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三重県 津市

平成15年  3月 定例会(第1回) 03月26日−06号




平成15年  3月 定例会(第1回) − 03月26日−06号 − P.0 「(名簿)」








平成15年  3月 定例会(第1回)



          平成15年第1回津市議会定例会会議録(第6号)

           平成15年3月26日(水曜日)午前10時開議

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             議事日程(第6号)

第1 各特別委員会調査報告

第2 各常任委員会委員長報告

    教育厚生委員会委員長

    経済環境委員会委員長

    建設水道委員会委員長

    総務財政委員会委員長

第3 追加議案

 議案第55号 公有水面埋立免許出願に対する意見について

 議案第56号 公有水面埋立免許出願に対する意見について

 議案第57号 人権擁護委員の候補者の推薦につき同意を得るについて

 議案第58号 人権擁護委員の候補者の推薦につき同意を得るについて

第4 請願

 請願第6号 最低保障年金制度の確立に関する請願(平成14年第4回定例会から継続)

 請願第1号 「国民の健康保護、食品の安全性を確保」するための、食品安全行政確立を求める請願

 請願第2号 音花火使用規制に関する請願

 請願第3号 安心して利用できる介護保険制度の充実をもとめる請願

 請願第4号 健康保険本人3割負担の実施の凍結をもとめる請願

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             会議に出欠席の議員

出席議員

       1番 伊藤恵美子君       2番 鈴木雅彦君

       3番 坪井年 明君       4番 梅崎保昭君

       5番 竹沢陽 一君       6番 村田彰久君

       7番 前田勝 彦君       8番 藤井弘二君

       9番 岡村  武君       10番 竹田 治君

       11番 豊田光 治君       12番 橋村清悟君

       13番 田中勝 博君       14番 佐藤肇子君

       15番 安藤之 則君       16番 岩本 勝君

       17番 小菅雅 司君       18番 小林賢司君

       19番 小野欽 市君       20番 日野 昭君

       21番 大西禧夫君        22番 岡 幸男君

       23番 田矢修介君        24番 田端隆登君

       25番 中村勝春君        26番 田村宗博君

       27番 田中 守君        28番 川瀬利夫君

       29番 井ノ口昭太郎君      30番 稲守久生君

       31番 山岡祥郎君        32番 川崎正次君

       33番 中川隆幸君        34番  欠員

欠席議員

       なし

             会議に出席した説明員

   市長                      近藤康雄君

   助役                      高橋広幸君

   収入役                     河合安雄君

   市長公室      市長公室長         小河俊昭君

             市町村合併担当理事     米澤和郎君

             IT担当理事        山田耕作君

             検査担当理事        谷本光敏君

             市長公室次長        大市正志君

   サイエンスシティ推進部

             サイエンスシティ推進部長  村田佳美君

             サイエンスシティ推進部次長 黒宮英二君

   財務部       財務部長          稲垣武年君

             財務部次長         吉岡泰三君

   市民生活部     市民生活部長        青木 淳君

             人権担当理事        澤田信之君

             市民生活部次長       正次幸雄君

   環境部       環境部長          北岡万睦君

             環境部次長         佐藤良克君

   福祉保健部     福祉保健部長        小菅賢造君

             福祉保健部次長       吉川 淨君

   産業労働部     産業労働部長        坂口賢次君

             産業労働部次長       野田俊和君

   競艇事業部     競艇事業部長        糸川洪司君

             競艇事業部次長       三井征一君

   都市計画部     都市計画部長        木村 正君

             港湾・海上アクセス担当理事 錦 金則君

             都市計画部次長       西田 豊君

   建設部       建設部長          後藤 巧君

             建設部次長         亀井美明君

   下水道部      下水道部長         草深昭一君

             下水道部次長        平井秀次君

   消防本部      消防長           上村 仁君

             消防次長          濱口幸春君

   収入役室      副収入役          小柴淳治君

   三重短期大学    三重短期大学学長      雨宮照雄君

             三重短期大学事務局長    眞弓純一君

   水道局       水道事業管理者       平松利幸君

             水道事業担当理事      曽我清和君

   教育委員会     教育委員          辻 正敏君

             教育長           田中 彌君

             教育次長          宮武新次郎君

             教育総務課長        小柴勝子君

   監査委員                    岡部高樹君

             監査担当理事        森 茂樹君

             職務のため出席した事務局職員

  局長       野田武義君   次長兼議事課長  野崎精一君

  調整・議事管理

           野田重実君   議事調査担当主幹 蟻戸正裕君

  担当主幹

  主事       瀧 宣彦君   主事       吉住充弘君

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○議長(梅崎保昭君) おはようございます。

 休会前に引き続き、ただいまから本日の会議を開きます。

 直ちに日程に入ります。

 日程第1、各特別委員会調査報告につきましては、既にお手元に配付いたしておりますとおり、報告に接しておりますので、ご覧おき願います。

 お諮りいたします。

 本日をもって中部国際空港海上アクセス・市街地活性化等、まちづくり調査研究特別委員会、市町村合併調査研究特別委員会、環境問題調査研究特別委員会、介護保険調査研究特別委員会の任務は終了いたしましたので、これを廃止いたしたいと存じます。

 御異議ございませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、本日をもって以上の4特別委員会は廃止いたします。

 次に、去る3月18日の本会議におきまして、関係常任委員会へ審査を付託いたしました各案の審議を行います。

 最初に、各常任委員長から提出の審査報告書につきましては、既にお手元に配付いたしておりますので、議事の進行上、事務局長の朗読を省略し、直ちに関係常任委員長から、委員会における審査の経過と結果についてご報告を求めます。

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              教育厚生委員会審査報告書

議案第4号 津市国民健康保険条例の一部の改正について

議案第5号 津市介護保険条例の一部の改正について

議案第30号 平成14年度津市一般会計補正予算(第9号)

       第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

        歳出 第3款 民生費

           第4款 衛生費 中

                第1項 保健衛生費

           第10款 教育費

       第3条「第3表 繰越明許費補正」中

           第10款 教育費

議案第32号 平成14年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)

議案第36号 平成14年度津市奨学金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

議案第39号 平成14年度津市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)

議案第42号 平成15年度津市一般会計予算

       第1条「第1表 歳入歳出予算」中

        歳出 第3款 民生費

           第4款 衛生費 中

                第1項 保健衛生費

           第10款 教育費

           第12款 諸支出金 中

                第1項 災害援護資金貸付金

議案第44号 平成15年度津市国民健康保険事業特別会計予算

議案第48号 平成15年度津市奨学金貸付事業特別会計予算

議案第50号 平成15年度津市老人保健医療事業特別会計予算

議案第52号 平成15年度津市介護保険事業特別会計予算

 以上、本委員会において審査の結果、議案第5号、第42号、第44号、第50号、第52号は多数をもって、他の各案は全会一致をもって原案どおり可認した。

 よって、ここに報告する。

                               平成15年3月20日

                               教育厚生委員会

                               委員長 小林賢司

津市議会議長

 梅崎保昭様

              経済環境委員会審査報告書

議案第3号 津市手数料徴収条例の一部の改正について、

議案第6号 津建設労働者福祉センターサン・ワークの管理及び運営に関する条例の全部の改正について

議案第30号 平成14年度津市一般会計補正予算(第9号)

       第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

        歳出 第4款 衛生費 中

                第3項 環境費

                第4項 清掃費

           第5款 労働費

           第6款 農林水産業費

           第9款 消防費

       第3条「第3表 繰越明許費補正」中

           第4款 衛生費

           第9款 消防費

議案第38号 平成14年度津市農業集落排水事業特別会計補正予算(第4号)

議案第40号 平成14年度津市駐車場事業会計補正予算(第3号)

議案第42号 平成15年度津市一般会計予算

       第1条「第1表 歳入歳出予算」中

        歳出 第4款 衛生費 中

                第3項 環境費

                第4項 清掃費

           第5款 労働費

           第6款 農林水産業費

           第7款 商工費

           第9款 消防費

       第2条「第2表 債務負担行為」中

            西部クリーンセンター既設煙突解体撤去事業

            小規模事業資金融資に伴う損失補填

議案第51号 平成15年度津市農業集落排水事業特別会計予算

議案第53号 平成15年度津市駐車場事業会計予算

 以上、本委員会において審査の結果、議案第42号、議案第51号、議案第53号は多数をもって、他の各案は全会一致をもって原案どおり可認した。

 よって、ここに報告する。

                               平成15年3月19日

                               経済環境委員会

                               委員長 佐藤肇子

津市議会議長

 梅崎保昭様

              建設水道委員会審査報告書

報告第1号 専決処分の承認について

議案第1号 都市計画法施行令の規定に基づく開発区域の面積を定める条例の制定について

議案第7号 津市都市公園条例の一部の改正について

議案第10号 財産の取得について

議案第28号 市道路線の廃止について

議案第29号 市道路線の認定について

議案第30号 平成14年度津市一般会計補正予算(第9号)

       第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

        歳出 第4款 衛生費 中

                第5項 産業廃棄物処理費

           第8款 土木費

       第2条「第2表 継続費補正」中

       第3条「第3表 繰越明許費補正」中

           第8款 土木費

議案第33号 平成14年度津市下水道事業特別会計補正予算(第6号)

議案第34号 平成14年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計補正予算(第1号)

議案第37号 平成14年度津市土地区画整理事業特別会計補正予算(第4号)

議案第41号 平成14年度津市水道事業会計補正予算(第3号)

議案第42号 平成15年度津市一般会計予算

       第1条「第1表 歳入歳出予算」中

        歳出 第4款 衛生費 中

                第5項 産業廃棄物処理費

           第8款 土木費

       第2条「第2表 債務負担行為」中

            産業廃棄物税負担事業

            船舶建造事業

議案第45号 平成15年度津市下水道事業特別会計予算

議案第46号 平成15年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計予算

議案第49号 平成15年度津市土地区画整理事業特別会計予算

議案第54号 平成15年度津市水道事業会計予算

議提議案第2号 津市中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整に関する条例の制定について

 以上、本委員会において審査の結果、議案第42号、議案第45号、議案第49号、議案第54号は多数をもって、他の各案は全会一致をもって原案どおり承認並びに可認した。

 また、議提議案第2号は賛成少数をもって否認した。

 よって、ここに報告する。

                               平成15年3月19日

                               建設水道委員会

                               委員長 藤井弘二

津市議会議長

 梅崎保昭様

              総務財政委員会審査報告書

議案第2号 津市吏員等退隠料、遺族扶助料支給条例等の一部を改正する条例の一部の改正について

議案第8号 津市男女共同参画基本計画について

議案第9号 財産の取得について

議案第11号 津地区合併協議会規約の一部の変更に関する協議について

議案第12号 事務の委託に関する協議について

議案第13号 事務の受託に関する協議について

議案第14号 事務の受託に関する協議について

議案第15号 事務の受託に関する協議について

議案第16号 事務の受託に関する協議について

議案第17号 事務の受託に関する協議について

議案第18号 事務の受託に関する協議について

議案第19号 事務の受託に関する協議について

議案第20号 事務の受託に関する協議について

議案第21号 事務の受託に関する協議について

議案第22号 事務の受託に関する協議について

議案第23号 事務の受託に関する協議について

議案第24号 事務の受託に関する協議について

議案第25号 事務の受託に関する協議について

議案第26号 事務の受託に関する協議について

議案第27号 事務の受託に関する協議について

議案第30号 平成14年度津市一般会計補正予算(第9号)

       第1条「第1表 歳入歳出予算補正」中

        歳入 全部

        歳出 第2款 総務費

           第4款 衛生費 中

                第2項 斎場費

           第11款 公債費

       第4条「第4表 地方債補正」

議案第31号 平成14年度津市モーターボート競走事業特別会計補正予算(第2号)

議案第35号 平成14年度津市福祉資金貸付事業特別会計補正予算(第1号)

議案第42号 平成15年度津市一般会計予算

       第1条「第1表 歳入歳出予算」中

        歳入 全部

        歳出 第1款 議会費

           第2款 総務費

           第4款 衛生費 中

                第2項 斎場費

           第11款 公債費

           第12款 諸支出金 中

                第2項 貸付金

           第13款 予備費

       第2条「第2表 債務負担行為」中

            市町村情報システム等統合・整備事業

            土地開発公社の借入金に対する債務保証

       第3条「第3表 地方債」

       第4条 一時借入金

       第5条 歳出予算の流用

議案第43号 平成15年度津市モーターボート競走事業特別会計予算

議案第47号 平成15年度津市福祉資金貸付事業特別会計予算

 以上、本委員会において審査の結果、議案第8号、議案第11号、議案第17号、議案第21号、議案第42号、議案第43号は多数をもって、他の各案は全会一致をもって原案どおり可認した。

 よって、ここに報告する。

                               平成15年3月20日

                               総務財政委員会

                               委員長 小野欽市

津市議会議長

 梅崎保昭様

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○議長(梅崎保昭君) 最初に、教育厚生委員長、18番小林賢司さん。

              〔18番 小林賢司君 登壇〕



◆教育厚生委員長(小林賢司君) おはようございます。

 去る20日、教育厚生委員会を開会し、当委員会に付託になりました11議案について審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告申し上げます。

 議案第5号津市介護保険条例の一部の改正についてでは、委員から経済状況が厳しい中で、特に高齢者の生活が脅かされている今の時点で、介護保険料を引き上げるというのは賛成できないとのことから、本案には反対するとの態度表明がありました。

 次に、議案第42号平成15年度津市一般会計予算では、委員から教育費にかかわって、前年度比5億2,225万円減額となった予算について、いろいろな理由があったにしろ、机やいすに回すことは可能であると思うし、そのほかにもやるべきことはあると言っておられることから、一気に10%も減らすような予算そのものを認めることはできないとのことから、本案には反対するとの態度表明がありました。

 次に、議案第44号平成15年度津市国民健康保険事業特別会計予算では、委員から昨年の一連の医療制度の改定は改悪だととらえていて、これが反映された予算であるということから、本案には反対するとの態度表明がありました。

 次に議案第50号平成15年度津市老人保健医療事業特別会計予算では、委員から対象年齢の引き上げはともかく、本人の負担の増、これは受診の抑制につながり、まさに命を削るという施策の結果がここに出ており、この予算には反対するとの態度表明がありました。

 最後に議案第52号平成15年度津市介護保険事業特別会計予算では、委員から今回の予算は介護保険料の値上げが反映された予算であるとのことから、本案には反対するとの態度表明がありました。

 以上が審査の過程における主な経過であります。その結果、議案第5号、議案第42号、議案第44号、議案第50号並びに議案第52号は多数をもって、その他の案件は全会一致をもって可認すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。



○議長(梅崎保昭君) 次に、経済環境委員長、14番佐藤肇子さん。

              〔14番 佐藤肇子君 登壇〕



◆経済環境委員長(佐藤肇子君) 去る19日、経済環境委員会を開会し、当委員会に付託になりました8議案について審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告申し上げます。

 議案第42号平成15年度津市一般会計予算では、委員から歳出第4款衛生費にかかわって焼却灰処理に係る溶融施設がまだ係争中であるため反対するとの態度表明がありました。

 また、別の委員から本案には賛成するが、白塚地区での悪臭について調査をし、完璧に処理されたいとの要望が出され、さらに同委員は続けて、農業集落排水、流域下水道、合併浄化槽と環境をよくする3つの手法があるが、環境部は環境の立場から専門的に分析し、リーダーシップを取り、本市における下水道事業の方針について再検討されたいとの意見・要望が出されました。

 さらに、別の委員から補助金にかかわっていつまでも続いているのは、続けていかなければならないのか、当局は終わりを設定していると答弁しているが、それがあらわれるようにされたいとの要望が出されました。

 次に、議案第51号平成15年度津市農業集落排水事業特別会計予算では、委員から農業集落排水事業が完成した段階で、公共下水道と統合してもらいたいとの要望が出されました。

 また、別の委員から使用料に消費税が賦課されていること、また農業集落排水であっても公共下水道としての位置づけがされるべきであるということから、本案には反対するとの態度表明がありました。

 最後に、議案第53号平成15年度津市駐車場事業会計予算では、委員から料金に消費税が賦課されていることから反対するとの態度表明がありました。

 以上が審査における主な経過であります。その結果、議案第42号、議案第51号、議案第53号は多数をもって、その他の案件は全会一致をもって可認すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。



○議長(梅崎保昭君) 続いて、建設水道委員長、8番藤井弘二さん。

              〔8番 藤井弘二君 登壇〕



◆建設水道委員長(藤井弘二君) おはようございます。

 去る19日、建設水道委員会を開会し、当委員会に付託になりました17議案について、審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告申し上げます。

 議提議案第2号津市中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整に関する条例の制定についてでは、委員から参考資料などに基づき、検討した結果反対をするとの態度表明がありました。

 また、別の委員から基本的には住民の権利を守る上で必要な条例ではあるが、さらに検討の時間を要することから反対するとの態度表明がありました。

 また、別の委員から紛争を未然に防止する制度として、その必要性は認めるものの、十分に論議を行う時間がなかった。市民に対して、責任を持てる条例の制定が必要であり、さらなる検討を要することから本案には反対するとの態度表明がありました。

 次に、議案第42号平成15年度津市一般会計予算では、歳出第8款土木費中海上アクセス推進費及び債務負担行為にかかわって、委員からかねてから海上アクセス事業の採算性、環境等の問題を指摘してきており、また今後の市財政を圧迫する原因にもなりかねない。大型公共事業の予算を見直し、社会保障に回すべきとの考えから本案には反対するとの態度表明がありました。

 次に、議案第45号平成15年度津市下水道事業特別会計予算では、委員から下水道の普及率は上げるべきであるが、膨大な経費を伴うことから、合併浄化槽の多様な活用も視野に入れながら、財政効率を考えた事業を考えられたいとの意見が出され、さらに公共料金に消費税が賦課されていることから反対するとの態度表明がありました。

 続いて、議案第49号平成15年度津市土地区画整理事業特別会計予算では、委員から当局の努力は理解するものの、本事業には関係住民の約5分の1に当たる方々の同意が得られていない。市民の意思を尊重する立場から、本案には反対するとの態度表明がありました。

 最後に、議案第54号平成15年度津市水道事業会計予算では、委員から公共料金に消費税が賦課されていること、また県水の受水が含まれていることから反対するとの態度表明がありました。

 以上が審査における主な経過であります。その結果、当委員会に付託になりました議提議案第2号は賛成少数をもって否認、第42号、第45号、第49号、第54号は賛成多数をもって、その他の案件は全会一致をもって可認すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。



○議長(梅崎保昭君) 最後に、総務財政委員長、19番小野欽市さん。

              〔19番 小野欽市君 登壇〕



◆総務財政委員長(小野欽市君) 去る20日、総務財政委員会を開会し、当委員会に付託になりました26議案について審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告申し上げます。

 議案第8号津市男女共同参画基本計画についてでは、採決に当たり委員から、本計画の進行管理の部分については、できるだけ数的根拠を示しながら進められたいとする意見が出されました。

 また、別の委員からは本計画が進められた場合、逆に女性や男性を苦しめることにもなりかねない要素を持っていると考えることから、本案には反対するとの態度表明がありました。

 次に、議案第11号津地区合併協議会規約の一部の変更に関する協議についてでは、採決に当たり委員から今のところ美杉村自体の住民の意向がまとまっていないのではないか、また本市にとっては一層行財政運営に厳しさを増すだけであり、合併する積極的意義が見出せないことなど、総合的に判断して本案には反対するとの態度表明がありました。

 また、別の委員からは当初からの合併の論議を踏まえ、本来30万人都市を目指すべきであるという考えから本案には賛成するとの態度表明がありました。

 次に、議案第17号及び第21号事務の受託に関する協議についてでは、採決に当たり委員からレース開催時の道路渋滞を考慮すると、特にナイターレース開催時は道路照明も悪く危険性も増すこと、また青少年、特に中学生への影響も少なくないことから、両案はナイターレースに関する受託が含まれており反対するとの態度表明がありました。

 次に、議案第42号平成15年度津市一般会計予算についてでは、採決に当たり委員から歳入において、独自の財源確保が必要であり、例えば法人住民税などの制限税率の適用によって財力のある企業に負担を求めていくことなどはこの時期以外ないのではないかと考えており、歳入確保策に一層の努力をされたい。一方歳出においては、議会費の海外行政視察費について、議会内で改善の努力はされているが、昨今の経済状況や市民感情などを考慮すると計上すべきではない。また住民基本台帳ネットワークシステム業務委託料については、新聞報道等に見られるように、民間企業において個人コードが利用されていたこともあり、個人情報保護の観点から危惧せざるを得ない。さらに市町村情報システム等統合整備委託料については、少し先走っているのではないかとの危惧を持っており、執行に当たっては議会に理解を求めるという姿勢も含め慎重な検討が必要ではないかと考える。以上の諸点から本案には反対するとの態度表明がありました。

 次に、議案第43号平成15年度津市モーターボート競走事業特別会計予算についてでは、採決に当たり委員からレースの開催日数の増加やモーター及びボートの購入における随意契約のあり方、また発券機等保守点検委託料などの問題を含め、全体として日本船舶振興会等への収益構造、あるいは支配構造が一層強化されていること。さらにわずかではあるが売店使用料に消費税が賦課されていることから本案には反対するとの態度表明がありました。

 以上が審査における主な経過であり、その結果、議案第8号、第11号、第17号、第21号、第42号及び第43号は多数をもって、その他の案件は全会一致をもって原案どおり可認すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。



○議長(梅崎保昭君) 以上をもちまして、各常任委員長の報告は終わりました。

 ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 続いて、御意見もしくは討論がございましたら御発表願います。

              〔2番 鈴木雅彦君 登壇〕



◆2番(鈴木雅彦君) 皆さん、おはようございます。日本共産党議員団を代表して討論を行います。

 私どもは、上程されました各議案中、議案第5号津市介護保険条例の一部の改正について、議案第11号津地区合併協議会規約の一部の変更に関する協議について、議案第17号事務の受託に関する協議について、議案第21号事務の受託に関する協議について、議案第42号平成15年度津市一般会計予算、議案第43号平成15年度津市モーターボート競走事業特別会計予算、議案第44号平成15年度津市国民健康保険事業特別会計予算、議案第45号平成15年度津市下水道事業特別会計予算、議案第49号平成15年度津市土地区画整理事業特別会計予算、議案第50号平成15年度津市老人保健医療事業特別会計予算、議案第51号平成15年度津市農業集落排水事業特別会計予算、議案第52号平成15年度津市介護保険事業特別会計予算、議案第53号平成15年度津市駐車場事業会計予算、議案第54号平成15年度津市水道事業会計予算、以上14議案に反対し、他の40議案には賛成いたします。

 以下にその理由を述べ、議員各位のご理解と御賛同をお願いするものであります。

 まず、議案第5号津市介護保険条例の一部の改正についてです。今回の改正は1号被保険者、つまり65歳以上の方の介護保険料を値上げしようとするものです。例えば老齢福祉年金受給者で市民税世帯非課税者などを対象とする第一段階では、介護保険料を現行1万8,910円を2万円、市民税世帯非課税者などを対象とする第二段階では、現行2万8,370円を3万円というように全段階にわたって5.8%程度の値上げをしようとするものです。

 医療保険制度の改悪を初めとして、たび重なる社会保障制度の改悪によって厳しい生活を余儀なくされている高齢者の生活実態を考えると、今回の介護保険料の値上げは高齢者にとって新たな打撃となるもので容認するわけにはいきません。

 制度導入から2年以上経過した昨年のある日曜日の早朝、6時過ぎに近所の方がうちにお見えになり、こうおっしゃるのです。「鈴木さん、なんで津市は人の年金から勝手に保険料持っていくんや、わしはええて言うた覚えはないぞ。まるで人の財布を開けて金持っていくみたいやもんやないか」、このように保険料の納入すら納得ができない方がいらっしゃる中で、今度は値上げです。皆さんの納得が得られるのかどうか、大いに疑問であります。

 全国の自治体の中には、今回の見直しの中で、介護保険料の据え置きを決めたところも相当数あります。先に述べたように高齢者の生活を考えれば、介護保険料は値上げではなく、据え置くべきではないでしょうか。ましてデフレ経済下にあるのですから、値上げはすべきではないと考えます。介護保険制度があってよかったと市民に納得され、喜ばれる制度にするためにも値上げすべきではありません。

 次に、議案第11号津地区合併協議会規約の一部の変更に関する協議についてであります。委員会で申し上げましたように、また市長も認められたように、合併協議会への美杉村の加入には積極的な意義が見出せません。高齢化率が一層高くなる問題、財政力が低下する点、交付税に依存した財政体質にならざるを得ない問題など、津市にとって積極的な意義を見出すことは困難です。さらにこれまでの経過を見ると、任意の協議会への参加を当初見合わせ、協議会発足後に加入したものの、法定協議会の設置に当たっては再び不参加を決め、今また加入の問題が出てきているわけです。シーソーのようなこうした流動的な状態を繰り返している以上、今後についても懸念を抱かざるを得ません。その上美杉村の民意が固まっていないことも問題です。合併推進の声もあれば反対の声もあり、地域によっては分離独立の動きすらあるという状況です。こうした状況から判断して、美杉村の加入は時期尚早と考えます。

 次の議案第17号事務の受託に関する協議についてと、議案第21号事務の受託に関する協議については、競艇の夜間開催レースの場外発売の受託に関する議案です。私どもは夜間のレースについては青少年への影響を懸念しております。まして一昨年からは賭博性の高い3連勝方式が導入されており、青少年への影響が一層懸念されます。同時に交通渋滞の時間帯が夜間にずれ込んで、危険性が増しており、付近一帯の住民に影響を及ぼしている点も見過ごせません、これらのことからこの2議案には同意できません。

 次に、議案第42号平成15年度津市一般会計予算です。市長の施政方針では生き生きとして魅力ある県都づくり、安心して暮らしやすい都市づくりなど4つの街づくりの目標に沿って各種の施策を説明しています。ところが目標のすばらしそうな言葉とは裏腹に、予算案を見ていきますと、幾つも問題点が出てきます。その代表的なものは相変わらず削減が続いている教育費と農林水産費です。

 教育費は、今年度と比べて5億2,200万円も削減されています。予算全体が2.9%減であるにもかかわらず教育費は9.9%減という突出した削減なのです。大規模改修や耐震工事が終わったからなど理由は挙げておられますが、それならばその分を学校トイレの改修や冷暖房、机・いすの更新など基本的な教育環境の整備に充てるべきではないかというのが市民感情です。12月議会でも指摘したように津市の子供たちはささくれ立ってセーターに穴のあくようないすで授業を受けているのですから。

 新年度予算が成立すると、農林水産費は7年連続で予算が削られることになります。具体的に言いますと、岡村前市長の最後の都市、93年度は10億6,600万円あった農林水産費が、新年度では4億3,800万円にまで減っています。何と60%もの削減です。コメ改革政策大綱だけが出されて、ますます農業が追い詰められようとしている時期だけに、この予算を農家の方々に説明すると驚きと怒りの反応が返ってきます。市民の願いに対する予算編成と言わざるを得ません。

 個別にもこの予算案には多くの問題があります。

 まず歳入ですが、全国的に独自財源の確保が模索されている中、以前から私どもが指摘しているように、法人市民税の制限税率の適用や道路占用料の改定など、歳入確保の努力の余地があるにもかかわらず、税収が厳しいから支出を見直すというだけで、一向に歳入面での改善の努力が行われていません。このことは改めて強く指摘しておきたいと思います。

 歳出についてですが、まずは議会費です。三重県市議会議長会主催の海外視察の予算が計上されています。この海外視察のあり方については以前から批判があり、行政訴訟も行われ、議会にはその被告となっている方もいます。そうした経過の中で、視察日程10日間のうち、行政視察のできない土日2日分については、自己負担することになっていたものが、再び全額公費負担に逆戻りしています。日本共産党は、見識を広める海外視察そのものを否定するようなかたくなな態度は取っていませんが、問題はいわゆる物見遊山と批判されるような視察です。旅行業者にお任せではなく、目的を明確にした自主的な視察を行うのが当然のあり方です。特に財政事情が厳しいからと、教育や農林水産の予算が相次いで切り縮められている状況のもとで、自己負担を全くせず全額市民の税金で負担する海外視察は避けるべきだと考えます。

 総務費については、国民総背番号制だと批判を受けている住民基本台帳ネットワークの予算があります。政府は問題はないと言いながら、実際には銀行が本人確認に番号を利用するなど、既に幾つものプライバシー上の問題が起きており、当初の懸念は解消されたとは言えません、また市町村合併に絡んでのIT関連の巨額の投資が計上されています。住民の意思を問おうともせず、合併特例債という、一見あめに見えるむちに飛びついての住民不在の合併だけに、この予算には到底賛成できるものではありません。

 民生費については1点だけ指摘しておきます。今年度三重県は生活保護世帯への夏冬合わせて4,800円の見舞金を廃止しました。津市もそれにならって削減を行うなど、幾つかの給付制度を廃止、削減しています。生活保護世帯にとっては、極めて厳しい仕打ちです。また県都でのこうした態度は他市町村への波及も懸念されます。こうした問題を含む民生費予算は市民の納得を得られるものではありません。

 衛生費につきましては、住民との間で係争中であります四日市の焼却灰処理施設に対する負担金が計上されています。昨年の3月議会で、一定の解決が見られるまで計上はすべきでないと述べましたが、当該訴訟はいまだ結審には至っておらず、予算計上は妥当ではないと考えます。また斎場の委託料についても、市民の最後をお見送りするという性格が考えられて、委託にはなじまない事業だと指摘せざるを得ません。また岩田川観音寺橋でのダイオキシン測定値がとんでもない値を示したのは1999年のことです。あれから3年半がたちますが、いまだ原因が究明されていません。日本全国に報道された大事件の真相がいまだにはっきりしないというのは津市の恥でもあり、ここで改めて原因追求の努力を促しておきたいと思います。

 土木費についてですが、再三再四申し上げておりますように、採算性に大いに疑問のある海上アクセス事業は、典型的なむだな公共事業になる可能性が高く、再検討すべきです。特に一昨年のニューヨーク貿易センタービルへのアルカイダのテロ、昨年のアフガニスタンへのアメリカによる戦争、そして今まさに行われているイラクへのアメリカ・イギリスによる一方的侵略戦争、こうした事件の頻発により、旅行業界は低迷しており、先日もハワイ航空が破綻したばかりです。今後も旅行者数が一気に回復することは難しく、海上アクセスの採算性はますます見通しが悪くなっています。埋め立て工事に入る前に事業の凍結も含め真剣に検討すべきではないでしょうか。その点では長野県のダム建設の中止や島根県における中海宍道湖干拓事業の中止は大いに教訓とすべきであります。

 土木費についてはもう1点触れなければならない問題があります。それは津駅前の土地区画整理事業です。我が党の竹田議員が指摘しているように、対象地域内の幅員16メートルの道路にこだわる限り、住民の納得は得られず、土地区画整理事業も津駅前北部再開発事業の見通しもますます遠のいてしまします。108億円もの巨額の税金を投じる事業に4分の1近い住民が反対しているのでは、ほかの地域の市民にしても到底納得できるものではありません。住民の納得を得るためには、やはり直接地権者との胸襟を開いて率直な話し合いを行うこと、実情に応じた道路幅員の見直しを行うこと、この2点に尽きます。つまりまちづくりの基本はそこに住む住民が主人公だということです。この姿勢が事業をスムーズに進める早道だということを指摘しておきたいと思います。

 教育費につきましては、先ほど全体の予算について批判しましたが、小学新1年生の30人以下学級の実施は非常に喜ばしいことであります。しかし、2年生からは再び40人学級に戻る点を心配しています。せめて2年生までは30人以下学級を維持すべきであり、独自の施策を求めたいと思います。同時に中学校給食の実施についても保護者の切実な願いであることをここで改めて申し述べておきます。

 これ以上個別には申しませんが、教育費や農林水産費の連続予算削減に象徴されているように、市民が必要としている分野の予算を削り、住民不在の市町村合併や大型公共事業である海上アクセスなどには大判振る舞いという予算編成には異議ありと言わねばなりません。また相変わらずの借金体質、毎年の返済額よりも新たな借金の方が多いという、借金のふえ続ける予算編成となっていることも重大な問題です。今や、全会計の借金総額は1,248億円と、公債費負担比率が示す以上の危機的な状況にあります。市町村合併で交付税が減る上に、財政力がさらに低下して市民生活に支障を来たすことも現実的な問題として懸念すべき事態になっています。こうした点は改めて声を大にして指摘しておかねばなりません。

 続いて、議案第43号平成15年度津市モーターボート競走事業特別会計予算です。昨年度は赤字の場合に還付される公営企業金融公庫からの還付金によって形の上では利益計上ということになりました。今年度はスペシャルグレード、SGレースがあったがゆえに売り上げが大幅にアップし、何とか黒字になりそうです。しかし第4次総合計画の19億円の繰り入れの約束は果されていません。1999年が19億円に対して16億円、2000年度が当初予算10億円に対して5億円、2001年が還付金のおかげで1億円、2002年度見込みがSGレースのおかげで3億円、一般会計への繰り出し金はこのような推移をたどっており、総合計画の中期財政計画に大きなマイナス影響を与えています。新年度はSGレースがありませんから売り上げが低下し、再び赤字の危機が現実のものとなります。極めて少ないながらも繰出金1億円が予算計上されていますが、果たして実現は可能でしょうか。新鋭王座決定戦のあった2001年度ですら実質赤字だったのですから、大きなレースのない新年度は大幅な赤字さえ予想しておくべきではないでしょうか。赤字の公営ギャンブルとなればその存在理由が根本から問われる事態になります。

 こういう状況のもとでも、笹川一族への利益保障システムは機能しており、新年度も日本船舶振興会交付金7億9,500万円が計上されています。三重県モーターボート競走会交付金も3億7,500万円にのぼります。利益ではなく売り上げに係る交付金である以上、赤字になってもこうした交付金は保障されています。交付金がなければ黒字なのにというようなところまで来ている以上、交付金の見直しは避けて通ることはできません。この点は競艇事業の施行者である市長の責任で強く見直しを求めるよう指摘するものです。

 なお、こうした問題に加え、ボートの購入や発券機の保守点検の委託が独占的な随意契約となっている点、売店使用料に消費税が賦課されている点などにも再検討を求めます。特に消費税については改めて我が党の見解を明らかにしておきたいと思います。消費税は所得に関係なく、一律に課税されることによって、低所得者ほど負担が大きくなるという逆進性があり。累進性を持つべき課税の原則から逸脱する税制度です。したがって我が党は消費税そのものに反対していますが、とりわけ食料品や公共料金には税金を賦課すべきでないという立場を取っています。こうしたことから我が党は生活必需品、公共料金を課税の対象から外すよう求めると同時に、消費税の撤廃を展望しつつ、当面、景気回復のためにとりあえず消費税を5%から3%に引き下げるよう求めています。こうした立場に立ち、住民の生活を守るためにも、本議案には反対するものであります。

 次に、議案第44号平成15年度津市国民健康保険事業特別会計予算ですが、これは昨年の老人医療保険制度の改定によって、国民健康保険会計が圧迫されるという制度の改悪が反映された予算であえることを指摘せねばなりません。今後国保会計がますます窮地に立たされることは明白であり、昨年実施された低所得者層に集中する値上げが短期のうちに繰り返される可能性を秘めており、小泉自民・公明党政権の責任は重大だと言わねばなりません。このことを厳しく指摘するものであります。

 議案第45号平成15年度津市下水道事業特別会計予算に移ります。志登茂川流域下水道の終末処理場建設は、環境保全のために縮小するとしたまま、住民に対してこの2年近く、何の説明もないまま、計画はおくれにおくれています。私自身地元住民から家を建て替えたいのだけれど、下水道はいつ来るのと聞かれて困っています。昨年下水道部長に何と答えたらいいのかと追求すると、うーんとうなってしまい、出てきた答えは、あと10年はというものでした。ということは第1期の計画にも入っていない我が家は、いつのことになるやらさっぱりわからないということです。常々我が党が主張しているように、一刻も早く下水道を普及するためには、経済的に高くつく流域下水道だけにこだわるのではなく、コミュニティプラントや農業集落排水など積極的に利用することが必要だということを重ねて指摘しておきます。また初期負担が大き過ぎるとの声がたくさんあることも指摘せねばなりませんし、加えてこの予算には消費税が賦課されているということ、議案第43号で述べたように公共料金には消費税を賦課すべきでないことも合わせて指摘しておきます。

 次いで、議案第49号平成15年度津市土地区画整理事業特別会計予算についてですが、これについては一般会計のところで詳しく述べましたので、繰り返すことはいたしません、しかし徹底的に住民の声を聞くことが事業を進めるポイントであることを再度述べておきます。

 続いて、議案第50号平成15年度津市老人保健医療事業特別会計予算ですが、これについては国民健康保険の予算のところで少し述べましたが、昨年の医療保険制度の改悪が反映された予算であり、自己負担が増加して受診抑制を余儀なくされる事態が起きていること、ひいては市民の命と健康にかかわる問題であることから、この予算には明確な反対の意思を表明しておきます。

 次に、議案第51号平成15年度津市農業集落排水事業特別会計予算です。農業集落排水そのものは下水道普及の立場から、大いに活用すべきであると考えています。しかしながら住民にとっては汚水処理という同じサービスでありながら、公共下水とは料金体系が異なるという問題があります。この点は反対理由とするのではなく、下水道普及の立場から今後コミュニティプラントを含めて公共下水として一体化した上で、料金体系を統一するよう求めるものです。本議案に反対する理由は、この予算には使用料に消費税が賦課されている点であり、議案第43号で詳細について述べた観点から賛成できない旨表明しておきます。

 続いて、議案第52号平成15年度津市介護保険事業特別会計予算です。これまで私たちは繰り返し介護保険料・利用料の減免・軽減制度を設けること、特別養護老人ホームの増設を求めてきました。市長は自治体独自の制度を設けることは国を甘やかすことになるという極めて奇妙な論理と、保険制度の根幹を崩すことになるとの見解から介護保険料・利用料の減免・軽減を拒否してきました。しかし結局のところこれらは行政の長として住民の福祉を保障すべき責任を放棄したものです。特養ホームの増設についても、国の基準を満たしているとして900人もの入所待機者がいるにもかかわらず拒否してきました。これは介護保険の保険者として、保険料を払っている被保険者である市民に対する責任を放棄するものであります。こうした態度は大いに責められるべきでありますが、来年度に向けて今回初めて特養ホームの増設を県に申請したことは一歩前進として、私どもは評価しています。残念ながら県は津市の申請を却下しましたが、サービスを選べるという介護保険制度の根本を考えるならば、保険料を払っている被保険者に希望どおりのサービスを提供するのは保険者たる市長の責任ですから、引き続き努力されることを求めたいと思います。なおこの議案は、議案第5号の介護保険料の値上げが反映された予算です。したがって議案第5号で述べた理由によって反対するものです。

 次は、議案第53号平成15年度津市駐車場事業会計予算です。駐車場会計はアスト津駐車場のオープンによって危機的状況に陥っています。議案第40号の補正予算で駐車台数は当初見込みから26%下方修正されています。補正予算を上回る駐車台数を設定して新年度予算が編成されています。駐車台数がふえる具体的な根拠を示さないままの楽観的なだけの予算にはとても賛成できません。そこで改めてアスト津やセンターパレス利用者に対する割引を実施し、その分を施設管理会社が負担することを提案したいと思います。それによって施設の利用も駐車場の利用も増加することが期待できます。

 最後に、議案第54号平成15年度津市水道事業会計予算について討論を行います。水道事業の大きな課題は何と言っても長良川の水です。安全性についての疑問と同時に、水道会計を圧迫し、三重県で一番安かった水道料金を値上げに追い込んだ原因であることは監査報告書でもたびたび指摘されているところです。責任水量の緩和が実現し、日量8,600トンに抑えられていることなどはひとまず喜ぶべきことでありますが、もう一歩踏み込んで北勢地区のように水の返上を目指すべきことを指摘しておきます。また長良川の水がそうであるように、工業用水の転用を含めて独自水源の確保に努め、節水に関する業務を市長部局に移し、せめて全国平均まで使用水量を減らす努力をした上で、高くて安全性に疑問のある長良川の水を返上するよう強く求めるものであります。これが水道会計の健全化への最も確かな道であり、このことは声を大にして訴えたいと思います。同時に水道料金に消費税が賦課されていることも指摘しておかねばなりません。

 なお、議案第29号市道路線の認定についてですが、これは反対とするものではありませんが、市道の名称について一言申し上げたいと思います。路線番号2537から2562の26路線の名称には夢が丘団地なる言葉が使われています。一体夢が丘団地なるものはこの津市のどこに存在するのでしょうか。当該路線の所在地は住所としては夢が丘であり、通称名としても夢が丘以外にはありません。それなのになぜ夢が丘団地の路線名を使用するのか、委員会においても納得できる説明はありませんでした。路線番号2563一身田団地第12号線の場合はもっとひどいものです。一身田団地第12号線と聞けばだれしも一身田団地内の市道だと思います。ところが当該路線は驚くべきことに一身田団地内にはないのです。一身田団地との間にミニ団地を挟んで100メートルほど離れた別のミニ団地内の路線です。しかも一身田団地は一身田町ですが、当該団地は一身田平野と、行政区的にも明白な区別があります。地元自治会はこの路線の名称についてとんでもないと反対しています。いずれ名称変更の要望書が出されることになると思いますが、地元が納得しないような路線名をあえてつけようとするのはなぜか、理解に苦しむところです。市道認定に反対はしませんが、名称については早い時期に検討し直すよう強く指摘しておきます。

 以上、日本共産党議員団の各議案に対する意見と態度を表明いたしました。議員各位におかれましては、討論の趣旨をお汲み取りいただきまして御賛同いただきますよう重ねてお願いをいたしまして討論とさせていただきます。御静聴ありがとうございました。

              〔12番 橋村清悟君 登壇〕



◆12番(橋村清悟君) おはようございます。

 議提議案第2号津市中高層建築物の建築に係る紛争の予防及び調整に関する条例の制定について民主クラブを代表して反対討論を行います。

 中高層建築物に対する紛争やトラブルは全国的にも数多く発生しておりまして、本市におきましてはこうしたトラブルを未然に防止するため近隣関係者説明要領に基づき建築主に対し、近隣関係者に事情説明を行い、誠意を持って対応するよう行政指導がなされており、一定の成果があらわれているものと理解をしております。このような状況の中、今回提出されました条例案を見ますと、対象となる建物が居住系区域内にある建築物は10メートルを超えるものとあり、個人の3階建ての専用住宅であっても一律に適用され、標識の設置や届け出が必要になります。建築主に対し、課題な負担になりはしないかと懸念をいたします。また建築基準法の改正により、民間の指定確認検査機関で建築確認処分が可能となりましたが、この指定確認検査機関へ確認申請が提出された場合は、条例に沿った説明会等の事前手続がされていなくても確認処分ができることになります。

 こうしたことから、今後は県外の指定確認検査機関へ申請することがふえ、本条例案に規定されている建築確認申請前の事前手続のない申請及び確認処分が多くなることが予想されます。この条例案のせっかくの目的が達せられなくなることが考えられます。一方本市においては中心市街地の活性化が当面する大きな課題となっており、民間の開発事業者の誘導策としての規制緩和措置との関係はどうなのかなど、幾つかの疑問点が見受けられます。

 私どもといたしましては、基本的には当条例案には理解をいたしますが、ただいま申し上げましたような疑問点が見受けられますので、このように短期間で十分な議論がないまま、結論を出すことは避けるべきであると考えております。

 幸いにも冒頭でも申し上げましたように要領による行政指導も行われておりますので、条例化されております先進都市の状況も聞き取りながら、十分時間をかけて慎重に議論をすべきであると考えております。以上が議提議案第2号に対する意見と態度であります。議員各位のご理解をいただきますようお願いして討論といたします。



◆3番(坪井年明君) 議事進行について=ただいま上程中の各案につきましては、関係常任委員会において慎重に審査され、先ほどの報告に接しました。

 ついては、これにて質疑、討論を打ち切り、直ちに採決されたい。

 以上の動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)



○議長(梅崎保昭君) ただいまの坪井議員の動議は成立いたしました。

 動議のとおり決することに御異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、これにて質疑、討論を打ち切り、直ちに採決を行います。

 最初に、議提議案について採決を行います。議提議案に対する委員長報告は否認でありますので、原案について採決を行います。

 議提議案第2号に対し、原案どおり可決することに御賛成の方は御起立願います。

              〔賛成者起立〕



○議長(梅崎保昭君) 起立少数であります。

 よって、議提議案第2号は否決されました。

 続いて、報告第1号及び議案第1号から第54号に至る各案について採決を行います。

 一部反対の声をお聞きしますので、分けて採決を行います。

 最初に、報告第1号及び議案第1号から第54号に至る各案中、議案第5号、第8号、第11号、第17号、第21号、第42号、第43号、第44号、第45号、第49号、第50号、第51号、第52号、第53号及び第54号を除く各案は、委員長報告のとおり原案どおり可決することに御異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、報告第1号は原案どおり承認し、議案第1号から第54号に至る各案中、議案第5号、第8号、第11号、第17号、第21号、第42号、第43号、第44号、第45号、第49号、第50号、第51号、第52号、第53号及び第54号を除く各案は、原案どおり可決確定いたします。

 次に、議案第5号、第11号、第17号、第21号、第42号、第43号、第44号、第45号、第49号、第50号、第51号、第52号、第53号及び第54号に対し、原案どおり可決することに御賛成の方は御起立願います。

              〔賛成者起立〕



○議長(梅崎保昭君) 起立多数であります。

 よって、議案第5号、第11号、第17号、第21号、第42号、第43号、第44号、第45号、第49号、第50号、第51号、第52号、第53号及び第54号は、原案どおり可決確定いたします。

 続いて、議案第8号に対し、原案どおり可決することに御賛成の方は御起立願います。

              〔賛成者起立〕



○議長(梅崎保昭君) 起立多数であります。

 よって、議案第8号は原案どおり可決確定いたします。

 次に、当局から議案第55号及び第56号が追加提出されました。

 つきましては、ただいまの両案を一括上程議題に供したいと存じますが、御異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、議案第55号及び第56号の両案を一括上程議題に供します。

 なお、議事の進行上、事務局長の議案朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。

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 議案第55号 公有水面埋立免許出願に対する意見について

  公有水面の埋立てに係る免許の出願について、津松阪港湾管理者の長(三重県知事)に対し下記のとおり意見を述べるため、公有水面埋立法(大正10年法律第57号)第3条第4項の規定により議会の議決を求める。

  平成15年3月26日提出

                               津市長 近藤康雄

               記

 公有水面埋立法第3条第1項の規定により平成15年2月25日付け県土第11−1108号で意見を求められた公有水面埋立免許出願については、異議なしとする。

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議案第56号 公有水面埋立免許出願に対する意見について

  公有水面の埋立てに係る免許の出願について、津松阪港湾管理者の長(三重県知事)に対し下記のとおり意見を述べるため、公有水面埋立法(大正10年法律第57号)第3条第4項の規定により議会の議決を求める。

  平成15年3月26日提出

                               津市長 近藤康雄

               記

 公有水面埋立法第3条第1項の規定により平成15年2月25日付け県土第11−1109号で意見を求められた公有水面埋立免許出願については、異議なしとする。

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○議長(梅崎保昭君) 引き続き、市長から上程議案に対する説明を求めます。

              〔市長 近藤康雄君 登壇〕



◎市長(近藤康雄君) ただいま追加上程になりました議案第55号及び議案第56号を一括御説明申し上げます。

 議案第55号及び議案第56号につきましては、公有水面埋立法第3条の規定に基づきまして、津松阪港港湾管理者の長、三重県知事から求められました公有水面埋立免許出願に対しましての地元市長としての意見につきましては、「異議なし」としようとするものであります。

 埋立免許出願の概要について申し上げますと、議案第55号は三重県が出願したものであり、津市港町地先の公有水面5,431.49平方メートルを埋め立て、ふ頭用地、旅客施設用地及び道路用地として使用しようとするもので、議案第56号は本市が出願したものであり、公有水面1万5,624.29平方メートルを埋め立て、旅客施設用地として使用しようとするものであります。

 以上で、上程議案に対する説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(梅崎保昭君) 以上で説明は終わりました。

 議案精読のため、暫時休憩いたします。

      午前10時54分休憩

      午後1時30分再開



○議長(梅崎保昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 午前中の本会議におきまして上程いたしました議案第55号及び議案第56号に対して、通告のありました質疑を行います。1番伊藤恵美子さん。

              〔1番 伊藤恵美子君 登壇〕



◆1番(伊藤恵美子君) 日本共産党議員団の伊藤恵美子です。

 議案第55号及び第56号公有水面埋立免許出願に対する意見について質問をいたします。

 最初の質問、まず最初は海に開かれたまちづくりについてです。津市の海岸線についての基本政策の確立を求めて質問いたします。

 白砂青松の海岸線は津市にとって貴重な資源です。しかし現実は南にし尿基地、産業廃棄物処理場、下水処理場、中央にも同じく下水処理場、北にも同じく下水処理場が建設されようとしております。このように津市の海岸線はずたずたにされていると言っても過言ではありません。また海岸線に拠点を置いての経済活動については、高度成長期を通じてその破綻は明らかではないでしょうか。伊勢湾の水質悪化などによる沿岸漁業が疲弊するなど、まさに今その代償を私たちが背負っていくのではありませんか。

 21世紀の海に開かれたまちづくりを考えるとき、海岸線のありようについて、そうした反省の上に立つべきではないかと思いますがいかがでしょうか。

 2番目の質問として、埋め立てによる自然環境への影響について伺います。生態系への影響についてです。小さな1番目の質問として埋立地付近の砂浜は絶滅危惧2種アカウミガメの産卵地です。産卵前後の安全策は保たれるのでしょうか。私は津市として積極的な対応を求め質問いたします。産卵場所には少なくとも3つの条件が必要だと言われています。1つは砂浜の奥行き、2つは静かであること、3つ目として暗いところが挙げられます。環境影響評価では対策として照明の制御が挙げられていますが、照明の制御ということが果たしてこの場所で可能なのか伺います。また絶滅危惧種であるコアジサシなどの野鳥の休息地であり、えさ場である場所が埋め立てにより少なくなります。保全策について当局の見解を伺います。

 次に、埋め立てによる中河原海岸への影響は出ないのか伺います。日本鋼管埋め立て後、御殿場海岸の砂浜に異変が起き、コンクリートで砂の流出を止める工事が繰り返されていますが、効果が上がらず深刻です。事前の聞き取りでは埋め立て規模が違うので大丈夫と言っておられますが、私は同じ過ちは繰り返さないという立場からこの点については特に慎重な影響調査が必要であると考えます。いかがでしょうか。

 3番目の質問として、今後の環境監視体制の充実を求めるものです。当局の見解を伺います。以上で、壇上からの質問を終わります。(拍手)



○議長(梅崎保昭君) ただいまの伊藤恵美子議員の質問に対する当局の答弁を求めます。

              〔港湾・海上アクセス担当理事 錦  金 則君 登壇〕



◎港湾・海上アクセス担当理事(錦金則君) 海に開かれたまちづくりにかかわりまして、津市の海岸線についての基本政策の確立を求めるとの御質問をいただきましたのでお答えをいたします。

 本市にとりましては、南北約12.5キロに及ぶ海岸線は大切な地域資源でございまして、それぞれの地域によって白砂青松の海岸や海水浴場、また物流の拠点など、特色のある海岸形態を有しております。今回の贄崎地区の港づくりにつきましては、多くの方々が集い潤える集客・交流の場としてのレッ津!夢みなとプランが海に開かれたまちづくりの第一歩として海上アクセス拠点形成を進めていくものでございます。このように貴重な自然環境を生かしまして、市民の皆さんが日常的に海と触れ合える機会をつくり出すことは非常に大切でありますことから、港づくりと合わせまして、国土交通省直轄のふるさと海岸整備事業の導入により、防災機能はもとより自然環境と調和した海辺と触れ合える美しい景観を考慮した海岸づくりを進めてまいりたいと考えております。

 続きまして、埋め立てによる自然環境への影響についてでございますが、今回の公有水面埋立免許願書に添付いたしております環境保全に関し講ずる措置を記載した図書にございますように、贄崎地区の港湾整備事業による周辺環境に及ぼす影響につきましては、事業地近傍に限られまして、各種の環境保全対策の実施によりまして、その影響も逓減できますことから、全体といたしましては、周辺環境に及ぼす影響の程度は小さいものと勘案いたしております。

 まず、生態系への影響といたしまして、アカウミガメにかかわりましてでございますが、特に産卵にかかわる照明につきましては、光の角度や光源の種類の選択等、環境保全対策を考えております。しかしながら、海上アクセス拠点の整備に当たりましては、海の玄関口にふさわしいにぎわいのある港づくりを考えておりまして、また港に訪れる方々の安全性につきましても、十分に配慮してまいりたいと考えておりますことから、今後これらの整合性について検討してまいりたいと考えております。

 続きまして、コアジサシでございますが、環境現況調査によりまして、コアジサシ等の鳥類が確認されており、本事業によってこれら鳥類の採餌や休息環境であります海浜や海域の一部が消滅いたしますが、鳥類の生息状況に及ぼす影響は事業地近傍に限られると判断いたしております。と申しますもののえさとなります海生動物等の生息に影響を及ぼさないよう、特に工事中における水の濁りの拡散を防止するために、汚濁防止幕を張ったり、護岸・防波堤などに自然石やブロック等を用いて海生動物の新たな生息環境をつくるなど、環境保全対策を実施することによりまして、鳥類の生息状況へ及ぼす影響の逓減が図られるものと考えております。

 続きまして、埋め立てによる中河原海岸への砂浜等への影響でございますが、環境影響評価の中で、中河原海岸から御殿場海岸の約5.5キロ区間におきまして、埋め立て竣工後海岸地形が安定すると考えられます約10年後の変化につきまして、予測をいたしておりますが、その結果埋立地の北側では若干の海岸線が変化する箇所もございますものの、議員御指摘のような大きな影響はないものと考えております。また南側の阿漕浦海岸や御殿場海岸におきましても、海岸地形の影響はないとの予測結果となっております。しかしながら、環境保全に万全を期するため、埋立地北側の海岸線につきましては、埋め立て完了後におきましても適宜汀線測量を実施したいと考えております。

 最後に、環境監視体制につきましては、今回の公有水面埋立免許願書に添付いたしております環境保全に関し講ずる措置を記載した図書にもございますように、事業地周辺の海岸におきまして、工事期間中はもとより埋立地完成後の約5年間における動植物等の状況を調査するための監視を行い、その結果対策を講じる必要が生じた場合には、専門家などの意見を参考にしながら、適切な措置を講じてまいりたいと考えております。以上でございます。



◆1番(伊藤恵美子君) 若干の再質問をさせていただきます。

 アカウミガメの保全策の照明の制限についてでございますけれども、今の御答弁や聞き取り中では、照明の制御は無理で、せいぜい照明の角度やナトリウム灯の使用などで配慮するということでございました。私は環境調査そのものもまだまだ不十分だと思っておりますけれども、その不十分な調査書に書かれている保護策すら守れないということは本当にアカウミガメを産卵場所を守る気があるかというこのことを疑わずにはいられません。改めて保全策についてお伺いいたします。環境保全を担当されている環境部の御意見も合わせてお聞きいたします。

 次に、野鳥の休息地の問題です。確かに今回の埋め立てによる影響は少ないかもしれませんが、こうした希少な野鳥の休息場所やえさ場を少なくする行為は極めて残念なことです。また壇上でまちづくりの視点からも指摘しましたように、21世紀型の海岸線のありようについては、自然環境との共存がキーワードとなっていることについては、言うまでもないところだと思っております。自然環境の保全、海に開かれたまちづくりという視点からも、今回の埋め立て行為は将来に禍根を残すことになろうという点を指摘しておきたいと思います。この点については指摘にとどめます。

 最後に、環境監視体制についてですけれども、この点についてもいわゆる建前に終わらせるというようなことではなくて、実質的な効果が上がるようその充実を求めておきたいと思います。この点についても、要望にとどめます。

 最初のアカウミガメに対する保全策について、御答弁をお願いいたします。



○議長(梅崎保昭君) ただいまの伊藤恵美子議員の再質問に対する当局の答弁を求めます。



◎港湾・海上アクセス担当理事(錦金則君) 再質問に答えをいたします。

 壇上でも申しましたように、光の角度や光源の種類などで環境保全対策に努力するのは、当然そのように努めてまいりたいと考えておりますが、港の整備に当たりましても、環境負荷の少ない調和の取れました整備を進めてまいりたいとかように考えております。以上でございます。



◎環境部長(北岡万睦君) アカウミガメの保護策で照明の制御について、環境部の意見はとのことでありますが、アカウミガメの保護につきましては、三重県と津市におきまして環境影響評価が実施されておりまして、その中で砂浜につきましては環境へ及ぼす範囲が事業計画地近傍に限ることとしていること、また暗さと静けさについては三重県環境部が策定した海岸地域の人工照明によるウミガメの産卵、ふ化に対する影響の軽減について案を参考といたしまして、海岸部に到達する光を減らすための照明の整備や光源の種類の選択の対策を講じていただいておるとの判断をいたしたところでありますので、よろしくお願いいたします。



◆1番(伊藤恵美子君) 御答弁いただきましたけれども、環境を守っていくということと開発行為ということは非常に矛盾している、よっぽどの覚悟があって進めないことには非常に難しい矛盾した問題がたくさん含まれていると考えます。ぜひアカウミガメの保全策については基本的な姿勢も含めて再検討をお願いしていきたいと思います。

 さらに環境影響調査も出ましたし、この際抜本的な総合的な環境政策をぜひおつくりくださいますことをお願いして質問を終ります。



○議長(梅崎保昭君) 以上で、通告による質疑は終了いたします。



◆3番(坪井年明君) 議事進行について=ただいま上程中の議案第55号及び第56号につきましては、なお詳細検討のため、関係常任委員会に審査を付託されたい。

 以上の動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)



○議長(梅崎保昭君) ただいまの坪井議員の動議は成立いたしました。

 動議のとおり決することに御異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、議案第55号及び第56号は建設水道委員会へ審査を付託いたします。

 付託議案の朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。

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               付託議案表(追加議案)

                建設水道委員会

議案第55号 公有水面埋立免許出願に対する意見について

議案第56号 公有水面埋立免許出願に対する意見について

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○議長(梅崎保昭君) 建設水道委員会開会のため、暫時休憩いたします。

      午後1時50分休憩

      午後3時30分再開



○議長(梅崎保昭君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

 先ほどの本会議におきまして、建設水道委員会へ審査を付託いたしました議案第55号及び第56号の審議を行います。

 最初に、建設水道委員長から提出の審査報告書につきましては、既にお手元に配付いたしておりますので、議事の進行上、事務局長の朗読を省略し、直ちに建設水道委員長から委員会における審査の経過と結果について、御報告を求めます。

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               建設水道委員会審査報告書

議案第55号 公有水面埋立免許出願に対する意見について

議案第56号 公有水面埋立免許出願に対する意見について

 以上、本委員会において審査の結果、多数をもって原案どおり可認した。

 よって、ここに報告する。

                               平成15年3月26日

                               建設水道委員会

                               委員長 藤井弘二

津市議会議長

 梅崎保昭様

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○議長(梅崎保昭君) 建設水道委員長、8番藤井弘二さん。

              〔8番 藤井弘二君 登壇〕



◆建設水道委員長(藤井弘二君) それでは御報告申し上げます。

 先ほど建設水道委員会を開会し、当委員会に付託になりました議案第55号及び第56号の公有水面埋立免許出願に対する意見についての2議案の審査を行いましたので、その主な経過と結果について御報告申し上げます。

 両議案について、委員から希少動物の保全など環境への十分な配慮がなされていないことから、本案には反対するとの態度表明がありました。

 また別の委員からは海上アクセス事業は、本市が以前から検討、準備を進めてきた非常に重要な案件であり、当局の努力により漁業補償交渉もまとまったところである。次へのステップである当案には賛成するとの態度表明がありました。

 さらに、別の委員からも工事は時間的に非常に難しいと思うが、9万人の市民の署名も集まっており、万全の体制で成功に導かれたいことから、賛成するとの態度表明がありました。

 以上が審査における主な経過であります。その結果、当委員会に付託になりました議案第55号及び第56号は賛成多数をもって可認すべきものと決した次第であります。以上で報告を終わります。



○議長(梅崎保昭君) 以上をもちまして、建設水道委員長の報告は終わりました。ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 続いて、御意見もしくは討論がございましたら御発表願います。

              〔1番 伊藤恵美子君 登壇〕



◆1番(伊藤恵美子君) 日本共産党議員団は、追加上程されました議案第55号及び議案第56号公有水面埋立免許出願に対する意見について反対いたします。以下にその理由を述べ、議員各位の御賛同を得ようとするものです。

 まず第一に、アカウミガメの産卵場所の確保について不十分であり、場合によっては産卵場所の消滅すら危惧するものです。環境影響調査では、照明を制御して保護すると言っています。しかしその内容は照明の角度を変えたり、光源の種類を変えるなどであります。また埋立地周辺はにぎわいのある港づくりを考えているとのことであります。これらは質疑の中でも明らかにしたように、アカウミガメが産卵場所を選ぶ基本条件に反するものであります。

 次に、コアジサシなど貴重な野鳥を埋め立てにより追い出すことになり、海岸線の風物詩がなくなります。コアジサシは渡り鳥で日本の海岸で産卵し、ひなもかえるそうです。したがってそこを埋め立ててしまえば、来年以降飛来するかどうかを危惧するものです。

 最後に、津市の貴重な海岸線をどう活用し、守っていくかという基本的なコンセプトがないままの今回の埋め立ては将来に禍根を残すことになりはしないかという点であります。先人たちの教えに習って白砂青松の海岸線を守ることも今を生きる私たちの使命ではないでしょうか。以上が主たる反対の理由であります。議員各位の御賛同を重ねてお願いし、討論といたします。



◆3番(坪井年明君) 議事進行について=ただいま上程中の議案第55号及び第56号につきましては、建設水道委員会において慎重に審査され、先ほどの報告に接しました。ついてはこれにて質疑、討論を打ち切り、直ちに採決されたい。

 以上の動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)



○議長(梅崎保昭君) ただいまの坪井議員の動議は成立いたしました。

 動議のとおり決することに御異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、これにて質疑、討論を打ち切り、直ちに採決を行います。

 議案第55号及び第56号に対し、原案どおり可決することに御賛成の方は御起立願います。

              〔賛成者起立〕



○議長(梅崎保昭君) 起立多数であります。

 よって、議案第55号及び第56号は原案どおり可決確定いたします。

 次にお手元に配付いたしましたとおり、当局から議案第57号及び第58号が追加提出されました。

 つきましては、ただいまの両案を一括上程議題に供したいと存じますが、御異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、議案第57号及び第58号を一括上程議題に供します。

 なお、議事の進行上、事務局長の議案朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。

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議案第57号 人権擁護委員の候補者の推薦につき同意を得るについて

 人権擁護委員の候補者に次の者を推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定に基づき、本市議会の同意を得たい。

  平成15年3月26日提出

                             津市長 近藤康雄

               記



住所
氏名
生年月日
職業
欠格条項該当の有無(人権擁護委員法第7条第1項)


津市西丸之内34番25号
坪井俊輔
昭和16年2月4日
弁護士
なし



議案第58号 人権擁護委員の候補者の推薦につき同意を得るについて

 人権擁護委員の候補者に次の者を推薦したいので、人権擁護委員法(昭和24年法律第139号)第6条第3項の規定に基づき、本市議会の同意を得たい。

  平成15年3月26日提出

                             津市長 近藤康雄

               記



住所
氏名
生年月日
職業
欠格条項該当の有無(人権擁護委員法第7条第1項)


津市一身田中野484番地1
中村節子
昭和16年7月2日
無職
なし



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○議長(梅崎保昭君) 引き続き、市長から上程議案に対する説明を求めます。

              〔市長 近藤康雄君 登壇〕



◎市長(近藤康雄君) ただいま追加上程になりました議案第57号及び議案第58号を一括御説明申し上げます。

 議案第57号及び議案第58号の人権擁護委員の候補者の推薦につき同意を得るにつきましては、このたび坪井俊輔、伊藤悦子の両委員が6月30日をもって任期満了となりますことから、坪井氏を再び推薦し、伊藤氏の後任者として中村節子氏を新しく推薦いたしたく同意をお願いするものであります。

 中村氏は昭和39年4月、芸濃町立安西小学校養護教諭として奉職されて以来、三重県教育委員会事務局体育保健課などに勤務され、平成14年3月、三重県立聾学校を退職されるまでの間、学校教育の振興に尽力されましたことから、識見豊富で人格的にもすぐれ、人権擁護委員として適任であると考えるものであります。

 以上で、上程議案に対する説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。



○議長(梅崎保昭君) 以上で説明は終わりました。ただいまの説明に対し、御意見等はございませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



◆3番(坪井年明君) 議事進行について=ただいま追加上程されました議案第57号及び第58号につきましては、先ほどの当局の説明により了解されたことと存じますので、常任委員会付託を省略し、直ちに採決されたい。

 以上の動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)



○議長(梅崎保昭君) ただいまの坪井議員の動議は成立いたしました。

 本動議を議題といたします。

 最初に、ただいま上程中の議案第57号及び第58号につきましては、常任委員会付託を省略することに御異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、常任委員会付託を省略し、直ちに採決を行います。

 議案第57号及び第58号に対し、原案に同意を与えることに御異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、議案第57号及び第58号は原案に同意を与えることに決します。

 続きまして、請願の審議に進みます。

 去る18日の本会議において、関係常任委員会へ審査を付託いたしました請願第1号から第4号、並びに継続審査中の請願第6号につきましては、お手元に配付いたしましたとおり、関係常任委員長から審査報告書が提出されました。

 つきましては、議事の進行上、事務局長の朗読をもって委員長報告にかえたいと存じますが、御異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、さよう決します。

 審査報告書を事務局長に朗読させます。

              〔事務局長 野田武義君 朗読〕

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              請願審査報告書

                               平成15年3月20日

 津市議会議長

   梅崎保昭様

                            教育厚生委員会

                             委員長 小林賢司

 本委員会において審査の結果、次のとおり決定したので報告します。

               記

 請願第6号 最低保障年金制度の確立に関する請願(平成14年第4回定例会から継続)

 審査の結果 賛成少数をもって不採択

 理由 税収が右肩下がりの社会で、財源がなく責任ある政策として実現できない等、総合して判断すると賛成しがたいため。

 請願第3号 安心して利用できる介護保険制度の充実をもとめる請願

 審査の結果 賛成少数をもって不採択

 理由 部分的には賛同するも厚生労働省は、保険料の免除、一律の軽減、一般会計からの繰り入れをしないという3原則があることから、免除の主旨が記述されていて、賛成しがたいため。

 請願第4号 健康保険本人3割負担の実施の凍結をもとめる請願

 審査の結果 賛成少数をもって不採択

 理由 国民皆保険制度が政管健保、組合健保を含め赤字で破綻寸前の状況にあり、それぞれが痛みを分かち合ってこの制度を存続させるということで、既に施行されていることから賛成しがたいため。

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              請願審査報告書

                               平成15年3月19日

 津市議会議長

   梅崎保昭様

                            経済環境委員会

                             委員長 佐藤肇子

  本委員会において審査の結果、次のとおり決定したので報告します。

               記

 請願第1号 「国民の健康保護、食品の安全性を確保」するための、食品安全行政確立を求める請願

 審査の結果 全会一致をもって採択

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              請願審査報告書

                               平成15年3月20日

 津市議会議長

   梅崎保昭様

                            総務財政委員会

                             委員長 小野欽市

 本委員会において審査の結果、次のとおり決定したので報告します。

               記

 請願第2号 音花火使用規制に関する請願

 審査の結果 賛成多数をもって採択

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○議長(梅崎保昭君) ただいまの報告に対し、御質疑はございませんか。

              〔「なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 続いて、御意見もしくは討論がございましたら御発表願います。

              〔3番 坪井年明君 登壇〕



◆3番(坪井年明君) 公明党議員団は、請願第4号健康保険本人3割負担の実施の凍結をもとめる請願に反対し、以下その理由を申し上げます。

 日本は、すべての国民が一部の負担で必要な治療を受けられる、国民皆保険制度を取っております。国民皆保険制度は世界的に見ると決して多くなく、日本が世界に誇る国民の安心の基盤でもあります。ところが近年、急速な少子高齢化などによる医療費の増大で、国民皆保険が存続の危機に立たされています。特に中小企業に勤めるサラリーマン3,676万人が加入する政府管掌健康保険は、2001年度の赤字が4,231億円で、2002年度には5,600億円にふくれ上がると予測されています。このため、これまでの積立金が底をつきかねない事態となっております。一方、大企業のサラリーマン3,102万人が加入する健康保険組合も2001年度の赤字が全体で3,032億円にのぼり、赤字組合は8割近くになっています。

 国民にとって医療費の負担は軽いのに超したことはありません。しかし医療保険財政のこれ以上の悪化を防ぎ、国民皆保険制度を将来にわたって維持するためには、サラリーマン本人の患者負担3割は避けられない事態となっております。3割負担の凍結は医療保険財政をさらに悪化させることになり、政管健保でいえば3割負担を4月から実施した場合、2003年度は994億円の黒字となります。仮に3割負担を実施しない場合は、厚生労働省の試算によると支出が3,800億円増加するのに対して、収入として国庫補助の400億円がふえるだけで、差し引き3,400億円も赤字が悪化してしまいます。このため積立金すべてを赤字に補填しても2,500億円もの財源不足が生じることとなり、医療費が支払えない事態を招くことになります。

 私どもは将来的により大きな負担増となって国民に跳ね返らないようにするためにも、3割負担はやむを得ないと判断し、今後の医療制度のさらなる抜本改革を求めていくべきであると考えるものであります。

 以上をもって反対討論といたします。



◆5番(竹沢陽一君) 議事進行について=ただいま上程中の請願につきましては、これにて質疑・討論を打ち切り、直ちに採決されたい。

 以上の動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)



○議長(梅崎保昭君) ただいまの竹沢議員の動議は成立いたしました。

 動議のとおり決することに御異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、これにて質疑・討論を打ち切り、直ちに採決を行います。

 最初に、継続審査中の請願第6号について採決を行います。

 委員長報告は不採択でありますが、採択について採決を行います。

 請願第6号に対し、採択することに御賛成の方は御起立を願います。

              〔賛成者起立〕



○議長(梅崎保昭君) 起立少数であります。

 よって、請願第6号は不採択とすることに決します。

 次に、請願第1号について採決を行います。

 請願第1号は、委員長報告のとおり採択することに御異議ございませんか。

              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(梅崎保昭君) 御異議なきものと認め、請願第1号は採択することに決します。

 次に、請願第2号について採決を行います。

 請願第2号に対し、採択することに御賛成の方は御起立願います。

              〔賛成者起立〕



○議長(梅崎保昭君) 起立多数であります。

 よって、請願第2号は採択とすることに決します。

 次に、請願第3号について採決を行います。

 委員長報告は不採択でありますが、採択について採決を行います。

 請願第3号に対し、採択することに御賛成の方は御起立を願います。

              〔賛成者起立〕



○議長(梅崎保昭君) 起立少数であります。

 よって、請願第3号は不採択とすることに決します。

 最後に、請願第4号について採決を行います。

 委員長報告は不採択でありますが、採択について採決を行います。

 請願第4号に対し、採択することに御賛成の方は御起立を願います。

              〔賛成者起立〕



○議長(梅崎保昭君) 起立少数であります。

 よって、請願第4号は不採択とすることに決します。

 以上をもちまして、今期定例会に提出されました案件は全部議了いたしました。

 これにて会議を閉じます。

 定例市議会を閉会いたします。

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◎事務局長(野田武義君) しばらくの間、お時間をいただきたいと存じます。

 今期をもちまして勇退されます議員の方々に市長から感謝状が贈られますので、よろしくお願いいたします。

              〔小林賢司議員 市長から感謝状受領〕(拍手)

               感謝状

                              小林賢司様

 あなたは津市議会議員として昭和58年初当選以来実に20年の長きにわたり市民福祉の向上と地方自治の確立に熱誠を注がれ本市の発展に多大の貢献をされました。

 その御功績をたたえ深甚なる感謝の意を表します。

    平成15年3月26日

                             津市長 近藤康雄

              〔大西禧夫議員 市長から感謝状受領〕(拍手)

               感謝状

                              大西禧夫様

 あなたは津市議会議員として平成3年初当選以来実に12年の長きにわたり市民福祉の向上と地方自治の確立に熱誠を注がれ本市の発展に多大の貢献をされました。

 その御功績をたたえ深甚なる感謝の意を表します。

    平成15年3月26日

                             津市長 近藤康雄



◎事務局長(野田武義君) 続きまして、今期をもちまして勇退されます議員の方々からごあいさつをちょうだいいたしたいと存じます。小林賢司議員、よろしくお願いいたします。



◆18番(小林賢司君) 先ほどは、近藤市長から身に余る感謝状をいただきましたことを御礼申し上げます。あいさつの機会をいただきまして、その点につきましても感謝を申し上げたいと思います。

 このたび20年間の議員活動に区切りをつけて引退することにいたしました。在任中に賜りました当局の皆さん、議員各位の御指導と友情に対しまして、心より厚く御礼申し上げます。

 時代は大きく変わろうとしております。地方自治体にとっても改革を避けて通れない、待ったなしのときを迎えております。2年後の10市町村の合併を成功させて地方分権時代の新しい津市を誕生させていただきますよう念願をする次第です。

 長い間、数多くの思い出をありがとうございました。終りに重ねて当局の皆さんにお礼を申し上げ、議員の皆さん方には、4月の戦いでよい結果が得られますよう御祈念を申し上げ退任のごあいさつといたします。本当に長い間、ありがとうございました。(拍手)



◎事務局長(野田武義君) 大西禧夫副議長、よろしくお願いいたします。



◆21番(大西禧夫君) 大変貴重な時間を割いていただき、あいさつの機会を与えていただきましたことをまずもって御礼申し上げます。

 平成3年の当選以来12年、先輩議員の皆様の御指導並びに同僚の皆さん方の御協力により、今日まで大過なく務めさせていただくことができましたことに深い感謝の念とともに、厚く御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 そしてまた、今期は副議長の大役を皆さんから仰せつかり、議長の御指導と議員の皆様方の温かい御支援、御協力をいただき、また先ほどは市長から感謝状を賜り、身の光栄に存ずる次第でございます。

 特にこの1年は、当局並びに議会事務局の皆様には格別の御指導、御協力を賜りまことにありがとうございました。もともと初当選時から多選を潔良しとしない信条のもと、短期で有終の美を飾る引き際の美学を志してきたこともあって、何のためらいもなく清々しい思いで今日を迎えることができました。これも皆様方の御協力の賜物と改めて厚く御礼申し上げます。

 最後になりましたが、再度挑戦されます同僚議員の皆様の御検討と津市のますますの発展と皆様方の御多幸を心から御祈念いたしまして、私の御礼のごあいさつとさせていただきます。本当にどうもありがとうございました。(拍手)



○議長(梅崎保昭君) 閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 議員の皆様方におかれましては時節柄何かと御多用の中、24日間の長期にわたりまして、平成15年度予算を初めとする重要な案件を終始熱心かつ慎重なる御審議を賜り、ここに無事議了できましたことをまずもって厚くお礼を申し上げます。

 どうか当局の皆様方におかれましては、議員各位から出されました貴重な御意見、御要望等を十分に尊重していただき、適切な対応をいただきますようお願い申し上げるところでございます。

 さて、先ほど今期限りをもって勇退されます小林賢司議員、大西禧夫議員よりごあいさつを頂戴いたしました。お二方の在任期間は異なりますものの、市政の発展、向上に多大な御貢献と御尽力をいただき、まことにご苦労さまでございました。

 勇退されましても、これまで議員として培われました豊な経験を生かされ、さらに御活躍されますことをお祈り申し上げますとともに、今後とも御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げ惜別の言葉とさせていただきます。

 長い間、本当にありがとうございました。

 さて、他の議員の皆様方におかれましては、いよいよ選挙であります。どうか健康に十分御留意の上、御健闘いただきまして、再び全員そろってお会いできますよう念願する次第でございます。

 私も今期最後の議長として、この1年間のさまざまなことを思い起こし感慨ひとしおでありますが、このたび勇退されます大西副議長のお力添えをいただき、この重責を全うできそうでございます。これもひとえに皆様方の温かい御支援と御協力の賜物と深く感謝をいたしております。

 最後になりましたが、理事者の皆様方には、この4年間大変にお世話になりましてありがとうございました。とりわけこの1年間は、議会事務局の職員の方々には大変な御苦労をかけましてまことにありがとうございました。心から御礼申し上げたいと思います。

 長引く不況の中、大変厳しい社会情勢ではございますが、4月の人事異動による新しい体制になりましても、合併母都市として中心的役割を果されるとともに、これまでの議会を通じて出されました意見、要望などを今後の行政運営に反映していただくことを御期待申し上げます。

 終りに、今定例会におけます議員各位の格別の御理解と御協力に改めまして深く感謝とお礼を申し上げまして閉会のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)



◎市長(近藤康雄君) 閉会に当たりまして、私からも一言ごあいさつを申し上げます。

 議員の皆様方には本当に御多用の中、長期間にわたり、各案件それぞれにつきまして慎重に御審議をいただき厚くお礼を申し上げます。

 本会議、委員会を通じまして、いただきました貴重な御意見を十分に体しまして、本市の行政運営、とりわけ市町村合併、あるいは海上アクセスの拠点整備など、重要事業の推進に努めてまいる所存でございます。今後とも格別の御協力をいただきますようお願い申し上げます。

 なお、皆様方には来る4月30日をもちまして任期が満了されるわけでございますが、この4年間市政の発展と住民福祉に注がれました情熱に対しまして、心から敬意をあらわしますとともに、私どもに賜りました御指導、御協力に厚く御礼を申し上げます。また来る4月27日予定の選挙に対しまして、再出馬を予定されておられる各位におかれましては、どうかくれぐれも健康に御留意の上、必勝を期され当選の栄を受けられますよう衷心より念願いたしております。

 それから最後になりましたが、先ほど4月末日をもちまして職をさられるということでごあいさつがございました小林賢司議員、大西禧夫議員におかれましては、長年にわたります津市の発展と市民の皆様の豊な生活の実現に大きく貢献をされました御尽力に対しまして、深甚なる敬意を表しますとともに、これまでの御指導に感謝を申し上げる次第でございます。何とぞ今後とも御自愛の上、一層御指導、御鞭撻をいただきますよう心からお願いを申し上げます。

 甚だ簡単でございますが、閉会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。いろいろとどうもありがとうございました。どうぞ御健闘をお祈り申し上げます。(拍手)

      午後4時06分閉会