは上がっております。これもちょっと近隣の市町村でやった例もございますが、要はちょうど僕らと同じぐらいの年代層で、大体子育て終わってきますと、家に小さな子供の本とかビデオテープとか多数持ってるのが事実でございます。それを市で寄贈という形を実際とっていただけるんであれば、とっていただくことで、今までの教職員ていうのは土曜日がまだ休みじゃなかったもので、夏休みに何らかの形の振りかえっていうことになっていたかと思いますけれども、近年ていうか、平成14年度から土、日完全に休みになっておりますから、夏季休業とか冬季とか春の休業中に、そういう例えば学校単位ごとに例えば寄附をしていただく中で、その備品とか本の整備をしていただくとか、そういうことで市としての財源の図書購入費も上がっておりますんで、そういう意味で幅広く市民の方に協力を願いながら、例えばそういう費用を軽減していく等の施策等もとられると思うんです。

 ですから、一般質問でも言いましたように、職員の弾力的な運用と、またそういう市民の方に対するゆめづくりの予算もそうですけども、自分たちが子育てなりに利用してきた本とか、また自分が読んで、これはほかの方にもぜひ読んでいただきたいとか、そういう本をお持ちの方で、市に寄贈してもいいよっていうのがあれば、そういうのを受ける体制なんかも積極的につくっていただいたらと思うんですが、そこら辺の考え方について、市長、どう思われますか。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 大変貴重なご提言をいただいたものやと思ってございます。教育委員会と協議をいたしてまいりたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 田合議員。



◆議員(田合豪) ぜひご検討いただけたらありがたいなと思っております。

 それと、あともう一点、今回教育関係の予算、平成14年度と比較させていただいて、遜色ないと言えば教育費に関するウエートが9.4%、歳出の中のウエートが9.4%っていうことで、前年度9.5%ですから、若干下がっております。

 これもある中学校の話なんですが、ちょっと一度市長に現状を本当に中学校把握されてるのかなって正直思うところもありまして、実はある中学校で給食っていうかお弁当を持っていきまして、一緒にお茶を飲むと。その中学校、この前富貴ヶ丘のグラウンドで手洗いやトイレがないっていう話ししましたけども、その中学校っていうのは、給食食べ、給食ってお弁当食べ終わって、湯飲みにお茶が残ってますやんか、飲み残しがあったと。その飲み残しを学校の先生がどう指導してるのかというと、実は流しとかそういうのがないもので、トイレへ行ってほかしてこいという指導してるんですね。

 僕も教育産業の副委員長しておりますんで、またその委員会の中でもやらなあかんのかもわかりませんけども、実は現状名張の中にそういう中学校が正直ございます。

 これから今年度3月議会終わりましたら、来年度入りまして、新しい中学生が、要は中学校に上がっていくわけなんですけども、この前も富貴ヶ丘のグラウンドの件で、最低限トイレと水道って話をしましたが、中学校の中でも、実際そうやってお茶の飲み残しを流し台とか、そういう手を洗う場所がないもので、トイレへ行って流してこいさっていうような学校が、それは教員の指導じゃなくて、施設として設備がないためにできてない学校が正直あるようでございます。その点に関して、市長、どう思われますか。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 調査いたしたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 田合議員。



◆議員(田合豪) 先般の一般質問の中でも、梶田議員がおっしゃってましたけども、やはり必要なものには予算をつけていただかないと、正直中学校1年生で、これから頑張って中学校入って勉強しょうかと思うて上がってきた中学校1年生が、給食っていうかお弁当食べ終わってお茶がちょっと残ったやつを、じゃあそれ処分すんのにトイレへ行って流してきやなあかんような学校が名張市にあること自体、正直私は問題あると思っております。

 正直、そういう学校に関しては、最大限教育予算も削っていただくのも結構ですし、横並びですからあれですけども、最低限の維持設備の管理っていうのを特にしていただけるように、これは市に対して、補正等もあるわけですから、強く要望いたしたいところでございますんで、ひとつよろしくお願いいたします。



○議長(橋本隆雄) 橋本マサ子議員。



◆議員(橋本マサ子) 平成15年度当初予算にかかわりましてお聞きをしたいというふうに思います。

 まず、基本的なところから、市長なりのお考えをお聞きしておきたいというふうに思うわけですけれども、小田議員の方からもご指摘なりがあったわけなんですが、この当初予算の編成ですね。また、行政運営をする上での基本的な考え方として、やはりきちっと位置づけをしておかなければならないものがあると思うんです。

 それは、憲法にきちっとうたわれている生存権のもとに地方自治法がしっかり定められているということ。その地方自治法の中で、自治体としての仕事は、やはりこのことだけはしていただかなきゃあいけないという最低限度の仕事の中身が網羅されていると思うんです。

 その中身というのは、住民の皆さんの健康、安全を守り、福祉の増進をさせるという、これはもう基本的な行政としての仕事の課題であると思いますので、この辺をしっかりつかんで、行政運営なり、また当初予算の編成をしていただけたんであろうかなというふうに私は思うわけですけれども、こうして見せていただきますと、少しずれを感じるわけなんです。そういう点からも、きちっとその辺を確認しておきたいなというふうに思うわけです。

 といいますのは、この緊縮財政の中で、やはり事業の選択をしていかなければならない。そういう状況の中で、枠は決まっているわけですから、何を優先してやらないといけないかという優先順位をやっぱり決めていかなきゃならないと思うんですけれども、その優先順位を決める考え方の一つとして、私はその地方自治法にのっとった、しっかりその範囲での仕事をまずやり上げてほしい、ここをやっぱりきちっとした形で確立していただきたいと思うわけです。

 名張市のその行政運営の中での仕事の中身としては、いろんな仕事があるわけですね。例えば福祉の問題、教育の問題、道路整備の問題、また先ほど質問がありました一定大型の公共事業もあるわけですけれども、そういった中で、何を今緊縮財政の中で優先していかなければならないかというところを判断するときに、私はここの地方自治法の中に基づいて位置づけをしないといけないと思うんです。

 そういう観点で今度の予算編成をされたかどうかということだけ、まず最初にお聞きしておきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 自助、共助、公助、その公助の部分が自治体としての仕事の部分であるわけでございます。しかしながら、こういう財政が非常に逼迫した状況の中では、あれもこれもというわけにはいきませんから、あれかこれかということの中で、それぞれの事業にプライオリティーをつけまして、そしてこなしていくということにおいては、私はバランス的にはよかった、いい予算が組めたのではないかなと、こんなふうには思ってるところでございます。

 ただ、何度も申し上げてるとおり、私も福祉の理想郷を創造すると言うて当選をさしていただいた以上、この部分ていうのは本当にこれから充実をさせていきたいと、そういう思いがあるわけでございますけれども、今後めり張りのある予算を組める状況の中で、それは検討いたしてまいりたいと、こんなふうに思っております。



○議長(橋本隆雄) 橋本議員。



◆議員(橋本マサ子) バランス的にはいい予算が組めたというふうなことでございますけれども、私どもとしてはそのように見えないというふうに思うわけです。その辺はちょっと指摘をさせていただきたいと思うんですけれども、全体を見渡してみまして、やはり弱者が切り捨てられているんじゃないかというふうに感じるわけなんです。

 といいますのは、見直しの中にも福祉の分野の切り捨てが非常に多いわけなんですね。やっぱりここまで福祉の部分にしましても、名張は一定県下の中でも優位の方にあったんではないかというふうに思うわけです。その国の基準より上乗せをして努力してきた部分というのは、その背景に今まで住民の皆さんが本当に長年かけて要求して実ったものがほとんどなわけなんですね。ですから、そういうふうにして実ってきたものを一夜のごとくとは言いませんけれども、簡単に切り捨てていくというふうなことについて、私はもっともっとこの対象者の皆さんなり、あるいは多くの皆さん方と議論をして納得をしていただくということが大事ではないかと思うんですけれども、その辺で十分なされているかどうかというふうなことをお聞きしたいと思いますが、そのこともそうですし、また職員の今度の名張市独自の給与の減額、そのことについても私は同じようなことが言えるのではないかと思うわけです。

 そういう点で、余りにもちょっと強引にそういう部分の切り捨てが目立ってきているなというふうに思うわけです。確かに今度の予算編成の中では、基金も取り崩したり、そういうふうな賃金のカットも含めて予算編成をしていただいているというふうに思うわけですけれども、そういう中で先ほど来からの話を聞いておりましても、十分まだ煮詰められてないものが予算計上されてたりしているものもあるわけなんです。そういう面では、もっともっと私はきちっと縦割りじゃなくって、横断的にやはり打ち合わせもしていただいて、きちっと予算づけをしていただくことが大事ではないかなっていうふうに思うわけですけれども、その点で一定これからの組織の中で改善はしていただけるのかと思うわけですが、今後この1年間でそういう点でのどのような努力をなされていかれるのかということを1つお聞きしておきたいと思います。

 それから、賃金カットのことについては、組合の皆さんとは折り合いがまだついてないようでございますけれども、実際この1年間の間でどれぐらいの金額的な削減ができるのかということをお聞きしておきたいというふうに思います。

 それから、やはりこの職員の方々にとりましても、生活がかかっているわけです。そういう状況の中では、本当にそれでなくっても人勧で削減がされているわけですので、人勧の削減というのは、それこそ民間の現状の経済状況、そういうものを勘案して人勧でそういうふうなことを結果を出されたというふうなことに加えて、それでも私は反対ですけれ

ども、それでももう十分だと思うんですが、それに加えて、まだそれ以上の削減をなさるというふうなことについては、職員の皆さん方も大変じゃないかというふうに思います。初任給だったらどれぐらいの年間影響があるのかということと、それから中堅的な方でどれぐらい、あるいは上層部でどれぐらいというふうなことも含めて、年間の影響金額、影響額というのをお聞きしておきたいというふうに思います。

 それから、この予算編成の中には、まだ具体的には出てきてない部分があるわけですけれども、民間委託とか給食、そういうふうな保育所もそうですけれども、民間委託の話が出てきておりますし、具体的に給食なんかも民間委託をしていく方向性がここに網羅されているわけなんですけれども、実際このことにつきましても、現場の皆さんの話をきちっと聞かれているのかどうかというふうなことも、お聞きしておきたいというふうに思います。

 まず、その辺からお願いします。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 私の方から、弱者切り捨てになっているのではないかという質問にお答えをいたしたいと思うんですが、福祉の切り捨てになっているということなんですが、平均のレベルは維持をさせていただいてあるところでもございまして、関係団体の総会がこれから年度がわりで行われていくわけでございますけれども、そんな中でもご理解をいただけるようにお話し合いをいたしてまいりたいと、こんなふうに思っております。

 しかし、この自治体の予算というのは、非常にバランス的なものが私は重要ではないかなというふうに思っているんです。それだけ財源があれば回せるわけでございますけれども、こういう状況の中では、やっぱりある一定のバランスを保っていかなければ、余計おくれてくるのではないかと、今後の福祉施策も。そんなふうに思ってるわけです。

 いっとき名古屋が杉戸市長から本山市長にかわりましたけれども、福祉、福祉ということを重点にするがゆえに、かなり都市基盤整備がおくれて、名古屋全体が地盤沈下してしまったという、こういう状況もありますし、また東京都の美濃部知事の場合も、それによく似た状況も出たわけでございますから、私はこの自治体の予算編成というのは、ある一定のバランスが必要であると、こんなふうには思わせていただいているところでございます。

 福祉は、しかしこれから力こぶを入れて頑張っていきたいと、こんなふうには思ってございます。



○議長(橋本隆雄) 助役。



◎助役(中川博) いろんな分野の事業があって、それらバランスよくということなんですけれども、その点に関して今度また市政一新の中で行政評価制度というものを創設を予定しておりまして、市民の目に、市民にわかりやすい形でいろいろな事業の評価をさせていただきまして、次の年度の予算編成には、その成果をもとに予算編成をしていくというシステムを、これは平成15年度中につくっていく今予定でおります。



○議長(橋本隆雄) 総務部長。



◎総務部長(和田満) 平成15年度当初予算での給料等の減額の措置の内容でございますが、一般会計につきましては給料で5,992万6,000円の減と、それから共済費で1,194万9,000円、それから管理職手当で1,128万6,000円の減と、ほか特別会計がございまして、それを合わせますと給料で6,333万4,000円、それから共済費で1,278万9,000円、管理職手当で1,204万3,000円でございます。

 それから、大卒の初任給の平均といたしましては17万1,500円でございまして、それの2%カット後でございましたら16万8,070円と、差が3,430円ということで、年間といたしましては、これ給料表でいいますと2級の4でございますが、マイナス4万1,160円でございます。

 それから、一般職の平均といたしまして、大体37歳ぐらいでございますが、平均給与29万6,700円、2%カット後が29万766円で、差といたしましてはマイナス5,934円、年間マイナスの7万1,208円でございます。

 それから、もう管理職の手前といいますか、主幹、副主幹級でございますが、それにつきましては42万1,200円と、2%カット後が41万2,776円で、差額がマイナスの8,424円で、年間といたしましてはマイナス10万1,088円ということで算定をさせていただいております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(岸上勇) 今回のいわゆる行政改革の一環という中で、保育所の民営化の方向とその対応はどうかというご質問でございます。

 この民営化につきましては、先日の議会の中でもお話し申し上げましたように、民営化の必要というものが、これは感じているわけでございますが、それに向けての方向を定めていくためには、準備委員会等を設け、その中で当然保育士並びに有識者、市民の方々等々の皆様方に、どういう方向が一番いい内容になるかということをご審議いただいた上、方向性を定めていきたいと考えておりますので、現場の声としては保育士に参画いただいて検討していくというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 橋本議員。



◆議員(橋本マサ子) 学校現場からも給食のことでまた後ほどお答えいただけたらというふうに思いますが、時間の関係でまたはしょるかもわかりません。

 いろいろご答弁をいただきました。評価制度もつくっていくというふうな、システムですか、つくっていくというふうなことでございましたが、私はこの評価をするというふうな内容につきまして、行政でどれだけ仕事が全うできたかというふうなことも当然ですけれども、市民の立場に立って、それが喜んでいただける施策であったかどうかというふうなことを基本にして、評価をしていただきたいというふうに思いますので、そのことは今後のことですので、お願いしておきます。

 財政的なことを見まして、税収減、交付税も下がっていくというふうなことで、るるご説明をいただいているわけなんですけども、確かに市税の方では一定1.6%ですか、マイナスの予算が、前年度よりはマイナス予算がされているわけなんですが、例えば地方交付税なんですけれども、地方交付税そのものを見ますと、確かに11.3%前年よりはマイナスになっております。しかし、この穴埋めとしてですか、国の方がお金がないので地方で借金をしなさいというふうなことの対策の中で、臨時財政対策債というものを去年、前年よりは倍近くのこの計上をしていただいていると思います。当然この臨時財政対策債というのは後年度に地方交付税と同じように財源措置がされるわけですので、これは地方交付税と同様に考えてもいいと思うんです。それを足しますと、去年よりは多くなるわけなんですね。ですから、私は地方交付税、それはこれからは国の算定割合がどうなっていくかということは見ていかなきゃいけないですけれども、この予算の関係の中で見る限りは、交付税として使えるというか、そういう形で使えるものというのは、昨年よりはふえておりますので、昨年の交付税と昨年の臨時財政対策債との前年度との比較ですけれども、ふえてますので、財源としては一定措置していただくんじゃないかなと、いただいているんではないかなというふうに思います。その上、基金も取り崩したり、いろいろしているという点では、私はこういう範囲の中で、そうそうこの福祉の部分、切り捨てなくってもやっていけるのではないかなというふうに思うわけです。

 例えば、これから借金残高どんどんふえていくんだっていうふうに計算されますけれども、それもやはりこの臨時財政対策債という、この部分も借金残高の中に含まれていくわけなんですよね。だから、その辺、国が財源を、地方におろす財源を少なくするために、こうして地方で借金をさせているというふうなこともあるわけですけれども、その辺も見込んでやりくりをしていただきたいと思うわけですけれども、この臨時財政対策債というの、これからこの債権を返していく、そのかわりに交付税としてそれが対応できる。しかし、その交付税、各年度の交付税の対応というのが、その年々の地方での需要の必要な金額というか、税収にも合わせてですけれども、計算されるという点では、本当にこれがきちっと交付税対応されるのかなっていうふうにも思うわけですけれども、その辺は過去、例えば建設事業をするときに、40%交付税対応しますよというのが、本当にその金額の40%しっかり返ってきたかというと、やはりその年々の財政状況に応じて交付税がおりるというふうなことですので、その辺がもう一つはっきりしないわけなんです。ですので、この辺の見積もりの仕方もなかなか難しい面もあろうかというふうに思うわけですけれども、その辺について交付税は少ないとはいうものの、臨時財政対策債を加えたら昨年度よりはふえてるというふうなことをどのようにとらまえておられるかというふうなことをお答え願いたいと思います。

 それから、介護保険につきましてお聞きをいたします。

 今回6段階にしていただいて、条例のときにも言わせていただいたんですが、低所得者には配慮していただきましたけれども、保険料が約25%ですか、引き上げられる、全国的に見ると11%ぐらいで済んでいるのではないかというふうに思うわけですけれども、この引き上げ率が非常に高いということについて、パブリックコメントしてもご意見がなかったというふうなことでございますが、このことをパブリックコメントしても、私は非常に市民の方が見てもわからないというか、判断しにくい部分がたくさんあるというふうに思うわけですので、本当に26%引き上げが適切なのかどうかというふうなこと、それだけ必要なんだから、これだけ料金をもらうんだといって言われてしまえばそれまでなんですけれども、このような調子でやっていったら、私はこれから高齢者がふえる中でどんどん保険料を引き上げなきゃならない、そうしなければ運営できないというような状況が出てくると思うんです。

 その辺について、やはり自治体として譲れるものと譲れないものがあるというふうなことについて、国の方にしっかり意見具申をするということが大事だと思うんですけれども、やはりそういう面では自治体として自治体の役割をしっかり果たそうと思ったら、これ以上の市民の皆さんに負担を強いることはできないというふうなことを意見具申ぜひしていただきたいなというふうに思うわけです。

 市長は、条例のときにお聞きしたときに、国の方もお金がないんだからしようがないってたしか答えていただいたと思うんですけれども、国の方でもそういう意味では財政の使い方をもっとやっぱり国民本位に使っていかなきゃならない。先ほど指摘がありましたように、それこそ名張市ではなかなかそういう面は少ないんですけれども、国全体から見ますと、むだな大型の公共事業が非常に多いということにメスを入れてほしいというふうに思うわけですので、そういう考え方というのは私はおかしいなというふうに思いましたので、その辺でのご見解もお聞きしておきたいと思います。

 それと、この介護保険で平成14年度中には介護給付費準備基金は使い果たしてなくなっているというふうなことは聞かせてもらっているんですが、当初予算で基金として積み立てをするような形に、たしかこれなっているのではないかと思うんですが、それはどういうときのために必要なのかというふうなことをお聞きしておきたいと思います。

 それから、今まで在宅サービスについて経過措置ということで、3%の負担で、従来から利用されていた人に限り3%負担でサービスをしていただいてたと思いますが、ことしはこれがどのようになるのかというふうなことをお聞きしておきたいと思います。

 それと、高齢者の保険料のことは先ほど言わせていただきましたが、それでは40歳から64歳の方の保険料に対する影響力といいますか、それは名張では直接的に関係あるのは、国保に入っていらっしゃる方は、それが直接介護保険料として支払っていただいているわけですが、その辺についての影響があるのかないのかというふうなことについてお聞きをしておきたいと思います。

 それから、国民健康保険税について、上限が国基準の53万円にということで今度条例提案されているわけですけれども、いろいろな国保については非常に国が役割を果たしてないということが私は言えるというふうに思うわけですけれども、そういう状況の中で非常に払いにくい国保になっている。そのことについて、昨今の経済状況でリストラや倒産に遭われた方が非常に苦しい思いをしていると、私は減免を拡大してほしい。自然災害と市長が認めるもの以外に倒産になった方々とか病気で寝込んでしまった方々とか、その時々の状況に応じて減免の拡大をしてほしいということを従来からずっとお願いをしてきまして、先般市長の方から研究させていただきますというご答弁をいただきました。その後、研究していただいたのかどうかということをお聞きしておきたいと思います。

 それから、教育委員会にお聞きをいたします。

 県の方で、このたび少人数学級を受けとめていきたいということで、小学校の1年生の部分に関して下限25人ということだったかと思いますが、予算づけをしていただけたんではないかというふうに思うわけですけれども、名張市として同様に30人以下学級を、小学校たとえ1年生だけでもとりあえず結構ですので、していただけるのかどうか、その辺をどのように考えておられるかというふうなことをお聞きしておきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 私の方から臨時財政対策債についての所見をちょっと述べさせていただきますけれども、これは国がお金がなくなったと、それでちょっと地方自治体に対して、あんたとこでちょっと借金しといてくれへんかと、こういうものです。

 それで、これは後に交付税措置されてくると、このことと、もう一つ、合併の特例債とがありますね。これも同様に、使っといてくれと、後これまた交付税措置していきますと、これ同じような考え方です。これで私もいつまで続くのかなというふうな感じは持ってるわけでございますけれども、本来の財務省の意向としては、本来の交付税措置財源の中でこれはやっていくべきものやということですわね。さすれば、14兆円ほどしかないわけですよ、今の時点でも。これはだんだん低くなっていきます。それでは、そういうのが本当に保障されてくるかというと、非常にどうかなというふうなこともあります。

 それで、今交付税の見直し等も検討がなされつつあるようですが、それを何をするかというたら、多分基準財政需要額を変えていく方向になっていくわけですよね。ですから、全体のこのパイがだんだん少なくなる中で、どうしても工夫してやっていくということになれば、そんな方法しかできてこないということですから、私はジャブジャブ使うことはなりませんけれども、ある一定の額はやっぱり使わせていただかないと回していけませんから、けれどもできる限りは、この2年間は緊縮財政をさせていただいて、そしてまた平成17年度から新たなる事業にそういう部分も充てていかなければならないと、そういう考え方でございます。

 それで、国も借金が多いから仕方ないと、こういうことで言うたということなんですが、仕方ないと言うたらそれまでなんですが、自治体は自治体としても、自立に向けた努力をしていかなければならないというふうにも思っているんです。国が平成12年にもうギブアップ宣言をなされたわけでございますから、余計にそれに向けての努力をしていかなければならない。

 しかし、国はきちっとした要請は6団体を通じては、これはやっていかなければなりませんけれども、一方においては自立に向けた努力をしていかなければならないというふうに思ってございます。

 700兆円の中には、地方自治体の借金もあるわけです。私も一昨年までですけれども、本当に市町村長さん方やら各担当部局長をお連れして国へ陳情に行ってたわけです。年末なんていったら物すごい陳情で、向こうで何泊もして、そういうこともしていたわけなんです。

 それはしかし、私は三重県のためと思って、よかれとしてやってたわけですけれども、それじゃその中にはむだな事業はなかったかというと、それはいろいろありますわ、それはね。それはですよ、あるというのは、それはむだな事業があるということではないですよ。それは三重県も行かんと三重県が減らされてしもうて、ほかがふえるんですよ。ですから、そんなこのシステムの中で私も一生懸命予算どりに向けての役職上、やらせていただいておったということがございます。

 しかし、今こういう状況にある中で、自治体も自立に向けた努力はさせていただかなければならないと、こんなふうに思ってございます。



○議長(橋本隆雄) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(岸上勇) 私の方から介護保険に関することと国民健康保険に関すること、この2点についてお答え申し上げます。

 まず、介護保険の関係の中で第1点目の平成12年度から施行されまして3年を迎えた本年度見直しを行うと、その行ってきた中で、保険料は新たに設けられてきたわけでございます。そういった中で、先ほど議員さんは26%という形の中での改正率というお話もございました。

 基本的には、最終的に先日の議会でもご報告を申し上げましたように、3,434円という形の中で24%、最終的に国の介護保険報酬も決まりまして、その後中間報告から修正いたしまして24%でございます。そういった中で、全国的な比率から見て高いんじゃないかというお話でございますが、この介護保険の保険料が高い安いで評価というものはいかがなものかというふうに考えております。

 と申しますのは、介護サービスの質、内容、またその地域の介護サービスを利用される市民の方々というような影響もございまして、そういう意味では名張市におきましては、介護制度そのものが成熟してきて利用者が非常に多くなっていると、そういう傾向の中では、現在では施設利用が依然として高うございますが、最近の例といたしましては、先ほどの3月議会でもお願いしたように、在宅サービスがふえてきているという形の中で、我々としては本来の目的に近づいているなというふうに考えております。

 そういった中で、今後の介護保険の全体的なサービス量をこれから推移していく中で、我々としては介護保険、当初施行される時点で考えられていた在宅志向へ向けていくということは、非常に在宅サービスを希望されている方が非常に多いという形の中で、そういう方向に向けていくことにおいて、全体的なサービス量そのものの額についても、いろいろ安定してくるんじゃなかろうかというふうに考えているわけでございます。

 それから、第2点目のいわゆるそういう運営していく中で、基金のあり方ということで、平成14年度につきましては、安定化基金については一応今の見込みではゼロという決算を想定しておりますが、平成15年度において基金の積み上げ計算がされているんじゃなかろうかという質問でございます。

 この関係については、先ほど申し上げましたように、介護保険法の規定におきまして、3年ごと一応見直すという形の中で、平成14年度に今見直しを行っておりますのは、平成15年度からのサービス料を含めまして、保険料の算定、積み上げをさせていただいたということで、平成15年度また初年度になります。

 この事業の見直しの中で3年ペースで事業量を算定しております関係上、1年目についてはその事業量そのもの、初年度ですもので、計算的にはそれだけの支出が少なくなってくると。それから、3年目については、全体のいわゆる3年間の最終年度という形の中で、ある程度事業量はかさむということで、国の制度の中でも1年目については余剰金が出ると。2年目については、ほぼ計画どおり進みますとレベルの歳入歳出というような形で見られると。3年目については、それだけの支出が多くなってきますもので、基金を対応してその基金運用で事業を行っていくという仕組みになっておりますもので、1年目の平成15年度については、今基金の積み上げを想定しておりますが、次年度においては、そういう運用をさせていただくというふうに考えております。

 それから、40歳から64歳までの介護保険の保険者の中でいわゆる2号保険の方々のお話かと思いますけども、その方々の介護保険料については、どういうふうな影響があるかという質問でございます。

 内容につきましては、当市においては、おっしゃるように国民健康保険への該当者、また全国的に見た場合は、それぞれの大きな会社の健康保険等に加入されている方々におきましても、それぞれ介護保険料を給料から天引きでいただいているわけでございます。

 そういうことの中での内容につきましては、全国的な介護サービス料というものを国の方でとらまえまして、この3年間どういう方向で進むか、また介護保険のサービスの動向というものを見きわめて、国の方で算定をされて、それを第2号保険者に対して賦課されてくるという制度でございまして、これは年々の推計、厚生労働省では推計持っておりますが、その年その年の推計からそれぞれの金額が示されてくるということで、国民健康保険においても、数字的には2年に1回の改正等行っていかなければならないというふうに考えている次第でございます。そういうことで、影響は帯びてくるというふうに考えております。

 それからまた、今度は国民健康保険の関係でございますが、今回も条例改正もお願いしているわけでございますが、そういった意味の中で、国民健康保険の、いつも私は申し上げているのでございますが、取り巻く環境が非常に厳しい、こういう経済情勢の中で、国民健康保険に加入される方も非常に多くなってきてます。その内容も非常に難しい、いろいろな諸条件が帯びてくるわけでございますが、そういった意味で健全な運営、財政運営というのが必要に迫られております。

 その中で、減免の状況という形の中での要請はございますが、いつも申し上げてますように、そういう運営を図っていくためには、平等性、それからいつも申し上げておりますように相互扶助という観点の中から運営をしていかなければならないということにおきまして、生活の実態そのものが非常に個々に本人さんのご都合もございますもので、そういうものを加味しながら、国民健康保険税の納税については、きめの細かい個別的な相談等を行いながらご指導させていただいたり、また納付していただいているということで、納付、納税猶予も含めまして、個別的なご相談を申し上げているということを申し上げたいことと、もう一つはその減免に対する方向については、今の法律に基づいた形の中で運営をいたしていきたいというふうに考えておりますもので、ご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 教育長。



◎教育長(手島新蔵) それでは、橋本マサ子議員さんからご質問ございました少人数教育、そして30人学級につきましてのお答えを申し上げます。

 平成15年4月から、県におきましては三重少人数教育推進事業というのを立ち上げました。これは小学校1年生の複数ある学校の規模のところに2学級で例えば73名以上いるところを3学級にしていく。また、97名いるところを4学級にすると、こんなようなことでございまして、ご所見の25名を上回ると、こういうことで下限を25人とすると、こういうことでございまして、名張市内はつつじが丘小学校が1校だけ該当すると。おおむね県下で大きな規模、中大規模校でございまして、名張の場合、梅が丘小学校につきましては、1年生が93名ということで約31名ということで、それに該当しなかったと。つつじが丘小学校は、1年生107名ということで、3学級が4学級に1学級増加すると。ただし、市内の学校で1年生が単学級の学校というのがございまして、複数の学校と単学級の学校、いわゆる単学級の学校が4校、それから複学級といいますか、2学級以上の学校が4校、8校があるんですけども、そのうち今申しましたように、つつじが丘小学校のみ県のこの基準に合致するということで、1年生が1クラスふえたと。伊賀管内では該当する学校が3校、上野市の上野西小、東小、名張のつつじが丘小、こういうことで聞かせていただきまして、県下では55校というふうに承っています。

 しかし、これは名前は30人学級ということを県は申しますけども、これは今申しますように下限25人ということでございますから、とても30人学級ではなしに、一歩近づいてきたということでございます。

 ただ、いわゆる40人または39人の学級もございまして、それにつきましては少人数指導で1名ずつ学校に教員が加配をされておりまして、市内では小学校が10校、13名、中学校が4校、8名、合計14校で21名の少人数指導の教員が加配をされております。

 また、非常勤につきましても、同じく割方教育困難的な児童・生徒数の多い学校につきまして、合計22名の非常勤講師が配置をされまして、これは財政難で非常に県の財政も苦しいわけでございますが、県、国の対応が一生懸命やっていただきまして、現場の小中学校の教員の加配が、昨年度よりもまだ多少上回るような状況をいただいたということは私も感謝をしておりますし、特にご質問になかった障害児学級につきましては、小学校、中学校とも2学級ぐらいふえていただいたということで、重度・重複障害の方が、学校のいわゆる養護学校へ行かないで地元の学校へということで、蔵持小学校なんかは、知的障害、それから情緒障害、肢体不自由児と3学級いただいたと、こういうことでございまして、念のため申し上げます。

 名張市としましては、県の国の施策を期待し要望しているところでございまして、市単独でそういう少人数学級の教員を配置するということは今もって考えておりません。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 暫時休憩をいたします。(休憩午後2時48分)



○議長(橋本隆雄) 休憩前に引き続き、会議を再開いたします。(再開午後3時10分)

 藤島幸子議員。



◆議員(藤島幸子) 平成15年度当初予算に関しまして質問をさせていただきます。

 亀井市長が就任後初めての編成された当初予算となるわけでございますが、現在名張市が直面している厳しい財政状況の中での編成ということでございまして、超緊縮予算だということでございます。そういう中で補助金などのカット、また職員給与のカット、使用料や保育料など値上げというような市民や職員に痛みの伴う上での予算であるわけでござ

いますが、こうした中で先ほど来から、一般質問も含めてですけども、さまざまな質問の中で市長は2年間頑張ったら春が来るって、こういうふうに述べておられますが、本当に信じていいのだろうかという声があります。

 また、職員の中には、この給与カットの2年間の約束は守られるのだろうかと不安を持っている方もいらっしゃいます。先ほどからのご答弁をお聞きしてますと、本当にその市長の意気込みといいますか、決意はうかがい知れるわけですけども、本当に皆さんの中には不安というものが、まだまだその市長のご答弁の中ではぬぐい去れないものがあるように思います。はっきりとこの給与カットも2年間のみだという、はっきりご答弁をいただきたいなというふうに思います。

 名張市は、これからやらなきゃならない大きな事業が控えておりまして、斎場の建設、区画整理、また公共下水道や清掃工場、消防庁舎とか耐震可能な必要な施設、そういう改修など本当に大きな事業次々あるわけです。そういうことを思いましても、本当に大丈夫なのかという、その辺の不安をぬぐい去るようなご答弁をいただきたいと思います。

 まず、その辺からお願いします。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 財政再建が2年で解消できるのかと、こういうことでございますけれども、市政一新プログラムにも明記してございますけれども、改革期間を2年、4年と定めまして、特にこの2年で大胆な改革を強力に推し進めてまいる、その覚悟でございます。

 一定のスピードでこの改革を断行することによりまして、2年先には効率化した健全な行財政構造へと転換を果たしてまいるものやと、こんなふうに思っているところでございます。

 ですから、この2年間、公債費率とかそういうこともありますけれども、剰余額を減らしていく、あるいはまた長期債も減らしていくということをこの2年できっちりしていかなければならないと、また新たなものが3年先に出てくるわけですから、そこをきっちり押さえておきたいなと、こんなふうに思ってございます。

 それから、職員の給与はカットというのは、これはもう約束は絶対守らせていただきます。私も職員の出身であるわけでございまして、給与カットというのは非常に厳しいことでもあることは十分に理解をしているところでございます。



○議長(橋本隆雄) 藤島議員。



◆議員(藤島幸子) はっきりと2年間という約束は守るとはっきり聞かせていただきました。

 この財政的にピンチなときに大胆な改革をして、財政面のみだけでなくて、庁内の改革とか仕組みとかシステムとか、そういうものにも改革ということで住民意識の改革、そういうことも含めて新しいまちづくりをしていこうという市長の思いだろうと思います。

 ゆめづくり地域予算に関しましては、もう今議会多くの議員が質問をしております。私も同じような心配はしているわけですけども、この地域予算、本当に10年かけて市長は育てていくということで、これからのまちづくりには必要なことであろうと、本当にすばらしいことだったんだと言えるような地域予算に育てていくべきだと、そういうふうに思いますが、皆さんが心配しているようなことを私も心配しております。受け皿のこととか本当に説明していくこととか、また市民の方からは一部の方で、そのおりてきた予算を使ってしまって、本当に広く市民の声が届くだろうかという、そのような心配もいただいているわけです。そういう中で、ぜひぜひしっかりと説明をしていただきながら進めていただきたいというふうに思います。この地域予算に関しては、そういう思いだけを述べさせていただいておきます。

 私は、この市長の施政方針の中にあります、自立して相互に支え合う共生社会の創造、さらに社会や地域を担い、人々を支えようとする人づくりと人間の力や可能性を広げる心豊かな文化の創造こそが、福祉の理想郷が目指そうとしているものであるという、市長のこの福祉の理想郷に対するお考えが述べられてあるわけですけども、私も人づくりということはすごく大事だと思います。人には限りない可能性というものもありますし、私、少し話が違うんですけども、NPOでプロプステーションという、そういう団体を立ち上げている方があるわけで、竹中なみさんていう方がいらっしゃるわけですけども、その方は障害者も納税者にという、そういう取り組みをされて運動をされています。私も初めてその方の話を伺ったとき、すごい衝撃を受けたわけです。

 だけど、お話を聞いてる中で、本当に人間として幸せなのは、与えられるだけじゃなくて、自分の物、持ってる物を生かしていけるっていう、そういう生き方っていうのは、本当にその人がどういう状態であれ、幸せなんだなということを改めて知ったわけです。これからは、今までの高度成長の中で、本当に経済のことを、経済、経済という形で広がってきた中で私たちが置き忘れてきたものといいますか、そういうことをこれからは市長のこの理想郷づくりの中で、人の心を豊かにしていく、本当に生きて幸せだという、そういうまちづくりにしていこうというふうに私は受けとめております。そういう意味では、とても期待しているわけですけども、そういうまちづくりをしていくには、職員も市民も人が本当に大事だと思います。また、そういう人材が必要になってくると思います。

 予算書を見ていてても、先ほどからのお話の中でも、人づくり、いろんなところで、いろんな養成とかということもしていただいているわけですけども、基本的に人づくりについて、具体的にどのようなお考えを持っていらっしゃるのか、職員に対しても市民に対しても、その市長のお考えをお聞きしたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) NPOのプロプステーションの竹中なみさんと私も大変親しくさせていただいておるわけでございまして、彼女の持論である障害者は障害者として扱うのではなく、チャレンジドとして、チャレンジすることを神様から与えられた人たちなんだと、こういう思いの中で、そのチャレンジドの社会参加を促進なされている、そんな方でもあるわけでございます。かなり逆転の発想を持った方でございまして、私も共感するものがございますし、また彼女と同じ境遇にもあるものでございますから、親しくさせていただいているところでございます。

 人づくりというのは、大変重要なことでございます。それにつきましては、職員の人づくり等につきましては、これは職員研修をこれから徹底してやっていかなければならないというふうに思ってございます。自己改革していくと、意識改革のためそういう研修をこれからいたしてまいりたいと、こんなふうに思っているところでございます。

 それから、市民の皆様方にも折に触れ、社会が変わってきているということのお話もさせていただかなければなりませんし、そしてこれから市民との協働、コラボレーションを進めていく中で、一つのその中間的な支援団体として市民活動支援センターを立ち上げて、そんな中でも社会活動の必要性等についても、いろいろ市民の方向けのそういう研修会等もしていきたいなと、こんなふうに思っているところでございます。

 これは、私が市民活動支援センター的なものを来年度立ち上げたいという、そういう思いを述べただけで、市民活動の団体の方々が、あるグループつくったりして、いろんな勉強を始めたと、それが何グループにもなりましたりして、私は結構なことやなあと、こんなふうに思っているところでございますけれども、それだけ名張市民の方は、そういう意識の高い方がたくさんいらっしゃるのかなと、そんなふうにも思わせていただいてございます。



○議長(橋本隆雄) 藤島議員。



◆議員(藤島幸子) 職員に対しても市民に対しても、市長の考えをお聞きしたわけですけども、この市民活動支援センター、現在あそこは社会福祉協議会のところですかね、ボランティアの何ですかね、あれは。支援センターというか、そういう支援をしていくのがあると思うんですけども、この辺との兼ね合いというのはどういうふうにお考えなのかもお聞きしたいと思います。

 人を育てていくっていうことで、子供たちをどのようにはぐくんでいくのかということが、とっても大事だろうと思います。今予算、全体的に緊縮予算ということですから、削減はされているわけですけども、私はあそこの教育費の削減というのは本来すべきでないというふうに考えます。先ほどからのご答弁にも、自治体の予算はバランス的なことも大事という、そういうとこら辺は理解させていただくわけですけども、基本的に市長はこの教育予算に対してどのように考えていらっしゃるのか、そのことをお聞きしたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 社協でボランティア協議会というのがございます。そことNPOとの関係とかあるわけでございますけれども、これはかなりいい関係でボランティア協議会の皆さん方やら、あるいはいろんなNPOの関係の皆様方も、共同していろんな事業を展開されたりしておりまして、名張の場合、物すごくいい関係にあるのかなと、こんなふうに思わせていただいております。

 ただ、それは一部の団体だけなんですね。まだ名張の中では教育関係のそういう団体もあれば、いろんな環境関係の方もいらっしゃいますし、いろんな方がいらっしゃるわけでございますけれども、そこら包含したというか、そういうふうな代表の方をもって、そういう支援センターの協議会的なものが立ち上がってきたらいいのにというふうに思わせていただいているところでございます。

 それから、教育費の削減については、これは極力避けなければならないという、その意識は持ってございまして、ソフト面等につきましては、そういう思いで組まさせていただいたというふうに思っております。



○議長(橋本隆雄) 藤島議員。



◆議員(藤島幸子) 教育費に対しては極力削減すべきでないと考えていらっしゃるということですので、教育委員会の方にお尋ねをさせていただきたいと思います。

 今回、私もこの議会におきましても何回となく子どもの読書活動について質問をさせていただいてまいりました。そして、国の方で法律が、子どもの読書活動の推進に関する法律が制定されまして、それを受けましての名張市で基本計画の策定をということをお願いしてまいりました。この2月に策定をされたということで、いただきました。それで、本当によかったなというふうに思っているわけですけども、これからこの計画に沿って順次進められていくと期待をいたしております。これは県の中でも、県がまだできてない状況の中でしていただいたということで、評価をいたしたいと思っております。

 こうした中で、ここにも挙げられていますけども、学校の図書購入費ですけども、今回この予算書の中で私は読み取ることができてないんですけども、国の方で5年計画でもって交付税算入されている学校図書購入費、どのぐらい今回はこの予算の中に組み込まれているのかということをお尋ねしたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 教育次長。



◎教育次長(奥田正昭) 子供たちにとりまして、あるいは学校にとりまして、読書がもたらしますはかり知れない感性といいますか、大変重要であると、以前から議員からもご指摘をいただいておりますように、平成14年度におきまして、ご所見のように計画を立てました。したがいまして、本年度からこの計画書に基づきまして、さまざまな事業、あるいは日々の子供たちの生活の中で、できるものから取り組んでまいりたいと、このように思っております。

 それから、各本年度におきます図書の関係でございますが、小学校費の備品の中に、小学校費の学校管理費、153ページでございますが、備品購入費、ここに図書の購入費、小学校18校の分が含まれております。あるいは、中学校につきましても、中学校管理費の備品購入費の中に含まれておりますが、明細につきましては、ちょっと手元に資料ございませんので、後日また資料をお届けさせていただきます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 藤島議員。



◆議員(藤島幸子) 含まれているということで安心したわけですけども、せっかくこの計画を立てられてて、ゼロだということのないようにしていただきたいと思います。

 それと、4月23日が子供読書の日というふうにしているわけですけども、ことしどのようなことを考えていられるのかということと、またこれ予算にはボランティア養成講座、この学校図書館のボランティア養成講座、予算化していただいております。昨年もしていただいて、とても好評だったというふうに聞いてるわけで、引き続いて開催をしていただくということで、本当にありがたいと思っておりますが、ここの養成を受けられた方、昨年受けられた方、現場で学校の方とか図書館とか、いろんなところでのその方たちがどのようなふうにされているのか、そういうとこら辺の仕組みというか、受けられた方が地元の学校、地元じゃなくてもそういう学校でのボランティア活動ができるような仕組みというのができてるのかというところら辺、お尋ねいたします。



○議長(橋本隆雄) 教育長。



◎教育長(手島新蔵) ただいまのご質問にお答えを申し上げます。

 子供が幼児のときから本に親しみ、そしていろいろな先人の物語とか、またいろいろな善行した人の話とか、また苦難に打ちかって人生を切り開いた人の話とか、そういうことを読みながら心豊かにしながら、文字に親しみ心を温めて、そして文字を通していろんなことを思いをめぐらすと、こういうことが大事であります。

 特に、朝の10分間読書ということは、各学校で市内小中学校とも80%の学校では完全に実施をしておりますし、特に中学校現場では、そのことによってみずから学ぶ意欲がわいてきたと、こういうこととともに、授業中騒がしい子供たちが多かったわけでございますけども、やっぱりみんなが静かにしないと読書をしている人に迷惑をかけるということで、他人を思いやる心も本を読むことを通してわかってきたと、こういうことで大変うれしく思っているわけでございます。

 また、保護者、PTA、それぞれの委員会で、いわゆるボランティア活動等も取り組んでいただきまして、市立図書館でボランティア講座に対します司書のそういう講習会等も行っておりますし、また本の取り扱い、またそれぞれの図書の補修等々につきましても、保護者の方が一部講習会をして各学校に持ち帰って実践をしていただいて、各学校におきましても小学校で数校読み聞かせをすることをやっている、図書館を利用してやっている学校もありますし、また休日には、またいろいろなことで子供を集めて、そういうことをやっていただくということで、市立図書館と学校図書館と連携を深めながら、また関係機関と深めながら、このことを教育に位置づけ、実践をしてまいりたいと思います。着実にこのことを取り組んでいきたいと思っていますので、私ども一生懸命取り組みますので、ご理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 藤島議員。



◆議員(藤島幸子) 着実に取り組んでくださるということで、よろしくお願いしたいと思います。

 これも子供に関してですけども、12月議会で私は子供の行政の一元化ということを申し上げました。そのことについて、市長は研究をしていってくださるというご答弁だったと思うわけですけども、私と私たち議員の有志でもって子供が育つまちづくり研究会というのを立ち上げました。そして、いろいろ今勉強を進めているわけですけども、そういう勉強をしていくと、その一元化ということも、すんなりはいかないなというのも改めてわかってはきたわけですけども、その反面本当に必要だという、子供を地域で育てるということを考えますと、やっぱりそういうところが必要だというふうに思います。

 今回の機構改革の中では、子育て支援室ですか、そういうのができてますけども、子育てだけではなくって、子供の行政ということを、子供をどう地域とともに育てていくかというとこら辺がつかさどれるような部署というのをお考えいただきたいと思うわけですけど、改めて市長にその辺のお考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) その一元化を図るというそういう一つの目的もありまして、子育て支援室というのを創設したわけでございます。個々の事業につきましては、今後どの部署でどのような事業がなされてたということをいろいろ集め精査する中で、一元化に向けた効率のいい行政を展開をいたしてまいりたいと、こんなふうにも思っているところでございまして、それと私個人的にも、子育て保険というか、保育保険というか、それの勉強を今、私の友人の経済産業省の友人とこれをやっていこうと、そして厚生労働省へも理解をいただくような活動をしていこうと、こういうことで勉強をし始めたところでもございまして、また一緒に勉強させていただけたらなと、こんなふうに思っていますので、よろしくお願いいたします。



○議長(橋本隆雄) 藤島議員。



◆議員(藤島幸子) 市長の取り組みをお聞きして、うれしいなと思ったわけですけども、少しちょっと観点が違いますけども、子どもの権利条約というのが1989年に国連総会で採択されました。我が国も94年に批准しているわけですけども、この条約の広報義務ということが第42条に掲げられております。当名張市としまして、このパンフとか小冊子など配布したことがあるのかどうかということをお聞きしたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) ちょっと今手元に資料がございませんので、後に調べて報告をさせていただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 藤島議員。



◆議員(藤島幸子) このことは、多分されてないのかなと、私も知らないのでそう思うわけですけども、先ほど市長、これからだとは思うんですけど、子育て支援室ということで、子供行政の一元化に向けた取り組みということで言っていただいたわけですけども、こういうことも含めて、きちんとした形でしていただきたいと思うわけです。先ほどのご答弁で、子育て支援室が一元化というのは調べていらっしゃるということでしたけども、一元化していくこの室が、この室だというふうにして認識してよろしいんでしょうか。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 今もってそういう方向でやってまいりたいと、こう思ってます。



○議長(橋本隆雄) 藤島議員。



◆議員(藤島幸子) はい、わかりました。

 これからも本当に、先ほど申し上げましたように、どう子供を育てていくか、また子供だけじゃなくて大人も、人が育っていくということは大事なことでありますし、これからのこの厳しい予算ではございますけども、本当に心が豊かにしていけるような取り組みを前に進めていっていただきたいということをお願いいたしまして、質問を終わります。



○議長(橋本隆雄) 本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。

 和田真由美議員。



◆議員(和田真由美) 時間もあることですので、早速質疑に入りたいと思います。

 はい、制限があるのでね、はい。

 今回の当初予算見てまいりましたら、前年当初に比べて当初予算額は全体で3億9,220万円の減額になっております。当初予算212億5,050万円のうち、一般財源となるのは168億5,423万3,000円ということです。いろいろ見てみますと、市税につきましては昨日もいろいろと聞かせていただきました。前年との対比といいましても、今回の予算はまさに亀井色が出ている予算であるという点では、前任者の市長との対を見てどうかという点もあるんですけども、比較するものはそれしかありませんので、例えば市税、前年より1億5,680万円の減額と、これは昨日もるるご説明がありました。

 また、先刻の今後の財政見通し作成上の考え方という中では、毎年1億円の減収の見込みということです。地方交付税におきましては、これも4億800万円の減額措置で、これも説明では毎年普通交付税の方では1億円の減収を見込み、特別交付税では毎年4,000万円の減収を見込んでいるという、そういう予算立てをされているというふうに聞いております。

 一方、国庫支出金、これは2億3,577万円の増額になっております。予算編成におきましては、いろいろあろうかと思いますが、その要因、積算根拠、いろいろあると思います。どのように努力をされたのかという点をお聞きしておきたいというのとあわせまして、機関委任事務が以前からあるのもございますが、特に地方分権がされましてからの機関委任事務、それによる財源、どのように分布がされているのか、その割合が幾らになるのかをまずお尋ねしておきたいと思います。

 歳出につきましては、前年の当初予算と比べますと、ふえているのが民生費5億2,815万円ふえてます。それから、公債費においては1億8,500万円がふえております。減ったものとしては、衛生費9億3,500万円、土木費では1億5,500万円が減っておりますし、教育費では6,071万円の減ということです。それぞれ要因はあると思います。まさに亀井市長の今行われている行革そのものを組み込んだものということで、その要因は何か、お尋ねをしておきます。

 ちなみに、公債費につきまして、平成14年度の残高見込みとしては、この資料の中からは250億円余、そこへことしは償還されるのが34億6,608万円余、また平成15年度借り入れ見込みとして24億円余というのが出されております。平成15年度末減債高見込み額247億3,815万4,000円という形で、この資料の中では書かれております。

 ここでお聞きをしておきたいのは、ことし平成15年度借り入れ見込みとされております衛生費では1億9,540万円、土木費では3億7,580万円、これの主なものを答えていただきたい。

 それと、橋本マサ子議員からも質問がありました臨時財政対策債、今回は14億9,400万円の予算組みをされております。投資的経費を抑えるというふうに市長はおっしゃっておりましたが、市債発行も減らすというふうに説明を担当課はされておりましたが、この借り入れ見込み24億円余あるもの、主なものでこれ必要なのかどうか、すべて必要なものなのかどうか。当然必要だから入れたんだと言やあそれまでなんですけども、その辺についてお聞きをしておきたいと思います。

 次が経常経費、この節約対策、予算上どのように取り組んだかをお尋ねいたします。

 また、補助金カットにつきましては、これはいろんな方がおっしゃっておりました。特に、市民弱者へのものが非常に多いという点では、ずっとこの予算議会の中でも言い続けてきたわけでございますが、この中で地域予算、これは多くの人から言われておりますが、この交付金ということで、何にでも使える。されど条件がついてしまうというように私は感じております。

 例えば、ごみの回収、これは地域がじゃあ予算組みをしなければ、まさに先ほど田合 豪議員が言われたように、消えていくような感じになりかねないという点があります。そういう点では、何にでも使えるけど一定の条件がついているという形で、区長さん方はお気になっておる。それも入れていかないといけない。

 また、敬老会の費用、これもこの交付金の中で組み込んでいかざるを得ない地域もあろうかというふうに思います。そういう点では、非常に私は問題があるなというふうに思っております。安易なやり方は非常に混乱を招きますし、特に昨年度、ちょっといつの議会か忘れましたが、モデルをつくってこの地域予算はしていきたいとたしかおっしゃったと思うんですが、モデルも何もなく、こういう形でこの4月からされるということにつきましては、受け皿をつくる地域では非常に困っておられます。そういう点について、モデルをつくることもなくこういうふうに至ったということについて私は疑念を持っておりますので、その点どうお考えなのかをお聞きしておきます。

 もう一点出しておきます。

 市長の施政方針の中に、本当にたったの2行しか書かれていないのが、男女共同参画のことです。男女共同参画条例につきましては、私も早く制定をしていただきたいという点で、特に女性をめぐる状況というのは、この不況の中でさらに大きくなっております。妻であり母であり女性として、私自身も子育てや家庭を守りながら、こうして議会に上げていただいておるわけですが、そこでお聞きをしておきたいのは、平成8年に制定されましたベルフラワープラン、これがかなりの年を経ております。女性の行政の歩みということで、担当からはいただきました。

 先刻、一般質問におきましても、ハード事業は進んだと、ソフト事業はまだだとおっしゃったけど、私は逆ではないかと。ハードでどこに何か建ったのかなという、そういう思いがあります。私は、特に女性をめぐる問題では、女性たちが話し合い交流でき相談でき、また行動を起こすことができる、そういう女性会館というのを今まで求めてきました。当然、財政難ですから、すぐにそんなものはできるわけありません。例えば、空き教室、あいたところを利用するとか、どこかの施設の中で一たんそういうふうなことができるようなものができないかという、そういう思いがあります。

 施政方針の中には、「今回市長部局に専属部署を置き強化、積極的に推進」という、たったの2行しか書いてないんですけども、教育委員会は外れていきますので、市長に対し、このベルフラワープランの見直しについてお尋ねをしておきたい。

 それと、男女共同参画条例の制定につきまして、お聞きをしておきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 数点ございましたけど、私の方から、まず1点目の今回の予算編成が亀井色やと、こういうふうにお述べになりましたけども、これはやむを得ん措置でして、これはこのままずっといくのかということではないことはご理解をいただきたいわけです。だから、3年目からめり張りつける予算ができていくわけでございますから、それはご理解をいただきたいなというふうに思います。

 その中で、また機関委任事務が廃止されまして、それじゃその部分の事務費がどれだけ国から来てんねやと、こういうご質問がございましたが、ちょっとこれははかるのが難しいのかなと。機関委任事務が自治事務、あるいは法定受託事務にかわったから、それじゃ機関委任事務部分がどれだけおりてきたのかなと、これはちょっとはかりにくいなというふうに思ってございます。

 それから、地域予算についてでございますけれども、この地域予算は交付金といいながら、補助金のようなひもつきの部分もあるやないかと、こういうことでございます。1年目というのは、そういう地域が多いかもしれませんけれども、これが今後それぞれの事業が精査、市民の皆様の中の間でされていく中で、かなりめり張り持った予算になっていくのではないかと、こんなふうに私は思っておりますし、名張市民の皆さんも、そういう意識がかなり高いですから、これは私は他の地域は10年かかって大体一定のそういうレベルに達しましたけど、この名張の方式でやっていきますと、3年ぐらいたてば、きっちりしたそういう組織、あるいはまた事業がなっていくと、そんなふうに思っている次第でございます。

 それから、男女共同参画条例につきましては、これは平成15年度から取り組んでいくと、こういうことはもう申し上げた、吉住議員の一般質問の中で申し上げたところでございますし、ベルフラワープランの見直し等も、これからやっていくということにいたしたいと思います。

 それから、女性センターと、こういうふうなことでございましたけれども、三重県も女性センターというのがありましたけれども、これ名称変えまして男女共同参画センターフレンテみえと、こういうことでなったわけでございまして、むしろ男性の意識改革がより重要なわけですから、女性センターもよろしいけれども、男性センターも必要なわけでもあるわけでございまして、これは男女共同参画という、そういう考え方の中で進めていくべきものであろうというふうに思ってございます。



○議長(橋本隆雄) 企画調整部長。



◎企画調整部長(家里英夫) いろいろご質問いただきましたが、まず今回の予算編成に当たりまして、いわゆる努力した点でございますが、先ほど来、市長等からご答弁させていただいておりますとおり、非常に厳しい財政状況を踏まえ、名張市の歳入に見合った、名張市の能力に合った予算編成をさせていただいたというふうなことで、各種施策につきまして、まず財政健全化緊急対策の実行ということを視点に置きまして、施策全般について事務事業の見直しを徹底し、経常経費の大幅な節減合理化を図るとともに、行財政運営の簡素効率化を積極的に推進するということで、創意と工夫を加えた結果となっています。

 その中で、歳入につきましては、過日行財政改革調査特別委員会で平成20年度までの見込みと、それの補足説明をさせていただきましたが、厳しい経済環境等で市税の推移が右肩下がりになるということ、また一般的な行政を担っていくのに、不足する国からの補てんであります交付税が不足してきましたので、緊急対策としまして臨時財政対策債というふうなことで、市債を発行しております。それにつきましては、これ平成13年度、14年度、15年度という、いわゆるこの字のとおり臨時的な対策債でございます。今現時点では平成15年度までの特例措置でありますが、そういうような歳入の厳しい状況をかんがみまして、市税が落ち込んだ分、発行するというふうなことで見込んでおります。

 それから、比較でございますが、昨年度は特殊事情といいますんか、市長の改選期でありましたので、必要やむを得ない分のみのいわゆる骨格予算となっておりましたので、前年対比と比較ということは、なかなか比較しにくいわけでございますが、現時点、いわゆる12月補正後の予算と比較しましたら、例えば総額でしたら17.6%の減、収入におきましても収入の市税は3.9%の減、交付税7.5%減、国庫支出金につきましては12.7%の減となっておりますので、先ほどご質問いただきました当初予算と比較しました国庫支出金は20.2%ふえてますが、現行と比較しましたら減となっております。

 それから、機関委任事務のご質問でございますが、現時点、国、県からの移譲事務としましては、今回の予算で、これ平成12年4月からでございますが、犬の登録、鑑札の交付事務等で歳入としまして351万4,000円、歳出としまして保健衛生費の中で2,399万1,000円と、それと児童扶養手当につきましては、歳入で児童扶養手当負担金ということで1億5,000万円弱と、それから歳出の方で2億53万8,000円と。その機関委任事務に関しましては、この金額が予算書に反映されております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) 今予算、いつもおっしゃっているぐらいの答えかなというふうに思います。

 今回、私は亀井色と言いましたが、まさに亀井さんが編成していった分ですから、前任者のとは違う枠ですので、やむを得ない措置でというふうにおっしゃっておられますけれども、そのやむを得ない措置をつくってこられたんは市長そのものですので、特にこの補助金カットという点では、私は先ほど来、市長はつらいというふうにおっしゃっておりますが、市民の方がもっとつらいと、無条件にこれをのみ込まなければならない市民の痛さというのをどう考えておられるのかという点については、私はつらいの一言で済まない問題だというふうに思っております。

 特に、今までにカットされた分で市民の要求、要望を積み重ねてきてふえたという、例えば福祉手当、これは1,000円減額になるわけですけれども、このような形でふえてきたものを減らしてしまうということに、つらいだけでは私は済まないというふうに思うんです。

 もっと別の方法がなかったかということで、この間から財政についてはお聞きをしてきたわけです。橋本マサ子議員からも、それから小田議員からも、大きな公共工事などどのように減らしたかということで、中央西土地区画整理、また公共下水道工事につきましては、大変大型な工事ですから、それなりの減額を試みたという、その心意気は私は買います。それ以上にもっとなかったのかと。

 結果的に予算を見ましても、そう前とそんなに変わらへんのですよね。どこがどう変わったんかというのが、なかなか見えないんです、私には。そういう点では、市長に対し、亀井色の強い今回の予算についてコメントをいただきたいなと。3年もしたら、それなりに地域予算でもなれると言われますけども、やはり私は一部の丸投げになってしまうという要素は否めないというふうに思っております。

 国の方が臨時財政特例債、こういう対応で交付金を割ってしまいました。それについて当然借りれば借金ですけども、やはりこれを上手に使っていくという点では、これからどうするのかということを再度お聞きをしておきたいというふうに思います。

 それと、男女共同参画条例につきましては、このベルフラワープランは、当時の状況から見ますと、単なる見直しではいけないんじゃないかというふうに思います。市長部局になりますので、そちらの方に私は質問するわけですが、例えば上野では500万円の予算をとってるんですね。ところが、名張は117万円だけなんですね。この間やってきた、本当にいろんな女性担当の方が苦労して積み上げたもの、すべて予算枠の中でしかやれないという点では、まさにハード的な事業というのは、市長の思い一つで変わってくると思うんです。

 先ほどから、男の人も意識改革と言われます。しかし、女性の場合は男性よりももっと低い条件で今頑張ってるわけなんですよね。例えば、リストラが今大きくなっております。今ちまたでたくさんの方たちから聞く話は、ご主人が主力のお金を持って帰れないので、奧さんが妻、母、女性として仕事に出られる。子育てしながら家庭を守るという点では、まさに市長のこの予算組みというのは、子育てを支援した、したと言われます。しかし、この辺については、私はかえって女性が行けないような民間委託、そして保育料の値上げ、幼稚園費の値上げ、これがあっては名張の市税収入、大きくふやすことはできません。

 高齢化ということは、例えば年金収入が中心になりますと、市税は減ってまいります。だけど、そこに若い人たち、そういう方がふえれば、給料中心の税収ということになります。今若者たちが住めるようなまちづくり、これが今度総合計画の中でするんだと言われておるんですけども、今回のこの緊縮されたこの予算組みの中で、これからいかにこれを立ち上げていくかということが、私は皆さんに求められているというふうに思っております。

 特に、男女共同参画室ということで室を設けていただいております。単なる条例はほいという形でつくればいいというものではありませんので、その過程におきまして女性なり男性なり多くの皆さんの意見が映えるような形で、ぜひ早期につくり上げていただきたいなというふうに思います。

 そこで、4月以降、この男女共同参画室ということになりますが、室の人数というのは大体何人ぐらいになるのでしょうか、わかっていればお返事をしていただきたいというふうに思います。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) こんな予算しか組めないのは市長の責任やと、こういうふうなご指摘がございましたけども、ここで何とか頑張っておかないと、このままいけば、これは予測できない部分もあったと思うんですよ。これだけ税収が極端に減っていく、あるいは本当に交付税が減らされてくると、こういうふうなことは予測がされなかった部分でもあるのかなというふうには思いますけれども、その現実にやっぱり対応していくのが政治でもあるわけでございます。

 それで、私は何度も申し上げてますけれども、やっぱり国がこれ厳しいんやと言い出した平成5年の国会決議、分権に関する国会決議、その前のもう15年、もっと前と思うんですが、土光臨調から始まってるわけですよ、この動きは。やっぱりそこで我々はもっと察知して、それに対応したそういうこの行政のあり方というものが、もっともっと議論をしていかなければならんかったのかなというふうに思いますし、決定的にはやっぱり平成7年の地方分権推進法で私はあると思ってます。

 私も、そのときに議員をしておりましたけれども、まだ県の税収も上がっておりまして、そんなん、そういう対応はまだええん違うかなということで思ってたわけですけれども、いやこれは長く続かないと、いろんなそういう中で、国との勉強会をする中で、三重県だけホンダさんであったり中電さんが、かなり税収を上げていただいていましたから、かなり全体的の税収も底上げになってたわけですけれども、やっぱり案の定、またどんどんと下がってきたわけです。ほんで、名張市もそのときはまだ微増してたんかなと、こんなふうに思うわけでございますけれども、やっぱりその辺からの対応が私は必要であったなと反省もいたしているところでもあるわけでございます。

 それで、継続事業は切れないのかというふうな、そういうこの趣旨のご質問でもあったわけですが、これはやっぱり地域の方々も期待されている事業でもありますし、ですからその仕上げの時期というのは、これは約束どおりやっていかなければならない。その中で、でき得る限りの見直しをしていくということでございまして、それはきちっと担当部局の方でもさせていただいているところでございます。

 男女共同参画予算につきましては、今後条例ができたり、ベルフラワープランの見直し等が図られる中で、市民の皆さんのそういう思いっていうか、自発的な活動がどんどんどんどん始まってくるということになりますと、やっぱりそれを支援するための予算は持っていかなければならないというふうに思ってございます。

 それから、子育て支援の関係で保育料の値上げ等を申されましたけれども、これは他の自治体と比較してはだめですけれども、これは突出したものでもないわけです。しかし、私どもの方はその料金もさることながら、もっともっと支援策の充実にそれは充てていきたいと、こんなふうにも思わしていただいているところでございます。



○議長(橋本隆雄) 助役。



◎助役(中川博) 男女共同参画室の人数はということでしたんですけども、室員の人数につきましては今回部長にすべて任すということで、部長がその部の各室の仕事量に応じ、その都度忙しいときもあれば、少し手があくときもあるということで、その都度動かしていただくということになりますので、そのときの仕事量に応じ対応していただくということにしております。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) 私の質問あちこち飛んでしまうんで、ちょっと申しわけないなというふうに思います。

 現在、基金が平成15年度末の予測としまして22億8,939万円、土地開発公社分を合わせれば35億円ということになります。基金取り崩しをしての今回の予算編成であるわけですけども、これからの基金運用、今まで私も長年、基金目的が違うけども、場合によっては基金取り崩しをすべきではないかと言ってきたけど、それがまさに今回そのような状況が来てるんだなというふうに思っております。

 何にでも使える基金そのものは、かなり減ってはきておるわけですけども、従来基金がなければできないものでもありませんし、当然職員の退職用のものとか、そういうものはどこでもしておくべき基金でありますけども、これだけの全体では35億円という基金、これからどのように運用されていくのかを再度聞いておきたいというふうに思います。

 公債費、これは土木、それから衛生についてどのような形で借入見込みが予定されておるのかが、まだご返答いただいておりません。

 また、同じく経常経費、節約という点で予算上、どう取り組んだのかという点について具体的にお答えもまだありません。その辺についてお答えください。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 基金につきましては、やっぱり目的に応じて活用さしていただきたいと、こんなふうに思っております。



○議長(橋本隆雄) 企画調整部長。



◎企画調整部長(家里英夫) 経常経費の節約につきましては、市政一新本部立ち上げまして、それまで各職員から一案一新等をいただきまして、それを踏まえ、また下部組織の委員会等で節約の方途等をいろいろ研究をしまして、緊急対策に上げさしていただきましたように、経常経費の削減を図ったわけでございます。

 以上です。



○議長(橋本隆雄) 各種起債について答弁してください。

 企画調整部長。



◎企画調整部長(家里英夫) 資料を持ち合わせておりませんので、後刻提出させていただきます。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) 借入見込みの予定として乗ってあるわけですので、当然わかるはずですので、衛生費、土木についての分については後で提出をお願いいたします。

 経常経費の節約につきましても、これはもう至極簡単なお答えだけで、本当に節約をしようとする意思があるのかどうか、私にはちょっと飲み込めません。それだけご意見申し上げておきます。

 それと、地域予算につきまして、市長は政策誘導型ということで、先ほどからひもつきの分ではないかという私の質問に対して、そういうお答えをいただいたわけです。特に、昨年モデルをつくってと言っていたのが急激に4月から全面実施という形になっておりますので、なぜモデルを設けて一定その期間様子を見なかったのかということが私は知りたいわけです。市民に政策誘導型で一定の交付金、これを渡してさあ使いなさいということですと、市長は先ほどから何人かの方にお答えをしておられました。

 受け皿のないままに、いわゆるそういう交付金を渡すということについて、やはり私はもっと慎重にするべきであったというふうに思います。この導入については、非常に問題であり、安易なやり方はかえって市民を混乱さすものであるというふうに思いますので、その点についてなぜモデルをつくって、一定の期間どのようになるかを見られなかったのかを聞いておきます。

 それと、今公民館、これも地域の方に移るということになっております。その中で主事がいますが、この主事の方の行き先、今回、4月に人事異動がまたあるわけですけども、今いらっしゃる主事の方というのはそのまま引き継ぎをして、この地域予算の関係でずっと指導といいますか、当たるのか、その方たちそのものが仕事が変わるのかという点について、非常に不安を持っているということを私は何人か聞きましたので、その点についてはどうですか。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) ゆめづくり地域交付金についてのお尋ねでございますけれども、モデルをまずしてからということであったのにということなんですが、いろいろ先進地等の視察をする中で、これ各地域によって全然実情が違いまして、その中でこれはまず制度としてスタートをする中で、だんだん充実されていくものやということを学ばしていただいたわけでございます。その中で、組織づくりあるいはまた事業の組み立て、そして運営、こんなことを当初やっぱり市役所の方もサポートさしていただく中で、うまく運ぶように持っていきたいと、こういうことでございます。ほんで、受け皿がないのに何で出すんだということですが、受け皿がなかったら出さないということでございます。

 公民館主事のことですが、仮にこういうことがずっと続けられてきまして、公民館も運営していこうという地域があらわれてくると思います。そういたしてきましても、それで手を挙げていただいても、半年間ぐらいはやっぱり主事はそこで残さしてほしいなと、すぐに引き上げることは避けたいなと、こんなふうに思わしていただいているところでもございます。その調整は、きっちり中央公民館の方でやっていきたいなと思ってます。



○議長(橋本隆雄) 企画調整部長。



◎企画調整部長(家里英夫) 先ほどのいわゆる公債費、市債の内訳でございます。衛生費に関しましては、比奈知ダム建設事業割賦負担繰出金、また鵜山地区、中知山地区等の飲料水供給施設整備事業等でございます。

 それから、土木費につきましては道路関係事業と、それから水路、河川改修事業の関係でございます。



○議長(橋本隆雄) 和田議員。



◆議員(和田真由美) 地域予算の関係で、モデルをつくらなかったのは先進地視察をされたということですが、私も実は先進地と言っていいかどうかわかりませんが、総務企画委員会の中での視察を行いました。大体地域予算的なものがあったんですけども、その中で見てみますと地域の皆さんがもう最終的にどこへ傾いてきたかというと、お祭りの費用なんです、非常にかかるということで。

 だから、そこはそれなりのやり方があったかもしれませんが、私は市長は一定の理想を持っておられて、補助金カットして、こういうふうに地域への予算ということなんですけども、やはり市民の皆さんが公金を受け取るということでの非常に慎重な対応をされてる、そこは感じてほしいと思うんです。そういう点では、ある一定のルールも必要であろうと、これは昨今いろいろ出てたと思うんです。

 交付金という名前がいいのかどうかというのが、交付金というのはまさに何にでも使えるし、我が名張市も交付金ということでもらえば、一定の事業の分が入ってても何にでも使っているわけですよ。まさに飲もうが何しようが構わないというふうな、こういうことに公金という点での問題点が大きいと思いますので、私の見た先進地と市長の見たところでは違ったかもしれませんけども、そういう点ではこの地域予算というものは、私は今回4月即実行するには非常に危険がある、大きな問題点もあるということを指摘したいというふうに思います。

 あと時間も余りありませんが、そういう点では市長のこの取り組みについて、まさに政策の誘導型ということですから、市民が本当にわかるように受け皿についても、その間あかんということであれば、まさに取り合いこみたいなようなことにならないように私はしていただきたいなというふうに思います。

 以上です。



○議長(橋本隆雄) 石井 政議員。



◆議員(石井政) 私の方から2点ご質問をさしていただきます。

 きのう、きょうと各議員が多岐にわたって質問されております。最後の方になりまして、私の質問も重複する質問でありますので、恐縮でございますけれども、よろしくお願いいたします。

 一般質問でも、私経済の原則として、ご承知のように入るを量りて出ずるを制すということで、名張の財政、歳入をいかに量るかということで観光立市のお話もさせていただきました。また、企業誘致のことも今市長を初め、皆さん非常にご苦労されていると思います。そういうことで、名張市は単独でこれから進めていく中では非常に千客万来、いろんなところから名張市に出向いてきてくださるというような、そういうことを考えていかなければならない。しかも、それは行政だけじゃなくって、市民も、そして議員もいろんなそういう提案もこれからしていかなきゃならないということで思っております。

 まず、第1点の質問ですけれども、何度も議員の方からも質問ありました、この各種サービス施策給付事業の見直し、主な内容ということでこれが2月に提示されたわけです。私率直に申し上げて、非常に市がこれを提示されて、そして実施に当たるまでの期間が短過ぎるんではないかなと、普通会社でも福利厚生のそういう見直しなんかの場合でも半年あるいは1年をかけて、そこから実施に入るというのが普通なんですけども、この実施が発表されて実施まで2月、そして3月の議会、そして4月から実施ということで、市民の皆様にも非常に何といいますか、そういう声も聞いておるわけでございます。もう少し猶予の期間が設けられなかったのかなというのが本当に率直な私の意見です。当然予算を作成するに当たりまして、名張市はもう余裕がないんだと何度も市長はおっしゃってますけれども、その辺大体こういう助成事業っていうのはいろいろ決めてから実施に至るまでっていうのは相当な期間を要するわけですよね。ところが、これ削減するっていうのは極めて短い期間の中でありますので、よう市の財政もわかっておりますが、率直に申し上げて期間が短い、余りにも発表して実施するまでの期間が短いんではないかなと、そう思いますが、その点いかがですか。



○議長(橋本隆雄) 助役。



◎助役(中川博) 期間が短いということですが、実は9月18日財政非常事態宣言をさしていただいて、その後財政健全化緊急対策というのも出させていただきました。その中で、こういった補助金、負担金等の削減というのもメニューの中へ上げさしていただいて、具体的にそれに基づきまして予算編成をした具体例が、結果が先ほど議員さんお示ししていただきました表でございます。ですから、あのときの重要施策調査特別委員会ですか、あのとき突然出てきたというわけではございませんので、ご理解いただきたいというふうに思います。



○議長(橋本隆雄) 石井議員。



◆議員(石井政) そうだと思います。私もそうだと思いますけれども、何が出てくるのかなと、非常事態宣言を市長が9月に宣言されて、その後市民の皆さんはどういう痛みが出てくるのかなということで、非常に不安な数カ月を過ごされたのではないかなと。もう少しこういうものは猶予期間を設けてということですから、わかればもっと早いこと、こういうことを出していただければよかったのではないかなと。逆に市民の皆さんにとっては、名張が単独の道を選んだがゆえに、こういうのが出てきたのではないかなと、そうじゃないとおっしゃっておりますが、そういうふうに率直に思ってる市民の皆さんもおるわけでございます。これはもう幾ら議論したって回答は得られないと思いますので、その辺今後のこういうことの市の行財政の改革につきましても、この辺はわかっている範囲ではもっと市民に早くそういうことをお示しされて、そしてある程度の猶予期間を設けて出していただきたいなと願っております。

 それともう一点は、先ほど小田議員の質問の答弁にもありました公共下水道事業、私も一般質問でさしていただきましたけども、担当部長の方からは先ほどのご答弁は非常に精査して、内装、外装、かわらが800万円、合計2,700万円ぐらいの削減を図ったと、そういうことで非常に頼もしく思っております。

 また、入札も19億円から13億6,000万円ということで落札したということで、非常にいいことだなと。名張が今まで公共事業を進めてきた中で、非常に私自身感じるのは非常に高くついてるなと。提示額の大体98%ぐらいですべて今まで行われてるわけです。これでメーカーなんかでちょっといろいろ聞きますと、これ民間でやったらどれぐらいやと、相当低い額でできるようなことも実際聞いておるわけです。ですから、こういういろんな財政緊縮予算ということで、もう職員の方もいろいろ努力していただいておりますけれども、公共事業のちょっとしたところを工夫したり、こちらが考えとか、そういうものを強く出していくことによって、公共事業の総額が相当削減される可能性は十分あると思います。その辺でこれからの名張市の控えております公共事業、もう本当に何とか民間の手法ぐらい、使うぐらいの気持ちで提示額といいますか、適正価格といいますか、そういうものをこれからしっかりと充実さしていただきたいなと思います。その点はいかがですか。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 落札の価格が98%と、非常に高い値で落ちているわけでございますが、先般も実は市長会でそういういろんな話題がありまして、市長の中にはもう敷札を85%でぐらいでもう入れていくんやと、それでもそんなんとっていきますよというて、おっしゃる方もいらっしゃるわけで、ですからそういうことも今後も工夫をしていかなくてはならんし、本当に経常費を削減するのに1億円削減しようと思うたら大変ですけれども、工事費でしたら、例えば大きな下水道事業とかでしたら、1億円も今部長の方が報告さしていただいたとおり、難なくできたという、そういう実績もありますので、何とかオープンで競争がなるような、そういう方式の入札制度にすべく今検討しておりまして、来年度からそういう方式で実施をしていきたいと、こんなふうに思っております。



○議長(橋本隆雄) 石井議員。



◆議員(石井政) 全くそのとおりだと思います。また、中身につきましても先日の一般質問でさしていただきましたように、1つの機器をいろいろとこちらも研究して、それ自体をかえることによって、前回の公共下水道事業の中の脱水機ですか、これも大体私が丸子町に行って聞きましたところ、総体で5億円ぐらい安くなるようなこともおっしゃってました。ところが、日本下水道事業団とは職員と非常にやり合って、向こうは専門家でありますから、行政の方で少々の勉強してやっていったところで、向こうはもうプライドありますので、なかなか譲らんというところもあったようです。ところが、職員はしっかりとその辺のところを、考え方を申し上げて、主張して、もうこれは引けんというところで押し切ったところ、職員の言うことが通ったと、向こうはちょっと一歩引いたというところがありますので、せんだっても申し上げましたようにコンサルとか、メーカーに大体すべてもう専門家だから任すということじゃなくって、こちらもしっかりとその辺のところを研究、勉強していただきまして、ぜひとも費用を少しでも軽減できるようにして努力していただきたいなと、こう思います。

 以上で終わります。



○議長(橋本隆雄) 都市環境整備部長。



◎都市環境整備部長(山下員啓) 先ほど石井議員のご所見の中にございましたように、私が先ほどの説明の中で昨年10月末の臨時議会でご承認をいただいた68億円のうち、第1期の分として事業費枠として19億円の水処理棟あるいは沈砂地ポンプ棟、これがおよそ19億円の枠取りをしてございましたけれども、事業団の方に交渉いたしまして、全体の施行計画や先ほど私が申し上げたそれぞれのいわゆるコストダウンを行ってほしいということで、事業団と相当議論を交わしました。それは単に建築や土木やという分野ではなくて、機械設備も含めて議論をしてまいる、現在もしております。その中で、入札結果が19億円が13億6,500万円になったということではなくて、19億円が縮減をされて、最終的には13億6,500万円になったということで、設計価格ではございませんので、私の説明が足らない分についておわび申し上げたいと思います。

 それから、先ほどるる汚泥処理機器のことについて、先進地の視察の中で私自身もインターネットで議員からご指摘いただいた分については、情報収集をさせていただきました。現在では、市長が先ほど石井議員の質問で最適の機種を選定してまいりますと、そういうことでございますが、現時点におきましてはそれぞれベルトプレスや、あるいはスクリュープレスあるいはロータリープレスといった、それぞれの機器が特徴がございますので、私自身もそれぞれの先進地へ行ってまいってきております。それは担当者も連れていきまして、それぞれの施設の長や、あるいは担当者の意見も聞きながら、それからおよそ15年間のランニングコストも比較検討しながら、さらには建築費のコスト低減につながるのかどうか、あるいは地域の住民の皆さんがひょっとして心配になる臭気対策も完璧なものか、そういうことを総合的に検討しておる中では、現時点ではロータリープレス方式が非常にすぐれておるというふうなことで考えておりますので、今後このことを決定をいたしましたら、国土交通省に対して事業認可を進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくご理解を賜りますようお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 中川敬三議員。



◆議員(中川敬三) 早速、時間も限られておりますので、質問に入らせていただきます。

 まず、1番目は市長にご答弁をお願いしたい、ご答弁といいますか、市長のお考えを述べていただきたいというものでございます。

 多くの議員の皆さんがたび重なって触れましたけど、職員の給与の減額の問題であります。市長が決定するのは大変つらいということでございますが、この場で議決をしていかなければいけない我々も、また大変つらいということをまず申し上げたいと思います。その中で、実は私は雪国の話じゃございませんけれども、この2年間の暗闇の中から向こうの明るさが何が見えるのか、これをどう市長が示していくのかということが、職員の皆さんが名張市の職員でよかった、そして職員として名張市の市民でよかったということになっていくのであろうと思うわけであります。

 そして、市民の皆さんもやはり職員の皆さんがまず市役所に誇りを感じ、市民であることに誇りを感じることが市民も名張市に誇りを持ち、行政に信頼を持っていくんだろうと思います。そこで、トンネルを抜けたら、その先は明るい雪国といいますか、明るいまちということでありますが、市長のお考えになってるこの職場としてのイメージといいますか、こういう働く場所、市役所というものを考えているんだという、その市長の職員のやる気の出るような、そういうトンネルの先のまちのイメージを語っていただきたいというのが第1番目の質問でございます。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 本当に、この職員の給与カットについては非常につらい部分でございます。職員の給与というのは、生計を維持する上で必要不可欠なものでございますし、適正水準でなければならないものでございます。公務員としての責務である全体の奉仕者として市民の幸せのために勤務いただいているところでもあるわけでもございます。しかし、かつてない厳しい財政状況に直面をした当市の職員として、何としてもここ2年間で非常事態を脱却するために、身を切り、身を粉にして職員は頑張っていただけるものやと、こんなふうにも思っているところでございます。

 過去にも昭和の合併直後に財政再建団体に転落をいたしまして、そして再建という事業を乗り切ってきたわけでございます。それから、未曾有の大災害であった伊勢湾台風、この被害からの復興ということも頑張ってきたわけでございます。これらすべて職員が一丸となって、この危機を乗り切ってまいったわけでございますけれども、それに匹敵する、それ以上の今は危機であるというふうにも思っているところでございます。これを何とか一丸となって乗り越えていきたい、市民の幸せを求めて、努力は公務員、名張市職員として、これを乗り切った暁には誇りとなっていただけるものやというふうに思っているところでございます。

 それで、何度も申し上げてきたところでございますけれども、この時期に再建の健全化の対策をしなければ、本当にこの公債費率あるいは経常収支比率が上昇することによりまして、再建団体への転落もあり得る。このまま何もしなかったら平成17年になるということでございます。仮にそういうことになりますと、これは国の関与によりまして給与水準の引き上げやら手当の削減や定期昇給の停止が必至ということにもなってくるわけでもございます。

 そこで、今対策を講じさせていただく中で、これが本当に健全化になりますと職員の夢と意欲の実現できる強い財務環境、そしてリストラや退職金など、職員の将来に対する不安は払拭できるものやと確信をいたしているところでございます。

 そのほかにも、今度機構改革を行いますけれども、これは部長の人事権を強化する中で、柔軟かつ適材適所の人員配置が行っていただけるものやというふうにも思ってございますし、権限移譲によりまして各職員の責任の明確化、そして自覚というものも醸成されてくるものやというふうに思ってございますし、正当な業績評価によって働きがいのある、そういう職場ができていくと、それはまた自己実現にもつながっていくものであると、こんなふうにも思っているところでございます。

 また、新しい総合計画の策定の中で、名張市の進むべき方向、戦略というものを市民と共有し、揺るぎのない行政遂行を図ることができていくというふうにも思っておりますし、また明確な数値目標を設定することによりまして、目標達成意欲の喚起も促していけるというふうにも思っているところでございます。退職時に本当に私名張市の職員でよかったなと、こう言っていただけるそんな職場づくりをこれからいたしてまいりたいと、こんなふうにも思っているところでございます。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) お話をお伺いしました。

 ぜひ職員の皆さんが、市長がどんどんどんどん走っていく中で、職員が後から「わあ、ついていくの大変だな」ということではなくて、市長を抜いていくんやと、自分が市長の前を走っていくんだというような、そういう職場づくりをしていただきたいと、市長にお願いを申し上げたいと思います。

 次は、病院会計でございます。実は、自治体の経営する病院が今約1,600全国にありますが、うち小児科医が常勤医師、小児専門病棟を持っているのが約602病院であると言われております。ここでの小児科部門の赤字の総額が約72億円ということです。これは2001年の総務省の調査であります。そういった中で、今般2003年度から総務省は小児科がある病院を経営する地方自治体に特別交付税を配付することを決めたということでありますが、名張の市民病院にかかわって、小児科医療の現状とこの特別交付金というものが名張市に該当するのかどうかということをお聞かせ願いたいと思います。

 次は、健康福祉にかかわってであります。風疹ワクチンの接種状況であります。これは今問題になっておりますのが、風疹ワクチンを接種していない世代の子供に先天性の風疹症候群というのがあらわれているというのが今大きな問題になっております。ていいますのが、これはかつてワクチンの接種の対象が学校でやってたんですが、今学校で一斉に行う集団接種から医療機関での個別接種方式になったわけであります。そのために、年齢がだんだん低くなりますと、この接種を受けてない、特に女の子、女性が多いわけです。例えば18歳から19歳では、13%の子が免疫がないと、17歳以下ですと27%にも上ってると、こういう数字が今出てて、これ大きな問題になっているわけであります。

 そこで、名張市の風疹ワクチンの接種状況と、その辺をぜひ名張市は子供の育つまちということを先ほど市長もおっしゃってましたけど、こういうことは極めて大切な予防の接種の問題と思いますので、そこがどうなっているのか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(岸上勇) 風疹の予防接種、それは今までのあり方の中で、先ほど議員さんがお話しありましたように、先天性の風疹症候群という形の中で今社会的に一部問題化されていると、そういう形の中で当市におきましては、これは県等の指導もございますが、予防接種の強化という形の中で昭和54年4月から昭和62年10月までの間に生まれた対象者の方々に対しまして、平成14年4月から来年の平成15年9月30日までの間に予防接種を実施いたしたいと考えております。

 なお、この予防接種の周知方法については、広報等で周知をいたす予定をしておりますし、また地方紙等に記載をいたしたいと思います。それで、先ほどご質問ございました接種率の関係でございますが、1つの概要といたしましては乳幼児につきましては平成11年度は89%、平成12年度は97%、平成13年度は94%という状況でございまして、かつ先ほどの年齢の中学生につきましては、平成6年には77%、それから平成8年生まれの方については89%という接種状況が出ております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) 1つこれからも病院とか、最近は家庭でなくて産科、婦人科の病院で出生する子が多いわけでございますが、その辺も医師会に対する指導なり、依頼等も含めて、ぜひこれを徹底していくような働きを市として行っていただきたいと思います。

 次に、移ります。これも福祉関係の質問でございます。

 実は、これは政府の男女共同参画会議の中で、仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会と、これ樋口恵子さんですから、たしか東京家政大学の教授だと思いますが、この方がこれを提唱して小泉内閣の中で15万人の待機児童ゼロ作戦というのをやったわけであります。この中で、今大きな問題になっておりますのは名張市も今度西保育所と比奈知の保育所の方で増員をしたわけでありますが、待機児童を減らすの簡単なんであります。

 それは人と環境というものを整備しないで、詰め込みでふやしてしまうとこれできるんです。ところが、これが現実に今そうされているわけであります。例えば従来の待機児童の定義というのも、認可保育所の受け入れだけではなくて、認可外保育所や幼稚園等の受け入れも同じように扱うというように考え方も変わってくると同時に、先ほど申し上げました人的、物的な条件を整備しないで児童をただ受け入れの数をふやすという、こういう問題が今1つ取り上げられております。

 そこで、お尋ねいたしますが、名張市の今回待機児童を受け入れるということで人数ふえます。西保育所は、新しく全面改修という中で、そういう恐らく物的条件も整ってきたと思うんですが、この辺に関しまして待機児童ゼロ作戦の中で、実は質的な保育力の低下につながっていきはしないのか、この辺をちょっと案じておりますので、お答え願いたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(岸上勇) 保育ニーズによりまして、待機児童がふえておるという状況は周知のとおりでございます。そういう中で、待機児童を受ける整備といたしまして、国においては今お話にございましたように、一定の基準等を設けられております。当市といたしましては、この基準に合った面積並びに人員配置を満たした上で児童の受け入れを行っているという状況でございますので、今お話にありましたような一部社会的な形で問題化されているようなことは決してございませんもので、ご理解賜りたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 企画調整部長。



◎企画調整部長(家里英夫) 先ほどお尋ねの、いわゆる市立病院の小児医療につきまして、市立病院の開設時に小児病棟として12床の届け出を行っておりますが、それが今回の要件、いわゆる小児専門病棟に該当するかどうかにつきましては、現時点では明確な内容は示されておりませんので、はっきりしたお答えはできません。

 なお、現状につきましては現在救急医療の確保に要する経費としまして、小児救急部も含めて繰出基準に基づいて繰り出しを行っておりまして、平成14年度は4億604万8,000円の繰り出しを行っております。

 また、特別交付税措置につきましては、平成14年度の病院事業に係る特別交付税算入額は約6,700万円が算入されておりまして、今回の財政措置につきましては決定されているものの具体的な算定方法等につきましては、現時点ではまだ示されておらないというふうな状況ですので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) わかりました。それではまた、いずれわかると思いますので、またお教え願いたいと思います。

 それから、次同じく保育所の問題であります。これは政府の総合規制改革会議の中の規制改革の推進に関する第1次答申が2001年12月に出されました。この改訂版が2002年3月閣議によって決定されたわけでありますが、その中での認可保育所基準の見直しの検討及びその周知徹底においてというものが出されたわけであります。その中で、まず1つは認可保育所供給を抑制しないということがうたわれております。もう一つは、公的保育所に関しては社会福祉法人が運営する認可保育所に比べコストがかかり過ぎる、さらに利用者のニーズの迅速かつ的確な対応ができていないということで、実は日本の保育所全体、認可保育所にかかわってでございますが、むしろ社会福祉法人の方、認可保育所の方がコストの面で、あるいは利用者のニーズに対してメリットが大きいということを言われてるわけであります。

 そこで、公立保育所の民間への運営委託等の促進ということが言われているわけであります。民営化には、もちろん認可ということが前提になりますが、民営化は保育力の低下につながるという意見があるのも昨今でございます。その辺で、今名張市の保育所の現状と、今民営化という考え方が出ておりますが、民営化したときに保育力の質的な能力というものをどういうふうに考えているのか、そこのところをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(岸上勇) 保育所の民営化に限りませんが、行政が行う行政の効率化という面では民営化に当たっては当然効率がなければ民営化の検討にも入れないと、そういう大きな前提がある中で、今お話がございましたように保育所の民営化についての考えはどうかという形でございますが、最近の保育所の事情といたしましては非常に保育ニーズが多様化しているということで、当市におきましても最近低年齢時の入所希望が当然多いわけでございますが、それに加えまして延長保育、乳幼児保育、障害児保育という形の中で、それぞれニーズを求めて入所希望がされているわけでございます。

 そういう形の中で、当市におきましてもそれぞれの取り組みをいたしているわけでございますが、その事業推進に当たりましては非常に経費もかかるのは事実でございまして、この厳しい財政状況のもとで今後増大する保育ニーズに対応するためには、民営化の必要性を考えておりまして、今後検討を進めていきたいという形の中で法人認可等の委託先の事業選定等についても、今お話がありましたようなことも含めながら検討を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) 民営化に当たって、全国的には民営化の方がいいと言われてるぐらいでありますので、名張市が将来民営化する中で公営よりも劣るということのないように、ぜひ監督、そういうものをしていっていただきたいと思います。

 次に、何点かございますが、最後が介護保険の問題であります。

 まず最初に、紙おむつの給付でございます。今般、一般財源による市町村特別給付から第1号被保険者の介護保険を財源とする市町村特別給付、定額500円というのが一般質問で出てまいりましたが、そういうことになりました。端的に、第1号被保険者の介護保険制度を財源とする。これはもう聞かなくても何でするかっていうのはわかるわけでありますが、定額で500円をとるというのが財政的にという問題もあるのかなと思いますが、この理由と500円とるという目的を1つお聞かせ願いたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(岸上勇) 紙おむつにつきましては、介護保険制度の中で特別給付事業として、市の給付として行ってきたわけでございます。その理由といたしましては、介護保険施行前につきましてはいろいろ制度のあり方、内容等にもいろいろご心配する点もございましたし、状況もそうでございました。そういった中で、介護保険を実施する上において安定した介護保険への移行ということもございまして、紙おむつに限りましては無料で実施さしていただいたのはご承知のとおりでございます。

 そういう形で今3年間実施してきた中で、紙おむつの利用者におきましては、我々はいろいろな福祉サービスを行っておりますが、そういった介護保険に認定された方々においても、途中から入院をされたり、入所をされとるという方もございます。

 また一方では、無料という形の中で、おむつの利用方法等についても一部ケアマネジャー等からその利用内容については再検討も必要ではないかというようなお話等々ございまして、今回の見直しの中から今後行う紙おむつについては配達、回収料等も含めまして一部負担をいただき、さらに今後紙おむつの給付事業を進めていきたい、適正な給付を行っていきたいという考えのもとで実施をさしていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) この紙おむつに関しましては、例えば今こういう現状が、これは他市の話でございますが、例えば入所をされてる方が、例えばおむつをしなくても済む方が使わないともらえなくなるだろうということで、あえておむつをつけてほしいというような、例えばこういう現状があるわけであります。ですから、もう一遍介護保険制度の中で、やっぱり高齢者の皆さんがサービスなり、そういうものを受けるときに、やっぱり昔の何ていいますか、給付という考えではなくって、この介護保険制度というのは権利なんです、利用者の。ですから、仮に今そういうおむつをつけなくても、必要になったときには権利としてきちんと使えるんだということも含めまして、サービスの利用の仕方ということの指導というのも事業所等を通じてきちんとやっていくことが必要なのかなと。そういうことをやっていくことが、実はこの500円払わなくても済むという、これは2面があると思うんですね、500円は。だけど、財政的に言えばそういうことをもらわなくても、あるいは200円で済むのかなということも含めて、ぜひその辺を注視していっていただきたい、そういうふうに思うわけであります。

 次は、配食サービスであります。

 この配食サービスは、今般介護予防の生活支援事業ということで、介護予防、それから地域支え合い事業ということになったわけであります。実は、これ予防なんです。前からこれ私感じてるんですが、実は痴呆症の方も含めまして、それでは要介護の人の居宅での食事をどうするのかという問題が抜けてるんです。これはもう名張市だけでなくって、いろんなそういう全国のああいうのを見てましても抜けております。ということは、1日置きとか、1日に1回食事を届けるというようなこれ食事のバランスの問題であります。

 しかし、要介護の方、例えば痴呆症の人っていうのは冷蔵庫に入ってましたら、自分は食べたことを忘れますから全部食べてしまいます。そうすると、それじゃあ食事どうするのかといいますと、実は予防介護のための食事ということと、居宅介護を必要とするその人のための食事というものをどうきちんと対応していくのか。予防介護の方はできるんですが、その辺をどういうふうに考えているのか、名張市としてお答え願いたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(岸上勇) 配食サービスの大きな目的は、今お話ありましたように予防介護、この目的に沿って行うという、この一番大きな大前提のもとで配食サービスを実施さしていただきました。その中で、今議員さんがおっしゃるように介護予防の方でしたら健常者、いわゆる元気な方がたくさんおられるという形の中で配食をそうして受けられると。

 そして、それともう一点、要介護になっておられる方々については、介護度によって非常に重い方もおられます。そういう方の配食が欠落していくんじゃなかろうかというご質問かと思いますけども、そういう方々については介護保険全体のケアマネジャーのサービスプラン、これは配食だけでなくていろんな介護サービスがございます。そういう一環の中で、いわゆるケアプランの中で食事を準備するプランを担当のケアマネジャーによく相談していただき、その必要性がございましたようでありましたら、その内容をケアプランに入れていただくという方向で行っていただきましたら、配食のケアマネジャーの示したプランによって配食が行われていくということも考えておりますもので、そういう中でうまくケアプランを立てていただくという方向で、そういう指導を受けていただきたいというふうに考えているわけでございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) これはお話しさせていただくと長くなりますが、この事業所、今ケアマネジャーというのは事業所に属しておりますので、事業所がどうやって居宅介護の中で食事にどうかかわっていくのかという問題やと思いますが、またこれ部長のご意向を聞いてると時間なくなりますんで、次進めさせていただきます。

 今般、被保険者が要介護状態となることを予防するための痴呆予防や転倒予防等について、さまざまな事業を第1号被保険者の介護保険料財源として実施するということでありますが、もう一遍これはどこが具体的に何をするのか、もし計画がもうできているのであれば簡単にご説明願いたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(岸上勇) 介護保険の事業を推進していく中で、介護サービスをするの当然重要なことでございますが、介護にかからない、いわゆる介護予防という事業も必要でございます。そういったことで、今回の条例改正にもお願いしている中で、保健事業の充実ということを計画しております。そういう中で、一部例はどうかということでございますもので、計画を事項について説明を申し上げますと、1つは日常の中で快適な生活、生きがいの生活ができるというような事業という形の中で、1つは日常生活におきます関連、いわゆる動作訓練、または先ほどのお話が出たように食事等も関係してくると思いますが、高齢者の生活食事支援等、こういうものを行っていく中で、またそれぞれの活動といたしましては、高齢者の方々の触れ合い事業等、生き生きとした日常生活が送れるような事業等々、保健事業として組み入れ、またその中には健康教育、健康相談というものを含めまして、日常生活がより快適に過ごしていただけるような、また介護予防につながっていくような事業の展開をいたしたいと考えているもので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) それはどこがしますか、担当は。



○議長(橋本隆雄) 保健福祉部長。



◎保健福祉部長(岸上勇) 内容によりましては、市が直接行うという中で保健センターで実施する事業もございます。また、社協の方へ委託をいたしまして事業展開をいたしていきたいと、それぞれのメニューによって実施方法を考えていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 中川議員。



◆議員(中川敬三) 介護保険制度の最後の質問でありますし、私のきょう最後の質問であります。最後、時間9分でございますので、これは市長にお答えいただけるとありがたいなと思います。時間がなければ、市長が全部ご高説いただいて終わっても結構でございますし、残れば一言私もコメントをさしていただきたいと思います。

 実は、保険料とサービス費用の被保険者の負担の基本的な考え方であります。つまり、保険料も安くて、サービスの費用の負担も低いというのが、これからは大変市民から受けもいいし、私も極めて楽な議論であり、質問であるわけであります。しかし、これから福祉の理想郷を目指しまして、高齢者の方が将来にどうやって希望を持って生きていくのか、生涯を終わるのかといいましたときに、実は一遍行政として介護保険制度の中で保険料というものをどういうふうに考えるのか、サービス費用の負担というものをどういうふうに考えるのか。本来、この介護保険制度の中で高齢者が生きがいを持って一生を生きて人生を終わる中でもって、この制度はどうあるべきなのかということ、これ基本的な考え方です。これは介護保険制度でなくて、これからいろんな保険、障害者保険は介護保険制度の中に入らないかということを例えば宮城の浅野知事なんかはおっしゃって、もうこれ市長もよくご存じだと思います。そういう中で、このあり方というものをどういうふうにしたら高齢者の方が安心して負担をできるのか、負担全部しないでいいというのは、これ議論、先ほど申し上げた。簡単なんですよね。そこの保険料のあり方、高齢者の負担する保険料のあり方というものとサービス費用の負担のあり方、このバランスの問題でもあるんだと思いますが、ここのところを根本的な、これが実は保険とサービスのあり方だと。

 例えば、極端なことを言えばこういうことなんです。保険料はただにするけど、サービスは負担するのが本来だという考えもあるんですよね。それからもう一つは、保険料は払うんだけども、やっぱり保険料さえ払っとけば、将来はサービスというのは弱者、強者なくて受けられるんだということなんです。このことは、もう一つ通っていかなくてはいけませんのは高齢者が施設のユニットケアの個室化を進めていきますと、経済的に強者は個室に入れて、弱者は現在ある4人部屋とか、6人部屋に入らないといけないという現状です。今1割負担で5万円ぐらいですけど、恐らく個室になると11万円ぐらいの負担になる。そういうことも含めて保険料のあり方とサービスのあり方、もう6分間全部使って結構ですので、市長の考えをひとつ。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 介護保険の費用と負担の割合について、高齢者に希望を持って生活いただくためにという中で、福祉の理想郷の掲げる市長の思いということなんですが、私も福祉の問題は今までテーマとして勉強してきたわけでございます。それで、保険制度をつくらずして個人で負担していくというのはアメリカのやり方です。これは医療保険も一緒です。けれども、日本は皆保険制度がございまして、ところが皆保険制度が破綻を来すということがもう見えてきたわけです。そんな中で、あれは平成6年であったと思うんですけれども、国民福祉税構想がありまして、直間比率の見直しと同時に、これは進行していったんですが、平成6年に見事にこれとんざしてしまったんです。これは北欧、またイギリスのそういうふうなやり方の方式の中で検討されてきたわけです。

 その平成6年に、私も議員しておりましたけど、あのときに国民福祉税構想がとんざした、そのときに平成6年から始まったのがドイツの介護保険制度やったんです。それはその前に20年ぐらいの物すごい議論があって、そして平成6年に介護保険制度がドイツがスタートしたんです。それで、日本もここへ飛びついたわけです。もうこれしかないと、中で公的介護保険構想というのが浮上してきて、そしてこれをまねてしていこうということになって、新ゴールドプランも平成11年度末を1つの目安に計画がなされたわけです。平成12年から介護保険が始まるのにあわせて、それで施設整備なんかが行われておって、そこからスタートをうまくいこうと。こういう中で、新ゴールドプラン等も計画されてつくられていったわけでございます。

 それで、平成9年に介護保険制度の概要がきちっとしたものができ上がりました。平成9年のそれをもって、我々は議員の有志でドイツへ行かしていただいたわけです。そのときに、政府の通訳、これは財団法人のカール・デュイスベルク協会というドイツとの交流を専門にやってる協会があるんですが、ここで専務理事が坂本明美っていうんですが、この方は政府の通訳です。介護保険を翻訳した方なんです。その方を伴ってドイツへ行かしてもらって、そして勉強もさしていただいたわけでございますけれども、その制度は、私は今の日本の制度というのは公的介護保険と税の負担からいいますと、中間とったんだなと、税ですべて賄っていくというその方式、そして保険でみんな賄っていくというその方式の中間を。ドイツ、オランダはこういう制度です。北欧あるいはまたイギリスというのは税でというふうなんです。その中間をとった制度をつくり上げたのかなと、そんなふうに思っておりまして、私はこの制度が日本人には向いてるのかなと、思ってるわけでございます。

 それは、ご案内のとおり給付の2分の1は税で賄うわけです。その4分の1は国税、あと4分の1は県税、そして市税で賄うと。保険で2分の1を賄っていくということでございまして、その2分の1のうちの第1保険者が18%、第2保険者が32%の負担でしていこうと、ほんで本人負担が1割ということで、これがどっちもいいとこ取りしたっていうか、日本的な感覚でつくった保険だなと私は思っておりますし、この方式がいいのではないかなというふうにも思ってるんです。評価をしてます。

 ただ、この介護保険会計も破綻してくるわけです。それが何かといいますと、これは在宅と、それから施設介護の割合の中で、こういう施設へ余りにも走っていくという方式になっていきますと、これはその会計が破綻していくと、これはドイツの政府の方もおっしゃったわけです。日本の今見せてもろうた制度やったら、これは施設へ走りますから破綻しますよということは申されていたわけでございます。ドイツの制度は、自宅での在宅介護に対する現金給付制度を設けられたわけでして、ドイツではもう80%が在宅介護です。施設は、もうがらがらだと、こういう状況なんですが、それは現金給付制度を設けられたわけでございます。介護の度合いというのも3段階しかないんですけれども、だからそういう中で日本はこれで厳しくなってきますよと、こういうことです。

 私は、男女共同参画型社会というのはこれから推進していかなくてはなりません。けれども、しかし現金給付制度も創設をしていってほしいなと。しかし、それは介護に女性がとられていくということであってはなりませんから、ヘルパーステーションあるいはまたナースステーションというものを地域の中できっちりと位置づけた中で、そういうことがなされていくべきだと。それを家族介護に頼るということになるから、女性がまた縛られるということになってくるわけですから、ナースステーションであったり、ヘルパーステーションがきっちりとつくられていかなければならないというふうに思いますし、施設もこの方はもう老健でよろしいよ、この方はもう特養ですなと、こういうのではなくして、その地域の施設として総合的な施設としての今後そういう需要が出てくるのは確かです。もう出ていってください、この方特養ですからと、こういうわけにはいきませんから、やっぱり地域の中の施設としての位置づけが私はなされていくべきだろうと、こんなふうに思っているところでございます。今この制度としては、私はいいのではないかというふうにも思っているんです。



○議長(橋本隆雄) これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第1号から議案第13号までの13議案については、議員全員をもって構成する予算特別委員会を設置し、この委員会に審査を付託いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(橋本隆雄) ご異議なしと認めます。よって、議案第1号から議案第13号までの13議案については、議員全員をもって構成する予算特別委員会を設置し、審査を付託することに決しました。

 以上をもって本日の議事はすべて終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。

                 午後5時12分散会

           〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

議長は、この会議録をつくり、署名者とともに署名する。



  議 長



  副議長



  議 員



  議 員