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三重県 鈴鹿市

平成18年12月定例会(第6日12月22日)




平成18年12月定例会(第6日12月22日)





           鈴鹿市議会定例会会議録(第6日)


 平成18年12月22日鈴鹿市議会議場において鈴鹿市議会定例会を開く。


 
1出席議員


     1 番   杉 本 信 之      2 番   板 倉   操


     3 番   石 田 秀 三      4 番   森 川 ヤスエ


     5 番   南 条 雄 士      6 番   後 藤 光 雄


     7 番   原 田 勝 二      8 番   矢 野 仁 志


     9 番   青 木 啓 文     10 番   野 間 芳 実


    11 番   市 川 哲 夫     12 番   彦 坂 公 之


    13 番   小 島 巧 也     14 番   森   しず子


    15 番   高 橋   亨     16 番   伊 藤 寿 一


    17 番   森 田 治 已     18 番   儀 賀 久 明


    19 番   竹 口 眞 睦     20 番   中 村   浩


    21 番   今 井 俊 郎     22 番   大 杉 吉 包


    23 番   南 条 和 治     24 番   佐 藤 邦 正


    25 番   佐久間 浩 治     26 番   大 谷   徹


    28 番   平 田 雄之助     29 番   大 西 克 美


    30 番   市 川 義 ?     31 番   森   義 明


1欠席議員


    な  し


1説明のため出席した者


    市長              川 岸 光 男


    助役              一 見 奉 雄


    収入役             松 原 俊 夫


    教育委員会委員長        岡 田 惠美子


    監査委員            島 村 御 風


    選挙管理委員会委員長      疋 田 士 郎


    水道事業管理者         倉 田 勝 良


    教育長             水 井 健 次


    消防長             長 澤 康 博


    企画財務部長          古 川   登


    総務部長            宮 ?   守


    生活安全部長          采びき 隆 道


    文化振興部長          佐 藤 邦 孝


    環境部長            中 村   功


    産業振興部長          熊 沢 逸 雄


    保健福祉部長          渥 美 眞 人


    土木部長            大 井 明 人


    都市整備部長          山 ?   昭


    生活安全部次長         浅 野 正 士


    産業振興部次長         今 井 正 昭


    水道局次長           島 村   悟


    教育次長            矢 田 憲 二


    消防本部次長          須 藤 善 信


    総務部参事           松 村   亮


1職務のため出席した事務局職員


    事務局長   池 中   敏        議事課長  今 田 行 隆


    書  記   玉 田 直 哉        書  記  勝 田 成 仁


    書  記   板 橋 隆 行        書  記  佐 野 方 彦


          ――――――――――――――――――――――――


1会議の事件


 日程第 1  請願第  2号 鈴鹿市追分町地内で廃プラスチックやPRFを燃料と


                して,テラピア養魚を行う事に反対する請願書の取り


                下げについて


 日程第 2  議案第 94号 平成18年度鈴鹿市一般会計補正予算(第2号)


        議案第 95号 平成18年度鈴鹿市下水道事業特別会計補正予算


                (第3号)


        議案第 96号 鈴鹿市副市長定数条例の制定について


        議案第 97号 鈴鹿市河川占用料徴収条例の制定について


        議案第 98号 鈴鹿市法定外公共物管理条例の制定について


        議案第 99号 地方自治法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例


                の制定について


        議案第100号 鈴鹿市職員の旅費に関する条例の一部改正について


        議案第101号 鈴鹿市手数料条例の一部改正について


        議案第102号 鈴鹿市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正につ


                いて


        議案第103号 鈴鹿市道路占用料徴収条例等の一部改正について


        議案第104号 鈴鹿市消防団員等公務災害補償条例の一部改正につい


                て


        議案第105号 鈴鹿市消防賞じゆつ金及び殉職者特別賞じゆつ金条例


                の一部改正について


        議案第106号 三重県後期高齢者医療広域連合設立に関する協議につ


                いて


 日程第 3  議案第107号 人権擁護委員候補者の推薦同意について


 日程第 4          閉会中の継続調査について


          ――――――――――――――――――――――――


            午 前 10 時 00 分 開 議


○議長(市川義?君)  皆さん,おはようございます。


 きょうは12月定例会最終日でございます。


 よろしくお願いをいたします。


 ただいまの出席議員は30名で定足数に達しておりますので,議会は成立をいたしました。


 これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程及び出席説明員の職・氏名はお手元に配付いたしましたとおりでございますので,御了解願います。


 この際,執行部から,去る12月15日の本会議における森川ヤスエ議員の議案質疑に対する答弁に関して発言を求められておりますので,これを許します。


 保健福祉部長。


○保健福祉部長(渥美眞人君)  皆さん,おはようございます。


 去る12月15日,本会議における森川ヤスエ議員の議案質疑,議案第106号 三重県後期高齢者医療広域連合設立に関する協議についての答弁において,保険料の特別徴収の説明の中で,「年額18万円以上の年金受給者を対象に,年金からの保険料の天引き,特別徴収を行う」と答弁すべきところを「月額18万円」と答弁いたしました。


 また,後期高齢者医療制度における療養の給付に要する費用の一部負担金の割合についての御質問の答弁で,「現役並み所得者は3割負担で,それ以外は1割負担」と答えるべきところを,「すべて1割負担」と答弁いたしました。


 訂正をしておわびを申し上げます。


 以上,2点,どうぞよろしくお願いを申し上げます。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  これより日程に従い議事に入ります。


          ――――――――――――――――――――――――


○議長(市川義?君)  まず,日程第1,請願第2号 鈴鹿市追分町地内で廃プラスチックやRPFを燃料として,テラピア養魚を行う事に反対する請願書の取り下げについてを議題といたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております請願第2号については,請願者から取り下げたいとの申し出がありますので,これを許可することに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(市川義?君)  御異議ないものと認めます。


 よって,請願第2号の取り下げについては,これを許可することに決定をいたしました。


          ――――――――――――――――――――――――


○議長(市川義?君)  次に,日程第2,議案第94号 平成18年度鈴鹿市一般会計補正予算(第2号)から議案第106号 三重県後期高齢者医療広域連合設立に関する協議についてまでの13件を一括議題といたします。


 本件に関し,委員長の報告を求めます。


 報告は,総務・文教福祉・生活産業・建設水道の各委員長の順にお願いをいたします。


 総務委員会委員長,森川ヤスエ議員。


           〔総務委員会委員長 森川ヤスエ君登壇〕


○総務委員長(森川ヤスエ君)  皆さん,おはようございます。


 いよいよ2006年度の議会もきょうが終わりになりますが,2006年12月議会の最終日ですが,本当に皆さんお疲れさまです。


 それでは,私は総務委員会に付託されました議案審査の結果を報告させていただきます。


 総務委員会委員長の森川ヤスエでございます。


 総務委員会の議案審査の経過と結果について,御報告申し上げます。


 当委員会に去る15日の本会議で付託されました議案は,議案第94号,議案第96号,議案第99号,議案第100号,議案第104号,議案第105号の6件でございます。


 審査に当たりましては,消防長を初め,担当部課長等の出席を求め,慎重に審査いたしました。


 まず,議案第94号 平成18年度鈴鹿市一般会計補正予算(第2号)のうち当委員会所管分でございますが,別段異議なく,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。


 次に,議案第96号 鈴鹿市副市長定数条例についてでございますが,審査の過程では,助役から副市長への移行時に退職金は発生するのか,権限の移譲により,副市長の活動として,今後どういうものが予想されるのか,市長と副市長の権限の振り分けは各市独自の裁量があるのかなどの質疑や,副市長の人選については,市の重要ポストとして議会の意見等も聞いて登用することを望む意見がありましたが,採決の結果,全会一致で原案可決するべきものと決定いたしました。


 次に,議案第99号 地方自治法の改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてでございますが,審査の過程では,吏員と職員の違いは何か,収入役が4月からなくなるが,残任期間として収入役は存在するのか,残任期間後の収入役の扱いは副市長なのかなどの質疑がありましたが,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。


 次に,議案第100号 鈴鹿市職員の旅費に関する条例の一部改正についてでありますが,審査の過程では,旅費の請求手続の決裁者である収入役の文言が削除されたのであれば,会計管理者の文言を挿入する必要はなかったのか,旅費の精算は過去に余り事例がなかったのかなどの質疑がありましたが,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。


 次に,議案第104号 鈴鹿市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてでございますが,審査の過程では,最近の公務災害の事例はどういったものがあったのか,一般市民による消火協力者には本条例が適用されるのかなどの質疑や,補償基礎額を議案説明文に明示するよう要望がありましたが,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。


 次に,議案第105号 鈴鹿市消防賞じゆつ金及び殉職者特別賞じゆつ金条例の一部改正についてでございますが,別段異議なく,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。


 以上,当委員会に付託されました議案は,全議案とも原案可決すべきものと決定いたしました。


 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして,総務委員会の議案審査の報告を終わります。


○議長(市川義?君)  文教福祉委員会委員長,伊藤寿一議員。


           〔文教福祉委員会委員長 伊藤寿一君登壇〕


○文教福祉委員長(伊藤寿一君)  文教福祉委員会委員長の伊藤寿一でございます。


 文教福祉委員会の議案審査の経過と結果について,御報告申し上げます。


 当委員会に去る15日の本会議において付託されました議案は,議案第94号,議案第102号,議案第106号の3件でございます。


 審査に当たりましては,教育長を初め,各関係の部長・次長・参事等の出席を求め,慎重に審査いたしました。


 初めに,議案第94号 平成18年度鈴鹿市一般会計補正予算(第2号)のうち当委員会所管分でございますが,審査の過程では,次のような質疑が出されました。


 初めに,文化振興部所管分でございますが,教育費の保健体育費で,西部野球場の修繕箇所は定期点検により見つけられたかを尋ねる質疑がありました。


 次に,保健福祉部所管分でございますが,民生費の社会福祉費で,後期高齢者医療広域連合負担金の県下全体における鈴鹿市の負担割合と,その内訳を尋ねる質疑,同じく児童福祉費で,放課後児童対策施設整備費補助の金額は,全体の工事費に対してどの程度の割合か,補助は建設費だけで備品等は含まれていないか,また,増設に至った経緯について尋ねる質疑がありました。


 次に,教育委員会所管分でございますが,教育費の中学校費では,神戸中学校移転改築の全体スケジュールと基本設計がおくれた理由を尋ねる質疑と,神戸中学校だけの建てかえだけでなく,教育全体としてとらえた考えに立ち設計を行うこと,関係者の範囲を校区のみでなく,議会を初め市全体ととらえて情報を伝えてほしいとの要望がありました。


 討論では,今回の補正予算は,後期高齢者医療広域連合設立準備費と負担金を含んでおり,その設立に対し疑問を持っていて反対する。後期高齢者医療制度については問題があり,他の補正予算については,反対ではないが,議案としては反対するとの発言がありました。


 以上,議案第94号について,2部1委員会が所管する事項については,採決の結果,賛成多数で原案可決すべきものと決定いたしました。


 次に,議案第102号 鈴鹿市福祉医療費の助成に関する条例の一部改正についてでございますが,別段異議なく,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。


 次に,議案第106号 三重県後期高齢者医療広域連合設立に関する協議についてでございますが,審査の過程では,規約第7条,第11条で,関係市町の長が議員側と執行部側に入れるがどのような議論がされたか。この制度では,高齢者に負担を負わせる仕組みで,県全体で考えても医療費がふえれば負担もふえる。医療費を抑えるには医者にかからなくさせることだが,厚生労働省や県の説明はどうか。また,高齢者の負担は今と比べるとどうなるか。高齢者の負担増となるが,高齢者の命と健康が保障される制度となるように意見が反映されるのか。保険料の賦課に関する事務や年金からの特別徴収についてどのように考えているか。また,普通徴収はどこが行うのかなどを尋ねる質疑がありました。


 討論では,広域連合の枠組みが県全域となると高齢者の声が具体的に反映されない。議会に執行部が入ると住民代表とならない。高齢者の医療費が大変だから別の保険をつくり,その部分を締めて安く上げる考えの制度である。保険料も当初は10%だが,医療費がふえれば負担分も上がるため,先々高齢者の置かれた地位が悪くなり,医療費の改悪と考える。医療制度改革法自体が議論され尽くされていない。国が進める老人保健からの自治体の責任放棄である。世代間の最も弱い者を対象としており,日本の社会保障制度を根底から覆す考えである。市議会議員にも責任が負えないシステムとなっているなどの反対の立場の発言がありましたが,議案第106号については,採決の結果,賛成多数で原案可決すべきものと決定いたしました。


 以上,当委員会に付託されました議案3件は,全議案とも原案可決すべきものと決定いたしました。


 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げて,文教福祉委員会の議案審査の報告を終わります。


○議長(市川義?君)  生活産業委員会委員長,佐久間浩治議員。


          〔生活産業委員会委員長 佐久間浩治君登壇〕


○生活産業委員長(佐久間浩治君)  おはようございます。ちょっとのどを痛めておりますので,申しわけないです。


 それでは,生活産業委員会委員長の佐久間浩治でございます。


 生活産業委員会の議案審査の経過と結果について,御報告申し上げます。


 当委員会に去る15日の本会議において付託されました議案は,議案第94号,議案第101号の2件でございます。


 審査に当たりましては,各関係の部長・次長等の出席を求め,慎重に審査いたしました。


 まず,議案第94号 平成18年度鈴鹿市一般会計補正予算(第2号)のうち当委員会所管分でございますが,審査の過程では,歳入,第15款県支出金,第2項県補助金,第4目農林水産業費県補助金のうち,漁港しゅんせつ事業費補助金の減額の経緯について説明を求める質疑,歳出,第6款農林水産業費,第1項農業費,第2目農業総務費で農村環境センターの維持修繕に関しては,冷房設備の修繕をする考えはないのか,また,第3項水産業費,第4目漁港新設改良費について,白子漁港の物揚げ場の工事開始時期や予算の内訳,今後の方向性についてを尋ねる質疑等がありましたが,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決定をいたしました。


 次に,議案第101号 鈴鹿市手数料条例の一部改正についてでございますが,戸籍事項の証明に係る手数料の免除に関する所要の規定整備を行うため,条例を一部改正するものであり,別段異議なく,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。


 以上,当委員会に付託されました議案は,2件とも原案可決すべきものと決定いたしました。


 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして,生活産業委員会の議案審査の報告を終わります。


○議長(市川義?君)  建設水道委員会委員長,小島巧也議員。


           〔建設水道委員会委員長 小島巧也君登壇〕


○建設水道委員長(小島巧也君)  建設水道委員会委員長の小島巧也でございます。


 建設水道委員会の議案審査の経過と結果について,御報告申し上げます。


 当委員会に去る15日の本会議において付託されました議案は,議案第95号,議案第97号,議案第98号及び議案第103号の4議案でございます。


 審査に当たりましては,土木部長・都市整備部長を初め,各関係課長などの出席を求め,慎重に審査いたしました。


 まず,議案第95号 平成18年度鈴鹿市下水道事業特別会計補正予算(第3号)についてでございますが,審査の過程では,予算の適正な執行への留意を求める意見や,繰り越しを行う理由の一つとなりました入札結果に関して最低制限価格の設定や最低制限価格による落札件数などについて質疑がありましたが,採決の結果,全会一致で可決すべきものと決定いたしました。


 次に,議案第97号 鈴鹿市河川占用料徴収条例の制定についてでございますが,河川法に定める法定河川のうち,準用河川に係る占用料について定めようとするもので,審査の過程では,金額の設定,徴収開始時期や占用許可件数について質疑がありましたが,採決の結果,全会一致で可決すべきものと決定いたしました。


 次に,議案第98号 鈴鹿市法定外公共物管理条例の制定についてでございますが,道路法や河川法の適用を受けない――いわゆる法定外公共物としての赤道・青水路等の管理について定めたもので,その機能・構造等に支障を来す行為の禁止,占用許可,占用料の徴収,減免等について規定されておりますが,審査の過程において,国からの譲与件数・面積や,今後の地籍調査などの調査について,また,払い下げなどの用途廃止について質疑が行われ,採決の結果,全会一致で可決すべきものと決定いたしました。


 次に,議案第103号 鈴鹿市道路占用料徴収条例等の一部改正についてでございますが,電気通信事業法の一部改正に伴う引用条項等の規定整備を図るもので,別段異議なく,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。


 以上,当委員会に付託されました議案は,全議案とも原案可決すべきものと決定いたしました。


 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして,建設水道委員会の議案審査の報告を終わります。


○議長(市川義?君)  各委員長の報告は終わりました。


 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。


 御質疑があれば御発言願います。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(市川義?君)  質疑ないものと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので,順次,発言を許します。


 討論の順序は,板倉 操議員,石田秀三議員,杉本信之議員の順にお願いをいたします。


 板倉 操議員。


               〔2番 板倉 操君登壇〕


○2番(板倉 操君)  皆さん,おはようございます。


 無所属の板倉です。


 大変暖かい師走になりました。2006年12月議会の討論をさせていただきます。


 私は,12月議会に提案された議案第94号 平成18年度鈴鹿市一般会計補正予算から,議案第106号 三重県後期高齢者医療広域連合設立に関する協議についての全13議案のうち,議案第94号と議案第106号についての2議案に反対いたします。


 以下に,反対の理由を明らかにさせていただきます。


 御存じのように,国民的議論も不十分なまま,医師会や野党からも強い反対の中で,医療制度改革法が6月14日,参院本会議で与党により可決されました。


 この法律の制定は,各新聞にも,高齢者に負担増と表されました。特に今議会で提案されたこの補正予算は,高齢者にさらに負担増を強いる後期高齢者と言われる75歳以上の高齢者の医療制度を確立させるためのものです。老人保健より財政の安定化が図れるという理由の制度で,75歳以上の住民の命と健康が守られるとは到底思いがたい内容です。


 以上の理由により,後期高齢者医療広域連合設立準備及び負担金を含む一般会計補正予算に反対いたします。


 そのほかの補正予算は,理にかなったものばかりで反対する理由はありませんが,後期高齢者医療制度が高齢者の命と健康を保障するものではなく,高齢者に対する社会保障制度を大幅に後退させ,崩壊させかねないとの理由から,議案第94号に反対いたします。


 次に,議案第106号 三重県後期高齢者医療広域連合設立の協議についてです。


 先ほども述べましたが,野党を初め,国民からも強い反対の中,与党の賛成で医療制度改革法が成立しました。


 この法律は,高齢者に係る医療費の抑制を目指す法律です。75歳以上を対象とした新しい医療保険制度,後期高齢者医療制度を確立し,実現するためのこの協議に反対いたします。


 世代の中で最も弱い75歳以上の高齢者に,自分の命と健康は自分で責任を持てと,みずから責任を持てない――つまりお金のない高齢者に命の保障はしないと言っているのに等しいと思わざるを得ません。


 住民の福祉の増進に寄与するのが自治体の責務です。この広域連合の設立は,本来の自治体の役割を放棄するものであり,住民の福祉の崩壊につながるおそれがあります。


 また,市民の代表である私たち市議会の代表は,1名しか広域連合議員になれません。私たち議員も,75歳以上の住民の命と健康に責任を持つことすらできない仕組みも納得はできかねます。


 市議会のチェック機能が届かない,この三重県後期高齢者医療広域連合の設立に反対するとともに,国が決めたことだと従うのではなく,住民の福祉を守る立場から,地方自治体は国に反対の声を上げる必要を強く要望いたします。


 議員各位の賛同をお願いし,私の討論といたします。


 ありがとうございました。


○議長(市川義?君)  石田秀三議員


               〔3番 石田秀三君登壇〕


○3番(石田秀三君)  おはようございます。


 今,この壇上に立ちまして,私はちょうど4年前の2002年12月20日の本会議を思い起こしております。その日は,鈴鹿市が四日市市などとの大合併に進むべきか,単独市政を続けるべきか,1年間の議論の結論を出す採決の日でありました。市長席には加藤 栄氏が座ってみえました。議長席には森 義明議長,その前で8人の議員がそれぞれに賛否両論の熱い討論を繰り広げ,そして採決の結果は,合併の道には進まないということになったのでありました。今も,きのうのことのように思い起こすのでありますが,その後,選挙を経て,市長も,議員の顔ぶれも変わりました。


 しかし今,完成して1年たったこの市庁舎,この議場,そして,鈴鹿の町,鈴鹿ナンバーに象徴される鈴鹿という名前,私は,率直に残ってよかったという感想を持っております。同時に,4年前に全員で毎日真剣に議論をした鈴鹿市という町のあり方や行財政の問題,市民の意識など,多くの議論の積み重ねは,決してむだではなかった,今に大いに生かされているとも思うのであります。


 さて,本題に入りまして,私は,日本共産党鈴鹿市議団を代表して,本定例会に提案された諸議案についての態度を表明し,討論に参加いたします。


 市長から提案のあった13議案のうち,私どもは,議案第94号 平成18年度鈴鹿市一般会計補正予算(第2号),議案第106号 三重県後期高齢者医療広域連合設立に関する協議についての2議案に反対,その他の11議案には賛成し,以下にその理由や問題点について意見を述べたいと思います。


 まず,議案第106号 三重県後期高齢者医療広域連合設立に関する協議についてであります。


 この議案に反対することから,議案第94号の補正予算のうち,関連する広域連合設立のための予算にも賛成できないということをまず申し上げておきます。


 本議案は,本年6月の通常国会で強行された医療改悪法の一つとして,新たに75歳以上のお年寄りだけを,これまでの健康保険制度から切り離して創設する後期高齢者医療制度,各県ごとに1本の組織で行うよう,地方にいや応なく押しつけられるものであります。


 議案審議の中で明らかになった問題点は,第1に,広域連合という組織では,市町村の住民の声や住民の実態が反映されることが困難であるということ。


 第2には,高齢者の負担が新たに1割の保険料としてふえること。しかも,介護保険料と同じく,わずかな年金から天引きをするという方法で,ごっそりと取り立てようとすること。しかも,1割というのは当面の負担率であり,今後,高齢者の比率が高まると負担率も11,12と自動的に上がっていく仕組みであること。


 第3に,医療の窓口負担も一律の1割,さらに所得の多いお年寄りは現役並みと称して3割負担とするなど,お金がなければ医者にかかれない状態を今よりももっと厳しいものにすること。また,後期高齢者の心身の特性に応じた医療サービスと称するお年寄りへの独自の診療報酬体系という医療差別が制度化されること。


 第4には,これらの具体的な内容や問題点が,地方自治体や関係者に明らかにされないままに,生煮えの状態で2008年4月からの強行というスケジュールで突っ走り,お年寄りと医療現場の混乱が予想されることなどなど,問題点を挙げれば切りがなく,メリットは何もない。あえて言えば,政府がお年寄りにかける予算を楽に切り下げることができることだけという代物であります。


 お年寄りと子供を大事にしない国は,必ず滅びるという法則があるそうですが,その道を日本が急速に進んでいく象徴のような改悪であり,断じて容認できないものであります。


 鈴鹿市を初め,各自治体は,今からでも政府に対して大いに声を上げ,住民の命と健康を守る立場から,その防波堤となることを求めるものであります。


 次に,議案第94号 平成18年度鈴鹿市一般会計補正予算(第2号)であります。


 さきに述べた広域連合に関連する予算以外の部分については,賛成であります。


 厳しくなる一方の市民の暮らしを反映して,生活保護費,就学援助費の増額は必要な措置であり,また,新たな学童保育施設設立への支援,各施設の緊急な修繕なども当然の予算計上であります。


 神戸中学校移転新築の設計費の来年度への一部先送りは,よりよい学校をつくるための十分な協議の場を保障するための措置であり,賛成いたします。


 さらに,神戸地域に限定することなく,鈴鹿市のこれからの教育の方向を具体化するものという位置づけのもと,開かれた議論を進めていくことを求めるものであります。


 次に,賛成する議案ではありますが,第95号 平成18年度下水道事業特別会計補正予算についても,若干の意見を申し上げます。


 この補正予算は,下水道会計の中で執行予定の工事予算額およそ37億円ほどのうち10億円,3割近くを翌年度に送るというものであり,計画的な事業の振興という点からいかがなものかと内容の詳細を伺いました。それぞれの理由により,年度をまたいで工事が行われることなどの説明があり,理解はいたしましたが,その中で,今,工事の入札が下水に限らず,全般的にほとんどが最低価格という事態であることは考えるべき問題ではないかと思います。鈴鹿市の入札改革が進む中で,談合が許されない制度になってきたことは評価できることであります。


 しかし今,起こっていることは,入札参加業者が,その営業努力によって落札するのではなく,くじに当たるかどうかで決まるという事態の連続であります。


 先日,建設業協会から,最低制限価格の引き上げなどを求める陳情が出されましたが,これは少し方向違いではないかと思います。大事なことは,よい仕事を適正な安い価格で行う業者が引き受けられるような工夫の仕方ではないかと考えるものであります。


 一方では,昨日――12月21日に執行される予定だった小山雨水ポンプ場建設工事が,談合情報により延期されたというニュースが入ってまいりました。この工事は,鈴鹿市の手を離れて,日本下水道事業団の仕事になっていて,詳しい事情はわかりません。


 しかし,以前に私どもが指摘をした点,下水道事業団は談合事件の実績があること。今も非常にJV方式が多く,談合しやすい入札方式であること,この小山雨水ポンプ場も,JV方式であることが当たっていたのではないかという感想を私は持っております。今回の入札延期が工事全体のおくれにつながらないこと,また,不名誉な談合事件にならないことを願っているところであります。


 以上をもちまして,私の討論といたします。


 議員各位の御賛同をよろしくお願いをいたします。


○議長(市川義?君)  杉本信之議員。


               〔1番 杉本信之君登壇〕


○1番(杉本信之君)  無所属の杉本信之です。


 私は,今回,提案されました議案第94号と106号に反対したいと思います。その理由は,先ほど板倉さん,そして石田さんが述べられました。ほとんど私も同じような考え方を持っています。


 この今回の提案されたものにつきましては,やはり国から広域連合をつくりなさいと言われてるものです。それを,この鈴鹿市も広域連合に入らなければいけないんだということで,広域連合を設立するということですが,そのことによって,高齢者の方が負担を強いられるということになります。


 先般,新聞記事にありましたので,ちょっと私気になったところがありました。それは,デイサービスか何かを利用されてる方が1人で住んでみえると思うんですが,ヘルパーさんが見えたときに,あんたが来るから電気代がようけかかるようになったというようなことを言っていたということだそうです。ということは,1人本当に慎ましく過ごしていて,節電に努め,なるだけ出費を抑えている,そういった高齢者の方が自分の介護してくれるために来てくれたんですけれども,そこでいろんな費用が発生する,それが忍びないということです。もし,その方が病気になったらどうなるんかなとは思いました。でも,その方がちょっとした風邪とか我慢できる病気だったら,病院にはかからないんじゃないか,そういう方がこの鈴鹿市にもたくさんいるんじゃないかなと,私はその記事を見て思いました。


 今度の広域連合では,年金から天引きされるという特別徴収になっております。少しの年金しかもらってないお年寄りも,そこから引かれていくわけです。そうすると,ますますそういったお年寄りが外に出ない,いろんな方にもお願いしない,お金も使えないという状況になって,寂しい老後を送っていくんじゃないかと思います。やはり医療とか介護保険は,私はこの鈴鹿市――鈴鹿市は独自でやっていくべきだと思いますし,国はそういったことに対して責任を持つべきだと思います。それを広域連合をつくって,三重県全部でやりなさいという押しつけのこの法律に対しては,私は断固反対したいと思いますし,広域連合の設立に関する今回の補正予算,そして106号について反対したいと思います。


 以上,私の討論といたします。


○議長(市川義?君)  これにて討論を終結いたします。


 これより採決いたします。


 まず,議案第94号 平成18年度鈴鹿市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。


 本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


               〔賛 成 者 起 立〕


○議長(市川義?君)  起立多数であります。


 よって,議案第94号は,原案のとおり可決されました。


 次に,議案第95号 平成18年度鈴鹿市下水道事業特別会計補正予算(第3号)から議案第105号 鈴鹿市消防賞じゆつ金及び殉職者特別賞じゆつ金条例の一部改正についてまでの11件を一括して採決いたします。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。


 本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


               〔賛 成 者 起 立〕


○議長(市川義?君)  起立全員であります。


 よって,議案第95号から議案第100号までの11件は,原案のとおり可決されました。


 次に,議案第106号 三重県後期高齢者医療広域連合設立に関する協議についてを採決いたします。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。


 本案を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


               〔賛 成 者 起 立〕


○議長(市川義?君)  起立多数であります。


 よって,議案第106号は,原案のとおり可決されました。


          ――――――――――――――――――――――――


○議長(市川義?君)  次に,日程第3,議案第107号 人権擁護委員候補者の推薦同意についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,ただいま議題とされました議案第107号 人権擁護委員候補者の推薦同意について,御説明申し上げます。


 現委員の杉?正美氏が,翌年3月31日をもちまして任期満了となりますので,後任の候補者について検討いたしました結果,引き続きお願いをしようとするものでございます。


 資料の略歴にもございますように,杉?氏は,人格・識見ともに高く,広く社会の実情に通じておられることや,平成10年6月からは,本市の人権擁護委員会会長につかれ,その職責も果たしていただくなど,人権擁護に関する理解も深く,人権擁護委員として適任と存じますので,人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき,ここに御推薦申し上げるものでございます。


 よろしく御審議賜りますよう,御同意をいただきますようお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  説明は終わりました。


 これより質疑に入ります。


 御質疑があれば御発言願います。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(市川義?君)  質疑ないものと認めます。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議案第107号につきましては,会議規則第36条第2項の規定により,委員会の付託を省略いたしたいと思います。


 これに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(市川義?君)  御異議ないものと認めます。


 よって,議案第107号については,委員会の付託を省略することに決定をいたしました。


 これより討論に入ります。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(市川義?君)  別段討論もございませんので,これより採決いたします。


 議案第107号 人権擁護委員候補者の推薦同意について,これに同意することに賛成の方の起立を求めます。


               〔賛 成 者 起 立〕


○議長(市川義?君)  起立全員であります。


 よって,議案第107号は,これに同意することに決定をいたしました。


          ――――――――――――――――――――――――


○議長(市川義?君)  次に,日程第4,閉会中の継続調査についてを議題といたします。


 各常任委員長から,お手元に配付いたしました閉会中継続調査申出一覧のとおり会議規則第101条の規定により閉会中継続調査の申し出があります。


 お諮りいたします。


 各常任委員長からの申し出のとおり,閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(市川義?君)  御異議ないものと認めます。


 よって,各常任委員長から申し出のとおり,閉会中の継続調査とすることに決定をいたしました。


          ――――――――――――――――――――――――


○議長(市川義?君)  以上で,本日の日程は終了いたしました。


 これをもちまして,本日の会議を閉じ,平成18年12月鈴鹿市議会定例会を閉会いたします。


 御苦労さまでございました。


            午 前 10 時 49 分 閉 会


          ――――――――――――――――――――――――


 地方自治法第123条の規定によりここに署名する。





           鈴鹿市議会議長     市 川 義 ?





           鈴鹿市議会議員(7番) 原 田 勝 二





           鈴鹿市議会議員(22番) 大 杉 吉 包