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三重県 鈴鹿市

平成17年 6月定例会(第6日 6月24日)




平成17年 6月定例会(第6日 6月24日)





           鈴鹿市議会定例会会議録(第6日)


 平成17年6月24日鈴鹿市議会議場において鈴鹿市議会定例会を開く。


 
1出席議員


     1 番   杉 本 信 之      2 番   市 川 哲 夫


     3 番   今 井 俊 郎      4 番   大 杉 吉 包


     5 番   南 条 雄 士      6 番   後 藤 光 雄


     7 番   森 田 治 已      8 番   矢 野 仁 志


     9 番   青 木 啓 文     10 番   野 間 芳 実


    11 番   伊 藤 寿 一     12 番   高 橋   亨


    13 番   森   しず子     14 番   彦 坂 公 之


    15 番   小 島 巧 也     16 番   板 倉   操


    17 番   南 条 和 治     18 番   佐 藤 邦 正


    19 番   原 田 勝 二     20 番   佐久間 浩 治


    21 番   大 谷   徹     22 番   山 本   孝


    23 番   平 田 雄之助     24 番   森   義 明


    25 番   市 川 義 ?     26 番   大 西 克 美


    27 番   儀 賀 久 明     28 番   中 村   浩


    29 番   竹 口 眞 睦     32 番   石 田 秀 三


1欠席議員


    30 番   豊 田 正 孝     31 番   森 川 ヤスエ


1議案説明員の職氏名


    市長         川 岸 光 男


    助役         一 見 奉 雄


    収入役        松 原 俊 夫


    教育委員長      長谷川 八壽雄


    監査委員       佐 藤 栄 聿


    選挙管理委員長    疋 田 士 郎


    水道事業管理者    倉 田 勝 良


    教育長        水 井 健 次


    消防長        長 澤 康 博


    企画財務部長     古 川   登


    総務部長       有 安 政 章


    生活安全部長     伊 藤 輝 義


    文化振興部長     宮 ?   守


    環境部長       中 村   功


    保健福祉部長     水 野   尚


    産業振興部長     熊 沢 逸 雄


    土木部長       大 井 明 人


    都市整備部長     山 ?   昭


    教育次長       矢 田 憲 二


    水道局次長      采びき 隆 道


    保健福祉部次長    渥 美 眞 人


    総務課長       村 林 義 人


1議会書記


    事務局長   池 中   敏        議事課長  今 田 行 隆


         ――――――――――――――――――――――――


1会議の事件


 日程第 1  議案第 43号 鈴鹿市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関す


                る条例の制定について


        議案第 44号 鈴鹿市税条例の一部改正について


        議案第 45号 鈴鹿市消防団員等公務災害補償条例の一部改正につい


                て


        議案第 46号 鈴鹿市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関す


                る条例の一部改正について


        議案第 47号 鈴鹿市火災予防条例の一部改正について


        議案第 48号 工事請負契約について


        議案第 49号 工事請負契約について


        議案第 50号 工事請負契約について


        議案第 51号 工事請負契約について


 日程第 2  発議案第 5号 第二名神高速道路(四日市〜亀山間)の早期整備を求


                める意見書


        発議案第 6号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書


        発議案第 7号 地方議会制度の充実強化に関する意見書


 日程第 3  議案第 52号 鈴鹿市教育委員会委員の任命同意について


 日程第 4          鈴鹿市農業委員会委員の推薦について


 日程第 5          議員派遣について


 日程第 6          閉会中の継続調査について


         ――――――――――――――――――――――――


            午 前 10 時 00 分 開 議


○議長(山本 孝君)  皆さん,おはようございます。


 きょうは6月定例会最終日でございます。よろしくお願いいたします。


 ただいまの出席議員は30名で定足数に達しておりますので,議会は成立いたしました。


 これより本日の会議を開きます。


 本日の議事日程及び議案説明員の職氏名はお手元に配付してますので,よろしくお願いしたいと思います。


 これより日程に従い議事に入ります。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(山本 孝君)  まず,日程第1,議案第43号 鈴鹿市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定についてから議案第51号 工事請負契約についてまでの9件を一括議題といたします。


 本件に関し,委員長の報告を求めます。


 報告は,総務,文教福祉の各委員長の順にお願いをいたします。


 総務委員長。


             〔総務委員長 竹口眞睦君登壇〕


○総務委員長(竹口眞睦君)  皆さん,おはようございます。


 総務委員長の竹口眞睦でございます。


 総務委員会の議案審査の経過と結果についてを御報告申し上げます。


 当委員会に去る17日の本会議において付託されました議案は,議案第43号,議案第44号,議案第45号,議案第46号,議案第47号の5議案でございます。


 審査に当たりましては,消防長を初め,各関係の部長,参事,課長等の出席を求め,慎重に審査いたしました。


 まず,議案第43号 鈴鹿市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定についてでございますが,審査の過程では,指定管理者制度の対象となる施設は34施設との説明であるが,ほかに新しく対象となる施設はないのか,対象となる施設の範囲及び今後のスケジュールはどうか,また,これまでの状況でニーズの多様化にこたえることはできなかったのか,指定管理者に管理委託する費用の算定はどのように行うのか,使用料と利用料との見解についてはどうか,指定管理者選定委員会の概要及び委員会の開催スケジュールはどうなっているのか,事業管理公社の取り扱いはどのようにするのか,管理委託後の修繕工事等について,市が直接施工する場合と管理者が施工する場合の基準はどのようにするのか等を尋ねる質疑や,制度の導入に当たっては,施設を利用する側の立場を十分考えてほしいという意見,公募をする場合には,施設の現状を十分に把握し,応募者に対し,その条件をはっきり示す必要があるという意見,施設によっては,「サービスの向上」というより,「サービスの維持」に努める必要があるという意見等がありましたが,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。


 次に,議案第44号 鈴鹿市税条例の一部改正についてでございますが,審査の過程では,65歳以上の方で,今回,新たに負担増になる人数はどれぐらいかを尋ねる質疑がありましたが,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。


 次に,議案第45号 鈴鹿市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてでございますが,非常勤消防団員等に係る損害賠償の基準を定める政令の一部改正に伴い,非常勤消防団員等の障害補償等に係る障害の等級に関して所要の規定整備を行うもので,別段異議なく,全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。


 次に,議案第46号 鈴鹿市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部改正についてでございますが,審査の過程では,非常勤消防団員の「非常勤」という呼称について尋ねる質疑や,今回の改正は部分的な改正であるが,全面的な改正はできなかったのか,また,退職される消防団員の人数はどれぐらいなのかを尋ねる質疑,また,今回,改正された内容について,消防団員に周知徹底してほしいという意見がありましたが,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。


 次に,議案第47号 鈴鹿市火災予防条例の一部改正についてでございますが,審査の過程では,固形燃料等危険物の保管状況について,どの程度把握しているのか,今回の条例改正で,消防業務はどの程度拡大するのか等を尋ねる質疑がありましたが,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決定いたしました。


 以上で,当委員会に付託されました議案は,全議案とも原案可決すべきものと決定いたしました。


 よろしく御審議賜りますようお願い申し上げまして,総務委員会の議案審査の報告を終わります。


○議長(山本 孝君)  文教福祉委員長。


            〔文教福祉委員長 佐藤邦正君登壇〕


○文教福祉委員長(佐藤邦正君)  おはようございます。文教福祉委員長の佐藤でございます。


 文教福祉委員会の議案審査の経過と結果について,御報告を申し上げます。


 去る17日の本会議で当委員会に付託をされました議案は,議案第48号,議案第49号,議案第50号,議案第51号の4件でございます。


 審査に当たりましては,教育長を初め,担当部課長の出席を求め,また,当委員会へ付託されました各議案は総務部にも関係をいたしますことから,総務部長を初め,担当課長等の出席も求め,慎重に審査をいたしました。


 まず,議案第48号 玉垣地区市民センター,玉垣公民館建築工事に係る工事請負契約についてでございますが,審査の過程では,トイレはオストメイト対応になっているのか,他の公民館の建設年度や耐用年数は,解体費は建築工事に含まれているのか,建築工事以外に今後実施される外構工事や電気工事などを含めた総工費は幾らか,移転は考えとしてなかったのか,ホールを先に解体することで,地域の方々の活動が制限されるが,かわりの場所が確保されているのか,実施設計が完了した時期はいつか,年度内完成を目指し,もう少し早い発注ができたのではないか,入札業者数や落札率はどれだけか,育児図書コーナーの内容について,多目的ホールの舞台設備はどのようになっているのか,駐輪場の設置についてなどなどを尋ねる質疑がございました。


 また,2階の非常口に関しましては,倉庫を経由した避難通路であることから,荷物置き場などにならないよう,認識し,避難通路であることを明示するよう求める意見など,審査の過程で多くの質疑が,また,要望する意見がございましたが,採決の結果,全会一致で原案可決すべきものと決定をいたしました。


 次に,議案第49号から議案第51号 旭が丘小学校校舎増改築工事に係る工事請負契約についてでございますが,それぞれ関連しており,一括して審査をいたしました。


 審査の過程では,校舎内エレベーターの安全対策や利用方法について,また,必要性について,現在,実施されているオープンスクール2校での保護者や教員の現段階での評価はどうか,昨年の委員会において,校舎建設に関する詳細な説明は行ったのか,工事設計書は昨年の委員会で各委員が確認をしているのか,プロポーザル方式に決定されたプロセスは,業者選定に当たり市内業者育成という観点はあったのか,オープンスタイルと床暖房の関連性や床暖房設備の経費は,二重窓の設置箇所はどこか,PTAなど生徒や教員以外が会議室などを出入りする場合の経路は,仮設校舎の建設経費はどれだけか,仮設校舎に入る生徒,学年の順番等スケジュールは,雨水槽の規模と雨水の利用道は,今回,新しく導入されるエレベーターや床暖房という設備は既存の学校施設との間に格差が生じるのではないか,今後の学校建設もプロポーザル方式でやっていくのか,今年度予算が13億であるが,工事が順調に進み,補正予算が必要となることはないか,受注希望型一般競争入札に関しては,今後も継続をしていくのかなどなど詳細にわたる質疑がございました。


 さらに,今後の学校建設に関して,教育委員会としてのコンセプトを確立する必要がある,ランチサービスでの詳細な説明に反し,本件に関しての説明が少なかったという点は反省すべきであり,本議案だけに限らず,今回のような多額の投資を要する工事案件に関しては,議案上程の前に説明責任を果たすという意味からも,議会に対して詳細な説明と協議を要望する意見などがございました。この点につきましては,執行部の皆さん方に,一委員の意見ではなく,委員会の意見として受けとめていただくよう要請をし,各議案ごとの採決に入りました。


 採決の結果,3議案とも全会一致で原案可決すべきものと決定をいたしました。


 以上,当委員会に付託されました議案は,全議案とも原案可決すべきものと決定いたしました。


 よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げ,文教福祉委員会の議案審査の報告を終わります。


○議長(山本 孝君)  各委員長の報告は終わりました。


 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。


 御質疑があれば御発言願います。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(山本 孝君)  質疑ないものと認めます。


 これより討論に入ります。


 討論の通告がありますので,順次,発言を許します。


 討論の順序は,中村 浩議員,杉本信之議員,石田秀三議員,南条和治議員,板倉 操議員の順にお願いいたします。


 中村議員。


              〔28番 中村 浩君登壇〕


○28番(中村 浩君)  おはようございます。中村 浩でございます。


 私は,議案第49号 工事請負契約について(鈴鹿市立旭が丘小学校校舎増改築工事),議案第50号,同じく電気設備工事,そして,議案第51号,同じく機械設備工事の関連する3議案について,反対の立場で討論に参加いたしますが,冒頭に,2項目について要望をさせていただきます。


 一つは,説明責任についてであります。


 今回,関連して採用された工事希望価格方式のカット率について,どこやらで答弁したとか,理解しにくい答弁は見直して,試行要領なども含めて,議会に対して説明責任を果たしていただくことを要望いたします。


 二つは,表示責任についてであります。


 今回の予算資料での主要事務事業の説明欄で,新規事業や変更事業については,より詳細に表示していただくように,特に,今回の旭が丘小学校の案件ですが,予算資料では,通常表示する建築面積や延べ床面積と構造などのみの表示であり,高規格のエレベーターの設置や床暖房設備,そして,二重サッシなどの表示はどこを探しても表示されていませんので,本来の議論をすることができない状況であります。これからは議会の資料について,より一層,表示責任を果たしていただくことを要望いたします。


 以上,行政と議会は車の両輪であります。片輪だけ先行するとひずみを生じ,脱輪をしますので,脱輪をしないように,説明責任を果たしていただくように,特に要望させていただきます。


 前置きが長くなりましたが,本論に入ります。


 初めに,私自身,旭が丘小学校の現地を確認させていただき,現在の校舎は老朽化が進み,すぐにでも建てかえの必要性は認めますが,私が問題点にする箇所は,最近,建設した郡山小学校と同等の建設仕様であれば,何も異論を唱えませんが,そうでないため,次の2カ所の要因で賛成しかねます。


 一つ目,建設仕様がハイグレードで,例えば2階建ての校舎なのに20人乗りのエレベーターの設置や,1億円もする床暖房設備,そして,窓には二重サッシ等の高規格で,従来の仕様より建設費で約5億円以上多くかかり,また,現在地に校舎を建てることでも,仮設費用で1億6,000万円の計6億6,000万円の余分な高額の税金を投入しなければならないし,ハイグレードの建設仕様を旭が丘小学校だけに採用することが,今の時代,なぜ必要なのか理解できません。


 二つ目,私の考え方は,米百俵の精神であり,私たちの住む鈴鹿市から,より多くの日本や世界で通用する人間が誕生することを願っていますが,市内の小・中学生の学力を全国平均から見ると,まだまだかなり低いところに位置しているのに,旭が丘小学校の建てかえに6億6,000万円の余分な税金を使うのであれば,今,最初にすべきことは,その金額の一部を使用してでも,現在,低下している小・中学生の学力アップのために,小学校3年生から6年生まで市費で臨時教員を採用し,少人数学級を構成したり,市内の他の小学校29校,そして全中学校10校のすべての教室に,鈴鹿おろしの吹く寒い冬に凍えて勉強している小・中学生のための暖房設備を設置することなどの環境整備の充実を図ることが第一であり,市内小・中学生の学力が全国平均に到達した後であれば,このような高規格な建築仕様であっても賛同いたしますが,私は,現在の鈴鹿市の小・中学生の学力を全国平均に早急に学力アップさせることを最優先にすべきであると考えていますし,ものの順序が逆でないかと考えていますので,今の時点では,旭が丘小学校に高規格の校舎をつくることには賛同しかねます。


 以上,私は,このような二つの要因で,3議案については賛同しかねます。そして,他の議案は,異論なく賛成いたします。


 これで討論を終わります。


○議長(山本 孝君)  杉本信之議員。


               〔1番 杉本信之君登壇〕


○1番(杉本信之君)  無所属の杉本信之です。


 私は,今回,すべての議案に賛成いたしますが,四つの議案につきまして,少し意見を述べたいと思います。


 まず,43号の指定管理者制度の条例の制定についてですが,これは,公の施設を直営,もしくは指定した団体に管理させるということですが,今現在,鈴鹿市には公の施設が100を超える施設があります。そういった中で,34施設が現在委託されていますが,とりあえず,その34施設を直営,もしくは指定にするということです。


 その中で一つ問題になりますのが,事業管理公社がたくさんの事業をしているということです。いろんなジャンルにわたっています。スポーツ施設,そしてまた,駐輪場等,違った形態の管理をしているということで,そういったものをすべて一括して任せるということはなかなか難しい状況にあります。


 そういった中で,そこを幾つに分割していくか,どういうジャンルに分けるかということが,今後の課題になってこようかと思いますが,私は,民間活力を利用するということに関しましては賛成いたしますので,43号は賛成したいと思います。


 続きまして,44号の税条例の一部改正についてですが,この中で,一部65歳以上の非課税の部分を廃止していこうということですが,経過措置として18年は3分の2,19年は3分の1を減額して,20年から完全に実施していくということで――そういった部分があるということで賛成したいと思います。


 続きまして,47号の消防に関する火災予防条例の一部改正でありますが,その中でちょっと2点気になるところがありますので,意見を述べたいと思います。


 その中で,廃棄物固形化燃料の管理に関するところですが,これは温度とか水分をしっかり管理しなさいという中で再生資源燃料――いわゆるRDF・RPF等を貯蔵する場合は届け出なければいけないという1項が設けられました。以前,鈴鹿市でもRDFの施設が――施設といいますか,貯蔵施設がぼや騒ぎを出しました。その後,皆さん御存じの多度での爆発事故が起こっているということです。今現在,RDFはなくてRPF――要するに生ごみが入っていないプラスチックを中心としたものが鈴鹿市内にも貯蔵されているということで,そういったところに対して,管理をきっちりしていくということです。これらは,すべてボイラーとか発電燃料――発電のための燃料にするということで,消防の管理下に置かれるということですので,一層の指導強化をお願いしたいと思います。


 2番目には,住宅用の防災機器の設置ということで,要するに火災報知機,熱感知器とか煙探知機――そういったものを新築の場合は18年6月1日,そして,既存の施設につきましては20年6月1日から,すべての住宅に設置しなければならないということで,私たちの市民にとりましても出費といいますか,大変な時代になってきていると。これは,各家庭が消火の施設を持っているのと同じような形になるかと思いますが,今現在,火災による死亡事故の7割が逃げおくれということで,そのうちの半数が,やはり65歳以上の高齢者だということで,65歳以上のところには,特に早急に設置する必要があるということで,こういった条例が制定されています。


 これを制定するに当たりまして,やはり問題になりますのは,住民への周知徹底をどのようにしていくか,そして,消火器でも,いろんな悪徳業者の訪問販売がありますように,こういった報知機も絶対つけなければいけないから,おたくだったら20個要りますよとか――そういったものに対して,どのように市民の方に指導していくかということも,今後の検討になるかと思います。


 そこで一つ,先ほど44号と関連するんですが,44号では,65歳以上のお金を少しもうけている方は,もう税金出してくださいという形になっています。やはり高齢者に対しても,ちょっと厳しい条例改正になっていますので,この47号で,そういった報知機をつけなければいけないとなったときに――65歳以上の人ですね――そういったところの居間につきましては,消防と保健福祉部が連携しまして無料で設置するとか,やっぱり取った税金は,そういった市民に還元するという方策もいいんじゃないかなと思いますので,検討していただきたいと思います。


 続きまして,49号から51号の工事請負契約――いわゆる旭が丘の建てかえですが,先ほど中村議員,反対されましたが,委員長報告もありましたので,いろんな詳しいことは言いませんが,なかなか概略が見えてこないということで,私,先日,そのモデルとなりました瀬戸市の品野台小学校というところに行ってきました。ここは,この旭が丘小学校の建設の設計をしたところが建てた学校だということで,エコスクールというのを目指しているということで,15%の電力等の削減を可能にしているということだそうです。


 その中で,すごく私が感心したのが,学校運営に対するいろんな願い――三つの願いというのがあるそうですが,その中の二つが,一つとして,教わるよりも学ぶ力を身につける場でありたい,二つ目として,生涯学習の拠点としての地域の家でありたい,私はこの願いの中の二つにすごく感銘を受けまして,ぜひこれは行ってみたいと思いまして,そこの加藤校長先生とお話する機会を得ました。


 全体的には太陽光発電30キロワットを設置したり,雨水の利用でトイレとか散水に利用している,そして自然光をふんだんに利用している,給食の残滓は堆肥化している,そして先ほどありましたように,床暖房ということもしているということです。


 地域に開放されているということで,音楽室――こじんまりとした小学校ですが,ママさんコーラスに開放したり,ここは瀬戸ということで,土地柄でしょうか,窯業室というのがありまして,そこも地域の人たちが――老人会の人が来て,子供さんと一緒になって焼き物をしたりしている。体育館は,もちろんバレー等にいつも開放されているということで,本当に地域と一体となった学校運営をしているということで,深い感銘を受けてきました。旭が丘小学校も,ぜひそのような形になっていただきたいと思います。


 そして一つ,消防等にも係るんですが,プールの水も災害拠点として,それも飲料水に利用できるように,いつも冬場もその水が飲めるような形で薬品等も入れて管理しているということもありました。


 学校というのは,やはり学力を向上するというのはもちろん大切な部分はあるかと思いますが,やはり私は――そこは基本ではありますが,自然を大切にする心とか他人を思いやる心,そういったことを大事にするような,やっぱり学校であってほしい。それにはやはり地域の人たちの協力が大切になってきますので,この旭が丘小学校が本当に地域に開かれた学校となることを念願しております。ということで,この議案もすべて賛成したいと思います。


 以上で,私の討論を終わります。


○議長(山本 孝君)  石田秀三議員。


              〔32番 石田秀三君登壇〕


○32番(石田秀三君)  私は日本共産党鈴鹿市議団を代表して,本定例会に提案された諸議案についての態度を表明し,討論に参加いたします。


 提案された9議案のうち,議案第43号 鈴鹿市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定について,議案第44号 鈴鹿市税条例の一部改正についての2議案については反対,議案第45号 鈴鹿市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてから議案第51号 工事請負契約についてまでの7議案については賛成でありますが,以下に反対する議案についての理由,また,賛成する議案についても若干の意見を申し上げます。


 まず,議案第43号 鈴鹿市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定についてであります。


 本議案は,地方自治法の改定に伴って,これまで市の施設の一部を市の外郭団体等によって管理委託していた方法を,民間団体にも広げて管理・運営を行わせる方法に変更するための手続等を規定するもので,法律の定めによって,全国の地方自治体が平成18年9月までに必ず条例化しなければならないものであります。


 したがって,この条例案を提案すること自体は必要なことであると理解いたします。


 次に,その内容について提案説明や本会議や委員会での質疑の中で,そのおおむねについては事務的な流れ,手続を規定するものであり,5人の外部からの選定委員会によって指定管理者を選定し,最終的には議会での議決を得て決定となる。また,指定管理者の業務報告義務や個人情報保護,情報公開についても明記されていて,これらの点についても了解をいたします。


 しかし,1点だけ,第4条の中で,指定管理者の指定を受けようとするものの要件を規定した2に,公の施設の効用を最大限に発揮するというとこと並列に,管理に係る経費の縮減という条件が入れられていることの問題点を指摘し,経費の縮減という文言は今後の施設運営を縛ってしまうおそれがあるので,この部分は改めるよう求めましたが入れられませんでした。確かに,公共の施設を管理・運営する上で,むだのない効率的な運用は大切であります。しかし,公共施設のそもそもの目的は,施設を利用する市民への良好な行政サービスの提供であり,そのために必要な費用や職員,体制を保障することも軽視してはならないと考えます。


 最近起こったJR西日本の大きな事故を見ても,効率や採算,利益を最優先にした経営は,利用者へのサービスそのものにも重大な影響を及ぼすということは明らかであります。


 この条例案のように,経費の縮減ということを絶対的な条件として明記することは,実際に指定管理者となる団体から見れば,詰まるところ人件費をいかに抑えるかということに最大の関心がいってしまい,本来の市民サービスが十分行えないという結果になることが危惧されます。特に,自治体の大事な仕事である福祉や教育分野に,今後,この指定管理者制度がすべて適用される可能性があることを見れば,今,この制度をスタートするに当たって,この点は十分に再検討されねばならない問題であると思います。


 以上の問題点を指摘いたしまして,本議案には反対をいたします。


 次に,議案第44号 鈴鹿市税条例の一部改正についてであります。


 この議案も地方税法の改定に伴って,条例の改定をしなければならないという性質の問題でありますが,この改定によって鈴鹿市民の中に,どのような影響があるかという認識を本会議での質疑の中で明らかにするよう問うたところ,次のような問題が明らかになりました。


 第1に,この改定で,65歳以上の高齢者への非課税措置を廃止することによって,およそ約600人の市民が新たに課税されることとなり,その増税額は平均2万1,000円にもなることです。もともと年所得125万円以下という階層の高齢者の多くは,年金で細々と暮らしているような方であります。この方たちは,決して優遇されているわけでもなく,生活保護基準に近い水準の収入で,しかも市民税は非課税であっても,国民健康保険税は17万円も負担,また,消費税もしっかり払っているのであります。


 第2には,この増税の対象となる人が非課税から課税となることによって,福祉や医療での負担が大きく変わるということであります。具体的には,介護保険料のランクが非課税から課税になることよって上がってしまい,1万円以上ふえることを初め,国保や老人保健の高額療養費,入院食事代の自己負担の増額,健康診査やがん検診の自己負担などが新たな負担となって,高齢者の暮らしを脅かすことになります。


 しかし一方で,このような増税プラス各種自己負担の増額という影響をどう緩和するかということについては何も考えられておらず,お年寄りから,ただ税金を取り立てるだけというこの改定案には賛成できません。


 次に,議案第49号から51号 旭が丘小学校校舎増改築工事の請負契約についてであります。


 この議案には賛成いたしますが,若干の意見を申し上げます。


 第1には,総額で26億円という大きな建設事業であり,また,新しい教育施設としての新たな施設設備の導入などもあるということから,その計画や内容について,議会や市民への説明が十分にされるべきところを,地元関係者という狭い範囲での説明や協議で進めてきたことについて,本会議や委員会の審議の中でも同僚議員から指摘がされていましたが,私もこの点では不十分な面があったという印象を持っています。聞かれれば答えるという姿勢ではなく,積極的な情報公開と各方面からの意見の反映を今後の方向として求めたいと思います。


 第2には,床暖房などの新しいレベルの設備を備えることは結構でありますが,一方で,改築の時期ではないために,暖房器具の設置等が先送りされている学校との格差が生じていることについての対応であります。建物の新しい古いという格差は仕方ないにしても,せめて旭が丘小学校で標準装備となってきたものに,他の学校にも近づけることを検討すべきであります。新築には億単位の予算を投入する一方,既設の学校の改善については,一円の予算もかけないというような姿勢は改めていただくよう,特に申し上げておきます。


 第3には,このような立派な学校新築は,今の鈴鹿市の行政体制できちんとできるのに,また,来年の給食センターの建てかえも同様に取り組めるのに,その次に予定されている神戸中や平田野中の新築には,民間資本にすべてお任せ,財政的にもメリットのないPFI手法をなぜ使おうとするのか,これも納得いく説明はされていません。今からでも考え直していただきたいと思います。


 国の言うがままに追随したり,新しく見えるメニューに安易に飛びついたりするのでなく,真に市民に責任を果たすことのできる地に足のついた行政を進めることを,この際求めるものであります。


 以上,本定例会に提案された議案についての討論とさせていただきます。


 議員の皆さん方の御賛同をお願い申し上げまして終わります。


○議長(山本 孝君)  南条和治議員。


              〔17番 南条和治君登壇〕


○17番(南条和治君)  政友会の南条和治でございます。


 会派を代表いたしまして,今議会に提案されております議案第43号から議案第51号までの全議案,賛成の立場から討論に参加させていただきます。


 まず,議案第43号 鈴鹿市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定についてですが,市長の提案説明にもありましたように,公の施設の管理を指定管理者に行わせることにより,住民の福祉がさらに増進されることとなる場合において指定管理者に管理を行わせるとあり,また,目的は多様化するニーズにより,効果的・効率的に対応するための民間の能力を活用しつつ,住民サービスの向上を図るとなっております。


 いずれにいたしましても,住民の福祉サービスが今以上に向上されることが重要なキーワードだと思います。


 今回の条例は,第1条から第14条まであり,中でも第4条には,「議会の議決を経て指定管理者を指定」とあり,議会も十分な慎重審議をせなければなりません。


 行政におかれましては,候補者の選定には格段の配慮をお願いしたいことを申し添えます。


 次に,議案第44号 鈴鹿市税条例の一部改正から議案第48号 工事請負契約,玉垣地区市民センター及び公民館についてまでは,別段意見もなく,賛成でございます。


 次に,議案第49号 工事請負契約旭が丘小学校増改築工事から議案第51号 工事請負契約――同じでございますが,関連しておりますので,一括して少し意見を述べさせていただきます。


 旭が丘小学校は老朽化と生徒数の急増により,体育館も含めた増改築が数年前より校区自治会及びPTA,そして,子供も含めたワークショップの中で意見を出してきたと聞き及んでおります。今後の学校施設のあり方を十分取り入れたすばらしいものであると思っております。


 2002年からの学習指導要領に,総合的学習の時間が創出され,みずから学び,みずから考える力を養う環境整備や児童一人一人の習熟度や興味,関心,個性に応じた多様な学習形態が展開できる校舎が必要となっており,そのようにされております。また,児童が一日の大半の時間を過ごす生活の場として,内部空間の快適さや太陽の光・風・雨といった自然の恵みを生かすエコスクールとして,環境に配慮した施設が求められております。また,近年特に学校への不審者の侵入防止,耐震対策等の安全性を重視した建物でなければなりません。また,地域とともにある学校であるべきで,種々の条件を含んだ設計基本方針であり,大いに賛同いたします。完成が楽しみでございます。


 少し意見を述べさせていただけましたなれば,議会に対し,あるいは委員会に対して説明が少し少なかったかなと思われます。今後,新しい案件は,議会に対して十分説明をしていただくよう要望申し上げ,討論とさせていただきます。


 各議員の皆様におかれましては,十分御審議いただきまして,よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げ,討論を終わらせていただきます。


 ありがとうございました。


○議長(山本 孝君)  板倉 操議員。


              〔16番 板倉 操君登壇〕


○16番(板倉 操君)  無所属の板倉です。


 通告に従い,6月定例議会に提案された議案第43号から議案第51号までの議案に対しての討論をさせていただきます。


 議案第44号のみを反対し,そのほかの議案には賛成いたします。


 まず,議案第43号 鈴鹿市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定についてですが,若干の意見を述べ,賛成いたします。


 私は,昨年の6月の定例議会の一般質問で,指定管理者制度を取り上げました。昨年の5月25日には地方六団体が地方財政危機突破総決起大会を7,000人規模で開催し,地方切り捨ての三位一体改革,小泉改革にノーを突きつけました。そのような地方自治体をめぐる背景の中で,指定管理者制度の導入が準備されてきました。


 公の施設,住民の福祉の増進を目的とするため,自治体が設置した施設を公共以外のどこがやってもいいという,この制度は,住民サービスの向上のためと言いながら,実は,市民のために余計な金は使うなという,官から民へとの行革を徹底して地方自治体に推し進めさせるものです。


 さらに,住民の福祉の向上という行政の責任をも放棄させるものだと私は思っています。


 このような制度の導入のための条例に,地方議会に身を置く者として,どのような態度をとるのか,私はとても迷いました。現実的には,地方は受け入れざるを得ず,平成18年9月までには,現在委託をしている施設を直営か指定管理者かに決めなければならないのです。


 このような現状から,住民の福祉の向上という行政の責任が放棄されないよう歯どめをかける必要があると考え,条例についての懇談会や今議会での質疑や審議を吟味し,賛成するという結論を出しました。


 報道によれば,「四日市市議会では,本格的な導入に向けての施設条例の改正の件で,委員会が採決保留を得て,昨日,条件をつけて可決した」とありました。このようなことも含め,今後の制度導入については慎重にしていただくことを要望いたします。


 次に,議案第44号 鈴鹿市税条例の一部改正については,反対いたします。特に年齢45歳以上の人への非課税措置の廃止は,1人当たりの負担増2万1,000円,非課税措置廃止でこうむる,そのほかでの負担増もあり,聖域なき構造改革といった小泉改革の正体をよくあらわしていると言えます。


 昨年5月の臨時会に,専決処分として提案された市税条例の一部改正と同様に,国が交付税と補助金をカットし,一方で,市民に税負担をさせ,その税収で市財政が息をつくといった,あめとむちの国の政策であり,市にしてみれば身を削って生き長らえているのと同じです。


 先日の政府税調の発表によれば,納税者の8割に当たると言われるサラリーマンへの大増税が計画されています。国も地方も財政が厳しいと言いながら,銀行や大企業に莫大な税金を投入し,双子の赤字で火の車のアメリカのために,年間何十兆という金額でアメリカを支えています。夢も希望も,ますます描きにくい日本になっていくことは間違いありません。とどまることのない国民への負担増に反対する意味でも,昨年同様に,この市条例の一部改正について,私は反対いたします。


 議案第45号 鈴鹿市非常勤消防団員に係る退職補償金の支給に関する条例の一部改正についての議案から議案第48号 工事請負契約についてまでの議案については,別段異議なく賛成いたします。


 次に,議案第49号,議案第50号,議案第51号の3議案は,いずれも旭が丘小学校の増改築工事に係る工事請負契約の議案ですが,今議会の審議過程で出された問題点を十分認識していただき,今後に生かしていただくよう提言し,賛成をいたします。


 以上で,私の討論を終わります。


 議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。


○議長(山本 孝君)  これにて討論を終結いたします。


 これより採決をいたします。


 まず,議案第43号 鈴鹿市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の制定についてを採決いたします。


 本案に対する委員長の報告は可決であります。


 本案を委員長の報告どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


               〔賛 成 者 起 立〕


○議長(山本 孝君)  起立多数であります。


 よって,議案第43号は,原案どおり可決されました。


 次に,議案第44号 鈴鹿市税条例の一部改正についてを採決いたします。


 本案に対する委員長報告は可決であります。


 本案を委員長の報告どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


               〔賛 成 者 起 立〕


○議長(山本 孝君)  起立多数であります。


 よって,議案第44号は,原案どおり可決されました。


 次に,議案第45号 鈴鹿市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてから議案第48号 工事請負契約についてまでの4件を一括して採決いたします。


 本案に対する委員長報告は可決であります。


 本案を委員長の報告どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


               〔賛 成 者 起 立〕


○議長(山本 孝君)  起立全員であります。


 よって,議案第45号から議案第48号までの4件は,原案どおり可決されました。


 次に,議案第49号 工事請負契約についてから議案第51号 工事請負契約についてまでの3件を一括して採決いたします。


 本案に対する委員長報告は可決であります。


 本案を委員長の報告どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


               〔賛 成 者 起 立〕


○議長(山本 孝君)  起立多数であります。


 よって,議案第49号から議案第51号までの3件は,原案どおり可決されました。


○議長(山本 孝君)  この際,暫時休憩いたします。


 再開は11時10分といたします。


            午 前 10 時 58 分 休 憩


         ――――――――――――――――――――――――


            午 前 11 時 10 分 再 開


○議長(山本 孝君)  休憩前に引き続き会議を開きます。


 日程により議事を継続いたします。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(山本 孝君)  次に,日程第2,発議案第5号 第二名神高速道路(四日市〜亀山間)の早期整備を求める意見書から発議案第7号 地方議会制度の充実強化に関する意見書までの3件を一括議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 原田勝二議員。


              〔19番 原田勝二君登壇〕


○19番(原田勝二君)  すずか倶楽部の原田勝二でございます。


 ただいま議題とされました発議案第5号 第二名神高速道路(四日市〜亀山間)の早期整備を求める意見書でございますが,提案者は,各派代表者でさせていただいておりますが,私が代表いたしまして提案理由の説明をさせていただきます。


 なお,提案理由の説明は,お手元にお配りさせていただいております文案の朗読をもって説明にかえさせていただきます。


      第二名神高速道路(四日市〜亀山間)の早期整備を求める意見書


 第二名神高速道路は,現名神高速道路の慢性的な交通渋滞を緩和するとともに,わが国の基幹をなす高速道路として整備が進められている。


 三重県内においても順次整備が進められているが,本市を通過する菰野〜亀山間については,平成10年12月に整備計画が策定され,国からの施行命令を待つばかりになっていたが,平成12年12月に閣議決定された行政改革大綱に基づく道路関係四公団の改革に伴い,施行命令の発令は見送られてきており,第二名神高速道路の中では唯一,施行命令が出されていない区間となっている。また,四日市〜菰野間についても工事に着手していないのが現状である。


 平成16年12月には伊勢湾岸道路が豊田ジャンクションにおいて,東名高速道路と接続され,東名阪自動車道の交通量が増加している状況にある。このまま四日市〜亀山間の整備が進むことなく,亀山〜大津間が供用された場合,さらなる交通が東名阪自動車道に流入し,慢性的な渋滞や交通事故の増加を招き,高速道路本来の機能が果たせなくなることは明白である。また,沿線地域に対しても環境負荷を高めるだけでなく,高速道路網の完成を前提にすすめられているまちづくりや産業振興策等への悪影響も懸念される。


 よって,いわゆる道路関係四公団民営化関係四法が成立したことを受け,国において,第二名神高速道路の菰野〜亀山間の施行命令を一刻も早く発令し,四日市〜菰野間を早期に整備するよう強く要望する。


 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 以上でございます。


 どうか全員の御賛同を賜りますようお願い申し上げ,提案理由の説明を終わらせていただきます。


○議長(山本 孝君)  森 義明議員。


              〔24番 森 義明君登壇〕


○24番(森 義明君)  市政研究会の森 義明でございます。


 ただいま議題とされました発議案第6号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書でございますが,提案者は,各会派代表者でさせていただいておりますが,私が代表いたしまして提案理由の説明をさせていただきます。


 なお,提案理由の説明は,お手元にお配りいたしております文案の朗読をもって説明にかえさせていただきますので,よろしくお願いいたします。


           地方六団体改革案の早期実現に関する意見書


 地方六団体は,「基本方針2004」に基づく政府からの要請により,昨年8月に,地方分権の理念に沿った三位一体の改革を実現すべく,地方六団体の総意として,その改革案を小泉内閣総理大臣に提出されたところである。


 しかしながら,昨年11月の「三位一体の改革について」の政府・与党合意の税源移譲案は,その移譲額を平成16年度分を含め,概ね3兆円とし,その約8割を明示したものの,残りの約2割については,平成17年中に検討を行い,結論を得るとし,多くの課題が先送りをされ,真の地方分権改革とは言えない状況にある。


 よって,政府においては,平成5年の衆・参両院による地方分権推進に関する全会一致の国会決議をはじめ,地方分権一括法の施行といった国民の意思を改めて確認し,真の「三位一体の改革」の実現を図るため,残された課題等について,地方六団体の提案を十分踏まえ,改革案の実現を強く求めるものである。


                    記


1 地方六団体の改革案を踏まえた概ね3兆円規模の税源移譲を確実に実現すること。


2 生活保護費負担金及び義務教育費国庫負担金等の個別事項の最終的な取り扱いは,「国と地方の協議の場」において協議・決定するとともに,国庫負担率の引き下げは絶対認められないこと。


3 政府の改革案は,地方六団体の改革案の一部しか実現されておらず,地方六団体の改革案を優先して実施すること。


4 地方六団体の改革案で示した平成19年度から21年度までの第2期改革案について政府の方針を早期に明示すること。


5 地方交付税制度については,「基本方針2004」及び「政府・与党合意」に基づき,地方公共団体の財政運営に支障が生じないよう,法定率分の引き下げを含み地方交付税総額を確実に確保するとともに,財源保障機能,財源調整機能を充実強化すること。


 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 以上でございます。どうか全員の御賛同を賜りますようお願い申し上げ,提案理由の説明を終わります。


 よろしくお願いいたします。


○議長(山本 孝君)  彦坂公之議員。


              〔14番 彦坂公之君登壇〕


○14番(彦坂公之君)  緑風会の彦坂公之でございます。


 ただいま議題とされました発議案第7号 地方議会制度の充実強化に関する意見書でございますが,提案者は,各会派代表者でさせていただいておりますが,私が代表いたしまして提案理由の説明をさせていただきます。


 なお,提案理由の説明は,お手元にお配りさせていただいております文案の朗読をもって説明にかえさせていただきます。


            地方議会制度の充実強化に関する意見書


 平成5年の衆参両議院における地方分権推進決議以降,地方分権一括法の施行や市町村合併に伴う地方自治にかかる地勢図の変化など,地方議会を取り巻く環境は,近時大きく変化してきている。


 また,今日,三位一体の改革などが進められる中で,税財政面での自己決定権が強まれば,それに伴い議会の執行機関に対する監視機能を強化し,自ら住民のための政策を発信していかなければならないのは必然である。


 このような中,二元代表制の下での地方議会の役割は一層その重要性を増していることから,住民自治の代表機関である議会の機能の更なる充実と,その活性化を図ることが強く求められている。一方,本市議会においては,自らの議会改革等を積極的に行っているところであるが,これらの環境に対応した議会の機能を十分発揮するためには,解決すべき様々な制度的課題がある。


 こうした課題は,現行の地方自治法が制定後60年経過し,「議会と首長との関係」等にかかわる状況が変化しているにもかかわらず,ほとんど見直されておらず,議会にかかる制度が実態にそぐわなくなっていることから,議会制度全般にわたる見直しが急務である。


 21世紀における地方自治制度を考えるとき,住民自治の合議体である「議会」が自主性・自律性を発揮してはじめて「地方自治の本旨」は実現するものであり,時代の趨勢に対応した議会改革なくして地方分権改革は完結しないと考える。


 よって国におかれては,現在,第28次地方制度調査会において「議会のあり方」を審議項目として取り上げ,活発な審議が行われているところであるが,地方議会制度の規制緩和・弾力化はもとより,?議長に議会招集権を付与すること,?委員会にも議案提出権を求めること,?議会に附属機関の設置を可能とすることなど,地方議会の権能強化及びその活性化のため,抜本的な制度改正が図られるよう強く求める。


 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。


 以上でございます。どうか全員の御賛同を賜りますようお願い申し上げ,提案理由の説明を終わらせていただきます。


○議長(山本 孝君)  説明は終わりました。


 これより質疑に入ります。


 御質疑があれば発言を願います。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(山本 孝君)  質疑ないものと認めます。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております発議案第5号から発議案第7号までの3件につきましては,会議規則第36条第2項の規定により,委員会の付託を省略したいと思います。


 これに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(山本 孝君)  異議ないものと認めます。


 よって,発議案第5号から発議案第7号までの3件については,委員会の付託を省略することに決定いたしました。


 これより討論に入ります。


               〔「なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(山本 孝君)  別段討論もございませんので,これより採決いたします。


 まず,発議案第5号 第二名神高速道路(四日市〜亀山間)の早期整備を求める意見書を採決いたします。


 本案を原案どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


               〔賛 成 者 起 立〕


○議長(山本 孝君)  起立多数であります。


 よって,発議案第5号は,原案どおり可決されました。


 次に,議案第6号 地方六団体改革案の早期実現に関する意見書及び発議案第7号 地方議会制度の充実強化に関する意見書の2件を一括して採決いたします。


 本案を原案どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


               〔賛 成 者 起 立〕


○議長(山本 孝君)  全員起立であります。


 よって,発議案第6号及び発議案第7号の2件は,原案どおり可決されました。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(山本 孝君)  次に,日程第3,議案第52号 鈴鹿市教育委員会委員の任命同意についてを議題といたします。


 提案理由の説明を求めます。


 市長。


               〔市長 川岸光男君登壇〕


○市長(川岸光男君)  おはようございます。


 それでは,議案第52号 鈴鹿市教育委員会委員の任命同意について御説明を申し上げます。


 現在,委員の松本裕夫氏は,平成5年7月に,本市教育委員会委員に就任され,この6月30日の3期目の任期満了をもって退任されることとなりました。


 この間,教育委員会委員として,企業経営の視点から,本市の教育行政の進展に多大の御尽力を賜り,心より感謝を申し上げるところでございます。


 つきましては,後任の教育委員会委員として岡田惠美子氏を任命することについて御同意をいただこうとするものでございます。


 岡田氏の略歴は,資料として添付してございますが,昭和52年3月に椙山女学園大学文学部を御卒業後,平成7年4月からは三惠工業株式会社監査役として,企業経営に当たられてみえます。


 また,平成8年5月からは,鈴鹿商工会議所女性部会員として,地域商工業の振興に御尽力され,この間,女性部の理事や副会長の要職も務められております。


 岡田氏は,人格も高潔で,また,芸術文化活動にも造詣が深く,その豊かな識見や企業的感覚,また,女性の参画という視点からも,教育委員会委員として適任と存じますので,よろしく御審議をいただき,御同意を賜りますようにお願いを申し上げます。


○議長(山本 孝君)  説明が終わりました。


 これより質疑に入ります。


 御質疑があれば発言を願います。


 南条議員。


○5番(南条雄士君)  ちょっと質問させていただきます。


 ここの略歴なんですけども,これ,本当に経歴少し書いてあるだけで,どういう人なのかというのが全くわからないんですけども,6月30日いっぱいで松本さんが任期満了と,ということは7月から,この岡田さんに任せようとしていると思うんですけども,8月には教科書採択もございますし,この岡田さんという方は,どういう考えを持って,鈴鹿市の教育をどうやっていこうと思っているのか,そういうことが何一つ書いてありませんので,賛成するも,賛成しないも,ちょっと考える資料として余りにも物足りないと思います。この方が,どういう思いで教育委員になろうとしているのか,それを本当は知りたいんですけども,その点,市長,これじゃ,ちょっと判断しかねるということで,どういう方なのか,もう少し詳しく知りたいんですが,教えていただきたいと思います。


○議長(山本 孝君)  市長。


○市長(川岸光男君)  御意見をいただきました。


 ただいま提案をさせていただきました教育委員会の岡田氏につきましては,私も,今回,6月末をもって松本委員が任期満了で退任をされる,その後任として種々検討をさせていただいてまいりました。


 特に,その観点ということで,一つは,企業的感覚という関係がございます。それとあわせて,現在4名の教育委員がおみえでございますけれども,できたら女性の視点という関係で,女性からの登用ということを検討させていただいてまいりました。


 岡田氏は,現在,三惠工業の監査役を務められておりますし,あわせて先ほど提案をさせていただきました商工会議所の女性部の会員,また,役員として商工業活動についても大変御尽力をいただいております。


 また,あわせて文化的という部分で,踊りとかいう関係の活動も積極的にされております。


 考え方とかいう部分での御質問ございますけれども,現実的に現在,活動をしていただいている経験とか,あるいはまた,現在,取り組んでいただいております商工業,あるいはまた,文化的活動という関係の中で,ぜひ現在の教育,あるいはまた,教育委員として,いろんな御意見を賜れる方だというふうに考えております。


 そういう関係で,私ども,ぜひ教育委員として推薦同意を提案させていただいておりますので,ぜひ御承認を賜りますようにお願いを申し上げたいと思います。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  南条雄士議員。


○5番(南条雄士君)  御答弁ありがとうございます。


 私が知りたいのは,考え方はちょっと言えないというようなことを言われたんですけども,その考え方が知りたいんであって,略歴――どういうことをやってきた方かというのは,これ見たらわかるんですけども,どういう考えを持って,鈴鹿市の子供たちをどのように育てたいのか,それが知りたいんであって,それがちょっと答えられないというのであれば,ちょっと先ほど言いましたように判断しかねるということでありますので,答えられないということでよろしいですか。


○議長(山本 孝君)  市長。


○市長(川岸光男君)  再度の御質問ということでございます。


 先ほども答弁をさせていただきましたように,いろんな経験をお聞きしながら,その経験を現在の――これから教育含めまして,いろんな分野で発言をいただければ,大変幸いかというふうに考えております。


 先ほども説明をさせていただきました。私が適任という判断をさせていただいた岡田氏でございます。ぜひ,議員の皆さん方の同意を求めたいというふうに考えておりますので,よろしくお願いします。


 以上でございます。


○議長(山本 孝君)  これにて質疑を終結いたします。


 お諮りいたします。


 ただいま議題となっております議案第52号につきましては,会議規則第36条第2項の規定により,委員会の付託を省略したいと思いますが,これに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(山本 孝君)  異議ないものと認めます。


 よって,議案第52号については,委員会の付託を省略することに決定いたしました。


 これより討論に入ります。


 南条雄士議員。


○5番(南条雄士君)  ちょっと先ほどの質疑でも言いましたように,余りにもちょっと資料が少な過ぎますので,反対するというわけじゃないんですけども,賛成するにしても判断材料がないということで,先ほど言ったように判断をしかねるということですね。私は,賛成は――判断材料がないので賛成をするまでには至らないという立場をしたいと思います。


 以上です。


○議長(山本 孝君)  これにて討論を終結いたします。


 これより採決いたします。


 議案第52号 鈴鹿市教育委員会委員の任命同意について,これに同意することに賛成の方の起立を求めます。


               〔賛 成 者 起 立〕


○議長(山本 孝君)  起立多数であります。


 よって,議案第52号は,これに同意することに決定いたしました。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(山本 孝君)  次に,日程第4,鈴鹿市農業委員会委員の推薦にいてを議題といたします。


 お諮りいたします。


 鈴鹿市農業委員会委員の改正に伴い,農業委員会等に関する法律第12条第1項第2号の規定により,鈴鹿市農業委員会委員に大杉吉包議員,佐々木美知代さん,藤方久美子さんを推薦いたしたいと思いますが,これに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(山本 孝君)  異議ないものと認めます。


 よって,鈴鹿市農業委員会委員に3名の方々を推薦することに決定いたしました。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(山本 孝君)  次に,日程第5,議員派遣についてを議題といたします。


 本件につきましては,お手元に配付いたしましたとおり,7月19日から28日までの10日間,第33回三重県市議会議長会海外行政視察に2名を本市議会から派遣しようすとるものであります。


 これより採決いたします。


 本案を原案どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。


               〔賛 成 者 起 立〕


○議長(山本 孝君)  起立多数であります。


 よって,本案は,原案どおり可決されました。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(山本 孝君)  次に,日程第6,閉会中の継続調査についてを議題といたします。


 各常任委員長から,お手元に配付いたしました閉会中の継続調査申出一覧のとおり会議規則第101条の規定により閉会中の継続調査の申し出があります。


 お諮りいたします。


 各常任委員長からの申し出どおり,閉会中の継続調査とすることに御異議ございませんか。


              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


○議長(山本 孝君)  異議ないものと認めます。


 よって,各常任委員長から申し出のとおり,閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。


         ――――――――――――――――――――――――


○議長(山本 孝君)  以上で,本日の日程は終了いたしました。


 これをもちまして,本日の会議を閉じ,平成17年6月鈴鹿市議会定例会を閉会いたします。


 御苦労さまでございました。


             午 前11 時 37 分 閉 会


         ――――――――――――――――――――――――


 地方自治法第123条の規定によりここに署名する。


           鈴鹿市議会議長      山 本   孝





           鈴鹿市議会議員(14番)  彦 坂 公 之





           鈴鹿市議会議員(18番)  佐 藤 邦 正