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三重県 鈴鹿市

平成18年 9月定例会(第4日 9月12日)




平成18年 9月定例会(第4日 9月12日)





           鈴鹿市議会定例会会議録(第4日)


 平成18年9月12日鈴鹿市議会議場において鈴鹿市議会定例会を開く。


 
1出席議員


     1 番   杉 本 信 之      2 番   板 倉   操


     3 番   石 田 秀 三      4 番   森 川 ヤスエ


     5 番   南 条 雄 士      6 番   後 藤 光 雄


     7 番   原 田 勝 二      8 番   矢 野 仁 志


     9 番   青 木 啓 文     10 番   野 間 芳 実


    11 番   市 川 哲 夫     12 番   彦 坂 公 之


    13 番   小 島 巧 也     14 番   森   しず子


    15 番   高 橋   亨     16 番   伊 藤 寿 一


    17 番   森 田 治 已     18 番   儀 賀 久 明


    19 番   竹 口 眞 睦     20 番   中 村   浩


    21 番   今 井 俊 郎     22 番   大 杉 吉 包


    23 番   南 条 和 治     24 番   佐 藤 邦 正


    25 番   佐久間 浩 治     26 番   大 谷   徹


    28 番   平 田 雄之助     29 番   大 西 克 美


    30 番   市 川 義 ?     31 番   森   義 明


1欠席議員


    な  し


1説明のため出席した者


    市長              川 岸 光 男


    助役              一 見 奉 雄


    収入役             松 原 俊 夫


    水道事業管理者         倉 田 勝 良


    教育長             水 井 健 次


    消防長             長 澤 康 博


    企画財務部長          古 川   登


    総務部長            宮 ?   守


    生活安全部長          采びき 隆 道


    文化振興部長          佐 藤 邦 孝


    環境部長            中 村   功


    保健福祉部長          渥 美 眞 人


    産業振興部長          熊 沢 逸 雄


    土木部長            大 井 明 人


    都市整備部長          山 ?   昭


    生活安全部次長         浅 野 正 士


    産業振興部次長         今 井 正 昭


    消防本部次長          須 藤 善 信


    総務部参事           松 村   亮


    総務部参事           武 野 重 之


    保健福祉部参事         村 山 邦 彦


    産業振興部参事         渥 美 圭 吾


    土木部参事           西 田 謙 司


教育委員会参事             佐 野 克 三


教育委員会参事             伊 藤 徳 人


1職務のため出席した事務局


    事務局長   池 中   敏        議事課長  今 田 行 隆


    書  記   玉 田 直 哉        書  記  勝 田 成 仁


    書  記   板 橋 隆 行        書  記  腰 山 新 介


          ――――――――――――――――――――――――


1会議の事件


 日程第 1          一般質問


         ――――――――――――――――――――――――


            午 前 10 時 00 分 開 議


○議長(市川義?君)  皆さん,おはようございます。


 きょうは,本会議4日目でございます。


 よろしくお願いをいたします。


 ただいまの出席議員は29名で定足数に達しておりますので,議会は成立をいたしました。


 これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程及び出席説明員の職・氏名は,お手元に配付いたしましたとおりでございますので,御了承願います。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(市川義?君)  これより,日程に従い,議事に入ります。


 11日に引き続き,一般質問を行います。


 大西克美議員から,通告順序に従い,順次,質問を許します。


 大西克美議員。


              〔29番 大西克美君登壇〕


○29番(大西克美君)  おはようございます。


 本日,一般質問の最終日のトップバッターを務めさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。


 議席番号29番,市政研究会の大西克美でございます。


 9月6日,秋篠宮様には,親王誕生の待ちに待った慶事があり,母子ともどもにすこぶるお健やかであり,当日の賜剣の儀に引き続き,きょうは7日目の命名の儀が午後3時30分にとり行われます。この慶事事に,全国各地での国民の笑顔が報道され,久しぶりにすがすがしい気分を味わうことができました。このことに際し,心からお喜びを申し上げる次第でございます。


 それでは,このすがすがしい気分で,ソフトに,通告に従い3点質問をさせていただきますので,よろしくお願いを申し上げます。


 1点目は,生活保護制度,2点目は,職員の健康管理と職場環境,3点目は,白子駅前広場の整備について,それぞれお伺いいたしますので,よろしくお願いを申し上げます。


 まず,1点目の生活保護制度についてですが,当市における生活保護の世帯数及び人数,並びに保護率の現況はどうなのか,また,生活保護の受給要件の内容とは,どのようなものなのか,さらに,要否判定の体制はどのようになっているのかを伺います。


○議長(市川義?君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  おはようございます。


 それでは,大西議員の御質問に,御答弁を申し上げます。


 生活保護制度についてでございますが,生活保護法は,日本国憲法第25条に規定する「すべての国民は健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」との理念に基づきまして,生活に困窮するすべての国民に対し,その困窮の程度に応じ,必要な保護を行い,その最低限度の生活を保障するとともに,その自立を助長することを目的といたしております。


 本市におきましても,国の制定いたしました生活保護法の制度と目的を,法の規定にのっとりまして適正に遵守し,執行しているところでございますので,御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。


 なお,質問の細部につきましては,保健福祉部長より答弁いたさせますので,よろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  保健福祉部長。


             〔保健福祉部長 渥美眞人君登壇〕


○保健福祉部長(渥美眞人君)  おはようございます。


 それでは,私からは,大西議員の生活保護の現況につきまして,御答弁を申し上げます。


 平成18年5月における本市の保護世帯数は591世帯,保護人員は874人,人口1,000人当たりの保護率は4.5パーミルでございます。つまり,1,000人に対して4.5人という意味でございます。


 昨年同月と比較しますと,世帯数は49世帯の増加,人員は73人の増加,保護率は0.3パーミルの増加でございます。


 なお,三重県下の市部における保護率は,本年5月は7.4パーミル,昨年5月は7.2パーミルで,比較しますと,昨年度から0.2パーミルの増加となっております。


 以上のとおり,保護率は増加しておりますが,この増加の要因といたしましては,有効求人倍率の上昇が多少とも見られる,この二,三年でございますが,本市におきましては,単身者の方の転入が多く,生活基盤の脆弱さから,失業,疾病,障害に至った場合,たちまち生活に困窮するケースが多い傾向にあるものと思われます。


 平成17年度の世帯類型別保護世帯数では,高齢者,傷病,障害者世帯という稼働の困難な世帯類型の占める割合が全体の80%を超えており,母子世帯は減少傾向にございます。


 また,2人以上世帯,平成17年度は27%に比べ,単身世帯73%と前年比2%の増加が見られました。


 次に,生活保護の受給要件について,御答弁申し上げます。


 年齢,家族人員,健康状態など,その世帯の状況に応じて計算される保護基準,いわゆる最低生活費と,その世帯すべての収入とを比べ,その足りない分が生活保護費として支給されます。言いかえれば,最低生活費より,その世帯すべての収入が少ない場合,受給要件を満たすことになります。


 ただし,生活保護は家族みんなが生活を支えるために,あらゆる努力をしていただいても,なお,生活ができないときに,初めて受けることができる制度でもございます。


 一つに,働ける人は,能力に応じて働いていただくこと。


 二つに,活用されていない財産や資産のある人は,それを活用していただくこと。


 三つに,親・兄弟など扶養義務者からの援助を受けることのできる場合は,まず,その援助を受けていただくこと。


 四つに,他の法律や制度で給付などが受けられるものがあれば,その給付の手続を優先していただくこと。


 以上,4点の生活を支えるための努力を行うことも,生活保護を受けていただく前に必要となってまいります。


 次に,本市の要否判定の体制について,御答弁を申し上げます。


 生活保護の相談における要否判定は,まず,本人からの聞き取りによることが第1段階となります。


 次に,本人からの必要書類の提出,担当者の訪問による実態調査,関係機関への文書での照会等により,保護基準の最低生活費を世帯の総収入が上回っているか否かを判断いたします。


 なお,相談内容の複雑なケースなどにつきましては,社会福祉事務所内におけるケース診断会議等を開催し,要否の判断をいたしておりますので,御理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  大西克美議員。


○29番(大西克美君)  当市の内容は,よく理解できました。


 ここで,生活保護の受給申請をしても受け付けの段階で断られ,孤独死をした北九州市での悲しい事件を御紹介させていただきます。


 2006年7月1日,「衰弱知りながら給水停止,保護申請断る,障害者が孤独死」の見出しで,某新聞の2006年7月17日の記事です。


 内容は,北九州市門司区の市営団地で5月,ひとり暮らしの身体障害者の男性,当時56歳が,ミイラ化した遺体で見つかる事件があった。この事件で,北九州市が,男性が脱水症状で衰弱していたのを昨年9月に把握しながら給水停止を続け,病院に入院させるなどの措置もとっていなかったことがわかった。男性が生活保護を申請しようとしたのに対しても,相談段階で断っていた。門司区役所の内部文書や関係者の証言を総合すると,最初に異変に気づいたのは,団地を管理する市住宅供給公社の職員,家賃滞納が続いたため,昨年9月28日訪問したところ,男性が床を張って出てきた。水道は9月14日,電気とガスは,その前からとめられていた。職員は,市水道局に男性が衰弱し,脱水状態にあると連絡をした。市,水道局は,9月30日,男性の状況を区役所に知らせたが,水はとめたままだった。近くの住民は,男性が公園で水をくんでいる姿をたびたび目撃している。区役所は,その日のうちにケースワーカーと保健師を男性宅に派遣,男性は,生活保護を申請したいと伝えた。だが,区役所は即座に保護を開始できる職権保護を適用しなかった。市内に住む次男から食糧の差し入れがあるとして,生死にかかわる状況でないと判断したからだ。実際には,コンビニエンスストアで働く次男が数日に1回,食パンやおにぎりを持ってくる程度だった。男性は妻と離婚しており,息子たちとの関係は複雑であった。男性は12月6日,区役所の保護課を訪問,次男からの援助も途切れる,体も弱っており,保護をお願いしたいと話した。しかし,保護課は,長男が7月分と8月分の家賃を支払ったことを理由に,長男と話し合うことを求めて帰宅させた。それ以降,男性からの接触は途絶えた。男性は5月23日,布団の中でミイラ化している状態で見つかった。司法解剖の結果,1月下旬に死亡したと見られる。団地の町内会役員は,男性のやせ衰えた姿を見れば,だれもが生活保護が必要だと思った。しゃくし定規な考えが,男性を死に追いやったと話しているという内容でございます。


 このような悲しい事件がありました。この56歳の男性は,1月に死亡してから5月23日にミイラ化した状態で発見されるまで,食べるものもなく,動くことさえできず,だれにも見取られず一人で何を考えるでもなく,寂しく死亡していったのではないのでしょうか。この男性が保護申請をしたいと伝えたとき,しゃくし定規な考えでなく,あらゆるケースを判断し,もっと親身になり,相談に乗っていたら,このような結果にならなかったと思うと,非常に残念でなりません。しゃくし定規な考えはやめるべきであると思います。


 ちなみに,鈴鹿市の生活保護費の予算は,平成16年度が14億3,315万9,000円,平成17年度が14億8,491万5,000円,18年度が15億1,501万8,000円となっております。当然ながら,予算枠がないからといって,申請受け付けの段階で断ってないと信じてはおりますが,この事件を踏まえ,あってはならない事態ですので,確認の意味でも,当市の申請受け付け対応は相談者の身になって行われているのかを伺います。


○議長(市川義?君)  保健福祉部長。


○保健福祉部長(渥美眞人君)  それでは,大西議員の再度の御質問に,御答弁申し上げます。


 北九州市の例を挙げられまして,申請者全員が受け付けられるのかというような御質問であったと思いますが,御答弁申し上げます。


 本市におきましては,相談される方へは,世帯の生活状況をよくお聞きし,どのような理由により生活に困っておられるのか,どのような解決方法があるのかなどの問題点を整理し,相談に応じております。


 生活保護の申請を希望される方には申請書類をお渡しし,申請をしていただいております。


 ただし,本人からの聞き取り段階において,他法や他施策等を活用していただければ,明らかに問題が解決される場合などは,申請されても却下になる場合もあるということを御説明させていただいておりますので,御理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  大西克美議員。


○29番(大西克美君)  この問題の最後に,もし,不正受給が発見された場合の返還対応の内容はどうなのかを伺いたいと思います。


○議長(市川義?君)  保健福祉部長。


○保健福祉部長(渥美眞人君)  再度の御質問で,不正受給が発見された対応について,御答弁申し上げます。


 生活保護法第63条に,「被保護者が,急迫の場合等において資力があるにもかかわらず保護を受けたときは,保護に要する費用を速やかに保護の実施機関の定める額を返還しなければならない」とございます。


 また,法第78条に,「不実の申請その他不正な手段により保護を受け,また,他人をして受けさせた者があるときは,その費用の全部,または一部をその者から徴収することができる」と明記されておりますし,特に悪質な事例につきましては,罰則規定もございます。


 通常ですと,法第63条の返還命令により,保護費の返還をいただいております。不正または悪意によるものである場合は,法78条での返還命令により,生活保護費の返還をしていただいているところでございます。


 いずれにいたしましても,生活に困窮している方に対しまして,生活保護法の適正な執行と遵守を行っていくことが,本市の生活保護行政のあり方であると認識し,福祉行政を行ってまいる所存でございますので,よろしく御理解を賜りますようお願いを申し上げます。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  大西克美議員。


○29番(大西克美君)  ありがとうございました。


 今までの答弁で,鈴鹿市の対応がしっかりなされている現況に安堵しております。長い人生の中には,さまざまな予期せぬ出来事があります。特に今日の社会情勢においては,リストラや交通事故などの諸問題により,だれにでも起こり得る要因があります。また,人生の浮き沈みは決して他人事ではありません。悪いときの国民の権利でもある生活保護法の受給制度です。北九州市の大切な命の事件を肝に銘じ,決して怠らず,手落ちのないよう万全の体制で,事細かに親身に相談者の立場になり取り組んでください。


 他市での行政の苦い出来事により,常に我がふり直す心を持ち,特に福祉行政はしゃくし定規な考えでなく,あらゆるケースを想定し,市民対応に取り組んでいただくことを提言させていただいておきます。


 2点目,職員の健康管理と職場環境についてですが,地方分権の推進により,多くの権限移譲があり,おのずと市民ニーズの多様化もあり,また,職員の人員削減などにより,必然的に仕事量もふえ,職場における環境も随分と変化しつつあるように見受けられます。さまざまな要因はあると思いますが,健康を損ねた職員を最近は多く見かけます。特にメンタル面での病気の多さを感じ受けます。


 そこで,当市の職員の労働安全衛生体制,並びに新規事業,また,近年の退職者の状況をまずお伺いいたします。


○議長(市川義?君)  総務部長。


              〔総務部長 宮? 守君登壇〕


○総務部長(宮? 守君)  それでは,大西議員から御質問いただきました,職員の健康管理と職場環境につきまして,御答弁をさせていただきます。


 御承知のとおり,本市が効率的で効果的な市民サービスを安定的に提供していくためには,職員一人一人が高い業務意欲を保ち,その能力を十分に発揮していけるように,心身の健康保持と安心して働ける職場環境の整備が非常に重要な課題であると認識をいたしております。


 まず,これらの課題への対応といたしまして,本市の職員労働安全衛生体制につきまして,御説明をさせていただきます。


 本市の職員労働安全衛生体制は,私,総務部長が総括安全衛生管理者とする安全衛生審議会のもとに,市長部局,教育委員会,水道局,消防の各部局ごとに四つの安全衛生委員会が組織をされております。


 この委員会におきまして,健康診断の結果や病気休暇等の状況,公務災害の状況,職員の交通事故の状況などを分析するとともに,その対応策等について定期的に協議をいたしております。また,各職場の巡視などによりまして,現状の把握と現場の意見収集を行い,職員の健康管理や,よりよい職場環境づくりに努めているところでもございます。


 平成18年度からの新規事業といたしましては,市の全所属におきまして,毎月1日を労働安全の日と位置づけまして,所属長が胸に啓発のワッペンをつけるとともに,朝の始業時に,職員に対して注意を呼びかけることとし,安全・安心な職場づくりに努めているところでございます。


 次に,近年の退職者の状況についてでございますが,平成16年度におきましては,定年退職者が26名,勧奨による退職者が17名,自己都合による退職者が12名の合わせて55名でございました。


 また,平成17年度におきましては,定年退職者が11名,勧奨による退職者が12名,自己都合による退職者が14名でございまして,合わせて37名でございました。


 このうち,メンタルヘルス不全を起因といたします退職者は,平成16年度,17年度それぞれ1名の状況でございますので,よろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  大西克美議員。


○29番(大西克美君)  次に,1カ月以上の病気休暇などの休職状況の人数を,また,精神面――つまりメンタル面で悩む職員への対応策はどうしているのかを伺いたいと思います。


○議長(市川義?君)  総務部長。


○総務部長(宮? 守君)  それではまず,病気休暇等で1カ月以上休んだ職員の状況についてでございます。


 平成17年度に1カ月以上の病気休暇等を取得した職員数は,市長部局で24名,教育部局で5名,水道局で2名,消防部局で6名の合わせて37名でございました。これは,平成16年度の36名とほぼ同数で推移しております。


 このうち,いわゆるメンタルヘルス不全による病気休暇等の取得者は14名でございまして,全体の4割弱を占めております。


 次に,精神面で悩む職員への対応といたしましては,平成17年度から,心の健康相談専門のいわゆるメンタル嘱託医を設置いたしておりまして,職員や職場関係者の相談体制の充実に努めております。


 また,精神面に悩む職員は,なかなか上司や同僚にも相談できないでいるケースが多くございますが,これらの職員の対処といたしまして,第三者機関による電話相談窓口を庁内LANの電子キャビネットに常時掲載をし,周知と利用の促進に努めております。


 さらに,このメンタル嘱託医による職員研修を17年度に3回,18年度に,もう現在までで2回実施しておりまして,管理監督者が心の不健康へ理解を深めるとともに,その発生予防のための対策等について,学習もいたしております。


 18年度におきましては,新たに精算面に不安を持つ職員の希望者を対象に,ストレスドックの実施を計画いたしております。


 また,定期健康診断の検査項目の中に,ストレスチェック表の記入を新たに追加いたしまして,職員が自己のストレス度合いを認識するとともに,業務の取り組み方法を再考する機会の提供を図ろうと考えておりますので,よろしくお願い申し上げます。


○議長(市川義?君)  大西克美議員。


○29番(大西克美君)  ありがとうございます。


 このうつ病とか自律神経等が多々見受けられるわけですけども,この平成15年度を見てみますと,うつ病が6名,平成16年度が7名,平成17年度が9名となっております。また,自律神経症などを含めますと,もっと多くなってきております。それだけメンタル面での症状が多いということになろうかと思っております。


 それでは,さらに職員の健康診断などの健康管理はどのようになされているのか,そして,この要因も大きいと思われますが,職場環境による問題点はどのように考えてみえるのかをお伺いいたします。


○議長(市川義?君)  総務部長。


○総務部長(宮? 守君)  それでは,職員の健康管理の状況につきまして,御答弁を申し上げます。


 現在,職員には毎年1回,短期人間ドック,または定期健康診断を受診させております。これ以外に,消防職員等の深夜業務従事者を対象とした健康診断,消防署及びじんかい処分業務に従事する職員を対象としたB型肝炎予防接種等を実施もしております。また,希望者を対象に,乳がん検診,子宮がん検診,胃がん検診,前立腺がん検診なども実施いたしているところでございます。


 そして,定期健康診断の受診結果が悪かった職員につきましては,産業医による保健指導や相談も実施いたしているところでございます。


 次に,職場環境による問題についてでございますが,近年,地方分権の進展による権限移譲の増加や法令改正による制度の変更,市民ニーズの多様化等により業務量が増加しているものの,公務員制度改革や定員管理の適正化によりまして,職員の増員には限界がございます。所属によりましては,過剰な時間外勤務を余儀なくされている職員がいることも現実でございます。このため,所属長には,業務の適正な配分と,時間外勤務命令の適正な管理をお願いいたしているところでもございます。


 本年度からは,労働安全衛生法の改正に伴いまして,1カ月の時間外勤務時間が80時間を超え,疲労の蓄積が認められ,また,健康上の不安を有している職員を対象に,産業医による面接指導を行う機会を設けております。


 これによりまして,過重労働の防止と心身の健康保持に少しでもつながればと期待しているところでもございます。


 また,職務への向き不向きや,職場の人間関係の不適応,職員にとりましては大きなストレスになることから,人事異動前に,職員希望調書の提出を受け,職員の経験や職務適応性により一層考慮した職場配置を行い,職場不適応者を出さないように努めているところでございますので,よろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  大西克美議員。


○29番(大西克美君)  今の答弁でも,人間関係と職場環境という問題は大きいということでございます。


 最後に,この総合要因と判断される明るい職場,雰囲気づくりへの対応策をお伺いいたします。


○議長(市川義?君)  総務部長。


○総務部長(宮? 守君)  それでは,明るい職場,雰囲気づくりへの対応策についてで,御答弁申し上げます。


 第5次総合計画におきましても,働きやすい職場環境の充実を重要な施策といたしておりまして,本年度からは,新しい庁舎での執務が始まり,職場環境のハード面の整備につきましては,改善されてまいりましたが,今後はソフト面の環境整備,つまり職員が悩みごとを気軽に相談できるような明るい雰囲気のよい職場づくりが課題となっております。


 このためには,基本的なことになりますが,上司が職員に気軽に声かけを行うとともに,職員一人一人の仕事ぶりに目を配り,その健康状態等も把握して,心の不健康の兆候を見つけたら,できるだけ早く手を打っていくことが大切と考えてもおります。


 職員が心身ともに健康で高い業務意欲を維持し,持てる能力を十分に発揮できる職場環境の整備が,結果として市民サービスの向上につながるものと認識しており,安全衛生委員会の機能充実を図りながら,職場不適応者をなくすために,全力を挙げて取り組んでまいりたいと存じますので,御理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  大西克美議員。


○29番(大西克美君)  気軽に声をかけてやっていっていただくというようなことも答弁の中に入っておりました。ぜひ心がけていただきたいと思います。


 公務員としての自覚を再認識していただき,健康で日々100%の能力と労力で,市民のために還元できるよう,また,鈴鹿市政の発展を目指す上でも,職員一人一人の長所を最大限活用できる職場環境づくりの重要性をかんがみ,企業は人なりの根本である職員を,私は大切にすることが必然的に大きな費用対効果を生み出す最大要因と考えております。


 今後の地方分権の高度行政を執行していく上で,人件費などの包括予算をさらに有効活用させるために,大きな手だてとなるのではないのでしょうか。市長初め,約1,500人の職員が,健康で安心して,さらにやる気を引き起こせば,おのずと大きな成果が見えることは間違いないと確信いたします。


 来月に控えた新庁舎の竣工式を機に,もっと市民から感謝される職員に,また,よい意味での職員の能力開発のためにも,職場環境の基本を見直すことの重要性を提言させていただきたいと思います。


 市政向上のために,職員を大切にしましょう。できれば,議員も大切にしていただきたいと思います。


 次に,3点目の白子駅前広場の整備についてですが,この件については,都市整備部市街地整備課に早期着工できるように,常に声を大にしお願いをしておりますが,目に見えてきません。多くの市民から,「大西さん,白子の駅前がよくなるって以前から伺ってるけど,なかなか動きが形にならないがどうなってるの」と,また電話にても問い合わせがあります。そして,特に老人会の方々からは,ずっと白子に住んでいるが,昔より町の元気がなくなり寂しさを感じている。鈴鹿市も玄関口をつくり,市の活性化を図る目的があるなら,もっと早く取り組んでほしい。年寄りに生きる楽しみの活性力,元気の種が欲しいと言っておられました。実に私も同感であります。特急が停車する鈴鹿市唯一の玄関口の白子駅前広場の公共整備です。活性の起爆剤として,何とか早期にできぬものかと思案の日々でございますが,市民の方々にも御理解をしていただけるよう,いま一度,現在の進捗状況を尋ねます。


○議長(市川義?君)  都市整備部長。


             〔都市整備部長 山? 昭君登壇〕


○都市整備部長(山? 昭君)  白子駅前広場整備の進捗状況についての御質問に,御答弁を申し上げます。


 白子駅前広場整備につきましては,平成16年2月に,関係機関や各種団体,グループなどの代表者や市民の方で構成する白子駅前広場整備検討委員会を設置いたしまして,さまざまな角度から議論をしていただき,その御意見をまとめられた提言書を平成17年2月に同委員会から市長にいただいております。


 市といたしましては,提言書でいただきました案をもとに,平成17年度に,駅前広場の現地測量や交通量調査などを行いまして,本年度に入りまして,白子駅前広場整備事業計画として基本設計を終え,この内容を説明会で報告したり,先月,市のホームページに掲載したりするなどして,市民の皆様からの意見募集を行ったところでございます。


 この基本設計では,駅前広場に加えまして,接続する道路の整備もあわせて行うこととしたり,周辺の道路との取りつけの関係から,広場の範囲を拡張したものにするなど,委員会からいただいた提言書に少し修正を加えさせていただいております。


 そこで再度,国土交通省中部整備局や三重県,公安委員会,近鉄などの関係機関と,より詳細で具体的な調整を行っているところでございます。


 白子駅前広場と,この駅前広場から県道国府白子停車場線までの約200メートル間の白子柳線の一部は,国の補助対象事業としていくためにも,都市施設として都市計画決定をする必要がございます。このことから,今行っている作業といたしましては,この都市計画決定に向けた図書の作成を進めまして,今後,都市計画案の縦覧や都市計画審議会の審議を経ました上で,本年度中に都市計画決定まで至りますよう努力しているところでございますので,御理解を賜りますようお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  大西克美議員。


○29番(大西克美君)  それでは,今後の計画予定を年月ごとに,いわゆる詳細に伺いたいと思います。


○議長(市川義?君)  都市整備部長。


○都市整備部長(山? 昭君)  今後の計画の予定についてとの御質問でございます。


 先ほどもお答え申し上げましたとおり,まずは,本年度中に何とか都市計画決定まで進めてまいりたい,このように考えております。


 この間,都市計画案の縦覧とか,本市の都市計画審議会への諮問とか,国土交通大臣の同意を得た上で,知事が決定する都市計画決定でございますので,県の都市計画審議会での審議をお願いすることになってまいります。


 私どもといたしましては,今のところでは,平成19年1月ごろに都市計画案の縦覧を行い,本市の都市計画審議会への諮問を平成19年2月ごろに,そして,県の都市計画審議会へは平成19年3月ごろに都市計画案の提案をしていきたい,このように思っているところでございます。


 その上で,事業を進めていきますには,財源の確保も必要でございます。国におきましては,厳しい財政状況下のもとで,公共事業費の3%削減が言われております。不透明なところもございますが,国の補助金を受けられる事業認可申請につきましては,平成19年度中の採択を目指して進めてまいりたいと,このように考えております。


 また,本市の事業計画といたしましては,総合計画に基づきます実施計画の中で,平成19年度には駅前広場の実施設計業務,平成20年度には建物の調査,そして,用地と建物補償費の調査に入り,平成21年度以降に,地権者の方々との建物補償や用地取得等について交渉を進めていただくといった計画とし,それぞれに必要な財源を部内等で確保していくようにいたしてまいりたいと,このように考えているところでございます。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  大西克美議員。


○29番(大西克美君)  ありがとうございます。


 以前よりは詳細の答弁でしたので,ある程度,事業の流れの理解はできましたが,平成18年度版の第5次鈴鹿市総合計画の実施計画書に記載されております,事業の目的として,鈴鹿市の玄関口として相応しとあります。相応しですから,鈴鹿市にふさわしい玄関口のふさわしい玄関口の意味なんです。その市にふさわしい玄関口,つまり顔の部分ができないと,鈴鹿市全体としてのまちづくりが私は完成できないと判断できるのではないかと思っております。


 議員視察で数多くの先進市の市町村を訪問させていただいておりますが,そこの玄関口,つまりそこの顔を見れば,その市町村のまちのよさや特色がわかるようになりました。つまり,当市においても,一刻も早く,玄関の顔をつくる必要性があるのではないのでしょうか。まちに玄関がないのに,どのようにして観光客などの訪問客が来られるのでしょうか。当然ながら,市長も急いで対応せねばならないと思っておられるはずですから,事業年度を前倒ししてでも顔をつくるべきではないのでしょうか。年月をかければかけるほど,事の目的が薄れます。まして,関係する地元商店街などの周囲の体力の衰退につながり,悪影響を及ぼしかねません。活性がない病に,活性起爆剤としての光の注射で手当てをするのではないのでしょうか。


 この実施計画書は3年ごとの見直しがあると伺っておりますので,ぜひ,現実の周囲体力等も考慮していただき,前倒しの見直しをしていただきたいと思っております。


 さらに,この実施計画書には,総事業費が30億5,410万4,000円と詳細金額にもなっておりますので,綿密な計画であることや,取り組む姿勢は十分うかがえると思います。当然ながら,事業認可による国・県の補助金が最優先のことも理解しております。しかし,2015年には,団塊の世代が高齢者になり,医療・年金・介護などの社会保障財源の確保がより必要となり,年々公共事業費の削減により,補助金確保が難しくなる背景が目に見えております。全国の市町村も,間違いなくこの点に着眼しているはずと思われます。そのためにも,私は,今までの年月をかける通常行政手法ではだめであると考えております。当然ながら,賢明な執行部ですから,先見市把握されておられると思いますが,事を審議していく上で従来の司法機関を当たり前とせず,構造改革行政手法を取り入れ,早期対応をするべきと考えます。


 そこで,この先ほども御説明がありました事業進捗期間から推察推計しますと,まだまだ年月がかかりそうでございます。七,八年後の平成25年,26年ごろになると判断されますが,予定の最終完成年度はいつごろか伺います。


○議長(市川義?君)  都市整備部長。


○都市整備部長(山? 昭君)  事業完了年度がいつごろになるかといった御質問でございますが,都市計画決定が事業認可申請などを得ました上で,事業の実施に係る用地交渉に入らさせていただきましてから工事を行い,完成をいたしますまでには,およそ7年程度かかるものと思われますので,今のところでは,平成25年度を目標として考えております。


 用地交渉や国の補助金を含めました財源の確保などにつきまして,現時点では不確か,不透明な点がございますが,地権者の方々の御理解を早期に得られますように,また,国庫補助金等が本市の望むどおりに確保できるように努めまして,少しでも早く事業の完成が見られますように努力をいたしてまいりたいと,このように考えておりますので,御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  大西克美議員。


○29番(大西克美君)  平成25年ごろということでございます。やはり10年はかかるんですよね。しかし,今の時代の10年は一昔です。残念でなりません。当然ながら,執行部は一生懸命やっていただいているということはよく理解しております。しかし,10年は長いのではないかなというふうな感じをしております。


 平成16年の9月議会――つまり2年前ですが,私のこの質問に際して,市長は答弁の中で,空洞化が進む白子駅周辺地域の活性化をさせることが緊急課題であり,白子駅前広場の整備が重要であると発言されております。揚げ足を取るようで悪いのですが,この市長発言の中で重要なポイントはあります。それは緊急課題という言葉です。市長,緊急で10年は長過ぎではないのでしょうか。先ほどから申してますように,取り巻く周囲環境の体力や現況もぜひ加味していただき,従来手法でなく,県や市の審議期間短縮などの新たな手法を取り入れ,また,完成年度から逆算するなどの民間手法の取り組みを強く提言させていただきたいと思います。


 多々申し述べさせていただきましたが,最後に早期整備への民間手法導入についてなど,市長に一言答弁を求めさせていただきますが,私は,市長がよく言われる行政に民間手法を取り入れ改革していくという点では,まさしく,この事業経過期間が,この問題が当てはまるものではないかと思っております。熱意を持って事に当たるべきで,緊急課題と拝察させていただいております。ぜひ一言でも最後に御答弁を承りたく切望しておりますので,よろしくお願いをいたします。


○議長(市川義?君)  市長。


○市長(川岸光男君)  大西議員から,引き続き白子周辺の整備について,御意見とか御質問をいただきました。


 先ほど部長からるる,これからの流れ,説明をさせていただきました。当初,私も白子駅周辺,あるいはまた,商店街も含めまして,鈴鹿市の表玄関という関係では,非常に残念な状況にあるというふうに認識をさせていただいて,ぜひ駅前玄関口の整備を取り組む決意をさせていただいて,当面,商店街,あるいはまた,駅西広場いう関係での整備を着手することを進めさせていただいてまいりました。


 地域からいろんな御意見たくさんいただきまして,提言をいただいて以来,私どもなりに,もう少し駅前広場の拡大という部分を視野に入れて検討させていただきました。あるいはまた,駅に直結する道路の拡幅についても,あわせて進めていきたいという都市決定をさせていただきました。こうした課題はできるだけ多くの方が,バリアフリーという関係で利用しやすい駅というものを目指した事業を展開していきたいというふうに考えて進めさせていただきます。


 先ほども御質問ありましたように,総事業費約30億を超えるという事業費になりましたので,できるだけ国の補助というものを視野に入れた取り組みをしていきたいというふうに考えております。そのためには,きちっとした都市計画を提出,審議をしていただくというのが大変重要でございます。


 私どもは,着々と準備をさせていただいておりますけども,県とかいう審議会につきましては,毎月開催するという部分じゃなくて,それぞれ期間がございますので,そこの期間に合わせて,ぜひ都市計画を決定していただいて,国の補助を受けた事業を展開していきたいというふうに考えております。


 その後は,ぜひ地元の皆さん,あるいはまた,地権者の皆さん方に,用地とか,あるいはまた,いろんな部分で協力をぜひいただきたいなというふうに考えておりますし,そうした地元の協力をいただいたという部分については,ぜひ,少しでも完成を早くするような取り組みを進めていただくというふうに考えておりますので,ぜひ御理解を賜りたいなというふうに思います。


 また,先ほど大西議員も御質問の中にありました。本議会も本当に福祉に対するいろんな課題とか,あるいはまた,要望とかたくさん議員の皆さんからいただいております。私もいろんな地域回らせていただいたり,あるいはまた,車座懇談会をさせていただいても,福祉に対する非常に不安とか,あるいはまた,どうなのかという質問が非常に多くなってきているというふうにも思っております。そうした福祉政策をこれからきちっとした行政としても対応していかなくてはいけないという関係で,そうした予算も,これから膨らんでくるというふうにも感じておりますので,この白子の駅前広場も投資効果がきちっとあらわれるような,そういう事業展開をしていきたいというふうに考えておりますので,ぜひ議員の皆さん方の御支援と御協力をいただきますようにお願いを申し上げたいというふうに思います。


 以上です。


○議長(市川義?君)  大西克美議員。


○29番(大西克美君)  ありがとうございました。


 市長の強い熱望といいますか,お考えがわかってきております。私どもも重々把握しておるわけです。ただ,当然ながら,審議会等に審査をしてもらうわけでございますけども,その期間ですね――いわゆる鈴鹿市も都市計画審議会等がございますけども,年に数回しかございません。そういう年に数回ではなくて,県にも,もう少し何とかそういう機会を設けていただけるように,緊急の機会を設けていただいて審査をしていただき,そういう期間を詰めていただきたいというお願いでございます。


 真ん中あたりで申しましたけども,見るに見かねない活性がない病に活性の起爆剤としての光の注射で手当てをするということ,活性の起爆剤ということをよくよく御認識,もう一度御再認いただきまして,地域の活性化につなげていただきたいと思います。


 時間がありませんので,以上で終わらさせていただきます。


 ありがとうございました。


○議長(市川義?君)  これにて,大西克美議員の質問を終了いたします。


 この際,暫時休憩いたします。


 再開は11時10分といたします。


            午 前 11 時 00 分 休 憩


         ――――――――――――――――――――――――


            午 前 11 時 10 分 再 開


○議長(市川義?君)  休憩前に引き続き,会議を開きます。


 日程により議事を継続いたします。


 後藤光雄議員。


               〔6番 後藤光雄君登壇〕


○6番(後藤光雄君)  こんにちは。議席6番,すずか倶楽部の後藤光雄です。


 通告に従って,まず,特色ある鈴鹿の教育を目指してということで,鈴鹿市の英語教育の目標について,お尋ねをします。


 文部科学省は2003年,英語が使える日本人への行動計画を発表しておりますが,それによると,「中学校・高校を卒業したら英語で外国人とコミュニケーションできる,大学を卒業したら,仕事で英語が使える,そういった人材をつくる」と目標設定されております。


 私たちすずか倶楽部では,特色ある英語教育を行っている都市へ視察に出かけました。国際理解教育推進特区で,小学校に英語・中国語を導入している高知市,小中一貫の英語教育特区を推進している金沢市を視察してまいりました。どちらも地理的・歴史的な背景のもとに,しっかりとした取り組みをされていて,とても参考になりました。


 文部科学省の初等・中等教育局長が,英語教育は発信能力だとおっしゃっておりますが,しゃべれなきゃだめだよということでしょうか。コミュニケーションをするには,発信と受信,どちらも必要ですから,とにかく英語で話せるようにということなんでしょう。


 コミュニケーションの原則は,伝えようとする知覚,感情,思考を持つことだと思います。それを英語で発信し,聞く,受信するということは,ある意味,英語で思考する能力を求められているということではないでしょうか。日本人として,日本語力の低下が指摘されている昨今では,本当に大変なことだと思いますが,日本語力の向上も,この行動目標に含まれているので,日本語力の問題意識も持っているということでよしとして,初等中等教育局長の言う「発信能力」とは,勝手にしゃべれればいいということではなくて,不特定多数が受信できる形での発信ということだと思います。英語であれ,日本語であれ,子供たちに自分の意見を持てる能力を身につけてもらう必要があると思いますので,英語か日本語かの論議ではなく,文部科学省の言う英語教育の推進に,鈴鹿市はどう取り組み,目標をどのように設定しているのかをまずお尋ねしたいと思います。


 よろしくお願いします。


○議長(市川義?君)  教育長。


              〔教育長 水井健次君登壇〕


○教育長(水井健次君)  私からは,後藤議員の特色ある教育を目指してについての御質問に,お答え申し上げます。


 まず,1点目の市の英語教育の目標でございます。


 経済や社会などのさまざまな面で国際化が急速に進む中,21世紀を生きる子供たちは,広い視野を持つとともに,国際的な理解と協調を図る上で,英語のコミュニケーション能力を身につけることが必要とされ,文部科学省では,平成14年に,英語を使える日本人の育成を掲げ,翌年に,その行動計画を策定し,その実現に向けて取り組んでおります。


 また,中学校学習指導要領におきましては,英語の目標は,外国語を通じて,言語や文化に対する理解を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうとする,そういった態度の育成を目指し,聞くことや話すことなどの実践的なコミュニケーション能力の基礎を養うとされております。


 具体的には,英語を聞くことになれ親しみ,初歩的な英語を用いて自分の考えを話したり書いたりする,あるいは聞いたり読んだりすることで相手の意向を理解することであります。さらに,その指導に当たりましては,3年間を通して,聞くこと,話すことの言語活動に重点を置いて指導すること,ネイティブ・スピーカーの協力を得たり,ペアワーク,グループワークを取り入れるなどの指導形態や学習形態の工夫をすることと記されております。


 本市におきましては,この目標の達成に迫るために,英語指導助手――SEF5名をオハイオ州から招致して各中学校へ派遣し,各中学校の英語教諭とともに,生徒の英語によるコミュニケーション能力の向上を図っております。


 特に本年度から,市内中学校の2年生を対象に,聞く,話すを中心としたコミュニケーション能力を育成するため,自己紹介,旅行,買い物などの日常生活の場面を想定して,与えられた英文を単に暗記して答えるのではなく,生徒一人一人が主体的にSEFと会話をする,そういった学習を実施しております。


 平成19年2月には,インタビューチェックという手法を取り入れて,この習熟状況を把握する予定でございます。


 この学習を通して,生徒は英語に自信を持ち,英語学習への意欲をさらに高めることができるものと考えております。


 次に,小学校における英語活動についてでございますが,現在,国の中央教育審議会外国語専門部会で次期――次の学習指導要領の改訂に向けて,小学校における英語活動の導入について審議されております。


 本市では,平成7年度から小学校において国際理解教育の推進に取り組んでおり,平成14年度からは,生活科や総合的な学習の時間において,英語活動を推進してまいりました。


 平成17年度は,小学校30校で合計378回,英語指導助手を派遣しております。児童は,国際的なマナーを身につけながら,身近な英語を使ってあいさつをしたり,ゲームや歌などを通して,簡単な会話を楽しむ学習に取り組んでおります。こういった学習を通して,児童が,世界にはさまざまな人々がともに生きていることを知り,異文化に対する関心を持つとともに,その理解を深めていくことを期待しております。


 また,小学校の英語活動の一層の充実を図るため,本年6月,具体的な活動や事業展開を示した小学校英語指導用テキストを作成し,市内各小学校に配付したところであります。


 さらに,9月からは,現地採用のSEFに加え,国内採用の小学校専門の指導員を5名配置し,小学校における英語活動の推進に一層力を入れてまいりたいと考えております。


 今後も,このように本市の子供たちが,将来,国際社会を生き,活躍できるよう英語力の育成に努めてまいりたいと考えております。


 よろしくお願いいたします。


○議長(市川義?君)  後藤光雄議員。


○6番(後藤光雄君)  ありがとうございました。


 教育長のお答えは,鈴鹿では文部科学省が定めた中学校の学習指導要領の目標に沿って,オハイオ州からですが,5名の鈴鹿イングリッシュフェローですか――SEF,英語指導助手を招いて,英語教師と生徒の英語コミュニケーション能力を向上させている。来年19年2月には,自己紹介,買い物,旅行など,日常生活の場面を想定したインタビューチェックで習熟状況を把握する予定です。小学校も,小学校英語指導用のテキストを策定して推進しているというお答えだったと思いますけれども。


 少し金太郎あめという表現はよくないかもしれませんが,全国多くの都市でいただけそうな回答で,正直少し残念な気がしております。


 自立する地方都市は,教育も自立し始めています。文部科学省も,地域の特色を生かした実践を進めています。全国一斉にプチトマトが栽培された時代ではないはずです。


 川岸市長の18年度施政方針に,まず,鈴鹿を安全性・快適性・利便性に対する信頼のあかしとするとともに,鈴鹿独自の文化を創造し,それらを鈴鹿ブランドとして確立し,発信,定着させることは大切であります。鈴鹿ブランドの確立は,定住人口の確保のみならず,将来の本市の発展に欠くことのできない資源,例えば収容交流人口の確保や企業誘致などの他,あらゆる人,物,財,情報などの資源の獲得に優位な状況をつくり出すことを可能とするものであります。


 また,鈴鹿ブランドの確立と並行して推進すべきものがシティセールスであります,とおっしゃっております。だから,鈴鹿に住んで本当によかった。あんたも鈴鹿においでんということにつながるとおっしゃっているのだと理解しておりますけれども,教育も鈴鹿ブランドを目指すのではないのでしょうか。


 将来の本市の発展に欠くことのできない資源,人づくりは,イコール教育だと思います。鈴鹿の未来を考える上で,鈴鹿の子供たちをどう育てるかということは最も大切であると私は考えます。


 ことし,すずか倶楽部が視察させていただいた石川県金沢市の例を紹介しますが,平成16年に,「世界都市金沢の未来を担う人材の育成に向けて学校教育金沢モデルを推進します」と宣言しています。特に英語教育は,小中一貫英語教育特区の認定を受け,石原教育長は,「その目的を,胸を張って自分自身の考えや郷土金沢の歴史,文化を世界に向かって英語で語ることができる広い視野と豊かな感性を持った世界に通用する人材を育てていきたいと思います」というふうに語っています。


 中学校英語の指導要領の目標を掲げる鈴鹿とは随分違いますよね。もちろん金沢市も平成8年度からの小学校英語教育への取り組みの積み重ねででき上がったことだそうですから,10年先を見据えて取り組んだ結果が現在であるわけで,さらに10年後には,中学卒業時には70%の生徒が英検3級を合格するレベルにするんだという目標を持ってみえます。つまり,しっかり20年,30年後を描いていることが伝わってきます。


 もう一つ,どうしても紹介しておきたいのですが,金沢では,この「This is KANAZAWA」という副読本を使っております。


 内容は,金沢の歴史・文化を世界に向かって英語で話せるように,中学校1年生は,「名所に学ぶ」と題して,金沢の市内の各名所のことについて10時間程度学びます。2年生では,「文化に学ぶ」として,金沢の特徴ある文化を10時間程度学びます。3年の前期には,「歴史・偉人に学ぶ」として,やはり10時間,3年生の後期には,「現在を見つめ未来を考える」というテーマで,20時間ほど,この副読本を使って学んでいるそうです。


 この時間を生み出すためにも,小学校6年生から中学校英語の教科書を使用しているようですが,同じように特区申請しなくても,この副読本のように,「This is SUZUKA」という鈴鹿の位置,歴史,文化,偉人,未来に向かってというような英文を手にするということだけでも,随分意味のあることだと思いますので,ぜひお考えいただきたいと思います。


 英語が使える日本人の育成のためにの戦略構想の中には,達成目標として,中学校卒業段階で,卒業生の平均が英検3級程度の能力を持つようにとはっきり明記されております。ぜひとも,きちんとした具体的な目標づくりをお願いしたいと思います。


 私たちの町,鈴鹿の歴史をバトンタッチしていく子供たちに,きちんと投資をして,きちんと学んでもらうのは,お互いの義務であると思いますので,よろしくお願いします。


 次に,サマースクールについてお尋ねします。


 やはり同じ視察をさせていただいた金沢では2学期制をとりましたので,夏休み前に終業式を行う必要もなく,休みの全日まで6時限で授業ができる。夏休みにも,いろいろな講座を設けて,子供たちが選んで参加するサマースクールといいますか,講座が開かれているということです。


 3月議会で,自然環境体験学習を鈴鹿の教育に取り入れてほしいという要望をいたしましたが,教育長からは,長期休業等の利用が考えられるが,19年度に向けて考えてみたいという回答をいただいたと記憶しております。長期休業の利用について,自然体験学習だけではなく,子供たちが幅の広い知識と豊かな感性を身につけるために,先生方から担当教科以外の,またはカリキュラム以上の報酬などの開設を盛り込んでいくことはできないでしょうか,教育長にお尋ねします。


○議長(市川義?君)  教育長。


○教育長(水井健次君)  再度,サマースクールについて御質問をいただきましたので,御答弁させていただきます。


 各学校におきましては,鈴鹿市立の学校の管理に関する規則に示されている休業日以外の日――つまり土曜日や日曜日,さらに夏休みなどの長期休業日を除いた約200日間における教育課程を学習指導要領の目標を達成するために,学習指導要領の内容をもとに編成し,これに沿って教職員が学校教育活動を行っております。


 議員の御質問であります夏休みなどの長期休業日における自然体験活動等を学校で実施することに関しましては,例えば野外宿泊学習――いわゆるキャンプを年間指導計画に学校行事として位置づけ,教育委員会に承認を受けることによって,野外宿泊学習の中の一つのプログラムとして実施できます。


 しかし,教職員が個人的に実施する自然体験活動につきましては,学校の教育課程外の活動でありまして,いわゆる生涯学習の分野に当たり,教職員が直接かかわることは無理かと存じます。


 なお,夏休み中の教職員の仕事につきましては,それぞれの学校において,年間指導計画の見直し作業を始め,部活動等の指導や,補充学習や自習学習の指導などなど,長期休業中ならではのさまざまな仕事に取り組んでいることを申し添えさせていただきます。


 御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。


○議長(市川義?君)  後藤光雄議員。


○6番(後藤光雄君)  ありがとうございました。


 夏休みの指導は,教育課程外であれば,生涯学習の分野であるということの説明でしたので,例えば夏休みに学校を使用して,先生が講座を開くということも含めて,生涯学習課でどういった取り組みをしているかというようなこと,説明をお願いしたいと思います。


 よろしくお願いします。


○議長(市川義?君)  文化振興部長。


             〔文化振興部長 佐藤邦孝君登壇〕


○文化振興部長(佐藤邦孝君)  それでは,私からもサマースクールについて,お答えを申し上げます。


 生涯学習事業として取り組めることはないかということでございますが,現在,教育課程外で,社会教育の一環として,子供たちを対象に進めている事業には,サンデーコミュニティスクール事業とジュニアリーダー養成の事業がございます。


 サンデーコミュニティスクール事業は,日曜日の学校を活動のステージとして,企画から運営までを地域の人が中心となって進めていく学校開放でございまして,子供の居場所づくりと地域づくりが,その目的となっております。


 地域の人が自主的に取り組む,この事業の中には,竹を材料に食器とはしをつくり,味御飯を炊いて,みんなで楽しく会食をするという野外体験学習に近い内容のものも含まれております。


 また,ジュニアリーダー養成は,鈴鹿市ジュニアリーダー会に登録をした小学校5年生,6年生と中学生の子供たちが,地域の子供会等の要請に従って,レクリエーションや野外活動の指導に出向き,リーダーとして活躍できる子供たちを育てることを目的としております。


 この事業は,ゲームや歌などのレクリエーション,テントの設営,キャンプファイヤーや飯ごう炊さん等の指導を行っております。


 また,日本ボーイスカウト三重連盟鈴鹿地域協議会・ガールスカウト日本連盟三重県第10団では,野営訓練,ネイチャーゲーム等の野外活動を中心に,さまざまな体験活動の取り組みを通して,青少年の品性の陶冶を図ることを目的としております。


 また,三重県立鈴鹿青少年センターでは,レッツチャレンジ2006,わくわく自然体験ファミリーキャンプ,ウインターアドベンチャーなどの事業を実施しておりまして,体験を通して,自然に親しむことを目的としております。


 さらに,社団法人鈴鹿青年会議所では,フロンティアアカデミー事業を実施しております。ここでは,動物との出会い,アウトドア体験を通して,命の大切さや協調性を養うことを目的としております。


 本市といたしましては,こういった関係団体,関係施設の行う多くの事業に対しまして,積極的に事業への補助,指導・助言,あるいはメニューの紹介等をしていくことが現状の取り組みでございます。


 したがって,議員御指摘のサマースクールですが,先ほど申し上げました多くの事業を超えて,さらなる新規の取り組みを進めることにつきましては,今後の研究課題と考えておりますので,御理解を賜りますようお願いを申し上げます。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  後藤光雄議員。


○6番(後藤光雄君)  ありがとうございました。


 生涯学習でいろいろ取り組んでいる事業の紹介をしていただきながら,民間の取り組みをフォローしていただいているということでした。


 この大きな質問のタイトルにありますように,特徴ある鈴鹿の教育を目指してということで,私が言いたいのは,鈴鹿の自然環境を利用した体験学習をぜひ子供たちに――できたら,すべての子供たちに提供してほしいということです。教育課程にないなら入れればいいと思うんですね。


 年間200日の教育課程を各学校が編成して,それに基づいて教員が教育活動に携わっているなら――いるということですね。ならば200日にプラスして,体験学習をプログラムしてくれたらいいと思うんです。210日,全国では210日学習してる県もあるはずです。夏休み前も有効に使うことを考えれば可能だと思うわけです。補充学習や自主学習の指導ができるのなら,その中へ組み込むすべを考えることができないのかというふうに思うわけです。


 子供たちにどういう教育を提供するかの論議の前に,時間がないとか,決まりでできないというのは,公,公教育の甘えではないのかというふうに感じます。


 子供と先生という関係には,評価する側と評価される側という関係があります。日本の評価は理解したかを図るために,できる,できない,正しい,間違いといった一つのモデルに合わせようとする教科が繰り返されてきます。2足す5の答えを問う教育です。7になる組み合わせを問う教育ではありません。まだまだ知識を教え込むプット・インの教育なんですね。子供の中から引き出すプット・アウトの教育ではありません。すべてに平均点以上を求めて,特技を伸ばしていくという視点に欠けていると思います。知識を伝えるのに評価するという力の関係が存在するよりも,学びたいんだという欲求を満たす形の方が伝わりやすいと思います。


 3月議会で,自然環境体験学習を取り入れてほしいという提案に対して,夏休みなどの利用となるであろう19年に向けて検討をということでしたので,改めて提案させていただこうと思ったわけですけれども,何年前までだったでしょうか,夏休みに先生方は自宅研修という形をとられていたと記憶しております。日ごろ勤務時間にかかわる子供たちのことに尽力いただいておられる先生方が,夏休みに御自分のために研修をされる。リフレッシュして,幅を広げて,新学期に子供に対峙することは,とっても重要なことだと思います。ところが,現在は毎日出勤してみえるということで,学校で研修できないことはないので,それは否定するわけではありませんが,どうせ学校にいるのなら,先生の持ってみえる力を利用して,先生と生徒という関係の中でも生徒とは違ったもの,もちろん生徒の補修を含めて,勉強の楽しさや,ものを知る楽しさを伝えられるような取り組みはできないものでしょうか。先生方にも,生きる力を体験を通して指導できるような研修をしてもらうことはもちろん,鈴鹿の特徴ある教育をつくり上げてほしいものです。


 市長,教育長,よろしくお願いしたいと思います。


 それでは,項目,次の方へいきまして,市民農園についての質問に移らせていただきます。


 鈴鹿では,ふれあい農園と言っておりますが,市民農園についての質問をさせていただきます。


 団塊の世代と言われる方々がリタイアされる2007年をいよいよ来年迎えます。8日の南条議員の質問に対して,農業に携わる人は70歳前後が中核で,作業委託してる農家も多い。担い手育成,農地の有効利用,営農組合の育成が必要であると産業振興部長が回答されております。私も農業に携わる人たちと話していると,後継者がいない,土地を転用したいなどの声を聞きます。


 そこに市民農園が,今後普及していく可能性があると思うのですが,鈴鹿市ではふれあい農園という名称で農地を提供してくださる方の募集と野菜づくりを希望する方の橋渡しをされてみえるようですが,現在の取り組みについてお答えいただきたいと思います。


 よろしくお願いします。


○議長(市川義?君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,御質問の市民農園について,御答弁を申し上げます。


 議員も御承知のとおり,本市の農業は,水稲を初めとして,お茶・植木など,多様な農産物が生産をされております。県下でも有数の農業地帯となっております。


 しかしながら,近年の農業を取り巻く環境は,天候の不順による生産量の減少,輸入農産物の増大による価格の低迷など,非常に厳しい状況にございます。


 このような状況の中,離農者の増加・遊休農地の増大など,本市にとっても憂慮すべき事態となっております。いかに,農地を守っていくかが重要な課題の一つでございます。


 農地保全の方策といたしましては,地域営農組合の設置,担い手の育成,または,ふれあい農園の開設の推進などがございます。


 特にふれあい農園につきましては,農地の保全以外にも多くの市民が土に触れる,緑を育てるなどの農業体験を通じて,農業の楽しさ,農作物をつくる喜び,親子の交流等,多様な目的でふれあい農園が注目されてきました。


 一方で,今後は,団塊の世代と呼ばれる多数の方々など,老後の生きがいとして農業を経験してみたいというニーズもあるのではないかと思うところでございます。


 このような多くの市民のニーズにこたえるためにも,ふれあい農園の開設の推進は重要な取り組みの一つではないかと考えておりますので,御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。


 なお,詳細につきましては,産業振興部長及び教育長より答弁をさせますので,よろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  産業振興部長。


             〔産業振興部長 熊沢逸雄君登壇〕


○産業振興部長(熊沢逸雄君)  それでは,私から,後藤議員御質問の市民農園――いわゆるふれあい農園についての取り組みの現状とその支援策について,御答弁申し上げます。


 まず,ふれあい農園の現状について,御説明させていただきます。


 本市のふれあい農園は,八野町・石薬師町・南若松町・稲生塩屋・住吉の5カ所で現在開設されておりまして,それぞれの土地所有者に運営してもらっております。


 今後の開設予定でございますが,国府町・庄野町・上野町・稲生・秋永町・伊船町の6カ所で計画を進めてもらっている状況でございます。


 1カ所当たりの規模は,12区画から37区画まで貸し出しをしておりまして,1区画の面積は,30から50平米でございます。


 現在の農園の貸し付け状況は,約95%の区画で利用いただいておるのが現状でございます。


 このふれあい農園は,市街地住民の方々と農家の方々の交流の中で,農業への理解と関心を深めていただき,また,健康増進,生きがいづくりとして楽しみながら農業を体験することを目的といたしております。


 また一方で,農業後継者が減少する中,新たに農業に携わってみたいと思っている市民の方にも,このふれあい農園を利用することにより,さらに関心が深まるのではないかと考えております。


 先ほどの市長の御答弁の中にもありましたように,今後,多くの団塊の世代が定年を迎えまして,中には,第二の人生に農業をしてみたいと考えてみえる方がいるのではないかとも思っております。


 このような農業に関心のある方を対象とした鈴鹿農協に,いきいき農業大学を設置してもらっておりまして,また,県におきましても,高度な専業農家の育成を目的として,農業大学を設置いたしております。


 後継者の育成に積極的に取り組んでいる状況の中で,本市のふれあい農園に対する支援状況でございますが,ふれあい農園の開設に当たりましては,土地所有者へ,農園の要件や,あるいは農地の整備等で指導・助言が必要でもございます。


 また,利用者に対しましても,利用の方法等の説明等が必要でございまして,現在,農林水産課の窓口で相談等に応じておる現状でございます。


 開設に当たりましては,利用していただく市民の方に対しまして,いかに周知をするかが最も重要と考えておりまして,市ホームページ,または広報でも開設状況等の周知をさせていただいておる現状でございます。


 また,費用負担といたしましては,開設時に,1カ所当たり5万円を限度といたしまして,開設費用の一部を補助させていただいている現状でございます。


 ふれあい農園を増加させることは,議員も申されましたように,今後の農政の中でも重要な施策の一つと考えておりまして,さらなる開設に向けまして,積極的に取り組んでまいりたいと考えておりますので,よろしく御理解賜りますようお願い申し上げまして,御答弁とさせていただきます。


○議長(市川義?君)  後藤光雄議員。


○6番(後藤光雄君)  ありがとうございました。


 現在,5カ所で,たしか105区画,1区画が30から50平方メートルですから,3,150平方メートル以上が貸し出されていて,6カ所で予定されているということです。たしか1区画年間3,000円ぐらいから借りられるということでしたので,しかも95%が利用されている,これは農地の所有者にとっても現金収入となるわけですし,農業面積が減っていかないということが最も大切なことだと思います。世界の農業事情を考えても,もっともっとふやしていかなければならないと私も思います。


 リタイアされた方々に,地域でその力を存分に果たしていただきたいというものの,家と会社の往復をしていて,地域活動は専ら奥様の担当だったという方もみえると思います。まずは,何か一つでも,野菜づくりを覚えようという人がふえてくると思います。ともに苦労して収穫の楽しみを味わうところから地域づくりがスタートするかもしれません。もっともっと各地域に市民農園がふえて流通させられるようになれば,農業の会社化,株式会社の農業を取り組んでる方もみえるようですけれども,そういった新しいスタイルも発生してきて,若者の農業従事にもつながるやもしれませんし,新鮮でおいしいものが市民の皆さんの口に入るという願ってもないことにつながると思うのですが,鈴鹿市では,さらなる支援策はお考えではないのでしょうか,よろしくお願いします。


○議長(市川義?君)  産業振興部次長。


○産業振興部次長(今井正昭君)  後藤議員の御質問に,御答弁申し上げたいと思います。


 最近の健康志向の高まりから,自然との触れ合いを求めまして,野菜などの農作物栽培を始める人がふえてきておりまして,ふれあい農園の関心がますます高まってきておるところでございます。


 産業振興部長の御答弁で申し上げましたように,現在,6カ所において,ふれあい農園の開設準備が進められておりまして,現在の支援策を有効に御活用いただいておるものではないのかなというふうに考えております。


 また,ふれあい農園の開設者の方から支援要望が多い事項につきましては,開設に当たっての相談に対する説明や指導,あるいは開設後の市民への周知など,支援要望を多くいただいております。


 今後とも,利用者やふれあい農園の開設者の要望を踏まえながら,現在の支援内容をより充実させてまいりまして,ふれあい農園のさらなる充実に向けて対応をしてまいりたいというふうに考えておりますし,また,農地の有効利用の促進もあわせて図ってまいりたいというふうに考えております。


 最近,野菜の嫌いな子供等もふえてみえるというようなことも,側面的にお聞きしておりまして,野菜の栽培を収穫する中で,つくる喜び等を体感していただく中で,そういった部分で,農業への関心を深めていただけるものではないのかなというふうに考えておりますし,また,食の大切さを見詰め直していただけると,ふれあい農園のお互いの共同作業,親子の共同作業の中で,そういった食の大切さを見直していただけるものではないのかなというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  後藤光雄議員。


○6番(後藤光雄君)  ありがとうございました。


 先ほど部長が紹介してくださったように,鈴鹿農業協同組合が,いきいき農業大学生を募集しております。そこには,安心で安全な農作物の生産を実践し,強いては地産地消の取り組みの中で,地域の人々にみずから生産した農作物が供給できる体制を,参加する受講生の皆様が構築することを期待するものですとうたっています。そこまで大きな規模でなくて,ちょっとした野菜づくりからスタートできるような,野菜づくり講座のような,例えば公民館などを利用した勉強会の積極的な開催をするとか,そういった講座の開催の支援をするとか,市の農業振興の新しい取り組みが必要なのかもしれないというふうに私は感じております。


 一つ注文があるのですが,公民館地区センターへ庁内LANがつながれました。これで事務効率はぐんとアップしましたけれども,インターネットへ接続していた回線――公民館とかでパソコンを使った講習を開こうといったときに,インターネットをつなぐことができましたが,庁内LANがつながったことで撤去されました。愛宕・郡山の公民館は分配器で残していただいたようですが,運営委員会で費用を持って自主管理で利用するそうです。地域の自主活動と行政の施策との協働がもっと進んでいれば,公民館でITを使った講習会など,この野菜づくりの勉強会なども開けたのではないかなと思うと非常に残念なことなんです。


 野菜づくりを積極的に進めることによって,土に親しむ喜び,子供の教育,新鮮で安心な収穫物の栽培,さらには仲間づくりのコミュニティ機能,高齢者の予防医学的な側面など,いい結果をもたらすことにつながるというふうに言われています。ぜひとも一層の取り組みをお願いしたいというふうに思います。


 昨日の杉本議員の質問にありましたが,子供の生活リズム,早寝早起き朝御飯,このリズムの向上対策として,全くかつて当たり前だったことを提唱する運動に文部科学省が取り組んでおります。


 子供の世界を考えると,生活リズムが狂った原因に,自然のリズムに触れる,身を置く,体験することが失われて,バーチャルな世界での体験がふえていることも考えられると思います。家庭で,家族で,家族が野菜をつくる,朝露にぬれる体験や,日に日に育つ作物を目にすることや,雑草を取って肥料をあげる。人間にも食べる,動く,休むことが必要なように,作物にもリズムがあること,地球のリズムを体験することにつながると思います。そして,やがて死を迎える人間としてのサイクルにも目が向くように,農業への,また,自給自足の体験を必要と感じるのですが,また,野菜といった食べるものといった,物をつくる環境づくりと一緒に,もったいない,ありがたいという言葉を大切にできるような施策も同時に起こしていかなければならないと思います。


 農業振興という取り組みだけではなくて,鈴鹿の将来を考えるということは,子供たちのことを考えなければいけないわけで,鈴鹿市では給食の残り,実は残飯は業者が集めて焼却されているということです。飯野給食センターでの食材の残りについては,1日100キロまでは堆肥化しているそうですが,それ以上出た場合は,やはり焼却している。地産地消がこれでいいのでしょうか。ごみを減らせと言っている市の取り組みが,これでいいのでしょうか。


 高知県の南国市では,平成9年から教室で炊飯して,温かい御飯を食べるという取り組みを始めて,ある小学校では,1週間での御飯の残りは,何と全校で0.5人分だったと聞きます。そのほかの残り物も,とても少なくなったということです。


 鈴鹿市の給食も,まず自分の教室で炊飯して食べるという取り組みをしてみてはどうかと考えますが,いかがでしょうか,よろしくお願いします。


○議長(市川義?君)  教育長。


              〔教育長 水井健次君登壇〕


○教育長(水井健次君)  私からは,後藤議員の市民農園,鈴鹿市ふれあい農園の御質問のうち,2点目の自校炊飯方式への転換についての御質問に,お答え申し上げます。


 本市の米飯給食については,昭和53年度から実施しておりまして,県学校給食会を通じて供給しております,鈴鹿市産の「みえのえみ」を使用し,業者による委託炊飯を実施しております。


 現状といたしましては,市内すべての小学校30校と幼稚園22園の園児,児童及び教育職員1万4,455人に,1週間のうち水曜日,木曜日,金曜日の3日間,米飯の提供を行っております。


 こういった状況の中で,自校炊飯方式を行うことにつきましては,設備面・経費面を考え合わせますと,新たに実施いたしますことは,非常に難しいと考えております。


 しかしながら,議員の御提案にございますように,地元産の米を給食で食することを通して,食べ物の大切さや農作物をつくっていただいている方々への感謝の気持ちを育てることは,教育委員会といたしましても,大変重要であると考えております。


 今後,そういったことで,地元産の米を使用したときには,給食のときに校内放送でそのことを紹介して,生産者の方々の努力や食べ物への感謝の気持ちを育てるなど,あるいはまた,平成17年4月に創設されました,この栄養教諭制度等を活用しながら,いわゆる何といいますか,食の指導を一層充実させていきたいと,こんなふうに思います。そして,こんなことから,今後,食を通じて得た楽しさや喜びを契機として,より一層学習を進めていき,また,給食活動を通じて,豊かな心の育成に努めてまいりたいと考えておりますので,御理解賜りますようよろしくお願いいたします。


○議長(市川義?君)  後藤光雄議員。


○6番(後藤光雄君)  ありがとうございました。


 実施は難しいというお答えをいただきましたが,南国市でも簡単にできたわけではありません。学校給食会から脱会をしなければ,委託炊飯から自校炊飯には切りかえれなかったはずです。


 委託炊飯から切りかえるために,1校は一括炊飯で,1校は電器がま炊飯方式で実験をした結果,圧倒的な支持を得られた電器がま炊飯方式を導入したそうですし,13校2園あるそうですが,5,500万円ほどの経費をかけたようですが,鈴鹿なら倍はかかるかもしれません。


 しかし,自校炊飯にすると,1食分で30円の経費が削減されたとも言いますし,補助事業などの活用でもっと抑えられるかもしれません。


 子供たちへの影響を考えると,ぜひとも検討して導入していただきたい施策だと思います。南国市の西森教育長は,どの子にも平等に食事を与えようという戦後の学校給食の役割はもう終わりました。これからは地域で支持され,子供たちを守る給食を地域でつくっていく,自分たちでつくる給食に変えていかなければなりませんと言っています。


 教育を知育,徳育,体育,もう一つ食育の四つにとらえなさいというのが国の考え方だったと思いますが,南国市では,教育を給食からよみがえらせる。食育,本当に食べ物を教えるのであれば,食農教育,生産を体感することまでを視野に入れた給食を目指そうとしています。「教育のど真ん中に食育を」と南国市の教育委員会のホームページには取り上げています。


 折しも,鈴鹿市は飯野給食センターの建てかえ移転時期を迎えておりますが,農作物や環境,自分が口にするものを栽培する人,食物を食事にしてくれる人,残った食べ物,肥料やえさになって,また食べ物につながっていくこと,からだの育ち,栄養の意味,食べることから多くのことを学ばなければならない時代が来ていると思います。


 建てかえに際して,給食センターではなくて,一層食育センターという名前にして,鈴鹿市の食育の発信基地になるように取り組んでいただきたいと思いますが,そういった命名についてはいかがでしょうか。


○議長(市川義?君)  教育長。


○教育長(水井健次君)  それでは,後藤議員の再度の御質問にお答えしたいと思います。


 給食センターを食育センターについてということでございますが,現在,飯野給食共同調理室におきましては,小学校8校,幼稚園7園分の合わせて4,300食の給食を調理いたしております。


 この調理室は,建築後30年以上経過しておりまして,施設・設備が老朽化しておりますので,新しい給食センターを建設する準備を現在進めているところでございます。


 この新しい給食センターにおきまして,市内の幼稚園・小学校の給食調理に当たるのはもちろんでございますが,市内の子供たちが給食センターを訪れ,自分たちが食べる給食の調理の様子を見学できるように工夫するとともに,食の大切さや給食をつくる人への感謝の場となることも視野に入れて,現在,計画を進めておりますので,御理解賜りますようお願いしまして,答弁といたします。


○議長(市川義?君)  後藤光雄議員。


○6番(後藤光雄君)  ありがとうございました。


 先般,生活産業常任委員会で掛川市のごみ焼却場にあります環境資源ギャラリー,リサイクルプラザを視察させていただきました。そこには「まぜればごみ,分ければ資源」というキャッチコピーが掲げてありまして,職員の方が,「掛川の辞書からはごみという言葉がなくなります」というふうに胸を張っておっしゃっていました。


 鈴鹿市の取り組みに対する希望をいろいろと述べさせていただきましたけれども,30年後を見据えて,子供たちへの投資を惜しまないで,だれもが住みたくなる,そんなまちづくりをお願いしたいという気持ちから,幾つか提案をさせていただきました。


 これで私の質問を終わりたいと思います。


 ありがとうございました。


○議長(市川義?君)  これにて,後藤光雄議員の質問を終了いたします。


 この際,暫時休憩いたします。


 再開は13時といたします。


            午 前 11 時 59 分 休 憩


         ――――――――――――――――――――――――


            午 後  1 時 00 分 再 開


○議長(市川義?君)  休憩前に引き続き,会議を開きます。


 日程により議事を継続いたします。


 矢野仁志議員。


               〔8番 矢野仁志君登壇〕


○8番(矢野仁志君)  あくてぃぶ21の矢野仁志でございます。


 通告に従い,質問をいたします。どうぞよろしくお願いいたします。


 第1点は,大規模災害の備えについて,仮設住宅地として民有地を利用することは考えているのか。鈴鹿市地域防災計画によると,全壊世帯数が100分の30範囲内で必要な戸数の仮設住宅を設置することになっているが,仮設住宅の設置可能な市有地は確保できておるのか。仮設住宅用地の不足に対する事例,避難場所,避難地,収容避難所の説明をお願いしたいと思います。


 第1点は,これは松阪市の例なんですが,松阪市は,大規模な災害が発生したときに整備する仮設住宅地の土地を確保するため,民有地の公募を行っております。いざというときに,迅速に仮設住宅を建設できるよう,土地を準備しておくのがねらいだそうです。募集するのは市内の宅地などで,ライフラインが整った平たんな土地,広さは1万平方メートル以上,契約すると固定資産税や都市計画税が3分の1減免され,使用期間中は全面全額免除される。この9月の1日から29日までとされております。本市の対応とお考えをお願いいたします。


 第2番目として,三重県地域防災計画によると,鈴鹿市では東海・東南海・南海地震が同時発生した場合,全壊家屋が7,300戸となることが予測されております。また,鈴鹿市地域防災計画の応急住宅対策計画によりますと,全壊世帯数の先ほど申しました100分の3範囲内で必要な戸数の仮設住宅が設置されることになっております。


 三重県地域防災計画によりますと,東海・東南海・南海地震による建物被害の想定結果を示す表が出されております。津市を初めとして,大被害が予測され,揺れによる全壊棟数約3万9,000棟,消失棟約2万7,000,液状化による全壊棟1万800,斜面崩壊全壊棟8,000棟など,全壊消失棟数は8万棟以上に及ぶと想定されております。


 本鈴鹿市を見ますと,鈴鹿市の建物被害想定結果として,震度6弱を想定しておりますが,全建物棟数として12万7,452,液状化危険度は高い。揺れ全壊棟数が4,310,揺れ半壊棟数が9,974件,火災失火件数39,消失棟数1,970,液状化全壊棟数990,斜面倒壊棟数,全壊が30,半壊70,合計で全壊消失入れますと7,300棟が消失全壊をいたします。7,300の30%――すなわち2,190戸分の仮設住宅を設置することが可能な市有地は確保できているのでしょうか。確保できていないとしたらどのくらい不足するのでしょうか。


 鈴鹿市地域防災計画応急住宅対策計画によると,大地震の発生は,住宅の倒壊等を生じ,多数の住民が住居を失うこととなる。このため,市は応急仮設住宅の設置や被害家屋の応急修理の実施または既存公営住宅等の活用によって,被災住民の住居の確保を図るものとする。また,被災した建物が,余震等により倒壊の危険性が生じ,多くの住民が2次災害のおそれに直面することになる。このため,地震後,速やかに専門家が現地に入り,被災した建物や使用できるかに――使用に伴う2次災害を未然に防止する。応急危険度判定制度の復旧に努める。


 なお,本計画中に応急仮設住宅の建設,住宅の応急修理の計画については,救助法適用時の基準によるものである。土木対策部として実施体制,応急仮設住宅の建設及び住宅の応急修理は,原則として市長が行う。ただし,救助法が適用された場合には知事が行う。その場合においても,知事から委任されたとき,または,知事による救助のいとまがないときには市長が行う。応急仮設住宅の建設及び住宅の応急修理に係る建設資材の調達については,県建設業協会等の業界の団体に協力を求めて実施するものとする。


 応急仮設住宅の建設,地震災害のために,住家が滅失したり,被災者のうち,みずからの資力では住宅を確保することができないものに対し,簡易的な住宅を仮設し,一時的な住居の安定を図るものとする。市の全壊100分の30の範囲内で必要戸数を設置するものとする。


 なお,実情に応じた市町村相互間によって,設置戸数の融通ができる。設置場所,市において決定する。


 なお,仮設住宅の建設可能箇所を把握しておくものとする。


 規模としましては,1戸当たりの規模は29.7平米,災害時要援護者に配慮した仮設住宅,最も大事な仮設住宅の建設に当たっては高齢者,障害者に配慮した住宅の建設を考慮するものとするというふうになっております。


 仮設住宅の不足に対する対策としましては,災害時における民間賃貸住宅一時提供というのが東京都の方では実施をされております。


 昨年の8月30日付で,都市整備局が発表されておりますが,紹介させていただきます。


 東京都が全国で初めて構築した災害時に,民間賃貸住宅を一時的に提供する制度の協力会員登録数が現在,1万2,365件となり,平成15年9月から,協定締結団体の協力者の登録を開始したが,昨年,同時期に2,000件程度であった登録数が,新潟中越地震を経て,協定締結団体及び会員の理解と協力により,飛躍的な伸びを見せ,当初目標の1万件を大幅に超えることとなった。この制度に民間の空き家を活用することにより,被災者に迅速に住宅を提供するとともに,応急仮設住宅と比べ,低コスト,かつ廃材がでないために,環境に優しい家族構成に応じた規模の住宅を提供できるというメリットがあるというふうに紹介をされております。


 私,ちょっと調べまして,テレビでも皆さん何度か見られておるかもわかりませんが,段ボールでできた避難用の仮設住宅の概要でありますが,資料をお願いしたいと思います。


              〔資料をスクリーンに示す〕


 これが,避難用のモンゴルで使いますパオというような部分ですかね,これが高ければインデアンなんかで使うティピーという部分になると思うんですが,これが避難用の仮設住宅の敷地としては,20平米ぐらいは欲しいというふうに書いてあります。標準タイプの設置には4.5四方の20平米が必要で,できるだけ平らな場所を選んで――この部分ですね。この部分がなるべく平らにするというふうに説明書きがされております。


 それから,特にこれ備蓄用として,パッケージは非常に小さくなっておって,道具も含めて,非常にコンパクトな箱に入る。多分,この部分になると思うんですが,これがコンパクトに収納されたケースです。


 それから,組み立て作業としましては――この図になりますが,工具などは,全く用いらず,接着剤やとめ具,テープだけで,4人ぐらいで組み立てをすると。半日程度で完成をしますというふうに書いてあります。


 それから,床面積なんですが,10平米程度で,6畳の間の部屋になると。この中の部分が6畳の間ぐらいになるということですね。


 それから,段ボールは――この上の部分なんですが,防水加工もされております。2世帯が入れるかなという感じなんですが,子供さん入れても6.5人とか,小さければ7人ぐらいが入れるというふうな説明書きがされております。


 もう一枚の方をお願いします。


              〔資料をスクリーンに示す〕


 この部分ですね。この部分に防水加工がされております。この中の部分には,実験的に200キロの砂袋をつるして,引っ張り試験をやっておるとこもテレビで紹介されておりましたが,大丈夫だということですね。


 それから,この床の部分なんですが,私のような大きなものがどんどんとやっても,床はハチの巣の構造になっておるために沈下しない,壊れないというような説明もありました。


 以上です。ありがとうございました。


                〔資料の提示を終了〕


 その次に,避難場所と避難地,収容避難の説明を――わかりやすい説明をお願いしたいと思います。


 第1回目は以上でございます。


○議長(市川義?君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,矢野議員の御質問に,御答弁を申し上げます。


 大規模災害の備えについてでございますが,応急住宅対策につきましては,鈴鹿市地域防災計画に基づきまして,諸対策を講じることといたしております。


 その中でも,仮設住宅の建設は,被災者の生活安定のために必要不可欠なものであると存じます。


 いざというときに,入居者の選考,設置場所の選定,建設工事の発注等が,迅速かつ円滑に行われるよう,平素から関係部署の役割分担を明確にするとともに,それぞれの業務が有機的に機能する万全の体制を整備いたしたいと考えておりますので,御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。


 なお,御質問の詳細につきましては,生活安全部長より答弁をいたさせますので,よろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  生活安全部長。


             〔生活安全部長 釆びき隆道君登壇〕


○生活安全部長(釆びき隆道君)  それでは,私からは,大規模災害の備えについて,順に御答弁を申し上げます。


 まず,1点目の仮設住宅用地としての民有地を利用することは考えていないかについての御質問でございますが,本市では,仮設住宅の建設用地につきまして,一部県有地や自治会所有用地もございますが,原則として,市有地を充てることにしてございます。


 具体的な場所としては,市の公園を候補地としております。


 なお,学校敷地につきましては,さきの阪神大震災の教訓から,仮設住宅用地としての考え方を極力しないという方針でございますので,よろしく御理解をいただきたいと思います。


 仮設住宅用地として,民有地の公募を行うという松阪市の取り組みについてでございますが,住宅密集地区等地震による倒壊家屋や火災による消失家屋が多く発生すると予想される地域におきまして,仮設住宅の適正配置を検討する中で研究してまいりたいと考えております。


 次に,2点目の鈴鹿市地域防災計画に記載されている仮設住宅の必要戸数について,設置可能な市有地は確保できているのかという御質問でございますが,仮設住宅用地につきましては,先ほど申しましたように,本市では,公園等を仮設住宅建設候補地としてございます。


 現在のところ,市内で全体で振ってございますが,約4,300戸分の仮設住宅の建設候補地がございます。


 したがいまして,地域防災計画でいう市内の全壊世帯数の3割の仮設住宅を設置するための用地は確保できているというふうに考えさせていただいております。


 次に,3点目の,ただいま御紹介,御提案いただきました仮設住宅に関する取り組みでございますが,被災者にとりましても,住まいの確保は最も切実な問題でありますことから,こうした取り組みにつきましても,今後,本市の応急住宅対策の推進に向けて研究してまいりたいと考えてございます。


 4点目の本市における避難所の考え方についての御質問でございます。


 本市では,集会所など,地域における民間の施設を緊急避難所として,また,学校や公民館などの公共施設を収容避難所として指定しております。


 一方,公共空地である公園や学校のグラウンドを避難所として指定しており,これらを避難場所と総称してございます。


 災害発生時等の非常事態に際しましては,市民の皆さんには,まず,最寄りの緊急避難所へ一時的に避難していただき,家屋の倒壊や浸水等により,住まいに居住できない状況が確認できれば,収容避難所である小学校へ移動していただくようにお願いしてございます。


 小学校は,収容避難所の中でも基幹避難所と位置づけまして,食糧や毛布など,生活必要物資や飲料水及び生活用水を確保しております。


 また,避難生活を余儀なくされる方々が多数発生し,市内の小学校に収容し切れない状況になれば,小学校以外の公共施設に人と物を配して,避難所として開設することにしております。


 一方,公園などの避難地につきましては,緊急避難所と同様,一時的な避難場所としておりますが,特に余震が続いたり,大火災が発生したりして,建物内にとどまることが危険な場合や,一度に多数の人が避難する場合のスペースとして考えてございます。


 避難場所につきましては,こうした3種類の分類をしておりますが,身に危険が及ぶような緊急事態に際しましては,市民の皆さんには,とりあえずは最も避難しやすいところへ避難していただければと考えております。


 また,この際には,市の避難者対応を円滑に進めるために,市の災害対策本部に御一報いただきますことをお願い申し上げます。


 以上,御答弁とさせていただきますので,よろしくお願いしたいと思います。


○議長(市川義?君)  矢野仁志議員。


○8番(矢野仁志君)  続きまして,もう一点お願いしたいと思います。


 市内の30小学校の体育館に室内トイレがある,ない学校をお知らせいただきたいと思います。


○議長(市川義?君)  生活安全部次長。


○生活安全部次長(浅野正士君)  それでは,私からは,市内小学校の屋内運動場における室内トイレの有無について,御答弁申し上げます。


 現在,小学校30校の屋内運動場のうち,室内にトイレがある学校は20校,その他10校については,比較的建設年次が古く,室内トイレはなくて,屋外の便所を利用していただいております。


 その10校の詳細でございますが,庄野小学校,牧田小学校,石薬師小学校,河曲小学校,箕田小学校,若松小学校,栄小学校,椿小学校,深伊沢小学校,井田川小学校の10校でございます。


 古い屋内運動場につきましては,今後,順次,改築を進める予定でございますが,収容の避難所としての位置づけと,利便性を考慮いたしまして,できる限り,室内トイレの設置をしてまいりたいと考えておりますので,御理解賜りますようよろしくお願いいたします。


 以上です。


○議長(市川義?君)  矢野仁志議員。


○8番(矢野仁志君)  ありがとうございます。


 今回もまた,箕田の小学校がトイレがないということで,非常に残念な思いがいたしております。弱者と言われるお年寄りや子供や病人,障害を持っている方々が収容避難に入った場合に,ほとんどの場合が,新潟地震も含めて,阪神・淡路も含めまして,大体寒い時期に大きな地震災害が起きております。弱者と言われる方が,一々屋外に出て用足しをするということは,非常に難儀を強いられるように思います。ぜひ,優先順位を変えていただいて,トイレのない10小学校に,できるだけ早くトイレをつけていただきたいと要望をさせていただきます。


 続きまして,鈴鹿市の次世代育成支援行動計画について,質問をさせていただきます。


 1点目として,子育て支援の意識づくり,子供自身の声を聞く相談の充実というふうに質問をさせていただきたいと思います。


 平成15年8月22日の7大臣連名の告示によりますと,市町村行動計画については,次の内容について計画すると記載されております。


 地域における子育ての支援,児童福祉法に規定する子育ての支援事業,保育計画等に基づく保育所受け入れ児童数の計画的な充実と,地域における子育て支援のネットワークづくり,児童館・公民館を活用した児童の居場所づくり,それから2点目として,母性並びに乳幼児及び乳幼児の健康の確保及び増進,乳幼児健診の場を活用した親への相談指導等の実施,いいお産の適切な普及,妊産婦に対する相談支援の充実,子供や母親の健康の確保,発達段階に応じた食に関する学習,性に関する健全な意識,小児医療の充実,3点目として,子供の心身の健やかな成長にもとする教育環境の整備,子供を産み育てる意識に関する教育の啓発の推進,家庭を築き,子供を産み育てやすい男女の希望を実現する。それから中高生の子育ての意識や大切さを理解できる。フリーターに対する意識の啓発,確かな学力の向上,豊かな心の健やかな体の育成,発達段階に応じた家庭教育に関する学習機会,自然環境を活用した子供の多様な体験活動の機会,子供を取り巻く有害環境対策の推進,4番目として,子育てを支援する生活環境の整備,良質なファミリー向け賃貸住宅の供給支援など,子育てを支援する広くゆとりある住宅の確保,公共賃貸住宅等と子育て支援の一体的な整備,5番目として,職業生活と家庭生活両立の推進,多様な働き方の実現,男性を含めた働き方の見直し等を図る。6番目として,子供等の安全の確保,子供を交通事故から守るための交通安全教育の推進,子供を犯罪等の被害から守るための活動の推進,犯罪・いじめ等により被害を受けた子供の立ち直り支援,要保護児童への対応など,きめ細やかな取り組みの推進,児童虐待防止対策の充実,母子家庭等の自立支援の推進,障害児対策の充実とあります。


 そこで,鈴鹿市次世代育成支援行動計画を見ると――5点ほどちょっと出してみました。子育てを支援する地域社会をつくるために,そして,すべての子育て家庭を支えるために,子供自身の成長を支えるために,親子の健康づくりのために,子育ての安心・安全を支えるためにという部分で,鈴鹿市の次世代育成支援行動計画を分析してみますと,先ほどの大臣告示による部分と,該当しない場合,もちろんそれは鈴鹿市が突出した部分でもあろうかと思いますが,子育て支援の意識づくり,子供自身の声を聞く相談の充実といった部分で質問をさせていただきます。


 よろしくお願いいたします。


○議長(市川義?君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,御質問の鈴鹿市次世代育成支援行動計画につきまして,御答弁を申し上げます。


 議員御指摘のとおり,本計画は,国の次世代育成支援対策推進法の規定によりまして,行動計画策定指針にのっとり,平成17年3月に策定したものでございます。


 その後,現在に至るまで,計画に沿った施策の実施はもとより,さまざまな機会をとらえ,計画内容の周知に取り組んでまいりました。


 今回は,国の査定指針とあわせまして,本市の計画をも御精読いただきました上で,指針にない項目を本市が取り上げました内容について御質問をいただいたわけでございます。


 鈴鹿市では,策定指針の基本的項目の中にございますが,計画の策定に際し,アンケートによる意識調査を実施した結果及び市民の皆様方からの御意見等もお伺いをしながら,基本的視点や目標を具体化し,その内容についても検討を重ね,決定をいたしましたが,子育て支援についての意識づくり,子供自身の声を聞く相談の充実にも,そうした過程で,鈴鹿市における重要な課題の一つとして抽出されたものでございまして,子育て支援の基盤となる施策として認識をいたしております。


 また,それに関する取り組みにもマタニティーバッジ活動や,チャイルドライン24など具体化しつつある項目もございますので,御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。


 なお,詳細につきましては,保健福祉部長より答弁をいたさせますので,よろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  保健福祉部長。


             〔保健福祉部長 渥美眞人君登壇〕


○保健福祉部長(渥美眞人君)  それでは,矢野議員の御質問につきまして,御答弁申し上げます。


 鈴鹿市次世代育成支援行動計画は,平成17年度から平成21年度までの5年間の指針といたしまして,本市における子育て支援の環境整備,子供の健全育成活動等の諸施策を広い範囲から進めていくため策定したものでございます。


 また,基本的視点や項目の中に,本市が重要と考える点を記載いたしましたことは,市長答弁でも申し上げましたとおりでございます。


 ここで,私からは,その内容につきまして,もう少し具体的に申し上げたいと思います。


 まず,1点目の子育て支援についての意識づくりでございますが,次世代育成支援の考え方としまして,今,子育てに対する社会的支援の充実が取り上げられ,さまざまな支援制度の整備などが進められておりますが,それにも増して,子育てへの意識を変えるということが重要な課題であると言われてまいりました。もちろん子育ての一義的な責任は,その保護者にあるとしながらも,かつてございました,子育てを温かい目で見守るといった意識が失われつつあることも指摘されておりまして,一昨年,子ども未来財団が行いました調査結果で,子供は社会の財産。社会全体で温かく見守る雰囲気が欲しいという声が87%もあることからも,その風潮がうかがえます。


 そのような中,本市ではこの点,重要課題と認識し,具体的な取り組みといたしましては,計画に掲げました施策の推進とともに,本年度より,ベビー・イン・ミーというマタニティバッジ活動をスタートといたしました。これは,見かけではわかりにくい妊娠初期の方にも,思いやりの心づかいをいたしましょうというもので,母子手帳交付時に特性缶バッジを配布いたしております。


 2点目の子供自身の声を聞く相談の充実につきましては,子供自身が教育,学習,さまざまな人との交流,遊びなどの活動を通じて,豊かな人間性を確立し,成長できるよう支援していくことが,子育てにおいて大切なことであると考えております。


 中でも,現在の子供たちは,大人が思っている以上に大きなストレスを感じており,いじめや不登校などの子供の心の問題を初めとし,近年の犯罪の低年齢化や,子供の問題行動の増加も指摘され,子供自身の悩みを受ける相談体制の充実等も重要課題であると存じます。


 この点につきましての具体的な取り組みといたしましては,学校などでの子供の相談体制の充実はもとより,昨年からスタートいたしました,子供の心を受けとめる24時間フリーダイヤル,チャイルドライン24がございます。これは,NPOと三重県との協働事業でございますが,本市内のNPOを通じて,さまざまな形で応援をさせていただいている事業でございます。


 以上,御答弁申し上げましたとおり,二つの項目とも,現在,社会的にも重要課題と認識され,そこの取り組みが推進されておりますことから,本市におきましても,今後,他の施策とあわせ,重点的に取り組んでまいりたいと存じますので,御理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  矢野仁志議員。


○8番(矢野仁志君)  ありがとうございます。


 本市の前向きな取り組み,まことにありがとうございます。できるとこから少しずつお願いをいたします。そうすれば,常日ごろ市長さんが言っておられる,住んでよかった鈴鹿というまちづくりができるんではないかなというふうに思います。少子化問題もよい方向に進むのではないかなと思います。


 そこで,少子化とは問題――少子化問題には無縁で,人口がふえているところを紹介させていただきます。


 人口がふえる坊勢島の秘密というふうにテレビで紹介をされておりました。それで私,ちょっと調べました。実は,これは神戸大学の先生が,もう長年にわたって研究をされておるところでございます。京阪神地方で,ちょうど姫路から10キロ程度のとこらしいんですが,京阪神の地方への仕事の確保ができる。半農半漁で食の確保ができる。住宅の完全な確保といいますのは,後ほど紹介をさせていただきますが,兄弟というのが大体4人から5人と,非常に多いわけですね。


 それはどういうことかといいますと,坊勢島は人口が3,000人ぐらいの小さな島であるんですが,1970年から30年間で,人口が700人も増加をしております。民俗風習を調べてみますと,新宅分けという息子が結婚し,世帯を構えるときに新宅を与えるという慣行があることがわかりました。住宅総合研究財団研究年報1995年においても,住宅条件と出生率の関係は,結婚時において,一定水準の住宅を確保しようとする結婚行動が女性の結婚年齢を引き上げ,全体として出生率の低下をもたらす方向に作用していると報告されておりますが,まさに坊勢島では,この逆の現象が起こっておるわけです。


 そして,もう一つは,私が調べたときには,まだ洲本市に合併をしていなかったんですが,津名郡五色町――淡路島なんですが,学童保育を夜遅くまでやってると。合併前の資料なんですが,出生率が1.8と。非常にやっぱり住むところ,働くところ,そういうのが確保すれば,おのずと子供というのはふえてくるんではないかなというふうに思います。


 ちょっと情報が先行しておりますが,皆さん御存じのように,全公立の小学校で,放課後教室というのがうわさといいますか,情報が出ております。子供が安心して遊べる居場所づくりや子育ての負担軽減による少子化対策につなげるのが目的で,2007年以降,大量退職する教職者に対して活動の場を提供するねらいもあると。文部科学省,厚生省は,来年度の総事業費として,1,000億円を見込んでおると。これは概算要求ですので,話半分としても,500億ぐらいがつぎ込まれるんではないかなというふうに予測をされます。


 今回の事業も,全児童対象の時間帯と,それ以降の親が留守の家庭の子供を対象とする時間帯の2本立て,小学校内での活動が基本で,空き教室や体育館・校庭などを利用することを予定しておると。


 それから,学びは教員OBや教職を目指す大学生による学習アドバイザーが担当し,そのほかプログラム,地域のボランティアが指導する。全小学校に配置するコーディネーターが,ボランティアの確保や活動プログラムの策定を行う。文部科学省では,経済的な理由で塾に通えない子供に,学びの機会をふやすことにもなるというふうに期待をされております。


 当然,ここに障害を持っている子供たちの放課後教室も同じように対応していただきたいと考えております。


 それから,最後になりますが,このように子育て支援において優良な住宅を提供することは必要なことと考えます。


 一方,鈴鹿市次世代育成支援行動計画においては,住環境への支援は,住宅資金貸付と市営住宅の建設が柱となっております。市営住宅への入居基準は,現状では家族構成に応じた所得基準が設けられておりますが,子育てしやすい住環境を提供することにかんがみ,子供を産み育てる可能性が高い,若い夫婦に対して,所得基準の緩和や家賃の減免をして,子育てのサポートをしていくことも必要だと考えます。


 また,平成18年7月21日実施の三重県議会人口減少社会対策特別委員会においても,今後の優先課題として,出会いの場づくり,園づくりが取り上げられております。奈良県では,自治体主催のお見合いパーティーが開催され,成果を上げております。ぜひ,鈴鹿においても,積極的な事業を行う必要があると考えます。


 以上,よろしくお願いいたします。


 ありがとうございました。


○議長(市川義?君)  これにて,矢野仁志議員の質問を終了いたします。


 この際,暫時休憩いたします。


 再開は13時55分といたします。


            午 後  1 時 42 分 休 憩


         ――――――――――――――――――――――――


            午 後  1 時 55 分 再 開


○議長(市川義?君)  休憩前に引き続き,会議を開きます。


 日程により議事を継続いたします。


 青木啓文議員。


               〔9番 青木啓文君登壇〕


○9番(青木啓文君)  議席番号9番,あくてぃぶ21の青木啓文です。


 通告に従いまして,質問させていただきますので,御答弁をよろしくお願い申し上げます。


 第1点目は,鈴鹿市の道路行政について,今後の整備方針をお尋ねいたします。


 道路につきましては,生活道路,幹線道路,基幹道路など,多くの種類があり,それぞれが市民生活にとっては密接に関係しており,重要な役割を果たしております。


 当市の今後の道路整備計画につきましては,鈴鹿市道路整備プログラムに掲げられ,鋭意その整備の促進のために取り組みを進めていただいておりますが,市民生活にとっては,この幹線道路網との連携強化,利便性の向上が何よりも日常生活に大きな影響を与えることになります。


 これからの時代は,子供の出生率の低下により,日本全体の人口が減少し,私たち団塊の世代が高齢者の仲間入りをすることにより,急速な少子・高齢社会が進行することとなり,地域間の中での都市間競争はますます激しくなることが予測されます。


 このような変革の中で,平成12年4月には地方分権一括法が施行され,国から地方への方針のもと,さまざまな改革が行われ,地方の負担の増大が生じております。


 このような状況を踏まえて,鈴鹿市では第5次鈴鹿市総合計画が策定され,鈴鹿市の目指す都市像を市民一人一人が夢や生きがいを持って,安心して暮らせるまち鈴鹿と提議されています。


 だれもが暮らしやすいまちづくりを推進するためには,今後の鈴鹿市の道路整備は,例えば市内には,さまざまな文化施設や史跡などが多数存在しており,それらと景観を考慮した道路整備が図れないのか。また,市内の産業にはいろんな種類の特産物などがあり,いわゆる鈴鹿ブランドが数多くあります。農林業・漁業・工業・商業などの地場産業の育成支援といった視点に立った道路整備が図れないのかなどと考えますが,このことが生き生きとした地域と活力を生み出すまちづくりにもつながる要素ではないかと思います。


 今後は,当市の地域の特性を生かした道路整備をまちづくりの観点からも計画的な整備方針のもとに,積極的に取り進めていくことが,市民と行政とが協働して進めていくことにもなり,重要な視点であると言えます。


 今後の道路整備の方針につきまして,川岸市長のお考えをお尋ねいたします。


○議長(市川義?君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,青木議員の御質問に,御答弁を申し上げます。


 道路の整備方針についてでございますが,本市におきましては,道路の整備事業を効果的・効率的に進めるために,平成14年に鈴鹿市道路整備プログラムを策定し,道路整備の推進に努めてきております。


 しかしながら,公共事業の見直しに伴います国庫補助事業の縮減など,財政状況は,近年ますます厳しいものとなってきております。


 こうした中,市民と情報を共有し,説明責任を果たしていくためには,本市が整備を進めようとする路線について,それぞれの道路の各種機能の明確化と道路整備の優先度を示した戦略的な整備が求められていることなどから,現在の道路整備プログラムの見直しを行い,本年度中に新たな整備計画として公表してまいりたいと考え,作業を進めているところでございます。


 道路は,市民生活における利便性や安心・安全を確保するとともに,商工業や農業,観光産業などの活性化を図る上で,極めて重要な社会資本でございます。


 特に幹線道路のネットワーク化の形成は,本市の骨格軸としての機能ばかりか,周辺都市との広域的な連携や交流にもつながるものとして,積極的に取り組んでいるところでございます。


 議員御質問の中で,景観を考慮した道路整備が図れないかとの御意見がございましたが,道路整備はもとより,公共施設全般につきましても,質を求められる時代に変わってきつつあることを私も十分認識をいたしているところでございます。


 国土交通省などにおきましても,現在,建設を進めております中勢バイパスなどで,地域住民参加のもと,美し地域づくりといたしまして,道路沿いの風景資源調査を行い,「とるぱ」という愛称をつけたビュー・ポイント・パーキングの設置を計画するなど,景観を意識した道路整備を進めようとしております。


 また,景観法の施行に伴いまして,本市におきましても,景観計画等を策定するためのプロジェクトを組織したところでございますが,歴史や文化など,地域の特色に合った景観に考慮した公共施設の整備のあり方も,その中で課題の一つとしております。


 また,地場産業の育成・支援といった観点からの道路整備についてでございますが,本年3月に見直しをいたしました都市マスタープランにおきましても,広域・地域幹線道路網の連携強化,輸送機能の確保・効率化を掲げております。


 このことから,道路の整備方針といたしましては,第5次総合計画における都市づくりの目標の一つであります,いきいきとした地域と活力を生み出すまちづくりの達成を目指し,人や物,情報が活発に行き交う,にぎわいのあるまちづくりを含め,土地利用の配置方針との整合を図りながら,それぞれの地域に即した産業特性を見きわめつつ,道路整備を進めてまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  青木啓文議員。


○9番(青木啓文君)  御答弁ありがとうございました。


 ぜひ,今,見直しがされております道路整備プログラムの中におかれましても,それぞれの地域に即した道路整備という観点から,おまとめをいただきたいというふうに思います。


 次の質問は,第2点目は,一般地方道鈴鹿宮妻峡線と国道1号線の交差点改良について,お尋ねをいたします。


 この交差点は,現在,変速な構造になっておりまして,交通事故の発生件数も多く,長年の間,改良工事について議論がなされてきましたが,ようやく用地取得と建物補償などが始まり,事業着手されました。


 この交差点改良の概要と事業の全体計画,現在の進捗状況などについて,お尋ねをいたします。


 さらに,この事業に関連いたしまして,二つの市道から車による交差点への通行ができなくなると聞いておりますが,この市道に対する市の対応策をお聞かせいただきたいと思います。


○議長(市川義?君)  土木部長。


              〔土木部長 大井明人君登壇〕


○土木部長(大井明人君)  それでは,青木議員の御質問の国道1号との交差点部分の改良事業につきまして,御答弁申し上げます。


 石薬師町地内において,本路線は,国道1号線と市道に接し,変形六差路を形成しております。


 また,住宅密集地であり,国道1号線以外にも市道が交差しているため,信号が短い間隔で設置されており,左右は信号待ちの車両が多く,渋滞が発生する箇所でございます。


 また,県道周辺には,保育園,幼稚園,小学校,高等学校がありますが,歩道が設置しておらず,子供たちは迂回して通園・通学しているのが実情で,10数年前には,当事業区間西端交差点で,小学生が犠牲となった悲しい交通事故も発生しており,事業の必要性は十分に認識いたしております。


 現在,三重県により,市道を閉鎖して,国道と県道の四差路にすることにより,交通の流れを改善するための交差点改良工事が進められております。


 この事業の進捗状況につきまして,三重県鈴鹿建設事務所に確認いたしましたので申し上げますと,まず,事業概要でございますが,国道1号より西側区間に両側歩道と右折レーンを,東側区間には片側歩道を設置し,歩行者の安全と円滑な車両通行を確保するもので,施工延長は250メートルでございます。全体事業費は5億3,000万円で,平成15年度に工事着手されまして,平成20年度の完成を予定しております。


 用地買収及び補償につきましては,平成18年度に完成することを目標に進められております。


 平成19年度には,我入坊川のボックス化工事を行い,その後,補償物件の移転が完了した時点で,順次,県道拡幅及び交差点改良が行われる予定でございます。


 次に,取りつけ市道対応策についてでございますが,まず,国道西側の市道石薬師128号線につきましては,さきに申し上げました国道西側市道石薬師127号線沿いの我入坊川のボックス化工事を行い,迂回路の幅員を確保し,安全に利用していただけるように整備をいたします。


 また,国道東側市道石薬師125号線につきましては,周辺の道路を利用していただくことになっております。


 鈴鹿市といたしましても,取りつけ市道の整備につきましては,県と協議を行いながら進めてまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  青木啓文議員。


○9番(青木啓文君)  今,部長の方から御答弁をいただきましたが,石薬師は,申すまでもなく,江戸時代には東海道の宿場町でございまして,江戸から44番目の宿場であり,石薬師には佐佐木信綱資料館がございますし,また,植木発祥の地であるわけであります。


 今回,国道1号線の西側拡張部分につきましては,道路幅員,両側側溝と右折車線を設けるということで,幅員が広くなっておりますが,用地買収の状況から申し上げましても,非常に幅が広くなっておりまして,石薬師地区へのエントランスとしての機能などを表現するような整備を図ることを検討してみてはと考えます。


 鈴鹿市で具体的に取り組み,その内容等について,県の方へ御要望することはないのか,そういったことは考えていないのか,御答弁をいただきたいというふうに思います。


 それから,2点目の保全改良に伴います取りつけ道路の対応策でございますが,我入坊川の改修事業計画については,国道1号線の既存アンダー部分の活用を図ることによりまして,国道1号線の東側部分まで車の通行が可能な道路整備をすることができないのか,お尋ねをしたいと思います。


 よろしくお願いします。


○議長(市川義?君)  土木部長。


○土木部長(大井明人君)  それでは,国道1号線の改良に伴い,石薬師へのエントランスとしての機能の整備を県に要望するのかとの御質問でございますが,御答弁申し上げます。


 議員御指摘のとおり,石薬師は東海道の宿場町であり,佐佐木信綱記念館がございますことから,今回,県に対しまして,国道1号線西側区間に,バイパスベイ――つまりバス停の整備と,歩道部に植樹帯を設け,残地部分を有効活用していただくよう要望いたしております。


 次に,国道1号線既存アンダー部分の道路整備について,御答弁申し上げます。


 議員御指摘の国道1号線のアンダー部分の我入坊川通水断面は,その上流部分の通水断面よりも小さく,平常時は通行できますものの,大雨が降った――大量の雨が流入いたしますと,アンダー区間の道路は,一時冠水することになりまして,雨をスムーズに下流へ流す,そういうふうな構造になっておりまして,以上のような理由から,国道1号のアンダー部分の利用に関しましては,現状のままで御理解を賜りますようお願い申し上げたいと存じます。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  青木啓文議員。


○9番(青木啓文君)  鈴鹿市のまちづくり事業を推進していくためには,やはり国や県当局の協力がなければ,現実には進みません。鈴鹿市が積極的な取り組みを進めるということが実現に向けての第一歩になるんだというふうに考えます。


 今,御答弁もございましたが,西側部分については,バス停の整備と,歩道部分に植樹帯を設けると。それから残地部分の有効活用につきましても,ぜひ地域の特色を生かした整備を図っていただけるよう,市の方も積極的な御努力をいただきたいと思いますので,よろしくお願いを申し上げます。


 次に,取りつけ道路の対応策の件でございますが,この交差点の東側には,皆さん御存じのように,石薬師高校,三重県営の馬術場,県立消防学校,そして三重県の防災倉庫などがございます。現在でも,大型車の通行につきましては不便な状況にございまして,今回,改良される県道鈴鹿宮妻峡線からの進入路の改良が必要になるというふうに考えられますが,ぜひこういったときに,交差点改良ともあわせて,近いところの対応策でございますので,計画的な視点に立って,鈴鹿市の方でも計画を立て,早期の検討を求めたいと思います。この点について,どうぞお考えがあれば御答弁をいただきたいと思います。


 よろしくお願いします。


○議長(市川義?君)  土木部参事。


○土木部参事(西田謙司君)  それでは,県道鈴鹿宮妻峡線から石薬師高校等への大型車進入路の改良につきまして,御答弁いたします。


 県道鈴鹿宮妻峡線から石薬師高校等への大型車の進入路につきましては,現在,石薬師126号線及び187号線を利用していただいております。


 この路線の幅員につきましては,大型車両が通行可能な幅員は確保しておりますが,当地内に馬術場,消防学校が立地をしているため,特殊な大型車両の進入に苦慮されているものではないかと思われます。


 交差点部分の隅切りの問題でありますとか,石薬師高校に通ずる桜並木が,大型車両が通行する際の障害の原因になっていることが考えられます。


 今後,その他の要因も調査いたしまして,進入路の改良に関しましては,関係機関並びに地元の皆様と御協議をいたしまして考えてまいたりいと存じます。


 御理解を賜りたいと存じます。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  青木啓文議員。


○9番(青木啓文君)  これからの鈴鹿市の道路整備につきましては,基幹道路にいたしましても,生活道路にいたしましても,やはりそれぞれ,先ほど市長の御答弁にもございましたが,地域の特性に即した道路整備ということがとっても必要であるというふうに考えます。


 そういった意味で,今,お答えをいただきましたが,関係機関並びに地元との協議の上に,ぜひ,今度の進捗状況について見守ってまいりたいというふうに思いますので,よろしく御協力をいただきたいと思いますので,御要望させていただきたいと思います。


 どうぞよろしくお願いいたします。


 それでは次に,第3番目の救急体制についてお尋ねをいたします。


 先月の8月の27日の日に,三重県消防学校で行われました鈴鹿市消防防災訓練には,地元の石薬師地区及び河曲地区の自治会,同自衛消防隊を初めといたしまして,多くの市民の方,あるいは多くの関係機関の参加のもとに訓練が実施をされ,実に有意義な訓練であり,防災に対する日ごろの備えが,いかに大切であるかということを再認識させられました。関係者の皆さん,本当に御苦労さまでございました。


 ところで,鈴鹿市の消防組織は,現在,消防本部と本署,南分署,北分署,西分署,東分署,鈴峰分署で構成をされています。


 先般,配付されました消防年報――これでございますが,毎年,興味深く見せていただいておるんですが,実に消防本部の皆さん――消防にかかわる皆さん方は,限られた人員の中で多種多様な業務にかかわっていただいておりまして,最前線で市民の安心・安全を守る活動をいただいており,深く敬意を表したいというふうに思います。


 今回の17年度版,18年刊行分でございますが,消防年報を見ながら,救急体制について少し気にかかるような箇所がございましたので,お尋ねをいたします。


 まず,休日・夜間等の救急患者に受診可能な医療機関の情報を提供するため,三重県広域災害救急医療情報システムが,昭和58年12月から運用を開始いたしております。


 このシステムは,平成15年10月に,より一層のシステムの充実を図るとともに,住民に迅速かつ適切な情報をパソコンや携帯電話からでも診療可能な病院が探せるようになりました。


 このシステムの利用状況は,消防年報によりますと,平成15年が4,512件,平成17年が6,659件,対15年比は,実に147.5%と驚異的な伸びを示しております。


 次に,救急活動による平成17年の出動件数は6,506件で,前年に比べて821件,14.1%増加をしております。1日当たりの17.8件の出動を記録いたしておりまして,そのうち急病が3,732件,57.4%,交通事故は1,130件,17.4%を占めております。


 ちなみに,過去5年間の救急活動状況による出動件数と搬送人員は,平成13年が4,885件で4,947人,平成17年が6,506件で6,381人,この間,5年間の比が出動件数に応じて133.1%,搬送人員については128.9%と,これまた驚異的な伸びを示しております。


 平成18年4月1日現在,消防職員の定数は184名であり,そのうち救急救命士は22名となっております。また,高規格救急車は8台装備されておりまして,本署に3台,各分署に1台配備されています。


 このような数字を踏まえ,消防長は,現在の消防の救急体制について,今,何が現状の課題であり,今後の対応には何が必要であるとお考えなのか,御答弁をお願いいたします。


○議長(市川義?君)  消防長。


              〔消防長 長澤康博君登壇〕


○消防長(長澤康博君)  それでは,青木議員の御質問のうち,3項目めの消防の救急体制のうち,現状の課題,それから対応策でございますけども,これについて御答弁申し上げます。


 本市の救急車の配備状況は,予備車を含めまして8台配備しております。国の消防力の整備指針から申し上げますと,救急車は人口15万人当たり5台が基準になっておりまして,それ以降,約6万人ごとに1台を増車することになっております。


 したがいまして,鈴鹿市の人口割からしますと,6台が基準となるわけでございますが,地域の実情に応じて増強することが認められておりますことから,鈴鹿市では,西部地域のレスポンスタイムの短縮を図るため,7台の救急車を基準として配備しているところでございます。


 議員から御指摘ございましたように,救急出動件数は,年によっては増加率の高い低いはありますけれども,年々増加しておりまして,昨年は6,506件であります。5年前の平成13年と比べますと,33.1%増加しております。その中でも,南分署は44%増加しておりまして,さらに,救急要請が重複――重なるわけですけども,重複する事案も多く発生しておりますことから,予備車を南分署に配備して,有効活用を図っているところでございます。


 また,全国的にも救急出動件数は増加をたどっておりまして,国も救急車の適正利用を推進しております。本市におきましても,市民の皆様に御理解をいただくために,広報すずかへの掲載,あるいは鈴鹿市のホームページへの掲載,救急医療週間内に開催されます救急フェアでの啓発とか,応急手当講習会での啓発などによりまして,救急車の適正利用を呼びかけて啓発を行っているところでございます。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  青木啓文議員。


○9番(青木啓文君)  消防長の方から,年次計画等について,現状について御報告をいただきましたけども,これまで鈴鹿市の消防本部の方では――消防の方では,年次計画によりまして,消防分署を増設してまいりました。このことによって,現在の体制ができ上がっておるわけでございますが,現場到着所要時間は短縮されてまいりましたし,大変ありがたいことだというふうに感じております。


 一方,消防で覚知してから,病院収容までの所要時間を見ますと,平均28.0分ということで,消防年報の方には掲げられておりまして,収容所要時間というふうになっております。また,そのうち市内病院への搬送は約92%というふうに占めておりまして,そのうちのまた,救急告示病院への搬送は86%となっておりまして,その内訳は,私――私的病院へ約29%,公的病院への搬送は約57%というふうになっております。


 この状況を踏まえて推測できることは,本署または各分署からの病院収容までの所要時間には格差があるように思いますが,内訳がわかれば御答弁をいただきたいと思います。


○議長(市川義?君)  消防長。


○消防長(長澤康博君)  2回目の御質問のことでございますが,病院収容までの所要時間についてでございますが,各諸署からの病院までの収容時間でございますが,これは本署で25.7分,南分署で26.6分,西分署で29.4分,東分署で30.7分,北分署で31.5分,鈴峰分署で33.5分となっております。


 平成16年の救急白書によりますと,全国平均では30分ジャストでございますし,三重県の平均は28.6分となっておりまして,市内の北勢部に位置する北分署,あるいは鈴峰分署は,国や,あるいは県の平均値を上回っておりますが,救急告示病院が市内の中央部に多く鈴鹿市の方は存在しているためと認識しているところでございます。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  青木啓文議員。


○9番(青木啓文君)  各本署あるいは分署からの所要時間について,今,消防長の方から御答弁をいただきましたが,そこの中で感じますのが,本署が25.7分,それから南分署が26.6分ということで,過去の古いものを――10年ほど前の消防年報を見ておりましたら,南分署の所要時間が非常にかかっておるように思います。これは推測いたしますのに,公的病院の位置が変更したことによるんではないかなというふうに,私は勝手に推測をさせていただいておりますが,いわゆる出動件数の中でも,内訳別に見ますと,本署の方が2,327件,南分署が1,650件で,合計3,977件と,おおむね体制の6割を占めておるというのが実態でございまして,所要時間ばかりじゃなくて,出動件数というのが,この上に多く影響してくるのではないかなというふうに私は考えます。


 それで,消防の業務につきましては,たまたま今回は救急に焦点を合わせまして御質問をさせていただいておりますが,市民生活にとりまして,非常に密着をいたしておりまして,言うまでもなく,市民の命と財産を守り,安全・安心のまちづくりには欠かすことのできない重要な業務であるというふうに,私は認識をさせていただいております。


 それでは,先ほどの資料等を受けまして,3点ほど,改めて御質問をさせていただきたいと思います。


 一つには,現在,8台の高規格救急車がございまして,この消防年報による基準数によると,人員は45人というふうに書かれてます。既に救急救命士1人を含む3人の救急車への乗務体制が,現在,確立されているのか,そのための計画はどうなっているのかということを1点お尋ねをさせていただきたいと思います。


 それから,2点目に,救急告示病院の公的病院への搬送件数が増加する中で,特定の分署――具体的に申し上げれば,南分署ということなんですが,南分署については,現在,予備車を南分署に置かれて有効活用を図っておる,職員も若干増員がされておるという状況ではございますが,果たしてその体制で,現在の形での勤務体制等の中で対応ができるのか。消防職員については,変速な勤務体制になっておりまして,たしか勤務体制は3,2,2,2の勤務体制だと思います。それで公休等を計算いたしますと,その辺の体制の人員が出てこようかと思いますが,そういった中で,果たして人員が足りておるのか。


 三つ目に,救急救命士は,毎年2名ずつ中から希望者を募って養成をいただいておるところでございますが,その制度の今の――たしか平成20年までに28名というふうに,前に委員会でお聞きしたことがございますが,その程度の対応で,果たして人員に不足が生じるというふうに思いますが,例えば現在,大学あるいは専門学校等で有資格者の養成もなされておりますが,そういったことの対応は考えてみえないのか,お考えをお聞きいたしたいと思います。


 そして,今後の消防の業務のあり方について,年次計画のもとに救急体制の整備,充実を図られることが望ましいと考えておりますので,今後の体制の整備方針をお尋ねいたします。


 以上,よろしくお願いいたします。


○議長(市川義?君)  消防長。


○消防長(長澤康博君)  それではお答えを申し上げます。


 まず,救急車へのこの救急救命士の乗車勤務体制の整備計画の関係でございますけども,救急出動時には,常に救急救命士1名の者を乗せると。これで運用していくためには,先ほど議員おっしゃったように,28名必要と,このように考えております。そこで年次計画を立てて,現在養成中でありまして,平成20年度で,この計画は目標を達成することになっております。


 しかしながら,救急救命士の資格を持ってる人の者がいつまでも年をとらないというわけではございませんから,当然高齢化が進みます。それから人事配置,昇格,いろいろございますので,配置がえ等が出てきます。そこで28名だけじゃなくて,救急車に常にこれを――1名を必ず乗せていくというためには,恒常的に補充養成をしていく必要があると認識をしているところでございます。


 次に,南分署の話をされましたけども,職員の適正な配置数についてでございますが,管内の出動件数が多い分署につきましては,消防力の国の方針でございますけども,整備指針に見合った適正配置を随時図っているところでございまして,今後もそれを実情見ながら,あわせて配備はしていく,そういう形で考えております。


 続きまして,救命士の有資格者の採用のことでございますけども,平成18年度末には,先ほど申し上げましたように25名――今年度でございますけども,救急救命士が誕生する予定でございます。試験に合格したらということになるわけでございますけども,平成20年度末には,先ほども言いましたように,この目標値には達成すると。


 それで,そういうことから,従来から採用につきましては,消防職員として広く優秀な人材を確保するとの方針のもと行ってまいりました。今後もその方針でいく予定でございまして,救命士の――議員おっしゃるところは,その資格を既に持ってる方,これの採用だと思いますが,この特別枠などで対応をしていくようなことは,現在のところ考えておりません。


 最後に,おっしゃいました今後の救急体制の整備方針でございますけども,我々としましては,救急救命士が常に救急車に乗車できるように年次計画をつくりまして,整備充実を図ってまいりたいと思っておりますので,どうぞ御理解のほどよろしくお願いを申し上げます。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  青木啓文議員。


○9番(青木啓文君)  御答弁どうもありがとうございました。


 たまたま今回は救急の部分に焦点を合わせて御質問をさせていただきましたが,消防業務というのは,本当に私たち市民にとっては,最前線で命と財産を守っていただく,非常に大切な業務でございまして,その中に従事をしていただく職員の皆さん方も日々の業務について,大変敬意を表したいとは思います。


 その中で,ぜひ常に状況というものを把握されて,消防長今言われましたが,平成20年までは人員増を含めて計画案という形で御答弁をいただいておるわけでございますが,それにあわせて,やはり時宜の状況にあわせて,整備計画との見直し等を図りながら,私たち住民が安心して暮らせるように消防の体制等についても,ぜひより一層の充実を図っていただくことを強く御要望申し上げまして,一般質問を終わらせていただきます。


 ありがとうございました。


○議長(市川義?君)  これにて,青木啓文議員の質問を終了いたします。


 この際,暫時休憩いたします。


 再開は14時50分といたします。


            午 後  2 時 36 分 休 憩


         ――――――――――――――――――――――――


            午 後  2 時 50 分 再 開


○議長(市川義?君)  休憩前に引き続き,会議を開きます。


 日程により議事を継続いたします。


 野間芳実議員。


              〔10番 野間芳実君登壇〕


○10番(野間芳実君)  皆さん,こんにちは。あくてぃぶ21の野間芳実でございます。


 通告に従いまして,障害者福祉についてと福祉施設の苦情処理についての2点について,質問をさせていただきます。


 鈴鹿市の第5次総合計画の中でも,だれもが暮らしやすいまちづくりとして,いろいろな福祉行政の施策が実施計画として示されております。


 そこで,まず1点目の鈴鹿市の障害者福祉についてお伺いいたします。


 まず,鈴鹿市の現状についてお聞きしたいと思います。


 障害には身体・知的・精神障害と三つに分類されますが,鈴鹿市において,障害者と認定されている方が何名ぐらいみえるのか教えていただきたいと思います。


 そして,その方々が利用されている施設の数について,また,それらの施設を利用されている方々が何名ほどみえるのか,お聞きしたいと思います。


 また,障害者の方々が利用できるショートステイの施設についてもお聞かせ願います。


 次に,障害者自立支援法との関係について,施行後,どのように変わったのかについてですが,本年4月より,障害者自立支援法が施行され,10月1日より本格的に施行されることとなりますが,施行前と比較して,どのような点が変わるのかお聞きします。


 施行前の福祉サービスの受給対象者の方々は,支援費制度の普及内容を本年9月までみなし支給給付の経過措置により利用することができますが,まず,利用者負担についてですが,原則1割の定率負担となるわけですが,その点についてどのようになるのか教えていただきたいと思います。


 次に,施設運営について,どのような影響があるのかお聞きします。


 4月から施設への報酬単価の引き下げや支払い制度が,月額制から日額制と変更されたことなどにより,施設運営上,いろいろと問題が生じているとお聞きしています。つまり,利用者の方々へのサービスの低下,十分なサービスができにくくなっている現状があるとお聞きしますが,その件について,どのように認識されているのかお聞かせ願います。


 以上,よろしくお願いいたします。


○議長(市川義?君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,野間議員の御質問について,御答弁を申し上げます。


 障害者福祉についてでございますが,とりわけ,本年4月から施行されました障害者自立支援法は,障害者の方の地域生活と就労を進め,自立を支援する観点から,障害者基本法にのっとり,これまで障害種別ごとに異なる法律に基づいて提供されてきました支援費制度にかわりまして,創設されたものでございます。


 主な内容といたしましては,増大する福祉サービスの費用をみんなで支え合う仕組みと障害者の方の就労支援の強化,公平なサービス利用のための手続や基準の透明化・明確化などが構築されているところでございます。


 今後とも,新しい制度の中で,障害福祉サービスに努めてまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。


 なお,具体的な御質問につきまして,詳細に保健福祉部長より答弁をさせますので,よろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  保健福祉部長。


             〔保健福祉部長 渥美眞人君登壇〕


○保健福祉部長(渥美眞人君)  それでは,野間議員の御質問について,御答弁申し上げます。


 まず,1番目の1点目の障害者の方の現状についてでございますが,障害者の方につきましては,大きく身体・知的・精神の3障害に分けることができます。


 最初に,身体障害者手帳の所持者数でございますが,三重県におきましては,平成18年・6万8,444人,鈴鹿市におきましては,平成18年・6,250人でございます。


 次に,知的障害者療育手帳の所持者数でございますが,三重県におきましては,平成18年・9,051人,鈴鹿市におきましては,平成18年・875人,最後に精神障害者保健福祉手帳の所持者数でございますが,三重県におきましては,平成18年・5,403人,鈴鹿市におきましては,平成18年・423人となっております。


 いずれも,4月1日現在の人数でございます。


 次に,2点目の施設数及び利用者数についてでございますが,現在,市内では身体障害者関係施設が7施設,知的障害者関係施設が8施設,精神障害者関係施設が3施設,障害者小規模作業所が11施設,合計29施設がございます。


 続きまして,各施設における本市の利用者数でございますが,身体障害者関係施設が96名,知的障害者関係施設が126名,精神障害者関係施設が14名,障害者小規模作業所が145名でございます。


 また,ショートステイが利用できます施設につきましては,身体の施設が2施設,知的の施設が3施設,精神の施設が1施設ございます。


 次に,2番目の障害者自立支援法の施行後,どのように変わったかについての御質問でございますが,利用者負担につきましては,増大する福祉サービスなどの費用を皆で負担し合うという考えのもと,介護保険と同様,原則的にサービス費用の1割の定率負担となっております。


 ただし,この利用者負担は所得に応じて4区分の月額負担上限額が設定され,一月に利用したサービス量にかかわらず,それ以上の負担が生じないよう配慮されております。


 具体的に申し上げますと,生活保護世帯の方の利用者負担額はゼロ円,市民税非課税世帯では,本人の収入が80万円以下の低所得者1の方は1万5,000円,市民税非課税世帯で低所得1に該当しない低所得2の方は2万4,600円,市民税課税世帯の方は3万7,200円となっています。


 鈴鹿市の介護給付費の支給決定について,その割合を見てみますと,利用者負担ゼロ円の方が7%,利用者負担上限額1万5,000円の方が10%,利用者負担上限額2万4,600円の方が16%,利用者負担上限額3万円7,200円の方が67%となっております。


 これまで利用者負担がゼロ円の方の対象者の中には,1割の定率負担が生じるという現実もあるため,今後,自立支援法の推移も見きわめましてまいりたいと存じますので,よろしく御理解賜りますようお願いを申し上げます。


 続きまして,施設サービスはどのような影響が出ているかについてでございますが,通所施設の運営費については,今回の新法施行に伴い,これまで月額単価であった報酬単価が日額単価に変更になり,障害者の方の通所状況によっては,施設を運営していく上で,安定した収入と指導員の適正配置が,法施行前と比べ,厳しい状況となっていることは懸念するところでございます。


 このような中で,通所施設の運営費に対する支援につきましては,市内・市外を問わず,通所施設を利用される障害者の方がみえることから,施設の運営実態の推移を今後とも注視する必要があるものと考えます。


 したがいまして,市レベルというよりは,国・県レベルで取り組むべき課題であると考えますので,国・県に対し,施設の安定運営のための施策を構築するよう要望をいたしたところでございます。


 本市といたしましても,今後,新たな制度の中で,障害のある方の個々の状況やニーズに応じたサービスを利用していただけるよう努めてまいりますので,御理解を賜りたいと存じます。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  野間芳実議員。


○10番(野間芳実君)  どうもありがとうございます。


 では,質問させていただきますけど,まず,障害者施設についてお伺いいたします。


 まず,先ほど障害者の方の手帳を受給されてる方の数,身体で6,250人,知的で875名,精神で423名ということで,その施設数もいろいろお示しいただきましたけど,身体障害者の施設についてですけど,他の施設に比べて,障害者手帳のお持ちの方の数で比較すると少ないような気がしますが,その辺についてどのように考えてみえるのかお聞かせ願いたいと思います。


 また,ショートステイの施設のベッド数が,やはりこれも少ないのではないかと感じております。ショートステイの施設についてのベッド数と利用状況については,どうなっているのかお聞かせ願います。


 よろしくお願いいたします。


○議長(市川義?君)  保健福祉部参事。


○保健福祉部参事(村山邦彦君)  まず,身体障害者関係の施設は足りているのかということでございますが,先ほど部長の答弁でも申し上げましたが,現在,市内には障害者関係施設は29施設ございます。うち,身体障害者関係施設は7施設で,96人の方に御利用いただいています。


 自立支援法により施設体系も変化いたしますので,現状の施設で充足するのか,検証していきたいと考えていますので,御理解賜りますようよろしくお願いします。


 続きまして,ショートステイでございますが,ショートステイを実施していただいているのは,市内で6施設で15床でございます。


 現在のところ,施設により差はあるものの,稼働率として,平日は約20%ほど,土・日曜日で約50%ほどの利用率でありますので,現在のベッド数で充足していると考えております。


 自立支援法において,ショートステイの利用は障害施設を限定するものではございません。ただし,事業所においては,三重県の事業所指定が必要となり,その受け入れ体制を整備する必要が前提となってまいります。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  野間芳実議員。


○10番(野間芳実君)  障害者施設については,今後,十分検討していただくということでございますので,よろしくお願いします。


 また,ショートステイの施設のベッド数については,今のところ十分足りておるということでございますので,その辺については理解させていただきたいと思いますけど,若干利用しにくい部分もあるのではないかと思っておりますので,その辺も十分お考えいただきたいと思っております。


 続きまして,利用者負担についてお伺いしたいと思います。


 これまでの負担額がゼロ円であった,要するにお金を払わなくてもよかった方の中で一部1割負担が生じる方がいるということでございますけど,その点については,自立支援法の推移を見きわめたいとのことですけど,現実に,その費用負担が日常生活において支障が生じている方々については,鈴鹿市として支援策を考えていただきたいと思っておりますが,何かお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。


 また,施設運営についても,報酬単価の引き下げ,また,月額制から日額制への変更,また,デイサービスでの送迎や入浴介護の加算がなくなること,また,ある施設では生活支援センターへの支援費が――これは鈴鹿市,亀山市が出されている費用でございますけど,減額になったと。本年度から減額になったということも聞いておりますけど,これらすべてが施設運営の収入減につながり,運営が厳しくなるということは,行政としても認識をしていただいているようでございますが,十分なサービスを提供できるよう,鈴鹿市としての考えをお聞かせ願います。まず,この点についてお願いいたします。


○議長(市川義?君)  保健福祉部参事。


○保健福祉部参事(村山邦彦君)  まず,1点目の利用者負担についてでございますが,これにつきましては,自立支援法の推移を見きわめながら,負担軽減にて,国・県に対し,今後も要望してまいりたいと考えております。


 続きまして,2点目でございますが,施設運営の件でございますが,施設側も自立支援法の新しいサービス体系の中で,安定経営できるサービスを現在模索中でございます。市としても,相談・支援等をしてまいりたいと考えておりますので,よろしくお願いします。


○議長(市川義?君)  野間芳実議員。


○10番(野間芳実君)  利用者負担については,法で定められた算定基準で,これは守っていかなければならないと思っておりますけど,負担軽減に向けて,国や県に対し,今後も要望をしていくということでございますが,この点については,しっかり要望していただくようお願いいたします。


 また,施設運営についても,市としては相談,または支援等をしていきたいとのことですので,その点もよろしくお願いしたいと思います。


 続きまして,今,一番何が心配事かといいますと,障害者の方,特に重度の障害をお持ちの方で,今後,心配されることが,高齢化の問題があるかと思います。お世話をしてみえる方や保護者の方々も一番心配されていることではないかと思っておりますが,そこでそのような方々が将来,安心して入居できる施設について,鈴鹿市としてはどのように考えてみえるのかお聞きしたいと思います。


 以上,よろしくお願いします。


○議長(市川義?君)  保健福祉部参事。


○保健福祉部参事(村山邦彦君)  先ほどの御質問は,親亡き後の障害者への対応についてということだと思います。


 障害のある方を扶養されている保護者の方々が将来に不安を持たれることは当然であり,多くの障害者の方が施設入所を希望されますが,現在の障害者の方の更生入所施設は利用が多く,すぐに入所できないのが現状ですが,保護者の方に万が一のことがあった場合は,緊急入所調整会議に諮り,早期に入所に向けた対応をしているところでございます。


 また,さらに自立支援法におきまして,新しいサービス体系として,重度訪問介護や重度障害者包括支援等の事業が構築されており,市といたしましても,状況に即したサービスを提供していきたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。


○議長(市川義?君)  野間芳実議員。


○10番(野間芳実君)  施設入所については,なかなか入所しにくいということですけれども,その辺の施設整備も含めて,障害者自立支援法により施設利用がしにくくなったり,施設運営にいろいろと支障が,影響が出てきているように思われます。川岸市長が言われるように,市民の皆様が住んでよかったと思われる鈴鹿市づくりのためにも,国・県への要望だけではなく,鈴鹿市独自の施策や支援策を考えていただけますようお願いしたいと思います。


 続きまして,2点目の施設の苦情処理についてお伺いいたします。


 1点目に,苦情処理については,現状はどうなっているのかについて,お伺いいたします。


 現在,市内には福祉施設――施設福祉サービス施設のほか,ホームヘルプサービス,デイサービス,ショートステイ,保育所などの多数の民間施設があり,多くの市民の皆さんが利用されております。これらの施設では,利用者の方々が安全に,安心してサービスを受けていただくことが最も大切なことであると考えております。


 福祉サービス利用者の方々からの苦情等については,それぞれのいただく施設で苦情処理マニュアルを作成し,適切に対応されていることと存じますが,各施設の対応状況と,そのシステムについてお尋ねします。


 さらに,各施設の利用者や家族の方から,直接,市の窓口に相談等があった場合には,どのように対応されているのか,お聞かせ願います。


 2点目に,民間保育園における安全・安心のための取り組みについて,お伺いいたします。


 市内の民間保育園には,公立保育所の約2倍強の保育園児が入園しております。各保育園では,当然,保育園危機管理マニュアルや苦情等を解決するための仕組みに関する規定が作成され,的確に運営されていることとは思いますが,その整備状況についてお尋ねいたします。


 先月も市内の保育園で事故が発生したと聞いておりますが,その事故に対する対処方法は,保育園危機管理マニュアルに基づいて処理されたのか,あるいは市への報告はどうなっているのか,また,市はどのような指導のもとに対処をしたのかお伺いいたします。


 3点目に,市としての今後の取り組みについて,お伺いいたします。


 民間保育園については,その入園手続は市長に入園申し込みを提出し,市が各保育園への入園を決定することとなっております。


 保育園の利用者が安心して各保育園に園児を預けられる体制を早期に確立するべきであると考えますが,市としての考え方,さらに,今後の対処方法についてお尋ねをいたします。


 以上,よろしくお願いいたします。


○議長(市川義?君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,御質問の福祉施設の苦情処理等について,御答弁を申し上げます。


 議員の御質問にもございましたように,特別養護老人ホームや保育園などの社会福祉施設におきましては,利用者の方々が安全に,そして安心してサービスを受けていただくことが最も大切なことであるかと存じます。


 事故等が発生をした場合などにおける,利用者の方々からの苦情処理等につきましては,各施設で受け入れ,解決していくのが原則ではございますが,関係者以外の中立・公正な第三者委員を組織して,その中で解決をしていくことが望ましいとされております。


 次に,民間保育園における安全・安心のための取り組みについてでございますが,保育園の運営におきましては,保護者に安心していただける施設であると同時に,入所児童の安全・安心の保障も責務の一つであるかと存じます。


 このことから,国では保育園の運営及び整備について最低基準を定め,この中で安全・安心に関する事項も盛り込み,施設の設置者に遵守を求めているところでございます。


 しかしながら,議員御質問の中にもございましたように,去る7月に,保育園の行事中に発生をいたしました事故への対処方法をめぐりましては,保育園と保護者の間で誤解を招くような事態も生じました。


 このようなことを踏まえまして,今後の取り組みについてでございますが,保育所の運営につきましては,何よりも児童の安全・安心を最重点に置き,常に,そのことを認識していただくことが重要であろうかと存じます。


 会議の場など,今後も機会あるごとに,その周知,指導に努めてまいりたいと存じますので,御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。


 なお,詳細につきましては,保健福祉部長より答弁をいたさせますので,よろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  保健福祉部長。


             〔保健福祉部長 渥美眞人君登壇〕


○保健福祉部長(渥美眞人君)  それでは,野間議員の御質問に,御答弁を申し上げます。


 2番目の福祉施設の苦情処理等についてでございますが,まず,施設の対応状況とそのシステムにつきまして,長寿社会課と障害福祉課の関係施設について申し上げますと,利用者からの苦情に適切に対処するため,事業関係者及び利用者以外の中立・公正な第三者委員会を設置し,双方の間に入って助言を行い,話し合いに立ち会うなど,円滑かつ迅速に苦情を解決するための体制を整えているところでございます。


 また,事業者との話し合いで解決できなかったり,事業者へは直接,苦情が言えなかったりする場合には,三重県福祉サービス運営適正化委員会において,専門的な相談を行っているところでございます。


 次に,保育園についてでございますが,保育園の運営におきましては,入所児童の安全・安心を確実に保障するために,厚生労働省令をもって,児童福祉施設最低基準が定められており,施設の設置者は,この最低基準を遵守しなければならないとされております。


 保護者等からの苦情に関しましても,この最低基準では,迅速かつ適正な解決に必要な措置を講じなければならないとされており,各保育園でも,中立・公正な第三者も交えました苦情解決の体制が整備されているところでございます。


 以上,苦情処理施設につきましては,各施設での受理・解決が原則となっておりますが,時として,直接市へ寄せられることもございまして,このような場合には,子育て支援課が協議・仲裁に入らせていただき,解決に向け努めているところでございます。


 続きまして,民間保育園における安全・安心のための取り組みについてでございますが,先ほど申し上げましたように,保育園運営におきましては,児童福祉施設最低基準により,安全・安心の保障について規定されており,各保育園では,地震防災応急計画,消防計画,危機管理マニュアルなどを整備し,的確な運営に努めていただいております。


 なお,議員の御質問の中にもございました,民間保育園での事故に関してでございますが,市への報告がおくれましたこと,及び内容について,一部不明確な部分があり,このことが保護者の皆様に不安を与えたものと認識しております。


 その後,私どもでは,保育園側に対しまして,事実確認を行うとともに,保護者への事故報告会の開催と,報告書の作成・配布を要請し,説明責任を果たすよう指示いたしました。


 また,事故への対処方法は,保育園に確認しましたところ,保育園危機管理マニュアルに沿った適正な処理を欠いたものであったとのことでございます。


 こうしましたことから,それらの事実を重く受けとめ,今後,より一層の安全・安心な保育園の運営に向けまして,施設の設置者に理解を求め,あわせて適切な指導も行ってまいりたいと存じますので,御理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  野間芳実議員。


○10番(野間芳実君)  どうもありがとうございます。


 では,まず1点目に,苦情処理についての件なんですけど,これいうことは,直接各担当課が窓口になって,相談に乗ることが一番多いのではないかと思いますが,原則的には各施設で受け入れ,解決していくとのことですし,それ以外に,中立・公正な立場である第三者委員会を設置して解決するための体制を整えていくとのことでした。


 そこで解決できなければ,三重県福祉サービス適正委員会にて解決するとのことですけど,サービスの受け手と,また,提供する側では立場の違いがあるかと思われますので,両者の言い分をよく聞いて,円満に解決することを望んでおりますけど,鈴鹿市として,まず,第三者的な立場で,苦情処理だけではないと思うんですけど,公平に話を聞く専門の総合窓口的なものがあればと思いますが,そのような体制づくりの考えはないか,お聞かせ願います。


 次に,保育園の安全・安心についてでございますけど,この件については,保育園の安全・安心というものには,十二分な安全管理をしていただいていることとは思いますけど,ただ,不幸にして事故が起きたときには,適切な処置をすることが大切であり,また,職員にも徹底して指導していただけるように,鈴鹿市としても指導していただきたいと思いますが,その辺についてお聞かせ願います。


 また,今回の事故に関しては,保育園の危機管理マニュアルに沿った適切な処理を欠いたものであったとのことですが,管理者に,危機管理の認識に甘さがあったのではないかと推測されます。事故発生時に適切な処理をして,救急車の手配や病院への世話をしていただければ,保護者の方たちも不安を覚えることはなかったのだと思われます。


 また,被害を受けた子供さんも,いまだにトラウマに悩まされ,傷跡も残るのではないかということもお聞きしておりますけど,今後,十分なフォローをお願いしたいと思いますが,その後どうなってるか,お聞かせ願います。


 以上,よろしくお願いします。


○議長(市川義?君)  保健福祉部長。


○保健福祉部長(渥美眞人君)  それでは,野間議員の再度の御質問に,御答弁申し上げます。


 1番目の鈴鹿市としての苦情処理の体制づくりについてでございますけれども,社会福祉法では,社会福祉事業の経営者は,利用者からの苦情の適切な解決に努めなければならないと,そのようにされているところでございますし,市直営の施設につきまして,体制づくりにつきましては,検討してまいりたいというふうに存じます。


 それから,次でございますが,2番目の事故が発生したときの適切な処理に向けまして,職員への指導でございますけども,議員の御指摘にもございましたように,事故への適切な対応が何よりも大切であるというふうなことでございますが,園長会議等での場で,各保育園に指導をしてまいりたいというふうに考えております。


 3番目,被害を受けた児童への対応はということでございますけれども,その児童への対応は,これからも十分な配慮というのが必要でございまして,その後の状況について御報告をちょっとさせていただきますと,保育園側に対しましては,けがの治療のみならず,精神的ケアも含めまして,今後の補償問題等には,十分に誠意を持って対応していただくよう指導をさせていただいたところでございます。


 また,被害を受けられた児童が通う小学校には,校長先生,今回の事故を報告させていただき,担任の先生にも知っておいていただくように依頼をさせていただきましたので,よろしく御理解賜りますようお願いをいたします。


○議長(市川義?君)  野間芳実議員。


○10番(野間芳実君)  では,鈴鹿市独自の施設についての体制づくりを検討していただくということですので,前向きな検討をお願いしたいと思います。


 続きまして,事故が発生したときの適切な処置,対応については,早急に指導をしていただくようお願いしたいと思います。


 被害を受けた子供さんには,精神的なショックを受けてみえるようですし,周りの者たちがしっかりフォローしていただきたいと思います。また,傷跡が残らないようにと願っております。


 先ほどの答弁の中で,この園に対して,今後,十分に誠意を持って対応していただけるようにしていただいたとのことですけど,ちょっと私がお聞きしたところによると,話し合いの中では,何ら進展がないとのことですし,誠意が感じられないということなんですけど,再度調査をお願いしたいと思います。


 また,それでは,こういう事件,事故が公立の保育園において発生した場合は,行政としてどのような対応をするのかお聞きしたいと思います。


 また,このような事故の再発防止のためにも,情報の共有化は大切だと思います。事故等が起きたときは,会議等の席で状況説明とか,十分議論をするとか,することが大切かと思いますけど,今後どのように指導されるのかお聞かせ願いたいと思います。


 以上,よろしくお願いします。


○議長(市川義?君)  保健福祉部長。


○保健福祉部長(渥美眞人君)  それでは,野間議員,再度の御質問に,御答弁申し上げます。


 公立保育所で,そういう事故があった場合の対処方法についてでございますが,危機管理マニュアルは,公立保育所におきましても作成をいたしておりまして,今回のような事故が発生した場合,早急な専門的指導が必要とされますことから,何よりも救急車等によります病院への搬送を最優先すべき対応であると考えておるところでございます。


 また,行事開催の際には,救護コーナーとしての場所と人を配置,事故発生におけます連絡体制を密にしているところでございます。


 最後でございますけども,最後の御質問に――先ほどの御質問でございますが,今後,何らかの事故が発生したときは,再発防止,情報の共有化のためにも,会議のときに議論が必要でございまして,市としての取り組みについてでございますが,議論を重ねまして,各保育園が共通の認識を持っていただくことが一番重要でありますことから,園長会議等の場でそのようなもの,または指導を行っていきたいというふうに考えておりますので,御理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  野間芳実議員。


○10番(野間芳実君)  先ほどの事故に関して,当然,子育て支援課の方にも相談があったのかと思いますが,問題が発生したときには,第三者委員会を組織して問題解決に当たるというのが,先ほどの答弁にあったわけですけど,そのような話し合いの場はないというようなことも聞いております。第三者委員会というものがきちんと機能しているのか,この点についてお聞かせ願います。


 また,公立保育園においても,危機管理マニュアルの設置をお願いしたいと思いますし,事故の再発防止のためにも,情報の共有化,共通の認識を持つことは大切なことですので,いろんな機会をとらえて話し合っていただくとのことですので,ぜひ実行していただくようお願いいたします。


 公立,あるいは私立に関係なく,大切なお子さまを預かっていることに関しては違いはないと思っております。


 最後には,鈴鹿市としての安全・安心の体制づくりについてのお考えをお聞きして,質問を終わります。


 よろしくお願いいたします。


○議長(市川義?君)  保健福祉部長。


○保健福祉部長(渥美眞人君)  最後に,鈴鹿市として,本市として安心・安全の御質問を,また再度いただきましたんですけれども,このような事故が発生しましたときには,先ほども申し上げましたが,やはり情報の共有化,それと連絡体制が非常に重要なことだというふうに考えております。


 各保育園,公立・私立とはいえ,各保育園との連携を深めまして,情報の共有化,それと,対処のやはり一元化したマニュアルづくりをしていくことが大切かなというふうに考えておりますので,よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。


○議長(市川義?君)  これにて,野間芳実議員の質問を終了いたします。


 この際,暫時休憩いたします。


 再開は15時40分といたします。


            午 後  3 時 31 分 休 憩


         ――――――――――――――――――――――――


            午 後  3 時 40 分 再 開


○議長(市川義?君)  休憩前に引き続き,会議を開きます。


 日程により議事を継続いたします。


 佐久間浩治議員。


              〔25番 佐久間浩治君登壇〕


○25番(佐久間浩治君)  こんにちは。議席番号25番,新政会の佐久間浩治でございます。


 9月議会の最後を務めさせていただきますので,いましばらくよろしくお願いをいたします。


 前回の6月議会でお尋ねをいたしました庁舎関係を含めて,3点お尋ねをいたしますので,簡単明瞭なる御答弁をよろしくお願いをいたします。


 それでは,1点目の電波障害対策の進捗状況についてお尋ねをいたします。


 よろしくお願いいたします。


○議長(市川義?君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,佐久間議員の御質問に,御答弁を申し上げます。


 新庁舎につきましては,供用開始をいたしまして既に8カ月が経過をし,現在,市役所の本館として機能しているところでございます。


 また,このたび,庁舎西側外構整備のためにおくれておりました竣工式を10月7日に挙行させていただく運びとなりました。これも,ひとえに議員の皆様方を初め,市民の皆様の御協力のたまものと心より感謝し,この場をおかり申し上げまして,厚く御礼を申し上げます。


 新庁舎には,供用開始後,これまでに皆様からいただきました御意見を参考に,いろいろと改善をいたしてまいりましたが,今後も使用していく中で,より使い勝手のよい,皆様に親しんでいただける庁舎となるように,改善できるところは改善をしてまいりたいと存じますので,御協力を賜りますようにお願いを申し上げます。


 なお,詳細につきましては,総務部長より答弁をいたさせますので,よろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  総務部長。


              〔総務部長 宮? 守君登壇〕


○総務部長(宮? 守君)  それでは,私から,電波障害対策の進捗状況につきまして,御答弁を申し上げます。


 電波障害対策につきましては,遮へい災害の対策は,新庁舎建設工事着工前から進めておりまして,反射障害の対策につきましても,工事中から庁舎完成後の現在に至るまで継続して対策を行ってきております。


 対策を開始するに当たりましては,障害発生区域を確定する必要がございますが,新庁舎の壁面などに反射した電波によります反射障害は,予測どおりに障害が発生するとは限りません。


 したがいまして,委託契約をしております専門業者が電波測定車によりまして,テレビの受診状況の調査を行い,その結果により,対策区域を確定いたしております。


 対策戸数は,総数で遮へい障害と反射障害を合わせまして,約1,100件程度になるものと想定をいたしております。


 対策の進捗状況につきましては,現在,約750件の対策を完了いたしております。残りの対策につきましては,対策対象者の在宅状況やケーブルテレビの幹線工事の進捗状況が関係してまいりますが,11月末までには完成できるものと考えております。


 御理解賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  佐久間浩治議員。


○25番(佐久間浩治君)  ありがとうございました。


 2回目の質問でございます。


 前回の6月議会での答弁では,1,100件の対象のうち,完了件数が600件でございました。ちょうど前回6月から見ますと9月,ちょうど3カ月を済もうというところでございます。そして,600件の完了から5回,750という件数が完了したと今お聞きをいたしました。ということは,前回の6月議会の質問から今回までに150件が完了したというふうに私は計算をしますとなるわけでございます。残りが350件です。


 また,前回の答弁では,最終はいつになるかというお話をいたしましたところ,この秋までには完成をいたしますとのことでございましたが,今,部長答弁では,11月の末ということをお答えいただきました。秋というのは11月末まででしたか,ちょっとそこらが,僕よくわからないもんで――そのようなことを前回お聞きしましたところ,今回また11月に変わりました。そのまた,残り件数が350件ですが,これは11月末までに,完了は必ず満たすということが言えるのかどうかを,もう一度お尋ねをいたします。この件をお答えください。


○議長(市川義?君)  総務部長。


○総務部長(宮? 守君)  秋までには完了と言われたが,残り350件がこれからできるのかというような御質問だと思います。


 この電波障害対策の反射障害につきましては,新庁舎が原因でテレビの映りが悪くなったとの連絡を電話でいただいたり,委託業者が戸別訪問をして,受診状況の確認をしていました。その後,路上での電波測定調査を実施しまして,対策区域が確定したところにつきましては,ケーブルテレビ加入申し込み等の手続を行っているのが現状でございます。


 これまでにいただきました電波障害に関する問い合わせは相当数に上っております。また,それに伴う電波測定調査も広範囲にわたりましたが,対策区域の確定作業にはかなりの時間を要してまいりました。


 しかしながら,現在は,対策区域がほぼ確定しておりますこと,また,問い合わせの件数もかなり減っておりますことから,今後につきましては,ケーブルテレビ加入申し込み手続を順次進めていけるものと考えておりますので,秋までと6月議会で申しましたが,今回は11月末というような格好で聞かせていただきまして,それまでにはできるように最大の努力はさせていただきます。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  佐久間浩治議員。


○25番(佐久間浩治君)  ありがとうございます。


 電波障害というのは,かなり難しい問題があるということはよくわかっております。


 ちょうど,これ電波障害対策がとられたのが平成15年の12月より,地元説明を交えて,ちょうどこの18年12月が来ますと,3年を経過するというふうに私は思っております。


 そこで,今回,私言いたいのは,庁舎西隣に神戸フォレストのマンションができております。このマンションが建設に当たりまして完成をするまでに,90%が電波障害対策を完了しておったわけでございます。そして,近鉄白子駅西の近鉄マンションの完成にも,ほぼ電波障害の完了をしたことをお聞きいたしております。


 また,今現在,神戸の十日市再開発事業でのマンション,またテナント建設工事が7月から着工に入っておりますが,まだ今,基礎工事中であるが,ちょっとその話を聞いてみますと,電波障害対策をことしの11月に完了させると伺っております。これらの早期完了には電波障害の発生規模,また,建造物の大きさ,形状などや電波の到来条件,建築物の地形的条件などに,その計算障害予測範囲を実際の現地図に作図することにより,事前に電波障害の発生規模を予測して調査,対策の検討資料として活用し,そこで場所を決めて進めていく工事で行っているということでございます。我々の方の市庁舎に関しましては,市の庁舎の中へ備品がそろってから,どのような反射が起きるかということを見ながらということを聞いておりますが,そうすると,マンションでも住民が引っ越しをして――当然マンションですから,購入をされて引っ越しをなされて初めて中へ入れるものによって反射が変わるというふうなことを今,部長からお聞きいたしましたが,マンションの場合は売れないと,ずっと反射対策ができないというふうに感じますが,民間でこのように早くできているのに,市の方の庁舎に関しては,丸3年を過ぎようかとしていますが,これはやはりこの予測を出して,それにかかる部分を的確にやっていかなかったということかどうかをもう一度説明をお願いいたします。


○議長(市川義?君)  総務部長。


○総務部長(宮? 守君)  再度の御質問でございます。


 この遮へい障害につきましては,ほぼ当初の予定どおり,障害が発生しましてから――ことから建設工事着工前から対策をしておりまして,約170件の遮へい障害につきましては,終了いたしております。


 しかしながら,この反射障害につきましては,建物の側面形状や材質,先ほども議員おっしゃられたように,建物内部の状況によりまして,非常にやはりその辺での変化もするというふうに私どもは聞いてもおります。障害発生区域が変化しますことから,事前の予測どおりに対策することは非常に難しいということでございます。新庁舎の建設工事につきましても,工事中,完成後,当初の予測区域外に広く障害が発生しております。


 また,新庁舎の電波障害は,先ほど申しました1,100件程度が予想されておりますが,先ほども申し上げましたように,事前に対策できる遮へい障害につきましては,既に済んではおりますが,今回のような高層――非常に高層ビルでもございますし,広範囲にわたる対策は余り例がないということから,すべての対象建物を完成するまでに対策することは非常に困難でございました。


 今後につきましては,障害の範囲がほぼ確定していることから,速やかに対策手続を進めるように努力してまいりますので,御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。


○議長(市川義?君)  佐久間浩治議員。


○25番(佐久間浩治君)  ありがとうございます。


 ということは,計算障害予測範囲というのは,前から,たしか示してあったと思います。反射に関する現地図に,この部分という作図が入れてございました。ということは,それは一応条件的にあるだろうという確認であって,それをするという意味ではなかったと。ところが,件数を見てみますと,当初の1,100件というのが,当初出ておりました。この6月と違います。ということは,もうほぼ件数は変わらないぐらいの件数が出ておったけども,一応でき上がってからということを確認してからというふうにされたということでございます。


 早くいえば,クレーンが上がってる時代から見ますと,もう今の時代で1年半ぐらい済んできます。クレーンが上がってる時代には,クレーンが上がってるから,クレーンの反射だからいろえませんとか,いろいろ言われまして,まだこの近く――半径この近く100メーター以内でも,まだ,現在,工事が終わってないところがございます。また,その上に地上波デジタルが始まるということで,それに関する――アンテナに対する電波障害も出ておりますが,それもやはり市として対応はしていただけるのかどうかをお聞きいたします。


○議長(市川義?君)  総務部参事。


○総務部参事(武野重之君)  佐久間議員の再度の御質問に,お答えを申し上げます。


 地上波デジタルにつきましては,この庁舎の影響によりまして,ほとんどが出ないという予測は専門業者から聞いておるんですけど,もし地上デジタルにつきましても影響が出た場合,対策はさせていただくというような考えでおりますので,よろしく御理解賜ります。


○議長(市川義?君)  佐久間浩治議員。


○25番(佐久間浩治君)  わかりました。


 地上波デジタルに関しては,やるということでございます。ところが,その依頼をしてまだ3カ月になりますが,まだ連絡がないということを聞いておりますので,業者の方に,早くそれをせっついてください。


 それでは,2点目の庁舎建設完了に伴う不備(欠陥)についてお尋ねをいたします。


 まず,一つ目の13階にある議員の会派室間の間仕切りですが,将来の会派構成が変更に対応が可能なように,移動式間仕切り壁を設置いたしていただきました。ところが,隣の会話が聞こえてくるわけでございます。同じく隣の声が聞こえるということは,こちらの会話も隣に聞こえるわけでございます。このような状態では,前回も言いましたが,肝心な話ができにくいこともあるわけです。間仕切り壁の材質,施工に問題があると思いますが,早急に改善を求めるがいかがですか。


 二つ目の喫煙室ですが,換気能力が足りませんので,完全分煙方式には当てはまらないのではないでしょうか。これに関しても早急に改善を求めるが,いかがでございますか。


 三つ目の15階展望台での見学中の子供さんが走っているのか,また,たくさんの方が移動されたのか,床の振動が下の階――すなわち14階の議長室,議長応接室へ振動音が聞こえてくる。新庁舎の展望台がこのようなことでは,全国から今,市・町より多くの議員が新庁舎の視察に見えるわけですが,このような事態を万が一聞こえた場合,どのように説明されるのか。また,早急にこれも改善を求めるがいかがでしょうか。よろしくお願いをいたします。


○議長(市川義?君)  総務部長。


              〔総務部長 宮? 守君登壇〕


○総務部長(宮? 守君)  それでは,2点目の庁舎建設完了に伴う不備についてとの御質問に,御答弁を申し上げます。


 新庁舎の使い勝手につきましては,皆さんより,いろいろな御意見もいただいております。これまでに改善すべきところは改善いたしてまいったところでもございます。


 また,議員からも6月の定例会におきまして,使い勝手に関して御質問もいただき,御答弁を申し上げてきたところでもございます。


 まず,会派室の間仕切り壁の問題でございます。


 今回,採用いたしました移動式間仕切り壁は,壁の中心部にグラスウールを入れておりまして,遮音性の高いタイプのものを使用いたしております。


 しかしながら,移動式でございますので,天井・床のレール部分や,壁と壁の召し合わせ部分から漏れる音を完全に防ぐことは困難でもある現状でございます。このことから,移動式の間仕切り壁は,床と天井に固定された一般間仕切り壁と比べますと,どうしても遮音性が劣るのが現状でございます。


 議会からの要望もございまして,会派構成の変更に対応が可能なように移動間仕切り壁を採用いたしましたので,何とぞ御理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


 また,喫煙室の換気の問題につきましては,換気扇を現在のものより強力なものにかえた場合,喫煙室のドアも,ガラリの幅の広いドアに交換が必要となりますので,喫煙室8カ所で約450万円ほど改修費用が必要となります。また,リフレッシュルームの空気を現在よりも強く引くことになりますので,リフレッシュルームにも強い風とか騒音が発生することも考えられます。


 また,分煙機をレンタルで設置いたした場合,メンテナンスやフィルターの交換等も含めまして,1台当たり1カ月約1万3,000円,8カ所で約10万円余りの経費が必要となってございます。


 いずれにいたしましても,相当の経費を必要といたしますので,職員には,なお一層の節度ある喫煙行動を求めますとともに,喫煙室の利用状況を今後も見つつ,引き続き検証してまいりたいと存じます。


 それから次に,15階の騒音の階下への影響につきましてでございますが,完全な対策は非常に難しい現状でございまして,走ったり,跳びはねたりするような行動は謹んでもらうように,来庁者の方へ注意書きを掲示もいたしておりまして,啓発いたしているところでございますので,御理解いただきますようよろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  佐久間浩治議員。


○25番(佐久間浩治君)  2回目でございます。移動式間仕切り壁ですが,これは,移動式間仕切り壁というのは,従来から料理屋さんとか,よくこの部屋を大きくしたり,小さくしたり,常時するところにおいて取りつけるものでございます。料理屋の場合であれば,月のうち何回も移動するということは聞いております。


 ただ,私どもの会派室におきましての移動間仕切りは,年に1度あるかないか,下手をすると3年間,4年間ない場合もございます。ということは,常時移動はしないのだから騒音問題,隣からの会話が聞こえるということに関しましては,今言われました床部分,そして天井部分のすき間があれば,そこへウレタン製のひもといいますか,それをずっと差し込んで工事は簡単でございます。ただ,壁と壁のつなぎの悪い部分にも差し込むものがございます。これは,くぎでとめるんでもなしに,はめ込むだけでございますので,年に1回あるかないかのときには,それを外して,そのまま移動すればできるわけでございますから,費用はほとんどかからないと思います。これによって,音の漏れを解決できると思いますが,そのようなことは考えられないか,またはそういうことを考えてはみなかったかどうかもお伺いいたします。


 それから,喫煙室でございますが,今,8カ所で450万円の改修費用が必要というふうに答弁をいただきましたが,私,実際に見積もりを,これはとられたものなのか。このような見積もりですと,私は非常に8カ所で450という数字はとてもやないが要りませんと思います。


 それから,ガラリを大きくするということは,今のガラリというのは,狭いということ。狭いということは,冷房はききませんということですが,冷房も前から入らない。そして空気を吸い込まないということは,逆に言うと,扉をあけるたんびに中の煙が外へ出るんです。これ,多分,皆さんたばこを吸いなさる方はわかってみえると思いますが,それは,私,南条雄士議員からも,前々から完全分煙ということで聞いておりましたし,当然,私はそのような設計で行われたと思っておりますが,南条議員,一度あの入り口で立っていただくと完全かどうかがはっきりすると思いますが,もう一度この450万円の費用,これも実際に見積もりでとられたのかということを確認いたします。


 それと,15階展望台の床の振動ですが,先ほどの答弁でございませんが,子供が走ったり跳んだりするということは,危険だからそれを防止するようにすると言われましたが,ただ,私は,走ったり,また,たくさんの方が移動することによって音が出ているというふうに思っているだけで,この間も私,子供さんが見えましたが,そのような状態がない時点でも,下で聞きましたら出てましたということを聞いてます。多くの人が移動する音が下に出てくると。これがいわゆる固体伝搬音といいますか,この固体伝搬音というのが前回にお聞きいたしました。これは,はっきり言いまして,建築マンションにしても,こういう建物にしても,いかに固体伝搬音を設計上なくすようなことを考えてつくるかというのが常識らしいです。


 このような音が出て当然なんだという考えは,私は認められませんので,もう一度再度御答弁をよろしくお願いいたします。


○議長(市川義?君)  総務部参事。


○総務部参事(武野重之君)  それでは,まず1点目の会派室の遮音等につきまして,私,ちょっとそのウレタンひもというのを余り把握しておりませんけども,詰め込んだらどうだということでございますけども,現在,会派室に設置しております移動間仕切りにつきましては,他の稼働,移動間仕切りが設置してある,例えば災害対策本部室等の移動間仕切りよりも厚みが厚いものを採用しておりますし,また,遮音性ということもございまして,天井面,床面,また,召し合わせ部分につきまして,ゴムパッキンで圧迫するようなもので,通常の遮音性に配慮した――通常のものより遮音性に配慮したものを採用してございます。


 これ,ゴムパッキン等で天井・床等圧迫するようになっておりまして,このウレタンひもを二重に詰め込んでということで施工しますと,今後,会派の変更等で移動する場合,手間がかかるものとなってまいります。議会の方からの事務局等要望ありました職員等が簡単に移動できるというようなものをということでございましたので,移動間仕切りとは,また違うものになってくるんでないかと思っております。そのようになってくると,業者への依頼も必要でないかと思っております。


 また,会派室のことにつきましては,以上でございます。


 続きまして,喫煙室の8カ所で450万,これ見積もりは業者からとってございませんけども,私ども設計をいたしております石本建築事務所から概算をはじき出させました。


 その内容でございますけども,排気のファン,それとそのファンに接続されるダクト,それから吸い込み口,喫煙室の扉等でございまして,その概算の内訳でございますけども,排気ファンの機器,またそれの取りつけ費用,それと接続用のダクト,吸い込み口等で約170万,それと既存のものの取りかえ,また電気工事,ダクト工事等解体撤去等を含めまして約100万,それから喫煙室の出入り口のガラリ等の改修,これが80万,そのほかに経費,また消費税入れまして,約450万になるというような概算内容でございます。


 それから,もう一点でございますけども,15階の床の騒音,14階へ聞こえていくというようなことでございます。


 これにつきましても,以前から申し上げておりますけども,設計につきましては,さまざまな条件に合った満足できる建物に近づけるためには,いろいろな問題を解決していかなければなりません。このことは,先ほど6月議会でもお答えしておりますけども,設計段階では,建物にすべての機能を持たせることは技術的,また経費的な面でも難しい状況でございます。耐震性能とは別に,各階の床の微振動等につきまして,大人が歩いた場合にどうなるのか等の検討の対象としまして,経済的な構造を採用することといたしております。床の微振動等が当該階の別の場所や下の階の壁や天井に影響が出ない範囲が許容できる範囲と考えて設計をしてございます。


 何とぞ御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


 以上でございます。


○議長(市川義?君)  佐久間浩治議員。


○25番(佐久間浩治君)  今,お話聞いてますと,移動式間仕切りであるから,職員で移動ができるような範囲ということでございましたが,私が今言いましたウレタンのひもを上下へ入れ込むこと,時間は多少かかると思いますが,素人我々でもできる仕事でございます。毎年やるわけでもございません。部屋数がたくさんありますが,4年に2回,2カ所か3カ所いろえば十分であろうと思いますが,それに関しても,移動型だからすぐ職員へすっと滑らして動かなきゃならんという考えであるのか,あとは皆さんは声を小さくしてお話をせよということでございますかな。


 それと,喫煙室でございますが,費用450万円の費用を今お聞きしました。私から見ると,こんなかかるはずはございません。ダクトの大きさは今,何ぼのを使ってるか,換気能力は今幾つか,その答えはできるかどうか。


 それと,最初に言いました。分煙,完全分煙方式というふうに聞いておりますが,これは全然完全分煙方式になってないんですよ。それならば,この場所では吸ってはいけないという張り紙をして喫煙室をやめるべきであると思います。


 それと,15階展望台の床の振動の件ですが,大人の方が歩くのを検討して,これを進めたと言われましたが,大人が歩いても音は出るんですよ,これは,子供より大きいんですから。逆に言えば,靴をはかずに、はだしで上っていただくかするか,それかやはりこのような欠陥といいますか,予測に反したことが出てくれば,もう少しこれでいいのかどうか,確認を僕はしていただきたいと。雨の音も,大降り降りますと,議長室にみえても,副議長室も一緒でございますけでも,すごい雨の音がするんですね。そんなようなやっぱり検討を,僕は,市の庁舎というのは,やはり市民の税金で建設されたものでございます。庁舎の持ち主は行政ではないわけですね。これは市民の持ち物であります。その持ち主が新築完成後には,不備はないか点検をいたしますのが当然であり,万が一,欠陥がわかれば,設計業者,施工業者に対し調査・説明を求めて確認するのは当たり前のことと思います。私,まだ新しい家を建てたことございません。恐らく私も家を建てれば大丈夫かなという点検はするだろうし,万が一住んでいて,あれ,これはおかしいなということがあれば,設計業者,また,施工業者を呼んで,これはどうなっているのかというのを説明をしていただかなきゃならん。


 まだ,こちらへ引っ越して1年たっておりません。もう日がたち過ぎたから,これはだめですというのかどうか,もう一度,それの確認でお答えをください。


○議長(市川義?君)  総務部長。


○総務部長(宮? 守君)  再度の御質問いただいております。


 庁舎のいろんな施設についての御質問でございますが,当然,私どもも市民の貴重な財源で庁舎を建てたことは十分認識をいたしております。それだけに,建てるに当たりましては,コスト面で,いろんな面で検討させていただいて,むだがないかどうか,その辺もチェックしながら設計,そして建設したわけでございます。


 建物につきましては,一応完成しておりますので,完成検査の方は済んでおりますが,当然これにつきましては,設計の問題,それから建築の問題,その辺も踏まえまして,一度これにつきましては,確認はさせていただきたいというふうに考えておりますので,よろしくお願い申し上げます。


○議長(市川義?君)  佐久間浩治議員。


○25番(佐久間浩治君)  私,今ちょっと聞きました,喫煙室,とめますか。とめますか,直されますか,御返事ください。


○議長(市川義?君)  総務部長。


○総務部長(宮? 守君)  実は私もたばこを吸う一人でございまして,喫煙室には行っております。確かに議員おっしゃるように,非常にたくさんの方が集まられたときについては,やはり中がもくもくとしてるのも聞いてございます。朝,それから帰るころになりますと,もう相当その辺はきれいになってるんですけど,一番やはり気になりますのは昼休み,気分的にはやはり相当な煙が蔓延しているのは事実でございます。


 ただ,私ども見ております関係では,リフレッシュコーナーへ流れるということはないように思いまして,確かに非常にそういう面では中が曇っておりますが,流れるというようなことはないように思っておりますし,もう少しこれにつきましては,時期的なこともございますので,時間的なことございますので,十分今後も精査をしながら検討させていただきたいと思います。


 その間につきましては,職員の喫煙につきましては,十分,やはり時間中でもございますので,その辺は職員として自覚を持ってたばこも吸っていただくように,その辺は周知をしていきたいというふうに考えておりますので,よろしくお願い申し上げます。


○議長(市川義?君)  佐久間浩治議員。


○25番(佐久間浩治君)  どうも話がうまいこと合いませんね。たばこというものは,害はあって利はないというふうに聞いておりますが,しかし,皆さん吸いたいというときはたくさんあると思うし,また,お昼が一番多いということを言われましたが,これは完全分煙方式というのは,少ない時点での分煙じゃないですね。想定が一番多い,考えられない人が入った場合に分煙をするというのが,完全分煙方式だと私は思っております。ということは,今現在つくられてある喫煙室に関しては,完全分煙室ではないということを頭へ置いてください。


 それでは,3点目の庁舎周辺整備の進捗状況についてお尋ねをいたします。


 特に駐車場予定地といいますか,前回から駐車場,駐車場と私言ってまいりましたが,それについてを――状況をお示しください。よろしくお願いします。


○議長(市川義?君)  総務部長。


              〔総務部長 宮? 守君登壇〕


○総務部長(宮? 守君)  それでは,3番目の庁舎周辺整備の進捗状況についての御質問に,御答弁を申し上げます。


 庁舎周辺整備につきましては,新庁舎建設工事に含まれております庁舎西側の玄関,屋根つきの車寄せや,車いす乗車用駐車区画,広場等の工事が完成いたしましたので,西側玄関やロータリー,広場等の供用を昨日より開始いたしたところでもございます。


 そのほか,周辺整備の別発注の工事となりますが,西館の改修,立体駐車場,西側の旧別館第2跡地駐車場整備,立体駐車場南側の旧別館第3の改修や,NTT北側駐車場整備,市長・議長車等の公用車車庫の建設,及び分館第2の解体と公用車駐車場としての整備,庁舎敷地西側と南側の道路整備等がございます。


 現在,西館の改修につきましては,既に業者が決定いたしまして,本年11月末の完成に向けて工事を進めております。


 主な改修内容でございますが,内部の間仕切り壁,天井,床の全面改修と外部の屋外屋根防水及び外壁のクラックの補修等の部分改修,設備関係では,空調機,受電設備の取りかえ等でございます。


 また,先ほどの御質問で,特に庁舎周辺の駐車場整備についてというようなことでございますが,まず,別館第2跡地駐車場整備につきましては,隣接の立体駐車場からのスロープや,西側道路への出入り口とゲートを設置いたしまして,平面駐車場といたす予定をいたしております。


 それと,別館第3の改修にあわせまして,別館の第4――これはその別館第3の北っかわにございまして,道路沿いでございますが,別館第4,別館第5を解体いたしまして,ここも同じく平面駐車場とする予定をいたしております。


 また,NTT北側駐車場――これにつきましては,新庁舎建設工事中におきましては,現場事務所として使用いたしておったところでございますが,ここにつきましても,来客用駐車場として整備をいたす予定でございます。


 これらの庁舎周辺の駐車場整備につきましては,現在,設計中でございまして,設計が完了次第,早急に発注し,12月末までには完了する予定でございます。


 工事中は,庁舎周辺の皆様や来庁者の皆様には御不便・御迷惑をおかけいたしますが,御理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


○議長(市川義?君)  佐久間浩治議員。


○25番(佐久間浩治君)  ありがとうございました。


 西側の本玄関でございますが,先月より完了いたしておりましたが,周りをバリケードで出入りできなかった状態ですが,きのうの時点でオープンされましたが,私の質問と何か関連があるのですか,ございませんか。


 また,立体駐車場の西の別館第2の建物は,もう現在,解体は済まされ,周りにはロープが張られ,駐車場として使えないのはなぜかということを問い合わせをいただいております。これについて,どうされるのか,お尋ねをいたします。


 それと,今の言われました別館第4,第5,これも何も今入ってないというふうに思っておりますが,設計を今からやって壊すということでございますが,もっと早く,これ今年度予算でございますが,もっと早くできなかったのか。何もないやつをいつまでも置いといて,これ皆,何も入ってなくても,建物が建ってますと駐車ができません。これはなぜこんなに遅くなってきたのか,もっと早くやはり駐車場足らないとこでございますので,早期にできなかったか,今の2点をちょっとお尋ねをいたします。


○議長(市川義?君)  総務部参事。


○総務部参事(武野重之君)  それでは,再度の御質問に,お答え申し上げます。


 まず,西玄関の供用開始でございますけど,これにつきましては,この新庁舎の本体工事というのは,先月の8月の中ごろまでの工事でございまして,それ以降,完了後,完了検査等行いまして,それから供用開始ということになりますので,たまたまきのう開始になったということでございます。


 よろしく御理解願います。


 それで,まず,旧別館第2の跡地駐車場等が遅いのと,それから旧別館第4,第5等も遅い理由等でございますけども,旧別館第2跡地には,先ほど部長も申し上げましたように立体駐車場等――当初は立体駐車場の第2期分を建設する予定でございまして,立体駐車場につきましては,第1期分建設時にコスト面で有利な建築基準法の認定品を採用してございます。


 そのようなことから,第2期分につきましても,建設業者等が限られる旨の御説明を当初させていただいております。そのために,新庁舎建設工事とは切り離しまして,別途発注する予定でございました。


 発注時期につきましては,経費縮減を図るために,旧別館第2の解体工事を新庁舎建設工事に含んで発注いたしました。そのため,解体工事が完了し,新庁舎建設工事がすべて終了後に旧別館第2跡地の駐車場整備工事の着工を予定しております。


 しかしながら,立体駐車場第2期分につきましては,建築基準法の認定品を採用したことによりまして,車両の重量,市民会館催し時の大型バス,それから立体駐車場の出入り口の混雑等で2期分につきましては中止することとしまして,平面駐車場とする旨を決定いたしまして,ことしの1月,各派代表者会議で御報告をさせていただいたところでございます。


 立体駐車場の第1期分工事発注時期からの全体計画でも,旧別館第2跡地の駐車場整備につきましては,新庁舎建設工事の完成時期とあわせまして,着工する予定でございます。


 今後,道路の工事が完了後,駐車場整備工事に着手しまして,ことしじゅうには旧別館第2跡地の駐車場整備は完成する予定でございます。


 また,旧別館第3周辺の整備等で別館第3,第4,第5の解体も,この旧別館第3の改修工事とあわせまして,その周辺の第4,第5解体した後,駐車場整備をしておりますので,それも同じようにおくれたものでございます。


 いずれにしましても,別館第2の跡地,また,旧別館第3の改修,周辺の整備等につきましては,ことしじゅうには完成する予定で今現在進めております。


 以上でございます。


 よろしくお願いいたします。


○議長(市川義?君)  佐久間浩治議員。


○25番(佐久間浩治君)  何か今,答弁の中で,私が前々から言ってました第2期立体駐車場を説明していただきました。これはもう済んでおることで,この問題とはもうまるっきり別でございます。私が今聞きたかったのは,ロープが張られてる,駐車場として,これが使えないのかということです。きちっとしなきゃだめなのか,今現在,ロープを外したら,あの状態で市民の皆さんは車が置けるわけです。それをなぜ,あのようにしているのかというのを私は尋ねたわけです。きちっとできるの待てよと。今工事がかかるからだめだよと言うならわかりますよ。ロープを張られてから,どんだけなりますか,あれは。


 これが,私は言うのは,市の財産というのは,すべて市民の財産であることを忘れてはなりません。市民にいかにサービスができるか,空き地であろうが,市の庁舎へ見えた方が,車をどこへとめようかな,西側にも草むらの駐車場があるじゃないですか。それから,第3,第4も早く壊して,できるとこからやっていくということを考えてもらわないと,今現在とめれるわけですよ,あれロープがなければ。そのことを御返事いただきたい。今現在の状態でロープを外して使わすわけにいかないのかということでございます。


 もう一度答弁をお願いします。


○議長(市川義?君)  総務部長。


○総務部長(宮? 守君)  現在,解体後のままで放置をされておりますんですが,あそこにつきましては,解体の関係で,相当深く掘り下げております。そういう状況で,先般もちょっとその辺,状況を見に行ったんですが,やはり天候によりましては,あそこを駐車場に使うには非常に危険がございまして,スリップしてしまうということもございます。これが数カ所ございます。そういう関係で,今のあの現状では利用するのはちょっと無理かなというふうに思っております。


 今度,新庁舎の竣工式にあわせまして,あそこについては駐車場に使う予定もしておりますので,それまでには何らかの少し整備をしながら,利用もできるようにしたいと思っておりますし,また,それとあわせて,先ほど言いましたように,実際の工事にもかかっていく予定でございますので,実際,市民の方が,そのままで利用できるような状態にあるかどうか,ちょっとその辺につきましては,今後の計画によって変わってくるところだと,こういうふうに考えておりますので,よろしくお願い申し上げます。


○議長(市川義?君)  佐久間浩治議員。


○25番(佐久間浩治君)  第2分館の跡地は危険だからロープを張っていくということでございますね。私ならば,へっ混んだ部分へ土を少し流して使うんじゃないかというふうに考えますが,ありがとうございました,どうも。


 終わりです。


○議長(市川義?君)  これにて,佐久間浩治員の質問を終了いたします。


 これにて,一般質問を終結いたします。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(市川義?君)  以上で,本日の日程は終了いたしました。


 あす13日は休会といたします。


 来る14日は本会議を開き,提出議案に対する質疑及び各議案の委員会付託を行います。


 本日はこれにて散会いたします。


 御苦労さまでございました。


            午 後  4 時 33 分 散 会


         ――――――――――――――――――――――――