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三重県 名張市

平成15年第305回( 3月)定例会 03月11日−04号




平成15年第305回( 3月)定例会 − 03月11日−04号







平成15年第305回( 3月)定例会



         平成15年名張市議会第305回定例会会議録 第4号



              平成15年3月11日(火曜日)

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                 議事日程 第4号

          平成15年3月11日(火曜日) 午前10時開議

第1 会議録署名議員の指名

第2 一般質問

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  本日の会議に付した事件

   議事日程のとおり

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  出席議員

   田合  豪      吉住美智子      石井  政      小田 俊朗

   宮下  健      永岡  禎      福田 博行      上村 博美

   藤島 幸子      中川 敬三      松崎  勉      梶田 淑子

   田郷誠之助      樫本 勝久      橋本 隆雄      橋本マサ子

   和田真由美      山下 松一      山村 博亮

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  欠席議員

   柳生 大輔

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  説明のため出席した者

   市長        亀井 利克       助役        中川  博

   収入役       松本 豊明       教育委員長     森本 孝子

   教育長       手島 新蔵       監査委員      山本 昭始

   水道事業管理者   岡松 正郎       総務部長      和田  満

   企画調整部長    家里 英夫       市民部長      見邨 光生

   保健福祉部長    岸上  勇       産業振興部長    森本 昭生

   建設部長      西出  勉       都市環境整備部長  山下 員啓

   教育次長      奥田 正昭       市立病院事務局長  志村 秀郎

   水道部長      森本 和夫       消防担当参事    稲森 歳典

   環境衛生担当参事  三好  晃       監査委員事務局長  雪岡 弘雄

   農業委員会事務局長 吉永 博志       市民部参事     堀永  猛

   秘書室長      中澤 克郎

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  事務局職員出席者

   事務局長      森岡 繁一       次長        金谷 保史

   副参事       中野 栄蔵       書記        黒岩 宏昭

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                 午前10時1分開議

  (議長橋本隆雄議長席に着く)



○議長(橋本隆雄) おはようございます。

 ただいまから本日の会議を開きます。

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△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(橋本隆雄) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において吉住美智子議員、石井 政議員を指名いたします。

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△日程第2 一般質問



○議長(橋本隆雄) 日程第2、これより昨日に引き続き一般質問を行います。

 発言は、議長の指名により順次これを許します。

 吉住美智子議員。

  (議員吉住美智子登壇)



◆議員(吉住美智子) おはようございます。

 第305回定例会3日目、一般質問をさせていただきます。

 いよいよ春3月、草花が芽吹き出す躍動の季節となりました。梅や桜は、冬の寒さが厳しければ厳しいほどきれいな花を咲かせるといいます。名張市にとっても大変厳しい財政状況にありますが、新しい名張市の未来を創造する試練のときととらえてまいりたいと思います。

 鉄は鍛え打てば剣となるとあるように、どうか市長には市民の心をとらえた大将軍としての名指揮をとっていただきたいと願うものであります。

 それでは、通告に従いまして質問をさせていただきます。

 第1点目は、学校での環境教育についてです。

 ここ数十年産業活動の活性化とともに、環境悪化の一途をたどっている地球を、持続可能な循環型の生命体に転換することが未来世代への私たちの責務ではないでしょうか。自然を征服する対象と見てきた人間の傲慢さが環境破壊を招き、人類の生存を脅かす事態になりました。人間も自然の生命体の一部であると認識していくことが大切だと思います。今の地球環境破壊の状況は、あたかも地球全体が人間に人間自身の過ちを映し出し、直接私たちに教えてくれているのではないでしょうか。

 市長は施政方針の中で、先人から受け継いだかけがえのない環境の保全に努め、資源やエネルギーを有効に活用する資源循環型のシステムをつくり、自然と人間が共生する潤いのあるまちづくりを進めていくと述べられています。自然と人間が共生していくために必要なことは、環境保全の施策や活動を進めていく制度をつくること、これは人間の外からの働きかけであります。もう一つは、自然はともに生きる仲間であると考え直す精神の変革、すなわち人間の内への働きかけがなければ、せっかくの制度も外からの強制になってしまいます。生態系や地球を守ることは、自分の生命を守ることであり、反対にそれらを傷つけることは自分自身を傷つけることになるということを、大人の振る舞いを通して、自然や環境への接し方を子供たちに教えていかなければなりません。

 また、ごみに関しても、分別した後はどうなるのか、ごみを出さないようにするにはどうすればよいのかを子供と一緒に考えることが大事であると思います。

 ロシアの宇宙飛行士セレブロフ博士は、私が今痛感するのは、人類は今世紀存続か滅亡かの岐路に立たされるということです。地球から搾取し、未来を犠牲にするのではなく、地球を守り、大切にし、地球と調和して生きることを皆で学び合う、そういう哲学を持った人々がふえれば、人類の文明は繁栄していくことでしょう。時代を生きる子供たちに、現状がどうなっているか、どういう未来が待っているか、どういう選択を今しなければならないかを大人が語っていく責任と義務があると言われています。未来を担う子供たちに焦点を当てた環境教育にぜひとも力を入れていただきたいと思います。

 自然生態観察公園ビオトープを通した教育実践に取り組んでいる千葉県千葉市稲毛第二小学校を紹介いたします。2月に私も視察に行ってまいりました。稲毛第二小学校では、校庭の敷地に約35メートルの小川と池、泉、水田、そして原っぱを自然工法によるたたき粘土と田んぼの土を利用し整備しています。家庭、地域、行政等の協力を得て、全校児童も体じゅう泥だらけになって、ビオトープづくりに励んだそうです。草や木、水草を植え、黒メダカや蛍を育てる中で、知識ではなく五感を使った自然体験や社会体験を通して、自然のすばらしさ、命のとうとさ、環境を守ることの大切さを学ぶ生きた環境教育の場になっています。そして、このビオトープをいのちの森と名づけました。現在の大人社会に

おけるさまざまな不祥事や、青少年による心痛む事件が連日のように報道されています。これは人間として失ってはならない大切なもの、つまり価値あるものに気づく豊かな感性が失われつつあるからではないでしょうか。

 ビオトープ命づくしの宝箱、この俳句は3年生の児童がつくったものです。草や虫も命、木も命、石も風も命、すべてが命、何とすばらしい感性でしょう。大人が忘れかけていたものに気づかせていただいた思いでした。このように環境教育を通して、いつまでもみずみずしい感性を持ち続け、豊かな心を育てる心の教育が最も大切ではないでしょうか。

 本年度の教育行政の方針と施策の中にも、子供たちが体験を通して自然に触れ、環境を大切にする意義や、よりよい環境をつくることのすばらしさを学んでいくことが必要であると述べられていますが、学校での環境教育について、具体的にどのような取り組みをされるのか、お尋ねいたします。

 第2点目は、市立病院への女性専門外来の設置についてです。

 女性専門外来と聞くと、産婦人科の窓口と思う人も多いかもしれませんが、そうではなく、男女の性差を考慮して、女性の心身を総合的に診療しようという新しい取り組みであります。性差医療という考え方はアメリカで広まりました。サリドマイドによる薬害や、流産を防ぐ薬の副作用で子供に障害が起きる薬害が相次ぎ、1977年には妊娠の可能性のある女性を薬の効果を調べる実験に参加させないことになりました。しかし、男性をモデルにした実験データを、体格やホルモン状態も違う女性にそのまま当てはめることを疑問視する声が上がり、1990年代に入り、アメリカは女性における疾病の予防、診断、治療の向上に力を入れるようになり、18大学に女性医療の重点病院をつくって研究を支援するようになりました。さらに、臨床治験の段階で、対象数の半分に女性を加えることが望ましいとするガイドラインを定めるなど、経験則に加え、科学的な根拠に基づいた性差医療の取り組みが始まりました。しかし、日本では、女性の健康ケアに対する関心は高まっているものの、先進諸国と比べてかなり立ちおくれているのが現状ではないでしょうか。

 女性の体は、思春期、成熟期、更年期、老年期とホルモンの影響を受けやすく、閉経前は、女性ホルモンの卵胞ホルモンに守られて病気にかかる率は低いのですが、老年期になるとこれらの機能が低下し、高脂血症が増加いたします。骨粗鬆症やアルツハイマー病は、男性以上に発症しやすくなり、慢性甲状腺炎やバセドー病も80%が女性だそうです。働く女性の増加や高齢化などにより、女性が直面する病気や健康上のトラブルも多様化してきています。女性の社会進出に伴う妊娠、出産年齢の上昇が乳がんや子宮がんの増加要因になっていることも事実であります。こうした女性特有の症状や心身の変調など、男性医師には相談しづらい悩みを女性の医師が総合的に診断、治療する女性の体と心の診療科が必要になってくると思います。

 千葉県東金市にある東金病院では、一昨年9月より女性専門外来を開設しました。当初は、女性医師1人が担当し、土曜日のみ週1回診療に当たっていました。しかし、予約患者が増加したため、医師や診療日を徐々にふやし、現在では5人の女性医師が交代で担当、週4日間を診療日にあてていますが、それでも予約が殺到しており、3カ月程度の診療待ちの状態が続いているそうです。あらゆる年代の多岐にわたる症状や複雑な心理状態に配慮し、じっくり時間をかけてカウンセリングすることにより、治療効果もアップされていることから見ましても、女性が生涯健康で、生きがいのある生活を送るために、名張市にも女性専門外来の早期開設を願うものであります。性差に基づく医学という新しい視点が不可欠だと思いますが、このことについてどのようにお考えであるのか、お聞きしたいと思います。

 3点目は、男女共同参画条例の制定についてです。

 21世紀は、女性が男性とともに伸び伸びと活躍し、その特性や力を十全に発揮していく時代であると思います。今まで男性中心の歴史によってつくられてきた戦争と暴力の時代に決別し、平和と共生の時代へと転換させるには、女性の役割が何にも増して重要であります。なぜかといいますと、女性は本来現実主義であると同時に生命を慈しみ、守りゆく豊かな感性を持った平和主義者であり、そして正義感が強く、まじめで忍耐強いということであります。

 バスボイコット運動で有名なローザ・パークス女史、20世紀半ばアメリカでは、公営バスの座席は白人用と黒人用に分かれていました。黒人用は後部のわずかな座席があるだけで、仮に白人用の座席があいていても黒人はそこに座ることができません。また、白人用が満席になると、黒人は席を譲らなければなりません。ある日、パークス女史は仕事を終え、バスに乗り、あいている席に座っていたところ、後から乗ってきた白人が立っていたので、運転手が白人に席を譲るように命じました。パークス女史はノーと言い切ったのです。この女史の勇気の行動に決然と立ち上がった黒人たちは、バスボイコット運動を起こし、ついに人権差別の撤廃、公民権獲得をかち取ったのです。1人の勇気ある行動が時代を変えたのです。

 日本でも少し前までは、女性は一たん結婚すれば独立した人生は終わったもので、以後は夫と子供に仕えるのが当然であるといった根強い社会の圧力がありました。ですから、それ以外の大志を抱けば、もはやよき妻ではなく、よき母でもない、常識から外れた人と偏見の目で見る傾向がありました。しかし、これからは古い考えを捨て、女性が男性とあくまでも対等のパートナーとして、ともに働き、さらに地域や社会で活躍することによって、経済を初めとするあらゆる人間社会の活動のバランスを取り戻すことができると思います。

 女性の権利ばかり主張するものでは決してありません。固定的な性役割にとらわれないジェンダーフリーの立場から、一人一人の個性を重視し、生き方を尊重する男女共同参画社会の実現を推進するためにも、条例の制定が必要であると思いますが、市長のお考えをお聞きしたいと思います。

 本年度より市長部局に専属部署を置き、積極に取り組んでくださることになり、大変うれしく思っております。

 そこで、もう一点、昨年の6月第300回定例会において、藤島議員の一般質問に、男女共同参画施策のさらなる推進のためにと題して、新たに生じた課題に適切に対応するために、行動計画ベルフラワープランの見直しをするべきではないかとの質問に、市長はベルフラワープランの達成度を正確に検証した上で、プランの見直しに着手すると答えられましたが、検証の結果とそれに対してのプラン見直しについてお尋ねいたします。

 以上、私の第1回目の質問を終わらせていただきます。



○議長(橋本隆雄) 市長。

  (市長亀井利克登壇)



◎市長(亀井利克) 吉住議員のご質問にお答えをいたしたいと思います。

 まず、第1点の学校での環境教育についてでございますが、私も人は自然に生かされていることを自覚して、そしてまた自然と人間が共生していける、そういう社会の構築は、これからより力点を置いて取り組んでいかなければならないと、こんなふうに思ってるところでございます。

 環境教育についてのお尋ねでございますが、私が平成9年にこの環境問題の勉強にドイツへ行かしていただいたわけでございますけれども、ドイツはご案内のとおり環境先進国やと、こう言われております。これがどのようにして、こういう資源循環型社会を構築するに至ったかと、そういう質問をさしていただきましたときに、向こうの地方政府の方がおっしゃったのが、家庭教育が徹底されたからやと、こういうことで言われたんです。それはどういうことかと言いますと、実は徹底した学校での環境教育がなされたと、それが子供たちが家庭へその話を持ち込んで、お父さんもうこういうことをしてはだめですよとか、あるいはまたお母さんこういうリターナブルのきくこういう製品を買わないとだめですよとか、そういうことの、私は家庭教育やと言うたら親が子にするものかなと、こう思ってたわけですが、実は徹底した学校での環境教育がなされ、それが家庭へ持ち込まれて、そして親を教育していったというか、そういうことが物すごく大きな効果があったと、こういうお話をいただいたわけでございます。

 そんな中で、学校での環境教育というのは、非常に私は重要やというふうに思っておりますし、我が国はこれまで環境的利益に対して、生産的利益を優先させてきたわけですよ。それがゆえに、これだけの経済発展を遂げたということが言えるわけでございますけれども、大きな過ちも犯してきたことは、これ確かなことでございます。大量生産、大量消費によって資源の枯渇であったり、自然の破壊であったり、温暖化であったりと、こういう現象も出てきているわけでございますから、こういう反省に立った中でも、これから資

源循環型の社会というものをきちっと構築していく上においての学校での環境教育というものは、これからより力点を置いていかなければならないと、こんなふうに思っているところでございますし、私どもも環境教育、環境施策の充実には努めてまいりたいと思ってるところでございます。

 具体的なことにつきましては、教育委員会の方からお答えをいたしたいと思います。

 市立病院への女性専門外来の設置について、これ担当の局長の方からお答えをいたしたいと思います。

 男女共同参画条例の制定についてでございますが、吉住議員のご所見のとおり、本年4月の機構改革において青少年女性室の青少年部門と女性部門が分離され、男女共同参画を取り扱う専属部署として、教育委員会から市長部局に移行することになりました。これまで以上に、男女共同参画施策を推進する体制が整うのをきっかけに、条例制定を初め、平成8年に策定された女性行動計画ベルフラワープランの見直しなど、かねてからの懸案事項に積極的に取り組んでいきたいと考えております。

 とりわけ男女共同参画を推進する上で、市の施策の基本となる事項を示す条例の制定は大変重要であります。条例制定に当たっては、制定過程の段階から、行政と市民が共同してつくり上げていきたいというふうにも考えております。条例の中身だけでなく、条例づくりのプロセスそのものが、男女共同参画社会づくりに向けての意識啓発として重要な意味を持つ取り組みであると考えているからでございます。私も、県条例つくるときに、実は深くかかわらして、委員会の中でかかわらしていただいたという経験がございます。その過程においても、そういう委員会を市民の皆さんに立ち上げていただいて、そしてその皆さんの意見を取り入れさしていただく中で条例をつくってきたという、そういう経過もございますので、そういう条例づくりの段階から市民の皆さんにお入りをいただいて、つくっていったらどうかというふうにも考えてございます。

 そこで、名張市の地域の特性に合った特色と実効性のある条例をつくっていきたいというふうにも考えているところでございますので、どうか議員のご支援、あるいはまたご協力もよろしくお願いをいたしたいところでございます。

 私の方からは以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 教育長。



◎教育長(手島新蔵) 教育委員会から、ただいまの吉住議員さんのご質問にお答えを申し上げたいと思います。

 環境教育につきましては、自然破壊やごみ問題に対する関心の高まりを背景にして、今や社会問題として人類皆が取り組むべき課題となっております。議員ご指摘のように、さまざまな環境問題を解決していくためには、子供のころから環境に対する理解や取り組みへの参加が求められており、環境教育の重要性が高まっております。

 名張市では、学校での環境教育につきましては、環境学習用のビデオ教材を各学校に配布するなど、早くからその取り組みを進めております。小学校におきましては、社会科学習に活用するために、副読本私たちの名張市を作成して活用しておりますが、その中で暮らしとごみ、暮らしを支える水といった単元を設けて、環境学習を進めるとともに、それにかかわる人々のねらいについても学習しております。それに伴い、清掃工場や浄水場を実際に見学するなど、体験的な活動も取り入れております。さらに、平成14年度は、ごみゼロリサイクル推進課が作成した冊子を市内小学校3、4年生に配布し、ごみ問題の啓発や学習に活用いたしました。平成14年4月からの新しい学習指導要領の実施に伴い、小中学校の総合的な学習の時間では、情報、福祉、健康、人権などと並んで、環境についての学習活動も位置づけていくことが明示されております。各学校では、地域の特性や児童・生徒の実態、そして児童・生徒の興味、関心に配慮しながら、小学校1年から中学校3年まで教材を計画的に配置し、学習活動を行っております。平成8年度からは、6月5日を学校環境デーとし、その前後を環境週間と位置づけ、全小中学校園で環境教育に取り組んでおります。

 平成14年度の取り組みとして、教科や総合的な学習の時間での取り組みを初めとして、中学校生徒会を中心とした環境学習の成果を発表し合ったそういう中学校や、環境新聞を発行して各家庭に配布した小学校、さらに小さいうちから分別についての意識づけを行うことをねらいとしまして、幼稚園内に分別ボックスを設置した幼稚園など、さまざまな取

り組みが行われてまいりました。

 こうした取り組みを進める一方で、名張市は、川を中心とした自然環境に恵まれた地域であると言えますが、子供たちの生活の様子を見てみますと、生活様式の変化や安全への配慮から、身の回りにある豊かな自然環境に積極的に働きかけているとは言えません。小さいころから自然や動物に親しむ体験をさせることは、環境に対する関心や興味を高め、ひいては命を大切にするとともに、豊かな心をはぐくむためにも重要なことであると考えております。このような問題を解決するために、飼育、園芸活動のほか、地域の専門家を招き、人工的に自然環境をつくって、昆虫や小動物が生活できるビオトープといった環境を校内につくった梅が丘小学校や、すずらん台小学校のように、学校に隣接する森を学習の森として位置づけ、その学習の森の環境整備を通して、学習に活用してる学校もあります。このように、各教科や総合的な学習の時間、そして学校環境デーを中心にした学校での環境教育の展開が、各学校園で年を追って定着してきております。

 以上のように、学校では体験を通して、環境に学び、地域と協力しながら、リサイクル活動等の取り組みを積極的に進め、環境教育の充実を今後とも図ってまいりたいと思いますので、私の教育委員会としてのお答えとさせていただきます。



○議長(橋本隆雄) 市立病院事務局長。



◎市立病院事務局長(志村秀郎) 女性専門外来の設置についてお答えさしていただきます。

 市立病院には、現在女性の医師が3名おりますが、その内訳は外科、眼科、目の方でございますが、それと放射線科、それぞれ1名ずつでございます。この中では、ご質問の専門外来について相談できる医師は外科医と考えます。ただ、医師の人事は、大学で行われておりまして、内科、外科医の確保が不確定であることから、常設は厳しい状況にあるわけでございますが、大学側とも協議いたしまして、ご要望におこたえできるよう努力してまいりたいと考えます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 教育次長。



◎教育次長(奥田正昭) ベルフラワープランの見直しでございますが、ベルフラワープラン、ご指摘のように平成8年に策定をいたしまして、平成以降10年間の取り組みの計画として、さまざまな取り組みを実施してまいりました。しかしながら、このベルフラワープランの施策の中で、ハード面の充実につきましては、一定かなり掘り下げて施策等が盛り込まれておりますが、一方でソフト面、ジェンダー意識の変革でありますとか、あるいはご所見にございましたドメスティック・バイオレンス、あるいは以前の議会でも藤島議員からご所見がございましたリプロダクティブ・ヘルス/ライツ、こうした今日的な課題が、わずか策定いたしましてから今日までの間に、やはりこうしたものの理念構築が求められるという事態に至っております。

 したがいまして、私どもといたしましては、現在、平成7年に差別撤廃条例を制定いたしました。その中で、人権撤廃審議会というのを設置いたしまして、これが昨年2月に名張市における人権施策のあり方についてという答申をいただいております。この答申の中に、女性の人権という項目がございまして、ここで現況と課題というものの中で、非常にこうした点に薄弱であるというような指摘をいただいております。

 したがいまして、この答申を受けまして、現在これを具現化、具体化いたしますための庁内の人権本部を昨年11月に組織をいたしまして、女性の人権、子供の人権等々、人権にかかわって、人権という側面から、女性施策がどうあるべきかというふうな点を議論を現在いたしております。したがいまして、この部会の一定の結論が平成15年度には得られる予定でございますので、これを一つ重要視したいと。これによりまして、私どもの一定の考え方を構築いたしまして、さらに市長がご答弁申し上げてますように、制定過程の段階で、例えば現在女性施策推進協議会というものを設置しております。(216ページに訂正の発言あり)こうしたところで、共同体制で練り上げていくというふうに考えております。したがいまして、現在人権という側面で、このベルフラワープランを、女性の人権という側面で現在取り組み中であるという経過でございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 吉住議員。



◆議員(吉住美智子) 今ご答弁をいただきました学校での教育環境についてですが、直接それ一からつくっていただいてる学校もあると思うんですけども、まだまだ机上というか、教科書の上だけでの自然と接してるという状況であると思いますので、本当に、子供が本当に一からそういうビオトープというか、自然に触れていくやっぱり場をつくっていく、日常的にやっぱり触れていける環境をつくっていただきたいと思います。

 私たちも小さいときには、ザリガニ釣りをしたり、またサワガニをとったりとか、また草で草笛をつくったり、またシロツメ草で花の首飾りをつくったりとか、本当に石一つでも、木切れ一つでも遊び道具にしていたという。でも、現在の子供はそうではなくて、テレビゲームとか、また学校から帰ってくるともう塾責めということで、少子化の影響もありまして、なかなか友達と自然の中で遅くまで暗くなるまで遊んでるっていう光景は今見られなくなりました。ということで、本当に自然と一体となって遊ぶ、普段からそういう環境をつくっていただきたいと思います。

 やっぱしそういう環境、自然と触れ合う中で、1足す1が必ずしも2になるわけではない、1足す1が0になったり、また10にもなったり100にもなって返ってくるということを、本当に生きた教育、環境教育としてぜひともお願いしたいと思います。

 それで、またその上で、教師と生徒のかかわりというか、教師の指導という、教師のやっぱり重い、子供に本当に大切な自然を残していくべきだ、それを守っていくということを教えていく、その教師のかかわり、それもちょっとお聞きしたいと思います。

 市立病院の女性専門外来の設置についてでありますけども、これまでの医療機関というのは、女性受診の際のデリカシーに欠けるとか、またプライバシーに対する配慮が欠けているというイメージが強かったと思うんですけども、女性は、出産以外は産婦人科にかかりたくないと思ってる人が多分多くいらっしゃると思います。現に乳がんや子宮がんの定期検診を受けている率というのは、極めて低い状況でありまして、平成12年の全国の調査では、乳がんの受診者は300万人強でありまして、これは11.7%、子宮がんの受診者は350万人強で13.8%という状況であります。名張市にとっても、人間ドックで、昨年ですけども、婦人科の受診者が55名、たった55名という状況であります。そういうことで、本当に利用しやすい女性専門外来、じっくり時間をかけて相談に乗っていただける、そういう女性専門外来の設置を早期にお願いしたいと思います。

 男女共同参画条例の制定でありますけども、先日全戸配布にこういうチラシが入ってたんですけども、去年また10月16日でしたか、女性模擬議会として、20名の女性で模擬議会が開かれたわけですけども、こういうふうにして前向きにとられていただいていることを本当にうれしく思ってるんですが、その中で意見としまして、女性側にも男性に対する偏見があることを感じました。女性が弱者であるという感を持ってしまいがちですが、個人を認めることで女性の意識が自然と克服されるものと希望がわいてきましたとか、期待した回答が得られず不満が残りました。行政側は、この議会での提言を真摯に受けとめ、改善に向けての努力を続ける義務があると思います。まだまだ古い考えの根強い日本に、男女共同参画社会を築こうとするなら、世の男性諸氏の意識改革がまず必要だと私は考えます。そのためには、今回の模擬議会が女性だけの参加だったことを不公平に感じる方々を含め、一般男性に対する企画を市にぜひとも検討、企画していただきたいと思いますということで載ってたんですけども、男性自身にもやっぱし意識変革、女性もそうなんですけども、変革が必要だと思うんですけども、またこういう形で、本当に女性模擬議会というのがまたことしとっていただけるのかどうか、ちょっとその点もお聞きしたいと思います。

 2回目の質問でございます。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 第1点目の自然を生かした教育ということのご所見がございましたが、私は、名張の大きな財産の一つがこの自然であると、こんなふうに思っております。先般も申し上げましたけれども、市街地のどこで住んでおっても、10分車に乗ったら山歩きができる、そこには清流が流れてるという、この自然はまさに名張の売りでございまして、これはこれからも生かしていかなければならないし、大切にすると同時に、この自然の活用も今後検討していきたいと、それは教育であったり健康づくりであったりですね、検討していかなければならないというふうに思っておりますし。今度、総合計画の中でも、このスロータウン・スローライフという考え方の中で、そういう施策も盛り込んでいかなければならないと、こんなふうに考えているところでございます。

 模擬議会につきましては、ちょっと教育委員会の方からご答弁をさしていただきたいと思うわけでございますけれども。

 男女共同参画社会を構築していく上において、先ほど申されましたとおり、男性の意識改革もこれ非常に重要なんです。ですので、まさに21世紀は、私は男性が変わっていく、そういう社会でもなければならないというふうにも思わしていただいておりますので、吉住議員のその所見のとおり、これからも男女共同参画のいろんなそういう催しについては、男性の方にも多く参加いただくようにいたしてまいりたいと、こんなふうに思っております。



○議長(橋本隆雄) 教育長。



◎教育長(手島新蔵) 再度のご質問でございまして、環境教育に対する学校なり教師の取り組みはどうかということでございます。各学校につきましては、それぞれ毎年その学校の研究主題、研究テーマを決めて、学校におきます重点課題そのものをどのように具体的に教師をみずから学習し、そして子供たちとともに取り組んでいくかということでございまして、もちろん基礎、基本は重要でございますが、近年特に新しい教育課程が実施されるに伴いまして、生活科・総合的な学習の時間、環境教育等をテーマにした学校が幾つかあります。

 ちょっと紹介さしてもらいます。名張小学校は、生活科・総合的な学習の時間を中心とした、名張のまちに親しみ、まちの中で学ぶ人とのつながりを大切にしながら、自分の生き方を見詰め直すことができる子供の育成、当然この子供の育成のためには、教師みずからが学ばなければいけないと考えるところであります。それから、美旗小学校は、豊かな心を持ち、主体的に学び、ともに高め合う子の育成、生活科・総合的な学習の時間ということをもとにしております。それからまた、桔梗が丘南小学校では、個性を輝かせて生き生きと活動する子供、出会いを大切にした生活科・総合的な学習の時間というふうなことでございます。

 ということで、いろいろそれぞれの学校でテーマを決めて、環境教育にまたは総合的な学習の時間を実践をしております。例えば、その取り組みによって、主な成果ということで上げられることを二、三申し上げます。自然への親しみや、周りにある自然環境のすばらしさに気づき感動する感性の育成が高まった。環境問題に対する興味や意識が高まった。自分にできることから実行しようとする、そういう心の育成がされるようになってきた。具体的には、ごみの分別やごみの減量、リサイクル等の関心が高まり、日常生活で生かされてくるようになってきた、自然にあるものを大切にする心の育成、自然愛護の心が高まりつつあると、それから地域の自然についての関心が高まってきている、それから動植物へのいたわりの心がはぐくまれてきたと。これは今申し上げたのは、もちろん小学校の低学年からそれぞれ学年段階に応じた、そういう学習におきます教師の心がけと、そういう教材研究、実際的な体験学習、そして子供たちが身につけてきた事柄の例であります。

 こんなことで、今後とも教師みずからが環境教育に主体的に、体験的に取り組むことによって、さらに教師も学び、子供とともにそういう環境づくりを踏まえながら、子供の力を育てていき、そのことが家庭なり地域へ広がることを期待して進めてまいりたいと考えております。

 なお、男女共同参画条例等にかかわりまして、教育次長の方からお答えを申し上げます。



○議長(橋本隆雄) 教育次長。



◎教育次長(奥田正昭) 女性模擬議会の再度の開催につきまして、現在のところの新年度におきまして計画はいたしておりません。

 それと、さきに私答弁で、女性施策推進協議会が既に立ち上がってるというふうにご答弁申し上げましたが、平成15年度の大きな目標でございまして、これをまず立ち上げるということに訂正をさせていただきます。失礼しました。

 模擬議会につきましては、今申し上げましたように、現在のところ計画をいたしておりません。



○議長(橋本隆雄) 吉住議員。



◆議員(吉住美智子) ありがとうございます。

 環境教育では、本当に一日も早く全学校で進められていくようにお願いしたいと思います。

 男女共同参画条例については、一日も早く条例の制定をお願いしたいと思います。

 女性専門外来ですけども、今こういう女性の、本当に心身の悩みもふえてきておりますし、全国でも20カ所以上女性専門外来の設置がされてるとこでありまして、それだけやっぱり要望も多いということですので、専門外来の設置をできるような状況を早くつくっていただきたいと思います。

 それをお願いして、私の質問を終わらせていただきます。



○議長(橋本隆雄) 樫本勝久議員。

  (議員樫本勝久登壇)



◆議員(樫本勝久) 皆さんこんにちは。

 305回定例議会一般質問最終日の最後の質問を、清風クラブ議員諸氏のご理解を得て、質問の機会をいただきました。通告に従いまして質問を進めてまいりますが、最終日ともなりますと、さきに質問されました方々と内容も重複する箇所も多く、この部分は既に答弁されておりますが、私は着目観点も違うところがありますので、手を抜かず、市長を初め関係部長につきましては明快なご答弁をお願いいたしたいと思います。

 まず最初に、大きく施政方針についてと通告いたしましたが、市長は就任以来福祉の理想郷を基本理念に掲げ、2年目を迎えられました。バリアフリーの社会づくり、環境共生のまちづくり、人、もの、文化が融合する成熟した都市の創造、スロータウン・スローライフによる心豊かな暮らしのまちづくりの4つの戦略、そして実現に向けて数々の施策を発表されました。その中の1つに、地域振興施策の中で、それぞれの地域が住民参加のもと、自主的、主体的なまちづくりを実践することを支援する、ゆめづくり地域予算制度を4月からスタートをさせ、このゆめづくり地域交付金を財源として、地域の歴史、文化、個性を生かしたまちづくりを公民館単位、14地区で推進するとしております。私も、このゆめづくり交付金については、21世紀のまちづくりには必要かつ有効な制度と総論は歓迎をしております。しかしながら、私は、幾つかの不安と疑問点について申しますと、既に区長さん方には、この制度について具体的な説明会をもう済ましているとのことですが、4月からのスタートと、取り組みとなると、この制度に関する条例や規則、十分理解した上での各地域の組織づくりや事業計画など、大変な作業をしなくてはなりません。幾ら職員もサポートさせるといっても、時間のない急な施行と感じますが、各地域の理解度と進行状況について詳しくお教え願いたいと存じます。

 私は、4月から各地域で一斉に立ち上がるとは考えられず、組織体制ができた地域からの交付となりますと、今までの活動すらできない状況になります。このような状況が仮に1年以上にもなると、地域の活力が減退してしまうのではないかというおそれも考えられるわけであります。

 また、現在まで各地域の取り組んできたまちづくり計画、ソフトとハード面がありますが、今回のゆめづくりと整合していくのか、また二本立てで進めなくてはならないのか、そうした不安もございます。市長のご所見をお聞かせ願いたいと存じます。

 さらに、この制度を歓迎しながらもお伺いいたしますわけですが、今までふるさと振興事業補助金、資源ごみ集団回収補助金、ごみ収集かご設置補助金、各地区婦人会活動補助金、青少年育成団体活動補助金、老人保健福祉週間事業助成金など、団体や組織等に補助金や助成金として一般財源から交付をしておられました部分を、すべてゆめづくり地域交付金の中に含まれ、計画実施していかなければならないのであります。

 また、この交付金額の総額は5,000万円となっておりますが、14地域に均等割30%、人口割70%として交付するとしていますが、14地区の交付金額に地域差が多く発生すると予測されますが、その数字はいかがなのか、それが妥当な数字だとお思いでしょうか、ご所見をお伺い申し上げます。

 また、財政非常事態宣言下で、財政健全化に取り組む姿勢の中、ふるさと創生資金をもって交付するのは、ただ一般財源から基金の取り崩しに転化しただけのように思われますが、また金額的に見ますと1,500万円ほどの増加になろうと考えられますが、この点についてもご所見をあわせてお伺い申し上げます。

 続きまして、道路施策についてお尋ねいたします。

 名張市の人口は、桔梗が丘住宅団地造成時からバブル成長時にかけて、人口が急増してまいり、現在の8万5,000人となっているのは皆さんもご承知のとおりでございます。あわせて道路の整備も進められてきましたが、経済の高度成長により車の台数も増加し、道路整備が追いつかないままおくれているのが目につく現状になってきております。私は、以前から道路の整備、改修、新設を何度となく要望なり提言をしてまいりましたが、また同じことをしゃべるのかと思われるような方もいらっしゃいますかもしれませんが、市長就任2年目を迎えられ、施政方針主要施策の展開に上げられてる快適な環境と安全のまちづくり、都市基盤整備による便利な暮らしやすいまちづくり、産業の振興による活力あるまちづくり、これらのまちづくりを着々と遂行するには、道路施策が重大なポイントとなると考えられます。

 現在、名張市には、国道368号線と165号線の2路線の主要道路がありますが、やはり大阪都市圏と名古屋都市圏を結ぶ大動脈となってる名阪国道への最短距離へのアクセスが必要であります。現在、奈良県側が進めている奥宇陀広域道路が小倉インターから室生村大野まで完成し、供用を開始しています。また、その先も今工事中でございます。名張市の鹿高1号線の終点である深野から結馬までのルートを、平成11年に策定されました名張市の都市交通マスタープランに、その必要性について詳しく書かれておりますが、策定後きょうまで関係機関とどのような取り組みをなされてきたのか、お教え願います。

 また、亀井市長が県会議員当時大変ご尽力され、住民によるワークショップ、道路整備計画が三重県のモデルとして位置づけられ、三重大学の浦山教授によってルート決定まで進行しています。観光道路でもあり、一般生活道路でもある県道赤目滝線を完成に導くには、手法として、計画周辺の土地区画整備、それと駅前整備がかぎとなると考えております。具体的な計画を作成する上で必要となりますが、今では公然とした中での質問となりますが、これについてのご理解をいただき、名張市としてのこれに対するどこまでの関与ができるのか、ご所見をお伺いしておきたいと存じます。

 以上3点についてお伺い申し上げ、1回目の質問といたします。



○議長(橋本隆雄) 市長。

  (市長亀井利克登壇)



◎市長(亀井利克) 樫本議員のご質問にお答えをいたしたいと存じます。

 まず、第1点目のゆめづくり地域交付金について何点かお尋ねがございました。財政が非常事態の中で、それぞれの補助金等の削減が行われてるわけです。そんな中で、地域の活力までも低下させていくことはならないと、そんな思いの中で、こういう地域交付金制度というものを設けたいと、こういうことで今議会の方へお願いをいたしてるところでもあるわけでございますし。

 また、大きくもう一点は、補助金による要望型民主主義では、住民の多様化するニーズにこたえることができない、あるいはまた住民満足度を上げていくことができないと、そういうことで、これからのこういうふうな支援策というものは、市民の自発的な活動をサポートしていく方向にシフトをしていく方がより有効に活用されると、こういう思いの中で、ゆめづくり地域交付金という制度を来年度からスタートをさせたいと、こんなふうに思わしていただいているところでございます。

 このゆめづくり地域交付金制度につきましては、昨日小田議員のご質問でもお答えいたしたところでございますけれども、私ども、1月からパブリックコメントと並行いたしまして、本制度の運用に当たりまして、地域の第一線でご尽力をいただくこととなっております区長さんを対象に、本制度のご説明と地域づくり委員会の設立に向けての取り組みについてご説明を申し上げてまいりました。昨年末の区長会全体会1回、区長幹事会3回、さらに1月11日の薦原地区を皮切りに、3月1日の百合が丘地区まで14のすべての地域に出向きまして説明を申し上げ、ご理解を賜ったところでございます。現在、各地域におきまして、地域づくり委員会の組織化に向け、さまざまな形態での組織の設置に向けて、区長さんを中心にご検討をいただいてるところでございます。

 地域によりましては、既に地域の皆さんの合意を得られまして、組織化を済まされ、制度の施行を待つばかりの地域もあると聞き及んでいるところでございます。したがいまして、本制度施行後におきましては、すべての地域におきまして、地域づくり委員会が設立され、ゆめづくり地域交付金を財源に自主的、主体的な地域のまちづくりが進められていくものと考えております。

 また、これまで地域におきましては、まちづくり協議会が設立され、地区のまちづくり計画の策定が進められております。ゆめづくり地域交付金の地域づくり計画は、短期的な実施計画に、従来の地区まちづくり計画は、地域の将来構想として位置づけられると考えております。地区まちづくり計画の中でも、地域住民の皆さんで実践いただくものは、地域づくり事業に位置づけていただき、このゆめづくり交付金によって実践いただくことも考えられるところでございます。

 地区まちづくり計画で計画いただいております、行政が本来取り組まなければならないものについては、市の総合計画に反映させ、行政の責任において計画的に取り組むべきものであると考えているところでございます。

 また、交付金の算定についてでございますが、このゆめづくり地域交付金の今年度の総額を5,000万円予定いたしておりますが、この5,000万円を地域性を加味した地域の人口割に応じ70%と、14の地域それぞれに一律に積算した額30%を合わせた基本額をゆめづくり地域交付金として、本年度14の地域に交付させていただくことにいたしてございます。

 算定に当たっては、地域一律に算定する均等割の考え方を入れた算定方法により、地域間の公平性に十分配慮いたしているところでもあるわけでございます。

 この組織につきましては、最低例えば区長会さんで地域づくり委員会ということの読みかえていただいても、これはいいわけでもございます。そして、事業においては、今まで従来で行っていた補助事業を優先して補助事業として行う、そして残金を、これをそれじゃあ今度新たな事業展開をどうしていこうかという相談の中で決めていただいても、これはいいのではないかと、初年度はですね。私は、そのようにも思っているわけでございます。

 その組織というのは、どんな事業をするかによって組織もまた変わってくるわけでございますから、そこへそれじゃあ2年目には青少年の健全育成のための事業を盛り込んでいこうと、こういうことになれば、そこへそれじゃあPTAの方々であったり、あるいはまた子供会の方々に参加をいただくと、そしてその委員会をしていただくと。今度は、また次の年度になりましたら、独居老人の方々との交流事業を計画していこうやないかと、あるいはまた子育て支援事業を公民館で展開していこうと、こういうことであれば、そこの地域の社協の皆様方であったり、あるいはまた民生児童委員の皆様方が入っていただいて展開をいただくと、こういうようなことで、だんだんだん充実をしていっていただけたらどうだろうかなと、こんなふうにも思わしていただいてるところでございます。

 10年がかりでと、こういうことで私は申し上げてますけれども、私は、名張市民はかなり自治意識も高いですから、私は、3年ぐらいすればかなりすばらしい事業展開が各地域でなされていくのではないかなと、こんなふうにも思わしていただいているところでございます。

 それから、道路整備の関係は、担当部長の方からお答えをいたしたいと思いますけれども、私の県会時代のことに触れられましたので、県道赤目滝線の整備につきましては、住民参加の道づくりの第1号に指定をしていただいたところでございます。それで、今後の整備につきましては、ルートの確定がきちっとなされたら、これは県施行ですべてやっていただくと、こういうことでございますので、ご理解をいただきたいと存じます。

 残余のことにつきましては、担当部長の方がお答えをいたします。



○議長(橋本隆雄) 建設部長。



◎建設部長(西出勉) それでは、道路整備につきましてお答えをさせていただきたいと存じます。

 まず初めに、名阪アクセスのご質問がございましたので、お答えをさせていただきます。

 名阪アクセスにつきましては、現在名張市におきましても、2ルートで検討をさせていただいております。まず、ご指摘のいただきました、奈良県室生村、今広域農道が整備されまして、小倉インターにタッチするアクセス道路が整備をされておりますが、ここに接続するに当たりましても、また市道鹿高1号線がございますが、この鹿高1号線を中心といたしまして、深野の方に通じる道路等の計画もございます。

 それと、議員さんの方からご指摘いただきました、結馬から深野に通じる道路の計画が平成11年度に聞かしていただいたがということでございますが、この件につきましても、ルートにつきましても、これにつきましては結馬から深野まで、茶臼山の裏の前の、裏といいますか、急傾斜地のところを通じる道路でございまして、これを机上で基本設計をしてございますが、この地域につきましては、地すべり等の断層が見受けられるというようなことから、このルートにつきましては、計画は一時中断したような形にはなっておるわけでございます。そういったことから、鹿高1号線を中心といたします深野に通じるルートにつきましては考えられますので、奈良県側の整備も含めながら、急峻な地形も技術的な課題があるわけでございますが、今後整備の可能性につきまして検討をしていくこととしております。

 もう一つ、2つ目のルートといたしましては、西田原の国道368号の通称美野原ランプを起点といたしまして、県道上笠間八幡線から主要道路奈良名張線を経まして、山添インターチェンジに通じるルートが考えられるわけでございます。このルートにつきましては、奈良県側の道路改良はおおむね完了しておりまして、現在三重県側において、県道上笠間八幡名張線の拡幅工事に取り組んでいただいてるところでございますので、こういった2ルートの中で、今後検討も進めていきたいと、このように考えております。

 それから、県道赤目滝線の件でございますが、ただいま市長がお答えいたしました中で、先般2月22日と3月1日におきまして、地元の地権者並びにまちづくり等の関係者にお越しいただきまして、説明会を開かさせていただいております。こういった中で、それぞれ地権者の方からも意見が出ておりまして、こういった意見の中で、ただ問題点も出てきておりますので、そういったことが理解をされた後につきましては、都市計画決定を行い、といいますのは、都市計画道路名張駅赤目滝線の都市計画決定でございますが、こういった計画決定もできるだけ早い時期に実施していきたいと、このように考えております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 樫本議員。



◆議員(樫本勝久) 今お答えいただきました、後先しますけども、後から答えられた道路整備についてお聞きしたいと思います。

 今おっしゃられたのは、この問題が出てきたから何とか答えんなんさかいという分の苦肉の策のように聞こえます。なぜそれでしたら、平成11年にマスタープランまでつくって、これには名張市全域、ほんまに細かいところまですべて交通調査を含めた中での20年、これからの20年をというんを見据えてつくっておられます。それをルート変更するにしても、今おっしゃられた、深野からの名張165号線にタッチさせる部分でも、直線ですと200メーターの落差があるところですよ。直線に向いてするんだというのは、どうも考え方はおかしいんじゃないかと、それをするために、200メートルの落差を解消するために、できるだけ長い尾を引いたことにすることによってそれが解消でき、また165号線の通常の交通停滞、それから小学生の通学路にもなっている部分をできるだけ解消するという意味もあって、こうしたマスタープランができてるわけですよ。それをすべて無視して、直線コースにするというような計画がいつできたんですか。

 また、今景気低迷期ある中で、名張の唯一の観光地であります赤目の入り客数も減少しております。これは景気事情、社会事情にもよりますが、やはり道路の整備が行き届いていない部分、それについてマイカーの観光客も少なくなってきているのではなかろうかと、このようにも思っているわけでございます。

 西の玄関口として、名阪国道からのこの唯一の名張の南西部においてのこの計画を、いとも簡単にいつの間にかその計画を、このマスタープランにも書かれていないことにいつ変更なされてるんですか。このマスタープランは、先ほども市長がちょっと県会の時代に触れられたがということで申していましたが、既に平成11年で、その当時も今の市長が県会議員の当時、それもお渡しし、それについてご努力もいただいてきたように聞いております。その中で、今の部長の答弁は何ものであるのかなと疑うわけでございます。そうすると、このマスタープランというのは、時間帯の交通量やいろんなことに調査に手間暇かけて、1つのプランをつくってある、20年後の名張を想像してるんですね、プランをつくってあるのがね。何のためのものなのか、ちょっと疑うことになるわけですけど、再度ご答弁をいただきたいと思います。

 また、もう一つ、県道赤目滝線については、市長からお答えいただきましたけど、当然県施行でやっていただくわけです。しかし、やはり住民の立ち退きや移転や、その問題がかかってくるについては、やはり住民で参加でまちづくりしょうと、ルートまで決定してしてもらうと、するようなモデル事業であれば、やはりその人らの立ち退き移転の場所も、そしてその手法もやはり十分に考えていかなくてはならないだろうと思っております。

 ルートを決定し、よその家の上やら田んぼの上やら勝手に線引いて、これで後は県どうぞやってくださいって、こんな話ではない。一番県が、情けないというんか、難しいというんか、事業をその地元住民にまくってきたというんか、せよというようなのはこのワークショップであると私は思っております。

 今までの手法でいきますと、なかなか思うようにはかどらない。それをもっと早くスムーズに計画した道路が完成さすのにはどうしたらええかと、これに住民を巻き込んだワークショップの道づくりだと私は考えております。

 そうでなかったら、道路、こんな道ができんねんから、後は頼みますわなというような話だけで済むわけですけども、やはり村づくり、それこそ市長の施政方針の中にもあります村づくりを進める上では、やはり住民が一体となって進めるための道づくりでもあるわけでございます。その中での手法として、立ち退きやという部分があり、代替地なり、そんなものも地元の住民が考えていかなくてはならないだろうと。私は住民によく言うんですけども、理解してほしい、協力してほしい、しかし個人個人は犠牲にだけはしたくないと、しません、こういうような話をしてきております。そのとおりだと私は思ってるんです。だからこそ、今まで一生懸命住民が15ルートも計画し、それを1ルートに絞り込みのとこまできたんですよ。その中で、私は、駅前周辺の土地区画整備事業というのを起こさなくては、とてもじゃないけども、完成に導くことはできないだろうと考えております。

 そしてまた、この道路、マスタープランの中に、土地利用マスタープランの中にも駅前整備の問題も既にプランが上げられております。それも同時にやらなくては、単品ではおさまらないだろうと、このようにも考えてます。

 そうなるときに、市はどこら辺までお手伝いなりタッチしていただけるのかなと、その部分についてお聞きしたわけでございますので、よろしくお考えをお聞かせいただきたいと思います。

 それから、まちづくり予算について、その各地域の3割、7割の割合でいきますと、どのようになるかというような試算されている数字も含めてご答弁いただきたいということで申し上げましたが、それが漏れておりますので、よろしくお願いいたします。

 それとまた、今までの一般財源からの、先ほど申しました補助金を支出されていました5,000万円の分でございますが、今回はこの5,000万円にし、そういうふるさと創生資金の取り崩しという形の中で、市長は先ほど言われた、冷え込んだこの世の中で、地域にとって少しでも活力を身につけていただくための事業だというようなことをおっしゃっておられました。確かにそうだと思うんです。しかし、今までの交付金を総額いたしますより、今回の5,000万円は約1,500万円ほど多いのではというような私の考えを申し上げました。それに対して、やはりこの財政非常事態宣言下の中での、何もかも補助金なり、そしてもっと極端に言えば、職員の給料もカットさせていただいて取り組もうとしてる中で、これが本当に目玉商品としては、市民の皆さんにはいいですけども、財政面ではそんなことでいいのだろうかという、この考え方に対してご答弁を求めたものでございますので、よろしくお願いします。

 以上、2回目の質問といたします。



○議長(橋本隆雄) 市長。



◎市長(亀井利克) 住民参加の道づくりでの赤目滝線については、交通の混雑の解消とかあったわけですけれども、それにも増して、まちづくりとしての道がいかにあるべきかということを住民の皆さんとともに議論をして、そしてつくり上げていこうという、そういうねらいもあったわけでございます。

 それともう一つは、ルートが決定した後は、これは整備が早く進むであろうと、こういうふうなこともあって、こういう手法をやってみてはどうかということで、第1号として指定していただいてやっていただいた。ですので、これからそのルートが決定された後は、これは県に事業をやっていただくと、これしかないわけでございまして、ルート決定の中へは一緒にワークショップへ入らしていただくということもやぶさかではないと、こんなふうに思わしていただいてるところでございます。

 それから、ゆめづくり地域交付金の件ですけれども、補助金カットされる中で、これだけ20%ばかりふえているんではないかと、補助金の積算でいったらですね、こういうことですが、これは何とか、今までの補助金制度から交付金制度に変える、そういう仕組みを変えていくという中で、やっぱり前年を下回れば、私が先ほど申し上げたような、各地区で補助事業を展開していくという地区は、それだけで終わってしまうという可能性もありますので、それにプラスしていろんな話し合いが持たれて、そして新たな事業が生まれてきて、そしてまた2年目にはめり張りある、そういう事業展開がなされてきたらすばらしいのにと、こういう思いの中での予算であるわけでございますので、何とかご理解をいただきたいなというふうに思わしていただいているところでございます。新たな制度をつくっていくということの中でのご理解をいただきたいわけでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(橋本隆雄) 建設部長。



◎建設部長(西出勉) ご質問いただきました結馬から深野に通じる道路のプランはどうなっておるのかということでございますが、このルートにつきましては、先ほどお話しさしていただきましたように、非常に傾斜しておる地形を走ってまいりますので、非常に技術的といいますか、地すべり的な要素も含んでる地形でございますので、こういった中で、そのままプランとして生かしていくのか、新たなルートでやっていくのかということにつきまして、今ちょっと言葉不足で失礼いたしましたが、現在のところにつきましては、そのプランにつきましても別にそれを破棄したわけではございませんし、新たなそういった要件の中で、新たなところも一つ検討に入れていったらどうかというところで、鹿高1号線付近から上がるルートも考えておる状態でございます。

 ただし、名阪アクセス道路につきましては、現在、先ほど申し上げましたように、西田原の美野原ランプから山添インターに通じる道路につきましては、ほとんど整備が奈良県側はできておりますし、今三重県側におきましても、上笠間八幡名張線の改良工事が今後進めてまいる中で、そういったルートを重点的に名阪アクセスとして利用していった方がベターじゃないかというようなことの中で、県の方もそういった方法で進めていただいているのが現状でございます。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 市民部長。



◎市民部長(見邨光生) 地域交付金の予算を5,000万円とした理由について申し上げます。

 現行の補助金を一たん廃止して、地域予算に移行しております。その補助金の額につきましては、平成13年度実績で約3,500万円で、まだ確定しておりませんが、平成14年度の見込みは約4,000万円となる予定でございます。これを参考にしながら、地域の活力を現下の厳しい財政状況ではございますが、冷えさせることなく、諸事業を展開していただくものでございます。

 なお、これにはふるさと振興基金を充てさせていただくのが、この基金の性格に合ったものと考えております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 樫本議員。



◆議員(樫本勝久) 私の問い方がまずいのか、それともよく理解していただいていないのか、2遍目の質問も同じような答えが道路についても返ってまいりました。これはこの地域交付金にも関連するわけでございますけども、例えば赤目地区であるとか、それから西桔梗地区だとかいって、まちづくりの策定をしていただいてるんですよ。その中で、既に織り込まれている部分なんですよ。その現状を踏まえて、これはその地域の方がなぜそんなとこまで踏み込んだかという、こういうような20年単位の先を見たマスタープランができてる、それやったらそれにも乗っていかなあかんやないかというような形も含めてつくっていただいてる部分なんですよ。全然考え方がおかしいんじゃないか、行政の考え方としてはおかしんじゃなかろうかなと。それは確かに1つ言われた、急斜地であり、地すべりが激しいという部分がございます。それは確かにあの地域について、地盤が安定してないということも聞いております。しかし、今どきの工法であれば、どんな形もとれるであろうと思いますし、その検討が、マスタープランにも載せたやつを無視したような考え方はどうもいただけないなと思います。

 私は、この中にも、坂ノ下から峠に、笠間に至ります県道がございます、笠間線ですね

。本当に軽四も通られへんのが県道笠間線になっているわけでございますけども、毎年たいまつ寄進行事にはそこを通らなくてはならないというような形のものでございますけども、これと今このマスタープランに計画されている部分と、県といろんな折衝があろうとしても、なお市道と県道と交換してもらうような手法もとれないだろうかというような考えもしておるわけでございます。そこらにして、今最近になって、各地域がまちづくり計画策定してる、その策定の材料となってきたものを無視して、そんなような形に考えていいのだろうかなという部分を再度お聞きしておきたいと思います。

 また、赤目の観光客誘致や、それからこの1月に企業立地促進条例までつくって、滝之原に企業を、この景気の悪いときに企業を誘致して、何とか雇用の確保をしようとするこの姿勢にもございます。そうしたことも含めて、やはり道路の整備は、生活道路も、それからまた企業誘致、また観光客誘致、それら含めて急務だと考えますが、この都市計画道路たるものは、今何もない道でも道路の計画が引かれたため、やはり建物を建てるにしても何しても規制がかかってくるわけですよ。そのぐらい重要度のある計画であると私は考えてるのに、また規制までしているのに、いとも簡単にそのような形で変えられるのかなという部分を再度お伺いしておきたいと思います。

 この道路につきましては、名張一円いろいろ言われるわけですけども、昔は極端に言えば牛や馬が通る道でよかった、それがリヤカーや荷車が通る道になり、そうしてまた自動車が通る道になりという形で、その沿道にある方にしてみりゃ、何遍となくこの道路拡幅をしてきょうに至ってる道路が非常に多いと感じております。その中で、名張市は、市道として認定するのは4メーター以上でなくてはいけないとか、それからまたそれ以下であったら無償提供してもらわな困んねんとか、こういうなもん今の時代にどうかなという部分もありまして、お聞きしておきたいと思います。

 それから、ゆめづくり予算でございますけども、一応5,000万円を30%、それから人口割を70%で割るとなれば、郡部というんか、人口の少ない地域と、それから団地の人口が多い地域との格差が生じる。この格差は妥当な格差であるのかというのを聞いておりましたが、それについてお答えをいただいておりませんが、私は先ほどから、名張の市民がすべてが平等に繁栄していくことを望む、そして豊かな理想郷をつくっていくんだというような観点から見たら、人口割という部分で格差が出てくるわけですけども、そりゃ確かに人間の多いとこはという部分ですけども、この一般質問の前に説明会の中で、先輩議員が質問されましたけども、やはり本当に頭割りの格差が妥当なものかという部分もお聞かせ願いたいと思います。

 以上、3遍目の質問になるわけですけども、議長にお願いしときます。答弁次第によっては、本当は4遍目の質問というのはないわけでございますが、答弁によってはこれをお許し願いたい部分がございます部分も、できましたらひとつよろしく取り計らいのほどをお願いしておきたいと思います。



○議長(橋本隆雄) 答弁は、答弁漏れのないように最後よろしくお願いします。

 市長。



◎市長(亀井利克) ゆめづくり地域交付金の人口密集地と過疎地の格差は妥当かどうかというふうなご質問であったわけでございますけれども、人口割が70%、地域割が30%とすることによって、過疎地が少し手厚くなるわけでございますけれども、これはご理解をいただきたいなあというところでもあるわけでございます。

 額としては少ないわけでございますけれども、1人頭の割る額としては、ちょっと手厚うになると、こういうことでございますが、これはご理解をいただきたいなというふうに思います。



○議長(橋本隆雄) 建設部長。



◎建設部長(西出勉) 再度のお問い合わせでございますが、県道都祁名張線の改良も踏まえてご質問いただきました。

 先ほどからお答えさしていただいてる内容につきましては、あくまでも今の基本的な計画については、それは存続してるわけでございまして、同じような回答になるかもわかりませんが、あくまでもそれを中断したというようなことでもございませんし、そういった手法の方が、鹿高1号線の方面の方が時期的、また経費的においても、また技術的においても可能ではないかなということで検討として進めさしていただいてる内容でございますので、ご理解賜りたいと思います。

 それから、市道等の負担金等につきましては、あくまでも工事に関しては負担金はいただいておりません。いただいておりませんが、用地等につきましては、その道路に対する重要性なりを勘案いたしまして、幅員等を勘案いたしまして、判断をさせていただいております。

 以上でございます。



○議長(橋本隆雄) 以上をもって一般質問を終結いたします。

 本会議は、本日はこれにて散会いたしますが、合併問題調査特別委員会を午後1時0分から全員協議会室で行いますので、ご連絡申し上げておきます。

 ご苦労さまでした。

                 午前11時36分散会

           〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

議長は、この会議録をつくり、署名者とともに署名する。



  議 長



  議 員



  議 員