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三重県 鈴鹿市

平成17年 9月定例会(第2日 9月 7日)




平成17年 9月定例会(第2日 9月 7日)





           鈴鹿市議会定例会会議録(第2日)


 平成17年9月7日鈴鹿市議会議場において鈴鹿市議会定例会を開く。


 
1出席議員


     1 番   杉 本 信 之      2 番   市 川 哲 夫


     3 番   今 井 俊 郎      4 番   大 杉 吉 包


     5 番   南 条 雄 士      6 番   後 藤 光 雄


     7 番   森 田 治 已      8 番   矢 野 仁 志


     9 番   青 木 啓 文     10 番   野 間 芳 実


    11 番   伊 藤 寿 一     12 番   高 橋   亨


    13 番   森   しず子     14 番   彦 坂 公 之


    15 番   小 島 巧 也     16 番   板 倉   操


    17 番   南 条 和 治     18 番   佐 藤 邦 正


    19 番   原 田 勝 二     20 番   佐久間 浩 治


    21 番   大 谷   徹     22 番   山 本   孝


    23 番   平 田 雄之助     24 番   森   義 明


    25 番   市 川 義 ?     26 番   大 西 克 美


    27 番   儀 賀 久 明     28 番   中 村   浩


    29 番   竹 口 眞 睦     31 番   森 川 ヤスエ


    32 番   石 田 秀 三


1欠席議員


    な  し


1議案説明員の職氏名


    市長         川 岸 光 男


    助役         一 見 奉 雄


    収入役        松 原 俊 夫


    水道事業管理者    倉 田 勝 良


    教育長        水 井 健 次


    消防長        長 澤 康 博


    企画財務部長     古 川   登


    総務部長       有 安 政 章


    生活安全部長     伊 藤 輝 義


    文化振興部長     宮 ?   守


    環境部長       中 村   功


    保健福祉部長     水 野   尚


    産業振興部長     熊 沢 逸 雄


    土木部長       大 井 明 人


    都市整備部長     山 ?   昭


    教育次長       矢 田 憲 二


    都市整備部次長    佐 藤 邦 孝


    総務部参事      高 井 秀 基


    総務部参事      武 野 重 之


    生活安全部参事    杉 野 正 隆


    環境部参事      樋 口 博 幸


    産業振興部参事    渥 美 圭 吾


    総務課長       村 林 義 人


1議会書記


    事務局長   池 中   敏        議事課長  今 田 行 隆


         ――――――――――――――――――――――――


1会議の事件


 日程第 1          一般質問


         ――――――――――――――――――――――――


            午 前 10 時 01 分 開 議


○議長(山本 孝君)  皆さん,おはようございます。


 きょうは本会議2日目でございます。


 よろしくお願いいたします。


 ただいまの出席議員は31名で,定足数に達しておりますので,議会は成立いたしました。


 これより本日の会議を開きます。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(山本 孝君)  本日の議事日程及び議案説明員の職氏名はお手元に配付いたしておりますので,よろしくお願いします。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(山本 孝君)  これより,日程第1 一般質問を行います。


 一般質問の通告者は16名でございます。


 伊藤寿一議員から通告順序に従い,順次,質問を許します。


 伊藤寿一議員。


              〔11番 伊藤寿一君登壇〕


○11番(伊藤寿一君)  おはようございます。


 昨夜来の大型台風14号で大変な被害に遭われたところもあるようでございます。当市はどんな状況か,本当に気になるところでございます。そして,九州方面で大変な被害に遭われた皆さん方には,心からお見舞いを申し上げたいと思います。


 9月議会トップで質問をさせていただきます。今回は,アスベスト被害防止対策についての1点のみの質問とさせていただきます。いささか重い内容ではございますが,命にかかわる重要な内容でございますので,市民が安心できる御答弁をよろしくお願いいたします。


 本年6月,大手機械メーカーでアスベスト被害と見られる死者が多数に上っていることが発覚して以来,マスコミで大きく取り上げられ,アスベストに対する不安が全国的に広がっております。アスベストとはどんなものかは,報道で十分御承知のこととは思いますが,石綿と呼ばれて,その繊維が極めて細いため,飛散すると人が吸入してしまい,悪性中皮腫の原因になるとされ,肺がんを起こす可能性があることが知られています。また,その健康被害は,アスベストを吸入してから長い年月を経てから出てくるという厄介な代物であります。中皮腫の場合は,平均35年前後という長い潜伏期間の後,発病することが多いといいます。現在,国の方で対策等が考えられ,県を通じて何らかの通達等が来ていることと推察いたします。


 国・県の対策を基本とすることは当然でございますが,鈴鹿市として市民の皆様に,いち早く当市の情報を提供し,アスベストに関した,さまざまな不安を解消するための早急な措置を講ずることが非常に重要かと思います。


 そこで,4点ほどお伺いいたします。


 まず,1点目は,当市内においてアスベストを使用していたり,取り扱ったりしている企業はないか,一般公共施設や保育園,幼稚園,小・中学校等々,また,民間の工場,事務所,倉庫,店舗や個人の住宅等々ではどうか,市民に被害はないかなど,範囲の大小にかかわらず,詳しい実態調査をする必要があるのではないか。


 2点目は,全国に広がっている不安は,当市においても同様であろうかと思います。例えば,気になる症状がある,どの程度吸い込むと発病するのか,我が家は大丈夫か,以前,アスベスト関連の仕事をしていた等々,さまざまな不安を行政の各部署に市民からの問い合わせが予想されますので,「アスベスト関連市民相談窓口」というようなものを早期に設置すべきだと思いますが,お考えはいかがでしょうか。


 3点目は,恐らく相談も幾つかあり,該当するような公共施設や民間施設も幾つかあって当然だろうと思いますので,当市におけるアスベスト被害を少しでも小さくできるよう,また,事前に食いとめられるよう,アスベスト対策本部なるものを設置すべきだと考えますが,いかがでしょうか。一口にアスベスト対策といっても,施設の種類や使用者,内容によって行政側の対応部署がまちまちのようでありますので,横のつながりを綿密にして,素早く連携できる,総合的な対策本部が必要だと思いますが,どうでしょうか。


 4点目は,今まで申し上げました実態調査の結果やら注意点,相談要領等々,当市におけるアスベストに関するいろいろな情報を素早く,的確に公開し,市民の不安を解消することだと思います。今回のアスベストについては,私たち一般の者では,どれがアスベストで,何にアスベストが含まれているのか,どこに使われているのか,どうすれば被害に遭わなくて済むのか,皆目わからない部分でありますので,専門家の助言がどうしても必要であります。


 よって,今申し上げた4項目は,市民周知の最低項目と考えますので,よろしく御答弁をお願いいたします。


 以上で,1回目の質問を終わります。


○議長(山本 孝君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  おはようございます。


 それでは,伊藤議員の御質問に御答弁を申し上げます。


 アスベスト被害防止対策についてでございますが,現在,アスベスト被害は,アスベスト関連工場で働いていた方々や,周辺地域住民の健康被害等が連日報道され,大きな社会問題となっております。


 調査の結果,本市におきましては,現在,アスベストを使用,保管している工場は確認されておりません。また,幸いにも,現段階では,アスベストによる労務災害と認定された事案は確認をされておりません。


 しかしながら,1970年代後半から1980年代にかけて輸入されましたアスベストの多くは,これまで建材として建築物に使用されていますために,本市といたしましても,市民の方々の不安を解消するため,迅速に的確な対応を行っていきたいと考えておりますので,御理解賜りますようにお願いをしたいと思います。


 なお,詳細につきましては,総務部長,都市整備部長及び環境部長並びに教育長より答弁をいたさせます。よろしくお願いをいたします。


 私からは以上でございます。


○議長(山本 孝君)  総務部長。


              〔総務部長 有安政章君登壇〕


○総務部長(有安政章君)  それでは,私からは伊藤寿一議員の御質問のうち,学校施設を除く公共施設への対応につきまして,御答弁申し上げます。


 石綿――いわゆるアスベストは,議員の皆様方も御承知のとおり,近年になって,アスベスト繊維を大量に吸った場合に人体に悪影響を与えることが判明し,世界的に使用が削減,禁止される方向にございます。また,WHOの附属機関でありますIARC――国際がん研究機関では,化学物質の発がん性について五つのグループに分類しており,その中で,アスベストは,たばこ,ダイオキシンなどと同じ発がん性が一番高いグループ1に分類され,じん肺・肺がんのほか,悪性中皮腫の原因になるとされております。


 日本では,昭和50年に,吹きつけアスベストの使用が禁止され,平成16年までにアスベストを1%以上含む製品の製造が禁止されました。また,平成17年には,国において取り扱い作業者,解体現場労働者の健康障害防止対策の充実を図るため,吹きつけ作業の禁止,換気機,除じん機,集じん機の整備などを規定した石綿障害予防規則が施行されております。


 また,大気汚染防止法でも,アスベストは特定粉じんとされ,工場及び事業所の敷地境界線における大気中の基準濃度,及び解体・改造・補修等の作業における集じん等の作業基準が規制強化され,廃棄物処理法では,飛散性のある廃棄物の処分は,一般の産業廃棄物よりも,事細かな処理規定のある特別管理産業廃棄物と指定されております。


 アスベストは,蛇紋岩や角閃石が繊維状に変形した天然の鉱物で,その繊維の細さは,ほぼ髪の毛の5,000分の1程度の細さであり,また,耐久性,耐熱性,耐薬品性,電気絶縁性などの特性にすぐれ,安価であるため,建設資材,電気製品,自動車部品,家庭用品など,さまざまな用途に使われてきました。


 また,アスベストを含む製品は,飛散性のある製品と飛散性のない製品がございます。


 飛散性のある製品といたしましては,現在,マスコミ等でも問題になっております,アスベストそのものを吹きつける製品とアスベストを含む製品とがございまして,これらは粉じん等により,健康被害のおそれがあるものとして,国土交通省,総務省,文部科学省,厚生労働省などによる使用実態等についての調査結果が,年度内に各省庁より公表される予定でございます。また,その対策につきましても,さらに,具体的に示されるものと思われます。


 また,飛散性のない製品といたしましては,建築用の屋根材,外装材,内装材などアスベストが含まれてる製品で,これらは通常の状態では,アスベストはほとんど飛散しないと言われております。


 昭和62年のアスベスト調査におきましては,幸いにも,本市はアスベストそのものを吹きつけた,いわゆる吹きつけアスベストは使用しておりませんでした。しかし,石綿障害予防規則におきまして規制が一段と強化されたことにより,その対応につきましては,全庁的に取り組みを行い,「アスベストを含むと疑いのある吹きつけ」と,「吹きつけ以外のアスベストを含むと疑いのある建築資材」とに分類し,再度,調査をしました結果,アスベストを含むと疑いのある吹きつけにつきましては,調査済み施設数185施設のうち,アスベストの使用の可能性がある施設は33施設で,使用場所などは重複いたしますが,鉄骨構造建物で,耐火被覆として天井裏で隠ぺいして使用されていた施設が2施設,同じく鉄骨構造建物で,さくなどに耐火被覆として露出して使用されていた施設が5施設,空調機などの機械室の吸音材として使われていた施設が20施設,一般諸室などで断熱材,防露材――防露材といいますと,露を防ぐという意味でございますが――防露材などとして使用されていた施設が8施設となっております。


 以上,再調査の結果を踏まえまして,アスベストが含まれているかどうか,専門機関に分析を依頼する必要があり,現在,その発注を進めているところでございます。


 また,その分析結果によりまして,また,施設によりましては,アスベスト対策として撤去,囲い込みなどの適切な対策を早急に行う考えでございます。


 なお,さきに申し上げました飛散性のない製品――いわゆる吹きつけ以外のアスベストを含む疑いのある建築資材につきましては,ほとんどすべての施設で使用されておりました。


 しかしながら,これらの建築資材につきましては,日常生活に影響はなく,解体時に飛散防止の処置をすることが肝要で,今後,国及び県の指針等により,適切な対処をしなければならないと考えておりますので,御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  都市整備部長。


             〔都市整備部長 山? 昭君登壇〕


○都市整備部長(山? 昭君)  私からは,民間建築物を対象としましたアスベストの実態調査について,御答弁を申し上げます。


 本年の7月14日と8月18日付で,三重県を通じまして,国土交通省から民間建築物における吹きつけアスベスト等の状況に関する調査と,調査結果により,必要に応じて建築物の所有者等への指導の依頼がございました。これを受けまして,本市では,三重県や県内の他の特定行政庁と,調査方法について協議と調整を行いました上で,現在,民間建築物の状況調査を実施いたしております。


 調査の対象となっています建築物は,昭和31年ごろから平成元年までに建築されました民間の建築物のうち,室内,または屋外に露出してアスベスト等の吹きつけがなされている,延べ面積がおおむね1,000平方メートル以上の大規模な建築物でございます。


 国の調査では,対象となるアスベスト等とは,アスベストそのものを吹きつけしたものと,アスベストが含まれる疑いのあるロックウール――岩綿と言われるものでございますが――これを吹きつけしたものとしておりますが,本県内におきましては,県の指導によりまして,バーミキュライト――ひる石を吹きつけたものも調査の対象とすることといたしておりますので,あわせて調査を行っております。


 調査方法といたしましては,建築確認,受付台帳などをもとにしまして,面積要件から対象となる建築物を把握し,建物の所有者や管理者に聞き取りを行い,アスベスト等が吹きつけられているか否かの確認を行っております。


 その結果,アスベスト等が建築物に使用されており,飛散するおそれがあるような状況の場合には,所有者等に対して,当該部分に損傷を与えたり,不用意な除却等を行わないように指示するとともに,適切な除却や囲い込み等の対策を行うように指導をいたしております。


 また,アスベスト等が使用されている建築物の解体を行おうとする際には,知事への届け出が必要であるとの周知や,労働安全衛生法や廃棄物処理法などの関係法令を遵守し,万全な飛散防止対策を立てた上で工事に臨むようにも指導をいたしております。


 なお,現場で施工されていましても,設計図書などからアスベストか否か,アスベストを含んでいるか否かが確定できないなどの場合につきましては,分析検査をしないと判断できないことから,アスベストの分析機関を紹介し,分析等を依頼するように呼びかけてもおります。


 今,行っています,これらの調査及び指導の結果につきましては,本年の10月14日までに,三重県を通じて国に報告することとなっております。8月末の時点で,約100件の調査を終えておりますが,アスベスト等が使用されていないものがほとんどでございます。少数例といたしまして,事業所の倉庫などで,アスベスト等の露出しているものが見受けられましたので,飛散防止の対策をとるように指導をしてきております。


 調査の対象となります建築物は,かなりの数に上ると推測をいたしております。その把握等調査には,かなりの時間と労力を要するものと思われますが,所有者や市民の不安を解消するために,引き続き調査と所有者等への指導を精力的に続けてまいりたいと考えております。


 また,今回,大きな健康被害等の問題が出てきましたことから,法改正などの新たな動きもあろうかと存じますので,情報の収集に努めまして,本市としましても,迅速な対応がとれるように,今後もいたしてまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りますようお願いを申し上げます。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  環境部長。


              〔環境部長 中村 功君登壇〕


○環境部長(中村 功君)  私からは,市民の皆様に対します,一般的な対応とアスベスト対策本部の設置,情報の公開及び健康相談につきまして,御答弁を申し上げます。


 市内の工場や事業所におけます製品としてのアスベスト使用,保管調査といたしまして,去る7月8日に,アスベストを使用した製品を過去に出荷をしておりました工場や事業所に,三重県環境森林部鈴鹿環境グループとともに立入検査を行いました。


 検査の結果,鈴鹿市内の工場や事業所では,現在,アスベストを使用,保管している工場はなく,健康被害の報告も受けていないことを確認いたしました。


 なお,この立入調査の結果は,さきに三重県より事業者名簿が公表されております。


 さらに,三重県に特定粉じん排出等作業実施届出書が提出されています解体工事現場におきましても立入検査を行いましたが,適正に作業が行われていることを確認させていただきました。


 続きまして,アスベスト対策本部の設置についてでございますが,三役及び全部局長をもって組織をいたしております政策幹部会議や,部長連絡会議におきまして協議を行っているところであり,今後も引き続き政策幹部会議等を活用して,適切な対応を図ってまいりたいと存じます。


 続きまして,相談窓口や情報の公開についてでございますが,市民の皆様からのお問い合わせは,環境部環境政策課を窓口として行っているところでございます。しかしながら,お問い合わせの相談の内容が多岐にわたり,かつ専門的になる場合が多く,正確な情報の伝達や適正な対応をさせていただくためにも,それぞれの関係部署におきまして,意思疎通や情報の共有化の強化を図り,対応を強化してまいります。さらには,必要に応じ,新しい情報は,市広報やホームページ等でお知らせできるよう努めてまいりたいと存じます。


 また,アスベスト関連の健康上の御相談につきましては,三重労働局所管の三重産業保健推進センターや,県,県民局保健福祉部に相談窓口が設置されているところであり,本市保健センターにおきましては,これらの窓口と連携を密にし,対応を図ってまいりますので,御理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。


○議長(山本 孝君)  教育長。


              〔教育長 水井健次君登壇〕


○教育長(水井健次君)  私からは,伊藤議員の御質問のうち,学校施設の調査結果と今後の対策方針について,御答弁申し上げます。


 全国で健康被害が相次ぎ,大きな社会問題となっております,アスベストの市内小・中学校,幼稚園の各施設における使用状況でございますが,昭和62年,当時の文部省が実施しました吹きつけアスベスト使用調査におきましては,昭和51年度以前に建設した学校施設の普通教室,特別教室及び屋内運動場の調査を行っておりますが,本市としては,当時の調査対象範囲,項目としての吹きつけアスベストは該当がありませんでしたので,そのように報告いたしております。


 しかしながら,昨今,事業所等でのアスベスト被害が社会問題化していることにかんがみ,子供たちの安全対策に万全を期するため,平成17年8月1日付で,文部科学省より学校施設等における吹きつけアスベスト等,使用実態調査の依頼がありました。


 調査内容につきましては,前回よりも範囲・項目が拡大され,平成8年度以前に竣工した学校施設すべてを対象としております。その調査項目は,吹きつけアスベスト,吹きつけロックウール,吹きつけひる石が使用されているかどうか,また,折板裏打ち石綿断熱材が鉄骨折板屋根の断熱等に使用されているかどうかの2点で,これらが使用されている場合,それぞれ適切な措置がなされているかどうか,さらに,飛散のおそれがあるかないかでございます。この調査依頼を受け,市内の小・中学校,幼稚園の63施設につきまして,8月8日より調査を行いました結果,耐火被覆材,断熱材としまして,アスベストを含むと疑いのある吹きつけが,小学校では教室や廊下の天井,空調機械室,浄化槽機械室で18校に使用されておりました。


 また,中学校では,教室や廊下の天井,浄化槽機械室で5校に使用されておりました。


 これらの中で,教室や廊下の天井は,化粧材としてひる石を電着させて固めた状態であり,飛散するような状況にはございませんでした。また,空調機械室,浄化槽機械室には,防音,断熱に対応するためにアスベストを含むと疑いのある吹きつけが使用されていましたが,直ちに飛散するおそれもなく,厳重に施錠されており,児童・生徒が立ち入ることのない状況であります。


 いずれにいたしましても,今回の調査は,まずはアスベストを含有すると疑われる箇所を特定した段階であり,現在,これらの場所からサンプルを採取し,専門の分析機関へ検査依頼をいたしているところであります。


 現在,アスベスト含有調査が分析機関に集中しておりまして,検査結果がまとまるまでに,約2カ月ほどかかる見込みでございますので,その間における安全対策については,該当する学校と連携をとりながら,十分配慮いたす所存でございます。


 なお,分析の結果,万一アスベストを含有していることが判明した場合には,その使用場所に応じて封じ込めや囲い込み,あるいは,撤去等の方法により,飛散防止対策工事を行い,児童・生徒や学校関係者が,安全で安心できる学校環境の整備に努めてまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りますようお願い申し上げます。


○議長(山本 孝君)  伊藤寿一議員。


○11番(伊藤寿一君)  ありがとうございます。一連答えていただきましたんですが,先ほどの中に,当市では,現在,アスベストの使用,保管をしている工場は確認されていませんとのことですが,現在でしょうけども,一部の新聞で,過去に鈴鹿で,若干,酢の会社があったということが報道されておりましたですが,そこはどんな状況だったのか,少し教えていただきたいと思います。


 それから,調査結果につきまして,一般公共施設185施設,そのうち使用されていたのは33施設,それから小・中学校,幼稚園63施設の中で合計23校というか,23施設あったと。それから民間施設では100件中,ほとんど使われていないというような御答弁でしたですが,それぞれの部署においての調査方法というのを少し,どんな形で調査をされたのかというのを教えていただきたいと思います。


 それから,もう一つ,少数例として,事業所の倉庫などでアスベスト等が露出していたとのことですが,今の段階で,そういうところは何件ぐらいありましたですか,教えていただきたいと思います。


 それから次に,民間の建築物については,使用されている素材がアスベストか否か,それからアスベストを含んでいるのかいないのか,確定できない場合は,市が分析機関を通じて,紹介して,みずからで分析するように呼びかけていると,そういうことでしたですが,何件そういう分析を,今,依頼をしているかというのを教えていただきたいと思います。


 それと,その分析は,一素材当たり6万円とか,7万円とかという金額らしいんですが,一建築物についても,その疑わしき素材が幾つかあると思うんです。だから件数にしたら相当の件数――一つの,例えば企業なり,個人なりにしても,幾つかの物件があると思います。それをそういう分析機関に,例えば,依頼しますとなりますと,1件――その1件につき6万円,7万円かかる。企業でありますれば,経費で落とせるとかいうことで,ある程度はできるんかなというふうに思いますが,例えば個人とか,そういうところでは,相当の負担になるんではないかと。先ほど分析機関を紹介してという話がありまして,自分でやってくださいという,そういう御答弁でありましたですが,そういうことから考えますと,大変だというふうに私は思います。ですから,そこで金銭の補助とまではいかないかもしれませんが,相当の件数がありますので,そういう何らかの助成措置というか,そういうもんが必要ではないかなというふうに私は思います。もちろん,県とか国,当然,それは働きかけていってほしいとは思いますが,分析方法についての――そういう助成なんかは,今,現在で考えられることはないかどうかお伺いをいたします。


 人体に害のあるアスベストの使用については,耐火構造上,県・国,その消防の指導の関係で,やむなくそれを施工した――もちろん安いという先ほどの御答弁でありましたが――そういうようなことで,それを使用したという経過があると思うんですが,それを責任という言葉を使ったら,もうちょっとあれなんですが,そういう面で,そういう使いたいと思ってないのに使わされたという,そういうところがある部分で,何かその辺の点について,何かお答えいただけるものがありましたら,御答弁をいただきたいと思います。


○議長(山本 孝君)  総務部長。


○総務部長(有安政章君)  それでは,2回目の御質問に御答弁をさせていただきたいと存じます。


 私からは,学校施設を含みます公共施設の調査方法につきまして,御答弁を申し上げます。


 調査方法についてでございますけども,8月に入りまして,各省庁より示されました調査の指針等に基づきまして行ったものでございます。


 その方法といたしましては,施設を統括する部署の担当職員,あるいは,その施設に勤務する職員,また,管財営繕課の担当職員によりまして,目視による現場確認や設計図書での確認により,どの箇所に使用されているかなどの調査を行ったものでございます。


 なお,先ほども1回目の御答弁で申し上げましたとおり,目視なり,設計図書で確認をさせていただいておるわけでございますけども,これらの先ほど申し上げた施設につきましては,この設計図書等でアスベストが含まれているかどうかを確認できませんので,分析機関へ出しまして,確定をして,その対策を講じていきたいという考え方でございますので,どうかよろしくお願い申し上げます。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  都市整備部長。


○都市整備部長(山? 昭君)  2回目の御質問のうち,民間建築物の調査方法等につきまして,お答えを申し上げます。


 先ほども御答弁を申し上げましたように,今回,国の方針のもとで行っております調査の対象は,1,000平方メートル以上の大きな建築物でございます。このような建築物を幾つか所有されています比較的に規模の大きい事業所などの場合には,建築物や設備の管理部門や担当者が置かれていることがございますので,このような場合には,県が作成をいたしました調査票を送付させていただき,アスベスト等の使用状況等を調査票に記入し,報告をいただくようにいたしております。


 一方,管理者の――管理の担当者等が配置されていない場合につきましては,職員が所有者や事業所などに赴きまして,所有者などからの聞き取りを行わせていただいたり,設計図,設計図書,これらの閲覧をしたりしまして,アスベスト等の使用の有無を確認いたしております。


 そして,このような作業を行いましても,なお判然としないケースが出てまいりましたときには,建物そのもの等を見せてもらったりもしております。


 次に,件数についてでございますが,これまでの調査で,アスベスト等と思われるものが露出して吹きつけられていました件数は10件でございます。この10件につきましては,すべて分析調査等を行っていただくよう指導をいたしてございます。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  環境部長。


○環境部長(中村 功君)  伊藤議員の再度の御質問に,御答弁申し上げます。


 まず,新聞報道されました鈴鹿市内の工場の状況についてでございますが,先ほども御答弁させていただきましたが,新聞報道されましたアスベスト発生施設を設置いたしておりました鈴鹿市内の工場につきましては,既に三重県と合同で立入検査を実施いたしております。立入調査の結果,市内の工場におきましては,平成16年9月までに,アスベストの使用を廃止いたしており,現在は,アスベストの使用や保管を行っている工場はありませんでした。


 また,この工場の敷地境界におけますアスベストの測定結果も,大気汚染防止法の基準を超えるアスベストは検出をされませんでした。さらに,健康被害の報告も受けていないことを確認いたしております。


 続きまして,個人の建築物の分析に関して,経済的支援は考えられないのかという御質問でございますが,個人の住宅等のアスベスト対策に係る費用への補助金などの経済的支援や,その他の支援につきましては,現在調整中の国や県の対策内容が明らかとなりました時点で,それらとの整合性を図りながら,状況に応じて検討をしていく必要があるものと考えておりますので,御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。


○議長(山本 孝君)  教育長。


○教育長(水井健次君)  アスベストの露出していたところについて,教育委員会関係のものについてお答えします。


 ロックウールのということで,ロックウールの露出については,小・中で17カ所,それから,ひる石が露出しているものが5カ所,以上でございますが,これらについては,すべて現在分析結果を待っております。


○議長(山本 孝君)  伊藤寿一議員。


○11番(伊藤寿一君)  ありがとうございます。


 私たち公明党会派も,実は小・中学校数校と,それから市民会館,文化会館,そして事業管理の事務所ですか――あちらの方へもいろいろ行って,屋根裏も見て,いろいろ調査をさせていただきました。確かに,調査させていただきましても,もちろん丸きり素人ですのでわかりませんですけれども,1カ所市民会館の天井裏ですね,もう全面にそのような吹きつけ部分がありましたですが,その辺はもうつかんでおられるとは思いますが,確かに現時点で,そんなに内容的に深く入り切れない部分が,今回はまだあろうかなというふうなことを思っております。だけど,これから中皮腫患者とか,それから,そういう方たちの実態調査とか,そういうのもあればやっていくことも含めて,市としての本当に細かな,国・県でできない部分の細かいところをちょっと調査をしていただいて,それなりの,市なりの対策をしっかり,また,考えていただきたいというふうに思います。


 このことをちょっと要望させていただきまして,質問を終わらせていただきたいと思います。


○議長(山本 孝君)  この際,暫時休憩いたします。


 再開は10時50分といたします。


            午 前 10 時 39 分 休 憩


         ――――――――――――――――――――――――


            午 前 10 時 51 分 再 開


○議長(山本 孝君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 日程により議事を継続いたします。


 原田勝二議員。


              〔19番 原田勝二君登壇〕


○19番(原田勝二君)  皆さん,おはようございます。


 議席19番,すずか倶楽部の原田勝二でございます。


 通告に従いまして,大きく3点ほど質問いたしますので,よろしくお願いいたします。


 まず,1番目でございますが,善良な市民の平穏な生活環境を守るまちづくりのために,深夜花火の禁止に関する条例の制定について,そのようなお考えがないかというようなことをお尋ねいたします。


 条例の表現いろいろございますが,そのキーワードといたしまして,公共の場所とはということで,海岸,公園,広場,道路,河川,その他公共の用に供する場所。深夜とは,午後10時から午前6時までの時間,火薬とは,火薬取締法の――これは昭和25年,法律第149号第2項第2号に規定する玩具煙火,または行事などに用いられる煙火の爆発または燃焼をいうということが挙げられます。


 罰則等につきましては,明石市――他市の例ですけども,10万円の罰金が定められているところもございます。


 いずれにいたしましても,花火といいますと,私たちの心をいやしてくれるすばらしいものですね。夜空を彩って,非常にいいものでございますが,深夜ということになりますと,これは大変はた迷惑でございまして,こういった常識が通用しない世の中であって,よいはずがございません。これは,うっかりして花火を上げたというふうなことはございません。よう知っとってやるわけですな。故意にやるわけで,これで市民の平穏な生活を脅かす方々に,やっぱり厳しく臨むということも大変必要ではないか。善良な市民の平穏な生活を守るために,こういった方々を厳しくしつけていくというための深夜の花火の禁止条例についてどうかということを御質問いたします。


 2番目は,外国人対策総合室――これは私が勝手につくった名前ですが――の設置についてお尋ねいたしたいと思います。


 皆様御承知のとおり,増加の一途をたどる外国人の方々は,鈴鹿市の市民として夢や生きがいを持って暮らせるように,こういった方々の不安を取り除くために,集中した総合対策室があっていいのではないか,必要ではないかというふうなことで御質問するわけでございます。


 私は,平成11年以降の過去の議事録,これを鈴鹿市の議会のホームページで見させていただきました。172,外国人という言葉が載っておりました。そして,以下に申し上げるような問題点が,実は当市に対して答弁をいただきたいということで列挙されておりました。


 まず,人権問題,それから居住問題,それから生活相談の問題,それから保護家庭の問題,国民保険の問題,登録業務の問題,それから災害弱者問題,交通事故,それから子育て支援,義務教育の問題,労働者の受け入れ,それから民間団体支援の関係,それからごみ処理など啓発的な問題がございました。


 こういった問題はあちらこちらでお聞きするより,一括に受理して,そういった窓口を設けて処理することによって,外国人の皆様方が,ここに行けばいいのかなというふうなことを周知徹底すれば,非常に安心して,私たちとともに,鈴鹿市のよいまちづくりをしていただけるのではないかなというふうなことを考え,こういった質問をするわけでございます。幸い,新庁舎が建設されまして,ほとんど鈴鹿市から見える場所といいますか,見える大きな鈴鹿のシンボルとしての建物が,実は竣工するわけでございまして,そこに行けばいいということのために,そういった窓口をしていただければいいなと。


 これ,皆様御承知だと思いますが,ちなみに鈴鹿市の人口の推移でございますけど,平成7年7月末で,総人口は18万1,535人,うち外国人の登録者数が2,584人,比率にいたしますと約1.4%でしたが,10年後の平成17年7月末は,総人口19万9,013人に対して,外国人の登録は8,841人ということで,比率は約4.4%と大きく増加いたしておりました。さらに,先月――8月末の登録数は8,929人でございます。こういった数字は,三重県下の外国人登録の2割を実は占めていると。こういった大変鈴鹿市は特性がございまして,こういった特性につきまして,市当局としては,やっぱりしっかりした対応を今から準備しておいた方がいいのかなということを思いまして,この質問をいたします。


 大きく3番目は,新庁舎移転に伴う残務処理と言っていいのかどうかわかりませんが,そういったことについて,このたびの本会議の議案上程分として,備品等の購入の金額が2億3,170万3,500円備品を購入するとなっております。この件について,私はどうだということを申し上げるわけじゃございません。現在,旧庁舎となろうとしております,この関係の備品について,どんな処理をしていくのかなということをお聞きいたしたいと思います。


 そして,さらに現在,いろいろ分館がございますね。そういった分館を今後どのように処理していくのかなということを,重ねてお尋ねをいたします。


 皆様も御承知のとおりに,ノーベル平和賞受賞者で,ケニアの環境副大臣をされておりますワンガリ・マータイさんという方がおみえになるそうでございますが,この方がかつて国連の会議の場で,日本語の「もったいない」という,環境保護の「もったいない」という言葉を環境保護の合い言葉として紹介されたようでございます。この日の演説では,もったいないというのは,消費削減――リデュースというんですか,それから再使用――リユース,それから資源の再使用――リサイクル,それから修理――リペア,この四つのRをあらわしていると。このもったいないという言葉は,そういうことをあらわしておるというふうなことでの解説をされたそうでございます。


 私ども鈴鹿市も,旧庁舎となる,そこにある備品等につきましては,このような四つのRの観点から処理されると私は思いますが,具体的にどのように処理をされていくのかというふうなことをお聞きしたいと思います。


 以上で,壇上からの質問は終わりますが,いずれにいたしましても,身近な問題でございますので,その対策,対応につきましては,積極的な御答弁を望みますので,どうぞよろしくお願いをいたします。


○議長(山本 孝君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,原田議員の御質問に御答弁を申し上げます。


 まず,2番目の外国人対策総合室の設置についてでございますが,平成2年の出入国管理及び難民認定法が改正,施行されたことによりまして,在留資格が拡充をされ,日系二世,三世の方々の就労と定住が認められるようになりました。これを契機に,ブラジルを初め,中南米諸国からの多くの日系人が労働者として日本に来られるようになりました。


 先ほども御質問ございましたように,本市におきましても,平成2年3月末時点で1,183人でありました外国人登録者は,本年7月末時点には8,841人となり,在住外国人の方が,総人口に占める割合は4.44%となっております。中でも,ブラジル国籍者が4,588人,ペルー国籍者が1,476人など,中南米諸国の方々が全体の約7割を占めております。


 在住外国人の急激な増加,言葉や生活習慣の違いなどから生じるトラブルを未然に防ぐため,在住外国人の方々に対しまして,各種行政手続やごみの分別方法など,鈴鹿市民としての生活をしていく上で,必要なルールやマナーについては,総合的に行政案内を行うことは,地域住民とのよりよい共生を図る上でも大変重要なことと考えておりますので,御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。


 なお,詳細につきましては,企画財務部長より,また,1番目の平穏な生活環境を守るまちづくりにつきましては環境部長より,3番目の新庁舎移転に伴う残務処理につきましては,総務部長より答弁をいたさせますので,よろしくお願いを申し上げます。


 私からは以上でございます。


○議長(山本 孝君)  環境部長。


              〔環境部長 中村 功君登壇〕


○環境部長(中村 功君)  私からは,原田議員の平穏な生活環境を守ることを目的とした深夜花火を禁止する条例の制定につきましての御質問に,御答弁を申し上げます。


 本市におきましては,良好な環境の保全を目的といたしまして,平成11年6月に,鈴鹿市しあわせ環境基本条例を施行し,行政,市民,事業者との協働で取り組む理念に基づきまして,各種施策を推進しているところでございます。


 しかしながら,近年は,個人の価値観や生活様式の多様化などに伴いまして,市民の方々の日常的な生活活動に伴います騒音が迷惑となる場合も見られるようになってまいりました。


 議員から御質問のありました,深夜における比較的大きな音の出る花火の使用によります騒音は,いわゆる個々のモラルに関するところが大きい問題でないかと考えますが,近隣の住民の方々の安眠を妨げるなど,新たな環境問題となっているところでございます。


 このような状況の中で,本市の現状における取り組みといたしましては,市が管理しています公園におきましては,施設利用の運用の中で花火を禁止し,地域住民の方々の要望によりまして,啓発看板の設置などを行っております。


 また,地域の自主防犯活動や,ボランティアグループによります夜間パトロールの実施や,鈴鹿警察署との連携・協力のもと,市民の方々からの通報を受けて,指導強化を行っております。


 今後は,公共の用に供します場所での不適切な花火の使用につきましては,市広報やホームページを通じた環境モラルの啓発,特に頻発する場所への啓発看板の設置などの対策を粘り強く行ってまいりたいと存じます。


 さらに,特に夏の深夜,大きな音の出る花火が多く行われております海岸につきましては,三重県立自然公園の指定もされておりますので,管理者であります三重県と三重県自然公園条例によります使用制限等につきまして,協議を進めてまいりたいと存じます。


 議員御提案の本市独自の条例の制定につきましては,一定の抑止効果が期待できるマナー向上の手法の一つであると思われますが,持続的に有効かつ効果的な手法となるかどうかなど,今後,既に条例を制定いたしました他市の状況を見据えながら,関係部署や関係者の方々と協議を重ねてまいりたいと存じますので,御理解を賜りますようお願いを申し上げます。


○議長(山本 孝君)  企画財務部長。


             〔企画財務部長 古川 登君登壇〕


○企画財務部長(古川 登君)  私からは,原田議員の御質問のうち,外国人対策総合室の設置について,お答えを申し上げます。


 本市の国際化についての取り組みは,当初,フランスのルマン市,アメリカのベルフォンテン市との友好提携など,海外都市との交流から始まっております。現在では,財団法人鈴鹿国際交流協会が中心となって,海外都市との相互訪問などの交流事業を実施しており,順調に推移発展してきております。


 しかし一方,先ほど市長がお答え申し上げましたように,近年,中南米からの就労による在住外国人が急激に増加し,日常生活における諸問題への対応が大きな課題となってきております。


 こうした現状を踏まえ,本市では,言葉や習慣の違いにより起こる,さまざまな問題に対処し,きめ細かな行政サービスを提供するため,ポルトガル語,スペイン語が話せる嘱託職員を本庁舎内に配置するとともに,日本語教室の開催など,民間レベルにおける支援活動事業を初め,地域住民との共生推進事業に支援をいたしております。


 また,在住外国人が本市で生活を送る上で必要なルールやマナーを多言語に翻訳したパンフレットやチラシを在住外国人登録の手続の際に手渡したり,在住外国人を対象としたイベントの開催時に配布するなど,その周知に努めているところでございます。


 また,毎週金曜日には,財団法人三重県国際交流財団から,ポルトガル語,スペイン語の話せる職員を派遣していただき,直接話しかける方法により,日常生活を送る上での基本的な情報提供を行うとともに,在住外国人を対象とした体験型防災訓練,交通安全説明会などを開催するなど,直接対話型の情報提供にも積極的に取り組んでいるところでございます。


 ほかに,これからの在住外国人対策には何が必要かを検討する場所として,財団法人鈴鹿国際交流協会やボランティア団体も加わった多文化共生検討会において,より広範囲で詳細な情報提供のあり方について検討を加えてまいりたいと考えております。


 現在,本市は,在住外国人が多数居住する17都市で構成される外国人集住都市会議に参加いたしております。


 在住外国人に関する諸問題は,広域かつ多岐にわたりますとともに,就労,教育,医療,社会保障など,法令に準拠するものが多くございます。これらの問題の解決に向け,国,関係機関に対しまして,強く要望いたしております。今後も在住外国人の方々が,日常生活を送る中で顕在化しつつあるさまざまな問題について,積極的に対応してまいりたいと考えております。


 また,議員より御指摘いただきました外国人対策総合室の設置につきましては,こうした取り組みをより効率的かつ有効的に推進し,地域住民とのよりよい共生を図る上では大変重要なことと認識しております。


 現在,ポルトガル語,スペイン語対応の職員を配置し,外国人の方が気軽に立ち寄れる,そして,生活情報の提供,相談窓口など,総合的に対応できるセクションの設置について,関係部署と協議を始めているところでございます。


 よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。


○議長(山本 孝君)  総務部長。


              〔総務部長 有安政章君登壇〕


○総務部長(有安政章君)  それでは,私からは,3番目の新庁舎移転に伴う残務処理について,お答え申し上げます。


 新庁舎の備品につきましては,長期の使用で傷んでいるものや,破損しているもの等の買いかえと不足分の買い足しを行い,すべてを新しいものにかえるわけではございません。一部新しくいたしますものとあわせまして,現在,使用しているものも使用してまいりたいと存じます。


 新庁舎の事務室内は,地震対策といたしまして,高さが約120センチ以上のものを配置しないように,また,車いす利用者が移動をスムーズに行えるスペースを確保するため,事務室内の保管庫を減らし,なるべく各階に設けました書庫に文書を収納するようにいたしております。そのため,高さの高い書類保管庫は置かず,低い保管庫のみの配置とし,配置場所といたしましては,主に移動の支障にならない南北の壁際に配置いたしたいと考えております。保管庫につきましては,現在,使用している保管庫のうち,約5割はそのまま新庁舎で使用し,約3割を買いかえ,残りは出先機関や倉庫等での再利用分を除きまして処分をいたしたいと考えております。会議室等の机・いすにつきましては,破損しているものを除きまして,全部新庁舎や西館等で使用してまいりたいと考えております。


 しかしながら,新庁舎の会議室及びミーティングルーム等に多数不足いたしますので,必要総数の約7割を新しく購入いたしたいと存じます。


 事務机につきましては,30年以上も使用しているものも多くございますし,現在の机は,デスクコンセントつきのOA対応ではございませんので,各自のパソコンのコードが整とんできず,執務中にコードをひっかけるなど危険な状況でございますので,安全性も考えた上で,すべて買いかえたいと考えております。


 事務いすにつきましては,スチール製のものは足が4本にしか分かれておらず,転倒しやすく,キャスターの回転の悪い古いものが多数ございますので,すべて買いかえたいと考えております。また,現在,使用しております事務いすの中には,足が5本に分かれている新しいものもございますので,このようないすは別の用途ですべて再利用いたしてまいりたいと考えております。


 カウンターにつきましては,現在,使用しているものではサイズがふそろいですし,また,全フロア分の数量がございませんので,すべて新しくいたしたいと存じます。


 三役や議会関係の木製家具につきましては,現在使用している応接セットなど,一部の家具を新庁舎でも使用いたしますが,長期に使用しているものもございますので,残りは買いかえたいと考えております。


 新庁舎では,打ち合わせコーナーや相談室,リフレッシュルーム等の部屋が現在よりもふえておりますので,ここに配置いたします机やいすは,現在,使用しているものも使用いたしますが,ほとんど不足しておりますので,新しく買い足したいと考えております。


 以上,新庁舎では使用しなくなります備品の処理につきましては,西館や出先機関等で再利用をいたし,残りはリサイクル品を扱う業者や再生資源,回収業者等への売却を検討いたしてまいりたいと存じます。


 次に,現在使用している事務所などの処理方法についてでございますが,本館は,解体後,車よせとして,また,別館第2,第4,第5は,駐車場として整備いたします。西館と別館第3につきましては改修工事を行い,西館には,青少年課と教育研究所等の配置と,鈴鹿亀山地区広域連合等からの貸し出し要請を受けておりますので,これらの外郭団体への貸し出しを,また,別館第3は当面倉庫等の利用を考えております。


 また,現在,教育委員会事務局等が入っております分館第2でございますが,本年12月末に新庁舎に引っ越した後も,西館と別館第3の改修工事が終了し,青少年課や教育研究所等が引っ越しするまで使用し,その後,売却の方向で検討してまいりたいと存じます。


 産業振興部が入っております分館第4につきましては,解体する方向で今後検討してまいりたいと存じますので,何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  原田勝二議員。


○19番(原田勝二君)  御答弁ありがとうございました。


 新庁舎の残務処理の関係の備品の関係でございますが,先ほど私が申し上げました四つのRということで,そのようなお考えで処理をされると,このように思っておりますので,ひとつよろしくお願いしたいと思います。


 資産,いわゆる財産を取得するということになりますと,新しく取得する,そして,今までのものを処理するといったことが必要になるわけでございますが,備品というのは,釈迦に説法ですけど,備品台帳があるわけでございますし,そういった本来であれば,そういったものも余りにも件数が,こういった役所の場合は多くて,私ども議員に,実は,この備品一覧がこうなって,こうなって,こうなるんだよということを提示していただくのは,これはもう大変な作業になると,こう思いますけども,せめて概算――何脚こういうものがあって,何脚こういうふうにして消費し,そして,この何脚は次回ここに使うんだということを,少なくともそういった資料をあらかじめ配付していただいて,そして,こういった議案が上程されて,新しくこういったものを買うんだなということがよく理解できるようにしていただくことを実は要望しておきたいと思います。これは,やはり市民の方は,購入する金額が日常の生活の単位とは違いまして,何億というふうな単位をお聞きしますと,非常にすごくぜいたくしているんじゃないかなというふうな思いがあるかもしれませんし,そういったことも耳にいたしますので,今回,そういう質問をさせていただいたわけです。そのときに,いや,実は手元にあらかじめ,こういったものはこう処理するんだというふうな数字的な説明責任のあるようなものがあればね,私も地元の方々に,それを示しながら御説明できますが,情緒的,感情的に多い少ない,もったいないと,こんな言葉で表現しとっても,なかなか今般は理解できない――市民の方もね――そういうことございますので,どうぞ今後,またあろうかと思いますが,その点もよろしくお願いをしておきたいなと,かように思います。


 外国人の問題ですけど,外国人の方も市民として大変重要な役割をするということで,先ほどの御答弁で対策総合室というものについては,具体的に設置するというか,そういった具体的なお話はございませんが,必要性は感じとるから,関係部署と協議を進めていくんだというふうな御答弁でございました。進めていくんだじゃなくて,もう今現在,進んでいるんだというふうな御答弁でございまして,非常に,ああ,さすがだなと,もう着々とそういったものをやっていらっしゃるんだなということをお聞きしまして,安心いたしております。


 鈴鹿国際交流協会の発足は,先ほどお話ありましたが,平成元年の6月1日ということでございまして,それから少なくとも16年以上経過しているわけですね。私は,日ごろこう思うんですけど,やっぱり外国人の方が多いということは,いいと思うか,悪いと思うかということで,そういった視点をいろいろと考えたときに,いい方向にね――鈴鹿市としていい方向にそれをとらえて,そして,その方々のいいものを私たちに享受していただくというふうな方策が実は大事だなと。


 私は,先般,三重県の議長会の関係で北欧,東欧にやっていただきまして,非常に,もちろん私たちが行く場所におきましては,市当局等々の歓迎ムードで歓迎していただくわけですから,市庁舎に伺えば,日本の国旗が掲げてありますし,非常にいい対応でございます。


 ただ,鈴鹿市が,そういった,いつも市長がおっしゃる,おもてなしの心を外国人の方に当てはめるとどうなるのかなということを具体的に申しますと,例えば,新庁舎の前に,私ども鈴鹿市に登録されていらっしゃる国の国旗を,例えば,掲げてあげる――掲げてあげるって,ちょっと語弊がございますが,掲げさせていただくと言った方がいいかわかりませんが――そういった本当に小さなおもてなしの心,もしくは,そういった総合窓口に,そういったもので,私はここに来れば,私の国の国旗があって,安心して話せるな,そこには集中した通訳の方がみえて,安心だなと。


 そして,私が先ほど花火の関係を申し上げましたけど,これ,花火は花火だけじゃないわけですね。花火を上げるというのは,事前準備をしまして,そうですね,カラオケの準備をしたり,バーベキューの準備をしたり,そして,そこで最後に花火を上げちゃうわけなんですな。そういう場も,実は,この総合窓口において,鈴鹿市にはこういった条例があって,こういった罰則もありますよと。よって,あなた方は少なくとも10時までに,そういう行為をやめないと,せっかく働いてもお金取られちゃうよというふうなことも含めて,わかりやすい言葉で,わかりやすい言語で話をしてあげる,そういう総合窓口的なことも必要ではないかなと,かように思います。


 国際交流協会というのは,私も時折,もちろん今,国際交流協会の関係で,この間も会議で伺いましたけど,駐車場がございませんし,本当にそこに飛び込んで行って,何か話そうかなと思っても,なかなかないんじゃないかなと,かように思います。国際交流協会,非常にいい協会だと思いますし,そういうことで頑張ってはいただいてるわけですけども,そういうことも含めて,外国人の皆様方との共生のあり方を,私は要望をしておきたい,かように思いますので,よろしくお願いをいたしたいと思います。


 それから,花火の問題ですけど,先ほど少し触れましたが,やっぱり花火というのは,音とかね,確かにうるさいわけですけど,そこに至る――さっき言いました経過と結果でございます。花火を上げることによって,実はごみがそこに,もう置いたまま帰ってしまう。そういうことも全部含めますと,花火というのは,もう一罰百戒の意味で,本当に特化したちょっとテーマで今お話しとるわけです。


 皆様も御承知のとおり,ネット上でいろいろ調べますと,全国にそういう条例を禁止――条例を設けて禁止するところはあり,罰則のない条例を使ってらっしゃるところもありますが,要は,先ほど壇上で言いましたけど,よう知っとってやっとるわけですな。わざとやっておるわけでございます。だから,わざとやっておる方を,それは実は犯罪行為ではないかと思います――平穏な生活を害するということはね。そういうことをやっぱり行政として,知らんぷりをすると,これはいけないんじゃないかなと,こう思います。


 04年度――去年ですか,それの警察白書というのがございますけど,警察も,なかなか自分のところだけでは,治安が図れないということで,地域社会との連携を特集しとるわけですね――警察白書の中で。いわゆる防犯ボランティア団体を治安回復のための重要なパートナーと位置づけて,その熱意と行動力に大きな期待を寄せておるわけでございますな。ところがですよ,この深夜にですな,防犯ボランティアが回っていったといたしますね。例えば海岸,例えば公園,例えば河川にね,そのときに注意をしますね。「こんなとこで上げないでくださいよ」と,「もう深夜じゃないですか」と。「あんた,何の権限でそんなこと言うの」と言われたときにね,「どこにそういうことをやったらいけないという,何か罰則でもあるのか」と。「鈴鹿市は,そういうことが決められとるのか」と言われたときに,どのように,じゃあ,対応して,そのボランティアの方はすればいいんでしょうか。いや,それは私たちの生活を害するからなんだと。だれでもわかっとることなんですな。わかっとってやっとる人に,どうすればいいんですか。じゃあ,警察を呼びました。警察も来ました。私,警察官やっておりましたので,その点はちょっとすごくリアルに体験としてございますけどね,やっぱり法的な根拠とか,そういったもの一切なくして,何も執行も何もできないですね。ただ,注意をする,そして指導をする,それで終わっちゃうんですよ。


 よって,少なくとも,私は,今,新しく第5次総合計画なるものを,ここに今回出されておりましてね,その中身を見ましても,基本理念の中に,だれもが暮らしやすいまちづくりをしようというふうなことが書かれておるわけなんです。だれもが暮らしやすいまちづくりというのは,いわゆるそういう平穏な生活を害する人たちが暮らしやすいまちづくりを別に望んでおるわけじゃございませんね。善良な市民の平穏な生活を守るという,暮らしやすいまちづくりをしようと標榜されておるわけでございまして,そういう観点からいきましても,絶対,私は,今,一人の議員として,こういう条例の制定についてということを行っておりますから,原田個人の問題としてとらえていただくと,非常に私はまずいんじゃないかと。やっぱり私が,今,これを出すということは,本当に地域の皆さんが現実に困ってらっしゃいますから,この問題を私は提起したわけなんですね。いやいや,そんなこと言われても,まだ地域の人から何も聞いとらんぞということでございましたら,それは形として,今後きちんと市当局にお届けするという準備はいたしますが,ただ,一議員のひとり言のようにお聞きになっていただくと,私は困ると,こう思います。


 そんな難しい話をしなくていいやないかと。今までも,いろいろと看板をしたり,啓発活動をしたり,指導をしたり,そういうことを一生懸命やっとるし,先ほどの御答弁によりますとね,これからも啓発を粘り強くやっていくんだと。三重県の自然公園条例もあるじゃないかというふうなことも,るる述べられましたですが,本当にそれでいいんですかいうことを再度,部長にお聞きをしたいと。


 私は,この場でね,条例制定をするんだとか,そういうことをお聞きしようとは思っていないんです。そういうふうな考えを本当に整理して,今後,やっていくおつもりがあるのかということを,再度,部長に,環境の平穏な生活を守る環境の責任者として,どうお考えかということをお聞きしたいと思います。


 以上で,2回目の質問でございます。


○議長(山本 孝君)  環境部長。


○環境部長(中村 功君)  それでは,原田議員の再度の御質問にお答えを申し上げます。


 今後の考え方ということでございますが,先ほどの御答弁でも申し上げましたように,条例を制定することが,最も有効であるかということも含めまして,関係する機関や他の施策等にどのような影響があり,どのような調整が必要であるかということも調査・検討しながら,進めてまいりたいと思っております。


 しかしながら,深夜の花火で市民の方々が非常に困っているということは,既に私も認識をしているところでございますので,条例の制定も含めて,早急に対策を検討してまいりたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。


○議長(山本 孝君)  原田勝二議員。


○19番(原田勝二君)  ありがとうございました。条例の制定も含めて,今後,御検討いただくという具体的な言葉をいただきまして安心いたしております。


 いずれにいたしましても,花火,深夜とか,そういった文言ですね。深夜とか,花火とか,バーベキューとか,カラオケとか,そういったことは,先ほど外国人のお話もございますけど,外国人の方だけがやっているわけじゃございませんのでね,日本人の方もやってらっしゃるわけです。本当にそれを,平穏な生活を守るんだという市,行政のお考えを本当に具体的に,ぜひ行っていただきたいと,かように思います。


 本日は,質問いたしました点につきまして,大変私の趣旨を御理解いただきまして,私としては満足な御答弁いただいたと思いますので,これで質問を終わります。


○議長(山本 孝君)  この際,暫時休憩いたします。


 再開は13時といたします。


            午 前 11 時 32 分 休 憩


         ――――――――――――――――――――――――


            午 後  1 時 00 分 再 開


○議長(山本 孝君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 日程により議事を継続いたします。


 中村 浩議員。


              〔28番 中村 浩君登壇〕


○28番(中村 浩君)  こんにちは。市政同志会の中村 浩でございます。


 通告に従い,質問をさせていただきます。


 私の質問は,地区市民センターと公民館の一元化についてのパート3であります。この件につきましては,今までの定例市議会の答弁と,2回開催された議員懇談会の資料をもとに質問いたしますが,ここで,これまでの経過を整理させていただきますと,昨年10月15日に,1回目の議員懇談会で,資料をもとに説明を受け,その資料で地元自治会を初め,諸団体と協議し,見直しや変更を加え,この8月16日に2回目の議員懇談会で,一元化の今度10年間の取り組みの説明を受け,質疑をさせていただきましたが,消化不良と多くの疑問箇所が生じましたので,ここで再度確認のためにも質問をさせていただきます。


 私は,この問題は,鈴鹿市民が公平で平等な市民サービスを受ける権利と義務を有するものと考えますし,あしたの鈴鹿市を構築する問題であり,市長の責任とリーダーシップを問われる問題であると理解をいたしております。


 それでは,順を追って質問をいたします。


 一つ目,この一元化の基本指針は,行財政改革であります。平成15年に,18館の併設館を一元化しましたが,18館で,現実にどれだけ経費削減になったのか。なお,これまでの答弁では,一元化以前の18館の人件費は3億9,966万9,000円であり,この一元化に関する条例制定時の提案説明では,人件費は2,200万円から2,300万円削減するとのことであり,賛成した議員の一人として,どれだけ経費削減され,人件費は幾らになったのか,答弁を求めます。


 二つ目に,行政窓口サービスについて質問いたします。


 1回目の資料には,新たな地域拠点のイメージとして,公民館を含め,すべての施設において行政窓口サービスを可能にすると明記され,その対象地域の市民の方々は,皆,市民サービスが充実されると称賛されましたが,2回目の資料には,この窓口サービスが削除されていますが,市民をぬか喜びさせただけなのか,どうしてこのようになったのか,理由を求めますし,私は,見直して当初のように,すべての施設において行政窓口サービスをする必要があると考えますが,市長の見解をお示しください。


 三つ目に,平成18年度以後,3カ年の第2次計画について質問いたします。


 資料によると,基本的な考え方として,18館の併設館と白子を除く4地区――すなわち神戸,若松,井田川,そして,一ノ宮地区を併設するとのことで一区切りとするとありますが,なぜなのか理由を求めますし,懇談会の中で,行政の説明では,一ノ宮地区については,地元の説明会で,一ノ宮地区市民センターは一ノ宮公民館と併設するとの説明がありましたが,本当はどうなのか。ここに情報公開で取得した――これでございますけど――ここ,情報公開で取得した地元説明会の議事録がありますが,どこを見ても,そのような協議事項は見つかりませんが,どうなっているのか,市民に本当のことをお示しください。


 また,残りの9カ所の単独公民館の対処はどうするのか,お示しください。


 四つ目に,同じく第2次計画の施行内容の単独地区市民センターは,地区との協議により,センターと公民館の一本化の検討もするとありますが,私は具体的には,今の段階では,地域内の綱引きや,地域内戦争につながり,地域が混乱することは必至であります。私は,この協議をする前にすべきことがあると考えますが,市長はどのように理解されているのかお示しください。


 五つ目に,同じく第2次計画の中に「総合補助金を交付する」と明記されていますが,金額の目安をお示しください。また,物事のスタートには現状把握が大事ですので,現状として,16年度には,行政全体で各地域にどれだけ補助金を出しているものか,内容と金額をお示しください。


 以上で,1回目の質問は終わりますが,答弁は,私が質問いたしました事項のみで結構ですので,余分な答弁は要りません。的確にお答えください。


○議長(山本 孝君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,中村議員の御質問に御答弁を申し上げます。


 地区市民センターと公民館の一元化についてでございますが,一元化は,第3次行政改革の取り組みの中で,簡素で効率的な組織へと転換を図るため,平成12年度から検討が進められ,平成15年度当初に,併設及び隣接する18館において一元化した管理運営を進め,平成18年度当初に,一元化フルプランを実施するため,素案やその修正案をお示し,議員の皆様や地域の方々の御意見を伺ってまいったところでございます。その間に,地方分権の進展という大きな時代のうねりの中で,地方自治の実現を図り,自己責任,自己決定の行政運営が求められるようになり,市民参加や協働という,新しい行政への変革が求められております。


 一元化につきましても,従来の効率化や住民サービスの向上などのほかに,新たに地域づくりの拠点機能が加わり,それが大きなウエートを占めるように変化をしてまいりました。


 今後,住民自治の確立を目指し,地区市民センターや公民館が一体となり,地域づくりの支援に取り組んでまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。


 なお,詳細につきましては,生活安全部長より答弁をいたさせますので,よろしくお願いを申し上げます。


 私からは以上でございます。


○議長(山本 孝君)  生活安全部長。


             〔生活安全部長 伊藤輝義君登壇〕


○生活安全部長(伊藤輝義君)  私からは,地区市民センターと公民館の一元化について,詳細を御答弁申し上げます。


 まず,質問1点目の基本指針についてでございます。


 平成15年度に実施いたしました併設18館の一元化が,どれだけ経費削減につながったのかというお尋ねでございます。


 議員御指摘の数字は,平成13年度の定例会で答弁いたしたものでございまして,18の併設館の平成12年度分賃金3億9,967万円との比較でございますが,平成15年度,センター職員分3億5,763万5,000円,それと公民館職員分4,334万8,000円と合わせまして4億98万3,000円となり,総額で約131万円の増額となっております。


 センターと公民館職員の給与で,公民館に限った場合は館長,嘱託職員,臨時職員の給与は,毎年,変動幅は余りございませんが,センターとの兼務事例の発令にあわせまして,職務内容に合わせた嘱託職員の給与体系を見直し,上昇をしております。センター職員の給与を含めてみた場合は,各センターとの人事異動によって,参事級の職員を配置したりいたしまして,必ずしも同給与額程度の職員と交代するというふうにはなりません。職員数は,平成12年の113名から,平成15年は103名に10名減員していますが,給与面の増減を見た場合,必ずしも下がるとは言えないことになります。


 続きまして,2点目の行政窓口サービスについての御質問でございますが,昨年10月の議員懇談会で御説明いたしましたが,地区市民センター,公民館の一元化について――これは素案ですが――この中にありますように,一元化フルプランは,現有の地区市民センターと公民館という資源を生かし,地区市民センターと公民館を一体化して,新たな地域活動の拠点として自主自立した地域づくりの支援など,地域のために活動していこうとするものでございます。


 その基本的な考えとしまして,一元化した施設には,地域づくりを支援するための職員も必要となり,正規職員を含め,職員を4名配置するとしておりまして,正規職員を配置することで,住民票等の交付をすることが法的に可能になり,その施設で行政窓口サービスが提供できるとしておりまして,これが素案で示した内容でございます。


 昨年の議員懇談会以降におきまして,この素案及び素案を簡略化,図式化した資料を用いまして,一元化につきまして,各地区において説明会を開催しております。この説明会での意見,また,議員の皆さん方や組織内部の職員からの意見を掌握してみますと,地方分権を進めていくことや,小学校区を中心に地域づくりを進めていこうとする理念は理解をしていただきましたが,31の公民館をセンター化していくのは,経費の増加につながるのではないかという御指摘。二つ目に,現在の地区23と一元化素案に示す新たな拠点31の相違から,公民館を地域の拠点として地区市民センター化することは,現在の23の地区の分割につながるおそれがあるという指摘。三つ目に,地域協議会のあり方や,地域づくりの目指すところがわかりにくい,もう少し時間をかけて取り組むべきであるという指摘。四つ目に,公民館の名称をなくし,地区市民センターに統合することで,社会教育,生涯学習の事業が低下しないように配慮すべきであるということになります。


 このように,現状では素案に示しました一元化フルプランの内容を実施することについて,コンセンサスが得られたという状況にないことから,素案全体を見直し,修正案のプランをお示しいたしました。その上で,段階的に地域づくりを推進しようという計画を立てたのでございます。


 そこで,平成18年4月からは,実施できる範囲で一元化を進めていこうとするのは,本年8月の議員懇談会で説明いたしました一元化の内容,議員の御質問にある第2次計画,つまり,平成18年度以降の取り組みとなっております。


 したがいまして,修正プランでは,公民館条例を残し,31地区市民センター化は,現時点ではしないこととしております。


 さて,公民館での行政サービスにつきましては,本年6月定例会でも議員から御質問をいただき答弁いたしましたが,本市としましては,現公民館制度を維持する以上,地方自治法や戸籍法の法解釈の見解に従って事務処理を進めることが基本となります。議員からは,このことを福山市の例を何度か引き合いに出されました。公民館で行政窓口サービスをと要請をされております。法務局の見解から見て,現公民館の状況からは,こうした証明書交付事務はできないというふうに解釈をしておりますので,御理解をいただきますようにお願いを申し上げます。


 次に,質問の3点目,平成18年度以降の取り組みについてでございますが,まず基本的な考え方としまして,18の併設館と白子を除く4地区を併設化することをもって,一元化については一区切りとするとした理由についてでございますが,まず,平成15年度当初に一元化の第一段階として,併設及び隣接する18館について,一体化した管理運営を実施しております。その後,すべての地区市民センターと公民館の一元化を行う素案を提案いたしました。素案では,一元化の目的として,従来の市民サービスの向上や経費の効率化などのほかに,新たな地域づくりの拠点として一元化した施設を位置づけるとしておりまして,地域づくりという言葉が新たに加わりました。


 一元化は,地域にある行政資産である地区市民センターと公民館を有効に効率よく地域のために生かしていこうと,市民サービスを向上しようという手段でございまして,一元化をすることが目的ではございません。


 また,地域づくりは地方分権の時代の中で,住民を主体として,自主自立した地域をつくる活動を実践していこうとするもので,その活動拠点として,一元化した施設が最もふさわしいとしているのが当初の素案でございます。


 しかしながら,素案の中に一元化と地域づくりが混在し,わかりにくいものとなってしまったことや,地区説明会でいただいた地域住民の皆さんの意見を参考にしまして,本来の目的を明確にするため,一元化と地域づくりと分けて考えることにし,一元化につきましては,規模が大きい白子地区を除き,併設化できた時点で一区切りとしたいと考えて提案したものでございます。


 よろしく御理解いただきますようにお願いを申し上げます。


 次のお尋ねの一ノ宮地区の一元化につきましては,御承知のように,一ノ宮地区には一ノ宮公民館と長太公民館がございます。今後,一ノ宮地区ではどのようにしていくのか,地域の皆さんと協議をさせていただく必要がございます。


 懇談会の席上では,一例として,一ノ宮公民館と併設化してはとの案を提示させていただきましたが,これは一ノ宮地区に限らず,あくまで地域の皆さんとの協議によるものでございますので,誤解がございましたら,この場をかりて訂正させていただきます。


 また,単独公民館の対処につきましては,次の施行内容についての御質問とあわせて答弁をさせていただきます。


 4点目の平成18年度以降の取り組みについての施行内容についてのお尋ねでございます。


 議員御承知のように,地区市民センターは行政窓口サービスを提供する場所として,合併以前の町村を単位に,神戸担当グループを含めまして,23カ所に設置をされております。公民館は学習と集会の場を提供するため,小学校区を基本としまして,31カ所設置されております。


 また,形態によって,単独の地区市民センター,単独の公民館及び地区市民センターと公民館が同じ建物となっている併設館があり,23地区で見ますと,併設館だけの地区,併設館と単独公民館のある地区,単独地区市民センターと単独公民館がある地区,また,単独地区市民センターと複数の単独公民館がある地区と,多くの形態に分かれております。このように,地区市民センターと公民館の形態が一様でないことが一元化フルプランの一つの障害となっています。


 しかし,一元化のやりやすい18の併設館のみで終了するのでなく,そのほかの単独地区市民センターや単独公民館についても,地域と協議をしながら一本化できないか検討していきたいと考えています。


 また,一元化は地域内の争いごとにならないように,慎重に進める必要がございます。地域にある貴重な行政資産である地区市民センターと公民館を,有効に効率よく地域活動のために生かし,住民サービスを向上しようとするものでございます。そのために,議員の皆さんや地域の皆さんの意見や知恵をおかりしながら進めていきたいと考えておりますので,御理解と御協力をお願い申し上げます。


 次に,5点目の総合補助金についての御質問ですが,一元化フルプランの素案の中で,自主自立した地域づくりを進める母体として,地域住民が一体となって,仮称ですが,地域づくり協議会を組織し,地域課題を解決していく。行政は人的,財政的に支援をしていく。その支援として,総合的補助金を交付する。こうした考え方を新たな地域拠点のイメージとして示させていただきました。


 2点目の御質問にお答え申しましたように,一元化についていただいた御意見の中に,地域協議会のあり方や,地域づくりの目指すところがわかりにくい,もう少し時間をかけて取り組むべきであるとありました。そこで,8月の議員懇談会の資料のように,(仮称)地域づくり協議会の項目を新たに設けるとともに,今後,どのように地域づくりを進めていくかわかりやすくするために,年度を区切り示したところでございます。これは,現在,考えられる範囲で,(仮称)地域づくり協議会をとらえたものでございまして,今後,具体的な内容の検討を進めるに当たりまして,(仮称)地域づくり協議会設立や設立後の活動補助など段階的に進めました。その上で,総合補助金の内容を決定すべきであると考えております。


 また,補助金の現状ですが,団体が実施する事業活動補助が中心でございまして,どれを総合補助金に切りかえていくかということもございました。団体補助金的なものも含めて,十分精査をした上でまとめていかなければなりません。各団体や行政組織との関係もございますし,各補助事業を一方的な形で地域補助と言い切るには十分な協議が必要になってまいります。


 また一方,鈴鹿市行財政改革計画の策定や補助金,交付金の見直しの議論もございます。これらの状況を踏まえた上で検討してまいりますので,よろしくお願いを申し上げます。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  中村 浩議員。


○28番(中村 浩君)  ありがとうございました。


 それでは,2回目の質問をさせていただきますが,初めに,今の答弁をお聞きして感じたことを率直に申し上げます。この事例を船旅に例えるなら,未来に輝ける目的を持って船出したが,目的地があちらこちらに変わり,あげくの果てに寄港地まで見失った,さまよえる,迷走する船旅になっております。


 ここで再度,目的地を明確に定めるために,順を追って2回目の質問をさせていただきます。


 一つ目の行財政改革の基本指針,すなわち少ない経費で,より多くの効果を期待することについては,答弁では,当初の目的をクリアできず,併設館の一元化で,以前より人件費が131万円高くなったとありましたが,私は,このことは,条例提案時の説明と反対の関係になっているのに,条例を可決した議会に対して説明責任があると考えますが,なぜ説明責任を果たさないのか答弁を求めます。


 二つ目の公民館での行政窓口サービスについての答弁は,公民館の行政窓口サービスと地区市民センター化の問題を混合して理解している点であり,広島県の福山市方式を理解せず,問題視している点であります。


 ここで再度,福山方式を説明させていただきますと,鈴鹿市の単独公民館と同じ,3人の非常勤職員の配置で,約17年以前の昭和62年6月から,8館の公民館でファックスを利用し,鈴鹿市の地区市民センターでの諸証明と同じ,戸籍関係を含め,福山市では市民の好評により増加して,現在,当初の6倍強の53館の公民館で,鈴鹿市より,より安全に諸証明を取り扱っておみえですし,福山市が,なぜ鈴鹿市より安全なのかを説明いたしますと,鈴鹿市の戸籍関係は,平成12年4月3日から,また,税務関係は13年10月1日から,地区市民センターと本庁を福山市と同様にファックスで結び,鈴鹿市の申請書の確認は本人確認もせず,ただし,住民基本台帳の閲覧は,ことしの4月1日から市民課の若い職員の提案で,本人確認はされているようですが,福山市は3人の非常勤職員でも,運転免許証や保険証で本人確認をし,鈴鹿市の事業より,より安全に行財政改革につながる事業を施行してみえるのに,また,この議場で福山市への職員の派遣もお願いし,実現し,研修したのに,単独公民館の窓口サービスについては,相も変わらず,法務局の見解でできないとのことですが,先日,私は法務局を訪問し,認識をいたしましたが,法務局のサービスは,全国一律で地域格差はないとのことですが,行政がここで言う見解とは,いつ,だれの見解なのか,また,コンタクトした内容をお示しください。


 三つ目と四つ目の一ノ宮地区市民センターと一ノ宮公民館の一元化の議員懇談会の説明は間違いであり,訂正するとのことで理解しますが,二度とこのようなことのないように市長に要望いたします。


 そして,一番大事なことは,行政の進め方によって,地域が混乱し,地域内戦争につながる要因がありますので,行政がまずすべきことは環境の整備であり,その環境とは,単独公民館の行政窓口サービスであると考えますし,先ほどの情報公開資料を見ると,この5月12日の一ノ宮地区の説明会には,生活安全部長及び文化振興部長も出席した中で質疑・応答があり,お一人の方からの質問で,この地区には,地区市民センターと二つの公民館がある,一ノ宮地区の一元化の方向を尋ねる質疑があり,答弁では,「二つの公民館をセンターにして,地域づくり,生涯学習,行政サービスを行いたいと考えている」。もう一度申し上げます。「二つの公民館をセンターにして,地域づくり,生涯学習,行政サービスを行いたいと考えている」と答弁され,地元の設置することの約束をされていますが,これでも公民館の行政サービスをしないのか,再度明快な答弁を求めます。


 五つ目の総合補助金については,「資料には記入してあるが,中身については未定であり,これからの検討課題であり,また,鈴鹿市が各地区に出している現在の補助金さえも完全に把握してない」との答弁でしたが,ここでまた,船旅に例えるなら,自分の船の位置を含め,その周辺を把握しないことには進路が見つかりませんが,現在の状況としては八方ふさがりで,多くの税金を使うわりには,あらしが来なくても暗礁に乗り上げ沈没するのは時間の問題であると私は考えますが,このことについて,市長に船の進路を含め,答弁を願います。


 以上,4カ所の答弁を求め,2回目の質問を終わります。


○議長(山本 孝君)  生活安全部長。


○生活安全部長(伊藤輝義君)  中村議員からの2回目の御質問に御答弁申し上げます。


 併設館の経費と15年度分の比較削減額の中で,目的が達成されてないと,ふえているという御指摘がございました。


 議員御質問の一元化以前の併設18館の人件費――先ほど申し上げましたが3億9,966万9,000円――平成13年度の定例会で答弁した内容ですが,これと平成15年度の4億98万3,000円を単純比較しますと,131万円の増額でございます。これは,先ほども申し上げましたように,現実にベースアップがあり,公民館嘱託職員の賃金を上げたこと,それから,職員の人事異動で参事クラスの配置もされたことなどによります。このように,本市の職員総数は減っておりますが,特定の部門の職員の増減が,必ずしもそのまま人件費総額の増減に反映するというふうには限りません。


 なお,質問の趣旨から言えば,公民館嘱託職員6人,臨時職員4名が減員され,1,600万円の減額というふうに理解をしております。


 二つ目の公民館での行政サービスを可能にすると言ったが,市民の方はぬか喜びというふうなことで,福山市の例を挙げられて,細かく説明もされました。素案では,公民館を地区市民センターにするという提案でございます。地域づくりの進め方や,地区の分割のおそれや,公民館の存続の要望など,種々の素案に対する否定的な御意見もいただいたということもあって,今回の修正案となったものでございます。


 したがいまして,従来からお答えしてきましたとおり,単独の公民館の現状のままで,各種の証明発行をするということにつきましては,法務局の正規職員が関与すべき業務というところから見て,非常勤嘱託職員が処理することは適切でないというふうに申し上げてまいりました。


 具体的に申し上げますと,平成17年5月30日に,公民館において非常勤職員が戸籍抄本の取り次ぎを行うことについて,津地方法務局長より回答を出されたところでございます。ここには,戸籍謄抄本の請求者の資格審査及び本人確認については,戸籍事務に従事する正規職員が行う仕組みを確保するということが前提となっております。その上で,地方公務員法の34条や戸籍事務に精通させることの種々の研修など,厳しい条件がございます。


 こういったことのほか,戸籍以外に印鑑の証明であるとか税務証明など,地区市民センターで扱っているような個人情報の扱いを考えますと,現在の公民館の非常勤職員は,こうしたことを行うということは,否定的にならざるを得ません。


 また,福山市の場合,種々これまでの取り組みの状況も,私どもも掌握をしておりますけれども,福山市は福山市のいろいろな状況の中で,これだけの証明を,こうした形でやっているということで,福山市のことについては,今のところ,私どもから具体的に,それをコメントする立場にないということでございます。


 次に,三つ目の二つの公民館をセンター化するということにつきましては,先ほども二つ目の答弁でさせていただきましたように,あくまでも素案では,地区市民センター化をした場合,こうなりますよという説明会をさせていただきました。そこでの質問に対する,その資料に基づく説明でございまして,これが地区市民センター化がされないということになれば,先ほど二つ目の答弁で申し上げたとおりでございます。


 以上,私からは三つのことについてお答えを申し上げました。


○議長(山本 孝君)  企画財務部長。


○企画財務部長(古川 登君)  御指摘の中の各地域における補助金をどれだけ出していくかということと存じます。


 平成16年度予算に計上いたしました補助金のうち,自治会等ほか,市内の各地域に存在する組織の活動補助金として整理させていただいております。22事業,5,725万4,000円でございます。


 よろしくお願いします。


○議長(山本 孝君)  生活安全部長。


○生活安全部長(伊藤輝義君)  一番最初に,目的を失った迷走している船に例えられましたが,この一元化に対する取り組みについて,迷走している,または目的を見失っているというわけではないと思っております。目的は,市民サービスの向上と財源の効率的な活用でございます。また,目的の市民サービスの向上を図るために,市民の皆さんのニーズを的確に把握する必要もございます。市民の皆さんのニーズによって,随時計画の変更,あるいは見直しをすることは,これは当然であるというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  中村 浩議員。


○28番(中村 浩君)  ありがとうございました。


 それでは,3回目の最後の質問になりますけど,順を追ってさせていただきます。


 一つ目の議会の説明責任については,結果が変わったんですから,現実には,どんな条件があろうとも提案したときの――行政が提案した条件と結果が変わったんですから,どんな中身の事情があっても,やっぱり議会に説明する説明責任はあると思います。このままで終われば行政の対応は,議会を愚弄していることになると思います。


 ここで幾ら議論しても答弁が返りませんようですので,この対処の仕方は議長にお願いしたいと思いますけど,議長何かありましたら答弁願います。(発言する者あり)ありましたらお願いしますわ。


○議長(山本 孝君)  質問は行政に向けて,ひとつよろしくお願いします。


○28番(中村 浩君)  わかりました。そしたら,そのことについて,私は説明責任がないということは,議会を愚弄していると思いますので,そのことについて再度答弁を求めます。


 それから,二つ目の地元の協議について,この情報公開の議事録にもあるように,地元でちゃんと説明した以上は,行政は守る,遵守するのは当たり前だと思います。条件が違うんやったら,こんなことを地元に説明する必要はございません。地元に行ったときに,ここに書いてあるように,もう一回申し上げると,二つの公民館をセンターにして,地域づくり,生涯学習,行政サービスを行いたいと考えていると……。(発言する者あり)いや,これは,答弁を行政がしとるわけでございます。情報公開にちゃんと載っております。それなのに,今の時点になったら,それはもう,わしらは知らんたいやと,そんな情けないことは,私は,それやったら,地元説明会はするべきことやなかったと思います。これがやっぱり行政の不信感につながってきますので,再度,地元に説明したことをちゃんと守るのかどうか,その点を再度,答弁を求めます。


 それから,船の進路でございますけど,2回目の冒頭に申し上げましたけど,船が迷走しておりますので,再度,もう一回,初心に返って,行財政改革を踏まえ,基本指針はそこにありますので,行財政改革を忘れやんと,船の進路を,私は再度見直すべきやと思いますが,市長の見解をお聞きして終わります。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  生活安全部長。


○生活安全部長(伊藤輝義君)  議会への説明責任ということでございますけども,先般行われました議員懇談会におきましても,議長からも御指摘がございましたが,節目ごとに説明をするという場を持つということでございますし,これまでも,この案件については,議員懇談会で何度か説明もさせていただき,御意見もいただいてきました。特に昨年8月のときには,議員さんからいろいろ御意見をいただき,地域に入って,地域の意見をよく聞いて,その上で対応すべきであると,こういう意見でございました。私どもは,あくまでも最初の素案を行政が示すべきであるということで素案を示したわけでございました。その素案は素案のままでなければならないということではなく,意見を聞いて,修正をすることはあり得るということで,今回,修正のプランをお願いしたところでございます。


 また,地元の説明の責任につきましては,この議会の合間をぬいながら,改めて各地区に回るということで,現在,日程調整をしているところでございまして,できることなら,10月いっぱいに各地区を回って,今回の案について,再度説明をさせていただくという予定でございますので,よろしくお願いいたします。


○議長(山本 孝君)  市長。


○市長(川岸光男君)  中村議員からこの委員会については,いろんな角度で御質問をいただいております。先般も議員懇談会の中で,これからの考え方ということで御説明をさせていただきました。鈴鹿の歴史,60数年ございますけれども,それぞれ地域のあり方,あるいはまた,地域のそれぞれの取り組みの中身というものは違うところがございます。


 先回,第3次行政改革の中で,この15年度発足の公民館一元化の提案がございまして,それに基づいて組織,一元化を発令させていただいたということでございます。


 当時は,行政改革という部分について,非常にいろんな行革委員会の中からも強い御意見もたくさんいただいたというふうに,私ども経過を見させていただいてございます。それが,先ほども御答弁させていただきましたように,これからの社会というのは,自主,地域の自主自立,あるいはまた,地域と行政との協働という展開を図っていかなくてはいけないと,そういう社会づくりの構築だというふうに考えております。


 そういう意味で,15年度スタートをさせていただきましたが,公民館,センターとの一元化という部分については,多少の地域の皆さん方の十分な御理解をいただいていなかったと。それから,それぞれ地域の歩みというものがございますので,センター,旧出張所ができた経緯,あるいはまた,公民館ができた経緯という部分が,それぞれ地域によって違うところがございます。それをすべて一元化という部分については,目標をつくっていくとやっぱり一元化に向けて進めていくというのが,大変重要な問題だということでございますので,先般,議員懇談会の中に出させていただきました。これからの地域社会づくりということで,仮称でございます地域のまちづくり計画というものを,現在既に地域でき上がっているところもございますけれども,そうした一つの大きな目標を持って,それぞれ歴史ある各地域が,自分たちの町は自分たちで守るという,そういうまちづくりに対しまして,行政は積極的な行政の支援,あるいはまた,財政の支援というものを,将来構築をしていかなければいけないというふうに考えております。


 そうした取り組みの総合補助金ということで,今,明確に答弁はできませんけれども,現実的に,そうした地域を活動していただく部分については,何らかの形で活性化のための補助金というものを設置して,進めていきたいというふうに考えております。


 ただ,歴史が60数年たっているという鈴鹿市でございます。きょう言うて,あした地域ができるということはございませんので,当面,10年後というものを一つの目標に持ちまして,段階的にセンター,公民館の位置づけ,あるいはまた,公民館としてのあり方というものを,その都度,その都度提示をしていきたいというふうに考えておりますので,ぜひ,御理解をいただきますようにお願いを申し上げたいと思います。


 以上です。


○議長(山本 孝君)  この際,暫時休憩いたします。


 再開は14時といたします。


            午 後  1 時 48 分 休 憩


         ――――――――――――――――――――――――


            午 後  2 時 00 分 再 開


○議長(山本 孝君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 日程により議事を継続いたします。


 杉本信之議員。


               〔1番 杉本信之君登壇〕


○1番(杉本信之君)  無所属の杉本信之です。


 今回,私は4点ほど質問をさせていただきます。


 まず,仮称ですが,来年――18年4月に予定されております消費生活センターということですが,これの,今,高齢者をねらった,いろんな悪質業者というのがふえてきております。そしてまた,インターネット等のトラブルがふえてきているということで,鈴鹿市,また,亀山市,四日市,三重県内においても,たくさんの相談があるということで,鈴鹿市単独でやろうとしていたとき,今回は亀山市との広域の中で消費生活センターを立ち上げるということです。


 それにつきまして,その場所ですが,平田駅前ということですが,そこになった経緯,そして,その事業の今後の相談内容をどのような相談業務をしていくのか,人員的なものは何人ぐらいでやっていくのかと,そして,その予算,年間幾らぐらいの予算でやられるのかというようなことを,まずお聞きしたいと思います。


 次に,亀山市にありますフェロシルトという問題ですが,これはチタンを製造するときにできます廃棄物をフェロシルトという名前で埋め戻し材,もしくは土壌改良材として使っているということで,現在,愛知県,岐阜県,京都,そしてこの三重県にたくさんそういった事例があるということです。それが私たちの近くにあります亀山市の辺法寺地区にあるわけですが,そこに13万トンという,膨大な一つの谷を埋め立てて,それが積まれていると。そこはお茶屋さん,茶業を営むということらしいのですが,お茶を植えてありますが,ほとんど枯れているという状況です。


 そういった中で,フェロシルトの中には,放射線が自然界の2倍から3倍含まれていると言われています。そういったものが,私たちの生活する近くに放置されている。そして,その浸透水,また,そのフェロシルトの中には六価クロムやフッ素等も検出されていると言われています。


 その水が,この亀山市にある,その13万トンのところには川が流れておりまして,そこに赤茶けた水がしみ出ています。それが御弊川,そして鈴鹿川として私たちのこの鈴鹿市に流れ込んでいる可能性があるということです。その危険性ということが,どこまであるのかどうかということについて,鈴鹿市としてどこまでつかんでみえるのか,これはすごく危険だということで,愛知や岐阜の市民団体の方が,行政,そしてまた,メーカーと話しまして,何とかこれを撤去してほしいということで話した結果,そちらの方は自主回収するという方向に向かっていますが,三重県も,その方向ですが,なかなかその計画というのが示されていません。この13万トンをどこまでなくしていくのか,そういったことについて,今現在の考え方をお聞きしたいと思います。


 続きまして,中学校のランチサービスということですが,これはことしの5月に,まず,3校で試験的にやるということで,5月,6月,7月という中で,どこまでの利用状況があったのかということで,その3カ月間の試行期間,どのようにその結果を見ているのかということをお聞きしたいと思います。


 子育て支援ということで始まったわけですが,食べるということが,本当に子育て支援になるのかという疑問もありますが,教育そのものも,やはり基本的には家庭でやる家庭教育というのもありますので,広く言えば子育て支援になっていくのかなという思いがしますが,3カ月やってきて,その成果はどうだったのでしょうか。


 そして,この9月から残りの7校すべての市内10校で,そのランチサービスを行うということですが,1学期やった中でいろいろな問題点が出てきたと聞いておりますが,そういった中で,どのような点を改善し,今後に向けていこうとしているのか,お聞かせ願いたいと思います。


 続きまして,食ということに関連しますが,国の方では食育基本法というのが制定されております。それに伴いまして,小学校,中学校の義務教育におきましても,学校栄養教諭の採用ということが打ち出されてきました。


 今,やはり子供たちの食生活というのが本当に見られています。朝食をとらずに学校へ行く子供たちがたくさんいるということです。それはやはり夜遅くまで起きている,そして朝起きるのが遅い,そして朝食をとらない,朝ぼっとして午前中は授業に出て,なかなか身が入らないということで,朝食をとらない子供たちの成績が少し低いというような研究結果も出ているということも聞いていますが,それに向けて,学校教諭,学校の中の栄養教諭の果たす役割というのが,すごくこれからは重要になってきます。鈴鹿市におきましては,今年度は採用しておりませんが,18年,19年度に向けて,どのような計画をされているのか,その栄養職員のやはり役割とはどのようなものを期待しているのかということをお聞かせ願いたいと思います。


 栄養教諭一人が頑張っていても,子供たちの食教育そのものは,うまくいくとは限りません。やはり学校にいるすべての先生たちの協力がないと,この食教育というのはうまくいきません。やはり家庭科とか,理科とか,すべての教科の中において,食というものを中心に据えた教育というものが必要になってきますが,鈴鹿市として今後,その食教育について,どのように考えてみえるのか,学校の協力体制はどのようにされるのかということをお聞かせ願いたいと思います。


 よろしくお願いいたします。


○議長(山本 孝君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,杉本議員の御質問に御答弁を申し上げます。


 まず,1番目の(仮称)消費生活センターについてでございますが,消費生活センターは,消費生活に関する相談,あるいは苦情のあっせん処理等に関する業務を行うことを目的に,現在,鈴鹿亀山地区広域連合において,開設に向けて準備が進められております。


 設置場所につきましても,広域連合において検討されました結果,圏域や交通アクセス等市民の利便性等を考慮し,鈴鹿農業協同組合平田駅前支店が候補とされているところでございます。


 なお,詳細につきましては,産業振興部長より答弁をいたさせます。


 続きまして,2番目の亀山市のフェロシルトについてでございますが,亀山市内でフェロシルトが埋め戻し材として使用され,土壌汚染が発見をされました。汚染現場は鈴鹿川に近接しているものの,現時点では,このフェロシルトからの有害物質の鈴鹿川への流入はないものと判断をいたしております。


 なお,詳細につきましては,環境部長より,また,3番目の中学校ランチサービスについて,また,学校栄養教諭についてにつきましては,教育長より答弁をいたさせますので,よろしくお願いを申し上げます。


 私からは以上でございます。


○議長(山本 孝君)  産業振興部長。


             〔産業振興部長 熊沢逸雄君登壇〕


○産業振興部長(熊沢逸雄君)  それでは,私から杉本議員の質問のうち,消費生活センターについて,御答弁申し上げます。


 御承知のように,近年,不当請求や架空請求が非常に急激に増加いたしておりまして,特にインターネットを利用したオンライン通信販売に関する苦情などの相談件数も大幅に増加しております。また,御承知のように,リフォームに関するトラブルも,しばしば報道されているところでございます。


 現在,県内には三重県県民生活センターと四日市市消費生活室の二つの専門相談窓口がございます。この二つの相談窓口における相談件数は,平成15年度,1万7,469件でございましたが,平成16年度には2万1,478件と約23%の増加をしております。このうち,本市の市民の相談件数は,平成15年度,987件でありましたものが,平成16年度には約2.2倍の2,192件に達しております。亀山市を含めました広域連合の圏域全体で見ましても,平成15年度,1,253件が平成16年度に約2.1倍の2,655件となっております。


 こういった状況の中,専門の相談体制の整備が求められまして,現在,鈴鹿亀山地区広域連合において,仮称でございますが,消費生活センターの開設に向け,準備を進めていただいているところでございます。


 事業内容といたしましては,商品やサービスの提供に関し,事業者と消費者間で発生するトラブルなどの相談業務を初め,事業者及び消費者双方の意見を聴取し,解決に向かう助言を行う苦情のあっせん業務,また,被害を未然に防止するための啓発運動や,消費者が自立するための講座の開催,その他個人情報の保護に関する苦情相談等の事業を行うことを予定いたしております。


 設置場所につきましても,広域連合におきまして,鈴鹿市役所の西庁舎を初め,三重県の鈴鹿庁舎,交通至便な近鉄平田町駅周辺に絞り,検討がなされ,本市全域からは三交バスやC−BUS,あるいは近鉄が利用でき,また,亀山市からは三交バスが利用できる近鉄平田町駅周辺地区が候補として選定されたものでございます。


 近鉄平田町駅周辺におきましては,駅から近いことや,金融部門を取り扱っているためセキュリティーが完備していること,また,入り口が店舗と別になっておりまして,プライバシーが守られることや,ちょうど空室があったことなどから,鈴鹿農業協同組合平田駅前支店2階を消費生活センターの設置場所の候補として選定されているとの報告を広域連合より受けております。


 議員御指摘のとおり,相談件数のうち,面談によるものが約15%となっておりますが,件数では本市市民分で,平成16年度,約300件,圏域住民では約400件となり,また,今後さらに増加も想定されますことから,設置場所選定に当たり,圏域のほぼ中心に位置し,公共交通機関等によるアクセスにもすぐれている近鉄平田町駅周辺にて検討されてきたものでございますので,御理解を賜りますようお願い申し上げます。


 次に,3点目の相談員の改正につきましてでございますが,御承知のように,消費生活に関するトラブルは,次々と新たな手口が発生するなど,今後も後が絶えない状況が考えられまして,専門相談員には毎年研修を受け,さまざまな事案に対応できるようにする必要がございます。


 そこで,相談員につきましては,2名の体制で実施事業を考えているところでございます。ただ,それにあわせまして,センターにおけます長の設置についても考えているところでございます。


 次に,4点目でございますが,予算につきましては,おおよその予算を広域連合から報告を受けていますのは,平成18年度の全体的な予算といたしまして1,799万681円を,この18年度消費生活センターの開設予算として現在検討されているとの御報告を受けておりますので,御報告申し上げまして答弁とさせていただきます。


○議長(山本 孝君)  環境部長。


              〔環境部長 中村 功君登壇〕


○環境部長(中村 功君)  私からは,杉本議員の亀山市のフェロシルトの浸透水が鈴鹿川に流れ込む危険性についての御質問に,御答弁を申し上げます。


 まず,議員御指摘のフェロシルトでございますが,平成15年9月に,土壌の埋め戻し材として,三重県リサイクル製品利用推進条例の規定によります製品として認定をされました。しかし,平成17年6月に,製造業者から三重県に認定の取り消しの申請がなされ,認定が取り消されています。


 なお,フェロシルトにつきましては,今年5月,三重県におきまして,安全性について再度詳細に検証を行うよう,愛知県,岐阜県,三重県の地方自治体の議会議員の連名で要望が出されておりますが,本市では,杉本議員のお名前も列記されておりました。


 ところで,議員御指摘の水質の件でございますか,フェロシルトによります埋め立てが行われました亀山市の現場付近では,既に施工業者や三重県亀山市が周辺の河川や水路等で水質検査を行っております。結果は,いずれの地点におきましても,特に問題とされております六価クロムは検出をされておらず,フッ素も水質基準に適合していたとの報告が出ております。


 御指摘のように,亀山市のフェロシルトを使用した埋め立て現場からの浸透水は,周辺の水路から原田川を経由し,安楽川から鈴鹿川へと流入をしております。


 亀山市内の安楽川や鈴鹿市内の安楽川,鈴鹿川では,亀山市や鈴鹿市で,毎年定期的に水質測定を行っておりまして,六価クロムやフッ素などの有害物質は環境基準に適合している検査結果となっております。


 また,水道局が水質検査を行っています,鈴鹿川周辺の水道水源井戸からも基準値を超えた有害物質は検出をされておりません。


 なお,亀山市によりますと,現在,亀山市での現場では,フェロシルトの撤去作業に向けた埋め立て量の調査が行われており,最終的には撤去される計画であると聞き及んでいるところでございます。


 今後は,河川管理者であります国土交通省や,水質汚濁防止法を管轄いたします三重県,埋め立て現場である亀山市と連携をとりながら,引き続き河川の水質測定などの監視を行っていきたいと思っておりますので,御理解を賜りますようお願い申し上げます。


○議長(山本 孝君)  教育長。


              〔教育長 水井健次君登壇〕


○教育長(水井健次君)  私からは,杉本議員の3番目の中学校ランチサービスについてと,4番目の学校栄養教諭についての御質問にお答え申し上げます。


 まず,中学校ランチサービスについての1点目でございますが,1学期の3校での試行期間の結果について,どうであったかということでございますけども,この事業は,何らかの理由で,家庭から弁当を持ってこられない生徒に,安全で安心な業者弁当を提供するという子育て支援の考え方で行うものでございまして,本年4月から試行開始に向けて,学校職員及び保護者への説明会,業者との打ち合わせ,さらには,献立配布等準備を進め,5月9日より7月15日まで,市内3校の中学校で試行してまいりました。


 その結果につきましては,家族が皆,朝早くから働いているため,毎日ランチサービスの弁当を利用している生徒から,「とてもおいしくて便利だ。」とか,あるいは保護者からも,「自分が仕事で忙しいときに,ランチサービスがあって助かった。」,こういった声がありますように,それなりに本事業の趣旨は達成されていると受けとめているところでございます。


 なお,利用状況につきましては,当初予測したよりは,少し低い結果となっておりますが,もともと弁当を持ってこない生徒の割合が極めてわずかであることにかんがみますと,ある程度,低い利用率はやむを得ない,そういった側面もあると考えております。


 しかしながら,今後は生徒が積極的にランチサービスの弁当を利用したいと思えるように,より魅力のあるものに,また,より利用しやすいものにしていかなければならないと,今考えております。


 続きまして,2点目の2学期より全10校で行うに当たり,どういった点を改善していくのかということについて,お答え申し上げたいと思います。


 試行した3校の生徒や保護者を対象に行いましたアンケート結果の分析や,保護者試食会における意見等をもとに,7月26日に,鈴鹿市中学校ランチサービス事業推進委員会を開催して,2学期に向けての改善点について,学校や保護者の代表の方々により検討をいただきました。こういった検討結果を受けまして,2学期から次の3点の改善を行うことといたしました。


 まず,1点目は,注文方法を簡素化したことでございます。1学期は,生徒があらかじめ食券を購入し,1週間単位で注文する方法をとっておりましたが,食券の購入と弁当の注文の2段階の手続が必要となり煩雑であることから,2学期からは事前注文を1カ月単位で受け付けることといたしました。また,食券は廃止し,直接現金で申し込むようにいたしました。


 改善の2点目は,複数メニューの導入でございます。成長期である中学生に提供する弁当なので,栄養のバランスを十分に考慮することを前提に,日がわりメニューと曜日メニューを提供することにより,生徒が自主的に選択できるように工夫いたしました。そのほか,主食につきましても,米飯のほかに,パンやめん類も積極的に導入し,生徒の多様なニーズにこたえられるよう工夫いたしました。


 また,小学校給食の人気メニューや生徒のリクエストメニューなども採用するなど,生徒にとって楽しいランチサービスになるよう配慮してまいりたいと考えております。


 改善の3点目は,御飯の量を3段階に設定したことでございます。1学期の試行では,御飯の量がすべて一定の量であったため,部活動で早朝から練習をしている生徒には,普通盛りでは少ないという声がある一方,もともと小食の生徒には多過ぎるという声もあり,これらに対応するために,業者と相談して,大・中・小3段階の中から,生徒が自分に合った量を選べるようにいたしました。


 このほか,生徒や保護者への情報提供も大切であると考え,8月末には,各中学校へ直接市教育委員会の担当が出向いて,教職員へランチサービスに関する説明を行いました。9月1日には,全中学校の始業式の場で直接生徒にランチサービスの内容,申し込み方法等について,詳しく説明いたしました。また,広報「すずか」の9月5日号では,ランチサービスを特集して,広く市民の皆さんにお知らせもしております。さらに,各中学校のホームページを活用して,その月の献立表を見ることができるようにしたり,携帯電話からも見られるようにするなど,いつでも,どこからでも献立を見ることができるような工夫もしております。


 このように,1学期の試行結果を踏まえて,さらなる改善を加えた上で,今後,本市のすべての中学校で試行してまいる所存でございます。


 なお,ランチサービスの特色である食の安全,安心を保障するための取り組み,すなわち,小学校の給食に準じた食材の使用や調理場の厳しい衛生管理,市の栄養士が献立を作成するなどの点につきましては,引き続き留意してまいりますので,御理解賜りますようお願いいたします。


 続きまして,4番目の栄養教諭についての御質問にお答え申し上げます。


 まず,1点目の栄養教諭の役割と効果についてでございますが,今日,国民の生活水準が向上し,食生活は一般的に豊かになったと言われております。一方で,子供たちの実態に目を向けますと,先ほど議員からも御指摘ありましたが,朝食の欠食,偏った栄養摂取等,食生活の乱れや,それが原因と思われる肥満傾向の増大等の問題が明らかになってきております。


 このような子供の実態から,食に関する指導の重要性が高まり,平成16年5月,学校教育法の改正により,新たに栄養教諭制度が創設され,食に関する指導の推進に栄養教諭が,その一翼を担うこととなりました。


 改正された学校教育法には,「栄養教諭の職務として,児童・生徒の栄養の指導及び管理をつかさどる」と規定されております。


 栄養の指導の内容としては,児童・生徒に対して,栄養に関する個別的な相談,指導を行うこと,学級担任,教科担任等と連携して,関連教科や特別活動において,食に関する指導を行うこと,食に関する指導に係る全体的な計画の策定に参画することなどが含まれております。


 また,管理については,児童・生徒の栄養状態等の把握,食に関する社会的問題等に関する情報の把握と献立作成,給食調理室における衛生管理や調理指導などが含まれていると解釈されております。


 こうした栄養教諭の活動により,子供たちが将来にわたって健康に過ごせるように,栄養や食事のとり方などについて,正しい知識に基づいて,みずから判断し,食をコントロールしていく,食の自己管理能力や望ましい食習慣を子供たちに身につけさせることが期待されているところでございます。


 続きまして,2点目の今後の栄養教諭の配置計画について,お答え申し上げます。


 まず,栄養教諭の定数に関しましては,国の定数に係る法律,「公立義務教育諸学校の学級編成及び教職員定数の標準に関する法律」――いわゆる「標準法」において,栄養教諭及び学校栄養職員の標準定数の算定方法に関する事項として,改めて定数増を図ることはせずに,当面は,改正前の標準法第8条の2の学校栄養職員に係る標準定数の算定方法を踏襲することとなっております。


 このことから,現実的には定数増は見込めない見通しであり,現在の学校栄養職員が栄養教諭免許状に必要な単位を取得した後,資格を得て,栄養教諭に移行するものと伺っております。


 ところで,本市における栄養教諭の配置についてでございますが,今のところ,県教育委員会からは明確な方針が出されておりませんので,今後,食の教育を充実させるために,県教育委員会に対しまして,本市の学校栄養職員の配置増はもとより,そういった栄養教諭の配置の方法等,また,学校栄養職員から栄養教諭への円滑な移行についても強く要望していかなければならないと考えているところでございます。


 3点目の食の教育についての考え方と学校の協力体制について,お答え申し上げます。


 まず,食教育,いわゆる食に関する指導についての考え方でございますが,平成12年度に独立行政法人日本スポーツ振興センターが行った児童・生徒の食生活等実態調査の結果によりますと,朝食の欠食状況の割合が平成7年度の調査よりふえていること,外食産業の影響が子供たちの嗜好にあらわれていること,家庭における調理済み食品への依存度が高まったこと,スナック菓子の摂取の割合が高まったことなどが報告されております。


 また,本市の子供たちの状況といたしましては,市内のある中学校区で行った生活実態調査によりますと,朝食の欠食状況については,小学生の10%,中学生の20%が朝食をきちんととっていないという結果が報告されております。


 このような食環境の中に置かれている子供たちに対し,望ましい食習慣を身につけさせることは,心身の健全な成長に不可欠な要素であるとともに,成長してからの食習慣にも大きな影響を与えるものでありまして,学校の教育活動全体を通して取り組むことが大切であると考えております。


 次に,学校の協力体制についてでございますが,現在,学校における食に関する指導は,学級担任が中心になって,給食の時間,教科指導,学級指導,総合的な学習の時間など,学校教育全体の中で広く取り組んでおります。


 このような状況の中で,食に関する指導体制については,これまで明確な形で体制整備がなされていなかったため,各学校において,その取り組みはさまざまであるというのが現実であります。


 そこで,今後,配置が予定される栄養教諭が,学校教育活動全体の中で食に関する指導をより効果的に行うための協力体制の整備が必要になると考えております。


 その一つ目は,児童・生徒への個別的な相談体制をつくることであります。今日の児童・生徒の食生活の現状にかんがみ,生活習慣病の予防や食物アレルギーへの対応などの観点から,栄養教諭が担任と連携をとりながら,一人一人の児童・生徒の事情に応じた相談を行うことができるような体制づくりを進めることであります。その際には,家庭での取り組みも不可欠であることから,家庭への支援や働きかけも,あわせて行うことができるよう配慮することが大切であります。


 二つ目は,児童・生徒への教科,特別活動等における指導を行うための協力体制づくりであります。


 食に関する指導は,個別指導以外にも,学校教育活動全体の中で広く行われるものであります。その中で栄養教諭は,その専門性を発揮して,積極的に児童・生徒の指導に当たることで,より質の高い指導が可能になると考えております。


 三つ目は,学校における食に関するさまざまな教育活動を連携させ,効果的に指導を行うための教育体制づくりであります。


 学校における食に関する指導は,関連する教科等に広くかかわっており,効果的な指導を行うためには,関係教職員が連携,協力して取り組むことが大切であります。その連携の中に栄養教諭を適切に位置づけることで,指導効果を上げることが期待できるものと考えております。


 このように,今後,学校における食に関する指導のさらなる充実を図るために,栄養教諭が計画的に指導に参加できるよう,学校の体制づくりを進めてまいりたいと考えておりますので,よろしく御理解いただきますようお願い申し上げ,私からの答弁といたします。


○議長(山本 孝君)  杉本信之議員。


○1番(杉本信之君)  まず,消費生活センターですが,先ほど相談業務の,やはり85%は電話であるということで,2,000件等相談ありますが,そのうちは,やっぱりほとんどが電話なんだと。電話でちょっとしたことがわからないということで相談したら,それで大体解決すると。あとの15%の人が実際会って,話して解決に向かっていくということですので,場所的なことですね,必ずしも平田町駅の近くではなくて,やはり新しい庁舎が建ちますんで,この辺の近く,神戸周辺近くで,私はやるのが一番いいんじゃないかなと思いますが,再度お願いします。


 それと,予算的なこと,やっぱり1,800万円ほどかかるという中で,2名の専門相談員――これ,多分嘱託か何かだと思うんですけど,それ以外にセンター長――1人のこれ正規職員だと思うんですが,この人の人件費がすごく大きいんじゃないかなと思いますが,このセンター長は,消費生活相談員の資格認定試験に合格している人ですかということをお聞きします。


 仮に,平田に行きますと,その人が単独で,そっちに出向いているということになりますんで,そういう相談業務を一生懸命やっていただければ,それはそれでいいんですが,私はこちらの本庁の近くで,どこかの課長と兼務して,こういった消費生活センターの所長を兼務するというようなやり方がいいのではないかと思うんですが,再度お願いしたいと思います。


 フェロシルトの件ですが,私さっき御弊川と言いましたけど,安楽川でしたね。申しわけありません。これ今,今現在は危険ではないというような答弁でしたが,やはり13万トンも積んでありましてね,やっぱりこれが1年,2年,3年とたてば,だんだん有害物質がしみ出てくる可能性がやはり,それは否定できないと思うんです。


 今,放射線等のことは言われませんでしたが,放射線は上に土がかけてあれば,それは測定,数値として出てこないんですね。今ある土がどんどん風化していったり,流出したりしますと,中から放射線があるものが出てくるということも言われています。


 先ほどその川には,今現在ね,川の水には有害物質は,基準を超すようなものはないということですが,実際,その近くには六価クロムとかフッ素は――六価クロムでいくと基準値の1.2倍,フッ素は基準値の3.9倍出ているということですので,やはりそれが,今後,多量に水の中に入ってくるという可能性は否定できないと思います。


 その辺のことをきっちり鈴鹿市民,行政としてもとらえて,亀山,そして三重県,そこの施工業者に対して,全量撤去に向けて要望していく必要があると思いますが,再度,答弁をお願いします。


 ランチサービスですが,子育て支援ということで,先ほど私も言いましたが,これ,子育て支援というのは,単に親御さんだけではなくて,やっぱり生徒そのものも支援していくということも,やはり必要になってくるかと思うんです――その言葉自体がですね。


 そういった中で,いろいろ今現在,利用率が芳しくないということで,利用率をどんどんよくしていくために改善されたということですが,多少はよくなるのかなという気はしますが――先ほどのお話の中で。そういった中で,とりあえず1カ月注文する,するんですが,そういった中で,私は週に1回ないし2回の注文の人とか,そういったことも注文しやすい雰囲気ですね。持っていかないということは,お父さんやお母さん,家族の方が弁当つくってくれやんのやな,あんた,というふうに言われるような雰囲気だと,なかなかランチサービスが利用できないような状況にあるんじゃないかなと思いますね。やっぱりそういった中で,ランチサービスは,もっともっと利用してもいいんだというような雰囲気づくり,学校全体の中でそういうことが必要だと思いますが,どうでしょうか。


 それで,ほとんど子育て支援としてのランチサービス,一応目的が達成されたと先ほど教育長言われましたが,今現在,利用されている方は,そのようなイメージがあると思いますが,最初利用して10何%の方がね,最初は一度は利用したというんですが,その方が今利用してないということで,その人たちのやっぱり意見をもっともっと反映して改善していく必要があると思います。その辺をどのように改善したのかなということを再度お聞かせ願いたいと思います。


 それと,栄養教諭の件ですが,やはり食育ということを鈴鹿市としてのどのようにしていくかということをもう少し主体性を持って考えていただきたい。今現在,県がそんなに方針とか立ててないから,鈴鹿市として立てれないというようなニュアンスの答弁でした。そしてまた,定数増はしないんだと。栄養職員,今10名ほどいるんですか,それがそのまま資格をとって栄養教諭になるということですが,そのままですと10人しかいない。鈴鹿市には小学校30校,中学校10校,40校があるわけですね。やっぱりその中に栄養職員,栄養教諭というのが一人は必要だと私は考えていますが,栄養教諭がいる学校といない学校ができていいのかどうかということですね。やはりその辺を県にも要望し,足りない部分は,やはり市単で,今30人学級やっているように栄養教諭の配置を考えるべきだと思います。


 そういった中で,やっぱり鈴鹿市として食育の基本方針ね,18年,19年,もしくは20年度に向けて,そういう基本方針というのを決めて,それに向けて人員配置,そしてこのようなメニューで事業をしていくというようなことが必要だと思いますが,そういった考え方について,再度お聞かせ願いたいと思います。


○議長(山本 孝君)  産業振興部長。


○産業振興部長(熊沢逸雄君)  杉本議員の2度目の御質問にお答えいたします。


 まず,第1点目の消費生活センターの電話の15%の件でございますが,御指摘のとおり,15%は現状でございます。しかしながら,その利用者の方に聞きますと,四日市,あるいは津といった,非常に遠く離れたところでございまして,私どもといたしましても,この15%を実際に訪れてくれるために,いろんなPR等をやっていきたいと,こんなような形の中で広域からも聞いております。


 また,あわせまして,この新庁舎ができるのに,なぜこの新庁舎ではだめなのかと,近くではだめなのかという御意見でございますが,御承知のように,広域連合は,あくまで亀山と構成いたします鈴鹿市の2市でやっておりまして,そういった利便性を考えた形の中で,この平田町駅周辺という形に決められた経過がございますので,御理解いただきたいと,かように思います。


 それとあわせまして,確かに管理体制でございます職員は,管理職員といいましょうか,センター長といいましょうか――仮称,それと嘱託2名で,計3名でございますが,当然,議員御指摘のように,この管理職員につきましては,特に資格を持っていない職員がそうでございます。


 しかしながら,先ほども御答弁で申し上げましたように,事業内容としましては,豊富な内容を持っておりまして,そういったものを管理運営すべての面で,やはり質を持った職員が当然そこについていくのではないかと,このように考えております。


 したがいまして,そんなような形の中で,当然,自分の自己研磨を踏まえた上で,そのような中身そのものについても勉学に励んでいただける職員ではないかと,このように考えておりますので,御理解いただきたいとかように思います。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  環境部長。


○環境部長(中村 功君)  杉本議員の再度の御質問に,御答弁させていただきます。


 先ほども御答弁をさせていただきましたが,現在,撤去に向けて調査が行われていると聞いております。今後,県や国の対応を見据えながら,亀山市とも十分連携をとり,撤去に向けて,適切な対応をとっていきたいと考えております。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。


○議長(山本 孝君)  教育長。


○教育長(水井健次君)  議員から再度,3点にわたって御質問いただきましたので,順次お答えさせていただきたいと思います。


 まず,1点目ですが,週に1回でも,2回でも,時々食べてみようかなという,そういう生徒が出てきたときということは,これは非常に大事なことだと思っております。気軽に,親御さんの御家庭の方の弁当も食べながら,ときには,こういったランチサービスを利用していただくことは,やはり子供たちのそういったメニューを広げるというか,そういった点で非常に大事なんですが,子供にしてみると,とりにくいというか,ちょっと恥ずかしいとか,あるいは,あなたはおうちの人につくってもらえないんですかというようなことがあってはやっぱりいけないと思いますので,そういった点については,今後,学級指導とか,そういったことを通じて,子供たちにそういった雰囲気が学級の中に起こらないように,子供たちを指導していきたいと,そんな環境をつくってまいりたいと思っております。


 それから,二つ目の1回利用したけども,あるいはその後利用してないとか,あるいは利用していない人たち,そういった人の気持ちをどう受けとめているのか,そして,そのことから,やはりいろんな改善をしていく必要ではないかということなんですが,これについては,7月12日から7月14日に,先ほども申しましたけども,試行の中で創徳中,白子中,鈴峰中の生徒1,535人を対象にアンケートを実施して,その中で注文しなかった理由,利用しない理由等を尋ねてみたところ,一番多いのは,「家から弁当を持ってくるから」というのが1,093人,89%でした。それから,「注文が面倒である」というのが562人,46%でした。それから「パンを買う」というのが433人,35%,それから「ランチサービスのいわゆる量が多いとか少ないとかということにかかわる意見」が373人,約31%,あるいはその他希望することとしては,「もう少し手続を簡単にしてほしい」,あるいは「好きなメニューが入ればな」とか,そういったことが幾つかあったわけですが,こういった先ほど議員から御指摘ありましたように,利用していないとか,あるいは一度とったけども,利用していないとか,こういった人たちの気持ちを,あるいは希望を受けとめて,注文方法を簡素化するとか,複数メニューの導入とか,あるいは御飯の量を少し大・中・小と3段階に先ほど申しましたように設定するなど,いろいろ工夫してまいりたいと,このように考えております。


 それから,3番目の御質問ですが,市として,今後,食教育の基本方針をつくることはないか,あるいは市費で独自に栄養教諭を配置したらどうかというようなことの御趣旨だったかと思うんですが,まず,先ほどの答弁でも申し上げたとおり,望ましい食習慣を子供たちに身につけさせることは,やはり心身の健全な成長に不可欠な要素でございまして,生涯にわたる食習慣をつけることにも,大きな影響を与えると考えておりまして,こういった食教育のあり方について,いろいろ検討を加えてまいりたいと,そういったことを今思っております。


 なお,市費の栄養教諭の配置につきましては,繰り返しますけども,やはり今回の栄養教諭制度の創設の趣旨に沿って,学校現場での指導が,より円滑に,効果的に行われますよう,任命権者である県教育委員会に栄養教諭の配置について強く要望してまいりたいと,そんなふうに考えておりますので,御理解いただきたいと思います。


○議長(山本 孝君)  杉本議員。


○1番(杉本信之君)  消費生活センターの所長の件ですが,何か採用してから,いろいろ勉強していただくというような答弁ですが,やはり職員の方はね,ちゃんと相談員資格,認定試験に合格した人という形になっているのに,所長は余りね,いろんな広い見識は持ってるけど,それについては,余り御存じじゃないと,経験者じゃないという人が,そういったセンター長になるということはどうかなあと思いますね。やはりその辺,もう一度所長のあるべき姿ということを,どのように考えているのかということをお聞かせ願いたいと思います。


 フェロシルトの件は,一応撤去に向けて鈴鹿市としても努力していただくということで答弁いただきました。それは理解いたしました。


 あと,栄養職員とランチサービスは,ある部分リンクしている部分がありまして,先ほど,県がまだ教員の数とかがしっかり決まってないということで,教育長が県に対して要望していくということはもちろん必要なことなんですが,やっぱり鈴鹿市の教育長ですから,鈴鹿市の市長に対しても市費,もっと食育に対してね,こんだけ予算欲しいんだという要望を,私はもっともっと出してもいいと思うんですよ。そういう権限があると私は思っています。ぜひ,そのように努力していただきたい。まだ18年度,今年度やってないし,青写真がなかなか書けてないと思いますが,子供は待ってくれません。どんどん大きくなってきますんで,やはり一日も早く栄養教諭の採用を40校にしていただきたいと思っています。


 今現在,食べることに関して,すごくにぶいといいますかね,食生活乱れてます。はしもまともに持てないような子供たちがたくさんいる。そして今,栄養価,食べ物をただ単に食べればいいんじゃなくて,いろんな食材でも,やっぱり栄養価が全然違うわけです。ホウレンソウでも,ただ単に普通のホウレンソウ,路地でできたホウレンソウと促成栽培されたホウレンソウでは,栄養価が全く違うわけですね。そういったことを正しくやはり教えていくのが,やっぱり栄養教諭なんです。どちらを食べるのかということをやはり教えていく。


 そして,最終的には,それを自分で調理できるようにね,先ほどもやっぱり調理も考えているということですが,やはり自分で調理できるようになる,やっぱり中学校卒業したときにはね,やっぱり幾つかのメニュー,自分でつくれると。そうなれば,弁当も自分でつくれるようになるんですよ。それが僕は子育て支援につながると思うんですよ。今現在ね,お母さん,お父さん――お父さんがつくっているかどうかわかんないですけどね,おじいちゃんか,おばあちゃんか,お姉ちゃんがつくっている,家族がつくるか,そしてその後は自分でつくる,それができなければランチサービスと。この三択が私は一番いいと思うんですね。やっぱりそういうそれが本当に豊かな食生活につながると思うんですが,どうでしょうか。


 今,折しも9月で,きょうはちょっと雨で体育祭の練習できませんが,市内の小・中学校,体育ね,体育祭ということで練習しています。学校教育の中で,やっぱり知育,徳育,体育,そして,今度くるのが食育ですね。この食育というのをすごく大事にしてほしい。体育祭があるんだったら食育祭,一日かけて,1週間かけて練習して体育祭しているわけですから,運動会しているんですよ。やっぱり丸一日かけて食育祭,食育フェスティバルを各小・中学校でやる,そしてまた,市も挙げて応援していく,そういった体制,意識づくりが必要だと思いますが,再度,教育長,答弁よろしくお願いします。


○議長(山本 孝君)  産業振興部長。


○産業振興部長(熊沢逸雄君)  センターの所長の件でございますが,議員御指摘のとおり,当然,所長といたしましては,研修等,あるいは弁護士等との調整をしながら,当然質の向上は高めていかなければならんと思います。


 しかしながら,御承知のように,この広域連合では,一つのいわゆる自治法上の特別地方公共団体でございまして,その中には構成する議員さん等のいろんな連合議会がございまして,そういった形の中で,これからも議論されると思いますが,貴重な御意見として承りまして,広域の方にその旨,私どもが窓口といたしまして,報告をさせていただきたいと思いますので,よろしくお願い申し上げます。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  教育長。


○教育長(水井健次君)  3回目の御質問にお答えします。


 一つは,一日も早く40校に栄養教諭の配置をということですが,思いは私も同じでございます。ただ,そういった環境はなかなか,やはり現実と離れておりまして,具体的には,10人の今の栄養職員を栄養教諭に移行したときに,やはりこの増員を求めていくことと,やっぱり配置の仕方ですね。これはやはり現実は栄養士として配置されますので,大きな学校とか,規模から順番にいくと思うんですが,ただ,守備範囲を,この栄養教諭の内容にかかわっては守備範囲をブロック制にするとか,そういったことを県に要望していきたいと。主体性がないということを,ちょっと先ほど聞いたんですが,やはり私どもの考えをしっかり持ちながら,現在の県が任命権者でありますので,県にやっぱりそういったことを伝えながらやっていきたいというふうに思っております。


 それから,もう一点は,食生活の乱れ,そういったことの中で栄養教諭がやっぱりこれから具体的に教えていくこと,直していくことが大事だということは私も同感でございます。そんな中で,調理の仕方も教えていければ,そして生徒が親のつくる弁当,自分のつくった弁当,ランチサービス,そういったものから選択できる,三択のうち一つと言われましたが,それはやっぱりそういった方向でいろんなことが,メニューが広がる中で,自分でやっぱり自主的に取り組めるということは,つながっていくのは親の子育てが少しでも負担を楽にするということもなる。あるいは別の意味で,親が子供の成長を感じることができる,喜びを感じることができる,そういった点で大変大事なことかなと思っております。


 最後に,体育祭の時期で,知・徳・体,非常にこれ大事なことですが,加えて食教育も大事なので,そういった食育祭やったらどうかということですが,これは今後の研究課題にしていきたいと思います。


 ありがとうございました。


○議長(山本 孝君)  この際,暫時休憩いたします。


 再開は15時5分といたします。


            午 後  2 時 50 分 休 憩


         ――――――――――――――――――――――――


            午 後  3 時 05 分 再 開


○議長(山本 孝君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 日程により議事を継続いたします。


 竹口眞睦議員。


              〔29番 竹口眞睦君登壇〕


○29番(竹口眞睦君)  29番,市政同志会の竹口眞睦でございます。


 去る8月10日未明,同じ会派の同志,豊田正孝議員が入院先の病院で逝去されました。痛恨のきわみであります。先輩議員として,長年にわたり御指導いただきまして,まことにありがとうございました。心から御冥福をお祈り申し上げます。


 それでは,通告に従い,順次,質問をいたしたいと思います。


 1番目に,都市計画道路白子柳線は,平成2年に都市計画決定を受け,計画延長5.05キロメートルのうち,白子駅西からランタン通と旭が丘愛宕線交差点以北から3.14キロメートルの区間が未整備となっております。フジクラ電線東側を通り,鈴鹿医療大学の西隣を通過し,旧鈴鹿警察署前の中央通を東へ延伸タッチする路線であることから,国道23号線を補完する道路として,また,町と町との生活圏を一体化し,循環道路としても,非常にアクセスのよい経済効果が高い道路としての整備ができるものと思いますが,いかがですか。


 当時,江島区画整理事業が立ち上がり,ランタン通が都市計画道路として整備され,その後,玉垣地区に岸岡区画整理事業が立ち上げの準備のため説明会が行われ,末広千代崎線と白子柳線が交差する形の都市計画道路が計画され,これらを結び延長していこうとした計画であったかと思いますが,当時,岸岡区画整理事業での地権者の同意と御理解が得られず断念したとお聞きしております。その後,15年が経過し,地域の考え方や世代間の考え方が変化してまいっており,地元の皆さんの御理解が得られるのではないかと考えますので,早期の事業化を期待するところでございます。


 2番目に県道亀山鈴鹿線の整備についてお聞きいたします。


 白子中学から都市計画道路,西玉垣秋永線との交差点までの約1.3キロメートルの整備でございます。ここは,旭が丘市街地の中央,東西に走る車歩道が分離もない道路でございます。その後,本田技研が平田地域に進出し,マイカーブームで自動車産業が起動に乗り,県道沿いに自動車部品工場が数多く進出し,人口が急増して自動車通勤がふえ,地元旭が丘地区,住民9,000人以上の方々の重要な生活道路が歩行者やマイカーで混雑し,また,近くにある旭が丘小学校,白子中学校への通学にも危険が及び,さらに,狭隘な道路も数多く交差しているため,交通事故も数多く発生しています。昭和48年ごろ,道路の安全確保のため,道路拡幅の整備を計画したところ,沿道沿いの地域住民の理解を得ることができず,都市計画道路決定を断念し,今日に至っているとお聞きしております。


 しかし,近年,時代背景や生活環境が大きく変化する中,沿道沿いの地権者の中からも,道路拡幅事業に協力してもよいという声が多数上がってきております。加えて,白子地区自治会からも,行政懇談会においても要望がなされているとお聞きしております。機が熟してきたと考えますが,市民生活の安心・安全のために早期事業化していただきたいと思いますが,市の考え方をお聞かせください


 3番目に白子港のヘドロしゅんせつについては,平成8年ごろの大雨による,わら・ごみが大量に白子漁港を初め,鈴鹿漁港,若松漁港へ流れ込み,漁船が航行できなくなり,鈴鹿漁業組合の皆さんのお力をおかりして,わら・ごみ処理をした経緯がございました。しかし,大半のわら・ごみが海底に沈み,ヘドロとともに堆積されました。ノリ養殖にわら・ごみがまじると商品価値が下がり,市場に出せなくなり,大きな損失になるので,直ちにしゅんせつを鈴鹿市と三重県に要請し,平成12年度までに完了はいたしました。


 あれから5年経過したわけでございますが,漁業組合長の説明では,わずか5年の期間に,白子港に1メートル余りのヘドロ・ごみ・土砂が堆積してしまい,魚介類に悪影響が出て,漁獲量の減少につながっている。白子港へは県河川,堀切川と釜屋川,上流部は市河川となりますが,流れ込んでいます。堀切川河口には,釜屋川を初め,錠之口排水機場や小山排水機場,渚排水機場が接続し,また,白子川流沫には,第1機場,第2機場があり,またさらに,北側には江島排水機場ほか,別に2基の排水ポンプ場が接続をしております。いずれの場合も,白子港へ機場やポンプ場から生活雑排水が流れ込んでくるため,ヘドロやごみが短期間に堆積するのではないかと思われます。


 昨年は,たび重なる台風が日本へ上陸したためか,アサリの生息場にヘドロが拡散され,1億円以上の被害が出たと,漁業組合長は嘆いています。早期しゅんせつをしていただきたいと思います。


 4番目,魚介類の荷揚げ場の改修についてでございます。


 この荷揚げ場は,現在でもアサリやノリ等の荷揚げ場として利用されております。また,西側堤防に隣接していることから,機能の面においても相互に補完し合っていて,重要な施設であります。その荷揚げ場が長年の経過により,亀裂や段差が激しく,早急な改修が望まれます。なお,堤防の補修を兼ねて,荷揚げ場を南側へ20メートル余り延長していただきたいと思います。


 台風による高潮発生や東南海・南海地震の防災の面からも,早い改修工事が求められます。答弁をよろしくお願いいたしまして,壇上からの質問といたします。


○議長(山本 孝君)  市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  それでは,竹口議員の御質問に御答弁を申し上げます。


 まず,1番目の都市計画道路の基盤整備についてでございます。


 幹線道路は町と町をつなぎ,人や物などの流れを円滑にし,都市の骨格を形成するのみならず,町の景観やにぎわいに与える影響にも大きなものがございます。また,市民生活の安心・安全の向上とともに,商工業や観光産業の活性化のために,社会資本の根幹をなす幹線道路の整備促進は,本市に残された課題の一つであると認識のもと,積極的に取り組んでいるところでございます。


 本市では,道路事業を効果的,効率的に進めるため,平成14年に,鈴鹿市道路整備プログラムを策定し,この方針に従いまして,道路整備の促進に努めておりますが,近年は,国,地方とも財政事情は大変厳しい状況にあります。


 道路事業につきましても,公共事業の見直しに伴う国庫補助事業の縮減など,厳しい状況ではございますが,本市のより一層の発展のため,投資効果などを検討した上で,今後も白子柳線を初めとする幹線道路の整備促進に努めてまいりますので,御理解と御協力を賜りますようにお願いを申し上げます。


 なお,詳細につきましては,都市整備部長及び土木部長より答弁をいたさせます。


 続きまして,2番目の白子港のヘドロしゅんせつについてでございますが,御承知のように,白子港は三重県管理の港湾区域と本市管理の漁港区域に分かれております。県・市それぞれが管理の分担をいたしております。


 港のしゅんせつにつきましては,三重県,本市が平成8年から12年にかけてしゅんせつを実施しておりますが,年月も相当経過をしていることから,土砂の堆積も予想されるところでございます。


 したがいまして,今後につきましては,三重県及び鈴鹿市漁業組合とも十分に協議を進めてまいりたいと,こう考えております。


 続きまして,3番目の白子港西側の魚介類の荷揚げ場の整備についてでございます。


 本市が管理をいたしております,この荷揚げ場につきましては,漁業の拠点が白子新港に移っていることもございまして,アサリなどの貝類,のり等の荷揚げに利用されているところでございます。その利用度合いは,従来より少なくなってきているのではないかと思っておりますが,まだまだ漁港施設としては必要だと考えております。


 なお,詳細につきましては,産業振興部長より答弁をいたさせますので,よろしくお願いを申し上げます。


 私からは以上でございます。


○議長(山本 孝君)  都市整備部長。


             〔都市整備部長 山? 昭君登壇〕


○都市整備部長(山? 昭君)  それでは,私からは,御質問の1番目の都市計画道路の基盤整備につきまして,御答弁申し上げます。


 まず,1点目の白子柳線の整備についてでございますが,議員も御承知いただいておりますとおり,白子柳線は,白子三丁目地内の県道との交差点から柳町地内の都市計画道路,鈴鹿中央線までの延長約5キロメートル,基本幅員を16メートルの道路として,平成2年に,それまでの都市計画道路を見直す形で,都市計画の再決定をいたしたものでございます。


 この道路は,白子地区,玉垣地区の既成市街地を南北に通過する生活防災道路として,また,並行します国道23号並びに県道四日市楠鈴鹿線――(通称)塩浜街道でございますが,このバイパスとしての役割ももちます重要な路線であると考えております。


 事業化に向けた計画といたしましては,平成14年度に公表いたしました本市の道路整備プログラムにおきましては,白子保育所から株式会社フジクラの工場敷地の北側の市道までの区間の約1.5キロメートルにつきましては,平成19年度までに事業に着手する路線として位置づけをいたしております。


 しかしながら,国・地方とも財政状況が厳しくなってまいりました中で,現在,本市において施工中の道路事業におきましても,全般的に当初計画より進捗ぐあいにおくれが生じていますのが現状でございます。


 このような財政状況の変化や道路事業にも求められるようになりました投資と効果といった評価の考え方などを受けまして,すべての路線の進捗状況,本市の中・長期の財政見通し,社会情勢の変化などを考えまして,現在,道路整備プログラムの見直し作業を行っているところでございます。


 おのおのの路線につきまして,改めて評価などを行いました上で,新しいプログラムの中で,各路線の事業化の時期も新たに明示していくことにしておりますが,当道路の整備効果は,本市にとりまして高いものになると思われますので,早期着手に向けて努力してまいりたいと考えております。


 次に,2点目の県道亀山鈴鹿線の整備についてでございますが,御指摘の区間の東側に当たります近鉄白子駅から白子中学校までは,都市計画道路白子駅旭が丘線としておりまして,現在,組合施行による白江土地区画整理事業で,その一部を整備中でございます。


 一方,御指摘の区間の西側の都市計画道路,西玉垣秋永線との交差点から西側につきましては,都市計画道路野町国府線がございますが,この路線は一部の区間を除き,既に整備が終わっている状況でございます。その間の旭が丘の既成市街地内,約1.3キロメートルにつきましては,昭和48年に用途地域の決定とあわせ,都市計画道路の見直しを計画いたしましたところ,地域住民の方々の御理解をいただくことができず,計画決定を断念した経緯がございます。


 その後も何度か話し合いの機会等を持ってまいりましたが,いずれのときも御理解をいただくことができず,今日まで計画決定までには至っておりません。


 現況は,歩車道の分離がない上に,沿道両側にたくさんの建築物が建ち並び,また,幅員の小さな道路も数多く交差しているため,出会い頭の交通事故なども発生しており,歩行者,自転車も含めました交通の安全確保のため,幅員の拡張による道路整備は望ましいものとは考えます。


 しかしながら,この区間で幅員の拡幅を伴って,歩道と車道の整備を一体的に図ろうとしますと,道路に面する土地だけでも,かなりの多くの数の家屋移転が必要となり,後ろの土地活用も考えますと,道路に面した線だけでの整備では事業化は困難であり,また,事業費も膨大になることと思われます。


 この道路の管理者であります三重県は,現状を少しでも改善すべく交通安全対策として信号機の設置など行ってまいっておりますが,三重県が平成15年度に策定いたしました,今後15年間の県管理道路の整備計画であります新道路整備戦略では,本市からも強い要請をいたしてはおりましたが,当区間の整備につきましては,事業の実施は困難であるとの判断から,この道路については,残念ながら整備計画には位置づけをされませんでした。


 このように,この道路の整備につきましては,さまざまな課題はございますが,本市といたしましては,県との協議も行いながら,現道の幅員を基礎とした整備の手法や,当地域の南側に並行する都市計画道路,野町白子港線との機能分担のあり方など,少しでも市民の皆様の安全確保につながるよう,多方面から引き続き検討いたしてまいりたいと考えておりますので,御理解を賜りますようにお願いを申し上げます。


○議長(山本 孝君)  土木部長。


              〔土木部長 大井明人君登壇〕


○土木部長(大井明人君)  私からは,白子柳線道路整備事業の今後の見通しにつきまして,御答弁申し上げます。


 まず,都市計画道路旭が丘愛宕線の交差点であります白子保育所から株式会社フジクラの工場敷地の北側市道までの約1.5キロメートルにつきましては,平成19年度に,地元説明会を開催させていただき,平成20年度から事業の開始を予定しておりまして,平成30年度の完成を目指し,用地買収,建物補償等から進めてまいりたいと,このように考えております。


 なお,本事業は,住宅地域を通過する路線であり,多くの方々が居住してみえますことから,防災道路として,また,日常生活の利便性など事業効果を考慮いたしまして,長期にわたります事業でありますが,早期に地域住民の皆様に御利用いただけるよう,一部区間の供用開始をいたしたいと,このように考えております。


 なお,株式会社フジクラの工場敷地北側市道以北の事業着手につきましては,道路整備プログラム見直し作業の結果に基づきまして,事業計画を立案いたしてまいりたいと考えております。何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  産業振興部長。


             〔産業振興部長 熊沢逸雄君登壇〕


○産業振興部長(熊沢逸雄君)  それでは,私から竹口議員の質問の白子港のヘドロしゅんせつについてと,白子港西側の魚介類の荷揚げ場整備について,御答弁申し上げます。


 白子港のヘドロ等のしゅんせつにつきましては,去る6月定例会の場で,原田議員の御答弁もさせていただいておりますが,御承知のように,白子港につきましては,堀切川,白子川等の流沫を抱えておりまして,港内にヘドロ,ごみ等が含まれた土砂が流入いたし,堆積することは避けられないと考えております。


 土砂が堆積することによりまして,漁船の航行に支障を来したり,漁業活動に大きな影響を与えることになります。


 したがいまして,港内のしゅんせつを行うことは,漁業基地としての機能の保持,維持を図るためにも重要なことであると認識いたしております。


 しかしながら,しゅんせつ土砂は,御承知のように塩分,ヘドロ等が含まれておりますことから,環境への影響のない処分地を確保することがしゅんせつの前提となるものと思っております。


 今後につきましては,鈴鹿市漁業協同組合からの強い要請もいただいておりまして,本市が管理をする漁港区域を含め,今後,三重県ともに十分に協議をしていきたいと考えております。


 次に,アサリの漁獲量が著しく減少したのは,河川により流入するヘドロが原因ではないかとの,こういった御質問でございますが,アサリの漁獲量につきましては,昨年度は御承知のように,豊魚であったところでございます。


 しかしながら,本年は漁獲量はかなり少なく,漁業者の皆さん方も大変御苦労をなされたと聞き及んでおります。


 三重県科学技術振興センターの鈴鹿水産研究室の見解によりますと,ヘドロの堆積もアサリにとってよい環境ではございませんが,漁獲量が減少した原因といたしまして,アサリの浮遊幼生の減少と,たび重なる台風の襲来により,定着率が低下したことにより,また,伊勢湾におきまして,アサリを食用とするツメタガイが異常に発生しまして,これが追い打ちをかけたことが考えられるとのことでございます。


 アサリの減少は,伊勢湾を含め,全国的な傾向とも聞いております。アサリは本市の重要な水産物であり,安定した漁獲量を確保していく必要があることから,毎年,アサリの稚貝放流事業を実施いたしまして,資源管理を行っているところでございます。


 また,先ほど申し上げましたが,港のしゅんせつは,漁業基地としての機能の保持,市民の憩いの場としての環境保全の観点から,必要かつ重要な事業と考えておりますので,よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。


 次に,白子港西側の魚介類の荷揚げ場整備についてでございますが,御質問の荷揚げ場は,現在も夏の貝類及び冬場のノリの荷揚げ場として,漁業者の方に利用されております。


 また,白子港の部に位置しておりまして,波の静温度も十分にあることから,出漁の準備や漁船の休憩岸壁としても利用されておるところでございます。


 当該施設は,漁業の施設として設置されたものでありまして,防災上の機能は有していない施設ではございますが,西側堤防に隣接していることから,相互に関係はあるものとも思っております。


 この荷揚げ場は,長年の経過によりまして,現場を確認いたしますと,表面コンクリートに亀裂,また,段差が生じておりますが,さらに亀裂段差が大きくなれば,漁業活動に影響が出てくるのではないかとも考えております。


 また,荷揚げ場等,堤防に沿って,御指摘のように,南側に延長することには,白子側の排水水門に近づくことになりまして,水の流れに影響を与えることから,今以上に荷揚げ場を延長することは好ましくないと思っております。


 荷揚げ場の補償に関しては,さらに状況が悪化するようでございましたら検討していきたいと考えておりますが,先ほど申し上げましたように,白子港のしゅんせつ事業を最優先して取り組んでまいりたいと思いますので,よろしくお願い申し上げ,御答弁とさせていただきます。


○議長(山本 孝君)  竹口眞睦議員。


○29番(竹口眞睦君)  御答弁ありがとうございました。2回目の質問に移ります。


 初めに,都市計画道路白子柳線ですが,部長答弁では,白子地区,玉垣地区の既成市街地内を南北に結んだ生活防災道路として,また,国の23号線,塩浜街道のバイパスとして重要な路線だと,こう認識していただいております。さらに,事業開始年度――20年から完成年度30年までと,具体的に年度を示していただき,ありがたく思っております。


 また,平成19年度に地元説明会を開催予定と,こういうことも,その前年に説明会を持っていただくということにつきましても,ありがたく思います。


 その道路でございますが,ランタン通からフジクラの北側の道路まで1.5キロをまず事業着手すると,こう言っていただいておりますが,道路というのは,途中で切れてしまっては道路の効果は非常にないわけでございますので,かといって,一気にやることも非常に難しかろうと思います。というのは,たくさんの住宅が,この周辺に張りついておりまして,非常に難しいことは重々承知をしておりますが,ぜひ早期の実施を期待しております。


 また,2番目の亀山鈴鹿線の整備についてですが,旭が丘の地元住民9,000人以上の皆さんが利用する唯一の生活道路であることは,市長初め,部長も理解されていることと思います。


 しかし,自動車の交通量がふえ続け,朝夕の通勤時間帯や通学する子供たちの時間帯を中心として,道路の許容範囲をはるかに超えてしまっていると。もう交通渋滞の慢性化がひどく,また,沿道の環境は非常に悪化し,深刻な問題であります。特にあの道路は歩道がございません。もう自動車がすれ違うといっぱいいっぱいで,歩いてる人がよける場もないところでございます。最近,信号機もたくさんつけていただいて,そういう渋滞緩和も一役は買っていただいておると思いますが,このような状況もよく理解してもらいながら,沿道沿いの建物移転に多額の費用がかかる,非常に事業が困難だと,こう言われますが,この建物の移転費用はどれほどか,概算で結構ですので,わかりましたらお聞かせ願いたいと思います。


 また,当地の南側に並行する都市計画道路,野町白子港線――港というのは港ですね。野町と白子港線のバイパスとしての,この機能分担の取り組みにより,渋滞緩和をできないかということで,検討を進めていただいておりますけれども,ぜひ,このバイパスも渋滞緩和のために,早期に実現していただきたい道路だと思います。


 安心・安全を宣言している鈴鹿市で,今後の考え方をもう少し詳しくお尋ねしたいと思います。


 次に,白子港は市が管理する漁業区と三重県が管理する港湾とに管理が分担されているのは,私もよく承知しています。ヘドロ処分地確保について,県ともっと積極的に協議を持っていただき,ヘドロしゅんせつを早期に実施していただきたいと思います。聞くところによると,しゅんせつはできるんだけれど,その捨て場がないので困っているんだと。そういうことでございますので,早期に捨て場を確保していただくような協議も県と持っていただきたいと思います。早急に実施していただきたいと思います。これも今後の対策と市の取り組みについてお聞かせください。


 次に,アサリの漁獲量の減少の原因については,県の科学技術振興センターの水産研究室の専門的な見地からの詳細な説明をただいま報告いただきましたけれど,しかし,ヘドロによる環境悪化が生息をしにくくしているのも大きな原因の一つではないかと思われます。どういう生き物も,ヘドロの中で生きていく生き物は少のうございますし,また,それを我々人間が食していくわけでございます。きれいな水,きれいな砂場で育った魚介類は,より新鮮に,また,健康にも非常によかろうかと,このように思います。さらなる資源の管理をよろしくお願いしたいと思います。


 次に,荷揚げ場の改修でございますが,荷揚げ場の拠点が,確かに新港へ移ったことは,皆さんもよく知ってみえると思いますが,魚介類やノリの荷揚げ場としては,まだまだ十分機能して,漁業組合の方たちも便利に使っているところでございますし,また,船だまりとしても便利に利用しているところでございます。


 しかし,老朽化が進み,最近では,今,部長からの答弁の中にも表面コンクリートがはがれたり,亀裂が入ったり,段差も激しく,ますますその亀裂が深まっています。私も月に二,三度は,その荷揚げ場当たりへ行くわけでございますが,漁師の方ともいろいろお話させていただく中で,だんだんひどくなってくるぞと。このままではいかんやないかと。早く改修工事してくれと,強い御要望もございますし,10年前と今と見てみると,クラックがだんだんひどくなってきて,これは私も目の当たりにしているところでございます。


 その中で部長は,さらに状況が悪化するならば検討していきたいと言われておりますが,これ以上悪化するということは,崩れていくことじゃないかなと。そうなってから改修工事をしては間に合わないのじゃないかなと。今こそ,そこを改修すべきじゃないかと思います。防災上の面から非常に大事なところでございます。早期改修していただきたいと思います。


 また,それと背中合わせといいましょうか,隣接している西側堤防についても,非常に伊勢湾台風からこちらへ,改修工事も行われておりません。老朽化が進み,何度も部分的な補修はしていただいておりますが,全面的な改修に至っておりません。くどいようですが,この際,南側へ20メーター延長して,西側堤防の補強を兼ねた整備をあわせてしていただきたいと思います。確かに,南側には白子川の排水第2機場,また,排水第1機場の大きな管が入っておりますし,機場があります。これがあるからできないじゃなくて,もっと技術的に考えて,できるようにしていただきたいと,かように思うわけでございます。


 そういうことで2回目の質問を終わらさせていただきます。御答弁よろしくお願い申し上げます。


○議長(山本 孝君)  都市整備部次長。


○都市整備部次長(佐藤邦孝君)  私からは,県道亀山鈴鹿線に関する再度の御質問に御答弁を申し上げます。


 今後の考え方についてということでございますが,この区間の沿線両側には,110件以上の商店等が含む家屋が立ち並んでおりまして,各宅地の奥行きが狭く,また,狭隘な道路が数多く交差いたしておりますことから,一体的な交通安全対策を図ろうといたしますと,道路拡幅の整備のみではなく,例えば,沿道型の区画整理事業等の面的な整備手法が必要と考えられます。


 しかしながら,この事業につきましては,多くの家屋移転が伴い,総事業費も平成13年の調査によりますと,試算額は約100億円規模と,こうなるわけでございまして,また,事業に対する,すべての地権者の同意を得ることは非常に困難であると思います。


 近年,国・地方ともに財政事情は大変厳しくなってきておりますが,今後とも,この道路の管理者である三重県と協議を行いながら,現道上における交通安全対策とか,あるいは南側に並行する都市計画道路,野町白子港線との機能分担のあり方,これらを研究してまいりたいと考えております。


 なお,都市計画道路野町白子港線につきましては,周辺地域に将来市街地の拡大の考え方もございまして,今後の構想具体化との整合及び中勢バイパス,西玉垣秋永線の整備進捗による交通量の増加の推移等を勘案いたしまして,市の道路整備プログラムの見直しの中で検討させていただきたいと考えておりますので,御理解を賜りますようお願い申し上げます。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  産業振興部参事。


○産業振興部参事(渥美圭吾君)  それでは,私の方から関係する部分につきまして,御説明をさせていただきます。


 まず,白子漁港のヘドロしゅんせつの時期についてでございますが,現在,関係機関と協議調整中でございます。協議調整が済みましたら,ヘドロの堆積状況の調査,またはヘドロの成分の分析等を実施してまいりたいと思います。これらが終わりましたならば,実施していきたいと考えておりますが,おおむね3カ年計画を目標に取り組んでまいりたいと考えております。


 なお,本市の漁港につきましては,ほかに若松漁港,それから鈴鹿漁港がございますが,同様に土砂の堆積が予想されますことから,調査等を行いながら,計画的な取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。


 なお,アサリの資源管理につきましては,今後とも積極的な取り組みをしていきたいというふうに考えております。


 次に,漁港西側の荷揚げ場の整備と延長についてでございますが,この荷揚げ場につきましては,漁業用の施設として,昭和60年に設置され,現在に至っております。この間,白子新港ができましてからも,貝類,それからノリ類の荷揚げ場として利用されておりますが,その利用度合いは少なくなってきているのではないかと考えております。


 また,しゅんせつにつきましては,港内を掘り下げますことから,この荷揚げ場に沈下等の影響を与える心配もあり,しゅんせつ後に検討させていただきたいと考えておりますので,よろしくお願い申し上げます。


 次に,この荷揚げ場をさらに南側へ延長することにつきましては,西側堤防の補強にはつながるものと考えますが,一方で,白子川の排水に影響を与えることになり,防災上,好ましいことではないと思っております。


 また,漁業用の施設として,その利用度合いから,今以上の荷揚げ場の面積は必要ないのではないかと考えております。


 なお,荷揚げ場の亀裂または段差につきましては,著しく損傷している部分につきまして,表面の補修を実施してまいりたいと考えておりますので,よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。


 以上,2回目の御答弁とさせていただきます。


○議長(山本 孝君)  竹口眞睦議員。


○29番(竹口眞睦君)  ありがとうございます。非常に難しいお話ではございますが,旭が丘あたりの改修整備ということになりますと,100億円以上の巨額なお金がかかると,こういうお話でございます。


 また,例えば,沿道型の区画整理事業ですね――これをしようとしても,百二,三十軒余りの住宅等を移動したり,補償問題等があって,大変厳しいかと思いますけれどもね,この道路,命にかえられない,もし何かあったときの補償はだれがしてくれるのか,こういうことでございます。今までこの道路をほかってきたということは,県も市も,これは怠慢だなと,このように思うわけでございます。何が大事なのか,何をしなければいけないのかということを基本に置いた中で,すべての事業が行われなければサービスとは言えないと思います。


 そういう意味でも,その道路につきましては,県が主体でございますので,市が幾ら言っても,なかなか難しい話ではありますし,とはいえ,このままほかっていくわけにもいきませんので,地元の有志の方,また,この沿道に張りついた方たちが移転してもいいよという多くの方々がみえますので,これからも先,くじけることなく,生命と財産を守るべく,この道路拡幅に力を入れていきたいと思いますし,市の方も県へ,今以上に要請,要望していただいて,早期実現をするようにお願いしたいと思いますし,もし,これが早急にできないのならば,やはりバイパス等を早く整備していただく必要があろうかと思います。


 野町白子港線,この線をバイパスと考えるならば,危険回避の意味でも,早期に実現していただきたいと思います。要望にとどめたいと思います。よろしくお願いします。


 それと1点,アサリの件につきましても,因果関係は,ヘドロには非常にありますけれども,これも私は人災じゃないかなと思います。最近,下水道の普及も30%以上普及してまいりまして,河川がきれいになってきているのは事実でございますけれども,まだまだヘドロがどんどん堆積してくる状況でございます。これは自然の災害でヘドロがたまってくるわけでございません。人災かと私は思っております。たまらないうちにたまらないうちに,処理をしていただきたいとかように思います。


 また,荷揚げ場の件につきましては,非常に段差が激しく,いつ崩れ落ちてもおかしくないような状況でございます。部長も現場を見ていただいて,よく理解してもらっていることと思います。そういう意味でも,西側の堤防の補強を兼ねた改修工事でなくても,補修でも,今言っていただいてるように結構です。早期に,これはやっていただきたい。


 それと南側への延長の件で,これは不可能だと言うならば,西側堤防の改修工事本体を整備していただきたいと,このように思います。ここも部分の補修だけで,今まで来ておりますけれども,非常にひどいもんでございます。道路,真ん中からずっとあれで,100メーターぐらいの間は道路中央クラックが入っておりました。そこを上にアスファルトだけ流して,いっときは目には見えなくなりますけれど,やがてはまた,クラックが入ってくるのは目に見えて明らかでございます。このような上辺だけの,俗に言うてんぷら工事といいますか,そういうことで,この災害は防げるもんじゃございません。徹底した,やはり改修工事をすることによって,多くの人たちの安心・安全を考えていただきたい。防災の意味でも,また,東南海地震とか南海地震も来るように,近場に来るような,このような環境にも置かれておる中で,いっときそういう地震が起こったら,あの堤防はどうなるのかな,そこに住んでる,ゼロメーター地帯に住んでる白子住民はどうなるのかな,非常に不安でたまりません。


 そういう意味からいきましても,早期の西側の堤防の本体改修に取り組んでいただければ幸いかなと思います。そういう工事が,巨額な費用がかかるために,私は,今,荷揚げ場の南を20メーターばかり延ばして,補強したらどうかなと。こういうことを思わせていただいたところでございますので,また,市長初め,皆さん方,専門的な見地から検討していただき,安心につながるまちづくりをぜひしていただきたいと思います。


 また,白子柳線につきましては,具体的な答弁を部長からいただきました。さらなる事業を早期に進めていただき,大いに期待をしておりますので,よろしくお願いを申し上げまして,3回目の質問を終わらさせていただきます。


 どうもありがとうございました。


○議長(山本 孝君)  産業振興部長。


○産業振興部長(熊沢逸雄君)  私どもに関係いたします白子港の,ヘドロのしゅんせつにつきまして,また荷揚げ場につきまして,事情等につきましては,現場確認の上,また,私どもも十二分に理解しておりますので,ただし,先ほども申し上げましたように,必要度の高いものから順に環境整理をしながら進めてまいりたいと,このように考えておりますので,御理解いただきたいと,かように思います。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  以上で,本日予定されました一般質問は終了いたしました。


 残りの方は,あす8日及び9日にお願いいたします。


 本日はこれにて散会いたします。


 御苦労さんでした。


            午 後  3 時 59 分 散 会