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三重県 津市

平成 6年  3月 定例会(第1回) 03月15日−04号




平成 6年  3月 定例会(第1回) − 03月15日−04号 − P.0 「(名簿)」








平成 6年  3月 定例会(第1回)



          平成6年第1回津市議会定例会会議録(第4号)

          平成6年3月15日(火曜日)午前10時開議

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                議事日程(第4号)

第1 上程議案に対する質疑並びに市政一般質問

 議案第3号 津市議会の議員及び市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の制定について

 議案第4号 津市議会の議員及び市長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の制定について

 議案第5号 津市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部の改正について

 議案第6号 津市職員の勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部の改正について

 議案第7号 委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部の改正について

 議案第8号 津市財産に関する条例の一部の改正について

 議案第9号 津市国民健康保険条例の一部の改正について

 議案第10号 津市重度心身障害者等介護手当の支給に関する条例の一部の改正について

 議案第11号 津市工場誘致奨励条例の一部の改正について

 議案第12号 津都市計画事業津駅前第二土地区画整理事業施行条例の一部の改正について

 議案第13号 津市都市公園条例の一部の改正について

 議案第14号 津市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部の改正について

 議案第15号 財産の取得について

 議案第16号 財産の交換について

 議案第17号 民事調停について

 議案第18号 事務の受託に関する協議について

 議案第19号 事務の受託に関する協議について

 議案第20号 事務の受託に関する協議について

 議案第21号 事務の受託に関する協議について

 議案第22号 事務の受託に関する協議について

 議案第23号 事務の受託に関する協議について

 議案第24号 事務の受託に関する協議について

 議案第25号 事務の受託に関する協議について

 議案第26号 市道路線の廃止について

 議案第27号 市道路線の認定について

 議案第28号 平成5年度津市一般会計補正予算(第7号)

 議案第29号 平成5年度津市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第4号)

 議案第30号 平成5年度津市と畜場事業特別会計補正予算(第2号)

 議案第31号 平成5年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

 議案第32号 平成5年度津市下水道事業特別会計補正予算(第6号)

 議案第33号 平成5年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第34号 平成5年度津市福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第35号 平成5年度津市奨学金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

 議案第36号 平成5年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)

 議案第37号 平成5年度津市老人保健医療事業特別会計補正予算(第3号)

 議案第38号 平成5年度津市水道事業会計補正予算(第3号)

 議案第39号 平成6年度津市一般会計予算

 議案第40号 平成6年度津市モーターボート競走事業特別会計予算

 議案第41号 平成6年度津市と畜場事業特別会計予算

 議案第42号 平成6年度津市国民健康保険事業特別会計予算

 議案第43号 平成6年度津市下水道事業特別会計予算

 議案第44号 平成6年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算

 議案第45号 平成6年度津市福祉資金貸付事業特別会計予算

 議案第46号 平成6年度津市奨学金貸付事業特別会計予算

 議案第47号 平成6年度津市土地区画整理事業特別会計予算

 議案第48号 平成6年度津市老人保健医療事業特別会計予算

 議案第49号 平成6年度津市駐車場事業会計予算

 議案第50号 平成6年度津市水道事業会計予算

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              会議に出欠席の議員

 出席議員

       1番 竹田 治君       2番 若林泰弘君

       3番 佐藤岑夫君       4番 竹沢陽一君

       5番 阿部健一君       6番 梅崎保昭君

       7番 中村 治君       8番 大西禧夫君

       9番 篠田耕一君      10番 岡野恵美君

      11番 駒田拓一君      12番 小林賢司君

      13番 田村宗博君      14番 小倉昌行君

      15番 中川隆幸君      16番 西川 実君

      17番 佐藤肇子君      19番 川瀬利夫君

      20番 日野 昭君      21番 吉田 修君

      22番 岩本 勝君      23番 西浦澄夫君

      24番 安藤之則君      25番 北野 薫君

      26番 伊藤 昭君      27番 山岡祥郎君

      28番 欠員         29番 井ノ口昭太郎君

      30番 山舗公義君      31番 稲守久生君

      32番 森 錦一君      33番 田中 巧君

      34番 小田新一郎君     35番 川合 務君

      36番 岡部栄樹君

 欠席議員

      18番 岡本文男君

              会議に出席した説明員

    助役                    近藤康雄君

    収入役                   松下憲夫君

    市長公室      市長公室長       森 貞夫君

              企画調整課長      宮武新次郎君

    プロジェクト推進部 プロジェクト推進部長  藤波津三君

              プロジェクト推進部次長

                          森 恒利君

              兼プロジェクト推進課長

    総務部       総務部長        宇田川和風君

              総務課長        糸川洪司君

    財務部       財務部長        大河内徳松君

              財務部次長兼財政課長  西口清二君

    市民部       市民部長        家城隆一君

              市民対話課長      三井征一君

    環境部       環境部長        伊庭弘大君

              環境管理課長      伊藤和佳君

    福祉保健部     福祉保健部長      澤田信之君

              福祉管理課長      川村麒一郎君

    同和対策室     同和対策室長      中山邦彦君

    産業労働部     産業労働部長      片岡次夫君

              労政監兼商工課長    小柴淳治君

    競艇事業部     競艇事業部長      岡部高樹君

              競艇事業部次長

                          森 茂樹君

              兼管理課長

    検査室       検査室長        濱口文吉君

    都市計画部     都市計画部長      小河俊昭君

              都市計画管理課長    木村 正君

    建設事業部     建設事業部長      錦 金則君

              街路公園課長      加藤博敏君

    下水道部      下水道部長       福森 操君

              業務課長        奥山直猛君

    消防本部      消防長         奥田 久君

              防災調整担当参事

                          大杉忠司君

              兼消防本部次長

    収入役室      参事兼副収入役     別所正継君

    三重短期大学    三重短期大学学長    岡本祐次君

              三重短期大学事務局長  野田武義君

    水道局       水道事業管理者     河合安雄君

              水道局次長兼総務課長  米澤和郎君

    教育委員会     教育委員        國府谷 濟君

              教育長         荒木 務君

              教育次長        伊東武年君

              管理課長        谷中 憲君

    監査委員                  鈴木 有君

              監査事務局長      坂口賢次君

    選挙管理委員会   選挙監兼選挙管理

                          竹谷喜生君

              委員会事務局長

            職務のため出席した事務局職員

  事務局長  平松利幸君    事務局次長  岡山彰一君

  議事課長  大西一治君    調査課長   豊田精一郎君

  主査    中村研二君    主査     工藤伸久君

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◎副議長(岡部栄樹君) 前日に引き続きただいまより本日の会議を開きます。

 直ちに日程に入ります。

 通告順による総体質問を続行いたします。34番小田新一郎君。

          〔34番 小田新一郎君 登壇〕



◆34番(小田新一郎君) おはようございます。私は市政研究会を代表いたしまして、議案並びに市政一般について質問をいたします。

 質問の最後でございまして、連日の質疑で大変お疲れのことと存じますが、質問も多く恐縮に存じますし、できるだけ整理をして質問を簡単に行ってまいりたいと思います。ともすれば時間が長くなりましたら、お許しをいただきたいと思います。当局におかれましても、答弁におきましては簡潔明瞭にお願いをいたしておきます。

 初めに、今日の経済情勢はまさしく厳しいものがございまして、市の財政におきましても財源確保に大変苦慮され、まして平成6年度の予算編成に当たりましては、国の予算編成のおくれもございましたし、当局におかれましても、財政は財政の立場で、各部署は部署への予算配分等々の思いがある中で、この3月議会に向けての御努力に対し、まずもって敬意を表しておきたいと思います。

 いかに情勢が厳しくとも、市民の生活は休むことなく、ゆとり、豊かさを求めて脈々と動いているわけでございます。津市におきましても、第3次総合計画が後期に入っておりまして、その事業達成への取り組み、さらには21世紀に向けての第4次総合計画策定作業が進められております。計画達成のためには、国県からの財源確保が言うまでもなく重要でございます。財政運用におきましても、効率的運用がより強く求められてこようかと思いますが、大変な時期であると思いますけれども、町の活性化も進めなければなりませんし、今後は特に大きなプロジェクト事業もございまして、課題も多く抱えている現状でございます。

 岡村市長におかれましては、病気療養中ということでございますが、一日も早い御回復を願っております。また、今期で御勇退ということでございますが、今日までの御功績と御苦労に対して、改めて敬意を表しておきたいと思います。後任を近藤助役に託すということでございまして、近藤助役も出馬表明をなされたところでございます。県での実績、助役としての経験を生かすためにも、格別の御奮闘を会派一同期待をいたしております。

 1点目の予算編成についてでございますが、要望とさせていただきます。今後の財政運営は、るる論議がございましたように、税収の減、財政状況から見ても、平成4年度の経済収支比率79.9%、危険信号でございます。公債比率は、報告にもございましたように13.3%で、要注意に近づいております。地方債残高約325億円ございますし、特別会計等の分も考えますと、大変厳しい状況にあると言えます。必要でないものは思い切って見直しをする、必要なものには十分手当てをしていく、こうした姿勢で財政運営に当たっていただきたいと思います。

 また、この際、行政改革の取り組みにつきましても強化をいただくなど、健全な行財政運営に努めていただきますよう要望しておきます。

 第39号関係の予算に関しましての項の中でございますけれども、2点目の総務費関係でございますが、通告しておりました中の1つ目、4つ目、5つ目につきましては、聞き取りの段階、さらには昨日までの論議で理解をいたしましたので、要望とさせていただきます。

 まずその1つ目の鉄道沿線状況調査についてでございますが、昨日の森先輩の質問にもございましたように、今回調査費として計上されましたことは、一定の評価をしておきたいと思います。調査に当たりましては、できるところはどこなのか、また都市計画街路とのかかわり等十分視野に入れて、実現に向けて取り組んでいただきたいことを要望いたしておきます。

 次に、4つ目の支所維持工事費につきましては、聞き取りの段階で理解をいたしました。支所は、御承知のとおり、昭和42年から49年の間に建築されておりますが、修理を要する箇所も多くあるやに聞いています。住民サービスの立場からも、計画的にかつ敏速に改修をお願いしますとともに、津市住みよい福祉環境づくり推進指針を十分導入いただきまして、改善の実を上げていただきますよう要望いたします。

 次に、5つ目の文物展開催につきましては、昨日の論議で理解をいたしましたので、質問は取りやめますが、鎮江市との友好都市提携10周年を記念し実施される事業でございます。10周年という一つの節目の大事な行事でありますので、ぜひとも成功させていただき、友好の実を上げていただきますことをお願いし、要望とさせていただきます。

 続いて質問に入ります。総務費中、2つ目の仮称伊勢湾海上交通開発促進協議会についてでございますが、発足に当たっての組織をどう考えておられるのか。また、具体的活動内容についてお尋ねをいたします。

 3つ目の行政管理システム開発についてお伺いをいたします。OA化に向け、日野議員を初め多くの方々から議会におきましても御提言がされ、当局におかれましては、OA化推進計画作成のもと、鋭意御努力をいただいているところでございます。OA化は、言うまでもなく秒進分歩の勢いで進歩いたしておりますし、早期な推進が求められています。こうした状況下で、当市としてどこまでOA化が進んだのか、また平成6年度の計画と以降の取り組みについてお尋ねをいたしておきます。

 3点目は、民生費の中から、福祉ファックス工事についてお伺いいたします。我が会派の岡部議員より御提言申し上げた事項でございますが、設置計画をいただきましたことにお礼を申し上げておきます。具体的にはどこにいつごろ設置をお考えなのか、お尋ねをいたします。

 4点目は、衛生費の中からお伺いをいたします。まず、生活排水対策事業でございますが、聞き取りの段階で理解をいたしましたので、要望とさせていただきます。

 多くの市民に親しまれてきた岩田川を取り戻そうという立場で、我が会派の伊藤議員あるいはまた昨年は川瀬議員その他の皆様方からも多く取り上げられている問題でございます。今回も取り上げましたことは、それだけ熱意を持って岩田川の浄化と親水性の事業化に向けての思いが強いということでございまして、ぜひとも御認識をいただきたいと思います。平成4年4月には、岩田川流域が生活排水対策重点区域に指定がされ、以降平成5年3月には、津市生活排水対策推進計画も策定がされてございます。ぜひともこの計画の早期実現に向けて、最善の御努力をいただきますよう強く要望をいたしておきます。

 次に、健康診断の取り組みでございますが、民生費に通告してございまして、衛生費の項の間違いでございましたので、訂正をし、おわびを申し上げますとともに、昨日までの論議の中であるいは聞き取りの段階で理解をいたしましたので、要望とさせていただきます。人生80年時代にふさわしい健康づくりと、生きがいを持って暮らせる地域づくりを積極的に推進しなければなりません。言うまでもなく、健康は生活を支える重要な要素でございます。こうした中で、各医療機関はもとより、保健センターの果たす役割は大きいものがございます。保健センターにおかれましては、健康診査事項も、年々新規事業も導入されるなど充実を図られてきています。今後も、保健予防行政の充実に力を入れていただきますことを要望いたしておきます。

 5点目は、商工費の中からお伺いをいたします。

 まず、ええじゃないか・三重事業でございますが、昨日の答弁で、まつり博・三重’94事業における津市の参加事業であると伺いましたが、私は、県都である津市として、それなりの役割を果たす必要があろうかと思います。事業に創意工夫を重ね、精いっぱい津のPRに努めていただきたいと思います。

 そこで具体的事業内容は何をお考えなのかお尋ねしておきます。

 続いて、御殿場亀の越仮設公衆便所設置及び撤去事業についてでございますが、言うまでもなく、御殿場海岸は、潮干狩り、海水浴等、大勢の観光客が訪れまして、まさに数少ない津市の観光資源でございます。観光整備はもとより、土地利用計画も含めた町づくり推進が求められている場所と言えます。トイレ対策もその一つだと思います。こうした観点からお伺いしますが、仮設公衆便所の場所、戸数、様式、さらに設置される期間についてお尋ねいたしておきます。

 6点目は、土木費の中からお伺いいたします。

 1つは、安濃川水辺空間整備事業についてでございますが、津に初めて親水性のある水辺空間整備事業として、平成6年度からスタートされるわけでございます。新しい町づくりの観点から、大いに期待をいたしております。質問としましては、具体的な事業計画内容についてお尋ねをしておきます。

 2つ目は、海岸清掃事業についてお伺いいたします。海岸清掃事業は、港湾管理者である三重県、さらには近隣の住民の皆様、企業のボランティアの皆様の御協力をいただきながら実施がされているようでございます。さらにまた、駒田議員を初め多くの方々から海岸の清掃問題についても御提言がなされている事項でございますが、平成6年度の予算は5年度に比べ約6倍の計上がございまして、そこで海岸清掃の今日までの経過と、今後の取り組みについてお伺いをいたしておきます。

 3つ目は、津港湾振興協議会についてお伺いいたします。重要港湾である津港区の港湾機能向上を図るため、組織強化をいただき、検討を進められているところでございますが、協議会設置後の経過と今後の取り組み及び組織についてお伺いをいたします。

 7点目は、耐震性防火水槽についてお伺いをいたします。もし有事の際には、信頼のおける水槽であろうかと思います。そこで、質問としましては、現在の設置数及び今後の計画、また貯水の量はどれくらいか。水は上水を使用されておられるのかお尋ねをいたします。

 8点目は、津シティマラソンについてお伺いいたします。今年度の開催に当たりましては、コースも競艇場を発着とする市街地に、種目もあわせて変更されるなど、思い切った実施と警察の理解、御協力、さらには関係された皆様に感謝を申し上げる次第でございます。質問でございますが、具体的実施内容と実施後のフォローアップについてどのように対応されているかお尋ねをいたします。

 続きまして、市政一般について質問いたします。

 1点目は、教育方針についてお伺いいたします。

 1つ目は、教育研究所についてでございますが、教育研究所の具体的な活動内容、さらには現在古い狭い場所で設置がされております研究所の新規建てかえを含めた建設計画はどのようにお考えかお尋ねをしておきたいと思います。

 2つ目は、老朽化に伴う諸施設の整備についてでございますが、まず第4次学校整備計画の推進状況につきましては、昨日の質問で理解をいたしましたので、割愛させていただきます。

 次に、体育施設並びに公民館の整備及び建設計画はどのようにお考えかお尋ねいたします。

 次に、図書館の充実でございますが、図書館も開館以来6年を経過いたしまして、蔵書冊数も21万冊、年間貸し出し冊数約70万冊を超えるやにお聞きします。徐々に充実を図られており、関係各位のこれまでの御努力に敬意を表する次第でございます。

 質問の1つ目ですが、我が会派の伊藤議員から、貸し出し時間の延長について要請を行ってきたところでございますが、その後の検討経過についてお尋ねいたします。

 次に、情報機能の充実についてお伺いいたします。図書館としての基本方針がございますことは理解できます。先ほども申し上げましたが、当図書館は評価も高まっているとお聞きしますし、さらに充実に向け御努力をいただいている中ではございますが、市民皆様のソフト面の充実とでもいいますか、利便性を考えた情報の収集と提供が求められています。こうした観点から、市民センター、公民館等に図書館とのオンライン化をぜひとも推進いただきたいと思いますが、お考えをお伺いいたします。

 次に、地方紙の設置についてお伺いいたします。マスメディアの発達は著しく、情報があふれていると言っても過言ではございません。津市もテレトピア構想もあるわけでございまして、新しい分野の開発も必要でありますが、とりわけその中で新聞は、歴史と伝統を持ち、社会の中で、家庭の中で生き続けております。新聞の果たす役割は大きいものがあると思います。三重県は、南は南紀、北は桑名、一山越えて伊賀があり、こうした地方御出身の方々が津市にお住まいの方も多いと思います。こうした観点から、現在設置されている新聞に加えまして、地方紙の設置をいただきたいというふうに思いますが、お考えをお伺いいたします。

 4つ目は、町づくりに教育関連事業の導入を促進いただきたいということでございます。学校教育、社会教育におきましても、特に自然と触れ合う施設が当市には少ないと思います。津市は山、海、川と自然に恵まれた土地でございます。さらにまた、県都でございます。現在ビッグプロジェクト事業も推進されておりますが、また第4次総合計画にも計画されるでありましょうし、こうした事業計画の中に、調査研究機能、観察学習機能、体験学習機能を備え、遊び心を持ったテーマ館や植栽園等併設をいたしまして、味わいをつけていったらどうでしょうか。御所見をお伺いいたします。

 2点目は、中勢北部サイエンスシティ事業についてお伺いいたします。10年余にわたり推進されてきましたサイエンスシティ事業も、いよいよ事業化への段階に入ってまいりましたことを喜ばしく思いますとともに、ぜひとも成功し、新しい町として発展することを期待をする一人でございます。平成6年度においては、事業面でどのように進められておるのか、具体的にお示しをいただきたいと思います。

 次に、第1期事業計画の作成とともに、用地買収も具体的に進められているようでございますが、特に道路等の基盤整備は先行して進められるべきだと思いますし、また排水対策は、当地域下流の現状から考えますと、十分留意していただく必要があると思いますが、その取り組みについてお伺いをいたします。

 次に、企業立地を支援し、利便性を高める施設として、中核施設の整備計画が予定されていますが、こうした施設におきましては、21世紀を展望し、科学技術をテーマとした設備の導入を考えることも必要かと思いますが、お考えをお伺いいたします。

 また、先ほども教育方針の中で申し上げましたが、サイエンスシティ計画区域内では、大規模な公園の整備計画があるようでございますので、その一角に、例えば中学生が自然に触れ合い、農業等の体験学習ができるよう、空間やテーマ館等の施設が考えられるかどうか、お考えをお伺いいたします。

 3点目の長谷山レクリエーションエリア事業につきましては、昨日までの論議で理解をいたしましたので、要望をさせていただきます。先般全協で御説明があったわけでございますが、やはり私は、あの全協の場での結論を出されたのは軽率ではなかったかというふうに思います。昨日までの論議でもいろいろな意見がございますので、今後全庁的な立場でさらに御検討を賜りたいと思います。

 私どもの会派としましては、仮称歴史郷土資料館は建設をすべきであるという立場でございますが、いろんな機会を通じ、会派としてもさらに意見を述べてまいりたいと思います。何はともあれ、市民の憩いの場の一つとして、大いに期待をされている事業でございます。長谷山レクリエーションエリア事業が、早期実現できますように要望いたしておきます。

 4点目の仮称津市高齢者保健福祉計画につきましても、昨日までの論議で理解をいたしました。要望にかえておきたいと思いますが、いよいよ平成6年度を初年度として、実施計画に入るわけでございます。初年度予算も、昨日までの答弁の中で1億円が計上されたということでございますが、平成11年に向けてスタートするわけでございまして、福祉の津市としてさらにレベルアップをいただきますよう要望いたしておきます。

 5点目は、津市住みよい福祉環境づくり推進指針の取り組みについてお伺いをいたします。機運も高まり、実績も上げられておるところでございます。そこでお尋ねをいたしますが、現在の庁内における取り組み状況はどういう取り組みをなされておるのか。さらにまた、これまでの実績についてお伺いをいたします。

 次に、公共建物につきまして、トイレの手すりの設置をお願いをいたしたいと思うわけでございます。特に立ちかがみする和式トイレでは、高齢者の方々、大変御苦労をされております。制度の適用をいただき、推進いただきたいと思いますが、お考えをお伺いいたします。

 6点目の三重県のごみ発電事業計画に関連しての質問につきましては、昨日までの質疑で理解をいたしましたので割愛いたしますが、委員会等それぞれの機会を通じ、意見の反映をいたしてまいりたいと思います。

 7点目は、道路整備の事業化促進について3点ほどお伺いをさせていただきます。

 道路整備につきましては、市道だけでも総延長770キロあるやにお聞きします。770キロといいますと、津から仙台を越える距離だそうです。この量の道路網と幹線を含めた道路の維持管理と、日々要請の強い新設改良工事に鋭意御努力をされ、成果を上げられている当局に対し、敬意を表しておきたいと思います。しかしながら、その御努力にもかかわらず、まだ未解消の分も多く残されているのも現状でございます。道路整備の事業化促進につきましても、多くの方々から御提言がなされている事項でございますが、さらに促進をいただく立場で質問と要望を申し上げたいと思います。

 まず1つ目の通勤時間短縮推進道路の整備につきましてでございますが、聞き取りの段階で理解いたしましたので、要望にとどめておきたいと思います。津市への通勤だけを考えても、マイカーの通勤は非常に高く、道路網の整備なくしては通勤時間の短縮はあり得ません。通勤時の実態を見てみますと、国道23号線にかかわる白塚口から上浜町付近、さらには雲出交差点付近等におきましては、慢性的な交通渋滞でございます。阿漕踏切付近、さらにJA津安芸農協付近、その他にもございますが、特に通勤時の渋滞は御承知のとおりでございます。

 一方、世界的にも、日本は働き過ぎであると指摘がされる中で、労働組合は時間短縮を重点課題として取り組んでおられます。実働時間内の短縮はそれぞれの取り組みに期待をいたしまして、行政サイドの役割は、通勤時間の短縮、それは何といっても交通網の整備でございます。こうした観点から、通勤時間の短縮というインパクトを持って、交通渋滞の解消に向け取り組んでいただきますことを強く要望いたしておきます。

 次に、近隣市町村との触れ合いロードと申しましょうか、あるいはアクセス道路と表現した方がぴったりかもしれませんが、よく言われますように、津市に入ると道が悪い、リーダー格としてももっと道路の整備をちゃんとすべきだ。議会におきましても多くの皆様から御提言がなされている事項でございます。

 そこでお尋ねいたします。河芸町との道筋、一身田町河芸線、また安濃町との県道草生窪田津線、さらに片田工業団地から久居に向けての市道片田町久居戸木線等、近隣市町村のみならず、本市にとっても非常に整備促進が望まれる道路と認識をいたしておりますが、その整備計画あるいは進捗状況についてお伺いをいたします。

 3つ目は、歩ける道筋、川筋、海岸筋に安全な歩行空間の整備をということでございますが、この項につきましても要望とさせていただきます。道筋につきましては、現在まで優しい町づくり事業、シンボルロード事業、マイロード事業等を推進しておられますが、まだまだ未整備な箇所が多く見られますので、事業の計画化とグレードアップを含め、整備促進に御努力をいただきたいと思います。川筋、海岸筋の整備につきましては、今後の計画の中にぜひとも導入をいただき、検討を深めて、実現に向けて御努力をいただきますように要望をいたしておきます。

 8点目は、重要港湾津松阪港津港区の港湾改定の取り組みについてお伺いをいたします。津港区は課題も多く、特に埠頭の不備により、開港維持、さらに積み荷の荷おろしに大変苦慮しているのが現状でございます。中部新国際空港とのアクセスの受け皿、津の海を守り、育てるためにも、港湾計画は重要な役割を果たす事業だと思います。こうした観点から、今回の港湾計画改定は、特に重要だと思いますし、何分にも管理が県でございますだけに、津市としても強固なアプローチが必要であろうと思います。

 そこでお伺いいたします。改定に向けての検討内容と、中央の審議会への答申時期はいつごろになるのかお尋ねをいたします。

 次に、海浜利用計画連絡協議会が発足されたやに聞きましたが、発足時期と組織について、また具体的な取り組みについてお尋ねをいたします。

 最後に、御殿場の防風林の親水性についてお伺いいたします。防風林も立派になってまいりました。ぜひ散歩道筋、こうした整備が必要かと思います。お考えをお伺いいたします。

 大変長くなりまして恐縮に存じますが、壇上からの質問は以上で終わります。ありがとうございました。(拍手)



◎副議長(岡部栄樹君) 当局の答弁を求めます。

          〔市長職務代理者 近藤 康雄君 登壇〕



◎市長職務代理者(近藤康雄君) きょうの小田議員のお言葉を初めといたしまして、昨日まで皆様から、議場、それからそれぞれの場で、市長に対しましてお見舞いのお言葉をいただきました。市長にかわりましても、職員を代表いたしましても厚くお礼申し上げたいと思います。

 それでは、市政研究会を代表されました小田議員の御質問に対しまして、主といたしまして港湾関係の主なことについてと、北部サイエンスシティにつきまして、それから道路につきまして、こういった諸点を私から御説明申し上げ、自余は担当部長から御説明申し上げたいと思います。非常に厳しい財政状況の中、財政の立場、それからそれぞれの部課の立場の努力に対しまして、御理解をいただきましたことを感謝を申し上げます。

 まず、第1点の伊勢湾海上交通開発促進協議会の件でございますが、名前が紛らわしくて申しわけありませんが、従来伊勢湾海上交通開発研究協議会、これを持っておりました。この協議会は、中部新国際空港への海上アクセスを初めといたしまして、伊勢湾においても活発化するでありましょう旅客船、それから観光船需要の対応を図りますために、広く伊勢湾におきます将来動向を展望いたし、本市における海上交通事業の成立可能性等の検討を行うことを目的といたしまして、平成4年の3月、9つの企業、団体と、本市の構成により設立をいたしました。

 この協議会の活動経過といたしましては、協議会の下に設けました幹事会を初め、これまでにいろんな検討を行ってまいりまして、また津港区の現況視察などもお願いしたところであります。専門的な立場からも、いろいろ御意見をいただきました。特に平成5年の1月には、議会におきます中部新国際空港アクセス調査研究特別委員会との御懇談の機会を得ることができまして、一層の活動に充実が図られたところであります。

 これまでの協議の中で、陸域におきますところの高速交通網との連携を図る必要がある、それから背後地におきますところの地域資源との連携、こういった方策を検討する必要があると、いろいろ御意見をちょうだいをいたしました。したがいまして、今後こういった点を踏まえまして、民間企業等の構成によりますこの研究協議会を発展的に改組いたしまして、関係いたします市町村等の参加も得まして、仮称でございますが、伊勢湾海上交通開発促進協議会を新年度の早い時期に設立いたしまして、より広域的な推進体制を確立してまいりたい、こんなふうに思いました。

 また、三重県におきましては、去る2月、中部新国際空港への三重県側からの海上アクセスの候補地の選定を検討いたします組織も設置されたところでありますが、周辺の市町村ともども、本市からの海上アクセスがぜひとも可能になりますよう、三重県を初めといたしまして、関係機関へ働きかけを行ってまいりたいと存じておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 次に、津港湾振興協議会でございます。重要港湾の津松阪港津港区の港湾機能の向上を図りますために、津、国、県、商工、水産、津港区に関係のあります関係諸機関の参加をいただきまして、平成4年6月にこの協議会は設立されました。主な事業内容といたしましては、津港区の港湾整備の促進、津港区の振興を目指しまして、今三重県におきまして改定が進められております港湾計画に関しまして、津市要望事項の実現に向けて要望書も提出、また港湾施設などの調査研究を行っております。これからの活動方針といたしましても、港湾計画改定に向けての要望及び改定後におきますところの事業化に向けて、県国を初め、関係機関へ陳情などを行ってまいりたいと存じております。

 また、この協議会の設立当初は、行政を主体として組織しておりましたけれども、港湾計画改定後の事業化に向けまして、組織の再編が必要であると考えております。今後も議会を初め関係各位の御意見を賜りながら活動してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 次に、市政一般、中勢北部サイエンスシティ事業につきましてお答え申し上げます。

 御所見にありましたように、当事業、57年度以降、その早期の事業化を目指しまして、いろいろ調査検討を重ねてまいりましたけれども、おかげをもちまして、昨年度施行されました地方拠点法による位置づけのもとに、いよいよ事業化の段階を迎えることができました。

 そこで、新年度は、平成7年度の造成工事着手に向けまして、本格的な事業展開の年度と考えておりまして、具体的には、農地の整理や開発行為の申請など諸手続を進めてまいりますほか、河芸町及び国県の関係機関との調整も必要になってまいりますことから、河芸町さんの御負担もいただきながら、中勢北部サイエンスシティ整備構想推進協議会におきまして、公園緑地の整備基本計画の作成を初め、第三セクターにて建設運営を考えております中核施設の整備計画や、広域的な交通手段となる紀勢本線の鉄道新駅あるいはヘリスポットに関する設置可能性について調査を行いたい、こんなふうに考えております。

 これとともに、企業誘致活動でありますが、今後ともより積極的な展開が必要とされますことから、申し上げてまいりましたけれども、これまでの活動の継続とあわせ、東京圏におきまして、企業本社あるいは国関係機関とのアプローチが可能な人材を確保いたしまして、誘致活動に支援を得てまいりたい、こんなふうに考えております。

 一方、土地開発公社でございますが、用地の早期取得はもとより、現地の測量、地質調査及び造成工事の設計等を進められるよう依頼を行っているところであります。さらに、こうした事業と並行いたしまして、オフィスアルカディアにつきましては、地域振興整備公団に対しまして、早期事業採択に向けて具体的な事務協議を進めてまいりたいと考えております。

 次に第2点、基盤整備でございます。今年度策定を行っております中勢北部サイエンスシティ第1期事業計画策定調査報告書におきましても、その整備の概要、それから整備スケジュール等に関し整理をしておりますけれども、中でも御指摘の道路整備につきましては、特に早急な整備が必要であると認識しておるところでありまして、アクセス道路といたしまして、引き続き中勢バイパスの早期整備を要望してまいりますほか、市道大里睦合山室町線につきましても、早期着工に向け調査が進められることとなっておりまして、また区域内の幹線道路は、今後の設計によりまして、関係機関と協議を重ねつつ事業化への具体的な方策を求めてまいりたいと思っております。

 次に、排水対策でございます。

 御所見にありましたように、この問題は一番留意をしなければならない基本姿勢、これは御所見のとおりだと思います。放流先のネック点の流下能力に対応いたしました大きな規模の調整池を設置することで、基本的には排水問題は解決できるのではないかと考えております。

 しかし、根本的といいますか、抜本的解決のためには、下流域となりますところの横川、志登茂川の全面改修が最も望ましいのでありますが、これは御承知のようにかなり長期間を要すると思います。ということで、サイエンスシティの開発スケジュールとはなかなか整合できません。

 あえて排水対策ということであれば、志登茂川と横川の合流点におきますところの中山排水機場の改善等を担当等でいろいろ考えておるのでございますけれども、所管の農林水産課の意見を聞いてまいりますと、やはり思い切ってここのところの改善ということは、今少し考えられない、こういうような意見もございます。

 ということでありまして、なかなか今申し上げました抜本的という、横川、志登茂川の全面改修ということがすぐお約束はできないんでありますけれども、しかし、こういった問題も含めまして、下流域の関係者の皆さん、自治会、それから土地改良区の皆さんへの御説明、協議の中で、さらによりよい方法がないものか、そういったことを検討してまいりたい、こんなふうに思います。一番最初に申し上げました調整池におきましての解決、まずこれを具体的にきちんと図ります。

 それから3点目の中核施設の考え方でありますが、1期事業におきまして、オフィスアルカディアにおきまして立地企業を支援いたしまして、就業者の利便性を高める、そんなようないろんな目的を持った施設といたしまして、中核施設の整備を計画しておりますが、当施設は地域振興整備公団や関係企業等の出資を得まして、第三セクターによって建設運営ができないかな、こんなことも検討しております。

 このため、新年度におきまして、中勢北部サイエンスシティ整備構想推進協議会のもとに、この基本的な計画を策定する予定でありますけれども、御提言のような科学技術をテーマといたしました設備の導入等についても研究してまいりたいと思いますので、よろしく御理解、御支援のほどお願い申し上げたいと思います。

 それからサイエンスシティにおきまして、教育機能の導入はという御所見でございました。先ほど申し上げましたように、中核施設は、今後基本計画を策定していく中で、研修あるいは学習機能を果たす施設の整備を研究してまいりたいと考えております。さきの全員協議会で御報告申し上げましたように、第1期事業区域内におきましては、調整池を利用いたしまして、自然環境と共生した大きな規模の公園整備をする計画でありまして、こういった公園におきましても、子供さん方を初め幅広い市民の皆様を対象とした体験学習なんかが可能な御提言の施設につきまして研究してまいりたい、このように思います。

 次に、道路事業につきまして、御要望と一点御質問をいただきました。近隣市町村への触れ合いロードにつきまして、河芸町と本市を結ぶ市道一身田河芸線につきましては、平成6年度より国から補助採択を受けまして、延長約1,100メートル、幅員10.5メートルについて整備をしていく計画といたしております。

 それから県道草生窪田津線につきましては、津市の北部における安濃町とのアクセス道路といたしまして、狭隘で湾曲なところが多く、交通安全上問題のある路線として認識をいたしております。この路線につきましては、大沢池改修事業計画と整合を図り、道路整備事業をしていただいておるところでございますが、今後津市といたしましても、県に対しまして、早期完了に向け要請をしてまいりたいと存じます。

 それから片田工業団地内を経由いたします市道片田町久居戸木線につきましては、国道165号に通ずる重要な幹線道路でありまして、御案内のとおり、久居市戸木町におきまして、平成6年度から5ヵ年計画で、県事業として新しい工業団地の開発計画も予定されておるやに聞いております。今後におきましても、県及び久居市に対しまして、本線の延伸を要請いたしまして、早期実現に向けて努力してまいりたいと考えております。よろしく御理解をお願い申し上げたいと思います。

 最後に、港湾計画改定への取り組みであります。この検討経過につきましてでありますが、現在三重県において、私どもの要望事項について検討されているところであります。具体的な方法といたしましては、津松阪港港湾計画調査委員会及び幹事会におきまして、港湾計画策定に向けて検討が重ねられております。

 津港区の具体的な内容につきましては、津にえざき・なぎさまちプラン、津港区の港湾機能の向上を図るために、公共埠頭の拡張、それから水産振興を図りますために、伊倉津地区におきましての小型船の船だまりの整備、それから新堀地区におきましての物揚げ場の新設、この4点を港湾管理者に要望しておるところであります。

 次に、中央の港湾審議会への諮問時期についての御質問につきまして、津松阪港の港湾計画調査委員会におきまして検討が重ねられた後、本年の10月に地方審議会に諮られまして、11月に港湾審議会に諮問されると聞き及んでおります。本市といたしましても、早期に改定されるよう、県国及び関係機関に働きかける所存でございますので、御理解のほどお願い申し上げたいと思います。

 以上、私からの御答弁を終わります。残余は部長が逐次申し上げてまいります。

          〔総務部長 宇田川和風君 登壇〕



◎総務部長(宇田川和風君) 行政情報管理システム開発につきましてお答えを申し上げます。

 本システムの構築につきましては、平成4年に策定いたしました津市OA化推進基本計画に基づき、平成8年までをその計画期間といたしまして、行政の情報基盤となる個々の基幹システムの開発を行おうとするものでございまして、現在この計画に沿って順調に開発を進めてきております。

 現段階におきます各基幹システムの開発の進捗状況といたしましては、住民記録につきましては昨年8月に、保険年金システムにつきましては本年2月にそれぞれ新システムの移行を完了いたしております。また、印鑑登録につきましても、本年1月から新たにオンラインシステムとして稼働を行ってきているところでございます。また、現在稼働テストの最終段階にあります税務収納システム並びに財務会計システムにつきましては、この4月から順次稼働を予定いたしております。

 次に、今後の開発計画といたしましては、基本計画にあります財務会計に係る予算編成、決算統計並びに契約管理などの各サブシステムの開発と、文書管理システムの開発を進めてまいりたいと考えているところでございます。また、次期の開発予定であります設計積算システムなどの開発につきましても、基幹システムの開発状況を勘案しながら、本計画の見直しを行いつつ、順次開発を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

          〔福祉保健部長 澤田 信之君 登壇〕



◎福祉保健部長(澤田信之君) 議案第39号民生費の福祉ファックスについてお答え申し上げます。

 福祉ファックスの設置につきましては、これまでに議会におきましていろいろ御提言をいただいておりますことから、その後、県及びNTTへ設置の働きかけや、さらに津駅、近鉄及びJR東海に対しましては、設置場所の提供等をお願いしてまいったところでございます。その結果、おおむね設置の見通しがつきましたことから、本議会にその設置費等に関する予算をお願いをしているところでございます。

 その概要について、まずファックスの設置は、本市の責任において設置を行い、設置場所につきましては、津駅構内の東口側に設置をしようとするものであります。さらに、設置時期につきましては、平成6年度の早期に設置ができるよう努めてまいりたいと存じますので、よろしく御理解のほどお願いいたします。

 次に、津市住みよい福祉環境づくり推進指針の取り組みについてお答え申し上げます。

 まず、庁内における取り組み状況とその実績は、でございますが、津市住みよい福祉環境づくり推進指針につきましては、平成4年1月1日より推進をいたしております。

 これまで進めてまいりました優しい町づくり事業といたしましては、本庁舎におきましては、1階点字誘導ブロックの設置を初めとして、窓口のローカウンターの設置、エレベーターに音声誘導装置、点字案内表示の設置をいたしております。

 施設の整備につきましては、平成4年度、平成5年度2ヵ年で、8公民館の改修事業として、玄関の自動ドア・スロープ化を行い、また老人福祉センターの滑りにくい床への張りかえ及び駐車場への身体障害者用スペースの確保等の改修、また雲出市民センター保健施設建設工事や、南が丘小中学校屋内運動場新設工事におきましても、スロープ化、手すりの設置等に指針を反映した事業を実施をしてきております。

 その他の整備につきましては、交差点の改良、7ヵ所の歩道改修整備のほか、歩道の切り下げにつきましても、現在までに48ヵ所の整備をお願いをしてまいりました。

 今後ともこの指針の趣旨に基づき、障害者の方や高齢者の方を初めとして、だれでもが利用しやすい優しい町づくり事業の推進をすべく、より一層庁内関係各部署に協力を働きかけ、公共施設はもとより、民間の施設につきましても、指針の推進に努めてまいりたいと考えております。

 次に、公共建造物のトイレへの手すりの設置につきましては、御指摘いただきましたとおり、既存の施設にはスペース的な面で制約を受けますことなどから、指針に基づいた障害者用トイレの早急な整備が難しい状況でございます。今後の対応策といたしましては、御提言の趣旨を踏まえまして、簡易手すりの設置につきまして、庁内関係部署と協議してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。

          〔産業労働部長 片岡 次夫君 登壇〕



◎産業労働部長(片岡次夫君) ええじゃないか・三重、県民総参加事業につきましては、世界祝祭博覧会を契機に、各市町村における地域づくり、イベントづくりを盛り上げることにより、世界祝祭博覧会を成功に導き、あわせて県民総参加の地域活性化を図ることを目的として、平成3年度より実施しております。

 御承知のように、まつり博・三重’94は、本年7月22日より11月6日までの108日間、伊勢朝熊山麓を会場として開催されるものでありますが、平成6年度の事業につきましては、その期間中、県内69市町村が、会場内のふるさとイベントプラザにおいて、市町村デイを一日開催するものでございます。

 津市につきましては、8月24日が津市デイと決定いたしております。また、内容につきましては、津まつりの再現として、市内民芸団体の披露を初め、物産展等を開催するなど、本市の伝統的な文化や物産を広くアピールしていきたいと考えております。以上が事業の概要であります。よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。

 次に、御殿場亀の越仮設公衆便所につきましては、毎年潮干狩りが御殿場の南が中心になりますことから、観光客の利便を図るため、そのシーズン中は、南側の砂浜に仮設公衆トイレを1ヵ所設置しております。その設置及び撤去委託料であります。

 御承知のように、御殿場の観光用公衆トイレにつきましては、中心部の無料駐車場にプレハブ1ヵ所と、砂浜には南側と北側にそれぞれ1ヵ所設置しておりますが、毎年潮干狩りや海水浴シーズンには、京都・奈良・滋賀方面の方を中心に、約60万人もの観光客が訪れておりますことから、御指摘いただきました点を十分踏まえつつ、観光地における公衆トイレのあり方などについて研究してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

 なお、委託契約期間中は、4月から8月までの5ヵ月間でございます。よろしくお願いいたします。

          〔下水道部長 福森  操君 登壇〕



◎下水道部長(福森操君) 議案第39号の中の第8款土木費の中におきまして、安濃川の水辺空間整備事業につきまして御質問いただきましたので、お答え申し上げたいと思います。

 本事業は、川文化と美しい水辺空間の創造を目指した整備構想の一環といたしまして、安濃川の右岸側の近鉄線、JR紀勢本線の直下より下流へ延長約220メートル、幅15メートルから30メートル、面積といたしましては約4,200平方メートルを対象といたしまして、県市一体で整備を図らんとするものでございます。

 環境面は、市施行といたしまして、既に県において平成2年度より第1期分の事業着手がなされておりまして、平成5年度におおむね完成をするのを受けまして、今回市施行分であります親水性を求めた環境面の整備を行うものでございます。園路、広場のブロック舗装の整備、植栽による修景施設の整備が主な工事内容でございます。

 今後につきましても、県との調整を図りながら、年次計画として平成8年度完成予定をいたしております。修景・休養・便益・管理施設等の整備を行いまして、地元の市民に寄与するため、早期事業完成を目指し、より一層の努力をしてまいるつもりでございますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。

 以上でございます。

          〔都市計画部長 小河 俊昭君 登壇〕



◎都市計画部長(小河俊昭君) 海岸清掃委託料について御質問いただきましたので、お答えさせていただきます。

 海岸清掃につきましては、今までは、海岸管理者であります三重県で毎年2回程度、外部委託により行われておりました。その清掃範囲は、海浜から打ち上げられた汀線付近のじんあい等を対象として実施されております。

 また、三重県では、海岸清掃の実施に当たっては、地元市町村ももっと積極的に参画してほしい旨の要望もあり、本市といたしましても、海を生かした町づくりを進めていく上におきましても、海岸清掃は重要と認識いたしております。そういう状況の中で、三重県において平成4年度にビーチクリーナーを、平成5年度に牽引つきのトラクターを購入していただき、平成6年度から三重県、鈴鹿市、河芸町、本市の2市1町の協議におきまして、清掃業務を受託する予定となっております。

 本市では、平成5年度に市単独で県からビーチクリーナーを借用し、4月の海開き前に実施すべく清掃業務委託を発注したところでございます。

 今後につきましては、基本的には県の業務方法を踏襲する形で、外部委託により所管の津市域の海浜全区域を2回実施し、利用頻度の高い区域では、海浜の汚れぐあいを勘案して、可能な回数で実施したいと考えております。

 清掃内容につきましては、県から借用するビーチクリーナーを主体といたしまして、一部人力を使用する方法での実施を考えており、流木、ビニール類、缶、瓶等対象となると考えておりますので、よろしく御理解をお願いいたします。

 次に、御質問の津土木事務所管内におきます海浜連絡協議会の発足時期と組織につきましては、本年3月3日に、三重県、本市、河芸町で組織し、発足いたしました。具体的な取り組みにつきましては、本市及び河芸町における海岸整備についての要望をもとにいたしまして、海岸の背後地を含んだ海浜利用計画案を策定し、事業化に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

 次に、防風林に歩道の整備をとの御質問でございますが、先ほどの御質問において述べさしていただきました津土木事務所管内における海浜利用計画連絡協議会において検討してまいりたいと存じますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。

          〔消防長 奥田  久君 登壇〕



◎消防長(奥田久君) 耐震性防火水槽につきましてお答えを申し上げます。

 現在までに設置をしてございます耐震性防火水槽は、100トン級10基、40トン級24基、合計34基でございます。用水は上水道を利用いたしておりまして、その貯水量は約1,900トンに達しているものと考えております。

 参考でございますけれども、このほかふたのございます有蓋防火水槽が市内に120基、ふたのございません無蓋の防火水槽が18基、合計172基の防火水槽を管理をいたしておりまして、その貯水量は、総計約8,000トンに達しておるものと見ております。水道管の細い地域における火災、あるいは大量の放水を必要といたします住宅火災等の場合には、この水槽の水を活用をいたしておりまして、大いに役立っておるところでございます。

 今後の設置計画でございますけれども、現在の耐震性水槽の位置あるいは住宅の密集状況、こういうものを精査をいたしまして、40トン級がなお12基必要であるというふうに算出をいたしております。平成6年度もお願いをいたしておりますが、年次計画によりましてこの12基の設置を逐次お願いをしたいというふうに考えております。

 なお、小田議員からもお話がございましたとおり、この耐震性水槽、大変に信頼性が高いということを伺っておるわけでございますけれども、東海地震の発生がいろいろ言われておる昨今といたしましては、大変頼りになる水槽ではないかなというふうに考えております。計画どおり進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 以上でございます。

          〔教育長 荒木  務君 登壇〕



◎教育長(荒木務君) 御質問いただきました津シティマラソンにつきましてお答えを申し上げます。

 まず、参加者についてでございますが、参加申込者数は1,000名、うち男子は743名、女子257名で、そのうち市内からの申込者数は698名でございました。また、当日の参加者数は895名で、105名の欠席となっております。当日参加者の内訳は、幼児20名、小学生246名、中学生100名、高校生30名、大学一般が499名でございます。

 今回の課題の整理方法につきましては、参加者及び業務に携わっていただきました係員の方々の意見集約が重要との認識から、現在当日の係員と出場選手に抽出アンケートをお願いいたしております。今後、その調査の内容を整理検討し、次回からの運営に生かしてまいりたいと考えております。

 次に、教育研究所につきましてお答えを申し上げます。教育研究所は、昭和58年に開設以来、各方面からの御指導、御助言を得ながら、津市の教育の一層の発展と充実を図るため、幼稚園、小中学校及び市民に開かれ活用される教育機関としての事業の運営に努めてまいりました。主な事業の内容を申し上げますと、当面する教育課題について、現場教職員の協力を得ながら、教育現場の実践に役立つ研究資料や家庭教育資料を作成しております。また、日々の教育活動に役立つような種々の研修会を企画し運営しており、パソコン研修会を初め各研修会とも、多数の教職員の参加を得ております。

 さらに、市民に活用される教育機関として、市内の保護者を対象に、子供の教育上の悩み等について教育相談を実施しております。近年急増しております登校拒否児童生徒につきましても、その望ましい指導のあり方について研究を深めるとともに、適応指導教室において適切な指導を行い、登校拒否問題に対処しているところでございます。その他教育専門図書、調査研究資料等の収集整備を行い、教育関係者への適切な情報の提供や、就学指導委員会、教育研究会の事務局としての業務を担当しております。

 研究所の施設設備につきましては、パソコンの教育的利用が進む中で、研究所にパソコンを1台増設し、さらにファクシミリの導入により、各種の教育研究所との情報交換を可能にするなど、設備の充実に努めております。しかし、現在、西橋内中学校の校舎の一部を使っている現状であり、手狭なことなど種々の点で不便を感じている次第でございます。さらに、研究所の建設につきましては、教育の多様化に伴う種々の業務進展の中で、新しい研究所の建設はぜひとも必要であると考えております。

 建設の方法につきましては、研究所独自の施設にするか、複合施設にするか、今後関係各部と調整検討していきたいと考えております。研究所の建設は、開設当初からの重要な課題でもあり、実現に向けてさらに努力を続けてまいる所存でございます。

 続きまして、老朽化に伴う諸施設の整備についてお答えを申し上げます。まず、体育施設についてでございますが、体育館を初めとし、年数も経過いたしており、傷みも出てきておりますので、年次的に整備を進めているところでございます。しかし、新たな施設を建設する必要もあるわけでございまして、既存施設の改修整備を進める一方、検討してまいりたいと考えております。

 次に、公民館についてお答え申し上げます。生涯学習における中核的施設として、社会教育の進展に大きな役割を果たす公民館は、地域住民のコミュニティ活動の拠点として運営されておりますが、現在津市におきましては、昭和37年3月に建設以来、公民館活動の中枢として広く市民の皆様に御利用いただいております中央公民館を初め、各地区公民館が設置されており、それぞれの地域における生涯学習の拠点施設として、平成4年度におきましては、1万5,357件、26万1,939人の市民の皆様に御利用いただいております。また、平素より安全で快適な環境の中で学習いただけるように、学習機能の充実を図るとともに、既存の施設の改善や整備に取り組んでおります。

 まず、御質問の老朽化に伴う公民館の整備につきましては、既存の公民館は建築後15年から31年が経過する施設であり、近年におきましては、冷暖房設備の故障や設備の不備が目立ってまいりましたところから、年次計画によります改修工事を実施してまいりました。

 主な改修工事といたしましては、最近のもので言いますと、昭和62年度に中央公民館の窓枠取りかえ工事及び実習室改修工事、平成5年度には橋北公民館の雨漏りのための防水外壁塗装、屋根改修工事、また冷暖房設備につきましては、平成元年度に豊里公民館、平成2年度に敬和公民館、平成4年度には白塚公民館におきまして、冷暖房機器の取りかえ工事を実施してまいりました。

 さらに、津市地域福祉推進特別対策事業の中での高齢者及び身体障害者のための優しい町づくり事業の一環として、公民館施設改修工事を平成4年度におきましては一身田、白塚等5公民館で実施し、平成5年度におきましては、中央公民館及び橋北公民館におきまして、それぞれの施設の特性に応じ、自動ドアの取りつけ、車いす用スロープの取りつけ及び会議室、ホール等の滑りやすい床面の改善と壁面への手すりの設置等諸工事を実施しております。

 今後におきましても、計画的に施設の改善整備を進めてまいりたいと存じます。

 次に、公民館の建てかえ計画についてでありますが、老朽化、狭隘化等から、建てかえの必要性は十分認識しているところでございます。しかしながら、起債、補助金等の関係もあり、改築時期につきましては厳しい面もありますので、十分調査研究を進めてまいりたいと存じます。

 次に、図書館の充実についてお答えを申し上げます。貸し出し時間の延長につきましては、大変おくれましたが、種々検討の結果、本年4月より、開館時間を午後5時から午後6時まで1時間延長してまいりたいと存じます。延長時間の業務内容につきましては、1階部分の一般開架コーナー、児童開架コーナー、ラウンジングコーナーで、館内閲覧、貸し出し、返却業務でございます。なお、2階部分のレファレンス室、AVラウンジ、学習室は、従来どおり午後5時で閉館いたしたいと存じます。

 失礼いたしました。この時間延長につきましては、本年4月より週1回開館時間を1時間だけ延ばすということになりました。失礼いたしました。

 次に、情報機能の充実につきましてでございますが、津市地域情報化基本計画に基づき、地域情報ネットワークを利用して、市民が最寄りの市民センター、公民館等から図書情報を検索できるよう、関係部課と協議しながら検討してまいりたいと思います。また、三重県図書館協会ネットワーク部会では、具体的な方策をまとめた報告書が、今年度末に作成される予定と聞いておりますので、それに基づき、県立図書館を中心とした県内図書館間のネットワークの強化に向け、研究を継続していきたいと存じます。

 次に、地方紙の設置を、にお答え申し上げます。現在図書館では、16種の新聞と138種の逐次刊行物を購入し、他に県内並びに近県の行政資料を受け入れております。図書館が一定の予算の枠内であらゆる資料提供を行うためには、複数の図書館が協力して資料を収集し、ネットワークにより相互利用を図る必要性があると考えております。地方紙につきましては、まず県内及び近隣の県について、何紙あるか調査しながら研究してまいりたいと存じます。なお、新県立図書館が県内市町村立図書館に対して、逐次刊行物、新聞記事情報の提供システムを計画しております。津市図書館といたしましては、ネットワークにより当該情報を利用者に直接提供していく方法を含め、検討してまいりたいと存じます。

 続きまして、町づくりに教育関連事業の導入をとの御提言にお答えを申し上げます。

 第1点目の昆虫、野鳥、魚等のテーマ館の建設を、についてでございますが、青少年が心身の調和のとれた成人となるためには、学校教育を通じて系統的、計画的な学習をする一方、日常生活の中で、自然体験や活動体験を積み重ねることが大切であります。一昔前の子供たちは、毎日のように昆虫や小鳥、魚などの生き物と遊び、その中で命の大切さなど多くのことを学んできました。

 昨今は、都市化の進展などに伴い、本市におきましても、旧市街地では、カブトムシやチョウなどの昆虫、モズやメジロなどの野鳥、メダカやホタルなどを見かける機会は少なくなってきております。御提案の生き物テーマ館は、失われつつある生き物と子供たちの接点を確保していくようにとの御提言と理解し、今後研究していくとともに、町づくり計画の中へ提案していくなど、関係各課とも調整を図ってまいりたいと考えております。

 また、2点目の子供科学館のような体験創造のための施設をとの御提言でございますが、児童生徒の科学への興味を伸ばし育てていくには、教室の中だけでなく、実際に見たり触れたり体験することが最も大切なことと考えます。さまざまな興味を育て、楽しく学べる科学博物館のような社会教育施設は、体験学習の観点からも重要な施設であると認識いたしております。幸い近隣にも類似科学館がございますので、今後研究してまいりたいと考えております。

 以上よろしく御理解いただきますようお願い申し上げます。



◆34番(小田新一郎君) 時間も大分たってまいっておりますので、要点だけ整理をして再度御質問してまいりたいと思います。

 第1点目でございますけれども、これは要望にしておきたいと思いますが、仮称伊勢湾海上交通開発促進協議会あるいはまた津港湾振興協議会等々、海に関しまする協議会を持ちながら、今後の津の海に対する対応がなされる一つの機関であろうというふうに思います。

 したがいまして、この辺につきましては、やはり検討する過程での組織の問題、実際にこの津の海をどう考えていくか、その辺に精通をした方々、あるいは住民の方々、こうした参加を得ながら整理をしていくということが重要でなかろうかというふうに思いますし、それから先般県におきます先ほど御報告ございました海上アクセスへの促進に向けての協議会が設置をされました。あの中で確かに充て職といいますか、市長としましては四日市の市長さんが入っております。

 これは市長会の代表ということでお入りになっておりますけれども、その中で感じましたのは、例えば同じそういうことで位置づけをされるとするならば、津の市長におきましては、三重県における港湾関係の長でございますし、河川の関係につきましても長であります。したがって、そういった面も踏まえて、もう今年度中に何ヵ所かの、複数というふうに言われておりますけれども、アクセスの予定地というものが、一つの形として答申がなされるやにも聞いておるわけでございまして、そういう面も十分踏まえながら、この審議会等も通じて、意味のある中身のある審議会にしていただきたい。したがいまして、その辺の組織面、現在津が持っておる中の組織面におきましても、精査をいただいて検討いただきたいということを御要望申し上げておきたいと思います。

 次に、御殿場の仮設の公衆便所、先ほどもお話ございましたように、60万人余の方々がお見えになっておるわけでございます。今御殿場海岸で何が一番−−いろいろな問題ありますけれども、一つはトイレの問題も大きなウエートを持ってるんですね。若い人がもっと来るようなトイレの設置というものが必要であろうと思うんです。したがって、今回設置をされますトイレにつきましても、十分吟味をしながら設置をするということでございましたけども、基本的な考え方だけちょっと一点だけお伺いしておきたいと思います。

 それは、御殿場におけるトイレ、これは浜茶屋も含めてでございますけれども、もっと皆さんが利用しやすく、あるいはきれいなトイレを設置できないものかな。これはいろんなそれぞれの立場、持ち場がございまして、そこで経営をしておられる方々の立場もございますし、いろいろとあろうかと思いますけれども、その辺を総体的に調整を図る中で、常設のトイレそのものについて検討ができないものかどうか、このことについての御所見をお伺いしておきたいというふうに思います。

 次に、安濃川の水辺空間整備事業、なかなか大変な事業だと思います。長年いろいろと検討される中で、やはり今全国を回りまして、どこでも気がつきますのは、川筋、きれいに整備されておりますね。これは御承知のとおりなんです。津はどうでしょうか。一本もございませんね。そういう意味では、非常に私は貴重な今回の御計画であるというように評価をしておきます。

 ただし、これはるる議会の中でも皆さん方からお話がございますけれども、津市の中には幸いにしまして4本の川があるわけです。何とかこの辺を総体的に、水辺空間を含めて推進をいただくということは大事なことであります。それぞれの会派におきましても、実際に現地を調査しながら、あるいはまた検討を進めている事項でございますし、これにつきましては精力的に、今後、せっかくの自然でございますから、川でございますから、ぜひともその道筋を含めて事業化を進めていただきたい。

 そこで一つだけお伺いします。現在の計画はございますけれども、次に何か計画あるのかどうか。津市におきましても河川の整備計画がもう既に出されて大分たちますけれども、一向に進んでおらんわけでございますが、今回整備をされて、次にどこか予定があるのかどうか、その辺だけ一点お伺いをしておきたいと思います。

 それから次に、海岸清掃事業委託料でございます。これは確かに去年に比べますと、津市の予算、膨らんでおります。しかし、私は、お金をかけてでも、この津の海岸、せっかくある海岸の砂浜でございます。大事に守っていく、こういう姿勢がまず基本姿勢としてあるべきだというふうに思います。今までは、どちらかといいますと、もう県にお任せ、それだけで今日まで推移をしてきたんです。

 もう今、例えばそこの若狭でございますけれども、砂浜がないんです。したがって、どうして砂浜をつくるか研究されて、これは2つの事業手法でやっておられます。1つは、港湾事業でやっております。1つは、建設省サイドの事業としてやっております。離岸堤防をつくりまして、突堤をつくって、砂浜をつくって、海水浴場が立派にできてます。何にもないとこにできてるんです。砂がないとこに砂を持ってきて、こういう風でつくって砂が浸食しませんかと聞きましたら、しませんと。そのまま保ってるんです、立派に。それぐらい砂浜というは−−私は特に日本の国というのは島国でございますから、周りは本当に海で、非常に恵まれた国だというふうに思います。

 これはある人からお聞きしたんですが、スイスから子供さんが津にお見えになりまして、御殿場に連れていかれたそうなんです。そうしたら、何でこんなごみ捨て場に連れてくるのと、率直な意見が言われたそうなんです。したがって、豊かな資源があるがゆえに、割と実際あるものを実態、私たちは粗末にしておるというふうに思うわけです。

 そういう意味からも、この御殿場の清掃事業、より力を入れていただきたいと思いますが、先ほどお伺いしますと、こちらで委託をしまして、回数的にもやはりもっと少ないと思いますし、実は私写真を撮ってまいりまして、後で見ていただければいいんですが、実際御殿場にしましても、貝殻と瓶と、はだしで走れないんですよ。御殿場の交通公園のちょっと向こうなり、あるいはもうちょっと行ってもそうなんですが、実際靴をはいて、あるいはサンダルをはかないと、歩けないんですよ。やはり砂浜というのは、はだしで思い切り子供たちが走っていく、こういう整備まで進めていただきたい。

 せっかくある資源をいかにやはり大切にするかということにつきまして、私は今回大幅といいますか、予算の中で、前年度に比べましても非常に大幅になっております。非常に私理解をしますし、今後さらに津独自でビーチクリーナーを持ちながら、そして常時年を通じて砂浜の整備をいただくということにつきましては、再度いただきたいと思うんですが、もうそろそろ夏になります。あるいは潮干狩りが来ます。この6年度の具体的な、いつごろどうやられるのか、これだけひとつ一点だけお伺いいたしておきたいと思います。

 それから続きまして、耐震性の防火水槽、これについては先ほどもお話ございましたように、お聞きしますと、大分数も耐震性以外も含めてですと、大変多うございますし、特にちょっと一点だけ再度質問でお聞きしたいんですが、例えば耐震性の防火水槽の中だけでも、水が1,900トンですね。それはしかも上水であるというふうにお伺いしました。ほかのも比べますと、トータルで8,000トンの水があるわけですね。したがって、素人目でこれもわかりませんが、水資源の有効利用という立場から、雨水を利用してその水として蓄えることはできないだろうか。それも一つの、なかなかこれを全然使わないというのが一番よろしいわけでございますけれども、そうした立場から考えて、技術的にどうなのか、できるのかどうかということを、この辺はやっぱり技術的な専門は次長さんだと思いますので、次長さんの方にちょっとお伺いをいたしておきたいと思います。

 続きまして、教育方針の中でちょっと整理をしてお聞きしたいと思うんですが、一つは、要望として申し上げておきたいのは、先ほどスポーツ施設あるいは公民館の施設の新築等の問題、これはやはり大事なことでございまして、いろいろと予算的にもあろうと思います。しかしながら、例えばスポーツの例を取り上げてみますと、津市内で県大会あるいは国のレベルでの専門的な大会やろうと思いましても、施設がないからできないんですね。例えばせっかくのプールでもそうですし、体育館でもそうですし、あるいはテニスコートにしましても、それだけの整備をいただきましたけれども、やはり場所的にも散らばっておりましてできない。

 したがって、一つのお話聞きますと、津の関係でも32種類のスポーツがあるようでございまして、何を優先してやるのか、非常にこの辺も論議をする中で、大変選択にお困りだというふうに思いますけれども、まず一つはやはり老朽化している施設、これをどの時期にどう建てかえるのかということの促進と、もう一つは、津市内において、県内におけるスポーツの中でビッグスポーツとして何ができるのか、何が適切なのか、この辺も十分御検討いただきまして、例えば一例挙げますと、テニスコートだと12面ぐらいありますと大会ができますし、現在ソフトボールの関係におきましても、実際グラウンドも狭うございます。

 チーム数も相当多うございますけれども、あるいはプールもそうでございますが、何かその辺の整理をいただきまして、ぜひとも第4次総合計画の中で織り込んでいただきたい。また、いろんな場を通じまして御意見等は申し上げさしていただきますけれども、ぜひともそういう一つのやはり目標、目的を持った施設というものも必要じゃないかなというふうに思いますので、よろしくお願いを申し上げておきたいと思います。

 それから今度は図書館関係でございますけども、図書館関係につきましては、現在、先ほどいろいろと蔵書もふえてまいりまして、充実をしているわけでございますが、中国なりオザスコ、いろんな友好提携しておりますが、その辺の資料というのはどれぐらいどう整備されておるのかお聞きしたいと思いますし、それから専門書をどのように考えておられるのか。例えば、たまに聞くわけですね。もっとこういう専門書があったらいいなということを聞くんですが、図書館機能あるいは図書館の基本的な考え方というのは、それなりにあろうかと思うんですが、やはり専門書のたぐい、これについてのお考えだけお聞かせをいただきたいと思います。

 それから新聞でございますが、私は端的に申し上げて、今県内においても、全国におきましても、余りないかと思うんですが、新聞ギャラリーぐらいつくったらどうなんですか。あそこへ来れば見れると。例えば県内だけでも結構あると思うんですよ。一番至近な例でいきますと、三重タイムズさんというのがありますが、中日新聞の中へ折り込んだままでほうってあると。

 そうじゃなくて、同じ津市内でいろいろとあったならば、そんなものをやっぱりお出ししてやるというのも一つですし、あるいは南の方へ行きますと、私も余り詳しく知りませんのであれなんですが、南海日々新聞とか、紀勢新聞とか、あるいは同じ中日新聞さんでも、北勢版、中勢版、南勢版あるいは伊賀版というふうにあるようでございますね。朝日さんなんかも2つぐらいに分けておられるようでありますけれども、同じ中でもやっぱり分かれておる。

 したがって、この県内だけでも、あるいは津市内だけでも、何か工夫すれば、本当ちょっとしたことでできるんじゃなかろうか。確かにお話ございましたように、予算の問題もあろうかと思うんです。したがって、これにつきましては、私はできる範囲内から整理をいただきまして、ぜひとも、でき得ればこの津のリージョンプラザへ来れば、各地方の新聞があるな、それぐらいの名物になるぐらいひとつ検討いただければなと、これは自分の希望ですけれども、今後精力的に御検討いただきたいということで要望しておきたいと思います。

 それから時間延長につきまして御検討いただき、実施をいただきますことにつきましては、本当にありがとうございました。最初1時間の延長というだけ聞きましたので、毎日かなということで大変喜んでおったわけでございますが、後で訂正ございまして、週1回ということでございますね。したがいまして、この辺はまた十分今後、まず私はこういうスタートをいただいたということについては評価をしながら、やはり今後の検討の中でさらに充実をいただきますように要望しておきたいと思います。ぜひよろしくお願いをいたしておきます。

 もう時間もございませんので、走ります。

 住みよい町づくり、端的にいきます。トイレの手すり、大変難しいですか。私が言ってるのは、例えば立ちかがみするトイレなんですわ。その前につかみが一つあり、新幹線にございますでしょう。U棒一本でいいんですよ。指針みたいに全部車いすが入れて、これはこれなりの計画でひとつ進めていただきたいと思うんですけれども、現状とりあえずお願いしたいのは、全個に、工夫すれば予算が少なくて本当に皆さんに喜ばれる施設ができると思うんです。したがって、これは再度、先ほど言いました指針に基づいてのあるいは考え方も必要ですけれども、当面具体的に手すりだけひとつつけてくださいということなんですが、再度この辺ちょっとお伺いをしておきたいというふうに思います。

 それからもう時間がございませんので、要望だけしておきますが、先ほどお話ございました港湾計画、これにつきましては、御承知のとおり、昭和56年に改定をされておりますね。昭和56年から今日まで十数年間、実際は津の港湾としての改定はされておりません。何もしてないというのが実情であろうと思うんです。きのうも森先輩の方から、埠頭の問題で御要請がございました。これにつきましても、私もるる取り上げた問題の一つでございますけれども、ぜひ今回の港湾改定の中で、埠頭問題につきましても前進しますように御努力をお願いをしておきたいと思います。

 さらにまた、今後の海浜利用計画連絡協議会、これを設置をいただいた。これは非常に私は今後大いに期待をしておきたいというふうに思います。したがって、例えばこれはなぎさまちプランあるいはそうしたかかわり、いろいろな問題もあろうかと思いますけれども、とりあえず例えばこの津の海の防波堤、防災の立場から防波堤というのは必要だと思いますし、やっぱり親水性を持った防波堤の建設、これにつきましても十分視野に入れながら取り組んでいただきたいなということをお願いを申し上げておきたいと思いますが、またいろんな機会、委員会等を通じまして、具体的な内容については発言をさしていただきたいというふうに、港湾関係につきましては時間がかかりますので、委員会等でお尋ねをしていきたいというふうに思います。

 とりあえず今御質問再度いたしました内容だけ御回答いただきたいと思います。



◎副議長(岡部栄樹君) 当局の答弁を求めます。



◎産業労働部長(片岡次夫君) 再質問いただきました御殿場の観光トイレ設置の件でございますけど、土地の問題等もございますので、関係機関と協議の上、御指摘いただきました点を十分踏まえまして検討してまいりたいと思いますので、御理解のほどお願いいたします。



◎下水道部長(福森操君) 次の計画が予定あるかという再質問でございます。現在のところ、新たな事業着手予定はございませんが、今後につきましては、県におきます河川環境管理基本計画というものが作成される予定でございます。その中で、河川管理者等が行います河川改修事業等が出てまいりますので、その中で調整を図りながら、事業化へ向けて努力していきたいというふうに考えておりますので、ひとつ御了解いただきたいと思います。



◎都市計画部長(小河俊昭君) 海岸清掃委託料について御質問いただきましたので、答弁さしていただきます。

 海浜清掃につきましては、全区間2回程度実施しておりますが、先ほども申しましたように、県の方から津市が今後は受託を受けます。そういうことからも、海浜の汚れぐあい等見きわめながら、利用頻度の高い特に御殿場海岸、阿漕浦海岸等の海岸で実施したい。実施効果が上がる時期、海水浴シーズン前等、できる限りの回数で清掃していきたい、このように考えております。

 以上です。



◎防災調整担当参事兼消防本部次長(大杉忠司君) 防火水槽の水につきまして、水資源の有効利用から、雨水を利用してはどうかということでございますが、この種の水につきましては、常時大量に使用するというものでもありませんし、また水槽設置付近で火災発生というものがなければ、数年あるいは十数年に1回使用するかどうかというような性質のものでございまして、またこの水槽に泥水とか砂等が入りますと、肝心の火災発生時に使用する場合に、消防ポンプの運用に支障が発生するおそれというものがございますので、現状では地下水槽につきましては、水道水を利用しております。

 聞くところによりますと、近年都市部におきましては、ビルを新築する場合に、雨水を地下の水槽にためまして、これを飲料水以外の生活用水として活用しているという建物もつくられてまいっておりますので、防火用水の水につきましても、技術的には可能というふうに思われますので、御提言の趣旨を踏まえまして、水資源の有効利用というような観点から、今後雨水の利用等を視野に入れまして研究をしてまいりたいというふうに考えてございます。よろしく御理解のほどお願い申し上げます。



◎教育長(荒木務君) 友好都市・姉妹都市関係の言語資料といたしましては、中国関係が110冊、ブラジル関係50冊を現在所蔵いたしております。さらに充実を図ってまいりたいと思います。

 次に、専門書をどのように考えているかということでございますが、学術書や研究資料ばかりでなくて、専門職業のための実用書も含めて考えていきたい、こう考えます。現在図書館の専門書の比率では、約20%でございます。情報化、国際化、高齢化時代を迎えまして、今後とも住民のニーズにあわせて資料収集を図っていきたい、こう考えております。

 以上でございます。



◎福祉保健部長(澤田信之君) 公共用建造物のトレイの手すりにつきましては、御提言の趣旨を踏まえまして、設置に向けまして関係部署と協議をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◆34番(小田新一郎君) 某誌に書いてございましたが、従来非常に福祉のレベルとしては高く評価されておりました。今回もまた同じように出ておりますが、津市というのはサラリーマンには優しくない都市だそうでございます。その辺もあわせてひとつ精力的に、申し上げたいこともございますけども、時間も参りましたので、以上で終わりますが、よろしくお願い申し上げまして、以上で質問終わりたいと思います。ありがとうございました。(拍手)



◎副議長(岡部栄樹君) 午さんのため、暫時休憩いたします。

     午前11時50分休憩

     午後1時再開



○議長(稲守久生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 総体質問を続行いたします。11番駒田拓一君。

          〔11番 駒田 拓一君 登壇〕



◆11番(駒田拓一君) 岩田川右岸、阿漕浦突堤は、格好の釣り場でありますが、このところその最先端まで自動車を乗り入れる人がふえ、大変危ない思いをしておったわけであります。このため、県が入り口へテトラポッドを置いて通行どめにしたわけであります。ところが、完全にふさいでしまいましたため、人も通れなくなり、当然のこと、抗議の声が上がりました。

 3月1日、私が市建設部管理課を通じ、人が入れるようにすべきだと申し入れをさしていただきましたところ、3日にはそのポッドを一つ外し、人と自転車が出入り可能となりました。当然と言えば当然でありますが、即決の対処を喜んだ次第であります。関係者並びに助役さんも県へ立ち寄られた際には、礼を述べていただければ幸いに思います。

 それでは質問に入ってまいります。

 まず第1に、自転車条例を制定されるに当たってお尋ねをいたします。安全利用の促進と駐車場の整備に関する法律が昨年12月改正されたことを受けて、本市も条例制定を急がれると見ますが、次の諸点について準備の状況を伺っておきたいと思います。

 1、駐車場の設置や整備に当たって、これが円滑に行われるよう、鉄道事業者の積極的協力義務が規定されることになるでしょうが、具体的には何を求めていこうとなさるのか。

 2、放置自転車、今回の改正で50?以下の原動機付自転車を含むことになりますが、この放置自転車の撤去、処分の権限が自治体に与えられますが、処分に要した費用を利用者に負担させることを明確にされるお考えなのかどうか。

 3、自転車等の駐車対策を総合的かつ計画的に推進するため、総合計画を定める用意をなさっておられるのか。

 4点目は、この自転車条例をいつごろ上程されるおつもりなのか。

 以上であります。

 これにかかわって2点目に、白塚駅への駐車場・駐輪場設置を求めたいと思います。条例制定をまつまでもなく、整備を進める必要がありますが、近鉄白塚駅での駐車場設置について、会社にどのように要請し、これに対する会社の意向はどのようなことでありましょうか。

 次の問題に移ります。重ねてお尋ねをするわけでありますが、県総合文化センター駐車場用地についてであります。

 その1は、平成3年2月26日、三重県教育長と津市教育長並びに津市土地開発公社理事長の3者で締結をいたしました県立新文化会館等建設に係る確認書によれば、駐車場用地約4ヘクタールは、津市が購入し整備して県に無償譲渡する。購入できない場合には、開館までに借地等を含め約1,500台分の用地を整備し、県に無償で使用させるものとする。このように交わされたわけであります。

 そこで、4ヘクタールを購入するとなれば、これに要する費用をどの程度と見込まれたのか。また、現状では、取得した用地、借地を合わせて、確保される駐車台数は約1,000台、どのように対応されるおつもりか。

 2、さらにまた確認書では、道路整備、環境整備、排水対策、地元同意はすべて津市が行うとなっています。これらの見込み総額と、既に投入された額はいかほどか。事業別に御説明いただきたいと思います。

 3、ところで、このように将来にわたっての多額の債務を内容とする契約行為ができるという根拠は何なのか。そして、限度額があるとするならば、それはどれだけなのか、どこに決めてあるのかお尋ねをいたしておきます。

 次に、県立センター博物館の立地問題についてお尋ねをいたします。三重県は、このほど総合文化センター、(提示)このピンクの部分でありますが、総合文化センターに隣接する−−少しおわかりにくいと思いますが、この茶色の区域でありますが、個人が今持っておられるこの約27ヘクタールの買収、これは決まっていたわけですが、それだけでは少ないというので、それに加えて、不動産会社が持っている中層住宅用地でございますが、この1ヘクタール弱を合わせて買収をして、そして合計で3.7ヘクタール程度、この敷地にセンター博物館を建設するという方針を決めたということであります。

 そこで、既に昨年来、県市の間で、公式、非公式の協議が重ねられておるようでありますけれども、現時点での概要を説明いただきたいと思います。

 2点目は、これに対する津市の協力はどのように求められているのか。

 3点目、とりわけ排水問題は重視されなければなりませんが、具体的にどのようになさるおつもりか。

 以上がセンター博物館用地についての質問であります。

 次に、看護大学誘致にかかわって、一身田大古曽地内での大規模開発についてお尋ねをいたします。

 1、県はこの場所への看護大学建設を決定したのでありますか。あわせて、県が市町村に看護大学候補地を求めるについて提示した仕様書、つまり条件はどのようなものなのか。例えば面積はこの程度確保してほしい、交通の便はこんなふうに考えてもらいたい、あるいは大学病院その他公立病院等の距離、こういう中身を条件として県がどう津市にあるいはまた誘致を求める自治体に示したのかどうか、この点の御説明をいただきたいわけであります。

 2、大和開発株式会社の許可申請、これは都市計画法第29条によるものでありますが、この許可申請に対する津市の意見書についてお尋ねをいたします。

 1、土地利用計画との適合性について、市の土地利用計画との整合性は保たれておるとしておりますが、市は最近まで、市街化調整区域であり、申請地での団地開発は本市計画と整合しがたいとして、許可してこなかったわけであります。この変化は何かを改めてお尋ねをしておきたいと思います。

 その2は、公共施設の管理者として問題なしと判断をしておりますが、そこでお尋ねします。

 義務教育施設管理者たる教育委員会の意見はどうであったのか。小中学校それぞれの学校名あるいは児童生徒増の見込みについてどのように報告があったのか。

 それから2つ目は、ため池の所有者と管理責任者はだれで、その意見のあらましはどうであったのか。

 次に、開発が自然環境保全に影響与えずと判断しておりますが、その根拠は何でしょうか。

 続いて、地域住民の意向記入欄が空白になっています。これは意見がなかったということなのか、聞かなかったということなのか、どちらでしょうか。

 さらにまた、農業用ため池を調整池として利用させ、大きい容量を認めるとしていますが、果たしてそれが大丈夫なのかどうか。

 また、機能の上から、この2つは複合できるのかどうか。

 この点についてお聞きをする次第であります。

 そしてさらに、農地転用について、津市としての判断はどうだったのか。

 続いて、環境アセスメントを行わない理由は何か。

 結論的にお聞きをいたしますが、看護大学ができなかった場合でも、この開発は認めることになるのかどうか。そして、さきの議会でも若林議員がお尋ねをした点でありますが、隣接する熊谷組の開発も考慮の中にあるのか。これは参考までに、全体が125ヘクタールの開発であって、安濃町とまたがっていますから、津市内ではおおよそ35ヘクタール程度になるのではないかと思いますが、開発は一体でありますし、今度の大古曽の大和開発とまさに連檐するものでありますので、それらを考慮に入れた上の許可なのかどうかお尋ねをいたしたいと思います。

 ここで関連をいたしますので、議案第27号の市道認定についてお尋ねをしておきます。(提示)市道認定の議案に出ておりますのは、2375、一身田大古曽12号線、西側にあるやつですね。西といいましょうか、北といいましょうか。それからこの平子池の南側を通る予定になっているのが2376、一身田大古曽13号線です。

 そこで、一体この市道をつくる目的は何か。これが1番目。

 それから予定地の所有権者は何人いて、何筆あるのか。

 さらに3点目は、建設費を用地費と造成費別に示していただきたいと思います。

 さらに、この問題の4点目としては、この12号線、上の部分でありますが、12号線について言うならば、大古曽遺跡の上を突っ切ることになりはしないか。この点はどういう判断をなさったのかということであります。

 以上で一身田大古曽関係を終えまして、議案第16号の財産の交換についてお尋ねをします。議案では、牧野博文氏から入手することになる鳥居町191の土地342.51平方メートルは、その価格8,288万円でありますから、単価にして実に24万2,000円、坪で言うならば79万8,600円であります。

 そこで質問の1は、土地鑑定を2社で行ったと言いますが、周辺の売買実例価格はどこの物件で照会されたのか。また、津市が交換地として提供する渋見町字若林は、単価6万4,122円、坪にして21万1,600円でありますが、この地価はどのように引き出したものか。

 2点目は、登記簿謄本を見ますに、その地目が公衆用道路から宅地に変更されています。1筆は昭和51年−−1976年に191の32、これが公衆用道路から宅地へ、それから昭和59年−−1984年9月には、191の33でありますが、この公衆用道路から地目が宅地に変更をされてきた、この辺の事情を調査をされたのかどうかということであります。

 さらに、牧野氏への移転補償、営業補償があるのか。あるとすれば合意に達しているのかどうかをお聞きしておきます。

 大きな問題の6点目としては、不作為の違法確認請求訴訟についてお尋ねをいたします。団地開発に当たって、公園広場として提供されることになっていた土地、津市大字津興字湊中路北381の19へ住宅建築確認申請がなされ、これを津市が受理しなかったところ、それを違法であるとして、本市の建築主事を相手取って裁判所に訴え出た事件が、去る2月に発生をしております。応訴することになると思いますが、市の基本的な考えを伺いたいと思います。

 7点目、下水道の整備促進についてお尋ねします。普及率をせめて全国平均にまで追いつきたいというのは、単に数字の問題ではありません。国民文化祭で津駅におり立った全国からの訪問客が、駅前の公衆便所に飛び込んで、トイレの歴史博物館かと錯覚をして、出すものも出さずにあきれたとしても、津はひどいところだと話題にされるだけのことであります。しかし、津市民はいつになったら下水道という文明の産物を享受できるのでありましょうか。この際、金も人も大胆に投入して、この事業での飛躍を見せるべき時と考えますが、市長職務代理者助役の大胆な所見を伺うところであります。

 次に、昨年3月議会で指摘をいたしました面整備におけるリアス式あるいはのこぎり歯的あるいは大字櫛形−−大字は要りませんが、くし型、この解消の実績と、以後の解消方針を説明いただきたいと思います。

 8点目に、長谷山に登ります。この3月から−−今ですが−−7月までの間に、基本設計を終えると説明をしていますが、いかに歴史資料館を中長期へ追いやったとしても、資料館の構想を固めずして、基本が成立し得るのかどうか、甚だ疑問であります。この点をどうお考えになっておられるのか。

 2つ目は、歴史資料館は、実現に向けてなお所要の課題等を整理する必要があり、第1期整備には入れなかったと説明をしました。しかし、整理を要するのは別に歴史資料館だけではありません。第1期整備のFゾーンにしても、Eゾーンにしても、そこに配備されるすべての施設がそうであります。問題は、最低でも1ヘクタールは要する資料館用地を確保できる適地が見出せないということではないのでしょうか。

 関連して3点目にお聞きすることは、第1期整備の13ヘクタールは、果たして用地買収が可能なのかどうか。ここに地権者が約60人あるとのことでありますが、総合計画で長谷山レクリエーション構想が描かれてから四半世紀を経過しています。この間に、不動産業者や土地ブローカーに渡った土地や山林がどの程度あるのか、どのようにこの点把握しておられるのか、参考までにお示しいただきたいと思います。

 そして、県立センター博物館建設構想が明らかになってから、こことの役割分担、機能分担、これをめぐっての論争もあると聞いております。ひとまずは長谷山を棚上げにしようと言うのなら、この際、歴史郷土資料館は、建設場所を含め、根本からの見直しが迫られているのではないかと思うのであります。きのうの助役答弁は、これを肯定されたと受けとめたわけでありますが、改めてしかとした御答弁をいただきたいと思います。

 最後に9点目として、三重大学がなぜ上浜町なのかについて伺っておきます。三重大学は、公文書などで所在地を津市上浜町1515と称しています。実際は栗真町屋町東の内1577のはずであります。津市は大学の地名詐称をいつまでも放置せず、国有財産として登記されている正当所在地番に改めさせるべく指示なさるべきではないでしょうか。大学が栗真は嫌だと言うなら、それは栗真の住民を蔑視していると言わなければならないと思います。

 以上でもって私の質問といたしますが、どうぞ質問にかみ合った答弁をいただきますようお願いをして、ひとまず自席に戻ります。ありがとうございました。(拍手)



○議長(稲守久生君) 先ほどの駒田議員の質問に対する当局の答弁を求めます。

          〔市長職務代理者 近藤 康雄君 登壇〕



◎市長職務代理者(近藤康雄君) 御質問のございました諸点につきまして、主として看護大学誘致につきましてお話をしてまいりたいと思います。

 大学の用地につきましては、皆様に随分御心配をかけております。御案内のとおり、一身田大古曽地区が私どもの候補地でございます。県当局に対しまして、強力に誘致活動を行っておりますが、現在まだ決めたという答えには接しておりません。なお努力を続けております。県は早く決めたいなという感じのようなんですが、まだ慎重に検討しておるようであります。

 それから、県が大学用地取得に当たりましての基本的な考え方というお尋ねでございました。ちょっといろいろ多いんですが、かいつまんで申し上げますと、まずは平成9年度からの開校スケジュールに間に合うようなものでなきゃいけませんよと。もう一つは、必要面積は実有効面積5万平方メートル程度と考えている、一応の目安ではあると思いますけれども。3つ目に、望ましい大学適地条件と考えられることといたしまして、病院実習が長期間にわたるため、この移動に利便性が高いこと。それから、大学の教員とは非常勤を含む学外教員の活用が必要と考えられ、その教員の確保が図りやすい。それから、若い女性の通学に安全な交通手段が確保され、利便性が高いこと。それから学生生活に適した周辺環境が整ってること。大学が外観できること。それから用地の購入に当たり交付税措置が受けられること。その他考慮することといたしまして、国立看護四大と位置との関係と、最後に立地に伴う地域の発展への寄与、効果。こういうふうになっております。

 私はいろいろと担当者と話をしておりまして、一番最初に申し上げました開校スケジュールには絶対間に合わせてくださいねということと、それから最後に申し上げました県としてもそれぞれの地域の、単に大学がどっかにぽつんとあるんではなくて、地域の発展に寄与というか、町づくりに役立てるような、そういった投資にしたいなというのが担当者の気持ちでありました。

 次に、今までこういったような土地利用を認めていなかったのに、この場合どうだ、こういうふうな御所見であります。御承知の土地政策の津市の基本政策の一つといたしまして、第3次津市総合計画後期基本計画には、市街化調整区域内における新たな住宅団地開発については、住宅地需給の動向に配意しつつも、極力抑制に努めると書いてあるのは、御所見のとおりであります。しかしながら、この考え方は、人口フレーム、それから住宅地の需給の動向の現状から見まして、あくまで良好な都市環境の確保、それから有限である土地利用の総合的な有効利用、こういう観点から、住宅地団地単体での開発を抑制していこう、こういう位置づけでありまして、新たな町づくりを進める必要性でありますとか、そこで必要な住宅機能までも否定しているわけではない。むしろ新しい町づくりの芽を摘んでしまうことは、この考え方の本意ではない、こんなふうに思います。

 そういったような考え方の中で、この看護大学につきまして一身田大古曽地区に決定したのでありますが、それは本市津市といたしまして、県都といたしまして、またそれから地方拠点都市の中心都市といたしまして、中枢性の強化が求められておりまして、大学は大いにこれに寄与するのではないか、こんなふうに思いましたのが一点。

 それからもう一つは、今まで集積をしております医療機関や福祉施設との連携が図られることによりまして、市民の皆さん初め県民の皆さんに対するより質の高い保健医療、福祉サービスの提供を総合的かつ効果的に支援することができる、こういうふうに思ったこと。

 それから、候補地周辺には、県の身体障害者総合福祉センターとか、国立療養所とか、また将来中勢バイパス、豊里久居線、そういったようなものの交通利便性というものも確保されていきますことから、圏域における保健医療とか福祉の拠点が一つ形成されていくのではないか、こんなふうにも思いました。

 それからもう一つは、あの場所に絞り込みました理由の一つといたしまして、既に地元からも熱心に開発促進の御要望がなされていた、こういったこともあったと思います。

 次に、開発許可申請書に対する市の意見につきましての御意見がございました。公共施設管理者として、教育委員会とか水道、農務、そういった意見はどのようなものか、御質問の大意はこういうことであったと思いますが、当該開発行為に係ります本市の協議につきまして、都市計画法32条の規定に基づきまして、公共施設管理者として協議して同意しているものであります。

 この協議の中で、御質問の教育施設につきましては、一身田小学校区、一身田中学校区。しかしながら、これからの進捗により対応するという考え方。水道施設につきましては、給水可能な地点からの給水計画をすることで、また森林関係等につきましては、森林法の規定に基づきまして、林地開発事前確認申し出、林地開発許可申請を行うことで、それぞれ基本的な部分の了解をいただいたもの、そういうふうに考えております。

 なお、この部分につきまして足らずの部分がありますれば、それぞれまた担当部局より御説明申し上げます。

 それからその中でもう一つ、周辺の自然環境保全との関連性につきまして、影響なしとは一体どういうことか、こういうことであったと思います。この開発計画につきましては、計画地の真ん中にありますところのため池の水辺空間、それから恵まれました緑環境を極力生かす方針で、緑豊かな住環境と快適な都市環境形成、こういうことを中心にいたしました住宅文教施設を一体とした開発計画になっておりまして、自然環境に影響を与えるような土地利用とはなっていない、こんなふうに考えました。都市計画法32条に基づく協議時におきましても、環境保全について最大限の配慮を行うような事業者指導を行っておりますので、御理解をいただきたいと思います。

 次に、地域住民の意向はどのような方法で確認できたのかという御質問でございますが、この開発行為につきましては、一身田大古曽地区の活性化の観点から、地域住民の皆様の開発促進要望、それから今度は反対される意見といたしましては、下流域の住民の皆さんから排水についての問題提起をいただいております。この計画にかかわります排水対策につきましては、流末河川の未整備部分の負担を軽減する放流量となりますところの洪水調整池を設ける排水計画となっておりますけれども、下流域の皆様に対しましては、今後も河川改修等の排水対策の説明を行いながら理解をお願いしていきたい、こんなふうに考えておりますので、御理解ください。

 それからアセスメントの御質問であります。アセスメントにつきましては、三重県が定めております環境影響評価の実施に関する指導要綱の規定、住宅団地の場合には100ヘクタール以上でありますけれども、当該開発行為の規模では、環境影響評価を行う必要はございませんので、御理解をいただきたいと思います。

 それから道路についての御質問がございました。市道一身田大古曽第12号線、第13号線の御質問であります。

 まず、第1点目の市道をつくる目的でございますけれども、今回認定をいたします2路線は、新しい町づくりの中で一体となった看護大学設置へのアクセス道路として、幹線的な役割を果たす重要な道路、こんなふうに考えております。

 それから、2点目の所有者についてでございますが、現在計画予定2路線の区域内での土地所有者数は、17人様程度と把握しております。

 それから3点目の建設費につきまして、用地費、造成費を合わせまして、概算で4億8,000万円程度であると考えております。この建設費でありますけれども、少し御説明申し上げたいんです。住宅宅地関連公共施設整備促進事業というのがございますけれども、これは国で、低廉で、それから良質な住宅提供を図る目的で公共事業が設けられておるんでありますが、これの採択、これを県国に対して今要望をいたしております。今まで当市の考えといたしまして、町づくりを行いますときに、新家垂水線でありますとか、安東贄崎線でありますとか、近くでは上津部田1・2号線、こういったようなものを採択してまいりました。そういう流れの中で県にお願いしたいと思っているんです。

 以上いろいろ申し上げましたけれども、看護大学につきましては、私どもといたしましてもぜひ、今まで短大が当市にございまして、県都といいますか、文化文教都市、そういった性格を標榜もしておりますし、たくさんのライバルがございました。どこの市町村がどのような条件で県に働きかけているかということは、一々私も承知はしておりませんけれども、津市といたしましても、今申し上げました道路、そういったような形で県に対しまして協力することによって、ぜひ津に、そんなふうにも思いました。御理解いただきたいと思います。

 以上、大学の問題でございます。

 あと、長谷山開発についての御質問でございますが、昨日岡本議員さんの関連質問にお答え申し上げましたとおりなんですけれども、総合計画の中で、第1期事業をあのように申し上げましたのは、あくまでも土地の利用につきまして議論を今続けておりますと、ますます取得しにくくなるというような観点から、あえて館の場所そのものをまだ未定としてお諮りをしたところであります。

 それからもう一つ下水道についてでありますけれども、大胆なという御所見でありますが、かねがね三重県、それから津市、いろいろだめじゃないかと言われる筆頭に下水道問題がいつも出てきておりまして、それぞれやむを得ぬ事情もあったんでしょうけれども、非常に他県他市に比べて、ぜひこれは何とかしなければならない一番の問題だというふうに私も認識をいたしております。予算の問題もありますし、執行体制とかいろいろ全体のバランスがありますけれども、そういうことは御認識の上で、私どもも努力をいたしてまいりたい、こんなふうに思いますので、御理解ください。

          〔建設事業部長 錦  金則君 登壇〕



◎建設事業部長(錦金則君) まず最初に、先ほどの助役答弁の中から、議案第27号に2点ほど答弁さしていただきます。

 まず、何筆かという形でございますが、46筆でございます。

 それから遺跡の関係でございますが、大古曽遺跡なるものが存在いたしております。

 以上でございます。

 続きまして、自転車条例の制定につきまして3点御質問をいただいておりますので、お答え申し上げます。

 まず1点目の鉄道事業者の協力の具体的な内容でございますが、自転車の駅周辺への放置対策につきましては、鉄道事業者の協力といたしまして、現在近鉄から5ヵ所、約1,600平米、JRからは1ヵ所約360平米の用地と、また放置自転車撤去時の人員の提供など、協力を願っているところでございます。

 昭和55年に制定されました自転車の安全利用の促進及び自転車駐車場の整備に関する法律の改正が、さきの臨時国会で実施されまして、平成6年6月中旬過ぎに施行予定と聞いておりますが、改正内容の中では、自転車等駐車場の設置に関する鉄道事業者の協力体制の整備及び積極的協力義務の規定が設けられましたので、この規定に基づきまして、今後におきましては鉄道事業者に向けまして、用地提供等積極的に働きかけてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどをお願い申し上げます。

 続きまして、2点目の放置自転車の処分権限についてでございますが、現法では、放置自転車の撤去、処分等の法的根拠はなく、市が撤去する根拠といたしましては、民法での遺失物法に基づきまして、拾得物といたしまして津警察署に届け、処分してもらっておりますが、今回の改正では、条例で定めれば、所有権者は6ヵ月後も保管した自転車等を返還することができないときは、所有権は市町村に帰属するとなっておりまして、当市におきましても、放置自転車の処分権限等につきましては、その費用分担をも含めまして、現在準備中の自転車放置防止条例の中で定めたいと考えておりますので、よろしく御理解願います。

 3点目の自転車等の駐車対策に係る総合計画を定める用意はとのことでございますが、現時点におきましては、特に緊急課題となっております江戸橋駅につきまして、受け皿といたしましての駐車場の整備に伴いまして、当駅周辺についての検討となっております。したがいまして、総合計画の策定につきましては、今回の改正によります駐車対策協議会の意見を聞いて総合計画を定めることとなっておりますことから、現在準備いたしております自転車放置防止条例の中で、協議会の設置並びに総合計画の策定につきましては、関係各課と協議を図りながら検討してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどをお願いいたします。

 4点目の条例制定の時期でございますが、今回国の改正の施行時期が6月中旬ごろとのことでございますことから、改正案に準拠しました条例制定でございますので、諸準備等の関係もございますが、なるべく早い時期にお諮りしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 2点目の白塚駅での駐輪場設置についての御質問にお答え申し上げます。

 現在、白塚駅周辺の放置自転車数は約100台程度あり、その対策に大変苦慮いたしている現状でございます。そのため、本市といたしましても、自転車駐車場の設置をすべく、用地確保に向けて現在においても努力いたしておりますが、確保に至らないのが現状でございます。しかしながら、今回の改正によりますと、鉄道事業者の積極的協力義務の規定が設けられましたので、その趣旨に基づきまして、事業者側に対し用地の協力を求め、早期に自転車駐車場の整備を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。

 続きまして、議案第16号の財産の交換に関しましてお答え申し上げます。

 まず1点目の周辺の売買実例でございますが、A鑑定業者は6ヵ所を取り上げておりまして、場所といたしましては、鳥居町、これは通称シアトリの団地と申しますけれども、団地から。2つ目といたしましては、同じく鳥居町の旧のマツテヤの近くでございます。3点目といたしましては、上浜町1丁目でございます。4点目、5点目につきましては、西丸之内の新町通りの少し北側と、大門の西来寺の西側でございまして、最後、6点目といたしましては、丸之内の津警察署の南側の実例を採用いたしております。

 また、B鑑定者は、丸之内養正町で1ヵ所、栗真町屋、それから鳥居町、これ附属小学校の前でございます。さらには北丸之内の5ヵ所の実例をそれぞれ採用されているものでございます。

 続きまして、津市が交換地として提供する渋見町字若林の単価、6万4,122円でありますが、この地価はどのように引き出してきたものかについて御質問を賜っておりますので、お答え申し上げます。

 不動産鑑定士から提出されました鑑定書によりますと、標準価格、津市渋見町字北浦でございます。平米当たり12万円より、現況の道路幅員が狭く、商店街、学校等にも遠く、また地形がのり面が多く、宅地の有効利用が劣っているなどのマイナスの要因がありまして、御指摘のように平米当たり6万4,122円となっております。

 続きまして、2点目の地目の変更の事情でございますが、今回取得しようといたします5筆の登記簿により確認しましたところ、御指摘のような経過をたどっております。この辺の事情につきましては、まことに申しわけございません。推測ではございますが、所有者が用途に応じて地目変更されたものではないかと思われます。

 最後に、移転補償、営業補償についてお答え申し上げます。

 移転補償費、営業補償費もございますが、現在交渉過程でございますので、価格は差し控えさしていただきますけども、合意点には達してございます。

 続きまして、長谷山整備につきまして、E、F、Gの用地買収の見通しはあるかと、それから不動産あるいは土地ブローカー等に渡った土地はどの程度なのかという御質問でございますが、既にF・Gゾーンにつきましては、第1期事業の用地に係るところでございまして、今後は地権者の御理解、御協力は、これは当然用地を確保に向けて必要ではないかと考えておりますが、用地交渉におきましては誠意を持って当たってまいりたい、このように考えております。また、不動産あるいはまた土地の専門というんですか、ブローカーと言われる方に渡った土地はどの程度かということでございますが、現時点におきましては詳しい内容を把握いたしておりませんので、よろしく御理解賜りたいと思います。

 以上でございます。

          〔教育長 荒木  務君 登壇〕



◎教育長(荒木務君) 三重県総合文化センター駐車場に関連して御質問いただきましたので、お答えを申し上げます。

 まず、確認書に基づく4ヘクタールを無償提供した場合における負担額見込みでございますが、この4ヘクタールの根拠につきましては、当初の総合文化センター用地の無償譲渡のかかわりとして、約1,500台分の駐車場用地の確保となってきたもので、1,500台分であれば4ヘクタール程度の用地は必要ではないかということでございます。また、御承知のとおり、周辺での4ヘクタールの用地の確保につきましては非常に困難性があることは、県も理解した上でのことでございます。さらに、周辺といいましても、どこまでが周辺か、あるいはどの辺の土地を基準にするかによって、見込み額が変わってまいります。

 したがいまして、市といたしましては、県が土地開発公社より買収した総合文化センター用地の金額を上限として、できる限り市に有利な方向になるよう努力していきたいと考えております。

 次に、道路、排水等環境整備への市の投入額でございますが、総合文化センター用地内の部分につきましては、県が土地開発公社より買収した金額の中に組み込まれております。それ以外の部分、いわゆる敷地外の部分につきましては、市の認識といたしましては、町づくりの一環としての整備であり、確かに総合文化センターが立地されたことにより、その整備が早まったことは事実でございますが、いずれ市が整備していかなければならないものであると考えております。

 次に、将来にわたる多額の債務を内容とする第三者との契約をなし得る根拠、限度額は、でございますが、御質問の確認書は、前段で申し上げましたような経過の中で、その時点におきます双方の考え方をまとめたという認識でございまして、しかるべき時期が参りましたなら、法令の根拠に従い、予算の上程を初めとする手続を経た上で対応してまいりたいと存じております。

 次に、県立センター博物館の建設につきましてお答えを申し上げます。

 平成6年2月16日付三重県センター博物館(仮称)の建設についての表題で、三重県教育委員会教育長から津市長あてへ、施設を貴市内上浜6丁目上津部田地区に建設を予定している、ついては、建設に当たり用地内の雨水の処理、博物館への上水道の布設、博物館の処理済み排水の処理等々の問題が考えられるため、今後協力してほしい旨の依頼がありました。現時点では県独自で進めている状況でありますが、市といたしましても、当施設が津駅西の文化ゾーンに建設されますことは、市の町づくりにとっても好ましいことであると認識しており、今後県との十分な調整が必要と考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

 以上でございます。

          〔市長公室長 森  貞夫君 登壇〕



◎市長公室長(森貞夫君) 三重大学がなぜ上浜町かとの御質問につきましての御答弁申し上げます。

 現在、三重大学の所在地は、津市上浜町1515番地となっております。津市の名称の表示につきましては、昭和56年10月1日津市告示第57号で告示されました町名を使用しておりますが、公称町名である上浜町1丁目から6丁目を使用しており、上浜町●●番地という所在地の表示は用いておりません。

 なお、現在の所在地津市上浜町につきましては、大正10年12月に、文部省は現三重大学の前身である三重高等農林学校の位置を津市上浜町と定め、そのまま現在に至っているものと推定されます。現在、上浜町●●番地という住所の表示は用いておりませんことから、このことについて大学の方にも伝え、検討してもらうよう要請してまいりたい、このように存じますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。

          〔都市計画部長 小河 俊昭君 登壇〕



◎都市計画部長(小河俊昭君) 一身田の大古曽地内での大規模開発につきまして御質問いただきましたので、お答えいたします。

 ため池の所有者とその意見はとの御質問でございますが、ため池の利水者に対しまして、開発事業者は、ため池を降水調整池に利用し、降水調整した排水について説明を行い、了解を得るとともに、その構造について協議し、了解を得ているものでございます。

 次に、農業用ため池を調整池として利用して大丈夫か、機能複合できるのかとの御質問でございますが、開発計画内の既存農業ため池に調整機能を持たせる計画をしておりまして、その内容は、現在の堤を約1,000メーターぐらいですが、かさ上げをいたしまして、調整容量5万6,500立米の調整機能を持たせるものでございます。

 次に、農業用ため池との併用につきましては、ため池機能は従前のまま変更せず、上部を調整池とするものでございまして、機能的には両方担保できるような構造となっております。

 次に、農地転用についての判断でございます。農地転用についての判断はどうかとの御質問でございますが、現在農林水産省東海農政局におきまして、事前審査の処理中でございまして、今後、農地転用許可申請に入る予定となっておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。

 次に、不作為の違法確認請求の訴えについて御質問いただきましたので、お答えをさしていただきます。

 当該土地は、昭和49年に都市計画法に基づく開発行為で設置された公共空地である公園と位置づけられておりまして、開発事業者において所有し、維持管理するものとなっております。その後、所有権が移転され、現在に至っております。この土地に当該所有者より住宅を建築したいとの相談がありましたが、当該地は開発行為で公共空地である公園として位置づけられており、当該公園以外を目的とした土地利用はできないと回答いたしました。平成5年9月ごろ、その所有者より建築確認申請書が提出されましたが、申請書の受理について留保し、公園以外の土地利用はできないことを文書にて通知しましたところ、津地方裁判所へ不作為の違法確認請求の訴えがなされたものでございます。

 次に、応訴につきましては、津地方裁判所より訴状が届きましたのが、平成6年2月24日であり、現在訴状の内容を検討している段階でありますが、建築確認事務は国よりの機関委任事務でありますので、国及び県と協議しながら、関係部局と調整を密にして、応訴すべく準備を行っていきたいと考えておりますので、よろしく御理解をお願いいたします。

          〔下水道部長 福森  操君 登壇〕



◎下水道部長(福森操君) 面整備におきますくし状の、またのこぎり歯状の施行解消実績と今後の対処方針はとの御質問でございますが、このことにつきまして以前より御質問をいただいているところでございますが、基本的には、くし状解消には至っていないのが現状でございます。しかし、御質問の趣旨を十分踏まえ、可能な限り区域外流入として対処しておりまして、その件数は、流域区域におきましては、現時点では43軒、区域外から入れております。今後といたしましても、同様な考え方で対処してまいりたいと考えておりますが、今後とも、区域外の管渠が通っている場合は、できる限り区域外であっても対処していきたい、こういうふうに考えておりますので、どうか御理解賜りたいと思います。



◆11番(駒田拓一君) 多少、いただきました答弁に漏れがあることは承知いたしておりますが、改めてお聞きする中でそれぞれ確認をいたしたい、こんなふうに思います。

 まず、自転車条例でありますが、法改正を受けて現在条例化すべく努力を重ねていていただいておるということでありますので、私がお聞きいたしました点も十分考慮いただいて、条例の上で生かしていただきたい、こんなふうに注文をつけておきたいと思います。

 それから白塚駅の問題につきましても、鉄道事業者へ働きかけるというふうなことであります。これまでの経過については私も承知いたしておりますが、近鉄側も、この法改正を受けて、改めて全沿線の自治体から上がってくるであろう諸要求については、承知をしておられるようであります。そして現在それぞれの自治体から、いろんな特に駐輪場の用地確保ということでありますので、近鉄としてもそれに十分こたえられるべく努力をするという、そんな前向きの努力をされているということも伺っておりますので、この時点で、条例改正をまたれるまでもなく、改めて白塚駅問題については一度足を運んで、その旨要請をしていただければというふうに思いますので、お願いをいたしておきたいというふうに思います。

 県の総合文化センターの駐車場問題でありますが、今日に至るまで、随分教育委員会を中心にお骨折りいただいたということは、それは十分承知いたしておりますし、その点について敬意を表するについては、いささかも惜しむものではありません。

 ただ、一番問題になるのは、例えば4ヘクタールの駐車場用地を確保して無償譲渡するということになれば、これは先日三交不動産から開発公社の手で取得をされた用地費が、単価で12万1,000円ですね。それに4ヘクタールですから4万掛けるわけですから、48億4,000万になるわけです。加えて、今、将来どうせやらなければならないところではあるけれども、周辺の環境整備、町づくりのために投資をする、それらも合わすとするならば、これは100億を超える投資になるわけですね。

 問題は、私2つあるわけですが、1つは、県の教育長との間で津市の教育委員会あるいは開発公社の理事長が、そういう巨額の債務を将来に向かって生じる問題について確認を交わすということが許されるのかというんです。これはどなたの場合でも一緒です。別に、たまたま今度は教育長がその当事者になられたわけですけれども、それぞれの受けた担当の責任者が県と話し合って確認をするということになれば、これは当然市長の命を受けての調印でありますから、ですから私は市長だというふうに考えていいと思うんですが、仮に市長であったとしても、そういう約束を交わせる根拠というのは何でしょうか。それがお返事がなかった点であります。

 言うまでもなく、議会の議決権としては、地方自治法の96条の中で、契約の締結であるとか財産の交換・出資・支払い手段としての使用、適正な対価なくしての譲渡、貸し付け、これはずっとあるわけですね。

 今の教育長の御答弁では、県に差し上げるときになったら議案として議会に諮るから、それでいいんじゃないですかという、そういう御答弁でしたね。私は、それ以前の問題として、当然何十億、何百億というようなそういう出費を伴う契約です。これは確認とは言っても、一つの契約事項ですね。契約を市長といえども交わすことができるのか。できるとするならば、その根拠は何なのか。そしてそれから金額に限度があるのかどうか。この点については御答弁がなかったもんですから、改めてその辺をはっきりしていただきたいというふうに思います。

 それから町づくりの一環として進めることには違いありませんけれども、できたら皆さんにも県立新文化会館等建設に係る確認書をお読みいただいたらいかがかなというふうに思いますが、要するに、4ヘクタール準備してくださいよ、それは県に無償譲渡していただきます、だけれども、土地取得の困難性もあるので、開館までに津市が1,500台分の駐車場用地を整備する、そして無償で県に貸しなさいよ、こういうことですね。

 一つは今言うたような問題と、それからもう一つは、開館までに1,500台というのは、これは対処できないということがほぼ明らかになってきてますね。そうすると、少なくともあなた方の立場で確認書を是とするものとして、1,500台のうち1,000台しか準備できなかった、あとはどうするんですかと。この確認書は、それはそれでそのときに結んだものであって、事情も変わるわさということで、そのまま県との関係ではいくというふうなおつもりなのかどうか。その点改めて御答弁をいただきたいなというふうに思います。

 一身田大古曽での看護大学の問題です。助役は、県から示された仕様書をいろいろとお示しいただいたけれども、結論から言いますと、看護大学を誘致するために一連の開発を認めようとするのかということと、逆に大和開発のところは長いこと難儀してきたから、それを救済する意味も含めて大学を引っ張ってきてあげる、そして一体的に開発をしてあげたら、両方が喜ぶわなということになるのかどうかということになると、私は後者に重点がかかっとるなという気がするんです。それは気がするということではなしに、今ずっと御説明いただいた一つ一つのこの許可申請に対する津市の意見書を見たら、これは完全なものにはなってませんね。ほかの開発であるならば全部はねられるであろう、そういう中身で全部パスさしているわけです。

 その特徴的なものを一つ二つ示しておきたいなと思うんですが、例えばため池についても、これ長池ということでお尋ねしますが、長池の所有権者はどなたですか。どこですか。そしてその管理はどこでしょうか。

 このことに対してのきちっとした水の容量あるいはそのほかの計算が果たしてできているのかどうなのかという点もはっきりいたしませんし、それから一番問題になるであろう学校の児童生徒についても、一身田小学校、一身田中学はわかりました。何人生徒増になるのかということは、全然返事もなかったし、何よりも、今御答弁いただいたことが事実とするならば、どうしてこの許可申請に対する意見書にそのことを明記されないんですか。何にも書いてないでしょう。

 当該土地利用に関する公共施設または公益施設の状況及び整備予定との関連性というところでは、申請内容のとおり整備されれば問題ないものと思いますと。だけれども、どんなふうに申請があって、それが果たして、例えば水なら水に耐えるのかということをどこまで検討されたのかということについては、書いてないでしょう。

 それから住民の要求について言うならば、地元から開発してほしいという要請があった一方では、一方下の方では、大学は結構だけれども、水を何としてくれるのやという心配がある。そうしたら、なぜ地域住民の意向その他参考となるべき事項を空白にされるんですか。2つの意見を並べられるというのが本当でしょう。空白で済ましたことが今どうなっておるかといえば、県の審査会では、住民はこの開発については何の意見もなかった、こういう前提で今パスしたわけでしょう。そうしたら、少なくとも賛成の方はまあいいとしましょうよ。水に対して非常に深刻な心配を持っておる人たちの意見というのは、県に届いてないんです。それでいいんでしょうか。どうしてそんなに急がれるのかということが私は理解できない。

 ですから、今助役が冒頭におっしゃられた看護大学の立地としていろいろと条件が出されて、そして平成9年の4月開校から逆算すれば、学校を建てるのに18ヵ月かかります。そこから逆算してきたら、この3月までには場所を決定しなければならない。今、きょうの時点ではまだ県が大古曽とも言ってませんし、河芸町とも言ってませんけれども、皆さんの期待では、私どもも含めて多分大古曽になるだろうということは、大体予測はされますけれども、しかし、そういう大変ラフな雑な進め方で、40ヘクタールもの開発を認めていっていいのかどうかということです。

 それからもう一つ聞いておきますと、アセスメントを言うならば、100ヘクタール以上だからしなかったというんですが、すべての開発そうですか。100平方メートル以下ではやってませんか。そんなことないでしょう。ミニアセスというのもあるわけですし、何よりも、そのアセスで言うならば、その結果を設計に反映すること、これが義務づけられているわけです。40だからいいとか、100以上だからしなければならないというふうな、そんなことではないわけです。これを行わないまま許可申請がなされること自体が異常なんでしょう。それは県からも指摘受けたでしょう。ですから、そんなふうなことで突っ走っていいのか。

 もう一つ、カスミサンショウウオがここにはおったようですね。環境部長御記憶でしたら、確かに大古曽のこの辺にはおったと書いてあるという御記憶があったらおっしゃっていただきたいし、なかったらなかったでよろしいですけれども、私どもが知り得ているところではそういうこともあるわけです。そうすると、自然環境への影響なしとはしないです、これ。ですから、そんなことも含めて、本当にここでいいのかどうなのかというふうな、そのことは私は非常に疑問です。

 それからもう一つ、先ほどの答弁では、農地転用については農水省で検討中というふうに言われましたが、それは事実と違うんじゃないですか。つまり、農林水産省東海農政局は、農地法上の事前審査で、公共施設として何をつくるのかはっきりするまで、転用は認められないとして却下したでしょう。検討中ではないでしょう。却下されたわけです。

 ですから、私が聞いたのは、それは知っているけれども、その前段として、農地転用に対する審査は、この場合は県がやりますけれども、だけれども、その窓口たるその直接の監督官庁というんでしょうか、行政機関としての津市が、農地転用に対する意見を述べないということはあり得ないんです。それらを述べるためのこの意見書を書く欄があるわけでしょう。ですから、そんなこともあれもこれも全部飛ばしていくのは、極めて異常な開発をしているんだなというふうに思わざるを得ないわけです。

 計画人口もさっき御答弁にはなかったですけれども、大体1軒当たりが3.5人として2,170人、620戸ですから。その中で小中学生がどんだけいるのかというのは、答え出てくるわけでしょう。それが何で県に報告されないのかということなんです。その辺はどうなのか、もう一度御答弁をいただきたいというふうに思います。

 やっぱり、最適地かといえば、決してそうではないわけですね。例えば看護大学ですから、若い女性が通学する。それが本当にここが便利なのか。津駅から3.5キロと書いてありますけれども、自家用車で来いというんなら、それはまあ中勢バイパスもできるし、豊里久居線も走るけれども、バスなんてすぐに走ってくれるという保証はないわけですから、たとえバスが走ったにしても、3.5キロが片道幾らかというのは私知りませんけれども、200円以下ということはないわけです。

 ですから、そんなことも含めて、本当にこの県の意向を学生の目で考えてあげようという、そういう基準でこの用地を選定されたのかというたら、私はなるほどというふうにうなずけない面を持つわけです。どうでしょうか。問題点だけもう一度御確認いただきたいなというふうに思います。

 そして、答弁がなかったのは、看護大学ができなかった場合、この開発を認めるのかということと、熊谷との開発はいかがでございましょうか。

 次に、議案第16号でありますが、道路用地になっていたものが、わざわざ宅地にかわるということが、非常に作為的な背景を感じるわけでございますし、安東贄崎線が都計道路として認定されたのは2回あります。初めは’73年の8月21日、それともう一つが’83年の4月15日。そうすると、この登記簿を見ていただくとわかるんですが、都計路線としての認定と、当該土地が道路から宅地に移ってくるということと符号するんですね。そんなふうに見る方は心がゆがんでいるからだというふうにしかられるかわかりませんが、そう見ざるを得ない状況があります。

 それからもう一つ、やっぱり道路買うときにはさら地にして求める、交換をするということが、私は本来あるべき姿だと思うんですが、額が示されませんでしたけれども、移転補償と営業補償を伴うんですね。これはまた随分大きいと思うんです。一番、私は、ただ、皆さんの御苦労も大変だったろうと思うんです。というのは、この間来大変世情を騒がしている榊原のグランドホテル、あそこの役員もされてみえた由、登記簿にありますし、そういう意味から言うならば、これから交換をするにしても、登記をつけるということを速やかにしなければならんとか、いろんなそういう心配、これはあるわけですが、それはともかくとして、その辺は非常に心配をします。

 第一、その前に問題なのは、鳥居町の道路は市へもらうわけです。それはどこの地点で評価鑑定をしたのかと言ったら、今お話の中では、新町通りとか、津の警察署とか、西来寺まで出てきましたね。附属小学校なら、これはまだわかる。何で西来寺が出てくるのか。今度は、先方に上げる方の土地を聞いてみたら、渋見の若林。ここは地形がちょっとややこしいし、のり面があるとかってマイナス要因ばか並べておるんですね。相手にやる方はマイナス並べて、こちらが受ける方は遠いとこのええとこばかつまみ食いしてきてもらって、そして坪当たり80万と言われても、一般的にはこれ納得できないんです。

 しかし、いろんな事情があることを僕も知ってますから、私自身がにわかに賛成とは言いませんけれども、苦労がそれぐらいあったということは、その面では理解しますけれども、こういう売買がどうなんかな。もうここ以外にはありませんからね。というふうな心配をするわけですが、これはこれ以上答弁を求めても無理でありましょうから、それだけにしておきます。

 それからもう一つ、27号の市道認定のところで、これは大古曽の道路ですが、基本的な問題でお尋ねしていきます。道路法を見ても、現に存在しないものを市道として認定できるのかどうかということです。現に道路としてある、それを市道に認定することは、これ書いてあります。だけれども、今何もないわけですね。これから買おうというところでしょう。だからそれを先走って認定することがいいのかどうかということです。

 それからもう一つは、大古曽遺跡について言うならば、大古曽遺跡がありましょうと聞いたら、大古曽遺跡がありますという返事ですわね。それは答弁にはならない。その大古曽遺跡を踏み越えていくじゃないか。そのことはよろしいんですか、教育委員会から何も指摘はございませんですかということをお聞きをいたしましたので、そこは改めて答弁をいただきたいというふうに思います。

 不作為の違法確認訴訟でありますが、これはこれから公判を維持していく上でいろいろと差しさわりが出てくるといけませんので、私は私なりの意見はありますけれども、この席での開陳は遠慮をさしていただこうと思いますが、でもやっぱり公園広場としてこれは確保されるということだったからこそ、あの阿漕浦と私どもは呼んでますけれども、港中路の約500平方メートルの開発が許されたんだというふうに理解してます。ですから、そこが公園広場が取り込まれて、そして家が建つなんてとんでもないことだというふうに思いますので、それはぜひ頑張っていただきたい。

 ただ、県や国と協議して応訴するということでありますけれども、要するに被告にされたのは建築主事個人になっているわけですね。だけれども、それは全市的な応訴の態勢を整えていただかんと困るということは当然でありますけれども、その点はぜひ希望をしておきたいというふうに思います。

 下水道については、まあまあきょうのところの答弁はそんなところかというふうなことで受けとめておきます。

 長谷山でありますけれども、まず買えるかどうかという心配をしましたのは、担当部長は恐らくもう御存じだろうと思うんですけども、こういう席だからおっしゃらなかったんかなというふうに善意に解釈しますが、地権者の協力を得るようにしたいとおっしゃいますけれど、地権者が60人おられるけれど、登記簿をずっと眺めたら、例えば今から25年前の当時の地権者が相続で子供さんとか奥さんに移る場合、これは大体わかりますね。通常の言うたら相続であり、権利者がかわるということでね。

 しかし、第三者が1から2になり、2から3になる、その期間が3月とかあるいは同日とかというのが、これはありますね。そういうなんは当然御存じだろうと思うんです。私の知っておる人も−−人というとえらい仲がよう聞こえますけれども、私が調べたところによるとというふうに言いかえますが、それは数筆しっかりと押さえてるわけです。これは土地ブローカーです。地上げ屋さんですわ。

 そんなとこを要所要所虫食い的にやられとるから、ですから、少なくとも1万平方メートルは欲しいと考えた歴史資料館をあきらめざるを得なかったというのは、きのう来はいろんな論議がありましたけれども、本当の原因はそこと違うんですかというんです。そうでなく、あくまでも歴史資料館そのものの価値判断でひとまず後ろへ追いやったんだというなら、あくまでもこれは長谷山の中で追求しなければいけないと思うんです。追い求めてしかるべきだと思うんです。

 しかし、問題は今それができるのかどうか、大もとの13ヘクタールが危ない−−危ないというのは私が言うたわけですけれども、危ないと思うのに、その中で配置できなかったという背景の一番大きな原因はそこでなかったのか。これはもう正直に言うといてもらわんと、またいろんな論議が出てくるわけです。別にこれはそんなことされたあなた方がけしからんとかけしかるというものではありませんので、一番の問題点はこれなんさというところをやっぱりできたら信頼関係のもとに率直にお聞かせいただいたら、私どもも立場を共通にして、これからのことを考えることができるんじゃなかろうか、こう思いますので、これは教育委員会よりもむしろ企画のサイドか、長谷山の一番中心のところで御答弁いただきたいというふうに思います。

 それから三重大学の上浜町でありますが、少なくともどこを見ても、正式には栗真町屋なんです。上浜町というのは、1935年−−昭和10年の官立専門学校一覧では、津市というふうに表示されたんです。それから上浜町というそういう名称そのものも、上浜町という呼び方は新しいでしょう。津市上浜町というのは、昭和10年当時の地名としてもあそこにはなかった、現在地のところにはなかった。

 ですから、なぜそうしたら大学が上浜町というふうに勝手に呼ぶようになったんだろうかという推測はいろいろあります。傍聴席にも栗真の方おられますけれども、例えば戦前の考え方として、郡部より都市部にある方が高級という差別意識があったんではないか。あるいはまた外国から郵便が来た場合に、その判読が、これも失礼な話やと思うんですが、郡部の郵便局ではできないと大学が判断をして、津局管内の津市内にしてしまったということ。あるいはまた、都市所在の官庁の勤務者には、基本給の割り増しがあったんだそうですね。栗真村というのでは、何%か知らんけれども、基本給が下がるので、やっぱり津市でいこうにというふうになったようであります。

 しかし、問題は、上浜というのは津市の場合は上浜は1丁目から6丁目までありますね、今御答弁があったように。そんな上浜町1515と町名もなしに勝手につけるということは、これはできないはずです。もしそういう町名の変更をするということであるならば、地方自治法の260条によって議会の議決を得なければならない。県知事にその旨報告して、県の告示を受けなければならんわけでしょう。

 やっぱりどなたでもそうだと思うんですけれども、実際に私が例えば栗真に住んでいて、栗真にあるのに勝手に、いかに大学とはいえ、上浜町という名前を呼ばれたら、栗真の住民としては、こんなのおもしろくないですよ。こんなもの栗真ていなかや、大学はやっぱり国立大学、津さというのは、それはやっぱり許されやんと思うんです。私は、上から下を見とる見方であって、これは差別の根源やと思うんです。だから、速やかにその辺の是正をさせるべくどうするかということだけおっしゃってほしい。

 これは4年前に地図をつくっておられる関口さんが問題にされたことがありました。そのときに、大学は、そのうち都市計画で区画整理がやられるはずだから、それまで待ってほしいというふうなことを言うたそうでありますが、私はあそこで区画整理がやられるというようなことは聞いたこともありませんから、ですから、大学だから横着なことをしていいということにはならんと思いますので、どんなふうに勧告されるのか、そのことだけお聞かせいただきたいと思います。

 以上でありますが、よろしくお願いします。



○議長(稲守久生君) 当局の答弁を求めます。



◎市長職務代理者(近藤康雄君) 看護大学につきましてお答え申し上げます。

 御不審の点がいろいろございまして、それぞれ担当部長が御答弁いたしますけれども、仮に駒田議員がお考えになって百点満点でなかったとして、果たして津の市民の皆さんが、それじゃ看護大学が津市からよその町に行ったということで喜んでいただけたでしょうか。議論ではないんですけれども、私はそれを思ったわけです。

 だから、最初、看護大学の候補地を県に求められたときには、今申し上げてる場所1ヵ所ではありませんでした。もっとほかの場所も提示をしたんです。それは北河路であったり、栗真の辺であったり、こういう場所、こういう場所、こういう場所がございますと。もちろん今の場所も含めてですけれども、そういうような話をしながら、ぜひという考え方を貫いていったわけです。県の方が基本的に考えました条件は、先ほど申し上げました。やっぱり一番大事だったのは、あの時期にどうしても間に合わせたいという県の姿勢でした。それは知事が県会議場で答弁をいたしておりますし、そんなところでそれぞれ担当者は、一番そこの部分にこだわったんだと思います。

 そういう時間的な制約がなかったら、サイエンスの中にも持っていきたかったんです。でもそれは到底時間的に間に合わないということで、あの候補地を選びました。だから、それは決して、結論づけてはおっしゃいませんでしたけれども、決して開発業者のためでも、そういった偏ったものでも何でもありません。一番どこのところを県にどういう条件でお話をすれば、というのは、めちゃくちゃな条件を申し上げつもりではありません。今ここに申し上げたような中での話でありますけれども、津市に大学が設置できるか、それを考えた。

 それぞれの首長というのは、それはいろいろ考え方にも、町づくりの方向によっても違いますけれども、非常に大学設置ということにはみんな魅力を持ってます。それはかなりやっぱりそこのところだけじゃなくて、市全体にいいイメージを与えてくれるもんなんです、若い人が寄ってくれますし。決して私はこの一身田大古曽の場所だけじゃなくて、橋南も橋内も新町も全部この大学で津市の町づくりが進められる、こういうふうに思っております。

 だから、そんな点、いろいろと瑕疵があるではないかとおっしゃいますけれども、一つ一つそれは私どもは大きな間違いのないように担当部で努力をさしていきますし、そのめどがつきましたからこそ、こういうふうに進めていったことを御了解いただきたいと思います。

 それから壇上で申しわけありませんでした。熊谷組の開発計画に対する考え方でありますけれども、今市に提出されております計画内容というのは、住宅団地開発でありまして、この計画では、看護大学のような核になる施設を含めた町づくりを行っていく計画ではないと今判断をいたしました。現段階では、社会経済情勢の変化、新しい町づくりの必要性が見きわめられるまでは抑制という見解に至りまして、この旨事業者の方にもお伝えいたしております。

 それからもう一つ、大学が誘致できなかった場合、こういう話ですけれども、先ほど申し上げましたように、誘致に向かって最善の努力しておる場合でございますので、公の席で、できなかった場合は控えさしていただきます。



◎教育長(荒木務君) 総合文化センター駐車場についての確認書につきましては、壇上で申し上げましたように、県との話の経過の中で、その時点におきます双方の考え方をまとめたという認識でございます。これは他市と同様の手法でございまして、御理解をいただきたい、こう考えます。

 2番目に、駐車台数につきましての1,500台と1,000台との差でございますけれども、双方ともにその困難性は認識しておりまして、今後県と調整を図ってまいりたいと考えております。

 3番目、一身田大古曽地内での大規模開発に関しましての関係小中学校名と児童数の関係でございますけれども、学校名は一身田小学校、一身田中学校になろうかと思います。児童生徒増の見込みでございますけれども、販売計画が出た段階でないと確たるものはわかりませんけれども、販売戸数に小学校では0.45、中学校では0.22を掛けるというのが、一般的に使われておる数字でございます。

 以上でございます。



◎建設事業部長(錦金則君) 道路が存在していないところに市道認定ができるのかとの御質問でございますが、道路法上の解釈につきましては、市道にございましては特に定めた法的要件はございませんが、道路配置上、目的場所をつなぐ道路網として必要との判断により、議会の議を経て認定できるとの判断でございまして、現道のないところでございましても認定する行為は今までにも行っておりますので、よろしく御理解願いたいと思います。

 続きまして、遺跡の問題でございますが、壇上で大変失礼をいたしました。この遺跡は大古曽遺跡でございまして、その存在につきましては十分認識いたしておりますが、既に中勢バイパス等の調査におかれましても調査済みでございまして、今後市道の事業化に当たりましては、関係部局と十分協議の上、慎重に対応してまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解願います。



◎都市計画部長(小河俊昭君) ため池の所有につきましては、津市でございます。それと管理責任につきましては津市でございまして、水利権につきましては、一身田大古曽の土木水利組合でございます。

 それで農地転用でございますが、農地法に基づく転用に係る事前審査の件につきましては、当初は、議員おっしゃいましたそういう話もございました。しかし、御理解をいただき、現在におきましては東海農政局におきまして事前審査を行っていただいておる、こういう状況でございます。

 以上です。



◎環境部長(伊庭弘大君) カスミサンショウウオがおったのではないか、その点について環境部長、こういう質問いただきましたので、お答え申し上げたいと思います。

 現時点ではそのような情報は入手しておりませんけども、しかしながら、ここは規模として大きく、環境への影響が懸念されますことから、環境の保全につきましては最大限の配慮を行うよう事業者に意見を提示いたしましたが、今後法等の手続が進む中で、このことが履行されたかどうか、事業者に確認を行ってまいりたい、このように考えておりますので、御理解賜りたいと存じます。



◎市長公室長(森貞夫君) 三重大学の所在地につきまして御答弁申し上げます。

 先ほど壇上でもお答えさしていただきましたとおり、現在上浜町●●番地という所在地はございません。このことにつきましては、先ほどの意見等も十分いただきまして、学校の方へ強く伝えてまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 続きまして、長谷山レクの中での歴史資料館の位置、また撤退せざるを得なかったのは土地の虫食いというような意味の御質問だと思います。私どもは、第1期事業計画は、全協の方でもお示しさしていただきましたとおり、13ヘクタール、こういう位置を定めております。昨日からの御質問でもお答えしておりますとおり、このままこの土地を放置しておきますと、かなりの虫食い状態になるということもあります関係上、この第1期事業区域だけ、13ヘクタールにつきましては、どうしても早く地元の協力を得て土地を取得してまいりたい、この考えで現在おるわけでございます。したがいまして、13ヘクタールの第1期工事につきまして全力を傾注して取り組んでいきたい、このように考えております。



◆11番(駒田拓一君) 簡単に進めさせていただきます。

 まず、総合文化センターの駐車場用地問題ですが、こういう確認を、それも何百億も負担をしなければならないような、そういう約束を交わす権限があるのか。これは法的におかしいですよ。個々の行為というのは、幾らやっても、後でその議会にそれぞれ細切れで了解を求めたらいいということではないでしょう。少なくとも駐車場の土地代だけでも50億になる、それから周辺の環境全部含めたら何百億になるというふうなことですから、これを交わすについては、少なくともその事前に議会筋の了解と合意が求められて当然と違いますか。私はそう思うんです。これは議会の権限を踏みにじっておる。その点での助役の見解だけ伺っておきます。

 それから看護大学ですが、助役ね、市民の健康はもとより、県民の福利厚生、健康を守っていくために、この大学が果たす役割は極めて大きい、そのためにいろんな困難を排除してでも誘致をしたいという気持ちは、私は人後に落ちないつもりです。

 だからこそ申し上げとるんですが、今助役が言われるようなことで進められるんならば、私は逆に伺いたいんです。全体に40ヘクタールの開発するわけですね。その中で、大学用地は5ヘクタールです。これを急がなければならないというんならば、あとの団地開発については、しばらくおいておいて、そしてこれの環境整備にどうして集中されないんですか。

 これをするためにまずここへ市道をつけなければならないとか、まずこの長池の水の調整を急がなければならないとか、それは分けてできない面もありますけれども、団地の中で一体的な整備を図るにしても、それはこれからの町づくりの問題でありますから、町づくりを先にして大学があるということではないでしょう、今のお話では。

 大学は平成9年の4月に開校したい。逆算したら、今申し上げたように建てるのに18ヵ月かかるんです。急がなければならないんです。そうしたら、その点を県とも協議され、議会にも率直に訴えられて、これの環境整備は切り離してやらしてほしいという、そういう皆さん方からの働きかけがあって、初めて議会もあなた方も一体になった努力ができるんではないでしょうか。私はそういうつもりでこの論戦に加わっておるつもりなんです。そこはぜひ御理解をいただきたい。けちをつけとるんでは決してありません。

 それで、基準としては、やはりここに300人か400人の女子学生を中心として学生が通学される。そうしたらやっぱりその利便性を第一にして、本当にもうここしかないのかどうかという、そういう厳密なシビアな吟味がなされてここに決まったんかどうかということは、この背後地の進め方からは率直に伝わってきませんよということを申し上げたんです。その点はおわかりいただけるだろうというふうに思います。

 ですから、やはり、もしもう今となってはここでいきたいということであるならば、それこそ下のこの大学ができることによって一番心配されてみえる志登茂流域の皆さんの水の心配をやっぱり安心をしてもらえるというだけの説得と、それからその保障をなさるということを最大の課題として追求していただきたい、このことを注文をしておきたいというふうに思います。

 それから市道認定でありますけれども、今部長、遺跡等の関係では中勢バイパスで調査が済んでおるけれども、もう一遍関係者とよく相談してということですね。しかし、あなた地図の上へ路線しゅっともう引かれて、幅も延長も書いておられるわけですから、そのままいくと、大古曽遺跡のど真ん中を走ることになりますわね。それで教育委員会は、この平成3年から5年にかけて、中勢バイパス建設のために、県によって発掘調査がなされ、それの結果が一応まとめられている。しかし、その一番核になる部分については、遺跡の中心になる部分については、現状保存でいきたい、そのことを求めたということですね。ですから、市道をこんな頭を削るような形で通すということは許されんでしょう。

 しかし、皆さんの今の提起ではそんなふうになっておりますから、いやいや違うんですよというのやったら、御指摘ください。ですから、私はどうしてつくらない前に認定を早めるのか。やっぱり認定してから路線変えたというのではまずい。ですから、注文をしておきますが、あす委員会開かれますが、その中で、委員長に御相談いただくべきごとだと思いますが、現地での説明も含めて、このまま市道認定で押し通していいのかどうかというのは、もう一度内部で検討をしておいていただきたい。きょう今のところは質問にとどめておきます。問題点がそれぐらいあるというふうな話であります。

 それから長谷山ですけれども、これもけちをつけるということではなしに、非常に極めて困難な土地買収に当たっては課題が横たわっている。きのう、佐藤肇子議員でしたか、借地も含めて考えたらどうかという、それも私は一つの策だと思いますけれども、貸すような連中でもないということもまた事実であるということも、受けとめておいてほしいと思うんですね。あの周辺には、きのうも私も行ってきましたけれども、ゴルフの練習場もありますし、それから社会福祉施設も立派にできております。そこからずっと一体的に眺めたときに、一体どういう人がどういうところで押さえたかということは、担当部長はよく御承知のはずでありますので、私はこれ以上のことは言いませんけれども、大変困難だ。

 その上で進めるということであるならば、7月までにつくろうという基本設計については、歴史資料館も含めての位置づけも、ある程度、この辺に配置するという、そういうことも念頭に置いた設計でない限り、いつまでも歴史博物館を基礎のない上からつるしたようなままになって、風が吹くたびにぐらぐらしとるような、そんな資料館では私どもは納得できませんよと。ですから、そのことを含めてできるだけ早い時期に議会に説明いただきたい。私どもに御説明いただきたい、そのことを要望いたしておきます。

 1つか2つ残しましたので、その点だけ御答弁いただければと思います。



○議長(稲守久生君) 当局の答弁を求めます。



◎市長職務代理者(近藤康雄君) 日ごろ駒田議員の津の市政に対する御熱意というのは十分承知しておるつもりでありますから、決してけちでおっしゃったなんてことは夢にも思っておりません。

 くどいようですけれども、あの土地を選びましたのは、申しませんでしたけれども、単価とかいろんな要素の中で、もう一つは、民間の活力を活用するといいますか、あそこんとこの5ヘクタールをちょん切ってきて、そしてこの時間に間に合わせるために、それでさえ毎日忙殺をお願いしています開発公社なりそこのとこの職員に、これ以上なかなか無理な部分も非常に多かったんです。我々としては、一番市にとって有利な方法をあそこの場所で選んだ。しかも、それがおっしゃったように全体の看護大学の5ヘクタール以外のものもくっついてきますけれども、市にとってマイナスでないし、こういう判断をいたしました。

 でも、今おっしゃいました一番大事な部分、水の問題とかいろいろあると思いますけれども、その御所見については十分努力をいたしますし、私たちも一番大事と思ってますので、御承知ください。

 確認書の問題ですね。執行部と議会との間に意思の疎通を欠くことのないように努力してまいりたいと思います。



◆11番(駒田拓一君) 私が助役に求めた後段の答弁というのは、意思疎通の問題ではなくて、今ちょっと誤解されたんじゃないですか。私は、県文の駐車場用地の確認書の問題です。これは、何十億、百億を超えるような多額の出費を前提とした約束を一担当が交わしてくるわけですね。これはそんなどこまでもできるんかということは、法的にも疑問の残るところです。でもきょうは時間がありませんので、それは私は皆さん方とは見解を異にする、それは議会の議決権の侵害だというふうにさえ受けとめています。もう少しぜひ検討をしておいていただきたい。議論は後の機会に回したいと思います。

 以上で終わります。ありがとうございました。



○議長(稲守久生君) 暫時休憩いたします。

     午後2時50分休憩

     午後3時4分再開



○議長(稲守久生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 総体質問を続行いたします。10番岡野恵美君。

          〔10番 岡野 恵美君 登壇〕



◆10番(岡野恵美君) 質問の最後を務めさせていただきます。お疲れとは存じますが、御協力のほどよろしくお願いいたします。

 なお、今までの質問で明らかになりましたことは割愛させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 議案第5号津市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の制定について。

 まず、条例改正に関してお伺いいたします。

 第1点、ごみ問題は、事業者がその責任を放棄してきたことがその大きな原因とされてきました。したがって、条例では特にこの事業者責任がきちんと守られるよう、これを裏づける措置が必要だと思いますが、努力義務にとどまっております。罰則規定を盛り込むことはお考えにならなかったのでしょうか。私は、罰則とまでいかなくても、同じ条例の中に空き地管理の場合には勧告や命令など実効ある措置がとれているわけでありますので、ごみもできないことではないと思うのですが、いかがでしょうか。

 また、ごみ排出量など各種情報を市民に公開することも必要だと思いますが、いかがでしょう。

 なお、公表には、悪質業者を公表するだけでなく、優良業者は表彰などを行ってはと思いますが、あわせてお伺いします。

 第2点、国の法律では、ごみの適正処理に熱意と識見のある人を廃棄物減量等推進委員として委嘱するとしていますが、津市の条例に盛り込まれていない理由と、今後の対応についてお伺いします。

 第3点は割愛します。

 第4点、多量のごみを出す事業者等に減量計画の提出が義務づけられています。その事業者を選定するに当たり、多量のごみを出しているかどうかの把握が困難だと思われます。どのように把握されるおつもりかお伺いします。

 続いて、この条例にかかわっての一般質問に移ります。

 まず第1点、条例の趣旨普及については、小冊子を作成してはいかがかと要望しておきます。

 第2点は割愛します。

 第3点、リサイクルセンター建設についてお伺いします。今までにもこの件に関したびたび質問しました。瓶や缶の選別など既に行われているものもありますが、この際古紙などのストックヤードを持ち、家具や自転車などの修理、販売や、衣類のリサイクルショップなど、多くの機能を持つリサイクルセンターが必要ではないでしょうか。

 次に、プラスチック系ごみについてお伺いいたします。プラスチック系製品の生産は年々増加し、日用品や容器、包装材からおむつまで極めて広く使われています。そのごみは一般廃棄物として出された場合は、自治体の処理にゆだねられています。そのため、かさばり、収集に非効率、破砕圧縮困難、高カロリーのため炉が破損する、ダイオキシンなどの有毒ガスの発生、埋立地盤が安定しないなど、さまざまな問題点が指摘されています。既にヨーロッパでは使い捨てプラスチックへの厳しい規制が行われているとのことです。そこで、津市でもプラスチック系ごみの減量とリサイクルに取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょう。

 まず第1点、酒やしょうゆの瓶は、今まではリサイクルされることが多かったのですが、今ペットボトルにかわってきています。せっかくリサイクルの法律ができた今、瓶リサイクルシステムを壊していることは、極めて残念なことです。少なくともペットボトルの回収と処分を業者に行わせる働きかけが必要だと思いますが、いかがでしょうか。

 第2点、発泡スチロールのトレーがふえています。トマトや長芋などもトレーに入っていることがあります。近所のスーパーでお聞きしますと、対面販売でないので減らすのは難しい面もあるが、果物類のトレーは減らすことはできると思う、ただ肉や刺し身は衛生上トレーが必要という御意見でした。このことから、取り組みいかんで確実に減らせるものと思います。減らすための取り組みを求めます。

 第3点、そのためにもトレーを回収する店をふやしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。この場合、回収するからいいとばかり、使用を野放しにすることのないよう指導を願いたいと思います。

 第4点、島根県安来市では、プラスチック類をリサイクル油脂還元して、10年で満杯になる予定の最終処分場を20年から40年も延命させたという新聞記事を読みました。津市でも再資源化の検討も始めていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

 2、保育所行政の充実についてお伺いします。保育所は措置制度を通して市町村に普及定着し、全国どこでも一定水準の保育が保障されてきました。しかし、厚生省はこの一定水準の保障を極めて低いままで変えようとせず、足らないところを自治体の負担で賄わせる一方、国庫負担率を8割から5割へと大きく削減しました。また、一昨年暮れには、突然公立保母の人件費の国庫負担をやめ、自治体に押しつけようとしました。多くの反対の声の前に一度はこれを撤回しましたが、本質的な考えが変わったわけではありません。

 そこで、今度は保育問題検討会に年間500万円以上の世帯は保育所と直接契約するように変えようと提案してきました。全国的な反対運動が盛り上がったため、検討会では両論併記となったので、一応来年度予算については見送られましたが、津市としてはこのことに対し、昨日の論議では、厚生省の指示を待つのだというお答えが返ってまいりました。措置制度をなくすことは、今まで保育所入所に責任を持ってきた公的責任がなくなるということですから、親はお金を出さなければいい保育園に入れなくなるという事態だって起きるのではないでしょうか。

 そこで質問の第1点、今日の厚生省の動きに対し、津市は静観しているのだなどと言っていないで、積極的に反対の声を上げるべきと考えますが、いかがでしょうか。

 第2点、現行制度を堅持することを明らかにしていただきたいと思います。また、保母基準などはむしろ充実すべきだと、今まで以上に強く厚生省に要請すべきだと思いますが、いかがでしょうか。

 続いて質問第2、土曜日の保育の充実についてお伺いします。保育所でも週休2日制が導入されました。しかし、増員がないままで行われたので、土曜日の保育について、保母と父母の間であつれきが生まれているのではないでしょうか。

 ある保育所の保護者会のアンケートでは、回答した26世帯の中で、土曜日に預けているのは10世帯、預けていないのが16世帯でした。ところで、預けていない世帯の中で、両親とも週休2日制の職場は4世帯だけで、母親が1週間置きに休みが2世帯、あとの10世帯は、両親とも一日中仕事だと答えています。そのため、祖父母に預けたり、勤務の調整をしたり、中には小学生の子供にお守りを頼んだりと苦労していることがわかります。一方、預けている世帯では、雰囲気的に非常につらい気持ちになると答えています。完全週休2日制が12ないし13%という現状の中で、土曜日保育はまだまだ重要な意味を持っております。ところが、保母さんの週休2日制の保障が行われないままで実施されている現状では、どうしても無理が生じてしまうと思うのです。人員増をすべきだと思いますが、当局の見解をお聞きします。

 3、岩田川の再生について取り組みを。岩田川は、片田貯水池に源を発し、市街地の真ん中を流れる長さ11.7キロ、流域面積3,300ヘクタールの2級河川です。今この地域には、5万8,600人の市民が住んでいます。かつて旧の岩田橋周辺には、豪商の蔵が建ち並び、商船が往来して大層にぎわっていたそうです。また、神戸地区の人々は満潮時に川を下り、野菜を市街地に届け、下肥を運んで満潮を利用して帰るなど、人々は岩田川を利用し、岩田橋を出会いの場として川になれ親しんでいたとある老人にお聞きしました。

 ところが、1960年代から流域に団地が開発され、生活雑排水が流れ込むようになると、排水路としての役割しか持たなくなりました。その結果、かつて人々が投網を打ち水泳をした岩田川は、ヘドロが堆積するどぶ川のような状態になってしまいました。しかし、こんな岩田川を再びきれいな川に戻したいと、川の清掃を自主的に始める方があらわれ、七夕流しやハゼ釣り大会などが行われて、市民の川に寄せる思いが今急速に高まっております。

 三重県は一昨年4月、岩田川流域の2,890ヘクタールを生活排水重点地域に指定し、これを受けて、昨年3月、津市岩田川流域生活排水対策推進計画がつくられたことは、この壇上でもたびたび皆さんが歓迎の意を持って訴えられているところのことです。今、この計画に基づいて下水道整備と市民への啓発活動が行われていますが、計画では、干潮時にはどぶ川のようになっている岩田川を、西暦2000年に景観上清澄な水質を保つ水質にまで、つまり河川に係る水質環境基準で言うなら、BOD−−生物化学的酸素要求量を現在の平均5.44?/lを2.5?/lにしようとするものです。また、2005年には、下水道を100%普及させることになっています。ぜひこの計画も目標どおり推進されて、岩田川は一日も早くきれいになるよう願います。

 そこで数点お伺いします。

 第1点、県の生活排水重点対策地域に指定されたときの通知文書では、汚濁の原因は汚濁負荷量の70.5%を占める生活排水による云々となっております。もちろん生活排水が汚染の大きな原因であることに違いはありませんが、その生活排水がふえたのは、1960年代後半からのこの流域での大規模な開発の影響ではなかったでしょうか。私は、汚れの原因を生活排水を出す個々の市民のせいだけにしないで、その原因をつくり出した大もとの開発そのものにまで言及していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 第2点、再びきれいな川にしたいという思いを込めてお聞きします。

 1、2000年あるいは2005年に生活排水対策推進計画が達成できるかどうか、見通しをお伺いします。

 2、流域の乱開発の抑制をすべきではないでしょうか。1960年代に入ってからの流域の変化を調べてみました。この間、5ヘクタール以上の団地は7つできました。総面積は290ヘクタールです。そのほか津カントリーゴルフ場は150ヘクタール、片田工業団地が50ヘクタール、すべて合わせて490ヘクタール、流域面積の約15%が開発されたことになります。約8割を山林と見て、392ヘクタールの山林がその形態を変えております。山林の伐採は、保水力を弱め、水をきれいにする能力を低めて、水害や水質汚濁の間接的な要因になっているのではないでしょうか。今、この流域には、長谷山開発や中部ロイヤルゴルフ場が計画されていますが、環境を守るためにも、開発には慎重であるべきです。その点から、特に中部ロイヤルゴルフ場の岩田川への影響をどのように考えておられるのかお伺いします。

 第3点、県の安濃川・岩田川河川環境基本計画の策定についてお伺いします。開発の名による一方的な自然環境の破壊は、津市だけでなく、全国至るところでさまざまな環境問題を引き起しました。そのため、建設省は、それまでの治水中心の河川管理方式から、親水性や自然環境にも配慮する方針を打ち出しています。そこで、三重県も昨年とことしで安濃川と岩田川の河川環境整備のための基本計画をまとめようと、既にアンケートを実施されたと伺いました。この計画の進捗状況と、既に行われたアンケート調査の結果について、また今後どのような構想に発展させていくのか、津市としてこの計画をどのようにとらえてみえるのかお聞きします。

 第4点、津市でも河川環境整備の取り組みを始められるよう提起します。私は、2月に建設省のふるさとの川モデル事業を取り入れられている横浜市のマイタウン・マイリバー整備事業の補助を受けて進められている名古屋市堀川の総合整備事業を視察いたしました。ともに政令指定都市で、津市とは規模が違いますし、川の形態も当然違うわけですが、幾つかの点で参考になりましたので、私なりにまとめてみました。

 その第1は、河口から水源まで一体としてとらえているということ。第2は、川の特徴を生かし、周囲と整合した整備計画が地域別につくられているということ。とりわけ堀川は、白鳥地区、納屋橋地区、黒川地区を拠点地区として、町づくりと連動させての整備が行われようとしていました。第3は、川の各所に親水性の機能が持たせてありました。いたち川では、各所に川辺にまでおりられる階段がつくられ、親子連れがコイにえさをやっていました。第4、ふちや瀬の形成など水質浄化のための手法が取り入れられていました。さらに第5、木を植えたり生物の生息しやすいような自然環境に配慮した整備が行われていました。

 この際、他市の例にも学び、津市も新しい河川環境整備の取り組みを始めてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。

 第5点、ぜひ市民の意見を聞いていただきたいと思います。市民の間からは、しゅんせつや常時安濃川の水を三泗川に導くことなどの意見が出されていますが、いずれも提案に終わっております。県が基本計画で岩田川の基本構想をつくっているわけですから、津市としてもこの際懇談会やシンポジウムなどを行って、市民の意見を積極的に集約すべきではないでしょうか。流域の人々はかわっても、岩田川は歴史をつなぐ川として永遠に残っていくものです。今の時代を生きる私たちがしっかりとこの川をとらえ、将来の姿を考えておかないと、汚いままで後世に引き継ぐことになるのではないでしょうか。ぜひ津市としても岩田川の再生に向け一層の努力を期待するものですが、いかがでしょうか。

 質問第4、津市高齢者保健福祉計画の推進についてお伺いいたします。

 第1点、この計画策定を受けての実施計画は10月ごろになるとのことですが、実施された後中間見直しをする時期はいつでしょうか。また、そのときは市民の意見をぜひ聞いていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 第2点、目標設定の水準は週6日の昼間、いろいろなサービスを組み合わせて行うことになっていますが、夜間、早朝、土曜日の午後や日曜日はどうするのでしょうかお伺いします。

 第3点、ホームヘルパーの充実を多くの人が望んでおります。

 そこで、1、派遣時間は現在おおむね2時間となっておりますが、ケースにより弾力的に拡大すべきと考えますが、いかがでしょうか。

 2、1999年までにヘルパーは101人にするといいます。現在は33人、来年度予算で5名増、38人になる見込みだとのことです。では、目標時点で常勤ヘルパーは何人、パートヘルパーは何人にされるおつもりでしょうか。また、この場合、わずかなお礼を差し上げてボランティアをお願いする、いわゆる有償ボランティアをこの数の中に含めているのでしょうか。また、その数は何人でしょうかお伺いします。

 さらに、これらヘルパーの勤務先はどこかお示しください。

 第4、機能回復訓練の強化が必要ではないでしょうか。今までも在宅でリハビリを行うことや、老人福祉センターでの機能回復訓練の充実をお願いしてきましたが、残念ながら実施されておりません。専門家の確保が難しいとしても、半年で1回の訪問訓練指導では、少な過ぎるのではないでしょうか。訓練は毎日してこそ効果が出てくるものだと思うのですが、いかがでしょうか。

 第5、健康診断の受診率は、基本健診で50%となっています。基準年である一昨年は14%でしたから、非常に大きな目標ではないでしょうか。医療機関の受診率をふやすのだということですが、目標達成の見通しを伺います。

 第6、寝たきり老人の介護手当は、今議会で500円増額して1万2,000円になるわけですが、家族が仕事をやめて介護に当たるには、余りにも低額ではないでしょうか。小松市にお邪魔しましたとき、石川県が上乗せするようになって、石川県でも助成をするようになって、在宅介護がぐんとふえたとお聞きいたしました。三重県でもこのような介護手当を出すよう県に求めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 第7、寝たきりをなくす寝たきりゼロ作戦にかかわってお伺いします。

 1、脳卒中の方が退院後、自宅で生活がスムーズに送れるよう、ケアネットワーク事業という事業が行われています。これは医師が退院時に保健所に連絡をとって、後日保健婦さんが訪問するというシステムです。しかし、今のシステムでは、退院後すぐに訪問するとまではいかないようです。そこで、病院に入院しているときから保健所に連絡しておいて、退院後の方針や住宅改造が行われれば、もっとスムーズに家庭療養に入れるのではないでしょうか。住宅改造のお手伝いをするヘルパーさんとの打ち合わせが行われていれば、もっと効果的だと思います。連絡時期を早めることはできないのでしょうか。

 2、住宅改造の助成制度は、ぜひ実現していただきたいと思います。

 第8、介護支援センター、デイサービス、ショートステイなど、老人ホームで多くの事業が行われていますが、このための要員配置は十分なのでしょうか。

 第9、計画策定のアンケートでは、働かなければ食べていけない高齢者の要求が多かったと思います。この計画では生きがい対策にとどまっていますが、働かなければならない高齢者に対し、お花づくり、公園清掃など、高齢者の仕事をつくっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 第10、計画では、市内各所に散らばるいろいろな機能のサービスを統合調整する機能が抜けているのではないでしょうか。どのようにお考えなのかお伺いいたします。同時に、それを行うのは民間ではなく、津市の福祉や保健の職員だと思うのですが、体制の充実についてお伺いいたします。

 第11、歯科訪問診療の来年度実施を願うものです。見通しはいかがでしょうか。

 以上で壇上からの質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。(拍手)



○議長(稲守久生君) 岡野議員の質問に対する当局の答弁を求めます。

          〔市長職務代理者 近藤 康雄君 登壇〕



◎市長職務代理者(近藤康雄君) 岡野議員さんから御質問のありました岩田川の問題につきまして、若干日ごろ思っていることをお答え申し上げたいと思います。

 御所見にありましたように、確かに河川延長が11.7キロの短い都市河川であります。私も毎日そこ通りまして、もう少しきれいにならないかなと思っておるわけでありますけれども、しかし、あの流域には、御承知のように森林も少のうございますし、流量も少ない。ですから水質汚濁が非常に顕著になってきております。

 その汚濁の原因につきましては、ほとんどが家庭からの排水、つまり生活排水によるものだと思います。その原因につきまして、ただいま開発そのものに言及するように、こういう御所見がございましたけれども、確かに家がなかったり、作業所がなかったりすれば、水はきれいかもわかりませんけれども、しかし、それだけではないと思います。やっぱりそこで生活をしなければならない方がいらっしゃるんですから、御理解いただければと思います。

 このような状況の中、平成4年の4月に三重県知事から、岩田川流域が生活排水対策重点地域に指定されまして、その後推進計画を策定いたしまして、平成6年度から岩田川の浄化に向けまして推進計画を進めてまいりたい、こんなふうに思います。

 その内容につきましては、啓発に関するもの、いわゆるソフト面、施設整備に関するもの、いわゆるハード面でございます。ソフト面につきましては、各種団体からの構成員から成ります協議会を設立いたしまして、組織的な啓発を展開することと、生活排水対策啓発指導員を設置いたしまして、地域のいわゆる台所対策等の普及を図ることといたしております。また、ハード面でございますけれども、公共下水道の整備と合併処理浄化槽の普及、こういうことになっておりますが、前者の公共下水道の整備につきましては、この地域が生活排水対策の重点地域であることを十分考えまして、関係機関にも十分働きかけてまいりたいと思います。

 なお、公共下水道が整備されるまでの間の合併処理浄化槽の普及につきましては、鋭意普及に努力してまいりたい、こんなふうに思います。

 いずれにいたしましても、岩田川の浄化に向けまして、生活排水対策推進計画を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜ればと思います。

 私事で恐縮でございますが、三重短期大学の同窓会報に、昨年の5月だったと思いますが、岩田川の浄化に関する所見を書きました。御試見いただければ幸いでございます。

 以上であります。

          〔環境部長 伊庭 弘大君 登壇〕



◎環境部長(伊庭弘大君) 議案第5号津市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部の改正につきまして、3点ほど御質問をいただきましたので、お答えを申し上げたいと存じます。

 まず、事業者の責務は、努力義務だけ規定されているのでないか、いわゆる勧告とか情報の公表、また公開等で実効あるものに、また優良事業者の公表とか表彰を行ってはということに関してまずお答え申し上げます。

 事業者の責務といたしまして、廃棄物をみずから処理すること、排出の抑制と再生利用に努めること、また廃棄物の減量等適正処理に関して、本市の施策に協力すること等を定めております。このような責務を事業者の方々が実行していただけない場合に、勧告、公表等をすることは、条例では特に規定はしておりませんが、この責務を実効あるものとするためには、この条例の趣旨を事業者の方々に御理解いただくよう、あらゆる機会を通じまして啓発に努め、その責務を認識していただきますとともに、ごみの減量等に協力いただく店を認定するなど、ごみ減量モデル店制度の導入や、優良事業者の表彰を行うなどにより、実効があるものにしてまいりたい、このように考えております。

 2点目の廃棄物減量等推進員をこの条例に盛り込むべきではないかという御趣旨の点についてお答え申し上げます。廃棄物減量等推進員は、市民の方々と行政との連携を深めるためのパイプ役として、またごみ減量とリサイクルに関する具体的な方法を指導していただくなど、ごみ減量施策をより実効あるものにするための役割を担っていただくものと考えております。

 しかし、厚生省としては、廃棄物減量等推進員はボランティアとしてお願いするものと想定しておりますことと、また役割の困難性等から、市民の方々への負担も大きいものと予測されますことから、今回の条例改正では、廃棄物減量等推進員につきましては規定はいたしておりませんが、その重要性を認識いたしておりますので、他市の状況等調査を踏まえまして検討してまいりたい、このように考えておりますので、よろしく御理解賜りたいと存じます。

 次に、3点目の多量の事業系一般廃棄物を排出する事業者について、的確な業者把握をという御質問についてお答え申し上げます。多量に事業系一般廃棄物を排出する事業者につきましては、その基準としての事業所の建物の面積によるものと、排出量によるものとを考えております。このような基準に基づき、多量に事業系一般廃棄物を排出する事業者を的確に把握をし、減量計画の提出等適切な指導を図ってまいる所存でございますので、よろしく御理解を賜りますようお願い申し上げます。

 次に、ごみ減量とリサイクルの推進について、リサイクルセンターの建設の取り組みをという御趣旨の質問にお答えさしていただきます。リサイクルセンターの建設の取り組みにつきましては、家庭等で不用となった日用品や耐久消費財の中には、まだまだ使用でき得るものをごみとして排出する場合がございます。このような不用品を有効利用したいと希望される方もあり、また不用品の交換の場、また耐久消費財の修理の場などがあれば、物を大切にする心を育て、ごみの減量にも寄与できるものと考えております。現在、不用品交換の情報は、市民対話課で提供いたしておりますが、御提言の趣旨を踏まえ、今後とも他市の状況等を含め調査研究してまいりたい、このように考えておりますので、よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。

 次に、プラスチック系ごみについて、ペットボトルの回収処分を製造業者等に義務づける働きかけをということについてお答え申し上げます。プラスチック系ごみについては、まずペットボトルは、埋め立てた場合にはかさばり、焼却した場合には発熱量が高く、炉を傷める原因ともなっております。そのため、回収処分につきましては、その協力等につきまして国や県等に働きかけて、事業者への指導等をしてまいりたい、このように考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと思います。

 次に、トレーの使用を減らす取り組みを、またトレー回収の協力店の拡大をという御質問にお答え申し上げます。トレーの削減と回収協力店の拡大につきましては、平成6年度にはごみ減量モデル店の制度を創設することを考えており、このモデル店の選定基準の一つとして、トレーの使用の削減、また回収への協力も含めていきたい、このように考えております。このような制度の普及と啓発に努め、トレーの使用の削減と回収の促進を図ってまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。

 次に、再資源化の検討をという御質問にお答え申し上げます。再資源化の前には、まず分別の徹底が前提となりますところから、プラスチック系ごみの分別につきましては、現在基本的には燃やせないごみとして取り扱っておりますが、家庭からの軟質系のプラスチックの食品包装類に限りましては、燃やせるごみとして取り扱っております。このような分別については、家庭ごみ収集日程表等により、今後もより一層の周知徹底を図ってまいりたい、このように考えております。

 また、プラスチックのリサイクルにつきましては、現在のところさまざまな化学処理の方法が考えられておりますが、そのコストや用途により、どの方法を選択するかは、まだまだ研究の必要があるものと思われ、今後も他市の状況等を調査し、研究してまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 次に、岩田川の再生についての取り組みの中で、助役さんの残余の部分についてお答え申し上げます。

 まず、その取り組みについての市民の声を聞いたらどうか、そういう実行をという御提言にお答え申し上げます。この場合、生活排水対策に関連させてお答え申し上げます。先ほど御説明申し上げました津市生活排水対策推進計画を作成するに当たりまして、市民の生活排水対策に関する意識調査としまして、平成4年度に市政アンケートを実施いたしましたところ、川や海について、市民の7割から8割が汚れていると感じ、その原因は台所、洗濯、おふろなどの家庭からの排水と答えた人が6割あり、その対策の必要性を感じているという結果でございました。

 私どもといたしましては、この結果によりまして、市民が生活排水対策の重要性を認識しているものと理解しているところでございます。また、昨年は、環境フェアの中で、生活排水対策に関する展示、講演会を行い、市民の生活排水対策に関する意識の高揚を図ってきたところでございます。いずれにいたしましても、生活排水対策は家庭での発生源対策が最も重要な位置を占めておりますことから、機会があるごとに啓発等に努めてまいりたい、このように考えておりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。

          〔福祉保健部長 澤田 信之君 登壇〕



◎福祉保健部長(澤田信之君) 保育所行政についてお答え申し上げます。

 まず、厚生省の方針について津市の受けとめ方ということでございますが、現在厚生省は保育問題検討会の報告書に基づき検討されているところでございますが、現時点では報告書に対して厚生省の考え方は示されておりません。今後、国県の動向を見て当市としても対応していきたいと存じます。

 次に、現行制度の堅持ということでございますが、津市としては保育水準を低下させることなく今後推進してまいりたいと思いますが、今後国の方で保育水準の低下を招く制度や保育所費用を市町村へ転嫁する制度については、市長会を通じて要望していきたいと思いますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。

 続きまして、津市高齢者保健福祉計画の推進についてお答え申し上げます。

 まず、実施計画の策定時期と計画の見直しについてでございますが、本計画は、今後の本格的な高齢社会を展望し、本市の高齢者対策の基本的方向と、平成11年度における保健福祉サービスの具体的な目標を明らかにしたものでございます。本計画を円滑に推進してまいるためには、さらに具体的な実施計画の作成が必要だと認識をいたしておりまして、平成6年度のできるだけ早い時期に作成をしてまいりたいと存じます。

 また、本計画の見直しにつきましては、社会情勢の変化や高齢者のニーズ等に応じて見直しを図る予定をいたしておりまして、津市高齢化社会対策懇話会等の御意見を聞きながら見直しをしていきたいと思っております。

 次に、目標設定の水準について、土、日、夜間はどうするのかでございますが、本計画における平成11年度の目標水準では、週に6日間のサービスを標準として設定しておりますが、土曜日や日曜日、また連休などへの対応といたしまして、単身で介護者が得られない場合など、必要に応じてホームヘルパーの派遣や訪問給食サービスの提供を設定しております。また、夜間につきましては、ホームヘルプサービスにおける派遣時間帯の拡大や、パートヘルパーの導入、住民参加型福祉サービス等の導入を検討し、幅広いニーズに対応した柔軟なサービス供給体制の推進を目指しているところでございます。

 また、痴呆性高齢者の夜間介護への対応といたしまして、夜間に特別養護老人ホームで一時的に介護するナイトケア事業の実施をも図ってまいりたいと考えております。

 次に、ホームヘルパーの充実について派遣時間のケースによる拡大をでございますが、現在1回当たりの平均派遣時間はおおむね2時間となっておりますが、対象者の状況等によりましては、3時間程度の派遣も行っております。今後も、対象者の状況に応じた派遣時間の対応をしてまいりたいと存じます。

 また、101人の人員確保について、常勤採用でございますが、本計画では平成11年度に社会福祉協議会委託ヘルパー43人、特別養護老人ホームへの委託ヘルパーが18人、パートヘルパーと登録ヘルパーを合わせまして40人の確保を目指しております。これにつきましては、今後多様化、高度化する高齢者ニーズに的確に対応した質の高いタイムリーなサービスが必要でありますことから、住民参加型福祉サービスの導入を検討するなど、広範なヒューマンパワーの確保に努めてまいりたいと存じます。

 次に、訪問型の機能訓練につきましては、理学療養士が寝たきり高齢者本人または介護人に機能訓練のメニューを作成し、それに基づいて毎日訓練を行っていただくという考え方でございます。したがって、訪問回数は原則として半年に1度となるものでございます。

 続きまして、保健予防活動につきまして、目標達成の具体策と達成の見通しでございますが、本計画に基づきます健診の目標数値は、健康診査の受診率を50%、各種がん検診の受診率を30%に設定いたしました。

 この目標数値を達成するために、今後医療機関で行う検診実施期間を延長するあるいは検診日や検診時間を特別に定めるなど、津地区医師会と協議をするとともに、検診の必要性について啓蒙活動に努めてまいりたいと存じます。

 次に、介護手当の県助成を求めては、でございますが、現在本市におきましては、20歳以上の身体または精神に重度の障害がある方または65歳以上で6ヵ月以上寝たきりの老人を常時介護している介護者に対しまして、市単独事業といたしまして、津市重度心身障害者等介護手当の支給をいたしております。本議会へも手当額の改定に伴う条例改正案をお願いしているところであります。今後、在宅福祉推進を目指しますことから、本制度はその有効な手だてと考えられますので、県の助成についても要望してまいりたいと存じます。

 次、寝たきりゼロ作戦とのかかわりで、脳卒中ケアネットワーク事業の円滑な運用をでございますが、脳卒中ケアネットワーク事業につきましては、脳卒中発生者を早期に把握し、医療機関からの的確な情報に基づき、市の保健婦及び看護婦等が保健指導、機能回復訓練、訪問指導等一貫した地域ケアを実施することにより、脳卒中の再発と寝たきり及び痴呆の予防を図るものでございます。

 事業の円滑な運用ということで御指摘いただきました点につきましては、医師、県保健婦、市保健婦等で構成する津保健所脳卒中ケア検討委員会に提出し、検討を行ってまいりたいと存じます。

 次に、住宅改造の助成制度の導入を、でございますが、豊かで充実した高齢期を住みなれた地域や家庭で過ごすためには、高齢者の身体の状況に応じた住宅の改良が必要となってまいります。現在、住宅のリフォームに対する支援施策といたしましては、県の高齢者住宅整備資金貸付制度があり、社会福祉協議会が窓口となり、事業の実施を図っております。本市では、今後高齢者の身体の状況に応じた住宅のリフォームを推進するために、在宅介護支援センターの相談機能の充実を図るとともに、リフォームヘルパーの設置を検討するなど、当面ヒューマンパワーの育成を目指してまいりたいと存じます。

 次に、在宅介護支援センター、デイサービスセンター、ショートステイなど、サービス量に見合うケア要員の確保でございますが、いずれの事業も、本市が市内の特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人にサービスの実施をお願いする委託事業でございまして、本市といたしましては、国の職員配置基準に基づいた事業委託を行っているところでございます。特に、A型デイサービスセンターにつきましては、寝たきり高齢者の入浴が中心となり、介護職員の負担も大きくなることから、国の基準額に加え、各施設とも年間約900万円を限度に上乗せを行っております。今後は、各事業の円滑な推進を図ってまいりますために、国県の動向を見きわめがら、効率的な事業の推進に努めてまいりたいと存じます。

 次に、歯科訪問診療につきましては、津歯科医師会と鋭意協議を重ねておりますが、合意に至っていないのが現状であります。新年度早々には協議の場を持ち、早い時期での実施に向け協議をしてまいりたいと思います。

 以上、よろしく御理解を賜りますようお願いいたします。

 最後に、ちょっと落としてましたが、土曜日の保育時間についてでございますが、本市における保育所の保育時間につきましては、原則午前8時30分から午後5時まででありまして、保護者の勤務形態等によりましては、前後1時間の長時間保育を実施しております。これは土曜日も同様でございまして、しかしながら、昨今の週休2日制の普及等によりまして、土曜日にお休みである保護者の皆様には、親子の触れ合いを深めていただくよい機会といたしまして、家庭内保育のお願いをしているところでありますが、今後も保護者の状況等を勘案しながら配慮していきたいと思います。よろしく御理解のほどお願いいたします。

          〔都市計画部長 小河 俊昭君 登壇〕



◎都市計画部長(小河俊昭君) 岩田川の再生の御質問の中で、中部ロイヤルゴルフの影響はとの御質問でございますが、当該契約に関しましては、いろいろ御質問いただいたところでございますが、本市といたしましては、土地利用の承認をし、都市計画法第32条の同意も行っており、一連の手続を経る中で環境アセスメントも行い、現在事業に対します最終の申請であります開発事業設計協議申し出書が三重県で審査中となっている状況でございますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。

          〔下水道部長 福森  操君 登壇〕



◎下水道部長(福森操君) 岩田川の再生についての取り組みの御質問にかかわりまして、安濃川、岩田川の河川環境管理基本計画の策定についてお答えを申し上げたいと思います。

 河川の環境管理は、水環境管理とそれから空間環境管理の2つの要素から構成されているものでございます。本基本計画は、空間環境管理計画を策定するものでございます。

 計画の内容といたしましては、河川及び流域の自然、それから文化、歴史等、また沿川地域の諸計画を踏まえまして、地域の住民のアンケート調査を行いました。地域と一体となった計画を策定しようとするものでございます。策定の順序といたしましては、平成5年、6年の2ヵ年でまとめ上げる計画でございます。本年度は自然、文化、歴史、住民の意識調査等の基礎資料の収集とまとめを行っております。

 アンケート調査の主な内容といたしましては、河川に対するイメージ、それから希望、利用の頻度と目的等の意識調査でございます。本市のほか、係る流域の安濃町、それから芸濃町、それから美里村においても同様の調査が実施されております。多大な資料となります関係上、現時点で調査の結果を取りまとめるまでには至っていない旨、県から聞き及んでおります。

 平成6年度につきましては、各分野の学識経験者、それから地方公共団体、河川管理者等により協議会を設立いたしまして、基礎資料に基づく基本計画を策定する予定でございます。

 次に、他市の例にも学び、津市も新しい河川環境整備への取り組みを始めてはとの御質問でございますが、津市の河川環境整備の基本的な考え方につきましては、御承知のとおり、過年度策定いたしました津市河川等整備構想におきまして位置づけしているところでございますが、その趣旨を踏まえた整備の一環として、昨年度完了いたしました月見川災害関連事業の中での親水護岸の取り組み、また平成2年度より県と共同事業として推進し、平成6年度着工予定の安濃川水辺空間整備事業など、御趣旨の環境整備事業にも可能な限り取り組んでまいりたいと考えております。また、今後も取り組んでいきたいと思っております。

 一方、治水対策の基幹となる河川改修の進捗状況は、いまだ満足するものでございませんが、したがいまして、河川に係る事業の主体は治水事業となり、本市の場合には優先せざるを得ない現状でございます。それはもう御承知のとおりでございますが、今後につきましては、河川環境整備の必要性も十分認識いたしまして、他市の事例も参考にしつつ、さまざまな事業の中での取り組みの実施の可能性、またアンケート調査等による地域の住民の方々の意識向上等、幅広く環境整備の展開手法を求めて、21世紀を目指した我が町の河川として、魅力ある水辺空間の創造に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。

          〔産業労働部長 片岡 次夫君 登壇〕



◎産業労働部長(片岡次夫君) 働く意欲のある高齢者の就業対策の促進について御質問いただきましたので、お答えさせていただきます。

 本格的な高齢化社会を迎える中で、65歳までの継続雇用の場を確保することは、重要な国民的課題となっております。そのためには、国民1人1人が高年齢者雇用問題について十分な認識を持つとともに、個々の事業主がみずからの問題として具体的に取り組むことが重要であると考えております。

 このようなことから、昨年6月、地域における高年齢者雇用に対する取り組みを促進するため、三重県高年齢者地域雇用環境整備事業として、三重県高年齢者雇用促進推進協議会が設置され、その中で、津商工会議所を実施団体として、高年齢者雇用の普及、職場環境づくりの推進をし、その障害となる要因を検討し、改善へ向けての土台固めをすることになっております。津市といたしましても、この事業を積極的に支援し、働く意欲のある高年齢者の雇用の機会の確保に努めるとともに、津公共職業安定所等の関係団体と連携をとりながら、高年齢者雇用の促進を図るため、高年齢者の継続雇用制度導入奨励金等の助成制度等について、広報等により啓発周知を行ってまいりたいと思っております。

 また、高齢者における就業につきましては、働く生きがい対策として、財団法人シルバー人材センターを活用していただく方策を推進しておりますが、さらなる高齢化社会に向けての施策といたしまして、労働、福祉にまたがる問題でもございますので、全庁的課題として論議してまいりたいと存じますので、御理解賜りますようお願いいたします。

          〔市長公室長 森  貞夫君 登壇〕



◎市長公室長(森貞夫君) 市事務職員体制の充実につきましてお答え申し上げます。

 津市高齢者保健福祉計画の推進に係ります職員体制でございますが、その充実を図るため、昨年4月に担当主査増員を行っております。今後、この計画を円滑に推進できるよう、職員体制につきましても担当部局と協議を行いながら、業務の実態に見合う適正な職員配置に心がけてまいりたい、このように考えておりますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。



◆10番(岡野恵美君) 一通り御答弁をいただいたんですけれども、廃棄物の関係で、ごみ問題についてですけれど、ちょっと私の質問の趣旨と食い違ったところもあるように感じたんですが、この点については委員会がありますので、私その委員会ですので、そらちの方でやらしていただきたいと思います。

 それから保育所の問題ですけども、積極的に国の方に反対の声を上げるべきやないかなという趣旨でお願いをしたというふうに思うんですけども、これについては待っておる、まだ厚生省の方から方針が出されていないので、待っているというふうな状況やったというふうに御答弁をいただきました。

 非常に国の方からの保育の委託、500万円以上の世帯について保育所から切り離して、直接契約をするという方針が出されたということでの検討委員会の答申があって、そしてそれは両論併記をされた形で出されてはいましたけれども、その考えているところは、もう着々と既に実施されているんやないかなというふうに私は危惧をしているんです。

 この点については、保育所は公的に子供たちの保育を面倒見るということで切り離されてしまっては、直接保育所に頼まんならんというふうなことで、非常にそれでは父母が今困惑をしております。500万円以上といいますと、大体半数以上、津市の場合でもかかってまいります。

 それは決まったわけやないんやでええやないかというふうに言われるかもしれませんけども、一連の流れから見ますと、非常に進められて溝は埋められてきたんやないかなと思うんですわ。壇上でも申し上げましたように、保育所の公立保母さんの人件費を地方自治体に割り当てるというふうな問題も出てまいりましたし、これと裏腹の問題で、この措置の制度をなくしてしまうという問題が出されてきたんではないかというふうな見方も言われております。ですから、市の財政にとっても、一定の保育水準を今まで守ってやってきたわけですから、この影響は大きくあるんではないかなと思うんです。

 その点について、保育の水準をどのようにこれから、もしこういうふうに500万円以上の世帯について、幾らになるかわかりませんけども、切り離してやっていこうというふうに厚生省が答申出してきたときには、どのように考えているのか。津市としてはどういうふうに考えるのかということを少しお聞きしておきたいと思います。

 それから岩田川の問題です。岩田川の汚れの原因の大きなところは、生活排水によるものだというふうなことは、認識はしておりますけれども、しかし、壇上でも申し上げましたように、全体的な環境が変わってきたということが大きくあるんじゃないかなと思うんです。木が切られて、そしてその結果水が浄化をされるというふうな作用というのが著しく低下をしているということなども、大きく影響があると思いますし、私、先日ずっと岩田川を上って見てきましたら、そういう意味では堤防などにも木が非常に少ないということもありましたし、そして山が削られて開発されているということになると、その影響をもろに受けているということでは、決して見過ごしにできない問題が大きくあるんじゃなかろうかなと思います。

 岩田川については、主に生活排水対策として浄化の方向の計画が進められているんですが、私がここで求めたかったのは、その浄化ということと同時に、河川環境の整備というふうなところも力を入れてほしいなというふうに思いました。

 それについてはいろいろな財政的な面もあったり、それから災害復旧に当面力を入れんならんでというふうなお話もございましたけれども、ちょうど県で計画が立てられているわけですから、その計画にあわせて、市民にやはり川についてのことをもう少し聞いたらどうかなというふうに思うんです。五万何千人の人がその流域に住んでいるということ。その流域に住んで、その川と何らかの関係を持っているということをお考えいただいて、ぜひその面では町づくりの一つとしても取り入れていただいたらいいかなと思います。

 午前中に小田さんが、その川についてのことだとか、自然を守るというふうな点からの御指摘もなさいましたし、潤いある生活環境の整備ということで、親水などの御提言もあったわけですから、非常にそういった意味で潤いを求めて、その川の周辺で人々はいろんな要求を持っているんじゃないかなというふうに思うんです。それを積極的に市が引き出す工夫というのが必要じゃないかなというふうに思います。

 日曜日の午後でしたけれども、岩田川を河口から五五六橋まで自転車でずっと歩いてみました。これは川をやっぱり全体的にとらえるということで観察をしたわけです。川の両側に道があるといいんですけれども、道がつけられていませんので、ときどき切れるわけです。だから、右岸へ行ったり左岸へ行ったりしながらずっと上っていったんですけども、中には川に全然面してなくて、新町通りなどは川へ入ろうと思っても入れなくて、遠いところから回っていかざるを得ないというような場所もありましたし、やはりそういうことで、たまたま小学生と会いまして、その子供はマリーナまで行きたがって、神戸の子供だったんですが、マリーナまで行くためにちょうど川のとこへ来てて、川を下っていったらきっとマリーナに行けるんじゃないかなということで、自転車を引いて修成のところまで来ておりました。説明をして、非常におばちゃん行くのややこしいなとかと言いながら行きましたけれども、そういうふうに川と、そしてその両側に沿道があるというふうなそういう一つの空間を演出するということも、今後において、その中の生活という面から言えば、非常に意義のあることではないかなというふうに思います。

 川にちょうど干潮でしたので貝をとりに人々は来ておりましたけれども、それは川におりているのは、岩田橋のところまでで、そこまでしか橋というか、川におりる階段がありません。それより上流については階段もなくて、コンクリートで固められていると。だからだれも水に親しもうなんていう気にもなっていかないというふうなことだと思います。

 それから堤防の木はすごく少なくて、桜が植えてありましても、フェンスが張ってあるとか、そこの場所は市民が行ってそこでみんなで楽しむということなどはできませんでした。しかし、何ヵ所か非常に木が見通しのいいところもありまして、例えば新町ポンプ場から一本橋の間は土手が残っておりまして、小学生がツクシをとっていましたし、川添町の公園のところから土手に面してずっと階段でもつけてやれば、子供たちももっと楽しく遊べるのになというふうなところもありましたし、私は勝手にいろいろなことを想像しながら歩いたわけですが、そういったことからはいろんな市民のアイディアを募集してというか、話し合いをしながら、どういうふうにして川を生かしながら町づくりができるかなというふうな観点も、浄化とともに大切な視点ではないかなというふうに思います。

 今回なかなかそういうのは考えられないというふうなお話のような気がいたしましたけれども、こういったことを多くの人は注目しているというか、日ごろこうあればいいなというふうに思っておりますので、ぜひそういうところは取り入れていただきたいというふうに思います。

 高齢者問題です。非常に丁寧にまとめられまして、高齢者保健福祉計画ができ上がりました。いろんな人の市民の皆さんの意見が反映されているので、その点非常に充実している内容じゃないかなというふうに思います。しかし、その水準というのは、なかなかお年寄りがひとりで在宅で生活するというところにまでは至っていないというのが残念なことだというふうに思います。ですから、ひとり暮らしでお年寄りが体を悪くしておうちにおられるということは、絶対できない。でも、諸外国では、そういったお年寄りでも、身体障害者でも御自宅でおられるというふうな、そういうところまで水準が上がっている。そういう意味では、それを目標にしていっていただきたいなというふうに思います。

 例えば、ホームヘルパーさんの数は、津市は101人が目標ですが、デンマークのオーデンセ市、これは津市と同じ人口が17万4,000人ということで、津市の2001年の人口とほぼ同じところですが、このところのホームヘルパーさんは1,400人だそうです。津市は101人。これを見れば、大体10分の1。これはフルタイム換算で1,000人ということですので、10分の1というような状態です。外国と比較して津市のことを云々するというのは非常に申しわけない話なんですが、やっぱり水準としては、デンマークなど、そういう安心して暮らせるという状態については非常におくれとる、なかなかだな。しかし、そこを目標としてやろうという意気込みについては買いたいと思いますので、皆協力しながらそれはやっていかなければならないとは思います。

 ヘルパーのことなんですけれども、ヘルパーの中に有償ボランティアなども含めたパートと登録で40人、そういうレベルの中で私は常勤ヘルパーで頑張ることはできないんだろうかというふうに御質問をいたしました。しかし、この101人の中には、パート、登録の方がいらっしゃるというふうなことだと思いますけれども、ここについては有償のボランティアさんも入っているというふうに考えてよろしいんでしょうか。

 それから健康診断のことです。健康診断の受診率を50%に引き上げるということですが、平成4年のときの基本健診で14%、そのときに受診者は5,230人ですが、医療機関が80ヵ所ですので、1医療機関64人だったんですが、平成11年のときにはこれを50%に引き上げようといたしますと、単純に割り算をいたしますと、1医療機関当たり500人というふうなことになって、とっても引き受けられないんじゃないかなと思うんですが、このあたりはどのようにフォローなさるんでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(稲守久生君) 当局の答弁を求めます。



◎福祉保健部長(澤田信之君) 最初の保育所の問題でございますが、仮定の話では非常に難しいことでできかねる状態でございますけども、今後どのようなことがありましても、現在の保育水準は維持していきたいと考えておりますので、よろしく御理解をお願いしたいと思います。

 次に、有償ボランティアの件でございますけども、これまでボランティアサークルの方といろいろお話をさしていただいてます。有償というのは、やっぱり現在のボランティアの方は気になるという形で、住民参加型福祉サービスの中で参加していただくということで計画をしていますので、よろしくお願いいたします。

 それと、健康診断の件、御指摘のとおりだと思います。今後、私も壇上の方でも御答弁さしていただきましたが、医療機関の方で日曜日健診とか、土曜日の時間設定していただく健診とか、いろいろ工夫しながら、やはり早期発見、早期治療、津市の住民の健康維持のために健康診断を頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。



◆10番(岡野恵美君) 一点だけ聞き忘れましたので、この部分だけお願いしたいと思います。

 一応いろんなサービスがいっぱい出されたんですけども、これを一番最後にも壇上でお話をいたしましたように、総合調整する機能というのがどうしても必要になってくるんじゃないかなと思います。このあたり、体制をやっぱり強化をしていくべきやないかな。というのは、非常に一生懸命それぞれのところで頑張っておられても、いろんな種類のサービスがふくそうしてありますので、どこに相談しにいってどういうふうに調整したらいいかというのが、ちょっと市民にはわかりずらいところもあると思いますし、それの窓口としてどのようになるのか。例えば介護支援センターは、老人ホームの入所などについては、市の福祉サイドでずっと進められてくると思いますので、そのあたりでいろんなサービスを調整する機能というのが必要になってくるんではないかなと思うんですが、そのあたりはどのようにこれから考えておられるのか、一点だけ聞いておきたいと思います。



○議長(稲守久生君) 当局の答弁を求めます。



◎市長職務代理者(近藤康雄君) 申しわけありませんが、今の一点だけお伺いしたいと言われましたその前に、一言お許しいただけませんでしょうか。



○議長(稲守久生君) どうぞ。



◎市長職務代理者(近藤康雄君) ただいま担当部長が、どんなことが起こっても水準を維持するとお答え申し上げましたけれども、その意気たるや、まさにそれで担当部長はよろしいんでございますけれども、どんなことが起こってもというのは、ひとつ訂正をさしてくださいませ、世の中には何が起こるかわかりませんから。



◎福祉保健部長(澤田信之君) えらいどうも済みませんでした。私のちょっと言葉じりが悪かってえらい申しわけありません。

 次に、総合的なでございますけども、保健福祉計画の中でも明らかにしてありますように、仮称高齢者総合福祉センターの中でその調整機能を果たしていきたい、このように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。それができるかにつきましては、高齢者サービス調整チームを有効的に利用しながらやっていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。



◆10番(岡野恵美君) 終わります。



○議長(稲守久生君) 以上で通告順による質疑は終わりました。

 他に御質疑等はございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)

 以上で質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。竹田議員ほか4名の方々より、議提議案第1号、第2号及び第3号が提出されました。つきましては、ただいまの各案を本日の日程に追加し、一括上程議題に供したいと存じます。御異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(稲守久生君) 御異議なきものと認め、議提議案第1号、第2号及び第3号は、本日の日程に追加し、一括上程議題に供します。

 なお、議事の進行上、事務局長の議案朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。

          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

議提議案第1号 津市と畜場の設置及び管理に関する条例の一部の改正について

議提議案第2号 津市駐車場事業の設置等に関する条例の一部の改正について

議提議案第3号 津市水道事業給水条例の一部の改正について

          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(稲守久生君) 引き続き提出者から議提議案に対する説明を求めます。

          〔1番 竹田  治君 登壇〕



◆1番(竹田治君) 提案者を代表して、議提議案第1号津市と畜場の設置及び管理に関する条例の一部の改正について、同第2号津市駐車場事業の設置等に関する条例の一部の改正について及び同第3号津市水道事業給水条例の一部の改正についての3議案について、一括して御説明申し上げます。

 所得税を減税するために消費税を引き上げるとはとんでもない、ぜひとも廃止をという消費税への新たな不満や怒りが国民各層に強まっています。長期化している不況によって、住民の暮らしへの影響が広がっており、中小企業の倒産や勤労者の残業が少なくなったことによる収入減など深刻なものがあります。これらは、個人市民税の大幅な落ち込みというかつてない本市の税収入の変化にもあらわれています。こうした経済状況のもとで、住民の暮らしを守るために国の悪政の防波堤になるべき地方自治体が、この悪税をそのまま賦課し続けることは、到底容認できません。今こそ消費税を廃止して、市民の懐ぐあいを豊かにして、消費の拡大を図ることが求められています。

 国会においても、食料品非課税については合意を見てきた経緯があります。とりわけ水道は国民生活の基礎であり、同時にすべての食料品生産の基礎となるものであり、その水道料金に消費税を賦課し続けることは極めて不当であり、最悪の課税であると言わざるを得ません。

 以上に述べた理由から、議提議案第1号に係ると畜場条例の一部の改正については、以前から指摘しているように、津市と畜場は免税業者であり、消費税を納付する義務がないのに賦課することは極めて不当であるから、消費税の賦課は撤廃すべきものと考えるものであります。

 議提議案第2号に係る駐車場条例の一部改正については、駐車場使用料の消費税賦課を廃止することは、長期化する経済不況のもとにある住民の暮らしを守るためにぜひとも必要と考え、提案するものであります。

 議提議案第3号水道事業給水条例の一部改正については、これまでの国会内外での議論を通じても、水道料金に対する消費税の賦課は直ちに廃止されるべきものであると考え、提案するものであります。

 次に、議提議案の内容について御説明申し上げます。

 議提議案第1号津市と畜場条例の設置及び管理に関する条例の一部の改正につきましては、牛、豚等それぞれにかかる使用料に103分の3を乗じた額を消費税額とする算定方式をとっています。そこで、議提議案はこれらに消費税を課さないこととし、それぞれの使用料に103分の3を乗じて得た額を減額し、消費税を含まない使用料に改正しようとするものであります。

 その結果、使用料は、牛及び馬については、生後1月未満のもの1頭につき1,200円を1,165円に、生後1月以上1年未満のもの1頭につき2,600円を2,524円に、生後1年以上のもの1頭につき4,500円を4,368円に、豚については、1頭につき1,500円を1,456円に、綿羊及びヤギについては、800円を776円にそれぞれ改正しようとするものであります。

 なお、これらの使用料については、平成6年4月1日から施行しようとするものであります。

 消費税廃止後の使用料と現行料金との比較の内容については、参考の一覧表で示しておりますので、御参照願います。

 次に、議提議案第2号津市駐車場の設置及び管理に関する条例の一部の改正について御説明申し上げます。駐車場使用料金については、各使用区分によって設定した額に100分の103を乗じて得た額、10円未満の端数があるときはその端数を切り捨てた額を駐車料金としているものを、消費税を課さないこととし、消費税賦課前の料金とし、平成6年4月1日から施行しようとするものであります。

 次に、議提議案第3号津市水道事業給水条例の一部の改正について御説明申し上げます。本案は、給水工事の費用、水道料金及び新規給水加入金について改正しようと、それぞれ所定の金額に100分の103を乗じて得た額、当該額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた額を水道料金等としていたものを取りやめ、消費税を課さないこととし、平成6年4月1日から施行し、水道料金に係る部分については、同年6月分の料金から適用しようとするものであります。

 なお、これらの提案によって予算の修正を必要とする場合には、当局におかれてよろしく御配慮のほどお願いいたします。

 以上で議提議案第1号から第3号までの提案理由の説明を終わります。議員各位におかれましては、議案の趣旨を御理解いただき、御賛同賜りますようよろしくお願いいたします。(拍手)



○議長(稲守久生君) 以上で説明は終わりました。

 お諮りいたします。散会の時刻が迫ってまいりましたので、この際会議時間を午後6時まで延長したいと存じます。御異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(稲守久生君) 御異議なきものと認め、午後6時まで延長いたします。

 議案精読のため、暫時休憩いたします。

     午後4時28分休憩

     午後4時59分再開



○議長(稲守久生君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 先ほどの本会議におきまして上程いたしました議提議案の質疑を行います。

 御質疑等はございませんか。



◆19番(川瀬利夫君) 議事進行について=ただいま上程中の議案第3号より第50号に至る各案並びに議提議案第1号より第3号に至る各案につきましては、なお詳細検討のため、関係常任委員会へ審査を付託されたい。以上の動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)



○議長(稲守久生君) ただいまの川瀬議員の動議は成立いたしました。

 動議のとおり決することに御異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(稲守久生君) 御異議なきものと認め、議案第3号より第50号に至る各案並びに議提議案第1号より第3号に至る各案につきましては、関係常任委員会へ審査を付託いたします。

 付託議案の朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。

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                付託議案表

              総務財政委員会

議案第3号 津市議会の議員及び市長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の制定について

議案第4号 津市議会の議員及び市長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の制定について

議案第6号 津市職員の勤務時間その他勤務条件に関する条例の一部の改正について

議案第7号 委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部の改正について

議案第8号 津市財産に関する条例の一部の改正について

議案第18号 事務の受託に関する協議について

議案第19号 事務の受託に関する協議について

議案第20号 事務の受託に関する協議について

議案第21号 事務の受託に関する協議について

議案第22号 事務の受託に関する協議について

議案第23号 事務の受託に関する協議について

議案第24号 事務の受託に関する協議について

議案第25号 事務の受託に関する協議について

議案第28号 平成5年度津市一般会計補正予算(第7号)

        第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

         歳入 全部

         歳出 第1款 議会費

            第2款 総務費

            第11款 公債費

        第4条「第4表 地方債補正」

議案第29号 平成5年度津市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第4号)

議案第39号 平成6年度津市一般会計予算

        第1条「第1表 歳入歳出予算」中

         歳入 全部

         歳出 第1款 議会費

            第2款 総務費

            第4款 衛生費中 第2項 斎場費

            第12款 公債費

            第13款 諸支出金中 第2項 貸付金

            第14款 予備費

        第3条「第3表 債務負担行為」中

            土地開発公社の借入金に対する債務保証

        第4条「第4表 地方債」

        第5条 一時借入金

        第6条 歳出予算の流用

議案第40号 平成6年度津市モーターボート競走事業特別会計予算

              教育厚生委員会

議案第9号 津市国民健康保険条例の一部の改正について

議案第10号 津市重度心身障害者等介護手当の支給に関する条例の一部の改正について

議案第17号 民事調停について

議案第28号 平成5年度津市一般会計補正予算(第7号)

        第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

         歳出 第3款 民生費

            第4款 衛生費中 第1項 保健衛生費

            第10款 教育費

            第12款 諸支出金

議案第31号 平成5年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

議案第34号 平成5年度津市福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

議案第35号 平成5年度津市奨学金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

議案第37号 平成5年度津市老人保健医療事業特別会計補正予算(第3号)

議案第39号 平成6年度津市一般会計予算

        第1条「第1表 歳入歳出予算」中

         歳出 第3款 民生費

            第4款 衛生費中 第1項 保健衛生費

            第10款 教育費

            第13款 諸支出金中 第1項 災害援護資金貸付金

議案第42号 平成6年度津市国民健康保険事業特別会計予算

議案第45号 平成6年度津市福祉資金貸付事業特別会計予算

議案第46号 平成6年度津市奨学金貸付事業特別会計予算

議案第48号 平成6年度津市老人保健医療事業特別会計予算

              経済環境委員会

議案第5号 津市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の全部の改正について

議案第11号 津市工場誘致奨励条例の一部の改正について

議案第14号 津市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部の改正について

議案第28号 平成5年度津市一般会計補正予算(第7号)

        第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

         歳出 第4款 衛生費中 第3項 環境費 第4項 清掃費

            第5款 労働費

            第6款 農林水産業費

            第7款 商工費

            第9款 消防費

            第14款 災害復旧費中 第1項 農林水産業施設災害復旧費

        第3条「第3表 繰越明許費補正」中

            第6款 農林水産業費

議案第30号 平成5年度津市と畜場事業特別会計補正予算(第2号)

議案第39号 平成6年度津市一般会計予算

        第1条「第1表 歳入歳出予算」中

         歳出 第4款 衛生費中 第3項 環境費 第4項 清掃費

            第5款 労働費

            第6款 農林水産業費

            第7款 商工費

            第9款 消防費

            第11款 災害復旧費

        第3条「第3表 債務負担行為」中

            小規模事業資金融資に伴う損失補償

議案第41号 平成6年度津市と畜場事業特別会計予算

議案第49号 平成6年度津市駐車場事業会計予算

議提議案第1号 津市と畜場の設置及び管理に関する条例の一部の改正について

議提議案第2号 津市駐車場事業の設置等に関する条例の一部の改正について

              建設水道委員会

議案第12号 津都市計画事業津駅前第二土地区画整理事業施行条例の一部の改正について

議案第13号 津市都市公園条例の一部の改正について

議案第15号 財産の取得について

議案第16号 財産の交換について

議案第26号 市道路線の廃止について

議案第27号 市道路線の認定について

議案第28号 平成5年度津市一般会計補正予算(第7号)

        第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

         歳出 第4款 衛生費中 第5項 産業廃棄物処理費

            第8款 土木費

            第14款 災害復旧費中 第2項 公共土木施設災害復旧費

        第2条「第2表 継続費補正」

        第3条「第3表 繰越明許費補正」

            第8款 土木費

            第14款 災害復旧費

議案第32号 平成5年度津市下水道事業特別会計補正予算(第6号)

議案第33号 平成5年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)

議案第36号 平成5年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)

議案第38号 平成5年度津市水道事業会計補正予算(第3号)

議案第39号 平成6年度津市一般会計予算

        第1条「第1表 歳入歳出予算」中

         歳出 第4款 衛生費中 第5項 産業廃棄物処理費

            第8款 土木費

        第2条「第2表 継続費」

議案第43号 平成6年度津市下水道事業特別会計予算

議案第44号 平成6年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算

議案第47号 平成6年度津市土地区画整理事業特別会計予算

議案第50号 平成6年度津市水道事業会計予算

議提議案第3号 津市水道事業給水条例の一部の改正について

          −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



○議長(稲守久生君) 次に、既にお手元に配付いたしましたとおり、今期定例会に請願3件が提出されました。つきましては、本日の日程に追加し、直ちに上程議題に供したいと存じますが、御異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(稲守久生君) 御異議なきものと認め、本日の日程に追加し、上程議題に供します。

 お諮りいたします。本請願3件も当局議案同様に関係常任委員会へ審査を付託したいと存じますが、御異議ございませんか。

          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(稲守久生君) 御異議なきものと認め、関係常任委員会へ審査を付託いたします。

 付託請願の朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。

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                請願付託表

              総務財政委員会

請願第3号 市内電話料金値上げに関する請願

              教育厚生委員会

請願第2号 児童福祉法にもとづいた保育制度の拡充を求める請願

              経済環境委員会

請願第1号 地方バス生活路線運行維持補助制度の改善を求める請願

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○議長(稲守久生君) 本日はこれにて会議をとどめます。

 明16日より22日までは、各常任委員会開会のため会議を開かないことにいたします。

 3月23日の日程は、各常任委員会へ審査を付託しました各案の審議であります。

 本日はこれをもって散会いたします。

     午後5時1分散会