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三重県 伊勢市

伊勢市 平成24年  6月 定例会 07月04日−04号




伊勢市 平成24年  6月 定例会 − 07月04日−04号







伊勢市 平成24年  6月 定例会



           平成24年6月伊勢市議会定例会会議録

議事日程

                    平成24年7月4日(水)午前10時開議

日程第1 一般質問

     ?10番 品川幸久君

           定住自立圏構想について

     ?13番 長田 朗君

           伊勢地域の交通体系について

     ? 6番 福井輝夫君

           観光地案内看板について

           グリーントピアの駐車場整備後について

           放課後児童クラブについて

     ? 9番 広 耕太郎君

           少子・高齢化について

     ? 1番 野崎隆太君

           コミュニティビジネスについて

本日の会議に付した事件

 なし

出席議員(28名)

      1番  野崎隆太君      2番  吉井詩子君

      3番  世古 明君      4番  野口佳子君

      5番  岡田善行君      6番  福井輝夫君

      7番  辻 孝記君      8番  吉岡勝裕君

      9番  広 耕太郎君    10番  品川幸久君

     11番  藤原清史君     12番  山根隆司君

     13番  長田 朗君     14番  黒木騎代春君

     15番  西山則夫君     16番  上田修一君

     17番  中川幸久君     18番  小山 敏君

     19番  杉村定男君     20番  浜口和久君

     21番  工村一三君     22番  山本正一君

     23番  佐之井久紀君    24番  宿 典泰君

     25番  世古口新吾君    26番  長岡敏彦君

     27番  中村豊治君     28番  中山裕司君

欠席議員(0名)

      なし

職務のため議場に出席した事務局職員

  事務局長     中川芳明君   事務局次長    杉原正基君

  議事係長     伊藤 亨君   調査係長     津村将彦君

  書記       中野 諭君   書記       中川浩良君

説明のため出席した者

  市長       鈴木健一君   副市長      松下 裕君

  病院事業管理者  藤本昌雄君   会計管理者    白木信行君

  総務部長     藤本 亨君   情報戦略局長   森井 啓君

  環境生活部長   中井宏明君   健康福祉部長   山本辰美君

  産業観光部長   三浦 徹君   都市整備部長   宮田重和君

  二見総合支所長  中村龍平君   小俣総合支所長  森 明彦君

  御薗総合支所長  内田 豊君   上下水道部長   本多秀夫君

  病院事務部長   佐々木昭人君  消防長      大西邦生君

  総務部理事    角前 明君   産業観光部理事  奥野喜久君

  健康福祉部次長  鈴木正人君   都市整備部次長  高谷幸良君

  消防本部次長   竜田博史君   環境生活部参事  奥野やす子君

  産業観光部参事  須崎充博君   都市整備部参事  谷口 尚君

  総務課長     北 一晃君   行政経営課長   大西要一君

  教育委員会委員長 楠田英子君   教育長      宮崎吉博君

  教育部長     玉置行弘君   教育次長     北村 陽君

  監査委員     鈴木一博君   選挙管理委員会委員長

                            鈴木市郎君



△開議 午前9時59分



△開議の宣告



○議長(西山則夫君) ただいまから市議会定例会の継続会議を開きます。

 本日の出席者は全員ですので、会議は成立いたしております。

 本日の会議録署名者及び議案等説明者は、開会当初決定あるいは御報告申し上げたとおりです。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。

 それでは、会議に入ります。

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△一般質問



○議長(西山則夫君) 日程第1、一般質問を引き続き行います。

 発言通告に従い、順次許可することにいたします。

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△品川幸久君



○議長(西山則夫君) 初めに、10番、品川議員。



◆10番(品川幸久君) おはようございます。

 一般質問も最終の日なんで、ちょっとさわやかに終わりたいと思いますので、よろしくお願いします。

 議長の許可をいただきましたので、通告に従い、一般質問をさせていただきます。

 2年半前に鈴木市政が誕生し、これからは急激な少子高齢化、人口減少時代に突入し、20年先、30年先を見詰めてまちづくりを考えていかなくてはいけないと述べられました。このことは、短期、中期、長期で政策を進めるに当たり、また市民の皆さんの将来の暮らしを考える中で、私も同感であります。

 御遷宮を前に、伊勢市が先頭に立ってリーダーシップを振るい、周辺地域と協力し、南勢地域を盛り立ててほしいとの思いで質問をさせていただきます。

 今回の質問は、定住自立圏構想であります。

 2005年から2035年を見ると、日本の総人口は約1億2,776万人が1億1,068万人に減少し、約13%の減、年少人口は1,759万人から1,051万人に約40%の減、逆に高齢者人口は2,576万人から3,725万人と約45%の増となっており、3大都市圏に近い三重県でも、特に私たちが住んでおる南勢地域は非常に厳しい時代を迎えることを心配するのは私だけではないと思います。

 私はいろんなところで、将来、子供たちがこの伊勢に残って住んでもらえるような魅力のあるまちづくりをしなければならないと申し上げてまいりました。しかし、現在の状況を見ますと、伊勢市だけではなかなか難しいことも出てきます。近隣市町村と役割分担も含め1つの生活圏を構築しなければならなくなってくるでしょう。定住自立圏構想が福田内閣の時代に「住みたいまちで暮らせる日本を」を副題に重点政策として取り組まれ、その後着実に進められ、平成20年に推進要綱が策定されました。平成20年7月4日から8月29日まで市町村の募集が行われ、その後、団体の副市長等と約1カ月間にわたり意見交換を行い決定、先行団体は平成21年1月から、全国的には4月から施行をされました。そして、総務省の地方財政措置及び関係府省の予算による支援措置の概要と243の中心市が公表をされました。三重県では7市、津市、四日市市、松阪市、亀山市、いなべ市、伊賀市、そして伊勢市がその対象となっております。いなべ市さんが手を挙げられ、最近松阪市さんが中心市宣言をしたのは皆さんも記憶に新しいと思います。

 地方圏から3大都市圏への人口流出を食いとめるとともに、逆に地方圏への人の流れを創出することが目的とされています。地方圏への人の流れを創出することは、企業誘致も含め、すぐには実現しないにしても、人口の流出の問題、これは喫緊の課題であると思います。この問題については、中村豊治議員が平成23年3月定例会で質疑に立ち、伊勢市のやさしさプランと定住自立圏構想との連携についてただされました。市長は、当市の動向が大きく影響するものであると考えている。伊勢市あるいは伊勢志摩地域が自立していくためにも、定住自立圏構想を視野に入れながら、圏域全体として魅力ある地域としていくために、どの施策について広域で取り組んでいくことが有効か、あるいは市町ごとの役割分担について、今後も関係市町との対話を続けていきたいと考えておりますと答弁をされました。私的には早く中心市宣言をしてほしいと思ったのですが、なかなか見えてこないので、今回お聞きをすることにしました。伊勢市の定住自立圏構想の考えをお示しください。

 次に、定住自立圏構想を進めていく気はあるのかをお伺いします。

 次に、伊勢市が考えるメリット・デメリットについてどのように認識をしているのかをお示しください。

 御答弁により再質問のお許しをお願い申し上げ、最初の質問を終わります。



○議長(西山則夫君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) おはようございます。

 それでは、品川議員の御質問にお答えをいたします。

 初めに、定住自立圏構想の考え方についてでございますが、先ほど品川議員からも御紹介がございましたが、日本は総人口の減少及び少子化、高齢化が進んでおります。今後は3大都市圏でも人口減少が見込まれますが、特に地方においては大幅な人口減少と急速な少子化、高齢化が見込まれております。伊勢市におきましても、平成22年に約13万3,000人であった人口は、その後の20年間で約14%、1万8,000人が減少し、約11万5,000人になると推計をしております。また、年少人口が約35%、6,000人減少する反面、高齢者人口は約10%、3,000人増加し、3万8,000人になると推計をしております。

 このような人口構造の大きな変化を踏まえ、地方圏において安心して暮らせる地域を各地に形成し、地方圏から3大都市圏への人口流出を食いとめるとともに、3大都市圏の住民にもそれぞれのライフステージやライフスタイルに応じた居住の選択肢を提供し、地方圏への人の流れを創出することが、総務省が進めている定住自立圏構想のねらいとされております。具体的には、一定の要件を備えた中心市と、その周辺市町が相互に連携をして役割分担を行い、中心市の都市機能と周辺市町におけるそれぞれの魅力を活用し、地域住民の命と暮らしを守るため圏域全体で必要な生活機能を確保し、地方圏への人口定住を促進する施策でございます。こちらにつきましては平成21年4月から全国展開し、各地で取り組みが進んでおります。

 議員からも御紹介がございましたが、先ほど申し上げました中心市につきましては、全国で243市が対象となっており、その中には伊勢市も含まれております。定住自立圏構想への取り組みを進めるためには、この中心市が圏域として必要な生活機能の確保に関して中心的な役割を担う意思を有することなどを表明する中心市宣言を行うことから、この取り組みは始まることとなります。本年4月19日現在の総務省の情報によりますと、243市のうち77市がこの中心市宣言を行っております。

 次に、今後の伊勢市の方向性について、現時点での考え方についてですが、定住自立圏構想を推進する背景や目的は十分に理解をしております。将来の伊勢市、あるいは伊勢市周辺の地域の状況を勘案すると、一定程度の圏域での連携及び役割分担は必要不可決であると考えております。また、当市は伊勢志摩地域の中心的役割を担っていくことを求められるとの認識もしております。これらのことから、今後定住自立圏の形成に向け取り組みを進めたいと考えておりまして、これまでにも制度への理解を深めるため、県と市町の地域づくり連携・協働協議会(地域会議)において、県及び伊勢県民センター管内の市町で検討を行い、当市及び周辺市町の職員を対象とした総務省地域自立応援課長による研修会を開催してきております。また、周辺市町の事務担当者間においては、各市町の課題及び実施事業の情報共有を行うなど、定住自立圏構想についての研究を進めているところでございます。今後、本取り組みを進めるに当たっては、議員の皆様にも御相談を申し上げ、御意見をちょうだいしたいと考えております。

 ただ、本取り組みにつきましては、伊勢市のみの意思において進めることはできない要素が多く、周辺市町の首長及び議会の御意向も大変重要となってくることから、周辺市町との情報共有を強化し、進めてまいりたいと考えております。

 最後に、定住自立圏構想のメリット・デメリットについてお答えをします。

 まず、メリットですが、1つは長期的な視点として、圏域を構成する市町との間で役割分担を明確にすることで無駄を省き、効率的な行政運営を図ることが期待できる点が挙げられます。短期的な視点としては、総務省からの支援策を受けることができることがメリットとして挙げられ、主な支援策としては、中心市の取り組みに関して、年間4,000万円程度を基本とする包括的な特別交付税措置が講じられるものでございます。

 また、そのほかのメリットとして、本年4月に先行団体に対しアンケート調査を実施したところ、複数の団体から、関係市町においてさまざまな施策を展開する中で、常に広域的な視点で連携可能かを探り、協力していこうとする意識が高まったなどの御意見があり、担当職員間の情報共有が深まるなど、目には見えないメリットでありますが、今後の行政運営を進める上においては大変重要な点であると考えております。

 デメリットにつきましては、特にないものと考えております。しかし、伊勢市と周辺市町との間において連携して事業実施を進めていく過程においては、意思決定に時間を要するなど、さまざまな課題が生じてくるものと考えております。

 以上、品川議員の御質問にお答えをいたしました。御理解を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(西山則夫君) 品川議員。



◆10番(品川幸久君) 答弁いただきました。

 定住自立圏構想の考え方については了としたいと思います。また、今後どうするかについては、研究途中ではあるけれども、進めていただけるというような前向きな答弁をもらったと思いますので、安心をいたしました。

 メリット・デメリットの部分で、御答弁にあったように長期的、短期的な部分もあり、定住自立圏構想は、宣言をしたからすぐに結果が出るものではないというふうに私も思っております。ただ、そこにたどり着くまでのプロセスが非常に大事かなと、こんなふうに思っております。その上で若干の再質問をさせていただきたいと思います。

 先進地の取り組みは、地域医療の問題、観光の問題、農林水産、産業振興、教育、人材の問題で、どれも伊勢市に当てはまる大事な問題で、将来のことを考えると、しっかりと連携をとって地域が問題について再確認する、これが非常に大事なことだと思っておりますが、再度考え方を示してください。



○議長(西山則夫君) 情報戦略局長。



◎情報戦略局長(森井啓君) 品川議員の再度のお尋ねにお答えいたします。

 この定住自立圏構想につきましては、先ほど来、中心市宣言を早くしてくださいというような御意見もございました。中心市宣言につきましては、中心市は伊勢市になるわけでございますけれども、周辺市の意向を充分配慮しながら進めていく、そんな状況でございます。その後、それぞれの周辺市、幾つかの市と協定を結ぶ定住自立圏形成協定というのを結ぶ格好になるわけなんですが、それは伊勢市とA市、またB町、そういう格好の1対1の関係になってまいります。それぞれの形成協定を結んでいく過程におきまして、その中で考えていかなあかん視点といたしまして、3つの視点、生活機能の強化、それと結びつきやネットワークの強化、それから圏域マネジメント能力の強化、この3つの視点に1つずつは必ず結びつきをつくりながら、集約とネットワークというのがキーワードでございますけれども、そういう形での圏域の魅力を高めていくという、そういう制度になっております。

 今御紹介いただきました地域医療の関係とかというのは、生活機能の強化の中の視点といたしまして、医療、福祉、教育、土地利用、産業振興、これらの視点でそれぞれの市町との関係性の中で結びつきをできる可能性のあるところを探しながら新しい圏域をつくり上げていきなさいという形の制度になっておりますので、それぞれの立場で協定、連携を結びつけられるものの可能性を模索しながら今後進めていきたい、そのように考えております。

 以上でございます。



○議長(西山則夫君) 品川議員。



◆10番(品川幸久君) 今の答弁で、生活機能の強化、結びつき、マネジメント、これはもう当然のことながら今までもやってきたと思うんで、しっかりと今後とも進めていただきたいと思います。

 デメリットの部分では、ないというような答えでした。いろんな本を読んでいますと、やっぱり地方自治体間の温度差の問題、それから、ひょっとしたら中心市が有利になってしまうんではないかというようなことも言われておりますけれども、伊勢市は広域で取り組んでおる部分もありますので、事業があります。各首長さんとはしっかりと話ができる立場にあると思うので、私もここの部分は心配ないと思っております。

 特に、定住自立圏構想は、取り組みを国のほうに申請や承認が不必要で、市町村の自発的な、また自主的な取り組みで実行できるとあります。市町村合併とか一部事務組合のように、先に相手先を決めて、広域的に決めて、新たに首長や議会を持つ必要がないというようなところが非常に有利なところかな。中心市がお互いに1対1で、ここの部分は協力し合おうやないかというようなところで進められる、結構簡単と言うたら言葉はあれですけれども、割とやりやすい圏域づくりやと思います。もしだめやったら、この間ちょっとあったように、どちらかの判断で2年を待って解消できるというようなこともありますので、お互いの利益を考えて、力を合わせてやれることは各担当課がしっかりと話し合って進めることが大事だと思うんで、しっかりと取り組んでいただきたい、こんなふうに思います。

 メリットとしては、先ほど答弁にありました中心市に4,000万円程度、またその周辺市町には1,000万程度の金額が特別交付税として交付されます。先行実施団体の公募のときは、総務省が付与する財政的なメリットがありませんでした。しかし、第2次補正のときに、補正予算で6,000億、地域活性化・生活対策臨時交付金、これも皆さんのところに配分されたと思うんですけれども、各団体に示された上限額の4割増しいただいております。中心市とその周辺市町が連携して、平成20年から取り組む事業に充てられることとされています。また、平成21年度の補正予算においては、定住自立圏等民間投資促進交付金550億が計上され、医療や福祉、買い物、公共交通、大学、中高一貫校などの民間が取り組む生活機能の充実について支援がされました。

 ここに少しありますけれども、例えば医療の関係であるとすれば、病院、診療所の新増改築、例えば通院するバス車両、看護学校の校舎、医療機器、電子カルテの整備、ヘリポートの整備とか、そういうのに充ててくださいというようなことが書かれております。そんなことを考えると、もう少し早く仕掛けていただきたかったと思います。なかなか検証に時間がかかっておるということもあると思いますけれども、その点はいかがでしょうか。



○議長(西山則夫君) 情報戦略局長。



◎情報戦略局長(森井啓君) ただいまの地方自治体に対します直接的な交付金の割り増し、4割増しということで御紹介いただきましたけれども、これにつきましては、基本的には生活対策交付金につきましては、それぞれのところで何もなかったというわけではございませんで、それぞれの事業に充当はさせていただいています。ただ、補正予算で国が措置しまして、その後、枠づけで、例えば伊勢市ですとこれだけですよという流れが来る間におきましては、その辺のところの情報というのは基本的にはなかったというふうに考えておりまして、なかなかわかりづらかったという部分がございます。そういう形もございますので、御理解いただきたいなと思っています。

 それと、2つ目に御紹介いただきました民間に対します交付金、これにつきましては、御紹介いただきましたように医療機関との関係がございましたんで、当時の伊勢日赤さんのほうのところの医療機器等々に対応させていただきまして、行政はその中に入って一定程度の措置をさせていただいた、そんな状況でございます。



○議長(西山則夫君) 品川議員。



◆10番(品川幸久君) ありがとうございます。やっておられるというんで安心をしました。

 特に、病院の意識というのは非常に大事なことやと思います。また、協力もお願いしなければならないことも出てくるんではないかなと、このように思っております。また、この間開かれた病院の会議においても、伊勢志摩サブ保健医療圏として、近隣市町村との連携が大事であるとのことも出されておったように思います。その点はいかがでしょうか。



○議長(西山則夫君) 情報戦略局長。



◎情報戦略局長(森井啓君) 非常に大事な視点であるかと思っております。先行自治体77の中心市宣言の都市があると申し上げましたですけれども、その中で協定なりビジョンの進んでいるところはもう少し、60団体ぐらいになってまいります。すべてを詳細まで見たわけではございませんですけれども、地域医療の視点で幾つかの団体というのは当然ながらその内容にしておりまして、例えば休日応急診療所の関係でありますとか救急医療でありますとか、その地域に不足しておる、例えば例を挙げますと、小児救急の関係が非常に不足しておるので、そういうセンターを設置して、それに対する運営等々を関係市町の中で応分の負担をしながら進めていく、そのような状況が見られますので、今後の検討課題であるというふうに考えております。



○議長(西山則夫君) 品川議員。



◆10番(品川幸久君) 情報戦略局長から答えていただいてありがとうございます。福祉健康部から答えがいただけるのかなと思っておったんですけれども、ありがとうございます。

 定住自立圏構想の中にも、進めていくと、総合病院から一般の診療所に総合医を派遣するというようなところまで高い目標を持ってやられておるところがありますので、伊勢市もぜひともそういうふうになってほしいなと思っております。

 現在、病院の方向も含め、会議を開いていただいておる途中ですけれども、将来負担金をお願いすることも含め、これは断られることもあると思うんですけれども、ただ、大事なことは、周辺市町の皆さんにも、地域医療は伊勢市だけではなくて、対岸の火事ではないという意識を共有していただいて、しっかりと話し合って今後進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 例えば、観光においてちょっとお話をさせていただきますけれども、鳥羽志摩ばかりでなく、歴史的観光からいえば、この間、小山議員も言われておったように、斎宮のある明和町、かつて神領であった玉城町、広くいえば度会町さんとも積極的に連携することも大事であろうと考えておりますけれども、その点はいかがでしょうか。



○議長(西山則夫君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(須崎充博君) 観光の視点ですので、私のほうから回答させていただきます。

 品川議員おっしゃるとおり、最近では明和町さん、玉城町さん、特に積極的に伊勢市のほうに情報を提供していただいておりまして、伊勢志摩コンベンションで広域観光をやっておるんですけれども、コンベンションの基礎となる団体には玉城町さんも度会町さんも明和町さんも入ってあります。最近では松阪市さんまで関係しておるというふうな状況になっております。そういった、伊勢志摩だけではなくて、玉城町、また明和町、そういった新しい視点にも立ってこれから進めていきたいということは十分理解しておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(西山則夫君) 品川議員。



◆10番(品川幸久君) わかりました。

 観光資源だけではなく、地元でとれる産物、地産ですね、ブランド化、これはもうロットがふえるということで、大いに農林水産においてもしっかりと連携してほしいと思いますし、明和町さんにおいては、さきに中心市宣言をされた松阪市さんが多気郡の3町、多気町、明和町、大台町と進めていくということが発表されました。多気町さんは離脱されたと聞いておりますが、明和町さんが提携する内容によって、私もこれ研究してないんでわからないんですけれども、松阪市さんと提携を結んで、内容によって伊勢市とも提携が結べる、そういうところはちょっと私もはっきり研究してないんでわからないんで、当局、考え方がわかっておればお示ししていただきたいし、わからなかったらわからないで結構ですけれども。



○議長(西山則夫君) 情報戦略局長。



◎情報戦略局長(森井啓君) 制度といたしましては、違った中心市との違った圏域をつくる、いわゆる圏域重複型と言われておるそうですけれども、そういう実例もございますので、それは制度的にはオーケーな話になろうかと思います。

 それと、周辺市と中心市の関係といいますのは、通勤とか通学の10%割合というのを念頭に置きながら、関係市町が判断してくださいというふうになっております。この市町、明和町さん今出ましたけれども、これは今私どもが考えております南勢、志摩、これまでの広域市町村圏の関係とはちょっと外れておりますけれども、伊勢市との就学者とか就業者、これの流入・流出の関係というのが結構6、7の市町の中では多い部類に入っておりますので、十分考えていく必要がある、というふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(西山則夫君) 品川議員。



◆10番(品川幸久君) はい、わかりました。しっかりと研究して進めていただきたいと思います。

 市長からちょっとここで反問を受けるといけませんので、一言言うておきますけれども、私は観光施策については広域で協力するもの、伊勢市独自で他市町村と競争するもの、2本立てでしっかりとやらないかんということだけは変わっていませんので、その点は、きょうこういう質問したから品川君変わったんやなというふうに思われるといけませんので、そこのところだけは覚えておいてほしいと思います。

 それでは、もう一つ。例えば地域未来づくりの話が今進められておると思います。現在いろんな形を求めて取り組んでおられます。例えば、沼木地区が交通弱者のための政策を考えておるというようなことを聞いています。特に矢持、横輪地区、その近隣の団地では、生活圏が非常に度会町に近い。しかし、補助金の考えを含めると、伊勢市内に限るというふうになっていれば、提携の仕方によって、その部分もクリアできるんではないかなと私は思うんですけれども、そんなところはどうですか。



○議長(西山則夫君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 議員おっしゃるとおり、沼木のほうではそういった課題も非常に議論が活発化しているというふうに聞いております。そういった行政区域を越えたつながりというのは、先ほど議員がおっしゃったとおり、交通の部分だとか観光、医療といった部分でできる限り適用できるのが望ましいというふうに思っております。



○議長(西山則夫君) 品川議員。



◆10番(品川幸久君) そこら辺も、市長のほうも今そこら辺が問題になっておるということも理解してもらっておるし、例えば商業圏ということで連携をしていただければ、そういうこともできるんではないかなと、こんなふうに思っております。

 ここに、これ玉城町さんから出たんですけれども、20年の2月ぐらいに出されたんですけれども、戦略会議から出された福祉バスの利活用についての提言があります。玉城町さんは、現在自家用、いわゆる白ナンバー運行を行っており、伊勢市への連携は小俣町の図書館までであるとあります。その中でも、やっぱり原則として町内に限定されるため、町外への買い物、通院、広域的な運行が未整備というふうになっておりますんで、ここら辺もしっかりと連携とれれば、いろんなところでお話していただければありがたいかなと思っています。

 また、先進地で取り組まれておる、よくこれ定住自立圏で出てくるんですけれども、ICTを活用した事業、これが多いです。別に定住自立圏をやっておらんでも、ICTをやっておるところはよくあります。ICTのインフラ整備ですね。三重県では津市、玉城町、志摩市さんがやっております。津市では、教育分野でICTを利活用した子育て支援を、志摩市においては、障がい者、高齢者の旅を受け入れ地から支援する全国情報ネットワークを、玉城町さんでは、先ほど言われた交通弱者のため安心、元気なまちづくりに取り組まれております。玉城町さんについては、スマートフォンを利用して福祉バスの予約等をするというようなことがテレビでも放映をされておったんで、見られた方もおられると思います。こういうことも今後の一つの研究のテーマになろうかと思いますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。

 中心市宣言は、行政から住民への約束で、住民にとっては決意表明となる大事なものであり、宣言が打ち出されることで定住自立圏構想の意図するところの理解が深まると言われております。私がここで定住自立圏、定住自立圏と言っても、なかなか市民の皆さんには一体何を言うておるのかわからないと思うので、市のほうも進めていただけるということなんで、周知のほうもしっかりとやっていただきたい。また、細部についてはまた議会のほうに報告があるので、そのときにもお話をしたいと思います。

 最初の答弁にありました、これによって何のメリットがあったかというところで、関係市町においてはいろいろな、さまざまな施策を展開するに当たって、常に広域的な視点で、隣と連携できへんかなというようなことを職員さんが探って協力していこうというような意識が芽生えたということ、これが特に大事なこととなりますので、そこら辺も含めてやっていただきたい。もう最後にしますんで、これから進めるに当たって、市長の御決意だけお聞きして終わりたいと思います。



○議長(西山則夫君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 定住自立圏構想につきまして、さまざまな御指摘と御提案をいただきました。ありがとうございます。

 これからの地域社会づくりのために、近隣の市町としっかりと協議をして、そして住民の方にも方向性を示しながら向かっていきたいと思いますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

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△長田朗君



○議長(西山則夫君) 次に、13番、長田議員。



◆13番(長田朗君) 議長のお許しをいただきましたので、質問通告に従いまして、伊勢地域の交通体系について一般質問をさせていただきます。

 来年7月26日の内宮さんへの川曳きによる白石奉献を皮切りに、お盆明けには外宮さんへのお白石奉献、そして20年に一度の御遷宮へと続いてまいります。いよいよ待ちに待った御遷宮まであと1年となりました。営々と続けられてきました御遷宮は、神宮の常若の思想を具現化するもので、この英知により、自然素材による唯一神明づくりの御神殿や神宝類がそのものだけでなく、それをつくり出すわざも含めて時を超えて生きた形で現代に息づいていることは、これは唯一無比、比べるものがないほどの英知であり、奇跡に値すると思います。

 そして、伊勢のまちに視線を転ずれば、この20年に一度の宮移りは、訪れる参拝客、観光客による経済効果はもとより、高ぶる機運と伝統文化継承の世代間の喜びなど、有形無形の潤いをこの伊勢のまちに与えていただいております。本当にありがたい先人の知恵であります。

 さて、1年後の御遷宮に合わせる形で行政が展開してきたハード整備の一つに、伊勢市南北幹線道路の完成が挙げられます。これは県主体の事業でありますが、平成3年9月6日、伊勢市南北幹線道路建設促進期成同盟が伊勢商工会議所で結成されました。その後、伊勢商工会議所、旧伊勢市、旧御薗村、議会関係者など、さまざまな方々の御努力で今回の完成にこぎつけることができました。

 南北幹線道路とは、伊勢市御薗町高向地内の国道23号線と伊勢市中島1丁目地内の県道鳥羽松阪線を南北に結ぶ約2.4キロメートルの道路のことであります。当時、今の国道23号線の建設の影響で、外宮周辺や中心市街地への車の流れが減少する中、何とか中心市街地への車の流れを創出しようということで建設がスタートしたと聞いております。21年の歳月を経て、先人の知恵と努力が実り、ことし12月にようやく大輪の花が咲くことになりました。この道路の完成により、当地域の車の流れは変わり、外宮周辺や中心市街地への車の流入は促進されることになることでしょう。

 このことは、停滞する中心市街地の活性化という大きなカンフル剤になることで、この期待される効果を視野に入れた活性策についてお尋ねいたしたい。

 また、光あれば影があるように、にぎわいの影として予想される交通渋滞、駐車場問題においてどのような打開策を持ち、臨もうとするのか、お考えをお聞かせいただきたい。

 次に、パーク・アンド・バスライドの行方について御質問させていただきます。

 平成15年年末から社会実験として始まったパーク・アンド・バスライド、その効果は絶大であり、パーク・アンド・バスライドが終了した次の土日の交通渋滞がそれを証明しております。このことは、行政、そして交通事業者、地元住民ほか関係各位のこれまでの御努力のたまものと高く評価しております。また、年々改善が加えられ、進化しつつあるパーク・アンド・バスライドでありますが、3点ほど危惧する点があるのでお聞かせいただきたいと。

 1つは、パーク・アンド・バスライドの心臓部であるパーク、すなわち駐車場であります。これまで長年にわたりサンアリーナ周辺の広大な用地を臨時駐車場として使用してきましたが、フットボールヴィレッジ構想のサッカー場として整備が始まり、ことしから光の街周辺の三交不動産の土地をお借りし、臨時駐車場とすることになりました。しかし、ことしのゴールデンウイークを最後に使えなくなりました。同じ場所で三交不動産が自然エネルギー事業であるメガソーラーを建設するということであり、御遷宮まであと1年のこの時期、またしても代替地を探さざるを得なくなりました。昨日、岡田議員の質問でも触れられましたが、再度御答弁お願いいたします。

 次に、ことし2月から内宮周辺駐車場が有料化されました。パーク・アンド・バスライドの料金体系について、12月議会でさまざま議論がなされた中、内宮さんに近い内宮周辺の常設駐車場より遠いパーク・アンド・バスライドの臨時駐車場のほうが駐車料金が高いという料金体系の整合性の問題がありました。この点において、現時点でのお考えをお聞かせいただきたい。

 また、車いす利用者は、せっかくパーク・アンド・バスライドに協力し、臨時駐車場に車をとめても、シャトルバスは車いす対応でなく、シャトルに乗れない現実があります。障がい者に対する温かみの感じられる工夫や取り組みはされているのでしょうか。この問題についても御見解をお伺いいたします。

 次に、観光バスの駐車場問題について御質問させていただきます。

 これまでの渋滞対策は一般の車両に軸足を置くことが多かったが、今回は大型観光バスについて議論を深めたいと思います。

 7月1日から内宮宇治橋前の駐車場が伊勢市の管理下で有料駐車場として、自家用車のみならず大型観光バス駐車場としても運用を開始いたしました。大型観光バスは、内宮周辺の慢性的な渋滞を引き起こす一つの要因であることは言うまでもありません。その占有面積の大きさと小回りのききにくさは弱点であるけれども、一般車両と違い、ドライバーは車両に常時とどまることや、駐車場スペースは内宮周辺の必要がないと、離れていてもいいという点などの特殊性などを考えると、対策の糸口は見えてくるのではないでしょうか。

 これから御遷宮をお迎えするに当たり、団体バスの需要は急増いたします。今こそ大型観光バスのオペレーションをしっかりこなし、全体として大型観光バスの渋滞に対する負荷を軽減する必要があると考えています。

 次に、中期的視野に立った交通体系ビジョンについてお聞かせいただきたい。

 渋滞はストレスの塊であり、生産的要素は何も見出すことはできません。時間に対するストレス、経済効果に対するストレス、来訪者の心理的ストレス、環境に対するストレス等、挙げれば切りがありません。これらの解消のためには、対症療法的な近視眼的対策も数多く取り組むことも大切なことだと思います。しかし、こんなまちになったら楽しいだろうなと、こんなまちになったらわくわくするだろうなといった長期的なビジョン、夢も大切ではないでしょうか。特に観光施策、新エネルギー施策として、次世代路面電車の可能性はないでしょうか。

 御存じのように、今から51年前、神都線が廃線となりました。ちんちん電車です。車社会の到来により、邪魔だとか不便だとか古臭いということで、全国的な流れの中、廃線となりました。しかし、半世紀の時の流れの中、時代背景は劇的に変化し、むしろ新時代の公共交通機関として見直されるようになりました。また、電気自動車の普及に伴う高性能充電器の開発や低炭素社会の実現に向けた国の取り組みの強化など、可能性の検討に値する対象ではないでしょうか。低炭素社会モデル事業の一つとして、また、伊勢のあるべき姿のためにも、その可能性を積極的に検証はできないでしょうか。

 以上の点について、今回質問させていただきます。答弁のいかんによっては再質問をお許しいただきたいと思います。



○議長(西山則夫君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) それでは、長田議員の御質問にお答えをいたします。

 最初に、伊勢南北幹線道路の完成によるさまざまな効果と影響についてお答えをいたします。

 まず、外宮周辺中心市街地の渋滞対策及び駐車場問題についてでございますが、御承知のように、伊勢南北幹線道路は平成3年度から事業着手し、一般国道23号と県道鳥羽松阪線を結ぶ幹線として計画された道路でございます。これまで伊勢地域における南北に走る道路が近鉄及びJRと平面交差をし、鉄道の踏切により慢性的な渋滞が発生しておりましたが、新たに開通いたします道路は鉄道と立体交差し、市街地における渋滞緩和を図る目的で建設がされ、本年12月に開通が予定されております。

 また、当道路が開通いたしますと、国道23号からの市街地へのアクセスがよくなるものと期待しております。しかし、一方では、市街地、特に外宮周辺や伊勢市駅前においては、議員御指摘のように道路渋滞が危惧されるところでございます。これまでも伊勢商工会議所の中の交通円滑化会議で課題として取り上げられておりましたが、決定的な打開策には至っていないのが現状でございます。

 当道路は本年12月の開通予定でございますが、交通動向を見ながら、今後におきましても商工会議所、神宮、あるいは関係する団体と話し合いを行い、知恵を出し合い、解決していきたいと考えておりますので、御理解いただきますようよろしくお願い申し上げます。

 また、外宮周辺及び中心市街地の活性化策については、平成23年度から5カ年計画で取り組んでおる第2期山田ルネサンスゾーン地区都市再生整備計画事業におきまして、外宮周辺と伊勢市駅前をそれぞれまちの核、その間をつなぐ外宮参道をモールとする2核1モール構想を上げ、まちづくりを進めているところでございます。

 本年4月7日には、外宮勾玉池にせんぐう館が開館し、伊勢市駅前では来年7月1日のオープンを目指し、ジャスコ跡にホテル・商業施設を建設する民間の伊勢市駅前プロジェクトが動き出し、三交百貨店ジョイシティ跡では、先月27日に関係者により、来年6月末日を目標とする建物取り壊しの合意がなされたところでございます。

 また、伊勢商工会議所におきまして、産業観光部や都市整備部も参画をした中心市街地活性化プラン検討会が設置をされ、活性化に向けた検討を行っております。

 御理解を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。

 次に、パーク・アンド・バスライドの方向性についてお答えをします。

 まず、サンアリーナ周辺駐車場の確保の見通しにつきましては、岡田議員の御質問にもお答えをしましたが、パーク・アンド・バスライドにつきましては平成15年度から、これまでサンアリーナ駐車場を利用し実施をしてまいりました。平成24年初参りにつきましては、サンアリーナ駐車場及び光の街の土地をお借りし、約4,000台確保して実施をしてまいりました。しかしながら、企業誘致の推進、メガソーラーの設置、そしてフットボール競技場のオープン、これらの予定の土地利用が進み、サンアリーナ駐車場については約1,800台となる見込みでございます。

 このため、平成25年初参りを迎えるに当たり、サンアリーナ駐車場を利用することはもちろんでございますが、新たに朝熊投棄場跡地、朝熊山麓公園、さらには伊勢安土桃山文化村駐車場などが利用できないか検討しており、本年と同様の駐車場枠数は確保したいと考えておりますので、いましばらくお時間をいただきたいと思います。

 次に、料金体系の整合性についてですが、御承知のとおり、伊勢市営宇治駐車場及び内宮前駐車場の駐車料金は、1時間無料、1時間を超え2時間までが500円、2時間以降30分ごとに100円といった時間加算制となっております。ゴールデンウイークや宇治浦田町交差点周辺が渋滞と予想される日は、五十鈴公園グリーントピアを臨時駐車場として運営を行っており、その駐車整理料につきましては定額1,000円を徴収させていただいております。また、ゴールデンウイークのパーク・アンド・バスライドの駐車整理料につきましても、定額1,000円をいただいております。臨時的にいただいております駐車整理料につきましては、伊勢地域観光交通対策協議会による手集金、手による集金であり、これまで議会でも御議論をいただいたところでございますが、整合性がとれないことにつきましては、今後1年の中で検証していきたいと考えております。

 また、ゴールデンウイークにつきましては、利用者からのアンケート調査を実施いたしまして、その結果、駐車料金について約8割の方が普通、あるいは安いと回答されており、おおむね御理解をいただいたと感じているところでございます。

 次に、車いす利用者への対策でございますが、パーク・アンド・バスライド実施時のシャトルバスへの乗り込みは、舗装がされておりませんので、大変御不自由をかけておりますが、折り畳み式車いすであれば可能としております。また、内宮前の駐車場については、宇治橋に近い第4駐車場の駐車枠の幅を広くとっており、これまでの正月時期やゴールデンウイーク時期には身体障がい者の方専用として対応していることから、今後もパーク・アンド・バスライドを実施する期間については、神宮とも協議をした上で、身体障がい者専用の駐車場として対応していきたいと考えております。

 次に、観光バスの駐車場問題につきましてお答えをします。

 内宮前駐車場については、神宮から用地をお借りし、7月1日から市営駐車場として運営を始めたところでございます。

 第1駐車場は普通車専用で53台、第2駐車場は普通車155台、またはバスをとめた場合は50台、第3駐車場はバス専用で40台、第4駐車場には普通車専用で53台の駐車容量があり、観光バスの駐車につきましては、これまでと同様の場所で同様の運営を行いたいと考えております。

 しかし、先般、地元と意見交換会を開催したところ、御遷宮を機に参拝者がふえることが予想され、観光バスの対応が重要であるとの御意見をちょうだいいたしました。観光バスの整理は、これまで平日時や通常の休日時につきましては、神宮、三重交通株式会社、おはらい町物産組合等が対応してきたところでございますが、今後は内宮前駐車場を市が運営することから、観光バスについても市が中心となって調整する必要があると考えております。このため、神宮、三重交通株式会社、おはらい町物産組合等に今後の観光バスの対応について御指導をお願いし、特に御遷宮後における対応について運用方法を詰めていきたいと考えております。

 次に、繁忙期などの観光バスの対応についてお答えをします。

 パーク・アンド・バスライドを実施している初参りの超繁忙期や1月の土日の繁忙期には、内宮前が大変混雑をするため、バスの駐車はお断りをし、基本的には県営陸上競技場や球技広場で乗降していただいております。この場合、県営陸上競技場にとめていただいた場合は3,000円、伊勢志摩スカイラインへ空バスを回送された場合は、通行料として2,500円をお支払いいただいているところでございます。

 平日や休日であっても、混雑をしない日には内宮前駐車場に無料でとめていただいておりますが、休日等で混雑し、観光バスが内宮前駐車場からあふれた場合には、県営陸上競技場をお借りし、無料でとめていただくなどの対応をしているところでございます。

 今後の対応として、御遷宮後におけます約半年間は大変バスもふえると予想されていることから、超繁忙期、繁忙期、通常期など、それぞれに適した対応をしていく必要があると考えておりますので、御理解賜りますようお願いを申し上げます。

 次に、観光施策、新エネルギー施策としての次世代路面電車の可能性についてお答えをします。

 本年6月12日に開催いただいた教育民生委員協議会において、低炭素社会モデル事業について御報告をさせていただきましたが、三重県では、観光地において電気自動車等を使用しながら楽しく観光できる環境づくりと電気自動車等を地域でより便利に使える環境づくりをモデル的に行う地域と共に創る電気自動車等を活用した低炭素社会モデル事業を実施することとしております。市といたしましても、地球温暖化防止の取り組みを推進するため、本モデル事業に応募した結果、本年6月1日付で県から採択を受け、当市において低炭素社会モデル事業が実施されることとなりました。

 本モデル事業は、平成24年度から27年度の4カ年の事業で、平成24年度におきましては電気自動車に関する事業者、大学及び行政等を構成員とした地域協議会を立ち上げ、ワーキンググループの運営を行い、行動計画を策定します。平成25年度以降については、行動計画に基づき、協議会、ワーキンググループの各主体が具体的な取り組みの実施、検証を行うこととなっており、当市も協議会へ参画し、具体的な取り組みの調整等を行うこととしております。

 本事業では、まちづくり、観光、公共交通、電気自動車等を含むクリーンエネルギー自動車の普及などの施策とあわせて、将来における私たちの暮らしにおけるモビリティーのあり方を検討することを目的としていることから、観光施策、新エネルギー施策としての次世代路面電車の可能性についても本事業の中で検討されるものと考えておりますので、御理解賜りますようお願いをいたします。

 以上、長田議員の御質問にお答えをしました。御理解を賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(西山則夫君) 一般質問の途中でありますが、10分間休憩いたします。



△休憩 午前10時52分



△再開 午前11時02分



○議長(西山則夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 長田議員。



◆13番(長田朗君) 御答弁ありがとうございました。

 まず、南北幹線道路について再質問させていただきます。

 あの道路、本当に近鉄線をアンダーパスということ、下を通って、それでJRの上を通ってオーバーパスということで、立体交差、踏切が全くないと、そういう状態で国道23号線と鳥羽松阪線、中島交差点とを結ぶということで、これは本当にこの伊勢のまちにとって交通の流れが変わるんではないかということで、非常にありがたい道の完成やないかと思います。

 今回、この質問に当たり、商工会議所の道路部会の資料とかいろいろ見せていただくと、大変当時は深い思いというか、熱い思いで取り組まれている姿も感じ取ることができました。

 それで、今回完成するに当たりまして、例えば完成式典とか、それをお祝いするようなことも考えているかどうかと、その点まずお聞かせいただきたいと思います。



○議長(西山則夫君) 都市整備部次長。



◎都市整備部次長(高谷幸良君) 南北幹線の完成式等についてお答えさせていただきます。

 今、南北幹線では促進協議会の町会長さん初め、伊勢市が入って協議しております。その中で完成式を予定させていただいております。

 以上です。



○議長(西山則夫君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) ありがとうございました。ぜひよろしくお願いしたいと思います。

 今、市長の御答弁にありましたけれども、その中で耳なれない言葉というのがあったので、幾つかお聞かせいただきたいと思います。

 1つは、中心市街地活性化プラン検討会というところでいろいろ議論されているという話がありましたけれども、これは具体的にはどういうふうな会ということでしょうか。



○議長(西山則夫君) 都市整備部参事。



◎都市整備部参事(谷口尚君) これにつきましては、商工会議所の中で検討会を今組織して議論をいたしているところでございます。中心市街地活性化基本計画、国の内閣総理大臣の認定を視野に入れた形で現在検討させていただいておりまして、その中で一番事業の根幹となる部分になります都市機能を増進する組織、それから、計画にはやはりおおむね5カ年で民間事業が実施できなければならないということがございますので、そういった事業の洗い出し、それを行っているところでございます。



○議長(西山則夫君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) これには伊勢市も参画する形でいろいろ検討しているということで、言うたら中心市街地の活性化ということ、プラス面での検討会というふうに理解させていただきました。

 また、もう一つ、市長の答弁の中で、交通円滑化会議で渋滞の対策の議論をしているということで、これはひょっとするとネガティブな部分の渋滞を解消しようということで議論されているのかなと、その名前だけを見ると思うんですけれども、これについてもちょっとお聞かせください。



○議長(西山則夫君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) これから起きる御遷宮に向かってのさまざまな交通渋滞対策及び観光交通の面に向けて、今議論をしているところでございます。



○議長(西山則夫君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) いろんな角度で検討されておるということですけれども、もう一度お聞かせいただきたいのは、今回この南北幹線ができることによって明らかに車の流れが変わるんではないかと。1つには、八間道路が今非常に商業施設の進出とか、あるいは伊勢赤十字病院とか、非常にありがたい施設がまちの中に来てくれたということ、しかし、八間道路については常時慢性的な渋滞が発生しているということからすると、我々も本当に遠方から帰ってきたとき、23号線から市内に入るときは八間道路を使ったり、あるいは藤社御薗線を使わざるを得ないのが、今回こういう南北幹線ができればそちらのほうを使うということで、大きな道が2から3にふえたということで、おのずから交通渋滞の解消になるというのは思います。

 が、しかし、今、ナビの時代ということもありまして、新しいそういう大きい道ができるとナビがそれをしっかりと指し示すということからすると、観光客、そういう車が入ってくることが予想されると。それについての渋滞対策として、先ほど御答弁聞いてみるとなかなか策がないというふうな−−一言で言うと−−ことやったんかなと思うんですけれども、もう一度御答弁いただけますでしょうか。



○議長(西山則夫君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 今、国道23号線がありまして、一番東側に八間道路、真ん中に藤社御薗線、新道のところから入っていくと。あとは豊浜のほうから今の南北幹線の途中までできておるところがあります。その3本を比べてみますと、大体今まで9分ぐらいかかるのが4分で行けるということで、その交通配分で、八間、藤社御薗線、もう一つ豊浜のほうの県道に分散されることによりまして、渋滞はある程度は解消できるということになっております。

 もう一つ、その駐車場の対策でございますが、その方策ということは、今、休日、祝日において新道商店街あるいは高柳商店街においては車がいっぱいになっていないという状態もあります。そのことから、あとまたこの6月27日でした。ジョイシティ跡の取り壊すという、来年6月末ということで今、市長も答弁ありましたが、そこら辺の空き地をその建築までに何とかそういった関係者と協議をしながら、その駐車場の対策にも今から間に合うんではないかと思っております。

 以上でございます。



○議長(西山則夫君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) 本当に来年は特別な御遷宮の年ということで、車の流入量は非常にふえるというのが予想されるんですけれども、本当に今回この南北幹線ができるというのは、これ去年わかったわけではないわけで、ずっと営々と続いてくる中でことしの完成ということで、準備はやろうと思ったらできると思うんですが。そういう意味で、何となく、やっぱり渋滞が発生するのを手をこまねいて見ているようなところもあって、渋滞問題というのは都市計画の問題やと思います。そういう意味からすると、本当、確かに場所、駐車場用地としては何があるかというと、なかなかそれは見つけにくいというのは確かに言えると思います。しかし、本当に今の話、新道のあの駐車場、その辺を利用したり、あるいは三交のジョイシティの跡地を臨時で使うとかいうふうな、今できることをやっていくというのも大変大事だと思いますけれども、今後は本当に中心市街地に人が入ってきてくれるということに対して、もっと抜本的な対策というのをやっていかないかんし、本来ならば何年か前から打ってなきゃいけなかったんやないかなというふうな思いがあります。

 それで、市長の今御答弁の中に2核1モールという話、ございましたね。伊勢市駅前の部分と、それと外宮前、これを2核として、それをつなぐ1モールという話がございました。それと伊勢プロジェクトの事業の話もございました。2核1モールのモールというのは、これは意味からすると、もちろん遊歩道というか歩道でございますわね。歩道化、外宮参道を遊歩道、モール化するとなってくると、これはやっぱり駐車場というのはなくてはならんものである。公共交通機関も整備する必要もあると思うんですよ。その中で、今回伊勢プロジェクトが縮小するということで、立体駐車場の部分が平面の駐車場に変わってしまうということで、あの部分については、この南北幹線で入ってくる車の駐車場というよりは、むしろこれからの伊勢の中心市街地を本当に歩行者に優しい、ゆったりと歩いていただける参道として整備するためには、その立体駐車場はぜひ必要じゃなかったのかなと。そういう意味において、今回それを断念されたというのは本当に実に、民間の方々のお考えでそれをどうのこうのということはないんですけれども、やっぱり非常に悲しい思いはいたします。

 市長、その辺で、例えば立体駐車場が平面で行われるという中で、これはまちづくりの投資という意味からして、やはりあの立体駐車場は要るということからして、本当に時間ないんですけれども、伊勢で取り組んでいこうというふうなお考えはございませんでしょうかね。



○議長(西山則夫君) 都市整備部参事。



◎都市整備部参事(谷口尚君) 立体駐車場につきましては、事業の採算の問題で、今回は第1期としては平面駐車場で取り組むと、それから情勢を見て、金融の支援を受けることができるならば民間のほうで第2期で立体駐車場を整備したいと、そのような意向であるということで伺っているところでございます。



○議長(西山則夫君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) 民間の方の事業ですので、それはもう重く受けとめるといたしまして、そういう第1期、第2期ということを期待はしたいと思っております。この南北幹線につきましては以上で終わりたいと思います。

 次に、パーク・アンド・バスライドの行方という部分で再質問させていただきます。

 これは昨日、岡田議員の質問もありまして、大半の部分につきましては今の御答弁、そしてきのうの質問を聞かせていただきまして十分理解させていただきました。ただ、何となく浮草的な形で大事な駐車場があっちこっちというふうに移ろいでいますので、その辺、恒久的に、このパーク・アンド・バスライドは本当にいい施策やと思いますので、しっかりと地に足がついたような形で駐車場を確保して、安定的な運用を心がけていただきたいというのがその思いであります。

 その料金体系につきましても、今アンケートの結果とかいろいろありました。これにつきましては、また、内宮周辺の駐車場の有料化につきましては、ことし1年いろいろデータをとって見直しも含めて1年後に考えるということになっていますので、その中の1つとして、今回これ、先ほどの御答弁で了としたいと思います。

 3つ目の車いす利用者、障がい者に対する配慮ということであります。

 折り畳みであればバスに乗れると。これは確かに折り畳むことができるものであれば可能でありますけれども、そうではないものはなかなかそうはいかないということもあります。特にお伊勢さんといいますと、今は最近若い人も結構参拝客多うございますけれども、やはり一生に一回はお伊勢さん参りをしたいということで、そういう高齢者の方が来ていただく姿も本当によく目にいたします。御家族で見えるとか、あるいは家族が車いすを引きながら見えるとか、そういうふうな癒しというとあれですけれども、家族がきずなを強める、そして気持ちを充電するような、そういうふうな場所ではないでしょうか。そういう意味からすると、やはり障がい者に対する、受け入れる優しいまちというメッセージをむしろ本当に強く出す地域じゃないかというふうに思っています。

 それで、その中で、最近7月1日からということで、この宇治地区で始まる楽々散策レンタル車椅子事業というのがございますね。これは本当にすばらしい事業で、伊勢の協力いただく中でおはらい町会議がやるということで、乗り捨てができるようなタイプのシステムということで、これは本当に画期的ないい方法やないかというふうに思っています。これも一つの優しいまち、そういうことに対する発信の一つだと思います。

 この事業について、この事業は7月1日から始まるわけですけれども、予算的なことからすると、失業対策の事業ということもあって、これ来年はあるかどうかというのがわからない事業ということでよろしいんでしょうか。



○議長(西山則夫君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(須崎充博君) 先ほど議員仰せのとおり、緊急雇用対策ということでやっております。これ、私ども去年の実験結果から非常に重要なことだと考えております。今年につきましても出だし非常に評価も得ておりまして、来年度、当然今年度の事業につきましては単年度で整理するんですけれども、当然、状況を見て継続は考えていかなあかんというふうには理解しておりますので、その際にはまた御協議させていただきますので、よろしくお願いいたします。



○議長(西山則夫君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) わかりました。こういう事業は本当の意味で、レンタル車いすが必要な方はもちろんのことですけれども、そうじゃない方々に対しても非常に大きなメッセージではないかと思いますので、ぜひ来年、これからもずっと続けていただきたいというふうに思います。

 それから、今パーク・アンド・バスライドの車いすの対応ということで、折り畳みなら乗れるという話もありました。例えば折り畳みじゃない場合はどうするかというと、もちろん内宮に向かって車を走らせるわけでございますけれども、今の答弁にありましたように、内宮の駐車場の一部を障がい者のために確保しているという話もございます。その辺について、何か現在課題になっているとか、あるいはもう少しこうしていこうとかいうふうなことがあったら、ちょっとお聞かせいただけないでしょうか。



○議長(西山則夫君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 確かにパークの場合は路面が舗装してございません。バスもノンステップバスでもありません。しかし、パークしているときは内宮前の第4駐車場は思いやり駐車場ということで、障がい者、広く幅をとってありますので、そこを利用していただくのが一番だと思っております。ほかにこれといった、パークにつきましては方策は今のところございません。



○議長(西山則夫君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) 思いやり駐車場と、そういう部分もあると。ただ、本当にあそこは規制車両しか入れないとかいろいろ難しい問題もあったりして、その情報発信のあり方について非常に悩む部分もあると聞いております。ただ、本当に伊勢はそういう優しさを持ったまちでなければいけないし、実際そういう思いでもってこられる人も多いと思いますので、その辺をいろんな制約があってなかなか力強く発信できない部分もあると思いますけれども、地元あるいは障がい者団体、あるいは国・県の関係者といろいろ話をする中で、その部分についても力強く、伊勢方式のような形で発信できるような障がい者対策をつくっていただきたいという思いはあるんですけれども、市長、いかがですか。



○議長(西山則夫君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 障がい者の方と申しますと、さまざまな障がいがあって車いすを利用されている方なり、視覚、聴覚の障がいを持っていらっしゃる方なり、さまざまな対応が必要ですけれども、できる限り障がいを持った方々でも安心して来られるような環境整備は進めていきたいと思っております。



○議長(西山則夫君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) はい、ありがとうございました。

 では、次の観光バス駐車場問題について再質問させていただきます。

 観光バスについては、なかなか駐車場問題というと本当に普通乗用車ということで、視点が、どうしても重心がそこに移ってしまうというのがあるんですけれども、私も住んでいる場所が住んでいる場所ですので、土曜、日曜というと結構渋滞に巻き込まれるケースがあります。その中で、やっぱり大型観光バスによる渋滞というのを目にすることが多いです。

 これの整理については、三重交通の方々、職員の方が出てもらったりして、内宮の周辺あたりで観光バスの誘導とか精力的に出ていただいています。ただ、やっぱり観光バスについては、先ほど質問をさせていただきましたけれども、占有面積が大きいと、小回りがきかんということで、一たび渋滞が起こってしまうと、本当におろしたお客さんを何とか拾い上げやないかんということで、ぐっとすごい圧力で突進するわけで、その辺を何とかしないとこれはいかんという思いがありまして今回質問させていただきました。

 御答弁の中にもあったんですけれども、私は、やっぱり観光バスについては一般の車と違った感覚で整理をせないかんのやないかというふうに考えております。1つには、年間カレンダーをまず3色に塗る。3つの色に。1つは超繁忙期、これはパーク・アンド・バスライドを実施しているような年末年始、あるいはゴールデンウイークとか、本当に超繁忙期ですね。そのときと、それと2つ目は繁忙期、渋滞が予想される時期、これはもう土曜、日曜とか1月の土曜、日曜、いろんな本当に渋滞が予想される日があります。繁忙期。それと3つ目は、平日を中心とするコントロールできるような渋滞が発生しないそういう日と、その3つが必要やないかと、分ける必要があるんではないかと思っています。

 その超繁忙期については、今のバスの扱いというのは、今御答弁がありましたように、陸上競技場の駐車場を使ったり、あるいは朝熊山、スカイラインの頂上付近のレストハウスあたりの駐車場に空バスで行っていただいたりというふうなことをしていただいているのは知っております。ただ、超繁忙期になった場合ですが、例えば観光バスが陸上競技場へ行くまでの間に渋滞に巻き込まれる、あるいはお客さんをもう一回拾いに来るために内宮前に行くまでの間にまた渋滞が起こってしまう。あるいは、陸上競技場に行こうと思って前まで行ったけれども、陸上競技場がバスでいっぱいやったとか、じゃ、どこへ行こうかとかいう、なかなか小回りがきかないということもあるので、超繁忙期については、私は朝熊山麓の三重県の広域防災拠点をお借りするのがいいんではないかというふうに思っております。これはちょっと勝手な意見なんですけれども。といいますのは、そのときはパーク・アンド・バスライドのシャトルレーンが確保されていますので、内宮から広域の防災拠点に行くにも、そこから内宮に向かうにも、その渋滞に巻き込まれることが少ないという意味ではそのときは利用価値があるんではないかと。

 また、広域防災拠点というのはもちろんヘリポートにもなっておりまして、いつ起こるかわからん災害ですので、駐車としてはなかなかもちろん許されるものではないんですけれども、大型バスについてはバスの中に運転手がみえるということですので、停車ですわね。ですから、そういうことは許されるんではないかなと思っています。ですから、超繁忙期はバスはそこへ誘導するというのは一つあるんやないかと思っています。

 繁忙期については、パーク・アンド・バスライドはしていないが、結構混雑していると。これにつきましては、今の広域防災拠点であれば、内宮へ来るときにレーンがありませんので、シャトルレーンが。渋滞に巻き込まれる可能性があるので、これはやはり今やっているような形で、むしろそのスカイラインで上へ上ってもらうというふうな現行の方法がいいんではないか。

 また、平常時につきましても、バスについてはサンアリーナ周辺の県の土地、あるいは伊勢の土地もありますので、そちらのほうに回っていただいて駐車してもらうと。要するに内宮前の駐車場は、むしろバスの駐車場に充てるんではなくて、乗降を中心としたターミナルのような機能を365日持たすことによって、今、定時制がなかなか保たれにくいバス、あるいはタクシーもそうです。地元の車両、また緊急車両等も含めて考えると、365日、バスについては運転手が乗っていると、また営業車両がほとんどだということであれば、御協力いただく形で、そういう違った、何も近いところにとめる必要がない車はやはり遠いところにとまっていただくというふうなシステムがいいんではないかというふうに思っております。この点について御意見お聞かせいただきたいと思います。



○議長(西山則夫君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 今いろいろな提案をいただきました。超繁忙期に今の三重県の防災の拠点のところというお話でございましたけれども、あそこは超繁忙期のときはパーク・アンド・バスライドの、40台、50台、60台のバスの待機所に今なっております。今までそこは使わせてはいただけなかったんですが、バスには運転手が乗っておるということでございまして、あと超繁忙期、繁忙期、平日、平常、これは来年に向かってそれぞれ適した検討を今しているところでございます。

 以上です。



○議長(西山則夫君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) ありがとうございます。

 今お聞かせいただいたように、広域防災拠点については、シャトルのバスであれば今現在駐車スペースとして利用させていただくことになったということだと思うんです。ですから可能性はあるんやないかと思っています。これについては、私の立場で、一住民として、あるいは市会議員としての意見を言わせていただきましたけれども、これはやっぱりいろんな角度から、交通事業者あるいは御商売をされておる方とかの意見も含めて、一番いい形というのをとっていただきまして、この日はもうこのシフトでやるんやと、この日はこのシフトやというふうな形で、観光バスについてはなるべく内宮周辺の交通渋滞の一要因にすらならないような形で、交通の流れに負荷をかけない、そういうふうなあり方というのを考えていただきたいと思います。もう時間はないと思いますけれども、時間というのは御遷宮までにもう1年ということですので、しっかり知恵を絞っていただきたいというふうに思っています。この項はこれで終わりたいと思います。

 次に、中長期的な視野に立った交通体系ビジョンということで、この項についての再質問をさせていただきます。

 今、市長の御答弁にありましたように、電気自動車ですか、EVに関する今度は低炭素社会モデル事業ということで、それに応募したら採択されるようになったということで、これからそれに対する実行計画も含めてつくっていくという話をされていました。その中に、次世代路面電車もその新エネルギーの施策の一つとして検討されるというふうなお言葉が最後にあったと思うんですけれども、その間接的な感じなんですけれども、やはりこのEVの話も必ずEV等というふうに書いてありますわね。だから、電気を使ったビークルという車両、交通機関ということで、広義の意味ではこういうものも入ってくるということで、その辺をある意味積極的に検討の一つとして入れていただくというふうな解釈でよろしいんですかね。お願いします。



○議長(西山則夫君) 環境生活部長。



◎環境生活部長(中井宏明君) 新しいエネルギーを見据えた中での交通体系というものでございますけれども、先ほど市長からも御答弁を申し上げましたとおり、この6月から三重県のほうにおきまして新たな事業として、地球温暖化の防止対策と、それとまた新たな低炭素社会というふうな中での取り組みを進めたいということでございます。

 現在、議員仰せのように、路面電車かと言われますと必ずしもそうではないかもしれませんが、新たな電気自動車等というふうな中で仕組みをつくり上げていきたいということで、現在、関係機関等とも協議をさせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(西山則夫君) 長田議員。



◆13番(長田朗君) こじつけるわけじゃないんですけれども、路面電車というかLRTということで、最近は次世代ということで、電車にバッテリーを搭載した形で自走式の電車でございます、川崎重工のスイモという電車なんかがそうですけれども、そういう意味では、今EVの技術が進み、生産量もふえて価格もかなり下がってきたということで、自走式のそういうものもEVの一つに入るといえば入ってくるということでは可能性はあるというふうに思います。

 私は、伊勢のまちというのは本当に、先ほど話もあったように、ゆったりとした気持ちで癒しを求めて来られる方、そういう方々が公共交通機関でお見えになる場合で、伊勢市駅で仮におりた場合、その2次交通機関というとなかなかやっぱり渋滞に巻き込まれたりとかいろんな問題もあったりして、ちょっと脆弱と言うと言葉は悪いんですけれども、そうじゃなくて、やっぱり伊勢のまちにおりたとき、その伊勢のまちが例えば森のような駅前になっていて、そこに路面電車が来ていて、それに乗ってゆったりと外宮、内宮に参拝できるような、やっぱり伊勢は車で行くより公共交通機関で行って電車に乗っていったほうがええなというふうな、そういうふうなまちになるのが本当の意味での最終的な渋滞対策になってくるんではないかなというふうな思いもあります。

 これはすぐやれと言っても、なかなかお金も要ることです。軌道を敷かないかん、レールを敷かないかん。値段どうすんのやと。あるいは電車の費用高いと。もちろん伊勢がやるわけじゃないんですけれども、そういういろんな問題があるわけで、クリアせないかん問題が多いですけれども、やはりそういう思いというのは強く持てば形になるというのがあると思いますし、時代というのがまたその後押しをすることもあると思います。

 今回の南北幹線についても、当時、近鉄の下を通ったり、あるいは横ゴムのあるあのJRを上がっていくようなものができるのかというふうに思いながらでも、いろいろその熱い思い、夢を声高らかに言うことによって、やはり20年の歳月を経て今回形になったという、思いが形になった一つの例ではないかと思います。ですから、やっぱりいろんな思いを持ってこの市政に臨んでいただいて、ぜひ市長のこの思いがこのまちの隅々まで伝わるような、そういう伊勢のまちになってくれたらいいなと思っています。最後に一言、市長、お願いできますか。



○議長(西山則夫君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) ただいま路面電車につきましての御提案をちょうだいいたしました。これからのまちづくりにおいて、高齢化社会を迎える上で交通政策の見直しというのは必然的に必要不可欠になろうかと思っております。

 今回のEVの関係につきましては、当然、電気自動車のこともありますけれども、例えば電動のアシスト自転車だったらどうなんだろうかとか、そういったもろもろのことも含めて議論するきっかけにできればというふうに思っております。

 ただし、先ほど長田議員から御指摘もありましたが、路面電車の路線を掘り返してもう一回敷設することで、僕もいろいろ資料を調べていますけれども、LRTでキロ当たり10億から20億ぐらいでしたか、路面電車で5億から10億というような、実際的にはそういう費用も大分見えてきている部分もありますので、そういったことも含めて議論の場をつくっていくこと、まずはそれが第一かと考えております。

 以上でございます。

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△福井輝夫君



○議長(西山則夫君) 次に、6番、福井議員。



◆6番(福井輝夫君) 会派・創造の福井です。議長のお許しを得ましたので、質問通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 質問の項目は、1、観光地案内看板について、2、グリーントピアの駐車場整備後について、3、放課後児童クラブについてをお聞きいたします。

 質問項目の1つ目は、観光地案内看板についてであります。

 平成22年12月議会におきまして、私は同様のテーマにて一般質問をいたしました。遷宮を控え、伊勢市を訪れる観光客は増加すると思われますので、案内看板が不足しているのではないか。その問いに対しまして市長は、市内の案内看板の不足を認めた上で、平成23年度、24年度、順次案内看板を設置してまいりたい。そして平成25年の遷宮を迎えていきたいと答弁をいただきました。遷宮までに残された時間はわずかとなってきております。その進捗状況をお聞かせください。案内看板は、観光客にとって、観光地内で有意義に過ごせ、また伊勢市の観光地の新発見にもつながるものと思います。案内看板は非常に大事なものと認識しております。

 次の質問です。ここに、初めて伊勢市を訪れる観光客がいたとします。右も左もわからない。車を運転して目的地に向かうとき、目的地の手前で誘導看板があればどれだけ安心することか。車両走行時、運転者がわかりやすい誘導看板への対応についてお聞きします。

 次に、今工事中の秋葉山高向線、いわゆる南北幹線は完成が間近です。これは先ほど長田議員の質問でも触れられておりましたので、なるべく重複しないようにいたします。伊勢市駅から度会橋に向かう県道の途中、山田上口駅から西へ少し行ったところの交差点、そこから国道23号線へつながる幹線であります。平成3年に工事着工し、現在に至っており、足かけ20年−−先ほど21年ということでしたが−−に及ぶ大工事です。この幹線が開通すれば市内の渋滞解消にも大いに貢献すると考えますが、南北幹線において、市内から国道23号線への誘導に対する市の考え方についてお聞かせください。そして、その際の誘導看板についてはどのように検討されているのかお聞きします。

 質問項目の2つ目は、グリーントピアの駐車場整備後についてお聞きします。

 内宮周辺の有料駐車場の1つとして五十鈴公園内に整備されたもので、2万1,000平方メートルの広さがあり、駐車台数は680台収容できます。このグリーントピアの駐車場としての利用は、公園法としての制約等から自動ゲートを設置できない有料駐車場であり、有料駐車場として利用するときは係員による料金徴収体系をとります。そのため、年間を通してすべての日を駐車場として使用するわけではありません。正月や盆、連休などの混雑時に有料駐車場として利用します。

 そこで、この広い土地の有効利用の観点から、駐車場以外の多目的利用は考えているのか、お聞きします。

 次に、駐車場として整備はされましたが、整備後のグラウンドは大きな石が多く、駐車場以外の利用には支障があるように思われます。対応について考えをお聞かせください。

 質問項目の3つ目は、放課後児童クラブについてであります。

 今や少子高齢化の時代であり、伊勢市もその傾向が如実にあらわれてきております。このような時代であるからこそ、少子化の対策として可能なものは伊勢市としても積極的に取り組んでいただきたい。市として少子化の対策を考えるならば、まず子育てしやすい環境を提供するということが大きな効果につながるものと思います。結婚はしたが共働きであり、祖父母との同居もしていない。だから子供は欲しいが、せいぜい1人しか育てられない。このような家庭は多いと思います。このような状況の中、放課後、子供を預けられれば、両親も安心して働ける。ひいては2人目、3人目の子供を育てたいということもつながる。放課後児童クラブのない小学校区の家庭の方で、ぜひとも早い設置を熱望しておる状況もお聞きしております。

 そこで、放課後児童クラブについて、平成21年10月に利用対象者への利用意向アンケートを実施しておりますが、それをどう反映したのかお聞きしたい。

 また、現状と未設置学区への今後の対応をお聞かせください。

 また、設置されている放課後児童クラブにおいても、利用環境をよくすることは子供の良好な発達の手だてにも役立つと思いますので、二見放課後児童クラブ第2についてお聞きします。ここは屋外で遊ばせる場所がないという問題があります。1階の大広間を利用させることができないか、考えをお聞かせください。

 質問は以上でございますが、御答弁のいかんによっては再質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。



○議長(西山則夫君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) それでは、福井議員の御質問にお答えをいたします。

 最初に、案内看板整備の進捗状況についてお答えをいたします。

 御遷宮を来年に控え、観光客の皆さんをスムーズに案内して目的地にたどり着けるよう、案内看板の整備を進めております。

 まず、歩行者用の誘導看板整備につきましては、昨年度、市営宇治駐車場内におはらい町、内宮方面への誘導看板を、八間道路沿いに伊勢市駅、宇治山田駅への誘導看板をそれぞれ英語併記で整備いたしました。本年度は外宮、内宮間、二見地域の国道、県道、市道を中心に20カ所23枚の観光案内、誘導看板の整備を行い、散策、回遊など、観光客の皆さんが行動しやすい環境整備を予定しておりますが、観光協会、商工会議所からの御意見をちょうだいし、今後調整をさせていただきたいと考えております。

 次に、車両走行時、運転者がわかりやすい誘導看板への対応でございますが、案内看板を観光施設の前に設置するだけではなく、手前にも看板を設置するなどして、運転者の立場に立った整備を進めてまいります。しかし、市内の至るところに看板を設置することにより交通障害になりかねない状況もあるため、関係機関とも十分協議をし、主要となる観光施設をピックアップして案内できるよう整備していきたいと考えております。

 次に、秋葉山高向線の開通に伴う市内から国道23号への誘導に対する市の考えでございますが、こちらは、先ほどの答弁もありましたけれども、南北幹線とリンクしている部分もございます。市内から国道23号への誘導につきましては、八間道路ほか2路線の幹線道路がございます。しかし、これらの幹線道路はJRや近鉄の踏切があり、慢性的な渋滞が発生しております。現在、本年12月の開通を目標に、三重県により秋葉山高向線の工事に取り組んでいただいておりますが、この道路が完成するとJR及び近鉄との交差点が立体交差となり、国道23号と県道鳥羽松阪線が踏切で渋滞することなくつながります。今後、市内から国道23号への誘導ルートにつきましては、今年度に完成予定の秋葉山高向線がメーンのアクセスルートとなるよう、三重県を初め関係機関と調整していきたいと考えております。

 次に、誘導看板の検討についてお答えをします。

 今年度、新たに秋葉山高向線が完成することから、これに合わせた道路標識の設置を予定しております。これは国土交通省が主体となった中部ブロック道路標識適正化委員会で審議していただき、決定をしたもので、秋葉山高向線の本線はもとより、国道23号、県道鳥羽松阪線等の接続する道路に案内標識を設置するもので、それぞれの道路に11カ所新設する予定となっております。

 案内標識の内容につきましては、鳥羽、志摩、松阪、南伊勢等の各市町への誘導から、伊勢市街地への誘導など、案内標識基準に基づくものとなっておりますが、特に伊勢市からは外宮、内宮の表示を明記してほしいと要望しており、現在そのように設置される予定となっております。

 次に、グリーントピアの駐車場整備後の利用についてお答えをします。

 平成23年度の多目的広場の使用日数は102日で、そのうち臨時駐車場としての使用は81日でございまして、使用日数の80%となっております。ほかはグラウンドゴルフ、サッカー等のスポーツ目的の使用となっております。多目的広場の整備後、本年5月より使用を再開しておりますが、5月、6月の使用日数は22日で、うち21日が臨時駐車場の目的です。21日のうち11日が内宮周辺交通対策のための臨時駐車場で、10日は県営競技場の利用者の臨時駐車場として使用がされており、残りの1日はグラウンドゴルフでの使用となっております。

 現在、臨時駐車場としての使用が大半ですが、グラウンドゴルフ等のスポーツ目的にも使用していただけるよう対応してまいりたいと考えております。

 次に、整備後の利用に支障があるのではとのお尋ねでございますが、グリーントピアの多目的広場の整備については、これまで雨が降った後の水はけが悪く、数日間利用に支障を来していたことから、臨時駐車場として有効に利用ができるよう整備を行い、今年度完成いたしました。整備に当たっては、使用頻度の高いグラウンドゴルフの関係者の方と表面の仕上げについて事前に相談をし、完了後も現場で施工状況の確認をしていただき、おおむね了解を得たところでございます。

 しかしながら、議員御指摘のとおり、表面にも砕石等も見受けられることから、状況を確認し、対応してまいりたいと考えております。

 次に、放課後児童クラブに関する御質問についてお答えをします。

 まず、平成21年10月に利用対象者への利用意向アンケートを実施しているが、どう反映したかとの御質問ですが、このアンケートは放課後児童クラブの利用が見込まれる小学校低学年及び就学前児童の5歳児の保護者の利用意向を調査するため、小学校で約3,600名、幼稚園、保育所で約1,200名を対象に、平成21年10月1日から16日の間にアンケートを実施いたしました。回収率は72%でございました。平成21年当時は、市内の24小学校区中8小学校区−−進修、厚生、大湊、豊浜東、北浜、東大淀、四郷、今一色の各小学校区が児童クラブの未設置学区でございました。アンケート結果によると、これらの学区におきましても一定程度の利用意向があったことから、地元の自治会、小学校、社会福祉法人、NPO法人等の関係者の御協力をいただきながら整備を進め、平成22年度に厚生小学校区で、平成23年度に大湊小学校区と四郷小学校区で新たに児童クラブが開設されるに至りました。

 次に、現状と未設置学区への今後の対応についてですが、現在、24小学校区中18学区で21カ所の児童クラブが設置をされております。未設置の6小学校区のうち中島小学校区と今一色小学校区では、隣接する小学校区の児童クラブが児童を受けているため、実質的な未設置学区は進修、豊浜東、北浜、東大淀の4小学校区となります。これらの4小学校区のうち、進修及び北浜小学校区で設立に向けた動きが現在ございまして、平成25年4月からの開設を目指しております。

 次に、二見放課後児童クラブ第2では屋外で遊ばせる場所がない、1階の大広間を利用させることができないかとの御質問でございますが、二見放課後児童クラブ第2につきましては、二見老人福祉センターの2階の機能回復訓練室と運動指導室を使用し、事業を行っております。このことから、議員仰せのとおり、施設内に屋外で遊ばせる専用スペースがないのが現状でございます。二見老人福祉センター1階の集会室は、現在もおやつづくり体験、交流会、夏祭り、クリスマス会等に使用いただいております。この施設は集会室となっておりますので、運動の場としては使用していただけませんが、ほかの利用者との調整も図りながら、さまざまな体験をし、子供たちの生活の場を充実させるため利用していただきたいと考えております。

 以上、福井議員の御質問にお答えをいたしました。御理解を賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(西山則夫君) 一般質問の途中でありますが、午後1時まで休憩いたします。



△休憩 午前11時52分



△再開 午後1時00分



○議長(西山則夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) それでは、順次再質問させていただきます。

 まず1つ目に、観光地の案内看板のうち歩行者用の誘導看板について、昨年度整備したものについてですが、1つ目、市営宇治浦田駐車場におはらい町、内宮方面の誘導看板、これがつけられております。私も見に行きましたが、大変大きく、そして目立つところにつけていただいております。観光客の方も喜んでおると思いますし、私も大変ありがたく思っております。

 2つ目、八間道路沿いに伊勢市駅、宇治山田駅への誘導看板、これもつけられたということです。確かに英語併記で最近設置していただいております。しかしながら、私としましては大変不満が残るものとなっております。

 まず、看板の大きさが小さく、また文字も小さい。目立たない。大体、ちょっとはかってないんですけれども、横幅15センチの縦30センチぐらいの看板だと思うんですが、それが道路標識の下についているとかというような感じでついております。目を凝らさないとわかりにくいようなところとか、それから、特に八間道路のJR踏切横手、道路標識の下に設置した看板、これは歩いていてもなかなか気がつかないと言っても過言ではない状況だと私はちょっと認識しました。改善を望みますが、いかがお考えでしょうか。



○議長(西山則夫君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(須崎充博君) 議員御指摘の吹上周辺の看板です。平成23年度の事業でつけさせていただきました。その際に、先ほど15センチ、30センチ角とおっしゃられましたが、そのとおりでございまして、非常に小さい看板になっております。

 現在、道路標識の下に歩行者用として設置をいたしましたが、その際に幅をもう少し広げたいというのは私どもも考えたんですけれども、どうしても自転車の通行が多いところでもございまして、早朝に自転車が混雑しておるときに、自転車の交通の障害にもなってはいかんというところもございまして、最低限度、目につけばということで設置をさせていただきました。

 確かに議員仰せのとおり、私どもも看板があるという前提で行きますと十分わかるんですけれども、観光客の方がないということで探すとちょっと疑問も感じるところもございますので、今年度継続して事業をやっておりますので、その辺で修正を加えられたら再度検討したいと思いますので、御理解いただきますようお願いします。



○議長(西山則夫君) 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) よろしくお願いします。

 特に、先ほど言いましたJRの踏切過ぎたところ、JRの踏切の手前から看板を見たときに、何が書いているかちょっとわからない程度の大きさでした。視力2.0ぐらいの人だったら見えると思うんですが、一般の人ではなかなか真下まで行かないとわからんという状態だったと思いますので、その辺も検討しながら必要な分をかえていただきたいと思います。

 それでは、2つ目にまいります。

 外宮内宮間、それから二見地域に23枚の観光案内、それから誘導看板を整備すると御答弁いただきました。具体的にどのような看板なのか、大きさ、色、表示内容、自立式なのか、その辺について具体的に少し教えていただければと思います。



○議長(西山則夫君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(須崎充博君) 24年度、今年度の事業で予算計上させていただきました23基の案内看板について、少し詳細に説明をさせていただきます。

 まず、御木本道路沿いに5基、御幸道路沿いに3基、古市街道沿いに9基、二見街道沿いに6基、合計23基を予定しております。それぞれ誘導看板のような看板、サイン看板と、観光マップを表示した縦1メートル、横2メートルぐらいの既存のサインの修繕とか、そういったものをすべて含んでおりまして、マップ式がそのうち新規で9基、改修が6基、誘導看板につきまして新規が5基、あと歴史案内看板というのが少しあるんですが、それが3基ございます。それぞれ大きさも違うんですけれども、先ほど修繕と申しましたけれども、これが合併前に建ててから一度修繕をして、また新しい道路形態なんかを少し加味していない状況のがありますので、それを新しくさせていただきたいと。

 それと新規については、当然、今の形の一番デザイン的にも伊勢市にふさわしい形の看板を設置したいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(西山則夫君) 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) ありがとうございます。

 細かくちょっと今お聞きした中でも、かなり詳しく載せていただくような感じしておりますので、観光客の方がそれを見たときに、ここにこんなんがあるんだな、こう行ったらいいのかなというようなことまでわかりそうだと今ちょっとお見受けしましたので、ぜひとも早期の設置をお願いいたします。観光客にわかりやすく、親切で見やすい看板、また統一性のあるものを期待いたしております。

 次に、平成22年12月議会において、私は何カ所か具体例を挙げて誘導看板の必要性を質問させていただきました。例えば、伊勢のホテル宿泊客が徒歩で観光施設へ向かう際の現状の諸問題について。一例を申しますと、これは一例ですけれども、八間道路のシティーホテル宿泊客が徒歩で外宮に向かうというのは最近かなり増えております。八間道路を宇治山田駅の方面へ向いて歩いて、踏切を通過した後に右折して吹上の交差点まで来たとします。しかし、その辺には外宮を示す誘導看板は一つもございません。そして、吹上交差点付近の店舗の方はほとんど毎日のように、外宮へはどう行ったらいいのかいなというようなふうに道を聞かれておるという状況でございます。

 当時、市当局は、案内看板の充実をすると答弁いただきました。しかし、現段階において、その部分の看板の計画は検討さえされていないような状況と私はお見受けしております。吹上交差点付近の店舗の方は一刻も早い看板設置を望んでおりましたが、今後の進め方についてお聞きしたい。それで、その当時、12月には、それ以外のことについても具体例を挙げて何度か質問しておりますが、これは一例ですけれども、その辺も含めて今後の考え方をお伺いいたします。



○議長(西山則夫君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(須崎充博君) 議員御指摘の吹上交差点付近から外宮への誘導をというところで、実は23年度に先ほど小さい看板というのを設置した際に、その考え方のもとに設置をしたというふうに伺ってはおるんですけれども、実際、そのような誘導がなかなかされていないこと、私も把握させていただきました。今年度引き続いて、先ほど申しました看板設置の予算を計上させていただいておりますので、そのあたりで、歩行者用の看板であれば1枚当たりの費用もわずかでございますので、それも含めて考えさせていただきたいと思います。

 それから、22年の議会の際には、月夜見宮の関係とかそういったものも御提案いただいておりますので、そちらも含めて、商工会議所、観光協会と今現在調整中ですので、そちらの意見もいただいて、観光客の方が迷わないように頑張って設置したいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(西山則夫君) 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) ありがとうございます。前向きの御回答をいただきまして喜んでおります。ぜひとも再度の御検討をいただいて、ぜひ素早い対応をお願いいたします。

 次に、車両走行時、運転者がわかりやすい誘導看板への対応ですが、観光施設の手前から案内、周知看板の設置など、関係機関とも十分協議し、検討いただくということでしたので、よろしくお願いいたします。

 質問の4といたしまして、秋葉山高向線、いわゆる南北幹線について、当局の考え方は、既存幹線の渋滞解消につながると、また、新しく設置する誘導看板についても外宮や内宮の案内表示も行われるなど、かなり綿密に検討がなされているようですので、ありがたく思っております。

 ただ、既存幹線の渋滞解消を第一に考えるものの、さらに綿密な現状調査と検討を加えなければ渋滞解消につながりません。一例を申し上げますと、実際に自分が走行してみてわかったことですが、観光客が外宮付近から国道23号線に行こうと車を走らせたといたします。伊勢市駅の前を通過し、度会橋のほうへ、すなわち秋葉山高向線のほうへ向かったとします。そうすると、その秋葉山高向線に導入する交差点より手前の交差点の付近に設置された既存の看板が目に入ります。看板には、国道23号線右折の矢印がかかっております。看板どおりに右折すると、毎日のように渋滞が発生している既存の幹線に導かれるおそれがあります。

 そういう部分も早く見直していただいて、秋葉山高向線をメーンのロードとするのであれば、そういう現在ある23号線の表示等がどうなっておるのか、そういうのも全市的に調べていただいて見ていただきたい。伊勢市駅から八間道路へ行く付近でも、23号線が八間道路に矢印というのもございます。そういうことですので、せっかく秋葉山高向線の幹線道路ができても、既存の看板の見直しをし、撤去または修正を加えないと、観光客は渋滞に巻き込まれます。

 そこで、国道23号線にスムーズに行ける南北幹線へ誘導できるような案内看板について十分調査、検討をお願いしたいですが、いかがお考えでしょうか。



○議長(西山則夫君) 都市整備部次長。



◎都市整備部次長(高谷幸良君) 議員仰せの観光客の方が外宮方面へ見えて、23号線のほうに帰られるというときの対策なんですけれども、確かに現在の看板では、例えば鳥羽松阪線を走っていますと、藤社御薗線とか伊勢松阪線などの踏切のある道路に誘導するような形になっています。ですので、やはり今後南北幹線ができますと、この道路がスムーズに23号線につながるわけですので、現在の案内表示板をかえていくようなことも検討せないかんと思いますので、例えば道路管理者である三重県さんとかと十分調整をさせていただきたいと思っております。よろしくお願いします。



○議長(西山則夫君) 福井議員、申し上げます。少し今残存時間がですね……



◆6番(福井輝夫君) そうですね、減らないなと思って。



○議長(西山則夫君) 残り34分程度になっておりますので、御配慮いただきまして、あれを見ないで、私のほうでまた申し上げますので、よろしくお願いいたします。

 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) 先ほどおっしゃっていただいたように、既存の看板等を見直すことによって、今現在込んでいるところも比較的渋滞がなくなるのではないかというふうに考えられますので、観光客はなるべくそちらへ、渋滞しているところへ行かないようにというような配慮でよろしくお願いいたします。

 それでは、次の質問にまいります。

 質問項目2つ目のグリーントピア駐車場整備後についてをお聞きします。

 臨時駐車場以外の利用者が少ないようでありますけれども、どのように考えているのかお聞かせ願いたいと思います。



○議長(西山則夫君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 団体の方々が日を決めて申請していただきますので、そういったものは把握できます。しかしながら、そこは多目的広場ということでございますので、近所の方々のグラウンドゴルフとかキャッチボールとか、いろいろ散歩の方もみえます。これからそういった使いやすい広場になるよう私ども努力していきたいと思っております。



○議長(西山則夫君) 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) ありがとうございます。

 確かに使用申請が出てきてみえれば、どれだけの利用率かというようなこともわかると思いますが、そこ自体多目的広場ということで、何も使っていないときはその近くの住民の方も自由にそこを散策したり、キャッチボールしたりというようなこともできますので、そういう部分での利用も大いに広げていただきたいと思います。

 そんな中で、利用しやすい環境であれば利用率も上がるというふうに認識しております。そこで、ゲートボール場というのがそこの一部にありますけれども、非常に細かい砂がまかれている状態になっておりますけれども、全面にそのような砂をまくということは難しいんでしょうか。



○議長(西山則夫君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 以前のゲートボール場は、いわゆる砂のような排水性のあるやつを全面的に敷いてありました。しかしながら、今回私とこが整備したものは砕石で、あと扇状に排水パイプを下へめぐらせたものでありますので、そういった砂を全面的に敷くとなると多大な費用がかかります。ですので、ただいま草がちょぼちょぼ生えておりますので、今よりも使いやすいようになったと思います。また、ゴール付近には細かい砂をまいて使い勝手のよいようにはしたいと思っております。



○議長(西山則夫君) 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) 今現状を私もちょっと前に見に行きました。というのは、先日、グリーントピアにおきましてグラウンドゴルフ大会が行われております。グリーントピアほぼ全面を使って、多くの方が競技に打ち込んでおられました。私はその状況を見ながら、また競技をしている方々の様子をうかがっていますと、ボールが無数にある石に当たりましてイレギュラーをしておると。例えば、あと残すところ1メートルぐらいというところ、簡単にちょんとやったらその人の技量だけでゴールに入るようなグラウンドゴルフの状態でも、そこから急に90度にぱんとよそへイレギュラーしてしまうとか、そういうのがもう当たり前のように起こっておりました。だから、その競技者の方は、ああ、また石があるなというようなこととか、ほとんどの方が、石が、石がというようなことを言うていました。ということは、そういう状態が余り続きますと、そこでやるのはもう嫌だなというような方もみえるのではないかというふうに推測されます。グラウンドゴルフだけでなく、例えばそこでサッカーをやるとか、そういうようないろんなことをやるときに、大きな石がごろごろしておるようでは、やはりちょっと多目的広場としての利用の中で少し支障があるのではないかと思いますので、どのようにお考えかお聞かせください。



○議長(西山則夫君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) そういったことが約1.2ヘクタールありますので、申しわけございませんでした。そういった大きな大会のある前には、市に言っていただきまして、その趣旨を言っていただきまして、私とこ重機で転圧したり、砂をまくなどの対応をしてまいりたいと思っております。ただ、あそこは多目的広場でございますので、駐車場にも利用しますことから、また、大会前には、大会関係者や、あるいは選手の皆様にも御協力をいただき、石を拾っていただいて、そういったこともお願いしたいと思っております。

 以上です。



○議長(西山則夫君) 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) ありがとうございます。

 砂云々も、あればそれは非常にありがたいんですが、ローラーで転圧すると、重機で転圧するというだけでもかなり解消されるのではないかなとちょっと思っております。大きな石が表面にぼこぼこ出ておる部分をやはり転圧することによって中に入ってしまうというふうになれば、かなりいいんじゃないかなと。そのグラウンドゴルフでも、つるつるのところでやるのがグラウンドゴルフというわけではないと思います。いろんな自然の中でやるのもおもしろみがある。ただ、それが余りにも予期せぬことばかり起こって、技量に関係ないような状態をやはり避けたいなという観点から少しその辺についてお願いしたわけです。先ほど転圧をしたり少し砂をまくというようなことも御回答いただきましたので、よろしくお願いいたしたいと思います。

 それから、三重陸上競技協会等が主催する大会というのを陸上グラウンドのところでやりますけれども、その場合の駐車場利用については、そこのグリーントピアを利用させていただいておるということをお聞きしております。年間、ことしは15回ほど行われるんですかね。小学校の競技大会となると、あのグリーントピアがほぼ満タンになると。入り切れないぐらいになると。それから、中学校の大会でしたら少し少な目になるというようなことで、私が行ったときも中学校の大会をやっておりました。

 そういうようなことで、こういう利用については市は常に把握しておるのか、ちょっとその辺も確認したいと思います。



○議長(西山則夫君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 今、大きな大会なんかでございますと、前年の3月にその関係者、私のところでいえば交通政策課と県営陸上競技場と維持課、教育委員会で3月に打ち合わせをします。そのときにかち合わんように調整をしておるところでございます。



○議長(西山則夫君) 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) よくわかりました。その辺で大いに利用の比率を上げていただきたいと思います。

 その横に隣接している野球場がございますが、平日はほとんど使用していない状況だとお聞きしております。グリーントピア全体の駐車場的なボリュームの面からとか、有効利用の面とか、それからどうすれば一番よい方向性を導き出せるのかとか、そういう部分について何かお考えがあればお聞かせいただきたいと思います。



○議長(西山則夫君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 今現在、リトルリーグさんが使用している球場と思われます。私ども、そのグリーントピアを臨時駐車場としてするときに、そういう関係者の方とも打ち合わせをしましたところ、私どもも有効利用したいという思いからですが、やはり今そういった場所が少ないと、ないということですので、かわりがあればかわってもええということでございますので、今対応しているところでございます。



○議長(西山則夫君) 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) ありがとうございます。その辺については引き続き検討していただければと思いますので、よろしくお願いします。

 次に、質問項目3つ目の放課後児童クラブについてお聞きします。

 未設置地区でありましても、もし近隣に児童クラブ等があれば、そしてそこへ送迎ができれば、設置していない地区も利用可能となるような状況もつくり出せると思いますけれども、未設置学区に隣接する学童クラブから送迎するようなことはできないのか、また、これに係る費用は市のほうで何か補助とかそういうことについては難しいのか、ちょっとお考えがあればお聞かせ願いたいと思います。



○議長(西山則夫君) 健康福祉部次長。



◎健康福祉部次長(鈴木正人君) 隣接の放課後児童クラブから未設置学区の送迎ができないかというふうなお尋ねでございます。

 現在、一部の学童クラブにつきましては、送迎のうちでも迎えのほうを行っているクラブがございます。迎えをするには人手と経費がかかること、あるいは、送迎途中で事故等の可能性も考えられるというふうなことから、各クラブにはまだまだ広がっていないというふうな状況がございます。

 今後、経費も財政負担がかかることですので、今後の検討課題というふうなことになろうかと思いますが、地域の実情、どれぐらいのニーズがあるとか、それから各クラブのお考えもお聞きをしながら、今後検討していきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(西山則夫君) 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) わかりました。いろんな面でやはり経費もかかるということは理解しておるわけですが、やはり利用する方のことも常に認識しながら市のほうも進めていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。

 そして、前回、これは平成21年10月に実施した放課後児童クラブの利用意向アンケートからも3年というような時間もたっておりますので、この最新の状況をとり直すようなつもりはないのか、その辺を、アンケートについてお伺いいたします。



○議長(西山則夫君) 健康福祉部次長。



◎健康福祉部次長(鈴木正人君) 放課後児童クラブの利用意向アンケートの実施を今後どうするかというようなお話でございますけれども、議員仰せのように前回の調査が3年前というふうなことでございますので、未設置学区での再度の意向調査を検討していきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(西山則夫君) 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) ありがとうございます。ぜひともアンケートを実施していただきたいと思います。

 3年もたてば家庭のいろんな状況も変わりますし、家族構成も変わりますし、生徒さんの人数とかそんなのも変わってきます。現段階における必要性、どのぐらいの方がそこを希望しておるのかとか、そういうのについてやはり最新のデータをとっていただきたいと。それによってまた進む道も考えられると思いますので、ぜひともアンケートをとっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それで、次に、放課後児童クラブにおいての中で、二見の放課後児童クラブ第2には屋外のスペースがなく、また外といっても車両との接触事故等の危険性もあることから、屋外で遊ばせる場所がないということでございますが、それについて何かお考えがあればお聞かせいただきたいと思います。



○議長(西山則夫君) 健康福祉部次長。



◎健康福祉部次長(鈴木正人君) 二見の放課後児童クラブ第2につきましては、現在、委託をしているところでございます。遊び場所につきましては、運営主体のお考えもあろうかと思いますので、またその調整をしながら協議をさせていただきたいというふうに考えております。



○議長(西山則夫君) 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) ありがとうございます。

 そこの運営主体の方々とも相談していただきながらいい方向に導いていただければと思いますが、以前の一つの問題、それが今後にどう反映されるかということの中で、例として挙げますと、例えば、長い夏休みの中で、1階の集会室の利用を申請したことがありますが、児童クラブ単独では許可できないといって断られたことがあるということでございました。その辺の理由はちょっとよくわからないんですけれども、現状の今の状況下において、何かお考えがあればお聞かせください。



○議長(西山則夫君) 二見総合支所長。



◎二見総合支所長(中村龍平君) 二見老人福祉センターは二見総合支所が所管しておりますので、私のほうからお答えさせていただきます。

 二見老人福祉センター、この当施設の使用に当たりましては、伊勢市老人福祉センター条例及び同条例の施行規則で定められております。このため、施設の使用目的、それから使用許可の制限、さらに使用の遵守事項がございますので、社協さんを通じて事前に相談をしていただいて、使用内容が適切であれば使用を認めさせていただきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(西山則夫君) 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) ありがとうございます。そういう分についてその都度いろいろ検討していただきながら、可能なものについては許可をいただければと。また、子供も伸び伸びとそこでいろんな取り組みやら、それから、そこで運動は無理だとしても何かみんなでやるとかいうようなことで、精神の発達、いろんな面でもいいんじゃないかと思いますので、よろしくお願いします。

 それともう一つ、指定管理を受けているそこの主体で活発に検討して計画を練った上で申請する、例えば、一例としまして週1回でも1階の集会室にて種々の活動ができないか、そういう要望も聞き及んでおります。毎日毎日というのはなかなか難しいかと思います。老人福祉センターのいろんな使用勝手もあることです。それにひっかからないような感じで、例えば週1回でも集会室で活動ができないかということですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。



○議長(西山則夫君) 二見総合支所長。



◎二見総合支所長(中村龍平君) 事前に相談をしていただければ、調整というわけではございませんけれども、整合をとりながら使用をしていただければと考えております。



○議長(西山則夫君) 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) ありがとうございます。そういう面では前向きにお答えいただけたと思います。いろんな面で今後また検討しながら進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 最後の質問になりますけれども、放課後児童クラブの利用料について少し触れさせていただきたいと思います。

 利用料は、公設公営、民設民営、いろいろ運営形態も異なりますので、料金はまちまちでございます。月額が5,000円とか8,000円、1万円、1万2,000円と大きな差がございます。利用者にとりまして、利用するかを決断するときに、利用したいが料金の面で断念するという家庭も大変多いように思われます。これは、この21年度のアンケート結果からでもはっきりあらわれております。

 例えば、未設置学区のある小学校区では、設置されたら利用したいかという問いに17人が「はい」と答えております。それで、1万円でも利用しますかという中で、「はい」は7人で「いいえ」は10人ということで、もう利用しないというほうが多くなっております。

 ある地区では、設置したら利用しますか、「はい」は34人で「いいえ」は36人ですけれども、1万円でも利用しますかの問いには、この34人のうち「はい」が13人、「いいえ」が19人というようなことで、「いいえ」のほうが多くなっております。

 もう一つの未設置学区では、設置されたら利用したいですか、「はい」が35、「いいえ」が16。その35の中から、1万円でも利用しますかというのは、「はい」が14、「いいえ」が17というような感じで、やはり料金の面ではかなりそれがネックになっておると。

 市長は子育てにも理解が深いと推察しております。また、「笑子・幸齢化」というようなことで、笑子、笑う子供ということでも表現されておりますが、子供が笑顔で暮らすためにも何か通じるものがあると思いますが、そこで市長にちょっとお伺いします。

 少子化に少しでも歯どめをかけるために、この問題も取り組むべき問題ではないかと思いますが、全般的な問題から、そういう料金の面等で市長は何かお考えがあればお聞かせいただきたいと思います。



○議長(西山則夫君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(山本辰美君) ただいま福井議員から放課後児童クラブの各クラブの利用料につきましての格差につきまして御質問がございました。

 この件につきましては、かねてよりさまざまな議員さんから格差是正につきまして取り組むよう御質問もいただいております。私どもとしましても、今後も格差是正につきまして取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(西山則夫君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) ただいま部長のほうからお答えをさせていただきましたけれども、各クラブによっても内容等も異なる部分があろうかと思います、環境も違いますので。そういった部分も考慮していく必要があろうかと思います。

 以上でございます。



○議長(西山則夫君) 福井議員。



◆6番(福井輝夫君) ありがとうございます。

 確かに料金問題というのは非常に難しい問題もあろうかと私も認識はしておりますが、いろんな面で検討の中で、こういう方法もあるよというようなことであればぜひともそれを反映して、皆さんの使いやすい放課後児童クラブにしていただきたいと思いますので、今後ともその辺については検討を強くしていっていただきたいと思います。

 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。

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△広耕太郎君



○議長(西山則夫君) 次に、9番、広議員。



◆9番(広耕太郎君) 明勢会の広耕太郎でございます。

 議長の許可を得ましたので、通告に従い、一般質問をさせていただきます。

 私の質問は、少子・高齢化についてでございます。

 少子高齢化につきましては、伊勢市だけの問題ではございません。全国的な問題ではございますが、今、日本は1人の女性が産む人数が1.3人ですか。それで、アメリカやったらどうかというと、アメリカは2.1人、フランス、ヨーロッパのほうは1.9人、韓国におきましては1.2人と日本よりは低いそうですが、平均は2.5人となっておるそうです。

 では、この少子化は何が問題かということですね。少子化というのは、生産年齢の人口が減ってきておる、すなわち税収が減るということですね。税収が減ってくると国際競争力も減る。いろんな部分で問題が起こってくるわけでございます。

 少子化といいますか、生産年齢人口がずっと減ってきておるんですが、今はまだオートメーション化をしておるものですから、GDPもまだ伸びてきておるということでございますが、いずれは社会保障制度なんかが異常な問題になってくるんではないか。行く行くはやっぱり人間の手が必要になる。例えば第一次産業、農業とか漁業においては人の手が絶対必要ですね。そして、介護や介護サービスなども必ず人間の手が必要になってくるわけでございます。

 では、なぜ少子化になってきたか。原因はいろいろあろうかと思います。

 少子化になってきたとき、じゃ、行政としてどういったサービスができるのか、そういう少子化問題を解決するためにはどういったことをしなきゃいけないのか。まず、大きく3つに私は分かれると思います。

 まず1つは、まずは結婚してもらうことですね。そして、結婚した後、子供を産んでもらう、これ2番目ですね。3番目は、やっぱり小さい子供、幼児のとき、子育てのときの支援ですね。その3つに分かれると思うんですが、まず結婚について、結婚は今どういう状況かといいますと、日本全国で男性で一生結婚しない人は2割だそうです。女性は約1割だそうです。結構結婚しているなというふうに思うんですが、ところが、20代で結婚をしている男性というのは28%、逆にいうと20代で結婚しない人が72%なんですね。20代で結婚しない女性は60%です。そして、35歳までで結婚していない男性は47%、大体半分は34歳までに結婚してないんですよ。女性はどうかというと、女性も35%が結婚していません、34歳までで、3人に1人は結婚してないんです。

 じゃ、どういうことかといいますと、晩婚なんですね。大体40ぐらいになってきて、結婚、素晴らしい出会いがあったということであります。

 そして、何で結婚しないか、これはいろんな価値観の問題もあると思います。昔は、昔って、ちょっと言い方が悪いかわかりませんが、男性社会といいますか、女性がなかなか働く場所がなかったと。そういう時代はやっぱり男性についていって、男性についていくということは結婚するということが前提になる。そういったことで結婚していた。でも、今は女性も働く場所がどんどん増えてきて、自立する女性も増えてきたんじゃないかなと。もうあんたの力なんか要らんわ。頼りになる男性も余りいないとかいうふうなキャリアウーマンも出てきた。あとは肉体的な、これは生物的なことですけれども、雄が雌化しておるといいますか、昔だったらいろんな軟派みたいなんがおったわけですが、今はそういうのは余り見られないわけですね。コミュニケーション能力が低下してきておる。そういうときに市としてどういうふうな支援ができるのか、伊勢市としてですね。コミュニケーションのとれないような人たちに対して、そういった場を設けてあげるとかということを伊勢市としてできないだろうか。

 2番目の、じゃ、結婚してから子供を産むときになかなか産めない。なぜか。それは経済的な問題が一番のネックになっておるんじゃないかな。この収入では、今の収入ではなかなか結婚できませんよと、勇気がない。そうかもしれません。でも、給料が上がったら結婚しようと思っておっても、なかなか給料が上がらない。ずっとずるずるいくと、もうええかと、結構年齢もとってきたし、もうええかということで、子供を産むことをしなかった。そういうときに行政としてはどういった支援ができるのか。本当にお金がないからといいますか、昔の方は、じゃ、どうでしょう。私のおやじとかの兄弟なんかがたくさんいますね。昭和の初期とか大正の方々は兄弟が多い。そしたら、その方はみんなお金持ちだったんですか。違うと思うんですね。時代が違う。それはもう社会情勢も違いますから、子供を産むときの不安というのが多々あろうかと思うんですが、特に今は地域のコミュニケーションがしっかりしていない。昔だったら近所のおばちゃんがちょっと見といたるわということもあったかもしれない。でも、今は多分そんなことはないと思うんですね。そういうこともあろうかと思います。私一人で育てやないかん。ものすごく不安。特に県外から来た若い奥さんが一人で育てていくというのは、これは並大抵のことではないんじゃないかなと。

 そしてまた、その子育てをしておる奥さんを周りの友達が見ていたとして、もう私、何か育児ノイローゼになりそうやわと言うとるを目の当たりにしたら、じゃ、私も産もかいなというふうには思わないと思うんですね。そういったところで、行政として何か支援はできないのかなと。

 そして、3番目の乳幼児です。じゃ、産みました、一人で今育てています。だんなさんは外へ働きに行っていますけれども、奥さんは一人でずっと子育てをしておるわけですね。そのときに、ちょっとでも息抜きをしたりとか、何らかのフォローをしてもらいたい、出てくると思うんですね。そういうときに伊勢市としてはどういうふうな支援ができるのか。男性と女性のことですから、ほうっといたらええやろというような自由放任のレッセフェールというだけでは絶対だめだと僕は思うんです。何か介入をして助けてあげないと今の若い子たちはなかなか結婚もしなし、子供も産めないんじゃないかなというのが私の考えです。

 そういうところを踏まえて、行政としてどういった支援をしていけるのか、それをひとつお答えください。

 そして、高齢化についてでございます。

 これは全国的に起こっていることですね、高齢化。特に田舎はひどいなんていうことをいいますが、これは都会でもひどいんですね。2000年から2005年は、全国で、例えば首都圏、東京、神奈川、千葉、埼玉、この4つの首都圏でこの5年間で高齢化したのは118万人いるそうです。全国が367万人、このとき高齢者増えたそうです。367万人のうちの118万人が首都圏なんです。絶対数のパイが多いんですけれども。だから田舎に限ったことではないんですね。

 何でこんなことになったかというと、みんな、昔は集団就職なんかでだっと東京へ行きましたね。そのころは金の卵といわれてもてはやされたんですが、その金の卵、いわゆる次男坊、三男坊がみんな行ったわけですね、昔は。その金の卵が今もう老齢化している、65歳になってきておる、そういう状況で、伊勢でもかなりそういった高齢化が進んできておるんではないか。

 その中で、じゃ、何が問題かといいますと、元気な老人の方が長生きするのが問題ではないんですね。長生きしていくと何が問題かというと、やっぱり社会保障の問題、生産性のある仕事についてもらえばいいんですけれども、もうわしは40年も働いてきたんやで、もうええやろうと。いや、もうええことないんですね、本当は。まだまだ働けるんです。60歳の方、よく周り見ていましたら六十四、五の方はもう皆さん元気ですよ。まだまだ働けると思うんです。これはちょっとあれですけれども、サザエさんのお父さんの波平さん、あの方54歳です。身長178センチ。じゃ、今はどうか。54歳、あの感じで54歳というと、もうすごいおじいさんですね。そのころは、40年前は定年が55歳だった。だから54、定年前の方ということで、すごいおじいさんに映るんですけれども、今、54歳、品川議員が53歳ですから、1年違うと波平さんみたいになるかというと、ならないんですよ。まだまだ元気なんですね。あと20年以上働けるんですよ。

 何が言いたいかといいますと、定年を見直す−−当然、平均寿命は昔から延びておりますね。そうなると定年も延ばしたらいいというか、中途採用ももうどんどんしていかないと、それは新規雇用の足かせにならないようにワークシェアみたいなやり方でもできると思うんです。そういったところで行政としてはどういった支援ができていくのか、そういったことをあわせまして質問とさせていただきます。

 答弁のいかんによりましては、再度質問させてください。

 以上です。



○議長(西山則夫君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) それでは、広議員の御質問にお答えします。

 最初に、少子化対策への取り組みに関する御質問につきましてお答えをいたします。

 少子化の原因の一つとしては晩婚化の進行等による未婚率の上昇があり、その背景には結婚に関する意識の変化とあわせ、固定的な性別役割分業を前提とした職場優先の企業風土、核家族化や都市化の進行等により仕事と子育ての両立の負担感が増大していることや、子育てそのものの負担感が増大していることがあるものと考えられております。

 少子化の進展に歯どめをかけるには、子供を安心して産み育てることができる環境を整備し、子供がひとしく心身ともに健やかに育ち、子供を産み育てる者が真に誇りと喜びを感じることができる社会を実現し、少子化の進展に歯どめをかけることが求められております。

 こうした中、平成15年に次世代育成支援対策推進法が制定され、各自治体において子育て支援に関する施策を統合的かつ計画的に推進しているところでございます。

 伊勢市においては、平成12年の出生数が1,212人であったものが、平成22年においては1,007人と10年間で17%減少している状況でございます。現在、伊勢市の実情に合わせて推進すべき事業を挙げた伊勢市次世代育成支援行動計画に沿って、特に重点推進事業である放課後児童対策、子育て支援センター、延長休日保育、一時預かり事業、ファミリーサポートセンター事業、妊産婦健康診査、妊婦歯科健康診査、新生児訪問指導、以上7つの事業を中心に各事業の推進に取り組んでおります。

 次に、子育て世帯の経済的負担の軽減としては、国の制度として児童手当の拡充などを行ってまいりましたが、当市においては、子供を産みたいが不妊に悩む夫婦に対する不妊治療費助成に関して、対象者の所得制限を昨年度からなくし、市単独事業として上限10万円の助成を通算5回行い、経済的負担の軽減を図っております。

 さらに、今年度は乳幼児等の医療費助成を拡充することとしております。これまで通院に係る医療費については義務教育就学前までの方を、入院に係る医療費については小学校卒業までの方をそれぞれ助成対象としておりましたが、本年9月から、県の補助対象の拡大もあり、新たに小学生の通院に係る医療費を助成することとするとともに、さらに、市単独事業として中学生の入院に係る医療費の助成を行うこととしております。

 また、先ほど議員から出会いの機会づくりというキーワードがございましたが、少子化の要因の一つに婚姻率の低下が考えられることから、平成23年度においては、独身の男女を対象に縁結び応援事業を行いました。これは男女共同参画推進事業の一環で、男女の出会いの場を提供するとともに、これから結婚する若い世代に家庭生活における男女共同参画を理解し、働き方、生き方を考えるきっかけとしてもらうことを目的に開催いたしました。

 これらの事業を初め、さまざまな角度から子供を産み育てやすい環境、子供が健やかに育つことのできる環境づくりに努めているところでございます。

 次に、高齢者の雇用対策につきましてお答えをいたします。

 市においては、急速に進展する高齢化社会に対応した雇用対策の一環として、公益社団法人伊勢市シルバー人材センターへの支援を実施しております。同センターは、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律に基づき、一人でも多くの高齢者が福祉の受け手ではなく社会の担い手として、長年培ってきた知識と経験を生かし、地域社会の一員として生き生きと働く、あるいはボランティアを初めさまざまな社会活動に参加していくことができるように設立された団体です。

 現在、約900名を超える会員が所属し、施設管理、草刈り、家事援助サービスを初めとする幅広い分野にわたったサービスを展開しております。新たに6月からは、日常生活のちょっとした困り事のお手伝いとして、30分以内500円のワンコインサービスを行っております。シルバー人材センターは、このようにさまざまな形での地域社会の担い手となっていただいております。

 今後も、引き続き高齢者の雇用対策の大きな柱として支援を実施していきたいと考えております。

 以上、広議員からの御質問にお答えをいたしました。御理解を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(西山則夫君) 一般質問の途中でありますが、10分間休憩いたします。



△休憩 午後1時51分



△再開 午後1時59分



○議長(西山則夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 広議員。



◆9番(広耕太郎君) それでは、再質問をさせていただきます。

 先ほど私、言いました3つの段階の中の一番最初の段階の出会いづくりという部分で質問をさせていただきました。答弁の中で、そういった出会いの機会をつくっておるというふうな答弁もありました。

 一度、去年、尾崎咢堂記念館でやられましたね。そのとき私もちょっと見に行ったんですが、はっきり言いまして大盛り上がりしていたような感じではなかったように思われました。そのときの状況といいますか、結果といいますか、何人ぐらい募集があって、どういう状況だったかというのをもう一度お聞かせください。



○議長(西山則夫君) 環境生活部参事。



◎環境生活部参事(奥野やす子君) 今の御質問にお答えさせていただきます。

 昨年11月13日に、議員おっしゃられましたように、尾崎咢堂記念館におきまして市内在住・在勤の方、25歳から45歳ぐらいの方対象に、独身の男女ということで各30名ずつ募集をさせていただきまして、現実、男性が29名、女性が30名の方に御参加をいただきました。当日は、うましくに伊勢シェフクラブによりますビュッフェ形式のランチと三重大の先生の司会とお話、それからお茶によりますおしゃべりタイムということで、ビンゴゲーム等をしていただきながら参加者の方々の集いをさせていただきました。その方々の中で、その後、あと3カ月後に一度アンケート調査をさせていただきました。どうであったかということでさせていただいたんですけれども、59名のうち54名にアンケート調査をさせていただきまして、21名の方から御回答をいただきました。その21名の方は、次回も参加をしていただけますかということになりましたら、全員が参加をさせていただくということで御回答いただいております。その中に、11月から2月までの間に、その後の状況ですが、1対1での交際はありましたかとか、複数での交流とか食事会をされていますかという中には、複数の中で御回答いただきまして、何らかの形で交流に発展していただいている方々が見受けられるということは聞いております。

 以上でございます。



○議長(西山則夫君) 広議員、残り40分でございますので、よろしくお願いします。

 広議員。



◆9番(広耕太郎君) ありがとうございます。

 かなりの反響があったというふうに理解をさせていただきました。

 であるならば、今、第1回が終わってからもう半年ぐらいたっていますね。次も出たいよと言っておるんであれば、すぐにも次の会を企画して、もう今やっておってもおかしくないんじゃないかなというふうに思うわけです。言い方が悪いですけれども、1回やったらやりっ放しですかというような、市民の方が、参加した方があれもう全然ないよと。これもう一回したいよと、もう一回行きたいよと言っているのに、何も連絡ないやないか。それではやっぱりいけないと思うんですね。そういうふうなニーズがあるんですから、やはり続けていただきたい。そのことについて今後どうされていくのかちょっとお聞かせください。



○議長(西山則夫君) 環境生活部参事。



◎環境生活部参事(奥野やす子君) 議員仰せのとおり、1回きりではとは考えておりまして、今年度も秋ごろを対象にさせていただく予定で今準備を進めさせていただいております。ただ、こういう男女の出会いというのは今民間でもかなりやられておりますので、そこら辺とは接触しないような形で、自分たちの中で、男女共同参画という観点からも、年に1回の形で今後も続けていきたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。



○議長(西山則夫君) 広議員。



◆9番(広耕太郎君) ぜひ定期的な、年1回といわず、年二、三回ぐらいは本当はやっていただかなきゃいけないのかなという感じもしますが、一遍には無理だと思いますので、よろしくお願いします。

 続きまして、平成22年度から平成26年度までの5カ年計画で、次世代育成支援として乳幼児期の支援という計画を出しておられるわけですが、その乳幼児期の支援、2番目ですね、私のいうところの。その支援についてお聞かせください。



○議長(西山則夫君) 健康福祉部次長。



◎健康福祉部次長(鈴木正人君) 次世代育成支援行動計画の後期分でございますけれども、この中の乳幼児期の支援ということで、どういったものを掲げているかというような御質問でございます。

 乳幼児期の支援につきましては、主なものとしましては、子育て支援センター、これにつきましては、先ほど育児ノイローゼ等々でお話しするところがないと、そういったお話がありましたが、そういったところで相談に来て相談できるというような状況もございます。

 あと、保育所の延長休日保育、それから一時預かり保育、これにつきましては、保育所へ行っていないお子さんを、例えば、育児疲れとか何かの用事でちょっと子供さんを預かっていただきたいというような場合に一時預かりをしておるというふうな状況です。

 あと、病児・病後児保育ということで、これについては、保育所へはちょっと集団保育はなじまないけれども、どこかへ預かっていただきたいという場合に、小児科のほうに併設する施設で預かっていただいておると。

 ファミリーサポートセンター事業、これにつきましては、援助する会員さんと援助される会員さんということで、お互いに子供の放課後児童クラブへの送り迎えとか、一時的な預かりとかもこちらでやっております。

 あと、乳幼児の健康診査、これは乳幼児期、1歳6カ月とか3歳の健康診査をやっております。

 あと、歯科保健教室とか虫歯バイバイ教室、あと新生児訪問等、そのようなものでございますが、そういった事業を掲げております。

 以上でございます。



○議長(西山則夫君) 広議員。



◆9番(広耕太郎君) ありがとうございます。

 私、いろいろ若い夫婦の方々にヒアリングをさせていただきましたが、やはり一番最初に申し上げましたように、一番してほしいことは、やっぱり息抜きをしたい。それは奥様方のニーズが一番多いですね。土曜日、日曜日、御主人が休みのときに2人で朝からどこかへ行ったりしたい。それが今はできない。なぜか。日曜日に預かってくれる保育園、幼稚園がないということですね。それは、今通っているところだから安心で預けられるという話なんです。

 私、いろいろ自分でアイデアを考えて、例えば、シルバーさんの方にお願いして見ていただくのも一つの手じゃないかなというふうに思ったんですが、いろいろ聞きますと、やっぱり知らない人に預けるのは怖いと。預けにくいというんですね。やっぱり毎日通っている保育園で見ていただけると、土日だと、それが金額もそこそこの金額だったらありがたいと。それが一番乳幼児の支援になってくるんじゃないかと思うんですが、そういうことは本当にできないのか、これをもう一度お聞かせください。



○議長(西山則夫君) 健康福祉部次長。



◎健康福祉部次長(鈴木正人君) お休みに保育をするというというふうなお話ですが、休日保育でございます。これにつきましては、保育所へ入所するときの要件、例えば就労しているとか病気とか介護とか、そういった場合に、休日ちょっと子供を面倒見られないというふうなときに休日保育。これは市内の保育所へ通園しておるお子さんを対象にというようなことでございますので、先ほど広議員のほうからリフレッシュのためにということで言われておりましたが、この休日保育についてはちょっと該当しないと。ただ、平日に保育所へ行っていないお子さんがリフレッシュで預けたいという平日の一時保育というのがございます。ですので、今ですとそういったことを御希望であればファミリーサポートセンターのほうへお願いをしていただくというような形になります。

 それと、要件は別にして、各保育所のほうで休日保育を実施できないかというふうな御質問もあわせてというか一緒にあったわけなんですけれども、それについては、今現在、休日保育については保育所きらら館で市内の入所児童を対象に実施をしております。現時点では、御希望があったお子さんについてはすべて受け入れをできている状態でございます。ですので、人員配置とか費用対効果のことを考えますと、当面は現行どおりでいきたいというふうに考えております。また、この先状況が変わってきましたら、またその際に検討させていただきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(西山則夫君) 広議員。



◆9番(広耕太郎君) 先ほども言わせてもらいましたが、やっぱり知らないところ、確かにファミリーサポートときらら館、わかります。しかし、お母さんからしてみれば、いつも行っているところの先生がいらっしゃるということが一番安心なんです。預けやすいんです。それは費用もかかることかもしれませんが、であるならば、今後地域分権がこれからようやく始まってくる、地域に予算をちゃんとつけていただくようになったときに、すぐにそういったふうにやっていただくようにしていただきたいと、準備をしていただきたい、そういうふうに思うわけでございますが。

 あと、例えば住宅の支援はどうなっておるのか。若い夫婦が子供をつくるときにどうしても今のアパートでは狭い。子供をつくるからこそ、つくったら何とかの支援がもらえるというような、そういったシステムができないかなと思うんですね。例えば、市営住宅でも人気のある市営住宅がありますね。そこに優先的に入ることができるとか、子供をつくればすぐに入れますよというようなメリットを与えてあげることによって、住居の件も安心するというふうになると思うんですが、その点についてお聞きしたいんですが。



○議長(西山則夫君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 私のほうからは市営住宅の件でお答えをさせていただきます。

 公営住宅法によりまして、若者夫婦の優先入室は法律上ありません。私のところも若者夫婦の優先はしておりません。

 以上でございます。



○議長(西山則夫君) 広議員。



◆9番(広耕太郎君) 確かに今はそういった制度はないというのは理解をしております。ですから、今後の少子化の問題の解決のための支援として考えていくことはできないのか。ほかのところではやっておるというふうな話も聞きます。伊勢に行けば子供を育てるのは楽ですよというか、支援もちゃんと受けられますよ、そういった優しいまちにやっぱりしていくべきではないかと思うんですが、そこら辺でお考えをお聞かせください。



○議長(西山則夫君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(宮田重和君) 私ども、住宅の入居率というのは、高齢者、母子家庭、障がい者、またはDV被害者等、かなり入居していただいておりますので、今のところ、条例でもその若者夫婦への優先入居は法律上はありません。

 それで、公募していただいて、当然所得制限もありまして、公募はしてもらっておりますが、どうしてもいいところというんですか、そこ以外あいておるところもあるわけですが、そこやったら要らんという現象も見られるのも事実でございます。



○議長(西山則夫君) 広議員。



◆9番(広耕太郎君) いろいろパターンはあると思いますが、私としましては、中学生の入院に係る医療費の助成は市の単独事業としてやられておる、これもやっぱり費用もかかってくることだと思います。同じようにやっぱり住居の部分の問題というのは、若い夫婦には切実な話になってこようと思います。

 そこで、市長。市長も乳幼児の、今イクメンもされてやられておるわけですが、奥さん、また市長もそうですけれども、どういうふうな支援があればいいなというふうに思っておるのか、ここら辺のお考えをお聞かせください。



○議長(西山則夫君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 先ほどから広議員からさまざまな御提案をいただきました。感謝をしたいと思っております。

 一般的にですけれども、子育て支援等、例えば出産されて、例えば第3子が産まれてから何かお祝いのお金を行政が出している自治体もあったり、さまざま各地取り組んでおりますけれども、余り、1つの自治体がお金を出してサポートしていくのは非常に大事なことではあるんですけれども、今、1つ危惧していることは、1つの自治体がこういった若い世代に対して、以外でも、サービスをできる限り提供していって、サービスの提供合戦が今起こりつつあるという実情も実はあります。こういったこともありまして、例えば、今回の子供たちの医療費の助成に関しても、できるだけ平均をとっていこうというようなニュアンスも持ち合わさなければならないというふうに感じております。

 ただ、そういった一方で、社会構造の変革等もありまして、次世代育成というのは非常に大事な観点であります。今、我々としましては、やはり子育てだとか仕事に対する復職だとか、そういったところに関しての政策というのは、やはり男女共同参画という部分から、きちっと女性が政策なり意思形成に参画できて、そしてきちっとしたキャリアプランなり一生に対してどういったことをしていくべきかということを議論して構築をしていきたい、そのように感じております。



○議長(西山則夫君) 広議員。



◆9番(広耕太郎君) ありがとうございます。

 もしやそのサービス合戦というのがあるんであれば、ぜひ勝っていただきたいなと。安心して子供を産めるまちにしていただければと思います。

 続きまして、高齢者対策の問題でございます。

 先ほど話がありましたシルバー人材センターの中で、日常生活のちょっとした困り事の手伝いを30分以内で500円、ワンコインでやられるというふうな話がありましたが、例えば、今までどういったお手伝いというのがあったんでしょう。それちょっとお聞かせください。



○議長(西山則夫君) 産業観光部長。



◎産業観光部長(三浦徹君) この6月1日からワンコイン500円でサービスをさせていただいておりますが、主な部分については、家庭周辺の掃除、それから草の清掃等が主な部分でございます。



○議長(西山則夫君) 広議員。



◆9番(広耕太郎君) ありがとうございます。

 それは何件ぐらい、月大体、1年でもいいです。そんなに多数あるのか、ほとんどないのか、1回でもあったらそれで言えるんですが、それの頻度をちょっと教えてください。



○議長(西山則夫君) 産業観光部長。



◎産業観光部長(三浦徹君) 6月1日からですもので、今21件ということです。よろしくお願いします。



○議長(西山則夫君) 広議員。



◆9番(広耕太郎君) 1カ月しかたっていないということで、今後またそれがふえてくるんだと思いますが、最後に、いろんなサービス、支援があろうかと思うんですが、そういった情報をどのようにして提供しておられるか。みんながそれを知ってもらえばいいんですけれども、その情報提供の仕方をちょっと教えてください。



○議長(西山則夫君) 産業観光部長。



◎産業観光部長(三浦徹君) シルバー人材センターにつきましても、広報につきましては昨年来24回、おしらせ版、広報等を出させていただいておりますが、その間7回ほど、パソコン教室であるとか就職をするための研修会とか、そういったものを広報を通して7回ほどさせていただいております。



○議長(西山則夫君) 広議員。



◆9番(広耕太郎君) やっぱり情報というのは的確にみんなに伝えなければいけないと思うんですね。どうしてもその情報の提供の仕方がまだまだなのかなという感じがします。今後こういったことでもっともっと情報提供をしていくんだという、何かそんな手法があれば教えてください。



○議長(西山則夫君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(山本辰美君) 私のほうからは、子育ての部分につきましての情報提供でございますけれども、例えば子育て支援センターですと、子育て支援センターだよりというふうなもので、市民の皆様に活動内容をお知らせはいたしております。

 ただ、これまで広議員のほうから安心して子供を育てられるという、そういうふうな環境づくりのためにも、今後より一層市民の皆様にこういう制度がわかりやすく伝わりますように広報に努めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(西山則夫君) 広議員。



◆9番(広耕太郎君) ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

 終わります。

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△野崎隆太君



○議長(西山則夫君) 次に、1番、野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) 会派未来の野崎でございます。

 議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、一般質問をさせていただきます。

 本日は、コミュニティビジネス、ソーシャルビジネスに関する伊勢市の取り組みについてお尋ねをいたします。

 近年の加速度的な少子化の流れの中で、我が国ではその人口減少により、地域のコミュニティー機能の維持が困難になることが大変懸念をされております。3月議会で既に質問させていただきましたコンパクトシティー構想や地区みらい会議施策等、すべての施策の根幹は、そのような状況にも対応できる持続可能なコミュニティー機能の形成が目的になっていることは周知の事実でございます。

 そのような情勢の中、社会的または地域の課題を解決するために、ビジネスの手法を用い、その課題を解決していくコミュニティビジネス、ソーシャルビジネスの取り組みが注目を集めております。三重県においても平成18年、研究会が立ち上げられ、その後、さまざまな変化はありましたが、現在は三重県コミュニティファンドとしてその事業が進められております。しかしながら、全国でも先進地といえる福井県では、既に県によるコミュニティビジネスの認証制度が完成をしており、三重県は全国的に見てもコミュニティビジネスの定義はあいまいであり、進んでいるとはいえないのが実情でございます。

 このコミュニティビジネスというものは、当然ながらビジネスです。つまり最低限の利益を確保していること、これが前提となってきております。よくある補助金や助成金を前提とした地域活動とは完全に一線を画したものであり、地域に根づいたときの最大の利点は、持続可能であり、永続的な地域貢献の活動ができるということです。

 伊勢市では、平成23年3月に伊勢市協働の基本ルールが発効されておりますが、その中には、行政と市民の活動領域に関する事項等、さまざまな市民活動に関する事項の説明がございますが、コミュニティビジネスを用いたまちづくりに関する事項は、残念ながら全く触れられておりません。

 また、伊勢市のホームページを検索してみても、現在は単語自体がほぼ存在をしておりません。現状として、伊勢市はコミュニティビジネスという分野で全国的なおくれをとっているのではないかと心配をしておるところではございますが、持続可能な地域づくり、自立した地域づくり、行政から独立した地域活動、これらの考え方はコミュニティビジネスという概念を抜いてはなし得ないものではないかと考えております。

 そこで、お尋ねをいたします。

 まず第1に、コミュニティビジネスの現状と今後の展望について、大きな枠組みで伊勢市ではどのような分析がなされているのかお聞かせください。

 次に、伊勢市において活動している各種団体、企業の中で、コミュニティビジネスの手法を用いて活動している団体というのが複数あるかと思われますが、そのような団体の実情の把握をどのようになされているのかをお聞かせください。

 また、コミュニティビジネス、ソーシャルビジネスは、その性質上からNPO法人が積極的に取り組むことなども多いのですが、全国的な事例を見ますと、公金の投入を中心に活動していたNPO法人等がコミュニティビジネスの手法を用い、収支における公金比率が劇的に下がり、自主財源を確保できた事例なども数多くございます。

 ほかにも、いわゆる市民活動事業、例えば、私が予算特別委員会において長年の交付金額が一切変わっていないことを指摘させていただいております勤労者ふれあいフェスティバルなど、各種事業やスポーツを初めとする各種大会等にビジネス的な発想を応用していくことで、例えば、伊勢市が引き受けている事務局を実行委員会へ移管することが可能になるなど、予算における公金の比率を下げることも可能になるのではないかと考えております。

 各事業や団体が独立した収入を確保し、公金の比率や公金の投入額の引き下げが行われるということは、事業、団体の持続可能な活動にとっても大変重要なことであり、当然、他の分野への、新たな施策への投資も可能になってくるという利点もございます。

 そこで、3点目として、伊勢市では補助金、助成金、指定管理、業務委託等、さまざまな形での公金支出をされておりますが、支出先となっております各種事業、活動団体について、主に公金支出分にはなりますが、どのような形で業務内容を把握されているのか、また、事業、団体に対し公金の比率引き下げ等のアドバイスは行っているのか、この点についてお答えをいただきたいと思います。

 以上で通告による質問を終わりますが、答弁のいかんによりましては再質問をさせていただきたいと思います。



○議長(西山則夫君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) それでは、野崎議員の御質問にお答えをします。

 初めに、コミュニティビジネスの現状と展望についてお答えをします。

 コミュニティビジネスの定義につきましては、地域が抱えるさまざまな課題を市民などの多様な主体がビジネスの手法を用いて解決をし、その利益をさらに地域へ還元していく持続可能な取り組みと理解をしております。

 議員仰せのとおり、近年、国の各省庁においてコミュニティビジネスを支援するためのさまざまな施策が講じられております。三重県におきましても、その振興を図るため、平成18年度に三重県コミュニティビジネス振興研究会が設置され、その後、平成19年度からは三重県産業支援センターおいて、みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金交付事業による支援がなされております。

 伊勢市におきましては、関係部署において国・県からのコミュニティビジネスに関する支援制度などの情報共有や周知に努めているものの、市単独でのコミュニティビジネスに特化した具体的な支援策は設けていないのが現状でございます。

 現時点では、地域課題の解決につながる市独自の支援策としては、その担い手ともなり得るNPOなどの市民活動団体への活性化活動事業補助金制度や、住民自治の新たな仕組みの中で自治組織である地区みらい会議への支援制度などがございます。

 活動している地区みらい会議の中には、高齢者等の買い物弱者を支援するため、共同宅配事業の仕組みづくりを目指しているところもございます。

 しかし、これらの制度はコミュニティビジネスの支援に特化をしておらず、将来的展望につきましては、今後先進地事例などを参考に検討してまいりたいと考えております。

 次に、伊勢市内におけるコミュニティビジネスの現状把握についてお答えをします。

 さきの御説明でも少し触れさせていただきました、みえ地域コミュニティ応援ファンド助成金交付事業の制度を活用され、地域課題を解決するビジネスや地域資源を活用するビジネスに取り組まれた市内の団体や企業は、平成20年度から23年度までの4年間で9件、約1,650万円の支援をいただいている状況でございます。

 次に、公金支出先団体の業務内容をどのように把握しているかとのお尋ねでございますが、公金の支出につきましては、個々の案件でさまざまでありますが、補助金交付の場合の一例としてお答えをします。

 補助金に関しては、定期的に補助金等のあり方を検証し、効率的な行政運営を展開すると同時に、補助金に関する公益性、公平性、透明性を確保するよう努めております。また、支出手続の際、申請書類、実績報告書類等について審査をし、必要に応じて実態調査等を行い、補助金交付の効果を確認することとしております。このため、おおむね交付申請提出時、実績報告提出時の書類審査において、補助金交付対象事業の内容を把握しております。適正な補助金の交付を通じ、市民全体の福祉の維持、増進に役立つような活動を支援していくことを目的とするものの、原則5年以内の周期を設定し、周期到来の都度、補助金の見直しを行うこととしております。

 公金比率の引き下げのアドバイスなどといったことは行っておりませんが、期限をつけた補助金の交付であることを明確にし、交付先団体の自主・自立性を阻害しないよう支援するよう努めているところでございます。

 以上、野崎議員の御質問にお答えをいたしました。御理解を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(西山則夫君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) 市長、御答弁ありがとうございます。

 再質問の前に、御答弁をいただいた上で少々ばっさり切る形になって申しわけないんですが、私は、この今、伊勢市、また行政において、現時点でコミュニティビジネスの取り組み、またその概念というものはほぼ存在をしていないのではないかと思っております。

 質問通告を出して以後、市民だけでなく、行政の職員さんからも含めて最も聞かれたのは、コミュニティビジネスというのは何だというのを私は一番多く聞かれました。

 また、先ほど市長、御答弁の中で、コミュニティビジネスの定義についてこのように理解をしておりますというふうな御答弁をいただいたわけですが、先ほど御説明させていただいたように、県で研究会ができたのが18年、また、去年はこのような100ページの大きなカラー版の本も三重県から出されております。また、国のほうでは、平成14年からこの事業の取り組みが既に始まっておるものですもので、本来であれば、現在は僕は運用段階ではないかと思っております。そのような点からも、もう少し積極的な取り組みをするべきやと思っております。

 では、再質問を少しさせていただきます。

 まず、このコミュニティビジネス、それからソーシャルビジネスそのものについて少しお尋ねをさせていただきます。

 そもそも、経済産業省初め厚生労働省、環境省、それから国土交通省の分野ごとに各省庁が一丸となってこのコミュニティビジネスの取り組みは進めているものであります。しかしながら、伊勢市では、先ほども言わせていただいたように、正確な定義づけというのがまだなされていないのが現状ではないかと私は考えております。

 そもそも、伊勢市ではどのような分野のどのようなものがコミュニティビジネスに入ると考えているのか、少し具体的にお聞かせをいただけますでしょうか。



○議長(西山則夫君) 環境生活部参事。



◎環境生活部参事(奥野やす子君) 伊勢市におきましてのコミュニティビジネスにつきましては、行政施策におきまして、まちづくりや環境、そして福祉とか防災、産業等につきまして、その可能性があると考えております。

 具体的には、産業の分野におきましては、横輪町の活性化委員会さんがさせていただいております郷の恵・風輪の取り組みとか、観光協会とか商工会議所が取り組まれております観光ガイド、また、まちづくりの分野では歴史的な資源を活用する河崎での取り組み等々があるものと考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(西山則夫君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) ありがとうございます。

 今御答弁をいただいたように、数多く、限りなく無限大に近いような分野でこのコミュニティビジネスというのは適用ができるという側面がございます。しかし一方で、その分野が少しぼやけているという部分があって、しっかりとした認知といいますか、後押しをしてあげないと、逆にきっかけがなかなかできないのかなと思っておるような部分があって、もう少しそういう意味でもしっかりした定義づけをこれからも積極的に進めてほしいと思っております。

 その中で、このコミュニティビジネスというのは全国ではさまざまな形で展開をされておりますが、このコミュニティビジネス、ソーシャルビジネスで、コミュニティビジネスコーディネーター、もしくはコミュニティビジネスアドバイザーというような、民間資格ではありますが、資格がございます。また、コミュニティビジネスにおいては中間支援機関というものが、これはもう国のホームページにもちゃんと載っていますが、こういったものが大変重要な要素であるというふうな形で定義づけをされております。

 そのあたりの制度について、伊勢市ではどのような把握をされているのかお聞かせをいただけますでしょうか。



○議長(西山則夫君) 環境生活部参事。



◎環境生活部参事(奥野やす子君) 今、議員仰せの民間組織でありますコミュニティビジネスコーディネーターやコミュニティビジネスアドバイザーを養成する育成講座を開設しておられます民間NPO法人コミュニティビジネスサポートセンターがあることは認識をいたしております。

 ただ、私どもが認識させてもらっておるのは、県内では松阪市に拠点を置かれるMブリッジさんだけではないかと考えておりますし、伊勢市におきましては、正直、まだコミュニティビジネスに特化して支援をする組織がないのが現状でございます。

 以上でございます。



○議長(西山則夫君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) 御答弁のとおりで間違いないと思います。

 松阪市にMブリッジという中間支援施設があるだけで、三重県内では存在はしておりません。また、それとは別に、南伊勢の商工会が昨年度かな、独自でコミュニティビジネスとはということで講座なんかも何度か持っておりますが、やはり伊勢市ではまだ民間含めてちょっと活動が進んでいないのかなというのが現状ではないかと思っております。

 その中で、このコミュニティビジネスというのは、進めるにあたって、先ほども言いましたように、持続可能なまちづくりであるとか持続可能な地域づくり、そのために大変な効果があるものであると私は認識をしております。

 それで、以前からも御指摘をさせていただいておりますが、伊勢市の各種事業、補助事業であるとか補助団体なんかは、支出先の考え方として補助、助成ありきの事業、団体が少しちょっと多過ぎるのではないかと私は思っております。そのため、助成であるとか補助の廃止が、事業やもしくは団体の存続にかかわってしまうというような例が多く見られ、また、今後もそれが後を絶たないのではないかと、私はそれを大変危惧しております。

 現在のまちづくりにおいて、ビジネスの手法を導入することを悪とするような風潮を感じるときも私はままあるんですが、福祉の分野等、一部の分野は別としたとしても、公金に頼ったまちづくり、場合によっては個人の持ち出しすらあるような地域おこしでは、永続的な活動が難しくなってくるようなときもあるのではないかと思っております。

 行政当局として、そのあたり、まちづくりに対して公金の支出、もしくは個人の持ち出しに頼ったようなまちづくりに関してどのように感じておられるか、少しお考えをお聞かせいただけますでしょうか。



○議長(西山則夫君) 情報戦略局長。



◎情報戦略局長(森井啓君) まちづくりといいますか、補助金の対象件数等々が多いのではないかと御指摘もございました。その辺のところも含めまして、行政経営の立場から若干回答をさせていただきます。

 確かに、近々の補助金の件数等々は私、今把握しておりませんですけれども、何年か前に補助金の見直しをしたときには、トータルで140件ぐらいの補助団体があったというふうに記憶をいたしております。ただ、補助金、交付金、助成金の中には、当然ながら国・県等の協調補助でありますとか、さまざまな対応がございますので、一概にはどうこう言うわけにはいきませんけれども、例えば、先ほど議員御紹介いただきましたように、その補助の対象事業そのものがコミュニティビジネスという視点でこれまでそういう制度的なものの目が入っておれば、もしくは行政とのかかわりの中でこういうふうな地域の課題、地域の資源等を使いながら、まちづくりにコミュニティビジネスの手法を使いながら発展することができたのではないか、その辺のところの行政とのかかわりの部分もできたかもしれません。ですので、今、多いか少ないかということは別に、ちょっと何とも言いがたい部分ございますし、確かに、既得権益化してしまって、なかなか自主・自立に進まないという事実は補助金行政の中にはございますけれども、コミュニティビジネスにそれがそのまま素直に移行できるかということにつきましても、なかなか難しい部分があろうかと思います。

 ですので、今、伊勢市はコミュニティビジネスについてまだ何も動いていない状況やというところがございますので、今後補助金等のあり方につきましても整理していく必要があろうかと、そのように考えております。



○議長(西山則夫君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) ありがとうございます。

 伊勢市が主催として行っているような各事業に対してももちろん同じことが言えるわけなんですけれども、結局、1つの事業に対して収支計画を赤字と黒字をしっかり立ててつけていくということをしていくと、それで行政効率とか補助金の効率が上がるんじゃないかという、それが根幹にある話ですもので、ぜひ積極的にいろんな形で見直しをかけていただきたいなと思います。

 それで、最初にも申しましたが、コミュニティビジネスは、先ほども言いましたように、団体であるとか、そういった事業の継続性というものをより強く推し進めるために、そういった、なくなってしまうんじゃないか、補助金の廃止が、すなわちいろんなものの廃止につながるんじゃないかというような危惧を退けて、持続可能な事業であったり団体をつくっていくことに大変な効果があると私は思っております。

 それで、伊勢市における住民自治の促進であるとか、もしくは行政負担の軽減のためにも、少し積極的な導入に向けて一歩踏み出すことが必要ではないかと考えておるわけなんですが、住民自治の担当課として、少しどのようにお考えかお聞かせをいただけませんでしょうか。



○議長(西山則夫君) 環境生活部長。



◎環境生活部長(中井宏明君) 私ども環境生活部のほうで、市民交流という立場で市民の皆さん方とのいろんなかかわりを持たせていただいております。

 議員仰せのように、コミュニティビジネスという視点、これは確かに行政として今まで欠けておった部分があるかもわかりませんが、個々にはやはりいろんな事業としてやってきておるというところは間違いないというふうに思っております。

 これから、ふるさと未来づくり、地区みらい会議等の設置と相まって、その中でこのような視点を持っていただいて、市民の皆さん方、あるいは各種団体の皆さん方にも御活躍いただけるような形を今後構築していく必要があるかというふうに思っております。よろしくお願いします。



○議長(西山則夫君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) 全くその部長のおっしゃるとおりで、やっぱり視点を持っていなかったりだとか担保がないというのが、今の伊勢の最大の問題だと僕は思っております。なので、個々の団体であるとか個々の住民さんによっては、それをもう既に頭の中には何となく理解をしてきて、それでやってもらっているところもありますもので、そういうところはやっぱり拾ってあげるような活動がこれから行政としては必要なんじゃないかなと思っております。

 その中で、少しお聞かせをいただきたいと思うんですが、よりちょっとコミュニティビジネスとしての起業者、会社を立てる側、起業者側の視点で少しちょっとお話を聞かせていただきたいと思います。

 このコミュニティビジネス、少々分野は多岐にわたってはおるんですが、仮に起業したいということで伊勢市を訪ねてきたときに、どの窓口に訪ねていったらいいかというのを少しお答えをいただけますでしょうか。



○議長(西山則夫君) 環境生活部長。



◎環境生活部長(中井宏明君) 先ほどもお答えをさせていただきましたが、まだ行政の中で十分にその辺が整理をされていないというのが実情でございます。よその情報等を見せていただきますと、産業支援センター等で起業に対するお手伝いをさせていただいておるというところもございますので、その部分も含めまして十分検討していきたいというふうに思います。



○議長(西山則夫君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) ありがとうございます。

 おっしゃるとおりだといいますか、それぞれ団体で商工会議所でやっているところの自治体もあれば、先ほど御答弁にありました産業支援センターでやっているような自治体もありますし、行政の中で窓口を持っているような自治体もございます。ただ、分野が多岐にわたるというのは当然なんですが、それとは別で、やっぱり最終的には事業となる会社を立てるというのが前提ですもので、少し専門的なことが必要になってくるかなと思います。ですので、窓口の設置であるとか、もしくは部署の設置も含めて、少し検討をぜひしていただきたいなと思います。

 それで、このコミュニティビジネス、これは地域の課題を解決していく社会性企業、もしくはそれの事業主体となる個人もしくは人物のことを社会企業家というような表現がされることもございます。その性質から、大きな事業収益があり、もしくはお金もうけを第一にしていないところが多くて、新しく会社を立てるとき、起業に際して、資金調達が困難になってくるような事例も数多くございます。三重県では現在補助制度がございますが、例えば、コミュニティビジネスに特化したファンドをつくって、収益性の低い事業に対し、補助金ではなくて貸付金の後ろ盾となっているような事例も全国では数多くございます。ビジネスである以上、補助、助成ではなくて貸し付けになることは当たり前の話なんですが、そこにはやっぱり団体がちゃんと収支計画を立てて、自立をしていくというような大きなメリットもございます。また、そのような融資制度の前提条件として、先ほど紹介した福井県のほかにも、コミュニティビジネスの認証制度、要するにこれはコミュニティビジネスですというような形でビジネスの担保を行っているような自治体も数多くございます。そのような認証制度をつくって、コミュニティビジネスの定義、認証を行うだけで解決をするような課題も、先ほどの制度化いただいたような組織、団体もそうですけれども、数多く解決する課題もあるんではないかなと私は思っております。

 ですので、市単独では正直なところ難しい課題ではないかなと思っておりますが、県やもしくは周辺の自治体に働きかけるような形で、この際、広域の制度の普及を図ってみたらどうかなと思うんですけれども、そのあたり研究されるお考えはないかお聞かせいただけますでしょうか。



○議長(西山則夫君) 環境生活部長。



◎環境生活部長(中井宏明君) やはり、何度も申し上げて申しわけございませんが、我々の行政のほうの認識を新たにいたしまして、そういうふうな、どのような形で支援をさせていくことができるのか、また、住民の皆さん方、あるいは企業の皆さん方のほうの自立、あるいは支援という形も当然要るわけでございます。単なるボランティアではございませんので、やはりビジネスというふうに議員のほうもおっしゃっていただいていますので、それの支援をする形としてどういう形があるかを模索していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(西山則夫君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) ありがとうございます。

 コミュニティビジネスに関してはもう伊勢市は正直言うとおくれておるということで、これ以上質問することもさほどないんですが、市長、最後にちょっと少しお聞かせをいただきたいんですが、市長はさきの議会で少し議題に上がりましたやすらぎ公園のプールに関して、平成22年3月議会において、基本的な姿勢として、今後伊勢市の財政再建に伴ってもやすらぎ公園プールのような赤字の公共施設一つさえ黒字にできないもので伊勢市全体の財政再建ができるものかと疑問に感じておりますというふうな趣旨の答弁でございました。

 市長は、その黒字には今のところできておらず、赤字のまま3月議会で当局より廃止の提案がなされたことで、この部分では花は咲かなかったわけではございますが、やすらぎ公園プール、これは存続を求める団体から要望が出ていたことは記憶にあるかと思います。プールという施設があって、一定の利用者があり、プールの存続を求める団体がある、そして行政は、やりたくないという表現は余りよろしくないんですが、やりたくないと。そうなってきたときに、個別のルールは別としても、本来ならこういうところにコミュニティビジネスの種が出てくるんではないかと思っております。

 伊勢市は年間多くの観光客が訪れ、南勢地区での中心としての機能もある、高校も数多くあります。こういった特殊性を持つ都市であるからこそ、無限の可能性がこのコミュニティビジネスという分野にはあるのではないかと思っております。ですので、市長からも、このコミュニティビジネスというか、それに関して少し思うところがあれば一言お聞かせをいただきたいと思います。



○議長(西山則夫君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 野崎議員から非常にありがたい貴重な御意見をちょうだいいたしました。ありがとうございます。

 種々の議論の中で、自治とコミュニティビジネスの観点という、非常にありがたい声だということを感じました。

 やすらぎのプールのことに関しては多くは申しませんが、当時、民間の経営者の方々に、例えば請負っていただけるようなことはできないかとか、種々、さまざま相談は申し上げてまいりました。今、公共施設に関しましても、それぞれの公共施設の稼働率や収支状況、そういったものをきちっとまず精査をしていこうということで、この白書をつくるように今作業を進めているところでございます。そういったところから、稼働率を含め、議員から御指摘のコミュニティビジネスの観点、こういったものを考えていく必要があろうかというふうに思っております。

 ただ、一方では、今現状、産業支援センターの中で商工会議所のほうに委託をしまして、企業支援だとかそういったことも継続的にとり行っておりますので、それはコミュニティビジネスなのか一般的な企業なのか、大枠として現状も進めておりますので、そういった中で必要なことは進めていければというふうに考えております。



○議長(西山則夫君) 野崎議員。



◆1番(野崎隆太君) ありがとうございます。

 最後に少しちょっとこのコミュニティビジネスについて、だれが一体やりたいのかというような話をさせてもらおうかと思うんですが、コミュニティビジネスの各レポートを読んでおりますと、コミュニティビジネスの起業の対象者となる人というので、大体共通をした項がございます。1つが若者。これは社会になじめない、もしくは会社で働くのを余り好まない若者。それからもう一つは主婦。これは子育てを終えた形での主婦。これが何か社会に役に立つことをしたい、でも、それなりにお金を稼ぎたいというときに、主婦が対象となっております。それから、3番目として老人、お年寄りですね。今、退職をされたお年寄りが社会に対して貢献をする形で企業活動をしたいと。今回、広議員からも質問がございましたが、そういった少子高齢化の対策であるとか、いろんな形でコミュニティビジネスという分野に挑戦をしていくということは大変重要な意義があり、また、これを持っていないとこれからの行政活動は僕は成り立たないと思っております。

 ですので、先進地となるよう、伊勢市はコミュニティビジネスのまちだと言われるぐらいに先進地を目指して、ぜひ頑張っていただきたいと思います。

 以上です。ありがとうございます。

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△散会の宣告



○議長(西山則夫君) 以上で、本日の議事日程は終了いたしました。

 お諮りいたします。

 委員会審査等のため、あす5日から10日までの6日間のうち、会議規則で規定する休会日を除く4日間を休会といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(西山則夫君) 御異議なしと認めます。

 そのように決定いたしました。

 継続会議は11日午前10時から開きます。

 それでは、本日は散会いたします。

 なお、本日御出席の皆様には開議通知を差し上げませんから、御了承をお願い申し上げます。

 ありがとうございました。



△散会 午後2時48分

 会議の顛末を録し、ここに署名する。

   平成24年7月4日

        伊勢市議会議長     西山則夫

        伊勢市議会議員     岡田善行

        伊勢市議会議員     福井輝夫