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三重県 桑名市

平成25年第3回定例会(第4号) 本文




2013.09.12 : 平成25年第3回定例会(第4号) 本文


                                    午前10時00分 開議
 ○開議の宣告
副議長(平野和一)
 開議に先立ちお断りいたします。
 午前の議事につきましては、議長の職務を副議長の私が取り進めたいと思いますから、よろしく御協力のほどお願い申し上げます。
 出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。
 本日の議事日程及び議事説明員は、お手元に配付のとおりでございますので、御了承願います。
 これより日程に従い取り進めます。
   ───────────────────────────────────────
 ○会議録署名議員の指名


副議長(平野和一)
 日程第一、会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、水谷義雄議員及び安藤寛雅議員を指名いたします。
   ───────────────────────────────────────
 ○一般質問


副議長(平野和一)
 これより、日程第2、一般質問を昨日に引き続き行います。
 それでは、通告がありますので、発言を許します。
 23番 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 皆さん、おはようございます。桑風クラブの伊藤文一でございます。桑風クラブ・無会派の伊藤文一でございます。先ほどちょっと訂正させていただきましたけど、無会派もございますので、よろしくお願いを申し上げます。
 オリンピックも、皆さんお話をされておりましたが、きょうもテレビ、きのうもテレビを見ておりますと、やはり10代の子供たちが夢を持って、僕はオリンピックに出たい、やってみたいというのはたくさん放映されております。ここにおいて、教育長やら教育部長、理事の方がどれだけ御努力されて、これからの教育方針を持っておられて、世界に通用するような人物をつくり上げていくのか、そういうところもお聞きしたいと思っております。
 また、私どもは、何遍も御質問をさせていただきますけど、さきの選挙の後始末が完全になされていないということについてもお聞きしたいと思っております。きょうは、選管の委員長、きのうから本当に御足労いただいて、本日も来て、2日間も来ていただけて、本当に御迷惑をかけまして、まことに申しわけございません。今後とも、またいろいろとお世話になるかもわかりませんが、ひとつよろしくお願いを申し上げます。
 ただいまから一般質問を一問一答でさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。
 まず、市長選挙について、(1)これまでの選管委員長の御発言については、私がとやかく言うことなく、あそこに3回、24年の4回と25年の1回と2回の中にもそういうような質問がございますので、そこにございます。それですので、まず一つは、桑名市7つのビジョンは市長の名前とは書いていない。書いておられませんですね。市長ということが明確でもあり、選挙管理委員会委員長の答弁は、氏名または氏名を類推される事項であるならば、公職選挙法違反とすることになると思いますと言っておられますが、まことか、お尋ねをいたします。
 それと、市長のチラシと言明されれば、虚偽記載、奥様でもある、これはこの黒いところで全然わかりませんが、でもあるが、選挙管理委員会委員長は選挙違反だと証明されましたが、市長は、法の範囲内で作成したものと思っています、公職選挙法につきましては、捜査当局、司法に委ねられると言っておられますが、選挙管理委員会委員長が選挙違反と答弁されていますが、再度お考えをお聞かせください。よろしくお願いいたします。


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員、一問一答ということでございましたですね。中項目1、2までいかれたと思うんですが、1……。
                  (発言する者あり)
 それでは、当局の答弁を求めます。
 選挙管理委員会委員長。


選挙管理委員会委員長(伊藤清隆)(登壇)
 皆さん、おはようございます。桑名市選挙管理委員会の伊藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 議員の皆様には、日ごろ選挙の適正な管理執行のために温かい御理解と御支援をいただいておりますことを、この場をおかりいたしまして、心から厚くお礼を申し上げます。
 それでは、伊藤文一議員の一般質問に御答弁を申し上げます。
 一般質問1、市長選挙についての(1)、これまでの選挙管理委員会委員長の発言についてでございますが、昨年12月に行われた桑名市長選挙に関して御質問を頂戴いたしました。
 この件に関しましては、平成24年12月議会において、伊藤議員を初めとし、何人かの議員の皆さんから御質問をいただき、御答弁を申し上げさせていただきました。改めて申し上げますと、市長選挙の期間中、確認団体は、一定の制限のもとに政治活動を行うことができます。この確認団体の政治活動用のポスター、政治活動用のビラの記載内容につきましては、公職選挙法において、候補者の氏名または候補者の氏名が類推されるような事項を記載することは禁止されています。そこで、議員御指摘のポスターやビラの記載内容が、仮に氏名または候補者の氏名が類推されるような事項であるとするならば、公職選挙法に違反することになりますとお答えをさせていただきました。よろしく御理解をいただきますようお願い申し上げます。
 御質問いただいた行為が公職選挙法に違反するかどうかの判断は、最終的には捜査当局、司法に委ねられるものであると認識をしておりますとお答えしたところでございます。よろしく御理解いただきますようお願い申し上げます。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 ありがとうございました。本当に長らくお待たせしまして、ただそれだけぐらいのあれかもわかりませんけど、市会議員はこういうものの配布は禁止されておりますが、市長選挙の場合は、こういうチラシは、団体がありまして、二つぐらいは使えるそうです。私も余り知らなかったんですが。
 この中で、一番問題は、5期18年の流れを変えることですね。18年といえば、18年と364日でも、18年に値すると思うんですね。実質は16年327日というようなことでありますが、選挙管理委員会の皆さん方は、その辺のことを十分把握されて、このチラシを配布ということについて御承認をされたのか、ちょっとお聞きしたいと思っております。


副議長(平野和一)
 答弁を願います。
 選挙管理委員会委員長。


選挙管理委員会委員長(伊藤清隆)(登壇)
 再質問にお答えさせていただきます。
 届け出は、規格や必要事項の記載について審査を行っております。記載内容につきましては、短い時間の中で、一字一句確認することは困難であり、選管といたしましては、確認団体の代表者、掲示責任者の意思を尊重し、審査を行ったところでございます。以上です。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 一字一句、なかなか難しいと言われましたが、こんな大きなものを見逃すということ、ここに黒い、何か隠そうという意思のある、これは見逃す、ほとんどの市民の方も、配られた方も、8割から9割ぐらいはここに文章があるとは考えられなかったでしょうね。ただ、それでも、この5期18年という大きな見出しは、見逃すという選管の職務については、ちょっとおかしいなと思いますが、再度、この5期18年の大きな、これも見逃されたのか、その辺もちょっとお聞きさせていただけませんか。


副議長(平野和一)
 当局の答弁を求めます。
 選挙管理委員会委員長。


選挙管理委員会委員長(伊藤清隆)(登壇)
 再質問にお答えさせていただきます。
 大きな字で書いてあるのが確認できなかったかということでございますけれども、やはりその数字そのものにつきましては、掲示責任者または代表者が書かれてきておりますので、こちらとしては、それを検査するまで至らなかったということで、確認をなかなかできなかったということで御了解いただきたいと思います。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 今の選管の委員長さんの御答弁はおかしいかなと。私らも虚偽的な、今、15年まではいきませんけど、そういうことでも虚偽的な、書いても別に問題はないと、これからも。ただ、記載した責任者だけが罰則に値するのか、その辺をお聞きしたいと思っています。たしか、あなたと桑名をつくる会の記載代表者は、現市長の奥様であるということはわかっておりますが、そういうことについてもございませんでしょうか。
 こういう場合は、虚偽事項の公表がなされた場合、公職選挙法第235条第2項に、4年以下の懲役、禁錮または100万円以下の罰金と県選管は説明されておられますが、その辺も踏まえて、もう一度御答弁をいただきたいと思います。


副議長(平野和一)
 選挙管理委員会委員長。


選挙管理委員会委員長(伊藤清隆)(登壇)
 再質問にお答えさせていただきます。
 まず、5期18年の記載につきましては、選挙管理委員会といたしましては、故意に年数を変えて記載するものであるとか、誹謗中傷、虚偽記載であるとの判断はできかねます。できませんが、仮にそのような判断がなされれば、公職選挙法等の疑いがあると認識しておるというところでございますので、よろしくお願いいたします。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 市長さんは、司法の場所ということでおられますので、これは市長さんが潔白を示すならば、自分で司法に出向かれて、完全なるシロということを言明されてこられたら、それは選管の委員長さんの責任も問われなくても済むんだろうと私は思っておりますが、もし誰も司法の場所に、あれから約9カ月、こういう質問をして8カ月ですけど、市長がそういう場所に行かれたのかどうかはわかりませんけど、そういう場合は、シロと言われたら現職でおっていただけるということでしょうか。選管の委員長さん、もう一度だけお願いいたします。


副議長(平野和一)
 答弁を求めます。
 選挙管理委員会委員長。


選挙管理委員会委員長(伊藤清隆)(登壇)
 再質問にお答えさせていただきます。
 御質問いただいた行為が公職選挙法に違反するかどうかの判断は、最終的に捜査当局、また司法に委ねられるということでございますので、その結果でございますので、選管としては御答弁を差し控えさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 私らが選挙のことで行きますと、選管はどう言っておるのかとか、警察はどう言っておりますかとか、投げかけてばかりおるんですね、今までのことでも。そういうこともしっかりと、預け合わずに、自分のところの範囲内できちっとされることを望みます。どうぞ、これからこういうことがございましたら、投げかけずに、自分のところは選挙違反だ、シロだとはっきり言えるようにお願いしたいと思っております。
 では、次、2番目の市長さんにお伺いいたしますが、選挙法違反の疑いがあると選管の委員長はおっしゃっておりますが、具体的に捜査当局とか司法に委ねられたのか、それをお聞きしたいと思っております。


副議長(平野和一)
 市長。


市長(伊藤徳宇)(登壇)
 おはようございます。
 一般質問にお答えいたします。
 お尋ねの昨年12月の市長選挙の際のことについて、捜査当局、司法当局が今どのような状況にあるのかは承知をしておりません。私といたしましては、さきの全員協議会でお答えいたしましたとおり、警察からの指摘につきましては、その都度適切に対応してまいりました。したがって、私のほうから司法当局に対して判断を仰ぐものではないと考えておりますので、よろしく御理解いただきますようお願いいたします。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 毎回御質問をしても、それだけのお言葉こそ返ってまいりませんので、私が、この議会が終わりましたら、検察庁へ行って告発をしてきます。その辺をはっきりと申し上げておきますので、市長のお考えをしっかりとしておいていただきたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 それから、第2、学校教育等についてお尋ねをいたします。これは教育長さんばかりお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 まず、第1番に、幼児教育の理念について教育長の考え方をお聞かせ願えませんか。


副議長(平野和一)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 おはようございます。
 所管いたします事項2、学校教育等について、(1)幼児教育の理念について教育長の考え方はについて御答弁申し上げます。
 幼児教育は、子供の基本的な生活習慣や態度を育て、道徳性の芽生えを培い、学習意欲や態度の基礎となる好奇心や探究心を養い、創造性を豊かにするなど、小学校以降における生きる力の基礎や生涯にわたる人格形成の基礎を培う上で重要な役割を担っております。
 近年、幼児の育ちについては、基本的生活習慣が身についていないとか、他者とのかかわりが、あるいは規範意識が、あるいは運動能力等々が課題であると指摘されております。私といたしましては、先生や友達との生活や遊びといった直接的、具体的な体験を通して、基本的な生活習慣のついた子、主体的・意欲的・探究心のある子、人とかかわる力のある子、命を大切にする子、体を動かすことが好きな子、本に親しむ子に育ってほしいと考えております。とりわけ幼児教育は、後伸びする力を育てる教育とも言われており、遊びを中心とした教育は、長い時間をかけて花開くものであると認識いたしております。
 いずれにしましても、幼児教育におきましては、幼稚園、保育所、保育園ともに、みんなでつながり合い、一人一人の根っこを育てるというキャッチフレーズをもとに、子供の健やかな育ちを中心に置き、それぞれの特性を生かしながら、子供の笑顔と元気があふれる園づくり、遊びを通して人として学ぶことを大切にし、人としての土台づくりを、家庭との連携を密にし、地域の協力を仰ぎながら進めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 今、作文を読んでいただいたんですが、本人、教育長がつくられたんでしょうか、今の言葉を全部。先生は、幼児教育とか児童教育、生徒教育、生徒教育も、高校からは生徒教育ともいいますのであれなんですが、その言葉自体を書かれたのか、それだけお聞きします。


副議長(平野和一)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 再質問にお答えします。
 私の意見とともに、担当の職員とともに書かせていただきました。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 自分で書かれたという、相談して書かれたと言うんですが、聞き取りに来ておるのは部下の方だけなんですが、本人さんが私の意思を全然、余り考えておられない。理念とはどういうことだろうとかいうことを聞きたいと思うんですね。理念というのは難しいんですね、広辞苑においても。そんな簡単に、部下との調整で、教育長が書かれるということは、ちょっと腑に落ちない。全体に、理事者の皆さん方にも言えることなんですが、部下がつくったものをそのまま棒読みで、時間ばっかり食って、答弁が長くなる。今みたいに簡単に言えることが言えないんですよ。実際、本当に教育長が考えられたことなのか。
 そうしたら、ちょっと理念についてお聞きしますが、どういうことでしょうか。


副議長(平野和一)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 再質問にお答えします。
 理念ということで、幼稚園の理念と、私自身が一番大事にしていることはというふうな御質問であったように思いますので、私自身が先ほど答弁したことを端的に申し上げますと、一人一人の根っこを育てるというふうなことを私自身も教育者として一番大事にしてきたところですので、その辺を理念というふうな考えで持っております。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 私が調べたところによると、理念というのは、理性から得た最も高い考え方、こうやって答えていただきたい。市民の方は、簡単に言ったってわからない。それについても、また、一時的な本能や衝動にも左右されず、概念や実在の理論的に考える心の働きを、しばしば感性や感情と対比されるものではありませんか。いかがですか、それについては。


副議長(平野和一)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 再質問にお答えします。
 今、議員が御指摘いただいたとおりと思っております。どうもありがとうございます。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 空振りを食って、ホームランが打てなかった、55号が打てなかったですので。本当はその中に衝動ということも入ってくると思うんですが、何も後がないんですけど、こちらが言わなきゃだめでしょうか。目的も反省もなしに、発作的に何かをしようとする心の動き。また、急激で心を混乱させるような刺激。肉体的な刺激にも心理的な刺激にもいいます。理論というのは、物事の原理、原則に基づいて推し進められた考え、道筋を立てた考え。こういうのが理念の中に入ってくると思うんですが、教育長、いかがなんでしょうか。私が調べたのは間違いでしょうか。


副議長(平野和一)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 再質問にお答えします。
 議員が申されたとおりだと思います。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 後ろのほうから批判の声をいただきましたが、やっぱり教育長、なられたんだから、こういうことぐらいはしっかりと勉強してきていただきたい。やっぱり教育長としての、教育長の経歴を見ますと、幼児教育、後でお聞きする児童・生徒教育についても、生徒教育については高校の部分がありますので、中学校を卒業した後の分がありますので、詳しくお聞きできるかなと私は思っておりますが、本当に幼稚園にそれほどいるんでしょうか。私はそう思いますけど。
 そして、子供たちには本当に何が必要なんでしょうか。こんなことを申し上げたらあれですけど、秋田県とか青森、福井、それから新潟、それから香川が今回入っておりましたけど、学力テストにおいても上位におるのは、ただ先生がいいのとかではないと思うんですね。いろいろな部分が含まれておると思っておりますけど、教育長は、そういう理念のもとに考えておられるのかどうかわかりませんけど、また解答を言いますとあれですので、また御批判いただきますので、教育長から、児童教育の理念についてと、生徒教育の中学までの教育についての考え方をお教えいただけませんでしょうか。


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員にお尋ねしますが、今、3番のところでしょうかね。


23番(伊藤文一)(登壇)
 1番……。


副議長(平野和一)
 1番のどこですか。


23番(伊藤文一)(登壇)
 2番と3番はあれですので、今、幼児教育を聞きましたので、幼児というのは別に、ちょっと差があると思いますので、最初に聞かせていただきました。


副議長(平野和一)
 えらい済みません。ちょっとわからなかったものですから。
 答弁願います。
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 所管いたします事項2、学校教育等について、(2)児童教育の理念について教育長の考え方はについて、また、(3)……。
                  (発言する者あり)
 別々で。
 大変失礼しました。(2)児童教育の理念について教育長の考え方はについて御答弁申し上げます。
 小学校におきましては、知・徳・体のバランスのとれた、いわゆる生きる力を育むことが求められておると思っております。まず、知についてでございますが、読み、書き、計算の基礎的な知識を、あるいは技能をしっかり身につけ、また、それらを活用して、みずから考え、判断し、表現することにより、さまざまな問題に積極的に対応し、解決していく力を育むことが大切であると考えております。次に、徳についてでございますが、道徳の時間や係活動、学校行事などにおいて、友達と協調し、人を思いやる心や感動する心など、豊かな人間性を育むことが大切であると考えております。最後に、体についてでございますが、学校での食育や体育の授業を中心に、健康について学び、生涯にわたって心身ともに健康に過ごす態度を養うことが大切であると考えております。
 いずれにしましても、教師がしっかりと子供たちと寄り添い、自分の夢を持ち、自分の夢の実現に向けて自立し、子供同士がつながり合い、ともに生きていこうとする態度を養うことが何よりも大切であると認識しておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いします。
 続いて、(3)生徒教育……。
                  (発言する者あり)
 いいですか、一つ切って。よかったですか、(2)だけで。
                  (発言する者あり)
 どうも済みません。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 同じような聞き方ですが、生徒教育の理念、中学校までですね、高校までありますので、生徒教育は。については、教育長の考え方をもう一度、中学生の立場でお考えをはっきりと。それで、今みたいな、私もノー原稿でやっておりますので、教育長もノー原稿でやってください。それだけの能力はあると思われるから、そこにお座りだと私は思っておりますので、何もそんな長い文章を読んでいただかなくても、時間だけ食っていくだけですので、よろしく。同じことを聞いておるわけですので。


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員にお尋ねしますが、今、(3)の生徒教育の理念(中学生まで)のところですね。


23番(伊藤文一)(登壇)
 そうです。(3)ですね。


副議長(平野和一)
 教育長、御理解いただいておりますでしょうか。
 答弁願います。
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 所管いたします2、学校教育等について、(3)生徒教育の理念(中学生まで)について教育長の考え方はについて御答弁申し上げます。
 中学校における生徒教育につきましては、さきの小学校の児童教育の理念について答弁いたしましたように、生きる力を育むとともに、自分の描いた夢を持ち続け、自分自身と社会のつながりを認識し、自己実現に向かって、何事も諦めずに取り組もうとする態度を育むことが大切だと認識しておりますので、御理解賜りますようよろしくお願いします。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 理念についての質問で、私が全部解答を言ってしまったので、本当のことは出てこなかったような気がしますので。
 それでは、大きな3番で、今後の桑名市の教育方針について、(1)幼児・児童・生徒教育の方針はということでございますが、さっきもちらっと要らんところでお話ししましたけど、今回の学力テストでは、三重県は43番目かな。43番目ですね。すごく低位置におるわけですね。桑名市はもうちょっと上だろうと私は確信はしておるんですけど、これについて、秋田とか福井、本当に青森、北陸関係からずっといって、初めて四国の香川県が上位にランクされたということでございますが、これについても、何が一番大事なのか、子供たちにどういうことを教えていくのが大事なのか。ただ勉強だけが大事なのか。そういうことじゃなく、どういうことか。また答えを私、言いそうですので、言いませんので、今回は。その辺を踏まえて、学習塾に行っておるのも、22.4%こそ行っておられないのに、なぜ1番になれるのか。なかなか難しいですよ、算数の問題なんか、数学の問題なんか、本当に見ていますと。それも答えられるようなシステムになっておるわけですので、学校の先生の努力も相当なものだろうと思いますが、そうやって全国1位になるということですので、その辺も踏まえてお話をいただきたいと思っております。答弁、申しわけありません。


副議長(平野和一)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 所管いたします事項3、今後の桑名市の教育方針について、(1)幼児・児童・生徒教育の方針はについて御答弁申し上げます。
 本市といたしましては、憧れや夢を持ち、その実現に向けて努力する子供たちを育むため、幼稚園、小学校、中学校において共通した狙いを持ち、実践の共通基盤となるような努力目標として、くわなっ子育成方針を設定しております。この方針に基づいて、一人一人の個性が尊重され、生きる力を育み、みずからの力で豊かな未来を切り開いていく桑名の子供たちの育成に努め、各園・学校において教育実践を展開していきますので、よろしく御理解いただきますようお願い申し上げます。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 大変一般的な答弁でございまして、本当に子供たちに何を持っていくといいかということは、答えは言ってはいけませんけど、勇気。勇気というのはどういうときに使いますか。ちょっと、教育長。


副議長(平野和一)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 再質問にお答えします。
 いろんなところで勇気は使われると思いますけれども、例えば今の教育界の課題でありますならば、いじめが行われているときに、いじめている子に注意するというふうな勇気も必要だと思います。その他、勉強がわからない子がいたら、その子に教えてあげる勇気も必要だと思います。あるいは、未来に向かって努力する勇気もあると思います。さまざまな場面で自分が出ていくところをつくっていくことが非常に大事なような気がします。服装についても、注意をできる、あるいはみずから服装を律していくというふうなこともまた勇気だと思っております。さまざまなところで勇気というのは必要であると思っておりますので、どうぞ御理解いただきますようよろしくお願いします。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 勇気の下にはもう一つ、素直さ、素直さがあれば、大体、学校の勉強も、私どものやっておることも進んでまいります。勇気というのは、全体にわからないとき、格好悪いけど、本当に恥ずかしいかもわからんけど、先生、これわかりません、教えてくださいと言って、やることが、秋田のほうではやっておるんですよ、各先生が。ちょこっとの人数、6、7人で。そういうことがもとで、それを素直に、教えていただいたことを素直に実行する、これがやっぱり教育の根幹だと私は思っております。素直さがない子はだめです、どれだけ教えたって。その辺はいかがでしょうか。


副議長(平野和一)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 再質問に御答弁させていただきます。
 素直さについてということで、本当に勉強がわからないことを先生に尋ねたりする素直さというのは非常に大事だと思います。わからないことをわからないと言えるということは、年齢が過ぎれば過ぎるほど、なかなかできにくくなってきます。そんなところが高校生なんかを見ていてよくわかっておりますので、今、議員の御指摘のようなことを学校教育の中でも先生方が生かせるような形であればと願っております。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 時間がないそうですので、次、先ほど、いじめとか何かがあるんですけど、先ほど教育長がそういうような答弁をされておられたんですが、いじめというのは、一番子供にこたえるものは、心にとか、そういうところにこたえるのは何でしょうか。教育長、お教えいただけませんか。


副議長(平野和一)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 再質問にお答えします。
 いじめで一番こたえるのは、私の経験からいきますと、多くの仲間から、みんな自分から離れていったとき、そのときが一番つらかったように思っております。よろしくお願いします。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 私どもの子供たちに聞きますと、一番こたえるのは、机の上の落書き、伊藤文一死ね、うざい伊藤文一とか、こういうことが書いてあることが消せない。これが一番。メールなんかですと消せるけど、先生、これが消せない、一番嫌だと。私らは、一番そういうところが、学校に行きたくならない、遊ぶなとか、いろいろと書いてある。こういうことがやっぱり、先生がどれだけ注意を払って、その机を見ておられるのかわかりませんけど、そういうところをしっかりと、今の答弁では、ほとんど小学生やら幼稚園ではそんなことはないと思います。生徒教育になると、多少そういうところは出てくるかもわかりませんが、児童と幼児は、そういう一番苦労するのは、自分ら、友達が離れていく。それは今、先ほど、勇気を持って、僕と友達になってもらえませんか、頼みます、何か、あれだったらしますとか、何でも勇気があれば、自分で進んでやれるんじゃないですか。全然そういうところが、教育長、考えておられない。私を教育長にせいということを言って、議事録には載っておりますけど、そういうことですので、もう少し教育長、勉強してください。本当に幼児教育、それから児童教育。生徒教育はなれておられると思いますけど。
 その程度にとどめて、あと、4、教師・生徒の服装(制服・ミニスカートなど)についてお伺いをいたします。
 まず、(1)の教育長の生徒指導に対する考え方(これまでの経験を踏まえて)でございますが、私、桑高へ、きのう、おとつい、2日ばかりお邪魔をして、先生の経歴の桑高当時のことをちょっとお聞きしてまいりました。それで、私も、ミニスカートについては、5回、6回目ですかね、これで。言っても、一つも直りません。四日市商業高校の生徒は、膝下3センチ、きちっとした服装で登校してまいります。
 それとか、この間、ある中学校へ委員会で視察すると、数学を教えておる先生が体操服のまま授業をしておる。こういうことは、先生は聖職、教える立場、教えられる、教えていただける、全然違うんですよ。それやのに、体操の服のまま教えて給料をもらえるなんていうことはもってのほかです。教育長、よく現場ももっと把握しないと、教育長室に座っていただく暇はないと思いますよ。これについて、ちょっとお伺いいたします。


副議長(平野和一)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 所管いたします事項4、教師・生徒の服装について、(1)教育長の生徒指導に対する考え方は(これまでの経験を踏まえて)について御答弁申し上げます。
 まず、教師の服装についてでございますが、私も、議員の御指摘どおり、教育現場にふさわしい服装というものがあると認識しております。服装に限らず、教師の言動の一つ一つは児童・生徒に大きな影響を与えているという自覚のもと、その見本となるよう、機会あるごとに指導してまいりたいと考えております。
 次に、生徒の服装についてでございますが、服装や基本的な生活習慣の乱れは早期に正し、学習や運動に打ち込めるよう指導することが重要だと考えております。ただ、こうした乱れは心の揺れのサインでもありますので、児童・生徒の内面への支援がより丁寧に行われることを大事にしていきたいと思っておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 一応、桑名高校は伝統校であると、100年以上たった伝統校であるというのに、スカートが短過ぎる。僕らのころは、膝下、今の3センチ、必ずそういうことになっております。これを、教育長は3年間おられたんですが、このことについては全然一切していないのか。みんな、こうやってまくるんですね、こうやって。それで、検査のあるときだけこうやって下げるんですね。こういうようなことを許しておられた教育長は、いかがな3年間だったんだろうか。そんなきちっとしたことができない方が教育長をやられるということは、僕は全く不信であります。これ、本当に伝統校ですよ。我が桑名工業とかそういうところは、桑名工業も、私が高校に入ったときにできた学校です。ですので、桑名としては、一番伝統のある学校です。それやのに、そういうような、ルーズソックスも大分言ってきました。あれもなくなりましたですね、ありがたく。足元を見ても、すっきりしております。これについて、しっかりと教育長、指導していっていただきたいと私は思いますので、よろしくお願いを申し上げます。時間がございませんので、御答弁はよろしいです。
 中学生についてはどうなのか。これは高校、一般的な質問でしたけど、中学生は制服があるはずです。制服も着ずに、体操服のまま登校や下校いたします。これについても、もう少しきちっとした指導をやっていかなければいけないと思いますが、いかがでしょうか。簡単に、ノー原稿で結構ですので。


副議長(平野和一)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 所管します4、教師・生徒の服装について、(2)中学生にはどのような指導を行うのかについて御答弁申し上げます。
 中学生に対して、さきの答弁でも触れましたように、服装や基本的生活習慣の乱れは早期に正すことが非常に重要だと考えております。そのためには、毅然とした指導も必要であります。しかしながら、中学生というのは、夢と現実のはざまで大きく揺れ動く時期でもあります。教師や学校は、生徒の心に寄り添った指導をじっくり進めていくということが大切と考えております。しかしながら、規範意識の醸成は、相手の立場に立って考えるということも必要です。しかし、指導を積み重ねて、生徒と寄り添って指導していただけることを期待しております。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 確かに、これを直そうと思うと、父兄は、それはファッションだということで後始末がされておる例が過去にあります。
 そうしたら、5番目の児童・生徒の夜間外出について、私的な外出、この間のように花火とかお祭りなどたくさんありますが、この間の事件、朝日町でございました。全くあれは暗いです。どこも、あんな山分まで行こうと思ったら、電柱がありませんし、電気がありません。それやのに、親が迎えに来ない。11時ですよ。そういうこともやはり規制をしなければ、ああいう事件にも、これから桑名市も、桑名は、私どもの町内は、電柱1本、全部電球がついています。明るいものです。しかし、本当にこの山分の、この間の殺人現場は、毎日私は横を通っておりますけど、これについても、やはり考えていただきたいと思っておりますが、いかがでしょうか。


副議長(平野和一)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 所管いたします事項5、児童・生徒の夜間外出について、(1)私的な外出(花火とか祭りなど)について御答弁申し上げます。
 まず、朝日町で発生した事件についてでございますが、中学生の若くてとうとい命が奪われたことに対しまして、深い悲しみと強い憤りを抱いております。教育委員会といたしましては、今後同様の事件が起こらないよう、学校での指導だけでなく、関係機関との連携をさらに深め、対策を講じてまいりたいと考えております。
 議員が御心配していただいております児童・生徒の私的な外出についてでございますが、大きな花火大会や祭りなどの前には、各学校において、1人では行かない、家庭で決めた帰宅時間を守るなどの指導をしており、ただ、児童・生徒の安全・安心を確保するためには、日常の生活全般を含めて、学校と家庭と地域が連携し、子供への指導を行い、見守り体制を確立することが大切で重要であると考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願いします。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 教育長、そのように生徒、親、関係各位に御努力いただきますよう、よろしくお願いします。
 それから、塾通いについても一緒だと僕は思うんです。これも御答弁はもうよろしいですが、塾でも、9時、10時、11時とやっておるところもたくさんあるわけですね。これもやっぱり規制をしないと、10時なら10時、そのかわり、それ以後になるのなら親が必ず送迎をすると、そういうような規制もやはりつくっていただかなければだめだと思いますので、その辺も御努力いただきますよう、よろしくお願いいたします。
 それから、3番の携帯電話・スマートフォン等の電子機器の所持についてですが、果たして、これ、要るんでしょうか、中学生に、小学生に。昔のポケットベル、あのような簡単なものにすればいいんじゃないでしょうか。小学校や中学校にこういうもの。うちでやることについては何も申し上げませんけど、あんな歩きながらこうやってやって、本当に邪魔になります、私ら運転しておっても。特に中学校なんか、2列で、こうやって、おう、おうおうといってやっていますけど、そういうのを見て、全然学校の先生はそういう指導は一切していないのか、通学路において。


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員、時間が迫っておりますので。


23番(伊藤文一)(登壇)
 はい。
 そういうことです。ちゃんとあとはします。それだけ御答弁、ひとつよろしく。簡単に。時間がございませんので。


副議長(平野和一)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 所管いたします事項5、児童・生徒の夜間外出について、(3)携帯電話・スマートフォン等の電子機器の所持について御答弁申し上げます。
 児童・生徒が携帯電話、スマートフォンを学校に持ち込むことについては原則禁止しておりますが、所持については各学校の御判断であり、学校教育が制限できませんので、なかなか制限できることではないようにも思いますので、よろしく御理解賜りますようお願いします。
                  (23番議員挙手)


副議長(平野和一)
 伊藤文一議員。


23番(伊藤文一)(登壇)
 第6につきましては、前議員お二人が御質問されて、その内容的にも十分把握いたしましたので、割愛させていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 どうもありがとうございました。


副議長(平野和一)
 続きまして、5番 松田正美議員。


5番(松田正美)(登壇)
 こんにちは。フォーラム新桑名の松田正美です。
 ただいまから一般質問を一問一答方式で行いますので、よろしくお願いいたします。
 初めに、1、予防保全についてお伺いします。
 予防保全と申しますのは、建物や機器の保守を、あらかじめ決めた手順により計画的に検査等を行いまして、使用中の事故を防止したり、また劣化を抑えることをいいます。例えば、JR各社が毎年行っている新幹線の高架橋、トンネルなどの点検と、それをもとに行う修繕工事がその典型的な事例です。この方法で、東海道新幹線は、1964年、昭和39年の開業以来49年の間、大きな事故なく、今日に至っております。また、身近では、桑名市役所本庁舎の耐震化工事もこれに当たると思います。
 予防保全に対する言葉は事後保全です。どちらを優先するかは、一つ一つの事案におきまして、安全性とコストを比較して判断するほかはないと思います。
 さて、国土交通省によりますと、日本には長さ2メートル以上の橋が約70万橋あり、その中で築50年以上が16%、また15メートル以上の橋は約15万7,000橋、築50年以上が9%あるとのことであります。2013年4月時点で、全国1,692市区町村の約98%に当たる1,652市区町村が橋の点検を実施しているとのことであります。
 しかし、財政力不足、職員不足、専門的知見の不足が理由で、橋の長寿命化がおくれている現実があります。点検は済みましても、その結果の保全対策は膨大な費用がかかります。まさに国の財政面での支援と技術面での支援が求められるわけでございます。
 ただいま申し上げたことを踏まえ、お聞きいたしたいと思います。
 1、予防保全について、(1)桑名市のインフラ整備の現状と課題。
 インフラ整備に欠かせない、それらの前提条件として、1)資産台帳の整備状況についてお伺いします。桑名市の資産台帳の内容と整備はどの程度進んでいるのでしょうか。
 2)橋梁整備の現況と今後の施策について。市内の橋、国道、県道、市道など幾つあるのでしょうか。その整備状況はいかがなものでしょうか。伊勢大橋も含めて教えていただきたいと思います。市の橋の現況と課題について、今後のプロセス、補強のプロセスも教えていただきたいと思います。
 3)道路整備の現況と今後の施策について。市道の現況と整備計画について、国の補助メニューの活用も含めてお答えいただきたいと思います。
 4)城南堤防の整備について。城南堤防の整備の現況と課題についてお伺いいたします。
 5)公共施設整備の今後について。施設更新の現況と課題についてお伺いいたします。以上でございます。


副議長(平野和一)
 当局の答弁を求めます。
 総務部長。


総務部長(城田直毅)(登壇)
 それでは、所管する事項について御答弁を申し上げます。
 1の予防保全について、(1)桑名市のインフラ整備の現状と課題、1)の資産台帳の整備状況についてでございますが、本市では、公有財産の有効かつ効率的な活用を推進するとともに、今日の厳しい財政状況のもと、地方公共団体に求められている資産・債務管理に必要な新地方公会計制度の整備を行うため、現在、公有財産台帳システム整備事業を進めているところでございます。本事業は、公有財産のうち、土地と建物を対象とし、公有財産台帳に既に登載されているもの、また未登載のものについても各所管課で洗い出しを行い、公有財産の精緻化及び電子化を実施するものでございます。
 そこで、本事業の進捗状況でございますが、建物については、各所管課による精査がおおむね終了し、現在、土地の精査を実施しているところでございます。今後は、それらの公有財産について、個々に資産評価を行うとともに、地図情報と連携したシステムの構築を行い、本年度内に完成をする予定でございます。
 システムの活用方法でございますが、本システムは、庁内LANを利用し、情報の共有化を図ることで、公有財産の閲覧や未利用地の把握が容易に行えることから、公有財産の一層の有効かつ効率的な活用が図られるものと考えております。また、新公会計制度の整備、さらには公共施設を経営資源と捉えるファシリティマネジメントの基礎データとして活用していきたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。


副議長(平野和一)
 都市整備部長。


都市整備部長(水谷信昭)(登壇)
 所管いたします2)橋梁整備の現況と今後の施策について、3)道路整備の現況と今後の施策について、4)城南堤防の整備について御答弁申し上げます。
 まず、2)、3)の橋梁と道路に関しまして、桑名市内の橋梁につきましては、国が86橋、県が119橋、市の管理するものが610橋と非常に多く存在いたします。また、国道3路線、県道は22路線、市道につきましては3,191路線あります。
 そこで、市管理の橋梁についての現況と今後の施策につきましては、平成19年度から点検を行い、平成20年度に全ての橋梁について点検が完了いたしました。今後の補修計画につきましては、橋長15メートル以上のものについて、平成24年度に長寿命化修繕計画を策定し、平成26年度から20年間の計画で補修を進め、また、橋長15メートル未満は、今年度、修繕計画を策定し、あわせて補修を実施してまいります。
 次に、道路に関しましては、今年度より、道路ストック対策事業として、路面の状況調査など道路施設の点検を行ってまいります。まず、幹線となります主要な市道などについて調査し、状況を把握し、調査と並行して、優先度などにより順次補修を行っていく予定でございます。
 全国的に多くのインフラが老朽化の時期となる中で、国の補助金制度も維持補修に対して拡充されてまいりました。さきに述べました橋梁の点検、道路ストックの調査につきましても、社会資本整備総合交付金を充当して行ってまいります。その後の補修工事につきましても、補助金の採択を目指すなど、土木施設の維持整備について進めてまいりますので、今後も関係機関と調整し、実施してまいりたいと考えております。
 なお、国道1号の伊勢大橋架け替えにつきましては、今年度12億円の予算が確保され、今年度は橋梁前後の取りつけ部の工事が行われるとのことでございます。
 次に、4)の城南堤防に関してでございますが、揖斐川沿いにつきましては、国土交通省により整備がなされております。福岡町付近の海岸部分及び員弁川沿いの部分につきましては、三重県の管理となっており、堤防の機能維持として順次老朽箇所の補修を行い、また、緊急点検において発見された堤防内の空洞部分につきましては、昨年度から補修にかかり、今年度の完了予定と伺っております。また、地震対策といたしまして、新たに堤防の耐震補強を計画され、現在、おおむね工法選定がなされ、設計を実施していく段階にあり、地元調整の後、早期の工事着手に向けて準備中であると伺っております。
 当市は、堤防に守られたまちでありますことから、市民の皆様が安心していただけるよう、早期の整備について引き続き関係機関へ働きかけてまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。


副議長(平野和一)
 市長公室長。


市長公室長(水谷義人)(登壇)
 所管をいたします5)の公共施設整備の今後について御答弁を申し上げます。
 市では、昨年度までに、第3次行政改革大綱チャレンジプラン2010の取り組みの一つとして、庁内ワーキンググループを中心に、市の公共施設のあり方について検討し、桑名市ファシリティマネジメント推進方針案を策定いたしました。今年度は、この方針案をもとに、今後の公共施設のあり方に関する基本方針や推進体制、具体的な取り組み事項を定めた桑名市ファシリティマネジメント推進方針を策定する予定です。また、さきに総務部長が答弁申し上げましたように、今年度中に公有財産台帳システムを整備し、来年度は公共施設の現状や課題を一元的にまとめた公共施設マネジメント白書の策定に取り組みたいと考えております。
 公共施設の劣化に対する予防保全については、これまでの施設のふぐあいが発生してから改修する事後対応から、あらかじめふぐあいが予測される箇所を改修する予防的対応への切りかえであり、その導入効果は、突発的な修繕費用の発生防止と計画的な維持修繕につながるものと考えております。
 一方で、施設の統廃合も、保全とともに、公共施設の整備にとって重要であります。そのためには、さきにお話ししました白書を整理し、公共施設の基礎データを一元管理することがまず必要であり、あわせて公共施設の劣化状況について定期的に点検業務を行い、施設の機能保全や長寿命化を図っていくことが必要であると考えておりますもので、御理解賜りますようお願いを申し上げます。
                  (5番議員挙手)


副議長(平野和一)
 松田正美議員。


5番(松田正美)(登壇)
 再質問いたします。
 公共施設マネジメント白書をまとめられるということは非常に結構なことだと思います。
 まず、1番目の資産台帳の整備に当たって、資産台帳ができました暁に、これをぜひインターネットとかいろんな形で市民の目に触れる、多分、その中には、所有者の案件とか何か、そういったことがあると思うんですが、それらを伏せて公開する考えはあるのかないのかということをお聞きしたいと思います。


副議長(平野和一)
 総務部長。


総務部長(城田直毅)(登壇)
 再質問にお答えをいたします。
 システムの公開についての御質問でございますが、システムの個々の内部情報につきましては、貸し付けなどの個人情報が含まれておりますので、直接の公開というのはなかなか難しいものと考えております。しかしながら、現在、桑名市のホームページで財産についての公開をしておりますけれども、これらについては、より詳しいものの、詳細なものの公開は可能と考えておりますので、よろしくお願いいたします。
                  (5番議員挙手)


副議長(平野和一)
 松田正美議員。


5番(松田正美)(登壇)
 再質問を行います。
 先日、7月でしたか、総務政策委員会で武蔵野市へ行かせていただきました。そこで私は、二つの大きな収穫といいますか、一つは、これはちょっと今、直接は関係ないんですが、総合計画の策定を職員がみずから行って、いわゆるコンサルとか何かを通さないと。で、できた総合計画を私もらってきました。ただ、調査の部分では、それはコンサルを通して、それ以外の部分は全て手づくりだということ。もう一つ、いわゆる武蔵野市の資産全体を、橋から全部、いわゆる公共施設、それを把握して、一元化して、今後、これらのメンテにどれだけかかるのか、何年かかったら、あるいは何年後に修繕したらいいのか、全てそういうものを明らかにする作業を今されているということだと思いますが、ぜひ参考にしていただきたいなというふうに思います。これは要望です。
 次に参ります。水道事業の今後につきましてお伺いします。
 今議会の冒頭での提案説明の中で、桑名市の水道事業に関し、このところ、景気の低迷と市民の節水意識の高まりが要因となりまして、水需要が減る傾向にあるとの言葉がありました。節水は好ましいことではありますが、全体として給水収益が落ちれば、水道会計の赤字化は避けられないこととなります。
 しかし、一方で、地震防災対策などに伴う施設と配水管の保全は避けられません。先行き多額の費用がかかることが予想されます中、安全・安心な水供給を展開するための視点から、桑名市水道事業の今後についてお聞きしたいと思います。
 2、水道事業の今後について、(1)安全・安心な水供給のために。
 1点目、1)水道事業会計の現況と今後について。収支見通しはどうでしょうか。次期値上げはあるのかないのか。施設の更新を控えた中で、財政面から水道事業だけで今後の更新ができるのか、水道事業会計で賄えるのか。
 2点目、2)水道事業の委託化と安全・安心な水供給の確保について。桑名市の水は大変おいしいとの声を聞きます。そうした中で、委託化も一方で着々と進められているように思います。空気と水は、言うまでもなく人の命の根源でございます。日本人はこれまで、空気も水もあって当たり前、それほど意識の中になかったように思います。実はそうではなく、空気はさておき、水の争奪戦が世界の至るところで始まっています。これは、私、委員会で申し上げたんですが、北海道とか日本海の土地が、外国の資本で水の争奪のために買いあさられているというのは、これもテレビで報道されていましたが、そんなこともあります。今回はこのことには触れませんが、水道事業の中で、検針や料金徴収といった分野での委託は別として、水源の安全に係る根幹の部分は、これまでと同じく、採算性の外にあるものとして公が担うべきと考えます。そこで、2)水道事業の委託化と安全・安心な水供給の確保について、以上2点お伺いいたします。よろしくお願いします。


副議長(平野和一)
 上下水道事業管理者。


上下水道事業管理者(石川雅己)(登壇)
 おはようございます。
 それでは、松田正美議員の一般質問のうち、所管いたします大項目2の水道事業の今後について、(1)の安全・安心な水供給のためにについて、2点御質問を頂戴いたしておりますので、順次御答弁申し上げます。
 上下水道事業につきましては、平成23年度に策定いたしました上下水道事業経営計画に基づきまして、計画的な事業運営を進めているところでございます。この計画につきましては、今後10年の経営計画を定めたものでございまして、その中で経営方針を定め、今後10年の収支につきましても、その見込みを整理いたしたところでございます。
 そこで、御質問の水道事業会計の現況と今後についてでございますが、御案内のとおり、この経営計画に基づきまして、本年7月には水道料金及び下水道使用料の改定をお願いいたしたところでございます。そして、経営計画における収支計画につきましては、今後の水道使用量の推移、社会経済情勢の変化などによりまして、見直しなど時点修正をする必要がございますことから、4年ごとに収支計画を見直しすることといたしております。
 その中で、水道事業につきましては、大きな情勢の変化がなければ、今回の改定によりまして単年度の赤字が解消されるということが期待されているところでございます。御質問にございました施設の更新につきましては、この計画の中では見込んでいないところでございます。このことから、現在策定いたしております水道事業基本計画によりまして、施設の更新・再編整備、管路の耐震化が計画されておりまして、今後、実施計画を策定する中で、経営計画にも反映し、収支バランスに配慮しながら、計画的な事業推進、健全な事業運営に努めてまいりたいと存じます。
 次に、2点目の水道事業の委託化と安全・安心な水供給の確保について御答弁申し上げます。
 現在、水道事業に係ります民間事業者への主な委託業務につきましては、議員も御指摘ございました料金収受に係る業務、それから施設の保守管理業務、また管路等の修繕業務など、いわゆる現場部門について業務委託いたしているところでございます。これらは、民間事業者のノウハウや技術力を活用することによりまして、より高度で効率的な事業の運営を推進しまして、安定的な事務処理、あるいは技術力の継続性確保を目指したものでございまして、上下水道事業のさらなるサービス向上に寄与するものと考えております。
 議員からは、安全・安心の面から、民間への委託に対して御懸念を頂戴いたしたところでございますけれども、経営計画、あるいは上下水道事業基本計画などの策定、実施など、将来に向け持続的、安定的な事業運営に係ります管理監督分野につきましては、公営企業を運営する事業体として、しっかりとその責務を担い、責任を果たしていかなければならないと考えておりますので、よろしく御理解賜りたいと存じます。
                  (5番議員挙手)


副議長(平野和一)
 松田正美議員。


5番(松田正美)(登壇)
 この件に関し、再質問をお願いいたします。
 やはり昨年度なんですが、会津若松市のほうへ委員会で訪問しました。会津若松市は、御存じのとおり、議会改革の先進地、それと、もう一つ、水道部門の大幅な委託、これをされています。そこで私は、いろいろ話を聞いて、先進地を訪問するときに、先進地ですので、当然いろんなことが勉強になるんですが、逆に疑問に思うこともいっぱいあるんですね。何が疑問かと。水の重要な部門を、会津若松市ではほとんどの部門を業者に委託したんですね、既に。
 私は、そのとき聞いたんです。業者に委託して、今はいいですよと。業者と、それから職員、事情を知っている職員がおりますね。ところが、やがて事情を知っている職員がいなくなった場合、それと、もう一つ、災害が起こった場合、これは既に、今回もどなたかの質問であったと思います。多度でありましたよね、水道の関係で。あのときも、やはり業者では私は判断できないと思うんですね。
 そういったことで、こういったことを鑑みて、管理者は、今後の水道の委託の将来像も含めてどういうふうに考えておられるのか、その1点をお伺いします。


副議長(平野和一)
 上下水道事業管理者。


上下水道事業管理者(石川雅己)(登壇)
 再質問に御答弁申し上げます。
 先ほど会津若松市の状況等も御報告いただいたところでございますけれども、私どもも、まさに、いわゆる災害等を含めた危機管理体制をしっかり維持していくこと、それから、事業の継続性を確保していくこと、末長く安全・安心な水を供給していくことということに関しましては、今回策定いたしております基本計画の中の理念としてもしっかりと盛り込んでいるところでございます。
 昨年の4月には、上下水道事業を統合いたしまして、一つの部としてまとめたところでございますけれども、これに関しましても、市全体の人員が、特に技術者も含めて削減されていく中で、先ほど申し上げた災害時や、あるいは事故等のときの体制をしっかり維持していくためには、少ない水道課の人間だけではなかなか対応し切れないということで、同じ技術系でもございます下水道部門も統合して、一定の人数を確保していくのは、こういう方法がベターだろう、そういうことでございます。会計的にも、公営企業として両事業とも行っておりますことから、そういったことが大切だということで、上下水道の統合も行ったわけでございます。
 先ほど申し上げましたように、いわゆる事業の根幹にかかわります部門、先ほどいわゆる管理監督分野というふうに申し上げましたけれども、市の行政マンとして、たとえ業務委託しても、現場部門については職員がしっかり管理監督していけるということが非常に大切であると思っておりまして、今現在、総務、あるいは企画部門、それから委託業務や工事などの管理監督部門、ここについては、市の当然直営の部隊として、しっかり維持管理ができていくような体制を維持していくという考えでおりますので、よろしく御理解いただきたいと存じます。
                  (5番議員挙手)


副議長(平野和一)
 松田正美議員。


5番(松田正美)(登壇)
 ありがとうございます。
 最後に1点ですが、会津若松市では、私はこういう問いかけをしたんです。かなりの分野で水道の委託化が進んでいますねと。水源地も委託されているんですね、水源地の管理。もし事故があった場合、どう責任をとられるかという部分で、果たしてそれで大丈夫ですかという問いかけをしました。そうしたら、こう答えられました。業者を信頼していますと、それしかないですと。私は、それで本当にいいんですかねという、その程度で、視察でお伺いしている立場でもありますので、帰ってきましたが、その部分というのはやっぱり押さえておかなくちゃいかん部分だと思います。
 それと、あと、コストの部分で、委託化というのは一つの流れとしてやむを得ない部分も、これは認めます。ですけれども、委託する場合も、会津若松市さんの場合は1社なんですね。やっぱり競合する何社かがあって、1社じゃなくて複数のところへ委託をされて、その中で、子会社とか何かではだめですよね。競合する会社で委託して、それぞれチェック体制をとれるような、そういった委託の仕方というのもやはり一つの方法かなと考えながら帰ってきましたので、ぜひいろんなことを考えていただきたいなと思います。
 委託の初期は多分大丈夫だと思います。コストも低いと思います。ところが、日本全国の自治体が委託するころになったら、もう独占状態になるんですね。その会津若松の業者も、桑名にも関係しています。そこへ桑名もやはり委託しておるんですね。非常にうまい話で、最初は私も聞いていました。ですけれど、将来はわかりませんよね、これね。だから、そういった点も踏まえて、今後の水道事業経営をやっていただきたいなというふうに思います。これは要望でございます。
 続きまして、3番、交付税についてお聞きしたいと思います。
 質問の前に、確認をいたしたいと思います。
 交付税、いわゆる地方交付税は、御存じのとおり、地方の財源の偏りを調整するための財政制度であるわけです。初めにどなたが考えたのか知りませんが、よくできた制度だと思います。
 そこで、地方交付税の原資は何かといいますと、所得税、法人税、消費税など五つの国税がその原資となっておるわけですね。これは大事な点なんですが、地方交付税というのは、国が地方に与える税金ではなくて、地方公共団体にかわって徴収している地方税の一つです。このことを念頭に置きましてお伺いしたいと思います。
 1)地方交付税の交付状況について。桑名市では、どのようにして予算計上するのか。特に今年度、25年度、交付税の削減問題が給与の削減と絡んで、交付税本来の趣旨がどうかなったように思うわけですが、7月末になって交付税額が明らかになったことを踏まえまして、この点の説明を、交付状況をお願いします。
 2)給与削減措置について。桑名市でこの7月以降実施されている職員給与の削減と交付税の本市における影響額を見たとき、今回の県下他市町――全国でもよろしいんですが――に先駆けた措置が適当であったのか、今後の対処も含めてお聞きしたいと思います。
 以上、よろしくお願いします。


副議長(平野和一)
 総務部長。


総務部長(城田直毅)(登壇)
 それでは、所管いたします事項3、交付税について、(1)の交付税の現況と課題について御答弁を申し上げます。
 まず、1)地方交付税の交付状況について、予算でどのように見積もるのかでございますが、歳入の予算計上においては、いずれの科目におきましても、過大見込みにより予算割れが生じ財源不足となるのを回避するため、予算額については一定額を留保し、内輪の額とするのが一般的であり、本市においても同様でございます。
 普通交付税の当初予算を見込むに当たっては、国の地方財政対策を踏まえて、基準財政収入額と基準財政需要額との差額を算出するなどにより、交付額を推計することになります。しかしながら、普通交付税の予算見積もりは、算出対象項目が市の行政全般にわたることなどから、積算することが難しい科目の一つでございます。
 平成25年度の普通交付税は、平成24年度が当初予算40億円に対して交付額が43億8,000万円ほどで、3億8,000万円の増となったことや、給与削減の影響なども勘案した上で交付額を推計し、25年度当初予算を42億円としたところでございます。したがいまして、当初予算の42億円は、十分確保できる内輪の額と考えており、さらに上積みにより、財源不足のために繰り入れをしております財政調整基金の取り崩し額の減を予定していたところでございます。7月に決定いたしました25年度の普通交付税額は約41億5,500万円で、当初予算額には4,500万円ほど下回ったことから、予算割れへの対応や、15億5,000万円の財政調整基金の取り崩し額の減少に向けた財源の確保が今後の課題と考えておりますので、よろしくお願いいたします。


副議長(平野和一)
 市長公室長。


市長公室長(水谷義人)(登壇)
 所管をいたします事項2)の給与削減措置について御答弁を申し上げます。
 今回の国からの要請に基づく給与削減について、各地方公共団体においてはさまざまな対応を行っておりますが、本市としましては、財政調整基金を取り崩している現状、国家公務員との給与の比較であるラスパイレス指数が100を超えている現状、また、今後の国の動きなどを考慮し、7月から来年3月まで、国の要請に基づく国家公務員と同水準の給与削減を実施しているところでございます。
 そこで、議員からは、今回の措置が適当であったのかとのことでございますが、今年度の普通交付税の額が決定されましたが、国からは給与削減に対する影響額が明示されないことから、正確な影響額を把握することはできない状況でございます。地方交付税への給与減額の影響額は、総務省から当初示された簡易な計算方式によりますと約2億9,000万円程度でございます。7月の給与の減額を基準とした今回の減額措置による影響額は、概算で約2億6,000万円と見込んでおり、およそ近い数字であることと、また、正確な交付税への影響額を把握できないことから、これ以上の減額を実施しないことといたしました。このことは、職員団体からも、今回の減額措置について改めて説明を求められ、先月、説明の場を設けさせていただいたところでございます。
 国が交付税を削減することで、地方公務員の給与削減を要請することは、地方自治の根幹にかかわる問題であり、本来あってはならないことでございます。そのことから、国への意見、また、県に対しても適切な処置が図られるよう文書にて通知をいたしました。しかし、市の財政状況はもとより、震災復興には地方も一丸となって取り組まなければならないことを考慮し、今回、苦渋の選択をし、実施したところでございますもので、よろしく御理解賜りますようお願いを申し上げます。


副議長(平野和一)
 再質問はありますか。
                  (5番議員挙手)
 松田正美議員。


5番(松田正美)(登壇)
 再質問いたします。お願いします。
 先ほど、県や国ですか、そちらへ要望されたということをお聞きしたんですが、どういう形で要望書を提出されたのか、その点についてお伺いします。


副議長(平野和一)
 総務部長。


総務部長(城田直毅)(登壇)
 再質問にお答えいたします。
 交付税の算定方法に係る意見申出制度の御質問と思いますが、地方交付税の算定につきましては、地方団体は総務大臣に対して意見を申し出ることができると地方交付税法に規定をされております。この規定に基づきまして、今月、9月に、桑名市におきましても、来年度の交付税の算定に当たりまして、地方交付税を地方公務員の給与削減のための政策手段として用いることのないように、県を通じて国に意見書を提出いたしております。
 規定では、総務大臣は、意見の申し出を受けた場合には、これを誠実に処理するとともに、その処理結果を地方財政審議会に報告しなければならないとされております。処理の状況については、国において毎年項目別に公表されておりますので、今後確認をいたしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
                  (5番議員挙手)


副議長(平野和一)
 松田正美議員。


5番(松田正美)(登壇)
 最後に1点お伺いします。
 私は、交付税の削減と給与の削減で、震災復興の部分で、国民が、あるいは公務員が、それと、あと、議会人もそうですが、協力するという部分については、これは反対するものではありません。やはり日本国民がひとしく震災地に向けての支援をしなくてはいけないと。
 ただ、今回、国が、交付税という地方固有の財源を一方で削減を掲げながら、地方に、桑名市にも給与の削減を求めて、市長はその削減に応じられました。部分的に、少しは譲歩の部分もあったんですが、その点の問題。それと、もう一つ、今の一連の答弁で、削減の額というのは、やっぱりはっきりわからないというか、明らかでないんですね。この点がやっぱり非常に問題だと思います。
 そういったことも含めまして、やっぱり市長からは国のほうへ、これはもう市長が言っていただく、これが一番だと思いますが、そういったことも含めて、どのような態度でこれから臨まれるのか。私は、これは、ただ単に交付税、職員の給与の1点でありましたが、今後同じようなことが続かないとも限りません。そういったことで、ぜひ市長の姿勢について最後に確認したいと思います。よろしくお願いします。


副議長(平野和一)
 市長。
 時間も迫っておりますので、簡単にお願いいたします。


市長(伊藤徳宇)(登壇)
 松田議員の再質問に御答弁を申し上げます。
 先ほど松田議員から、地方交付税の趣旨というか、意義について、こういうような成り立ちだということは御披露いただきましたが、その趣旨については私も全く共感するところでございますし、その意味においては、今回のこの職員の給与削減について、地方交付税を一方的に削減するということは到底許しがたいことだというふうに思っております。
 そういう意味で、先ほど松田議員が、ほかのまちに先んじて実施をしたんじゃないかというようなことをおっしゃいましたけれども、私はそういうつもりは全くございません。ただ、実際、地方交付税が削減をされたということに対して何らかの対応をしなくちゃいけないと、そういう思いで、市民サービスを削減するのか、職員の給与を削減するのかということにおいて苦渋の決断をさせていただいたというふうに思っておるところでございます。
 先ほど総務部長から申し上げましたけれども、国に対して意見を申し上げたところもございますし、今後も、全国市長会等を通じて、しっかりと国に対しては意見を申していきたいというふうに思っておりますので、御理解いただきますようよろしくお願いをいたします。


副議長(平野和一)
 これにて松田正美議員の質問は終わります。
 ここで暫時休憩いたします。
                                    午前11時50分 休憩
                                    午後1時00分 再開


議長(飯田一美)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 この際、申し上げます。午前中の23番 伊藤文一議員の一般質問の答弁に対して、教育長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 午前中、伊藤文一議員の5、児童・生徒の夜間外出について、(3)携帯電話・スマートフォン等の電子機器の所持についての答弁で訂正させていただきたいことがありますので、よろしくお願いします。
 私が、所持については各学校の判断でありというふうな答えをしましたけれども、所持については各家庭の御判断でありというふうなことですので、訂正させていただきます。たびたび訂正で申しわけありません。


議長(飯田一美)
 次に、通告により6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 皆さん、こんにちは。新自由クラブの倉田明子でございます。
 議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、一問一答にて一般質問させていただきます。
 初めに、地域福祉についてお尋ねいたします。
 地域福祉は、地域社会における福祉の諸問題に対し、その地域の住民や福祉関係者などが協力して取り組んでいこうとするもので、住民一人一人が、人としての尊厳を持って、家庭や地域の中で、その人らしく安心した生活を送るための大切な考え方です。その地域福祉の指針となるのが地域福祉計画だと認識しております。
 市におきましては、第3期桑名市地域福祉計画を策定中とのことですが、進捗状況について、目指す方向性について、また第2期地域福祉計画の集大成となる最終年である本年、今後、桑名市の地域福祉計画はどのように展開していくのか、そして地域福祉の基本である市民と市との協働についての以上4点について、当局の考えをお伺いいたします。


議長(飯田一美)
 当局の答弁を求めます。
 田中副市長。


副市長(田中謙一)(登壇)
 1、地域福祉、(1)地域福祉計画についてお答え申し上げます。
 本件については、基本的には先日、愛敬議員の御質問にお答えしたとおりですが、より詳細な御質問をいただきましたので、順次お答え申し上げます。
 まず、1)進捗状況についてですが、平成26年度から平成30年度までの桑名市第3期地域福祉計画に関しては、昨年11月、アンケート調査を実施するとともに、本年4月、市内6圏域を対象として住民懇談会を開催しました。その結果に基づき、本年6月以降4回にわたり策定市民会議を開催しました。それらを通じ、「全員参加で問題解決 みんなが はぐくみ つくる くわな」という目標を設定し、市民が取り組むテーマを地域福祉の視点で整理して、20項目に絞り込んだ上で、分野横断的な三つの部会を立ち上げ、地域の課題を解決するための実現可能な方策を検討する作業を進めています。
 次に、2)目指す方向性についてですが、住民参加による助け合いを内容とする地域福祉計画の策定及び推進については、互助を掘り起こす取り組みとして重要なものであり、市長が掲げる全員参加型市政にも合致するものと認識しています。それも踏まえ、第3期桑名市地域福祉計画の策定に当たっては、本年7月の策定市民会議及び策定委員会において、私より、単なる文書の作成それ自体が目的化してはならない、大切なのは、それぞれの立場で具体的にどのような活動に参加することができるのかを考えることであると呼びかけました。
 次に、3)今後の展開についてですが、桑名市第3期地域福祉計画に関しては、本年中にさらに2回にわたり策定市民会議を開催する予定です。それらを通じ、地域の課題を解決するための実現可能な方策を取りまとめた上で、推進市民会議として活動を展開する体制などを検討する予定です。その後、策定委員会の開催、パブリックコメントの募集、市議会に対する説明を経て、それらの結果も踏まえ、本年度中に計画を策定してまいります。
 次に、4)市との協働についてですが、本年6月4日の庁内部長会議において、私より各部長などに対し、地域福祉計画に関する話し合いに際し、あらかじめ問題点を特定した上で、市の担当者を同席させることについて協力を要請しました。その後、推進市民会議のうち、生活安全まもり隊と呼ばれるB部会で2回、やさしさひろめ隊と呼ばれるC部会で2回にわたり市の担当者が出席しました。いずれにせよ、多くの市民の皆様が策定市民会議に参加するといった機運については、昨今、地域のきずなの衰退が指摘される中で、桑名にとって貴重な財産と受けとめ、大切に育んでいくべきではないかと考えています。今後とも、市議会議員の皆様の御理解と御支援をお願い申し上げます。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 御答弁ありがとうございました。
 桑名市の地域福祉計画のすばらしいところは、市民の皆さんが御自分たちで協議を重ねて、みずからの力でつくり上げ、それを実行に移すところだと、私は少し拝見いたしまして感じました。それは、今回の「全員参加で問題解決 みんなが はぐくみ つくる くわな」というテーマと、あと、副市長様がおっしゃった2点、文書の目的化、2点おっしゃったことに、まさに合致するのではないかと思います。そのことは、先日、野口先生とか長谷中先生もおっしゃっていたように思うんですけれども、全国でもとても希有な取り組みだということなんですが、これだけ高く評価されているので、この地域福祉計画は、全国的なロールモデル、桑名のロールモデルとして、また桑名の強みとして、ぜひ全国的にアピールしていただきたい取り組みだと考えますが、今後の取り組みとして、副市長、一歩進んで考えていただくことはできませんでしょうか。


議長(飯田一美)
 田中副市長。


副市長(田中謙一)(登壇)
 倉田議員の再質問にお答え申し上げます。
 先日、愛敬議員の御質問にお答えしたとおり、第2期桑名市地域福祉計画が推進市民会議の五つの部会での具体的な活動に結びついたことは、桑名市民として大いに誇るべき成果ではないかと感じています。それを踏まえ、市民の皆様が地域福祉計画の策定及び推進に参加するモチベーションを上げるためにも、桑名市での地域福祉計画の策定・推進状況について、桑名市の内外にしっかりと発信していきたいと考えています。
 このため、先月16日より、桑名市ホームページにおいて、第3期桑名市地域福祉計画の策定状況を紹介するコーナーを立ち上げました。具体的には、住民懇談会、策定市民会議などについて、資料のほか写真も掲載しています。また、本年7月30日、私より、私の出向元である厚生労働省の担当部局に対し、第2期桑名市地域福祉計画に基づく推進市民会議の五つの部会での具体的な活動を紹介するプレゼンテーション資料を送付いたしました。引き続き、機会を捉えてPRに努めてまいります。
 以上、どうぞよろしくお願い申し上げます。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 ありがとうございました。委員の皆様の思いをぜひ形にして、周りを、市の取り組みを牽引していくような形にしていただきたいと思います。
 それで、もう1点、この福祉計画の目玉として、市民と市との協働というのがあると思うんですけれども、今までのあらゆる取り組みというのは、この福祉に関係するものですね、市民と市というよりは、市民と福祉とか社協とか、その協働であって、全市的な協働ではなかったと思います。その点、今回、副市長が庁内部長会議で協力を要請していただけたことは、とても大きな一歩だと思います。これは要望ですけれども、ぜひこれからも市民と市との本当の意味での協働をよろしくお願いしたいと思います。
 では、続きまして、2番目の教育についてお尋ねいたします。
 (1)の学力調査についてでございますが、聞き取りにおきまして、本年実施されました全国学力・学習調査における桑名市の詳しいデータ分析がいましばらくかかるということですので、この質問に関しましては割愛させていただきます。
 続きまして、(2)道徳教育についてお尋ねいたします。
 教育再生実行会議の第一次提言に、命のとうとさを学ぶ道徳教育の充実が盛り込まれました。8月に開催されましたPTA全国研究大会みえ大会におきましても、来年度からの道徳教育の抜本的な充実に努めると下村文部科学大臣が御挨拶の中で発言されました。大人社会が変わらない中で、子どもにだけ道徳を授業で教えることがいじめ等の抜本的な解決策だとは思いませんが、情報があふれ返る社会では、何が大切か、何をどう選択したらいいのか、また、バーチャルと現実の違いなど、子どもたちに伝えていくのは大人の責務だと思います。
 そこで、4点お尋ねいたします。
 1点目、スマートフォンの利用状況についてお伺いいたします。数年前は数%の普及率だったスマートフォンですが、今や中学生の5人に1人はスマホを持つ時代と言われております。スマホは、大変便利な反面、危険と隣り合わせという怖い一面もあわせ持っておりますが、子どもたちに浸透していく速度にセキュリティーが追いついていかないのが現実のようです。小・中学生の利用状況と子どもたちへの指導をお伺いいたします。
 2点目、いじめ問題についてお伺いいたします。国立教育政策研究所が8月に発表したいじめ追跡調査によりますと、いじめを受けたことがある小学生は9割、そして、いじめをした小学生も9割に上り、子どもは誰でもいじめの被害者にも加害者にもなり得る実態が浮き彫りになりました。いじめ問題に対する市の取り組みをお伺いいたします。
 3点目、脱法ドラッグに関する指導についてお伺いいたします。厚生労働省が本年、全国の中学生を対象にした脱法ドラッグの乱用に関する初めての調査結果を発表し、麻薬に似た幻覚症状や興奮作用のある脱法ドラッグが中学生にも広がっている実態が明らかになりました。昨年10月、無作為抽出の全国235校、5万4,000人余の中学生から回答を得た薬物乱用に関するアンケートの調査結果によりますと、脱法ドラッグを1回でも吸ったことがあると回答したのは120人、誘われた経験があるのは404人、また、簡単に手に入る、少々苦労するが手に入るを合わせると15.6%を占めます。脱法ドラッグから薬物に入っていく子は6割にも上ることからも、早期教育が求められます。市の御指導をお伺いいたします。
 4点目、子どものモラルについてお伺いいたします。飲食店のアルバイトや店員などの若者による食べ物を使った度を越す悪ふざけが相次いで画像投稿され、社会問題になりました。皆、ここまで問題になり、制裁を受けることになることは想定していなかったのではないでしょうか。SNSを使いこなす難しさを改めて痛感させられました。同様な出来事が小・中学生にも広まっていると聞きます。本来、やっていいことと悪いことの分別は、地域や家庭において身につくものですが、子ども社会も複雑になっていることもあり、早い段階から、クラスや学年の共通認識としてのモラル教育が必要と考えます。当局のお考えをお伺いいたします。


議長(飯田一美)
 教育部長。


教育部長(近藤久郎)(登壇)
 所管いたします事項、一般質問2、教育について、(2)の道徳教育について4点御質問をいただいたと思います。順次御答弁を申し上げます。
 まず初めに、1)のスマートフォンの利用状況についてでございますが、議員も先ほど御指摘いただいたとおり、今、社会全体といいましょうか、世の中では、スマートフォンを含めた携帯電話の普及については1人1台を超えるような状況でございまして、もはや中学生だけではなく小学生も多数所有をしている現状でございます。その中でも、スマートフォンのアプリケーションの一つでございますが、LINEがございまして、このLINEが大きな社会問題となっております。それを通じて犯罪に巻き込まれる子供の数も少なくございません。
 このような状況を踏まえ、本市でも、指導主事や民間携帯会社の講師によるネット安全講習会を実施いたしまして、LINEを悪用した犯罪に未成年が巻き込まれた事例や、写真や動画、個人情報を流出してしまった事例などを紹介し、子供たちが決して被害者にも加害者にもならないよう、適切な携帯電話等の使用方法について指導をしております。また、保護者会等でも、携帯電話の利用方法に関するリーフレットを配布し、啓発を図っているところでございます。
 次に、2)のいじめ問題についてでございますが、平成24年度のいじめが継続している事案もございますが、これにつきましては、教師が子供の心に寄り添い、いじめられている子供の立場に立った上で、いじめ解消に向けて取り組みを行っております。
 県では、いじめの起因となっております学校裏サイト、この学校裏サイトの監視システムを10月中旬から3月まで運用されておりまして、前月の結果を毎月10日にいただくことになっております。本市では、その情報をもとに対応をしていきたいと考えております。
 さらに、本年度、議会でもお認めいただきまして、本市では、未然防止の観点から、学校満足度調査、Q−Uを全校で実施しております。子供たち同士の豊かな人間関係の構築が図れたらと考えているところでございます。
 また、いじめの早期発見の観点から、9月に行われます県の、既に行われたわけですが、県のいじめ調査のほかに、6月、1月にも市独自にいじめ調査を行い、子供たちがどのような思いを持ちながら毎日を過ごしているのか、的確な把握に努め、いじめの早期解消に向けて取り組みを進めております。
 先ほどお答えいたしましたネット講習の中でも、インターネット上にあふれる誹謗中傷のいじめにも触れ、悪口などを絶対に書き込んだりしないといったいじめを防止する指導もあわせて行っております。大人や教師が、いじめは絶対に許さないと強い姿勢をあらゆる生活の場面で示していくことが、いじめを撲滅する上で極めて重要であると考えておる次第でございます。
 続きまして、3)の脱法ドラッグに関する指導についてでございますが、最近では合法ドラッグ、あるいは合法ハーブというような名称で、あたかも危険ではないように偽装した薬物がインターネット上でも広く売られております。子供たちにとりましては、手の届きやすい環境ができ上がりつつあるという見方もできます。
 しかし、このように販売されているものは、いずれも子供たちの精神、身体に重大な危害を及ぼすおそれのある大変危険な薬物でございます。昨年度、本市で薬物を使用した子供の報告はございませんが、私どもも非常に憂慮をしているところでございます。子供たちを薬物乱用から守るために、薬剤師会やライオンズクラブなどの専門機関等と連携をいたしまして、今後も薬物乱用防止教室を実施し、薬物が人体に与える影響、薬物依存の恐ろしさなどを周知していきたいと考えております。
 最後に、4)の子供のモラルについてでございますが、御案内のとおり、昨今、冷蔵庫の中に入って写真を撮り、インターネット上に掲載され、みずからの愚行を世間に知らしめてしまったという事案がございました。モラルの低下を防ぐためには、議員御指摘のように、できるだけ早い、低年齢期から情報モラル教育を推進する必要があるという認識に立っております。
 先日、市内の小学校でネットモラル教室の授業が行われました。子供たちからは、個人情報は誰にも教えてはいけないことがわかった、あるいはいろんな情報の中で、自分の目で見たものが大事なんだというような感想が寄せられておりました。これは小学校3年生での授業実践でしたが、低年齢期から情報モラル教育に取り組むことで、必ず守らなければならないルールや心がけなければならないマナーの定着を図り、他の人の迷惑になるような行為を慎み、約束を守ろうとする態度の涵養を図っていきたいと考えております。
 いずれにいたしましても、低年齢期から情報モラル教育を何度も繰り返し実施し、相手を大切に思う心、相手を思いやる心の定着を図ってまいりたいと考えております。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 ありがとうございました。
 では、順次再質問させていただきます。
 スマホの件なんですけれども、LINEのことを言っていただきましたが、国民生活センターによりますと、スマホ向けのオンラインゲームをめぐり、未成年が高額請求を受けたという相談が後を絶たないそうです。通帳を記帳して初めて、その高額請求を知ったという保護者の方も多いということなんですけれども、子どもの行動に気づいていない保護者さんが多いようです。
 先ほどの答弁で、保護者会等で保護者さんへの啓発を行ってくださっているということなんですけれども、これはどこまで踏み込んだ内容を啓発していただいているか、お答えください。


議長(飯田一美)
 教育部長。


教育部長(近藤久郎)(登壇)
 倉田議員の再質問にお答えします。
 保護者の方々への啓発ということでございますが、これはなかなか難しいところがございます。今、御指摘のありましたように、通帳を見て、かなりという場合もございますし、他人のアイテムを盗んだというような犯罪行為もございましたし、それから、先ほど申し上げたLINEの被害、そして、いじめに関する誹謗中傷というような書き込み等、非常に気になることがございますし、何よりフィルタリングをしてもらおうということも私どもも考えておるわけでございますが、こうした事例を、できるだけ詳しい事例を挙げて、学年懇談会等のときに注意喚起をするというのが今のところの状況でございます。よろしく御理解賜りますようお願いいたします。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 保護者というのは、事実は知っていても、自分の子はまさかという思いがあると思いますので、よろしくお願いいたします。
 次に、2番目です。先ほど、学校裏サイト監視システム、県で取り組んでいて、毎月10日に報告があるということなんですけれども、どういうシステムかということと、それから、どんな報告が起きているか、顕著な例で結構ですので、教えてください。


議長(飯田一美)
 教育部長。


教育部長(近藤久郎)(登壇)
 再質問にお答えさせていただきます。
 先ほど申し上げました学校裏サイト監視システムというものでございますが、これは三重県の教育委員会が民間の会社に業務委託をして実施しているというシステムでございます。この監視システムは、ウエブ上に公開されている裏サイトに書き込まれたものを、レベルを決めながら検索しているというような状況でございまして、特に私ども、今まで御案内いただいているのは、いじめにつながるような言葉を、かなりレベルの高い場合、すぐに照会していただいて、対応させていただいておるのと、各月ごとに、危険度の高い情報があればお知らせしていただいておるという状況でございまして、県の教育委員会と私どもの市の教育委員会が連携する形で、見つかった場合にはすぐに消していくというような状態と、学校とまた話をしながら未然防止に活用していくと、そんなようなシステムの取り扱いをさせていただいておるところでございますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 なかなか中に入っていくのは難しいと思いますけれども、それでもやっぱり挑戦していくのは大切で、これというのは、県教委だけで、市教委はやっていただく予定はありませんか。市教委で市内のことをやっていただくという。


議長(飯田一美)
 教育部長。


教育部長(近藤久郎)(登壇)
 再質問にお答えさせていただきます。
 先ほども申し上げたんですが、県教委とともにやるという意味は非常にありまして、市教委で広げてはどうかということでございますが、私どもとしては、今後も県の教育委員会と連携を図りながら、このシステムを運用させていただいて、また学校の生徒指導等に活用していきたいと、そのように考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 じゃ、しっかり監視をお願いいたします。
 それでは、子どものモラルに関してなんですけれども、教育長は長年スポーツ少年団等で桑名の子どもたちにかかわっていただいていますが、子どものモラルと必要な教育についてどのようにお考えか、お考えがありましたらお聞かせください。


議長(飯田一美)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 再質問にお答えします。
 社会全体のモラルの低下が指摘されております。先ほども部長のほうから答弁でありましたように、学校で子供たちに規範意識や社会のルール、基本的なモラルを身につけさせ、人間としての生き方を学ばせることはとても重要なことと考えております。また、子供たちに人としての必要な基本的なモラルを身につけさせることは、学校だけではなく、スポーツ少年団を含めた地域、家庭との連携が不可欠でもあります。今後も、地域や家庭と密に連携して取り組んでまいりますので、御理解を賜りますようよろしくお願いします。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 今の時代、スマートフォンとか携帯とか、怖いから使わせないというのは、時代にそぐわないと思います。それよりも、ネット上の匿名発言に責任を持つ学習とか利用マナーの学習などを指導していただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、次に、とぎれのない支援についてお尋ねいたします。
 子育ては、とうといものであると同時に、大変な仕事です。うれしいことや楽しいこともたくさんありますが、同じくらい不安で心配なこともあります。核家族化が進み、孤立しがちな親子や、子どもの発達に不安を抱える家庭には、その時代に応じた途切れのない支援が必要だと考えます。
 そこで、5点お伺いいたします。
 適応指導教室についてお尋ねいたします。
 文部科学省の発表によりますと、原因、理由はさまざまですが、全国に11万人余り、小・中学校に通えない児童・生徒がいるとのことです。適応指導教室は、そのような子どもたちの居場所の一つとしてつくられました。桑名市の適応指導教室について3点お尋ねいたします。
 1点目、桑名市の適応指導教室、通称ふれあい教室の利用状況をお示しください。
 2点目、適応指導教室に必要とされる機能、設備をお伺いいたします。また、市のふれあい教室の機能、設備はどのような状況にあるか、お伺いいたします。
 3点目、不登校の子たちにとって、適応指導教室は学校のかわりとなる施設ですが、ふれあい教室はどのような職員構成になっているか、お伺いいたします。


議長(飯田一美)
 教育部長。


教育部長(近藤久郎)(登壇)
 所管いたします事項、一般質問の3、とぎれのない支援について、(1)の適応指導教室について3点御質問をいただいておりますので、順に御答弁を申し上げます。
 まず、1)の利用状況についてでございますが、今年度は、9月1日現在で、小学生が3名、中学生が13名利用しております。また、ここ数年は、毎年20名前後の児童・生徒が利用しております。これからちょっとふえる時期でもございますので、そういうような状況でございます。
 続きまして、2)の教室について、特に適応指導教室の機能として、どのような設備が必要かとの御質問でございますので、これについて御答弁申し上げます。
 適応指導教室に通う児童・生徒には、個別の対応が当然のことながら必要となってまいります。そこで、幾つかの個室が必要ということでございます。また、児童・生徒、あるいは保護者の方々がみえますので、保護者の相談を受けるためにも、相談室も必要となると思います。それから、体を動かすことができる体育室、あるいは活動、体験ができる調理室も必要と考えております。それから、通級生同士、あるいは指導員の交流を図るということにも、今申し上げた運動とか体験というのは非常に重要ですので、そのような施設が必要であると考えております。
 そこで、今度、補正をお願いしておるわけですけれども、新しい適応指導教室の場合でございますが、設備面や広さという点では、今までと同等の条件というわけにはなかなかまいらないわけでございますが、相談室に利用できる個室や、小さいですがキッチンもございますし、思い切り運動できるような体育室というまではいきませんが、広い空間をパーティションで分割することによりまして、卓球程度の軽い運動ができるような状況はつくれると考えております。また、同様の方法で、個別対応ができる個室的なスペースをつくることも予定をしております。
 そして、最後に、3)の職員構成について御答弁を申し上げます。適応指導教室には、現在5名の指導員がおります。そのうち2名が学校籍の教員でございます。この5名の者以外に、臨床心理士に専門相談員として年間10回依頼をしております。さらに、家庭に閉じこもりがちな児童・生徒の対応に、いわゆる私どもはあいあいフレンドと申していますが、この者が訪問指導員として3名、今お願いをしておるところでございます。
 以上でございます。よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 訪問指導もしてくださる方が、この方は常駐していらっしゃるのかということと、依頼はどれくらいあるかをお聞かせください。


議長(飯田一美)
 教育部長。


教育部長(近藤久郎)(登壇)
 倉田議員の再質問にお答えします。
 先ほど申し上げたあいあいフレンドのことでよろしかったですよね。訪問指導員ということでございますが、3名おりまして、この方々の内訳というのは、元教員の方がお一人、それから教員を目指してみえる大学生の方、そして、他市の適応指導教室で指導員をやってみえた方という3名の方にお願いをしております。先ほどありましたが、常駐ではございません。依頼のあったときに、臨床心理士の指導のもとに訪問指導を行い、いわゆる閉じこもりがちな児童・生徒に対応していただくことと、何より保護者の方の相談相手になっていくというような職務内容でございます。
 それから、依頼についてということでございますけれども、一昨年度は、一つの家庭で8回ございました。それから、昨年度は、これも一つの御家庭でございますが、これは21回ありました。本年度については、今のところ依頼はありません。前には依頼のなかった年度もございましたので、そういう割と年度によって差異はございますが、すぐに対応できるような形でスタンバイしておるというような訪問指導員ということでございますので、よろしく御理解いただきますようお願い申し上げます。以上でございます。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 ありがとうございます。きめ細やかに見てもらっているのではないかと思います。
 ふれあい教室の場所なんですけれども、今、桑名には多度西小学校という学校が廃校であるので、ここは自然に囲まれて、とても子どもたちにとっていい環境じゃないかと思うわけです。これは御検討していただきたいということで、御答弁は結構です。
 次に、通級教室・言葉の教室について質問いたします。
 言葉や人間関係に不安を抱える子に寄り添い、指導してくださる通級教室・言葉の教室が市内の小学校にあり、保護者さんからも大変喜ばれております。
 そこで、通級教室・言葉の教室について2点お尋ねいたします。
 1点目、利用状況をお示しください。
 2点目、対象者の拡大についてでございますが、小学校で丁寧に御指導していただいていても、小学生の間に課題が解決できるという性質のものでもなく、中学に上がってからの途切れのない支援を求める声を多くいただいております。通級教室・言葉の教室の対象者の拡大についてのお考えをお伺いいたします。


議長(飯田一美)
 教育部長。


教育部長(近藤久郎)(登壇)
 所管いたします一般質問3、とぎれのない支援についての(2)通級教室・言葉の教室について2点御質問をいただいておりますので、順を追って御答弁申し上げます。
 まず、1)の利用状況についてでございます。
 少し通級教室の話をさせていただきますと、通級指導教室については、昭和62年に修徳小学校で言葉の教室として2教室設置がされました。その後、通級児童の増加に伴いまして、特に言葉というよりも、社会性や情緒面の発達に課題のある子供さんたちが、非常に、割合がふえてきたということでございまして、県にかなり要望しまして、平成19年度に、社会性や情緒の教室として、大山田東小学校に1教室、新設を願って実現したということでございます。
 しかしながら、大山田東小学校は、御存じのとおり、児童数がかなり増加してきましたので、平成23年度に大山田西小学校に移設をしました。それから、この年度にかなり強く私どもも要望してきたんですけれども、長島地区の子供たちに通いやすい場所にできないかということで、地域性を考えていただきまして、同じ平成23年度に、長島中部小学校に1教室、これも社会性、情緒の教室を新設していただいたということでございます。かなり今まで県には要望をして、一つずつふやしてきたような状況でございますが、それで現在は3校4教室という状況にございます。
 その利用状況ということでございますが、通級指導教室に通う児童数は、平成16年度は30名前後の利用でございました。このときはまだ修徳だけでございましたので。それから、平成20年度には40名を超えてきて、23年度には55名となった。これに合わせて開設を実現したというような状況なんです。年々増加をしており、今年度、9月9日現在、50名を超えております。
 次に、2)の対象者の拡大についてでございますが、先ほど倉田議員も御指摘がありましたように、現在、桑名市では、通級指導教室の対象者は小学生ということになっております。ただ、中学校への通級希望というのもございますし、中学生の通級による指導も十分大切だという認識は私どもも持っておるところでございます。先ほど申し上げたように、これにつきましては県の認可が要りますので、この中学生への拡大につきましても、今後、引き続き、国の費用もあります、国や県に働きかけていきたいと、このように考えておりますので、よろしく御理解をいただきますようお願い申し上げます。以上でございます。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 小学生までは丁寧に見ていただいているということで、中学生の子たちはどのように対応していただいているんでしょうか。


議長(飯田一美)
 教育部長。


教育部長(近藤久郎)(登壇)
 再質問にお答えします。
 中学生の子供さんたち、確かに今おっしゃったような形で、非常に必要度もあるわけでございますが、基本的には、それぞれの学校が丁寧に見させていただいておるという状況にございます。それと、今までの通級教室での状況をかなり引き継ぎさせていただいて、その中で対応の仕方等も連携をしながらやらせていただいておるという状況でございますので、よろしく御理解いただきますようお願い申し上げます。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 ありがとうございました。多くの子が中学校に入った途端、一応学校の特別支援教員などで見ていただいてはいるみたいなんですけど、中学生になってからも支援が欲しいというお声を多くお聞きしますので、拡大に向けての御検討をよろしくお願いいたします。
 それでは、次に続きまして、子どもの相談体制についてお尋ねいたします。
 途切れのない支援の主軸は、相談体制の充実と専門性だと言われております。
 そこで、2点お尋ねいたします。
 小児・児童期に起こるさまざまな精神的問題や、精神障がい、行動障がいを診断し、治療、予防を行いながら、精神的健康な状態に導くには、児童精神科の専門性が必要とされております。市における精神科医師の相談体制についてお伺いいたします。
 2点目、桑名市では、子どもを虐待から守る都市宣言を行っております。子どもを虐待から守るには、充実した相談体制と、それを担う職員体制が必要だと考えます。市の相談業務にかかわる職員の配置をお伺いいたします。


議長(飯田一美)
 保健福祉部長。


保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)
 所管する事項3、とぎれのない支援について2点御質問いただいておりますので、順次御答弁申し上げます。
 まず、1)の精神科医師の相談についてですが、子ども総合相談センターに精神科嘱託医1名を配置し、月1回相談日を設けて、精神的に不調を来している児童のみでなく、その保護者の相談も行っているところでございます。相談につきましては予約制となっておりますが、現在のところすぐにお受けできる状況でございます。
 実績といたしましては、昨年度は27名の利用がありましたが、その中で、精神疾患を発症したことから子供を虐待しそうになった保護者が、精神科医の相談を受けたことをきっかけに、精神科クリニックへの受診につながり、子育ての不安が軽減し、子供に対する厳しい対応が改善された事例など、要保護児童の支援に一定の成果があるものと考えているところでございます。
 なお、発達が気になる子供などを対象とした、発達支援を専門とした児童精神科医の設置につきましては、全国的にも専門の児童精神科医が極めて少ない状況でありますので、先進地の事例等を参考に、実施方法を研究していく必要があると考えております。
 次に、2)の職員の配置についてですが、今年度、子ども総合相談センターには、行政職員2名、家庭児童相談員2名、心理職員2名、指導主事1名、保育士1名の合計8名の常勤職員と4名の非常勤職員を配置しております。子供や保護者の相談体制の強化を図るため、ことし4月に1名の常勤心理士を増員いたしました。
 この体制につきましては、県内でも一定の評価を得ているところでありますが、中でも2名の常勤心理職員を配置している相談センターは、県内では当市以外で1市あるのみでございます。そのため、例えば発達が気になる子供の支援につきまして、心理士が子供の成長に合わせて定期的に発達検査を行う体制を組むことができております。
 そのことから、子供一人一人の個性に合わせたかかわりを、成長の節目ごとに、保護者や学校、保育所等の支援者に助言することで、子供が自信をなくすことなく発達を促すかかわりにつながっていると考えております。また、数年間継続して子供や保護者に寄り添うことで、保護者の子育て不安の軽減の一助ともなっており、子供虐待の防止にもつながっていると考えております。
 また、相談体制を充実させるには、児童相談所との連携についても極めて重要であると考えております。これにつきましては、従来の要保護児童及びDV対策地域協議会や日常のケースワークの中での連携に加え、今年度からは北勢児童相談所と人事交流を行い、さらに連携を深めたところであります。
 なお、子供虐待の相談件数が平成21年度は316件だったものが、昨年度は1,056件と増加しており、今年度に至りましては、4月から6月の3カ月だけでも604件と増加してきております。そのため、児童相談所との連携を強化するとともに、他の関係団体との連携も図り、相談支援体制を強化し、また嘱託職員が多いという現状を踏まえまして、センター職員の正規化につきましても検討してまいりたいなというふうには考えておりますので、どうぞよろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 ありがとうございました。
 今おっしゃったように、児童精神科医の医師は大変少ないということだと思いますが、先日、新聞に、四日市が寄附講座で医師を確保したという記事が載っておりました。たしか名張もそうだと思うんですけれども、桑名ではこれは実現、難しいことなんでしょうか。


議長(飯田一美)
 保健福祉部理事。


保健福祉部理事(加藤洋士)(登壇)
 再質問に御答弁をさせていただきます。
 病院の寄附講座の関係ですので、私のほうから御答弁させていただきますけれども、議員からは、名張と四日市で専門の寄附講座を開設しているということなんですけれども、当然、寄附講座を開設するには、専門のお医者さんが必要になるというふうに考えております。先ほども部長の答弁からございましたように、児童の精神科の医師は全国的にも極めて少ない状況になっておりますので、そのような状況の中で、桑名市での寄附講座の開設は非常に厳しい状況であるというふうには考えております。ただ、今、議員が申されました内容、桑名市の状況につきましては、総合医療センターのほうにもお伝えしていきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 これはお願いしていくということにとどめさせていただきます。
 あと、職員の体制なんですけれども、子ども総合相談センター、大変充実しているなと思います。できれば、嘱託じゃなくて、皆、正規がいいなと思うんですけれども。
 あと、やっぱり連携、関係諸機関の連携の中で一番大切、重要かなと思うのが児相なんですけれども、今、児相の方との人事交流をしていただいていますけれども、これはずっと今後もやっていただけると認識してよろしいでしょうか。


議長(飯田一美)
 保健福祉部長。


保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)
 再質問に対して御答弁申し上げます。
 議員も御承知のとおり、子どもを虐待から守る都市宣言というのを7月に議会で御承認いただきまして、私どもも今、鋭意各種事業の推進を行っておるところでございます。やはり今後とも、この児童虐待防止という観点からして、県の児童相談所、ここら辺との連携というのは絶対必要だと、必要不可欠と言ってもいいほどの存在というふうに私は認識しております。
 しかしながら、この人事交流といった問題は、私ども桑名市だけで解決する問題でもございませんので、今後とも県とよく相談して決定してまいりたいなというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 ぜひ、これは昨年ですか、パチンコ屋さんの事件、そこで起きた虐待事件に関しましても、児相と市の子総相が連携していたら、もう少し何とかなったかなという考えもしますので、今後ともよろしくお願いいたします。
 それでは、続きまして、就労についてお尋ねいたします。
 子どもや若者の中には、自分に自信がない、人と接したり、会話をするのが苦手という、働きたいと思っていても働けない、一見、怠け者、我慢の足りない子と思われてしまう子どもたちがいます。その中でも、療育手帳を取得するほどの障がいもなく、学校等の教育機関にも属せず、児童福祉法で守られる18歳を超してしまった子たちは、あらゆる支援の枠組みから漏れてしまっているため、どこにも相談できずにいました。
 今、その福祉のエアポケットを埋めてくれているのが、四日市にある北勢地域若者サポートステーションです。桑名の子たちもお世話になっているようですが、利用状況、実績をお伺いいたします。


議長(飯田一美)
 経済環境部長。


経済環境部長(柳川弘行)(登壇)
 所管いたします3、とぎれのない支援について、(4)就労について御答弁申し上げます。
 地域若者サポートステーションは、働くことに悩みを抱えている15歳から39歳までの若者に対し、キャリアコンサルタントなどによる専門的な相談、コミュニケーション訓練などによるステップアップ、協力企業への就労体験などにより、就労に向けた支援を行っております。厚生労働省が認定した全国の若者支援の実績やノウハウのあるNPO法人、株式会社などが実施しており、平成25年度は全国160カ所に設置されております。議員が申されましたとおり、当地域においては、四日市市において北勢地域若者サポートステーションが開設されており、桑名市を含む北勢地域3市5町を対象に、特定非営利活動法人市民社会研究所が運営を行っております。
 相談件数の状況ですが、平成23年6月の開設当初から現在まで増加傾向にあり、昨年度の相談件数は延べ1,082件で、108名の進路が決定しております。このうち、本市の相談件数は289件で、全体の約27%を占め、20名の進路が決定しております。また、桑名市では、くわなメディアライヴにおいて毎月3回の出張相談も実施されており、昨年度の実績で85件の相談がありました。昨年は、桑名会場で家族向けのセミナーも開催されました。
 このように、ニートも含め、若者の就労が社会問題化する中、本市といたしましても、支援の必要な若者にサポートステーションを活用してもらえるよう、引き続き、広報くわなへの掲載を初め、広く事業のPRを行い、関係機関と連携して若者の就労支援を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
                  (6番議員挙手)


議長(飯田一美)
 6番 倉田明子議員。


6番(倉田明子)(登壇)
 ありがとうございます。
 内閣府の言う子ども・若者支援というのは、おおむね30歳までということで、そうしますと、福祉と教育と商工がずっと連携していかなくてはいけないと思うんですけれども、庁内における、サポステも含めて、連携の窓口となっていただけるのは、商工と認識してよろしいですね。わかりました。ありがとうございます。
 それでは、子ども・子育て会議についてお尋ねいたします。
 先日開催されました第1回桑名市子ども・子育て会議を傍聴させていただきました。公募委員はもとより、各種団体から入っていただいている委員お一人お一人が、子ども、そして子育てに対する思いや課題をしっかり持っていてくださることがわかり、大変心強く感じました。
 それでは、子ども・子育て会議について2点お尋ねいたします。
 1点目、ニーズ調査についてでございますが、行動計画の策定に当たり、ニーズ調査の必要性に関しましては理解いたしております。しかし、内閣府が考える子育て支援と桑名市の現状とは若干隔たりがあるように感じられます。ニーズ調査に当たり、国からひな形が送られてきているようですが、調査の内容、方法をどのように考えておいでか、お伺いいたします。
 2点目、子ども・子育ては、教育、福祉、商工等、多方面にわたるため、国では内閣府が担当しております。市での担当所管をお伺いいたします。
 よろしくお願いいたします。


議長(飯田一美)
 教育部長。


教育部長(近藤久郎)(登壇)
 所管いたします事項につきまして、一般質問3、とぎれのない支援について、(5)の子ども・子育て会議について2点御質問をいただいたと思いますので、順次御答弁を申し上げます。
 御質問いただきました1)ニーズ調査についてでございますが、このニーズ調査は、御案内のとおり、昨年8月に成立した子ども・子育て支援法に基づき、新たに子ども・子育て支援事業計画を策定する際の基本資料として活用するために実施するものでございます。子育て中の御家庭の幼児教育、保育などの利用希望や利用状況を把握するとともに、子育て環境等についても調査を通して把握し、より地域の実情に即した計画を策定してまいりたいと考えております。
 この調査の対象として、国の想定では、小学校就学前の児童のいる御家庭を対象とすることを前提としておりますが、本市におきましては、新たに策定する計画を子ども・子育て支援に関する総合的な計画と位置づけ、次世代育成支援行動計画策定時と同様に、小学生のいる御家庭につきましても対象として調査を実施いたす予定でございます。
 この調査の内容につきましては、国から、先ほどありましたように、調査票のひな形が示されておりますが、新たに設置しました桑名市子ども・子育て会議でしっかりと委員の皆様に御議論をいただきまして、本市の状況に合ったより実効性の高い調査の実施を目指していきたいと考えております。
 また、もう1点御質問いただきました2)の担当所管についてでございますが、桑名市子ども・子育て会議の設置条例におきましても、保健福祉部と教育委員会とで連携して庶務を行うこととしております。今後とも、保健福祉部との連携を図りながら、本市の子育て支援施策、就学前教育を推進してまいりたいと考えております。また、今後の組織のあり方につきましては、新たな制度が本格施行する予定の平成27年度に向けて、他の自治体の取り組みなども参考にしながら、今後具体的に検討していきたいと考えております。
 いずれにいたしましても、桑名市子ども・子育て会議において、委員の皆様方に御議論をいただき、さらに幅広い市民の皆様の御意見をいただきながら、保健福祉部との連携を図り、本市の子育て支援施策、就学前教育の推進に尽力をしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。以上でございます。


議長(飯田一美)
 次に、26番 伊藤研司議員。


26番(伊藤研司)(登壇)
 希望の伊藤研司です。一問一答で質問させていただきます。
 よく見えるようにパネルにしてきました。
 私は、一政治家といたしますと、反戦平和、軍縮活動に取り組む一方、一自治体の議員といたしますと、合併を契機といたしまして荒廃した多度山、多度山の荒廃を見るにつれ、間伐事業を中心とした多度山の再生事業、さらには葛山先生率いる、主宰する多度山の散策事業、アカマツ林整備事業、イヌナシ自生地の保全事業に取り組んでまいりました。その過程において、壬申の乱が、平群神社、額田廃寺、一目連神社、天王平を強く結びつける、さらには、また、国際的には、近くて遠い国、韓国、朝鮮、当時といたしましては百済、高句麗、新羅との結びつきがいかに強かったかを学ばせていただきました。
 以上を枕言葉として質問に入らせていただきます。
 1、桑名(員弁・町屋川流域)から「雑木林」が消えてしまう、員弁・町屋川流域の自然の生態系保護施策、平群神社〜桑名西高に位置する雑木林・ブナ科の木々、員弁・町屋川に生息する生き物保護について質問させていただきます。
 これが、上のほう、見えますでしょうかね。せっかく傍聴に来ていただきましたから。町屋川の三国岳の源流域、下の源流域です。これが県指定の篠立の風穴です。
 これが平群神社のところの、いわゆるブナ科の木が枯れかかっております。赤くなっているのは、枯れかかっているということです。本来は、モンゴリナラはこういう色なんです。しかし、桑名西高の北に位置する里山においては、赤くなっているのが、枯れかかっています。
 中はどうなっているかといいますと、このようになっております。完全に、いわゆる虫が食っちゃっています。
 しかし、員弁・町屋川は、このように町屋川水源地があるように、14万の人々に水を供給する、まさに命の川であります。しかしながら、十数年前には、産業廃棄物が員弁川に流れ込むんじゃないかという心配があって、県、国を中心として、このように今、浄化作業が行われております。
 さらにまた、町屋川河口域では、30数種類の生き物が生息するという日本でも大変貴重な川であります。生き物調査は、この本に集約されております。「くわなの生きもの」の本という冊子に集約されております。ぜひ見ていただきたいと思います。
 そこで、私は、員弁・町屋川は、桑名市民に命の水を供給してくれる川、まさに桑名市民にとっては命の川であります。その川の流域の植物、特にブナ科の植物に異変が起こっております。町屋川や町屋川流域の自然の生態系を保護するための施策についてのお考えをお聞きいたします。


議長(飯田一美)
 当局の答弁を求めます。
 経済環境部長。


経済環境部長(柳川弘行)(登壇)
 所管いたします事項1、桑名(員弁・町屋川流域)から「雑木林」が消えてしまう、(1)員弁・町屋川流域の自然環境保全施策、1)平群神社〜桑名西高に位置する雑木林・ブナ科の木々、2)員弁・町屋川に生息する生き物保護につきまして、あわせて御答弁申し上げます。
 議員御指摘のとおり、身近な自然である雑木林は、町並みを豊かにし、住む人や訪れる人々に精神的な安らぎを与えてくれます。雑木林が持つ役割としましては、雨水が土壌を通過するとき水を濾過し浄化する機能や、雨水を貯留し河川へ流入する水量の平準化や安定化する水源涵養機能がございます。生物多様性の面からは、美しい景観を初め、川のせせらぎや小鳥のさえずり、すがすがしい香り、木の実やキノコの味覚など、人の五感を通じて快適に感じさせてくれる働きもございます。また、多様な野生動植物の生息、生育の場ともなっており、遺伝子や生物種、生態系を保全するという根源的な機能を持っております。そのほかに、山地災害の防止機能、二酸化炭素の吸収、貯蔵や騒音防止などの生活環境の保全機能、レクリエーションや自然環境教育の場、野鳥の生息の場など、多様な機能をあわせ持っております。
 しかし、最近では、雑木林の利用や管理がされなくなり、竹が跳梁するに任せられているのが現状ではないかと懸念をされているところでございます。
 そこで、員弁・町屋川流域も含めた市域の自然環境保全施策でございますが、桑名市では平成20年度より、市内に生息する生き物たちを把握するため、自然環境保護推進員の先生方による現地調査をお願いしており、ことしの3月には、その調査結果を紹介する冊子である「くわなの生きもの」を発行させていただいております。自然環境保全に対する理解を深めていただけるよう、啓発の一つの取り組みとして、この冊子を市内の幼稚園、小・中学校を初め、市内関係機関へ配布しているところでございます。冊子の内容を御紹介させていただきますと、動植物のみならず、命のつながりや生物多様性の危機、外来種などのことについてもわかりやすく解説いただいているところでございますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
                  (26番議員挙手)


議長(飯田一美)
 26番 伊藤研司議員。


26番(伊藤研司)(登壇)
 伊藤研司です。
 この冊子は、今、答弁の中で、その前に、皆さんそれぞれ、植物なり地質学なり、東海地方というか、中には、全国的な先生、特に地質の先生においては、全国的に活躍している先生なんですが、その先生方がこれをつくられておると。今、図書館とか言われましたが、やっぱり本は個人で買って見る。これ、大変写真が多く、わかりやすく書いてあります。私のような素人でも十分楽しめます。これ、書店なんかでぜひ販売していただきたいと思いますが、販売する予定はあるのかないのか、ちょっとお聞きいたします。


議長(飯田一美)
 経済環境部長。


経済環境部長(柳川弘行)(登壇)
 伊藤議員の再質問にお答えいたします。
 「くわなの生きもの」の販売についての御質問でございますが、今回は自然環境調査計画事業の一環として、公費にて自然環境保護推進員の先生方に調査していただいたものを、広く市民の皆様に桑名の生き物について関心を持って読んでいただき、自然環境保護についての啓発を図ってはどうかということで、今回の出版につきましては無料配布ということで実施させていただきました。配布させていただいた市民の方からは評価の声もいただいておるところでございますが、今、議員の御指摘いただきましたように、今後、増刷する際か、またはさらなる調査の集積を図り、内容の見直し等の機会がございましたときには、販売も含め、配布方法につきましても検討してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
                  (26番議員挙手)


議長(飯田一美)
 26番 伊藤研司議員。


26番(伊藤研司)(登壇)
 次に、2番目の市長の政治理念と言動について、市長選挙前後と参議院選挙に関してお聞きいたします。
 まず、市長は、市長選挙前後においては、嘉田由紀子滋賀県知事、この方は、御存じのように、「もったいない」を合い言葉に、新幹線や産廃施設、ダム建設の政策の見直しを言われた方であります。それで、参議院選では、脱原発の立場を明確にされ、脱原発や消費税凍結、TPP反対の施策を掲げるみどりの風の候補を応援された方であるということは、市長自身も多分御存じと思います。
 この嘉田氏は、未来政治塾の塾長であられました。そこで、現市長は、伊藤徳宇市長は、その嘉田氏と一緒に撮った、そこの塾生というんですか、塾生でもあり、一緒に撮った写真をいわゆるツイッターで配信されておられました。それも私は確認しております。
 しかし、参議院選挙においては、市長は違う候補を応援されておりました。というのは、吉川氏でございます。吉川氏は、いわゆる原発推進、憲法改悪、国防軍、軍法会議等々を創設され、基本的施策で、いわゆる自民党公認の方であります。嘉田氏の施策とは180度私は異なっているんじゃないかと思っております。嘉田氏と吉川氏は、ある意味、政治理念の基本思想、もちろん日本国民を幸せにしていかないけないというのは多分同じ思いだと思いますが、そこの過程における施策においてはかなり違っております。その吉川氏を応援されたことに対して、市長のいわゆる政治理念と言動についてどのようにお考えになっておられるのか、お聞きいたします。以上です。


議長(飯田一美)
 市長。


市長(伊藤徳宇)(登壇)
 伊藤研司議員の一般質問の2、私の政治理念と言動について御答弁を申し上げます。
 先ほど伊藤研司議員が御案内いただきましたとおり、私は、滋賀県の嘉田知事が塾長を務めます未来政治塾で第1期生として学んでまいりました。この塾では、各界のさまざまな講師から、日本の政治の仕組みを初め、防災や福祉など、さまざまな分野における政策や未来への展望を学んだほか、嘉田知事からは、地方自治体の長の先輩として、行政の運営手法などについて教示を受けてまいったところでございます。
 この未来政治塾が最も大切にしていることというのは、多様性ということでございました。私といたしましては、思想的に偏ったものではなく、この塾から学んだことを基礎として、個々の政策に対して是々非々で考えられる力を身につけるものであると考えており、嘉田知事の公約や政治的な理念に捉われるものではないと考えております。
 また、私は、この未来政治塾のほかにも、若手議員の勉強会などにも積極的に参加をし、多くの人と交流を深める中で、政治家としての資質を磨いてきたつもりでございます。
 また、先ほど伊藤研司議員からは、夏の参議院選挙の際に特定の候補者を応援していたんじゃないかというような御指摘をいただいたところでございますが、私といたしましては、特定の政党の候補者を支持するということはなく、あくまでも桑名市の市長といたしまして、この三重県から立候補された何名かの候補者の方とお会いをさせていただいたということでございますので、御理解いただきますようお願いいたします。
                  (26番議員挙手)


議長(飯田一美)
 26番 伊藤研司議員。


26番(伊藤研司)(登壇)
 吉川さんと、選挙カーの上での写真がツイッターで流れていましたので、私はそれを拝見させていただいて、質問させていただいております。これ以上、別に市長と議論したって進むわけじゃありませんから、ちょっと次にいかせていただきます。
 次に、3番目、アジアの平和・観光拠点都市を目指して、キーワードは、先ほども申し上げましたが、壬申の乱、百済・高句麗、天王平、多度神社・一目連神社、そして白村江の戦い(倭国ですね、倭国というのは日本国です、百済遺民連合軍対唐・新羅連合軍)からということで質問させていただきます。
 まず、当局の方にも見ていただきたいのは、これが天王平から発掘されました土馬であります。いろいろなものが発掘されております。
 これが、いわゆる額田廃寺から、額田廃寺は、旧桑名にあるところなんですが、専仏であります。
 これが宇賀神社、東海地方を代表する古代林ですね、御存じのように。柚井地区の方々によって整備されております。
 これが日本で最初に発掘された木簡であります。柚井地区から出ております。
 これが力尾の火山層群で、力尾の地質を知ることは、日本列島の生い立ちを知るんだとすら言われているところであります。
 これが、我々、多度山再生で間伐事業をしていまして、その見つけた愛宕神社裏の桜の木、山桜の木、これぐらい大きいです。これが、見つけまして、整備しに、周りを間伐して、こうやってやると、これぐらいの大きさです。かなり大きいです。イヌナシもありますし、多度地区にはいろんなものがあります。ということを前提としてお話しさせていただきます。
 壬申の乱を軸として、多度山、滝、イヌナシ保全地区は言うまでもないことですが、天津彦根命を祭る多度神社や、多度神社の別宮で、天目一箇命を祭る一目連神社、この一目連神社は、いわゆる鉄の神様であります。当時、600年、700年代のことなんですが、鉄を手に入れる者は国を手に入れると言われたほどであります。そして、土馬が発掘された天王平一帯、我が国で最初に木簡が発掘された柚井遺跡、これは先ほども言いましたが、柚井地区の方々の保全活動のたまものでありますが、柚井地区に位置する宇賀神社奥に広がるシイやカシの常緑広葉樹の自然林であります。
 そして、先ほど言いました額田廃寺は、いわゆる壬申の乱に、大海人皇子が、味方した伊勢の国、美濃の国の豪族に功績として許可した氏寺と言われております。これは児玉道明先生の言葉と思いますが、県の発掘作業を中心に行っていた方です。
 さらに、1982年、三重県教育委員会の天王平遺跡発掘調査報告1の2ページには、このように書いてあります。天王平の名の由来は、壬申の乱に際して、大海人皇子の遷幸にちなむ、いわゆる大海人皇子が来られた、と伝えられていると。個々の伝承の真偽はともかく、この地域が古代交通の要路に当たっていたことは、現在、地図を見て広げるだけでも想像にかたくないと書いてあります。
 いろいろと資料的にはいっぱい書いてありますが、時間がありませんので、割愛させていただいて読み上げますが、そして日本書紀にはこのように書いてあります。鵜野讃良皇女、後の持統天皇でありますが、持統天皇、草壁皇子、忍壁皇子の親子らが、672年の6月27日から9月8日まで桑名に滞在されたことが記載されております。1カ月以上もの間、桑名のどこに滞在されたかというのは疑問であったのですが、また、大海人皇子は海部族から絶対的な信頼を得ていたことから判断しますと、いわゆる今の海部郡ですね、南小山廃寺、天王平、北小山廃寺一帯を考えるに至りました。
 そして、さらに、黒岩重吾先生の「天の川の太陽」には、紀臣阿閉麻呂という方は、2,000の兵を率いて桑名に布陣し、野上における大海人皇子の命令を東海将軍たちに伝えたと記載されております。当時の桑名の人口は5,000から6,000名と推測される時代、桑名郡家に2,000名もの軍が布陣される場所を探しておりました。そこが可能なのは、私自身は、明治24年の地図、これまでに発掘された先ほどの資料から、天王平一帯なのではないかと考えるに至りました。
 さらに、大海人皇子は、桑名郡家に到着し、高市皇子に進言されるまでは、不破の関と鈴鹿の関との中間点に位置する桑名郡家の、いわゆる桑名の郡の屯倉に行宮をつくり、指揮することを考えていたことは、日本書紀からも明らかであります。桑名郡家は、壬申の乱に大きな役割を果たしているのであります。上古から江戸末期まで、木曽三川河口部に位置する桑名は、経済、軍事の戦略的拠点であったのであります。
 さらに、先ほども言いましたが、この壬申の乱は、百済、新羅、高句麗との関係が深いことがわかってきました。663年に、白村江の戦い以降、百済、新羅、高句麗から何千何万という人々が当時の倭の国、日本国に来られ、その多くの方々が軍事技術者であり、その後あらゆる分野で活躍していることが多くの書物からわかってきております。
 黒岩重吾先生が高く評価しておられる三浦氏の書物においても「新羅人多く」とあり、新羅の大挙来日が書いてあります。さらにまた、高市皇子に従う民直大火以下7名と、彼らがほとんど朝鮮系渡来氏族であったということも記載されております。いろんな資料を要約すれば、高市郡内の居住者の8割か9割は、阿知使主に率いられて住みついた朝鮮半島の方から、朝鮮半島から来られ、倭漢値、後に忌寸と称する渡来系氏族であったということであります。そのようなことがきちんとした書物に書かれております。
 また、ここで、八賀先生、これは三重大学の考古学の名誉教授の先生ですが、八賀先生が、論苑考古学において、論苑考古学のページ524から525にこのように書いております。大海人皇子は桑名郡家まで進み、以後、全軍の統率に当たることになる。既に大海人皇子の手中にあった不破の道を越えて、さらに美濃に入らんと布陣する近江方、近江方というのは大友皇子のほうですが、の美濃への固執の背景は何によるものであろうか。その背景の一つには、湯沐邑のあった安八郡内及び金生山、金生山というのは、岐阜県の大垣にある鉄を産する山と言われております。金生山と、生産、保管された武器庫が存在していたと考えることができないであろうか。当時の大和朝廷では周知されていた美濃西部地域の武器生産の争奪をめぐる攻防が、不破の道を塞ぐ最初の行動であったと考えられる。大海人皇子方が極めて素早くこの武器を掌握したことが勝敗を大きく左右したし、大海人皇子方に加わった東海、東山の軍勢に対し、豊富な武器の供給を容易にしたのであろうと書いてあります。
 そこで、私は、私の説といたしましてというか、これはいろんな方の書物の中を要約したことなんですが、桑名郡家は天王平付近であり、鵜野讃良皇女、後の持統天皇、草壁皇子、忍壁皇子らの親子が、672年の6月27日から9月8日まで桑名に滞在されていたと推測されるのであります。これは確かなことであります。
 さらにまた、鵜野讃良皇女は、後の持統天皇は、か弱き女性と思っておられる方もおられるようですが、後には持統天皇となり、実質的には、社会でも習いましたが、大宝律令の制定、施行、これは文武天皇が行ったとされておりますが、実際には文武天皇の後見役となった持統天皇が行ったという説が有力であります。さらには、また、軍を率いる司令官であったということであります。さらに、最近では、壬申の乱は鵜野讃良皇女が仕組んだという説も浮上しております。桑名郡家、鵜野讃良皇女が滞在したのは、地理的、戦略的に考えても、天王平一帯であること以外は考えられません。
 以上から、多度、天王平一帯を含む桑名市がアジアの平和及び観光拠点都市として世界に羽ばたくためにも、壬申の乱、百済、高句麗、天王平、多度神社、一目連神社、さらには白村江の戦いを位置づけた施策の具体的実現を望みます。以上です。


議長(飯田一美)
 経済環境部長。


経済環境部長(柳川弘行)(登壇)
 所管いたします事項3、アジアの平和・観光拠点都市を目指して、(1)キーワードは「壬申の乱」「百済・高句麗」「天王平」「多度神社・一目連神社」、1)、白村江の戦いからについて御答弁申し上げます。
 議員からは、壬申の乱に関して、大海人皇子の軍事拠点となった不破、現在の関ヶ原付近でございますが、そこに進出した際に、妃の鵜野讃良皇女をとめ置いた桑名郡家の場所が現在の天王平一帯にあったのではないかとのお考えでございます。
 この天王平一帯には、東西550メートル、南北1,000メートルにわたる多度地域最大の天王平遺跡があり、土馬や須恵器や土師器などが発掘されています。また、その周辺の遺跡では、白鳳期の寺院跡があり、礎石や鴟尾、古代瓦などが発見されています。このように、当時、大勢がとどまれるような地形であることや、天王平という地名、漢字を見ましても、天皇、朝廷との関係性を連想させ、桑名郡家がこの地にあったのではないかなど、古代の歴史への興味がかき立てられるものでございます。
 さらに、日本神話に登場する天津彦根命を祭る多度神社や、天津彦根命の子とされ、製鉄、鍛冶の神である天目一箇命を祭る一目連神社など、多度にまつわる古代ロマンを御紹介いただきました。
 また、古代朝鮮半島の百済、高句麗、新羅の朝鮮三国時代における白村江の戦いに倭国・百済連合が負けたことにより、百済の王族、貴族が倭国、すなわち日本に亡命、渡来し、それらの人々がその後の仏像建立や日本の文化に多大な影響を及ぼしたということでございます。また、この敗戦後、日本という呼称を使うようになったとされています。このように、朝鮮半島からは、古来よりさまざまな文化、技術が人とともに日本にもたらされてきており、人的交流も盛んに行われてきたという歴史がございます。
 これら議員が述べられました故事にまつわる古代ロマン、韓国を初めとする東アジアとの交流について、多度、ひいては桑名市のまちづくりに生かしていく方策を検討してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
                  (26番議員挙手)


議長(飯田一美)
 26番 伊藤研司議員。


26番(伊藤研司)(登壇)
 伊藤研司です。
 これは、市長のほうの当局側の方にも、ぜひこれは知っていただきたいのは、やっぱり平群神社と、平群神社というのはこちらのほうなんですがね。こちらですね、平群神社。平群神社と額田廃寺、額田廃寺というのは、今、議員さんが住まれている、いわゆる有吉台の地でもありますが、その額田廃寺。それと、多度神社、一目連神社というのは、緯度で一緒なんですよね。これが当時の、いわゆる結ばれていたか。それで、平群氏というのは、私が言うまでもなく、今で言う、いわゆる軍隊をつかさどっていた集落。それで、額田廃寺があり、いわゆる鉄の神様の一目連神社、多度神社があるということ。それで、揖斐川沿いの大垣のこちらには金生山という山があって、桑名には砂鉄、鋳物が非常にあるということ。これは、韓流ドラマを見られてもわかるように、先ほども言いましたが、鉄器を制する者は国家を制する、それくらいのものだったんです。
 そうすると、地理的に見ても、どう見ても、やはり天王平一帯、それがやはり、自分の旦那様の大海人皇子が不破の関に行っておる。こちらは、桑名には陣を構える。1カ月半、陣を構える。そこに鵜野讃良皇女がみえたわけですね。どう見ても、天王平というのは、当時、木曽三川から伊勢湾、美濃のほうからも来ていますから、軍が。ですから、そこの拠点として、やはり天王平というのがきちんと位置づけられる。さらに、これで見るように、こういう山桜もあるし、いわゆる東海地方を代表する宇賀神社奥の古代林もあります。
 私は、間伐作業をする中から非常にわかってきたのは、多度山山頂から見る、いわゆる木曽三川の揖斐、長良、木曽の、あの河口部に位置するうねった川、あれは日本でも本当にないという景色なんですね。それは、間伐作業をしていたときに、奈良の登山を愛好するシニアの50人ぐらいの方々が言っていました。
 そういうことから考えると、私は、いわゆる額田廃寺から多度を中心とした天王平一帯というのは、将来的にも、近未来的にも、いわゆるアジアの、東アジアの平和拠点都市として、さらには、また、観光都市の拠点として、ぜひ私は位置づけていってほしいと思います。
 市長、何か御答弁ありましたら。あったらで構いませんが。


議長(飯田一美)
 市長。


市長(伊藤徳宇)(登壇)
 伊藤研司議員の再質問に御答弁を申し上げます。
 本当に詳細に壬申の乱の期間のことをいろいろ御調査されたことに対して、本当に心から敬意を表したいというふうに思います。
 今、伊藤研司議員のお話を聞いていまして、私、小学生のときに、私、多度出身なものですから、あの天王平遺跡の発掘の場所に、学校の先生たちと一緒にお邪魔をして、見に行ったことを今思い出したところでもございます。
 本当にいろんな地理的なというか、額田廃寺であるとか平群神社のお話も含めまして、その壬申の乱のころのこの桑名、多度という場所の重要性というものも、私も今いろいろ勉強させていただいているところでございます。先ほど部長からも申し上げたとおり、どこまでできるかということはこれから考えなくてはいけないとは思いますが、まちづくりにどのように生かしていくのかというのはしっかりと検討していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
                  (26番議員挙手)


議長(飯田一美)
 26番 伊藤研司議員。


26番(伊藤研司)(登壇)
 ぜひ長島温泉とリンクしながら、多度の持つ歴史をぜひ、せっかくあるわけですから、生かしていってほしいなと思います。それと、江戸時代の、余分なことかわかりませんが、市長さんが住んでおられる走井山には、いろいろとありますから、そんなことも生かして、ぜひいっていただきたいと思います。
 次に、4番目、一人親家庭(母子・父子)への支援策として、親の所得によって学歴・職業・健康差別があってはならないということで質問させていただきます。
 いわゆる嫡出子と非嫡出子との間で遺産相続をめぐる裁判で、出生に選択の余地のない子供に不利益を及ぼすことは許されないと、法のもとでは、子供の平等の観点から、現在の民法における相続差別に対し、最高裁大法廷は、憲法14条が保障する法のもとの平等に反するとして、規定を違憲とする決定をいたしました。画期的な判断であります。私自身も、親の所得によって、学歴、職業、さらには健康差別があってはならないと考え、質問いたします。
 母子世帯の平均年収は、就労収入として181万円であります。そして、母子世帯のいわゆる年間収入の構成割合は、100万円から200万円が約26.4%、200万円から300万円が26.9%であります。
 また、子育て支援、これは朝日新聞の8月22日社説なんですが、親の経済環境は、子が成長する環境を左右するという題目で記事がありました。親1人で子供を育てるのは大変な苦労が要る。だから、一人親の税金を減らし、子育てを支援する優遇措置がある。ところが、対象は、結婚相手と死別したか、離婚した人に限られてきた。結婚したことのない親は、ずっと支援の枠の外に置き去りにされてきた。例えば、東京都八王子市の試算では、2歳の子供と市営住宅で暮らす年収約200万円のシングルマザーの場合、控除がないと、所得税、住民税、保育料、家賃で年20万9,000円の負担増といいます。
 そこで見逃せないのは、控除を受けられない経済的な不利益が子供に及んでしまうということであります。副市長さんは、厚生労働省の出身というか、今でも籍はこちらにあるんですよね。よく御存じだと思いますが。
 そして、所得が低い家庭の子供は、中・高所得の家庭の子供より健康を害して、いわゆる悪くして、入院する確率が多いということ。僕は、この記事を見てびっくりしましたが、最大で1.3倍となることが国立社会保障・人口問題研究所の分析でわかったと。阿部という社会保障応用分析研究部長は、所得によって子供の健康に格差が生じていることが裏づけられたとあります。2歳時点で比べますと、貧困層の11.85%に入院経験があったのに対し、非貧困層は9.15%にとどまった。入院する確率は、貧困層が1.3倍高かったとあります。ここで阿部部長は、子供の健康格差には、医療へのアクセスだけではなく、親の雇用確保など根本的な貧困対策が必要だと述べられております。
 私も、先ほども言いましたが、親の所得によって学歴・職業・健康差別があってはならないと以前から訴えております。そのことについて、桑名市当局の考えと取り組みについて答弁を願います。


議長(飯田一美)
 保健福祉部長。


保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)
 所管いたします事項4、一人親家庭への支援策、(1)の親の所得によって学歴・職業・健康差別があってはならないについて御答弁申し上げます。
 市の実施している一人親家庭への支援についてでありますが、助成制度といたしましては、国の児童扶養手当制度によりまして、児童を扶養している父母等へ、所得制限や一定の条件はありますが、児童1人の場合、月額9,780円から4万1,430円の間で手当の支給が行われ、2人目は5,000円、3人目は3,000円が加算されており、受給者数は年々増加傾向にあります。また、医療費の自己負担分を助成する一人親家庭等医療費助成制度を行っております。
 次に、自立支援制度といたしましては、平成19年度から、看護師、介護福祉士、保育士、理学療法士などの資格取得のため、養成機関で2年以上修業される方に生活費の負担軽減を図ることを目的とした給付を行うとともに、養成課程の修了後には修了一時金の支給を行っております。本制度を24年度には5名の方が利用しており、今年度も継続して3名の方が看護師、1名の方が保育士の資格取得に取り組んでおられます。また、介護、パソコン、簿記などの指定講座を受講される方には、受講料の一部に関して給付を行っております。
 次に、生活支援といたしましては、日常生活支援事業として、事前に登録された方を対象に、一時的な生活援助や保育等のサービスが必要な場合に、家庭生活支援員を派遣し、日常生活の支援を行っております。また、福祉資金貸付制度、ファミリーサポートセンター事業、放課後児童対策事業などにより、生活の安定や就労中の保護者を支援する制度を実施しております。
 その他、母子の自立の促進とその生活を支援するための母子の入所施設である母子生活支援施設桑名山崎苑では、生活困窮の経済的理由の方、住むところがない方、夫からのDVにより避難される方など、さまざまな方が生活をされてみえ、苑では自立に向けての支援を行っております。最近は、女性相談員による相談の件数が増加しており、夫の暴力、家族関係、経済問題、離婚問題など、さまざまな相談内容が寄せられております。相談される方の中には、経済的基盤が弱く、離婚をためらわれる方もおみえになり、一人親になったときの支援に関しての相談も寄せられております。
 一人親家庭に対する支援といたしましては、主に以上のような事業を行っているところであり、必要とされる支援を提供していくように努めてまいりたいと考えております。
 また、事前にお聞きしています児童扶養手当と公的年金の併給に関しましては、児童扶養手当の受給条件として、公的年金を受けることができないということがあり、受給者が年金を受けることができるようになった場合には、児童扶養手当の受給資格がなくなってしまいます。
 桑名市においての公的年金受給により児童扶養手当の受給資格がなくなった件数といたしまして、平成23年度には障害年金の受給により2件、平成24年度には障害年金により1件、遺族年金により1件が生じているところでございます。
 本制度は国の制度であり、所得補償を二重に行うことを避けるための制限によるものでありますが、児童扶養手当より少額の公的年金の場合にも支給されないなど、私どもといたしましても疑問のある制度設計だと思っております。機会を捉え、県等へ改善要望を行ってまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。
                  (26番議員挙手)


議長(飯田一美)
 26番 伊藤研司議員。


26番(伊藤研司)(登壇)
 その遺族厚生年金を受給しなくてはならない、そうなんですよね。受給することはみずから断ることはできませんから、遺族厚生年金を受給せざるを得ない。そのために、児童扶養手当をもらえなくなっちゃうというと、大体、差し引き、最低でも2、3万減っちゃうわけですね。だけれども、東京都の日ノ出町や沖縄の自治体などや、千葉市や岡山市では、そういう見直しが議論されて、何とかしようという動きになっているという報道もあります。桑名市も、ぜひそのようにしていただきたい。
 それで、ちょっと伺いますが、厚生労働省のほうとしましては、遺族厚生年金の受給は、これは年金だから、しなくちゃいけないんですよね。しかし、そのために、児童扶養手当を、児童扶養手当というのは多いと数万円出ますから、それを受給できなくなってしまうということに対して、厚生労働省として何かそういうような御検討でも議論でもされているのかどうかだけ、ちょっとお聞きいたします。


議長(飯田一美)
 田中副市長。


副市長(田中謙一)(登壇)
 再質問にお答え申し上げます。
 御指摘のとおり、一人親家庭には、やはり二人親家庭にはない、ないし、恐らく私自身も本当には理解できることはないと思いますけれども、やはり大変な御苦労があるということは本当に推察させていただいているところでございます。
 今、御指摘のありました年金と児童扶養手当の併給制限につきましては、これは少なくともそういう問題があるという認識は厚生労働省内にもございます。これは、私、実は昨年の4月から9月まで厚生労働省の雇用均等・児童家庭局総務課長補佐をしておりましたので、その中でも、やはりそういった児童養護の問題とか、そういったこととあわせて検討された経緯はございます。
 ただ、厚生労働省では、毎年のように、いわば人口の少子高齢化に伴って社会保障費用が増大する中で、毎年の予算を編成するためにも、さまざまな法律改正等をしなきゃいかんということがございます。どうしても、そこに力を入れてということはなかなかできないことがありまして、そういったこともあってなかなか実現に至っていないということかと思いますが、問題意識は十分持っているということを、ぜひこの場をおかりして御理解いただきたいというふうに思っています。以上です。
                  (26番議員挙手)


議長(飯田一美)
 26番 伊藤研司議員。


26番(伊藤研司)(登壇)
 市長さんも副市長さんも大変お若いですから、あれなんですが、私ぐらいになって、ある程度、還暦の年代を過ぎますと、私の会派の部屋は子育て支援の隣にあるわけですね。お子さん方が来られると、どんな子を見てでも、本当に心から幸せになってほしいと思うんですよ。やはりそのためにも、就労支援も含めて、そういうことのいわゆる下支えもぜひしていただきたいなと思っていますので、東京に、霞が関に帰られましたら、ぜひ桑名でそういう意見もあったということを、微々たる力でございますが、私、ぜひお願いしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 次の質問に入らせていただきます。「はだしのゲン」問題であります。日本国憲法(第19・20・21・23条)との関連、教育委員会としての考えであります。
 御存じのように、憲法第19条は、思想及び良心の自由を述べています。憲法第20条は、信教の自由です。次に、21条は、集会・結社・表現の自由、通信の秘密です。第23条は、学問の自由を保障するとあります。
 実は、私も子供のころ、「はだしのゲン」というのは読みました。私は、なぜ今回、これ、もともと松江市で起こった問題でありますが、なぜ質問をするということになったかといいますと、実は非常に、ある意味意図的に捉えられている。私も、これ、子供のころに読みましたが、そのときのマスコミ報道から思い起こしてみますと、確かに悲惨な面はあります。しかし、それ以上に、踏まれても、言葉がいいのか悪いのかわかりませんが、たたかれても、やはり強く、雑草のように、デラシネのごとく生きていく、たくましく生きていくという、こういう表現が全体の中であるわけなんですね、あの本を見ると。しかし、この桑名の教育委員会で議論されたときに、私は資料を見させていただきましたら、最後の残酷な面だけのことで議論されておる。これだけ見て、M委員の方がこういうことを言っておられますね。資料にあるページのことは知りませんでしたがと、そういうようなことを言われている。
 そこで問題なのは、まず、よく言葉尻を捉えてとかどうのこうの言います。しかし、最後のところだけ見て、全体を見なくて、全7巻を見なくて、どうしてそこだけ見て、私、事務局自体がそういうふうに、いわゆるあかんのやとか、誘導するためにやったんじゃないかと思えてなりません。しかも、もしも全体を把握しようと思ったら、最低でも1週間か2週間前に全委員の方々に読んでいただいて、それからテーブルに上げるべきなんですね、こういう問題は。それもせず、その部分だけを配って、どう思うかと。確かに、誰でも思いますよ。それは、意見をある一定方向に誘導させるように、教育長さん、新しい教育長さんですか、教育委員長さんですか、が、何か事務局の方がされたんじゃないかと私は非常に疑念を持っております。
 それで、また、M委員さんも、資料にあるページのことは知りませんでしたと、そんなことで、そのときのこの大変な思想信条にかかわる、生徒の生き方問題にかかわることが議論できますか。それについて教育長の答弁を求めます。


議長(飯田一美)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 今、議員の御指摘いただきました5番、「はだしのゲン」問題、(1)日本国憲法(第19・20・21・23条)との関連、教育委員会としての考え、所管いたします答弁をさせていただきます。
 先ほど、ある一場面だけで判断したというふうなことで、誘導するというふうなことを懸念されましたけれども、私どもの準備不足というふうなことは深くおわび申し上げます。そんな気持ちは毛頭ありませんし、私自身も、平和教育というふうなことで、非常に大事なものとしております。先般の教育委員会でも、皆さんが結論を得たのは、閉架措置をとらなく、学習指導要領に基づき、戦時下の国民の生活などを通して、世界平和の大切さを考えること、世界平和の実現に失する子供を育てることが重要であると考えております。このような考えでございますので、御理解を賜りますようよろしくお願いします。
                  (26番議員挙手)


議長(飯田一美)
 26番 伊藤研司議員。


26番(伊藤研司)(登壇)
 この作者の中沢啓治さんの奧様も、戦争というものできれいなものはないんだと。だけど、この「はだしのゲン」というのは、麦の成長を一番描きたいんだと。あのように踏まれても踏まれても、あえて言うなら私かなと思いますが、踏まれても踏まれてもね。これは本当に変な冗談なんですが、そのことを描きたいということなんですね。
 それと、今、教育長さんが言われても、準備不足というのは、これはちょっとおかしいんですよ、どう考えても。なぜそれぐらいのことができなかったのか。あえて、私は、じゃ、やろうとしなかったんじゃないかと。私は、それが教育委員会としての、さらに、何度も言いますが、初めてそれの場面を見たという教育委員さんもおられる。これね、やっぱりどう考えてもおかしいんですよ。そのような全体を読んで、何度も何度も読んでみてもそうだと言われるのなら、私はわかります。それはそれで、その人の考えですから。しかし、初めて読んだ。しかも、その部分だけ見た。今まで知らなかった。それで、すぐにしゃべろと。そんなことじゃ、本当に私は、教育委員さんの一員とされて、本当に正直申し上げて、よくそれで議論できたのかなと思っています。もう一度、教育長さん、真摯な答弁をしてください。


議長(飯田一美)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 再質問にお答えします。
 先ほど議員のほうから指摘いただきましたことが本当に私自身も重要であると認識しております。以後、十分真摯に受けとめ、気をつけてまいりたいと思います。


議長(飯田一美)
 ここで暫時休憩いたします。
                                    午後2時59分 休憩
                                    午後3時10分 再開


議長(飯田一美)
 休憩前に引き続き会議を開きます。
 この際、申し上げます。先ほどの26番 伊藤研司議員の質問の答弁に対し、田中副市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 田中副市長。


副市長(田中謙一)(登壇)
 大変恐縮でございます。
 先ほど伊藤研司議員の再質問に対する答弁の中で、私は、昨年4月から9月までの間、厚生労働省雇用均等・児童家庭局総務課長補佐であったと申し上げましたが、正確には、私が雇用均等・児童家庭局総務課長補佐であったのは昨年4月から8月まででございましたので、訂正しておわびいたします。


議長(飯田一美)
 次に、通告により17番 鷲野勝彦議員。


17番(鷲野勝彦)(登壇)
 こんにちは。17番 新桑会・無会派、鷲野勝彦でございます。
 議長のお許しをいただきましたので、質問は併用でさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、早速させていただきます。
 1、市総合行政について、(1)市長の市政運営について、1)市長就任から9カ月、市長の政治姿勢についてお伺いいたします。
 市長の目標は、掲げておられますのは、元気な経済、無駄のない行政、豊かな社会、そして、7つのビジョンを掲げておられます。しかしながら、昨年12月就任されたばかりでございますので、私はあえて、ずっとこの半年ぐらいは状況というものを見てきておりますので、具体的な具現化していくような改革なり政策をやっていくというのはなかなか難しいことで、そういうことを私は指摘するつもりはございませんし、短兵急にそういうことを問うということはまだ控えさせていただきたいと思います。
 しかしながら、過去から現在、そして、将来に向かって行政は動いております。市長も言っておられます、二項対立している場合ではない。地域対立とか、あるいは若い者と高齢者というような対立とか、いろんなことがございますが、そういったことをやっておる場合ではないということも理解しております。
 そして、市長が言っておられる、桑名を守る、いわゆる継承、継続、桑名は非常に歴史文化豊かなまちであり、そしてまた、前市長が長く桑名市に貢献をしておみえになることにおいては、やっぱり継続してやっていかなきゃならんこともたくさんある。そういった、いわゆる守っていく問題と。
 しかしながら、新市長になって、桑名市を、市民のために、よりよいまちづくりのためには、変革、改革ということは当然でございます。だから、これ、二律背反するようなことでございますので、前に進むということは大変難しいと私は思っております。私は、政策推進、そして、カラーを打ち出すことは時間がかかると思います。だから、慎重かつ大胆な発想をし、短期的、長期的な仕分けをし、具体的政策推進を期待するものでございます。
 桑名市の行政改革には、勇気と決断を持ってかじ取りをしてほしいと思います。桑名市の未来のために、市長は、全員参加型市政で山積する課題を解決しようと、直接対話、市政に対する信頼の回復、まちづくり市民力、市政にかかわる市民の増加、桑名市としての品格、桑名市に対する誇りの醸成を掲げ、若さあふれて元気に精力的な活動をされており、多くの市民が市長と身近に接し、桑名市行政に関心を持ち、期待感を持った、好感度がアップしていると私は思います。もちろん、当然というか、厳しい御意見もございます。ポジティブに進んでいただくようお願いしたいと思います。それだけに、具体的なビジョンの政策創造と成果も、市民は温かく、そして、厳しく見ております。そして、期待をされております。
 そこで、9カ月たって、今の市長の心境を、肩を緩めて、ひとつ所見を求めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次に、2)行政改革、明るい桑名市に向けての職場づくりについてでございます。
 大切な事業であると思っていますが、桑名市役所の役割の原点から考えるとき、明るい市の職場づくりであり、市民のための機関と言え、職員一人一人がやりがいを体得し感じられるような職場を目指すことが必要と考えます。執行部の責任は大きなものがあると思います。
 今さら私が質問するまでもないと思います。既にどんどんいろいろな取り組みをされていることも承知はしております。詳しいことは申しませんが、各部署ではいろいろな問題や事件があります。それの解決なり改善の糸口の一つは、基礎的人づくりではないかと思います。
 そういった意味で、一考察として、簡単なことなんですが、挨拶の問題等もひとつ具体的に取り組んでもらいたい。というのは、我々、桑名市の小・中学校へ行かせてもらうと、本当に青少年は、挨拶は本当にしっかり桑名市の子供たちはしておると思います。我々は、子供からも生徒からも学ぶ必要もあると思います。
 そこで、公室長に、市としての取り組みの状況と、具体的な対策と成果について問わせていただきます。
 次に、(2)教育長の市教育に対する姿勢についてでございます。
 私は、教育委員会制度について、いろいろ考えておりますが、自分にとっても、どれがベターなのかということはなかなかわからないところもありますが、ただ、行政の多くは市長が負っております。教育に関する事務は教育委員会が負っております。また、私は、極端かもしれませんが、行政にしろ、一般社会の生活にしろ、やはり教育というものが、一つ大きな包含をしているように思っておるのでございます。ましてや、こういう公職、公共事業と自治体も、教育行政の中に全てのものが包含されるのではないかと私は考えております。
 教育行政を実際に行っているのは教育委員会事務局であり、その長であるのが教育長であります。私は、市長と教育長は連携するのが当然と考えます。そしてまた、現実の教育委員会とはそもそも何かという問題も、いつも問われる問題でございます。教育委員会と教育委員会事務局との関係、あるいは教育というものは政治的中立を守ることについて、継続性、安定性の確保ということが大きなポイントでもあると思います。学校教育現場の校長の立場と権限とか、あるいは先生の立場というのは、県職であり、組織的教育力の問題等もあります中で、今回就任していただきました教育長、教育の理想は永遠のテーマの創造でありますが、確実な政策と成果はなかなか実現しないのが教育だと思います。よりベターな道づくりと成長を求めて、桑名市の教育長として命をかけて頑張っていただきたいと思います。期待しております。現在の心境と今後の取り組みについてお尋ねいたします。
 次の大きな2番の環境整備についてでございます。
 (1)地域環境整備について、1)施設、設備等老朽化点検と修繕整備対策についてでございますが、これは前の議員にもいろいろと答弁されておりまして、かなりの部分をわかっておりますが、私は市の総合事業の観点からお伺いいたします。
 新規事業ももちろん大事で、推進しなければならない事業もあり、白紙、見直し、そして財政改革、健全財政をより前進させるためには、大胆な決断をしていかなければならないと思います。しかし、インフラ整備は、そのようなことは考えておれない事業でもあり、安全対策、防災対策から見ても重要な施策課題と思いますが、市の取り組みはいかがか、所見を求めます。
 そして、(2)地域周辺環境変化に伴う交通安全対策についてでございます。
 その中で、1)県道桑名大安線についてお伺いいたします。以前から、地元から何度も要望がされております。友村から川岸町地内に通る道路は、未整備のままと言ってもいいのではないでしょうか。早急に道路改良してもらわないと、大変な事故が起きる予感がします。一度現地を、市のほうも、自治会も、そして県のほうにも早急に現場を調査してもらいたいなと思っております。それは、近々東員町に大型ショッピングセンターがオープンします。ますます通行量がふえて、現場状況の知らないドライバーが多くなり、心配でなりません。市からは県に要望していただいておりますが、今後も粘り強く要望していただきたいが、御意向をお尋ねいたします。
 2)県道御衣野下野代線についてでございます。いよいよ開発事業と企業誘致も進んできました。現在、進出していただいている企業さんに聞いています。それは、土地探しをしておるときに多度へ来たときに、道路事情が非常におくれておるということで、企業進出をちゅうちょされた企業もございます。そういった意味で、力尾土地区画整理事業もかなり進んできて、企業進出も決まりつつあるわけでございますので、今、国道258号の新多度橋と新肱江橋が、4車線にいよいよ工事が入りました。それに伴って、早く何とか整備をしていただきたいなと思っておりますが、その取り組みについてお伺いいたします。
 3)市道平方、これは長島の平方新所線についてでございます。これは、防犯上大変危険なことは、何度もまた要望が上がっておると思いますが、さきにも私、質問をさせていただいたこともございます。もともと農免道路であり、以前から農地、農産物に明かりはよくないということで反対があると聞いてきました。工夫はあるはずです。現地を検証していただくとともに、対策と所見を求めたいと思います。
 これは、先ほどの朝日町の、きのうかおとついもテレビで、街灯の防犯灯の問題で、15メートル以上に1カ所あるだけでは、なかなか犯人というか、不審者、狙う人たちはわからなくて、逆に、通行しておる人とか車なんかはわかるということで、非常に犯罪率が高いということで、たまたま平方線は、東名阪の下から約1キロぐらい行くか、1キロも行かんところに一つ街灯が確かにあるんですね。かえって、それが一つだけに、向こうの輪中ドーム、それから新所までの間は真っ暗で、これは私、これを質問するので、夕べ改めて見に行ってきましたんですけど、真っ暗で、かえって1灯だけ明かりがついておるということは危ないなということを見てきたわけでございます。そういった意味で、その辺の対策、対応についてお伺いいたします。
 それから、3、経済活性化について、(1)地域の元気臨時交付金についてでございます。これは、さきの石田議員の質問で答弁を聞いておりますけれども、私は私なりの質問として、ひとつお伺いしたいと思います。
 政府の緊急経済対策の一つとして、桑名市の考えは、もらえるものはもらいたいと理解しておるが、どうでしょうか。使途は、原則として今年度中の事業完了が条件となっております。具体的な事業進捗はどのようになっておるでしょうか。将来にツケを回すことにならないか。厳しい財政運営が求められる中で、あめはよだれが出るほど欲しいとは思うが、見解と見通しについてお伺いいたします。市長の戦略に、道がずれないように期待したいが、所見を求めます。
 3の(2)公共事業に対する地元企業支援について、1)上下水道事業と地元製品の採用についてでございます。これは、総合的な質問の中で、今回はあえて上下水道を挙げて質問させていただきます。
 桑名は鋳物のまちであり、鋳造報国のまちでございます。地場産業であります。桑名の上下水道鋳物メーカーは、全国展開はしているが、地元市での採用、納入実績がなくては、なかなか他市へ、あるいは県外へ全国的に営業展開するということは大変難しいのであります。現状は、下水道マンホール鉄ぶた、上水道弁筐、消火栓鉄ぶた等、上下水道の状況はどういうふうになっておるでしょうか。
 上下水道は、維持管理が大切な事業であります。市主導で管理をしていかなければなりません。だから、市が、市型といいますか、特定のメーカーを言うのでなく、桑名市型という形のものを採用し、これは官民一体で研究すれば簡単にできることです。そして、市仕様を設定することによってやることは、何ら私は問題がないと思います。政策をすっきりすることを望みますが、いかがでしょうか。
 そして、その中で、やはりこれも厳しい桑名市、2)でございます。上下水道製品のコスト意識についてでございますが、これも桑名市が財政、非常に厳しいときに入ってきております。なかなかかじ取り、市長も大変だろうと思いますが、我々議員も一緒になって、そして市民のために、コスト意識というものをやっぱり高めていかなきゃいかんということで質問させていただきます。
 これは例えばの話なんですが、マンホール鉄ぶたなんかで、今現在、よく御存じのように、デザインですね。例えば、桑名でいうと七里の渡し、ハマグリ、それから折り鶴というようなもの、デザイン的にはすばらしいものがあるんです。
 しかしながら、私は自分で前から言っておったんですが、機能的には何ら価値はありません。JIS規格というのがあって、その中でいきますと、重量からしたら、大体3万5,000から4万5,000円、デザインすることによって、御存じのように、カラーですれば8万円、9万円、カラーのないのでも7、8万すると思っております。そういうような積算だろうと思っております。機能的には何ら付加価値は生み出していないと思っておるので、この辺は、こういうことに対して、できれば、ましてや、そういう桑名のブランドというか、シンボルというものを車で乗っていくというようなところに使うくらいなら、私はもっとその予算をほかへ使ったほうがいいのかなというようなことを感じておりますので、こういう採用基準の考え方とか、こういう意識についてお伺いいたします。
 4、安心・安全のまちづくりについて、高齢者運転免許証についてでございます。1)自主的な運転免許証の返納と返納支援策についてでございます。
 高齢者の交通事故の割合が年々増加している。ショッピングセンターの立体駐車場やコンビニに突入、信号のない交差点での出会い頭の衝突、運転中の心臓麻痺、発作的病気の発症が原因の事象が高齢者に非常に目立っておるというのが最近の状況であろうと思います。
 この1年で、そういった意味で、いろいろな家庭の皆さんの意向とか、あるいは本人の意向によって、免許証を返そうという方もふえているのではないかと思っておりますが、その辺の運転免許証を返納した人を何人ぐらい把握しておられるでしょうか。
 その際、安全な暮らしとか交通安全対策上からいっても、これはある意味ではいいことだと思いますので、何か市としても、行政として応援策というか、そんなような企画とか案がありましたら、取り組みについてお伺いいたします。他市の状況を見てみると、中にはやっぱり、返納したらずっとじゃなしに、いっときとか、例えば何かのイベントがあったときとか、公共交通の回数券を渡すとかいう程度のところも多くあるんですが、そんなようなことは桑名市としては考えておられないでしょうか。
 5、まちづくり活性化について、(1)桑名市のイベントと官民連携の考え方、1)御台所まつりについてでございます。市の考え方を問わせていただきたい。
 市は、補助金を例年幾ら出しておられるか。新聞の報道を読みましたが、御台所祭はことし最後になるというようなことでございます。これが今の時代、官民が連携し、協働していくのが時代の流れであります。御台所祭は、市民目線からも桑名市の重要なイベントの一つとして人気があり、歴史的、伝統的に定着してきておると思います。何らかの形で、企画で継承してほしいが、市と主催者側の考えと今後の取り組みについてお伺いいたします。
 次に、(2)大型事業についてでございます。
 駅西土地区画整理事業について、これはいろいろありますが、年がたっておりますので、住民から私も聞いておるんですが、住民自体が先代、そして自分、そして次、息子の代になってくる時代に入ってきておるので、一体どういうことをしていくのがいいのかというのも市民自体もわからなくなってきておるというような状況を直接お聞きしたことがございます。もう一度立ちどまって考える必要があるんじゃないか。本音のところはどうしていくのか全くわからなくなっているのではないかと。基本理念、コンセプトの確認をすべきじゃないか。計画の曖昧さが、その原因ということもあるのではないか。工事がおくれている原因、計画の見直し、地域住民を無視していないか。地域住民も、先代が亡くなり、自分の時代からその子供の代になりつつある流れがあります。皆さんの気持ちも大変複雑で、どうなるかが心配されてきておりますので、所見を求めます。
 2)多度健康増進施設については、さきの議員の質問から理解しましたので、割愛させていただきます。
 どうぞよろしくお願いいたします。


議長(飯田一美)
 当局の答弁を求めます。
 市長。


市長(伊藤徳宇)(登壇)
 鷲野議員の一般質問の1、市総合行政についての(1)、私の市政運営について、1)、市長就任9ヶ月、私の政治姿勢について御答弁を申し上げます。
 先ほど鷲野議員からは、市民の方の声なども御紹介いただいたりして、また私へのエールということで受けとめさせていただきました。本当にありがとうございます。皆さんの御期待に応えるべく努力していきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
 私が市長に就任をさせていただきまして9カ月が経過いたします。ここまでの間、市民の皆様とは、市長カフェやどこでも市長室など、さまざまな機会を設けまして、とにかく、まずは直接対話をするということに心がけてまいりました。直接お会いをして御意見を伺う。また、行政が持っている情報を積極的に公表していく。そのようなことで、市政への信頼回復をしたり、また、市政にかかわる市民の方をふやしたいと。桑名に対する誇りを一層醸成していきたいと、そんな思いで取り組んできたところでございます。これが今、私が示しております桑名市7つのビジョンにある全員参加型市政ということでございまして、今の私の政治姿勢でございます。
 この全員参加型市政のもと、先ほど議員から御案内をいただきました、桑名を守る、市政を変えるということについても取り組みを進めていきたいというふうに思っています。桑名を守るというのは、桑名の自然、また、先人から受け継がれた食文化、歴史など、桑名の持つすばらしい文化を守りたいという思いがあります。また、市政を変えるとは、中央集権型ではなく、全員参加型で活気あふれる桑名市をつくりたいという思い、また、守るだけではなく攻める、桑名の持つ潜在能力をさらに磨き上げて、桑名をブランド化して、しっかりと発信をしていきたいと、そんな思いでございます。7つのビジョンで描きます桑名を現在策定中の総合計画に位置づけて、まさに全員参加型でつくっていきたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。


議長(飯田一美)
 市長公室長。


市長公室長(水谷義人)(登壇)
 所管をいたします大項目1、市総合行政についてと大項目2の環境整備について、それぞれ1点ずつ御質問を頂戴しておりますもので、順次御答弁を申し上げます。
 まず、1の市総合行政についての(1)市長の市政運営について、2)行政改革、明るい桑名市に向けての職場づくりについてでありますが、議員からは、明るい桑名市に向けての職場づくりとして、職場での挨拶の推進についてどうなっているのかと御質問いただいておりますが、市では、不祥事再発防止行動計画の基本方針の一つとして、職場風土改革を掲げ、現在取り組んでいるところでございます。働きやすい職場の環境整備、職場内の清掃、毎朝ミーティングなどを行い、職員間のコミュニケーションの充実を図っており、その中の一つとして挨拶運動を全課で取り組んでおります。
 昨年度、各所属で取り組みました行動計画の結果報告では、挨拶運動に取り組んだことによって、多くの職員との挨拶で、職場全体の雰囲気もよくなっていると感じる。また、コミュニケーションの充実が図られ、職務もスムーズに遂行ができると思われる。また、気持ちのよい1日を迎える喜びを確認できた、挨拶の重要性を再認識することができたなどといった意見もあります。
 挨拶は、コミュニケーションを図る大切なきっかけだと思っております。挨拶をすることで、職員間の連携、また市民の皆様との連携にもつながっていくものと考えております。今後も、職員が率先して挨拶ができるよう努めてまいります。
 また、人材育成の観点から考えますと、人材育成の基本は、職員一人一人が主体的に取り組むことです。組織として意欲のある職員を支援し、やる気を高めるような雰囲気、職場風土をつくり上げていくことが重要です。ことし4月に策定いたしました新たな桑名市人材育成基本方針に基づき、良好な人間関係の形成を目指し、職員一人一人が意欲と情熱を持って、市民の役に立つ人材となれるよう取り組んでまいります。
 次に、2の環境整備についての(1)地域環境整備について、1)の施設、設備等老朽化点検と修繕整備対策についてでありますが、議員からは、今後、公共施設や社会的インフラが老朽化を迎える中で、公共施設のあり方に関する現在の取り組みと今後の進め方について質問を頂戴いたしました。
 公共施設のあり方につきましては、さきに御答弁申し上げましたように、今年度は、公共施設のあり方に関する基本方針や推進体制、具体的な取り組み項目を定めた桑名市ファシリティマネジメント推進方針の策定を進めております。さらに、来年度は、公共施設の規模、建築年度、利用状況、維持管理経費、改修実績などの詳細情報を盛り込んだ公共施設マネジメント白書を策定し、現状や課題を一元的に取りまとめてまいりたいと考えております。こうした取り組みによりまして、中長期的な視点に立った公共施設の用途変更や統廃合といった量の適正化を行い、公共施設の適正配置に努めるとともに、計画的な維持修繕や長寿命化に努めてまいります。
 なお、道路や河川等、社会インフラにつきましても、さきの中央自動車道の笹子トンネルの事故を踏まえ、安全性の確保が求められておりますことから、適切に点検を実施し、今後の老朽化に備えた計画的かつ戦略的な維持管理に努めてまいりますもので、御理解賜りますようよろしくお願いをいたします。


議長(飯田一美)
 教育長。


教育長(伊藤茂一)(登壇)
 所管いたします事項、大項目1、市総合行政について、(2)教育長の市教育に対する姿勢について御答弁申し上げます。
 桑名市におきましては、総合計画後期基本計画及びくわなっ子育成方針にございますように、生きる力を育み、豊かな未来を開く子供を育てることを目指して、教育を推進しております。この方針に基づき、確かな学力の育成や豊かな心と健やかな体を育む教育、開かれた特色ある学校づくり、就学前教育の充実、安全で快適な教育環境の整備等の取り組みを引き続き進めてまいりたいと思っております。さらに、これからの社会を生きていく子供たちには、自分なりの夢を持ち続け、その夢の実現に向けて自立し、さまざまな人たちとともに生きていこうとする力を身につけさせたいと考えております。そのためには、保護者、地域の方々とのつながりを大切にし、学校を核とし、地域社会全体で子供たちを育てる環境を目指していきたいと思っております。
 私といたしましては、教育は積み上げが大切であると考えております。社会の中でたくましく生きていくための根っことなる人間力を育み、今までの教育実践を継承し、現場の先生方とともに組織力を高め、今まで掲げている目標に向けて実践を進めていきたいと考えております。さらに、議員御指摘の市長等との連携を密にしながら、また、他の部局と横断的に組織力を挙げて教育行政を進めていきたいと思っております。微力ではございますが、精いっぱい務めさせていただく所存でございますので、御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。


議長(飯田一美)
 都市整備部長。


都市整備部長(水谷信昭)(登壇)
 所管いたします一般質問2、環境整備について、(2)地域周辺環境変化に伴う交通安全対策について御答弁申し上げます。
 1)県道桑名大安線についてでございますが、現況は、川岸町地先で道路幅員が狭くなり、危険な状況であります。先日も、西部4地区自治会連合会と県、市との会議の中でも、狭隘部との取りつけについて改修が必要であるとの意見が出されました。県は、狭くなる部分については検討されるとのことですが、全線の拡幅についての計画は立てられていないことから、市といたしましては、今後、通過交通量を注視しながら、県へ桑名大安線の川岸町から東への道路拡幅を要望してまいります。
 次に、2)県道御衣野下野代線についてでございますが、今後、交通障害となっていますクランク部分の解消を視野に入れ、県と引き続き協議してまいります。
 次に、3)市道平方新所線についてでございますが、当路線は、長島町北部に位置し、三重県による農免農道事業により平成5年に着手し、平成15年3月に完成いたしました。御質問の御趣旨は、道路照明灯設置に関する交通安全対策についてのことと思われますが、当該地域の要望におきましては、地元自治会からの意見を集約させていただいており、また農地付近であれば、地元自治会から地権者に対して同意を得ていただくこともお願いしております。当路線のほとんどが農地を通過しており、道路照明灯設置につきましては、農作物の影響問題や、電力の供給そのものが当路線に配線されていないことから、今後、地域要望等を受ける中で、交差点など部分的に必要な対策を行いたいと考えております。
 次に、5、まちづくり活性化について、(2)大型事業について、1)駅西土地区画整理事業について御答弁申し上げます。
 桑名駅西土地区画整理事業は、近鉄桑名駅から近鉄益生駅に至る鉄道西側の直近部であるものの、都市基盤整備が未整備なため、これらの施設整備を行い、交通結節機能の強化と住環境整備改善を図る目的において、昭和47年に土地区画整理事業の都市計画決定がなされ、平成13年9月から事業に着手いたしました。
 その後、本地区は、地区の特性から、桑名市が地区内の土地を買収し、公共施設用地に充当する必要があったことから時間を要し、平成20年1月に第1回仮換地指定通知を行うことができ、その年から先行建設街区の造成工事に着手してまいりました。平成24年2月には、第7回目の仮換地指定通知を行い、これで全区域の仮換地指定が完了いたしました。
 事業認可から約12年が経過しました現在の事業の進捗状況でございますが、先行建設街区では、平成23年4月に使用収益の開始が始まり、現在入居が行われているとともに、駅北側におきましても、本年7月に使用収益の開始をいたしました。
 桑名市西部の玄関口となる桑名駅西地区は、駅周辺の整備と連携し、交通結節点の機能強化を図り、駅東西の人の往来を活発にするとともに、公共施設の整備、改善などにより、利便性、快適性、安全性の向上を図ることが求められています。桑名駅西土地区画整理事業の今後につきましては、財政状況を踏まえつつも、計画段階から地権者の方々と取り組み、現在に至っている経緯を考え、国の補助金の活用など、できる限りの財源の確保に努めますとともに、区画整理事業の促進化方策を検討し、事業推進を図りたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。


議長(飯田一美)
 総務部長。


総務部長(城田直毅)(登壇)
 それでは、所管する事項について、大項目3、経済活性化について、(1)地域の元気臨時交付金について御答弁を申し上げます。
 地域の元気臨時交付金は、昨日も申し上げましたが、国の緊急経済対策の一つで、平成24年度補正予算第1号に計上された交付対象事業の地方負担額を基礎として算定された交付金でございます。本市では、平成24年度の3月補正に計上した事業の地方負担額8,714万9,000円に財政力を勘案した交付率70%を乗じて、交付金額は6,100万4,000円と内示をされております。この交付金は、さきの6月補正予算で計上いたしました桑名北部東員線整備事業と消火栓新設事業の財源として充当し、どちらも年度内完成に向けて事業が進められているところでございます。
 そこで、議員御指摘の厳しい財政運営が求められる中、もらえる交付金は全てもらいに行くのか、また不要不急な事業を実施することはかえって将来にツケを回すことにならないかについてでございます。
 今回予算に計上した事業については、決して交付金がつくからといって実施をすることを決めたのではございません。それぞれ交付金が内示される前から予定をしていた事業で、実施に当たり、最も有利な財源としてこの交付金を充当したものでございます。議員がおっしゃられますように、補助事業という理由だけで事業を実施することは、当該年度の財政に負担がかかることはもちろんのこと、将来にツケを回すことにもなりかねません。次の世代に対して責任ある財政を実行するためには、本市にとって必要な事業を選択するとともに、事業の実施に当たっては、財源確保を重要視し、国や県の補助金の積極的な活用に努めてまいりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。


議長(飯田一美)
 上下水道事業管理者。


上下水道事業管理者(石川雅己)(登壇)
 それでは、鷲野勝彦議員の一般質問のうち、所管いたします大項目3、経済活性化について、(2)の公共事業に対する地元企業支援について、2点御質問を頂戴いたしておりますので、順次御答弁申し上げます。
 まず、1点目の上下水道事業と地元製品の採用についてでございますけれども、議員からは、例えば桑名市型などの御提案をいただいたところでございます。上下水道事業におきましては、その製品の強度など、基本的な仕様につきましては、下水道用鋳鉄製マンホールぶたにつきましては、三重県公共工事共通仕様書に規定されておりますとおり、日本工業規格に適合したもの、またはこれと同等以上の品質を有するものを使用いたしております。また、上水道用製品につきましては、日本水道協会規格品を使用しているところでございます。
 その中で、御指摘の上下水道事業の地元製品の納入状況、使用状況についてでございますが、平成24年度の施工実績で申し上げますと、下水道用の鋳鉄製マンホールぶたにつきましては全数が地元製品、上水道用製品につきましては約40%程度が納入されているところでございます。議員言われますように、地元製品を活用することは、地場産業の育成という面のみならず、雇用の確保、あるいは地域経済の活性化に寄与するものと考えておりますことから、工事の発注に際しましては、できるだけ地場の製品を御活用いただくようお願いしているところでございます。
 その中でも、特に鋳物につきましては、桑名の大きなブランドであると認識いたしておりますことから、その製品の使用のみならず、関係部局とも連携しながら、地元製品のPRに努めていく所存でございますので、よろしく御理解賜りたいと存じます。
 次に、2)の上下水道製品のコスト意識について、採用基準の考え方でございます。
 御指摘の下水用マンホールぶたにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、強度などにつきましては日本工業規格に適合することを基本にいたしておりますが、汚水マンホール、雨水マンホールとも、デザインマンホール鉄ぶたを採用し、使用しているところでございます。デザインマンホールの種類といたしましては、桑名地区では七里の渡し、ハマグリ、連鶴の3種類が、多度地区につきましてはショウブの1種類、長島地区につきましては揖斐川等の風景画の1種類を使用いたしているところでございます。
 議員からも御指摘ございましたが、特に景観的にも配慮が必要なところ、また、それがふさわしい地区につきましてはカラーマンホールを設置するなど、製品も含めた桑名のPRに努めているところでございます。デザインマンホール鉄ぶたを採用いたしておりますのは、下水道普及の一助を担うばかりでなく、市民の皆様に親しみを持っていただくため、桑名市にちなんだデザインを採用しているところでございます。
 御指摘のとおり、私ども公営企業といたしましては、皆様の使用料、あるいは料金からこの経営を行っているところでもございますことから、今後とも工事の発注に際しましては、常にコスト意識を持ち、上下水道の整備を図っていく所存でございます。よろしく御理解賜りたいと存じます。


議長(飯田一美)
 保健福祉部長。


保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)
 所管する事項4、安心・安全のまちづくりについて、(1)高齢者運転免許証について、1)自主的な運転免許証の返納と返納支援策についての御質問に御答弁を申し上げます。
 桑名市の高齢化率は、平成25年3月末現在22.44%で、昨年の同時期に比べると0.96%上昇しており、今後も増加を続ける見込みとなっております。このような状況の中、桑名署管内におけることし1月から8月までの交通事故総件数は3,375件で、そのうち人身事故は478件となっております。この中で、高齢者が自動車等乗車中に起きた事故は60件で、12.55%を占めております。
 高齢運転者の中には、加齢に伴う身体機能の低下等により運転に不安を感じている方もあり、また高齢者が自動車を運転することを心配する家族の要望もあり、平成10年から自主的に運転免許証を返納する制度が始まっております。
 これまで、運転免許証を返納すると、身分証明になるものがなくなってしまうといった声もありましたが、平成14年からは身分証明のかわりとして運転経歴証明書を申請することができるようになり、申請期間は自主返納をしてから5年以内となっております。この運転経歴証明書は、氏名、住所、生年月日、運転免許の経歴及び番号、写真が掲載され、記載事項に変更があった場合は記載事項変更届を行うことが義務化され、有効期限はなく、永年有効となっておりますので、身分証明書として一生涯使用することが可能です。
 このようなことから、桑名市において、平成25年1月から8月までに運転免許証を自主返納された方は70名で、昨年の同時期と比較しますと14名の増となっております。また、運転経歴証明書につきましても、自主返納された70名のうち51名の方が申請をされております。
 一方、高齢運転者の中には、運転に不安を感じながらも、日常生活の移動に不便を来す等の理由から、返納をためらう状況が見受けられます。議員御指摘の運転免許証を自主返納された方に対する支援策ですが、三重県では、平成23年1月から、路線バスを運行する各バス会社の御協力を得て、フリーパス形式で同じグループ会社が運行する全路線への乗車が可能な割引定期券や、運転経歴証明書を運賃の支払い時に提示することで運賃を半額にする事業が始まっております。
 市といたしましても、運転免許証を自主返納した高齢者の交通手段の確保のため、タクシー協会へ割引制度の導入等のお願いを行っておりますが、今後の景気動向で実施も考えたいが、現段階では非常に厳しいといったような回答をいただいております。
 2025年には、いわゆる団塊の世代が75歳、後期高齢者の年齢に到達します。増加を続ける高齢者の交通事故を減少させるためにも、運転免許証の自主返納を促す制度の構築を研究してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。


議長(飯田一美)
 経済環境部長。


経済環境部長(柳川弘行)(登壇)
 所管いたします5、まちづくり活性化について、(1)桑名市のイベントと官民連携の考え方、1)御台所まつりについて御答弁申し上げます。
 桑名の秋祭りとして定着をしております御台所祭は、平成元年に、商店街の活性化のために、商店主と市の若手職員の有志、グループクラムが協力をして、桑名しかない、桑名が日本中に誇れるものは何かないかと研究したことから始まりました。その結果、食文化と千姫と桑名の千羽鶴に着目をして、それを柱に、まちが活性化できるようなイベントとして、市職員と市民や市内の企業が協働してつくり上げた官民連携のお祭りとして始まったのが御台所祭です。御台所祭は、ことしで25年目を迎えますが、現在でもスタート時と同様に、商店主と市民ボランティア、企業、市の職員が協力して開催しております。なお、御台所祭への補助金につきましては100万円でございます。
 四半世紀も続いた御台所祭がことしで最後になることについては、長い間携わってこられた実行委員会の方々にとってはつらい決断であったと推察いたします。また、行政や市民の方々も、寂しい思いや継続していただきたいという思いもございます。
 しかしながら、実行委員会では、昨年から今年度の開催に向けて検討を重ねられましたが、ことしを区切りとして一旦休止をし、新たなイベントにチャレンジをしていきたいとの結論に至ったと伺っております。先日も、御台所祭の四姫や実行委員会の皆さんが市長を訪問された際にも、ことしを一区切りとして、来年すぐには実現できないとしても、今後、多度、長島を含めた全市一体の新しいイベントを考えていきたいとお話をされておりましたので、今回終了されることは発展的解消と理解をしております。
 今後の市の取り組みといたしましては、桑名の新しいイベントを考える際、市単独であったり、民間単独だと一過性のものとなってしまうおそれもあり、御台所祭での経験を生かした官民連携のイベントができるよう、各種団体と協力をして取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
                  (17番議員挙手)


議長(飯田一美)
 17番 鷲野勝彦議員。


17番(鷲野勝彦)(登壇)
 各御答弁ありがとうございました。
 今回は、市長初め皆さんの総合的な基本的な考え方というのを問いたいということで、答弁いただきました。我々議員も、私も、休会中も、いろいろその皆さんに御答弁いただいたことに基づいて調査研究もし、また提言もさせていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。
 それで、一つ、私、道路の環境が非常に、西のほうになってくると変化が非常にしておるというところで、特に桑名大安線のことは、現地へ行ってもらうとわかるんですが、本当に極端に、久米の境と川岸の境が半分と、そして、川岸地区になると倍の広さぐらいになっておるもので、非常に危ないなと思います。
 ましてや、行くとわかるけど、東員町の行政区域内にえらい大きなショッピングセンターができると。東員町にはどんどん金が落ちて、桑名市は通っていくだけでは、これは張り合いがないし、県のほうも、どうも聞いてみると、計画がないと言うけれども、市民の人はとうの昔から、整備をしてもらうためには、地元の人たちは協力すると言っておるんです。それが、何か言うと予算がないとか言っておるけれども、やっぱり人が死なないとそういうふうにいかないのか。その辺のことを前々から土木のほうは県にはやかましく言っていただいて、細かいことは県も現地を見てやっていただいておるのはよくわかるんです。舗装の破損とか、あそこは地域の住民の人たちは揺れてしようがないわけですね、道路が破損したり。それから、ほかの街灯なんかもつけていただいたことはあるんですけど、そういうことに取り組むということは県のほうもかなりわかっておると思いますので、再度、部長のほうから一回、その辺の市の取り組みは粘り強く、とにかくやっていただきたいと思いますので、御答弁願います。


議長(飯田一美)
 都市整備部長。


都市整備部長(水谷信昭)(登壇)
 再質問に御答弁申し上げます。
 先日も、西部地区の方々と県のほうを訪問いたしました。その中でも、県のほうでは、狭くなる部分については検討しなければならないというコメントも出ております。しかしながら、これまでどおり、引き続き粘り強く、通過交通量を注視しながら、県への要望を重ねていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
                  (17番議員挙手)


議長(飯田一美)
 17番 鷲野勝彦議員。


17番(鷲野勝彦)(登壇)
 ありがとうございました。


議長(飯田一美)
 あらかじめ申し上げます。議事の都合により、この際、会議時間を延長いたします。
 次に、通告により16番 星野公平議員。


16番(星野公平)(登壇)
 こんにちは。日本共産党の星野公平です。
 本当に暑い夏でした。2020年の夏のオリンピック、パラリンピックが東京に決まりました。開催を負託された国として、オリンピックの根本原則であります、スポーツを行うことは人権の一つであるとの自覚を持って、競技団体がこれに向かい合い、スポーツ界での暴力、体罰などの問題から国民の信頼回復に努めてほしいと思います。施設やインフラの整備などの費用が膨らむことが考えられますが、国民、東京都民の生活や福祉を圧迫したり、環境破壊のないことを願っております。
 それにしても、あの安倍首相のプレゼンテーションでのうそには、多くの国民が驚いたのではないでしょうか。政府は国際的な信用をなくさないよう、福島原発事故の不安の解消と解決に真剣に取り組むことを望みます。
 国内では、安倍政権の暴走がとまりません。消費税の増税、TPPの参加交渉、雇用や社会保障をめぐる問題、原発の再稼働、集団的自衛権やアメリカ軍再編の問題などです。国民的共同で暴走をストップさせるために、この秋、頑張ってまいりたいと思っております。
 ところで、伊藤市長、市民の大切な財布を、財産を預かっておられるわけであります。財政が厳しい、財政が厳しいと余り言わないでください。次の世代に借金を残さないという言葉もです。職員は萎縮し、発想が貧弱になってまいります。市民にもそうです。全てが諦めとなってしまっては、逆に先に進めないのではないでしょうか。家庭でおやじが、うちは金がないからなと言ったら、子供は、しゃあないなと思って諦めることが多くなってくると思います。この実例で、ぜひ対応してもらいたいと思います。
 それでは、一問一答で一般質問を行います。
 1、生活保護基準の引き下げについて、(1)利用者に対して。
 8月から生活保護利用者に対する生活保護費が引き下げられました。3年間にわたり平均6.5%で、最大10%、総額で670億円と言われております。これは、生活扶助の基準額と一般低所得世帯の消費実態を比較、検証し、さらにはデフレの傾向を加味して出されたようであります。桑名市内において、利用者の生活実態をどのように捉えておられるのでしょうか。
 利用者に7月24日付の事務連絡がありますが、どのような説明を行いましたか。利用者からの報告によりますと、担当者の説明では、引き下げはわずかですとか微々たるものですというような驚くべき説明がありました。説明は適切に行われたのでしょうか。どのような指導をしておられるのでしょうか、答弁願います。


議長(飯田一美)
 当局の答弁を求めます。
 保健福祉部長。


保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)
 所管する事項1、生活保護基準の引き下げについて、(1)利用者に対して、1)利用者の状況(生活実態)をどの様に捉えているのか、2)利用者に引き下げに関する説明は適切に行われたかについて御答弁申し上げます。
 まず、1)の利用者の状況をどの様に捉えているのかについてでございますが、桑名市の9月1日現在の被保護世帯数は731世帯、被保護人員は1,036人で、保護率は7.4‰で、県下14市中9番目となっております。
 お尋ねの利用者の状況把握についてでありますが、生活実態をできる限り把握できるよう、9名のケースワーカーが生活保護世帯ごとに援助方針を立て、年間訪問計画を策定の上、計画的に家庭訪問を実施しているところでございます。世帯の状況に変化がある場合については、必要に応じて臨時的に利用者の家庭を訪問して面談を行っております。また、来庁された利用者から相談を受けることにより、利用者と直接接触する際にも、その状況の把握に努め、丁寧な対応に心がけているところでございます。
 議員から御指摘がありましたが、引き下げに対する説明の際、利用者の方に対し、わずかですとか微々たるものですというような不適切な発言があったとのことであり、大変申しわけなく思っているところでございます。御指摘がありましたので、不適切と思われるような発言がないよう、係員に対しましては口頭にて指導いたしたところでございます。
 次に、2)利用者に引き下げに関する説明は適切に行われたかでございますが、平成25年8月より生活保護基準等の見直しがされることに先立ち、被保護世帯に対して厚生労働省の考え方等を踏まえ、7月24日付にて説明文書を送付させていただきました。その中で、今回の生活保護基準等の見直しがされたことに伴いまして、来庁時に10件、訪問時に8件、電話対応時に4件、合計22件の問い合わせがあり、利用者の方に適切な説明を行い、御理解いただいたとの認識を持っているところでありますが、今後も利用者からの問い合わせがありましたら、その都度十分な説明をさせていただきたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。
                  (16番議員挙手)


議長(飯田一美)
 16番 星野公平議員。


16番(星野公平)(登壇)
 再質問させてもらいます。
 まず、1)の私の質問は、利用者の状況、生活実態をどうやって捉えているかじゃなくて、どのように捉えているかということを質問しております。利用者の生活実態、本当に、生活がどのように苦しいのか。特にこの夏は暑くて、暑さ対策は大丈夫だったのか。保護費が下げられて、今後、ちゃんとやっているのかどうか。今、よく言われるのが、食事の回数を減らしているとか、食費を切り詰めている。さらには、お風呂にも毎日入れない。さらには、被服とか履物の購入はどうなっているのか。地域への行事の参加はちゃんとやられておるのかどうか。冠婚葬祭への参加はどうなっているのか。そういった点を問うているわけでありまして、そのことについて、わかっている範囲で答弁願います。


議長(飯田一美)
 保健福祉部長。


保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)
 再質問いただきましたので、御答弁申し上げます。
 議員御指摘の件については、ケースワーカーがその都度家庭等訪問を行い、現状については把握しているところでございます。ただ、今回の改正につきましては、現在の社会経済情勢を総合的に勘案し、国より必要な限り見直しが行われたものであり、健康で文化的な生活水準を維持できる生活状況であると捉えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
                  (16番議員挙手)


議長(飯田一美)
 16番 星野公平議員。


16番(星野公平)(登壇)
 生活実態は、ケースワーカーは知っているけど、部長は知らないということですね。わかりました。
 それで、要するに、この基準、下げられた具体的内容なんですけれども、これが本当に適切な説明が行われたかどうかというところが問題なんですけれども、個人個人、世帯ごとのデータはみんな持っているんですか。その点について質問させてください。


議長(飯田一美)
 保健福祉部長。


保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)
 再質問いただきましたので、御答弁させていただきます。
 先ほどの部長としての認識についてはよく認識しているところでございますので、よろしく理解賜りたいと思います。
 それから、今の御質問につきまして、いろんな問い合わせに対しましては、担当ケースワーカーにより、受給されている方の生活水準が急激に変化することのないように、3年程度かけて段階的に引き下げが行われること、個々のケースファイルの中の保護決定調書に基づき、前月との差額が生じていること等、懇切丁寧な説明に心がけ、受給者の方の納得をいただいたところでございますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。
                  (16番議員挙手)


議長(飯田一美)
 16番 星野公平議員。


16番(星野公平)(登壇)
 失礼しました。部長もちゃんと認識しておられるということですので、一遍機会があったら聞かせてください。
 次に、二つ目ですけれども、生活保護に対する市の考え方ですけれども、さきの国会では、生活保護法改正案と生活困窮者自立支援法案が廃案になりました。この二つの法案でありますけれども、これに対する当局の考え方についてお伺いしたいと思います。特に自立支援法につきましては、既に各地でモデル事業が行われており、十分認識されておられると思いますけれども、桑名市の考え方を述べていただきたいと思います。
 それから、もう一つは、保護費の保護基準の引き下げによって、今後どのような問題が発生するかについても、どのような認識でおられるか、答弁願います。


議長(飯田一美)
 保健福祉部長。


保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)
 所管する事項1、生活保護基準の引き下げについて、(2)市の考えは、1)廃案になった生活保護法「改正案」、「生活困窮者自立支援法」案に対して市の考えと対応は、2)引き下げの結果、他への影響をどの様に考えているかについて御答弁申し上げます。
 まず、1)の廃案になった生活保護法「改正案」、「生活困窮者自立支援法」案に対して市の考えと対応はでございますが、今回の改正案は、必要な人には確実に保護を実施するという基本的な考え方を維持し、今後においても生活保護制度が国民の信頼に応えられるよう、4項目を主な内容として掲げているところでございます。1点目は、保護からの脱却を促すための就労自立給付金を創設する就労による自立の促進、2点目は、利用者の健康の保持や増進のための健康・生活面に着目した支援、3点目は、福祉事務所の調査権限を拡大する不正・不適正受給対策の強化等、4点目は、後発医薬品の使用を促すなどの医療扶助の適正化となっております。
 改正案に対する市の考えでございますが、法案が可決されれば、1点目の就労自立給付金につきましては、この制度を利用することにより、自立できる可能性があると判断した場合には、積極的に活用していただけるよう指導を行ってまいります。
 2点目の利用者の健康保持等につきましては、利用者の健康状態や生計の状況を適切に把握できるよう、継続的な訪問を行ってまいります。
 3点目の福祉事務所の調査権限の拡大につきましては、保護を受給する意思のある方が保護を受けられないといったことがないよう、十分な配慮に心がけるとともに、ケースワーカーの資質向上等、体制づくりに努めてまいります。
 4点目の後発医薬品の使用につきましては、これまでも利用者の方にお願いをしてきたところであり、利用者の理解をいただけるよう、関係医療機関との連携を図りながら、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。
 また、生活困窮者自立支援法案につきましては、生活保護に至る前の前段の自立支援策の強化を図るため、生活困窮者の方々に対しさまざまな事業を実施してまいります。
 まず、必須事業として、市等が自立相談支援事業を実施する必要があります。生活困窮者からの相談を受け、一人一人の状況に応じ、自立に向けた支援計画を作成し、計画に基づく各種支援が包括的に行われるよう、関係機関との連絡調整が求められております。また、離職によって住宅を失った方で、所得が一定水準以下の方には、有期で住宅確保のための給付金を支給することとなっており、現在、時限措置となっている住宅支援給付事業が制度化されます。
 また、任意事業として、本人の状況に応じた就労準備支援、支援方針決定までの一時生活支援、家計再建に向けた家計相談支援、養育相談や学習支援を行う学習等支援、その他生活困窮者の自立の促進に必要な事業の実施が位置づけられたところでございます。
 生活困窮者自立支援法案に対する市の考えでございますが、法案が可決されれば、必須事業につきましては推進を図る必要があります。任意事業につきましては、人的配置、財源政確保といったさまざまな課題がありますので、国や県の情報を収集するとともに、県内の他市町、先進地の動向を注視しながら、慎重に事業実施に向けた検討を進めてまいりたいと考えております。
 なお、三重県においては、今年度、2市がモデル地区に指定されており、名張市が7月から事業を開始し、伊賀市が10月から事業を開始する予定で現在準備を進めているとお聞きしているところでございます。
 次に、2)引き下げの結果、他への影響をどの様に考えているかについてについて御答弁申し上げます。
 桑名市では、今回の生活保護基準等の引き下げによって生活保護が廃止となったケースはありませんでした。生活保護基準の引き下げによって、義務教育の援助制度と国民健康保険医療費の一部負担減免制度に多少の影響が出るのではないかと懸念しておりましたが、現時点では、義務教育の援助制度につきましては、今年度8月以降引き続き従来の保護基準で算定することにより、影響が出ないように配慮がなされているところでございます。
 また、庁内の関係各課に問い合わせましたところ、例えば、国民健康保険医療費の一部負担減免制度につきましては、過去にこの制度を利用した方はなく、現時点では影響は出ていないということでございます。その他、住民税の非課税限度額については、今年度中までは影響がなく、国民年金の保険料免除などにつきましても、問い合わせた範囲内では、現在のところ特段の影響は出ていないと聞いております。
 国からも、それぞれの制度の趣旨や目的、実態を十分考慮しながら、できる限りその影響が及ばないよう指示・指導があったところであり、今後とも、国や三重県など関係機関から最新の情報を収集し、庁内の各課とも連携を図りながら、生活保護基準の引き下げの影響が及ばないよう、できる限りの対策を講じてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。以上でございます。
                  (16番議員挙手)


議長(飯田一美)
 16番 星野公平議員。


16番(星野公平)(登壇)
 御丁寧な説明、ありがとうございました。
 生活保護法の改正案の内容については、私は部長がおっしゃったようには思っておりません。これは、申請手続の厳格化と扶養義務者に対する調査権限の強化、さらには不正受給対策の強化、これがメーンになっているわけであります。
 そういった点で、3点目におっしゃった内容については、申請の水際作戦の明文化ではないかというふうに思っております。4点目の後発医薬品の問題については、これは国保でも言われておりますけれども、同じ成分であっても、メーカーによって、人によって、効くか効かないかの差はあるわけであります。医療の選択権を奪う人権侵害にもなるんじゃないかと思っておりますけれども、この2点についての見解をお聞かせください。


議長(飯田一美)
 保健福祉部長。


保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)
 2点再質問いただいておりますので、御答弁させていただきます。
 まず、1点目の申請の水際作戦の明文化に当たらないのかについてでございますが、今回の生活保護法の一部を改正する法律案の趣旨は、必要な人には確実に保護を実施するという考え方を維持しつつ、今後とも生活保護制度が国民の信頼に応えられるよう、就労による自立の促進、不正受給対策の強化、医療扶助の適正化等を行うための所要の措置を講ずると聞いております。議員も御承知のとおり、生活保護業務は、国からの法定受託事務であり、市といたしましては、国の決定に基づき業務を遂行していく予定としております。今後とも、最後のセーフティネットとして、必要な方に対しましては適切に保護を行うため、今般の法改正の内容について正しく理解していただけるよう周知徹底に努めてまいります。
 次に、4点目の後発医薬品の使用は差別に当たらないかでございますが、国全体で後発医薬品の普及促進に取り組む中で、生活保護での普及は、平成23年度の金額シェアで、社会保険が8.5%に対し、生活保護者で7.5%と若干おくれている状況にございます。現在行っている後発医薬品の啓発につきましては、厚生労働省が作成した後発医薬品の使用をお願いしますというパンフレットを生活保護を受給している皆さんに配布しているところであります。その内容は、後発医薬品が、新薬の特許が切れた後につくられた薬であり、先発医薬品とその品質や効き目、安全性が同じであること、また国全体で普及に取り組んでいることを説明した上で、理解と協力をお願いしているものであり、ジェネリック医薬品の服用を強制するものではございません。また、わからないことや不安がある場合には、医師や薬剤師等に相談していただく旨の掲載もしております。したがいまして、差別にはつながるものではないという認識をいたしておりますので、よろしくお願いいたします。
                  (16番議員挙手)


議長(飯田一美)
 16番 星野公平議員。


16番(星野公平)(登壇)
 それと、生活困窮者自立支援法案でありますけれども、必須事業二つ、任意事業五つあるわけでありますけれども、ぜひ直営で検討してもらいたいと思っておりますけれども、今の考えはどうですか。


議長(飯田一美)
 保健福祉部長。


保健福祉部長(伊藤治雄)(登壇)
 再質問いただきましたので、御答弁させていただきます。
 先ほども御答弁させていただきましたとおり、生活困窮者の自立支援法案は、まだ法制化されておりませんが、必須事業に関しましては推進せざるを得ないものと考えております。一方、任意事業に関しましては、国や県の情報や県内先進地の動向を注視しながら、慎重に実施に向け検討を進めてまいりたいと考えております。方法につきましては、可能な限り直営での取り組みが望ましいとは思いますが、人的配置や財源確保といったさまざまな課題もありますことから、現時点で直営か委託を判断することは差し控えさせていただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。
                  (16番議員挙手)


議長(飯田一美)
 16番 星野公平議員。


16番(星野公平)(登壇)
 差し控えなくても、どんどん言っていただいても結構なんですけれども。あと、就学援助については、さきの教育委員会の内規の改正がありました。あと、住民税非課税限度額の問題は来年度以降になりますので、十分配慮をお願いしたいと思います。
 次に、大きな2番、各種審議会・委員会等の委員の選定について、(1)条例で決められている公募以外の委員と公募委員の比率と公募委員の選定について。
 昨年末、伊藤市長にかわり、新年度になり、各種の審議会、委員会、会議が精力的に開かれております。この間、私は、総合計画審議会、行政改革推進委員会、国保運営協議会、子ども・子育て会議を傍聴してまいりました。その中で、委員の選定について若干疑問を抱きましたので、質問させていただきます。
 一般的に条例で定められている委員は、どのような趣旨から決められており、そこから選出される団体の人の出てこられる基準はどうなっているのか。公募委員は全体的に少なく、1人か2人です。公募委員のシェアを上げる考え、例えば30%ルールをつくって、委員の中の3割は公募委員にするとか、こういう考えはありませんか。公募委員はどのように今選ばれているのか。審査経過や結果の内容は公表、公開できるのでしょうか。以上、答弁願います。


議長(飯田一美)
 総務部長。


総務部長(城田直毅)(登壇)
 それでは、所管する事項について御答弁を申し上げます。
 2、各種審議会・委員会等の委員の選定について、(1)条例で決められている公募以外の委員と公募委員の比率と公募委員の選定について御答弁を申し上げます。
 まず、委員の選定と団体から選出される方の基準について御答弁を申し上げます。
 桑名市では、平成18年12月に委員会等あり方及び見直し基準を策定しております。その中では、公募委員も含め、委員の選定に当たっての選任基準を設けており、これに基づき、審議会等を所管する担当部署がそれぞれの審議会等の内容に合った選任方法を検討し、実施をしているところでございます。また、関係団体に推薦依頼をする場合においては、団体の代表者に限らず、適任者が得られるよう配慮することとしております。
 次に、公募委員の割合についてでございますが、桑名市では、市民参加の促進と市民の幅広い見識を行政に反映させるため、特に専門性が求められるものを除き、委員会等の特性を踏まえた上で、公募委員枠の拡大に努めてきたところでございます。今後の拡大につきましては、現在、附属機関の見直し作業を進めているところでございますので、その中で審議会等を所管する部署と調整を図りながら、検討課題の一つとして今後考えてまいりたいと思っております。
 次に、公募委員の選任についてでございますが、公募委員の募集につきましては、ホームページや広報を活用するなどにより、市民の皆様への周知に努めております。選任につきましては、審議会等を所管する部署で、その審議会等に適した方法を十分検討の上、選出しているものと考えております。
 次に、審査経過や結果の内容の公開につきましては、情報公開制度に基づいて対応されるものと考えております。よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
                  (16番議員挙手)


議長(飯田一美)
 16番 星野公平議員。


16番(星野公平)(登壇)
 ぜひ公募委員の拡大には努力していただきたいと思っています。よろしくお願いします。
 それから、最後のところの、この審査経過、結果は情報公開されるのかどうかを聞いているんですけれども、今は情報公開制度に基づいてどうのこうのという見解なんですけれども、これは具体的にどうなんですか。


議長(飯田一美)
 総務部長。


総務部長(城田直毅)(登壇)
 再質問にお答えをいたします。
 各審議会等の審査結果やその公表ということの御質問だと思いますが、附属機関等の会議の公開に関する基準を平成21年4月に策定しております。その中で、附属機関等の会議は原則公開としておりますので、よろしくお願いいたします。
                  (16番議員挙手)


議長(飯田一美)
 16番 星野公平議員。


16番(星野公平)(登壇)
 次に、3番目、公共サービスのあり方についてですけれども、ちょっと時間が足らなくなってきましたので、この中の基本的な民間委託への考えを問うと現在公募中の指定管理者制度については省略させていただきたいと思います。
 3番目の選挙事務の不手際について、ちょっとお尋ねしたいと思います。
 7月の参議院選挙の際、投票用紙の交付ミスが報告されましたが、私は、この事実として、今、選挙事務がどんどん民間委託といいますか、派遣業務になっているわけですけれども、この辺についての桑名市の考え方、法的な根拠でどこまで許されるのか、この点について答弁願いたいと思います。


議長(飯田一美)
 総務部長。


総務部長(城田直毅)(登壇)
 それでは、所管する事項について御答弁を申し上げます。3、公共サービスのあり方について、(3)の選挙事務の不手際をどう考えるかについて御答弁を申し上げます。
 初めに、今回の参議院選挙における投票用紙の交付誤りにつきましては、有権者の皆様には御迷惑をおかけしましたことを、この場をおかりいたしまして、改めておわびを申し上げます。
 選挙事務への人材派遣についてでございますが、選挙事務は、短期間に業務が集中することから、一時的に多くの人員が必要となります。近年、期日前投票や不在者投票などの事務が増大する一方、職員数は減少傾向にあり、年々選挙事務への対応が困難になってきております。このような状況は全国的なもので、多くの自治体で選挙事務に民間会社からの人材派遣を取り入れており、本市においても、平成13年7月の参議院選挙から、管理者や立会人を除く投票所での受付係や交付係、また開票所での開披作業などに従事をしていただいております。人材派遣を取り入れることで、大きな課題であった一時的な人員確保の見通しが立ち、また選挙事務経費の節減という面でも効果があると考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
                  (16番議員挙手)


議長(飯田一美)
 16番 星野公平議員。


16番(星野公平)(登壇)
 私は、間違えて、人材派遣にこのミスのあれがあったと思っていたんですけれども、今の段階で、この事故か事件かわかりませんけれども、この起こった原因は何だったのかというふうに理解されていますか、答弁願います。


議長(飯田一美)
 総務部長。


総務部長(城田直毅)(登壇)
 再質問にお答えいたします。
 この事故、事件の起こった原因ということでございますが、今回の参議院選挙における投票用紙の交付誤りにつきましては、選挙管理委員会職員が投票用紙を交付機にセットする際、決められた手順どおりに確認作業を行わなかったことが原因でございます。選挙事務従事者に人材派遣を取り入れたことが直接の原因ではないと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
                  (16番議員挙手)


議長(飯田一美)
 16番 星野公平議員。


16番(星野公平)(登壇)
 次に、4番目、都市計画について、何点か質問させてもらいたいと思います。
 1番目、駅西土地区画整理事業です。
 今議会では、多くの議員がこの問題について質問されました。2012年第4回定例会、伊藤市長の最初の定例会で、駅西土地区画整理事業の見直しについて私は質問しました。市長は、見直しをする考えはないという答弁でありました。私は、都市整備部長、駅周辺整備事務所からレクチャーを受けて、勉強し直してもらいたいと言いました。今議会、特に問題になっているのは、補正でも上がっている移転補償の問題じゃないかと思っております。その中で、どうして移転補償がなかなか進まないのか、この理由を、桑名駅周辺整備事務所ですか、どのように捉えているのか。そして、現在の移転補償、対象先の、進捗率、400数十軒あると聞いておりますけれども、何軒行っていて、これから10年先までに具体的な計画があるのかどうか、答弁願いたいと思います。
 それから、もう1点、私が心配しているのは、ことしからかかられる、駅前に行くアクセス道路であります。桑高の北側から下がってきて、ぶつかるわけですけれども、そこを、今ですと、普通、左へ行くわけですけれども、右に曲がって、すぐまた左に曲がる。そして、今、駐輪場のあるところですけれども、あそこに仮広場をつくろうとしているわけでありますけれども、100メーターもないところに信号が三つもできちゃう可能性があるわけですけれども、非常に複雑な交差点になり危険ですが、予定どおり進めようとしているのかどうか、答弁願いたいと思います。


議長(飯田一美)
 都市整備部長。


都市整備部長(水谷信昭)(登壇)
 所管いたします一般質問4、都市計画について、(1)駅西土地区画整理事業、1)現状と今後について、2)市長の言う納税者の視点で、事業はどうなるのかについて御答弁申し上げます。
 1)の現状と今後についてでございますが、事業認可から約12年が経過いたしました現在の事業の進捗状況でございますが、先行建設街区では、平成23年4月に使用収益の開始が始まり、現在入居が行われているとともに、駅北側におきましても、本年7月に使用収益の開始を始め、事業の進捗率といたしましては、平成24年度末の事業費ベースで32.9%でございます。この中で、事業費の大半を占めます移転補償費のうち、建物移転補償費についての進捗率といたしましては、平成24年度末の事業費ベースで14.2%でございます。また、移転物件数でいいますと、総数が443件に対しまして、進捗したのが96件でございます。
 議員お尋ねの今後でございますが、厳しい財政状況を踏まえつつも、国の補助金の活用など、できる限りの財源の確保に努めるとともに、区画整理事業の促進化方策を検討し、事業推進を図りたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。また、平成25年度工事予定につきましても、交通安全等に係る協議を進めつつ、予定どおりの工事施工を行いたいと考えております。
 次に、2)市長の言う納税者の視点で、事業はどうなるのかでございますが、桑名市西部の玄関口となる桑名駅西地区は、駅周辺の整備と連携し、駅前広場の整備や蛎塚益生線ほか、都市計画道路などの交通結節機能の強化を図り、駅東西の人の往来を活発にする駅前地区の既成市街地の整備改善を行うことから、公共性の非常に高い事業として、地方公共団体がみずから施行者となっております。その施行に当たりましては、引き続き地権者の方々の御理解と御協力を賜り、事業推進を図りたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
                  (16番議員挙手)


議長(飯田一美)
 16番 星野公平議員。


16番(星野公平)(登壇)
 時間がないですので、質問を少し省略しますので、余分な答弁は要りませんので、御協力をお願いしたいと思います。
 それで、私、一番心配しているのは、交通安全に対しては協議を進めているということなんですけれども、誰が見ても危険なんですよね。ぜひその辺のことも加味して、今後検討してもらいたいと思います。
 それから、(2)の都市計画道路(蛎塚益生線)ですけれども、どうも都市計画というと必ず出てくるのが都市計画道路、そして一番手法として出て来るのが土地区画整理事業であるわけですけれども、この都市計画道路というのは、物すごく前に、私が生まれる前というほどでもないんですけれども、できたやつが、線引きされたやつが、これはもうつくらなければいけないといって、しゃにむにつくられるようでありますけれども、ぜひ、それこそ随時見直して、直していってもらいたいと思います。特に、蛎塚益生線の幅員については十二分に検討する余地があると思っております。これによって、駅西土地区画整理事業は成功していくんじゃないかとも思っておりますので、ぜひ御検討をお願いしたいと思います。ということで、(2)は略します。
 3番目、緑をどのように守るのかであります。
 都市計画は、住民の生活環境の改善と保全のためだとも言われております。そのためには、目の前の緑を一つずつ守っていかなければなりません。残念ながら住民の方の必死の署名運動も無視され、城山公園の緑は、公社の財政健全化という名目のもとで損切りされ、いわゆる土地を高く買って安く売るわけですね。緑が失われていきます。
 さきの議員への答弁で、市長は桑名の自然を守ると言われました。耳に嫌というほど離れません。都市計画マスタープランとか緑の基本計画は一体何のためにあるのでしょうか。私の耳には、つくるためだけにあるのだという声が聞こえてまいります。さきの議員への答弁の中で、都市整備部長は、都市計画マスタープランについて、情勢の変化で現状にそぐわなくなってきて、見直しが必要だと考えているという発言がありました。これは非常に重大な問題発言であります。本来なら守らなければならない行政が、不都合な点があるからという点で方針を変える。これは一体何事なんでしょうか。私は、あのときには怒りを感じました。
 さて、額田地区、西方地区のこれ以上の開発を認めていくのかどうか。緑化重点地区の中心市街地周辺地区に当たる西方地区、高塚山古墳周辺の、緑の基本計画にもある、検討状況を報告願いたいと思います。さらには、風致地区の考え方についても説明願います。


議長(飯田一美)
 都市整備部長。


都市整備部長(水谷信昭)(登壇)
 一般質問4、都市計画について、(3)緑をどのように守るのか、1)額田地区、西方地区のこれ以上の開発は、2)風致地区の考え方について御答弁申し上げます。
 1)額田地区、西方地区のこれ以上の開発はについてでございますが、額田地区の開発行為につきましては、市街化調整区域の大規模開発として、平成19年11月29日に三重県により許可され、平成25年3月28日に第1工区が完了しております。第2工区につきましては、現在も施工中でございます。また、都市計画法第34条第10号イの条項は現在廃止となっており、現法律では同様な住宅系の大規模開発はできないと考えております。また、西方地区につきましては、現在は桑名市に対し開発行為の申請がなされていない状況でございます。
 続きまして、2)風致地区の考え方についてでございますが、風致地区制度は、都市における趣や味わいがある良好な自然的景観を維持するために設置される制度でございます。本市の緑の基本計画では、西方地区など市街地近郊の丘陵地の緑地について、地域住民との合意形成を図りながら、風致地区等の指定により保全を検討していくこととしており、貴重な緑を保全していく手法として有効な制度の一つであると考えております。
 しかしながら、風致地区は、都市計画で定める地域地区であり、指定に当たっては、個人の財産に土地利用の制限をかけることから、地権者との合意が不可欠でございます。平成23年度に西方地区の地権者を対象にアンケート調査を実施しましたところ、8割強の地権者の方々が売却したい、貸したいといったほかの土地利用をしたいという意向結果でございました。今後も、都市における緑の保全及び緑化の推進を図っていくため、市民の皆様及び関係地権者の意向を尊重し、御理解と御協力をいただきながら進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
                  (16番議員挙手)


議長(飯田一美)
 16番 星野公平議員。


16番(星野公平)(登壇)
 平成23年度に行った地権者のアンケート、これは私も見せてもらいました。確かに、土地を持っていて困っていて、土地を売りたいという意見が多いようでありました。宅地開発という意見もありますけれども、緑を守りたい、そのために、できれば桑名市さん買ってください、緑地公園にしてほしい、こういった要望も多いようであります。ぜひ、このアンケート、非常にいい、有効なアンケートだと思います。もうあと50秒ぐらいしかありませんけれども、もし紹介できるものがありましたら、ちょっと紹介してください。


議長(飯田一美)
 都市整備部長。


都市整備部長(水谷信昭)(登壇)
 再質問にお答え申し上げます。
 合計約80名の方にアンケートをとらせていただきまして、自分や家族の居住を考える、7人、アパートなんかをしたいという人が4人です。土地を貸したい、10人、土地を売りたい、38人、現状のまま利用を継続したい、13名、その他が8名でございます。
 以上です。よろしくお願いいたします。
                  (16番議員挙手)


議長(飯田一美)
 16番 星野公平議員。


16番(星野公平)(登壇)
 市長もぜひあのアンケートを見てください。個別の自由な発言のところで、いろいろいいことが書いてあります。駅の、桑名市の真ん中に、高い駐車場のついた病院をつくるよりも、ぜひ緑を買い占めてほしいと思っております。
 以上で質問を終わります。ありがとうございました。
   ───────────────────────────────────────
 ○散会の宣告


議長(飯田一美)
 本日はこの程度にとどめ、あとの方は明13日にお願いすることにいたします。
 明13日は、午前10時に会議を開きます。
 本日は、これにて散会いたします。
                                    午後4時57分 散会


 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
  平成25年9月12日





       議     長       飯 田 一 美

       副  議  長       平 野 和 一

       署 名 議 員       水 谷 義 雄

       署 名 議 員       安 藤 寛 雅