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三重県 津市

平成 6年  3月 定例会(第1回) 03月23日−05号




平成 6年  3月 定例会(第1回) − 03月23日−05号 − P.0 「(名簿)」








平成 6年  3月 定例会(第1回)



          平成6年第1回津市議会定例会会議録(第5号)

          平成6年3月23日(水曜日)午前10時開議

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                議事日程(第5号)

第1 各常任委員会委員長報告

      教育厚生委員長

      経済環境委員長

      建設水道委員長

      総務財政委員長

第2 請願

 請願第1号 地方バス生活路線運行維持補助制度の改善を求める請願

 請願第2号 児童福祉法にもとづいた保育制度の拡充を求める請願

 請願第3号 市内電話料金値上げに関する請願

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              会議に出欠席の議員

 出席議員

       1番 竹田 治君       2番 若林泰弘君

       3番 佐藤岑夫君       4番 竹沢陽一君

       5番 阿部健一君       6番 梅崎保昭君

       7番 中村 治君       8番 大西禧夫君

       9番 篠田耕一君      10番 岡野恵美君

      11番 駒田拓一君      12番 小林賢司君

      13番 田村宗博君      14番 小倉昌行君

      15番 中川隆幸君      16番 西川 実君

      17番 佐藤肇子君      18番 岡本文男君

      19番 川瀬利夫君      21番 吉田 修君

      22番 岩本 勝君      23番 西浦澄夫君

      24番 安藤之則君      25番 北野 薫君

      26番 伊藤 昭君      27番 山岡祥郎君

      28番 欠員         29番 井ノ口昭太郎君

      30番 山舗公義君      31番 稲守久生君

      32番 森 錦一君      33番 田中 巧君

      34番 小田新一郎君     35番 川合 務君

      36番 岡部栄樹君

 欠席議員

      20番 日野 昭君

              会議に出席した説明員

    助役                    近藤康雄君

    収入役                   松下憲夫君

    市長公室      市長公室長       森 貞夫君

              企画調整課長      宮武新次郎君

    プロジェクト推進部 プロジェクト推進部長  藤波津三君

              プロジェクト推進部次長

                          森 恒利君

              兼プロジェクト推進課長

    総務部       総務部長        宇田川和風君

              総務課長        糸川洪司君

    財務部       財務部長        大河内徳松君

              財務部次長兼財政課長  西口清二君

    市民部       市民部長        家城隆一君

              市民対話課長      三井征一君

    環境部       環境部長        伊庭弘大君

              環境管理課長      伊藤和佳君

    福祉保健部     福祉保健部長      澤田信之君

              福祉管理課長      川村麒一郎君

    同和対策室     同和対策室長      中山邦彦君

    産業労働部     産業労働部長      片岡次夫君

              労政監兼商工課長    小柴淳治君

    競艇事業部     競艇事業部長      岡部高樹君

              競艇事業部次長

                          森 茂樹君

              兼管理課長

    検査室       検査室長        濱口文吉君

    都市計画部     都市計画部長      小河俊昭君

              都市計画管理課長    木村 正君

    建設事業部     建設事業部長      錦 金則君

    建設事業部     街路公園課長      加藤博敏君

    下水道部      下水道部長       福森 操君

              業務課長        奥山直猛君

    消防本部      消防長         奥田 久君

              防災調整担当参事

                          大杉忠司君

              兼消防本部次長

    収入役室      参事兼副収入役     別所正継君

    三重短期大学    三重短期大学学長    岡本祐次君

              三重短期大学事務局長  野田武義君

    水道局       水道事業管理者     河合安雄君

              水道局次長兼総務課長  米澤和郎君

    教育委員会     教育委員長       鈴木秀昭君

              教育長         荒木 務君

              教育次長        伊東武年君

              管理課長        谷中 憲君

    監査委員                  鈴木 有君

              監査事務局長      坂口賢次君

    選挙管理委員会   選挙監兼選挙管理

                          竹谷喜生君

              委員会事務局長

            職務のため出席した事務局職員

  事務局長  平松利幸君    事務局次長  岡山彰一君

  議事課長  大西一治君    調査課長   豊田精一郎君

  主査    中村研二君    主査     工藤伸久君

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○議長(稲守久生君) 休会前に引き続きただいまより本日の会議を開きます。

 直ちに日程に入ります。

 去る3月15日の本会議におきまして関係常任委員会へ審査を付託いたしました各案の審議を行います。

 最初に、各常任委員長より提出の審査報告書につきましては、既にお手元に配付いたしておりますので、議事の進行上、事務局長の朗読を省略し、直ちに関係常任委員長より委員会における審査の経過と結果について御報告を求めます。

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               教育厚生委員会審査報告書

議案第9号 津市国民健康保険条例の一部の改正について

議案第10号 津市重度心身障害者等介護手当の支給に関する条例の一部の改正について

議案第17号 民事調停について

議案第28号 平成5年度津市一般会計補正予算(第7号)

        第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

         歳出 第3款 民生費

            第4款 衛生費中 第1項 保健衛生費

            第10款 教育費

            第12款 諸支出金

議案第31号 平成5年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

議案第34号 平成5年度津市福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

議案第35号 平成5年度津市奨学金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

議案第37号 平成5年度津市老人保健医療事業特別会計補正予算(第3号)

議案第39号 平成6年度津市一般会計予算

        第1条「第1表 歳入歳出予算」中

         歳出 第3款 民生費

            第4款 衛生費中 第1項 保健衛生費

            第10款 教育費

            第13款 諸支出金中 第1項 災害援護資金貸付金

議案第42号 平成6年度津市国民健康保険事業特別会計予算

議案第45号 平成6年度津市福祉資金貸付事業特別会計予算

議案第46号 平成6年度津市奨学金貸付事業特別会計予算

議案第48号 平成6年度津市老人保健医療事業特別会計予算

 以上、本委員会において審査の結果、議案第9号、第42号は多数をもって、他の各案は全会一致をもって原案どおり可認した。

 よってここに報告する。

                           平成6年3月16日

                            教育厚生委員会

                             委員長 佐藤肇子

   津市議会議長

    稲守久生殿

               経済環境委員会審査報告書

議案第5号 津市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部の改正について

議案第11号 津市工場誘致奨励条例の一部の改正について

議案第14号 津市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部の改正について

議案第28号 平成5年度津市一般会計補正予算(第7号)

        第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

         歳出 第4款 衛生費中 第3項 環境費 第4項 清掃費

            第5款 労働費

            第6款 農林水産業費

            第7款 商工費

            第9款 消防費

            第14款 災害復旧費中 第1項 農林水産業施設災害復旧費        第3条「第3表 繰越明許費補正」中

            第6款 農林水産業費

議案第30号 平成5年度津市と畜場事業特別会計補正予算(第2号)

議案第39号 平成6年度津市一般会計予算

        第1条「第1表 歳入歳出予算」中

         歳出 第4款 衛生費中 第3項 環境費 第4項 清掃費

            第5款 労働費

            第6款 農林水産業費

            第7款 商工費

            第9款 消防費

            第11款 災害復旧費

        第3条「第3表 債務負担行為」中

            小規模事業資金融資に伴う損失補償

議案第41号 平成6年度津市と畜場事業特別会計予算

議案第49号 平成6年度津市駐車場事業会計予算

議提議案第1号 津市と畜場の設置及び管理に関する条例の一部の改正について

議提議案第2号 津市駐車場事業の設置等に関する条例の一部の改正について

            第4款 衛生費中 第2項 斎場費

            第12款 公債費

            第13款 諸支出金中 第2項 貸付金

            第14款 予備費

        第3条「第3表 債務負担行為」中

            土地開発公社の借入金に対する債務保証

        第4条「第4表 地方債」

        第5条 一時借入金

        第6条 歳出予算の流用

議案第40号 平成6年度津市モーターボート競走事業特別会計予算

 以上、本委員会において審査の結果、議案第11号、第28号、第41号、第49号は多数をもって、議提議案を除く他の各案は全会一致をもって原案どおり可認した。

 また、議提議案第1号、第2号は、賛成少数をもって否認した。

 よってここに報告する。

                           平成6年3月16日

                            経済環境委員会

                             委員長 吉田 修

   津市議会議長

    稲守久生殿

               建設水道委員会審査報告書

議案第12号 津都市計画事業津駅前第二土地区画整理事業施行条例の一部の改正について

議案第13号 津市都市公園条例の一部の改正について

議案第15号 財産の取得について

議案第16号 財産の交換について

議案第26号 市道路線の廃止について

議案第27号 市道路線の認定について

議案第28号 平成5年度津市一般会計補正予算(第7号)

        第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

         歳出 第4款 衛生費中 第5項 産業廃棄物処理費

            第8款 土木費

            第14款 災害復旧費中 第2項 公共土木施設災害復旧費

        第2条「第2表 継続費補正」

        第3条「第3表 繰越明許費補正」

            第8款 土木費

            第14款 災害復旧費

議案第32号 平成5年度津市下水道事業特別会計補正予算(第6号)

議案第33号 平成5年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)

議案第36号 平成5年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)

議案第38号 平成5年度津市水道事業会計補正予算(第3号)

議案第39号 平成6年度津市一般会計予算

        第1条「第1表 歳入歳出予算」中

         歳出 第4款 衛生費中 第5項 産業廃棄物処理費

            第8款 土木費

        第2条「第2表 継続費」

議案第43号 平成6年度津市下水道事業特別会計予算

議案第44号 平成6年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算

議案第47号 平成6年度津市土地区画整理事業特別会計予算

議案第50号 平成6年度津市水道事業会計予算

議提議案第3号 津市水道事業給水条例の一部の改正について

 以上、本委員会において審査の結果、議案第16号、第27号、第50号は多数をもって、議提議案を除く他の各案は全会一致をもって原案どおり可認した。

 また、議提議案第3号は賛成少数をもって否認した。

 よってここに報告する。

                           平成6年3月17日

                            建設水道委員会

                             委員長 竹田 治

   津市議会議長

    稲守久生殿

               総務財政委員会審査報告書

議案第3号 津市議会の議員及び市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の制定について

議案第4号 津市議会の議員及び市長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の制定について

議案第6号 津市職員の勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部の改正について

議案第7号 委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部の改正について

議案第8号 津市財産に関する条例の一部の改正について

議案第18号 事務の受託に関する協議について

議案第19号 事務の受託に関する協議について

議案第20号 事務の受託に関する協議について

議案第21号 事務の受託に関する協議について

議案第22号 事務の受託に関する協議について

議案第23号 事務の受託に関する協議について

議案第24号 事務の受託に関する協議について

議案第25号 事務の受託に関する協議について

議案第28号 平成5年度津市一般会計補正予算(第7号)

        第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

         歳入 全部

         歳出 第1款 議会費

            第2款 総務費

            第11款 公債費

        第4条「第4表 地方債補正」

議案第29号 平成5年度津市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第4号)

議案第39号 平成6年度津市一般会計予算

        第1条「第1表 歳入歳出予算」中

         歳入 全部

         歳出 第1款 議会費

            第2款 総務費

            第4款 衛生費中 第2項 斎場費

            第12款 公債費

            第13款 諸支出金中 第2項 貸付金

            第14款 予備費

        第3条「第3表 債務負担行為」中

            土地開発公社の借入金に対する債務保証

        第4条「第4表 地方債」

        第5条 一時借入金

        第6条 歳出予算の流用

議案第40号 平成6年度津市モーターボート競走事業特別会計予算

 以上、本委員会において審査の結果、議案第39号、第40号は多数をもって、他の各案は全会一致をもって原案どおり可認した。

 よってここに報告する。

                           平成6年3月18日

                            総務財政委員会

                             委員長 小倉昌行

   津市議会議長

    稲守久生殿

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○議長(稲守久生君) 最初に、教育厚生委員長、17番佐藤肇子君。

          〔17番 佐藤 肇子君 登壇〕



◆教育厚生委員長(佐藤肇子君) おはようございます。ちょっと風邪を引いておりますので、少々お聞き苦しい点あろうかと存じますが、よろしくお願いいたします。

 去る16日、教育厚生委員会を開会し、付託になりました案件の審査を行いましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。

 当委員会に付託になりました案件は、議案第9号津市国民健康保険条例の一部改正など条例の一部改正2件、一般議案1件、平成5年度一般会計補正予算(第7号)を初め補正5件、さらに平成6年度一般会計予算など当初予算5件の合わせて13件であります。

 議案の内容につきましては、本会議における議案説明並びに質疑等により御承知のことと存じますので、その説明は省略いたしますが、当委員会は関係当局出席のもと、さらに細部にわたる説明を受け、慎重に審査を行ったのであります。

 審査の過程における主なものといたしましては、まず議案第9号津市国民健康保険条例の一部の改正にかかわって、一部委員より、本来、地方自治体の自主性で条例において定めるべき国民健康保険の賦課限度額が、国の基準が引き上げられたことによる引き上げ、及び現在の不況時、市民生活の厳しい中においての改正は反対であるとする意見が出されました。

 次に、議案第17号民事調停にかかわって、委員より、管理体制とこの種事件を未然に防止するための今後の対応についてただしたところ、日ごろから文化祭や遠足等の時期には事前に文書を出すなどの注意を行っているが、この事件を契機に安全面においてなお一層配慮したいとする答弁に接しました。

 次に、議案第28号平成5年度津市一般会計補正予算(第7号)第10款教育費中、学校建設費の工事請負費の減額補正にかかわって、委員は、学校側から工事等に対し、多くの要望が出されていると思うが、その流用は認められないのかとただしたところ、当局からは、建設費関係の工事は夏休み等の期間に実施しなければならなく、またその不用額の出る時期との兼ね合いもある、さらに建設費と一般工事費の科目の違いもあるが、従前より財政当局と協議を重ねているところであるとの答弁がありました。

 続いて、中学校費では、外国語指導助手賃金にかかわって、委員から、昨年の英語の弁論大会において、外国語指導助手の導入に力を入れている郡部の中学校が上位入賞をしている現状から、今後増員に向け積極的に取り組んでほしいとする要望が出されました。

 続いて、社会教育総務費の工事請負費にかかわって、一部委員より、留守家庭児童会施設たつの子会の防音壁が不要になった経緯についてただしたところ、当局からは、当該施設は市街地の住宅街で道路一本を隔てた場所にあり、2軒の家から意見、要望をいただいていたところ、改築着工前に1軒が転居され、残りの1軒に対し事情説明を行い、理解が得られたこと、また建てかえ場所については、若干東寄りのプール南側への建設となったため、防音壁については見送ったものであるとの答弁がありました。

 次に、議案第31号平成5年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)にかかわって、一部委員より、大型汎用コンピュータ導入により一元化されているにもかかわらず、部署によってパソコン対応を行うことは、情報処理上、非常に効率が悪いため、汎用コンピュータから導入できるようシステム改善をすべきであるとする意見が出されました。

 次に、議案第39号平成6年度津市一般会計予算、第3款民生費中、社会福祉総務費にかかわって、一部委員より、福祉ファックスの設置は平成6年度の早い時期に津駅にて設置されるが、津駅は聴覚障害者はもちろんのこと、不特定多数の人々が集まることから、具体的な使用方法と今後の設置台数の拡大についてただしたところ、当局からは、設置については約1年半の検討を要したが、このたび津駅との協議が整い、JR側に設置する見通しがついた、聴覚障害者及び言語障害者が利用しやすいよう表示盤等の設置も行っていきたい、また設置台数の拡大については、今回の使用状況等経過を踏まえ、今後の検討課題としていきたいとする答弁に接しました。

 これに対し委員は、ファックス設置のメリットを生かし、実効ある運営を期待するとともに、その拡大に向け検討されたいとの要望が出されました。

 次に、療育センター費にかかわって、一部委員から、療育センターの早期整備はこれまでに種々提言されているところであるが、現時点での対応をただしたところ、現在、関係各課及び療育センターで協議検討中であるが、現在のままであると市単独事業となることから、補助制度が導入できる方法を検討している、平成6年度には委託料等予算計上できるよう努力していきたいとの答弁があり、これに対し委員は、非常に老朽化しているため、早期整備に向け、さらに努力されたいとの要望がありました。

 続いて、老人福祉費にかかわって、一部委員より、敬老祝い金が老人ホーム入所者及び寝たきりの方にもおしなべて支給されている、また寿乗車券についても寝たきりの方にも交付されているが、本来の趣旨に基づき、必要な方々に使用していただけるよう改善してはとただしたところ、当局からは、敬老祝い金は80歳から89歳、90歳から99歳、100歳以上及び老人ホーム入所者の4区分で支給している、また寿乗車券については、今後必要な方への見直しも行わなければならないと考えており、敬老祝い金とあわせて検討していきたいとする答弁がありました。

 さらに委員は、今後在宅福祉を推進するゴールドプランに必要な資金を投入しなければならないが、お年を召したから祝い金を支給するには疑問を感じる、また、切るとなれば問題も生じると思うが、他の施策を手厚くするなどの前提で見直しをしてほしいとする意見が出されました。

 また、一部委員から、寿乗車券にかかわって、従来からお願いしているが、生涯教育の観点からも、お年寄りに大いに行動していただくためにも、パス化は必要である、そのためには予算が必要となるが、事業の見直しの際には検討されたいとする要望が出されました。

 また、別の一部委員からは、現在福祉予算が脚光を浴びているため、厳しい予算の中でも一定の伸び率を示している、ゴールドプラン等新しい施策の展開への財源確保から、時代とともに事業を見直す必要が生じてきている、ゴールドプランを積極的に推進するならば、寿乗車券あるいは敬老祝い金等の事業を見直すとともに、受益者負担を求める必要もある、限られた財源の中で種々の要求をすべて計上し、切ることをやめたなら、新しいインフラ整備及び建設費等との均等ある予算配分ができなくなるおそれがあり、かつてのばらまき福祉と言われることのないよう、事業の精査をされたいとする意見が出されました。

 また、他の委員からは、平均寿命が80歳台を迎えた現在と敬老祝い金の実施された時期とで相違が生じてきている、予算の有効活用の面からも、事業の洗い直しが必要であるとの意見、また他の委員からは、一度実施した事業を見直すとなれば、ちゅうちょすると思われるが、どこかで決断しなければならなく、その時期については検討していただきたいとの要望が出されたました。

 以上、各委員から福祉事業予算にかかわり、活発な意見、要望が出されました。

 次に、第10款教育費中、第9回国民文化祭津市実行委員会負担金にかかわって、国民文化祭において出演者が延べ1万人であると聞くが、その受け入れ体制と参加団体の規模についてただしたところ、当局からは、県、市の職員、文化団体、ボランティアの方々述べ5,000人にお願いしていきたい、また参加団体については、昨年の岩手県の例では885団体となっている、また地域的には、北は北海道、南は沖縄から参加するものと考えられるとの答弁があり、これに対し委員からは、早急な準備をお願いしたいとする要望が出されました。

 次に、三重県総合文化センター駐車場用地借上料にかかわって、さきに県と教育長により確約書を締結したことは、後に支出を伴い、議会の審議権が一部制約されることとなり、その権限についてただしたところ、当局からは、行政レベルでの意思の合意の確認であると考えており、しかるべき時期に法令に基づいた手続で審議をお願いしたいとする答弁がありました。

 これに対し委員からは、確約書も契約書の一部であり、議会に対し委員協議会等で説明するなどの対応をすべきであるとの意見が出されました。

 次に、学校建設費にかかわって、一部委員より、第4次学校整備計画の進捗状況についてただしたところ、当局からは、第4次学校整備計画を策定したときと現在では、事業量が増加してきており、また起債及び短い工期との関係もあり、平成5年度より影響が生じてきている、幼稚園は計画どおり終了しているが、小学校については、北立誠、櫛形、藤水、また中学校は西郊がそれぞれおくれてきている、今後国の経済対策を期待するとともに、第4次整備計画が達成できるよう財政当局にお願いしていきたいとする答弁がありました。

 このほか、各委員より活発な意見要望がなされたところでありますが、その結果、当委員会に付託になりました案件は、議案第9号、第42号は多数をもって、その他の案件は全会一致をもって可認すべきものと決した次第であります。

 議員各位におかれましても、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。ありがとうございました。



○議長(稲守久生君) 次に、経済環境委員長、21番吉田修君。

          〔21番 吉田  修君 登壇〕



◆経済環境委員長(吉田修君) おはようございます。去る16日、経済環境委員会を開会し、本会議で付託になりました案件の審査を行いましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。

 当委員会に付託になりました案件は、議提議案第1号津市と畜場の設置及び管理に関する条例の一部の改正及び議提議案第2号津市駐車場事業の設置等に関する条例の一部の改正の2件と、議案第5号津市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部の改正を初めとする当局議案8件の合わせて10件であります。

 議案の内容につきましては、本会議における議案説明並びに質疑等により既に御承知のことと存じますので、その説明は省略いたしますが、当委員会は関係当局の出席を求め、さらに細部にわたる説明を受け、慎重な審査を行ったのであります。

 審査の過程における主なものとして、議案第5号津市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部の改正についてでありますが、平成4年7月、国において関係法律が抜本的に改正されたことに伴い、現行条例の全部改正を行い、改正後の条例名を津市廃棄物の減量及び処理等に関する条例にしようとするものであるが、委員から、今回の全部改正は廃棄物の搬出を抑制し、再生利用を促進することにより、廃棄物の減量等を目指し、生活環境の保全等を図ることを目的としており、高く評価できるものの、本条例を実効あるものとして生かしていくためには、機会あるたびに周知徹底、広報活動を展開し、市民並びに事業者の協力を求めていくことが肝要であるとの意見要望がなされました。

 また、今回、市の責務、事業者及び住民等の責務が明確化されたが、特に事業者の責務について質疑が交わされたところであります。

 まず、ペットボトルあるいは空き缶など自動販売機やスーパー等を中心に販売された後の処理については、その処理の大半を市が実施しているのが実態であり、この種のものは、事業者の責務において処理し、再生利用を図るべきではないかとの意見に対し、当局から、ペットボトル並びに缶類は、手軽で利便性も高く、数多く出回っているが、回収システムが確立されていないため、指摘のように最終的には市において処理しているのが現状である、今後製造業者あるいは販売業者での回収方策等の検討を市長会等を通じて国県並びに関係機関へ働きかけていきたいとする答弁がありました。

 次に、本条例の適用範囲について、他市の事業者、とりわけ悪質と思われる事業者に対してどのように適用されるのか、また、今後設置される津市廃棄物減量等推進審議会において何を審議の対象とされるのかとただしたところ、市外業者には本条例は適用されないが、今回の改正は全国的な取り組みの中で行われており、今後地方自治体が共通の意識と認識を持って条例の趣旨を生かすよう、粘り強く指導し、協力を求めていきたい、また同時に、審議会に対して、これらの問題も含めて諮問し、答申を得ていきたいとの答弁がありました。

 また、一部委員より審議会の委員として女性を登用されたいとの要望に対し、提言の趣旨を踏まえ、できる限り女性委員の登用を検討したい旨の答弁がありました。

 次に、他の委員から、各種許可申請手数料は昭和56年から据え置かれているのは、受益者負担から見ても不合理であり、条例改正にあわせて改定すべきではなかったのか、早急に見直しするようにとの意見要望がありました。

 次に、議案第11号津市工場誘致奨励条例の一部の改正について、片田工業団地及び雲出工業適地へ誘致した企業10社の今日までの津市への貢献度についてただしたところ、特に片田の8社は、バブル経済の崩壊により投資額は当初計画の約半分程度、また従業員の雇用は、当初予定2,000人に対して、843人と伸び悩んでいるのが現状であり、今後、景気回復を期待しているとの答弁がありました。

 また、今回適用期間を5年間延長するに際して、既設企業の工場増設分に適用されるのかとただしたところ、当局からは、雲出工場適地への企業立地並びに片田工業団地の工場増設分に適用したい旨の答弁がありました。

 なお、一部委員より、不況下の中で、特定企業に対する奨励金は認めがたいとする反対意見がありました。

 議案第14号津市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部の改正については、今回、北消防署と中消防署の2消防署体制に再編しようとするものであるが、委員より、分割に伴う施設面の強化充実あるいは人員配置について十分な配意がなされているのか、当局の見解を求めたところ、管轄する当該北部地区は、人口、戸数、面積的にも広範囲となっており、複雑化する消防救急業務を円滑に遂行するため、機動性を高めることが必要であると考えている、現段階では従来から保有している施設整備並びに現行の人員体制で対応するが、財政事情との絡みもあるので、関係部局と協議の上、署としての体制づくりを早急に進めていきたいとする答弁がありました。

 また、一部委員から、市南部地区は住居と工場が混在するなど、万が一の場合、危険性が高い、それと同時に当地区は年々目覚ましい発展を続けており、消防・救急業務の拡大が予測される、こうした状況の変化に対応できるよう、今後の検討課題とされたい旨の要望がありました。

 次に、議案第28号平成5年度津市一般会計補正予算(第7号)については、一部委員より、商工費に工場誘致奨励金が含まれているとして、反対する旨の態度表明がありました。

 次に、議提議案第1号津市と畜場の設置及び管理に関する条例の一部の改正では、一部委員から、国において消費税を含んだ予算編成を実施しているところであり、地方自治体としても認めざるを得ないとして、本案には反対するとの態度表明がありました。

 一方、他の委員からは、食料品非課税が原則であり、しかも免税業者であり、消費税を課すべきではないとして、賛成の態度表明がありました。

 続いて、議提議案第2号津市駐車場事業の設置等に関する条例の一部の改正については、一部委員から、本市は当初から消費税を導入しており、財政事情等を考慮すると、現状としてはやむを得ないとして、本案には反対するとの態度表明がありました。

 一方他の委員からは、暮らしを守る立場から、消費税は課すべきでないとして、賛成の態度表明がありました。

 続いて、議案第39号平成6年度津市一般会計予算について、まず第4款衛生費中、防疫用薬剤費に関して、地域によって汚染度の高い水路があり、蚊などの発生源となりかねないので、地域の実態を十分把握し、現状に即した薬剤配付をされるようにとの意見要望がありました。

 次に、第5款労働費中、失業対策事業にかかわって、本事業は歴史的経過や背景のもとに実施されているものの、年々就労者が減少するとともに高齢化が進み、先細りの状況となっている、今後の見通しと対応について当局の見解を求めたところ、指摘のように就労者は現在12名となっており、平成6年度中に失業対策制度調査研究報告が提出される見込みなので、労働省の方針を見守りたい、また法的な問題もあり、業務範囲の拡大は困難な状況であるが、今後は高齢者の就労問題としてとらえ、全庁的な課題として検討していく必要があるとの答弁がありました。

 次に、第6款農林水産業費において、委員から、今日、米作問題を初めとして、国の農業政策は多方面から論議を巻き起こしている、特に昨年の冷害による米の凶作に伴う米不足は、食糧の安定供給等に影響を及ぼし、これは減反政策にも問題の一因があるものと思われる、本市において農業活性化に向けて努力していることは評価できるが、各地域では独自の取り組みがなされており、その効果も上がっていると聞いている、今後地域の個性や特性を生かした本市の新しい農業政策を早急に確立すべきであるとの意見要望がなされました。

 また、一部委員から、農業委員会委員に女性を登用されたいとする要望が出されました。

 次に、第7款商工費中、商工業振興費にかかわって、三重産業振興センターの催し物についての周知方法をただしたところ、周辺道路への看板設置については、現在センター事務局と協議を行っている、また催し物のPRについては、内容によって企業間の戦略や思惑もあり、直前まで発表しない方針もあると聞いているが、できる限り市民はもちろんのこと広くPRに努めていきたいとの答弁がありました。

 また、一部委員から、国民文化祭を控えて、玄関口である津駅前の公衆便所の悪臭対策等に向けて、関係機関と協議し対応されたい旨の意見要望が出されました。

 このほか活発な質疑が交わされたところであります。

 その結果、当委員会に付託になりました議提議案第1号及び第2号は、賛成少数により否認、議案第11号、第28号、第41号、第49号は多数をもって、他の各案は全会一致をもって可認すべきものと決した次第であります。

 以上が当委員会における審査の概要であります。

 以上で報告を終わります。



○議長(稲守久生君) 続いて、建設水道委員長、1番竹田治君。

          〔1番 竹田  治君 登壇〕



◆建設水道委員長(竹田治君) おはようございます。去る16日、17日、建設水道委員会を開会し、付託になりました案件の審査を行いましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。

 当委員会に付託になりました案件は、議案第12号津都市計画事業津駅前第二土地区画整理事業施行条例の一部の改正を初めとする条例関係2件、補正予算関係5件、議案第39号平成6年度津市一般会計予算など当初予算関係5件並びに財産の取得、財産の交換、市道路線の廃止、市道路線の認定、さらに議提議案第3号の合わせて17件であります。

 議案の内容につきましては、本会議における議案説明並びに質疑等により御承知のことと存じますので、その説明は省略いたしますが、当委員会は関係当局出席のもと、さらに細部にわたる説明を受け、慎重なる審査を行ったのであります。

 審査の過程における主なものといたしましては、まず議案第13号津市都市公園条例の一部の改正について、一部委員より、サウスウエスト公園の命名について、その経過をただしたところ、当局からは、団地開発によりできた公園であり、団地開発名称等を参考にして命名したものであるとの答弁がなされ、これに対し委員からは、津市の公園として位置づける以上は、開発業者の仮称をそのまま受けて命名するのでなく、一定の基準を設けるべきであり、公園の特徴などを十分踏まえた上で、市が主体性を持って命名されたいとする要望が出されました。

 次に、議案第16号財産の交換について、一部委員から、鳥居町191番32のほか4筆の鑑定評価に当たって、2社で11地点の鑑定評価を行ったとのことであるが、地番が特定されておらず、また栗真町屋町や乙部地内など、当該地とかけ離れた地点での鑑定には疑問があると言わざるを得ないとの指摘がなされ、当局からは、取引事例について鑑定士が選定したものであり、当該地は商業地の形態をなしているため、類似箇所として栗真町屋町などの取引事例を参考に鑑定を行ったと思われる、地番の特定については、個人間の売買実例価格に基づくものであるため、プライバシー上明記されていない旨の答弁がなされました。

 また、委員から、参考として当該地の固定資産評価額並びに不動産鑑定評価書を開示されたいとして当局の見解をただしたところ、固定資産評価額については、地方税法上の守秘義務により知り得ることができないため調査はしていないとした上で、参考として地価公示価格と路線価格並びに不動産鑑定評価書が開示されたところであります。

 これに対し委員からは、委員が独自に知り得た評価額と提示のあった2社の評価額とに大きな格差があるので、念のためにもう1社から鑑定をとるべきであるとの指摘がなされ、当局からは、予算的な面から現時点では困難であるとの答弁がなされました。

 さらに委員から、当該地の建築物の移転並びに営業の補償額についてただしたところ、交渉過程中であるため現時点では明らかにできないが、決算審査時においては明示していきたいとする答弁に接しました。

 なお、採決に当たって、交渉過程での職員の努力は理解するものの、鑑定評価額が相当高いと判断せざるを得ないため、賛成できないとする態度表明がなされたところであります。

 続いて、議案第27号市道路線の認定についてでは、まず審査に先立って、当局より、本会議で指摘された一身田大古曽第12号線、第13号線と大古曽遺跡との関連について、遺跡そのものについては現状のまま保存し、緑地として残される旨の説明がなされたところでありますが、当路線の認定について一部委員から、道路の形態をなしていないところを市道認定するものであり、この道路がなければ、開発業者の工事はできないもので、そのための道路としての性格が強く、業者の便宜を図るものではないかとして、認定の必要性と経費の分担についてただしたところ、当局からは、当路線は団地開発区域外で、あくまでも看護大学へのアクセス道路として認定するものであり、市道認定できないと税の免除がなく、用地買収が困難となるので理解願いたい、工事用道路としては、基本的には津西ハイタウンの進入路から取りつけるとの協議がなされているとの答弁がありました。

 これに対し、事実上は団地への進入道路であると言わざるを得なく、看護大学の誘致を急ぐ余りに、何もかも市で負担を強いられるのではないかとして、業者に対しても応分の負担を求めるべきであるとの指摘がなされたところ、当路線は、国補事業の住宅宅地関連公共施設整備促進事業で整備するものであり、業者に対しての裏負担を求めてはならないとの国からの指導がある、今後その他の部分で負担を求めるべく努力していきたいと考えているが、看護大学の誘致は、将来的には津市の町づくりに大きく貢献するものであり、当路線の認定については、公共的な要素が多くあるので理解願いたいとする答弁がありました。

 なお一部委員から、本案は31路線の認定を一括して提出しているが、性格を異にする路線については、分けて提出されるべきであるとの意見を述べた上で、一身田大古曽第12号線、第13号線については、団地開発と看護大学誘致に伴う部分での業者と公共の負担割合を明確にした上で認定すべきある、他の路線と分けて採決できない以上は、本案については賛成しがたいとする態度表明がなされたところであります。

 次に、議案第39号平成6年度津市一般会計予算では、まず第8款土木費中、河川費の安濃川水辺空間整備工事費について、当該整備箇所は安濃川右岸に位置し、水深もあり、子供らが直接水に触れることができない場所である、親水性に配慮するならば、自転車道がある左岸を整備すべきであり、また投資効果の面から考慮すると、人通りが多い塔世橋の周辺で整備をすべきではないかとの指摘や、またせっかく整備しても、対岸の河川敷の畑や雑草等が景観を損ねるので、対岸を花壇として整備すべきではないかとする意見、さらに当該地は中部電力の高圧線があるので、安全性については特段の配意をされたいとするなどの要望等が出されたところ、当局からは、県の護岸工事が完成したため、その上に市単事業で植栽を行うものであるが、位置については県官舎跡地の利用が図れることから当該地となった、対岸の景観整備については、県と十分協議し、当事業が生かされる方策を検討していきたい、また子供の釣り場等も予定していることから、高圧線等への対策も含め、安全性の確保については十分配意していきたいとの答弁に接しました。

 これに対し委員からは、市単事業で施行するのであれば、津市全体を視野に入れた市民の目に触れやすい場所を選定すべきであり、予算執行に当たっては、慎重に対応されたいとする意見、要望や、市民が水に親しめることのできるよう、市の全体計画を立てて、安濃川左岸も含めた一体的な整備に努力されたいとする要望が出されました。

 次に、公園費に関連して、偕楽公園事務所の一部職員の勤務状況に問題がありはしないか、また作業能率が低下していると仄聞するので、実態把握に努められるとともに、職員の配置転換も含め、職場規律の確立に努められたいとする意見、要望が出されました。

 また、道路橋梁費の中勢バイパス開通事業委託料にかかわって、6年度で開通する箇所についてただしたところ、県道津関線から豊里久居線までの間750メートルを暫定2車線で、また津芸濃大山田線から美濃屋川を経て県道一身田豊野久居線までの間1,850メートルをこの秋の県総合文化センターのオープンに間に合わせるべく努力されているとの答弁に接し、委員からは、国道163号の渋滞解消を図るためにも、津芸濃大山田線から以南の早期完成に向けて努力されたいとする要望が出されました。

 また、橋梁維持費の測量調査委託料について、当局からの老朽化が進む津興橋の強度を調査するものであるとの説明に対し、一部委員から、市の中でも重要なウエートを占める橋であり、応急的なものではなく、かけかえ等も含めた抜本的な改修が必要ではないかとする意見が出され、当局からは、当面は交通量の制限を行い維持していこうと考えているが、近年の車両の大型化や交通量の増加等を考慮し、調査結果を踏まえた上で、必要があれば抜本的な改修も検討していきたいとする答弁がなされました。

 このほか、当予算にかかわって、市民要望が多い排水路のしゅんせつについて、実施延長を伸ばすとともに、実施時期についても特段の配慮をされたいとする要望や、岩田池公園の整備に当たっては、自然を生かし、野鳥の保護にも十分留意されたいとする意見、要望が出されたところであります。

 続いて、議案第43号平成6年度津市下水道事業特別会計予算においては、乙部ポンプ場築造に伴う土地購入費に関連して、一部委員より、乙部ポンプ場の現状と築造の見通しについてただしたところ、当局からは、遊水池の所有権が確定したので、取得に向け所有者と交渉を進めているが、買収単価でかなりの開きがあり、同意に至っていないのが現状であるため、今後とも誠意をもって対処していきたいとの答弁がなされ、これに対し委員からは、重要な計画であるので、引き続き交渉を進め、一日も早く工事に着手できるよう努力されたいとする要望が出されました。

 また、一部委員からは、当予算は例年に比べ市民要望に少しでもこたえていこうとする配慮がなされているものの、全国的なレベルにはほど遠い現状であるため、有効的な取り組みを強化されたいとする要望が出されました。

 次に、議案第44号平成6年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算では、近年の貸付件数の減少を踏まえ、一部委員より、活用促進に向けてのPR等に鋭意取り組まれたいとする要望がなされました。

 最後に、議案第50号平成6年度津市水道事業会計予算では、まず、水道局の抱えている課題並びに長良川河口ぜきからの受水計画についての水道局としての基本的な考え方をただしたところ、水量の確保が最大の課題として受けとめており、第3回拡張計画が平成6年度で終了するため、今後、津市の大型事業との整合性も考慮し、第4回拡張計画を策定していきたい、長良川からの中勢水道の拡張については、平成10年には12市町村に一部給水が開始されるので、その確保に向けて努力をしており、本年度予算でも中勢水道からの受水を前提とした工事施行が含まれている旨の答弁がなされました。

 次に、石綿管布設がえ工事の進捗状況をただしたところ、5年度末で約76キロメートルの石綿管が残っており、6年度では約3.9キロメートルの工事費を計上しているとの答弁がなされました。これに対し委員からは、人体への影響にかんがみ、石綿管の解消工事に積極的に取り組まれたいとする要望が出されました。

 また、量水器取りかえ補修費にかかわって、一部委員より、メーター業者の多くが公正取引委員会で指摘を受け、各市で指名停止処分を受けているとして、本市の対応をただしたところ、指名停止をかけたものの、既に停止期間は切れているとの答弁がなされました。

 これに対し委員から、工事発注のない時期に停止処分をしても、業者にとっては何ら影響もない、実効あるペナルティーを課すなど、後刻問題が生じないように対応をされたいとする意見、要望が出されたところであります。

 さらに一部委員からは、水道資料館について、水道事業の理解を得るためには格好の施設であるため、展示内容等に工夫を凝らし、一人でも多くの市民に利用されるよう努力されたいとする要望が出されたほか、他の委員からも、水道資料館への入場者数が、計画の歴史郷土資料館に与える影響は大きいと思われるので、水道週間における企画展の開催など、より一層充実に努められたいとする要望が出されました。

 また、産廃跡地も含めた美里村への対応についてただしたところ、当局からは、美里村との関係については、現在全庁的な対応を長野川流域調査研究の中で検討しており、その調査結果を踏まえて対応していきたいとの答弁がなされました。

 なお、採決に当たって、一部委員より、安定給水に向けての努力は評価するものの、生活の根幹をなす水には消費税は課すべきではなく、消費税が含まれている当予算には賛成しがたいとする態度表明がなされました。

 以上が当委員会での主な審査経過であります。その結果、議案第16号、第27号、第50号は多数をもって、議提議案を除く他の各案は、全会一致をもって原案どおり可認すべきものと決した次第であります。

 なお、議案第50号の採決に当たっては、副委員長が委員長職務を代行したところ、可否同数となったため、委員長の決するところにより採決したことを付言いたします。

 また、議提議案第3号の経過と結果については、副委員長から報告させていただきます。

 以上で私からの報告は終わります。



○議長(稲守久生君) 建設水道副委員長、13番田村宗博君。

          〔13番 田村 宗博君 登壇〕



◆建設水道副委員長(田村宗博君) 委員長が本案の提出者でありますことから、私が議提議案第3号津市水道事業給水条例の一部の改正について、審査の経過と結果を御報告いたします。

 まず、審査の経過といたしましては、一部委員より、消費税が廃止された場合の水道会計への影響並びに国からの地方交付税等におけるペナルティーの有無について当局に見解を求めたところ、消費税を廃止すれば、水道使用料並びに新規給水加入金等で約9,230万円の影響があり、石綿管布設がえ工事等に支障が出ると思われるとともに、最終的には水道使用料金アップに連動せざるを得ない、また国からのペナルティーはないものの、財政的に余裕があると見られることにより、特別地方交付税への影響は考えられるとの見解が示されたところであります。

 なお、採決に当たって、一部委員より、現在の3%の消費税は国民に定着しており、消費税を廃止すれば水道事業に支障を来すとともに、最終的にはその分を水道料金に転嫁せざるを得ない事態になるとして、当案には賛成しがたいとする反対意見が出されました。

 一方、他の委員からは、今日の地方自治体の厳しい財政状況は理解するものの、食料品の中でも最たる水道料金に消費税を賦課すべきではないとして、本案に賛成するとの態度表明がなされました。

 その結果、議提議案第3号は可否同数となり、委員長の決するところにより否認することと決しました。

 以上で報告を終わります。



○議長(稲守久生君) 最後に、総務財政委員長、14番小倉昌行君。

          〔14番 小倉 昌行君 登壇〕



◆総務財政委員長(小倉昌行君) 去る17日、18日の両日、総務財政委員会を開会し、付託になりました案件の審査を行いましたので、その経過と結果について御報告申し上げます。

 当委員会に付託になりました案件は、議案第3号津市議会の議員及び市長の選挙における選挙運動用自動車の公営に関する条例の制定など条例の制定2件、議案第6号津市職員の勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部改正など条例の一部改正3件、議案第18号より第25号までの事務の受託に関する協議について8件、議案第28号平成5年度一般会計補正予算(第7号)など平成5年度補正予算2件、議案第39号平成6年度一般会計予算並びに議案第40号平成6年度モーターボート競走事業特別会計予算の合わせて17件であります。

 議案の内容につきましては、本会議における議案説明並びに質疑等により御承知のことと存じますので、その説明は省略いたしますが、当委員会は関係当局出席のもと、さらに詳細な説明を受け、慎重な審査を行ったのであります。

 審査の過程における主なものといたしましては、まず議案第18号から25号に至る事務の受託に関する協議についてでは、それぞれの規約の中に、施行者、タイトルレース名は記載されているが、開催競走場名が記載されておらず、競艇業界という特殊な分野での契約であることは理解するが、本来ならば開催レース場名は必要ではないかとただしたところ、委託施行者の名称から開催レース場は理解できると思われるが、今後研究していきたいとの答弁がありました。

 態度表明に当たって、一部委員から、当案には賛成するが、自場売り上げへの影響、また県下で発生している場外発売所設置についてのトラブルなど、関連する問題点を残すことになるとの意見が出されました。

 次に、議案第28号平成5年度一般会計補正予算(第7号)では、公債費にかかわって、200億円を超える各種基金を低利で貯蓄する一方で、高利のお金を借りたままであることは、財政運用上好ましいものではない、千葉県浦安市では、高金利の市債について繰上償還を行ったと聞くが、本市における繰上償還の実績についてただしたところ、昭和59年度から63年度にかけての償還可能な高金利の6.1%から8.9%までの縁故債33件分について、減債基金をほとんど取り崩して、約13億8,200万円の繰上償還を行った、現在概算であるが、縁故債の残額は約40億円で、このうちのほとんどのものは金利が4%から5%台である、5年度末の減債基金積立金は、約39億円の見込みであるが、その大部分は地方交付税算入に伴い積み立てられたものであり、償還に見合う取り崩しを行うことになっている、今後とも質問の趣旨を踏まえながら、健全な財政運営に努めていきたいとする答弁がありました。

 次に、議案第39号平成6年度一般会計予算の歳出では、総務費の一般管理費中、市長交際費にかかわって、国民の公租公課で営まれている地方公共団体の交際費については、一般の社会常識の範囲と同じに扱われるものではなく、支出の相手が公務員である場合には、金額の多寡を問わず、許されるものではないという豊田市における判決があるが、津市としての基本的な考えをただしたところ、社会一般の常識は時代とともに変化しており、交際費はその時代の常識の範囲で運用されるものと思う、公務員の場合は、より厳しく扱うことにより許されるものと考えており、現在の本市の交際費は、厳しいものであると思う、将来さまざまな要因で常識が変化した場合には、改めて対処していきたいとする答弁がなされ、これに対し委員からは、金額の多寡を問わず供応することは法律上許されないことであり、常識そのものを180度転換すべき時期に来ていると判断して、厳しく見直されたいとする意見要望が出されました。

 次に、企画費の鉄道沿線現況調査業務委託料にかかわって、調査報告書については、独自でまとめる場合、あるいはコンサルタントに委託する場合、いずれにしても十分納得の得られるものを作成されたいとする要望が出されました。

 次に、情報管理費中、行政情報システム開発委託料に関連して、OA化による人員削減の議論があるが、むしろ逆に入力の手間や知識の習得など、人員が必要となることもあり、より厳しい状況が想定されるのではないかとして当局の認識をただしたところ、指摘の点は十分検討したところであるが、これからの新しい社会の中で、地方公共団体においてもシステムを整えておくべきであると判断して導入に踏み切ったものであり、今後は効率的なシステムを目指していきたいとする答弁がありました。

 また、渉外費にかかわって、財源の厳しい時期であることから、文物展や国際交流事業にかかる費用は極力抑えるべきであるという意見が出されました。

 次に公債費にかかわって、過去3年間は繰上償還がなされていないが、金利の高い縁故債の繰上償還について考えをただしたところ、財政担当は常に借りかえ等効率的な運用を心がけているが、繰上償還については制約があり難しい面がある、今後も機会をとらえて努力していきたいとする答弁がありました。

 これに対し委員からは、現実に浦安市において返済した実績があることから、より厳しく検討されたいとする意見要望が出されました。

 次に、歳入中、市税では、年々増加していた個人市民税が初めて減少に転じるとともに、法人市民税も年々減少傾向が続いていることから、今後も厳しい財政状況が続くと思われる、財政運営に当たっては、厳しい見方や取り組みが必要である、また固定資産税と都市計画税の増加は、市民に増税感と重税感を与え、市民生活に厳しい条件を押しつけることにつながることから、抑えるべきであったとする意見が出されました。

 使用料及び手数料では、道路使用料について、電柱に係る経費は一般利用者が料金の中でその経費を負担している上、広告料についても業者から使用料を徴収していることから、電柱の道路使用料については、地方自治体独自の権利を行使して、思い切った単価アップを図られたいとする意見要望が出されました。

 債務負担行為の津市土地開発公社がその事業運営資金として金融機関から借り入れる借入金に対する債務保証についてでは、亀山市で業者が開発事業を断念した実例もあり、土地が売れる見通しがつきにくい現在の経済状況下にあっては、中勢北部サイエンスシティ事業に係る約100億円の債務保証は危惧されるとの指摘がありました。

 また、別の委員からは、景気の低迷は事実であるが、国の経済対策もあり、積極的な予算編成は景気浮揚につながることから、さらに積極的な補正予算対応をされたいとする要望が出されました。

 態度表明に当たり、一部委員より、当案に反対の立場から、市民生活に対する現状認識が甘く、厳しい受けとめ方が必要である、財源対策に関して法人市民税の制限税率までの引き上げ、道路占用料の見直しなど、自治体独自でできることは積極的に行うべきである、国民健康保険料及び保育料の値上げは、市民生活に悪影響を及ぼす、また土地開発公社への債務保証は危険であると指摘するとともに、交際費、自衛官募集委託金については異議がある、一方、賛成の立場からは、消費税とのかかわりでこれまで当初予算には反対してきたが、現在消費税は国民の中に定着しつつあり、財政状況が厳しい現状では、消費税に関係する消費譲与税の市民生活に与える影響は大きく、是認すべきであるとのそれぞれの意見が出されました。

 最後に、議案第40号平成6年度モーターボート競走事業特別会計予算では、事業費中のボート、モーターの購入予算にかかわって、かねてより競争原理が働かない契約であると指摘してきたところであるが、その後の改善経過についてただしたところ、購入先については、各施行者においても業界の大きな仕組みとしてやむを得ない状況であると認識しているが、指摘の点については、東海地区及び全国施行者協議会とともに、中央の業界や監督官庁に対し、機会をとらえて改善に向けての要請を行っているとの答弁がありました。

 事業費の委託料についてでは、委託契約件数及び契約方法についてただした後、大部分が随意契約であることについてはやむを得ない面があるものの、契約の公平性や公正性並びに価格の適正化の確保についてただしたところ、例えば大きな値上げ要求があった場合については、一度に値上げに応じないで、何年かに分けて実施するとともに、見積もり合わせなども適正に実施している、またポスターの作成委託に当たっては、部内の審査委員会に諮り、最適の業者選定を行っているとの答弁がありました。

 これに対し委員からは、契約事務量が多いことに見合う十分な職員体制が確保されているのかとただしたところ、現時点では、職員体制は充足している、契約件数は多いものの、内容によっては随意契約の方が効果が上がり、金額的にも得策であるとともに、瞬時の対応が必要なこともあって、随意契約の件数が多い現状であるが、市としての契約のあり方は十分認識しており、今後も契約の適正化の確保に努めていきたいとする答弁があり、これに対し、さらに委員から、随意契約等の実情は理解するが、より厳密かつ公正に執行できるよう、体制の確立に努められたいとする意見要望が出されました。

 最後に一部委員から、職員の努力は認めるが、日本船舶振興会交付金や、ボート、モーターについては、依然として笹川一族が独占しており、公正さを確保されたい、約110億円の財政調整基金積立金は、市民の暮らしを守るために積極的な財政運営に活用することが必要である、施設改善に当たっては、最小限度の修繕にとどめるべきである、以上の意見を付して当案には賛成しがたい。一方別の一部委員からは、消費税には反対しない、また財政状況の厳しい中にあって、施設改善も計画中であり、今後ともフアンサービスの向上に努めるべきであるとの意見を付して、当案には賛成するとのそれぞれの態度表明がありました。

 以上が当委員会における審査の主な経過であります。

 その結果、当委員会に付託になりました案件は、議案第39号、第40号は多数をもって、その他の案件は全会一致をもって可認すべきものと決した次第であります。議員各位におかれましても、当委員会の決定どおり御賛同賜りますようお願い申し上げ、報告を終わります。



○議長(稲守久生君) 以上をもちまして各常任委員長の報告は終わりました。

 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)

 続いて、御意見もしくは討論がございましたら御発表願います。

          〔2番 若林 泰弘君 登壇〕



◆2番(若林泰弘君) 日本共産党議員団は、議案第9号津市国民健康保険条例の一部の改正について、議案第11号津市工場誘致奨励条例の一部の改正について、議案第16号財産の交換について、議案第27号市道路線の認定について、議案第28号平成5年度津市一般会計補正予算(第7号)、議案第39号平成6年度津市一般会計予算、議案第40号平成6年度津市モーターボート競走事業特別会計予算、議案第41号平成6年度津市と畜場事業特別会計予算、議案第42号平成6年度津市国民健康保険事業特別会計予算、議案第49号平成6年度津市駐車場事業特別会計予算、議案第50号平成6年度津市水道事業会計予算の各案に反対、その他については賛成します。

 以下にその理由を申し述べ、御賛同をお願い申し上げたいと思います。

 まず、議案第9号津市国民健康保険条例の一部の改正について、あわせて議案第42号の当初予算についても、ここで申し上げることにします。深刻な不況の影響を最も厳しく受けるのが、国民健康保険被保険者であることは言うまでもありません。たとえ限度額だけの引き上げで猶予措置が添えられているとは言っても、そのことをもって値上げを肯定することにはなりません。むしろ猶予措置を講じなければならないということは、値上げの厳しさを認めていることにほかなりません。一般会計などからの繰り入れをさらにふやし、今こそ値上げを思いとどまるべきであります。財源は十分あります。

 次に、議案第11号津市工場誘致奨励条例の一部の改正について。もともとこの制度は、在来からの企業には全く益するところなく、誘致企業や大企業を優遇する結果をもたらさざるを得ないものであります。とりわけ市内各企業が例外なく不況にあえぐ今日、何よりも不況克服を最優先させなければならない時であります。問題点については、制度創設当初から指摘してきたところでありますが、少なくともこれ以上期間延長を行うべきではないと考えます。

 なお、議案第28号には、これに関連する予算補正がなされていますので、あわせて反対の考えを表明しておきます。

 続いて議案第16号について。市が取得する土地は不当に高く評価し、相手方に渡す市有地はみずから傷物扱いにして安く評価した。今回のケースはそう断ぜざるを得ません。その結果、市は著しい不利益をこうむることになります。

 この件に関する問題点の第1、まず取得する鳥居町191の342.51平方メートルの鑑定に当たっては、2社とも市内でも最も地価の高い丸之内や新町通りなど中心市街地を照会しているため、坪当たり79万8,600円という極めて高額の単価となっているのに対して、相手方に渡す渋見町若林の600.87平方メートルについては、坪当たり21万1,600円と、これは逆に極めて低い単価設定となっています。渋見町の場合、坪当たり39万円という評価が現実にあるにもかかわらず、水道、ガスが今のところ取りつけられていない、石積みの造成地である、有効面積が小さいなど、みずからの手でわざと小さな欠点まであげつらい、低過ぎる評価を正当化しようとしています。

 第2に、地価公示価格と比較しても、両者の価格差は極めて異常なものと考えざるを得ず、不当な操作がなされていたのではないかと疑わざるを得ません。

 第3に、もともと公衆用道路であった地目が、宅地に変更されている点も、極めて異常であります。ところが、当局は、この間の経過については調査さえしていない。

 第4に、本件交渉過程において不動産取引の資格を持たない者や議員が介入し、これらの人々が事実上交渉を進めたのではないかと批判されても、言い逃れできない経緯を指摘しなければなりません。これについても解明されないままであります。

 委員会では、我が党の駒田議員が、こうした事実や疑惑の指摘がある以上、少なくとももう1社加えて不動産鑑定をやり直してはどうかと提案しましたが、これに対して耳をかそうともしなかった当局の態度は、市民の貴重な財産を守る立場とは言いがたいと言わなければなりません。この議案に反対するゆえんであります。

 続いて、議案第27号の市道認定について。この議案に含まれている市道一身田大古曽12号線及び13号線について、認定に反対せざるを得ません。もちろん他の認定案件については異論はありませんが、これら問題点を含む認定案件である以上、反対せざるを得ないのであります。2つの道路は、看護大学の誘致に名をかりて、大和開発の大規模開発の手助けをする以外の何物でもありません。これらの道路は、当該開発事業には進入路として、まさに不可欠のものであります。すなわち、この道路がなければ、開発予定地には一歩たりとも進入できないわけであります。にもかかわらず開発業者には1円の負担も求めず、全額公費で、しかも2本もの道路を新設するなどは、癒着と言われても弁解の余地がないのではないでしょうか。看護大学を錦の御旗に掲げるなら、大学は、県が求めた学生の通学にとってもっと便利な場所を選定すべきであります。このような疑惑を残す案件には、賛成することはできません。

 続いて、議案第39号平成6年度津市一般会計について。打ち続く不況の中で、競艇場の大規模改築やサイエンス計画での100億円に上る債務保証などの不要不急の大型支出を優先するのか、市民生活を守り、市内中小企業に積極的に仕事をしてもらう、市民生活擁護、不況克服の支出を優先させるのか、今そのことが厳しく問われているのではないでしょうか。

 総務財政委員会でも、今こそ積極的な財政運営をとする意見が出されました。全く同感であります。今こそ競艇事業特別会計の約120億円に上るため込みも含め、総額200億円に上る各種基金積み立てを、市民生活擁護、不況克服に真に役立つ方向で活用すべき時期ではないのでしょうか。今こそ、地方税法で認められている法人市民税の税率引き上げで、市民生活を守る財源を積極的につくり出していくべきではないのでしょうか。

 個人市民税までが減収になるという未曾有の緊急事態に直面して、口先では厳しい厳しいと言い、生活道路や排水対策の費用が実質削減され、保育料はことしもまた例年のごとく引き上げられています。老人福祉の費用まで冷酷に削れ削れと言われる中で、一方ではつくり得る財源をつくらず、不要不急の支出をなぜか急ごうとする。今回の予算は、到底市民が納得し得るものではないでしょう。

 しかも、厳しさを強調しながら、相も変わらず海外旅行が計画され、交際費も、これまた相変わらずの使われ方になるものと考えざるを得ません。消費譲与税など消費税関連の歳入や利子割交付金が含まれていることも、あわせて指摘しておかなければならないと思います。

 本予算の少なくない部分が、市民生活に役立つさまざまな分野の事業に使われることを認めつつも、以上の理由から、本予算案には賛成できません。

 続いて、議案第40号平成6年度津市モーターボート競走事業特別会計予算について。競艇事業にまつわるさまざまな不公正については、これまでからも繰り返し厳しく指摘したところであります。ボートやモーターの購入、コンピュータ関連の契約のあり方、船舶振興会交付金の運用のあり方など、これまで指摘してきた問題点は、いまだ全く解決されておりません。しかも、厳しい経済事情の中で、ここだけは別天地ででもあるかのような施設の全面改築計画であります。繰り返します。今こそ多額の財政調整基金は一般会計に大幅に繰り入れて、市民生活擁護、不況克服のために活用すべきであります。今、厳しい市民生活をよそに、のうのうと施設改善に大金を投じるならば、いよいよ市政に対する市民の信頼は失われざるを得ません。この議案に反対する理由であります。

 次に、議案第41号津市と畜場事業特別会計予算及び議案第49号津市駐車場事業会計予算について、反対の理由はただ一つ、まさに理不尽な消費税の課税であります。

 最後に、議案第50号平成6年度津市水道事業会計予算について。第1は消費税であります。せっかくの食料品非課税の合意がなされているにもかかわらず、いまだに実現していません。せめて住民の暮らしに責任を持つ自治体として、率先、水への課税をやめるべきであります。また、本年からは長良川河口ぜきからの導水事業が始められます。どのような口実を設けても、無謀なこの計画が市民に納得される余地は全くありません。

 以上2つの理由から、この議案には反対せざるを得ません。

 以上で、日本共産党議員団の見解の表明を終わります。各位の御理解と御賛同を心からお願い申し上げ、討論といたします。ありがとうございました。(拍手)



◆6番(梅崎保昭君) 簡単でございますので、自席からの発言をお許しいただきたいと思います。

 公明党議員団の上程議案に対する意見態度について申し述べたいと思います。

 議案第41号、49号、加えて50号について反対をいたします。他については賛成をいたしたいと思います。

 この3議案につきましては、いずれも消費税に関連して反対するものでありますけれども、私どもといたしましては、消費税は撤廃すべきであるとの考え方をこれまでもとってまいりましたし、これからも基本的に同じ考え方であります。しかしながら、この消費税のよしあしの判断は別といたしまして、国民の間に、さらには財政制度上、国から地方自治体まで体系化され、定着してきていることも事実であります。したがって、一般会計の歳入にあります消費譲与税や歳出関係のいわゆる出の消費税につきましては、地方自治体として判断できる客観情勢が、非常に厳しく狭まってきていることも理解できるところであります。

 議案第41号、49号、50号につきましては、いずれも市民生活に密接に関連し、しかも、市民生活の根幹をなすものであります。これらの事業内容やまた職員の方々の取り組み、また成果については評価をいたすところであります。さらに、先ほどからも申し上げておりますように、消費税に対し地方自治体として判断する幅が限られている状況は理解いたしますものの、市民生活の厳しい昨今、生活の根幹をなすものに消費税を課すことは、現時点で賛成することはできない、このように思うわけでございます。

 以上が公明党議員団としての意見、態度でございます。よろしく御理解をいただきますことをお願い申し上げる次第であります。終わります。



◆8番(大西禧夫君) 簡単でございますので、私も自席からの発言をお許しいただきたいと思います。

 私は社会党議員団を代表いたしまして、今回上程になっております議案に対する態度と意見の表明をさせていただきたいと思います。例年のことでございますが、今回も上程されております議案の中で、第41号平成6年度津市と畜場事業特別会計予算、第49号平成6年度津市駐車場事業会計予算並びに第50号平成6年度津市水道事業会計予算について反対し、その他については賛成を表明いたします。

 反対いたします議案につきましては、いずれも利用料金に消費税が転嫁されたものであります。この消費税に関しましては、私ども日本社会党は、低所得者世帯、老人世帯、母子世帯等の社会的弱者に対する負担の増加、さらには不公平処理を指摘してまいったところでございます。この意味から、特に市民のだれもが日常使用しなければならない水道料金を初めとする消費税が転嫁されております先ほどの3案に対し、反対を表明するものであります。

 以上よろしくお願い申し上げます。



◆19番(川瀬利夫君) 議事進行について=ただいま上程中の議案第3号より第50号に至る各案並びに議提議案第1号より第3号に至る各案については、関係常任委員会において慎重に審査され、先ほどの報告に接しました。ついてはこれにて質疑、討論を打ち切り、直ちに採決されたい。以上の動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)



○議長(稲守久生君) ただいまの川瀬議員の動議は成立いたしました。

 これにて質疑、討論を打ち切り、これより採決を行います。

 最初に、議提議案の採決を行います。議提議案に対する委員長報告は否認でありますので、原案について採決を行います。議提議案第1号、第2号及び第3号に対し、御賛成の方の御起立を願います。

          〔賛成者起立〕



○議長(稲守久生君) 起立少数であります。よって議提議案第1号、第2号及び第3号は否決されました。

 続いて、議案第3号より第50号に至る各案の採決を行います。

 一部反対の声をお聞きいたしておりますので、分けて採決を行います。

 最初に、議案第3号より第50号に至る各案中、議案第9号、第11号、第16号、第27号、第28号、第39号,第40号、第41号、第42号、第49号、第50号を除く各案は、委員長報告どおり可決することに御異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(稲守久生君) 御異議なきものと認め、議案第3号より第50号に至る各案中、議案第9号、第11号、第16号、第27号、第28号、第39号、第40号、第41号、第42号、第49号、第50号を除く各案は、原案どおり可決確定いたします。

 次に、議案第9号、第11号、第16号、第27号、第28号、第39号、第40号、第42号に対し、委員長報告どおり可決することに御賛成の方は御起立を願います。

          〔賛成者起立〕



○議長(稲守久生君) 起立多数であります。よって議案第9号、第11号、第16号、第27号、第28号、第39号、第40号、第42号は原案どおり可決確定いたします。

 続いて、議案第41号、第49号、第50号に対し、委員長報告どおり可決することに御賛成の方は御起立を願います。

          〔賛成者起立〕



○議長(稲守久生君) 起立多数であります。よって議案第41号、第49号、第50号は原案どおり可決確定いたします。

 次に、日程第2、請願の審議に進みます。

 去る3月15日の本会議において関係常任委員会へ審査を付託いたしました請願第1号、第2号、第3号につきましては、お手元に配付いたしましたとおり、関係常任委員長より審査報告書並びに継続審査申出書が提出されました。つきましては、議事の進行上、事務局長の朗読をもって委員長報告にかえたいと存じますが、御異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(稲守久生君) 御異議なきものと認め、さよう決します。

 審査報告書並びに継続審査申出書を事務局長に朗読させます。

          〔事務局長 平松 利幸君 朗読〕

          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               請願審査報告書

                           平成6年3月16日

   津市議会議長

    稲守久生殿

                            経済環境委員会

                             委員長 吉田 修

 本委員会において審査の結果、次のとおり決定したので報告します。

                    記

請願第1号 地方バス生活路線運行維持補助制度の改善を求める請願

審査の結果 全会一致をもって採択

          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               請願審査報告書

                           平成6年3月18日

   津市議会議長

    稲守久生殿

                            総務財政委員会

                             委員長 小倉昌行

 本委員会において審査の結果、次のとおり決定したので報告します。

                    記

請願第3号 市内電話料金値上げに関する請願

審査の結果 賛成少数をもって不採択

理由    願意はある程度理解できるものの、採択するには時期尚早であるため。

      なお、一部委員より継続審査されたいとする意見が出されたことを付記する。

          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               請願継続審査申出書

                           平成6年3月16日

   津市議会議長

    稲守久生殿

                            教育厚生委員会

                             委員長 佐藤肇子

 本委員会は下記請願について、全会一致をもって引き続き継続審査を要するものと決定したから、認められるよう申し出ます。

                    記

請願第2号 児童福祉法にもとづいた保育制度の拡充を求める請願

理由    なお慎重に審査するため。

          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(稲守久生君) ただいまの報告に対し、御意見もしくは討論がございましたら御発表を願います。

          〔2番 若林 泰弘君 登壇〕



◆2番(若林泰弘君) ただいまの委員長報告の中で、請願第1号、第2号につきましては、委員会の結論に同意するものでありますが、請願第3号につきましては、委員会の結論は不採択でありますが、やはりどうしても採択をしていただきたい、採択をすべきである、そういう立場で意見を申し述べたいと思います。

 委員会において、本請願は極めて誠実にかつ慎重に審査されたものと考えます。そして、残念ながら結論は不採択とはなりましたが、委員会での大方の意見は、さらに詳しい状況の把握が必要であるということでありました。

 電話料金、とりわけ市内通話料金が市民生活に及ぼす影響は極めて重大であります。既に昨年10月から公衆電話料金につきましては、10円当たりの通話可能時間を短縮するというやり方で、電話料金の値上げが進められています。さらに、今年4月からは、当初料金の3倍に当たる1分10円が強行されようとしているのであります。また、通話料金だけでなく、基本料金や番号案内料金なども大幅に引き上げる計画が進められようとしています。

 値上げはやむを得ないものなのか。決してそうではありません。値上げを強行しようとするNTTは、実は極めて大きな利益を上げ、内部留保も日本一、5兆4,000億円にも上っているのであります。赤字とされている市内通話に限ってみても、事実は決してそうではなく、1992年度決算においても、248億円もの黒字を出しているのであります。市民生活を直撃するという意味で問題であるだけでなく、極めて大きな黒字を上げていながら、なお一般利用者に犠牲を押しつける値上げであるという意味でも、今回計画されている値上げ案は許すべからざるものであります。

 また、本請願は、市民生活を守る上で極めて重要な意味を持つものであり、ぜひとも採択されるべきものであると考えるものであります。

 以上が我々の見解であります。ぜひ意のあるところを御理解いただき、御賛同いただきますよう重ねてお願い申し上げ、討論とします。

 以上であります。



◆19番(川瀬利夫君) 議事進行について=ただいま上程中の請願につきましては、これにて質疑、討論を打ち切り、直ちに採決されたい。以上の動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)



○議長(稲守久生君) ただいまの川瀬議員の動議は成立いたしました。

 これにて質疑、討論を打ち切り、直ちに採決を行います。

 最初に、請願第1号は委員長報告どおり採択することに御異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(稲守久生君) 御異議なきものと認め、請願第1号は採択することに決します。

 続いて、請願第3号は委員長報告は不採択でありますが、採択について採決を行います。請願第3号に対し採択することに御賛成の方は御起立を願います。

          〔賛成者起立〕



○議長(稲守久生君) 起立少数であります。よって請願第3号は不採択と決します。

 続いて、請願第2号は、委員長の申し出どおり次の議会まで継続審査することに御異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(稲守久生君) 御異議なきものと認め、請願第2号は次の議会まで継続審査することに決します。

 以上をもちまして今期定例会に提出されました案件は全部議了いたしました。

 これにて会議を閉じます。

 定例市議会を閉会いたします。

          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(稲守久生君) 閉会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。

 今期定例会は、3月2日から本日までの22日間、長期にわたり、新年度予算を初めいずれも重要な案件を熱心にかつ慎重に御審議を賜りまして、皆様の御協力をいただき、本日ここに終了することができましたことに対しまして、厚く御礼を申し上げます。

 また、病気入院中でございました岡村市長も、一昨日退院され、自宅療養されていると伺っております。御自愛の上、市勢発展のために御尽力を賜りますことを御祈念申し上げます。

 また、当局、議員の皆さんにおかれましては、新年度が21世紀に向けて飛躍の年でありますよう御活躍をお願いをいたしまして、甚だ簡単ではございますが閉会のごあいさつといたします。どうも長期間御苦労さんでございました。(拍手)



◎市長職務代理者(近藤康雄君) 閉会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。

 今期定例会は、今月の2日に開会以来、長期にわたりまして、条例の制定、当初予算等、慎重に御審議をいただきまして厚くお礼申し上げます。本会議あるいは常任委員会を通じまして数々の御提言をちょうだいいたしましたが、十分留意いたしてまいりたいと存じますので、今後とも格別の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 なお、皆さん方には大変御心配をいただいておりますが、岡村市長には手術後の経過も順調で、去る21日に退院いたしました。現在自宅療養中でございまして、今月末ごろには公務に復帰していただけるものと存じておりますので、この場をおかりいたしまして御報告申し上げます。

 以上、甚だ簡単でございますが、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。長期間まことにありがとうございました。(拍手)

     午前11時31分閉会