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三重県 鈴鹿市

平成19年 6月定例会(第5日 6月13日)




平成19年 6月定例会(第5日 6月13日)





           鈴鹿市議会定例会会議録(第5日)


 平成19年6月13日鈴鹿市議会議場において鈴鹿市議会定例会を開く。


 
1出席議員


     1 番   杉 本 信 之      2 番   板 倉   操


     3 番   石 田 秀 三      4 番   森 川 ヤスエ


     5 番   森   しず子      6 番   伊 藤 寿 一


     7 番   池 上 茂 樹      8 番   薮 田 啓 介


     9 番   彦 坂 公 之     10 番   小 島 巧 也


    11 番   佐久間 浩 治     12 番   大 杉 吉 包


    13 番   今 井 俊 郎     14 番   市 川 哲 夫


    15 番   水 谷   進     16 番   鈴 木 義 夫


    17 番   伊 藤 健 司     18 番   森   喜代造


    19 番   矢 野 仁 志     20 番   青 木 啓 文


    21 番   森   義 明     22 番   市 川 義 ?


    23 番   大 西 克 美     24 番   中 村   浩


    25 番   大 谷   徹     26 番   原 田 勝 二


    27 番   後 藤 光 雄     28 番   南 条 雄 士


    29 番   中 西 大 輔     30 番   森 田 治 已


    31 番   野 間 芳 実     32 番   竹 口 眞 睦


1欠席議員


    な  し


1説明のため出席した者


    市長              川 岸 光 男


    副市長             一 見 奉 雄


    収入役             松 原 俊 夫


    水道事業管理者         倉 田 勝 良


    教育長             水 井 健 次


    消防長             児 玉   忠


    企画財務部長          長谷川 正 人


    総務部長            舘   哲 次


    生活安全部長          采びき 隆 道


    文化振興部長          佐 藤 邦 孝


    環境部長            中 村   功


    保健福祉部長          渥 美 眞 人


    産業振興部長          熊 沢 逸 雄


    土木部長            大 井 明 人


    都市整備部長          古 川   登


    保健福祉部次長         村 山 邦 彦


    産業振興部次長         今 井 正 昭


    教育次長            矢 田 憲 二


    消防本部次長          須 藤 善 信


    企画財務部参事         林   治 門


    保健福祉部参事         服 部   正


    教育委員会参事         樋 口 照 明


    消防本部参事          伊 藤   拡


    選挙管理委員会事務局長     有 安 政 章


    総務部参事           鈴 木 良 一


1職務のため出席した事務局職員


    事務局長  宮 ?   守       議事課長  今 田 行 隆


    書  記  玉 田 直 哉       書  記  赤 塚 久美子


    書  記  板 橋 隆 行       書  記  腰 山 新 介


          ――――――――――――――――――――――――


1会議の事件


 日程第 1          一般質問


         ――――――――――――――――――――――――


            午 前 10 時 00 分 開 議


○議長(大西克美君)  皆さん,おはようございます。


 きょうは,本会議5目でございます。


 よろしくお願いをいたします。


 ただいまの出席議員は32名で定足数に達しておりますので,議会は成立いたしました。


 これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程及び出席説明員の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりでございますので,御了承願います。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(大西克美君)  これより,日程に従い議事に入ります。


 12日に引き続き一般質問を行います。


 通告順序に従い,順次,質問を許します。


 池上茂樹議員。


               〔7番 池上茂樹君登壇〕


○7番(池上茂樹君)  おはようございます。


 議席番号7番,公明党の池上茂樹でございます。


 このたび初めての質問となりますが,市民の皆様の切実な願いを,現場の声を代弁させていただきますので,本日を含めて,今後4年間,どうぞよろしくお願いいたします。


 鈴鹿市も昨年4月に人口が20万人を超え,人口増加という点では喜ばしいことであります。川岸市長の施政方針の中でも,「市民一人ひとりが夢や生きがいを持って安心して暮らせるまちづくりに励んでいくことを誓います。そして,市民には,鈴鹿に住んでよかったと心から感じていただき,また,市外の方々からは,鈴鹿に住んでみたいとうらやんでいただける魅力あるまちづくりを推進します」とお伺いいたしました。私も同じ思いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。


 それでは,通告に従いまして,質問させていただきます。


 大きく,障害者支援についてでは,1,特別支援学校の設立について,2,専門教師の充実と学校のあり方について,3,公共施設の障害者への配慮について,この3点についてお伺いいたします。


 大きく,障害者支援について,1点目の特別支援学校の設立についてお伺いいたします。


 特別支援教育は,昨年6月に学校教育法が改正され,小・中学校等に在籍する教育上特別の支援を必要とする障害のある児童・生徒に対して,障害による困難を克服するための教育――特別支援教育を行うことと法律上,明確に位置づけられました。


 法改正により,従来の特殊教育で対象としていた盲・聾・知的障害などに加え,発達障害も特別支援教育の対象として位置づけられたことは,教育関係者からも高く評価されております。


 ことし3月まで,障害者教育は制度上,障害の種別により,盲学校,聾学校,養護学校に分かれていましたが,昨年の学校教育法改正で,この4月から特別支援学校に一本化され,小・中学校の特殊学級も,特別支援学級に改称されました。


 そこで,鈴鹿市においても,特別支援学校は,杉の子特別支援学校になりますが,現在,病弱・虚弱の児童・生徒がみえます。特別支援学校は,可能な限り複数の障害に対応できるようにすべきであると思います。


 現在,肢体不自由児,知的障害の児童・生徒は,他市への通学になります。他市に通学となりますと,御家族は大変な苦労をされております。例えば,スクールバスに乗せるために朝早く家を出て,スクールバスの停留所にお子さんを送ります。また,障害者に兄弟がいる家庭では特に大変で,朝時間のない中,お兄ちゃん,お姉ちゃんの身支度をしなければならない,それが毎日のことです。鈴鹿市に特別支援学校があればなと,障害者のみえる親御さんにとって切実な願いであります。


 そこで,鈴鹿市に設置されている,杉の子特別支援学校に通学できないものかと思います。


 そこで,平成19年度鈴鹿市から他市へ特別支援学校に通学されている方が何名在籍してみえるのか。利便性を考えた効率のよいスクールバスの運行はできないのでしょうか。さらに,鈴鹿において,杉の子特別支援学校の受け入れ拡大や,高等部の設置を県へ要望されているとお聞きしましたが,その後の経過はどうなっているのか,お伺いいたします。


 続いて,2点目でございますが,専門教師の充実と学校のあり方についてお伺いいたします。


 学習障害,注意欠陥多動性障害,高機能自閉症等の状態を示す児童・生徒が,いじめの対象になったり,不適応を起こしたりする場合があるなどの指摘もあり,学校全体で特別支援教育を推進することにより,いじめや不登校を未然に防止する効果も期待されます。


 そこで,特別支援教育の根本的なスタートに当たり,公明党が強く主張しております,子供一人一人のニーズに応じた教育をすべきとの観点から,鈴鹿市として,障害を持つ児童・生徒への支援はどのように行われているのか,人的配置を含めて,学校支援体制はどうなっているのか,お伺いいたします。


 話は変わりますが,一昨日,タレントの岩城滉一氏が8時間耐久レースのPRに本庁舎を訪れ,1階ロビーは大勢の方でにぎわっておりました。8耐と言えば,夏の鈴鹿の風物詩で,暑い夏が頭に浮かびます。


 そこで,3点目の質問でございますが,公共施設の障害者への配慮についてお伺いします。


 夏季になりますと,市民の皆様も海やプールに出かけますが,その折,障害者の方が公共の施設,市民プールを利用しようと思いますと,問題になるのが階段等による段差の障害です。市民プールは車いすでの利用ができるのか,障害者用トイレが設置されているのか,更衣室の整備はどうなのか,例えば,介護を必要とする思春期の息子さんと母親が施設を利用する場合,女性の更衣室には入れません。そういった場合,お子さんと親御さんとで利用できる更衣室はあるのか,以上,障害者のプール利用についてお伺いいたします。


 以上の3点の答弁をよろしくお願いいたします。


○議長(大西克美君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  おはようございます。


 それでは,私から,池上議員の御質問のうち,公共施設の障害者への配慮についての御質問に,御答弁を申し上げます。


 石垣池公園市民プールにおけます障害者への方の配慮についてでございますが,石垣池公園市民プールを初めといたします,本市のスポーツ施設の整備につきましては,平成6年に,国において,高齢者,身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律――いわゆるハートビル法が制定がされました。だれもが住みやすい環境整備の進展が図られ,新築や増改築の際に,2,000平方メートル以上の建築物は,障害者の方が円滑に建築物を利用できる措置を講ずることや,2,000平方メートル未満には,努力義務を課したものとなっております。


 本市におきましても,平成11年度までは,鈴鹿市福祉まちづくり推進要綱によりまして,平成12年度からは,三重県バリアフリーのまちづくり推進条例,現在は三重県ユニバーサルデザインのまちづくり推進条例に基づき,市内の公共的施設が障害のある人や,高齢者を含むすべての人にとって利用しやすいものとなるよう,指導・助言を行っているところでございます。


 本市のスポーツ施設のバリアフリーの状況につきましては,平成3年に,市立体育館において障害者用トイレの設置を行ったのを初めといたしまして,車いすでアリーナに入れるようスロープの設置もいたしました。そのほかにも,鈴鹿市立西部体育館,鼓ケ浦サン・スポーツランド,石垣池公園内にも障害者トイレを設置し,環境整備を随時実施してまいりました。


 しかし,議員御指摘の石垣池公園市民プールにおきましては,建築物の面積も少なかったこと,また,必要な場合には,職員の介助や更衣室以外の別の部屋等を利用することで対応してきましたのは事実でございます。


 今後は,障害者の方の利用状況も踏まえ,第5次鈴鹿市総合計画において,だれもが参加できるスポーツや,快適に利用できる運動施設の整備・充実を施策として掲げてございますように,障害者の方も利用しやすい施設となるように検討してまいりたいと存じますので,よろしく御理解賜りますようにお願いを申し上げます。


 なお,他の内容,詳細につきましては,教育長及び文化振興部長より答弁をいたさせます。


○議長(大西克美君)  教育長。


              〔教育長 水井健次君登壇〕


○教育長(水井健次君)  それでは,池上議員の1番目の障害者支援体制について,御答弁申し上げます。


 まず,1点目の特別支援学校の設立についてでございますが,現在,本市におきましては,各小・中学校に設置されている特別支援学級に209名の児童・生徒が在籍しており,さらに,比較的障害の重い児童・生徒91名は,県内の特別支援学校に就学しておりますが,そのほとんどは地元の杉の子特別支援学校で対応できないため,91名中83名が市外の津市や四日市市にある特別支援学校に通学せざるを得ない,そういった状況になっております。


 なお,この問題につきましては,昨年度の市議会定例会でも御質問・御要望をいただいておりまして,昨年11月30日に,市長とともに知事及び県教育長に杉の子特別支援学校における障害児童・生徒の受け入れ拡大,高等部の設置,スクールバスの運行等について強く要望してまいったところでございます。


 その結果,こういった経緯を踏まえて,三重県教育委員会の方から,新たに特別支援教育を円滑に進めていくための方針が出されましたが,現在の杉の子特別支援学校の環境では,学校の敷地や施設が手狭なことから――そういったことから,依然として本市の児童・生徒の受け入れが十分でない,難しい状況にあります。


 それで,今後,市教育委員会といたしましては,市内に設置されております,県立高等学校の施設を活用することも念頭に入れまして,杉の子特別支援学校が種別にかかわらず受け入れ拡大をし,その機能を充実していくこと,あわせて高等部の設置やスクールバスの運行等について実施するよう,強く重ねて要望してまいりたいと考えております。


 続きまして,2点目の専門教師の充実と学校のあり方について,御答弁申し上げます。


 本年度からの特別支援教育の実施に伴いまして,これまでの障害児学級につきましては,名称が特別支援学級と変更されましたが,基本的には,これまでどおり,特別支援学級の担任が,その指導に当たることとなっております。


 また,普通学級に在籍する学習障害,注意欠陥多動性障害,高機能自閉症等,発達障害のある児童・生徒につきましては,それぞれの学級の担任が主となって指導に当たりますが,それだけではなく,校内体制を整え,学校全体で対応していくこととなっております。さらに,場合によっては個別の指導計画を立て,一人一人に応じたきめ細かな指導や支援を行うことにもなっております。


 したがいまして,議員から御質問いただきました,障害のある児童・生徒の指導にかかわる専門教師の充実を図るためには,特別支援学級の担任だけではなく,全教員――すべての教員を対象として特別支援教育に対する,その専門性を高めることが必要となっております。


 そこで,市教育委員会といたしましては,平成17年度から特別支援教育がより円滑に進むよう,県教育委員会と連携を図りながら,教員の研修,あるいは学校の体制づくりなど,その環境整備に努めてまいったところでございます。


 具体的には,昨日の薮田議員への御答弁と重なるところもございますが,特別支援学級の担任につきましても,新たに学習障害,注意欠陥多動性障害,高機能自閉症等,発達障害がある児童・生徒に対応することとなる教員に対しましても,県・市の研修講座に参加させ,その専門的知識,技能の習得を図ってまいったところでございます。


 さらに,普通学級に在籍する発達障害の児童・生徒の対応につきましては,学校全体で組織的に取り組む必要がありますことから,教育研究所が新たに作成いたしました特別支援教育推進の手引を配布するとともに,すべての小・中学校の管理職と担当者を対象として,その活用に関する研修会を実施してきたところであります。


 次に,特別支援教育を推進するための学校のあり方についてでございますが,平成17年度から,新たに普通学級における学習障害や注意欠陥多動性障害等の児童・生徒に対応すべく,特別支援教育コーディネーターを中心とした校内委員会をすべての学校に設置し,一人一人に応じたきめ細やかな指導・支援を行う体制整備に努めてまいりました。


 さらに,各学校における,こういった取り組みを充実させるため,三重県教育委員会から,市内の小学校4校に,特別支援教育コーディネーターを支援するための非常勤講師が配置されました。しかし,これだけではすべての学校において必要な支援が行えないということで,本市は,市独自に市費による非常勤講師を配置して,特別支援教育コーディネーターによるきめ細やかな個別指導等ができるよう努めております。


 加えて,市内全体の発達障害の児童・生徒への対応ということで,三重県教育委員会より,通級指導教室の教員1名が配置されましたことから,牧田小学校の中に,特別支援通級指導教室すくすくルームを開級し,一人一人に応じた専門的な個別指導を実施するとともに,特別支援教育のセンター的な教室として,教職員への助言や研修にも対応してまいります。


 いずれにいたしましても,今後とも各小・中学校において,特別支援教育が円滑に進められますよう,より充実した,その環境整備に努めてまいりますので,御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げまして,御答弁といたします。


○議長(大西克美君)  文化振興部長。


             〔文化振興部長 佐藤邦孝君登壇〕


○文化振興部長(佐藤邦孝君)  それでは,私から,公共施設の障害者への配慮について,御答弁させていただきます。


 石垣池公園市民プールは,昭和57年7月に完成をいたしまして,50メータープールと幼児用プールを有しております。管理棟は309.1平米となっております。


 利用者数ですが,平成18年度は,2カ月間で1万8,397人の御利用をいただきました。


 50メータープールにつきましては,財団法人日本水泳協会が公認競技会ができる競技場として公認されております。その水深は,120センチから140センチありまして,利用につきましては,安全面を考慮して,原則として中学生以上とし,浮輪や水中めがねの使用を禁止いたしております。


 ただし,小学生でも50メーター以上泳げる児童につきましては,市内の小学校で泳力証明書を発行していただき,確認後,利用を認めることとしております。


 また,幼児用プールにつきましては,水深は50センチから60センチでございます。


 議員御指摘の障害者の方の市民プールの利用状況につきましては,障害の程度にもよりますが,施設を管理する指定管理者の鈴鹿市事業管理公社に確認をいたしましたところ,統計資料はとっておりませんが,スタッフの介助が必要である方の利用は,平成18年度は,ないとのことでございました。ただし,障害者の方の御利用要望がございました場合には,現状の施設を利用して対応をさせていただきます。


 まず,玄関の段差やプール内の段差につきましては,スタッフが介助をすることができます。また,更衣室につきましては,医務室を利用して,個室として使用いただくようにと考えております。トイレにつきましては,簡易洋式のトイレ等を置くなど,工夫や対応をいたす考えでございます。


 市長からも申し上げましたが,今後につきましては,第5次鈴鹿市総合計画におきまして,だれもが参加できるスポーツや,快適に利用できる運動施設の整備・充実を施策として掲げてございますように,また,平成14年に行いました,鈴鹿いきいきスポーツ都市宣言のもと,市民1人一つのスポーツを目指すという趣旨を生かしまして,市民の皆さんが主体的にスポーツに楽しみ,生涯にわたってスポーツ活動を楽しんでいただけますよう整備を進めたいと考えております。


 本年度と来年度の2カ年をかけまして策定をいたしますスポーツ振興計画の中で,運動施設の状況調査や運動施設に対する市民のニーズを把握し,地域スポーツの振興や施設整備につきましても検討してまいりたいと考えております。


 今後の既存の施設の改良につきましては,財政状況を見ながら,計画的に進めてまいりたいと存じます。その際には,だれにでも利用しやすい施設を基本に,利用者の声を生かした施設整備を行いたいと考えておりますことから,御理解を賜りますよう,よろしくお願いを申し上げます。


 以上でございます。


○議長(大西克美君)  池上茂樹議員。


               〔7番 池上茂樹君登壇〕


○7番(池上茂樹君)  御答弁ありがとうございました。


 第1点目の質問に対して,市外への通学が83名もみえる,そうなりますと,その御家族合わせますと,2倍,3倍――約240名の方が毎日大変な御苦労をされていることになります。特別支援学校の設立を一刻も早く実現できるように,公明党としても県へ強く要望してまいります。


 2点目の御答弁に,特別支援教育コーディネーターを中心とした校内委員会をすべての学校に設置されたことと,牧田小学校内に通級学級が開級されたことは,大変喜ばしいことであります。通級学級にしばらく通うことで伸びると思われる子供が,まだまだいるのではないかと思います。通級学級を保護者の皆さんにも,ぜひ紹介していただきたいと思います。また,通級学級を今後も,鈴鹿市で2校,3校と拡大していただくようお願いいたします。


 3点目の御答弁で,平成18年は,障害者の方による施設の利用は,ないとのことでしたが,障害者の方が利用できない施設では不公平であります。障害者の方が当たり前のように利用できるのが,公共施設であると考えます。だれもが利用できる施設をつくることが,鈴鹿市のものづくりの原点だと思いますので,よろしくお願いいたします。鈴鹿市には,これからも弱者の姿勢に立ったものづくりの要望をいたします。


 次に,大きく子育て支援策について,1点目は,はしか対策で市の取り組みと予防接種について,質問させていただきます。


 川岸市長の施政方針の中にも,「妊娠・出産・育児・成長といった一貫性のある子育てを目指す」とお聞きいたしました。


 そこで,1カ月ほど前,東京都と隣接県,大阪府など,大都市を中心に麻疹――はしかが流行いたしました。軽く見ていると,肺炎や脳炎を起こしたり,最悪の場合,死に至ることもあり,油断は禁物です。


 先日,新聞にこのような記事がありました。


 東京都健康安全センターでは,過去に予防接種を1回受けた人も,10年ほど経過すると免疫効果が低下する可能性もあるため,麻疹,風疹,混合ワクチンの接種を呼びかけています。はしかの予防接種は,1978年に定期接種が始まり,1歳から7歳までに1回でした。今回,患者の中で,10代,20代が占める割合が多いことから,1回接種のため免疫が十分つかなかったか,時間が経過して免疫の低下が進んだのではないか,2006年6月からは,1歳児と小学校就学前までの2回接種になったので,現在の小学1年生以下は,2回目を受けていれば免疫効果は高い。しかし,2年生以上は1回接種がほとんどで,今後も数年ごとに大流行を繰り返す可能性があると警告しています。このため,同センターでは,早急にワクチン接種を行ってほしいと呼びかけています。はしかの治療は症状を和らげる対症療法しかない。たがって,ワクチン接種によって予防することが最善となります。ワクチンが1回接種のお子さんをお持ちの親御さんにとっては心配でなりません。


 そこで,平成19年度鈴鹿市の児童・生徒でワクチンが1回の接種,未接種の児童・生徒が何人みえるのか,鈴鹿市としては,1回接種の児童・生徒に今後どのような支援策をお考えでしょうか,また,ワクチンの金額は幾らになるのか,お伺いいたします。


○議長(大西克美君)  保健福祉部長。


             〔保健福祉部長 渥美眞人君登壇〕


○保健福祉部長(渥美眞人君)  それでは,はしか対策で市の取り組みについての御質問に,御答弁を申し上げます。


 本年の3月ごろから,東京都を初めとして,関東地域で麻疹――いわゆるはしかの患者数が増加し,一時閉鎖を余儀なくされる学校も出てきております。


 三重県では,本年に入り,7件の報告がございました。


 罹患者の多くは,麻疹ワクチンの予防接種歴のない方,または予防接種が1度だけの方で,接種後10年経過し,免疫力の低下したことが原因と思われます。


 本市義務教育期間における,さきに述べました該当者は,小学校2年生から中学校3年生までで,さらにその中で麻疹ワクチンの未接種の人数は約800人程度と推定されます。


 平成19年度における麻疹ワクチンの予防接種の委託料は,鈴鹿市の場合7,400円でございます。


 後で詳しく述べさせていただきますが,対象年齢の期間でありますと,予防接種費用は公費により賄いますが,御指摘をいただきました,免疫力が低下していると言われる世代の方や,未接種者に対する公費援助という問題につきましては,平等に接種の機会があったこと,また,個々によっても状況の異なることから,任意接種として自己負担とさせていただいております。


 平成18年4月から制度が変わりまして,麻疹・風疹混合ワクチン――いわゆるMRと呼んでおりますけれども,それの予防接種が開始になっています。生後12カ月から24カ月未満の第1期と,小学校就学前の1年間の第2期に接種していただければ,費用は公費負担となります。


 このたびの制度改正によりまして,第2期の予防接種を行うことにより,第1期の予防接種によって免疫の獲得が不十分な方,または接種後,期間の経過に伴い,免疫の低下した方に対する免疫の付与,または強化を行うことを目的としています。よりまして,集団生活を開始する小学校就学前に接種勧奨を行うことで,今回のようなはしかの集団発生は,ほぼ防げるものとされております。


 今後の対応といたしまして,6月20日付の広報すずかにおきまして,麻疹の予防接種を呼びかける記事を登載いたします。


 また,6月21日から6月30日まで,ケーブルテレビにて,同じ内容の啓発放送を行う予定でございますので,よろしくお願いを申し上げます。


○議長(大西克美君)  池上茂樹議員。


               〔7番 池上茂樹君登壇〕


○7番(池上茂樹君)  御答弁ありがとうございました。


 今後,6月20日付の広報すずかと,6月21日から6月30日までケーブルテレビにて麻疹――はしか予防接種の啓発をしていただけるという御答弁でありましたので,よろしくお願いいたします。


 今回の大流行は,春先の人の異動が重なったことも考えられるそうです。10代,20代の発生率が高いことから,鈴鹿市独自の支援策を早急に立てていただくよう要望いたします。


 本日最後の質問になりますが,公明党が40年前に実現し,現在も推し進めている児童手当が,この4月より拡充されました。ゼロ歳児から3歳未満児の第1子,第2子の乳幼児につきまして,月々5,000円がことし4月からは月々1万円拡充され,支給が開始されました。子育て世代のお母さんからは,大変助かりますとの声が数多く寄せられています。事実,主婦が選ぶ助かりました大賞,子育て部門の金賞に,「児童手当制度が拡充」が選ばれました。こちらは国の制度として確立されました。


 そこで私自身,現場を歩きますと,双子さんや三つ子さんを背負いながら,抱きかかえながら家事に奮闘されているお母さんの姿を見かけます。本当にけなげで,私も応援をしたくなるほどです。双子さんや三つ子さんのおみえになる家庭では,小学校に入学となりますと,机,ランドセル,文房具を買うこととなりますと,一度に2倍,3倍の費用がかかります。


 そこで,双子さんや三つ子さん,さらに四つ子さんをお持ちの御家族に対して,小学校に入る時点で,入学祝い金として,鈴鹿市独自の子育て支援制度を提案申し上げますが,この点につきまして,お伺いいたします。


○議長(大西克美君)  保健福祉部長。


○保健福祉部長(渥美眞人君)  それでは,池上議員の御質問の小学校入学時の支援について,御答弁を申し上げます。


 多胎児の出生は,保護者の方が検診時に双子,三つ子と知らされましたとき大変驚かれ,喜びと同時に,さまざまな不安も抱かれることと存じます。また,現実に出産されます,と育児に要する経費も多額になると推察をされます。


 日本の場合は,双子の生まれてくる頻度は100から120例に一組,三つ子の場合は1万から1万4,400例に一組ぐらいと言われております。


 御質問の子育て支援についてでございますけれども,先ほど議員もおっしゃられましたように,子育て支援を行う対象とした経済的支援には,12歳到達後,最初の3月31日までの間にある,児童を養育してみえる方に支給される児童手当がございます。これは,子育てを行う方に手当を支給することによりまして,家庭の経済的負担の軽減等を図り,次代の社会を担う児童の健全な育成を目的としたものでございます。


 また,乳幼児医療費の助成も子育て支援の施策の一つでございまして,予算案等を本定例会に上程をさせていただいているところでもございます。


 少子化社会においての子育て支援は,非常に重要な施策であるわけでございますが,幅広い事業が望まれておりまして,何を選択していくかが自治体に問われているところでもございます。


 小学校入学時の多胎児の方の支援につきましては,現時点におきましては,多胎児への特別な施策につきまして,実施していないのが現状でございます。


 小学校入学時の多胎児の方の支援につきましては,今後,子育て支援施策の推進の――他の子育て支援施策の推進との兼ね合いもございますことから,調査・検討してまいりたいというふうに考えておりますので,御理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


○議長(大西克美君)  池上茂樹議員。


               〔7番 池上茂樹君登壇〕


○7番(池上茂樹君)  ありがとうございました。


 入学祝い金としては難しいようでありますが,双子,三つ子,四つ子等,兄弟の多い家庭に対して補助金的なものを支給するのではなく,教育支援という形で,節目節目の出費が重なる折に,無金利,または低金利の貸付制度は考えられないものかと思います。この点についてお伺いいたしまして,私の質問を終わらせていただきます。


 よろしくお願いします。


○議長(大西克美君)  保健福祉部次長。


○保健福祉部次長(村山邦彦君)  貸付制度はいかがかということでございますが,この点につきましては,多角的な状況も含め,検討させていただきたいと考えておりますので,御理解を賜りたいと存じます。


○議長(大西克美君)  これにて,池上茂樹議員の質問を終了いたします。


 この際,暫時休憩をいたします。


 再開は10時55分といたします。


            午 前 10 時 45 分 休 憩


         ――――――――――――――――――――――――


            午 前 10 時 55 分 再 開


○議長(大西克美君)  休憩前に引き続き,会議を開きます。


 日程により議事を継続いたします。


 今井俊郎議員。


              〔13番 今井俊郎君登壇〕


○13番(今井俊郎君)  改めまして,皆さん,こんちには。


 議席番号13番,政友会の今井俊郎です。


 さて,川岸市長を初め,議員の皆様,市民の負託を受け,選挙により再び選ばれました改選前の顔ぶれ,そして新しく議員になられました方々とともに,20万人鈴鹿市民のため,これからも頑張りたいと思いますので,よろしくお願いいたします。


 それでは,通告に従いまして,順次,質問をさせていただきます。


 まず初めに,公民館の安全対策についてお尋ねいたします。


 鈴鹿市には,30の公民館並びにふれあいセンターがあり,毎日多くの生涯学習や市民活動,地域活動の会議などに利用されています。


 資料を映していただけますか。


              〔資料をスクリーンに示す〕


 これは,昨年――18年度4月から3月までの各公民館等の利用状況ですが,それによりますと――下の方を拡大してください。ありがとうございます。できるだけ大きく,はい,ありがとうございます。


 この資料のところ,縦と横と出ておりますけれども,全館での1年間の利用回数は――ここのところです。ちょうど3万717と書いてますけども,これが――これは1年間での全公民館の利用者数なんですけど,3万件を超えております。


 また,1館当たりの平均――それはその下991と書いてございます。これが1館当たりの平均の利用回数1年間に991回,そして,延べの利用者数ですけども,それが,その3万717の右,42万6,035人,これが延べの全館の利用者。そして,その下ございます,1万3,743人の利用と,いかに市民生活にとって公民館の果たす役割が大きいかわかります。


 資料,ありがとうございました。


 そこで,この多くの市民が利用する公民館の施設の安全性,並びに火災などの災害時や地震などの緊急時における避難訓練などの安全対処方法はどのようになっているのでしょうか。


 特に公民館の一元化により,単独館として存続している公民館にとっては,運営を非常勤でやる公民館館長や地区の運営委員会にゆだねていることもあり,その管理責任を心配しております。


 まず,この件について答弁をいただきたいと思います。


 よろしくお願いいたします。


○議長(大西克美君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,今井議員の御質問に,御答弁申し上げます。


 公民館の安全対策についてでございますが,建物・施設面につきましては,昭和56年6月1日に,建築基準法において,建築物の耐震性の基準が大きく改正されましたことから,利用者の方々に施設等を安心して御利用していただくために,改正日以前に建築された14館を対象として,平成16年度に耐震診断調査を実施いたしました。


 その結果,施設を補強する必要のある公民館については,年次計画的に耐震補強工事を行い,施設の安全確保に努めているところでございます。


 また,管理運営面につきましては,鈴鹿市ふれあいセンターを含めた31館すべてが,多数の方が出入りする施設であるために,消防法第8条第1項に基づき,防火管理者には,政令で定める資格を有する者を定め,防火管理業務に必要な事項などを定めた消防計画を作成し,火災,震災,その他の災害の予防及び人命の安全確保に努めているところでございます。


 さらに,平成14年7月に,東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法が公布されたため,消防本部の指導により,海岸部に近い鼓ケ浦,白子,愛宕,若松,長太公民館の5館につきましては,すべての公民館で作成しております消防計画に加えまして,東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法を第7条第1項に基づき,津波からの円滑な避難の確保に関する事項,その他地震防災対策上,必要な事項を定めた東南海・南海地震防災規定を作成し,人命の安全確保と被害の軽減に努めているところでございますので,御理解賜りますようによろしくお願いを申し上げます。


 なお,詳細につきましては,文化振興部長より答弁をいたさせます。


○議長(大西克美君)  文化振興部長。


             〔文化振興部長 佐藤邦孝君登壇〕


○文化振興部長(佐藤邦孝君)  それでは,私から,公民館の安全対策についての御質問に,順次,御答弁を申し上げます。


 1点目の避難訓練,災害時の対処方法についてでございますが,まず,避難訓練について,地区市民センターとの併設館におきましては,公民館長が防火管理者であり,また,単独館におきましては,公民館長が非常勤であるため,消防法施行令の甲種防火管理者講習を終了した嘱託職員が防火管理者となっておりまして,それぞれの消防計画に基づき避難訓練を実施し,災害の予防と人命の安全確保に努めております。


 次に,災害時の対処方法についてでございますが,開館時におきまして,暴風,大雨,洪水,高潮,津波,地震などの警報の通報を受けたとき,これらに伴う危険が予想されると判断をした場合,公民館長は公民館等における非常時の対策規定に基づきまして,事業,サークル活動,貸し館等の業務を中止し,利用者の安全確保に努めるとともに,公民館の戸締まり,火気の見回り等の確認を行うなど,施設の管理も行うこととなっております。


 また,消防計画に基づき,あらかじめ自衛消防組織を編成することといたしており,公民館長が隊長となり,関係職員とともに,避難誘導や火災の拡大防止に努めることとなっております。


 2点目の,いわゆる単独館であります公民館の安全対策は大丈夫かとの御質問のうち,館長,運営委員長の管理責任についてでございますが,公民館長を施設管理者といたしておりまして,施設利用者に対し,火気使用の場合は,火のもとの点検を十分確認するよう指導いたしております。


 万一,火災が発生した場合の管理責任についてでございますが,基本的には市が対処するものであると考えております。


 また,公民館運営委員長は,公民館の円滑な運営と,その事業の推進を図ることを目的といたしておりまして,公民館の運営主体として設置されております運営委員会の長でありますことから,責任を課するものではないと,こう考えております。


 よろしくお願いを申し上げます。


 以上でございます。


○議長(大西克美君)  今井俊郎議員。


              〔13番 今井俊郎君登壇〕


○13番(今井俊郎君)  ありがとうございました。


 管理責任は問われないということはわかりましたので,非常勤であります館長様に,そういう責任はかかってはこないわけなんですけれども,指導は行ってもらっておるということですので,よろしくお願いしたいと思います。


 それでは,単独館にこだわらず,公民館としての危機管理体制として,職員には安全確保意識があっても,利用者に周知徹底されていくなくてはいけないんではないかと思います。


 先ほどの答弁で,避難訓練も実施しているということでありますけれども,では,どのように実施しているのか,例えば年に何回とか,しているのか,それを詳しく,また,不特定多数の利用者があるわけで,非常に難しいとは思いますが,職員のみで行っているのか,また,少なくとも,各講座やサークルなどに避難訓練やそれについての説明等されているのか,各館の実態等を教えていただければありがたいと思います。これを2回目といたします。


○議長(大西克美君)  文化振興部長。


○文化振興部長(佐藤邦孝君)  それでは,再度の御質問に,御答弁を申し上げます。


 避難訓練の実施状況についてでございますが,公民館の関係者のみで実施している場合や,サークル活動の代表者も参加して実施をしているなど,訓練の実施内容は,各公民館でさまざまな状況でございます。また,定期的に行っております。


 今後,さらに公民館長や嘱託職員に対して,避難訓練の内容の充実及び各講座やサークルの参加者に対する避難路確認の周知を実施するなどの指導を行い,公民館利用者の安全確保に努めてまいりたいと考えておりますので,よろしくお願い申し上げます。


○議長(大西克美君)  今井俊郎議員。


              〔13番 今井俊郎君登壇〕


○13番(今井俊郎君)  ありがとうございます。


 安全確保というのが一番大切であろうかなと思うんですけども,サークルとか講座の方は,定期的に公民館を利用されるということで,ある程度の教育といいますか,そういう説明は徹底されると思うんですけれども,貸し館業務になりますと,不特定多数の方が利用されるということもございます。その方々や利用者への,そういう避難の方法とか,火災時の消火方法でありますとか,各館に,順次,応じてある程度説明なり,例えば貸し館を行うときに,これを読んどいてくださいというふうな用紙をお渡しするとか,それとか,ラミネートをかけたもので,それを順次,貸すときにお渡しするとか,そういうふうな方法でもやっていただいた方がいいかなと思います。というのは,私も公民館等いろいろと利用させていただくときに,火気とか,最後の戸締まりのチェックのチェック表等はいただくんですけども,その辺あたりは意外と説明を受けている様子でもなかったように感じますので,そこまでしていただければ,利用するのも安心かな。例えば私たちもホテルに泊まれば,非常階段をチェックしたりとか,やはりそういう現場現場での確認も,私たちもそういう身に――そういうかかってくることですので――やっておりますので,そういうような繰り返しも,鈴鹿市としてもやっていくべきではないかと思いますので,検討よろしくお願いしたいと思います。


 それでは,市民の生命や安全確保のため,それぞれの指導はしていただくんですけれども,市内には公民館――2階建ての公民館,そして,1階建ての公民館とあるわけなんですけども,2階建ての公民館は10館ございます。当然,2階建ての館には,避難用に非常階段があるものと認識しておりましたが,実は愛宕公民館には非常階段がないことがわかりました。


 ここで先ほどの資料をもう一度お願いいたします。


              〔資料をスクリーンに示す〕


 ここで,今ちょうどアップにしてもらっております。白子公民館と鼓ケ浦公民館,ここに愛宕公民館がございます。


 ちょっと愛宕公民館をずっと右側の方へ,端の方まで持っていっていただけますか。


 青の――青で印してございます。今,映っております。


 これ,下の方が2万7,176人――これが年間に利用される愛宕公民館の数。


 そして,上が2万7,960――これが白子公民館。


 実はこの数というのは,市内でもトップクラスの利用者の数でございます。連日,公民館の利用者でにぎわっておるわけでございますが,しかし,この館の面積は,愛宕公民館の場合,白子公民館に比べると非常に手狭であることなどから,おのずと2階部分の利用率も高く,利用者の安全を確保する必要があると思われます。


 非常階段を設置しなかった経緯を御説明,お願いしたいと思います。


 また,現在の利用状況から,利用者の安全面を考え,早急に設置の必要があるものと考えるのですが,いかがでしょう。


 もう一つ,駐車場の件ですが,隣接する愛宕小学校――愛宕公民館の場合,隣接する愛宕小学校の駐車場があるものの,教員の車両を置くスペースを除くと数台しかなく,公民館館内の駐車場と合わせても,現在のトップクラスの利用状況では,全く足らないことになっております。地域の公民館利用者ニーズに見合った安全施設,駐車場の確保が望まれると思いますが,どのようにお考えでしょうか,御答弁お願いしたいと思います。


○議長(大西克美君)  文化振興部長。


○文化振興部長(佐藤邦孝君)  それでは,お答えを申し上げます。


 2点いただきました。


 まず,1点目,2階建て公民館における災害時の安全対策についてでございますが,現在,本市に30館あります公民館と鈴鹿市ふれあいセンターのうち,2階建ての公民館は10館でございます。そのうち,御指摘のとおり,9館におきましては,災害時のための避難用屋外階段――つまり非常階段が設置されております。


 しかしながら,議員御指摘の愛宕公民館におきましては,設置されておりません。当公民館は,平成7年に建設をされたものでありますが,非常階段が設置されていないという理由につきましては,建築基準法上に基づく設置義務が生じなかったということ,それから,建物構造と敷地スペースの問題から困難な状況であったと判断されるものでございます。


 しかしながら,安心・安全の観点から,より一層,利用者の安全確保のため,建物の構造上の問題や設置箇所から避難路の確保が可能かどうかなど,いろんな状況を調査しながら,設置について検討してまいりたいと考えております。


 なお,本市の公民館につきましては,老朽化した建物が多く存在しておりまして,建てかえや修繕に迫られていることから,財政状況も勘案しながら,年次計画的に実施しなければなりませんので,御理解賜りますようお願いを申し上げます。


 失礼しました。


 次に,利用者数と駐車場確保の現状についてでございますが,公民館につきましては,各小学校区単位で設置をいたしておりまして,基本的には,健常者の方は徒歩,もしくは自転車での利用をお願いしたいと考えております。


 ただし,愛宕公民館は,他の公民館と比較いたしまして利用者数が非常に多いことから,現在のスペース9台分うち1台は身体障害者用でありますが,これでは少ないということは認識をいたしております。


 以前から,駐車場確保につきましては,調査・検討をしてきておりますが,御承知のとおり,愛宕公民館の周辺は住宅が密集していること,また,一部に空き地が見られるものの,道路が狭隘で自動車の進入が困難な土地であることなど,新しい駐車場の確保と申しますと,非常に困難な状況にございます。


 その対応といたしまして,議員が申されましたように,隣接する愛宕小学校の駐車場の活用につきまして,学校及び関係機関から,学校運営に支障のない範囲での利用の了承をいただいておりますので,引き続き有効活用をさせていただくということで御理解賜りますようお願いを申し上げます。


○議長(大西克美君)  今井俊郎議員。


              〔13番 今井俊郎君登壇〕


○13番(今井俊郎君)  ありがとうございました。


 非常階段については,検討していただけるという回答をいただきましたので,これ以上申し上げませんですけれども,設置については,重ねて早急にお願いをしたいと思います。


 建築基準法に該当しないということですけれども,やはりこれだけの利用者が公民館に来るということ,この現状が現実的にございます。それについては,ある程度考えていただかないと,やっぱし安全のため,安心して公民館を利用できますようにお願いしたいと思います。


 駐車場については,過去からの課題にもなっておりました。周囲の環境もあり,今後の課題とはさせていただきますが,その件につきましては,やはり何とか知恵を絞ってできるようにさせていただければありがたいかなと思います。


 特に愛宕公民館の場合,いろんな講座,サークルが多種多様ございます。その影響からか,近くの方,本来なら自転車で来られる方以外に遠方から車でも,正直見える方ございます。それだけ館の方,また,住民の方のニーズが多くて,それだけのサークル,講座があるということでございます。そういう意味合いでは,やっぱりそういう駐車スペース等も,もう少し知恵を絞れば何かあるかございません。隣接する愛宕小学校,教育委員会関係ではございますけれども,知恵を絞っていただいて,何とぞこれからの課題として考えていただければありがたいかなと思います。


 生涯学習,自治会,市民活動団体,まちづくり協議会など,市民の活動拠点となる重要な公民館であります。他の公民館にもさまざまな問題があると思いますが,市民が安全で安心して利用できます公民館になりますよう努力,お願い申し上げます。


 それでは,次の質問に入らせていただきます。


 統一地方選挙の結果についてであります。


 冒頭,私が申し上げましたが,市民の負託を受けて,市長も,議員も選挙で選ばれております。1週間の選挙戦を精いっぱい戦い,投票日を迎えるわけですが,投票日当日の天候を気にしつつ,開票を待つ気持ちは不安と期待が交差し,何とも言えません。


 しかし,その選挙の投票率でありますが,議員の皆様も御存じかと思いますが,下降の一途をたどっています。鈴鹿市議会議員選挙の投票率は,昭和の時代には85%もあったものが,平成13年の統一地方選挙には75.12%,平成17年には73.11%,平成11年には72.15%,前回の平成15年には63.73%になり,今回の投票率は何と59%まで落ち込んでしまいました。この原因は何にあるのでしょう。新聞紙上では,政治不信が挙げられていますが,簡単に済まされるものではございません。


 資料,次の資料をお願いいたします。


              〔資料をスクリーンに示す〕


 これは,鈴鹿市の先日の4月の統一地方選挙の推定投票率と確定投票率でございます。


 この投票の時間を経過いたしまして投票がずっと書いてございます――上の表ですね。


 現在は,朝7時から夜の8時まで投票時間ございます。ずっと時間を追って8.92%からずっと徐々に徐々に投票率が上がっていく様子が見受けられます。


 現在,先ほど申し上げましたが,投票時間が午前7時から午後8時までとなっておりますが,終わりの時間を2時間延長して,現在は投票時間を設けられております。


 では――表,ありがとうございました。


 その時間延長について,その効果を,先ほどの表を参考にいたしまして,例えばどのように分析されておるんでしょうか。これだけの投票率が減りますと,伸びの悪さ等も検討いたしまして,その2時間の延長の効果は果たしてあるのか,どのようにお考えなのか,お聞きしたいと思います。


 次に,先日の原田議員の質問で教育長の答弁でもありました,学校教育の中で取り組む政治教育も,選挙に対する関心を高め,投票の必要性を促進し,推し進めるものと思われますが,選挙に行く投票行為への障害となっている,例えば病院に入院しているとか,自宅療養で投票所まで行けない人とか,そういう方々が投票できるシステムはどのようになっているのでしょうか,お答えください。


 また,その他投票率を上げるため,どのような手だてを打っているのか,期日前投票の状況なども御報告いただき,お答えください。


 さて,いよいよ開票が始まって,現在はケーブルテレビでも開票速報を行っていますが,第1回目の発表は11時で,そのときの開票率は30.48%でした。次の発表は30分後の11時30分で,一気に開票率98.73%と上がっています。開票を待つ,私,議員,候補者も含め,市民の方々はこの30分間の表の動きが非常に気になるところで,もっとタイムリーに開票結果が出ないものかと感じました。開票に要する時間と開票結果のスピード化について,どのように評価,反省しているのでしょうか,この件につきましても,お答えをいただきたいと思います。


 お願いいたします。


○議長(大西克美君)  選挙管理委員会事務局長。


○選挙管理委員会事務局長(有安政章君)  それでは,今井議員の御質問に,御答弁申し上げます。


 統一地方選挙の結果について,投票時間の延長の効果はとの御質問でございますが,投票所の開閉時間につきましては,公職選挙法第40条によりまして,午前7時に開き,午後8時に閉じるとされております。これは平成9年12月の法改正によるもので,それまで午後6時までだったのを午後8時まで延長されております。


 また,選挙人の投票の便宜のため必要があると認められる特別の事情がある場合,または,選挙人の投票に支障を来さないと認められる特別の事情のある場合に限り,投票所の閉じる時刻を4時間以内の範囲で繰り上げることができるとされております。


 本市ではございませんが,選挙人数が少なく,選挙人の投票に支障を来さない,しかもかつ開票所から遠隔地である等の公職選挙法で定めた特別の事情に該当する投票所であることにより,繰り上げを行っている自治体もございます。


 御質問の投票時間の延長の効果についてでございますが,本市において,延長による効果について調査をしたことはございませんが,財団法人明るい選挙推進協会が公職選挙法改正後――先ほどの改正でございますが,その後の平成10年に執行されました第18回参議院議員通常選挙の際に実施しました意識調査によりますと,投票時間の延長,不在者投票の緩和,不在者投票の手続が簡単になるなど,投票環境の改善策の実施は9割の有権者の方により認知されており,投票時間の延長につきましては,6割の有権者が投票しやすくなったと評価をしております。


 また,午後6時以降に投票したと答えている投票者の中で,これまでのように投票時間が午後6時までであったら投票しなかったと回答した方の比率が約3割あったとの結果で出ておりまして,投票率の押し上げ効果があったとしております。


 本市の場合,4月22日執行の鈴鹿市議会議員選挙では,当日投票された有権者の数は7万9,071人でございました。


 投票された時間帯を見ますと,先ほど提示されました資料は推定投票率でございますけれども,その確定で見ますと,午前7時から午後0時までの時間帯に4万3,183人が,率にいたしますと54.6%――これは当日投票者の割合でございます――に対する割合でございますが,54.6%の有権者が投票を済まされております。


 また,投票者が最も多い時間帯は,午前9時から午前11時でございまして,この2時間で2万1,649人の方が投票をされております。


 御質問のありました,延長された午後6時から午後8時までの投票時間についてでございますが,午後6時から午後7時までの1時間に4,084人,午後7時から午後8時までに2,559人,合わせまして6,643人の方が,この時間帯に投票をされております。この人数は当日投票者数の8.4%に当たります。


 前回の平成15年の鈴鹿市議会議員選挙の確定投票率は63.73%で,今回は59%でございまして,議員が言われますとおり,投票率は下降の一途をたどってきております。


 今,若い世代の投票率の低さが全国的な課題となっております。若い世代に政治や選挙に対して関心を持ってもらうこと,また,投票率を向上させることは,本市も例外ではなく,大きな課題であると考えております。


 選挙の啓発活動の取り組みといたしましては,鈴鹿市明るい選挙推進協議会の活動の中で,若年齢者を対象といたしました選挙啓発といたしまして,毎年,新成人を祝う会場におきまして,啓発活動を行っております。


 また,選挙時におきましては,選挙時啓発といたしまして,ショッピングセンターでの投票率向上のため啓発活動,主権者意識と一票の重要性をPRした棄権防止,投票の呼びかけを行うなどの啓発を,また,ケーブルテレビによる啓発,市の広報車による啓発などを行い,選挙意識の高揚に努めているところでございます。


 次に,投票日に何らかの理由によりまして投票できない方への投票システムについて,御説明申し上げます。


 先ほど言われましたように,病院等で入院されている方等でございます。


 いわゆる投票日に何らかの理由によりまして,投票所に行き,投票することができない選挙人のため,また,身体に重度の障害がある選挙人等のために,投票日の前でも投票ができる方法として認められました例外的な制度といたしまして期日前投票制度,それから不在者投票制度がございます。


 まず,期日前投票でございます。


 この期日前投票につきましては,平成15年6月の公職選挙法の改正によりまして設けられたものでございます。


 したがいまして,前回の地方選挙では適用なってございませんけれども,15年の6月以降の選挙で実施されております。


 先ほども申し上げましたように,この期日前投票といいますのは,それまでは不在者投票でございまして,いわゆる投票して――いわゆる二重の封筒に入れて投票する制度でございましたが,この期日前投票は,いわゆる選挙期日――投票日の日に投票する方法と同様でございまして,直接投票箱に投票を入れることができる制度でございまして,非常に便利になってございます。


 この期日前投票を行っていただくためには,いわゆる投票日に投票所に行けない事由を申し立てていただく等が必要でございますので,その宣誓書を提出していただく必要がございます。その宣誓書の提出をしていただければ,期日前投票所の場所におきまして,投票ができるということでございます。


 この市議会議員選挙におきましての期日前投票者数でございますけども,8,686人の方が期日前投票で投票されております。


 続きまして,不在者投票制度について,御説明申し上げます。


 不在者投票制度につきましては,一般的な不在者投票と,それから郵便等による不在者投票がございます。一般的な不在者投票でございますけども,先ほど議員の方からお話がございましたように,指定病院等において投票する場合でございます。


 申しおくれましたけども,一般的な不在者投票というのはどういうものかといいますと,不在者投票管理者のもとで不在者投票を行う制度でございます。ですから,必ず不在者投票管理者がおる場所での投票となります。


 先ほどの指定病院等において投票する場合でございます。


 この場合は,いわゆる県の選挙管理委員会が指定いたしました病院,老人ホーム等で不在者投票を行う方法でございまして,病院でございますと,病院の病院長が――いわゆる院長,不在者投票管理者になりますし――病院の院長がいわゆる不在者投票管理者になりますし,老人ホームでございますと,施設の長が不在者投票管理者となるものでございます。


 現在,介護老人保健施設でございますけども,県下で145施設が指定されております。


 私ども市内では11施設が指定されております。入院される方なり,介護老人保健施設が入られる方というのは,いわゆる鈴鹿市の方でございましても,市外の施設も利用されることもございますので,その県下の145施設に――指定されたとこに入所されている方――入院なり,入所されている方につきましては,そちらで,この投票を行うことができます。


 それから,老人ホームにつきましては,県下130カ所指定されておりまして,市内では8カ所でございます。


 それから,身体障害者支援施設につきましては,県下8カ所,市内ではゼロでございます。


 それから,保健施設につきましては,県下3施設,それから市内ではゼロでございます。


 こういうような形で,いわゆる県の選挙管理委員会が指定した施設で不在者投票を行う方法がございます。


 続きまして,もう一つは,一般的な不在者投票の例といたしまして,いわゆる遠隔地での不在者投票がございます。いわゆる所在地等の選管において行う場合でございます。いわゆる出張,旅行等によりまして,投票当日にといいますか,投票日に投票ができない方は所在地,今みえる――滞在してみえるところで不在者投票を行うことができます。この場合は,私どもの方に投票用紙を請求していただきまして,その投票用紙を持って滞在先の市町村の選挙管理委員会で不在者投票を行っていただく方法でございます。こういう方法がございます。


 それから若干少ないんですけども,従来の,私どもの選挙人名簿に登録された市町村で不在者投票を行う場合もございます。これは期日前投票に変わりましたんで,ほとんどの対象の方はないものと思っております。


 今申し上げました不在者投票制度を利用されて今回,市議会議員選挙におきまして投票された方は511人みえます。


 以上が,いろんな投票に――いわゆる投票日に行けない方のための投票制度でございます。


 私どもといたしましては,今後も投票率の向上のため,一層,啓発活動に取り組んでいかなければならないと認識いたしております。


 今後とも,一層の御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。


 続きまして,開票時間と開票結果のスピード化はどのように評価しているかということでございますけれども,今回の市議会議員選挙におけます開票作業の流れについて,御説明申し上げます。


 もう既に御承知かとは思いますけれども,まず,開票台におきまして開披作業を行います。開披された投票用紙は,今回,導入しました自動式投票用紙読み取り・分類機及び人の手によりまして候補者別に分類されます。候補者別に分類されました票は,その後,内容点検を行います。内容点検台では複数の従事者により,投票用紙の裏表を点検し,その後,候補者ごとの有効票は枚数計数台に送られ――いわゆる枚数計数機において2回計算をいたしまして,点検票を添付いたしまして,最後に選挙長及び立会人の点検の後,いわゆる中間発表等の流れということになります。


 一方,疑問票,案分票につきましては,疑問業務担当のもとに送られまして,点検の上,最終的には選挙長の判断を仰ぎ,選挙長,それから立会人の判断を仰ぎ,最終的には選挙長の判断に……


○議長(大西克美君)  残時間が少ないので,簡潔に答弁願います。


○選挙管理委員会事務局長(有安政章君)  このように,今回初めて読み取り・分類機を導入いたしまして,開票作業のスピード化を図ったところでございます。


 御指摘のいわゆる第1回目の中間発表と第2回目の中間発表の差,いわゆる30%ぐらいと――30.48――1回目が,2回目が98.37でございますけども,これは先ほども申し上げましたように,開票作業がスムーズに速く進んだために,こういう結果になったわけでございます。


 最終確定が前回は――15年のときは午前1時でございましたけども,今回は午前0時10分,いわゆる50分早くなってございます。


 そういうことで,私ども極力速くということで進めさせていただいております。


 御指摘のもっとタイムリーに開票結果は出ないものかとでございますけども,いろんないわゆる私どもの今後,いろいろ検討させていただきまして,どういう形で出せるのか,なかなかこの30分間隔で出させていただいておりますのを,なかなかその途中に入れるというのも非常に難しゅうございます。今後の検討課題とさせていただきたいと思いますので,よろしくお願い申し上げます。


○議長(大西克美君)  これにて,今井俊郎議員の質問を終了いたします。


 この際,暫時休憩いたします。


 再開は13時といたします。


            午 前 11 時 41 分 休 憩


         ――――――――――――――――――――――――


            午 後  1 時 01 分 再 開


○議長(大西克美君)  休憩前に引き続き,会議を開きます。


 日程により議事を継続いたします。


 南条雄士議員。


              〔28番 南条雄士君登壇〕


○28番(南条雄士君)  こんにちは。


 議席28番,すずか倶楽部の南条雄士です。


 質問内容は,政治活動の自由についてでありますが,その中でも特に政治活動用の看板の表示に対する行政権による干渉行為について,つまりは,政治活動用の看板の表示は,公職選挙法第143条16項1号によって認められているわけですが,その政治活動用の看板の表示に対する行政権による干渉行為が許されるのかどうかについて,質問をさせていただきます。


 選挙によって選ばれた市民の代表としての議員に対して,誠実な御答弁を期待いたします。よろしくお願いをいたします。


 そもそも政治活動の自由,もしくは選挙活動の自由というものは,憲法21条表現の自由の一体系として認められているものであります。表現の自由とは,人の内心の思想・意見等を外部に発表する自由のことでありますが,個人の自己実現に奉仕し,国民の自己統治の実現に奉仕する人権でありまして,特に政治的意見の表現の自由は,人権体系において,経済的自由権よりも優越的地位を占める精神的自由権として,原則として制限することが許されない権利とされております。つまりは,表現の自由の一体系としての政治活動の自由,選挙活動の自由というものは民主国家成立の重要な基礎原理,民主主義の根幹として,原則不可侵,侵すことのできない権利であるということをあらかじめ説明をしておきます。


 今回の議題とする政治活動用の看板の表示をする権利も,政治活動の自由に含まれるものでありますが,例えば市議会議員立候補予定者説明会の通知は,政治活動用の看板の申請者に対してのみ行われることからもわかりますように,政治活動用の看板の表示をする行為は,政治家を目指す者の政治活動にとって欠かすことのできない,選挙に出るための基本中の基本の行為であります。特に私のような若さと志はあっても,組織も,知名度も全くない人間にとって政治活動用看板は,まさに生命線でありまして,例えば1期目の選挙においては,政治活動用の看板がなかったら当選できなかったであろうと思うほど,選挙において重要な地位を占めるものであります。それだけに,どこに看板を設置するかは選挙の当落にかかわる問題でありまして,組織票のない候補者にとって,いかに人目につくところに置くか,つまりは,いかに人が集まるところ,そしていかに車の通りが多いところに置くかは,さまざまな作戦の中でも重要な地位を占めるものであります。まさに,政治活動用の看板は,本人の顔でありまして,その看板を立てる権利を侵害することは,本人の顔をつぶすことと同じだと思いますが,残念ながら,そのような行為が後を絶たないというのが現状であります。


 1期目の選挙においては,12カ所のうち2カ所の看板が,何者かによって外されて遠くに捨てられるという事件がありましたし,今回の2期目の選挙においても,正当な政治活動として,法律上何の問題もなく設置してあるはずの看板に対して,それを外させようとする圧力がかかるということが起こりました。前回の犯人は,結局,今もわかっておりませんが,今回の行為については行政権,その中でも収入役と市長が行ったということが明らかになりましたので,正当な政治活動に対する干渉行為について,順次,質問をさせていただきます。


 まずは,収入役にお尋ねをいたします。


 私はある施設に看板を立てているわけですが,その施設に対して,市から補助金を出していることを盾にとって,このように言ってるんですね。「特定の候補者の看板を立てるのはいかがなものかと,対応を求める」と言ったというふうに聞いております。しかしながら,補助金を出している施設と言えば,例えば幼稚園や保育園も当てはまりますし,そのような施設に看板を立てている候補者は,ほかにもたくさんいるわけであります。しかも,たとえ補助金が出ていようとも,法律上問題がなければ,そのような施設に看板を立てることは,正当な政治活動として認められているわけであります。そのような正当であるはずの政治活動に対して,収入役の立場を利用して対応を求めるといったわけであります。


 当然,その施設は収入役から,補助金を盾に対応を求められたわけでありますから,すなわち看板をおろせというふうにとったわけであります。実際,その施設の事務長さんが私の事務所に直接来られて,「できれば看板をおろしてほしい」と言いに来たわけでありますから,施設側がそのようにとるような言い方を収入役がしたんだというふうに思います。


 しかも,その日付がいつかと言いますと,4月の4日でありました。市会議員の選挙の告示が15日――4月の15日ですから,選挙直前の非常に慌ただしく,そしてぴりぴりしているところに,そのようなことがあったわけで,当然こちら側は,過去の経験も踏まえて,選挙の妨害――政治活動の自由に対する妨害をしようとする意図があるように受け取ったわけであります。


 そこで,収入役に伺いますが,このような行動に出た理由ですね,そして事実関係――つまりは施設側に対してどのようなことを言ったのか,そして,政治活動用の看板の設置に干渉するような法律的根拠があるのかどうか,これをお答えいただきたいと思います。聞いたことだけにお答えいただきますようにお願いをいたします。


○議長(大西克美君)  収入役。


              〔収入役 松原俊夫君登壇〕


○収入役(松原俊夫君)  ただいまの件でございます。私から御答弁申し上げたいと思います。


 私,日時ははっきりと記憶にはございませんが,私,3月ごろだったかなと思ってたんですけども,先ほどの御質問の中に4月4日ということでございましたので,そうだったのかなと今思っておるところです。


 確かに私が市内のある病院の事務長さんに電話をいたしました。その状況を申し上げたいと存じます。


 私は,市民の複数の方から,「市内のある病院の敷地内に市議会議員の連絡所の看板が書いてあるが,公共性の高い市民病院のように思っているのだが,一部の議員の看板を立てていいのか」と,こういった話を聞いたわけでございます。私は,「連絡所の看板は許可されている枚数の範囲内であれば,土地所有者のもとに――了解のもとに立てることは違法ではありません」と答えておりました。


 しかしながら,確かに市民病院のない本市といたしましては,その病院は市民病院的な御協力をいただいていることでもございまして,やはりこれは伝えるべきだろうと私は判断をいたしまして,日ごろから親交のございます事務長に電話で連絡をいたしたところでございます。


 その内容は,「おたくの病院の敷地内に市議会議員の連絡所の看板が立ててあるということを複数の市民が言っておりますが,それは事実ですか」と,まずお尋ねをいたしました。これは私もその状況を知りませんので,まずお尋ねをいたしました。すると,「はい,確かに2人の看板が立っております」との答えでございました。「違法性はないと思いますので,あえて市民の声ということでお伝えをさせていただきます」と言って,市民からの声をそのまま伝えた次第でございます。これがそのときの電話のすべてでございます。


 看板を撤去するということは,先ほども申し上げましたように,違法性はないということも,私も知識の中でございますので,そういったことは一切言っておりません。


 それで,先ほど質問の中に補助金のことが出ましたんですが,補助金の関係を申し上げますと,この病院は――私ども具体的に少し申し上げます。七,八年前に市内で移転をしておりまして,平成12年度に移転補償金を3億円鈴鹿市が支出をしております。本市には市民病院がないことから,本来,鈴鹿中央病院が市民病院的位置づけをいただいておりますが,この当病院も,特に市民病院的な御協力をいただくということで,当時の議会の御承認を得まして,3億円の移転補償金を拠出したという経緯がございます。


 このようなことからも,市民からは,公共性の高い安心のできる病院として,市民から信頼を得ているというふうに私は存じておりまして,そのような観点から,市民の声として申し上げたということが現状の状況でございます。


○議長(大西克美君)  南条雄士議員。


              〔28番 南条雄士君登壇〕


○28番(南条雄士君)  それでは,次の質問に移ります。


 今,収入役の答弁から,複数の市民の声という言葉が出てきましたが,本来なら,その市民に対して,看板の表示は法律上,何の問題もありませんよと,正当な政治活動ですよと伝えて,そこで問題をとどめておくべきだと思いますね。そのような何ら正当性がないというか,正当なこちら側の政治活動への妨害の意図さえも感じる市民の声をそのまま施設側の方へ伝えるということは,こちら側は正当な政治活動を行っているわけですから,正当な政治活動を行っている市民,言いかえれば,選挙によって選ばれた市民の代表である議員の正当な政治活動に対しては圧力をかけておいて,逆に何ら正当性もない一部の市民の肩を持つということになりますね。


 例えば憲法第15条2項は,「すべて公務員は全体の奉仕者であって,一部の奉仕者ではない」とありますが,収入役は,市民の正当な政治活動を侵害しておいて,逆に正当性のない一部の市民の肩を持つという行為をされたように思いますので,公務員として,それも三役という行政権の中でも指導的立場にある者として行った行為が適切な行為であるかどうか――適切だったと思うかどうかですね,これをお答えいただきたいと思います。


○議長(大西克美君)  収入役。


○収入役(松原俊夫君)  政治活動の妨害行為ではないかという御質問でございますが,私は,違法性はないという前提で事務局長との親交の度合いを考えた上で,できるだけプレッシャーのかからないようにお話をさせていただいたつもりでございます。


○議長(大西克美君)  南条雄士議員。


              〔28番 南条雄士君登壇〕


○28番(南条雄士君)  こちらは適切であるかないかと聞いたんですが,もう一度言いますよ。一部の市民の声を施設側に伝えたわけですね。その一部の市民の声が正当性があるかないかと言えば,特に正当性があるとは言えない思うんですね。こちらの看板を表示する行為は正当性があるかと言えば,正当に表示をしているわけであります。ですから,収入役が一部の市民の声を施設側に伝えたということは,市民のせいにするのであればね,伝えたということが,全体の奉仕者として適切であるかどうかということをお聞きしたいんです。


○議長(大西克美君)  収入役。


○収入役(松原俊夫君)  適切であるかどうかといいますと,その場の判断といたしましては,私は撤去してくださいということは全く言っておりませんので,ただ市民の声――先ほども申し上げましたように,市民病院としての位置づけが強いという病院の意味からしまして,私は,ただ市民の声を情報として流させていただいたということでございまして,全く私は正当性を,その前提で考えるというよりは,むしろ純粋に届けたと,言葉を伝えたということでございます。


○議長(大西克美君)  南条雄士議員。


              〔28番 南条雄士君登壇〕


○28番(南条雄士君)  ちょっと話がかみ合いませんので,別の質問に移ります。


 先ほどから市民の声,市民の声という言葉が何度も出てきておりますが,こちらからすれば,それは本当に市民なのか,全くわからないわけですね。それが本当に市民であると,市民の声であると言うのであれば,その市民はだれなのかを公表するべきだと思います。こちらは正々堂々と顔も名前も出して,正当な政治活動を行っているわけですから,収入役が市民のせいにするのであれば,こちら側の正当な政治活動に対して収入役に圧力をかけて,施設側に看板への対応を求めさせたのは市民ということになりますから,それがだれか公表するということが,市民全体にとって公平なことだと思いますので,その市民の名前の公表を求めます。


 しかし,もし収入役が,「すべて私の判断でやりました」と,「全責任は私にあります」と言うのであれば,公表する必要はないのかもしれませんが,どちらですかね,公表するか,「私がやりました」と言うか,どちらですかね。答弁を求めます。


○議長(大西克美君)  収入役。


○収入役(松原俊夫君)  あくまでも市民の声でございまして,個人のプライバシーのこともございますので,私からは差し控えさせていただきたいと思います。


 ただ,私は,もともと看板が立っていることは知らなかったという状況でございまして,そのために事務長には,まずはそういうのが立っているかどうかと尋ねたような状況でございます。市民の声には間違いございませんが,個人の名前はプライバシーの関係もございますので,差し控えさせていただきます。


○議長(大西克美君)  南条雄士議員。


              〔28番 南条雄士君登壇〕


○28番(南条雄士君)  プライバシーと,プライバシーの権利というのは公益にかかわることに関しては守られる理由はちょっと外されるんじゃないかなと思いますが,市民ね――市民が言ったんですかというのは,こちらはわからないわけです。さっきも言ってますがね,市民の声,市民の声と言いますが,その市民である証明があるんであればね――後でもいいですよ。ここでは――議場では言えないというのであれば,後で言いますと明言していただいてもいいですが,こちら側の看板を表示する行為に対して収入役は,「おろさせるような言い方はしてない」と言いますが,その病院側は,明らかにこちらに対して,「こういうような圧力はかかった」と言ってきたわけですから,しかも,こちらは選挙前でして,非常にぴりぴりと慌ただしい状態のところに,そういう声があったわけですから,こちら側は妨害行為をしようとしているんじゃないかなというふうにとっているのは当然のことでありまして,その点について公表する――今後でもいいですけどね,公表する予定があるのか,そして,こちらが選挙の妨害のように受け取ったことに対して,収入役はどのように考えているか,これを答弁お願いいたします。


○議長(大西克美君)  収入役。


○収入役(松原俊夫君)  ただいまのことで事務長が,そのように感じたとおっしゃっているのであれば,それは確かに私の意思がきちんと伝えられなかったということもございます。その電話した時期のこともあわせまして配慮が足らなかったと,私も反省をいたします。その点につきましては,事務長におわびを申し上げたいと存じます。


 公表――氏名を申し上げるかどうかということでございましたら,これは申しわけございませんが,申し上げるわけにはまいりません。


○議長(大西克美君)  南条雄士議員。


              〔28番 南条雄士君登壇〕


○28番(南条雄士君)  まあずるいですね。市民のせいにしておいて,市民の名前は答えられないと。それであるならば,先ほども言ったように,全部私がやりましたと,私の責任で病院側に伝えましたというふうに言うべきだと思いますが,そのあたりの意識はいかがですか。


○議長(大西克美君)  収入役。


○収入役(松原俊夫君)  先ほども申し上げましたが,私は現実に看板の立っておることを知りませんので,私は申し上げますが,はっきりと知りません。ただ,自分のやったことというふうにとらえられても,それは仕方がないかもわかりませんが,事実は市民の声であったということでございます。


○議長(大西克美君)  南条雄士議員。


              〔28番 南条雄士君登壇〕


○28番(南条雄士君)  これ以上,話していてもらちが明きませんので,今度は市長に質問を移します。


 今,収入役からも配慮が足りなかったという言葉を聞かれましたが,市民の代表である議員の政治活動の自由を侵害した――侵害したことになったと言うべきですかね。収入役の行為――今までの行為,今言っていた,やりとりしていた中で,収入役の行為が適切だったとか,適切だったと思いますか。適切か,適切でないかお答えをお願いいたします。


○議長(大西克美君)  市長。


○市長(川岸光男君)  収入役のとった対応という関係では,そういう声をお伝えするということについては,適切であったというふうに考えております。


○議長(大西克美君)  南条雄士議員。


              〔28番 南条雄士君登壇〕


○28番(南条雄士君)  適切なんですかね。配慮が足らなかったという言葉使われましたけど,適切であるということでしたが,別の質問を市長にぶつけたいというふうに思います。


 市長は,今度は4月の8日に,収入役が事務長に言った同じ施設の理事長に対して,あの看板どうにかならんかと強く対応を求めたというふうに聞いております。4月の8日というと,収入役による――収入役による干渉行為が5日というのはあれですけど,事務長から,こちら側に連絡があったときの4日後だというふうに思いますが,私,4月の6日に副市長と面談して,その後,最初の干渉行為に収入役が関与していたこと,そして私の政治活動用の看板の設置については,何ら法的問題がないということを回答していただいておりますので――4月の6日にですね。この件に関しては,その時点で市長の耳に当然届いていたというふうに思っております。ということは,この施設に政治活動用の看板を設置することについて,法的問題はないということを明らかになった上,当然知っていたはずですね。その後に,施設側に対して,さらに圧力をかけたということになりまして,非常に悪質で議員の正当な政治活動に対して,そして,その議員の政治活動を応援しようとする施設側に対しても,明らかに妨害をする意図が感じられるわけであります。


 そこで,市長にお尋ねいたしますが,市長のとった行動は,市民,もしくは市民の代表である議員の政治活動の自由を侵害するもので,先ほど述べました憲法第15条2項の全体の奉仕者としてふさわしくない行為だと思いますが,市長御自身は,みずからの行動を適切なものであったかどうか,どのようにお考えですか,誠実な答弁をお願いいたします。


○議長(大西克美君)  市長。


○市長(川岸光男君)  あるときの会合,南条議員の御質問では4月8日ということでございますけれども,以前から理事長とは非常に懇意にしておりまして,その会合のときに,立ち話のときと思いますけども,そういうような声があるという関係でお話をした記憶はございます。


 ただ,先ほどの質問ございますように,こうした政治活動という部分については,当然,当事者の判断ということでございますので,そういう声をお話させていただいた記憶はございますけれども,いろんな意味で配慮とか,あるいは,そういう部分では,その対応について私どもとしては反省をしているところでございます。


○議長(大西克美君)  南条雄士議員。


              〔28番 南条雄士君登壇〕


○28番(南条雄士君)  反省をしているという言葉が聞かれましたので,収入役も配慮が足りなかったと,市長も反省をしているということで,それでは,市長は市民の代表である議員の政治活動の自由を侵害したことになりますから――に対して,何らかの責任をとるおつもりはありますか。そして,収入役にどのような責任をとらせる――何らかの責任をとらせるつもりがあるのかどうかということもあわせて質問をいたします。


 ちなみに,特別職である収入役の懲戒に関しては,地方自治法附則第9条というものがありまして,その中でいう政令としてですね,地方自治法施行規定の第39条により,同第34条に準用されると思いますので,あらかじめお伝えをしておきます。


 御答弁をお願いいたします。


○議長(大西克美君)  市長。


○市長(川岸光男君)  責任の問題という関係になってまいりますけれども,私どももいろんな意味で,市民の声というのはメールから含めて,たくさんいただいております。そういう意味では,それぞれ対応をしていかなくてはいけないということでございますけれども,今回の部分につきましては,本当に身近な病院の事務長,理事長という関係で,気楽な関係でお話をさせていただいたということでございます。


 先ほど収入役も,私も申し上げましたとおり,選挙法という関係とか,特に私も政治家の一人でございますので,看板とか,そういう関係では,政治活動に与える影響というのは非常に大きいという部分も十分承知をしている人間でございます。


 そういった意味で,今回の南条議員の御指摘,十分,私どもも反省するところございますし,それから,その対応については,これからも十分熟知をして対応していきたいというふうに考えておりますので,御理解をいただきたいというふうに思います。


○議長(大西克美君)  南条雄士議員。


              〔28番 南条雄士君登壇〕


○28番(南条雄士君)  反省をして,これからも対応を考えるということでしたが,責任は別にとりませんよという答弁だというふうに思います。


 市長は,施政方針においても,市民が主役と。市民が主役,市民が主役と言いながら,私も市民ですから,その市民の政治活動の自由を侵害しても何の責任もとらないということでありますね。もう一度質問をさせていただきます。


 市長は以前,ある議員との政策論争中に,ある議員をなぐったということがあるように聞いております。つまりは,市民の代表である議員の政治的意見の表現の自由ですね――政治活動の自由を暴力によって封殺したということになりますね。そして今回は,政治活動用の看板の表示に干渉して,これまた,市民の代表である議員の政治活動の自由を侵害したということになります。


 市長は,先ほども言いましたが,市民が主役,市民が主役と言いますが,主役である市民,もしくは議員の政治活動の自由を暴力や圧力によって侵害しても何の問題もないというふうにお考えですか,全くこちら側は理解できませんので,もう一度答弁を求めます。


○議長(大西克美君)  市長。


○市長(川岸光男君)  2期目に当たりまして,先般,これからの4年間に向かって施政方針を提示させていただきました。今回,いつか,これからの時代という部分については,ぜひ市民の主役,協働社会というものをつくっていかなくてはいけないという関係がございます。そういう意味で,施政方針の基本的な考え方という関係で,今回,施政方針を出させていただいたところでございます。


 そういう意味で,財政とかいう関係でも,非常に厳しい状況がございますので,それぞれの事業展開をしていくためには,財源確保とか,あるいはまた,市民の声を聞いていかなくてはいけないというふうに考えております。


 私も,1期目当選のときに,車座懇談会という関係で,地域をいろんな意味で回らせていただいて声を聞きながら,当時,単独市,それから庁舎建設という関係で判断をさせていただきました。それぞれその基本は,今も取り組みをさせていただいておりますけども,そうした過程の中に,いろんな意見の違いとかいう関係の中で,御指摘のような行動があったというふうには記憶に残っております。それだけこれからの鈴鹿市をつくっていくための使命感というものが,お互いにやっぱりあったのかなと感じておりまして,当時,すぐにそうした問題について話をさせていただいて,了解というか――をいただいているものというふうに感じております。


○議長(大西克美君)  南条雄士議員。


              〔28番 南条雄士君登壇〕


○28番(南条雄士君)  なぐったけど了解をいただいたという答弁ですか,よくわからないですが,こっちはそういうことを聞いてるんじゃないんですね。市民の政治活動,議員の政治活動を暴力や圧力によって封じ込めようとするような行動が,市長として適切なんですかということを言ってね。後でどうだと,そんなん関係ないです。そういうような圧力,暴力を振るうことが,市長として何の問題もなくて,何の責任もとらなくていいのかということを聞いているわけでありますので,もう一度答弁をお願いいたします。


○議長(大西克美君)  市長。


○市長(川岸光男君)  当時を振り返ってみるということは,かなり前になりますけども,お互いにそういう意味ではまちづくりとかいう関係の中に,情熱というものを感じていたというふうに思っております。


 ただ,手をかけたとか,そういう関係では,すぐ反省をさせていただいて,当事者同士,お互いに了解をいただいたと,私はそういうふうに感じております。


○議長(大西克美君)  南条雄士議員。


              〔28番 南条雄士君登壇〕


○28番(南条雄士君)  先ほどと同じ答えが返ってきたんですが,了解いただいたかどうかじゃなくて,こちら側は,今回の私のことも含めまして政治活動の自由,そして言論の自由ですね――政治活動に関する言論の自由に対して,そもそも圧力を加えるとか,暴力を振るって発言をとめさせるとか,そのような市長の政治姿勢が許されるのかということを聞いてるわけでありますね。後で了承を得たとか,それは関係ないです。市長のそのような政治姿勢,市民・議員の政治活動の自由を,暴力や圧力によって侵害してもいいのか,そんな――そういうような政治姿勢をとってもいいのかと,何の問題もないのかと,それを言ってるわけですね。ちゃんとそこにお答えをいただきたいと思います。


○議長(大西克美君)  市長。


○市長(川岸光男君)  暴力とかいう関係については,問題があるというふうに感じております。


 ただ,当時のそういう議論という部分も,その当事者同士で,私はあったというふうに思っておりますので,そういう意味では暴力で――そういう関係でしていくというのは,十分反省をいたしておりますし,また,圧力で政治を進めていくという部分については,あってはならないというふうに私も十分反省をしながら,政治活動を進めさせていただいたということでございます。


 よろしくお願いします。


○議長(大西克美君)  南条雄士議員。


              〔28番 南条雄士君登壇〕


○28番(南条雄士君)  そうですね,ちゃんと答えていただきましたね――ということで,反省をしているということでありますが,反省をして責任をとらないというのだったら,本当に反省しているのかということになりますので,反省をするに当たって,どのような責任をとろうと考えているのか,これをお答えいただきたいと思います。


○議長(大西克美君)  市長。


○市長(川岸光男君)  十分その後の対応もきちっとさせていただいております。そうした部分が,二度と起こらないように,十分熟知をしながら取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので,よろしく御理解をいただきたいと思います。


○議長(大西克美君)  南条雄士議員。


              〔28番 南条雄士君登壇〕


○28番(南条雄士君)  市長は人をなぐっても,別に責任とらんでもいいという答弁だったと思いますので,これ以上,もう何を言ってもむだですので,最後に一言だけちょっと私の思いを伝えさせていただきたいと思います。


 今回の統一地方選ですね,三重県内の最年少の当選者は私なんですね。最年少といっても,もう33歳ということで,私,東海若手市議会議員の会というのに所属してるんですが,ほかの県との交流もあるわけですが,ほかの県は,20代の候補者がどんどんどんどん上がってきているということでありますが,三重県は,いまだにそんな状況であると。その背景には,若い人が頑張って政治活動に参加しようとしても,こういった若い人の頑張りをつぶそうとするような圧力が働いているからじゃないかと,そういうふうにも思うわけですね。というわけで,今後は,このようなことがないように,十分注意するということでしたので,本当は責任をとらないといけないと思いますが,とらないということでしたので,十分注意していただいて,行政の責務に励んでいただきたいと思いますので,そういうことをお願いいたしまして,私からの質問を終わります。


○議長(大西克美君)  これにて,南条雄士議員の質問を終了いたします。


 この際,暫時休憩いたします。


 再開は13時50分といたします。


            午 後  1 時 40 分 休 憩


         ――――――――――――――――――――――――


            午 後  1 時 50 分 再 開


○議長(大西克美君)  休憩前に引き続き,会議を開きます。


 日程により議事を継続いたします。


 中村 浩議員。


              〔24番 中村 浩君登壇〕


○24番(中村 浩君)  こんにちは。


 新政会の中村 浩でございます。


 本定例会一般質問のラストであります。


 私の質問は,一つ目,鈴鹿市の補助金について,二つ目,関連しておりますが,C−BUSについての2項目をさせていただきます。前向きな御答弁をよろしくお願いいたします。


 一つ目,鈴鹿市の補助金についてを質問いたします。


 初めに,補助金の定義については,辞書を参考に私なりに理解し,1,不足を補うために出す金銭,2,行政上のの目的,効果を達成するために交付する金銭で,補給金・助成金・奨励金や委託費などを含めるものと考えますし,補助金の効果は,大事な市民の税金を使いますので,100%市民に還元されなければなりません。また,一方通行で見返りのない補助金はありません。見返りのない補助金は,補助金でなくて寄附金であります。


 ここで還元の種類を私なりに分類し,直接市民に還元する型と,間接市民に還元する型に大別し,分類表を作成いたしました。


 資料をお願いいたします。


              〔資料をスクリーンに示す〕


 ちょっと小さいですので,なかなかわかりませんけど,補助金の分類としては,上の方が――ちょっと,もうちょっと左,拡大してください。


 直接市民還元,それから間接市民還元,これのどちらかにはまります。


 直接市民に還元される形の中で――上の方でございますけど,特定還元――限られた人に還元される補助金でございます。


 この中には,市の補助金の一覧表――行政がつくっていただきました補助金の一覧表,この中には,集会所を新設した場合は600万――最高で600万補助するよとか,防犯灯を1基つけたら1万2,000円補助するよなどが記入されております。


 それと,もう少し右の方へやってください。はい,ありがとう。


 それともう一つ,C−BUSの運行も,現在は西部と南部でございますので,特定還元――限られた人のための補助金でございます。


 それから下へ,ちょっと回してください。ちょっと下へ,左,はい,ありがとう。


 私が思うのは,この一般還元――直接市民還元の中で,一般市民還元ということで,これは全部の鈴鹿市民に還元する補助金でございます。


 その中で――ちょっと右の方へやってください。もうちょっと,はい,ありがとう。


 その中で該当するのは,応急診療所の運営と,救急医療の輪番制などが当てはまると思います。


 それから,次,下へやってください。はい,ありがとう,はい,そこで。


 間接市民還元の中には,これは間接的に市民に還元されますけど,経済波及効果があるとしても――ちょっと右側の方へやってください。


 この中には,将来的投資事業,これは工業――これに該当するのは工業団地の造成とか,こういうのが入ると思います。


 それと,その下の工業振興条例の補助ということで――これは,鈴鹿市に企業が来ていただくと補助を出させていただくという,そういう補助金でございます。


 それから,その下に大学などの補助と書いてありますけど,こういうふうに分類されると思いますので,こういうことで御了解願います。


 ここで,一つ目の質問をいたします。


 この分類表で間違いがないかお尋ねをいたします。


 よろしくお願いいたします。


○議長(大西克美君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,中村議員の御質問に,御答弁申し上げます。


 鈴鹿市の補助金についてでございますが,補助金は,本市が効果的かつ効率的な行政運営を今まで推進してきた上で,大変重要な役割を果たしてまいったと認識をいたしております。


 補助金を交付することは,市民と協働のまちづくりの観点から,市民の市政への参加意欲の向上への支援となり,さらには,市民活動及び地域の活性化につながるものとして,非常に効果的なものであると考えております。


 したがいまして,昨今の厳しい財政状況の事情の中にありましても,限られた財源の範囲内で補助金の枠を縮小しながらも,有効配分に努めてまいったところでございます。


 しかしながら,補助金の計上に当たりましては,その時々の社会情勢や市民ニーズの変化により,その効果等を検証することが大切であると考えており,平成17年度から補助金の見直し作業を行ってきております。


 今後も,より効果的で効率的な補助金の支出に努めてまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りますようによろしくお願いします。


 なお,詳細については,企画財務部長から答弁をいたさせます。


 よろしくお願いします。


○議長(大西克美君)  企画財務部長。


            〔企画財務部長 長谷川正人君登壇〕


○企画財務部長(長谷川正人君)  それでは,私の方から,補助金の分類表につきまして,お答え申し上げます。


 議員御指摘のとおり,補助金は,市が団体・個人の行う特定の事業などに対しまして,行政目的に合致し,公益上,必要があると認めた場合に限って,その事業の実施に当たり,行政目的を効果的かつ効率的に達成するために,団体・個人等に交付をするものでありまして,助成金・奨励金・交付金等を総称するものであると認識をいたしております。


 また,その補助金も多種多様で,あえて私どもが分類分けを行おうとしました場合,議員が示された分類とは,少し異なるかもしれませんが,その助成内容によりまして,次の3点に大きく分類できるのではないかと考えております。


 一つは,特定の事業に対する事業奨励補助金であります。二つ目は,特定の団体を支援・育成するための団体運営等補助金,そして,三つ目は,公共になりかわって事業を行っている方等への補助金でございます。


 いずれにいたしましても,そこに共通して求められますことは,議員も御指摘のとおり,貴重な税金を特定の団体等に資金提供するわけですので,当然,そこにはおのずと市民の福祉の向上や利益の増進に費用対効果が期待できるものでなければなりませんし,市民に何らかの還元が求められるものであることは,言うまでもございません。


 さて,議員の御指摘によりますと,補助金は直接的に市民に還元される直接市民還元と,間接的に還元される間接市民還元とに大別され,そのうち直接的還元が特定還元と一般還元に仕分けをされております。


 直接市民還元のうちの特定還元につきましては,受益が限定的と考えられるものでありまして,一方,一般還元は,広く一般市民にまで受益が及ぶとされるものであると理解させていただきました。


 また,間接市民還元として区分されたものは,投資的な事業等,将来そこから生じると予想されます経済波及効果をねらったものであると受けとめさせていただきました。


 その上で,この分類表で間違いはないかとの御質問でございますが,一般的に補助金は,他の事業主体に対して支出されるものでございますので,例に挙げていただいているものの中には,考えが異なるところが若干ございますが,分類そものは――分類におきましては,何かに着目して,それを基準に行うものでありまして,その着眼点によりまして,種々の分類が可能だと考えております。


 したがいまして,お示しいただきました分類につきましては,これはこれで一つの分類をしていただいているものと理解させていただいております。


 以上をもちまして,答弁とさせていただきます。


○議長(大西克美君)  中村 浩議員。


              〔24番 中村 浩君登壇〕


○24番(中村 浩君)  ありがとうございました。


 間違いではないとの答弁でありましたので,次に移ります。


 次に,二つ目として,市長の施政方針の16ページに,「補助金について市補助金も含めた経費全般についての見直しやコスト縮減を図るなど,計画的な財政構造の改善と財政の健全化を図る」とありますが,具体的に,この分類表で,どこをどうするかお示しください。


○議長(大西克美君)  企画財務部長。


○企画財務部長(長谷川正人君)  それでは,2点目の御質問に,お答えします。


 市長が施政方針でも申し述べておりますように,本市の財政状況は,比較的安定はしておりますものの,今後の本市を取り巻く経済情勢は不透明でございまして,国の財政構造改革,制度改正も大きな影響を及ぼすものと考えられ,本市財政は予断を許さない状況にありますことは,議員も御承知のことと存じます。


 緊急の課題でもあります,少子・高齢化対策や子育て支援を初めとする福祉対策など,行政に与えられた課題と需要は年々膨れ上がり,今後多額の財源が必要となってまいりますことから,限られた予算で健全財政を維持していくためには,補助金に限らず,すべての経費について,選択と集中に施策を方向転換し,より一層の節減,あるいは合理化,効率化を進めていくことが肝要かと考えております。


 そこで,議員からお示しいただきました分類表から,具体的にどこをどうするのかという点でございますが,鈴鹿市行財政改革計画の一環として,鈴鹿市行財政改革推進委員会から補助金の見直しに当たっての提言もいただいております。その提言にもございますことから,現状分析と分類整理を手始めとして,新しい補助金制度の確立や補助金交付基準の制定に向けた取り組みに努めてまいりたいと考えております。


 よろしく御理解を賜ります。お願いします。


○議長(大西克美君)  中村 浩議員。


              〔24番 中村 浩君登壇〕


○24番(中村 浩君)  答弁では,見直しについて,具体的にまだ定まっていないとのことでございますが,これから提言に沿って整理するとのことですが,私は,市長が施政方針で述べられた時点で具体案があるものと理解しましたし,提言が提出されてから4カ月が経過していますので,残念であります。早急に議論していただくようにお願いいたします。


 そこで再度,質問いたします。


 その提言には,補助金の公平性の確保を求める事項があるのかどうか,答弁を求めます。


○議長(大西克美君)  企画財務部参事。


○企画財務部参事(林 治門君)  それでは,私から,2回目の質問となりました補助金の見直しに当たっての提言の中に,公平性の確保に係る文言が盛り込まれているのかという点につきまして,御答弁を申し上げたいというふうに存じます。


 補助金の見直しに当たっての提言によりますと,公平性の確保に関しましては,透明性の確保とあわせまして,補助金の成果の公表という観点から,交付基準の仕組みづくりの中で触れられております。このことは,住民意識の高まりによりまして,行政のさまざまな分野において住民の関心が注がれている中,公平性や透明性が強く求められる時代になってきており,そのためには,補助金の成果等を積極的に住民に知っていただくような,そんな仕組みを講じることが必要ではないかということでありますので,よろしく御理解を賜りたいと存じます。


○議長(大西克美君)  中村 浩議員。


              〔24番 中村 浩君登壇〕


○24番(中村 浩君)  御答弁ありがとうございました。


 それでは再度,それに沿って質問をさせていただきます。


 真の公平性の確保については,私の申し上げました,一般市民還元とみなしてよいのかどうか,答弁を求めます。


○議長(大西克美君)  企画財務部参事。


○企画財務部参事(林 治門君)  次に,御質問いただきました,この公平性の確保が,議員御指摘の一般還元に係る補助金の充実につながるのではないかとの御質問でございますが,特定還元,一般還元という区分にかかわりませず,公共の利益のために貴重な税を投入するわけでございますので,公平性の確保は,すべての補助金に当てはまるものであると理解をいたしております。


 公平性の確保ということは,例えば,補助金の交付に当たりまして,同じような活動を行っている団体であるにもかかわらず,補助金に差が生じるようなことがあってはならないということでありまして,そういうことのないように,今後,基準を明確にしなさいということであると思っております。


 したがいまして,特定還元,一般還元にかかわらず,公平性の確保という考えは,すべての補助金に該当するものと思っておりますので,どうかよろしく御理解を賜りたいというふうに存じます。


○議長(大西克美君)  中村 浩議員。


              〔24番 中村 浩君登壇〕


○24番(中村 浩君)  先ほど答弁いただきましたけど,答弁が違うと思いますね。なぜなら,私が申し上げている公平性の基本は,限られた市民ではなく,鈴鹿市民全員を対象としている補助でありますので,一般市民還元の意味を理解し,再度答弁をいただきますようお願いいたします。


○議長(大西克美君)  企画財務部参事。


○企画財務部参事(林 治門君)  再度の御質問でございますが,私どもこの補助金の執行に当たりましては,冒頭,部長からも答弁がございましたように,当然そこには公共の利益につながるもの,そして,広く一般市民の還元につながるもの,これが大前提といたしております。


 そんな観点から,議員が御指摘の一般還元,また,その特定還元につきましても,何らその辺の考え方には違いはないというふうに考えておりますので,よろしく御理解を賜りたいというふうに存じます。


○議長(大西克美君)  中村 浩議員。


              〔24番 中村 浩君登壇〕


○24番(中村 浩君)  私が考えているのは,先ほども申し上げましたように,一般市民還元が最優先ということで考えておりますので,これからも検討していただくようにお願いしておきます。


 次に,三つ目,具体的に金銭の表示で答弁を求めます。


 この分類表,再度,分類表をお願いいたします。


              〔資料をスクリーンに示す〕


 この分類表の直接市民還元の特定還元に幾ら,また同じく一般還元に幾ら,そして,間接市民還元に幾らかの補助金を予定しているのか,19年度の予算でお答えください。


○議長(大西克美君)  企画財務部参事。


○企画財務部参事(林 治門君)  それでは,3点目のそれぞれの補助金の額につきまして,御答弁を申し上げたいと存じます。


 議員がお示しをいただきました分類表に沿って申し上げますと,まず,特定還元に分類をされております市の補助金等の一覧表の掲載分でございますが,その中から,間接市民還元に分類をされております投資的な事業などに含まれるものを除いた分と,C−BUSの運行事業費――これは予算上は補助金でございませんが,これを合わせた分といたしまして6億800万2,000円になります。


 次に,一般還元に分類されております,応急診療所の委託料などを含む運営費と救急医療の輪番制などの地域医療振興事業を合わせまして,9,947万5,000円となっております。


 また,間接市民還元と分類されております,投資的なものと工業振興関係に係る補助を合わせますと,5億602万3,000円でございます。


 いずれも,本年度の当初予算に計上済みの予算でございますので,よろしく御理解を賜りたいと存じます。


○議長(大西克美君)  中村 浩議員。


              〔24番 中村 浩君登壇〕


○24番(中村 浩君)  答弁では,概算で総額12億円で,特定市民還元は6億円で50%,間接還元は5億円で41.7%,そして,市民が求める公平な補助金――すなわち市民だれでも受けれる一般市民還元は,概算で1億円で8.3%しかないが,これをもっとふやす考えはないのか,答弁を求めます。


○議長(大西克美君)  企画財務部参事。


○企画財務部参事(林 治門君)  それでは,次に,約1億円弱の一般市民還元をふやす考えはないのかとの御質問に,御答弁を申し上げます。


 さきに御答弁申し上げましたような一般還元に係る金額は,応急診療所の運営経費と救急医療の輪番制についての予算額を申し上げたものでございますので,まず,その点を御承知おきいただきたいと存じます。


 その上でのお答えになりますが,補助金の支出に関しての基本原則の一つといたしまして,冒頭,部長答弁にもございましたが,公益すなわち公共の利益に資するものであることが求められております。言いかえますと,あらゆる補助金は,何らかの形で公共の利益に反映されるべきものでございますので,特定還元,一般還元を問わず,公益性を有しているものであるということを御理解いただきたいと存じます。


 補助金を交付することは,その事業目的を達成するための手段であり,公共の利益を追求するための手法の一つとして,補助金という制度を活用しているものと考えております。


 特定還元に分類されているものでありましても,結果的には一般還元に当てはまるものもございましょうし,特定還元から一般還元への組み替えという考え方ができるのではないかと思っております。


 特定還元と一般還元の違いは,補助金の対象となる経費の整理の仕方をどうするのか,どういう活動を補助金交付の算式とするのかという点でございまして,求めているところは,いずれも公益であります。


 したがいまして,今後の基準づくりの中で,個々の補助金を整理することで,議員が分類をされました特定還元になるのか,また,一般還元になるのかが必然的に区分分けされるのではないかと思っております。


 したがいまして,一般市民還元をふやすのかということにつきましては,整理した結果として導き出されるものであるということで御理解を賜りたく,よろしくお願い申し上げます。


○議長(大西克美君)  中村 浩議員。


              〔24番 中村 浩君登壇〕


○24番(中村 浩君)  答弁では,分類は,補助金を整理して分類するとのことですが,私は,これからの鈴鹿市は,さきにどの分類に入るのか吟味して,これからの施策いただくことを提言いたします。


 次に,四つ目として,一般市民還元の補助金は9,947万5,000円と答弁がありましたが,詳細に質問いたします。


 ここで,第5次鈴鹿市総合計画――これでございますけど,第5次鈴鹿市総合計画の将来都市像に視点を置くと,メーンテーマは「市民一人ひとりが夢や生きがいを持って安心して暮らせるまち すずか」であります。特に安心して暮らせる町であります。


 ここで時代を回顧すると,川岸市長も引けをおとりになりませんが,名誉市民でもあり,29年間,市長を務められた先代の杉本龍造市長は,偉大な市長であったことをひしひしと感じております。なぜなら,昨今,自治体の病院運営は厳しい折,収支では赤字が年間3億円から4億円,中には運営ができず閉鎖された自治体病院が続出している中,鈴鹿市は市立病院を持たなかったことであり,すべて民間にお願いしているシステムでありますが,夜間や休日に医師会にお願いし,1次救急患者の市民を収容している応急診療所の利用度はどうか,また,運営委託費は幾らで,その金額で十分なのかどうか,答弁を求めます。


 また,24時間,365日,鈴鹿市民の命を守っている2次救急医療輪番制の補助金は幾らか,医師の確保が難しい現在,また,その予算で大丈夫なのか,特に亀山市や津市においては,2次救急医療が崩壊していると聞いているが,鈴鹿市では大丈夫なのかどうかお答えください。


 また,関連して,最近のテレビや新聞でよく耳にすることは,救急車で患者を収容したが,病院に搬送するまで,かなり多くの時間を要した事例が報道されていますし,この第5次鈴鹿市総合計画の71ページでございますけど,救急医療体制の充実についての中で,平成20年度の2次救急病院の収容率は95%で100%ではないが,現状はどうなっているのか,この件については,消防長に答弁を求めます。


○議長(大西克美君)  保健福祉部長。


○保健福祉部長(渥美眞人君)  それでは,私からは,応急診療所の利用度と運営費,そして2次救急の補助金等について,現状報告を含めまして,御答弁を申し上げます。


 本市におきましては,医師会を初め,関係医療機関の御協力をいただき,夜間や休日の対応として,鈴鹿市応急診療所を開設し,そして鈴鹿中央総合病院及び鈴鹿回生病院には,輪番制により,昼夜を問わず,2次救急医療を担っていただいております。


 まず,応急診療所の利用度についてでございますが,これは年々増加をしてまいりまして,平成18年度は,延べ6,720人の方に利用をしていただきました。特に年末年始やゴールデンウイークは,1日に100人を超える日もございました。休日・祝日の昼間は,71日ございまして,1日平均46.3人,夜間は365日で9.4人でございます。


 利用者のうち,約70%は小児科診療でありますことから,土曜日,日曜日,祝日の夜間につきましては,小児科専門医の医師を配置し,体制を整えております。


 次に,応急診療所の運営費についてでございますけれども,平成19年度予算におきまして,6,395万2,000円を計上してございます。このうち医師,歯科医師,薬剤師,看護師,事務職員の報償費等につきましては,5,403万1,000円でございまして,それらの基準単価は,三重県下の他の自治体を参考に算出いたしまして,ゴールデンウイークは平日の1.3倍,年末年始は1.5倍に設定しており,毎年,医師会,歯科医師会などと協議をし,協定を締結しているところでございます。


 次に,2次救急の補助金についてでございますが,平成19年度予算におきましては,鈴鹿中央総合病院に2,081万4,000円,鈴鹿回生病院に1,030万円を補助する予定でございます。


 また,小児科医のセンター化によります小児救急輪番補助として,鈴鹿中央総合病院へ392万4,000円を補助する予定でございます。


 なお,救急医療関係の補助金につきましては,平成16年11月1日付の三重県健康福祉部医療政策室より,医療政策関係補助金交付要綱の基準額により算出した額を診療日数に応じて支出をしております。


 議員が御質問の応急診療所の運営及び救急医療関係の補助金が十分であるのか,また,鈴鹿市の2次救急は大丈夫なのかについてでございますけれども,応急診療所については,毎年2回程度,医師会,歯科医師会,薬剤師会等で構成します応急診療所運営委員会におきまして,体制等について協議をしているところでございます。


 また,2次救急の問題につきましては,鈴鹿中央総合病院,鈴鹿回生病院,医師会等によります2次救急医療調整会議において両病院の受け入れ状況や,1次救急・2次救急のすみ分けなど,医療体制の充実に向け検討をしているところでございます。


 以上のような状況から,鈴鹿市医師会の方から,応急診療所従事者の報償費の見直しや,病院における医師の確保及び補助金の引き上げなどの要望をいただいているところでもございますが,市といたしましても,近隣自治体との状況を見据えながら,医師会等と調整し,今後,対応してまいりたいというふうに考えておりますので,御理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


○議長(大西克美君)  消防長。


○消防長(児玉 忠君)  それでは,私から,中村議員の関連の御質問について,御答弁を申し上げます。


 1点目の他市においては,病院収容まで時間を要するといった事例があるが,本市の状況はどのようになっているのかといった御質問についてでございますが,本市では,収容現場から重症者であった場合の収容先は,鈴鹿中央総合病院と鈴鹿回生病院との輪番で,2次救急病院へ収容すると決められておりますので,本市では,そのように搬送しております。


 もう一方,軽症者の収容先は,最寄りの病院へ搬送する途中に収容が可能か否か,関連する病院へ直接電話確認を行って収容しておりますので,他市のような長時間の搬送問題は生じていないのが現状であります。


 2点目は,第5次鈴鹿市総合計画における20年度の2次救急病院の収容率が100%になっていないとの御指摘でございますが,救急車での傷病者の病院収容は,2次救急病院へ収容しなければならない重症者ばかりでなく,58.7%の方が入院を要しない――いわゆる軽症者であります。これらの方々を2次救急病院へ搬送しなければならない状況や,さらには2次救急病院側が,他市からの傷病者の受け入れも行っているといった2次救急病院側の収容の困難性に加え,精神科につきましては,桑名,四日市等の北勢地区の輪番制で,他市への搬送も実施しております。


 また,市内の産院や小児科の2次救急病院も,鈴鹿中央総合病院しかなく,これも他市へ収容しなければならないといった場合がありますことから,市内の2次救急病院での収容率は100%の収容率とはなっておりませんが,隣接する市外の病院へ収容者を入れますと,当然ではありますけれども,100%となります。


 以上でございます。


○議長(大西克美君)  中村 浩議員。


              〔24番 中村 浩君登壇〕


○24番(中村 浩君)  ありがとうございました。


 今の答弁で,3項目すべて理解させていただきましたが,ここで提言をさせていただきます。


 応急診療所については,これだけ多くの市民を診ていただいていることは評価させていただきます。特に小児科で子供の容体は急変しますので,市民の要望に沿う運営をお願いしますし,PRの充実と補助金の検討及び消防署との連携が可能な協議を提言しておきます。


 次に,2次救急医療については,鈴鹿市民にとってなくてはならない病院ですので,勤務医が不足の中で,より充実できることを強く要望いたします。


 そして,消防長の答弁で,2次救急病院の収容率が100%であることを理解いたしましたが,第5次総合計画の表示では,注意書きでもあれば,私も含め,わかるんでございますが,市民も間違いないために,この項目について見直しを提言しておきます。


 時間が急いでおりますので,次に移ります。


 次に,大きい2番目として,C−BUSについて質問いたします。


 今回の質問で,パートフォーになります。4回目の質問になります。


 今まで回数を重ねたのは最高で5回であり,この庁舎建設は,川岸市長も工事希望価格方式を採用いただき,予定価格より13億6,000万円安くなった経緯があります。今回,C−BUSの質問も最終になるように頑張ってまいります。前置きが長くなりましたが,質問に入ります。


 一つ目,C−BUSと民間路線バスとの競合について,国土交通省中部運輸局の見解が変わったが,いつの時点で,どのように変更されたのか,また,どのように理解しているのか,答弁を求めます。


○議長(大西克美君)  産業振興部長。


             〔産業振興部長 熊沢逸雄君登壇〕


○産業振興部長(熊沢逸雄君)  中村議員の御質問に,御答弁申し上げたいと思います。


 先ほど法律はどのように変わってきたかということでございますが,この法律につきましては,昨年度――経過を申しますと,平成8年に一応道路法の改正がございまして,これにつきましては,改正の実際に運用されましたのが平成14年でございます。このときは,一つの規制緩和がございまして,規制緩和そのもので,バス事業者が今までの許可制から,いわゆる届け出制のような形になってまいりました。そのような形で一つの改正がございました。


 それから,あわせまして,今回,平成18年10月に,一応法改正がございまして,この法改正につきましては,一応道路運送法及び道路運送法施行規則も改正がございまして,実際には,従来の国の許可,あるいは国に検討させてもらっておりましたものが,指導が,いわゆる地域公共交通会議という新たな機関が設置いたしまして,この地域公共交通会議が,いわゆるすべての協議に応じまして,それを通じますと,一応国の方で,一応民間の方になっていくと,このような状態になりました。


 いわゆるこの法改正のもとにおきましては,いわゆる地域のいろいろな人たちの意見,これにつきましては――この会議の構成メンバーにつきましては市民の方,あるいは陸運局の方,あるいは警察の方,あるいは関係する機関の方が集まりまして,そこが地域の実情に応じた,いわゆる公共交通会議というものを組織いたしまして,そこで形の協議が整いますと,一度国の方への申請と,こういう形になりまして,そこでの合意形成がない場合につきましては新たな路線,あるいは新たな変更路線等については,一応許可できないような状態となっております。


 道路法の改正につきましては,以上でございます。


○議長(大西克美君)  中村 浩議員。


              〔24番 中村 浩君登壇〕


○24番(中村 浩君)  先ほど部長から答弁をいただきましたけど,答弁は全然違いますね。正直調べられたんですか――正直。私は,今から申し上げますけど,何にも調べてない気配がございます。今から申し上げますので,よう聞いとってくださいよ。


 私が,これまでの私の質問で,パートワンは,16年の12月定例会にさせていただきました。私は,その中で,市街地循環バスの運行について尋ねました。市街地で循環バスを走らせたらどうやと,こういうことで質問をさせていただきました。その中で答弁は,鈴鹿市のC−BUSは廃止バス路線の代がえであり――ここから重要でございます。路線バスとの競合は,運輸局の指導等でできないとの答弁を何回も繰り返された経緯があり,私もその答弁を100%信用し,現在に至っておりましたが,私は,本当にその答弁が――私は本当にそうであるのか調査をさせていただきましたら,実は桑名市においては,6年前の平成13年4月1日より,桑名市コミュニティバスのK−バスで,路線バスと競合し,同じルートを運行している事実があります。


 一定条件のもと,運輸局より認可がおりた事実が判明した以上,今,答弁がされましたけど,この事実は全然ございません。一定条件が大事でございます。これまでの私の質問に対する答弁は間違いであり――というのは,私が問題をさせていただいたのは16年の12月でございます。そのときは,現実に桑名市は13年の――質問させていただいた3年前の13年4月1日より,K−バスとして,本当に走っとるんですよ。運輸局からちゃんと許可ももろとるんですよ。それを答弁とは――全然違う答弁をされましたので,ここで私は,今までしてきた行政の答弁は間違いであって,訂正する必要があると考えますが,どうするのか,答弁を求めます。


○議長(大西克美君)  産業振興部長。


○産業振興部長(熊沢逸雄君)  先ほどの中村議員の2回目の質問でございますが,国のいわゆる指導のことについてでございますが,これは,先ほど申し上げました地域交通会議ができるまでにつきましては,国の方の指導がございました。それで,その指導の原本となりますのは,いわゆる営業バス路線との競合について,いわゆる民間バス路線に重大な影響を及ぼすか否かであって,いわゆる運行時間帯,運行本数,あるいは路線バスの営業に重大な――先ほど申しました影響,こういったものがあるかないかということによって,いわゆる国の指導がございました。


 したがいまして,桑名市等を例に挙げて御説明いただきましたが,いわゆるコミュニティーの運用目的地であります中心市街地エリアの一部,いわゆる駅,市役所等におきましては,一部重複期間で出ておりますが,いわゆるサービス水準は,営業バス路線の方が運行本数も多く,経営に大きな影響を及ぼさないということで,許可されているとのことでございます。


 したがいまして,議員も御承知のように,桑名市の場合は,一極集中型の都市型でございまして,鈴鹿市は,いわゆる市街地が,どちらかといいますと,3極に分かれおりまして,そのような地形的な変化もございまして,そういう形の中で,桑名市におきましては,バス事業者が3業者参入いたしておりまして,いわゆる一極集中型の形になっておる状態でございまして,その中で,いわゆる一部乗り入れの中で競合するところもございます。


 これにつきましては,過去の一般質問の中で,鈴鹿市におきましても,あるいは,一部平田駅周辺では,競合しているところもございますので,こういった形で御説明申し上げてきましたところでございますので,御理解いただきたいと,かように思います。


 以上です。


○議長(大西克美君)  中村 浩議員。


              〔24番 中村 浩君登壇〕


○24番(中村 浩君)  私のお尋ねさせていただいたんは,今までしてきた答弁は,私が言うとるのが間違いであったので訂正してくださいということですけど,それは訂正されるんですか,どうですか。


 それと,ここで提案しときますけど,国土交通省中部運輸局が求めるC−BUSを民間バス路線と走らす一定の条件としては,民間事業者との協議により合意に達すれば――合意に達することが条件でありますので,今,部長の答弁いただいたんとはまるっきり違います。路線バス事業者がオーケーと言ったら,C−BUSが走るんですよ。


 ですから今,申し上げた答弁を訂正するんかどうか,それと,中部運輸局は一定条件でしたら走らせ――もう一回言いますよ,民間事業者との協議により,合意に達すれば認可をするということでございますので,その二つについて,ちゃんと答弁を求めます。


○議長(大西克美君)  産業振興部長。


○産業振興部長(熊沢逸雄君)  事業者と,いわゆるC−BUSの実施主体であります地方公共団体との合意でございますが,やはりそこにつきましては,先ほど桑名市の例を出していただきましたが,やはり行政指導――いわゆる国の指導の形の中で,駅前まで,いわゆる乗り入れを規制されております。そういった形の中で,いわゆる規制そのものについては,行政指導というものが実存するということで御理解いただきたいと思います。


 したがいまして,総体的なことで,実質事例といたしまして今申し上げましたとおりでございますが,実際には協議する形の中に,前提といたしましては,やはり民間バス路線に重大な影響を及ぼさないという形のものが前提と入っておりまして,したがいまして,過去からの答弁につきましては,私どもについては訂正するということはございません。


 したがいまして,この民間バス路線につきましては,やはり行政指導,いわゆる国の指導があって,先ほど繰り返しますが,民間バス路線と重大な,いわゆる影響がないという前提の条件のもとで協議,指導を受けてきておりますので,御理解いただきたいと,かように思います。


○議長(大西克美君)  中村 浩議員。


              〔24番 中村 浩君登壇〕


○24番(中村 浩君)  発言と答弁が食い違って前へ進めません。幾ら言っても,聞く耳は持たんという感じでございますので,実に今,答弁がされましたけど,桑名市は,5ルートのうち3ルートは,桑名の駅前を走っとるんですよ。ちゃんと調べて答弁してくださいよ。


 それで,幾らしても――幾らここで議論しても,おたくが調査してありませんので,答弁を求めることができません。ですから,あしたでも,あさってでも結構ですので,国土交通省中部運輸局へ行って,ちゃんと調べて,また機会があったら,正式に御説明願います。そうせんことには,幾らここでやっても水かけ論になって時間が経過するだけでございますので,新しいステップとしては,そういうことで,それは提言させていただきます。


 それと,新しい質問でございますけど,二つ目に,先ほどの補助金の質問での公平性の観点は,あくまでも市民全員を対象とした一般市民還元が基本でありますので,C−BUSは現在――ちょっと資料を上げてください。


              〔資料をスクリーンに示す〕


 このC−BUSは,あの特定市民還元――一番上の書いてある限られた場所の人に恩恵をこうむってるバスでございますので,私は,ここで,特定市民還元になっていますが,公平性を確保するためにも,一般市民還元にすることが必要不可欠であると考えますが,これは市長に答弁を求めます。


○議長(大西克美君)  産業振興部長。


○産業振興部長(熊沢逸雄君)  これにつきましては,再度の御質問でございますが――中村議員のこれまでのパートフォーでございますが,いわゆる確かに公平云々という議論もございますが,これまでから御答弁申し上げましたように,いろんな条件的な格差等もありますし,また,バス利用といった側面だけでとらえますと,確かにいろいろ問題が生じるような議論も出てこようかと思います。


 しかしながら,いわゆるコミュニティバスによります交通サービス,いわゆる市街地までの距離があるとか,いわゆる民間の公共交通のサービスが一切ない,これまでのバス路線が廃止された,こういう状況の中ですることにつきましては,やはり逆に言いますと,地域格差の解消を図りまして,また,市民全体が,逆にその意味では平等に生活をとの機会を享受できるようにするという観点から,このC−BUSを取り組んできた経緯がございますので,御理解いただきたいと,かように思います。


 以上でございます。


○議長(大西克美君)  中村 浩議員。


              〔24番 中村 浩君登壇〕


○24番(中村 浩君)  答弁は――今,部長から答弁いただいたんは,平成16年12月の定例会で,私が1回目にさせていただいた答弁と同じでございます。ちっとも変わってません。いろいろ言うてるんでございますけど,私が申し上げとるのは,確かにうちのC−BUSは,廃止バス路線の代がえということでスタートしましたけど,もう8年が経過しましたし,いつまでも特定市民還元で置いておくよりは,やっぱり一般市民還元に戻して,鈴鹿市の市民全員にやっぱり恩恵をこうむっていただくような――別に本数はどこのC−BUSでも時間を見てみると1日――よそのK−バスですね――松阪はすずのねバスと言いますけど,1日に走っとるのは4本か5本でございます。鈴鹿市の場合は――C−BUSは,一番多いのは16本走ってます――1日に,16本。よそから比べたら3倍ぐらい走ってますので,その本数を一般の海岸の方向ですね――市街化区域の方へ回していただきゃ簡単でございますので,そういうことも視野に入れて――それやったら,今の現行のままでできることも可能でございますので――ルートを変えや,運輸局はそんでええと言うてますので,三重交通が――極端な話をすると,三重交通が合意に達したら,バスは走らせてええと言うとるんですよ。


 ですから,そういうことを踏まえて,こっちの西部と南部の本数を減らしても,東部とか,特に海岸べりから運行できりゃ――そういうことも可能やと思うんでございますけど,そのとこを再度答弁願います。


○議長(大西克美君)  産業振興部長。


○産業振興部長(熊沢逸雄君)  コミュニティバスにおかれましては,特に議員御承知のとおり,コミュニティバスにつきましては,いわゆる福祉サービス,あるいは路線バスの廃止対策等々,いろんな,これの提言についてはいろいろございます。そういった形の中で,そういったことにかわりまして,自治体が実施主体となっております。


 しかしながら,こういったものにつきましては,料金体系,あるいは交通政策においても,まだ確立されていない状況の中でございます。


 したがいまして,これまでは鈴鹿市として,いわゆるプロセスを大切にいたしました鈴鹿方式でコミュニティバスを運行してきた経過がございます。


 その形の中で西部地域,あるいは現在,南部地域を実証運行している現状でございまして,これにつきましては,議員等についても御理解いただいた経過であろうかと思います。


 また,あわせまして,これらの事業を,単にバス事業といった側面でとらえますと,先ほど言いました平等性,不公平の議論も生じます。


 こういったものにつきましては,いろいろ今後の方向性の中で検討はしてまいりたいと思いますが,最終的には,議員がおしゃいましたように,現在本市としては,既存のコミュニティバスの定着を現在中心に,生活交通路線の確保に向けて,我々取り組んでいるところでございまして,議員におかれましても,本市のコミュニティバスの導入の経過は御理解いただいておると思いますが,これまでの経過を御理解いただく上で,いわゆる南部の検証を重ねる中で,その方向性を,いわゆる見定めまして,民間の公共交通サービスの位置に向けた支援も含めて,市民のいわゆる総合的な公共交通サービスを,いわゆる公共交通体系について,どういう形でしていくかということにつきましては,先ほど申しました地域公共交通会議なども利用しながら,広く市民の意見をお聞きしながら検討してまいりたいと,かように思っております。


 あわせまして,先ほど桑名市の資料等々につきましては,全部持ち合わせておりますので御報告申し上げて,答弁とさせていただきます。


○議長(大西克美君)  中村 浩議員。


              〔24番 中村 浩君登壇〕


○24番(中村 浩君)  桑名のK−バスの資料があったら,そんな駅前は通ってないという答弁はないと思うんですよ。5ルートのうち3ルートは,ちゃんと駅前走ってますやんか。持っとったら,それに沿うような答弁ができますやろ。持っとるで大丈夫やと,答弁と全然違いますよ。


 最後に,もう時間がなくなりましたので,最後に提言をさせていただきますけど,市長,職員さんを国土交通省の中部運輸局へ視察に出していただいて,もっと勉強していただくようにお願いして終わります。


○議長(大西克美君)  これにて,中村 浩議員の質問を終了いたします。


 これにて,一般質問を終結いたします。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(大西克美君)  以上で,本日の日程は終了いたしました。


 あす14日は休会といたします。


 来る15日は本会議を開き,提出議案に対する質疑及び各議案の委員会付託を行います。


 本日はこれにて散会いたします。


 御苦労さまでございました。


            午 後  2 時 50 分 散 会


         ――――――――――――――――――――――――