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三重県 伊勢市

伊勢市 平成22年  3月 定例会 03月08日−02号




伊勢市 平成22年  3月 定例会 − 03月08日−02号







伊勢市 平成22年  3月 定例会



        平成22年3月伊勢市議会定例会会議録

議事日程

               平成22年3月8日(月)午前10時開議

日程第1 議案第1号 平成22年度伊勢市一般会計予算外11件一括

日程第2 議案第13号 平成21年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)外14件一括

日程第3 議案第27号 伊勢市行政組織条例の一部改正について外8件一括

日程第4 議案第36号 三重県伊勢志摩地区広域市町村圏協議会の廃止について

日程第5 議案第37号 市道の路線の認定について

日程第6 一般質問

      ?12番 山根隆司君

           ●市立伊勢総合病院の今後のあり方について

      ?17番 中川幸久君

           ●市長の所信表明における海上アクセス事業について

           ●宮川洪水対策について

      ?27番 中村豊治君

           ●新年度予算の総括について

           ●市立伊勢総合病院の未来について

      ? 8番 吉岡勝裕君

           ●市の交通対策について

           ●指定管理者の管理について

      ?23番 佐之井久紀君

           ●市長の所信表明

      ?14番 黒木騎代春君

           ●市長の海上アクセス施設撤去判断について

           ●放課後児童クラブ利用意向アンケート結果について

           ●安全上やむなくバス通学をしている小学生の通学定期助成制度の充実について

           ●障害者自立支援法にかわる新法制定にむけた動きと課題について

           ●国保料滞納世帯のうち「高校生世代以下」の子どものいる家庭に対する対応について

           ●子どもの医療費無料制度について

      ?20番 浜口和久君

           ●鈴木市長の提案説明について

      ? 4番 野口佳子君

           ●水田農家の皆様に自給率向上の為、戸別所得補償制度モデル対策がスタートします。新規需要米として米粉用米が交付の対象となります。県内でも米粉パンが販売されています。学校給食等に米粉の使用を検討していただくよう考えてください。

           ●12月の議会が終わった後、ケーブルテレビをみられた消費者の方々や生産者の方々から地産地消の生産物を子供の健康を守るためにも是非とりいれてほしいという要望をいただきました。地産地消のものを7品目あげてもらったのですが、どの程度かを教えてほしい。実現できるようにすすめていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

      ?15番 西山則夫君

           ●市長の市政運営について

           ●定員管理計画について

      ? 3番 世古 明君

           ●雇用問題について

           ●防犯・防災問題について

      ?24番 宿 典泰君

           ●宇治山田港ターミナル施設について

           ●やすらぎ公園プールについて

      ?10番 品川幸久君

           ●海上アクセス施設の今後の進め方について

           ●子ども手当支給に伴う影響への対応について当局の考えを聞きたい

      ? 9番 広 耕太郎君

           ●市立伊勢総合病院事業について

      ? 1番 野崎隆太君

           ●伊勢市におけるゴミ行政の今後の方向性について

           ●伊勢市可燃物指定袋の価格改定について

           ●ごみ処理基本計画について

本日の会議に付した事件

 1.平成22年度伊勢市一般会計予算外11件一括

 1.平成21年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)外14件一括

 1.伊勢市行政組織条例の一部改正について外8件一括

 1.三重県伊勢志摩地区広域市町村圏協議会の廃止について

 1.市道の路線の認定について

出席議員(28名)

      1番  野崎隆太君      2番  吉井詩子君

      3番  世古 明君      4番  野口佳子君

      5番  岡田善行君      6番  福井輝夫君

      7番  辻 孝記君      8番  吉岡勝裕君

      9番  広 耕太郎君    10番  品川幸久君

     11番  藤原清史君     12番  山根隆司君

     13番  長田 朗君     14番  黒木騎代春君

     15番  西山則夫君     16番  上田修一君

     17番  中川幸久君     18番  小山 敏君

     19番  杉村定男君     20番  浜口和久君

     21番  工村一三君     22番  山本正一君

     23番  佐之井久紀君    24番  宿 典泰君

     25番  世古口新吾君    26番  長岡敏彦君

     27番  中村豊治君     28番  中山裕司君

欠席議員(0名)

      なし

職務のため議場に出席した事務局職員

  事務局長     森 裕幸君   事務局次長    筒井弘明君

  議事係長     中川雅日君   調査係長     東浦富美君

  書記       奥野進司君   書記       中野 諭君

説明のため出席した者

  市長       鈴木健一君   副市長      松下 裕君

  病院事業管理者  間島雄一君   会計管理者    楢井正文君

  財務政策部長   森井 啓君   環境生活部長   佐々木昭人君

  健康福祉部長   白木信行君   産業観光部長   鈴木豊司君

  都市整備部長   奥村 茂君   二見総合支所長  三浦 徹君

  小俣総合支所長  田端正美君   御薗総合支所長  内田 豊君

  上下水道部長   本多秀夫君   病院事務部長   中川芳明君

  消防長      保田幸宏君   都市整備部次長  山下克己君

  消防本部次長   大西邦生君   産業観光部参事  中井宏明君

  都市整備部参事  角前 明君   上下水道部参事  宮田重和君

  総務課長     藤本 亨君   行政経営課長   鈴木正人君

  教育委員会委員長 岡本國孝君   教育長      宮崎吉博君

  教育部長     松島康雄君   教育次長     竹内勇夫君

  監査委員     鈴木一博君   選挙管理委員会委員長

                            鈴木市郎君



△開議 午前10時00分



△開議の宣告



○議長(長田朗君) ただいまから市議会定例会の継続会議を開きます。

 本日の出席者は全員ですので、会議は成立いたしております。

 本日の会議録署名者及び議案等説明者は、前回決定あるいは御報告申し上げたとおりです。

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。

 それでは、会議に入ります。

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△議案第1号外11件一括の上程、質疑、委員会付託



○議長(長田朗君) 日程第1、「議案第1号平成22年度伊勢市一般会計予算外11件一括」を議題といたします。

 質疑に入ります前に、議長から申し上げます。

 質疑に当たりましては、一問一答方式によることといたしますとともに、発言につきましては、答弁を含めて60分以内といたしますので、御留意いただきますようお願い申し上げます。

 質疑に入ります。

 発言通告が参っておりますので、順次許可いたします。

 初めに、18番、小山議員。



◆18番(小山敏君) おはようございます。それでは、議長のお許しをいただきましたので、発言通告に基づきまして、ただいま上程されました「議案第1号平成22年度伊勢市一般会計予算」の中の款5労働費、項1労働諸費、大事業5やすらぎ公園プール管理運営事業につきまして質疑をさせていただきます。

 この伊勢市やすらぎ公園プールは、昭和54年に当時の雇用促進事業団により伊勢勤労者体育センターとして、市内の勤労者福祉の増進と体力の向上を目的に、建設費約7,880万円で設置された施設で、市が管理運営を行ってきましたが、平成13年に閣議決定された特殊法人等整理合理化計画に基づき、平成15年に伊勢市が1万500円で施設の譲渡を受け、名称を伊勢市やすらぎ公園プールとして、引き続き勤労者と市民の健康増進、体力の向上を目的として管理運営を続けてきたものでございます。

 このプールは、設置されてから13年後の平成4年に約4,220万円かけて大規模な改修を行っておりますが、譲渡されたときから、いずれ耐用年数が到来したときには、廃止か再度の大改修の選択を余儀なくされる施設でございました。そこで、伊勢市では、耐用年数の30年が経過して、施設の老朽化が進んできた昨年、公の施設の統廃合等に係る基準に基づいて検証を行いました。その結果、これまで施設の維持に多額の修繕費を費やしており、今後、運営を続けるに当たっても維持管理費がかさむこと、さらに現在の耐震基準を満たしておらず、耐震強度も担保できないことから、一定の役割を終えたと判断して、近隣に同種の施設も開設されたこともあり、昨年6月に開催された産業建設委員協議会において、平成21年度の運営を最後に廃止したい旨の提案がありました。また、その後、改めて施設のガイドラインに沿ってあらゆる角度から検証を行いましたが、ほぼすべての項目に該当して、そのどれをとってみても廃止という結論しか見出せませんでした。

 2度の検証の結果、廃止の判断をしたにもかかわらず、去る2月12日開会の産業建設委員協議会において、さらなる検証を実施するため22年度も営業したい旨の提案があり、今議会に1,021万3,000円の予算が計上されました。

 私には全く理解できません。立派な見直しガイドラインが整備されていて、それに基づいて2度も検証した結果、廃止という判断をしておきながら、もう1年営業して検証したいといいますが、これ以上、一体何を検証するのでしょうか、お尋ねいたします。

 また、市長は就任後、初の議会となる昨年の12月議会での所信表明でも、今3月議会の初日の所信表明でも、財政再建を政策の旗頭に掲げられました。行政コストを把握し、将来にわたって伊勢市を健全経営していくために、新たな行財政改革をスタートさせるとしています。将来にわたって持続可能な市政運営をしていくためには、これ以上の赤字事業はふやさないとの強い決意で、宇治山田港の旅客ターミナル施設を撤収するという勇気ある英断を下されました。しかしながら、このやすらぎ公園プールの存続は、市長の基本方針とは正反対のことをしているように思われます。市長の政策との整合性についてお伺いいたします。

 以上で壇上からの質問を終わりますが、御答弁のいかんによりましては、自席からの再質問をよろしくお願い申し上げます。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 皆さん、おはようございます。

 それでは、小山議員からの御質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 やすらぎ公園プールにつきましては、議員の皆様、そして市民の皆様に対して大変御心配をいただいているところでございます。初めに、1年間の営業とその検証についてでございますが、やすらぎ公園プールについては、昨年6月8日に開催された産業建設委員協議会におきまして、施設の維持管理に多額の費用が必要と考えられることから、平成21年度の運営を最後に廃止をしたい、このように提案をさせていただき、種々御意見を賜ったところであります。そして、本年2月12日に開催された産業建設委員協議会では、施設の見直しガイドラインに沿った検証結果を御報告し、その上で、引き続き1年間営業させていただきたいとお願い申し上げたところでございます。

 そして、先ほど小山 敏議員から御指摘のあったように、やすらぎ公園プールは昭和54年、伊勢勤労者体育センターとして雇用・能力開発機構により設置され、平成15年度に施設の譲渡を受け、名称を伊勢市やすらぎ公園プールとし、これまで暑い夏の憩いの場、健康づくりの場、触れ合いの場として多くの市民の皆様に親しまれてまいりました。そして、この施設の耐用年数の30年を経過し、そして施設の老朽化も目立ってきております。これは事実であります。しかし、平成21年度においては、有料入場者数1万1,000人、約2カ月の運営期間内で1万1,000人の御利用があるのが現状であります。

 (パネルを示す)これがやすらぎ公園プールの最近の利用者の状況を示したものであります。平成17年当時、1万4,441人の利用があり、現在、天候によっても左右されるところでありますが、いまだ1万1,662人、天候が悪いときでも1万人を超える利用があるというのが現状であります。そして、これを運営期間の約60日、ここから割り出しますと、1日当たり約183名、200名近い利用者の方がいらっしゃることがわかります。そして、市内の公共施設の利用者数を見ますと、例えば郷土資料館の利用を見ますと、年間2,150件、1日当たり5.8人、1日当たり6人です。尾崎咢堂記念館、こちらにおいては年間2,062人、こちらも1日平均5人から6人、そして伊勢市立の倉田山野球場、こちらは年間約8万人、1日当たり220人、そして先般、朝熊のほうにできましたサッカー場、こちらが平成21年度では年間7万2,000人を超える利用者が見込まれ、1日当たり約197人の利用が見込まれるのではないかというふうに考えております。

 このように、現在、伊勢市が所有している公共施設においても、やすらぎ公園のプール、年間、夏の期間だけで1万人を超える利用者がいらっしゃるということは、十分に今後、市民の方の御期待に沿える施設であるということは、可能性があるということを私自身は期待をしているところであります。そのようなことから、まずもって再度このやすらぎ公園プールの検証をさせていただきたいというふうに考えをお示しさせていただきました。

 そしてまた、近隣のプールについても入場者数は減少しておりますが、料金は大人で800円、子供で400円から500円と、やすらぎ公園プールよりも高い金額となっております。

 こうした経過の中で、もう少し赤字を減らして健全な経営をすることができないか、1年間の延長を提案させていただいたものでございます。

 なお、この延長の1年間で利用者の増加対策、収支バランスの改善などについて工夫をすることとし、庁内に検討プロジェクトの設置も進めているところでございます。

 次に、財政再建と私の政策との整合性についてのお尋ねでございますが、私の基本的な姿勢としては、今後の財政再建に伴っても、このような赤字の公共施設一つさえ黒字化できないもので伊勢市全体の財政再建ができるものか、逆に疑問を感じております。そのことも踏まえて、今回のやすらぎ公園プール、こちらの一つの公共施設の財政再建を行い、公共施設のコスト計算を行い、そして赤字施設の解消を行う、このように実施をさせていただきたいと考えておりますので、どうか御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(長田朗君) 18番、小山議員。



◆18番(小山敏君) 今、せっかく市長じきじきに御答弁いただいたんですけれども、ちょっと納得できませんので、改めて自席から再度質問させていただきます。

 2度も検証して、2度とも廃止の判断をしたにもかかわらず、さらなる検証をするためにもう1年営業したいということですけれども、それではあの2度にわたる検証は一体何だったんかという思いがするわけなんですけれども、その辺についてちょっと説明してください。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 2度の検証に、やっぱり新たに市民の側から見た目線を追加した場合に、まだまだ施設が市民の方から期待されている施設であることを十分に考えさせていただいております。2度の検証が無駄とは言いませんが、もしかしたら、その2度の検証の中で必要な項目がまだまだ不足しているのではないかというふうに考えております。



○議長(長田朗君) 18番、小山議員。



◆18番(小山敏君) もう少し赤字を減らすことができないかということから、1年間の延長をするというふうな御答弁だったんですけれども、1年延長したからといって赤字が減るとは思えないんですけれども、値上げもしないで赤字が減るわけはないんであって、値上げをすれば、利用者数もまた減少するかもしれませんけれども、このままではますます赤字がふえるだけではないかと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) あくまでもこの施設の目的としては、やっぱり子供たちの笑顔のためなんです。そのために利用料を見直すことも当然必要だと考えています。特にこの施設が設置されてから、ずっと利用料は変わらないままきていますので、その辺も踏まえて、しっかりと赤字が出ないような形でどこまでできるのか、またしっかりと検証して取り組んでいきたいというふうに考えております。



○議長(長田朗君) 18番、小山議員。



◆18番(小山敏君) 先日の産業建設委員協議会におきまして、1年限りの延長というふうに伺ったわけなんですけれども、この1年間で利用者の増加対策とか、また収支バランスの改善を工夫するというふうにおっしゃっておるんですけれども、値上げもしないで収支バランスが改善するとは思えないんですけれども。また、たった1年限りの延長で、そのためにどうしてこういうことをする必要があるのかなというふうに思うんですが、この辺どうですか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) こちらの責任ですが、庁内の担当部と少し表現の誤差があるかもしれませんが、1年限りというわけではないんです。まず、今回1年でどこまで赤字ができないように、黒字に近づいていけるかということに取り組んで、その結果を踏まえて、その翌年以降、どのような形でこの施設を取り扱っていくかということをもう一回検討していきたいというふうに考えております。

 利用料の値上げに関しても、必要であれば、その値上げは普通に考えていきたいというふうに思っております。



○議長(長田朗君) 18番、小山議員。



◆18番(小山敏君) はい、わかりました。

 それでは、幾らかでも市民サービスにつながらないかという思いから延長したということなんですが、この施設は廃止するつもりで耐震診断もせずに、安全性が担保されていない施設なわけですけれども、そういった安全性が確保されていない施設を使わせることが、果たして市民へのサービスにつながるのかどうか甚だ疑問なんですが、その辺はいかがですか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) プールという施設ですので、例えば建屋のように屋根がつぶれてくるというようなことは今考えにくいわけでありまして、僕も現地に足を運んで見に行ったのですが、当然、今、施設の老朽化によって、例えば流水プールの真ん中に設置している滑り台のさびの状況だとか、例えば子供たちが歩き回る塩ビというか、プラスチックのシートの部分の割れぐあいであるだとか、そういった一つ一つの危険性、危ないなと思うところはしっかりと改修していきたいと思っております。

 耐震性の問題については、今回のことし1年、市民の方々にたくさん来ていただく状況を準備して、少しは赤字を解消するすべが、ああ、これならいけるなというふうに判断ができれば、その先のことも考えていく必要があるというふうに考えております。



○議長(長田朗君) 18番、小山議員。



◆18番(小山敏君) 22年度もう1年営業するためには、最小限の修繕は必要になってくるわけなんですけれども、私はそれがまた無駄な出費につながるんではないかというふうに思っておるわけなんですけれども、営業しなくても検証はできるんではないかというふうに思うわけなんですが、営業を停止した上で検証して、必要なら耐震診断をしたり耐震補強をするなりして、安全を確保した上で営業を再開したらいいと思うんですが、それが本当の市民サービスではないかと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 今回のこのやすらぎ公園プールという公共施設の赤字を解消していく上で、テーブルの上だけでどれだけ赤字を解消できるかというのは、僕は非常に疑問を感じています。やはり1回でも1年でも休んでしまうと、そこからもう一回お客さんに来ていただくような方法というのは、非常にまたその倍以上の労力がかかることもありまして、実際に今まで広告だとか、例えばやすらぎ公園プールの営業期間や料金や、そういったことの販促的なこともほぼしていなかったわけですから、そういったことを実地的にして行いながら、赤字解消を目指していきたいというふうに考えております。



○議長(長田朗君) 18番、小山議員。



◆18番(小山敏君) 昨年の6月の産業建設委員協議会におきまして廃止が提案されたとき、市長は当時、産業建設委員会の委員でして、そこで市長は何の発言もなかったように思われるわけなんですけれども、もしその当時、市長が廃止に疑問があったら、何らかの発言があってもしかるべきではなかったんではないかと思うんですが、何も発言がなかったということは、当時としては、市長としましてはこの廃止を了としていたんではないかというふうに私なりに勝手に思っておるわけなんですけれども、市長就任後、何らかがあって気持ちが変わったんではないかというふうに思うわけなんですけれども、その辺の理由の説明がないものですから、非常に説得力のない苦しい答弁に終始しているように思うわけなんですが、このプールの廃止は前市長のときの方針だったわけですから、1年間の延長ではなくて、方針を変更して、鈴木市長として、修理代が幾らかかっても、運営費が幾ら赤字になろうが、市民サービスのために存続させていくんだというふうに言い切ったらいかがでしょうか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 当時のことを思い出しますと、たしか私も委員でして、そのときに赤字だから廃止をしていきたいという考えが示されました。その上で、実際にどこまで赤字で、どういった方が利用されていてということをその当時は委員の立場では知るすべがなかったというか、そこまで研究する時間がないまま提案があったというのが正直な実感でして、あれから1年近くがたつわけですが、市民の方のことを当局から説明があってから、市民の方からやすらぎ公園は非常に利用頻度が高い施設であるから、ぜひ何とかできないものだろうかというお話をいただいたこともあります。そして、子供たちからも、その6月8日以降に会って、「鈴健さん、あのプール、何とか残してくれへんか」なんていうことが、実際に小学生からも直接声が届いたこともありました。そういったことも踏まえて、じゃ、ちょっと、これはもしかしたら市民の方にもっと喜んでいただけるものになるんじゃないかということを私の胸の中で希望を感じました。

 その上で、じゃ、今までどれぐらいの入場者数があって、どれぐらいの利用金額を持っていたんだろうと見ていくと、やはり根本的には、その経営的なところでまだまだ不足していたところがあったんではないかというふうに感じるところがありまして、今回1年間、どれだけ頑張れば実際に収支バランスを整えていくことができるのかということをぜひともやらせていただきたいし、それを一生懸命やって、全力でやってみて、それでもどうにも赤字が直らないというような状況であれば、また見直しのことも考えていかなければならないんですが、やはり市民の方がまだ期待を持って、あの施設でいろんな思い出があって、そして子供たちからも期待というか、思い出のある施設として訴えていただいたことに心が動いてしまったということがあります。



○議長(長田朗君) 18番、小山議員。



◆18番(小山敏君) じゃ、検証につきましてはこの程度にしまして、次に市長の政策との整合性について再度お尋ねしたいと思います。

 持続可能な行政経営を進めるために、赤字施設の解消を図っていくというふうにおっしゃっておるわけなんですが、実際にはこの赤字プールを存続させようとしております。答弁とやろうとしていることが正反対のように思うんですが、もう一度この辺を御答弁ください。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 財政再建との整合性のことについてですが、壇上でも申し上げましたとおり、やはりやすらぎ公園プールのような市民から期待をいただいている施設、要は運営期間約2カ月の間で1万人以上に使っていただいている施設、要は可能性が十分にありながら、今まで赤字に対してまだまだ十分に取り組んでいただいていなかったところがあって、現状を見たら、来場客の方々をふやすことや、さらに赤字を減らす可能性がまだまだあることから、この施設自体の財政再建に取り組ませていただきたいというところでありまして、整合性の不一致というふうには認識していないです。



○議長(長田朗君) 18番、小山議員。



◆18番(小山敏君) 市民から望まれている事業は積極的に推進したいというふうな記事がこの間の新聞にも載っておりましたけれども、それが大多数の声ならば問題ないんですが、一部の人の声では、ちょっと問題だと思うわけなんです。

 このプールの昨年の利用実績は、この間の報告によりますと1万1,662人です。これは有料入場者数、延べの人数なんですが、1人の人が複数回、2度、3度、4度というふうに利用しておりますので、その辺、アンケート調査でしっかりと精査してもらっております。実利用者数は4,518人です。そのうちの市内の人が4,071人。これはよく調べていただいたと思うわけなんですけれども。ということは、利用していない人が13万人いるわけなんです。利用している方が4,000人。その利用している4,000人の方から見ましたら、修理代が幾らかかっても、また運営が幾ら赤字にかかっても存続させてほしいというふうに願うでしょうし、しかしまた利用していない13万人の大方の97%の市民の方から見ましたら、みんなの税金はもっとみんなのために公平に使ってほしいと願っているのではないかというふうに私は思います。

 イギリスの哲学者であるベンサムの有名な言葉に、「最大多数の最大幸福」という言葉がございます。あらゆる政治社会における統治の正当な目的は、最大多数の最大幸福であるというものですが、市長はこの点についてはどういうふうにお考えでしょうか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) やすらぎ公園プールの再建で、最大多数の最大幸福の定義を用いるべきかどうか(笑声)、僕もちょっと非常に……。ああそうか、やすらぎ公園プールに対しても哲学というものが必要なんだなというふうに、今改めて認識をさせていただいたところですが、しかしながら、まだやすらぎ公園プールの利用をされていない方々に対しても、しっかりとこのプールのよさ、楽しさという部分を訴えて使っていただくことも私どもの役割の一つではないかというふうに考えております。



○議長(長田朗君) 18番、小山議員。



◆18番(小山敏君) かつて伊勢市では、1年前でしたかね、高齢者向けの訪問理美容サービスのことで、利用者が少ないということで、行革の観点から見直しの対象になったことがありましたけれども、この理美容サービスを受けている方が、20年度決算では利用者が15名でした。15名の方が延べ61回利用されまして、6万1,000円という決算額なんですが、15名ということは、伊勢全市民から見たら0.01%にも満たない、非常に少ない方しか利用していないわけですけれども、財政負担も少ないということで、また利用者もいるということから、継続でいいじゃないかということになったわけなんですが、これぐらいの金額でしたら、だれも目くじらを立てる人はいないと思うんですけれども、しかしこのプールは今後3年間に改修費に3,100万円強もかかることが見込まれております。また、さらに耐震補強をすれば、さらにまたもっと改修費がかかるわけです。また、運営費も毎年赤字が600万円も見込まれております。100万円ぐらいの赤字でしたら、税金を使って市民のためのサービスということは十分私も理解できるわけなんですが、わずか3%の人のためにこの金額は、ちょっと多過ぎるんではないかというふうに思っておりますので、ちょっと存続には問題があるんではないかというふうに思うんですが、市長の見解をお聞かせください。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 税金投入する金額に対して高いものか安いものかというのは、非常に人それぞれの価値観がありまして、100円だったらいいのか、悪いのかという議論は余りすべきではないかなというふうには思っておりますが、今回、修繕に関するお金に関しては、当然、国からの助けもいただくわけでして、何よりもやっぱりこの夏にしっかりとたくさんの子供たちに喜んでいただいて、投資する以上の価値をつくっていきたいというふうに考えております。



○議長(長田朗君) 18番、小山議員。



◆18番(小山敏君) ありがとうございました。

 じゃ結局、市長は1年後、この施設をどのようにしていきたいというふうにお考えなんでしょうか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 僕もこの問題が起こってから、何度か見直したほうがいいかなというふうに現場を見に行って、まだ実際に子供たちが利用している夏の姿を小学校以来、見ていないものですから、できればこの夏の収支改善に取り組んでいく中で、子供たちの様子、要はお客さんがどのように利用して、どのように楽しんでいただけるかという様子をしっかりと見て、その先のことを考えていきたいと思っております。

 まずはこの施設がやはり今でも市民の皆さんそして子供たちに喜んでもらえる施設というふうに、気持ちをしっかりと私の目で見て確信をして、また改めて次のことを考えていきたいというふうに思っております。



○議長(長田朗君) 18番、小山議員。



◆18番(小山敏君) どこまでいっても平行線ですので、この辺で終わっておきますけれども、私も何でもかんでも基準に合わせて、しゃくし定規に判断するのではなくて、政治というのは情のある政治、血の通った政治をすることが大切であるというふうに私自身も思っておりますし、私もそのように心がけておるわけなんですけれども、ただし市長、トップたる者、情に流されて判断を誤ってはならないということを申し上げまして、質問を終わっておきます。



○議長(長田朗君) 次に、2番、吉井議員。



◆2番(吉井詩子君) おはようございます。公明党の吉井詩子でございます。

 議長のお許しを得ましたので、発言通告に基づき、「議案第1号平成22年度伊勢市一般会計予算」の中の款5労働費、項1労働諸費、目2緊急地域雇用対策事業費、緊急雇用創出事業、ふるさと雇用再生特別基金事業についてお尋ねします。

 現在の雇用情勢は、1月の完全失業率は4.9%、ハローワーク伊勢所管内の1月の有効求人倍率は0.64倍と、前月より0.01ポイント上回り、持ち直しの動きが見られるものの、依然として厳しい状況が続いております。このような情勢の中、国の補正予算の政策により、この緊急雇用対策事業が行われるものであると理解しております。

 この事業は、平成21年度から引き続いての事業であります。平成21年度の事業で、事業終了後、また中途退職された方の進路でありますが、他の事業主の方にお2人の方が臨時雇用また正規雇用されたとお聞きしております。就職活動を続けておられる方もあるとお聞きしております。今回の予算において、この事業は失業者の方の立場に立たれて考えられているものであるということは当然であると思いますが、少しでも仕事をしていただくのだという点と次の就職先を探すということ、どちらに重きを置いているのでありましょうか。この事業の目的について教えていただきたいと思います。

 そして、平成22年度の両事業の内容とどのような効果を見込んでいるかをお尋ねいたします。

 以上で壇上での私の質問を終わります。御答弁のいかんによりましては、自席からの再質問のお許しをお願いしたいと思います。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) それでは、吉井議員からの御質問にお答えいたします。緊急地域雇用対策事業についてお答えをさせていただきたいと思います。

 緊急地域雇用対策事業には、緊急雇用創出事業とふるさと雇用再生特別基金事業の2種類がございます。これらの事業は一昨年の金融危機からの世界同時不況以降、多くの方々が離職−−仕事を離れなければならない環境が多くあり、現在においても厳しい雇用情勢が続いていることから、新たな雇用を創出し、生活の安定を図ろうとするものでございます。

 まず、緊急雇用創出事業の概要でございますが、(パネルを示す)この事業は就労期間中に本来の仕事を探していただくためのつなぎ雇用、一時的な雇用であることから、原則6カ月以内の直接雇用または委託事業での実施となっており、平成22年度においては外国人の子供たちに対する日本語指導など6事業で、延べ27人の新規雇用を創出する予定としています。一方、ふるさと雇用再生特別基金事業においては、すべて1年間の委託事業での実施となっておりますが、事業の継続性も求められているところであります。平成22年度は、観光関連事業など3事業において、延べ11人の雇用を予定しております。

 次に、これらの事業の目的、効果でございますが、離職を余儀なくされた方々の生活の安定を図るため、人材確保、人材の高度化が要請されている福祉、教育、治安・防災などの分野において重点的に雇用創出に努めることとしており、当市においてもこれに沿った形で事業化に取り組んでおります。

 なお、これらの2つの事業は平成23年度まで実施される予定で、今後においても市単独事業では実施が難しい事業など、積極的に取り組み、雇用の創出を図っていきたいと考えております。

 続いて、介護福祉関連ふるさと雇用再生事業について御説明を申し上げます。

 この事業は、障がいのある児童に対し、放課後や夏休みなど長期休暇中に日中の活動の場を提供し、児童を介護する保護者の負担軽減を図るため、障がいのある子供たちを一時預かる事業でございます。障がいのある子供たちは、学校が終わると生活の場が家庭だけになりがちであります。そして、障がいのある子供たちの保護者の方々は、御自身が病気になっても、御自身の体を休めることもなく、子供たちの介護に当たっておられる実情があります。特に学校が夏休み等に入ると、一日じゅう子供たちと向き合うことになり、子供たちや保護者の両方の方々の精神的な疲れがピークに達し、その後の影響も非常に不安を覚えているところであります。これらのことから、保護者の方や障がい福祉団体などから、日中における生活支援事業の強い要望が従来から出されております。また、平成21年3月議会においても、障がいのある子供たちの学童保育及び長期休暇中の遊び場の確保についての御指摘、そして御助言もございました。そのようなニーズがある中、失業者の方の新規雇用促進を図るため、ふるさと雇用再生特別基金事業を利用して事業を実施させていただくものでございます。

 実施事業の具体的な内容としましては、身体そして知的の障がいのある小学生から高校生を対象として、2カ所の施設において生活支援員を配置し、自由な遊び、散歩、創作的活動を行うものであります。毎週月曜日から金曜日、学校終了後から午後6時まで、夏休みなどの長期休暇の場合は午前9時から午後4時までを予定しています。

 以上が本事業の概要でございますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(長田朗君) 2番、吉井議員。



◆2番(吉井詩子君) ありがとうございます。

 生活の安定を得た上で仕事を探すことができるということは、大変重要なことであります。

 さて、御答弁の中で、「事業の中には継続性の求められているものもある」との言葉がございました。平成21年度の事業と比べてみますと、今回の事業の中には、つなぎというよりも、きっかけづくりなんじゃないかなという要素を含むものが見受けられます。少し挙げてみます。

 まず、障がいのある児童の一時預かり事業でありますが、保護者の方の負担を軽減するために、御答弁にもありましたように、以前から議会におきましても実現を求められていたものであります。これは単発で今回だけで終わらせるという性質のものではないと思います。この事業での状況を見た上で、さまざまな点を検証しながら継続すべきであります。

 また、おはらい町をモデル事業として、観光客の安全確保のための災害避難マニュアルを作成し、訓練を実施するということも含まれております。先日のチリ沖地震の津波では、全国的に避難対策における課題が指摘されましたが、二見地区などの観光客に対しての災害避難マニュアルなども必要ではないでしょうか。

 さらに、ことしは国民読書年です。これは2008年に国会で国を挙げて読書の機運を高めようと決議されたものであります。これも司書配置、ボランティアの支援など、学校図書館の充実も以前から議会で取り上げられていたことでございます。

 そして、外国人児童生徒への支援も大変重要なことであり、とても喜ばれているとお聞きしています。

 以上、挙げました事業につきまして、緊急雇用終了後、この事業をきっかけとして継続される可能性があるのかどうか、お考えをお聞かせください。



○議長(長田朗君) 産業観光部長。



◎産業観光部長(鈴木豊司君) 事業の継続についてのお尋ねでございます。総括的な担当ということで、私からお答えをさせていただきたいと思います。

 まず、日中一時預かり事業につきましては、県の補助事業として2カ年の事業となりますが、放課後や長期休暇中におけます日中の活動の場の確保と介護者の負担軽減を図る上から、重要な事業であると認識をいたしております。この事業を継続するに当たりましては、障害者自立支援法のサービスとして位置づける必要もあり、利用状況等の経過を見ながら検討をしていきたいと考えておりますので、御理解をいただきますようお願い申し上げます。

 次に、避難マニュアル作成モデル事業の継続についてでございます。平成21年度、22年度ではおはらい町を対象に事業を計画しておりますが、今回の成果をベースに、災害に強い観光地、伊勢市を目指し、他の観光地への拡大につきましても研究検討をしてまいりたいと考えております。

 ただ、この事業につきましては、地域住民の皆様方の御協力が不可欠となりますので、この点は御理解を賜りたいと存じます。

 次に、外国人児童生徒への支援につきましては、日本の学校生活に早くなれ、安心して楽しく学校に通っていただくことが今後も必要なことであると認識をしております。さらに、学校図書館の環境を整備することで、子供たちが本に親しみ、本を読む回数が増加するなど、魅力ある図書館づくり、ひいては子供たちの豊かな心の育成に貢献することが考えられます。以上のことから、これらの事業が終了後、その効果を検証して、現在、伊勢市が実施しております学校教育支援事業の中で、学習支援員や教育支援ボランティアの方々の御協力をいただきながら、支援の継続に努めてまいりたいと存じます。

 何とぞ御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(長田朗君) 2番、吉井議員。



◆2番(吉井詩子君) ありがとうございました。ぜひとも事業の継続について御検討願いたいと思います。

 さて、市長は議会の冒頭、予算編成方針の説明の際に、雇用関係のところを説明されている箇所で、「一人でも多くの人に」という言葉を、大変力強いお言葉をつけ加えられました。まさに一人でも多くの方に喜んでいただけるように、この事業をきっかけといたしまして、継続の必要なものは継続すべきであると考えます。そして、どの事業が継続すべきものであるのかどうか、しっかりと見きわめていただかなくてはならないと思います。

 県からの補助という限られた予算の中であります。スリム化ももちろん大切でありますが、一つ一つの事業によりよい結果を求めていって、最大限の価値をつくり出す、そういうことも行財政改革であると考えますが、市長はいかがお考えでしょうか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) どのような組織でも、コミュニティーでも、合理化が目的ではないわけでして、特に市を運営していく上では、このまちに住む方々にどのように心の満足度を高めてお住まいいただくかというのが非常に大きなところですので、必要な社会的なニーズのあるもの、特に今まで取り組めなかったものだとかそういったものを踏まえて一生懸命取り組んでいきたいと思いますが、まずは社会的ニーズを始めるきっかけとして今回の対策事業をして、そういう意味では、現場の状況だとかそれから全国の状況を一生懸命拝見して、その先のことも取り組んでいきたいというふうに考えております。



○議長(長田朗君) 2番、吉井議員。



◆2番(吉井詩子君) ありがとうございます。

 最後に市長の力強い決意をお聞きいたしましたので、私の質問を終わらさせていただきたいと思います。ありがとうございました。



○議長(長田朗君) 次に、14番、黒木議員。



◆14番(黒木騎代春君) それでは、通告に基づきまして議案の質疑を行います。

 私は日本共産党の黒木騎代春です。私は、上程中のうち「議案第2号平成22年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」及び「議案第10号平成22年度伊勢市水道事業会計予算」についてお伺いしたいと思います。

 平成22年度予算における国民健康保険料は、医療保険課の試算によりますと、一般被保険者の場合、1人当たりの国民健康保険料が12万2,293円となり、前年度の11万3,973円と比べ8,320円上がることになると聞いております。私は、これはこれまででも最大規模の引き上げの一つではないかと考えております。厚生労働省が去る2月2日に発表いたしました国民健康保険の平成20年度財政状況の速報値によりますと、保険料が払えない滞納世帯は445万4,000世帯(09年6月1日時点)と、このようになっていると言われております。これは、何と加入世帯の20.8%という高い割合で、2年連続で2割を超えたと。前年度に比べ0.2ポイント増で、厚生労働省が把握しております1998年以降では、最も高い割合だとされております。

 保険料を滞納したことにより、正規の保険証を取り上げられた世帯は、これは期限つきの短期証にされた世帯が120万9,000世帯、医療費全額負担になってしまう、いわゆる資格証明書にされた世帯が31万1,000世帯、合計152万世帯で、加入世帯の7.1%に上ると言われております。これは引き続き高い水準にあります。保険証取り上げの批判と運動を反映して、実数では資格証明書が2万8,000世帯、短期証が3万3,000世帯減ったと言われております。

 一方、保険料の収納率は、全国平均で前年度より2.14ポイント低下し88.4%となり、国民皆保険となった1961年以降で最低となりました。このように、保険料が高過ぎる上に経済危機による景気悪化が影響していると見られております。現在は、この伊勢市でもこれらの影響がさらに深刻に広がっており、勤労世帯の実収入が減り、業者の方は廃業の瀬戸際に立たされている中での今回の伊勢市の国民健康保険の値上げは、市民生活にとって大打撃となると思います。

 初めにお伺いしたいのは、今回の保険料引き上げが伊勢の市民生活に対して与える影響をどのように考えてみえるのか、お答えください。

 また、今回の引き上げで市民の支払い能力を超えていると言わざるを得ませんが、市は被保険者に対して与える影響などを考えて、どのような配慮をして今回の予算編成に至ったのか、教えていただきたいと思います。

 私は、今求められているのは、むしろ保険料引き下げ、これが求められていると思いますが、お考えを伺います。

 次に、「議案第10号平成22年度伊勢市水道事業会計予算」について伺います。

 公営企業は、そもそも何のために事業を行うか。それは、地方公営企業法第3条にうたわれていますように、それらの事業を通じて公共の福祉を増進するという目的の実現であることは周知のことであります。特に現在の厳しい社会経済情勢の中でこそ、その役割の発揮が求められていると思います。もともと良質かつ安い製品を供給するから公益、公営企業なのであって、そうでなければ利権企業と変わりません。そのような角度から、平成22年度の水道事業予算の検討も、今後の予算を執行していく上でどのような対応をされるのか伺いたいと思います。

 総務省のホームページに掲載されております平成19年度公営企業年鑑によれば、県内の14市中、伊勢市の水道事業における職員1人当たりの給水人口は4,343人と、桑名市に次いで県内2番目でありました。また、同じく職員1人当たりの営業収益は、志摩市に次いで2番目に高い水準にあります。効率的という意味では、企業努力がなされていると判断できる一側面だと思います。

 一方、給水原価と供給単価の差額について見るとどうでしょうか。つまり水1立米を供給するのにかかった経費と水道料金との差額、この関係で見ますと、平成19年度の公営企業年鑑の数字では、伊勢市給水原価は151.20円です。供給単価が174.27円です。つまり1立米当たり23.07円の差益を得ております。これは県内の14市中一番高い差益を得ていることになります。他に県内で10円以上差益を得ているのは1市しかありません。伊勢市がいかに高い水道料金であるかを示す一つの側面であると考えます。このような部分を是正する上で、全体として高過ぎる現在の水道料金体系の引き下げは急務になっていると思います。

 2月12日に行われました産業建設委員協議会では、新しい料金改定の運びの中で、「南勢水道受水費の軽減等も還元してまいりたい」と、この表現を含む報告がなされました。これは三重県から購入している南勢水道の料金改定によって基本料金が下がり、年間9,847万2,000円の負担軽減が生じるため、伊勢市の水道料金にもその還元を行う考えを示したものだと思います。

 日本共産党は、この間、この議会でも機会あるごとに、南勢水道との関連においても問題点を指摘し、値下げを求めてまいりました。しかし、これまでは老給水管の更新、施設の耐震化など、防災対策の強化などを理由に、市民への還元には消極的でありました。今回、この間の伊勢当局の三重県に対する粘り強い働きかけの御努力も実りまして、新たに南勢水道からの受水費の値下げを実現し、高い水道料金の原因の一部がさらに取り除かれたわけです。

 そこで、今回のケースでは、全面的な市民への還元を求める立場から、規模や中身について確認をさせていただきたいと思います。

 先ほどお示しした伊勢市の水道事業会計の良好な状況や、あるいは県内各市の状況などを考えれば、今回の南勢水道受水費の負担軽減は、全面的に水道加入者である市民に還元する方向で実施すべきだと考えますが、お考えをお聞かせください。

 次に、水道料金の基本水量制について、今後の対応方をお伺いします。

 少子高齢化の進展やライフスタイルの変化、節水機器の普及などにより、水道水を余り使わない世帯が増加していると言われております。伊勢市の水道料金制度は2系統ありますが、旧伊勢市、二見町、御薗町では基本料金制となっており、1カ月に10トン以下の水を使用する世帯では、例えば3トンでも9トンでも同じ基本料、口径13ミリでは2,500円、口径20ミリでは2,780円を支払うことになっています。月10トン以下の使用量の世帯で、水の使用を節約して7トンになったとしても、料金は変わりません。節水に努めても報われないことになります。

 水道の上水道別使用水量範囲集計表、この資料をもとに計算してみますと、家庭用として使われている口径13ミリの場合、月間使用水量10トン未満のうち7トン以下が78%にもなります。また、10トン以下の給水戸数の推移を見ますと、平成18年度と比べてもふえる状況になっております。だれにとっても公平感のある水道料金に見直す必要があるのではないでしょうか。

 今回の予算の立て方にも影響してきますので、この点についてもお伺いをして、この場からの1回目の発言といたします。

          〔「休憩」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) それでは、質疑の途中ですが、10分間休憩いたします。



△休憩 午前11時00分



△再開 午前11時09分



○議長(長田朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 質疑を続けます。

 市長。



◎市長(鈴木健一君) 黒木議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、「議案第2号平成22年度伊勢市国民健康保険特別会計予算」についてでございますが、平成22年度国民健康保険特別会計予算における国民健康保険料は、黒木議員御指摘のとおり、試算によりますと、1人当たり年間8,320円程度の引き上げをさせていただかなければなりません。

 (パネルを示す)そして、平成18年、市町村合併があった新市から見た場合の国民健康保険料、年額平均の推移でございます。平成18年、1人当たり年間8万2,648円の御負担をいただいた金額が、平成22年度の見込みで12万2,293円と差額が出ており、この4年間で33%の増額が見込まれております。

 黒木議員御指摘のとおり、確かに今、厳しい生活の中で、これだけの国民健康保険の御負担は厳しいものはあるというこの実情は認識をさせていただいておりますが、平成22年度の予算編成に当たっては、保険料の上げ幅を少しでも抑えるために、今年度においても財政調整基金を取り崩し、2億円の投入をいたしました。このことにより、試算では1人当たりで5,635円、1世帯当たりで9,735円の引き下げをしておることから、このことをぜひ御理解いただきたいと存じます。

 また、所得が低い方への対応でございますが、保険料を賦課する際に、所得に応じて保険料のうち均等割と平均割を2割、5割、7割と段階的に軽減する措置をとっております。また、国は現在開かれている通常国会において国民健康保険法を改正し、本年4月1日から65歳未満のリストラにより失業をされた方々に対する保険料算定におきまして、昨年度所得を100分の30として算定する軽減策を実施することとしております。法改正がなされましたら、伊勢市においても条例の改正など所要の規定整備を行い、適正に対応してまいりたいと考えておりますので、御理解をよろしくお願い申し上げます。

 次に、「議案第10号伊勢市水道事業会計予算」についてでございますが、伊勢市の水道事業は、平成20年に策定しました伊勢市水道事業基本計画に基づき、安定的で効率のよい運営を目指しております。皆様からいただく水道料金は、水道事業の経営を続けていくために大変重要なものと位置づけております。

 今後、水道料金につきましては、合併調整方針に基づきまして、平成23年度の料金改定を予定しております。このため、9月議会に条例改正の御審議をお願いする予定でございます。議員御指摘の南勢水道料金改定による受水費の負担軽減分については、市民の皆さんに還元する方向で改定案を検討してまいりたいと考えております。

 (パネルを示す)ちなみに、今回の南勢水道料金の改定についてであります。

 基本料金、改定前が1立方メートル当たり1,290円、こちらから改定後が1立方メートル当たり1,070円となります。南勢水道の料金改定でありまして、こちらにより年間の基本料金が9,847万円、年間1億円の軽減となることから、このことを利用者の皆さんに、市民の皆さんに還元する方向で検討してまいりたいと考えております。

 次に、基本水量制についてでございますが、現在、伊勢市の水道は、旧伊勢市、二見町、御薗町の地区で1カ月10立方メートルの基本水量制を採用しております。なお、小俣町地区の料金体系には、基本水量はございません。

 基本水量制は、当初、一定水量まで従量料金を賦課しないことで、生活に必要な水の料金を抑えるために導入されたものでございますが、当時とは家族構成も異なり、現在では核家族、高齢者の世帯などの増加や節水意識の高まり、基本水量まで使わない世帯が多くなってきておるのも議員御指摘のとおりであります。したがいまして、今回の上水道料金の改定に当たっては、この点も踏まえて改定案の検討をしてまいりたいと考えております。

 以上、黒木議員の御質問にお答えいたしました。何とぞよろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。



○議長(長田朗君) 14番、黒木議員。



◆14番(黒木騎代春君) それでは、この場から再質問をさせていただきたいと思います。

 国保会計予算について、御答弁の中では、値上げを少しでも抑えるために財政調整基金を取り崩したということとか、あるいは国の新たな制度、非自発的失業者に対する軽減策、これを新たに加えるというようなことで努力をしたと、このような内容であったと思います。しかし、この基金取り崩しというのは、どこの自治体でもそういう努力は一般的にされていることです。また、この非自発的失業者に対する対応、これはこれまでも私どもがたびたび要求してきたことです。これは自治体の中でも、市長の判断としてやろうと思えばできた側面もあったと思います。これは伊勢市ではこれまでなかなかそういうふうにはやってもらえなかったと思うんですが、このことが国の対応としてできるようになったと。これはこれとして一歩前進だと思うんですけれども、これらの対応がなされても、現実には今の目の前の市民は耐え切れない事態になる、このことを私は指摘したいと思います。市独自のさらに追加的なそういう対応、これが必要だと思うんですが、それについてお考えをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(白木信行君) 黒木議員の国の対応策以外の市独自の対応の考えがないかという御質問でございますが、現在のところ、新しい対応策というのは考えておりません。ただ、災害あるいは失業、廃業、生活貧困等によりまして生活が著しく困難となった場合につきましては、従来からお答えさせてもらっておりますとおり、市独自の条例によりまして、減免等で対応させていただきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(長田朗君) 14番、黒木議員。



◆14番(黒木騎代春君) 市独自の対応はさらに追加的にはないということですね。

 それでは、お伺いしますが、今回の値上げの主な要因を医療給付費、これの毎年の増大、これを主な理由として説明されました。しかし、実際どうなのかという点について、2つぐらいの点について伺いたいと思います。

 1つは、今度の予算の中の予備費です。下がったというものの、9,849万1,000円と約1億円近い金額が今回の予算の中に予備費として上げられています。これは伊勢市の過去の平成18年度は5,000万円のときもあったと。それ以降ずっと高い金額、多いときは2億円も予備費として計上されておったことがあります。なぜこのように全体に影響を与える、賦課総額に影響を与えるようなこんな過大な計上をするのかということは、私は理解に苦しみます。

 例えばお隣の松阪市、これは平成21年度国保会計予算では1,500万円です。伊勢市はなぜこのように多額の予備費を計上するのか。予算の予備費をもう少し現実的なものにすれば、保険料を少しでも下げるようにできるんではないかと、このように考えるんですが、お考えをお聞かせください。



○議長(長田朗君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(白木信行君) 予備費の金額でございますが、これにつきましては、従来、国のほうから給付費の3%程度ということのところで、うちに当てはめますと、2億9,000万程度必要かなというふうに考えておりました。ただ、これについても過去のということもありまして、今のところ、うちの場合ですとそれには及びませんが、21年度から1億円程度、給付費の1.2%程度ということで計上をさせてもらっております。従来ですと、そういった国からの指導もありまして、3%というのがありましたが、それについては最近の通知等を見させてもらっておりますと、記入がないということもありまして、それぞれの市町の判断というところで、市のほうでは1.2%、約1億円程度を盛らさせていただきました。これにつきましては、いろんな給付費が急にふえたり、例えばインフルエンザがすごくはやったりとか、そういった部分で、この部分については計上させていただきました。

 以上でございます。



○議長(長田朗君) 14番、黒木議員。



◆14番(黒木騎代春君) 国の指導であった。それで、その中身は病がはやったときに措置をせないかんための予備だというのが主な理由だというふうにお伺いしましたけれども、何十年に一遍あるかわからんというようなね。予備費も崩したときも昨年度はあったらしいんですけれども、ふだんの年はそういうことは余りないんです。もしものときのためと。10年に一回とか、そういうときのためということはわかるんですけれども、今そこにある危機といいますか、今、市民は現実にもうそういう危機の状況の中で、それを重視したような運用、予算編成もやはりもう必要になってきているんじゃないかと。松阪市さんなんかはそういう立場で、伊勢市よりも人口規模が非常に大きいわけですから、つじつまが合わんわけですが、1,500万ぐらいしか積んでないわけです。僕はそういう現実的な対応を今の状況に合ったようにしていただくべきじゃないかと。今、国保制度は崩壊の危機だと言われていますけれども、それぐらい制度設計がもうおかしくなってきとると。その国の姿勢に追従すべきではないんではないかというふうにも思います。

 それでは、その値上げの要因のもう一つ、私が思いますのは、前期高齢者交付金の過大交付があって、平成20年度の分をことしから返していくということで、お伺いした話では、4億円もその分で今回の予算に影響がかぶってきとると。非常に多額の分を国へ返さなあかんということで、その分が保険料を引き上げる、そういう要因にもなっとると思うんです。こういうこともやっぱり正確に言うていただかんと、市民が医者にようけ行っとるから、その部分が国保の料金の値上げにつながるんだということだけでは、今回の予算の中身を説明する上では不足しているんやないかなというふうに思います。来年度からその精算が行われるということで、市長が確かに厳しいというふうにおっしゃいましたけれども、そのための多額な返還金による財源不足も今回の国保料のこういう要因になっとるんじゃないかと思う。

 国民健康保険における国庫負担というのは、この間、大幅に削減されてきている一方で、国の制度変更による政策的財源措置で、払い過ぎたから戻せと。そして、その穴埋めは、公費は50%見るけれども、残り50%は保険料で見よと、こういう負担としてかぶってきているわけです。これはちょっと余りにも道理に合わんのじゃないかと。こういう国の制度設計の不備によって、過大に見積もったそういうお金を、被保険者に責任を転嫁するのは問題ではないかと思います。この要因について、これもあるんだということを認めるべきだと思うんですが。

 それと、国については、こんな後に大きな被害が市民に転嫁されるような、そんなような制度はおかしいじゃないかと、制度的な不備じゃないかという点で迫っていただく必要もあると思うんですけれども、その点についてお考えを伺いたいと思います。



○議長(長田朗君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(白木信行君) 黒木議員の返還金等につきましての御質問等でございますが、確かに20年度から後期高齢者の医療制度が導入されております。それに伴いまして、国民健康保険のほうから申し上げますと、前期高齢者の交付金ということで、20年度に概算交付されたものがありまして、それの精算というところで4億円程度返還をしなければならないというところがあります。

 また一方、歳出のほう、これは後期高齢者の支援金ということで、こちらは支払う分ですが、これについても精算がありまして、こちらについては今年度の支払いが減るというところで、これが約1億9,400万程度、約2億円程度の額が減るというようなところでございます。これにつきましては、20年度から初めて導入されたというところで、これについては国のほうで積算をしてくるんですが、そこら辺の制度の問題が少しあったのかなというところがあると思います。

 それで、これにつきましては、県のほうを通じてこういった現状があるということについては報告をさせていただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 14番、黒木議員。



◆14番(黒木騎代春君) 今回の値上げの一つの要因であることを今の御答弁は認めていただいたことになると思います。

 それでは、さらに続けたいと思いますが、先ほど市長が説明されました今回の改定では、試算ですけれども、12万2,293円、被保険者1人当たりの平均として出ると。これでも非常に厳しい数字だというふうに認められたんですが、これはあくまでも平均であって、やっぱり現実的な世帯にはどれぐらいかかるかということをわかるということが、本当に市民の目線に立つということやないかと思いまして、私は正確を期すために、医療保険課にお願いしまして、一つのモデルケースがわかるようにしていただきました。本当はこの来年度予算に基づくのが欲しかったんですけれども、時間的都合で、既に確定している平成21年度の場合のケースしか準備できませんでしたけれども。

 このモデルケースは、世帯状況が世帯主、総所得300万円、妻、所得なし、子供2人、所得なし、こういう4人家族のケースの場合、伊勢市の平成21年度に係る健康保険料が年額44万9,800円です。総所得300万円の14.9%も国民健康保険料で持っていかれるわけです。これは子育て世代の一家の所得の中のこの割合、すごい割合に当たるんではないでしょうか。総所得300万円で夫婦と子供2人の場合、所得税の課税最低限が325万円だと思いますので、税金はかからんと思います。これは生活費非課税の原則で、最低限の生活費には税金をかけないという極めて当然の今の社会のあり方だと思います。国が決めている税金を取ってはいけないという、こういう水準の御家庭にこれだけの保険料を課すというのは、余りにも酷だと思います。この点については、市長にどうだということで、感想を聞かせていただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 今、黒木議員から現行の子育て世代の家庭において、この44万9,800円ぐらいの年額の負担、14.9%負担をいただいているということの御指摘をいただきました。感想としては、本当に大変厳しい状況という部分は感じておりますが、国保制度全体のことも踏まえて取り組みを考えていかなければならないというふうに感じております。



○議長(長田朗君) 14番、黒木議員。



◆14番(黒木騎代春君) 非常に厳しい、高いとは思うけれども、今の制度上、仕方がないという、そういう御答弁だと思いますが、現行の国民健康保険法は昭和33年に新しくつくりかえられたもので、国保新法とも呼ばれていると聞いております。当時、国民皆保険制度の確立に向けて、社会保障制度審議会が国保への国の責務の明確化を2度したらしいんですけれども、こういう勧告が出されたわけですが、それに基づいて制定されたものだと聞いております。今の国保法です。その中では、社会保障制度の一環として、そもそも自助でも公助でも解決できない問題への対処として生まれ、発展してきたものだと私たちは伺っております。だからこそ現行の国民健康保険法第1条では、社会保障及び国民保健の向上に寄与すると。国は運営が健全に行われるように努めなければならないとうたっているように、社会保障の制度だと思います。しかも、社会保障制度は保険主義をとる場合といえども、その責任は国家にあるものであるというふうに明確にしています。こういうふうな制度上、仕方がないというんであれば、この払えない状態を放置して保険証を取り上げるというやり方は、これはその考え方では、払えないのは自己責任というふうになると思います。こういう自己責任というやり方は、この間の貧困と格差を拡大してきた構造改革路線や市場原理優先主義のやり方だと思います。

 私はこのような制度の欠陥を一刻も早く改めていただく、国の負担分を以前のように戻していただくということが、国保料の負担を少しでも下げる、制度の欠陥を埋めるものだと思います。そういう意味では、国にも大いにこういう現状を変えることを国庫負担の負担割合の復活ということで求めていただきたいと思うんですが、これは市長会でも要望されていると思うんですけれども、そういう点での検討もしていただかないかんと思いますけれども、市長にその意味での決意を伺いたいと思います。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 今の市民の方々に非常に使いやすい制度となるように再度精査して、訴えるべきところは訴えていきたいというふうに考えております。



○議長(長田朗君) 14番、黒木議員。



◆14番(黒木騎代春君) 議論の中ではなかなか解決しませんでしたけれども、私は今回のこの会計の問題のあり方については、非常に疑義を留保したということで、質問を終わらせていただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 以上で発言通告者による質疑は終わりましたが、他に質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 他にないようですので、以上で質疑を終わります。

 お諮りいたします。

 議案第1号外11件一括につきましては、さらに詳細に審査を願うため、13名の委員からなる予算特別委員会を設置し、審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 御異議なしと認めます。

 そのように決定いたしました。

 お諮りいたします。

 ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、1番、野崎議員、3番、世古議員、6番、福井議員、7番、辻議員、8番、吉岡議員、9番、広議員、10番、品川議員、11番、藤原議員、15番、西山議員、21番、工村議員、24番、宿議員、27番、中村議員、28番、中山議員、以上13名を指名したいと思いますが、御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 御異議なしと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました13名を予算特別委員会委員に選任することに決定いたしました。

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△議案第13号外14件一括の上程、質疑、委員会付託



○議長(長田朗君) 次に、日程第2、「議案第13号平成21年度伊勢市一般会計補正予算(第10号)外14件一括」を議題といたします。

 ただいまから質疑に入りますが、これまでのところ通告はありません。

 質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 議案第13号外14件一括につきましては、さらに詳細に審査を願うため、関係常任委員会に審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 御異議なしと認めます。

 そのように決定いたしました。

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△議案第27号外8件一括の上程、質疑、委員会付託



○議長(長田朗君) 次に、日程第3、「議案第27号伊勢市行政組織条例の一部改正について外8件一括」を議題といたします。

 ただいまから質疑に入りますが、これまでのところ通告はありません。

 質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 議案第27号外8件一括につきましては、さらに詳細に審査を願うため、それぞれ所管の常任委員会に審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 御異議なしと認めます。

 そのように決定いたしました。

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△議案第36号の上程、質疑、委員会付託



○議長(長田朗君) 次に、日程第4、「議案第36号三重県伊勢志摩地区広域市町村圏協議会の廃止について」を議題といたします。

 ただいまから質疑に入りますが、これまでのところ通告はありません。

 質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 議案第36号につきましては、さらに詳細に審査を願うため、総務政策委員会に審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 御異議なしと認めます。

 そのように決定いたしました。

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△議案第37号の上程、質疑、委員会付託



○議長(長田朗君) 次に、日程第5、「議案第37号市道の路線の認定について」を議題といたします。

 ただいまから質疑に入りますが、これまでのところ通告はありません。

 質疑はありませんか。

          〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 議案第37号につきましては、さらに詳細に審査を願うため、産業建設委員会に審査を付託し、審査を願い、本議会会期中に審査結果の報告を願うことに決定いたしまして御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 御異議なしと認めます。

 そのように決定いたしました。

 常任委員会正副委員長会議開会のため、暫時休憩いたします。



△休憩 午前11時37分



△再開 午後0時59分



○議長(長田朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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△一般質問



○議長(長田朗君) 次に、日程第6、一般質問を行います。

 議長から申し上げます。

 一般質問に当たりましては、一問一答方式によることといたしますとともに、発言につきましては、答弁を含めて60分以内といたしますので、御留意いただきますようお願い申し上げます。

 発言通告が参っておりますので、順次許可することにいたします。

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△山根隆司君



○議長(長田朗君) 初めに、12番、山根議員。



◆12番(山根隆司君) 議長のお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問をさせていただきます。

 今回の質問は、市立伊勢総合病院についてであります。

 今、どこの自治体でも、公立病院は非常に厳しい経営状況に陥っていることは皆さん御承知のとおりであります。医療をめぐる環境、とりわけ地方における医師不足は深刻な状態であります。近隣の県立志摩病院では、医師不足による内科の救急体制の縮小に続き、小児科の勤務医が不在となる。地域医療はさらなる危機状態に陥っています。市立伊勢総合病院におきましても、平成20年度は一次救急、二次救急のすみ分けに伴う医業収益の減少や勧奨退職者の増加に伴う退職金の給与の増加により、さらに経営状況は厳しくなったと聞いております。

 そこで、平成21年2月に病院改革プランを策定され、空き部屋の有効利用活用によるカルテ等の保管等、外部委託をやめ、経費の節減や給食業務の民間委託など、経営改善の努力をされているところでありますが、一番大事な部分は、患者数の増により増収を図らなければならないと考えるところであります。それには、医師1人が1億円の売り上げにつながるということを聞くことがあります。つまり医師の確保への取り組みが重要な課題であるのではないかと思います。

 しかしながら、依然として医師不足の状況から抜け出せない状況であるということです。どうすれば医師を呼んでくることができるかということを考えなければなりません。このままでは毎年累積赤字がふえていくだけで、年々経営状態が厳しくなっている市立伊勢総合病院は今後どうしていく方向か、方向性が見えず、その辺のところは医師を呼ぶことが至難のわざであると思います。

 山田日赤は医師も多く、今度新しく建てかえるのに対し、伊勢総合病院はこのままでは医師の確保、患者の数は到底見込めないのではないかと思います。なおかつ、日赤ができれば、また患者数の何割かが伊勢病院から流れていくものと思われます。

 そこで、病院設置者の考え方によって大きく変わってくるところで、病院設置者に今後の二次救急を行う中核病院としてのあり方についてお聞きしたいと思います。

 次に、伊勢総合病院の耐用年数と耐震についてでありますが、病院は昭和54年に建てられ、残すところあと8年で耐用年数が来ると聞いております。建設当時は、建設費50億円のほとんどを起債で行い、平成元年には10億円を切っていました。しかし、その後の診療報酬のマイナス改定、薬剤薬価の減少などで、経営改善を行うにも累積赤字が増加し、14億円に膨れてまいったという経過がある。平成15年、16年のころの話では、さらなる経営努力をし、累積赤字を10億円まで減らし、建てかえの準備に入ろうとしていたということも耳にしております。

 しかし、そのころよりも赤字が重なり、累積赤字が30億円程度までに膨れてきました。このままでは医師不足の解消も難しく、赤字補てんを続けるだけで解決策にはならず、また耐用年数についても、基準に達しない部分があるということで、このまま残すところあと8年に伊勢総合病院を建てかえなければならないのではと、耐震と耐用年数を考えた中で、市立伊勢総合病院の早急な方向づけが必要ではないかと思うのであります。病院設置者のお考えをお聞きしたいと思います。

 以上で壇上での質問を終わりますが、答弁のいかんによりましては、自席での再質問をよろしくお願いいたします。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 山根議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、1点目の二次救急を行う地域の中核病院としての設置者の考え方についてでございますが、県で策定しております保健医療計画において、伊勢病院は伊勢、鳥羽、志摩地域で構成する伊勢志摩サブ保健医療圏の中核病院として、山田赤十字病院と地域医療の役割を担っております。二次救急医療につきましては、平日の昼間においては伊勢病院と山田赤十字病院の両方で受け入れております。一方、休日・夜間につきましては、現在、伊勢病院と山田赤十字病院が輪番体制で救急患者の受け入れを実施しているところであり、市民の安心・安全、そして何よりも市民の生命を守るために、現在の救急医療体制を守ることが極めて重要であると認識をしております。

 しかしながら、山根議員御指摘のとおり全国的な医師不足と偏在の中、この地域も例外ではなく、4月以降は現行の休日・夜間の救急体制の維持が非常に難しくなり、伊勢病院1に対し山田赤十字病院5という割合での救急体制をお願いすることになりました。

 今後も病院事業管理者とともに医師確保に向けさらなる努力を続け、救急医療体制を守り、さらに充実していきたい気持ちであることを御理解いただきたいと思います。

 そしてまた、二次救急のみならず、急性期病院として山田赤十字病院と役割分担を行いながらこの地域の医療を支えておりますが、設置者としては、この地域の中核病院として今後もこの地域の医療を支え守っていきたい、この考えでおりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 次に、2点目の耐震と耐用年数を考えた中で、市立伊勢総合病院の早急な方向づけが必要ではないか、この問いについてでございますが、現在の建物は昭和54年に建設され、31年が経過をしております。耐用年数は地方公営企業法により39年となっておりますので、残り8年ということになります。耐用年数を超えて使用できないということではございませんが、平成10年に実施をしました耐震診断によりますと、本館の5階建て、3階建て部分は耐震性に問題があるとの結果が出ております。また、現在の入院そして外来診療を行いながらの耐震工事は、騒音や振動など、患者さんへの負担が大きいことから、非常に難しいことと考えております。そのようなことから、伊勢病院の早い段階での方向づけは必要であると認識をしております。

 以上、山根議員の質問にお答えをさせていただきましたが、どうぞよろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。



○議長(長田朗君) 12番、山根議員。



◆12番(山根隆司君) 市長、御答弁どうもありがとうございます。ある程度前向きな御答弁で、考えていただくということでございます。

 伊勢病院の機能、役割として、市の方針では成人の急性期医療を引き続き行うというものでありますが、この地域におきまして、伊勢総合病院が今後も急性期の病院であり続けることが必要であると私は思っております。市民の医療を守ることを本当に考えるなら、やはり今、市長が言いましたが、市民の医療を守ることについて本当にどのように考えるか、再度、御答弁をお願いしたいと思います。



○議長(長田朗君) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(間島雄一君) 伊勢病院が急性期の病院であるということについて、病院事業管理者からお答えいたします。

 急性疾患を扱うのが急性期医療であります。急性期疾患は、例えば熱が出るとか、おなかが痛いとか、けがをするとかというふうな、突然発症する病気の総称でございます。救急患者も、多くは急性期疾患の患者であります。急性期疾患は数も多くて、患者さんができるだけ早い対応を望まれるものでありまして、急性期疾患の患者さんが入院される場合には、一般病床に入院をされます。

 伊勢病院の入院患者を見てみますと、伊勢市が最も多いですけれども、ほかに鳥羽市、それから志摩市、度会郡があり、この4地域で入院患者の大部分を占めております。この地域の病院の人口10万人当たりの一般病床数は577.2床であります。これを他の地域の人口10万人当たりの一般病床数と比べますと、三重県では613.7床、それから全国平均では707.7床であり、伊勢市、鳥羽市、志摩市、度会郡の4地域では、一般病床数が三重県や全国よりも低いことがわかります。伊勢病院の一般病床数は現在285床ですので、これをなくして、この地域の急性期医療は守り得ないというふうに言えます。

 そして、急性期疾患に対する入院治療は、まとまった医師の数、複数の診療科があって、初めて十分な対応が可能になります。伊勢病院と山田赤十字病院が、この地域では急性期疾患の十分な入院治療が可能であります。したがいまして、この地域の急性期疾患の患者さんに対して、伊勢病院は今後も医療を提供していきたいというふうに考えておりますので、よろしく御理解をお願い申し上げます。



○議長(長田朗君) 12番、山根議員。



◆12番(山根隆司君) 病院長から、この地域の急性期医療は病院のベッド数285なくしては、もうこれは守れないという状況で今、御答弁があった。また、複数の医師の数、複数の診療科があってこそ、十分な対応が可能やということでございます。院長として、またそれをやっていきたいという前向きな御答弁でありましたので、その方向で何とか進めていただきたいと思います。

 現在、この状況を見ますと、伊勢病院の努力不足ということではないとは思うんですけれども、大きな要因は全国的にも本当に医師不足で、どこの病院もそうなんですけれども、本当に病院の努力だけではなかなかやりがたいんかなというようなことです。そのような中で、経営状況の改善が見られなければ、赤字であったら、もう病院の方向づけはできないんかなと。負のスパイラルの状態、もうこの悪循環が続くと、もっと手おくれになるんではないかなというようなことを考えるわけです。

 それに対しましても、答弁は前向きな院長の答えをいただきましたんですけれども、やはりこの累積赤字も含めました中で、新しくもっと何かの形で早く手を打つべきではないかと考えますが、そのあたりはどのようにお考えでございますか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 再度の御質問にお答えをさせていただきたいと思いますが、積極的にこの地域の医療を守っていかなければならないのは、もう市民の方々も議会の皆さんも共有したところがあると思いますので、ぜひしっかりと前向きにやっていきたいと考えております。



○議長(長田朗君) 12番、山根議員。



◆12番(山根隆司君) しっかり前向きにやっていきたいと、皆さんそういうことは思っとるわけなんですが、本当にやっていただきたいんやったら、やっぱり何かの形で、伊勢病院の形としてどういう方向に持っていくんかを何らかの場で方向性を示していただきたいと思います。

 その中で、耐震性と耐久性の話もしましたが、何としても耐震性と耐久性の必要があります。その中で、この伊勢病院が地域になくてはならない病院というんであれば、私もそう思っています、市長も院長もそういうことでの御答弁でありますが、この点から考えても、病院の方向性を示していく将来の展望ですね、どういう形にするんか。やっていきたいというのはわかるんですが、その点について再度、御答弁をお願いしたいと思います。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 市長に就任して、病院の現場を含めて、医師会の皆さんや日赤病院の皆さんともいろいろとお話をさせていただく機会がふえてきております。この地域、伊勢、鳥羽、志摩、度会とか三重県南部において、非常に大切な医療の拠点としてあるわけですから、しっかりと現実的なものを見きわめて、早い段階で方向性をつくっていきたいと考えております。



○議長(長田朗君) 12番、山根議員。



◆12番(山根隆司君) 現実的に早い状況で考えていきたいという御答弁をいただきました。早い状況というと、もう今がタイムリミットじゃないかなと思います。伊勢病院、残すところあと8年で耐用年数がたちます。建築に当たりまして、大体4年ぐらいかかるんであろうかというような逆算をしますと、残すところ8年、建築にかかるのが4年かかったとしましょう。その中で病院の院長さん、看護師さんともどもで設計の段階に入る中で、前の市長のときにもありましたけれども、健診センターのときの業務でありましたけれども、やはり病院と設計さんとの打ち合わせで約1年間、設計するまでにそれだけの、業務提携の打ち合わせだけで1年ぐらいかかるんではないかと。この中で設計に入りまして、すると1年、これで2年、ざっと大まかに6年ぐらいかかってくるわけです。そうすると、今度はその建てる……。今の伊勢病院を利用した中で、耐震性や患者さんのことを考えて、あの場所ではできないということが考えられます。そうなってくると、もし前向きな答えとして建てかえる方針でいくんなら、やっぱり候補地のことも出てくると思うわけなんでございます。

 伊勢病院は、今、9,800坪の敷地を構えておる中で病院が建っております。建坪の面積が床面積6,000坪ぐらいあるんでございますが、そういうことを考えますと、コンパクトにした建て方、いろんな形をしたとしても、やはり7,000、8,000、1万坪弱の土地が必要ではないかと考えられます。財政が厳しい中で、新たに土地を買うて建てるんがいいんか、いろんな条件が整って、本当に厳しい状況でございます。候補地といたしましても、やはりこの中で考えますと、候補地の選定からというと、もう今がタイムリミットの時期だと私は考えております。

 そういう中で、病院長もおる中で、やはり地域の医療病院として必要な病院ということであれば、前向きな御答弁でしたので、規模も考えながら、この時期として、現在どういうところの候補地でどのように考えておるんか、案があったら、ちょっとお聞かせください。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) いろいろな御提案はいただいていることはありますが、この場で申し上げることはできません。

 以上です。



○議長(長田朗君) 12番、山根議員。



◆12番(山根隆司君) はい、わかりました。決まっていないことをしゃべれないというのもよくわかりました。

 私個人といたしましては、やはりいろんなことを皆さんが言われる中で、ここを利用したらいいやないか、何々じゃないかとかいうことはいっぱい声があるわけなんでございます。その中の例として、本当に個人的な考えで聞いてもらったら結構なんですけれども、やはり今の段階で敷地を買うとなれば、税金の無駄遣いとか、今ある建物の土地を利用しようとかいう方向性があるのか、現状に8,000坪から1万坪のところで病院を建てる敷地というと、病院を建てるとなれば、市の保有財産で持っとるところは限られてくると思うんです。現状に何とか可能なのといえば、朝熊山麓のところも、それは土地はあります。神薗もあります。利便性も考えた中でも、非常に難しいかなという思いもあります。

 極端な話、日赤さんが移転されて、そしてそのところをまた買う。売却していただけるんか、その費用対効果のお金のこともありますが、たまたま日赤さんの敷地というと、今まであそこに日赤病院があった中で、利便性も考えて、非常にいい場所だなと思うわけなんであります。敷地に関しても、ちょうど今の日赤の保有面積が9,000坪ですか、ちょうどどんぴしゃぐらいの数字の場所なんかなというところもあります。だけれども、やはりそれを坪何万と出して買う中で、やっぱり財政が厳しい中で、伊勢市の持っとる保有財産で利用するんであれば、極端な話、僕個人的な考えでございますが、例えば倉田山球場のところに持っていって、スポーツ誘客で野球場をアリーナに持っていくとか、いろんなことの声を聞くわけなんでございますが、その点を含めて総合的な計画−−やっぱり建てかえるという方針が決まれば、年次計画をつくってもらった中で、設計の段階でいろんな形として、本当にもうことしがタイムリミットかなという思いがありますので、その点の思いだけ、決意があれば、再度お願いして終わりたいと思います。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 伊勢市立総合病院の必要性は皆さん御承知のとおりと思いますので、皆さんが望まれる形が10年後、20年後、将来にわたってどのような形のものが有益であるのか、その辺もしっかりと議論をして、方向性を決めていきたいと考えておりますので、いましばらくお時間をちょうだいしたいと思います。

 以上です。

          〔「ありがとうございます」と呼ぶ者あり〕

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△中川幸久君



○議長(長田朗君) 次に、17番、中川議員。



◆17番(中川幸久君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、通告に従い一般質問をさせていただきます。

 質問は2件で、1つは海上アクセス事業について、2つ目は宮川洪水対策についての2件です。

 まず、海上アクセス事業は、市長は終えんをさせていただきたいとの声明をされました。この事業の目的は、観光客の方にたくさん来ていただき、経済効果、年6億円の効果が考えられておりました。市長はこの事業について、ずさんな計画、大きくは3点、1つは運航会社のこれらの頓挫、1つに経済効果、ずさんな事業計画、そして安全性のない中古台船の建設と指摘をしております。また、現状をとらまえて、冒頭、海上アクセスのルートとされている施設を見ると、ピーク時の約4割減、この施設、この事業自体が成功する可能性が低い、現実性のない事業であり、施設であったということを述べております。

 市長就任後約4カ月の間に、市長はずさんな計画についてどのように精査されたのか。また、ずさんな計画をされたのは、一部の方は今はあなたの部下であり、その点どのように思っているのか。

 次に、浮き桟橋の撤去は3月31日と判断しておりますが、時間がないのではないでしょうか。

 また、この施設が2年間にわたって有効活用案が見つかっていないなどの理由から、撤去というように考えをまとめさせていただきたいと表明されました。このことについて、数点にわたり質問をいたします。

 1つ目は、市長の就任後、計画についての精査した内容と部下に対する思い、2つ目は撤去期限、3つ目は再度の利活用の考えは、この3点をまず質問させていただきます。

 次に、宮川洪水対策です。

 平成20年8月、第5回三重県河川流域委員会で宮川の現状と課題が議論されており、堤防の強化が必要な区間6.8キロ、堤防から漏水、基礎地盤からの漏水が各所で発見されております。また、国土交通省中部地方整備局からの報告書には、治水安全度の低い中部地方堤防整備状況では、宮川は58.8%となっております。今回、私はこのことを踏まえ、宮川洪水対策について質問をいたします。

 平成16年9月、台風21号による洪水被害は記憶に新しいところですが、現在、国土交通省において実施されている宮川床上浸水対策特別緊急事業の進捗状況を御報告ください。

 また、国土交通省は既存の堤防の安全性を確認するために堤防の点検を行ったと聞いておりますが、堤防の安全対策について聞きたいと思っております。

 次に、宮川床上浸水対策特別緊急事業は平成22年度終了と聞いていますが、工事について今後、住民説明及び工事全般に対する住民意見の集約についてお聞きします。

 最後に、宮川床上浸水対策特別緊急事業により、宮川左岸、川端町及び中須町の河川敷に広大な土地ができます。左岸における土地有効活用とその構想とスケジュールをどのように考えていらっしゃるのか、お聞きしていきたいと思っております。

 答弁次第で自席にて再度の質問をお許しいただき、質問を終わります。

 以上でございます。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 中川議員の御質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 まず、1点目でありますが、私自身が海上アクセス事業に対して3点のずさんな計画と示したことについて、どのような精査をされたのかというお話でありましたが、まず1点目、運航社の途中での財務状況を精査していなかった点、そして途中で事業が頓挫したにもかかわらず、しっかりとした補償をされることが準備できていなかった点、これで十分なずさんな計画というふうに表現するので間違いないのではないかというふうに私は考えております。

 そして、経済波及効果の点についてでありますが、私自身が市議会議員として当時の当局の部長に経済効果6億円をどのように算出したのか、その数値的根拠となるものを資料として提供を受けました。議員がその内容を見られているのかどうかは存じ上げませんが、あの計算方法であり算出根拠が正しいとは、私は全く思いません。

 そして、3点目の中古台船の安全性についてでありますが、本来、公金を使って一定の事業効果を求める上で、中古の台船を買い、そして安全性が確保できなかったこと、そして港湾管理者の三重県から使用停止の指示をいただいたこと、このことが正常な事業として成立しているというふうにどのように判断すればいいのか、逆にお示しいただきたいと考えております。

 そして、2点目であります。この事業計画をつくられた部下に対してどのような思いかというふうな御質問だったと思いますが、市長に就任して以来、これまでのこの事業に携わる事業計画のつくり方、そして新しい事業に対する計算のあり方、その都度、その都度しっかりとした数字をもってつくるように指示をしておりますし、また市長という権限を持った役職の者から指示があった場合に、おかしいものはおかしいとしっかりと上の者に対して物を言うようにもお話をさせていただいております。そしてまた、このようなずさんな事業計画の失敗を踏まえ、情報戦略局を設置させていただきたいと考えております。

 そして、再々の利活用については、現状、考えておりません。3月議会、この議会の冒頭に表明させていただいたとおりであります。

 以上でございます。

 問いの2つ目、宮川洪水対策についてであります。この点からお答えをさせていただきたいと思います。

 (パネルを示す)宮川の洪水対策の堤防改修については、市民の方にまだ御理解をいただいていない部分があると思い、このようなパネルを御用意させていただきました。

 まず、一級河川宮川の改修は、数字の1です。宮川2丁目のJR鉄橋付近から2、佐八町の南勢水道の水管橋付近まで、平成18年度から宮川床上浸水対策特別緊急事業として新規事業採択を受けて、国土交通省三重河川国道事務所において精力的に堤防の建設及び河川に堆積した砂利の掘削工事に取り組んでいただいております。堤防建設必要部分の平成21年12月末時点の進捗状況は、こちらです。3の中島2丁目から4、佐八町の南勢水道の水管橋付近までの延長全3,340メーターのうち、完成した延長は1,950メートルで、進捗率は58.4%となっております。また、建設中の延長は460メートルで、それを含めた進捗率は72.2%でございます。また、堤防建設工事に関係する用地取得状況でございますが、買収済み面積が13ヘクタールで、進捗率95%でございます。

 河川内に堆積した砂利の掘削工事につきましては、度会橋上下流から市の水道水管橋までの部分でございまして、掘削土砂全量約56万8,000立方メートルに対して、約8万7,000立方メートルが施工済みで、その進捗率は15.3%になっております。また、現在約9万1,000立方メートルが施工中であり、それを含めた進捗率は31.4%となっております。河道掘削関係の用地買収については、買収済み面積が41.8ヘクタールで、進捗率は97.8%でございます。

 なお、この事業の全体事業費は約114億円で、事業期間は、議員御指摘のとおり平成18年度から平成22年度の予定と聞いております。

 次に、堤防の安全対策について御説明を申し上げます。

 宮川の堤防について、国土交通省では既存堤防の安全性を確認するため、平成14年度から数年かけて堤防の安全性の詳細な点検を実施し、点検が必要な区間21.4キロの調査を完了し、そのうち堤防強化が必要な区間が約6.8キロメートルとの結果が出ております。その結果も考慮して、堤防の補強工事を進めたいとお聞きしております。

 そしてなお、堤防の詳細点検は宮川で100年に一度発生する計画降雨から算定した洪水の水位をもとに堤防の安全度を評価しており、このため安全度が不足しているからといって、直ちに堤防が危険であるということにはならないと聞いております。

 次に、宮川床上浸水対策特別緊急事業の平成22年度工事の住民説明及び住民意見の集約について御説明を申し上げます。

 従来、工事説明については国土交通省が地元自治会の代表者の皆様に説明させていただき、意見をお伺いし、工事の進捗を図っております。また、工事概要を回覧等で地元住民の皆様にお知らせをし、工事に対して御理解、御協力をお願いしているところであります。平成22年度の工事に対しても、同様に進めたいと聞いております。

 最後に、左岸における土地有効活用とその構想、スケジュールについて御説明申し上げます。

 (パネルを示す)少しこのパネルの図面が見づらい点がありますが、黄色の宮川左岸の図を示させていただいたものであります。今回、宮川床上浸水対特別緊急事業により、宮川左岸の川端町、尾崎咢堂記念館付近から中須町の三交バス停留所付近までの黄色で示した高水敷が整正されますことから、事業終了後には平面的な土地利用が可能となります。この黄色の部分ですが、平面的な土地利用をすることが可能となっております。これにより、市民の皆さんがこの河川敷で水辺に親しめる空間として利用できるような計画を、学識経験者、市民の代表者、地元住民の代表者及び関係機関の意見を取り入れながら、仮称でありますが、宮川左岸高水敷利用計画懇談会を立ち上げて策定をしていきたいと考えております。

 なお、この土地利用計画の推進については、伊勢市の財政負担も伴いますので、その進捗についてはよく検討し、進めていきたいと考えております。もちろん議会の皆様にも時期を見て、折々に御審議、御報告をしていきたいと考えております。

 以上、中川議員の御質問にお答えいたしました。何とぞよろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。



○議長(長田朗君) 17番、中川議員。



◆17番(中川幸久君) 答弁どうもありがとうございました。

 まず、海上アクセスの再質問でございます。

 いろいろと質問したいわけですが、私は3点に絞ってちょっと質問をさせていただきます。

 浮き桟橋の問題でありますが、いわゆる撤去ということになりますと、全く台船として有効活用もできないと思いますし、この辺、まず全くのままで、いわゆるスクラップ扱いということになりますから、多分50万円程度になろうかと思いますが、今まで中古台船をお金を1億5,000万円程度かけて、台船に近いところまできたわけです。あと改造すれば台船になるわけですから、2,600万円程度をかけて、台船仕様としてこれから売却するなりなんなり等を考えてもよかろうじゃないかと私は思っておりますんで、その点についてどうでしょうか。



○議長(長田朗君) 副市長。



◎副市長(松下裕君) 今、議員仰せのとおり、仮に修理をいたしますと、試算をいたしましたところ、大体2,600万円かかるということでございます。この2,600万円をかけて修理をして、果たして購入希望者があるのかどうか疑問なところもございます。また、現在、市内の漁港等でも確認をいたしましたんですけれども、整備の計画のない状況でございますので、その点で御理解いただきたいと存じます。



○議長(長田朗君) 17番、中川議員。



◆17番(中川幸久君) まだまだ撤去するには時間も必要だと思いますので、いましばらく私の御指摘に対して御検討を願えればと思っております。

 回答はいいです。

 次に、ここの施設は、いわゆる東南海地震等を含めますと、海上ルートの必要性もあろうかと思います。そういう意味では、防災拠点の考え方はあるのか、ないのか、この辺ちょっと問いたいと思います。



○議長(長田朗君) 副市長。



◎副市長(松下裕君) 確かに防災拠点としての位置づけにつきましては、海上アクセス事業を行う中で、防災拠点としての位置づけ、こういうことについては認識をいたしておるところでございます。しかし、ターミナル施設の敷地につきましては、海上アクセス事業を目的として地権者と土地の賃貸契約を結んでおりまして、本来の目的でございます海上アクセス事業を中止したまま、また係留施設が整っていない、このような状況の中でターミナル施設が防災拠点として適当なのかどうかと、こういうことも判断をさせていただいたところでございますので、御理解をいただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 17番、中川議員。



◆17番(中川幸久君) 今のお答えなんですけれども、いわゆる必要性について、どうしてもやっぱり普通で考えて、せっかく施設があるものを有効利用、活用する必要はあるのではないかということの質問なんですけれども、今の施設がどうのこうのということじゃなしに、いわゆるせっかく建てたものを利活用する、これはどう考えてもあろうかと思うんですが、再度お答え願います。



○議長(長田朗君) 副市長。



◎副市長(松下裕君) 防災の関係で、海上ルートというのは必要だというふうに考えております。そのことをもちまして、先般、鳥羽商船とも防災協定も結ばせていただいたということでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(長田朗君) 17番、中川議員。



◆17番(中川幸久君) 私が聞いとるのは、施設の活用、いわゆる防災拠点として活用ができるのではないかと、こういうふうに質問しとるんですけれども、ちょっとお答えが違うんじゃないですか。



○議長(長田朗君) 副市長。



◎副市長(松下裕君) 先ほど第1弾で御答弁申し上げましたように、このターミナル施設につきましては、海上アクセス事業を目的として地権者と賃貸借契約をいたしております。そういった経過の中で、今その事業を中止するというところでございますので、その目的から外れることになります。そういうことで御理解をいただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 17番、中川議員。



◆17番(中川幸久君) ちょっとくどいようですけれども、いわゆる今あるものは海上アクセスに使えなくなるから、どうしても再利用で、皆さん考えたら必要ではないですかと私はお尋ねしとるのです。この辺、質問が悪いんでしょうか。ちょっともう一度お答えください。



○議長(長田朗君) 副市長。



◎副市長(松下裕君) 失礼しました。

 まず、先ほど申しましたように、1つは目的は海上アクセス事業が目的だと、これで賃貸借契約を結んどるというところでございます。それから、現在のところ、桟橋が使えない状態になっておる。そういう状況の中で、あの施設を防災拠点として使うことは難しいという判断をいたしているところでございます。



○議長(長田朗君) 17番、中川議員。



◆17番(中川幸久君) ちょっと質問を変えます。

 市長さんは、いわゆる撤去、終えんということでは8,100万円の予算計上を、6月予算になるんですか、考えられとると思いますが、私はせっかく建てたものを有効利用する手だては、まだまだ時間もあるし、市長として……。議員のときの話としてはわかりました。市長として、伊勢市がこれから観光で生きていくための施設としても関係はありますし、いわゆる国は2,000万人の観光客を誘致しようという国策があります。三重県は南部は観光で生きていきたいと、こういう施策は持っておると思います。その辺と関連して、伊勢の観光施設を含めて、この問題が本当に頓挫していいんでしょうかと。いわゆるもう一度いろんな意見をお聞きして、最終判断をしていただきたいと私は思っておりますんで、この辺、最後にお答え願います。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 現実的には、事業が頓挫してから約2年間が経過したわけですから、その間にでも、ぜひ積極的に御提案をいただければ非常に助かったかなというふうに行政当局としては考えておりますので、御理解をよろしくお願いしたいと思います。



○議長(長田朗君) 17番、中川議員。



◆17番(中川幸久君) こっちへ振ってもらっても困る部分もございます。(笑声)ちょっと繰り返すようですけれども、市長として4カ月の間に、いわゆる計算の問題は市長なりに部下にどういうふうに。いわゆる的確にやれと、こういう話だけであって、市長が精査したわけでもない答えなんです。さらには、ちょっと質問が外れるかわかりませんけれども、私はこの伊勢市が観光で生きていくための施策としてこれがあったわけですから、今後この辺の経過について、つぶすということになれば大変な問題になると思いますんで、時間がありますから、もう一度考えてくださいと、こういう質問をしとるんです。

 以上です。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 伊勢市の観光に対しての非常に熱い思い、お受けをさせていただいたと思っておりますが、私が議員のときに計算したもので、ごく不十分な計画であったことはもう十分わかっているところでありまして、国や県がこれから三重県南部について観光で食っていくほうが望ましいというようなことも十分承知をしておりますが、それであればこそ、このようなずさんな計画をしていると、この伊勢市で観光で飯を食っていくことはできないというふうに断言していいと考えております。

 以上です。

          〔「続いて、ほかの質問よろしいか」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 17番、中川議員。



◆17番(中川幸久君) 海上アクセス問題については、あと3名の方が予定をしておりますんで、それを踏まえて理解をしていきたいと、こういうふうに思っております。

 それでは、続きまして宮川の河川の問題なんですけれども、いろいろと御説明していただきました。進んどることも理解をしております。ただ、宮川左岸の堤防の問題については、住民の皆さんも地権者を含めて、実は私も一部地権者でありまして、その了解をするときに、左岸の堤防の補強について、まず第1条件として挙げました。これは国土交通省のほうも御理解をしていただきながらきたわけですけれども、今回の21年度の計画は、実際必要な846メーターに対して330メーターしか進んでおりません。当初、説明のあった846メーターに対しても、地域住民の方は非常に心配をしております。この辺について、今後の進め方について再度質問をしたいと思います。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 日ごろはこの事業に対して御協力をいただいていることを改めて感謝をしたいと思います。ありがとうございます。

 それでは、御質問にお答えをしたいと思います。

 議員におかれましては、かねてより大変御心配をいただいております川端から中須町への堤防補強についてでありますが、中須町の中須保育園付近から三交バス停留所付近までの約846メーターの堤防については、堤防の川側に土を盛る腹づけ盛り土を計画しておりますが、未買収用地があり、平成21年12月末時点で約330メーターの進捗となっております。現在、残り516メーターの部分についても地権者の御理解をいただき、用地買収が完了すると聞いておりますので、早急に工事を進めていただくよう国土交通省にお願いをしていきたいと考えております。



○議長(長田朗君) 17番、中川議員。



◆17番(中川幸久君) 再度の質問でございます。

 この事業は平成18年から22年度の期限を切って進められております。残すところあと1年、これで堤防が完成するのかどうかということをお聞きしたいんです。



○議長(長田朗君) 都市整備部長。



◎都市整備部長(奥村茂君) 用地協力が一番大事なことでございますが、いろいろな手法を使いながら、22年度まででございますが、明許繰り越しも考えながら、年度といたしましては23年度で完成すると聞いております。

 以上でございます。

          〔「終わります」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 一般質問の途中ですが、10分間休憩いたします。



△休憩 午後1時49分



△再開 午後1時59分



○議長(長田朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

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△中村豊治君



○議長(長田朗君) 次に、27番、中村議員。



◆27番(中村豊治君) 質問通告に基づきまして、新年度予算の総括と市立伊勢総合病院の未来の2項目に対して、数点にわたりまして鈴木市長の熱き思いをお聞かせいただきたいと思います。

 市長はこの3月議会冒頭、旅客ターミナル施設の撤収宣言を行い、海上アクセス事業を終了させたいと決意を述べられたのであります。私はまさに勇気のある決断であり、一貫してぶれない市長の決断に、13万5,000余の多くの市民の皆様はもろ手を挙げて賛意を示すのではないでしょうか。

 そこで、新年度予算の総括として、初めに新年度予算編成に当たり市長の予算に対する基本的な考え、さらには政治家としての思いをお聞きさせていただきたいと思います。

 昨年の11月15日、市長に就任されまして、早いものでございます。4カ月になろうとしておるわけであります。鈴木市長を支持された多くの市民の皆様は、今か今かと首を長くして、市長の政策、新しい伊勢の国づくりを心待ちにしているのではないでしょうか。そういう意味で、今回の新年度予算は市長就任後初めての予算編成であり、みずからの政策を具体的に進める最初の予算、議会であったのではないでしょうか。御案内のように今回は骨格予算ではありますが、対前年度比1.3%の伸びであり、伊勢市民としても大変注目している予算編成であります。前市長の政策と比較して、私たちのこの伊勢のまちがどのような方向にこれから進むのか、夢と希望あふれるあしたがあるのか、新たな伊勢の国づくりを市民の皆様は鈴木市長が組まれた新年度予算に対し期待をしていることは当然であります。

 そこで、市長として初めての予算編成であり、新年度予算に対しましての基本的な考え方と、市長として、政治家としての熱き思いをまずお聞きさせていただきたいと思います。

 2点目は、この新年度予算編成に当たりまして、今、国で行われております事業仕分けをどのように行われたのか、どのような取り組みをされたのか、お聞きさせていただきたいと思います。

 御案内のように、平成22年度の一般会計予算総額は415億円、市税が対前年度比2億円落ち込む中で、継続的な事業を掲げながらも、思い切った予算編成であると私は評価をさせていただきたい。一方、現下の厳しい財政状況から、行財政改革を積極的に進める手法として、事業仕分けは全国の地方自治体で積極的かつ精力的に取り組まれ、行財政改革の効果、さらには成果が報告されておるのであります。

 そこで、当市といたしまして、今回の予算編成の時点でこの事業仕分けをどの程度行われたのか、どの程度取り組まれたのか、またどこまでこの事業仕分けというものを検討されたのか、お尋ねをさせていただきたいと思います。

 次に、今回の平成22年度予算に対しまして、国の新年度予算編成の影響があったのかどうかお尋ねさせていただきたいと思います。

 御承知のごとく、国・地方を合わせた長期債務残高は22年度末で860兆円を超える巨大な借入金となっており、償還が国・地方の財政を大きく圧迫、国民1人当たり約660万円を超える借金を抱える国の財政状況となってきました。国の平成22年度一般会計予算フレームは「いのちを守る予算」、3つの変革としては「コンクリートから人へ」「政治主導の徹底」「予算編成プロセスの透明化」等々が挙げられ、92兆3,000億円、対前年度比4.2%増の一般会計予算となっていることは既に御案内のとおりであります。国の税収は37兆4,000億円、対前年比マイナス8兆7,000億円、借金依存度、公債依存度が48%で対前年度比11%アップとなっておることは御案内のとおりでございます。つまり国の一般会計予算の半分を借金で賄わなければならない大変厳しい状況であり、税収が公債発行額を下回るのは、昭和21年以降65年ぶりであるということも言われておるわけであります。平成22年度の経済見通しは、景気は穏やかに回復しつつも、物価は穏やかな下落が続き、失業率が高止まると見込まれております。このような大変厳しい国の財政状況それから経済見通しから、当市の新年度予算への影響についてはどのように影響が出ておるのか、お尋ねさせていただきたいと思います。

 4点目は、市長の具体的な政策を実現することは、今回の一般会計予算415億円を組まれた中で本当に可能なのかどうか、お尋ねさせていただきたい。

 市長は、平成22年度には伊勢市の財政収支見通しを作成し、新たな行財政改革をスタートさせる。さらには、財政基盤をしっかり点検し、見直し、事業の取捨選択を行い、具体的な予算編成を6月に捻出させると明言されております。伊勢市民は、伊勢をよみがえらせる新しい伊勢の国づくりに対して、鈴木市長の政策に大変期待していることは事実であります。しかしながら、国や地方の厳しい財政状況の中から、市長の具体的な政治手法と予算編成がどの程度、政策予算がどの程度捻出できるのか、そして新しい伊勢の国づくりが可能なのか、この点をお尋ねさせていただきたいと思います。

 次に、市立伊勢総合病院の未来について、2点にわたり質問をさせていただきたいと思います。

 初めに、病院改革プランに対する市長の評価についてお聞きさせていただきます。

 昨年の2月12日の教育民生委員協議会で、市立伊勢総合病院改革プランの平成21年度から25年までの5カ年間の中期経営計画が明らかになりました。当時、大変背伸びをした、大変無理をした改革プランが提案され、目を疑ったのは私だけではなかったと思います。私には病院経営に対する専門的なことはわかりませんが、累積欠損金が30億円、平成25年度には24億5,000万円に削減する、さらには平成20年度の純損益マイナス7億円を21年度から黒字化するという目を疑う壮大な改革プランであったわけであります。また、経営の効率化の施策として、民間的経営手法の導入、事業規模、形態の見直し、さらには経費削減抑制対策、そして収入増加確保対策等々が平成21年度から始められ、1年が経過いたしました。

 今回、提出されました平成22年度の病院事業会計予算と病院改革プランを比較した場合、経常収益に大変なずれ、大変な較差が生じ、特に入院収益は3億4,000万円程度減収となっておるわけであります。その要因等につきましては、医師の不足による救急医療の見直し、脳神経外科が4月末から廃止となる、さらには循環器科の医師が3人から1人になる、そして救急輪番制の回数の減少、さらには看護師の確保等々が挙げられておるわけであります。市長は、この伊勢病院の改革プランに対してどのような評価、どのような感想をお持ちなのか、お示しいただきたいというぐあいに思います。

 最後に、市立伊勢総合病院に対する市長の思いをお聞きさせていただきます。

 先ほどの山根議員の質問の中にもありましたように、昭和54年には市立伊勢総合病院が当地に建設されて、31年が経過をしたわけであります。病院の耐用年数につきましても39年と聞いておりますが、市長が昨年の選挙戦で市民に公約されたのは、この総合病院の必要性を強く市民の皆様に訴えをされまして、市民の皆様はこの市長の思いというものが強く胸に残っておると私は理解をしているのであります。

 御案内のごとく、日赤病院につきましては平成24年4月に開業予定であり、現在、急ピッチで工事が進められております。日赤が開業することになれば、市立伊勢総合病院の崩壊は火を見るよりも明らかであります。私は、この伊勢病院の耐用年数を待つまでもなく、この際、新市立伊勢総合病院の建設に向けた市長の決断、英断というものを市民は期待しておるのではないかというぐあいに思っております。

 伊勢総合病院は日赤の後方支援ではなく、急性期医療病院建設に向けた特別委員会というものを議会に設置をいたしまして、今からこの新しい病院建設に向けた議論を真剣に進めなければならないと私は思っております。市長の熱き思いをお聞かせいただきたいというぐあいに思います。

 以上で壇上からの質問は終わりますが、御答弁のいかんによりましては、自席からの再質問をお許し願いたいと思います。ありがとうございました。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 中村豊治議員の御質問にお答えいたします。

 まず、新年度予算編成に当たっての私の基本的な考えと思いについてでございますが、当市においては高齢化が全国平均より高い水準で進んでおり、また全国の地方都市と同様、厳しい財政状況が続くことが予想されます。昨今の社会経済情勢についても大変厳しい情勢が続いていますが、このように情勢が大変不安定なときこそ、なお一層議会や市民の皆さんと一体となって、持続可能な伊勢のまちづくりを推し進めていきたいと考えております。そして、その思いを一つ一つ具現化したものが、形に結びつけたものが予算であると考えております。

 平成22年度の当初予算については、冒頭にもお示ししたとおり、経常経費及び継続費の設定事業など、既に決定された計画的な執行が求められる施策事業を計上した予算としておりますが、他の施策予算については、財政基盤をしっかりと点検し直す中で、事業の取捨選択を行い、6月の補正予算としたいと考えております。

 次に、事業仕分けをどのように行ったかについての点でございますが、新しい政権のもとで国の事業仕分けがマスコミで取り上げられていましたが、大変驚きのある衝撃的な光景でもありました。事業の見直しは、今回の国の事業仕分けも一つの方法であろうかと思います。そして、市政を考える上では、行政の継続性に配慮し、今まで行われてきたことを廃止、または見直す場合には、しっかりと十分に考えて事業の見直しを行ってまいりたいと考えております。

 今回の当初予算におきましても、そういった点も配慮しながら対応させていただいたものでございます。そして、特に来年度、そして再来年度以降についても、一つ一つ事業見直しに取り組ませていただきたいと考えておりますので、また御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。

 次に、国の新年度予算からの影響はあったかについてのお問い合わせでございますが、一例を挙げますと、農業農村整備事業におきまして予算要求の縮減、20%ダウンとの仕分け結果を受け、平成22年度の予算配当が縮減されることから、平成7年度から着手し、本年度事業完了予定であった宮川用水第2期地区については先送りとなったところでございます。また、子ども手当の支給のための予算が高額であるため、骨格予算としたものの、総額を押し上げる結果というふうになっていることもございます。

 一方で、地方財政対策については、一定程度評価できるものとなっています。市税については、先ほど御指摘のあったとおり2億円の減額を見込まざるを得ないものの、借金という形にはなりますが、臨時財政対策債の発行額の引き上げ、地方交付税の増額確保がなされたことにより、財源不足額の補てんがなされたことで、予算編成ができた一面もございます。

 しかし、御承知のとおり国の財源も非常に厳しい状況であり、実質的な地方交付税措置も毎年担保されたものではございませんので、今後の国の地方財政対策を見守り、慎重に対応していきたいと考えております。

 次に、私の政策の実現可能性についてでございますが、政策予算については、予算規模をどの程度にするかも含めてしっかりと精査を行い、6月議会でお示しさせていただきたいと考えております。

 そして、私の公約でもありますが、今議会で情報戦略局の設置について審議をお願いしております。この部署におきましても、伊勢市そして当局内の情報の収集、分析、発信など、これまで以上にその質、量とともに高め、市役所の運営の質の向上に努めたいと考えておりますが、この仕掛けづくりこそ、ソフトこそも、私の大きな政策であることを御理解賜りたいと存じ上げます。

 そして、事業を進めるに当たっても、計画の段階、執行中、完了後など、節目、節目で事業の検証を行う仕組みを考え、最少の経費で最大の効果を出す仕組みに努めながら、必要な施策を進めていきたいと考えております。また、議会や市民の皆さんへの判断材料の提供、情報の公開といった情報発信をさらに進め、御意見をいただき、皆さんで大いに議論をし、納得していただける市政運営に努めたいと考えております。

 そしてまた、社会情勢の変化への対応ではスピード感が求められることも十分認識しており、私としてはこの1年が勝負であるとの位置づけのもと、その上で4年間しっかりと成果が出るように頑張っていきたいと考えておりますので、御理解、御協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。

 次に、病院改革プランに対する市長の評価を聞きたいという点でございます。

 平成22年度予算においては、仰せのとおり入院収益で約3億4,000万円の減、全体の収支としましても、約2億2,600万円の減となります。

 これもパネルがありますので、お示しさせていただきます。(パネルを示す)こちらが延べ入院患者数と入院収益のグラフでありまして、一番の右手が平成20年度の実績。こちらです。そして、平成21年度の計画、要はこの程度を目標にしようじゃないかという数字がこちらでございます。そして、平成21年度の見込みがこの金額となっております。

 まず、入院患者数のほうを示しますと、平成20年度実績で約8万5,000人、そして平成21年度の目標としては10万3,295人を目標としておりました。しかしながら、実績の見込みといたしましては8万4,091人、約8万4,000人の実績見込みとなる予定でございます。そてし、入院の収益としましては、平成20年度実績が33億3,800万円のものが35億2,500万円となっております。目標数値からは随分と減少、削減をしておりますが、平成20年度数値よりは若干の微増をしている実績でございます。

 伊勢病院の改革プランでは、今年度から病床数の見直しと再編を行い、1日の平均の入院患者数を一般病床250人、療養病床33人、合わせ283人を目標としたところでございますが、今年度は最終的には一般病床221人、療養病床9人を合わせて230人の見込みとなり、大きな減少となります。

 入院患者の減少が収益の減少の大きな要因でありますが、これは療養病床の専任医師が見つからないこと、医師の減少に伴うところが大きな理由であると考えております。平成22年度は、さらに救急輪番日の回数を減らすことに伴う影響が大きいのではないかと考えております。

 私としては、評価というよりも、感想という形でお示しさせていただきたいのですが、病院改革プランについては、入院及び外来患者数の高い目標を上げたものの、これほど医師の確保が難しい状況になるとは想定されていなかったのではないか。そのことが患者数に大きく影響し、目標の達成ができない状況に至っていると考えております。

 次に、市立伊勢総合病院に対する思いについてでありますが、先ほど山根議員からの御質問にお答えしたとおり、伊勢病院については地域医療の拠点としてしっかりとした対応をしていきたいと考えております。そして、市民の方に良質な医療を継続的に将来もって責任を持てるよう、提供できるように、そして何よりも市民の方が必要な医療を安心して受けることができ、何よりも市民の生命を守るために、公でしかできない公立病院としての役割を果たしていきたいと考えておりますので、御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。



○議長(長田朗君) 27番、中村議員。



◆27番(中村豊治君) ただいまの答弁、新年度予算編成に当たる市長の思いから若干再質問をお願いさせていただきたいと思います。

 市長のこの新年度予算編成に当たっての思いというものについては、一応行政当局としての答弁というようなことで、市長の政治家としての新年度予算に対する熱き思いというものが若干伝わっていないんやないかと、こういうような気がしております。したがって、冒頭申し上げたように、政治家として、伊勢市のリーダーとして、やっぱり新しい平成22年度の予算、骨格であろうと415億円の予算を組んだわけであります。したがって、市長のそういう最初の予算編成に当たっての思い、政治家としての思い、リーダーとしての思いというものをもう一度お聞かせいただきたいというぐあいに思います。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 今回の3月予算につきましては、骨格予算ということで、熱き思いをそぎながら取り組ませていただいたというのが現実でありまして、実際に予算の事業ごとに、これをどういうふうにしていくべきかということを、一つずつ私の考えを示しながらまとめさせていただいた実情がございます。

 特に私も議員時代に事務事業の評価についていろいろと学ばさせていただいたことがありまして、その事業に対する思い、そして例えば無駄遣いがあるんじゃないか、そういったことが想定されれば、それに対してもしっかりと見直しをしていただくように、事務方の方にお話をさせていただきました。

 特にこれからの時代でありますが、当然、財政的に厳しくなることから、増額予算がすべてよしとはなかなか思えないところもございます。ですので、これから支出としてしっかりと縛るところは縛り、そして必要なところにしっかりと予算をつけていくということをしなければならないと考えております。そして、その予算づけをする根拠としても、情報戦略局の活用が必要だと感じております。

 以上です。



○議長(長田朗君) 27番、中村議員。



◆27番(中村豊治君) 政策予算を6月に組み上げるということで、まずその6月にいま一度、市長の思いというものをお聞かせいただきたいというふうに思います。

 この点はこの程度で終わっておきたいと思います。

 それから、事業仕分けについても、やはり政策予算等を含めて出てこないとはっきりわからんわけなんですけれども、特に市長の今の答弁の中で、行政の継続性に配慮しながら、過去の経緯等々を確認して、丁寧に事業の見直し、予算の見直しを行っていくと、こんな御答弁をいただいておりますので、この点も御了解をさせていただきたいというぐあいに思います。

 それから、国の新年度予算からの影響です。伊勢市の予算編成に当たっての影響というようなことなんですけれども、特に私のほうからも御指摘させていただきましたように、大変な国の予算の状況の中で、非常に厳しい現状の中で、私は大変御苦労されたというぐあいに思うんですけれども、特に地方交付税の増額等が確保された中で、財源の不足分については地方交付税で補てんされたと、こんなことで予算編成ができたというぐあいに今、御答弁をいただきましたので、国の影響についてはいろいろ将来的にもあるわけですけれども、国の財政が非常に厳しい中で慎重に対応していくと、こういうふうな御答弁ですので、この点も了解をさせていただきたいというぐあいに思います。

 それから、市長の政策実現が可能なのかというようなことなんですけれども、今の答弁の中で、例えば政策の規模とか手法とか事業の展開については流動的であり、やっぱりこの点については、そういう情報戦略局も含めてしばらく検討していくと、こういうようなことなんですけれども、私はここで2点ほど質問させていただきたいのは、まず昨年の12月の定例会の中で、私は市長に政策の関係も含めて質問させていただきましたのは、新市建設計画と総合計画、これに対して市長の新しい政策をどのように融合させていくのかというぐあいに質問させていただいたわけでありますが、市長は重点的にその政策を十分に吟味して、精力的に6月で予算を示すというようなこともお話をさせていただいてきておるわけなんですけれども、この新市建設計画さらには総合計画と市長の政策との融合、どういうような形で市民にお示ししていくのか。

 例えば鈴木市長としてマニフェストを出されて、新市建設計画さらには総合計画とそれから市長の政策を融合していくのか、この点どのような考え方なのか、ちょっとお示しいただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 当然それぞれ新市建設計画そして総合計画ともども、一つ一つが大事な計画でありますが、やはり今、時代が非常に速いスピードで変化していることがありまして、一つ一つをすべて確実にして進めていくことも十分に大切なことなんですが、一つ一つ柔軟に、その当時つくられたものが本当に今においても必要であるべきものなのか、優先すべきものなのか、この点も整理しながら取り組んでいきたいというふうに考えております。



○議長(長田朗君) 27番、中村議員。



◆27番(中村豊治君) 12月定例会から今まで3カ月が経過したわけです。6月までにはあと3カ月しか残っていないわけです。したがって、冒頭申し上げたように、やっぱり伊勢の新しい国づくりというものに対して、市長の政策というものを市民の皆さんは大変期待をし、待っておられるわけであります。具体的には、情報戦略局というようなお話も出たんですけれども、本当にどのような組織を市長が考えて、情報戦略局だけでそういうものができるんかどうか、この具体的な組織、どのようなものを検討されておるのか、どの範囲内で市長の政策というものをきちっと整理をされてくるのか、いま一度ちょっと市長の思いというものをお聞かせください。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 今のこの時代と申しますか、価値観が多様化している中で、一つの地域に住んでいる方々の目標だとか価値観だとか夢というものが、なかなか一つに共有されにくい時代になっているんじゃないかというふうにまず考えております。その中で、声のある住民の方の意見だけが正しいわけではなくて、実際に声には出さない心の思いとか、そういったものを一つ一つ酌み出していくためにも、情報戦略局というのを活用していきたいというふうに考えております。

 言葉で言えば、住民の声をどういうふうに引き出していくか、そしてそれが地域ごとにどうなっているのか、世代ごとにどうなっているのか、そしてそれを実現するには、行政が手を出すべきなのか、民間が手を出すべきなのか、そして事業費用が幾らになるのか、そういったことを一つ一つ精査して、優先順位をつけて取り組んでいきたいと考えております。

 以前のように、高度経済成長期やバブル期のように、1つのものをつくれば、それでみんなに喜ばれる、納得していただけるという時代から、非常にきめ細かな対応が必要になっている時代というふうに考えておりますので、その点も踏まえて住民のニーズをしっかりととらえて、そしてそれが行政でできるのか、できないのか、優先順位をつけて一つ一つ政策の実現に向かっていきたいと考えております。



○議長(長田朗君) 27番、中村議員。



◆27番(中村豊治君) 今、市長の思いというものについては理解をさせていただきました。時間も3カ月ということで、ありませんので、ぜひ精力的に市長の思いというものに取り組んでいっていただきたい、そんなことで、この点については終わらせていただきたいと思います。

 それから、最後に伊勢総合病院に対する市長の思いということで、先ほど御答弁をいただいたわけでありますが、特にこの中でパネルを使って説明していただいたんですけれども、やっぱり昨年出された中期改革プランとの比較の中で大変な較差が出ておる。特に私が心配をしておるのは、このような状態が続けば、医師や看護師やさらには市民のモチベーションが本当に低下をして、地域医療の崩壊とか、やはり市立伊勢総合病院の崩壊につながる。今の状況からいけば、こんなふうに私は大変心配をしておるわけであります。

 したがって、これからの対応策というものについて、いろいろ検討はされるんですけれども、今の状況を打破するということであれば何をすればいいのか、この点、お考えがあればお示ししていただきたいというぐあいに思います。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 御心配いただきましてありがとうございます。先ほど山根議員の御質問にお答えしましたが、私も市長に就任してから、医療の関係者の方々そして伊勢病院の関係の方々とお話をさせていただいていますが、やはり一番大きなポイントとしては、この市立伊勢総合病院の将来像をどのようにしていくか、このことに尽きるというふうに考えております。



○議長(長田朗君) 27番、中村議員。



◆27番(中村豊治君) 伊勢病院の将来像というものをしっかり市民にお示しすると、こんなことで御答弁いただいておるわけでありますが、特に病院管理者にちょっとお尋ねをさせていただきたいのは、この改革プランについて、管理者はこちらへ来られて2年以上たたれると思うんですけれども、改革プランを作成されたわけですけれども、定員管理計画の中で、医師と看護師、この適正人員の確保等々が挙げられておるわけであります。しかしながら、適正人員が確保できない。なぜ適正人員が確保されないのか。壇上でお話をさせていただいたように、循環器については3名から1名の医師になる、さらには脳神経外科がこれからなくなっていく等々、それから看護師の確保もできない、こんなような状況の中で、なぜ伊勢病院からお医者さんがいなくなっていくのか、この点、お考えがあれば、少し教えていただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 病院事業管理者。



◎病院事業管理者(間島雄一君) 中村議員の御質問にお答えいたします。

 やはり1つには、病院の方向性が明確でないというところがあるというふうに思っております。やはり方向性が見えないということが、医師や看護師の確保に影響があるというふうに思います。

 医師や看護師というのは就職先が引く手あまたでありますので、就職先にかなり選択の自由があるわけです。一つの例を挙げますと、当院には三重大学の2つの内科から医師が派遣をされております。昨年の秋にこの2つの内科の教授を私が訪問したときに言われましたのは、伊勢病院が今後どのようになっていくのか、方向性が明らかでない。このような状態では医師が伊勢病院に行きたがらないということを。その2人の教授には別々に訪問しているわけですけれども、くしくも2人の教授からそういう意見が出ております。やはり医師や看護師が就職するためには、本院の明るい未来を示すことが大切であると思っています。

 明るい未来を示すことで、全国的な問題でもある医師不足が伊勢病院で改善するとは必ずしも言えないかもわかりませんけれども、少なくとも医師不足、看護師不足に拍車をかける大きなマイナスの要素を除くことはできるものだと私は思っております。



○議長(長田朗君) 27番、中村議員。



◆27番(中村豊治君) 今、管理者のほうから伊勢病院の方向性が明らかでないというようなお話もいただいたんですけれども、先ほどの市長の答弁の中でも、伊勢病院の将来像をしっかり市民にお示しするんだと。そして、さらには方向性が明らかでないということについても、やっぱりきちっとしたものをこれから出していかなければ、私は今、管理者が心配されておるような医師の確保、看護師の確保が難しいと、こんなふうに思っておるわけであります。

 特に私の最後の質問の中で、今後の伊勢病院の姿、市長の思いというものをお聞きをさせていただいたんですけれども、市長はその中で、市民に、患者さんにしっかりした対応をしていきたい、安心して市民が伊勢病院に来られるような体制づくりをしていきたい、こんなようなお話をいただいたんですけれども、特にこの中で、私はやっぱり伊勢病院の耐用年数というものを待つまでもなく、やっぱり今から新しい伊勢病院の建設というものを、議会の中に特別委員会等を設置しながら、今から真剣にこの伊勢病院の建設に向けたそういうものの議論を進めなければいかんと、こんなふうに思っておりますし、先ほど言われております将来像をしっかり示すんだと、さらには伊勢病院の方向性というものを明らかにしていくんだと、こんなことも含めて、市長の思いというものをもう一度お聞かせいただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 応援のお言葉と思いまして、非常にありがたく承りたいと思います。今後の方向性について、ある程度絞らなければならない時期がもう来ていると思いますので、しっかりと皆さんと協議を重ねながら、前を向いて進めていきたいと考えております。ぜひ応援をよろしくお願いしたいと思います。



○議長(長田朗君) 27番、中村議員。



◆27番(中村豊治君) 今、市長の力強い決意というものをお聞かせいただきましたので、この点、私の質問については終わらせていただきたいと思います。ありがとうございました。



○議長(長田朗君) 一般質問の途中ですが、10分間休憩いたします。



△休憩 午後2時39分



△再開 午後2時48分



○議長(長田朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

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△吉岡勝裕君



○議長(長田朗君) 次に、8番、吉岡議員。



◆8番(吉岡勝裕君) 議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。

 1点目が伊勢市の交通対策について、また2点目が指定管理者の管理についてお尋ねいたします。

 まずは、伊勢市における交通対策についてお聞きいたします。

 平成22年2月、国土交通省は平成22年度高速道路無料化社会実験計画案を発表しました。概要は、流通コストの引き下げを通じた生活コストの引き下げや産地と消費地へ商品を運びやすくするなどによる地域と経済の活性化を目的として、高速道路の原則無料化の方針のもと、社会実験を通じて影響を確認しながら、平成23年度から段階的に無料化を実施する。このため、地域経済への効果、渋滞や環境への影響を把握することを目的として、平成22年度から高速道路無料化の社会実験を実施するとあります。実験内容としましては、休日、上限1,000円による渋滞発生頻度や他の交通機関への影響などを考え、合計1,626キロメートルを料金システム改良などの準備ができたところから無料化を始め、平成23年3月末まで行うとなっております。

 まだ案の状態ですので、詳細が明らかになっていないところはありますが、伊勢自動車道の津から伊勢までが通常料金1,500円が無料になることになり、観光客だけでなく、市民・県民などの仕事や生活など、さまざまな用途で利用されることが予測できます。

 伊勢市においては、昨年11月にかけかえられた宇治橋の完成や休日上限1,000円のETC割引のおかげなどで、伊勢を訪れていただく方はふえ、年間800万人に近い方が神宮に訪れていると聞いております。伊勢市として平成25年の御遷宮時、観光客1,000万人を目標に上げておりますが、車やバスで来ていただく皆さんに迷惑をかけては、せっかく来ていただいた皆さんにおもてなしのまち伊勢を楽しんでいただくことはできません。また、せっかくの御旅行を渋滞なんかでいらいらさせてしまっては、事故につながったり、夫婦仲に影響したりで、大変な影響をかけてしまうことになると思います。

 この社会実験は、一応6月からと聞いておりますが、津から伊勢の区間がいつからということはまだはっきりしていない状態ではありますが、休日は特に慢性的な渋滞が発生している状態ですので、考えておく必要があると思い、質問させていただきます。

 まず1点目は、特に内宮周辺において駐車スペースの確保をどのように考えているのか、お聞かせください。

 2月21日ですが、第3回美し国三重市町対抗駅伝が開催されました。津の県庁前を出発して、ゴールが伊勢市の県営総合競技場ということで、スタッフ、応援などの関係者の皆さんも河川敷などの周辺の駐車場に駐車されていたことと思います。私も河川敷の橋の下へ駐車したのですが、お昼過ぎに帰ろうとしたところ、枠外への駐車などで、駐車場はもう満杯であふれた状態、駐車場へ入ってくる観光客の車でまた動けない状態が続きました。当然、観光客の皆さんも駐車できずに、うろうろされているような状態でありました。どれぐらい駐車できずに待たされているのかはわかりませんが、大変疲れた様子で運転されておりました。

 内宮周辺は県営陸上競技場や県営体育館などがあり、行事と重なれば、駐車スペースが足らなくなります。利用者、観光客、それぞれの不満の声を聞いておりますが、正月やゴールデンウイークに実施しているパーク・アンド・バスライド以外にも対策を考えていく必要があると思いますが、考えをお聞かせいただきたいと思います。

 また、市民生活への影響についてもどのように考えているのか、お聞かせください。

 次に、駐車場の管理と料金の徴収についてお聞かせください。

 平成17年に合併をして議員にさせていただいたとき、浦田の駐車場を有料化することはできないかと担当者に質問したことがあります。その当時は、検討しているが、河川敷などの課題があって検討中だと聞かせていただいたことを記憶しております。市長も市の財政については十分理解をしていただいていると思いますが、観光交通対策の費用をどう捻出していくか、考えていく必要があると思います。

 無料駐車場こそ伊勢市民のおもてなしだと考える方もいるかもしれませんけれども、駐車スペースがない、満車かどうかもわからない、誘導員もいないでは、不便をかけていると思いませんか。駐車料金をいただく中で、そういった費用に充てて、早くスムーズに駐車ができ、観光していただいてこそ、おもてなしではないかと考えます。また、駐車場に車をとめっ放しということも防げるのではないでしょうか。

 二見地域の駐車場においても、観光地周辺では駐車場からはみ出た路上駐車も見受けられますし、ほかにも周辺の一部の方が勝手に駐車している状況も聞いておりますので、対策が必要ではないかと思いますが、考えをお聞かせください。

 2点目は、指定管理者による管理についてお尋ねします。

 昨年11月、あるグループの方が発表会をするので、八日市場にある福祉健康センターを借りたいということになり、まずは事前に予約に行ったところ、1カ月前しか予約できませんと言われました。そして、1カ月前になって再度申し込みに行ったところ、ほかの予約が入っていると言われました。交渉の上、何とか予約させていただいたのですが、当日、使用する衣装を福祉健康センターに保管していただいたら、修繕工事の不手際か何かで雨漏りが発生し、衣装を汚してしまいました。慌ててグループの皆さんでクリーニングに出し、発表会に間に合わせましたが、借りてきた衣装もあり、大変な御迷惑をかけてしまう結果となってしまいました。その後、謝罪はされたものの、基本的な責任は貸し出しを許可した指定管理者にあるにもかかわらず、適切な対応とは言いがたい内容で、市の施設を借りたのにと大変失望されてしまったことについては私も謝らせていただきましたが、何とかしたってくれよと強く頼まれましたので、今回、質問させていただきます。

 まず、施設の予約方法についてお尋ねしますが、他の施設についても、仮で予約を受け入れるなど、方法をとっているところもありますが、行事によっては早い予約を受け付けてもいいのではないかと思います。また、中には指定管理者によって判断してもいいのではないかと思います。ルールを見直す必要があると思いますが、いかがでしょうか、お考えをお聞かせください。

 次に、管理責任についてですが、指定管理者制度により幾つかの施設の管理運営をお任せしていますが、全体的には皆さん大変努力していただいており、市の直営以上の効果を上げていただいていると思っております。お任せしてある施設については、責任を持って管理運営していただくべきであり、今回のことは大変反省していただかなければならない内容であると思いますので、どのように考えているのかお聞かせください。

 以上、壇上からの質問とさせていただきます。

 なお、答弁のいかんによりましては、自席から再質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) それでは、吉岡議員の質問にお答えをさせていただきたいと思います。

 まず、交通対策についてお答えいたします。

 高速道路無料化社会実験の影響につきましては、平成21年3月からETC装着車に対する高速道路の料金引き下げが行われ、普通車は上限1,000円となったところでございます。このことから、伊勢志摩地方を訪れる車がふえ、ことしの1月の休日は、前年と比較し約10%程度増加していると私どもは見込んでおります。また、本年6月から予定をされております伊勢自動車道の津インターチェンジから伊勢インターまでの無料化社会実験が実施されれば、さらにふえることが予想されると考えております。

 内宮参拝者も年々増加する中、交通量の増加は交通が集中する宇治地区周辺を中心に、初参り時期やゴールデンウイークを初めとする休日などの交通渋滞に拍車をかけ、市民生活に影響が出てしまい、大変な御迷惑をおかけいたしておりますことをまことに申しわけなく思っている次第であります。

 渋滞状況から推察をしますと、こちらに来ていただく車両の交通量に比べ、駐車容量の不足がその大きな原因であると考えられ、現在の渋滞対策は、パーク・アンド・バスライドや臨時駐車場の開設など、混雑状況に応じて実施をさせていただいております。また、駐車スペースの確保については、五十鈴川の河川敷、五十鈴公園の多目的広場、県営体育施設駐車場を臨時駐車場として開設し、対応に努めさせていただいておりますが、混雑期のたびに駐車スペースとして体育施設を確保するには至っておらず、伊勢市を訪れていただく方々に渋滞による待ち時間では御不便をおかけしているのが現実だと認識をしております。

 この地域へのリピーターをふやしていただくためには、市民の皆さんや事業者の方のおもてなしはもちろんのことでありますが、交通対策によって御不満をいただかない環境をつくり、整備することが非常に重要であると考えております。新たな駐車スペースの確保、そして交通誘導の充実を図るためには、駐車場の有料化も一つの方策と考え、現在、調整を図っているところでありまして、今後、早急に方針をまとめ、議会の皆さんそして市民の方々にも御意見をお聞きしながら進めてまいりたいと思いますので、御理解をよろしくお願いしたいと思います。

 次に、パーク・アンド・バスライドにつきましては、平成16年から正月時期に、また平成21年からは正月時期に続く混雑期の交通対策として、成人の日を含む連休やゴールデンウイークにも実施をし、渋滞緩和効果が見られたところであります。一方で、パーク・アンド・バスライドを行うことは、地域周辺道路や高速道路等での交通に多大な費用を伴うことが課題となっております。

 このようなことから、パーク・アンド・バスライドは特に観光客が集中する期間のみ実施をし、効果を得ておりますが、平成25年の神宮式年遷宮を迎え、さらなる誘客を目指し、その交通に対応するためには、現状のサンアリーナを拠点としたものだけではなく、例えば宮川左岸を拠点とした新たな形の検討課題も必要と考えております。

 また、二見総合駐車場の管理については、観光客だけではなく、隣接するアパートの住民の方々、地元事業所の社員の駐車場となっていることも考えられることから、平成14年から行われていた旧二見町における街なみ環境整備事業におきましても、有料化を前提とした検討がなされておりました。

 現在は、まだ実現には至っておりませんが、事業実施の際は有料駐車場としてその運営をしていきたいと考えておりますので、御理解をいただきますようよろしくお願い申し上げます。

 次に、指定管理者の施設管理の責任と管理のあり方についての御質問にお答えいたします。

 まず、この利用に関して、グループの方々には大変な御迷惑をおかけしたことを改めておわびを申し上げたいと思います。大変失礼をいたしました。

 今回の伊勢市福祉健康センターの管理のあり方につきましては、平成18年9月から伊勢市社会福祉協議会が指定管理者となり、施設の維持管理業務のほか、高齢者、障がい者、子供たちに関する諸事業を行っております。福祉健康センターの利用につきましては、身体の障がいを持っていらっしゃる方、老人、子供たちの福祉の向上並びに市民の健康の保持及び増進を図るという施設の性格上、一般の方につきましては、これら条例で定められた利用対象者の利用に支障がないと認められた場合に使用できることとなっておりまして、申請につきましても、福祉あるいは健康に関連する団体の場合は3カ月前となっておりますが、一般使用の方の場合は30日前となっております。

 今回の場合、一般使用の方には条例で定められた利用対象者が優先される旨、説明させていただいたこと、また最終的には利用していただくことができたと聞いておりますが、ただ今回の件については、市及び指定管理者双方の管理意識、そして利用者に対する気持ちが非常に欠損していたのではないかというふうに考え、御迷惑をおかけする結果となりました。

 そして、利用者の方の衣装が防水工事のミスにより漏れた水で被害を受けられたことについても、指定管理者と工事施工者の間の連絡体制が万全でなかったこと、そしてやはりここにも管理意識が欠如していたことを認めざるを得ません。

 市といたしましても監督者としての責任を痛感しており、申請にかかわる規定の整備を検討するとともに、社会福祉協議会に対しても、指定管理者としての責務を果たし、再発防止策を講じるよう厳しく指導させていただいたところでございますが、今後、再発防止策の内容等について文書で提出するよう求めていきたいと考えておりますので、御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 そして、市所有の公共施設におきましては、これまでも市民の方々から、余りにも条例ばかりが上位にきて、実際の現実、使いにくいといった声もたくさんちょうだいをしております。ですので、この現実に沿った形で、少しでも利便性が高まるように検討していきたいと考えております。すべてが完璧というわけにはいきませんが、一つ一つ進めていきたいと考えておりますので、御理解をよろしくお願いしたいと思います。



○議長(長田朗君) 8番、吉岡議員。



◆8番(吉岡勝裕君) お答えいただきまして、ありがとうございました。

 まず、交通対策について幾つかお聞かせいただきたいと思います。

 認識としては、同じように駐車場は全然不足しておるというふうなことであったかと思います。私も先ほど言いましたように、駐車場がもっとあればなというふうなことで思いますけれども、昨年ぐらいだったと思うんですが、奈良県の法隆寺へ行く機会がございました。あそこは前がちょうど参道みたいな形になっておるんですけれども、ちょうど両わきに食堂というか、お土産屋さんのようなところがずっと並列して並んでおりまして、そこはその食堂であったりお土産屋さんが大駐車場をそれぞれ持っておるというふうな形の駐車場の確保がなされておりました。伊勢市においても一つ参考にするべきではないかと思いながらそれを見ておったんですけれども、やはりおはらい町周辺、そしてまたおかげ横丁であったり内宮へ行かれる方、あと体育館等競技場へ行かれる方、いろいろと用途は結構絞られていくのかなとは思うんですけれども、やはり本来なら、そういったお土産屋さんであったり、あの周辺で商売をされている方が、自分のお客さんでありますので、基本的には駐車場というのは自分たちで整備をするべきではないかと。特にこの車社会の中で、あそこの駐車場が無料であるから別にいいんだというふうなことでは、失礼な言い方かもしれませんが、おんぶにだっこの状態では、なかなかだめだというふうに思っております。

 やはり神宮会館であったり、一部有料の駐車場もスペース的にはあっても、どうしても無料駐車場へ観光客は流れていく。そして、そちらがいっぱいであったからといって、そちらへ行くかどうかもわかりません。あいているところへ路駐していったりとか、たくさんそういう方も見受けられますので、やはり無料駐車場であるということは、いろんな考えていくべきところがあるんではないかと思います。

 そういうことで、商売をされている皆さんにおいて、もう少し知恵を、また工夫をしていっていただくような形というものをつくっていかなければならないと思うんですけれども、その辺についてお考えがあれば、少しお聞かせいただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(中井宏明君) 宇治地区の交通対策につきまして、有料駐車場が効果的であるということは、先ほど市長が申し上げたとおりでございます。現在、その方向をも含めまして検討させていただいておりますし、また地元の皆様方、これは市民の方々、お住まいの方々それからまた事業者の方々、あわせまして協議をさせていただく必要があるというふうに考えておりますので、その御意見を尊重しながら調整させていただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 8番、吉岡議員。



◆8番(吉岡勝裕君) ありがとうございました。そういう形で、大きな目線でいろいろと検討していただきたいと思います。

 また、外宮周辺の方もそういう状況がある中で、自分たちも無料駐車場をつくっていただきたいというふうな声もいろいろ聞いておりますけれども、やはり本来は商売する方が自分のお客様の駐車場は自分で確保するべきではなかろうかと、私はそのように思いますので、ぜひその点は、市のほうもいろいろと協力できるところは協力していただきながら、調整を進めていっていただきたいと思います。

 市民生活への影響ということで、先日、伊勢の高速道路のほうで岐阜から見えた方が逆走して、鳥羽の方がぶつかったというふうな事故がございました。市内ではそれほど大きな死亡事故等、そういう観光客を巻き込むような事故というのは余り私は聞いてはおらんのですけれども、やはり今、車にはナビがほとんどもう装備されている状態の中で、いろんな抜け道、渋滞対策でいろいろな生活道路へ入ってくることも予想もされます。さらに、今以上にそういったところもふえてくるんではないか。そしてまた、それに対する準備をしておかなければならないのではないかと思いますが、そういった点について考えをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(中井宏明君) 市民の皆様方、お住まいの皆様方に対する対応でございますが、先ほど議員さんのほうからも仰せのように、最近はやはり交通の手段、これが大変車が多くなってきた。車のほうも大変便利になってきておるというのも事実でございます。そのために、詳細な道路までナビゲーションのほうで案内をされまして、本当の生活道路、細かい道にまで観光客の方が入ってしまうという現実がございます。私どもとしましては、そのようなことにならないように、その入り口等には「通行禁止」でありますとか「一方通行」でありますとか、そういうふうな標示をさせていただきまして、市民の皆様方に迷惑のかからない状況というものを設けながら対応させていただいています。その辺につきましても、さらに強化すべきところは強化していきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。



○議長(長田朗君) 8番、吉岡議員。



◆8番(吉岡勝裕君) ありがとうございました。よろしくお願いしたいと思います。

 それで、先ほど答弁の中にパーク・アンド・バスライドの答弁をいただきました。確かに時期的には効果はあると思っていますし、それだけ多額の費用がかかっていることも事実だというふうに思います。また、答弁の中に、サンアリーナだけじゃなくて、宮川左岸等、いろいろ検討していかなければいけないのかなということでお聞かせいただきました。今、玉城インターからの宮川架橋ですか、円座のほうへ抜けてくる、宮川を橋で渡ってくるような橋が今、検討にも入っておる段階ではありますけれども、やはりその周辺でもいろいろ考えていけることがないのかどうか、また玉城町につくったほうがいいときも中にはあるかもわからないし、橋を渡ってからこちらへ入って、円座方面に入ってきてから場所を考えたほうがいい場合も考えられると思いますので、大変大きな視野ではあるかと思いますが、御検討いただきたいと思います。

 このパーク・アンド・バスライドについて、1つ、正月のパーク・アンド・バスライドについては、ことし車が1台1,500円という形で駐車料金を取られました。市民の中には、自分たちがそういうパーク・アンド・バスライドでいろいろ税金の中からお金を納めているのに、観光客で見えた方と同じ1,500円かなと。前は1,000円やったのに、えらい高いなという声をお聞きしております。例えばなんですけれども、各戸配布される広報に例えば500円の割引券をつけておいて、当日来ていただいた方、市民の方だけしかこの広報は配られていませんので、各戸に配布されたチケットを切っていただいて、500円割引をするとか、何かそういう市民の皆さんに対して優遇されるようなことがあってもいいのではないかなというふうに思いますけれども、ちょっと個別な案件になってしまいますが、少しその考えについてお考えをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(中井宏明君) パーク・アンド・バスライドにつきましては、御承知のように、現在、サンアリーナを中心に駐車場といたしまして、宇治地区のほうにバスでお送りするという形をとっております。実は21年1月のパーク・アンド・バスライド実施の際から、料金のほうを1,500円にさせていただきました。20年までは1,000円お預かりしておりましたが、21年のお正月それからこの22年のお正月という形で、2カ年、1,500円をお預かりさせていただきまして、パーク・アンド・バスライドの経費並びにふだんの土曜日、日曜日あるいはゴールデンウイーク等の警備員あるいは誘導員等も、その経費の中から充てさせていただいております。何分にも21年につきましては、1月の成人式を中心としました連休それから5月のゴールデンウイーク、それと11月3日の宇治橋の渡り始めの日ということで、3回特別にパーク・アンド・バスライドを実施させていただきました。その辺の費用も捻出しなければならないということもありましたので、1,500円という形でさせていただいたということで、大変御迷惑をおかけいたしましたが、できる限り安いほうがいいというのは、これはもう承知でございますので、そのような工夫はしてまいりたいというふうに思います。

 それと、市民に対する割引券という御発案をいただきました。これにつきましても、実は我々は以前にも考えたことはございます。しかし、有効に使っていただく場合はいいんですが、ややもしますと不正に使われるという場合もございましたので、その辺は控えさせていただいたということもございますので、御理解いただきますようお願いいたします。



○議長(長田朗君) 8番、吉岡議員。



◆8番(吉岡勝裕君) わかりました。

 私の提案したのはなかなか難しいということでありますけれども、また何らか、そういう形で考えていただけたらというふうに思います。

 それと、最後に陸上競技場とか県営体育館が隣接しておるということで、私も小学生に陸上を教えている関係で、陸上競技場にはよく行くんですけれども、小学生の大会がそこでありますと、もう物すごい車になりまして、お父さん、おじいちゃんも、みんな家族総出で子供の応援に来るものですから、いつも陸上競技の関係者とその点については河川敷へ行ってくださいという話をするんですけれども、やはりもうお昼過ぎてくると、それでももうとめられなくなってくるというふうなことで、やはり基本的には県の施設を使う利用者、その方がその河川敷へとめてくるということについては、県の施設の関係でもありますので、県ともしっかりと協議をしていただいた中で、この駐車場整備についてはこれから進めていただく必要があるのかなというふうにも思います。

 やはり利用者がどういう形で利用されるかによって、その対象になってくるところもかかわってくるところがあろうかと思いますので、特に今、話をしました県ともそういうふうな協議を持っていただかねばならないと思いますが、考えをお聞かせいただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 産業観光部参事。



◎産業観光部参事(中井宏明君) 議員おっしゃるように、陸上競技場、体育館とあるわけですけれども、その施設管理者として駐車場を備えていただくというのが当然だというふうに思います。しかし、限られた都市公園の中ということもございますので、その辺を含めまして、私どもも管理をします教育の部署あるいは観光の部署でありますとか、河川管理をいたします土木関係の部署、それぞれ協議しながらしていきたいというふうに思いますので、よろしくお願いします。



○議長(長田朗君) 8番、吉岡議員。



◆8番(吉岡勝裕君) はい、わかりました。よろしくお願いします。

 機構改革の中で、観光交通のほうが都市整備部のほうへ行くというふうな案で上がっておるかと思いますけれども、ぜひそういったところで一貫したいろんな対策をとっていただきたいと思います。そしてまた、交通事情の悪い伊勢と言われないようにも、早急な対応を考えていただきたいと思います。

 次に、指定管理者について少しお尋ねをさせていただきます。

 先ほどいろいろ謝っていただいたというふうなことの中で、雨が降っていなければ、ここまでこんな話にはなっていなかったかもしれませんけれども、やはり当事者としてはもうこりごりだから、近いんだけれども二度と借りないというふうには言われておりました。確かに今回は意識が不足していたというふうなことであったと思いますけれども、やはり市民にとっては指定管理者にしたからとかは関係ないわけでありまして、それは市が指導しなければいけないし、指定管理者もそういう意識でしっかりと管理をしていただかねばいけないというふうに思っております。今回については、指定管理者のほうでその賠償等、いろいろとやっていただいたというふうなことで、対応は一応は済んでいるというふうには聞いておりますけれども、やはり今回はそういうことが原因だったのかなと思います。

 そして、先ほど福祉や健康がこのセンターの目的であるのでということでありまして、一般の方については30日前、優先される福祉や健康に関係する方は3カ月前から予約できますというふうな形でありましたけれども、確かにそれは理解はいたしたいと思います。しかしながら、その準備が30日前ということであれば、なかなか行事というものも制約されますし、パンフレットの作成であったり、スタッフの準備また周知なんか、とても間に合うものではないというふうに思います。最低でも数カ月が必要ではないかと思いますが、その辺について、もう一度お聞かせいただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 健康福祉部長。



◎健康福祉部長(白木信行君) 今回の件につきまして、利用者の皆様に御迷惑をおかけしましたことを深く反省いたしております。

 福祉健康センターを一般の方が利用する場合、希望される市民の方に御不便をかけとるというのは承知をさせていただいております。先ほど市長が申し上げましたように、今後、関係団体とも協議を進めさせていただきまして、もう少し利用のしやすいような規定等の整備をさせていただきたいなというふうに思います。

 それと、もう一つは、全庁的にこのような施設があるかと思います。それで、各施設の優先使用といった部分、あるいは申し込みの開始日、あるいは料金の状況等も検討をさせていただきまして、見直すべきものは見直すという方向で検討していきたいというふうに思いますので、御理解賜りますようよろしくお願いいたします。



○議長(長田朗君) 8番、吉岡議員。



◆8番(吉岡勝裕君) わかりました。よろしくお願いいたします。

 先ほど言われましたように、指定管理者に管理をしていただいている施設も随分ふえてきております。そしてまた、まだ委託になっているところも、これからこういう形でいろいろと検討していくことになろうかと思いますけれども、やはりどこの施設があいているのか、そしてまたどこでどういう行事をしているのか、なかなか市民の皆さんにはその計画が立てにくいといいますか、バッティングしないように考えながらも、いろんなところに聞きながら行事の計画を進めなければならないということで、やはりぱっと見てすぐわかるような、例えばホームページで、ぱっとそこにカレンダーみたいなものが、その施設をクリックすると、ぱっとこういう行事が入っていますみたいなものがわかれば、いろんな予定も立てやすいのかなというふうに思います。そういう施設のカレンダーみたいなものができないのかどうか、最後にお尋ねして終わりたいと思います。



○議長(長田朗君) 副市長。



◎副市長(松下裕君) ただいまのお尋ねは、施設の利用といいますか、どんなイベントが年間通じてあるんだというふうな理解でさせていただいてよろしゅうございますでしょうか。

 現在、市内で開催されますイベントあるいは行事につきましては、「広報いせ」とかケーブルテレビ、ホームページ、こういったもので市民の方に御案内をさせていただいとるわけでございますけれども、開催日程につきましては、例えば大きなイベントでございますと、かなり前から御連絡をいただきまして、掲載させていただいたものもございます。また一方では、直前になって開催が決まって、直近に載せるというふうなものもございまして、さまざまというのが現状でございます。

 議員御指摘のように、例えば月別とか1年間通じてという、ぱっと見られるようなものが現在ないというのが現状でございます。市のホームページのほうには、イベントカレンダーということで、大きな大会や行事など、こういったものの御案内もさせていただいてございますが、これも個別の開催案内となっておりまして、件数的にも少なくて、カレンダー形式にはなっていない、これも現状でございます。

 そこで、年間のイベントや行事につきまして、先日、広報広聴連絡会議というのが庁内にございまして、そちらのほうで、各課で把握をしておりますイベントとか行事、そういったものを広報広聴のほうで取りまとめをいたしまして、一覧にして庁内でまず情報共有を図っていこうじゃないかと、こういうところの取り組みをもう進めさせていただいております。ただいま議員からも御意見をいただいたところでございますので、こういう情報提供をしていくイベントの種類や内容、そういった点で調整が必要なものはあろうかとは思いますけれども、今後はこういったものをホームページのイベントカレンダーに掲載していく、市民の皆さんへの情報発信をしていく、こういうことにつきまして前向きに取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

          〔「ありがとうございました」と呼ぶ者あり〕

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△散会の宣告



○議長(長田朗君) お諮りいたします。

 議事日程はいまだ残っておりますが、本日はこの程度で散会し、明9日午前10時から継続会議を開くことに決定いたしまして御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 御異議なしと認めます。

 そのように決定いたしました。

 それでは、本日は散会いたします。

 なお、本日御出席の皆様には開議通知を差し上げませんから、御了承をお願いいたします。

 ありがとうございました。



△散会 午後3時24分

 会議の顛末を録し、ここに署名する。

   平成22年3月8日

        伊勢市議会議長     長田 朗

        伊勢市議会議員     世古 明

        伊勢市議会議員     野口佳子