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三重県 伊勢市

伊勢市 平成21年 12月 定例会 12月18日−04号




伊勢市 平成21年 12月 定例会 − 12月18日−04号







伊勢市 平成21年 12月 定例会



        平成21年12月伊勢市議会定例会会議録

議事日程

               平成21年12月18日(金)午前10時開議

日程第1 一般質問

     ?10番 品川幸久君

          ●市長の就任挨拶と本会議においての所信の一端をお聞きして市の財政と今後の重要課題への取り組みの考え方について

     ?24番 宿 典泰君

          ●宇治山田港ターミナル施設の有効活用と市民負担の最小化について

     ?28番 中山裕司君

          ●市長の行政に対する理念を問う

本日の会議に付した事件

 なし

出席議員(27名)

      1番  野崎隆太君      2番  吉井詩子君

      3番  世古 明君      4番  野口佳子君

      5番  岡田善行君      6番  福井輝夫君

      7番  辻 孝記君      8番  吉岡勝裕君

      9番  広 耕太郎君    10番  品川幸久君

     11番  藤原清史君     12番  山根隆司君

     13番  長田 朗君     14番  黒木騎代春君

     15番  西山則夫君     16番  上田修一君

     17番  中川幸久君     18番  小山 敏君

     19番  杉村定男君     20番  浜口和久君

     21番  工村一三君     22番  山本正一君

     23番  佐之井久紀君    24番  宿 典泰君

     25番  世古口新吾君    27番  中村豊治君

     28番  中山裕司君

欠席議員(1名)

     26番  長岡敏彦君

職務のため議場に出席した事務局職員

  事務局長     森 裕幸君   事務局次長    筒井弘明君

  議事係長     中川雅日君   調査係長     東浦富美君

  書記       奥野進司君   書記       中野 諭君

説明のため出席した者

  市長       鈴木健一君   病院事業管理者  間島雄一君

  会計管理者    楢井正文君   総務部長     松下 裕君

  財務政策部長   森井 啓君   環境生活部長   佐々木昭人君

  健康福祉部長   白木信行君   産業観光部長   鈴木豊司君

  都市整備部長   奥村 茂君   二見総合支所長  三浦 徹君

  小俣総合支所長  田端正美君   御薗総合支所長  内田 豊君

  上下水道部長   本多秀夫君   病院事務部長   中川芳明君

  消防長      保田幸宏君   消防本部次長   大西邦生君

  産業観光部参事  中井宏明君   総務課長     藤本 亨君

  行政経営課長   鈴木正人君   教育委員会委員長 岡本國孝君

  教育長職務代理者(教育部長)   教育次長

           松島康雄君            竹内勇夫君

  監査委員             選挙管理委員会委員長

           鈴木一博君            杉木 仁君



△開議 午前10時01分



△開議の宣告



○議長(長田朗君) ただいまから市議会定例会の継続会議を開きます。

 本日の出席者は27名であり、議員定数の半数以上です。よって、会議は成立いたしております。

 本日の会議録署名者及び議案等説明者は、開会当初決定あるいは御報告申し上げたとおりです。

 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。

 それでは会議に入ります。

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△一般質問



○議長(長田朗君) 日程第1、昨日に引き続き一般質問を行います。

 発言通告に従い、順次許可することにいたします。

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△品川幸久君



○議長(長田朗君) 初めに、10番、品川議員。



◆10番(品川幸久君) おはようございます。

 議長のお許しをいただきましたので、通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。

 まず、冒頭に、市政に再度送り込んでいただき、壇上で質問をさせていただけることを心から感謝を申し上げます。ありがとうございます。

 この11月の選挙は、市長も私どもも非常に厳しい選挙でありました。

 アクセス事業だけの選挙になることは非常に危険なことと危惧をしておりました。市長の討議資料を見せていただきますと、伊勢市の借金を将来の子供にツケとして残さないように行財政改革を進めるとのことでありましたので、少し安心をいたしました。特に、私どもは、まず議員みずから定数を2割弱削減し、行政の皆さんも人件費を初めとする経常経費の相当分カットとの思いで取り組んでまいりました。このことは、当時議員であられた市長もよく御存じのことと思います。今議会の最終日には、副市長人事も出されるとのこと。鈴木市長が選ばれる副市長でありますので、行財政改革のスペシャリストではないかと大きな期待をしております。

 今回は、市長の就任あいさつと、本会議での市長の所信の一端をお聞きして、若干の質問をさせていただきます。特に財政の問題でありますが、市長は就任あいさつにて、現在、850億円を超える借金があり、年間50億円の税金が使われており、そのうち20億円が利息で、市民1人当たり約60万円、毎年返済額3万7,000円から4万円もの額を市民の皆さんからお預かりした税金からお支払いしています。今、市民の皆さんから伊勢市駅前、伊勢総合病院などさまざまな要望をいただいているが、現状の借金を抱える中でどうやって伊勢市の方向性をつくっていくのか。そのためには、伊勢市の財政基盤をしっかりと点検し直して、将来、20年後、30年後の伊勢市が皆さんにとって満足できる生活環境を整備することが第一の役割だと考えていると言われました。

 そして、今回の所信の一端においては、「平成20年度決算については財政健全化法に定める4指標とも基準はクリアしておりますが、単年度決算では捕捉し切れない伊勢総合病院の今後、下水道事業、国保など、今後発生するであろう大きな財政負担があり、予断を許さない状況であります。そして、850億円を超える伊勢市の借金は、現在の市民だけでは支払うことができない債務であり、また、将来の子供たちへの負担を強要せざるを得ないのではないでしょうか。にもかかわらず、市民の方々、そして行政内部からも、当局、行政に対する要望は少なくなく、すべてを実現しようとすればするほど私たち自身、そして子供たちにも大きな足かせとなるのではないでしょうか」と言われております。そこで、850億円という借金は、市民だけでは払うことができない債務とありますが、市民が850億円も払うのですか。

 次に、お話を聞いていて、市長においては、近々850億円の返済計画が出されるのではと思うのですが、いかがですか。

 次に、伊勢市駅前については、事業中止あるいは見直し、特に伊勢総合病院については撤退と考えられているように聞こえるのですが、いかがですか。

 次に、市民要望については、すべてを聞くと私たち、子供たちに大きな足かせになると言われましたが、現在でも、限られた財源の中で優先順位を決めて取り組んでいると思うのですが、いかがですか。

 以上、数点にわたり質問をさせていただきまして、降壇をいたしますが、御答弁のいかんによりましては自席からの再度の質問をよろしくお願いいたします。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) おはようございます。

 先ほど、品川議員から、今回の市長選挙、そして市議会議員選挙についての御意見をちょうだいしました。私自身も海上アクセスのみで選挙を戦うことについても、非常にいろいろと考えることがありました。その中でも、私自身、マニフェストというものをすべてにおいて御提示できればよかったんですが、時間もなかったことですので、できる範囲で御提示させていただいた経緯を先に御報告させていただきたいと思います。

 さて、品川議員からの御質問についてお答えさせていただきたいと思います。

 まず、1点目の市民の負担額についてのお尋ねでございます。

 本市の地方債残高は、黒木議員の質問でもお答えしたとおり、一般会計、特別会計及び企業会計のすべての会計を合計しますと、平成21年度末で857億円余り、このようになる見込みでございます。これらの地方債の償還に当たりましては、市税等の一般財源、公共サービスを受ける受益者からの使用料、利用料などから、借り入れ時の約束事に基づき償還、要は返還されるものでございます。

 また、地方債の種類によりましては、元利償還、元本と利息、これの償還に対する交付税措置があるものもございますので、借り入れに当たりましては実負担が少しでも小さくなるように、交付税措置、要は国からの交付金があるものの大きいものから選択をさせていただいております。このことにより、平成20年度末、地方債残高837億円に対する交付税措置見込み額は約56%、473億円となりますことから、その差額約364億円、これが実負担額となるものでございますが、このうち、いわゆる市民の皆さんからの直接的にいただく市税等、これの償還としましては、約163億円となります。この金額をもとにした場合、地方債残高に対する市民1人当たりの実負担額は約13万円となります。

 次に、地方債の返済計画についてのお尋ねにお答えいたします。

 本市の発行済み地方債、これは資金の引受先ごとに財政融資資金、地方公共団体金融機構資金、民間等資金に区分されます。要は、借金する際に、公共、政府系の資金なのか、それとも民間の資金なのか、幾つかに区分されるわけでありますが、このうち、財政融資資金、地方公共団体金融機構資金につきましては、いわゆる政府系資金とされ、総務省が定める年度ごとの地方債計画に基づき運用されるものであるため、返済残額の繰上償還、残った残高の先に返すことについては補償金が必要となり、繰上償還とは違い利子の軽減が今見込めないというのが実情であります。このため、平成19年度から21年度までの3カ年で行われました補償金免除の繰上償還、先に返還する特例措置が実施されない限り、借入時の返済計画に基づき粛々と返済していく選択を選ばざるを得ないと考えております。

 一方で、地方債の元利償還、元本と利息の返還につきましては、任意に削減できない硬直性の強い経費でありますから、長期的な視点に立ち、総額の管理を初めその他さまざまな視点からより適正な公債管理を図り、財政規律を高めていく必要があると認識しております。

 プライマリーバランスの観点から申し上げますと、平成18年度から22年度までの財政収支見通しでも目標設定をしておりますように、各年度ごとの財政需要により変動はありますが、その年度におきます地方債発行額を、その年度の元金償還額以下に抑えることで地方債残高を一歩ずつ確実に減少させていきたい、そのように考えておるところであります。

 次に、市立伊勢総合病院、伊勢市駅前についてのお尋ねにお答えいたしたいと思います。

 特に伊勢総合病院のことにつきましては、市民の方々、そして現場で働く職員の方々から非常に大きな御心配をいただいておるところであります。その御心配の中から、職員の方々のモチベーションが少し心配されることを、私自身選挙中を通じてもたくさんの方々から御意見をちょうだいしました。今後の方向性としまして、今、一生懸命検討しておるところでありますが、いま一度皆さんには御安心して職務についていただきたいと、この場をかりてお願いをしたいところでございます。私自身も、今少し時間はありませんが、できるだけ早い時期に現場に出向いて皆さんの声を、患者さんの声、そして職員の方々の声を聞いて今後の方向性につなげていきたい、そのように考えております。

 この伊勢総合病院、そして駅前について、両事業とも本市が抱える大変大きな課題であることは十分認識しております。ただ、現在の国の情勢、昨日も申し上げましたが、緩やかなデフレの状況にあり、そして景気の状況がどうしてもまだまだ不透明感、不安感がぬぐえない状況があります。その上で、政策の予算化を図ることになりますから、まずは、それぞれの事業につきましての取り組んできた経緯、問題点、そして、今後将来性におけるニーズも把握しながら、慎重に検討を行いたいと考えております。

 しかしながら、伊勢総合病院の問題については、耐用年数の課題もあることから、着手すべき時期を失わないように、すべきこと、時期を見きわめて対応してまいりたい、そのように考えております。

 次に、市民の方々からの御要望についての対応でございますが、どの要望も、どの方々にとっても、その方々にとっては本当に切実な問題が多いと、そのように考えております。しかしながら、すべての御要望を実現することも困難な状況にあることを御理解いただきたい。これだけは、私自身強く申し上げたいし、私自身のことについても自戒を込めていきたいと考えております。現在の状況は、なかなか払拭できるわけではありませんが、議員御指摘のとおり、限られた財源の中で、緊急度、そして必要度を勘案しながら優先順位をつけ、適切に対応してまいりたいと考えております。

 以上、品川議員の諸点の御質問にお答えいたしました。ぜひ、積極的な御指摘、御指導をよろしくお願い申し上げます。



○議長(長田朗君) 10番、品川議員。



◆10番(品川幸久君) 答弁をいただきましたので、若干の質問をさせていただきます。

 再度確認をいたします。

 市長の就任あいさつでも、所信でもそうですが、850億円の借金をすべて市税で賄うとしか聞こえない発言になっておりますが、いかがですか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 多少、私の勉強不足も正直ありました。この場で認めます。

 ですが、市民の方々からした場合には、どうしても市役所に払う税金、県に払う税金、国に払う税金とありまして、財源は1つかと私自身は思っております。その上で、市がなすべきこと、市民の方から市役所へ払っていただいて返還、返済すべきものと、あと、国全体として、国民全体として政府に税金を支払って、そこから交付税措置されるものもありますので、その点も整理しながら、もう一度情報を整理して、しっかりと皆さんに理解していただくように情報を発信していきたい。そして、現状の問題点を共有していきたいと考えております。



○議長(長田朗君) 10番、品川議員。



◆10番(品川幸久君) きのうの黒木議員の答弁でも聞かせていただきましたので、少しとめ直しになりますが、平成20年度末一般会計における残高は483億円、うち交付税措置分が約66%の320億円であります。残高との差額は163億円。特別会計における残高は3億6,000万円、うち交付税措置分が1,000万円。企業会計における残高は351億円、うち交付税措置分が約44%、153億円、残高との差額は198億円、合計367億5,000万円となっているのが現状です。先ほど説明があったように、そのうち、いわゆる市税等の一般財源で返す分は163億円程度、市民1人当たり実質負担は13万円となるとのことでした。

 せっかくですので、就任あいさつで出された「年間50億円を返して、うち20億円は利息となっている次第です」とありましたが、平成20年度では、一般会計で53億3,336万3,000円、うち利息は8億4,047万円、企業会計22億7,313万1,000円、うち利息は7億6,241万8,000円、特別会計を合わせると、年に77億3,697万2,000円を返して、うち利息は16億2,158万2,000円となりますというのが正確ではないでしょうか。

 鈴木市長の場合は、行政から正しい情報が伝わらないと言っておるのですから、今後よろしくお願いいたしたいと思います。例えば、1人当たり60万円というのも正しい数字でしょう。先ほど言われた13万円というのも正しい数字でしょう。ただ、発信の仕方によって市民が受けるという気持ちの問題というものはよく考えていただきたいと思います。かといって、この数字が健全であるということは、多分ここの議員さんは皆思っていないと思っております。みんな厳しい財政状況であるのは認めておるというのが現状であると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 2点目の返済計画については、まさにおっしゃるとおりだと思っております。

 3年間で7億円ぐらい繰り上げをされたというふうに覚えておりますが、補償金免除繰上償還というような特例措置がない限りは、大きく繰り上げができないので、短縮することはなかなか難しいと思います。ただ、プライマリーバランスの話が出ましたが、プライマリーバランスの黒字をずっと維持していただけるように、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 3点目の駅前については、小山議員さんが触れました。伊勢総合病院についてはどうするのかという答えはなかなか出ないと思いますので、今この場では質問をやめておきます。

 4点目の市民の要望については、私は黒木さんと同じ思いですが、将来の子供のための要望もありますし、行政の大事な仕事の一つやと認識をしておりますので、精査をいたしていただきまして、しっかりと取り組んでいただきたい、このように思っております。

 今回の質問は、えらい、品川はやけにわかっとることを聞いとるなと。また、数字を確認したんもちょっと嫌みやなと思われとるかもわかりませんが、実は、選挙が終わって、市民の皆さんと会う機会が多くなったときに言われることが、皆さん口をそろえて、伊勢市の借金は850億円ということを言われます。それだけならいいんですけれども、私はびっくりしたんですけれども、伊勢総合病院は赤字やで、もうそんなんやったら借金返さなあかんでやめてください。コミュニティバスもとめてください。もう伊勢市駅前なんかしてもらわんでいいです。もうえらいことになってきたら、私ら伊勢市を出てかなあかんなというような、こういうふうな声が出たので、これはいかんことやなというので、今回は質問に立たせていただきました。

 私も、水谷市長のときに申し上げて、行革を進めるために財政危機宣言をしてくださいと言ったことがありますので、これは市長の気持ちはよくわかるんでありますが、また、市長が議員のときに夕張に行かれました。そのときに、品川さん、こうですよといって持って来た資料を見たときに、あ、鈴木さん、余り借金の総額ばかりを発信するのは、ちょっと危険やよというようなことも言わせてもらった覚えがありますので、立場が変わったんですから、市民の皆さんには、あした夕張みたいに、もう破綻すんのやというふうな必要以上の危機感をあおるようなことはやめていただきたいと思いますが、市長いかがですか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 積極的な御意見ありがとうございます。

 そうですね、少し私自身も認識不足、そして勇み足になっていた部分はあります。その部分を認めながら、やはり立場が私自身の言葉一つ一つの与える影響が大きくなっていることも一日一日に感じさせていただいております。市民の皆さんに誤解を与えないように、そして、もっとわかりやすく積極的に情報の発信をしていきたい。そして、その発信したことがどのように影響していくかも含めて、一つ一つを注意して、言動、そして行動に気をつけてまいりたい、そのように感じております。



○議長(長田朗君) 10番、品川議員。



◆10番(品川幸久君) わかりました。

 市長は、将来の人口減を主張されております。このことは、私どもも同じ感覚でおります。私は、選挙で子供たちに、伊勢に将来誇りを持って住んでもらえるようなまちづくりを目指したいというようなことを言いました。おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんの近くで子供たちが誇りを持って暮らしていける、いわば定住自立圏構想に入るんであろうかと思いますが、子供たちが伊勢に残ってくれるというようなまちづくり、それには教育、福祉はもちろんのこと、医療、環境、特に大きな企業が来ることが難しい伊勢市にとっては、当然観光も大事でしょう。そして、地元産業の活性化も大事というようなことを訴えてきた中で、市民の皆さんが、今の財政難ではというような、将来を担う子供たちに投資することさえも困難という言葉が出たので、今回こうやって言わせていただいたんですけれども、一議員のときの主張の仕方と市長としての発言は大きく違い、責任の重さも違うということから慎重にしていただくようにお願い申し上げます。

 これから、まさに進む道は行革と、集中と選択による施策の施行になると思いますので、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。

 最後に、前市長にも言わせていただいたんですけれども、先ほど出ました伊勢総合病院に対しての特別委員会を早急に設置する気持ちはございますかどうかお聞きしたいと思います。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) そのことも含めて、しっかりと年明けには何らかの議論をする場をつくっていきたいというふうに考えております。



○議長(長田朗君) 10番、品川議員。



◆10番(品川幸久君) ありがとうございました。

 時間がかかるようでしたら、議会のほうでも設置する必要があるというようなことを申し上げて終わりたいと思います。

 ありがとうございました。

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△宿典泰君



○議長(長田朗君) 次に、24番、宿議員。



◆24番(宿典泰君) おはようございます。

 議長の許可をいただきましたので、通告に従い一般質問をさせていただきたいと思います。

 まずは、私からも市長に当選のお祝いを申し上げたいと思います。おめでとうございました。

 どうぞ公平、公正で透明な行政運営をお願いしたいと思います。

 特に、市長選挙の中で、鈴木市長は、情報公開を徹底するというようなことを申し上げておりましたし、税金の使い方、予算編成、そういったものをガラス張りにするというようなことでありました。税金の使い方、決め方、その過程をオープンにするということは非常に大事なことだとは私は思います。公共サービスの原価をガラス張りにすると、そんなこともおっしゃってみえたと思います。海上アクセスについては、市長と少し距離を置かせていただきましたけれども、こういった点については、私は大賛成でございます。どうぞ、信念に基づいてお願いしたいと思っております。

 それでは、宇治山田港ターミナル施設の有効活用と市民負担の最小化についてということで一般質問をお願いしたいと思います。

 今回、1つの政策議論で市長選挙、市議会議員選挙が行われました。大変大きな選挙になって、また大きな争点になりました。こういった経験も、私どもも非常に少ない中での話でありました。特に海上アクセスという総称された宇治山田港のターミナル施設というものについての議論というのが、大変市民の方々から情報を聞きますと、市民への正確な情報の提供であったり、大変紛らわしい情報もありました。そういったことについても整理をする必要もあるんだろうと、今議会の大変重要な点でもあろうというような、そういう認識を持っております。既に建設されているターミナル施設をどのように有効活用することが、市民負担が最小になるのか。そして、伊勢市にとって次の一手となり、有効な事業展開となるのかという、そういった点での質問を続けていきたいと思っております。

 ここに至るまで、何か降ってわいたような事業であったというようなことも市民から聞いておりますので、そういった点についても、情報の発信の仕方についても非常に問題があったんではないかなと、こんなことを思っておる次第であります。宇治山田港の旅客ターミナルの建設に至る、そういった運びになる、その経緯、その時点での目的の整理というものも少し触れておきたいと思っております。

 これは、海上アクセス事業の経緯でありますけれども、適当に抜粋をしまして報告をしたいと思うんですが、平成11年8月に宇治山田港湾整備促進協議会というのが設立されました。このときには、構成メンバーとして、地元の自治会、漁協、商工会議所、観光協会、遊漁船の組合、またNPO法人、当然伊勢市も入り、参与として国土交通省第四管区海上保安部、三重県、伊勢市というようなことで、大変多くの方がこれに参加をして、こういった宇治山田港湾についての協議を始めたということが前身であります。

 平成13年10月になって、宇治山田港湾整備、まちづくり、港づくりに向けての提言がまとめられたわけであります。このときに、大きくは2点あります。

 1つは、プレジャーボート係留の保管対策ということ、一方では、不法係留ということで、勢田川にある不法係留のプレジャーボートのマリーナづくりというんですか、そういった方面の考え方、もう一つは、宇治山田港湾の交流拠点の整備構想というのをつくられて提言をされました。平成15年5月になって、伊勢市としては、都市マスタープランに全体構想としての位置づけを行った。そのときに、宇治山田港湾の周辺、伊勢湾海上交通軸としての位置づけをしたということであります。平成15年7月になって、いわゆる勢田川の川の駅、河崎というのが開設されました。平成16年5月になって、川の駅の二軒茶屋を開設したということであります。

 平成17年2月になって、中部国際空港のセントレアというのが開港されました。当然、それに向けての海上アクセス航路というのをどうするべきかの議論があったわけであります。平成17年2月になって、伊勢市都市マスタープランの地域別構想を樹立したということであります。このときにも、海の玄関口としての伊勢湾海上交通軸というものと宇治山田港広域交流拠点というものの整備計画を立てたということであります。平成17年11月に新伊勢市として合併をし、平成18年4月には神社海の駅の開設があり、現在までの事業計画の中でせっせと行われておる。

 これはもう抜粋ですので、多少抜けた点もあろうと思います。こういった点での確認といいますか、市長になられて、そういった経緯も含めて確認をしていただきたいと思いますが、その点にもお答えください。

 もちろん、この時点での時代背景であったりとか、社会情勢であったりとか、また、経済の状況も変わっておることも、私も認識はしております。しかしながら、こういう経緯の中で海上アクセス問題、中部国際空港と伊勢市を結ぶアクセスという問題、課題があるということで現在まで推移をしてきたということはきちっとした事実として確認をしておきたいと思っております。

 その中で、宇治山田港湾整備促進協議会のメンバーが出されておった、その平成21年11月、本年11月には、フォローアップ案というのが出されておると思います。これにつきましても、その提言のフォローをし、少しバージョンアップをして、現実的な問題をとらえていこうというような認識の中で、今日までの協議会の役割であったりとか、活動の方針であったりとか、そういった宇治山田港湾整備促進協議会のスタンスということについても認識をいただきたいなと、そんなことを思っておりますので、そのことにもお答えください。

 次に、このターミナル施設の位置でありますけれども、これは港湾区域にあるということであります。都市計画法によりますと、臨港地区ということになります。よって、使用目的、建築物使用の用途に制限があるということであります。つまり、港湾機能を持つ施設しか区域内に建設、利用することができないということであります。したがって、浮き桟橋というものは必要不可欠な施設であるということを言われておるわけであります。他に利用可能とするさまざまな御意見がありましたけれども、他の利活用ということになると、大変さまざまな制約がかかり、大変そういう方向に進んでいかないということも再度御確認をいただきたい、こんなことを思っております。

 次に、この前段でも申し上げたように、ターミナル施設というのは、建屋本体、駐車場、連絡橋、浮き桟橋というものが、この施設が一体となって使用することが必要であります。これで初めて港湾区域内の港湾機能を持った施設となるわけであります。一体的な利用が、本来の目的であるが、その認識も確認をさせていただきたいと思います。

 次に、この12月議会において補正予算というものが組まれませんでした。設計修繕費というものが約2,400万円かかる。その予算計上がなされなかったこと、このことの影響というのが多少あるということを私も認識をしております。その1つに、港湾区域にある連絡橋、浮き桟橋は占用許可をもらっております。当施設においても、管理者である三重県から占用許可を取得しておるわけであります。現在、平成22年3月まで延期をしていただいておる。これは市長も認識をしてもらっておると思います。連絡橋、浮き桟橋の修理が必要であることも、市長も認識をしていただいておると思います。連絡橋、浮き桟橋を修理することを前提に占用許可が来年3月まで延長されておるわけであります。こういった点から考えると、今回は12月補正ということが非常に大事ではないかなと、こういったことの認識も少しお伺いしたいと思っております。

 次に、今議会で非常に重要だと申し上げたのは、昨日からある収益ですよね。収支計算というものが非常に課題になっておるということを聞いております。平成29年までの10年間で市民負担の総額というものをどのように明らかにしていくかと、そのことも、この議会の非常に最重要課題だと私は認識をしております。ですので、きのうも相当そういう意味では答弁をいただいておりますけれども、どうぞそういった点での収支計算をしたものを今議会に出されてはいかがかなと、こんなことを思っております。

 我々議会のときにも、産業建設委員会のときに、その収支計算をしたもの、壊したときは幾ら、続けたときは幾ら、行政が直接関与したときは幾らというものは出されておりました。もう既にそういった計算がなされて、今それに交付税の少し入った金額であったりとか、新しい、やはり単価もほうり込まなければならないかもわかりません。そういったこともほうり込んでも、もうそんなに時間のかかる、精査をするのにそんなに時間のかかるようなものではないという認識をしておりますので、この機会に再度、もう一度、出される考えがあるかどうかもお伺いしたいと思います。

 市長は、中部国際空港と伊勢市を結ぶ海上航路を中止する判断をされました。これは、先般からの市長選挙において、たくさんの市民の方からの、そういう話と、鈴木市長が選挙に出られたときに、ある種それも含めて公約に掲げたということ、その理解は半分します、半分。ただ、この時点、市長になってからの、後の話としては、凍結から中止にするということのその影響というのは非常に大きいんではなかったかなと。1つには、これは、この土地というものは地権者、土地の所有者との契約がなされております。その借地目的というのが、海上アクセスというのを実施するということになっておるわけであります。そうすると、その方からすると、もう凍結であれば、気持ちはあるという玉虫色になっておったものが中止として決断するならば、もう海上アクセスの実施、借用目的がなくなってしまうというとり方をされないんだろうかと。これは、大変私、危惧する話であります。

 2点目は、国県との関係でいえば、起債許可が三重県との協議でなされております。そうなりますと、凍結の場合は玉虫色でありますから、地方交付税の交付措置というのが受けられるんではないかなと、私はこんなことを考えております。ところが、中止とした場合に、起債の要件というのか、そのことについての課題が出て、それで、せっかく他利用しよう、有効活用していこうという考え方についても、実質できないというような状況になってしまうんではないかなと、そんなことを危惧するわけであります。これは、私まだ協議をしておるかどうかも聞いておりませんので、その点もまた再度御質問を申し上げますけれども、そういった、本来ならばこういった土地権利者、また三重県に対して凍結から中止をすることの影響ということを、どうであるかということを検証した中で、こんなに拙速に中止ということを掲げる必要はなかったんではないかなと、こういったことは甚だ疑問に感じるわけであります。

 いずれにしても、宇治山田港については、整備促進協議会が今まで活動でやられておる大きなうねりというのか、活動の趣旨であったりとか、浮き桟橋が、その目的の機能を果たして活用できることが、市民の大きな利益になるということを私は信じておりますので、この12月議会に非常な点として、重要な時期であるということをとらまえて御質問を申し上げたということであります。

 以上であります。

 以上で、答弁のいかんによりましての自席での再質問をお許しいただいて降壇します。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) それでは、宿議員の御質問にお答えいたします。

 先ほど、宿議員からは、今回の選挙戦におきまして、市民の方々が受け取っている情報のことについて御指摘がありました。私自身も、この海上アクセス事業が、市が取り組む際、取り組んできた際に、情報が非常に混乱して議会、そして市民に伝わってきたこと、これは大きな大きな課題だと思っています。これは、特に海上アクセスだけに限らず、さまざまなところでそういった問題点があるんではないかなと。もしかしたら氷山の一角ではないのか、そういった気持ちも正直胸の中に感じておりますので、この点については一つ一つ市民の方々に対して、そして議会に対してしっかりと情報の提供、そして共有を図っていきたい、そのことをまずお伝えさせていただきたいと思います。

 まず初めに、宇治山田港湾旅客ターミナル施設の今後の方向性でございます。

 昨日からも御質問をちょうだいしておりますが、撤去、譲渡、売却、有効活用、それぞれの場合の課題を整理し、どのように扱うことが市民の方々にとって負担が少なくなるのか、収支を計算し直して説明させていただきたいと思います。そして、その上で御意見をちょうだいし判断をしていきたいと考えておりますので、現在、数字の精査を行っているところでございますので、もう少しお時間をちょうだいしたい。切にお願いしたいと考えております。

 次に、ターミナル施設の建設の経緯と目的についてであります。

 宇治山田港湾整備の経緯につきましては、議員から御指摘がありましたとおり、宇治山田港の整備とまちづくりを考えるために、平成11年8月宇治山田港湾整備促進協議会が設置され、平成13年10月に同協議会から海上アクセス、そして集客と交流拠点づくりなどを描いた宇治山田港湾整備に向けての提言を受け、その後の海上アクセス事業へつながったと認識をしております。また、本年提言のフォローアップ案についても、私も目を通させていただいております。

 次に、ターミナル施設の位置につきましても、同様に、港湾区域内であり、都市計画法による臨港地区であります。先ほど、議員から御指摘があったとおり、詳しく御説明をいただきましたので、私から重ねて御報告することは避けたいと思いますが、簡単に御説明をしますと、旅客ターミナルとして建築をしておることから、それ以外の用途となると港湾法、建築基準法などの規制等があるから関係機関と調整を図る必要があります。ほかの利活用となると、さまざまな制約があることも事実であります。

 次に、ターミナル施設として、建物、駐車場、連絡橋、浮き桟橋を一体的に使用することにより、港湾区域内の港湾機能が発揮できるのではないかとのお尋ねですが、本来の目的からすると、この施設は一体的に使用することが有効であるとは考えてはおります。

 次に、港湾管理者との占用許可等の関係ですが、宿議員御指摘のとおり、浮き桟橋の占用については、来年3月末で現在の占用許可の期限を迎えます。今後、浮き桟橋の取り扱いにつきましては、伊勢市の状況、特に市民の皆さんの声も含めて、この状況を十分に御説明し、港湾管理者である県と協議、調整を図ってまいりたいと考えております。

 また、今回の12月議会で海上アクセス事業関連の予算計上は行っておりませんが、方向性が決定した段階で、皆さんとしっかりとした議論をお願いしたいと考えておりますので、御理解を賜るようお願い申し上げます。

 そして、中止と凍結のことでございます。

 この言葉については、私自身、市民の皆様の民意、大変強く重たい声を受けとめて、私自身も発信をしてまいりました。そのことにまず責任を持って、この中止の考えをお示しさせていただいたところでございます。

 最後に、地権者や合併特例債の交付税措置への影響について、早急に関係機関と協議をし、調整を図ってまいりたいと考えております。

 以上、議員の御質問にお答えいたしました。何とぞよろしく御理解をお願い申し上げます。



○議長(長田朗君) 24番、宿議員。



◆24番(宿典泰君) ただいまは、市長から御答弁いただいたわけなんですが、きのうも、この会場の中で海上アクセスの議論がありました。私は、譲渡・売却というのは、もう最初からあり得ないと思っておるわけです。壇上でも申し上げたように、大変法の規制があって、簡単に譲渡、売却というのはできない。ましてや、土地は他の権利者がおるわけですから、土地所有者というのが、こういった形での議論ができないということですから、これは譲渡・売却はあり得ないというような結論に達しておるわけであります。

 1点追加して申し上げたいと思うのは、補正予算を計上しなかったということに関して、占用許可は来年3月まで延長していただいておる。これは、今、大変問題がある、課題がある施設が浮き桟橋と連絡橋ということになっておるわけですね。あるけれども、今、市長がこれを修繕をすることを、その意思があるからということで、今、僕は延長してもらっておると、そういう解釈をしておるわけです、三重県が。ですから、今回12月補正を組んで、今回組んでも実際に発注、入札、それで落札を決めて、業者がそれにかかるということになったとしても、これは、もうほとんど来年3月末ぐらいになっちゃうだろうと、どんなに圧縮しても。もう少しかかるとすると、もう出納閉鎖の5月近くになるんじゃないかな。それについても、上げたとしても、3月末ではなくて、もう2カ月延ばしてくれよというような交渉まで三重県にしに行かなければならないというような時期に来ておるということです。ですので、12月議会の補正というのが非常に僕は大事なんだろうと、こういうとり方をしておるわけです。こういったことについての御判断を少しお伺いしたいと思っております。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 先ほど申し上げたとおり、市の方向性として、しっかりとした方向性が固まってから、また、たくさんの関係する機関の方々には御迷惑をかける、そういった部分も認識をしております。その部分も含めて方向性を固めてから皆さんと取り組んでまいりたいというふうに考えております。



○議長(長田朗君) 24番、宿議員。



◆24番(宿典泰君) わかりました。なかなか答えにくい部分もあろうと思います。今、その判断をしておるわけですから。ただ、中止を考えるということも含めて、やはり土地の権利者、三重県というところに協議にやはり、早速そういう情報の収集だけは行くべきではなかったかなと、こんなことを思います。

 きのう、他の方の質問の中で、土地権利者のほうへは行っていないということでありますけれども、三重県のほうへの協議は行かれましたか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 三重県と、あと国の担当者の方にはお会いさせていただきました。ただ、そのときはあいさつと、それと現在の状況、市民の声をお話をした段階で、あとは方向性はちょっと待ってくれというふうなお話を伝えました。



○議長(長田朗君) 24番、宿議員。



◆24番(宿典泰君) わかりました。

 ただ、今後そのあたりがもう少し具体的な話にいくと思うんですが、あわせて言いますけれども、やはり時間的余裕が非常にないということで、その中で市長として今度は判断をしていくというような立場になったわけであります。先ほど、壇上でも市長が今回の海上アクセスについての情報が非常に入り乱れているというようなことを言われておりました。私もそうだと思います。それは、やはり最大の説明責任というのは、僕はやはり、積算、試算だと思うんです。私の試算でありますけれども、建設工事費というのは、もう6億4,700万円というのは、これはもう出ておる数字であります。6億4,700万円。このうちの合併特例債を使いましたから、合併特例債が交付措置されるのが4億5,300万円だと。これも、もうほとんどの議員の皆さんも認識をしておるし、市長も認識をしてもらっておると思います。

 ただ、10年間継続したときに、市民負担をどうするかで今試算をするという、早く報告をするということでお答えはいただいておりますけれども、私ですら、やはり10年継続をしたときに、このまま浮き桟橋を修理して続けていけば、やはり5億円ぐらいで済むと、5億円ぐらいだということです。取り壊すということになって、交付税も全然もらわないという状況を選択してしまうと、9億円以上かかってしまうというようなことになるわけであります。この違いというのは、先ほど申し上げた地方交付税なんですね。これは、やはり国から回り回れば税金だということを市長は常々言われますけれども、やはり、伊勢市の財政の課題からすると、やはり地方交付税をきちっともらうというようなことをしていくべきなんだろうと。

 平成22年度からは、たしか5,700万円ぐらい、変動はあっても5,300万円から5,700万円ぐらい毎年地方交付税として入ってくるという計算になっておりますよね。これはもう僕、財政から少し資料もいただいております。そういったことも、やはりいろいろと方向性を決める1つの考え方の中にきちっと入れてもらわないと、やはり市民負担の最小化ということには向かわないんではないかなと、こんなことを思います。

 ここでもう一度聞きたいんですが、ターミナルの取り壊し費用というのが以前言われておりました。ターミナルの取り壊し費用が6,400万円、連絡橋、浮き桟橋の取り壊し費用が1,200万円かかると。合わせて7,600万円取り壊しにかかるということが言われておりましたけれども、この数字は、まあ今これから設計をしてということになるんだろうと思いますけれども、数字はどうですか、間違っておりませんか。



○議長(長田朗君) 参事。



◎産業観光部参事(中井宏明君) 現在、宿委員が仰せられました取り壊しに関する経費、我々、現在試算しておるところにおきましては、言われた数字で置いております。



○議長(長田朗君) 24番、宿議員。



◆24番(宿典泰君) ターミナル取り壊し、当然あの駐車場も入っておるということなんですけれども、6,400万円、連絡橋、浮き桟橋が1,200万円で7,600万円ということが、正直今、既に建っておるターミナル施設、建屋と駐車場と連絡橋と浮き桟橋、何とかこれを一体的な利用を図っていくということが、やっぱり市民に対しての御負担が一番少なくなるということを確認もしてもらいたいなと、こんなことを思います。

 もう1点、やはり宇治山田港湾整備促進協議会というのが、脈々とやはり今活動をされております。先ほどの、以前からの経緯を確認しても、海の駅、川の駅、つくる、その提言の中の一つ一つできることから始めて、神社港の港湾の整備計画としてやられておるわけですね。あそこは、あそこの橋だけではなくて、港湾整備をすること、ひいてはこれが観光事業に1人でも結びつかないかということは目的であったと思うんです。これは、観光立国を標榜する政府であり、三重県でもあっても、これは観光という視点で南勢地域の、この伊勢という中核地域は、やはり観光が目玉になってくるんだろうと。それに何とか1人でも2人でもという誘客をすること、集客をすることということが目的であったということも、市長も理解はしていただいておると思います。そういった意味では、やはりこういったところとの協議も含めて、これからの使用も含めてきちっとした整理を、市長も参加をされて、していく必要もあるんではないかなと思いますが、この点はいかがですか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 宇治山田港湾整備促進協議会の皆さんとは、先日、フォローアップ案のときにお会いをして、私も時間がなかったものですから、ごあいさつ程度させていただきました。

 どちらにしても、これまで一生懸命取り組んでいただいたこと、フォローアップ案のこと一つ一つは尊重はしていきたい、そのように考えてはおりますが、まずは市の体制、このことについては方向性をきちっと固めることが何よりも重要と考えております。



○議長(長田朗君) 24番、宿議員。



◆24番(宿典泰君) そのあたりは方向が決まらないということは、何事もあるんだろうと思っている話ですから、それ以上進みませんので。

 正直、この一体的に利用するということは、広域の交流拠点であったり、集客交流の場であったり、地場産であったり、防災機能であったりという公共の港湾の機能を果たしていくという目的もあったわけですね。そういったことも含めると、やはりそういった活動をされておるところとの連携も含めて、いろいろと考えていただくことも一つではないかなと、こんなことは要望として申し上げておきます。

 最後に、もう一度お伺いします。

 議会に対して相談をかけて、これから検証していく、それで精査をして、試算をしたものを市民に対してきちっと報告をしていくということはわかりました。そうなると、議会に対しての、いつ、協議会になるのか、産業建設委員会になるのか、そういった場できちっと報告をしてもらうのは、来年のいつごろになるのかということぐらいは御答弁をいただけませんか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 昨日、きょうと、海上アクセスのことでいろいろと議論をさせていただいておりますが、この時期のことも含めて、また改めて報告をさせていただきたいと思います。少し時期のほうはお許しいただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 24番、宿議員。



◆24番(宿典泰君) 時期もわからないということですので、大至急、時間の猶予がないという確認だけはさせてもらったと思います。占用許可にしろ、一体的な利用にしろ、修繕のあり方にしろ、いろんなことが今までこう議論をしてきた中で、この12月議会に凝縮してしまいました。1月、2月という動き、ましてや3月の今度の予算を組むときまでの間の動きというのは非常に重要になってくると思いますので、その点は、やはり時間をとめずに積極的に市長として責任のある状況にしていただきたいということを要望して終わります。



○議長(長田朗君) 一般質問の途中ですが、10分間休憩いたします。



△休憩 午前10時57分



△再開 午前11時06分



○議長(長田朗君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

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△中山裕司君



○議長(長田朗君) 28番、中山議員。



◆28番(中山裕司君) 既に通告をいたしております事項につきまして、御質問申し上げたいと思います。

 まず、初めに、市長に私的には当選のお祝いを申し上げてまいりましたが、公的な場での正式なお祝いを申し上げる機会がございませんでしたので、改めまして本当に当選おめでとうございました。

 伊勢市にとりましても、伊勢市民にとりましても本当によかった結果だと私は思っております。大変厳しい選挙戦ではございましたけれども、当選の栄誉を得られましたこと、本当に心より重ねてお喜び申し上げたいと、このように思うわけであります。

 今回の市長選挙の経過につきましては、既にもう御承知のように、前市長が10月7日に辞職をいたしたわけであります。それまでは、市長選挙があるかどうかということがうわさとしてはございましたけれども、本当に確定をしておらなかったというような状況の中で、鈴木市長といたしましても、選挙戦に取り組む姿勢が非常に難しかったであろうと、こういうふうに推測をいたすわけであります。

 そういう状況の中で、もう既に前議会におきましては、昨日から本日にわたりまして、議員の皆さん方が海上アクセス問題を取り上げられまして、いろいろと市長に対しまして質問をしてまいってきております。この問題につきましては、もう新しい議員の皆さん方も新聞紙上で十分御承知かと思いますけれども、3年半にわたりまして、前議会ではこの海上アクセス問題が、事あるごとに取り上げられて、いろいろと大きな議論を重ねてまいったと、こういう経緯があるわけであります。

 なぜ今回の市長選挙の経過をきちっと総括をしておかなければならないかと、これは非常に私は大切で重要な事項かというふうに思っておるわけであります。つまり、前市長は、この10月6日、つまり9月議会の冒頭に議会に辞意の表明をいたしたわけでありますけれども、これは、つまり海上アクセス事業が行き詰まったということで、自分みずからが民意を問いたいと、市長として、この海上アクセス事業を推進していきたいということで、民意を問いたいということで、自分みずからが民意を問いたいという形での表明をして選挙戦が展開されたということでありますから、これは、いろいろと皆さん方が質問をいたしておりますけれども、やはり今回の市長選挙、また議員選挙におきましても、大きな争点はまさしく海上アクセス是か非か、こういう問題で市民の皆さん方に問いかけたと。この結果、民意として、海上アクセスはだめだということの結論が出されたと。

 これは、つまり海上アクセス、これは、我々が申したことではございません。と申しますのは、我々は終始一貫して、高志会は、この問題につきましては終始一貫、当初から、この海上アクセス問題には反対をしてまいりました。その結果が今日こういう結果になってきたということで、我々は当初からこの問題につきまして、反対してきたことに大きな自負を感じておるわけであります。

 そういうことで、いろんな問題を私たちは指摘をしてきた中で、まさしく海上アクセス問題が頓挫をしてしまったと。こういう中で、前市長は民意を問いたい。その民意が一体何だったのか。これは先ほども申し上げましたように、鈴木市長は海上アクセスの中止を訴えて堂々と選挙戦を展開してきたと。その結果が当選をされたと。これはまさしく民意ではなくて何でありましょうかと申し上げたいのであります。この民意が、私は今回の鈴木市長が公約に掲げてきた海上アクセスの中止、このものが民意を、民意がそのことを賛成いたしたということでありますから、私は、当然、鈴木市長として海上アクセス事業の中止を表明するのは当然のことであります。

 いわんや、もし鈴木市長が、この海上アクセス事業を中止をしなかったら、まさしく公約違反になろうかというふうに思うわけであります。だから、私は、市長におかれましては、強いリーダーシップをもって、やはりきちっとこれらの問題につきましても、私は、取り組んでいただきたい、こういうふうに思うわけであります。

 そういうような中で、るる、昨日からきょうも質問がございましたけれども、これは皆さん方も、私は別に市長を擁護することではございませんけれども、これは、今回の市長選挙が残任期間を残して、5カ月の残任期間を残して、前市長が辞職をいたしたということですから、市長は当選をいたしましても、残任期間をどうしてもやっぱり消化をしなければならない。これは、任期満了による市長選挙であるならば、当然、当選をされた後、何日間は十分今の、前任者が任期満了になるまで、また、就任するまでの時間がありますから、十分その中でいろいろと自分なりの整理もできましょうし、また、いろんな施策の勉強もできましょうけれども、今回は、当選証書を授与してから、翌日から公務、いわゆる職務についておられるという、全く時間的余裕がないというような状況の中で、やはり私は、今回の12月定例会を迎えられたということでなかろうかと思います。

 まだ市長就任から1カ月しかたっておらない。その中で何が果たして、皆さん方の期待にこたえられるような、そういうような自分なりの施策の決定、また、そういうようなものが果たしてこの1カ月の間に構築されるかということ自身が、むしろ私はおかしいのではないかと。だから、これからじっくりと、市長答弁もございましたけれども、十分いろんなことを検討しながら、精査をしながら誠心誠意皆さん方に、きちっと情報公開していきたいというのが市長答弁でございますから、そういうようなことは、私はやっぱり当然ではなかろうかと思います。

 今回、先ほども申し上げましたように、そういうような異常な状況の中での市長選挙でございましたから、やはり市長としても、10月7日を迎えるまでは、6日を迎えるまでは、なかなか市長選挙に立候補するという決断もしにくかったのではなかろうかと思います。そういうような状況もある中で、よくぞ3万近い票を皆さん方からいただいて、当選をされたということに対しては、大したやっぱり、これは市長が、私は市民の皆さん方が、この新しい伊勢市のリーダーとして、その能力と素質と資質を、また、その可能性を十分持ち合わせた市長だというふうに御判断をされたというふうに思っておるわけであります。

 そういうことで、市長のことにつきましては、そういう経過があろうということでございます。だから、今日こういうような状況の中で、いろんな難しい、時間的にまだ1カ月しかたっておらないんですよ。その中で、だれが市長になっても、そういうような形でそのきちっとした答えが出てくる、答弁ができるというような状況ではないということを私は申し上げたい。これは、まさしくそういうことだというふうに思います。

 それから、市長になったからといって、別に市長を擁護するわけではございませんけれども、市長になったからといって、すべての伊勢市の、なった途端に伊勢市のすべての行政全般をわかる、これもまたそうではないと思います。これは、また一つ一つ市長もきちっと勉強していって、やっぱり、そういうような形で市民の期待にこたえていくというようなことが非常に大事かと思います。

 それから、市長が所信の一端の中で、いろいろと申されております。ずっとこれは質問も出ておったわけでありますけれども、非常に伊勢市が今日危機的な財政状況にある。これは、私を含めた議員の皆さん方、そして市民の皆さん方も、また職員の方々も、この点につきましては共通した認識は持っておられるかと思います。そういう中で、私は、きちっとした、この伊勢市の現状の財政状況がどういうふうになっているかということを、きちっと精査をする。精査をするということでございますけれども、私は、人間だって体の悪いときには医者に診察を受けて、治療を受けると。民間企業にいたしましても、経営不振に陥ったときには、本当にその経営再建ができるのかどうか。倒産を余儀なくされるのか、そういうような経営診断を受けて、きちっとした経営診断のもとに金融機関も、やはりこれだったら再建ができるであろうということでまた融資をするというような形で、きちっとそういうような経営診断というものが、私は非常に重要かというふうに思います。

 行政にいたしましても、自分の体を自分で診断するということは、私は悪いところはやっぱりわからない、こういうようなことも思います。だから、自分の体は自分でわからないということですから、専門的な知識を持ち合わせる専門家に、きちっと伊勢市の行政経営、行政経営内容をきちっと診断を受けるということも一つの、私は外から眺める、中で眺めるではなくして、外からそういうような伊勢市の財政状況が、今、今日どうあるのか。これは今の企業会計の関係も、先ほどから出ておる病院関係もそうでありましょうし、病院関係の皆さん方本当に非常に大きな努力をされております。そういうことであるにもかかわらず、なかなか再建をしていくことについての時間的な難しさもございましょうし、今の財政的な問題、財源的な問題もある。いろんな問題が、私はその原因としてあろうと思います。そういうことを、一度きちっと、外部的なもので診断を受けるということが非常に私は大事かというふうに思います。

 それで、私の質問で、市長の行政に対する理念ということでございますけれども、私は、市長に強いリーダーシップが求められておると、必要だと。余り強過ぎてもいかがかというふうに思いますけれども、今大きな問題を、全国的に大きな問題を呈しておる今の名古屋市の河村市長ではございませんけれども、私は、いいところも悪いところもあろうかと思いますけれども、あのぐらいの強いリーダーシップが、市長、必要ではないかと。これは、すべてがそうだというふうなことは言っておりませんけれども、リーダーというのは強いリーダーシップがなければ、こういうような伊勢市のいろんな難しい状況を切り開いていくには、強いリーダーシップが必要だというように思います。だから、そういうことで私は強いリーダーシップが必要かというふうに思います。

 それと、私は、これは市長の考え方も問うておきたいわけであります。私が小俣町の町議会議員のときに、当選間もなく出会った、ある県外の町長さんでございました。最近亡くなられて、私は非常に公私ともにお世話になった方で、非常に私は行政の勉強もさせていただきました。この方が申されておりましたけれども、首長というものは3期やれば十分だと。3期以上やって、3期でできないものは、4期も5期もやっても何もできない。その中で、12年間、12年間の中で、1期目を短期的、2期目を中期的、それで3期目を長期的と、こういうような中ですべての自分の思い、施策、政策を完成させていく。こういうことだということを私は、その町長さんから聞かされまして、まさしくその町長さんは、3期12年間で見事にその町をよみがえらせました。そして、惜しまれてやめられたという、その大きな実績を持っておられる町長さんでございましたけれども。

 私は、市長が財政再建計画というものは、これは短期にはできない。やっぱり、私は短期、中期、長期の中で、12年間の中で、伊勢市の財政再建をどういうふうに図っていくのか、これが非常に重要かというふうに思います。だから、短期的な、私は目標設定をきちっと決める。そして、中期的にはどういうようなものをやっていくのか。そして、長期的なものはどういうようにやっていくかということが非常に重要かというふうに思います。そういうような、私は仕組みを、組み立てをきちっとするならば、きちっとした、市民に本当に信頼されて、選挙戦はそんなに難しく戦わなくても当選の保証はされるのではないかというふうに思います。

 そういうようなことで、一例を申し上げましたけれども、そういう中で伊勢市民が本当に若き我が伊勢市のリーダーとしての鈴木市長に大きな注目を寄せておられますから、十分なる、私は、政策実現のために頑張っていただくということを申し上げておきたいと思います。

 それと、先ほど来申し上げましたように、ぶれない、やっぱり強い強力なリーダーシップ、これが、つまり市長が持つ行政に対する、私は理念だと思います。その市長の理念は一体何なのかということを最後にお尋ねいたしまして、この場からの質問は終わっておきたいと思います。

 答弁いかんによりましては、自席から再質問させていただくことをお許しいただきたいと思います。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 中山議員から、非常に力強い応援のメッセージをちょうだいしました。

 私自身、10月7日から始まった市長選挙、そのころから準備等始まったわけですが、今振り返りますと、あっという間の1カ月間を過ごしてきたというふうに感じておりまして、また1日1日、市長という行政の長という仕事に関して、容易には判断すべきではない、慎重にやらなければならない。そして、かつ市民の皆さん、そして議会の皆さんが抱えるそれぞれの課題について、大胆に行動しなければならないこともある、そのように感じております。

 その上で、私自身まだまだ政治経験、わずかまだ6年から7年という短い期間でありますので、しっかりとした政治哲学というのは、正直に申し上げますと、いま一つ一つ構築をしているのが正直なところであります。しかしながら、今の伊勢市の状況を考えてみますと、将来のために一歩一歩進んでいくためには、やはり誠実に、職員の皆さんも当然そうですし、市民の方々、そして議会の皆さんと、心を持って誠実に接していく。そして、そのことで皆さんと信頼を築き上げ、新しいこの伊勢市をつくっていきたい、そのように考えております。

 また、どうぞ議会の皆さん、そして市民の皆さんと、しっかりと言葉を交わして、これからのまちを考えていかなきゃならない。ですので、皆さんからも積極的に御意見をちょうだいしたいと考えております。

 昨日、本日とたくさんの議論を交わさせていただきました。そして、朝から、きのういただいた御提案、お一人お一人からの御提案を今見直して、どのように庁内に浸透させていくか、どのように指示をしていくか、今検討を始めているところであります。いましばらくお時間をちょうだいしますが、どうか、将来の伊勢市のために皆さんのお力、そして市民のために頑張ってやっていきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(長田朗君) 28番、中山議員。



◆28番(中山裕司君) 市長の力強い決意のほどはお聞かせいただいたわけであります。

 先ほど申し上げましたように、市長は今回の所信の一端の中で、伊勢市の危機的財政状況、それはどうしても立て直していく、これが私に課せられた大きな施策の一つだと。私も、先ほど申し上げましたように、共通した認識を持っております。まさしくそのとおりだと思います。

 そういうような点で、これは市長もおっしゃられているように、住民の行政に対する需要というのが、非常に多うございます。だから、そういうようなニーズにどういうふうにこたえていくか。それも財政見通し、財源の確保をどういうようにしていくかということが非常に大事でありますから、そういうことでございます。

 先ほど、一例をとりましたけれども、なかなか内部の中で、そういうようなことが本当に難しいというふうなことが言われております。そういうようなことを、私はきちっと、外部のあれをしていくということも一つ大事だと思います。どうしても、そういうような中、身内というようなものは、傷のなめ合いをいたすというようなことがございます。だから、そういうような点で、いまひとつ、そういう厳しさをもって、経営診断というようなことが、行政経営診断ということがやっぱりされないというような部分もあります。そういうようなことも、将来、市長は考えておるのかどうか。

 でなければ、私は、本来的な伊勢市におけるところの財政再建計画というものがきちっと出てこないと、こういうように思いますが、いかがなものでしょうか。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) 外部からの監査、当然、市議会の皆さんからのチェック、そして監査委員さんからのチェックというものを非常に尊重していきます。

 なおかつ、それでもやっぱり足りないというふうに判断をしていけば、当然、外部からの経営診断をしっかりとやっていきたいと考えておりますし、また、庁内からの職員、ここからの改善というものもしっかりと吸い上げて取り組んでまいりたいと、そのように考えております。



○議長(長田朗君) 28番、中山議員。



◆28番(中山裕司君) だから、私は、そういうようなことで、すべての英知を結集する中で、あなたの思い、あなたの思いだけやなくして、伊勢市民の思い、そういう形で財政再建に取り組んでいただくということが非常大事かと思います。

 それと、先ほど登壇でも申し上げましたけれども、あなたの強いリーダーシップ、それを支えるものは一体何なのか、これは、あなたが市政に立ち向かう、私は、あなたの理念だと思うんです。その理念を、きちっと持ちながら、強いリーダーシップを発揮していく、ぶれない、ぶれてはならんと思います。ぶれない強いリーダーシップを持った市長を今回伊勢市民は選ばれたわけでありますから、だから、そういうことで、先ほど申し上げましたけれども、若いけれども未来に対する可能性を持った、能力のある、素質のある市長だという形であなたを選ばれたわけですから、そういうことでそういうような強いリーダーシップと理念をきちっと私は持っていただかなければならんというように思います。

 非常に抽象的で、理念とは一体何だというようなことになりますけれども、あなたの最後の、その思いを聞かせていただきまして、私の質問は終わっておきたいと思います。



○議長(長田朗君) 市長。



◎市長(鈴木健一君) そうですね、ときには厳しいリーダーシップ、非常に政治という仕事は、やはり99名の方に反対をされても、筋を通していかなければならないということは大いにあると思っております。その上でも、やはり心を持って誠心誠意取り組んでいく、そのことが第一と考えて、この仕事に取りつかせていただきたい、そのように考えております。



○議長(長田朗君) 以上で、一般質問を終わります。

 以上で、本日の議事日程は終了いたしました。

 お諮りいたします。

 委員会審査等のため、21日を休会といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(長田朗君) 御異議なしと認めます。

 そのように決定いたしました。

 継続会議は、来る22日午前10時から開きます。

 それでは、本日は散会いたします。

 なお、本日御出席の皆様には開議通知を差し上げませんから、御了承をお願い申し上げます。ありがとうございました。



△散会 午前11時32分



 会議の顛末を録し、ここに署名する。

   平成21年12月18日

        伊勢市議会議長     長田 朗

        伊勢市議会議員     野崎隆太

        伊勢市議会議員     吉井詩子