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三重県 伊勢市

伊勢市 平成24年 12月 定例会 12月11日−06号




伊勢市 平成24年 12月 定例会 − 12月11日−06号







伊勢市 平成24年 12月 定例会



        平成24年12月伊勢市議会定例会会議録

議事日程

                  平成24年12月11日(火)午前10時開議

日程第1 一般質問

     ?20番 浜口和久君

          ●中日三重お伊勢マラソン大会運営について

     ? 5番 岡田善行君

          ●伊勢市津波避難対策について

          ●伊勢市景観計画の変更について

     ? 1番 野崎隆太君

          ●伊勢市の経済、観光について

     ?13番 長田 朗君

          ●「自転車のまち伊勢」をめざして

本日の会議に付した事件

 なし

出席議員(28名)

      1番  野崎隆太君      2番  吉井詩子君

      3番  世古 明君      4番  野口佳子君

      5番  岡田善行君      6番  福井輝夫君

      7番  辻 孝記君      8番  吉岡勝裕君

      9番  広 耕太郎君    10番  品川幸久君

     11番  藤原清史君     12番  山根隆司君

     13番  長田 朗君     14番  黒木騎代春君

     15番  西山則夫君     16番  上田修一君

     17番  中川幸久君     18番  小山 敏君

     19番  杉村定男君     20番  浜口和久君

     21番  工村一三君     22番  山本正一君

     23番  佐之井久紀君    24番  宿 典泰君

     25番  世古口新吾君    26番  長岡敏彦君

     27番  中村豊治君     28番  中山裕司君

欠席議員(0名)

      なし

職務のため議場に出席した事務局職員

  事務局長     中川芳明君   事務局次長    杉原正基君

  議事係長     伊藤 亨君   調査係長     津村将彦君

  書記       中野 諭君   書記       中川浩良君

説明のため出席した者

  市長       鈴木健一君   副市長      松下 裕君

  病院事業管理者  藤本昌雄君   会計管理者    白木信行君

  総務部長     藤本 亨君   情報戦略局長   森井 啓君

  環境生活部長   中井宏明君   健康福祉部長   山本辰美君

  産業観光部長   三浦 徹君   都市整備部長   宮田重和君

  二見総合支所長  中村龍平君   小俣総合支所長  森 明彦君

  御薗総合支所長  内田 豊君   上下水道部長   本多秀夫君

  病院事務部長   佐々木昭人君  消防長      大西邦生君

  総務部理事    角前 明君   産業観光部理事  奥野喜久君

  健康福祉部次長  鈴木正人君   都市整備部次長  高谷幸良君

  消防本部次長   竜田博史君   産業観光部参事  須崎充博君

  都市整備部参事  谷口 尚君   行政経営課長   大西要一君

  総務課長     北 一晃君   教育委員会委員長 楠田英子君

  教育長      宮崎吉博君   教育部長     玉置行弘君

  教育次長     北村 陽君   監査委員     鈴木一博君

  選挙管理委員会委員長       農業委員会会長  早川繋一君

           鈴木市郎君



△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○議長(杉村定男君) ただいまから市議会定例会の継続会議を開きます。

 本日の出席者は全員でありますので、会議は成立しております。

 本日の会議録署名者及び議案等説明者は、開会当初決定あるいは御報告申し上げたとおりです。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。

 それでは、会議に入ります。

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△一般質問



○議長(杉村定男君) 日程第1、一般質問を引き続き行います。

 発言通告に従い、順次許可することにいたします。

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△浜口和久君



○議長(杉村定男君) 初めに、20番、浜口議員。



◆20番(浜口和久君) おはようございます。

 議長のお許しをいただきましたので、中日三重お伊勢さんマラソン大会の運営について一般質問をさせていただきます。

 今月初めに開催されました中日三重お伊勢さんマラソン大会は、昭和57年より行われておりますお伊勢さん健康マラソン大会と、昭和45年より行われております中日ロードレースが平成23年度には同日開催として行われ、平成24年度、今年度から中日三重お伊勢さんマラソン大会としてグレードアップされ行われてきた大会であります。

 当初のお伊勢さん健康マラソンにつきましては、参加者が2,000人から2,500人規模であったのが、毎年着々と参加者数を伸ばしてきておりまして、今年度は参加者が約1万人という大会になり、伊勢市におけるスポーツ誘客の先駆け的な大会であると思います。また、1万人もの皆さんが伊勢市に集い、汗を流し、交流を深めることの意義は大変大きいものであり、経済効果も上げているものと考えておるところであります。今後もこの大会が参加者の皆さんや市民の皆さんに愛され、安定的に開催されることを期待しているところであります。

 そこで、今大会の参加申込者数の詳細をお聞かせください。

 次に、前身のお伊勢さんマラソン大会は、中高齢者の健康増進を目的として始まった歴史のある大会と伺っております。この大会独自の特徴といたしまして、連続出場賞があると聞いております。近年のマラソンブームもありまして、参加定員の枠が思ったよりも早く埋まってしまい、連続出場をしていただいているリピーターの方々の中にも、今年度は申し込みが間に合わなかったという声を聞くのですが、この大会は連続出場の記録を伸ばすという目的を持って参加していただいている方々もいると聞き及んでおります。

 このように、連続出場中の方が、競技種目が定員に達したため締め切りとなり、連続記録が途絶えてしまったために参加意欲が低下しないかということを心配しているところでございます。このことから、今後どのような対応をしていくのかお尋ねをいたします。

 また、全国にはたくさんのマラソン大会があると聞いておりますが、その中でも、今後もこのお伊勢さんマラソンに多くの方々が参加していただけるような大会運営が必要と思われますが、今後の展開をお聞かせください。

 1回目の質問は以上とさせていただきますが、答弁いかんによりましては、待機席での再質問をよろしくお願いいたします。



○議長(杉村定男君) 教育長。



◎教育長(宮崎吉博君) おはようございます。浜口議員の御質問にお答えをいたします。

 平成24年度の中日三重お伊勢さんマラソンは、12月1日にウォークの部を、2日にランニングの部と2日間にわたり開催をいたしました。開催に当たり、関係者の皆様を初め地域の皆様、市民の皆様の御理解、御協力をいただき、無事終了することができましたことにつきまして、まずもって感謝申し上げます。

 さて、御質問いただきました本年度の参加申込者数でございますが、北は北海道から南は沖縄まで、全国39都道府県より1万1,381人もの方々にお申し込みをいただきました。内訳といたしまして、ウォークの部が2,732人、続いてランニングの部は、一般ハーフ2,670人、10キロラン2,757人、5キロラン2,653人で、計8,080人、また、公認の部ハーフは63人、10キロラン110人、5キロラン225人、3キロラン171人で、計569人でございました。

 次に、申込者数が定員に達したため参加いただけなかった連続表彰の対象となる方への今後の対応につきましてお答えをいたします。

 平成24年度の中日三重お伊勢さんマラソンにおける連続表彰は、5年が557人、10年が57人、15年が38人、20年が36人、25年が10人、30年が4人で計704人の方を表彰させていただきました。

 定員に達したことにより、御参加いただけない場合、連続表彰が途切れることから、何らかの対応をとのことでございますが、これまでの取り扱いの経緯もございます。公平性の確保の点から、その影響等を慎重に見きわめ、今後検討させていただきたいと考えています。

 次に、大会運営の今後の展開についてお答えさせていただきます。

 平成20年度からハーフマラソン種目を導入するとともに、より魅力あるコース設定等、運営面における改善を図り、地域の方々や関係機関の御支援をいただきながら、より多くの方々に御参加いただけるような取り組みをしてまいりました。

 その結果、平成19年には2,506人の申込者数でありましたが、平成20年には4,756人、平成21年には6,428人、平成22年には8,742人、平成23年には9,909人、そしてことしは1万1,381人のお申し込みをいただくことになりました。

 これまで成功裏に進めてこられましたのは、地域の方々や関係団体の方々から絶大なる御理解と御協力をいただいていること、また、本大会の趣旨に御賛同いただき、御協賛をいただいております企業からの御支援によるものであると考えております。

 このように、本大会は多くの方々の御協力のもと成り立っており、御支援をいただいている方々との信頼関係を深め、今後も参加者の方々にとって安全が確保された大会運営、そして御満足いただける大会運営を目指してまいりたいと考えております。

 以上、浜口議員の御質問にお答えいたしました。何とぞよろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。



○議長(杉村定男君) 浜口議員。



◆20番(浜口和久君) 御答弁ありがとうございます。

 ちょっと再質問をさせていただきます。

 数字のことなんでございますが、数字は前もって調べておくというのが私たちの基本になっておるんですが、申込者数は1万1,381人ということで今、確認をさせていただきました。資料をいただきますときに、私の言い方が悪かったのかもわかりませんが、参加者数ということで人数の違う資料をもらっていたため確認をさせていただきました。

 その数字によりますと、1万31人ということで伺っておりましたが、今の御答弁ですと1,350人の差が出てきます。ここのところの説明を再度お願いいたします。



○議長(杉村定男君) 教育部長。



◎教育部長(玉置行弘君) 大変申しわけございません。私どもが議員のほうに事前に御提出させていただきました人数といいますのは、当日走られた方ということで、1万31人という数字のものをお渡ししたかと思います。

 先ほど教育長のほうから御答弁申し上げました1万1,381人というのは、申し込みをされた方でございます。当日、その大会に来られなかった方というのもございますので、その点、私ども、資料をお渡しするときに十分御説明を申し上げ、その前に私どもで十分その数字を精査し、それから議員にお渡しするときにその数字の意味というものを十分御説明申し上げなければいけなかったんですけれども、その点怠っておりました。その点、大変申しわけないと思っております。申しわけございませんでした。



○議長(杉村定男君) 浜口議員。



◆20番(浜口和久君) ありがとうございます。わかりました。

 申込者数が1万1,381人、そして当日実際にレースに参加した方が1万31人ということで、当日欠席者の方があったということでございますね。ここら辺の数字の部分は、今回から公認記録も認定されると、そういった種目があったというふうに聞いておりますが、関係団体の方と一緒になって頑張っていただいたというふうな形、要は、言うと、グレードアップした大会になっておるということでございますので、ここら辺の部分はきっちりと整理をしていただきますようにお願い申し上げておきます。

 次に、今回のこのハーフの種目に人気が集中したというふうな部分がありまして、いち早く定員に達したため、10キロコースや5キロコースなどに参加するのに、10キロコースや5キロコースなどに変更して出場されたというふうな方々もたくさんおみえになるというふうに聞いておりますが、結果的に、この数字を見させていただきますと、ハーフの出場者数は定員が2,500であるのに、最終的に当日欠席されたということでございますのであれですが、かなりの空き枠が出てしまったと。定員が2,500人のところ2,275人ということでございましたので、当日の選手の方々の体調もおありだと思いますけれども、この辺の部分について当局はどのようにお考えか聞かせていただけますでしょうか。



○議長(杉村定男君) 教育部長。



◎教育部長(玉置行弘君) 2,500人ということで締め切っておりましたが、結構どの大会でも1割ぐらいは当日参加されないということを私ども聞いております。ただ、種目によってその率がばらばらでございます。かなり高い率で来ていただける種目と、それから結構休まれる種目とございますので、それぞれ初めからその定員をふやして募集をするということになってきますと、それこそ当日100%近い方が参加されますと安全性も確保できないというようなことから、2,500というところで線を引かせていただいておるという状況でございます。



○議長(杉村定男君) 浜口議員。



◆20番(浜口和久君) わかりました。

 定員を定めているというふうな状況で、そして1割ぐらい当日参加されない可能性が大きいんやということも見込んでというふうな形の御答弁やったかと思いますけれども、申し込みを受け付けるときに定員を決めておるのに、この申込者数というのが定員より多く受け付けておられます。ここら辺、多くの参加者がおみえになるということ、定員を締め切って、なおかつ定員より多くの方が参加しておる、申し込みがあったというふうな部分がなぜこういう数字になったのか、少しお聞かせいただけますか。



○議長(杉村定男君) 教育部長。



◎教育部長(玉置行弘君) その点でございます。私どもの大会といいますのは、インターネットでの受け付け、それから現金で持ってきていただく、もう一つ、現金書留というのがございます。全国の方から参加をいただいておりますので、例えば、この日に最終日ですということで締め切りましても、全国から、やはり百数十名の方の現金書留が届いたりということもございまして、この2,500で切った場合も、その日に投函していただいた、振り込みをしていただいた方については受け付けをさせていただいておりますので、どうしても1種目2,500というのを超えてしまうということでございますので、御理解を賜りたいと思います。



○議長(杉村定男君) 浜口議員。



◆20番(浜口和久君) わかりました。ありがとうございます。

 インターネットと、それから現金というのは、そこへ来ていただいたというふうな形で考えたらよろしいですね。

 そうしますと、2,500人を超えた時点で、例えばインターネットはもう切りますよ、現金で持ってきた人も2,500人で切りますよと。ただ、現金書留の分だけ、翌日であろうが、翌々日であろうがというと、その日に投函ですから、消印を見ていただいたんですかね。そういった部分の中で、参加する意思があるというふうな状況をその日にあったということで受け付けられたというふうに考えてよろしいですか。お答えお願いします。



○議長(杉村定男君) 教育部長。



◎教育部長(玉置行弘君) そのとおりでございます。結構全国からですので、二、三日、下手しますと4日ぐらいおくれて届く場合もあると聞いておりますので、それを集計したものが2,500を超えてしまうということでございます。



○議長(杉村定男君) 浜口議員。



◆20番(浜口和久君) はい、わかりました。ありがとうございます。

 先ほど、北は北海道から南は沖縄までですか、39都道府県から参加をいただいているということでございます。これは、走る方たち、ランナーの皆さんにとって大変魅力のある大会であるあかしではないかなというふうに私も思っているところでございまして、また、聞くところによりますと、この大会にはたくさんのボランティアの方々が御協力いただいている、また企業の方ももう全面バックアップ、それから沿道の方々にも、御迷惑かかるところでございますが、全面的にバックアップをしていただいておる。

 このように、伊勢の皆さんのおもてなしの心に触れていただく、こういうこともこの大会の魅力の一つではないかと思いますが、今後さらにたくさんの方々が参加できるような大会規模、それを拡大していく予定があるのかないのか、そういったところをお聞かせいただけますでしょうか。



○議長(杉村定男君) 教育部長。



◎教育部長(玉置行弘君) 議員仰せのように、かなり人気のある大会にはなってまいりました。答弁にもございましたけれども、5年ほど前には2,000人規模であったものが、ことしはもう1万人ということで、この四、五年で急速に大きな大会に皆様方に育てていただきました。ただ、むやみに大きくするということは少し懸念があります。といいますのは、道路幅等の関係もございまして、その点も考慮していきますと、すぐに大きくできるのかなというような部分はあるのですけれども、もう一つは参加者の御意見でございます。少し紹介をさせていただければなと思うんですけれども。

 インターネットのほうでマラソンをされる方の集うサイトというのがございまして、その中にいろいろと書き込みというのがございます。伊勢の大会への書き込みでございます。随分高い評価をいただいております。その中には、多くが、例えば、今まで出たレースの中で最高に近い運営をされておるということとか、ボランティアの方たちが非常にはつらつとして、これは学生ボランティアのことを指して言ってみえるんですけれども、非常にはつらつとされて、非常にすばらしい大会であると。それから、コース設定といいますか、人数設定が非常に適切でスムーズに走りやすかったと、ストレスを感じずに走れたというような、そういう高評価をいただいております。

 ただ、指摘事項としましては、帰りの高速がすごく混雑したとか、これも人数の関係もあろうかと思うんですけれども、非常に混雑したとか、あと、走り終わってから、ピストン輸送しておりましたバスですけれども、そのバスがなかなか来なかったとか、そういうおしかりの声も確かにございますけれども、全体を通しますと、100点中91点という点数をいただいておりまして、これはかなり高い点数であるというふうに伺っております。

 日本国内に2,000余りのマラソン大会があると伺っておるんですけれども、その中で、大会100撰ということで100位に入っておるというような、そういう評価もいただいておりますので、その点も考慮いたしまして、大会規模につきましては、余り大きくなり過ぎますと我々のコントロールを外れてしまうという部分もございますので、皆様方の声も参考にしながら、十分検討もしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(杉村定男君) 浜口議員。



◆20番(浜口和久君) わかりました。

 大変いい評価をいただいておるということですね。100点満点中91点ということで、大会というのは2,000ぐらいあるというふうに今聞かせていただいて、その100撰に入っておるということでございますが、100撰、何位ぐらいですか。わかっておればお答えいただけますでしょうか。



○議長(杉村定男君) 教育部長。



◎教育部長(玉置行弘君) 申しわけございません。この100撰の中には順位が決められていないということでございます。ただ、点数はそれぞれの大会で出てまいりますので、それを集計していくとおのずとわかってくるのかなとは思うんですけれども、主催者側のほうから選ばれておりますのが、その点数だけで選ばれておるのかどうかちょっとわかりかねますので、ただ、100撰ということで私どもは賞状もいただいているということを聞いております。

 以上でございます。



○議長(杉村定男君) 浜口議員。



◆20番(浜口和久君) わかりました。ありがとうございます。

 インターネットのサイトの書き込み、これは高評価をいただいておるということでございますが、そういうことで当然リピーターも多い大会になっているというふうに思います。

 そこで、特に、今までの経過からいきまして、連続記録を意識してみえる方、その方たちにどのような対応をされたか。早く切られてしまったというふうな部分の中でどのような対応をされたのか、ちょっとお聞かせ願えますでしょうか。



○議長(杉村定男君) 教育部長。



◎教育部長(玉置行弘君) その点につきましては、人気もある大会になったということもありまして、例年以上に早く定員がいっぱいになってしまいました種目がございます。まず、ハーフマラソンというのがありますけれども、こちらのほうが随分早く締め切りとなってしまいました。その次に10キロということになったわけなんですけれども、例えばハーフに申し込まれた方がおみえになりましたら、現金書留で届く部分もあります。その方には理由をお話しさせていただきます。例年より早く締め切りましたので、例えば、その時期で10キロがあいておりましたら10キロのほうにエントリーをし直していただけませんかと、そういうことでしたら受け付けることができますと。また、10キロでもういっぱいになったということでしたら、5キロはそのときはまだあいておりましたので、5キロのほうへ移っていただけませんかということで、その点は御本人様のほうに御連絡も差し上げておると、そういう手だてはさせていただきました。

 以上でございます。



○議長(杉村定男君) 浜口議員。



◆20番(浜口和久君) わかりました。それで10キロとか5キロへ回っていただいた方がたくさんいたと、そういう声を聞かせていただいたんやなということが今わかりました。

 それで、そこへ入って連続記録がつながった方というのは何とか−−本当はハーフを走りたかったんやけれども、10キロや5キロにエントリーがえをしたけれども、連続記録はつながったというふうな部分の方はいいんですが、切られた方、どうしてもそれで切れてしまった方、そういった方の参加意欲が低下しないか、そういうところを気にするところでございまして、そういった方々、参加意欲が低下しないような方法、それは何か考えられておりますでしょうか。



○議長(杉村定男君) 教育部長。



◎教育部長(玉置行弘君) その点は非常に難しい問題かなとは思っております。今申し上げましたように例年以上に早く締め切りが来てしまったということで、連続記録をねらってみえた方につきましては非常に残念な思いをさせてしまったというふうに私ども自覚はしております。ただ、先ほども教育長からも御答弁申し上げましたように、これまでの経緯等もございまして、さまざまな影響も考えられますので、十分にそのあたりも思いを酌みながら検討をさせていただきたいというふうに考えております。



○議長(杉村定男君) 浜口議員。



◆20番(浜口和久君) わかりました。そこら辺は、影響も考え、十分検討していただくということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 では、ちょっと違う観点から御質問させていただきますが、先ほど道幅の件ですか、道幅とかそういったものもあって、言うと安全面というのかなと思います。私も防災とかそういったことに関心がすごくありますので、安全・安心というふうな部分は確固たる担保をとっていかなあかんという、よくわかっておるところでございますが、そうしますと、そのためにむやみに参加人数をふやせないというふうなことを言われましたですよね。そうしますと、この定員があったのは一般の部というふうなことですよね。同時に一緒に走るというのが公認の部というのがございます。公認の部のほうは定員があったんでしょうか。



○議長(杉村定男君) 教育部長。



◎教育部長(玉置行弘君) 公認の部のほうは定員ございません。競技団体のほうに登録をしてみえる選手の方ということですので、ある程度人数も把握されておるということもございまして、こちらのほうには設定はさせていただいておりません。



○議長(杉村定男君) 浜口議員。



◆20番(浜口和久君) わかりました。

 競技団体の方たち、登録者の方たちのことですので、私のほうでとやかく言うふうな部分ではないかと思いますが、幅員のこととか安全性というふうな部分の中で、参加者をむやみにふやすことができないというふうな部分で定員を設けておったというふうな状況でございます。しかしながら、一般参加の方と同じコースを走るわけですから、より安全性が担保されるようにというふうな状況を考えますと、そこら辺も少し考えていただかなければならない部分があると思いますけれども、その点どうでしょうか。



○議長(杉村定男君) 教育部長。



◎教育部長(玉置行弘君) 今、聞かせていただきまして、その部分の視点が抜けておったなというふうに考えます。このあたりにつきましても、やはり安全性ということが第一でございますので、今後十分検討させていただきたいというふうに思います。御指摘ありがとうございます。



○議長(杉村定男君) 浜口議員。



◆20番(浜口和久君) わかりました。ありがとうございます。

 先ほど来、御質問させていただいていまして、御答弁いただいておりますが、難しい問題はたくさんあると思います。例えば、僕が言うております連続記録の方はどうするんやというふうな話していますけれども、言うと、連続記録の方を優先的に参加させるんか、それとも来ていただくんだから初参加の方を優先していくんか。そういった中で、記録が途絶えて参加意欲がなくならんようにということで、私なりにも何年連続というんではなくて、何回出場したという回数方式とかそういうふうなことに変えられないかと、いろいろ考えるところでありますが、どちらにしても方法論の中で問題が出てくると思うんです。

 しかしながら、伊勢市にはたくさんの人が来ていただけるような大会にしたい。そうしますと、サイトのランキングですか、こういったのも参考にしながら、走る方たちの環境をよくしていかなくてはいけない。そうしますと参加者はふえていただけるわけですが、今度参加者がふえると安全面の心配が出てくるというふうな部分がございます。そして、そやけども、伊勢市としては参加者をなるべくふやして経済効果というふうなものも上げていきたいというふうな状況で、この2つのバランスをとらなければならない。ここは本当に難しい問題ではございますが、とにかく知恵を絞っていただいて、皆さんの参加意欲が低下しないような大会にしていただくようにお願いを申し上げます。

 そこで、すみません、ちょっと市長に御質問させていただきたいんですが、当初、お伊勢さん健康マラソンのとき、このときの目的は、少しでも多くの方に伊勢に来ていただけるよう、スポーツを通じたスポーツ誘客ということで始められた、そのように聞いております。当時でしたけれども、2,000人から2,500人の参加者がお見えになるときに、盛大な大会になってきましたですねというふうなお話をその当時の市長に聞かせていただきました。2,000、2,500という規模じゃなくて、私はゼロをもう一つふやしたいんだと、そのころ言われておったのが、一時2万人の規模、こういった大会にしていきたいというふうなことをおっしゃられたことがございました。

 このことを聞きまして、今1万人を超えたというふうな状況の中で、定員に達するのがすごく早い。来ていただくのは物すごく、まだ来ていただけるというふうな状況にはあると思いますが、今現在、市長のお考えを少しここで聞かせていただけますでしょうか。



○議長(杉村定男君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 浜口議員におかれましては、マラソンにつきましてはさまざまな御提案、御指摘をいただきましてありがとうございます。

 本当に先ほどから答弁申し上げているとおり、このマラソンの現状を見ますと、やはり参加者の方々、そして市民やたくさんの方々にお手伝いいただいていることで成立しているすばらしい大会だということを感じさせていただいております。議員の中にも、実際にマラソンを走っていただいている方もあったり、ボランティアで参加していただいている方もいらっしゃいます。

 大会の規模の件につきましては、やはり参加者の安全管理が最も大切であることから、さまざまな観点を見て、よりよい大会運営を目指していきたいと思っております。

 希望者が非常にどんどんふえて、まだこれからもふえる可能性もあろうかということは十分に承知しておりますけれども、道路の状況のことであったり、宿泊のことであったり、そういった観点を含めながら、大会の規模−−中身は毎年毎年充実させていきたいというふうに思っておりますけれども、規模については、まず参加者の安全を第一にしていきたいというふうに考えております。



○議長(杉村定男君) 浜口議員。



◆20番(浜口和久君) どうもありがとうございました。わかりました。

 伊勢市といいますのは観光誘客の都市であります。そこで、この中日三重お伊勢さんマラソン大会、これは伊勢市におけるスポーツ誘客の中でも本当に大きな大会、そこへ育ってきたなというふうな感覚がいたします。そして、関係者の皆さん、競技団体の皆さんもそうです、企業の皆さんもそうです、それから沿道の皆さんにも本当に御協力をいただいておるというふうな形で年々集客数を伸ばしてきたと。大会に携わる皆さんにおかれましても、大変御苦労を願っているところであります。

 しかしながら、その中で1つだけ、考え方の基本として、伊勢市にお客さんが来てほしい、そしてこれだけの人が来てくれるんやと、だからその人たちをどのようにして受け入れるか考える。そういう前向きな、要は定員があって、定員がいっぱいなんでというふうな状況の中で、なるべく伊勢市に来てやろうというふうな形の中で意欲を持って来ていただけるわけですから、そうしたら、その方たちが来ていただける、これだけの人が来ていただけるのにどういうふうな備えを伊勢はしていかなあかんか、そういうふうな形で前向きに考えていただきたいなというふうな形で御質問させていただきました。

 この大会がさらにグレードアップを図っていただきますとともに、本当に最大限大きな大会にしていただくことを御期待申し上げまして、質問を終わらせていただきます。

 以上です。ありがとうございました。

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△岡田善行君



○議長(杉村定男君) 次に、5番、岡田議員。



◆5番(岡田善行君) 会派・創造の岡田です。通告に基づき一般質問をさせていただきます。

 今回、津波避難に関する三重県モデル事業に伊勢湾沿岸地域と熊野灘沿岸地域が選定されました。それに伴い、先月の11月18日に二見地区一斉津波避難訓練がなされ、参加総数2,627人、避難場所16カ所で行われました。そのうち、避難にかかった時間がおおむね30分以内の場所が全体の80%を切っております。それ以上かかる場所があと20%あると聞いておりますが、個人の基礎体力の差もございますので、1時間以上かかる市民もいたと認識しております。

 また、平成24年11月20日の総務政策委員会では、津波避難タワーの設置計画に触れております。これは、社会資本整備総合交付金と緊急防災・減災事業債を使い、防災タワーをつくるという計画と聞いております。その内容は、平成25年、大湊を皮切りに、馬瀬町、二見町西、有滝町、一色町、村松町、磯町の計7カ所に配備するというものでございます。このような状況を踏まえて、2点御質問をさせていただきます。

 まず1点目は、11月18日二見地区一斉津波避難訓練は三重県モデル事業になっていましたが、市としてその課題をどう分析し、今後どのような取り組みにつなげていくのか、お聞きしたいと思います。

 2点目は、津波避難タワーの具体的な計画はどのようになっているのかお聞きします。

 次に、伊勢市景観計画の変更についてお聞きします。これは二見地区における景観形成基準に関することでございます。この中でも3点お聞きしたいことがありますので、質問させていただきます。

 まず、伊勢市景観計画を変更する予定と聞いておりますが、変更しなければならない理由はなぜなのでしょうか。

 また、新基準では、新築や改装をする場合、今後経営していく上で非常に負担が厳しいものになると思いますが、その点はどう考えているのかお聞きいたします。

 次に、今後、観光施策による地域活性化がそのような場所では必要だと思いますが、当局に何か考えがあるのかお聞きします。

 これで質問を終わりますが、答弁のいかんによっては再質問いたしますので、よろしくお願いいたします。



○議長(杉村定男君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) それでは、岡田議員の御質問にお答えをいたします。

 初めに、伊勢市津波避難対策についてお答えをします。

 11月18日の二見地区一斉津波避難訓練は、市と各自治会が二見町全域を対象として実施をしたものでございますが、同時に、津波避難に関する三重県モデル事業の一環ともなっておりました。この県モデル事業の目的は、津波の到達時間、人口密度、道路状況等の地域の実情を踏まえ、課題の抽出と津波避難計画の作成支援、具体的なシミュレーションや訓練実施による問題解決に向けての検討を行うことで、モデル地区には熊野灘沿岸地域と伊勢湾沿岸地域の2カ所が選定され、当地域として二見町今一色地区と西地区が対象となっておりました。事業の成果目標としましては、モデル地区の住民一人一人に避難計画を作成していただき、計画作成後の訓練の成果を踏まえて避難計画の修正を行うこと、また、モデル地区での住民一人一人の避難計画作成プロセスを踏まえて三重県モデルを作成することとしております。

 このモデル事業における訓練結果の検証等は12月18日に三重県の設置する検討会で行われることとなっておりますが、市の検証としましては、当日の状況や各自治会からの報告により、多くの皆さんがあらかじめ目標とした避難所や高台におおむね20分から30分の間に避難を完了され、ほぼ想定どおりの結果を得ることができたと考えております。

 ただ、課題としましては、高台の避難まで40分から50分以上かかった地域があったことや、避難経路の安全確保の問題、要援護者の避難支援体制をどうしていくかといったことなどがあると認識をしております。

 要援護者支援につきましては、現在、自治会や民生委員、消防団、福祉関係団体等による災害時要援護者支援ネットワーク代表者会議において、地域での避難支援のあり方を検討していただいております。また、市といたしましても、津波緊急避難所のない地域への避難施設、いわゆる津波避難タワーの建設や津波避難道路の整備等に取り組んでまいります。

 次に、津波避難タワー建設の具体的な計画につきましては、11月20日の総務政策委員会で担当から御説明申し上げたところでございますが、避難所の見直し作業と並行して、避難困難地の抽出を行った結果、市内7カ所が避難困難地域であることがわかってまいりました。具体的には、村松町、有滝町、磯町、馬瀬町、大湊町、一色町及び二見町西地区でございます。今後は、平成25年度に大湊町に津波避難施設を整備し、その他の地域につきましては、平成26年度から自治会等とも協議しながら整備を進めていく予定でございます。

 次に、伊勢市景観計画の変更についてお答えをします。

 まず初めに、二見町茶屋地区を中心として活動されております二見浦わいわい元気塾様においては、先月、近畿圏の県で構成されている近畿ブロック景観研究会主催の美し近畿景観向上プロジェクト、美し近畿景観づくり活動賞を受賞されました。これは、住民がふるさとに誇りを持って、歴史的に思い出深い町並みの再生などにより、まちづくりに対する意識向上を図り、ふさわしい風景を守り育てる取り組みを行ってこられた実績が認められた成果であると認識しており、皆様の活動に敬意と感謝を申し上げます。

 それでは、議員お尋ねの伊勢市景観計画を変更する理由についてお答えいたします。

 二見町茶屋地区におきましては、旧二見町で策定しておりました景観施策をこの計画に引き継ぎ、重点地区を指定し、特色ある景観形成を図ってまいりました。これらの取り組みを通じ、一定の景観形成が進んできたところでございますが、現行の運用において幾つかの課題が見えてきたことから、伊勢市景観計画についての見直しを行っているところでございます。主な課題といたしましては、景観形成を推進する地区の範囲、用途の異なる建築物がすべて同じ基準で運用されていることなどに関するものでありました。このことを受けて、伊勢市景観計画二見町茶屋地区の変更については、重点地区を5つの地区に細分化し、景観形成基準をそれぞれの特性に応じた基準に見直しを行っているものでございます。

 次に、景観形成基準に関する御質問でございます。

 この基準は、重点地区である二見町茶屋地区の景観の調和や良好な景観を保全し生かすためのものであり、その制限は建築物または工作物の形態意匠、外観に係る部分となっております。今回の基準の見直しは、地区を細分化することで表参道に重点を置いた基準となっており、主な用途が住居や工場などの地区については今までの基準と比べて緩やかなものとなっております。また、現行の基準にただし書きを追加するなど、制限の緩和もしております。

 二見町茶屋地区では、平成14年度から平成22年度までの9年間、街なみ環境整備事業を実施し、観光客を初め多くの方に散策をしていただき、まちが活性化することを目的として表参道の美装化、二見浦公園の整備など、公共施設の整備を行ってまいりました。今年度は、名勝二見浦などの観光地を快適に訪れていただくため、二見浦交通広場アクセス線や交通広場の整備を進めているところでございます。二見町茶屋地区は、これまでもまちづくり活動や景観形成に積極的に取り組んできた地区であり、この地区の町並みの保全と景観の形成につきましては、これからも住民の皆様との協働により進めてまいりたいと考えております。

 景観形成を図っていくためには住民の皆様のまちづくりに対する取り組みが必要でありますが、経営上の過度の負担を強いるものではなく、あくまでも自主的な取り組みを尊重するものでございます。今回の景観形成基準の見直しについては、必ずしも厳しくなったものではないと考えており、建築物の用途で細分化した地区ごとの基準にめり張りをつけることで、特性に応じた景観形成を図ろうとするものでございます。また、基準の各表現に柔軟性を持たせることで、地域の実情を勘案した運用ができるものと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いを申し上げます。

 次に、二見地域の観光施策による地域の活性化についてお答えをします。

 現在、市と民間事業者が連携し、外宮前で参宮木札を配布する外宮魅力創出事業に取り組んでおります。そのおもてなし店舗として二見地域の店舗に参加をいただき、外宮へ訪れた観光客の皆様が少しでも多く二見地域に訪れていただくよう御案内をしております。さらに、伊勢志摩観光コンベンション機構が実施する伊勢志摩キャンペーンにおいても、二見地域のおもちなどを販売する店舗をめぐる事業を実施し、活性化を図っております。

 また、スポーツにおける観光誘客については、来訪者が団体で訪れることが多く、特に小学生や中学生を対象とした大会や合宿については親がつき添ってくる場合もあり、より多くの観光客を誘致することができます。来年3月には県営サンアリーナ前に新たにサッカー場が2面完成することから、旅行代理店を通じ、スポーツに特化した大会や合宿等の誘致活動を積極的に行い、二見地域への宿泊にもつなげてまいりたいと考えております。

 さらには、御遷宮に向けて、二見地域を含んだ市内での周遊バスを検討していきたいと考えております。

 以上、岡田議員の御質問にお答えをいたしました。何とぞよろしく御理解賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) 市長、御答弁ありがとうございました。

 まず初めに、11月18日に訓練をいたしまして、検証結果が12月8日とお聞きしております。基本的にこういうものは、やればすぐ検証結果を出すべきだと思うんですが、これ一月後になるというのは少し遅くないのでしょうか。その点をお聞きしたいと思いますが。



○議長(杉村定男君) 総務部理事。



◎総務部理事(角前明君) 三重県の検討会のおくれですが、三重県の防災コーディネーターとのスケジュールの調整により、この日になったと聞いています。どうぞ御理解賜りますようお願い申し上げます。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。

 県のコーディネーターといいますと三重大の川口准教授になると思われますが、それでよかったですね。確かに県との調整というのはわかりますので、その点遅くなるのはわかりましたが、これは市としての検証はすぐできると思うんですが、それはいつなされたかお聞きしたいんですが。



○議長(杉村定男君) 総務部理事。



◎総務部理事(角前明君) 市の検証ですが、訓練当日、参加した職員から意見を聴取しました。そして、各自治会からは書面で訓練結果報告を取りまとめさせてもらいました。また、12月6日には、二見地区の区長会議におきまして各区からの意見をもらっております。それらを総合的に検証しまして、先ほど市長から答弁を申しました検証結果、また課題が出てまいりましたので、御報告させてもらいました。

 以上でございます。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。

 先ほどの市長答弁の中に、この問題は出しましたということですね。その中に、要援助者の避難についての問題も出ておりました。要支援者の避難支援に関してですが、これは個人情報でも絡んでくるリストがなければ救助できないと思うんですが、これのリスト処理の問題はどのように考えているんでしょうか。



○議長(杉村定男君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(山本辰美君) お答え申し上げます。

 私ども伊勢市におきましては、平成21年度から伊勢市災害時要援護者登録制度というものを運用いたしております。現在、登録者数は964名でございます。これまでは自治会や民生委員、児童委員の皆様に台帳のほうを保有していただいておりましたが、この24年度からは消防団の皆様にも保有していただくよう準備を進めておるところでございます。

 また、この制度でございますけれども、こちらにおきましては、要援護者の方々、皆様からの申請による登録でございます。申請によりまして、台帳の各団体への開示等を、同意方式をとっておりますので、個人情報につきましては問題がないというふうに私どもはとらまえております。

 ただ、この登録制度につきましては、まだまだ完璧ではないというふうに私どもも考えておりまして、先ほど市長のほうでも御答弁申し上げましたけれども、伊勢市災害時要援護者支援のネットワークを今年度より立ち上げ、現在、支援のための全体計画、こちらにつきましてネットワークのほうで御議論をいただいておるところでございます。ちなみに、昨年より庁内におきまして、このネットワークに先駆けまして十数回の庁内検討会議を行いました後に、自治会様、また民生児童委員様、伊勢市のボランティア連絡協議会様ほか市内の10団体の代表者の皆様によりますネットワーク会議でただいま御議論をいただいておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。10団体のほうに、今、構成している団体とほかの団体と話しているということですね。

 この要援護者リストの作成に関しては、たしか民生委員さんの方に調査、協力を依頼していて作成していると聞いております。こちらのほうですが、住居の転入、転出が常にあります。これの確実な状況把握をしなければならないと思いますが、そのためには、転入された場合、早急に要援護者の同意を得るべきではないんかと思うのと、そして、それを要援護者リストに載せなければならない、また転出された方も今度は逆に削除しなければならないと思うんですが、そういうのを、そのリストを持っているようなさまざまな団体にどのような連絡をとって、どういうふうにやっていくのかお聞きしたいんですが。



○議長(杉村定男君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(山本辰美君) ただいまのリストの更新、台帳の更新につきましては、これまで年1回行っておりました。ただ、年1回につきましては、なかなかスムーズに情報交換ができていないということで、今年度、現在、台帳のシステムの改修作業を進めておるところでございます。平成25年度には住民基本台帳と連動した新しいシステムの運用を行っていきたいということで準備を進めております。システム等が整いましたら、また台帳を保有していただいている皆様と御協議申し上げながら、どのように情報交換をしていったらよいかということも協議してまいりたいというふうに考えておるところでございます。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。

 今現在、年1回とお聞きしました。やはり年1回というのは余りにも少ないので、綿密に連絡をとって、すぐに早急に対応できるようにしていただきたいと思います。

 そうなると、このリスト自体が命のリストになるとは思いますが、自治会、民生委員、児童委員、消防団だけ、ほかの10地区の団体とかという話もありますが、こういう話だけですと多分全員助けられないと思うんですわ。そう考えると、近所の方を含めた共助の精神でやっていかなければならないと思うんですが、これ自体のリストはどの程度の方に周知するような方向を考えているんでしょうか。



○議長(杉村定男君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(山本辰美君) 現在、リストの保有者につきましては、先ほど申し上げました自治会の皆様、また民生児童委員の皆様、それから消防団の方々、これらの方々に保有していただく準備を進めておりますが、また、先ほど、この制度につきましては申請ということでお答え申し上げましたが、申請していただく際には申請者のほうから、本来、地域における支援していただく方、地域支援者の方のお名前も申請書のほうに書いていただくよう、申請書はなっております。ただ、なかなか地域におけます支援者の方々のほうの申請書に対する記載につきましても、すべてが整っておるというわけではございません。かなりの部分で、その辺はまだまだ不十分な部分がございますので、今後、地域支援者の皆様の地域におけます御協力のほうも、地域とまた御協議申し上げていきたいというふうに考えておるところでございますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。

 地域支援者を選ぶということを今お聞きしましたが、基本的に、向こう三軒両隣という言葉が昔からありますよね。確かにそのあたりで地域支援をしていただくのが一番私も望ましいとは思っておりますが、先ほども、今後地域支援者を選ぶときには近所の方、その中で支援していただける地区の方をいろいろ話して選ぶということをお聞きしました。そういうことを考えると、やはりそういう方から選んで、もっと早くやっていただきたいと思いますので、それはよろしくお願いいたします。

 では、次に、時期についてのことをお聞かせいただきたいと思いますが、個人情報保護条例自体ができ上がって、このような状況になったのは、かなり以前からの話だと思います。こういう問題も確かにかなり前からあったと思います。今ごろというのは少し遅かったんかなと、私、個人的には思うんですが、今後早急にこのプランを作成しなければならないと思いますが、いつごろの発表になる予定なんでしょうか。



○議長(杉村定男君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(山本辰美君) 先ほど、伊勢市災害時要援護者支援のネットワーク会議におきまして、伊勢市災害時要援護者避難支援のプラン全体計画を現在検討していただいておるところでございます。今年度中にその全体計画を検討し終わっていただきまして、個人の皆様に対します支援プランにつきましては25年度整備に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えておるところでございます。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。できるだけこういうリストは早急に作成をし、実行できるようにお願いいたします。

 次に、安全な避難経路の件についてお聞きしたいと思います。

 安全な避難経路というのは、やはり市として誘導看板を設置しなければならないと思いますが、その点はどう考えておられるのかお聞きしたいんですが。



○議長(杉村定男君) 総務部理事。



◎総務部理事(角前明君) 避難経路につきましては、やはり災害の状況によりまして異なってこようかと思います。ですから、一番よく安全な避難路を知っていますのは地元の皆さんだと思いますので、常日ごろからそういった安全な場所を皆さんで確認しながら決めていってもらえればなと考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。住民の皆さんの意見を尊重してくださいということですが、その皆様の意見によって推奨ルートができ上がった場合、そのルートだけは看板を設置したほうがいいと思うんですが、そういう考えはないのかお聞きしたいんですが。



○議長(杉村定男君) 総務部理事。



◎総務部理事(角前明君) やはり市が避難路を指定するというのは難しくございますので、先ほども答弁させてもらいましたけれども、地元の皆さんが、ふだんからやはり安全なルートを確認して決めていってもらいたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。残念な答えだと思いますが、やはり市民の皆さんも奨励ルートがあればわかりやすいと思いますし、地元の方々と皆様とつくったルートであれば一番安全なルートだと思いますので、今後検討していただきたいと思います。

 では、地元の道を知らない方についてお聞きしたいんですが、例えば、二見地区ですと茶屋地区、ここは旅館街になっております。そうすると、観光客等は地元の道を全然知らないと思います。そういう方に関しての誘導看板というのも考えなければならないと思いますが、その点はどう考えているかお聞きしたいんですが。



○議長(杉村定男君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(須崎充博君) 観光客ということでございますので、私のほうからお答えさせていただきます。

 まず、観光客の避難誘導については、基本的には看板というふうに理解しております。危機管理のほうと避難誘導看板を立てる際に、観光客の視点に立った看板ということで、市民だけではなくて、地域の状況がわからない方がわかりやすいような誘導看板を観光セクションとしても一緒になって考えていきたいと思います。

 それと、昨年から災害に強い観光地づくりということで二見地域で勉強会をしていただいております。そちらのほうとタイアップをしまして、来年の早い時期に避難誘導マップというものを作成する予定で現在進めております。マップができた際には、旅館の部屋等に設置をしていただくように計画をしております。

 それから、おはらい町会議で避難誘導マニュアルというのを昨年度つくっていただきました。そういった先進例も市内にございますので、そちらも二見地域の旅館の皆さん方と一緒になって今年度から考えておりますので、そういったことで地域の皆さんの協力を得ながら災害時には誘導していきたいというふうに考えております。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。それでは、それをできるだけいろいろ話し合いをしてやっていただきたいと思います。

 次に、伊勢市には近くの山に避難できる地域もあると思いますが、その山等では整備された道がない場合や、また修繕の必要な山道があるところがあると思うんですわ。そういうところに対しての整備のための補助制度というのは考えているのかどうかお聞きしたいんですが。



○議長(杉村定男君) 総務部理事。



◎総務部理事(角前明君) 補助制度につきましては、自治会や自主防災隊がそういった避難道路を整備することにつきまして、補助について導入を検討してまいりたいと思っております。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。やはり最低の経費ぐらいは補助すべきだと思っておりますので、早急に導入の考えをお願いいたしたいと思います。

 次に、実際に、この前の訓練ですが、要救護者の方を民間のビルに避難させた際、そこの手すり等が高過ぎて、年配のおばあさんでしたので手すりに手が届かなく、その手すりを使って上れない、非常に困難でしたということをお聞きしております。

 こういう避難場所に指定された民間ビルに対して、市のほうで手すり等、外階段等、そういうのをつけられる設置費用というのを補助する考えがあるのかどうかお聞きしたいんですが。



○議長(杉村定男君) 総務部理事。



◎総務部理事(角前明君) 民間の施設に、やはり公費負担ということでそういった施設を設置しますと、やはりさまざまな制約も入ってまいりますし、難しい問題と考えています。できれば公共施設をまず最初、整備を進めてさせてもらいまして、避難ビルにつきましては、できれば現状のままで避難所として指定させてもらうように、オーナーの皆さんの協力を得ていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。

 それですと、津波緊急避難場所として活用できる施設はかなり少ないと思うんですが、確かに施設に対してさまざまな制約を課すということは難しいという意見もよくわかります。民間の方の話し合いの中で、長期契約がとれたり、また制約があってもよいという方がいれば、積極的にやっていくべきではないのかと私は思っております。

 そのような場所がふえていけば、いざというときの備えにもなりますし、今の現在の避難場所であれば市民全員が逃げられるかどうかというのはちょっと疑問にも感じますし、避難タワーや学校、もし避難タワーが建ったとして、学校も含めてとしても、まだ足りないと思っております。その場合に、民間の建物等を使わせてもらえて、そういうふうなことをさせてもらえれば、安価な資本で大きな成果を得られるのではないかと思っておるんですが、その点はどう考えるのかお聞きしたいんですが。



○議長(杉村定男君) 総務部理事。



◎総務部理事(角前明君) 民間ビルを津波の緊急避難場所としてそのまま使用させていただくということは、確かに経済的には安価だと思いますけれども、やはり先ほども申しましたけれども、施設の安全性、そして維持管理面、また耐用年数とか、そういった制約もなかなか難しい課題と考えていますので、今後の研究として研究をさせてもらいたいと思いますので、時間をいただきたいと思います。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。研究と言われるんでしたら研究をしていただき、できるだけそういう方向に進んでいただきたいと思いますので、しっかりとした研究をよろしくお願いいたします。

 次に、津波避難タワーについてお聞かせください。

 具体的に7カ所計画しているということでございますが、その場所の選定方法はどのようにするのかお聞きします。



○議長(杉村定男君) 総務部理事。



◎総務部理事(角前明君) まず、建設の候補地なんですけれども、これにつきましては、これから自治会とよく調整しながら設置場所を決定していきたいと考えております。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。自治会の皆様と今から計画を練るということですので、市民の声を聞いて、一番いい場所に設置できるようによろしくお願いします。

 こちらのほうですが、先ほどのお話のように、社会資本整備総合交付金と緊急防災・減災事業債を活用されると聞いております。負担割合は社会資本整備総合交付金50%、緊急防災・減災事業債50%。それでこの緊急防災・減災事業債50%の中の交付税措置が80%と聞いております。そうなると、50%のうちの80%ということですので、100%で考えると、市の負担額は10%になるということでよろしいですよね。



○議長(杉村定男君) 総務部理事。



◎総務部理事(角前明君) そのとおりでございます。ただ、確定ではございません。



○議長(杉村定男君) 岡田議員、まだこの1の問で大分かかりますか。



◆5番(岡田善行君) そうですね、もう少しあります。



○議長(杉村定男君) それでは、一般質問の途中でございますが、10分間休憩いたします。



△休憩 午前11時06分



△再開 午前11時16分



○議長(杉村定男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。

 こちらのほうですと、市負担額が少なくなる有利な財源でございます。これにつきましては、県、国への要望をしっかりして、そういう財源がとれるように努力をしていただきたいと思います。よろしくお願いします。

 では、次に、今後可能ならば、津波避難タワーを建設する際ですが、例えばですが、公民館、消防団車庫、あと公共施設、そういうものの屋上につけて複合施設として建設することにし、経費の削減をやることは考えていないんでしょうか、その点をお聞かせください



○議長(杉村定男君) 総務部理事。



◎総務部理事(角前明君) 用途がやはり変わりますと、法手続等も変わってまいると思います。これからも地元の調整の中で検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。地元の調整でもしできるんでしたら、そういうことをなされればやっぱり基礎のベースから考えると経費の削減になると思いますので、そのようにできることならお願いしたいと思います。

 それと、避難場所についてですが、海岸部につきましては学校等が多く避難場所になっていると思います。海岸線のほうに学校が多いということもよくありますので、海に向かって逃げなければならないようになっていると思いますが、津波に向かって逃げるというのは、やはり心情的にも不安になると思います。そうなると、防災タワーに許容人数以上が押し寄せる可能性があると思います。そういうことを考えると、今後、統廃合により校舎の新築等もありますので、新築予定地と防災タワーとの調整をできる限りやり、避難場所の有効範囲を広げなければならないと思いますが、そのようなことも考えて防災タワー及び新校舎を建設していくのかお聞きしたいんですが。



○議長(杉村定男君) 総務部理事。



◎総務部理事(角前明君) 避難方法につきましては、基本的には、できるだけ海岸から遠く離れた高台へ避難していただきたいと考えていますけれども、やはり地理的な条件とか、体力、体調、そういったことがあって、やむなくやはりそういった海岸に近い避難所へ避難される方もみえるかと考えております。

 また、今度新設に対しまして避難タワーと新校舎、そういったものの調整なんですけれども、やはり避難可能範囲である750メーターを調整しながら進めてまいりたいと考えています。

 次に、収容人数と収容の許容の問題なんですけれども、避難タワーの許容人数につきましては、想定の約2倍以上の想定をとっていますので、問題ないかと考えております。

 また、平時の津波の避難訓練におきまして、地元の方たちの避難する場所を、そういったところを皆さんのほうで、私はここへ逃げようとかいったふうにしてお決めになっていただければ、一番そういったトラブルも少なくなろうかと考えていますので、御協力をよろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。地域の方々の実際の災害時の避難先を確認していくことが大事ということですので、そういう点も含めて、市民全員が助かるような計画をお願いいたしたいと思います。

 次に、これは東日本大震災のときにも津波が引くのがかなり遅かったと、時間がかかったと認識しております。今後、津波が来た場合ですが、長時間の避難を想定して、タワーの中層部に毛布や、例えば、生理現象でもあるトイレとか行きたくなる人も多いと思いますので、簡易トイレ等の備蓄物資を配備する計画があるのかないのか、それをお聞きしたいと思いますが。



○議長(杉村定男君) 総務部理事。



◎総務部理事(角前明君) 避難の際には、やはり皆様3日間程度のそういった必需品、それにつきましては各自でお持ちいただきたいと考えております。そういったときに、万一のそういう非常の持ち出し袋をやはり整備しておいてもらいたいなと考えています。

 また、万一のそういった災害に対しまして、先ほど議員仰せの簡易トイレ、そして毛布、それから我々考えていますのが発電機とか照明、そういったものにつきましては、場所をどこか確保して整備してまいりたいと考えていますので、よろしくお願いします。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。そうしますと、場所の配置ということをしてもらえると今ので理解しますので、必ずそういうものはつけていただきたいと思います。

 今回の県モデル地区になったということもありますし、今後、防災タワーも建てる予定ということに今聞いております。できる限り市民の生命も守れるよう、しっかりとした防災計画をお願いしたいと思いますが、こちらのタワーですが、平成25年以降に大湊を皮切りに建てると言いますが、早急にすべての地域に建設するよう努力していただきたいと思います。その点の努力という点だけですが、そういう点でお答えをひとつしていただきたいと思うんですが、よろしくお願いいたします。



○議長(杉村定男君) 総務部理事。



◎総務部理事(角前明君) 市民の皆様が安全で安心な避難所を早急に整備してまいりたいと考えていますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。できるだけ本当に早急にやっていただきたいと思います。

 それでは、次に、伊勢市景観計画の再質問に移らせていただきます。

 最初に、ちょっと順番変わりますが、観光施策について質問させていただきます。

 現在、外宮前で参宮木札の配布や伊勢志摩観光コンベンション機構が実行する伊勢志摩キャンペーンにおいても、二見地域のおもちなどの店舗をめぐる事業や御遷宮に向けて市内の二次交通の充実化を図ることとし、二見地域を結んだ市内での周遊バスを検討していきたいと考えておりますと答弁の中でもお聞きしました。

 確かにこのような事業はいろいろやってもらっていると思います。ただ、なかなか有効な施策となっていないのが現状だとは思います。やはり地域と行政が一緒に汗をかき、本当に必要な事業を行わなければならないと思っていますが、今後、そのような施策はどのようなことを考えているのかお聞きしたいと思います。



○議長(杉村定男君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(須崎充博君) 議員御指摘の全部の施策がすべて良とはなっていないということですけれども、やはり一番最初に市長から申し上げましたサッカーの誘客、それに関しましては二見地域の方が非常に期待しております。特に、宿泊施設につきましては今年度も昨年度も実績を上げておりますので、2面新しくふえるということで、そちらに関してはサッカーの専門家の御指導も仰ぎながら、全国から大会とか合宿を誘致してまいりたいと思います。

 それから、バリアフリーの補助金に関しましても、2年続けて二見地域の旅館さん、非常に活用していただいております。これから来年度に向けて、旅館以外の方からもニーズがあるかどうか調べさせていただいて、ニーズがあるということであれば、また新しく旅館以外のほうへも広げていきたいと思っております。

 それから、昨年度整備しましたスマートフォンのARシステム、そちらにつきましても、Wi‐Fi環境を充実させると並行しまして、市内のそういったスマホを使った形で二見地域の誘導というのも活性化させていきたいと思います。

 それから、もう1点、スカイラインのほうが11月から宇治の駐車場の領収書を使ってといった社会実験を行っております。思った以上に成果がありまして、860台の車が1カ月でそれを利用されました。そういったことから、やはり宇治浦田の駐車場からの情報発信というのは非常に有効かなというふうに考えております。今回、12月に補正をさせていただきました宇治浦田の案内所がうまく整理ができた暁には、そちらからの二見地域の誘導も熱心にやっていきたいというふうに思います。

 ただ、幾ら行政がそういったことを行いましても、やはり魅力ある観光施設というのがなければ二見へ行っていただくことは不可能やと思いますので、地域の方が地元の施設をしっかりと魅力ある形にしていただくように、それもあわせてお願いをしながら進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。確かに、地域の魅力がなければ観光客の増加にはならないと私も認識しております。これから観光事業者の方と手をとって、よい施策を考えて実行していただきたいと思いますので、その点を期待しております。

 次に、景観形成のほうについて質問をさせていただきます。

 先ほどの市長答弁の中に、課題があり、見直しを行うということであるが、基準を5つに細分化したのはどのような考えで細分化したのかお聞かせください



○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。



◎都市整備部参事(谷口尚君) 茶屋地区につきましては、旅館、店舗、住宅、工場など、さまざまな建築物がございます。特に表参道沿道につきましては、旅館、店舗が多く立ち並び、町並みを形成いたしているところでございます。

 そのような中、茶屋地区全体が一律の基準となっている現行のものを、より景観形成を進めていく地区と緩やかに進めていく地区とに分けまして、地元の方々がより活用しやすい基準として見直しを考えているものでございます。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。確かに、広範囲を一律の基準で行うという点は、私も問題があるとは認識しております。

 ただ、今回の細分化によって、ある一定の地域については基準が厳しい地域になったのではないかと思いますが、その点はどう考えているのかお聞きしたいんですが。



○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。



◎都市整備部参事(谷口尚君) 今回の細分化につきましては、より具体的な形態意匠を表現しておりまして、まずわかりやすくするというようなものでございます。形態意匠につきましては、伊勢市都市計画審議会の中に設けております二見町茶屋地区景観委員会、ここにおきまして御審議、運用をしていただくためのものでもございます。柔軟な表現といたしておりますので、地元の意向に沿った運用が行えるものと、そのように思っているところでございます。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。

 二見町も二見浦、夫婦岩を中心とした名勝でございます。歴史と文化を大切にし、景観形成を図ることは、まちづくりをしていく上の要素としては重要なこととは認識しております。

 しかし、現状で景観形成を早急に図ろうとすることは、個々への負担が大きくなり、せっかくの景観形成を図ろうとしても、かえってマイナスに働く可能性があるというふうに思っております。また、規模の大きな建築物や住居などで、それぞれの理由で実施されない状況が出ることも考えられると思います。実効性のある基準にしなければならないと思いますが、その点はどのように考えているのかお聞かせください。



○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。



◎都市整備部参事(谷口尚君) 茶屋地区におかれましては、地区のおよそ2割が景観形成基準を満たしていると、そのような状況に現在ございます。

 合併前の二見町におきまして、平成13年12月に二見町の景観・文化を守り、育て、創る条例を施行いたしまして、これまで54件届け出がありまして、地元の方々の御努力によりまして景観まちづくりに取り組んでいただいていると、そのようなところでございます。

 議員仰せのとおり、建物の新築とか改築とかになりますと、それぞれの御事情もございます。今回の景観計画の見直し案では、届け出を御審議いただきます二見町茶屋地区景観委員会におきまして、地域の実情に応じた柔軟な運用が行われるように表現をいたしておりまして、景観形成を誘導できるような議論をいただくことで実効性を持たせることができるのではないかと、そのように期待をいたしているところでございます。

 それと、景観形成は、地元の方々が行政と一緒になって、長い時間をかけてつくり上げていくものであると考えております。市といたしましても、窓口で十分そういった説明をさせていただきまして、基準に沿ったものにしてもらえるように努力してまいりたい、そのように考えているところでございます。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。

 今、答弁の中に、二見町茶屋地区景観委員会や行政としての柔軟な運用ができるということをお聞きしました。今後、当局はどのような柔軟な運営方法をさせるように考えているのか、その点をお聞きしたいんですが。



○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。



◎都市整備部参事(谷口尚君) 今回、景観計画の見直しにつきまして、地域住民の方からも御意見をいただきました。届け出がなされたとき、内容について審査していただきます二見町の茶屋地区の景観委員会におきまして、今後の審査のあり方につきまして協議をさせていただいたところでございまして、見直し後の基準につきましては柔軟な運用が行われるようにいたしたところでございます。よろしくお願いをいたします。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。

 そうすると、柔軟な運用を行うということは、ある程度、本当にある程度ですが、景観形成基準にある程度準じていれば、二見町の景観委員会が認めればできるという認識でよろしいですね。



○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。



◎都市整備部参事(谷口尚君) そのような考えでおります。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。

 それでは、ちょっと罰則規定の件でお聞かせ願いたいんですが、この景観形成基準については、罰則規定はありますが、基本的には極端な話じゃないと使わないとお聞きしておりますが、そういう考えでよろしかったでしょうね。



○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。



◎都市整備部参事(谷口尚君) まず、景観法におきまして、勧告とか変更命令とか、そういった規定が設けられております。それで、景観法では、いざというときに強制力を発揮できるような措置が付与されているところでありまして、罰則規定も設けられていると。これは法によって設けられているようなところでございます。

 しかしながら、市といたしましては、二見町茶屋地区につきましては、緩やかな規制誘導を行う景観計画区域での取り組みとなりますことから、地域の住民の方々の意思を尊重させていただき、そのような取り組みを講じてまいりたいというような形で考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。確かに、極端な色、本当に赤や黄の原色を使った色や、これら極端な建物というのは規制をかけなければならないというのもわかります。でも、できるだけ規制というものは、本当に緩やかなものにはかけないという認識をさせてもらいますので、そのように運営していただきたいと思います。

 それでは、この規定につきましては、施工費の3分の1、これは最大100万ですが、それだけの補助が出るということになっておると思います。それによって、例えば、商店街側ですと2階建てまでしか建てられない。2階まで等になりますが、市長の許可があればそれの範囲を超えるということになりますが、また、旅館街側は3階までということになっております。そういうことを考えますと、補助をもらわなくて自己資金で建てれば何も規制がなくなりますので、そういうふうにしようという方が大半になるのではないのでしょうか。

 そうやって考えますと、この景観基準に準じてやっていきますと、なかなか使われない、いわゆるこの条例が施行されない条例にならないかということを私は心配しております。そうならないように、かなり幅を持った運用規定をしていかなければならないと思っていますが、先ほど答弁の中に、柔軟な運用と実効性を持ったこととなるということを期待していますとありますが、それはどのようなことを考えているのかお聞かせください。



○議長(杉村定男君) 都市整備部参事。



◎都市整備部参事(谷口尚君) 景観まちづくりにつきましては、決して地域の住民の方々に強制するものではございません。地域住民の方々のまちづくりへの思いがあってこそ初めて進むものであると考えております。生活とか経済活動等に支障を来すような過度な制限を加えるものではなく、それぞれの事情があろうかと思います。景観形成基準がまずあることで、地域住民の方がまず景観、周囲の建物との調和につきましてみずから考えてもらえると、そういった機会が生まれると、そのように考えております。これが一番重要なところでございまして、基準どおりにすべてできなくても、1つでも2つでも多くできることをやってもらう、考えてもらうということが大事であるというふうな形で考えているところでございます。



○議長(杉村定男君) 岡田議員。



◆5番(岡田善行君) わかりました。先ほどのお答えの中で、基準どおりにすべきではなく、1つでも2つでも、できるだけ多くやっていきたいということでございますので、そのように、できるだけ幅を持った運用をしていただきたいと思います。

 最後にさせてもらいますが、きょう質問させていただきましたのは、先ほど言ったように、この条例が使われないふうなものではだめだと私は思っています。せっかくよい景観があり、それを残そうという景観基準に関しては私も一定の理解をしております。今後、市民との話し合いを持ち、よりよいまちづくりをしていただきたいと思いますが、最後に当局の今後の思いを聞いて、一般質問を終わらせていただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(杉村定男君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 景観計画の上位に伊勢市の都市マスタープランがあります。それにおきまして、二見茶屋地区につきましては、観光、交流拠点に位置づけられて、魅力ある町並みの保全と景観を図るといたしておるところでございます。景観計画におきましては、現存する町並みを保全しまして後世に伝え残していくという地域の主体な取り組みを景観まちづくりに取り組みたいとしております。

 今後も引き続きまして、私ども行政と地域住民が協働しまして、地域が主体となった景観形成を図りたいと思っておりますので、よろしくお願いします。



◆5番(岡田善行君) ありがとうございました。

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△野崎隆太君



○議長(杉村定男君) 次に、1番、野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) 議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、一般質問をさせていただきたいと思います。

 本日は、農林水産業を含む伊勢市全体の経済施策と観光施策についてお尋ねをいたします。

 現在、また過去、伊勢市においてさまざまな経済、観光活性化に関する施策が行われてまいりました。商店街におけるイベント事業、観光客の誘客事業のような直接的な事業から、バリアフリー観光、空き店舗対策、景観整備等の間接的な事業、そのすべては農林水産を含む経済の活性化、観光を通じての経済の活性化という名目のもと行われてきたものだと理解をしております。その施策の効果は、決算特別委員会、市による年度ごとの事業総括などで一定の検証がされているわけではございますが、その検証は全体の数値よりも個々の事業成果や個々の数字にとどまることが多く、各施策が伊勢市の全体の経済状況に与える影響や伊勢市全体の経済状況についての数値化しての議論は余りなされることはなかったのではないかと、そう感じております。

 そこで、まずお尋ねをいたします。伊勢市の経済状況についてどのような現状認識をされているのか、当局の分析をお聞かせください。

 次に、平成25年、来るべき御遷宮の年がいよいよ来るわけではありますが、伊勢市の観光施策は、近い目標としては平成25年参拝者数1,000万人を目標とされてきたと理解しております。結果につきましては、26年を待てば当然出てくるわけではございますし、よりよい結果を期待するわけではございますが、平成22年の880万人をピークとして、23年は一度数字としては下がった経緯もございます。

 そこで、お尋ねをいたします。平成25年の観光予測について、参拝者、宿泊者等、どの程度分析をして数値化をされているのか、予測がありましたらお示しください。

 次に、平成26年以後、いわゆる御遷宮後についてお尋ねをいたします。

 御遷宮を越えると伊勢市は冷え込むという声を、そういった心配の声を市内各所で、特に観光関係ではよく耳にいたします。この遷宮後の問題は、市内のみならず、県内各所、あの鈴木英敬知事も口にされていたことがございます。そのような状況の中、当局におかれましては不安を払拭するべく手だてを講じていることとは思われます。

 そこで、お尋ねをいたします。御遷宮後、平成26年以後の経済、観光の状況について、当局ではどの程度数値化し分析を行っているのか、状況の予測はどのような数字になっているのかをお示しください。また、その予測値に対し、どのような対応施策を行っているのか、この点もお示しください。

 最後に、経済統計と施策の整合性についてお尋ねをいたします。

 三重県が県内の各種統計をまとめた資料が三重のデータボックスとして毎年ホームページ上に掲載されております。県内29市町ごとの統計資料も出ており、順位づけ等もすぐ行うことができるわけではございますが、その中に、市内総生産(GCP)というものがございます。他の統計資料も大変参考になるものではございますが、市内総生産は、単純に一番の経済資料ではないかと考えております。ちなみに伊勢市の市内総生産は、平成21年度約4,691億4,800万円、平成19年度は約5,091億6,800万円で、その2年間で約300億円目減りをしております。当然、現状把握と分析はされているかと思います。

 そこで、お尋ねをいたします。市内総生産(GCP)について、伊勢市ではどのように施策に反映されているのかをお示しください。

 以上で通告による質問を終わらせていただきますが、答弁のいかんによりましては再質問をさせていただきたいと思います。



○議長(杉村定男君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) それでは、野崎議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、本市の経済の現状についてお答えいたします。

 伊勢市の総合計画であるみんなのまちの計画において、こういうまちにしたいという目指すまちの姿が実現できているか、近づいているかをはかるための物差しとして、さまざまな指標を設定しております。

 この中で、産業の分野におきまして、法人市民税収入額、市への法人市民税納税企業数、製造品出荷額、市内事業所従業員数等があり、そのほかの指標の一つとして、議員からお尋ねのございました市内での産出額から原材料等の中間投入額を控除した市内総生産額(GCP)につきましても、御指摘のとおり平成21年度4,691億4,800万円、平成20年度4,711億200万円、平成19年度5,019億6,800万円となっており、リーマンショック後の消費の低迷等により平成19年度以降減少していることを認識しております。

 次に、御遷宮のある平成25年の観光予測についてでございますが、伊勢市の観光入り込み客数は、神宮の内宮、外宮の参拝者数を指標とし、御遷宮時には1,000万人を目標としており、過去の参拝者数の伸び率や各関係団体の誘客事業から推定すると、約1,060万人と見込んでおります。

 また、宿泊者数につきましては、平成23年の伊勢市内での宿泊者数は46万2,000人で、前回の御遷宮時の伸びで推計すると、平成25年には約60万人となる予想をしております。

 次に、御遷宮後の予測でございますが、平成26年はおかげ年といわれ、過去の状況を見ましても御遷宮年と肩を並べるほどの観光客数を数え、伸び率や現在取り組んでいる事業から判断をしますと約1,010万人、平成27年が約760万人となる予想でございます。その後は、大きな誘客イベント等がなければ年間約500万から600万人台を推移するものと思われます。

 次に、予測に対してどのような対応施策を行っていくかについてお答えをします。

 現在、宿泊施設に対してバリアフリーの改修補助金を交付しておりますが、今後もバリアフリーの考え方を観光に取り入れ、高齢であることや体が不自由であることを理由に伊勢を訪れることをあきらめていた観光客の皆さんが安心して伊勢へお越しいただくよう取り組んでまいります。

 また、市内の二次交通の充実化を図っていくこととして、市内の観光スポットをめぐる周遊バスの検討をしていきたいと考えております。

 さらに、サッカー場や野球、テニスなどのスポーツ施設を利用したスポーツ誘客に取り組んでおり、この結果、平成23年度でサッカー場の利用で8,545人、野球では6,099人、テニスにおいては6,735人が伊勢市内で宿泊をしていただいております。

 今後につきましても、平成24年度末に完成を予定しております県営サンアリーナ前のサッカー場や平成24年度、25年度で整備を進めている倉田山公園野球場などのスポーツ施設を活用した誘客活動、平成30年の全国高校総体や平成33年の三重国体の会場の誘致にも力を入れていきたいと考えております。

 議員仰せの対応策につきましては、現在実施しております伊勢市観光振興基本計画策定事業の中で、観光客数が増加するよう、その対応策を検討していきたいと考えております。

 次に、市内総生産(GCP)について、どのように施策に反映をしているのかとの御質問でございますが、市内総生産につきましては、市の経済規模や産業構造、市民の所得水準等を総合的に明らかにすることのできるデータであり、議員御指摘のとおり、有用なデータの一つであると考えております。このことから、みんなのまちの計画の中で、市内での生産活動が活性化しているかどうかを推しはかることのできる指標としてこれを活用しているところでございます。

 市内総生産の向上を図る施策として、雇用対策、中小企業支援、企業誘致、産業支援センターを中心とした製造業の支援、各種誘客事業等の観光施策を行ってまいりましたが、さらにこれらの事業を充実させていきたいと考えております。

 以上、野崎議員の御質問にお答えをいたしました。御理解賜りますようお願い申し上げます。



○議長(杉村定男君) 一般質問の途中でありますが、午後1時まで休憩いたします。



△休憩 午前11時48分



△再開 午後1時00分



○議長(杉村定男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 1番、野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) 市長、御答弁ありがとうございます。

 午前中の答弁で、最初の伊勢の経済情報の分析について御答弁をいただいたわけでありますが、少し通告の仕方が悪かった部分もあるかと思いますが、各指標を使って伊勢市が分析を行っておるという、分析に使うような指標の話はよくわかったわけではありますが、肝心な、その数値を使って伊勢市が今の伊勢の経済状況をどのように把握しておるのか、ここを少し端的にで結構ですので、お聞かせをいただけますでしょうか。



○議長(杉村定男君) 産業観光部長。



◎産業観光部長(三浦徹君) 今回の指標につきましては、伊勢の経済についての指標につきましては3点検討させていただきました。

 1つ目は、みんなのまちの計画に記載されております産業分野の項目につきまして、計画策定時の平成19年と現状値を比較しますと、景気を判断すべき項目に減少が多く見受けられました。

 2つ目は、議員御指摘の市内総生産額によりますと、先ほど市長から答弁申し上げましたが、最新の統計の資料となりますが、平成19年度と21年度では金額で328億2,000万、率にして6.5%落ち込んでおります。こうしたことから、大変厳しい状況であると認識をしております。

 3点目につきましては、伊勢市商工会議所におきまして、市内の商工業者の中から小規模企業600社を無作為で抽出し、景気の判断調査をされております。いわゆるDI調査値というのがございまして、これが年2回行われております。このDI値からも厳しい経済状況であると判断がなされております。

 以上です。



○議長(杉村定男君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) ありがとうございます。

 伊勢の経済状況は非常に厳しいというような判断をされておるということで理解をさせていただくわけなんですけれども、伊勢ではかねてより、遷宮のときは大変景気がよくなるというような話も聞くこともございます。しかしながら現状は、景気としては余りよくない。先ほど観光予測については出ておったわけなんですけれども、やはり市民の中からは伊勢の経済状況を気にするような声も出ております。25年度いいと言われている、遷宮が来るときはいいと言われている伊勢が、実際その景気の状況が悪くなるということも懸念をされるかなと思うわけなんですけれども、25年以後の経済予測については、今の時点ではどのようにお考えでしょうか。



○議長(杉村定男君) 産業観光部長。



◎産業観光部長(三浦徹君) 26年度の秋以降、観光客が少しずつ減ってくるというような予想がされます。そのことから、市内の経済が落ち込むことが懸念されると想定しております。



○議長(杉村定男君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) すみません、もう一度、少しよければ御答弁をいただきたいんですが、25年度、来年度に関しては、伊勢市の経済、景気の状況についてどのようになるかというのがもしその分析が出ていたら教えていただけますでしょうか。



○議長(杉村定男君) 産業観光部長。



◎産業観光部長(三浦徹君) 来年は遷宮効果ということで、今の経済状況がもう少しは右上がりの状況になろうかと思います。それが26年度、御遷宮後1年後には下降に入っていくのではないかと、そういうふうに想定されております。



○議長(杉村定男君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) ありがとうございます。

 今までの傾向であれば、恐らく皆、よい、よいという話をしておりますので、上昇を期待しておったのではないかなと思います。その中で、横並びという数字が出てくる予測がされておるというのは、少しちょっと不安な点が残ってしまったなというのが印象です。

 それから、ちょっと次の点に行かせてもらいたいんですが、25年度の観光の予測について、これは具体的な数値をいただきましたので了とさせていただきたいわけなんですが、伊勢市の観光客、主に参拝者数の目標は1,000万人であったと理解をしております。伊勢の過去、最近では、宇治の浦田町の駐車場の有料化をして道路の問題の対策をしたりだとか、パーク・アンド・バスライドであるとか、いろんな形でおもてなし、もしくは観光のお客さんに対して迷惑をかけないようにということで施策をやってきたわけなんですけれども、既に予測の1,000万人を突破するような見込みが出ておるわけなんですけれども、これに対して単純に少し心配なのが受け入れ体制なんですけれども、その点、お考えだけお聞かせをいただけますでしょうか。



○議長(杉村定男君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(須崎充博君) 1,000万人を超えるときの受け入れ体制でございますが、御指摘のありましたまず交通体制でございますが、前回の御遷宮の際には、今現在、交通で行っておりますパーク・アンド・バスライド、またシャトルバスといったシステムはございませんでした。ただ、1,000万人という数字は過去にない数字だというふうに理解しております。今現在、駐車場が内宮、外宮、二見合わせて3,100台、それとパーク・アンド・バスライドで4,700台を活用しますと、全体で7,800台の台数で来年を迎えるわけですけれども、そういったシャトルバスとかパーク・アンド・バスライド、それを十分活用して、前回の御遷宮よりもさらに100万人以上多い数に対応していきたいというふうに考えております。

 また、さらには、宮川の河川等の土地についても、現在国土交通省のほうに駐車場として活用できないかというふうなことをお願いさせていただいております。うまくいけば、バス等はそちらのほうへ誘導して、外宮周辺の渋滞も解消するように処理をしたいと思います。

 また、もう1点、宿泊者なんですけれども、現在、伊勢市内では収容人数が4,200名ぐらいのキャパしかございません。そちらも鳥羽・志摩が約9割を伊勢志摩で占めますので、伊勢に新しいホテルが2軒できるということもございますので、そういったところともタイアップして、また平日での誘客にも努力して、なるだけ宿泊者についても伊勢でふえるように努力していきたいというふうに考えております。



○議長(杉村定男君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) ありがとうございます。

 ピーク時−−最近のピークですね、平成22年の880万人から比べて、単純に予測で200万人となると、1日当たり、もちろん休みに人がようけ来るとは思うんですけれども、大体6,000人ぐらいはふえてくるような計算になるかなと思いますので、結構これは大きな話ですので、そもそも伊勢市のピーク時予測というのが、たしか駐車場なんかは2万人で想定していたと思いますので、これはかなり大きな数字の伸びになると思いますので、少しそのあたり後手後手に対応がならないようにお願いをしたいなと思います。

 それで、少しちょっとお聞かせをいただきたいんですけれども、今、先ほど観光における26年度以降の予測というのを発表いただきました。その中で、27年度はもう700万人、28年度以降は大きな事業がなければ今の事業を勘案しても500万人から600万人に推移をするというような御答弁であったんですけれども、今の行われている各施策実施後も、外的要因なしには伊勢市の努力では参拝客25%から50%減はやむなしというような理解でよろしいでしょうか。



○議長(杉村定男君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(須崎充博君) 減少する部分につきましては、私どもとしましても、やむなしというと誤解があるかもしれませんが、減少するのはやむを得ないというふうに思っております。

 といいますのが、やはり御遷宮ということで、特別神領民の方を含めておかげ参りにおみえになる方、また奉祝事業と、それともう一つ大きなのが各種集大会、全国大会を伊勢の式年遷宮に合わせて開催が多く予定されております。そのあたりがございますので、どうしても25年度、26年度を過ぎますと減少するというふうには理解しております。

 ただ、市のほうで旅行業者とタイアップした旅行商品をつくりかけたのが平成17年からでございます。決して、それが100%力になっておるかというたら、やはりパワースポットブームとかいうのがございますので、分析はできませんけれども、そういったことで17年から間違いなく旅行商品を造成した結果に並行して参拝者もふえております。ですから、そのあたりでできるだけ、前回の御遷宮の比率でいきますと500万から600万というふうに答弁させていただきましたけれども、落とすことない、700万人台をなるだけ推移できるように、そういうPRをしていきたいというふうに思っております。



○議長(杉村定男君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) ありがとうございます。

 ちょっとここで1つ大切な確認をさせていただきたいかなと思うんですけれども、先ほどの旅行商品の話も、700万人台の話もあったわけなんですけれども、すべて参拝者をもとにした数値での増減を、私ももちろんそうなんですが、議論をさせていただいておるわけなんですけれども、現在、外宮から内宮へという施策を伊勢市は積極的に打ち出して滞在時間を長くしようというような施策をやっております。もしこの施策がこのままうまくいけばいくほど、1人当たりのカウントは限りなく2倍に近づく、外宮さんに参拝して内宮さんに参拝してというカウントが2人になっていくというようなことが考えられると思います。そうすると、実来勢者数、実際に伊勢に来られた方の数との乖離がちょっと進んでしまって、実態をもとにした正確な施策への反映というのが少し懸念をされることも考えられるんではないかなと思うんですけれども、伊勢の観光指標に参拝者数を使っていることについてはどのようにお考えでしょうか。



○議長(杉村定男君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(須崎充博君) 伊勢の観光入り込み客数を参拝者数でとっているということにつきましては、我々もこれが観光入り込み客数でないことは十分理解しております。この数字につきましては、明治29年から統計がございまして、そのあたりの参拝者数の推移というのは一定程度観光の入り込みと比例する部分がございますので、十分参考にできる数字として分析をさせていただいております。

 ただ、参拝者数の中にどれだけの方が観光客として含まれるのかということも当然ありますので、平成21年の元気再生事業では商工会議所さんと一緒に統計をとらせていただきました。その際には4.25%が伊勢市民であったというふうなことが結果として出ております。その後、宇治橋のかけかえのときに8万人の方に署名をいただきました。それの結果に出ますと2割の方が伊勢市民でございました。ですから、伊勢市内の広報等でPRをした市内がこぞって参加する伊勢神宮の行事につきましては2割程度の方が含まれて、8割が観光客なんかなという理解をしておりますので、平常ですと5%ぐらいかというので、5%から20%が伊勢市民であるというふうに理解をしていろんな施策に反映させようとしております。

 ただ、これ全国的な統計に関しては、観光の入り込み客に関しては悩みでもございまして、ことし国土交通省のほうで観光地域経済調査というのが実施されます。そちらで、観光における地域へ落とす経済波及効果等のあり方についてはある程度分析がされると聞いておりますので、その国の調査方法等も参考にさせていただいて、今後いろいろ勉強していきたいと思います。



○議長(杉村定男君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) ありがとうございます。

 参拝者数というのを参考にしたときの、もちろん明治29年から続いているということですので、一定のというよりはかなり正確ないろんな統計資料の一つになるものだと僕は理解をしておるんですけれども、やはり参拝者数というのを観光指標として使うときの問題点の一つが、先ほど参事がおっしゃったような、1つは市民が参っているかどうかというところをどうやって除外をするというか省いていくか、それからもう一つが、実際に伊勢の施策の中で、先ほど、今議会でもかなり触れられておりますが、スポーツ誘客というようなのをかなり施策として推し進めております。決して参拝をしないようにというふうな施策をしておるわけではないんですけれども、スポーツ誘客がイコール参拝につながるかどうかというのは、少しこれは疑問が出てくるところもあります。実際、その合宿をして、競技だけして帰っていくということも想定されるわけで、大きな観光目標の中で伊勢市の施策が果たしている役割というのを図るときに、単に参拝者数だけを目標にしてしまうと、例えば、サンアリーナで行われるコンサートもそうなんですが、実際の伊勢に対する影響というのがちょっと施策の成否というか合否というかに見えづらくなるんではないかなと、その点を懸念しております。

 次、ちょっと違う質問に、最後の市内総生産の質問をさせていただこうと思います。

 県の統計資料−−先ほどの三重のデータボックスの中にあるんですが−−を見させていただきますと、現在、伊勢市は近年かなりの三次産業過多になっているというような様子が見えてきます。市内総生産における一次産業の割合は、21年度値で伊勢市は0.9%、二次産業は24.7%、三次産業は何と74.4%という大きな数字を占めている状況でございます。

 その中で、冒頭に挙げました平成19年以後の市内総生産の最大の落ち込み要因、これは二次産業の落ち込み、ここにありました。額にして約210億円。今このままの現在の状況で、先ほど経済の状況の話がありましたが、横ばいか少し右肩上がり、その後落ち込むというような予測が出ておりますが、これは観光客の落ち込みが原因ですので、次はこの74.4%を占めている三次産業への落ち込みというのが恐らく表面化してくるのではないかと思っております。

 この三次産業というのが今74.4%、その前には二次産業が210億円落ち込んだ。こうなってくると、この三次産業の落ち込みが非常に伊勢市にとって大きな課題となってのしかかってくるような可能性があるのではないかと思うんですが、その点、今の時点でどのようにお考えかお聞かせいただけますでしょうか。



○議長(杉村定男君) 産業観光部長。



◎産業観光部長(三浦徹君) 経済予測については大変難しいところでございますが、第三次産業の落ち込み幅を極力抑えさせていただくとともに、現在、産業観光部で行っております事業の充実を図ることで、第一次、第二次の産業のかさ上げをすることを部全体でこれから取り組んでいきたいと考えております。



○議長(杉村定男君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) ありがとうございます。

 先ほども言いましたように、今はもう二次産業が落ちてきて、次は三次というところで、正直今までの遷宮−−当然僕は20年前を知っておるわけではないんですが−−の状況とはちょっと聞いておる話が違うのかなと思っております。落ち込んだところにさらに落ち込むような形になるのではないかと思って、私は大変それを危惧しております。

 冒頭、少し申し上げました三重のデータボックスというのがございます。この中に、この資料は三重県の各市町単位でいろんなありとあらゆるものの資料を指標で比べてあるものなんですけれども、伊勢市は多くの指標で29市町中6位前後、悪いものでも経済指標であれば大半のものが10位以内であります。

 きょうはあくまでも経済の質問ですので、ほかにもいろんな資料があるんですけれども、経済の範囲のみで質問を申し上げようと思うわけなんですけれども、経済指標の中で伊勢市が非常に悪いものが1つあります。それは1人当たりの市町民所得、これであります。平成21年度値で市内総生産、先ほどから何度も言っている市内総生産が県下6位に対して、1人当たりの市町民所得は29市町中18位、これはもう下位のグループとなっております。伊勢市の一番のウイークポイントは、この市町民所得、1人当たりの市町民所得ではないかと思うんですけれども、この市町民所得に対してどのようにお考えかお聞かせをいただけますでしょうか。



○議長(杉村定男君) 産業観光部長。



◎産業観光部長(三浦徹君) 議員御指摘の指標統計データの1人当たりの市民所得についてでございますが、この統計で言う市民所得とは、個人の所得に対して企業所得を加えたものであります。企業所得が多いところが市民所得の上位に上がってくるものと推測されます。ちなみに、上位のところはいわゆる第二次産業の割合が高いと、こういった要因があるように思われます。

 以上です。



○議長(杉村定男君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) ありがとうございます。

 ただ、その第二次産業の割合が高いといいましても、29市町中、南北問題等の話ももちろんあるわけなんですけれども、伊勢市より下の市といいますと、たしか尾鷲市、熊野市、伊賀市、鳥羽市、志摩市の5つしかなかったんではないかなと思います。残りの指標が6位というにもかかわらず、やはりこの数値が、二次産業が伊勢市は弱いからというので放置していいような数字ではないと思っております。何よりも市民、もちろん企業でもそうですけれども、企業体力であったり市民一人一人の所得を上げていくというのは、これはもう行政の経済施策における僕は最終目標じゃないかなと思っておるんですけれども、この所得を上げることに関して何か対応策というのはお考えでしょうか。



○議長(杉村定男君) 産業観光部長。



◎産業観光部長(三浦徹君) 先ほど市長のほうの答弁からもありましたが、雇用対策、それから中小企業の支援、それから企業誘致等、第二次産業に対応する部分の力添えをさせていただければと考えております。

 以上です。



○議長(杉村定男君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) ありがとうございます。

 産業分野ごとに各施策を推進しておることは十分理解をしております。今回、質問に当たって、冒頭に農業水産を含むというような話をさせていただいたわけなんですけれども、やはり市民所得を上げていくには、物に対しての付加価値を多くつけたりだとか、すべて、観光ももちろん、ただ単に観光施策、農業であれば農業施策でなしに、一次産業としての農業施策、もしくは水産施策、それから観光産業としての観光施策という側面をより強く出していくことが重要なのではないかなと思っております。やはり今のところであれば、住民満足度であるとか、個々の施策の、例えばイベントをやったらそこに人が何人来たとか、そういう施策の範囲にとどまっていて、やはり産業としての数値をどれだけ伸ばしたかというような指標が伊勢市にはないのではないかなと思っております。

 少し市内総生産の話に戻らせてもらいますが、最初の御答弁の中で、参拝者数500万人減というような数字が出ておりました。単純に1人単価、仮に1万円掛けたとすれば500億円、参拝者数であることを考慮して75%で見積もったとしても、375億円の影響額というのが平成28年度以降出てくるのが既にわかっておるわけなんですけれども、当然、その平成27年になってから考えたらいい、28年になったら考えたらいいという話ではございませんので、市内の事業者を代弁して言うわけではございませんが、少しこれに対する対応策というのをお聞かせいただけますでしょうか。



○議長(杉村定男君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(須崎充博君) 観光の面で、少し対応策ということで述べさせていただきます。

 先ほどと少しかぶる部分がございますが、現在、平成17年から行いました旅行会社とのタイアップによる旅行商品の造成で伸びを順調に示しており、前回の御遷宮での比較をしますと500万、600万というところへ落ちていくんですけれども、そのあたりを極力食いとめる、それと、もう1点は、今、外宮周辺、非常ににぎわってきております。これはせんぐう館の効果もあると思いますが、それだけではなく、企業の皆さんが新しいお店を展開していただいております。そちらの方ともタイアップをして、できるだけ長い時間滞在していただくように努力していきたいと。

 御存じのように松阪市においても、伊勢神宮参拝で松阪牛を食べる旅行商品というのが、今年度においてはもう旅行会社のほうから820万部の造成をしており、松阪市においてもそういったところをやっております。そのあたりで、昼食においても今度は外宮周辺でとれるというふうな商品も造成して、なるべく落ちの少ないように観光施策を練っていきたいというふうに思っております。



○議長(杉村定男君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) ありがとうございます。

 ずっと質問に答えていただいておるところが産業観光部ですので仕方のない面もあるかなと思うんですけれども、今の質問に対して、できれば僕は産業観光部以外の方からも手を挙げていただきたかったなと思っております。例えば、もちろん議決を経ていない以上は例にしかなりませんが、公共工事、伊勢病院の新設がどうだとか、例えば小中学校の統廃合−−もちろん教育委員会は理念でやっておりますので向こうからは手は挙がらないわけなんですけれども−−がどうだとか、宮川橋のかけかえの事業がどうだとか、27年度以降下がっていく経済に対して、国の交付金も活用して適切な支出をやって谷底を減らす、こういうような施策の運営がなされておるような答弁ができればいただきたかったかなと思っております。

 最後にちょっとさせていただこうと思うんですが、24年度、目標年度となっておりますみんなのまち総合計画というのがございます。その中の第6章、産業分野、目標全45項目あるわけなんですが、45分の幾つというような形で構いませんので、達成できそうなのか、達成率の予測をお聞かせいただけますでしょうか。



○議長(杉村定男君) 産業観光部長。



◎産業観光部長(三浦徹君) みんなのまちの計画の指標については、産業観光部としては45項目ございます。この中で、達成可能な部分と申しますと、参拝者数、それから高速道路の降車台数、それから県大会の集大会、それから認定農家数、森林整備率、あるいは催事への参加団体数、それからボランティアの団体数ということで、45項目中7項目、率にして15.56%でございます。



○議長(杉村定男君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) 今回はみんなのまちの質問ではございませんので、そのことに関しては、45分の7というのは非常に低い数字であるということはもちろん当然理解してもらっておると思うんですけれども、質問はしませんが、6月、9月の議会のときには、もうこの残りの、6章に限らず、残りの指標もすべて出てくると思っております。ですので、みんなのまちの総合計画に関しては、そのとき改めてどこかしらで総括をさせていただきたいと思います。ですので、以上で質問を終わりたいと思います。ありがとうございます。

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△長田 朗君



○議長(杉村定男君) 次に、13番、長田議員。



◆13番(長田朗君) 議長のお許しをいただきましたので、質問通告に従いまして、自転車のまち伊勢を目指してについて一般質問をさせていただきます。

 警察庁発表の交通事故統計や市の資料を分析いたしますと、この10年の交通事故の移り変わりを読み解くことができます。人身事故の件数に関しては、全国では平成16年の約95万件をピークに減り続け、平成23年には約69万件になりました。この傾向は三重県でも同様で、平成16年に約1万4,000件をピークに減り続け、平成23年に約1万件まで減少しました。我がまち伊勢も、合併後のデータですが、平成17年の約900件から平成23年700件へと減少しています。人身事故の件数は、この10年で全国、三重県、伊勢ともに約2割減少しています。これはとても大きな成果であり、ドライバーの安全意識向上や関係諸機関の御努力によるものと敬服いたします。

 しかしながら、この人身事故の構成比を見てみますと、自転車乗用中の事故と歩行中の事故の構成比の和は、平成16年に30%だったものが平成23年には50%に増加しています。これは、自動車乗車中の事故に対する安全性能がアップした半面、自転車や歩行者といった交通弱者に対する安全対策が進んでいないことのあらわれではないでしょうか。

 そこで、今回、伊勢における自転車の走行環境について諸点の御質問をさせていただきます。

 自転車はこれまで環境に対して元凶のように言われてきました。無秩序で安全を無視した走行や携帯電話をしながらの走行、無灯運転など、まゆをひそめるマナーの悪い運転行為はよく目にします。また、駅周辺での乱雑な駐輪や放置自転車問題など、確かに負の側面は存在します。しかし、近年、環境、健康面に対して優等生としての評価を受けるようになりました。二酸化炭素を排出しないクリーンな乗り物で、健康増進の格好のツールとして、また、スローライフを満喫する新しい観光の形として高く評価がされるようになってまいりました。

 このように、さまざまな課題と多くの可能性を秘めた自転車について、これまで伊勢市はいろいろな取り組みを実施してきたことと思います。安全面での取り組みは最重要であり、1点目は、まずは安全教育、交通安全啓発活動等についてお聞かせください。

 2点目は、御遷宮を来年に迎える伊勢にとって、駅周辺の景観を崩しかねない放置自転車対策、駐輪場不足問題への取り組みについてお聞かせください。

 3点目は、自転車が快適に安全に走るための自転車の走行環境ハード整備の実績と今後の取り組みについてお聞かせください。

 4点目は、観光誘客、スポーツ誘客において、自転車でまちめぐりをする観光旅行者に対してレンタサイクルや乗り捨て自由のコミュニティサイクルなど、民間の取り組みも含めお答えください。

 最後に、環境面での自転車の活用促進策、健康面での自転車の活用促進策など取り組みがあればお教えください。

 以上で質問席からの質問は終わりますが、答弁いかんによっては再質問をさせていただきます。



○議長(杉村定男君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) それでは、長田議員の御質問にお答えをいたします。

 自転車は身近な交通手段として通勤や通学、買い物やレジャー、スポーツなど多様に利用されている便利な乗り物でありますが、議員御指摘のとおり、携帯電話やメールを使用しながらの運転、学生等による併進走行や二人乗りなど、ルールを守らない自転車が多々あることは周知の事実でございます。

 自転車の安全指導やマナー向上などの取り組みについては、これまで幼児、小学生、中学生、高校生、高齢者を対象に交通安全教室を実施しており、さらに、交通安全教育の充実を図るため、本年度からは受講した小学生を対象に自転車運転免許証にかわるものとして受講修了証を交付しているところでございます。

 啓発につきましては、毎月11日の交通安全の日に加え、自転車安全対策強化日が毎月第1月曜日、高齢者の交通安全の日が毎月21日と指定されており、関係機関と連携して自転車等の交通事故防止の活動を実施しております。

 このように、交通安全教室や啓発活動は毎年継続して実施しておりますが、自転車の利用者のマナーはよくなっているとは言えません。

 しかしながら、交通安全教育や啓発活動は、即効性のあるものではなく、継続して実施してこそ実を結ぶものであり、今後も自転車利用者のマナー向上に努めてまいります。

 次に、駐輪場不足、放置自転車問題についてお答えをします。

 駐輪場につきましては、平成23年度に伊勢市駅JR側の駐輪場を改修し、それまでの収容台数197台から338台へと増加させ、充実を図ったところでございます。

 放置自転車対策としましては、伊勢市が管理する駐輪場において、毎年機能を失った自転車を撤去しており、平成23年度には687台の長期の放置自転車を処分し、道路交通の安全確保や自転車利用者の利便性の向上に努めてきたところでございます。

 しかしながら、宇治山田駅周辺の駐輪場には、収容台数が少ないため、あふれた自転車を毎日整理しているものの、車両や歩行者の妨害となり、道路交通の安全が保たれていない状況にございます。

 今後は、新たな駐輪場を確保していくとともに、放置自転車に関する条例整備を進めてまいりたいと考えております。

 次に、自転車の走行環境についてお答えします。

 市内の主な幹線道路には、歩道は設置されておりますが、自転車レーンがなく、自転車と歩行者、あるいは自動車と分離した道路構造にはなっておりません。しかし、今年度、厚生中学校東側の市道桧尻川22−10号線及び市道日赤東紡線において約500メートルの歩道に自転車通行部分を明示し、歩行者と自転車が安全に通行できるようにしたところでございます。

 今後におきましては、道路幅員の状況や交通状況により、自転車レーンができるかどうか、道路管理者や関係機関と十分調整し、安全で快適な自転車の走行環境の整備に努めてまいりたいと考えております。

 また、新たに道路を計画する場合、道路状況に応じ、可能であれば自転車レーンも考慮していきたいと考えております。

 次に、観光誘客、スポーツ誘客としての取り組みについてお答えをします。

 伊勢観光活性化プロジェクト会議の環境部会では、平成19年度から自転車を活用した観光の取り組みを調査研究しており、今年度は神宮の125社の観光スポットを網羅したサイクリングコースをスマートフォンやパソコンで見ることができるサイクリングマップとして整備をいたしました。

 また、伊勢市観光協会において実施しているレンタサイクル事業を活用し、ことしの9月9日には、写真を撮りながら自転車で市内の観光スポットをめぐるサイクルフォト事業「伊勢MYりんで乗って撮って」を実施し、自転車による新しい着地型旅行商品を企画したところでございます。

 さらに、今月16日には、伊勢市サイクリング協会等の皆さんに御協力をいただき、伊勢南北幹線道路の開通を記念し、女性を対象とした自転車レース、なでしこロードレースイン伊勢を開催いたします。

 今後は、近年の健康志向にも対応するため、自転車を活用した周遊観光の推進を図るとともに、観光客のさらなる利便性の向上、市内の各観光案内所が連携をしてレンタサイクルの乗り捨てができる環境づくりを行い、車では気づかない、感じることのできない伊勢の新たな魅力を広く情報発信していきたいと考えております。

 次に、環境面から見た自転車の活用については、現在策定中の伊勢市地球温暖化防止実行計画の目指す将来像の中の一つに「歩くまち・クリーン自動車のまち」を定め、具体的な取り組みとして、近距離での移動は車の利用を控え、徒歩や自転車、バス等の利用に努めることといたしております。

 自転車の利用により、自動車をできるだけ利用しないライフスタイルへの転換は、温室効果ガスの削減にも大きく寄与するものと考えております。また、自転車の利用を促進することにより、健康面にも寄与するものと考えております。

 以上、長田議員の御質問にお答えをいたしました。御理解賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(杉村定男君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) どうも諸点の御答弁ありがとうございました。

 それでは、再質問させていただきます

 まず、いろいろお答えいただいた中に、安全指導とかマナー向上、啓発、いろいろな取り組みをされておるということで、これについては本当に御努力に感謝いたします。

 やっぱり自転車の安全啓発とか啓発活動というのは、先ほど市長の答弁にもありましたように、なかなかマナーはよくならないということで歯がゆい思いをされているような表現があったと思います。これは伊勢に限らず、どこのまちでもそういったことは言われていますけれども、最近、例えば中高生の安全教室には、講義形式ではなかなか伝わりにくいということで、スケアードストレート方式による交通安全教室が取り上げられている事例がよく聞かれます。

 このスケアードストレート方式というのは、自動車と自転車が事故を想定する、あるいは道路交通法を無視したような自転車の走行をした場合こんな事故が起こるというのをスタントマンが目の前で再現をして実際に見せるという、そういうスケアードストレート方式という方法が最近ふえてきておるということを聞かせてもらっているんですけれども、伊勢のほうでもその辺の取り組みをお考えかどうかということでお聞かせいただきたい。



○議長(杉村定男君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 先ほどの長田議員の実際のスタントマンの、いわゆる事故現場を再現させて交通事故の本当の怖さを身をもって知るという、体験をもって知るということで、それを見て知るということで、非常に効果は高校生、中学生にはあると思っております。三重県では去年は2カ所開催されたと聞いております。今後私どもも、警察と市と、また高校のグラウンドを使うのが一番ベターだと考えておりますので、そういったことを協議してまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(杉村定男君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) わかりました。

 本当に恐怖を実感することで、その先にある危険を実感させるということで、そういうふうな安全教育に使われたり、また、非行少年を刑務所へ連れていき、そこでまたそういう犯罪の抑制をするということで使われている方法やということで、お金も要りますので、どんどんやれというわけではないんですけれども、また御検討いただいて、効果があるということですのでお願いしたいと思います。

 次にまいりますと、駐輪場の不足の件でお聞かせいただきたいと思います。

 JRの北側の駐輪場を197台から338台へとふやしたというお話がございました。これは、ほかの駅、例えば今度新しくなった宇治山田駅周辺とか、そういうところではいかがでしょうか。



○議長(杉村定男君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 駐輪場問題に対しましては、かねがねの課題でありましたので、今回の宇治山田駅の整備の際にも現地調査をいたしました。しかしながら、新しくされた大喜さんの西側です。あそこは自転車が3列に並んでおりまして、非常に通行の面と、あと安全の面に非常に課題があると認識しておりまして、調べた結果、大体500台程度の駐輪場の確保が必要だと思っております。



○議長(杉村定男君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) わかりました。なかなか場所も確保しにくいというふうなこともあろうと思います。ただ、本当に宇治山田駅というのは、今度新しくなりまして非常にきれいになりました。ところが、今さっき御答弁ありましたように500台ほどの駐輪のスペースの不足ということで、道にはみ出すとか、いろいろな問題がありますので、本当に来年御遷宮があるということで、伊勢としてのおもてなしということからすると課題が残ると思いますので、いろんなことを、課題を克服しながら早期に確保していただきたいというふうに思います。

 その中で、放置自転車に関する条例整備という言葉が市長の御答弁の中にあったと思うんですけれども、これは何か条例を改正することによって、例えば罰則規定を設けて、違反した人には何らかの罰金を科すとか、そういうふうな内容と理解させてもらってよろしいでしょうか。



○議長(杉村定男君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 今考えているのは、宇治山田駅、伊勢市駅周辺に駐輪禁止区域を設けさせていただきます。それでなおかつ駐輪をしてあるところは、自転車に関しましては、そういう確保した自転車は、すぐ直ちにとか、どのぐらい、1日とか、これからそれは条例で決めることでございますが、そこへ持っていくということで、また、罰則ということではなく預かり賃として、放置区域に置いてあったものはここで預かっていますよということで、とりに来たときに1,000円なりとか、これはまだ今から条例で決めることではございますが、そういったもので、罰則ではありませんが、預かり賃として、今はそういったことで思っております。



○議長(杉村定男君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) わかりました。罰則じゃなくて預かり金と、そういうものも取れることによって抑止力になるんやないかということと理解させていただきました。

 それについては、条例をなぶるということになると、想定としては例えば25年度中とか、そういうふうなスパンでしょうか。



○議長(杉村定男君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 私どもかねがね条例を早くしたいと思っております。しかしながら、今言ったように、年間600台とか、そういった自転車ではなしになった放置のものを片づけやんならんということで、その場所と、あと放置したところの自転車を預かる場所、そういったものをまず確保せんことにはこの条例が成立しないと思っておりますので、まず土地の確保が一番大事だと考えております。



○議長(杉村定男君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) はい、了解しました。

 それから、今、土地の確保、それから、例えば駐輪場が何台というふうな今御答弁いただいたんですけれども、あるスペースに何台とめられるかというのは、単純にそこの面積割ることの1台の面積で台数が決まると思うんですけれども、よく言われるのは、自転車ラックというんですか、自転車を立ったままとめる自転車ラック、あれを置くことによって、今までとめられていた自転車の台数が減るというふうな話もありますし、逆にやったほうが規則正しく置けてふえるんやというふうな話も聞かせてもらっています。あれについては多大な費用が要るわけやなくて、例えば一つのまち、駅におり立ったときに、乱雑に駐輪してある駅におりるのと、ラックで整列されておるところにおりるのとは何かそのまちの持っている印象が大きく変わるというふうな印象を私は持っています。

 ですから、これから整備していく中で、駐輪場の面積的な確保も1つ必要でしょうけれども、そういう整理しておくことによって、しっかりとした台数を確保するという考え方も必要じゃないかと思うんですけれども、その辺のお考えお聞かせください。



○議長(杉村定男君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 議員御指摘のとおり、伊勢市駅前は、今回ラックの方式をとりまして非常に整然と置かれております。引きずり落とすこともなく、皆さんが本当に効果的に活用していただいていると思っております。今後、駐輪場の整備を当然していかなくてはなりませんので、宇治山田駅周辺においてはそういったことも、費用的なことも勘案しまして、今後検討してまいりたいと思っております。



○議長(杉村定男君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) 次に、走行環境について再質問させていただきます。

 先ほどの市長の御答弁の中に、厚生中学校の東側の市道に約500メートルということで自転車通行部分を明示したということで、この青いラインが引いてあるところやと思います。それは非常に、大変取り組みとしてはいい取り組みやというふうに評価をさせてはいただきます。

 また、これから道路の新設とか改修の際には、自転車レーンがつけられるかどうかというのもしっかりと検討していただくことをお願いしたいというふうに思います。

 それから、道路の幅員の状況によりまして、また交通量とも関係すると思うんですけれども、ここは幅員が交通量に対して幅があると、ですから自転車レーンとして少しいただけるんやというふうな協議を関係機関と十分するという話もございました。前向きな答弁があったわけですけれども、それは、今現在、新設、そしてまた改修じゃなくて、今ある道を総点検みたいな形でしていただいて、どこかそういう可能性があるところであれば自転車レーンをつけていこうというふうなお考えかどうかお聞かせください。



○議長(杉村定男君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 今回、ミタス側の日赤へ向かう道路につきましては、幅が3.5メートルありましたので、2メートルと1メートル50ということで、警察と協議しましてモデル的に、厚生中学校がありますので施工をしたものでございます。そこに植樹帯というのが、通常の3.5メートルの歩道に植樹帯がありますので、とてもそういったことはできません。たまたまこういった実験的に植樹帯をなくして、自転車レーンをつくったわけでございます。

 今後におきまして考えるところには、まず中学生の自転車通学が多いことから、中学校周りでその自転車の通学路に関しましてこういったことができるところがあるかどうか十分勘案しまして、実施に向かってこういった施工をしたいと思っております。



○議長(杉村定男君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) わかりました。優先順位をつけながら、そういう通学路を中心としながら考えていきたいということで理解させていただきました。

 次に、環境面から見た自転車の活用について再質問させていただきます。

 今、市長の御答弁の中に、「歩くまち・クリーン自動車のまち」を定めという話がありました。近距離での移動は車の利用を控え、徒歩や自転車、バス等の利用に努めることというふうな御答弁がございました。

 という中で、まず隗より始めよみたいな形で、例えば市の職員に対しても、こういうふうな、近いところは自転車での通勤を勧めるとか、そういう庁内での取り組みというのはあるんでしょうか。



○議長(杉村定男君) 環境生活部長。



◎環境生活部長(中井宏明君) ただいま市長のほうから答弁申し上げましたように、地球温暖化防止実行計画におきましては、歩くまち・クリーンな自動車のまちということで標榜させていただきました。その中で、今、議員おっしゃいましたように、職員のほうがどうかということでございますけれども、まず、自動車の使用を削減するという意味から、例えばノーカーデーでありますとか、そういうふうなものを利用したい。そうしますと、徒歩でありますとか自転車の活用が図られるんではないかというふうに考えております。その辺につきましては、この計画策定の後、直ちに取り組みたいというふうに考えております。



○議長(杉村定男君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) 今は、特にまだ始めていないけれども、こういうことを策定した暁には、まず市の職員から範を示すというふうな形で考えてみえるということでよろしいでしょうね。はい、わかりました。

 次に、今の環境面での話なんですけれども、最近、世田谷区のレンタサイクルの取り組みの中で電動アシスト自転車を使ったレンタサイクルでありますけれども、そこはさらにまた環境と関係あるのは、そこの電動アシスト自転車が駐輪してある、20台ぐらいとめてある屋根が太陽パネルになっていまして、自動的に充電をされて、またアシストで自転車として使えるというふうな、そういうCO2を出さないというふうな本当にクリーンなものがありました。聞いてみると数千万円かかるということなんですけれども、すべて国のほうから補助金が出ていまして、100%出ていまして、持ち出しはなかったというふうな話がございました。市長も、エネルギーの地産地消とかそういうことも力強く打ち出されているので、いろいろアンテナも張りめぐらしていただいておると思うんですけれども、そういうことを御存じやと思うんですけれども、何かもし御意見ありましたらお願いいたします。



○議長(杉村定男君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 世田谷区の事例は今初めて聞かせていただきまして、本当に素晴らしいなと思いますので、我々もこういった取り組み、今、EVの活用等もありやっていますんで、こういった有効なものは取り入れるところ、できるところは取り入れをしていきたいなというふうに感じております。



○議長(杉村定男君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) ありがとうございます。

 次に、観光誘客、スポーツ誘客に関して再質問させていただきます。

 ただいま市長からの御答弁の中に、大きく2つのことを御紹介いただいたと思います。伊勢観光活性化プロジェクト会議の環境部会で自転車、積極的に取り組んでみえるということで、125社の観光スポットを網羅したサイクリングコースをスマートフォンやパソコンで見ることができる、そういうサイクリングマップがつくられたということです。私もインターネットでこれ見てみまして、グーグルマップにサイクリングコースが落とされていて、無駄なく周回できるように本当に見事にまとめられていて、自転車で行ったときも125社のその地域の神社をうまく一筆書きで回れるような形になっていて、これやったら行ってみようかなというふうな、実に見事なものでした。

 また、今、もう一つ、伊勢市の観光協会さんのレンタサイクル事業とか、あるいはサイクルフォト事業の伊勢MYりんで乗って撮っての企画も紹介いただきました。これも、市長答弁の中では着地型旅行商品というちょっとかたい表現もありましたけれども、ブログ等を読ませていただくと、その日出会った若者たち、気の合った若者たちが自転車を通して一日楽しく過ごすといった何かふだん着の企画のようで、非常にほのぼのとした温かみを感じる企画でした。大変すばらしい企画だと思います。

 ほかにもまだ取り組みはあろうと思いますけれども、その辺もしあれば御紹介いただけますでしょうか。



○議長(杉村定男君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(須崎充博君) 2つの市長答弁以外の事業といたしまして、伊勢商工会議所さんのほうで元気再生事業の中で取り組んでいただきました、外宮周辺の散策マップというのをつくっていただいております。そのあたりも、我がまちマップということで、レンタサイクルを活用したマップというふうなものをつくっておられます。それと、自転車愛好会の皆さんがサイクリングマップといたしましてチャリガイドマップ伊勢というふうなものをつくられておりまして、これに関しても非常に市のほうにも問い合わせがございまして、好評で、とりに見える方がございます。それと、河崎商人館でもレンタサイクルを、2台ですけれどもやっておられると。もう一つ、個人の方なんですけれども、ホテルを経営してみえる方が、「半分の月がのぼる空」という映画を機に、舞台に、地域を回る、レンタサイクルでめぐるマップというふうなことをつくられて、市内のいろんな方がレンタサイクル、また自転車に関する事業に取り組まれておるという、機運は高まっておるというふうに理解しております。



○議長(杉村定男君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) ありがとうございます。今御紹介いただいたその商工会議所の件とか、あるいは自転車愛好会のサイクリングマップ、それから河崎商人館のレンタサイクルの件、そしてビジネスホテルの経営者のマップですか、「半分の月がのぼる空」を舞台にしたようなめぐるマップということで紹介いただきました。本当にいろんな取り組みがあると思います。ほかに、例えば、実際、市民のサイクリングということで月1回早朝サイクリングをされている伊勢自転車愛好会さん、これも新しい、今度代表もかわりまして、新伊勢自転車愛好会さんが伊勢の河崎商人館に月1回早朝集まりまして伊勢を散策するという、そういう早朝サイクリングも実際されているということを聞いています。

 いろいろ本当に伊勢の取り組み聞かせてもらいまして、非常に熱心にされていると思います。また、伊勢市以外にも民間の方々もいろんなところで、それぞれの事業所、あるいはその商人館も含めて、あるいはホテルも含めて、それぞれの役割に応じたような形で自転車を活用したまちづくりに熱心に取り組まれているなというふうなことを感じました。

 こういうふうな伊勢のまち全体の中でもいろんな取り組みもある、そしてまた伊勢市の中でも、駐輪場対策とか、あるいは駐輪場の放置自転車の問題、ハードの整備、自転車レーンをつけるとか、そういった環境にも優しいような自転車としてまた見直してこうとか、いろんな取り組みがある中、先ほど条例の話が出ましたけれども、ただ預かり賃をもらうとか、そういう罰則的なものじゃなくて、自転車全体にまつわる、何か自転車に関する全体的なコーディネートされたような取り組みというのをやっていくためには、これはやっぱりそういう、例えば伊勢市自転車安心・安全快適条例というふうな、何かそういうふうなものが必要やないかなというふうに思うんです。

 これは極めて政治的な、政治主導みたいな、市長の思いとかいうことにも関係してくると思うんですけれども、伊勢は観光地でもあるし、ゆったりと過ごしたいような、特にそういうスローライフが似合うようなまちでもあるということからすると、今いろいろお答えいただいたものを有機的につなぎ上げて、それを全体として動かしていくと、そういうことも必要やないかという意味で、条例制定もされてはどうかなというふうな思いが、質問もしながら、答弁聞きながら思いました。市長、その辺はいかがですか、そういう全体をコーディネートしたような動きというのは。



○議長(杉村定男君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) そうですね。おっしゃるとおり、これまでの長い間の取り組みも含めまして、一度総括的にどういうふうな形ができるのか、ネットワークの受け皿づくり程度からまずスタートすることが一番大事かなというふうに思います。どういった条例であっても、制度であったとしても、人が介在しなければやはりいい制度にならないと思いますので、まずはそういったネットワークづくりから一歩踏み始めればいいかなというふうに感じております。



○議長(杉村定男君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) ありがとうございます。

 本当に、だれもが安心して自転車が使えるまちとか、だれもが快適に自転車が使えるまち、だれもが楽しく自転車が使えるまち、だれもが健康とエコに自転車が使えるまち、そんな伊勢のまちになったらええなというふうな思いを抱きながら質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(杉村定男君) 以上で、一般質問を終わります。

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△散会の宣告



○議長(杉村定男君) 以上で本日の議事日程は終了いたしました。

 お諮りいたします。

 委員会審査等のため、明12日から12月19日までの8日間のうち、会議規則で規定する休会日を除く6日間を休会といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(杉村定男君) 御異議なしと認めます。

 そのように決定いたしました。

 継続会議は12月20日午前10時から開きます。

 それでは、本日は散会いたします。

 なお、本日御出席の皆様には開議通知を差し上げませんから、御了承をお願いいたします。

 どうも御苦労さんでした。



△散会 午後2時03分

 会議の顛末を録し、ここに署名する。

   平成24年12月11日

        伊勢市議会議長     杉村定男

        伊勢市議会議員     広 耕太郎

        伊勢市議会議員     品川幸久