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三重県 鈴鹿市

平成19年 6月定例会(第1日 6月 4日)




平成19年 6月定例会(第1日 6月 4日)





           鈴鹿市議会定例会会議録(第1日)


 平成19年6月4日鈴鹿市議会議場において鈴鹿市議会定例会を開く。


 
1出席議員


     1 番   杉 本 信 之      2 番   板 倉   操


     3 番   石 田 秀 三      4 番   森 川 ヤスエ


     5 番   森   しず子      6 番   伊 藤 寿 一


     7 番   池 上 茂 樹      8 番   薮 田 啓 介


     9 番   彦 坂 公 之     10 番   小 島 巧 也


    11 番   佐久間 浩 治     12 番   大 杉 吉 包


    13 番   今 井 俊 郎     14 番   市 川 哲 夫


    15 番   水 谷   進     16 番   鈴 木 義 夫


    17 番   伊 藤 健 司     18 番   森   喜代造


    19 番   矢 野 仁 志     20 番   青 木 啓 文


    21 番   森   義 明     22 番   市 川 義 ?


    23 番   大 西 克 美     24 番   中 村   浩


    25 番   大 谷   徹     26 番   原 田 勝 二


    27 番   後 藤 光 雄     28 番   南 条 雄 士


    29 番   中 西 大 輔     30 番   森 田 治 已


    31 番   野 間 芳 実     32 番   竹 口 眞 睦


1欠席議員


    な  し


1説明のため出席した者


    市長              川 岸 光 男


    副市長             一 見 奉 雄


    収入役             松 原 俊 夫


    教育委員会委員長        岡 田 惠美子


    監査委員            島 村 御 風


    選挙管理委員会委員長      疋 田 士 郎


    水道事業管理者         倉 田 勝 良


    教育長             水 井 健 次


    消防長             児 玉   忠


    企画財務部長          長谷川 正 人


    総務部長            舘   哲 次


    生活安全部長          采びき 隆 道


    文化振興部長          佐 藤 邦 孝


    環境部長            中 村   功


    保健福祉部長          渥 美 眞 人


    産業振興部長          熊 沢 逸 雄


    土木部長            大 井 明 人


    都市整備部長          古 川   登


    生活安全部次長         浅 野 正 士


    保健福祉部次長         村 山 邦 彦


    産業振興部次長         今 井 正 昭


    水道局次長           島 村   悟


    教育次長            矢 田 憲 二


    消防本部次長          須 藤 善 信


    総務部参事           鈴 木 良 一


1職務のため出席した事務局職員


    事務局長  宮 ?   守         議事課長  今 田 行 隆


    書  記  玉 田 直 哉         書  記  板 橋 隆 行


    書  記  佐 野 方 彦


          ――――――――――――――――――――――――


1会議の事件


 日程第 1          会議録署名議員の指名について


 日程第 2          会期の決定について


 日程第 3          諸般の報告


 日程第 4  議案第 44号 専決処分の承認について


 日程第 5  議案第 45号 平成19年度鈴鹿市一般会計補正予算(第1号)


        議案第 46号 鈴鹿市交通安全条例の制定について


        議案第 47号 鈴鹿市報酬及び費用弁償等支給条例の一部改正につい


                て


        議案第 48号 鈴鹿市税条例の一部改正について


        議案第 49号 鈴鹿市手数料条例の一部改正について


        議案第 50号 鈴鹿市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正につ


                いて


        議案第 51号 鈴鹿市消防団員等公務災害補償条例の一部改正につい


                て


        議案第 52号 都市計画法施行令に基づく開発行為の面積等に関する


                条例の廃止について


        議案第 53号 工事請負契約について


        議案第 54号 工事請負契約について


        議案第 55号 工事請負契約について


        議案第 56号 三泗鈴亀農業共済事務組合の規約変更に関する協議に


                ついて


         ――――――――――――――――――――――――


            午 前 10 時 00 分 開 会


○議長(大西克美君)  おはようございます。


 きょうから6月定例会でございますので,よろしくお願いをいたします。


 ただいまの出席議員は32名で定足数に達しておりますので,議会は成立いたしました。


 ただいまから平成19年6月鈴鹿市議会定例会を開会いたします。


 本日の議事日程は,お手元に配付いたしましたとおりでございますので,御了承願います。


 これより本日の会議を開きます。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(大西克美君)  まず,日程第1,会議録署名議員の指名を行います。


 本定例会の会議録署名議員には,会議規則第78条の規定により,議長において板倉 操議員,野間芳実議員を指名いたします。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(大西克美君)  次に,日程第2,会期の決定についてを議題といたします。


 お諮りいたします。


 本件につきましては,去る5月28日の議会運営委員会において協議をいただき,今定例会の会期は,本日から6月22日までの19日間といたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大西克美君)  御異議ないものと認めます。


 よって,今定例会の会期は,本日から6月22日までの19日間と決定いたしました。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(大西克美君)  次に,日程第3,諸般の報告をいたします。


 本日の出席説明員の職・氏名を一覧表にしてお手元に配付しておきましたので,御了承願います。


 次に,報告第10号 平成18年度鈴鹿市一般会計繰越明許費についてから報告第12号 平成18年度鈴鹿市水道事業会計予算の繰越しについてまでの報告が別冊のとおり提出されております。


 この際,理事者より発言を求められておりますので,これを許します。


 市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  おはようございます。


 本日は,6月市議会定例会をお願いいたしましたところ,議員各位におかれましては何かとお忙しい中,御出席を賜りまして,まことにありがとうございます。


 何とぞよろしくお願いを申し上げます。


 それでは,諸般の報告について,御報告を申し上げます。


 まず,報告書の1ページ,報告第10号 平成18年度鈴鹿市一般会計繰越明許費についてでございますが,各事業について繰越額が確定いたしましたので,地方自治法施行令第146条第2項の規定により,御報告を申し上げるものでございます。


 繰り越しとなります事業は,私立保育所施設整備費補助等15事業でございまして,それぞれの事業を推進する上で,関連事業及び関係機関との協議・調整などに日数を要したことから,翌年度に繰り越しをさせていただくものでございます。


 次に,4ページ,報告第11号 平成18年度鈴鹿市下水道事業特別会計繰越明許費についてでございますが,一般会計と同様,繰越額が確定いたしましたので,ここに御報告を申し上げるものでございます。


 次に,7ページ,報告第12号 平成18年度鈴鹿市水道事業会計予算の繰越しについてでございますが,受託工事で開発行為や下水道工事の進捗と整合を図るため,工事の年度内完成が困難になったもの等でございまして,地方公営企業法第26条第1項の規定により,建設改良費の繰り越しを行った旨の報告を水道事業管理者より受けましたので,同条第3項の規定により,ここに御報告を申し上げるものでございます。


○議長(大西克美君)  以上で,報告は終わりました。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(大西克美君)  次に,日程第4,議案第44号 専決処分の承認についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,議案第44号 専決処分の承認について,御説明申し上げます。


 議案集の1ページをごらんいただきたいと存じます。


 御承認をお願いしようといたしますのは,平成19年度鈴鹿市老人保健特別会計補正予算(第1号)の専決処分についてでございます。


 さきの5月市議会全員協議会でお願いを申し上げましたように,平成18年度におきまして,老人医療費の財源の一つであります国庫支出金の交付時期が,国の予算の関係などから,一部,平成19年度にずれ込むことになりました。その結果,平成18年度の財源確保が不可能となったものでありまして,歳入不足を補てんするため,5月31日に19年度予算からの繰上充用をし,決算収支の均衡を図らせていただきました。


 つきましては,繰上充用に伴う平成19年度鈴鹿市老人保健特別会計補正予算(第1号)について,5月31日に地方自治法第179条第1項の規定による専決処分をさせていただきましたので,同条第3項の規定により御報告を申し上げますとともに,御承認をお願いするものでございます。


 別添の補正予算書の1ページの第1条にありますように,歳入歳出それぞれ4,402万9,000円を追加し,総額を109億9,254万2,000円にいたしておりまして,歳入では,諸収入に歳入欠陥補填収入を,歳出では,前年度繰上充用金をそれぞれ計上させていただきました。


 よろしく御承認を賜りますようにお願いを申し上げます。


○議長(大西克美君)  説明は終わりました。


 これより質疑に入ります。


 御質疑があれば,発言願います。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大西克美君)  質疑ないものと認めます。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議案第44号につきましては,会議規則第36条第2項の規定により,委員会の付託を省略いたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大西克美君)  御異議ないものと認めます。


 よって,議案第44号については,委員会の付託を省略することに決定いたしました。


 これより討論に入ります。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(大西克美君)  別段討論もございませんので,これより採決いたします。


 議案第44号 専決処分の承認についてを採決いたします。


 本案を原案のとおり承認することに賛成の方の起立を求めます。


               〔賛 成 者 起 立〕


○議長(大西克美君)  起立全員であります。


 よって,議案第44号は,原案のとおり可決されました。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(大西克美君)  次に,日程第5,議案第45号 平成19年度鈴鹿市一般会計補正予算(第1号)から議案第56号 三泗鈴亀農業共済事務組合の規約変更に関する協議についてまでの12件を一括議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,議案の提案説明に入ります前に,市長2期目の所信と平成19年度の施政の方針について,その一端を申し上げます。


 私は,本年4月の市長選挙におきまして,再度,市民の皆様の負託を受け,市政を担当する重責を与えられましたことを,この上もない喜びといたしますとともに,改めてその重さをひしひしと感じているきょうこのごろでございます。


 まずは,皆様の御支援に対しまして,心から感謝を申し上げますとともに,引き続き鈴鹿市議会におかれましても,御協力を賜りますようにお願いを申し上げます。


 さて,我が国の経済は,長い停滞のトンネルを抜け出し,企業の業績改善や設備投資の増加などにより,好景気の代名詞であった「いざなぎ景気」を抜き,戦後最長の好調な記録を更新しております。


 市内産業におきましても,税収等の数値を見る限り,主力産業である「ものづくり産業」の業績は堅調に推移をいたしております。


 一方,これまで何度も申し上げてまいりましたように,日本は人口減少時代に入り,今までに経験したことのない急速な高齢社会・少子社会になってきていることから,我が国は,今後も経済を持続的に発展させながら,こうした社会構造の変革やグローバル化の波に対処可能な新しい社会経済システムを構築していかなければならない状況にあります。


 同様に,本市も現在の活力をさらに伸長しつつ,新たな社会経済システムに対応し,市民が夢と生きがいを持つことのできるグランドデザインを描いていくことが大切な時期にあると考えます。


 このような中,政府は他国に誇れる文化や技術を世界に発信し,世界の人々が集う魅力的で存在感のある「開かれた文化創造国家」の建設や,健康を保ち,生涯現役で年齢に関係なく活躍できることで活力ある社会を維持する「健康寿命80歳」社会の構築,さらには,官民や国と地方の役割を明確にし,地域間競争による個性豊かで自立した地域の創造など,明るい未来を実現するため,今後もさらに改革を推し進めようとしております。


 また,政府は,「地方の活力なくして国の活力なし」とも述べており,これからは,「魅力ある地方」づくり,「頑張る地方」づくりが強力に進められていくと考えられます。


 ところで,「魅力ある地方」づくりについて,周辺諸都市を初め,全国的にも多くの都市が「平成の大合併」により合併し,今,それらの都市の多くは,合併後の都市の一体感を醸成することに腐心しておりますが,幸い本市は,合併による市制施行以来65年,最後の合併からも40年を経ようとしており,「魅力ある」まちづくりへの環境は整っていると考えます。


 私は,このような状況の今を,本市にとっての絶好の機会ととらえ,市制施行以来,現在まで積み上げられてきた『鈴鹿市』としての一体感をさらに充実し,魅力あるものにすることが,本市に,また,私のリーダーシップに求められているものであると考えます。


 私は,本市の有する穏やかで温かい市民性,豊かな自然,深みのある文化,力強くバランスのよい産業構造などを維持し,これらを『鈴鹿市』として発展をさせ,「市民一人ひとりが夢や生きがいを持って安心して暮らせるまち」づくりに励んでいくことを誓います。


 その意味で,厳しい行財政環境の中,市長1期目に,私の責任において策定した「みんなで築く鈴鹿夢プラン」を,引き続き着実に推進をします。


 そして,市民には「鈴鹿に住んでよかった」と心から感じていただき,また,市外の方々からは「鈴鹿に住んでみたい」とうらやんでいただける「魅力ある」まちづくりを推進します。


 心新たに,「魅力ある」まちづくりと申し上げましたが,一体,だれにとっての魅力でしょうか。それは,言うまでもなく第一義的に,市民にとっての「魅力」でなければなりません。


 「みんなで築く鈴鹿夢プラン」の将来都市像「市民一人ひとりが夢や生きがいを持って,安心して暮らせるまち すずか」の主語は,「市民」であります。


 アメリカ合衆国の著名な経営学者であり,現代経営学の父とも言えるピーター・ドラッカー氏は,2002年に刊行した「ネクスト・ソサエティ」の中で,市民みずからが自尊心を持ち,公益的な行動を起こし,共鳴を覚え合いながら,その輪を広げていくことのできる社会を,今後の「理想の社会」と位置づけています。


 私は,このような志あふれるさまざまな主体が活躍する市民主役の社会を構築するため,2期目に当たりましても「市民主役」を政治姿勢の基本に据えます。


 まず,市民が主役であるためには,市民視点の行政運営が必要であります。


 市民生活に密着した身近な行政サービスの提供,市民ニーズの多様化,厳しい財政状況,網羅型から選択型への政策転換,ガバメントからガバナンスへの意識変化など,時代は市民自治を求めています。


 そこで,私は,主役である市民が思う存分演じることのできる舞台づくり,すなわち市民活動のための環境整備や積極的な情報共有に努めるとともに,私に負託された部分につきましては,引き続き十分な「対話」をもとに「信頼」される行政運営を行います。


 2点目には,経営意識の確立が必要であります。行政は市民への説明責任を果たさなければなりません。


 私は,政策を推進する上で,今後の社会経済情勢の方向性をとらえて,そこに生じる行政サービスに対する需要の増減を予想し,それに対する本市のサービス供給能力を分析し,それらをもとにSWOT分析と呼ばれる手法を活用して,本市にふさわしいサービス展開の戦略と目標数値を,各部局レベルで明らかにする戦略計画を継続的に作成し,事業選択の根拠を市民にわかりやすく明確にします。


 この戦略計画の作成は,行政評価をより客観的にできるとともに,職員の中に経営意識を醸成することができ,ひいては,真の行政経営につながるものと考えます。


 以上2点を,心を新たにして私の政治姿勢とするとともに,座右の銘であります「真実一路」の信念のもと,誠心誠意,誠実にぶれることのない行政運営に励んでいきます。


 市民が主役となる舞台づくり,私は,行政は市民のためにあると考えます。行政が考え,サービスを提供し,市民がこれを享受するといった従来の一方向的な図式は,既に時代の流れと乖離していると考えます。


 これからは,鈴鹿市をつくっていくのは,市民主体でなければなりません。そのため,市民みずからが汗を流して,まちづくりに努めていただきたいと考えます。


 特に市民が一番熟知している,それぞれの住む地域においては,これが重要であります。


 しかしながら,本市は,人口20万を擁する都市としては,まだ地域づくりの機運が未成熟であり,市民が活動するための拠点整備や制度などの整備も不十分であります。


 そのため,今後は,行政と市民との役割分担を明確にするとともに,市民が主体的に活動できるよう,市民参加や住民自治のための制度づくりに取り組みます。


 また,本市でもNPOを初めとして,既に多くの市民団体が活動しております。これらを行政が力強く支援していくことが必要と考えますし,団体間の連携も必要であると考えます。


 このようなことから,地域づくりにつきましては,地区市民センターをその拠点としていくとともに,地域づくりに対する啓発に力を注ぎ,地域づくり協議会の設立を促し,地域におけるモデル事業の創設を支援するとともに,地域全体の市民活動のための拠点づくりにも取り組みます。


 本市が持続的なまちづくりを推進していくためには,そのもととなる労働力人口や市民生活の糧や公共サービスを提供するための財源を確保し,経済を活性化し続けなければなりません。


 そのため,私は,人,物,財,情報といった資源を獲得できる,本市の強みでもあるバランスのよい産業を振興します。


 具体的には,既に本年3月市議会定例会において鈴鹿市工業振興条例を改正しましたが,新たな企業誘致や本市に立地する企業が市外へ移転しないようにするため,民間の力も活用して,新たな工業用地の確保を進めます。


 また,本市は,かっての燃料電池による構造改革特区の指定を受けるなどしてきましたが,今後についても,鈴鹿医療科学大学による薬学部設置などを契機に,新たな「ものづくりを産業」興しに力を注いでいくとともに,本市の強みでもあります「ものづくり産業」を強力に支援するため,「ものづくり動く支援室」の将来的な自立を目指し,より活発な活動を促進します。


 農業については,土地改良事業などの基盤整備を進めるとともに,お茶や植木などの農業特産物の創出と振興を図ります。


 漁業については,漁獲産物の販売拠点整備の支援のほか,鈴鹿漁港の防波堤改修などの基盤整備に努めます。


 観光面では,非常に大きな経済効果であったF1グランプリ自動車レースが,熾烈な誘致合戦の結果,残念ながら,ことしは他所で開催されることになり,大幅な観光客の減少が見込まれます。


 観光産業の観点から,昨年度に観光振興基本計画を策定いたしましたが,「観光まちづくり」をコンセプトに,これを着実に推進し,集客交流人口をふやします。


 また,産業を振興し,本市を活性化するためには,その基盤整備も当然必要であり,そのため,白子駅前広場整備を中心に,活力があって『おもてなし』の心があふれる市街地整備を進めるとともに,効率的・効果的整備を可能とするコンパクトシティを推進します。


 さらに,国の基幹道路である第二名神高速道路や中勢バイパス,北勢バイパスの建設促進に力を注ぐとともに,鈴鹿亀山道路の早期整備への働きかけや,汲川原橋徳田線の4車線化を進め,生産物流活動のための道路整備を進めます。


 なお,第二名神高速道路につきましては,本市の産業振興にインパクトを与える重要な資源であることから,アクセス整備やパーキングエリアのスマート・インターチェンジ設置の要望などを行うとともに,これを活用した本市活性化施策のため,周辺地域の土地利用も適正に進めます。


 このほかにも,国レベルでは公共事業の縮小が図られていますが,本市では基盤整備がまだまだ未成熟であり,市民生活の利便性の向上と市内産業の活性化の観点から,経費節減に努める時期ではありますが,従前の公共事業量の確保を図ります。


 本市は,モータースポーツのメッカであり,『鈴鹿』という名は,世界的に広く知れております。しかし,これは「サーキットのまち」「世界的自動車レースが開催されたまち」として有名なだけで,本市の実態については,意外と知られていないと考えます。


 そこで,私は,この本市の最大の強みである「知名度」を生かさない手はないと考え,「モータースポーツ都市」としての良好なイメージを高めるため,シティセールスを推進します。


 そのためには,『鈴鹿』をブランド化することが大切であると考え,本市固有の素材や他にない「強み」をメッセージ化し,鈴鹿ブランドを創造します。


 ブランド化は,市民の心に方向性を与え,力を一つに結集することができ,また,対外的に「住みよいまち」のイメージを与え,それが実体の伴う本市への信頼を与えることにつながります。


 つまり,ブランド化によって,『鈴鹿』と聞けば感動が味わえるという信頼を与え,『鈴鹿』の産品であれば質がよくて安全だという信頼を与えることができるようになります。


 ブランドには,まち全体の都市ブランド,分野別ブランド,事業ブランドなどがあることから,幾つかの階層別にブランド化を進める必要があります。


 「サーキットのまち」という都市ブランドをさらに高めるため,モータースポーツの振興支援を行い,F1の再誘致に努めます。


 また,事業ブランドとして,「鈴鹿茶」のペットボトル化や「海苔の華」の商品化が行われてきましたが,今後もブランド化を進め,特産物の振興策を推進します。


 さらに,伊勢国分寺跡の整備など,本市固有の歴史や文化によるブランド化も進めるとともに,このようなブランド化に当たっては,まず,市民がそのよさを認識する必要があるため,地産地消をも推進します。


 ブランド化したものは,市外に向けて情報発信しなければ,外から新たな資源を獲得することはできません。情報発信のためには,人的なつながりによる口コミが大きな威力を発揮することから,そのためのネットワークづくりに取り組みます。本市出身の著名人を特命大使として選任し,また,市民や本市を愛し,本市に愛着を抱く方々を結集し,情報発信に努めます。


 政策を推進する上では,「みんなで築く鈴鹿夢プラン」の将来都市像のように,すべての市民が生きがいを持ち,夢を描いて生活できることが重要な要素であります。特に私は,将来の地域の宝である子供たちが夢を持ち,目的意識を養うことのできる教育を重視しております。これまでも,多額の財源を必要とする教育施設の整備を進めるとともに,少人数教育の推進や不登校対策にも力を注いできましたが,今後もこれらを引き続き充実をいたします。


 また,市民それぞれが生活する地域を愛し,夢や生きがいを持ち続け,心豊かな生活を営むための地域づくりを進め,そのための学習活動が,すべての地区で行えるようにいたします。さらには,すべての市民が,こうした自己実現の達成に努められるよう,妊娠,出産,育児,成長といった一貫性のある子育て支援を目指し,障害児保育,私立保育所での特別保育支援などの保育対策や,地域子育て支援センター,放課後児童クラブなどの充実とともに,新たに,放課後や週末における小学校の余裕教室を活用し,子供たちの安全・安心な居場所をつくる「放課後子ども教室」を実施し,環境整備にも一層の力を注ぎます。


 こうした生きがいづくりでは,生涯学習やスポーツ・文化活動に励む方々を支援することも重要であります。特に,市民に元気であり続けていただくため,また,本市特性を見きわめますと,スポーツ振興が大切ではないかと考えます。


 スポーツをする市民も,スポーツを見て楽しむ市民も,高齢者を初め,市民一人一人がスポーツに親しめる環境を整備します。


 このほかにも,団塊世代の活用策や男女共同参画社会づくりを進め,市民すべてが生きがいを持って元気に活躍できるための環境整備や場づくりを進めます。


 最後に,私は引き続き,安全で安心な市民生活の確保に努めます。


 安全で安心な地域とするためには,超少子・高齢社会に突き進む中におかれた市民のさまざまな不安を解消しなければなりません。


 そのため,まず第一に,健康・福祉の充実に努めます。義務教育就学前までの乳幼児医療費については,入院のみならず,通院に係る経費も助成するほか,児童手当の充実などの児童福祉,小規模作業所施設などの障害者福祉施設整備などの障害者福祉,地域包括支援センターを拠点とした介護予防事業や,介護保険対象以外の高齢者福祉事業の充実などの高齢者福祉を進めます。


 また,健康診査の普及に努めるとともに,病気予防のための健康教育,健康相談を充実し,疾病の2次予防から1次予防への転換を図り,健康づくりを推進します。


 次に,自然災害のない,すぐれた住環境の整備を進めます。


 災害に関しては,まず自助,次に共助が重要であり,そのための啓発に努めます。


 浸水対策については,国や県が管理する河川のほか,金沢川などの準用河川の整備を進めるとともに,公共下水道による雨水対策を進め,市街地での浸水被害を抑制します。


 また,就任以来,「鈴鹿モデル」と言われるほど,地震対策に取り組んできましたが,今後も建物の耐震化に努め,発生が懸念されております東南海・南海・東海地震で想定される被害を大幅に抑制したいと考えます。


 さらに,安全の拠点の一つである消防庁舎が老朽化していることから,新消防庁舎の建設を検討します。


 三つ目は,環境に配慮した準環境社会づくりを引き続き推進します。


 不法投棄対策を強力に進め,安全な環境づくりに努めるとともに,PFI手法により不燃物リサイクルセンター2期事業を進めます。


 また,クリーンセンターの施設整備や公共下水,集落排水などを整備するとともに,EM菌の利用などを促進し,水環境の保全に努めます。


 このほか,子供の安全確保に力を入れ,防犯対策を進めるとともに,「くるまのまち鈴鹿」としては恥ずべき交通事故発生件数の多さに対策を講じるため,交通安全条例を整備いたします。


 また,本市の特性である,多くの在住外国人との共生事業も進め,外国人市民にも「鈴鹿に住んでよかった」と感じていただくとともに,日本人市民にも安心して交流ができるような環境を整備いたします。


 あすへの英知を結集して申し上げてまいりました施策を推進するためには,当然,財源が必要であります。


 その意味で,経済面を眺めてみますと,我が国の景気は回復しており,本市の財政状況も比較的安定しております。


 しかし,今後の本市を取り巻く経済情勢は不透明であり,国の財政構造改革・制度改正も大きな影響を及ぼすものと考えられ,本市財政は油断のできないものと考えます。


 また,地方分権の進展に伴う地方公共団体の役割の拡大,緊急の課題である少子・高齢社会対策や経済対策など財政需要の増加,加えて本市は,学校施設を初め,市民会館や数多くの公民館,消防庁舎などの公共施設が老朽化しており,順次,建てかえていかなければならないことから,今後,多額の財源を必要といたしております。


 こうした状況の中,「元気な鈴鹿」を維持していくためには,市税等を初め,国・県の補助金,交付金等の歳入全般にわたる財源確保に努めるとともに,市補助金をも含めた経費全般についての見直しや,コスト縮減を図るなど,計画的な財政構造の改善と財政の健全化を図ります。


 また,有識者の方々のお力をおかりし,外部の視点からの意見などをちょうだいしながら,民間の発想や経営感覚などを生かした行政運営をし,今まで以上に行財政改革を着実に進めていきます。


 そのためには,市民のニーズや社会経済の変化に的確に対応し,施策の「選択」と「集中」を効率的に図っていく必要があるとも考えます。


 行政サービスの意味を根本から考え,幅広い市民との協働はもちろんのこと,昨年7月に施行された「競争の導入による公共サービスの改革に関する法律」を視野に入れ,各種事業の民営化や指定管理者制度,PFI手法による公共施設の管理運営などを積極的に推進し,サービスの質の向上と効率的財源配分を可能にしていきたいと考えます。


 さらに,これまで取り組んできた事務事業評価,単位施策評価をさらに推し進め,計画・実行・評価・改善というサイクルが,より完全なものとなるようにし,そのための職員の意識改革を進めます。


 本市は,町村合併や編入を経て,安定的で継続的な生産活動のおかげで,今では20万の人口を擁するまでに発展をし,現在,我が国で最も元気な中部圏を構成する主要な都市へと成長してきました。


 夢と生きがいのある市民生活の実現について申し上げてまいりましたが,私自身も,本市がこの中部圏の中で,ひときわ輝き続けることができるという夢を持ち,これを達成するために,すべての関係者の英知を結集してまいりたいと考えております。


 今後は,計画的で効率的なまちづくりをなお一層進めるとともに,市民の皆様の主体的なかかわりのもと,まとまりのある市政を形成し,市民の皆様の心と市域が一体となった市政を運営し,改めて「夢工房鈴鹿」づくりに励んでまいります。


 市民の皆様及び議員各位の御理解と御協力を賜りますように心からお願いを申し上げます。


 それでは続きまして,今定例会に上程されました議案の概要について説明させていただきます。


 まず,議案第45号 平成19年度鈴鹿市一般会計補正予算(第1号)について,御説明申し上げます。


 別冊の補正予算書の1ページをお開きいただきたいと存じます。


 平成19年度一般会計補正予算(第1号)は,第1条で,歳入歳出それぞれ10億3,457万2,000円を追加いたしまして,総額を550億557万2,000円にしようとするものでございます。


 その内容につきましては,本年度の当初予算の編成に際しまして,いわゆる骨格予算といたしておりましたことから,投資的な単独事業につきまして,所要額を改めて計上させていただいたのが主なものでございまして,市民の生活基盤であります道路や河川,水路等の新設改良事業等を追加し,市民の皆様の御要望におこたえをいたしてまいりたいと存じます。


 また,それに加えまして,鈴鹿医療科学大学薬学部設置に係る補助金3億円や,乳幼児医療費助成制度の拡充に伴う経費,海の環境保全費等を新たに計上いたしております。


 なお,歳入歳出予算の補正の款・項の区分,及び当該区分ごとの金額,並びに補正後の歳入歳出予算の金額は,2ページからの第1表 歳入歳出予算補正のとおりでございます。


 第2条,債務負担行為の補正につきましては,8ページ,第2表のとおりでございまして,まず,鈴鹿医療科学大学薬学部設置費補助6億円でございますが,3億円の歳出予算と合わせまして,平成21年度までに,総額9億円を補助を行おうとするものでございます。


 また,鈴鹿市不燃物リサイクルセンターの2期事業につきましては,施設建設から管理運営に至る一連の業務をPFI方式により実施することといたしておりますことから,その事業者の選定に当たりまして債務負担行為をお願いするものでございます。


 以上,一般会計補正予算(第1号)についての説明を終わらせていただきます。


 よろしく御審議を賜りまして,御承認をいただきますようにお願いを申し上げます。


 続きまして,議案第46号 鈴鹿市交通安全条例の制定について,御説明申し上げます。


 議案集の2ページをごらんいただきたいと存じます。


 本市では,安全で安心な市民生活を確保するため,交通安全対策につきましては,交通事故のない,だれもが安心して暮らせる明るい社会を目指す取り組みとして,交通安全運動,交通安全教育,交通安全施設等の整備などを行ってまいりました。


 しかしながら,近年の本市の交通事故死者数は減少傾向を示しているものの,交通事故の発生件数は,年々,増加の一途をたどっております。


 こうした交通情勢をかんがみますと,本市の交通環境を踏まえつつ,より一層の交通安全対策の充実を図る必要があると認識をしているところでございます。


 このようなことから,交通安全に関する施策を,総合的かつ計画的に推進することを目的とした条例を制定することにより,行政,関係機関,団体,事業者及び市民が一体となった交通安全対策に取り組んでまいりたいと考えております。


 条例の内容といたしましては,市,市民及び事業者の責務を明らかにするとともに,交通安全対策の基本となる計画を策定すること等,交通安全の確保に関する施策の基本となる事項を定めているものでございます。


 本条例は,交通事故のない社会の実現に向けまして,全市的な取り組みをより一層促進する必要があるとの認識に立ち,上程させていただくものでございます。


 よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。


 続きまして,5ページの議案第47号 鈴鹿市報酬及び費用弁償等支給条例の一部改正について,御説明申し上げます。


 平成19年3月31日の第166回国会におきまして,国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部を改正する法律が成立をし,同日施行されたことに伴い,本市におきましても,選挙に関する報酬額を国の基準に合わせ,投票所の投票管理者,期日前投票所の投票管理者,開票管理者,選挙長,また,投票所の投票立会人,期日前投票所の投票立会人,開票立会人,選挙立会人につきまして,それぞれの基準額を改正しようとするものでございます。


 また,選挙立会人及び開票立会人の基準額に準じて規定しております各委員会の委員に係る報酬日額につきましても,基準額を改正しようとするものでございます。


 続きまして,7ページの議案第48号 鈴鹿市税条例の一部改正について,御説明申し上げます。


 地方税法の一部を改正する法律が,去る3月30日に公布されましたので,これに伴いまして,税条例を改正しようとするものでございます。


 本年度の市税の賦課事務を進める上で必要な改正事項につきましては,既に専決処分させていただき,さきの5月市議会臨時会において御承認をいただいております。今回は,それ以外の改正をお願いするもので,個人市民税及び都市計画税に関するものでございます。


 まず,個人市民税についてでございますが,租税特別措置法の一部改正に伴う引用条項の整備でございます。


 次に,都市計画税についてでございますが,都市計画税の課税標準の特別措置の追加でございます。郵政民営化等の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律の一部改正に伴い,郵便事業株式会社,郵便局株式会社,独立行政法人郵便貯金,簡易生命保険管理機構が所有し,かつ,それぞれに規定する業務の用に供する固定資産に係る固定資産税及び都市計画税につきましては,平成20年度から平成24年度までに課税標準をその価格の2分の1とする特別措置を講ずるものでございます。


 続きまして,9ページの議案第49号 鈴鹿市手数料条例の一部改正について,御説明申し上げます。


 三重県宅地開発事業の基準に関する条例に基づき,県が行っておりました設計の確認等の事務が,三重県の事務処理の特例に関する条例の一部改正に伴い,本市に権限移譲されることになりました。この改正に伴い,手数料を新設するとともに,引用条項等の規定につきまして,所要の改正を行おうとするものでございます。


 続きまして,12ページの議案第50号 鈴鹿市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正について,御説明申し上げます。


 近年特に注目されております少子化問題及び子育て支援拡充等の対策の一環といたしまして,これまで4歳に達した日の翌月の初日から6歳に達する日以降の最初の3月31日までの間にある者――いわゆる義務教育就学前の乳幼児につきましては,入院に係る医療費のみを乳幼児医療費制度の対象としておりましたが,対象の基準を緩和することにより,通院に係る医療費につきましても対象にするものでございます。


 続きまして,14ページの議案第51号 鈴鹿市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について,御説明申し上げます。


 非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い,損害補償額の加算額につきまして,所要の改正を行おうとするものでございます。


 続きまして,16ページの議案第52号 都市計画法施行令に基づく開発行為の面積等に関する条例の廃止について,御説明申し上げます。


 今回,都市計画法施行令第31条の規定が削られたことに伴い,本条例を廃止するものでございます。


 続きまして,18ページの議案第53号 工事請負契約について,御説明申し上げます。


 白江地区2号調整池築造工事の請負費契約につきましては,契約金額1億2,075万円で衣笠土木有限会社と平成20年3月10日限りの工期をもって,工事請負契約を締結しようとするものでございます。


 この2号調整池は,現在,組合施行による事業を進めております。白江土地区画整理事業区域内の白子排水区の約4ヘクタールに降った雨を,この2号調整池にて貯留することにより,区域からの雨水流出を抑制するものでございます。


 工事概要等につきましては,別冊の議案説明資料11ページ以降にお示しをいたしておりますとおりでございます。


 次に,19ページの議案第54号 工事請負契約について,御説明申し上げます。


 潮風の街,磯山公営住宅建設工事(7R−1)でございますが,このたびの工事は,9棟目,10棟目及び集会所でございます。平成19年度・20年度の2カ年の継続事業として,契約金額5億4,001万5,000円で,株式会社大風工務店と平成20年7月15日限りの工期をもって,工事請負契約を締結しようとするものでございます。


 工事概要等につきましては,別冊の議案説明資料13ページ以降にお示しをいたしましたとおりでございます。


 次に,20ページの議案第55号 工事請負契約について,御説明申し上げます。


 椿小学校屋内運動場増改築工事の請負契約でございますが,契約金額2億4,255万円で,株式会社大野工務店と平成20年3月10日限りの工期をもって,工事請負契約を締結しようとするものでございます。


 工事概要等につきましては,別冊の議案説明資料20ページ以降にお示しをいたしましたとおりでございます。


 続きまして,21ページの議案第56号 三泗鈴亀農業共済事務組合の契約変更に関する協議について,御説明申し上げます。


 このたび,事務所の位置を移転させることに伴い,規約の変更が必要となりますことから,地方自治法第286条第2項の規定により,関係地方公共団体の協議により,これを定め,同法第290条の規定により,議会の議決をいただこうとするものでございます。


 以上で,議案第45号から議案第56号までの説明を終わらせていただきます。


 何とぞよろしく御審議を賜りますようにお願いを申し上げます。


○議長(大西克美君)  説明は終わりました。


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○議長(大西克美君)  以上で,本日の日程は終了いたしました。


 明日5日から7日までは休会といたします。


 来る8日は,本会議を開き,代表質問を行います。


 本日はこれにて散会いたします。


 どうも御苦労さまでございました。


            午 前 10 時 54 分 散 会


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